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汚い忍者を罵倒する時に使う言葉。 ニコニコmugenでは主にブロントさんが忍者キャラに負けた時と、 忍者キャラが色々と自重しない戦法を取ると使用される定型コメント。 ※例:飛竜のウロボロスやすごい漢の下敷きハメなど MUGENにおいては半蔵、飛竜、汚い忍者あたりに使われることが多い。 元ネタはブロントさんの黄金の鉄の名言の一つ。所謂「ブロント語」。 忍者の部分を置き換えれば色々な相手に使えるので汎用性が高い。 というより、ブロントさんに勝った相手や、自重しない戦法をとるキャラによく使われる。 句読点がないので文に勢いがあって二回目の「きたない」をひらがなにしているあたりが人気の秘訣 「汚い、流石忍者汚い」とか書くとせっかくの魅力がマッハで消えそうになる(というか普通に語呂が悪すぎ) 二回目を漢字にしている奴はブロンティスト的ににわかと笑われていることに気づいたほうがいい、まあ一般論でね ただ真っ当に忍者が勝った時に必要以上に使うと動画からかもし出す殺伐としたエネルギー量がコメントとして見えそうになる。 なので節度ある使用を心がけないとブロントの評価が下がり鬼の首取ったように周囲が騒ぎブロントは深い悲しみに包まれる。 あまり連発すると荒らしと間違われるので注意。 異次元行きのダイヤモンドアドベンチャーを体験して裏世界でひっそりと幕を閉じることになる。デレデレデレデレデ! 原文は以下の通り。 一応断っておくと『FF11』の話である。詳しくはググれ。 これ立てたの絶対忍者だろ・・汚いなさすが忍者きたない 俺はこれで忍者きらいになったなあもりにもひきょう過ぎるでしょう? 俺は中立の立場で見てきたけどやはりナイト中心で行った方が良い事が判明した 忍はウソついてまでPTの盾役を確保したいらしいがナイトに相手されてない事くらいいい加減気づけよ ナイトは忍者よりも高みにいるからお前らのイタズラにも笑顔だったがいい加減にしろよ さらに断っておくと、あくまでもネタであることを念頭に置いておくこと。 間違ってもマジな気持ちで発言してはいけないし、本気になって怒ってもいけない。周囲から冷ややかな目で見られるのがオチである。 関連項目 汚い忍者 ブロントさん
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【レシピ】 土地 18 18 島 // 言わずと知れた最強カード クリーチャー 21 4 上位の空民、エラヨウ/Erayo, Soratami Ascendant // 反転し返されないように注意 4 深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hours // カードアドバンテージうめぇ 3 静風の日暮れ/Higure, the Still Wind // フィニッシャー的頼れるメイン盾 2 霧刃の忍び/Mistblade Shinobi // エラヨウモードでのバウンスは二度美味しい 4 フェアリーの大群/Cloud of Faeries // 反転要員兼忍術要員 4 羽ばたき飛行機械/Ornithopter // 同上 呪文 21 4 対抗呪文/Counterspell // 青の必需品 4 記憶の欠落/Memory Lapse // ええと・・・アー・・・何だっけ? 4 渦巻く知識/Brainstorm // シャッフル手段は無いけど入れて損は無いかと 4 断絶/Snap // 反転か普通にバウンス 2 基本に帰れ/Back to Basics // 相手が特殊地形ばかりだとこれ1枚で勝負が付く事もある 3 梅澤の十手/Umezawa s Jitte // 十手ゲー十手ゲー サイドボード 15 1 基本に帰れ/Back to Basics 1 梅澤の十手/Umezawa s Jitte 4 水流破/Hydroblast 3 火薬樽/Powder Keg // トークンとかPOPしてくるデッキに 2 不実/Treachery 3 真髄の針/Pithing Needle 1 水辺の学舎、水面院/Minamo, School at Water s Edge // 土地が18枚という心許ないデッキなので基本に帰れが使えないような相手にどうぞ そのまま使ってみるなりデッキ改変してみるなりご自由にお使いください。 サイドボードは超適当なんで自分に合ったサイドボードを作ってね。
