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歪み 人の負の感情から生まれ、それを己の力に転換することの出来る生物 神話では元々地の底に住んでいたとある 歪み本来の姿は精神体であり、それ単体では世界に対して干渉することが出来ない為、適当な依代を用いて実体化することによって、初めて世界に干渉することが出来るようになる この依代にするもののランクによって歪みの実力も変化する 獣の歪み 歪みの中でも最下級のものは獣の歪みと呼ばれ、鼠や鴉、犬といった小型の獣を依代として実体化する 獣の歪みは普通の魔物と大差なく、通常の武器で打ち倒すことが出来る 中級歪み ゴブリンやオーク、ジャイアントリザードといった中型の魔物や、ゴーレム等の体を依代として実体化する 体の回りに特殊な空間を持ち、自らに向かってくる物体の軌道を逸らすことが出来る(逸らすことができるのはあくまでも物体のみで魔法などのエネルギーを逸らすことは出来ない) 中級までの歪みは実体化している状態で依代を打ち倒すことで、依代の死に引きずられ消滅する 上級歪み ドラゴンや神狼等の幻獣を依代として実体化する このタイプの歪みの持つ特殊空間は、星痕の力で強化された武器か、それに匹敵する力でしか切り裂くことが出来ない また自らの力で中級までの歪みを依代無しで実体化させることが出来る 圧倒的のな力を持ち国一つを滅ぼすのに半日を必要としない また、少数ではあるが人間等を依代にするものもいる 代表的な上級歪み 恐怖を撒く龍帝ティアマト 死を喰らう魔狼フェンリル 復讐の魔人ネメシス 最上級歪み 現在確認されているのは不和と争いの歪みエリスのみでその力は謎に包まれている 上級以上の歪みは依代を失っても精神体となるだけでその存在を消滅させることは出来ないが、上級以上の歪みの依代となることの出来る存在は限られており、そう簡単には再実体化することは出来ない
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ゆがみ 神咒神威神楽の用語。 「歪曲」「陰気」とも。 三百年前の東征を境にして、西側で生じるようになった異能者のこと。世界で唯一神州に発生している異常。 あるいは異能そのものを指す。異能とは、説明のつかない超常。世の理を無視した現象、すなわち歪み。異界の法則。 また、当代の座の法則から外れた者を指して歪みや化外と言ったりもする。 一般にこの世の理から外れているもの、すなわち『陰の異能』を意味し、一度境界を踏み越えたことで、人界に東の毒が混じり出したのだと言われている。 元を辿れば御門龍明が第六天波旬の自滅因子を発生させることを目論んで東から西に持ち込ませた概念。 歪みの汚染度を壱から拾までの数値で表す汚染等級が用いられる。 穢土と隣接している秀真は、汚染に呑み込まれることが危惧されているが、地相的にはもっとも安全らしい。 呪を組み込んだ都市計画は、陰気を寄せ付けない方陣と化している。 玖錠紫織の陀羅尼孔雀王は莫大な気力を練り上げた陰気特攻の技で、これを受けた歪みを減退させる効果がある。 作中では第二次東夷征伐を成し遂げることで、凶月咲耶を除いて歪みは世界から消失した。 陰の異能 世界の法則を歪ませることで理屈も説明も出来ない超常能力が行使可能になる。しかし帳尻合わせとして歪みの使用後には返し風が吹くとされる。 竜胆曰く、屏風の中にいる人喰い虎を斃せる力。元は穢土の力なので、東の蜘蛛を倒すのに効果的な武器となると見られている。 刑士郎曰く、歪みとは『己はこうだ』と世に知らしめる勝鬨なのだという。 返しを無視して振り絞れば万事容易く罷り通る、そういう絵巻の中のご都合主義。 吼えて使えば勝利する。出せば終わる必殺──これが自らを構成する最強だと、それらの自負が個々によって形は違えど滲み出た凱旋の咆哮こそが異能。 例えば歪みを消失させるような異能なら、それは使い手が歪みが無い世界こそを求めていることを示している。 西に流れた歪みのほとんどは、夜都賀波岐が一柱天魔・奴奈比売を源泉とするものである。 そのため奴奈比売はどのような歪みが西に渡ったのかをほぼ把握しており、西の者が使う歪みの技を威力を神の域に押し上げた上で再現することが出来る。