約 69 件
https://w.atwiki.jp/maeno-takehiro/pages/73.html
●送るときは現金書留で 香典を送らなくてはならないときは、銀行振込や為替でなく、現金書留で。 この場合、むき出しはダメ。 必ず香典袋に包んでから入れる。 悔やみ状を同封することも忘れない。 ●供物は喪家に確かめてから 花などの供物は宗教によって異なる。 並べる場所の問題もあるので、喪家に相談してからでないと、かえって迷惑。 また、辞退されたら、あっさりと引き下がるほうがいい。 ●供物の種類 線香、抹香、ろうそく、菓子、果物、生花、花輪などが一般的だが、神道やキリスト教に線香や抹香はおかしい(キリスト教は生花のみ)。 ふつう花輪は団体か公職にある人が、生花は親しい人が贈る。 人材育成コンサルタント・前野岳洋
https://w.atwiki.jp/naniwaarms/pages/643.html
部品構造 大部品 お香 RD 10 評価値 5大部品 お香の歴史 RD 2 評価値 1部品 お香の概念 部品 お香の目的 大部品 香の種類 RD 4 評価値 3部品 線 部品 抹 部品 練 部品 水 大部品 違反行為の防止 RD 4 評価値 3部品 乱獲の予防 部品 偽物がはびこらないようなための予防 部品 販売は許可制 部品 焚き方の指導 部品定義 部品 お香の概念 本来、伽羅、沈香、白檀などの天然香木の香りをさす。そこから線香、焼香、抹香、塗香等の香り、またこれらの総称として用いられる。 部品 お香の目的 ナニワ北部は香木の産地であり、酷暑の気候による悪臭を防ぐために、香は重要な役割を果たしている。また、気持ちが落ち着く事もあるので、精神の不浄を払うとされていた。 部品 線 好まれる香りを出す材料を細かくして練り合わせ細い棒状や渦巻き状に成型して乾燥させた香。一般的には、皮を粉末にしたものに、白檀や伽羅といった香木の粉末や他の香料、炭の粉末、その他の材料を加えて練り、線状に成型・乾燥させた匂い線香や杉の葉を粉砕機や水車を用いて粉末にしたものに湯とノリを加えて練り、線状に成型・乾燥させた杉線香がある。他にも渦巻き線香や平線香、竹ひご線香等がある 部品 抹 粉末状の香。かつては、沈香やセンダンなどが用いられたが、現在は主にシキミの樹皮と葉を乾燥して、粉末にしたものが用いられる。 部品 練 粉末状の香木やスパイス、ハーブなどを蜂蜜やアラビアゴム等で練って固形状にしたもの。直接火を付けるのではなく、熱した香用の炭や熱灰の上で間接的に熱を加える。 部品 水 状や固体の香料をアルコール(酒精)で溶解した溶液で、体や衣服に付け、香りを楽しむための化粧品の一種である。主に水や植物性の香り、動物性生殖腺分泌物等から素材となっている。 部品 乱獲の予防 動物の内臓や木の乱獲等の可能性があるため、保護をし、あまり取られないように猟友会等で保護を、国で乱獲しないよう監視をしている。 部品 偽物がはびこらないようなための予防 価値が分からない人へ偽物を売らないようにするために、セミナーをしたりまた、密輸等がはやらないために許可制の販売になっている。 部品 販売は許可制 種類によっては人体に害のある成分を含むものもあるため、そういった成分の含まれるものは取り扱いが禁止されており、取扱店には定期的に監査が入る。 部品 焚き方の指導 高濃度の煙を吸い込まないよう使い方の説明は購入時にしっかり行われ、また説明書も製品に同封が義務付けられている。 特に猫士との相性が悪いものお香も多いため販売時の指導も徹底される。 提出書式 大部品 お香 RD 10 評価値 5 大部品 お香の歴史 RD 2 評価値 1部品 お香の概念 部品 お香の目的 大部品 香の種類 RD 4 評価値 3部品 線 部品 抹 部品 練 部品 水 大部品 違反行為の防止 RD 4 評価値 3部品 乱獲の予防 部品 偽物がはびこらないようなための予防 部品 販売は許可制 部品 焚き方の指導 部品 お香の概念 本来、伽羅、沈香、白檀などの天然香木の香りをさす。そこから線香、焼香、抹香、塗香等の香り、またこれらの総称として用いられる。 部品 お香の目的 ナニワ北部は香木の産地であり、酷暑の気候による悪臭を防ぐために、香は重要な役割を果たしている。また、気持ちが落ち着く事もあるので、精神の不浄を払うとされていた。 部品 線 好まれる香りを出す材料を細かくして練り合わせ細い棒状や渦巻き状に成型して乾燥させた香。一般的には、皮を粉末にしたものに、白檀や伽羅といった香木の粉末や他の香料、炭の粉末、その他の材料を加えて練り、線状に成型・乾燥させた匂い線香や杉の葉を粉砕機や水車を用いて粉末にしたものに湯とノリを加えて練り、線状に成型・乾燥させた杉線香がある。他にも渦巻き線香や平線香、竹ひご線香等がある 部品 抹 粉末状の香。かつては、沈香やセンダンなどが用いられたが、現在は主にシキミの樹皮と葉を乾燥して、粉末にしたものが用いられる。 部品 練 粉末状の香木やスパイス、ハーブなどを蜂蜜やアラビアゴム等で練って固形状にしたもの。直接火を付けるのではなく、熱した香用の炭や熱灰の上で間接的に熱を加える。 部品 水 状や固体の香料をアルコール(酒精)で溶解した溶液で、体や衣服に付け、香りを楽しむための化粧品の一種である。主に水や植物性の香り、動物性生殖腺分泌物等から素材となっている。 部品 乱獲の予防 動物の内臓や木の乱獲等の可能性があるため、保護をし、あまり取られないように猟友会等で保護を、国で乱獲しないよう監視をしている。 部品 偽物がはびこらないようなための予防 価値が分からない人へ偽物を売らないようにするために、セミナーをしたりまた、密輸等がはやらないために許可制の販売になっている。 部品 販売は許可制 種類によっては人体に害のある成分を含むものもあるため、そういった成分の含まれるものは取り扱いが禁止されており、取扱店には定期的に監査が入る。 部品 焚き方の指導 高濃度の煙を吸い込まないよう使い方の説明は購入時にしっかり行われ、また説明書も製品に同封が義務付けられている。 特に猫士との相性が悪いものお香も多いため販売時の指導も徹底される。 インポート用定義データ [ { "title" "お香", "part_type" "group", "children" [ { "title" "お香の歴史", "part_type" "group", "children" [ { "title" "お香の概念", "description" "本来、伽羅、沈香、白檀などの天然香木の香りをさす。そこから線香、焼香、抹香、塗香等の香り、またこれらの総称として用いられる。", "part_type" "part", "localID" 2 }, { "title" "お香の目的", "description" "ナニワ北部は香木の産地であり、酷暑の気候による悪臭を防ぐために、香は重要な役割を果たしている。また、気持ちが落ち着く事もあるので、精神の不浄を払うとされていた。\n", "part_type" "part", "localID" 3 } ], "expanded" true, "localID" 1 }, { "title" "香の種類", "part_type" "group", "children" [ { "title" "線", "description" "好まれる香りを出す材料を細かくして練り合わせ細い棒状や渦巻き状に成型して乾燥させた香。一般的には、皮を粉末にしたものに、白檀や伽羅といった香木の粉末や他の香料、炭の粉末、その他の材料を加えて練り、線状に成型・乾燥させた匂い線香や杉の葉を粉砕機や水車を用いて粉末にしたものに湯とノリを加えて練り、線状に成型・乾燥させた杉線香がある。他にも渦巻き線香や平線香、竹ひご線香等がある", "part_type" "part", "localID" 5 }, { "title" "抹", "description" "粉末状の香。かつては、沈香やセンダンなどが用いられたが、現在は主にシキミの樹皮と葉を乾燥して、粉末にしたものが用いられる。", "part_type" "part", "localID" 6 }, { "title" "練", "description" "粉末状の香木やスパイス、ハーブなどを蜂蜜やアラビアゴム等で練って固形状にしたもの。