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宮下葵は変な女だった。 「あたし、人の心が見えるの」 とか真顔で言い出すくらいには変な女だった。 「だからこの眼鏡でその力を封印してるのよ。幸治にだけは教えてあげるけど、これ、秘密よ。絶対に喋ったらだめよ。わかった!?」 「来週のシフト、ちょっと変更があるんだ、あとで店長に言ってといてくれるか」 「マジで!? やめてよね責任感ないなー、直前の交換って大変なんだよ!」 「いいじゃん、がんばれ」 「あたし頑張っても給料はいんねーもん! だいたい、そのくらい自分で言ってよ!」 「俺店長と会わないもん。お前家族じゃん」 「やだ最悪。クズ。ゴキブリ。この佐藤幸治。死ね!」 「とりあえずお前全国の佐藤幸治さんに謝れ」 「うっさい馬鹿! どうせ遊びに行くんでしょ! 出ろよバイト!」 「なんでわかんだよ」 「人の話聞きなさいよ! 心が読めるって言ってんでしょ!」 「今眼鏡かけてんじゃねえか!」 「……」 「……」 「あれ、意外……あんたってちゃんと話聞いてんのね。そこにびっくり」 「うるせえ!」 ……宮下葵は、本当に変な女だった。 変な女で、バイト先の喫茶店の、店長の一人娘だった。初対面から呼び捨てで、えらそうな奴だった。染めてもいない真っ黒な髪はちょっと長めで、店ではまとめてる。黒ブチフレームのダサい上にボロい眼鏡をかけていて、いつでも勝気で強気でうるさい。人生十六年の間に出会った中でも、ブッチギリで変な女だ。 だけど、面白い奴でもあった。 ** 「あれっ、幸治じゃん」 「ん?」 その日、駅前に来ていたのはたまたまだった。だから宮下にあったのもたまたまだった。くそ、あらゆる偶然の中で「突然死ぬ」の次に最悪だといえよう。 「なんだ、お前かよ」 「なにその顔。失礼な」 「その顔とか言われても生まれつきこの顔だからなー」 「……そっか……そうだよね、ごめん、無神経だった」 「どういう意味だよ!」 「そういう意味よ。で、何しにこんなとこいんのよ」 スーパーの袋を掲げて宮下は言う。どうやら夕食の買い物に来ていたらしい。宮下家は両親が喫茶店の経営に忙しいので、家事全般を娘がやっている。 そんなわけでこいつの家事能力は抜群だ。自分が平凡であるということの次に認めたくない事実だといえる。 「……別に。ちょっとぶらぶら」 「けっ、目的ない人生送ってるわね。そんな暇ならバイトやれ」 「昨日まで六日フルで入ってるのに?」 「あたしなんか三百六十四日フルで入ってるわよ」 「一日足りないぞ」 「誕生日は仕事しないもん。お店休むから」 「ほお、じゃあお前の誕生日は休めるわけだ。ゆっくり寝るかな」 「……寝すぎて牛になれ」 「ところで第三火曜は定休日のはずだが」 「あんたは休みでもあたしは仕事なのー、定休日に休んでるなんてどこのガキの発想だよ。来月の準備のためにあるの、定休日ってのは!」 「知らねーもん」 「それがもうむかつく。この佐藤幸治!」 「お前俺の名前を世界公認の罵り言葉みたいに使うのやめてくれ」 宮下は肩をすくめた。携帯を取り出して時間を確認すると、 「あー、無駄に五分もつぶした。早く帰らなきゃ」 「念のために言っておくが、声をかけたのは宮下だぞ」 「……」 おや、言葉が返ってこない。宮下は眼鏡の奥から不機嫌そうにこっちを睨んでいる。なんだ、本気で怒ってる? 俺なんかしたか? 「幸治」 「な、なんだよ」 くっ、気圧されてる。 「ばーか死ね!」 それだけ言って、宮下は走っていった。追おうとしたが、タイミングを逃してしまった。宮下の背中はどんどん小さくなって、見えなくなる前に角を曲がった。 「……なんじゃそりゃ」 一応、つっこんでおいた。 「……はあ」 俺はため息をついて軽く頭を振った。 変な女だ、全く。 「ちょっとぶらぶら……っと」 ちょっとぶらぶら、俺は目的の建物へと向かっていった。 ** 「おい、宮下!」 翌日、遅刻すれすれで来た宮下に声をかける。シフトを融通してもらおうと思ったのだ。今日のシフトは八時までなのだが、十時まで入れないかな、と。ラスト二時間は閉店作業もかぶさるので、大変なのである。人手はあって困ることはないはずだ。 「今日のシフトなんだけどさ」 「知らない。母さんに言って」 「……あ?」 それだけ言って、宮下は席につく。すぐ周囲の女子とおしゃべりをはじめて、俺のことはガン無視だ。 なんだそれ? 「おい、宮下」 「なに」 「いや……シフト」 「だから、直接言って。なんでいちいちあたしが間に入るのよ」 「……」 言ってることは前とかわらないんだが……なんか。なんだこれ? 「宮下、聞けよ」 「うるさいな、宮下って呼ぶな」 ……じゃあなんて呼べばいいんだよこの野郎。 「宮下!」 「幸治、うるさいって言ってんでしょ。席戻りなよ」 「……」 チャイムが鳴った。 なんだこれ。なんだそれ。 ……宮下葵の反応か、あれが? その後一日中、宮下はその調子だった。