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作詞:ジェバンニP Saya 作曲:ジェバンニP 編曲:ジェバンニP 歌:鏡音リン 翻譯:yanao(我覺得我在洗版) 戀未明 會合的地點是秘密的部落格 在凌晨四點告訴你戀愛的序章 從早晨中逃離將時間停下囉 這樣明天就不會來了 吶神呀 對不起囉 我啊已經 不想回去了 直到黎明到來前一直相吻 在星星出現的時間內改變我 用粉紅色的話語詛咒我 將意識溶化將天空染色 我要用從背上長出的粉紅翅膀 飛起來逃走囉再見啦 改變了我的 戀色烏鴉 用令人惱怒的聲音鳴叫著 說著「真像個笨蛋呢」俯瞰著世界 改變了我的 戀色烏鴉 用令人惱怒的聲音鳴叫著 說著「真像個笨蛋呢」俯瞰著世界 此曲為ジェバンニP「Rainbow line計畫」的第三首歌,代表色是「粉紅」。
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駒城 未明(こまき みめい) プロフィール ワークス 刑事 カヴァー 刑事 シンドローム ブラム=ストーカー 年齢 23歳 性別 男性 星座 射手座 身長 170cm 体重 60kg 血液型 A型 衝動 自傷
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【名前】室蘭未明(むろらん みはる) 【性別】女 【所属】科学 【能力】占有帯域(プライベートバンド)レベル4 【能力説明】 情報系の一種で電波の周波数を制御し、あらゆる周波数帯を使用して通信する能力。 これを利用した割り込みによる電波妨害や電波ジャック、傍受が可能であり、電波による遠隔操作型ならロボットなど様々な機械を誤作動させることができる。 また使用されていない固有の周波数帯を生み出して、専用ネットワークを構築することができる。 周波数の制御範囲は半径3kmだが、通信だけなら電波の届く限り範囲に制限はない。 【概要】 電子系を専門とする学校に通っている学生研究者。そのため能力だけでなく工作でも電子技術に精通しており、 ワイヤレスP2Pを利用した即席のネットワークを開発し、書庫のような情報データベースとして運用している。 またそのネットワークで演算能力を補助させることで、より高度なサイバー攻撃、防衛を駆使することが可能である。 研究に対する欲求は人並み以上に持っているが、人間を実験動物として扱う同業者には辟易としている。 とはいえ通信や情報工作に携わりつつ、自身の研究を役立てるために学園都市の機密情報を集めており、暗部にどっぷり浸かっている。 【特徴】 黒髪セミロング、色白。 ゴツイ軍用無線グッズのようなものを持ち歩いている末期的電波系少女。 根っからのアニメオタクで様々なヒロインキャラのコスプレを所有し、着用している。 【台詞】 「ぴぴーががーー、聞こえますかーー。あーあー、はい。こちらは感度良好です。」 「つい先日開発したばかりの試作品ですけど、良ければ差し上げますよ?」 「チャネルオープン。まずは携帯周辺の周波数帯から情報収集を始めます。」 【SS使用条件】 とくに無し
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さかもと未明〔言葉で検索〕 ● さかもと未明の和みカフェ? ● さかもと未明〔Wikipedia〕 ★ さかもと未明さんの乗り物マナー騒動に思う。「乗り物で、赤ちゃんが泣かない国もある」 「msn.産経ニュース[話題](2012.11.23)」より 雑誌「Voice」に掲載されたコラム「再生JALの心意気」をきっかけに、飛行機の搭乗マナーを巡って物議を醸しているマンガ家のさかもと未明さん(47歳)。先日はブログに「警察に自首してきた」と投稿し、さらなる話題をさらっています。 この騒動に対して「公共の乗り物に子どもを乗せるのがさらに怖くなった」とか、「やはり泣くような赤ん坊を電車に乗せないでほしい」とか、多くの人が様々な感想を持ったと思います。 そのすべての人に読んでほしい内容をmixi日記に載せている方がいました。多くの人がこの日記を読むことで、日本が一歩ステキな国になるのではないかと思いましたので、執筆者のミタイーさんの許可を得て編集し、皆さんに紹介します。 ■ ミタイーさんの日記 ■ 飛行機で赤ちゃんが泣いてブチギレる鬼 「璧を完うす(2012.11.22)」より なるほど、これはひどい。 なにがひどいって、いろいろあるけど、おそらく周囲の目を気にして必死に赤ちゃんをあやし続けて、憔悴しきっていたであろうお母さんに、 「お母さん、初めての飛行機なら仕方がないけれど、あなたのお子さんは、もう少し大きくなるまで、飛行機に乗せてはいけません。赤ちゃんだから何でも許されるというわけではないと思います!」 こういうことを言える神経、まさに鬼である。 当の本人は、鬼のような事を言った事をむしろ得意げに書いている。 私はここまで言えるんだ、みたいな。 まさに鬼畜である。 赤ちゃんは泣くのが仕事である。 それを責めることはできない。 ーーーーーーーーーーーーーーー ■ さかもと未明女史、飛行機中で赤ちゃんに泣かれて逮捕寸前のクレームを起こす 「やまもといちろうBLOG(2012.11.20)」より [WEB][社会]「子供がうるさいので電車降りてくれませんか」 http //d.hatena.ne.jp/fujipon/20100901#p1 もし私がその場に居合わせたら「クレーム入れてる馬鹿女、お前が降りろ」と言ってたと思います。 また、その前は電車の中でのベビーカーの是非について、ネットでも議論がありました。総じていえば、少子化対策だ内需維持だと世間がいい、育児に関する公共サービスの充実を地方自治体が競っている中で、肝心の日本人が育児で悩んでいる親に対して不寛容すぎるというのは実にもったいないことだと思っております。 この一連のさかもと未明女史のパワーをどこに向ければ良いのかというと、圧倒的にmixiに対してだろうという結論に落ち着くわけでありますが、ほぼ世界共通の航空法を現在の装備にあわせて改良すべきとかまで言っちゃうさかもと女史は明らかに言いすぎですし、赤ちゃんが泣くなどの他人のマナーを叱責できる状態ではありません。っていうか、赤ちゃんが泣きやまないのが親のマナーかというとそれ以前の問題だとは思いますがね。