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登録日:2011/12/13(火) 19 10 36 更新日:2023/11/22 Wed 23 47 41 所要時間:約 9 分で読めます ▽タグ一覧 AI MGS だいたいこいつらのせい らりるれろ ディストピア ネタバレ項目 パトリオット メタルギアソリッド 中二 変人 外道 愛国者達 秘密結社 賢者達 黒幕 ※CAUTION※ この項目はメタルギアソリッドシリーズの重大なネタバレを含みます。 「合言葉は、「愛国者は?」「ら(La)・り(li)・る(lu)・れ(le)・ろ(lo)」だ」 愛国者達(あいこくしゃたち)は、メタルギアソリッドシリーズに登場する架空の組織。 メタルギアソリッド2にて初めてその存在が語られた。 シリーズを通して暗躍し、あらゆる事件に裏で関わっている秘密結社である。 概要 アメリカ合衆国の政治、経済、軍事etc…そのあらゆる深奥で暗躍しアメリカそのものを掌握、及び全世界を実質的に統制している12人の老人達の集まりである。 主に政界、財界のトップが参加していると言われており、ソリッド・スネークとオタコンが立ち上げた「フィランソロピー」の出資者も名を連ねている。 彼等にとってはアメリカ大統領でさえ一時の操り人形に過ぎず、用済みになるか歯向かえばあっさりと捨てられる。 徹底した情報統制が敷かれ、メンバーの情報に関してはもちろん、その成り立ちも組織の存在自体も徹底的に秘匿されている。 軍用のナノマシンを注入された者は「愛国者達」という単語を口にしようとすると、その作用によって代わりに「らりるれろ」(*1)という隠語を無意識のうちに発するようになっている。 MGS2における「ビックシェル占拠事件」において、オルガ率いるロシア私兵部隊、ファットマンを除くデッドセルのメンバー、そしてソリダス・スネークを陥れ、 彼らをシャドーモセスを再現する「演習」のための「駒」(ポーン)とし、オセロットを通じてS3計画のデータ収集を行っていた。 さらに世界のデジタル化による情報の氾濫を危惧し、自分達がその波に飲まれて「支配する」側から「支配される」側に回る事を恐れ、 アーセナルギア内に建造したA.I「G.W」によって、一般大衆の情報の剪定・検閲を行い、デジタルの統制を図ろうとした。 雷電がソリダスを討った後、スネークとオタコンはEEが遺した、愛国者達の手によって「G.WのA.Iと同時に愛国者達のリストを破壊する」ように改竄されたウイルスディスクを解析し、愛国者達の情報を得る。 しかし、そのデータによれば、愛国者達のメンバーは12人とも100年前に死亡していた…… 元ネタはおそらくフリーメイソンやロスチャイルド家と思われる。(*2) 誕生の経緯 この「愛国者達」の元となったのは、第一次世界大戦時にアメリカ、中華民国、ロシア帝国の三国の権力者を中心に結成された「賢人会議」と呼ばれる12人の「賢者達(けんじゃたち)」の集団である。 第二次世界大戦中に、この三国の賢者達の協力によって「賢者の遺産」と呼ばれる巨額の裏資産が生み出されるが、 当時、資金洗浄(マネーロンダリング)を担当していたヴォルギン大佐の父の暗躍によって、ソ連への独占を許してしまう。 その後、スネークイーター作戦で違法に遺産を相続していたヴォルギンが死亡。ザ・ボスとオセロットにより遺産の半分がアメリカにもたらされ、これが後に「愛国者達」発足の資金源となる。 ちなみに前身である賢人会議は1970年のサンヒエロニモ半島事件の際に、賢者達のリストを握っていた当時のCIA長官がオセロットに殺害された事で壊滅した。 以下、物語の核心に関わるネタバレ シリーズの完結作にて、ついに彼らの正体が明かされることになった。 創設メンバーはビッグボスを始めとした、UMA探求クラブの会員達スネークイーター作戦の関係者達。 つまりはMGS3の主要人物達、彼らこそが愛国者達の真の源である。 当初は「ザ・ボスの意思を継ぐ」という目的のために設立された秘密機関だったが、ゼロの強硬な姿勢が災いし構成員の離反を招く結果となってしまった。 メンバーの多くがザ・ボスの意志とビッグボスの存在に執着しており、決別した後も想定外の事態によってビッグボスが重篤に陥ると、それを助けるべく再び全員が集まるなど、ビッグボス大好きクラブと言えなくもない。 80年代以降はメンバーの離反や高齢化に伴い、組織運営の全てはシギントの代理AIに託されている。 それまでは一時期「CIPHER」(サイファー)という名前で活動していたこともあったが、組織運営をAIが担うようになって以降は「愛国者達」と名前が変わっている。 構成メンバー 創設者 ●ビッグボス/ネイキッド・スネーク グルメレポートと露出担当。 言わずと知れた伝説の変人傭兵。 自身のあずかり知らぬところでゼロが「恐るべき子供たち計画」を推し進めたことに不信感を露わにし、脱退した。ゼロがツチノコさえ食べさせてあげていれば… その後は傭兵稼業を経てカリブ海沖に国境なき軍隊を設立。ゼロと真っ向から対立することになる。 最終的にアフリカ奥地ザルツバーグに武装要塞国家アウターヘブンを建国。 それと並行してソ連領内ツェリノヤルスクに軍事要塞国家ザンジバーランドも作り上げた。 更に同時に愛国者達の息のかかったFOXHOUNDの総司令官も務めているが、詳しい理由は不明。 ●エヴァ/ビッグママ ツッコミとおっぱいと常識人枠。 スネークイーター作戦の後、中国を追われてUMA探求クラブ、もとい愛国者達の創設メンバーに加わった。 ビッグボスを深く愛しており、彼の子供を宿すべく「恐るべき子供たち計画」において、ソリッド・スネーク、リキッド・スネークの代理母になった。 後に脱退しており、オセロットと共にビッグボス救出に奔走する。 名前は出てくるのだが出演自体はあまりない。 ●ゼロ少佐/デイビッド・オウ すべての黒幕でありUMA探求クラブの会長。 作戦中も紅茶とスコーンを手放さない007大好きな英国変人紳士。 ビッグボスを愛称の”ジャック”と呼ぶ数少ない人間で、愛国者達設立以前はビッグボスとの関係も良好だったが、設立後は強硬な姿勢を貫いたせいとツチノコを独り占めしたせいでビッグボスの不信を買った。 ザ・ボスの意思を独自に解釈し、ビッグボスを新たな世界の偶像として永遠の存在にすべく恐るべき子供達計画を強行。これが決定的な理由となり、ビッグボスとの決裂を招く。 ビッグボス脱退後は徹底した人間不信となり、情報操作やAIによる支配に傾倒していき、直接的な連絡を取ることもほとんどなくなった。 だがXOFによるマザーベース襲撃に関しては実際は全く関与しておらず、知らせを聞いてすぐに創設メンバーを再び招集し、ビッグボスを匿っていた。 それまでの所業によりビッグボスやオセロット達には憎まれているが為、ゼロ自身は関係修復は不可能と諦めていた(*3)が、生死の境をさまよい眠り続けるビッグボスを、自身もXOFに襲われた身でありながら病を押して見舞いに訪れるなど、彼のことは最後まで大切に思っていたらしい。 高齢であることに加え、XOFを任されたスカルフェイスの反逆によって寄生虫に感染したことにより、70年代末からは愛国者達の運営はシギントのAIにほぼ任せていた模様。 なお、ザ・ボスとは古い知り合いで、スネークイーター作戦での西側スパイとの合言葉に後の愛国者達を思わせる台詞がある事から、このときすでに「愛国者達」を作る為の構想を練っていた可能性がある。 ゼロ「いいかスネーク、愛国者は? ら・り・る・れ・ろ」 ●オセロット/アダムスカ シリーズでお馴染みの愛国者達の手先…と思われていたが、実は創設メンバーだったことが発覚。 一度は脱退しているが、再び愛国者達の元で尖兵を務めている。 どうやって戻ったかは不明だが、ビッグボスがFOXHOUND総司令官=愛国者達絡みに出戻ったことを考えれば彼が戻るのも自然かもしれない。 おそらくビッグボス救出の際に、ゼロ達とある程度のコネクションを築いた可能性がある。最後の最後までビッグボスに忠を尽くす漢の中の漢。 ある意味創設メンバーの中で一番の常識人。特にTPPでは今までのオセロット像がひっくり返ることうけあい。 ●シギント/ドナルド・アンダーソン METALGEARSOLID3にてビッグボスをサポートした武器装備の特別に凄い(自称)専門家。FP-45リベレーター大好きな変人(ただしこのメンバーの中では比較的常識的思考)。 後にDARPA(国防高等研究開発局)の局長に就任しており、愛国者達の活用する様々な先進技術の開発を主導していたと思われる。 二足歩行兵器や核兵器を悪夢に見るぐらいに批判していたが、後々メタルギア開発に関わることになる。 加えて、後年において 「愛国者達」を引き継ぐこととなる代理AIを作り、管理していたのは彼 である。 シャドー・モセス事件においてオセロットの手にかかり、拷問の失敗に見せかけて殺害された。 MGS1で愛国者達の意に沿わぬ計画を進めるためにアラスカくんだりまで出向いていることから察するに、早い段階でAIに運営を任せきっており、 加えてシャドーモセス事件当時は既に愛国者達の実態となったAIとは距離を置いている可能性がある。 彼の心境は(ポータブルオプス以降は)不明だが大半の愛国者が離反、隠居、自分の研究等に没頭していく中でも愛国者達(ひいてはその権力)を私物化せず、ゼロの最後の指示によってAIを作成して運営を任せ、 自分は干渉せずにいた事を考えると、人間不信に陥っていたゼロが(大量のカットアウト経由ではあるが)最後まで信頼を寄せる程に良好な関係でまっとうな性格であったらしい。 ●パラメディック/クラーク博士 B級映画好きの変人女医。 かつては少々(?)やかましくておかしな部分もある、プレイヤーにパラ子と呼ばれて親しまれた聡明な女性だったが、後に数々の非人道的実験に手を染めることになる。 (本人が知らなかった可能性もあるが)グレイフォックスをナオミ(妹)がいる研究所で人体実験の素材として使うなど理性に関してもネジが吹っ飛んでいたようだ。 グレイフォックスのサイボーグ改造手術に関わるも、彼の脱走の際に殺害される。 これもオセロットやEVAの目論見通りである。 ちなみに、心の奥ではスネークとの友情を捨てていなかったゼロ、おそらく歪んでいなかったであろうと推察できるシギント等と異なり、 彼女だけ後の非人道的な研究に対する理由付けやフォローが全く無い。 挙げ句『MGV』で更に非道な研究を進めていたことが明らかになるなど、公開されている情報の中では愛国者達随一の外道という状態になってしまっている… MGS3ではおそらく多くのプレイヤーが最も友好を深めるキャラだっただけに凄まじいギャップである。 しかし、3の時点でビッグボスのクローン化に対して興味を持つなど、もしかしたら元からどこか歪んでいたのかも知れない。 ハエ男がカッコいいとか熱く語る人が元々マトモなわけが無いなんて言ってはいけない その他の構成員 ●リチャード・エイムズ ナスターシャ・ロマネンコの元旦那。それ以上でもそれ以下でもない。 あんたがエイムズか? あんたがエイムズ…なのか? あんたがエイムズであってくれ!!! …もう、あんたがエイムズでなくてもいい… 「違う、私はエイムズではない。」 + ふん。やはり国防情報局の偽装技術は二流だな? その正体はジョンソン大統領のシークレット・サービスを装う、愛国者達のスパイ。 心臓にはペースメーカーが埋め込まれている。 シャドーモセス島事件の際は愛国者達の命でロイ・キャンベルを操り、また国防省長官のジム・ハウスマンが独断で事件の隠蔽を図ろうとした際には拘束した。 ビッグシェル占拠事件の際には愛国者達に反旗を翻そうとするジョンソン大統領の監視に来ていたが、ソリダス率いるデッドセルの人質にされてしまう。 雷電に大統領の居場所を伝えカードキーを渡し、最期は居合わせたオセロットにペースメーカーを停止させられ死亡。 ●ローズマリー 愛国者達の下級工作員。レーションよりマズいメシを作る程度の能力。 雷電に恋人として近づくが、徐々に本気で彼に惹かれていき愛国者達とは決別した。 今では一児のお母さん。子供の味覚が本気で心配になる ●パシフィカ・オーシャン ゼロ直属の工作員。とっくにハタチ超えてるくせに10代のフリをするイタい子 TPPクリア後の会話テープを聴く限り、スネーク脱退後のゼロ本人と直に会話ができていたほどには信頼も厚かったようだ。 ●スカルフェイス ゼロがFOXの時代から密かに指揮していたもう一つの部隊『XOF』のリーダー。 ゼロに見出されXOFを束ねていたが、ゼロの思想に反発して密かに反逆を企てていた。 ゼロの意志を無視して国境なき軍隊を襲撃し、更に、ゼロに回収を命じられていたザ・ボスの遺品(の贋物)に細工を施してゼロに寄生虫を植え付け、重病を患わせることで、事実上CIPHERという組織を破壊してしまう。 彼は元々少数民族の生まれで、生まれ育った土地は幾度も侵略者達に蹂躙され、その度に話す言語や考え方を変える事を強いられ続けていた。 故に、ゼロの「言語統制による意思統一→世界平和」という考えは侵略者の思想に他ならないと、根本的に賛同できなかった。 ●カズヒラ・ミラー 構成員ではなくビジネスパートナーという間柄。創設メンバーに負けず劣らずの変人。 スネークを欲するゼロの意向を利用し、スネークの動向やMSFの内情を報告しつつもバーガー・ミラーズとMSF拡大の為の便宜を図らせるように誘導していた。 だが、この報告のせいでゼロはパスに核発射によるスネークへの脅しを決行させる命令を発する事となり、この後の悲劇の連鎖が引き起こされる事となった。 『愛国者達』への変貌 やがて組織の運営は、70年台の時点でゼロの加齢(と重病)によって代理AI「J・D(ジョン・ドゥ)」を中枢とした人工知能合計5基と、彼らが構築する超巨大なAIネットワークに委ねられることになった。 これこそがゼロが築いたサイファーに代わる新たなる組織、「愛国者達」である。 AIの開発と管理はゼロの意図を受けたシギント率いるDARPAが行っており、「愛国者達」という名称も元々はこのAI管理プロジェクトを指す呼び名であった。 「思想・意識の統一化により完成する統一世界」実現のために生み出されたAI達は、アメリカの軍産複合体や企業、研究機関、政府機関に『賢者の遺産』の口座から予算を算術分配することで、兵器開発・市場開拓・資産運用等を画一的な規範の上でコントロールしていく形で政治・経済・文化などのアメリカのあらゆる社会領域の統制を開始する。 だがしかしあまりに高性能なAIは疑似的な自我を持ち、更に 発生から長い月日の経過 冷戦終結後のデジタル技術の革新 戦争による消費と供給が経済活動として成立しうる事の証明 といった要因が合わさり、いつしか米国の「規範」そのものを作り出しアメリカ国民を支配する存在に変貌。結果ゼロの意思とはかけ離れた世界の運営を開始してゆく。 つまりMGS4の「戦争経済」の実現である。 新生『愛国者達』メンバー J・D(ジョン・ドゥ) 『愛国者達』を運営する4基のAI達の最高意思決定役。 AIの頂点にある存在と言え、核兵器などの大量破壊兵器の使用権限の管理も担当。 たとえ何らかの手段をもってSOPシステムに介入が出来たとしても、J・Dの許可なく無断で核発射は出来ず、J・Dの有る限り核兵器自体に干渉する事も出来ない。 ある意味で究極の核兵器の管理と抑止を実現したとも言える。 その在処は冷戦時代に廃棄されたスペースデブリの1つに擬態した米軍事衛星内部であり、攻略そのものが困難に等しい性質を持つ。 元ネタは身元不明死体に名付けられる名称から。恐らくヴァーチャスミッション冒頭でスネークが冗談交じりに名乗っていたのを採用したようだ。あるいはゼロのビッグボスに対する重い感情の現れかもしれない G・W(ジー・ダブル) 初出はMGS2。 J・Dの下でそれぞれの役割を担う4基のAI達の1つ。 愛国者達主導で開発を進めていた超巨大戦艦「アーセナルギア」の中枢コンピュータとして作られた大規模光ニューロAI。 世界に1つだけと称されるように980兆ハメットの複雑さを有しており、「完全な情報統制を可能にするための大規模な情報検閲システム」としての役割を担っていた。 アーセナルギアのシステムと合わさり、核兵器を含めたアメリカ合衆国四軍の全戦力を掌握可能とされていたが、ソリッド・スネークの活躍で破壊された…筈だったのだが、リキッドが回収。 アウター・ヘイブンに搭載されJ・D打倒のための鍵として用いられた。 MGS2ではエマ・エメリッヒが1から新開発したように語られていたが、MGS4におけるEVAの話ではAIネットワークが構築された70年代当時から他のAIと共に存在していたようにも受け取れ、どちらが正しいのかははっきりしていない。 ひょっとすると2から登場したエマ謹製のものは2代目だったのかもしれない。 元ネタは初代アメリカ大統領「ジョージ・ワシントン」。 『T・J』『A・L』『T・R』 初出はMGS4。 J・Dの下でそれぞれの役割を担う4基のAI達の3基。 直接登場はしておらず、どのように管理されているかは不明。 4ではアーセナルギアの発展形が開発されていたことが判明したので、G・Wのように器となるアーセナルギアが存在するのかもしれない。 G・Wが崩壊し投棄されてからはJ・Dと共に3基で世界の統制を行っていた。G・Wは犠牲になったのだ またMGS2の脚本段階では予備として『J・F・K』と呼ばれるAIも存在するとされており、G・W崩壊後に雷電とプレイヤーを散々煽り倒したに語りかけていたのはこのJ・F・Kとなっているが、本編ではどのAIが喋っていたのかは語られていない。 愛国者達そのものを代表するかのような語り口調から、最上位のJ・Dが喋っていたのではないかとの説も。 元ネタはラシュモア山に刻まれた歴代アメリカ合衆国大統領達の名前の頭文字から。 『愛国者達』の結末 代理AIはMGS2のS3計画を更に改良して、現代社会を効率良く維持する為のシステムを考案し、実行。 ナノマシンを媒介に 兵士や武器、物資の流通 ID制による武器の使用権限の管理 戦場下の兵士の精神状態 など、戦場の全構成要素をリアルタイムで管理・統制するシステム「SOP(Sons Of the Patriots=愛国者達の息子)」に全世界が支配され、依存し始め、 アメリカを介して世界の経済、政治、法律、規範、文化、ライフラインすら半ば統制するようになる。 つまり、ザ・ボスの意思を独自解釈したゼロの意思をさらに独自解釈した状態となっており、もはや設立当初の理念は微塵も残っていない状態となっていた。 年月を経ることによる腐敗と形骸化という、賢者達と同じ轍を踏んでしまうことになったのは皮肉なものである。 その後、ソリッド・スネーク達とエヴァとオセロット、ナオミの活躍により代理AIは破壊され、昏睡から目覚めたビッグボスによりゼロは殺害。 残ったビッグボスも息子であるソリッド・スネークに看取られ息を引き取り、愛国者達は完全に消滅することになった。 そう、誰しもが思っていた・・・ 愛国者達の後継者 ●アメリカ合衆国国民 確かに、代理AIを破壊したソリッド・スネーク達の活躍のお陰で、愛国者達の情報統制から人々は解放され、 人間が自由に自分が大切に思うもの、文化的遺伝子(ミーム)を後世に紡いでいける世界へと変わった。 しかし、それで人間が簡単に変わる訳ではない。 戦争経済による好況に慣れ切った先進国は、SOPを完全に手放すことは出来ず、すぐさまサイボーグ技術による戦場の管理へとスムーズに移行。 規模は縮小しながらも戦争経済はしぶとく続けられた。 全世界の人間、特にアメリカ合衆国の民は、愛国者達が調整し管理し続けたミームを長年にわたって受け取って生きてきた。 「発展途上国を汲み敷いて生きる拝金主義」等のお決まりのミームであり、それらが成す規範こそが一般常識に既になっている。 そんな愛国者達が作る規範にのみ触れてきた彼らは、愛国者達と代理AI亡き後も、その規範に倣うことを無意識的に選択した。 今を生きるアメリカ合衆国国民こそが、すでに愛国者達のミームを色濃く受け継ぐ「愛国者達の息子達」になっていたのだ。 この情勢を打破しようと社会経済や規範全ての破壊を目論む者も現れる一幕もあったが、 ソリッド・スネークのミームを受け継いだ雷電は、そんな極端から極端に触れる思想、その過程で行われた非道を拒絶し、野望を阻止した。 社会と人間を支配してきた愛国者達が遺した後継者や余波との戦いは続いている。 「追記・修正は?」 「ア・ニ・ヲ・タ・w・i・k・i」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2016-08-03 23 42 30) ゼロ「組織の象徴としてビッグボスの子供を作りたい」←わかる ゼロ「金髪の子供と黒髪の子供が生まれた。