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志賀直哉 1883-1971 同人誌「白樺」創刊 清兵衛と瓢箪・小僧の神様 (集英社文庫) 1913 和解 (角川文庫クラシックス し 1-1) 1917 暗夜行路〈前篇〉 (岩波文庫) 1921-1937
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志賀直哉 作品 コメント 1883年(明治16年)2月20日 - 1971年(昭和46年)10月21日)は、日本の小説家。 宮城県石巻市生まれ、東京府育ち。白樺派を代表する小説家のひとり。代表作は『暗夜行路』、『和解』、『小僧の神様』、『城の崎にて』。 作品 ウインディorアブソルorコバルオンorビリジオンorケルディオorルカリオorエルレイドorテラキオン:正義派 特性せいぎのこころ推奨 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
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志賀直哉をお気に入りに追加 くちこみリンク1 #blogsearch2 Amazon.co.jp ウィジェット キャッシュ 使い方 サイト名 URL くちこみリンク2 #technorati 報道 経年変化を愉しむ暮らし 千葉県柏市 小川工務店 - 地域の記者 | ちいきのたより - 住まいマガジン びお 「あゆみ企画」が旗揚げ公演 元遊気舎の俳優がプロデュース 17~19日、近未来の管理社会を描く(神戸新聞NEXT) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【本ナビ+1】文芸評論家・富岡幸一郎 『小林秀雄の「人生」論』 故郷見失ってきた日本人へ - 産経ニュース 日本ペンクラブ創立/世界初の潮力発電所が完成/ホンダのNSX・タイプRデビュー!【今日は何の日?11月26日】 - clicccar.com(クリッカー) 【著者に聞く】「感涙です」「爆笑」━━SNS時代のコミュニケーションと文学 - 東大新聞オンライン 2021年冬の国内旅行は、観光ベストシーズンを迎える松江市で安心安全な旅を - PR TIMES 志賀直哉が「うまい物なし」と評した県、東京のアンテナショップで本気の1か月 - 読売新聞 蒲郡のホテル国文化財に ベーブ・ルースも宿泊 - 読売新聞 「空想的経験こそ、現実よりリアル」 江戸川乱歩が好んだ言葉、直筆の文章が現存島根・大田高校(中国新聞デジタル) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 藤間家住宅 保全へCF - 読売新聞 「志賀直哉の書斎」修復へ 募金目標クリア、次世代に継承 - 産経ニュース をどり 来年は気張らせて…「かにかくに祭」吉井勇しのぶ - 読売新聞 スペインかぜが流行した「大正時代」から「今」が見える…本木雅弘さん主演の必見作! 見逃し番組日記 その154 ② - nhk.or.jp 兵庫・城崎温泉がますます文学の街に、「個性派書店」オープン(Lmaga.jp) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 小児がん経験の情報サイト開設 - 山陰中央新報 日米の圧力「不発」 産油国追加増産見送り 石油頼みの業界悲鳴 - 山陰中央新報 美しき「民藝」を東京国立近代美術館で見直す 古くてローカル、それこそ最先端! - 文春オンライン 特集ドラマ『流行感冒』11/6(土)の地上波初放送に向けて本木雅弘さんからコメントをいただきました! - nhk.or.jp 古里の歌人・原田京平の歩み伝える 中区で企画展 - 中日新聞 明窓・芥川龍之介の戦略 - 山陰中央新報 本木雅弘主演『流行感冒』11・6地上波初放送 「スペイン風邪」流行の時代が舞台|山形新聞 - yamagata-np.jp 志賀直哉没後50年 座談会で広島・尾道時代のエピソード紹介 - 毎日新聞 - 毎日新聞 【日本橋高島屋】“日本最古のすし店”が初登場。