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汚い忍者 とは 1.5コストの(主に男性の)忍者全般、特にUC出浦守清のことを指す。 忍者は敵武将が一定範囲内にいないと相手から視認されず、見えていない間は鉄砲隊はターゲッティングができず、弓足軽の射撃も受けない。 これは戦略面において非常に大きく、単純に不可視の部隊というのは相手側からすれば非常に怖い存在である。 またコストが軽く、撤退したとしてもそこまで痛くないので単独での隠密行動を任されることが多い。 そのため端攻めに使われやすく、機動力のないデッキだと1枚の忍者に振り回されることも多い。 その様は本当に汚いので汚い忍者と呼ばれ、ニコ動でも忍者が汚さを発揮した場面では「汚いw」「汚ねえw」「汚いなさすが忍者きたない」というコメントが多くつく。 特にUC出浦守清はコスト比での最高武力である6をあたえられており生半可な武力の武将では攻城を止められないこと、 槍足軽であり、見えない槍の穂先というのは騎馬隊にとって脅威であり、姿を見せないと鉄砲隊と弓足軽の攻撃を受けないため実質的にアンチユニットが存在してないこと、 計略が「忍法雲隠れ」で相手が攻城を阻止しにきたり、自分が撤退しそうになると自城に戻れるため、汚い忍者の中でもっとも汚いとされている。 ちなみに出浦と同スペック、同計略で弓足軽であるUC伴長信は撃っている矢が視認できるので見つけやすく、 騎馬の連突があれば簡単に撤退させられるが弓弓家宝を持ち、UC安藤守就と組むと途端にその汚さが爆発する。 他の忍者はスペックや計略、兵種の兼ね合いからそこまで汚いとは言われないが相手にすると本当にいやらしい存在である。 忍者が汚さを発揮した試合としては これ が有名。 忍者に振り回されている側の視点なのでその汚さがよくわかるだろう。 なお、2コスト以上の武将はデッキのエースとして敵部隊とぶつかって行く立場にあり、 単独での隠密行動をさせにくいため、2コスト以上の忍者は汚い忍者とは呼ばれにくい。 また、R恭雲院やSR望月千代女などは女性であることやカードイラスト等から 綺麗な忍者と呼ばれることも。 Ver1.1になって汚い忍者筆頭の出浦の武力が5になり、かつ忍の仕様変更により敵陣の半分あたりから忍状態が解除されるようになった。 端攻城には使い辛くなったが、一方で敵武将と接近した際の忍解除距離は更に短くなったため、その汚さはまだまだ健在といえる。 忍者が汚い扱いをされる元ネタは某MMORPGのナイトの名(迷?)言「汚いなさすが忍者きたない」だと思われる。 詳細は「ブロントさん」でググってみよう。
https://w.atwiki.jp/battler/pages/6705.html
汚い忍者とは 汚いといっても身なりが汚いわけではない。汚いマネをする忍者なだけである。 名前が「汚い忍者」なので、存在自体が汚いという意見もある(すなわち、汚いが存在意義) ネ実の英雄、ブロントさんのライバルであるが、高大な心を持つ謙虚なナイトは相手にしないので、実際は違うかもしれない。(むしろおじゃま虫的) 主な任務は、汚い空蝉でナイトからメイン盾の役割を奪ったり、ネ実でナイト弱体化スレを乱立させたり、ブロントさん動画を荒らしたりすることである。 ブロントさんと同じく、MUGENにも参戦している。名前はもちろん「汚い忍者」。 しかもブロントさんですら持っていない一撃必殺技が実装されている。(汚いガマガエル) 汚いなさすが忍者きたない。 俺はこれで忍者きらいになったなあもりにもひきょう過ぎるでしょう? 汚い忍者「汚いは、誉め言葉だ…!」 バトルロイヤルにおいての汚い忍者 ヴァナの英雄によって二番目に作られたキャラ ステータス スピード 体 15 攻 25 防 10 速 50 速度が50と最高値なだけあって汚く素早い