着陸態勢に入ったところで搭乗員の制止を振り切って歩き回るのはマナー以前に犯罪です。また、そんなことを言論として発表しちゃうのもどうかしてると思ううえに、PHPも何を考えているんだかと感じますね。 その辺がさかもと女史の作家性の裏打ちだとは思いますが、是非サハリン航空で同様の事態を起こしてロシア航空法違反でその場で逮捕留置されてみていただきたいと存じます。そのほうが、かなり迫力ある原稿になると考えますので。是非。 ーーーーーーーーーーーーーーー ■ さかもと未明・画像 夫とは不倫、略奪愛で結婚!JAL子供クレームの件で炎上そして・・・ 「ゴシップ芸能news(2012.11.22)」より つんくさんに関しては飛行機で移動時のこんなエピソードが ミュージシャン・プロヂューサーとして超売れっ子の彼は飛行機の塔乗時に今回のさかもとさんと同じ境遇に立たされていたのです。 子供は感情のまま泣く泣くわめくで!その赤ちゃんの母親はつんくさんに「すいません!お疲れなのに寝れなかったでしょう・・」と彼に謝罪・・ しかし、つんくは「いえ、2時間泣いてたこの子が一番頑張った!」と返したのです・・ その母親は感極まって涙を流したとの事です・・・ ■ さかもと未明さんのJALへの抗議記事に対して、違った切り口からの議論 「togetter」より さかもと未明氏の記事に対して、twitterをはじめとする色々な媒体で批判が巻き起こっている。 ただ、記事の中身をよく見てみると、さかもと未明氏は子どもの声に対してパニックを起こしているのじゃないかと読み取れる医療クラスタから、単純な非難だけでは解決しないとの声が聴かれた。 勿体ないので、まとめてみました。 個人的には、「暴れたのが成人の知的障害者や自閉症者で、記事の主体が泣いた赤ん坊の母親だった時の社会の反応が恐ろしい」という点が、さかもと未明氏への批判の吹き上がり方を見ると、一番恐ろしいです。 長くなって、面倒になったので、少し読みづらいと思いますがご容赦のほどを。 ★■ 飛行機内で泣く乳児にクレーム さかもと未明コラムが議論に 「J-CASTニュース(2012.11.20)」より 漫画家のさかもと未明さん(47)が、飛行機内で泣き続ける乳児にキレてクレームを入れたことを雑誌コラムに書き、論議になっている。 コラムはすでに発売された提言誌「ボイス」(PHP研究所)12月号に載っているが、2012年11月19日にネット上でも配信されたことから、反響を呼んだ。 日航は乗客マナーを発信すべきだと主張 「再生JALの心意気」と題したコラムによると、さかもと未明さんは、夏に愛媛県へ夫と一緒に行き、帰りの東京・羽田空港行き日本航空機内で、1歳ぐらいの乳児が離陸から着陸前まで長時間、泣き叫び通しだったと腹を立てた。 客室乗務員が母親と一緒にあやしても泣き止まず、さかもとさんは耐えられなくなった。飛行機は着陸態勢に入っていたが、もう降りたいと、さかもとさんはシートベルトを外し、出口に向かって通路を走り始めた。 その途中で、乳児の母親に対して、もう少し大きくなるまで飛行機に乗せるべきではないと諭したともいう。 飛行機が着陸後も、さかもとさんは、羽田の日航スタッフにクレームを言い続けた。解決策として、機内に音の漏れない個室を作ったり、乳児を寝かせる薬を親にもたせたり、2歳以下は乗せないようにしたりできないかと問いただした。これに対し、日航側は、すべての客が快適に過ごせるよう、精一杯努力したいとだけ伝えた。 (※ 後略) ーーーーーーーーーーー ★■ さかもと未明が警察に“自首”「発言者の責任、美学だからです」。 「Narinari.com(2012.11.22)」より シートベルトを外して通路に出たことへの批判は真摯に受け止め、「本日2012年11月21日五時、都筑警察署に出頭」したとのこと。その理由については「JALの方には報告していたので、特に処罰はないのかと思っていましたが、広く世に発言する立場の人間として、自分がした過失に対しては、お目こぼしに甘えたり、芸能人だからと特権に浴したりせず、自ら身をただして、進んで相応な処分をうけなくてはいけない、それが発言者の責任だし、さかもと未明の美学だからです」としている。 最後は「違反行為については本当に申し訳ありませんでした!」と、改めて謝罪の言葉でエントリー ★■ さかもと未明氏の「機内で泣く幼児にブチ切れ」コメントをどう考えるか? 「 ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト(2012.11.21)」より 新幹線の乗客にしても、さかもと氏にしても、どうして「泣く子供」に拒絶反応を示すのかというのはもっと深い理由があるのだと思います。 それは愛情の渇望状態にあるということです。大人として幼い者に対して「注ぐべき愛情の余剰」を持ち得ていないどころか、「社会苦や経済苦、身体苦、個人的な生きにくさ」などから「今、無条件に愛情を注いでもらいたいのは自分のほうだ」という渇望状態にあるのです。 どうして「泣く子」への激しい拒絶反応が出るのかというと、何も考えずに「泣き叫んで愛情を要求できる」幼児に対して、自分は「同じように激しく愛情を渇望している」にも関わらず「幼児のように要求することは許されていない」からです。それが物理的な「うるさくて落ち着かない、眠れない」という感覚と合わさって暴走するのだと思います。 つんく氏や乙武氏の言うように、確かに「泣いている子供を抱えたお母さん」に同情と理解をすることは必要でしょう。ですが、子供の泣き声に深層からの拒絶反応を示してしまうぐらい、激しい愛情の渇望状態にある、つまり自己肯定感を軸に「愛情を与える」側ではなく、愛情の渇きで苦しんでいる人々への同情と理解ということも必要なのではないかと (文は冷泉彰彦氏) (※ 文前後省略) .
