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前のゲーム | 次のゲーム クリア条件:リーグ戦とおまけ(八百屋の雀士)をクリア 開始時間:2007/03/01(木) 21 40 22.54 終了時間:2007/03/02(金) 05 44 37.77 麻雀RPG(;´Д`) 設定方法 VirtuaNES [設定]→[コントローラ]→[マージャン]→あとは好きにキーを振るだけ NNNesterJ ゲーム画面 A B C D E F G H I J K L M N キーボード Q W E R T Y U A S D F G H J Z スタート X セレクト C カン V ポン B チー N リーチ M ロン/ツモ RPG編のラスボス竜王の攻撃!ハンパナスwww 後半のインフレっぷりはぜひあなたの手で体感! こうして配信者たちの長い夜・・・・・・ 狂気と策略の交差する10時間余が終わった 乗り込んだ配信者12名のうち9名が退屈なストーリー及び その後の竜王戦でも20万を覆すに至らず井出名人に呑み込まれ消えた・・・・ 彼らの人間としての人生は閉じた ここから先は悲惨の一語 リーグ戦も制覇。こっちは一応まともな麻雀? ※オマケ おつかれさまでした。
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人間は社会的動物であるという。 これにはいくつかの意味が含まれていると考えられる。 まず第一に、人間が人間としての進化過程に入る時点で、既に社会を形成していた、あるいは社会を形成することによって、進化をかち取ることができ、また社会を形成することでその後の人間の文明が発展してきたということであろう。人間個人は他の大きな動物に比較して、非常に弱い存在であり、おそらく社会を形成しなければ生存すらできないだろう。つまり、社会の形成は人間の生存の絶対不可欠な条件である。 第二に、社会、つまり複数の人間が偶然ではない関わりをもっていること、そのことが人間が人間的であるための条件となっているということである。ロビンソン・クルーソーのような「思考実験」として、社会から孤立した人間の生存を考えた人はあったとしても、現在の社会において、孤立した状況で、動物としての生存だけではなく、人間としての精神の保持が不可能なことも、人間科学の前提条件として措定しうると考えられる。「ひきこもり」は、決して、社会から完全に孤立した状態ではなく、多くの場合食事などを支える人々(ほとんどは家族)が存在している。だからこそ、動物としての生存が確保されているわけであるが、人間的精神存在として、危機的状況にあることが多いのは、他の人間との「社会的つながり」を喪失しているからに他ならない。このことは、人間的なつながりを決して、精神的なレベルに限定してはならないことを示している。 さて、このことは教育にとっていかなる意味をもつだろうか。
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「神はご自身をかたどって人を創造された(創世記 1 27)」とある様に、人間は神によく似た存在として創造された。 神に肉体はなく、その霊性のみが存在する。つまり「神の似姿としての人間」とは「その霊性が良く似ている」と考えられる。 また「人が一人でいるのは良くない。彼に合う助ける者を造ろう(創世記 2 18)」とも言われています。 神は父と子と精霊の三位一体であり、「異なる二つ以上の存在が一致する事」こそ神の霊性である。 つまり、夫婦が一致する姿こそ、神の現存であり、一人では不完全な人間ゆえ、男と女は父母の元を離れ、結婚し、神の現存に近づこうとする。
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人間として ◆/Ah5m4k50w氏 「すみません、少し気持ちの整理をしてもいいですか……?」 一回目の放送後、沢田にそう申し訳なさそうに断ったのは宇海零だった。 沢田は了承の意をこめて零の背中を軽く叩く。 先程の放送で『標』と『末崎』……そうはっきり告げられた。 即ち死……!! なんと声を掛けていいかわからず、そう対応するほかなかったのだ。 「すぐに戻ります。……すみません」 なんて大人びた表情をする子だろう……。 徐々に小さくなる零の背を見ながら、沢田は改めて主催者に強い怒りを感じていた。 零は沢田から少し離れた森の中、細く長い木にうなだれるようにもたれかかっていた。 元々、宇海零という人間の精神は強いほうではない。 勝負の場では至極冷静だが、今は違う。 その緊張の糸が強制的に断ち切られたのだ。 頼りにしていた人物の死……!! 混乱……焦燥……不安……。 様々な思いが巡る中、それは突然起こった。 「っ!!!!?」 突如足元が抜けていくような感覚。 零が体をあずけていた木が、重みに耐えきれず折れてしまったのだ。 運が悪いことにその先は急斜面―……!! 折れた幹をなんとか掴み、落下は免れたはいいが、この腕で長時間全体重を支えられるとは考えられない。 この急斜面、深くはないがとても無傷で転べるものではない。 それに今の零にとって沢田との連絡を取る術を持っていないのはあまりに痛すぎる。 ……この状況、普段の零からは考えられないようなミス……!! 追い詰められた思考が零を支配していく。 イチかバチか大声を出すかっ……!? 沢田さんは近くにいる……周りに人がいるような様子じゃなかった……!! いけるっ……!! 「……っ……」 音は声帯を通り越し出かかっている。 だが、零は自分に言い聞かせるように頭を二度、大きく振った。 ダメッ……!!ダメダメッ!!何故そんなことが頭に浮かぶんだ!!!! 敵に位置を教えるような危険行為選択肢にあげてどうするっ……!! それにもし、もし沢田さんにまで危害が加わるようなことがあれば……!! 脳内を巡る最悪の事態に、どっと冷や汗が吹き出る。 沢田さんっ……!! 誰か……!!誰かっ……!! いや、人、人間っ……!人間だっ!!!ちゃんとした人間っ……!! 頼むっ……人間っ……!!!! 望まない人間は……見るなり襲い掛かってくるだろう。 零は万に一つも起きないような希望に縋るしかなかった。 工藤涯はただひたすらに走り続けていた。 「……はっ………はっ……」 目を開けた涯を待ち受けていたのは意味のわからない世界だった。 何故、死ななかったのか。 何故、自分を殺そうとしていた奴が必死で何かを伝えようとしていたのか。 確かに殺された。 否、殺されていた。 なのに何故あいつは俺を……。 赤松の制止を夢中で振り切り……赤松に追いかける気力がなかったというのが正しいのだが、ただ、走っていた。 混濁する意識の中、うまく回らない頭とうまく使えない手足を動かしている。 文字通り命かながら荷物を持ち、ここまで誰にも会わなかったのは正に不幸中の幸い。 だが当の本人はそんなことに気付く余裕もなく。 ふと、微かな声が聞こえる。 涯は体を小さく抱え、様子を伺った。 目が捉えたのは―……手。 数メートル先にその声の主と思わしき手。 それは必死に生を掴もうと細い木に縋りついていた。 瞬間、頭で考えるよりも先に体が動いてしまった。 「おいあんたっ……!!なにしてるんだ……!!」 涯は思わずぶら下がっている手を掴み、必死に引き寄せる。 必然的に交わされる視線。 その目はいきなり現れた涯を信じられないといった様子で大きく見開かれていた。 しまった!!罠かもしれないっ!! 息をのめど時すでに遅し。 涯を恐怖が支配する。 背中から撃たれるかもしれないんだぞ……!!何をやっているんだ俺はっ……!! 今までの行動を考えれば自殺行為そのもの……!!!! だが、それは人間としてのココロ……。 混濁した意識は涯という”人間”を引きずり出していた。 「…ひ…っ……!!」 突然。 引き寄せたそれは、いきなりぼろぼろと涙を流し始めた。 幼子が泣くように声をあげて。 「お、おいっ……大きな声を出すなよっ……!!」 咄嗟に口を塞ぐが、呼吸を乱しながらただ泣いている。 自分より年上であろうそれは微かに震えていた。 まだ危険ではないと決まったわけではない…が涯は周りを窺う余裕などなく慌てるように言葉を早めた。 「泣くな、泣くなってっ……!!何もしないっ……!!」 ……そうだ、俺は何もしないっ……。 しないんだっ……!! 3分はたっただろうか。 思う存分に泣いた零の、靄のかかった感覚が覚醒してくる。 「っ…………、ごめんっ……」 不意に溢れたのは生への安堵か。 それとも……。 突如現れた目の前の少年はただ不器用に背中をさすってくれていた。 「……あのっ……助かりました……!!本当に……!……ええと、俺は宇海零……です。あなたは……?」 「……工藤涯」 零は足を踏み外してしまったことと、泣いているところを見られるというWボケを起こしてしまったせいか、窺うように涯を見た。 短髪の少年は笑いもせず、零から視線を外していた。 ……助けてもらっておいてこんなことを言うのもなんだが、お世辞にもいい人そうには見えない。 でも……。 少年は助けてくれた。 巻き込まれるかもしれないのに手を差し伸べてくれた。 助けなければ宇海零という敵を減らせたかもしれないのに……。 殺しはせずとも見捨てれば関係のないことなのだ、このゲームに乗った者に人の死など。 落下。 直接的であれ間接的であれ、助けてもらわなければ零は死んでいただろう。 あの場面で助けて後に殺す、というのは一番リスクが高い選択のはず……。 ……それに。 