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【名前】汚い忍者 【出展】ネットゲーム実況板(FF11) 【性別】男性 【外見】茶髪。黒の目線。 【服装】所謂忍者の服装。 【性格】汚いなさすが忍者きたない。割とツッコミに回ることも。 【声優】マンドラフ氏 【能力】主な任務は、汚い空蝉でナイトからメイン盾の役割を奪ったり、ネ実でナイト弱体化スレを乱立させたり、 ブロントさん動画を荒らしたりすることである。 【一人称、特徴的な口調など】一人称は「俺」。 「汚いは…褒め言葉だ」、「勝ったと思うなよ…」、「まただよ(笑)」等。 【解説】 「空蝉(の術)」とは、一定時間の間、一定回数の攻撃が100%回避可能になるスキル。 使用するたびにアイテムを消費するためギルが大量に必要だが、 それ以外のリスクはほぼゼロと言えるほどコストパフォーマンスがよい。
https://w.atwiki.jp/niconicomugen/pages/887.html
汚いなさすが忍者きたない この動画上げたの絶対忍者だろ・・・ 汚いなさすが忍者きたない 解説 忍者の、忍者による、忍者のためのトーナメント 俺はこれで忍者が嫌いになったなあもりにも卑怯すぎるでしょう? 出場忍者 + 忍に名は無いでござる 忍者 忍者 忍者 忍者 忍者 忍者 忍者 忍者 忍者 忍者 忍者 忍者 忍者 忍者 忍者 忍者 関連大会 忍者トーナメント タッグ編 凶悪キャラダブルストーナメント 作品別対抗「主人公」トーナメント ふたりはプリキュア!トーナメント 真の最強ラスボスは誰だ!トーナメント 格ゲー対抗・真の主人公は誰だ!トーナメント 真の最強ラスボスタッグはどれだ!トーナメント 新しく出来たキャラとAIトーナメント 新しく出来たキャラとAIで作品別トーナメント ジジイトーナメント 真の投げキャラ最強決定トーナメント 作品別 わりと新しくできたキャラとAIトーナメント コメント ウロボロスすごいですね -- 名無しさん (2008-06-08 22 00 53) それほどでもない -- 名無しさん (2008-06-08 22 31 18) きたない流石忍者きたない -- 名無しさん (2008-06-08 22 35 17) 俺はこれで忍者が嫌いになったなあもりにも卑怯すぎるでしょう? -- 名無しさん (2008-06-08 23 02 57) 忍者のいないトナメに未来はにい -- 名無しさん (2008-06-09 17 23 24) ・・・・すごい漢だ。 -- 名無しさん (2008-07-05 18 55 27) ・・・・すごい漢だ。 -- 名無しさん (2008-07-05 23 49 00) ・・・・すごい漢だ。 -- 名無しさん (2008-07-17 16 20 40) コメントフィルターやめて、同じ米ばっかりでつまらなくなる -- 名無しさん (2009-06-24 21 21 16) ブロントコメばかりもじゅうぶんつまらんがなー -- 名無しさん (2009-06-30 23 57 12) しかし、まさかニコニコでFATALITYする大会があったとは・・・ -- 名無しさん (2009-07-19 22 56 01) トナメ表ひでえ -- 名無しさん (2010-10-03 13 09 02) ・・・すごい漢だ。 -- 名無しさん (2012-03-28 22 08 42) 名前 コメント マイリスト
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忍者 忍者ですから……。 味方キャラではすず、しいな(原作のクラスは「符術士」)、ジェイがこの職業に当たる。動きはジェイの物が一番近い。RM2ではすずのみ出演。RM3では全員登場した。 忍ばない 忍ぶ気もさらさらない むしろ仰け反り無効によるゴリ押しが可能ある意味忍んでいる。 でも防御は低めなので調子に乗るとすぐ死ぬ バクステとプッシュで瞬間移動。受け身で変わり身の術。やっぱり忍者。 なんかエロい。バルバトスに忍法エロモーションを伝授してほしいところ エンペルト、ワァァプしんかあああああぁぁぁぁぁぁあああ・・・!!!にんじゃ。 反逆のルルーシュ立ち 謙虚な騎士「汚いなさすが忍者きたない」汚いは…褒め言葉だ…! 忍ばずに、正面突破、タイマン鬼畜。 ○AR○TOになりきれない千鳥が装備できない、○スケェ!