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小川未明をお気に入りに追加 くちこみリンク1 #blogsearch2 Amazon.co.jp ウィジェット キャッシュ 使い方 サイト名 URL くちこみリンク2 #technorati 報道 【12月4日〜17日のイベント】 行かずに後悔する前にチェック|上越タウンジャーナル - 上越タウンジャーナル 新しくなった最終選考委員が選んだ、第29回小川未明文学賞の大賞作が刊行! - 学研プラス公式ブログ 安藤裕子、ニューアルバム「Kongtong Recordings」より「少女小咄」のリリックビデオをプレミア公開!! | PONYCANYON NEWS - PONYCANYON NEWS 立憲民主党 泉健太氏を新代表に選出 - www.fnn.jp 料理も芝居も“いつどこで誰と何を楽しむか”、舌と心を満たす「MPAD2021」開催(ステージナタリー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 炭鉱で酷使された「対州馬」 児童向け小説出版 熊本の手嶋さん、歴史を題材に /熊本 - 毎日新聞 オリジナル・アンソロジーの四冊目 (2021年11月23日) - エキサイトニュース 安藤裕子、日本マクドナルド社『マックのおうち篇』CMの歌唱参加が決定! | PONYCANYON NEWS - PONYCANYON NEWS 立憲民主党 代表選に4氏が立候補 共産との“共闘”継続方針は? - www.fnn.jp しし座流星群、17~18日ピーク ハワイと長野からライブ配信 - 朝日新聞デジタル 【大学受験2022】小論文・総合問題の出題概要一覧(リセマム) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ツイッターで夫の殺害依頼した容疑で女逮捕…「SNSのやり取りは、いくら消しても証拠として残る」小川泰平氏が解説 - 神戸新聞 超大型紙芝居で読み聞かせ 小川未明4作品による朗読会 | ニュース - joetsu.ne.jp 【10月23日〜11月5日のイベント】 秋深まり催し盛りだくさん|上越タウンジャーナル - 上越タウンジャーナル 2人に表彰伝達 全国地域安全運動ポスター・佳作 樋榮美優梨さん(大潟町中3年) 県青パト活動写真・優秀賞 小林澄夫さん(ブルーエンジェルズ代表) 上越署 - 上越タイムス社 会話や買い物楽しむ 境内に露店ずらり ミニライブや福祉交流も 10日まで浄興寺de縁日 - 上越タイムス社 【10月9日〜22日のイベント】 秋真っ盛り 音楽、芸術、スポーツ、味覚の催し多数|上越タウンジャーナル - 上越タウンジャーナル “朗読”をMVに!配信特化型朗読劇『読奏劇』で伊万里有、梅津瑞樹、櫻井圭登、田村心で続編 - エンタステージ 安藤裕子、ニューアルバム「Kongtong Recordings」収録曲発表!「衝撃」はalbum ver.で収録! | PONYCANYON NEWS - PONYCANYON NEWS ゴミ収集車の車体に昔話「かさじぞう」! | ニュース - joetsu.ne.jp 〈直江津全力取材〉「敬老の日」ちなみ3世代満喫 レールパークで縁日イベント トキ鉄 - 上越タイムス社 里山にヒガンバナ咲く 牧区樫谷町内会が植栽 - 上越タイムス社 『BanG Dream!』、『バミューダトライアングル~カラフル・パストラーレ~』などで人気の紡木吏佐さん朗読による「海が呼んだ話」が声優が耳元でささやく朗読番組「よみほぐ」の<怪談シリーズ>に登場! - PR TIMES 【9月18日〜10月1日のイベント】 多彩な秋の催し各地で|上越タウンジャーナル - 上越タウンジャーナル 小川未明の世界に誘うデジタルパンフレット 上教大附属中3年生が制作 | ニュース - joetsu.ne.jp 上越市昭和町 丸山さん制作 模型で学ぶ高田城の特徴 市民プラザで説明会 制作秘話も交えて - 上越タイムス社 安藤裕子、「衝撃」を含むニューアルバム発売決定! | PONYCANYON NEWS - PONYCANYON NEWS 【イベントレポート】Machico、浴衣姿で登場したライブあり朗読ありの配信イベント - BARKS 第30回小川未明文学賞 人間愛と正義感を育む作品募集 | ニュース - joetsu.ne.jp 長者ケ原遺跡の魅力発見 「縄文の森」歩きや勾玉作り 糸魚川市美山公園 - 上越タイムス社 安藤裕子、新曲「ReadyReady」のリリックビデオをプレミア解禁!直前にYouTube Liveの配信も決定! | PONYCANYON NEWS - PONYCANYON NEWS 【8月21日〜9月3日のイベント】 季節は秋へ 催し盛りだくさん|上越タウンジャーナル - 上越タウンジャーナル 【8月14日〜27日のイベント】 夏の終わりは近くの催しで|上越タウンジャーナル - 上越タウンジャーナル 被爆者ら「核なき世界に」 未明から平和への祈り―広島 - 時事通信 SPACの俳優たちによる「でんわ de 名作劇場」2021年も実施 - ステージナタリー 高橋和枝さんの絵本「うちのねこ」インタビュー 1匹の野良猫が2冊の絵本に|好書好日 - 好書好日 スポーツと戦争の関わり 伝える 五輪に合わせ上越で「平和展」 - 新潟日報 地元高校生9チームが上越市PR動画コンテストにエントリー | ニュース - joetsu.ne.jp 乙女の本棚シリーズ最新作は、文豪・室生犀星が初登場! イラストレーター・げみとのコラボレーションで「詩集『抒情小曲集』より」が発売 - PR TIMES DMM GAMES『文豪とアルケミスト』「大型アップデート直前有魂書キャンペーン 第三弾」開催!イベント「館長と共同研究 第二十三弾」開始、新「夏」内装追加のお知らせ - PR TIMES アパートで聞いた話 小川未明 著 | RKBオンライン - rkb.jp 【7月3日〜16日のイベント】夏本番へ 身近な催しから|上越タウンジャーナル - 上越タウンジャーナル 「久比岐ネイチャーフォトグラファーズ」の作品展 20日(日)まで開催中! | ニュース - joetsu.ne.jp 附属中3年生 小川未明の童話からコロナ禍の生き方を考える | ニュース - joetsu.ne.jp プール!夏休み!そしてザシキワラシ!? 夏にぴったりな、小学中学年向け読み物『四年ザシキワラシ組 夏がきた!』発売! - PR TIMES 【4月24日〜5月7日のイベント】コロナ禍のGWは身近な催しへ|上越タウンジャーナル - 上越タウンジャーナル 【4月17日〜30日のイベント】ゴールデンウイークに突入|上越タウンジャーナル - 上越タウンジャーナル 創作への意欲 新たに 小川未明文学賞 上越で贈呈式 - 新潟日報 『学研の図鑑 スーパー戦隊』爆誕秘話! 