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餡子玉 8KB 制裁 自業自得 差別・格差 改造 日常模様 駆除 野良ゆ 子ゆ 都会 現代 人間なし 創作亜種 独自設定 制裁モノテイスト 「餡子玉」 羽付きあき ・善良なゆっくりが酷い目に会いますご注意を ・一応ゆっくり(ミニドス)視点です ・制裁物 秋が近付く季節。 最後の残暑がここ数日続いていた。 暑い風に混じって涼しい風が吹いているのを時折感じる事がある。 私は再び街へ戻っていた。と言っても、私が生まれた街とはまた違う所だが。 あれから私はこの街に来る旅の途中で「ふらん」の狩りの仕方を覚えた。 つまり、巣にゆっくりを生きたまま持ち帰り、僅かな食糧で長い事餡子を吸うと言った物だ。 そのおかげで街から街ゆっくりを一掃させると言った今思い出せばかなり非効率的な事をしなくなった。 私の「おうち」は街の中でもかなり寂れた所にある。 機能移転か何かの影響で建物だけ残ったのだろう。 飾りが無くなったゆっくりや捨てゆっくりがたまに来るぐらいで、食料もあまりないその場所では殆ど私だけしかいない場所であった。 丁度、「おうち」の中のゆっくりを切らして街まで来ていた時、通りかかった公園で何やらゆっくりが固まっているのを見つけた。 一体なんだろうと思い、草むらの陰からのぞいていると、何やら一体のありすが他のゆっくり達に攻撃されているようであった。 「いだいっ!いだいわぁぁ・・・!やべでえええええ…!」 ひと際小奇麗なありすが蹲る様に下を俯きながら口からカスタードクリームを吐き出し絶えている。 飾りには金色に光るバッジがついていた。 「すかしたいなかものねっ!ゆっくりしになさいっ!」 「こんないなかものにはしーしーがおにあいだわ!ゆ!ゆ!すっきりぃぃぃ!」 二体の薄汚いありすが舌に持った小石でありすを撃ちすえていた。 もう片方のありすはしーしーを金バッジありすの小麦粉の皮にぶちまけている。 辺りには「リュックサック」をゆっくり用に小さくしたような物や、「A」とプリントされた巾着袋の様な物を舌で持ち上げている子まりさや子ありす達がいた。 「ゆゆ!きょにょくちゅしゃんはちょっちぇもちょかいはにぇ!ありしゅのもにょにしゅるわ!」 「りゅっくしゃんのなきゃにあまあましゃんがはいっちぇるんだじぇ!はふっ!ほふっ!ちあわちぇぇぇぇ!」 「ありしゅもちゃべりゅわ!がふっ!はふほふっ!む~ちゃむ~ちゃっ!ちょっちぇもちょかいはにぇ!」 リュックの中から出てきた小さい飴玉などに一斉に群がる子ゆっくり達。 「・・・」 私は隠れてその様子を見ているに留まった。 あんなにたくさんのゆっくりはいらないからだ。 「ゆひぃぃ・・・ゆるじでぇぇ・・・」 金バッジありすがしーしーをもらしてカタカタと震えている。 ありすが舌を伸ばしてカチューシャごと金バッジを引きちぎろうとし始めた。 「ゆゆ!これはとってもとかいはなきんばっじさんねっ!これはありすのものよ!いなかものにはにあわないわっ!」 「ありすもてつだうわ!ゆ!ゆ!」 砂糖細工の髪の毛ごとブチブチと音を上げて引っ張り上げていくありす達。 金バッジありすは身をかがめて必死に耐えようとしている。 「あ”あ”あ”あ”!!やべでええええ!あでぃずのがみざんびっばらないでぇぇぇ!いだいわあああああ!!」 ・・・とうとうブチブチと音を立ててカチューシャごと引きちぎられる金バッジ。 金バッジありすがごーろごーろと転がりながらうんうんをブリブリと垂れて叫んでいる。 「あ”ぎゃあ”あ”あ”あ”っ!!あでぃずのがびざんがあ”あ”あ”あ”っ!!あびっ!!」 「うるさいわよ!いなかもの!」 小石を持った方のありすが金バッジありすを撃ちすえた。 ばったりと突っ伏す様に倒れると、うんうんとっしーしーを垂れ流してビクビクと震えている。 「ゆ”・・・!ゆ”・・・!ゆ”・・・!」 ありす達は、金バッジありすの持ち物らしきものを運び始めた。 口々に嬉しそうな言葉を吐いている。 「ちょっちぇもちょかいはにぇっ!」 「おいししょうなあみゃみゃしゃんはまだまだあるんだじぇ!」 「ゆゆーん!これでありすもきんばっじゆっくりよ!」 「ありすはこのくつさんをもらうわ!おちびちゃんはりゅっくさんをあげるからね!」 「ゆっくりわかっちゃわ!」 ・・・私はありす達の向かう方向に向けて跳ね始めた。 中々便利そうな道具ではないか。何かの役に立つだろう。 ・・・・・・ ・・・ 「あ”ぎぇ”え”っ!」 ソフトボール大の子ありすの下膨れの顔が斜めから袈裟切りになった。 寒天の目玉が飛び散り、どろりとカスタードクリームが流れ出る。 「おぢびぢゃあああああん!?」 「ごのいながぼのおおおお!あでぃずをうごげるようにじろおおおおお!」 「ゆぇぇええん!きょわいんだじぇぇぇ・・・!」 「うごきゃないわぁぁぁ!」 「きょにょいなきゃもにょ!ありしゅおきょりゅわよ!?」 底部が地面からくっついた様に動かない先ほどのありす達が口々に何かを叫んでいる。 「黙レ」 私はそう言って舌を一番生意気な物言いをした子ありすの頭に突き刺した。 「ゆぎっ!」 すぐに引き抜くと、子ありすが大きく口を開き始めた。・・・限界を超えて。 縦に楕円形になりながら、口が大きく開いていく。小麦粉の皮の端がミリミリと音を立てて千切れかけていた。 「ほふひひゃっ!ひひゃひぃぃぃぃ・・・!ほふひへはっへひふほひへふほぉぉぉ・・・!?」 「おぢびぢゃんっ!どがいばっ!どがいばぁぁ!」 「いながぼのっ!ざっざどぼどにぼでぜえええええ!」 「きょわいんだじぇぇぇ・・・ゆっきゅりしちゃいんだじぇぇぇ・・・!」 「おねえしゃああああん!?」 口々に残りのありす達が声を上げた。 だがすぐに静かになる。目の前で勝手に小麦粉の口が裂けていく子ありすを目の当たりにすれば当然だろう。 「ひはひぃぃっ!!ほっ!ほはぁぁぁぁぁ・・・!ほひっ!はひっ!ひぃぃぃいいいいいいいいっ!!」 いよいよ小麦粉の口がミチミチと音を立てて裂け始めた。 勝手に反り返る様にして裂けていく。 ピクピクと踏まれた虫の様になって動かなくなる頃には、小麦粉の皮一枚で繋がった上半分がぶーらぶーらと揺れていた。 今度は、先ほどのありすから奪った金バッジをつけたありすの前に近寄る。 間髪いれずに舌で両目を切り裂いた。 「ゆぎっ!いだいいいいいいいっ!!」 ・・・私は少したじろいだ。かなりうるさかったからだ。 静かなのが私の好みである。少々そぐわないこのありすには静かにしていてもらおう。 下から白い煙が上がった。それを「金バッジをつけたゲスありす」に近づける。 ジュッと音がした。 ・・・・・・ ・・・ 「・・・!!・・・!・・・!」 「・・・!・・・!」 「・・・!!」 「・・・!!」 ・・・私の目の前にはソフトボールほどの2つの固まりと、バスケットボールほどの二つの固まりがくーねくーねと動いていた。 こののっぺらぼうの様な物は先ほどのありす達である。 砂糖細工の髪の毛を飾りごと削ぎ落とし、寒天の両目がある瞼や、小麦粉の口をドススパークで熱した舌で「焼き付けた」のだ。 結果グーネグーネと動くだけの饅頭が4つ出来あがったと言うわけだ。 私がその一つ・・・先ほどまで金バッジを付けていたゲスありすだったものを舌で軽くつっついた。 ぐーねぐーねと激しく波打つように小麦粉の皮が動いたかと思うと、カタカタと震えて、うんうんがブリブリとあにゃるから漏れ出した。しーしーもだ。 ・・・底部は焼き切っている為に動く事も出来ない。 ただぐーねぐーねと動くだけの「餡子玉」となってしまっているのだ。 さて、一番大きいのを持って帰るとして、残りは食べようかと考えたが、最初に切り裂いた子ありすのカスタードクリームはあまりおいしくなかった。 その事を考えれば、あまり食べる気がしない。 ふと目をやれば、そこには小汚いダンボール箱が立てられていた。 あのありす達が「おうち」にしていた場所である。 私はそこに子ありすと子まりさ、そして片割れだったありすだった「餡子玉」達をダンボールに詰め込むと、河原の近く(このありす達の「おうち」が河原の近くにあったのだ)まで引きずってドススパークで火を付けた。 ありす達の「おうち」はすぐに勢いよくメラメラと燃え上がり、中から火の玉が大小三つ。ゴーロゴーロと転がりながら飛び出してきた。 「・・・!!!・・・!!・・・!」 「・・・!!・・・!!!!・・・!」 「・・・!!!!!・・・!!・・・!!!!」 「餡子玉」はのーびのーびしたりごーろごーろしたりしていたが、あにゃるらしき穴からドロリとカスタードクリームと餡子が漏れ出すと、ブスブスと煙を上げて動かなくなった。 「(これは何かの役に立つかもしれないな)」 私はありす達の「おうち」の中にあった、巾着袋の様な靴(と子ありすが言っていた)とゆっくり用リュックサック。そして金バッジを持ってくると、それらをゆっくり用リュックの中に詰め、背負った。 