(CV:シャル) 語尾に「だってばよ」は付けません。女性にしても「しゃんなろー!!」とか言ったり、怪力を使ったりしません。内なる○○○は自己責任で その気になれば何かを練り始める。まだまだ忍術修行の旅は始まったばかりである。 魔法の言葉「忍者ですから…。」これで何でも解決。 ディセンダーが女性なら、サヨコと名前をつけるとよい。サヨコォォォォォォォォォォォォォ!!( 0M0) スモークボム!ホアアーッ!!はできません 秘奥義はRM1同様、臨・兵・闘・者・皆・陣・烈・在・前の九字の呪文と共に敵を斬り刻む「封魔九印剣」。(演出は向上している) 心頭滅却のポーズが「おばあちゃんが言っていた・・・」に見えるのは俺だけでいい やっぱり忍ばない。忍者ですから…。 ジェーイ!ジェーイ! 結局忍ばない 忍ばない? なんだって『忍者』ですから・・・・・ 剣士に嫌われている。汚いなさすが忍者きたない。 忍者ですから・・・・・
https://w.atwiki.jp/nikaunit/pages/130.html
[部分編集] 忍者 街 赤 ステータス HP 700 防御 16 攻撃 80 速度 16 コスト 7 施設 交易所 能力 破壊工作/侵攻 称号 ~忍者 52 名前:既にその名前は使われています 投稿日:2005/12/29(木) 12 18 59 77V/Lx2S これ立てたの絶対忍者だろ・・汚いなさすが忍者きたない 俺はこれで忍者きらいになったなあもりにもひきょう過ぎるでしょう? 俺は中立の立場で見てきたけどやはりナイト中心で行った方が良い事が判明した 忍はウソついてまでPTの盾役を確保したいらしいがナイトに相手されてない事くらいいい加減気づけよ ナイトは忍者よりも高みにいるからお前らのイタズラにも笑顔だったがいい加減にしろよ 名前
https://w.atwiki.jp/trivialist/pages/113.html
歌唱:巡音ルカ 作詞・作曲:デッドボールP VOCALOID殿堂入り 汚いなさすが忍者きたない 屈辱のクリプトン公認 屈辱のランクイン デPの真髄 デPにとっては“普通”の曲です 英語ライブラリの無駄遣い PV 関連リンク 汚い忍者No.1
https://w.atwiki.jp/2chroyal/pages/168.html
汚いなさすがひろゆききたない ◆shCEdpbZWw 「おいィ? どうなってんだこれは!」 その声と共に銀髪の男がデイバックを叩きつけた。 叩きつけた先はなんとゴミの山……だが、男は自分に支給された物の数々をゴミ同然にしか見ていなかった。 彼の外見はすらりとした長身の体で、尖った耳と風になびく美しい銀色の髪が特徴的だった。 顔つきは黙っていれば精悍なものであったが、今やその顔には怒りのためにいくつもの皺が刻み込まれている。 ヴァナ・ディールに生きる誇り高きナイト、その名はブロントといい、人によっては敬意を込めてブロント"さん"と呼ぶこともある。 ブロントさんは深い悲しみに包まれていた。 それにはいくつかの理由が存在する。 一つは、自分が殺し合いを強制されたことである。 ヴァナ・ディールにおいては基本的に他の冒険者に直接危害を加えることは出来ない。 いわゆるPK行為を強制する、そんなミッションなどブロントさんは耳にしたことなどなかった。 周囲からの尊敬を一身に集めるブロントさんからすれば、こんな得体のしれないミッションなど受ける理由が無い。 二つ目は、自分の今いる場所がゴミ溜めだったことである。 見知らぬ空間で殺し合いを命じられ、次にブロントさんが意識を取り戻した時には周囲がゴミで埋め尽くされていたのだ。 鼻を突く不快な臭いに、思わずブロントさんは顔をしかめてしまった。 何の因果でこんな環境に身を置かなければならないのか、ブロントさんはそう思わざるを得なかった。 三つ目は、ブロントさんが何よりも愛し、そして信頼を置いている装備一式が失われていたことである。 LSのメンバーのみならず、ヴァナ・ディールに生きる者全てから羨望の眼差しで見られる愛剣・グラットンソードだけではない。 眩い黄金の縁取りのケーニヒシールド、そしてガラントアーマーをはじめとしたナイトのアーティファクト一式まで取り上げられている。 