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116 名前: NPCさん 04/03/12 04 33 ID ??? 87 福島じゃ珍しくない光景ですねw ダンジョン行っただけマシってもんですよ。ウチのPCはシナリオ序盤から PC「家に篭ってます。一歩もでません。 日の光に弱いんです(もちろんそんな特徴は もっていないし夜も動かない)。」 とか PC「そもそも依頼料(相場の)10倍払ってくれないと。 仕事受けません(10倍払わないと本当に依頼受けないし、 シナリオに絡まずボーッとしてる)。」 とか言ったり、 他PCが"戦闘が予測される危険な場所"を調査しているときに PC「車の中でお茶飲んでます。 依頼? 失敗しても私は(直接)困りませんし。」 なんて台詞を言いますからね。 ・・・時々、いいPCは死んだPCだけだって思うことがあるんですよ。 122 名前: 116 04/03/12 05 32 ID ??? 冗談だったらどれだけ良かったか・・・ みなさん、 GM「君は導入に使いやすいコネ持ってないから、 "導入シーン無しね"」 とか言われたことありますか? 125 名前: NPCさん 04/03/12 06 36 ID ??? 122 千葉だが、毎回そんな感じなんだが。 喰らった中で一番酷かったコンボは「セッション開始後すぐにPC投獄」→「セッション終了まで放置」だった。 スレ10
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この日の望は随分と機嫌がよかった。下校中だったため制服姿だが その手にはパン屋の袋を提げて大きなフランスパンが飛び出している パン屋で運よく売れ残りのフランスパンを安く買い、ついでに新発売された 特性ピザソースを試食して、かなり気に入って二つほど買ったのだ。 「明日のデュエル観戦はバッチリだね」 「(随分と気に入ったようだな?)」 「(うん。パンはちょっと固いけどラスクにすれば全然いけるしね)」 明日の夜は丸藤兄弟のタッグデュエルで、伝説の二大サイバーが登場するのではと話題になっているのだ。 少年少女の溜り場でもあるである望家はこの手の大きなイベントがあると液晶テレビの前で 皆でホームパーティーとしゃれ込んでワイワイするのが定番になっている お菓子やジュースは持ち寄るが、望が何か作っていることが多くそれが目当ての者もいる 「(シュガーバターがいいかな、ガーリックも美味しいけど好き嫌い分かれるし)」 ラスクをどんな味にするかと、楽しそうに帰路についていた望だったがその歩みが止まる事になる 子供の泣き声で驚いて振り向いた先にいたのが、転んで泣いた子供や親と逸れた子だけなら すぐに近づいたが、泣いている子供の横に知っている顔、聖竜飛がいたからだ 「聖さん?どうしたんだろう」 「(隣で泣いている子供を慰めてるようだが)」 聖が子供を泣かせるだろうか?いや無い。望は何かあったのだと認識し 事情を聞こうと帰路を外れ聖たちの下に足を運ぶ、道に迷ったか無くし物か 何をしたんだと思ったが、すぐに終わるだろうと思っていた。 「聖さんどうしたんです?」 「あー望、それがねーすこーし厄介なんだよ」 金髪青目、高露出のスタイルが目を引くデュエリスト、聖が頭をぽりぽりと掻く迷子かと思っていたのだが ことは思った以上に面倒な場所にあった。迷子でも落し物でも転んだわけでもない 聖の隣にいた少女が泣いていた理由それは 「カードを取られた!?」 「らしいんだよ、久しぶりだよねレアハンター」 レアハンターに大切なカードを取られたらしい、カードショップにはもう連絡が入ったが カードが帰ってくるかは分からない。泣いている少女のためにも 何よりデュエリストとして許せないので、聖は犯人探しをすると言う 「(義を見てなんとやらはだね)大丈夫だよ、きっとカードは帰ってくるから」 「望も気をつけなきゃダメだよ?」 「いえ、僕も手伝いますよ後味が悪いですから」 パン屋の袋からドーナッツを取り出し、少女に渡した望の返答に聖がウィンクをする こういうときに乗りがいいのが聖であり見捨てれないのが望なのだ 少女に今度カードショップmayに来るように言い、レアハンターの情報を聞くと 早速二人は行動を開始する。とりあえず探し回ろうということで 「フランスパンは長かったなぁ、もういいやえいっ!」 「おー豪快」 「確かシナモンは大丈夫でしたよね?」 フランスパンを真っ二つにして座席下の収納スペースに放り込み、おやつ用に買ったパンを 聖に一つ渡し、極力数を減らそうと食べ始める。聖も腹が減っては戦が出来ぬと さっさと胃に収め、ヘルメットを取り出し望に手渡してバイクのキーを差し込む 「しっかり捕まってよ!」 「はいっ」 聖の腹の当たりに手を回すと、聖の母から受け継がれたバイクが目を覚まし欠伸代わりに エンジン音を響かせる。こうして二人のレアハンター退治が始まったが・・・ 話は二人が思うよりも全然、大事になっていくのだった 「ねぇねぇ望、見つけた?」 