全国の老舗・銘店約70店が集うグルメ催事「味百選」は10月27日から11月1日まで - PR TIMES 福島瑞穂党首 社民 今こそ公助の出番 - 山陰中央新報 <表層深層>与野党とも勢い欠く 無党派動向が勝敗左右 - 山陰中央新報 白樺派の面影散策して 文豪気分満喫のカレーも 大正ロマン息づく我孫子 【ふさの国探宝】2018年2月19日 - 千葉日報 今週の本棚:『文豪と感染症』=永江朗・編 - 毎日新聞 志賀直哉の没後50年…「暗夜行路」発表前に移住、生きる光明を見いだした尾道の街 - 読売新聞 舞台「文豪とアルケミスト」第4弾に赤澤遼太郎・玉城裕規ら、歴代キャストの配信番組も(コメントあり) - ステージナタリー 文科省の“教科書改悪”に一石を投じた出版社が 学習指導要領に沿わない“小説収録”の教科書を販売(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース きょうの潮流 2021年10月8日(金) - しんぶん赤旗 ヒックスヴィル・真城めぐみの「おすすめ・お取り寄せグルメ」 秋の夜長に食べたい3品(GQ JAPAN) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 杉村春子や芥川龍之介らと親交 「名古屋の栄さま」得月楼主人の評伝 - 朝日新聞デジタル 兵庫の五国で大喜利 写真でひとこと、笑える投稿を 県が11月末まで募集中 - 神戸新聞 石巻市図書館、創立140周年企画展 古地図など資料公開 - 河北新報オンライン 嫉妬や羨望、多々あれど胸を打たれる「友という名の同業者」(レビュー)(Book Bang) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 100年前も今も変わらない? 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明治から昭和にかけて活躍した日本の小説家。白樺派を代表する小説家のひとり。「小説の神様」と称せられ多くの日本人作家に影響を与えた。代表作に「暗夜行路」「和解」「小僧の神様」「城の崎にて」など。宮城県石巻生まれ、東京府育ち。 誕生日:2月20日 知名度:3
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作品 * 『暗夜行路』 * 『城の崎にて』 * 『和解』 * 『網走まで』 * 『大津順吉』 * 『清兵衛と瓢箪』 * 『小僧の神様』 * 『赤西蠣太』 * 『万暦赤絵』 * 『氾の犯罪』 * 『母の死と新しい母』 * 『正義派』 * 『焚火』 * 『灰色の月』 * 『白樺』(雑誌)
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更新日:2012-07-16 作者名: 志賀 直哉 読 み: しが なおや 作 品: 「蝕まれた友情」「赤西蠣太」 レ ス: 名作文芸・ここがアヤシイ http //www2.bbspink.com/801/kako/979/979005213.html 84 名前: 風と木の名無しさん 教科書にゃ載ってないけど 志賀nao哉の「蝕まれた友情」 幼なじみの親友への愛憎を綴った一遍。 フンドシに好きな親友の名前を書いて締めてみたりとか。 卒論で白カバ派の研究やったらその辺の人々って みょーにホモっぽい交友関係が多くて困った・・・。 158 名前: なだも 「赤西かき太」で赤西×銀鮫鱒次郎に萌えてました…。 最後は二人で手に手を取って駆け落ちしたんだと、友人に言い張ったっけ… 209 名前: ぶさいく萌え~ 158 あら同志。私も妄想たくましく、その後の二人の愛の逃避行を脳内補完させたわ。 俺様な鱒次郎が、うぶで弱腰の赤西にべた惚れに見える。 夜逃げの相談してる二人の会話が仲良しでかわいくて萌えてました。 245 名前: 風と木の名無しさん 赤西柿多を朗読させられたんだけど あの喘ぎ声読むのがハズかったー(笑 310 名前: 風と木の名無しさん 赤西柿田、本を作ると息巻いている友人がいたりしました。 【活字】 801図書館 2 【総合】 http //pie.bbspink.com/test/read.cgi/801/1044893532/ 804 名前: 風と木の名無しさん 教科書って萌える作品多いよね~ こ こ ろとか舞 姫とか赤 西 蠣 太とか萩 原 朔 太 郎とか 萌えて下さいといわんばかりに 関係者に腐女子がいるとしか思えん(*´∀`)オモイコミ? 【活字】 801図書館 5 【総合】 http //sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/801/1185067304/ 234 :風と木の名無しさん:2007/12/13(木) 20 59 03 ID GcfZ3FBhO 侍とかの時代もので燃え萌えできる本が読みたい… おすすめあったらお願いします。 236 :風と木の名無しさん:2007/12/15(土) 06 11 52 ID DcfFiyhu0 234 燃えがあるかは「?」なんだけど、 侍もので萌えだと、志賀.直哉の赤西.蠣.太が思い浮かぶ。 多分、昔この板で知って読んだんだと思う。 映画も良かった。 ▲PAGETOP 今日: - 昨日: - 合計: -
