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『鉄道』は平井喜久松さんの著書で,岩波書店から1936年(昭和11年)に第1刷が,1949年(昭和24年)に第7刷が発行されました。 このページには「第六編 鉄道保線作業」を収録。 目次 第六編 鉄道保線作業 (p. 273) 第一章 緒言 (p. 273)§1. 鉄道保線業務 (p. 273) §2. 鉄道保線業務遂行の組織 (p. 273) 第二章 保線業務 (p. 274)§1. 軌道管理の実行方法 (p. 274) §2. 軌道修理に線路工手を常置する理由 (p. 274) 第三章 軌道修理作業 (p. 275)§1. 枕木交換 (p. 275)1. 枕木交換の原因 (p. 275) 2. 枕木交換の方針 (p. 276) 3. 枕木交換作業 (p. 276) §2. 軌条交換 (p. 276)1. 軌条交換の原因 (p. 276) 2. 軌条交換作業 (p. 277) 3. 軌条の振替および転換 (p. 278) §3. 軌面修正 (p. 278)1. 軌面不整の状態 (p. 278) 2. 整正法 (p. 278) 3. 道床搗固め (p. 279) §4. 接目作業 (p. 280)1. 軌条接目遊間整正 (p. 280) 2. ボルト補修交換 (p. 281) 3. 接目鈑交換 (p. 281) §5. 道床補足および交換 (p. 281)1. 道床の補足および交換の必要 (p. 281) §6. 路盤作業 (p. 281)1. 嵩置工 (p. 281) 2. 腹付工 (p. 282) 3. 側溝修理 (p. 282) 4. 路盤排水 (p. 282) §7. ポイント,フログおよび信号連動設備 (p. 282)1. ポイントおよびフログ (p. 282) 2. 信号連動装置の保守 (p. 283) §8. 軌道の凍上 (p. 283)1. 軌道の凍上の原因および対策 (p. 283) 2. 軌面凍上防止 (p. 285) 参考文献 関連ブログ コメント メール 第六編 鉄道保線作業 (p. 273) 第一章 緒言 (p. 273) §1. 鉄道保線業務 (p. 273) 客貨を迅速安全正確に輸送する事が鉄道の目的であるが,このためには線路が常に完全な状態に維持されていると言うことは絶対に必要である。しからざれば列車を安全に運転させる事は不可能であり,特にこれを迅速に運転させる等は鉄道経営上1日欠くべからざある業務の一つであり,かつ甚(はなは)だ重大責務を有するものである。この線路の管理保守の業務を一般に鉄道本線業務と言うている(*1)。 §2. 鉄道保線業務遂行の組織 (p. 273) 鉄道保線業務は鉄道の性質,種類,場合および時季によって多少方針を異にする点もあるが,一般的には軌道および建造物を維持してこれが退廃を除き且つ維持費をできるだけ少額ならしむるにあるが,その実行には一定の秩序ある組織の下に施行せらるべきである。保線業務を遂行するには先づ第一に軌道および建造物を監視し,もし列車運転に支障を来すべき事柄を発見した場合,直ちにこれに対応する佐久を施すべき監視を担当する人を有しなければならない。しかもこの監視を担当する人は鉄道自身の使用人で,責任ある者でなければならない(*2)。 次に軌道および建造物は不断に列車運転および風雨等により破壊されるので,常時修理補充を必要とする。また一旦災害に当っては直ちに列車運転に支障なき程度に線路を復旧しなければならない。これらの業務もその性質上責任ある従業員たるを必要とすると同時に,経験ある者たるを要するのである(*3)。 我国有鉄道では全線を数箇の保線区に分割し,その区間は保線区主任全責任をもって担当し,これを更に数箇に区分し保線手に担当せしめ,更に丁場に細別し各丁場には線路工手長以下7〜30名の線路工手を配置し,もって監視維持管理に任ぜしめている(*4)。 第二章 保線業務 (p. 274) §1. 軌道管理の実行方法 (p. 274) 軌道の管理に当り軌道および建造物に故障を生じ,これを修理するに鉄道自身直接工事の衝(*5)に当らず,請負人に材料および労力の一部あるいは全部を負担せしめ施行する方法も考えらないこともないが,次に述べるような理由でこれを直営とし,かつ従業員を常置することが至当である(*6)。 §2. 軌道修理に線路工手を常置する理由 (p. 274) 軌道は列車運転,風雨等のために不断に破壊されつつあるものである。従ってこれが監視には熟練せる者が不断に巡視する必要がある。 軌道修理には特別の技能を要し且つその成果は検査する事困難である。 作業の技術的方面に通ずる必要あるばかりでなく列車運転や車輛その他に相当に概念を有するものでなければならない。 作業の分量が毎日ほとんど一定であり常置しても各人の能率を損しない。 以上の理由によって線路工手を常置するが,なおその他に少数の大工,鍛冶職を常置する必要がある(*7)。 第三章 軌道修理作業 (p. 275) §1. 枕木交換 (p. 275) 1. 枕木交換の原因 (p. 275) この原因は次の如きものである(*8)。 腐朽(虫害を含む) 割裂または折損 犬釘穴の拡大 軌条の切込 (1)に対しては防腐剤を注入し,(2)に対しては鍄(*9)または鉄線を用いて緊縛し,(3)に対しては堅木の込栓を打込み,(4)に対してはタイ・プレートを用いてその害を除くことに努めているが,何れも枕木の寿命を延伸し得る程度であって年々交換する枕木数は夥(おびただ)しいものである(*10)。 2. 枕木交換の方針 (p. 276) 枕木交換の方法は次の2つである。 一定区間の枕木を全部交換し,その中の大部分が腐朽するに至って再び全部を同時に交換する方法。 枕木の使用に耐えざるものを発見の都度区間に関せず箇々に交換する方法。 (1)の方法は米国で用いられている事もあるが一般に(2)の方法によっている(*11)。 3. 枕木交換作業 (p. 276) 本作業は一般に先づ交換せんとする枕木附近の道床を掻き除き犬釘ビーターまたはハンマーで枕木を横に移動し,これを軌道外に引き抜きその跡へ新枕木を押し込んで従来の枕木の(1)に据え,鉄挺(*12)で枕木を支え犬釘を打つものである(*13)。 §2. 軌条交換 (p. 276) 1. 軌条交換の原因 (p. 276) 軌条の交換を必要とするに至る直接原因は次の3つの場合である(*14)。 軌条が毀損した場合 軌条が摩滅または腐食した場合 軽軌条を重軌条に交換する必要が生じた場合 軌条の毀損 軌条の毀損については第1編において述べた所であるが,この場合には直ちに交換せねばならない(*15)。 摩滅 摩滅による場合は次の如き程度に達したとき交換する。 (イ)列車重量に耐えざるに至りたる場合:軌条断面がどれだけ磨耗した時,列車重量に耐えなくなるかは力学上の計算によらねばならないが,我国有鉄道では軌条断面積が20%以上減少した時には交換する事に定めている。 (ロ)軌条頭部摩滅のため車輪の輪縁が接目板を摩損するに至った場合。 (ハ)軌条頭部の内側摩滅のために完全に軌間を保つ事ができなく車輪が脱線しやすくなった場合。 軌条頭部の摩滅については軌条の高さの減少程度に交換の限度を定むべきであるが,我国有鉄道では37km未満の軌条は高さ10mm,37kg以上は高さ15mm以上磨耗した場合交換する事になっている。 重軌条に交換する事は列車荷重,列車速度ならびに回数が大になった場合,軌道力学上より考慮して行うものである([([)]] 平井喜久松『鉄道』1949, pp. 276,277))。 