約 1,342 件
https://w.atwiki.jp/wiki9_alternative/pages/307.html
可動兵装担架システム 「可動兵装担架システム」とは、戦術機の兵装や追加装備を携行させるために開発されたサブアームシステムの総称であり、各種兵装に対応したマウントアタッチメントに換装することで、長刀や突撃砲の他、各種コンテナなどの多彩な装備を可能する。また自動制御による補助攻撃を行うなど、戦術機運用の柔軟性を飛躍的に高める装備である。その基部となる可動モジュールは動力源(電力)こそ機体に依存するが、独自の駆動系や関節、伸縮機構を備えており、第三、第四の腕と言っても過言ではない。しかしガンマウントでの射撃精度は主腕マニピュレータに劣るため、背後への攻撃や火力の補強のための使用が多い。 74式可動兵装担架システム ブレードマウント ガンマウント 帝国軍戦術機の背部に、通常2基装備される。搭載装備の形状に合わせ、数種の仕様が存在しているが、主に長刀用、突撃砲用に大別する事ができる。二重関節跳ね上げ式の長刀用に対し、伸縮展開式の突撃砲用は“もう一本の腕”と言っても過言ではなく、自律制御によって後部や上部への砲撃が可能となっている。。ガンマウントには弾倉交換用の補助腕が装備されている。この補助腕は日本機のみのようで、特殊な形状の弾倉を扱うがために開発されたようだ。帝国からの要求仕様で近接戦闘用長刀(74式近接戦闘長刀)を装備するため、米国メーカーが開発し、1974年に近接戦闘用長刀と同時に納入され、ライセンス生産が開始された。TEでは長刀部分をロッキングボルトで固定している。長刀装備時はボルトを爆破して強制開放し、火薬式ノッカーにより長刀そのものを跳ね上げる。その勢いを利用して、長刀を素早く振り上げることができる。 +74式詳細 YF-23の可動兵装担架システム YF-23の可動兵装担架システムは、他の戦術機と異なり肩部装甲ブロックにマウントする方式が採用されている。兵装担架を両肩に備え従来の背にも予備が装備できる。長刀と突撃砲で外見の違いは見受けられない。A-3では監修漏れのため、兵装担架が片側一基ずつになってしまっているが、プラモデルの方では片側二基ずつちゃんと再現されている。 Б-87可動兵装担架システム ソ連軍のБ-87可動兵装担架システムは、肩越しに兵装を渡すオーバーワード方式を採用している。同方式の利点は、アーム展開の際に障害となる主腕や機体などが存在しない上方に展開するため、衝突回避制御が非常に容易であり、整備性も高いという点である。逆にダウンワード方式は高度な制御技術が要求される反面、障害となる機体の各モジュールが展開時の空間を確保する遮蔽物として機能するため、近接格闘戦、特に戦車級の取り付きや、死骸の飛散が発生する混戦状況での換装に於いては、信頼性の面で有利とされている。 統一中華戦線の可動兵装担架システム 突撃砲を装備するガンマウントと長刀を装備するブレードマウントが存在する。 FN94 兵装担架システム フランス陸軍のラファールが装備する可動兵装担架システム。ガンマウントとブレードマウントが存在する。余談だがA3のラファールにて、初めてガンマウントの展開機構が再現された。(今までは差し替えで再現) 追加装甲(盾) 耐弾性の向上を目的とした追加装甲(盾)は、一般的な装備のひとつである。ただし、第二世代以降の戦術機は敵の攻撃を回避することを第一としているため、装備しないケースも多い。 92式多目的追加装甲 マニュピレータで保持する防盾。耐熱対弾複合装甲材で形成され、対レーザー蒸散塗膜加工が施されている。戦術機は高い機動力を活かしての攻撃回避が主となるが、密集戦のため十分な回避行動が取れない状況下や、多目的自律誘導弾システムを搭載することで機動力が低下する制圧支援の際に使用される。下部稼動部を直角に展開し、打突武器や土木作業用ドーザーブレードとして使用することも可能。 打突用武器としてのリアクティヴアーマー(写真右)。盾の表面部には六角形の指向性爆薬が搭載されている。密集した戦車級BETAを排除する際に有効であると同時に、敵を殴打する際に起爆することで効率的にダメージを与えることが出来る。だが爆薬搭載数の軽減と、打突攻撃時に追加装甲自体にも損傷が出るため、破棄を前提として使用する事となる。 統一中華戦線の増加装甲 バックラー型の近接戦用増加装甲が存在する。 スペイン軍の増加装甲 戦突型多目的増加装甲。いわゆるスパイクシールド。 東ドイツ軍の増加装甲 「DS-3多目的追加装甲」"シェルツェン" 装甲下部にブレードを装備し、近接戦でも威力を発揮する。またリアクティヴアーマーも装着可能で、1980年代の戦術機にとっては命綱の装備。西独軍のツェルベルス大隊でも使用者が存在する。また、下部のスパイクを地面に打ちたて柱とすることで、急旋回にも使用された。単行本にて名前が修正された。なお、DS-3~と続くほうが正式名称のようである。 ミサイルコンテナ 92式多目的自律誘導弾システム 吹雪・不知火の両肩に装備されるミサイルランチャーとレーダーユニット。武御雷はミサイルランチャーの基部を変えることで搭載自体は可能であると思われる(下記の米軍システムがそれである。実際に使うかは不明)。多目的自立誘導弾システムは、米国が開発した戦術機搭載用制圧兵器である。日本帝国や欧州を始め世界各国で運用されている。本システムは、AL弾を始めとする各種弾頭ミサイル発射用コンテナと、制御用のアクティブ・フェイズド・アレイ・レーダーで構成される。コンテナより射出されたミサイルは戦術機から転送された情報に従って飛翔し、光線属種による迎撃を回避するため、それぞれ不規則に軌道を変えながら目標を追尾。その後、赤外線による終末誘導で目標に向かう。機種に対応した基部に交換する事で、多くの第2・第3世代機で運用可能となっている。コンテナへ搭載する制約上、装弾数と弾頭サイズに制限があり、瞬間火力に於いては自走ロケット砲車両には及ばないが、機動力を保持したまま制圧支援が可能であるというメリットは大きい。 ALMランチャー 92式多目的自律誘導弾システムの弾頭がAL弾の場合、こう呼ばれる。制圧支援担当の戦術機が装備する。 アクティブ・フェイズド・アレイ・レーダー(レーダーユニット) ミサイルランチャーとセットで使用される追加装備。目標を補足してミサイルに目標情報を送り、ミサイルの中間誘導を行うための装備。目標を識別し、飛翔ルートを計算・プログラムしてミサイルに転送する役割を持つ。戦術機に搭載されるレーダーよりも高い目標識別能力がある。不知火および吹雪では、肩部装甲ブロック側端のハードポイントに装備する。 ミサイル 多目的自立誘導弾システムで使用されるミサイルで、射程は約4000m。弾頭部にあるレンズはシーカー(探査装置)で、夜間や光量が少ないハイヴ内でも使用できるよう赤外線(IR)タイプが使用されている。ミサイル外殻部が展開することで、姿勢制御フィンになる。 ミサイルコンテナ 16基のミサイル発射管が互い違いに配置されている。発射方式はホット・ランチ(コンテナ内でロケットを点火する発射方法)を採用しており、発射の際にミサイルの発射炎によってコンテナ内部が損傷する。そのためコンテナは基本的に使い捨てであり、補給時にはコンテナごと交換する形となる。 AIM-54 フェニックス Phoenix F-14で運用する前提で設計された大型長距離誘導弾システム。揚陸部隊の上陸に先立ち、水平線や地形などの遮蔽物を盾に光線級の射程範囲外から制圧攻撃を加える目的で開発された。弾体自体が一種の巡航ミサイルであり、GPSと地形照合による自律誘導によって目標に到達するため、完全な打ちっ放しが可能である。目標上空でミサイルは分解し、広範囲に子爆弾をばら撒く事で面制圧を行う。一般にフェニックスと呼ばれるこのシステムは、肩部装甲ブロックに装備するランチャーポッドと、ポッド1基当たり最大で3発搭載可能な大型クラスターミサイルで構成されている。中隊単位の集中運用により、光線属種を含む旅団規模のBETA群に大打撃を与えることが可能であるが、高度な精密誘導装置を内蔵したミサイルを始め、システム全体の運用コストが非常に高い点がネックである。F-14の退役に伴いフェニックスは製造を打ち切られたが、F-14とコンセプトを同じくするソ連のMiG-25/31及びその更新機であるSu-32によるライセンス生産型の運用は続いている。 統一中華戦線のミサイルコンテナ 制圧支援が装備するミサイルコンテナ。形状・用途は不明。 EUのミサイルコンテナ レイン・ダンサーズで後衛のトーネードが使用。形状は帝国の92式多目的自律誘導弾システムと同一で、どこに着いていたかは不明だがレーダーユニットと併用するのも一緒。米国開発のため規格は日本帝国のものと同一の可能性が高い。 MGM-140 ATACMS 米軍装備のミサイルコンテナ。正式名称「戦術ミサイルシステム」基本的なシステムは一緒ではあるがコンテナの形状が違う。レーダーコンテナは肩部装甲前面、かつミサイルコンテナの真下に搭載されている。画像のように湾曲装甲にも対応したオプションが存在する。TEのテロリスト達も使用しているため、米軍の基本装備のうちの一つだと思われる。 多目的兵装庫 A-6の肩部副腕に支えられた兵装モジュール。120㎜滑腔砲や多目的ミサイルランチャーの他、偵察用多目的ポッドの搭載など、任務内容に応じた柔軟な対応が可能となっている。A-6は2基、A-12は4基の多目的兵装庫を装備できる。
https://w.atwiki.jp/kakis/pages/7595.html
dafta /// / 担架 \ 15 seren klel daftから \ [ ova ] \ la kond-a yu al dafta 彼は担架に担ぎ込まれた \ la mold-a yu al dafta 彼は担架に運ばれていった \
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/558.html