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平成24年度の活動予定 テーマ: ~大正時代の作品~ 【前期発表予定】 日程 発表作品 4月16日 芥川龍之介「鼻」(読書会) 4月 23日 谷崎潤一郎「秘密」 4月30日 志賀直哉「笵の犯罪」(読書会) 5月7日 未定 5月14日 横光利一「頭ならびに腹」 5月 21日 葉山嘉樹「セメント樽の中の手紙」 5月28日 未定 6月4日 未定 6月11日 未定 6月 18日 未定 6月 25日 未定 7月 2日 未定 7月 9日 未定 7月16 日 未定 7月 23日 未定 7月 30日 未定 【後期発表予定】(未定:現在掲載されているものは昨年度のものです。) 日程 発表作品 9月26日 夏目漱石「文鳥」(読書会) 10月 3日 森鷗外「高瀬舟」(1週目) 10月10日 休み 10月17日 森鷗外「高瀬舟」(2週目) 10月24日 卒業論文・国文学会のプレ発表中間報告会 10月31日 志賀直哉「小僧の神様」(1週目) 11月 7日 文化祭のため休み 11月14日 志賀直哉「小僧の神様」(2週目) 11月21日 川端康成「抒情歌」(1週目) 11月28日 卒業論文中間発表 12月 5日 川端康成「抒情歌」(2週目) 12月12日 三島由紀夫「詩を書く少年」(1週目) 12月19日 三島由紀夫「詩を書く少年」(2週目) 1月 9日 休み 1月 16日 卒業論文・修士論文発表会 1月 23日 卒業論文・修士論文発表会
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●城之崎にて(by はやし浩司)地元のバス会社、EバスのBツアー旅行記 IMG SRC="http //image.space.rakuten.co.jp/lg01/91/0000004091/75/img731a27d2zik9zj.jpeg" width="640" height="480" alt="城之崎にて(2011-8-19)" ++++++++++++++++++++ 明日は、城之崎に向かう。 「城崎」とも書く。 「城の崎」とも書く。 長いバス旅行。 東名から名神を通り、中国(播但道)を経て、 生野、竹田城へ。 明日の夜は、丸山川温泉に一泊。 城之崎へは、明後日、到着。 楽しみ。+ワクワク。 志賀直哉の「城之崎にて」の城之崎。 高校2年生のころ、私は志賀直哉に夢中になった。 志賀直哉の本を、片っ端から、読んだ。 その城之崎。 何しろ半世紀近くも前のことで、内容は よく覚えていない。 志賀直哉がどこかの旅館の一室で書いた エッセーだった。 「……が静寂だった」「……が静寂だった」という、 表現が印象に残っている。 一度は、訪れてみたかった場所。 春に、そこへ行ったオーストラリアの友人がいた。 その友人も、こう言っていた。 「よかった」と。 明後日、その夢がかなう。 「お前は志賀直哉の本を読んだことがあるか」と 聞くと、「ウ~ン、読んだことがある……」と、 どこか、いいかげんな返事。 +++++++++++++++++++++ ●城之崎(『城の崎にて』志賀直哉 ウィキペディア百科事典には、「城の崎にて」のあらすじが載っていた。 それをそのまま紹介させてもらう。 『東京山手線の電車にはねられ怪我をした「自分」は、後養生に城崎温泉を訪れる。「自分」は一匹の蜂の死骸に、寂しいが静かな死への親しみを感じ、首に串が刺さった鼠が石を投げられ、必死に逃げ惑っている姿を見て死の直前の動騒が恐ろしくなる。そんなある日、何気なく見た小川の石の上にイモリがいた。 驚かそうと投げた石がそのいもりに当って死んでしまう。哀れみを感じると同時に生き物の淋しさを感じている「自分」。これらの動物達の死と生きている自分について考え、生きていることと死んでしまっていること、それは両極ではなかったという感慨を持つ。そして命拾いした「自分」を省みる』(ウィキペディア百科事典より)と。 ●志賀直哉 ついでに、志賀直哉について、ウィキペディア百科事典には、つぎのようにある 『「城の崎にて」(きのさきにて)は、志賀直哉の短編小説。