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源平討魔伝 / Genpei ToumaDen メーカー ナムコ 対応機種 AC.PCE(Hu-CARD).Wii"VC"(PCE版).X68k.Windows.携帯アプリ 発売日 1986年10月 ジャンル アクション 『源平合戦』をモチーフにした伝奇アクション 大と小の2タイプの横スクロールのアクションと、トップヴューの任意スクロールによる3種類のゲームモードで進めます 画面を覆うほどのデカキャラ同士の戦いが当事はセンセーショナルだった ファミコン版 アーケード版とは似ても似つかぬ、ボードゲーム仕立てとなったFCの移植版 同じFCなら月風魔伝の方が… 収録 ナムコミュージアム VOL.4 続編 源平討魔伝 巻ノ弐 源平討魔伝必勝攻略法―PCエンジン版 (PCエンジン完璧攻略シリーズ (8)) 源平討魔伝必勝攻略法 (ファミリーコンピュータ完璧攻略シリーズ)
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源平討魔伝 THE GENJI AND THE HEIKE CLANS 機種:AC, X68k, FC, PCE, Win, NS, PS4 作曲者:中潟憲雄 作・編曲者(FC):中潟憲雄 編曲者(X68k):中川徹 編曲者(PCE):あらびん、前川征克 発売元:ナムコ 発売日:1986年10月 (AC), 1988年4月(X68k), 1988年10月21日(FC), 1990年3月16日(PCE), 2021年10月7日(NS,PS4) 概要 平景清が地獄から復活し、魔族と化した平家の大将・源頼朝を討伐する和風アクション。見下ろし型・サイドビュー・キャラが巨大化するステージが存在する。 コインを投入すると「ありがたや」、死亡すると「なさけなや」とボイスが入る。 アメリカやヨーロッパでは、PS1の『namco MUSEUM VOL.4』に『THE GENJI AND THE HEIKE CLANS』として収録され初めて発売。 アーケードアーカイブスの海外版もこれに倣っている。 音楽は和風プログレロック。 同じく中潟憲雄氏の作曲した『超絶倫人ベラボーマン』と共に語られる80年代ナムコACTの代表作。 『リッジレーサーV』では本作のBGMをベースにした「SAMURAI ROCKET」というBGMがあり、人気曲になっている。 ファミコン移植版にはボードゲーム風RPGとジャンルが変わっており、追加曲もある。 なおPCエンジンでは『源平討魔伝 巻ノ弐』という続編が発売されている。 サウンドテストの入り方(PCE):タイトルで上、右、下、左、I、II の順に入力 (PCE版次作:源平討魔伝 巻ノ弐) 収録曲 曲名 (アルファレコード) 曲名 (Apple Music) 曲名 (PCE版サントラ) 補足 順位 テーマ 源平討魔伝のテーマ 序章/得点 クレジット クレジット音 扉オープン オープニング・アイキャッチ 開幕 小モード 横モード 横モード開始 データ上はメイン部に接続 和風189位横スクロール100位1980年代88位 横モード 独立データも存在 マップモードジングル マップモード・ジングル エリア移動 大モード BIGモード・ジングル BIGモード開始 BIGモード データ上は「BIGモード・ジングル」から接続 平面モード 義経 義経のテーマ データ上は「BIGモード・ジングル」相当から接続 アーケード207位第2回アーケード195位和風61位1980年代110位 BGMモード(ボス後) びわ法師 琵琶法師 琵琶法師のテーマ 弁慶 弁慶のテーマ データ上は「BIGモード・ジングル」相当から接続 ボーナスステージ ボーナス・ステージ お釈迦様のテーマ 和風251位 だじゃれの国 だじゃれのくにのテーマ 頼朝 頼朝のテーマ 和風195位 完全クリア エンディング 終幕 アーケード208位和風109位 ゲームオーバー 完 『ナムコミュージアムVOL.4』収録アレンジ 「源平討魔伝」ゲームルームBGM 『リッジレーサーV』収録アレンジ SAMURAI ROCKET アレンジ:高橋弘太 第5回916位第7回555位和風175位レース・スポーツ23位 『テクニクビート』収録アレンジ Genpei Toumaden アレンジ:細江慎治 『太鼓の達人 あっぱれ三代目』収録アレンジ KAGEKIYO 源平討魔伝メドレー アレンジ:増渕裕二 和風258位アレンジ240位 サウンドトラック ナムコ・ゲーム・ミュージック VOL.1 (GAME SOUND LEGENDS SERIES) 同名アルバムの復刻盤。一部の曲名が付け直されている 源平討魔伝 オリジナルサウンドトラック Apple Music での配信 「BGMモード(ボス後)」を唯一収録している HuCARD Disc In BANDAI NAMCO Games Inc.Vol.2 PCE版を収録 レジェンド オブ ゲームミュージック ~プレミアムBOX~ DISC 1に収録 源平討魔伝~参拾周年記念音盤~ AC版、FC版(コンピュータボードゲーム)、各種アレンジを収録 関連動画 「源平討魔伝」紹介動画
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【TOP】【←prev】【FAMILY COMPUTER】【next→】 源平討魔伝 タイトル 源平討魔伝 機種 ファミリーコンピュータ 型番 ジャンル RPG 発売元 ナムコ 発売日 1988-10-21 価格 4900円 【TOP】【←prev】【HuCARD】【next→】 源平討魔伝 タイトル 源平討魔伝 機種 PCエンジン 型番 NC90001 ジャンル アクション 発売元 ナムコ 発売日 1990-3-16 価格 6800円(税別) 源平討魔伝 関連 FC 源平討魔伝 PCE 源平討魔伝 源平討魔伝 巻ノ弐 PS ナムコミュージアム VOL.4 駿河屋で購入 ファミコン (箱説あり) PCエンジン
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源平討魔伝(PCエンジン版) 源平討魔伝(PCエンジン版)データ 概要 裏技 他作品との関連 データ バンダイナムコゲームス:2007年10月02日配信 ナムコ:1990年03月16日発売 ジャンル:ACT プレイ人数:: コントローラ:GC・クラコン・リモコン・ 使用ブロック数: 紹介ページVC紹介ページ 概要 裏技 他作品との関連 VCで配信されているソフト源平討魔伝(アーケード版)(ARC) 源平討魔伝 巻ノ弐(PCE)