直接火を付けるのではなく、熱した香用の炭や熱灰の上で間接的に熱を加える。", "part_type" "part", "localID" 7 }, { "title" "水", "description" "状や固体の香料をアルコール(酒精)で溶解した溶液で、体や衣服に付け、香りを楽しむための化粧品の一種である。主に水や植物性の香り、動物性生殖腺分泌物等から素材となっている。", "part_type" "part", "localID" 8 } ], "expanded" true, "localID" 4 }, { "title" "違反行為の防止", "part_type" "group", "children" [ { "title" "乱獲の予防", "description" "動物の内臓や木の乱獲等の可能性があるため、保護をし、あまり取られないように猟友会等で保護を、国で乱獲しないよう監視をしている。", "part_type" "part", "localID" 10 }, { "title" "偽物がはびこらないようなための予防", "description" "価値が分からない人へ偽物を売らないようにするために、セミナーをしたりまた、密輸等がはやらないために許可制の販売になっている。", "part_type" "part", "localID" 11 }, { "title" "販売は許可制", "description" "種類によっては人体に害のある成分を含むものもあるため、そういった成分の含まれるものは取り扱いが禁止されており、取扱店には定期的に監査が入る。", "part_type" "part", "localID" 12 }, { "title" "焚き方の指導", "description" "高濃度の煙を吸い込まないよう使い方の説明は購入時にしっかり行われ、また説明書も製品に同封が義務付けられている。\n特に猫士との相性が悪いものお香も多いため販売時の指導も徹底される。", "part_type" "part", "localID" 13 } ], "expanded" true, "localID" 9 } ], "expanded" true, "localID" 0 } ]
https://w.atwiki.jp/sengoku-taisen/pages/3083.html
武将名 おだのぶひで 尾張の虎 SR織田信秀 織田信長の父。尾張国守護代・織田氏の傍流「弾正忠家」の出であったが、湊町津島や熱田を支配し、そこからもたらされる経済力を元に本家をしのぐ勢力を築く。美濃斎藤氏や駿河今川氏、さらには尾張国支配をめぐり、主筋の清州織田家と争うが志半ばで急逝。「ふはは! この国、我が腕で 切り取って見せよう!」 出身地 尾張国 コスト 2.5 兵種 騎馬隊 能力 武力8 統率8 特技 魅力 計略 先駆者の辣腕? 織田家の味方の武力が上がる。その効果は計略発動時の自軍の士気が高いほど大きい。一定以上武力が上がると、さらに統率力が上がる。 必要士気7 Illustration 日田慶治? 傍流でありながらその辣腕により主家を凌ぐ勢力となり、後の信長台頭の地盤を作った父・信秀が貫禄のSRでついに参戦。 特技は魅力のみだが、武8統8と数値は優秀で なにより織田家に不足しがちだった高コスト騎馬なのはありがたい。 「先駆者の辣腕」は、Ver2.2から登場した使用時点での自軍の士気量を参照して効果の変化する采配計略。 範囲は自分中心とした正方形で戦場の四分の一より大きいと広く、5部隊を横並びにしても入る。対象は織田家の味方限定。 士気量による武力および統率の上昇値は以下の通り。 士気7~9 武力+5 士気10 武力+6、統率+3 士気11 武力+7、統率+3 士気12 武力+8、統率+3 効果時間は7.1c、統率依存は0.2c。(以上 2.22A) コンボしなくても最大士気から使えば武力が+8と強力でそれだけでも押し勝つには十分な火力だが、 最大限に効果を発揮するには士気が溜まるのを待つしかなく、 それ以前の段階で相手が一気に攻めよせてきた場合には弱いという欠点がある。 その為士気管理が極めて重要だが、それに加えて士気が溜まる前に使える 裏の一手を用意しておく等の対策も必要となってくるだろう。 幸いVer2.2で追加された織田家の武将は繁盛の構えなど士気が戻ってきたり、敵を倒すと士気が増えるという計略を持っているため士気を溜めつつ戦闘する事が可能である。 余談 一般にも有名な「信秀の葬儀の場において信長が位牌に灰(もしくは抹香)を投げつけた」逸話の舞台となった「万松寺」は、その後移転したものの 名古屋は大須の「万松寺商店街」の中心に現存し、織田家の者以外にも戦国武将の逸話がいくつか伝わっているので、 歴史に興味のある人は訪ねてみるのもいいだろう。
https://w.atwiki.jp/toho_yandere/pages/1404.html
ゴト師の呟き 「あなたが件の・・・・ご案内します」 ゴト師と聞いて何を想像する? もともとゴト師ってぇのは、ゴタゴタを解決する奴らのことをそう呼んだ まぁ、今じゃあまり大っぴらにできない仕事をする奴らの総称になっちまったが 見捨てられたモノ達が行きつく楽園 幻想郷 それでも因果ってやつで、俺は東京湾で水中花になるはめになった仕事をここでもやっている 「特殊清掃」 主に人死を坊さんに渡して、部屋の後始末をする仕事 ここ幻想郷では妖怪に喰われる人間も多くいる 大概は骨以外は綺麗にしてくれるから俺のようなゴト師が呼ばれることはあまりない だが別の意味で綺麗にしなければならない場合もある 寺や神社のような客商売の場合は特に・・・ 「こいつは・・・・・」 引き裂かれた男物の衣服 血が滲む縄 おおよそ男一人が出せる量を超えた白い飛沫 そして蘭の花の匂いに似た男女和合の残り香 「・・・この部屋の住人は?」 「今、部下のナズーリンが手下総出で探しに出ています・・・」 聞くと、この部屋の住人寅丸星は寺男として奉公していた○○という男性に恋心を抱いたあげく、この凶行におよんだらしい 「星は・・・戻ってきますか?」 「生憎と素人探偵は死にかかってから辞めていてな・・・」 「そうですか・・・・」 恐らく件の彼女は戻ってこないだろう 僧籍にある人間が大切にする僧衣が脱ぎ棄てられ、宝塔も白濁した飛沫に汚れていた 「舐めても大丈夫なくらいに綺麗にしておくさ」 俺はマスクを外し、折りたたまれた長い舌を出す 妖怪 垢舐め それが俺 幻想入りした人間はそのまま外界へ戻る手筈になるのだが、中には許されない場合もある 能力持ちの人間 妖怪と番になっちまった人間 そして妖怪になった人間 俺の顔を見たクライアントが不快な顔をする 「冗談だ。俺が垢舐めでも本当に舐めたりしない」 手なれた手つきで仕事道具を広げる 「このことはくれぐれも内密に」 「ああ。偽装用の抹香も準備してある」 幻想郷の地下 表に居られなくなったモノ達のもう一つの楽園 地霊殿 その一室 「今日もお疲れの様ですね」 ピンク髪の少女 古明地 さとりが俺の雇い主兼飼い主 妖怪化し行くあてのなくなった俺を拾ってくれた人物 「今日の給金は物納じゃなかったぜ」 俺が給金を渡そうとするがさとりは断る 「あなたとの取り決めには金銭は入っていないわ。だからそれは好きにしてかまいません」 「家賃と仲介料だろ?」 「私はあなたのことを使用人ともペットとも思っていません!・・・・妹も」 なあ人間を妖怪にすることは難しいと思うか? 簡単だ 強い妖怪と交わったり 妖怪の肉を食べたり 妖怪と一緒に生活したり 笑えるよな 幻想入りして以来、俺は目に見えない同居人と一緒に外来人長屋で生活してきたんだぜ? さとりの妹 古明地 こいしと、な 「夕食を一緒にどうですか?今日は私がっ」 「悪りぃ、遅くなったから外で食べてきた」 「そう・・・ですか」 フラグは早めにへし折るに限る とりあえず「俺自身」の後始末を自分でするのは遠慮したい
https://w.atwiki.jp/qanaka/pages/23.html