このゲームが始まって、零が言葉を交わしたのは平井銀二、鷲巣巌、沢田、名も知らぬ黒服の連中。 沢田という好意的な仲間がいたのは幸運だったが、皆自分より年齢を重ねた者達ばかり。 零は同年代と思える少年に会えたことが嬉しかったのだ。 ……よしっ……!! 零は意を決し、自分の生を繋いでくれたこの少年を作戦に誘うことを決した。 敬語を使わなければ失礼か、とも考えたが感情が溢れ出す。 「君に、聞いてほしいことがあるんだっ……!!」 対、主催者……!? 涯は目の前が真っ白になった。 零が発した言葉のひとつひとつが脳内に突き刺さるようで。 浮かばなかった考えが次々と伝えられる。 涯の頭に浮かぶのは……生還、という二文字。 「近くで沢田さんって人が待ってるんだ。話を聞いてくれるだけでいい。もし信じられないなら俺を人質にしてもいい……!!だからっ……一緒に行動しないか……?!!」 感情を抑えられないように必至に涯を繋ごうとする零。 その声は届け、届けと祈っている。 「このゲームは狂気の沙汰を超えている……何故殺す殺される……!?皆、人間なのにっ……!!!!俺たちは人間だ、人間なんだっ……!!」 人間……!! それは涯の望む孤立と、自由の根本にあるもの。 このゲームが始まって初めての言葉に、涯は覚悟を決める。 「…………人質は、いらない」 「……!!本当っ……!!?」 うなずく涯に、零は目を輝かせた。 「…ん…?……っ!!!」 会話の中で徐々に落着きを取り戻した零は、涯の学生服に随分血が付いていることに気づく。 そして、生々しいそれを見つけるや否や飛びかかるように襟を掴んだ。 「これっ……どうしたの、首の……!!」 「……殺されそうになった」 「なっ……!!」 殺されるという単語に過剰に反応する零。 涯はふうとため息をつくと、できたばかりの擦り傷をさすりながら零を見やる。 「……俺が死んでたらあんたの所為で怪我することもなかったのに」 零は一度目を見開いて一瞬考える。 が、涯の言わんとすることを汲み取り笑いを抑える様に手を口元にやった。 「ごめんごめんっ……!!感謝してるよ……!!」 「手は濡れるし」 「うっ……もういいだろ、その話はっ……!!」 ああ、こんなくだらないことを言うなんて。 ……最も万人に喜ばれるようなものではないけれど。 「あ!あの……工藤……君」 「…………涯でいい」 「涯、君……」 「…………涯、でいい」 「あ……ええと、涯……」 零はなにやらもたもたと言葉を探しているようだったが、涯をちらりと見やり照れくさそうに笑った。 「ありがとう」 その行動に涯は面を食らい立ち尽くした。 「最初に言うことだったのに……ごめん。嬉しかった。そうだ!怪我、治療しなきゃっ……!!」 こっち、と自分に背中を向け歩き始める零。 涯は言葉を理解しようと反芻する。 ありが……とう……。 その瞬間、溢れる人間としての感情。 もうそれを演技だとは疑えなかった。 そう思うにはその行動はもとより、出会いから零は無防備すぎたのだ。 自分の方も言えたことではないが……。 今涯の脳内を支配しているのは疑うとか疑わないとかそういうことじゃなく、ただ―……恐れだった。 もし俺が……人を殺した……殺したと知られてしまったら……。 まず間違いなく宇海零は工藤涯を信頼しなくなる。 そうすれば作戦の枠から外されるのはもちろんのこと、殺し合いではなくとも次に会えば争うことになるだろう。 いや……理由をきちんと説明すれば……! 理由がつけば殺していいのか。 殺意―……それは恐怖。 先程痛いくらいに感じたばかりだ。 殺意の前ではそんなことはただの綺麗ごとにすぎない。 結果論からいえば殺意の反対は100%の正当防衛。 だけど、その行為は……。 わかってるさ……わかってるっ……!! 交差する感情。 宇海零からの信頼がなくなることが怖いのか。 作戦から除外されることが怖いのか。 結果は同じだが明らかな人間性の……違い。 「……ありが、とう……」 14歳の少年は呟き、傷を負ってなどいない左胸を押さえた。 どこだっ……少年っ……!! その頃、赤松修平は額に汗をかきながら涯を追っていた。 何故意識朦朧としていた少年を赤松が何故引き留められなかったか。 勘違いでも己が殺そうとした少年―……涯の目を見て話すことを一瞬躊躇してしまったのだ。 死ぬなっ…、死なないでくれっ……!!!! 赤松は涯の安否を心配しつつ、足を進めた。 【E-3/森/夜】 【宇海零】 [状態]:顔面、後頭部に打撲の軽症 両手に擦り傷 [道具]:麻雀牌1セット 針金5本 不明支給品 0~1 支給品一式 [所持金]:0円 [思考]:対主催者の立場をとる人物を探す 標、末崎の死を現実として受け止める 涯を仲間にする 【工藤涯】 [状態]:右腕と腹部に刺し傷 他擦り傷などの軽傷 新しく手に擦り傷 精神不安定 [道具]:フォーク 鉄バット 野球グローブ(ナイフによる穴あり) 野球ボール 支給品一式×2 [所持金]:2000万円 [思考]:生還する 宇海零に殺人がばれることを恐れる 沢田と話す 【沢田】 [状態]:健康 [道具]:毒を仕込んだダガーナイフ ※毒はあと一回程度しかもちません 高圧電流機能付き警棒 不明支給品0~4(確認済み) 支給品一式×2 [所持金]:2000万円 [思考]:対主催者の立場をとる人物を探す 零を心配している 主催者に対して激しい怒り 【赤松修平】 [状態]:健康 腕に刺し傷 [道具]:手榴弾×9 石原の首輪 支給品一式 [所持金]:1000万円 [思考]:できる限り多くの人を助ける 宇海零を探す 工藤涯を探す 063 人間 投下順 065 未来への標 065 未来への標 時系列順 067 銀と銀と金と銀 060 状況 宇海零 074 心の居場所(前編)(後編) 065 未来への標 工藤涯 074 心の居場所(前編)(後編) 060 状況 沢田 074 心の居場所(前編)(後編) 065 未来への標 赤松修平 074 心の居場所(前編)(後編)
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テンプレサイトの人間として現状の状況に文句を言ったり こうして欲しいと言う事は賓スレ上ではありません。 賓スレ上でテンプレサイトの人間として発言することは 住人に対する圧力行為になると考え好ましくないと思うからです。 今後どうしてもスレの運営上で発言しなければいけない場合が 来ることがあっても賓スレでの発言はありません。 私がテンプレサイトの人間として発言する場は 議論スレしかないと考えています。 また、私から議論スレで議論を持ちかけることもありません。 女神様と住人の為のスレであって、私が自治をして私が方向を決めるのではなく、 住人が自ら進んで方向性を決めるべきと考えるからです。 たまにスレ上に議論を持ち込んでる人間がいますが 決して私の発言ではありませんのでご了解下さい。 議論スレで発言する場合はトリップをつけますので 他の方と一緒にされることは無いと思います。 無責任と思う人が居るとは思います。 しつこいようですが、女神様と住人のスレであって 私一人のスレでは無いのです。 私は単なる意見が出たものをテンプレとして 纏めているだけですので理解をお願いいたします。
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アテにしてはいけない この意味のない投票、議題は「人間としての評価」です。 皆、正直に入れようね。 選択肢 投票 ケビン (2) ミハエル (0) キモタク (0) 零崎 (25) スパワン (2) hide朗 (42) ヒデ朗・・・。 -- (あびす) 2011-04-12 23 33 49 名前 コメント すべてのコメントを見る
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人間として ◆i9ACoDztqc 冷静さ。 それこそが、他でもない戦場で生き残る確率を上げるものである。 緊張から操作を誤る新兵も、奢り高ぶり無根拠に自分が死なないと思いこむエースパイロットも等しく死に近い。 死んでたまるか――そんな気持ちで支え合う仲間と、どんな時でも根拠ある生存の可能性に賭けたからこそ、バニングは生きていられた。 目元を抑え、静かに揉む。軽く眼をこすり、改めて視界を確認する。 もう、戦闘中に時折走るレッドアウト――視界の赤転化は今のところない。 エースと呼ばれるわけではないが、ベテランと呼ばれるまで戦ってきた。だが、その代償がこれだ。 ジム・カスタムでさえ時々加速のGでこうなることはあった。 この機体はジム・カスタムと比べものにならないほどの高性能機。 高性能機――逆を言えば、38歳になったバニングには重すぎる負担を強いる。 「まだ現役のつもりだが……」 今日明日の出来事ではないだろうが、半年後となった時、自分はまだモビルスーツに乗っていられるのか。 いや、それまでこの鋼鉄の棺桶の中で、生き延びることが出来るのか。 モビルスーツパイロットは、ジオンも連邦も関係なくモビルスーツのコクピットを『鋼鉄の棺桶』と言う。 撃墜されれば最後、そのまま自分の墓場になることも多いことから付いた皮肉だ。 実際、ア・バオア・クーではろくに訓練も受けていない、学徒動員の新兵たちの棺桶になってしまった。 それを決戦に参加したバニングも知っている。 渚カヲルの力で粉々になったクロスボーンガンダムの破片を見やる。 コクピットブロックが見つかるようなら、それごとでも埋葬してやりたいと思ったが、見つからなかった。 