編集者・監修者・ライター・イラストレーターの「チームの力」が結集! - PR TIMES 宮崎美子、人魚姫コスプレを披露「素敵です」「とても綺麗」「色っぽい」 - スポーツ報知 小川未明文学賞 大賞は愛知県 かみやとしこさん(68)の作品 | ニュース - joetsu.ne.jp 【2月20日〜3月5日のイベント】弥生3月へ 催し楽しく|上越タウンジャーナル - 上越タウンジャーナル 県絵画・版画コンクール本審査 受賞作品は来月6日から展示 | ニュース - joetsu.ne.jp 400を超える応募作品から選ばれた、第28回小川未明文学賞大賞作!『ぼくに色をくれた真っ黒な絵描き -シャ・キ・ペシュ理容店のジョアン-』発売!! - PR TIMES 【1月30日〜2月12日のイベント】冬の催しコロナ禍で影響|上越タウンジャーナル - 上越タウンジャーナル 【12月26日〜1月8日のイベント】コロナ禍で静かな正月 催しも少なめ|上越タウンジャーナル - 上越タウンジャーナル 【12月19日〜1月1日のイベント】年末までの催しまとめました|上越タウンジャーナル - 上越タウンジャーナル DMM GAMES『文豪とアルケミスト』新文豪「鈴木三重吉(CV 米内佑希)」の「転生研究」を開始!さらに、召装「童心ノ故郷」を開催! - PR TIMES 【11月14日〜27日のイベント】深まる秋に各地で催し|上越タウンジャーナル - 上越タウンジャーナル 【11月7日〜20日のイベント】平野部も紅葉始まる 文化の秋まっ盛り|上越タウンジャーナル - 上越タウンジャーナル 【10月24日〜11月6日のイベント】遠出しなくても身近な催し盛りだくさん|上越タウンジャーナル - 上越タウンジャーナル 古志野実が描いた未明童話展 小川未明文学館で開催中 | ニュース - joetsu.ne.jp 児童文学の登竜門! 第28回小川未明文学賞の授賞式を初のリモート形式で開催!! - PR TIMES <首都残景>(16)雑司が谷 旧宣教師館 「おはなし」に耳を澄ます - 東京新聞 上越市「平和展」戦争にまつわる悲劇を紹介 | 上越妙高百景 - joetsu.ne.jp 瞽女さんのことを知ってほしい!作者が刊行本を寄贈 | ニュース - joetsu.ne.jp 第28回小川未明文学賞、受賞作決定! - 学研プラス公式ブログ 第28回小川未明文学賞、受賞作決定! 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未明の君と薄明の魔法 未明の君と薄明の魔法 アーティスト やなぎなぎ 発売日 2018年10月31日 レーベル NBC DLデイリー最高順位 5位(2018年11月1日) 週間最高順位 8位(2018年11月6日) 月間最高順位 50位(2018年10月) 初動総合売上 4969 累計総合売上 8031 収録内容 曲名 タイアップ 視聴 1 未明の君と薄明の魔法 色づく世界の明日から ED 2 can cry 3 re-live CD/総合ランキング 週 月日 CDシングル 総合シングル 順位 週/月間枚数 累計枚数 順位 週/月間枚数 累計枚数 1 11/6 8 1615 1615 8 4969 4969 2018年10月 48 1615 1615 50 4969 4969 2 11/13 337 1952 23 2369 7338 3 11/20 457 2409 457 7795 4 11/27 236 2645 236 8031 2018年11月 1030 2645 3062 8031 配信ランキング 未明の君と薄明の魔法 週 月日 デジタルシングル 順位 週/月間DL数 累計DL数 1 11/6 11 3354 3354 2018年10月 43 3354 3354 2 11/13 2032 5386 関連CD 17才
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革命未明 ◆j1I31zelYA テンコと『飼育日記』の犬は、白井黒子から頼まれた『探し物』を抱えて、意気揚々と食卓のある部屋に帰還した。 「クロコー。ちゃんと見つけてき……って、どうしたんだ? 七原は?」 しかし扉をくぐって室内へと入るなり、深刻そうな面持ちでテーブルを囲んだ少女三人を目の当たりにする。 卓上には細かな文字で埋められたA4サイズコピー用紙がたくさん広げられていた。 そして、『肉じゃが』の感想を言って談笑していた時はちゃんといた少年が、その場にはいない。 困惑するテンコに気づき、まず白井黒子がはっと顔をあげる。 「ああ、テンコさん。ありがとうございますの」 食後に探し物を頼んでいた張本人は、礼を言ってテンコが抱えていたものを受け取りにきた。 なぜテンコと犬が頼まれたかと言えば、首輪をつけていないが故に『探し物をするときの声や音』を主催者に盗聴されることがなく、リスクが低いとみこまれてのことだ。 「幾つかあった中で一番新しそうなのが『これ』だったんだが、良かったか?」 「充分すぎるほどですの。もちろん、中身を調べてみないことには希望は持てませんが……」 受け取ったのは、テンコが所内のデスクから見繕ってきた黒いノートパソコンだった。 きっかけは、ホテルでの一件が起こる直前に、桐山和雄が使っていた『コピー日記』にあった。 『ウェブログ』というインターネットの日記帳は、七原やレナがいた世界ではまだ浸透していない、らしい。 しかし黒子のいた世界にはとうに普及していて、だからこそ『ブログが使えるということは、レンタル元のサーバーに繋がっていなければおかしい』という気づきを持つことができた。 そして、レンタル元のサーバーとは……すなわち、主催者が管理する情報の発信基地にほかならない。 それが罠かもしれないにせよ、情報があるとは限らないにせよ、『回線』そのものは存在している。 ならば同じ世界から来た仲間であり、電脳戦を得意分野とする『御坂美琴』か『初春飾利』の意見を仰ぎつつ、該当するサーバーに対して探りを入れようというのが黒子の試みだった。 「それから研究所を探すうちに色んな部屋を見つけたんだが……さきにそっちの話を聞いてもいいか?」 