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支那実 所属藩国 よんた藩国 国民番号 13-00275-01 個人ACE なし PLACE なし 備考 10408002レムーリア再侵攻作戦従軍 プリンセスハートガード勲章
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・1300275:支那実:よんた藩国 ・技族、文族、その他雑用系なんでもがんばります。 ・平日なら22時頃~26時頃まで 土日祝は予定がなければ一日可能だと思いますが、予定のない土日は少ないかも・・・ 連絡方法はメッセンジャー(オフラインメッセージ含む)か藩国のチャットやBBSで連絡がとれると思います。
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詳細設定(SS詳細設定&イラスト詳細設定スレより) 詳細設定(SS詳細設定&イラスト詳細設定スレより) 年齢:21歳 職業:技族見習い 性格:ぽややんです。普段はぼーっとしてる事が多く、おっとりです。 一人称:私 その他:髪は長め。 桜が大好きで、いつかは桜前線を追いかけて諸国漫遊したいと考えている。 桜好きは両親(父・衣笠、母・万里香)の影響で、支那実という名前も、桜の品種から付けられたもの。 両親とは10歳の頃に死別したが、周囲の大人達にあれこれと世話をしてもらって、この年まで生活に困る事もなく生きてこられた。 これもひとえに、この様な国民性を育んだよんた藩国や、よんた藩王のおかげと思い、技族見習いになる。
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支那実@よんた藩国様からのご依頼品 ○イラスト コメント: 「モンブラーン!」のシーンです。 まさかの1メートルパフェの衝撃を表すべく、山盛りで頑張ってみました。 ○おまけ1 コメント: 最後のやりとりが可愛かったので描いてみました。 メインを描いてるときは嶋先生イメージが固まり切れておらず、少し感じが違ってしまいました・・orz ○おまけ2 コメント: (メインイラストではほとんど入りきれていませんが)支那実ちゃん衣装設定です。 ホテルのレストランでデート、なのでおめかししていったのではないかと・・。 支那実ちゃんにはガーリーなファッションが似合うと思うので、このようなイメージで描かせていただきました。 ++++++++++++ こちらに、オリジナルサイズ含めたまとめページを作成させていただきました。 http //margo.secret.jp/idress/extra/hihokan/0747_sinami.html 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 名前 コメント ご発注元:支那実@よんた藩国様 http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/cbbs_om/cbbs.cgi?mode=one namber=2218 type=2196 space=15 no= 製作:坂下真砂@よんた藩国 http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/ssc-board38/c-board.cgi?cmd=one;no=2181;id=UP_ita 引渡し日: counter: - yesterday: -
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支那実@よんた藩国様からのご依頼品 お待たせしてすみません。ご依頼のイラストです。 ログが楽しくおしゃべりしてるなー、という印象でしたので、そこらへんをデートっぽい感じでやってみました。 どうにもフルカラーがしっくりこなかったので、今回はこういう仕上げで… ご依頼頂き、ありがとうございました。少しでも喜んで頂けるとうれしいです。 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 名前 コメント ご発注元:支那実@よんた藩国様 http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/cbbs_om/cbbs.cgi?mode=one namber=2267 type=2196 space=15 no= 製作:竿崎 裕樹@よんた藩国 http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/ssc-board38/c-board.cgi?cmd=one;no=2230;id=UP_ita 引渡し日:2009/09/01 counter: - yesterday: -