1917年(大正6年)5月に白樺派の同人誌『白樺』に発表。 心境小説の代表的な作品とされる。志賀直哉は1910年(明治43年)に『白樺』を創刊し作品を発表しており、実父との対立から広島県尾道に住み、夏目漱石の奨めにより後に『暗夜行路』の原型となる「時任謙作」を執筆していた。 1913年(大正2年)4月には上京していたが、同年8月に里見弴と芝浦へ涼みに行き、素人相撲を見て帰る途中、線路の側を歩いていて山手線の電車に後からはね飛ばされ重傷を負う。 東京病院に暫く入院して助かったが、療養のため城崎温泉(「三木屋」という旅館(現存)に宿泊)を訪れる。その後は松江や京都など各地を点々とし、1914年(大正3年)には結婚する。1917年(大正6年)には「佐々木の場合」「好人物の夫婦」「赤西蠣太の恋」などの作品を発表し、同年10月には実父との和解が成立している。 事故に際した自らの体験から徹底した観察力で生と死の意味を考え執筆され。簡素で無駄のない文体と適切な描写で無類の名文とされている』(ウィキペディア百科事典より)と。 こうした予備知識をもって旅に出るのは、楽しい。 旅の奥行きが、倍加する。 ●8月18日 志賀直哉と言えば、『暗夜行路』。 読んだはずだが、内容が思い出せない。 もう一度、ウィキペディア百科事典の助けを借りる。 こうある。 『主人公時任謙作(ときとうけんさく)は、放蕩の毎日を送る小説家。あるとき尾道に旅に出た彼は、祖父の妾お栄と結婚したいと望むようになる。そんな折、実は謙作が祖父と母の不義の子であったことを知り苦しむ。ようやく回復し直子という女性と結婚するが直子が従兄と過ちを犯したことで再び苦悩を背負い、鳥取の大山に一人こもる。大自然の中で精神が清められてすべてを許す心境に達し、「暗夜行路」に終止符を打つ』と。 ナルホド! 思い出した! そういう話だった。 ●8月19日 今回は、ワイフと2人の2人旅。 地元のバス会社が運営する、Bツアーを利用することにした。 ワンランク上の「ゆとりの~~」とかいう、コース。 ワンランク上級のコース。 座席数が、20%ほど、少ない。 天気は曇り。 浜名湖を渡るとき、鉛色の低い雲が、重苦しそうに空を覆っていた。 空に広がった雨雲。 新聞の天気予報によれば、関西方面は、雨。 よかった! このところの猛暑。 猛暑はこりごり。 ●520ドル安 昨日(8月19日)、ニューヨークの株式市場が、520ドルも暴落した。 製造業の指標が悪かったこと。 失業保険の申請件数がふえたこと。 こういうときは、「株」に手を出してはいけない。 プロというより、ロボットが、1000分の1単位で、コンピューター取り引きを繰り返す。 ロボット取り引きともいう。 素人の私たちが入り込むスキはない。 ……というか、カモにされるのは、私たち。 統計的にも、95%の個人投資家は、損をすることがわかっている。 こういうふうに、乱高下するときは、さらに危険。 ●Bツアーが変わった? バスが走り出すと、ガイドがこう言った。 遠まわしな言い方だったが、「おしゃべりは静かに」と。 当然のことだが、Bツアーも進化した。 そういう印象をもった。 この40年間。 当初は、喫煙は自由。 カラオケは定番。 バスに乗ると、まず自己紹介。 それが徐々に少なくなって、つぎに始まったのが、ビデオ上映。 で、最後の残ったのが、「おしゃべり」。 ガッハハハ、ゲラゲラ、ギャーギャー。 そのおしゃべりに、注意が入るようになった。 しかし長い時間だった。 ●夫婦喧嘩 豊橋を過ぎるころ、激しい雨が窓を叩き始めた。 数分間、窓の外が、真っ白になった。 雨を嫌う人も多いが、私は好き。 心が落ち着く。 脳みその働きも、よくなる。 ……つい数日前、『福井県越前大野への旅』について書いた。 ワイフと喧嘩をし、家出をした。 家出をし、越前大野まで行ってきた。 が、今日は、ワイフといっしょ。 仲直りしたというわけではない。 平常に、戻った。 離婚話は、どこかへ吹き飛んでしまった。 私たち夫婦は、いつもこのパターンを繰り返している。 ●サイクル 夫婦論というのがある。 はやし浩司流に解釈すると、こうなる。 (安定期)→(不安定期)→(緊張期)→(葛藤期=爆発期)→(冷却期)→(修復期)→(安定期)→……。 で、今は、冷却期から修復期。 嵐が去り、(少し大げさかな?)、今は、こうしていっしょに、城之崎に来ている。 毎度のことだから、だれも私たちの離婚話を本気にしない。 義兄ですら、「あらあら、ごくろうさま」などと言ったりする。 で、そういうとき、私は、こう訴える。 「今度は、本気です。あんなヤツとは、来週中に離婚します」と。 が、結果は、このザマ。 