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【用語名】 ガンプラ 【読み方】 がんぷら 【詳細】 ガンダムのプラモデル、略してガンプラ。 1980年7月に発売されたRX-78 ガンダムを始めとして数十年の長きに渡りガンダムファンを中心としたモデラーに愛されるブランドである。 ガンダムビルドシリーズとしてこれまで何作品もガンプラを動かして戦い合わせるアニメ作品が放送されており、ビルドダイバーズRe RISEにおいてもそれは変わらない。 しかしながらRe RISEの物語において、主人公であるクガ・ヒロト達が活動しているのは地球から遠く離れた異星。 GBNのストーリーミッションだと考え、エルドラという惑星の住人たちとヒトツメと呼ばれる敵ガンプラを倒しながらミッションをクリアしていく……と思われていたが、 実際は現実の世界で行われていた紛れもない事実であり、従来の作品に比べるとシリアス成分の多いストーリーが展開されていく。 基本的に登場しているガンプラはHGグレードだが、PGストライクが登場したりと他のスケールのガンプラが登場する場合もある。 基本的にガンプラはプラスチック製だが、エルドラにおいてはその星にある独自の素材、「ELドリーム鏡砂」と呼ばれる電子データを読み込んでそれを再現する性質を持つ砂によって設定されたガンプラのデータが実体化し活動している。 つまりエルドラにおいてはガンプラ=MSであり、本物のガンダムとなって行動が可能になっている。 エルドラではエルドラアーミーを始めとした様々な作品に登場するガンプラを模した兵器が運用されているが第22話等を見る限り、ロボットなのかどうかは微妙であり、公式側の資料が待たれる。 ゼルトザーム以外のビルドダイバーズ達のガンプラはダメージを受けつつも消滅する描写がないが、メイのウォドムポッドはモビルドールを格納している関係上、何度か攻撃を受け破損、ないし爆破されている。 しかし次の出撃にはしれっと元の状態で登場しているが、これはELドリーム鏡砂によってエルドラで活動するガンプラはデータが実体化した存在であって、現実に存在しているものの、あくまでガンプラそのものが巨大化したものではないこと。 さらにGBN自体がガンプラをデータ処理して再現しているため、ゲーム内でのダメージは実機に反映されないGDPとは別の判定が行われていることが影響している。 劇中設定を考慮するに、エルドラにおけるガンプラの存在は、「ガンプラをスキャンしてデータ化」→「仮想現実の世界でそのデータを元に動かせる機体を構築」→「鏡砂がそのデータを読み取り現実世界に実体を結ぶ」という形で現実世界に存在させていると思われる。 そのためか、鏡砂で実体化させたガンプラの装備等は、ログアウト(=GBNないし現実世界に戻る)しても消え去らないことが判明しており、それを利用してパルヴィーズはクアドルンの失った翼をガンプラのパーツを持ち込むことで再生することを提案し、見事成し遂げた。 【余談】 バンダイのプラモデル。 長きにわたりシリーズが展開されてきたガンプラだが、そのサイズにはいくつか有り、 1/144:約12.5センチメートル(RGやHG) 1/100:約18センチメートル(MG等) 1/60:約30センチメートル(PG等) に分けられている。 これは設定された機体の身長をスケールに当てはめているため、サイコガンダムやデストロイガンダムのようにとてつもない巨体を持つ機体のガンプラはHGサイズでも実際にはPGクラスの大きさを持つガンプラであることも珍しくなく、その場合は相応に値段の張るものである。 近年では一般発売される以外にもプレミアムバンダイにてカラーリングの異なる機体のガンプラや、割とマイナーだったり、外伝作品に登場するなどして知名度のあまり高くない機体のプラモ化が行われている場合もある等、販売方法が多角化している。
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ガンプラ関連の用語を五十音順に表しています。 あくまでもガンプラ用語なので、ガンダム作品全体についての用語集は作品用語集を参照ください。 五十音順一覧かガンプラ(がんぷら) けゲート(げーと) す素組み(すぐみ) はHG(はいぐれーど) PG(ぱーふぇくとぐれーど) まMG(ますたーぐれーど) らランナー(らんなー) りRG(りあるぐれーど) 五十音順一覧 か ガンプラ(がんぷら) ガン ダムの プラ モデル バンダイの発売する、ガンダムシリーズに登場するモビルスーツやモビルアーマーをプラモデル化したもの。登録商標。 35年にも及ぶ歴史を持ち、HG、MGなど様々な種類があり、サイズも様々。SDなどのデフォルメ版もあるなどその種類は非常に豊富。 また1/144、1/100など実際の大きさを基にしたスケール表示がされているのも特徴。 バンダイ以外のメーカーもガンプラを発売しているが、単に「ガンプラ」と呼ぶとほぼバンダイ製のものを指す。 バンダイのプラモデル。 け ゲート(げーと) ランナーとパーツとを繋いでいる部分。ここを切り離すことで他のパーツと組み合わせることができる。 慎重に処理しないと跡がパーツ表面に残ってしまうため注意。 す 素組み(すぐみ) 塗装・改造を一切せず、キットの中身をそのまま組み上げること。 パチ組み、ストレート組みとも言う。 は HG(はいぐれーど) ガンプラの種類の一つ。ガンプラ10周年記念に登場。 原則として1/144スケールサイズに統一されており、構造も単純で5時間あれば組み上がる手軽さと非常に豊富なバリエーションが特徴。 その分色分けなどは他のシリーズに劣るため塗装の必要があったが、最近ではこれも技術向上により改善されている。 また対象年齢が低いためエッジが丸められており、加工しないと見栄えの悪いキットもある。 組みやすさと塗装・合わせ目処理・成形等基本的な技術を一通り学べるため、初〜中級者に最適。 また安価でミキシングビルド等の改造にも最適であるためプロモデラー等上級者もよく使う。 PG(ぱーふぇくとぐれーど) ガンプラの種類の一つ。ガンプラ20周年企画として登場。 1/60スケールで、ディテールや可動性にこだわった「究極のガンプラ」を目指したシリーズで、特に人気の高い主役機中心の展開になっている。 フレーム完全再現・装甲連動ギミック・発光ギミック等ギミック面もかなり凝っている。 その分パーツ数は非常に多く、総パーツ数は1,000個を越すこともある(初代ガンダムで600個超)。 また発売当時で最新の技術が詰まっているためかなり高価格で、最も安価なスカイグラスパー+エールストライカーセットで5,000円する。 やや敷居の高いキットではあるが、その分完成した際の達成感は作成の苦労に値するものがある。 ま MG(ますたーぐれーど) ガンプラの種類の一つ。ガンプラ15周年企画として登場。 1/100スケールという大きさを活用して色分けの細分化・フレーム再現などのギミックが詰め込まれており、素組みでも十分に高い完成度を誇る。 また変形機構などは原則完全再現となっており、パイロットのフィギュアが非常に小さいながら同梱されているのも特徴。 その一方でパーツは多く、構造も複雑ではあるが、 基本的に塗装の必要が無いため素組みで気軽に作りたい人に向いているとも言える。 ら ランナー(らんなー) パーツを成形する際、原材料であるプラスチックの通り道だった部分が円筒状の枠組みのように残ったもの。 パーツはここに付いており、切り離す必要がある。 基本的に全てのパーツを切り離した後はゴミになってしまうが、加工用のプラ棒として使う方法もある。 り RG(りあるぐれーど) ガンプラの種類の一つ。ガンプラ30周年企画として登場。 1/144スケールでありながら本物のようなリアル感を追求して作られており、既に完成しているフレームに外装パーツを取り付けていくという独特な工程をもつ。 色分けをほぼ完璧に再現しているほか、可動面も非常によく動き、プロポーションと両立している。 また通常のデカールとは別に「リアリスティックデカール」という特殊なデカールも付属しており、 金属の輝きを再現できる。 反面、パーツが非常に小さく、またキット自体がデリケートという欠点も存在する。
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試し書き
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ガンプラとは、ガンダムシリーズに登場するMSやMA、艦船などを立体化したプラモデルの事である。 概要 ガンダム兄弟スレでも人気の商品。主にコウ、アル、刹那が購入している。 関連項目 ガンプラバトル コメントはこちら 刹那もガンプラ購入したり制作しているぞ -- (名無しさん) 2014-01-23 18 05 05 反映いたしました -- (名無しさん) 2014-03-05 19 07 32 名前 コメント すべてのコメントを見る