ただし300年かけて西側のノリに改変されているので完全再現は出来ないとのこと。 歪みの特性とそれを使う本人の渇望は関係があり、元になるのは奴奈比売の渇望が大半であるが、宗次郎や紫織ほどの者であれば、それを自分流の色で染め上げることが出来る。 夜都賀波岐はこの世界には本来存在しているはずが無い旧世界の敗者である。故に彼らはこの世の理を歪ませ、同時にこの世に生きる者にとっての毒となる。 夜都賀波岐の歪みは東征軍の歪み者が身に宿す些細な異常を起こす陰気などとは比較にならないほど極大で、規模も密度も桁違い。 歪み者 異能者は御門の管轄に置かれる。 陰気に汚染された者は、汚染等級の具合にもよるが人としての外観に歪みが生じる……つまり正常な人間の外見ではなくなる。極端な例で言えば凶月刑士郎のように、本来の大和人の特徴である黒髪が白髪になるなど、そういった身体的特徴に諸々の変化が現れる。 高位の歪みであるなら、髪や瞳の色が真っ先におかしくなるらしく、全てがそうで無いものの異形の証として最も顕著な変質を見せやすいのがその二つ。 等級四はギリギリ人間だが、人と鬼の狭間にあるため真人間というわけでもない。宗次郎のような陰が低い者でも、普通の人間からしても恐るべき回復力。 軽度汚染ならば特殊能力が備わったりと、むしろプラスに転じることも多いのだが、高度な歪みに汚染されると人の身には耐えられなくなり、やがて自壊するため毒であることには変わりはない。 そして現在は歪みを宿す者達が増えてきている。本編において300年振りに東征が決行されたのも、歪みの汚染が西側のプラス・戦力になる限界を迎えたと判断されたからであり、これ以上待つと過度な汚染によって西が内側から崩れると思われたからである。 凶月一族は禍憑きという歪みを持つ。彼らは高濃度陰気によって穢土側の価値観が刷り込まれており、魂の概念が継承されていた。 歪みは本来全くの別法則の力だが、それを宿すのは人間の肉体であるため、人間部分に訴えればこちら側の理を通じさせることが可能。御前試合において龍水は刑士郎の暴れ狂おうとした歪みを抑えることに成功している。 歪み者は西側では異能だが、穢土にはその源泉があるため故郷に帰ってきたかのような気分になる。その空気に落ち着き、心なしか力が湧いてくるのは錯覚ではない。 一定以上の陰を持っている者なら、歪みに対する鼻が効くようで、不和之関では何も寄ってきていないと分かっていた。 御門龍明が言うには元は穢土の成分が混ざっているのだから、歪み者は天魔を既知のものとして認識できる。例えるならば先祖返りをしたかのような感覚。 咲耶は神州最大の歪みとして自身の異能が流れ込んできた道筋を感じ取ることができるため、淡海の航路を示す役割を担う。 歪みの源泉である天魔、夜都賀波岐達は桁外れの歪みを有しており、悪路より過度の陰気汚染を受けた症状は宗次郎曰く、手は震え、目が霞み、気を抜けば内臓ごと吐いてしまいそうな慢性的な嘔吐感、しかしそれでありながら、力だけは湧き上がってくる始末で、なんとなれば星まで跳躍できるような、矛盾した感覚が同居することになる。この状態は歪み者としてあれる許容限界を超える陰気汚染を受けたことで、もはや余命幾ばくか。 高位の歪み者の特徴 異形化による魔性の身体能力の獲得 高位の歪み(陰が等級伍以上の者)は高濃度の陰気汚染により、筋力、体力、走力といった身体性能が魔性の域にまで強化され、理屈を無視した身体能力を獲得する(他、膂力、握力、反応速度、耐久力など)。 この領域にある者の特徴として非常に死ににくいというものがあり、単純な肉体能力が意味不明に突出している。歪みの汚染度が高すぎると殺せるとかそういうレベルの存在ではなくなっているため、監視や封印の処置を取られることになる。 覇吐と刑士郎の身体能力を、人の枠内の能力で十段階の数値で表した場合、七以上になる。これは現状、白兵において西側最強格の数値であり、物理常識を無視した運動が可能という事実を示す。 一応歪みに頼らずとも身体能力を強化する術はあるのだが、作中で異能に依らず咒力と気力による感覚強化により歪みに匹敵する身体能力を獲得することが出来たのは御門龍明のみ。 覇吐と刑士郎は歪みによる五感総ての超強化を行なっている。故に高速移動を行いながら視認せずに攻撃を避けることが可能。 