2. 軌条交換作業 (p. 277) 新旧軌条を交換する場合1本宛行う場合と数本を同時に行う場合と2つの工法があるが一般に後者が行われる。 この方法は先ず新軌条を敷設軌条に沿って枕木上に置き,適当な接目間隔を与えながらボルトおよび接目板をもって連結し,新旧軌条の総長を同一にする。新軌条を敷設軌条の内側に置くのと外側に置くのと2工法があるが,外側に置く方が通例である(*16)。 軌条交換は列車運転間合に行うものであるから,列車通過直後直ちに外側の犬釘を全部抜き取り旧軌条両端の接目鈑を外し鉄挺(*17)で古軌条を外側に少し移動し,底部が内側犬釘頭から外れた時外側に新軌条を越えて跳出し新軌条を所定の位置に据え両端に接目鈑を取付け外側犬釘を打ち直して作業を完了するのである(*18)。 3. 軌条の振替および転換 (p. 278) 曲線箇所では外軌の内側は車輪のために,他に比し早く磨耗し片減りのため軌条交換の時季を早める事になるから,その磨耗が甚(はなはだ)しくならない内に左右の軌条を振替えて使用するか,あるいは曲線外軌だけを方向を転換して使用する(*19)。 §3. 軌面修正 (p. 278) 1. 軌面不整の状態 (p. 278) 軌面即ち軌条面の不整を来す直接の原因は列車の運転であるが列車重量,速度,車輛の構造,天候,線路の状態,軌条材料の種類によって著しく異なる。軌面不整の状態は次の如くである(*20)。 軌面の沈下 軌道中心の移動 軌間の拡大 2. 整正法 (p. 278) 軌面不整の状態によってその整正法は異なる(*21)。 軌面沈下の整正法 軌面沈下の整正法は沈下している箇所の道床を搗固めて(*22)扛上(*23)するのである。一般に沈下の如き甚(はなはだ)しき部分は軌条の接目の箇所である。凍上(*24)の場合は搗固めができないから後述の如く挟木を用うる。道床搗固めの際は軌道中心線に狂いを生ずるから沈下を修正すると同時に中心線をも検査する必要がある(*25)。 軌道中心の修正 軌道中心の修正(俗に通り直しと言う)鉄挺(*26)をもって軌道を左右に移動して行うのであるが,指揮者は遠くより目測によって中心の位置を定め命令を下すのである。従って相当の熟練を要する(*27)。 軌間の拡大の修正 軌間の拡大の修正は普通犬釘を抜き取りゲージに当てて,鉄挺によって軌間を正し,再び犬釘を打つものである。犬釘を打ち替えるときは込栓を古穴に挿し込んでから行わねば効果がない(*28)。 3. 道床搗固め (p. 279) 保線作業のうち大部分の労力を費すものは道床の搗固め(tamping)である。換言すれば軌面沈下を整正する事が保線作業の大部分である。特に左右沈下が異なりたる場合は乗心地が悪くなるばかりでなく,恐るべき結果を招来する原因となる事もあるから,最も注意を要すべきである。 搗固め作業は普通ビーターの鶴嘴(つるはし)で軌条下附近の砂利を掻き出し,撥(ばち)(*29)の方で枕木下に砂利を突き込むものである(第270図) 枕木の搗固めは軌条下附近に止むべきで,中央は行わない。これはもし中央が強く搗固められた場合は枕木を折損する虞(おそれ)があるからである。搗固めは左右軌条下を同時に行う必要があるから普通2〜8人を1組として,この作業を行い終了後は水準器によって軌面が正しきや否やを検する。 道床搗固め機械としてタイタンパー(tie tamper)と言うものがあるが,衝撃が甚(はなはだ)しいのと我国では未だ経済的に引合わないと言う不利がある(*30)。 §4. 接目作業 (p. 280) 接目の保守は保線作業の内で最も細心の注意を要するものである(*31)。 1. 軌条接目遊間整正 (p. 280) 温度の変化による軌条の伸縮に備うるため,軌条敷設の際その接目に相当の遊間を存して置くのであるが,種々の原因からこの遊間に狂いを生ずる。そのために軌面の不整を生じ甚(はなはだ)しきは夏期軌道の張出を起す原因となる。遊間を整正するには適当の区間を定めて列車運転間合に軌条継目のボルトおよび犬釘をある程度弛(ゆる)めて,適当の遊間になるように軌条を撞(つ)き(*32)送って整正する(*33)。 2. ボルト補修交換 (p. 281) ボルトは列車の通過による振動その他のために腐食,磨耗,取付け不良あるいは折損するから補修交換を必要とする。 ボルトは各々万遍なく締めて強過ぎないことが必要である(*34)。 3. 接目鈑交換 (p. 281) 接目鈑は磨耗折損するから常に注意して不良なものは交換せねばならない(*35)。 §5. 道床補足および交換 (p. 281) 1. 道床の補足および交換の必要 (p. 281) 軌道の沈下は列車運転のために道床が路盤に埋入するからである。このために道床を構成する材料は次第に減少する。その上に沈下修正のためにタンピングをなし道床を枕木下に搗(つ)き込むから益々減少する。従ってある程度減少した時には補足せねばならない。 我国有鉄道では甲線30mm,乙線40mm,丙線50mm減少すれば補足する事になっている。 また道床の塵埃(じんあい)の混入,自然崩壊,搗固めのための破砕等によって変質し排水不良となり軌道を悪くする。それ故時々道床の篩分(*36)を行い且つ補足する必要を生ずる(*37)。 §6. 路盤作業 (p. 281) 1. 嵩置工 (p. 281) 路盤は列車重量,自然沈下等のために段々下り道床を所定の形に保守する事困難となることがある。これを防ぐためには路盤を土砂によって所定の高さまで盛る事がある。これを嵩置と言う。 嵩置工は夏季および雨季を避け道床補足の前に施行すべきである。 2. 腹付工 (p. 282) 築堤は沈下する計り(*38)でなく風雨雪のために段々法(のり)が痩せて法肩が崩れてくる。これに対し土砂を盛って原形に復する事を腹付と言う。 国有鉄道では施行基面幅が1側において150mm位減縮した時腹付工を行うを通例としている。 腹付工を施行するには堤腹の草木を鋤(すき)取り階段状となし土砂を盛りて筋芝を施し天端には天芝を施す(*39)。 3. 側溝修理 (p. 282) 側溝は常に排水を良好ならしむるように修理する事が必要である。側溝の排水不良は周囲の地盤を弛(ゆる)め事故の原因を造ることになる(*40)。 4. 路盤排水 (p. 282) 路盤排水不良の箇所は在来路盤を取除き,砂,玉石等を入れ枕木間には盲溝を造り排水を良好にする(*41)。 §7. ポイント,フログおよび信号連動設備 (p. 282) 1. ポイントおよびフログ (p. 282) ポイントおよびフログは軌道における弱点であって,最も損傷しやすく且つ事故を発生しやすい所であるから,その保守に関しては特別に注意を払わねばならない。 特に分岐器の尖端軌条の尖端およびフログの鼻端は車輪の突縁が乗り上げ折損し,脱線または異線進入等の事故を起す原因となるから常に各部を点検し,ボルトの締直しその他の修理を行い,特に尖端軌条の密着を注意する事が必要である。また道床搗固め(*42)も諸種の欠点を減ずる上において必要である(*43)。 2. 信号連動装置の保守 (p. 283) 信号連動装置は列車運転の指針となるべきものであるから,常にその動作の完全を期するようにその保守を充分にせねばならない。信号連動装置は構造複雑であるから,この保守をなすには先づその構造と作用に通暁し(つうぎょう)(*44)且つ監視を厳重になす事が必要である(*45)。 §8. 軌道の凍上 (p. 283) 1. 