『棺桶』の一つもまともに用意できない――それすら残らない。 死んでしまってはすべて終わりだ。だが、それでも形だけでも死者へ安らぎを用意できないこの世界。 とことん狂っている。 現実でも同じと分かっていたにも関わらず、『わけのわからない化け物の力で殺された』ことのせいか、なおさら理不尽に思えた。 バニングやコウのような、悪く言えば通常のモビルスーツパイロットがどれだけあのような化け物と戦えるのか。 ベテランなどと言われる戦闘経験も、あくまで対モビルスーツを前提したものだ。 ここでは、ある意味バニングも新兵同然。 息を浅く吸う――ゆっくりと肺腑にたまった空気を吐く。 冷静さを求めて。 せめて、ショウの魂が彼の言っていたバイストン・ウェル(魂の故郷)へ還れたことを祈ろう。 軍人式の敬礼――しかし、ショウは軍人ではなかったのかもしれない。 こんなやり方しか知らない自分に少しだけ嫌悪を覚えながらも、目をつぶり黙祷する。 鎮魂の歌なくとも、派手な弔いはできなくとも、せめて魂の安息を。 ある意味、自分のようなロートルに相応しい見送り方かもしれない。 死者に必要以上に引きずられれば、自分が死者となる。 それは、死を望む心であることもあるが、多くは仲間を死者に変えた相手への怒りなどの激情でもある。 まだ、自分も死ぬわけにはいかない。 若い連中の命を踏み台にしてまで生き残りたいとは思わない。 だが、それでも可能な限り冷静に足掻くこと。 それが行動としてのショウヘの手向け。 「あいつの……シルビアの料理もまた食べたいしな」 バニングのストライクノワールが、波乱万丈の乗るトライダーG7の場所へ飛んでいく。 海岸には、真っ二つになった天使ラーゼフォンと、死神ドクロのガンダムが遺された。 ――カシャリ ラーゼフォンの真理の眼が閉じる。 頭の翼は、再び顔を覆うように閉じる。 眠るように、ラーゼフォンは閉じる。 ラーゼフォンは眠っているだけだ。 渚カヲルがラーゼフォンとの再会を予感していたように。 ラーゼフォンも再び空に飛び立つ瞬間を予感し、今一時眠りに就くのだ。 胴体の断面を結び付ける何かがあれば――同化、再生する力や、生きている金属の力があれば。 直る――いや治るだけの質量があれば。 歌はなく、ラーゼフォンは眠る。 眠っている。 『死』は、遠い。 ■ 「う……やれやれ、綺麗なビーチだけどここは天国……ってわけでもなさそうだね。 生きているってことは、うまくいったってことかな?」 トライダーG7を再起動、万丈はゆっくり立ち上がらせる。 どうしてもしっくりこないのは、やはり自分の相棒ダイターン3ではないせいか。 落ちた衝撃で舞い上がりかぶさった砂を落としながら、トライダーが再び空に舞い上がる。 損傷はあれどなお陽光を浴びて燦然と輝く姿は、不死鳥の如く。 「……悪いが、とどめはさせなかった。俺の落ち度だ」 「……なんだって?」 万丈は、バニングの台詞に眉を寄せた。 結果を出せなかったバニングに対する怒り、ではまったくない。 純粋に、バニングの言葉が信じられなかったからだ。 何故なら、トライダーのカメラには、確かにあの渚カヲルの乗っていた白いロボットが真っ二つになって映っているのだから。 誰がどう見ても、撃墜された状態だ。パイロットもただでは済まないことは明白。 ましてここは開けた海岸。到底、見失うこともなさそうだが。 「渚カヲルの使うバリアの一つは、あの機体の力ではない、渚カヲル本人の力だった」 そう言って、バニングは説明する。 トライダーバードアタックの後、確かに自分はあの通り白いロボットを撃墜したと。 だが、その時バリアを張って空中に浮かびあがり、渚カヲルが現れたと。 そして、あの幾何学的で強固なバリアを再び当然のように生み出し、光の壁に消えたと。 「奴は言ってた。……波乱万丈にもよろしく、だそうだ」 「……こりゃ気にいられたみたいだね。あんまり嬉しくはないんだけど」 最後まで、万丈はあのカヲルの自信を崩すことが出来なかった。 絶対に死なないという自信から来るものだったのか、本当に生と死が同じものと考えていて恐れていないのかも知らない。 だが、万丈はカヲルに対して恐怖を抱いてしまった。背筋の凍るような威圧を、白いロボットと渚カヲルから。 結果として今回は万丈の敗北だ。 (確かに一敗はした。けど、まだこれからさ。次は必ず完璧に、ね。) ――次は勝つ。 人間は、化け物に負けっぱなしですましていられるようなものじゃない。 負けたのなら、そこから思考し、思案し、思索し、勝利を次の機会にはもぎ取る。 勝つまで繰り返し、恐怖を乗り越えるのだ。 万丈は、カヲルを嫌う。 ヒトの姿をした、ヒト在らざるものの存在が気に喰わない。 ヒトの存在をまるで全体から俯瞰するような口ぶりが許せない。 『恐怖』という感情を乗り越えるのではなく、捨て去ったような態度が許せない。 万丈は――渚カヲルの存在を認めない。 身勝手なエゴをさも不変の法則として騙る少年の名前を、万丈は心に刻みつける。 「次の時には、本当に見せてあげるさ。抗いながら生きる人間の強さを。そして―――」 渚カヲルが消えたという光の壁の向こうを睨みながら、万丈は不敵にそう呟いた。 絶対に相容れない存在との結着を必ずつけると誓いながら。 「―――日輪の輝きを、ね」 トライダーG7もまた、万丈に合わせてにやりと笑った気がした。 ■ 「それで、これからはどうするつもりなんだ? 光の壁を越えて渚カヲルを追うのか?」 「いや、それはやめておくよ」 「……またどうしてだ?」 「バリアで相手を押しつぶせるなら、むしろ不意打ちするには小さいほうがいい。 レーダーにかからない今追うのは、逆に危険だと思う。前、ちょっと似たようなことがあってね」 似たようなことがあると飄々と言ってのける万丈に、内心バニングは嘆息する。 生身でバズーカ攻撃などをしてくるゲリラなどと同じと言えばそれまでだが、無手の相手にその発想はすぐ浮かばなかった。 渚カヲルに襲われる前の話を聞くに、万丈は『そういうアクシデント』だらけの世界から来たのだろうか。 自分の常識なんてものは狭いものだと、この年になって思い知らされるとは、考えたこともなかった。 だが、そんな多種多様な常識の広さに慣れていかなければならない。 「なら、これからどこへ向かう?」 「……街へ行って人を集めよう。ああいう存在がいるとしたら、単独行動は危ない。 非力でも、これをどうにかする知識を持っている人もいるはずだ」 そう言って、万丈は首輪を軽くさすったあと、同一エリア内にある基地を示した。 バニングも、言わんとすることはすぐに分かる。あのシャドウミラーへの反逆を考えるなら、首輪をはずすことは絶対条件だ。 そうでなければ、あの仮面の男のように自分たちも首を飛ばされて終わってしまう。 もちろん、それを連中に悟られても終わり。 だから、万丈は直接『首輪』を『外す』知識ではなく、『これ』を『どうにかする』知識と言ったのだろう。 「この殺し合いに積極的な人間からすれば、そういう人たちはまさに餌だ。補給もしたいしね」 「餌、か……」 温かい青年の口ぶりのどこかに、ほんの僅か冷たいものが混じったように見えたのは、バニングの気のせいか。 バニングは、敢えて聞かなかった。 ――もし、知識も持たない非力なものだったら、そんな人々が自分とともに窮地に追い込まれたらどうするのか、と…… 【破嵐万丈 搭乗機体:トライダーG7(無敵ロボ トライダーG7) パイロット状況:健康 機体状況:装甲を損傷、行動に影響なし EN残り30% 現在位置:A-5 海岸 第一行動方針:弱きを助け強きを挫く。ま、悪党がいたら成敗しときますかね。 第二行動方針:渚カヲルを必ず倒す 最終行動方針:ヴィンデル・マウザーの野望を打ち砕く。】 ※地上マップのループに気付きました。また異世界からの召喚の可能性について聞かされました。 【サウス・バニング 搭乗機体:ストライクノワール@機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER パイロット状況:怒り 機体状況:良好 EN消費55% 位置:A-5 海岸 第1行動方針:街に向かい、人を探す 第2行動方針:コウ・ウラキを探す 第3行動方針:アナベル・ガトー、イネス・フレサンジュ、遠見真矢、渚カヲルを警戒 最終行動方針:シャドウミラーを打倒する】 ※地上マップのループに気付きました。また異世界からの召喚の可能性について聞かされました。 【一日目 11:00】 BACK NEXT 076 『 』~くうはく~ 投下順 078 青春劇場 049:勇気~きぼう 時系列順 069紅ノ墓標 BACK 登場キャラ NEXT 059 使徒と軍人と快男子 波乱万丈 095 求める強さは誰がために(前編) 072 使徒と軍人と快男子 サウス・バニング 095 求める強さは誰がために(前編)
