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amazonで探す @楽天で #悪の教典 を探す! 映画 2012.10.15~2012.11.10 wikipedia Hulu NETFLIX dTV PrimeVide U-NEXT TVer Paravi GYAO youtube検索 / Pandora検索 / dailymotion検索 / bilibili検索 2012/10/15 悪の教典-序章-
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書店で「「悪の教典」」見たときは、面白そうで衝動買いしたな。そして一気読み!確かに面白かった。映画が11月公開とあったので、見に行きたいなあと思っていた。そして忘れた。言い訳みたいに聞こえるかもしれないけれど、仕事に忙殺された。巷でちらほらと映画評を聞くようになって、見ていなかったことを思い出した。まだやってるのかな。ネットで調べたら、まだ上映はしていた。でも、もう少ししないと見に行く時間が取れそうにない。12月いっぱい上映していたらいいな。
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悪の教典 晨光学院町田高校職員 二年四組の生徒主要生徒 その他の男子生徒 その他の女子生徒 コメント 貴志祐介による日本の小説作品。サイコキラーという裏の顔を持つ教師が引き起こす事件を描いたサイコ・ホラー作品。第1回山田風太郎賞受賞作、第144回直木三十五賞候補作、第32回吉川英治文学新人賞候補作、2011年本屋大賞ノミネート作。 『別册文藝春秋』にて2008年7月号〈276号〉から2010年7月号〈288号〉にかけて連載され、2010年7月30日に文藝春秋よりが刊行された。その後、2011年11月5日に文藝春秋ノベルスよりノベルス版が、2012年8月10日に文春文庫より文庫本が出版され、単行本未収録で書下ろしの掌編『秘密』・『アクノキョウテン』を追加収録された。また、2012年には漫画化と映画化された。 晨光学院町田高校職員 ダークライorゾロアーク:蓮実 聖司 前者はHGSS→BWと経由することで経歴を再現 タブンネ:水落 聡子 ダゲキ:園田 勲 ヒヒダルマ:柴原 徹朗 メグロコ:釣井 正信「泥に塗れ沈黙する巨大な鰐」 ブニャット:堂島 智津子 ドータクン:高塚 陽二 特性ヘヴィメタル 二年四組の生徒 主要生徒 クレセリア:片桐 怜花 みがわり必須 オオスバメ:夏越 雄一郎 文庫版ではヤクルトファン。特性こんじょう 怜花同様みがわり必須 その他の男子生徒 コイル:中村 尚志 ブーピッグ:渡会 健吾 その他の女子生徒 ゴーゴート:小野寺 楓子「羊たちの群れにいる山羊」 ウインディ:去来川 舞 某トレーナーの名前から ペラップ:永井 あゆみ コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
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登録日:2012/10/06(土) 07 28 43 更新日:2024/01/25 Thu 17 24 18NEW! 所要時間:約 20 分で読めます ▽タグ一覧 BR JKの凸を傷付けちゃったから皆殺しする話 R15+ コミカライズ サイコスリラー サイコパス サスペンス ホラー マック・ザ・ナイフ モリタート 三文オペラ 三池崇史 世界の歪み 伊藤英明 学校 実写化 小説 悪の教典 文藝春秋 映画 映画化 映画化 ←R15+ 東大←to die? 東宝 殺人鬼 漫画化 皆殺し 若手俳優陣 貴志祐介 開くの、今日、テン? 人気者の英語教師が、 生徒40人、 皆殺し。 Lesson of the evil。 悪の教典とは、『新世界より』や『黒い家』で有名なホラー作家・貴志祐介による小説。ジャンルはサイコサスペンス。 発売してすぐ話題となり、「このミステリーがすごい!」と「週刊文春ミステリーベスト10」の2つで1位を獲得した。 この本を読んだタレントの優香は、「今年ナンバー1、すでに来年もナンバー1の衝撃」と評している。 ただし後半の怒濤の展開は読者から賛否両論である。 ハードカバー版(全2巻)、ノベルス版(全1巻)、文庫版(全2巻)の3つがあるが、 ハードカバー版には短編の「秘密」と「アクノキョウテン」が収録されていないので注意。 また、主演:伊藤英明×監督:三池崇史のタッグで映画化され、2012年11月10日に全国ロードショー。映倫区分は堂々のR15+指定。 漫画版もあるよ! 【あらすじ】 「うちの学校には怪物がいる」 晨光学院町田高校の英語教師・蓮実聖司(はすみせいじ)は、沢山の生徒達から慕われている。 いじめや恐喝、集団カンニングにモンスターペアレント。 学校内で起こる数々の問題に正面から立ち向かい解決していく蓮実は、同僚の教師や保護者からも厚い信頼を寄せられていた。 非の打ち所がない人気者の教師。しかし、彼は自分に不都合な人間を次々に殺害していくサイコパスだった……!! 【登場人物】 ◎蓮実聖司 演 伊藤英明 本作の主人公。 頭脳明晰、スポーツ万能、おまけにハンサム。 英語科の他に生活指導も担任する教育熱心な高校教師。 アメリカの大企業に勤めていた為流暢な英語を操る。ジョークも混じえた生徒を飽きさせない授業は生徒間の評価も高い。 生徒達からは親しみを込めて「ハスミン」と呼ばれ、周囲から絶大な信頼を寄せられている。 しかし彼の本性は、他人への共感能力が欠落したサイコパス(反社会性人格障害)であり、 幼少期から現在にかけて、自分に不利益をもたらす人間を徹底的に排除してきた冷酷漢。 幼少期にトラウマがあってこうなったわけではないのでたちが悪く、まさに「人の皮を被った怪物」と言える外道である。 端麗な容姿とテクニックを活用して女子生徒を落とすことも積極的に行っており、(前任の学校などで)既に何人もの女子生徒を篭絡している。 まさにそれなんて(ry な先生だが、落とした相手をペットと同列に考えているなどやはり鬼畜教師(ただし相手にはそんな素振りを見せない)。 教員になったのも、「自分の理想の王国を創る」という歪んだ目的の為であり、 彼が学級担任を務める二年四組に容姿の優れた女子生徒が集まっているのはそれ故だが、 その代償として、本来なら組分けの際に分散される「問題児」の生徒を蓮実が自身の組にどんどん引き取った結果、 二年四組は問題児と美少女が集中する歪な学級となっている。 教師を務める裏で「邪魔者」と判断した者を排除し、着々と自分の王国を築き上げていった蓮実であったが、 文化祭の前夜、自分の秘密に近づいたある生徒を殺害したことがきっかけで危機的状況に陥る。 その状況を打破するため、文化祭の準備で校内に残っていた自分のクラスの生徒全員を、他の人物の犯行に見せかけて皆殺しにする計画を実行する。 上機嫌になると『三文オペラ』の「モリタート」を口笛で吹く癖がある。 ◎片桐怜花 演 二階堂ふみ 蓮実が担任する2年4組の生徒で、引っ込み思案な美少女。人間の心を感じ取るエンパス能力(共感能力)の持ち主。 友人の雄一郎や圭介とよくカラオケに行く。 エンパス能力によって他人の本音が感じ取れてしまうことから、基本的には学校や教師を信用していない。 蓮実の奥に潜む闇を感じ取っていた為、常に蓮実に対して底知れぬ恐怖心を抱いていた。 文化祭前夜、クラスメイトたちを襲った惨劇の犯人が蓮実だと真っ先に疑うが……。 ◎夏越雄一郎 演 浅香航大 2年4組の男子生徒。 自己主張をあまりしない温厚な人物。 熱狂的な阪神ファンだが、なぜかノベルス版と文庫版ではヤクルトファンになっている。 文化祭前夜、怜花とともに真っ先に蓮実のことを疑った。 ◎早水圭介 演 染谷将太 2年1組の男子生徒で頭の回転が早い自信家。 親友の雄一郎とともに怜花に想いを寄せている。 集団カンニングの首謀者であったが、携帯機器を使ったカンニングを何者かに妨害されたことで蓮実に対する不信感を強めていく。 学校の各所に配置されていた盗聴器の存在に気付くが……。 ◎安原美彌 演 水野絵梨奈 2年4組の女子生徒で、蓮実に籠絡されることになる美少女。 気の強い性格で、怜花とはあまり仲が良くない。 柴原に脅されていたが、蓮実によって救われ、それ以降、蓮実との肉体関係に溺れていくことになる。 ◎小野寺楓子 演 夏居瑠奈 2年4組の女子生徒で、蓮実信者の一人。 怜花の中学時代からの親友だが、性格は真逆。 ◎蓼沼将大 演 KENTA 2年4組の男子生徒で、二年生のボス的存在。 ボクシング経験者の不良でクラスからは孤立気味。 蓮実の策略により退学処分となるが、文化祭前夜にバンドメンバーから誘われたことで学校に潜入する。 ◎前島雅彦 演 林遣都 2年4組の男子生徒で、女性的な見た目をしている。 内向的な性格の美術部員……まるで某アニメの年上好きのようなスペックである。 美術教師と恋愛関係にあり、それをネタに蓼沼から恐喝されていた。因みに美術教師は男である。 ◎阿部美咲 演 小島藤子 2年4組の女子生徒で、蓮実親衛隊のリーダー格。 文化祭前夜、怜花達の警告を無視して蓮実の指示に従ってしまう。 ◎山口卓馬 演:岸田タツヤ 2年4組の生徒で、長身のラガーマン。 明るい好青年で男子のリーダー的存在。腐れ縁の蓼沼とは犬猿の仲であり、楓子とは密かに惹かれ合っている。 文化祭前夜、惨劇に襲われた彼は救助を求めて鳴瀬修平らと共に校舎からの脱出を試みる。 そして、重傷を負った友人を「AED」で懸命に救おうとするが……。 ◎有馬 透 演:磯村洋祐 サッカー部所属。大のイベント好きで、自他ともに認めるお調子者だが状況に応じて判断している。 イジメっ子、イジメられっ子に偏見なく自然に接することができる生徒。 ◎伊佐田 直樹 演:宮里駿 野球部所属。基本的に慎重かつ堅実な性格。 独特な錆びた声が特徴の少年。 成績はそこそこなものの、学校に潜在的に不満を抱いており、早水圭介の集団カンニングに参加した。 タバコはマイルドセブンを愛用。 ◎泉 哲也 演:武田一馬 軽音楽部所属。長身痩躯、彫りの深い顔たちのミュージシャン然とした風貌の生徒。 年の離れた兄の影響で幼少期から洋楽(特にドリーム・シアター)に傾倒しており、 蓼沼将大たちとコピーバンド「ドレッド・シアター」を組んでいる。 担当のリードギターの実力は賞賛を浴びる程、高い評価を受けている。 蓼沼の数少ない理解者でプロのミュージシャンを目指している。芹沢理沙子に好意を抱いている。 ◎加藤 拓人 演:荒井敦史 サッカー部所属。蓼沼将大の子分だが、蓼沼や佐々木涼太のようなあからさまな不良として振る舞うのは抵抗がある。 明るい性格で男子の輪の中心人物。 ◎木下 聡 演:中島広稀 水泳部所属。山口卓馬のグループに所属。 女子受けが良く、一年生時は相当モテたものの好みが細かすぎる為、恋人はいない。 伊佐田同様、現状への不満から早水圭介の集団カンニングに参加した。 ◎佐々木 涼太 演:鈴木龍之介 蓼沼将大の子分で彼に次いで喧嘩は強い。加藤同様につるんではいるが、心底では蓼沼を嫌っている。 蓼沼の退学後、山口卓馬のグループと行動を共にするようなった。将来は家業の土建屋を継ぐものだと本人は思っている。 小学校時代に少林寺拳法を習っていたため、運動神経は良い。 ◎塩見 大輔 演:横山涼 夏越雄一郎曰く「意識のある間は」常に受験勉強をしているが、渡会健吾や去来川舞には及ばず学年中位をキープしている。 中学時代は卓球で都大会の常連だった。五部刈り頭に額縁眼鏡という絶滅危惧種な風貌。 ◎鈴木 章 演:竹内寿 テニス部所属。場の空気を読まず無神経な発言をするために、クラスでは浮いた存在の生徒。 有馬透とは気の合う友人。 ◎高木 翔 演:西井幸人 アーチェリー部のキャプテンで将来有望のエース。 インターハイの団体戦では準優勝、個人戦では優勝するほどの実力を持つ。 高校入学からアーチェリー一筋だが、行事にも積極的に参加。男女ともに好意的に接している。 一年生の時に同じクラスだった白井さとみとは互いに好意を寄せている。 惨劇の夜に偶然アーチェリー用具一式を所持していたことから、反撃を試みる。 実は隠れたヒーロー願望の持ち主。 ◎田尻 幸夫 演:藤原薫 一年生の時、蓼沼将大にイジメられていた目立たない生徒の一人。 着任して間もない蓮実が加害者を説得して問題を解決した事から、彼に全幅の信頼を寄せている。 アイドルやアニメに関心が強く、B級アイドルのヒットしなかった曲を最後まで歌い切ると願いが叶うというジンクスを信じている。 また、自分自身を存在価値のない人間だと思い込んでおり、パニックに陥るとしばしば現実逃避する。 惨劇の夜、阿部美咲が率いるグループと行動を共にするが、クラスメイト全員が虐殺されても自分だけは生き残りたいと願っていた。 ◎坪内 匠 演:堀越光貴 小学校、中学校共に友人も多く、入学直後は積極的で目立つ存在だったものの、蓼沼将大に目を付けられイジメられていた生徒。 イジメのトラウマによる恐怖心から不登校気味で、進級してからも保健室登校が続く。 ◎中村 尚志(なかむら ひさし) 演:米本来輝 実家が地元の電気屋で本人も電気オタク。基本的に争いを好まない平和主義者。 学校行事では必ずESSや片桐怜花といった美人の女子生徒ばかりを映したビデオ撮影をしており、女子生徒の大半から顰蹙を買っている。 