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支那実@よんた藩国様からのご依頼品 ボキに、用。ですか? はえ?女の子? ~招待状を受け取ったときの嶋先生の言葉~ 嶋丈晴という人物がいる。 10歳で大学卒業の本物のエリート、士魂号M型の製作者という大層な肩書きだが 嶋自身は人が自分をどう呼ぶかなど気に掛けたことはなかった。 彼に言わせれば「ボキはボキで、以上も以下でも以外でもないですよ」と。 彼は自己の作品を通して世界を見つめ、世界は彼の作品を以って彼を評価した。 だが、世の常として「例外」があることを彼は知ることになる。 /*/ 快晴のフィールド・エレメンツ・グローリー。 長針と短針が頂上で出会う頃。 嶋を乗せたエレベーターが展望レストランへと上っていく。 眼下のビル郡はみるみる遠くなり、広大な国土のその果てまで見渡すことができそうだ。 どんな駆動系を使っているのか、パネルに表示された数字は秒針より早く進んでおり、何の振動もない。 そもそも空中にビュンビュン乗り物が飛んでる辺りで、嶋はクリエーターとして大感動していた。 技術屋としては体が疼いて仕方なかったが、慌てないで触る機会はあるよねと考えていた。 もちろん、誤算も誤算。大誤算である。 ポォーン Gを感じさせない滑らかな速度でエレベーターが止まる。 ウェイターに恭しく案内された先には、スーツの男性でも軍人でもなく、ドレスで着飾った女の子がいた。 こちらをちらりと見て顔を赤らめている。はてと時計と紹介状を照らし合わせる嶋。 先に声を掛けてきたのは少女のほうからであった。 「は・・・はじめまして」少女は頭を下げた。緊張、しているのだろう。 服の端を握り締めた手が白い。小笠原では見ない白さだなぁと思う嶋。 少女とはいえば、ふゎん、ばっ!といった小動物のような挙動で、わたわたとしている。 「よ、よんた藩国の支那実と申します。今日はおいでいただきありがとうございます」 「あー。えーと。天文観測班の嶋です」とりあえず嶋は頭をさげた。 同時に待ち合わせに間違いはなかったようだけど、なんのようでしょうかねぇと思う。 支那実と名乗った娘はにっこりと笑顔を向けた。 あーと。と前置きして尋ねる嶋。 「よんたってところはなんですか?いやー。すみません。あんまりこのゲームしらなくて」 あんまりどころか、全然である。そもそも呼び出された理由が分からない。 「あ、すみません、いきなりで・・・」 本当に申し訳なさそうに、わたわたと謝る少女。 「いえいえー」 ふぅむ、あずざさんと仲良くなれそうな娘だなぁと思いながら答える。 「ゲームのチームみたいなものですね」 「すごいですね。最近のゲームは」とりあえず席に座りながら、遙か窓の下を見た。 ゲームなら高所も大丈夫なもんだなぁと思う。 「えぇ。いろいろと大変なこともありますが、とても楽しんでます」花が咲くように微笑む。 「ここは高くて眺めがいいですね。高いところは大丈夫ですか?」 「ほんとは高所恐怖症なんですが、ゲームと思えば怖くないですね。SFだなあ」 頭を掻きながら恥ずかしげに答える嶋、あまりこの手の。というか普通に女性と会話することに慣れていないとも言う。 「あらあら、高いところ苦手でしたか・・・ 次にお会いできる機会があれば、そのときはどこか違うところにしますね」申し訳なさそうに言う少・・・ではなく支那実さん。 「いえ、おかまいなく」 といいつつも、普通のデート(と呼べるかはともかく)ドキマギする嶋。 (まぁ、ともかく。アレだ。うん。ボキは何の会話をすればいいのだ。) 「いやー。なんというか」 窓から支那実に目線を移して 「なんか照れますね」 「す・・・すみません」こちらも照れます 「嶋先生にお会いしたかったので、とてもうれしいです」直視されて恥ずかしかったのか、目線をひだりみぎして、飾ってある花に向けて言う支那実。頬が赤い。 「いやー幸いです。どんな用事でしょう」 「用事というか、尊敬している先生にお会いしてみたかったのです ー」 (「先生」ね。そうか。つまり、彼女もクリエイターなのね 「ウォードレスの設計か、なにかを?」 ようやく得意分野の話しへ戻ってきてえへへと笑う嶋。油まみれの仕事にこんな役得があるとは思わなかった。 「えぇ。テンダーフォックスとか好きなんです」えへへと笑う支那実 「あれは僕の最高傑作ですよ。予算の中では最高性能だと思います」 鼻息を荒くしながら言う嶋。 