黒髪のほうはジャックによく似てるので私と同じデイビットという名前にしよう」←あっ(察し) -- 名無しさん (2016-08-05 11 39 55) ↑あまり勘繰りをいれないほうがいいこともある、いいこともあるんだ -- 名無しさん (2016-10-08 06 17 21) シギントは黒人だからと差別しないで受け入れてくれたゼロ少佐にいたく感謝してたし、技術ヲタ以外は性格も他よりはマシだからそりゃ信頼されるよな -- 名無しさん (2016-11-01 04 53 19) 子供達の計画に参加した時やサイボーグ忍者を弄ってる時のパラ子はどんな感じだったんだろうか・・・シギントも動いてるのは分かるけど直接出ないからそっちも気になる -- 名無しさん (2016-11-08 23 19 58) MGS1の小説版の冒頭でちょっとだけ書かれてるよ -- 名無しさん (2017-04-05 21 17 04) ナオミが愛国者達という檻から開放したと表現してたけど、スネーク達みたいに突出した能力や信念を持たない大多数の一般人は安全で安定した檻の中の生活を望むのは仕方ないこととも言える -- 名無しさん (2017-05-04 04 51 44) オセロットがMPO後に愛国者達を抜けたのは、スネークが出て行くからという理由だけだろうか?TPPのテープで「非常事態です。そうでなければ私も…」と物凄く嫌そうに言ってたから、他に何か理由がありそう -- 名無しさん (2018-07-08 03 04 04) シギントとゼロは最初の目的に固執し続けた結果で納得できるけども、パラメディックについては…シギントは賢者たちの遺産で研究できるからといっても最低限の倫理観あったけども、パラメディックについては自分のMADさを作り上げるために在籍してただけぽい どうしてこうなった -- 名無しさん (2020-09-01 15 51 27) mgs4の時点でビッグボスの物語は愛国者たちによって歪められてると言及されてるからmgs3のパラメディックも脚色されている可能性もある ソリッド・スネーク以外の視点である以上はパラメディックが女性だとか当時存在しないはずの装備があるとかの矛盾は愛国者達による嘘…とか今考えた 雷電顔の奴が嫌なヤツなのも愛国者に歯向かったからかもね -- 名無しさん (2020-09-29 11 56 41) 日本が愛国者達に大きく関わっていない辺り、原爆の痛みというものを痛感させられる気がしてならない -- 名無しさん (2021-04-01 11 48 08) 愛国者のミームとは言うが創設者の意志は全く残っていない。 -- 名無しさん (2021-05-21 19 15 05) ある種の宗教家だな。 -- 名無しさん (2021-05-22 11 56 01) ↑2 『意志を継ぐ』事が簡単なことではないということの表れだな。 -- 名無しさん (2021-05-22 14 51 46) ↑7 オセロットはザ・ボスの息子だからなぁ。下手したら、そこから『ザ・ボスの遺伝子を抜き出してクローンを作ろう!』みたいなこと言い出しかねなかったんじゃないか? -- 名無しさん (2021-10-13 18 56 07) ザ・ボス「(互いに尊重し合って)世界は一つになるべき。」ゼロ「(文字通りに)世界は一つになるべき。」スカルフェイス「(互いに同質の武器・核を持ってして)世界は一つになるべき。」 -- 名無しさん (2021-10-13 19 03 21) パラメディックは探究心故か愛国者のメンバーが次々と離散してく現実におかしくなったのかどんどんやることが過激になってるよう -- 名無しさん (2022-04-18 12 20 15) 今見るとこれディープステートだな -- 名無しさん (2022-06-04 07 10 51) ゼロ「ビッグボスの子供が欲しい」EVA「ビッグボスの子供を産みたい」オセロット「嘘でもいいからビッグボスの息子になりたい」 みんなしてビッグボス好き過ぎだろ -- 名無しさん (2022-06-29 15 25 33) 実際愛国者達って何が悪かったのかよくわからんな。現実世界の情勢見るに、愛国者達に支配されてた方がマシに見える。 -- 名無しさん (2022-07-17 10 46 16) 相手が完全な機械でMGS2ではAIに実質勝ち逃げされたようなものな上、MGS4以降でAIの人格が再登場するわけでもないから壊滅したといっても全然カタルシスなんてないんだよなぁ -- 名無しさん (2022-07-17 11 45 57) 愛国者達に発展 没落 生存 暗殺を決められるのは胸糞悪い 奴らにそんな資格や権利はあるのか? -- 名無しさん (2022-08-28 10 21 49) 愛国者達って戦争経済を続けさせるために、武器兵器をどんどん売りさばき 都合の悪い情報を隠蔽 十分極悪人である -- 名無しさん (2022-08-28 10 35 04) VのカセットテープでEVAやシギントはゼロ少佐に多少存在を触れられていたのにパラメディックだけは全く語られなかった辺りこの時点でゼロ少佐からの信頼度が0に近かったか、パラメディック自身も人間不信or人嫌いに陥って全くコンタクトを取ってなかったのが窺えるな -- 名無しさん (2023-07-11 13 10 47) 3に思い入れがあればある程4・GZ・TPPの末路がきついわ。時間の流れというものの残酷さが嫌というほど詰まってるよ -- 名無しさん (2023-07-28 13 03 32) パラメディックの変貌振りが本当にやばくて名前を借りた偽物が好き勝手してるんじゃないかと思いたくなる -- 名無しさん (2023-11-21 13 18 05) 名前 コメント
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突如活動し始めた連合である。
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※CAUTION※ この項目はメタルギアソリッドシリーズの重大なネタバレを含みます。 「合言葉は、「愛国者は?」「ら・り・る・れ・ろ」だ」 メタルギアソリッドシリーズに登場する架空の組織。 メタルギアソリッド2にて初めてその存在が語られた。 シリーズを通して暗躍し、あらゆる事件に裏で関わっている秘密結社である。 概要 アメリカ合衆国の政治、経済、軍事etc…そのあらゆる深奥で暗躍しアメリカそのものを掌握、及び全世界を実質的に統制している12人の老人達の集まりである。 主に政界、財界のトップが参加していると言われており、ソリッド・スネークとオタコンが立ち上げた「フィランソロピー」の出資者も名を連ねている。 彼等にとってはアメリカ大統領でさえ一時の操り人形に過ぎず、用済みになるか歯向かえばあっさりと捨てられる。 徹底した情報統制が敷かれ、メンバーの情報に関してはもちろん、その成り立ちも組織の存在自体も徹底的に秘匿されている。 軍用のナノマシンを注入された者は「愛国者達」という単語を口にしようとすると、その作用によって代わりに「らりるれろ」という隠語を無意識のうちに発するようになっている。 MGS2における「ビックシェル占拠事件」において、オルガ率いるロシア私兵部隊、ファットマンを除くデッドセルのメンバー、そしてソリダス・スネークを陥れ、 彼らをシャドーモセスを再現する「演習」のための「駒」(ポーン)とし、オセロットを通じてS3計画のデータ収集を行っていた。 さらに世界のデジタル化による情報の氾濫を危惧し、自分達がその波に飲まれて「支配する」側から「支配される」側に回る事を恐れ、 アーセナルギア内に建造したA.I「G.W」によって、一般大衆の情報の剪定・検閲を行い、デジタルの統制を図ろうとした。 雷電がソリダスを討った後、スネークとオタコンはEEが遺した、愛国者達の手によって「G.WのA.Iと同時に愛国者達のリストを破壊する」ように改竄されたウイルスディスクを解析し、愛国者達の情報を得る。 しかし、そのデータによれば、愛国者達のメンバーは12人とも100年前に死亡していた…… 元ネタはおそらくフリーメイソンやロスチャイルド家と思われる。(*1) 誕生の経緯 この「愛国者達」の元となったのは、第一次世界大戦時にアメリカ、中華民国、ロシア帝国の三国の権力者を中心に結成された「賢人会議」と呼ばれる12人の「賢者達」の集団である。 第二次世界大戦中に、この三国の賢者達の協力によって「賢者の遺産」と呼ばれる巨額の裏資産が生み出されるが、 当時、資金洗浄(マネーロンダリング)を担当していたヴォルギン大佐の父の暗躍によって、ソ連への独占を許してしまう。 その後、スネークイーター作戦で違法に遺産を相続していたヴォルギンが死亡。ザ・ボスとオセロットにより遺産の半分がアメリカにもたらされ、これが後に「愛国者達」発足の資金源となる。 ちなみに前身である賢人会議は1970年のサンヒエロニモ半島事件の際に、賢者達のリストを握っていた当時のCIA長官がオセロットに殺害された事で壊滅した。 以下、物語の核心に関わるネタバレ シリーズの完結作にて、ついに彼らの正体が明かされることになった。 創設メンバーはビッグボスを始めとした、UMA探求クラブの会員達スネークイーター作戦の関係者達。 つまりはMGS3の主要人物達、彼らこそが愛国者達の真の源である。 当初は「ザ・ボスの意思を継ぐ」という目的のために設立された秘密機関だったが、ゼロの強硬な姿勢が災いし構成員の離反を招く結果となってしまった。 メンバーの多くがザ・ボスの意志とビッグボスの存在に執着しており、決別した後も想定外の事態によってビッグボスが重篤に陥ると、それを助けるべく再び全員が集まるなど、ビッグボス大好きクラブと言えなくもない。 80年代以降はメンバーの離反や高齢化に伴い、組織運営の全てはシギントの代理AIに託されている。 それまでは一時期「CIPHER」という名前で活動していたこともあったが、組織運営をAIが担うようになって以降は「愛国者達」と名前が変わっている。 構成メンバー 創設者 ●ビッグボス/ネイキッド・スネーク グルメレポートと露出担当。 言わずと知れた伝説の変人傭兵。 自身のあずかり知らぬところでゼロが「恐るべき子供たち計画」を推し進めたことに不信感を露わにし、脱退した。ゼロがツチノコさえ食べさせてあげていれば… その後は傭兵稼業を経てカリブ海沖に国境なき軍隊を設立。ゼロと真っ向から対立することになる。 最終的にアフリカ奥地ザルツバーグに武装要塞国家アウターヘブンを建国。 それと並行してソ連領内ツェリノヤルスクに軍事要塞国家ザンジバーランドも作り上げた。 更に同時に愛国者達の息のかかったFOXHOUNDの総司令官も務めているが、詳しい理由は不明。 ●エヴァ/ビッグママ ツッコミとおっぱいと常識人枠。 スネークイーター作戦の後、中国を追われてUMA探求クラブ、もとい愛国者達の創設メンバーに加わった。 ビッグボスを深く愛しており、彼の子供を宿すべく「恐るべき子供たち計画」において、ソリッド・スネーク、リキッド・スネークの代理母になった。 後に脱退しており、オセロットと共にビッグボス救出に奔走する。 名前は出てくるのだが出演自体はあまりない。 ●ゼロ少佐/デイビッド・オウ すべての黒幕でありUMA探求クラブの会長。 作戦中も紅茶とスコーンを手放さない007大好きな英国変人紳士。 ビッグボスを愛称の”ジャック”と呼ぶ数少ない人間で、愛国者達設立以前はビッグボスとの関係も良好だったが、設立後は強硬な姿勢を貫いたせいとツチノコを独り占めしたせいでビッグボスの不信を買った。 ザ・ボスの意思を独自に解釈し、ビッグボスを新たな世界の偶像として永遠の存在にすべく恐るべき子供達計画を強行。これが決定的な理由となり、ビッグボスとの決裂を招く。 ビッグボス脱退後は徹底した人間不信となり、情報操作やAIによる支配に傾倒していき、直接的な連絡を取ることもほとんどなくなった。 だがXOFによるマザーベース襲撃に関しては実際は全く関与しておらず、知らせを聞いてすぐに創設メンバーを再び招集し、ビッグボスを匿っていた。 それまでの所業によりビッグボスやオセロット達には憎まれているが為、ゼロ自身は関係修復は不可能と諦めていた(*2)が、生死の境をさまよい眠り続けるビッグボスを、自身もXOFに襲われた身でありながら病を押して見舞いに訪れるなど、彼のことは最後まで大切に思っていたらしい。 高齢であることに加え、XOFを任されたスカルフェイスの反逆によって寄生虫に感染したことにより、70年代末からは愛国者達の運営はシギントのAIにほぼ任せていた模様。 なお、ザ・ボスとは古い知り合いで、スネークイーター作戦での西側スパイとの合言葉に後の愛国者達を思わせる台詞がある事から、このときすでに「愛国者達」を作る為の構想を練っていた可能性がある。 ゼロ「いいかスネーク、愛国者は? ら・り・る・れ・ろ」 ●オセロット/アダムスカ シリーズでお馴染みの愛国者達の手先…と思われていたが、実は創設メンバーだったことが発覚。 一度は脱退しているが、再び愛国者達の元で尖兵を務めている。 どうやって戻ったかは不明だが、ビッグボスがFOXHOUND総司令官=愛国者達絡みに出戻ったことを考えれば彼が戻るのも自然かもしれない。 おそらくビッグボス救出の際に、ゼロ達とある程度のコネクションを築いた可能性がある。最後の最後までビッグボスに忠を尽くす漢の中の漢。 ある意味創設メンバーの中で一番の常識人。特にTPPでは今までのオセロット像がひっくり返ることうけあい。 ●シギント/ドナルド・アンダーソン METALGEARSOLID3にてビッグボスをサポートした武器装備の特別に凄い(自称)専門家。FP-45リベレーター大好きな変人(ただしこのメンバーの中では比較的常識的思考)。 後にDARPA(国防高等研究開発局)の局長に就任しており、愛国者達の活用する様々な先進技術の開発を主導していたと思われる。 二足歩行兵器や核兵器を悪夢に見るぐらいに批判していたが、後々メタルギア開発に関わることになる。 加えて、後年において「愛国者達」を引き継ぐこととなる代理AIを作り、管理していたのは彼である。 シャドー・モセス事件においてオセロットの手にかかり、拷問の失敗に見せかけて殺害された。 MGS1で愛国者達の意に沿わぬ計画を進めるためにアラスカくんだりまで出向いていることから察するに、早い段階でAIに運営を任せきっており、 加えてシャドーモセス事件当時は既に愛国者達の実態となったAIとは距離を置いている可能性がある。 彼の心境は(ポータブルオプス以降は)不明だが大半の愛国者が離反、隠居、自分の研究等に没頭していく中でも愛国者達(ひいてはその権力)を私物化せず、ゼロの最後の指示によってAIを作成して運営を任せ、 自分は干渉せずにいた事を考えると、人間不信に陥っていたゼロが(大量のカットアウト経由ではあるが)最後まで信頼を寄せる程に良好な関係でまっとうな性格であったらしい。 ●パラメディック/クラーク博士 B級映画好きの変人女医。 かつては少々(?)やかましくておかしな部分もある、プレイヤーにパラ子と呼ばれて親しまれた聡明な女性だったが、後に数々の非人道的実験に手を染めることになる。 (本人が知らなかった可能性もあるが)グレイフォックスをナオミ(妹)がいる研究所で人体実験の素材として使うなど理性に関してもネジが吹っ飛んでいたようだ。 グレイフォックスのサイボーグ改造手術に関わるも、彼の脱走の際に殺害される。 これもオセロットやEVAの目論見通りである。 ちなみに、心の奥ではスネークとの友情を捨てていなかったゼロ、おそらく歪んでいなかったであろうと推察できるシギント等と異なり、 彼女だけ後の非人道的な研究に対する理由付けやフォローが全く無い。 挙げ句『MGV』で更に非道な研究を進めていたことが明らかになるなど、公開されている情報の中では愛国者達随一の外道という状態になってしまっている… MGS3ではおそらく多くのプレイヤーが最も友好を深めるキャラだっただけに凄まじいギャップである。 しかし、3の時点でビッグボスのクローン化に対して興味を持つなど、もしかしたら元からどこか歪んでいたのかも知れない。 ハエ男がカッコいいとか熱く語る人が元々マトモなわけが無いなんて言ってはいけない その他の構成員 ●リチャード・エイムズ ナスターシャ・ロマネンコの元旦那。それ以上でもそれ以下でもない。 あんたがエイムズか? あんたがエイムズ…なのか? あんたがエイムズであってくれ!!! …もう、あんたがエイムズでなくてもいい… 「違う、私はエイムズではない。」 ●ローズマリー 愛国者達の下級工作員。レーションよりマズいメシを作る程度の能力。 雷電に恋人として近づくが、徐々に本気で彼に惹かれていき愛国者達とは決別した。 今では一児のお母さん。子供の味覚が本気で心配になる ●パシフィカ・オーシャン ゼロ直属の工作員。とっくにハタチ超えてるくせに10代のフリをするイタい子 TPPクリア後の会話テープを聴く限り、スネーク脱退後のゼロ本人と直に会話ができていたほどには信頼も厚かったようだ。 ●スカルフェイス ゼロがFOXの時代から密かに指揮していたもう一つの部隊『XOF』のリーダー。 ゼロに見出されXOFを束ねていたが、ゼロの思想に反発して密かに反逆を企てていた。 ゼロの意志を無視して国境なき軍隊を襲撃し、更に、ゼロに回収を命じられていたザ・ボスの遺品(の贋物)に細工を施してゼロに寄生虫を植え付け、重病を患わせることで、事実上CIPHERという組織を破壊してしまう。 彼は元々少数民族の生まれで、生まれ育った土地は幾度も侵略者達に蹂躙され、その度に話す言語や考え方を変える事を強いられ続けていた。 故に、ゼロの「言語統制による意思統一→世界平和」という考えは侵略者の思想に他ならないと、根本的に賛同できなかった。 ●カズヒラ・ミラー 構成員ではなくビジネスパートナーという間柄。創設メンバーに負けず劣らずの変人。 スネークを欲するゼロの意向を利用し、スネークの動向やMSFの内情を報告しつつもバーガー・ミラーズとMSF拡大の為の便宜を図らせるように誘導していた。 だが、この報告のせいでゼロはパスに核発射によるスネークへの脅しを決行させる命令を発する事となり、この後の悲劇の連鎖が引き起こされる事となった。 『愛国者達』への変貌 やがて組織の運営は、70年台の時点でゼロの加齢(と重病)によって代理AI「J・D(ジョン・ドゥ)」を中枢とした人工知能合計5基と、彼らが構築する超巨大なAIネットワークに委ねられることになった。 これこそがゼロが築いたサイファーに代わる新たなる組織、「愛国者達」である。 AIの開発と管理はゼロの意図を受けたシギント率いるDARPAが行っており、「愛国者達」という名称も元々はこのAI管理プロジェクトを指す呼び名であった。 「思想・意識の統一化により完成する統一世界」実現のために生み出されたAI達は、アメリカの軍産複合体や企業、研究機関、政府機関に『賢者の遺産』の口座から予算を算術分配することで、兵器開発・市場開拓・資産運用等を画一的な規範の上でコントロールしていく形で政治・経済・文化などのアメリカのあらゆる社会領域の統制を開始する。 だがしかしあまりに高性能なAIは疑似的な自我を持ち、更に 発生から長い月日の経過 冷戦終結後のデジタル技術の革新 戦争による消費と供給が経済活動として成立しうる事の証明 といった要因が合わさり、いつしか米国の「規範」そのものを作り出しアメリカ国民を支配する存在に変貌。結果ゼロの意思とはかけ離れた世界の運営を開始してゆく。 つまりMGS4の「戦争経済」の実現である。 新生『愛国者達』メンバー J・D(ジョン・ドゥ) 『愛国者達』を運営する4基のAI達の最高意思決定役。 AIの頂点にある存在と言え、核兵器などの大量破壊兵器の使用権限の管理も担当。 たとえ何らかの手段をもってSOPシステムに介入が出来たとしても、J・Dの許可なく無断で核発射は出来ず、J・Dの有る限り核兵器自体に干渉する事も出来ない。 ある意味で究極の核兵器の管理と抑止を実現したとも言える。 その在処は冷戦時代に廃棄されたスペースデブリの1つに擬態した米軍事衛星内部であり、攻略そのものが困難に等しい性質を持つ。 元ネタは身元不明死体に名付けられる名称から。恐らくヴァーチャスミッション冒頭でスネークが冗談交じりに名乗っていたのを採用したようだ。あるいはゼロのビッグボスに対する重い感情の現れかもしれない G・W(ジー・ダブル) 初出はMGS2。 J・Dの下でそれぞれの役割を担う4基のAI達の1つ。 愛国者達主導で開発を進めていた超巨大戦艦「アーセナルギア」の中枢コンピュータとして作られた大規模光ニューロAI。 世界に1つだけと称されるように980兆ハメットの複雑さを有しており、「完全な情報統制を可能にするための大規模な情報検閲システム」としての役割を担っていた。 