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源平討魔伝 【げんぺいとうまでん】 ジャンル アクション 対応機種 アーケード (SYSTEM 86) 発売・開発元 ナムコ 稼動開始日 1986年10月1日 配信 バーチャルコンソール(PCE版)【Wii】2007年10月2日/600Wiiポイント(現在配信終了)バーチャルコンソールアーケード【Wii】2009年3月31日/800Wiiポイント(現在配信終了)アーケードアーカイブス 【Switch】2021年10月7日/838円【PS4】2021年10月7日/837円 備考 移植【X68k】1988年3月29日【PCE】1990年3月16日【PS】1996年11月8日(『ナムコミュージアム Vol.4』に収録)参考 FC版 判定 良作 源平討魔伝シリーズ源平討魔伝 (FC版) / 巻ノ弐 ストーリー ~平家復讐絵巻~ 概要 基本システム 評価点 問題点 総評 家庭用移植 続編 余談その一:元ネタなど 余談その二:日本ゲーム史上屈指の名文 滅びし平氏のうらみ、わすれたわけではあるまいな。 行け、そして頼朝をうて 入道相國の加護のあらんことを。 ストーリー ~平家復讐絵巻~ 1192年、闇は来たれり、闇の源を頼朝といふ。頼朝、あまたの魔族をひきいて地を征す。対せし平家の者ことごとく討たれ、壇の浦に沈みたり。天帝、世の乱れを大いに憂い、三途の渡守・安駄婆(あんだばあ)に命じて、平家の亡者よりひとり豪の者を選ぶ。その名を平景清といふ。景清、「ぷれいや」なる異次元の者の布施により、地獄よりよみがえりたり。 なかなかに凝ったストーリー文である。読者諸兄は本作の大体の雰囲気をつかめたであろう。 言うまでもなく「「ぷれいや」なる異次元の者の布施」とは「プレイヤーのクレジット」を指している。以下に意訳を掲載。 1192年。源氏の棟梁である源頼朝が、魔族に魂を売り渡し闇の力をその手中に収め、怪物の軍勢を従えて平家を滅ぼした。そうして訪れた暗黒期を憂いた帝の命の下、三途の川の渡し守・安駄婆の手引きにより、平家の武将・平景清が地獄より復活。プレイヤーは、滅ぼされた一門の怨みを背負った景清となり、打倒頼朝に必要な三種の神器を探し求めつつ、壇ノ浦から一路、鎌倉を目指す事になる。 概要 数多の名作で知られる80年代のナムコ・アーケードゲーム。本作『源平討魔伝』はその中でも高い評価を受けるアクションゲームである。 当時の技術力の粋を集めたグラフィックや音楽、そして高品質のゲームシステムもさることながら、 当時、そして現在に至っても他に類するもののない独特の世界観は今もなおゲームファンの心をとらえ続けている。 なお、ここでは主にオリジナルであるアーケード版を元に解説し、家庭用移植版については後述する。 基本システム 操作心得 操作形態は8方向レバー+2ボタン式。レバーで景清を操作、剣ボタンで攻撃、ジャンプボタンでジャンプする。 ライフ制を採用しており、画面左下のロウソク(*1)がゲージ代わりとなっている。この「命」が全て無くなると景清が消滅してゲームオーバーとなる。 「命」の最大値は最初はロウソク5本だが、アイテムによって最大10本まで増やせる。また、ステージクリア時に4本以下の場合は4本まで回復し、5本以上の場合は残っているロウソクが最大値まで回復する。 黄泉の国に落ちると「命」をランダムで減らされ、最大値もロウソク5本に戻される。ステージ最後で閻魔大王の管理する8つの葛籠から「生」を当てれば、京都以前の国なら元の国へ、京都以後の国なら京都に戻る。葛籠から「死」を引いたらゲームオーバーとなるが、「生」の確率は最大1/2からプレイ時間と共に減っていき、最終的には「死」のみになる。あるいは銭70以上を持っていれば、ステージ途中の血の池に入ることで「地獄の沙汰も銭次第」と安駄婆に京都に送ってもらえる(京都以前でも)が、この「地獄の沙汰」もプレイ時間と共に受けられにくくなるため、最終的には「穴に落ちても即死はしないがゲームオーバー確定」となる。 能力と神器 景清には「剣」と「銭」という2つのパラメータが設定されている。どちらもアイテムを取る事で増加し、コンティニューで消滅する。 剣 :攻撃力(*2)。岩や敵の武器などの硬い物や、要石などの破壊不能の物に切り付ける(衝撃波を当てた場合も同じ)と確率で減少してしまう。 銭 :即ちお金。回復アイテムの米俵を拾う時や、黄泉から血の池経由で復帰する際等に使用する。 エンディングに辿り着くためには「三種の神器」を集める必要がある。これらはただ単に放置されているだけでなく、敵の裏や壁の中に隠されている。 八咒鏡(やたのかがみ) :取得すると頼朝の雷攻撃を無効化できる。 八坂瓊曲玉(やさかのまがたま) :取得するとトラップアイテムの毒キノコを無効化できる。 草薙剣(くさなぎのつるぎ) :取得すると剣の値が減らなくなり、さらに頼朝にダメージを与えられるようになる。 その他、得点アイテムやサポートアイテムも登場。 巻物 :横・平面モードでは刀から飛び道具の「衝撃波」を出す事が出来る様になり、BIGモードでは取った時点で「必殺・旋風剣」を発動する。 道中 最初の「地獄」ステージをクリアすると「長門」へ移り、以降は山陰、山陽、九州のいずれかのルートを選択し、「鎌倉」を目指していく。 ステージ名は旧律令国名表記。ゲームのシナリオの関係上九州の北東部より南と関東から上越より東北へは行かない。 ステージは3つのモードのいずれかに分かれているが、共通してステージラストの鳥居に辿り着くとクリアとなる。総数は40近くにも達するが、ルート選択式なので全てを巡る事はない。 横モード ミニサイズの景清を操作する、サイドビューのジャンプアクション。床が無い所に落ちても即死はしないが黄泉の国に落とされる。 このモードのみ、ジャンプボタンを連打することで通常より高くジャンプすることができる。 横モードの一部の国はボーナスキャラであるお釈迦様の出てくるステージとなっており空中からお釈迦様が一定時間大量に落とす三種の宝珠を取る事で回復や銭を稼いだりする事が出来る。 平面モード ミニサイズの景清を操作して迷路状のマップを駆け抜けるトップビューのモード(*3)。最初の内は狭いステージばかりだが、後半になると永久パターン防止キャラが出てくる程に時間が掛かる広大なマップになる。「黄泉の国」もこのモード。 BIGモード その名の通り、デカキャラ同士の剣戟バトルがメインのサイドビューアクションモード。このモードでは景清・敵キャラともにかなり大きく表示されるのが特徴。ボスキャラクターもこのモードで登場する。 横モードステージの様な大ジャンプや疾走は出来ないがレバー入力と攻撃ボタンの組み合わせで刀の振り方が変化し上段斬りや下段の「掬い斬り」など、細かな使い分けができるようになる、 コンティニューした場合には、京都に到達する以前ならミスをしたステージから、京都通過後は京都からの再スタートとなる。 源氏の者・異形の者 竜 :空中を飛び回るタイプの他、信濃で草薙剣を守る三つ首の巨大竜が出現。なかなかの難敵。 義経 :一定の間合いを保って小刀を投げるタイプと、回転して切り付け攻撃を仕掛けてくるタイプが存在。体力はそれ程高くないが素早く、当たり判定も小さめなので倒し難い。「殺してしんぜよう」「ヒョゥ!!」という掛け声が妙に印象に残る。 弁慶 :他のBIGキャラが霞む位の、画面の半分以上を占めるサイズが圧倒的。史実での代表的な装備だった薙刀は使わず、鉄球を投げつけたり鉄棒を振り回して攻撃してくる。攻撃は当て易いが高耐久力で、非常に硬く防御パーツの右手の手甲でガードもしてくるので闇雲に剣を振るだけだと剣力がみるみる減っていく。また、鉄球タイプはある程度安全地帯があるのに対して、鉄棒タイプの方はそれがどこにも無いため、かなりやっかい。更に、どちらも倒した後に障害物となる鉄球を置き土産にしていくので、(特に後半は)倒す位置が重要になってくる。PCエンジン版では諺の故事(「弁慶の泣き所」)にちなんで弱点が頭から足(脛)に変更されている。 琵琶法師 :常にプレイヤーと一定距離を取って後退しつつ「鳥獣戯画」のウサギやカエルなどを出して攻撃してくる。これらは斬る事が可能だが、切ったあとはライフを減らす毒キノコを置いてゆく。裏技を使わないと倒せないが、一定時間耐えると逃げていく。 頼朝 :本作のラスボスで三種の神器が無いと倒せない(体力がループし0にならない)。