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■財産と「人間としての顔」 本レギュレーションでは、『人間変身(もしくは人間そっくり)』『身元保証(偽造戸籍以上)』を必須とはしません。 ただし、基本的にそうしたPCは扱いが難しくなりますので、どうしてもイメージを再現したいというのでなければ、普通に人間の顔があるPCを作成するのをお勧めします。 ▼「身元(偽造戸籍以上)」を持たないキャラクターの扱い ▼「財産」と生活レベル ▼「人間としての顔」を維持しながらの冒険 ▼「人間変身(人間としての顔)」を持たないキャラクターの扱い ▼「わが家」の扱い ▼「身元」の扱い ▼「態度」の扱い ▼「ネットワーク」の扱い ■「身元(偽造戸籍以上)」を持たないキャラクターの扱い 本レギュレーションでは『身元保証(偽造戸籍以上)』を必須とはしません。 その代わり、こうしたキャラクターを作成する際には以下のような制限を設けます。 ▼必ず「我が家」で『普通ではない間借り』に5~10CPを消費してください。 ▼財産は最大でも『赤貧』となります。 ▼地位レベルは最大でも0となります。 ▼こうしたPCが警察等公的組織に素性を調べられるような行動をとることは重大なペナルティとなります。GM・PLともにそれを意識した上で運用をお願い致します。 ■「財産」と生活レベル ▼「財産」とセッション開始時の所持金、および生活環境 「百鬼夜翔」では「財産」の価値が低くなりがちです。このため財産の取得に必要なCPを各5CP軽減します。 財産レベルの低いキャラクターは、「飢え」や「依存」のルールと組み合わせると、重大なペナルティが発生するかも知れません! ▼「どん底」 0CP 「わが家」を設定しない限り完全なホームレスです。 携帯端末や移動に使う乗り物はもちろん、一銭も持っていません! ▼「赤貧」 5CP ホームレスとはいかないまでも、「わが家」がない限り、極めて劣悪な環境で生活しています。 スマートフォンなどの端末は、極めて性能の低いものしか持てません(判定に-2)。技能があるなら「自転車」くらいなら使用できます。 セッション開始時の基本所持金は1D万円(最低1万円)です。 ▼「貧乏」 10CP アパートなどの貧相な場所で暮らしています。 スマートフォンなどの端末は、一世代前の性能の低いものくらいなら持てるでしょう(判定に-1)。技能があるなら「自転車」「原動機付バイク」なら使用できます。 セッション開始時の基本所持金は1D+3万円です。 ▼「普通」 20CP マンションなど、それなりに快適な環境で暮らしています。 スマートフォンなどの端末は、標準的な性能のものを所有しています。技能があるなら「自転車」「原動機付バイク」「バイク」「軽自動車」を使用できます。 セッション開始時の基本所持金は3D+2万円です。 ▼「快適」 30CP 分譲マンションなど、かなり快適な環境で暮らしています。見た目から裕福な生活を送っていることがわかります。反応判定に+1のボーナスを得ることができます。 スマートフォンなどの端末は、高性能のものを所有しています(判定に+1)。技能があるなら「自転車」「原動機付バイク」「バイク」「軽自動車」「自動車」を使用できます(判定に+1)。 セッション開始時の基本所持金は4D+3万円です。 ▼「富裕」 40CP PCが選択できるもっとも高い財産レベルです。見た目からかなり裕福な生活を送っていることがわかります。反応判定に+2のボーナスを得ることができます。 分譲マンションなど、かなり快適な環境で暮らしています。 スマートフォンなどの端末は、極めて高性能のものを所有しています(判定に+2)。技能があるなら「自転車」「原動機付バイク」「バイク」「軽自動車」「自動車」を使用できます(判定に+2)。 セッション開始時の基本所持金は8D+3万円です。 ■人間としての顔を維持しながらの冒険 「百鬼夜翔」ならではの特徴として、キャラクターが人間と妖怪、二つの顔を持っているということが挙げられます。 「人間としての顔」を持っているキャラクターは(ホームレスや学生なども含めて)、その職業に応じた技能を12レベル以上で習得している必要があります。指定する技能は、決して自分の職業に対して的外れなものであってはいけません。コンビニの店員なら〈接客〉、WEBデザイナーなら〈デザイン/WEB〉、教師なら〈指導〉、学生なら〈学業〉、チンピラなら〈裏社会〉、ホームレスなら〈生存/都市〉、神社の神主なら〈神学/神道〉、警察官や弁護士なら〈法律〉、サラリーマンの経理担当なら〈会計〉、こそ泥なら〈忍び〉や〈すり〉、サラリーマンの営業担当なら〈社交〉か〈外交〉――と言った具合です。 これをより具体的表現するために、GMは以下のルールを導入することが出来ます。 ▼具体的な処理 キャラクターは毎日のはじめに、「職業(人間としての顔)を維持するために指定した技能」の判定を行って、生活をうまく維持出来ているか、判定を行います。それぞれの職業(後述の「人間としての顔を持たないキャラクター」の場合は、「普通ではない間借り」)の維持条件に応じた技能判定を行い、成功すればその日は普通に行動を起こすことが出来ます。 失敗した場合、「調査のために行う様々行動」の判定に失敗度の半分(端数切上)のペナルティを受けます。例えば、聞き込みのための反応判定にペナルティを受けたり、〈調査〉〈情報分析〉技能にペナルティを受けたりするのです。どこからどこまでの判定にペナルティを課すかは、GMの裁量によります。ただし妖術・妖力の発動判定及び意志判定にはペナルティを課さないようにしてください。 職業を維持するための判定にファンブルしたら、トラブルに巻き込まれてダメージを受けたり、その日はまったく行動できなくなったりするかも知れません。 ▼「人間としての顔(または「普通ではない間借り」)」を維持するための判定へのボーナス。 財産レベルに応じて、この判定にボーナスを得ることができます。財産レベルが「どん底」なら-3、「赤貧」なら-1、「貧乏」ならペナルティなし、「普通」ならボーナス+1、「快適」ならボーナス+3、「富裕」ならボーナス+5です。「10CP以上の我が家(「普通ではない間借り」)を除く」を持つ場合は+1のボーナスを得ます。 「人間としての顔」を持たないキャラクターはそもそも「どん底」以外の財産を選択できないので、財産レベルによるペナルティやボーナスを受けません。代わりに「1CPの普通ではない間借り」なら-3、「5CPの普通ではない間借り」なら-1、「10CPの普通ではない間借り」ならペナルティを受けずに判定を行えます。 「超技能」を「人間としての顔」を維持するための技能としている場合も、判定は必要です。その場合、判定に+3のボーナスを得ることができます。 ▼「パートナー」を持つ妖怪 PC本人の代わりに「パートナー」が「人間としての顔(職業)」を維持するための判定を行います。 人間は財産が「標準」が基本となることに留意してください。 ▼財産や生活費に影響する不利な特徴によるペナルティ 「強迫観念/浪費家」「強迫観念/慈善家」「タバコ中毒」「愛好家」など、「生活費が上昇するが具体的な行動やRPへの制約が少ない」特徴は、実際のセッション中ペナルティとなる場合が極めて少なくなります。「怠惰」なキャラクターは生活費が増えることはありませんが、そもそも労働自体を厭いますので、このルールの対象になります。 このため、「人間としての顔を維持する」判定を行う前に意志判定を行わせてください。 意志判定に失敗すると「人間としての顔(または「普通ではない間借り」)」を維持するための判定に、「その特徴によって獲得しているCP5点」につき-1のペナルティを受けます。 ▼「弱点/依存」の取り扱い 「弱点/依存」については、「お金を支払えば獲得できる」もの、「努力して獲得する」もの、「どこでも簡単に入手できる」ものに大きく分けることができます。頻度によっても処理が変わります。 ▼「お金を支払えば獲得できる」もの ・「頻度/1か月」 生活維持の判定のペナルティを受けます。-10CPにつき-1のペナルティです。さらにセッション開始時の所持金が-10CPにつき「稀」なら1D万円、「並」なら2万円、「頻繁」なら1万円減少します。 ・「頻度/一週間」 生活維持の判定にペナルティを受けます。-5CPにつき-1のペナルティです。さらにセッション開始時の所持金が-5CPにつき「稀」なら1D万円、「並」なら2万円、「頻繁」なら1万円減少します。 ・「頻度/一日」 生活維持の判定にペナルティを受けます。-5CPにつき-1のペナルティです。セッションの最初と、シナリオ内で一日経過するごとにお金を支払って下さい。「稀」なら5万円、「並」なら2万円、「頻繁」なら5000円の支払いが必要です。 ・「頻度/1時間」 生活維持の判定にペナルティを受けます。-5CPにつき-2のペナルティです。セッションの最初と、シナリオ内で1時間経過するごとにお金を支払って下さい。「稀」なら5万円、「並」なら2万円、「頻繁」なら5000円の支払いが必要です。 ・「お金が足りない」場合、他のPCから借りることはできません。 ・「頻度/常時」は[N向け]の弱点とします。まずまともにセッションに参加することはできないでしょう。 ▼「努力をして獲得する」もの ・「頻度/1か月」 生活維持の判定とは別にセッション開始時に依存対象を入手するための技能判定が必要です。例えば「子供たちの歓声」なら〈演劇〉〈手品〉〈運動/殺陣〉〈軽業〉など、「異性の愛(行為そのもの)」なら〈性的魅力〉、「他人の満腹感」なら〈調理〉、「人間を驚かす」なら〈忍び〉などが考えられるでしょう。頻度が「稀」なら判定に-2、「ごく稀」なら-6のペナルティです。判定に失敗した場合は、(サイクル制を導入している場合は)1サイクルを消費して獲得するまで『百鬼夜翔』P141記載のペナルティを受け続けます。1サイクルは8時間として扱い、最低でも1点のダメージを受けます。 ・「頻度/一週間」 「頻度/1か月」と同じ扱いをします。シナリオ内で1週間が経過した場合は(サイクル制を導入している場合は)1サイクル消費して再度獲得のための判定が必要があること(この時はHPを消費しません)。加えてセッション開始時の判定にはの-2ペナルティを受けます。