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ここはとある森の奥深く。 草木は生い茂り、様々な生命で満ち溢れている。 木漏れ日が優しく射しこみ、森全体を明るい雰囲気にしてくれる。 サラサラと流れる小川は、そこにいる者たちの心を安らがせてくれる。 猪や熊のいないこの森では、ゆっくりたちが繁栄を極めていた。 狩りは集団で行われ、収穫は山分けだ。しかし、活躍したゆっくりには綺麗な石を与えるなど、 報奨制度は充実しており、トラブルは滅多に起きない。 各ゆっくりの得意分野に応じて、職業制度が設けられていた。 子育て上手なれいむ種には、ほいくえんのほぼさんを。 狩りが上手なまりさ種には、かりのりーだーを。 装飾が上手なありす種には、おうちを作るでざいなーを。 みんなそれぞれの役割を果たし、理想のゆっくりぷれいすを作ろうとしていた。 これらの『おしごと』は基本的にはほぼ毎日行われるものであるが、 例外もある。しゅっさんっ!だ。新たな生命が生まれる瞬間には、家族全員が立ち会う。 お母さんもお父さんも、姉妹も一緒に誕生を祝う。 「ゆぎぎぎ・・・、う゛、う゛ばれ゛る・・・」 「れいむぅぅぅ!!!がんばるんだぜぇぇ!!!」 ここにもまた、新たな命が生まれようとしていた。 お腹を大きく膨らませた、胎生にんっしんっ中のれいむ。 それを落ち着かない様子で励ますまりさ。 彼女達は、いわゆるしんっこんで、これが初めてのしゅっさんっであった。 特に一人っ子であったまりさは、ゆっくりが生まれるところを一度も見たことがない。 「ゆ゛ふぅぅぅ・・・。ゆ゛ふぅぅぅ・・・。」 れいむがありったけの力を込めて息む。むき出しの歯茎がその必死さを表している。 ミチミチと音を立て、まむまむが開かれていく。 外界への扉を開いたまむまむの隙間から、パッチリとしたおめめが見える。 自分達に待っている輝かしい未来を、どこまでも信じている目だ。 まりさは慌ててお帽子を床に広げる。赤ゆっくりが着地の衝撃で怪我をすることがないように。 「ゆゆ!?でいぶぅ!あかちゃんがみえたのぜぇぇぇ!!!」 「ゆ゛・・・ゆ゛・・・ふぅぅぅ・・・。ゆ゛!!!」ポンッ! 放物線を描き、赤ゆっくりが飛ぶ。まりさはそれを帽子を使って器用に受け止める。 帽子の中に潜り込んだ赤ゆっくりは、のそのそと這い出る。れいむとまりさの方を向き、満面の笑みで最初の御挨拶をする。 「ゆっくちちちぇいっちぇね!れいみゅはれいみゅだよ!」 「「ゆっくりしていってねぇぇぇ!!!おちびちゃぁぁぁん!!!」」 れいむもまりさも涙を流し、我が子の誕生を喜ぶ。ああ、なんともゆっくりしたおちびちゃんなのだろう。 こんなにかわいい赤ちゃんと過ごせるなんて、自分達はどれだけゆっくりしたゆっくりなのだろうと。 赤れいむの元に駆け寄り、すーりすーりをするまりさ。赤れいむも楽しそうに、ゆっちゆっちとはしゃいでいる。 「ば、ばりざぁぁあ、まだう゛ばれぞうだよぉぉ!!!」 「わっわかったのぜ、れいむ。おちびちゃん、べっとによいしょよいしょするのぜ!」 おさげを器用に使い、赤れいむを赤ゆっくり用に作った枯葉のベットにそっと置く。 そしてまた、れいむのまむまむの射程内で、ゆっくりとお帽子を構える。 「ゆぎぎぎぎ・・・」メリメリメリ・・・ 再びれいむのまむまむが開かれる。クリクリおめめの赤ゆっくりが、産道を押し広げる。 「ゆっきゅちうみゃれりゅのじぇ!!!」 「ゆっ、ゆ~ん!!!まりさににたおちびちゃんなのぜ!!!」 まだ生まれていないのに、喋りだすなんてせっかちなゆっくりである。 しかしそれだけ成長が早いということでもあるので、自分に似た赤ゆっくりが元気に喋っている様子を見て、まりさは感動を抑えられなかった。 「ゆ゛ふぅぅぅ・・・・・・・。ゆ゛!!!」ポーンッ! お帽子を広げ、飛んできた赤まりさを受け止めるまりさ。 まりさの帽子の中で、もぞもぞと赤まりさが動き回っている。 「おびょうち、おびょうち!」 どうやら着地の衝撃で、お帽子が取れてしまったようだ。 なんとかお帽子を見つけることが出来たらしく、ゆっくりとそれを被りながら、親まりさのお帽子からピョインと跳ねて出てくる。 「ゆっくりしちぇいっちぇね!まりちゃはまりちゃだじぇ!!!」 「「ゆっくりしていってね!!!おちびちゃん!!!」」 親まりさは、赤まりさに向かってぺーろぺーろをした。これもまた親愛の表現である。 「ゆゆっ!くしゅぐっちゃいのじぇ!」 「ゆ!ごめんだぜ!おちびちゃん!でもおちびちゃんがかわいいからぺーろぺーろしちゃうんだぜ!」 「ゆ~ん!きゃわいくちぇごめんにぇ~~!!!だじぇ!」 ぺーろぺーろ、すーりすーり 「じゅるいよぉ!れいみゅもぺーろぺーろちてほちいよぉ!ゆぴゃ~~ん!!!」 「ゆわわ!もちろんするのぜ!ぺーろぺーろ!れいむににておちびちゃんもかわいいね!びゆっくりまちがいなしだよ!!」 「ゆうぅん!うつくちくちぇごめんにぇ~~!!!」 彼女達にとって至福の時間である。親れいむと言えば・・・、 「う゛ばれるぅぅうぅぅうぅぅう!!!!!!!!」 第三子のしゅっさんっに取り掛かっていた。胎生にんっしんにもかかわらず、これほどの子を授かるとは、なかなかお盛んなゆっくりである。 「ゆおおおぃ!ゆっくりかまえるのぜ!」 ふたたび帽子を構える親まりさ。赤まりさはというと、ベットに行かず、父親のゆうっかんっな姿に目を輝かせて見ていた。 「ゆ゛ん・・・ゆ゛ん・・・ゆ゛!!!」ポンッ! またもや宙を舞う赤ゆっくり。黒い山高帽子がくるくるとまわっている。 ぽふんっ・・・ 親まりさの帽子に見事着地する赤ゆっくり。キョロキョロと辺りを見回す。 頑張って自分を生んでくれた母親に、 しっかりと自分を受け止めた父親に、 自分に先立って生まれた姉妹たちに、 精一杯大きな声で・・・ 「ゆぎゅでゆぇいじえうぎゅえ!」 最低最悪の挨拶をした。 『流れゆく物』 作 ドナルドあき 親まりさの顔が引きつる。 親れいむは笑顔のまま固まっている。 姉妹たちはガタガタと震え、何も言えないでいる。 末っ子の赤まりさは、御挨拶の返事が返ってこないことを不振に思い、また挨拶を繰り返す。 「ゆぎでゅぇいびゅえうぎゅえ!」 ギチギチと歯軋りの音がする。 親まりさだ。親まりさは末まりさがいるお帽子を即座に引き抜いた。 テーブルクロス引きの要領で、末まりさは地面とちゅっちゅする。 「ぶぎぇ!」 無様な悲鳴を上げて、末まりさは泣き叫ぶ。しかし、誰もあやそうとはしない。末まりさは砂糖水の水溜りでわめく事しかできない。 「ゆぇぇん!れいみゅおにゃかすいちゃよ~!!!」 険しい表情になっていた両親をよそに、赤れいむが空腹を訴える。 赤ゆっくりは非常に燃費が悪いので、すぐにお腹が空いてしまうのだ。 「まってるのぜ!いまおとうさんがごはんさんをつくるのぜ!」 そう言って、親まりさは芋虫やちょうちょ、野いちごなどを口に頬張り咀嚼する。 「くっちゃくっちゃ!ぺっ!」 赤ゆっくりのベットの近くに、ミキシングした食糧を吐き出す。 幾ら胎生の赤ゆっくりとはいえ、消化器官はまだ未発達である。十分食べやすくしてから摂食する必要があるのだ。 「ゆゆぅ!おいちそうなのじぇ!」 先に生まれた方の赤まりさが、液状のご飯に近づく。 口元からこぼれる涎が、ご飯への興味を物語っていた。 「よーくあじわってたべるのぜ!おちびちゃん!」 ご飯を口に含む赤まりさ。べとべとのご飯を、しゃべりながら食べるものだから、食べかすが飛び散る。 「ゆっくちー!むーちゃ、むーちゃ!しあわしぇ~!!!」 初めてのむーしゃむーしゃは非常に満足できるものであった。 「れいみゅもむーちゃむーちゃしゅるよ!!むーちゃ、むーちゃ!」クッチャクッチャ 音を立ててご飯を頬張る赤れいむ。行儀の悪い行為であるが、赤ゆっくりなのだから、これくらいは仕方が無い。 奇声を上げて泣いていた末っ子まりさ。そんな彼女もご飯の良い匂いや、姉妹の美味しそうにご飯を食べる様子を見て、我慢できなくなったようだ。 よだれをポタポタとこぼしながら、ご飯に近づく。 が、そんな末まりさの進路を妨げる影が一つ。 「ゆぎゅ!ぎぇやきゅ!」 「・・・」 「ま、まりさ・・・?」 親れいむは末まりさの食事を邪魔しようとしている親まりさに、顔色を窺いつつ何をしているのか訊ねた。 「・・・れいむはきにするなだぜ。」 「でもぉぉ!」 「ゆびょぉ!むぎゃぁ!」 ジタバタして、そこを退いてくれと必死にアピールする末まりさ。 只ならぬ雰囲気に親れいむはハラハラしながら見守っている。 姉妹たちは食事に夢中で気が付いていないが。 「・・・こっちにくるなだぜ。」ブンッ・・・バシィ!!! 末まりさに向かっておさげを叩きつける親まりさ。一応手加減はしているものの、 生まれたばかりの赤ゆっくりにとって、かりで鍛えた成体ゆっくりの攻撃は傷跡を残すのにあまりある一撃であった。 おさげをぶつけられた頬にじんわりと餡子が滲む。 末まりさは大声で泣くが、親まりさは完全にそれを無視して食糧庫に向かう。 ごそごそと食糧庫を漁り、苦い草や色の派手なきのこを投げ捨てるように末まりさの方へ渡す。 「なきやむのぜ。じゃないともういっぱつあてるのぜ・・・。 これはおまえのごはんなのぜ。さっさとたべるのぜ。」 「びゅゆきゅゆ!?」 末まりさは、もう訳が分からないという表情をしていた。それもそうである。 誕生の御挨拶を返してくれることもなければ、 おいしそうな匂いのするごはんさんをくれることもない。 やさしくすーりすーりされることもないのに、 痛めつけるようなびんた攻撃は平気で行ったりする。 どうして家族は優しくしてくれないのか? どうして誰も手を差し伸べてくれないのか? どうして自分はこんな目に遭わなければいけないのか? この世に生まれ出てすぐにこんな酷い目にあってしまった末まりさは、 あまりの大きなストレスに耐え切れず、非ゆっくち症に罹ってしまった。 へにょりと潰れた大福の形になりながら、ゆぐゆぐと涙を流す。 哀れに思ったのか、親れいむが産後の疲れきった体を引きずって、末まりさに近寄ろうとする。 が、親まりさの突き刺すような冷たい視線を受け、その歩みを止めてしまう。 親まりさが親れいむを威圧している中、赤れいむがあくびをする。 「ゆわぁぁ・・・。むーちゃむーちゃちたられーみゅねみゅくなっちゃよ!」 「そうなのぜ、おちびちゃんはすーぱーむーしゃむーしゃたいむがおわったら、すーぱーすーやすーやたいむだよ! まりさにのかわいいおちびちゃんもすーやーすーやするのぜ!れいむがおうたをうたってくるのぜ。」 「ゆ、ゆっくちりきゃいちたのじぇ!」 赤れいむと赤まりさはベットに入ってうとうとしている。 れいむは末まりさのことを心配しながらも、おうたをうたって子供たちをゆっくりさせようとしている。 泣いていた末まりさも、おうたを聞くことで徐々にまどろみの中へと誘われていく。 眠る前に見た最後の光景は、重たい瞼を擦りながら、遠くから自分のほうを心配そうに見つめる、姉の赤まりさの顔であった。 末まりさは目を覚ます。 時刻は成体ゆっくりも眠るほどで、あたりは暗くなっていた。 おうちの中には月明かりがさし込んできたため、なんとか動くことは出来る。 末まりさは、鉛のように重たい体を引きずって、親まりさが投げ捨てた草をもしゃもしゃと噛み締める。 