ゆるやかな傾斜の山道を歩いていると、遠くの茂みからゆっくりれいむが現れた。 茂みから反対の茂みへ、道を横切ろうとしているれいむの側面には木の棒が付いている。 ゆんしょゆんしょと、ゆっくり跳ねるたびに木の棒の続きが茂みから現れ、 れいむの反対側の側面にも棒がついていて、2本の棒の間に布が張ってあるのがわかる。 さらに跳ねると、棒のもう一方の先を付けたゆっくりれいむが現れ、 2匹のゆっくりれいむが、ゆっくりサイズの担架を運んでいるのだとわかった。 担架に張ってある布は生体ゆっくりを1匹乗せられる程度の面積があり、 平行に渡してある棒の間はれいむの横幅より少し短い幅しかなく、 その棒の間に体をはさんで、内側から突っ張ることで担架を支えているようだ。 「ゆんしょ、ゆんしょ」 「ゆんしょ、ゆんしょ」 2匹が棒でつながっている状態の為、跳ねる距離やタイミングを合わせないと うまく前進する事が出来ない。その為2匹で掛け声を合わせてゆっくりと跳ねていた。 ゆっくりが1匹で跳ねるよりも1歩1歩の間隔が長い為、すぐに追いついてしまう。 2匹のれいむは近づいてくる人間に気付いたものの、担架の棒に挟まれている為 人間の方に向き直る事が出来ず、横を向いたまま話しかけてきた。 「ゆっ!ゆっくりしていってね!」 「れいむたちにかまわないで、そのままさきにすすんでね!」 「お前達、そんなもの担いで何やってるんだ?」 「ゆ?れいむたちはきゅうきゅうしゃだよ」 ゆっくり達の間で救急車ごっこでも流行っているのか? れいむは構わず先に進めと言うが、一生懸命担架を運ぶゆっくりの姿が可愛らしいので、 様子を眺めていたい衝動に駆られる。 「ああ救急車か、邪魔はしないから、私の事は気にせずにそのまま続けてくれ」 「ゆう…ほんとうにじゃましないでね?」 れいむ達は再び、ゆんしょゆんしょと前進を始め、道の反対側の茂みに入り込んで行く。 あまりにもゆっくりした行進だが、その後ろを距離を開けて付いて行く事にした。 棒の間に無理に挟まっている為、れいむの体を後ろから見るとずん胴なひょうたんのように窪んでいる。 担架に張ってある布は、元は白かったのだろうが洗っていないらしく、土や餡子がこびり付いて 汚れに汚れていた。遊びで餡子は付かないだろうし、実際に救急車として使っているのだろうか。 「ゆんしょ、ゆんしょ、みえてきたよ!」 先頭のれいむがそう言うと、前方に1匹のみょんが佇んでいた。 見れば頬の皮に小さな傷があり、ぽろぽろと涙を流しながらえぐえぐと嗚咽を洩らしている。 「マラっ、マラっ…」 「ゆっくりしていってね!いまきゅうじょするよ!」 「ち、ちーんぽ!」 2匹のれいむは体を器用に変形させて、担架をその場にストンと落として みょんの左右に跳ねていくと、傷のある側に近づいたれいむがその傷をぺろぺろと舐めだした。 舐めて直すだけだったら、担架はいらないんじゃないか? 「ぺーろ、ぺーろ」 「ぺっ、ぺにぃぃ!」 「ゆっくりがまんしてね!」 傷を舐められてしみるのだろう、みょんは嫌がるようにれいむから離れようとするが、 反対側に付いたれいむに阻まれて逃げる事が出来ない。 それでもじたばたと暴れようとするみょんに舐める側のれいむが怒り出す。 「もうっ!うごいたらなめられないよ!かんじゃをおさえてね!」 「わかったよ、みょんはうごかないでね!」 「どぴゅっ!?」 押さえる側のれいむがみょんの頭上に飛び乗ると、 みょんの体は楕円形に大きく歪み、口から少量の餡子が飛び出す。 頭上にのったれいむも、振り落とされないよう体を低くして、みょんの頭に れいむ型の帽子が乗っかっているかのような形になった。 「ぺにすっ!ぺにぃぃぃ!」 「ぺーろぺーろ、ゆ?なんだかちょっと甘くなってきたよ?」 「ど、どぴゅぅぅ!」 上から押さえつけて側面の皮が伸びた状態になっていた上、 舐め続けた事で傷口が広がり、餡子が露出してしまう。 それでもれいむは気にせずに、甘さを楽しみながらみょんの頬を舐め続け 餡子に直に触れられる痛みにみょんはますます暴れだした。 「うごかっ!ないでねっ!」 「どぴゅ!どぴゅっ!」 「ぺーろぺーろ、しあわせー!」 上に乗ったれいむはみょんの動きを止めようと、上下に跳ねてみょんを押さえつける。 その度にみょんは口から餡子を吐き出し続け、もう1匹のれいむは餡子を舐める事に夢中になっている。 これは治療じゃなくて拷問じゃないのか。 餡子を吐き続けたみょんが痙攣を始めても2匹は治療を止めず、ついにみょんは動かなくなってしまった。 「お、おい、そのみょんもう死んでるぞ」 「「ゆゆっ!?」」 傷を舐めていたれいむは言われて初めて気付いたのか驚愕に目と口を見開き、 上に乗っていたれいむもみょんの前に降り、みょんが苦悶の表情で死んでいる事を確認すると、 「ゆぅ…てをつくしたけど、たすけられなかったね」 「てんごくでゆっくりしてね…」 みょんの死を悲しがりだした。自分達の治療が原因だったとは思っていないようだ。 すると突然、片方のれいむのリボンがぴくっと動いた。 「ゆっ!あたらしいかんじゃだよ!すぐにしゅつどうするよ!」 「ゆゆっ!」 2匹はぴょんぴょんと、近くに置きっぱなしにしていた担架に向かう。 2本の棒の片方を咥えて持ち上げると、体を斜めにしながら棒の間に挟まり、 器用にもう片方の棒も持ち上げる。 せーの、とでも言わんばかりにリズム良く体を沈み込ませた所で聞いてみた。 「なあ」 「ゆっ?どうしたの?」 「その、お前達は怪我をしたゆっくりが、どこに居るかわかるのか?」 「わかるよ!だってきゅうきゅうしゃだもん!」 自信満々に言うと、またれいむ達はリズムを合わせて前進して行く。 いい加減な生き物だから、救急車の役をすれば患者の位置も感じ取る事ができるらしい。 先ほどぴくっと動いていたリボンをセンサーにしているつもりなのだろう。 またゆっくりとした行進の後ろをついて行くと、今度はまりさが叫びながら転がりまわっていた。 「いだいぃぃぃ!うわ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁん!」 「ゆっ!じゅうしょうだね」 「すぐにたすけるよ!」 転がるまりさの底には小さな穴が開いていて、どろりと餡子が漏れ出していた。 近くにある上部の尖った石にも餡子がついている。この上に乗って傷を作ってしまったようだ。 足にあたる底面の痛みに跳ねることが出来ないようだが、ゆっくりなら安静にすれば自然治癒するだろう。 2匹のれいむは泣き叫ぶまりさの横に担架をストンと下ろし、まりさを担架の方に押すと、 まりさはコロンと転がって担架の上に傷のついた足が乗った。 「ゆ゛、ゆ゛ぎぃっ!」 「ゆっくりはこぶよ、がまんしてね!」 後頭部を下にすればいいのに、傷の付いた足が不潔な布に乗った為、 土や古い餡子が傷口にしみたまりさは苦痛に顔を歪める。 それでも動けない自分を仲間が運んでくれる事に安心したのか、唇を噛んでぐっと我慢した。 担架を持ち上げる際は一旦片側の棒を上げるが、まりさが落ちないよう慎重に、 れいむ達は体を器用に使って左右の棒を交互に上げていく。 時間をかけて担架を持ち上げると、再びタイミングを合わせて前進を始めた。 布の上にまりさを載せて運ぶ姿は、神輿の様にも見える。 少し歩くと、眼前に川が現れた。山道だが上流ではない為、流れはそこまで速くない。 縦列駐車の要領で川のすぐ側に平行に止まり、ゆぅと一旦息をつく。 「ゆ?どうしたの?」 担架にのったまりさが疑問の声を上げるが、れいむ達は返事をせずに、 川に面した側の棒をゆっくりと下げていく。 斜めになった担架の上でまりさは川に向かって落ちそうになり、慌てて重心を川の反対に寄せる。 「ゆゆっ!?おとさないでね!ぜったいおとさないでね!」 「ああ、そんなセリフを言うと…」 「ゆ゛う゛ぅぅっ!」 角度が付いた担架の上からころんと転がったまりさは、じゃぽんと音を立てて川に落ちた。 流れこそ速くないもののそこそこの深さはあるらしく、すぐに沈んで気泡だけが上がってくる。 綺麗な水の中で何か叫ぼうとしてるのか、まりさは口をぱくぱくと開閉するが、 底面の傷から餡子が水に溶け出し、まりさ自身も川に流され行ってしまった。 れいむ達はストンと担架を下ろし、一仕事終えたといった顔で満足しきっている。 「な、なあ…」 「ゆ?」 「なんで川に落としたんだ?怪我をしたまりさを助けるんじゃなかったのか?」 「ゆー?」 そんな事もしらないのか?とでも言いたげな顔でれいむ達はため息をつき、 自信満々に胸を張って答えた。 「あのまりさはゆっくりできなくなったから、らくにしてあげたんだよ!」 「そうなのか…ゆっくりは足を怪我したら殺しちゃうのか?」 「ゆっくりできなくなるよりはましだよ!」 本当にそうなのだろうか。試しにれいむ2匹の頭を掴んで底面が見えるようにコロンと転がし、 底面に人差し指をぷすぷすと差し込んでいく。 「ゆぎゃっ!?いだい゛!なにずるのぉぉ!?」 「やめでね!ゆっくり゛なおじでね!?」 「直すの?さっきのまりさは直さなかったよね」 直して欲しいと叫ぶれいむ達を掴み、川の上に持ち上げると、 2匹とも目から滝のような涙を流し始めた。 「ゆっくり出来なくなったら、どうするんだっけ?」 「ゆ゛ぅっ!じにだぐないでず、なおじでぐだざい!」 「おねがいじまずぅぅ!」 「「おとざないでね!ぜっだいおとざないでね!」」 「ああ…そのセリフは落として下さい、って意味だよ」 2匹のれいむを掴む手を離すと、どぷんと川に落ちたれいむ達は まりさがしたように口をぱくぱくと開閉しながら流されて行く。 後に残ったのは汚い担架のみである。 さて帰るか、と立ち上がり後ろを振り返ると、2匹のれいむが固まっていた。 先ほど落としたれいむとは別の個体のようだが、その2匹も汚い担架を担ぎ、 目と口を全開に広げてぷるぷると震えている。 ゆっくりの救急車は怪我をしたゆっくりの位置がわかるらしいので、 さっき底を傷つけたれいむ達を感知して急行してきたのだろう。 助けに来たゆっくりが目の前で川に落とされたので、恐怖に固まっているようだ。 この付近にどれだけのゆっくり救急車が居るのかはわからないが、 傷つけたゆっくりを助ける為に現れたゆっくり救急車も捕まえれ同様に傷つければ、 全ての救急車がこの川に集合するのではないだろうか。 目の前で固まっている2匹のれいむを捕まえる為に1歩踏み出すと、 れいむ達ははっと我に返って自分の危険を察知した。 「ゆっ!ゆっくりしないでにげるよ!」 「ゆんしょ!ゆんしょ!」 担架を捨てて散り散りに逃げればいいのに、わざわざタイミングを合わせた跳躍で ゆっくり方向転換しようとしている。