強力な装備は力ある者の下に集う、それがブロントさんの持論だ。 「グラットンをはじめとした装備を所持している=装備が良い=上手い=うらやましがられて尊敬される=モテモテ」 これを信じてやまないブロントさんからすれば、その装備が失われたことはアイデンティティ消失の危機ともいえるのだ。 グラットンが無いことはつまりスキルが低く、ブロントさんに言わせればそれは面白味の無い奴と同義である。 四つ目は、それならばと中身を検めてみたデイバッグの中身の一つ目である。 プラスチック製の円錐型の筒、その細い側からは持ち手が伸びており、スイッチと音量を調節するつまみが付いている。 そう、いわゆる拡声器がブロントさんに与えられた一つ目の武器であった。 とてもではないが、武器としての役割など期待できないものではある……が、ブロントさんはそれでもメゲない。 ヴァナ・ディール屈指の人望を誇る自分なら一声かければ、ブロントさんを慕う者たちがたちどころに集まるはず…… それを思えばまだこれは悪くないものだ、ブロントさんは自分にそう言い聞かせ、デイバッグ漁りを再開したのだった。 五つ目は、拡声器の次にデイバッグから出てきた中身の二つ目であった。 一見して、鉄で出来ているように見える兜に小手、鎧に盾とブーツ、そして剣……並の参加者なら重さこそネックだが当たり武器と思ってもいい代物だ。 だが、これを手に取ったブロントさんにはそれらがすぐにグラットンソードをはじめとした愛用の装備品とは似ても似つかないなまくらということが分かった。 精々がレベルの低い雑魚どもが、グラットンを手に入れられないばかりに身に着けざるを得ない、そんな装備だとブロントさんは断じた。 おまけに、兜の中からピラリと落ちてきた一枚の説明書には、それが「そんな装備」としか記されていない。 まともな名前すら与えてもらえない装備品を身に着けることなど、ブロントさんの誇りにかけて許されないことであった。 まるで自分を否定するかのような仕打ちの数々の前に、想像を絶する悲しみがブロントさんを襲っていた。 だが、諦めてしまってはナイトとしての名折れである、そう思い直して取り出したデイバッグの最後の中身。 それを目にした瞬間にブロントさんの怒りが"有頂天になった"。 十字型で金属製の小型武器がブロントさんの手に収まっていた。 それは、ブロントさんが最も忌み嫌う職業を象徴する武器。 "手裏剣"がゾロゾロと束になって出てきたのだ、その数は実に20個にもなる。 手裏剣、それは忍者を象徴する武器の一つと言ってもいい。 そして、ナイトであるブロントさんと忍者はヴァナ・ディールにおいては商売敵とも言える関係にあった。 ナイトも忍者も最前線に立って敵の攻撃を引き付ける、あるいは引き受けるという「盾役」を担うことが多い。 ナイトの場合はその身体能力や恵まれた装備品を生かし、時に味方を庇って身代わりになることも厭わない、そんな盾役だ。 それでいて、強力な武器を振るうことで敵の体力を削ることだって出来る、決して守るだけに留まらないのだ。 ブロントさんはそんな盾役のナイトにこの上なく誇りを持っており……同時に忍者の盾役をこの上なく見下していたのだ。 忍者が最前線で盾役、というと違和感を覚える人もいるかもしれない……が、ヴァナ・ディールでは一つの常識である。 最前線で空蝉の術という、分身を生み出す術を使うことで敵を幻惑し、攻撃を引き付けながら華麗にかわす……それが盾役の忍者だ。 回復手段も自前のものがあるとはいえ、ある程度ダメージを受けてしまうナイトとは対照的に、忍者の場合はその気になればノーダメージだって可能である。 もっとも、攻撃面では威力より手数で勝負するタイプなので、ナイトなら削れる敵でも忍者なら削れないことがあったりする。 さらに、分身をまとめてなぎ倒してくるような相手の場合は忍術が追いつかないなどということもあったりするので決して万能ではない。 だが、忍者というジョブがナイトに比べ、後発のジョブであったことから、ブロントさんは忍者にいい印象を抱いてはいない。 自らの牙城を崩さんとする忍者に対してはしばしば辛辣な言葉を浴びせることさえあった。 自称、謙虚なナイトであるブロントさんだが、術というまやかしに頼って盾役を自称するような卑怯な忍者に対しては謙虚である必要はない、そう考えていた。 