舌をかぎ状にして、残ったゲスありすである「餡子玉」に突き刺す。 激しくぐーねぐーねと動いてうんうんがブリブリと漏れたが、あまり気にせず引きずって私のねぐらに運んで行った。 ・・・・・・・・・ ・・・・・・ ・・・ 「・・・!!・・・!!・・・!」 私はねぐらの中で、「餡子玉」を舌を鞭のように使ってバシンバシンと叩いていた。 叩かれるたびに餡子玉は、小麦粉の体をぐーねぐーねと動かして激しく反応している。 今度はドススパークを応用して、舌を高温にしてから餡子玉の小麦粉の体に押し付ける。 「ジュゥゥ」と言う音がして香ばしい香りが上がった。 「~~~~~~~!!!!・・・!!・・・!」 餡子玉は一層激しくぐーねぐーねと動いて反応している。 舌を突き刺して中のカスタードクリームを吸うと、中々に甘い味がした。 ・・・しかしすぐにうんうんを漏らしてしまうこの餡子玉はあまり長持ちしなさそうだ。 本来は小麦粉の口の部分にストローが差し込めるだけの「穴」を開けて、うんうんかしーしーを吸わせるのだが、つい間違って全部ふさいでしまったのだ。 後で穴をあけなければと考えたが、億劫になってすぐにやめた。後三日は持つだろうし。次はありす種じゃなくちぇん種辺りにしようと考えているからだ。 「ねぐら」の中で舌を使ってキラリと光る金バッジをしげしげと眺める。 「・・・本当ニこレがユッくリでキる物ナのカ?」 そう呟くと、ねぐらの片隅に放り投げた。 ・・・「餡子玉」はまだ元気よくグネグネと動いている。
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『餡子玉2』 19KB いじめ 虐待 改造 二次創作 家族崩壊 番い 野良ゆ 赤ゆ 子ゆ 現代 独自設定 うんしー 原点回帰的に 「餡子玉2」 羽付きあき ・独自設定、独自設定ゆっくりが登場します ・ストレスマッハ人間注意 ・善良なゆっくりがひどい目に会いますご注意を ・理不尽もの 「ゆ~ゆゆ~♪とかいは~♪」 「ゆゆ!みゃみゃ!ありしゅもうちゃうわ!ちょかいは~♪」 「ゆゆーん♪みゃみゃ!しゅーりしゅーり!」 「ぱふぱふ・・・おはなしゃんのおけしょうしゃんはちょっちぇもちょかいはにぇ!」 ・・・ここは森のゆっくりプレイス。 日の当たる暖かな森に、それはそれは幸せなありすとまりさ、そしてその子ゆっくり達が棲んでいました。 小さな洞窟に干し草を編んだ「とかいはなべっど」綺麗な葉っぱを使った「とかいはなしょっき」等など・・・そこは「とかいはなもの」に溢れていました。 かわいいかわいいおちびちゃん達、頼りになるまりさ。そして「とかいは」なありす。 豊富な森の恵みと、暖かな日差し・・・そこは永遠に続くゆっくりプレイス。 ゆっくりできない事は無い、ずっとゆっくりできる。・・・すくなくともありす達はそれを信じていました。 「ありす!ゆっくりただいま!」 「おきゃあしゃん!いっぴゃいごはんしゃんがちょれちゃよ!」 「いもうちょちゃちのだいしゅきにゃ"きのみしゃん "もいっぴゃいとれちゃよ!ゆっきゅりちゃべようにぇ!」 帽子がパンパンに膨れたまりさとそのおちびちゃん達が帰ってきました。 帽子を取り払うと中から花や木の実、きのこ等がたくさん詰まってそれはそれはとても美味しそうなものでした。 ゆっくりの大好きな御馳走ばっかりです。 「ゆゆ!さっそくごはんさんにしましょうね!とかいはなもりつけをしなくっちゃ!」 ありすがそう言います。 子ありす達も手伝って、「とはいはなおさら」の木の葉を使って綺麗に、綺麗に盛り付けていきます。 「ゆ!ちょっちぇもちょかいはでおいししょうじゃわ!」 「きょにょおはなしゃんをきょきょにかじゃれびゃちょっちぇもちょかいはよ!」 「きのこしゃんはきょきょにぇ!」 あっという間に「ごはんさん」の用意が出来ました。 まりさ一家がグルリと取り囲み、一斉に「ごはんさん」に手を付けた。 「「「「ゆっくりいただきます!!」」」」 幸せそうに食べます。みんなありすやまりさ、そしておちびちゃんの好物ばかり、嫌な顔するはずありません。 「「「「む~しゃむ~しゃ!しあわせー!!」」」」 ・・・幸せなまりさ一家はとってもゆっくりしていました。 とっても、とっても・・・ ・・・・・・ ・・・ 「・・・」 「ゆゆ!?ありすどうしたの?」 「あんなところにちいさなまりさがいるわ・・・」 「ゆゆ!ほんとうだ!ここはまりさとありすのおうちだよ!