「言え、それらしい人影は・・・」 「にゃっはー・・・最悪」 格好つけたは良いが、まったく見つからないでいた。 犯人は中学生ぐらいでパーカーのフードをしてたことの他は分からないのだ 精霊を総動員しているが、連絡が無くかなり困ったことになっている。 「日も暮れそうですし、どうします?」 「とりあえずもう一回りしてだね~」 非常に軽そうだが、聖も見つからないことに少し焦りを感じているようだ。 また二手に別れようとした時、大急ぎでやってきたトライホーンドラゴンの姿に少し驚き 足を止めてしまった。どうやら何かを見つけたようだ 「(グルル!ガウッグウー!)」 「(えっと・・・犯人が他の人にカードを渡したの?)」 「(グルルゥ!ガウッゴガ!)」 トライホーンドラゴンの言葉を翻訳すると、どうやら犯人の少年はカードを怪しい男に渡して 報酬をもらったようだ。トライホーンドラゴンに動向していたダーククリエイターが後を追っているので 見失いはしていない、そっちは黒服に任せその怪しい男の詳細を尋ねようとした望だが それよりもトライホーンドラゴンがタクシー乗り場のほうを見て興奮しだす 「あれ・・・なの?」 「(がるるるる!)」 「聖さんあそこのタクシー!あっ行っちゃった!」 確信を得て、望が声を出すよりも先にスーツを着た男がタクシーに乗ってしまった もはや取引後だが、ここで諦めて見逃す選択肢は無い 「あのタクシーに乗った人、今子供からカードを受け取ってました!」 「えっマジで!?あっちだよね?」 「はい!あのタクシーを追いかけてください!」 少し内容は違うがこうでもしなきゃ、追いかけることが出来ないだろうとタクシーを指差すと 任されたと急ぐ聖、二人ともこの時はレアハンターがそれほど遠くに行くとは思っていなかったようだが タクシーを追いかけている内に、どんどん街中から離れていく 場所が変わり最後にたどり着いたのが、港の倉庫街の一番古い倉庫だった 「うわ・・・港だよ港」 「ですね・・・」 明らかに怪しい。ここは警察にでも通報するべきだがそれよりも早く 足音が二人のほうに向かってくる。見つかるとマズイと二人が倉庫の壁に隠れると どうやら倉庫の中が目的地らしく足音が途切れる。 「怪しい・・・覗いてみよーよ」 「あっ聖さん待ってください」 物音を立てず、そっと倉庫の入り口に近づく二人だが考えが甘かった。 中を覗こうとした時、気配を感じ振り向こうとしたが遅く 腕を押さえつけらてから気づく、後ろにいた男の気配に 「何してるんかな君ら?」 「私らかっこワルー・・・」 「そんな事いってる場合じゃないんじゃ」 捕まった二人を男達が倉庫内に押し込むと、中で明らかに悪い奴だと分かるような集団が ファイルと札束を握っている所だったらしく少し腹の出てる、リーダー格と思われる禿げ頭の男が 二人のほうに振り向き、なんだと興味なさそうに部下のほうを向き直す 「ネズミが入り込んだんですか?」 「ただのガキみたいです」 「なるほど確かにそうだ、こんなガキが・・・ん?」 警察と関係あるはずがないと言う前に、聖のほうを見てふむっと顎を撫で 上から下に視線を下ろし、また視線を上げて小さく感嘆する ジロジロ見られるのがイヤで聖が顔をしかめてやった時だった 「ほうっ外人ですね」 「なっ!?」 男の手が聖の胸を掌に載せて掴み、ワイングラスを揺らすようにたぷたぷと震わせ 軽く手を閉じ、その重さと柔らかさを確認して軽く持ち上げる 嫌悪感と羞恥を顔に出して、引きつった笑みで男を見てやった 「おじさん趣味が悪いね。」 「随分と良い身体をしているね、ハーフかね?」 「どうだろうな~?」 天然の聖でも、掌の上に乗せた胸をすりすりと撫で回す手を黙って見てるわけは無い 騒ぎたい所だが、周りの男を喜ばせるだけだと何より望が不安がると 無理に強がって見せているようだ。だが当の望は 「(なんて事を・・・僕があの時迂闊に追いかけたばかりに)」 自分が追いかけるように言ったばっかりにこうなったと、望が苦い顔をする ここからどうするか、どうすればこの場から逃げれるか だが考える暇すらなく男の手は、聖を一度放れ名残惜しそうに閉じてみせる 「スタイルも悪くない、良い働き口が見つかりましたね」 「きゃっ!?」 「おぉ意外とかわいらしい声を」 そして腹部を撫で回し肉つきを確認して、臍を軽く撫で押すとそのまま人差し指がゆっくりと なぞる様な絶妙なタッチで下りるが、到達よりも早く望の声が倉庫に響く 「やめなさい!男が何人がかりで年端も行かぬ女性を!」 「おやおや、弟君ですか?」 怒るのも当然だろう、友人を辱められては流石の望とて怒りを覚える だがそれを面白がるように、男はまた手を聖の胸に伸ばし 人差し指を胸に垂らすように押し付け、胸元から先端へと下ろしていく 「お姉さんとビジネスの話をしてるので、静かにしていてくれませんか?」 「こ、この・・・っ」 「っひぁあ!?」 先端にたどり着いた人差し指が、くるくると何かの周りをなぞるように撫で上げ そのまま手を胸に押しやると親指と人差し指の付け根の間で 撫で上げた箇所を挟み、残った指と掌で胸の感触を楽しみ始める 「っぅ~~~!!」 「君のお姉さんはだいぶ稼いでくれそうだよ、とても良いお姉さんだねぇ?」 