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VIP発祥のハルヒコラwikiへようこそ このまとめwikiはみんなで自由に編集することができます。 使い方は↓を読めばわかるとおもうよ! @wikiの基本操作 用途別のオススメ機能紹介 @wikiの設定/管理 バグ・不具合を見つけたら? お手数ですが、こちらからご連絡宜しくお願いいたします。 ⇒http //atwiki.jp/guide/contact.html ↓に初代スレで出てきたコラのリストがあります。が、落とすのが面倒な人はzipでやるからお絵かきでもしながら待ってろ 現在、paint_bbsプラグインはご利用いただけません。
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少年キャラクターの中で随一の背丈を誇る少年。 ヘブンシティの建物の上からサザロス達の戦いを見守っていた。 詳しい情報は分からないが、ある程度の常識はある。 首に黒い帯を巻いているのが特徴。 筋肉質な少年と共に行動する事が多く、 あの少年とも活動をしている模様。 しかし、彼の目的は不明である。
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【種別】 人物 【初出】 Ⅲ- 【登場巻数】 Ⅲ 【解説】 ニュートラル友の会の一員。 細身で顔まで細長い。 成実を誘拐するためたこ焼き屋に来たが、 ナメクジとたこ焼き屋の娘に撃退され気絶。 小さい男に運ばれ撤退した。
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今日は土曜日、一日中寝ていても怒られないわ明日も休みだわ最良の一日。 昼まで爆睡していたかったな。 何故過去形なのか知りたい方がおらっしゃるでしょう。 今俺はハルヒの命令でサッカーの試合に出ているのです。 元はハルヒだけが呼ばれていたらしいが一人が嫌なのか 例のごとく団長から招集がかかり、我がSOS団全員が参加することになってしまった。 ついでに地元サッカーチームなので途中参加はOKらしい、 ハルヒ「今日は絶対に勝つわよ!勝たなきゃ死刑だからね!」 キョン「別にいいだろ、俺はさっさと帰りたい訳だが・・・・」 ハルヒ「馬鹿言ってるんじゃないの!助っ人なんだから勝たなきゃ意味ないでしょ!」 野球の例があったので手っ取り早く長門に超能力を使ってもらい 俺達はアッサリ勝利することができた。 試合も終わったが俺は帰ることができなかった。 何故かって?それは・・・・・・ ハルヒ「肉やけたよ!」 というわけで俺達は勝利祝いとして地元サッカーチームの皆さんと バーベキュー大会に参加させてもらった。 たまにはこんなことがあってもいいよな。 ジダン「楽しんでますか?」 キョン「ジダンさん!」 ジダン「監督でいいですよ、皆さんもそう呼んでいますから」 ジダン「どうです?美味いですか?」 キョン「ええ、」 ジダン「ハルヒちゃんは、なんとなく奇跡を起こしてくれそうな気がするんです。」 監督、あながち間違ってないぜ ジダン「そこで時々チームに助っ人として参加してもらってるんですよ」 ジダン「実は彼女、ストーカーにあっているみたいなんです。」 キョン「えっ!?」 ジダン「皆さんには内緒にしておいたみたいなんですが、」 ハルヒにストーカーか・・・、物好きな奴がいるもんだな そういやハルヒだとすぐに俺達に助けみたいなのをだしそうなもんだが・・・ ジダン「彼女も女性ですよ、そんなこと言えるはずがないでしょう」 よかったなハルヒ、女扱いしてくれる人がいて ジダン「私はこのあいだ彼女がストーカーに追われて隠れて泣いているとこを見つけました。 その時彼女はずっと『・・・キョン・・・助けて・・・』って言ってましたよwww」 さっき食った肉が吐きそうになった。 まっさかハルヒがそんなことをいうはずがねーよ・・・な? ジダン「キョン君、ハルヒちゃんを守ってあげて下さいねwww」 監督、残念ながら俺はハルヒなんかに興味はない、・・・・多分 しかしハルヒの脅える姿、見てみたい気もするな・・・ 様々な謎?を残してバーベキュー大会は終了、SOS団も解散、 楽しいと言えば楽しかったし、どうせ家でだらけてたはずだし、 まぁたまにはいいかな、貴重な話も聞けたし、 不思議と俺の気分は晴れやかだった。 月曜日、珍しくハルヒが休んだ 火曜日、またハルヒが休んだ 水曜日、またハルヒが休んだ 木曜日、以下同文 国木田「涼宮さん、どうしたんだろう」 谷口「キョン、お前何か知らないのか?」 キョン「まったく、」 流石に一週間近く休まれるとこっちが調子狂う。 ハルヒの家は知らないし行ったら行ったで何か誤解されそうな気がするし、 長門にでも聞いてみるか・・・・・・ 放課後、部室に行くといつもどうりの長門と少し焦った感じの古泉がいた。 古泉「キョン君、大変です。ここ一週間、閉鎖空間が発生し続けています。」 キョン「ふーん」 古泉「他人事みたいですね、まぁいいです。 なにか原因を知りませんか?」 キョン「俺が知るわけないだろ、」 そういや、監督がなんか話てたっけな・・・・ ストーカー・・・・・・ あ、ストーカーね。大変だなぁ。 と言っている場合ではない。 古泉「なるほど、では早くストーカー事件をを解決しないと 僕達も大変なんですよ」。 いわれなくてもわかっている。 しかしどうしたものかね・・・、携帯も繋がらないし 金曜日、学校に一人のいい男がやってきた。 雷電「そこの君、涼宮ハルヒさんを知らないかい?」 なんだこいつ、なんかイライラする これは嫌悪感ってやつかな、 教えたらなにか嫌なことがおこりそうな・・・・ キョン「いません。」 雷電「本当に?」 キョン「本当に」 何か隠しているんじゃないかって目で見られているが事実なんだから仕方ない。 雷電「んっふっふ じゃあまた伺いますよ」 なんだったんだあいつ・・・・・・ 来週の月曜日、やっぱりハルヒは・・・・・・いた。 流石に一週間休んでいたせいか、理由でも聞いているのだろう。 女子が集まっていた。 ハルヒ「別に何ともないわよ、ただの風邪よ」 とてもそうは見えなかったな、 心配させたくないのか説明するのが面倒くさいのか。多分後者だな。 放課後、部室にやってきた俺とハルヒ キョン「ハルヒ、いったい何があったんだ、教えてくれないか?」 ハルヒ「あんたには関係ないわよ!ほっといてちょうだい!」 キョン「ほっとけるかよ!俺はお前が心配なんだよ! 俺じゃ嫌なのか!俺には助けてほしくないのか!?」 ハルヒ「キョン・・・・・・」 ハルヒ「私、誰かにつけられてるの・・・・ 毎日毎日・・・もう・・・・いや・・・」 キョン「ハルヒ・・・・・・」 俺は始めてハルヒの泣き顔を見た こんなハルヒは見たくない。俺が、ハルヒを守る、ハルヒの笑顔を取り戻すんだ・・・ 下校時間、俺はハルヒが見えるギリギリの位置から監視することにした。 ハルヒはそばにいてほしいと言っていたが、 犯人を捕まえるために離れて行くことにする。 急にハルヒの様子がおかしくなる。 もしかして・・・・・・ あの服装・・・北高のサッカー部の奴か? 肌も黒い・・・だいぶしぼれたか・・・? 犯人の目星をつけていると、突然ストーカーが走り出した! ハルヒは路地裏に逃げた、馬鹿!その方向は追い詰められるのに! 5分ぐらい走ってから、泣いているハルヒを発見した。 いつもの姿からは想像できない顔だ。 キョン「ハルヒ・・・・・・」 俺は何を思ったのだろうか、 ハルヒを抱きしめた。 キョン「ハルヒ・・・・・・ごめん!」 ハルヒ「う・・・うわぁ・・・嫌!嫌!いやあああああああああ!」 えっ?ハルヒ、どうした?俺はただハルヒを・・・ 急にハルヒは嘔吐しはじめた、なんだ、俺、何か・・・・・・ ハルヒ「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」 そう言った後、ハルヒは気を失ってしまった・・・ 気を取り戻したハルヒに聞いてみると、 ストーカーに抱きつかれたトラウマからきた行動らしい。 そしてハルヒはハンカチを渡してくれた、 俺のでも、ハルヒのでもない、犯人のものだ、 一応長門に確認してもらうと、俺の、目星をつけている人物といろいろなことが一致した。 最初から長門に聞いておけば良かったな・・・・・・ そうそう、犯人の名前は 三 都 主 ア レ サ ン ド ロ 俺はハルヒを救う。簡単に。永遠に サントスを抹殺する。 そのためには方法がいくらでもあるそれこそ無限 の手段がある皮肉にもハルヒを救うため手段のほ とんどに資本を必要とするがあの男を抹殺する方 法のほとんどにまったくと言っていいほどの資本 はかからない最低限の投下資本であの男は抹殺さ れるのだ最低限の資本と釣り合う程度それがあの 男の命の重さの程度だったのだ凶器は金属バット でも拾ってあの男の家を襲う推定所要時間は25 分刺し違えるつもりなら秒にしてわずか1500 秒以内に遂行できるのだあの男がいかに生かされ ているかがわかる俺が決意してわずか1500秒 でこの世から追放されてしまう程度の存在なのだ 消えろ消えてしまえ そして死んでしまえッ! ハルヒの心を引き裂いたように 貴様の心臓を引き裂いてやるッ! 償えその血をもってッ! うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお と、ノリで言ってみたものの、バットで殺害した後は、どうしよう 長門に頼もう。 あとは山中にでも埋めて終わり。 これで、すべてが終わる! サントスは毎日トレーニングのため近くの山までランニングをしていると情報を得た。 好都合だ。まるで自分を殺してもらう為にランニングをしているようだ。 当日、俺と長門は山中で待ち伏せすることにした。 今は一月と寒い。長門も心なしか震えているように見えた。 長門「・・・・・・来た」 見間違いなんてあってはならない。 よく見ろ、あれは・・・・・・ サントスだ! 