草の汁は非常に苦く、とてもじゃないが、食べられるものとは思えなかった。 頑張って飲み込もうとはするものの、あまりに苦く、体内の餡子と一緒に吐き出してしまう。 「ぎゅごぇぇ!!」 吐き出した餡子特有のゆっくり出来ない臭いと、舌の奥に残る苦味が末まりさをよりいっそう惨めな気持ちにさせる。 無性に泣きたくなったが、泣き喚いて父親に叩かれるのは恐いので、必死に我慢する。 下唇を噛み、声が漏れるのを、涙が零れ落ちるのをどうにか止めようとする。 唇から餡子がにじみ出るほど耐えていた末まりさであったが、誰かにポンっと背中を叩かれたので後を振り向く。 「いもうちょちゃん、これをたべりゅのじぇ!もーぎゅ、もーぎゅ!ぺっ!」 姉の赤まりさが末まりさの前にドロッとした物体を吐き出す。 恐る恐る匂いを嗅ぐ末まりさ。寝る前に嗅いだ、姉妹たちが食べていたご飯に似た匂いがした。」 末まりさは目の前のご飯と、姉を交互に見て、言う。 「ゆぎょちぎゅー!?」 「にゃにいっちぇるのきゃわからにゃいけど、とりあえずむーちゃむーちゃするのじぇ!!」 グゥゥー・・・ 口内いっぱいに唾液が溜まっている。もう我慢の限界だ。末まりさは恥も外聞も気にせず、地面に落ちているドロドロのご飯を貪った。 ペチャ!クチャ!ムシャ!グシャ! 「ぎょうにゅきー!ぎょうにゅきー!ゆう゛ぶーぅ!」 あっという間に平らげてしまった。幸せを全身で表現している末まりさであるが、その目にはうっすらと涙が浮かんでいる。 その様子を見て、姉まりさが末まりさの顔をぺーろぺーろしながら言う。 「まりちゃはいもうちょのみかたなのじぇ!かわいいいもうちょはまりちゃがまもりゅのじぇ!!」 末まりさの餡子の奥で何かが弾けた。その開放感は今までの辛い出来事を払拭するに余りある感覚であった。 全身に新しい餡子が行き渡るようなフレッシュな感覚と、お日様のもとで日向ぼっこしているような落ち着いた感覚。 末まりさは気付く。これが・・・これがゆっくりすることなんだと。 気が付けば非ゆっくち症は治っており、元のわんぱくな大福の形に戻っていた。 明くる日も、末まりさが親まりさからご飯を貰うことはなかった。 しかし、またも姉まりさが夜にご飯を用意してくれた。 自分と同じくらいの大きさの赤ゆっくりである姉まりさが、一体どうしてご飯を用意できるのか気になっていた。 気にはなっていたものの、末まりさはまともに言葉を話すことが出来ないから、姉まりさが語るのを待つばかりであった。 体が少し大きくなり、子ゆっくりに近づいて来た頃、姉まりさはご飯のことについて末まりさに語った。 「いもうとちゃん、ごはんさんはかってにはえてきたのじぇ。 まりちゃがよるさんにおきたら、おうちのすみっこにやわらかいごはんさんがたくさんあったのじぇ! まりちゃといもうとちゃんがゆっくちしてたから、ごはんさんがかってにはえてきたのじぇ!!!」 「ぎゅぎゅぃー!!」 末まりさは思う。姉まりさはゆっくりしているが、親まりさや姉れいむに嫌われている自分は決してゆっくりした存在ではない。 だから、自分のためにごはんさんが勝手に生えてくることはないだろうと。 このごはんさんは誰かのものなんだ。もやもやした気持ちを抱えながら、しばらくの間過ごしていた。 またある日、親れいむの顔を見たとき真相は全て分かった。 毎日ご飯を食べているはずの親れいむの頬が何故かこけているのだ。 姉れいむが親れいむに尋ねた。 「おかあしゃん、もっちょたべにゃよ~!ゆっくちできなくなっちゃうよ!!!」 「ゆふふ、おかあさんはいいんだよ!それにたべすぎるとでいぶになっちゃうんだよ!それこそゆっくりできないよ!!!」 「でいびゅはゆっくちできないのじぇ~~!!!」 家族の輪に入らずにひっそりと話を聞いていた末まりさは、誰にも知られずにひっそりと泣いていた。 子ゆっくりになったら、群れで運営しているほいくえんに行かなければならない。 保育園なら赤ゆっくりから保育しろよと言いたくもなるが、ゆっくりの語彙に期待しても仕方ない。 ここは群れでの共同生活に慣れるための、いわば学校であった。 子ゆっくりの扱いに長けたれいむたちが、これからの生活に必要なことを教える。 場合によってはまりさやありす、ぱちゅりーが、かりの仕方やおうちの作り方を教える。 ここに通うことで、いちゆんまえのゆっくりとなれるのだ。 朝。姉れいむ、姉まりさが近くのほいくえんへと向かう。 それを見届けてから、親まりさと親れいむはおしごとへ向かう。 うきうきしながらほいくえんに向かう姉妹たちを見送り、 家族のために頑張ろうと意気込んでいる両親を無言で応援する。 言葉が上手に話せない末まりさは、おうちから出ることを許されなかった。 おうちの出口へ近づこうものならば、親まりさの容赦ないビンタが襲ってくる。 家族全員がいない隙を狙って、出て行こうともしたが、 見知らぬゆっくりの挨拶に答えたところ、体当たりで執拗に攻撃されたため、恐怖心からそれもできない。 誰もいないさびしい空間で、たった一人で過ごすのだ。 姉まりさの残した石を蹴飛ばして遊んだり、ぷくーっの練習をしてみたりするが、何時も同じことの繰り返しなので結局は飽きてしまう。 そうして、行き着くのは、優しくしてくれる姉まりさのことであった。 出会うゆっくりに悉く嫌われる自分に対して、優しい笑顔で接してくれる姉まりさのことをいつも考えていた。 どうすれば、彼女がゆっくりしてくれるだろう? 彼女にゆっくり恩返しをしたい。そんなことばかり考えている。 いつしか末まりさが姉まりさに抱く感情は、姉妹に対するソレとは別の何かへと変貌を遂げていた。 末まりさは、不幸な境遇に立たされながらも、自分なりのゆっくりを見つけようとしていた。 それは、姉れいむがキラキラした石を見つけ、はしゃぎながら帰ってきた日のことである。 いつも一緒に帰ってくるはずの、姉まりさの様子が見当たらないのだ。 親まりさは姉れいむに問いかけるが、石に夢中の姉れいむは姉まりさのことなど意識の外であった。 嫌な予感がした親れいむと親まりさは彼女たちが通っているほいくえんに足を運ぶが、そこでも姉まりさはまだ帰ってきていないと言う。 ここで初めて事の重大さに気が付く。 最近、子ゆっくりが神隠しに遭うという事件があるのだ。 神隠しに遭う子ゆっくりには、まりさ種が多く、れいぱーによる誘拐という線で捜査が進められていた。 もし、姉まりさが神隠しに巻き込まれているとしたら、恐らく命はないだろう。 かりで疲れきった体に鞭を打って、親まりさは必死に姉まりさを探す。 親れいむも近所のゆっくりに声をかけて、群れ一体での捜索を行った。 結果的には、手遅れだった。 第一発見ゆんは、親まりさの幼馴染のありすであった。 小川の近くにある、あおっかん!プレイスである草むらの中で無残な崩れ饅頭となった、姉まりさを見つけたのだ。 死体の損傷はかなり酷く、家族である親まりさが帽子を見て、何とか判別できる状態であった。 夜が更けたころ、親まりさはおうちに帰ってきた。彼女の口内にはゆっくり出来ない死臭を放つ、ぐちゃぐちゃのソレがあった。 末まりさは、親まりさの表情から、良くない事が起きたとは分かるが、おうちの隅に追いやられているため、状況をあまり理解していない。 しかし、姉まりさの死体が親まりさの口から出されたとき、全てを理解した。 つやつやで美しかった饅頭皮は、犯し殺されたようにシワシワに。 駆けっこで誰にも負けなかったあんよは、下半身もろともズタズタに。 育ち盛りでパンパンに入っていた餡子は全くといっていいほどスカスカに。 嫌でも認めなければならない。 優しくてかっこいい、末まりさの自慢である、姉まりさが死んだことを。 悲しみのどん底にいた自分をゆっくりさせてくれた、姉まりさが死んだことを。 初めて恋をした、一生ゆっくりしたいと思った、姉まりさが死んだことを。 「ゆぎょっぎょ、きゅじょじゅぃぃぃぃぃ!!!! 親まりさに咎められるのも気にせずに、末まりさは姉まりさの亡き骸の前で叫ぶ。 砂糖水の水溜りをいくつも作りながら、我を忘れて泣き狂う。 そんな様子を、じろりと見つめるゆっくりが一匹。 口元から餡子を滲ませるほどの激しい怒りが見て取れる。 「・・・・・・・・・・よかったんだぜ・・・」ボソッ 「ゆぎょぎょぎょぎょ!!!!!」 わずかに聞こえた親まりさの言葉に怒り心頭で反抗する末まりさ。 普段のお仕置きの恐さも忘れ、相手が理解出来ない言葉でまくし立てる。 が、彼女はこう言っているのだろう。 『訂正しろ、その言葉はゆっくりできないから取り消せ』と。 帽子を深くかぶった親まりさは、言葉の代わりに全力のビンタを末まりさに浴びせる。 「びゅぎょぉぉぉお!!!!!!!!!!!!」 末まりさは宙を舞う。 ゆっくりが大好きな、浮遊感を味わうことも無くものすごいスピードで弾かれる。 「びゃぁぁぁん!!!みゅじゃぁぁぁん!!!」 強烈な痛みに、先ほどまでの悲しみは吹き飛ぶ。 彼女を支配している感情は、 「・・・・んだぜ・・・!」 親まりさが放つ、 「おばえが・・・・!」 一切の容赦ない、 「・・・しねば・・・!」 「おばえがじねばよかたんだぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 【殺意と拒絶】への恐怖であった。 ブンッ!ベシンッ! 「ぎょぉぉぉぉ・・・・ぎゃぁぁぁぁ・・・・」 お下げを器用に使い、末まりさを壁にぶつける親まりさ。 受身を取ることもできず、末まりさは口から、あにゃるから餡子を噴き出す。 悶絶し、意識を失う寸前であった末まりさに対し、一切の容赦なく攻撃を加えようとするまりさ。 「ぼうやべてぇぇぇぇぇ!!!!!ばりさぁぁぁ!!!!」 目や口から砂糖水を垂らし、親まりさと末まりさの間に割ってはいる親れいむ。 「おちびちゃんをいじめな゛いでねぇぇぇぇ!!!!このこもだいじなおぢびちゃんだよぉぉぉ!!!」 自分より一回り以上も大きな親まりさに対して立ちはだかる親れいむ。 ぷくーをしてやっと同じくらいの大きさだ。 「・・・。このごみくずにえさをやっていたのはれいむなのかぜ?」 「おちびちゃんはごみくずじゃないよ!!!おちびちゃんにむーしゃむーしゃさせてなにがわるいの!!!ぷくーっ!」 親れいむのぷくーに一切臆することなく近づく親まりさ。 「ゆっくりしてないゆっくりは、さっさとえいえんにゆっくりするべきなのぜ。」 「でもおちびちゃんはゆっくりしてるよ!!!れいむはおちびちゃんがこころやさしいこだってしってるんだよ!!!」 親れいむは叫ぶ。末まりさを愛しているということを。 生まれてはじめての御挨拶に答えられなかったことへの償いとして。 親まりさはゆっくりと帽子を脱ぐ。 「そうなのかぜ・・・」 「まりさぁぁ・・わかってねぇぇぇ・・・」 「・・・りかいしたのぜ。」 「!!!ばりさぁぁぁ!!!」 「ごみはごみからうまれたのぜ」 ドスッ!!! 「ギ・・・・ゴ・・・ュ゛・・・」 両親が和解したと思い、安心した末まりさは見た。 木の枝に貫かれた親れいむの背中であった。 「ゆぎゅぎゅぎゅぎゅぎゅぐぐぎゅ!!!!」 「ころしはしないのぜ、ごみれいむ。 やっぱりれいむはみためがきれいなだけの、ごみゆっくりなのぜ」 「ど・・・ぼじ・・・て?」 「れいむはまりさをおうちにしょうたいしてくれなかったのぜ。