呼びかけても無視、怒鳴っても無視、無視無視無視。 そしてその次も、次の次も、店の休みが来るまでの十五日間、ずっとその調子だった。仕事中は最低限のことは話すが、最低限にすぎない。さすがにイライラする。 ……それに、俺は焦ってもいた。必死になっていた。 俺が宮下のことを割と気に入っているという次に、納得のいかない心境といえよう。 そうして十五日後、連休を控えた金曜日。 「幸治、あんた暇?」 「あ?」 放課後、教室。宮下が声をかけてきたのは、帰ろうとする直前だった。 「暇?」 「……まあ。今日はバイトないし」 というか、店自体が休みだ。 「じゃ、ちょっと付き合ってよ」 「別にいいけど……宮下、お前怒ってたんじゃないのか?」 「宮下って呼ぶな」 相変わらず冷たい言い方だ。大声で叫びもしないし、大げさにボケたりもしない。宮下じゃないみたいだった。 「後ろ乗せてよ」 「……」 よくわからん。怒ってるんじゃないのか? 機嫌が直ってるわけでもないのか? 意味不明だ。なんなんだこいつ。 ……渡りに船、といえば、そうなのかな。 宮下を後ろに乗せて、自転車が走る。荷台に横を向いて腰掛けて、宮下は俺の肩に手を置いている。日が沈みかけて、群れた雲がおかしな色に染まり始めていた。夏の夕焼け。紫とピンクの中間みたいな、不安定だけどきれいな色。 「……なあ、宮下」 「宮下って呼ぶなよ」 「……まだ怒ってんじゃねえか。なんなんだよ」 「宮下って呼ぶな」 「じゃあなんて呼べばいいんだよ」 イライラする。なるべく安全運転にあぜ道を走る。 「……」 「お前な。なんか言えよ!」 ふつふつと沸いてくる感情に負けそうになっている。俺は単に焦っているだけなんだ、それはわかってるんだが。八つ当たりだと知っていながら、我慢ができそうになかった。 「なんか、お前おかしいぞ。無視したり、なんなんだよ!?」 「……幸治がムカつくから」 「だから、俺が何したんだよ? それなのに後ろに乗せろとか、意味わかんねえよ」 「わかんないのは幸治が悪いんじゃん」 「宮下、あのなぁ」 「宮下って呼ぶな!」 どん、と衝撃が後ろから来た。宮下が突き飛ばしたんだ、と気付いた時には、自転車ごと転がっていた。あの馬鹿! 「ぶわっ!」 モロ田んぼにつっこんで、俺は転がった。いてえいてえ! ちくしょう! 「おい、いいかげんにしろよ!」 起き上がると、宮下がいない。あわてて探すと、反対側に落ちていた。 ……そりゃそうだ。 「なにやってんだよ、お前」 「宮下って言うなよ」 「はあ?」 言ってねえよ。なんなんだこいつ。 「……」 「お、おい。宮下?」 わ、なんだ、何泣いてんだこいつ。やめてくれよ、なんだこれ。 「あたしはずっと幸治って呼んでんのに、なんであんたは宮下なんだよ!」 「……」 「馬鹿! クズ! 死ね!」 田んぼにしゃがみこんだまま、宮下はぶんと手を振り回した。泥水がかかったが、まあ、どうせもうどろどろだ。どうでもいい。 「そんだけ?」 「……」 「何を今更、って感じなんだけど」 「うっさい! あんたはずっと宮下って呼んで、寝るだけ寝て牛になればいいんだ! 馬鹿!」 「いや、意味わかんねって……」 俺は宮下を無理やり抱き起こして、あぜ道に連れてくる。このまま田んぼにいると、誰に何を言われるかわからない。荒らすな、とか怒られても嫌だし。 「えっと……とりあえずなんだ、ほれ、眼鏡割れてんじゃねえか」 「……」 眼鏡を外すと、ヒビが入っている。幸い、宮下の目は無事のようだ。マジで危ないことしやがる、この馬鹿。 「この眼鏡、外すと心が読めるんだろ?」 「……いつの話してんの」 「いいから、読んでみれ。ほれ」 「……」 宮下はじっと俺を見る。が、すぐ目をそらした。 「眼鏡ないと見えない。だから無理」 ……このやろう。 「じゃ、俺が読んでやる。実はこの眼鏡をかけるとな、俺は心が読めるんだよ」 「へえ、そりゃ凄い。明日あたりNASA行って人体実験でもされてろ」 「……ふふん、俺にはお前の欲しいものが手にとるようにわかるね」 言って眼鏡をかけた。 くらっ。 外した。 「馬鹿でしょ?」 「うるせえ」 倒れている自転車を引き起こして、どろどろの鞄を開ける。かなり不安だったが、どうやら無事のようだ。 「これを見ろ」 「なにそれ」 それは、細長いケースだ。二週間ほど前、わざわざ駅前まで行って選んできたものである。 「ほれ」 「……」 しぶしぶ、といった様子で宮下はそれを受け取る。困惑ぎみにいじりまわして、蓋が開くことに気付いたようだ。……ていうか、ほんとに全然見えてないんだな。 「……ん……眼鏡?」 「そうだ。いっつもこんなダサい眼鏡だから、買ってきてやったんだよ」 「……レンズ入ってない」 「高くて買えねえんだよ!」 一月ぽっちの追い上げじゃどうにもなりませんでしたとさ! こんちくしょう! 「……誕生日のプレゼントがレンズのない眼鏡。ほんっっっと、馬鹿でしょ?」 「うるせえ」 宮下は眼鏡を手に持って、はあ、と息を吐いた。ゆっくりとした動作で、それをかける。 