柏原亜里に好意を抱いている。 惨劇の夜、渡会健吾の指揮するグループで電気に関する知識を駆使して反撃を試みる。 ◎鳴瀬 修平(なるせ しゅうへい) 演:永瀬匡 バスケットボール部所属。実父の鳴瀬明男は日本で五指に入る大手法律事務所の弁護士。 教師に対して反抗的で、授業中に暴力を振るった体育教師の園田を訴えようとした。他校の女子に人気があり、合コンに頻繁に参加している。 片桐怜花、早水圭介、夏越雄一郎とは一年生時に同じクラスだった。 山口卓馬や伊佐田直樹、木下聡たちと仲が良い。 ◎松本 弘 演:工藤阿須加 テニス部所属。クラス委員で単純で分かりやすい性格な上、優柔不断。 「何事もそれなりに」がモットーで交友関係は広く浅い。学校に内心不信感を抱く生徒の一人。 集団カンニングに参加している。家族仲は良く、かなりのゲーマー。 ◎脇村 肇 演:秋山遊楽 写真部所属。内気で気弱な性格の持ち主。 内臓疾患で体重が90kg以上あることを理由にクラス内でもイジメの標的となっている。 また、真面目な生徒からも都合のいい使いっ走り扱いをされている。 ただ本人はイジメられているとは考えていないようで、その地位に安住している。 動物の飼育と読書、写真撮影が趣味。実家ではペットのハムスターを飼育している。 ◎渡会 健吾 演:尾関陸 渾名は「こぶた」。一年生時から不動の学年トップの座を守っており、進学先に東京大学を希望。 小太りの体躯に似合わない他人を見下す様な鋭い目が特徴。 頭の回転は速いものの、自己顕示欲が強く狡猾、嫌味な態度からクラス内での人望は皆無に等しい。 可愛い女の子に目がなく、柏原亜里に好意を抱く。蓮実に対する信仰者達を含め同級生の大半を見下しているが、夏越雄一郎の実力は密かに認めている。 惨劇の夜には三つのグループに分かれた生徒たちのうち、一つのグループの指導的立場に立つ。 3階に籠城するが、手段を選ばないやり方から夏越雄一郎と口論になる。 ◎去来川 舞 演:林さくら ESS部員で蓮実自慢の美少女コレクションの1人。 常に学年10位をキープしている才色兼備の女生徒。 聡明かつ冷静、明るく努力家な少女。大人びた言動で周囲の暴走を制止することも多い。 小野寺楓子や片桐怜花とは親しく修学旅行先のホテルのルームメイト。 ◎牛尾 まどか 演:神崎れな ESS部員で蓮実自慢の美少女コレクションの1人。おっとりした癒し系の美少女。 かなりの読書通で2歳上の姉の所有している本と合わせて実家の蔵書量は膨大。少女漫画が特に好き。 学習塾に週3日は通っており、成績は上位に位置する。 ◎柏原 亜里 演:秋月成美 ESS部員で蓮実自慢の美少女コレクションの1人。 黒髪のセミロングヘアに色白の肌の「ミス晨光町田」と言われている学年一の美少女。 自身も美貌は自覚している様で学内ではアイドル的人気を誇るが、決して高飛車には振る舞わない。 人当たりのいい性格の持ち主で滅多に怒らない。小野寺楓子や高橋柚香と仲がいい。 ◎清田 梨奈 演:藤井武美 バドミントン部所属。真面目なものの内気で押しに弱い。 父親の清田勝史はモンスターペアレントで、親子関係は悪く、梨奈がクラス中から無視されていると学校に訴えるが、 それは本人の意思ではなく、父親の一方的な独断での可能性が高い。蓮実はただのストレス解消と考えていた。 後に自宅が蓮実の放火による火災で全焼、父親が焼死した事件が切っ掛けで、同級生と打ち解けるほど明るい性格に変貌した。 ◎久保田 菜々 演:山本愛莉 剣道部所属で大会優勝候補の一人。剣道二段。 冷静沈着だが大多数の生徒同様、蓮実に従順。剣道部以外にも男女共に友人は多い。 ◎佐藤 真優 演:綾乃美花 映画版ではESS所属。蓮実親衛隊の1人だが、阿部美咲と三田彩音ら血の気の多い他生徒に比べて、 幾分かは穏やかな性格の持ち主だが、結構大雑把な一面もある。家族関係は良好。 ◎白井 さとみ 演:松岡茉優 剣道部所属で大会優勝候補の一人。剣道二段。 奈々とは親友同士で蓮実信奉者の一人。 勇猛果敢で比較的真面目で積極的な生徒の部類に入る。高木翔とは両想い。 ◎芹沢 理沙子 演:塚田帆南 軽音楽部所属。コピーバンド「ドレッドシアター」の紅一点でキーボード(シンセサイザー)担当。 中学生の時に吹奏楽部の女子グループでガールズバンドを結成していた。 蓼沼将大の数少ない理解者の一人で、泉哲也に好意を抱いている。 ◎高橋 柚香 演:菅野莉央 バレーボール部所属。ポニーテールと特徴的な声の持ち主。 しっかり者で健気な少女で男女共に人気がある。授業態度も真面目で問題の少ない生徒。 芹沢理沙子の友人でバンドメンバーとも親しく、蓼沼将大とは互いに好意を抱く。 バンドメンバーを始め、二人の思いを知る者たちは成就させようとしている。 ◎塚原 悠希 演:山崎紘菜 バスケットボール部所属。クラスの女子の中では一番太った体型。 目立たない男子生徒とも気さくに話す寛容な性格。 亜里や林美穂とは友人、片桐怜花とも親しい。実家は美容院で、文化祭の催し物のためにマネキンを提供した。 将来は理容師を目指して、専門学校への進学を希望している。 蓮実の隠れファンで英語を必死に勉強しているが、成績は良くない。 ◎永井 あゆみ 演:伊藤沙莉 ダンス同好会所属で放送委員。 声がハスキーボイスで特徴的である。 縮毛矯正したセミロングヘアと小柄な体型の女子生徒。噂やゴシップの類が多い芸能リポーター的な存在で口は極めて軽い。 支離滅裂な一面もあるが、クラス内の情報通で重宝されている。 また、誰にでも自然に接することができる生徒だが、蓮実にとっては「その他大勢の生徒」の一人に過ぎない。 文化祭の準備中に、蓮実と安原美彌の関係を偶然知ってしまい、惨劇の夜の引き金を引いてしまうこととなった。 ◎林 美穂 演:藤本七海 水泳部所属。クラスでも行動派でかなり気が強い。 男子生徒に特に口うるさく、何かしら不平不満を抱えている。 修学旅行を含むイベントでは実行委員に選ばれることが多く、本人も満更でもない。 ◎星田 亜衣 演:岸井ゆきの 片桐怜花以上に内気で引っ込み思案、精神面も彼女以上に脆い。 クラス内でも滅多に発言しない女生徒で平和主義者だが、時たま核心を突く発言もある。 清田梨奈と仲が良く、自身の母親と三人で外食に行く程に親密。 お菓子作りが趣味で、将来はパティシエを希望している。 惨劇の夜、渡会健吾が指揮するグループに留まるが、度重なる悲劇に精神が極限状態まで追いつめられる。 ◎三田 彩音(みた あやね) 演:山谷花純 映画版ではESS所属。蓮実親衛隊の1人で学校や休日でグループと行動を共にすることが多い。 蓮実に気に入られようと常に媚びているものの勉強は苦手で、本人も勉強に対する努力よりもテレビや友達付き合いの方が優先事項な様子。 ◎横田 沙織 演:三浦透子 バドミントン部所属。IDとパスワードが必要な学校裏サイトを運営している、暗く目立たないパソコンオタクの女子生徒。 安原美彌同様に親衛隊に近く、保身目的で美彌の子分をやっている。 物理が得意。実は他校在籍の彼氏がいるが、知る者はいない。 ◎吉田 桃子 演:兼尾瑞穂 テニス部所属。陰のある幼顔と豊満な胸を持つ女生徒。 目立つことを好まず、授業中でも挙手及び発言は滅多なことではしない。 交友関係は狭く深い為、グループ内でも友人と言えるのは数人。 内気なところが共感できるのか、片桐怜花とは比較的親しい間柄で交流がある。 妹とは喧嘩も多いが仲は良い。ゲームにはまっている。 体育教師の柴原と何らかの事情で肉体関係にあるが、彼女の言動から察するに脅迫されるなど不本意な形で強要されている模様。 ◎真田俊平 数学教師。生徒からの人気は蓮実に次ぐ、爽やかな熱血教師。 蓮見の策略で飲酒運転及び轢き逃げの罪を被せられる。 ◎水落聡子 演 中越典子 清楚な雰囲気のスクールカウンセラー。真田から好意を抱かれているが彼の片思い。 蓮実は彼女を篭絡しようと考えているようだが、あまり関係を進められていない。 ◎田浦潤子 演 高岡早紀(序章)、小島聖(映画本編) フィクションでは典型、現実ではまず存在しないようなエロ養護教諭。 既婚者だが欲求不満の為、蓮実や一部の生徒と肉体関係を持っている。 ◎柴原徹朗 演 山田孝之 体育教師兼生活指導部教員。 下劣な変態チンピラ教師で、生徒や同僚から嫌われている。 女子生徒に手を出すことにもまったく抵抗感を持っておらず、脅迫などの手段で強姦するなど手口も下衆。 映画ではドラムが得意だったり、生徒にジュース代を渡す等、粋な一面を見せる等、何気に映画化の際に得をしている。 ◎釣井正信 演 吹越満 50代の冴えない数学教師で、常に陰鬱なオーラを纏っている。痰が絡んだ覇気の欠片も見当たらない関西弁が特徴。 その風貌と言動から生徒にはかなりナメられており、彼の授業はほぼ学級崩壊しているが、 その実、蓮実が学校内で最も警戒している人物であり、怜花も彼から底知れぬ恐怖を感じ取って距離を置いている。 映画版では物理科の教師でアマチュア無線部の顧問となっており、2年1組の担任も務めている。 さらに、蓮実と頻繁に接触する水落に彼の危険性を知らせる等、原作よりも良心的な性格に変更されており、 柴原同様、映画化によって得をした人物。なお、何故か映画版では関西弁ではなく標準語で話す。 ◎久米剛毅 演 平岳大 美術教師兼同性愛者。 生徒と恋愛関係にあることをネタに蓮実から脅迫されることとなる。 蓮実曰く「ゲイ術家」。 ◎猫山崇 生物科の専任教師。 二枚目俳優のような整った顔立ちだが、小動物の骨格標本作りを趣味としていること、 声と態度が不気味なことから、生徒からは「猫祟り」と呼ばれる。 度々蓮実に殺害されかけるも、知らないうちに難を逃れている運の良い人。 ◎堂島 智津子 演 池谷のぶえ 国語科の教師。 偏狭なまでにジェンダー教育に熱心で、ヒステリックな言動が目立つ。 理事長の遠縁に当たる人物で、その言動もあって周囲からは敬遠されている。 蓮実を目の敵にしており、中傷ビラを校内で印刷していたほどであったが、 彼の謀略により車に撥ねられて重傷を負い、職場復帰の道を絶たれた。 ◎熊谷信二郎 蓮実の中学時代の恩師。 蓮実の本質を見抜き、涙ながらに「他人の痛みを理解してほしい」と訴えかけるも病死した。 恐らく蓮実に殺されたと思われる。 ◎蓮実の両親 息子の本性に気づくも、その会話を盗聴していた蓮実によって殺害される。 2人の死は強盗事件として扱われた。 ◎石田憂実 蓮実の中学時代の同級生。 学習障害の為勉強はできないが、鋭い感受性を持っていて蓮実の本質を見抜き、度々蓮実にお節介を焼いていた。 蓮実は基本的に自身の本質を見抜いた者を排除(殺害)していたのだが、彼女だけは例外で、 「人間の感情を知る家庭教師」として、危害を加えることなく在学中ずっと彼女のお節介に付き合い続けた。 中学卒業後は工場に就職するが、職場の先輩からパワハラや性的暴行を受け、それを苦に自殺している。 蓮実の過去に関わる人物の中では、特に彼の人生に影響を及ぼした人物であり、 蓮実が上述の通り本性を悟られても殺さないどころか、憂実当人から自分を殺すよう頼まれてもなお殺害を躊躇している。 また、憂実が自殺した後にその真相を知り、「共感能力を試すためのテスト」と称して件の先輩を殺害している他、 美彌に無意識に憂実を重ねている描写もある。 と、原作においては蓮実にとって重要なキーパーソンとして描かれるが、映画には登場しない。 そのため、当然ながら蓮実が美彌に憂実を重ねる描写も無く、彼女が関わる場面で蓮実が原作よりも冷酷に見える弊害(?)も出ている。 ◎クレイ・チェンバース 演:JAB 蓮実のハーバード大学在学時期の同級生。 長身痩躯の快楽殺人鬼で、蓮実に操られる形で犯行を重ねるものの、蓮実と彼の殺人の目的に大きな相違があったため、 最終的には蓮実にガソリンをかけられ自殺として隠蔽される形で殺害される。 蓮実曰く「間抜けな男だったが、数少ない友人」と言えた存在で、蓮実は彼によって銃器類の扱いを学んでいる。 映画版がR15+指定にされた原因の7割は、蓮実とコイツのせい。 目玉を舌に乗せてから咀嚼するシーンがあったため、カニバリズムの気もあったようだ。 ◎園部祥子 以前蓮実が勤務していた学校の生徒。 蓮実の本性に気づいた為、自殺に見せ掛け殺害された。 ◎フギン・ムニン 毎朝、蓮実の家の庭に来て睡眠を妨害するカラス。 名前の由来は北欧神話に登場する主神・オーディンの眷属から。 以下、結末に関するネタバレ。未見の人は注意 あまりにも悲惨な現場にそぐわない冷静な態度を取る蓮実を疑う刑事もいたが、如何せん証拠がない。 生徒全員を抹殺した蓮実は、それが久米の犯行であるかのように偽装していたのだ。 しかし……! 校長室で事情聴取を受けていた蓮実の前に現れたのは、殺したはずの片桐怜花と夏越雄一郎だった。 2人は死体を利用することで生き延びていたのだ。 怜花と雄一郎の糾弾にも、蓮実は怯まず「2人は犯人の顔を見ていない」と主張する。 しかし、天は蓮実を許さなかった。 保健室から戻ってきた刑事が持っていたのは、山口卓馬が使用したAED。 AEDには使用中に周囲を録音する機能がある。 そこには、蓮実が生徒を惨殺する様子が生々しく残されていた。 たった一人の生徒の友達を救いたいという純粋な行為が、蓮実の悪魔の計画を打ち砕いたのだ。 (なお、映画版ではこれが変更され、蓮実が放った銃の衝撃でAEDが作動した、という「偶然」の形になっている) 追い詰められた蓮実。しかし、彼は罪を認めたものの、こう口走った。 