まりさはなんどもおうちにさそったのにもかかわらずなのぜ。 きになったまりさは、こっそりれいむのあとをつけたのぜ・・・」 「!!!」 「そうしてでてきたのはなんだったとおもうのぜ?」 「やべ・・で・・・」 「れいむにのおちびもよくきくのぜ。」 しーしーとうんうんを漏らしながら部屋の隅で震えていた姉れいむは、ゾッとするような冷たい声に従う。 「いたのぜ・・・」 「もう・・ゆるじ・・・」 「あのごみくずとおなじ・・・」 「おでがいじばずぅぅ・・・」 「きもちわるいゆっくりが、たくさんいたのぜ!!! 『ぎゅぎゅー』とか『びじゅー』とかさけんでる、ゆっくりできないゆっくりばっかりだったのぜ。 まりさがあんこをはいちゃうほどおぞましいごみくずたちだったのぜ。 そこのごみくずにそっくりだったのぜ・・・」 「れいみゅ・・・ゆっくちできにゃいゆっくりのあんこが・・・」 「れいむのあんこがまじったのぜ。とうっぜんなのぜ。」 「ゆんやぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!」 「でも、ひとつだけゆっくりできないあんこをかきだすほうっほうがあるのぜ・・・」 「にゃに・・・?」 「かきだすのぜ。ゆっくりできないあんこを、かきだすのぜ まりさはれいむのあんこをかきだすから、おちびはじぶんのあんこをかきだすのぜ。」 親まりさは、親れいむに突き刺さった木の枝を咥え、前後に激しく動かし始めた。 「ゆ゛!!!ゆ゛!!!!やべで!!!!」 「だめなのぜ、くさいくさいあんこがなくなるまでかきだすのぜ」 ゴリッ・・・ゾリッ・・・ボタッ・・・ボタッ・・・ 「れいみゅは・・・ゆっくち・・・しゅるよ・・・」 拾ってきた石に、必死で体をこすり付ける姉れいむ。饅頭皮は抉れ、ボタボタと激しく出餡している。 狂ったように番を突き刺す親まりさ。 なすすべも無く傷つけられ、痙攣する親れいむ。 中毒者のように自傷行為を繰り返す姉れいむ。 そして、ぐちゃぐちゃに変わり果てた姉まりさの残骸。 末まりさは気付く。 ここは、ゆっくりできるおうちなんかじゃない。 ここは、ここはこのせかいの地獄なんだと。 気が付けば末まりさはおうちを飛び出していた。 止めるものはいない。誰もが正気を失っていたから。 満月が綺麗な夜。 奇声をあげて馳せまわる饅頭が一つ。 誰もいない夜のお外を必死で走る。 行くあては無い。体力の続く限り進むだけだ。 彼女は一体どこに流れ着くのだろうか? <流れゆく物 前編 終わり> <中書き> どうも、ドナルドあきです。 前編は問題編?。後編は解決編?かな。 日曜までには後編を完成させたい・・・。 過去作 anko1066 ゆくドナルド anko1166 ゆくドナルド2 anko1304 れいむと・・・ anko1384 豆れみりゃとこうまかん anko1395 ゆくドナルド3 anko1404 お前のゆん生30点 anko1432 幸福マスベ anko1472 餡子に捧ぐは菊の花 anko1606 絶望あにゃる
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一体どれくらいの時間走ったのだろう? もう群れに戻ることの出来るような距離ではないだろう。 が、ちゃんとした形で外に出たことの無い、末まりさにとっては、ここが一体どこなのか見当も付かない。 ボウボウの草をかき分けて前へ進む。進めど進めど見えるのは行く手を遮る草ばかり。 生まれて初めて長時間走り続けたため、あんよはボロボロ。 ゆっくりがとても通らないような道ばかり進んだので、体中汚れまみれ。 満足にご飯を食べていない状況で、これほどの運動を行ったまりさは、既に体力の限界であった。 フラフラと蛇行しながら、木の根によりかかる。 空腹で動けないのだ。渇きが体を蝕むのだ。 ひゅうひゅうと細い息をだしながら、まりさは体を休める。 精一杯体を動かすことで、思い出さないようにしていた家族の事が、どれだけ別のことを考えようとしても浮かんでくる。 ぐちゃぐちゃになった姉まりさ。優しくてみんなに好かれていた姉まりさがあんな残酷な死に方をするなんて、間違っている・・。 ズタズタにされていた親れいむ。どうして自分達を守ろうとしたのにあんな目に遭わないといけないんだろう。間違っている・・。 暴力や暴言を繰り返した親まりさ。自分だって悲しかったのにどうしてそんなことをするんだろう。『おまえがしねばよかった』なんてまちがって・・・、 間違っているのだろうか?本当は自分が死ぬべきだったのではないのだろうか? 誰からも好かれる姉まりさが死に絶え、 誰からも好かれない自分が生きながらえる。 誰もをゆっくりさせられる姉まりさがズタズタに切り裂かれ、 誰一人ゆっくりされられない自分は走れるほどの元気がある。 もし、自分が永遠にゆっくりすることで、姉まりさが生き返るのであれば・・・。 そう考えれば考えるほど、親まりさの言ったことを否定できなくなる。 もし自分が生まれなかったら、 いや、せめてもし自分が言葉を話せたのなら・・・。 決して起こりはしないIFの世界を何度も空想する。 その中では優しい親まりさが生まれて初めての御挨拶を返してくれて、 親れいむと一緒にむーしゃむーしゃしあわせーっをした。 姉れいむと一緒にキラキラした石を探しに行き、 姉まりさと一緒にかりをして、はじめてのちゅっちゅをする・・・。 理想を思い描いているうちは心と体の痛みを忘れることができた末まりさであるが、 強烈な空腹が、嫌でも現実へと引き戻す。 何か食べないと。 近くの食べられそうな草を、もしゃもしゃと口に含む。 砂糖細工の歯で、何度も丹念に噛み、すり潰す。 そこそこ柔らかくなったので、飲み込もうとするも、どうしても喉を通ってくれない。 あの味がするのだ・・・。 初めて食べた、あのとてつもなく苦い草の味が。 成体になり、ある程度味覚が発達していたため、もう食べられるだろうと、たかをくくっていたまりさであったが、 親れいむや姉まりさがまりさに与えていたご飯は割りと美味なことが多かった。加えて、舌の肥えやすいゆっくりが、 このような苦い草の味に慣れることは滅多にない。加えて、初めてのむーしゃむーしゃは、まりさにとっての言わば、 トラウマであったので、その記憶も、苦い草を食べられなくなる原因として存在していた。 「ぎゅげぇぇぇ・・・」 涙をぽろぽろと流しながら、少しずつ噛み潰した草と中身を吐き出していくまりさ。 声を張り上げる気力はもう無い。 こんな時、姉まりさがいてくれれば・・・。 まりさにとっての救い・希望であった姉まりさのこと何度も何度も思い返す。 下唇を噛み、耐えようとも、止め処なく涙が流れてくる。 ガサガサ・・・ 草むらの奥から何か物音がする。 ガサガサ・・・ 何かが近づいてきているようだ。 得体も知れない何かが、近づいてくることに気づき、ここに来てやっと、外の恐怖を実感する。 かまきりさんだろうか?へびさんだろうか?とりさんだろうか?それともくまさんだろうか? まりさは、生まれてこの方一度もかりをしたことはない。 それは、生き物を打ちのめし殺したことが無いことを意味する。 ゆっくりといえば、自信過剰で、自分の数倍の体長の生き物に対しても無謀に立ち向かうことで有名であるが、 幼い頃から冷たい扱いを受けてきたまりさは、他のゆっくりと比べ、自尊心があまりない。 それゆえ、もし何か襲ってきたらどうしようかという思いで気が気でない。 きょろきょろと辺りを窺いどこから現れるのかを探すまりさ。 この時に逃げればいいものの、気が動転しているまりさにはそんな選択肢はない。 ガサッガサッ・・・ 音が大きくなる。恐い。嫌だ。 体中から汁を垂らし、硬直するまりさ。餡子の流れが速くなっていく。 ガサッガサッ・・・ ガサッガサッ・・・ 来るッ・・・! ガサッガサッ・・・ 「ふぅ・・・あいかわらずとおりにくいみちね。まったくとかいはじゃないわ。あら?」 草むらから飛び出してきたのは、成体のゆっくりありすであった。 ありすの視線の先には、おしりをぶりんぶりんさせながら、震えているまりさの姿があった。 「どうしたの?おちびちゃん?なにがこわいの?ゆっくりありすにはなしてごらんなさい?」 同属を見て、少し安心するまりさ。 いままでの経緯や空腹で辛いことを話そうとするが、すんでの所でやめる。 もしここでありすに拒絶されてしまったら、自分はどうなるのだろう? 口汚い言葉で罵られ、痛めつけられ、最後には見放される。そんなのは嫌だ! まりさは口をぱくぱくさせながら、お下げや帽子をつかって、ありすにジェスチャーで何かを伝えようとする。 「・・・?なにしているの、おちびちゃん?」 ありすは体を傾かせ、首をかしげる。それでも、まりさはジェスチャーを続ける。地面の砂を引っかいて絵を描いてみたりもした。 まりさの必死な様子に、ありすも段々状況を理解し始め・・・、 「そう、おしゃべりができないのね・・・。かわいそうに・・・。」 そう言って、まりさにすーりすーりをした。 思いが伝わって、優しくしてもらえて、まりさの目からツーッと一筋の涙がこぼれる。 それを見てありすは笑う。とても優しい目つきをしていると、まりさは思った。 ぐぅ~ 「うふふ、おなかがすいたのね、おちびちゃん。いいわ、ありすがごちそうしてあげる。ついていらっしゃい。」 そういって、ありすは草むらの奥に入っていく。遅れないように、まりさもその後を追う。 ここはとある小川の近く。 ペチャクチャクチャクチャ! ありすから渡された食料を一心不乱に頬張るまりさ。 「いいたべっぷりね。とかいはだわ。」 ペチャクチャクチャクチャ! 地べたに這いつくばって一心不乱に貪る。 「ちょっとたべかすでよごれているわね、ぺーろぺーろしてあげるわ。」 ぺーろ、ぺーろ! ありすに食べかすや体の汚れを取ってもらい、だんだんと綺麗になっていくまりさ。 ぺちゃぺちゃ・・・ 優しく丁寧なぺーろぺーろに、自然と笑みがこぼれる。 ぺちゃぺちゃ・・・ ぺちゃぺちゃ・・・ ? ありすの唾液が体表に残り始めたときから、違和感を覚える。 これ以上舐められても、汚れは落ちないだろう。ありすから少しずつ離れようとする、まりさ。 しかし、まりさの遠慮する様子を見ても、ありすはぺーろぺーろをやめる様子はない。 べちゃべちゃ・・・ 饅頭皮は不快感を催すほど、湿り、若干ふやけ始めている。 ゆっくりできない予感がしたまりさは、渾身の力で跳ねる。 が、まりさの背後から、影が圧し掛かる。 「んん~!やっぱりきれいにしたらなかなかのおちびちゃんねぇ~!ひさびさだからこうっふんしちゃうわぁ~!んほぉぉぉぉ!!!」 ぬらぬらとした饅頭皮を、執拗に擦りつけてくるありす。 すーりすーりは親愛の表現であるが、まりさはこの行為から一切の愛情を感じてはいない。 自分の倍の巨体に圧し掛かられ、体中を弄られているのだ。暴力以外のナニモノでもない。 「んむちゅぅぅぅぅ!!!!!!おちびちゃんまりさのおくちもおいしいわぁぁぁぁ!!!!! もっともっととかいはにしてあげるからねぇぇぇぇ!!!!!!!!」 強引に舌をねじ込み、歯を、舌を、口内を、奥にある餡子を、ぬちゃぬちゃ、れろれろ、としゃぶりつくすありす。 目は充血し、優しそうだった先ほどまでの表情はどこにも無い。彼女は、紛れもなくれいぱーの顔をしていた。 