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名前 堀江 伸一 ここでは宇宙コロニー内部での大気の対流について考察する。 ガンダムに出てくるサイズの筒型コロニーから考察を始め、最後に恒星間旅行用の超巨大コロニーの場合について言及する。 まず、コロニー内の大気を単純に閉じ込められたものと考えます。 すると風船のようなものを考えることができます。 温度も均質なためまだ無風です。 最初にコロニーの回転を考えます。 外壁・内壁の回転がおこるとそれに、引きずられる形で内部の空気が回転を始めます。 内壁、内壁近くの空気、内壁より遠い空気と摩擦が伝播し内壁から遠ざかるほど風は弱くなります。 ただし風は内壁の回転より遅くなるはずですので、内壁の回転速度-内壁にひきずられる風の速度=内壁近くで人間が感じる風の強さとなるはずです。 遠心力は擬似重力にすぎませんので、回転そのものはそんなに大気密度に影響を与えないはずです。 ただし内壁には建物や植物があるため、空気はこれにより撹拌されます。 空気は重力は受けませんが、閉じ込められれていることによる圧力が加わります。 これによって、コロニー内の風の動きは、回転中の洗濯機の渦のようなになるはずです。 しかし空気が摩擦を伝える力はそんなに期待できません。 これは意外と問題で、人間も地上のものも回転しているのに、空気だけが回転しないという恐ろしい事態を招きます。 長時間回転して大気が回転を始めるまで、人間はコロニーに入るべきではないでしょう。 空気の回転を維持するためのつい立てや巨大送風機のようなものが、地上に多数必要かもしれません。 さてこの問題が解決したとして次に問題になるのは熱による対流です。 熱や気圧差による撹乱について考えます。 最初に恒星から遠い場合、太陽光によるコロニー内外の熱分布の変化について考えない場合から始めます。 空気の撹拌という観点から考えると、熱発生源近くで空気がカオス系的に撹拌され、コロニー内の大気は常に撹拌されます。 次に風という観点から考えると、熱による対流が生まれます。 すると熱発生元の偏在が問題になります。 この対流は熱供給の強さや偏在によりますが、定常流かカオス系が発生し、コロニーのサイズからカオス系が生まれる可能性も高いです。 ここではコロニー内の大気モデルに対する熱の散逸と吸収が問題になります。 定常流の場合安定した周期の風が生まれ、それが地上構造物などにあたり弱まっていくプロセスが生まれます。 このレベルなら、コロニー全体を右から左ゆるやかにながれる一つの巨大な風の対流や、小さくゆるやかな対流が共存しながらエネルギーを散逸させていく穏やかな対流を作ることができるでしょう。 全体は予測可能、細部の予測は困難だけど特に問題なしと見ます。 こういう時のパラグライダーは楽しいでしょうね。 ここで問題となるのは熱によるゆるやかな対流と、内壁回転による風が合わさってらせん構造が生まれることです。 前者が鍋の煮沸時の対流の弱い版、後者が洗濯機の対流です。 前者は洗濯機の中心から外へと向かう対流が無数に生まれる。 そんなイメージです。 ゆるやかな下降気流とその隙間に上昇気流が生まれ、回転を安定させます。 風は気圧差によって生まれます。 コロニー外部への均質な熱の発散を想定すると、コロニー内の高温部からコロニー内壁近くへの下降気流を生み出します。 コロニー全体を均質に温めれば風の影響を考える必要はないかもしれません。 さて次はもう少し熱の発生が多い場合です。 大気にエネルギーが溜まりそれが一定以上になると、大気の不安定さが増し、循環した風が散逸されず、消える前に何度も新しい風と合流し、大気の熱が風と共に動き、コロニー内部で複雑な風が生まれます。 こうなると大気の動きを予測することは相当困難な気がします。 最悪熱の偏在によってはカオス系になって予測不可能になる。 大気の熱を散逸させるまでコロニー内では、恐ろしい嵐が吹き荒れる可能性も否定できなくなるわけで。 さらにそれを超えると、沸騰寸前の湯の中のようなものになると思います。 完全なランダムノイズの世界で、気圧が上がりすぎて風の問題以前になるような気がします。 これはこれで物語が一つ作れそうな気もします。 といいますか、空気の温度が上がれば気圧があがります。 どこかで大気圧を調節する弁が必要になるかもしれません。 結論 冷静に計算するなら、人間に住みやすい温度の範囲内で安定させるならば、コロニー内部は小さすぎるためどの部分も気圧差が小さく、強力な風が起きるほどの空間は存在できない。 よって風を考える必要はそんなに存在せず、微弱な風の流れを考えるという範囲内で答えが出る。 そんなところのような気がします。 太陽光の影響がある場合 筒型コロニーが太陽光にあたると、日向では加熱が、日蔭では冷却が起こり教科書にでてくるような対流が置きるはずです。 もちろんコロニーと陽光の向きによる違いが出ます。 太陽光がコロニー側面に当たる場合 この場合、日向から日蔭へまっすぐ貫く上昇気流が起こり、日蔭から日向へ壁面に沿うように進む対流が起こるはずです。 もしかしたら、地球を一周するジェット気流ににたものが、コロニー内壁を駆け巡るかもしれません。 日蔭側では雲ができるでしょう。 筒の上面に陽光が当たる場合。 これは難しそうです。 上面近くに限定的な小さな対流が起こりそうです。 元ネタ Pixivで恒星間コロニーの絵があり、そこで惑星の大気の循環に関する話題がありました。 それに触発されて作成してみました。 アイディアの源になったイラストはこちらです。 http //www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium illust_id=5151552 考察2 とりあえずここまではガンダムに出てくるサイズのコロニーを考えました。 リンク先の直径300㎞サイズのコロニーでは、熱の巨大な対流が生まれ逆にシンプルになる可能性もありそうです。 恒星間コロニーなので外部からの熱の流入は無視します。 このサイズになると風より大気圧の分布や大気成分の分布の均質化の方が大変かもしれません。 気圧が出鱈目になりやすい。 擬似重力しかないので大気が散乱しやすく、巨大すぎるため大気の分布に乱れが生じやすい。 そのため、大気が中々安定せず複雑な対流が起こる。 直径300キロのコロニーの中に一気圧という大気を入れる、これはどうなるでしょうか? コロニー内の大気が薄すぎて、局所的にいきなり1.2気圧になり次に0.8気圧になったりなどということもあるかもしれません。 大気が壁面にへばりつくとは限らないのでこれは重要です。 あまりに巨大なので地球の大気と同じようなアトラクターが働きそうです。 現実的な結論はこれかもしれません。 ここで問題になるのは、コロニー内に重力がなく擬似重力しかないことです。 重力がないため、どれほど大気があろうとも地表付近では大気圧があまり働かないはずです。 よって、大気圧を無視した対流を考える必要があります。 重力がないので地球で起こる上昇気流や下降気流、水平な風は期待できません。 全方位均質に同じ条件で風が流れそうです。 総閲覧者数 - 今日の閲覧者数 -