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【ガンプラ】 小説に行き詰まった会員が創作欲を発散するために作るもの。 綺麗に作られることよりも独創的に加工されることの方が多い。 ガンプラと小説は多くの共通性があることから、ガンプラ制作 が小説の訓練になるのではないかと会員の一部では言われている。 共通点の一例として、作っている途中と完成の瞬間は最高に楽し いが、しばらくするとどうでもよくなるという点がある。 つまり、これは制作中の集中と、完成品に未練を残さないための 訓練なのである。
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ガンプラ ガンプラ バンダイが発売しているガンダムのプラスチックモデルシリーズ。 1/144 1/100 1/60 のスケールが存在。 ガンダムMK-2のティターンズカラーが出る。 エゥーゴ仕様とは若干異なり、腰の回転が加わったらしい。 MGはプロポーションも良く、塗り分けしやすい(普通の人は塗料吹かない)ので言うこと無しなのですが、 別件と言うことで一つ言わせていただけば、MG ZGMF-X10Aフリーダムの胴がちょっと長い。 3㎜ほど縮めてちょうどいいと思う。 SEED・DESTINYの1/100シリーズはどうなってんでしょうか? ザクを大量に出したとしか印象が無く、アーモリーワンで奪取されたガイアとアビスは出ないの? HG化してるんだから可変としての下地は出来ているハズですよね? それとも、差し替え変形が嫌だからということで試行錯誤中なのですか? 何か疑問符ばっかですが、そんな思いが大半。 現在製作中のモノ HG ストライクフリーダムガンダム(素組) 1/100 ストライクフリーダムガンダム(羽根延長作業中) HG グフイグナイテッド(イザーク機仕様・胴の可動部を新造) MG Gガンダム(素組) 付録 ヘイズル追加パーツ『フルドド』×2(塗装のみオリジナルで) ホビー誌を見て、やっている改造に片っ端から挑戦中。 関節新造とまでは行ってませんが、プロポーションの変更などをやってます。 しかし、レーザーソーがないのは、いい加減辛い。 フルドドを現在製作中。 ビームライフルをストックする場所が狼だが龍だかのどちらかに見えて、それっぽく塗装する気満々。 ヘイズルケルベロスとかヘイズルギドラとか、そんな感じ。 戻る
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登録日:2009/09/06 Sun 23 34 11 更新日:2024/04/09 Tue 10 59 09NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 MADE_IN_JAPAN ふくし オタクの登竜門 ガンダム ガンダムカラー ガンプラ ケロロ軍曹 コメント欄ログ化項目 スケール バンダイ プラスチックの芸術品 プラモデル 山積み 戦争模型 日本のメディア芸術100選 漢の義務教育 玩具 男のロマン 艶消し 落合(息子) 親父が熱中するわけだ! 静岡県 ガンプラとは、アニメ『機動戦士ガンダム』をはじめとする『ガンダムシリーズ』のプラモデルのことである。 概要 縮尺 ★種類一覧●旧キット ●1/100・1/60スケール ●FG(ファーストグレード) ●コレクションシリーズ ●AG(アドバンスドグレード) ●EG(エントリーグレード) ●HG(ハイグレード) ●HG-Ex ●HGFA(ハイグレード・ファイティングアクション) ●HGUC(ハイグレード・ユニバーサルセンチュリー) ●HGAUC ●HG G-SAVIOUR ●HG GUNDAM SEED ●HG GUNDAM 00 ●HGGB ●HG GUNDAM AGE ●HGBF ●HGBC ●HG GUNDAM THUNDERBOLT ●HG Reconguista in G ●HG GUNDAM THE ORIGIN ●HG IRON-BLOODED ORPHANS ●HG THE WITCH FROM MERCURY ●HGBD ●HGBD R ●RG(リアルグレード) ●MG(マスターグレード) ●RE1/100(リボーンワンハンドレッド) ●HIRM(ハイレゾリューションモデル) ●PG(パーフェクトグレード) ●メガサイズモデル ●HCM-Pro(ハイコンプリートモデルプログレッシブ/ハイコンプロ) ●SHCM-Pro(スーパーハイコンプリートモデルプログレッシブ) ●スピードグレードコレクション ●U.C.HARD GRAPH ●EXモデル ●ビルダーズパーツ ●オプションパーツセット ●BB戦士 ●クロスシルエット ●Figure-rise Standard ☆ガンプラでは無いもの ☆余談 概要 主に劇中に登場したモビルスーツやモビルアーマー等と呼ばれるロボットや機動兵器、艦船を立体化したプラモデル。 語源はシンプルに「ガンダムのプラモデル」の略称。 但し、組み立て式プラモデルではないハイコンプロシリーズが「完成済みガンプラ」として宣伝されるなど、厳密な区別はされていない。 ガンプラの製造・発売元は、「株式会社BANDAI SPIRITS ホビー事業部」。 「ガンプラ」という言葉自体は、ガンダムシリーズの版権管理を手がける創通の登録商標になっている。 アニメが始まって既に四半世紀以上が経過する中、小説・漫画・ゲームとメディアミックスでシリーズが広がっていくのと同じく、ガンプラも断続的なリニューアル重ねておりその商品の種類は数えきれない程。 昨今ではガンプラそのものを主題にしたアニメシリーズやゲームソフトが製作されたりしており、単なる作品に付随した商品ではないコンテンツとしての地位を確立している。 更に、バンダイの技術進歩や販売体制により2020年代となっても、「プラモデル」というジャンルの中で非常に高いクオリティと作り易さを両立している。 接着剤不要で、組んだだけでほぼ設定通りのカラーリングが再現でき、プロポーションもよく、関節まで動き、さらに安価という様々な美点を総合的に考えるとガンプラは他のプラモデルの追随を許さない凄まじい製品といえる。 そして価格面でも数万円する物からワンコインで買える物まで、幅広い価格帯でラインナップされている。縮尺、設計の細かさ、立体化の方向性によって様々なグレードに分類されており、全く同一の機体でも異なる大きさや造形で何度もキット化されることがある。初心者から熟練のモデラーまで自分の求める姿を自由に選択できる点もガンプラの大きな強みと言える。 そのためディープな模型ファンは勿論、偶々アニメを視聴しただけというライトなファン層でも手に取りやすいグッズとなっている。 現在は国内だけでなく海外での商品展開も多く、アジアや欧米でも愛好され、大会も開かれている。 主な入手方法は昔ながらの店頭販売とネット通販。 個々の商品の生産数が多いことから、スーパーや家電量販店内の玩具コーナーにゲーム機や特撮玩具と一緒に置かれたりもしている。模型店や玩具店はもちろんそれ以外の店頭で出会えることも多い。 一部限定商品を除けば量販品な上にバンダイとしては金型が使えるのであれば半世紀近く前の所謂「旧キット」ですら再販する方針をずっと続けているので入手機会は多い……のだが、 定期的にブームというか需要の爆増が発生しておりそれに供給が追い付かず品薄になるという事例が起こることがある。 そもそも「ガンダム」シリーズが現在に至る隆盛を極めるきっかけとなった1つの要因がガンプラであり、ファーストガンダムのブーム時は全国の店頭から消え去るほどの人気商品となっていた。 その後娯楽の多様化などもあってブームは小規模なものに留まっていたが、2020年前後は長らくガンプラ化されていなかったマイナー機体の商品化や「Re RISE」以降のアニメシリーズの盛り上がりに加え、巣ごもり需要の増加といった社会的要因も重なって、良くも悪くも人気が集中。物によっては予約しないと入手困難、その予約すら数秒で消し飛ぶなんて世紀末な様相になっていた。 これに目を付けた所謂転売屋によって買い占められネットオークションサイトなどで悪質な価格で高額転売されているケースも指摘されている。 バンダイも工場の増強など体制を大幅に強化した結果、2023年以降は出たばかりの新作人気商品を除けばネット通販でも入手はしやすくなり、実店舗でもガンプラ置き場がガラガラ……ということはほぼ起こらなくなった。 また、低価格であるがゆえに転売のうまみが薄いと考えられるようになったからなのか新作HGなどは転売屋の買い占めを受けにくくなったこともそれに拍車をかけている。 ただし一部の再販品やプレミアムバンダイ(後述)の新作については販路が限定されていることもあり未だに秒でネットや店舗から消える状況が続いている。再販頻度の低いマニアックなMSのプラモなども同様である。 まあそんな訳で往年のファンは過去のトラウマから、新発売のたびについつい必要以上に買い込んで部屋の肥やしにする、所謂「積みプラ」を築き上げるのである。 ネット通販はバンダイ公式が運営するプレミアムバンダイなどが主。