軌道の凍上の原因および対策 (p. 283) 寒地においては酷寒に際し道床中に含まれた水分が氷結し,道床材料が膨張するために軌面が隆起し軌面に不整を来すことが往々にある。これを凍上と言う。 凍上の時には道床が氷結していって,搗固めができないから挟木と称する種々の厚さの板を低い箇所の軌条と枕木との間に挿入して軌面の修正を行う(第273図)。 挟木施行中は温度の変化によって軌間および軌面に狂いを生じやすいから監視を怠らない事は勿論,特に危険な事は温暖な気候になって道床の融下し始めた時期である。 この時には挟木を段々薄いものに取替えていって軌面を修正せねばならないのであるが,昼間に融下して夜間に再び凍るような場合は少しの油断もできない。凍上がなくなった時挟木を撤去し道床搗固めを行って軌道の修正を行うのである(*46)。 2. 軌面凍上防止 (p. 285) 凍上の原因は軌道内に水分があるためであるから,これが防止法として水分を排除する事が最も肝要である。線路排水の根本方針は次の如くである(*47)。 水分が軌道内に侵入する前にこれを他に導き軌道に危害を及ぼす区域内には水分を停滞せしめざる事。 水分を含まない材料で軌道および路盤を築造し,かつ軌道内に進入し来る水分を直ちに軌道外に駆除し得べき構造とする事。 これらを施行する手段は次の4方法に帰着する(*48)。 道床に精選バラスト,砕石等排水良好なるものを使用する事。 路盤を構成する土質を選び,なお排水不良の時にはその一部もしくは全部を割栗石,玉石等と交換し所謂(いわゆる)補助道床(第1編第2章§4 参照)を設ける事。 路盤に排水勾配を附し且つ軌道両側の排水溝の疏水(そすい)(*49)を完全ならしむる事。 特殊の構造とする事(第275,276図) 参考文献 (著者・編者の五十音順) 書籍 平井喜久松『鉄道』岩波書店,1936年5月15日 第1刷発行,1949年7月15日 第7刷発行 辞典 岩波書店『広辞苑』〈シャープ電子辞書 PW-9600 収録〉岩波書店,1998-2001年,第5版 福武書店『福武漢和辞典』福武書店,1990年,初版 (書名の五十音順) 関連ブログ #bf コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る メール 名前 メールアドレス 内容 更新日:2010年12月07日
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『鉄道』は平井喜久松さんの著書で,岩波書店から1936年(昭和11年)に第1刷が,1949年(昭和24年)に第7刷が発行されました。 このページには「索引 / は行 - わ行」を収録。 目次 索引ハ ヒ フ ヘ ホ マ モ ユ ヨ ラ リ レ ロ ワ 発行年 関連ブログ コメント メール 索引 ハ 灰抗 136, 141 背向分岐器 77 配線 116, 156 発車抵抗 199 発条フログ 79 発条ポイント 76 発送貨物停車場 169 発雷信号 239 腹付工 282 反向曲線 9 ハンドル付ポイント標識 88 ハンプ操車場 184, 190 ハンプの能力 196 ヒ 避溢橋 13 引上線 114, 187 避難側線 115 票券式 (運転) 216 標識 239 フ 複式操車場 184 複心曲線 9 附随車 132 伏樋 11 伏樋標 89 普通停車場 111 普通道床 37 フックボルト 50 埠頭 173 埠頭線群 118 吹雪防止設備 101 踏切警標 90 踏切道,踏切門扉 94, 95 フログ (轍叉) 77, 282 フログ番号 79 可動フログ 78 曲線フログ 80 固定フログ 77 乗越フログ 79 発条フログ 79 分岐および交叉 73 N 番分岐 73 曲線外方分岐,内方分岐 73 三枝分岐 73 双動分岐 74 左分岐,複分岐,右分岐 73 分岐器 74 曲線分岐器 80, 85 対向分岐器 77 直線分岐器 84 背向分岐器 77 分岐梃(てこ) 88 ヘ 平面交叉分離 97 ヘムシュー 192 ベルト・コンベヤー 132, 180 ホ ホイスト 132, 178 ポイント 74, 282 遷移ポイント 77 尖端ポイント 74 脱線ポイント 83 乗越ポイント 77 発条ポイント 76 ポイント転換装置 86 ポイント標識 89 ハンドル付ポイント標識 88 方向別運転 218 方向別仕分線 185, 187 方向別線 118 防雪柵 102 防雪設備 99 防雪土堤 102 防雪林 105 保線業務 274 防波施設 110 ホーム 123 ホーム・コンベヤー 132 ホームの終端から線路中心までの距離 125 ボルト補修交換 281 補助勾配 265 補助道床 39 補正勾配 206 本線 113 本屋 (終端停車場) 158 マ 枕木 29, 60 木枕木 31 集成枕木 37 施薬枕木 34 素材枕木 34 鉄筋コンクリート枕木 36 鉄枕木 34 枕木応力 58 枕木交換 275 磨耗防止軌条 49 摩擦係数 (制動) 210 摩擦能力 197 モ 物揚場 173 ユ 遊間 24 有効牽引力 (引張棒牽引力) 207 雪覆 105 雪掻車警標 90 ヨ 用地界標 90 擁壁 11 予測 252 余盛 11 ラ ラーメン 18 螺釘 42 落石止 109 リ 立体交叉 97 立体交叉の橋梁の型式,径間割 99 菱形交叉 74 量水標 89 量雪標 89 旅客運輸数量 260 旅客終端停車場 155 旅客停車場 111, 144 旅客の通路 126 臨港貨物停車場 169, 172 臨時信号機 231 レ 列車運転 197 列車運転指令法 218 列車制動 210 列車抵抗 199 連続桁橋 15 連動装置 241 機械連動装置 242, 248 第1種連動装置 242 第2種連動装置 245 電気機連動装置 244 電気連動装置 245, 248 電空連動装置 245 連動閉塞式 (運転) 218 連絡停車場 112 連絡旅客停車場 151 ロ 路盤 6, 281 路盤圧力 59 路盤許容圧力 60 ワ Y線 116 渡り線 74, 85 交叉渡り線 74 発行年 昭和十一年五月五日 第一刷発行 昭和二十四年七月五日 第七刷発行 定価 百七拾五円 著者 平井喜久松(ひらい きくまつ) 東京都千代田区神田一ツ橋二丁目三番地 発行者 岩波雄二郎 東京都西多摩郡霞村根ケ布三八五番地 印刷者 山田一雄 発行所 東京都千代田区 神田一ツ橋二ノ三 株式会社 岩波書店 会員番号 A109004号 落丁本乱丁本はお取替いたします 大化堂印刷・製本 関連ブログ #bf コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る メール 名前 メールアドレス 内容 更新日:2010年12月07日
