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【名前】 幻想殺し 【大きさ】 男子高校生並み 【攻撃力】 なし 【防御力】 なし 【素早さ】 男子高校生並み 【特殊能力】相手の特殊能力を完全に無効化する 【戦法】マジでない
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幻想殺し 使用者 上条当麻 発動コスト N2 フィールド上に発動されているカードの効果又はキャラクターカードの効果を無効にする。 更新者 垣根帝督
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autolink ID/W13-T07 ID/W13-023 カード名:幻想殺し カテゴリ:クライマックス 色:黄 トリガー:1・風 【永】あなたのキャラすべてに、パワーを+1000し、ソウルを+1。 (風:このカードがトリガーした時、あなたは相手のキャラを1枚選び、手札に戻してよい) TD:アンタの大切な人は必ず助け出す CR:消えろおぉぉぉぉぉ!! レアリティ TD CR illust. ・対応キャラ カード名 レベル/コスト スペック 色 インデックスの保護者 当麻 2/2 7500/2/1 黄
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幻想殺しが幻想入り 動画リンク コメント・レビュー 幻想殺しが幻想入り 何人目の幻想入りか 作者 ひとこと とある魔術の禁書目録 主人公 上条当麻 動画リンク 新作 第零章 一話 コメント・レビュー マイリストのコメント、確かに言うとおりなんだが言葉は選んだほうがいいよ。 なんかの火種になるやもしれんし。 そーなのかーの精神を持とう。 -- (名無しさん) 2009-06-06 20 05 49 ゆっくりでいいのでがんばって製作して下さい。後、できるだけ終わらせないようにしよう。 -- (名無しさん) 2009-11-11 21 47 27 新作がまだ..だと?許せる! -- (SAX) 2009-11-15 17 14 32 お待たせしてて申し訳ないです。 最近やっと抜け出せてきたようで、原文の方が7割ほど完成しています。 うまくすれば来週中、最悪でも来月半ばぐらいにはうp出来るかと……。 -- (咲夜の人) 2009-11-21 08 51 13 よくやった咲夜の人さん!そんなあなたに叱咤激励(叱咤が無い.ver)エレクトリカルパレードを送ろう。 -- (SAX) 2009-11-22 22 17 43 禁書厨おとくいのクロス先ハーレム物 -- (24) 2009-12-23 22 50 52 幻想郷そのものが幻想(外の世界には存在しないもの)で満ちているから、 幻想殺しが入った瞬間に幻想郷が成り立たなくなる -- (名無しさん) 2010-01-23 09 27 42 ↑ですよねー(当たり前田のクラッカー的な意味で) -- (SAX) 2010-02-26 21 30 33 戦う私やる気 -- (福岡夕貴海) 2014-03-16 14 28 46 名前 コメント すべてのコメントを見る ※この作品のレビューを募集しています。レビューについては、こちらもご覧下さい。
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声はずっと聞こえていた。 ------ 「さあお嬢様、私の後ろに」 「後ろと聞くと……なんだかいやらしいね」 「ははは、お嬢さん。あなたにそのような卑猥な言葉は似合いません。女性は花、見た目も中身も美しくなければ」 「突っ込まないぞ…僕は突っ込まないぞ」 シティーエリア。 高層ビルが並び立つその歩道を、4人の男女が歩いていた。 広瀬康一、バックストリート・ボーイズ、作者6、花ざかりの筆師たちへ(以下略、以下花ざかり)の北海道で共に居たグループである。 一緒に旅の扉をくぐったはずのコクジョウの書、勇者アイギスのダブル筋肉とははぐれてしまったらしく、放送を聞いた後一応2人や危害のない人物を探してシティーエリ アを探し回っていた。 既に半数以上が死亡している現状だ。同ロワ書き手が死に、顔を曇らせた花ざかりも、バックストリートを守ることを使命とする作者6も、黄金の意志を持つ広瀬康一も、 周囲への警戒は切らしていない。たとえ会話がアホっぽくても。 と 『みんなーーー!聞いてーーーー!』 突然周辺に大音量が響いた。 微妙にハウリングした、何かを訴えるような音声。 「これは…!?」 「まさか!」 その音声に、パロロワ書き手である4人は同時に同じ事に思い至った。 パロロワでは死亡フラグと呼ばれる、拡声器。 最初のエリアでも違う方向で行われ、おそらくは実現してしまったそれ。 『私は、こんな殺し合い認めない!! 同じ書き手なんだよ? なんで殺しあわなくちゃいけないの!? あの放送の人の言葉を思い出して!!』 間違いない、拡声器だ。 しかも音源は大分近い。 4人はそれぞれ辺りを見回す。 声の主が精一杯自分の気持ちを伝えようとしているのはわかる。 だが、同じエリアで死亡フラグをされる身としては溜まったものではない。勿論純粋に彼女を心配する者もいるが、それでもそういう打算的な考えを抱かないわけにはいか なかった。なにせ、拡声器の死亡フラグは他の参加者にも影響することが多いのだから。 「! まさか、あそこか?」 「えっ!?」 周辺を見ていたバックストリートが、ふと一つのビルを指差し、3人がその先を追った。 『互いに互いのロワを尊重しよう! だからお願い! 皆、殺し合いをやめて!!』 そのビルの屋上、縁の方に拡声器らしきもの口が見えた。放送の間、わずかに震えているのがわかることから、おそらくあそこで誰かが放送しているのだろう。 「すぐに向かいましょう! 女性を放っておくわけには!」 「そうだね。死亡フラグに巻き込まれたくもないし」 「お嬢様が行くところならどこまでも!」 花ざかり、バックストリート、作者6が急いでビルに向かおうとする。それぞれの思惑を胸に抱いて。 「……」 だが、康一はその後を追いながらもどうも気にかかることがあった。 (おかしい……放送するにしても、あんな縁に拡声器の口を置いて普通やるかな? あれじゃ、あそこから放送してるってバレバレじゃないか……っ!!) 康一がそのおかしさの先に辿り着いた、瞬間だった。 何もなかった。 前置きも、口上もなく。 ただ、ひゅっ、という軽い音がどこかから聞こえて、 達人であり異人である桜咲刹那の能力を持つ作者6が、いち早くそれに気づいた時には、 それは、もう4人目掛けて上から飛来していた。 それが、自分達の向かおうとしたビルの反対側から飛んできたなどと、遅れて気づいた3人は及びもつかず、 その僅か後、飛翔した作者6にそれは、直撃した。 爆炎と爆風が、辺りを包んだ。 ----- ずっと無視し続けてきた。でも ----- 「っ!!作者6さん!!大丈夫ですか!!」 辺りに立ち込める煙の中、花ざかりは真っ先に、攻撃を受けたらしい女性の名を叫んだ。 風間大介の姿を借りているからか、女性を愛する姿勢から生まれたその行動はまさに本人通りだった。 ただし――もしも、彼が女性の無事を確かめることよりも変身を優先させていたら もしも、真っ先に声をあげるようなことをしなかったなら もしも、女性の事を思うばかりに、視界の狭い場所で声を上げるという危険を考える事ができなかったということがなかったら。 「『――――秒』」 パァン こんな結末には、ならなかったはずだ。 ----- 仲間とはぐれ、新しい地に降り立った瞬間、そいつは牙を向いた。 ----- パァン 「ッ!?」 康一は既にスタンドを出しながら、聞こえた銃声を聞いてスタンドを上で防御させたが、何も起こらなかった。 (僕じゃない! じゃあ、さっき声が聞こえた花ざかりさんが!? くそ、やっぱり罠だったのか!) 康一は上から跳んできたもの――おそらくグレネード弾――と、さっきの銃声から、相手は上にいるのは間違いないと判断した。 そして、それが拡声器の放送を罠にした銃撃であると。 便乗したにしてはあまりにスピードが速すぎる。そして、康一自身が抱えていた疑念もあり、拡声器放送が罠である可能性はぐんと高くなった。 (まさか死亡フラグを立てられていたのは僕らだっていうのか! 冗談じゃない! なんで放送した奴が得して、僕たちがこんな目にあうんだ! ふざけるなよ!! 作者6さん……あんなのをもろにくらって! 許さない、許さないぞ!!) 怒りに燃えた康一のごとく、髪の毛がいきりたってきた康一。だが、ここで迂闊に声を上げては花ざかりの二の舞だ。 (拡声器の振動具合から、あそこから放送してたのは間違いない。でも、グレネードが飛んできたのは反対側のビル。ということは……まさか、2人組なのか!?) そう考えると、さっきの銃声がグレネード直前の音と違う気がしたもの納得がいく。 放送をし、単発の銃を持つ女と、グレネードを反対側で構えていた誰か、それが道路を挟んだビルの屋上で待ち構えていたとしたら。 (完全に、挟み撃ちされたのか僕らは!) そうと分かれば、この煙を払さなければならない。 故に、康一はエコーズを使用する。 「エコーズ!!」 『ARASHIWASAREEEEEE!!』 エコーズが現れた瞬間、康一の周囲から風が吹き荒れる。 嵐をものともしない雑談。嵐を吹き飛ばす風の能力だ。 