長くつづいて、2~3日。 3日もすると、また元に戻る。 多少のタイムラグはあるが、まずワイフのほうが平常に戻り、つづいて私のほうが謝る。 それでおしまい。 (林夫婦は、どうなるんだろう?、と期待していた人をがっかりさせて、ごめん……。) ●城之崎 城之崎には、午後3時ごろ、着いた。 一見してわかる。 活気がある。 行きかう温泉客。 老若男女、さまざま。 客層が広い。 小さな店まで、本気! その本気が、がんがんと伝わってくる。 で、私たちが泊まった旅館は、『銀花』。 郊外の海沿いにあるが、この城之崎でも、超一級旅館だそうだ。 各部屋の中に温泉がある。 室内のベランダも広い。 いろいろな旅館に泊まったが、ここも文句なしの5つ★の、★★★★★。 「上には上があるものだ」と、感嘆のため息。 ●9時からは、花火大会 夜、9時から花火大会があるという。 ちょうど川向こうのホテルの横から打ち上げられるという。 今、その9時を待っているとき。 時刻は、8:57。 あと3分。 ビデオカメラは、スタンバイ。 ●花火は終わった 私たちの泊まっている部屋は、101号室。 部屋の名前は、「直哉」。 志賀直哉の「直哉」。 ワイフは、それを見て、「あなたが特別に頼んだの?」と。 が、私は頼んでない。 偶然。 しかし、どういうわけか、うれしかった。 旅には、何かの目的があるとよい。 それについては、先に書いた。 が、これは生きる「目的」にも共通する。 たいしたものでなくてもよい。 些細なものでよい。 私たちは、それにしがみついて、生きる。 ●事件 ところで今日、ここへ来る途中、バスの中でこんな事件があった。 私が叩くパソコンの音がうるさい、と。 ガイドさんのほうに、苦情が寄せられた。 が、こんな経験は、はじめて。 もってきたパソコンは、TOSHIBAのMX。 部屋の中で叩いていても、無音と言うわけではないが、静か。 ほとんど音はしない。 またそのときは、パソコンたちあげ、メールを読んでいただけ。 今どき、飛行機の中でも、電車の中でも、パソコンは必需品。 それが「うるさい!」と。 私はすなおに謝罪し、パソコンをカバンの中にしまった。 苦情を言った人は、70歳前後の老夫婦。 通路をはさんだ反対側の席の人たちだった。 多分、パソコンと携帯端末(携帯電話)の区別もつかない人たちではなかったか。 あるいはパソコンに対して、強度の嫌悪感をもっている(?)。 そういう人は多い。 自分が扱えないから、それを扱う人を、徹底的に毛嫌いする。 パソコンで仕事をしている人を、徹底的に軽蔑してみせる。 そういう人は、あなたの周りにも、1人や2人はいるはず。 60歳以上の人に多い。 「あんなもの使っている人間に、ロクなのはいない!」と。 簡単にそう決めつけてしまう。 今日バスの中で会った老夫婦も、そんな人たちだったかもしれない。 サービスエリアで買ってきた、「きんつば」を2個、分け与え、「すみませんでした」 と謝ると、一瞬戸惑ったが、つぎの瞬間には、やさしい笑顔を見せた。 ●8月20日 平凡な朝。 静かな朝。 目覚ましは、朝、6時にセットした。 昨夜は10時ごろ床に入ったので、睡眠時間は8時間。 窓の外は、内浦湾になっていて、漁船が数隻、右から左へ通り過ぎていった。 「どちらが海なのだろう?」と。 城之崎が左方面にあるから、左方面が海? よくわからないが、波は静か。 山の間を流れる雲も低く、厚い。 ●Bツアー Bツアーを利用するのは、1年半ぶり? それまでは、毎月のように利用していた。 が、最後に、おしゃべりオバちゃんたちと口論をし、すっかり嫌気がさした。 で、今回も、こう思った。 便利で料金も安いが、やはり私たちには向かない、と。 ワイフがそう判断した。 バス会社のサービスはよい。 ガイドもよい。 コースも旅館も、よい。 しかし客層がよくない。 昨夜も、会席料理を食べながら、ガハハ・ゲラゲラと、傍若無人に騒いでいるオバちゃんたちがいた。 その声が、部屋の端から端まで聞こえてきた。 廊下を歩いているときも、同じ。 部屋の中まで、その大声が聞こえてきた。 残りの20数人は静かでも、こういうオバちゃんが2~3人でもいると、旅行も台無し。 「もうやめようね」と私。 「そうね」とワイフ。 ●城之崎にて 志賀直哉の『城の崎にて』。 はやし浩司の『城之崎にて』。 今はもう文人の時代ではない。 娯楽も多様化し、無数にある。 志賀直哉の昔には、すべての娯楽が文学に集中した。 文人にとっては、古き良き時代ということになる。 うらやましいとは思わない。 私が志賀直哉の時代に生きていたとしても、私はただのもの書き。 