「似合う似合う、かわいいかわいい」 「……一応、お礼が言いたいんだけど」 「ん?」 「お礼が言いたいんだけど、顔が見えないと失礼でしょ。だから、ちょっと近寄って」 「……この眼鏡返」 ぐあっ! ……す、スネを! 弁慶の泣き所を! なんて女だ! 「近寄って」 「……ハイ」 素直に近寄る。 「もっと」 「……」 「もっと」 「……」 「……もっと」 「……おい」 「しゃべんな。もっと」 「……」 言われる度に、一歩づつ近づいていく。息を吐けば、それを悟られる距離。 ぐ、と肩をつかまれた。 「……もっと」 言って、宮下は背を伸ばした。 「……」 ふと、顔が見えないって言ってるのに、目をつむっちゃったら意味ないじゃん、とか思ったけど。 その感触があまりに温かかったから、どうでもよくなった。 ** 離れてから、耳元でささやいてみた。 「葵」 「――このっ、馬鹿! クズ! 佐藤幸治! 死ね!」 田んぼに蹴落とされた。 まったく、ええと、なんとかの次に、幸せだといえよう――まあ、なんだ、これ以上の幸せなんて、あるわけないだろ? 「宮下さんと佐藤くん」・おわり
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目次 【時事】ニュース陽ノ下葵 RSS陽ノ下葵 口コミ陽ノ下葵 【参考】ブックマーク 関連項目 タグ 最終更新日時 【時事】 ニュース 陽ノ下葵 予選会トップ明治大の鈴木聖人らエントリー|日テレNEWS24 - 日テレNEWS24 箱根駅伝チームエントリー予選会からの10校&関東学生連合編 確実にシード権を! - 4years. ジュニア県展 入賞・入選632点決まる 来月1日から各地で展示 /和歌山 - 毎日新聞 シリーズ初の舞台化作品、新田恵海ら出演「D.C.III~ダ・カーポIII~」スタート(ステージナタリー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 新田恵海ら出演舞台「D.C.III~ダ・カーポIII」キャストビジュアルが公開 - 2.5ジゲン!! 舞台「D.C.III~ダ・カーポIII~」新田恵海らのビジュアル解禁(ステージナタリー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「D.C. ~ダ・カーポ~」初舞台化 新田恵海が森園立夏役で出演 - 映画.com 劇団飛行船より、「D.C. ~ダ・カーポ~」シリーズ初の舞台化『舞台「D.C.III~ダ・カーポIII~君と旅する時の魔法」』全キャスト決定! - PR TIMES RSS 陽ノ下葵 予選会トップ明治大の鈴木聖人らエントリー|日テレNEWS24 - 日テレNEWS24 箱根駅伝チームエントリー予選会からの10校&関東学生連合編 確実にシード権を! - 4years. ジュニア県展 入賞・入選632点決まる 来月1日から各地で展示 /和歌山 - 毎日新聞 シリーズ初の舞台化作品、新田恵海ら出演「D.C.III~ダ・カーポIII~」スタート(ステージナタリー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 新田恵海ら出演舞台「D.C.III~ダ・カーポIII」キャストビジュアルが公開 - 2.5ジゲン!! 舞台「D.C.III~ダ・カーポIII~」新田恵海らのビジュアル解禁(ステージナタリー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 「D.C. ~ダ・カーポ~」初舞台化 新田恵海が森園立夏役で出演 - 映画.com 劇団飛行船より、「D.C. ~ダ・カーポ~」シリーズ初の舞台化『舞台「D.C.III~ダ・カーポIII~君と旅する時の魔法」』全キャスト決定! - PR TIMES 口コミ 陽ノ下葵 #bf 【参考】 ブックマーク サイト名 関連度 備考 ピクシブ百科事典 ★★ 関連項目 項目名 関連度 備考 参考/D.C. 〜ダ・カーポ〜 ★★★★ 登場作品 3 参考/海保絵果 ★★★ キャスト タグ キャラクター 最終更新日時 2013-05-06 冒頭へ
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キャラ設定 名前:宮下晃 年齢:20 性別:男 簡単な設定: 退魔組織に所属する青年、元は兄と一緒に師の元で修行して 組織の為に戦っていたが、兄が吸血鬼化した後は 兄が人外組織へと渡った為に望まない敵対関係になっている。 兄の呼び出しに応じ、狭間市のとあるビルの屋上で対決 最後まで兄の真意を汲み取れずに、斬殺してしまう。 最後に兄の残した断片的なメッセージを受け取り 雅を仇とすることを誓った。 組織の奥に入られたら狙えなくなる、そう思い その場で彼方に雅との対決の約束を取り付けるつもりであったが 「いまのお前では難しいだろう、剣の腕よりも心がな…」 と言われて、己の未熟さを実感する。 