はいってくるときはちゃんといってね!」 「・・・」 「ちゃんといってからはいらないととかいはなじゃないわ!」 「コこダ。適当ナのガいたゾ?」 「じゃ、ゆっくりオーラで眠らせといて」 そのまりさが体を震わせます。まりさ一家は途端に眠くなってしまいました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「ゆゆ・・・?ここはどこかしら・・・?」 「ゆぅぅ~・・・おちびちゃんたちは?」 私の目の前で、ありすとまりさが目覚めた。 子ゆっくり達は眠気眼で小麦粉の体をゆっくりと起こしている。透明な箱に入れられてると言うのに、呑気なものだ。 「なるほど中々活きが良いな」 私の横で男が楽しそうに口の端を歪めて呟いた。 「こんにちわ」 男が私より透明な箱に近づいて顔を近づけながらまりさ一家に話しかける。 まりさ一家は怪訝そうな顔をして男に語りかけていた。 「ゆゆ!?にんげんさん!ここはどこなの!?」 「どうしてこんなせまいところにありすたちはいるのかしら!?」 男がほんの少し頬を緩めると、ゆっくり達にこう呟く。 「さあ、どこだろうね」 男がとぼけるとありすとまりさが大きく膨れて男を見上げた。 「ゆ!ちゃんといってね!まりさおこるよ!」 「そんなこというのはとかいはじゃないわ!」 男が、無言で透明な箱からまりさとありすをつかみだす、そして。 「まだ自分たちの立場ってもんがわかってねぇみてぇだな!コラァッ!!」 男がありすの砂糖細工の髪の毛をひっつかみ、壁に思いっきり顔面を叩きつけた。 グシャリと音がして壁にカスタードクリームのシミが広がった。 それと同時にまりさの下膨れの顔につま先を突き刺す様に蹴りを入れる。 へこんだと同時にまりさは壁にすっ飛んで昏倒した。 「ゆばっ!」 「あぎぇっ!」 「「おきゃあしゃあああああん!?」」 「「「みゃみゃああああああ!!」」」 子ゆっくり達が声を上げた。 男はそれに目もくれずに、手に持ったありすを地面に叩きつけ、拳を振り上げ何度も何度も殴りつけた。 「オラァッ!糞ありす如きが人間様にお伺い立てようなんて100光年早いんだよっ!」 「やべでぇぇ!あぎっ!ゆぶっ!あぎっ!ゆひゅーっ・・・ゆひゅーっ!あばぁぁ!ゆごぇぇ!ゆげぇぇっ!どがい!どがいばっ!どがぶげぇぇっ!!」 「何が"とかいは"だボケがぁっ!」 「「やべぢぇねえええええ!おきゃあしゃんがいちゃがっちぇるよ!やべぢぇあげぢぇねっ!!」」 ・・・私の目の前でありすのカスタードクリームが飛び散り、死にかけた芋虫のように体をぐーねぐーねとさせるありす。 あっという間に小麦粉の皮が凸凹に膨れ上がり、どこが下膨れの顔かどうかが分からなくなった。 「オラッ!オラァッ!」 「ゆ”・・・!ゆ”ぎっ!!・・・ゆぶ・・・ひゅー・・・ひゅー・・・!」 ・・・ありすはなすび型に大きく項垂れて突っ伏すと、あにゃるからうんうんが漏れ出して倒れた。 ゆっくりできなくなった訳ではない。あまりにもゆっくりできない事が起きて一時的に意識を失ったようだ。 「チッ。もう伸びやがった。つまんねぇ」 男が詰まらなさそうに溜息をつくと、私の見た範囲でだが、壁にぶち当たりぐったりしていたはずのまりさが男のズボンのすそを加えて何かをボソボソと呟いていた。 「どぼじでごんなごどずるのぉぉ・・・あでぃずがいだがっでるよぉぉ・・・!やべであげでねっ・・・!」 「・・・」 「あでぃずずっごいいだがっでだよ・・・やべであげで・・・やべであげでね・・・!」 「で?」 男がまりさを踏みつけた。 「ゆぐぇっ!」 なすび型の底部を踏みつけられて餡子がゴボリと口から洩れる。 男はまりさの帽子を取りあげる。 それを見たまりさはもがきながらも舌を伸ばしてのーびのーびをし始めた。 「ゆわぁぁ・・・!までぃざの!までぃざのおぼうじざんがえじでぇぇ・・・!」 男がのーびのーびをするまりさの足元を足ですくい上げる様にしてこかした。 「ゆ!・・・かえじでぇぇ!おぼうじざんがえじでぇ!」 横に何度もボテンと倒れても必死に起き上がりのーびのーびをして舌を伸ばしている。 ・・・飾りはゆっくりにとってとても大事なものだ。それゆえに必死に、必死に帽子を取り返そうとしている。 男は私に帽子を持ったまま顔だけむけるとこう言った。 「おい、お前。こいつを"餡子玉"にしろ。」 「一体だケで良イのカ?」 「ああ」 男が帽子を落とすと、まりさの目の前でグシャグシャに踏みにじる。 