文に書いたところで、目に留めてくれる人もいなかったことだろう。 ●帰宅 8月20日、午後8時すぎに、浜松へ戻ってきた。 今回も、運の悪いことに、(本当に運の悪いことに)、真うしろの席に、2組の夫婦。 女どうし、2人のおばちゃんたちが陣取った。 ともに70歳くらい。 私たち夫婦は、後ろから2列目の席。 2度、注意したが、帰ってきたのはイヤミ。 「ア~ラ、うるさいって注意されたから、いちばんうしろの席にいきますよオ~」と。 わざとみなに聞こえるような大声で、席を離れていった。 が、それで静かになったわけではない。 耳が不自由なのか、その中の1人が、一方的に大声でしゃべりまくる。 が、相手の声は聞こえないらしい。 相手が何かを言うたびに、「えっ、何?」を繰り返していた。 ほかのほとんどの客は静かだった。 みな、それぞれの旅を楽しんでいた。 が、今回も、運が悪かった。 Bツアーへ: 「ゆとりの~~」では、6人以上の団体客は申し込みを断っているとか。 たいへんすばらしいことだが、できれば、3人以上にしてはどうか? そうすれば、ああいう客を排除することができる。 もっとも、ワイフの意見通り、Bツアーは、しばらくはコリゴリ。 そういう客がいても、ガイドは何も注意しない。 知らぬ顔。 最前列に座っているから、後部座席のことはわからない。 が、あえて言うなら、つぎの進化を期待して、私はこう要望する。 (1)ポイントガイド……必要なことだけをガイドするというのは、よかった (2)BGM……うるさいビデオをなくなったのは、よかった (3)団体客の制限……よかったが、おしゃべりが目的のおばちゃんには、きびしくしてほしい。 (4)時間の取り方……ゆったりとしていて、よかった。 ●総括 学生時代からの念願がかなった。 志賀直哉ゆかりの「城の崎」を自分の目で見ることができた。 ワイフも満足そうだった。 あのオバちゃんたちが静かだったら、星は4つの、★★★★。 あのオバちゃんたちのおかげで、バスそのものが、拷問室に。 バスを降りたとき、ほっとしたのは、無事着いたからではない。 オバちゃんたちと別れることができたから。 (そうそう、オバちゃんたちのおしゃべりを不愉快に思っているのは、私たちだけではなかった。 一度、私が注意したとき、前の席の人が振り向いて、こう言った。 「ありがとうございます」と。 (しかし、どうしてこの日本では、ああいうオバちゃんたちの話し声だけは、野放しになっているのか? 携帯電話にはうるさい。 しかしオバちゃんたちは、野放し。 おかしい。 日本だけではない。 ああいう日本人が、世界中へ出かけていき、日本人の恥をさらしている!) なお運転手とガイドは、たいへん質が高かった。 「ゆとりの~~」ということで、選りすぐられた人たちなのだろう。 ともに理知的で、気持ちのよい人たちだった。 それだけに、今回の旅行は、残念! 「バスの中で読書……」と考えていたが、その余裕は、最後までできなかった。 (はやし浩司 家庭教育 育児 教育評論 幼児教育 子育て Hiroshi Hayashi 林浩司 BW はやし浩司 幼児教室 育児 教育論 Japan はやし浩司 城の崎にて 城之崎 城崎 志賀直哉 暗夜行路) Hiroshi Hayashi++++++Aug. 2011++++++はやし浩司・林浩司
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『赤西蠣太』(あかにしかきた)は、志賀直哉の短編小説。1918年(大正6年)9月に『新小説』に発表。伊達騒動を下敷きにしている。1936年、片岡千恵蔵プロダクションにより同名で映画化された。テレビドラマ化は1961年、1968年、1999年の3度行われている。特に1999年のドラマは、映画版の脚本を用いて市川崑が監督をつとめた。 1936年公開。片岡千恵蔵プロダクション製作、日活配給。伊丹万作監督が撮ったトーキー映画。二枚目専門だった片岡千恵蔵が滑稽な役どころを演じ、時代劇としては珍しい風刺劇になっている。原作者の志賀直哉が見て絶賛したという逸話は有名である。赤西が付文をする腰元が「小波(さざなみ)」、老女が沖の石と改名されているほか、登場人物が主要なものを除き、海産物や海に因んだ名前になっている。