それがあたりの煙を晴らしていく。 当然声を出した以上、すぐに駆ける。 これならば銃弾も、グレネードも―― 「よし、こ――」 煙が晴れた瞬間、彼は見てしまった。 上半身がまるごと削り取られた男性の死体。ズボンからして、それは間違いなく花ざかりに違いなかった。 残った腕には、変身しようとしたのかドレイクゼクターとドレイクグリップがむなしく握られており、それがかえって本人である事を強調している。 その向こうには、焼け爛れた天使のような姿があった。 その羽は焼け焦げ、一部は完全に折れていて、体自体もかなりの火傷が目に見えた。 間違いなく、作者6だった。 そして、最後の1人。 バックストリート・ボーイズは―― 「康一くん!」 無事だった。 身を伏せていて、こっちを見ている。 (よかった。でも、まだ油断は出来ない) 康一はスタンドに上への防御をさせながらバックストリートボーイズへと足を向けた。 彼女も同じらしく、スタンドを上にやっている。 早く合流してここから退避しなければ。 他の二人は、残念ながら絶望的だ。助けたい、でも―― そう思い、康一が彼女の元にたどり着いた瞬間だった。 単発の銃なら、スタンドで防げた。 遅いグレネードなら、エコーズの能力で防ぎようがあった。 だが、もし相手が―――― ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!!!! ------- 奪われる。自分が、奪われる。その感覚が最後だった。 ------- 「終わりましたね」 『彼女』は屋上から下を見下ろしながら全ての終了を確認した。 敵目標は4人。 1人はグレネード弾で倒れた。 1人は『能力』で完全に死んだ。 残った2人も、今これで仕留めた。 彼女は手元の大きな十字架を簡単にくるっと回すと、それを肩に担いだ。 パニッシャー。知る人が見れば恐怖する、最悪の兵装だ。 最強にして最高の個人兵装と呼ばれるそれは、銃とロケットランチャーの複合兵装であり、銃は機関銃であり弾は30mm以上、発射速度は秒間100発以上。ロケットランチャ ーは50メートル近くの爆発を起こす。 どう考えても、人を相手する為の物とは思えない代物である。いくらか制限は加えられているはずだが、それでもどっかの蛇どもでも相手にしているのが似合っている。 だが、彼女は容赦しない。 蟻を全力で潰す象の如く。 彼女は反対側のビルを見やる。 そこにあるのはただ置いてある拡声器。 その近くには、誰もいない。 ラジカセも、マイクもない。 彼らは気づいていなかった。 彼らを嵌めたのは2人組でもなんでもない、彼女たった一人だけだったことを。 彼女は自ロワで『第1回放送』を書いたことがある書き手だった。タイトルもそのままその名称。 故に、彼女は反対側の屋上に置いた拡声器に向けて、離れながらその能力を使用した。 要は『放送する』だけの能力だ。ある程度の距離なら、離れた放送機器でも行使できる。ただし、『第1回』である以上、使えるのは1回きりだ。 彼女は惜しみなくそれを利用し、結果、4人を嵌め、余計な方向までも注意を向けさせる事で足を鈍らせ、2人をパニッシャーの機関銃で仕留めた。 はずだった。 「ん?」 下のほうをふと見やった時だった。 何かが動いた。 機関銃でミンチにしたはずの、その肉塊がもぞもぞとうごいた。 よく見ると、男の方は腕を広げて全身に機関銃を受け、肉が削げ落ち、顔も半壊した酷い状態になっているが、その下敷きになっている女、まさに今動いているそれだ。 男のスタンドらしきものが銃の威力を弱めたか、女を庇った男が女へ届く銃弾を身を呈して弱めたのか。 (全て、と考えるべきでしょう。となれば) 彼女は懐から銃を取り出した。 それを無慈悲に、眼下の女へ向ける。 これで今度こそ終わりだ、彼女はそう思った。 「!?」 迂闊だったとしかいえない。 「ハァアアアアアアアアア!!!!」 ミンチになった肉の下で蠢く女、それに気をとられすぎてしまった。 「神鳴流・決戦奥義――」 もう1人、いない存在がいたことに気づかなかった。 いや、むしろパニッシャーのロケットランチャーで生きている事事態がありえないはずだ。よほど制限されたのか、あるいは、その翼が、気が、彼女を守り抜いたのか。 それでも普通ならありえない。 『彼女』に気づかれない程高速に―― 『彼女』に気づかれない角度から―― その翼で急上昇してきて―― 「真・雷光剣!!」 必殺の一撃を、女に叩き込むことなど―― 雷の閃光が辺りを貫き、同時に『彼女』のいた屋上が、丸ごと一閃され、崩壊した。 ------ 「はぁ……はぁ……」 崩れ去ったビルの跡。 そこに、作者6の姿はあった。 体中に火傷。翼は焼け焦げ、もう動かない。 最終決戦奥義まで使った以上、自分はもうここまでだろう。 命は長くない。 (だが……これでよかった。お嬢様は助かったのだから。そういう意味では、庇ってくれた彼にも、感謝しなければ) 3人の命が失われる。 けれど、1人の仲間を助ける事ができた。 彼女にとっては、守ると決めた少女を。 (お嬢様……生き延びてください。それだけが、私の―――) 【花ざかりの筆師たちへ~カリスマ♂パラダイス@ライダーロワNEXT 死亡】 【広瀬康一@ジョジョロワ2nd 死亡】 「現実は、小説のように優しくはありませんよセニョリータ」 ごろっ 「え…………?」 突然の声。 突然目の前に投げ出された何か。 「あ……?」 それには黒い髪がついていた。 「あ、あああ」 それには潰れた瞳がついていた。 「ああああああ、ああああああああ」 それにはぽかんと開き舌を垂れ流す口があった。 「ああああああああああああああああ!!」 それにはほとんど削げ落ちてピンクの肉と穴しかない鼻があった。 「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」 それには本来ついているはずの、首から下がなかった。 なにより、それは 「お嬢様ァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」 パァン そして、作者6の意識は、絶望と悲しみのまま――――終わった。 希望という幻想をぶち壊されて。 ----- 「これで4人。一応は上々と言うことにしておきましょう」 『彼女』は絶望に染まった作者6の生首をデイパックに入れると、その場を歩き去った。 残された場には、胴体を削られるように失った作者6の残った手や足しか残ってはいなかった。 道路を見渡せば、上半身のない花ざかり、体中をミンチのようにした広瀬康一。 そして、作者6の決死の攻撃によって崩落したビル、その瓦礫の下に バックストリートボーイズの、潰れた手足が転がっていた。 まず、『彼女』が作者6の決死の必殺技を回避できた理由について語ろう。 『その幻想を――』。これも彼女のSSの1つである。 元ネタは幻想殺し(イマジンブレイカー)という能力を持つ少年の決めゼリフ、『まずはその幻想をぶち殺す(壊す)』である。 『彼女』はこれを一時的に自身の右腕に負荷し、相手の雷を自分に当たる直前で防いだのだ。作者6にはおそらく苦し紛れの右腕による防御にしか見えなかったのだろう。 雷を無効化した後は、瓦礫に紛れて下へと着地。衝撃はパニッシャーを地面に突き刺すことで緩和。『彼女』の肉体のスペックならば充分可能なことだった。 そして、バックストリートボーイズがなぜ崩落する瓦礫の下にいて、しかも逃げることができなかったのか。 これも『彼女』の能力だった。 『時に絆さえ心を縛る』。 これは放送によって4人が『彼女』の眼下にやってきた時、既に発動が成されていた。 『絆』。要は信頼感や友情など、何かしら絆に類する者たちの『心』、ひいては『行動』を縛る力。 相手に絆を感じる限り、能力対象者はその相手から離れることができない。一定の距離から逃れる事ができない。 故に、作者6の行動は、康一の死体の下から這い出たバックストリートを作者6の近くへと誘導し、その近くから逃れなくしてしまった。 瀕死の肉体とスタンドでは、降り注ぐ瓦礫から逃れる事は敵わなかった。 その後、死んでいるバックストリートを見つけた『彼女』は、最初に発動した『180秒』により、弾丸に付加したエンジェルアーム弾頭の力、『全てを持っていく力』で 花ざかりのように、バックストリートの体を瓦礫ごと消し去り、首を持っていったのだ。 「流石にこれ以上の無駄弾は禁物でしょう。次の『小道具』には首2つもあれば充分。 まだまだ私にはやるべき事が残っているのですから」 ここで疑問が1つ浮かぶ。 なぜ『彼女』はここまで回りくどい殺し方をしたのだろうか。 どこか演出のような毛色すら感じるその殺し方。 そして、そもそも 『彼女』は一体誰なのか? ある書き手が居た。 その書き手は心理描写に長けていた。 その書き手の投下速度たるや、一気にトップ書き手の座に上り詰めるほどの速さだった。 そして、その書き手は、負の面において光る物があった。 心理描写が巧みだからこそ、ロワと言う環境における現実的で悲劇的で無慈悲な人間の行動を、絶望的で救いない結末を描ききる。 一部では鬱の面は波状的なものだという意見もある。あくまで心理の整理の一環として鬱が発生するのだと。 だからか、ここでの『彼』は、対主催というわけでもマーダーというわけでもなく、どちらの道かを迷っていた。 それは対主催、マーダーどちらを優先するでもなく、ただ心裡の自然な運びを考え、繋ぐ者としての彼であろう。 