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妖怪・UMA・宇宙人等の情報を主観的にせつめいする事典です。 むかし「死せる魂の会」で公開していた「怪力乱神事典」のリニューアル版となります。 - 【更新履歴】 取得中です。 【主要参考文献】 鳥山石燕『画図百鬼夜行』国書刊行会 竹原春泉『桃山人夜話-絵本百物語-』角川書店(角川ソフィア文庫) 柳田國男『妖怪談義』講談社(講談社学術文庫) 村上健司『妖怪事典』毎日新聞社 村上健司『日本妖怪大事典』角川書店 千葉幹夫『全国妖怪事典』小学館(小学館ライブラリー) 水木しげる『図説日本妖怪大全』講談社(講談社+α文庫) 水木しげる『図説日本妖怪大鑑』講談社(講談社+α文庫) 佐藤有文『世界妖怪図鑑』立風書房 佐藤有文『日本妖怪図鑑』立風書房 宇井伯壽『佛教辭典』大東出版社 『山海経』平凡社(平凡社ライブラリー) 並木伸一郎『未確認動物UMA大全』学習研究社 羽仁礼『超常現象大事典』成甲書房 キャロル・ローズ『世界の怪物・神獣事典』原書房 C・ド・プランシー『地獄の辞典』講談社(講談社+α文庫)
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怪力:A 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。 怪力:B 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。 怪力:C 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。 【EXランク】 キングプロテア 【A+ランク】 ベヒモス、テュポーン、バハムート、ギリメカラ 【Aランク】 アステリオス、孫悟空、酒呑童子、インドラジット、グレンデル、フェンリル アステリオス(GO)、ゴルゴーン セドナ(リメイク)、大熊髣 【B++ランク】 スルト、ベンディゲイドブラン、フルングニル、ヴクブ・カキシュ 【B+ランク】 カイニス(GO)、クリストフォロス 【Bランク】 鉄扇公主、蚩尤、エルキドゥ(第二十次)、紅孩児、温羅、 メドゥーサ、ヘンリー・ジキル&ハイド、タマモキャット、ヘシアン・ロボ エキドナ ウートガルザ・ロキ、ナックラヴィー 【C+ランク】 -(レギオン) 【Cランク】 役行者小角、鈴鹿御前、マーカラ メドゥーサ(ランサー) ビッグバッドウルフ 【Dランク】 【Eランク】 怪力:EX (キングプロテア) 反英霊を代表とする『魔物たち』が持つ、平均的な『怪力』スキル。 なのだが、規格外の大きさであるキングプロテアが使うと単純な動きだけで脅威になる。 怪力 A+(A++) (テュポーン) 魔物、魔獣のみが持つとされる攻撃特性。使用することで一時的に筋力を増幅させる。 一定時間筋力のランクが一つ上がり、持続時間はランクによる。 「無常の果実」によってランクが低下しているが、本来アヴェンジャーの膂力は巨人のそれそのものである。 怪力:A+ (ギリメカラ) 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。 怪力:A(C) 白面金毛九尾の狐 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。 人間の姿をとっている間、怪力スキルはランクダウンする。 怪力:A インドラジット 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。 神々に供物を捧げる儀礼呪法を完遂出来なかった場合、このスキルは失われる。 怪力:A フェンリル 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。 『貪る獣縛(グレイプニル)』によってランクダウンしている。 怪力:B+++ (スルト) 終末の巨人としての破壊的性質を現すスキル。 霊基の枠組に収まりきらず、「+++」という一種のバグ表示になっている。 怪力:B++ (ベンディゲイドブラン) 一時的に筋力を増幅させる。