犯人を見つけた、 真っ先に体当たり。 体勢を崩したサントスを 俺は・・・・・・ 脳内の全不要情報を廃棄 目の前の男の殺害を最優先 執行、執行、執行 ハルヒを傷付けた。 逃がすものか。 そもそも貴様はどこから湧いてきたんだ? 貴様こそが異端間違い世界の支障 貴様は俺が抹消する。 終われ、終われ、 死に絶えろ!!! 死体の処理は長門に協力してもらった。 サントスの足跡、血痕、俺達に繋がる汗、指紋、凶器、 死体は深い穴の中にいれた。 これで、終わった。 終わったぞクソッタレ!! もう夜だ・・・・・・ 後はすべてなかったかのように、帰るだけか、 そうだ、帰りに喫茶店にでも行くか・・・・・・ 古泉「月の綺麗な夜だねキョンタン!」 クソッ、やっと帰ろうと思ったときに邪魔がッ! 古泉「長門さんと夜にどこに行っていたんですか?まさかラブh」 キョン「それはお前もだろ」 古泉「それはそうですね、そうだ、送って帰りますよ、もちろん長門さんも」 すると例のように見たことある黒いタクシーがやって来た。 家まで結構あるし、何かあるような気がするが、乗せてもらうとするか・・・・・・ 古泉は長門を先に下ろし、 今は古泉とタクシーの運転手の3人となった。 移動中、古泉がやたらとひっついてきやがる、 邪魔だ 古泉「何言ってるのキョンターン、せっかく二人っきりになれたのにぃ」 運転手がいるだろ 古泉「あの人はいてもいないようなもんだし~」 まぁそうだったな 古泉「ところでキョンたん~」 「死体、上手に埋められた・・・?」 なんで どうして こいつ どうする 殺してしまうか!? 古泉「ボケもツッコミも無いのかい?」 キョン「・・・・・・は?」 古泉「悲しいよキョンタン、いつもならそこでツッコミが入るのに・・・・・・」 冗談だったのか・・・・・・? クソ 最後の最後で・・・ なんという不運 キョン「すまんな古泉、送ってもらって」 古泉「僕とあなたは今夜、出会わなかった。」 は? 古泉「僕とあなたは今夜、出会わなかった。」 キョン「それでいいなら・・・そういうことでいいが・・・」 古泉「そうだよね、あなたにとってもその方がいいでしょう」 キョン「どうして、そう思うんだ?」 古泉「いちいちうるさいな、それくらい自分で考えられないのか?」 生かしておくべきではなかった・・・・・・ でも、遅い・・・・・ 手遅れだ・・・・ 事故にあえ、死ね、死んでしまえ 安心しろ、あいつは死ぬ、 あいつにふさわしい、無惨な最後を・・・ 公園で会ったいい男に、うしろから掘られてそのまま腸まで突き刺さって、死ね せっかくかっこよく決めたのに、死に方がギャグじゃねーか、 ハハハハ・・・・・・ ハハハ・・・・・・ ハハ・・・・・・ 朝? もう、3時か・・・・・・ 3時!? 流石にやばすぎるぞ。 いつもは妹が起こしに・・・ そういや修学旅行だっけ まぁいいや、休んだほうがいいだろうが・・・・・・ ハルヒ・・・・・・ 行くか・・・・・・ みんな・・・部活してる・・・ サッカー部・・・・・ 三都主・・・・・・ その時、俺は信じられないものを見た。 嘘だ、嘘だ、嘘だ なんで、サントスが生きているんだ? 俺は真っ先に部室に向かった。 キョン「長門!どうしたんだ!サントスが!」 長門「・・・・・・」 ハルヒ「・・・・・・」 あ・・・・・・、ハル・・・ヒ ハルヒ「サントスが・・・・・・どうかしたの・・・?」 キョン「いや・・・なんでも・・・ない」 俺は長門を何故か開放されている屋上へ連れだした。 キョン「長門!どういうことだ!なんでサントスが生きているんだ!?」 長門「わからない。予測不可能な事が起きた。」 まさか・・・・ キョン「俺は・・・ちゃんとサントスを・・・・殺したよな?」 長門「確認している。あなたは確かに執行した。」 じゃあ、何故・・・・・・? 放課後、ハルヒを家に送った後 俺は長門と共にサントスを埋めた場所に向かった。 キョン「ここだよな?」 長門「間違いない」 流石に土を掘るのは男の仕事だ。 ついでに前も掘るのは自分でした。 間違いない、この感触・・・・・・ キョン「長門、暗くなってきたから、明かりをつけてくれ」 光がさした。そして、招かざる客も発見した。 スネーク「待たせたなキョン、月の綺麗な夜だ」 キョン「ソリッド・スネーク!」 スネーク「雷電、ここなのか?」 雷電「ああ、ここだ」 なんでここに奴らが? なんの用だよ! スネーク「気にしなくていい、ダンボールだとでも思えばいい」 キョン「気にするな!?」 スネーク「ああ、こんな時間に、真剣に作業してるんだ 邪魔する必要はないからな」 キョン「遠慮します。」 帰ろうとしたところ、雷電と名乗る奴に俺は腕を捕まれ、 水溜まりに叩き付けられた。 雷電「続けるんだ。」クソッ!なんで俺がこんな目に・・・・・・ おかしい、土が固くなってきた。 こんな深く掘ったのかも怪しい。 スネーク「どうやらスタミナ切れらしいな、雷電」 俺はまた放り投げられ、雷電が掘り始めた。 雷電「スネーク、ちょっと見てくれ」 スネーク「どうした?」 雷電「排水管だ、そしてもう手応えがない。 これより深いってことはないだろう」 スネーク「掘り返す場所を間違えた、とか?」 雷電「いや、最初は掘り返す感触だった。」スネーク「なんだそりゃ、無駄足ということか?」 そういえばサントスは生きているんだった。 死体が出てこないのも普通・・・・・・か? 俺は何事もなかったかのように帰る二人を、 ただ、座ったまま眺めていた。 もう、手段などどうでもいい どうせ狂った世界なんだ 俺は処分したはずのバットを手にとった。 行こう、奴の、サッカー部に・・・・・・ なにか音がする。 風呂か・・・・・・ 北高には風呂があったのか 気になる。開けてみよう。 やはり狂った世界だった。 熱湯の風呂には、何故か彼女がいた。 キョン「ハルヒ!!!!!!!!!!!!!!!!」 ハルヒ「キョ・・・・・・ン!?どうし・・・・・て?」 キョン「そんなことより、すぐ冷やしてやるからな!」 俺はハルヒを熱湯から出して、部室にあった氷をもってきた。勃起している暇などない。 ハルヒ「キョン、ありがと」 キョン「それより、なんでサッカー部になんかいたんだ?」 ハルヒ「サントスに、連れて来られて・・・・」 あの野郎!殺してやる!必ず! ハルヒ「それよりキョン・・・いつまでこんな格好にしておく気?」 キョン「あ、悪い」 ハルヒ「もぅ・・・ SOS団の部室に行きましょう。コスプレ衣装で我慢するわ」 よくよく考えるとこれはセクロスフラグなんじゃね?と思った。 それだけ 幸いサッカー部から文芸部まで誰一人と会わなかった。 バスタオルの女ってだけでヤバいのに、 一緒に歩いているとなんかしたのかと誤解されるからな。 部室を開ける俺、中にはこれまた信じられない光景が映った。 長門が・・・頭から血を出して・・・死んでいる ハルヒ「嫌あああああああああユキイイイイイィィィィィィィ!!!!!」 まただ!なんで!なんでなんだよ! ハルヒ「・・・・・・ヒッ!」 急にハルヒが脅えた声をだす。 隠しておいたバットがさらけてしまった ハルヒ「ひ・・・人殺し!」 キョン「違う!俺じゃない!話を聞いてくれ!」 ハルヒ「誰が信じるのよ!あんたが!あんたがっ! もしかして・・・古泉くんもあなたが・・・・・・?」 キョン「古泉が・・・・・どうかしたのか?」 ハルヒ「公園で死んでいたのよ!肛門からバットを突き刺された変死で!」 えっ?それって・・・俺が望んだ死に方と・・・同じ? 古泉が・・・死んだ? しかも俺が望んだ死に方で? もしかして、スネークと雷電も? 説明しておくとあの時二人が帰った後、 俺は二人の死を望んだ。 スネークは変な二足歩行兵器に踏まれて死ねばいい。 雷電はウホッ大佐に掘られて死ねばいい。 と・・・・・・ ハルヒ「来ないで!人殺し!」 回想に浸っている場合じゃない。 ハルヒは立ち尽くす俺を突き飛ばし、屋上に逃げていった。 屋上についた。 ハルヒは隅の方でうずくまっている ハルヒ「来ないで!来ないで!」 キョン「違う!俺は、古泉も長門も!殺してなんかいない!」 ハルヒ「じゃあ!そのバットは何なのよ!」キョン「・・・・・・っこれは・・・・・・」 ハルヒ「ほら!キョンは殺人鬼じゃないの! どうしてよ! いままで一緒に、私と・・・・・・」 キョン「ハルヒ・・・・・・ 俺には、わからない、 でも、これだけは・・・・・・ 長門と古泉を殺したのは俺じゃない!」 ハルヒ「どうやって信じればいいの!? そのバットも、納得のいく説明ができるの!?」 キョン「バットが、怖いのか?なら、捨てるから・・・・・・」 俺はバットを屋上から投げ捨てた。 下に人がいたかもしれないが、知らん。 キョン「ハルヒ、もう怖くないだろ・・・? 話を聞いてくれるか?」 ハルヒは立ち上がり、 ゆっくりと・・・俺の方に向かってくる。 ハルヒ「ううん、キョンは悪くないの・・・・・・ 悪いのは、全部私・・・・・・ 私が、退屈しないことが起きてって望んだから・・・・・・」 忘れていたが、ハルヒにはそんな能力があったな、 もしかして、この事件の原因は・・・・・・ キョン「ハルヒ・・・・・・」 ハルヒ「キョン・・・・・・」 キョン「ハルヒ、実は俺、ポニーテール萌えなんだ」 ハルヒ「何!突然!?」 キョン「いつぞやのお前のポニーテールは、反則なほどに似合っていたぞ」 ハルヒ「何!?ちょっと!」 忘れたくなるような出来事を、俺はまったく違う状況でおこなっている。 まさか二回もハルヒとキスをするとは思わなかった。 ハルヒは何も言わずに、俺の目の前にいただろう。 世界が、変わっていく やはりここは閉鎖空間だったのか・・・・・・ これで・・・この狂った世界とオサラバだ・・・ フト気付いたが、何処からが閉鎖空間だったのだろう。 いろいろと思考を凝らしている内に・・・俺は・・・・・・・・・・・・ 気付くと、タクシーの中にいた。 見回すと、死んだはずの長門と古泉、 まったく、何があったかさっぱりわからん 古泉「ようやくおめざめですか? どうでした?3度目の閉鎖空間旅行は?」 