また高位汚染者特有の頑強さは歪みを持たない人間程度の力ではビクともしないほど。 凶月刑士郎を例としてあげるなら、彼は歪みによる身体強化に長け、異界と化した肉体は骨格や筋量がどうだのという理屈や常識など受け付けない。よって人の埒外へと身体能力を変容させた法則外の運動が可能。五間の距離をただの一足で詰め、覇吐との戦闘では雷速の速さで踏み込んでいる。 さらに骨の形、筋密度、内臓の位置や経絡に至るまで、常人とは隔絶した異界の法則に則る活性は、運動において力学の限界に囚われない。 心臓のみならず、あらゆる大動脈、急所の位置、臓器の位置をずらすことで例え左胸を刃で貫かれようとも致命にならない。首を切断でもしない限り必殺とはならないし、狙われる場所も限定できる。ただし肉体変化は任意に行うものなので、戦意などが絶たれることで急所の位置は戻ってしまう。 頑強さは鉄板さえ容易に貫く紫織に殴られても全く効かず、斬撃は効果が怪しく逆に折られる可能性が生じてしまう。例え刺されても筋肉で絡め取る真似も可能。 加えて尋常ならざる再生能力を有しており、僅かな間に怪我も疲れも無くなる。それでも重度の損傷は瞬時に回復できないが。 さらに神州の五指に入る高位の歪みの中で、達人級の武(陽の伍以上)を有するのは刑士郎一人のみ(後に覇吐も)。 坂上覇吐の場合、陰の漆という濃さの歪みであり力勝負なら刑士郎以上なのだが、自分の陰気の濃さを自覚していなかったせいか、刑士郎と比べると高位汚染者特有の性質の数々を使いこなせていない。 彼ら魔性の域の速さと膂力を前に、耐えられる武器などない。一般には名刀やら利器と呼ばれる物も彼らが振るうには不足だろう。 剣速、体捌きは常軌を逸し、只人の動体視力では捉えることは出来ず、剣戟は大気の爆発で掻き消される。発生した衝撃波だけで皮膚や衣が避けていく。 高位の歪み同士の戦闘は、言わば雷光。他者が割り込もうものなら微塵に砕かれる鋼の嵐にも例えられる。 また特徴として、高位の歪み者は自己を一つの異世界と化しているため、例えば高速体術で発生する衝撃波などが外界に伝搬しにくい。基本、己と他を切り離しており、あくまで自身の内部と触れた物に限定される力が歪みなのである。 その他、個々の異能を制御できるかどうかはまちまちだが、共通して言えることは常人にとって極度の違和感を伴うこと。彼らが纏う異質の空気は、たとえどれほど鈍い者でも気付かずにはおれない。 凡人にとって、その雰囲気だけでも恐怖を抱かせるに十分なのだが、それでも東の陰気を数割程度宿しているだけというのが実情。純粋な化外の出鱈目さを感じさせる。 陰の拾の凶月咲耶ほどになるとあまりに陰が強く濃すぎて、空間を歪ませて牛車の形を歪んで見せた。 ただ天魔・血染花に目覚めた刑士郎のように過度の歪みは穢土の存在に近くなり過ぎて、逆に天魔・常世に従わされる危険が伴う。 余談 似たものとしてPARADISE LOSTにおける隔離街の毒がある。 過度の汚染は腐滅による死を招くが、軽微であれば十人十色の進化を遂げることができる。 穢土諏訪原の戦闘跡から、紫織と宗次郎が高位の歪み者同士の戦闘ならこうなるだろうとのことで、高位の歪み者は大体Dies iraeにおけるエイヴィヒカイトの創造位階程度だと見ていいようだ。 黒白のアヴェスターにおける戒律とは、我はこうだと謳い上げ、天地に向き合う誇りを得ることで、傀儡のごとく戦い続ける世界に彩りを与えるためにあったのだという。 歪みもまた、己はこうだと世に知らしめる勝鬨であり、世界が天狗に染まりきらぬよう、世界に彩りを与えるものであった。 歪みの大元って、つまりはルサルカの使う「魔術」だったのかな? 渇望を具現化させる辺りはエイヴィヒカイトっぽいものがあるけど -- 名無しさん (2012-05-27 18 32 36) メタな話になるが、初期の夜行や中盤の殺し合い夫婦達は初めの覇吐や刑士郎より汚染度が上なのに髪の色とか身体的特徴に変化なかったね -- 名無しさん (2012-05-27 18 37 45) 夜行と殺し愛夫婦の力は歪みとは違ったはず。夜行は波旬のうんちパゥワーで、夫婦も確か波旬との接続が強くなって得た擬似的な大極だったと思う。 -- 名無しさん (2012-05-27 19 09 09) 旧世界(第五天)と現世界(第六天)の力を混ぜ合わせてどちらにも属さない存在を創り、これに波旬を討たせるという計画の一環という感じでよろしいのでしょうか?旧世界のものは現世界において異物であるため、歪みとなって発現する。言うまでもないでしょうが、これも龍明が元凶といえる。 -- 名無しさん (2012-05-27 21 15 39) 歪みを引き入れて波旬を刺激し、波旬の自滅因子を作るのが目的だったはず。まあ実際には波旬は無反応で、その代わり嚢腫が反応し覇吐が誕生した。という感じだったはず・・・あってるよな? -- 名無しさん (2012-05-28 02 18 24) まぁ 計画そのものは悪くなかった 普通の神格ならば自滅因子も産まれたりしただろうが……波旬は様々な意味でエレオノーレの想像を遥かに上回る化物だったという訳だ。 -- 名無しさん (2012-05-28 02 52 21) 想像を遥かに上回るひきこもり根性とも言える。 ニートすら超えたニートっぷりにはもはや表現出来る言葉が存在しない -- 名無しさん (2012-05-28 03 35 39) ついに波旬が攻めてきたか…。なんてことにもならんしなぁ あっ何か波旬の触覚来てるしボコろうって感じ -- 名無しさん (2012-05-28 08 24 39) 本人達が本編で力説してるけど波旬にとっての歪みは正しく覇吐(のみ)なんだよな。 -- 名無しさん (2012-10-13 22 56 34) ↑×3はじゅんは誰にも養ってもらってないからニートではないな ニートは獣殿とマリーと蓮に終身看護してもらってたけど -- 名無しさん (2014-05-11 00 47 16) ↑ 覇吐にとっても抱きしめたかった化外の極致は波旬って事になるんだろうか -- 名無しさん (2014-05-11 14 24 28) 歪みねぇな -- 名無しさん (2017-02-16 02 09 19) まず星間戦争時代に「渇望やら世界観やらを基に世界とその法則を創造する」神座システムが開発されて、第四天時代に水銀が自身の座におけるパワーソースである神秘の力(魔術)でそれを再現・人間に扱えるようデチューンして段階的かつ効率的に神格になれるようにしたのがエイヴィヒカイト、さらにそれを天魔(主に奴売比米)が流用して西に流れ込んだのが歪み -- 名無しさん (2019-11-25 19 04 29) ↑雑に語ればジェネリック版永劫破壊か。聖遺物を用いない故に魂の収集も必須ではない。 -- 名無しさん (2020-02-08 09 41 35) 聖賢はこれに相当するっぽい? -- 名無しさん (2023-05-12 19 45 34) 歪みは階層で言えばクリシュナのアヴァターラ、神の太極が聖賢ってイメージ -- 名無しさん (2023-07-11 09 02 01) 名前 コメント
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歪み 鉄也のガイキングを上部に載せたボスのダイタンクは土煙をあげ疾走していた。 「大丈夫かよぉ、鉄也」 「やられたのは機体だけだ。俺には傷一つ無い」 そういう鉄也の額には汗が滲み出ていた。 彼は己の腕に自身もあり、支給された機体もスペックを見れば上々・・・ 正直に言えばそうそう相手に遅れはとらないと思っていた、それがこの様だ。 「そんな事よりどちらに向かっているんだ」 「おお、とりあえずはさっきの廃墟地帯に」 「駄目だ、さっきの放送を聞かなかったのか、あそこは禁止エリアになる。そうだな・・・」 鉄也は地図を開き、辺りの地形を確認する。 「よし、同じ廃墟でもE-2の小島にしばらく潜むとするか」 「E-2・・・なるほど、廃墟は四つのエリアにまたがってるから陣取れれば、 禁止エリアにされても少ない移動で違うエリアにいけるだわね」 「そういう事だ。お前にしては頭がまわるじゃないか、ボス。 それに俺の機体とその機体には遠距離から砲撃できる武装もあるから、 島に近づく機体を迎撃する事も出来る、しばらくはあそこに滞在出来るはずだ」 「お前にしてはってどういう意味だわさ!まったく甲児さえ帰ってきたらお前にデカい口を叩かせねえのによ!」 「何を言ってるんだ?