その後、協力者を募り、多くの助けを受けつつ、修行を重ねる日々を過ごしていたが 仲間に支えられて『亡者殲滅戦』を乗り越え、ついに雅は仲間の手で討ち果たされた その際に兄の恋人『京子』の最期を看取る。 『京子』の葬儀を済ませ、兄と同じ墓に埋葬してもらうと 西川と共に実家へと舞い戻り、両親を説得して小説家を目指し始めた デビュー作(予定)は狭間市での出来事を基に脚色を加えた『狭間島』、という噂。 現在は戦う理由が無くなり、戦闘に関する事では魂の抜け殻のようになっている。 新しい小説の原稿を兄の墓に添える為に狭間市へと戻ってきた際に 蜃にまつわる事件に巻き込まれた 美咲の生い立ちを知り、次回作に生かそうと考える 原型・原設定 A: 種族:【人間】修行等により対人外用の戦闘技術を習得しており、それを生業にする B: 所属:【組織】組織の構成員、ある程度の地位にいます。 C: A+B:【人間+組織】 組織にとって重要な存在である D:特殊能力:【人外感知】 E:活動分類:【超常能力】得意絶技:【未来視】 根源力(現在11200)・配分比 №13 深田事件3(シュワ・難易度90・1ターン)+800 №15 天使事件(RF11・難易度75・1ターン)+500 №25 冬子の不安(シュワ・難易度120・1ターン)+1000 №30 デスゲーム「冬子の平穏」(シュワ・難易度100・1ターン・判定単位400)+1100 掲示板セッション「刀鍛冶」(シュワ・7/23分)中間判定 +200 №43 デスゲーム「兄弟の対決」(シュワ・難易度40・2ターン)+1000 掲示板セッション「宮下篤志の葬儀」(シュワ・8/2分)+300 掲示板セッション「金魚すくい」(麗・8/15~8/20分)+200 掲示板セッション「浅道ランキング」(白石・8/25~8/26分)+200 №73 デスゲーム「亡者殲滅」(SD:シュワ・難易度250・1ターン・判定単位400)+1800 №81 デスゲーム「雅討伐」(SD:シュワ・難易度200・1ターン・判定単位400)+700 掲示板セッション「エピローグ」(シュワ・9/11分)+300 №100 デスゲーム「あのひみたゆめ」(SD:シュワ・難易度200・1ターン・判定単位800)+1100 ○原成功要素:(配分比):(根源力):(成功要素数) 判定単位:200 能力:(2):(2240):(11) 技能:(3):(3360):(17) 所持品:(3):(3360):(17) 執着:(2):(2240):(11) 原型による配分比修正 A(種族):「人間」→「技能+1」 B(所属):「組織」→「所持品+1」 取得追加設定 2500:強力な武器等を手にする(根源力1000相当)【マウント可能】-【備前長船長光】 3000:任意の1種類の絶技の師匠(プレイヤーの設定したNPC)を得る。【戦闘技術(剣術)】 (丸田 須磨濡)PC倉庫参照 3500:マウントツリーを2つに出来る 4000:優秀な下僕を手にする(根源力1000相当)【マウント可能】-【西川】 4500:マウントツリーを3つに出来る 5000:実は小規模集団の長だった(根源力1000で10人程度、サポーターになりうる) (退魔組織の下っ端達) 5500:強力な武器等を手にする。(根源力1000相当)【マウント可能】-【小烏丸】 6000:絶技を2個新たに習得できる。【未来視】【戦闘技術(剣術)】 6500:有名な武器等を手にする(根源力2000相当)【マウント可能】-【日本刀『曼珠沙華』】 (兄の形見の薙刀と、兄を斬った刀から再生成した刀、赤い血のような色をしている) 7000:1ターンに使用できる絶技の回数が2回(2種類)になる。 7500:絶技を使用するとき、最大習得レベルの半分までなら50%の疲労で使用できる。 8000:マウントツリーを4つに出来る。 8500:有名な武器等を手にする(根源力2000相当)【マウント可能】-【形見の丸眼鏡】 9000:有名な武器等を手にする(根源力2000相当)【マウント可能】-【形見のレインコート】 9500:絶技を2個新たに習得できる。【未来視】【戦闘技術(剣術)】 10000:次回辺りに人生を揺るがすような大事件に巻き込まれる。 (一説によると、投稿した小説が賞を取ってしまったらしい) 11000:表の世界に対する影響力。