「全部神の意志だったんだ。4組の生徒は悪魔に取り憑かれていた」 蓮実は、既に次のゲームを始めていた。精神障害を装うことで、極刑を免れようとしたのだ。 蓮実は優秀な弁護団を結成し、自分が死刑にならない為のあらゆる手段を講じるだろう。 もし死刑を免れて精神病院にでも入れられたら、この男は必ず逃げ出して生き残った者達を殺しにくる。 怜花にはそんな確信があった。 雄一郎は激昂して蓮実の態度を詰るが、蓮実はそれにまったく取り合わなかった。 自分の生徒たちの楽しい文化祭前夜を地獄に変えた男は、口笛を吹きながら連行されていったのだった。 漫画版では事件の後日談が描かれ、結局蓮実は自分が雇った弁護団で禁固二十五年の刑を勝ち取り、 さらに蓮実は刑務所から脱獄、もしくは仮釈放されたことが示唆されている。 檻から解き放たれた怪物は、さらなる惨劇を引き起こすのか、それは怪物にしかわからない…。 ちなみに、現実の法運用では、これだけの人数を殺害してしまえば、心神喪失関連の極刑逃れ主張はどう足掻こうが通ることはなく絶望的。 明治時代ではあるが、広島護送死刑囚脱獄事件で一人が逃げ切った前例があるだけに、 裁判を受けるよりも脱獄の方がまだ助かる可能性があると言っても過言ではないほど。 ラストに『TO BE CONTINUED』(続く)と出ているが、監督の三池崇史が原作やパンフレットでも続編を作りたいと語っているためであり、 原作者の貴志祐介もパンフレットにて続きを書きたいと語っている。 AKB48の大島優子は本作の試写会に出席した際、途中で衝撃さから退場している。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] フィクションに限るのは大前提だが、この手の悪人は大好き。現実の犯罪者でも惹かれることはあるけどね。 -- 名無しさん (2014-09-28 08 56 51) 高橋 柚香 いい子なのに蓼沼みたいな完全DQNになんで惚れてんだろ・・・ -- 名無しさん (2014-10-12 16 31 13) 気色悪い話だな。 -- 名無しさん (2014-10-12 16 49 26) 申し訳ないけれど、項目の文章が詰めすぎで読みにくい・・・・・。もう少し、間を空けて書いて欲しかったな。 -- 高光 (2014-10-18 14 17 40) 嫌いじゃないんだけど蓮実はサイコパスにしては俗物的すぎるのが微妙な不満な点ではある -- 名無しさん (2014-10-18 23 50 04) 登場人物の欄に山口 卓馬が二人いるんだけど…… -- 名無しさん (2014-10-27 15 54 49) ダークヒーローものと聞いたけど、無抵抗の子供を武器もって一方的に虐殺するゲイのどこがそうなんだ? -- 名無しさん (2014-10-27 17 20 13) マジレスするとオオメジロザメはたいていワニに食い殺されるという -- 名無しさん (2014-10-27 19 19 18) 完璧なように見せかけて実はかなりの間抜けという 次のゲームを始めたと言ったって安原が全てを話せばほぼ詰むし早水殺したのがバレる可能性が高くなるというね -- 名無しさん (2014-10-29 08 01 44) ↑↑ダークヒーローモノでは断じてない -- 名無しさん (2014-11-13 18 24 48) 劇場版の予告がすごい気になったから観てみようかな -- 名無しさん (2014-11-13 19 50 58) この作品の面白さは悪い主人公に対して都合の良い「主人公補正」がガンガンかかっているところだと思う -- 名無しさん (2014-11-20 14 42 41) 現実の犯罪者にも惹かれるとか何ごっこ何アピールだよ -- 名無しさん (2014-11-20 17 47 31) 何が面白いのだか…。 -- 名無しさん (2014-11-24 20 03 23) 悪の教典と聞いて、人間の心理のドロドロした悪の教科書的なものかと思ったら単なるスプラッターでこれの何がいいのかまるで分からなくて、時間を無駄にしたと思った映画だったな。 -- 名無しさん (2014-11-24 20 14 34) なかなか楽しめたけど、続編はでるのだろうか? -- 名無しさん (2014-11-24 20 48 51) サイコパスってのはシリアルキラーとは別よ。俗物なのは当然。自分の俗な欲望の為には手段を選ばない。 -- 名無しさん (2015-04-15 22 24 24) 漫画版、いよいよ終盤に差し掛かってきたが、あの殺人鬼は、吐き気を催す邪悪以外の何者でもない? -- 名無しさん (2015-04-16 18 07 09) KAGEROUとこっちどっちを読もうか迷う -- 名無しさん (2015-04-16 18 33 43) 零崎一賊のように殺したいから殺すってほど吹っ切れてもいないし俗物だしサイコパスでもなんでもないな。ただのゲスな人殺しだ -- 名無しさん (2015-05-21 19 07 16) ↑零崎は生き様で、美学があるけどこっちはただのなんでも欲しがる餓鬼がそのままデカくなっただけ。物語の登場人物としても惹かれない、薄汚い犯罪者 -- 名無しさん (2015-06-03 00 27 16) 俗物だからサイコパスなのに何語ってるんだろう? -- 名無しさん (2015-06-18 23 13 30) 原作知らずに漫画版だけ読んだけど蓮見だけじゃなくてこの学校、犯罪者や問題児ばっかで不快だし怖いわ。後、俗っぽいというかどこか小物っぽいよね。アメリカ時代に逆にはめられて国外追放されたり、教師になって自分はメガロドンと闘ったサメでここには自分より弱いやつしかいないとか完全に弱い者いじめの優越感だし。後、結局自分のやったことで泥沼にはまって事態大きくしてるし。作中でもわざわざ殺人やらなくても頭いいんだからうまくやる方法あるだろって言われてるしね -- 名無しさん (2015-07-12 23 57 57) 所々に中の人ネタがww -- 名無しさん (2015-08-21 21 53 21) 映画化によって一番得をしているのは柴原じゃないのか。原作ではニホンザルだのヒヒだの言われる容姿なのにイケメンで一部の生徒からの信頼も厚いんだし -- 名無しさん (2015-11-07 22 25 38) 原作と映画でハスミンは結構違う気がする。俺は憂実とのエピソードや地の文で美少女大好き下半身に正直な原作ハスミンが好きだわw -- 名無しさん (2015-11-08 15 06 38) 最強の園田勲先生が載ってないのは映画でハブられたからかな -- 名無しさん (2015-11-13 10 19 53) DQNを嵌めて退学にし、モンペを焼殺、ヒスババアを轢いた前半は痛快ですき。後半の行き当たりばったりな大量虐殺はNG -- 名無しさん (2015-11-29 23 33 32) 蓮見聖司は自由に暮らしたい -- 名無しさん (2016-05-12 16 20 43) 仮面ライダードライブの蛮野も恐らくハスミンと同様自分にとって邪魔な人物を消していたと思われる ハートのコピー元の青年の様に -- 名無しさん (2016-06-14 22 48 19) やだよ艦長の前世がハスミンとか -- 名無しさん (2016-09-25 19 47 42) 何をどうやったら懲役25年まで減刑されたんだ?心身喪失が認められてもここまで減刑できるの? -- 名無しさん (2018-04-25 22 53 52) ↑心神喪失で減刑ということはほぼありえない。心理的な事象が判決に影響を及ぼすのは基本的に「精神耗弱」か「心神喪失」何だけど心神喪失は原則無罪とし、精神病院行き。でもって、両方この案件で認められる可能性は万に一つもない。思考能力が残っていないことをsh -- 名無しさん (2018-06-12 21 34 44) ミス -- 名無しさん (2018-06-12 21 35 27) ミス証明する必要があるが、かれ -- 名無しさん (2018-06-12 21 36 09) の場合、本人のプライドがそれを妨げるだろう。 -- 名無しさん (2018-06-12 21 37 53) 横山涼くんも今じゃパトレンジャーですけどね… -- 名無しさん (2018-12-25 06 42 30) 雑魚相手にイキってる小物やんけ アメリカ生活で自分より格上に勝てなくておめおめ帰国したという設定 -- 名無しさん (2019-01-15 01 36 48) 後半の話がまさに中学生が妄想する「学校にテロリストが!?」って感じ -- 名無しさん (2019-02-19 19 25 23) 園田先生が映画に出られなかったのは顔面に風穴あけられたからだと思ってる -- 名無しさん (2019-10-31 17 11 22) この話途中はともかく、ラストはお定まりの心神喪失批判になっているのがつまらない。精神鑑定なんてただキ〇ガイの振りしてれば誰でも無罪になるなんて簡単なものじゃないんだけどな…… -- 名無しさん (2019-10-31 18 40 00) これ中の人ネタいる?作品になんの関係もないしいらない気がするんだけど -- 名無しさん (2020-09-18 13 46 04) まあ、いらんかな…正直大半わからないのでノイズになってしまってる -- 名無しさん (2020-11-23 22 42 19) モラルを真正面から嘲笑う職業設定や殺しにマシンガンじゃなくショットガンを使うなど、とことんインパクトに極振りしたキャラ設定。 追い詰められてもヘタレる描写がなく、逆に相手を称賛するのは正統派のカリスマで好き。 -- 名無しさん (2021-04-12 20 49 10) ↑4原作は法素人の生き残り被害者が勝手に懸念して終わるだけだから。有り得ない存在にさえ怯えさせられるのもホラーと読めないことはない。漫画版オリジナルですぐに出て復讐に来たのはやっちまったな感ある蛇足だが -- 名無しさん (2022-06-19 21 54 33) 漫画は絵綺麗でよく描けてたんだけどなあ。最後の何十人殺したのが禁錮25年のウルトラファンタジーだけ惜しい -- 名無しさん (2022-06-29 15 37 26) 批判か?鑑定なんて実際ガバだろ -- 名無しさん (2023-08-11 17 25 07) ⇡今日死刑判決出た京アニ事件すら上回る40人近く生徒を殺して、禁錮二十五年になるリアリティをフィクションだからと逃げず論理的に説明してくれ -- 名無しさん (2024-01-25 15 07 39) 生徒役に後の主演クラスがチラホラいる -- 名無しさん (2024-01-25 17 24 18) 名前 コメント
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このページはこちらに移転しました できるかな 作詞/329スレ284 新しい生活を求めて 俺はハローワークへ足を運ぶ リア充宣言叩きつけて 俺は就職先を探す できるかな?できるかな? 就職できるかな? できるかな?できるかな? 友達できるかな? 俺、年齢=(イコール)彼女いない歴 ついでをいえば友達なんかできた事ない 中卒で自宅警備員してた ネトゲとVIPを徘徊すでに廃人、アーユーOK? キモオタヒッキーの俺にできるか? できるかな?できるかな? 就職できるかな? できるかな?できるかな? 友達できるかな? できるかな?できるかな? 就職先決まらなかった できるかな?できるかな? なんか白い目で見られた うぇwwwうぇwwwうぇwwwwww VIPでネタにしようwwww