本来は魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。 父に海神を持ち、ブリテン島の化身として顕現したブラン王は半神半人でありながら巨人種の王に迫るランクで本スキルを有する。 怪力:B++ (フルングニル) 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。 雷神トール最大の敵であり、死してなお、剛力で知られるトールを下敷きにして身動きを封じたライダーは山の巨人の中でもトップクラスの怪力と言える。 怪力:B++ (ヴクブ・カキシュ) 一時的に筋力を増幅させる。本来は魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。 バーサーカーは山々を崩壊させる程の膂力を持つ巨人カブラカンの親である事から子と同等の怪力を有している。 怪力:B+ (クリストフォロス) 一時的に筋力を上昇させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。 使用することで筋力をワンランク上昇させる。持続時間は”怪力”のランクによる。 また、聖人として膾炙されるルーラーは獣頭の巨人という姿に反して魔物、魔獣への特攻を受けない。 怪力:B (タマモキャット) 魔物、魔獣のみが持つとされる攻撃特性で、一時的に筋力を増幅させる。 一定時間筋力のランクが一つ上がり、持続時間は「怪力のランク」による。かなり相性が良いのか、本人はノリノリ。野生の力の ばくはつ だ! 怪力:B (ウートガルザ・ロキ) 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。 巨人王のイメージとは裏腹に幻惑に特化しているため、このランクに留まる。 怪力:C+ -(レギオン) 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。 「彷迷える亡者の魂」で支配した生物も、このスキルを使用できる。 怪力:C ザール 本来ならば魔物、魔獣のみが持つとされる攻撃特性。 使用することで一時的に筋力を増幅させる。 一定時間筋力のランクが一つ上がり、持続時間はランクによる。 雛鳥と共にスィームルグに育てられた事で得た霊的な加護により、人の身でありながら怪力を発揮できる。 一説には息子であるロスタムの並外れた怪力もスィームルグの加護によるものだと言われる。 怪力:C- アストルフォ(APOCRYPHA) 筋力を1ランクアップさせることが可能。 ただし、このスキルが発動している場合は1ターンごとにダメージを負う。 怪力:‐(B) 風魔小太郎 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。 宝具により封印されており、鬼の血が解放されることで使用可能となる。
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怪力:A 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。 怪力:B 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。 怪力:C 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。 【A+ランク】 【Aランク】 アステリオス、孫悟空、酒呑童子、インドラジット、グレンデル 【Bランク】 鉄扇公主、蚩尤、エルキドゥ(第二十次)、紅孩児、温羅、メドゥーサ、エキドナ 【Cランク】 役行者小角、鈴鹿御前 【Dランク】 【Eランク】 怪力:A(C) 白面金毛九尾の狐 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。 人間の姿をとっている間、怪力スキルはランクダウンする。 怪力:A インドラジット 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。 神々に供物を捧げる儀礼呪法を完遂出来なかった場合、このスキルは失われる。 怪力:C- アストルフォ(APOCRYPHA) 筋力を1ランクアップさせることが可能。 ただし、このスキルが発動している場合は1ターンごとにダメージを負う。 怪力:‐(B) 風魔小太郎 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。 宝具により封印されており、鬼の血が解放されることで使用可能となる。