妙法蓮華経法師品第十 爾の時に世尊、薬王菩薩に因せて八万の大士に告げたまわく、 薬王、汝是の大衆の中の無量の諸天・龍王・夜叉・乾闥婆・阿修羅・迦楼羅・緊那羅・摩・羅伽・人と非人と及び比丘・比丘尼・優婆塞・優婆夷の声聞を求むる者・辟支仏を求むる者・仏道を求むる者を見るや。是の如き等類、減く仏前に於て妙法華経の一偈一句を聞いて、乃至一念も随喜せん者は我皆記を与え授く。当に阿耨多羅三藐三菩提を得べし。 仏、薬王に告げたまわく、 又如来の滅度の後に、若し人あって妙法華経の乃至一偈・一句を聞いて一念も随喜せん者には、我亦阿耨多羅三藐三菩提の記を与え授く。 若し復人あって妙法華経の乃至一偈を受持・読誦し解説・書写し、此の経巻に於て敬い視ること仏の如くにして、種々に華・香・瓔珞・抹香・塗香・焼香・・蓋・幢幡・衣服・妓楽を供養し、乃至合掌恭敬せん。薬王当に知るべし、是の諸人等は、已に曽て十万億の仏を供養し、諸仏の所に於いて、大願を成就して、衆生を愍むが故に、此の人間に生ずるなり。薬王、若し人あって、何等の衆生か未来世に於て当に作仏することを得べきと問わば、示すべし、是の諸人等は未来世に於て必ず作仏することを得んと。何を以ての故に、若し善男子・善女人、法華経の乃至一句に於ても受持・読誦し解説・書写し、種種に経巻に華・香・瓔珞・抹香・塗香・焼香・・蓋・幢幡・衣服・妓楽を供養し、合掌恭敬せん。是の人は一切世間の贍奉すべき所なり。如来の供養を以て之を供養すべし。当に知るべし、此の人は是れ大菩薩の阿耨多羅三藐三菩提を成就して、衆生を哀愍し願って此の間に生れ、広く妙法華経を演べ分別するなり。何に況んや、尽くして能く受持し種々に供養せん者をや。薬王、当に知るべし、是の人は自ら清浄の業報を捨てて、我が滅度の後に於て、衆生を愍むが故に悪世に生れて広く此の経を演ぶるなり。若し是の善男子・善女人、我が滅度の後、能く窃かに一人の為にも法華経の乃至一句を説かん。当に知るべし、是の人は則ち如来の使なり。如来の所遣として如来の事を行ずるなり。何に況んや大衆の中に於て広く人の為に説かんをや。薬王、若し悪人あって不善の心を以て一劫の中に於て、現に仏前に於て常に仏を毀罵せん、其の罪尚お軽し。若し人一の悪言を以て、在家・出家の法華経を読誦する者を毀・せん、其の罪甚だ重し。薬王、其れ法華経を読誦すること有らん者は、当に知るべし、是の人は仏の荘厳を以て自ら荘厳するなり。則ち如来の肩に荷担せらるることを為ん。其の所至の方には随って向い礼すべし。一心に合掌し恭敬・供養・尊重讃歎し、華・香・瓔珞・抹香・塗香・焼香・・蓋・幢幡・衣服・肴膳をもってし、諸の妓楽を作し、人中の上供をもって之を供養せよ。天の宝を持って、以て之を散ずべし。天上の宝聚以て奉献すべし。所以は何ん、是の人歓喜して法を説かんに、須臾も之を聞かば即ち阿耨多羅三藐三菩提を究竟することを得んが故なり。 爾の時に世尊、重ねて此の義を宣べんと欲して、偈を説いて言わく 若し仏道に住して 自然智を成就せんと欲せば 常に当に勤めて 法華を受持せん者を供養すべし 其れ疾く 一切種智慧を得んと欲することあらんは 当に是の経を受持し 竝に持者を供養すべし 若し能く妙法華経を 受持することあらん者は 当に知るべし仏の所使として 諸の衆生を愍念するなり 諸の能く 妙法華経を受持することあらん者は 清浄の土を捨てて 衆を愍むが故に此に生ずるなり 当に知るべし是の如き人は 生ぜんと欲する所に自在なれば 能く此の悪世に於て 広く無上の法を説くなり 天の華香 及び天宝の衣服 天上の妙宝聚を以て 説法者に供養すべし 吾が滅後の悪世に 能く是の経を持たん者をば 当に合掌し礼敬して 世尊に供養するが如くすべし 上饌衆の甘美 及び種々の衣服をもって 是の仏子に供養して 須臾も聞くことを得んと冀うべし 若し能く後の世に於て 是の経を受持せん者は 我遣わして人中にあらしめて 如来の事を行ぜしむるなり 若し一劫の中に於て 常に不善の心を懐いて 色を作して仏を罵らんは 無量の重罪を獲ん 其れ 是の法華経を読誦し持つことあらん者に 須臾も悪言を加えんは 其の罪復彼れに過ぎん 人あって仏道を求めて 一劫の中に於て 合掌し我が前にあって 無数の偈を以て讃めん 是の讃仏に由るが故に 無量の功徳を得ん 持経者を歎美せんは 其の福復彼れに過ぎん 八十億劫に於て 最妙の色声 及与香味触を以て 持経者に供養せよ 是の如く供養し已って 若し須臾も聞くことを得ば 則ち自ら欣慶すべし 我今大利を獲つと 薬王今汝に告ぐ 我が所説の諸経 而も此の経の中に於て 法華最も第一なり 爾の時に仏、復薬王菩薩摩訶薩に告げたまわく、 我が所説の経典無量千万億にして、已に説き今説き当に説かん。而も其の中に於て此の法華経最も為れ難信難解なり。薬王此の経は是れ諸仏の秘要の蔵なり。分布して妄りに人に授与すべからず。諸仏世尊の守護したもう所なり。昔より已来未だ曽て顕説せず。而も此の経は如来の現在すら猶お怨嫉多し、況んや滅度の後をや。薬王当に知るべし、如来の滅後に其れ能く書持し読誦し供養し、他人の為に説かん者は、如来則ち衣を以て之を覆いたもうべし。又他方の現在の諸仏に護念せらるることを為ん。是の人は大信力及び志願力・諸善根力あらん。当に知るべし、是の人は如来と共に宿するなり。則ち如来の手をもって其の頭を摩でたもうを為ん。薬王、在在処処に若しは説き若しは読み若しは誦し若しは書き若しは経巻所住の処には、皆七宝の塔を起て極めて高広厳飾ならしむべし。復舎利を安ずることを須いず。所以は何ん。此の中には已に如来の全身います。此の塔をば一切の華・香・瓔珞・・蓋・幢幡・妓楽・歌頌を以て、供養・恭敬・尊重・讃歎したてまるつべし。若し人あって此の塔を見たてまつることを得て礼拝し供養せん。当に知るべし、是等は皆阿耨多羅三藐三菩提に近づきぬ。薬王、多く人あって在家・出家の菩薩の道を行ぜんに、若し是の法華経を見聞し読誦し書持し供養すること得ること能わずんば、当に知るべし、是の人は未だ善く菩薩の道を行ぜざるなり。若し是の経典を聞くこと得ることあらん者は、乃ち能善菩薩の道を行ずるなり。其れ衆生の仏道を求むる者あって、是の法華経を若しは見、若しは聞き、聞き已って信解し受持せば、当に知るべし、是の人は阿耨多羅三藐三菩提に近づくことを得たり。 薬王、譬えば人あって渇乏して水を須いんとして、彼の高原に於て穿鑿して之を求むるに、猶お乾ける土を見ては水尚お遠しと知る。功を施すこと已まずして、転た湿える土を見、遂に漸く泥に至りぬれば、其の心決定して水必ず近しと知らんが如く、菩薩も亦復是の如し。若し是の法華経を未だ聞かず、未だ解せず、未だ修習すること能わずんば、当に知るべし、是の人は阿耨多羅三藐三菩提を去ること尚お遠し。若し聞解し思惟し修習することを得ば、必ず阿耨多羅三藐三菩提に近づくことを得たりと知れ。所以は何ん、一切の菩薩の阿耨多羅三藐三菩提は皆此の経に属せり。此の経は方便の門を開いて真実の相を示す。是の法華経の蔵は深固幽遠にして人の能く到るなし。今仏、菩薩を教化し成就して為に開示す。薬王、若し菩薩あって是の法華経を聞いて驚疑し怖畏せん。当に知るべし、是れを新発意の菩薩と為づく。若し声聞の人是の経を聞いて驚疑し怖畏せん。当に知るべし。是れを増上慢の者となづく。 薬王、若し善男子・善女人あって、如来の滅後に四衆の為に是の法華経を説かんと欲せば、云何してか説くべき。是の善男子・善女人は、如来の室に入り如来の衣を著如来の座に坐して、爾して乃し四衆の為に広く斯の経を説くべし。如来の室とは一切衆生の中の大慈悲心是れなり。如来の衣とは柔和忍辱の心是れなり。如来の座とは一切法空是れなり。是の中に安住して、然して後に不懈怠の心を以て、諸の菩薩及び四衆の為に、広く是の法華経を説くべし。薬王、我余国に於て、化人を遣わして其れが為に聴法の衆を集め、亦化の比丘・比丘尼・優婆塞・優婆夷を遣わして其の説法を聴かしめん。是の諸の化人、法を聞いて信受し随順して逆らわじ。若し説法者空閑の処に在らば、我時に広く天・龍・鬼神・乾闥婆・阿修羅等を遣わして、其の説法を聴かしめん。我異国に在りと雖も、時時に説法者をして我が身を見ることを得せしめん。若し此の経に於て句逗を忘失せば、我還って為に説いて具足することを得せしめん。 