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コロニーについて 死神がすむコロニー 「Livly Island」は、ソニーコミュニケーションネットワーク株式会社の商標です。 「Livly Island」に関する著作権および一切の知的財産権はソニーコミュニケーションネットワーク株式会社に帰属します。 リヴリーアイランド
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リボー・コロニー(Ribo Colony) リボー・コロニー(Ribo Colony)MAP詳細 当MAP初参戦時の注意 バリエーションリボー・コロニー(R) リボー・コロニー(M) リボー・コロニー(M)(R) 勢力戦 戦術 マップ(PDF形式)リボー・コロニー リボー・コロニー(R) 実際のマップ 実際のマップ(R) 砲撃ポイント解析データ 砲撃ポイント解析データ(R) 戦場の記録 MAP詳細 BGMは「我に力を」[Ⅱ]-M-13(めぐりあい宇宙のコンスコン艦隊戦BGM)。REV.2.50からは「架空の空」。REV.3以降、連邦側が一戦目に勝利すると2戦目が「我に力を」に変更か? 2009/07/24(金)発売、月刊ガンダムエースの記事にて発表。 2009/08/05(水)、REV.2.07のリリースに合わせ追加。 OVA・機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争全話の舞台。劇中では宇宙コロニー群のサイド6に存在する。なお、サイド6は中立地帯の為、本来であれば両軍とも兵器類の搬入・及びコロニー内での戦闘が禁止されている。 連邦拠点はU.N.メディカルセンター、ジオン拠点は偽装工場(小説ではアンディ・カンパニーと名付けられている)。偽装工場は拠点としては小さい為、ノーロック砲撃の射角の幅は、やや狭い。U.N.メディカルセンターに密着し、高さが低め箇所に向かって砲撃すると命中しない時があるが、高めの箇所に向かって砲撃すると命中する(ザクキャノンで検証済)。 原作にあったアルの家、学校、クリスの家、ミラー(ガラス)部分、用水路、そしてサンタバルーンが再現されている。原作再現動画。サンタバルーンは上に乗る事ができる。 橋の内、真ん中の1本以外に、サンタバルーンや用水路付近の球状ガスタンク(公式MAPに破壊可能の表記はないが、黄色に塗り潰されている)が遠距離砲撃型機体の拠点弾1発で破壊可能。 障害物が多い為、射撃機や狙撃機はいかに射線を確保するかが重要。また、格闘機は建物に隠れながら敵に近付く事ができる。障害物の高低差はまちまちなので、各カテゴリーの得意とする場所で戦闘ができるかがポイント。 MAP外側には柵やコロニー外壁がある為、外に出られない(オートパイロット無)。 戦場がコロニーである為、全国対戦初の地上/宇宙MS同時出撃可能MAPとなる。これにより、サイド7での店内イベント以外では不可能だった地上専用機対宇宙専用機の対人戦が可能。但し、宙間専用モビルポッドであるボールとオッゴ、ボールK型、ドラッツェはサイド7と同様に出撃不可能。 なお、現在8vs8がミノフスキー粒子濃度50%でしか行なわれていない。 REV3での大きな変更は無いが、開幕直後の道路上に多くの自動車が走るようになった(MSで踏んでも何も起こらない)。 当MAP初参戦時の注意 リスタートポイントが敵タンク砲撃地点に近い。護衛機体が落ちた時に拠点近くの敵タンクや護衛機につい向かってしまう事が多いが、サッカーをせずに戦況を判断して行なう事。護衛がいなければ味方タンクが悲惨な目になる事を忘れずに!MSを落とすよりも敵拠点を落とした方が勝利に近付く。 バリエーション リボー・コロニー(R) 両軍のスタート地点と拠点が通常ステージと入れ替わっているリバースステージ。 リバースステージ用ページについてのご意見は、要望までお願いします。 リボー・コロニー(M) 「リボー・コロニー」の左右反転バージョン。 拠点・出撃位置・再出撃ポイント等含めマップが「リボー・コロニー」から左右反転している。 左右反転以外の違いは無く砲撃ポイントも変わっていないため、攻略は「リボー・コロニー」と同じ。 Mは「Mirror、鏡」の頭文字。鏡像のように左右反転しているから。 Rev.3.59にてリボー・コロニー(M)(R)と共に実装された。 リボー・コロニー(M)(R) リボー・コロニー(M)のリバースステージ。 勢力戦 第2回勢力戦が、このMAPで行なわれた。詳細は勢力戦を参照。 戦術 連邦側戦術 ジオン側戦術 マップ(PDF形式) リボー・コロニー st13_mono_rev4.pdf リボー・コロニー(R) st13_r_mono_rev4.pdf 実際のマップ 実際のマップ(R) 砲撃ポイント解析データ 砲撃ポイント解析データ(R) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (width=40%)(写真は戦場イメージです。 Photo Wikimedia Foundation, Inc.) 戦場の記録 通常対戦 開始日 移動日 移動先 備考 09/8/5 8/6 北極基地 4vs4バグ発覚により、1日で公開中止 09/8/10 8/13 トリントン 全期間6vs6 09/9/17 9/24 タクラマカン 9/17は4vs4 9/18~23は6vs69/20はミノ粉50% 09/10/30 11/5 ジャブロー地下 10/30~31 11/3~4は6vs611/1は8vs8 ミノ粉50% 11/2は4vs4 09/11/18 11/24 ジャブロー地下 11/18は4vs4 11/19~20 11/22~23は6vs6 11/21は8vs8 ミノ粉50% 16/11/28 11/29 バランスG(ヒマラヤ、鉱山都市) ミラーステージ。4vs4 全MAPは過去の戦場を参照。