「何が稼いでくれそうですか、この下種っ!」 望の口から出た言葉に、倉庫内が静まり返る。ここまでハッキリと怒る望も珍しい 激情とはまさにこの事か聖が普段の望から考えれないような台詞に 恥辱で赤く震えていた顔が呆気に取られる 「ほうほう・・・下種ですと?」 「なら屑ですか!この屑っ!」 呆気に取られてた周りも、だんだんと我に返り望の破棄捨てるような侮蔑の言葉に 怒りを感じ始めていた子供と言えど、こうなると容赦はしないだろうが 「ここにいるのは屑と下種だけですか!屑と下種の展覧会でもしてるんですか!」 「弟君、少し口を慎むべきではないかな?」 ピクピクと口元を引きつらせ、リーダー格の男は先ほどまでの余裕の表情から 怒りを隠したような笑いで無理やり余裕を保とうとしていた だがそれでも望の罵倒は終わらない。何時もの望ではありえないほどに 「貴方達みたいな人、いえ下種と屑に慎む口があるとでも!?貴方は思考能力が無いんですね!!」 「ふっふふ・・・どうや」 「文句があるならデュエルです!そこのカードと頭は飾りですか!?いえカードはまだお金になるだけマシですね!」 「せいぜい後悔なさい・・・」 「撤回します、言葉を理解するだけの頭はあるようですね」 煽りに煽っただけあって、相手が要求に乗るのも案外あっさりとしていた 望がデュエルのために腕を放されると、かばんに入れていたデュエルディスクを腕に装着し オートシャッフル機能で颯爽と準備を終える対して敵のボスはデュエルディスクを部下に出させると 部下を下がらせて空間を作る。ただし聖と掴んでる部下だけは邪魔にならない位置にいるが 望とボスの間にいて、全員によく見えるような配置にあった。 「弟君、流石に条件がないと不公平では?」 「負けたら好きにしてください。臓器売買でも何でもいいです」 「望!!」 「大丈夫です、僕を信じてください」 何時もの望から考えれないほど挑発的で、気楽で悩みを抱えない聖が不安を顔に出す 男のほうも条件に対しては大体OKのようだが一つだけ ルールを付け加えると、聖のほうを指差して汚い笑みを浮かべる 「君のライフを1000削るごとに、お姉さんをお着替えしようか」 「何をするつもりです?」 「何、1枚脱いでもらうのだよ1000でブーツ、2000で上、3000で下だ。」 「それじゃあ4000でどうするんです」 「まぁ、どうなるかは君の目で見て欲しい」 本当に屑か下種か両方なんだな。と心底不機嫌そうな顔の望に対してボスのほうは 心底楽しそうにして望と聖の顔が歪むのを想像しているようだ 聖は聖でそんな無茶苦茶な条件を呑めるかと言おうとしたが、後ろの男に口を塞がれてしまった 「・・・分かりました、貴方にライフを削られるたび1枚を犠牲にします。こちらの要求は開放です」 「思い切りが良いですね!先行はもらいましたよ!」 「へへへ、お姉ちゃんよ俺らのボスはデュエルも凄いんだぜ?」 聖が驚愕で目を見開く、そんな条件を呑んだ望に策はあるのか 何よりも無事に勝てるのかが不安だった。 周りの男達は勝手に望の敗北後を考えて盛り上がっている 「ドロー・・・ふふふ」 男のターンでデュエルが始まる ドローしたカードを見て、笑いを堪えるようにして男が発動したのは 「手札抹殺を発動!手札からボルトヘッジホック・黄泉ガエル・スポーア・チューニングサポーター・コピープラントを墓地へ!」 「手札事故スレスレでしたね。」 男が墓地に置いたカードはどれもシンクロサポートになりえる優秀なカード。この事からシンクロデッキだということが分かる 1ターンでこれだけの墓地を肥やしたことで、かなりのアドバンテージが生まれる さらに望の墓地に落ちたカードの1枚はリビングデッドの呼び声、強力な蘇生カードだ 「ジャンクシンクロンを召喚!チューニングサポーターを蘇生しボルトヘッジホッグの効果を発動!」 「これって凄くヤバイんじゃ・・・」 「さらにチューニングサポーターに機械複製術!これで私の場には5体のモンスター!」 「ボスの必殺コースだ、あのガキも終わりだな!」 聖がどんどん青ざめるのも無理はない。ジャンクシンクロンはチューナーであり効果でレベル2以下のモンスターを蘇生する このターン早速シンクロ召喚が可能なのだ。しかも蘇生されたチューニングサポーターはシンクロ素材となれば カード1枚をドローできる強力なフォロー能力を持ちレベル1でありながら、シンクロ召喚の際にレベル2として扱える。 機械族で低攻撃力である故に機会複製術の対象となって場に3体も並んでしまった トドメにボルトヘッジホックはチューナーが自分フィールドに存在すれば、墓地から特殊召喚ができる 低レベルだが1ターンでこれだけのカードが並べば青ざめるのも無理は無いだろう。 「不動遊星の真似ですか?」 「どうとでも言いなさい、レベル3ジャンクシンクロン・レベル2ボルトヘッジホッグ・レベル2を1体レベル1を2体でシンクロ召喚!」 「レベル合計は9・・・なるほど、トリシューラですね」 「ご名答!!さぁトリシューラで手札と墓地の・・・ダークアームドドラゴンを除外!!」 