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このページは実データ置き場です。基本的には編集はD51 451経歴で行ってください。 時期 所属などの情報 1940年02月27日(昭和15年) 汽車製造大阪工場にて製造 製番(製造番号)1870東京局配属 営業稼働開始 1948年07月(昭和23年) 白河機関区 1949年12月16日(昭和24年) 宇都宮機関区 1955年08月01日(昭和30年) 白河機関区 1958年10月02日(昭和33年) 宇都宮機関区 1960年06月01日(昭和35年) 大宮機関区 1963年06月(昭和38年) 大宮機関区 1966年05月18日(昭和41年) 大宮工場 副灯(予備灯)装備 1966年07月01日(昭和41年) 大宮機関区 1967年02月04日(昭和42年) 新鶴見機関庫 ????年??月??日(昭和??年) ATS-S装備 ????年??月??日(昭和??年) 回転火粉止装備 1967年08月08日?~08月09日?(昭和42年) 米軍燃料輸送列車事故 (リンク先 Wikipedia) の救援車両牽引を行う。新宿駅に蒸気機関車が来たのは山手貨物線から蒸気機関車が消えてから11年目。 1968年02月22日(昭和43年) 新鶴見機関区 の給水ポートで後ろ姿の確認履歴あり。鈴木英一さん 鉄道写真帳「蒸機の匂った時代」 より後日の1968/2/23に稲沢第一機関区での確認もあるが、これは東海道線を走ったということか、それとも誤植か…? 1968年02月23日(昭和43年) 稲沢第一機関区 での確認履歴あり鈴木英一さん 鉄道写真帳「蒸機の匂った時代」 より煙突にはまだ回転火粉止が付いている時期。運転室から後方に向かって伸びている炭水車石炭庫への散水パイプはまだまっすぐになっている(現在は曲がっている)。後灯もあり、後部標識灯は公式側に付いている。砂箱の開閉ロック取手も付いている(現在は紛失) 1968年03月xx日(昭和43年) 炭水車全検? 公式側第一台車第二軸に「シ43-3」の表記より推測 1970年7月20日(昭和45年) 制動弁脚台、国鉄郡山工場にて検査(単独ブレーキ弁、自動ブレーキ弁に「45.7.20 KY」表記記載あり)「KY」は郡山工場。単に郡山工場製ブレーキ弁が供給された他の工場で整備という可能性も考えられる。 ????年??月??日(昭和??年) 炭水車第二車軸車軸箱 C58177のものを転用(車輪と車軸も?上記全検時の可能性もあり) 1970年11月28日(昭和45年) 廃車 新鶴見機関庫 1970年12月28日(昭和45年) 国鉄 工作局の通達文書 工車第146号にD51451が含まれた(通達内容は不明) 1970年??月??日(昭和45年) 国鉄 工作局長通達「廃用蒸気機関車の貸付けについて(通達)」「昭和45年12月28日付工車第146号をもって通達したもののうち、D51451号車は、別紙のとおり、部外貸付けを承認したので解体を取り止め、東京西鉄道管理局長との協議のうえ、所定の手続きを取られたい。」 1971年03月23日(昭和46年) 昭島市が国鉄との車両賃借契約締結。 ????年??月??日(昭和??年) 煙突に取り付けられていた回転火粉止を撤去 1971年03月24日~28日(昭和46年) 25日に甲種輸送 新鶴見から青梅線 中神駅に到着。立川基地中神引き込み線(中神側線)で立川基地に搬送。26日には立川基地内で搬送の準備、28日に日通のトレーラーで昭和公園に輸送(車体は機関車部と炭水車の2分割で輸送→ 昭島市の補修資金募金のページ を参照)。 1971年04月04日(昭和46年) 東京都昭島市の昭和公園に静態保存の設置完了。公開式典を開催。 1971年08月30日(昭和46年) 塗装工事 実施 1972年04月??日(昭和47年) 展示開始からこれまでの期間に前照灯と副灯のガラスが割られる。 ????年??月??日(昭和??年) 煙突に目板(塞板)設置 ????年??月??日(昭和??年) 前照灯が交換される(LP42→LP403?) ????年??月??日(昭和??年) 後灯が撤去される 1975年頃(昭和50年頃) 塗装工事 実施 1979年02月20日(昭和54年) 塗装工事 実施 1986年03月27日頃(昭和61年) 国鉄 大宮工場による出張塗装修繕工事 実施 1987年02月26日頃(昭和62年) 国鉄分割民営化に伴い、無償賃借契約を東日本旅客鉄道(株)へ引き継ぎ (JR東日本 八王子支社) 1992年01月17日(平成4年) JR東日本 大宮工場にて出張補修が行われた様子( 第一空気溜や運転室側面の補修履歴表示 (「4・1・17 OM」の表示や「4・1 大宮工」の表示)から)。おそらくシリンダーカバー部の交換や、罐胴被継ぎ目のシーリング、穴あき部はブチルゴム系シート+アルミテープによる補修が行われた模様。 1997年11月21日(平成9年) 補修及び塗装工事 実施 2003年10月25日以降(平成15年以降) 公式側、非公式側運転室窓ガラスが割られた様子(「大ちゃんの昭和公園 D51 451(保存)写真」で確認、 大ちゃんの鉄道写真館 にて、「サイトマップ」のリンク先へ飛び、ブラウザの検索機能で「D51451」を検索し、「昭和公園(昭島市) D51451(保存)」をクリック)(ページ内の検索機能は使えない場合がある様子) 2005年09月05(平成17年) これまでの塗装・補修の履歴2回について昭島市議会議事録【平成17年09月定例会(第3回)-09月05日-03号】にて市議会答弁の記載があった。 2006年01月(平成18年) アスベスト飛散有無の調査が終了し、飛散はないとのことから公開が再開された(市議会議事録 【平成18年06月厚生委員協議会-06月19日-01号】より) 2008年04月01~2009年3月31日のいずれかの日より(平成20年度) 転落事故防止等のため一般公開中止 2010年01月25日(平成22年) アスベスト除去および封じ込め工事終了 2019年09月~(令和1年) 昭島市がクラウドファンディング・ふるさと納税・市税を併用し、車体の全面補修を計画。2020年04月から改修工事予定(諸般の事情により延期中、別途市が告知予定中)詳しくは下記市のページを参照 D51を甦らせよう! 改修のための寄附にご協力をお願いします 2020年11月~(令和2年) 展示柵に枕木交換工事開始の掲示がされた。期間は2020/10/20~12/02、保線作業専門の業者により行われる。 2020年12月(令和2年) 業者による補修が開始される。改修の塗装・補修主体業者は地元昭島市の マルリョウ 。サビ止め塗装は2層(白、赤茶)。窓ガラスは強化ガラスに交換、前照灯のガラスは寄贈されたものを業者により取付。運転席革張りも専門業者に依頼。線路補修はJRの保線業務も行っている福生市の 川名産業 。枕木・バラスト整備のほか、車体の傾き補修も行われた。クラファン高額支援者には塗装会も実施。 2021年3月末(令和3年) 業者による補修が終了した。 2021年8月1日(日)(令和3年) 補修後初めての公開を開始した。 参考資料 レイル・マガジン2008年9月号付録「機関車表」沖田佑作氏編