『百鬼夜翔』P141記載の内容からペナルティを変更し、「6時間に1点」から「1時間に1点」に変更します。 ・「頻度/1日」 「頻度/一週間」と同じ扱いをします。ただし毎日判定と(サイクル制を導入している場合は)1サイクルの消費が必要であることに注意してください。判定に成功している限り依存のペナルティによるダメージは受けませんが、失敗すると『百鬼夜翔』に記載通りのダメージを受ける点に注意してください。 ・「頻度/1時間」「頻度/常時」は[N向け]の弱点とします。まずまともにセッションに参加することはできないでしょう。 ▼「どこでも簡単に入手できるもの」 「日光」「風」「水1リットル」などが該当します。 ・「頻度/1か月」 「依存/日光」の場合、「1か月間地下に閉じ込められる」「1週間悪天候が続く」などの状況がない限りペナルティはないでしょう。対処方としては、セッション開始時に3D6を振り、出目が「17、18」が出た場合ペナルティが適用されるとして良いでしょう。そのセッション中での天候については、GMの判断次第です。 ・「頻度/一週間」 「頻度/1か月」と同じ扱います。『百鬼夜翔』P141記載の内容からペナルティを変更し、「6時間に1点」から「1時間に1点」に変更します。 ・「頻度/1日」 毎日、天候等「入手ができるか」をGMが裁定する必要があるでしょう。基準としては3Dを振って「17、18」なら「入手ができなかった」と判断するのが良いでしょう。 ・「頻度/1時間」 「入手ができなくなる状況」をキャラクター作成時に必ず設定してください。例えば「依存/日光」や「依存/風」なら「建物に入ると手に入らなくなる」などです。「水1リットル」の場合、常に相当な量の水を持ち歩いておく必要があるでしょう。かさばるでしょうし、荷重のペナルティもかかるでしょう。入手できなくなる状況はない、とする代わりに〈忍び〉や各種運動系技能の判定にペナルティが課せられる、としても良いでしょう。 ・「頻度/常時」 「頻度/1時間」と同等に扱います。 ■「人間変身(人間としての顔)」を持たないキャラクターの扱い 本レギュレーションでは『人間変身(もしくは人間そっくり)』を必須とはしません。 ただし、こうしたPCについては「妖怪としての存在を知られずに日々を過ごせること」を必要条件とします。 方法としては、《動物変身》《植物変身》《器物変身》など、人間以外のものに変身して社会に溶け込むか、《透明》などで姿自体を隠しておく、と言った方法が考えられます。 もしくは、人間の「パートナー」を得て、代わりに人間たちと交渉してもらうと言った方法もあります。もちろん、こうしたPCが人間のNPCと接するのは難しいでしょう。プレイヤーは通常より立ち回りに工夫が求められます。 戦闘以外で全く貢献していない、あるいは貢献しようという努力が見られなかった場合、GMはそのPCに対して経験点を減らすなどペナルティを課して構いません。 財産レベルを「どん底」しか選べないため、「食料」や「依存の対象」の確保が問題になることもあるでしょう。 また、『人間変身(もしくは人間そっくり)』を取得していないPCについては、以下の制限を設けます。 ▼必ず「我が家」で『普通ではない間借り』に5~10CPを消費してください。 ▼財産は必ず『どん底』となります。 ▼身元は「保証なし(-5CP)」、地位レベルは自動的に「地位レベル-1(-5CP)」となります。これらは弱点・不利特徴の制限に含まれます。 ▼こうしたPCは存在が知られること自体が重大なペナルティとなり得ます。GM・PLともにそれを意識した上で運用をお願い致します。 ▼「人間としての顔」を持たないPCの場合、「普通ではない間借り」を取得する必要があります。 飲食不要の妖力を持たない限り、食べて行く必要はありますので、それをどのように維持しているか、決める必要があります。 また、飲食不要の妖力があっても、代替となるエネルギー源が必要ですので、やはりその場合も確保する方法を決定する必要が出てきます。 ▼1CPの「普通ではない間借り」 ホームレス同然の生活です。間借りしている場所に応じた〈生存/種別〉技能12レベルを目安として取得して下さい。 ▼5CPの「普通ではない間借り」 何らかの条件付きで、その家に住んでいる人間に住まわせてもらっています。(住人の少なくとも一人はあなたの存在を知っています) どのような条件(例えば、妖精ブラウニーなら〈家事〉の手伝いをすること)で住んでいるのかを設定し、適切な技能をレベル12以上で習得して下さい。 ▼10CPの「普通ではない間借り」 普通の人間には気づかれないけれど、木のうろや廃墟などホームレス同然の環境であれば、やはり〈生存/種別〉技能が必要でしょう。 そうでなくとも、飲食不要の妖力がなく、エネルギー源を得るのに金銭が必要なのであれば、やはりそれを維持するための技能が必要になります。 例えば、普通ではない神社に間借りしているPCであれば、賽銭を収入源として設定することは可能です。 しかし賽銭を得るには神社や祠を「それらしく」整備しておく必要はあるでしょう。これには〈神学/神道〉の知識が必要となります。 あるいは、お守りやおみくじを販売していることにしても構いません。 神学/神道 に加えて〈商人〉や〈経済学〉が必要となります。 いずれにしても「普通ではない間借り」を維持するための技能を、レベル12以上で習得しておく必要があります。 10CPの「普通ではない間借り」を取得している「人間の顔(人間変身等)」を持たないPCはセッション開始時に1D万円の所持金を得ることができます。 ▼「パートナー」を所持する妖怪の場合、上記のものの代わりに「パートナー」の職業を設定しておく必要があります。 これについては他のPCが職業を設定する場合に準じます。 ■「態度」の扱い ▼原則として「人間としての顔(上級)」は全て選択可能とします。 以下に注意すべき「態度」を上げます。 ▼「善良」 -30CP 基本の「態度」ですが、扱いが難しい「態度」ですので注意してください。 ▼「悪への憎悪」 -20CP 「偏執狂」の特徴を重ねて取ることはできません。 ▼「獲物」 -15CP 人間を「獲物」にした結果、殺してしまうような「依存」「行為衝動」などは絶対に避けてください。 精々少し精気をもらうであるとか、驚かすだとか、その程度に留めるようにしてください。 ▼「自分は人間だ」 -25CP 「正規の戸籍」か「妄想/自分は人間として生まれてきた妖怪である(-10CP)」のいずれかを必ず取得してください。 ▼また、実際のセッション内において、こうした態度を選択した上でセッション進行に支障を来すような悪質なロールプレイが見られた場合は、GM、もしくは同席したPLより管理者側に申告をしていただくようお願いいたします。 管理側で然るべき対応(悪質な場合はPCの削除、単純に「態度」を扱いきれてない場合、変更・修正の要請)を取らせていただきます。 ▼なお、「態度」によって獲得するCPは、弱点・不利特徴の制限に含みません。 ■「身元」の扱い ▼「当座の保障」 0CP 医療・福祉などの各種行政サービスは、この恩恵を受けることができません。 また、警察など司法組織への接触は極力避けるべきです。このキャラクターは(〈法律〉の知識と高レベルの〈偽造〉技能がない限り)一切の身分証(車を運転するなら無免許運転です!)を所持することができません! もし身分について追及されることがあれば、極めて長時間の拘束は免れないでしょう。 ▼「偽造戸籍」 5CP 登記上は「実在する人物」となっており、医療・福祉などの各種行政サービスなども一応受けることができます。ですが、詳しく身分証や戸籍、住民票などを詳しく検められると「違和感」を持たれる可能性があります。「感情察知」「直感」「高レベルの〈法律〉〈犯罪学〉〈裏社会〉〈管理〉」の持ち主などには特に注意する必要があるでしょう。もし「違和感」を追求され、「偽造戸籍」であることが判明したら「当座の保障」のキャラクターと同様に長時間の拘束は避けられません。ただし、露見するまでに多少時間はかかるでしょう。ネットワークに協力を要請して、それまでに手を打つこと自体は可能です。 また「ワカりやすい」「正直」などの特徴を持つキャラクターは、極力身分証を提示しなければならない状況は避けるべきでしょう。 このPCの偽造戸籍および身分証は、技能レベル16の〈偽造/TL8〉技能で作成されているものとして扱います。 ▼「正規の戸籍」 15CP 「当座の保障」「偽造戸籍」のようなペナルティを受けることがありません(もちろん違法行為が許されるわけではありません)。 このキャラクターは偽った身分の露見に「気を遣う」必要がないため、行政サービスを受ける場面、警察官など公職についている人物との交渉、金融業者や不動産屋など、詳しい登記や身分証の提示などが必要となる人物との交渉における反応および技能判定に+2のボーナスを得ることができます。 ■「わが家」の扱い ▼「人間としての顔(人間変身・人間そっくり)」を持つPCの「普通ではない間借り」 「人間としての顔」を持つキャラクターが「普通ではない間借り」を取得している場合、消費CPに応じて以下のような効果を得ることができます。「人間としての顔」を持たないキャラクターの「普通ではない間借り」は生活の場の担保にかかるものになるので、以下の効果を得ることはできません。 ▼5CP未満の「普通ではない間借り」 実効はありません。 ▼5CP以上の「普通ではない間借り」 あなたの存在を知る特定の「同居人」を1度だけ「情報屋」として利用することができます。 