5体のシンクロで巻き起こる派手な吹雪、氷結界の竜トリシューラは知らぬものがいないほど強力な手札・墓地・フィールドのカードを除外する 強力なレベル9シンクロモンスター。さらに攻撃力も2700と強力無比で第一ターンで呼び出されては一溜まりも無い よりによって望は手札抹殺で墓地にカードを存在する状態なので、フィールド以外はカードを除外可能とまさに最悪だった さらにシンクロでの損失はチューニングサポーターのドロー効果により、+修正されていると言っても過言ではない だがこの流れを前にしても、今の望は何時もとは違う。今はただ冷酷になり敵を倒す手段を考えている 「気が早すぎますよ、せっかちだと嫌われますよ?」 「ははは、罠カードを伏せてるとでもいうのかね?君のターンはまだ」 「手札を1枚捨てて、トリシューラの召喚に対してカオスハンターを特殊召喚」 こんな状況でも、望は焦ることも無く大丈夫と聖のほうを向いて軽く微笑んでから 高笑いする男にぴらりとカオスハンターのカードを表替えすと、虚空から鞭が飛びトリシューラの頭部に巻きつき ブラックローズカラーの真紅のドレスアーマーが華麗に揺らめく。男の笑いが止まると同時に舞い降りた紅き狩人 カオスハンターが、トリシューラの頭部から鞭を外し着地する。 「特殊召喚に対して手札1枚をコストに、特殊召喚が可能なカードです」 「バカな!これでフィールドのカードも対称になるさぁトリシューラで!」 「本当にせっかちですね、損ばかりしますよ?」 トリシューラの効果が発動すれば、望の戦線は1ターン目にして壊滅するはずだったが カオスハンターの一撃でトリシューラがフラついている 何故だと効果発動のボタンを何度も押しているが、トリシューラは一向に動かない 「カオスハンターの効果です。貴方はカオスハンターがいる間はカードを除外できません」 「何だと!?くそっいいでしょうターンエンドです」 「(良い様ね、あの油と欲の塊のような男にはお似合い)」 「これならトリシューラで攻撃される事も無いから安心だし、凄いよ望!」 先行はバトルフェイズを行えないので、トリシューラのパワーを活かせない ピシッと鞭をしならせカオスハンターがエンドフェイズを促すと 黄泉ガエルのために伏せカードが少ない構成なのか、男はそのままターンを終了する この切り替えしに、聖の顔色も良くなり少しだけ笑顔が戻ってきた。 ようやく自分のターンだと望がカードをドローすると、墓地を軽く確認して 「カオスハンターのレベルを1下げてレベルスティーラーを墓地から蘇生します。」 カオスハンターが肩に乗り、ぴょこぴょこと何かを要求する星の無い天道虫を軽く撫でて ポゥッと星のようなエネルギーを出現させる。それを食べたレベルスティーラーが美味しそうに その星を齧りつくす。レベルスティーラーは墓地にいるときフィールドの上級モンスターのレベルを1下げて 特殊召喚が可能となるのだ。そしてレベルスティーラーが光に包まれて消えてゆく 「レベルスティーラーを生贄に、タン・ツイスターを生贄召喚!」 「上級モンスター・・・?そんな情けないカードがですか?」 「(わっひ、酷い言われようだ!出なけりゃ良かったっ)」 「(そんな事言わないで、がんばりましょう?)」 出て早々酷い言われようのタン・ツイスターを励ますカオスハンターだが、タン・ツイスターはレベル5でありながら なんと攻撃力守備力がともに500未満。総合しても攻撃力1000以下とあまりにもステータスが低い 姿も良く分からないピンク色のウネウネとよく分からない部分が多い。 男の言い分ももっともだが、そんな事を気にせず望が次のカードを発動する 「死者蘇生を発動、蘇れヘルセキリュリティ」 「(ヒャッハー!タイホだタイホだー!!)」 「(わっ驚かさないで!)」 フィールドに現れたヘル・セキュリティは死者蘇生を使うには少々サイズが小さすぎる。 レベル1で攻守もタン・ツイスターに劣る脆弱すぎるステータスだが それでもタン・ツイスターとヘルセキュリティには出来る事があった 「ヘルセキュリティでタン・ツイスターをチューニングします」 「チューナー!?しかし何を」 「終焉の君の名で命ずる。孤独なる魔王よ、汝が星が下に我は悪を裁かん!シンクロ召還!天刑王ブラックハイランダー!」 「(ベランダナンナンダソウナンダハイランダー!ベランダナンナンダソウナンダハイランダー!ベランダナンナンダソウナンダハイランダー!)」 「(噛まずに言えたな!ヒャッハー魔王様の降臨ダー!!)」 「(望君とっても怒ってるんだもん!白い目で見られたら怖いよっ)」 騒がしく画面狭しと飛び回るヘルセキュリティの頭部に輝くパトランプが、赤い光の輪を作り出しタン・ツイスターを包み込む タンツイスターが光の輪を抜けると、その姿は白き頭蓋のような仮面を被り、藍色にも近い黒きマントと漆黒の鎧 そして死を司る星の大鎌を手にした天罰(ネメシス)の魔王の姿だった。 「タン・ツイスターの効果により墓地のこのカードを除外して2枚ドロー・・・バトルフェイズ!」 「攻撃力2800だと!?」 「ブラックハイランダーで攻撃!死星断罪(ししょうだんざい)・ヴァイスネメシス!」 