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. Und der Haifisch, der hat Zahne und die tragt er im Gesicht und Macheath, der hat ein Messer doch das Messer sieht man nicht. ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 空条承太郎。DIO。カーズ。 誰も彼も、普通の人間とは思えない超常的な能力を持っていた。 あれだけ激しい戦いをなんとか逃げ延びはしたが、吉良吉影は重傷であった。 放送を終え、互いの生存を確認する。 あの戦いでは、誰も命を落とさなかったようだ。 ちぃッ、と、吉良は心中で舌を打ち鳴らす。 せめてDIOかカーズ、どちらかでも消し飛ばすことができていれば…… 左手首が痛む。無理して『シアー・ハート・アタック』を酷使し続けた結果だ。 その代償を払った成果が得られなかったとこが、何より悔しい。 いや、あの場を生きて逃れられただけでも幸運と考えるべきなのだろうか。 「なにが起きたか…… ですか」 さて、どう答えるべきだろうか。 川尻しのぶと名乗ったこの女。おそらく川尻浩作、早人という2人の親族だろう。 親? 兄弟? 旦那? 息子? 近しい人間を亡くして間もないというのに、随分と気丈に振舞っている。 なにか他に、心の支えになるものでもあるのか。 ともかく、女の本性の見えぬうちに、下手なことを話すべきではない。 そう考え、吉良がすっとぼけた回答を返そうとしたちょうどその時、玄関から物音が聞こえた。 引き戸を開ける音だ。 そして、かすかに聞こえる足音。何者かが、この屋敷に侵入したのだ。 「誰か来ますね」 「え……ええ………」 しのぶを後ろ手に庇うような形で、吉良は侵入者への対応に備える。 開きっぱなしになった応接室の戸口から、緑色でスジのある光ったメロンのようなスタンドが顔を見せる。 スタンドは警戒を強める吉良を目に捉え確認すると、今度はその本体と思われる人間が姿を見せる。 赤く長い髪をした、日本人の学生のようだ。 「2人か?」 首肯する吉良。 「……承太郎はいないのか?」 続く少年の問い。今度は首を傾げつつ、黙ってしのぶの表情を伺う。 「……はい」 自然な受け答えだ。 と同時に、自分と承太郎のつながりを隠しつつ、しのぶと承太郎のつながりを確認する吉良。 この少年は、空条承太郎の仲間だろうか。 たしかに、ここは『空条邸』。空条の名に親しいものが集まってくるのは必然ーーー こうなる可能性も十分にあった。 考えが甘かったか、と吉良は思い返す。 前置きもなく、突如背後から言葉が投げかけられる。 少年が現れた反対側。 吉良は振り向くと、庭に面した縁側に別の男がスタンドを携えて立っていた。 学生服の方は囮だった。本命はこちらだ。 (危なかった…… 有無を言わさず学生服を攻撃を仕掛けていれば、こちらの男に倒されていたかもしれない……) 身体の怪我もあり、即決即断の戦闘態勢を取れなかったことが、逆に幸いしていた。 この侵入者、あらかじめ吉良たちの位置をだいたい掴んでいたようだ。 そして、屋敷に侵入してものの数秒で挟み撃ちを仕掛けてくる。 なかなか侮れない。 「突然、奇襲のような真似をしてしまい申し訳ない。だが、状況が状況だ。 安易に他人と接触することは命取りになる。勘弁して頂きたい……」 そうはいいつつ、2人ともスタンドは出したままだ。 完全に警戒を解いたわけではないようである。 まあ、言葉のひとつふたつを交わしただけでは、吉良たちを信用するにはまだまだ足りないのは当然であるが。 だが、とりあえず、問答無用の戦闘だけは避けられた。 泥スーツの男といい、空条承太郎といい、吉良が最近出会ったのは問答無用の敵ばかりだった。 ここに来てようやくまともな人間が現れたことに、吉良は息を吐いて安堵する。 「おおそうだ! まずは名乗っておこう。そっちのは花京院典明。そして私は、占い師のモハメド・アヴドゥルだ」 だんまりを決め込む花京院を余所に、でかいアフリカ人のブ男、アブドゥルがそう自己紹介した。 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 少々、時は遡る。 「これで全ては闇の中……か」 放送を終えた直後、ビーティーは静かに項垂れる。 すぐそばに座り込んだジャイロ・ツェペリも、大きく肩を落としていた。 麦刈公一を殺した犯人、その容疑者として最も疑わしい存在だったスティーリー・ダンは、既にこの世の者では無かったのだ。 ツェペリも表情に悲しみを見せる。直接会って、問いたかったのだ。 自らをスタンド攻撃した意図を。そして、自分たちに見せた善良な彼の姿は、偽りだったのかを。 そして、ストレイツォ。 若き日を共に過ごした旧友の死は、すでに戦士としての生命を奪われた老兵には大きなダメージだった。 各人が放送の結果に重苦しい反応を示している中、ドルド中佐のみが、内心苛立ちを見せていた。 (たったの18人か…… 最初は一気に半分も減ったというのに、やはり人数が少なくなるにつれ、ペースが落ちていくのは必然か……) はやくゲームが終わって欲しいドルドにとって、この死者の数は物足りなかった。 仲間も居らず、優勝することしか頭にないドルドにとって、放送の結果などそんなものだ。 名前がわかる唯一の存在である橋沢育朗は、とっととくたばって欲しいのだがなかなかしぶといようなのだ。 「さて、もういいな。悔やんだところで始まらない。では、放送前に話し合った通り、まず俺ひとりで空条邸に出向く。 危険が無いことを確認すれば、合図を送る。その後、改めて全員でこちらに来てくれ」 立ち直りが早かったのは、モハメド・アヴドゥルだ。 彼とて、この放送には思うところが多々あった。 ポルナレフの遺言にあった、ブローノ・ブチャラティ。彼も死んでしまった。仲間であるアバッキオも一緒に。 見せしめでジョルノも死んでしまったので、残るは3人。彼らのうち何人が、レクイエムのことを知っているのだろうか。 だが、悔やんでも仕方がない。一刻も早く彼らと接触するためには、行動を止めるわけにはいかぬのだ。 空条邸より北東1kmほどにある小さなビルで放送を迎えた一行は、次の目的地をそこに選んでいた。 広いローマの地図のど真ん中に位置する施設であり、しかもそれは参加者の殆どに縁のある空条承太郎の実家なのだ。 いかなる理由をもってしても、立ち寄らない理由は存在しない。 「本当にひとりで大丈夫か? なんならオレも―――」 ジャイロが手を挙げて名乗り出るが、アヴドゥルはにべも無く返答する。 「いや、気持ちだけ頂いておこう。誰と遭遇するか分からぬ以上、この人数で動くのは危険だ。 ビーティーは戦うことはできないし、シニョール・ツェペリにも、無理はさせられない。 そんな中で、あの男から目を離すわけにはいかないからな」 アヴドゥルがドルドを一瞥する。ジャイロにも睨みつけられ、ドルドはやれやれといった雰囲気で肩をすくめた。 ズッケェロを始末したことを、まだ根に持ってやがるのか。 あんな野郎を生かしておこうとしたお前らの方がどうかしているだろう。 何を言っても、ドルドはそんな態度を変えなかった。 確かに正論かもしれない。間違っているのはアヴドゥルたちなのかもしれない。 だが、だからといってこの男の言うことを軽々と受け入れるわけにはいかなかった。 「気をつけてな、アヴドゥル」 ツェペリが拳を握り、檄を飛ばす。 アヴドゥルは笑顔で手を挙げて答えた。 「アヴドゥル…… 油断するなよ?」 ビーティーは自らの脇腹を親指で示しながら、注意を促した。 アヴドゥルは釣られて、ビーティーと同じように自分の脇腹に手を添える。 そこには、ビーティーから賜った『戒めのナイフ』を差してあったのだ。 「ああ、わかっている。『過信』はしない。―――行ってくる」 アヴドゥルはひとり、空条邸を目指した。 『空条』の名は我々にとっての正義であると同時に、多くの悪にとっての敵でもあるのだ。 スティーリ・ダンやJ・ガイルは死んだがしかし…… ラバーソール。ホル・ホース。最悪の場合、DIOがそこにいることまで想定して動く必要がある。 油断して殺されないように、か。 ふた回りも歳が離れている子供に、まさかこんなことを教えられるとはな。 アヴドゥルは自嘲し、しかしその言葉を心に噛み締めながる。 バイクに跨り、アヴドゥルは一路目的地を目指した。 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ローマの街には似つかわしくない、本格的な日本庭園。 その敷地内に足を踏み入れると、そこにはさらに似つかわしくない高級リムジンが停車している。 『法皇の緑』が目撃したものに間違いない。 「まさか自宅に戻っているとはな…… リムジン通勤とは、随分と結構な身分じゃあないか」 花京院が軽くジョークを飛ばし、ラバーソールがその隣で「ククク…」と小さな笑いを零す。 承太郎を殺せば、さぞ高得点だろう。 あわよくば花京院と相打ちにでもなってくれれば、それがラバーソールの最も希望する結末である。 まずは、『法皇』を屋敷の床下へ潜行させる。 普段はドブネズミどもの住処になっている軒下から、屋敷内の気配を探る。 屋敷にいるのは、2名。男ひとりと女ひとりだ。 承太郎だろうか…… いや、迷う必要はない。問答無用で、襲撃し制圧する。 ラバーソールがその手を、屋敷の引き戸に伸ばす。その時――― 「待て」 花京院はこちらへ近づいてくる、僅かなエンジン音を聞いた。 この音は―――オートバイだろうか? 北東の方角から、ゆっくりこちらへ近づいてくる。 ラバーソールへ目線で指示を出し、花京院たちは一旦屋敷の玄関前から退き、離れとなっている書庫の陰へと身を隠した。 やがて現れたのは、オートバイに跨った大柄な黒人男性。 その手には、長物の銃火器。おそらく、猟銃。 (モハメド・アヴドゥル―――!) 先の放送から生存確認は取れていたが、ここで遭遇するとはタイミングがいいのか悪いのか…… 確かに彼は承太郎に匹敵する重要な標的のひとりだが、強敵だ。 中に承太郎がいるかもしれない。彼らふたりを同時に相手にするのは骨が折れる仕事だ。 前もって気が付いてよかったと、花京院は思う。 承太郎とアヴドゥルに挟み撃ちにされるのは御免である。 (しかし、ここで逃すのも惜しい相手だ。承太郎と手を組まれるとしたら面倒だし、始末しておきたいが……) 花京院は考えを巡らせる。 そして、ひとつの妙案に辿りついた。 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 屋敷の玄関前に辿り着き、アヴドゥルは『魔術師の赤』を出現される。 誰かに見られている気配を察したのだ。 元々、誰かと接触するのを覚悟の上で、オートバイなどという目立つ乗り物で屋敷に来たのだから。 善良な者なら歓迎であるし、悪意ある者ならば排除するまでだ。 アヴドゥルにはその自信と実力がある。そして、やらねばならぬ使命もあるからだ。 どこからの攻撃にも対応できるようアヴドゥルは臨戦態勢に入り、周囲を見渡す。 すると観念したかのように、離れの陰からひとりの男が現れた。 「やれやれ、降参だ。さすがだな、アヴドゥルさん」 花京院典明だった。そばには、彼のスタンド『法王の緑』。 思いがけぬ仲間との再会に、アヴドゥルの緊張が緩んだ。 ポルナレフが死亡し、承太郎も見せしめとして殺された。 ツェペリがワムウから聞いた話によると、ジョセフ・ジョースターも同時に死亡している可能性が高い。 だとすれば花京院(とイギー)は、唯一残されたアヴドゥルの仲間なのだ。 再会が嬉しくないわけがない。 「あなたも承太郎の家に来ているとは思わなかったですよ。ここで―――」 「待て花京院」 だがアヴドゥルは冷静だ。 簡単に流されはしない。熱くなりやすい性格だと自分でわかっているだけに、常に冷静であろうと心がけている。 「疑うようですまないが、お前のスタンドを、私の手の届く距離まで寄越してはくれないか?」 「えっ?」 突然の尋問のようなアヴドゥルの態度に、花京院は固まる。 しばし逡巡するも、アヴドゥルの有無を言わさぬ眼光に刺観念し、黙って『法皇』をアヴドゥルの元へと操作した。 下手な動きをすれば命取りだと、花京院は理解していた。 アヴドゥルは『法皇』のスタンドヴィジョンへと手を伸ばす。 (触れられない……) 本物だ。 アヴドゥルが警戒したのは、ラバーソールの『黄の節制』。 承太郎より聞いた話によると、ラバーソールが花京院に化けていた際、『黄の節制』は『法王の緑』の姿さえも完全に再現していたそうだ。 だが、『黄の節制』は実態のあるスタンド。アヴドゥルが手を伸ばせば、そのヴィジョンには触れられるはずだ。 つまり、この『法皇』は本物であるということ。 ならば…… 「花京院……。その長い前髪を上げて、額を見せてくれないか?」 そこまでするか…と、花京院は嫌な汗を流す。 だが、黙って従うしかない。前髪を右手で抑え、額を露わにする。 肉の芽は―――――― 無い。 (やれやれ、どうも神経質になりすぎていたようだ……) ようやく、アヴドゥルは肩の荷を下ろす。 他人に化ける―――特に、過去に花京院に化けたことがある、ラバーソールという可能性。 もしくは、参加者たちの時代の差により生じうる、DIOの刺客だった頃の花京院であるという可能性。 ビーティーに感化されてか、それともバトルロワイアルの緊張感からか、つい疑り深くなってしまった。 「すまない、花京院。君を疑うような真似をしてしまった」 「いえ、仕方がない。この状況下ではむしろ当然でしょう。さすがだ、アヴドゥルさん」 頭を下げるアヴドゥルに、花京院はなんてことない素振りを見せた。 だがその内心は、今にも心臓が止まりそうなほどに、緊張が収まらなかった。 花京院―――否、彼に化けたラバーソール。 花京院の仕組んだ策は、偽物の花京院でのアヴドゥルとの接触である。 実際に花京院に化けて承太郎を襲撃しようとしたラバーソールの方が、「アヴドゥルの仲間である花京院」を演じることに長けているだろう。 それが、花京院の狙いだった。 (実際にはラバーソールが花京院に化ける際は、そのキャラクターまで似せるつもりはなかったのだが) 当然、ラバーソールは拒否したが、花京院は有無を言わせなかった。 ただでさえ花京院に対し痛い目をみた直後である。 最悪、花京院が敵側に着いたとすれば、花京院とアヴドゥルの二人を同時に相手にするハメになる(さらに屋敷には承太郎もいるかもしれない)。 あまりにも分が悪すぎる。ラバーソールは従うほかなかった。 『黄の節制』による外見の変装は完璧である。当然、額に肉の芽など現れないのだ。 ならばなぜ、アヴドゥルは『法皇』のヴィジョンに触れることができたのか? その答えは至って簡単…… この『法皇の緑』は『本物』なのだ。 『花京院』の側ならば、『法皇』のヴィジョンが宙を浮いていても不自然はない。 情報をラバーソールに独占させない為、且つラバーソールを見張る為、且つ隙あらばアヴドゥルに奇襲をかける為、花京院は『偽花京院』の側に自らのスタンドを配置したのだ。 射程距離の広いスタンド使いならではの奇策である。 (花京院の野郎―――ッ! こっちは冷や汗もんのスレスレ演技だぜッ!! 調子に乗りやがってよォ―――!!) まさかアヴドゥルが肉の芽の確認と、『黄の節制』の確認までしてくるとは思わなかった。 偶然が重なり、ラバーソールはアヴドゥルの追求を逃れることができた。 だが、これは逆に好機である。 始めにこれだけ疑われておけば、もはやアヴドゥルの信用は勝ち取ったも同然。 寝首をかくには、むしろ好都合といえる。 その後、アヴドゥルと花京院(ラバーソール)は二手に分かれて空条邸に進入。 吉良吉影、川尻しのぶの両名との接触を図るのだった。 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ 新たに3人、屋敷に現れた。 ウィル・A・ツェペリ、彼を背負うドルド中佐、それにビーティーの3人だ。 吉良らとの接触後、アヴドゥルはすぐに付近に隠れさせていた仲間たちを呼び寄せた。 空条邸の庭にでたアヴドゥルの『魔術師の赤』は火の玉を打ち上げた。 まるで打ち上げ花火のように花火のように、2発。 オレンジ色のそれは、日中ではさほど目立つ物ではなく、この周辺の空を注意してみていなければ気が付かないものだった。 事前の打ち合わせ通り、火の玉が1発なら危険、来るな。 2発なら、早急な危険は無し、来い。 という意味だ。 このことから、アヴドゥルは吉良、しのぶ、そして花京院についての警戒は(ある程度)必要ないと判断したとわかる。 「あれだけ死亡フラグまがいの別れのシーンの後で、随分あっけない再会になったな」 軽口を叩きながら、ビーティーはアヴドゥルに歩み寄る。 アヴドゥルは苦笑いを浮かべつつも、怪訝な表情を見せる。 「……ジャイロは外だ。用心のため、保険として待機させておいた」 アヴドゥルにしか聞こえない声で、ビーティーは囁いた。 ツェペリも、アヴドゥルの顔を見て頷く。 なるほど。 ドルドにツェペリの介助を任せたのは些か不満があるが、そういう役目ならばジャイロが適任だろう。 花京院はともかく、残り2人はまだ出会ったばかりだ。 男の方は大怪我をしていた。彼がどんな人物であれ、これまでの経緯などは聞いておきたい。 アヴドゥルに迎えられる彼らを、庭に面した応接室から吉良が睨む。 花京院に扮したラバーソールもまた、苦虫を噛みつぶしたような表情を必死に隠していた。 そして…… (面倒だな………) 離れの書庫に隠れ潜む本物の花京院もまた、予定より多い登場人物の数にイライラしていた。 これだけの数の仲間が潜んでいたのならば、アヴドゥルと接触すべきではなかっただろうか? (しかし、あの川尻しのぶという女は、承太郎について何か知っているような様子だった……) もう少しだけ、観察してみるか? 『法皇』で承太郎の行方さえ聞き出すことができれば、自分一人だけで追いかけるか。 正直、承太郎さえ仕留めることができれば、ラバーソールがどうなろうと、この場がどうなろうと、どうでもいいのだ。 空条邸の応接室に集合したのは、全部で7人。 アヴドゥルの一行のリーダーは意外なことに最年少のビーティーだった。 彼を中心に、向かって右隣にアヴドゥル。 アヴドゥルが脇に置いた猟銃を挟んで、川尻しのぶ。 吉良と、彼の左腕を治療するツェペリが並び、ツェペリの介助をするドルド。 最後に花京院(ラバーソール)、そしてビーティーに戻る形で円形に陣取った。 出会ったばかりの人物に無償で治療を行うことにビーティーは難色を示したが、ツェペリが頑として譲らなかった。 『魔術師の赤』の姿はアヴドゥルの意思によりとっくに消えているが、『法皇』はまだ花京院の側に佇んでいる。 花京院は素知らぬ顔をしており、他の者も、それについてとやかく言うことはない。 (花京院、どうかしたのか? ひどく落ち着かない様子だが…) そんな中でビーティーだけが、例外的に、彼の挙動に若干の違和感を覚えていた。 「さて、蓮見さん。治療を受けながらで構わない。話してもらえないかな。その怪我はいつ、どこで、いったい誰にやられたのだ?」 『蓮見』と呼ばれたのは、吉良吉影だ。 アヴドゥルとの遭遇後、吉良は名前を問われ、そのとき蓮見琢馬と答えたのだ。 ストレイツォらといた時とは、状況が違う。 あの空条承太郎の中で、吉良吉影と言う人物が殺人鬼であるということは等式で結ばれていた。 承太郎のように顔を見て吉良とは認識されなかったが、吉良の名前を知っているかもしれないと思い、偽名を使った。 実際に承太郎から吉良吉影の素性を聞かされていた川尻しのぶもおり、吉良の判断は正解だった。 問題は、偽名でなんと名乗るか。 名簿にない名を名乗るわけにはいかない。 第2放送までの生存者の中で、日本人男性とはっきりわかるのは、11人。 その中から、吉良吉影、空条承太郎、花京院典明を除外。 良平、億泰のような親族がいる東方ジョウ助、虹村形兆も意識して除外。 残る6人の中から、無作意で蓮見琢馬の名を選んだ。 これは一つの賭けであったが、吉良は無事に突破した。 ここでツェペリと面識のある宮本の名でも挙げていたなら、吉良は嘘が即座にばれて窮地に陥っていただろう。 閑話休題。 「……地下の洞窟で、3人の戦いに巻き込まれました。とても人間とは思えない、化け物でした。 たしか、名前はわからないがコートを着た男と、後の2人は、カーズ、それにDIOと名乗っていたと思います」 「DIO――!」 ツェペリの波紋による治療を受けながら、吉良はこれまでの経緯を説明する。 意図的に承太郎の名前を隠し、さらに吉良自身はやはり無力な一般人を装った。 偽名を使った以上、近いうちに全員始末する必要がある。 ならば、わざわざ『キラー・クイーン』を見せてやることもない。 DIOの名を出したことで、アヴドゥルたちの興味はそちらに移った。 さらに奴らの詳細を話し、ツェペリからカーズがワムウの同族であることが推測された。 吉良にとってはワムウというのは新たな情報。 あのカーズと同等の危険人物とは気が滅入るニュースであったが、情報が得られたこと自体は幸運だ。 「しかし、DIOたちの戦いに巻き込まれて、よく無事でいられたものだ」 「はい。幸運でした……」 「だが、それだけでは説明が付かんな? 蓮見、その左手首の傷は普通じゃあない。毒か何かで溶かされたようだが?」 鋭い目付きでビーティーが睨む。 ドルドはその歪な形の手首に、杜王駅に見たバオー鼠の能力を連想する。 吉良はビーティーから目線を外らし、沈痛な面持ちを浮かべて語り始めた。 「こちらのは、別です。体に泥を纏った……スタンド使い……でしたか、それに襲われました。ストレイツォさんが身を挺して守ってくれなければ、私の命はなかったでしょう」 「なんと―――っ! そうか、ストレイツォが君と……」 必要のない嘘は付かず、そして自分にとって都合のいいストーリーを吉良は創作して話す。 ツェペリがストレイツォと知り合いである事も気が付いており、彼の名を出す事でストーリーにも真実味が増す。 (まただ。話題を逸らし、深い追求から逃れ、煙に巻いた。蓮見琢馬、この男、やはりどこかおかしい) だが、ビーティーだけは吉良の言葉の不自然さに気が付いていた。 続いて川尻しのぶが話を始めたときも、吉良の不自然さは現れた。 吉良はしのぶの動きを常に気にしていた。 それは、今のしのぶが触れたものを爆破させる起爆材であり、不用意に他人と接触させたくないからである。 不自然の無いよう振る舞ってはいたが、ビーティに疑問を持たせるには十分だった。 「それで、空条さんはカーズという男に戦いを挑みました。私はこの空条邸で待つと、彼に約束を―――」 「なるほど。蓮見さんの巻き込まれた戦いのもう一人は、承太郎か。しかも、俺より年上の時代の承太郎とは…」 しのぶの話がだいたい片が付いた。 これまでの承太郎の動向。 ツェペリの気にしていたスティーリー・ダンと思われる人物を無慈悲に惨殺したことや、アヴドゥルが看取ったポルナレフの遺体を見つけたことまで、何一つ隠し事はしなかった。 そして、吉良吉影という男について。 吉良本人も知り得ない、未来の吉良としのぶの関係について。 吉良が川尻浩作に扮し、しのぶとひとときの結婚生活を送ることまで。 あまりの内容に吉良は呆気にとられた。 「しかしその承太郎って男は、蓮見がいながら構わずDIOたちとの戦いを続けたのか? 」 「…………」 「ああ、あり得るな。話を聞く限り、今の承太郎は何かがおかしい。まるでダーティハリー症候群だ。このまま放ってはおくわけにはいかん」 吉良に不信感があるビーティーが承太郎に対し不平を漏らすが、アヴドゥルはむしろ承太郎の現状に不安を感じている。 そして吉良は、綱渡りのような情報交換に疲弊していた。 今のところ致命的な矛盾は無いが、このままではいつかボロが出るだろう。 何か手を打たなければならない。 「だが、その承太郎が生きているという事は、同じように見せしめとなったジョセフ・ジョースターもまだ死んでいないということだろうか? それにジョルノ・ジョバァーナも―――」 「うむ。花京院、君の意見を聞こう」 情報交換の指揮はアヴドゥルとツェペリが中心となり、他の者は黙って質問に答える側だ。 ドルドに対しはなんとも思わないが、沈黙を保つ花京院にはビーティーだけでなくアヴドゥルも違和感を覚えていた。 「……さあ。私からはなんとも言えないな。君と違ってシンガポールまでしか知らないし、ここへ来てからもろくな人間と出会っていない」 話を振られ、ラバーソールはなんとか切り抜けようとした。 だがその後すぐに、今度はラバーソールがこれまでの経緯を話をするターンが回ってきた。 花京院からはほとんど何も聞かされていないため、彼も過去を創作する。 水のスタンドを使うアンジェロと言う外道を始末した事、その際に、川尻しのぶの夫らしき人を死なせてしまった。 などと言う内容などだ。 吉良の語ったカバーストーリーと比べて出来が悪く、ビーティーから鋭い指摘がある度に、言葉を詰まらせていた。 (やはり、この花京院も、何かを隠している……) (畜生ッ! このビーティーとか言うクソガキをぶち殺してやりてえ! しかしこの人数相手に、妙なことは出来ねえ……) ラバーソールは焦燥を誤魔化し、『法皇』を見る。 スタンドには変化はない。 (花京院ッ! もう限界だぜ! なにか指示を寄越せッ! このままじゃあ――――――) その後、今度はアヴドゥルたちが自分たちのこれまでの経緯を話し始めた。 ポルナレフの死、ホテルでの出来事、ワムウという男、ドルドの駆除対象である危険生物バオーについて等だ。 ビーティーに巧みな話術によりジャイロの存在はうまく隠され、ジャイロ無しでは知り得ない情報(主催者スティールの事など)も当然出なかった。 一通りの話が終わった頃、時計の針は既に午後2時半を回る頃だった。 「では、このままここで待機する。承太郎の帰還を待つのだ。異論のある者はいるか?」 アヴドゥルの言葉で、情報交換は締めくくられようとしている。 川尻しのぶの言葉を信じるならば、承太郎は必ずここへ戻ってくる。 まずは、それを待ち、合流の後にその後の方針を決定するという流れだ。 異論がでるはずもないが、若干1名は納得していなかった。 無論、ラバーソールだ。 (冗談じゃねえ… この人数に加えて、承太郎まで…… 花京院の奴は一体何をしているッ?) そんな2人を余所に、アヴドゥルはビーティーを見る。 そろそろジャイロを呼び出していいんじゃないか? そう問いたいのだろう。 まだ屋敷内にも不安要素は残っているが、ここらがビーティーとしても譲歩のし時だ。 いつまでも門の外で待たされ、ジャイロもそろそろ我慢の限界だろう。 ビーティーは目線でドルドに指示を送る。 アゴで使われることにやれやれとため息を付き、しかしドルドは静かに従う。 「少し外の空気を吸ってくる」 適当にそう言って、ドルドは立ち上がった。 ビーティーにとっての不安は蓮見(吉良)と花京院(ラバーソール)の2人だ。 彼らについて、アヴドゥルに注意を促しておくべきか? 蓮見は、ツェペリからの波紋の治療を終え、軽く体を動かしている。 溶かされた左腕はそのままだが、それ以外は普通に動くに問題ないほどにまで回復しているようだ。 花京院は…… (ム? 『法皇』の姿が無いーーー) ドルドに指示を送った隙にだろうか? 常に花京院の傍らに構えていた『法皇の緑』の姿が、いつの間にか消えていた。 室内を見渡すも、その姿はない。 花京院が消したのか、それともどこか遠くへ操作させたのか? いや、違う。 ビーティー同様に、花京院(ラバーソール)もきょろきょろとあたりを何かを探しているのだ。 (花京院? クソッ! 『法皇』はどこに行った? 花京院は何を考えている?) (なんだ? 花京院も『法皇』を探しているのか? 自分自身のスタンドを――? 奴が自分で消したんじゃあないのか?) 「おや? 川尻さん、どうしました?」 ビーティーの考えは、アヴドゥルの言葉に遮られる。 川尻しのぶが突然立ち上がり、生気のない表情を浮かべている。 その手には――― 「川尻さんッ! あんた何を?」 猟銃だ。 情報交換の間、アヴドゥルが小脇に置いていた猟銃。 川尻しのぶは猟銃を水平に構え、そして射撃した。 発射された散弾は、縁側から庭へ出ようとしていたドルドの背中を打ち抜き、胸に大きな風穴を生み出した。 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ☆ (なんだ? 銃声か!?) 屋敷内で、なにか異変が? ジャイロ・ツェペリがビーティーの指示により空条邸の敷地外部にて待機をして小一時間が経過していた。 