だが、たとえ派生的なものであっても、彼がそのロワにおいて負の面を描く事が多いのは確かだ。 なれば、鬱に対して冷徹な判断を下し、鬱を丁寧に描写する、そんな一面も存在しているはずだ。 そして、『彼』がそのロワにおいて初めて書いた男。リヴィオ・ザ・ダブルファング。 彼は自身の中に『ラズロ』という、強力なもう一人の人格を持つ男だった。 もしも、『彼』の身の特徴が――――『ニコラス・D・ウルフウッド』だけではなかったとしたら。 もしも、『彼』がリヴィオの特徴すらその身に宿していたら 『彼女』がいても、おかしくはない。 周辺のデイパックを回収しながら彼女は呟く。 「もう1人の私はあまりに甘いのです。決断があまりに遅すぎました故、私が出てこざるを得なかった。 パロロワとは、対主催がマーダーに結束で打ち勝ち、最期の行動が実を結び、全ては救われハッピーエンドに至る道で御座いましょう か? いいえ、違います。それだけとは言いませんが、ロワにおいて、大事な面。 それは、惨劇、悲劇、無慈悲な結末です。 対主催がマーダーに蹂躙され、最期の行動は更なる悲劇の引き金となり、脱出エンドなどないバッドエンド。私はそんな、悲しみと怨嗟に満ちたロワを望んでいるのです。 全ての行動が報われるとは限りません。全ての結束がハッピーエンドなどと馬鹿らしく御座います。創作だからいい? いいえ、創作だからこそ、現実的な救いなき無慈悲 な展開こそ、求められるべきもの。 その為に、私が全ての幻想(ゆめ)を殺しましょう。幻想など、抱いても叶うのは妄想の中のみなのだと、ロワで教えて差し上げましょう。 全ての希望を絶望に。全ての歓喜を叫喚に」 それが彼女の望み。 このフィールドに来た、その瞬間に肉体を奪い去ったもう1人の『彼』であり、『彼女』。 求めるは、鬱フラグなどという生易しいものでも曖昧なものでもない。 ただただ、惨劇。ただただ、悲劇。 白を黒へと塗り上げて、その上でバラバラに粉々に切り裂き打ち砕く。 優勝など眼中になし。 彼女はただ、惨劇、悲劇、絶望、阿鼻叫喚、それを作り出せばそれでいい。 参加者達の幻想を、希望や未来を打ち砕く。 その場所にこの書き手ロワは選ばれた。ただそれだけの話。 「そろそろ行くとしましょう。さすがに同じ手を二度も使えはしないでしょう。 ……そうですね。『彼』への戒めとして、あのセリフを口ずさんでおきましょう。 この姿の、『彼女』のセリフを、改変して」 ――――生者の為に懲罰を――――ー ――――死者の為には他者の死を―――― ――――絶望の為に剣を持ち―――― ――――書き手共には死の実感を―――― ――――しかして我は――殺戮者の列に加わらん―――― 「サンタ・マル(○)アの名に誓い」 それは、マルチジャンルバトルロワイアルに属する書き手という証。 「全ての幻想に鉄槌を!!!!」 『彼/彼女』の名は、『鬱の繋ぎ士』。トップ書き手の経歴があり、20以上のSSを操る者。 姿は、ロザリタ・チスネロス、またはエル・ブエロ・ガザ・デ・フローレンシア。 通称、ロベルタというメイドである。 【バックストリート・ボーイズ@ジョジョロワ2nd 死亡】 【作者6 @ネギまロワ 死亡】 【1日目 朝/シティーエリア】 【欝の繋ぎ士@マルチジャンルバトルロワイアル】 【状態】ダメージ(小)、疲労(中)、『ロベルタ』 【装備】パニッシャー@アニロワ2nd 【道具】支給品一式×3、イタクァ@GR2、ドレイクグリップ&ドレイクゼクター、ギターケース(基本支給品とメイクセット入り)、ビルギース 不明支給品0~1、 ブ ラックダイア@サガロワ 、救命ボート@スクランロワ、花火セット@一般学生ロワ、不明支給品×0~1(パッと見武器になりそうな物はない) 作者6の生首、バックストリートボーイズの生首 【思考】 1.参加者を捜し、悲劇、惨劇を引き起こす。 2.もう1人の自分に代わる気はない。 【『ウルフウッド』の思考】 1.??? 2.どうしたらええやろ? ※『ウルフウッド』、『ロベルタ』の2つの人格があります。姿や服もそれぞれの物に何故か変化。 ※『180秒』:弾丸(拳銃限定)にAA弾頭の力を負荷する。限界時間は180秒で、その後は4時間使用不能。 ※『時に絆さえ心を縛る』:対象者が絆を感じる相手から一定距離離れられなくする能力。使用後は4時間使用不能。 ※『その幻想を――』:幻想殺し(イマジンブレイカー)を右手に宿す力。持続時間は30秒。その後は6時間使用不能。 ※シティーエリア崩壊したビル跡地に、バックストリートボーイズの支給品一式、、不明支給品×0~2(パッと見武器になりそうな物はない) ビル跡地向かいのビル屋上に、拡声器が放置されています。 時系列順で読む Back 望み Next されど変人は竜を踊り喰う 投下順で読む Back 望み Next Reincarnation of Dis 今にも落ちてきそうな空の下で 花ざかりの筆師たちへ~カリスマ♂パラダイス 今にも落ちてきそうな空の下で 広瀬康一 今にも落ちてきそうな空の下で バックストリート・ボーイズ 今にも落ちてきそうな空の下で 作者6 ループ・ザ・ループ 欝の繋ぎ士 ?
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幻想殺し殺し ◆UCRiZtpozI 真っ暗で人気の無い教室の中で、一組の男女が向き合いながら言葉を交わしている。 「オーケー。じゃあ…詩音の探し人は、前原圭一・竜宮レナ・園崎魅音・北条沙都子・古手梨花の五人、特に沙都子って子を優先的に見つけたいって事で良いんだな?」 「ハイ。えっと、当麻君の探してる人は御坂美琴・土御門元春のお二人で、一方通行って人はゲームに乗ってる可能性が高い…って事で良いんですよね?」 「あぁ。俺の探してる奴は、二人とも殺したって死ななそうな奴らだから大丈夫だと思うけど…詩音の探してる奴は皆子供なんだろ?……クソっ!!こんなクソゲームに何の罪もない子供を巻き込みやがって…アイツは人の命を何だと思ってやがるんだっ!!!」 犬歯を剥き出しにしながら男――上条当麻はどこにいるかもわからない敵に向かって怒りをぶつける。 自分とその仲間が巻き込まれたのは勿論、他にも何の関係も無い子供たちを巻き込んだことに上条は抑えようの無い怒りを抱く。 「こうやってる時間だって勿体ないじゃねーか。詩音っ早く皆を探しに行くぞっ」 ここで話してる間にも自分の仲間が、そして詩音の仲間が殺されそうになっているかもしれない。 そう思うだけで焦燥に心を焼かれる。一刻も早くこの不安を収めるため、上条は詩音にそう告げると返答も待たずに自分のデイバックを掴んで教室の扉へと向かう。 (クソっ…無事でいてくれよ!!) 焦りを隠そうともせず上条は進む。だがおかしい。同行者が付いてこない。 一体どうしたのか、こうやってる間にも仲間が危ないってのに。 「おい詩おっ……」 苛立ち混じりの言葉は最後まで発せられる無かった。 (は…どういう……こ………と……) そのまま上条の意識は闇へと沈んでいく 〇 「ごめんなさいね、上条君。」 拳銃をデイバックにしまいながら、淡々と詩音は頭を打ちぬかれた物言わぬ肉片に向けて話しかける。 「私は、悟史君に会いたいんです。だから…その為に、他の人は皆殺します。」 あの時――全てが終わったあの時に入江先生は言った。悟史君は生きてるって。 なのに、会いに行こうと思った途端この場所に連れて来られた。 悟史君に早く会いたい。一度はもう会えないと思った。でもそんなことは無かった。 こんな所早く抜け出して、私は悟史君に会うんだ。 ……沙都子はもう良いよね?悟史君は生きてるんだから…もう最後のお願いじゃなくなったもの。 【上条当麻@とある魔術の禁書目録 死亡確認】 【B-2 学校/一日目 深夜】 【園崎詩音@ひぐらしのなく頃に】 【装備】:グロック26(弾、9/10発)@現実世界 【所持品】:基本支給品二式、不明支給品0~2個(確認済み) 【状態】:健康 【思考・行動】 1、皆殺して悟史君に会いに行く 【備考】 本編終了後からの参加 時系列順で読む Back 激流に身を任せ同化できない Next 魔術師と口先の魔術師 投下順で読む Back 激流に身を任せ同化できない Next 魔術師と口先の魔術師 GAME START 園崎詩音 一触即発 GAME START 上条当麻 死亡