むちゅ・・・ぬちゅ・・・ぷちゃ・・・ 帽子も、髪の毛も、口の中も、瞼も、あんよも、あにゃるも。そして、まむまむも全てありすによって舐め尽された。 全身余すことなく舐めきったありすは、ギンギンに膨張したぺにぺにを、まりさのまむまむにあてがう。 まりさは放心状態で、自分の置かれた状況を全く把握していない。 「んほぉぉぉ・・・。いまからおとなのせかいをおしえてあげるわねぇぇぇぇ!!!!!んほぉぉぉ!!!!!!!」 ブズッ!!!ブチブチブチブチィッ! 「~~!!!!!!!」 滝のような涙を流し、声にならない悲鳴を上げるまりさ。 そんな有様を気遣うことなく一心不乱にピストン運動を行うありす。 まりさのもがき苦しむ姿が、ありすにとっては、自分のテクニックでよがり狂っているように見えている。 「んほぉぉぉ!!!!きもちいいのねぇぇぇぇ!!!!!!」ズッチュズッチュ! 気持ちよいわけが無い。込み上げてくる餡子をせき止めるだけで精一杯だ。 「おしゃべりができないゆっくりっていうのもいるのねぇぇぇ!!!でも、だれかにすっきりーっをみられないからわるくないわねぇぇ!!! いいわ!たとえおしゃべりできなくっても、ありすがしあわせーっにしてあげるわぁぁ!!んほぉぉぉ!!!!んほぉぉぉ!!!!」ズッチュズッチュ! そうだ、まりさにとって、この世界はどうしようもなく理不尽だ。 口を開き、精一杯の声を張り上げれば、気持ち悪いと罵られ、あらゆるゆっくりに迫害される。 文字という文化を持たないゆっくりにとっては、会話によるコミュニケーションは、絶対的価値を持つ。 もし、まりさが盲目のゆっくりであっても、精一杯のゆっくりした挨拶をすることさえできれば、こんな目には遭わなかったのかもしれない。 口を閉ざし、自分なりの方法で、相手に気持ちを伝えようとすれば、いいように解釈され、蹂躙される。 本来自分勝手であるゆっくりが、普段使わないようなジェスチャーでコミュニケーションを行ったとしても、 どこかでかみ合わなくなってしまう。相手がれいぱーならば、尚更のことである。 ゆっくりしたいだけなのに・・・。 ゆっくりさせたいだけなのに・・・。 まりさの思いは届かない。 言葉が、言葉があればこの世界は変わるのだろうか? 「んほぉぉぉ!!!!きっつきつのまむまむも、きもちいいわぁぁぁ!!!もうだめぇぇ!!!ありすすっきりしちゃうぅぅ!!!」スパンスパン! 置物のように反応しなくなったまりさ、を全く気にすることなく、フィニッシュに向けてスパートをかけるありす。 「んほぉぉぉぉ!!!!!!んほぉぉぉ!!!!!!」スパンスパン! 光を失ったその瞳で、じっとありすを見つめる。 やめてと言いたいが、自分が何をやってもありすには伝わらないだろうと思い、諦める。 「んほぉっぉおぉ!!!もうだめぇぇぇ!!!!ありすすっきりしちゃうわぁぁぁ!!!!げんかいよぉぉぉ!!!」スパンスパン!! いくら世間知らずのまりさでも、精子餡を注がれたらどうなるのかぐらい、理解はしている。 目の前に迫る死に対して、どうすることも出来ないまりさは、もう諦めきっている。 ありすにも、言い放った自分にすら聞こえない、聞き取れない言葉で、ボソッと姉の名を呼ぶ。 「ぎゅきゅぃ・・・」 お姉ちゃん、もうすぐ行くよ。そんな意味が込められているのだろうか? まりさの絶望とは対照的に、ありすは快楽の頂点に達する寸前であった。そして・・・ 「んほぉぉぉぉ!!!!」 たまりに溜まった精子餡を・・・ 「おちびちゃんもいっしょにいくのよぉぉぉ!!!!」 その怒張したぺにぺにから・・・ 「んほぉぉぉ!!!!!!!!」 思いっきり・・・ 「すっき・・・」ヒュゥゥゥゥ・・・・ゴリッ!!!!ポチャン・・・ビチャビチャ・・・ 放てなかった。 「ゆぎぎぎ・・・」 ありすの左半身はごっそり抉り取られていた。今しがたありすの体を掠めていった大きな石のせいだ。 「むきゅうぅ・・・。いまなんじだとおもっているのよ。あいかわらずどこでもはえるのね、れいぱーは。」 「ごの・・・。い゛・・な゛・・・がもの・・・がぁぁぁ・・・」 「むきゅ。こんなはずれにすんでいるんだもの。いなかものでけっこうよ。とっとえいえんにゆっくりしてね、ごみれいぱーさん。」 「ぐぞぉぉぉ・・・・。 も゛っど・・・・ずっき・・・りじだかった・・・。」 プツリと張っていた糸が切れたように倒れるありす。 「・・・ぎゅぃにぐぃ?」 目を瞑り、栄養を吸い取られる苦しさに耐えようとしていたまりさは、何が起きたか、状況を把握しきれないでいる。 そんなまりさを見て、ぱちゅりーは言う。 「むきゅん!だいじょうぶ?おちびちゃん?けがはない?」 「ぎゅぃぃ・・・。」 歩み寄るぱちゅりー。 成体ゆっくりへの不信感か、後方へ引き下がるまりさ。そんなまりさをみて・・・。 「ゆっくりしていってね!!!」 「ゆぎゅでゆぇいじえうぎゅえ!」 大声で挨拶を返した後、はっと我に返るまりさ。 しまった、やってしまったと・・・。 むれで生活していた時、挨拶をしたゆっくりたちは悉くまりさを傷つけた。 家族ですら挨拶のお返事を返すことはしなかった。 折角助けてくれたぱちゅりーも、もしかしたら・・・ 「むきゅん、いいおへんじありがとう。ゆっくりできるわ。」 イイオヘンジ・・・?ユックリデキル・・・? 今まで一度も言われたことのない、感謝の言葉に、まりさに重く圧し掛かっていたものがすっと消える。 自分の言葉が、自分の思いが、自分の存在を認められたことに安堵したまりさは、ここで意識が段々と消えていた。 「おちびちゃん・・・?おちびちゃん!!!」 ぱちゅりーの呼びかけが段々と小さくなっていく。 その呼びかけに応えることなく、まりさは落ち着いた表情でゆっくりと眠り始めた。 ―あんよが心地よい。全身がぽかぽかして、とてもゆっくりした気持ちになる。 いつまでもこうしていたいものだとまりさはまどろみながら思う。 「むきゅん、だいじょうぶ?おちびちゃん。」 「ぴぎゅぅ?」 「めをさましたのね。よかったわ。」 ぼんやりとした視界で、まりさはあたりをキョロキョロと見回す。 ここはどうやらぱちゅりーのおうちのようだ。様々な色、形の葉っぱが置いてあり、 ボールぺン文字で殴り書かれた、ぐちゃぐちゃのA4用紙が何枚も隅っこに固められている。 自分の体を見てみると、 あんよの下にはふかふかの綿が敷かれ、道中で付いた傷は葉っぱによって覆われていた。 先ほどのゆっくりできるすいっみん!にはこういった理由があったのである。 「あれからふつかもめをさまさないんだからさすがのぱちぇもびっくりしたわ。 でも、ぱちぇとくせいのひやくっ!をのませたんだからかならずめをさますとおもっていたわ!」 「ぎゅきゅぅ・・・?」 ぱちゅりーが何を言っているのかほとんど理解できていないまりさであったが、 自分を助けるために色々してくれたのは確かなことであったので、体をくの字に折り曲げてお礼をする。 「ぎゅぴゅきありゅびゃこ!」 「むきゅん!どういたしまして。」 やっぱりこのぱちゅりーは良いゆっくりだ。まりさは餡子の奥からそう思った。 見ず知らずの自分を、あの恐ろしいれいぱーから助けてくれて。 皆に嫌われ続けて大嫌いになった、自分の言葉に答えてくれて。 何の特にもならないのに、ボロボロの自分の体を治してくれて。 まりさは、また絶望の淵から戻ってくることが出来た。 ギュルルゥゥ・・・ 「ぴゅぅぃ・・・」 「むきゅん、ぽんぽんさんがすいたのね。このごはんさんどうそ。」 ぱちゅりーが食糧庫から取り出したのは、芋虫とカジイチゴであった。 カジイチゴを潰し、芋虫にポタポタと果肉を垂らす。 ゆっくりできる、しあわせーな香りが、ぱちゅりーのおうちに充満する。 「ゆっくりたべていってね、むきゅん。」 ガブッ!クチャブチャベチャ! 口いっぱいに甘みが広がる。プチプチとした食感がたまらない。 今まで食べたものの中で一番美味しいかもしれない。 「びゅぎゃ!にゅぎゃ!ぷぴゃぴゃぴゃ!!!!」ぴちゃぴちゃ 食べかすを、涙を、涎を散らしながら、感動を全身で表現した。 「むきゅん、おぎょうぎがわるいわよ、おちびちゃん。」 「ふぃびゅぅぅ・・・」 「こんどからはぱちぇがきょうっいく!をしてあげるから、きれいにたべましょうね!」 「・・・ぴゅい!」 「むきゅきゅ!・・・そうだわ、おくすりのおじかんよ、おちびちゃん。 このきのみのからさんにはいったしるをおのみなさい。」 A4用紙のすぐ近くにあった、木の実で出来た容器をまりさの前に置く。 中には色んなものが磨り潰され、入れられた液体があった。 とてもゆっくり出来そうに無い強烈な臭いを放ち、自然界で作ることができるのか?というほど奇妙な色をしていた。 「・・じゅぐぃゅぅぅぅう」 つい、顔をしかめてしまうまりさ。ぱちゅりーはまりさの言動を予測していたようで、優しく彼女を諭す。 「むきゅん。たしかにこのおくすりさんはゆっくりできないにおいがするわ。でも、これはわるいにおいじゃないのよ。 しょうらいゆっくりするためにだいじだいじだから、ゆっくりしないでおくすりさんをのんでね!!!」 ぱちゅりーと、おくすりを交互に見る。 ゆっくりできない臭いを放つ、変な色のおくすり。 心配そうに自分を見つめる、ぱちゅりーのお顔。 少しだけ、考え事をして。 少しだけ、唾を飲み込んで。 まりさは一気におくすりを口に含んだ。 「ッ~~!!!!!!!」 やはり、味は相当キツく、体の奥から餡子が込み上げてくる。が、 道端で食べた苦い草に比べれば。 親まりさが与えた粗末な食事に比べれば。 自分のためを思ってくれるぱちゅりーが、くれたお薬は・・・。 ゴクンッ!!! 「ぎゅふっぅぅ!!」 間違いなくゆっくりするためのものなのだ。 「むきゅん!よくがんばったわ、おちびちゃん。。」 頑張ってお薬を飲んだものの、やはりその強烈な味に、涙ぐんでしまうまりさ。 そんなまりさを見た、ぱちゅりーは、まりさに歩み寄り、 「すーり、すーり。ぺーろ、ぺーろ。」 優しく、愛しむようなスキンシップをした。 それは、れいぱーありすの様に快楽的なものではない。 親が子に対して行う、深い深い愛情の現れであった。 こんなに優しく接してもらったのは、姉まりさぐらいであった。 成体の、ゆっくりしたぱちゅりーによる、まりさを包み込むようなすーりすーりはあることを思い出させる。 自分の事を絶対に守ると言ってくれた、とてもゆっくりとしていた姉まりさのことだ。 もう二度と会えない、愛しい姉のことを思い出しながら、まりさはひっそりと涙を流した。 それからのまりさの生活は今までの辛い日々とは打って変わって、ゆっくりできるものであった。 ぱちゅりーから狩りの仕方を教わった。 「むきゅ、これはたべられるきのこさんよ。こっちはたべたらだめなきのこさんね。 たべたらだめなほうは、とらっぷさんにつかえるから、おくちにふくまないようにしてきのえださんではこびましょうね。」 「ぎゅくち!!!」 博識なぱちゅりーは、次々とまりさに採取の知識を与えていった。 まりさもその従順さから、ぱちゅりーの言うことをよく聞き、狩りの腕をめきめきと上げていった。 その成果は、成体のまりさが取れるごはんさんの量にも匹敵した。 ぱちゅりーの食糧保存技術も加わって、食糧庫には溢れんばかりのきのこや野草、果実が押し込められていた。 「むっきゅ。すごいわ、おちびちゃん。おちびちゃんはとってもかりがじょうずなのね。」 