「(死兆星燃ゆる!うぬが罪、その身で受けよ!!)」 黒き瘴気を刃に纏わせ、何倍にもなったブラックハイランダーの鎌がトリシューラを胴体から真っ二つにする 抵抗の氷のブレスすら何も無かったかのように払い、ブラックハイランダーは健在だった。 これでフィールドはがら空き。男を守る壁はもはや存在しない。 「やっちゃえ望!」 「カオスハンターで攻撃、クリムゾンスクリーム!」 「速攻のかかし!これで攻撃は終了!」 「仕方がないですね。カードを2枚伏せて漆黒のトバリを発動。ターンエンドです」 「(やってくれる・・・しかしこれで終わりだ!)ドロー!スタンバイフェイズに黄泉ガエルを蘇生!)」 男には策があった。ドローしたカードでそれはかなり確実なものとなり、レベル1の黄泉ガエルが 魔法罠ゾーンにカードが無いという条件を満たし、墓地から蘇る。 「死者転生を発動!ゾンビキャリアをコストにトリシューラをエクストラデッキに戻しますよ」 「良いですよ、邪魔はしません」 「いちいち癇に障りますね・・・しかし、これでどうです!手札1枚をデッキの上に戻しゾンビキャリアを特殊召喚!さらに死者蘇生!」 ゾンビキャリアは、手札1枚をデッキトップに戻すことで墓地から特殊召喚が出来るレベル2のチューナー そして続けて発動した死者蘇生、対象となったのはチューニングサポーター。 どうやら再びシンクロ召喚を狙うようだが、1体だけでは足りないようだ 「地獄の暴走召喚をチェーン発動!チューニングサポーターを墓地から全て召喚!」 「困りました、大型カードをそう何枚もデッキに積み込んでませんよ」 「そうでしょう!さらに私のゾンビキャリアは除外されない!何度でも再利用可能だ!」 地獄の暴走召喚。1500攻撃力以下のモンスターの特殊召喚にチェーンして発動し同名カードをデッキ・手札・墓地から 可能な限り特殊召喚可能な恐るべき効果を持つ。相手のカードも暴走召喚させる欠点があるが 望が言うように、カオスハンターもブラックハイランダーも複数採用しているわけではなく、一方的に暴走召喚を成功されてしまう 「これで再び素材は揃いました、さぁシンクロ召喚だ出でよ氷結界の竜ブリューナ・・・」 「できるとでも?」 「罠カードか!?」 「僕は罠カードを発動しませんよ、けどできません」 「何を・・・なんだ!?シンクロが!」 この挽回に男はかなり得意気になり、勝利を確信していたようだが望もそして聖も顔色を変えない。 シンクロ召喚をしようと、チューニングサポーターとゾンビキャリアが構えるが、その動きが止まってしまう その先にはブラックハイランダーが、殺気を込めた瞳で眼前の敵を威圧していた 「ブラックハイランダーが存在する以上、お互いにシンクロは不可能です」 「な、何だとそんなバカな!?」 「さてどうしますか?」 これで男の場には守備表示の黄泉ガエルとチューニングサポーター3体そしてゾンビキャリア1体と 本来の役割を果たせない、単なる弱小モンスターがフィールドを圧迫する結果に終わった だが男もこれで諦めはしなかった。シンクロ以外の方法がまだ残されている 「シンクロがダメなんですね?ふふふ見なさいチューニングサポーター3体をオーバーレイ!エクシーズ召喚!」 「なるほど、そう来ましたか」 「No.56 ゴールドラット!」 エクシーズ召喚が残されていたのだ。召喚されたゴールドラットはきわめてサイズは小さいが 手札1枚を交換するドロー効果を持つ、だがサイズの関係でフィールドにとどめるのは厳しい さらに男は墓地に存在したスポーアの効果を発動する。 「スポーアは墓地の植物族を除外し墓地から特殊召喚が可能、さらに除外したカードのレベル分レベルアップ!」 「これでレベル2ですね」 スポーアはコストとして除外したカードの星の数だけレベルを上げる。コピープラントのレベルは1 スポーアは1なのでレベル2となる。これによりまたエクシーズ召喚が可能となる 「レベル2ゾンビキャリア!レベル2スポーアをオーバーレイ!エクシーズ召喚ガチガチガンテツ!」 「巻き返しますね」 「そしてぇ!エクシーズ・ギフトを発動!ゴールドラットの素材を2枚使い2枚ドロー!さらにゴールドラットの効果により手札を1枚交換!」 怒涛のエクシーズ召喚、なるほど腕は悪くないと関心する望と焦る聖。エクシーズギフトの効果でカードを2枚ドロー そしてゴールドラットにより1枚をデッキトップと交換。これで男はまた策を得たようだ 「ふっふふふ・・・通常召喚!召喚僧サモンプリースト!」 「サモンプリーストとはまた・・・」 「手札の手札断殺を墓地に送り、デッキから巨大ネズミを特殊召喚!そして2体を素材にエクシーズ召喚!」 「3連エクシーズ召喚・・・シンクロ特化ではなく、エクストラ特化か」 「No.39 希望皇ホープ!これで2度までの攻撃に対して防御が可能!ガチガチガンテツの効果で攻撃力は2900!」 希望皇ホープ。攻撃力2500で効果は攻撃をエクシーズ素材を取り除き無効に出来るというもの。 そしてガチガチガンテツは自身の破壊をエクシーズ素材を取り除き無効に出来る 防御は完璧、さらにガチガチガンテツはエクシーズ素材の数だけ自分モンスターの攻撃力を200アップできる 「ブラックハイランダーを攻撃!」 