(小説が有名になり名前が売れた) 習得絶技:合計16 【未来視】×9(根源力1000~9000・疲労1~9点) 【戦闘技術(剣術)】×7(根源力1000~7000・疲労2~14点) ○習得履歴:合計16 2000:3:【未来視】【未来視】【戦闘技術(剣術)】 3000:1:【戦闘技術(剣術)】 4000:1:【未来視】 5000:1:【戦闘技術(剣術)】 6000:3:【未来視】【未来視】【戦闘技術(剣術)】 7000:1:【戦闘技術(剣術)】 8000:1:【未来視】 9000:1:【戦闘技術(剣術)】 9500:2:【未来視】【戦闘技術(剣術)】 10000:1:【未来視】 11000:1:【未来視】 マウント・サポーター等 備前長船長光(武器・根源力1000)【現在マウント不可能】 【斬る】×2【突く】【切り払う】×2 (掲示板セッション7/23分にて 鍛冶に失敗 ロストする) 日本刀『小烏丸』(武器・根源力1000)【マウント可能】 【斬る】×2 【受け流す】×3 破魔の長刀(武器・根源力1000)【現在マウント不可能】 【斬る】【薙ぐ】【石突】【受け流す】×2 デスゲーム『兄弟の対決』により兄の形見として受け取る 葬儀後、兄を斬った刀と合わせて新しい刀を再生成する為にロスト 日本刀『曼珠沙華』(武器・根源力2000)【マウント可能】 【斬る】×5 【受け流す】×5 兄の形見の薙刀と、兄を斬った刀から呪術的力も込めて再生成した刀 赤い血のような色をしている なお、曼珠沙華は彼岸花の別称である (我ながら厨設定、厨名称) 5○Iメディシン(薬品・根源力1000)【現在マウント不可能】 【対吸血鬼】×5 №36 魔女とメドゥーサと住職とにて、兄がボーナスとしてレジーの店から貰う 。 その後、デスゲーム『兄弟の対決』にて兄のメッセージと共に受け取る 『雅討伐』にて、「京子」に使用して 胎内に寄生していた雅を殺し 「京子」に人としての安らかな死を与える 形見の丸眼鏡(根源力2000相当)【マウント可能】 【未来視補助】×5 【視覚保護】×5 兄の形見、決戦に向けてレンズに改造を施した 形見のレインコート(根源力2000相当)【マウント可能】 【対抗魔術】×10:絶技【対抗魔術】1レベル分として扱う 兄の形見、兄の魂が宿ったのか呪術的な効果が込められている 西川-優秀な下僕を手にする(根源力1000相当)【マウント可】 名前:西川 設定:宮下晃の友人で退魔組織の一員、豊富な知識を活かして 情報収集や工作活動に従事している 得意料理は豚汁、味噌は常に持ち歩いている 故郷に帰ってからは実家の文房具屋を継ぐことも考えている A:種族:【人間】普段はごく普通の生活をしている(文房具屋) B:所属:【退魔組織】組織の構成員、ある程度の地位にいます(宮下晃と同じ組織) C:A+Bで決まるもの 【人間+組織】組織にとって重要な存在である D:特殊能力:【情報網】 E:活動分類:【特殊訓練】:得意絶技:【諜報技術】 ○習得絶技 【諜報技術】(根源力1000・疲労2点) 【隠密技術】(根源力1000・疲労2点) タイプC(工作・術者・その他タイプ) 攻撃配分比:2(200)【成功要素1個】 防御配分比:2(200)【成功要素1個】 その他:6(600)【成功要素3個】 士気:2 保有絶技:【諜報技術】【隠密技術】 面識のあるPC・NPC PC 宮下 篤志:№43『兄弟の対決』により、真意を汲み取れず殺してしまう 時野 武:№13 深田事件3・№25 冬子の不安・№30 デスゲーム「冬子の平穏」 №81 デスゲーム「雅討伐」 黒田 和輝:№13 深田事件3・№30 デスゲーム「冬子の平穏」・№43『兄弟の対決』 掲示板「宮下篤志の葬儀」:№81 デスゲーム「雅討伐」 片瀬 総一郎:№13 深田事件3・掲示板「宮下篤志の葬儀」 高橋 ヒロ:№15 天使事件・掲示板「宮下篤志の葬儀」 №73 デスゲーム「亡者殲滅」 マキーナ Type_INA:№15 天使事件・掲示板セッション「宮下篤志の葬儀」 みすず:№15 天使事件・掲示板「宮下篤志の葬儀」 舞庵 式義:№15 天使事件・№25 冬子の不安・№30 デスゲーム「冬子の平穏」 掲示板「宮下篤志の葬儀」:№81 デスゲーム「雅討伐」 №100 デスゲーム「あのひみたゆめ」 十文路 夜子:№25 冬子の不安・№30 デスゲーム「冬子の平穏」 №73 デスゲーム「亡者殲滅」:№81 デスゲーム「雅討伐」 №100 デスゲーム「あのひみたゆめ」 アキツ:№30 デスゲーム「冬子の平穏」 葛葉:№30 デスゲーム「冬子の平穏」 ゴル娘:№30 デスゲーム「冬子の平穏」・№43『兄弟の対決』:№81 デスゲーム「雅討伐」 七尾 司:№30 デスゲーム「冬子の平穏」・掲示板「宮下篤志の葬儀」 グレ娘:掲示板「宮下篤志の葬儀」:№73 デスゲーム「亡者殲滅」 水無月陸:掲示板「宮下篤志の葬儀」 仄群御門:掲示板「宮下篤志の葬儀」 百瀬久太郎:掲示板「宮下篤志の葬儀」 本道武史:掲示板「宮下篤志の葬儀」:№73 デスゲーム「亡者殲滅」 朱音 優美:№73 デスゲーム「亡者殲滅」:№81 デスゲーム「雅討伐」 №100 デスゲーム「あのひみたゆめ」 稚鎖(ちぐさり):№73 デスゲーム「亡者殲滅」:№100 デスゲーム「あのひみたゆめ」 紅月:№73 デスゲーム「亡者殲滅」 浅野 姫子:デスゲーム「亡者殲滅」 緋龍 麻衣:デスゲーム「亡者殲滅」 プルーウィア:デスゲーム「亡者殲滅」 マクドネル・ミラー:№100 