キョン「お前・・・、知ってたんならもっと早く教えろよ」 古泉「教えに行ったのですよ、 でも侵入した瞬間、謎のいい男に掘られてしまいまして・・・・・ すぐに脱出したわけです。」 キョン「じゃあ、長門は・・・・・・」 長門「今回の空間は、私にも潜入できた。 でも、侵入した瞬間、すぐに意識が途切れてしまった。」 と、いうことは、閉鎖空間で見た長門は、本物の長門だったのか? キョン「ったく・・・・ ハルヒも厄介なことしてくれるぜ」 溜息と苦笑が同時にでた。 なにせ今回はハルヒの裸を見たし、いいことにしておこう。 そういやハルヒの身体って結構いい身体してたな・・・・・・ くだらないことを考えていると、古泉がいつもの笑顔で、くだらないギャグを言いやがった。 「ハルヒって・・・・・・誰ですか・・・・・・?」 ハハハ、何言ってやがる。 ハルヒだよ、涼宮ハルヒ。 この事件の原因の閉鎖空間を発生させて お前が神と崇めている奴じゃないか 古泉「今回の原因はあなたじゃないですか 時空改変能力をもっているのもあなたですよ」 what?は?え?何? キョン「長門、古泉のギャグに笑ってやれよ」 長門「冗談ではない。古泉一樹が話していることは、すべて事実」 本当か長門?それじゃあ涼宮ハルヒは・・・・・・ 長門「存在しない。あなたが造り出した、空想の人間」 ああ、なんだそうか、 じゃあ、涼宮ハルヒと過ごした、いままでは・・・・・・夢と同じってことか・・・・・・ うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ 「!! キョン君!どうしたんですか!キョン君!」 もう・・・どうでもいい・・・ 「長門さん!何かキョン君の意識を戻す方法は?」 俺には世界を変える能力があるんだよな・・・・・・ なら・・・新しい世界で・・・・ ハルヒと・・・一緒に・・・・・・ 「危ない。世界を新しく想像しようとしている。」 「そんな!また変えられたら、もう!」 「大丈夫、私がなんとかする。」 長門・・・・やめてくれ 俺は・・・・この世界には未練はない・・・・ 新しい・・・世界で・・・・・ 俺の世界を変える能力は消えた。 俺は、生きる気力を無くした。 もう、どうなってもいい。 あの世には、ハルヒみたいな奴がいるといいな 「駄目よ!死ぬなんて言ったら!」 この声は・・・・ハル・・・・・・ 古泉「僕です。さぁキョンタン!アナルギアをしましょう!」 今の俺には世界を変える能力はなくなったんだよな でも、ここでお前の存在を消してみるよ 俺 如 キ ニ 祟 リ 殺 サ レ ル ナ ヨ ? ひぐらしのなかないハルヒ 祟犯し編 完
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執事の森さん「本日は誠に申し訳ありませんでした。主人が一度小説みたいなことをやってみたいと申しましたので・・・・」 朝比奈「本当にひどいです!」 森さん「おわびと言っては何ですが、お土産をご用意致しました。」 ハルヒ「ありがと!」 朝比奈「すいませんわざわざ・・・・・」 古泉「僕にはないのですか?」 森さん「坊っちゃんには無し!」 ハルヒ「キョン、あんた何貰ったの?」 キョン「あ、綾波レイのプラグスーツだ・・・」 古泉「キョン君には似合わないもの貰ったね~」 キョン「こんなものを渡す方なんてどうかしてるのか?」 そういやこいつだけお土産もらえなかったんだな・・・、 キョン「ほれ、やるよ」 ハルヒ「えっ!いいの?」 キョン「ああ、古泉には似合わないしな、」 古泉「わかってるじゃないですか、僕なんで女に産まれなかったのかって思う時がありますよ」 その時、俺は知らなかった。 いつまでも続くと思っていたこの日々が 突然、終わりを告げる事を キョン「あ、古泉、」 古泉?「はい、そうですが・・・、あなたは?」 キョン「何言ってるんだ?いつもキョン君って言ってるじゃないか」 古泉?「キョン?僕の知り合いにそんな変な名前の人はいません。」 キョン「おまえどうしちまったんだ?」 古泉?「肩を掴まないでください・・・」 古泉一樹「一喜(かずき)~お前歩くの速いよ~」 キョン「あれ?古泉が二人!?」 古泉一樹「キョン君!?」 古泉?「兄さん!この人知り合いなの?」 キョン「え!え?え~」 古泉一樹「僕には双子の弟がいるんですよ、言いませんでしたか?」 キョン「なんだってー」 古泉「あれ、今日は朝比奈さんだけですか?」 朝比奈「はい、あ、お茶飲みますか?」 古泉「お願いします。ところでその服は?」 朝比奈「キョン君がハルヒさんにあげた服です。似合ってますか?」 古泉「ええ・・・・・・」 古泉弟「痛い!」 キョン「あ、古泉弟だ。 おーい、どうしたんだ?」 古泉弟「ちょっと転んでしまいまして・・・」 キョン「あーあ、血がでてるぞ、ほれ」 古泉弟(ドキン)「あ、ありがとう・・・ございます・・・」 キョン「気をつけろよー」 古泉弟「は、はい・・・」 翌日、クラスが騒がしかった キョン「谷口、なんかあったのか?」 谷口「キョン・・・・・・、落ち着いて聞いてくれ・・・・」 谷口「朝比奈先輩が、殺された」 何を言ってるんだこいつは、4月馬鹿にはまだはやいぞ しかもそんな不謹慎なネタだなんて、谷口もたいしたことな・・・・ まて、このクラスの騒ぎ用、 まさかな 何故か今日、全校集会があった。 テーマは『朝比奈みくる』 まさか、そんな、全校生徒で4月馬鹿か? 気付くと俺は泣いていた。 キョン「長門、朝比奈さんを殺したのは誰だ?わかってるんだろ!?」 長門「・・・・・・」 何か小さな声が聞こえた、わかっていないのか? 長門「・・・・・こいずみ・・・・いつき・・・・・・・」 ???????????? キョン「長門、もう一度言ってくれないか?」 長門「・・・古泉一樹」 は?なんでそいつの名前がでてくるんだ? 長門まで4月馬鹿か? 長門「冗談ではない、真実」 キョン「なんだってーーー!!!!!!!!!!!!!!!!」 キョン「あの野郎!あの野郎!ぶち殺してやる!」 俺は、古泉の家に行った。 キョン「古泉!古泉!古泉!」 古泉「待ってたよ、上がって」 何故か一瞬、殺意が消えた。 キョン「短刀直入に言う、朝比奈さんを殺したのはお前だな、」 古泉「ええ・・・・・・」 キョン「どうしてだ!なんで!そんなことを!」 古泉「あの時、ハルヒにプラグスーツをあげたでしょう。 僕は、欲しかったんだよ、 でもキョン君はハルヒにわたした、 しかも朝比奈が着ていた。許せないかった。」 キョン「そんな、簡単なことで・・・」 古泉「通報するのは後、ちょっと付いてきてくれないか?」 何故だろう、目の前にいるのは殺人者なのに、 ホイホイ付いていっていいのか? 地下だった、暗い、 そういや声が聞こえるな・・・・ 古泉弟「キョン君!」 キョン「古泉弟!何故牢屋の中に!?」 古泉一樹「あいつ、部屋でキョン君でオナニーしてたんだよ ああなって当然でしょ?」 キョン「古泉・・・・・・!」 牢屋に目を向けていたせいか背後の古泉のCQCに気付かな・・・・・・かっ・・・・・・ 気がつくと荷台に乗せられていた。 古泉は何故か裸だ・・・ キョン「古泉、何をする気だ」 古泉「ふふふ、何って、アナルギアですよ アナルに僕の股間のメタルギアを突っ込むんです」 キョン「や!やめろ!アナルだけは!」 古泉「ふふふ、いきますよ・・・」 こんなことで・・・くやしいっ・・・・・・ と今わの際に馬鹿な事考えていた、 あーあ、俺の人生も終わりか・・・・・・ と思っていた・・・が・・・ 外へ通じる扉から地なりがする、なんだ? 古泉「あーあ、時間切れですかね。よかったですね、あなたのアナルバージンは守られましたよ。 きっと長門あたりが警察でも呼んだのでしょう。自分が来たらいいのに・・・ あ、僕は逃げます。でも、今後もし僕に会っても、話しかけないでください。 それは、僕の屍にとりついた、阿部高和なんですから・・・・・・」 一方的にはなされた後、さっきの眠気が襲い、俺の・・意識は・・・・・・ そうか、古泉の豹変は俺のせいだったんだな、 古泉、お前の為にプラグスーツを買ってやったんだぜ お前のことだから照れて『いりません』とか言うんだろうけど 最後はきっと真っ赤になって受け取ってくれる 俺、恐かったんだ あの時、プラグスーツを渡したら、みんなからゲイだホモだって言われて、 いままでどうりに学校生活ができなくなるんじゃないかって・・・・・・ でも、今は違う ちゃんと、古泉に・・・・・・ だからっ! 窓から音がする。なんだ? 俺は下を覗いてみた キョン「古泉!!!」 古泉「へへへ・・・・・・」 キョン「うろついて大丈夫なのかよ」 古泉「ふふふ、」 古泉「いままで・・・・・ずっと我慢してきたけど・・・もう・・・ダメ・・・」 キョン「おい!どうしたんだよ!お」 古泉「おちんぽミルクでちゃいましゅううううう!!!!!」 ドピュ キョン「・・・・・・え?」 古泉「やった!やった! これで、僕の顔射したい人に、や――――っと出せたよぉ―――っ」 キョン「・・・・こい・・・ずみ・・・」 病院内 長門「・・・・・・」 ハルヒ「あ、雷電、」 雷電「すいませんね~今はちょっと取り込んでまして~」 ハルヒ「まぁいいわ、後で来るからね」 キョン「・・・おう」 キョン「俺は男だ、だから、 801本なんか持ってくるな!」 雷電「なんだ、てっきりキョンはゲイかと思ってたんだが・・・・・・」 キョン「で、なんの用だ?」 雷電「ああ、君に聞きたい事があって・・・ キョン、本当に昨日古泉に顔射されたのか?」 キョン「ああ、間違いない。」 雷電「本当に?」 キョン「本当だ」 雷電「・・・・・実は、その時、古泉はハッテン場で死んでいたんだ」 キョン「!!!」 雷電「死亡推定時刻はキョンが古泉の家から介抱されて3時間ほど後」 キョン「じゃあ、あの時の古泉は・・・・・」 雷電「この事件、アナルが動き過ぎたってことかな」 何が?誰が?まったく解らないな、この事件、 長門に聞いてみるか・・・・・ 今一瞬、ベッドの下に茶色の髪の毛が見えたな 古泉「キョン君、迎エニ来タヨ」 俺は心の底から願った。 童貞卒業は、ハルヒか長門がいい、と。 古泉「あの時アナルバージン残しておいてあげたでしょ―――――― 今度はダメ―――――あはははははははははははははははははははははははははは」 ひぐらしがなかないハルヒ 穴泣かし編 完