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怪力 長打力+1 作成方法(未確定含む) 怪力テーブル 合成結果 合成スキル1 種類 合成スキル2 種類 編集 D D 編集 怪力 = 球際 精神力 + 予測 バント 編集 = 器用 巧打力 + 俊足 走力 編集 = 巧妙 巧打力 + 外角 制球力 編集 = 熟練 巧打力 + 封殺 守備力 編集 = 馬力 長打力 + 翻弄 変化球 編集 = 敏捷 走力 + 鍛錬 体力 編集 = 機敏 走力 + 衝撃 球威 編集 = 転がし バント + 翻弄 変化球 編集 = 鉄壁 守備力 + 外角 制球力 編集 = 予測 バント + 落差 変化 編集
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【妖怪と幽霊】 「妖怪」は様々な自然物や生物、精霊などが現象を起こしたり、姿を見せて来たりするものであり、「幽霊」(*1)は人間のタマシイ(魂魄)に由来するものであると分けることが出来る。 幽霊は仏教説話などの上で多く採り上げられ、語られる事によって時代と共に存在感を増して行き、死後の苦しみからの解放を求める霊や、怨みを晴らすために出現する霊などが広く語られるようになった。 しかし、いっぽうで都市部などでは、妖怪と幽霊は大して区別されておらず混同されがち(*2)であるという。これは、物語になっているような特定の人物へ怨みを晴らすために出る「幽霊」のうちに、無関係な人間一般に対しても広く行動を起こす大多数の普通の「魂魄」たちを混同しているからで、このような「魂魄」たちは「妖怪」の範囲に入れて考えると「出現場所」や「対象」についての区別はつきやすい。 分類 対象 出現場所 存在 主な例 妖怪 人間一般 ほぼ固定 自然物、生物、精霊 河童、山姥 幽霊 関係者 不定 人間の魂魄 怨霊 (魂魄) 人間一般 やや固定 人間の魂魄 餓鬼、ミサキ 古い時代の妖怪に関する例には、霊であることを介在していない事も多いが、真済が死後に鬼となったり、頼豪が憤死して鉄鼠となった事などは、この分類で言えば「対象」も含めて「幽霊」に適当する部分が濃厚であり、「幽霊」の執る姿が妖怪的であるという例であるとも言える。 産霊(むすび・うぶすな) たましい・魂と魄 【出現場所】 妖怪と幽霊の大きな違いは、「妖怪」は特定の出現場所を持っている(*3)という点である。川に出る「河童」が山奥の森で人間に何かをするという話や、山に出る「山姥」が海を行く船を襲うといった話は、よほどの特殊例では無い限り不特定多数に言い伝えられているという事は無い。 いっぽう「幽霊」は、特に怨みを晴らすために出現したといったような話の場合は、その怨みの対象者の「心」のうちが出現場所の核になっているのであって、「場所」では無く人間(生者)と人間(死者)の「関係」に重きが置かれる。このあたりが、大きな違いであると言えよう。「妖怪」は大多数の人間を相手取っているが、「幽霊」は相互的に関係のある人間にしか大部分は行動しないものである。 【能力の差異】 「幽霊」たちよりも「妖怪」たちの方が、基本的に能力は豊富であると言える。「妖怪」たちは特殊な力で封じられたり、それぞれの決まった弱点を突かれたりしない限り、基本的には行動範囲や能力の制約というものは余り見る事は無い。「幽霊」に到っては、かなり強大な怨みの力を何かの要因で持つことが出来ない限り、場所から動くことも出来ない(自縛霊など)という事もある。 入場口