そろそろ待たされる我慢も限界に達していた頃、屋敷内から聞こえてきたのは、1発の銃声。 おそらく、アヴドゥルのもっていた猟銃だろう。 中で一体、なにが……? ドルドが暴れたのか。それとも、別の敵か? (どうする―――? 行くか? だが―――) 迷うジャイロ。 そこへ、さらに2発目の銃声が鳴り響く。 躊躇うことはない。ビーティーが自分を外に残したのは、こういう事態が発生した時を想定したからじゃあないのか? ジャイロは鉄球を握りしめ、屋敷内部へと駆けだした。 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ☆ 「グハァッ!」 ドルドの機械仕掛けの胴体の風通しは良くなり、そのまま動作を失い地面に倒れた。 突然猟銃を放った川尻しのぶは、うつむいてなにかブツブツと呟いている。 「川尻さんっ! あんた何をしとるんじゃあ! なぜドルドを撃った!?」 「その猟銃をこっちに寄越すんだッ! さあ早くッ!」 川尻しのぶによる突然の暴挙。 これには流石のビーティーも想定外だ。 何かしでかすとしたら花京院か蓮見だと思っていたからだ。 完全に油断していた。 「猟銃? 猟銃ですってぇぇぇ……?」 しのぶが口を開く。 目は虚ろで、呂律も回っていない。 「アヴドゥルさぁん! あなたにはこの『棒っきれ』が、『猟銃』に見えるのぉおお!?」 足下がふらつき、口からは涎が垂れる。 そして猟銃を再度構え、銃口はビーティーに向けられる。 (いかんッッ!) 「それじゃあっ! ちゃんと! よく見なさぁい!!」 「『魔術師の赤』ッ!!」 アヴドゥルはビーティーを庇って前に飛び出し、スタンドを繰り出した。 銃声が鳴り響くと同時に、『魔術師の赤』も高熱の炎を吹く。 牢屋の鉄格子すら一瞬で焼き付くす炎で、飛来する弾丸を相殺させるのだ。 このゲーム開始直後、屍生人たちから同じ猟銃で狙われたときも、この炎によって防ぎきった。 「ぐゥゥ……」 だが、あの時より至近距離で、しかもとっさにビーティーを庇った直後の銃撃だった。 しかも相手は女性で、ここは学校の教室よりも狭い空条邸の応接室だ。 そのため対応が遅れ、すべての散弾を防ぎきることはできなかった。 急所は守り抜いたが、散弾の一部が炎のガードを避けて、アヴドゥルのわき腹に命中した。 (くそっ なんて事だっ! 腹をやられた。これでは、炎のパワーも落ちてしまうッ! だが―――) 「スタンドだッ! 彼女はスタンド攻撃を受けているッ!」 ビーティーが叫ぶ。 アヴドゥル同様、彼もその結論に辿り着いていた。 川尻しのぶは何者かに操られている。 それが何者の仕業か? それは、今のやり取りですべてわかった。 「花京院ッ! キサマかァッッ!?」 承太郎から聞かされた話でしか知らなかったが、花京院はDIOの配下だった頃、承太郎の高校の校医を操り、襲わせている。 そのときと状況が告示している。 肉の芽の有無は確認したはずだった、どうなっている? だが、情報交換中も、花京院はどこか様子がおかしかった。 なぜもっと早く手を打たなかったのかと、アヴドゥルは悔やむ。 アヴドゥルは『魔術師の赤』の手刀を、花京院に叩き込む。 しかしーーー 「―――くそッ!」 花京院の腕が黄色いスライムで覆われ、攻撃は防がれてしまった。 ラバーソールの『黄の節制』である。 「「何だとッ?」」 アヴドゥルとビーティーが同時に叫ぶ。 スタンドは一人につき一体だ。 花京院にこんな芸当ができるわけがない。 蓮見が絡んでいるのか?とビーティーは視線を切るが、彼もまた事態を飲み込み切れていない様子で、腰を落として身を引いているだけだ。 突然の事態に、考えがまとまらない。 そして、アヴドゥルに攻撃されたラバーソールは、それ以上に焦っていた。 (畜生ッ! とっさに守っちまったッ! 花京院の野郎、俺を見捨てて、おっ始めやがったなッ!?) すべては外にいる花京院の仕業だった。 『法皇』によって情報交換の様子を観察していた花京院は、空条邸での大乱闘を始めさせた。 承太郎がここに来る。 それは彼をターゲットとする花京院にとって好都合だったが、敵側であるアヴドゥルらの集団に行動されては、迎え撃つに都合が悪い。 花京院は、集団を崩壊させるプランを進めることにした。 ドルドが席を立ち、全員の意識がそちらに向いた隙をついて、『法皇』を川尻しのぶへ憑依さる。 そして、まず部屋を出ようとしていたドルドを銃撃。 その後、情報交換中にもっとも厄介だと判断したビーティーを始末しようとしたのだ。 『法皇』による操作を疑われるだろうが、問題はない。 なにせ、現場には『花京院』がいる。 罪はすべてラバーソールが被ってくれるというわけだ。 ラバーソールなどどうなっても問題はない。 『法皇』が暴れている以上『花京院』は言い逃れられないし、ラバーソールが正体を明かしたところで、アヴドゥルにとっては元々敵なのだから意味は無い。 そして、川尻しのぶがとりつかれている以上、『法皇』を攻撃できない。 アヴドゥルが花京院本体(ラバーソール)と交戦している隙を付き、『法皇』の攻撃でアヴドゥルを仕留める。 これで、花京院の勝利は確定する。 「アヴドゥルさぁぁん!! これは猟銃じゃあないわよねぇぇぇぇぇ!!!」 再度、弾を装填し、川尻しのぶがアヴドゥルを狙う。 炎の防御壁の威力は予想以上だった。 ビーティーから先に始末するつもりだったが、予定変更、アヴドゥルが先だ。 今の攻防でビーティーに身を守る能力がないのも明白である。 ここでアヴドゥルさえ押さえてしまえば、後はどうとでもなるだろう。 (まずい! もう一度攻撃されたら、今の俺では散弾を防ぎきれないっ! いや、花京院に捕まっているこの状態では、満足に動くこともできんッ!) 「パウッッッ!!!」 その刹那、ツェペリが飛び上がった。 座ったままの姿勢。腕の力だけでのものすごい跳躍で、ウィル・A・ツェペリは宙を舞った。 「やめんかァ―――っ!!」 (何ッ?) 花京院の予想を超える、ツェペリの超身体能力。 下半身不随と聞いて、侮っていた。 これが波紋の戦士の能力か。 飛び上がったツェペリの身体は川尻しのぶの身体を抱き留め、地面に押さえつけようとする。 だが――― カチリ (なんじゃとッ!?) 彼女の身体が床面に達するよりも早く、彼女の身体が起爆材となり、ウィル・A・ツェペリの身体は木っ端微塵に消し飛んだ。 「ウィル――――――ッッ!!」 奇しくもそれは、ジャイロ・ツェペリが応接室の縁側に辿り着くのと、ほぼ同じタイミングであった。 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ☆ ローマ文化の町並みから、門をくぐればそこは日本庭園。 豪華な高級自動車に、アヴドゥルのバイク。 離れの書庫に、大きな池。 それらを横目に庭内を走り抜け、銃声のした屋敷の縁側を目指す。 ジャイロ・ツェペリが最初に見えたのは、縁側の廊下で倒れているドルド。 知らない奴とスタンド同士で取っ組み合いになっているアヴドゥル。 そして、自分と同じ姓を持つ異世界の友人、ウィル・A・ツェペリの身体が吹き飛ぶ光景だった。 (馬鹿がッ―――! 何故ノコノコ現れた? 何のためにお前を外に残したと思っているんだッ!? こういう場面になってこそ、伏兵のお前の存在が活きてくるのに―――ッ! もっと慎重に動けッ! 愚か者め!!) 心中で憤るビーティー。 どんな時も冷静沈着な彼とは違い、ジャイロは結構熱くなり易いタイプだ 銃声を聞いて、いてもたってもいられなくなってしまったのだろう。 本当ならばもっと現れるタイミングを図って欲しかったが、出てきてしまったのならば仕方がない。 「くそっ! どうなってやがるッ? どいつが敵だッ!?」 見極めないまま考え無しに飛び出してきたジャイロには、攻撃対象が定められなかった。 一発しか無い鉄球を構え、ジャイロは思案する。 ツェペリが爆死した側でうずくまる女か? 高そうなコートを着込んだ、見慣れぬ金髪男か? いや、やはりアヴドゥルと組み合っている、長い前髪の少年が怪しいかッ!? 「女だジャイロ! 女を狙えッ!!」 ジャイロの迷いを、ビーティーの指示が一蹴した。 花京院が何かをしたのは間違いない。 だが、鉄球は1発だ。 謎の防御スタンドを繰り出した花京院の正体がわからぬ以上、貴重な攻撃手段を無駄に使うことはできない。 「女の腹に鉄球を叩き込めッ! その女は何者かに操られているッ! お前の『回転』ならば、吐き出させる事もできるはずだッ!」 「お おうッ!」 まず優先して無力化すべきは、猟銃を持つ川尻しのぶだ。 猟銃には残弾が5発あった。 ドルドに1発。アヴドゥルに1発。弾はまだ3発も残っている。 しのぶが本当に『法皇』に操られているならば、解放してやらねば。 そうでないとしても、鉄球でしのぶを倒してしまえば、とりあえず猟銃の驚異は無くなるだろう。 「うおおおおおっ!!」 ツェペリの体当たりを喰らい倒れていた川尻しのぶを狙い、ジャイロの鉄球が放たれた。 回転する鉄球が身体を起こしかけていたしのぶの腹部に突き刺さる。 しのぶは低い呻き声を上げ、そして大きく開けられた口から、先ほどから見失っていた『法皇の緑』のヴィジョンが姿を現した。 『何ィィ―――ッ!?』 『法皇』を操る花京院にとっては想定外の攻撃だ。 しのぶの体内から『法皇』が強制的に引きずり出される攻撃など、予測できるわけがない。 身体から飛び出した『法皇』などよそに、側にいた吉良は、鉄球を喰らったしのぶを抱き留める。 そして、無防備に投げ出された『法皇の緑』―――。 アヴドゥルがそのヴィジョンを確認し、そして深い悲しみに襲われる。 やはり、花京院の仕業だったのだ。 (花京院―――ッ! 何故だッ! 何故お前が―――ッ!?) 「うおおおおおおお――――――ッッ!!!」 『黄の節制』に腕を捕まれたまま、アヴドゥルは吠えた。 身体を捻らせ、力の限りを尽くした回し蹴りを、無防備な『法皇の緑』の胴体へと叩き込む。 『グバァァァ!!』 強烈な一撃に見舞われ、『法皇』は苦しみを見せる。 やがて『法皇』のヴィジョンは力無く地面に落ち、そしてその姿を消した。 (よしッ! 『法皇』は仕留めたッ! あとは―――) ビーティーとアヴドゥルは、同時に『花京院』へ視線を送る。 奴はまだ、『魔術師の赤』の手刀を黄色いスライムで防いだ状態のままだった。 つまり、『法皇』へのダメージが届いていない。 この『花京院』は『法皇』の本体では無かったッ! ジャイロはまだ事の成り行きを把握できず呆然としている。 だがアヴドゥルは、既にすべてを理解しつつあった。 花京院とラバーソール。どういうわけかは知らないが、彼らがグルになって仕掛けていたのだ。 『黄の節制』のスタンド使いを知らぬビーティーも、ここで何が起こったのか、だいたいの予想が付いてきた。 こうなると、ジャイロの考え無しの参戦も、結果オーライで済ませられるだろう。 こちらの人的被害は、厄介なドルドと足手纏いのツェペリだけで済んだのだ。 あとは、アヴドゥルとジャイロの2人がかりで偽の花京院を倒して仕舞う。 そしてどこか近くで倒れているであろう、本物の花京院を押さえてしまえば、すべてが終わるのだ。 本当に、そうだろうか? 何か見落としている気がしてならない。 ビーティーは、事件の経緯を振り返る。 そうだ。 これではツェペリが爆死した事に対し、説明が付かない。 彼は川尻しのぶの身体に触れたとたん、爆死した。 明らかにスタンドによる攻撃だ。 だが、これは誰の能力だ? どこかに潜んでいるであろう花京院の能力は、間違いなく『法皇の緑』である。 そしてこの偽花京院の能力は、おそらくこの黄色いスライムだ。 スライムを変形させて身体に纏い、変装すると同時に身を守るスタンドだろう。 どちらのスタンドも、条件に合わない。 アヴドゥルも知らぬ『法皇』の隠れた奥の手という可能性もあるが、やはり現実的ではない。 可能性として高いのは、更なる別の敵スタンド能力の存在。 ここで、未知の攻撃についてもう一度振り返る。 ツェペリは川尻しのぶの身体に触れたことにより、爆死した。 普通なら、ここでしのぶに触れる事が危険だと、誰だって思う。 だが、奴は違った。 鉄球に弾き飛ばされたしのぶを、真っ先に抱き抱えた奴。 それも、彼女を気遣っての行動ではない。 彼女の持つ武器、猟銃を手に入れるため。 そしてその他の状況を考慮しても、消去法でも、爆破の能力の本体は、奴以外には―――――― 「さて、聞かせてもらうか? キサマはいったいーーー」 「アヴドゥルッ! 蓮見だッッッ!!!」 ラバーソールへ尋問するアヴドゥルの言葉を遮る、ビーティーの叫び声。 そしてそれと同時に鳴り響く、もはや聞きなれた轟音。 猟銃を水平に構えた吉良吉影の放った弾丸は、モハメド・アヴドゥルの胴体を撃ち抜いた。 ★ ★ ★ ★ ☆ ☆ ☆ ☆ こいつは鮫だ こいつにゃ歯がある その歯は面に見えてらあ こいつはメッキース こいつにゃドスがある だけど そのドスを見た奴はねえ 投下順で読む 前へ 戻る 次へ 時系列順で読む 前へ 戻る 次へ
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蓮見の里(はすみのさと) 日本国の何処かにある村。その実際の場所を特定する事はいまだに出来ていない。 蓮見忍軍の村であり、住人全てが何らかの形で蓮見忍軍に関わっている。 ちなみに、月影楼で使用されている植物原料の物は、コーヒーからココアまで、この里で栽培されたものだという。 ...蓮見の里って、アフリカあたりにあるんじゃねぇの?