爾の時に世尊、重ねて此の義を宣べんと欲して、偈を説いて言わく、 諸の懈怠を捨てんと欲せば 当に此の経を聴くべし 是の経は聞くことを得難し 信受する者亦難し 人の渇して水を須いんとして 高原を穿鑿するに 猶お乾燥ける土を見ては 水を去ること尚遠しと知る 漸く湿える土泥を見ては 決定して水に近づきぬと知らんが如し 薬王汝当に知るべし 是の如き諸人等 法華経を聞かずんば 仏智を去ること甚だ遠し 若し是の深経の 声聞の法を決了して 是れ諸経の王なるを聞き 聞き已って諦かに思惟せん 当に知るべし此の人等は 仏の智慧に近づきぬ 若し人此の経を説かば 如来の室に入り 如来の衣を著 而も如来の座に坐して 衆に処して畏るる所なく 広く為に分別し説くべし 大慈悲を室とし 柔和忍辱を衣とし 諸法空を座とす 此れに処して為に法を説け 若し此の経を説かん時 人あって悪口し罵り 刀杖瓦石を加うとも 仏を念ずるが故に忍ぶべし 我千万億の土に 浄堅固の身を現じて 無量億劫に於て 衆生の為に法を説く 若し我滅度の後に 能く此の経を説かん者には 我化の四衆 比丘比丘尼 及び清信士女を遣わして 法師を供養せしめ 諸の衆生を引導して 之を集めて法を聴かしめん 若し人悪 刀杖及び瓦石を加えんと欲せば 則ち変化の人を遣わして 之が為に衛護と作さん 若し説法の人 独空閑の処に在って 寂莫として人の声なからんに 此の経典を読誦せば 我爾の時に為に 清浄光明の身を現ぜん 若し章句を忘失せば 為に説いて通利せしめん 若し人是の徳を具して 或は四衆の為に説き 空処にして経を読誦せば 皆我が身を見ることを得ん 若し人空閑にあらば 我天龍王 夜叉鬼神等を遣わして 為に聴法の衆となさん 是の人法を楽説し 分別して・礙なからん 諸仏護念したもうが故に 能く大衆をして喜ばしめん 若し法師に親近せば 速かに菩薩の道を得 是の師に随順して学せば 恒沙の仏を見たてまつることを得ん
https://w.atwiki.jp/qanaka/pages/33.html
妙法蓮華経薬王菩薩本事品第二十三 爾の時に宿王華菩薩、仏に白して言さく、 世尊、薬王菩薩は云何してか娑婆世界に遊ぶ。世尊、是の薬王菩薩は若干百千万億那由他の難行苦行あらん。善哉世尊、願わくは少し解説したまえ。諸の天・龍神・夜叉・乾闥婆・阿修羅・迦楼羅・緊那羅・摩・羅伽・人非人等、又他の国土より諸の来れる菩薩及び此の声聞衆、聞いて皆歓喜せん。 爾の時に仏、宿王華菩薩に告げたまわく。 乃往過去無量恒河沙劫に仏いましき、日月浄明徳如来・応供・正遍知・明行足・善逝・世間解・無上士・調御丈夫・天人師・仏・世尊と号けたてまつる。其の仏に八十億の大菩薩摩訶薩・七十二恒河沙の大声聞衆あり。仏の寿は四万二千劫、菩薩の寿命も亦等し。彼の国には女人・地獄・餓鬼・畜生・阿修羅等及び諸難あることなし。地の平かなること掌に如くにして、瑠璃の所成なり。宝樹荘厳し、宝帳上に覆い、宝の華幡を垂れ、宝瓶・香炉国界に周遍せり。七宝を臺と為して一樹に一臺あり。其の樹臺を去ること一箭道を尽くせり。此の諸の宝樹に皆菩薩・声聞あって其の下に坐せり。諸の宝臺の上に各百億の諸天あって天の妓楽を作し、仏を歌歎して以て供養を為す。爾の時に彼の仏、一切衆生憙見菩薩及び衆の菩薩・諸の声聞衆の為に、法華経を説きたもう。是の一切衆生憙見菩薩楽って苦行を習い、日月浄明徳仏の法の中に於て、精進経行して一心に仏を求むること、万二千歳を満じ已って、現一切色身三昧を得。此の三昧を得已って、心大に歓喜して即ち念言を作さく、 我現一切色身三昧を得たる、皆是れ法華経を聞くことを得る力なり。我今当に日月浄明徳仏及び法華経を供養すべし。 即時に是の三昧に入って、虚空の中に於て曼陀羅華・摩訶曼陀羅華・細抹堅黒の栴檀を雨らし、虚空の中に満てて雲の如くにして下し、又海此岸の栴檀の香を雨らす。此の香の六銖は価直娑婆世界なり、以て仏に供養す。是の供養を作し已って、三昧より起って、自ら念言すらく、 我神力を以て仏を供養すと雖も身を以て供養せんには如かじ。 即ち諸の香・栴檀・薫陸・兜楼婆・畢力迦・沈水・膠香を服し、又瞻蔔・諸の華香油を飲むこと千二百歳を満じ已って、香油を身に塗り、日月浄明徳仏の前に於て、天の宝衣を以て自ら身に纏い已って、諸の香油を潅ぎ、神通力の願を以て自ら身を燃して、光明遍く八十億恒河沙の世界を照す。其の中の諸仏、同時に讃めて言わく、 善哉善哉、善男子、是れ真の精進なり、是れを真の法をもって如来を供養すと名く。若し華・香・瓔珞・焼香・抹香・塗香・天・・幡蓋及び海此岸の栴檀の香、是の如き等の種々の諸物を以て供養すとも、及ぶこと能わざる所なり。仮使国城・妻子をもって布施すとも、亦及ばざる所なり。善男子、是れを第一の施と名く。諸の施の中に於て最尊最上なり、法を以て諸の如来を供養するが故にと。 是の語を作し已って各黙然したもう。其の身の火燃ゆること千二百歳、是れを過ぎて已後其の身乃ち尽きぬ。 一切衆生憙見菩薩是の如き法の供養を作し已って、命終の後に復日月浄明徳仏の国の中に生じて、浄徳王の家に於て結跏趺坐して忽然に化生し、即ち其の父の為に而も偈を説いて言さく、 大王今当に知るべし 我彼の処に経行して 即時に一切 現諸身三昧を得 大精進を勤行して 所愛の身を捨てにき 是の偈を説き已って父に白して言さく、 日月浄明徳仏今故お現に在す。我先に仏を供養し已って解一切衆生語言陀羅尼を得、復是の法華経の八百千万億那由他・甄迦羅・頻婆羅・阿・婆等の偈を聞けり。大王、我今当に還って此の仏を供養すべしと。 白し已って即ち七宝の臺に坐し、虚空に上昇ること高さ七多羅樹にして、仏所に往到し頭面に足を礼し、十の指爪を合せて、偈を以て仏を讃めたてまつる。 容顔甚だ奇妙にして 光明十方を照したもう 我適曾供養し 今復還って親近したてまつる 爾の時に一切衆生憙見菩薩是の偈を説き已って、仏に白して言さく、 世尊、世尊猶故世に在す。 爾の時に日月浄明徳仏、一切衆生憙見菩薩に告げたまわく、 善男子、我涅槃の時到り滅尽の時至りぬ。汝牀座を安施すべし、我今夜に於て当に般涅槃すべし。 又一切衆生憙見菩薩に勅したまわく、 善男子、我仏法を以て汝に嘱累す。及び諸の菩薩大弟子竝に阿耨多羅三藐三菩提の法、亦三千大千の七宝の世界・諸の宝樹・宝臺、及び給侍の諸天を以て悉く汝に付す。我が滅度の後、所有の舎利亦汝に付嘱す。当に流布せしめ広く供養を設くべし、若干千の塔を起つべし。 是の如く日月浄明徳仏、一切衆生憙見菩薩に勅し已って、夜の後分に於て涅槃に入りたまいぬ。 爾の時に一切衆生憙見菩薩、仏の滅度を見て、悲感懊悩して仏を恋慕したてまつり、即ち海此岸の栴檀を以て・と為して、仏身を供養して以て之を焼きたてまつる。火滅えて已後舎利を収取し、八万四千の宝瓶を作って、以て八万四千の塔を起ること三世界より高く、表刹荘厳して、諸の幡蓋を垂れ衆の宝鈴を懸けたり。 爾の時に一切衆生憙見菩薩、復自ら念言すらく、我是の供養を作すと雖も心猶お未だ足らず、我今当に更舎利を供養すべし。 便ち諸の菩薩大弟子及び天・龍・夜叉等の一切の大衆に語らく、 汝等当に一心に念ずべし、我今日月浄明徳仏の舎利を供養せん。 是の語を作し已って、即ち八万四千の塔の前に於て、百福荘厳の臂を燃すこと七万二千歳にして以て供養す。無数の声聞を求むる衆・無量阿僧祇の人をして、阿耨多羅三藐三菩提の心を発さしめ、皆現一切色身三昧に住することを得せしむ。 爾の時に諸の菩薩・天・人・阿修羅等、其の臂なきを見て憂悩悲哀して、是の言を作さく、 此の一切衆生憙見菩薩は是れ我等が師、我を教化したもう者なり。而るに今臂を焼いて身具足したまわず。 時に一切衆生憙見菩薩、大衆の中に於て此誓言を立つ、 我両つの臂を捨てて必ず当に仏の金色の身を得べし。若し実にして虚しからずんば、我が両つの臂をして還復すること故の如くならしめん。 是の誓を作し已って自然に還復しぬ。斯の菩薩の福徳・智慧の淳厚なるに由って致す所なり。爾の時に当って三千大千世界六種に震動し、天より宝華を雨らして、一切天人未曾有なることを得。 仏、宿王華菩薩に告げたまわく、 汝が意に於て云何、一切衆生憙見菩薩豈に異人ならん乎、今の薬王菩薩是れ也。其の身を捨てて布施する所、是の如く無量百千万億那由他数なり。宿王華、若し発心して阿耨多羅三藐三菩提を得んと欲することあらん者は、能く手の指・乃至足の一指を燃して仏塔に供養せよ。国城・妻子及び三千大千国土の山林・河池・諸の珍宝物を以て供養せん者に勝らん。 若し復人あって、七宝を以て三千大千世界に満てて、仏及び大菩薩・辟支仏・阿羅漢に供養せん。是の人の所得の功徳も、此の法華経の乃至一四句偈を受持する、其の福の最も多きには如かじ。 