勿論大手通販サイトでも大体はガンプラを取り扱っている。 プレミアムバンダイでは通常商品以外にも受注限定生産の商品も多い。 縮尺 大きく分けて1/144、1/100、1/60に大別される。 設定上身長18mであるRX78-2ガンダムを基準とすると、1/144では大きさはおよそ13cmほどというボールペンくらいの大きさになる。 1/100だと18cm程度となり、成人男性の掌くらいの大きさ。 1/60ともなるとおよそ30cmにも達するためかなりの存在感がある。 当然ながら機体によって設定上の大きさは異なるため、同じ縮尺でも実際のサイズにはかなりのバラつきがある。 ガンダムタイプの中でも小型であるF91やVはやや小柄となり、20m級の機体であるνやΞは1/144サイズでも1/100の機体と肩を並べる大きさになったりする。 また、劇中設定とは明らかに異なる大きさ(縮尺)で立体化されている(*1)ものもあったりするので、あくまで目安としておいた方がいいかも。 1/144が最も一般的なスケールで、キットの種類が1番多い。1/12のフィギュアなどと絡ませて遊ぶ際にも大きさが近くなってよく馴染む。 サイズが大きくなるにつれ色分けが細かくなったり、ギミックが凝るようになっていく。ただしラインナップも減っていき、1/60ともなるとファーストを除けば主役級の機体しか登場しなくなる。 とにかく迫力あるデカいキットが欲しいか、他の機体と組み合わせて遊びたいかなど、どのサイズを手に取るかは個人の好みに任される。 この3つ以外にも1/300や1/550などの珍しい縮尺もある。サイコガンダムやデンドロビウムなど、極端に設定上のサイズが大きな機体はこのようなスケールでキット化される場合がある。 ホワイトベースのような戦艦はMSよりもはるかに大きいため1/1200や1/1700のような縮尺で登場する。 ★種類一覧 販売された時期や登場する作品、顧客のニーズなどに応じて多数のシリーズに別れている。 ●旧キット 1/144・1/100・1/60 文字通り古い時期のキット。 定義は曖昧ではあるが、ここでは2000年頃までに発表された作品が展開中(*2)に発売されたキットを指す。 劇中に登場した機体だけでなく、MSVに属する機体もキット化されることもあった(*3)。 ZZまではパーツ同士を接着して組み立てる必要があり接着剤が必要だった。パーツはランナー毎の単色で塗装が必須。その上可動はほとんど期待できず、パーツがうまく合わないことがあり削ってやる必要がある場合もしばしば。 逆襲のシャア以降はバンダイが世界に誇る多色整形技術(システムインジェクション)の導入により大まかな部分の色分けがされスナップフィット方式を完全導入し接着剤も不要になった。 特に旧キットと聞いてイメージされるのはファースト時代のものだろう。 なんと40年近くも金型が維持されている製品があり、それについては現在でも再販がかかることがある。 前述した2020年のガンプラ欠乏期には再販されたこれらが棚の不足を埋めていた時期があり、当時を懐かしんで買ったおじさん達も多いのではなかろうか。 弱点としてはやはり古さゆえの問題が挙げられ、時期によって設計に大きなばらつきがあるが、多かれ少なかれ組み立てに苦労する部分が散見される。 まず色分けが全然足りず、設定どおりに仕上げようとなると塗装が必須。だが、合わせ目が複数個所にわたって存在することはザラ。加えて後ハメとか一切考慮されていないパーツ構成のため、表面を整えつつ塗装するにはかなりの苦労が付きまとう。 関節系パーツが無いため保持力が著しく低く可動範囲も狭い。その後の時代でもポリキャップが剥き出しなど現代のガンプラしか知らない人には軽く作るつもりでも結構難易度が高い。 近年のスタイリッシュなプロポーションを期待して買うとがっかりする可能性も高い……が、その独特なプロポーションは今も一部のファンを引き付けて已まず、機体によっては旧キットでしか立体化されていないこともある。 これをガワにして別のキットの関節パーツを仕込むなどの方法でアップデートされた作品を作る者も多い。 プラモ製作マテリアル(特に接着剤と塗料関係)が劇的に進化を遂げていることもあって、かつて挫折した少年たちが大人になって再チャレンジするには中々いい題材だと言われることも。 ちなみに最初のガンダム・ザクの値段は300円。 島本和彦の名作燃えよペンでは「3万円といえば100ガンプラですよ!!」と300円=1ガンプラという通貨単位が登場したことがある。 ●1/100・1/60スケール 1/100・1/60 ここでは1/100または1/60スケールの内、作品が展開中に発売されたものの中で∀から開始されSEEDや鉄血のオルフェンズまで続いているキットシリーズを指す。 HGUCの水準のキットを1/100にしたもので、1/144と同じカスタマイズを楽しめる。 組み立てるだけで設定のカラーリングがほぼ再現され、関節は可動する。 基本的に1/144のサイズアップであり、大差はないが色分けやギミックはそちらより優れている傾向にある。 プロヴィデンスガンダムのドラグーンはHGだと接続軸が正面から見た時に露出してしまっているが、1/100だと見えない構造になっている。 変形も1/144より多少レベルが上がっており、カオスガンダムはHGだと頭部を外さなければならないが、1/100ならばフタを開けて収納できるようになっている。 ガンダムヴァーチェについてもHGではナドレと別にキット化されたが、1/100では統合され、装甲を脱着できるようになっている。 他にもコクピットハッチ開閉などのギミックがある。 オルフェンズ1/100(中途で「フルメカニクス」というブランド名が付く様になったが)は劇中に登場するエイハブ・リアクターを含むガンダム・フレームを再現。 同様に1/100フルメカニクスというブランド名義が2020年より発足。第一弾としてカラミティガンダム、第二弾に上海版フリーダムガンダム(*4)などSEED系に偏った商品展開が続いている。境界戦機のMGにあたる1/48サイズもこのブランドから発売された。 水星の魔女からはガンダム・エアリアルがこのサイズで出ている。 ●FG(ファーストグレード) 1/144 キットを制作した事の無い人も簡単に組めるようにした極めてシンプルな造りのキット。 ファースト時代の旧キットをアップグレードさせたようなシリーズで、値段も旧キットと同じ1ガンプラ。 接着剤は不要だが、ガンダムとザクは成形色が単色。前者は真っ白、後者は全身ピンクまたは緑色なので塗装が必須。 旧キットを意識したような箱絵だが、プロポーションは現代風のスタイリッシュな解釈によるもの……というかまんまパーフェクトグレードのダウンサイズ版。 PG版デザインの1/144が欲しい場合はガワとして使われることもある。 ポリキャップも二重関節構造もないためポージングは難しい。ただし四肢は可動するので簡単なポーズなら取れる。 00ファーストシーズン放送時に、同作の主役ガンダム4機がこのブランドで発売された。 本ブランドのコンセプトを継承発展させたのが後述のEGシリーズ(におけるガンプラ)であると思われる。 ●コレクションシリーズ 1/144 ガンダムSEEDシリーズにおけるFGのような立ち位置のシリーズ。 ラインナップはガンダムSEEDシリーズのみ。 FGシリーズと同じようなシンプルな造りで初心者でも組めるようになっている。シンプルすぎて紙の説明書や機体の設定解説すらなく、作り方だけが箱裏に印刷されているというコストカットぶり。 文字通り、とりあえず立体物としてコレクションしたい層には充分かもしれないが肘、膝、腰などは固定化されておりまったく動かず、色分けもかなりざっくりとしているため、まともに作ろうとすれば改造と塗装は必須。 どうにか動かせるようにしようとして、キットを無残に切り刻んだ経験のある者も少なくないだろう。 HGで出ていない機体がキット化されたり、プロポーションについてはHGよりも高い評価を得ているものもあるなど、意外と侮れない。 ディン、グーン、ゲイツなどの量産機はコレクションシリーズでしか出ていない。また、ソードストライクとランチャーストライクを1/144で作成するには、2013年にHGでパーフェクトストライクが出るまでは長らくコレクションシリーズのストライカーパックを使う必要があった。 ●AG(アドバンスドグレード) 1/144 ガンダムAGEに登場するMSの1/144キット。 HG AGEよりも安価で可動は狭い。どちらかと言うとFGに近いが、多色成型による色分けや作りやすさには定評がある。 またタッチゲート方式を採用しており、ニッパーを使わずにパーツを手で引き千切る事が可能。 全国のデパートなどで稼働していたガンダムトライエイジのカードが付属しており、1P100円で遊べた(2021年5月31日をもってサービス終了)。 またAGEに合わせて展開していたアーケードゲーム「ゲイジングバトルベース」との連動を一つの目玉としており、ゲーム用のICチップを内蔵している。 