デスゲーム「あのひみたゆめ」 天使(あまつか):№100 デスゲーム「あのひみたゆめ」 銀子:№100 デスゲーム「あのひみたゆめ」 今坂 杏:№100 デスゲーム「あのひみたゆめ」 NPC(NPC紹介に存在する者のみ対象) タマ:№13 深田事件3 銀:№15 天使事件 冬子:№25 冬子の不安 春風:№25 冬子の不安 美咲:№25 冬子の不安・№30 デスゲーム「冬子の平穏」・掲示板「宮下篤志の葬儀」 №73 デスゲーム「亡者殲滅」 彼方:№43:『兄弟の対決』:№73 デスゲーム「亡者殲滅」 レジー・イドル:掲示板「宮下篤志の葬儀」 田中さん:デスゲーム「亡者殲滅」 雅:№43:『兄弟の対決』 メルクリアーリ:№100 デスゲーム「あのひみたゆめ」 人類の守護者:№100 デスゲーム「あのひみたゆめ」 師匠設定 名前:丸田 須磨濡(まるた すまぬ) 設定:宮下晃の所属する退魔組織の重要人物 主に戦闘技術の指南や構成員の指揮を執っている 表の顔は寺の住職。 異様に身体が大きく、仮面を被っている A:種族:【人間】普段はごく普通の生活をしている(寺の住職) B:所属:【退魔組織】組織の構成員、ある程度の地位にいます(宮下晃と同じ組織) C:A+Bで決まるもの 【人間+組織】組織にとって重要な存在である D:特殊能力:【人外感知】 E:活動分類:【特殊訓練】:得意絶技:【戦闘技術(剣術)】 ○取得追加設定(現在根源力:6000) 2500:強力な武器等を手にする(根源力1000相当)【マウント可能】-【破邪の丸太】 3000:任意の1種類の絶技の師匠(プレイヤーの設定したNPC)を得る。 【戦闘技術(丸太術)】絶技レベル6の師 3500:絶技を2個新たに習得できる。【戦闘技術(丸太術)】【能力強化(腕力)】 4000:絶技を2個新たに習得できる。【戦闘技術(丸太術)】【能力強化(腕力)】 4500:【マウント可能】と表示されるものの強化を行える。(根源力+500)【破邪の丸太】 を強化 5000:実は食うに困らないだけの資産を持っている。(寺の収益) 5500:【マウント可能】と表示されるものの強化を行える。(根源力+500)【破邪の丸太】 を強化 6000:絶技を2個新たに習得できる。【戦闘技術(剣術)】【戦闘技術(剣術)】 ○マウント 破邪の丸太(武器・根源力2000)強化2回【マウント可能】 【粉砕】×3 【受け止める】×3 【薙ぎ払う】×3 【椎茸が生えてる】 ○習得絶技 【戦闘技術(剣術)】×6(根源力1000~6000・疲労1~6点) 【戦闘技術(丸太術)】×5(根源力1000~5000・疲労2~10点) 【能力強化(腕力)】×2(ダメージ+3~6・疲労2~4点) 2000:3:【戦闘技術(剣術)】【戦闘技術(剣術)】【戦闘技術(丸太術)】 3000:1:【戦闘技術(剣術)】 3500:2:【戦闘技術(丸太術)】【能力強化(腕力)】 4000:3:【戦闘技術(丸太術)】【戦闘技術(丸太術)】【能力強化(腕力)】 5000:1:【戦闘技術(剣術)】 6000:3:【戦闘技術(丸太術)】【戦闘技術(剣術)】【戦闘技術(剣術)】
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宮下
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宮下 瑠里 本作での主人公。 また、下の名前のみ、自由に変更できる。 母親はファッションデザイナーの「ミヤシタ エリコ」。
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みやしたゆう【登録タグ 作み 作り手】 【ニコニコ動画】 特徴 2012年9月、「悪鬼あざみうた」でボカロデビューした作り手。 普段は「歌ってみた」カテゴリで活躍する歌い手。少年のような脱力した歌い方や艶っぽい歌い方に定評がある。 幻想的な雰囲気から作られるポストロック調の楽曲からはどこか哀愁が漂っている。 リンク 都(作者HP) pixiv Twitter piapro 曲 悪鬼あざみうた エイラ エウレカ/宮下遊 カグナ カヤ カンテラ コフィン スモーク リエリカ リプレイ/宮下遊 CD 六号通路 動画 コメント 世界観がほんと好きそれとカグナ良すぎた -- 名無しさん (2017-07-27 20 06 21) 宮下さんの歌みたは最早芸術品なんだよな -- 名無しさん (2021-08-30 15 59 48) 名前 コメント