「すばらしいウォードレスだと思います。そんなすばらしい設計ができる方とお会いできてとてもうれしいです」 (そうかー、この子も開発者かそれ志望なのね 「単なるパズルですよ」嶋は苦笑した。 「パズルですか?」人差し指を細い頤に充て、頸を傾ける支那実。 「ええ。設計はパズルです。部品があって、それをうまくおしこめてくみあわせるだけです。全体の3%も新部品はない」 (実際の所、カタログ通りのスペックが出るか怪しい新製品より信頼の置ける既製品を使ったほうがコスト面でも安全面でも優秀ですしね と心中で付け加える 「そういうものなんですね~ でもその組み合わせの中から最良を選ぶのは才能だと思います」 「最良を選ばない方がいいんですけどね」嶋は笑った 「難しい話かもしれません」 「そういうものですか」びっくりしたような表情の支那実。少しの沈黙の後、俯いて支那実は言った。 「すみません、お会いできると思っていなかった方とあえて、ちょっと緊張してるようです。失礼なこと言っていたら申し訳ありません 」 嶋は「いえいえ」と手を振りながら言葉を紡いだ。 「ええ。昔。これはいいと主力機につけた部品があります。装甲です。薄くて、硬い。それでいてねばりがある」 どこか遠くを見るように言う嶋。 「えぇ」 「……その生産が滞りましてね」 「あ・・・あら・・・」どう返したものか苦笑気味な支那実 「結局、その機体は量産優先のために装甲材が薄いだけのものになりました」 視線を少し下に落として言う嶋。そのミスで何名の命が失われただろうという、答えの出ない暗い問いかけが彼の表情に影を落とす。 「それは残念でしたね」 本当に残念そうに言う支那実 「性能の最良と本当の最良は違うんですね」顔をあげて苦笑気味にいう嶋。 「そういうものなのですね。何が一番よいのか見極めるのは難しいですね」 「工場の生産能力まで見なくてはいけません。私はあのとき、装甲材のランクを1つでもおとしておけばと、夢に見ます」 「今でもやはり心残りなんですね。」 それを聞いて、嶋は一瞬だけ目に炎を映したが黙った。 「つらいことを思い出させてしまってすみませんでした」 「いえ。悔しい思い出ですよ」嶋は困ったようにわらった。今晩も夢で逢うこともなるであろう黒い空の下で彼ら彼女らに幾度謝罪すれば――否、それに報いるためにボキは忘れてはならないと、そう思いながら。 「悔しかったのですね。失礼しました。でもそれがばねになるんでしょうね」謝罪し、あせあせとなんとか話を続けようとする支那実。 「なにか楽しいお話ができればいいんですけどねえ」再び外に目をやり、意識して明るく言う嶋。 「嶋先生のお話聞けてとても楽しいですよ~ お話したかったんですもの」 「はあ、技術者に興味あるのはめずらしいですねえ」 「そうですか?自分ではできないことができる方を尊敬しているだけですよ?」 「なるほど。そうですね。私も橋を造ってる人は尊敬しています」嶋は笑った。 「橋作るのも大変ですものねぇ」微笑みながら言う支那実。 「ええ。ウォードレスよりは人の役に立つでしょうし」 なにより、役に立ちながらなお1ミリも人を傷つけないですしねえ。と心中で呟く。 「でも、ウォードレスがないと助かる命も助からないことがありますからねぇ・・・」 頬に手を当てて言う支那実。 「・・・・・」 それに答えるには嶋の心境は複雑すぎた、100人助けても1人を傷つければそれは失敗だとそう思った。 「しったようなくちをきいて申し訳ありません」そんな嶋をみて頭を下げる支那実。 「いえいえー。別に気分を害しているわけじゃないんですよー」 「それならよかったです。でも、何かお気に障ることがあれば、遠慮なくおっしゃってくださいね。気づかずに何か粗相をしているかもしれませんし・・・」 「そんなに心配しないでもー」 心やさしい人だと思いながら言う嶋。傷つけないように話題を変えようと思う。 「何か食べられるんですか?ここは」メニューを開きながらいう嶋。 「どうなんでしょう、きっと何か飲み物や食べ物あると思うのですが・・あ、先生、お食事できるようですよ?メニューいただきますか?」 「気むずかしく、見えますか?」すこし悪戯っぽく言う嶋。 「いえ、そういうことではなく、初めてお会いするので、緊張しているのです」えへへと笑いながら支那実。 「ありがとうございますー。じゃ、パフェを」折角だからと島では食べられないものを注文する嶋。 「パフェいいですね~ 私も食べようかしら。10にゃんにゃんですってー 注文しましょうか?」 「はいー」 10分後 「モンブラーン!」 パフェが運ばれてきた。1mはある。 「すごーいっ! 食べがいありますね~~」はしゃぐ支那実。 「やー。