情報屋の分野は事前に決めておく必要があります。接触率を3Dで12以下にするなら技能レベルは15、15以下にするなら技能レベルは12となります。技能判定に失敗しても嘘や間違った証言はせず、裏切ることもありません。ただし「確実に信用できる」情報屋と異なり、自分から聞かれた情報をさらに追求することはありません。 ▼10CP以上「普通ではない間借り」 あなたの存在を知る特定の「同居人」に一度だけ力を貸してもらえます。 協力の形は様々でしょう。同居人が妖怪なら妖術や妖力を使ってもらえるかも知れませんし、人間であれば「人間にしかできない」力の貸し方をしてくれるでしょう。 いずれにしても、「情報屋」も含めて同居人の力を借りることができるのは1シナリオに1度だけです。 ▼普通の「わが家」 ▼5CP未満の「わが家」 実効はありません。 ▼5CP以上の「わが家」 ▼生活維持の判定に+1のボーナスを得ることができます。 ▼一日休息した際の自然回復(生命力判定に成功)場合のHP回復量を+2D点します。 ▼「わが家」で時間をかけて何らかの作業や、妖術(~~探知など)を行う場合、その判定に+1のボーナスを得ます。 ▼「分身」を持っているキャラクターの本体を含め、「わが家」に何かを「隠す」〈隠匿〉〈偽装〉の判定に+1のボーナスを得ます。また「わが家」への侵入者から身を隠す場合の〈忍び〉判定に+2のボーナスを得ます。〈指導〉や〈指揮〉の技能があれば、仲間のPCにも同様のボーナスを付与することができます。 ▼10CP以上「わが家」 5CPの「わが家」の効果に加えて、以下の効果の中から一つを選択することができます。 ▼「快適な屋敷」 自然回復の生命力判定に+3のボーナスを得て、HP回復量を+2D点します。また1シナリオに1度だけ「快適な屋敷」に客人を招くことができます。また「わが家」で休息を取ると疲労点とストレス・ポイントの回復量が倍になります。その際〈社交〉技能の判定に成功すれば、相手の反応が「とても良い」になります。クリティカルなら「最高」です。 また「機械に対する透明」を持たない侵入者があった場合、すぐさま主人と警備会社に通報が行われます。 ▼「セーフハウス」 「セーフハウス」の中では敵対的な目的で使用される「広範囲」型の[~~探知]に対する抵抗に+2のボーナスを得ます。また「セーフハウス」を見つけるために行われる〈追跡〉〈尾行〉〈オリエンテーリング〉の判定に-4のペナルティを与えます。 また「機械に対する透明」を持たない侵入者があった場合、すぐさま主人と警備会社に通報が行われます。 ▼「プライベート・ネットワーク」 イントラネットとも呼ばれます。「電磁侵入」の妖力が前提です。主と、主が承認したキャラクターしかアクセスできない万全なセキュリティの空間です。 不正アクセスに対しては即座に気付くことができ、「電磁侵入」の媒体となる端末さえあればいつでもここに逃げ込むことが可能です。「プライベート・ネットワーク」にいるキャラクターを見つけるのは極めて困難で、〈コンピューター・プログラミング〉〈コンピューター・ハッキング〉の判定に-8のペナルティを与えます。逆に〈コンピューター・ハッキング〉を試みて失敗した場合も、ファンブルしない限り逆探知されることはありません。 ▼「工房」 主が様々な作業を行いやすいよう、万全に整えられた空間です。「わが家」の中で行う指定した技能一つの判定、もしくは妖術の発動判定にさらに+3のボーナスを得ることができます。 ▼「商店」 (飲食店も含む)店舗です。客や維持管理・接客のための店員など多くの人が出入りし、様々な噂話を得ることが可能です。「忠誠度」の反応判定で「良い」以上を出せば、1日に1度だけ行動を消費せず「聞き込み」が行えます。 ▼15CP以上の「わが家」 5CP/10CPの「わが家」の効果に加え、さらに以下のボーナスを得ます。 ▼近隣住民および、所在地の〈地域知識〉を習得しているキャラクターからの反応が+2されます。「商店」の場合は「忠誠度」の反応判定も含みます。 ▼生活維持の判定にさらに+1のボーナスを得ます。 加えて、「快適な屋敷」「セーフハウス」「工房」「商店」の代わりに、以下の効果のうち一つを選択することができます。 ▼「お化け屋敷」 幽霊……のような何かが住み着いています。忍び込んだ「人間」は、10分ごとに-5のペナルティを課した恐怖判定を行います。成功しなければこの「わが家」に留まることはできません。「分身」を持っているキャラクターの本体を含め、「わが家」に何かを「隠す」〈隠匿〉〈偽装〉の判定のボーナスが+2となり、侵入者から身を隠す場合の〈忍び〉判定に+4となります。〈指導〉や〈指揮〉の技能があれば、仲間のPCにも同様のボーナスを付与することができます。 ▼「妖術工房」 妖術を効率よく扱うために万全に整えられた「わが家」です。妖術の発動判定に+2を受けます。さらに「わが家」で発動させる妖術の威力レベルを、1シナリオに1度だけ+3することができます。 ▼「魔術工房」 この「わが家」の中ではマナが「普通」になります。 ▼「神聖な住処」 神社や教会など、「神聖」な場所です。「神聖なもの」を苦手、弱みに持つ妖怪は、立ち入ることができません。侵入者が「人間」か、主人よりCP総計の低い妖怪であれば、侵入に気付くことができます。 ▼「大いなる自然」 木々などの自然あふれる場所です。取得の際に適当な〈生存/種別〉(〈生存/都市〉は除く)技能を指定します。侵入者は、該当する〈生存〉技能の判定に成功しないと遭難してしまいます。侵入者が「人間」か、主人よりCP総計の低い妖怪であれば、侵入とそのおおまかな居場所に気付くことができます。 ▼複数の効果を持つわが家 「わが家」に複数の効果を持たせることも可能です。例えば「快適な」「魔術工房」などです。 この場合「15CP」を支払った「わが家」で選択可能な効果を追加する場合は+10CP、「10CP」を支払った「わが家」で選択可能な効果を追加する場合は+5CPとなります。 ■「ネットワーク」の扱い ▼PCは全てネットワーク 桂花書房 に所属します。これにCPを支払う必要はありません。 より詳細な情報については、「セッションの舞台「蓮葉新町」 について」のページを参照して下さい。 ▼ネットワークのデータ ネットワーク 桂花書房 ▼大きなネットワーク(20CP) ▼たまり場(普通の店舗(5CP)) ▼無用の方お断り(30CP) ▼様々な場所から入れる(50CP) ※入り組んだ路地が 門 となり、助けを必要とする人間が迷い込むことがあります。
https://w.atwiki.jp/katudonchannel/pages/34.html
2016/12/29 に公開 (ニコニコ動画) http //www.nicovideo.jp/watch/sm30327143 『カツドンチャンネル スピリチュアル人生相談所』 開設間近か? https //twitter.com/katudon1985c/status/814441981841551361 覚者になるか、死ぬか、どっちか。 https //twitter.com/katudon1985c/status/814442773377974272 【覚者】[かくしゃ]:真理を悟っている者。自ら悟り,他者を悟らせる者。 https //twitter.com/katudon1985c/status/814445967067885568 マンガ「東京グール」でも"覚者"っていう言葉出てきた。 覚醒した超強いグールのことだったかな。 すごい面白いですよこのマンガ。 関連動画:悟りの境地に達して、チャネラーになる可能性もあります。 http //www.nicovideo.jp/watch/sm30088985 余談であるが、 画面中央上部の壁の凹みは、カツドンの頭突きによるものである。 https //twitter.com/katudon1985c/status/814452293391171584 MADでよく使われてるあの頭突きの痕です。 (ニコニコ動画)1 22~ (http //www.nicovideo.jp/watch/sm26849842) 0 04 (布団を被って寝ていたカツドンが起き上がる) 0 09 眠れないな。 0 11 自律神経の調子は、一向によくならない。 0 17 ・・・ハァ。 0 18 最近、色々なことがありすぎる。 0 22 世の人々からの悪意が、 0 26 あまりにも、恐ろしい。 0 28 先のことなんて、もう、わからない。 0 31 正直、お手上げだ。 0 35 どうして、そんなに、憎むの? 0 39 どうして、そんなに、他人を傷つけるの? 0 42 自分の過ちに、気づいて? 0 45 大切なことを、思い出して? 0 49 この世界は、無限の可能性に、 0 51 満ちている筈だったじゃないか。 0 53 君たちは、希望に満ちた、 0 56 素晴らしい存在であった筈じゃないか。 0 59 自分を見失わないで? 1 02 大切なことを思い出して? 1 04 愛してるよ。 1 08 一方、僕の人生は、佳境に差し掛かってる。 1 12 恐らくこれが、人生の最終試練だ。 1 17 いよいよ来たな。 1 19 全てを手放し、乗り越える瞬間が。 1 23 僭越ながら、ここ数日間受けている、 1 25 迫害の苦しみにより、 1 28 イエス・キリストが、経験した、 1 30 苦悩の一端・・・ 1 32 いやぁ、分かってる。 