宿王華、譬えば一切の川流江河の諸水の中に、海為れ第一なるが如く、此の法華経も亦復是の如し。諸の如来の所説の経の中に於て最も為れ深大なり。又土山・黒山・小鉄圍山・大鉄圍山及び十宝山の衆山の中に、須弥山為れ第一なるが如く、此の法華経も亦復是の如し。諸経の中に於て最も為れ其の上なり。又衆星の中に月天子最も為れ第一なるが如く、此の法華経も亦復是の如し。千万億種の諸経法の中に於て最も為れ照明なり。又日天子の能く諸の闇を除くが如く、此の経も亦復是の如し。能く一切不善の闇を破す。又諸の小王の中に、転輪聖王最も為れ第一なるが如く、此の経も亦復是の如し。衆経の中に於て最も為れ其の尊なり。又帝釈の三十三天の中に於て王なるが如く、此の経も亦復是の如し。 諸経の中の王なり。又大梵天王の一切衆生の父なるが如く、此の経も亦復是の如し。一切の賢・聖・学・無学及び菩薩の心を発す者の父なり。又一切の凡夫人の中に須陀・・斯陀含・阿那含・阿羅漢・辟支仏為れ第一なるが如く、此の経も亦復是の如し。一切の如来の所説、若しは菩薩の所説、若しは声聞の所説、諸の経法の中に最も為れ第一なり。能く是の経典を受持することあらん者も亦復是の如し。一切衆生の中に於て亦為れ第一なり。一切の声聞・辟支仏の中に菩薩為れ第一なり、此の経も亦復是の如し。 一切の諸の経法の中に於て最も為れ第一なり。仏は為れ諸法の王なるが如く、此の経も亦復是の如し。諸経の中の王なり。宿王華、此の経は能く一切衆生を救いたもう者なり。此の経は能く一切衆生をして諸の苦悩を離れしめたもう。此の経は能く大に一切衆生を饒益して、其の願を充満せしめたもう。清涼の池の能く一切の諸の渇乏の者に満つるが如く、寒き者の火を得たるが如く、裸なる者の衣を得たるが如く、商人の主を得たるが如く、子の母を得たるが如く、渡りに船を得たるが如く、病に医を得たるが如く、暗に燈を得たるが如く、貧しきに宝を得たるが如く、民の王を得たるが如く、賈客の海を得たるが如く、炬の暗を除くが如く、此の法華経も亦復是の如し。 能く衆生をして一切の苦・一切の病痛を離れ、能く一切の生死の縛を解かしめたもう。若し人此の法華経を聞くことを得て、若しは自らも書き若しは人をしても書かしめん。 所得の功徳、仏の智慧を以て多少を籌量すとも其の辺を得じ。若し是の経巻を書いて華・香・瓔珞・焼香・抹香・塗香・幡蓋・衣服・種々の燈・蘇燈・油燈・諸の香油燈・瞻蔔油燈・須曼那油燈・波羅羅油燈・婆利師迦油燈・那婆摩利油燈をもって供養せん。所得の功徳亦復無量ならん。宿王華、若し人あって是の薬王菩薩本事品を聞かん者は、亦無量無辺の功徳を得ん。 若し女人にあって、是の薬王菩薩本事品を聞いて能く受持せん者は、是の女身を尽くして後に復受けじ。若し如来の滅後後の五百歳の中に、若し女人あって是の経典を聞いて説の如く修行せば、此に於て命終して、即ち安楽世界の阿弥陀仏の大菩薩衆の圍繞せる住処に往いて、蓮華の中の宝座の上に生ぜん。復貪欲に悩されじ。 亦復瞋恚・愚痴に悩されじ。亦復・慢・嫉妬・諸垢に悩されじ。菩薩の神通・無生法忍を得ん。是の忍を得已って眼根清浄ならん。是の清浄の眼根を以て、七百万二千億那由他恒河沙等の諸仏如来を見たてまつらん。是の時に諸仏、遥かに共に讃めて言わく、 善哉善哉、善男子、汝能く釈迦牟尼仏の法の中に於て、是の経を受持し読誦し思惟し、他人の為に説けり。所得の福徳無量無辺なり。火も焼くこと能わず、水も漂わすこと能わじ。汝の功徳は、千仏共に説きたもうとも、尽くさしむること能わじ。汝今已に能く諸の魔賊を破し生死の軍を壊し、諸余の怨敵皆悉く摧滅せり。善男子、百千の諸仏神通力を以て共に汝を守護したもう。一切の世間の天・人の中に於て汝に如く者なし。唯如来を除いて其の諸の声聞・辟支仏・乃至菩薩の智慧・禅定も、汝と等しき者あることなけん。 宿王華、此の菩薩は是の如き功徳・智慧の力を成就せり。若し人あって是の薬王菩薩本事品を聞いて、能く随喜して善しと讃ぜば、是の人現世に口の中より常に青蓮華の香を出し、身の毛孔の中より常に午頭栴檀の香を出さん。所得の功徳上に説く所の如し。是の故に宿王華、此の薬王菩薩本事品を以て汝に嘱累す。我が滅度の後後の五百歳の中、閻浮提に広宣流布して、断絶して悪魔・魔民・諸天・龍・夜叉・鳩槃荼等に其の便を得せしむることなかれ。宿王華、汝当に神通の力を以て是の経を守護すべし。所以は何ん、此の経は則ち為れ閻浮提の人の病の良薬なり。若し人病あらんに是の経を聞くことを得ば、病即ち消滅して不老不死ならん。宿王華、汝若し是の経を受持することあらん者を見ては、青蓮華を以て抹香を盛り満てて、其の上に供散すべし。散じ已って是の念言を作すべし、 此の人久しからずして、必ず当に草を取って道場に坐して諸の魔軍を破すべし。当に法の螺を吹き大法の鼓を撃って一切衆生の老・病・死の海を度脱すべし。 是の故に仏道を求めん者、是の経典を受持することあらん人を見ては、応当に是の如く恭敬の心を生ずべし。是の薬王菩薩本事品を説きたもう時、八万四千の菩薩、解一切衆生語言陀羅尼を得たり。多宝如来宝塔の中に於て宿王華菩薩を讃めて言わく、 善哉善哉、宿王華、汝不可思議の功徳を成就して、乃ち能く釈迦牟尼仏に此の如きの事を問いたてまつりて、無量の一切衆生を利益す。
https://w.atwiki.jp/zsphere/pages/177.html
織田信長関連年表 →D:織田信長と比叡山 →D:織田信長の宗教観 →安土城 →本能寺 「信長公記」によれば、信長は父織田信秀の葬儀の際、 異装で現れ、抹香をつかんで仏前へ向けて投げつけた、とのこと。 基本的に、信長は籠城策を一度としてとったことがない、とのこと。 宣教師ルイス・フロイスが本国に送った書簡に、 「信長が1582年(天正十年)、安土山の寺院(摠見寺)の高所に自分の化身として ボンサン(盆山)という石を置き、万人に拝させようとした」という記述がある。 いわゆる信長の自己神格化。 ただし、日本側の文献などにはこうした内容の記事は一切見られない。 また、フロイスはこの記述のあと、「デウスはこのような信長を十九日しか 生かしておかなかった」とあり、宗教的観点から記述が客観的でない 可能性は否定できない由。 天正十年正月から、信長は暦の問題で公家たちと対立していたという。 陰陽頭土御門家が天正十一年に閏正月を入れるとしていたのに対し、 信長は尾張・美濃の造暦者の説に従い、天正十年に閏十二月を入れることを主張していた。 天正十年六月、本能寺の変。 この時、明智光秀は本能寺の焼け跡をくまなく探させたが、 信長の遺骸は見つからなかったという。 宣教師の報告にも「毛髪も残さず塵と灰に化した」とある。 (『戦争の日本史13 信長の天下布武への道』谷口克広) 二条古城(徳川家光がのちに造営した二条城とは別)の造営に対して、 ルイス・フロイスの書簡に「用うる石なきを以て多数の石像を倒し、 頸に縄を付けて工事場に引かしめ」などとあり、またジャン・クラッセ『日本西教史』にも 同様の記載があり。 日本側の文献にはこうした記述のない事から疑問視されていたが、 1974年(昭和四十九年)の発掘調査でその石垣の一部と見られる遺構が見つかり、 石材として石仏、板碑、五輪塔など仏教関係の遺物が転用されており、 石地蔵・石仏のほとんどが腹部で真っ二つに断ち割られていたことが確認された。 (もっとも、廃れた石仏のこうした石材利用は当時さほど珍しくなかった、という指摘もある) 『日本西教史』にはこの後、「釈徒」がこの件を議するため「凡千五百人程集会せり」とあり、 おそらく延暦寺による衆議があったものと思われる。 (『信長と天皇』今谷明) 旗印は白地に永楽銭。 若い頃、その側に伊束法師(意足法師)という呪術的軍師を釣れていた事が各種史料に見える。 1560年(永禄三年)の桶狭間の戦いの頃には信長の側にいたことは確実とのことで、 桶狭間の戦い当日の大雨を予測(観天望気)していた可能性があるという。 しかし、その後は伊束法師の活躍は見られなくなる由。 『信長公記』に、ある年の七月十八日、信長が津島神社の祭礼の輪に加わり踊った、 という記事が載る。 家臣たちが赤鬼、黒鬼、弁慶などに扮する中、信長は天人の姿で小鼓を打ち、 女おどりを踊ったとある。 