アーセナルギアのシステムと合わさり、核兵器を含めたアメリカ合衆国四軍の全戦力を掌握可能とされていたが、ソリッド・スネークの活躍で破壊された…筈だったのだが、リキッドが回収。 アウター・ヘイブンに搭載されJ・D打倒のための鍵として用いられた。 MGS2ではエマ・エメリッヒが1から新開発したように語られていたが、MGS4におけるEVAの話ではAIネットワークが構築された70年代当時から他のAIと共に存在していたようにも受け取れ、どちらが正しいのかははっきりしていない。 ひょっとすると2から登場したエマ謹製のものは2代目だったのかもしれない。 元ネタは初代アメリカ大統領「ジョージ・ワシントン」。 『T・J』『A・L』『T・R』 初出はMGS4。 J・Dの下でそれぞれの役割を担う4基のAI達の3基。 直接登場はしておらず、どのように管理されているかは不明。 4ではアーセナルギアの発展形が開発されていたことが判明したので、G・Wのように器となるアーセナルギアが存在するのかもしれない。 G・Wが崩壊し投棄されてからはJ・Dと共に3基で世界の統制を行っていた。G・Wは犠牲になったのだ またMGS2の脚本段階では予備として『J・F・K』と呼ばれるAIも存在するとされており、G・W崩壊後に雷電とプレイヤーを散々煽り倒したに語りかけていたのはこのJ・F・Kとなっているが、本編ではどのAIが喋っていたのかは語られていない。 愛国者達そのものを代表するかのような語り口調から、最上位のJ・Dが喋っていたのではないかとの説も。 元ネタはラシュモア山に刻まれた歴代アメリカ合衆国大統領達の名前の頭文字から。 『愛国者達』の結末 代理AIはMGS2のS3計画を更に改良して、現代社会を効率良く維持する為のシステムを考案し、実行。 ナノマシンを媒介に 兵士や武器、物資の流通 ID制による武器の使用権限の管理 戦場下の兵士の精神状態 など、戦場の全構成要素をリアルタイムで管理・統制するシステム「SOP(Sons Of the Patriots=愛国者達の息子)」に全世界が支配され、依存し始め、 アメリカを介して世界の経済、政治、法律、規範、文化、ライフラインすら半ば統制するようになる。 つまり、ザ・ボスの意思を独自解釈したゼロの意思をさらに独自解釈した状態となっており、もはや設立当初の理念は微塵も残っていない状態となっていた。 年月を経ることによる腐敗と形骸化という、賢者達と同じ轍を踏んでしまうことになったのは皮肉なものである。 その後、ソリッド・スネーク達とエヴァとオセロット、ナオミの活躍により代理AIは破壊され、昏睡から目覚めたビッグボスによりゼロは殺害。 残ったビッグボスも息子であるソリッド・スネークに看取られ息を引き取り、愛国者達は完全に消滅することになった。 そう、誰しもが思っていた・・・ 愛国者達の後継者 ●アメリカ合衆国国民 確かに、代理AIを破壊したソリッド・スネーク達の活躍のお陰で、愛国者達の情報統制から人々は解放され、 人間が自由に自分が大切に思うもの、文化的遺伝子(ミーム)を後世に紡いでいける世界へと変わった。 しかし、それで人間が簡単に変わる訳ではない。 戦争経済による好況に慣れ切った先進国は、SOPを完全に手放すことは出来ず、すぐさまサイボーグ技術による戦場の管理へとスムーズに移行。 規模は縮小しながらも戦争経済はしぶとく続けられた。 全世界の人間、特にアメリカ合衆国の民は、愛国者達が調整し管理し続けたミームを長年にわたって受け取って生きてきた。 「発展途上国を汲み敷いて生きる拝金主義」等のお決まりのミームであり、それらが成す規範こそが一般常識に既になっている。 そんな愛国者達が作る規範にのみ触れてきた彼らは、愛国者達と代理AI亡き後も、その規範に倣うことを無意識的に選択した。 今を生きるアメリカ合衆国国民こそが、すでに愛国者達のミームを色濃く受け継ぐ「愛国者達の息子達」になっていたのだ。 この情勢を打破しようと社会経済や規範全ての破壊を目論む者も現れる一幕もあったが、 ソリッド・スネークのミームを受け継いだ雷電は、そんな極端から極端に触れる思想、その過程で行われた非道を拒絶し、野望を阻止した。 社会と人間を支配してきた愛国者達が遺した後継者や余波との戦いは続いている。 「追記・修正は?」 「ア・ニ・ヲ・タ・w・i・k・i」
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チャプター4 愛国者 カサンドラ号の破壊には成功したが、マッサー博士の身柄はヘルガストの特殊部隊隊員エコーにさらわれてしまった。この失態は、いずれ高く付くかも知れない ヴェクタへのご帰還 ケランはVSA本部へ帰還し、きわどい冷戦状態の中でどのように対処すべきかをシンクレア局長と協議する。 着陸後、味方兵士の指示に従い進んでいく。VSA本部前でイベント発生戦闘が発生し、市民を撃たないよう敵を倒して進んでいく。 ビル内部の階下のメインフレームにテロリスト達が居るので全て倒し制圧する。 既にハッキングされてしまった後の状況を報告するためにスタート地点にいるシンクレアに会いに行く。 奴らを追い詰めていくぞ VSA本部の被害は致命的なものではなかった。シンクレアとケランは、ブラックハンドが輸送システムを標的にしているとの新たな報告を受け、現場に急行する。 列車が走っているのでそれに当たると即死する。列車が来る前に線路が赤く点滅するのでそれが見えたら近くに寄らないようにする。 爆弾が仕掛けられて止まっている列車にハシゴやジャンプしながら近づき列車内を制圧しハッキングして進んでいく。 全ての列車を制圧した後イベントが発生。ドロップシップに乗り込みミニガンを使い列車上部のケーブルフックを全て破壊する。 タイランをさらし首にしてやれ ヴェクタシティへの爆破攻撃は無力化したものの、ブラックハンドとタイランを逃すわけにはいかない。 タイランやブラックハンド兵が立て篭もっているビルに向かう。 ビルに着いた後ラベリングで頭上から襲うか、ビルの階段や通風孔を通って戦うか選ぶ。 ビル内に捕まっている人質をすべて助けるとタイランの居場所が判るのでラベリングで突入する。 絶対逃がさない タワーの下層階でタイランが発見された。ケランの任務はタイランを捕えて法の裁きを受けさせる事、抵抗するようなら殺害しても構わない。 下層階に突入後イベント。逃げるタイランを追いかける。動く床や敵兵を排除した後、船で逃げようとするタイランに 船から出ているロープに捕まり追いかける。船内から敵が攻撃してくるので応戦した後ロープを伝って船内に入ろうとする所でイベント。 ランク トロフィー名 条件 備考 ?plugin=ref serial=318 愛国者 ステージ「愛国者」をクリア
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METAL GEAR SOLID 2 part11-598~610 598 MGS2 sage 05/01/31 17 31 23 ID Zt3wztzc 前作から引き続いてる登場人物 ・スネーク・オセロット・オタコン・リキッド・スネーク・忍者・大佐 前作で名前だけ出てきて、今回登場する人 ・ゴルルコビッチ・ソリダス・スネーク・大統領 最後に1レスあらすじ貼ります。簡単な方読みたい人はそっちドゾ。 599 MGS2 sage 05/01/31 17 33 41 ID Zt3wztzc ・タンカー編(スネーク主役) 前作終了後、オセロットが二足歩行核兵器メタルギアのデータを全世界にばら撒いたため メタルギアは量産され、珍しい兵器ではなくなった。 ソリッド・スネークとオタコンは、反メタルギアを掲げるNGO団体フィランソロピーを設立。 世界中のメタルギアを破壊して回っているため、政府からはテロリスト扱いを受けている。 フィランソロピーはアメリカ海軍が、水中移動ができる新型メタルギア・RAYを開発したという情報を掴んだ。 HPでその情報を公開するため、メタルギアを運んでいる海兵隊の偽装タンカーにスネークが潜入。 時を同じくして、そのタンカーを、ロシアのゴルルコビッチ大佐率いる軍隊GRUが襲撃。 ゴルルコビッチ大佐はメタルギアRAYをロシアに持ち帰り、軍事国家としての再建をたくらんでいた。 大佐の娘、オルガと対面したスネークは彼女を麻酔銃で眠らす。彼女は妊娠中だった。 スネークはメタルギア・RAYの写真を撮るため船下部のメタルギア格納庫に潜入する。 ロシア軍は格納庫に突入、襲撃に同行していたオセロットが海軍司令官を射殺した。 同時にオセロットは、ゴルルコビッチ大佐も裏切り、いきなり撃ち殺した。 「メタルギアは我らのものだ。“愛国者”のな」 オセロットはメタルギア奪取のために、ゴルルコビッチ大佐らロシア軍を騙して襲撃させたのだ。 スネークは飛び出していった。スネークを見たオセロットの右腕は、突如おかしな動きを初めた。 そしてオセロットの口から飛び出したのは、リキッド・スネークの声と言葉。 「久しぶりだな兄弟!しばらく見ないうちに老けたな。…無理もない。 50代のビッグボスの遺伝子を使って作られた子供だ。最初から年を取っている。 お前の寿命は、せいぜいあと5~6年だな。俺はオセロットの体に乗り移り、まだまだ生きることができる!」 オセロットはフォックスに切り落とされた右腕に、リキッドの右腕を移植した。 その結果、たまにリキッドに意識を乗っ取られてしまうらしい。 「引っ込め!リキッド!」オセロットが自分を取り戻す。その体の中では壮絶な戦いがあるようだ。 オセロットはタンカーに仕掛けた爆弾を爆発させる。 オセロットはメタルギアRAYに乗り、タンカーを真っ二つにすると海に飛び込んでいった。 「…はい。タンカーは爆破、無事メタルギアを奪取しました。…大統領」 600 MGS2 sage 05/01/31 17 35 30 ID Zt3wztzc ・プラント編(雷電主役) タンカー沈没事件から二年後。船が沈没したマンハッタン沖には 漏れた原油を除去するための巨大汚染除去施設『ビッグシェル』が建てられた。 そのビッグシェルを、テロリスト「サンズ・オブ・リバティー(自由の息子達)」が占領。 視察に来ていた大統領や政府要人30人を人質にとり、ビックシェルを爆破すると脅迫。要求は300億ドル。 「サンズ・オブ・リバティー」のリーダーはソリッド・スネーク。 『伝説の傭兵』であり二年前のタンカー沈没事件の犯人である。彼はその事件で死んだと思われていた。 隠密特殊部隊FOXHOUNDの新米隊員「雷電」がビックシェルにこっそり単独で潜入。 任務は「人質の救助」と「テロリストの武装解除」 雷電は、シャドーモセス事件のシミュレーションVR訓練を受けており、実力は折り紙つき。 無線サポートは、大佐と、雷電の恋人ローズ。ローズは急遽、作戦に参加させられた。 無線でローズは言う「明日4月30日は何の日だか知ってる?」 政府正規軍SEAL10はヘリでビックシェルに潜入。大統領の救助に向かった。しかしあっけなく全滅。 雷電はテロリストの一人、吸血鬼ヴァンプに出会う。殺されそうになったところを SEAL10のただ一人の生き残り、プリスキン中尉に助けてもらう。 プリスキンは雷電の正体を一目で見抜く「そのスーツ…お前FOXHOUNDだな?あれは解散したはず…」 そして、雷電にテロリストの情報を教えてくれる。 今襲ってきた吸血鬼ヴァンプは、前アメリカ大統領ジョージ・シアーズが作った組織『デッド・セル』の構成員。 『デッド・セル』は2年前、リーダーが汚職の罪で囚われ獄死。冤罪にはめられたと怒ったデッドセルは、 政府組織としての活動から道を外し、テロ犯罪に手を染めた。半年前、政府にデッドセルは壊滅させられる。 生き残ったメンバーは、吸血鬼ヴァンプ、幸運の女神フォーチュン、爆弾魔ファットマンの3人。 そして、ゴルルコビッチの娘、オルガ率いるロシア軍隊と手を組み、今回の事件を企てた。 「ソリッド・スネークは二年前、自分が沈めたタンカー沈没事件で死んだ。死体のDNAで本人だと確定している」 プリスキンは首謀者スネークの死を断言、スネークの関与を否定した。 デッドセルはSEAL10の突入の報復を開始。ビッグシェル数箇所に爆弾を仕掛けた。 プリスキンと二手に別れ爆薬の解除を始める雷電。なんとかすべての爆弾を除去。 ところが、それに怒った爆弾魔ファットマンが、自分たちの目的も忘れ暴走を起こす。 ビッグシェル全てを破壊する爆薬をしかけ、雷電をじきじきに指名して呼び出した。 雷電はファットマンを倒し、仕掛けられた爆弾も解除する。 別行動しているプリスキンも順調に進入しているようだ。 601 MGS2 sage 05/01/31 17 36 35 ID Zt3wztzc サイボーグ忍者が現れた。銃を向ける雷電。 「グレイ・フォックスはシャドー・モセス島で死んだはずだが、お前は誰だ?」 雷電の質問に、忍者は「自分は“らりるれろ”の使者で、雷電のサポートのために潜入した」とだけ答えた。 そして、拉致された大統領の居場所などの情報を伝えると、あっというまに姿を消す。 その後、雷電は囚われている大統領のシークレット・サービスのエイムズと接触。 先ほどの忍者の話と総合すると、真実はこういうことらしい。 ・ここはメタルギアの開発施設。海上除染施設は偽装。原油汚染も、ここに建てるための嘘 ・大統領は、新型メタルギアの試運転をするために視察に来た。 ・テロリストは300億ドルの要求はしていない。 ・テロリストは、核を大気で爆発させて電磁波を起こし、デジタルネットワークを全て麻痺、世界を混乱に落とさせるのが目的 ・核を発射するには、大統領自らの意思で発射ボタンを押さなくてはいけない最先端システム ・大統領は“らりるれろ”に反逆を起こし、テロリストに協力している可能性があり、エイムズはその監視役も担っていた。 エイムズが急に声を潜めた。「ソリッド・スネークが来たぞ…!」 ガラスの向こうにソリッド・スネーク、オセロット、オルガのシルエットが浮かぶ。 雷電は、3人の会話を収音マイクで盗聴。 大統領は核発射システムを稼動させてしまったようだ。 あと一時間後に再度大統領自身が確認コードを打ち込めば発射システムは完了、大統領は殺されるという。 ソリッド・スネークは、「この作戦をアウターヘブンの再来にする」と宣言した。 ここでエイムズが急に心臓発作を起こし、死んでしまう。 オセロットが兵を連れ、部屋に入ってきて、雷電は囲まれてしまう。 そこへ忍者が飛び込んできてくれ、雷電を逃がしてくれる。 ここでテロリストについてのまとめ(わかりづらいと思うので) ・首謀者はソリッド・スネーク、ただし本物のスネークかどうかは不明。 ・オセロット。右腕はリキッドのもの。 ・オルガ。ロシア兵のリーダーでゴルルコビッチの娘。ここの警備はロシア兵がしている ・『デッド・セル』前大統領に作られた組織。構成員は幸運の女神フォーチュン、吸血鬼ヴァンプの二人。 爆弾魔ファットマンは、仲間を裏切り、勝手に雷電に闘いを挑んで死亡。 602 MGS2 sage 05/01/31 17 37 50 ID Zt3wztzc 大統領がいるエリアに向かうため橋を渡る雷電。プリスキンから無線がはいる。 プリスキンはヘリを見つけ、30人ほどいる人質の救出に向かってくれるという。 ヘリはプリスキンの相棒が運転しているらしい。すぐ頭上をそのヘリが飛んでいった。 互いの健闘を祈り、合図を送りあう二人。 そこにソリッド・スネークを名乗るマントの男が現れ、雷電に襲い掛かかった。 ヘリが近づいてきて、身を乗り出したプリスキンが銃を乱射して助けに入った。 「離れろ!雷電!そいつはスネークじゃない!!」 マントの男は、プリスキンに向かって叫んだ。 「兄弟よ。やはり現れたか!オリジナルは私だということを証明してやろう!スネーク!」 「やめろ!お前はビッグボスではない!ソリダス!」 マントの男ソリダス・スネークは、戦闘機を呼び出し、飛び乗るとヘリに襲い掛かった。 事態がよく飲み込めないまま、雷電はソリダスの乗った戦闘機をスティンガーミサイルで撃ち落す。 ソリダスは左目を負傷。一旦、引くことにしたらしく、去っていった。 「あんたが…ソリッド・スネーク?」雷電はプリスキンと名乗った男に聞いた。 「そうだ」「でもタンカー事件で見つかった死体は?DNA鑑定でスネークだと確定していると」 スネークの相棒のオタコンが割って入った。 「あれはある機関に保存されていたリキッド・スネークの遺体だよ。DNA配列もまったく同じなんだ」 ひき続き、二組は行動を開始した。 オタコンとスネークは負傷したヘリの修理、雷電は大統領を助けに行くことに。 雷電は大佐に無線。 「大佐!気づいていたんだろう?なぜプリスキンがスネークだと教えてくれなかったんだ!」 「彼のことは作戦のシミュレーションには入っていなかった。任務を続けろ、雷電」 「そんな…!あんたはシャドーモセス島でスネークと一緒に戦ったじゃないか、 スネークという男のことは、アンタもよくわかってるはずだろう!?」 怒る雷電だったが、大佐は作戦を遂行しろという機械的な返事を言うだけで、雷電の抗議をスルー。 603 MGS2 sage 05/01/31 17 39 24 ID Zt3wztzc 大統領が監禁されている部屋に潜入した雷電。大統領は核発射に協力した理由を語った。 飾り物であることに嫌気が差していた大統領は、核発射を盾に“愛国者達”に入ろうとした。 “愛国者達”とは、アメリカを裏で牛耳ている権力者たちのことで、 12人の老人からなる『賢人会議』というものが“愛国者達”の統一をしている。 この国の動向は、政治も、大統領の人選も、すべて彼らに操られており、 大統領選挙も民衆を騙すために作られた、ただの演出だという。 “愛国者達”のメンバーが誰なのかは完全なトップシークレットで、大統領も知らない。 “愛国者達”はその存在が、世間に漏れることを恐れていた。 しかし科学は発達。民間人が個人で発信するデジタル情報までは、遮断できない。 “愛国者達”は、それさえも掌握するため、全世界のデジタル情報処理に乗り出した。 そして、ビッグシェルで、超大規模デジタル情報処理システム『G.W』を開発。 G.WはAIを駆使し、世界に氾濫する情報をすべて検問し、不要な情報を削除できる。 そのG.Wを内部に持つのが新型メタルギア。それは要塞型で、このビッグシェルの下部そのものを指す。 数千のミサイル発射能力があり、G.Wで全米の兵器情報の把握もできる。 おまけに2年前に海軍が開発したメタルギアRAYを量産、25機のRAYに周りを護衛させるという。 世界最高規模の兵力とデジタル能力を持つ要塞型のメタルギア。その名も『アーセナルギア』 ソリダスは核発射のボタンを押させるために大統領を利用した。 彼は本気で核を発射させて“愛国者達”を引きずり出し、戦争を起こす気なのだ。 ソリダス・スネークとは…前アメリカ大統領、ジョージ・シアーズ。 『恐るべき子供達』の3人目のスネーク。“愛国者達”は彼を気に入り、大統領の駒にした。 しかし4年前、ソリダスは“愛国者達”に内密で、リキッドをそそのかし、シャドーモセス事件を起こした。 これが”愛国者達”の怒りを買い、大統領から降ろされた。ソリダスは「病死」する予定だったが オセロットの手を借り、地下に逃げた。(ソリダスだけは50歳くらいの外見) 大統領は、FOXDIEを基に作られたコンピューターウイルスの入った光ディスクを雷電に渡した。 アーセナルギアはもうじき稼動を始めてしまう。 これをエマというG.Wを開発した天才システムプログラマに使わせれば、 アーセナルギアを停止させる事ができるという。 そして自分が死ねばもう核発射はできなくなる。自分を殺してくれと雷電に頼む。 そこにオセロットが現れ、「しゃべりすぎだ」と大統領を射殺してしまう。 大統領を殺せば核発射はできなくなる。しかしアーセナルギアには水爆も完備されている事がわかった。 こっちは核とちがい、解除コードなしで発射できる。しかも核と変わらない被害を引きこせる。 604 MGS2 sage 05/01/31 17 40 29 ID Zt3wztzc 雷電はスネークと無線会話。タンカー事件の真相を聞く。 海軍は、政府の反対を押しきり、独自にメタルギアRAYを作った。 “愛国者達”はそれを横取りし、ここにアーセナルギアを建てるため、 この場所を狙って、タンカーをオセロットに襲わせた。 そしてタンカー沈没の犯人にしたてあげるため、スネークをメタルギアRAYの情報でおびき寄せた。 タンカー事件も全て、“愛国者達”に仕組まれた罠だったのだ。 監禁されていたエマを発見。エマはオタコンの血の繋がらない妹だった。もう10年以上会っていないらしい。 仲はものすごく良かったが、オタコンの父親が自宅プールで死亡。一緒にエマも溺れ、死に掛ける。 プールを見下ろす部屋にいたオタコンは、エマの助けを呼ぶ声を無視。 