1 34 この人物に比べたら、僕なんか、 1 36 まだ、まだ、まだ、まだ、未熟な、ヒヨッコだろう。 1 39 いやしかし、彼の苦悩の、ほんの一端は、 1 43 分かったような気がする。 1 46 他人から受ける、悪意は、 1 49 斯くも、辛いんだな。 1 52 でも、深刻になるな。真剣になれ。 1 57 永遠に生きる心算か? 1 59 こんな人生、滅多に味わえないぞ? 2 02 苦難を楽しめ。絶望を楽しめ。 2 07 上を向いて、歩いて行こう。 2 09 もっと、微笑って? 2 11 全てに、感謝しよう。 2 15 この、最終試練を乗り越えたら、 2 18 俺はきっと"覚者"になれる。 2 21神様と、コンタクト取れるようになる日も、近い。 2 25(電灯のスイッチを切る。画面が暗くなる。) 2 26『カツドンチャンネル スピリチュアル人生相談所』開設、間近か? 2 32 オヤスミ・・・ 2 36(『俺の人生は順調。』の一文が表示され、動画は終わる。) この日、カツドンはツイッター上にて自らを非難する人たちについての考察を行った。 興味深い内容なので是非、一読されたい。 https //twitter.com/katudon1985c/status/814652238828187648 カツドンを批判するのは別に良いですけど、「許せない」という"個人的感情"を入れ込んで、 手段選ばず、一人の人間をとことんまで追い詰めて抹殺していく姿勢はどうかと思います。 たぶん集団心理で「最低なカツドンには何しても良いんだ」って思ってるのだと思いますけど、そこに正義は無いですよ。 https //twitter.com/katudon1985c/status/814653495991144448 結局「インナーチャイルド」なんだと思います。過剰なカツドン潰しを行ってくる人の心理の根本原因は。 アンチの人達の傷ついたインナーチャイルドがカツドンに対して激怒しているんですよ。 「許せない!!」と。だから嫌いなカツドンを見ないという事が出来ない訳です。打ち負かしてやりたいんですよ。 https //twitter.com/katudon1985c/status/814654651446403072 しかしそこに正当性は全くありません。正義も何も無く、ただムカつくから、 許せないからカツドンを叩き潰しているだけなんです。それはインナーチャイルドです。 過去に自分が親から否定され抑え込まれた部分をカツドンという人間の中に感じ、 どうし様も無く負の感情が湧いてくるのだと思います。 https //twitter.com/katudon1985c/status/814655388859518976 アンチの方々にとって本当の解決とは「カツドンを潰す事」ではなく「自身のインナーチャイルドを癒す事」です。 そこにしか救いはありません。このままカツドンを追い詰めて潰せたとしましょう。 想いが晴れて快感を得ると思いますが、実際は人としての大きな罪を抱えただけです。罪は必ず返ってきます。 https //twitter.com/katudon1985c/status/814657122587660288 今回カツドンを潰せたとしても、あなた方のインチャは何も癒されてないままなので、 カツドンと同じ様な人が現れたらまた皆で寄ってたかっていじめて人を死に追いやって己の罪を増やしていくだけです。 そんな不毛な繰り返しがあなた方の人生なのですか?いずれ抱え切れない罪悪感で自殺すると思いますよ https //twitter.com/katudon1985c/status/814658250733780992 カツドンのことを批判するのは構わないです。 しかし「許せない」という個人的感情(インナーチャイルド)が原動力としてカツドン潰しを行っているなら それは一歩引いて見てみて、よく考えた方が良いです。 あなたの人生の解決はカツドン潰しではなくインチャの癒しです。 幸せになってください。 https //twitter.com/katudon1985c/status/814711065720156161 「カツドンを許せるようになること」がアンチの人達にとっての人としての成長であり、目指すべき幸せの方向ですよ。 僕は僕でアンチの全てを許していくことが必要なんです。成長・幸せの為に。 カツドンさん24日、26日の動画で『昔は未熟だった』って言ってたけど、そうなのー?
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福嶋卒論 終章行為連関としての人間存在 (ⅰ)責任と行為 これまで二つの章にわたって責任のなかみについて考えてきた。本論では「呼応責任」と「結果責任」という概念整理を仮定したうえで論を進めてきたわけだが、その結果見えてきたことは、双方に必要な自発性の欠如、正確には自発性を持つために不可欠な共同体における人間関係からの教育や習慣づけといった働きかけの欠落、という視点である。この点に重点を置いて総括していこうと思う。 まず、個人に起点を持ち、自発的で能動的に責任を引き受けるべきとする「呼応責任」とは、自然法則ではなく道徳法則に従うことができる人間の意思の動きという自由を出発点とする。すなわち、理性をもって自分を律することができることこそが自由なのであり、さらに、道徳的人格を持つものであれば、その自由にもとづいた意思を行為に移すのは必然であり当為であるということから出発するのである。ここにおいて、なぜ理性が道徳法則に従うのか、というそもそも開かれていない問いを見いだすことができる。それは道徳的人格に対する問いであり、あたかも人間が先天的に持つ性質であるかのように語られる理性への問いでもあるだろう。 日常生活を送る実際の場面においては、人間とはより他律的で集団に流されやすく、また自分で決めたはずの意志を全うできるとも限らない弱さを持ち合わせている。これをすべて個人の自覚や自律の不足といってしまうのは、実態から眼を背けているとしか言いようのない強引さを伴う。そうではなく、「人間とは本来、道徳的人格であろうとするものだ」という教義を、それぞれが身を置く社会において教えられ習慣付けられ、それを実行するということはいかなることであるかを学んでいくべきなのであり、そういった個人への働きかけが不可欠であると考えるほうが納得できる。人間はこの世に生れ落ちただけで道徳的人格たることはできないのである。 そしてもう一方の、責任主体としての個人を帰結の終点とみなす「結果責任」に即した文脈では、責任とは個人から見れば自分以外の外部から一方的に押し付けられる受動的なものでしかないように見える。「どうするべきか」あるいは「どうするべきでないか」という規定や基準は予め決まっていて、それらに外れないように行為しなければならない。現在の社会では、それらの規定や基準は法や道徳、習慣などといわれる制度であり、個人に責任を帰すために設定されているともいえる。とはいえ、このような制度は他ならぬ人間がそれぞれの共同体の中で自ら定めたという経緯を忘れてはならない。法の根拠とは、部分性を含まない一般的で普遍的な「一般意志」なのである。 この一般意志が私たちの日常生活の環の外にあると設定されることで、法の正当性や絶対性が保たれるのであるから、ある意味で私たちが自発的に受動的な機構を生み出しているのである。押し付けられている構造を創ったのは、押し付けられている私たちであるという当たり前の前提が抜け落ちるのである。この構造を維持し、時には改善していくためには、構造が人間関係からかけ離れて存在することではなく、人間関係において構造を運営していくという営為が欠かせない。その営為に必要なのは私たちの価値判断にもとづく実践であり、受動的な機構を受動的なまま維持するための能動性ともいえるのではないだろうか。ここに、結果責任を引き受けるという呼応責任ともいえる自発性が見いだせる。 この自発性こそが当事者性であろう。これが欠落しているように感じるのは、ひとえに個人が自律していないからと言ってしまうにはあまりに構造的な矛盾があるように感じられる。つまり、共同体の外部にいつの間にか沈殿した法などのシステムによって与えられる基準に依拠すれば、どう行為すべきかは自律した個人ならば教えられなくても分かっているはずであり、その上で基準に外れる行為をしたとみなされるのであるから罰せられるのは当然である、という構造である。ここに自律・自発性を前提にしてしまうことが、自律するための過程を消失させるため、自由を媒介とした責任と行為の系全体を維持できなくしてしまうという矛盾がある。当事者不在で、ただただ押し付けられるようにしか見えない責任とは、呼応責任が機能せず個人に帰結される結果責任のみがそこを終着点として処理されていくだけの責任であるといえよう。この状況の打開のためには、自律とは当人だけではなくその周囲の人間関係すなわち共同体においてなされる教育・習慣づけプロセスを必須として身につく徳であるという捉え直しが不可欠である。ただし注記しておきたいのは、この議論は共同体がいかにして近代的な自律した個人を再生産するか、ということではないということだ。ポイントは共同体という人間関係の中で、自立性・自発性を担保した個別の人間をいかに育てるか、ということであり、さらにそのように育てられた人間が集積しなければ共同体も成立しえない、ということにある。 ではここでこの責任という概念を実際の行為に移すときに現れる問題点を改めて考えてみたい。