この記事に年代の記載はなく正確な時期は分からないが、踊り終わって 清須に帰ったとあることから、1555年(弘治元年)から1563年(永禄六年)、 信長二十代のころの事と思われる。 元亀元年(1570年)三月三日、上洛途中の信長は安土の常楽寺に逗留して 相撲会を開き、優勝した官居眼三衛門に褒美として秘蔵の重籐の弓を与えている。 今日、相撲の結びの一番の後に行う弓取りはこれが起源だと云々。 (『信長 徹底分析十七章』小和田哲男) 信長以前には、背丈以上の高さまで石を積み、積んだ石で隅や角を作る技術は 寺院だけが保有していた。 (例えば、観音寺城を建てるにあたっては、湖東山三の名刹といわれる 金剛輪寺から、金銭を払って石垣職人を雇っている事が 史料上に残っている) 信長の寺院攻撃は、結果的にこうした技術の解放の意味も持っており、 城郭の土台に石垣を積む事をスタンダードとしたのは信長であったと言える、と云々。 (『シリーズ「遺跡を学ぶ」002 信長の天下布武の城 安土城』木戸雅寿) 信長が「第六天魔王」を名乗ったのは、武田信玄あての書簡。 信玄が「天台座主信玄」(仏教界の最高権威)と騙った書状(の封書)に対して、 「諸宗派に反対する悪魔の王」と応答する意味で用いた。 (『魔界と妖界の日本史』上島敏昭) 信長の天下布武への道 (戦争の日本史) 信長と天皇 中世的権威に挑む覇王 (講談社学術文庫) 信長―徹底分析十七章 魔界と妖界の日本史
https://w.atwiki.jp/qanaka/pages/35.html
妙法蓮華経陀羅尼品第二十六 爾の時に薬王菩薩、即ち座より起って偏に右の肩を袒にし、合掌し仏に向いたてまつりて、仏に白して言さく、 世尊、若し善男子・善女人の能く法華経を受持することあらん者、若しは読誦通利し若しは経巻を書写せんに、幾所の福をか得ん。 仏、薬王に告げたまわく、 若し善男子・善女人あって、八百万億那由他恒河沙等の諸仏を供養せん。汝が意に於て云何、其の所得の福寧ろ多しと為んや不や。甚だ多し、世尊。仏の言わく、若し善男子・善女人能く是の経に於て、乃至一四句偈を受持し、読誦し解義し説の如くに修行せん、功徳甚だ多し。 爾の時に薬王菩薩、仏に白して言さく、 世尊我今当に説法者に陀羅尼呪を与えて、以て之を守護すべし。 即ち呪を説いて曰さく、 安爾 曼爾 摩禰 摩摩禰 旨隷 遮梨第 ・・ ・履 多・ 羶 帝 目帝 目多履 沙履 阿・沙履 桑履 沙履 叉裔 阿叉裔 阿耆膩 羶帝 ・履 陀羅尼 阿盧伽婆娑 ・蔗毘叉膩 禰毘剃 阿便・ 邏禰履剃 阿亶・波隷輸地 ・究隷 牟究隷 阿羅隷 波羅隷 首迦差 阿三磨三履 仏駄毘吉利・帝 達磨波利差 帝 僧伽涅瞿沙禰 婆舎婆舎輸地 曼・邏 曼・邏叉夜多 郵楼・ 郵楼・ ・舎略 悪叉邏 悪叉冶多冶 阿婆盧 阿摩若 那多夜 世尊、是の陀羅尼神呪は六十二億恒河沙等の諸仏の所説なり。若し此の法師を侵毀することあらん者は、則ち為れ是の諸仏を侵毀し已れるなり。 時に釈迦牟尼仏、薬王菩薩を讃めて言わく、 善哉善哉、薬王、汝此の法師を愍念し擁護するが故に是の陀羅尼を説く。諸の衆生に於て饒益する所多からん。 爾の時に勇施菩薩、仏に白して言さく、 世尊、我亦法華経を読誦し受持せん者を擁護せんが為に、陀羅尼を説かん。若し此の法師、是の陀羅尼を得ば、若しは夜叉、若しは羅刹、若しは富単那、若しは吉蔗、若しは鳩槃荼、若しは餓鬼等、其の短を伺い求むとも能く便を得ることなけん。 即ち仏前に於て呪を説いて曰さく、 ・隷 摩訶・隷 郁枳 目枳 阿隷 阿羅婆第 涅隷第 涅隷多婆第 伊緻・ 韋緻・ 旨緻・ 涅隷・・ 涅犁・婆底 世尊、是の陀羅尼神呪は恒河沙等の諸仏の所説なり、亦皆随喜したもう。若し此の法師を侵毀することあらん者は、則ち為れ是の諸仏を侵毀し已れるなり。 爾の時に毘沙門天王御護者、仏に白して言さく、 世尊、我亦衆生を愍念し、此の法師を擁護せんが為の故に、是の陀羅尼を説かん。 即ち呪を説いて曰さく、 阿梨 那梨 ・那梨 阿那盧 那履 拘那履 世尊、是の神呪を以て法師を擁護せん。我亦自ら当に是の経を持たん者を擁護して、百由旬の内に諸の衰患なからしむべし。 爾の時に持国天王、此の会中に在って、千万億那由他の乾闥婆衆の恭敬し圍遶せると、前んで仏所に詣で、合掌し仏に白して言さく、 世尊、我亦陀羅尼神呪を以て、法華経を持たん者を擁護せん。 即ち呪を説いて曰さく、 阿伽禰 伽禰 瞿利 乾陀利 旃陀利 摩・耆 常求利 浮楼莎・ ・底 世尊、是の陀羅尼神呪は四十二億の諸仏の所説なり。若し此の法師を侵毀することあらん者は、則ち為れ是の諸仏を侵毀し已れるなり。 爾の時に羅刹女等あり、一を藍婆と名け、二を毘藍婆と名け、三を曲歯と名け、四を華歯と名け、五を黒歯と名け、六を多髪と名け、七を無厭足と名け、八を持瓔珞と名け、九を皋諦と名け、十を奪一切衆生精気と名く。是の十羅刹女、鬼子母竝に其の子及び眷属と倶に仏所に詣で、同声に仏に白して言さく、 世尊、我等亦法華経を読誦し受持せん者を擁護して、其の衰患を除かんと欲す。若し法師の短を伺い求むる者ありとも、便を得ざらせめん。 即ち仏前に於て呪を説いて曰さく、伊提履 伊提泯 伊提履 阿提履 伊提履 泥履 泥履 泥履 泥履 泥履 楼醯 楼醯 楼醯 楼醯 多醯 多醯 多醯 兜醯 兜醯 寧ろ我が頭の上に上るとも法師を悩すことなかれ。若しは夜叉、若しは羅刹、若しは餓鬼、若しは富単那、若しは吉蔗、若しは毘陀羅、若しは・駄、若しは烏摩勒伽、若しは阿跋摩羅、若しは夜叉吉蔗、若しは人吉蔗、若しは熱病せしむること若しは一日、若しは二日、若しは三日、若しは四日、乃至七日、若しは常に熱病せしめん。若しは男形、若しは女形、若しは童男形、若しは童女形、乃至夢の中にも亦復悩すことなかれ。即ち仏前に於て偈を説いて言さく、 若し我が呪に順ぜずして 説法者を悩乱せば 頭破れて七分に作ること 阿梨樹の枝の如くならん 父母を殺する罪の如く 亦油を壓す殃 斗秤もって人を欺誑し 調達が破僧罪の如く 此の法師を犯さん者は 当に是の如き殃を獲べし 諸の羅刹女、此の偈を説き已って、仏に白して言さく、 世尊、我等亦当に身自ら是の経を受持し読誦し修行せん者を擁護して、安穏なることを得、諸の衰患を離れ、衆の毒薬を消せしむべし。 仏、諸の羅刹女に告げたまわく、 善哉善哉、汝等但能く法華の名を受持せん者を擁護せんすら、福量るべからず。何に況んや、具足して受持し、経巻に華・香・瓔珞・抹香・塗香・焼香・幡蓋・妓楽を供養し、種々の燈・蘇燈・油燈・諸の香油燈・蘇摩那華油燈・瞻蔔華油燈・婆師迦華油燈・優鉢羅華油燈を燃し、是の如き等の百千種をもって供養せん者を擁護せんをや。皋諦、汝等及び眷属応当に是の如き法師を擁護すべし。 此の陀羅尼品を説きたもう時、六万八千人無生法忍を得たり。
https://w.atwiki.jp/qanaka/pages/29.html
妙法蓮華経分別功徳品第十七 爾の時に大会、仏の寿命の劫数長遠なること是の如くなるを説きたもうを聞いて、無量無辺阿僧祇の衆生大饒益を得つ。時に世尊、弥勒菩薩摩訶薩に告げたまわく、阿逸多、我是の如来の寿命長遠なるを説く時、六百八十万億那由他恒河沙の衆生無生法忍を得。復千倍の菩薩摩訶薩あって聞持陀羅尼門を得。復一世界微塵数の菩薩摩訶薩あって楽説無碍弁才を得。復一世界微塵数の菩薩摩訶薩あって百千万億無量の旋陀羅尼を得。復三千大千世界微塵数の菩薩摩訶薩あって能く不退の法輪を転ず。復二千中国土微塵数の菩薩摩訶薩あって能く清浄の法輪を転ず。復小千国土微塵数の菩薩摩訶薩あって、八生に当に阿耨多羅三藐三菩提を得べし。復四四天下微塵数の菩薩摩訶薩あって、四生に当に阿耨多羅三藐三菩提を得べし復三四天下微塵数の菩薩摩訶薩あって、三生に当に阿耨多羅三藐三菩提を得べし。。復二四天下微塵数の菩薩摩訶薩あって、二生に当に阿耨多羅三藐三菩提を得べし。復一四天下微塵数の菩薩摩訶薩あって、一生に当に阿耨多羅三藐三菩提を得べし。復八世界微塵数の衆生あって、皆阿耨多羅三藐三菩提の心を発しつ。 仏是の諸の菩薩摩訶薩の大法利を得ることを説きたもう時、虚空の中より曼陀羅華・摩訶曼陀羅華を雨らして、以て無量百千万億の宝樹下の師子座上の諸仏に散じ、竝に七宝塔中の師子座上の釈迦牟尼仏及び久滅度の多宝如来に散じ、亦一切の諸の大菩薩及び四部の衆に散ず。又細抹の栴檀・沈水香等を雨らし、虚空の中に於て天鼓自ら鳴って妙声深遠なり。