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ラバーソールは窮地に陥っていた。 アヴドゥルの手刀を防いだことによって変装がばれてしまった。 それでも花京院がアヴドゥルを倒してくれれば何とかなったかもしれないが、乱入してきたジャイロによって阻止され、『法皇』は『魔術師の赤』に倒された。 敵は、アヴドゥル、ジャイロ、そして得体の知れないビーティーという少年。 酷く不味い状況だった。 だが、その戦況は、一変した。 予想外中の予想外。まったく無警戒だった男による銃撃を受け、アヴドゥルは目の前で倒された。 (もしかして、助かったか?) 一瞬、ラバーソールがそう思ったのも無理はない。 だが、現実は甘くなかった。 未だ煙の立ち上る銃口は、続けざまにラバーソールに向けられる。 この猟銃は、2連発だ。 2発までなら、弾を込め直すことなく続けて撃つことができる。 (オイ! オイオイオイオイ! 待て待てッ! ふざけんなッ! やめろ!) 『黄の節制』に弱点はない。 ラバーソールは自らのスタンドについてそう豪語している。 ある意味では、それは正しい。 彼は油断することなく、もっと狡猾に戦っていれば、承太郎の『星の白金』にさえ遅れを取る事はなかっただろう。 ただし、それには「対スタンド」についてという条件が付随する。 『黄の節制』は弾力と柔軟性があり衝撃に強く、そして実体があり、触れた生物の肉を喰らう事ができるスタンド能力である。 相手が生物であれば、たとえ相手がスタンドだとしても、『星の白金』の壮絶なラッシュですら、防ぎきる事ができる。 また熱や冷気にも強く、その防御力の高さは全スタンドの中でも随一であろう。 ただし、『黄の節制』で喰らう事ができるのは、あくまで「生物」に限定される。 質量を持った無生物による、物理的、現実的な攻撃手段に対して、その防御力は発揮されない。 そして弾力ある物の弱点は、貫通力のある武器、すなわちナイフや銃器の類。 すなわち、猟銃という武器を向けられた『黄の節制』のラバーソールは、何の能力も無い一般人と変わらないのだ。 「待―――ッ!」 吉良の放った散弾が『黄の節制』のガードをいとも簡単に撃ち抜き、ラバーソールの頭部を腐ったザワークラウトの用に破壊した。 淡い野望を秘めたラバーソールという名の小悪党は、志半ばにその最後を迎えた。 ★ ★ ★ ☆ ☆ ☆ ☆ 「あ…… アヴドゥル………」 敵は前髪の男じゃあ無かったのか? 続け様にその前髪も射殺され、ジャイロは呆然とする。 ビーティーに蓮見と呼ばれた金髪男。 猟銃に最後の1発を装填し、その銃口はジャイロに向けられた。 「ジャイロ!」 ビーティーの声で、ジャイロは目覚める。 ドルドやツェペリが誰に殺られたかはわからない。 前髪の長い青年が何者だったかもわからない。 だが、この野郎は目の前でアヴドゥルを殺しやがった。 何がなんだかわからないが、その事実だけは間違いない。 「キサマァァァ―――ッッ!!」 激昂したジャイロが鉄球を放る。 もはや3発目の射撃になる吉良は手慣れた構えで猟銃を向けるが、引き金を引く寸前に鉄球が炸裂し、猟銃を弾き飛ばした。 「チッ―――」 吉良は舌打ちをする。 鉄球は猟銃に当たった後、嘘みたいな軌道を描き、綺麗にジャイロの掌に収まった。 (面倒な技だな、あの鉄球…… スタンドではないようだが、ツェペリの波紋と同様、人知を越えた超技術と言うわけか…… だが……) 「『キラー・クイーン』………」 吉良がここにきて、初めてスタンドを繰り出した。 猫を思わせる耳を持つ、女性的なフォルムを持つ人型のスタンドヴィジョン。 どこが無力な一般人だ、とビーティーは憤る。 これが奴のスタンド能力『キラー・クイーン』。 (ツェペリを一瞬で爆殺したスタンド能力――― その発動条件は―――?) ビーティーの考えのまとまらぬまま、ジャイロは身構える吉良へ再び鉄球を投げ付ける。 猟銃を失った吉良に残された攻撃手段は、自らのスタンド能力だ。 弧を描く軌道で迫る鉄球に対し、『キラー・クイーン』は ハエ叩きのように右腕を振るい、鉄球を叩き落とした。 だが…… 「ヌゥ―――?」 鉄球は回転している。『キラー・クイーン』の掌が鉄球に触れた瞬間、回転のエネルギーにより両足の力を一時的に麻痺させた。 さらに回転の勢いに飲まれ、吉良の身体は大きく転倒する。 この一投は囮だった。 ジャイロはまず足を奪い、吉良が動けなくなったところで、次の鉄球で勝負を決めるつもりだったのだ。 「待てジャイロ! その鉄球は―――ッ!?」 だが吉良の考えは、さらに上を行った。 鉄球は標的に命中した後、正確無比な軌道を描き、投擲手の元へ返っていった。 そう、鉄球は攻撃の度に、本人の手元に戻っていくのだ。 「……その鉄球は既に『キラー・クイーン』が触れている。」 「その鉄球に触れると爆発するッ!!」 「何ッ!?」 ビーティーの声は間に合わなかった。 否、もはやそれも関係無かったかもしれない。 吉良は鉄球を「起爆材」でなく「爆弾」に変えていた。 ジャイロが鉄球に触れずとも、『キラー・クイーン』がスイッチを押せば、鉄球はジャイロの至近距離で爆発を起こす。 鉄球を『キラー・クイーン』の掌で触れられた時点で、ジャイロは既に詰んでいたのだ。 「くそったれが……」 『第一の爆弾』の直撃を受け、ジャイロは吹き飛ぶ。 もはや戦闘を続けられる状態ではない。 吉良吉影は鉄球によって転ばされたものの大したダメージもなく、起きあがるとスーツの皺を治し、ネクタイを正し始めた。 そしてビーティーの方をチラリと見た後、猟銃を拾い上げ、ジャイロに歩み寄る。 ダメージは大きいが、即死には至らなかった。 だが無意味だ。 『キラー・クイーン』はジャイロ・ツェペリの身体に触れ、皮膚の表面を爆破する。 確実なとどめを刺され、ジャイロ・ツェペリは死亡した。 ビーティーは唇を噛み、頂垂れる。 もはやどうしようも無い。戦える人間は、もう誰も残っていない。 ビーティーは、負けたのだ。 ★ ★ ☆ ☆ ☆ ☆ 吉良吉影は、空条邸に集まった参加者たちの処置について悩んでいた。 問題なのは、偽名を名乗らざるを得なかったことだ。 他人の名前を語ってる以上、どうしてもいつかはボロが出て、バレる。 そうなる前には、必ず始末をつける必要がある。 空条邸に集まった全員を皆殺しにする案は初めからあった。 だが、吉良にとっての最大の危険人物は空条承太郎だ。 川尻しのぶによれば、承太郎ももうじきここへ現れるかもしれない。 一筋縄では行かぬかもしれないが、川尻しのぶの接触爆弾さえうまく利用すれば、承太郎を倒せるという自信もあった。 承太郎さえなんとかすれば、あとはどうとでもできるだろう。 それならば、その時が来るまで沈黙するという選択肢も大いに有効だったのだ。 アクシデントは、花京院による反乱行為。 彼が戦闘を開始したため、穏やかに承太郎の帰還を待つという道は断たれてしまった。 そして、「引き返し不能点(ポイント・オブ・ノー・リターン)」は、ツェペリが川尻しのぶの接触爆弾によって死んでしまった時だ。 それまではしのぶを誰にも触れさせないように注意していたが、戦いが始まり、しのぶが猟銃をとって暴れたことで、防ぎ切ることができなかった。 これで、承太郎を川尻しのぶで殺害するというプランはほとんど実現不可能となった。 さらに、ツェペリ爆死の原因を探られれば、吉良は必ず容疑者として疑いをかけられる。 こうなってしまっては、全員殺す以外、選択肢はなかった。 ここまでくればビーティーとしのぶは無視できる。 戦闘能力の高いアヴドゥル、何を考えているのかわからない花京院(ラバーソール)を続けざまに射殺。 最後に残ったジャイロ・ツェペリを、1対1の勝負で見事下した。 すべてを終えた吉良は、無表情に肩をすくめる。 そんな彼に、足元から消えそうなほどに力のない小さな声が聞こえてきた。 「蓮見…… キサマ………」 吉良は目を丸くして驚いた。 まさか、まだ息があったとは…… 腹に散弾を喰らったはずのアヴドゥルだ。 おそらく、銃撃の瞬間にスタンドで防御し、即死を免れたのだろう。 実に見事なものだ。 アヴドゥルはまだ、諦めたはいなかった。 吉良の足元で、短剣を握り、振り上げている。 ビーティーより賜った、『戒めのナイフ』だ。 アヴドゥルにとっての最後の武器―――だが、アヴドゥルには、もう力を込め、振り下ろすだけの気力が残されていなかった。 もはや戦士としては引退せざるを得ないが、その根性だけは立派なものだ。 敬意を払い、教えてやる事にした。もはや、隠す意味も無い。 「すまないな、アヴドゥルさん。蓮見琢馬と名乗ったが、あれは嘘だ。私の本当の名前は―――」 猟銃の最後の1発を、瀕死のアヴドゥルの脳髄に撃ち込んだ。 「―――"Killer"だ。」 おっと、このタイミングの名乗りだと、聞こえる前に死んでしまっていたかな? などと思い、吉良は笑った。 ★ ★ ☆ ☆ ☆ 「やはり、あなたが、吉良吉影だったのですね……」 アヴドゥルに留めを刺したあと、吉良は女性の声に呼ばれ、振り向いた。 いつの間に意識を取り戻したのか、川尻しのぶが起き上がり、床に座ったままこちらを見ていた。 死んだような目で、吉良の殺人をじっと見ている。 おそらく今なにが起こっているのかも、何となく理解しているだろう。 その上で、川尻しのぶは取り乱すことなく吉良を見ていた。 吉良は迷ったが、全員の死亡確認を先に済ませることにした。 ジャイロとアヴドゥルにそれぞれとどめを差し、花京院(ラバーソール)の様子も見るが、彼は即死していた。 残る一人。吉良は縁側の廊下を見る。 最初に川尻しのぶに銃撃されたドルドだ。 驚くことに、吉良が目線を向けた瞬間、彼はピクリと動いた。 生きているとは驚きだ。 傷口から機械が見える。 どうやら彼はサイボーグだったようだ。 今更だが、吉良はこのバトル・ロワイアルの参加者たちの多種多様な常識外れさに、やれやれと肩を落とす。 (畜生…… なんてことだ…… こんなハズじゃあなかった……のに……) ゲーム開始時からのドルドの行動方針は、お人好しの集団にとけ込み、馴れ合い、そして隙をついて優勝することだった。 ビーティー、アヴドゥル、ツェペリ、ジャイロというメンバーは、彼にとってその理想を体現したような連中だった。 その後合流した3人も、同じようなタイプの人間だと思ってしまった。 身を隠すには絶好の、羊の群れ。 その羊の群れの中に、イレギュラーな存在が紛れ込んだのだ。 花京院と言う、肉食の羊。 そして吉良吉影と言う、羊の皮を被った怪物が…… 吉良は猟銃内に残った空薬莢を爆弾化させ、指で弾き飛ばした。 放物線を描き、爆弾は正確にドルドを攻撃する。 「やめっ―――」 身体を引きずってでも逃げようとしたドルドであったが、吉良吉影は甘くはない。 ドルド中佐のちっぽけな悪意は、白く光る閃光と共に、永遠に葬られた。 ★ ★ ★ ☆ 「あなたに会いたいと…… あって話をしたいと、ずっと思っていました。 でも、実際に会ってみると、何を話していいんだか……」 川尻しのぶは、再び吉良に語りかける。 吉良もしのぶの目を見つめ返し、そして優しく問いかけた。 「何故、私が吉良吉影だと……?」 「……承太郎さんの言っていた特徴に合う、というのも確かにあるんですけれど…… それ以上に、雰囲気が…… ミステリアスというか、ロマンチックというか、言葉では言い表せない不思議な感覚が、あの時のあの人によく似ていたから……」 それに、と川尻しのぶは付け加える。 アヴドゥルたちが始めに屋敷に現れた時、吉良はしのぶを庇うような動きを見せた。 それが、猫草に襲われた時に自分を助けてくれた、夫の姿と重なったのだと言う。 吉良には理解ができなかった。 川尻浩作となった自分としのぶの結婚生活の話は聞いていたが、だからと言って殺人鬼である吉良を肯定する理由にはならない。 だが同時に、吉良はしのぶの話を聞き、味わったことの無い安らぎを感じていた。 川尻しのぶ…… 彼女は、一体何者なのだ? 人生で初めて、両親以外の人間から、『理解』されたような気がした。 「………吉良、さん。」 思わず吉良は、しのぶの右手を取る。 この人を殺してしまって良いのだろうか。 これまで一度たりとも殺人を躊躇ったことのない吉良にとって、初めての迷い。 このまま、しのぶと2人で生き残ることはできないだろうか。 あのボニーとクライドのように、ふたりきりで。 他の誰にも理解されなくとも、ふたりで生きていくことはできないだろうか。 (………なんてな) 馬鹿な事を考えるんじゃあない。 そんな事、できるわけがない。 そんな未来に、明日はない。 川尻しのぶの美貌は、その手首だけを残して綺麗に消滅した。 足手纏いを抱えて生き残れるほど、このゲームは甘くない。 そもそも一人しか生き残れないこのゲームにおいて、他者を助けるなど愚の骨頂である。 だが、これだけは間違いない。 川尻しのぶと言う名の女性は、吉良吉影にとって永遠に忘れられない存在となっただろう。 ★ ★ ☆ さて、あと一人。 「逃げようとは、考えなかったのかな?」 「おまえがそれを許すとは思えなかったからな。少しでも長く生きるためには、何もしないことが最善だと思っただけさ」 あわよくば、わずかに稼いだこの数分間に空条承太郎が帰還することを願っていたが、それも叶わず終いだった。 じっと睨みつけるビーティーに対し、しのぶの手首を懐にしまいながら歩み寄る。 そしてビーティーがスタンドの射程距離に入ったところで立ち止まり、問いかけた。 「何か言いたいことはあるか……?」 「……貴様、これまでに、いったいどれだけの人間を殺してきた?」 吉良の質問に対し、ビーティーは臆することなく質問で返す。 今までの吉良の殺人を見て、その手際の良さに驚いた。 バトル・ロワイアルだから殺しているんじゃあない。 この男は、本物の反社会性人格障害 サイコパス だ。 ダイイングメッセージを遺したところで、意味はないだろう。 この吉良吉影という男が、証拠を残すとは思えない。 「ふぅむ、そんなものが最期の言葉でいいのか? 実のところ、覚えていない。 お前は今までした自慰行為の回数を覚えているのか?」 ビーティーに対し、吉良はフザケた返答をする。 ブラックなユーモアに例えたジョークに、吉良は笑った。 だが、ビーティーはそんな吉良のくだらない戯れ言を一蹴する。 「違うな。その例えは、見当違いもいいところだ。 貴様にとっての殺人は、自慰行為なんかじゃあ無い。ただのゴミ掃除だ。 ただ、自分の犯行が露呈する事を恐れた、逃げの手段に過ぎない。 大方、川尻しのぶにやったように、女の手首を持ち帰るためだけにやっているだけだ。 死体愛好趣味の、変態ヤローが!」 吉良の表情から笑みが消えた。 自分の衝動と異常性癖を簡単に見破られ、しかもそれを罵倒された。 と同時に、大量殺人鬼としてのちっぽけさを、叩きつけられた。 確かに吉良に、チャールズ・ホイットマンの気持ちは分からない。 