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村を無事に出た少女は、そのままガンディーノ王国に抜ける道を歩んでいた。 森を歩いているので、いつもなら木漏れ日が心地よく感じられるのだが――。 なにぶん今日は、母に時間を取られて早歩きで向かわなければいけなかった。 走ってもよいと思ったが、汗でベタつくのは不快でしょうがない。 なにより新調した制服を汗で汚すなんて考えたくもなかったらしい。 先程から飛び交う小さな虫たちもなるべく見なかったことにしつつ、森をどんどん進んでいく。 トラスタ村を出たことのない少女が、初めて村を抜けて外の世界へ歩きだす。 それを勇気と言わず、なんと表現しようか――……? 第一章 #1 明日へ向かう勇気 ルーラside 茶色のセミロングの髪を揺らしながら、私は走っていた。 エネルギーを燃焼し、体温がどんどん上昇するのを感じながら。 木漏れ日が差し込む森で、心地よさも感じられずにただただ走っていく。 急がなきゃ――急がないと、遅れちゃうっ! そんなはやる気持ちを抑えながら、森の終着点へと到着した。 「うわぁ……!」 森を抜けた先には、東のほうに大きく広がる平原とせせらぐ川が見えた。 私はその景色に感動する。生まれて初めて村から出た時の景色。 それはとても、広くて大きくて……私を受け入れてくれるような気がした。 アカデミー方面へと向かうには、あの丘を越えてさらにガンディーノを横切る必要がある。 私……本当にトラスタから離れちゃうんだね。 そんな不安と期待を胸に、私は前に進んだ。 入学式まであまり時間がない……急がなきゃ。 また私は走り出す。息を切らせながら…… * それからかなりの距離を進んだだろうか。全身を駆使したせいかどっと疲労が来る。 私がたどり着いたのは、私の家より何倍も大きくて――噂に聞くよりは優雅な……公国の宮殿のような学園だった。 こ、こんな所に学費免除してもらって通っても……いいの?凄く気がひけるのを感じた。 いくら給与が出るからって……何だか凄く、お金のかかった設備。シンプルながらも豪華に見えるその建物は一般庶民の私が足を踏み入れるには少々戸惑う作りであった。 でもこんなチャンス、滅多にない。スピカさんが与えてくれたもの……これから描くであろう学校生活に期待に目を輝かせた。 その時。 樹木の木の葉がすり合わせるような渇いた音がカサッと上のほうから聞こえる。 そして……猫の鳴き声? なんだ猫か……と思いつつ、木を見上げる。そこには、一匹の黒い猫が降りれないと騒ぐように鳴き。 その数十センチ先には顔見知りの、スカイブルーの長い髪を持つ少女。私の幼なじみのシリウスちゃんが居た。 いつもとちがう所といえば、シリウスちゃんからは想像もできない行動――もとい、木の上に登っていた。 その状況を把握したときに、私は焦りを感じて 「し、シリウスちゃあんっ!危ないよぉっ!」 とっさにそう叫んだ。 「もうっ、うるさいわね……気が削がれるででしょうっ!……って……あら?ルーラじゃない」 少しだけ怒ったように言ったシリウスちゃんは私に気づくと、いつもの穏やかな顔をして私の名前を呼ぶ。 そして、先程の黒猫に視線を戻す。……なるほど、この猫を助けようとしているんだ。 何だかシリウスちゃんらしいなぁ。 「よーし、私も何か手伝うよ!シリウスちゃん、しっかり掴まっててね!」 「え、ええ……」 私の発言に、シリウスちゃんは少し戸惑った顔をして返事する。 そして……張り切って、猫を受け止める準備をした。 シリウスちゃんは匍匐前進をするように、ゆっくりゆっくり猫に近づいていく。 その光景を見ていた私は一つ重要な事を思い出した。そういえば……昨日は、雨だったような……? 思い出したときはもう遅かった。 雨で湿って劣化した木の枝は、ミシッと鈍い音をさせていく。 さすがに渇いた状態では頑丈な枝も濡れてしまえば、いくら標準体重の人間といえどもそれを支えきれる程の強度はない。 自然は残酷なもので、そんな状態も知りをもせずに強風が吹く。 シリウスちゃんは、あまりに突拍子なことに自分の身体を支えきれるほどの余裕もなく、ただ急降下していくばかりだった。 