「ゲイジングバトルベース」は無料で遊ぶことが出来たが、AGEの放送終了からしばらくしてサービスを終了。それに伴いAGの全商品が生産終了となった。 大半はHGでカバーされてはいるが、HGで販売されていないクロノスは泣いていい……。 ●EG(エントリーグレード) 1/144 低年齢層向けの、ニッパーや接着剤を必要としないキット。ただしパーツが曲がったり割れる可能性はなくもないので、一応ニッパーはあった方が安心。 HGを簡素化させたような造りで、パーツは色分けされており関節はしっかり可動する。 色分けについては奇想天外ともいえる独自のパーツ分割により、顔などを含む細かい部分まで成形色で再現されており、キットによっては塗装どころかシールすら無しで完成させられるという、財団B驚異のメカニズム。 安いながらもHGを上回る点もあり、決して侮れない。 可動ギミックを入れると組み立てが一気に複雑化するため、ウルトラマンや仮面ライダーなどの固定モデルが主だったが、初の可動モデルとしてファーストガンダムが登場した。 組み立てやすさとプロポーション・色分け・可動性能を両立し、かつ1000円でお釣りがくるほどの低価格のため子供よりおっさんによる争奪戦が繰り広げられた。 生産中に新型コロナウイルスの流行で生産が難しくなったため、武装の付属するフルパッケージ版をガンダムベースで限定販売→武装が付属せずビニールのパックに詰められたライトパッケージ版を全国販売→ライトパッケージ版を終売し、フルパッケージ版を全国販売…というように販売形式が推移していた。これも争奪戦が起こった理由であろう。 好評だったためなんとガンダムハンマーまであるフルウェポンセットが発売されている。 ライトパッケージでは袋に入ったまま組み立てられないこともないので、ものすごく頑張ると「未開封組み立て済み」という謎の状況を製作可能。如何に袋を傷付けずに組めるかが勝負だとか。 上記のクオリティからHGよりこっちを買った方がいいのでは?という声も少なくなかったが、プラモ製作初心者への入門キットが商品コンセプトなので、熟達者には引き続きHGも購入してほしいと公式から見解が出されている。 現行製品群については製造年代の違いで可動範囲や基本的な色分けはEGが優れている傾向にあるが、細部のディテールは簡略化されているため塗装や改造で対応するか、HGからパーツを持ってくるという方法で対応するモデラーも多い。ガンダムベースでは、改造用にあえて全てのパーツが真っ白になっている「ペインティングモデル」も販売されており、工具やガンダムマーカーを借りてその場でオリガンを作ることもできる。 第二弾のストライクガンダムはライトパッケージ版(クリアカラー)が一番くじの景品として先行販売されるという初の試みが行われ、その後ライトパッケージ→フルパッケージという順で出はしたが、ライトパッケージにはフルにはないアーマーシュナイダーが付いてくるという点で差別化されている。付属品はアーマーシュナイダー…これだけかっ! ストライカーパックは付属しない素トライク状態なのでエール(HGCEストライクから流用可能)はともかくランチャー・ソードの再現がかなり面倒なのが難点だったが、24年にはEG/HGCEに対応した各種ストライカーパックがキット化される。でもその前に本体を再販して欲しい。 第三弾のνガンダムはライトパッケージがなく、ニュー・ハイパーバズーカやフィンファンネルが付属しない。HGUCから流用できるが、そのHGUCνガンダムも非常に完成度の高いキットとして知られておりいいとこどりをする人もいるようだ。また、実物大ガンダム立像が設置されている福岡のGUNDAM SIDE-Fでは、ロングレンジフィンファンネルが付属したEG「RX-93ff νガンダム」が限定販売される。 第4弾はアニメ「ガンダムビルドメタバース」と連動して、主人公機のラーガンダムと、ビルドストライクガンダムの後継機であるビルドストライクエクシードギャラクシーが登場。ビルドシリーズお馴染みのリデコキットであり、作中でもEGをベースにしたガンプラバトル用の改造機体であると設定されている。なお、EGのキットはガンプラバトルでの評価値が低いらしい。 ●HG(ハイグレード) 1/144・1/100 ガンプラ10周年記念企画として1990年に登場したシリーズ。 かつてキット化された機体をリメイクするのはコンセプト。 その点はMGと同一ではあるが、こちらは設計が簡素で組み立てしやすく安価。 初代ガンダム、Mk-II、Ζ、ΖΖの4種が発売された。 後述のHGUCシリーズの登場後はユーザーからは旧HGと呼ばれることもある。 当時のBANDAIが誇る最新技術であるシステムインジェクションによって多色成型を実現。成形色でパーツが色分けされており、部位によってはランナーの状態で組み上がっているという驚異的な代物であった。 MSジョイントIIというランナーの状態で組み立て済みの関節パーツに外装をつけていくという、後のRGに受け継がれる要素も持っている。これにより関節が可動するので自由なポージングができる。 ギミックも凝っており、初代ガンダムはこれまた色分けされたコアファイターを変形させて胴体に収納できる。 変形については基本的に再現しようとはしているが、さすがにΖガンダムの完全変形は実現されず、「ウェイブシューター」という新たに設定が設けられた独自の姿に変形するという形になっている。 現在はHG単独のブランド名としてはガンプラだけにとどまらず、バンダイ製ロボットプラモデルの汎用ブランド名として使用されている。 ただし、初版時のナデシコ系キットやパトレイバーのキット以外は全て対象年齢が高くなっている。(*5) システムインジェクションによる多色形成はその特殊さゆえ、パーツにバリや色の境目のにじみができるなど難点も見られた。HGガンダムは数少ない絶版品であり、2001年3月に最終生産がなされた(*6)。 肩幅が広く、両足が正面を向いていてハの字立ちができない旧キットと比べるとプロポーションは劇的に進化している。さらには塗装せずとも素組みするだけで大まかな色分けが再現でき、値段も初代ガンダムが1000円と抑えられている。ガンプラと言えば現代で言うところの旧キットという時代に、このHGシリーズは画期的かつ衝撃的であったといえる。 合わせ目が目立つことや頭でっかちなプロポーションなどは現代のガンプラと比べるとさすがに劣るが、それでもこのシリーズは斬新な要素を兼ね備えており、当時の技術力を示す歴史的価値は大きいといえる。 基本的に1/144スケールのシリーズだが、VからEndless Waltzまでは1/100スケールの上級寄りキットに冠されていた。 ガンダムナタク(アルトロンEW版)はTV版のパーツ流用の影響で、後発商品と比較すると浮いて見える(TV版W及びXシリーズ特有のクドいディテールの所為で)。 ●HG-Ex 1/60 HGの名を冠しているが、これだけ1/60スケール。 V2ガンダム・シャイニングガンダム・ゴッドガンダムだけがこのブランドで発売された。 その大きさを活かし、いずれも差し替え無しの完全変形ギミックなどがある。それ以外は基本的に1/144のスケールアップ。 ゴッドガンダムは史上初の「人差し指から小指の第1関節までの可動」を実現した。 ●HGFA(ハイグレード・ファイティングアクション) 1/144 Endless Waltzの1/144シリーズ。 表情の付いた胴体などの差し替えパーツにより、劇中のイメージ通りのアクションポーズを再現できる。 90年代のキットは可動範囲が狭かったため、EW版ウイングゼロがツインバスターライフルを機体正面で両手で構えるようなポーズをとらせるにはこのような交換用パーツを使う必要があった。 ●HGUC(ハイグレード・ユニバーサルセンチュリー) 1/144 宇宙世紀作品群のMSを2000年代以降の技術でリニューアルしたもの。現在の1/144のメジャーブランド。 お値段は一部の大型の機体を除くと基本的に1000円~2500円程度。(*7)旧来の1/144サイズの製品よりは高いが、精密な造りのRGよりは安い。MGやPGより安価な普及品を供給する目的で展開されており、ラインナップは豊富。 設計はHG基準なので色分けはそこそこ。基本的な配色は成形色で再現されているが、細かい部分はシールで表現されることが多い。四肢の関節は可動しポージングができる。ただし、足の裏など目立たない場所に肉抜きがなされているものもある。 可変機の変形については基本的に可能。ただしΖやΖΖのような変形機構が複雑なものは、差し替え式となっていることがある。そのような機体は一度機体を分解し、専用のフレームパーツに必要なパーツを組みつけることで変形後の姿を再現している。 賛否両論ではあるが、機体によっては1/144での完全変形は部品が繊細になりすぎて破損の危険が大きくなるなどの問題が生まれるため、ある程度は許容すべきだろう。各部をしっかり固定でき、機体全体を薄くシャープにできるなどのメリットもあるため一長一短である。 20年を超える長期間に渡って展開されている規格であるため、同じHGUCでも発売された年代によって設計に大きな差がある。