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キャラ設定(死亡したので、以下全部アルファ版のまま) 名前:宮下篤志 年齢:25 性別:男 簡単な設定: 後天的に吸血鬼となった青年、元は退魔組織に居たが 吸血鬼になったショックで記憶を無くした恋人が人外組織に居るので 人外組織での活動を余儀なくされている 退魔組織には弟が所属していて、現在はお互い望まない敵同士である 弟の退魔組織も捜している対吸血鬼用の薬品(威力は微弱)を レジーの店で発見、これを弟に先んじて獲得する デスゲーム『兄弟の対決』に当たってNPC化 決闘の場を利用して雅を討ち、組織からの束縛を抜けようと画策していたが 弟に真意は伝わらず斬殺される、最後まで弟を信じた故の失敗であった 最後は弟に死力を尽くして断片的なメッセージを残す。 原型・原設定 原型 A: 種族:【人外(吸血鬼)】神話などで語られる種族 B: 所属:【人外組織】組織に弱みを握られている C: A+B:【人外+組織】組織を守る為に命をかける D:特殊能力:【異常な感覚能力(視覚)】判定の際に根源力の10%を追加 【異常な感覚能力(聴覚)】判定の際に根源力の10%を追加 【一般的ではない技術を習得している】絶技の習得数+50% 根源力(現在5800) №5 新製品実験事件(RF11・難易度80・1ターン)+800 №9 金糸雀堂のお店番(RF11・難易度65・1ターン)+400 №10 邪神・降臨(イナガキ・難易度60・1ターン)+300 №12 ある朝の女の子(はる・難易度160・1ターン)+600 №19 翠蒼の姉妹(RF11・難易度80・1ターン)+400 №32 悪徳刑事を追え +300 №36 魔女とメドゥーサと住職と(RF11・難易度80・1ターン)+200 №41 バッカスの杯奪還作戦(鋼・難易度100・1ターン)+800 取得追加設定 2500:実は師匠に師事していた(根源力4000相当)弟と同じ師 3000:強力な武器等を手にする(根源力1000相当)-【破魔の長刀】折畳み式。 3500:原型Dの特殊能力を新たに一つ取る事が出来る。 【異常な感覚能力(聴覚)】 4000:実は食うに困らないだけの資産を持っている。(組織からのボーナス) 4500:自分の種族ではない原型Dの特殊能力を一つ取得する事が出来る。 【一般的ではない技術を習得している】 5000:マントツリーを2つに出来る 5500:次回辺りに宿敵との対決が起こる。(根源力6000相当) 習得絶技 2000:【能力強化(脚力)】【戦闘技術(白兵戦)】 3000:【戦闘技術(白兵戦)】 4000:【戦闘技術(白兵戦)】 5000:【隠密技術】【隠密技術】 【能力強化(脚力)】(根源力1000・疲労2点) 【戦闘技術(白兵戦)】×3(根源力1000~3000・疲労2~6点) 【隠密技術】×2(根源力1000~2000・疲労2~4点) マウント・サポーター等 破魔の長刀(武器・根源力1000)【マウント可能】 【斬る】【薙ぐ】【石突】【受け流す】×2 5○Iメディシン(薬品・根源力1000)【マウント可能】 №36 魔女とメドゥーサと住職とにて、ボーナスとしてレジーの店から貰う 【対吸血鬼】×5 上記のアイテムは現在、弟の宮下晃が形見として受け継いでいる 面識のあるPC・NPC PC 宮下 晃:デスゲーム『兄弟の対決』 露木 一哉:№5 新製品実験事件・№32 悪徳刑事を追え 舞庵 式義:№5 新製品実験事件・№10 邪神・降臨・№19 翠蒼の姉妹 片瀬 総一郎:№5 新製品実験事件・№10 邪神・降臨・№41 バッカスの杯奪還作戦 八田 幸三:№5 新製品実験事件 みすず:№9 金糸雀堂のお店番・№19 翠蒼の姉妹 銀子:№9 金糸雀堂のお店番 アキツ:№9 金糸雀堂のお店番 レィン:№10 邪神・降臨 七尾 司:№12 ある朝の女の子 関谷翔:№12 ある朝の女の子・№32 悪徳刑事を追え 熊野 武:№12 ある朝の女の子 マキーナ Type_INA:№19 翠蒼の姉妹 春川 はるみつ:№32 悪徳刑事を追え 本道 武史:№32 悪徳刑事を追え 百瀬 久太郎:№36 魔女とメドゥーサと住職と 木林(キバヤシ):№36 魔女とメドゥーサと住職と 水無月 陸:№36 魔女とメドゥーサと住職と 仄群 御門:№41 バッカスの杯奪還作戦 小崎政孝:№41 バッカスの杯奪還作戦 NPC(NPC紹介に存在する者のみ対象) メドゥーサ(偽名:芽道 早苗):№5 新製品実験事件・№36 魔女とメドゥーサと住職と 虎府 助清(通称:主任):№5 新製品実験事件 レジー=イドル:№9 金糸雀堂のお店番・№36 魔女とメドゥーサと住職と 紅:№9 金糸雀堂のお店番・№19 翠蒼の姉妹 雛:№9 金糸雀堂のお店番・№19 翠蒼の姉妹 蒼:№19 翠蒼の姉妹 翠:№19 翠蒼の姉妹 銀:№19 翠蒼の姉妹 住職:№36 魔女とメドゥーサと住職と オマケ 黒日傘の少女:掲示板「宮下篤志の葬儀」