担架の側面をがっちり掴んであげると、 跳ねる事も出来ずにゆさゆさと体を揺さぶる。 「は、はなしてね!ゆっくりいかせてね!」 「まあ待ちなさい、他にもゆっくりの救急車は居るのかな?」 「ゆうっ、いるよ!だかられいむたちははなしてね」 「そうか、それじゃあれいむ達は、他の救急車をおびき出す為に怪我をしてね!」 「ゆううぅっ!?たすけてぇぇ!」 数日後、川の下流に数百匹を超えるゆっくりれいむの皮と、 尋常ではない量のあんこが流れ着き、里では異変の前兆かと問題になった。 いくらなんでもこんなに居るとは思わなかった。 おわり。 スレに書いたネタが元です。 540 名前:名無したんはエロカワイイ[sage] 投稿日:2008/09/30(火) 11 53 07 ID F1DZLaW9O 負傷したゆっくりの前に現れる、担架をくわえた二匹のゆっくり 「ゆっくりきゅうきゅうしゃだよ」と負傷ゆっくりを乗せて運び、崖下に投げ落とす 助けに来たんじゃないのか?と聞くと自慢気に胸を張り 「ゆっくりできなくなったから、らくにしてあげたんだよ!」 その他の作品。 ゆっくりいじめ系791 ゆっくりと瓶 (fuku2335.txt) ゆっくりいじめ系813 赤ちゃんのお帽子 (fuku2368.txt) ゆっくりいじめ系822 ドスの中身 (fuku2386.txt) ゆっくりいじめ系851 どちらかのお帽子 (fuku2437.txt) ゆっくりいじめ系873 べたべたのお肌 (fuku2467.txt) ゆっくりいじめ系940 三角の頭巾 (fuku2628.txt) ゆっくりいじめ系1026 ゆっくり宅に挨拶 (fuku2789.txt) ゆっくりいじめ小ネタ151 みょん語体 (fuku2670.txt) お帽子の人? このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau9/pages/966.html
ゆるやかな傾斜の山道を歩いていると、遠くの茂みからゆっくりれいむが現れた。 茂みから反対の茂みへ、道を横切ろうとしているれいむの側面には木の棒が付いている。 ゆんしょゆんしょと、ゆっくり跳ねるたびに木の棒の続きが茂みから現れ、 れいむの反対側の側面にも棒がついていて、2本の棒の間に布が張ってあるのがわかる。 さらに跳ねると、棒のもう一方の先を付けたゆっくりれいむが現れ、 2匹のゆっくりれいむが、ゆっくりサイズの担架を運んでいるのだとわかった。 担架に張ってある布は生体ゆっくりを1匹乗せられる程度の面積があり、 平行に渡してある棒の間はれいむの横幅より少し短い幅しかなく、 その棒の間に体をはさんで、内側から突っ張ることで担架を支えているようだ。 「ゆんしょ、ゆんしょ」 「ゆんしょ、ゆんしょ」 2匹が棒でつながっている状態の為、跳ねる距離やタイミングを合わせないと うまく前進する事が出来ない。その為2匹で掛け声を合わせてゆっくりと跳ねていた。 ゆっくりが1匹で跳ねるよりも1歩1歩の間隔が長い為、すぐに追いついてしまう。 2匹のれいむは近づいてくる人間に気付いたものの、担架の棒に挟まれている為 人間の方に向き直る事が出来ず、横を向いたまま話しかけてきた。 「ゆっ!ゆっくりしていってね!」 「れいむたちにかまわないで、そのままさきにすすんでね!」 「お前達、そんなもの担いで何やってるんだ?」 「ゆ?れいむたちはきゅうきゅうしゃだよ」 ゆっくり達の間で救急車ごっこでも流行っているのか? れいむは構わず先に進めと言うが、一生懸命担架を運ぶゆっくりの姿が可愛らしいので、 様子を眺めていたい衝動に駆られる。 「ああ救急車か、邪魔はしないから、私の事は気にせずにそのまま続けてくれ」 「ゆう…ほんとうにじゃましないでね?」 れいむ達は再び、ゆんしょゆんしょと前進を始め、道の反対側の茂みに入り込んで行く。 あまりにもゆっくりした行進だが、その後ろを距離を開けて付いて行く事にした。 棒の間に無理に挟まっている為、れいむの体を後ろから見るとずん胴なひょうたんのように窪んでいる。 担架に張ってある布は、元は白かったのだろうが洗っていないらしく、土や餡子がこびり付いて 汚れに汚れていた。遊びで餡子は付かないだろうし、実際に救急車として使っているのだろうか。 「ゆんしょ、ゆんしょ、みえてきたよ!」 先頭のれいむがそう言うと、前方に1匹のみょんが佇んでいた。 見れば頬の皮に小さな傷があり、ぽろぽろと涙を流しながらえぐえぐと嗚咽を洩らしている。 「マラっ、マラっ…」 「ゆっくりしていってね!いまきゅうじょするよ!」 「ち、ちーんぽ!」 2匹のれいむは体を器用に変形させて、担架をその場にストンと落として みょんの左右に跳ねていくと、傷のある側に近づいたれいむがその傷をぺろぺろと舐めだした。 舐めて直すだけだったら、担架はいらないんじゃないか? 「ぺーろ、ぺーろ」 「ぺっ、ぺにぃぃ!」 「ゆっくりがまんしてね!」 傷を舐められてしみるのだろう、みょんは嫌がるようにれいむから離れようとするが、 反対側に付いたれいむに阻まれて逃げる事が出来ない。 それでもじたばたと暴れようとするみょんに舐める側のれいむが怒り出す。 「もうっ!うごいたらなめられないよ!かんじゃをおさえてね!」 「わかったよ、みょんはうごかないでね!」 「どぴゅっ!?」 押さえる側のれいむがみょんの頭上に飛び乗ると、 みょんの体は楕円形に大きく歪み、口から少量の餡子が飛び出す。 頭上にのったれいむも、振り落とされないよう体を低くして、みょんの頭に れいむ型の帽子が乗っかっているかのような形になった。 「ぺにすっ!ぺにぃぃぃ!」 「ぺーろぺーろ、ゆ?なんだかちょっと甘くなってきたよ?」 「ど、どぴゅぅぅ!」 上から押さえつけて側面の皮が伸びた状態になっていた上、 舐め続けた事で傷口が広がり、餡子が露出してしまう。 それでもれいむは気にせずに、甘さを楽しみながらみょんの頬を舐め続け 餡子に直に触れられる痛みにみょんはますます暴れだした。 「うごかっ!ないでねっ!」 「どぴゅ!どぴゅっ!」 「ぺーろぺーろ、しあわせー!」 上に乗ったれいむはみょんの動きを止めようと、上下に跳ねてみょんを押さえつける。 その度にみょんは口から餡子を吐き出し続け、もう1匹のれいむは餡子を舐める事に夢中になっている。 これは治療じゃなくて拷問じゃないのか。 餡子を吐き続けたみょんが痙攣を始めても2匹は治療を止めず、ついにみょんは動かなくなってしまった。 「お、おい、そのみょんもう死んでるぞ」 「「ゆゆっ!?」」 傷を舐めていたれいむは言われて初めて気付いたのか驚愕に目と口を見開き、 上に乗っていたれいむもみょんの前に降り、みょんが苦悶の表情で死んでいる事を確認すると、 「ゆぅ…てをつくしたけど、たすけられなかったね」 「てんごくでゆっくりしてね…」 みょんの死を悲しがりだした。自分達の治療が原因だったとは思っていないようだ。 すると突然、片方のれいむのリボンがぴくっと動いた。 「ゆっ!あたらしいかんじゃだよ!すぐにしゅつどうするよ!」 「ゆゆっ!」 2匹はぴょんぴょんと、近くに置きっぱなしにしていた担架に向かう。 2本の棒の片方を咥えて持ち上げると、体を斜めにしながら棒の間に挟まり、 器用にもう片方の棒も持ち上げる。 せーの、とでも言わんばかりにリズム良く体を沈み込ませた所で聞いてみた。 「なあ」 「ゆっ?どうしたの?」 「その、お前達は怪我をしたゆっくりが、どこに居るかわかるのか?」 「わかるよ!だってきゅうきゅうしゃだもん!」 自信満々に言うと、またれいむ達はリズムを合わせて前進して行く。 いい加減な生き物だから、救急車の役をすれば患者の位置も感じ取る事ができるらしい。 先ほどぴくっと動いていたリボンをセンサーにしているつもりなのだろう。 またゆっくりとした行進の後ろをついて行くと、今度はまりさが叫びながら転がりまわっていた。 「いだいぃぃぃ!うわ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁん!」 「ゆっ!じゅうしょうだね」 「すぐにたすけるよ!」 転がるまりさの底には小さな穴が開いていて、どろりと餡子が漏れ出していた。 近くにある上部の尖った石にも餡子がついている。この上に乗って傷を作ってしまったようだ。 足にあたる底面の痛みに跳ねることが出来ないようだが、ゆっくりなら安静にすれば自然治癒するだろう。 2匹のれいむは泣き叫ぶまりさの横に担架をストンと下ろし、まりさを担架の方に押すと、 まりさはコロンと転がって担架の上に傷のついた足が乗った。 「ゆ゛、ゆ゛ぎぃっ!」 「ゆっくりはこぶよ、がまんしてね!」 後頭部を下にすればいいのに、傷の付いた足が不潔な布に乗った為、 土や古い餡子が傷口にしみたまりさは苦痛に顔を歪める。 それでも動けない自分を仲間が運んでくれる事に安心したのか、唇を噛んでぐっと我慢した。 担架を持ち上げる際は一旦片側の棒を上げるが、まりさが落ちないよう慎重に、 れいむ達は体を器用に使って左右の棒を交互に上げていく。 時間をかけて担架を持ち上げると、再びタイミングを合わせて前進を始めた。 布の上にまりさを載せて運ぶ姿は、神輿の様にも見える。 少し歩くと、眼前に川が現れた。山道だが上流ではない為、流れはそこまで速くない。 縦列駐車の要領で川のすぐ側に平行に止まり、ゆぅと一旦息をつく。 「ゆ?どうしたの?」 担架にのったまりさが疑問の声を上げるが、れいむ達は返事をせずに、 川に面した側の棒をゆっくりと下げていく。 斜めになった担架の上でまりさは川に向かって落ちそうになり、慌てて重心を川の反対に寄せる。 「ゆゆっ!?おとさないでね!ぜったいおとさないでね!」 「ああ、そんなセリフを言うと…」 「ゆ゛う゛ぅぅっ!」 角度が付いた担架の上からころんと転がったまりさは、じゃぽんと音を立てて川に落ちた。 流れこそ速くないもののそこそこの深さはあるらしく、すぐに沈んで気泡だけが上がってくる。 綺麗な水の中で何か叫ぼうとしてるのか、まりさは口をぱくぱくと開閉するが、 底面の傷から餡子が水に溶け出し、まりさ自身も川に流され行ってしまった。 れいむ達はストンと担架を下ろし、一仕事終えたといった顔で満足しきっている。 「な、なあ…」 「ゆ?」 「なんで川に落としたんだ?怪我をしたまりさを助けるんじゃなかったのか?」 「ゆー?」 そんな事もしらないのか?