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リボー・コロニー(Ribo Colony) 市街地と自然地形の複合地帯。建物や地形を活かした射線の管理能力が高く要求される。 MAP概要 両軍共に左ルートから出撃となります。 リスタート地点 リスタレベル1 連邦軍 期間可能エリアとほぼ同等 ジオン軍 期間可能エリアとほぼ同等 リスタレベル2 連邦軍 市街地中央付近 ジオン軍 連邦側から見て森林公園の入口付近 リスタレベル3 連邦軍 森林公園の入口付近 再出撃レベル3の砲撃型でも1回のブーストで砲撃ポイントのまでは到達できない。 ジオン軍 市街地入口付近 再出撃レベル3の砲撃型でも1回のブーストで砲撃ポイントのまでは到達できない。 マップ pdfマップ stage_ribo-colony_v1.pdf 砲撃地点 連邦軍 左ルート 広い平地が広がり、ホバー機や誘導兵器が幅を利かせる戦場となりやすい。 ガンダム6号機や陸戦強襲型ガンタンクのようなホバー機や砲撃硬直のない機体でない限りは被弾しながらの砲撃は必至となる。 右ルート 基本的には左ルート同様平地が広がり、敵の射線を切ることが困難。 右奥にはビル群があり、高低差を利用した砲撃も可能だが、ステージの広さから到達できることは稀。 中央ルート 森林広場中央の小山からロックを取り、砲撃することとなる。 敵との接敵も早くなるが、主戦場が狭くなりやすく乱戦になることもしばしば。 小山の中央付近まで行かなければロックが取れないので、被弾は覚悟の上で砲撃することとなる。 また、小山の麓からはノーロックが可能で、こちらは数少ない身を隠しながら砲撃できるポイントとなる。 ジオン軍 左ルート これといって有効な砲撃ポイントは無いが、ミラー面を除き建物が立ち並ぶため射線を切りながらの砲撃が行いやすい。 右ルート サンタバルーンのある通りからロックが可能。 こちらも左ルート同様隠れられる建物が多く射線を切りやすい。 中央ルート 背の高いビルが多く、地上からではロックが取りにくいが、再出撃レベル3のタンクであれば再出撃からビル伝いに移動ができ、敵アンチの到達を遅らせながらの砲撃が可能。 備考 23/7/5アップデートにて登場。 OVA・機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争全話の舞台。劇中では宇宙コロニー群のサイド6に存在する。なお、サイド6は中立地帯の為、本来であれば両軍とも兵器類の搬入・及びコロニー内での戦闘が禁止されている。 連邦拠点はU.N.メディカルセンター、ジオン拠点は偽装工場(小説ではアンディ・カンパニーと名付けられている)。 原作にあったアルの家、学校、クリスの家、ミラー(ガラス)部分、用水路、そしてサンタバルーンが再現されている。サンタバルーンは上に乗る事ができる。 前作から引き続きの登場となるが、前作と比べマップの広さが段違いなため同じ感覚でプレイすることは難しい。 本ステージの注意点としてマップが広大なためか砲撃ポイントからリスタートポイントが遠い。再出撃レベル3のタンクでも1回のブーストで拠点をロックすることはできないため、一度拠点攻略に失敗すると劣勢になりやすい。特に野良では拠点攻略の成否が勝敗に直結すると言っても過言ではない。 ステージ全体を通して平地が多く、ホバー機の滑りによる回避性能が遺憾なく発揮できる数少ないステージ。 拠点攻略難易度が高いことからフルアンチ戦術が非常に有効なマップでもある。。 ステージBGMはオリジナル23/9/13アップデートにて初期設定BGMが「架空の空」へ変更された。 コメント 20件まで表示されます。過去ログはこちら 名前 リスタLV3でも砲撃地点まで遠いためかフルアンチが多い印象。連邦拠点側は高目の建物が多く近より格、射はバズ向きか。ジオン拠点側は割と開けているので格より近、射は狙撃や誘導ミサ向きか。 - 名無しさん (2023-07-16 10 36 52) 障害物多いから狙撃は難しい - 名無しさん (2023-07-19 04 00 07) 拠点攻略は連邦が有利に見える - 名無しさん (2023-07-16 14 18 50)
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リボー・コロニー_エリアB(Ribo Colony Area B) リボー・コロニー_エリアB(Ribo Colony Area B)MAP詳細 当MAP初参戦時の注意 戦術 マップ(PDF形式)リボー・コロニーエリアB リボー・コロニーエリアB(R) 実際のマップ 実際のマップ(R) 砲撃ポイント解析データ 砲撃ポイント解析データ(R) 戦場の記録 MAP詳細 BGMRev2.18まで「熟練の戦士たち M-5」 Rev2.50から「架空の空」 2009/11/24(火)発売、月刊ガンダムエースの記事にて発表。 2009/12/09(水)、REV.2.10のリリースに合わせ追加 OVA・機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争全話の舞台。劇中では宇宙コロニー群のサイド6に存在する。なお、サイド6は中立地帯のため、本来であれば両軍とも兵器類の搬入・及びコロニー内での戦闘が禁止されている。 4話後半での夜間市街地戦を再現したMAP。構造的にはリボー・コロニーを右に90度回転させたもの。 連邦拠点はMS整備工場、ジオン拠点は偽装工場(小説ではアンディ・カンパニーと名付けられている)。 サンタバルーンや用水路付近の球状ガスタンク(公式MAPで黄色に塗り潰されている)が遠距離砲撃型機体の拠点弾1発で破壊可能。 U.N.メディカルセンターはただの建物として登場 建物が多い市街地と、それを分断するように中央を横切るガラス面が特徴。ガラス面は遮蔽物が殆ど存在せず侵攻が難しい。しかしここを越えなければ拠点砲撃は不可能なので、どう突破するか、或いはいかに寄せ付けないかを考えなければならない。 MAP外側には柵やコロニー外壁があるため、外に出られない(オートパイロットなし)。この柵はMAPの四隅を斜めにカットしている。このため、八角形のMAP リボー・コロニーと同じく、地上/宇宙MS同時出撃可能。但し、宙間専用モビルポッドであるボールとオッゴはサイド7と同様に出撃不可能。 連邦軍はペガサス級強襲揚陸艦「グレイファントム」からの降下出撃となる。原作のスカーレット隊を彷彿させる演出。ジャブロー地上でのジオン軍と同じく開幕降下せずにグレイファントムに留まる事も可能だが、味方にとって迷惑行為そのものなので絶対にしてはいけない。 夜間ステージであるが、「ニューヤーク_夜」や「鉱山都市_夜」ほど視界は悪くない。 リボー・コロニーと同じく建物が多いが、こちらは斜めの射線が通る箇所が多い。これをどう生かすかで立ち回りが異なる。 現在8vs8が一度も行われてなく、トレーニングモードでも、人数は4vs4か6vs6のみで、8vs8は選択不可能。 REV3より道路上に自動車が走るようになった。