「シリウスちゃあんっ!」 私は叫んだ。……どうしよう、ケガなんてしちゃったら……!あのとき、止めればよかったのに……。 そんな中でも、体は動かない……動いたとしても、きっと助からない……諦めさえ抱いていた自分が少しだけ悔しくなった。 自分で招いたことだが、見ていられないとぎゅっと目を瞑る。 目を瞑った後には砂の上を滑ったような音がしたが、不思議と落ちたような音はしなかった。 おそるおそる、目を開けてみるとそこには少し紫がかった白色の短髪で青い瞳を持った少年がシリウスちゃんを抱えていた。 その青い瞳は、野生動物のようにも見える。シリウスちゃんのような……孤独を知る瞳だ。 少年は少しため息をついてから安心しきったように口を開き 「危っぶねぇ……」 少々不機嫌そうに言った。 「あ……ありがと」 シリウスちゃんは全く知らない他人に助けられたことに驚きながらもお礼を言った。 この子……剣を持ってるけど、剣士学科の子なのかな? その澄んだ凛々しい顔立ちは私たちより少しだけ大人のようにも思えた。 「別に……。俺の前で、人が死ぬのが嫌なだけ」 少年は伏し目がちにぶっきらぼうに答えた。 まるで、眼前での死を知っているかのように。 親友のシリウスちゃん助けてくれたのは感謝するけど……何だかその発言は少し嫌な感じ。 そんな感情を抱く私。シリウスちゃんは制服のスカートについた砂埃をはらう。 「助かったわ……あなた、名前は?私は、シリウス・フィーナ。このアカデミーの魔法学科に入学する予定よ」 シリウスちゃんは自分の命を助けてもらった恩人に名乗り、そして相手の名を尋ねる。 しかし、少年は表情一つも変えない。 「別に名乗る程の名前じゃないし……もう会うことないから」 そういいながら、去っていく少年。 最初から最後まで、なんだか凄く嫌な感じだった。 私はそんなモヤモヤした気持ちを燃やしている。 当人のシリウスちゃんといえば、先程助けた黒猫を抱えて去っていく姿を呆然と眺めていた。 なんだか、シリウスちゃんらしくない。いつものシリウスちゃんなら……。 『名前くらい言ったっていいでしょ』くらい言ってるはずなのに。 あのタイプ、きっと初めてなんだろうなぁ……。 って、私も初めてなんだけどさ。 我に返ってシリウスちゃんの肩を叩く。 「ねぇ、そろそろ行かないと遅れちゃうよっ」 私が声をかけると初めてシリウスちゃんが我に返ったように 「え……ええ」 と返事をした。 次へ #1 明日へ向かう勇気 前へ #0 発端
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入学式の会場へ向かう廊下の途中、銀色の長い髪を持った少年が目に入った。 束ねられた髪はとても綺麗で、さらさらと歩く振動で揺れている。 その光景に見とれていると、シリウスちゃんの腕にいた黒猫が「にゃ」と小さく鳴いて飛び降りる。そして目の前の少年の方に向かっていく。 「あっ」 その猫の行動に、シリウスちゃんは小さく声を漏らした。 きっと飼い主があの少年なのだろうか……と思った。 銀髪の少年は、駆け寄る猫に気づくと「ダメじゃないか、鞄から出ちゃ」と叱りつけた。 そして、後ろを振り返る少年。 シリウスちゃんの制服の上着に猫の毛がついていることを確認するように見つめ、 「やあ、もしかして君たちがボクのクロを?」 と私たちに尋ねてきた。 「……そうだけど」 シリウスちゃんは先程の少年とは違う好意的な態度に少しだけ警戒しながらそう答えた。 その少年の顔は中性的で、どう見ても優しそうな好青年……線の細い体型には、男子生徒制服がよく似合っていた。 ふっとはにかむように微笑む少年の笑みには、とても悪意のあるとは思えない表情だ。 「ありがとう、ボクもクロを探していたんだ。ボクはプラチナ・ガーネット。プラチナって呼んでね。今日魔法学科に入学する予定なんだ。 君たちはこの時間にここにいるってことは……今日入学する予定なのかな?」 つらつらと言葉を並べていくプラチナくん。私たちのことはもうお見通しと言わないばかりに話を進めていく。 