とでも言いたげな顔でれいむ達はため息をつき、 自信満々に胸を張って答えた。 「あのまりさはゆっくりできなくなったから、らくにしてあげたんだよ!」 「そうなのか…ゆっくりは足を怪我したら殺しちゃうのか?」 「ゆっくりできなくなるよりはましだよ!」 本当にそうなのだろうか。試しにれいむ2匹の頭を掴んで底面が見えるようにコロンと転がし、 底面に人差し指をぷすぷすと差し込んでいく。 「ゆぎゃっ!?いだい゛!なにずるのぉぉ!?」 「やめでね!ゆっくり゛なおじでね!?」 「直すの?さっきのまりさは直さなかったよね」 直して欲しいと叫ぶれいむ達を掴み、川の上に持ち上げると、 2匹とも目から滝のような涙を流し始めた。 「ゆっくり出来なくなったら、どうするんだっけ?」 「ゆ゛ぅっ!じにだぐないでず、なおじでぐだざい!」 「おねがいじまずぅぅ!」 「「おとざないでね!ぜっだいおとざないでね!」」 「ああ…そのセリフは落として下さい、って意味だよ」 2匹のれいむを掴む手を離すと、どぷんと川に落ちたれいむ達は まりさがしたように口をぱくぱくと開閉しながら流されて行く。 後に残ったのは汚い担架のみである。 さて帰るか、と立ち上がり後ろを振り返ると、2匹のれいむが固まっていた。 先ほど落としたれいむとは別の個体のようだが、その2匹も汚い担架を担ぎ、 目と口を全開に広げてぷるぷると震えている。 ゆっくりの救急車は怪我をしたゆっくりの位置がわかるらしいので、 さっき底を傷つけたれいむ達を感知して急行してきたのだろう。 助けに来たゆっくりが目の前で川に落とされたので、恐怖に固まっているようだ。 この付近にどれだけのゆっくり救急車が居るのかはわからないが、 傷つけたゆっくりを助ける為に現れたゆっくり救急車も捕まえれ同様に傷つければ、 全ての救急車がこの川に集合するのではないだろうか。 目の前で固まっている2匹のれいむを捕まえる為に1歩踏み出すと、 れいむ達ははっと我に返って自分の危険を察知した。 「ゆっ!ゆっくりしないでにげるよ!」 「ゆんしょ!ゆんしょ!」 担架を捨てて散り散りに逃げればいいのに、わざわざタイミングを合わせた跳躍で ゆっくり方向転換しようとしている。担架の側面をがっちり掴んであげると、 跳ねる事も出来ずにゆさゆさと体を揺さぶる。 「は、はなしてね!ゆっくりいかせてね!」 「まあ待ちなさい、他にもゆっくりの救急車は居るのかな?」 「ゆうっ、いるよ!だかられいむたちははなしてね」 「そうか、それじゃあれいむ達は、他の救急車をおびき出す為に怪我をしてね!」 「ゆううぅっ!?たすけてぇぇ!」 数日後、川の下流に数百匹を超えるゆっくりれいむの皮と、 尋常ではない量のあんこが流れ着き、里では異変の前兆かと問題になった。 いくらなんでもこんなに居るとは思わなかった。 おわり。 スレに書いたネタが元です。 540 名前:名無したんはエロカワイイ[sage] 投稿日:2008/09/30(火) 11 53 07 ID F1DZLaW9O 負傷したゆっくりの前に現れる、担架をくわえた二匹のゆっくり 「ゆっくりきゅうきゅうしゃだよ」と負傷ゆっくりを乗せて運び、崖下に投げ落とす 助けに来たんじゃないのか?と聞くと自慢気に胸を張り 「ゆっくりできなくなったから、らくにしてあげたんだよ!」 その他の作品。 ゆっくりいじめ系791 ゆっくりと瓶 (fuku2335.txt) ゆっくりいじめ系813 赤ちゃんのお帽子 (fuku2368.txt) ゆっくりいじめ系822 ドスの中身 (fuku2386.txt) ゆっくりいじめ系851 どちらかのお帽子 (fuku2437.txt) ゆっくりいじめ系873 べたべたのお肌 (fuku2467.txt) ゆっくりいじめ系940 三角の頭巾 (fuku2628.txt) ゆっくりいじめ系1026 ゆっくり宅に挨拶 (fuku2789.txt) ゆっくりいじめ小ネタ151 みょん語体? (fuku2670.txt) お帽子の人? このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/1824.html
ゆるやかな傾斜の山道を歩いていると、遠くの茂みからゆっくりれいむが現れた。 茂みから反対の茂みへ、道を横切ろうとしているれいむの側面には木の棒が付いている。 ゆんしょゆんしょと、ゆっくり跳ねるたびに木の棒の続きが茂みから現れ、 れいむの反対側の側面にも棒がついていて、2本の棒の間に布が張ってあるのがわかる。 さらに跳ねると、棒のもう一方の先を付けたゆっくりれいむが現れ、 2匹のゆっくりれいむが、ゆっくりサイズの担架を運んでいるのだとわかった。 担架に張ってある布は生体ゆっくりを1匹乗せられる程度の面積があり、 平行に渡してある棒の間はれいむの横幅より少し短い幅しかなく、 その棒の間に体をはさんで、内側から突っ張ることで担架を支えているようだ。 「ゆんしょ、ゆんしょ」 「ゆんしょ、ゆんしょ」 2匹が棒でつながっている状態の為、跳ねる距離やタイミングを合わせないと うまく前進する事が出来ない。その為2匹で掛け声を合わせてゆっくりと跳ねていた。 ゆっくりが1匹で跳ねるよりも1歩1歩の間隔が長い為、すぐに追いついてしまう。 2匹のれいむは近づいてくる人間に気付いたものの、担架の棒に挟まれている為 人間の方に向き直る事が出来ず、横を向いたまま話しかけてきた。 「ゆっ!ゆっくりしていってね!」 「れいむたちにかまわないで、そのままさきにすすんでね!」 「お前達、そんなもの担いで何やってるんだ?」 「ゆ?れいむたちはきゅうきゅうしゃだよ」 ゆっくり達の間で救急車ごっこでも流行っているのか? れいむは構わず先に進めと言うが、一生懸命担架を運ぶゆっくりの姿が可愛らしいので、 様子を眺めていたい衝動に駆られる。 「ああ救急車か、邪魔はしないから、私の事は気にせずにそのまま続けてくれ」 「ゆう…ほんとうにじゃましないでね?」 れいむ達は再び、ゆんしょゆんしょと前進を始め、道の反対側の茂みに入り込んで行く。 あまりにもゆっくりした行進だが、その後ろを距離を開けて付いて行く事にした。 棒の間に無理に挟まっている為、れいむの体を後ろから見るとずん胴なひょうたんのように窪んでいる。 担架に張ってある布は、元は白かったのだろうが洗っていないらしく、土や餡子がこびり付いて 汚れに汚れていた。遊びで餡子は付かないだろうし、実際に救急車として使っているのだろうか。 「ゆんしょ、ゆんしょ、みえてきたよ!」 先頭のれいむがそう言うと、前方に1匹のみょんが佇んでいた。 見れば頬の皮に小さな傷があり、ぽろぽろと涙を流しながらえぐえぐと嗚咽を洩らしている。 「マラっ、マラっ…」 「ゆっくりしていってね!いまきゅうじょするよ!」 「ち、ちーんぽ!」 2匹のれいむは体を器用に変形させて、担架をその場にストンと落として みょんの左右に跳ねていくと、傷のある側に近づいたれいむがその傷をぺろぺろと舐めだした。 舐めて直すだけだったら、担架はいらないんじゃないか? 「ぺーろ、ぺーろ」 「ぺっ、ぺにぃぃ!」 「ゆっくりがまんしてね!」 傷を舐められてしみるのだろう、みょんは嫌がるようにれいむから離れようとするが、 反対側に付いたれいむに阻まれて逃げる事が出来ない。 それでもじたばたと暴れようとするみょんに舐める側のれいむが怒り出す。 「もうっ!うごいたらなめられないよ!かんじゃをおさえてね!」 「わかったよ、みょんはうごかないでね!」 「どぴゅっ!?」 押さえる側のれいむがみょんの頭上に飛び乗ると、 みょんの体は楕円形に大きく歪み、口から少量の餡子が飛び出す。 頭上にのったれいむも、振り落とされないよう体を低くして、みょんの頭に れいむ型の帽子が乗っかっているかのような形になった。 「ぺにすっ!ぺにぃぃぃ!」 「ぺーろぺーろ、ゆ?なんだかちょっと甘くなってきたよ?」 「ど、どぴゅぅぅ!」 上から押さえつけて側面の皮が伸びた状態になっていた上、 舐め続けた事で傷口が広がり、餡子が露出してしまう。 それでもれいむは気にせずに、甘さを楽しみながらみょんの頬を舐め続け 餡子に直に触れられる痛みにみょんはますます暴れだした。 「うごかっ!ないでねっ!」 「どぴゅ!どぴゅっ!」 「ぺーろぺーろ、しあわせー!」 上に乗ったれいむはみょんの動きを止めようと、上下に跳ねてみょんを押さえつける。 その度にみょんは口から餡子を吐き出し続け、もう1匹のれいむは餡子を舐める事に夢中になっている。 これは治療じゃなくて拷問じゃないのか。 餡子を吐き続けたみょんが痙攣を始めても2匹は治療を止めず、ついにみょんは動かなくなってしまった。 「お、おい、そのみょんもう死んでるぞ」 「「ゆゆっ!?」」 傷を舐めていたれいむは言われて初めて気付いたのか驚愕に目と口を見開き、 上に乗っていたれいむもみょんの前に降り、みょんが苦悶の表情で死んでいる事を確認すると、 「ゆぅ…てをつくしたけど、たすけられなかったね」 「てんごくでゆっくりしてね…」 みょんの死を悲しがりだした。自分達の治療が原因だったとは思っていないようだ。 すると突然、片方のれいむのリボンがぴくっと動いた。 「ゆっ!あたらしいかんじゃだよ!すぐにしゅつどうするよ!」 「ゆゆっ!」 2匹はぴょんぴょんと、近くに置きっぱなしにしていた担架に向かう。 2本の棒の片方を咥えて持ち上げると、体を斜めにしながら棒の間に挟まり、 器用にもう片方の棒も持ち上げる。 せーの、とでも言わんばかりにリズム良く体を沈み込ませた所で聞いてみた。 「なあ」 「ゆっ?どうしたの?」 「その、お前達は怪我をしたゆっくりが、どこに居るかわかるのか?」 「わかるよ!だってきゅうきゅうしゃだもん!」 自信満々に言うと、またれいむ達はリズムを合わせて前進して行く。 いい加減な生き物だから、救急車の役をすれば患者の位置も感じ取る事ができるらしい。 先ほどぴくっと動いていたリボンをセンサーにしているつもりなのだろう。 またゆっくりとした行進の後ろをついて行くと、今度はまりさが叫びながら転がりまわっていた。 「いだいぃぃぃ!うわ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁん!」 「ゆっ!じゅうしょうだね」 「すぐにたすけるよ!」 転がるまりさの底には小さな穴が開いていて、どろりと餡子が漏れ出していた。 近くにある上部の尖った石にも餡子がついている。