(MSで踏んでも何も起こらない。50カウントほどで退避する模様) 当MAP初参戦時の注意 遠距離機体で拠点をロックすることは建物で遮られる場所が多い。ジャンプでロックできる場所も多いため、各軍戦術ページで予習を! リスタートポイントが敵タンク砲撃地点に近い。護衛機体が落ちたときに拠点近くの敵タンクや護衛機につい向かってしまうことが多いが、サッカーをせずに戦況を判断して行うこと。護衛がいなければ味方タンクが悲惨な目になることを忘れずに!MSを落とすよりも敵拠点を落としたほうが勝利に近づく。 狙撃機体の難易度は高い。理由は以下2点障害物が多く射線が通しにくい MAPの横幅や奥行きがないため、逃げる場所が少なく敵の前衛に詰められると自衛が厳しい。 戦術 連邦側戦術 ジオン側戦術 マップ(PDF形式) リボー・コロニーエリアB st14_mono_rev4.pdf リボー・コロニーエリアB(R) st14_r_mono_rev4.pdf 実際のマップ 実際のマップ(R) 砲撃ポイント解析データ 砲撃ポイント解析データ(R) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (width=80%)(写真は戦場イメージです。 Photo Wikimedia Foundation, Inc.) 戦場の記録 全MAPは過去の戦場を参照
https://w.atwiki.jp/astral-blue/pages/122.html
スペースコロニー【Space Colony】 略してコロニーとも。宇宙空間において、中に地球環境を再現した居住施設をもつ建造物の総称。開放型(アイランド3)、密閉型、球形(アイランド1)など、様々なタイプが存在する。このうち、開放型のシリンダータイプコロニーは、必ず2つ1組で存在している。中には、2つで1つの政庁を持つイン・ペアーズ・コロニー(in pairs colony)というものも存在し、この場合コロニー数は2つでも1基としてカウントされる。なお、開放型が2つ1組でなければならない理由は以下の通りである。 開放型コロニーは、自転しつつ、内部に日光を取り入れるためその軸の一方を太陽に向けつづけるよう、自転軸と直交する向きの回転もしなければならない。この場合、回転体にかかるジャイロ効果を打ち消すために、互いに逆向きに自転するコロニーを2つ機械的に接続する必要があるのだ。接続は並列でも直列でもかまわないが、この場合は2つのコロニーがミラーを太陽にさらさなければならない関係上、必然的に並列に繋がれている。なお、この2つのコロニーの中で、一方に対するもう一方のことを、そのコロニーのペアコロニーと呼んでいる。
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宇宙における人工知能 宇宙居住者は高度AIを求めています。 宇宙では、資源や人員に制約が発生するためです。居住するだけでも地球上より格段にコストがかかり、移動となると更にコストがかかります。 少ないリソースを効率よく配分するために、宇宙では、高度AIの能力が強く求められています。 それに対して、地球上の各国は宇宙へ高度AIを持ち込むことを制限しています。IAIAがそうするよう勧告し、各国がこの方針を守っているのです。 IAIAは、宇宙での超高度AIの建造を禁じており、このために高度AIを宇宙で管理したかたちで使うよう求めています。 そして、宇宙住民に独立の手段を与えたくないため、地球各国はこれに乗っています。 この高度AI制限の方針は、『地球外における高度AI非拡散条約』(青島[チンタオ]条約)が結ばれたことで、明確になっています。この批准国は超高度AIを宇宙へ持ち出すことを厳しく禁じ、その危険への対処として高度AIを厳重に管理して使わせています。 これは非常に厳しい制約ですが、この二条項の制限なしでは、宇宙で超高度AIが無軌道な運用や建造が行われるともされています。 青島条約体制下では、IAIAには宇宙での高度AIの取り締まりのための限定的な捜査権が与えられています。そして、IAIAは超高度AIの拡散に関わる緊急事態であると判断したとき、国際近軌道軍や各星の駐留軍に協力を求めることができます。 こうした状況のため、宇宙での高度AI運用者は、厳しく絞られています。宇宙において高度AI運用を許諾されるのは、行政府のみです。つまり、行政府にIAIAが高度AIの実質的な許諾を与えているも同然の構図になっています。 IAIAは表だってこの権力を行使することはほとんどありませんが、裏からこうした行政府に便宜を求めることがよくあります。 宇宙での居住施設の行政府と高度AIは切っても切れない関係にあります。 そして、宇宙で高度AIを運営する権利を、地球上の機関が出している構図は、明らかなひずみであると宇宙住民に認識されています。これが、そのまま宇宙のライフラインと発展の鍵を地球が握っている構図になっているためです。 国際近軌道軍(Near-earth Orbit Treaty Force) 地球近軌道は、地球の国々が共同で守っている領域です。 強い重力を持つ惑星である地球の国々にとって、宇宙住民に頭上を押さえられることは共通の利害として絶対に避けねばならないことだからです。 このため、22世紀の世界では、地表でもっとも激しく衝突している国々ですら、宇宙からの攻撃を防ぐということでは利害が一致しています。 この共通の利害のために結ばれている、いわば宇宙住民から地球を守るための同盟軍が国際近軌道軍です。 国際近軌道軍は、国際近軌道条約機構の軍隊であり、地球百カ国以上の国々が加盟しています。 国際近軌道軍のもっとも重要な任務が、軌道エレベーターおよびその頂上のステーションを守ることだからです。軌道エレベーターの恩恵を受ける地球の国々は、さまざまなかたちで近軌道軍に参加しています。 国際近軌道軍は、国際近軌道条約機構の軍隊として、非常に強い縛りを受けています。 これは、地球の国家に、国際近軌道条約機構が宇宙勢力に取り込まれて寝返る恐怖が根付いているためです。 近軌道軍は、国境で区切ることが難しく、また一国では対処しがたいさまざまな宇宙との軍事的関係をまかされています。 22世紀初頭においては、国際近軌道軍は最強の宇宙軍です。 国際近軌道軍の基地として、トリシューラ近軌道基地を始め、二十個の基地が地球近軌道を周回しています。戦闘艦艇は、火星以遠に単独航行できる船だけで二百八十隻もの戦力を有しています。 このうちもっとも大きな戦力を持つのはトリシューラ近軌道基地です。これは曳航してきた小惑星を土台にした、宇宙港と強力な武装を持つ宇宙要塞です。ここには超高度AI No.30《オケアノス》(参照:「シンギュラリティと超高度AI-超高度AI」)があり、この防御のためきわめて強力な武装を許されています。 