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今日は土曜日、一日中寝ていても怒られないわ明日も休みだわ最良の一日。 昼まで爆睡していたかったな。 何故過去形なのか知りたい方がおらっしゃるでしょう。 今俺はハルヒの命令でサッカーの試合に出ているのです。 元はハルヒだけが呼ばれていたらしいが一人が嫌なのか 例のごとく団長から招集がかかり、我がSOS団全員が参加することになってしまった。 ついでに地元サッカーチームなので途中参加はOKらしい、 ハルヒ「今日は絶対に勝つわよ!勝たなきゃ死刑だからね!」 キョン「別にいいだろ、俺はさっさと帰りたい訳だが・・・・」 ハルヒ「馬鹿言ってるんじゃないの!助っ人なんだから勝たなきゃ意味ないでしょ!」 野球の例があったので手っ取り早く長門に超能力を使ってもらい 俺達はアッサリ勝利することができた。 試合も終わったが俺は帰ることができなかった。 何故かって?それは・・・・・・ ハルヒ「肉やけたよ!」 というわけで俺達は勝利祝いとして地元サッカーチームの皆さんと バーベキュー大会に参加させてもらった。 たまにはこんなことがあってもいいよな。 ジダン「楽しんでますか?」 キョン「ジダンさん!」 ジダン「監督でいいですよ、皆さんもそう呼んでいますから」 ジダン「どうです?美味いですか?」 キョン「ええ、」 ジダン「ハルヒちゃんは、なんとなく奇跡を起こしてくれそうな気がするんです。」 監督、あながち間違ってないぜ ジダン「そこで時々チームに助っ人として参加してもらってるんですよ」 ジダン「実は彼女、ストーカーにあっているみたいなんです。」 キョン「えっ!?」 ジダン「皆さんには内緒にしておいたみたいなんですが、」 ハルヒにストーカーか・・・、物好きな奴がいるもんだな そういやハルヒだとすぐに俺達に助けみたいなのをだしそうなもんだが・・・ ジダン「彼女も女性ですよ、そんなこと言えるはずがないでしょう」 よかったなハルヒ、女扱いしてくれる人がいて ジダン「私はこのあいだ彼女がストーカーに追われて隠れて泣いているとこを見つけました。 その時彼女はずっと『・・・キョン・・・助けて・・・』って言ってましたよwww」 さっき食った肉が吐きそうになった。 まっさかハルヒがそんなことをいうはずがねーよ・・・な? ジダン「キョン君、ハルヒちゃんを守ってあげて下さいねwww」 監督、残念ながら俺はハルヒなんかに興味はない、・・・・多分 しかしハルヒの脅える姿、見てみたい気もするな・・・ 様々な謎?を残してバーベキュー大会は終了、SOS団も解散、 楽しいと言えば楽しかったし、どうせ家でだらけてたはずだし、 まぁたまにはいいかな、貴重な話も聞けたし、 不思議と俺の気分は晴れやかだった。 月曜日、珍しくハルヒが休んだ 火曜日、またハルヒが休んだ 水曜日、またハルヒが休んだ 木曜日、以下同文 国木田「涼宮さん、どうしたんだろう」 谷口「キョン、お前何か知らないのか?」 キョン「まったく、」 流石に一週間近く休まれるとこっちが調子狂う。 ハルヒの家は知らないし行ったら行ったで何か誤解されそうな気がするし、 長門にでも聞いてみるか・・・・・・ 放課後、部室に行くといつもどうりの長門と少し焦った感じの古泉がいた。 古泉「キョン君、大変です。ここ一週間、閉鎖空間が発生し続けています。」 キョン「ふーん」 古泉「他人事みたいですね、まぁいいです。 なにか原因を知りませんか?」 キョン「俺が知るわけないだろ、」 そういや、監督がなんか話てたっけな・・・・ ストーカー・・・・・・ あ、ストーカーね。大変だなぁ。 と言っている場合ではない。 古泉「なるほど、では早くストーカー事件をを解決しないと 僕達も大変なんですよ」。 いわれなくてもわかっている。 しかしどうしたものかね・・・、携帯も繋がらないし 金曜日、学校に一人のいい男がやってきた。 雷電「そこの君、涼宮ハルヒさんを知らないかい?」 なんだこいつ、なんかイライラする これは嫌悪感ってやつかな、 教えたらなにか嫌なことがおこりそうな・・・・ キョン「いません。」 雷電「本当に?」 キョン「本当に」 何か隠しているんじゃないかって目で見られているが事実なんだから仕方ない。 雷電「んっふっふ じゃあまた伺いますよ」 なんだったんだあいつ・・・・・・ 来週の月曜日、やっぱりハルヒは・・・・・・いた。 流石に一週間休んでいたせいか、理由でも聞いているのだろう。 女子が集まっていた。 ハルヒ「別に何ともないわよ、ただの風邪よ」 とてもそうは見えなかったな、 心配させたくないのか説明するのが面倒くさいのか。多分後者だな。 放課後、部室にやってきた俺とハルヒ キョン「ハルヒ、いったい何があったんだ、教えてくれないか?」 ハルヒ「あんたには関係ないわよ!ほっといてちょうだい!」 キョン「ほっとけるかよ!俺はお前が心配なんだよ! 俺じゃ嫌なのか!俺には助けてほしくないのか!?」 ハルヒ「キョン・・・・・・」 ハルヒ「私、誰かにつけられてるの・・・・ 毎日毎日・・・もう・・・・いや・・・」 キョン「ハルヒ・・・・・・」 俺は始めてハルヒの泣き顔を見た こんなハルヒは見たくない。俺が、ハルヒを守る、ハルヒの笑顔を取り戻すんだ・・・ 下校時間、俺はハルヒが見えるギリギリの位置から監視することにした。 ハルヒはそばにいてほしいと言っていたが、 犯人を捕まえるために離れて行くことにする。 急にハルヒの様子がおかしくなる。 もしかして・・・・・・ あの服装・・・北高のサッカー部の奴か? 肌も黒い・・・だいぶしぼれたか・・・? 犯人の目星をつけていると、突然ストーカーが走り出した! ハルヒは路地裏に逃げた、馬鹿!その方向は追い詰められるのに! 5分ぐらい走ってから、泣いているハルヒを発見した。 いつもの姿からは想像できない顔だ。 キョン「ハルヒ・・・・・・」 俺は何を思ったのだろうか、 ハルヒを抱きしめた。 キョン「ハルヒ・・・・・・ごめん!」 ハルヒ「う・・・うわぁ・・・嫌!嫌!いやあああああああああ!」 えっ?ハルヒ、どうした?俺はただハルヒを・・・ 急にハルヒは嘔吐しはじめた、なんだ、俺、何か・・・・・・ ハルヒ「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」 そう言った後、ハルヒは気を失ってしまった・・・ 気を取り戻したハルヒに聞いてみると、 ストーカーに抱きつかれたトラウマからきた行動らしい。 そしてハルヒはハンカチを渡してくれた、 俺のでも、ハルヒのでもない、犯人のものだ、 一応長門に確認してもらうと、俺の、目星をつけている人物といろいろなことが一致した。 最初から長門に聞いておけば良かったな・・・・・・ そうそう、犯人の名前は 三 都 主 ア レ サ ン ド ロ 俺はハルヒを救う。簡単に。永遠に サントスを抹殺する。 そのためには方法がいくらでもあるそれこそ無限 の手段がある皮肉にもハルヒを救うため手段のほ とんどに資本を必要とするがあの男を抹殺する方 法のほとんどにまったくと言っていいほどの資本 はかからない最低限の投下資本であの男は抹殺さ れるのだ最低限の資本と釣り合う程度それがあの 男の命の重さの程度だったのだ凶器は金属バット でも拾ってあの男の家を襲う推定所要時間は25 分刺し違えるつもりなら秒にしてわずか1500 秒以内に遂行できるのだあの男がいかに生かされ ているかがわかる俺が決意してわずか1500秒 でこの世から追放されてしまう程度の存在なのだ 消えろ消えてしまえ そして死んでしまえッ! ハルヒの心を引き裂いたように 貴様の心臓を引き裂いてやるッ! 償えその血をもってッ! うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお と、ノリで言ってみたものの、バットで殺害した後は、どうしよう 長門に頼もう。 あとは山中にでも埋めて終わり。 これで、すべてが終わる! サントスは毎日トレーニングのため近くの山までランニングをしていると情報を得た。 好都合だ。まるで自分を殺してもらう為にランニングをしているようだ。 当日、俺と長門は山中で待ち伏せすることにした。 今は一月と寒い。長門も心なしか震えているように見えた。 長門「・・・・・・来た」 見間違いなんてあってはならない。 よく見ろ、あれは・・・・・・ サントスだ! 犯人を見つけた、 真っ先に体当たり。 体勢を崩したサントスを 俺は・・・・・・ 脳内の全不要情報を廃棄 目の前の男の殺害を最優先 執行、執行、執行 ハルヒを傷付けた。 逃がすものか。 そもそも貴様はどこから湧いてきたんだ? 貴様こそが異端間違い世界の支障 貴様は俺が抹消する。 終われ、終われ、 死に絶えろ!!! 死体の処理は長門に協力してもらった。 サントスの足跡、血痕、俺達に繋がる汗、指紋、凶器、 死体は深い穴の中にいれた。 これで、終わった。 終わったぞクソッタレ!! もう夜だ・・・・・・ 後はすべてなかったかのように、帰るだけか、 そうだ、帰りに喫茶店にでも行くか・・・・・・ 古泉「月の綺麗な夜だねキョンタン!」 クソッ、やっと帰ろうと思ったときに邪魔がッ! 古泉「長門さんと夜にどこに行っていたんですか?まさかラブh」 キョン「それはお前もだろ」 古泉「それはそうですね、そうだ、送って帰りますよ、もちろん長門さんも」 すると例のように見たことある黒いタクシーがやって来た。 家まで結構あるし、何かあるような気がするが、乗せてもらうとするか・・・・・・ 古泉は長門を先に下ろし、 今は古泉とタクシーの運転手の3人となった。 