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幻想殺し殺し ◆UCRiZtpozI 真っ暗で人気の無い教室の中で、一組の男女が向き合いながら言葉を交わしている。 「オーケー。じゃあ…詩音の探し人は、前原圭一・竜宮レナ・園崎魅音・北条沙都子・古手梨花の五人、特に沙都子って子を優先的に見つけたいって事で良いんだな?」 「ハイ。えっと、当麻君の探してる人は御坂美琴・土御門元春のお二人で、一方通行って人はゲームに乗ってる可能性が高い…って事で良いんですよね?」 「あぁ。俺の探してる奴は、二人とも殺したって死ななそうな奴らだから大丈夫だと思うけど…詩音の探してる奴は皆子供なんだろ?……クソっ!!こんなクソゲームに何の罪もない子供を巻き込みやがって…アイツは人の命を何だと思ってやがるんだっ!!!」 犬歯を剥き出しにしながら男――上条当麻はどこにいるかもわからない敵に向かって怒りをぶつける。 自分とその仲間が巻き込まれたのは勿論、他にも何の関係も無い子供たちを巻き込んだことに上条は抑えようの無い怒りを抱く。 「こうやってる時間だって勿体ないじゃねーか。詩音っ早く皆を探しに行くぞっ」 ここで話してる間にも自分の仲間が、そして詩音の仲間が殺されそうになっているかもしれない。 そう思うだけで焦燥に心を焼かれる。一刻も早くこの不安を収めるため、上条は詩音にそう告げると返答も待たずに自分のデイバックを掴んで教室の扉へと向かう。 (クソっ…無事でいてくれよ!!) 焦りを隠そうともせず上条は進む。だがおかしい。同行者が付いてこない。 一体どうしたのか、こうやってる間にも仲間が危ないってのに。 「おい詩おっ……」 苛立ち混じりの言葉は最後まで発せられる無かった。 (は…どういう……こ………と……) そのまま上条の意識は闇へと沈んでいく 〇 「ごめんなさいね、上条君。」 拳銃をデイバックにしまいながら、淡々と詩音は頭を打ちぬかれた物言わぬ肉片に向けて話しかける。 「私は、悟史君に会いたいんです。だから…その為に、他の人は皆殺します。」 あの時――全てが終わったあの時に入江先生は言った。悟史君は生きてるって。 なのに、会いに行こうと思った途端この場所に連れて来られた。 悟史君に早く会いたい。一度はもう会えないと思った。でもそんなことは無かった。 こんな所早く抜け出して、私は悟史君に会うんだ。 ……沙都子はもう良いよね?悟史君は生きてるんだから…もう最後のお願いじゃなくなったもの。 【上条当麻@とある魔術の禁書目録 死亡確認】 【B-2 学校/一日目 深夜】 【園崎詩音@ひぐらしのなく頃に】 【装備】:グロック26(弾、9/10発)@現実世界 【所持品】:基本支給品二式、不明支給品0~2個(確認済み) 【状態】:健康 【思考・行動】 1、皆殺して悟史君に会いに行く 【備考】 本編終了後からの参加 時系列順で読む Back 激流に身を任せ同化できない Next 魔術師と口先の魔術師 投下順で読む Back 激流に身を任せ同化できない Next 魔術師と口先の魔術師 Back Next GAME START 園崎詩音 一触即発 GAME START 上条当麻 死亡
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登録日:2011/06/22(水) 03 41 42 更新日:2022/03/15 Tue 12 47 41NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 『キュピィーン』←必殺効果音 かたやぶり げんころ そげぶ その幻想をぶち殺す とある魔術の禁書目録 イマジンブレイカー ドラゴン 上条当麻 其為右手 厨二病 右手 幻想殺し 無効化 「幻想殺し/イマジンブレイカー」とは、『とある魔術の禁書目録』の主人公、上条当麻の右手に宿る特殊な能力の名称。 『魔術・超能力・神様の奇跡などの異能の力を問答無用で無効化する』という能力であり、魔術にも超能力にも分類されない謎の異能力として描かれている。 また、「電磁加速したメダルの速度」など異能によって発生した直接的な作用そのものも無効化する。 作中で最強レベルの超能力である御坂美琴の電撃や、一方通行のベクトル操作すら無効化するという、 限定的ではあるがもはやある意味でチートレベルの性能を誇り、数々の超能力や魔術を無効化して事件の解決に一役買っている。 しかし弱点も存在する。というか実際には弱点だらけである。 まず効果範囲が右手首より先のみであること。 右手首より先が異能に触れればチート能力が発動するのだが、 触れなければ能力の恩恵は受けられない為に無効化などしたい場合にはある程度近付かないといけないし、 不意打ちで後ろから異能をぶつけられたりした場合には無効化できない(これの場合は上条さん本人が持つ『前兆の感知』である程度は防げる)。 但し例外もあり、テレポーテーション等の身体の一部ではなく全身に作用する能力は、右手も効果範囲に入る為無効化される。 テレパスなど脳に直接干渉する能力の場合は右手でその能力の根源や頭に触れるまでは有効である。 二つ目の弱点は『その異能の力で間接的に起きた現象は無効化出来ない』こと。 例を挙げると、超能力で発生させた火は無効化出来るのだが、その火が原因で起こった火災は無効化出来ない。 異能で作り出された火なら異能を無効化すれば存在が抹消できるが、 異能が作用したとはいえ『現実に発生した』火は異能で出来たものではないので、無効化しても存在は抹消できないのである。 前述の速度の件とバッティングするが、「魔法によって発生した火の熱で周囲に発生した火」は自然現象ということで適用外と考えられる。 おそらく、ワンステップを挟むことで機能しなくなるのだろう。他の例にこの理屈が通用するかは微妙だが。 また『異能の力なら問答無用で無効化する』といっても瞬間的な作用量に限界があるようで、 インデックスの竜王の殺息(ドラゴンブレス)や一方通行の黒い翼のように、 相手の力があまりに大きい場合には処理が間に合わず力負けしてしまう模様。 ただしそれに対しては受け止めずに受け流すことである程度は対処できるようになった。 弊害としては『不幸になる』ということも挙げられる。 インデックス曰く、右手の力が神様の加護や運命の赤い糸も無効化しているから、らしい。なので、よく「不幸だ」と呟いたり叫んだりしている。 ただ赤い糸を無効化しているというのは上条さんのフラグ建て能力のせいで説得力は皆無。あと限定的にやたら幸運になる。逆に、あれだけフラグを立てておきながら誰ともろくに進展しないことが幻想殺しの影響なのかもしれない。 錬金術師アウレオルス=イザード戦で右腕を斬り落とされた際には、 その傷口から「竜王の顎/ドラゴンストライク」という異能らしきドラゴンの頭が顕現し、アウレオルスを恐怖・戦意喪失させた。 ただ、それが本当に「竜王の顎/ドラゴンストライク」だったのかは不明で、アウレオルス撃破後は右腕も治っていた為に謎になっている。 作中では『幻想殺しを恐れたアウレオルスの見た錯覚ではないか』とも言われていた。 ところが『とある科学の超電磁砲』10巻にて右腕が吹き飛びまさかの再登場をはたす。 しかも八匹に増加した挙句、すべてデザインが違う。 この際、いろいろな意味で規格外の削板軍覇でさえ「自爆技で抑え込めるかもしれない」と言わしめた力を一方的に捕食した。 そのため上記の錯覚説は完全に否定されることとなった。 また、よくサービスシーンの発生源となったりもする。(主にインデックス等の魔術サイドのシスター) ちなみにアニメ版の幻想殺しの際になる効果音は非常に心地良い(『とある魔術の禁書目録Ⅲ』では大人の事情で変更されてしまっていたが)。 ピュキーン ネタとして、上条さんが決め手としてこの能力を使う際に必ずと言っていいほど発する『その幻想をぶち殺す!』も、 「幻想殺し」の代名詞とされており、勝てると確信した瞬間に大逆転を喰らう、自分に好意を持ってくれていると思っていた異性に恋人がいた等、 幻想をぶち殺されたことをこの台詞を略した「そげぶ」を引用し、「そげぶされた」と称することがある。また本人はゲンコロとも略したことがある。 後半はとある心境の理由で「その幻想をぶち壊す」と変わっていたが、最終決戦で再び『その幻想をぶち殺す』に戻っている。 原作22巻において、上条当麻は幻想殺しを右腕ごと失った。 だが体から、聖人すらも圧倒した「神の右席」右方のフィアンマすら驚愕させる程の『見えない何か』が発現される。 結局それは上条当麻が幻想殺しを取り戻すことで霧散するが、その際切り落とされた右腕は一瞬で再生したことから、 幻想殺しが単なる「異能を打ち消す力」ではない事が明らかになる。(というよりは幻想殺しはその力のほんの一面でしかない可能性が高い) これはアレイスターや風斬の言葉からも裏付けされている。 そもそも超能力なのか魔術なのか、その境なのかすらよくわかっていない。 アレイスター曰く「幻想殺し」は単なる「異能の力を打ち消す右手」ではないらしく、「神浄」というキーワードを残している。 そしてオッレルスによって語られたその正体は、「すべての魔術師たちの願いと怯えが集約したもの」とのこと。 魔術とは極めれば世界を自由に歪められる力だが、歪めてしまった後に起きるかもしれない弊害は予測できず、 元に戻そうとしても歪んでしまった世界では元の形を思い出すことができないかもしれない。 だが、その影響を一切受けないものがあるならば、それを元にして元の世界を思い出すことができるかもしれない。 そんな世界のバックアップとも言うべき「基準点」こそが幻想殺しの正体。 …………らしい。 あくまでこれはオッレルスや魔神達の主観によるものだがオティヌスが幻想殺しを用いて世界を直したことや、理想送りの存在などから世界の基準点というのは間違いではないようだ。 類似した力は過去にも確認されているらしいが、幻想殺しがそれらと同一のものなのか、そもそも何故そんなものが発生しているのかは不明。 この説が正しいのであれば、異能でありながら命や地脈に幻想殺しが干渉できない理由にもなる。 ついでにいえば上条さんの本当の超能力もやはり不明である。 …だが、上里翔流の「理想送り(ワールドリジェクター)」と衝突した際、「幻想殺しが吹き飛ぶが、直後上里に重傷を負わせる破壊が発生し、幻想殺しも即復元」という予想外の事態が発生。 フィアンマ戦で垣間見えた『見えない何か』と思しきそれは、だがオティヌスとの初邂逅の際あっさり握りつぶされた(そしてその時も即時右手が再生)時より強化されており、「前とは違う」と上条に恐怖を感じさせた。 