また横モードの背景にも永久パターン防止キャラ等の役割で登場し、画面奥から手にした笏で攻撃を仕掛けてくる。 評価点 純和風の世界観 世界観設定・色使い・キャラデザイン・音楽・文字フォント……。とにかくありとあらゆるところのデザインが徹底して「和風」で統一され、緻密に書き込まれた日本画を思わせるグラフィックが「和」のイメージを強力に打ち出している。この独特の雰囲気こそ、本作が人気を集める最大の要因であるのかもしれない。 現在でもここまで「和」を思わせるゲームは決して多くない。「当時の最新技術で今までになかったような作りこみをした」点が最大の評価点と言える。 独特なダークヒーロー的な造形の主人公 本作の主人公である平景清は、一族の恨みをその身に背負い、正義のためではなく復讐のために戦う。 正義の味方然とした主人公像ではなく、暗い生い立ちを背負ったダークヒーロー的な主人公の造形も、当時のナムコには珍しかった。 桁外れのグラフィック タイトル画面やデモシーンの描き込みもさる事ながら、BIGモードのキャラの大きさはそれまでに例が無かった。1986年、そうしたキャラクターがぐりぐりと動き喋るインパクトは絶大なものがあったのだ。 同社が『ホッピングマッピー』を出してから僅か半年の事である。それだけ、本作の進化は当時としても今となっても驚愕すべき物であるといえる。 現在の視点を以てなお、BIGモードには独特の迫力を感じる事が出来る。平原や松林や廃村や竹林や神社を一人往く景清、「八艘飛び」の如く飛ぶ義経、仁王が如く立ちはだかる弁慶……。背景もなお秀逸で、景清が先に進むにしたがって沈む夕日や昇る月が美しい。 BGMとボイス 作曲は後に『超絶倫人ベラボーマン』や『暴れん坊天狗』などを手掛ける中潟憲雄が担当。FM音源初期の作品であるにもかかわらず楽曲の完成度は高く、和に彩られた本作の世界観をより引き出すことに成功している。 本作の楽曲は現在もなおゲーム音楽史の中で大きな位置を占めており、根強い人気を集めている。『太鼓の達人』の「KAGEKIYO~源平討魔伝メドレー~」を初めとして多数の自社アレンジが制作されている点が、それを裏付けている。 当時はまだ一般的でなかったキャラクター音声も魅力の一つ(*4)。敵味方問わず「必殺! 旋風剣! いやー!!」とか「これで勝ったと思うなよ」とか「敵ながら天晴れ」などと喋りまくる。 安駄婆の「ヒャッヒャッヒャッヒャッ」、義経の「ギョエーー!!」などとインパクトも抜群。黄泉へ転落したときの「ウアーッ」という情けない声と、安駄婆の「おろかもの」「お前の力はそんなものか」という罵声のマッチングも素晴らしい。 軽快にして豪快なアクション どのモードでも操作性は軽快。自由度も存外に高く、いろんな攻略法が見出せる。 ひょいひょいと障害物を飛び越えてついでに敵を切り倒していく横モードの小気味よさが堪らない。障害物をうまく使ったり、時には「ダメージ覚悟で敵を足場にする」という大胆な行動もとれる。 昔のゲームらしい「探索」が重要な平面モード。平面モード専用の敵キャラクターも多く、見所の多いモードである。 BIGモードでは大剣をぶんぶん振り回す景清が勇ましい。一方でボスキャラクターには明確な弱点が設定されており、いかにして反撃を受けずに弱点を衝くかというテクニカルな楽しみもある。 場所によってそれぞれ別のステージへと通じる鳥居はワープゾーンも兼ねたものがあり、ルート構築の段階から様々なプレイスタイルを生み出せる。あえて黄泉に落ちる事で京都からやり直すパターンも存在する。 歯応えのある難易度・フィーチャー 昔のゲームだけあって難易度はやや高め。ただしルート毎に難易度が分けられているので、それが分かれば実力に応じてより楽しめるようになるだろう。 敵からの被ダメージ設定は緩く、また自身のライフにも余裕があるため、初心者がゲームに慣れるためのある程度の余裕がある(流石に自分から敵の密集地に突っ込んだり、穴に落ちると話は別だが)。もちろん、中~後半にかけてはかなり厳しくなっていき、ボスの攻撃はダメージが甚大となっていくため、誰でも先に進めると言うわけではない。 多彩なコースを探索すると言う楽しみもある。中にはお釈迦様がアイテムを投げてくれるボーナス面や、スタッフの遊び心(悪乗り?)が炸裂した「だじゃれの国」という面もある。 「西国漫遊」と称して全面制覇に挑戦するのもまた乙なもの。 問題点 ノーヒント 昔のアーケードゲームではよくあることだが、三種の神器の隠し場所についてはヒントがない。 「復活お断り」といわんばかりの後半 京都ステージ以降のコンティニューと黄泉からの生還は京都からの再出発となるのは前述した通り。苦手な面があってもクレジットを追加しての連続挑戦で練習・あるいはゴリ押す事が出来ず、京都からかなりの手間を掛けてやり直す羽目になる(*5)。 そもそもそれ以前に、剣力のリセットによって難易度が大幅に上がり、クリアどころかミスした面に戻ること自体が非常に難しくなる(腕に覚えが無いなら最初からやり直した方が断然効率的)。ゲーム自体の高難易度は当時のアクションゲームとしてはありふれた物だが、ここまで初心者プレイヤーに厳しいゲームは珍しい。黄泉経由で京都に戻られるとインカムにも優しくない(*6)。 運が絡む信濃 信濃に登場するクリア必須アイテムの草薙剣を守っている竜は、当たり判定が頭にしかないのだが、時折、その頭をなかなか下げてこなくなる場合がある(*7)。最悪、永久パターン防止キャラの頼朝が出るまでに倒せないことも。 バリエーションに乏しいボスキャラ 技術上の制約からBIGキャラクターを多く登場させられない事情があったのだろうが、40ものステージ数で中ボスが3種類しかいないのは少々寂しい。もし余裕があれば他の源氏の武将や配下の魔物も拝めたであろうだけに残念なところ。 永久パターンの存在 黄泉だけでなく、終盤の面には特定の面に戻される鳥居も存在し、これを使う事で誰でも永久パターンを実行できる。当然の如くスコアアタックは行われず、また店側としても稼げない機種となったため、難易度を極端に上げたり早々に撤去したところが多かった。 これは本来神器の回収のための設計で、製作者側も「戻るルート」を前提としていた。勿論戻らないルートもあるのだが、それが隠し面を使うルートだったのである。 理不尽なシステム 剣力。特にボス戦ですぐ激減するのに、回復できる機会が少な過ぎる。ボスを倒すと回復アイテムを1個落とすが、回復量は3か5。消耗に全く見合わない。 ステージ開始直後、いきなり矢が降ってきたり、足元に敵が走ってきたりするところがある。初見殺しというレベルなら(知っていればかわせるので)まだ何とかしようはあるが、 知っていてもかわしようがない場合さえある のはやり過ぎ。 ラスボスが弱過ぎる ラスボスの頼朝と戦うためには、前述の通り三種の神器が必要で、これらを集めるまでが一苦労なのだが……。手に入れてしまえば適当に剣を振り回しているだけで勝ててしまう。 ポスターやイメージイラストに合った甲冑姿への変身が入る予定だったのだが、上層部からの反対で却下されたらしい。これは後のFC版やPCEで発売された続編『巻ノ弐』にて日の目を見ることになり、格段に強化されてかなり手強くなっている。 総評 ナムコ、ひいては日本のアーケードゲーム史の中でも独特の立場を築き、根強い支持を集めるゲーム。 それまでの様々なゲームデザインを混ぜ合わせ、それを高い技術力で再構築し、高次元の完成度を誇る作品に仕立て上げた制作陣の努力もしのばれる。 