この上に乗って傷を作ってしまったようだ。 足にあたる底面の痛みに跳ねることが出来ないようだが、ゆっくりなら安静にすれば自然治癒するだろう。 2匹のれいむは泣き叫ぶまりさの横に担架をストンと下ろし、まりさを担架の方に押すと、 まりさはコロンと転がって担架の上に傷のついた足が乗った。 「ゆ゛、ゆ゛ぎぃっ!」 「ゆっくりはこぶよ、がまんしてね!」 後頭部を下にすればいいのに、傷の付いた足が不潔な布に乗った為、 土や古い餡子が傷口にしみたまりさは苦痛に顔を歪める。 それでも動けない自分を仲間が運んでくれる事に安心したのか、唇を噛んでぐっと我慢した。 担架を持ち上げる際は一旦片側の棒を上げるが、まりさが落ちないよう慎重に、 れいむ達は体を器用に使って左右の棒を交互に上げていく。 時間をかけて担架を持ち上げると、再びタイミングを合わせて前進を始めた。 布の上にまりさを載せて運ぶ姿は、神輿の様にも見える。 少し歩くと、眼前に川が現れた。山道だが上流ではない為、流れはそこまで速くない。 縦列駐車の要領で川のすぐ側に平行に止まり、ゆぅと一旦息をつく。 「ゆ?どうしたの?」 担架にのったまりさが疑問の声を上げるが、れいむ達は返事をせずに、 川に面した側の棒をゆっくりと下げていく。 斜めになった担架の上でまりさは川に向かって落ちそうになり、慌てて重心を川の反対に寄せる。 「ゆゆっ!?おとさないでね!ぜったいおとさないでね!」 「ああ、そんなセリフを言うと…」 「ゆ゛う゛ぅぅっ!」 角度が付いた担架の上からころんと転がったまりさは、じゃぽんと音を立てて川に落ちた。 流れこそ速くないもののそこそこの深さはあるらしく、すぐに沈んで気泡だけが上がってくる。 綺麗な水の中で何か叫ぼうとしてるのか、まりさは口をぱくぱくと開閉するが、 底面の傷から餡子が水に溶け出し、まりさ自身も川に流され行ってしまった。 れいむ達はストンと担架を下ろし、一仕事終えたといった顔で満足しきっている。 「な、なあ…」 「ゆ?」 「なんで川に落としたんだ?怪我をしたまりさを助けるんじゃなかったのか?」 「ゆー?」 そんな事もしらないのか?とでも言いたげな顔でれいむ達はため息をつき、 自信満々に胸を張って答えた。 「あのまりさはゆっくりできなくなったから、らくにしてあげたんだよ!」 「そうなのか…ゆっくりは足を怪我したら殺しちゃうのか?」 「ゆっくりできなくなるよりはましだよ!」 本当にそうなのだろうか。試しにれいむ2匹の頭を掴んで底面が見えるようにコロンと転がし、 底面に人差し指をぷすぷすと差し込んでいく。 「ゆぎゃっ!?いだい゛!なにずるのぉぉ!?」 「やめでね!ゆっくり゛なおじでね!?」 「直すの?さっきのまりさは直さなかったよね」 直して欲しいと叫ぶれいむ達を掴み、川の上に持ち上げると、 2匹とも目から滝のような涙を流し始めた。 「ゆっくり出来なくなったら、どうするんだっけ?」 「ゆ゛ぅっ!じにだぐないでず、なおじでぐだざい!」 「おねがいじまずぅぅ!」 「「おとざないでね!ぜっだいおとざないでね!」」 「ああ…そのセリフは落として下さい、って意味だよ」 2匹のれいむを掴む手を離すと、どぷんと川に落ちたれいむ達は まりさがしたように口をぱくぱくと開閉しながら流されて行く。 後に残ったのは汚い担架のみである。 さて帰るか、と立ち上がり後ろを振り返ると、2匹のれいむが固まっていた。 先ほど落としたれいむとは別の個体のようだが、その2匹も汚い担架を担ぎ、 目と口を全開に広げてぷるぷると震えている。 ゆっくりの救急車は怪我をしたゆっくりの位置がわかるらしいので、 さっき底を傷つけたれいむ達を感知して急行してきたのだろう。 助けに来たゆっくりが目の前で川に落とされたので、恐怖に固まっているようだ。 この付近にどれだけのゆっくり救急車が居るのかはわからないが、 傷つけたゆっくりを助ける為に現れたゆっくり救急車も捕まえれ同様に傷つければ、 全ての救急車がこの川に集合するのではないだろうか。 目の前で固まっている2匹のれいむを捕まえる為に1歩踏み出すと、 れいむ達ははっと我に返って自分の危険を察知した。 「ゆっ!ゆっくりしないでにげるよ!」 「ゆんしょ!ゆんしょ!」 担架を捨てて散り散りに逃げればいいのに、わざわざタイミングを合わせた跳躍で ゆっくり方向転換しようとしている。担架の側面をがっちり掴んであげると、 跳ねる事も出来ずにゆさゆさと体を揺さぶる。 「は、はなしてね!ゆっくりいかせてね!」 「まあ待ちなさい、他にもゆっくりの救急車は居るのかな?」 「ゆうっ、いるよ!だかられいむたちははなしてね」 「そうか、それじゃあれいむ達は、他の救急車をおびき出す為に怪我をしてね!」 「ゆううぅっ!?たすけてぇぇ!」 数日後、川の下流に数百匹を超えるゆっくりれいむの皮と、 尋常ではない量のあんこが流れ着き、里では異変の前兆かと問題になった。 いくらなんでもこんなに居るとは思わなかった。 おわり。 スレに書いたネタが元です。 540 名前:名無したんはエロカワイイ[sage] 投稿日:2008/09/30(火) 11 53 07 ID F1DZLaW9O 負傷したゆっくりの前に現れる、担架をくわえた二匹のゆっくり 「ゆっくりきゅうきゅうしゃだよ」と負傷ゆっくりを乗せて運び、崖下に投げ落とす 助けに来たんじゃないのか?と聞くと自慢気に胸を張り 「ゆっくりできなくなったから、らくにしてあげたんだよ!」 その他の作品。 ゆっくりいじめ系791 ゆっくりと瓶 (fuku2335.txt) ゆっくりいじめ系813 赤ちゃんのお帽子 (fuku2368.txt) ゆっくりいじめ系822 ドスの中身 (fuku2386.txt) ゆっくりいじめ系851 どちらかのお帽子 (fuku2437.txt) ゆっくりいじめ系873 べたべたのお肌 (fuku2467.txt) ゆっくりいじめ系940 三角の頭巾 (fuku2628.txt) ゆっくりいじめ系1026 ゆっくり宅に挨拶 (fuku2789.txt) ゆっくりいじめ小ネタ151 みょん語体 (fuku2670.txt) お帽子の人 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/14sure74/pages/154.html
アイテム名称 バイク アイテム解説 高山ユイ の”相棒”。 デザインモデルはハーレー・ダビットソン80年代FLH、ボディカラーは濃いめの青。 二人乗り用の後部座席が追加されていて、その下に組み立て式の担架固定台と担架が内臓されている。 そのため元々大型だった物がより大型になってしまっている。 関連アイテム 無し
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/7713.html
ストレッチャーズ 【すとれっちゃーず】 ジャンル アクション 対応機種 Nintendo Switch メディア ダウンロード 発売元 任天堂 開発元 Tarsier Studio 発売日 2019年11月8日 定価 2,000円(税込) プレイ人数 1~2人 レーティング CERO B(12才以上対象) セーブデータ 1個 判定 バカゲー ポイント 2人1組の協力型アクショントチ狂った登場人物と設定ボリュームの少なさは課題 概要 あらすじ システム ミッション クリア後 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 スウェーデンのデベロッパー「Tarsier Studios」による、ミッション制の2P協力型アクション。 プレイヤーは2人1組の救急隊員になり、幾多の罠がしかけられた救急現場から、催眠術患者たちを「ストレッチャー(担架)」に集めて救急車に放り込み回収する、といった内容。 あらすじ 本作の舞台は、「グリーンホーン島」と呼ばれるとある島。人々は平和な日々を過ごしていましたが、突然現れた自称天才キャプテン・ブレインによってサイミンをかけられ「クラクラさん」になってしまい、島中が大パニック! プレイヤーは、2人組のレスキュー隊員「ストレッチャーズ」として、クラクラさんを助けるために、島のあちこちから届くレスキューコールにかけつけます。(公式HPより) システム ゲームの舞台は島に繁栄した農村・市街地。キャプテンブレインの手によってクラクラさん化した島民のもとに赴き、救急車に回収。サイミン解除装置でクラクラさん状態から開放させていくのがおもな目的。 クラクラさんとなった人は頭の上に不思議な渦巻きのエフェクトが発生している。普段は力なくその場に倒れこむケースが多いが、時にはロッカー等に隠れていたりもする。 とれるアクションはシンプルであり、走る、しゃがむ、掴む、(掴んだものを)放すだけ。 つかめるもの ZR/ZLでスイッチ、レバー、その他地面に転がっている様々な物体を掴める。何かを掴んでいる状態でさらにZR/ZLを押すと持っている物体を放す。 相方の背中から生えている「取っ手」をつかむことで担架が自動生成される。 重いものは2人同時に掴んで運ばないと動かせない。 スティックを倒しこむと移動する。またスティック押し込みでしゃがむ、もしくは立ち上がる。担架を持った状態の2人がしゃがむことで、クラクラさん担架に載せることができる。その他しゃがんでいないと通れない場所も存在する。 障害物 スプリンクラーや落ちているスケボー等にぶつかるとひるむ。ダメージの概念がないため幾らぶつかったところでゲームオーバーにはならないが、タイムロスになったりレスキューミッション中は評価から減点される。 2人組のキャラ設定 ゲーム開始時に、それぞれ外見(性別、肌の色等)をある程度いじることができる。 2人プレイ時は、2人いるレスキュー隊員をそれぞれがスティックとZL(ZR)ボタンで操作する。 1人りプレイ時には、2人の隊員をともに、コントローラーの左スティック+ZLおよびコントローラーの右スティック+ZRで操作することになる。 ミッション ストレッチャーズは救急車を運転し、ミッションのある地点に赴く。 ミッションのある時点に到着するとミッション開始となるが、その現場から大きく離れるとミッションを中断できたりする。 マップを開いてミッションのある地点をマークすると、救急車運転中にその地点のある方角や距離が概ね分かるようになる。 