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これまでの活動 【平成30年度】 「恋愛と近代文学」 夏目漱石「夢十夜」 芥川龍之介「秋」 泉鏡花「外科室」 川端康成「抒情歌」 菊池寛「藤十郎の恋」 太宰治「ヴィヨンの妻」 堀辰雄「麦藁帽子」 坂口安吾「恋愛論」 森鷗外「普請中」 三島由紀夫「潮騒」 堀辰雄「燃ゆる頬」 近代詩作品 泉鏡花「化銀杏」 川端康成「片腕」 「嘘と文学」 太宰治「ダス・ゲマイネ」 江戸川乱歩「人間椅子」 国木田独歩「運命論者」 三島由紀夫「サーカス」 梶井基次郎「檸檬」 谷崎潤一郎「幇間」 卒論中間発表 森鷗外「雁」 芥川龍之介「藪の中」 織田作之助「可能性の文学」 志賀直哉「范の犯罪」 坂口安吾「私は海を抱きしめてゐたい」 織田作之助「世相」 夢野久作「何んでも無い」 卒論最終報告会 石川淳「紫苑物語」 島崎藤村「破戒」 葉山嘉樹「淫売婦」 井上靖「猟銃」 【平成29年度】 「出発点の文学」 森鷗外「舞姫」 志賀直哉「清兵衛と瓢箪」 芥川龍之介「鼻」 谷崎潤一郎「刺青」 菊池寛「父帰る」 吉行淳之介「驟雨」 三島由紀夫「花ざかりの森」 坂口安吾「木枯の酒倉から」 堀辰雄「聖家族」 大江健三郎「死者の奢り」 石川淳「佳人」 樋口一葉「闇桜」 横光利一「蠅」 井上靖「猟銃」 「死の文学」 森鷗外「高瀬舟」 梶井基次郎「桜の樹の下には」 太宰治「ダス・ゲマイネ」 夏目漱石「文鳥」 葉山嘉樹「淫売婦」 泉鏡花「縷紅新草」 横光利一「春は馬車に乗って」 深沢七郎「楢山節考」 北條民雄「いのちの初夜」 志賀直哉「灰色の月」 芥川龍之介「地獄変」 原民喜「夏の花」 芥川龍之介「奉教人の死」 卒論最終報告会 大江健三郎「性的人間」 井伏鱒二「朽助のいる谷間」 泉鏡花「化鳥」 菊池寛「恩讐の彼方に」 【平成28年度】 「教科書作家・作品」 井伏鱒二「山椒魚」 中島敦「山月記」 太宰治「走れメロス」 梶井基次郎「檸檬」 太宰治「富嶽百景」 芥川龍之介「枯野抄」 宮沢賢治「なめとこ山の熊」 芥川龍之介「蜘蛛の糸」 森鴎外「最後の一句」 夏目漱石「夢十夜 第一夜」 岡本かの子「家霊」 安部公房「S・カルマ氏の犯罪」 井伏鱒二「朽助のいる谷間」 「旅と文学」 谷崎潤一郎「蘆刈」 志賀直哉「城の崎にて」 芥川龍之介「馬の脚」 萩原朔太郎「猫町」 井伏鱒二「へんろう宿」 川端康成「伊豆の踊子」 芥川龍之介「トロッコ」 宮沢賢治「銀河鉄道の夜」 太宰治「秋風記」 横光利一「時間」 内田百間「道連」 梶井基次郎「闇の絵巻」 大江健三郎「孤独な青年の休暇」 卒論最終報告会 樋口一葉「にごりえ」 川端康成「雪国」 【平成27年度】 「モダニズムの文学」 芥川龍之介「羅生門」 川端康成「片腕」 中島敦「山月記」 伊藤整「イカルス失墜」 梶井基次郎「冬の蠅」 太宰治「女の決闘」 堀辰雄「不器用な天使」 横光利一「蠅」 梶井基次郎「Kの昇天」 横光利一「赤い着物」 伊藤整「生物祭」 井伏鱒二「山椒魚」 「耽美派とその周辺」 泉鏡花「外科室」 『読むための理論』 『新批評理論入門』 『新文学入門』 『生成論の探究』 谷崎潤一郎「刺青」 夢野久作「瓶詰地獄」 永井荷風「狐」 江戸川乱歩「人間椅子」 泉鏡花「夜行巡査」 卒論最終報告会 太宰治「斜陽」 谷崎潤一郎「痴人の愛」 小島信夫「アメリカンスクール」 【平成26年度】 「芥川賞作家とその周辺」 芥川龍之介 「羅生門」 石川淳 「マルスの歌」 太宰治 「逆行」 石川淳 「焼跡のイエス」 尾崎一雄 「暢気眼鏡」 安部公房 「デンドロカカリヤ」 安岡章太郎 「悪い仲間」 吉行淳之介 「鞄の中身」 菊地寛 「入れ札」 大江健三郎 「奇妙な仕事」 曽野綾子 「遠来の客たち」 大江健三郎「死者の奢り」 「文芸復興とその周辺」 江戸川乱歩 「芋虫」 牧野信一 「鬼涙村」 横光利一 「頭ならびに腹」 坂口安吾 「風博士」 井伏鱒二 「屋根の上のサワン」 谷崎潤一郎 「刺青」 川端康成 「水月」 横光利一 「機械」 太宰治 「魚服記」 卒論最終報告会 川端康成 「禽獣」 梶井基次郎 「闇の絵巻」 岡本かの子 「金魚撩乱」 夏目漱石 「文鳥」 安部公房「箱男」 遠藤周作「深い河」 【平成24年度】 「大正時代の作品」 芥川龍之介 「鼻」 谷崎潤一郎 「秘密」 志賀直哉 「范の犯罪」 芥川龍之介 「蜜柑」 横光利一 「頭ならびに腹」 江戸川乱歩 「屋根裏の散歩者」 葉山嘉樹 「セメント樽の中の手紙」 有島武郎 「一房の葡萄」 志賀直哉 「真鶴」 梶井基次郎 「路上」 川端康成 「葬式の名人」 太宰治 「走れメロス」 太宰治 「姥捨」 堀辰雄 「不器用な天使」 横光利一 「鳥」 梶井基次郎 「闇の絵巻」 坂口安吾 「風博士」 太宰治 「魚服記」 太宰治 「千代女」 林芙美子 「晩菊」 岡本かの子 「老妓抄」 田村俊子 「生血」 【平成23年度】 「教科書作家を中心に」 芥川龍之介 「蜘蛛の糸」 梶井基次郎 