前述した様に初見殺しが多く、クセのある操作性だが、ゲームシステムや攻略ルートをきちんと理解していればトータルで見ればクリアするのは易しい部類に入る。 このゲームの評価が非常に高いのは、自力でエンディングまでたどり着いたプレイヤーも多かったのも一因と言える。 現在ではアーケードアーカイブスにてAC版の完全移植を遊ぶことが出来る。ただの「面白いアクション」では終わらない往年の名作を、あなたも是非プレイしてみて頂きたい。 家庭用移植 『源平討魔伝』(X68000版/発売日:1988年3月29日) 機種のマシンパワーを活かし忠実な移植を実現している。 AC版でROM内に残っていた没ステージも収録されており、設定を変更することでプレイすることができる。 『源平討魔伝』(PCエンジン版/発売日:1990年3月16日) 機種依存によるBGMのニュアンスの変化、画面レイアウト構成の変更の他、敵のアルゴリズム、弁慶の弱点の変更などの相違点があり、AC版での攻略パターンが通じなくなっていることを除けばグラフィック、面構成共にほぼ忠実な移植となっている。剣力の減り方が緩和されているため、AC版よりやりやすい部分はある。 二重スクロールの手前の背景を全てスプライトで描画しているため、場面によってスプライトのちらつきが激しくなる場合がある。 2007年10月2日より、バーチャルコンソールで配信されたが2019年にバーチャルコンソールサービス終了に伴い配信を終了した。 『源平討魔伝』(ファミリーコンピュータ版/発売日:1988年10月21日) 「コンピューターボードゲーム」の冠の通り、RPG要素を加味したボードゲームという別物になっている。付属のゲーム盤やコマを使って遊ぶ必要がある(ゲーム単体でもそれなりに遊べはするが)ため、今からのプレイは非常に困難。 『源平討魔伝』(プレイステーション版/発売日:1996年11月8日) 「ナムコミュージアムVol.4」に収録。業務用を忠実に移植している。 『源平討魔伝』(バーチャルコンソールアーケード版 配信開始日:2009年3月31日) 業務用の忠実移植。こちらも2019年にバーチャルコンソールサービス終了に伴い配信を終了した。 『源平討魔伝』(アーケードアーカイブス版 配信開始日:2021年10月7日) こちらも業務用の忠実移植。 その他、携帯アプリ版、Windows向けの廉価版ソフトシリーズでの復刻もなされている。 続編 『源平討魔伝 巻ノ弐』(PCエンジン/発売日:1992年4月7日) 正式な続編として制作された家庭用オリジナル作品。海外版のタイトルは「Samurai-Ghost」。 異世界で復活の機会をうかがう頼朝を完全に滅ぼすべく、再び蘇った景清が戦う。 全てのステージがAC版におけるBIGモードで統一されつつ、横モードにおけるジャンプアクションの要素が強められているなどの変更点がある。 2008年1月8日より、バーチャルコンソールで配信された。 余談その一:元ネタなど 景清の元ネタは、平家に仕えて都落ちに従った武士・平景清(藤原景清もしくは伊藤景清とも)。「悪七兵衛」の異名を持ち(*8)、『平家物語』の巻十一「弓流」では兜の錣を引きちぎる「錣引き」の逸話も語られている。その最期については、壇ノ浦決戦で囚われた後、虜囚先にて絶食して果てたという説が一般的。 更に言うと、このゲーム自体のモチーフは近松門左衛門が書いた人形浄瑠璃『出世景清』。平家滅亡後も落ち延び、頼朝の首を狙う悪七兵衛景清を描いた物語である。 安駄婆の名前の由来は「アンダーバー」。 京都の平面モードでは謎の赤い怪物が出現する。元ネタはそのものズバリ、『平安京エイリアン』。 中潟憲雄の妻の身内がAC版の開発に携わっていたらしい。恐らくはその事が縁でのパロディだろう。 前述の通りハイスコアアタックが盛り上がらなかった本作だが、その反面一種の縛りプレイである低得点クリアプレイ「ロースコアアタック」が注目された。『ナムコミュージアムVoL.4』ではスコア記録欄に「最低スコア」が用意されている程である。タイムアタックの亜種とも言えるか。 当時のゲームとしては珍しく、実写PVが作成されナムコ直営のゲームセンターなどで放映された模様。こちらの景清はゲームと違って金髪であるが雰囲気は十分に出ている。このPVも『ナムコミュージアムVol.4』におまけとして一部カットされた短縮バージョンが収録されており閲覧可能である。 アニメパート監督は若き日の雨宮慶太(*9)。同氏は後に同社ゲームのタイアップ映画『未来忍者』を制作する。興味があるなら本wikiだと「七ツ風の島物語」も参照するとよい。 開発当初はスタッフの各々が別々に携わっていたプロジェクト業務の合間を縫って、非公式かつ秘密裏に開発を進めており、社内コンペで当時のナムコ社長であった中村雅哉に気に入られた結果、正式な開発許可が下りたという逸話がある。 上述のPVも、映画好きとして知られている中村雅哉氏のポケットマネーによって制作されたものである。また、ゲームタイトルの文字フォントも中村氏自らが書き下ろしたものを使用しているという。 太鼓の達人シリーズでこのゲームのBGMをメドレーにしたアレンジ曲「KAGEKIYO 源平討魔伝メドレー」が収録されている。 特に最高難易度の「おに」はシリーズ初の765コンボという事もありその存在感は大きく、今も尚衰えていない。 余談その二:日本ゲーム史上屈指の名文 神様は死んだ 悪魔は去った 太古より巣喰いし 狂える地虫の嬌声も 今は、はるか 郷愁の彼向へ消去り 盛衰の於母影を ただ君の 切々たる胸中深くに 残すのみ 神も悪魔も 降立たぬ荒野に 我々はいる 故深谷正一氏に ささぐ。 「我が魂は不滅じゃ」との言葉と共に頼朝が消滅すると、景清は突然その場に崩れ落ち、その身は桜の花々となって散る。長い旅路の果てに本懐を遂げた彼は、遂に成仏出来たのであろう。 日本晴れの富士山をバックに舞い散る桜吹雪に、無常観と哀愁漂う音楽が相まって『平家物語』の「諸行無常」を連想させる、80年代のアーケードゲームシーンの中でもとりわけ名場面と名高いエンディングである。 また、このメッセージは文末の弔辞を見てもわかるように、制作陣の心情が重ねられたものになっている。 『ゼビウス』や『ドルアーガの塔』を制作した遠藤雅伸曰く(*10) 当時のナムコには「天上界」と呼ばれるクラスのプログラマが2人いました。1人は後輩から「神」と崇められ、幾多のプログラマを一人前に育てた深谷氏、もう1人は後輩から「悪魔」と恐れられ、不可能と思えるプログラムを次々と手掛け、理解するのが困難なハードよりのプログラムで奇跡を起こした(リブルラブルもね)黒須氏です。 「神様は死んだ」は『マッピー』『ワープマン』等を担当した深谷正一(*11)の急逝を、「悪魔は去った」は同じく『リブルラブル』等を担当した黒須一雄の退社(*12)をそれぞれ指している。 ナムコを支えてきた天才級のプログラマーが立て続けに同社を去ったことを偲び、「神も悪魔も降立たぬ荒野に我々はいる(=もう、二人に頼ることはできない)」とナムコの未来を憂うこの弔辞も、本作が持つ一種の「儚さ」をより強調している。 製作者の私情(しかも人の死)をゲーム中で表に出してしまうことについては、その是非を問う声もあって然るべきことかもしれない。 だが『源平討魔伝』というゲームに関しては勝利の末の消滅を宿命づけられた武士を主人公とした諸行無常な世界観と重なっていたため、結果的に本作の独特の風情をより高めていると言ってもいいだろう。 ちなみにPCE版では「故深谷正一氏にささぐ」の部分のみカットされている。 後年、ED一節である「神も悪魔も降りぬ荒野に」は『NAMCOxCAPCOM』における源平討魔伝編のサブタイトルにもなった。