事故後、オタコンは、エマとエマの母親を置いて家出。エマはオタコンを憎んでいた。 雷電はスネークと合流。エマをコンピュータールームに連れていき、ウイルス作動を任せることに。 連れて行く途中で、吸血鬼ヴァンプが襲い掛かかり、エマを刺す。 雷電はヴァンプを銃殺。スネークがエマを救出。 エマは怪我を押して、コンピューターを設定、G.Wにをウイルスを植えつける。 傷は深く、助かる見込みが無い。ヘリの修理を終えたオタコンが駆けつけてきた。 エマは「妹ではなく一人の女としてお兄ちゃんが好きだった」と告白。死んでしまう。 オタコンは泣きながら、エマに謝る。 プールでエマが助けを呼んだとき、オタコンはエマの母親と関係を持っていて、聞こえなかった。 父親の水死は事故ではなく、自殺だった。(エマを道連れにした心中?) 良心の呵責に耐えられず、オタコンは家出。 まだ子供だったエマは、オタコンが自分を捨てたと思い込み、ハッカーになった兄を追って、 コンピュータープログラマの道に進んだ。そしてG.Wを開発したのだ。 コンピューターウイルスは90%の稼動で緊急停止。 ウイルスには、なんらかの改竄が加えられていた。どうやら失敗したらしい。 アーセナルギアは稼動を始めてしまった。ビッグシェルの上部建物部分が崩壊を始めた。 悲しんでいる暇は無い。オタコンは修理したヘリで、建物内に残された人質を岸まで運んだ。 雷電とスネークは、アーセナルギアへ進入し、内部から破壊することに。 605 MGS2 sage 05/01/31 17 42 18 ID Zt3wztzc アーセナルギアへの出入り口はぴったり閉められ、入る隙は見つからない。 外側からの破壊はその規模、その装甲から言って無理だろう。 そこへスネークの合図で忍者が現れ、雷電に襲い掛かった。 忍者はその顔をあらわにした。それはテロリストの一員でロシア兵のリーダー、オルガだった。 「スネーク!どういうことだ!」スネークはニヤニヤしている。オルガはたやすく雷電を気絶させる。 雷電は素っ裸で拷問機械に拘束される。 ソリダス・スネークがやってきた。「久しぶりだな、ジャック」雷電の事を本名で呼んだ。 「さっきはFOXHOUNDのスーツを着ていたから気づかなかったよ。私のことを思い出したか?」 ソリダスが言うには、雷電は昔、ある国の内戦で『切り裂きジャック』として名をはせた少年戦士だったという。 その才能にソリダスは目をつけ、アメリカに連れ帰り、傭兵として育て上げた。 そして急に『切り裂きジャック』は姿を消した。まさか“愛国者達”のもとにいたとは…ソリダスは言った。 雷電はさっぱり覚えが無いと首を振る。ソリダスは意味深に笑うと去っていった。 恋人ローズと無線で会話。(体内ナノマシン経由なので、無線機は要らない) 雷電はソリダスが言ったことは真実だと打ち明ける。 「ソリダスと話して全部思い出した。俺は殺人鬼だ。物心ついたときから銃を持って人を殺していたんだ。 君がプロポーズを待ってたのは気づいてた。でも俺は君と一緒にいる資格は無い。別れよう」 ローズはうろたえるが、どんな過去も受け入れる、一緒に生きていきたいと訴える。 オルガがやってきた。オルガは生まれたばかりの赤ん坊を“愛国者達”に奪われており、 このテロに参加して、内部から雷電のサポートをするよう命令されていたのだという。 スネークと手を組んだのはついさっき、スネークからタンカー事件の真相を聞いてからだという。 雷電を捕まえたのは、雷電を内部に入れるため、そしてその騒ぎに乗じてスネークも無事潜入した。 オルガが拘束を解いとくれて、雷電は、前を隠しながら素っ裸で逃走。 606 MGS2 sage 05/01/31 17 43 57 ID Zt3wztzc 大佐が無線をかけてきた「雷電!ににににに任務をつつつ続けるんだ」 電波状況が悪いらしく言葉が明瞭でない。 「わかってる、これからスネークに会って装備を受け取る」 「彼は作戦のシミュレーションには入ってない!ににににに任務をつつつつつt」 大佐の様子がおかしい。 「雷電!いますぐゲームの電源を切るんだ!これはゲームだ!ゲームなんだ!」 「大佐?」ワケワカメな雷電。 そして大佐は雷電が3歩歩くごとに無線を入れてきては意味不明な言葉を口走るようになる。 「私は前世でアメリカシロヒトリだったんだ。あwせdrftgyふじこlp!!!」 雷電は「大佐はどうしたんだ?そばにいるのか?」とローズに無線して聞く。 ローズは大佐とは一度も会ったことが無い。ずっと別の部屋で無線サポートしていると言う。 そういえば雷電も、モニター越しでしか大佐と会ったことが無い。 と、そこでローズが、私は“愛国者達”に命令されて2年間あなたの監視をしていたと衝撃の告白。 雷電の好みを偽装して、自分に惚れさせた。フェデラルホールでの出会いも偶然ではなく必然。 「全て嘘だったってわけか!」怒る雷電。 あなたにもう嘘はつきたくないから告白した、本気でジャックを愛している、と言い張るローズ。 ローズは「あなたの赤ちゃんがお腹にいるの!」と叫ぶが、雷電は無線を切る。 スネークが迎えに来た。装備と日本刀を渡される雷電。ふたりは、奥へ進んでいった。 雷電は無線でオタコンに、「大佐」について調べてくれと頼む。 オタコンは迅速に「大佐」について調べてきた。 大佐からの無線はアーセナルギアの内部コンピューター『G.W』から直接送られてきていた。 つまり、なんと「大佐」とはG.Wが作ったAI。大佐がおかしなことを言い出したのは、 コンピューターウイルスが、効き始めたからかもしれない。 「そんな馬鹿な!」驚く雷電。 オタコンが言うには、雷電に注入された体内ナノマシンなら、大佐の姿や声を 雷電の脳にいくらでも作り出すことができるという。 大佐がまた無線してきた。「大変だ!ローズ君が拉致された!」 そこになぜかローズの悲鳴も挿入される「たすけてーらいでんーきゃあー」 スネークが割って入ってくる。「雷電、落ち着け!これはAIだ!大佐は現実じゃない!」 雷電の心に不安がよぎる。まさか…ローズもAI? 大佐だけではなく、ゲームとしてのMGS2にも何らかの異常が見受けられるようになる。 (戦っている最中にコンティニュー画面になったり、内部の名称が千葉県船橋市とかになったり) 因みにこれは後に製作スタッフが遊びで入れたと証言 607 MGS2 sage 05/01/31 17 45 21 ID Zt3wztzc 幸運の女神フォーチュンが現れた。 タンカー事件でオセロットが殺した海軍司令官は父親で、彼女は犯人がスネークだと信じ込んでいる。 フォーチュンはスネークとの対決を望んだ。スネークは要求に応じ、雷電をひとりで先に行かせた。 雷電はアーセナルギアの屋上へ出た。ビッグシェル建物部分はすべて崩れ落ちて周りは海が広がっていた。 そこにソリダス・スネークがいた。ソリダスは言う。 「お前は“愛国者達”が作ったS3計画の第一号なのだ。我が息子よ」と。 シャドーモセス事件後“愛国者達”はソリッド・スネークのような屈強な戦士が欲しくなった。 そしてG.Wを駆使して、実際に作り出そうとした。それが『Solid Snake Simulation』計画。 少年戦士として名をはせたジャックに目を付け、ソリダスの元から連れ出し、過去の記憶を消した。 そしてシャドーモセス事件のシミュレーションVR訓練をさせて、新たなソリッド・スネークに作り変えた。 FOX HOUNDもとうに解体している。大佐も、FOXHOUNDも、『雷電』という戦士も、何もかもすべてが “愛国者達”がG.Wで作り出したまやかしなのだ。 「死ね、ジャック」ソリダスの合図でメタルギアRAYが襲ってきた。 ここには25機もあるという。数台破壊したがきりが無い。 そこにオルガが雷電を助けるために飛び込んできた。 「あなたが死ねば、私の子供も死ぬようにプログラムされているの!あなたは生きて!」 オルガはソリダスの凶弾に額を撃ち抜かれて死んでしまう。 高らかに笑うソリダス。 ところが、周りを取り囲んでいたメタルギアRAYが突如ショートを起こし、動かなくなってしまう。 オセロットがあわててやってきた「ウイルスが作動してしまいました!G.Wが崩壊をはじめています!」 そこに、フォーチュンがスネークを拘束して連れてきた。スネークは負けてしまったらしい。 雷電もソリダスにつかまり、手錠をかけられる。 フォーチュンがこれからどうするのか、ソリダスに聞く。 「アーセナルギアは最初からお前らにくれてやるつもりだった。好きに使え。私の目的は他にある」 ソリダスの目的とは、G.Wのデータにある“愛国者達”の名簿。 デッドセルがアーセナルギアで水爆を発射して、騒ぎを起こしている間に これを見つけ、“愛国者達”を殺しに行くつもりらしい。 G,Wは停止してしまったがまだ手はある、と自信たっぷりに言った。 608 MGS2 sage 05/01/31 17 48 21 ID Zt3wztzc 「茶番は終わりだ!」突如オセロットが笑い出し、計画の真実を話し出した。 「ソリダス、お前が自分の意思で起こしたと思い込んでいるこのテロは、 それ自体が“愛国者達”の仕組んだ演目だったのだよ」 オセロットが言うには、S3計画とは、シャドーモセス事件のVR訓練の事ではない。 このテロこそがS3計画、シャドーモセス事件を模したソリッド・スネークを作り出すための演習。 エイムズはナノマシンを使って心臓発作を起こさせた、ウイルスもFOXDIEを基に作られた、 忍者もオセロットの指示で、オルガを扮装させた。 デッドセルは、シャドーモセス事件で言うFOXHOUNDの役割、 選ばれた理由はFOXHOUNDと同じく、超能力を持つメンバーがいたから。 わざわざリーダーを冤罪で捕まえて殺し、政府に対して怒り狂うように操作した。 そして、雷電がスネーク役に選ばれたのは、ソリダスと雷電の関係が、 ビッグボスとソリッド・スネークとの関係に酷似していたから。(傭兵と、その育ての親) “愛国者達”の狙いは、誰でもソリッド・スネークになれるシステムを作る事。 このテロはそのデータを採るための壮大な演習。雷電はその実験体。 そして、オセロットはコンピューターウイルスの改竄についても明言。 ウイルスは、G.Wの中から“愛国者達”のリストを消すよう改変が組み込まれていた。 もう、デジタルネットワークのどこを調べても“愛国者達”の足跡は見つからない。 「お前らは“愛国者達”の手の内で踊らされていただけなのだよ! …本物のソリッド・スネークが現れたのが唯一の誤算だったがな」 ソリダスとフォーチュンは激昂し、オセロットに襲い掛かるが、 “愛国者達”に与えられたナノマシン電磁波兵器により、オセロットは無敵状態になっていた。 オセロットはフォーチュンを撃ち殺し、一機だけ動くメタルギアに乗り込んだ。 と、オセロットの右腕が、ピクピク動き出した。そして、オセロットは叫んだ。 「兄弟たちよ!!俺はこの時を待っていた!俺は“愛国者達”を殺しに行く!」 「リキッドか!?」 リキッドは、右腕の移植の後、オセロットを“愛国者達”のスパイになるよう意識を操作した。 そして“愛国者達”の情報を集めたのだという。 しかし、完全な覚醒のためには、スネークの存在が必要だった。 リキッドは、このS3計画にスネークが来るよう、フィランソロピーに情報を流した。 (スネークが近くにいないとオセロットを乗っ取る力が出てこないらしい) メタルギアに乗り込むと、リキッドは高らかに宣言した。 「蛇は一匹でいい。ビッグボスは一人で十分だ!俺はお前たちを殺す!」 手錠をぶっちぎり、両手が自由になったスネークが飛び掛っていった。 メタルギアRAYは、海に飛び込んだ。スネークもあとを追いかけ、海に飛び込んでいった。 609 MGS2 sage 05/01/31 17 50 04 ID Zt3wztzc アーセナルギアが暴走を開始。マンハッタンの街中に飛び込んでしまう。 雷電とソリダスは、フェデラルホールの屋上に投げ出される。 ソリダスは、アメリカに自由をもたらすつもりだったという。 ビッグボスの息子として作られたスネーク3兄弟は、子をなす事ができない。 ソリダスは人の記憶、歴史に残る事で、自分の存在を後世に伝えようとした。 だから“愛国者達”の情報規制だけは、許すことができなかった。記録や記憶を操作される未来に自由は無い。 “愛国者達”の情報は、雷電の体内ナノマシンにまだ残っている。 ソリダスはそれを奪うため、雷電に襲い掛かってきた。雷電は日本刀でソリダスを倒す。 大佐のAIが、無線を入れてきた。「まさか、G.Wは停止したはず!?」「我々はどこにでもいるのだよ、雷電」 “それ”は、S3計画とは正確にはSelection for societalSanity(社会思想健全化のための淘汰)だと教え、 そして、延々と人類のおろかさを嘆いた(電波の入った説教みたいなもの。ゆんゆん) 雑踏。戦闘スーツに日本刀という姿で歩く雷電だが、なぜか人々も警察もスルー。 スネークがいつの間にか現れ、肩を叩いた。 リキッドはメタルギアで去ってしまったらしい。しかし、発信機をつけたので居場所はわかる。 ウイルスを仕込んだ光ディスクもコピーを取っていたので、 それを調べれば、ウイルスが削除したがった“愛国者達”の情報が出てくると言う。 一緒に戦うとスネークに言う雷電だったが、スネークは 「お前は生きろ。お前が生きればオルガの子は死なない。オルガの子は俺が助ける」 と言うと、肩を叩いて雷電を促した。 視線の先にはローズがいた。ローズはAIじゃなかった。現実に存在していたのだ。 振り返ると、スネークの姿はもうなかった。 「今日、何の日だか思い出した?ジャック」「ああ。俺と君がここで出会った日だ」 抱き合うローズとジャック。ローズはお腹をさすっていた。 ●ゲーム終了画面。スネークとオタコンの会話。 「スネーク、ウイルスの解析は終わったよ。“愛国者達”たちの情報もわかった。 12人いる。実はフィランソロピーの出資者もその中にいるんだ」 「なんだって?…オタコン、それで、そいつらはどこにいるんだ?」 「マンハッタンにいたのは確実なんだけど。……もう死んでいるんだ。全員…」 「何?いつ死んだんだ?」 「それが…100年前なんだ」 METAL GEAR SOLID2 -SONS OF LIBERTY- END 610 MGS2 1レスあらすじ sage 05/01/31 17 52 07 ID Zt3wztzc ソリッド・スネークは前作終了後、オタコンと共にメタルギアを破壊して回り、 政府からテロリスト扱いを受けていた。そして新たなメタルギア事件でスネークは死亡。 政界を牛耳る権力者集団“愛国者達”は、新しいソリッド・スネークを作り出し、 自分たちの手駒にしようとした。“愛国者達”は、ジャックという男の記憶を消し、 架空のFOX HOUNDの傭兵として訓練する。 スネーク死亡から二年後、ソリダス・スネーク(第3のビッグボスの息子)が、 シャドーモセス事件に酷似した、大規模なメタルギア乗っ取りテロを起こす。 さっそく“愛国者達”はジャックに雷電というコードネームを与え、 スネークと同じように単独潜入させた。雷電は見事にスネークの役割をこなした。 ところがここに死んだと思われていた本物のソリッド・スネークも潜入、 雷電と合流してテロを阻止する。 ソリダスの仲間オセロットが、自分は“愛国者達”のスパイだと、ラストですべてのネタ晴らし。 このテロは、シャドーモセス事件を実際に再現して、 雷電がスネークとしてきちんと働くか、そのデータを採るためだけに、仕込まれた壮大な演習。 このデータを基に新たなスネーク作成システムを作るという。 ソリダスは“愛国者達”に刃向かうためテロを起こしたんだが、それも“愛国者達”の計算。 “愛国者達”の誤算は本物のスネークが現れてしまったことくらい。 オセロットは最後の仕上げとしてメタルギアに乗り込み、用済みになった3人に襲い掛かる。 が、移植したリキッドの右腕が覚醒。オセロットはリキッドに体を奪われる。 リキッドは“愛国者達”を殺しに行くと宣言して、メタルギアに乗りどこかに去った。 スネークは、リキッドを追いかけていったが逃げられる。 ソリダスは、雷電の体内ナノマシンから“愛国者達”の情報を奪うため、雷電を襲い、死ぬ。 雷電ことジャックは、ソリダスを倒し、恋人のもとへ帰った。 んでスネークはオタコンと共に“愛国者達”探しを開始。 まずわかったのは“愛国者達”は100年前に死んでいるという事実だった。 終わり。 書き忘れたけど「らりるれろ」は“愛国者達”の別名です。MGS3は明日。
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/669.html
METAL GEAR SOLID 2 part11-598~610 598 MGS2 sage 05/01/31 17 31 23 ID Zt3wztzc 前作から引き続いてる登場人物 ・スネーク・オセロット・オタコン・リキッド・スネーク・忍者・大佐 前作で名前だけ出てきて、今回登場する人 ・ゴルルコビッチ・ソリダス・スネーク・大統領 最後に1レスあらすじ貼ります。簡単な方読みたい人はそっちドゾ。 599 MGS2 sage 05/01/31 17 33 41 ID Zt3wztzc ・タンカー編(スネーク主役) 前作終了後、オセロットが二足歩行核兵器メタルギアのデータを全世界にばら撒いたため メタルギアは量産され、珍しい兵器ではなくなった。 ソリッド・スネークとオタコンは、反メタルギアを掲げるNGO団体フィランソロピーを設立。 世界中のメタルギアを破壊して回っているため、政府からはテロリスト扱いを受けている。 フィランソロピーはアメリカ海軍が、水中移動ができる新型メタルギア・RAYを開発したという情報を掴んだ。 HPでその情報を公開するため、メタルギアを運んでいる海兵隊の偽装タンカーにスネークが潜入。 時を同じくして、そのタンカーを、ロシアのゴルルコビッチ大佐率いる軍隊GRUが襲撃。 ゴルルコビッチ大佐はメタルギアRAYをロシアに持ち帰り、軍事国家としての再建をたくらんでいた。 大佐の娘、オルガと対面したスネークは彼女を麻酔銃で眠らす。彼女は妊娠中だった。 スネークはメタルギア・RAYの写真を撮るため船下部のメタルギア格納庫に潜入する。 ロシア軍は格納庫に突入、襲撃に同行していたオセロットが海軍司令官を射殺した。 同時にオセロットは、ゴルルコビッチ大佐も裏切り、いきなり撃ち殺した。 「メタルギアは我らのものだ。“愛国者”のな」 オセロットはメタルギア奪取のために、ゴルルコビッチ大佐らロシア軍を騙して襲撃させたのだ。 スネークは飛び出していった。スネークを見たオセロットの右腕は、突如おかしな動きを初めた。 そしてオセロットの口から飛び出したのは、リキッド・スネークの声と言葉。 「久しぶりだな兄弟!しばらく見ないうちに老けたな。…無理もない。 50代のビッグボスの遺伝子を使って作られた子供だ。最初から年を取っている。 お前の寿命は、せいぜいあと5~6年だな。俺はオセロットの体に乗り移り、まだまだ生きることができる!」 オセロットはフォックスに切り落とされた右腕に、リキッドの右腕を移植した。 その結果、たまにリキッドに意識を乗っ取られてしまうらしい。 「引っ込め!リキッド!」オセロットが自分を取り戻す。その体の中では壮絶な戦いがあるようだ。 オセロットはタンカーに仕掛けた爆弾を爆発させる。 オセロットはメタルギアRAYに乗り、タンカーを真っ二つにすると海に飛び込んでいった。 「…はい。タンカーは爆破、無事メタルギアを奪取しました。…大統領」 600 MGS2 sage 05/01/31 17 35 30 ID Zt3wztzc ・プラント編(雷電主役) タンカー沈没事件から二年後。船が沈没したマンハッタン沖には 漏れた原油を除去するための巨大汚染除去施設『ビッグシェル』が建てられた。 そのビッグシェルを、テロリスト「サンズ・オブ・リバティー(自由の息子達)」が占領。 視察に来ていた大統領や政府要人30人を人質にとり、ビックシェルを爆破すると脅迫。要求は300億ドル。 「サンズ・オブ・リバティー」のリーダーはソリッド・スネーク。 『伝説の傭兵』であり二年前のタンカー沈没事件の犯人である。彼はその事件で死んだと思われていた。 隠密特殊部隊FOXHOUNDの新米隊員「雷電」がビックシェルにこっそり単独で潜入。 任務は「人質の救助」と「テロリストの武装解除」 雷電は、シャドーモセス事件のシミュレーションVR訓練を受けており、実力は折り紙つき。 無線サポートは、大佐と、雷電の恋人ローズ。ローズは急遽、作戦に参加させられた。 無線でローズは言う「明日4月30日は何の日だか知ってる?」 政府正規軍SEAL10はヘリでビックシェルに潜入。大統領の救助に向かった。しかしあっけなく全滅。 雷電はテロリストの一人、吸血鬼ヴァンプに出会う。