新約18巻において、かつて世界最大の魔術結社「黄金」が所持していた究極の追儺霊装「ブライスロードの秘宝」が先代の幻想殺しである事が明かされ、 アレイスターが幻想殺しが後に上条に宿る事を予知しそのために学園都市を建設した事がわかるが、右手の謎の力については触れられなかった。 新約22巻において右手が切断された際には竜とも透明な何かとも違う赤黒い魚卵のようなものが出てきた。 この力は最早上条に抑えきれないほどになってしまったらしい。 新約22巻リバースでは切断された右手を中心に、さながら垣根から独立した未元物質のように、もう一人の上条が現われ幻想殺しの力が持っていかれる。 が、このもう一人の上条の正体は幻想殺しではないとのこと。ちなみに彼の本性はショッキングピンクとエメラルドカラー色のドラゴンで、ある存在からは「神浄の討魔」とも例えられている。 一方右手を無くした元の上条からは、なぜかスカイブルーとレモンイエロー色で竜型の外殻にも変形する「腕」が生え、同巻ラストで何とか幻想殺しが戻るとともに収まっている。 またこのような異質な力はオティヌスが世界を直した時には存在しなかった。 詳細についてはまだ作中では語られていないが、今作の最大の謎であり、やはり物語の根幹に関わるものだと推測されている。 なおオティヌスやコロンゾンが言うには魔術だけでなく科学の視点からでないと正体はわからないらしい。 またアレイスターは幻想殺しやその奥にあるものの正体について知っているらしい。 アンタが追記・修正をしないってんなら……まずは、そのふざけた幻想をぶち殺す! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 禁書最大の謎の力。 まだまだ潜在能力を隠していると思われる。 -- 名無しさん (2013-08-08 22 17 19) 映画で、幻想殺しで触ったのにアリサが消えなかった理由を、「本当の奇跡だからだよ」で通したのは男らしいと思った。 -- 名無しさん (2013-08-08 22 26 49) 風斬を助ける時の台詞も良かった。あの台詞は上条さんだからこその台詞だと思う -- 名無しさん (2013-08-25 07 02 20) チートだけど上条さんじゃないと使いこなせないわな、敵の技に突っ込んでいくわけだし。幻想殺し右ストレートは見てて爽快 -- 名無しさん (2013-12-05 16 04 29) 前兆の感知持ちの上条さんだからこそ、このスペックを十分生かし切れてるが、あれないと強力だけど使い道ほぼゼロだからな -- 名無しさん (2013-12-15 16 43 21) 不思議パワーに対する絶対的メタとして有名だけど、最近どころか一巻から大出力相手には力負けしてたね。型月の直死もそうだけど最終的に力>相性なんだなあ。例の波旬の理屈は大方正しいのがむかつくわ。 -- 名無しさん (2014-01-30 03 20 13) なぜこの現実が異能に拠らない確かなものであると思う?その「世界の基準点」すら「君」の主観頼りではないか?原因が同じなら結果は未来永劫変わらないのか?それをどうやって証明する?平面上なら三角形の内角の和がは絶対に180°である、そうでなければいけないとでも言いたげだな。小さいぞ可愛いぞ、神ならぬ人の身で世界を憂うか。 -- 名無しさん (2014-02-12 15 59 01) 能力者に右手で触れ続けてる場合って、その能力者は能力を使えなくなるのかな? -- 名無しさん (2014-02-12 16 40 53) ゲンコロ・・・ -- 名無しさん (2014-02-12 16 46 26) 記憶喪失前にはどういうものなのか知ってないとおかしいって言ってた人が二人ほどいたきがするけど 記憶喪失前のがやばい能力だった可能性があるね -- 名無しさん (2014-02-12 16 55 41) 最強談義だとやけに持ち上げられるよな、これ。なんか「ゴジラやウルトラマンなんかは存在そのものが異能だから、当麻が触れたら戦うどころか立つ事すらままならないはず」とか言う手合いまで出る始末らしいし。 -- 名無しさん (2014-02-12 17 06 24) 命そのものとかでかすぎるの消せないからゴジラとかウルトラマンけせないのにな・・・FATEもサーヴァント消せるじゃんって言ってた人いたけどどうやって近づくよ?っていうかサーヴァントも一応命だからむりじゃね?っておもった。ちなみに幻想殺しが嫌いじゃなく 本編をよく読まないでそういうのを言う人がいやw -- 名無しさん (2014-02-12 17 09 29) ↑2 本編見たことがあるのかと小一時間聞いてみたい意見だなそれ -- 名無しさん (2014-02-12 17 10 55) (∴)<相性?メタ?信念?なんだそれは? -- 名無しさん (2014-02-12 17 15 37) というか持ち主の上条自体が多少喧嘩慣れしている高校生レベルの身体能力でしかないから、大抵の能力者バトルのラスボス格に勝てんだろうな。兵部とかオビト相手なら空間転移や神威で後ろから首コキャで一発 -- 名無しさん (2014-02-12 18 01 18) ↑×4ハガレンのホムンクルスみたいな異能の力で作られたタイプの魔物とかなら消せそう。合成獣みたいな外科手術や遺伝子操作タイプは無理だろうな -- 名無しさん (2014-02-13 06 25 35) ↑命が宿ってたらだめっぽいし魔物とかも命入ってたらだめじゃね?異能が原因で起きた事象も消せないっぽいし 異能で作った命が宿ってないゴーレムみたいなのなら消せるって解釈かねえ -- 名無しさん (2014-02-13 08 04 42) ↑アリサが消せなかった以上、奇蹟でも消せるのと消せないがあるみたいだしな。やっぱりオッレルスの言うとおり「世界のバックアップとも言うべき『基準点』って解釈は根本は間違ってなさそうだな -- 名無しさん (2014-02-13 15 02 08) カザキリさんは微妙に消えそうな気もする・・・ -- 名無しさん (2014-02-13 17 20 52) 幻想郷が超厳戒態勢に入りました -- 名無しさん (2014-02-13 17 23 05) せかいのただしいかたちってなんですか? ねえかみさま 「あなた」のせかいがほんとうのしんじつなのですか? -- 名無しさん (2014-02-13 17 30 29) 基準点って、電王の特異点みたいだな -- 名無しさん (2014-02-14 13 10 09) ↑世界の修正力って点では。あと良太郎は不幸でイマジンを従えてるし。でも、そうだとすると上で上げられた対サーヴァントでアーチャーの投影を消せない可能性あるな。エミヤ投影は世界からの修正力を受け付けないから消えないらしいし。なんか、士郎との殴りあいでの漢の喧嘩は見てみたいような………… -- 名無しさん (2014-02-19 20 39 45) 上条が異能とおもったら打ち消せるの? -- 名無しさん (2014-03-02 12 20 52) ↑寝てても能力は発動するわけだし上条の意思は多分一切関係ないと思う -- 名無しさん (2014-03-06 22 59 32) 上条だからこそ戦闘に使用できているけど、本来は結界やら危険な霊装やらを破壊するアイテム的な使用が適しているような感じ。元々世界の基準点という役割だから、そもそも戦闘に適した能力ではないと感じる。 -- 名無しさん (2014-03-06 23 26 22) 衝撃 竜王の顎はやっぱり幻想殺しの力だった。 -- 名無しさん (2014-03-27 19 02 33) フルサイコフレームならぬフルイマジンryだったら不幸の連続かもな。 -- 名無しさん (2014-04-03 21 14 46) 気になるのが、なぜ上条に宿ったのか。 -- 名無しさん (2014-04-24 13 32 28) 個人的な考えだが、幻想殺しは上条さんの本当の力を封じてる錠前なんじゃないか?と思ってる。上条さんが右腕を失うとすごい力?を発揮するので -- 名無しさん (2014-04-24 16 59 09) ↑ああフィアンマの時「お前は出てくんな」されたり、オティヌスにあっさり消されたりした中の人ね -- 名無しさん (2014-04-24 17 02 42) アリサに関してはアニメだから甘かったのかも知れないけどな。そこらへんは想定しても誰にもわからない。 -- 名無しさん (2014-04-24 17 08 31) ↑劇場版に関しては作者が二クール分のプロット用意してスタッフが頭を抱える感じだから、アリサ云々はアニメとか関係無い -- 名無しさん (2014-04-24 17 36 22) つまりアリサの存在が世界に容認されてたってことだろ?fateで言うとこの投影宝具みたいな扱い。 -- 名無しさん (2014-04-24 17 44 46) 地脈や龍脈や人の魂は消せないらしいので、そういう部類なんだろうな -- 名無しさん (2014-04-25 19 30 01) 何個か前に出てきたが 確かに一番幻想入りさせちゃいけないキャラクターの一人だよなww -- 名無しさん (2014-04-29 15 30 28) 異能なら点よりも面攻撃の方が対処しやすい性質。なら散弾相手ならどうだ?