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「判定不一致修正依頼」が出ています。対応出来る方がいらっしゃるなら、宜しくお願いします。 源平討魔伝 (FC) 【げんぺいとうまでん】 ジャンル コンピュータボードゲーム(自称) 対応機種 ファミリーコンピュータ メディア 1.5MbitROMカートリッジ 発売元 ナムコ 発売日 1988年10月21日 定価 4,900円 判定 なし ポイント 微妙なジャンル替え作品RPGなのに運要素強め音楽は高クオリティ 源平討魔伝シリーズ源平討魔伝 (FC版) / 巻ノ弐 概要 特徴 評価点 問題点 総評 余談 『月風魔伝』との関係 概要 名作の誉れ高いアクションゲームである、アーケード版『源平討魔伝』。 本作はそのファミコン版だが、なぜかジャンルが変わってボードゲーム風のゲームになってしまった。 そのため、FC移植を待ち望んでいたユーザーの不評を買うことになってしまったのである。 特徴 ゲーム自体が「コンピュータボードゲーム」を自称したことや個性的な付録の印象が強すぎるため、後年「FC版のジャンルはボードゲーム」としばしば誤解されがちだが、厳密に言うと、ゲーム自体は「ボードゲーム要素付きのドラクエ型RPGの戦闘スタイルをとったシミュレーションRPG」である。 ボードゲーム要素はあくまでクリア難易度やクリア後の成績・ゲームオーバー判定に使われる程度。 ついでに言うと後述の通りボードやカード無しでもプレイは十分可能。 本作はカセット本体だけでなく、地図やコマやカードなどの付属品が同梱されている。「コンピュータボードゲーム」を自称していたように、本作はこれら付属品も用いて遊ぶようになっている。 ボードゲームがメインではないので、付属品が無くても支配国管理が多少めんどいだけで問題なくプレイは可能。カセットに付属する、カードやコマがなくても一応ゲームとして成立させることはできる。 主人公の「景清」を操って、各国を回りながら陣取り合戦のように支配国を増やしつつ鎌倉を目指し、ラスボスの「頼朝」打倒を目指す。「壇ノ浦周囲の国からスタートし、頼朝打倒を目指す」というところはアーケード版と同じなのだが…。 各国内は迷宮状の2Dマップになっており、つづら・鳥居・城などのオブジェクトが存在しており、基本的には城主のいる城を目指すことになる。ハッキリ言ってしまえば、後述の『月風魔伝』のマップシステムそのもの(*1)である。 神社では景清の能力(剣力、防御力、機敏さ、妖力)を、祠では景清の体力をそれぞれ徳、銭を支払う事によって向上、回復させる事が出来る。同じ神社、祠での強化に必要な徳、回復に必要な銭は立ち寄るごとに高くなっていく。 攻撃力は景清の直接攻撃力、防御力は敵から受ける直接攻撃のダメージ量、機敏さはこちらの先制攻撃確率・敵の特殊攻撃の回避確率、妖力は景清が使用できる術の種類に影響する(妖力を上げると使える術の種類が増える)。術はマップ上のつづらや敵撃破時のつづらから手に入る呪文の素(最大10個固定)を消費して使用する。 敵との戦闘はドラクエ型のコマンドバトル。アーケード版でお馴染みの弁慶や義経も登場し、かなりの強敵。ステータスをよほど強化した状態でないと瞬殺される。 帝領・関東の頼朝直轄領を除く各国の城主を倒せば(一部の国は金で城主を買収すれば)支配することができる。(複数プレイの場合)相手プレイヤーや(1人プレイの場合)頼朝の支配下にある国も支配可能だが、城主が強くなる(一部の国では買収に必要な金が多くなる)ので強奪は難しくなる。 城主を倒したり、交渉が成立すると、スクロールアウトさせた&出現しなかった魔物を徳に変換してもらえ、体力も全回復した上で、出口を教えてもらえる(好きな隣接国に移動できる)。 魔物を全て倒すと、一定時間後に要石が出現し、触れてしまうと隣接国のどこかに強制的に飛ばされてしまう。なので、モタモタとマップ上を探索している暇はない。 1人プレイでは頼朝を倒せばクリア。クリア時の年貢に応じて称号がもらえる。プレイヤーが別の国へ移動する度に頼朝の侵略が行われ、頼朝に帝領を除く全ての国を支配されるとゲームオーバー。 最高の称号「天帝」を狙う場合、後述の「えんまさま」の術を使いつつ、呪文の素の入手・管理や景清の侵略順などを緻密に計算しながら攻略する必要があり、なかなかに頭を使うことになる。 複数プレイではいずれかのプレイヤーが頼朝を倒した時点で終了(頼朝の侵略はないのでゲームオーバーはない)。支配国から手に入れられ る年貢の多いプレイヤーが勝ちとなる。当然年貢次第では頼朝を倒さなくても勝ちになるが、複数プレイに限り頼朝を倒せば年貢の多い関東の頼朝直轄領を総取りにできるので、よほど変な攻略法をしていない限りは頼朝を倒す=実質勝利となる。 1人プレイ・複数プレイを問わず、帝領(神社マークのある国)は支配できない。また、関東の頼朝直轄領はゲーム中には支配することができない。 帝領・頼朝直轄領の城主は、景清を追い返そうとするが、何度も食い下がると体力を回復させてくれた上に、出口も示してくれる。 命が0になってもゲームオーバーや脱落にはならず、徳と金が半減した上で、地獄に落とされてスロットを経た後に復活できる。ただしスロットの結果によっては壇ノ浦まで戻される(*2)上に、3回地獄に落とされた場合は隣の国に強制移動させられてしまう。なお、頼朝戦で敗北した場合は地獄には行かずに壇ノ浦まで戻される(*3)。 また、複数プレイの場合、IIコン担当プレイヤーは魔物を操ることでIコンの景清を妨害することができる(国によって魔物の種類・数が決まっている)。魔物によって景清の体力を0にした場合、その時点でのIIコン担当プレイヤーは徳と銭を景清側から半分づつ奪える。 評価点 BGMはAC版を手がけた「のりぼう(=中潟氏)」が担当しており、AC版源平を上手くアレンジしたものに独自の曲が加えられ評価は高い。 たった三和音しか使えないFCだが、AC版をプレイした人なら、「あ、これはあの曲だな!」とニヤリとすること請け合いである。 特に義経のテーマや頼朝のテーマは三和音とは到底思えない凄まじいデジタルサウンドとなっており必聴である。 AC版でおなじみのキャラ(源義経・弁慶・琵琶法師・三首龍・魔人など)は一通りちゃんと出てくる。 ラスボスの頼朝もAC版では没になっていた第二段階への変身姿が実現している。 問題点 ゲームバランスはあまり良いとは言えない。 敵を倒したり景清を成長させたりRPG的な要素はあるのだが、最初にその国を攻め込む時にくじを引き、その結果で難易度が異なってしまうため運ゲー要素が高い。 しかも各能力のレベルが16で打ち止めで、最終盤ともなるとたとえ攻撃力や防御力を最大に上げていても苦戦を強いられるような敵が出現する。終盤は「べんけい(弁慶)」や「よしつね(義経)」といったAC版にも登場した武将が雑魚敵として大量登場し、最終盤には「みどりのたぬき」「きんのりゅう」「しゃくねつりゅう」「はくねつりゅう」といった強力な敵も出てくる。これらの敵の能力値はラスボスに匹敵するほど高く、通常攻撃1発でHPが3~4分の1くらい削られるため、特殊攻撃を使わずに直接攻撃を連発されると力負けしてしまう可能性も十分。 加えて、終盤はこちらも機敏さ16になったり三種の神器のひとつ「八咫の鏡」を手に入れたりで敵の特殊攻撃が実質全無効化するため、後半は敵がデレてくれる(=特殊攻撃を使ってくれる)のを祈りながら攻撃するだけの作業ゲーと化してしまいがち。 