又千種の天衣を雨らし、諸の瓔珞・真珠瓔珞・摩尼珠瓔珞・如意珠瓔珞を垂れて九方に遍ぜり。衆宝の香炉に無価の香を焼いて、自然に周く至って大会に供養す。一一の仏の上に諸の菩薩あって旛蓋を執持して次第に上って梵天に至る。是の諸の菩薩妙なる音声を以て、無量の頌を歌して諸仏を讃歎したてまつる。 爾の時に弥勒菩薩座より起って、偏に右の肩を袒にし、合掌し仏に向いたてまつりて、偈を説いて言さく、 仏希有の法を説きたもう 昔より未だ曾て聞かざる所なり 世尊は大力ましまして 寿命量るべからず 無数の諸の仏子 世尊の分別して 法利を得る者を説きたもうを聞いて 歓喜身に充遍す 或は不退の地に住し 或は陀羅尼を得 或は無碍の楽説 万億の旋総持あり 或は大千界 微塵数の菩薩あって 各各に皆能く 不退の法輪を転ず 復中千界 微塵数の菩薩あって 各各に皆能く 清浄の法輪を転ず 復小千界 微塵数の菩薩あって 余各八生あって 当に仏道を成ずることを得べし 或は四三二 此の如き四天下 微塵数の菩薩あって 数の生に随って成仏せん 或は一四天下 微塵数の菩薩 余一生あることあって 当に一切智を得べし 是の如き等の衆生 仏寿の長遠なることを聞いて 無量無漏 清浄の果報を得 復八世界 微塵数の衆生あって 仏の寿命を説きたもうを聞いて 皆無上の心を発しつ 世尊無量 不可思議の法を説きたもうに 多く饒益する所あること 虚空の無辺なるが如し 天の曼陀羅 摩訶曼陀羅を雨らして 釈梵恒沙の如く 無数の仏土より来れり 栴檀沈水を雨らして 繽粉として乱れ墜つること 鳥の飛んで空より下るが如くにして 諸仏に供散し 天鼓虚空の中にして 自然に妙声を出し 天衣千万億 旋転して来下し 衆宝の妙なる香炉に 無価の香を焼いて 自然に悉く周遍して 諸の世尊に供養す 其の大菩薩衆は 七宝の旛蓋 高妙にして万億種なるを執って 次第に梵天に至る 一一の諸仏の前に 宝幢に勝幡を懸けたり 亦千万の偈を以て 諸の如来を歌詠したてまつる 是の如き種々の事 昔より未だ曾てあらざる所なり 仏寿の無量なることを聞いて 一切皆歓喜す 仏の名十方に聞えて 広く衆生を饒益したもう 一切の善根を具して 以て無上の心を助く 爾の時に仏、弥勒菩薩摩訶薩に告げたまわく、 阿逸多、其れ衆生あって、仏の寿命の長遠是の如くなるを聞いて、乃至能く一念の信解を生ぜば、所得の功徳限量あることなけん。若し善男子・善女人あって、阿耨多羅三藐三菩提の為の故に、八十万億那由他劫に於て五波羅蜜を行ぜん。檀波羅蜜・尸羅波羅蜜・・提波羅蜜・毘梨耶波羅蜜・禅波羅蜜なり、般若波羅蜜をば除く。是の功徳を以て前の功徳に比ぶるに、百分・千分・百千万億分にして其の一にも及ばず。乃至算数・譬喩も知ること能わざる所なり。若し善男子、是の如き功徳あって、阿耨多羅三藐三菩提に於て退するといわば、是の処あることなけん。 爾の時に世尊、重ねて此の義を宣べんと欲して、偈を説いて言わく、 若し人仏慧を求め 八十万億 那由他の劫数に於て 五波羅蜜を行ぜん 是の諸の劫の中に於て 仏 及び縁覚弟子 竝に諸の菩薩衆に布施し供養せん 珍異の飲食 上服と臥具と 栴檀をもって精舎を立て 園林を以て荘厳せる 是の如き等の布施 種々に皆微妙なる 此の諸の劫数を尽くして 以て仏道に廻向せん 若し復禁戒を持って 清浄にして欠漏なく 無上道の 諸仏の歎めたもう所なるを求めん 若し復忍辱を行じて 調柔の地に住し 設い衆の悪来り加うとも 其の心傾動せざらん 諸の有ゆる得法の者の 増上慢を懐ける 斯れに軽しめ悩まされん 是の如きをも亦能く忍ばん 若し復勤め精進し 志念常に堅固にして 無量億劫に於て 一心に懈怠せざらん 又無数劫に於て 空閑の処に住して 若しは坐し若しは経行し 睡を除いて常に心を摂めん 是の因縁を以ての故に 能く諸の禅定を生じ 八十億万劫に 安住して心乱れず 此の一心の福を持って 無上道を願求し 我一切智を得て 諸の禅定の際を尽くさんと 是の人百千 万億の劫数の中に於て 此の諸の功徳を行ずること 上の諸説の如くなん 善男女等あって 我が寿命を説くを聞いて 乃至一念も信ぜば 其の福彼れに過ぎたらん 若し人悉く 一切の諸の疑悔あることなくして 深心に須臾も信ぜん 其の福此の如くなることを為 其れ諸の菩薩の 無量劫に道を行ずるあって 我が寿命を説くを聞いて 是れ則ち能く信受せん 是の如き諸人等 此の経典を頂受して 我未来に於て 長寿にして衆生を度せんこと 今日の世尊の 諸釈の中の王として 道場にして獅子吼し 法を説きたもうに畏るる所なきが如く 我等も未来世に 一切に尊敬せられて 道場に坐せん時 寿を説くこと亦是の如くならんと願せん 若し深心あらん者 清浄にして質直に 多聞にして能く総持し 義に随って仏語を解せん 是の如き諸人等 此に於て疑あることなけん 又阿逸多、若し仏の寿命長遠なるを聞いて、其の言趣を解するあらん。是の人の所得の功徳限量あることなくして、能く如来の無上の慧を起さん。 何に況んや、広く是の経を聞き若しは人をしても聞かしめ、若しは自らも持ち若しは人をしても持たしめ、若しは自らも書き若しは人をしても書かしめ、若しは華・香・瓔珞・幢幡・・蓋・香油・蘇燈を以て経巻を供養せんをおや。是の人の功徳無量無辺にして、能く一切種智を生ぜん。 阿逸多、若し善男子・善女人、我が寿命長遠なるを説くを聞いて深心に信解せば、則ち為れ仏常に耆闍崛山に在って、大菩薩・諸の声聞衆の圍繞せると共に説法するを見、又此の娑婆世界其の地瑠璃にして坦然平正に、閻浮檀金以て八道を界い、宝樹行列し、諸臺楼観皆悉く宝をもって成じて、其の菩薩衆咸く其の中に処せるを見ん。若し能く是の如く観ずることあらん者は、当に知るべし、是れを深信解の相となづく。 又復如来の滅後に、若し是の経を聞いて毀・せずして随喜の心を起さん。当に知るべし、已に深信解の相となづく。何に況んや、之を読誦し受持せん者をや。斯の人は則ち為れ如来を頂戴したてまつるなり。阿逸多、是の善男子・善女人は我が為に復塔寺を起て及び僧坊を作り、四事を以て衆僧を供養することを須いず。所以は何ん、是の善男子・善女人の是の経典を受持し読誦せん者は、為れ已に塔を起て僧坊を造立し衆僧を供養するなり。則ち為れ仏舎利を以て七宝の塔を起て、高広漸小にして梵天に至り、諸の幡蓋及び衆の宝鈴を懸け、華・香・瓔珞・抹香・塗香・焼香・衆鼓・妓楽・簫笛・箜篌・種々の舞戲あって、妙なる音声を以て歌唄讃頌するなり。則ち為れ已に無量千万億劫に於て是の供養を作し已るなり。 阿逸多、若し我が滅後に、是の経典を聞いて能く受持し、若しは自ら書き若しは人をして書かしむることあらんは、則ち為れ僧坊を起立し赤栴檀を以て諸の殿堂を作ること三十有二、高さ八多羅樹、高広厳好にして、百千の比丘其の中に於て止み、園林・浴池・経行・禅窟・衣服・飲食・牀褥・湯薬・一切の楽具其の中に充満せん。是の如き僧坊・堂閣若干百千万億にして其の数無量なる、此れを以て現前に我及び比丘僧に供養するなり。是の故に我説く、 如来の滅後に、若し受持し読誦し、他人の為に説き、若しは自らも書き若しは人をしても書かしめ、経巻を供養することあらんは、復塔寺を起て及び僧坊を造り衆僧を供養することを須いず。 況んや復人あって能く是の経を持ち、兼ねて布施・持戒・忍辱・精進・一心・智慧を行ぜんをや。其の徳最勝にして無量無辺ならん。譬えば虚空の東・西・南・北・四維・上・下無量無辺なるが如く、是の人の功徳も亦復是の如し。無量無辺にして疾く一切種智に至らん。 若し人是の経を読誦し受持し、他人の為に説き、若しは自らも書き若しは人をしても書かしめ、復能く塔を起て及び僧坊を造り、声聞の衆僧を供養し讃歎し、亦百千万億の讃歎の法を以て菩薩の功徳を讃歎し、又他人の為に種々の因縁をもって義に随って此の法華経を解説し、復能く清浄に戒を持ち、柔和の者と共に同止し、忍辱にして瞋なく志念堅固にして、常に坐禅を貴び諸の深定を得、精進勇猛にして諸の善法を摂し、利根智慧にして善く問難を答えん。阿逸多、若し我が滅後に、諸の善男子・善女人、是の経典を受持し読誦せん者復是の如き諸の善功徳あらん。当に知るべし、是の人は已に道場に趣き、阿耨多羅三藐三菩提に近づいて道樹の下に坐せるなり。阿逸多、是の善男子・善女人の若しは坐し若しは立し若しは経行せん処、此の中には便ち塔を起つべし。一切の天人皆供養すること、仏の塔の如くすべし。 