褒められた数より貶された数のほうが圧倒的に多い、コンプレックスの塊であったまりさ。 ぱちゅりーの心からの賞賛に、自分にも何かできるという自信が生まれた。 ただ、川のお水を飲むな、という言いつけは意図がよく分からなかった。 ぱちゅりーからとらっぷさんの使い方を教わった。 木の枝と蔓で丁寧に作られた、ぱちんこさん。 餡子脳なゲスゆっくりが好みそうな香りのする、どくごはんさん。 どれもゆっくりできない道具ではあったが、 野生の厳しい世界を生きるための知恵に、まりさは純粋に感動した。 まりさは、身を守る知識と、それを生かす知恵を身に着けた。ぱちゅりー種の如く、まりさは懸命に学んでいた。 ぱちゅりーから文字の読み方を教わった。 野生のゆっくりにしては珍しく、ぱちゅりーは人間の書く文字を読むことができた。 言葉を上手に話せない、まりさと意思疎通を図るためのぱちゅりーの考えた結論であった。 野良ゆっくりに文字の概念は無い上に、言葉で話すことすら、困難なまりさにとって、 文字を読むという作業は、並大抵の努力ではできないことであった。 それを理解していたぱちゅりーは、妥協することなく、根気強く、厳しく、丁寧に文字というものの意味を教え続けた。 普通の子ゆっくり、いや、ペットショップの子ゆっくりでさえも、言葉を話せないのに文字を理解するということは滅多にない。 まりさは、弱音を一切はかなかった。ぱちゅりーに対する、祈りにも似た信頼が、たゆまぬ努力を続けさせた。 結果、ひらがなとカタカナを全て読む技術を身につけた。 指数関数的な学習能力の伸びに、ぱちゅりーは、まりさが本当に野良のまりさ種であるのかを疑ったほどである。 自己嫌悪してばかりであったまりさは、いつの間にか、毎日笑顔でゆっくり生活するようになっていた。 悲しい出来事も全て忘れて、今を楽しんでいた。 言葉は伝わらなくても、気持ちが届く。 優しくゆっくりした時間が流れ続ける。 ぱちゅりーは、まりさを変えた。呪われた運命を。救われない環境を。無力だった心身を。 次第にまりさの中でのぱちゅりーの存在は大きくなっていく。 「むっきゅ!すーりすーり。」 「ぬーぴゅ、ぬーぴゅ!」 「むきゅきゅ。ほんとうにあまえんぼさんね、おちびちゃんは。」 「ぴゅい!」 ぱちゅりーのおうちから賑やかな笑い声が聞こえる。 まりさはもう、ぱちゅりーがいない生活なんて考えられなかった。 ある晴れた日、まりさは狩りをしていた。 日向ぼっこ日和で、ゆっくりするには最適の日であったが、ぱちゅりーがおくすりを ちょうっごう!していたので、それが終わるまで、まりさは狩りをするつもりであった。 午後からはきっと、ぱちゅりーのゆっくりするだろうから二人で日向ぼっこができる。 ルンルン気分で飛び回り、狩りをするまりさであった。 まりさの大好きなきのこ。 ぱちゅりーの大好きな葉っぱ。 二人とも大好きな野いちご。 今日一日はこれで十分! 食欲旺盛なゆっくりでも、食べられないだろうご飯を帽子に詰め込む。 早くぱちゅりーのところに帰って、いっぱいいっぱいむーしゃむーしゃしよう。 頭をいっぱい使ったぱちゅりーは疲れているだろうから、野いちごをたくさんむーしゃむーしゃしてもらおう。 自分はもっと丈夫になりたいから、芋虫さんをむーしゃむーしゃしよう。 ごはんさんが終わったら、ぺーろぺーろをしよう。食べかすを取り合って、きれいきれいしよう。 きれいきれいしたら、お外でゆっくりしよう。 今日はぽーかぽーかだから、とってもゆっくりした日向ぼっこができるんだ。 この先のしあわせーっな時間を想像し、意識がどこかに飛んでいた、まりさ。 ズルッ! 「ゆぴぇ!?」ベシンッ 足元を見ないで跳ねていたものだから、何かを踏んで、こけてしまった。 集めた食糧が、バラバラと飛び散る。 地面とちゅっちゅしたまりさは、目に涙を浮かべて、辺りを見回す。 まりさが踏んだものは、白黒の薄い物体。 跳ねる力がかかったであろう所はぐしゃぐしゃに折り目が付いていた。 まりさは考える。これは、おそらくぱちゅりーの家にあったものと同じだ。 まどうしょだ。 読める文字と読めない文字が散りばめられていたものの、これが人間の使う言葉で書かれたものだということはまりさにも分かった。 ぱちゅりーにプレゼントしよう。 お世話になっているぱちゅりーに、感謝の気持ちを込めて、まどうしょを贈ろう。 思いもよらぬ収穫に、まりさは興奮していた。 散らばった食糧を集め切れないほど。 少しずつ、言葉を身につけているのに気が付かないほど。 A4用紙を咥え、全速力で駆けるまりさ。 彼女の思い描くのは、まどうしょを貰って、ニコニコと笑っているぱちゅりーの姿。 いつもいつも自分の事を大切にしてくれたお礼に、まどうしょを渡す。 そうして、自分もまた、ぱちゅりーのことを特別な存在として想っているという、胸の内を伝える。 二人のしあわせーっが、どんどん加速する。 しあわせーっを願えば願うほど、まりさのあんよは強く地面を蹴る。 おうちの近くのとらっぷさんが、見えてきた。 ぱちゅりーの笑顔まで後少し・・・ ―――――――――のはずだったのに。 咥えていたまどうしょをつい離してしまったまりさ。 未来は予測できないものだ。 まりさが言葉を話せない状態で生まれたことを両親は、想定してなかった。 自分が忌み嫌われ、ゆっくりできないと言われ、幽閉されることを、まりさは予想していなかった。 優しそうに見えたありすが、醜悪なれいぱーであると、まりさは思いもしなかった。 だから、こんな結末は、わかりっこない。 考えもしない。 いや、考えたくも無い。 ぱちゅりーはおうちの前にいた。 違うゆっくりではない。大好きなぱちゅりーを見間違えるはずが無かった。 餡子の奥から、ドロドロとした、おぞましいものが込み上げる。 冷たい砂糖水が体中から溢れ、歯の根が合わなくなる。 まりさの目の前にあるものは・・・ まりさの目の前にいるものは・・・ 紛れも無くぱちゅりーの死体であった。 「どびょじてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 生まれて初めて、まりさは意味の通る言葉を放つ。 しかしそれは、望んでいたものと、かなりかけ離れたものであった。 感謝の意を述べるでもなく、 愛情の証を伝えるでもなく。 ただ、幸せを奪われた、悲しみの慟哭のために。 ズタズタに引き裂かれたぱちゅりーの体を、何度も何度も揺さぶった。 揺り動かされるたびに、ぱちゅりーの死体は中に入っていた生クリームを傷口から噴き出す。 生クリームに塗れながら、必死でぱちゅりーに呼びかける。 吐き気を催す死臭も、気にすることなく。 「おきちぇぇぇぇ!!!!!ぱちゅりぃぃぃ!!!」 「おうおう、やっときたか。」 まりさとぱちゅりーの死体を大きな影が覆う。 目の前には2本の大きな柱。いや違う。 高く、高く見上げた先に、あった。いやらしく、馬鹿にするように笑う、人間という生き物の顔が。 「ゆぴゅん!」 「よう、クソ饅頭。俺からのプレゼント、気に入ってくれたかな。クッハハハハハハ!!!」 男の手には、バタフライナイフが握られていた。 刃の先から生クリームが滴り落ちていることから、男がぱちゅりーを永遠にゆっくりさせたのは、疑いようのない事実であった。 「ゆ・・・ゆ゛ぅ・・・」 「どーしたんだい?おちびちゃん(笑)。せっかくのあまあまだぜ。食わなきゃ損だよ?、クハハハハ! 俺が精一杯頑張って苦しめたんだ。お前ら野生のゆっくりじゃ、一生かかっても味わえないくらいの甘さだぞ! たーっぷり味わってくれよな!」 「ゆぐぐぅぅ・・・!」 男はしゃがみこんだ。バタフライナイフを器用に使って、ぱちゅりーの亡き骸をサクサクと切り分けていく。 「ほらっ、むーしゃむーしゃって言ってみ?」 「ゆぎぃ・・・。・・・らにゃい。」 「あ?」 「いりゃないよぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!ぱちゅりーはたびぇものじゃないんだよぉぉぉぉ!!!!! ゆっくちしにゃいで、もとにもどちてにぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 舌足らずな喋りであるが、必死に訴えるまりさ。 歯茎を剥きだしにして、目を餡走らせ、精一杯の大声で叫ぶ。 ゆっくりらしい、ボリューム調節のされていない声に、顔をしかめながら、男は言う。 「はぁ・・・?てめぇら、みんな食べ物だろ。地面に落っこちててクソ汚えけどさ。 だいたい、元に戻せとか無理だろ。低脳なゆっくりにはわからねえだろうが、世の中にはどうしようもねえ事のほうが多いんだよ。 そんなこともわからないの?馬鹿なの?死ぬの?ゴミクズなの?」 「ゆっぎゅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!!!!」ぷくー! どこまでもゆっくりを蔑む男の言動に、餡子が頭に上ったまりさは、本気のぷくーをした。 本来温厚な性格のまりさであったが、見ず知らずの生き物にここまで馬鹿にされて黙っていられるほど大人ではない。 お下げをブンブン振り回して、今にも飛び掛らんという勢いだ。 真剣なまりさの表情を見て、男は満足したようで・・・。 「おお、恐い恐い。」ヒュン・・・ブチッ!パサッ! 男が何か仕掛けてきた!より一層膨らんで、威嚇しようとするまりさであったが、何度空気を吸っても膨らむ気配がしない。 それどころか、萎んでいるような気がする・・。 「クッハハハハ!気づけよ餡子脳!!お前パックリいってんぞ!!!」 パックリ・・・?不思議に思って頬を見るまりさ。 視界の端には、驚くべき光景が広がっていた。 「ゆ゛ぅぅぅぅぅぅ!!!!まりちゃのしゅべしゅべのほっぺしゃんがぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!」 右の頬がパックリと裂けていた。餡子がドロドロと流れ出す。 咄嗟にお下げで押さえようとしたが、そのお下げも見当たらない。 一緒に切り取られたようである。 傷口を意識した途端、じんわりと嫌な痛みがまりさの感覚に浸透していく。 遅く、そして重たい、耐え難い痛みだ。 「ゆぎぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!いだぃぃぃぃぃぃ!!!!!!」 「クハハハハハ!!!泣き喚くゆっくりを見るのは、いつ見ても最高だぜ!!!」 今まで味わった中で、最も激しい痛みにのた打ち回るまりさ。餡子が流出するのもお構いなしだ。 ぱちゅりーの死体の上でびちゃびちゃと餡子とクリームをかき混ぜる。 「いいねぇ、いい絵面だ。」 「ゆんやぁぁぁっぁ!!!!いだいいだいしゃんは、どっかにとんでいっちぇぇぇぇ!!!!」 涙と餡子と涎、死臭つきのクリームを全身に塗したまりさ。その惨めな姿を見て男は更に口角を吊り上げる。 ぶりんぶりんとおしりを振るまりさを掴みあげて男は言う。 「飛ばしてやろうか?その痛み。」 「いじゃいよぉぉぉぉぉ!!!!たしゅけちぇぇぇぇ!!!!!」 男の言葉を聴く余裕も無く、ただひたすらぶりんぶりんを繰り返すまりさ。 「ああ、助けてやる。その痛み、飛ばしてやる。」 「ゆじゃぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!」 