・・・と思ったがそれで済むなら一方の砂利蹴りショットガンで片がついてるなw -- 名無しさん (2014-05-01 08 06 23) 某這い寄る混沌は昔、暇人殲滅(ヒマジンブレイカー)と呼ばれていたな -- 名無しさん (2014-05-01 11 44 51) ↑9上条さんは天然の魔神ではないかと推測してみる -- 名無しさん (2014-05-01 16 55 42) 単一の力っぽい技だとトールの溶断ブレードも消し切れていない、後は公式コラボの話だがメガテンの万能属性(耐性や反射、相性などをお構いなしに攻撃できる属性)の攻撃も消せないってのも追加かな? -- 名無しさん (2014-05-06 17 35 47) 正直上条の超耐久、超反応、超感知能力によってもう幻想殺しの弱点が弱点として機能してない -- 名無しさん (2014-05-06 18 09 24) 魔術師の願いと怯えの集約…超能力ってこれに含まれんの?境界線だんだん甘くなってるよな… -- 名無しさん (2014-05-07 17 16 57) ↑×2 超耐久に超反応と超知覚。更に最強の盾…。あれ、それってマーベルコミックのキャプテンアメリカそのものじゃね? -- 名無しさん (2014-05-09 12 51 12) とりあえず上条さんの超身体能力含めての幻想殺しなんだと理解してる -- 名無しさん (2014-05-22 09 43 49) 無効化能力を評価されがちだけど、文字通り触る『だけ』で威力を発揮しているのも恐ろしい。魔術の魔力、超能力の計算、果ては異能の定番体力、その他もろもろ消すためのプロセス対価一切必要なし。本人が死に掛けだろうが気絶していようがいつでも問題なく効力発揮。……こうしてみると無効化『能力』というくくりすら怪しい。 -- 名無しさん (2014-05-24 21 44 33) 実は科学10巻では加筆修正により8本の竜である事が判明。しかもそれぞれヘビのような身体でデザインが違い、木谷唯さんによる17に及ぶデザインがある。 -- 名無しさん (2014-07-31 13 25 17) なんかの封印装置かな? -- 名無しさん (2014-08-22 16 59 36) ↑あのドラゴン軍団抑える為の封印装置かな? -- 名無しさん (2015-01-16 13 32 13) 斬られたり捥がれたりオッティの手の中でビチビチ暴れたり飼い主に「出てくんな」されて引き下がったりとろくな目にあってない中の人 -- 名無しさん (2015-01-24 11 31 53) ヒーローの右手。 -- 名無しさん (2015-03-10 03 52 29) ↑2 普段はともかく発現するとろくなことになってねえな中の人 -- 名無しさん (2015-04-09 11 20 57) ↑(`・ω・´)「上条くん大丈夫? 出よっか?」 → 「今は引っ込んでろ!」 → (´・ω・`) だからなwww -- 名無しさん (2015-05-21 21 21 40) ↑どっかで中の人とカミヤンがほのぼのライフを(疫病神とか言われてない平和な上条さん)学園都市じゃないところで過ごしてるSSみたなぁ。 -- 名無しさん (2015-07-06 20 41 08) 13巻で上里翔流の理想送り/ワールドリジェクターなる右手が出現。これと対を成しているらしい。これも竜なのか。 -- 名無しさん (2015-07-17 19 35 35) ↑最新読んでないけどイマブレが世界のバックアップだか基準点だかなら異なる常識法則の世界それぞれに似たようなもんがあるんじゃないの? -- 名無しさん (2015-07-17 21 16 59) 元ネタはセレマ教のハディートなのかな? -- 名無しさん (2015-07-18 14 42 39) 理想送りはこれの対にして同質だとか。双子かクローンのオリジナルとコピー以上の関係なのか、それとも陰陽の結びつきがあるのか。 -- 名無しさん (2015-08-01 09 37 23) まあ不便もあるよね -- 名無しさん (2015-08-21 23 24 44) 14巻で理想送りと殴り合い。上里もまた何かを見たらしい。 -- 名無しさん (2015-11-20 21 53 21) 理想送りは幻想殺しが中途半端すぎたらから誕生したらしい。ローラ曰く全ての魔術師が幻想殺しが弱すぎて幻滅してもっと強い力を要求したとか -- 名無しさん (2016-01-09 23 38 16) 電王でいう特異点、魔術に汚染されていない人倫の基準点。だとしたらこの人間としての無鉄砲さはどうなの? -- 名無しさん (2016-02-04 14 29 30) ↑別に幻想殺しの性質と本人の性格は関係なくないか? -- 名無しさん (2016-02-04 14 49 52) ひょっとして前の中の人は消えちゃったというか新たな天地に行っちゃったんだろうか…ろくに正体も分からんうちに別の人に成り代わられるって… -- 名無しさん (2016-04-14 01 49 00) 幻想殺しに打ち勝つフラグ建て能力の元凶たる刀夜さんマジパネェっす -- 名無し (2017-10-01 18 08 43) スパロボではかけられたギアスも無効化。ある種願いの塊たる幻想殺しでギアスを無効化するのもなかなか意味深長。「黄金錬成」の件もあるからいろんなパターンがあるだろうけど -- 名無しさん (2018-02-17 03 19 45) 謎が解明するのは更に五年はかかるだろうなw -- 名無しさん (2018-08-03 15 13 38) 「神浄の討魔」の内実は、上条さんでも制御できない敵味方問わず吹き飛ばす力の塊か。とりあえず次巻は「上条を救え!」なのかな? -- 名無しさん (2019-03-13 09 34 54) 3期ではなぜか効果音が変更され、F1カーが通り過ぎるような音になった。 -- 名無しさん (2019-03-13 19 44 50) ウィキで手の項目を読んでたら、右手には「清浄・聖なる」、また武器を持つことから転じて「攻撃・破壊」っていう観念が世界的にあるんだってな。幻想殺しの正体も案外こういうところだったりして。 -- 名無しさん (2019-08-05 20 00 10) 上条当麻が実際は神浄討魔ってマジ? -- 名無しさん (2019-09-12 09 58 16) SEが従来に近くなっただけでトレンドに来るとは…w -- 名無しさん (2020-01-25 19 07 16) 天使型のドラゴンを使役する嬉美も弱者を思う考えがあり、だからこそこれが宿ったのでは?と思う。 -- 名無しさん (2020-03-30 10 52 57) 八頭ともそれぞれ能力があるんだな。それぞれレベル5以上? -- 名無しさん (2020-05-17 18 01 33) 名前 コメント
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【種別】 特殊能力 【元ネタ】 Imagine Breaker =「幻想を打ち砕く者」 【初出】 一巻 ●目次 【概要】 【効果・特性】 【弱点】 【正体・本質に関わる描写】 【正体】 【プランとの関係】 【備考】 【関連】 【考察】 【概要】 上条当麻の右手に宿る力。 触れるだけで魔術・超能力問わずあらゆる異能の力、 またはそれが生み出す超自然現象(以下、まとめて『異能』と表記)を無効化する。 原理は今もって不明。「記憶を失う前」の上条の言に寄れば、生まれついた時から先天的に有していたらしい。 AIM拡散力場の集合体である風斬氷華は超能力ではないと断言し、 10万3000冊の魔道書の内容を記憶するインデックスの推測によれば魔術でもない。 学園都市は暫定的に原石の一つと判断しており、 特性上身体検査に反応しないので、 注意を向けられないよう表向き無能力者(レベル0)として扱っている。 そのため科学サイドにおいては上条の関係者か都市の上層部・暗部ぐらいしか「能力」として把握しておらず、 その他大多数からは「異能を打ち消す奇妙な右手」程度の認識しか持たれていない。 (書庫(バンク)の上条の個人情報の備考欄に「他の能力を打ち消すらしき証言あり」と記述されてはいるが。) そもそも能力の性質上、周囲に異能がなければ関知すらされない。 「もしも上条当麻が『外』で生活していたら、右手の力に気付くことなく一生を終えた事だろう」とも言われている。 更に能力の本質(後述)に至っては、魔神に関わった極僅かな者しか知らない。 【効果・特性】 右手で触れた異能をどんなものであれ打ち消す。 効果はこれだけの、実にシンプルかつ強力な能力。 異能の一部に触れただけでも無効化は炎が燃え広がるように全体に広がっていくため、 『単一種の異能の集合』であれば、どんな広範囲の異能攻撃であろうと触れればまとめて消すことが出来る。 そのため、右手と接触させやすい分、点攻撃よりも面攻撃の方が対処しやすいという変わった特性も持つ。 逆に言うと、竜王の殺息やアドリア海の女王のように区画分割されている場合は一度に消すことはできない。 霊装や魔道書など、魔術的な仕組みを持った物体に触れた場合は、 物質を消滅させたりはしないものの、その物体が発生させる魔術的効果だけでなく、異能を宿すための構造も完全に破壊あるいは解除する。 物によってはバラバラに分解、あるいは粉々に破壊し、その物体の魔術的な要素を完全に消し去る。 (例:歩く教会は縫い目からバラバラの布切れに、C文書は塵に。) また、風斬氷華のような異能で肉体を構築する存在にとっては「死」に他ならず、触れただけで善悪問わず消滅させられる。 