ソファに座るレナと結衣の暗そうな雰囲気をみれば、何かが起こったことは察することができた。 探し物に出発した時には、みんなが寛いでいて、七原がタバコを吸おうとして黒子に止められたりしていたのに。 「そうですわね。先に私たちの話をしましょう。 ……お犬さんには申し訳ないですが、扉の前にいてくださいますか? 七原さんが戻ってきたら教えてくださいな」 ワン、と返事をしてマスクをつけた犬は廊下へと出て行った。 ホテルで一緒にいた時からそうだったけれど、『飼育日記』の犬たちはとてつもなく訓練されている。 「簡単に言ってしまえば」 テンコがソファへと着地すると、黒子は卓上にあった紙束の表紙を見せた。 「――わたくしたちは、七原さんの知られたくなかった過去を、 七原さんが知らぬところから知ってしまいました」 『戦闘実験第六十八番プログラム報告書』と書かれた、それを。 ◆ 全てを説明すれば長くなるからか。 あるいは、知ってしまった事実をさらに暴露することに、罪悪感があったからか。 そして、その紙束には読むにたえないほど凄惨なことが書かれていたのか。 黒子は、テンコに対してその資料を読ませることはしなかった。 「信じがたい話ですが……七原さんは以前にも『殺し合い』を経験したことになります。 それも、仲が良かったクラスメイト同士で。」 ただ、口頭で淡々と説明した。 中学生が、国家によって殺し合いを強制される世界があったこと。 つい昨日まで仲間と笑い合っていた『日常』がたやすく破壊されて、 絶望の行き止まりを押し付けられる中学生たちが、そこに記録されていること。 自殺する者がいて、狂う者がいて、疑心暗鬼になる者がいて、殺す者と、殺される者がいたこと。 殺し合いは完遂されたけれど、たった二人の『行方不明者』が政府から指名手配されていること。 その二人のうちの一人が、『七原秋也』という名前だったこと。 「最初は、有り得ないって思ったけど……だって、現実に起こるようなことじゃないよ」 「でも、きっとこれが真実なんだよね。作り話で、こんな真に迫った記録が書けるわけない」 具体的に七原秋也がどうしたと書かれていたのか、少女たちは語らない。 しかし、だからこそテンコにも分かってしまった。 七原秋也は、積み上げられた屍の上にいる。 生きるためにクラスメイトと殺し合い、そしておそらくは『行方不明者』として脱出するために、『主催者』の大人たちを殺している。 「じゃあ何かよ。……アイツはここに連れてこられる前から、 もういいじゃねぇかってぐらい可哀想な目に遭ってきたってことかよ」 テンコのいた世界にも、中学生の『バトルロイヤル』はあった。 しかし、だからこそ、理解してしまう。 七原だけ、住んでいる世界が違いすぎるということを。 未来ある子どもたちから何もかもを奪い取り、絶望する姿を見せ物にして楽しもうというのだから。 世界ぜんぶが狂っていなければ、実現するはずがない。 「そんなの、ひどすぎるだろ……」 ひどい話だ。 誰だってひどいと言うはずだ。 しかし少女たちがうつむいて黙っているのは、とっくに『ひどい』と言い尽くしたからだろう。 ひどいとしか、言えない話だ。 だから、『ひどい』と言い尽くしてしまえば、言葉をうしなってしまう。無力になってしまう。 知った上で、どうするのか。 七原秋也という少年をどう理解して、これからどう接していくのか。 「あの人は……」 口火を切ったのは、船見結衣だった。 「クラスメイト同士が殺し合うところを見てきて、だから私たちのことを信じられないのかな?」 辛そうな顔で、レナと黒子、そしてテンコを見回す。 「だって、私だったら……絶対にキレると思うんだ。 『中川典子』さんって、七原さんのパートナーだったんだろ? 少なくとも、一緒に力を合わせて生き延びたんだから、きっと信頼してた人で……。 そんな人が放送で名前を呼ばれたのに、すぐそばにみっともなく泣いてるヤツがいてさ、 そいつを黙らせようとしたのに、『お前なんかに気持ちが分かるもんか』とか言われたら……私だったら、キレてるよ。傷つくよ」 その『泣いてるヤツ』が誰を指すのかは、すぐに分かった。 テンコと黒子は現場にいなかったけれど、船見結衣が七原秋也にむかってそう言ったらしいことを、辛そうな表情から知らされる。 「私のことを怒って、自分なんか一番大切な人が死んだんだぞって言い返してるよ。 それなのに、抑えて自分のことを話さなかった。 それって、そこまで我慢しても知られたくないってことだよね? たとえば、知られたら『仲間殺し』扱いされるかもって疑ってるとか。 それか、アマちゃんの私たちなんかには分からないって思ってるとか――」 衝撃がすぎた真実は、傷つけてしまった罪悪感は、良くない憶測を膨らませていく。 しかし、レナが遮った。 「それは違うと思うよ。 秋也くんは何度も『私たちのことを否定しない』って言ったし、『殺さないに越したことはない』って認めてくれてる。 そのときの目は、心にもないことをいってる目じゃなかったと思う」 竜宮レナは、紙に書かれた事実だけに先入観を持ったりしない。 自分の目で見たの七原秋也のことも、ちゃんと覚えている。 「……私はね、隠し事をするのは、別にいいって思うの」 ぽつりと呟くように、レナは言葉を続けた。 黒子と結衣が、意外そうに注目する。 「さっきは七原くんにも自分のことを話してほしいって言ったけど。 友達のみぃちゃんだったら、『言いたくないことを打ち明けなきゃ仲間と呼べないなら、そんな仲間はいらないね』って言うと思う。 昔にしたことがどうであれ、自分を判断するために隠し事を詮索してくるような人なんか、私だって一緒にいたくないから」 両膝の上に両の手をのせた姿勢で、喪った友人のことを思い返すように目を細めて、 「だから、これはきっとワガママでお節介なことだよ。 言い争いもしたけど、私は七原君と『仲間』として一緒にいたい。 だから、一人になろうとする理由が、この秘密にあるなら――」 ――私はそこに踏み込んででも、七原くんとお話がしたい。 言い切られた宣言に対して、結衣と黒子はほっとしたような笑みを浮かべた。 それはまるで、自分たちの立ち位置を、再確認するかのように。 輪の中に七原秋也を加えることを、まだ三人は諦めていない。 「とはいえ――むしろ、心を開いてもらうハードルは上がったと言えますの。 