殺されそうになったところを SEAL10のただ一人の生き残り、プリスキン中尉に助けてもらう。 プリスキンは雷電の正体を一目で見抜く「そのスーツ…お前FOXHOUNDだな?あれは解散したはず…」 そして、雷電にテロリストの情報を教えてくれる。 今襲ってきた吸血鬼ヴァンプは、前アメリカ大統領ジョージ・シアーズが作った組織『デッド・セル』の構成員。 『デッド・セル』は2年前、リーダーが汚職の罪で囚われ獄死。冤罪にはめられたと怒ったデッドセルは、 政府組織としての活動から道を外し、テロ犯罪に手を染めた。半年前、政府にデッドセルは壊滅させられる。 生き残ったメンバーは、吸血鬼ヴァンプ、幸運の女神フォーチュン、爆弾魔ファットマンの3人。 そして、ゴルルコビッチの娘、オルガ率いるロシア軍隊と手を組み、今回の事件を企てた。 「ソリッド・スネークは二年前、自分が沈めたタンカー沈没事件で死んだ。死体のDNAで本人だと確定している」 プリスキンは首謀者スネークの死を断言、スネークの関与を否定した。 デッドセルはSEAL10の突入の報復を開始。ビッグシェル数箇所に爆弾を仕掛けた。 プリスキンと二手に別れ爆薬の解除を始める雷電。なんとかすべての爆弾を除去。 ところが、それに怒った爆弾魔ファットマンが、自分たちの目的も忘れ暴走を起こす。 ビッグシェル全てを破壊する爆薬をしかけ、雷電をじきじきに指名して呼び出した。 雷電はファットマンを倒し、仕掛けられた爆弾も解除する。 別行動しているプリスキンも順調に進入しているようだ。 601 MGS2 sage 05/01/31 17 36 35 ID Zt3wztzc サイボーグ忍者が現れた。銃を向ける雷電。 「グレイ・フォックスはシャドー・モセス島で死んだはずだが、お前は誰だ?」 雷電の質問に、忍者は「自分は“らりるれろ”の使者で、雷電のサポートのために潜入した」とだけ答えた。 そして、拉致された大統領の居場所などの情報を伝えると、あっというまに姿を消す。 その後、雷電は囚われている大統領のシークレット・サービスのエイムズと接触。 先ほどの忍者の話と総合すると、真実はこういうことらしい。 ・ここはメタルギアの開発施設。海上除染施設は偽装。原油汚染も、ここに建てるための嘘 ・大統領は、新型メタルギアの試運転をするために視察に来た。 ・テロリストは300億ドルの要求はしていない。 ・テロリストは、核を大気で爆発させて電磁波を起こし、デジタルネットワークを全て麻痺、世界を混乱に落とさせるのが目的 ・核を発射するには、大統領自らの意思で発射ボタンを押さなくてはいけない最先端システム ・大統領は“らりるれろ”に反逆を起こし、テロリストに協力している可能性があり、エイムズはその監視役も担っていた。 エイムズが急に声を潜めた。「ソリッド・スネークが来たぞ…!」 ガラスの向こうにソリッド・スネーク、オセロット、オルガのシルエットが浮かぶ。 雷電は、3人の会話を収音マイクで盗聴。 大統領は核発射システムを稼動させてしまったようだ。 あと一時間後に再度大統領自身が確認コードを打ち込めば発射システムは完了、大統領は殺されるという。 ソリッド・スネークは、「この作戦をアウターヘブンの再来にする」と宣言した。 ここでエイムズが急に心臓発作を起こし、死んでしまう。 オセロットが兵を連れ、部屋に入ってきて、雷電は囲まれてしまう。 そこへ忍者が飛び込んできてくれ、雷電を逃がしてくれる。 ここでテロリストについてのまとめ(わかりづらいと思うので) ・首謀者はソリッド・スネーク、ただし本物のスネークかどうかは不明。 ・オセロット。右腕はリキッドのもの。 ・オルガ。ロシア兵のリーダーでゴルルコビッチの娘。ここの警備はロシア兵がしている ・『デッド・セル』前大統領に作られた組織。構成員は幸運の女神フォーチュン、吸血鬼ヴァンプの二人。 爆弾魔ファットマンは、仲間を裏切り、勝手に雷電に闘いを挑んで死亡。 602 MGS2 sage 05/01/31 17 37 50 ID Zt3wztzc 大統領がいるエリアに向かうため橋を渡る雷電。プリスキンから無線がはいる。 プリスキンはヘリを見つけ、30人ほどいる人質の救出に向かってくれるという。 ヘリはプリスキンの相棒が運転しているらしい。すぐ頭上をそのヘリが飛んでいった。 互いの健闘を祈り、合図を送りあう二人。 そこにソリッド・スネークを名乗るマントの男が現れ、雷電に襲い掛かかった。 ヘリが近づいてきて、身を乗り出したプリスキンが銃を乱射して助けに入った。 「離れろ!雷電!そいつはスネークじゃない!!」 マントの男は、プリスキンに向かって叫んだ。 「兄弟よ。やはり現れたか!オリジナルは私だということを証明してやろう!スネーク!」 「やめろ!お前はビッグボスではない!ソリダス!」 マントの男ソリダス・スネークは、戦闘機を呼び出し、飛び乗るとヘリに襲い掛かった。 事態がよく飲み込めないまま、雷電はソリダスの乗った戦闘機をスティンガーミサイルで撃ち落す。 ソリダスは左目を負傷。一旦、引くことにしたらしく、去っていった。 「あんたが…ソリッド・スネーク?」雷電はプリスキンと名乗った男に聞いた。 「そうだ」「でもタンカー事件で見つかった死体は?DNA鑑定でスネークだと確定していると」 スネークの相棒のオタコンが割って入った。 「あれはある機関に保存されていたリキッド・スネークの遺体だよ。DNA配列もまったく同じなんだ」 ひき続き、二組は行動を開始した。 オタコンとスネークは負傷したヘリの修理、雷電は大統領を助けに行くことに。 雷電は大佐に無線。 「大佐!気づいていたんだろう?なぜプリスキンがスネークだと教えてくれなかったんだ!」 「彼のことは作戦のシミュレーションには入っていなかった。任務を続けろ、雷電」 「そんな…!あんたはシャドーモセス島でスネークと一緒に戦ったじゃないか、 スネークという男のことは、アンタもよくわかってるはずだろう!?」 怒る雷電だったが、大佐は作戦を遂行しろという機械的な返事を言うだけで、雷電の抗議をスルー。 603 MGS2 sage 05/01/31 17 39 24 ID Zt3wztzc 大統領が監禁されている部屋に潜入した雷電。大統領は核発射に協力した理由を語った。 飾り物であることに嫌気が差していた大統領は、核発射を盾に“愛国者達”に入ろうとした。 “愛国者達”とは、アメリカを裏で牛耳ている権力者たちのことで、 12人の老人からなる『賢人会議』というものが“愛国者達”の統一をしている。 この国の動向は、政治も、大統領の人選も、すべて彼らに操られており、 大統領選挙も民衆を騙すために作られた、ただの演出だという。 “愛国者達”のメンバーが誰なのかは完全なトップシークレットで、大統領も知らない。 “愛国者達”はその存在が、世間に漏れることを恐れていた。 しかし科学は発達。民間人が個人で発信するデジタル情報までは、遮断できない。 “愛国者達”は、それさえも掌握するため、全世界のデジタル情報処理に乗り出した。 そして、ビッグシェルで、超大規模デジタル情報処理システム『G.W』を開発。 G.WはAIを駆使し、世界に氾濫する情報をすべて検問し、不要な情報を削除できる。 そのG.Wを内部に持つのが新型メタルギア。それは要塞型で、このビッグシェルの下部そのものを指す。 数千のミサイル発射能力があり、G.Wで全米の兵器情報の把握もできる。 おまけに2年前に海軍が開発したメタルギアRAYを量産、25機のRAYに周りを護衛させるという。 世界最高規模の兵力とデジタル能力を持つ要塞型のメタルギア。その名も『アーセナルギア』 ソリダスは核発射のボタンを押させるために大統領を利用した。 彼は本気で核を発射させて“愛国者達”を引きずり出し、戦争を起こす気なのだ。 ソリダス・スネークとは…前アメリカ大統領、ジョージ・シアーズ。 『恐るべき子供達』の3人目のスネーク。“愛国者達”は彼を気に入り、大統領の駒にした。 しかし4年前、ソリダスは“愛国者達”に内密で、リキッドをそそのかし、シャドーモセス事件を起こした。 これが”愛国者達”の怒りを買い、大統領から降ろされた。ソリダスは「病死」する予定だったが オセロットの手を借り、地下に逃げた。(ソリダスだけは50歳くらいの外見) 大統領は、FOXDIEを基に作られたコンピューターウイルスの入った光ディスクを雷電に渡した。 アーセナルギアはもうじき稼動を始めてしまう。 これをエマというG.Wを開発した天才システムプログラマに使わせれば、 アーセナルギアを停止させる事ができるという。 そして自分が死ねばもう核発射はできなくなる。自分を殺してくれと雷電に頼む。 そこにオセロットが現れ、「しゃべりすぎだ」と大統領を射殺してしまう。 大統領を殺せば核発射はできなくなる。しかしアーセナルギアには水爆も完備されている事がわかった。 こっちは核とちがい、解除コードなしで発射できる。しかも核と変わらない被害を引きこせる。 604 MGS2 sage 05/01/31 17 40 29 ID Zt3wztzc 雷電はスネークと無線会話。タンカー事件の真相を聞く。 海軍は、政府の反対を押しきり、独自にメタルギアRAYを作った。 “愛国者達”はそれを横取りし、ここにアーセナルギアを建てるため、 この場所を狙って、タンカーをオセロットに襲わせた。 そしてタンカー沈没の犯人にしたてあげるため、スネークをメタルギアRAYの情報でおびき寄せた。 タンカー事件も全て、“愛国者達”に仕組まれた罠だったのだ。 監禁されていたエマを発見。エマはオタコンの血の繋がらない妹だった。もう10年以上会っていないらしい。 仲はものすごく良かったが、オタコンの父親が自宅プールで死亡。一緒にエマも溺れ、死に掛ける。 プールを見下ろす部屋にいたオタコンは、エマの助けを呼ぶ声を無視。 事故後、オタコンは、エマとエマの母親を置いて家出。エマはオタコンを憎んでいた。 雷電はスネークと合流。エマをコンピュータールームに連れていき、ウイルス作動を任せることに。 連れて行く途中で、吸血鬼ヴァンプが襲い掛かかり、エマを刺す。 雷電はヴァンプを銃殺。スネークがエマを救出。 エマは怪我を押して、コンピューターを設定、G.Wにをウイルスを植えつける。 傷は深く、助かる見込みが無い。ヘリの修理を終えたオタコンが駆けつけてきた。 エマは「妹ではなく一人の女としてお兄ちゃんが好きだった」と告白。死んでしまう。 オタコンは泣きながら、エマに謝る。 プールでエマが助けを呼んだとき、オタコンはエマの母親と関係を持っていて、聞こえなかった。 父親の水死は事故ではなく、自殺だった。(エマを道連れにした心中?) 良心の呵責に耐えられず、オタコンは家出。 まだ子供だったエマは、オタコンが自分を捨てたと思い込み、ハッカーになった兄を追って、 コンピュータープログラマの道に進んだ。そしてG.Wを開発したのだ。 コンピューターウイルスは90%の稼動で緊急停止。 ウイルスには、なんらかの改竄が加えられていた。どうやら失敗したらしい。 アーセナルギアは稼動を始めてしまった。ビッグシェルの上部建物部分が崩壊を始めた。 悲しんでいる暇は無い。オタコンは修理したヘリで、建物内に残された人質を岸まで運んだ。 雷電とスネークは、アーセナルギアへ進入し、内部から破壊することに。 605 MGS2 sage 05/01/31 17 42 18 ID Zt3wztzc アーセナルギアへの出入り口はぴったり閉められ、入る隙は見つからない。 外側からの破壊はその規模、その装甲から言って無理だろう。 そこへスネークの合図で忍者が現れ、雷電に襲い掛かった。 忍者はその顔をあらわにした。それはテロリストの一員でロシア兵のリーダー、オルガだった。 「スネーク!どういうことだ!」スネークはニヤニヤしている。オルガはたやすく雷電を気絶させる。 雷電は素っ裸で拷問機械に拘束される。 ソリダス・スネークがやってきた。「久しぶりだな、ジャック」雷電の事を本名で呼んだ。 「さっきはFOXHOUNDのスーツを着ていたから気づかなかったよ。私のことを思い出したか?」 ソリダスが言うには、雷電は昔、ある国の内戦で『切り裂きジャック』として名をはせた少年戦士だったという。 その才能にソリダスは目をつけ、アメリカに連れ帰り、傭兵として育て上げた。 そして急に『切り裂きジャック』は姿を消した。まさか“愛国者達”のもとにいたとは…ソリダスは言った。 雷電はさっぱり覚えが無いと首を振る。ソリダスは意味深に笑うと去っていった。 恋人ローズと無線で会話。(体内ナノマシン経由なので、無線機は要らない) 雷電はソリダスが言ったことは真実だと打ち明ける。 「ソリダスと話して全部思い出した。俺は殺人鬼だ。物心ついたときから銃を持って人を殺していたんだ。 君がプロポーズを待ってたのは気づいてた。でも俺は君と一緒にいる資格は無い。別れよう」 ローズはうろたえるが、どんな過去も受け入れる、一緒に生きていきたいと訴える。 オルガがやってきた。オルガは生まれたばかりの赤ん坊を“愛国者達”に奪われており、 このテロに参加して、内部から雷電のサポートをするよう命令されていたのだという。 スネークと手を組んだのはついさっき、スネークからタンカー事件の真相を聞いてからだという。 雷電を捕まえたのは、雷電を内部に入れるため、そしてその騒ぎに乗じてスネークも無事潜入した。 オルガが拘束を解いとくれて、雷電は、前を隠しながら素っ裸で逃走。 606 MGS2 sage 05/01/31 17 43 57 ID Zt3wztzc 大佐が無線をかけてきた「雷電!ににににに任務をつつつ続けるんだ」 電波状況が悪いらしく言葉が明瞭でない。 「わかってる、これからスネークに会って装備を受け取る」 「彼は作戦のシミュレーションには入ってない!ににににに任務をつつつつつt」 大佐の様子がおかしい。 「雷電!いますぐゲームの電源を切るんだ!これはゲームだ!ゲームなんだ!」 「大佐?」ワケワカメな雷電。 そして大佐は雷電が3歩歩くごとに無線を入れてきては意味不明な言葉を口走るようになる。 「私は前世でアメリカシロヒトリだったんだ。あwせdrftgyふじこlp!!!」 雷電は「大佐はどうしたんだ?そばにいるのか?」とローズに無線して聞く。 ローズは大佐とは一度も会ったことが無い。ずっと別の部屋で無線サポートしていると言う。 そういえば雷電も、モニター越しでしか大佐と会ったことが無い。 と、そこでローズが、私は“愛国者達”に命令されて2年間あなたの監視をしていたと衝撃の告白。 雷電の好みを偽装して、自分に惚れさせた。フェデラルホールでの出会いも偶然ではなく必然。 「全て嘘だったってわけか!」怒る雷電。 あなたにもう嘘はつきたくないから告白した、本気でジャックを愛している、と言い張るローズ。 ローズは「あなたの赤ちゃんがお腹にいるの!」と叫ぶが、雷電は無線を切る。 スネークが迎えに来た。装備と日本刀を渡される雷電。ふたりは、奥へ進んでいった。 雷電は無線でオタコンに、「大佐」について調べてくれと頼む。 オタコンは迅速に「大佐」について調べてきた。 大佐からの無線はアーセナルギアの内部コンピューター『G.W』から直接送られてきていた。 つまり、なんと「大佐」とはG.Wが作ったAI。大佐がおかしなことを言い出したのは、 コンピューターウイルスが、効き始めたからかもしれない。 「そんな馬鹿な!」驚く雷電。 オタコンが言うには、雷電に注入された体内ナノマシンなら、大佐の姿や声を 雷電の脳にいくらでも作り出すことができるという。 大佐がまた無線してきた。「大変だ!ローズ君が拉致された!」 そこになぜかローズの悲鳴も挿入される「たすけてーらいでんーきゃあー」 スネークが割って入ってくる。「雷電、落ち着け!これはAIだ!大佐は現実じゃない!」 雷電の心に不安がよぎる。まさか…ローズもAI? 大佐だけではなく、ゲームとしてのMGS2にも何らかの異常が見受けられるようになる。 (戦っている最中にコンティニュー画面になったり、内部の名称が千葉県船橋市とかになったり)因みにこれは後に製作スタッフが遊びで入れたと証言 607 MGS2 sage 05/01/31 17 45 21 ID Zt3wztzc 幸運の女神フォーチュンが現れた。 タンカー事件でオセロットが殺した海軍司令官は父親で、彼女は犯人がスネークだと信じ込んでいる。 フォーチュンはスネークとの対決を望んだ。スネークは要求に応じ、雷電をひとりで先に行かせた。 雷電はアーセナルギアの屋上へ出た。ビッグシェル建物部分はすべて崩れ落ちて周りは海が広がっていた。 そこにソリダス・スネークがいた。ソリダスは言う。 「お前は“愛国者達”が作ったS3計画の第一号なのだ。我が息子よ」と。 シャドーモセス事件後“愛国者達”はソリッド・スネークのような屈強な戦士が欲しくなった。 そしてG.Wを駆使して、実際に作り出そうとした。それが『Solid Snake Simulation』計画。 少年戦士として名をはせたジャックに目を付け、ソリダスの元から連れ出し、過去の記憶を消した。 そしてシャドーモセス事件のシミュレーションVR訓練をさせて、新たなソリッド・スネークに作り変えた。 FOX HOUNDもとうに解体している。大佐も、FOXHOUNDも、『雷電』という戦士も、何もかもすべてが “愛国者達”がG.Wで作り出したまやかしなのだ。 「死ね、ジャック」ソリダスの合図でメタルギアRAYが襲ってきた。 ここには25機もあるという。数台破壊したがきりが無い。 そこにオルガが雷電を助けるために飛び込んできた。 「あなたが死ねば、私の子供も死ぬようにプログラムされているの!あなたは生きて!」 オルガはソリダスの凶弾に額を撃ち抜かれて死んでしまう。 高らかに笑うソリダス。 ところが、周りを取り囲んでいたメタルギアRAYが突如ショートを起こし、動かなくなってしまう。 オセロットがあわててやってきた「ウイルスが作動してしまいました!G.Wが崩壊をはじめています!」 そこに、フォーチュンがスネークを拘束して連れてきた。スネークは負けてしまったらしい。 雷電もソリダスにつかまり、手錠をかけられる。 フォーチュンがこれからどうするのか、ソリダスに聞く。 「アーセナルギアは最初からお前らにくれてやるつもりだった。好きに使え。私の目的は他にある」 ソリダスの目的とは、G.Wのデータにある“愛国者達”の名簿。 デッドセルがアーセナルギアで水爆を発射して、騒ぎを起こしている間に これを見つけ、“愛国者達”を殺しに行くつもりらしい。 G,Wは停止してしまったがまだ手はある、と自信たっぷりに言った。 608 MGS2 sage 05/01/31 17 48 21 ID Zt3wztzc 「茶番は終わりだ!」突如オセロットが笑い出し、計画の真実を話し出した。 「ソリダス、お前が自分の意思で起こしたと思い込んでいるこのテロは、 それ自体が“愛国者達”の仕組んだ演目だったのだよ」 オセロットが言うには、S3計画とは、シャドーモセス事件のVR訓練の事ではない。 このテロこそがS3計画、シャドーモセス事件を模したソリッド・スネークを作り出すための演習。 エイムズはナノマシンを使って心臓発作を起こさせた、ウイルスもFOXDIEを基に作られた、 忍者もオセロットの指示で、オルガを扮装させた。 デッドセルは、シャドーモセス事件で言うFOXHOUNDの役割、 選ばれた理由はFOXHOUNDと同じく、超能力を持つメンバーがいたから。 わざわざリーダーを冤罪で捕まえて殺し、政府に対して怒り狂うように操作した。 そして、雷電がスネーク役に選ばれたのは、ソリダスと雷電の関係が、 ビッグボスとソリッド・スネークとの関係に酷似していたから。(傭兵と、その育ての親) “愛国者達”の狙いは、誰でもソリッド・スネークになれるシステムを作る事。 このテロはそのデータを採るための壮大な演習。雷電はその実験体。 そして、オセロットはコンピューターウイルスの改竄についても明言。 ウイルスは、G.Wの中から“愛国者達”のリストを消すよう改変が組み込まれていた。 もう、デジタルネットワークのどこを調べても“愛国者達”の足跡は見つからない。 「お前らは“愛国者達”の手の内で踊らされていただけなのだよ! …本物のソリッド・スネークが現れたのが唯一の誤算だったがな」 ソリダスとフォーチュンは激昂し、オセロットに襲い掛かるが、 “愛国者達”に与えられたナノマシン電磁波兵器により、オセロットは無敵状態になっていた。 オセロットはフォーチュンを撃ち殺し、一機だけ動くメタルギアに乗り込んだ。 と、オセロットの右腕が、ピクピク動き出した。そして、オセロットは叫んだ。 「兄弟たちよ!!俺はこの時を待っていた!俺は“愛国者達”を殺しに行く!」 「リキッドか!?」 リキッドは、右腕の移植の後、オセロットを“愛国者達”のスパイになるよう意識を操作した。 そして“愛国者達”の情報を集めたのだという。 