「凄いですけど、ネクロガードナーを墓地から取り除き無効にします。」 「ぐっ!カオスハンターのコストで・・・良いでしょう。ターンエンドです」 男としては破壊はガチガチガンテツ、戦闘はホープで防げると考えているようだが望はそれを完全に崩すカードを 手にするために発動していた漆黒のトバリに手を伸ばし、カードをドローする 「漆黒のトバリはドローフェイズ、闇属性モンスターをドローした場合そのカードを相手に見せてから捨ててドローができます」 「ふむ、ダーククルセイダーですか」 「ドロー・・・カオスハンターのレベルを一つ下げて、レベルスティーラーを再び召喚します」 レベルスティーラーは除外されるわけでもないので、上級カードさえ存在すれば何度でも効果を発動できる もう一度現れたレベルスティーラーだが、先ほど同様に再びリリースされ闇があふれ出す その闇の中を、重厚な足音で揺らし現れる影一つ。そしてその影がホープへと手を伸ばし 「(帝王は我一人でよい、消えるがいい)」 「邪帝ガイウスを生贄召喚、効果により希望皇ホープを除外。ブラッグエグザイル!」 アドバンス召喚により効果を発揮する帝シリーズ、その一人にして闇の帝王。邪帝ガイウスはフィールドのカードを1枚除外する能力を持つ これによるホープが黒い球体に歪みながら吸い込まれ、消滅し異次元へと追放される。 戦闘妨害が出来なくなったことに焦りを感じたが、男の場にはガチガチガンテツがまだ存在する 「(戦闘破壊にも対応するガンテツならば)」 「伏せカードオープン、魔のデッキ破壊ウィルス対象はガイウスで」 「はっ?」 ガイウスの姿が闇に溶けると、ゴールドラットがふらりと倒れそのまま消滅してしまった 魔のデッキ破壊ウィルスは攻撃力1500以下の相手モンスターを手札、フィールドから根こそぎ絶滅させる まさに魔のウィルス。先ほどのターンの初めに発動すればエクシーズ展開も根絶できたが 「な、何故今になって」 「こういうのもいいかなと。」 「が、ガキが・・・っしかしガチガチガンテツはエクシーズ素材を一つ取り除き破壊を無効に出来る!」 何時もの望とはまるで違う。憤怒しながらも冷酷に敵を打ち倒す。 望が本気で怒る、珍しい姿だったが これではガチガチガンテツを倒してトドメを刺すことができない。が望はそれを打ち砕く。 「魔法カード地割れ発動」 「ぐぅっ!?が、ガチガチガンテツが・・・」 「最後です、リビングデッドの呼び声を発動してガイウスを蘇生します」 そして再び闇が集まり、ガイウスのための道へと変わる。 男のフィールドには1度の攻撃で破壊されるガチガチガンテツ。そして望のフィールドには攻撃力2000を超えるカードが3枚 手札墓地にも防ぐカードは無く、仮にネクロガードナーが存在しても除外できず効果を発動できない 完全に対抗策を失ってしまっていた。 「後悔してください。一斉攻撃です邪帝ガイウス、ブラックエグザイル!カオスハンター、ブラックハイランダー合体攻撃!」 「う、うぁああああ!!」 ガイウスの拳がガチガチガンテツを打ち砕き、壁無き男へとカオスハンターの鞭とブラックハイランダーの鎌が炸裂 ライフを一瞬でゼロへと持ち込み、ソリッドビジョンが消えてゆく 望の勝利で終わったこのデュエルだが相手としては、不愉快な展開この上ない 「僕の勝ちですね。」 「ふっふふふふ・・・しかし弟君、私達にも面子というものがある」 「あったんですか」 「囲め、絶対に逃がすんじゃない!」 実力行使と、望を男達が囲んでしまう。口調も余裕がないせいか汚く 聖がせっかく勝ったのに卑怯だと、暴れようとするが二人係で腕を押さえられ動くに動けない 特に身体能力が高いわけでもない望に、この状況は振り極まりない・・・はずだった 「やめなよ!そんな子供に卑怯だと思わないの!?」 「実力行使ですか?随分と小さい」 「黙れ!大人を舐め腐って!」 「良いでしょう。こっちからも教えてあげます」 ふぅっと軽くため息をついた望が、パチンッと軽く指を鳴らす そして腹に力を込め、息を吸い込み・・・ 「黒服隊!!」 「ははは!そんな大声を出しても正義の味方は来ない!」 余裕を取り戻し丁寧な口調になった男だが、ものの5秒でその顔が驚愕に歪むことになる 天井をぶち抜いて何かが自分の目の前に下りれば驚きもするだろう。 現れた屈強な黒服が、次々と周りにいた男達の意識を奪い去っていく 「くっくそ!このデュエルマフィアにこんなことして」 「終園家の精鋭相手に、勝てると思わないことですね」 「・・・お、終園?」 「はい。終園家を敵にしたことを後悔してください」 聖も呆気に取られてポカンとしていたが、気が付いたときには男達が纏めて山積みにされて パクパクと口を開きながら、知っていたら挑まなかった。等と言っていた 分かったのは望が呼び出した白い何かが、あっという間に男達をボコボコにした事だけだ 「お、終園だって知ってれば挑まなかったのに・・・」 「ふぅ・・・二度と悪いことが出来ないように警察に送りつけてください。」 