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怪力:A 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。 怪力:B 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。 怪力:C 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。 【A+ランク】 【Aランク】 酒呑童子 【Bランク】 アナテ、沙悟浄、リンドヴルム、ガトートカチャ、刑天 【Cランク】 アラクネー、エキドナ、胡蝶、滝夜叉姫、妹尾兼忠、クルトー、魏石鬼八面大王、紅葉 【C-ランク】 【Dランク】 【Eランク】 【E~Bランク】 怪力:C (妹尾兼忠) 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。 本来魔物、魔獣のみが持つ特性であるが、姑獲鳥の加護によってこのスキルを得た。
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妖怪の語義 古代の社会では、舶来した漢語を通じて得られた知識に順い「妖怪」などの語は「ふしぎな現象」そのもの全般を表していた。次第に詳細のわからない現象を、具体的な形を伴った存在の仕業であるとするようになったので、「現象を起こす存在」の側を主に「妖怪」などと呼ぶようになったと考えられる。 「妖怪」に内包される対象は、洋の東西を問わない。仏典や漢籍あるいは蕃書に説かれる存在は、普遍的に存在するものとして自然に捉えられて来た。 端境の庭苑 禁彩の保霊庫 この世・異境異世界・あの世 産霊(むすび・うぶすな) 総称語彙 妖怪(ようかい) 妖恠・夭怪などは異体字による表記。 おばけ、ばけもの(化物) 妖化物・老魅・妖精・怪物・妖怪・怪異は漢語主体の熟語表記。 変化(へんげ)、妖怪変化 付喪神(つくもがみ)、神佐備(かむさび) 化生(けしょう)、化生の者(けしょうのもの) 怪異、怪物、妖異、妖魅、老魅、 恠異は異体字による表記。 魔、魔物、妖魔、魔神 魔性(ましょう)、魔障、魔性の者 異形、異形の者、異類異形 百鬼、百鬼夜行、百怪、百魔 精(たま)、精霊、妖精、精怪、精魅 鬼(おに・もの)、邪鬼、怪鬼、、悪鬼、鬼神 天狗(てんぐ)、釈魔、狗賓、天狐(*1) 天魔、魔縁、魔道、魔民、魔軍、外道、天魔外道、悪鬼外道 魑魅魍魎(ちみもうりょう)、悪鬼魍魎 すだま(魑魅) まがもの(妖魔・妖鬼・禍物・枉物)、よこし(横禍)、まが(禍・厄)、まがつひ(禍日) わざわい(禍) しるまし(怪・徴) もののけ(物の気・物の化・勿の怪) あやしみ(妖・怪・奇)あやし(霊・奇) あやかし(妖・夭) つきもの(憑物)、みさき(御崎・御裂) まよいのもの(迷の者) 遊魂・游鬼・迷魂 しょうなきもの(生なき物)、しょうあるもの(生ある物) これらの語彙が総称として用いられて来ている。時代や社会階層によって用いられる語彙の幅には差違があるが、それぞれに厳密な使い分けがあるわけではなく、それぞれは同義の語、おたがいを内包しあった言葉として用いられて来た。 傍訓の関係 『妖怪一年草』(ばけものひととせぐさ)などのように、近世の大衆的な出版物には妖怪(ようかい)怪異(かいい)妖異(ようい)怪物(かいぶつ)あるいは妖化物(ようかぶつ)老魅(ろうび)妖精(ようせい)など、上記の一覧に示したような漢語に対し「ばけもの」の和語を読みがな(傍訓)につけている例が多い。しかし、これは「閑話休題」に「それはさておき」、「奇異」に「ふしぎ」という読みがながつくのと同様、近世の版本に一般的に見られる読みがなの振り方の傾向(義訓・熟字訓)でもある。 「妖怪」が「ようかい」という熟語として通用していたことは中世から近世にかけての節用集(*2)に見られる。また物語や実用書にもその用例は一般的に見られる。 【妖怪】 一般に想起される妖怪たちの大半は、自然に存在する変化や精霊(すだま・もののけ)たちに過ぎない。「ばけもの」や「おばけ」も意味して来たところの多くは変化・精霊のことを表している。 天地から自然と生じるものたちを「気化」と呼ぶ。これには鉱物などのほか、一部の植物や「化生」に分類される含生たちがあてはまる。これらは雨露の滋沢・風日の吹晅の作用によって生まれると考えられており、赤忌とは無縁の存在である。 