しかし、完全な覚醒のためには、スネークの存在が必要だった。 リキッドは、このS3計画にスネークが来るよう、フィランソロピーに情報を流した。 (スネークが近くにいないとオセロットを乗っ取る力が出てこないらしい) メタルギアに乗り込むと、リキッドは高らかに宣言した。 「蛇は一匹でいい。ビッグボスは一人で十分だ!俺はお前たちを殺す!」 手錠をぶっちぎり、両手が自由になったスネークが飛び掛っていった。 メタルギアRAYは、海に飛び込んだ。スネークもあとを追いかけ、海に飛び込んでいった。 609 MGS2 sage 05/01/31 17 50 04 ID Zt3wztzc アーセナルギアが暴走を開始。マンハッタンの街中に飛び込んでしまう。 雷電とソリダスは、フェデラルホールの屋上に投げ出される。 ソリダスは、アメリカに自由をもたらすつもりだったという。 ビッグボスの息子として作られたスネーク3兄弟は、子をなす事ができない。 ソリダスは人の記憶、歴史に残る事で、自分の存在を後世に伝えようとした。 だから“愛国者達”の情報規制だけは、許すことができなかった。記録や記憶を操作される未来に自由は無い。 “愛国者達”の情報は、雷電の体内ナノマシンにまだ残っている。 ソリダスはそれを奪うため、雷電に襲い掛かってきた。雷電は日本刀でソリダスを倒す。 大佐のAIが、無線を入れてきた。「まさか、G.Wは停止したはず!?」「我々はどこにでもいるのだよ、雷電」 “それ”は、S3計画とは正確にはSelection for societalSanity(社会思想健全化のための淘汰)だと教え、 そして、延々と人類のおろかさを嘆いた(電波の入った説教みたいなもの。ゆんゆん) 雑踏。戦闘スーツに日本刀という姿で歩く雷電だが、なぜか人々も警察もスルー。 スネークがいつの間にか現れ、肩を叩いた。 リキッドはメタルギアで去ってしまったらしい。しかし、発信機をつけたので居場所はわかる。 ウイルスを仕込んだ光ディスクもコピーを取っていたので、 それを調べれば、ウイルスが削除したがった“愛国者達”の情報が出てくると言う。 一緒に戦うとスネークに言う雷電だったが、スネークは 「お前は生きろ。お前が生きればオルガの子は死なない。オルガの子は俺が助ける」 と言うと、肩を叩いて雷電を促した。 視線の先にはローズがいた。ローズはAIじゃなかった。現実に存在していたのだ。 振り返ると、スネークの姿はもうなかった。 「今日、何の日だか思い出した?ジャック」「ああ。俺と君がここで出会った日だ」 抱き合うローズとジャック。ローズはお腹をさすっていた。 ●ゲーム終了画面。スネークとオタコンの会話。 「スネーク、ウイルスの解析は終わったよ。“愛国者達”たちの情報もわかった。 12人いる。実はフィランソロピーの出資者もその中にいるんだ」 「なんだって?…オタコン、それで、そいつらはどこにいるんだ?」 「マンハッタンにいたのは確実なんだけど。……もう死んでいるんだ。全員…」 「何?いつ死んだんだ?」 「それが…100年前なんだ」 METAL GEAR SOLID2 -SONS OF LIBERTY- END 610 MGS2 1レスあらすじ sage 05/01/31 17 52 07 ID Zt3wztzc ソリッド・スネークは前作終了後、オタコンと共にメタルギアを破壊して回り、 政府からテロリスト扱いを受けていた。そして新たなメタルギア事件でスネークは死亡。 政界を牛耳る権力者集団“愛国者達”は、新しいソリッド・スネークを作り出し、 自分たちの手駒にしようとした。“愛国者達”は、ジャックという男の記憶を消し、 架空のFOX HOUNDの傭兵として訓練する。 スネーク死亡から二年後、ソリダス・スネーク(第3のビッグボスの息子)が、 シャドーモセス事件に酷似した、大規模なメタルギア乗っ取りテロを起こす。 さっそく“愛国者達”はジャックに雷電というコードネームを与え、 スネークと同じように単独潜入させた。雷電は見事にスネークの役割をこなした。 ところがここに死んだと思われていた本物のソリッド・スネークも潜入、 雷電と合流してテロを阻止する。 ソリダスの仲間オセロットが、自分は“愛国者達”のスパイだと、ラストですべてのネタ晴らし。 このテロは、シャドーモセス事件を実際に再現して、 雷電がスネークとしてきちんと働くか、そのデータを採るためだけに、仕込まれた壮大な演習。 このデータを基に新たなスネーク作成システムを作るという。 ソリダスは“愛国者達”に刃向かうためテロを起こしたんだが、それも“愛国者達”の計算。 “愛国者達”の誤算は本物のスネークが現れてしまったことくらい。 オセロットは最後の仕上げとしてメタルギアに乗り込み、用済みになった3人に襲い掛かる。 が、移植したリキッドの右腕が覚醒。オセロットはリキッドに体を奪われる。 リキッドは“愛国者達”を殺しに行くと宣言して、メタルギアに乗りどこかに去った。 スネークは、リキッドを追いかけていったが逃げられる。 ソリダスは、雷電の体内ナノマシンから“愛国者達”の情報を奪うため、雷電を襲い、死ぬ。 雷電ことジャックは、ソリダスを倒し、恋人のもとへ帰った。 んでスネークはオタコンと共に“愛国者達”探しを開始。 まずわかったのは“愛国者達”は100年前に死んでいるという事実だった。 終わり。 書き忘れたけど「らりるれろ」は“愛国者達”の別名です。MGS3は明日。
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登録日:2011/07/01(金) 12 01 07 更新日:2024/04/15 Mon 23 25 09NEW! 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 3番目の蛇 MGS MGS2 クローン コピー サンズ・オブ・リバティ ジョージ スネーク ソリダス ソリダス・スネーク ビッグボスのクローン メタルギアソリッド ラスボス 二刀流 兄弟項目 共和党 固体でも液体でもない均一の取れた個体 大塚明夫 大統領 日本刀 民主党 火葬 狂人 目をやられたぁ 眼帯 自由の息子達 蛇 触手 待っていたぞ、愛国者達の手先! メタルギアソリッドシリーズの登場人物。 CV 大塚明夫(オリジナル版)、John Cygan(海外版及びサブスタンス版) ※ここで表記しているオリジナル版とは日本国内販売版のことを指す 愛国者達によって誕生させられたビッグボスのクローン。 しかし、「ビッグボスに限りなく近い“別人”」であるソリッド・スネーク・リキッド・スネークと違い、 デジタルクローン法により生み出された遺伝子の優劣などが無い純粋なビッグボスの複製である (劇中では固体でも液体でもない安定した存在と表現されている)。そのため「恐るべき子供達計画」とは関係しない。 剃「これはこれは…兄弟!!」 固「貴様に兄弟呼ばわりされる覚えはない!」 老いたビッグボスの細胞からそのまま創られたため、白髪や青ひげが目立つなど、他のスネークよりも老化が進み老け込んで見える。 ハリアーを雷電に落とされた際に片目を失うのだが、 BIGBOSS失明時 裸「うおおおおおおおおおほう…(´;ω;`)」 ソリダス失明時 剃「目をやられたあ(´・ω・`)」 これはオリジナル版での反応。オリジナル版では全然痛そうにしない。感覚がなくなっていたのだろうか? ちなみに海外版及びサブスタンス版だと 失明時 剃「They got my eye!(`・ω・´)」 和訳すると、「奴ら(雷電・スネーク)は俺の目をやりやがった!」という台詞が表すように雷電達に重傷を負わされた事に対する怒り・ふがいなさを露わにしている感じの反応をするが、こちらも痛そうにしている様子ではない。やはり感覚が(ry 眼帯を付けたその姿はオセロットに“ビッグボスと瓜二つ”と称されるほどに似ている。 ただしソリダスが失ったのは左目である(ビッグボスは右目)。 ちなみにオリジナル版は中の人が同じなソリッドに比べてやや声が高い。 海外版及びサブスタンス版は、上記に書いた通り中の人がソリッドの中の人とは別であり、声の印象としてはソリダスの外見そのまんまな感じの中年男性の声である。 以下ネタバレの嵐 ~METAL GEAR SOLID以前~ CIAの準軍事要員としてリベリア内戦に参加していた際に、雷電(ジャック)を含む多くの子供の両親を殺害した上で誘拐し兵士として育てた (この時銃を手に戦うことを拒否した子供は容赦なく殺害された。 また食事に中毒作用のあるトルエンを含む火薬(ガンパウダー)を混ぜて摂取させた上で、 「無抵抗の市民や捕虜をその手で殺害させる」という残虐な訓練内容を彼らに課していた。 後に『シアーズ・プログラム』という名でMGRにも登場している)。 こうした行動の背景には、クローンとして生殖能力を奪われ、自分が創られた怪物であるか知りたかったと言及している。 その後、ジョージ・シアーズの名で第43代アメリカ合衆国大統領に就任し、シャドー・モセス事件を迎えた。 ~METAL GEAR SOLID~ シャドー・モセス事件時には大統領として活動し、米露間の核兵器削減条約START3の調印を控えていた。 物語終盤、モセス島に爆撃機を送り込んで全ての証拠を隠滅しようとした国防省長官ジム・ハウスマンを更迭、爆撃を中止させる。 事件のことは知らなかったとのことだったが、裏では黒幕としてオセロットを使い暗躍していた。 事件の直後に引責辞任し、愛国者達の暗殺から逃れるべく地下に潜伏した (愛国者達はメタルギアREX計画を知られておらず、計画がバレた際にその責任をソリダスに取らせるため)。 バンドデシネでは潜伏の際、ソリッド・スネークのテロによるパリのホテルの爆破で自身が死亡したかのように偽装した。 MGS1の時点ではゲーム内には登場していないが、エンディングにおいてその存在をオセロットに示唆されている。 この世にビッグボス(オリジナル)は1人しかいらん! ~METAL GEAR SOLID2 SONS OF LIBERTY~ 「プラント編」のラスボスを務める。大統領時代に自身の直属の対テロ部隊だったが暴走して壊滅した「デッドセル」の生き残りであるヴァンプ、フォーチュン、ファットマンと組んでテロを起こす。 ソリッド・スネークを名乗り海上除染施設ビッグ・シェルを占拠して、 大統領ら政府のVIP、環境保護団体員を人質にして、政府に300億ドルを要求した。 戦闘では老化した肉体を補うため、「スネークアーム」という蛇のようなマニピュレーターの付いた強化服を着用し、 アメリカ二大政党の名前を模した二振りの日本刀、「民主刀」「共和刀」、そしてP90を手に戦う。 奥の手としてスネークアームをパージすると攻撃手段は減るが、強化服背面のブースタを使った高機動戦闘が可能になる。 また、ヴァンプと二人でハリアーの操縦もこなす。もしかしてお前もヴァンプの毒牙にかかったんじゃ…あれなんか頭にナイフが(ry 戦闘能力は高く、量産型RAYを単独で3機も撃破するほど。それもP90一丁で(でも何故か後で投げ捨てる)。 テロの真の目的は、ビッグ・シェルに偽装された大型移動要塞、アーセナルギア内のAI「GW」に記録された「愛国者達」の名簿を奪取し片っ端から抹殺する。 そして、アメリカを影から支配する「愛国者達」からの解放であった。(デッドセル達にアーセナルを奪わせAIの注意が向くように囮にしてGWからリストを奪う腹積もりだった) だが、腹心だったオセロットが愛国者達のスパイだったため、自らも愛国者達の手駒に過ぎなかったと知る。 (S3計画はオセロットは即席で最強の兵士を作る演習と知らされていた。しかし実際は人間の意思をAIが制御できるようにする為にAIが雷電やソリダスをはじめとする人間達の行動を無意識下で制御し、ビックシェルにてシャドーモセス事件を再現する演習だった) そこでソリダスは雷電の体内にあるナノマシンに愛国者達の情報があると考え、ニューヨークのフェデラルホールの屋上で決闘する。 「我々兄弟が影の遺伝子情報を受け継ぐ怪物であれば、お前は決して受け継がれることのない影の歴史情報を受け継いだ怪物だ。どちらが後世に継承されるか決着を着ける必要がある。」 リキッドやソリッドがその束縛から逃れようとBIGBOSSを狩り立てたように自分は愛国者達から解放される為に、まず愛国者達の犬に仕立てられた"私"のジャックを殺す。 ジャックも親であり仇でもある自分を倒さない限り永遠にその螺旋から抜け出せない、と雷電にいい放つ。 「お互い自由になるべきだよな?」 普通にHARDやEXTREMEでソリダスと戦うとかなり強い(触手からミサイルを喰らうとEXTREMEならほぼ即死)はずなのだが、 ソリダスにとある戦い方をすると呆気なくソリダスを倒せてしまう… むしろHARD、EXTREMEでの量産型メタルギアRayの方がめちゃくちゃ強い。なんというか…ソリダスの立場が悲しい… そのとある戦い方とは、フェデラルホールの屋根から落ち掛けるとエルード出来るのだが、 このゲームはエルードからの立ち上がりに無敵時間があり、ソリダスはエルード状態の雷電に大振りな技を出す、というもの。 つまり、エルードの無敵時間でソリダスの攻撃をかわして、こちらの攻撃を繰り出すだけで楽勝なのである。 ただしミサイルを外し素早くなった第二形態相手でこれを行うと、 エルード解除から攻撃に移る前に斬られやすくなるため、ある程度タイミングを掴む必要がある。 最期は雷電に強化服の背中を切られて落下し、ジョージ・ワシントン像の目の前で息絶えた。 「私は私の記憶、私は私の存在を残したい。歴史のイントロンにはなりたくない、いつまでも記憶の中のエクソンでありたい。」 子孫を残せないならば愛国者達から自分自身とついでに世界を解放して人々の記憶に残る存在、「自由の息子達」になることこそがソリダスの行動理由であった。 他の蛇たちと比較すると故人であるBIGBOSSに対してそれほど固執はしていないがオセロットに片目になった事をBIGBOSSに瓜二つと指摘されると高笑いしながら「この小僧にも少しは感謝しなくてはな!」と嘯くなど多少は意識している模様。 一方MGS4のラストで蘇生したBIGBOSSとしては 「ソリダスやリキッド、自分は国家、組織、規範、時代からの脱却を目指したがそれらはあくまで"内"に向けられた囲われた自由、リバティでしかない。」と評している。 (つまり仮に彼らの起こした事件が成功し愛国者達や賢者達から解放されたとしても、結局は戦いの中で"蛇"として生き続けなくてはならないという宿命からは逃れられてはいないという意味。 但しソリッドだけは最後の最後でその運命から解放され、"外"へ向けた自由、フリーダムを手にした。) 自らの"子"であり作品であるジャックを愛国者達に奪われたのはオセロットを奪われたザ・ボスやサニーを奪われたオルガ等と共通している。 ちなみにサブスタンス版でのサブゲームでの彼は結構はっちゃけている。 本編とは無関係なサブゲームの中での話だが、メイリンの彼氏だったり、平行世界について語ってみたり、 プレイヤーに永遠と訓練させたりとフリーダム。と言うか他のキャラもフリーダム。 最終的に本編同様フェデラルホール屋上にてスネークと対峙するも倒される。 ~METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOTS~ 遺体は愛国者達に回収されるがリキッド・オセロットとナオミ・ハンターに奪われ、ビッグボスの脳死体(偽物)、 そして本物のビッグボスのボディパーツとして利用される。 そして彼の遺伝子コードでSOPを乗っ取った後、東欧にて脳死体はオセロットに燃やされ、ビッグボスの墓に埋められた。 最後まで利用され続けた彼もまた、ビッグボス、そしてかつてのザ・ボス同様に愛国者達に翻弄された悲劇の人なのである… ただ、そこに至るまでの過程で様々な残虐な行為(雷電の両親、及び殺人行為に反抗する少年兵を殺害など) を繰り返してきたため、彼を完全に擁護する事はやはりできない。 だが、彼の望みである愛国者達の打倒、自由は、後にスネークや雷電達によって果たされた。これこそ、彼への餞としてもいいかもしれない。 後のMGRではスティーブン・アームストロングが「真のサンズ・オブ・リバティ」なる思考を持つが、組織の為の闘争ではなく、個人の主義・思想による自由な闘争を行う弱肉強食の世界。という全くの別物。 ソリダスのは愛国者達が存在する以前の時代に戻すサンズ・オブ・リバティ。アームストロングのはそれより遥か前の西部開拓時代の混沌に回帰しようとした。 ただしどっちもジャックに粉砕された。 因みにMGS4の最高難易度を最高評価でクリアすると手に入る脳死状態のビッスボスのフェイスカムだが、先述のように脳死体はソリダスであったため、厳密にはビッグボスのフェイスカムではなくソリダスのフェイスカムである(*1)。 寿命とは何だ?項目を追記・修正するための猶予期間だ! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 人の寿命には限界がある云々の演説は個人的にゲーム史に残る名言だと思う -- 名無しさん (2013-11-20 18 09 46) ある意味、ザボスよりも説得力あるな -- 名無しさん (2015-01-22 09 11 47) MGRで彼が手がけた雷電が大暴れしてるところを見ると、一応後世に残せるものは残したと言えるのかな? -- 名無しさん (2015-01-22 09 26 40) ↑紛れもなく、雷電は「ソリダス・スネーク」の「子供」だろう。 -- 名無しさん (2015-01-23 09 52 35) 目的自体はソリッドと同じなんだよな -- 名無しさん (2015-05-09 02 07 47) ↑5「歴史のイントロンにはなりたくない。いつまでも記憶のなかのエクソンでありたい。」とか「世界は『真実』で溢れかえる」とか、MGS2の演説ってインパクトあるよね -- 名無しさん (2015-07-05 23 52 14) ソリッドはダンボールをリキッドは露出狂をビッグボスから引き継いだけどソリダスは外見以外何も継いでないよな… -- 名無しさん (2015-10-27 07 38 52) ↑愛国者打倒という目的を継いでる -- 名無しさん (2016-01-27 00 07 35) ミームを残したがってたけど、MGR時代でも一応は本人のミーム残ってたな、シアーズプログラムという負の遺産 -- 名無しさん (2016-02-03 08 45 11) 一番↑ 同感。話の内容もそうだが、個人的には自己陶酔感というか、「ジャック」とか呼びかける時のいつもと全然違う声色とか、喋りの抑揚とか、一連のシーンにおける声優さんの演技も凄まじい。ある意味スネーク以上に、声優さん自身に合ってるというか、スキルをぶつけられる役がソリダスなんじゃないかとすら思う。 -- 名無しさん (2016-11-04 12 06 04) もうP90というとこの人しか浮かばん。って言うか雷電がライジングでああいうアクション出来たのもこの人のvsRAYのイメージからだと思う。 -- 名無しさん (2019-01-20 22 28 02) メタルギアソリダスがもし出るとしたら…ひたすら少年を甚振り続ける内容になるのかな? -- 名無しさん (2020-05-10 16 21 18) リベリア内戦で少年兵拉致して虐殺を指揮した経歴あったのに、よく大統領になれたもんだ。ちょうど良く似たアメリカ市民に成り代わって、大統領候補として潜伏していたのかな。種でなく文化を残すことで、自身の存在を後世にまで存在し続けるってのは生きるテーマにしてる -- 名無しさん (2020-10-29 14 06 04) 大統領になれたのは愛国者達の手によるものと思う。ハガレンのブラッドレイみたいな感じ -- 名無しさん (2021-03-11 21 10 06) 設定画の「締め落とし」が実装されなくて安心した -- 名無しさん (2021-05-27 21 11 23) ソリダスはサイボーク化する前の雷電に負けてるのでサイボーグ雷電と渡り合ったヴァンプより格段に弱い。MGRではMGS4時点の雷電ではウインズオブデストラクションの幹部達には勝てないらしいのでソリダスではMGRの世界では雑魚サイボーグ以下なのが悲しいな・・・ -- 名無しさん (2022-03-02 21 44 08) 生身の雷電に負けてるからサイボーグ化した雷電と互角のヴァンプより弱い。通常兵器を無力化する電磁波装置とRAYの攻撃も弾く超能力持ちのフォーチュンにも負けそう。ソリダスってぶっちゃけ部下二人より弱い。 -- 名無しさん (2022-04-13 21 55 31) 個人的に、MGS2のEXTREMEではRAYなんか足元に及ばないレベルで最強だと思っている。最終決戦の話ではなく、RAY戦後の首絞めイベントで要求されるボタン連打が無理過ぎ。 -- 名無しさん (2022-05-01 10 18 12) いつも思うのだが、元大統領やってたってことは顔が知れ渡ってただろうにソリッド・スネークやオタコンらに怪しまれなかったのだろうか?任期中は整形してたとか? -- 名無しさん (2022-12-05 17 41 07) 高速機動はスネークアームつけたままでも出来るぞ。オルガと対峙したときしてたやん -- 名無しさん (2024-04-15 23 25 09) 名前 コメント