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枕木 歩 「やあ。僕は学校童子のマクラギだよ」 基本情報 名前 枕木 歩(まくらぎ あゆむ) 学年・クラス 中等部 2年 性別 男 年齢 14 身長 158㎝ 体重 50kg 好きなもの 和菓子全般。子供 嫌いなもの 虫。見ると卒倒する 性格 クールを装ったりするけど基本的におバカでお人よし。わりといい加減 生い立ち 去年地方から転校してきた前に本物の学校童子に助けられたことがありそれがきっかけで学校童子になる 基本口調・人称 一人称:僕二人称:~(苗字)さん、くん 能力 電波使い(テレパス) 特記事項 学校童子九号 その他詳細な設定 キャラ設定: 生徒の悩みを解決したり、頼みごとを聴いたりするラルヴァ『学校童子(がっこうわらし』。その代理九号が枕木である。 以前学校童子に助けられたことがあり、自分も人助けがしたいと学校童子になる。 いつも被っている学帽は学校童子のトレードマーク。学ラン愛好家。家でも学ラン。休日も学ラン。パジャマも学ラン。 性格はいい加減でアホなところもあるが、基本的に正義感と責任感は強い。クラスでは友達も少なく浮いている。枕木は気が付いていないが、クラスのほとんどが彼のことを学校童子だと知っているようだ。 押しに弱く、お人よしなせいで無理難題をふっかけられてもなかなか断られない。 やたら恰好をつけたがり、本物の学校童子を真似して超然とした態度を取ったりと、やや中二病の毛があるが、本当はかなりおバカである。 学校童子八号である犬のマユゲとは仲がいい。 そのバカなお人好しっぷりから一部からはバカラギくんなどと揶揄されている。 甘味大好きで若干偏食気味。 能力詳細: 『電波使い(テレパス)』 精神波の送受信ができる精神感応能力である。 しかし枕木は主に電波の発信を得意とし、相手に暗示をかけて幻覚を見せることが可能。ただしその場合は目を合わせる必要がある。 強い精神波が発せられれば受信は可能だが、基本的に受信が苦手で人の心を読んだりはできない。ただし相手に伝える意思があれば念話は可能。 登場作品 学校童子シリーズ 作者のコメント 最初とキャラが違うのは気のせい。恰好をつけていただけってことで一つ。
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各種資料に基づくD51 451の経歴を掲載します。 もっと詳細な履歴がみつかりました。 機関車データベース D51451 を参照。 時期 所属などの情報 1940年02月27日(昭和15年) 汽車製造大阪工場にて製造 製番(製造番号)1870東京局配属 営業稼働開始 1948年07月(昭和23年) 白河機関区 1949年12月16日(昭和24年) 宇都宮機関区 1955年08月01日(昭和30年) 白河機関区 1958年10月02日(昭和33年) 宇都宮機関区 1960年06月01日(昭和35年) 大宮機関区 1963年06月(昭和38年) 大宮機関区 1966年05月18日(昭和41年) 大宮工場 副灯(予備灯)装備 1966年07月01日(昭和41年) 大宮機関区 1967年02月04日(昭和42年) 新鶴見機関庫 ????年??月??日(昭和??年) ATS-S装備 ????年??月??日(昭和??年) 回転火粉止装備 1967年08月08日?~08月09日?(昭和42年) 米軍燃料輸送列車事故 (リンク先 Wikipedia) の救援車両牽引を行う。新宿駅に蒸気機関車が来たのは山手貨物線から蒸気機関車が消えてから11年目。 1968年02月23日(昭和43年) 稲沢第一機関区 での確認履歴あり鈴木英一さん 鉄道写真帳「蒸機の匂った時代」 より煙突にはまだ回転火粉止が付いている時期。運転室から後方に向かって伸びている炭水車石炭庫への散水パイプはまだまっすぐになっている(現在は曲がっている)。後灯もあり、後部標識灯は公式側に付いている。砂箱の開閉ロック取手も付いている(現在は紛失) 1968年03月xx日(昭和43年) 炭水車全検? 公式側第一台車第二軸に「シ43-3」の表記より推測 1970年7月20日(昭和45年) 制動弁脚台、国鉄郡山工場にて検査(単独ブレーキ弁、自動ブレーキ弁に「45.7.20 KY」表記記載あり)「KY」は郡山工場 ????年??月??日(昭和??年) 炭水車第二車軸車軸箱 C58177のものを転用(車輪と車軸も?上記全検時の可能性もあり) 1970年11月28日(昭和45年) 廃車 新鶴見機関庫 1970年12月28日(昭和45年) 国鉄 工作局の通達文書 工車第146号にD51451が含まれた(通達内容は不明) 1970年??月??日(昭和45年) 国鉄 工作局長通達「廃用蒸気機関車の貸付けについて(通達)」「昭和45年12月28日付工車第146号をもって通達したもののうち、D51451号車は、別紙のとおり、部外貸付けを承認したので解体を取り止め、東京西鉄道管理局長との協議のうえ、所定の手続きを取られたい。」 1971年03月23日(昭和46年) 昭島市が国鉄との車両賃借契約締結。 ????年??月??日(昭和??年) 回転火粉止撤去 1971年03月24日~28日(昭和46年) 25日に甲種輸送 新鶴見から青梅線 中神駅に到着。立川基地中神引き込み線(中神側線)で立川基地に搬送。26日には立川基地内で搬送の準備、28日に日通のトレーラーで昭和公園に輸送(車体は機関車部と炭水車の2分割で輸送→ 昭島市の補修資金募金のページ を参照)。 1971年04月04日(昭和46年) 東京都昭島市の昭和公園に静態保存の設置完了。公開式典を開催。 1971年08月30日(昭和46年) 塗装工事 実施 1972年04月??日(昭和47年) 展示開始からこれまでの期間に前照灯と副灯のガラスが割られる。 ????年??月??日(昭和??年) 煙突に目板(塞板)設置 ????年??月??日(昭和??年) 前照灯が交換される(LP42→LP403?) ????年??月??日(昭和??年) 後灯が撤去される 1975年頃(昭和50年頃) 塗装工事 実施 1979年02月20日(昭和54年) 塗装工事 実施 1986年03月27日頃(昭和61年) 国鉄 大宮工場による出張塗装修繕工事 実施 1987年02月26日頃(昭和62年) 国鉄分割民営化に伴い、無償賃借契約を東日本旅客鉄道(株)へ引き継ぎ (JR東日本 八王子支社) 1992年01月17日(平成4年) JR東日本 大宮工場にて出張補修が行われた様子( 第一空気溜や運転室側面の補修履歴表示 (「4・1・17 OM」の表示や「4・1 大宮工」の表示)から)。おそらくシリンダーカバー部の交換や、罐胴被継ぎ目のシーリング、穴あき部はブチルゴム系シート+アルミテープによる補修が行われた模様。 1997年11月21日(平成9年) 補修及び塗装工事 実施 2003年10月25日以降(平成15年以降) 公式側、非公式側運転室窓ガラスが割られた様子(「大ちゃんの昭和公園 D51 451(保存)写真」で確認、 大ちゃんの鉄道写真館 にて、「サイトマップ」のリンク先へ飛び、ブラウザの検索機能で「D51451」を検索し、「昭和公園(昭島市) D51451(保存)」をクリック)(ページ内の検索機能は使えない場合がある様子) 2005年09月05(平成17年) これまでの塗装・補修の履歴2回について昭島市議会議事録【平成17年09月定例会(第3回)-09月05日-03号】にて市議会答弁の記載があった。 2006年01月(平成18年) アスベスト飛散有無の調査が終了し、飛散はないとのことから公開が再開された(市議会議事録 【平成18年06月厚生委員協議会-06月19日-01号】より) 2008年04月01~2009年3月31日のいずれかの日より(平成20年度) 転落事故防止等のため一般公開中止 2010年01月25日(平成22年) アスベスト除去および封じ込め工事終了 2019年09月~(令和1年) 昭島市がクラウドファンディング・ふるさと納税・市税を併用し、車体の全面補修を計画。2020年04月から改修工事予定(諸般の事情により延期中、別途市が告知予定中)詳しくは下記市のページを参照 D51を甦らせよう! 改修のための寄附にご協力をお願いします 2020年11月~(令和2年) 展示柵に枕木交換工事開始の掲示がされた。期間は2020/10/20~12/02、保線作業専門の業者により行われる。 2020年12月(令和2年) 業者による補修が開始される。 2021年3月末(令和3年) 業者による補修が終了した。 