しかし、悪魔や妖鬼、怨霊たちなど盆血(人間の魂や体)を奪うことに益を持つ存在たちの印象が勝ってゆくことによって、妖怪そのものは「邪悪なもの・人間に危害を加えるものである」と、かたよって規定されることも多い。 まがもの 悪魔や妖鬼・邪鬼たちのこと。夜見(よみ)から帰った伊邪那岐から生じた大禍津日、八十禍津日などに見られる禍日(まがつひ)は、この象徴である(*3)。 怪異・わざわい・しるまし 古くは君主たちの行動に対して不化(天地)が生じさせる現象が「怪異」として観測・記録され、それらが何を示すかという点が緯書(いしょ)(*4)で取り扱われて来た。「ふしぎな現象」そのもの全般を表す。 吉事(よきこと)凶事(あしこと)に大きく区分される。凶兆とされる凶事を「しるまし」、大きく災害をもたらす凶事は「国の厄」(くにのまが)と称される。 【変化】 「へんげ」は「ばけもの」のことである。自然物として存在する気化のものたちや器物、そして動物・植物などの人間以外の含生たちは多かれ少なかれ、この要素を持っている。 能『土蜘蛛』に「化生の者とて掻き消すように失せにけり」「化生の者を退治つかまつろう」などの詞章が見られるように、「けしょうのもの」という言葉も、同様の意味を持つ。 妖化物 中世から近世にかけての節用集(*5)や絵巻(*6)に用例が見られ、「ばけもの」という読みがなが付けられている。これ自体も「妖怪」に「ばけもの」という読みがなをつける例と同様、「妖化物」という漢語につけられた、和語の読みがな(義訓・熟字訓)の一つである。 【生なき物・生ある物】 天地に存在するもの全てが生なき物・生ある物とに分けられるのと同様に、妖怪たち全般も、生なき物・生ある物とに大別出来る。「生なき物」は実体を持たないため人間は完全に退治する手段を持つことが出来ない。いっぽう「生ある物」は実体を保持しているので、その実体そのものの存在が重要になって来る。実体を失うと存在をする事が困難になるため、そこが弱点として顕わされる事がある。 生なき物にあたる妖怪 生ある物にあたる妖怪 無化の精霊 有生の精霊 無化の天象・時候 有生・器物の変化 迷の者 鬼・河童・天狗・竜蛇 「生なき物の動くにはあらじ」という言葉のように、普通に考えれば動き回る生物(非情物にあたらない生命体)のみが「生ある物」であるが、妖怪たちを含めて考えた場合、形を持つ「実体」の有無が区分の大きな基準となって来る。そのため、器物や鉱物のような動き回らない非情物であっても「実体」となる「物質」がある存在は「生ある物」に含まれる。 入場口
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【三大妖怪】 八岐袁呂智、九尾の狐、酒顛童子を数えることが出来る。これらは「三大悪妖怪」とも称され「大蛇・悪狐・邪鬼」とも総称される。 禁彩の保霊庫 伊吹明神についての伝説では、巨大な影が琵琶湖から伊吹山に向かってたいまつのような輝く炎とともに昇って行くのが見られるとされる。これは八岐袁呂智の目あるいは背の炎であると考えられる。 酒顛童子の母は、伊吹明神、即ち八岐袁呂智の精霊を宿した結果、酒顛童子を生んだとも語られている。つまり、酒顛童子は八岐袁呂智の子でもあるのだ。 物語として広く知られていたため、これらは出口王仁三郎なども世の中を乱す大妖怪としてしばしば挙げている。 【三大悪妖怪】 八岐袁呂智 大蛇 人間の頂礼を欲しがる 九尾の狐 悪狐 人間の精魂を欲しがる 酒顛童子 邪鬼 人間の盆血を欲しがる 入場口
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【大別】 大きな分類としては妖怪・変化・幽霊(*1)が用いられている。それぞれの総称を用いず、特徴などで示せば以下のようにまとめることが可能である。 そのまま天地に存在するもの 無生の精霊や作用、有生の異形 (まがもの) 妖怪 自然物が霊を得て化した存在 有生・器物の化けたもの・精霊 (ばけもの) 変化 魂魄の一部のみしかない存在 迷の者・亡魂 (まよいのもの) 幽霊 妖怪は「まがもの」や「もののけ」あるいは「しるまし」、変化は「ばけもの」に該当すると言える。 