グシャシャのなった帽子を必死に舌で戻そうとしながら寒天の涙をまりさは流していた。 「おぼうじざんっ!までぃざのおぼうじざんゆっぐりもどっでね!ぺーろぺーろ!」 私がまりさの後部に舌を刺した。 「あぎっ!ゆ”!ゆ”!ゆ”!どぼじでっ!?どぼじであんよざんうごがないのおおおお!?あんよざんゆっぐりうごいでねっ!」 動かぬ底部を必死に動かそうと小麦粉の皮の上半分だけをのーびのーびさせ続けるまりさ。 次に私は横に舌をふるってまりさの寒天の両目を切り裂く。 「っぎぃ”ぇ”え”え”え”え”っ!!おべべっ!までぃざのおべべえ”え”え”え”っ!いだいよお”お”お”お”!!!」 ごーろごーろと泣き叫びながら転がりのたうちまわる事も出来ずに小麦粉の皮の上半分だけをのーびのーびと激しく振り続けているまりさ。 男が砂糖細工の髪の毛を引き抜き始めた。 「手伝ってやるよ、焼きつけはお前がやれ」 「いだい”い”い”い”!!までぃざのがみざんびっばらないでえ”え”え”え”っ!ゆぎっ!ゆぎいいいいいいい!!」 あっという間に砂糖細工の髪の毛が引き抜かれて行き、僅かな産毛を残すだけになっていく。 私は舌を高温に熱すると、そのまま、まりさの小麦粉の瞼を「焼き付ける」 ジュゥゥッと言う音が響き、煙を上げながら小麦粉の皮はくっついて行った。 「あづいっ!あづい”い”い”い”い”っ!!!やべでええええ!おでがいっ!やべでえええええええ!!」 次に、大きく口を開けて砂糖水の涎を垂らしているまりさの口を舌で縫いつける様にして刺し込んでいく。 「あぶっ!ゆぶっ!ゆぶぅぅっ!!ゆぐぐぐっ!ゆぐうううう!」 これで少しは静かになっただろうか?そのまま舌を熱すると、ひと際大きい焼音が辺りに響いた。 「ゆぶっ!・・・!!~~~~~~~~~~~~っ!!!!」 ・・・最後に舌で直径1~2cm程の穴を開ければ「餡子玉」の完成だ。 男が口かわりの穴にストローを差し込むと、ありすと子ゆっくり達が固まっている透明の箱周辺に蹴り出した。 「ひゅー・・・!ひゅー・・・!」 「までぃざあああああああ!!どぼじでええええええ!?」 「「おどおじゃあああああん!?」」 「「「ぴゃぴゃああああああああああああ!?」」」 変わり果てたまりさの姿に涙を流して悲しむありすとその子ゆっくり。 それを見ていた男が私を一瞥した後、ありす達にこう言った。 「ははは!飾りが無くなっちまったから気付かないと思ったけどそうじゃなかってよかったな!」 男がまりさだった「餡子玉」を踏みつける。 「ひゅっ!?ひゅー!!ひゅー!!・・・!!・・・!」 ぐねぐねと体を動かして苦しんでいるが、ストローから洩れる空気音しかそれを知る術は無かった。 ・・・しかもかわりの「口」となっているストローから吐き出された餡子が詰まり、息が出来なくなっているのだ。男が足をどけて餡子を吸うか吐き出すかしない限り、ゆっくりできなくなってしまう。 だが、ありす達には苦しんでいるとわかる様で、しきりに男に向かって叫び続けている。 「やべでえええええ!までぃざにいじわるじないでえええええええ!!」 「おどーじゃん!おどおじゃあああん!!」 「ゆびぇえええん!おどおじゃあああああん!!」 ・・・赤ありす達の方は透明の箱の隅で固まってその光景をふるえながら見ているだけだった。 男が「餡子玉」を透明の箱の中に蹴り込む、そしてありすも放り込むと箱越しに語りかけた。 「今からここコンポストな。お前らの餌は生ごみだから。ああ、後うんうんとかしーしーとかも禁止な。見つけたら適当なゆっくり一体潰すから。」 ・・・・・・・・・ ・・・・・・ ・・・ 「ゆぐっ!ゆぐっ!までぃざっ・・・!までぃざぁぁ・・・!」 ありすが「餡子玉」にすーりすーりを続けている。 そのたびに餡子玉は悲しむように体を微かに揺らすのだ。 他の子ゆっくり達も、励ますためなのか、餡子玉にすーりすーりを続けている。 「ぴゃぴゃ!ゆっきゅりしちぇぇぇ・・・!しゅーりしゅーり!」 「おとおしゃん!まりしゃぢゃよ!?わきゃる!?しゅーりしゅーり!」 「ゆぐっ!ゆぇぇん!おとおしゃぁぁん・・・!」 「ぴゃぴゃぁぁ・・・!」 「ぴゃぴゃゆっきゅりよくにゃりゅにょよ・・・!ぺーりょぺーりょ!」 眺めている私に気付いていないのだろうか?それともそれどころではないのだろうか?定かではないが・・・ ちらりと時計に目をやる。 私はそれを見て男の方へと顔を写した。 男と私の目が合うと、男が口を開く。 