「ただし、てめぇの体と一緒になぁ!!!!!!!」 ブンッ! 男はオーバースローで勢いよくまりさを放り投げた。 空中を飛ぶ感覚が、一時的にまりさの痛覚を麻痺させた。 全身に当たる風が、気持ちを高ぶらせ、一瞬だけゆっくりした気分になる 「おしょら・・・・」ベギッ! 本当に一瞬だけだったが。 「ぎゅびゃっ!!!!」 本日二度目のじめんさんとのちゅっちゅ。 ただし、前とは明らかにかかる力が異なる。 砂糖菓子の前歯は砕け散り、左のおめめは、草むらのほうに飛んでいった。 「ゆ゛ぅぅぅぅぅ・・・。」 殺される。 本能がそう訴えていた。 男は、群れのゆっくりや親まりさのように明確な殺意を、まりさに向けてはいない。 彼はそこまでまりさに対する嫌悪感を示してはいない。それゆえ、このような展開になることを予想していなかったまりさ。 だが、人間という種族の圧倒的な暴力に曝されて、その認識を改める。 彼らは、面白半分で、自分達を殺す。彼らは殺意なく自分達を殺す。 言葉を持っていたとしても分かり合えない。 痛む体を引きずって、餡子の軌道を描きながら、まりさは逃げる。 「おいおい、逃げんなよ。もっと楽しもうぜ!クハハハハハハハハ!!!!!」 ただ逃げるだけでは、追いつかれ、玩ばれ、散々辛い目にあった挙句殺される。 何か、追いつかれない工夫をしないと・・・。 餡子が流出し、中枢餡の働きが鈍る中、まりさは必死に考えた。 自分には何ができるのか。ここでは何をするべきなのか。 精一杯考えていると、脳裏にはぱちゅりーの姿が浮かんだ。そうだ、ぱちゅりーから学んだことを生かすんだ。 「ほーらほら!追いついちゃうぞ~!!!」 男が近づいてくるのが分かる。もう時間が無い。アレを使うんだ とらっぷさんの所に跳ね急ぎ、まりさは最後の力を振り絞った。 ぱちんこさんだ。蔓と木の枝で、石を弾き出すこのトラップ。もし直撃すれば、人間といえども無傷では済まないだろう。 石はあらかじめ固定されていたので、蔓を引っ張り弾き出すだけだった。 「ゆ゛ぎ・・・ぎ・・・ぎ・・・」 残り少ない歯で蔓を引っ張る。木の枝がギチギチと音を立てて軋む。 ブシッブシッと傷口から餡子が噴き出す。痛みに耐えて精一杯歯を食いしばる。 (ぱちゅりー、・・・ちからをかしちぇね・・・!!!) ギシ・・・ギシ・・・ 口から餡子が滴り落ちる。ゆっくりの限界を超えて、まりさは蔓を引っ張り・・・ 「ゆ゛んっ!!!!!!!!!!!」 パシュ! それを離す。石は勢い良く飛んでいった。 反動でまりさはコロコロと転がっていく。 男の声は聞こえない。が、何かがぶつかる鈍い音がした。 上手くいったかいってないかはわからないが、とにかく逃げるべきだ。 体勢を立て直したまりさは、ずーりずーりと蛞蝓のごとく這いずった。 飛び跳ねる体力はもはや無い。まずは人間から逃げる。体を癒すのはそれからだ。 折角治療できたのに人間に見つかっては、またぼろぼろにされてしまう。 一先ず草むらに入って、行方をくらませようとするが・・・。 「俺のターンはまだ終了してないぜぇ、クッハハハハハハ!」 後一歩で姿を隠せたのに、捕まってしまった。 「ゆ゛ぅぅぅぅ!!!いししゃんがあたっちゃんじゃなかっちゃのぉぉぉ!!!!」 「ぷっ、ありえねえから。30秒もかけて引っ張ってたら誰だって気づくわ。ゆっくりした結果がこれだよ!ってか、クハハハ!」 「ゆぁ゛・・・ぁ・・・・」 男の目と視線が合う。 やはり、憎しみや怒りといった感情は持ち合わせていない。 しかし、狂気を孕んだ、ゾッとする残虐な精神が、確かに、そこに、あった。 <モテアソバレ・・・・コロサレル・・・・> 「どうやって料理してやろうかな~?!アマギる?あんよ焼く?それともこのままぶっ潰す?」 <キョウキガスベテヲウバッテイク> プシュ! 恐怖の余り、しーしーを漏らすまりさ。ガチガチと歯の震えが止まらない。 唯一つの視界は、涙で滲み、何もかもが曖昧に見えてくる。 なんでまりさがこんな目に遭わなければいけないのだ。違う、間違っている。 「・・・ぼ・・・て」 「ん?」 「どぼじでこんにゃことすりゅのぉぉぉぉ!!!!!!まりちゃたちだっちぇいきてるんだよぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!」 まりさは叫ぶ。待ちに待ったしあわせーっを踏みにじられた悲しみを、ありったけの声で叫ぶ。 近傍で大声を上げられたにも関わらず、男はこの笑顔を崩さない。 「クッハハハハハハ!!!そうかい!そんなに知りたいか?クソ饅頭!?だったら教えてやるよ!!!」 この言葉を待ち望んでいたのだ。男は、まりさが理不尽に反発するのをずっと待っていた。 「話はちょいと昔に遡るんだが、この森を更に深く進んだ所に、集落がある。とある愛護団体が、そこに研究所と工場を持っていた。 彼らはある薬品を作っていたんだ。」 「ゆっくりって生き物は大抵オレンジジュースをかければ、どうとでも復活する生き物だ。でも、その法則には例外が存在する。 ゆカビやゆ下痢、重度の非ゆっくち症なんかは、オレンジジュースをかけたところで、何の意味もなさない。いや、 そればかりか、悪化する事だってあるだろう。その団体は、そんな病気を治すための特効薬の開発に勤しんでいた。」 「来る日も来る日も研究を続け、とうとう、彼ら言う理想の薬が完成した。どんなゆっくりの病気も治す、最高の秘薬だ。」 ひやく・・・。ぱちゅりーもひやくをつくってくれた・・・。 「彼らは狂喜した。これで世界を救えるとさえ思っていた。彼らは意気揚々と工場を稼動させた。 ありったけの資財を費やして、薬品を大量生産した。」 「ここまでは、順調だった。だが、傍若無人で非常識な、彼らの本質が、全てを駄目にした。」 笑顔で語っていた男は、一変して表情を無くす。 「あの川を見ろ。」 掌の中にいるまりさに小川を見せる。いつもいつも見ている何の変哲も無い川だ。 「あそこは・・・死の川だ。ただし、ゆっくりだけにとってな・・・。」 「薬品の合成過程において、たいていの場合は副産物というものが生まれる。 目的の物質ではない、いらない物質だ。ただし、こいつは時に予想だにしない効力を及ぼすときがある。 秘薬の原材料は、どれも生物に無害な物質であったと聞く。だからこそ、彼らは油断した。安全であると思い込んだ。 自分たちが守っているその生き物のように、思考停止した言動を行った。」 「・・・な、なにいっちぇるにょ?ま・・り、ちゃ・・よく゛わかりゃないよ・・・?」 「そうだな。餡子脳じゃこの説明は難しいか・・・。分かりやすく言うと、こうだ。」 『ゆっくりの平和を願うゆっくりんピースは、その愚かさのために、ゆっくりにだけ効く毒薬を、川に、流した。 守るべき存在を・・・知らぬうちに虐殺しようとした。』 「ぎゃく・・・・しゃちゅ?」 「虐殺だよ。それもじわりじわりと苦しむように。 この近くの群れで、目が見えなかったり、言葉が話せなかったりするゆっくりを見たことがなかったか・・・?」 「?!」 ある。あるというか、自分自身のことだ。 「あれは、この川を流れる毒が、森全体に染み渡って、ゆっくりの体に流れ着いた結果だよ。 いわゆる生物濃縮ってヤツさ。ゆっくりにしか害がないから、最初の内は人間の誰も気が付かなかった。 当のゆっくりどもは、川が毒されているなんて、思いもしなかったからな。世間体のために家族殺しだよ。」 「だが、俺達のように定期的に山に入る人間は、しばらくすると、この尋常じゃない事態に気が付く。 そこから何体ものゆっくりをバラし、観察・実験をする。ただし、ゆっくりんピースにばれないように、 無差別的なゆっくりの虐殺に見せかける。善良で元気な、だじぇまりさをバラバラにしたこともあったな。 どこかしらイカレタゆっくりばかり甚振ってたから、久々に虐待を楽しめたよ。 『まり゛ちゃは・・・おう゛ちにかえり゛ゅん・・・だじぇ・・・。いもうちょが・・・まっちぇるんだじぇ・・・』 とか言ってな。本当に良いゆっくりぽかったから、一番惨く殺してやったよ。いやー楽しかった。クハハハ!」 「お・・・おにぇ・・・ちゃん・・・。」 「あ?・・・んまぁ、とりあえず問題の化学物質の同定は終わったし、ゆっくりに対するその化学物質の悪影響を指摘するのに 十分なデータは集まった。後は適当にゆっくりを惨殺して、ゆっくりんピースの出方を見るだけだ。」 「・・・ゆ゛・・・ぁ・・・」 「この現状に気が付いたゆっくりんピースはどうするんだろうな? 正直に事実を述べるだろうか?いやあいつらに限ってソレはない。 見てみぬ振りをするだろうか?だったら俺が断罪してやる。」 「一番可能性があるのは、この森のゆっくりを皆殺しにすることだろうな。俺がゆっくりんピースならまずそうする。 最もそれをした途端、俺の研究データが彼らを社会的に葬るけどな。この群れのゆっくりが、ゆっくりんピースに皆殺しにされてから、 俺はゆっくりとクソ愛護団体を潰すとするよ。」 「さて、こんな長話に付き合ってくれてありがとうな。これは、俺からのプレゼントだ。」 ポケットから注射器を取り出す男。バイアル瓶の中身を注射器に入れる。ドスッ! 中枢餡目掛けて、針を刺す。注射器にいっぱい溜められた液体をどんどん注入していく。 「あ゛・・・・あ゛・・・・」 「あの川を流れている毒の、10000倍の濃度だ。ゆっくりには数がわからないだろうから言っておくが、 1分もかからずに、永遠にゆっくりできる濃さだ。残りの一分間、頑張って苦しんで俺を楽しませろよ、クッハハハハハハハハハハ!!!!」 男の高笑いが始まったのが合図だった。 視界がおかしくなった。目に映るもの全てがキラキラと光る。赤、黄色、白、青、紫。色が目まぐるしい速度で変わる。 残された片目がドロリと落ちて、視覚はまともに機能しなくなった。 不意に頬が引きつる。かと思ったら、あんよの方もおかしくなる。やりたくないのにぶりんぶりんが止まらない。あにゃるの締まりも悪くなり、 うんうんがブシュブシュと醜い音を立てて、撒き散らされる。しーしーも同様だ。自分の顔にかかっているのに、それを拭いたくても、 体が言うことを聞いてくれない。全身の餡筋が暴走し、まりさの体は虫が体内を這っているかの如くうねっていた。 「gひゅあぎぇいるおg!!!」 助けて!といったつもりだった。しかし、音は意味をなさないものに変わっていた。昔よりも酷く、呂律が全く回っていない。 最も聴覚も既に失っていたので、自分の言葉がおかしい事に気づくことも出来なかったが。 餡子の方も相当毒されてきた。記憶がごちゃごちゃになる。 自分がどこで生まれたのか、誰の子供なのか。ぱちゅりーとどうして暮らしていたのか、なんで群れで嫌われていたのか。 何もかもがわからない。疑問に答えようとしても・・・ 楽しかった記憶も、辛かった記憶も全部、全部が流れゆく・・・。 体の奥の餡子が押し上げられる。中枢餡も巻き込んで押し上げられる。 バラバラでグチャグチャの意識でも、これだけは分かる。 じぶんは・・・まりさは今、死ぬと。 「ゆ゛・・・ゆ゛・・・ブォ゛ゴァ゛!!!!!!!!!!!」 口から。目から。あにゃるから。まむまむから。いたる穴から餡子が噴き出す。口からは中枢餡も見える。 何も見えない暗闇で。 何も聞こえない静寂で。 