ちなみにこちらの最大HPが99固定なのに対し、唯一の回復魔法(いのちのみず)は一人用だと回復量がたったの48固定(*4)。対して上述の敵の攻撃は守備力MAXでも30~40位ダメージを与えてくるので戦闘中の回復魔法が追いつかず、さらに運ゲー要素が高まる。 一人用の場合、ラスボス戦(2連戦)は仮にこちらが全能力MAX+3種の神器フル装備でも運悪く特殊攻撃を使わず物理攻撃ばっかりされると、回復が追いつかずに京都or壇ノ浦へ強制送還される(*5)。 また、終盤だけでなく、序盤のゲームバランス(特に攻撃力関連)もシビア 初期位置である壇ノ浦から少し外に出ただけで、「まじん」「つちくいむし」「びわほうし」といったやたら硬い敵が登場する。 これらの敵はよほど剣力特化で鍛えていない限り(びわほうしの場合は剣力特化でも)物理ダメージが一切通らないため、逃げるしかない。 特に「びわほうし(琵琶法師)」は壇ノ浦の2つ隣の国に出現するにもかかわらず、HPがカンストで防御力と素早さが全雑魚中ぶっちぎりでトップ(*6)という嫌がらせとしか思えない能力を持つ。この時点ではびわほうしと出会った瞬間に「攻撃が当たらない上にまず逃げられない」という状態となり死亡が確定する(*7)。 普通にレベルを上げてもよほど計画的にステ振りしていないとこれらの敵には傷一つ与えられない状態となり、面開始時のおみくじが悪い場合は逃走成功率も低いためクリアが困難となる。 対策としては壇ノ浦エリアで地道にレベル上げするくらいしかないが、その間に頼朝の領地がどんどん増えてしまい今度は隣国城主が硬くなってしまうというジレンマが待っている(支配城主は「まじん」に輪をかけて硬くなる)。 シンボルエンカウント上の問題点 敵シンボルは出現後にワンテンポ置いてから景清以上のスピード 地形無視で一直線にこちらへ向かってくるため、動き始めたら逃げ切るのは不可能(*8)。硬直時に画面外に消すことは可能だが、景清自身が鈍足な上に魔物出現口となっている「渦」もまた地形無視+高速で動くため安定して消すことが出来ない。 しかも「びわほうし」「べんけい」「よしつね」など特定の敵(親王系)のシンボルは登場直後に硬直無しでいきなり突撃するため、低レベルの場合はシンボルが出現した瞬間に地獄行きが事実上確定。終盤でも弁慶や義経(およびみどりのたぬきなどの非親王系ユニット)にHPを幾度も削られその度に地蔵で回復することになりテンポが悪い。 ちなみにこの「鈍足な景清」は、後に発売された『ファミリーピンボール』でも「景清のフリッパーは動きが全体的に鈍足」という設定の元になっている。 頼朝の支配ペースが非常に速い 1人プレイ時は頼朝に占領できる国全てを占領されるとゲームオーバーだが、頼朝が国を占領していくペースが非常に速い。景清が国を出る毎に、頼朝は0~3国を占領する。運悪く3国を占領される状況が続くと、どこに行っても頼朝支配下で城主が強力な国ばかり、という事にもなりかねない。 プレイヤーはなるべく倒されること無く徳を貯め、早期にパラメーターを強化していき、確実に自領を確保していく必要がある。 勿論、一度こちらが占領した国も頼朝軍は再び奪い返していく。場合によっては隣の国に移動した途端に、先ほど占領した国が頼朝軍に占領されたなんて事もある。 頼朝軍に一度占領された国の城主はかなり強いが、二度以上頼朝に占領された国の城主は後半に出てくるザコ敵に匹敵するほど強い。ただでさえ手強い城主がさらに強化されてしまうのである。 唯一の対抗策が「えんまさま」という、頼朝の侵攻を1回だけ足止めする術。ただ呪文の素を5つも消費する上に、習得に必要な妖力も高めでそうおいそれと使えるものではない。 ちなみにこちらが支配国を増やした場合のメリットはクリア後の称号・順位の他には、国移動時に上納金として多少の金が手に入る程度。普通にプレイすれば中盤過ぎくらいには金も経験値もカンストしている場合が多く、メリットは薄い。 ボード・マルチプレイ関連 複数プレイの場合、ズルをすることが可能。正しくプレイするために実物化された呪文カードの存在があり、手持ちのカードしか呪文は使えないことになっている…ルールをきちんと守れば。 具体的に書くと、複数プレイ時は呪文の素が無表示となり術が無限使用可能になる。これを悪用してマルチプレイ時は(プレイヤーがその気なら)術が使い放題となる。 特に槍玉に挙げられるのが、複数プレイ時の「おしゃかさま」「えんまさま」(*9)。説明書では1回しか使えないという規定があるのに、ゲーム上ではどういうわけかこの規定が無視されて2回以上使えるようになっている。ゆえに速攻でおしゃかさまを覚えて全能力カンスト、といったプレイも可能になっている。 もっと言えば1人プレイの場合も結果的に付属品は必要ない(*10)。 その他 真面目にやると何時間もかかるが、パスワードやバックアップ機能は存在しない。当時としても不親切極まりない仕様。 総評 ボードゲームとしてもシミュレーションとしてもRPGとしても中途半端な出来に仕上がってしまい、原作の純粋な移植を待ち望んでいたファンからはそっぽむかれてしまった。 ジャンルが変わった経緯は不明であるが、せめて本格的なRPGなどであればまだ評価は違っていただろうだけに、もったいない作品であった。 余談 AC版そのままの移植はX68000、PCエンジン、プレイステーションの『ナムコミュージアムVol.4』、バーチャルコンソール(PCE AC)等に出ている。 PCEオリジナルながら正統続編の『源平討魔伝 巻ノ弐』も発売された。AC版初代源平にはなかった「烏帽子姿の頼朝から甲冑を着た魔物のような頼朝に変化する」FC版の設定が活かされている。 エンディングの文章がAC版と大きく変更されている。 「神様は死んだ 悪魔は去った」で始まる名文句ではなく、新たな文章が一から書き下ろされている。但し内容は微妙に製作者の心情・私情やナムコの未来への懸念を平家物語の「諸行無常」な世界観に乗せた意味深なものとなっており、こちらの方もAC版同様に制作陣の心情が色濃く重ねられている。 敵に「あかいきつね」と「みどりのたぬき」が出てくるなど、変な所で狙っている。同様のネタが『ラサール石井のチャイルズクエスト』にもある。ナムコは東洋水産の製品が好きなのか。 単なるネタキャラなのかと思いきや、実は両敵とも直接攻撃力がラスボスよりも高く生半可な実力では瞬殺される。 ちなみにこの両者はなぜか特殊攻撃に「詫びを入れる」が入っている。無断使用へのお詫びのつもりだろうか? 『源平討魔伝』のゲームブックが双葉社から発売されているが、ベースとなっているのは本作である(*11)。 『月風魔伝』との関係 FC版『源平討魔伝』発売よりも前に、同じFCでコナミが『月風魔伝』(1987年7月7日!)という、世界観もアクションも『源平討魔伝』にクリソツなゲームを出した(制作者自身が『源平討魔伝』に影響を受けて作ったと認めている)。 しかもFCながらなかなかの力作ぶりに、家庭用への『源平討魔伝』の移植を待ち望んでいたプレイヤーはこちらに流れてしまい、このFC版『源平討魔伝』の評判をさらに落とすことになった。 その意趣返しか、FC版『源平討魔伝』では名前入力で猥褻な言葉や敵の名前などを入力すると伏字で表示される機能があるが、その中に「げつふう」が含まれていたりする。 なお月風魔伝は後にWiiと3DSのバーチャルコンソールで配信されたが、源平討魔伝の方はAC版・PCE版と「巻之二」が配信されたのみで、FC版は配信されていない。このため現在FC版のプレイ自体が困難になっている。 そもそもカードやボードマップなどの付属品がないと完全再現プレイが不可能なので、ネット配信自体がほぼ絶望的。付属品の入手も今では難しい。