たまたま知ってしまったとはいえ、私たちが勝手に秘密を探ったとなれば、七原さんもいい感情は持たないどころかますます警戒されること必至ですのよ」 白井黒子が、苦い顔でその厳しさを指摘する。 「それに、これからは下手に『歩み寄ってください』とも言い出せなくなりました。 だって、七原さんはとっくに切り捨てる道を選んでいるのですもの。 そして、元の世界に戻っても、それを続けようとしていますもの」 レナたちは顔をうつむかせて、卓上の『報告書』を見つめた。 資料からは、プログラムを生き延びた後の七原については分からない。 けれど彼は、己のことを『革命家』だと称していた。 だからきっと、少年は『日常』には戻らない。 これからも、決して無血革命には終わらない戦いを続けようとしている。 船見結衣が、口を開いた。 独白するように。 「あの人は……『世界を変える』って言ってた。 どんな世界にするつもりなのかな。 その変わった後の世界に、あの人の『帰る』場所はあるのかな」 誰も、それに答えられなかった。 あるはずだと答えるには、七原の瞳は、言葉は、諦観に満ちている。 「そうだな。それに、誰にも話さなかったってことは、 逆に人から何を言われようとも、聞き入れないし決意を曲げないってことだもんな」 テンコの口からも、そんな言葉がもれていた。 友達の植木耕助だって何人もの中学生を救ってきたけれど、 そいつらは自分たちの側から救いを求めるか、あるいは欲しがっていることを自覚していないだけだった。 七原秋也は違う。己に何かを与えようとする者さえ、願い下げだと拒絶している。 「ううん……そうとも言い切れないよ」 しかし、否定の声はあがった。 竜宮レナだった。 「『誰にも話さなかった』って言ったよね。 でも、実際のところはそうじゃないんだよ」 重々しい表情の中に、青い炎のような瞳が燃えている。 料理の時に見せていたぽやぽやとした顔が、怜悧なものへと変貌していた。 その視界には、テンコたちには見えない真実が見えているかのように。 そして視線は――白井黒子へと向いた。 「私は――そこに踏みこめるとしたら、黒子ちゃんだと思う」 ◆ 喫煙所の灰皿に、タバコの吸い殻が三本。 指にはさんだ四本目を、灰皿にぐしゃりと押し付けて潰した。 ぽつりと、七原秋也は独白をする。 「……このまま離れるか」 もとより、研究所に留まり続ける理由はなかった。 このまま食卓に戻ったとしても、また『別行動をさせてもらう』と『行動を同じくしよう』の堂々巡りになることは見えている。 ならば、手間をはぶこう。自分から距離をあけてしまおう。 レナたちは後々に再会でもすれば間違いなく怒るだろうが……それを疑心暗鬼として七原を殺しにかかるほど愚かな少女たちでもない。 そんな損得計算をしながら、七原秋也はゆっくりと研究所を出口にむかって歩き、階段を降り、ゆっくりと歩いて、自動ドアをくぐった。 「まったく。わたくしもアホなら、あなたもアホですのね」 そして、止められた。 夕刻の風にツインテールをそよりと揺らし、両手を腰にあてて立ちはだかる少女に。 右手には、筒状に丸めた紙切れを握っている。 「……行動を読んでたのか?」 「放送後には別行動をすると言っていた人が、いつまで経っても戻ってこなければ、 早まって出て行ったのかと危惧するに決まってますの」 それは計算違いだった。 七原としては、それほど長い時間をぼんやりとしていた自覚はなかったのに。 「そう言われても、俺としては話すことは何もないんだがな。 そっちが『やっぱり七原さんと同じように容赦なくやる覚悟を決めました』ってなら別だが」 後半は挑発だった。 そんなことが起きるとは思っていないし、白井たちは甘い思想のままでいればいい。 七原の見ていないところでやってくれるなら。 「そうですわね。七原さんの望む言葉は言えないでしょうが ――それでもわたくしには、なあなあにしておけないことがあります」 ――ふと、気になった。 自分がこの『容赦なくやる』という言葉を飲み込んだのは、いつの頃からだろう。 川田に『容赦なくやれるか』と問われて『やらざるを得ないだろ』と認めたのは――まだプログラムでも、中盤にさえ差しかかっていない時期だったはずだ。 とある二人の女子生徒が、『拡声器』を使った一件がきっかけになった。 それに比べれば、大きな乱戦をくぐり抜けても、生存者が半数を割り込んでも、なお変わらずにいる彼女たちはやはり強い。 今は亡き『七原秋也』とは違う。 「まずは謝罪をしなければなりません。七原さんにとって、知られたくないことを知りました」 強い少女はそう切り出すと、丸めていた紙きれを広げて掲げた。 七原は視力がいい。 そこに印字された『戦闘実験第六十八番プログラム報告書』の文字をしっかり読み取って、顔をひきつらせる。 「おいおい。なんだって『そんなもの』がここにあるんだよ」 「支給品にも、色々とバリエーションがあるようですの。 プライバシーの侵害については謝りますが、肖像権の侵害については主催者の方々におっしゃってくださいな」 許さないと決めていた主催者に、さらなる憎悪を上乗せする。 これだから知られたくなかったんだ、と。 知られてしまえば、踏み込まれる。 知ったふうなことを言われて、伸ばされたくもない手を伸ばされる。 「動揺を見る限り、この資料がでっち上げというわけでは無いようですのね」 「ああ。確かに、そこに書いてある『プログラム』とかいうイベントに招待された覚えがあるな。 けど、そいつは大切な『中学生活の思い出』ってやつだ。他人と共有して浸るようなもんじゃないね」 『革命家』は過去を背負い、しかし振り返らない。 だから、何人たりともに背負った荷をほどかせはしない。 「だから七原さんは、ずっと黙っていたんですの? 『身元のしれない不審人物』扱いを覚悟の上で?」 「打ち明けたところでどうなる? 会ったばかりの他人からお涙ちょうだいの昔話で同情を買うほど、『革命家』は落ちぶれちゃいないんでね」 『他人』の部分を強調すると、黒子は分かりやすくカチンときた顔をした。 ここで怒りの反論がくるところを遮って、会話を打ち切らせる。 そういう算段をしていた七原だったが、しかし黒子は黙る。 七原のペースで、ことを運ばせまいとするように。 すぅ、と息を吸い込み、言った。 「――ならどうして、佐天さんにはお話してくださいましたの?」 名前と、記憶を結びつけることにしばらくかかった。 佐天。 なぜ、ここにきてその名前が出る。 