写真で見てもわかりませんね」 可愛らしい猫の肉球型のスプーンが二本ぶっささってる。 「ホントですね!てスプーン2本て・・・二人で食べるということで・・・すかね・・・」赤くなって照れる支那実。 「まー。一人ではむりですね。食べますか。反対側からなら、恥ずかしくないですよ」 「ありがとうございますー」えへへと笑いてれりこてれりこしながら言う支那実。 「それではいただきま~す」 20分後 大変美味しいが、少々飽きてきた。 「すごい量ですねー・・・」と支那実。 「こりゃ安いと思ったんですが、なんでしょう、箸休めでまた別のがたべたくなりますね」 「確かにー ちょっとしょっぱいものとかあるといいですよね・・・」苦笑しつつ。 嶋は支那実の方を見て、にこっと笑った。 「顔に、ついてますよ」 そういう嶋にも、ついている 「・・・ほえ? す・・・すみませんっ 先生もついてますけどね。えへへ」 「はい」支那実はと花の刺繍の綺麗なナプキン差し出した。 嶋は恥ずかしそうに、笑いました。 嶋は、たまにはこういう休日もいいよね。とそう思いました。 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 名前 コメント ご発注元:支那実@よんた藩国様 http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/cbbs_om/cbbs.cgi?mode=one namber=2218 type=2196 space=15 no= 製作:槙 昌福@よんた藩国 http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/ssc-board38/c-board.cgi?cmd=one;no=2294;id=UP_ita 引渡し日:2009/11/11 counter: - yesterday: -
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支那実@よんた藩国様からのご依頼品 ぼおぉーー… 遠くに行き交う輸送船の汽笛が潮風に運ばれて港まで届いている。 ヨットハーバーとして使われている桟橋で眼鏡をかけた男が一人、潮風に包まれている。 その後ろで、西国であるこの羅幻王国ではあまり見かけない真っ白な肌をした女が男を見つめている。 なにかいいことでもあったのか、眼鏡の男…嶋丈晴は楽しげに桟橋を踏みならしている。 「こ…こんにちわ」 「こんにちはー」 文字にすると何気ない挨拶ではあるが、支那実にとっては結構どきどきしながらの一言だったりする。 「海風が気持ちいいですね」 なにを話すかぐるぐるしながら、とりあえず今の状況を話題にすることで落ち着きを取り戻す。 「風、いいですよね。僕はだいすきなんです」 「私も好きです。気持ちいいですよね」 お互いの笑顔を見て、お互いに微笑み合う二人。 まったく。見ているこっちがにやけたくなるようなシチュエーションである。 「考え事するにはぴったりです」 「考え事ですか?」 支那実は、彼が何を考えるのかを考えてみる。 「ええ。研究とか」 考え付く前に、先に答えが出てしまった。 「あ、そうですよね。いろいろと考えをまとめるのに、落ち着いて考えられる場所が必要ですよね」 「人生に悩んだことはないですねえ」 なにか悩みごとでもあるのではないかと彼女は考えている、と思ったのだろうか。 「いやー。おもしろくないところですみません」 「そんなことありません、嶋さんの好きな場所やいろいろなことを知るのは私も嬉しいです」 「ありがとう」 すっと出た一言だが、それはとても優しい響きのする「ありがとう」だった。 支那実が本心からそう言っていることが伝わったのだろう。 「今日は、なんの御用ですか?」 「あ、お話しできたらいいなぁと思ってきました」 「じゃあ、お話ししましょうかー」 文字で見ると何とも言えない感じであるが、頭で図を想像してみるとなにか微笑ましいものがある会話である。 「今日は嶋さんのお好きな場所に行ってみたいと思っていたので、こうしてご一緒できて嬉しいです」 「ああ。そうだったんですか。すみません。なんとはなしにえらんでしまいました」 「いえ、なんとはなしに選ぶ場所の方が、リラックスできて気に入ってる場所だと思うので、気にしないでください 」 そうと知っていればもっと別に紹介したい場所でもあったのだろうか。 嶋は恐縮していたが、支那実の言葉で思い直したようだった。 「空が高い。ここは冬なんですね」 「空、高いですね。冬ですけど、気候は暖かいと思いますよ」 西国で砂漠に囲まれた羅幻王国は、冬でも暖かい。 それを示すかのように、目の前に広がる海は冬の海とは思えない透き通った青だった。 