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源平討魔伝 登場人物 コメント 1986年10月、ナムコ(現バンダイナムコゲームス)が開発したアーケードゲーム。 登場人物 エルレイドorソウブレイズ:景清 ダークライorドドゲザン:頼朝 キリキザン:義経 色違いのゴルーグ:弁慶 のろいで「これで勝ったと思うなよ」 ジーランスorバクガメス:安駄婆 ギラティナ:閻魔大王 デリバードorアルセウス:お釈迦様 前者はプレゼント(アイテムの玉を景清に大量に降らせる)必須 ストリンダー(ローなすがた):琵琶法師 ガラガラ(アローラのすがた):骸骨剣士 ゴローニャ:平安京エイリアン ユキメノコ:鬼姫 トルネロス:風神 ボルトロス:雷神 レックウザ:龍神 サザンドラ:三首龍 レジギガスorネンドール:大魔神 ムクホーク:鷹 グレンアルマ:木曽義仲 マルヤクデ(キョダイマックスのすがた):大百足 メレシーorミカルゲ:要石 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 草案 登場人物 ユキメノコ:鬼姫 ボルトロス トルネロス:雷神、風神 -- (ユリス) 2016-06-04 23 22 08
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今日 - 合計 - 源平討魔伝の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 14時02分29秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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【TOP】【←prev】【HuCARD】【next→】 源平討魔伝 巻ノ弐 タイトル 源平討魔伝 巻ノ弐 機種 PCエンジン 型番 NC92002 ジャンル アクション 発売元 ナムコ 発売日 1992-4-7 価格 6800円(税別) 源平討魔伝 関連 FC 源平討魔伝 PCE 源平討魔伝 源平討魔伝 巻ノ弐 PS ナムコミュージアム VOL.4 駿河屋で購入 PCエンジン
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登録日:2009/06/03(水) 21 34 24 更新日:2024/02/29 Thu 23 15 57NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 FC NAMCO×CAPCOM Nintendo Switch PCE PCエンジン PS PS4 X68000 ありがたや いざ鎌倉 うあーん ←愚か者! ここはだじゃれの国 これで勝ったと思うなよ たわむれはおわりじゃ わらってよりとも アーケード ギョエー!! ゲーム ナムカプ ナムコ ナムコウォーズ ハムスター バンダイナムコ ファミコン ファミリーコンピュータ 三種の神器 太鼓の達人 平家復讐絵巻 平景清 弁慶 月風魔伝 殺してしんぜよう 源平討魔伝 源義経 源頼朝 諸行無常 鬼女 こ 盛 娑 諸 祇 と 者 羅 行 園 わ 必 双 無 精 り 衰 樹 常 舎 を の の の の あ 花 響 鐘 ら の あ の わ 色 り 音 す 源 平 討 魔 伝 1986年にナムコが世に送り出したアーケード用のアクションゲーム。 悪霊に魂を売り全国統一を果たしこの世を闇に変えた源頼朝を討ち果たす為、壇ノ浦で死亡し地獄から蘇った"平 景清"が鎌倉へ向かうストーリー。 ちなみに悪魔に魂を売った為厳密には「魔界源氏」に組織名は変更されている。 発想元になっているのは江戸時代の近松門左衛門の人魚浄瑠璃演目「出世景清」。 その為江戸時代に誤って伝わった「平景清」の名になっている(*1)。 ゲームシステムはステージによって三種類に変わる。 一つめが小キャラを操る横スクロール。 奈落(穴)に落ちてもクレジットは減らないが黄泉へと送られる。 二つめは見下ろし型RPGのような斜め上視点のアクションモード。 奈落は無いがジャンプで壁などを飛び越える事が出来る。 この視点のステージはかなり少ない。 三つめがこのゲームを代表すると言っても過言ではないBIGモード。 さながら格闘ゲームのキャラクター並に巨大化した景清が画面狭しとジャンプし、レバー入力と攻撃ボタンで多彩な剣撃を繰り出す。 ボス戦は基本的にこのモードで行われる。 ステージである国(*2)の移動は基本的にステージに置かれている鳥居をくぐる事で行われる。地上に置かれている物はそのまま方向キーを入れれば入れるが 空中に置かれている物は接触している時に方向キーを入れて入る。初見だとどう入ればいいか分かり辛い。 アイテムはまず敵を倒したり葛籠や壁を破壊した中から手に入れる銭や剣力を得る宝玉 体力回復と体力ゲージを伸ばす蝋燭 減った蝋燭の数を一定値回復する米俵、剣の値を増やす剣。 この内米俵と剣は取る時に銭を一定値消費し、銭が足りないと触れても取る事は出来ない。 剣には強さの数値があり、堅い敵や斬れないものに攻撃する、敵の武器と打ち合った時や硬く切れないオブジェクトを斬り付けると数値が減ってしまい、0になるとBIGモード時剣が折れ曲がる。 "剣"の値=攻撃力なので、闇雲な攻撃は禁物。 一見単なる武器耐久値表現に見えるが数値が高いとちゃんと攻撃力が上がりボスへの攻撃回数が少なくて済む様になっている。 先述の通り敵を倒した時などに出現する紫玉、剣アイテムを手に入れるとアップする。 三種の神器の一つである"草薙の剣"を手に入れると特殊効果で数値が減らなくなる。 【キャラクター紹介】 平景清 本作の主人公。クラウザーさんっぽい。剣を武器に魑魅魍魎や魔物に立ち向かう。 アイテムの巻物を入手すると、アクションモードでは衝撃波、BIGモードでは勇ましい掛け声と共に"必殺旋風剣"を繰り出す。 「必殺、旋風剣!イヤァアアアアアア!!」 画面下部に表示されている蝋燭は景清の"命"を表しており、これが尽きると肉体は朽ち果ててしまう。 基本は4本で1本で10ダメージ相当の耐久値。 …地獄から甦ったのだが魔物がはびこる現世の方が酷い世界になっており、景清は恐らく地獄へのホームシックを感じているだろう。 ババアに罵られる事に生き甲斐を感じているのだろうか。 ナムカプでのcvは置鮎龍太郎が担当。妖怪道中記の「たろすけ」とユニットを組んでいる。攻撃力が高いエースユニットで、ソウルキャリバーシリーズの御剣平四郎との合体技もある。 義経 中ボスの一人。 「殺してしんぜよぉ!!」「オホホホホホ」「ヒョー!!」「ギョエ〜!!」などの奇怪な言動がやけに印象に残る。 素早い摺り足で捉え辛く、弱点である頭部を刀で守っている。ローリングアタックを繰り出すタイプと素早く小刀を投げ付けるタイプの二パターンが存在する。 打ち合いを繰り返し剣が折れるのは誰もが通る道。 弁慶 「ぶぁ~かめえ~!!」 中ボス二人目。 義経と比べて男気のある奴。 鉄球と巨大な鉄球付きの鉄棒をステージによって使い分ける。 鉄球はしゃがんでいれば絶対に当たらないので相当弱いが、鉄棒の方では安全地帯ではなくなっているため、鉄棒を繰り出した時に逆にクリティカルを喰らうので危険。 また、左腕の防具は無闇に当てると剣力が下がってしまう。