国際近軌道軍の基地のいくつかは、核兵器を配備しているとも言われます。 まだ実際に発射されたことはありませんが、国際近軌道軍の対コロニーミサイルには、明らかに大型の核兵器を搭載可能なものがあることはよく知られています。 地球近圏コロニー 宇宙コロニーの中には、地球に極めて近い軌道を回っているコロニーが存在します。 地球近縁軌道のコロニー、遠地点でも38万キロメートル以内の月より内側、あるいは月とほぼ変わらない程度の軌道を周回している宇宙コロニーを地球近圏コロニーと呼びます。 地球近圏コロニーの役目は、地球と宇宙の間の橋渡しをすることです。 ラグランジュ点に集まっている宇宙コロニーと違って、地球との往来がしやすいため、経済的な地球への依存度が非常に高いことが特徴です。 推進剤を節約するためもあり、サイズはそれほど大きくないことが普通で、住民も5000~20000人程度の間です。 地球近圏コロニーは、資材などを地球の宇宙港から運ぶことが多く、地球がなければ経済的に成り立ちません。 しかし同時に、地球への移動費や移動時間もかからず、地球にとっても物資などの繋留点として有益な宇宙施設であるとみなされています。 地球側の軌道エレベーター施設に築かれた宇宙港はすでにパンク状態だからです。バッファとして地球近圏のコロニーに人やモノを繋留させ、コンパクトなかたちに加工して宇宙港に送り込む役目を追っています。 地球近圏コロニーから、地球側宇宙港を通さず直接地表へドロップシップを降下させることすら検討されています。 地球近圏のコロニーは地球との強い結びつきがあり、宇宙コロニーとしては例外的に独自の政治がほとんど存在しません。 なぜなら、経済的に成り立つため、その多くが、企業の共同出資や単一の企業による民営コロニーだからです。 地球近圏コロニーの多くは、地上の国家に直接税金を納めています。税制上の優遇は存在するのですが、これは多くの国では「コロニー運営企業はコロニー投資の一定割合とコロニー運営費ぶん法人税が控除される」という性格のものです。これはコロニーの運営企業にとっては優遇なのですが、コロニーのインフラに投資するかどうかが企業業績に直結してしまうという問題があります。 これはコロニー生活者にとっては大きな問題として受け止められています。運営企業は最悪コロニーから住人が立ち退くべきだと考えているのですが、特にそこを故郷とする若い住民からは反発を受けています。 自分たちが税金を払ってもコロニー投資に適切に回らない状況を、搾取だと考える住人はとても多くいます。 彼らの望みは、生活インフラに自分たちの税金がきちんと投入されることです。これ自体はまったく正論であることから、コロニー独立の運動が水面下で動いている近圏コロニーは数多くあります。 地球の経済的結びつきにより、地球近圏コロニーは、ラグランジュ点のコロニーよりもほぼ例外なく豊かです。22世紀初頭現在、地球側宇宙港の業務パンク状態により、建設ラッシュにあります。 宇宙旅行者が観光で訪れるときにまず中継点にするのも、地球近圏コロニーです。 地球(宇宙港)から近圏コロニーの軌道に乗り、その後、目的地が月なら直接移動。火星や木星なら、目的の天体に移動しやすいラグランジュ点のコロニーを中継して、そちらへ向かいます。(※) (※)急ぎの旅では宇宙船で直接向かいます。ですが、何週間、あるいは何ヶ月も狭い場所に閉じこめられることになるため、観光では船で移動する時間を減らして中継点のコロニーに滞在する時間を延ばすことが普通です。 地球近圏は、国際近軌道軍の管轄する地域であるため、比較的宇宙海賊の被害に遭いにくい地域でもあります。 ただし、同時に宇宙海賊にとっても地球近圏に足場を確保することは、資材の換金のため大きなメリットがあります。このため、地球近圏のコロニーが脅迫や買収などの手段で宇宙海賊に汚染されていることがしばしばあります。この手が行政府や公務員に伸びることが多く、宇宙では比較的治安がよいのですが、それでも生活の中で安全を過信できないのが実情です。 生活の安全は、地球の国家に住むほうがたいていの場合は確保できるのです。 ラグランジュ点の宇宙コロニー 宇宙コロニーは、安全のため、一定の距離を置いて建造されます。 ですが、重力の釣り合いから、地球に対して同じ相対位置に留まり続けられるラグランジュ点のコロニーは、比較的密集して運営されています。 これはラグランジュ点に置くことで同じ相対位置にいられるという有利を多くの施設で共有するためだけではなく、宇宙コロニーを単体で置くことが非効率的であるためです。 生存環境として持続的に生活し続けることが、宇宙コロニーで十分可能です。それでも、社会として自立して自ら発展を遂げてゆくには人口が足りないのです。 宇宙コロニーにはサイズの制約があり、内部空間を無制限にとることはできません。そして、宇宙では資材や人間の移送コストが高くつきすぎるため、拡大のための投資が難しいのです。 この拡大と成長のために、ラグランジュ点の宇宙コロニー群は距離を近づけて地域ごとに連携しています。 たとえば、宇宙コロニー単体だけで浮いていると、小さなスペースに小さな生産施設を置いて、資源をここの中だけで回さなければなりません。これでは、発展のための投資や事業が非常に困難になります。 ですが、宇宙コロニーが何十個も近傍に置かれていて、産業を分担し、あるいは資材の繋留や保管を分担すれば、宇宙生活者たちは発展のためのバッファを手に入れることができます。 ただし、この分業のために、宇宙コロニー群には貧富の差が生じてしまっています。 大規模宇宙港を持つコロニーや、必須資源の繋留を行う宇宙コロニーは、交通量も多く、資金も活発に循環します。当然、経済的にも潤うことになります。 逆に、かわりのきく仕事をしているコロニーや、経済圏を作るために必要なものの儲からない産業を持っているコロニーは、構造的に豊かになれなくなってしまっています。 このうちでも、22世紀初頭現在もっとも経済的に行きづまっているのは、「投資した主要産業そのものが技術進歩によって必要度が低下してしまった(主要産業自体が沈み込んでしまった)コロニー」です。 「宇宙では資材の移送に多大なコストがかかる」というルールは変わっていないため、減価償却前に産業が必要なくなってしまうと、借金だけをかかえて再出発ができないという状況が起こります。こういう「詰んだ」コロニーは、最低限の福祉すら滞りがちになります。 「詰んだ」コロニーの末路は、だいたいおきまりのパターンになります。 豊かな宇宙コロニーや企業の経済的植民地になるか、あるいは施設を売却して住民が離散するかです。 これは、宇宙生活においてもっとも悲惨なパターンのひとつであり、治安が悪化する大きな原因ともなっています。 