さっきの男の子みたいな人がいっぱいいるのかなあって思ったけど……なんとか安心だった。 「ええ……そうよ。私はシリウス・フィーナ。シリウスでいいわ。横の茶髪の娘はルーラ・キャラットよ。 偶然ね……?私も魔法学科なの」 シリウスちゃんは自身の紹介と、私の紹介をしてくれた。 「あ、私もルーラでいいよっ!私は格闘士学科なの!よろしくね!」 続けるように私も自己紹介をする。 「えっと……じゃあよろしくね、シリウスちゃん、ルーラちゃん」 照れくさそうに名前を呼ぶプラチナくん。 「クロちゃん、飼い主見つかって良かったねっ」 私はしゃがんで黒猫を撫でる。 黒猫はプイッと横を向いて、あさっての方向へと歩いていく。 『俺様は召還主以外には懐かねぇよ』 どこからか、声が聞こえた。 でもそれは、プラチナくんの声ではないのは明らかだ。周りを見ても特に私たち以外は誰もいない。 「ま、まさかこの猫……喋った?!」 私は吃驚して大きな声を出してしまった。 プラチナくんは少しばつの悪そうな顔をして、 「しーっ!」 と私の口を押さえつける。 何か聞かれるとよっぽどまずいことなのだろうか。 まぁ……誰にも隠し事くらいあるよね。 「ぷはぁっ、い、いきなりなに?」 私は口に当てられたプラチナの手を無理矢理はがした。 「これ……ただの猫じゃない……?」 シリウスちゃんは、何か感づいたのか考えだす。 プラチナくんはあたふたと隠そうとしている。 怪しいのは、プラチナくんの反応を見ていてもあきらかだ。 「……こ、これはね!首輪のスイッチを押すと一定時間になると話す装置がついてるんだ!ほら、あはははは!」 わざとらしさの溢れる言葉を何とか紡いで、不審さをごまかそうとするプラチナくん。 そんなこと言われても、逆に不審さがましていくんだけど……と思いながら、シリウスちゃんと目を合わせる私。 シリウスちゃんと私はコクリと頷いて、深くは問い詰めないでおこうといったようにアイコンタクトをする。 プラチナくんが本当のことを話すまで待てばいいよね……? 「そ、そうなんだ~……あははは、びっくりしちゃった。ねぇ、シリウスちゃん?」 「え、ええ……そうね、私たちが知らないだけで他の街の技術は発達しているのね」 お互いにプラチナくんに気を遣わせないように私たちはフォローする。 これ以上、プラチナくんに気を遣わせてしまったらきっと墓穴を掘ってしまうだろうから。 そんな優しさを込めて私たちはなにも問わないことに決めた。 その時。上級生らしき人たちが、私たちに向かって歩いて来ていた。 「……おい下級生。何ぼさっとしてんだ」 「その声は……シ、シロイツ……?」 プラチナくんは、夢から冷めたかのように戸惑いながら、震えた声で上級生の名前を呼ぶ。 呼び捨てということは、恐らく知り合いなのだろうか。 「ふん……ここにはまぐれで入ったんだろうけど、いい気にならないことだね。 僕たちが居るってこと、忘れてもらっちゃ困るね。このアカデミーに居る限り、君の安らぐ場所なんてないよ……?」 ふふっ、と笑う上級生。 プラチナくんと同じ色の髪をさらりとかき上げる。ふと、胸元を見ると銀のバッジが光って見える。 ……あのバッジは、このアカデミーでの実技優秀生徒でしか装備することが許されないバッジだ。 そしてどこかこの二人……雰囲気が似ているような気もする。 「……忘れられる筈がないでしょう、メノウ……兄さん」 プラチナ君はお兄さんと呼んだメノウ――さんを拳を震わせながらその名前を呼ぶ。 兄弟なのに、何かお互い憎みあっているかのような雰囲気だ。 あまり、この人たちに関して探り出さないほうがいい――と私の勘がそう告げていた。 メノウさんはプラチナくんの言葉を聞くと、満足そうに手をひらひらとさせながら去っていった。 「一体何のつもりだったんだろう……?」 私は、呟くようにそう言った。 プラチナくんは口を噤んだように何も言わない。 きっと、あまり私情に巻き込みたくないのだろう。 「優秀生徒……なのね」 シリウスちゃんも独り言のように呟く。 その空間には少しだけ、沈黙が流れた。 先程会ったばかりなのに、知ってはいけないことを色々知ってしまったような気になった。 