兜甲児はミケーネとの決戦に備えて帰国したじゃないか」 ボスと軽口を叩きあい少しづつ心の暗雲が引き始めていた鉄也であったが、今のボスの一言で再び暗雲が立ちこめ始めた。 「お前こそ何言ってんだよ鉄也。甲児は日本に帰ってきてなんか」 ミシッ! 金属が軋む音がなった。 ガイキングの指がダイタンクの装甲に食い込み、亀裂を走らせていた。 「な、何をするんだわさ鉄也!」 「質問するのはこちらの方だ。お前はミケーネ、またはこのゲームの主催者側の人間が化けたか用意した偽物か?」 「な、何の話だい!俺は正真正銘のボス様でい!」 「なら何故先程兜甲児が帰国してないと言った!」 「そっちこそ何をわけのわかんねぇ事を言ってるんだ!」 実際にボスは嘘を言ってはおらず、偽物でも無かった。鉄也も同様である。 だが二人の呼び出された時間にズレがあり、このような軋轢を生み出していた。 「いいかげんにしやがれ!これ以上俺を怒らせるとこっちだって黙ってやられるわけにはいかないわよ!」 (この態度、偽物とは思えんな。それにもし偽物ならばあんなわけのわからん事は言わせんはずだ) 「やいやーい!聞いてんのか鉄也!」 ガイキングはゆっくりとダイタンクの装甲から腕を離した。 「ああ、すまなかったなボス、さっきのキラ・ヤマトとかいう奴にしてやられてどうかしてたみたいだ」 「いいかげんにしないと俺様の最終兵器が火をふ・・・え?あ、ああ、わかりゃいいんだけどよ」 「まだ色々とわからん事はあるが・・・何にせよあの仮面野郎を倒せばわかるだろう。よし、E-2にひとっ飛びするか」 「飛んで行くのか?さっきは狙撃だとかなんとかいってたじゃねえか」 「水中に潜む敵もいるかもしれん、高々度を移動すれば狙撃もされないだろうし、 空に敵がいても水中戦になるよりかは空中戦の方がましだ、飛行は慣れてないなんて言うなよ、行くぞ!」 【剣鉄也 搭乗機体:ガイキング後期型(大空魔竜ガイキング) パイロット状態:精神・肉体ともに軽い疲労 機体状態:胸部破損、右腕切断 現在位置:D-3からE-2へ移動中 第1行動方針:E-2への移動 最終行動方針:主催者の打倒】 【ボス 搭乗機体:ダイターン3(無敵鋼人ダイターン3) パイロット状況:精神的に若干の疲労 機体状況:背部の装甲に亀裂 現在位置:D-3からE-2へ移動中 第一行動方針:E-2への移動 最終行動方針:主催者の打倒】 【初日 18 47】 前回 第106話「歪み」 次回 第105話「今、出来るコト」 投下順 第107話「放送を終えて・・・」 第105話「今、出来るコト」 時系列順 第110話「人の造りしモノ」 前回 登場人物追跡 次回 第81話「かくして勇者は地に墜ちる」 剣鉄也 第119話「戦闘マシーン」 第81話「かくして勇者は地に墜ちる」 ボス 第119話「戦闘マシーン」
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歪み 目を開けると、視界に入ってくるのは青々とした樹木と、何処までも澄み渡る空。 眠ってから一体どれくらい時間が経ったのだろうか。 起きたばかりでまだ少しだるい体を起こすと、浅倉はデイパックから乱暴に時計を取り出す。 「・・・・・・・・・五時、か。」 時計を見ながら、何時に寝たのか確認していない事を思い出した。 デイパックから支給された食料を取り出し、口へと運ぶ。 欲を言えば“トカゲ”の肉を食べたかったのだが、それは後の楽しみとしてとっておく事にする。 口の中に広がる何の変哲もない味。 過去に食べた泥に比べればマシだが、些か不満が残る。 ふらふらと立ち上がり、当てもなく歩き出すと、木で出来た簡素な墓を見つけた。 おそらく先程自分が殺した北岡の墓であろう。 浅倉はその前にしゃがみこみ、それを見つめた。 「・・・・・・フフッ、ハハハッ・・・・・・」 口から笑いが零れてくる。 あれほどしつこく戦い会っていた相手。 あれほどしつこく自分に関わった相手。 ――――なのに、いざ殺してしまうととても呆気なく終わってしまった。 「あんなんで死ぬのか・・・・・・案外弱ぇなぁ・・・・・・え?北岡ァ?」 その墓にそっと手を添える。 一瞬だけ、今までの北岡との戦いがフラッシュバックした。 数え切れないほどの戦い。ここへ来てからの戦い。 その末に勝ち取った勝利。 嬉しさと達成感が心を埋めていき、体を揺らす。 