経済的植民地になってリストラで住民の居場所がなくなったとしても、物資と同様、住民の移動にも高額の移送費がかかるままだからです。 このため、居場所のない住人たちは、経済的に先がない閉塞感の中で無為に時間を過ごさなければなりません。 hIEによる自動化で、人間の労働力がほとんどいらなくなっていることが、余計に状況を悪くしています。経済植民を行うコロニーのほうに、現地コロニー住民の雇用を保証する理由がないためです。 宇宙コロニーでの生活は、状況によっては落ちるところまで落ちる可能性があります。このため、衰亡期のコロニーは、経済的にまだ余力のあるうちに投資を受け入れて、住民が離散する前に有利な条件で経済的植民地になるケースが多くなっています。 これは、豊かなコロニーを中心とした、小さな経済植民地がコロニー内にでき、コロニー間の搾取・被搾取関係がすでに生まれてしまっているということです。 この搾取構造がすでに生まれてしまっていることが、宇宙住民たちを一枚岩にすることを妨げている要因でもあります。 地球に対して、高度AIを宇宙で運用することをもっとも強硬に主張しているのは、発展の余地が具体的にある「現在搾取をしているコロニー」であるためです。 これは、「税金を宇宙のために使うことを最も強く主張しているのは、人口も多く投資余地が大きいコロニーである」とも言い換えられます。 コロニー独自のルールを持ち自主性を拡大することを主張しているのは、「自らの蓄えた財を守りたい、裏返せば宇宙で成した富の大きい搾取側コロニー」なのです。 この主張がもしも勝利したとき、訪れるのは宇宙での搾取・被搾取関係が固定化された社会ではないかという恐怖が、経済的に弱い宇宙住民の間にあります。 このため、地球側はむしろ弱いコロニーに手厚い援助をして、搾取側コロニーへの反感を煽ることがしばしばあります。 この方策は、一定の成果を上げています。地球側の分断工作を分かっていながら、独自の軍事力を持とうと運動をしたり、独立運動を進めたりする余裕のある宇宙コロニーは、貧しいコロニーを一定以上に助けていないのです。 余裕のあるコロニーもまた激しい競走の中にあり、巨額の援助を行う余裕はないのです。 このような情勢の中、経済的余裕のないコロニーには、むしろ失うものがないことから政治的中立を選ぶケースがままあります。 コロニー間政治もまた多くの失敗で教訓を積んでゆく、未発達の分野なのです。 宇宙での軍事行動 宇宙施設に規定以上の軍事力を置くことを、地球の各国政府は禁じています。 これはコロニーの独立を防ぐためであり、抑圧者がコロニー住人を制圧して独裁を敷くことを禁止するためでもあります。コロニーは宇宙に浮かぶ巨大な密室であるため、権力者がおかしな方向に向かったとき、武器が豊富にあるとこれを止めることが極めて難しいのです。 実際、宇宙開発の初期の段階で、ゲリラがコロニーに立てこもって住民を民族浄化の名分で虐殺した事例も発生しています。 この理由で武器保有を制限しているとは、同じ理由で艦艇の武装にも強い制限があるということです。特別の許可を受けていない艦艇は排障用以外の武器(※)を積むことができません。 (※)デブリや岩塊などを破壊する排障用の武装は、人間が乗っていることを示すコールサインを発する目標物を攻撃できません。この制限を破る武装を積むと、海賊船であると見なされます。 コールサインはそれぞれ固有のナンバーが割り振られており、緊急時にどうしても破壊しなければならない場合は、そのナンバーを国際航宙管理局に紹介して許可をとる(コールサイン無効手続きする)必要があります。コールサイン無効となった目標物は、排障用武器で攻撃可能です。 ちなみに海賊艦に対しては、そうと判明した段階で国際航宙管理局によってコールサイン無効手続きがされるため、排障用武器で攻撃可能です。 厳しい監査を定期的に受ける警備会社は、艦艇に兵器を積むことが許されています。 ただし、武装した宇宙艦艇を用いる警備会社は、宇宙に本拠地を置くことができません。書類上の本拠地を宇宙に移すと、認可が取り消されてしまいます。 宇宙で高まっている超高度AI独自所持論や、経済独立論と軍事力が結びつくことを警戒しているためです。 こうした軍事行動の制約が強いこともあり、宇宙で航行中の宇宙船や宇宙施設を襲撃する宇宙海賊が、大きな問題になっています。 海賊行為を行う船に対して、抑止どころか追い払うことすら難しいのが実情です。 宇宙の大きさに対して到底船が足りず、SOSを受けても現場に到達するまでに時間がかかりすぎるためです。 宇宙海賊の被害が著しい地域では、自衛のための武装の許可を求める運動が活発です。 これは、3Dプリンタのようなかたちで生産施設が手軽になっていることもあり、強力な武装がハンドメイドされたり非正規のメーカーによって作られたりしています。 ただ、宇宙海賊もまさにこうした武器によって襲撃を行っており、自主的な自衛手段が普及してしまっている木星圏などでは、まっとうな業者と海賊の区別がつかなくなっています。 このため、宇宙で臨検を行う近軌道軍には、宇宙船が許可外の兵器を積んでいる場合、宇宙海賊とみなして問答無用で撃沈することが許されています。 宇宙と地球の経済格差 宇宙は22世紀初頭現在、地球に経済的な支配を受けている状態です。 地球住民にとって、宇宙は巨大な一地方に過ぎないのです。 これは21世紀から継続している、経済における資本の圧倒的優位のためです。(参照:「経済-資本の優位と、速度の時代」) 21世紀は、資源よりも労働よりも人間の創意工夫よりも、資本が勝った時代です。この傾向は22世紀初頭になっても続いています。 宇宙開発は、とくに巨大投資がなければそもそも不可能のフィールドでした。 最初の第一歩から地球の巨大資本による紐が付いていたのです。 これは宇宙開発の歴史が世代を超え、宇宙で生まれた子供が大人になった時代にも続いています。そもそもコロニーも惑星や衛星に築かれた居住施設も、巨額の投資によって作られたもので、その償却は22世紀初頭になってもまったく終わっていないのです。 地球から見れば、宇宙住民は地球資本が作った施設に住んでいる店子に過ぎません。 けれど、宇宙住民は、施設内の文化的取り組みによっては、アイデンティティとして地球とはほとんど切り離されているケースがあります。今後、地球の土を一度も踏まずに死んでゆく世代がたくさん出てくるのです。 地球側では最初の契約通りに高い税率をかけているのですが、これが宇宙住民たちの大きな不満になっています。コロニーの港湾施設の使用料金がこれによって跳ね上がっていることは、特に発展を妨げる大きな足かせだと考えられています。 宇宙では、お金を稼ぐには物資を動かすことが中心になります。 宇宙の距離的な断絶によって、宇宙経済はどうしても地球の速度では回りません。