天罰術式や空間移動(テレポート)など「上条当麻」全体を対象とする異能は、効果範囲に右手を含むため接触していなくても打ち消す。 ただし精神系の異能は一見上条そのものを対象にしているようでも、脳のみを対象としており通るケースもある。 (例:アウレオルスの記憶消去。 この時は右手で頭を触った事で無効化され、記憶を取り戻した。) 地脈・龍脈や生命力といった、「元々存在する異能の力」にも勿論作用する。 ただし幻想殺しは「調和の取れた破壊」(異能の力を不自然に高められていないレベルまで引き戻す)を行うため、 異常な値を均一化させることには極端に働くが、元から均一なものに対してはあまり効果を発揮しない。 そのため触れた人の魂を破壊したり、地脈が消えて惑星が滅んだりすることはない。 幻想殺しが地脈などを削っても、削った分は自然と補われて修復され、 すぐに破壊の跡は周囲にとけ込んでわからなくなってしまう。 これについては、上条自身「そんなに都合良くカッチリはまるものなのか?」と疑問を呈しているが、 バードウェイが答えて曰く、 幻想殺しに限らず「天然モノ」の能力は、あらかじめ環境に合致した設定を施された場合も多いとのこと。 グレムリンが実際にこの破壊と修復のサイクルを利用して幻想殺しの探索を行っている辺り、 バードウェイの分析は正確なものだということが分かる。 余談だが、アニメなどのメディアミックス作品では、幻想殺し発動時に独特の甲高い効果音が鳴る演出がある。 (原作では「ガラスが割れるような音」などが鳴る描写が時々あるが、 毎回音が鳴る訳ではなく、またアニメ版のような甲高い音の描写はない。 オリアナの表裏の騒静を消した際には、音が鳴ったことで上条・オリアナ共に術式が破れたことを知覚した) 音響効果が変わったアニメ『禁書目録III』では、 消し飛ぶニュアンスの強い、低く響く音に変更された(F1カーのエンジン音に例えられることもある)が、 『超電磁砲T』では以前と完全に同じではないがよく似たものに戻った。 なお、『超電磁砲T』第3話で鳴った音とそれ以降の戦闘シーンで鳴った音とではやや響きが異なっている。 【弱点】 効果だけなら強力だが、実際は弱点だらけの能力である。 まず、「右手のみ」と効果範囲がかなり狭いこと。 触れるために手を突き出すため体の他の部位を攻撃に晒す危険があり、 防御が間に合わず体の他の部位に当たった場合はまともにダメージを食らう。 上条の身体能力は人間の範疇であるため、 多方向から同時に飛んでくる異能や聖人など上条が追いつけない高速移動を行う相手、飛行して遠距離から一方的な攻撃を行う相手など、 右手で触れることができない・間に合わない攻撃にはまず対応できない。 このため、空間移動や蓮の杖など事前に感知できない座標攻撃は苦手。 しかし苦手というだけで打ち消せないわけではなく、タイミングさえ合えば打ち消す事は可能。 次に、異能の力、またはそこから発生する超自然現象にしか作用しないこと。 銃弾や刀剣と言った通常武器・兵器や肉弾戦には一切効果はない。 さらに運動の起点は異能の力であっても、そこから発生した『二次的な』物理現象も打ち消せない。 たとえば、異能で作った火の玉は消せても、火の玉が砕いたコンクリの破片は防げないといった具合である。 また、無効化は常時発動であり、自分の意思で制御できない。 そのため回復魔術など自身に有益な異能も無効化してしまう。 特に大きいのが、「単位時間あたりに処理できる異能の種類・個数・量」に限界があること。 大抵の異能なら触れた瞬間に打ち消せるが、 一方通行の黒翼のようにあまりにも莫大な異能や、 魔女狩りの王のように再生する・継続的に放たれるタイプのものには処理が追い付かず、消し切るのに時間がかかり、受け止めるのが精一杯になってしまう。 竜王の殺息に至っては、威力が莫大、継続的に放たれる、粒子全てがバラバラで数が多いと最悪の相性であり、受け止めることさえできず押し負けてしまった。 なお、受け止めた時の反動を除けば、完全に消せない場合でも右手に異能の影響は出ないようである。 ただし上条も度重なる戦闘経験からこれを逆手に取り、 異能を掴んで引っ張ったり、捻って逸らしたりと、 消しきれない異能を「受け流す」術を習得した。 その後はこの技術にさらに磨きがかかり、 指の動きで異能の流れを誘導して別の対象にぶつけたり、多数の異能の一つに干渉して全体を連鎖崩壊させたりと、 「異能を消しきれないこと」自体を戦闘法に組み込むようになった。 幻想殺しと同質にして対極な理想送りという能力(後述)も存在するが、 幻想殺しで理想送りを打ち消すことはできない。 しかし、両者が激突した際には上条の右手は消し飛ばされたものの、 右手の破壊が引き金となって謎の力が出現している。 (インデックスの推測ではあるが)神の加護などの運気も断ち切ってしまうらしく、上条の不幸体質の一因となっている。 ただこれは「運命・因果」といった要素も無効化することを意味しており、 本物の「神」からも「運命の奴隷とならない例外」と好意的に見られている。 【正体・本質に関わる描写】 ※竜王の顎(ドラゴンストライク)の項も参照。 フィアンマとの決戦においては、 幻想殺しごと右腕を切断され、『聖なる右』完成のピースとして取り込まれた。 しかし、その切断面である肩口にはフィアンマの完成した右手が見劣りするほどの『莫大な力』が集まり、 完成した『聖なる右』の一撃を受けてもあっさりと吹き散らしている。 「透明な何か」が切断面から生じていたようだが、 上条の意思で握りつぶされ、右腕の再生に使われてしまったので詳細は不明。 (地の文に、「その正体は上条当麻にしか理解できなかったのかもしれない」という記述もある。) また、上条の右腕が再生すると同時に、フィアンマが奪った右腕からは能力が消失しており、 「幻想殺しは同じ世界に2つも存在できない」、 「上条当麻に取り付けられた腕にこそ本物の力が宿る」といった概念・ルールがあるらしい。 後に「上条当麻の右肩から生えているモノなら幻想殺しと定義できる」という旨の発言もある。 フィアンマは幻想殺しの本質を「神聖なる右手が自然に備えてしまった浄化作用」と推測しており、 「俺様の力はお前の右手を経由しなければ100%発揮できない」 「その右手は本来のピースである俺様の力を注ぐことで、その役を終える」などと言及している。 その他幻想殺しと聖なる右の力を「似たようなもの」としており、何らかの関連性を見いだしていたようだ。 しかしアレイスターによれば、十字教の内容で説明できるようなものでは無いらしい。 尤も、「力のフォーマットが古すぎたこと(オシリスの時代?)を除けば、良い所まで行っていた」とも発言しており、 全くの見当外れというわけでも無いようだ。 あらゆる能力者から能力を引き出すことができる恋査は幻想殺しの使用を試みたが、 身体特徴を組み替えたところ、幻想殺しが恋査に流れ込んで手首の先に何かが集まった後、 腕が風船のように膨らんで弾け飛び、 さらに腕から凄まじいノイズが全身に広がり意識が混濁、機能不全を起こし気を失っている。 これは「理解のできない力のため制御に失敗した」らしく、フレメア=セイヴェルンの人的資源の偶発的発動によって AIM思考体の薬味久子が恋査に叩きこまれた際には、同じようにして腹部が爆発している。 新約十三巻では幻想殺しと同質にして対極である理想送りという能力が登場した。 曰く、 幻想殺しとは、今ある世界を修復する、直す、しがみつく理想。 理想送りとは、今ある世界を見捨てる、旅立つ、放棄する幻想。 また、理想送りは幻想殺しが半端な形で現出してしまった結果、 「魔術師たちの怯えと願い」が収まりきらず、横から溢れる形で誕生したらしい。 (以前にもテッラにより「幻想殺しは未完成」とする旨の発言があった。) なお、幻想殺しで理想送りを打ち消すことはできない。 しかし、両者が激突した際には上条の右手は消し飛ばされたものの、 右手の破壊が引き金となって現れた謎の力が上里を満身創痍に追いやっている。 これは理想送りの効力が表層から深層へと順に機能するモノだったために、 いわゆる「幻想殺しの奥にあるもの」にまで効果が及ばなかった事が原因だという。 また、理想送りが発動したという事は、上条当麻もまた「願望の重複」を抱えていることの証拠となっている。 同巻にてアローヘッド彗星と同化して学園都市に向かう僧正に対し、 上条がプラスチックが割れるような音を右腕辺りから出しながら右手を空へかざし、何かを現出させようとするのを 美琴が恐怖しながらも目撃するも、脳幹が巨大ドリルで僧正ごと隕石を消滅させたため、 恐らくは幻想殺しの『奥にあるもの』であろうそれは姿を現す事はなかった。 この場面は初めて上条が自分の意志で「本質」を出そうとしたシーンだと思われるが、ここでも上条の心理描写は一切存在せず、 飽くまで美琴の視点から描かれたため、上条が意識して本質を現出させようとしたかも疑わしい。 その全容を上条自身が把握しているのかどうかも不明なままである。 【正体】 その正体は「全ての魔術師達の怯えと願いが結実したもの」。 魔術を極めれば世界を思いのままに歪められる。それは一見虫のいい話だが、 もしかしたら歪めた結果弊害が起きるかもしれないし、そのとき元に戻そうとしても「元の世界」を思い出せなくなってしまうかもしれない。 