救急車は前進と後退ができるほか、ひっくりかえってもアクセルを踏めば即座に体勢を立て直すことができる。博士のカスタマイズによって飛べるようになったり水面を進めるようになったりする。 レスキューミッション キャプテン・ブレインの手によってクラクラさんとなった人々を救急車にかき集めて、サイミン解除装置に連れて行くという内容。 クリアしたときの行動をもとにポイントが計算される。 ボーナスタイマーが0になるまでに全てのクラクラさんを救急車に乗せてクラクラ解除装置に連れて行くと評価が高い。また一括で大勢のクラクラさんを乗せるほうが評価が高い。 その他、スプリンクラーといった邪魔アイテムにひっかかると減点。宝物を救急車に乗せたり、道中物を壊したりすると加点。 サブミッション クラクラさんの救助に関与しないミッション。 材木を集めてジャンプ台庭の整備を手伝ったり、住人の庭整備を手伝ったりなど内容は様々。 クリア後 ゲームをひととおりクリアすると以下の2つをやりこむことになる。 コスチューム探し グリーンホーン島各所に隠れている島民がおり、彼らを見つけて会話をすると、ストレッチャーズのジャージの色のカラーバリエーションが増えたり、帽子が新たに手に入るようになる。 アーケード 一度クリアしたレスキューミッションに再度挑戦できるモード。 救急車の倉庫の隣にあるアーケードゲーム機を調べ、ミッションを選択するとミッションのあった地点にワープして即時的に開始される。 評価点 シンプルだが、協力に重きを置いたゲーム性 アクションとして使用するボタンはスティックとZR/ZLのみ。 しかし2人組のストレッチャー隊員の息を合わせないと、先に進めないような仕掛けが多い。 何かを乗せてある状態の担架は、ストレッチャー隊員のどちらかひとりがノックバックしたりすると途端に上手く運べなくなるため、息を合わせていかに互いにダメージを受けずに立ち回るかが課題となる。 シーソーや足場に乗った相方を打ち上げたり、レバーで運んだりする一幕がある。 ラスボスはレーザーを様々な方向に放ってくるため、2人を効率よく同時に動かす工夫が必要。 ひとりプレイでも、ストレッチャー隊員たちをいかに効率よく同時に動かすかといった攻略の余地があるため、十分楽しむことは可能。 担架に限定されないアクションギミック クラクラさんや財宝を運ぶだけでなく、担架形状の時限爆弾を二人で協力して運んだり、担架形状のノコギリを2人協力して前後に動かして木を切り倒すといったアクション要素も盛り込まれている。 カスタマイズされていく救急車 最初は地面を走行することしか出来ないが、プロフェッサー博士の改造を経てまず飛べるようになり、最終的にボート機能が身につくため、マップの行ける範囲が次第に広くなっていくシステム。 条件さえそろえば地形を無視して移動できるようになるので爽快である。 豊富な動作 ストレッチャーズ隊員のものを掴んでいるときの動きが非常に滑らか。 隊員たちに引きずられるクラクラさんも、手足がだらしなくぶらついており骨抜きにされている様子が出せている。 かべにめりこむように移動させると、壁を必死に押すようなアクションを取る。 おバカな点 本作の大きな特徴として、トチ狂った世界観がある。 公務に関してやる気の無さがにじみ出ているスモウソン市長(外見は名前を反映してか相撲取り)、ほぼ全裸のプロフェッサー博士、といったおふざけ満載な登場人物たちが登場する。 クラクラさんという設定や扱いにも変な点が多い。なぜか郵便物としてダンボールの中に箱詰めされていたりするし、1個しかないストレッチャーに複数人を団子のように固めて雑に運ばれるのは当たり前。高いところから突き落としても何もお咎めなし。酷いときは土管に吸い込ませて運搬させたり、挙句の果てには大砲に入れてぶっ放すなどやりたい放題。 作中でもクラクラさんは、患者や被害者等と呼ばれることは無く、一貫してクラクラさんと呼ばれている。 そもそもの話、なぜキャプテンブレインがサイミンをかけてクラクラさんにしなくてはならないのかも不明。とにかく町中の人にサイミンをかけてまわる。 その他にも、移動中に救急車で民家の塀や木々といった器物を壊すとミッションにて加点評価、どうみても他人様の所有物の金庫を救急車に持ち帰ると加点評価。 賛否両論点 ノックバックが大袈裟 障害物にぶつかるとラグビーのタックルでも食らったかのように吹っ飛びしばらく操作が効かなくなる。一度はまると抜け出せないことも少なくない。特にモグラはこちらをすばやく正確に追尾してくるため、一度つかまると何度も攻撃されかねない。 ゲームオーバー条件はなく、ノックバックしつづけることでタイムロス、減点以外のデメリットは無い。そのためこのような仕様をゲームを面白くする上でのハードルとして見るか、ただただ邪魔なシステムと見るかはプレイヤー次第。 問題点 移動がもっさり気味 ミッション遂行時のストレッチャーズの走行速度があまり高くない。初見だと広いマップをあてもなくさまよってクラクラさんを探し出す作業がともなう。 クラクラさんといったオブジェクトと接触していると更に移動速度が落ちるため、どうしても攻略のテンポは遅め。 ボリューム 値段相応ともいえるが、1周クリアするのにだいたい5時間程度しかかからない。 クリア後のやりこみも充実しているとは言いがたい。レスキューミッションをやりなおしていくらポイントを稼げるか、タイムアタックでどれだけ早い時間でクラクラさんを助けきれるかを究める余地があるといった程度。 一部のミッションはニューゲームしないと再度プレイできなくなる。 舞台は小さな島に発展した市街であり、あまり広いとはいえない。コスチューム探しというやりこみこそあるのだが、箱庭を救急車で走り回って楽しいかは微妙。 バグの存在 クラクラさんを一度に救急車へ放り込むとまれに放り込んだ人数を正しくカウントされずクリアできなくなる。墓に座っているクラクラさんをつかもうとしても手が届かないことがある。 これらは確率で発生する模様。ミッションをやりなおしすることで解消される。 総評 舞台やゲームのボリューム自体は小規模ながらも、担架を題材に2人1組のキャラクターを操作する本格的な協力型アクションゲームである。 先に進むためには適度に頭を使ったりギミックを発見する能力は求められるが、真面目に病人やけが人を救助するゲームではなくゲームオーバー条件もないため気軽にプレイできる内容。また登場人物やゲーム世界観の設定はおふざけ満載のものであり、その面でも人の目を引けるものといえるだろう。 決して消防士を舐めたゲームではない 余談 開発元の「Tarsier Studios」は『リトルナイトメア』の開発にも関与している。
https://w.atwiki.jp/teito/pages/19.html
兵器・装備 兵器 「叢雲計画」関連兵器 試製回転刃近接大型長刀 種類:叢雲計画・近接長刀 ソ連のモーターブレードを参考に作成した大型の近接長刀。所謂「チェーンソーをそのまま大きくした物」。かなりの重量で、振り回すには戦術機であっても両手で持たねばならない。「仮にも仮想敵国の技術を使うのは如何なものか?」という軍上層部から出たこの一言でお蔵行きとなった。 熱剣(試製熱伝導近接長刀) 種類:叢雲計画・近接長刀 熱伝振動により対象を切断する長刀。突撃級の甲羅だけでなく要塞級の強固な筋肉、さらに未確認種に対応できるよう 開発した。叢雲計画の次期主力武器の有力候補の一つ。 試製98式近接噴射長刀 種類:叢雲計画・近接長刀 長刀の峰の部分にスラスターorブースターをつけた物。ブースターの推進力で斬撃力が上昇。大型種を安易に切り裂くことが可能。 試製超振動長刀 種類:叢雲計画・近接長刀 叢雲計画の一つ。英名はメーザー・バイブレーション・ソード。ブラックボックスが横浜製…というかあの人製で、 電磁投射砲のレーザー発振機が応用されている。超振動粒子(すごい振動をしてる空気のこと)を一時的に増幅させて「投げる」等の荒業ができる。 試製00式近接長大刀 (斬BA刀)(BA=BETAの意 "ざんばとう”) 種類:叢雲計画・近接長刀 刃先の劣化に左右されない、重量で押し切る幅広の両手持ち・両刃の長刀。 その刃幅ゆえ跳躍ユニットに干渉し通常の支持架保持は無理の為、増加装甲のように腕に装着する分厚く耐光学塗膜を塗り増加装甲(盾)としての機能をもつ。使用時は柄を展開、その重量で叩き切る By NNMK2 試製回転式近接大型長刀-甲/乙 種類:叢雲計画・近接長刀 通称『斬鉄』 切断砥石の技術を使い、切断、甲種は円盤状の砥石を長刀の刃にあたる部分に並べたもの、乙種はチェーンソーの刃の代わりに砥石を用いたもの。 砥粒に人工ダイヤを使ったダイヤモンドカッター式でチェーンソーに比べ刃毀れの心配がない等、耐久性が格段に上がっている。 モーターブレード式を却下され企業の採用されたい執念が生み出したという開発経緯を持つ By Geo 試製回転式近接大型長刀-丙 種類:叢雲計画・近接長刀 通称『村正』 乙種の砥石の代わりにアブレシブジェット加工で切り出したルイタウラの装甲殻を使用 横浜防衛戦後、基地の復旧作業の為、BETAの死骸の解体用に試験的に持ち込まれた(試)回転長刀-乙だが 突撃級の甲殻に対しては、刃の損耗が意外と早く、いっそのことルイタウラの甲殻を使ったらどうかという現場からのアイデアから生まれた。 BETAにとり自らの甲殻を武器として同族に向ける事から“主君に仇なす妖刀”になぞらえ「村正」と呼ばれる By 空 試製甲殻近接大型長刀 種類:叢雲計画・近接長刀 通称:『魔剣ルイタウラ』 突撃級BETAの甲殻をそのまま切り出して剣として利用する。 人類が未だ作りえない強靭な甲殻だが長刀として使える条件を満たす部位が少ないため甲殻の確保が問題になっている。 同族を切り刻む事から開発者から冗談交じりに「魔剣」と呼ばれたのが通称として定着 By 空 近接格闘武器 パイルバンカー 種類:近接格闘武器 米軍が開発した対要塞級用の打突兵器。腕一本半の長い釘を火薬で打ち出す代物。 強化歩兵用の装備にも同じものが存在するが、これはその延長上のもの 密着戦用ブレード 種類:近接格闘武器 機体の各部に取り付けられる脱着可能なスーパーカーボン製ブレード。密着戦において回避行動自体が攻撃となるためこれまでもいくつかの機体に採用されたが、消耗・機体負荷等の問題があった。