その、忍者が使うような武器が自らに大量に支給されていたのだ。 ただでさえ、ある種自分の拠り所であるグラットンをはじめとした装備が奪われて悲しみに包まれたところへのこの仕打ち。 殺し合いを命じられたことと併せ、ブロントさんの怒りが"有頂天になる"のも無理ないことであった。 ここで、場面は冒頭のシーンへとさかのぼる。 怒りに身を任せたブロントさんはデイバッグごと手裏剣をゴミの山に叩きつけたのだった。 ブロントさんは、先ほどの舞台で自らに殺し合いを命じ、そして自分をゴミ溜めに放り込み、 ナイトの誇りである装備を奪ったばかりか忍者の装備を押しつけたひろゆきなる男の顔を思い浮かべる。 「汚いなさすがひろゆききたない、俺はこれでひろゆききらいになったなあもりにもひきょう過ぎるでしょう?」 誰にともなく言い放って歯噛みする。 そして、手裏剣など持つ気になれなかったブロントさんはそれを再びデイバッグに放り込んだ。 本当なら捨ててしまっても構わなかったのだが、万に一つ何かの役に立つこともあるだろうとグッとそれだけはこらえたのだった。 「とりあえず殺し合いは俺が止めるそしてひろゆきは倒す」 そう言ってブロントさんは立ち上がった。 どこかで誰かが命の危険に晒されているのだ、それを守ってこそナイトだ、という使命感が半分。 そして、装備を奪われ、忍者の道具を与えられるという屈辱を晴らすという私怨が半分といった具合ではあるが、決意は固い。 渋々ながら支給された「そんな装備」を身に着ける。ブロントさんにとっては"苦汗の選択"である。 やはり普段身に着けているものと違って違和感はあるが、何もないよりはマシであるとブロントさんは思うしかなかった。 少しばかり体を動かして感触を確かめると、勢いよくゴミ処理場を飛び出したのだった。 * * * 勢いよくゴミ処理場を飛び出して数時間。 ブロントさんは船着場のベンチで佇んでいた。 本来ならば、一分一秒でも早く誰か他の参加者の下へと駆けつけてしまいたいところだった。 「もうついたのか!」「はやい!」「きた!盾来た!」「メイン盾来た!」「これで勝つる!」 そんな称賛の声を浴びたいが為に、ブロントさんはとんずらも駆使して辺りを駆け回ったのだ。 とんずらさえあれば普通は到着しない時間でも"きょうきょ"駆けつけられる……そんなブロントさんの常識は、しかしあっさりと裏切られる。 まず、とんずらの効果が出ている時間が普段の半分程度しかなかったということ。 そして、そのとんずらを再度使えるようになるまでの時間は普段の倍近く要したということ。 さらに、とんずらを使っただけで感じる身体の虚脱感があったということ。 どれもこれも、ヴァナ・ディールでは決して起こり得なかったこと。 これをブロントさんは運営側がかけた制限であると断じた。 「なるほどバレバレにナイトは高確率で最強をジョブだがその圧倒的な戦力を抑えるだなんてをは不公平だろ」 とんずらそのものはサポートに設定したシーフのジョブアビリティだが、ブロントさんにとってはそんなことは些末な問題だ。 独特の言い回しで毒づきながらも、ブロントさんは懸命にこのゴミ処理場のある一角からの脱出を図った。 だが、北側にある一番大きな陸地のエリアの方へ向かって行くと、行く手を川に遮られることになってしまった。 真夜中ということもあり、水面は辺りの闇と同じように染まっており、その底を窺うことが出来ない。 ブロントさんは決して泳げないというわけではないが、こんな真夜中に川を泳ぐのは危険であると判断した。 ならば、対岸へと渡れる橋は無いかと川沿いを行くのだが、結局そのようなものを見つけることが出来なかった。 仕方なく、ブロントさんは踵を返して今度は南にある船着場へと足を向けた。 途中でゴミ処理場の脇を通り過ぎ、ようやくたどり着いた南側には人がすれ違うのがやっとというほどの小さい橋がかかっていた。 「こんな小さな橋しかないをかよ」 ブロントさんはブツブツ呟きながらその橋を渡り、そのエリアの南側にある船着場にようやく到着したのだった。 支給品の確認に加えて回り道をしたこともあって、ブロントさんが目を覚ましてからすでに2時間が経とうとしていた。 一刻も早く戦場に馳せ参じたいブロントさんからすれば、まるで笑えないロスタイムである。 悪いことは続くものだ。 