絶望が全てを押し流して、まりさは一人で息絶えた。 「ふ~ん。なかなかいい死に様だったぜ、クソ饅頭。クハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!」 男の高笑いは何時までも続いていた。 <side story> 「しゅーり、しゅーり!はやくよくなっちぇね!おかあしゃん!」 「ゆふふ、ありがとう。れいむはゆっくりできるこだね!!!」 親れいむは、まりさの『ちりょう』の結果、ゆっくりの運動神経にあたる部分を傷つけられてしまい、自由にあんよを動かせなくなった。 親まりさは、れいむに対する傷害行為によって、群れの裁判で、川流しの刑にあった。 一番無事であったのは、姉れいむだろう。姉れいむは親れいむの看護を献身的に行っていた。 「ゆゆん!もうかりのじかんだにぇ!ゆっくりいっちぇくるよ!」 「ゆっくりわかったよ!きをつけてね!おちびちゃん!」 ポインッポイン! 元気に跳ね回る姉れいむ。狩りは苦手でゆっくりできないものだけど、大好きな母のため、精一杯跳ね回っていた。 いつもの採取場所から少し離れたところで、食べられる草を集めていた姉れいむ。彼女を不意に影が覆う。 何事かと振り返る姉れいむ。高く高く見上げた先には、お顔があった。 始めてみる生き物だったが、その、悲しそうな顔を見て、何だかゆっくりできていない、かわいそうな生き物だと思った。 母譲りの優しさから、姉れいむは、その生き物を励まそうとする。 「ゆっくりしていっちぇね!!!にゃんだかげんきがないにぇ!!! れいみゅがおうたをうたってあげりゅから、ゆっく・・・『ブチュ!!』 踏み潰された。 姉れいむは、苦しむことなく永遠にゆっくりした。 その生き物・・・いやその男は涙を流していた。 「ごめんな、ゆっくりたち。これは世界のゆっくりを守るためなんだ。 俺達ゆっくりんピースは、こんなところで終わるわけにはいかないんだ・・・。」 世話係を失った親れいむはどうやって生きるんだろうか? そんな心配をする必要は無い。 明日には、幸せなゆっくりの声なんて、何一つ聞こえなくなるのだから・・・・。 <あとがき> まりちゃかわいいよ、まりちゃ。ぐちゃぐちゃに虐めたいよ。 どうも、ドナルドあきです。 自分の作品では珍しく、野生モノでした。ただ、オチに人間が関与していますが。 公害ってヤツは、思いもしないところからやってきて、気づいたときには手遅れなことがある。本当に恐いものです。 世間体や血統ってヤツが真実を遠ざけることもある・・・のかな? まぁ、そこまで考えて作ったわけではないんですけどね。 てか、ホントは2週間前に書き終えるつもりだったのに・・・。 バイトさんと課題さんはゆっくりしないでどっかにいってね!!! では・・・最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!! 過去作 anko1066 ゆくドナルド anko1166 ゆくドナルド2 anko1304 れいむと・・・ anko1384 豆れみりゃとこうまかん anko1395 ゆくドナルド3 anko1404 お前のゆん生30点 anko1432 幸福マスベ anko1472 餡子に捧ぐは菊の花 anko1606 絶望あにゃる anko1643 流れゆく物 前編 挿絵:にとりあき
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ドナルドあきのSS感想用掲示板はこちら anko2575 涙 anko2335 赤ゆっくりと… anko2145 赤ゆの玩具 anko1868 川辺の狩人 anko1844 ゆっくりサイコロを振るよ!!! anko1730 靴磨きまりさ anko1721 流れゆく物 後編 anko1643 流れゆく物 前編 anko1606 絶望あにゃる anko1472 餡子に捧ぐは菊の花 anko1432 幸福マスベ anko1404 お前のゆん生30点 anko1395 ゆくドナルド3 anko1384 豆れみりゃとこうまかん anko1304 れいむと・・・ anko1166 ゆくドナルド2 anko1066 ゆくドナルド
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パック:流れゆくパヴァーヌ(P) 解説 水属性のパック。 一押しはやはり黄泉ガエルと氷帝メビウスだろうか。 伝説の都 アトランティスを主軸としたデッキやガエルデッキを組む際に必要となる。 植物族デッキにはロードポイズンも必要だろう。 超古深海王シーラカンスを筆頭とする魚族はほとんどノーマルで収録されているため、比較的安価に強力な魚族デッキが組める。 ただしオーシャンズ・オーパー等の俗称「外来魚」は収録されていないので注意(パックによる入手は不可能)。配信で入手できる。 なお、非常に強力なシンクロモンスター氷結界の龍 ブリューナクはこのパックである。 モンスターカード ウォーター・スピリットノーマル 海皇の長槍兵ノーマル 効果モンスターカード アイルの小剣士ノーマル アトランティスの戦士ウルトラ アビス・ソルジャースーパー 悪魔ガエルノーマル 暗黒大要塞鯱ノーマル イレカエルノーマル 海神の巫女レア エーリアン・ハンターノーマル エーリアン・ヒュプノノーマル オイスターマイスターノーマル 悪魂邪苦止ノーマル カースド・フィグノーマル 海竜神-ネオダイダロスノーマル 貫ガエルノーマル 魚雷魚ノーマル グラスファントムノーマル グラナドラノーマル グリズリーマザースーパー 軍隊ピラニアノーマル 幻影のゴラ亀ノーマル 豪雨の結界像レア ゴラ・タートルノーマル サイレントアビスノーマル ジェネクス・ウンディーネノーマル 忍び寄るデビルマンタノーマル 深海の大ウナギノーマル 深海の戦士ノーマル 水晶の占い師スーパー 水魔神-スーガスーパー 水陸両用バグロス Mk-3レア スクリーチノーマル スター・ボーイノーマル ゾーン・イーターノーマル 超古深海王シーラカンスノーマル ディープ・ダイバーノーマル デスガエルレア デュアル・ランサーノーマル 伝説のフィッシャーマンノーマル 首領亀ノーマル 爆風トカゲノーマル 引きガエルノーマル ヒゲアンコウレア 氷結界の術者ノーマル 氷弾使いレイスノーマル 氷帝メビウスウルトラ フェンリルスーパー 氷炎の双竜ウルトラ ペンギン・ソルジャーウルトラ ペンギン・ナイトノーマル ペンギン・ナイトメアウルトラ 砲弾ヤリ貝ノーマル ボタニティ・ガールノーマル マーメイド・ナイトレア マジック・スライムノーマル 水の精霊 アクエリアレア 水面のアレサレア メタル化寄生生物-ルナタイトレア 妖精王オベロンレア 黄泉ガエルウルトラ 黄泉へ渡る船ノーマル ラージマウスノーマル 海竜-ダイダロススーパー リバイバルスライムスーパー 両生類天使-ミ・ガエルノーマル レクンガノーマル ロードポイズンスーパー 融合モンスター ガエル・サンデスノーマル シンクロモンスター 氷結界の龍 ブリューナクウルトラ 魔法 ウォーターワールドノーマル サルベージスーパー 死の合唱ノーマル 伝説の都 アトランティススーパー はがねの甲羅ノーマル 罠 ディフェンド・スライムノーマル 竜巻海流壁ノーマル
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パック:流れゆくパヴァーヌ 水曜日に出現する水属性パック。 モンスターカード ウォーター・スピリット ノーマル 海皇の長槍兵 ノーマル 効果モンスターカード アイルの小剣士 ノーマル アトランティスの戦士 ウルトラレア アビス・ソルジャー スーパーレア 悪魔ガエル ノーマル 暗黒大要塞鯱 ノーマル イレカエル ノーマル 海神の巫女 レア エーリアン・ハンター ノーマル エーリアン・ヒュプノ ノーマル オイスターマイスター ノーマル 悪魂邪苦止 ノーマル カースド・フィグ ノーマル 海竜神-ネオダイダロス ノーマル 貫ガエル ノーマル 魚雷魚 ノーマル グラスファントム ノーマル グラナドラ ノーマル グリズリーマザー スーパーレア 軍隊ピラニア ノーマル 幻影のゴラ亀 ノーマル 豪雨の結界像 レア ゴラ・タートル ノーマル サイレントアビス ノーマル ジェネクス・ウンディーネ ノーマル 忍び寄るデビルマンタ ノーマル 深海の大ウナギ ノーマル 深海の戦士 ノーマル 水晶の占い師 スーパーレア 水魔神-スーガ スーパーレア 水陸両用バグロス Mk-3 レア スクリーチ ノーマル スター・ボーイ ノーマル ゾーン・イーター ノーマル 超古深海王シーラカンス ノーマル ディープ・ダイバー ノーマル デスガエル レア デュアル・ランサー ノーマル 伝説のフィッシャーマン ノーマル 首領亀 ノーマル 爆風トカゲ ノーマル 引きガエル ノーマル ヒゲアンコウ レア 氷結界の術者 ノーマル 氷弾使いレイス ノーマル 氷帝メビウス ウルトラレア フェンリル スーパーレア 氷炎の双竜 ウルトラレア ペンギン・ソルジャー ウルトラレア ペンギン・ナイト ノーマル ペンギン・ナイトメア ウルトラレア 砲弾ヤリ貝 ノーマル ボタニティ・ガール ノーマル マーメイド・ナイト レア マジック・スライム ノーマル 水の精霊 アクエリア レア 水面のアレサ レア メタル化寄生生物-ルナタイト レア 妖精王オベロン レア 黄泉ガエル ウルトラレア 黄泉へ渡る船 ノーマル ラージマウス ノーマル 海竜-ダイダロス スーパーレア リバイバルスライム スーパーレア 両生類天使-ミ・ガエル ノーマル レクンガ ノーマル ロードポイズン スーパーレア 融合モンスター ガエル・サンデス ノーマル シンクロモンスター 氷結界の龍 ブリューナク ウルトラレア 魔法カード ウォーターワールド ノーマル サルベージ スーパーレア 死の合唱 ノーマル 伝説の都 アトランティス スーパーレア はがねの甲羅 ノーマル 罠カード ディフェンド・スライム ノーマル 竜巻海流壁 ノーマル
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わすれゆく【登録タグ U-ske VOCALOID わ 初音ミク 曲 】 作詞:U-ske 作曲:U-ske 編曲:U-ske 唄:初音ミク 歌詞 新しい街には慣れてきた 胸を締めることもなくなった 朝が来るたび辛いのは また別の理由 耳を塞げば聞こえてた 僕を呼んでいる 君の声 まぶたを閉じれば浮かんでた 君の顔も 全部 ほら 僕を忘れないでほしいとか そばにいたいとも願わない 夢でいいから 君の顔 浮かべさせて その顔を思い出せるだけでいいのに 神様はいつも冷たくて どれだけ頭を抱えても もう うまく君を思い出せないよ どこにも溢れる想い出が すぐ僕の心を襲うから 逃げ出したんだ あの街を 君の笑顔だけ 連れて 思えばそれが間違ってた? 逃げた僕への仕打ちだった? それでも僕の心には君が残る その顔を思い出せるだけでいいのに 神様はいつも冷たくて どれだけ頭を抱えても もう うまく君を思い出せないよ 見上げた遠くの空の上まで 届かない願いたち そうか これはきっと神様が 決めたことなんだ 君を思い出せるだけでいいのに 過ぎた時間が君を消した 苦しんだことも 泣いてたことも 今はもう懐かしいよ 君の顔はもう出てこないけど 歩いた場所くらい忘れないよ 消えてしまいそうな想い出たちも 忘れないように 明日を 明日を想ってる コメント 名前 コメント