2021年8月1日(日)(令和3年) 補修後初めての公開を開始した。 参考資料 レイル・マガジン2008年9月号付録「機関車表」沖田佑作氏編 D51 451 が静態保存されている昭和公園の掲示内容 ※昭和11年:西暦 1936年 ※昭和20年:西暦 1945年 ※昭和15年:西暦 1940年 ※昭和42年:西暦 1967年 ※昭和45年:西暦 1970年 ※昭和46年:西暦 1971年 D51451展示場所に掲載されている文 蒸気機関車 D51-451 D51.型蒸気機関車は、「デコイチ」の愛称で親しまれ、昭和11年から昭和20年までに1115両も製造された日本の代表的な蒸気機関車であります。 このD51-451は昭和15年2月汽車会社から国鉄に納入され、東京、仙台、高崎の各鉄道管理局に配属され、横浜市内にある高島線を最後に引退するまで客貨輸送に活躍し、関東、東北地方の産業、経済、文化の発展に多大の貢献をしました。 この間30年 約176万キロメートル(地球を43.8周、月への距離2往復)を走行しましたが、昭和42年新鶴見機関区に所属され、国鉄の動力近代化にともなって昭和45年11月引退したものであります。 昭島市では引退後のこの機関車が昭和公園の一隅で静かな余生を市民に愛され子供たちの科学の夢を育て、また教材に資するため、国鉄から貸与を受けて、ここに展示したものであります。 重量 86.7t機関車 68.5t炭水車 18.2t長さ 19.5m機関車 12.18m炭水車 7.32m幅 2.78m高さ 3.98m動輪直径 1.40m走行距離 1.755.257.9m→(編集注 1,755,257.9km が正しい)昭和46年4月昭島市 TADAさん作成の外部リンク 「保存車のページ」にある、府中市郷土の森 交通公園に保存されている D51 296 の表示板を見ると…文言のフォーマットはD51 451のものとほとんど同じ様子…これは国鉄からの貸与時に同じフォーマットで渡されるのかな…? むこうは「デゴイチ」に書き直したような感じがあるけど…。 車両の塗装は光沢ありのものと光沢なしのマット塗装、保存環境としてはどっちがいいんだろう…?できれば塗料に光触媒を混ぜて、触媒が日光で反応して汚れを浮かして雨で汚れが勝手に落ちるようにするといいかも…?問題は水がたまるところの撥水性か… 2021年10月15日追記 塗料は基本的に光沢塗料を作り、それにマット(光沢無し=つや消し)になるように添加するが、そうすると塗装の持ち(経年劣化・耐候性)が悪くなるとのこと。つや消し塗装は現役時のようなかっこよさはあるが、雨や土埃の流れやすさ、掃除のしやすさなどを考えると光沢塗装でいたしかたないと思われる。光沢でも経年すると光沢は薄れてくるので、それまで待つのもいいかもしれない。 2021年11月15日追記 広報あきしま 2021年10月15日号の5ページにて、D51451改修費用が掲載されていましたので転載します。原本(PDF)は こちら を参照ください。 広報あきしま 2021年10月15日号掲載 D51451の改修費用 編集用リンク D51 451経歴の実データ置き場
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枕木 まくらき【登録タグ:VOCALOID キャプミラP 曲 曲ま 曲まく 鏡音リン】 曲情報 作詞:キャプミラP 作曲:キャプミラP 編曲:キャプミラP 唄:鏡音リン ジャンル・作品:VOCALOID カラオケ動画情報 オフボーカルワイプあり コメント 名前 コメント
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まくらぎ【登録タグ VOCALOID ま キャプテンミライ 曲 鏡音リン】 作詞:キャプテンミライ 作曲:キャプテンミライ 編曲:キャプテンミライ 唄:鏡音リン 歌詞 暗闇の中で目をこらせ 始発列車が夜の中を行く 姿身にさよならと笑え スーツケースはからっぽのままで 強い向かい風も 目覚ましにはちょうどいい 朝の鳥がふいに羽ばたいた 今夜汽笛が鳴ったら きっと遠い未来は動き出す 今夜汽笛が鳴ったら きっと夜が明ける前に 旅立ちは黒い闇の中 白いホームの霧をかきわけて 古い日記帳を ごみ箱に投げたなら 踏み切りのハーモニー 耳をすませ 今夜汽笛が鳴ったら きっと遠い未来は動き出す 今夜汽笛が鳴ったら きっと夜が明ける前に 深い孤独よりも 迷い込んだ闇よりも 枕木のリズムに胸を張れ! 今夜汽笛が鳴ったら きっと遠い未来は動き出す 今夜汽笛が鳴ったら きっと夜が明ける前に 今夜奇跡を信じて そっと遠い未来へ歩き出す 今夜奇跡を信じて そっと夜が明ける前に ディンドンダンドンディン… ディンドンダンドンダン… 代表的なPV紹介 コメント PVも見るべし -- 名無しさん (2008-09-29 02 18 15) 隠れた名曲。 電車の中で聞くと 楽しい -- 名無しさん (2008-12-02 03 46 36) 電車で出かける時は聞いてます。同志よ・・・(何 -- 名無しさん (2008-12-15 16 25 42) 電車の中で聞くのが一番 -- 名無しさん (2009-02-11 19 58 33) PVのクオリティが高杉る!曲も最高です。 -- ぽぴー (2009-05-10 21 53 39) サイコー!特にサビがいいですね!! -- 白雪姫 (2009-05-20 20 46 47) なんとなく木綿のハンカチーフ -- 名無しさん (2009-12-20 17 16 43) 聞いてると楽しい気分になります。あと、気付くと体がリズムに乗って勝手に揺れる…。個人的中毒曲です(笑) -- プップクプー(・3・) (2009-12-27 14 08 42) 幻想論シリーズすてきだ-!! -- 名無しさん (2010-01-10 04 54 38) これも幻想論シリーズ? -- 名無しさん (2010-10-14 16 46 51) コメすくなっっ!!もっと評価されるべし。 -- 名無しさん (2010-10-24 09 03 38) リンかわゆい! -- えいと (2010-10-24 09 04 36) 枕木は密かながらもメチャクチャいい曲★ -- ウサギ猫 (2011-01-05 10 44 34) バス通学ですが、電車気分で聞いてますw枕木のリズムに胸をはれ!良い曲ですね( ^o^) -- ひーちゃん (2011-03-07 17 02 08) 名前 コメント
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↑こんなのを作ります。車のタイヤの下に敷くと便利です。 ↓まずは、こんな感じに廃材などをくっつけます。 ↓グラインダを準備 ↓面取りするように角を削ります。 ↓こんな感じに乗り上げます。 ↓全体図 ↓シャコタンの場合は、枕木を踏んでいたほうがジャッキが入れやすくなります。 ↓タイヤを交換しているところ。
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作詞:キャプテンミライ 作曲:キャプテンミライ 編曲:キャプテンミライ 歌:鏡音リン 翻譯:kankan 在黑暗中瞇著眼 首發列車向夜晚出發 笑著向穿衣鏡說再見 行李箱還是空的 強烈的逆風 最適合提神了 早上的鳥兒突然起飛 今晚汽笛一響 遙遠的未來一定會開始行動 今晚汽笛一響 在夜晚結束前一定 在黑暗中出發 撥開白色月台上的霧 如果把舊的日記本 丟到垃圾桶了話 傾耳凈聽 平交道的合聲 今晚汽笛一響 遙遠的未來一定會開始行動 今晚汽笛一響 在夜晚結束前一定 比深遠的孤獨 比迷路進去的黑暗 向枕木的節奏抬起胸膛! 今晚汽笛一響 遙遠的未來一定會開始行動 今晚汽笛一響 在夜晚結束前一定 今晚相信奇蹟 靜靜的向遙遠的未來出發 今晚相信奇蹟 在夜晚悄悄的結束前 DinDonDanDonDin… DinDonDanDonDan…