「檸檬」 志賀直哉 「城の崎にて」 村上春樹 「レキシントンの幽霊」 江戸川乱歩 「人間椅子」 芥川龍之介 「魔術」 円地文子 「妖」 谷崎潤一郎 「刺青」 坂口安吾 「桜の森の満開の下」 芥川龍之介 「杜子春」 夏目漱石 「文鳥」 森鴎外 「高瀬舟」 志賀直哉 「小僧の神様」 川端康成 「抒情歌」 三島由紀夫 「詩を書く少年」 【平成22年度】 「戦後派を読む」 大江健三郎 「不意の唖」 安部公房 「棒」 野間宏 「第三十六号」 梅崎春生 「蜆」 椎名麟三 「深夜の酒宴」 堀田善衛 「香港にて」 三島由紀夫 「煙草」 遠藤周作 「白い人」 安岡章太郎 「悪い仲間」 武田泰淳 「女賊の哲学」 倉橋由美子 「パルタイ」 尾崎一雄 「虫のいろいろ」 庄野潤三 「プールサイド小景」 【平成21年度】 「新感覚派とその周辺」 川端康成 「禽獣」 横光利一 「神馬」 千葉亀雄 「新感覚派の誕生」 今東光 「痩せた花嫁」 横光利一 「ナポレオンと田虫」 川端康成 「油」発表 中河与一 「刺繍せられた野菜」 久野豊彦 「ボール紙の皇帝万歳」 川端康成 「有難う」「骨拾ひ」(『掌の小説』より) 武田麟太郎 「反逆の呂律」 広津和郎 「散文芸術の位置」 片岡鉄兵 「幽霊船」 佐多稲子 「女の宿」 横光利一 「七階の運動」 中野重治 「小説の書けぬ小説家」 【平成20年度】 「〈浪漫派〉から〈耽美派〉へ」 谷崎潤一郎 「刺青」 佐藤春夫 「薔薇を恋する話」 国木田独歩 「武蔵野」 森鷗外 「文づかひ」 北村透谷 「内部生命論」 樋口一葉 「にごりえ」 泉鏡花 「化銀杏」 島崎藤村 「若菜集」 谷崎潤一郎 「母を恋ふる記」 三島由紀夫 「橋づくし」 永井荷風 「狐」 伊藤聖 「生物祭」 谷崎潤一郎 「少年」 佐藤春夫 「田園の憂鬱」 佐藤春夫 「西班牙犬の家」 三島由紀夫 「花ざかりの森」 【平成19年度】 「〈無頼派〉を読む」 坂口安吾 「風博士」 太宰治 「ヴィヨンの妻」 壇一雄 「花筐」 太宰治 「鴎」 坂口安吾 「古都」 織田作之助 「四月馬鹿」 石川淳 「黄金伝説」 織田作之助 「六白金星」 田村泰次郎 「肉体の門」 石川淳 「喜寿童女」 【平成18年度】 「モダン都市-〈東京〉の諸相-」 芥川龍之介 「蜃気楼」 国木田独歩 「武蔵野」 佐藤春夫 「美しき町」 谷崎潤一郎 「青い花」 堀辰雄 「水族館」 北原白秋 「思ひ出」 龍胆寺雄 「甃路スナップ」 伊藤整 「M百貨店」 武田麟太郎 「日本三文オペラ」 室生犀星 「チンドン世界」 【平成17年度】 「探偵小説を読む~文学のラビリンス~」 芥川龍之介 「藪の中」 泉鏡花 「外科室」 佐藤春夫 「指紋」 芥川龍之介 「開化の殺人」 谷崎潤一郎 「柳湯の事件」 太宰治 「犯人」 葉山嘉樹 「淫売婦」 坂口安吾 「アンゴウ」 黒岩涙香 〈海外からの探偵小説の流入〉 江戸川乱歩 〈乱歩「黒蜥蜴」と三島「黒蜥蜴」〉 夢野久作 「死後の恋」 横溝正史 「広告人形」 松本清張 「地方紙を買う女」 【平成16年度】 「一九二〇年代を読む」 小林秀雄 「一ツの脳髄」 井伏鱒二 「山椒魚」 葉山嘉樹 「セメント樽の中の手紙」 梶井基次郎 「冬の蝿」 堀辰雄 「眠れる人」 中野重治 「記念祭前後」 横光利一 「機械」 川端康成 「水晶幻想」 伊藤整 「生物祭」 太宰治 「道化の華」 【平成15年度】 「自然主義と反自然主義の文学」 国木田独歩 「牛肉と馬鈴薯」 島崎藤村 「藁草履」 田山花袋 「蒲団」「隣室」 島村抱月 「自然主義の価値」 正宗白鳥 「入江のほとり」 永井荷風 「新帰朝者日記」 北原白秋 「邪宗門秘曲」「片恋」「謀反」「序詩」「時は逝く」「糸車」 谷崎潤一郎 「少年」 佐藤春夫 「西班牙犬の家」 【平成14年度】 「近代文学における〈家族〉を読む」 坪内逍遥 「細君」 正宗白鳥 「老婆殺し」 横光利一 「春は馬車に乗って」 志賀直哉 「邦子」 太宰治 「ヴィヨンの妻」 安岡章太郎 「海辺の光景」 小島信夫 「抱擁家族」 【平成13年度】 「近代文学における〈異界〉を読む」 江戸川乱歩 「押絵と旅する男」 泉鏡花 「龍潭譚」 永井荷風 「狐」 谷崎潤一郎 「魔術師」 梶井基次郎 「Kの昇天」 夢野久作 「瓶詰の地獄」 萩原朔太郎 「猫町」 岡本かの子 「川」 川端康成 「水月」 井上靖 「補陀落渡海記」 【平成12年度】 「〈新しい〉文学とは何か」 横光利一 「機械」 葉山嘉樹 「セメント樽の中の手紙」 芥川龍之介 「蜃気楼」 横光利一 「皮膚」 梶井基次郎 「交尾」 川端康成 「水晶幻想」 伊藤整 「M百貨店」 岡本かの子 「金魚撩乱」