もう半日以上も前に死体となっている少女のことだ。 そう、思えば宗屋ヒデヨシがおかしくなり始めたのも、あの少女が死んだことがきっかけで―― ――もしもあの部屋から最初に出てたのがオレだったら……きっと、死んでたのはオレだ。 ――もしオレが死んでたとしても……お前は、仕方ないって言っちまうのか……? ――言っただろ、俺はこんなクソッタレな幸せゲームは、一度クリア済みだってな。 ――あのとき生き残ったのは、俺を含めて二人だけだった。俺のクラス42人のうち、40人が死んだんだ。 そう、たしかに『プログラム』のことを打ち明けていた。 七原にとって、会話とは情報をもらうための交渉だったはずで。 余計なことはいっさい口外しないようにしたはずだったのに。 いつからだ、と慌てて記憶を顧みる。 ――七原や佐天とは住んでる世界がどう考えても違ってる……学園都市、大東亜共和国。 ――俺には初耳だぜ、そんな国も場所も聞いたことがねえ。 ――でも、実際にこうしてあたし達は出会っているし、それは確かな証拠だと思うんです。 本当に最初の最初だった。 二度目の殺し合いが始まって、最初に出会った二人と最初に交わした会話。 たった一日でいろいろなことがありすぎて、すっかり忘却していた過去。 佐天涙子はもう死んでいるし、ヒデヨシだってあんなことがあったからには忘れているはず。 それを、なぜ白井黒子が知っている? 大東亜共和国のことはおろか、佐天涙子についても『死んだ』と最小限のことしか話していなかったのに。 「おい、今度はどんなカラクリだ? 『未来日記』じゃなくて『過去が見られる日記』でも持ってるのか?」 「そんなものに頼らなくても……過去のことだったとしても、相手を知ることはできますの!」 研究棟で囲まれた中庭に、白井黒子の凛とした声が響いた。 風が吹き抜けて、ざわざわと建物脇の植木を揺らしていく。 それが収まった頃に、白井は付け加えた。 「もっとも……気がついたのはわたくしではなく竜宮さんですけれど」 あいつか、と思い出す。 船見結衣を止めようとしていた時の、あるいは首輪のことについて筆談をしていたときの、見透かしたような鋭い眼差しのこと。 「考えてみれば、簡単なことでしたのね。 七原さんはどうして出会った時から『わたくしたちは大東亜共和国の無い世界から来た』ことを知っていたのか」 ああ、そうだった、と内心で歯噛みをした。 単に『異なる世界から人が集められた』ことを知るだけならばたやすい。 『並行世界』というSF小説のような発想にたどりつくにはハードルが高いけれど、それだけだ。 たとえば、宗屋ヒデヨシの世界にある『能力者バトル』や、佐天涙子の世界にある『学園都市』。 相手が『俺はこういう戦いに参加していて……』とか『私は学園都市に住んでいます』と言い出すだけで、すぐにおかしいと理解できる。 しかし、『私は日本という国に住んでいます』などということを、わざわざ説明するだろうか。 「たとえば、『大東亜共和国には学園都市なんてない』と発言して、『大東亜共和国ってなんですか?』と答えが返ってくる。 そして、それに対して七原さんが『大東亜とは何か』を説明する。 そんな流れがあって初めて、祖国の違いを認識できますの。 ましてや、わたくしたちの国が全体主義国家ではないことも、国家に抹殺される危険もなく平和に暮らしていることも、『プログラム』という殺し合いが開かれないことも。 ……そこまで追及をかさねたら、どうしたって『七原さんの祖国はそうではない』ことぐらい知られてしまいます」 一方的に『プログラムというものを知っているか』と尋ねて『知りません』と返事をもらうことぐらいはできるだろう。 しかし、そんな単調な会話だけで『生まれ育った国の何もかもが違う』と確証を得られるものではない。 ましてや『大東亜共和国が生まれなかった代わりに、アメリカにも似た民主主義国家が成立している』なんて、七原秋也からしてみれば理想の世界でもあり、同時に悪夢のような話なのだから。 だから。 「たとえ、情報交換するためにやむを得ずしたことだったとしても。 七原さんは、佐天さんと宗屋さんに自分から話したことになりますの。 打ち明けるには、とても勇気がいるようなことを。 佐天さんたちを信じようとしなければできないことを、してくださったんじゃありませんの」 そうだ。 確かに、そういう会話があった。 もちろん、プログラムでどんな犠牲を払ったのか、本心のデリケートなところは伏せたけれど。 そういう催しを経験したのだと、しぶしぶながら、それでも誇らしげに語ることになった。 「――つまり、何が言いたいんだ? 『どうして話したんだ』って聞かれたら、アンタらの推測したとおり、 『やむを得ずのことだったし、こっちも混乱してた』以外に理由は無いんだがな」 「本当に、理由はそれだけですの? なら、佐天さんは――わたくしの大切な友人は、そのお話を聞いて、なんと仰っていました? 七原さんを恐れたんですの? 信じられなかったんですの?」 そういうことか、と理解する。 だから白井黒子は、一人でやってきたのか。 船見結衣ではなく、竜宮レナでもなく、白井黒子が踏み込んできたのか。 『佐天涙子の友人だから』という、理由を得て。 「そりゃあ……あの子はいい子だったさ。 『プログラム』のことを話しても、ショックは受けた風だったけど、変わらずに接してくれたな」 嘘は言っていない。 けれど、全てでもなかった。 佐天涙子が示した反応の中には、七原を喜ばせた言葉があった。 たとえ佐天の友人から”願い”であっても、その言葉を、自分の口から声にしたくなかった。 そのまま引用するならば、こうだ。 ――そんなの、許せませんよ! 必死に生きてきた人を、こんなゲームにまた参加させるなんて! 許せないと、言ってくれた。 眉をつりあげて、両の拳を振りかざして。 七原秋也が、決して許すことはないと誓った『神様』に対して、そう言ってくれた。 「もし、佐天さんが七原さんを傷つけなかったのなら。 七原さんが佐天さんたちに、そうあってほしいと期待して、“願って”打ち明けたのなら」 ――じゃあ、生きてまた。 ――ああ。七原も。全員生きて脱出しようぜ! ――あはは……みんな無事で帰りたいね。 ――何言ってるんだよ、必ず……必ずみんなで帰るんだ。 気がつけば、そんなやり取りをしていた。 『必ずみんなで帰ろう』なんて、ハッピーエンドを信望するかのような言葉を口にして。 