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【検索用 こわれゆく 登録タグ Akali VOCALOID こ ニコニコ外公開曲 曲 曲か 音街ウナ】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:Akali 作曲:Akali 編曲:Akali 唄:音街ウナ 曲紹介 曲名:『こわれゆく』 歌詞 (動画から書き起こし) 壊れてゆく 壊れてゆく 夢と命が 壊れてゆく 壊れてゆく 壊れてゆく 声も形も 壊れてゆく 壊れてゆく 壊れてゆく 埋めたかなしみ 壊れてゆく 壊れてゆく 壊れてゆく 飢えた魂 壊れてゆく こわれてゆく こわれてゆくよ 金も人望も 友も絶望も 全部全部 果ててゆくよ どうせいつか壊れ行くなら 自ら壊すよ いつか壊れ行くなら 自ら壊せば あんしん あんしん あんしん あんしんさ どうせ壊れ行くから 自ら壊すよ 壊れてゆく 壊れてゆく 植えた愛情 壊れてゆく 壊れてゆく 壊れてゆく 触れた心が 壊れてゆく こわれてゆく こわれてゆくよ 真似も才能も 甲斐も切望も 全部全部 消えてゆくよ (こわせこわせこわせこわせこわせこわせこわせ こわせこわせこわせこわせこわせこわ) どうせいつか壊れ行くなら 自ら壊すよ いつか壊れ行くなら 自ら壊せば あんしん あんしん あんしん あんしんさ どうせ壊れ行くから 自ら壊すよ あんしん あんしん あんしん あんしんさ どうせ壊れ行くから 自ら壊すよ 壊してゆく 壊してゆく 今日も命を 壊してゆく 壊してゆく 壊してゆく 声と形も 壊してゆく コメント 名前 コメント
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罅割れゆく斧 上級呪文・通常罠 フィールド上のモンスター1体を選択して発動する。 選択したモンスターの攻撃力はこのカードが自分フィールド上に裏側表示で存在した 自分のターン数×500ポイントダウンする。 上級呪文 罠 能力弱化 同名カード 罅割れゆく斧(OCG)
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【検索用 あめをつれゆく 登録タグ 2008年 VOCALOID あ シバションP 曲 曲あ 殿堂入り 秦野P 裏花火 鏡音レン】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞・絵:裏花火 作曲:秦野P 編曲:秦野P 動画・絵:シバションP ドラム演奏:アンパンマン 唄:鏡音レン 曲紹介 曲名:『雨を連れゆく』(あめをつれゆく) 秦野P・シバションP・裏花火・アンパンマン、4氏のコラボレーションで贈る、鏡音レン雨のワルツ。 「ふたり」は、共に歩き、反目し、やがてまたその道を交差させて旅立って行く。(裏花火氏ホームページ=下記=より) ぼからん#55.56で二冠達成。 元動画は2010年6月に秦野P本人が削除しているが、同月に裏花火氏による代理再投稿が行われている。 歌詞 (「雨を連れゆく」より転載) つないだ手が冷えてゆく 溢れる水に洗われて 君のその瞼が、白く 溶けた ここが君のたどり着いた場所 ここが僕のたどり着いた場所 道は果てなく背(せな)に続き 長い 長い 水路 伝い落ちる あの日から遠くまで来た 違えた道が再び重なり ここで途絶えた 留めることは誰にも出来なかった ともに歩んだ道は間違いじゃなかった ともに違えた道も間違いじゃなかった 透明に 透明に 交差してゆく 指にひとかけの、あまやかな鼓動 透明に 透明に 君が溶けゆく 雨にひとすじの、やわらかな朱色 君の名残 僕は泣かない 塞いだ目が冷えてゆく こぼれる土に覆われて 君のその空蝉(うつせみ)花と還る ここが君のたどり着いた場所 ここが僕の歩き出す場所 道は果てなく夢をつなぎ 遠く遠く命重ねゆく ああこの広がる草原 満ち溢れた君の匂い 決して忘れはしない 忘れるものか あの日から遠くまで来た 違えた道が再び重なり ここに始まる 透明に 透明に 交差してゆく 指にひとかけの、あまやかな鼓動 透明に 透明に 君が溶けゆく 雨にひとすじの、やわらかな朱色 透明に 透明に 惑い溶けゆく 陰にひと染みの、鮮やかな緑 透明に 透明に 空が溶けゆく 雲にひとすじの、やわらかな光 君の祈り 僕は連れゆく コメント ひたすら美しくて儚くて強くて、久々に衝撃を受けた曲でした。 -- 名無しさん (2008-10-13 03 31 01) 「ふたり」と括弧されているところを見ると、「ふたり」は1人なのかなと思った -- 名無しさん (2008-10-13 14 17 19) これはすごいです。初見の衝撃はかなりのもんでした。 -- 名無しさん (2008-10-13 15 13 04) 秦野Pの歌はどれも心を掴まれます。 -- 名無しさん (2008-10-13 18 15 21) なんというか、ただただ見惚れる曲。 -- 名無しさん (2008-10-18 19 49 59) 全てが素晴らしい。4つの要素のどれが欠けてもこの作品は成り立たない。まさに神懸かり的な傑作。 -- 名無しさん (2008-10-21 15 06 10) 殿堂入りおめでとうございます -- 名無しさん (2008-11-02 20 43 10) 殿堂入りおめでとうございます。歌詞もメロディもすべてが好きです。 -- 名無しさん (2008-11-02 21 25 25) 殿堂入りおめでとうございます!!何度聴いても素敵♪ -- 名無しさん (2008-11-03 14 54 37) CDだと!? -- 名無しさん (2008-11-07 18 44 26) 素晴らしい曲です。 -- 名無しさん (2008-11-13 15 56 08) いやー、これは感動しましたね。素晴らしいです。 -- ゆらゆら (2008-11-17 20 29 49) 感動する、神曲です -- みみ (2009-01-30 09 41 05) 愛しています -- 名無しさん (2009-03-01 15 28 09) 感動します...今も頭の中に流れてきて泣いてます...(涙 -- やられP (2009-03-24 11 24 46) 感動しますね〜^^* -- Cotton (2009-04-04 16 27 07) レンオリジナル曲の中で一番好きです。ほんとこの曲は衝撃的でした。 -- 名無しさん (2009-04-13 01 05 46) 信頼のマイリス率ですね♪ワルツ感動しますVv -- 黒猫 (2009-04-25 11 43 26) 今頃この曲に惚れた俺、しねばいいのに・・・ -- 名無しさん (2009-04-25 13 00 06) 初めてみた時、言葉でませんでした。 -- 名無しさん (2009-04-25 20 23 29) なにもかも凄いよな 神曲!!! -- 名無しさん (2009-04-25 22 05 07) 本当に大好き。 -- 名無しさん (2009-05-12 23 40 37) 数あるレン曲もといボカロ曲の中でズバ抜けて神曲。この曲のおかげで雨の日も好きになった。 -- 名無しさん (2009-06-10 15 40 09) 透明感の溢れる、一度聴いたら何度も聴きたくなる曲。とっても素敵ですね -- 名無しさん (2009-07-03 00 53 20) 歌詞も曲も素敵過ぎてもう…… -- KOH (2009-07-18 13 06 38) 息吸うトコで鳥肌たつ -- 名無しさん (2009-09-24 16 20 59) 神秘的な感じで好き -- 名無しさん (2009-09-24 19 47 31) 自分、なぜ今までスルーしていた…神曲! -- 名無しさん (2009-09-27 20 47 12) いやいやいや、感動しすぎて鼻水がひどい。神すぎるWWWWWWW -- ぷん (2009-12-02 19 18 36) 神曲!! -- 名無しさん (2010-01-21 22 51 04) 消えた…あんまりだよ…。すごく好きな動画でした、ありがとう -- 名無しさん (2010-06-20 12 18 12) マイリス整理してたらこの動画が消されてることに気づいた……なんで!? -- 名無しさん (2010-06-26 00 41 49) 秦野P・・・;ω; -- 名無しさん (2010-06-27 20 34 50) この曲好きだったのに消えてる!? どうしてー -- 名無しさん (2010-06-30 18 28 28) 再投稿されたました!!!しかも、高音質に! ttp //www.nicovideo.jp/watch/sm11141934 -- 名無しさん (2010-07-10 10 16 05) 感動して切なくて・・・神秘的を持ち合わせて 素敵な神曲でしたww 雨のふる日に聴きたい曲ですww ニコニコ動画で消えてたことは驚きましたけどお疲れ様でしたw 裏花火さんも再投稿ありがとうございますww -- 麻里亜 (2010-07-20 08 31 51) いつ聞いても心にストンと沁みる曲です。こんな綺麗な曲に出逢えたことに感謝。 -- 岩 (2010-10-18 19 20 45) PVふつくしすぎて感動した…! -- 名無しさん (2010-10-18 20 43 53) 神!好きだ! -- のいる (2011-01-07 17 41 03) すごく綺麗で美しい曲です。これをきくと恐怖が浄化されて安心して眠れます。ほんとに。 -- 名無しさん (2011-04-27 21 17 12) どれだけ時が経っても、いつまでも心に残る作品。 -- 名無しさん (2011-08-11 04 46 54) 「留める」じゃなく、「咎める」じゃなかった?違ったらスマソ -- 名無しさん (2012-02-19 17 36 18) 自分と、自分の中のもう一人の自分として聞いてしまう・・・ 透明に、透明に、溶け行きました← -- なゆた (2012-05-30 20 52 59) この曲に出会えて幸せです -- 名無しさん (2015-01-28 19 56 45) どれだけ時が経ってもいつまでも素敵な曲 -- 名無しさん (2016-02-25 00 00 23) 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
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雨を連れゆく あめをつれゆく【登録タグ:VOCALOID 曲 曲あ 曲あめ 秦野P 裏花火 鏡音レン】 曲情報 作詞:裏花火 作曲:秦野P 編曲:秦野P 唄:鏡音レン ジャンル・作品:VOCALOID カラオケ動画情報 オフボーカルワイプあり コメント 名前 コメント