「そろそろだって時間見てたんだろ?お前」 「アあ」 「ああ~、もうちょっとだ。赤ありすの一体がそろそろうんうんをするぜ」 そう、私が来た頃には、このまりさ一家は食事をしていた。 それから時間を逆算すると、赤ゆっくり位のサイズならば、そろそろうんうんをするはずだ。 私がそう考えていると、俄かに透明の箱が騒がしくなる。見れば、ありすが一体の赤ありすに対して何か言っているようだ。 「みゃみゃ・・・ありしゅ・・・うんうんしちゃいわぁぁ・・・」 「だめよ!がまんするのよ!おちびちゃん!」 必死にありすが声をかけるも、赤ありすの方はそもそも自制できない。 あっという間に、あにゃるからムリムリとカスタードクリームが流れ出た。 「お、もうか。案外早いな」 男が透明な箱に近づく。すると「餡子玉」が意外な行動に出た。 「・・・!!」 「ん・・・?」 なんと餡子玉が信じられない量のうんうんを出したのだ。 ・・・私が考えるに恐らく、赤ありすを守るための行動なのだろう。 自分が罰を受ける事によって、他のありす達を守ろうと言うのだろうか? 男はそれを見てわざとらしくせせら笑った。 「ああ~、まさかまりさがうんうんを漏らすなんてなぁ~」 餡子玉がぐーねぐーねと動く。 赤ありすは、そのうんうんと共にありすの後ろに隠れてしまった。 「じゃあ、そこの赤ありす一体を潰すから」 「ひゅ~~っ!?」 男が、手を伸ばして、あにゃるにうんうんがこびり付いた赤ありすを引っ掴んだ。 「やべぢぇえぇぇぇええ!!きょわいわぁぁぁ!!」 「俺が騙されるとでも思ったか?つくづくおめでたい餡子脳してんな。お前ら。餡子をカスタードクリームと騙せるとでも思ったのか?」 「おぢびぢゃんんんんんんんんん!!あでぃずのおぢびぢゃんんんんんんんん!!」 ありすが叫んでいる。それを尻目に男はチューブの繋がった透明の液体が入った袋を持ってきていた。 「は~い注目~。これは高濃度の"塩"です。今から塩饅頭にしたいと思います」 男が手の中にある赤ありすを見る、 グネグネと動いていたが、やがて寒天の両目から砂糖水の涙を流し、うんうんを垂れ流しながらかたかたと震えている。 「いやぢゃわぁぁ・・・!ありしゅ・・・!いちゃいの・・・いやぢゃわぁぁ・・・!」 「大丈夫。痛く"は"ないよ」 男がチューブを赤ありすの底部にプスリと刺した。 袋を何度も握ると、チューブから液体が赤ありすの中に流れ込んでいく。 「ゅ"・・・!ゆ"・・・!ゆ"っ!?はぺ9YHFぱDGTFぺくゃGふぁ8あえGF8あえごふぁっがP1111!!!!!!1?????」 「おぢびぢゃん!?」 赤ありすの様子が一変した。ゆっくりとは思えない奇声を発しながらぐーねぐーねと動いている。 男が、床に置くと、赤ありすはうんうんをブリブリと垂れ流しながらごーろごーろと転がりまわったり、のーびのーびをしたり、跳ねまわったりしながら辺りをのた打ち回る 「う0^あうD-9YくぇYF0わ8いぇF0え8おがうぇおF0わ;え0おわ!!11!!1!!1」 やがて動きが止まると、寒天の目がぐるりと上へ向き、口をあんぐりと開けて舌をだらりと投げ出し、穴と言う穴から砂糖水とカスタードクリームを垂れ流したままピクピクと動くだけになってしまった。 「ゅ"・・・ゆきっ・・!ゆきょ・・・っ・・・!ゆびゅぎゅじぇぢゅぶぉ”ぉ”ぉ”・・・!」 「あら、赤ありすだから早かったか。まぁいいや。わかったら二度と浅知恵使わない事な。後うんうん食っとけよ。食わなきゃもう一体追加な」 男が赤ありすを踏みつぶした。 「ゆぎょっ」と言う声と共にカスタードクリームが飛び散る。 それを見てありす達は震えて泣く事しかできないようだ・・・ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「ゆぐっ・・・!ぐざいわぁ”ぁ”・・・!」 ありすがうんうんにぐちゃぐちゃと顔を突っ込んでは何度も柄付きながら飲み込んでいる。 隣では餡子玉がストローでうんうんを吸い込んでいた。 「おい、ありすとまりさはしっかりとコンポストやってるのに何だその体たらくは?ああ!?」 男が時折透明な箱を蹴飛ばすたびに、子ゆっくり達は隅っこでカタカタと震えて小さな悲鳴を上げるのだ。 男が口をほころばすとこうつぶやいた。 「なんだその目は?」 男の言葉にありすが泣きながら哀願を始める。 「おでがいっ!ぼうおぢびぢゃんだぢにびどいごどじないでぇぇぇ・・・!」 「はぁ?