そのため機体負荷軽減のために高減衰ゴムを用いた取り外し可能な構造に改良された 射撃兵器 試製回転式多砲身突撃砲(ガトリング砲) 種類:射撃兵器 主腕で保持するガトリング砲、支援突撃砲の2倍のバレルを持つ。また、砲弾の口径は国際基準に合わせて36ミリとなっている。ドラムマガジンに装填されている数は20000発。通常の担架システムを使うと両方埋まってしまうため、多目的補助腕を装備した上で、そこに持たせる。使用の場合はカウンターウェイトとして反対側に増加装甲を持たせる必要がある PzH2000(52口径155mm榴弾砲)改支援砲 種類:種類射撃兵器 砲身長だけで8.06mのデカ物。通常弾の射程30kmを実現し、水平射撃で現在存在する戦車で破壊できないものは無いと言われた程の砲。ただし銃架で銃を固定する必要があるため実用には疑問が残る。 55口径140mm滑空砲 種類 :射撃兵器 120ミリに変わる滑空砲詳しい事が知りたい方はグーグル教授に御教授してください。 試製36ミリ/120ミリ突撃砲改 種類:射撃兵器 突撃級や要撃級の甲羅を用いて作られた砲弾に対応した突撃砲。旧来の砲弾よりも貫通力が高く連射性能も上がった。 試製00式回転式多砲身機関砲(バルカン砲) 種類:近接防御機構 端的に言えばCIWS、突撃砲のように背部担架システムに装備。砲身は短く弾数2000発、長さは支援突撃砲ぐらいで撃つときは担架システムを上げて肩越しに.撃つ事が主なガンスイーパーやブラストガード用に肩部に装備するタイプがある 特殊兵器 G-11 種類 特殊施設破壊及び自決用爆弾 S-11のG元素版。 装備 「八咫鏡計画」=「アイギス計画」関連装備 『八咫鏡防御ユニット』 光凰(アマテラス)固有の装備として搭載されている対レーザー防御システム 天然ESP発現体の念動力を増幅装置により擬似的なラザフォード場を形成し、レーザーを反射させる。 ESP増幅装置を戦術機に搭載するとなると大型なため外部に露出する。 天然ESP発現体は光凰のコ・パイとして搭乗し部隊全体の防御に専念する。 増幅装置そのものは<横浜の女狐>からの提供で百里基地に持ち込まれたものは擬似ラザフォード場 による偏向と自動回避システムを連動させたタイプ 国連軍呼称は「アイギスシステム」だが後に夕呼により『八咫鏡』と命名される。 量子共鳴通信システム(通称:MUV-LUV-SYSTEM) バッフワイト素子を使い、使用者の因果を取得し増幅装置(アイギス)を通すことで特定の受信アンテナを持つ者と通信可能。 量子共鳴による通信なので距離的・時間的ロスはほぼ皆無。特に対象者が使用者に対して一定上の因果がある場合、より明確な通信が可能。 使用者の因果律量子を媒介にすることで通信を確保するので全く顔をあわせたことがない人とは不可、友人知人で普通の通話、恋人や親族で感情の共有状態によってはリーディング、プロジェクションまで行える。 武がEX世界より持ち帰った資料にあった走り書き(恋愛原子核理論)をAL世界の夕呼先生が解析し応用している。 戦術的価値というより夕呼先生の感傷(武と純夏が世界を超えて巡り合った事)だが、ハイブ攻略時の部隊を先導・誘導する名目で光凰に試験的に搭載。 「八尺瓊勾玉計画」関連装備 『八尺瓊勾玉跳躍ユニット』 胴体を中心に8方向に噴射口が向いた跳躍ユニット 解りやすいイメージはゴッドガンダムの背中のバインダーが展開した状態です。 繋ぎ方は跳躍ユニットのアーム部分を基点に跳躍ユニットがついてる。 通常の跳躍ユニットでは機動変更する時は跳躍ユニット全体を動かすことで行ってきたが、この『八尺瓊勾玉跳躍ユニット』はそう言った動作をカットして機動変更することができる。 また、急激な加速を得るため各推進ユニットを1方向に揃えた形態、通称『オーバーブーストモード』を有する。このモードの最大速度は、戦術機の限界を考慮しなければ1000㌔以上出すことが可能。 が、現状そこまでの加速に耐えれる強度を持つ戦術機は武御雷しか存在しない。 武御雷の概観と相まって神々しい姿に その凄まじいGにより生命維持装置が起動したのが30分の間に9回。 衛士がいつ死んでもおかしくない代物である 衛士の生命を保護する対策として不死鳥部隊にある最新の擬似生体用の血流制御の生体ナノマシン と00ユニット用の00スーツを準備そている。 鏡面装甲 種類:防御装備 光学兵器は反射させた方が理想という観点から開発。が、諸々の問題から開発は中止に 耐光学蒸散塗膜繊維装甲 種類:防御装備 レーザー照射の防御のみに限定した増加装甲。従来の増加装甲に比べ非常に軽いのと、厚く塗布された蒸散塗膜が特徴。主腕の一つが埋まるというデメリットの一つを解消できる。 多目的保持用補助腕 種類:担架システム ALMランチャーと同じ位置に取り付けられる大型の補助腕。脱着可能な”腕”で、突撃砲や増加装甲を持たせることができる。 これにより120ミリを含む最大12門の砲撃が可能になった。 特殊増設型可動兵装担架システム 種類:担架システム 激戦時に於いて補給コンテナを常時手段で配置出来ない場合に対処する為開発された担架補助システム。補給コンテナを戦術機に搭載し輸送できる。 また長刀・突撃砲用のパーツが存在し装着後は同一の形状へと変化する。 その左右の増設した担架システムへ側面から貼り付けるように1個ずつ、補給用コンテナ各種を装着する。また、その際に装着された補給コンテナには補助用の小型跳躍ユニット(基本使い捨て)が装着されており背面の重量増加に於いて機動性を殺す事を最小限へと食い留めている。 欠点としては増設パーツ装着後、担架システムに装着した兵装がコンテナ装着状態の場合、使用不可に近い状態である事(主腕自己制御でとる必要がある) また、大型化に拠る被弾率の増加、材質の問題もあり同一パーツを使用した際の輸送は5回が限度と後に判明する 技術評価実験部隊 種類:戦術機甲部隊 ライセンス生産された他国の武装や戦術機を技術評価する専門部隊。ここで得た情報や技術が国産兵器に生かされる。
https://w.atwiki.jp/akatonbowiki/pages/13594.html
このページはこちらに移転しました 残機0 作詞/まらいあ(627スレ71) 作曲/COOL METABOLIC(627スレ84) もう後がない もう後が無い どうしろというの GAMEOVER目前に構えて Hey! 後々になって 足跡困って 後ろめたいこと 隠しときたいのに 後どころかもう 先もないしもう 前にも 後にも 動けないじゃん 目前どころか直前で しょうがねぇから 担架切って 万全どころか完全に 欠陥だらけですっこんで 進むしかない 進むしかない もうそれしかないの GAMECLEARまで突っ走るんだ Hey! 細々になって ぼろぼろになって 諦めたいこと 諦められなくて 上どころかもう 下もないしもう 横にも どこにも 動こうと思えば 動けるんだ 目前どころか直前で しょうがねぇから 担架切って 万全どころか完全に 欠陥だらけですっこんで 残機が足んねぇよ だけど俺はまだ 音源 残機0 (残機0_まらいあ.mp3)(編曲者募集)
https://w.atwiki.jp/genz/pages/911.html
大部品 衛生兵用ウォードレス「クスシヘビ」 RD 36 評価値 8 大部品 着用制限 RD 2 評価値 1部品 製造規制 部品 使用制限 大部品 通常型ウォードレス RD 4 評価値 3部品 通常型ウォードレスとは 部品 通常型のメリット、デメリット 部品 帝国には開発のバックボーンがある 部品 外付け装備の充実 大部品 クスシヘビ RD 30 評価値 8大部品 クスシヘビ性能要求 RD 10 評価値 5部品 テンダーフォックスが欲しかった 部品 そんな出力歩兵用じゃ無理 部品 求めるべき要件を考える 部品 外付けと工夫 部品 手先の器用さの確保 大部品 衛生兵用にするために RD 3 評価値 2部品 ウォードレスコネクタが不要 部品 比較的低強化。しかし下半身を重点 部品 それでも着用訓練なしはきつい 部品 医療用装備の開発 部品 命名クスシヘビ 大部品 構造と機能 RD 20 評価値 7大部品 医療系強化装備 RD 10 評価値 5部品 HUD強化型センサー「ジャノメ」 部品 医療用センサーハンド 大部品 内蔵AED「キュアバイト」 RD 6 評価値 4大部品 AED(自動体外式除細動器) RD 5 評価値 3部品 除細動機能 部品 簡便な操作性 部品 使用の可否を自動で診断してくれる 部品 注意喚起の音声ガイド 部品 AED(自動体外式除細動器)の流用実績 部品 コンパクトにまとめられて内蔵 大部品 背部担架パネル「蛇の寄りかかる杖」 RD 2 評価値 1部品 取り外し可能な救命ボードにもなる 部品 とにかく頑丈 大部品 ウォードレス本体部分 RD 8 評価値 5部品 形状 緩やかな三角形 部品 頑強な背部フレームとハードポイント 部品 おかげで安定する担架 部品 大きい腰部 部品 衝撃に強い脚部ユニット 部品 ロケットユニット 部品 逆噴射パック 部品 軍用無線 大部品 緊急護身用遠隔スタンガン「スネークバイト」 RD 2 評価値 1部品 実用性あるの? 部品 ものすごく痛い 部品 製造規制 製造は医師団と宰相府が行う。民間流通はされておらず、基本的に医師団で任務にのみ使用される。 類似品作成に関する規制は、基本的に帝国軍の規制に則って規制される。 部品 使用制限 通常クスシヘビは帝国軍と医師団が管理しており、任務外では持ち出せないようになっている。 また、本体に音声認識パスワードと静脈認証システムを導入している。 着用時に手首と手掌部の毛細血管から本人を認証し、登録されている本人だけが着用できる。 そうでなければ着用しても稼動しないためただのデッドウェイトとなる 部品 通常型ウォードレスとは 戦闘着用服ウォードレス。通常は人工筋肉で筋肉を補って人を超えたパワーを発揮する。骨格もウォードレスが提供する甲殻型と呼ばれるものもある。 部品 通常型のメリット、デメリット 通常型のウォードレスは人工筋肉で筋力を強化するが、甲殻型と違って骨格を提供してくれるわけではない。そのため、骨格が強化されている場合ではないので、限界以上に強化すると普通に骨が折れるし体も壊れてしまう。 