ブロントさんが船着場を視界に捉えたその時、まさに一隻の船が出港しようとゆっくり動き出していたのだ。 「おい、やめろ馬鹿」 思わず叫んでしまったブロントさんが、とんずらを発動させようとする……が、前回の使用時間から十分な時間が経過しておらずに空振りに終わる。 なんとか船着場に駆け込んだ時には"時既に時間切れ"、漆黒の闇に彩られた海に微かに航跡が残るのみであった。 苛立ちを抑えながら、ブロントさんが船着場を探索する。 そして、そこに立つ看板に船の航路が示されている。 「ここの出ればB-5に行けるんだな」 どうやらここの船はB-5→F-6→C-6をグルグルと回っているらしいことが分かった。 今ブロントさんがいるC-6の船着場からB-5の船着場までは15分、B-5→F-6は45分、F-6→C-6は30分とある。 B-5の船着場からはC-5との間を往復する別の船も出ているらしいが、ひとまずその船のことは置いておくことにした。 そして、そこからブロントさんは船の待ち時間を計算する。 「90分でいい……良いわけないだろちょとsYレならんしょこれは・・?」 謙虚なナイトはノリツッコミだって完璧だ。 誰も聞かせる相手がいないのが空しいところではあるが。 「こんなに待ち時間があるなんて止めてもらえませんかねえ・・? 事前に分かっていれば反抗も出来ますがわからない場合手の打ち様が遅れるんですわ?お?」 憤ったところで今はただ待つしかなかった。 この一帯はひとしきり探索したのだが、ブロントさん以外の参加者にはついぞ巡り合うことが無かったのだ。 つまり、こうしている間にもどこかで「はやくきて~はやくきて~」と泣き叫んでいる者がいるかもしれない。 それを思うとブロントさんに焦りと苛立ちが一層募るのであった。 ――船がやって来るまであと1時間以上。 まだまだもどかしい思いをし続けることになりそうなブロントさんであった。 【C-6 船着場/1日目・黎明】 【ブロントさん@ネトゲ実況】 [状態] 健康、苛立ち [装備] そんな装備@エルシャダイ [道具] 基本支給品一式、PDA(忍法帖【Lv=00】)、拡声器@現実、手裏剣@AA(20/20) [思考・状況] 基本:殺し合いを止め、ひろゆきを倒す 1:早く船に乗り込んで誰かの下へときょうきょ駆けつける 2:拡声器で仲間を集めるのも一つの手かもしれない 3:汚いなひろゆきさすがきたない ※おなじみの装備は一切合財剥がされています。 ※とんずらの性能が抑えられています。効果時間は通常の半分の15秒、再使用可能時間は通常の倍の10分、使用すると普段以上に疲れます。 ※B-6のエリアには地図に載らないほどの小さな橋が架かっており、ゴミ処理場とC-6船着場の一角を結んでいます。 ※B-6のエリアから廃ホテル方面、B-5の船着場方面には直接渡るルートがありません。 ※ブロントさんが乗り損ねた船にはカーチャンが乗っていました。どうやらC-6では降りなかったようです。 <支給品紹介> 【拡声器@現実】 声を増幅して発するための機械。 パロロワにおいては拡声器=死亡フラグという定番があるが果たして。 【そんな装備@エルシャダイ】 エルシャダイのトレーラームービーで主人公・イーノックが最初に身に着けていた装備。 見た目は鉄製の兜に鎧、盾、小手、ブーツに剣という構成だが、地上界に降り立ってすぐに敵にあっさり破壊されてしまう。 普通の服よりは強度はありそうだが、全幅の信頼を置けるような代物ではなさそう。 なお、小説版ではこのあたりの描写は一行でサラッと済まされてしまっている。 【手裏剣@AA】 X ←コレ。 ∠ ̄\∩ |/゚U゚|丿 ~(`二⊃ ( ヽ/ ノ ノ UU 「+激しく忍者+」というAAが手にしているもの。 手裏剣と言えば忍者がよく用いる武器、FF11にも登場する武器である。 が、ナイトには投てきスキルが無い。ロワでは投げることさえ出来ない、というわけではないだろうが、命中率はお察しください。 一応20個まとめて支給されている。 No.38:Bump of Belgianeso 時系列順 No.40:If you were here No.38:Bump of Belgianeso 投下順 No.40:If you were here ブロントさん No.64:ブロントさんの小冒険