爾の時に世尊、重ねて此の義を宣べんと欲して、偈を説いて言わく、 若し我が滅度の後に 能く此の経を奉持せん 斯の人の福無量なること 上の所説の如し 是れ則ち為れ 一切の諸の供養を具足し 舎利を以て塔を起て 七宝をもって荘厳し 表刹甚だ高広に 漸小にして梵天に至り 宝鈴千万億にして 風の動かすに妙音を出し 又無量劫に於て 此の塔に 華香諸の瓔珞 天衣衆の妓楽を供養し 香油蘇燈を燃して 周・して常に照明するなり 悪世末法の時 能く是の経を持たん者は 則ち為れ已に上の如く 諸の供養を具足するなり 若し能く此の経を持たんは 則ち仏の現在に 牛頭栴檀を以て 僧坊を起てて供養し 堂三十二あって 高さ八多羅樹 上饌妙なる衣服 牀臥皆具足し 百千衆の住処 園林諸の浴池 経行及び禅窟 種々に皆厳好にするが如し 若し信解の心あって 受持し読誦し書き 若しは復人をしても書かしめ 及び経巻を供養し 華香抹香を散じ 須曼瞻蔔 阿提目多伽の 薫油を以て常に之を燃さん 是の如く供養せん者は 無量の功徳を得ん 虚空の無辺なるが如く 其の福も亦是の如し 況んや復此の経を持って 兼ねて布施持戒し 忍辱にして禅定を楽い 瞋らず悪口せざらんをや 塔廟を恭敬し 諸の比丘に謙下して 自高の心を遠離し 常に智慧を思惟し 問難することあらんに瞋らず 随順にして為に解説せん 若し能く是の行を行ぜば 功徳量るべからず 若し此の法師の 是の如き徳を成就せるを見ては 天華を以て散じ 天衣を其の身に覆い 頭面に足を接して礼し 心を生じて仏の想の如くすべし 又是の念を作すべし 久しからずして道場に詣して 無漏無為を得 広く諸の天人を利せんと 其の所住止の処 経行し若しは坐臥し 乃至一偈をも説かん 是の中には塔を起てて 荘厳し妙好ならしめて 種々に以て供養すべす 仏子此の地に住すれば 則ち是れ仏受用しまもう 常に其の中に在して 経行し若しは坐臥したまわん
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/34734.html
らぷんつぇる【登録タグ VOCALOID Youtubeミリオン達成曲 ら ナブナ ミリオン達成曲 初音ミク 曲 殿堂入り】 作詞:ナブナ 作曲:ナブナ 編曲:ナブナ 唄:初音ミクAppend(Dark) 曲紹介 窓のない砂漠の中で ナブナ氏の23作目。 メジャー2ndアルバム『月を歩いている』収録曲。 イラスト:No.734、動画、アニメーション:あわしま 2023年2月9日、自身15曲目となるミリオン達成。現在ボカロオリジナル曲でミリオンを達成している曲の一つである。 歌詞 (PIAPROより転載) 盲いた目をしている 窓のない部屋で 語れば花が咲いた 二人夜を見てた 変わってないだろうか 変わってるんだろうな 春を待つ胸が苦しいのだ 開けた目に花は時雨 さよならが君といた対価だ その罪が僕の罰だ 盲いた目をしている 僕は君が見たい それでも窓がないと夕陽すらも見えない 子供の頃は月だって行けた 夢の中なら空だって飛べたんだ 僕の目に君が見えないなら 何が罰になるのだろう 神様が何も言わないなら 誰が僕を赦すのか 窓のない砂漠の中で僕は誰かを待っていて 空いた灰皿やビールの缶が示した心象風景は この人生って高い高い塔の上の方から 心ってやつを一本垂らして やっと誰か登ってきた そいつが君だった 春を待つ胸が苦しいのだ 苦し紛れの縹(はなだ)だ さよならを僕らは言わなくちゃ それだけで判るはずだ 春を待つ胸が苦しいのだ 開けた目に花は時雨 さよならが君といた対価だ その罰がこの弱さだ 春を待つ僕の夢だ コメント 昨日アルバム買って聴いてみたら凄い良かったからうpを待ってました。 -- 名無しさん (2016-07-07 19 28 16) 追加乙。 -- 名無しさん (2016-07-07 20 24 51) ナブナさんの曲やっぱ綺麗!! -- 水彩絵の具* (2016-07-07 22 51 38) まだcd聞いてないけれどこの歌詞からああいいなっていうのが伝わってきます。ああ楽しみだなぁ(*^^) -- 風鈴草 hanakotoba (2016-07-08 16 06 57) いい曲すぐる -- 名無しさん (2016-07-09 20 37 16) 凄く綺麗な曲・・素敵 -- ナイロン (2016-07-11 07 38 17) ナブナさん好き -- 雫海月 (2016-07-13 22 31 17) 歌詞が切ない。歌うミクの声も切ない。とてもきれいな切なさですね。 -- 抹香 (2016-07-14 15 50 41) 名曲!ぜひいろんな人に聴いてほしい!! -- 名無しさん (2016-07-16 11 51 33) アルバム買いました!何度聞いても号泣、、、 -- 名無しさん (2016-07-16 14 23 10) なみだとまんね -- 翡翠 (2016-08-01 10 39 58) 追加ありがとうございます!!!! -- さき (2016-08-03 19 49 45) いい曲で心にぐっときました! -- 名無しさん (2016-08-05 00 58 50) 最後のところはなんと言っているのだろうか -- 名無しさん (2016-08-22 22 03 00) 安定のスルメ曲。最高だ。 -- 名無しさん (2016-08-27 01 49 06) たとえ方が素晴らしい -- 名無しさん (2016-08-31 00 51 36) 小説の様な歌詞が素敵。 -- 名無しさん (2016-09-03 02 24 13) 好きだわ……… -- 名無しさん (2016-09-04 01 01 34) サビのミクの声大好き!!!!ナブナさんの曲はどれもいい声してるけど -- 猫になりたい (2016-09-13 19 45 06) 転調がナブナさん本当素晴らしい、感動しました -- 名無しさん (2016-09-15 22 28 30) 歌詞と音が頭から離れなくなる…感動的… -- 琴 (2016-10-04 16 36 25) ナブナさんの曲はどれを取っても外れがありません! -- ペリー (2016-10-05 00 32 53) 涙腺崩壊です。もう大好きです、毎日聞いてます!w -- yuu (2016-10-08 12 01 44) 心を垂らすなんて発想が憎い -- み (2016-10-25 09 10 28) 誰が僕を赦すのか ではなくて 誰が僕を許すのだ じゃありませんか? -- 幸音彪狐 (2016-11-19 02 54 29) 合ってました申し訳ない -- 幸音彪狐 (2016-11-19 03 00 15) 好きです -- 名無しさん (2017-02-25 15 23 50) やっと誰かのぼってきたそいつが君だったってところがいい!!泣ける!! -- わたゆき* (2017-02-25 18 00 10) 聞いていると、あの有名な「ラプンツェル」を思い出します! -- 名無しさん (2017-04-23 11 21 44) ↑のコメに付け足しで、ラプンツェルの話を思い出すということです。 -- 名無しさん (2017-04-23 11 24 17) サビのメロディ良すぎて...もっと伸びるべき。 -- cherry* (2017-05-25 13 35 50) 子音…子音がいい…よすぎる(´。✪ω✪。`) -- ててんてん天使 (2017-06-11 23 10 55) 聴いた時一聴き惚れした -- まるま (2017-06-12 12 04 07) 春を待つ胸を苦しいのところがすごい好きです、 -- 名無しさん (2017-07-23 16 50 28) 「空いた灰皿や~」ってところめっちゃ好き -- 名無しさん (2017-09-24 11 35 04) ナブナさんのミク大好きです。歌い方が曲に合っていて、本当に生きているみたいに感じます。 -- 名無しさん (2017-10-11 17 18 01) 聴く都度涙が溢れます。ナブナさんの曲は胸に突き刺さる。 -- 橋本 寝夢 (2017-10-20 19 08 44) 心ってやつを一本垂らして なんて素敵な表現なんだ…!! -- 名無しさん (2018-01-16 07 35 23) ラプンツェルの王子様目線のうたじゃないの? -- 名無しさん (2019-02-05 22 54 25) 名前 コメント