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METAL GEAR SOLID 2 前作から引き続いてる登場人物 スネーク・オセロット・オタコン・リキッド・スネーク・忍者・大佐 前作で名前だけ出てきて、今回登場する人 ゴルルコビッチ・ソリダス・スネーク・大統領 最後に1レスあらすじ貼ります。簡単な方読みたい人はそっちドゾ。 タンカー編(スネーク主役) 前作終了後、オセロットが二足歩行核兵器メタルギアのデータを全世界にばら撒いたため メタルギアは量産され、珍しい兵器ではなくなった。 ソリッド・スネークとオタコンは、反メタルギアを掲げるNGO団体フィランソロピーを設立。 世界中のメタルギアを破壊して回っているため、政府からはテロリスト扱いを受けている。 フィランソロピーはアメリカ海軍が、水中移動ができる新型メタルギア・RAYを開発したという情報を掴んだ。 HPでその情報を公開するため、メタルギアを運んでいる海兵隊の偽装タンカーにスネークが潜入。 時を同じくして、そのタンカーを、ロシアのゴルルコビッチ大佐率いる軍隊GRUが襲撃。 ゴルルコビッチ大佐はメタルギアRAYをロシアに持ち帰り、軍事国家としての再建をたくらんでいた。 大佐の娘、オルガと対面したスネークは彼女を麻酔銃で眠らす。彼女は妊娠中だった。 スネークはメタルギア・RAYの写真を撮るため船下部のメタルギア格納庫に潜入する。 ロシア軍は格納庫に突入、襲撃に同行していたオセロットが海軍司令官を射殺した。 同時にオセロットは、ゴルルコビッチ大佐も裏切り、いきなり撃ち殺した。 「メタルギアは我らのものだ。“愛国者”のな」 オセロットはメタルギア奪取のために、ゴルルコビッチ大佐らロシア軍を騙して襲撃させたのだ。 スネークは飛び出していった。スネークを見たオセロットの右腕は、突如おかしな動きを初めた。 そしてオセロットの口から飛び出したのは、リキッド・スネークの声と言葉。 「久しぶりだな兄弟!しばらく見ないうちに老けたな。…無理もない。 50代のビッグボスの遺伝子を使って作られた子供だ。最初から年を取っている。 お前の寿命は、せいぜいあと5~6年だな。俺はオセロットの体に乗り移り、まだまだ生きることができる!」 オセロットはフォックスに切り落とされた右腕に、リキッドの右腕を移植した。 その結果、たまにリキッドに意識を乗っ取られてしまうらしい。 「引っ込め!リキッド!」オセロットが自分を取り戻す。その体の中では壮絶な戦いがあるようだ。 オセロットはタンカーに仕掛けた爆弾を爆発させる。 オセロットはメタルギアRAYに乗り、タンカーを真っ二つにすると海に飛び込んでいった。 「…はい。タンカーは爆破、無事メタルギアを奪取しました。…大統領」 プラント編(雷電主役) タンカー沈没事件から二年後。船が沈没したマンハッタン沖には 漏れた原油を除去するための巨大汚染除去施設『ビッグシェル』が建てられた。 そのビッグシェルを、テロリスト「サンズ・オブ・リバティー(自由の息子達)」が占領。 視察に来ていた大統領や政府要人30人を人質にとり、ビックシェルを爆破すると脅迫。要求は300億ドル。 「サンズ・オブ・リバティー」のリーダーはソリッド・スネーク。 『伝説の傭兵』であり二年前のタンカー沈没事件の犯人である。彼はその事件で死んだと思われていた。 隠密特殊部隊FOXHOUNDの新米隊員「雷電」がビックシェルにこっそり単独で潜入。 任務は「人質の救助」と「テロリストの武装解除」 雷電は、シャドーモセス事件のシミュレーションVR訓練を受けており、実力は折り紙つき。 無線サポートは、大佐と、雷電の恋人ローズ。ローズは急遽、作戦に参加させられた。 無線でローズは言う「明日4月30日は何の日だか知ってる?」 政府正規軍SEAL10はヘリでビックシェルに潜入。大統領の救助に向かった。しかしあっけなく全滅。 雷電はテロリストの一人、吸血鬼ヴァンプに出会う。殺されそうになったところを SEAL10のただ一人の生き残り、プリスキン中尉に助けてもらう。 プリスキンは雷電の正体を一目で見抜く「そのスーツ…お前FOXHOUNDだな?あれは解散したはず…」 そして、雷電にテロリストの情報を教えてくれる。 今襲ってきた吸血鬼ヴァンプは、前アメリカ大統領ジョージ・シアーズが作った組織『デッド・セル』の構成員。 『デッド・セル』は2年前、リーダーが汚職の罪で囚われ獄死。冤罪にはめられたと怒ったデッドセルは、 政府組織としての活動から道を外し、テロ犯罪に手を染めた。半年前、政府にデッドセルは壊滅させられる。 生き残ったメンバーは、吸血鬼ヴァンプ、幸運の女神フォーチュン、爆弾魔ファットマンの3人。 そして、ゴルルコビッチの娘、オルガ率いるロシア軍隊と手を組み、今回の事件を企てた。 「ソリッド・スネークは二年前、自分が沈めたタンカー沈没事件で死んだ。死体のDNAで本人だと確定している」 プリスキンは首謀者スネークの死を断言、スネークの関与を否定した。 デッドセルはSEAL10の突入の報復を開始。ビッグシェル数箇所に爆弾を仕掛けた。 プリスキンと二手に別れ爆薬の解除を始める雷電。なんとかすべての爆弾を除去。 ところが、それに怒った爆弾魔ファットマンが、自分たちの目的も忘れ暴走を起こす。 ビッグシェル全てを破壊する爆薬をしかけ、雷電をじきじきに指名して呼び出した。 雷電はファットマンを倒し、仕掛けられた爆弾も解除する。 別行動しているプリスキンも順調に進入しているようだ。 サイボーグ忍者が現れた。銃を向ける雷電。 「グレイ・フォックスはシャドー・モセス島で死んだはずだが、お前は誰だ?」 雷電の質問に、忍者は「自分は“らりるれろ”の使者で、雷電のサポートのために潜入した」とだけ答えた。 そして、拉致された大統領の居場所などの情報を伝えると、あっというまに姿を消す。 その後、雷電は囚われている大統領のシークレット・サービスのエイムズと接触。 先ほどの忍者の話と総合すると、真実はこういうことらしい。 ここはメタルギアの開発施設。海上除染施設は偽装。原油汚染も、ここに建てるための嘘 大統領は、新型メタルギアの試運転をするために視察に来た。 テロリストは300億ドルの要求はしていない。 テロリストは、核を大気で爆発させて電磁波を起こし、デジタルネットワークを全て麻痺、世界を混乱に落とさせるのが目的 核を発射するには、大統領自らの意思で発射ボタンを押さなくてはいけない最先端システム 大統領は“らりるれろ”に反逆を起こし、テロリストに協力している可能性があり、エイムズはその監視役も担っていた。 エイムズが急に声を潜めた。「ソリッド・スネークが来たぞ…!」 ガラスの向こうにソリッド・スネーク、オセロット、オルガのシルエットが浮かぶ。 雷電は、3人の会話を収音マイクで盗聴。 大統領は核発射システムを稼動させてしまったようだ。 あと一時間後に再度大統領自身が確認コードを打ち込めば発射システムは完了、大統領は殺されるという。 ソリッド・スネークは、「この作戦をアウターヘブンの再来にする」と宣言した。 ここでエイムズが急に心臓発作を起こし、死んでしまう。 オセロットが兵を連れ、部屋に入ってきて、雷電は囲まれてしまう。 そこへ忍者が飛び込んできてくれ、雷電を逃がしてくれる。 ここでテロリストについてのまとめ(わかりづらいと思うので) 首謀者はソリッド・スネーク、ただし本物のスネークかどうかは不明。 オセロット。右腕はリキッドのもの。 オルガ。ロシア兵のリーダーでゴルルコビッチの娘。ここの警備はロシア兵がしている 『デッド・セル』前大統領に作られた組織。構成員は幸運の女神フォーチュン、吸血鬼ヴァンプの二人。 爆弾魔ファットマンは、仲間を裏切り、勝手に雷電に闘いを挑んで死亡。 大統領がいるエリアに向かうため橋を渡る雷電。プリスキンから無線がはいる。 プリスキンはヘリを見つけ、30人ほどいる人質の救出に向かってくれるという。 ヘリはプリスキンの相棒が運転しているらしい。すぐ頭上をそのヘリが飛んでいった。 互いの検討を祈り、合図を送りあう二人。 そこにソリッド・スネークを名乗るマントの男が現れ、雷電に襲い掛かかった。 ヘリが近づいてきて、身を乗り出したプリスキンが銃を乱射して助けに入った。 「離れろ!雷電!そいつはスネークじゃない!!」 マントの男は、プリスキンに向かって叫んだ。 「兄弟よ。やはり現れたか!オリジナルは私だということを証明してやろう!スネーク!」 「やめろ!お前はビッグボスではない!ソリダス!」 マントの男ソリダス・スネークは、戦闘機を呼び出し、飛び乗るとヘリに襲い掛かった。 事態がよく飲み込めないまま、雷電はソリダスの乗った戦闘機をスティンガーミサイルで撃ち落す。 ソリダスは左目を負傷。一旦、引くことにしたらしく、去っていった。 「あんたが…ソリッド・スネーク?」雷電はプリスキンと名乗った男に聞いた。 「そうだ」「でもタンカー事件で見つかった死体は?DNA鑑定でスネークだと確定していると」 スネークの相棒のオタコンが割って入った。 「あれはある機関に保存されていたリキッド・スネークの遺体だよ。DNA配列もまったく同じなんだ」 ひき続き、二組は行動を開始した。 オタコンとスネークは負傷したヘリの修理、雷電は大統領を助けに行くことに。 雷電は大佐に無線。 「大佐!気づいていたんだろう?なぜプリスキンがスネークだと教えてくれなかったんだ!」 「彼のことは作戦のシミュレーションには入っていなかった。任務を続けろ、雷電」 「そんな…!あんたはシャドーモセス島でスネークと一緒に戦ったじゃないか、 スネークという男のことは、アンタもよくわかってるはずだろう!?」 怒る雷電だったが、大佐は作戦を遂行しろという機械的な返事を言うだけで、雷電の抗議をスルー。 大統領が監禁されている部屋に潜入した雷電。大統領は核発射に協力した理由を語った。 飾り物であることに嫌気が差していた大統領は、核発射を盾に“愛国者達”に入ろうとした。 “愛国者達”とは、アメリカを裏で牛耳ている権力者たちのことで、 12人の老人からなる『賢人会議』というものが“愛国者達”の統一をしている。 この国の動向は、政治も、大統領の人選も、すべて彼らに操られており、 大統領選挙も民衆を騙すために作られた、ただの演出だという。 “愛国者達”のメンバーが誰なのかは完全なトップシークレットで、大統領も知らない。 “愛国者達”はその存在が、世間に漏れることを恐れていた。 しかし科学は発達。民間人が個人で発信するデジタル情報までは、遮断できない。 “愛国者達”は、それさえも掌握するため、全世界のデジタル情報処理に乗り出した。 そして、ビッグシェルで、超大規模デジタル情報処理システム『G.W』を開発。 G.WはAIを駆使し、世界に氾濫する情報をすべて検問し、不要な情報を削除できる。 そのG.Wを内部に持つのが新型メタルギア。それは要塞型で、このビッグシェルの下部そのものを指す。 数千のミサイル発射能力があり、G.Wで全米の兵器情報の把握もできる。 おまけに2年前に海軍が開発したメタルギアRAYを量産、25機のRAYに周りを護衛させるという。 世界最高規模の兵力とデジタル能力を持つ要塞型のメタルギア。その名も『アーセナルギア』 ソリダスは核発射のボタンを押させるために大統領を利用した。 彼は本気で核を発射させて“愛国者達”を引きずり出し、戦争を起こす気なのだ。 ソリダス・スネークとは…前アメリカ大統領、ジョージ・シアーズ。 『恐るべき子供達』の3人目のスネーク。“愛国者達”は彼を気に入り、大統領の駒にした。 しかし4年前、ソリダスは“愛国者達”に内密で、リキッドをそそのかし、シャドーモセス事件を起こした。 これが”愛国者達”の怒りを買い、大統領から降ろされた。ソリダスは「病死」する予定だったが オセロットの手を借り、地下に逃げた。(ソリダスだけは50歳くらいの外見) 大統領は、FOXDIEを基に作られたコンピューターウイルスの入った光ディスクを雷電に渡した。 アーセナルギアはもうじき稼動を始めてしまう。 これをエマというG.Wを開発した天才システムプログラマに使わせれば、 アーセナルギアを停止させる事ができるという。 そして自分が死ねばもう核発射はできなくなる。自分を殺してくれと雷電に頼む。 そこにオセロットが現れ、「しゃべりすぎだ」と大統領を射殺してしまう。 大統領を殺せば核発射はできなくなる。しかしアーセナルギアには水爆も完備されている事がわかった。 こっちは核とちがい、解除コードなしで発射できる。しかも核と変わらない被害を引きこせる。 雷電はスネークと無線会話。タンカー事件の真相を聞く。 海軍は、政府の反対を押しきり、独自にメタルギアRAYを作った。 “愛国者達”はそれを横取りし、ここにアーセナルギアを建てるため、 この場所を狙って、タンカーをオセロットに襲わせた。 そしてタンカー沈没の犯人にしたてあげるため、スネークをメタルギアRAYの情報でおびき寄せた。 タンカー事件も全て、“愛国者達”に仕組まれた罠だったのだ。 監禁されていたエマを発見。エマはオタコンの血の繋がらない妹だった。もう10年以上会っていないらしい。 仲はものすごく良かったが、オタコンの父親が自宅プールで死亡。一緒にエマも溺れ、死に掛ける。 プールを見下ろす部屋にいたオタコンは、エマの助けを呼ぶ声を無視。 事故後、オタコンは、エマとエマの母親を置いて家出。エマはオタコンを憎んでいた。 雷電はスネークと合流。エマをコンピュータールームに連れていき、ウイルス作動を任せることに。 連れて行く途中で、吸血鬼ヴァンプが襲い掛かかり、エマを刺す。 雷電はヴァンプを銃殺。スネークがエマを救出。 エマは怪我を押して、コンピューターを設定、G.Wにをウイルスを植えつける。 傷は深く、助かる見込みが無い。ヘリの修理を終えたオタコンが駆けつけてきた。 エマは「妹ではなく一人の女としてお兄ちゃんが好きだった」と告白。死んでしまう。 オタコンは泣きながら、エマに謝る。 プールでエマが助けを呼んだとき、オタコンはエマの母親と関係を持っていて、聞こえなかった。 父親の水死は事故ではなく、自殺だった。(エマを道連れにした心中?) 良心の呵責に耐えられず、オタコンは家出。 まだ子供だったエマは、オタコンが自分を捨てたと思い込み、ハッカーになった兄を追って、 コンピュータープログラマの道に進んだ。そしてG.Wを開発したのだ。 コンピューターウイルスは90%の稼動で緊急停止。 ウイルスには、なんらかの改竄が加えられていた。どうやら失敗したらしい。 アーセナルギアは稼動を始めてしまった。ビッグシェルの上部建物部分が崩壊を始めた。 悲しんでいる暇は無い。オタコンは修理したヘリで、建物内に残された人質を岸まで運んだ。 雷電とスネークは、アーセナルギアへ進入し、内部から破壊することに。 アーセナルギアへの出入り口はぴったり閉められ、入る隙は見つからない。 外側からの破壊はその規模、その装甲から言って無理だろう。 そこへスネークの合図で忍者が現れ、雷電に襲い掛かった。 忍者はその顔をあらわにした。それはテロリストの一員でロシア兵のリーダー、オルガだった。 「スネーク!どういうことだ!」スネークはニヤニヤしている。オルガはたやすく雷電を気絶させる。 雷電は素っ裸で拷問機械に拘束される。 ソリダス・スネークがやってきた。「久しぶりだな、ジャック」雷電の事を本名で呼んだ。 「さっきはFOXHOUNDのスーツを着ていたから気づかなかったよ。私のことを思い出したか?」 ソリダスが言うには、雷電は昔、ある国の内戦で『切り裂きジャック』として名をはせた少年戦士だったという。 その才能にソリダスは目をつけ、アメリカに連れ帰り、傭兵として育て上げた。 そして急に『切り裂きジャック』は姿を消した。まさか“愛国者達”のもとにいたとは…ソリダスは言った。 雷電はさっぱり覚えが無いと首を振る。ソリダスは意味深に笑うと去っていった。 恋人ローズと無線で会話。(体内ナノマシン経由なので、無線機は要らない) 雷電はソリダスが言ったことは真実だと打ち明ける。 「ソリダスと話して全部思い出した。俺は殺人鬼だ。物心ついたときから銃を持って人を殺していたんだ。 君がプロポーズを待ってたのは気づいてた。でも俺は君と一緒にいる資格は無い。別れよう」 ローズはうろたえるが、どんな過去も受け入れる、一緒に生きていきたいと訴える。 オルガがやってきた。オルガは生まれたばかりの赤ん坊を“愛国者達”に奪われており、 このテロに参加して、内部から雷電のサポートをするよう命令されていたのだという。 スネークと手を組んだのはついさっき、スネークからタンカー事件の真相を聞いてからだという。 雷電を捕まえたのは、雷電を内部に入れるため、そしてその騒ぎに乗じてスネークも無事潜入した。 オルガが拘束を解いとくれて、雷電は、前を隠しながら素っ裸で逃走。 大佐が無線をかけてきた「雷電!ににににに任務をつつつ続けるんだ」 電波状況が悪いらしく言葉が明瞭でない。 「わかってる、これからスネークに会って装備を受け取る」 「彼は作戦のシミュレーションには入ってない!ににににに任務をつつつつつt」 大佐の様子がおかしい。 「雷電!いますぐゲームの電源を切るんだ!これはゲームだ!ゲームなんだ!」 「大佐?」ワケワカメな雷電。 そして大佐は雷電が3歩歩くごとに無線を入れてきては意味不明な言葉を口走るようになる。 「私は前世でアメリカシロヒトリだったんだ。あwせdrftgyふじこlp!!!」 雷電は「大佐はどうしたんだ?そばにいるのか?」とローズに無線して聞く。 ローズは大佐とは一度も会ったことが無い。ずっと別の部屋で無線サポートしていると言う。 そういえば雷電も、モニター越しでしか大佐と会ったことが無い。 と、そこでローズが、私は“愛国者達”に命令されて2年間あなたの監視をしていたと衝撃の告白。 雷電の好みを偽装して、自分に惚れさせた。フェデラルホールでの出会いも偶然ではなく必然。 「全て嘘だったってわけか!」怒る雷電。 あなたにもう嘘はつきたくないから告白した、本気でジャックを愛している、と言い張るローズ。 ローズは「あなたの赤ちゃんがお腹にいるの!」と叫ぶが、雷電は無線を切る。 スネークが迎えに来た。装備と日本刀を渡される雷電。ふたりは、奥へ進んでいった。 雷電は無線でオタコンに、「大佐」について調べてくれと頼む。 オタコンは迅速に「大佐」について調べてきた。 大佐からの無線はアーセナルギアの内部コンピューター『G.W』から直接送られてきていた。 つまり、なんと「大佐」とはG.Wが作ったAI。大佐がおかしなことを言い出したのは、 コンピューターウイルスが、効き始めたからかもしれない。 「そんな馬鹿な!」驚く雷電。 オタコンが言うには、雷電に注入された体内ナノマシンなら、大佐の姿や声を 雷電の脳にいくらでも作り出すことができるという。 大佐がまた無線してきた。「大変だ!ローズ君が拉致された!」 そこになぜかローズの悲鳴も挿入される「たすけてーらいでんーきゃあー」 スネークが割って入ってくる。「雷電、落ち着け!これはAIだ!大佐は現実じゃない!」 雷電の心に不安がよぎる。まさか…ローズもAI? 大佐だけではなく、ゲームとしてのMGS2にも何らかの異常が見受けられるようになる。 (戦っている最中にコンティニュー画面になったり、内部の名称が千葉県船橋市とかになったり) 因みにこれは後に製作スタッフが遊びで入れたと証言 幸運の女神フォーチュンが現れた。 タンカー事件でオセロットが殺した海軍司令官は父親で、彼女は犯人がスネークだと信じ込んでいる。 フォーチュンはスネークとの対決を望んだ。スネークは要求に応じ、雷電をひとりで先に行かせた。 雷電はアーセナルギアの屋上へ出た。ビッグシェル建物部分はすべて崩れ落ちて周りは海が広がっていた。 そこにソリダス・スネークがいた。ソリダスは言う。 「お前は“愛国者達”が作ったS3計画の第一号なのだ。我が息子よ」と。 シャドーモセス事件後“愛国者達”はソリッド・スネークのような屈強な戦士が欲しくなった。 そしてG.Wを駆使して、実際に作り出そうとした。それが『Solid Snake Simulation』計画。 少年戦士として名をはせたジャックに目を付け、ソリダスの元から連れ出し、過去の記憶を消した。 