彼にとって殺人とは手段であり、目的ではない。 そしてそれの主な用途は、証拠隠滅だ。 その事実を突き立てられることは、吉良にとって想定外の侮辱だった。 犯罪者としての誇りなどが持ち合わせているつもりないが、吉良は如何ともし難い苛立ちを、自分の半分の時間も生きていない少年に対し、覚えていた。 ビーティーは悔しかったのだ。 吉良吉影の不審さには、はじめから気が付いていた。 ただ、それ以上に目立つラバーソールの存在と花京院の暗躍に気を取られ、一手遅れを取ってしまった。 また、自分に戦う力があれば、こうはならなかった…… 敵の不審さに気が付いても、それをアヴドゥルたちに伝えるタイムラグで遅れをとってしまった。 この男のやり口を見るに、公一を殺したのもポルナレフを殺したのも、この男ではないだろう。 結局自分は、なんの真相にもたどり着けぬまま、ここで死ぬのだ。 ビーティーはアヴドゥルの遺体を見やる。 彼の手元からこぼれ落ちた、『戒めのナイフ』――― 『過信』していたのは、自分もだった。 自分の知力さえあれば、どんな困難にも立ち向かえるものだと、自惚れていた。 この敗北は、どう考えても自分の力不足。 それが、何より悔しかった。 「小僧―――ッ!」 吉良吉影に胸ぐらを捕まれて、持ち上げられる。 体が小さく力も弱いビーティーは、反抗することもできない。 「イカレた変態の糞野郎に、しかるべき報いを……!」 心臓を爆破され、ビーティーは息絶えた。 精神的には、ビーティーは勝っていたかもしれない。 だが、それだけでは何の意味もない。 知力も、推理力も、精神力も、圧倒的な暴力の前には何の意味も持たない。 名探偵は、策を弄する「殺人犯」には勝つことができるかもしれない。 だが、常軌を逸した「殺人鬼」にだけは、どうやったって適わないのである。 【ウィル・A・ツェペリ 死亡】 【ラバーソール 死亡】 【ジャイロ・ツェペリ 死亡】 【モハメド・アヴドゥル 死亡】 【ドルド 死亡】 【川尻しのぶ 死亡】 【ビーティー 死亡】 【残り 41人】 ★ ☆ 最後の最後でビーティーに思いも寄らぬ反撃を受けたが、しかし気にしていても仕方がない。 今すぐにでも、承太郎が現れたっておかしくはないのだ。 川尻しのぶという武器を失った以上、このまま承太郎を迎え撃つのは厳しい。 なにより、今の大量殺戮で体力を消耗しすぎていた。 だが、このまま立ち去るわけにはいかない。 ここには、「吉良吉影の戦闘形跡」が残りすぎている。 処理しなくてはならない。 証拠隠滅のシナリオはもう考えてある。 だが、ビーティーに指摘された事をまた繰り返さなければならないという事が、非常に頭にきた。 時計を見ると、もうすぐ午後3時になる。 10分で…… いや、5分で片付ける。 まず、室内から必要な物をかき集める。 情報交換に使った資料、アヴドゥルの持っていたバイクのキー、ラバーソールの所持品からは首輪、しのぶの持っていた地下の地図など。 未開封の支給品ももちろん回収した。 ドルドの所持品の中にライターがあったのは、特に都合がよかった。 それらを纏めてデイパックに積め、庭に放り投げる。 所持品は準備完了だ。 次は、犯人とヒーローを作る。 アヴドゥルとジャイロの遺体を担ぎ、吉良は庭へ出た。 ジャイロの遺体にはもう一発爆発を食らわせ、身体を丸焦げにさせる。 まるで、『魔術師の赤』にやられたかのような、燃死体が できあがった。 ジャイロの遺体を屋敷のそばに仰向けに放置し、傍らには猟銃を捨ておく。 空薬莢も当然ばらまいておく。 そしてアヴドゥルの遺体は、ジャイロの正面にある庭の池の中に放り込んでおいた。 『バトル・ロワイアル』が幻覚であると思い込んだ犯人モハメド・アヴドゥルは、空条邸に集まった参加者の皆殺しを決行。 全員を焼き殺すも、最期の最期で猟銃を持ったヒーローのジャイロ・ツェペリと相打ちになり、池に沈んでしまったのだ。 ジャイロの遺体に銃痕は無いし、アヴドゥルの遺体には猟銃による傷しかない。 ジャイロは丸焦げだし、アヴドゥルは水没。 遺体から正確な死因は調べられないだろう。 次に吉良は、庭に止められている自動車に向かった。 キーはつけっぱなしだった。 少し移動させ、屋敷外壁に隣接するように停車する。 そして『キラー・クイーン』の腕力によって車体を小破させ、ガソリンタンクを取り出した。 吉良はタンクを持ち、屋敷内に戻る。 邸内を少し見て回り、家主である空条貞夫の衣装タンスを見つけた。 川尻しのぶによれば、承太郎が吉良の容姿の特徴を他人に話しているかもしれない。 返り血にまみれたスーツをいつまでも着ているわけにはいかないので、吉良は着替えることにした。 戸棚から適当な衣服を選ぶ。空条貞夫の休日用のラフな服装だ。 普段の吉良のイメージとはかけ離れたスタイルだろう。 ついでに髪型や髪の色も変えたいが、残念ながらそこまでの時間はない。 吉良は脱ぎ捨てた服を一つに纏め、ガソリンをかける。 そしてそのままタンクを担ぎ、そのまま屋敷の廊下を一周、ガソリンを巻いて回る。 吉良吉影の痕跡は、残りの遺体と共に焼き付くされてしまうのだ。 そう、狂ったモハメド・アヴドゥルの『魔術師の赤』によってな。 ガソリンタンクを邸内に捨てる。 準備完了。 自動車が破壊されているが、屋敷に隣接して停車したので、どうせ炎が燃え移り、その痕跡も無くなる。 庭に放ったデイパックを拾い上げ、アヴドゥルの使っていたオートバイに跨る。 そしてキーを刺し、エンジンを掛けると、ドルドの所持品から失敬したライターを点火させ、屋敷内に放り投げる。 時計を見ると、午前3時を少し回った頃だった。 5分かからずだ。間に合った。 短時間に7人もの人間を殺害した吉良吉影は、何食わぬ顔で空条邸を去っていった。 ★ ☆ 異様な暑さに、花京院典明は目を覚ます。 ここは空条邸の離れの書庫だ。 意識が戻って最初に気が付いたのは、自分が拘束されていないという事実。 気を失う前の事を思い返す。 『法皇』を川尻しのぶへと憑依させ、ドルドを射殺。 次にビーティーを狙ったところをアヴドゥルに阻止される。 その後何故かツェペリが爆死し、乱入してきた新たな男によって『法皇』はしのぶの体内から吐き出されてしまった。 そして身構えるまもなく『魔術師の赤』の回し蹴りをくらい、気を失ってしまったのだ。 作戦が失敗した今、花京院はアヴドゥルらに尋問でもされるものだと思っていたが、どうにもその様子はない。 時計を見ると、午後3時過ぎ。 気を失っていたのは15分かそこらのようだ。 (しかし、なんだ? この暑さは?) とにかく情報が欲しい。 おそるおそる引き戸を開け、庭に出た花京院の見たものは――― 「なッ!!」 大炎上する空条邸の屋敷。 花京院が気絶している間に、屋敷の本邸は業火に包まれ崩壊しつつあった。 (どういう事だ? あの後、ここでいったい何が起こったのだ?) 吉良吉影の犯した1つ目のミス。 それは、本物の花京院典明の存在に気が付かなかった事だ。 元々『法皇の緑』や『黄の節制』のスタンド能力を知るアヴドゥルや、類稀なる推理力と洞察力を持つビーティーと違い、吉良吉影には屋敷に現れた花京院が偽物であることに最後まで 気が付いていなかった。 せめて、アヴドゥルを撃つのがあと10秒遅ければ。 もしくはラバーソールが散弾を受けたのが頭部でなかったならば、結果は違っていたかもしれない。 そして当然、屋敷の離れに潜んでいた本物の花京院典明の存在も、知らぬままだ。 離れであるが故に火の手も届かず、吉良吉影は虐殺の現場に(吉良の犯行を見ていないとはいえ)生存者を残してしまったのだ。 (池に沈んでいるのはアヴドゥルか? 奴がこれを? いや、しかし奴には動機がない。 池と屋敷の間には、焼死体が一体。これだけやられていては判別などできない。 他の連中は? 全員、炎の中か? 全員死んだのか? 何人か逃げたのか?) 考えたところで答えは出ない。 そんな中、花京院ひとり残された空条邸に、ある乗り物が到着した。 遠くからでもわかる火の手を確認し、スピードを上げて駆けつけた救急車のようだった。 【D-5 空条邸の庭 / 一日目 午後】 【花京院典明】 [スタンド] 『ハイエロファント・グリーン』 [時間軸] JC13巻 学校で承太郎を襲撃する前 [状態] 腹部にダメージ(小)、肉の芽状態 [装備] ナイフ×3 [道具] 基本支給品、ランダム支給品1~2(確認済) [思考・状況] 基本行動方針 DIO様の敵を殺す。 1.空条邸で一体なにが起こった? 2.空条承太郎を追跡し、始末する。 3.ジョースター一行の仲間だったという経歴を生かすため派手な言動は控え、確実に殺すべき敵を殺す。 4.山岸由花子の話の内容、アレッシーの話は信頼に足ると判断。時間軸の違いに気づいた。 ※ラバーソールから名前、素顔、スタンド能力、ロワ開始からの行動を(無理やり)聞き出しました。 ※空条邸は炎上し、崩壊中です。屋敷内を探ることは常識的に考えれば不可能です。 ※空条邸の庭にジャイロの遺体(身元がわからないほどの火傷)、そのそばに空の猟銃と薬莢、池の中にアヴドゥルの遺体が放置されています。 ★ ★ 何者かに付けられている? はっきりとした確信はないが、なんとなくそんな気がする。 バイクでの逃走を図った吉良吉影は、目的地に杜王町エリアを選んだ。 身体を休めるには慣れ親しんだ町並みが楽であろうという口実の他に、地下通路がほとんど通じていないというのが大きな理由だった。 ツェペリによれば、DIOもカーズもワムウも、太陽の光に弱い。 そして承太郎も、彼らを標的としている以上は地下に通じる場所付近にいる可能性が高いだろう。 そう思い東へ進路を取った吉良吉影だったが、先ほどより背後から視線を感じるのだ。 (何者かわからんが、もし空条邸での出来事の目撃者ならば、今までの全てが水の泡だ。 始末せねばならない………) 急ハンドルを切り、路地裏に入る。 物陰に隠れ、追跡者の正体を探ろうとした。 だが、「影の中」はまずかった。この追跡者にとっては独擅場だ。 『おまえ…… 再点火、したな―――?』 「何ィ―――?」 吉良吉影の犯した2つ目のミス。 火種の選択肢を誤った。 「『キラー・クイ』………ッッ!!」 闇の中から現れた『ブラック・サバス』の弓と矢が、「キラー・クイーン」の掌を突き破った。 【E-7 杜王町エリア 路地裏 / 一日目 午後】 【吉良吉影】 [スタンド] 『キラー・クイーン』 [時間軸] JC37巻、『吉良吉影は静かに暮らしたい』 その①、サンジェルマンでサンドイッチを買った直後 [状態] 左手首負傷(大)、全身ダメージ(小)疲労(中) [装備] 波紋入りの薔薇、空条貞夫の私服(普段着)、 [道具] 基本支給品 バイク(三部/DIO戦で承太郎とポルナレフが乗ったもの) 、川尻しのぶの右手首、 地下地図、紫外線照射装置、ランダム支給品2~3(ドルド、しのぶ) [思考・状況] 基本行動方針:優勝する。 0.空条承太郎を殺す。 1.なんだこいつ(ブラック・サバス)は? 2.優勝を目指し、行動する。 3.自分の正体を知った者たちを優先的に始末したい。 4.サンジェルマンの袋に入れたままの『彼女の手首』の行方を確認し、或いは存在を知る者ごと始末する。 5.機会があれば吉良邸へ赴き、弓矢を回収したい。 ※波紋の治療により傷はほとんど治りましたが、溶けた左手首はそのままです。 ※不要な所持品は空条邸に置いてきました。炎に飲まれて全て燃えてしまいました。 ※キラー・クイーンが弓と矢に貫かれました。どうなるかは今後の書き手にお任せします。 投下順で読む 前へ 戻る 次へ 時系列順で読む 前へ 戻る 次へ キャラを追って読む 前話 登場キャラクター 次話 140 影に潜みし過去暴くもの(前編) ウィル・A・ツェペリ GAME OVER 140 影に潜みし過去暴くもの(前編) モハメド・アヴドゥル GAME OVER 161 She s a Killer Queen 花京院典明 168 Trace 161 She s a Killer Queen ラバーソール GAME OVER 161 She s a Killer Queen 吉良吉影 178 今にも落ちてきそうな空だから手を繋ごう 161 She s a Killer Queen 川尻しのぶ GAME OVER 140 影に潜みし過去暴くもの(前編) ジャイロ・ツェペリ GAME OVER 140 影に潜みし過去暴くもの(前編) ビーティー GAME OVER 140 影に潜みし過去暴くもの(前編) ドルド GAME OVER
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ムック本の付録バッグが大好きです 最近、本屋へ行くと必ずといっていいほど設置されているムック本コーナー。 ムック本とは、単独のブランドが自社製品の紹介本とバッグや傘、ポーチなどをセットにした物のことです。 このムック本に付いているバッグが、主婦の間で今大人気なんですよ。 大型のトートでファスナーが付いていたり、保冷機能が付いているものは、時に売り切れることもあります。 我が家にも、トートバッグを中心に10個くらいのムック本バッグが。 さすがに夫に「いいかげん買うのやめたら?」と言われました。 でも、このバッグはああいうときに便利そう、このバッグは…とか考えていると、いくつあっても良い気がしてくるんですよね。 多分そういう需要があって、ムック本が次々と出ているのではないかと思います。 http //www.womensfashioncom.com/
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このページはこちらに移転しました 悪の教え 作詞/257スレ104-105 今日も元気だ一丁行こうか 下っ端怪人従えて 街へ繰り出せ悪事を働け 敵は正義だヒーローだ さあさ悪の心得を教えよう ひとつ 変身するまで待つんだぞ ふたつ 静かに口上聞くんだぞ みっつ 合体するまで待機だぞ すべては正義が優先だ 断然凶悪 こういう方のが やる気も出るんじゃないのかい 勧善懲悪 恨んじゃいないが 手加減だけはやめてくれ 花も 悪も 散り際こそが美しい いいかお前ら黙って聞けよ こらそこ喋るな二度目は無いぞ 勝負は過程だ見栄えが大切 他は知らんが我らはそうだ さあさ悪の約束を教えよう ひとつ 10分までなら勝つのも良い ふたつ 5分を切ったら覚悟を決めろ みっつ ピンチはチャンスだあがいて魅せろ すべては正義が優先だ 万全狡猾 こういう方のが やる気も出るんじゃないのかい 完全総括 手下の失敗 責任とるのは上の者 人も 悪も けじめはしっかりつけるんだ すべては正義が優先だ 断然凶悪 こういう方のが やる気も出るんじゃないのかい 勧善懲悪 恨んじゃいないが 手加減だけはやめてくれ 花も 悪も 散り際こそが美しい