コンポストとしての役割も果たせない"不良品"は修理しなきゃいけないよな?」 「ぞんなああああああ!!」 「じゃ、持ってくから」 男が子ゆっくりたちを引っ掴んで引きずり出した。 「みゃみゃっ!みゃみゃああああ!」 「いやぢゃわぁぁ!ばなぢぢぇええええ!」 「おぎゃあじゃん!おどおじゃああん!」 「ゆひっ!ゆひっ・・・!ごわいよぉぉ・・・!」 男は、既に用意してある様々な機材にそれぞれ子ゆっくり達を放り投げる。 後ろからは、ありすの悲鳴だけが聞こえていた。 ・・・・・・・・・ ・・・・・・ ・・・ 「ゆはっ!ゆはっ!ゆ”!ゆ”!」 「ゆひっ!ゆひっ!ちゅかれっ・・・!ちゅかれちゃわぁぁ・・・!ゆっくちしちゃいわぁぁ・・・!」 ゆっくりサイズの小さなルームランナーの上を子まりさが跳ねていた。後ろには「壁」が立てかけてあり、バチバチと放電しながら子まりさが後ろに来るのを待っているかのように見受けられた。 既にスピードは、子ゆっくりの全力疾走手前にまで上げられており、寒天の両目を「充餡」させ、砂糖水の涎すらも気にせず垂れ流しながら飛び跳ねている。小麦粉の皮には玉の様な砂糖水の汗がドバドバと流れ出ていた。 赤ありすの方は、ひたすらに垂直に跳ねる事を繰り返している。 規定の高度に達しなければ、下の板が開き、そのまま真下のボコボコと音を立てて沸騰する鍋に真っ逆さまに落ちるという仕組みだ。 ・・・既に子まりさは私が見た限りでは10kmは跳ねている。バスケットボールサイズのまりさ種でさえ、一日に跳ねる総距離は多くて5km。しかもほぼ子ゆっくりの全力疾走並の速度だ。並の疲労ではない。 赤ありすの方も、下に表示されている数字を見れば「三万七千六百回」と表示されている。 規定高度は全力で赤ゆっくりが全力で跳ねた時の高度ギリギリに設定してある。 つまりほぼ全力でのジャンプを四万回近く赤ありすは続けている事になる。 「ほぉ~、結構頑張るじゃないか」 「コんナ事をシて何の意味ガアる?」 「意味なんて無ぇよ」 「・・・」 全くこの男もふざけた物だ。 私に餡子玉を作らせてそれを「コレクション」していると言う悪趣味な事もしている。 それにも意味なんて無いのだろうか? 少し離れた場所にある大きめの透明な箱の中では生ごみや汚物にまみれた多数の餡子玉が蠢いているのが見える。 ・・・私が視界を別の方へと移すともう一方の赤ありすと子まりさは、大量のゆっくりの言う「あまあま」をひたすらに貪り続けている。 既に底部がパンパンに膨れており、とっくの昔に限界など超えていた。 「はふっ・・・ほふっ・・・ゆぐっ!ゆぐぐ・・・!む~ちゃ・・・!む~ちゃ・・・!」 「ゆっきゅり・・・!しちゃい・・・わぁぁ・・・!ほふっはふっ・・・!」 一時でも食べるのをやめたとき、この子ゆっくり達は餡子玉になる。 そう含めているため、必死に貪りつくのだ。 「はははは!必死だなぁ!あんな"ゆっくりできない姿”になんてなりたかねぇだろ?全部食えたら勘弁してやるよ!」 「・・・」 男が「餡子玉コンポスト」の方へと近づく、軽く箱を蹴りいれると全ての餡子玉がカタカタと震えだし、ぐーねぐーねと狼狽し、うんうんを漏らして恐怖した。 それを見て男が私の方を向く。 「全く俺はお前みたいなゆっくりを拾ってよかったぜぇ。俺とそっくりだなぁ、お前は」 「一緒ニするナ」 「そう不機嫌になるなよ。静音性抜群のコンポスト!こんな発想に至ったお前は間違いなく天才だよ!天才!」 「・・・」 「全く無口なやつだなぁ。それより見ろよ。そろそろ限界だぜ?」 「ゆはっ!ゆひっ!ぼうぢゃべぢゃよ・・・!ゆ”!ゆ”ぐっ・・・!」 「ゆはぁっ!ゆはぁっ!みゃみゃ・・・!みゃみゃぁぁ・・・!」 「はふっ・・・ゆ”・・・ゆ”げっ・・・!」 「ぼうぢゃべりゃれにゃいわぁぁ・・・!」 それぞれの子ゆっくり達が限界を迎えようとした時、男が装置の動作を止めてこう言った。 「よく頑張ったな!」 子ゆっくり達がぐったりと横に倒れていく。 男がただ一人ひとりごとの様に言葉を繰り返すのみである。 「よーし!じゃ、次行こうか!」 ・・・・・・・・・ ・・・・・・ ・・・ 「おぢびぢゃぁぁぁぁあああん!?」 「・・・!?・・・!!!・・・!!」 餡子玉とありすが狼狽して泣き叫んだ(餡子玉は叫べないが) 目の前にあるのは四つの小ビン・・・私が見た限りではそうである。 だが、中身にはまるで「紅茶キノコ」の様な砂糖水の液体の中に浮かんでいるカスタードクリームの固まりが二つ。