同じ作品の機体でも色分けや可動範囲が全然違うなんてこともありうるので、買う前に調べておくのが無難。初心者は箱絵がアニメ調のシンプルなものは昔に発売されたキットと覚えておけば問題ない。 目安として、モノにもよるが2010年代のキットでは塗装をしなくても概ね設定画稿やアニメ作中通りの見た目に仕上げる事ができる。 100番目はユニコーンガンダム(デストロイモード)、200番目は百式(REVIVE)。 なお、第1弾はお約束のガンダムやザクではなく、なんとガンキャノン。 開始時はHG1/144シリーズも並行して販売されていたため、HGでキット化されていたRX-78ガンダムやザクなどのリリースはシリーズもそこそこ経過してからになる。 近年では過去に発売されたHGUCをリメイクするREVIVEシリーズも同時進行中。因みにREVIVE第一弾もガンキャノンという徹底ぶり。 なお商品名は宇宙世紀MSでも時と場合によってHGUCとHGが使い分けられている。 1/144というサイズ、MGやRGほどではない比較的簡素な設計な設計ということで、40m級、時には100m級の機体をガンプラとして商品化できるギリギリのラインである面もある。サイコガンダムをはじめ、デンドロビウムやネオ・ジオングなど、PGと肩を並べるような超大型の機体が発売されることもある。そのようなキットにはネジ止めが必要な場合があり、ドライバーなどニッパー以外の道具を使うものもある。 宇宙世紀の人気の高さ、種類の豊富さによる再販頻度のバラツキも相まって2020年以後は一部のメジャーどころを除くと総じて入手がかなり難しくなっている。 ●HGAUC 1/144 HGUCのコンセプトで宇宙世紀以外のMSをリメイクしていく企画。AはアナザーのA。 HGUCとは連番となっている。 なお、HGAUCは通称であり、商品名は「HG+各作品の年号等を示すアルファベット2文字」で表される。例としてガンダムXシリーズはHGAW(ハイグレード・アフターウォー)。 2010年に始まったシリーズであるため、当時品と比べるとプロポーション、可動範囲、成形色による色分けが格段に進歩している。 主役級のガンダムタイプのみならず、リーオーやダガーLなどの量産機も続々ラインナップされているため、裾野の広さとしては初期HGUCと同等以上といえる。 ただし、Gガンダムのシャッフル同盟や、ガンダムWの5機のガンダムの1つであっても一般流通ではなくプレミアムバンダイ限定となる場合があり、作品や機体によって格差が見られる。 なお近年(2021年以降?)では「各作品の年号等を示すアルファベット2文字」は省略されている場合が多い。 例えば直近最新作のライジングフリーダムガンダムは「HG ライジングフリーダムガンダム」となっているが、パッケージには従来通り「HG COSMIC ERA(つまりHGCE)」と記載されており、 バンダイ公式サイトでもHG COSMIC ERAのカテゴリ―内に属している。 ●HG G-SAVIOUR 1/144 実写作品G-SAVIOURに登場する機体をガンプラ化したもの。 GS-01ことG-SAVIOUR(無重力仕様)の評価は高いが、それ以外の機体はキット化されておらず、事実上の打ち切りとなったシリーズ。 出来の良さと作品の扱いの面倒さから長い間プレミアキットと化していたが、近年は普通に再販されるようになっている。 ●HG GUNDAM SEED 1/144 詳しい内容は上記リンクを参照。 ●HG GUNDAM 00 1/144 詳しい内容は上記リンクを参照。 これ以前のシリーズがHGAUCとして新作発売されているが、今作は未だこのブランドで新作発売が続いている。 ●HGGB 1/144 模型戦士ガンプラビルダーズビギニングGに登場する機体をガンプラ化したもの。各キャラが製作したオリジナル機体を戦わせるという話の都合上、基本的にはHGUCのリデコ・色替えである。 BANDAI的には金型を流用できて嬉しい。 ●HG GUNDAM AGE 1/144 基本的にはHGUCのAGE版。 ターゲット層を意識してか組み立て易さを主眼に置かれており、かつ可動も良好とキット自体の評価も高い。 HG00シリーズにあったクリアパーツが無色透明である点なども改善され、さらにシリーズとしての完成度を上げた。 ラインナップはカラバリ率が高く品揃え自体は豊富だが、人気の有無がはっきりと分かれている模様。 放送終了後は一部キットにプレミアがついていた(*8)。 その後は定期的に再販が行われるようになったため割と落ち着いているが、それでもフルグランサあたりの人気キットは瞬殺されがち。 ●HGBF 1/144 ガンダムビルドファイターズに登場する機体をガンプラ化したもので、基本的にはHGUC・HGAUCのリデコ+α。 なお、トライに登場したSDBFシリーズも本シリーズと連番となっている。 また本ブランドからオプションパーツのみの商品「オプションセット」が単独商品のラインナップに加わる様になった……が、 ある時期より再販されなくなり、そちらは2024年以後オプションパーツセットという別ブランドにて再展開されていく方針になった様子。 ●HGBC 1/144(例外アリ) ビルドシリーズに登場する武器、バックパックを単品売りしたシリーズ。 このシリーズでしか手に入らない物もあれば、既存のガンプラに付属している物のリデコ品であることも。 ●HG GUNDAM THUNDERBOLT 1/144 漫画作品の機動戦士ガンダム サンダーボルトに登場する機体をガンプラ化したもの。パッケージもサンダーボルトの表紙デザインを模している。 一応宇宙世紀作品だが、正史とはパラレルワールドであり、対象年齢が高くメカデザインの毛色があまりにも違うためか独立ブランドとなっている。 パーツ数は非常に多いが、どのキットも評価が高い。 なおサンダーボルトのアニメ化に先駆けて商品展開が始まったため、漫画作品では初めて専用のガンプラシリーズとなった。 後にアニメ化するとパッケージ絵と成型色を変更したタイプに差し替えられたのだが、何故かザクⅡ(ビッグガン未付属版)だけは差し替えられず、再生産もされていない。 ●HG Reconguista in G 1/144 ガンダム Gのレコンギスタに登場する機体をガンプラ化したもの。 当初はそれほど機体数を増やすつもりではなかったらしく、グリモアが大量に売れた事から急遽カットシーの販売が決まっている。 反面、主人公機であるGセルフですら高トルクパックやトリッキーパックが一切発売しておらず、未発売の機体数の方が多いなど放送枠が深夜枠だったからか近年作品ではかなり珍しい様相を表している。 他のシリーズに比べてマイナー気味であり、劇場版が公開された時にもなぜか再版されなかった。 ●HG GUNDAM THE ORIGIN 1/144 機動戦士ガンダム THE ORIGINに登場する機体をガンプラ化したもの。 一応宇宙世紀作品だが(ry 作風を反映してモールドたっぷり装備もたっぷりでお値段も高め。 既にHGUCに登場した機体もラインナップされているが、まるで別物といえる。 THE ORIGINのMSVにあたるMSDのキットもこのブランドから発売されているが、一部キットは一般販売品の完全な上位互換をプレミアムバンダイで販売するなど売り方にやや難がある。 ●HG IRON-BLOODED ORPHANS 1/144 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズに登場する機体をHGシリーズの水準でガンプラ化したもの。 このシリーズの特徴はなんといっても異常なまでの安価さだろう。 それでありながら内部フレームを再現し(一部のみや再現されていない機体もあるが)ギミックも積極的に盛り込んでいるためプレイバリューはかなり高い。 安価さの秘密は武器をMSオプションセットの名称で別売りとし、ランナーの多色成型を廃した点。 それ故にキット単体では武装が少々寂しく、シールでも足りない色分けがあるため劇中のカラーリングを再現したいなら部分塗装が必要な箇所も。 第二期以降にリリースされたキットの中には多色成型を採用したものもあるが、それでも値段はそう変わらない。どういうことなの…… オプションセットには劇中未登場の武器もあるって?はて何のことやら ちなみに放送時は本シリーズのパッケージにはパイロットの顔が機体の脇に描かれていたが、放送終了後生産分は無くなっている。ついでに機体名称も日本語から英名に変更された。 ●HG THE WITCH FROM MERCURY 1/144 「機動戦士ガンダム 水星の魔女」に登場する機体をガンプラ化したシリーズ。 2022年時点でのBANDAIが誇る最新技術が注ぎ込まれた意欲的なキットとなっている。 初発売は本編主役機のエアリアルではなく、「プロローグ」に登場するルブリスおよびベギルべウ。 かつてSDガンダムの輝羅鋼で使用され、ロストテクノロジーと云われていたインモールド成形が復活。複雑な図柄を1パーツに収めることに成功している。 一方でランナー数を抑え、関節構造やパーツ構成を30MMやEGに近いものにするなど組みやすさにも配慮されている。 