移動中、古泉がやたらとひっついてきやがる、 邪魔だ 古泉「何言ってるのキョンターン、せっかく二人っきりになれたのにぃ」 運転手がいるだろ 古泉「あの人はいてもいないようなもんだし~」 まぁそうだったな 古泉「ところでキョンたん~」 「死体、上手に埋められた・・・?」 なんで どうして こいつ どうする 殺してしまうか!? 古泉「ボケもツッコミも無いのかい?」 キョン「・・・・・・は?」 古泉「悲しいよキョンタン、いつもならそこでツッコミが入るのに・・・・・・」 冗談だったのか・・・・・・? クソ 最後の最後で・・・ なんという不運 キョン「すまんな古泉、送ってもらって」 古泉「僕とあなたは今夜、出会わなかった。」 は? 古泉「僕とあなたは今夜、出会わなかった。」 キョン「それでいいなら・・・そういうことでいいが・・・」 古泉「そうだよね、あなたにとってもその方がいいでしょう」 キョン「どうして、そう思うんだ?」 古泉「いちいちうるさいな、それくらい自分で考えられないのか?」 生かしておくべきではなかった・・・・・・ でも、遅い・・・・・ 手遅れだ・・・・ 事故にあえ、死ね、死んでしまえ 安心しろ、あいつは死ぬ、 あいつにふさわしい、無惨な最後を・・・ 公園で会ったいい男に、うしろから掘られてそのまま腸まで突き刺さって、死ね せっかくかっこよく決めたのに、死に方がギャグじゃねーか、 ハハハハ・・・・・・ ハハハ・・・・・・ ハハ・・・・・・ 朝? もう、3時か・・・・・・ 3時!? 流石にやばすぎるぞ。 いつもは妹が起こしに・・・ そういや修学旅行だっけ まぁいいや、休んだほうがいいだろうが・・・・・・ ハルヒ・・・・・・ 行くか・・・・・・ みんな・・・部活してる・・・ サッカー部・・・・・ 三都主・・・・・・ その時、俺は信じられないものを見た。 嘘だ、嘘だ、嘘だ なんで、サントスが生きているんだ? 俺は真っ先に部室に向かった。 キョン「長門!どうしたんだ!サントスが!」 長門「・・・・・・」 ハルヒ「・・・・・・」 あ・・・・・・、ハル・・・ヒ ハルヒ「サントスが・・・・・・どうかしたの・・・?」 キョン「いや・・・なんでも・・・ない」 俺は長門を何故か開放されている屋上へ連れだした。 キョン「長門!どういうことだ!なんでサントスが生きているんだ!?」 長門「わからない。予測不可能な事が起きた。」 まさか・・・・ キョン「俺は・・・ちゃんとサントスを・・・・殺したよな?」 長門「確認している。あなたは確かに執行した。」 じゃあ、何故・・・・・・? 放課後、ハルヒを家に送った後 俺は長門と共にサントスを埋めた場所に向かった。 キョン「ここだよな?」 長門「間違いない」 流石に土を掘るのは男の仕事だ。 ついでに前も掘るのは自分でした。 間違いない、この感触・・・・・・ キョン「長門、暗くなってきたから、明かりをつけてくれ」 光がさした。そして、招かざる客も発見した。 スネーク「待たせたなキョン、月の綺麗な夜だ」 キョン「ソリッド・スネーク!」 スネーク「雷電、ここなのか?」 雷電「ああ、ここだ」 なんでここに奴らが? なんの用だよ! スネーク「気にしなくていい、ダンボールだとでも思えばいい」 キョン「気にするな!?」 スネーク「ああ、こんな時間に、真剣に作業してるんだ 邪魔する必要はないからな」 キョン「遠慮します。」 帰ろうとしたところ、雷電と名乗る奴に俺は腕を捕まれ、 水溜まりに叩き付けられた。 雷電「続けるんだ。」クソッ!なんで俺がこんな目に・・・・・・ おかしい、土が固くなってきた。 こんな深く掘ったのかも怪しい。 スネーク「どうやらスタミナ切れらしいな、雷電」 俺はまた放り投げられ、雷電が掘り始めた。 雷電「スネーク、ちょっと見てくれ」 スネーク「どうした?」 雷電「排水管だ、そしてもう手応えがない。 これより深いってことはないだろう」 スネーク「掘り返す場所を間違えた、とか?」 雷電「いや、最初は掘り返す感触だった。」スネーク「なんだそりゃ、無駄足ということか?」 そういえばサントスは生きているんだった。 死体が出てこないのも普通・・・・・・か? 俺は何事もなかったかのように帰る二人を、 ただ、座ったまま眺めていた。 もう、手段などどうでもいい どうせ狂った世界なんだ 俺は処分したはずのバットを手にとった。 行こう、奴の、サッカー部に・・・・・・ なにか音がする。 風呂か・・・・・・ 北高には風呂があったのか 気になる。開けてみよう。 やはり狂った世界だった。 熱湯の風呂には、何故か彼女がいた。 キョン「ハルヒ!!!!!!!!!!!!!!!!」 ハルヒ「キョ・・・・・・ン!?どうし・・・・・て?」 キョン「そんなことより、すぐ冷やしてやるからな!」 俺はハルヒを熱湯から出して、部室にあった氷をもってきた。勃起している暇などない。 ハルヒ「キョン、ありがと」 キョン「それより、なんでサッカー部になんかいたんだ?」 ハルヒ「サントスに、連れて来られて・・・・」 あの野郎!殺してやる!必ず! ハルヒ「それよりキョン・・・いつまでこんな格好にしておく気?」 キョン「あ、悪い」 ハルヒ「もぅ・・・ SOS団の部室に行きましょう。コスプレ衣装で我慢するわ」 よくよく考えるとこれはセクロスフラグなんじゃね?と思った。 それだけ 幸いサッカー部から文芸部まで誰一人と会わなかった。 バスタオルの女ってだけでヤバいのに、 一緒に歩いているとなんかしたのかと誤解されるからな。 部室を開ける俺、中にはこれまた信じられない光景が映った。 長門が・・・頭から血を出して・・・死んでいる ハルヒ「嫌あああああああああユキイイイイイィィィィィィィ!!!!!」 まただ!なんで!なんでなんだよ! ハルヒ「・・・・・・ヒッ!」 急にハルヒが脅えた声をだす。 隠しておいたバットがさらけてしまった ハルヒ「ひ・・・人殺し!」 キョン「違う!俺じゃない!話を聞いてくれ!」 ハルヒ「誰が信じるのよ!あんたが!あんたがっ! もしかして・・・古泉くんもあなたが・・・・・・?」 キョン「古泉が・・・・・どうかしたのか?」 ハルヒ「公園で死んでいたのよ!肛門からバットを突き刺された変死で!」 えっ?それって・・・俺が望んだ死に方と・・・同じ? 古泉が・・・死んだ? しかも俺が望んだ死に方で? もしかして、スネークと雷電も? 説明しておくとあの時二人が帰った後、 俺は二人の死を望んだ。 スネークは変な二足歩行兵器に踏まれて死ねばいい。 雷電はウホッ大佐に掘られて死ねばいい。 と・・・・・・ ハルヒ「来ないで!人殺し!」 回想に浸っている場合じゃない。 ハルヒは立ち尽くす俺を突き飛ばし、屋上に逃げていった。 屋上についた。 ハルヒは隅の方でうずくまっている ハルヒ「来ないで!来ないで!」 キョン「違う!俺は、古泉も長門も!殺してなんかいない!」 ハルヒ「じゃあ!そのバットは何なのよ!」キョン「・・・・・・っこれは・・・・・・」 ハルヒ「ほら!キョンは殺人鬼じゃないの! どうしてよ! いままで一緒に、私と・・・・・・」 キョン「ハルヒ・・・・・・ 俺には、わからない、 でも、これだけは・・・・・・ 長門と古泉を殺したのは俺じゃない!」 ハルヒ「どうやって信じればいいの!? そのバットも、納得のいく説明ができるの!?」 キョン「バットが、怖いのか?なら、捨てるから・・・・・・」 俺はバットを屋上から投げ捨てた。 下に人がいたかもしれないが、知らん。 キョン「ハルヒ、もう怖くないだろ・・・? 話を聞いてくれるか?」 ハルヒは立ち上がり、 ゆっくりと・・・俺の方に向かってくる。 ハルヒ「ううん、キョンは悪くないの・・・・・・ 悪いのは、全部私・・・・・・ 私が、退屈しないことが起きてって望んだから・・・・・・」 忘れていたが、ハルヒにはそんな能力があったな、 もしかして、この事件の原因は・・・・・・ キョン「ハルヒ・・・・・・」 ハルヒ「キョン・・・・・・」 キョン「ハルヒ、実は俺、ポニーテール萌えなんだ」 ハルヒ「何!突然!?」 キョン「いつぞやのお前のポニーテールは、反則なほどに似合っていたぞ」 ハルヒ「何!?ちょっと!」 忘れたくなるような出来事を、俺はまったく違う状況でおこなっている。 まさか二回もハルヒとキスをするとは思わなかった。 ハルヒは何も言わずに、俺の目の前にいただろう。 世界が、変わっていく やはりここは閉鎖空間だったのか・・・・・・ これで・・・この狂った世界とオサラバだ・・・ フト気付いたが、何処からが閉鎖空間だったのだろう。 いろいろと思考を凝らしている内に・・・俺は・・・・・・・・・・・・ 気付くと、タクシーの中にいた。 見回すと、死んだはずの長門と古泉、 まったく、何があったかさっぱりわからん 古泉「ようやくおめざめですか? どうでした?3度目の閉鎖空間旅行は?」 キョン「お前・・・、知ってたんならもっと早く教えろよ」 古泉「教えに行ったのですよ、 でも侵入した瞬間、謎のいい男に掘られてしまいまして・・・・・ すぐに脱出したわけです。」 キョン「じゃあ、長門は・・・・・・」 長門「今回の空間は、私にも潜入できた。 でも、侵入した瞬間、すぐに意識が途切れてしまった。」 と、いうことは、閉鎖空間で見た長門は、本物の長門だったのか? キョン「ったく・・・・ ハルヒも厄介なことしてくれるぜ」 溜息と苦笑が同時にでた。 なにせ今回はハルヒの裸を見たし、いいことにしておこう。 そういやハルヒの身体って結構いい身体してたな・・・・・・ くだらないことを考えていると、古泉がいつもの笑顔で、くだらないギャグを言いやがった。 「ハルヒって・・・・・・誰ですか・・・・・・?」 ハハハ、何言ってやがる。 ハルヒだよ、涼宮ハルヒ。 この事件の原因の閉鎖空間を発生させて お前が神と崇めている奴じゃないか 古泉「今回の原因はあなたじゃないですか 時空改変能力をもっているのもあなたですよ」 what?は?え?何? キョン「長門、古泉のギャグに笑ってやれよ」 長門「冗談ではない。古泉一樹が話していることは、すべて事実」 本当か長門?それじゃあ涼宮ハルヒは・・・・・・ 長門「存在しない。あなたが造り出した、空想の人間」 ああ、なんだそうか、 じゃあ、涼宮ハルヒと過ごした、いままでは・・・・・・夢と同じってことか・・・・・・ うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ 「!! キョン君!どうしたんですか!キョン君!」 もう・・・どうでもいい・・・ 「長門さん!何かキョン君の意識を戻す方法は?」 俺には世界を変える能力があるんだよな・・・・・・ なら・・・新しい世界で・・・・ ハルヒと・・・一緒に・・・・・・ 「危ない。世界を新しく想像しようとしている。」 「そんな!また変えられたら、もう!」 「大丈夫、私がなんとかする。」 長門・・・・やめてくれ 俺は・・・・この世界には未練はない・・・・ 新しい・・・世界で・・・・・ 俺の世界を変える能力は消えた。 俺は、生きる気力を無くした。 もう、どうなってもいい。 あの世には、ハルヒみたいな奴がいるといいな 「駄目よ!死ぬなんて言ったら!」 この声は・・・・ハル・・・・・・ 古泉「僕です。さぁキョンタン!アナルギアをしましょう!」 今の俺には世界を変える能力はなくなったんだよな でも、ここでお前の存在を消してみるよ 俺 如 キ ニ 祟 リ 殺 サ レ ル ナ ヨ ? ひぐらしのなかないハルヒ 祟犯し編 完