義経のあしらい方に慣れた所で油断して剣を折ry 倒すと「これで勝ったと思うなよ!」「今に見ておれ!!」と捨てゼリフを吐き沈む。 髑髏 地獄の番人。最初のBIGモードでボスとして立ちはだかる。「色即是空」と声を上げ剣を振り落としてくるが、攻撃時に肋骨を突けば一瞬で倒せる。 安駄婆 三途の川の渡し守。天帝の命により景清を復活させて以後、道中の最初から最後まで景清をナビしてくれるババア。 ぶっちゃけ本作のメインヒロイン コイン投入時の一声目は「ありがたや」(*3) 穴に落ちていく景清に対して「愚か者!!」と一喝したり、コンティニュー画面では「情けなや」「お前の力はそんなものか」などの罵声を浴びせる一方、コンティニューすれば一転して「ありがたや」とデレも見せる。 京都に着くと「先は長い」と注意を促し、武蔵に到達すると「あとわずか!!」と激励してくれる。 お釈迦様 隠しルート行きの鳥居で行く事が出来るボーナスステージの国で現れる仏様。銭と体力回復と剣力上昇の三種の宝珠を与える事で景清の助けとするのだが 飛び回って宝珠を落としていく(しかも取り損なったった宝珠は消える)のでプレイヤーからはあまり優しく見えず、また上げにくい剣力を上げる 紫の宝珠が出難い時は機嫌を損ねただの不評。実態はプレイヤーの不信心や日頃の行いの様な気がしなくもない。 竜 横スクロール面に登場。デカい図体と口から火炎を吐きだす強敵。頭が弱点だが、動きがランダムで攻撃が当て辛い。 胴体に攻撃してもダメージを与えられないどころか剣力が下がってしまうので注意。 信濃ステージでは三種の神器"草薙の剣"を三体で取り囲み、三首竜として立ちはだかる。 鷹 永パ防止(一部ステージでは普通に出て来るが)キャラ。倒せるが非常に耐久力が高い。 鬼女 京都以降のアクションステージから登場。絶命時のボイスがかなり個性的で「キャー!」「ダメ!」「いや〜ん」「ぎゃああぁぁぁ!」とかなり声色にも差がある。 また、捕まると「はなしませぬぞ」とぬかし景清の命のロウソクをゴリゴリ削ってくる。 なお、PCエンジンでリリースされた続編"巻ノ弐"ではステージボスに昇格した。 琵琶法師 あるステージで登場するボス。 琵琶から飛ばしてくる鳥獣戯画を斬ると毒キノコが出るため危険だが、上段構えで動きながら近づき、斬った直後にジャンプしキノコを飛び越えれば安全。 常にこちらと一定距離を保っており、近付けないため、本体には攻撃すら出来ず倒せない…のだが、あるバグ技を使うと可能。 頼朝 最終目的地の鎌倉で待ち構える本作のラスボスにして魔界源氏の頭領。 畳に乗り浮遊した状態で雷撃を飛ばし攻撃してくる。足利直義じゃねーかと突っ込んではならない(*4) 三種の神器である『勾玉』『鏡』『草薙の剣』を全て揃えた状態でないとダメージを与えても無限に体力を回復するため、討ち取ることは不可能。 「まだ若いのう」 また、永パ防止やだじゃれの国の道中でも巨大化して背景から現れ、景清を杓子で打ちのめすことも。「戯れは終わりじゃ」 「…我が魂は、不滅じゃ!!」 【ゲーム攻略のコツ】 ラスボス"頼朝"を倒すのに必要な三種の神器の在処はノーヒント。インストには記載があるのだが、揃える為には神器の置いてある国へ向かう鳥居を探し出す必要がある。 景清は横スクロール面で、下降している状態の岩などからはジャンプが出来ない。播磨や駿河など下は奈落で移動する岩を飛び移って進むステージで この事に気付くまで奈落の底に沈めてしまったプレイヤーは多数。 BIGモードではレバーの入力方向で景清の剣の構えを変化させる事が出来、ジャンプ・攻撃ボタンと併用して"突き"、"兜割り"、"掬い斬り"等の剣技を繰り出せる。 義経や弁慶等の中ボスを攻略する鍵となる。 コンティニュー時、ロウソクの本数と剣の値が初期状態に戻ってしまう。ゲーム後半からの再開では剣力が貯められず敵を倒すのに時間が掛かる。 障害物や敵からのダメージも半端では無いので最初からやり直した方が却って良い場合がある。人それぞれだが。 【落下からの復活】 景清「うわあぁ〜」 安駄婆「愚か者!!」 情けない悲鳴を上げつつ奈落に落ちた景清が黄泉から抜け出す際、突き当たりに配置されている"運命のつづら"を開き、"死"を引き当ててしまうとゲームオーバー。"生"を引き当てれば地上に帰還出来る。また一定額以上の銭を所持していれば、途中にある"血の池"から全財産と引き換えに脱出可能。 但し命のロウソクの本数は初期数値に戻り、血の池からの復活時は京都から、"生"のつづらを引き当て帰還した時は奈落に落ちた際のステージからリスタートとなる(京都以降は固定になり生還時はどの場合も京都から)。 奈落に落ちる回数を重ねる・ゲームを進めるに従って生還率は下がってしまう。 神器アイテム"草薙の剣"を入手した後は奈落に落下したら即ゲームオーバーなので要注意。 【余談】 このゲームのBGMは笛や三味線などの音色で和のテイストを出しつつ要所でテクノな要素を盛り込むという実に独創的かつカッコイイ仕上がりとなっており、非常に評価が高い。 アーケードからファミコンに移植された際、何故かボードゲーム化しており、ファンを落胆させた。 X68000版でようやく完全に近い移植版が出来たがハードが高額かつレアもので知名度が低かった。 PCエンジン版は完全とはいかないもののかなり頑張っている良好移植で、ようやく家庭でちゃんとした源平がプレイできるとファンは涙した。 その後PS版のナムコミュージアムにてやっと簡単に完全移植版が手に入る様になった。 WiiのバーチャルコンソールではAC版が配信されており、当時そのままの状態で遊ぶ事が可能。 同社製の『スプラッターハウス』と同じSYSTEM86基板を用いており、サウンドインタフェースに高音と低音のイコイライザが実装されているあたりこだわりを感じられる。 某太鼓ゲームでは「KAGEKIYO 源平討魔伝メドレー」なる曲がある。ゲームミュージックジャンルの人気曲。 ケイブ在籍時の井上淳哉氏がぐわんげを作るきっかけにもなった。 井上氏は後に雑誌で源平討魔伝のイラストを描いている。 NAMCO×CAPCOMにもほとんどのキャラが参戦。原作終了後の「巻ノ弐」準拠設定(景清本人も巻ノ弐準拠なので巻ノ弐で新たに加えられた「真空斬」や「回転斬」が使える)だが、ほとんどの敵も復活してるため、原作再プレイの様な感じである。 滅びし項目のうらみ、 忘れたわけでは あるまいな 行け そして、 頼朝をうて 入道相國の 加護があらんことを 「ヒャッヒャッヒャッヒャッヒャ!!」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 特殊ステージの頼朝の駄洒落がウザイウザイ! -- 名無しさん (2014-08-31 21 20 28) FCのアレは詐欺だった・・・・・・(;;) -- 名無しさん (2014-12-26 09 26 54) 神は死んだ、悪魔は去った -- 名無しさん (2014-12-26 10 58 59) ファミコン版は出来は詐欺だけどBGMは相当頑張ったと思う -- 名無しさん (2016-06-16 20 30 18) エンディングに名前が出ている深谷正一氏は本作完成前に31歳で亡くなった天才プログラマ。 -- 名無しさん (2020-02-24 21 51 28) ゲームオーバーの時に完と表示されるゲームはそうそうなさそう。 -- 名無しさん (2021-04-21 18 50 20) 俺がゲーセンでワンコインクリアーできた数少ないゲームの一つ -- 名無しさん (2021-04-21 20 29 55) 名前 コメント