ここから反撃を始めるのだと、気取ることなく笑えていた。 「打ち明けることができたのは…………七原さんだって『仲間』になれると、信じていたからではありませんの?」 探り当てられた。 白井黒子は、救いの手をのばす『七原秋也』を、見つけ出した。 もう隠せない。繕えない。 肩からどっと力が抜ける。 「ああ、そうだな。 確かに俺は、欲しかったのかもしれない。 一緒に走ってくれる『仲間』ってやつが」 その瞬間、白井黒子の顔に、確かな希望が射した。 「だったら――」 ごくごく自然体で、七原秋也は続く言葉を口にする。 「……で、その結果、『仲間』だった宗屋は何をした?」 だが、全ては過去のこと。 救いの手をのばしていた『七原秋也』は、もういない。 「それは――!」 強い語調で反論しようとした声を、冷え切った語調で遮る。 「佐天も宗屋も、もういない。 いや、片方は生きてるけど、とうてい『仲間』とは言えないな。 むしろ次に会ったら、問答無用で蜂の巣にしてるところさ。 アンタらがどんなに庇い立てしても、赤座あかりがそんなこと望んでないとしても」 見事だ、と感嘆する。 もし、さきほど決意を固めていなかったら。 『七原秋也を亡きものにする』と決めていなかったら。 高望みをしていたかもしれない。揺らいでいたかもしれない。 「確かに、あのときの俺は、アイツらにカケラでも仲間意識を持ってたかもしれない。 けど、それが何を生んだ? 俺は、桐山の敵意からアイツを助けた。一人でも多くを救うためにな。 ところが救けられたそいつは、間接的にロベルトと佐野と桐山を殺したよ。 そして、少なくとも赤座あかりをその手で殺してる。 テンコが言ってたホテルでの惨状を聞くに、もっと多くが犠牲になったかもしれないな。 勘違いするなよ、俺はそいつを恨んでるわけじゃない。 アンタらと違って、俺は『それでもハッピーエンドを目指す』って言えるほど夢見がちじゃないんだ」 違う。 あの時あの場所にいたのは、今ここにいる『革命家』ではない。 あの時はまだ死にきれていなかった、『七原秋也』の残り滓だ。 中川典子がまだ生きていた頃の、七原秋也だ。 『世界が違う』と頭では理解していても、それが意味するところを知らなかった七原秋也だ。 「だからさ、頼むよ。白井黒子」 お”願い”だとは、敢えて言葉にしない。 それは、他人に弱さをみせることに他ならないから。 誰にも理解されなくていいし、理解されたくもないから。 「ここで、お別れにしよう」 だからこそ、携えたレミントンの銃口を向けることだってしない。 単純な戦闘力ではどちらが上なのか判断するぐらいの頭はあるつもりだし、 ここでケンカを売れば、取り押さえられてレナたちの元に強制送還される口実を作るだけだろう。 それに、”船見結衣や竜宮レナならばともかくとして”、白井黒子を殺傷するのはちょっとマズイ。 桐山和雄が身を呈してかばって意味がなくなってしまうし、首輪を解除するアテがまるで無いというのに白井黒子の能力をうしなってしまうのは、いくら何でも愚策すぎる。 ”敵になり得る”と理解しているからこそ、愚かにも戦端を切るような真似はしない。 「――お前らは、俺を敵に回したくはないんだろ?」 俺はお前らを敵に回したくないんだ、とは言わない。 決然とした顔の白井黒子に相対して、 七原秋也は、おかしくもないのに笑みを浮かべていた。 【D-4/海洋研究所前/一日目・午後】 【七原秋也@バトルロワイアル】 [状態]:健康 、頬に傷 、『ワイルドセブン』 [装備]:スモークグレネード×2、レミントンM31RS@バトルロワイアル、グロック29(残弾9) [道具]:基本支給品一式 、二人引き鋸@現実、園崎詩音の首輪、首輪に関する考察メモ 、タバコ@現地調達 基本行動方針:このプログラムを終わらせる。 1:??? 2:レナ達を切り捨てる覚悟、レナ達に切り捨てられる覚悟はできた。 3:走り続けないといけない、止まることは許されない。 4:首輪の内部構造を調べるため、病院に行ってみる? 5:プログラムを終わらせるまでは、絶対に死ねない。 【白井黒子@とある科学の超電磁砲】 [状態]:精神疲労(大) [装備]:メイド服 [道具]:基本支給品一式 、正義日記@未来日記、不明支給品0~1(少なくとも鉄釘状の道具ではない)、テンコ@うえきの法則、月島狩人の犬@未来日記、第六十八プログラム報告書(表紙) 基本行動方針:自分で考え、正義を貫き、殺し合いを止める 1:??? 2:とりあえず、レナ達と同行する。 3:初春との合流。お姉様は機会があれば……そう思っていた。 [備考] 天界および植木たちの情報を、『テンコの参戦時期(15巻時点)の範囲で』聞きました。 第二回放送の内容を聞き逃しました。 【船見結衣@ゆるゆり】 [状態]:健康 [装備]:The wacther@未来日記、ワルサーP99(残弾11)、森あいの眼鏡@うえきの法則 [道具]:基本支給品一式×2、裏浦島の釣り竿@幽☆遊☆白書、眠れる果実@うえきの法則、奇美団子(残り2個)、森あいの眼鏡(残り98個)@うえきの法則、ノートパソコン@現地調達、第六十八プログラム報告書(中身)@バトルロワイアル 基本行動方針:レナたちと一緒に、この殺し合いを打破する。 1:白井黒子が七原秋也を呼んでくるのを待つ。 2:今は、レナ達といっしょにいたい。 [備考] 『The wachter』と契約しました。 【竜宮レナ@ひぐらしのなく頃に】 [状態]:健康 [装備]:穴掘り用シャベル@テニスの王子様、森あいの眼鏡@うえきの法則 [道具]:基本支給品一式、奇美団子(残り2個) 基本行動方針:正しいと思えることをしたい。 みんなを信じたい。 1:白井黒子が七原秋也を呼んでくるのを待つ。 2:できることなら、七原と行動を共にしたい。 [備考] ※少なくとも祭囃し編終了後からの参戦です Back TEAM ROCK 投下順 Next 7th Direction ~怒りの日~ Back 悪魔の証明 時系列順 Next 錯綜する思春期のパラベラム(前編) 7th Trigger 七原秋也 7th Direction ~怒りの日~ 7th Trigger 白井黒子 7th Direction ~怒りの日~ 7th Trigger 船見結衣 7th Direction ~怒りの日~ 7th Trigger 竜宮レナ 7th Direction ~怒りの日~