「・・・・ハハハハハハハハハ!」 喜びのあまり、つい大声で笑ってしまった。 ――その瞬間、心の奥にに黒い感情が生まれた。 ジブンガコロシタ。 ヤットコロセタ。 デモマダタリナイ マタタタカイタイ。 モットモットタタカイタイ。 ――――耳鳴りがする。鼓膜が破れそうなほどに。 デモムリダ。 モウ、ニドト。 ニドトタタカエナイ。 ――――体が小刻みに震え、焦点が合わなくなってきた。 ナゼ。 ジブンガコロシタカラ。 コノテデコロシタカラ。 ――――渦巻いてく感情。口から漏れる笑いは、歓喜めいた物からだんだん狂気に満ちていく。 イヤダ。 イヤダイヤダイヤダイヤダ。 体の奥で何か聞こえる。 忌まわしい鎖から自分を解き放つ音。 本来の自分。実際の自分。 ただ純粋な「破壊衝動」のみを動かす音。 「・・・・・・ハハハ・・・・・・ハハハハハハハハッ!!」 金棒を手に、視界に入るもの全てを壊していく。 「ウガァッ!」 北岡の埋葬された墓も。 「ガァゥッ!!」 暖かく、温もりが溢れる土も。 「ァア゛ァア゛ア゛ァァァア゛ァァッッ!!!」 蒼さが目に眩しいほどの葉をつけた樹木さえも。 体全体で深呼吸をする。 「・・・・・・ゥァアッ!」 短く吼え、金棒を森へ投げつけた。 何かが自分を支配していく。 まだだ。 まだ戦い足りない。 津上も。 あきらも。 ストロンガーも。 なんなら神埼士郎でもいい。 殺してやる。 戦って、戦って、その上で殺してやる。 コロシテヤルコロシテヤルコロシテヤルコロシテヤルコロシテヤルコロシテヤル 一分一秒でも早く誰かと戦い、そして殺したい。 その欲望が頭の中を埋めていく。 ――――遠くから轟音が聞こえる。 其処に行けば誰かいる。 自分の欲望を満たしてくれる者達が。 「ハ、ハハハハハハハハハハハハァァッッ!!!」 全てを開放した蛇に、最早光は無い。 在るのは、淀んだ虚無の闇だけである。 ――――蛇は気付かなかった。 その目から、悲しみの涙を流していたことに。 【浅倉 威@仮面ライダー龍騎】 【1日目 現時刻 午後】 【現在地:樹海C-5】 [時間軸] 本編終盤辺り。 [状態]:抑えられない殺人衝動。左目負傷、全身に大程度の負傷(打撲、火傷など)、大程度の疲労。腹は満腹。 [装備]:デルタフォン、デルタドライバー。 カードデッキ(オルタナティブ・ゼロ)。 [道具]:ファイズブラスター。三人分のデイバック(風見、北崎、浅倉)。 グランザイラスの破片。カードデッキ(ゾルダ)。 [思考・状況] 1:アギトもストロンガーもあきらも皆、殺す。 ※音撃金棒・烈凍はC-5エリアの森に放置されています。
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歪みねぇな ゆがみねぇな 【空耳】[兄貴] 08-09-26作成 random_imgエラー:ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイルを指定してください。 歪みねぇなとは、パンツレスリング動画の空耳のひとつ。兄貴の哲学を体現する言葉のひとつであり、日常会話に使える兄貴用語でもある。 ニコニコ動画では、レスリングシリーズの動画における賞賛の言葉としてよく使用される。 この言葉は、一般的な解釈としては「歪みねぇなという 賞賛の心」と言われるように、賞賛の意を表す単語であるとされる。 すなわち、「歪む」は本来「曲がったりねじれたりして物の形が正しくなくなる。」「考え方や行動が正常でなくなる。また、よこしまである。」(大辞林)といった意味であるから、「歪みない」は「曲がっていない」「正常」「邪ではない」という意味になる。しかし、「歪みない」の意味は兄貴によってハッテンし、素晴らしい技術力の高さや、常人にはなしえない表現、通常想定できない内容などに対して賞賛を送るために使われるようになったのである。 もっとも、「歪みない」という原義からすれば、賞賛のみと解釈するのは妥当ではないと思われる。なぜなら、兄貴が「歪みねぇな」と呟くのは、「常に歪みなくあれ」という精神を兄貴が哲学として持っているからではないだろうか。すなわち、一般に「だらしねぇな」に表現される「戒めの心」を裏打ちする言葉でもある、と解することができ、それが妥当であると言うべきだと思うのだ。 