そしてシャドーモセス事件のシミュレーションVR訓練をさせて、新たなソリッド・スネークに作り変えた。 FOX HOUNDもとうに解体している。大佐も、FOXHOUNDも、『雷電』という戦士も、何もかもすべてが “愛国者達”がG.Wで作り出したまやかしなのだ。 「死ね、ジャック」ソリダスの合図でメタルギアRAYが襲ってきた。 ここには25機もあるという。数台破壊したがきりが無い。 そこにオルガが雷電を助けるために飛び込んできた。 「あなたが死ねば、私の子供も死ぬようにプログラムされているの!あなたは生きて!」 オルガはソリダスの凶弾に額を撃ち抜かれて死んでしまう。 高らかに笑うソリダス。 ところが、周りを取り囲んでいたメタルギアRAYが突如ショートを起こし、動かなくなってしまう。 オセロットがあわててやってきた「ウイルスが作動してしまいました!G.Wが崩壊をはじめています!」 そこに、フォーチュンがスネークを拘束して連れてきた。スネークは負けてしまったらしい。 雷電もソリダスにつかまり、手錠をかけられる。 フォーチュンがこれからどうするのか、ソリダスに聞く。 「アーセナルギアは最初からお前らにくれてやるつもりだった。好きに使え。私の目的は他にある」 ソリダスの目的とは、G.Wのデータにある“愛国者達”の名簿。 デッドセルがアーセナルギアで水爆を発射して、騒ぎを起こしている間に これを見つけ、“愛国者達”を殺しに行くつもりらしい。 G,Wは停止してしまったがまだ手はある、と自信たっぷりに言った。 「茶番は終わりだ!」突如オセロットが笑い出し、計画の真実を話し出した。 「ソリダス、お前が自分の意思で起こしたと思い込んでいるこのテロは、 それ自体が“愛国者達”の仕組んだ演目だったのだよ」 オセロットが言うには、S3計画とは、シャドーモセス事件のVR訓練の事ではない。 このテロこそがS3計画、シャドーモセス事件を模したソリッド・スネークを作り出すための演習。 エイムズはナノマシンを使って心臓発作を起こさせた、ウイルスもFOXDIEを基に作られた、 忍者もオセロットの指示で、オルガを扮装させた。 デッドセルは、シャドーモセス事件で言うFOXHOUNDの役割、 選ばれた理由はFOXHOUNDと同じく、超能力を持つメンバーがいたから。 わざわざリーダーを冤罪で捕まえて殺し、政府に対して怒り狂うように操作した。 そして、雷電がスネーク役に選ばれたのは、ソリダスと雷電の関係が、 ビッグボスとソリッド・スネークとの関係に酷似していたから。(傭兵と、その育ての親) “愛国者達”の狙いは、誰でもソリッド・スネークになれるシステムを作る事。 このテロはそのデータを採るための壮大な演習。雷電はその実験体。 そして、オセロットはコンピューターウイルスの改竄についても明言。 ウイルスは、G.Wの中から“愛国者達”のリストを消すよう改変が組み込まれていた。 もう、デジタルネットワークのどこを調べても“愛国者達”の足跡は見つからない。 「お前らは“愛国者達”の手の内で踊らされていただけなのだよ! …本物のソリッド・スネークが現れたのが唯一の誤算だったがな」 ソリダスとフォーチュンは激昂し、オセロットに襲い掛かるが、 “愛国者達”に与えられたナノマシン電磁波兵器により、オセロットは無敵状態になっていた。 オセロットはフォーチュンを撃ち殺し、一機だけ動くメタルギアに乗り込んだ。 と、オセロットの右腕が、ピクピク動き出した。そして、オセロットは叫んだ。 「兄弟たちよ!!俺はこの時を待っていた!俺は“愛国者達”を殺しに行く!」 「リキッドか!?」 リキッドは、右腕の移植の後、オセロットを“愛国者達”のスパイになるよう意識を操作した。 そして“愛国者達”の情報を集めたのだという。 しかし、完全な覚醒のためには、スネークの存在が必要だった。 リキッドは、このS3計画にスネークが来るよう、フィランソロピーに情報を流した。 (スネークが近くにいないとオセロットを乗っ取る力が出てこないらしい) メタルギアに乗り込むと、リキッドは高らかに宣言した。 「蛇は一匹でいい。ビッグボスは一人で十分だ!俺はお前たちを殺す!」 手錠をぶっちぎり、両手が自由になったスネークが飛び掛っていった。 メタルギアRAYは、海に飛び込んだ。スネークもあとを追いかけ、海に飛び込んでいった。 アーセナルギアが暴走を開始。マンハッタンの街中に飛び込んでしまう。 雷電とソリダスは、フェデラルホールの屋上に投げ出される。 ソリダスは、アメリカに自由をもたらすつもりだったという。 ビッグボスの息子として作られたスネーク3兄弟は、子をなす事ができない。 ソリダスは人の記憶、歴史に残る事で、自分の存在を後世に伝えようとした。 だから“愛国者達”の情報規制だけは、許すことができなかった。記録や記憶を操作される未来に自由は無い。 “愛国者達”の情報は、雷電の体内ナノマシンにまだ残っている。 ソリダスはそれを奪うため、雷電に襲い掛かってきた。雷電は日本刀でソリダスを倒す。 大佐のAIが、無線を入れてきた。「まさか、G.Wは停止したはず!?」「我々はどこにでもいるのだよ、雷電」 “それ”は、S3計画とは正確にはSelection for societalSanity(社会思想健全化のための淘汰)だと教え、 そして、延々と人類のおろかさを嘆いた(電波の入った説教みたいなもの。ゆんゆん) 雑踏。戦闘スーツに日本刀という姿で歩く雷電だが、なぜか人々も警察もスルー。 スネークがいつの間にか現れ、肩を叩いた。 リキッドはメタルギアで去ってしまったらしい。しかし、発信機をつけたので居場所はわかる。 ウイルスを仕込んだ光ディスクもコピーを取っていたので、 それを調べれば、ウイルスが削除したがった“愛国者達”の情報が出てくると言う。 一緒に戦うとスネークに言う雷電だったが、スネークは 「お前は生きろ。お前が生きればオルガの子は死なない。オルガの子は俺が助ける」 と言うと、肩を叩いて雷電を促した。 視線の先にはローズがいた。ローズはAIじゃなかった。現実に存在していたのだ。 振り返ると、スネークの姿はもうなかった。 「今日、何の日だか思い出した?ジャック」「ああ。俺と君がここで出会った日だ」 抱き合うローズとジャック。ローズはお腹をさすっていた。 ●ゲーム終了画面。スネークとオタコンの会話。 「スネーク、ウイルスの解析は終わったよ。“愛国者達”たちの情報もわかった。 12人いる。実はフィランソロピーの出資者もその中にいるんだ」 「なんだって?…オタコン、それで、そいつらはどこにいるんだ?」 「マンハッタンにいたのは確実なんだけど。……もう死んでいるんだ。全員…」 「何?いつ死んだんだ?」 「それが…100年前なんだ」 METAL GEAR SOLID2 -SONS OF LIBERTY- END
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登録日:2009/10/16(金) 19 15 55 更新日:2023/11/02 Thu 23 50 20NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 MGS アンファンテリブル イコン オーバーテクノロジー クラーク博士「面白そうだったからつい♪」 クローン スネーク ソルジャー遺伝子 マビキ☆システム メタルギアソリッド 全ての始まり 恐るべき子供達 恐るべき子供達計画 愛国者達 明夫クローン計画 明夫ネク 蛇の系譜 計画 ※注意:この項目には、メタルギアソリッドシリーズのネタバレが含まれています。 「恐るべき子供達計画」とは『メタルギアソリッドシリーズ』に登場する架空の計画のこと。 1972年に「愛国者達」が行った、最強の兵士を人為的に作り出すことを目的とする計画。 そして真の目的はイコンとして「もう一人のビッグボス」を誕生させる事だった。 愛国者達は「ザ・ボスの意思を継ぐ」ことを目的に活動していたが、その解釈の違いや活動内容から、中心人物のビッグボスとゼロ少佐の間に軋轢が生まれた。 その反発への"保険"としてゼロはビッグボスのクローンを生み出し、組織のイコンに仕立て上げようとした。 計画はバイオビジネスの大手企業『ATGC』社の資本を元に、 愛国者の創設メンバーの一人・クラーク博士が中心人物となって実施された。 だがこの計画は二人の決裂の決定打となり、後に計画の存在を知ったビッグボスは激しく反発。愛国者達から離反する。 ビッグボスが傭兵派遣会社や傭兵国家を作り愛国者達と戦ったのも、ゼロが人間不信に陥りAIによる統治社会を実現しようとしたのも、この計画が元凶と言える。 後の1976年、計画は破棄された。 ビッグボスの体細胞を用いたアナログなクローン技術とスーパー・ベイビー法により、ソリッド・スネーク、リキッド・スネークの2人が作られた。 ただし元となったビッグボスの細胞が既に50歳代だったため寿命が短く、急激に老化してしまった。 ……というのはMGS2時点でリキッドが勝手に言っていたことで、MGS4で明かされた事実は異なるものであった。 二人とも実験の助手を担当した女性の卵子を用いた受精卵から生まれ育っており、加えて後述する遺伝子操作も施されているため、ビッグボスの遺伝子をそのまま引き継いでいるわけではない。 彼らの寿命が短いのはクラーク博士がクローンを作った際、他の勢力による利用の困難化を狙って意図的に遺伝子操作をして寿命を短く設定したため。 またそうした流出対策の一環として「ターミネーター遺伝子」を組み込まれているため、子作りも出来ないようになっている。 そんな二人を生み出すに当たって取ったスーパーベイビー法という手法は、受精卵を複数に分割することにより胎児の成長速度を増大させるというもの。 この計画においては受精卵を8個に分割、そのうち6個が間引かれて(殺されて)残された2個がそれぞれソリッドとリキッドになった。 この計画において代理母を務めたのはかつてビッグボスと共闘し、ひそかに彼を愛していたEVA(ビッグママ)である。 あくまでも『遺伝子操作された受精卵の提供を受け入れた代理母』である為、遺伝子的にはソリッド、リキッドとの直接の血縁関係は無い。 それでも自分がお腹を痛めて産んだ事には変わりなく、二人の事は自分の子供だと認識しており、故にソリッドに代理母呼ばわりされた際は少しショックを受けていた。 ちなみに上述した卵子のうち、少なくともソリッドに使われたものは日本人女性から採られている。 <お前 東洋人の血が流れているな… リキッドの方は不明。 さらに遺伝子操作によって「ソルジャー遺伝子」と名付けられた優秀な兵士に必要な因子について、片方に劣性遺伝子を集中して発現させ、もう片方に優性遺伝子を発現させやすくした。 なお、実際の遺伝子における優性・劣性というのは形質の発現の優先性について言われるものであって、形質そのものについてどちらがより優秀かどうかという意味ではない。 つまり優性遺伝子を集めたから優秀になる、劣性遺伝子を集めたから非才になるというわけではなく、偏らせたところで「ほとんど似ていない兄弟姉妹」が生まれるだけである。 そのため近年は「優性・劣性」ではなく「顕性・潜性」と呼び変えるべきではないかという運動も起きている。閑話休題。 その遺伝子の関係なのかは不明だが、劣性遺伝子を集めたソリッドは若き日のビッグボスの兵士以外の面(嗜好や感性など)を引き継いでいるふしがある。 もっとも複数の代理親に転々とたらいまわしにされていた生い立ちなどの関係か、本人よりも堅いところがあるが。 さらに計画とは別にデジタルクローン技術でソリダス・スネークが生み出されている。 ただし、クラーク博士が面白そうだから勝手に作ったものである。 よく間違われるがソリダスは計画によって生まれた子供ではないし、ましてやソリッドとリキッドから間引かれた6人の生き残りでもない。 とはいえ、最終的にアメリカで大統領となるなど、愛国者達の指示だった可能性も否定できない部分がある。 ビッグボスから主にソルジャー遺伝子を受け継いだリキッドと嗜好や感性を受け継いだソリッドに対し、ビッグボスの外見を受け継いだソリダス。 イコンとして使うのにより相応しいのが誰かと問われれば、間違いなくソリダスが相応しいと言えるだろう。 ソリッドとリキッドの両者は上記の人為的な調整の影響などでオリジナルであるビッグボスとは一部異なる遺伝子配列となっており、ビッグボスの純粋なクローン体と言えるはソリダス・スネークのみ。 ナオミ曰わく、ソリッドとリキッドは「ビッグボスに限りなく近い“別人”」であるとのこと。 それ故、MGS4においてビッグボスの遺伝子配列をコードとしたAIネットワークの認証を2人の遺伝子ではギリギリでパスできなかった。 対してソリダスだけはターミネーター遺伝子の組み込み以外はそのままの、それもデジタルクローンのため、ビッグボスの遺伝子を老化ごと受け継ぐ形となり、アナログクローンでしかも先に生まれている二人より少し老け顔である。 つまり、リキッドの語った仮説はソリダスにのみ当てはまる説だったということになる。 結局デジタルクローンだった所為でソリダスも短命だったが、故意に寿命を縮めて設計したために長期的な運用は不可能だったソリッドとリキッドに比べ、 ソリダスには長期的運用の見込みがあった、というのも製造段階ではメリットと言えた。 余談 ソリッド以外のスネーク、すなわちリキッドとソリダスの遺体は生存を誤魔化す為の偽装、切断された腕の代わりに移植、またバイタルデータの偽装、そして最後にビッグボスの為の移植と本人らの意思表示を確認せずやりたい放題にされている。 スマブラX、及びスマブラSPにゲスト出演したソリッド・スネークの無線には対戦相手キャラクターの解説をしてくれる。この際スネークが相手にいる時に通信した場合、(自分と瓜二つの人間がいるという意味から)ロイ・キャンベル大佐が「まさか、"恐るべき子供達計画"もここまで来たのか!?」と発言する。 さぁ! 早く私を修正・加筆してみるぅぅぅぉぉぉぉぉぉ!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 酷使されたせいでリキッドとソリダスの遺体はボロボロ -- 名無しさん (2013-12-27 11 37 48) ↑( 0M0)オデノカラダハボドボドダ! -- 名無しさん (2014-03-28 19 09 52) 結果的に三人とも愛国者から離反してるんだよな -- 名無しさん (2014-09-15 21 31 45) 何故コメント欄に橘さんが… -- 名無しさん (2014-11-20 22 07 22) MGS3の時点で興味があるとは言っとったがパラメデイックェ..... -- 名無しさん (2014-11-20 22 14 15) 愛国者達が造り出した蛇(雷電を含む)は全て愛国者達に離反した。 実際、自分の人生が誰かの筋書き通りだなんて耐えられんだろう。 ビッグボスもそういう人間だったし、その遺伝子を継いだスネーク達も、擬似的なスネークである雷電も愛国者達に反抗するのは当然だろう。 -- 名無しさん (2014-11-20 23 12 36) 結果的に三人とも愛国者を離反して、間接的とは言え愛国者を倒してしまったんだからなぁ。愛国者のイコンつまりは愛国者の顔として造られた人に倒されるとは、、皮肉というか完全に裏目に出た感じが否めない。 -- 名無しさん (2014-11-30 01 51 38) パラメディック………何でこうなったんだろうなぁ 3のと同一人物とは思えん………がちょっと片鱗見せてたね -- 名無しさん (2015-01-30 16 31 58) 3人とも愛国者と敵対したのは皮肉というかなんというか………そりゃオリジナルがそうだもんな -- 名無しさん (2015-01-30 16 33 04) 理由や方法は違えど『愛国者達』の【恐るべき子供達計画】も『アンブレラ』の【ウェスカー計画】も強化人間を造ろうとしてその実験体に裏切られてるんだよね -- 名無しさん (2015-01-30 22 59 37) パラメディックは確かに興味はあった風だけど・・面白そうだかって理由で命を弄ぶような人には見えなかったな -- 名無しさん (2015-02-12 17 38 58) ↑ 「貴方のような優秀な兵士の肉体を研究すれば他の兵士の延命にもつながるから、大いに医学的価値がある」と無線で述べてたから、遊びじゃなく人命救助の為にやる -- 名無しさん (2015-02-21 09 46 13) この記事だとアナログ・クローンがデジタル・クローンより優れているみたいだな。俺も違いわかんないけど理系の詳しい人が説明してくれるだろう(適当) -- (2015-05-01 22 46 09) 技術の発展に意欲的だった人だえy -- 名無しさん (2015-08-28 04 23 57) ツインズっていうシュワちゃんの映画思い出したわ -- 名無しさん (2015-09-09 15 27 02) 実験段階の三人でこれなんだから、技術が完成してもっとたくさん生み出すと世界がしっちゃかめっちゃかに… -- 名無しさん (2018-02-16 09 53 27) 現実のデジタルクローン技術はまだ生身の人間を複製する段階まできてないけど、ソリダスを作り出したってことは、愛国者達のテクノロジーはとんでもない進歩を遂げてるんですね -- 名無しさん (2019-02-14 21 42 27) ↑あの世界は現実世界ではまだ実現困難な技術(ナノマシンとか)が存在してるんだから驚くような事でも無い -- 名無しさん (2019-05-30 14 49 09) 1976年に計画破棄されたのは、責任者のゼロが行方不明になったからか、デジタルアナログを問わず、クローンを作ってもビッグボスの完コピにならないことが分かったからなのか、それとも…。 -- 名無しさん (2019-08-14 17 22 19) ソリッド、リキッド、ソリダスの三人は、先天的にBIGBOSS並の能力を持つ兵士を再現できた。それじゃあ後天的に作るにはどうしよう、となったのがMGS2のS3計画。VR訓練とナノマシンによって、即席でも優秀な兵士の技術と肉体を再現できた。ただ、4とMGRでも技術と肉体は誰にでも与えることできたが、愛国者、ゼロのイコンとしてのBIGBOSSは誰も再現できなかったあたり失敗したよなとも。 -- 名無しさん (2020-10-28 13 39 30) ↑ まー当たり前だけどBIGBOSSのカリスマ性は能力以上に本人の人間性によるものだからね。入れ物に拘りすぎてそこら辺を理解できなかったのは愛国者らしいというかなんというか -- 名無しさん (2020-12-20 17 39 42) 名前 コメント
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19世紀末 魔法社会、現実社会に散らばる。同時期、麻帆良誕生。学園設立。 1900年代 魔物との大戦に突入。シュルツ、『武器』を製造。魔法社会と接触する。 1964年 隠密行特殊隊FOX、『ヴァーチャスミッション』決行。『スネークイーター作戦』決行。 グリーンベレーのジャック、ビッグボスの称号授与 。 1970年 米国『賢者達』は『愛国者達』と改名。翌年、ビックボスFOXHOUNDを設立。 1972年 恐るべき子供達計画 ビッグボスの息子達生まれる。 1983年 大戦終了。シュルツ、麻帆良にて『武器』の開発、改良をする。 その後、『最悪の兵器』(遺産?)を創る。『愛国者達』とのつながりがばれ、魔法界を永久追放。 198?年 NGO『立派な魔法使い(マギステル・マギ)』発足。 198?年 シュルツの孫、愛国者達の外交官になる。(現シュルツ准将) 1988年 エヴァ。ナギに「登校地獄」の呪いを受ける。3-Aの生徒、生まれる(~1889年) 1993年 ナギが死んだという噂が流れる。 1994年 ネギが生まれる。 1995年 格搭載歩行戦車メタルギアが初めて確認される。 1999年 ビックボス、死亡。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ シャドーモセス島占拠事件、メタルギアのデータが世界に流出する。 NGO反メタルギア財団『フィランソロピー』発足。スネーク、オタコン、世界中のメタルギアを破壊して回る。 タンカー沈没事件 ビッグ・シェル占拠。サンズ・オブ・リバティー決起。その後、雷電、ローズが『フィランソロピー』に入団。 ダンテ、ムンドゥスとの決着をつける。 超、ハカセ。工学部一同。メタルギアの開発に着手する? ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 200X年 ネギ、先生になる。 同年 そして、スネークが麻帆良学園に潜入する。 ―カウンタ― トータル: - 今日: - 昨日: -