カスタム遊びも想定しているのか、股関節の軸径が統一されている、機体デザイン自体に3mmモールドが複数備わっており3mm穴を使ったカスタムが容易に行えるなど独特な面も見られる (直近の次作にあたる「SEED FREEDOM」のプラモにはこのような面は見受けられず、本作独自の特徴と言える)。 なお前述の通りHG以降のアルファベットは省略されており、HGTWFMではない。 ●HGBD 1/144(例外アリ) ガンダムビルドダイバーズのキットをガンプラ化したシリーズ。 HGBFとは連番にならず、再度1からカウントされている。 なお0番(000)が存在している。キットはガンダムダブルオーダイバー。 このキットのみ009番(ダブルオーダイバーエース)の発売をもって廃盤が確定。 ●HGBD R 1/144(例外アリ) ガンダムビルドダイバーズRe RISEのキットが属するシリーズ。こちらも前作から番号が仕切りなおされた。 また、前作まではHGBCに分類されていた武器セット類もこちらのナンバーにまとめられている。 主人公機の都合上、ラインナップの三割程度がコアガンダム関係のキットで占められているが、それ以外はSDからウォドムまでかなり混沌とした顔ぶれに。 また、HGBDで登場しなかったGP-羅刹やG-エルスもこちら名義でリリースされた。 ●RG(リアルグレード) 1/144 ガンプラ30周年を記念して始まった新シリーズ。 MGの完成度を1/144サイズに詰め込んだようなガンプラである。 値段は同じサイズのHGのおよそ二倍となかなか高いが、それに見合うだけの恐るべきクォリティを誇る。 専用のフレームに装甲をつけていくという独自の設計となっており、関節の可動域は広い。MGゆずりの動きに合わせて装甲がスライドするギミックも盛り込まれている。 MGに匹敵するクオリティとパーツ数は驚嘆に値する。装甲は巧みに分割されており箇所によって微妙に色合いが異なっている。各所には細かくモールドが施されており、スミ入れすると非常に映える。 各部のパーツもMGのようにシャープに造形されている。HGのキットに見られるV字のアンテナのフラッグ(*9)もない。 色分けの正確さたるや、素組みでほぼすべてのカラーリングが再現される。ビームライフルのラインすらもパーツ分割で表現されているほど。 さらに可変機をパーツ差し替え無しで完全変形できたり、HGではそれぞれ別売だったユニコーンガンダムの二つのモードを統一したりとバンダイの技術の高さを存分に体感できる。 ただし、あまりのパーツの細かさ故の弊害もない訳ではない。 「個体差でパーツがポロポロ取れる」「関節が硬すぎる」「破損しやすい」といった欠点もあった。特に複雑な可変機構を持つZガンダムで顕著に表れた問題であった。(無論キット化に漕ぎつけられたのはBANDAIの恐るべき技術力の賜物ではあるのだが。) これについては近年は改善傾向にある。 パーツ数の多さのため組み立てはやや難しく初心者には向かない。MGと同じく細かいパーツが多いため、HGを作り慣れてきた頃に挑むのが無難だろう。説明書通りに組んで付属のデカールを貼るだけでもカッコよく作れる点は嬉しい。 またかつて展開していたMS戦国伝の「MSジョイント」や旧HGの「MSジョイントII」を発展させた「アドヴァンスドMSジョイント」を採用している。要は組み立て済みの内部フレームであり、ランナーの状態で既に関節が可動する素体が完成しているという驚異的な代物。 だが、RGの方向性とイマイチ合致しておらず、関節がヘタりやすいと評判が悪く年々使用される割合が減っている。 主なラインナップはガンダムやシャア専用&量産型ザク、ストライク等テレビシリーズの主役・メインライバル級の機体のみであった。その後、アストレイゴールドフレームやジョニーライデン専用ザクⅡ等コアな作品からもキット化されてきている。 更にMSではないスカイグラスパーも(ソード・ランチャーストライカー付きとはいえ)発売された。 その誕生経緯から長らくガンプラ専用ブランドと思われてきたが、2020年以降はエヴァンゲリオンやガオガイガーもラインナップに入っている。 ●MG(マスターグレード) 1/100 「ガンプラ15周年記念企画」として登場したシリーズ。 それまで新作TVアニメ以外のガンプラは放送当時のものしかないのが当たり前な時代に、旧作品のMSを最新技術とデザインでリメイクするというコンセプト。一般的な機体でおよそ5000~7000円程度とやや値段は張るが、HGと比較すると1/100というサイズを活かしてより精密に各部が再現されている。 ホビージャパンが開発に加わっており、更に最初期はユーザーの意見も取り入れながら開発を進めるというモデラー目線に立った画期的なシリーズだった。 HGほどではないがこちらも長い間展開されており、主役級ガンダムから量産機までラインナップは豊富。発売時期によって設計に大きな差があるのも同様。0083の機体などは発売から20年以上が経過しており、リメイクが待たれる。 基本的に放映終了後の機体がラインナップされるため、内部フレームやギミックなど、より詳細な部分まで再現されている。PGほどではないが装甲の下のメカまで造形されている。劇中での活躍を再現するために各部が作画準拠のシャープな造形になっていたり、より大きく動かせる関節になっていたりする。 動きに合わせて腕や膝の装甲が連動して動くギミックもある。 ZガンダムやEx-Sガンダムなどの複雑な変形も基本的に差し替えなしで再現。ユニコーンガンダムもデストロイモードへの変形が可能。 それ故に設計が複雑化しており、普通に組み立てるだけでも結構な時間がかかる。どこに付くのか分からないような細かいパーツも多い。初心者はHGあたりを作り慣れてきたら挑むといいだろう。 100番目は∀ガンダム。200番目はよりによって量産機のジム・コマンド(コロニー戦仕様)。 余談だがパトレイバーやダンバインの他、「MG FIGURERISE」という派生ブランドで仮面ライダーやドラゴンボールの孫悟空など非メカ系キャラクターが発売される事も。 人気のあるキットの場合、設計構造をリファインしたVer.1.5やVer.2.0が発売される事も珍しくない。 そのVer.2.0の先駆けとなったのはザクⅡであり、これは先にガンダムを出してしまうとその後に出すザクの方が技術をフィードバックして誕生してしまうため、劇中設定と異なりザクの方が優秀になってしまいかねないと危惧したため。なので続きざまに出たのはゲルググであり、この辺りからしても劇中ドラマを体感してほしいという意欲が感じられた。 ドムは2022年にVer.1.5が出るまでスルーされたり、当のガンダムはVer.3.0にあっさり進んでしまうなど、徹底されていた訳ではないが また、メカデザイナーのカトキハジメ氏が直々に関わったver.Kaが発売されることもある。特にνガンダムはユニコーンガンダムのように装甲が分割して中のサイコフームが露出するという意欲的なキットとなった。 2020年以後は新作の発売ペースが大幅に鈍ってはいるが、プレミアムバンダイ専売品(ガンダムF90、ガンダムMK-Ⅴなど)を中心として全く出ていないわけではない。 ●RE1/100(リボーンワンハンドレッド) 1/100スケールの商品展開が上級キットのマスターグレードばかりとなった現状を見直し、外装のリアルなディテールはそのままに、内部フレーム等を省略し組み立て易さを目指したシリーズ。 精密さは単なる1/100シリーズとMGの中間のような塩梅となっている。 同時に、これまでモデル化されていなかったMS(ナイチンゲール、ガンダムMK-III、ガンダム試作4号機、ハンマ・ハンマ、ガンキャノン・ディテクターなどのマイナーな機体)を積極的にラインナップしていく方針となっている。 しょっぱなのナイチンゲールからして大概なのだが、ナンバーが進めば進むほどファンも忘れていたようなマイナーMSがどんどんラインナップされていく恐るべきシリーズ。 最もマイナー機体専用のブランドということはなく、ザクIIIやバウ、ヤクトドーガといったHGUCで既にラインナップされた機体も見られる。 ●HIRM(ハイレゾリューションモデル) 1/100 劇中の機体設定を「素材の組み合わせ」と「デザインアレンジ」をハイレゾリューション(高解像度)化する。 金属素材・パール塗装などメカディティール感を出している。 ガンダム・バルバトスの組み立て済みのガンダム・フレームは、各関節の保持力強化のため金属パーツを採用するなど、半完成品といえる仕様である。それ故にお値段は高め。 ●PG(パーフェクトグレード) 1/60 ガンプラ20周年記念企画として登場。 ディテールや可動性、メカとしてのリアリティにこだわった「究極のガンプラ」を目指したシリーズ。 特に人気の高い主役機とそのカラバリ中心の展開になっている。 その凄まじいボリュームゆえにぽつぽつとしか発売されず、全く新作が出ない年もある。 1/60ゆえに30cm台の大きなサイズで、お値段は基本的に1万円を超える。 パーツ数も膨大であり箱がとにかくデカい。