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~~ 宮下・吉岡「カンパーイ!!」 宮下「ゴクッ……ゴクッ……」 吉岡「プハーッ!!」 宮下「おお、吉岡いい飲みっぷりだな」 吉岡「アルコールは結構イケる口だよ」 宮下「ほう、意外だなー」 宮下「で、どうだ?」 吉岡「うん?」 宮下「旦那さんとは」 吉岡「普通にラブラブだよ」 宮下「ハハッ、こやつめ」 吉岡「宮ちゃんは前付き合ってた人とどうなったの?」 宮下「あー、うん」 宮下「別れた」 吉岡「そっか……ゴメンね変なこと聞いて」 宮下「まあ私っていつもこんな感じだしな」 吉岡「宮ちゃんってさ、あんまり男の人と長く続かないよね」 宮下「うん」 吉岡「なんでだろうね」 宮下「そこら辺の話はな……」 宮下「私ってさ」 吉岡「うん」 宮下「長くても半年しか男と続いたことないんだよね」 吉岡「うん」 宮下「必ずと言っていいほど初めてセックスした二週間後くらいで別れるんだよ」 吉岡「へー、そうなんだ」 宮下「最初は気づかなかったんだけどさ」 吉岡「うん」 宮下「さすがに大学生くらいになると、自分のセックスに何か問題があるんじゃないか、って考えだしたんだよね」 吉岡「なるほど」 宮下「で、そのこと友達に喋ったらさ」 吉岡「うん」 宮下「『宮ちゃん威圧感あるからねー』って」 吉岡「あー、それはわかる」 宮下「身長か?身長がわるいのか?」 吉岡「女の子なのに180もあるからね」 宮下「で、色々頑張ったんだよ」 吉岡「どんな風に?」 宮下「ズバリ、『宮ちゃん流!男に逃げられないための低威圧感セックス☆』」 吉岡「すいません、焼酎とモツ煮と枝豆持って来て下さーい」 宮下「おい、そこスルーすんなよ」 吉岡「だってこういう話のときの宮ちゃんウザいんだもん」 宮下「まあ、とにかく色々頑張ったわけよ」 吉岡「聞いてあげるよ」 宮下「まず、体位をバック多めにした」 吉岡「ふむ」 宮下「でも私ってさ」 吉岡「うん」 宮下「騎乗位が好きなんだよ」 吉岡「どうでもいいカミングアウトだね」 宮下「特に顔騎」 吉岡「うわっ」 吉岡「いくら私でも顔騎はないと思うな……」 宮下「そ、そうなのか?」 吉岡「顔射なみにAVの中でしか存在し得ない技術だよ」 宮下「一般的にはそうなのか?」 吉岡「そうだよ!もう!」 宮下「話続けるぞ」 吉岡「うん」 宮下「バック多め、っていうのは背が高い人向けのアドバイスだったんだけどね」 吉岡「どこでそんなの知ったの?」 宮下「eggとか」 吉岡「高校生じゃないんだから……」 宮下「別にいいだろ!」 吉岡「まあ続けなよ」 宮下「気持ち良くないんだよ」 吉岡「バック?」 宮下「うん」 吉岡「私は結構好きだけどな」 宮下「え?」 吉岡「旦那がバック好きなの」 宮下「うん」 吉岡「見えないところから攻められるって良くない?」 宮下「うーん」 宮下「吉岡さあ」 吉岡「うん?」 宮下「おまえ結構マゾっ気あるだろ?」 吉岡「否定はしないよ」 宮下「今日は顔真っ赤にして否定しないんだな」 吉岡「大人になるって嫌だね」 宮下「結局最後は騎乗位でフィニッシュしちゃうんだよね」 吉岡「ふーん」 宮下「で、たいてい2回目はなくてそのまま終わる」 吉岡「んー」 宮下「そんなに男と女の関係でセックスって重要なのかな……」 吉岡「そりゃあそうだよ」 宮下「今まで私の話するだけだったけどさ」 吉岡「うん」 宮下「おまえの話もしてみてよ」 吉岡「まあまあ」 宮下「あんまり話したくないのか?」 吉岡「だってうちはラブラブだし」 宮下「だったらいいんじゃないのか?」 吉岡「だ、だってそんな話するのは恥ずかしいよ!」 宮下「さっきバックが好きとか言ってていきなり何を言い出すんだ」 吉岡「あーもう!宮ちゃんのスケベ!」 宮下「おまえそういやさっき焼酎頼んでたな……もしかして酔うと純粋になっちゃうのか?」 吉岡「宮ちゃんが悪いんだよ、もう!」 宮下「可愛いヤツだな、ははは」 宮下「あ、電話だ……もしもし?今から会えないかって?ああ、すぐ行きます」 吉岡「誰から電話?」 宮下「うちの大学の先輩だった人だよ。合コン足りないとすぐ呼ばれるんだよ」 吉岡「今でもそういう関係があるって素敵だね」 宮下「吉岡も一緒に行くか?」 吉岡「さすがに旦那は裏切れないよ!」 宮下「そう言わずにさ、いるだけでいいから二次会とかこつけようぜ!」 吉岡「宮ちゃんのハレンチ!」 宮下「でも、夫に内緒で合コンに行くのって、なかなかいいシチュエーションじゃないか?」 吉岡「くっ、宮ちゃん私にそれを言うのは卑怯だよ!」 宮下「吉岡!今日は一緒に学生時代にもどろーじゃないか!」 吉岡「もう仕方ないなー、今日だけだからね!」 こうして2人の夜は一層更けていくのでした…… ___ / R /\ / /\ \ | / /=ヽ \ | |/ (゚) (゚) \| \── ゝ── ノ \____/ . _ ,.... -‐‐ ,...- ' ゙゙ , '´ヽ ヽ _/ / j´ `'ー、_ j / /`´ !ノ ┼ヽ -|r‐、. レ | / .... '!.j d⌒) ./| _ノ __ノ ,!'.
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