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『鉄道』は平井喜久松さんの著書で,岩波書店から1936年(昭和11年)に第1刷が,1949年(昭和24年)に第7刷が発行されました。 @wiki目次 扉 序 第七刷刊行に際して 目次 緒言 (p. 1) 第一編 鉄道線路 (p. 4)第一章 線路一般 (p. 4) 第二章 軌道 (p. 21)§1. 軌条 (p. 21) 〜 §.4 道床 (p. 37) §5. 軌道附属品 (p. 41),§6. 軌道力学 (p. 51) §7. 緩和曲線,縦曲線 (p. 64),§8. 軌道敷設 (p. 71) 第三章 分岐および交叉 (p. 73) 第四章 線路の諸設備 (p. 89) 第二編 停車場 (p. 111)第一章 総説 (p. 111) 第二章 停車場における設備 (p. 113) 第三章 旅客停車場 (p. 144) 第四章 客車操車場 (p. 161) 第五章 貨車停車場 (p. 163) 第六章 貨車操車場 (p. 182) 第三編 運転,信号および保安 (p. 197)第一章 列車運転 (p. 197) 第二章 鉄道信号 (p. 220) 第三章 連動装置 (p. 241) 第四編 線路選定 (p. 250) 第五編 特殊鉄道 (p. 266) 第六編 鉄道保線作業 (p. 273) 附録 (p. 287) 索引 (p. 297) 参考文献 関連ブログ コメント メール 扉 岩波全書 鐵 道 平井喜久松 岩波書店 序 惟(おも)うに交通機関はその種類の如何を問わず文化生活を営む上において緊要欠くべからざる要素であって,人文の開発さらに産業経済の発達上その先駆をなすことは多言を要しない。特に鉄道は陸上交通機関としてその根幹をなしている。その機能の上において輸送量の大なる事,輸送速度の迅速なる事,輸送の安全なる事,この3特徴を併有する点においてその追随を許さない。近来内燃機関の発達に伴い自動車ならび飛行機の進歩著しく,従来鉄道によって輸送せられていた客貨がそれ等の交通機関に転移しつつあるが,しかしながら何れも未だ前述の機能を併せ具備せる点において鉄道に及ばざるの憾あり。従って長距離にわたる大量輸送は主として鉄道交通の領域に属すべく,今後においてもなおその特異の機能の範囲内において,ますます発達すべき使命を有する者と言わねばならない。 我国において鉄道が初めて敷設されたのは明治5年であるが,その後長足の進歩を遂げ現今ではその延長は国有鉄道,地方鉄道および軌道を合して約26,000kmに達した。また運転速度の如きは明治初年に比し約3倍の速さとなり特別急行列車においては駅停車時分を除けば約80km/h近くの平均速度を有するようになった。したがって諸施設もこれに伴って向上進歩をなし,車輛方面について言えば機関車の重量は30tから100tに増大され,その他寝台車あり,展望車あり,鮮魚青菜を運搬する冷蔵車あり。土木方面について言えば軌条は30kgから37kgに改善され,東海道線の如きは全線にわたり既に50kg軌条の敷設を見,枕木の増加,砕石道床,タイプレートの敷設等,軌道の構造強度も著しく進歩し,また列車運転の安全を期する保安装置の改善も電気を利用することによって著しく増進し,旅行の快適と安全,輸送の安全と確実とを結実したる点においては誠に隔世の感があるのである。 鉄道はその目的が運輸に関する点よりして,常に一般公衆に接触し,その批判の対照となるのであるが,しかも専門の部門の属する範囲すこぶる多く,これが正確なる知識を普(あまね)く修得することは中々困難である。本書は鉄道の中でも主として土木工学に関係する部分についてその全貌を平易に記述するに努めた心算であるが,浅学非才なる著者の事であるから,その説述あるいは難解の節もすこぶる多きことと信ずるが,好学の士にとり幾分でも裨益(ひえき)する所あり,一般読者の常識を涵養(かんよう)する上に寄与する事ができたならば,著者の欣(きん)これに過ぐるものはないのである(*1)(*2)。 昭和11年(1936年)4月 著者 第七刷刊行に際して 戦時中国防保安法その他関係法規に抵触する部分を削除して第七刷を出版する話があり,その準備を進めたことがあるが,施設の説明を主眼とする本書のような技術書の内容から写真,地名,数字等を取り去ってしまったのでは殆(ほと)んど読む価値を失ってしまうので気乗り薄でいた所,用紙の関係か遂に出版されずに終わった。今から考えると不完全なものを江湖(こうこ)に送らずに済んだことは著者としても,また読者諸君においても仕合せであったと思っている。 戦争開始から引続いて終戦後においても鉄道はその施設である線路,停車場,車輛,保安設備,電気施設等いずれも甚(はなはだ)しい虐使を受け,その上に破壊を蒙(こうむ)り実に惨憺(さんたん)たる状態にある。 また資材その他何かにつけて不如意であったので進歩改良ということは殆(ほと)んど見られなかった。施設の荒廃と作業能率の低下とによって近頃では鉄道としての使命である輸送の安全と確実,旅行の快適と迅速というようなことは望めなくなったと言うて差支ない。今後においても資材の欠乏,能率の低減等のために早急にこれが快復できるものとは考えられないが,当事者の格段の努力と一般公衆の好意ある協力とによって一日も早く今少し改善された鉄道の実現されるととを期待して止まない。 本書の内容の中には多少増補を要する部分もあると惟うが,未だ諸施設の復旧も完成されておらず色々と変わる所もできて来ると思われるので,巻末附録中の統計資料を最近の数字に改訂するに止め,他は次の機会に譲ることにした。 より善い鉄道の実現に多少なりとも本書が貢献することができたならば著者の最も欣幸(きんこう)とする所である(*3)(*4)。 昭和23年(1948年)11月 著者 目次 緒言 1 第一編 鉄道線路 4 第一章 線路一般 4 1. 総説 4 2. 構造物 10 第二章 軌道 21 1. 軌条 21 2. 軌条接目 27 3. 枕木 29 4. 道床 37 5. 軌道附属品 41 6. 軌道力学 51 7. 緩和曲線,縦曲線 64 8. 軌道敷設 71 第三章 分岐および交叉 73 1. 緒言 73 2. 分岐器 74 3. ポイント転換装置 86 第四章 線路の諸設備 89 1. 線路諸標 89 2. 柵垣および境界設備 94 3. 踏切道および立体交叉 94 4. 防雪設備 99 5. その他諸設備 107 第二編 停車場 111 第一章 総説 111 1. 停車場の意義 111 2. 停車場の種類 111 3. 停車場の位置 112 第二章 停車場における設備 113 1. 停車場内諸線路 113 2. 旅客輸送上必要なる設備 119 3. 貨物輸送上必要なる設備 127 4. 機関車および車輛の運転上必要なる設備 135 第三章 旅客停車場 144 1. 総説 144 2. 旅客停車場の作業 144 3. 中間旅客停車場 149 4. 連絡旅客停車場 151 5. 交叉旅客停車場 153 6. 接触旅客停車場 155 7. 旅客終端停車場 155 第四章 客車操車場 161 1. 客車操車場の意義 161 2. 