玩具店で見かけた時にはあまりの威容に圧倒的されることだろう。 機体の内部フレームが完全に再現されており、ほぼすべての装甲を外すことができる。 さらに装甲をつけたまま正座させられるくらいに可動範囲も広い。 MGと同じくギミックは基本的に再現でき、Zガンダムも完全変形可能。 1/60というサイズを活かし、頭部に発光ユニットを仕込むことでカメラアイを光らせることもできる。 なお、PG第一弾はエヴァンゲリオン初号機である。 ●メガサイズモデル 1/48 ガンプラ30周年記念企画として登場。 現在ラインナップはお台場ガンダムことガンダムG30th、ザク(シャア専用&量産型F)、AGE-1ノーマル、ユニコーンガンダム。 サイズこそデカいがPGのような複雑な造りではなく、値段もそれ未満。 圧倒的な巨体を比較的気軽に組み立てることができるのがコンセプトといえる。 初心者でも組みやすいようFGのように手でランナーを取り外すことができる。 また左右一対のランナー同士を組み立ててからランナーから取り外す事も可能となっている。 ●HCM-Pro(ハイコンプリートモデルプログレッシブ/ハイコンプロ) 1/200 細部の塗装と可動を両立したミニサイズの完成品。冒頭でも触れた通り一応プラモデルとして扱われている。 ミニサイズながら可変機は一部差し替えによる変形を導入している。 最大の特徴は装甲部を外すと内部メカが見えること(内部まで塗装済)。 ガンダムヴァーチェはHGにはなかった装甲パージを再現。 何より同ブランド・同スケールの他のMSと組み合わせられるデストロイガンダムを商品化できた唯一のブランドである。 (尚余談だが、変形できるというポイントだけなら他は食玩のG-FLEXくらい) ●SHCM-Pro(スーパーハイコンプリートモデルプログレッシブ) 1/144 上記ハイコンプロの上位版。 スケールアップにより本家にはできなかったギミックをも可能にした(ガンダムはコア・ファイターの変形合体、ユニコーンは一部差し替えで変身)。 ガンダム・ザクII(シャア専用&量産型J)・エクシア・ユニコーンの5種のみ発売。 エクシアはエクシアリペア再現用パーツの付いたDX版も発売された。 ●スピードグレードコレクション 1/200 ハイコンプロと同スケール。 組み立ては必要だが彩色済キットという性格上、ある意味ハイコンプロの下位と言えるかもしれない。 最初は袋入り、彩色済の単色ランナー、ニッパー不要……と色々と努力しているのだが、いかんせん主流とはスケールとは異なる廉価キット。 しかもアニメやゲームとの連動連携を打ち出したわけでも無いせいか広報面もひっそりとしたものであまり話題になることはなく、 ラインナップはガンダム・ウイングガンダム・Zガンダム・ゴッドガンダムの4種類のみ。 後にアニメガンダムビルドダイバーズRe RISEに出演、活躍したことで捲土重来を果たすがシリーズ復活とまではいかなかった。 コンセプトも前述のEGに引き継がれたため、シリーズ再稼働の可能性も限りなく低いと思われる。 ●U.C.HARD GRAPH 1/35・1/144 装甲戦闘車両のスケールモデルに使われる縮尺1/35でガンダムの世界を表現する物。 兵士のフィギュアや火器、装備品、ワッパなどの車輌やMSの一部分などが同梱されている。 後に1/144で展開するHG U.C.HARD GRAPHも作られた。 こちらはMSと陸戦兵器のセットである。 ●EXモデル バンダイの版権商品のシリーズで『機動警察パトレイバー』のレイバー指揮車や火星野郎、『戦闘妖精雪風』等のガンダム以外の作品も製品化されている。 価格はガンプラより高めで単色ないし二色成型ゆえほぼ塗装必須であるが、普通のプラモデルの値段としては適性である。 つまり正確にはガンプラではない。 記念すべき01番はガンダム・トレーラー。 ●ビルダーズパーツ 2010年の前半から展開したガンプラ用カスタマイズキット。 パーツ組み換えで多彩な武器を再現できる「1/144 システムウエポン」とディテールアップを主眼とした「HD」、格納庫を模した陳列用ラックの「システムベース」の3シリーズがある。 ディテールの細かさなどBF/BDシリーズのオプションパーツやバンダイ以外のメーカーのカスタムパーツよりも少々クセがあるが、コレでしかカバー出来ない部分もある。 ●オプションパーツセット 2024年より展開されるガンプラ用カスタマイズキット。ビルダーズパーツの後継と言えるブランドだろう。 前述した、EG/HGCEストライクガンダム用(*10)のエールストライカーパック(地味に殆ど製品化されたことのないストライク用バズーカまで付いてくる)を皮切りに、 入手手段が限られているランチャー&ソードストライカーパック、そして多くのモデラーが希求していたかつてのビルドハンズの再製品化モデルが発売予定である。 また、主にビルドシリーズや鉄血のオルフェンズで展開されていたウェポンセットは2024年5月以降の再販時にはパッケージリニューアルの上こちら名義で出荷されると発表されている。 一応ガンプラカテゴリーだがわざわざ製品名に「ガンプラ」と付けられている事からも分かる通り、将来的には他のバンダイ製キャラクタープラモ用のオプションもこのブランドから出てくるものと思われる。 ●BB戦士 いわゆるSDガンダムのガンプラ。 全体的に二頭身に設定されている。 ガンダムシリーズの機体をそのままSDにしたものをはじめ、武者ガンダム、騎士ガンダム、三国伝などいくつかのシリーズに分類される。 設計は簡素で組みやすく、値段も安いので初心者向け。 ただし色分けが大雑把でありシールで表現されている箇所が多いため、塗装で仕上げるとなると骨が折れる。特に派手で複雑なデザインが多い武者ガンダムに顕著。 他のシリーズと比較しても特に肉抜きが目立つシリーズでもある。 ギミック重視であり、鎧を外して軽装モードにしたり、武装を組み替えたりできる。変形させたり、SD体型からリアル頭身に変化させられるものも多い。 頭部を外す必要はあるものの、ZガンダムやZZガンダムも変形が可能。またユニコーンガンダムやシナンジュにはBB戦士オリジナルのビーストモードが用意されている。 BB弾を飛ばして遊べることが由来なのだが、ミサイルような形状の弾を飛ばせるという風に変化していきやがてそれも廃止された。 シリーズ初期に登場した機体のいくつかはパーツの追加やリカラーがなされて「Gジェネレーションシリーズ」としてリメイクされた。 詳しい内容は下記リンクを参照。 SDガンダム BB戦士 BB戦士三国伝/SDガンダム三国伝 Brave Battle Warriors ちなみにビルドファイターズトライに登場したSD群もガンプラとして発売されているが、これらは「SDBF」と呼ばれる独自シリーズでBB戦士には含まれない。 ●クロスシルエット 新しく発売されたSDキット。 共通フレームを採用しており、フレームの組み替えによって好みの頭身に出来るのが特徴。 別売りのシルエットブースターを使用することで、より細かい調整が利くようになっている。 また、ガンダムタイプの瞳の有無も選択可能。 ラインナップはガンダムの他、マジンガーやゲッターロボ、ガオガイガーも発売されている。 他のシリーズと比較して特にシスクードやフェニックスガンダムといったGジェネ系の機体が比較的ラインナップされやすい傾向がある。 ●Figure-rise Standard 仮面ライダーやドラゴンボール、ウマ娘などの主に等身大キャラ(ウルトラマンのような非等身大キャラクターもいるが………)を中心に展開するプラモデルシリーズ。 ガンダム専用ブランドではないが、すーぱーふみなが原型のひとつとなっており、ラクスやスレッタ、ミオリネといったガンダムヒロインのキットが発売されている。 HGBDとパッケージデザインが統一されているダイバーナミやアヤメさんも、このシリーズということになっている。 バンダイの美プラの経験が浅かったためか、あるいは安全基準の関係か、商品によってクオリティの差が激しい。特に美少女キャラは完成品に引けを取らないものから何ともいえないものまで上下差が物凄い。 2023年以後の製品については30MSからのフィードバックを受けてかそちらとほぼ遜色のないクオリティになっており、何なら互換性がかなりあるので組み替えカスタムにまで対応する。 2024年発売の「あばたーふみな」に至っては、版権の都合上こちらで出した30MSと言い切っても過言ではないほど構造が一緒。 ちなみにフミナにラクスやスレッタ、ミオリネなどガンダムシリーズのキットについてはバンダイ公式としては一応ガンプラ扱いであり、ガンプラのみを対象とする各種イベント・コンペにも例外規定が無ければ出すことができる。 ☆ガンプラでは無いもの Oモビルフォースシリーズ(東京マルイ) O太陽系戦隊ガルダン(有井製作所) Oザ・アニメージ(〃) O銀河の鷲 メガロザマック(イマイ) ☆余談 長らくバンダイ製品のパーツ注文は説明書に付属する注文票を切り取り、郵便局で定額小為替に替えて、注文票と同封して郵送するスタイルを取っていたが、現在はWEB部品通販でクレジット決済のみとなっている。 