とてもその感じは……気まずい以外に言い表しようがない。 そんな中で、プラチナくんは口を割った。 「は、はは……あんまり気にしないでね……兄さんは、悪ふざけが好きなんだ」 プラチナくんはまたごまかすように私たちにそう言った。 今度はきっと私たちに気を遣わせないように言った発言なんだろうけど、どうみても悪ふざけには見えない。 ……だけど、兄弟間の関係なら私たちは口を突っ込む義理などはない。 だから今回のことも忘れたかのように、私はまた口を開く。 「あ、そ……そうだ、私たち急いでたんだよね……?」 私は重大な事を忘れていた。……そうだ、今日の肝心の最大イベント。 「入学式……!」 シリウスちゃんはそう言って、焦りだした。 「入学式に遅刻なんて、笑えない……!せ、折角ちゃんと起きれたのに~!」 プラチナくんは少しだけ半泣きになりながら走りだす。 私たちもそれについていくようにして走り出す。 私たちの、夢や未来の為に。 次へ #2 その少年、粗暴につき1 前へ #1 明日へ向かう勇気
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概要 明日は世界史界隈民。 世界史界隈古参でもある。 ウェブアーカイブ https //web.archive.org/web/20220724171908/https //twitter.com/asitanosub https //web.archive.org/web/20220522072525/https //twitter.com/asitanosub プロフィール(2022年7月24日) 🥳明日🫠 @asitanosub ? 運営は本垢復活させろ本垢→ @asitahakinyo 裏垢→頑張って探し サブ垢→ @asitanosubnosub 界隈のまとも FA→#明日を生きてる フォロバ100 アイコン描いてくれた人 @ELUA_1 @28_hf_@K1B1SUKE 📍世界 👶May 14 Joined January 2022 1,366 Following 926 Followers プロフィール(2022年5月22日) 🫠明日さんのサブ垢🫠界隈健全枠、日本うつ連盟代表(大嘘) @asitanosub ? 労働党好き 運営は本垢復活させろ本垢→ @asitahakinyo 裏垢→ @asitanobousou 好きです、推してます→ @UKlabour 🇬🇧🌹 サブ垢→ @i63CNVXypRkZ7tS 界隈の健全枠 FA→#明日 フォロバ100 📍 4.28闘争 👶 May 14Joined January 2022 999 Following 697 Followers 過去ツイート 🫠明日さんのサブ垢🫠界隈健全枠、日本うつ連盟代表(大嘘)@asitanosub #20RTで好きな人にDMで告白 来るわけない 2022年5月22日 🫠明日さんのサブ垢🫠界隈健全枠、日本うつ連盟代表(大嘘) Retweeted ラムネコーラ@紅爱様の領民 @ramunekoura #20RTで好きな人にDMで告白 これはこない 2022年5月22日 🫠明日さんのサブ垢🫠界隈健全枠、日本うつ連盟代表(大嘘) Retweeted ドスドスな秋水🦔@瑯琊王 @dostoevsky_1111 #20RTで好きな人にDMで告白 無理だからねwww 2022年5月22日 🫠明日さんのサブ垢🫠界隈健全枠、日本うつ連盟代表(大嘘)@asitanosub ひますぎ 2022年5月22日
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このページはこちらに移転しました 明日 作詞/289スレ39 ヒーターの垂らす 石油の粒子を吸いながら 明日へと欠片は舞い落ちる 時計の針は止まったまま 落ちるべき葉も落ちない 季節は変わり もう 手段を無くした道化師は ただ 闇雲に 縋る使用人 明日から差す光 闇に変えながら もう少しで 届きそうな光を ただ 闇雲に 燃やす炎