客車操車場の設置要件 161 3. 客車操車場内の設備 162 第五章 貨物停車場 163 1. 貨物停車場設計基礎 164 2. 貨物停車場の線路 164 3. 都市における貨物取扱設備 167 4. 貨物停車場の種類 168 5. 単層式貨物停車場 169 6. 2層式貨物停車場 171 7. 多層式貨物停車場 172 8. 臨港貨物停車場 172 第六章 貨物操車場 182 1. 操車場の位置 182 2. 操車場の形式および種類 183 3. 操車場を構成する諸線群 185 4. 並入換操車場 187 5. ハンプ操車場 190 第三編 運転,信号および保安 197 第一章 列車運転 197 1. 機関車牽引力 197 2. 機関車馬力 198 3. 列車抵抗 199 4. 機関車牽引定数 207 5. 列車制動 210 6. 運転速度 212 7. 運転方式 215 第二章 鉄道信号 220 1. 鉄道信号の種類 220 2. 常置信号機 220 3. 臨時信号機 231 4. 手信号 238 5. 発雷信号 239 6. 合図および標識 239 第三章 連動装置 241 1. 概説 241 2. 連動装置の種類 241 3. 第1種連動装置 242 4. 第2種連動装置 245 5. 自動列車制御装置 248 第四編 線路選定 250 第一章 緒言 250 第二章 線路選定測量 250 1. 踏査 251 2. 予測 252 3. 実測 252 第三章 建設費および営業費 253 1. 建設費 253 2. 営業費 254 第四章 運輸数量 259 1. 総説 259 2. 運輸数量調査方法 259 第五章 距離,曲線および勾配の経済的考察 260 1. 概説 260 2. 距離の経済的考察 261 3. 曲線の経済的考察 262 4. 勾配の経済的考察 263 第五編 特殊鉄道 266 第一章 急勾配鉄道 266 1. 緒言 266 2. 歯軌条式鉄道 266 3. 鋼索鉄道 267 第二章 架空鉄道 269 第三章 その他の鉄道 271 1. 懸垂鉄道 271 2. 単軌鉄道 271 第六編 鉄道保線作業 273 第一章 緒言 273 1. 鉄道保線業務 273 2. 鉄道保線業務遂行の組織 273 第二章 保線業務 274 1. 軌道管理の実行方法 274 2. 軌道修理に線路工手を常置する理由 274 第三章 軌道修理作業 275 1. 枕木交換 275 2. 軌条交換 276 3. 軌面整正 278 4. 接目作業 280 5. 道床補足および交換 281 6. 路盤作業 281 7. ポイント,フログおよび信号連動装置 282 8. 軌道の凍上 283 附録 287 索引 297 緒言 (p. 1) 鉄道は18世紀の末葉,英国炭鉱地方の石炭運搬木道から進化したものであって,その当時は木または石の上に鉄板を張ったものを道とし,その上に車を動かしたのである。その後フランジを有する軌条を使用したが,1789年から車輪にフランジを付けるようになった。軌条の長さも最初は1m位のものであったが1820年英国において軌条を輾製(てんせい)する方法を発明し錬鉄を用うるに至ったので,5〜6m位のものが作られるようになった。 1834年に米国で橋型軌条を作り,1837年英国で双頭軌条を作り,続いて英国で今日の平底軌条が作られた。 一方蒸気機関の発明せらるるやジョージ・スティーブンソンはこれを動力として列車を牽引する工夫をなし,1825年英国ストックトン—ダーリントン間において蒸汽列車を見事に運転させたのである。 その後製鋼法の改良進歩に伴い,軌条,車輛総ての点に改善が加えられ今日においては世界鉄道の総延長は実に130万kmに達し,列車速度の如きも125km/hを突破するに至った。 我国では明治2年政府において東京—神戸間の幹線および長浜—敦賀間の支線を敷設するの議を決し,翌3年東京,神戸両方面より工を起こしたのであるが,明治5年新橋—横浜間約29kmの線路が竣工したので9月12日同区間の開通式を挙行した。これが我国における鉄道の最初であって,その後僅々(きんきん)60年間にして国有鉄道営業キロ約16,000km,地方鉄道約7,200kmに達した。 鉄道の目的とする所は大体次の如きものであると言い得ると思う。 多量の物資あるいは人を安全,迅速,確実かつ経済的に輸送し,社会公衆の便を図ること。 軍隊および軍需品の輸送をなし,国防の完璧を期すること。 未開地の開墾。 而(しか)してこれがため,専用の敷地上に路盤を造り,その上に軌条,枕木,道床を敷き,斯くして造られた軌道の上に車輛を運転し,旅客および貨物を輸送するのであるが,設備としては単に線路のみではなく,その外に旅客貨物を取扱うため,停車場を造り,また客車および貨車の組成,仕分,洗浄等のため,客車操車場,貨車操車場を造り,機関車の駐泊,給炭水のため機関庫を造り,かつまた列車を安全迅速に運転するがため,信号保安設備を施す等幾多の施設を必要とするのである。 これ等の施設は単に土木工学の範囲に属するものばかりではなく,機械工学,電気工学の範囲内にある部分も多分にあるのであるが,本書においては主として土木工学の範囲内に属する鉄道の諸施設が現在如何なる状態にあるかと言うことについて,鉄道線路,停車場,運転,信号および保安,線路選定,特殊鉄道,鉄道保線作業の順序により,その大要を記述することとする(*5)(*6)。 第一編 鉄道線路 (p. 4) 第一章 線路一般 (p. 4) 線路一般 第二章 軌道 (p. 21) §1. 軌条 (p. 21) 〜 §.4 道床 (p. 37) 軌条 〜 道床 §5. 軌道附属品 (p. 41),§6. 軌道力学 (p. 51) 軌道附属品,軌道力学 §7. 緩和曲線,縦曲線 (p. 64),§8. 軌道敷設 (p. 71) 緩和曲線,縦曲線,軌道敷設 第三章 分岐および交叉 (p. 73) 分岐および交叉 第四章 線路の諸設備 (p. 89) 線路の諸設備 第二編 停車場 (p. 111) 第一章 総説 (p. 111) 総説 第二章 停車場における設備 (p. 113) 停車場における設備 第三章 旅客停車場 (p. 144) 旅客停車場 第四章 客車操車場 (p. 161) 客車操車場 第五章 貨車停車場 (p. 163) 貨車停車場 第六章 貨車操車場 (p. 182) 貨車操車場 第三編 運転,信号および保安 (p. 197) 第一章 列車運転 (p. 197) 列車運転 第二章 鉄道信号 (p. 220) 鉄道信号 第三章 連動装置 (p. 241) 連動装置 第四編 線路選定 (p. 250) 線路選定 第五編 特殊鉄道 (p. 266) 特殊鉄道 第六編 鉄道保線作業 (p. 273) 鉄道保線作業 附録 (p. 287) 附録 索引 (p. 297) 索引(あ行,か行) 索引(さ行〜な行) 索引(は行〜わ行) 参考文献 (著者・編者の五十音順) 書籍 平井喜久松『鉄道』岩波書店,1936年5月15日 第1刷発行,1949年7月15日 第7刷発行 辞典 岩波書店『広辞苑』〈シャープ電子辞書 PW-9600 収録〉岩波書店,1998-2001年,第5版 (書名の五十音順) 関連ブログ #bf コメント とてもナイスでした!ヽ(〃▽〃 )ノ☆ http //nn7.biz/watch?v=fIjX4vH -- (pipi) 2011-09-27 18 47 46 名前 コメント すべてのコメントを見る メール 名前 メールアドレス 内容 更新日:2010年12月05日