いずれにせよ、この言葉には兄貴の大海のような精神哲学が表れていると言えるだろう。 …正直、自分でも何を書いているのかは良く解らないんだ…仕方ないね。 タグで動画検索 「歪みねぇな」でタグ検索 妖精哲学の三信 だらしねぇな 仕方ないね random_imgエラー:ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイルを指定してください。 動画 sm3954997少し歪みねぇ動画 http //www.nicovideo.jp/watch/sm3954997 sm3955001【兄貴誕生祭】歪みねぇビリー・ヘリントン描いてみた【7/14】 http //www.nicovideo.jp/watch/sm3955001 や行の単語一覧にもどる 「空耳」に関する単語の一覧 「兄貴」に関する単語の一覧 トップページにもどる - -
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歪みの世界 舞台:K県藤宮市 話数 GM 参加者 実施日 「歪みの世界」OP Dod デレク・カートライト、宮下千秋、ミーナ、五右衛門 2011-11-21 「歪みの世界」Part1 Dod デレク・カートライト、宮下千秋、ミーナ、五右衛門 2011-11-27 「歪みの世界」Part2 Dod デレク・カートライト、宮下千秋、ミーナ、五右衛門 2011-11-30 「歪みの世界」Part3 Dod デレク・カートライト、宮下千秋、ミーナ、五右衛門 2011-12-04 「歪みの世界」Part4 Dod デレク・カートライト、宮下千秋、ミーナ、五右衛門 2011-12-06 「歪みの世界」Part5 Dod デレク・カートライト、宮下千秋、ミーナ、五右衛門 2011-12-16 「歪みの世界」Part6 Dod デレク・カートライト、宮下千秋、ミーナ、五右衛門 2011-12-06 「歪みの世界」ED Dod デレク・カートライト、宮下千秋、ミーナ、五右衛門 2011-11-14 「歪みの世界」後日談 Dod デレク・カートライト、宮下千秋、ミーナ、五右衛門 2011-11-15 ページ最上部へ
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歪み兄妹 第1話
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歪みの国のアリス - 概要
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歪みの国のアリスの攻略です 激しくネタバレなので気をつけてください。
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【種別】 現象 【初出】 I巻 【解説】 この世のあらゆる存在が持つ“存在の力”と、時空に広がる全存在である『運命という名の器』が失われたことで、その存在によって伸び、繋がり、広がった、広がるはずだったことが「なかったこと」になることで生じていた、この世を構成する巨大な“存在の力”の秩序と流れの変調のことである。そのため、「この世の歪み」とも呼んでいた。 【歪みの発生と発見後の流れ】 歩いてはいけない隣にある異世界“紅世”より渡り来た“紅世”の住人達“紅世の徒”が、この世の存在(主に人間)の“存在の力”を奪い消費することで世界の歪みは生まれ、大きくなり、この世と“紅世”の境界を捻じ曲げ、引き摺り、荒れさせ始めた。 この両界の境界面の変調から、“徒”達の間で「いつかこの世と“紅世”の両界に『大災厄』と称される大きな災いが起きる」と予想、あるいは危惧され始め、歪みの発生を止めるために同胞殺しを決意した一部の“紅世の王”の尖兵、あるいは道具となって歪みを生む“徒”を力ずくで止める元人間の討滅者フレイムヘイズが作られることとなった。 この世で放埒を尽くす“徒”たちは、そういったフレイムヘイズの追跡から逃れるために、歪みの発生を一時的に遅らせる道具であるトーチを作って対抗するようになった。トーチが燃え尽き、歪みが発生してフレイムヘイズに察知されても、“徒”はもうその場から姿をくらませていた。 