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758 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2007/07/21(土) 20 13 45 ID ??? 困ったちゃんってほどでもないが システムはアリアンロッドで学園ものをやるって卓に参加した で、開始早々NPCの女生徒がいわゆるツンデレ口調で「あなたたち(パーティ)、あたしの下僕になりなさい!」と言ってきた そっちの趣味はなかったので「はぁ?何言ってんだこいつ?」的な反応をしたら、「君のキャラは一瞬で消滅したよ」とGMが宣言 他のPCたちもこの現象に慌てふためくが、GMいわく、「(俺のキャラ)は記憶ごと抹消されてなかったことになったから、そのまま続けて」とのこと 何がなんだかわからないので説明を求めたが、シナリオの根幹に関わることらしくGMは何も教えてくれなかった もう出番はないようだったので帰って寝た 763 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2007/07/21(土) 20 28 10 ID ??? 758オレが思うに多分それは何だか勘違いしたハルヒだと思う 764 名前:ダガー+卑しい貴族種[] 投稿日:2007/07/21(土) 20 31 17 ID x6dGb20j 763 あー今言われて始めて気が付いた。 765 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2007/07/21(土) 20 31 56 ID ??? 763 それか 766 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2007/07/21(土) 20 33 26 ID ??? 一時期多かったからなぁ スレ137
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四月、季節は春。 春は世間一般ではお花見だ、歓迎会だなどと浮かれる季節となりがちだが 俺たち学生からしたらそれ以上に意識してしまうものがある。 そう、受験及び就職活動だ。 月日が立つのは早い。 去年までは浮かれていた俺たちSOS団(朝比奈さんを除いて)だが 今年から俺たちも三年生なのである。 俺は二年の時も低空飛行さながらのスレスレ具合だったため冷や冷やしたが無事進級した。 そして我等が天使朝比奈さんは無事東高近くの大学に受かり終わり次第 俺たちの部室に来てメイド兼お茶くみ係をしてくれている。 わざわざ来た上に何と律儀な事だ。爪の垢を煎じてどこかの団長さんに飲ませてやりたいね。 他のメンバーは言わずもがな皆余裕しゃくしゃくで進級した。あ~忌々しい。 しかし受験年だからと言って勉強休みなど団長が与えてくれるはずもなく 今日も今日とて鶏が毎日朝早くに鳴くように当然として部室に向かっている俺なのである。 俺は授業が終わるといつもの道を通りいつもの部室前で人間が外出する時に靴を履くように当然に 行わなければならない動作ノックをし、朝比奈さんの「は~い」と言うまるで天使のような いや、天使すら従えてしまいそうな可愛らしい挨拶を聞くと部室に入った。 浮かれるような天候の春なのだから開けてメイド服への着替えシーンを目撃しても 「すいません、うっかり」で済みそうだなと思いながらも そんな勇敢極まりない行動など出来ない俺を自分で呪いながらもね。 部室の中にはこれまた寒いと鳥肌が立つように当然として いつもの定位置に座り分厚いハードカバーを読んでいる長門を見た後 「あれ?ハルヒはまだ来ていないんですか?」と朝比奈さんに質問した。 ハルヒは授業が終わったと同時に教室を飛び出していったはずなのにと首をかしげていると 「涼宮さんなら先程玄関で先生と討論を繰り広げていらっしゃいましたよ」と 何故か後ろから答えが返って来た。俺は振り返りむかつくほどの爽やかスマイル男古泉を一瞥し 「討論?」と聞き返した。 「はい、討論でした。遠くから見かけただけなので何を話しているかまでは分かりませんでしたが 大層怒鳴っていましたよ。ちなみに今僕は閉鎖空間帰りです。」 お前の事などどうでもいいが、ハルヒが先生を相手にするなど珍しい事もあるもんだ。 嵐が起きなきゃいいけどな。 ま、何にせよ今だけは身体を休めておかないといけない。 その話を聞いたところによるといつあの団長が怒りながら此処にやって来るか分からないからな。 その後俺は朝比奈さんの入れてくれた何よりも美味なお茶をすすりつつ 古泉とアナログなゲームをしながら、時々長門を見るといったいつも通りの行動をとっていた。 あのハルヒが来るまではな。 その日のハルヒは荒れていた。 いつも以上の大蹴りでドアを蹴飛ばすと挨拶もせずズカズカと団長席に座り オドオドしている様も美しい朝比奈さんの入れたお茶をいつもの倍のスピードで飲み干しつつ パソコンを始めたかと思うとこう俺に絡んできた。 「何であんたはそんなに頭が悪いのよ!!」 WHAT?自慢じゃないがそんなの今に始まった話じゃないだろ? 「だからこそよ!!あんたなんか団始まって以来の落ちこぼれよ!!このままじゃ…」 このままじゃ? 「とにかく今日は解散!!そして家でちゃんと勉強すること!! いい?特にキョンは馬鹿なんだからしっかり勉強しなさいよね!!」 そんな団長の身勝手な解散宣言により帰らざるを得なくなった俺たちは家へ帰宅した。 普通学生ならば何かしら用事のあるものだがいつもSOS団の活動でスケジュールが 埋められた俺は何もすることがなく仕方なしに机に向かった。 「全くわからん」 この前デパートで何気なく買った問題集に取り組んだのだが十問目で壁に当たったのである。 その後数分うなったが分からん時は頭を休めるのが一番などという俺流ルールの元 ベッドに入りそのまますやすやと眠りの世界へ落ちてしまったのだった。 「…き…下さ…」 ん?何だ? 「起きて下さい」 目を開けると古泉が俺を覗き込み起こしていた。 顔を近づけるな、気持ち悪い。と言うより何でお前が俺の部屋にいる。 「まだ寝ぼけているようですね。此処はあなたの部屋ではありません。」 俺の部屋じゃないって?なら何処だ? 「周りを見れば分かるでしょう?」 あぁ、分かってはいたさ。だが認めたくなかったね。 また此処、閉鎖空間に来るなんてさ。しかもご丁寧に制服に着替えさせられて。 希望があるとすればSOS団の面子が揃っている事だな。 「そうですね。心強いばかりです。」 全くだ。しかし何故こんなところに俺たちはいるんだ? 「おそらく今日の涼宮ハルヒのストレスの元が原因」 やっぱりか。ならまたハルヒの奴を見つけなければならんようだ。 でもその前に、起きて下さい朝比奈さん。 「ふぇ?ななな、何でキョンくんが私の部屋にいるんですかぁ?」 先程俺も同じ事を言いましたよ。しかし朝比奈さんの反応の方が素晴らしかったですが。 「ってことは此処は…閉鎖空間…ですか?」 はい、間違いありません。長門とついでに古泉がそう言ってますから。 「そっかぁ~…やっぱり…部室での涼宮さんおかしかったし…」 確かにそうですね。でもまずは元の世界に戻るためにアイツを見つけないと。 「そうですねぇ…」 「闇雲に探しても見つからないでしょう。居そうな場所から探しませんか?」 居そうな場所ね。やっぱりあそこしかないだろ。 「部室。過去の同様の閉鎖空間の例でも此処での出現率が一番高い。」 だろうな。俺たちの集まる場所は此処か駅前か喫茶店くらいだからな。 見慣れたはずだが灰色だとやはり不気味な廊下を渡り部室前に行く。 途中で朝比奈さんが泣きそうになりながら抱きついてきた時理性を保てた俺を自画自賛するね。 「いいですか?開けますよ?」 そう言うと古泉が先頭でドアを開けそれに続き俺、長門、朝比奈さんと続いた。 やはり居た。 ハルヒはしばらく此方に気づかなかったが俺たちの姿を見るなり いきなり100Wの笑顔になり「遊びましょう!!」と叫んだ。 それを聞くと朝比奈さんは安心したように笑い、古泉はやれやれと言うような顔をし、 長門はやっぱり無表情だった。しかし俺は笑えなかった。 いつもと何か違う感じがした。 何がだ?何がいつもと違う?遊びましょう? そうか…ハルヒは… 「何やってるのよキョン!!早く遊ぶのよ!!」 ハルヒ 「何よ?」 何を隠してる? 「え?」 お前はいつもと違う。俺たちに何を隠してるんだ? 「何…言ってるのよキョン。いつもと同じよ…」 いや、違うね。俺の知っている涼宮ハルヒは遊ぼうなんて言わない。 