なので筋力は体が壊れない範囲に限られる。 ただし、サポートする部分を限定している分、外見はスマートでスペースをとらない、人間と同様の動きが可能であり、生産コストも安くなる。 部品 帝国には開発のバックボーンがある 帝国では古くから、満点星藩国がウォードレスコネクタを必要としない歩兵が着用するウォードレス「陽光」その発展型として「天陽」を開発してきた歴史があり、 広く着用範囲をとったウォードレスはエアバイクと合わせて活用された歴史があり、人工筋肉の制作や、コネクタを使用しない情報伝達に関する装備作成のノウハウが蓄積されていた。 部品 外付け装備の充実 歩兵用ウォードレスは筋力増幅幅に限界があり、しかもコネクタ接続がないので情報表示や操作もしづらい特徴がある。 帝国ではこれを補うために周辺装備でそれを補ってきた歴史があり、外付け装備のノウハウが充実している。 部品 テンダーフォックスが欲しかった テンダーフォックスというのは背中に担架となる装備を背負った、高出力ウォードレスで、 軽量なうえに高出力であるので一気に移動し、傷病者を担架にのせて特急で後退するというものである。 医師団ではこれを目指した。 部品 そんな出力歩兵用じゃ無理 テンダーフォックスは高出力で短時間稼動のウォードレスだが、歩兵用を着用するのは、着用訓練をしているとはいえ普通の人間である。コネクタもない。 テンダーフォックスをそのまま作ったら着用者を殺すウォードレスが出来上がってしまうのだ。なんとか他の手段で目標を達成しなければならない。 部品 求めるべき要件を考える 作るのはテンダーフォックスそのものでなくてもいいのだ。無念だが。 要件としては以下の通りである 1:素早く医療現場まで移動する 2:傷病者の救助や護衛のために歩兵の戦闘を支援できる。 3:現場での応急処置の邪魔をしない。応急処置の支援機能を持つ 4:傷病者の搬送を補助する機能を持ち、迅速にドッグバッグもしくは野戦病院もしくは医療機関まで撤退できる 部品 外付けと工夫 高速移動に関しては陽光、天陽で伝統的に強襲用のロケットユニットが搭載されており、シューティングスターほどの出力はないが、元の重量が軽いため、 これを改修すればかなり短時間で距離を稼げるものと思われた。 部品 手先の器用さの確保 医療用グローブは薄ければ薄いほど器用さが確保されるが、ウォードレスのインナーは元々かなり薄い。甲殻型と違い通常型ウォードレスを使用するメリットはここにもある。 着用したまま手指の消毒がしやすいように工夫されている。 部品 ウォードレスコネクタが不要 衛生兵用のウォードレスとして開発された経緯から、衛生兵に限らず、通常歩兵でも装備できるように操縦形式については帝国で生産されている天陽の形式を見習って製作されている。 部品 比較的低強化。しかし下半身を重点 衛生兵用ウォードレスは骨格的に通常の人間である衛生兵が着用する前提上、第5世界のウォードレスほどの筋力増強は着用者の肉体が持たないため、本ウォードレスは筋肉増強力は天陽に準拠している。 その上でクスシヘビは迅速な現場到着と患者を保護しての撤退を前提に設計されているので、筋力強化の他にも補助を設けることで、下半身の強化を重視している。 部品 それでも着用訓練なしはきつい ウォードレスコネクタなしでの装着のため、センサー系はヘルメット内のHUD表示を工夫することで対応している。とはいえかなり情報密度が高いので事前の習熟は必須である。移動速度上昇のための補助兵装への適応や、ウォードレス自体への知識や動かし方を体が覚えるまではかなりの危険を伴うため、なんだかんだで着用訓練なしで装備できる安易な代物ではない。 部品 医療用装備の開発 医療用の装備はもちろんノウハウはないが、通常医療装備はすでに医師団で運用実績もあり、生産実績もある。それらの経験を生かして、医療用装備の開発を行うこととなった。 部品 命名クスシヘビ 和錆は個人的にウイングバイパー様にとても感謝しており、普段からのふるまいや語り口を聞いて、ああ在りたいと常日頃から考えている。 なので、ウォードレスの名前はそれにちなんだものにしたかった。 元より、杖に絡んだ蛇のモチーフは医療の象徴であり、その蛇の和名から、ウォードレスの名前はクスシヘビとなった。 部品 HUD強化型センサー「ジャノメ」 コネクタのない歩兵用ウォードレスは情報の把握がしづらい。 骨伝導による音声ガイダンスを含め、見やすく、一覧性に優れたHUDをヘルメット部に搭載している。 部品 医療用センサーハンド 医療用モニターの機能を統合したガントレット。右手に装着する。指先が電極になっており、触るだけでモニタリングが可能である他、患者の指をガントレットの指で挟みこむとSPO2も即座に測定することができる。 部品 除細動機能 AEDというと止まった心臓を動かすというイメージが強いが、実際はやや異なる。 除細動の名前の通り、心筋がバラバラに興奮して正しく心臓が拍動していないのを、一度電気ショックでリセットをかけ、正しいリズムでの拍動を再開させるのだ。これが除細動機能である。 部品 簡便な操作性 AEDは玄霧藩性のAEDベルトも含めて、フタを開くだけで電源が入る。 各部にイラストで次に何をすべきか説明書きがかかれており、医療人以外でもパニックにならずに使用することができる。 部品 使用の可否を自動で診断してくれる 一般人から見た場合、その人へAEDを使用すべきかは判断が難しい。 そもそも人が倒れている状態はパニックに陥りやすい。 しかしAEDには除細動パッドを貼り付けると、自動で心電図を測定し、除細動が必要かを診断してくれる機能がある。 これにより危険な医療過誤を未然に防ぐことができる。 部品 注意喚起の音声ガイド AEDは操作が簡便なだけでなく、音声ガイドによるアナウンスもされる。 これは操作方法を伝えてくれるだけでなく、除細動時の感電を避けるためへ周囲への注意喚起を行う役割も兼ねている。 部品 AED(自動体外式除細動器)の流用実績 このアイドレスは冴月@無名騎士藩国によって製作された流用可能アイドレスです。 A&S様の「消防署(共和国版)」に流用されました。 部品 コンパクトにまとめられて内蔵 AEDの携行で手がふさがっていては衛生兵としての移動に支障がでる。移動中はもちろん治療中もできる限り両手が使えるように、AEDはコンパクトにまとめられてウォードレスに内蔵されている。 部品 取り外し可能な救命ボードにもなる ウォードレス本体にハードポイント設置されている担架はワンボタンで簡単に取り外すことができる。 一次救命処置の際に心臓マッサージする際には、安定して固い土台はありがたいし、処置が終わったあとは患者が寝そべったままウォードレス側がよりかかることで簡単にハードポイントに固定しなおすことができる。 部品 とにかく頑丈 担架は患者保護の観点からとにかく頑丈であり、装甲部より一体成型であることから、歩兵銃程度までならかなり遮蔽することができる。 患者を搬送していないときは展開した状態で背負っているため、背後から撃たれた際に助かったという報告も結構ある。 部品 形状 緩やかな三角形 通常型ウォードレスらしく、慎重は着用者次第だが小柄な宰相府歩兵が装備して1.7m、軽装甲で軽快な運動性を持つ。 腰部のジャンプロケットと、背中の背負い式分割担架のシルエットで、下に向かって広がった、翼があるような底辺が下の三角形のシルエットである。 部品 頑強な背部フレームとハードポイント クスシヘビは応急処置を終えた傷病者を、最終的には背部担架ユニットに括りつけて移動するため、担架と装備をセットするために頑強な背部フレームが搭載されている。 部品 おかげで安定する担架 傷病者は背部の担架に毛布と固定バンドで固定され、背部ハードポイントに固定されて背負われる。 テンダーフォックスと同様担架はハードポイントを起点に90度回転し、寝たまま固定されて移動することができる。 部品 大きい腰部 クスシヘビは当然医薬品を持ち歩いているほか、右手にWDを着用したままはめられる医療用センサーガントレットが設置されている。 腰部後方にはジェットパックもあるので、シルエットとしては腰部が大きくなる。 部品 衝撃に強い脚部ユニット 傷病者を背負ったまま走りつつづけたり、ジェットパックで大ジャンプをした後の着地では脚部に大きい負荷がかかる。 クスシヘビはこれを解消するために脚部ユニットの衝撃吸収性とサポートに重点を置いた設計になっている。 部品 ロケットユニット テンダーフォックスほどの筋力強化による移動速度が期待できないため、航続距離を稼いだり、緊急回避、避難用にロケットユニットを装備して運動性を上げている。 ただしもちろんこまやかな軌道を描くことはできず、あくまで大ジャンプ用のロケットユニットである。天陽のロケットユニットを改修したもので、 時速は50㎞でジャンプ飛行が可能であり、最高高度は20メートル程度。一回のジャンプで100m以上移動可能。 使用回数が多いのが売りで、通常のウォードレスのロケットはこれよりはるかに高く遠くまで飛べるが、跳躍回数は10倍以上で、一回の稼働で50回までのジャンプが可能である。 部品 逆噴射パック 腰部の正中・・・というよりはお尻の真上当たりに、着地をサポートする逆噴射パックが装備されている。着地の衝撃を緩和することができる。 ジャンプ用のロケットユニットと共に使用終了後は投棄されるが、未来的技術は使用されておらず、危険な燃料は使用されておらず市街地で捨てても住民に被害はない。 部品 軍用無線 軍用の強力な無線機。宰相府の供与を受けて同様の無線をハードポイントに装備している。トリプル回線で暗号化される。 部品 実用性あるの? 腰部から前方に針が発射され、針が刺されば数十万ボルトの電流が流れ込む。気絶昏倒するほどではないが、通常激痛が走り以後しばらく行動不能になる。 武器を携行していない時、敵を殺傷せず無力化したい時の最終手段である。ただ、稀ではあるがこの武器で死亡した報告もあり、心臓の弱い場合にはリスクが高まる。 部品 ものすごく痛い このスタンガンでは相手を昏倒させることはできないが、刺さった対象は反射と痛みで、屈強な兵士でも悲鳴を上げながら倒れるほどである。 装甲には刺さらないので、基本的に通常の被服の歩兵か、肌の露出がある部分を狙わなければ効果はない。