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明日って 今さ!! 選択肢 投票 今さ (43) 明日さ (30) いつかなあ (14) こない (33) 来たけど逃した (117)
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トリミング前のお手入れ 我が家のワンコは長毛種。 ダブルコートのため、気がつくとお尻や足元の毛が毛布のようになってしまいます。 そうなると、はさみを使ってのお手入れになるため、とても大変。 なので、お手入れが簡単で済むように、少し短くカットしてもらいに行っています。 今週は、トリミングに行くのですが、実はそのためにお手入れが必要なんですよ(ノ∀≦。)ノ お尻周りや足元の毛が、あまりによれよれだと恥ずかしいですし、毛玉料金ってのがありましてね。 毛玉があるとちょっと割高になってしまうんですよ。 そんなわけで、本日はトリミング前のワンコのお手入れで一日が終わりそうで~す。 http //www.paynoxs.com/
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明日という日はない。 ①Live as if/like there is no tomorrow. ②Live each day as if/like there is no tomorrow. 明日があるさ。 There is another day.
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あした【登録タグ shizuru あ 初音ミク 曲】 作詞:shizuru 作曲:shizuru 編曲:shizuru 唄:初音ミク 曲紹介 ピアノとヴァイオリンによる叙情的なバラード 強く想いを込められたピアノとヴァイオリンの音が胸に響く 後半につれ、音や想いが大きくなるドラマチックな展開に胸が熱くなる ピアノのヴァイオリンによるメロディラインが心地良く癒される 本曲はshizuruのVOCALOIDデビュー作となるが曲のレベルの高さに驚嘆する。 歌詞 今はまだいいけど、僕がどうしようもなく 使い物にならない 男になったら どうにかしてよ、 君のすべてで それでも何も変わらないなら 潔くさよならを 君につきつけよう 風はあたたかく 調子はいいさ 明日の風も 僕が決めていいなら きっと迷うけれど 僕のそばにいてよ たまの休みに 何もしないで 張り裂けそうな 胸の曇り 君の長いまつげで 払いのけてよ しがらみに囲まれ 抜け出せなくなったなら はじめに戻ればいい 遠すぎるけど 同じことさすべて 終わりは平等で だから過程を 君と過ごしたい カタチより 中身より 関係をつむごう 時はいたずらで すべてを司る 明日の風も 僕が決めていいなら 君をさがすけれど 何も求めぬまま 限りある世界で 居場所を探してる まばたきをしても 消えない 闇をなんとかしておくれよ 君の愛で 周りのすべてのものをひとつに 集め小さな本にしまおう 君の名前も、僕の名前も そこに刻み込んでしまおう 何もかも無くなった世界はまるで 僕らのユートピア 明日の風も 僕が決めていいなら 今を生きることを忘れ何も感じない たまの休みに 何もしないで 張り裂けそうな 胸の曇り 君の長いまつげで 限りある世界で 居場所を探してる まばたきをしても 消えない 闇をなんとかしておくれよ 君の隣で 君の愛で 君の体で 君の心で 満たしてよ コメント これで新人ってオッソロシ~な!! -- 名無しさん (2009-08-19 09 52 59) かっこいい!! -- クロッキー (2010-02-24 16 23 44) やべえ。素晴らしい -- 名無しさん (2011-01-22 21 21 45) 名前 コメント