「坊ちゃまもお気をつけて、もしよろしければお送りいたしますが」 「大丈夫だよ、今日は皆さんお疲れ様でした。」 軽く頭を下げて、苦労をねぎらう望にもったいないと黒服たちも頭を下げ 敬礼すると人山をトレーラーに押し込み撤収していく。 聖はそれを呆然と見た後、急に足から力が抜けてその場に座り込んでしまった 「聖さん!?」 「にゃはは・・・色々ありすぎて。緊張ほぐれたら力抜けちゃったよ」 「すいません、とんでもないことに巻き込んでしまって・・・」 「そんな事無いって!探し始めたのは私だし。助けてくれてありがと!」 「で、でも・・・」 聖を酷い目に合わせてしまったと、望は納得していないようだ。 先ほどまでの怒りに身を震わせていた姿から、何時もの望に戻ったのが 安心したのかおかしいのか、聖はつい笑ってしまった 「あはは、望ってばさっきと全然違う!」 「は、恥ずかしながら先ほどは・・・」 「ううん、さっきの望ちょっと男らしかったよ。かっこよかった」 そう言われると、恥ずかしいやら嬉しいやらで望が少し顔を赤くする そしてお礼とばかりに聖の顔が頬に近づき、ちゅっと音を立てる 認識するのに少し時間がかかったが、望の顔がりんごのそれになった 「うわっ!?ひ、ひじりさん!?」 「お礼だよ、今日はありがとね望」 「あ、あの・・・その・・・うぅ」 望には刺激が強かったか、赤くなって言葉が出なくなってしまった。 そんな姿にまた笑っていると聖の足も言うことを聞くようになり 立ち上がって、軽く足を上げて確認をし始める 「今日はありがとね、あのカードのファイルは・・・」 「僕のほうから持ち主に送り届けます、安心してください」 精霊から持ち主の事情を聞けば、後は終園家の情報網で持ち主に送り返すだけだ 望の家なら大丈夫だろうと聖が納得すると、二人は帰路に着くことにした もう外は暗く、夕飯の最中といった所か 「夕飯どうしようかなぁ・・・」 「私が巻き込んじゃったんだし、私の家で食べてけばいいよ!」 「そんな悪いですよ突然」 「だいじょーぶだいじょーぶ、それにパパとママも喜ぶよ!」 「うーん・・・じゃあ、お言葉に甘えて」 こうして望と聖のとんでもない1日は、ようやく終わりを告げようとしていた 油断した望が次の日、おやつに焦るのはまた別の話
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『珍しくもない小さな小さなものがたりシリーズ』 作者:むらさきあおい(ムラサキアオイ) ステータス:完結済 タグ:短編集、童話、ファンタジー、寓話、短編、SS、女性主人公、男性主人公、ロボット、人形、植物 リンク:(別窓) 各話タイトル ジャンル pixiv ばらと王さま 童話 (別窓) お腹がペコペコペコペコだ 寓話 (別窓) 美しき人形 SF (別窓) 宇宙はブルーベリージャムよりも甘い 児童文学 (別窓) 機械仕掛けの太陽 ファンタジー (別窓) 花の女 寓話 (別窓) 夜空の瞳 星の涙 童話 (別窓) 狂ったお日さま SF (別窓) ばらの細工の銀時計 児童文学 (別窓) ぼくは大空へと旅立ちたい 一般 (別窓) たとえアナタがボクを愛さなくても 純愛 (別窓) 過ちの歴史 一般 (別窓) 物語の起源 童話 (別窓) 今夜のきみはぼくだけが知っている 一般 (別窓) コメント: 短編も多くなってきたので、まとめて登録させて頂きましたm(_ _)m 内容はごった煮の状態ですが、どうぞ宜しくお願い申し上げます。 ※当分長編に集中するため、1カ月ごとに更新する自信がありません。そういう事情から『完結済』タグを加えさせて頂きました。とは言いましても、今後も短編はアップしていこうと思っているので、そのときはどうか宜しくお願い申し上げます。
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子供は、雨も気にせず外で遊ぶ。男の子ならそれでもかまわないけど……。 「ピョンピョーン♪」 さっきから、レインコート姿のソーダが芝生を眺めている。カタツムリでも見つけたのだろうか。いや、それでピョンピョンはないか。というと、雨の中でも元気にピョンピョン……うっ。 「ママー、そっちにピョンピョンっ」 ソーダが振り返る。緑色の芝生に、ソーダが言うピョンピョンの姿は確認できない。でも、きっとアレなんだろうなぁ。アレなんだよねぇ……アレかぁ。 「ピョンピョーン♪」 明るい笑顔のソーダ。とりあえずあたしは芝生からアスファルトの遊歩道に出る。 「お、追いかけないで放っておこう? ピョンピョンさんも捕まったら嫌だ――」 ……あ、芝生に手を置いた。そのまま芝生の一部ごと手を持ち上げて、握り手の中身を確認している。 「えへー」 ……どーしてそんなに嬉しそうなのかな? で、その笑顔のままこちらに歩み寄ってきて……。 「ママー、ピョンピョンさんだよー。みてぇ」 「ひっ」 ……出た、けっこう大きなピョンピョンさん。悲鳴は何とか抑えたが、表情に思いっきり出ているだろう。 「かわいいよぉ。ママもなでなでしよ?」 「い、いいからいいから。早く逃がしてあげなさい」 「えー。