(因みに本段落以降「責任」という語を単独で使用する場合は、呼応責任と結果責任の両方の意味を含む、総体としての責任を指すこととしたい。)普通私たちが何かを意図してそれを行動に移すという場合、その行為の結果は予期されているような仕方で現れる。しかし同時に、自分がその行為に際して持っていた意図と、その行為によって起こった結果には、思いもよらぬ乖離が見られることもある。自分が予測しえなかったという場合、その結果がもたらされるという予測は一般的に可能であると思われるが、当の行為者本人には予測できなかったという場合と、そもそも誰にも予測不可能な偶発性の高いものだという場合が考えられるが、その区別なく責任は問われるのである。すなわち、意図しようとしまいと、意図できようとできまいと、行為を行ったことで結果が生じた以上は行為者は責任を逃れることはできない。ただし、どの程度の責任があるか、責任の重大さについての判断は異なってくる。 例えば教室のドアを開けたら、そこに立っていた人がドアにぶつかって怪我をした、という場合、廊下に人がいるのを知らずにドアを開け、たまたまぶつかっただけの場合はドアを開けた行為者の責任は軽い。しかし、このようなことがよくあるので、ドアには注意の張り紙があった場合はどうだろうか。先ほどよりも行為者の責任は少し重くなる。あるいは、廊下から声がしていたのでそこに人がいることは普通の人ならば気がついたはずだ、という目撃者の証言があったらどうであろう。また、ドアの角にぶつかって頭を切って出血し倒れてしまった場合、いくら行為者の故意ではないとはいえ責任はさらに重くなる。この例のなかで、「ドアを開ける」という行為は同時に「人に怪我をさせる」とも記述できるように、どこからどこまでをひとつの行為と考えるかによって、あらゆる記述が可能になる。これは「アコーディオン効果 」として行為論で問題になることであるが、行為の記述の幅は狭くも広くも取ることができ、それがちょうどアコーディオンの蛇腹の伸縮と同じであるということを指す。この効果に対して、行為の始点と終点を切り取る役目が責任という概念なのではないだろうか。「ドアを開けた」ことから「人に怪我をさせた」ことまでが行為者の責任なのであり、その二つの記述のどちらかだけを取り上げて、他意なくドアを開けただけであるから責任がない、とも、人に怪我をさせたのだからすべての責任は行為者にある、ともいえないのである。 では、どこからどこまでを切り取るかはどうやって決まるのか。それはもちろん法や道徳などの制度によって決められているものもあるが、そのようないつの間にか誰かが決めたものの了承せざるを得ない基準ではなく、より具体的な人間関係の中で共通了解とされている詳細な基準、しかも「そうするべきである」という価値判断を含む「規範」に拠って決まるといえるのではないだろうか。前述の例ならば、規範とは「ドアの張り紙をきちんと見る」べきであり、「ドアはゆっくり静かにあける」ことを遵守すべきであり、その規範を守ろうとする呼応責任と、規範にて要請される結果責任を満たすことを行為しなければならない、ということではないだろうか。そして、ここでなぜ単なる規則ではなく規範を持ち出すのかといえば、規範とは背けば法的な刑罰に限らず社会的な冷遇や非難などといった制裁が加えられ、遵守すれば少なくとも制裁を避けることができるだけでなく、さらに厚遇や尊敬を得ることもある、より人間関係を直接的に反映する限定された規則であるといえるからである。その意味で、より私たちに近い日常的な事象に関わる詳細なきまりとしての「掟」に近いことを想定していることを強調しておきたい。 (ⅱ)規範をめぐって 前節にて導出された、「掟」に近く、具体的な人間関係を反映するような「規範」とはどのようなものか。このような規範についての概念は必ずしも一般的ではないと思われるが、ここで強調される側面について考えてみたい。 通常一般に規範という語を用いる場合、その内容には単なる規則という以上によい・わるいという価値判断が含まれた模範的なあり方を示すもの、という印象が付随する。それは、規範とは人間は本来どうあるべきか、ということに直接的に関わることを想定しているからであり、規範が人間の生き方や本質そのものを固定化し、定式化するという意味で枠組みを構成するものだからであろう。このように語られる場合の規範とは、すなわち普遍性をもつ確固たる基準なのであり、その基準にもとづいて事は進んでいかなければならないという点において、まず定立されなければならないものと言えるだろう。確かにそれに照らして正当か不当かを判断できなければ、何ら拘束力を持つものではなくなってしまうという意味では基準としてそれなりに不動でなくてはならないが、果たしてこの不動性すなわち普遍性にどれほど信憑性があるのだろうか。 ここで、フーコーの権力論のなかで捉えられる規範の問題が参考になる 。規範の概念をめぐる考察の中で上記の普遍性についての懐疑が提出されているのだが、その論とはおおよそ以下の通りである。例えば男女差別や人種差別などは、その撤廃が叫ばれたのはそう昔のことではないにもかかわらず、男女や人種の別に限らず人間はみな平等であるとする考え方は今日ではごく当然の規範となっている。このような事実が認められる以上、規範には不確実な性質があることは否定できない。そればかりか、それらは人々の現実的な批判的運動や要求を通じた個別闘争の生々しさを伴って創出されたのであり、もともと何故か根拠も分からぬままにあったという類のものではない。すなわち、規範とは常に限界を抱えているものであり、その限界を再構成していくことが不可欠なのであると言えよう。そして、その再構成のためには「批判(critique)」という態度を重視すべきであるとし、それは規範を生み出すためのポジティブな行為実践である。 これは、まったくもって共感するところであり、まさに強調したいといった規範の側面である。規範といってもその内容に流動性があるという事実は、創出する側にも立ち得るし遵守を要請される側にも立ち得るという、共同体の一構成員たる私たちの動的なあり方と深く関わる。あくまでも私たちは単独で個別に生きているのではなく、規範によってどのように行為するかを一定の仕方で背負わされているのであり、またどのような行為が望ましいのかを周囲に背負わせてもいるのであり、そういった関係性のなかにこそ存在している。そのような何らかの関係性でくくることができるまとまりを、ここではひとつの共同体と考えているのだが、その共同体なくしては規範も生まれ得ないことが大前提としてあることを確認しておきたい。 人間存在を実践的行為的連関と捉える和辻哲郎によれば、行為の必須の契機に 、第一には「主体の間の働き合い(何らかの意味の自他対立なきところには行為は存せず)」であり、第二には「行為は必ず既存の人間関係を背負いつつ可能的な人間関係への方向として働く」ということを挙げている。この二点とはすなわち、人間存在の空間性と時間性を指しているのであるが、第一の契機とは、個人とは共同性の否定によって、そして共同性とは個人の否定によって存在しているという空間性を根拠に、個人の行動は対立的な個人の行動として必ず他の個人との連関のうえに成り立つことを示す。また第二の契機とは、人は生まれるとともに一定の社会組織のなかに組み込まれる以上、行為が過去の間柄を背負ったものであることに加え、いまだ存在していない関係を予め含んだ、来るべき主体的連関への方向(「動機」「目的」などと呼ばれるものに近接)をもつことを、人間関係において過去的間柄から未来的間柄へ動き行く運動として捉えなければならない、という時間性において示す。このように示される契機をもつ行為の連関こそが、人間存在といえるのである。そしてこの行為連関こそが、規範の出所であり、所在でもあると考える。 最後に、序章で提起した「日本人らしさ」との関係において規範を考えてみたい。「日本人らしさ」という場合、それが肯定的に使われる場合には日本人としてよいであろうと考えられる規範に則っている、と言えそうである。しかしその規範たるものは、戦後の経済成長とアメリカ化が進むなかでどんどん挿げ替えられていく部分と、昔ながらの日本に根付いてきた部分とが無秩序に混ざりあって、その「普遍性」を失っていったのではないかと思う。そのような状況において、法や制度といった外部は欧米由来の近代的モデルを基盤なきまま踏襲したことで何かといえば自己責任という体のよい押し付けが横行したのであり、責任など何とか逃れる以外の何物でもないという雰囲気が充満したのではないだろうか。ということは「自律できていない人間像」として日本人を批判することは当たらずとも遠からずではあったのかもしれないが、その批判は共同体的な人間関係がある上でのものであったと考えられる。それは日本人論が結局、個人は個別存在としてどうあるべきかという内面的なことではなく、関係性を重視することを強調し続けたということとも無関係ではないだろう。その反面で近代的個人が賛美され、それをよしとせず自由のない古い共同体は解体されるべきという潮流のなかで、経済が上向きで環境問題が噴出するまでは、それでも問題は表面化していなかったのだろう。しかしその間に確実に、規範を醸成する関係性そのものは崩壊していったことには眼は向けられず、当事者意識の薄いしらけた事なかれ主義に陥ったような気がしている。 喫緊の課題とは、普遍的である必要はないが、具体的な関係性に依拠しその関係性に対して有効な規範を新しく打ち立てていくこと、ひいてはその関係性そのものを再建し修復していくことなのではないだろうか。