また、この世の秩序に生まれた変調(=歪み)が限界を超えた先にある秩序の崩壊を防ぐため、局地的な大きな歪みを元に近い形に整えるフレイムヘイズを『調律師』と呼んでいた。 【影響】 この「世界が歪んだ気配」は、フレイムヘイズにとっては“紅世の徒”が人喰いを行った証であるため察知すれば追いかけ、“紅世の徒”にとっても興味を引かれる対象であるため、ある程度歪みが大きくなれば双方を多く引き寄せ、その結果戦いによる被害だけではなく、戦いのための人喰いによる歪みもさらに発生する。 この連鎖反応の最悪の形は『闘争の渦』と呼ばれ、十六世紀の『大戦』など、過去幾つかあった大きな戦いの発端となっていた。 調律師の活動目的には、この『闘争の渦』の発生を防ぐことも含まれていた。 世界の歪みを利用した大事件として、高名な自在師である“紅世の王”である“棺の織手”アシズによって引き起こされた、自在法『都喰らい』の発動があった。 『都喰らい』は世界の歪みを意図的に瞬間的かつ大きく作り出すことで、周囲の存在を歪みに巻き込んで干渉、高純度の“存在の力”に変換する自在法であり、一度に発生した歪みとしては史上空前の大きさの歪みを発生し、都市オストローデが丸ごとこの世から完全に消滅した。 “探耽求究”ダンタリオンは、歪みを極限まで大きくした場合に実際に何が起こるかを実地(御崎市)で実験しようとしたが、後一歩のところでフレイムヘイズに阻止された。 また教授は、『詣道』の崩壊を観測することで「『歪み』によらぬ両界の狭間」を観測できるとも述べていた。 【世界の歪みへの認識】 現代まで、大きな歪みが生まれることはあっても、『大災厄』の片鱗すら掴めておらず、この世を跋扈する“徒”のほぼ全ては『大災厄』は根拠が曖昧で、そういった予想は“存在の力”を使うことへの過剰反応に過ぎないという考えを持っていた。 ただし、この世の秩序に生まれた変調(=歪み)が大きくなるのは「危険」であるということは、この世を跋扈する“徒”たちも認めていた。 【世界の歪みの真実】 世界の歪みの真の原因は、"存在の力”が「欠損」したことではなく、不安定なエネルギー状態に「変質」したことであった。間違っているのは因果関係の理解だけで、「“徒”が人を食らうことで歪みが生じる」「歪みが両界の狭間に嵐をもたらす」という理解自体は確かに正しかったがために、誰も気づけなかった。特に、なまじフレイムヘイズは歪みを実際に感じることができるために疑問を抱かなかったようだ。 故に、自在法を使うなどして、“存在の力”がこの世の現象や物体に再構成されれば、この世は安定化し、その分の歪みも消えた。 もっとも、どのみち“徒”の行動が誰にとっても迷惑で危険なものであることには変わりないし、フレイムヘイズの行動が人間の犠牲と『大災厄』を防いでいたことにも変わりは無い。なにより、歪みが「欠損」という不可逆的な現象ではなく、“存在の力”を使用すれば消える一時的な現象に過ぎないということが“徒”に知られれば、“徒”の暴虐がさらに過激化する恐れがあったために、真実に気づいた少数の者たち(『宙の心臓』と『大地の四神』)もその事実を伏せていた。しかし、歪みの原因が「欠損」ではなく「変質」である以上、無限の“存在の力”を持つ新世界『無何有鏡』であっても歪みは発生し得る。故に新世界『無何有鏡』の創造を放置しないために、協力者を求めたセンターヒルによってこの真実が明かされた。 そして最終巻で、シャナたちが撃ち込んだ改変の自在式による「人を喰らえない理」を含んだままで新世界『無何有鏡』が創造されたことで、世界の歪みは消失し、ほぼ全ての“徒”たちが新世界へ旅立ったことで、この世(旧世界)に残った“徒”たちが人を喰わない限り、世界の歪みは発生しないと思われる。 【コメント】 ☆アニメ版から語られ、発生していた。 ☆『大命』の最終段階の達成によって、世界の歪みが完全に消失したことが、外伝『ホープ』で描写された。 ☆宝具『零時迷子』で補われる“存在の力”は、歪みを回復しようとする世界の復元力から得ていたことが最終巻で判明した。 ☆[マカベアの兄弟]のダーインやカルンには実感できないんだろうな。 ☆高橋弥七郎の新作『カナエの星』でも、崩壊点という現象が存在している。