ピョンピョンさんなでなでしようよぉ」 ピョンピョンさんを乗せた手を、こちらに近づけてくる。 「そ、ソーダっ、ホントいいから!」 「ピョンピョンさんー」 話を聞かず、近づいてくる手。ダメだ、もうソーダが悪魔の子供にしか見えない。傘を捨ててその場から逃げ出したい。 ……悪魔はピョンピョンさんの方だった。 「ふえ?」 ソーダの手を飛び出し、あたしの足に……足の、上に……感触が……感触がぁ……。 「失神するほど嫌いなのね、カエル」 「はい……」 気づけば、自宅で真珠さんに介抱されていた。 「ママ、ごめんね……」 真珠さんの隣で、ソーダがしょんぼりとしている。まさか目の前で気絶するとは思っていなかったのだろう。 「い、いいよ、うん。でももうピョンピョンさん捕まえちゃダメだよ……」 「はぁい……」 果たして、このことを梅雨のあいだ覚えていてくれるだろうか。今はそれだけを祈るばかり……ホント、もうピョンピョンさんだけは……。 「震えてるわよ」 「ご、ごめんなさい……うぅ」
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#blognavi 朝食:○ 昼食:△ 夕食:○ 片付:× 洗濯:△ 掃除:× 風呂:× 時間:- 珍しく家にいて、テーブルを片付けていた。 カテゴリ [休日] - trackback- 2007年03月03日 00 00 00 #blognavi
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元スレURL しずく「すやぁ…」彼方「珍しくしずくちゃんが寝てる~」 概要 いつもの特等席に珍しく先客が? 立場逆転かなしず タグ ^近江彼方 ^桜坂しずく ^短編 ^ほのぼの ^かなしず 名前 コメント
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172 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2007/04/23(月) 04 13 12 ID 8gm5hFoM0 注意!この文章は少々グロい! 珍しくも姫が人里に行かれるというので同行したてゐと鈴仙。 お店を回ったり食事をしてみたり下々の者の生活を観察してみたりするが 鈴仙は周囲の人間を警戒するあまり神経がピリピリしてストレスが溜まってしまう。 知ってか知らずか姫、「因幡もこっちにいらっしゃい」などと言うものだから てゐなどは飴などを貰って喜んでいるが、鈴仙は素直に楽しめない。 そこに身なりのいい男がやってきて、身の程知らずにも姫に求婚する。 「(こいつ下賎だし難題出す価値もないわね・・・)」と思った姫は 「いきましょ、因幡」ときびすを返すのだが 男は興奮しているらしく姫にすがりつくようなかたちとなり 鈴仙は姫を守ろうとするのだけど、そこまでのストレスで冷静さを失っていたので 軍隊時代の強力な一撃をくれてしまい、男は腰から上が木っ端微塵に吹き飛んで 通りに血しぶきと肉片が散乱してあたりは騒然、女は叫び子は泣き男は腰を抜かす有様。 やっちまったと思ったときにはもう遅く、一瞬真っ白になったあと真っ青になり がたがたと振えがきて、どうしようどうしようと姫のほうを振り向くと 返り血を盛大に浴びて真っ赤になった姫が泣きじゃくるてゐを抱きしめて慰めていて 姫はそのまま鈴仙に冷たい視線をくれて、曰く 「またやってしまったわね、因幡」 と 鈴仙さまはどうしたウサ? 部屋にとじこもったきりウサ。泣きながら笑ってて、いくら呼んでも応えないウサ。
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世界にはポーランドのように併合によって独立を失った(国が消滅した) 例もあるけど、国の同一性ってのは認められてる。世界的に言えば、 韓国のような、独立→併合→独立って歴史をたどった国は、珍しくも なんともない。 国と政府は、国際法では別の概念。元記事にしても、この両者をごっ ちゃにしてるから論点が不明確になってる。
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アンジェラ・パク&キム・インソク夫妻が放送中にディープキスを披露した。 韓国で2日に放送されたケーブルチャンネルtvN「現場トークショーTAXI」の「恋愛じゃなく結婚 DVD」特集には、お笑い芸人のキム・インソクとタレントのアンジェラ・パク夫婦が出演した。 この日の放送でアンジェラ・パクとキム・インソクのウェディングパーティーに出席したFly to the skyのブライアンは「チューは珍しくない。本当にロマンチックなキスを見てみたい」とリクエストした。 アンジェラ・パクは恥ずかしがったが、キム・インソクはワインを飲み干した後、アンジェラ・パクを抱きしめてディープキスをした。それを見たイ・ヨンジャ、オ・マンソク、パク・スホン、ブライアン、パク・フィスン、ユン・ソンホは歓声を上げた。 アンジェラ・パックとキム・インソクは5ヶ月の熱愛の末、先月28日に結婚式を挙げた。