以前は特に制限はなかったが現在では 頼めるパーツは2個が上限 1キットでパーツ注文する場合、パーツの総額がキットの定価で半額を超える注文は不可 注文できるパーツの合計は30個まで(ガンプラや30MMなど別ブランドであっても30個が上限) など色々制限がある。 一方でWEB上で説明書を公開しているキットも多く注文パーツの確認はしやすくなっているので、以前に比べると注文自体は手軽にできるようになっている。 ガンプラ作りの片手間や気分転換に追記・修正をお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ W「さぁ、お前の積み(プラ)を数えろ!」 -- 名無しさん (2015-01-31 20 09 24) AGEのプラモは放送終了後に再評価されてプレミア化したようなイメージがある -- 名無しさん (2015-12-07 20 23 11) ↑ 最近はよく再販かかってるから一部のみプレミア化してるがフルグランサとFXとダークハウンドは定価以下まで落ちた。 -- 名無しさん (2015-12-07 20 28 10) プレバンのは転売屋の関係で高騰することが多いからほしいものは2個以上買う癖がついた -- 名無しさん (2016-03-15 11 17 51) 1/12ガンダムはガンプラ扱いで良いの? -- 名無しさん (2016-03-15 11 54 19) ↑2 仲間。再販が少ないとね…気づいたら数千~数万になっちゃうんだよね…特にプレバンは買い逃すとほとんど再販無いから -- 名無しさん (2016-08-19 16 11 09) HGで宇宙世紀武器セットとか出してくれないかな。HGリバイブがシンプルだから改造して俺ガン作りやすくて色んな武器が欲しい -- 名無しさん (2016-08-19 16 38 14) なおケロロRPGでは装備品、詳しくはケロロRPGの項目で -- 名無しさん (2016-11-28 23 40 40) 鉄血2期のガンプラは削るところを削ってるから安い。 例えばルプスは武器数を削ってソードメイスのみ。 フルシティはライフルすら付けずに出してるから値段も安価になってる。 その分オプションセットを出してるから合わせたらHGUCの平均価格と変わらなくなってる。 -- 名無しさん (2016-11-29 09 18 11) ↑全ては「定価1000円も貰って良いんですか!?」とか言っちゃうHGIBO設計担当者てんい氏の巧みなコスパ計算よね。BB戦士で常にワンコインの境界と戦ってきた人は何かが違う -- 名無しさん (2016-11-29 09 47 40) (続)HGIBOからガンプラに入った人、またはしばらく離れていた人はサンボルガンダムとか蓋開けただけで目眩するかもしれん。この細かさと部品点数のゲート処理からのバンダイエッジ、表面処理・・・ウッ(失神 -- 名無しさん (2016-11-29 09 49 53) hg originで局地型ガンダム北米戦仕様が出て「おっ、この流れで念願のヘビーガンダム発売か?」→「プレバンかよクソァッ!!!!!」 -- 名無しさん (2018-03-19 17 28 12) マスターガンダムは、いわゆる「二次元の嘘」があり、立体化の際は完全再現できないことで有名(?)なので、PGも1/48も「いつ出るか、出てもどこまで再現できるか?」ってファンには心配だよな。 -- 名無しさん (2018-05-26 10 24 01) 最近のガンプラは、接着剤いらずになって、本当にいい時代になったものだ。昔は接着剤のシンナー(の匂い)とかで大変だったからなぁ。 -- 名無しさん (2018-06-22 20 19 58) HGUCの初代はリメイクされても腕の盾穴がそのままで悪目立ちして改造必須なのが勿体ない。 -- 名無しさん (2018-07-20 17 42 00) ↑2 接着剤をつけすぎる⇒合わせた際に垂れる⇒表面大惨事 -- 名無しさん (2018-07-25 11 36 43) 元祖SDも追記してほしいわ。BB戦士と2種類発売されたのは事業部が違うからだっけ。 -- 名無しさん (2019-09-08 13 55 17) 旧キットの再販情報はどこで見れますか -- ジムキャノン改造中にパーツを壊しちゃった人 (2019-12-16 20 49 12) アニメの新作が外伝やBF・BD中心になって新規デザインの量産機が中々出て来ない為なのか30MMという弟分が出来た模様 -- 名無しさん (2020-03-01 19 34 26) なんか手番の〇〇グレードシリーズ以外は、ババンと新ブランド出しては、ひっそりと消えている物が多いイメージだな。今度のカラミティもまた新ブランドだ。 -- 名無しさん (2021-04-29 01 02 05) コロナ禍の今再注目されてるんだってね。 -- 名無しさん (2021-04-29 01 13 56) ↑確かに需要は上がってるんだけどそれ以上に転売屋に根こそぎ持ってかれてるように見える。特に宇宙世紀系 -- 名無しさん (2021-07-22 14 05 20) BB戦士ガンプラなのに元祖SDはガンプラではないという謎。 -- 名無しさん (2021-08-27 03 27 52) 元祖SDは「組み立て式のおもちゃ」だから… -- 名無しさん (2022-08-11 13 23 15) 何かにつけて家族の無理解(大抵は女房)からくる断捨離の標的にされがちなアイテム。でも作る時間が無いのに買い込む方もどうかしてるとは思うよ。 -- 名無しさん (2022-08-12 22 23 44) プラモがレベルアップするとリアルな方のロボット工作技術が上がるという逆輸入現象があるとか -- 名無しさん (2022-10-09 00 31 44) 地方の玩具屋だとMGやRGは全くないのに一番上の段でPGだけは重なっている。やっぱ値段的にも大きさ的にも敷居が高いのか -- 名無しさん (2022-12-21 08 39 03) コメントのログ化を提案します。 -- 名無しさん (2023-06-06 13 20 42) 最近は昔のHGUCみたく下手にアレンジせずにアニメそのままで立体化したやつの方がかっこよく見えてきた -- 名無しさん (2023-06-06 15 15 05) コメントをログ化しました。 -- (名無しさん) 2023-06-13 10 44 20 名前 コメント すべてのコメントを見る
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ガンプラ制作 (Modeling) 男の子なら1度は触れたことはあるであろう、プラモデル。 男子指数9割を誇るマジカル部部員もその例に漏れず、(ほぼ)皆ガンプラが好きだ。 部長 自称、「鑢がけのZEL」。 Zシリーズが好きなようだ。 Zガンダム スーパーガンダム ガブスレイ キュベレイMk-Ⅱ ギャプラン three-four-law 通称(部長のみ呼称)、「荒組の紅蓮」。 良く言えば「早組み」なのだが…。 九十九式(ゴールドメッキ仕様) マラサイ タミフル 通称(部長のみ呼称)、「遅組みのタミフル」 メタス制作には1ヶ月を要した。 モビルフラット メタス かりなんとか ZOIDSからの参戦。 サイコガンダムが支配するゲームの影響かギャプランのフライルーを購入。 コマンドウルフ(いっぱい) ギャプラン‐フライルー仕様 大臣 多目的教室にいきなりティッシュBOXを持ち込み、何かと思ったらガンプラを巧妙に持ち運ぶためのカムフラージュだった。 ハンバーガー 涼宮 中々の凝り性であり、タミフルに唆されて買ったモビフラも丁寧に塗装しているようだ。 Mk-2 WAZATEN 通称(未確認)、「角へし折りの技店」。 ギャンを構築するも完成からわずか5秒でFall Down。見事角が無くなった。 ギャン 名前 コメント
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自作ガンプラの紹介 キットそのままは省略 我が家の事情で1/144のみです。
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【巻数】 3巻 【ページ数】 4ページ 【解説】 「ガンダム」の「プラモデル」の略。1980年7月に発売された「1/144ガンダム」以来、数百種類、3億個以上のガンプラが製造された。 大野さんが作っていたのはHGUC(ハイグレードユニバーサルセンチュリー)・1/144・MS-07B・グフ 。定価840円。 笹原が作っていたのはHGUC・1/144・RGM-79・ジム。定価735円。 部室には「ビグ・ザム」(1巻17ページ)、「パーフェクトガンダム」(1巻95ページ)、その他多数のガンプラが積んである。 6巻56ページで大野さんが作っていたグフはMG(マスターグレード)か? 2004年12月に笹原待望の(HGUCではなく)MGボールが発売された。 【コメント】