「ええ。沖縄と同じくらいですね」 嶋は視線を海から支那実に移して話し始めた。 「行ったことないので、一度行ってみたいと思ってるんです。このくらいの気候っていいですよね」 「まあ、でも、あそこの人はこの気温でも寒い寒いと言って、ストーブつけますよ」 「えー、この気温でですか?」 それはいくらなんでもー、な感じで笑っている支那実だった。 が、嶋はいたって真面目にうなずいた。 どうやら本当のことだったようで、その様子を見た支那実は心底驚いた。 そしてその驚いた支那実を見て、嶋は微笑んだ。 「市場でも見に行きましょうか」 近くにある市場からはこの港まで賑やかさが伝わっていた。 「はい、ご一緒しますー」 二人が歩くたびに桟橋が楽しげな和音を奏でていた。 /*/ 市場の賑やかさが港まで届いているだけあって、とても活気のある感じがした。 立ち並ぶ店とそこに出入りする人々のガヤガヤとした喧騒が、そこに誰がいても気にならない絶妙な雰囲気を作り出していた。 店頭に並ぶものは、さすが通商の国だけあって種類が豊富である。 たくさんの商品の中から嶋が最初に興味を持ったのは、天井からつりさげられた黒っぽいものだった。 それは螺旋のように渦まいていた。 「これなんでしょうね」 つり下げられた黒い物を見つつ、支那実が尋ねた。 「ウミヘビですね。食べますか?」 「う…ウミヘビですかっ、食べたことないです…。嶋さんは食べたことあるんですか?」 「スープにして食べますね」 支那実は改めて黒い螺旋のようなものを見つめた。 そしてウミヘビと目が合った…気がした。 どうやら本当に蛇だったようだ。 「スープですか…すみません、蛇とか苦手で…」 「そうですよね」 嶋の折角の好意を断ってしまったと、しゅんとしょ気ている支那実だったが、当の嶋は全く気にしていないようだ。 すでに瓶に入った黄色い粉について、店の人に聞き始めていた。 「それはウコンだよ」 店の人の言葉にピンと来た様子だ。 「ターメリックかー」 その様子に嶋が特に先ほどのことを気にしていないと分かって、支那実は少し安心した。 「ウコン。体にいいと聞きますね~」 「体にいいんですか?」 今回は質問をする側とされる側が逆になっていた。 「肝臓の働きを助けるとか聞きますね」 「じゃあ、僕はカレーよく食べるんで健康になりそうですね」 「カレー、お好きですか? 私も好きですー」 店頭の粉末ウコンがいい仕事をした。 話題が定まり会話がはずみ始めた。 「実は料理へたなんですがー。あれは何とか作れるので。作り置きも出来ますし」 「そうなんですか? カレーはキャベツを入れると甘みが増して美味しいですよ」 支那実の豆知識に嶋はびっくりした。 「へえー。それはいれたことありませんでした」 「大きくざっくり切っていれてもよし、みじん切りにして煮とろけさせてもよし、です」 そうだ、とあることを思いつく支那実。 「よければ今度作りましょうか?」 「デバックしてみたいです」 「でばっく、ですか?」 何のことだろう?と一瞬考え込む。 「あー。えーと食べることです。すみません。スラングです」 ああ、そういうことか、と納得。 なおこの場合の「デバック」は「味見してみたい」くらいの意味だろう。 「じゃ、今度作りますね。私もあまりものを知らなくて、すみません」 支那実は少し恥じ入った感じで謝っていた。 「いえいえ。ものなんか知らない方がいいですよ。まぁ、知らないと仕事できないんですが」 「嶋さんとお会いすると、いろいろ知ることができてそれも嬉しいんですよね。知らないことを知るのはとても楽しいです」 今度は屈託なく微笑む支那実。 「そうですねえ。僕も知ることは好きなんですよねえ」 溜息が混じっていて、少し含みがある言い方だった。 「ただ知れば知るほど、アイデアがなかなか浮かばなくてね」 設計者・発明者としての苦労が、今、嶋に溜息をつかせていた。 「そういうものですよね。固定概念もあるでしょうし知るほどに限界もあるでしょうし…」 「生まれたての子供は、いつもすごい発明者なんです」 そう言って笑う嶋は、愛しいものでも思い浮かんだような、やさしい笑顔だった。 「赤ちゃんには固定概念、ないですものね」 「芸がない意見ですみません」 「そんなことないですよー。嶋さんの考え方を知るのもとても嬉しいです」 なにか急に気恥ずかしさが出てきたようだ。 二人はお互いに照れくさそうにごまかしの笑顔を浮かべていた。 「麺とかないんですかねえ」 「麺類のお店ですか?」 突然の話題替えであったが、どちらも照れていた以上あっさりと話題は移ってしまった。 見てる方としてはもうちょっとこのままの展開も見てみたかった気もする。 