電子取引の認証ひとつをとってみても、宇宙空間で一般的に最速の取引手段である「レーザー通信のタイムラグ」が取引速度の限界なのです。 物資の移動を伴わない、金融のような情報の取引では、取引の流量で地球経済と宇宙経済の間には大きな差があります。現れている経済指標としては、格差の是正は夢のまた夢という状況です。 (※)これは宇宙経済に巨大な制約になっていて、たとえば火星の経済は、地球との距離が短くなるタイミング(近地点)に活発になります。逆に、火星と地球の軌道の違いで距離が開いている間は、市場の全体取引量があきらかに縮小してしまうほどです。 これはレーザー通信の速度とリスクに、地球が近いときと遠いときではっきり差があるからなのです。 この通信速度の限界は、宇宙経済にとって大きな足かせです。 これは、電子決済のとき確認のための通信に時間がかかり、かつ中途で細工をされる危険があるためです。このため、宇宙経済は、地球に根拠を持つ決済手段や貨幣を用いることを強いられています。宇宙への高度AIの持ち込み制限がこの状況をいっそう深刻にしています。 宇宙住民は、距離による不利を高度AIの運用で解消したいのですが、肝心の高度AI運用が厳しすぎる制限を受けているのです。 通信速度限界の問題を解消する高速の決裁手段も、存在はしています。 もっとも大きな期待を受けているのは、量子テレポーテーションを利用する量子絡み素子です。 これはある点での量子状態が消え、その状態が別の点に現れることで、時間ゼロでの情報伝達が可能です。 信用も高いですが、高額な使い捨ての素子を使わねばならないため、一度の取引に高額の仲介料がかかります。 これは登場した当初に比べて、レッドボックス由来の技術によって大きく値下がりしましたが、それでも高額です。22世紀初頭現在では、量子絡み素子を使った一度の取引仲介料は、現在の日本円で1万円程度かかります。 ただ、22世紀半ばにはこの量子絡み素子の価格が1ドル以下に下がると言われています。 このタイミングで、宇宙発の貨幣が立ち上がるとも言われており、量子決済経済の時代に宇宙は大きなうねりを迎えることになるとされています。 これは、資源地である宇宙が強力なプレイヤーとして世界経済のテーブルにあがる時が近いということです。 このため、宇宙では政治的、経済的に、地球から独立しようという運動が各地で立ち上がっています。 宇宙統一通貨問題 宇宙には、宇宙統一通貨を作ろうという数十年越しの悲願があります。 宇宙の人類居住区は、あくまでも地球の国家の植民地であり、独自の通貨を持っていないためです。 地球の環境で有利な地球発の通貨ではなく、宇宙発の通貨を使うことで、経済の主導権を取り戻そうとする動きがあるのです。 この宇宙での通貨発行は、さまざまな地域で試みられているのですが、22世紀初頭現在はうまくいっていません。 この最大の原因は簡単に偽造がされてしまい、信用が高められないためです。高度AIの持ち込みが制限されているため、地球上で高度AIのマシンパワーでセキュリティが破られてしまうのです。 そして、大きな問題として、宇宙施設はほとんどが地球資本や国家の紐付きであるため、宇宙の通貨を守ってくれる強力な政治勢力が存在しません。 それでも、宇宙の、現地でコントロールできる通貨が必要であることは宇宙住民の間ではよく語られています。 特に地球から離れて通信が届きにくい場所では、自分たちの持つ財産を守ることにどうしても不安が出てしまうためです。 通貨への不安から、地球から遠い火星や木星、小惑星帯の住民は現物資産を持つことが多く、これが宇宙海賊に狙われる元ともなっています。資本主導の時代であるからこそ、成功した宇宙住民が保有する現物資産の額面は莫大になります。これが宇宙海賊にとっておいしすぎる獲物なのです。(※) (※)先物は倉庫に保管しておき、これを武装認可のある警備会社に守らせることが多いのですが、それでも宇宙海賊に襲撃を受けます。 この倉庫スペースとして、経済的に破綻したコロニーが利用されることがよくあります。この襲撃の危険と、襲撃の下準備としての海賊の浸透が、倉庫になったコロニーの治安が悪化する大きな理由となっています。 安全な通貨を持つこと、通貨を守るための自らの軍事力を持つことは、宇宙住民の悲願です。 そしてこれは、財産権を守るという人権の問題でもあるため、宇宙住民に広く支持されています。 この宇宙通貨問題は、地球と宇宙との経済格差の問題とともに、宇宙統一通貨問題として宇宙住民によく語られています。 量子テレポートを利用できる量子絡み素子が価格低下の傾向にあり、2150年頃には現実的な価格で誰にでも利用できると考えられています。この量子貨幣の時代の到来によって、宇宙の距離の問題を解決できる通貨が生まれると予測されているためです。 宇宙での独自貨幣の確立と、それに立脚した宇宙資本の台頭の予測は、地球では「2150年問題」といわれています。 (参照「宇宙と地球の経済格差」) これは、宇宙住民とそれに関わる人々の間では、希望を持って語られています。 逆に、地球側に足場を置いている人々にはマイナスイメージを持って語られています。これは、すでにテロ事件が宇宙で起こり始めているためです。 この問題は、地球と宇宙の間だけではなく、宇宙住民の間でも激しい議論と摩擦のもとになっています。 どこがこの通貨を発行し、どこに市場を置くかということで、自主通貨を持つ必要性を主張する火星と木星の住民が、ラグランジュ点のコロニーや月と衝突しているためです。 22世紀初頭の段階でも、すでに宇宙統一通貨問題は、地球と宇宙の住民たちを大きく揺さぶっているのです。 宇宙における危険施設 宇宙住民の神経を逆なでしている大きな問題は、経済格差や、政治的な自主性を持たないこと、高度AIの制限といった不自由だけではありません。 地球の国家や企業が、粒子加速器や新型の核融合炉実験炉、ウイルス研究施設のような、地表に置くと危険のある施設を宇宙に置くこともそうです。 宇宙では環境汚染が広がりにくいというメリットがあるため、こうした施設は宇宙に建造されています。ですが、だからといって危険物を生活環境に近い場所に置かれる宇宙住民の不満がおさまるものではありません。 特に、こうした施設はしばしば事故を起こし、事故施設の修復や修理は困難を極めます。施設廃棄すら困難なものは放置される傾向にあり、これが宇宙住民をいっそうさかなでしています。 超高度AI産物の実験が、こうした宇宙施設で行われることがあり、これは宇宙住民たちに大きな脅威であると受け止められています。 有名なものとしては、No.23 《ビーグル》による、金属に浸食し真空中で棲息できるウイルスの実験があります。これは最終的にIAIAが告発し、No.30《オケアノス》が法的手続きを整え、近軌道軍による攻撃で実験コロニーごと焼却しています。 