しかし「魔術の影響を受けないもの」があれば、世界を歪めてしまっても、それだけは元の姿を保ったままであるから、 それを基準に元の世界の姿を思い出すことが可能となる。そんな「世界を元に戻すための基準点」が幻想殺しの正体である。 新約九巻ではオティヌスが、自身が歪めてしまった「上条当麻の生まれた世界」を元に戻すために使用した。 類似の力は過去にも確認されているらしく、テッラの「幻想殺しの本来の性能」などの言はそれも受けてのものであると思われるが、 もっとも幻想殺しがそれらと同系列の力なのか、あるいは似ているだけで全く関係のない力なのかはわからない。 僧正やネフテュスによれば、幻想殺しが上条当麻に宿ったのは全くの偶然…… というわけではなく、 「神浄の討魔」という真名を持つ上条当麻本人の魂の輝きに惹かれて「あらゆる魔術師の夢」が集積したのだという。 そして理想送りを宿した上里翔流もまた、その力を引き寄せる程の特異な何かを持っていたという事でもある。 そもそもにおいて、「あらゆる魔術師の夢」が横から溢れる事となったのは、 魔神達が自分達の『採点者』として見定めていた上条が、オティヌス一人に執着してしまったことから。 上条とオティヌスの激突、デンマークの一件からサンジェルマンの騒動などの出来事を皮切りに、魔神たちは少しずつ失望を重ねていった。 その失望は、やがて滑り止めのような『代わり』を求める心へと変わっていき、 結果理想送りが結晶化するにまで至った。 ちなみに「あらゆる魔術師の夢」がこうも簡単に右往左往してしまうのは、 ネフテュス曰く「魔術サイドの勢力なんて99.9%魔神が占めている」から。数だけなら少ないが、一人一人の力が桁違い過ぎて 世界の半分を覆う人間の魔術サイドなんてそれこそ髪の先にも満たないのだという。 【プランとの関係】 アレイスターは滞空回線によって幻想殺しの力の質と量を測定している。 具体的には、吸入する酸素と排出される二酸化炭素の量から能力者達の脳の作動状況を計算し、 学園都市に蔓延するAIM拡散力場の全体量を求めた後、幻想殺しがどれだけ「相殺」しているかで導き出している。 またアレイスターからは『非論理的現象を否定するための基準点(Point Central 0)』と認識されているらしく、 それが「安定レベル3」を維持し、「中心部でアイドリングを続けるコアの規定回転数」なるものが確認されている描写がある。 因みにプランへの影響率は98%のようだ。 【備考】 一巻の時点から「あらゆる異能を問答無用で~」という触れ込みだが、 最初期の時点では「異能=超能力」(と上条が思い込んでいる)ということらしい。(※ただし神の奇跡についても言及有り) よって正しく「あらゆる異能を~」と認識・表現できるのは歩く教会破壊後から。 【関連】 竜王の顎(ドラゴンストライク) ブライスロードの秘宝 【考察】 幻想殺し(イマジンブレイカー)
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【種別】 特殊能力 【正体についての作中での描写・推測・考察】 ※インデックス曰く魔術ではない。 ただし、これは「禁書目録の蔵書には記述無し」故の物なので、未知の魔術であることはありえる。 ただ、黄金錬成や天罰術式など、 未知の魔術でも分析を可能とするインデックスをして『不明』である点は考慮すべき部分ではある。 ※風斬氷華曰く超能力でもない。 これは、幻想殺しが超能力ならば、 全超能力のAIM拡散力場の集合体である風斬は幻想殺しのAIM拡散力場で消滅する(と風斬が推測した)ため。 また、上条の過去に基づけば、幻想殺しは学園都市に入る以前から有していた天然もの。 つまり、超能力開発で発現した可能性は0に近い。 ※テッラの言葉から、幻想殺しは『神の右手』のような意味があるのかもしれない。 つまり『神』と何らかの関係がある可能性がある。 また、それに関連付けて上条が記憶喪失である事を見破った。 右(人体で心臓の無い方。保守的・国粋主義的。二つのうち優れている方。日本の長官のうち下位の方。) 形声。又+口。音符の又(ユウ)は、みぎ手の象形。口は、祈りのことばの意味。 神の助けの意味を表す。祐(ユウ)の原字。また、みぎの意味も表す。(新漢語林) Right(正当・正義、適切な方向に導く、まっすぐ、権利、右、右翼・保守国粋主義。) 初出12C以前;古英語riht(まっすぐな;まっすぐに;正義;まっすぐにする). 「知恵者の心は右にあり(聖書)」から「右手」は「正しい」の連想が生まれたといわれる(ジーニアス英和大辞典) ※『神の如き者』の力を振るうフィアンマ曰く、 『お互いの使っている右手の力は似たようなものだ。』とのこと。 備考として、フィアンマの力の質はカーテナ=オリジナルと同一のものである。 ※アレイスター=クロウリーには 「非論理現象を否定するための基準点」として認識されている。 また、その力の量と質は、 当麻の脳の作動状況と、学園都市内のAIM拡散力場の「相殺」具合により測定されている。 「相殺」であることから、異能消去は幻想殺しから放たれた何らかの力が異能とぶつかり、 異能と何らかの力が両方とも消える、という形式であると推測される。 なお、この「相殺」であるという点はガンガンコミックスのコミックガイド(5.5巻)でも言及されている。 ※「超能力ではなく」「フィアンマの右腕と同じような力を持ち」「103000冊に記載されていない」力であり、 「竜王の顎(=ドラゴンストライク)を発現させた」、 「天使の力を欲するフィアンマが狙うもの」であるため、天使関連の力である可能性がある。 とある科学の超電磁砲10巻では、現れた別の世界の理解のできない黒球を消そうとしたが、右腕が吹き飛んだ。 直後、切断された右腕から八体の竜が現れ、黒球を喰らい尽くし、通称雷神美琴を救出した。 通称は飽くまでファンによる命名。 ※脳の作動状況から量と質を測定している事や、 20巻で右手だけではなく当麻自身の回収を指示されている事から、右手だけでは発動しない可能性がある。 22巻で右手だけでも発動はすると判明したが、やはり当麻本体も重要であるらしく、当麻の右手が再生すると同時に切り離された右腕からは力が消失している。 【推測・考察】 ※黄金練成のように純粋な異能で構成された物体は完全に「消去」できるが、 「実物」が混ざったものは「破壊」どまりになる。 例:歩く教会・アウレオルス=ダミー・カーテナ=オリジナル ※また異能の力の影響下にある物体に触れた場合、 異能そのものだけでなく二次的に生じた運動エネルギーや熱エネルギーもある程度は消去できるようだ。 例:イノケンティウス・ゴーレム=エリス・赤熱した金網(10巻)・氷兵(11巻)・レールガン(?)・アックアの落下攻撃・虚空爆破事件の爆発 ※逆に言うとエネルギーが異能に由来するものであっても、 幻想殺しに触れた時点で異能の力の影響外の場合、何の効果もないということでもある。 例:一方通行の石礫や線路、暴風攻撃・ヴェントの風槌に弾かれた破片・レールガン(?) ※全身に干渉する(右手を範囲に含める)タイプの異能は問答無用で無効だが、 精神系などの右手を介さずに干渉するタイプは右手が干渉部位に触れるまでは有効のようだ。 例:【無効】 空間移動・御使堕し 【有効】 黄金錬成「全て忘れろ」(頭に触れたら解除)・心理掌握「記憶の消去」(頭に触れたら解除)・ 念話能力(糸電話タイプ・偶然『糸』に右手が触れた / 6巻 地の文より) ※レールガンについては以下5つの可能性があるため現時点では確定できず。 ・幻想殺しの特性に基づき、「異能の影響下」なため運動エネルギーは消滅する。 ・弾丸を打ち出すための(異能で作られた)レールに幻想殺しが接触するのでそもそもコイン自体が飛ばない。 ・コインは磁力で弾き出した時点で「異能の影響下」から外れ、幻想殺しの適応外になる。 ・コインそのものは止まるかもしれないが、周囲に発生する衝撃波などが無効化できない。 ・コインは到達までに融けてしまって、余波は消せる。 ※『月刊コミック電撃大王』に掲載中の漫画『とある科学の超電磁砲』では、第7話でレールガンを受け止める場面が描かれている。 ちなみに一番上の解釈が正しいとすると、命中寸前に能力を切れば普通にあたることになる。 1巻の初登場時にコインは50mも飛べば融解するとの説明あり(蒸発ではない)。 音速の3倍で飛ばしているらしい。 そのため射程は50mだが、現実の世界では音速を超える速度の場合溶けた金属でも相当な威力があるらしい。 射程と言うのは威力と命中精度を保てる距離なので、 この場合50mを越えるとコインが溶けてしまうため命中精度が保てなくなるのかもしれない。 なお、とある科学の超電磁砲においては、発射されたレールガンを受け止める描写があり、 一番上の解釈に立っているようである。 ※スレ内での妄想として「幻想殺しは打ち消した異能を吸収している」「幻想殺しは当麻の真の力を封印している蓋に過ぎない」といったものがあった。 当時は根拠のない妄想でしかなかったが、22巻での描写を見るに、当たらずとも遠からずという感じである。 【備考】 一巻の時点から「あらゆる異能を問答無用で~」という触れ込みだが、 最初期の時点では「異能=超能力」(だけだと上条が思っている)ということらしい。(※ただし神様の「奇跡」についても言及有り) よって正しく「あらゆる異能を~」と認識・表現できるのは歩く教会破壊後から。 (Index) 幻想殺し(イマジンブレイカー)