「僕は世界中の麺を見てみたいんですよ」 「世界中の麺ですか…どのくらいの種類があるんでしょうね」 「どうでしょうねえ」 まだ少しさっきの気恥かしさを引きずっている感じではあったが、会話は進んでいた。 「羅幻さんだとラーメン屋さんあるらしいと聞いた気が…」 「まぁ、デバックしてみましょう」 「ええ、是非デバックに行きましょう」 嬉しそうな笑顔が二つ、ラーメン屋さんに向かって歩いて行った。 /*/ 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 名前 コメント ご発注元:支那実@よんた藩国様 http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/cbbs_om/cbbs.cgi?mode=one namber=2286 type=2273 space=15 no= 製作:雷羅来@よんた藩国 http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/ssc-board38/c-board.cgi?cmd=one;no=2223;id=UP_ita 引渡し日:2009/08/27 counter: - yesterday: -
https://w.atwiki.jp/ogasawara-game/pages/409.html
支那実さん タイトル 登場ACE・ゲスト モンブラーン 携帯可 嶋丈晴 森さん救出作戦 携帯可 嶋丈晴、ダガーマン、森精華 海沿いの街 携帯可 嶋丈晴 タイトル 登場ACE・ゲスト 蓮華畑と美少年 携帯可 わん太 よんた藩国へ 生活ゲームページへ
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支那実 ○13-00275-01:支那実(PL:沙倉霞):根源力計:253450 ○所持資格:参謀5級 (http //www.usamimi.info/~idress/pukiwiki/index.php?%A5%BF%A1%BC%A5%F3%A3%B7%CA%F0%CF%BD) ○所持資格:天戸技族5級 (http //blog.tendice.jp/200706/article_34.html) (http //p.ag.etr.ac/cwtg.jp/bbs2/8984) ○アイドレスの根源力 イベント名 リザルト アイテム 補足 裏マーケット(2) 3000 - バトルメードisNo1 2000 バトルメード勲章 メード長は10万になる リザルト 俸禄の通知 5000 護民官事務所出仕 作業ログ 59決戦FVB 10000 リザルト 出撃分、イラスト合成 69The thing which removes a mistake 4400 青森救助勲章 エントリB リザルトB 出R 70亜細亜の曙 3000 リザルト 応援 小笠原偵察&侵攻 10000 エントリ リザルト 出撃 後ほねっこ男爵領奪回作戦 RP2000 リザルト R 73資格試験の後押し 12万配分11000 80広島侵攻(緊急情報付き) 2000 イラスト (先行組) 83降伏勧告 10000 レイカちゃん・フィーブル勲章 応援 85故郷への長い旅 2500 リザルト 絵 91ガンパレード・ブルー 10050 絵 94ノワールの戦い 2000 ノワール従軍勲章 戦 ノワール従軍勲章(幸運+1) 95ルージュの戦い 5000 ルージュ救援従軍勲章 空戦部隊:戦 ルージュ救援従軍勲章(幸運+1) 96宇宙の戦い 15000 R 90−3 護民官出動 20000 風風勲章 リザルトR 風風勲章(器用+1) 97 ベールの戦い 5000 リザルト戦絵文R 90-2 商店街ダンジョン救出作戦 20000 リザルト 応援 97-2 地獄の山 15000 対緑勝利勲章 リザルト 職業4参謀購入 -20000 起家根拠 98 九州会戦 20000 飛び梅勲章 リザルト 飛び梅勲章(知識+1) 101 ラーカウ要塞攻略戦 30000 雪辱勲章 リザルト 雪辱勲章(敏捷+1) 102 白いオーケストラ再び 30000 リザルト 103 帰る場所を守るための戦い 30000 リザルト EX プリンセスハートガードの初陣 5000 プリンセスハートガード勲章 リザルト 108 空爆の開始 1500 リザルト 根源力小計 253450 根源力総計 253450
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支那実・犬士アイコン 柴犬(子犬) よんた藩国には白柴がいます。 その幼い頃は茶色いかなと勝手に書いてみました(笑 すみません