「いつも遊んでるじゃない…」 そうじゃない。ハルヒがいつも俺たちとするのは 宇宙人、未来人、異世界人、超能力者探しかSOS団の名前を広めることだ。 決して遊ぼうなどとは言わない。 「それは…」 「それは……あんたが悪いのよキョン!!」 何だって?俺が悪い? 「そうよ!!あんたの頭が悪いから悪いの!!」 何言ってんだ。そんなの前から「あんたの頭が悪いから皆同じ大学に入れなさそうなの!!」 は? 「先生に聞いてみたのよ。そうしたら私達はともかくあんただけは… あんただけは今のままじゃ危ないって…何とかしなさいって掴みかかっても無駄だった… なのにあんたは平然としてる!!嫌じゃないの?離れたらSOS団は解散になるのよ?」 俺のために… 「あんたのためだけじゃない。この団のためよ…」 でもな、ハルヒ。 「…何よ?」 いつからこの団はスクールライフを面白くするための涼宮ハルヒの団になったんだ? 「は?」 世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団じゃなかったのか? 「何がいいたいのよ…」 「キョンくん…」朝比奈さんが泣きそうなハルヒの近くに寄る。 しかし構わず俺は続ける。 言っちまうのか俺?やれやれと散々溜息をしていたのにそれを続けることになる言葉を言うのか? 言っちまうんだな?いいぜ。後悔はしないでくれよ未来の俺。 「SOS団は離れてもこの世の全ての不思議を解き明かすまで永久不滅なんだろ?」 ハルヒの、古泉の、朝比奈さんの、長門でさえも少しだが驚いた顔をした。 もちろんこの言葉も忘れないけどな。 「俺ももちろんこれから同じ大学に行ける様努力するさ。もちろんな。」 「……ふん…分かってきたみたいじゃない!!いい?さっきの私の言葉は忘れなさい!! 今言ったとおりSOS団はこの世の全てを解き明かすまで永久不滅なんだからね!!」 AM4:00 目覚めると部屋に居た。 全く俺としたことがハルヒに向かってSOS団永久不滅宣言しちまうとはね。 その後寝れたかって?寝れるわけないだろ? 眠い。全然寝れなかったんだ。当たり前か。 しかし助かる事に1時間目は自習って言ってたからな。居眠りタイムだ。 一筋の光を元に疲れた体に更に追い討ちをかける坂をこれから1年も上り続けるのかと睨みつつ 学校に到着した俺に更に追い討ちをかける一言を放ったのは誰だと思う? そう、答えは昨日と打って変わってテンションの高い涼宮ハルヒだ。 「いい?今日の1時間目は何と自習よ!!だからあたしが勉強を教えてあげるわ!!」 昨日の勉強発言撤回していい?なんて夢だと思っているハルヒに言える筈もなく どこぞの先生より教えるのが上手いんだから!!と豪語するハルヒに 眠い頭を酷使することを余儀なくされた。永久不滅宣言をして何だがこれくらい言わせてくれ。 「やれやれ」
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執事の森さん「本日は誠に申し訳ありませんでした。主人が一度小説みたいなことをやってみたいと申しましたので・・・・」 朝比奈「本当にひどいです!」 森さん「おわびと言っては何ですが、お土産をご用意致しました。」 ハルヒ「ありがと!」 朝比奈「すいませんわざわざ・・・・・」 古泉「僕にはないのですか?」 森さん「坊っちゃんには無し!」 ハルヒ「キョン、あんた何貰ったの?」 キョン「あ、綾波レイのプラグスーツだ・・・」 古泉「キョン君には似合わないもの貰ったね~」 キョン「こんなものを渡す方なんてどうかしてるのか?」 そういやこいつだけお土産もらえなかったんだな・・・、 キョン「ほれ、やるよ」 ハルヒ「えっ!いいの?」 キョン「ああ、古泉には似合わないしな、」 古泉「わかってるじゃないですか、僕なんで女に産まれなかったのかって思う時がありますよ」 その時、俺は知らなかった。 いつまでも続くと思っていたこの日々が 突然、終わりを告げる事を キョン「あ、古泉、」 古泉?「はい、そうですが・・・、あなたは?」 キョン「何言ってるんだ?いつもキョン君って言ってるじゃないか」 古泉?「キョン?僕の知り合いにそんな変な名前の人はいません。」 キョン「おまえどうしちまったんだ?」 古泉?「肩を掴まないでください・・・」 古泉一樹「一喜(かずき)~お前歩くの速いよ~」 キョン「あれ?古泉が二人!?」 古泉一樹「キョン君!?」 古泉?「兄さん!この人知り合いなの?」 キョン「え!え?え~」 古泉一樹「僕には双子の弟がいるんですよ、言いませんでしたか?」 キョン「なんだってー」 古泉「あれ、今日は朝比奈さんだけですか?」 朝比奈「はい、あ、お茶飲みますか?」 古泉「お願いします。ところでその服は?」 朝比奈「キョン君がハルヒさんにあげた服です。似合ってますか?」 古泉「ええ・・・・・・」 古泉弟「痛い!」 キョン「あ、古泉弟だ。 おーい、どうしたんだ?」 古泉弟「ちょっと転んでしまいまして・・・」 キョン「あーあ、血がでてるぞ、ほれ」 古泉弟(ドキン)「あ、ありがとう・・・ございます・・・」 キョン「気をつけろよー」 古泉弟「は、はい・・・」 翌日、クラスが騒がしかった キョン「谷口、なんかあったのか?」 谷口「キョン・・・・・・、落ち着いて聞いてくれ・・・・」 谷口「朝比奈先輩が、殺された」 何を言ってるんだこいつは、4月馬鹿にはまだはやいぞ しかもそんな不謹慎なネタだなんて、谷口もたいしたことな・・・・ まて、このクラスの騒ぎ用、 まさかな 何故か今日、全校集会があった。 テーマは『朝比奈みくる』 まさか、そんな、全校生徒で4月馬鹿か? 気付くと俺は泣いていた。 キョン「長門、朝比奈さんを殺したのは誰だ?わかってるんだろ!?」 長門「・・・・・・」 何か小さな声が聞こえた、わかっていないのか? 長門「・・・・・こいずみ・・・・いつき・・・・・・・」 ???????????? キョン「長門、もう一度言ってくれないか?」 長門「・・・古泉一樹」 は?なんでそいつの名前がでてくるんだ? 長門まで4月馬鹿か? 長門「冗談ではない、真実」 キョン「なんだってーーー!!!!!!!!!!!!!!!!」 キョン「あの野郎!あの野郎!ぶち殺してやる!」 俺は、古泉の家に行った。 キョン「古泉!古泉!古泉!」 古泉「待ってたよ、上がって」 何故か一瞬、殺意が消えた。 キョン「短刀直入に言う、朝比奈さんを殺したのはお前だな、」 古泉「ええ・・・・・・」 キョン「どうしてだ!なんで!そんなことを!」 古泉「あの時、ハルヒにプラグスーツをあげたでしょう。 僕は、欲しかったんだよ、 でもキョン君はハルヒにわたした、 しかも朝比奈が着ていた。許せないかった。」 キョン「そんな、簡単なことで・・・」 古泉「通報するのは後、ちょっと付いてきてくれないか?」 何故だろう、目の前にいるのは殺人者なのに、 ホイホイ付いていっていいのか? 地下だった、暗い、 そういや声が聞こえるな・・・・ 古泉弟「キョン君!」 キョン「古泉弟!何故牢屋の中に!?」 古泉一樹「あいつ、部屋でキョン君でオナニーしてたんだよ ああなって当然でしょ?」 キョン「古泉・・・・・・!」 牢屋に目を向けていたせいか背後の古泉のCQCに気付かな・・・・・・かっ・・・・・・ 気がつくと荷台に乗せられていた。 古泉は何故か裸だ・・・ キョン「古泉、何をする気だ」 古泉「ふふふ、何って、アナルギアですよ アナルに僕の股間のメタルギアを突っ込むんです」 キョン「や!やめろ!アナルだけは!」 古泉「ふふふ、いきますよ・・・」 こんなことで・・・くやしいっ・・・・・・ と今わの際に馬鹿な事考えていた、 あーあ、俺の人生も終わりか・・・・・・ と思っていた・・・が・・・ 外へ通じる扉から地なりがする、なんだ? 古泉「あーあ、時間切れですかね。よかったですね、あなたのアナルバージンは守られましたよ。 きっと長門あたりが警察でも呼んだのでしょう。自分が来たらいいのに・・・ あ、僕は逃げます。でも、今後もし僕に会っても、話しかけないでください。 それは、僕の屍にとりついた、阿部高和なんですから・・・・・・」 一方的にはなされた後、さっきの眠気が襲い、俺の・・意識は・・・・・・ そうか、古泉の豹変は俺のせいだったんだな、 古泉、お前の為にプラグスーツを買ってやったんだぜ お前のことだから照れて『いりません』とか言うんだろうけど 最後はきっと真っ赤になって受け取ってくれる 俺、恐かったんだ あの時、プラグスーツを渡したら、みんなからゲイだホモだって言われて、 いままでどうりに学校生活ができなくなるんじゃないかって・・・・・・ でも、今は違う ちゃんと、古泉に・・・・・・ だからっ! 窓から音がする。なんだ? 俺は下を覗いてみた キョン「古泉!!!」 古泉「へへへ・・・・・・」 キョン「うろついて大丈夫なのかよ」 古泉「ふふふ、」 古泉「いままで・・・・・ずっと我慢してきたけど・・・もう・・・ダメ・・・」 キョン「おい!どうしたんだよ!お」 古泉「おちんぽミルクでちゃいましゅううううう!!!!!」 ドピュ キョン「・・・・・・え?」 古泉「やった!やった! これで、僕の顔射したい人に、や――――っと出せたよぉ―――っ」 キョン「・・・・こい・・・ずみ・・・」 病院内 長門「・・・・・・」 ハルヒ「あ、雷電、」 雷電「すいませんね~今はちょっと取り込んでまして~」 ハルヒ「まぁいいわ、後で来るからね」 キョン「・・・おう」 キョン「俺は男だ、だから、 801本なんか持ってくるな!」 雷電「なんだ、てっきりキョンはゲイかと思ってたんだが・・・・・・」 キョン「で、なんの用だ?」 雷電「ああ、君に聞きたい事があって・・・ キョン、本当に昨日古泉に顔射されたのか?」 キョン「ああ、間違いない。」 雷電「本当に?」 キョン「本当だ」 雷電「・・・・・実は、その時、古泉はハッテン場で死んでいたんだ」 キョン「!!!」 雷電「死亡推定時刻はキョンが古泉の家から介抱されて3時間ほど後」 キョン「じゃあ、あの時の古泉は・・・・・」 雷電「この事件、アナルが動き過ぎたってことかな」 何が?誰が?まったく解らないな、この事件、 長門に聞いてみるか・・・・・ 今一瞬、ベッドの下に茶色の髪の毛が見えたな 古泉「キョン君、迎エニ来タヨ」 俺は心の底から願った。 童貞卒業は、ハルヒか長門がいい、と。 古泉「あの時アナルバージン残しておいてあげたでしょ―――――― 今度はダメ―――――あはははははははははははははははははははははははははは」 ひぐらしがなかないハルヒ 穴泣かし編 完