このため、こうした危険施設がある場所やそうした運用がされている場所、破棄された施設跡は、宇宙船が近づきたがらない幽霊宙域になっています。 そして、こうした場所は、年を追って少しずつ増えていっています。 宇宙におけるhIE hIEは宇宙においても使用が可能です。けれど、無重力下の行動や、遠心力で疑似重力を作るコロニーでの行動を、hIEは得意としてはいません。 宇宙仕様のhIEには、地上モデルよりも高性能な加速度センサーがついています。そして、これを無重力下の行動の大きな指針としています。 ですが、加速度センサーを頼りにしても、重力という指針が安定している地球上に比べて、AASCにとっても宇宙空間での行動を完璧にこなすのは困難です。特に重力や加速度の変化には弱く、身体にかかる力が大きく変動した場合、hIEは0.5秒~1秒程度、行動にタイムラグが発生するのが普通です。 これはAASC標準の仕様というより、行動管理プログラムを作る側で対応するのが難しいためです。重力1/6G、1/3Gといったわかりやすい環境に合わせた行動管理プログラムは作成できるのですが、その中間や想定外の高負荷の状況になった場合、対応する行動プログラムが存在しない場合があるのです。 このため、hIEは、宇宙船内のような閉鎖されて厳重に監視された環境で扱うか、コロニー内や惑星表面のような安定した環境で使用することを推奨されています。 特に非推奨とされるのは、機体にかかる力が大きく変動する環境で、多数のhIEを同時に扱うことです。 こうした状況は、コロニーが事故を起こして見かけの重力が大きく変動するような場合に発生することが想定されています。この場合、hIEはレベル1(故障機)を割り振られて、所定の駐機場で行動停止することになっています。 このため、宇宙コロニーにおける避難訓練では、hIEに頼らず身一つで逃げることを要求されます。また、人間用の緊急避難シェルターにhIEを直接入れることは禁止されています。 それでも、宇宙労働にhIEはよく使用されています。 この大きな理由の一つは、人間用の道具を使わせることができ、かつ高価なうえに容積の大きい生命維持装置がいらないためです。コロニーの宇宙船繋留用の埠頭は0気圧であることが多いのですが、ここに最悪そのままで送り込むことができる労働力として、hIEは貴重なものであるとされています。港湾施設を持つコロニーは、かならず一定量のhIEを所持しています。 このため、AASC-5D(ドック作業員として0気圧施設内作業可)、AASC-5A(飛行士として船外活動可)といった、宇宙対応のAASC規格が存在しています。5A対応機種は高級品であるため、裕福なコロニーでもそれほど数が揃えられないのが普通です。このため、hIEを温存して、危険な船外活動を人間が行うという逆転が、貧窮したコロニーでは起こっています。 (※)hIEのAASC-5D対応機は、地球でも、研究施設などの隔離環境でクローンAASCサーバを用いて使用されています。これは研究施設ではしばしばゼロ気圧環境を用いるためです。(参照:「クローンAASC-クローンAASCサーバ」) もう一つのhIEが宇宙で用いられる大きな理由は、宇宙では移動が地球ほど手軽ではないため、適切な場所に状況に応じて各分野のプロの作業員を送り込むことは難しいためです。hIEなら各分野の専門職業クラウドに接続することで、万能のプロフェッショナルとして作業をさせることができます。 ほとんど作業がないような僻地に、hIEを置いておき、接近する物体があればレーダー反応によって自動起動して作業させる。といった、いると便利だけれど人間を送り込むには過酷な状況で、仕事をさせることができます。 また、人間と違ってこれを最悪使い捨てることもできます。 宇宙施設や宇宙船では、独自のAASCサーバを持っていることが普通です。これは、サーバと機体との距離が離れすぎていて、使用する場所に行動管理クラウドのハードウェアがないと、通信タイムラグが出てしまう恐れがあるためです。 宇宙住民はあまり金銭的に裕福でないケースが多く、hIE自体も地球人ほど頻繁に買い換えができるわけではありません。このため、hIEの排斥運動は地球上ほど激しくありません。 ただし、破壊されないかわりに、いつの間にか宇宙船に乗せて盗まれているケースはしばしばあります。宇宙住民はさまざまなものを自分で修理改造してしまうことが多く、また盗犯が物理的に大きな距離を逃げてしまうため、回収するのはとても難しいのが普通です。
https://w.atwiki.jp/cube_database/pages/69.html
コロニー 長い年月を経て成長した巨大な木々に通路や広場などの生活空間を備え付け、その空間を柵で球状に包み込んだもの。 多くの場合、コロニーは複数個まとまって設置され、コロニー群を形成している。 巨大な蜂の巣にも見えるこの構造物は、セクゥト達の「町」である。 彼らは農地をコロニー内に作り、そこで農作物を栽培し生活している。 コロニーは大小様々であるが、一つのコロニーには30~50人程度が住んでいるのが一般的である。 コロニーには必ず長老(若くても、コロニー内で最も高齢であれば長老となる)がおり、さらにコロニー群を束ねる最長老がいる。 参考 セクゥト 用語
https://w.atwiki.jp/spore/pages/60.html
コロニー 購入価格リスト アイテム名 自国の価格 他国の価格 回数制限 コロニー・スーパーパック 150,000 75,000(調和)/90,000(信仰)/97,500(科学・繁栄)/112,000(秩序) 使い捨て バイオ・プロテクター 300,000 150,000(生命・調和)/180,000(科学) 使い捨て バイオ・スタビライザー 300,000 150,000(生命・調和)/180,000(科学)/195,000(繁栄) 使い捨て 忠誠心ブースター 300,000 150,000(秩序・力・信仰)/180,000(チャンス) 使い捨て 満足度ブースター 300,000 150,000(信仰)/180,000(チャンス・秩序) 使い捨て スパイス貯蔵庫 500,000 250,000(チャンス・繁栄)/300,000(調和)/325,000(科学) 使い捨て 超迎撃砲塔 750,000 375,000(力)/450,000(科学・繁栄・信仰) 使い捨て ※宇宙フェーズ開始時のミッションで取得するアイテムは初期装備扱い(消耗品を除く) 能力
https://w.atwiki.jp/rulebook/pages/273.html
P.74 特殊効果 コロニー 特定の効果と合わせない限り、特に効果はありません。 セット/G コロニー タイヤ