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しまむらで秋冬のアイテムをお買い物 少ない予算でいろいろなファッションアイテムが揃う、私の一番のお気に入りのショップ「ファッションセンターしまむら」。 実はちょっと前まで「しまむらなんて・・・」思っていた私。 最初は子供の服、パジャマやタオルなど、自分以外の人が使うものやどちらかというと短いスパンで取り換えるものを中心に買っていました。 ところが最近では自分用の小物を買うように。 先日はスヌードと帽子。安くてかわいいのがたくさんありました。 他の店では一度に3点も買えないけれど、しまむらなら買えるのです! 低予算で欲しいものがたくさんみつかるしまむら大好きです。 http //www.rmnsx.com/
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byさらまんだー(京都府) 「…もうこんな時間か」 時計と見ると夜の11時を回っていた。 何気なくやってた映画を観てたらつい最後まで観てしまった。 入学式もこの前終わって明日から学校だ。 「そろそろ寝よっかな」 テレビを消すと、明日の用意を始める。 『乾杯!!』 全員の合格が決まり、私たち四人はこなたの家でパーティーを開いた。 みんなが持ち寄ったお菓子の他にお酒も並ぶ。 今日ぐらいはお酒を飲んでもいいだろうと、こなたのお父さんが買ってきてくれたのだ。 『いやーみんな第一志望に受かってよかったね~(≡ω≡.)』 『ほんとだね~。私なんて絶対落ちたと思ってたよ~』 『試験が終わったあと私に泣きながら電話してきたもんね』 『ちょっとお姉ちゃん…恥ずかしいよ~』 『あはは、でも受かったからよかったじゃん』 『まあそうだけど。それにしてもお姉ちゃん京大に受かるなんてすごいね~』 『流石かがみさん、といったところですね』 『いい過ぎよ。みゆきだって東北大の医学部なんてすごいじゃない』 『そうだよ~、黒井先生も褒めてたじゃない』 『いえ、そんな…』 みゆきは顔を赤くしながら謙遜する。 『そこで泉さんの登場ですよ(≡ω≡.)』 『…』 『え…みんな何その沈黙…。さすがに傷つくよそれは…(≡ω≡;)』 『あはははは!』 こなたの乱入でみんな言葉を失ったが、すぐに笑いが起きた。 『いや~前から言ってたけど、私あんたが一番心配だったのよ。』 『ふふふ、私は影で努力する人間なのだよかがみ(≡ω≡.)b』 『どうかしらね。でもあそこから受かるなんてすごいじゃない、ちょっと見直したわ』 『相変わらずかがみのデレは萌えますな~』 『今のどこがデレなのよ!』 『おおっ、ツンキタ--(>ω<.)--!!』 『全くあんたは…』 みゆきとつかさはクスクス笑う。 『さあさあ、私とかがみの夫婦漫才を聞いたところでジャンジャン飲もう!』 明日の用意を終えると、目覚ましをセットして布団にもぐり込む。 何となくケータイを開いてメールを軽く読み返したあと、またすぐに閉じて充電器に差し込んだ。 「ふふ」 その後のことを思い出すと笑みがこぼれた。 あれからつかさはすぐ真っ赤になって何言っても『バルサミコ酢~』だし、 みゆきは泣き上戸らしく、『みなさんに出会えてよかったです』って言って泣き出すし。 こなたは酔うとエロおやじそのものだった。 何が『かがみ~ん、チューしよっか、チュー。』よ。 枕元にあるラノベに手を伸ばして続きを読むが、内容が頭に入らない。 どんなキャンパスライフが待ってるんだろ。 サークルは何に入ろっかな。掛け持ちもいいかもね。 それからバイトもして服買って友達と遊びに行って、余裕があれば海外旅行も行ってみたい。 そして…みんなの前では言わなかったが、恋人もできないかと密かに期待している。 どんな人と出会うんだろう?なんて呼び合うのかな? デートはどこに行こう。お洒落なお店でゆっくり話をしたり、遊園地ではしゃぐのもいい。 せっかく京都にいるんだし二人でお寺めぐりもしよう。 夢は膨らむばかり。妄想が止まらない自分に時折おかしくなる。 ラノベを枕元に置くと、天井を見上げた。 「あしたは初日だしね、遅刻しないように早く寝とこうっと。」 電気を消すと、もう何も見えない。 「早く明日にならないかなー」 期待に胸を膨らませながらそう呟いた。 充電中で光っていたケータイのランプはいつしか消えていた。 終