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四月、季節は春。 春は世間一般ではお花見だ、歓迎会だなどと浮かれる季節となりがちだが 俺たち学生からしたらそれ以上に意識してしまうものがある。 そう、受験及び就職活動だ。 月日が立つのは早い。 去年までは浮かれていた俺たちSOS団(朝比奈さんを除いて)だが 今年から俺たちも三年生なのである。 俺は二年の時も低空飛行さながらのスレスレ具合だったため冷や冷やしたが無事進級した。 そして我等が天使朝比奈さんは無事東高近くの大学に受かり終わり次第 俺たちの部室に来てメイド兼お茶くみ係をしてくれている。 わざわざ来た上に何と律儀な事だ。爪の垢を煎じてどこかの団長さんに飲ませてやりたいね。 他のメンバーは言わずもがな皆余裕しゃくしゃくで進級した。あ~忌々しい。 しかし受験年だからと言って勉強休みなど団長が与えてくれるはずもなく 今日も今日とて鶏が毎日朝早くに鳴くように当然として部室に向かっている俺なのである。 俺は授業が終わるといつもの道を通りいつもの部室前で人間が外出する時に靴を履くように当然に 行わなければならない動作ノックをし、朝比奈さんの「は~い」と言うまるで天使のような いや、天使すら従えてしまいそうな可愛らしい挨拶を聞くと部室に入った。 浮かれるような天候の春なのだから開けてメイド服への着替えシーンを目撃しても 「すいません、うっかり」で済みそうだなと思いながらも そんな勇敢極まりない行動など出来ない俺を自分で呪いながらもね。 部室の中にはこれまた寒いと鳥肌が立つように当然として いつもの定位置に座り分厚いハードカバーを読んでいる長門を見た後 「あれ?ハルヒはまだ来ていないんですか?」と朝比奈さんに質問した。 ハルヒは授業が終わったと同時に教室を飛び出していったはずなのにと首をかしげていると 「涼宮さんなら先程玄関で先生と討論を繰り広げていらっしゃいましたよ」と 何故か後ろから答えが返って来た。俺は振り返りむかつくほどの爽やかスマイル男古泉を一瞥し 「討論?」と聞き返した。 「はい、討論でした。遠くから見かけただけなので何を話しているかまでは分かりませんでしたが 大層怒鳴っていましたよ。ちなみに今僕は閉鎖空間帰りです。」 お前の事などどうでもいいが、ハルヒが先生を相手にするなど珍しい事もあるもんだ。 嵐が起きなきゃいいけどな。 ま、何にせよ今だけは身体を休めておかないといけない。 その話を聞いたところによるといつあの団長が怒りながら此処にやって来るか分からないからな。 その後俺は朝比奈さんの入れてくれた何よりも美味なお茶をすすりつつ 古泉とアナログなゲームをしながら、時々長門を見るといったいつも通りの行動をとっていた。 あのハルヒが来るまではな。 その日のハルヒは荒れていた。 いつも以上の大蹴りでドアを蹴飛ばすと挨拶もせずズカズカと団長席に座り オドオドしている様も美しい朝比奈さんの入れたお茶をいつもの倍のスピードで飲み干しつつ パソコンを始めたかと思うとこう俺に絡んできた。 「何であんたはそんなに頭が悪いのよ!!」 WHAT?自慢じゃないがそんなの今に始まった話じゃないだろ? 「だからこそよ!!あんたなんか団始まって以来の落ちこぼれよ!!このままじゃ…」 このままじゃ? 「とにかく今日は解散!!そして家でちゃんと勉強すること!! いい?特にキョンは馬鹿なんだからしっかり勉強しなさいよね!!」 そんな団長の身勝手な解散宣言により帰らざるを得なくなった俺たちは家へ帰宅した。 普通学生ならば何かしら用事のあるものだがいつもSOS団の活動でスケジュールが 埋められた俺は何もすることがなく仕方なしに机に向かった。 「全くわからん」 この前デパートで何気なく買った問題集に取り組んだのだが十問目で壁に当たったのである。 その後数分うなったが分からん時は頭を休めるのが一番などという俺流ルールの元 ベッドに入りそのまますやすやと眠りの世界へ落ちてしまったのだった。 「…き…下さ…」 ん?何だ? 「起きて下さい」 目を開けると古泉が俺を覗き込み起こしていた。 顔を近づけるな、気持ち悪い。と言うより何でお前が俺の部屋にいる。 「まだ寝ぼけているようですね。此処はあなたの部屋ではありません。」 俺の部屋じゃないって?なら何処だ? 「周りを見れば分かるでしょう?」 あぁ、分かってはいたさ。だが認めたくなかったね。 また此処、閉鎖空間に来るなんてさ。しかもご丁寧に制服に着替えさせられて。 希望があるとすればSOS団の面子が揃っている事だな。 「そうですね。心強いばかりです。」 全くだ。しかし何故こんなところに俺たちはいるんだ? 「おそらく今日の涼宮ハルヒのストレスの元が原因」 やっぱりか。ならまたハルヒの奴を見つけなければならんようだ。 でもその前に、起きて下さい朝比奈さん。 「ふぇ?ななな、何でキョンくんが私の部屋にいるんですかぁ?」 先程俺も同じ事を言いましたよ。しかし朝比奈さんの反応の方が素晴らしかったですが。 「ってことは此処は…閉鎖空間…ですか?」 はい、間違いありません。長門とついでに古泉がそう言ってますから。 「そっかぁ~…やっぱり…部室での涼宮さんおかしかったし…」 確かにそうですね。でもまずは元の世界に戻るためにアイツを見つけないと。 「そうですねぇ…」 「闇雲に探しても見つからないでしょう。居そうな場所から探しませんか?」 居そうな場所ね。やっぱりあそこしかないだろ。 「部室。過去の同様の閉鎖空間の例でも此処での出現率が一番高い。」 だろうな。俺たちの集まる場所は此処か駅前か喫茶店くらいだからな。 見慣れたはずだが灰色だとやはり不気味な廊下を渡り部室前に行く。 途中で朝比奈さんが泣きそうになりながら抱きついてきた時理性を保てた俺を自画自賛するね。 「いいですか?開けますよ?」 そう言うと古泉が先頭でドアを開けそれに続き俺、長門、朝比奈さんと続いた。 やはり居た。 ハルヒはしばらく此方に気づかなかったが俺たちの姿を見るなり いきなり100Wの笑顔になり「遊びましょう!!」と叫んだ。 それを聞くと朝比奈さんは安心したように笑い、古泉はやれやれと言うような顔をし、 長門はやっぱり無表情だった。しかし俺は笑えなかった。 いつもと何か違う感じがした。 何がだ?何がいつもと違う?遊びましょう? そうか…ハルヒは… 「何やってるのよキョン!!早く遊ぶのよ!!」 ハルヒ 「何よ?」 何を隠してる? 「え?」 お前はいつもと違う。俺たちに何を隠してるんだ? 「何…言ってるのよキョン。いつもと同じよ…」 いや、違うね。俺の知っている涼宮ハルヒは遊ぼうなんて言わない。 「いつも遊んでるじゃない…」 そうじゃない。ハルヒがいつも俺たちとするのは 宇宙人、未来人、異世界人、超能力者探しかSOS団の名前を広めることだ。 決して遊ぼうなどとは言わない。 「それは…」 「それは……あんたが悪いのよキョン!!」 何だって?俺が悪い? 「そうよ!!あんたの頭が悪いから悪いの!!」 何言ってんだ。そんなの前から「あんたの頭が悪いから皆同じ大学に入れなさそうなの!!」 は? 「先生に聞いてみたのよ。そうしたら私達はともかくあんただけは… あんただけは今のままじゃ危ないって…何とかしなさいって掴みかかっても無駄だった… なのにあんたは平然としてる!!嫌じゃないの?離れたらSOS団は解散になるのよ?」 俺のために… 「あんたのためだけじゃない。この団のためよ…」 でもな、ハルヒ。 「…何よ?」 いつからこの団はスクールライフを面白くするための涼宮ハルヒの団になったんだ? 「は?」 世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団じゃなかったのか? 「何がいいたいのよ…」 「キョンくん…」朝比奈さんが泣きそうなハルヒの近くに寄る。 しかし構わず俺は続ける。 言っちまうのか俺?やれやれと散々溜息をしていたのにそれを続けることになる言葉を言うのか? 言っちまうんだな?いいぜ。後悔はしないでくれよ未来の俺。 「SOS団は離れてもこの世の全ての不思議を解き明かすまで永久不滅なんだろ?」 ハルヒの、古泉の、朝比奈さんの、長門でさえも少しだが驚いた顔をした。 もちろんこの言葉も忘れないけどな。 「俺ももちろんこれから同じ大学に行ける様努力するさ。もちろんな。」 「……ふん…分かってきたみたいじゃない!!いい?さっきの私の言葉は忘れなさい!! 今言ったとおりSOS団はこの世の全てを解き明かすまで永久不滅なんだからね!!」 AM4:00 目覚めると部屋に居た。 全く俺としたことがハルヒに向かってSOS団永久不滅宣言しちまうとはね。 その後寝れたかって?寝れるわけないだろ? 眠い。全然寝れなかったんだ。当たり前か。 しかし助かる事に1時間目は自習って言ってたからな。居眠りタイムだ。 一筋の光を元に疲れた体に更に追い討ちをかける坂をこれから1年も上り続けるのかと睨みつつ 学校に到着した俺に更に追い討ちをかける一言を放ったのは誰だと思う? そう、答えは昨日と打って変わってテンションの高い涼宮ハルヒだ。 「いい?今日の1時間目は何と自習よ!!だからあたしが勉強を教えてあげるわ!!」 昨日の勉強発言撤回していい?なんて夢だと思っているハルヒに言える筈もなく どこぞの先生より教えるのが上手いんだから!!と豪語するハルヒに 眠い頭を酷使することを余儀なくされた。永久不滅宣言をして何だがこれくらい言わせてくれ。 「やれやれ」