妖怪には生なき物もあれば生ある物もいる。変化の大半は生ある物である(生なき物も「変化」によって生ある物となる)。幽霊はすべてが生なる物のたましいにあたる「まよいのもの」である。 生なき物 生ある物 無化の精霊 有生の精霊 無化の天象・時候(しるまし) 有生・器物の変化(ばけもの) 迷の者・亡魂 鬼・河童・天狗・竜蛇 妖怪の語義 俗に用いられる「おばけ」や「ばけもの」という言葉は、この三大別すべてを含んだ意味合いで用いられており、広義の「妖怪」(*2)もそれと同様である。 しるまし 古くは君主たちの行動に対して不化(天地)が生じさせる現象が「怪異」として観測・記録され、それらが何を示すかという点が緯書(いしょ)で取り扱われて来た。「ふしぎな現象」そのもの全般を表す。吉事(よきこと)凶事(あしこと)に大きく区分される。凶兆とされる凶事を「しるまし」、大きく災害をもたらす凶事は「国の厄」(くにのまが)と称される。 入場口
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【鬼門(きもん)】 東北の方角。艮(うしとら)と呼ばれる。禍や鬼、妖怪が入って来る方角であるとされており、古来から建築や造営などの上で非常にこれに対する配慮が行われつづけて来た。 鬼門と端境 方角では、艮(うしとら、東北)が端境にあたり、そこから「鬼門」という考えも生み出されている(*1)。丑の時刻が過ぎて寅の時刻に移る時帯が、夜から日の出(曙、あけぼの)へ移り替わる時刻、さらにそれに付け加えて、丑は十二月、寅は一月にあたり冬が春に移る「節分」(端境)であることに由来するとされる。(*2)(*3) 節分と鬼・端境 貴門(きもん) いっぽうで、夜(丑)から日の出へ向かい(寅)完全な朝(卯)へと近付く時帯をも示しているという点から、これを貴門(きもん)として尊んでもいる。実際、禍や妖怪をこの世から区切る端境の力が増す時帯なのであるから、考え方としては間違っていない。 鬼と鬼門 俗に、鬼のツノとフンドシは、鬼門の方角の十二支をかたどっていて、丑(うし)のツノと寅(とら)のフンドシになったと広く語られている。 【鬼門を封じる結界】 平安京では比叡山などが鬼門封じとされている。江戸もこれにならって都市は造営されており、東叡山(上野)などが鬼門封じに当たっている。 【裏鬼門(うらきもん)】 西南の方角。坤(ひつじさる)と呼ばれる。鬼門の逆方向にあたることから、方角を考える上でやがてこちらも悪い方角であると人々に唱えられるようになった。 「貴門」の考え方と照らし合わせると、日没(王莽時)の時帯は、禍や妖怪をこの世から区切る端境の力が失われはじめる時帯ではある。 本州の形状と鬼門 本州の形状は、東北(鬼門)から南西(裏鬼門)へと延びており、本州及びそれに属する列島全体(日東そのもの)が「端境」に適した形をしていると見る考え方も存在するが、禍や妖怪は万国各地に見られるものであり、やや考え過ぎな説と言えよう。 【四門】 鬼門・裏鬼門という名称は俗に広く使われているが、本来は東西南北の中間の四方向それぞれに門は設定されており、天門・地門・人門・鬼門という考え方が存在している。「裏鬼門」という名称は「鬼門」のみを主体として捉えた状況からの派生でしか無い。 天門(てんもん) 乾・戌亥(いぬい)西北 地門(ちもん) 巽・辰巳(たつみ)東南 人門(にんもん) 坤・未申(ひつじさる)西南 鬼門(きもん) 艮・丑寅(うしとら) 東北 「天門・地門」と「人門・鬼門」とは性質が異なるとされており、意味としては「人門・鬼門」と「裏鬼門・鬼門」は対応しており共通する。いっぽう、「天門・地門」は明界と幽界のそれぞれの上位の異境である高天原や夜見の国を結ぶ正式な通路であると考えられている。いわば本当の「貴門」である。 「天門・地門」は特に、天門が禍や妖怪を防ぐ力を増すために結界を置く地として、「鬼門封じ」と同様に都の造営では明確に重視されていた。 太陽の動きと四門 夏至と冬至には、四門は太陽の動きと重なる事になる。つまり、「地門・鬼門」は日の出の方角、「天門・人門」は日の入りの方角となるのである。そのため、天門はアマテラスの籠もった「天の岩戸」を示しているとも語られる。 入場口