そして餡子の固まりが二つ。 ・・・そう、その正体は「子ゆっくり達の中枢餡と寒天の両目である」 「見たかミニドス。これが俺の"餡子玉2"だ」 「何故目ヲ残シた」 「ああ~?どーせ"吸うだけならそんな物残さなくていいはずだ"とかいうんだろ?これが面白いんだよ!ほら見てろ?」 男が顔を向けて瓶の方を見る。 ありすが必死に瓶に向けて叫んでいた。 「おぢびぢゃんっ!どがいばっ!どがいばあああああああ!!」 ありすの叫びに対し、瓶の中の寒天の両目が一斉にありすの方へとギョロリと向いた。 それを見て瓶の中の寒天の両目から、砂糖水が流れ始める。 「・・・!」 「そうだ!"泣くんだよ"!見えるし、聞こえる!でも何もできない!砂糖水を吸うから継ぎ足しさえすればずっと"ゆっくり"だっ!ははは!まぁ、何もしなきゃ三日で中の砂糖水は尽きて干からびるんだけどなぁ!ははははははっ!あははははははははは!!」 男が口を大きく開けて笑い始めた。 「餡子玉コンポスト」の餡子玉達がまた再び大きくふるえる。 ありすが泣きながら男に向かって叫んだ。 「おでがいじばずっ!おぢびぢゃんだぢをっ!ばでぃざをっ!もどにっ!もどにもどじでぇぇぇえええ!!」 「できねぇ相談だなぁ!」 「ぞんなああああああ!なんでぼじばずっ!なんでぼじばずがらぁぁああああ!」 「じゃぁぁ~逆転の発想!ありすもなれば?"餡子玉2"に!!」 「ゆ”!?」 男が手を伸ばす。ありすの砂糖細工の髪を飾りごと引っ掴んで・・・ ありすはうんうんと砂糖水の涎と涙をまき散らしながら一層グーネグーネとして動き回っている。 「やべでええええええええええ!!おでがいっ!やべでっ!やべでええええええええっ!!」 「元に戻す手間を考えたら餡子玉2を作る方が簡単だしなぁ!」 「までぃざっ!だずげでまでぃざっ!までぃざあああああああああああ!」 ありすの叫びに透明の箱の「壁」越しにぐーねぐーねとのーびのーびしながら動く「餡子玉」 どうやったって届く事は無い。 瓶の中ではより一層寒天の両目から砂糖水が流れ出している。 私はその光景を眺めていた。ただずっと――― ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「ずずっ・・・ずずずっ・・・」 「餡子玉コンポスト」とは別の場所に置かれた小さな透明な箱・・・その中に一つの餡子玉が生ごみを吸い込んでいた。 その目の前にはよく見えるように配置された五つの小瓶・・・4つの中にある中枢餡は小さく、五つ目のカスタードクリームの塊はひと際大きかった。 男が細長い竹串で餡子玉をつつく。 「・・・!!・・・!!」 餡子玉は蹲る様に下に傾きながらうんうんを漏らしてぐーねぐーねと動くだけであった。 私の視界の先には、瓶の中にぽっかりと浮かんだ寒天の両目から砂糖水が流れ始める。 「まぁコンポストは一般的に二カ月に一回中のゆっくりを取り変えなきゃいけねぇからこいつらも二カ月だな」 男が口の端をひきつらせて笑いながら独り言のように呟く。 私に潰れ饅頭となった餡子玉を放り投げ、吸えと一言言った。 ・・・気分は悪いが少なくともここにいれば食料に困る事は無い。 それに「金バッジ」でいられる様だ。 私はクッションの上に飛び乗ると、そのまま目を閉じる。 聞こえるのは男の笑い声と、微かに何かを吸う餡子玉達の音だけであった。
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名稱:成得臣 伺服器及顏色:4、5服綠 類型:文 性別:男 生命值:406 武力:33 智力:20 防禦:12 敏捷:45 運勢:86 敘述:成得臣,成氏,名得臣,字子玉。楚成王時大夫,楚晉城濮之戰時戰敗被殺。 《史記·楚世家》“夏,伐宋,宋告急於晉,晉救宋,成王罷歸。將軍子玉請戰,成王*:重耳亡居外久,卒得反國,天之所開,不可當。子玉固請,乃與之少師而去。晉果敗子玉於城濮。成王怒,誅子玉。”
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いつも仲良しバカルテットの4頭。今日も一緒にお散歩中。すると・・・ 「ちんちん!誰か倒れてるよ!」 「えーりんなのかー」 飛んでいったみすちーとルーミアが確認する。 「どうしよう・・・いつもならえーりんが治してくれるのに、そのえーりんが倒れてるし・・・」 「ゆっ!そうだ!みんなの餡を分けてあげたら元気になるんじゃない?」 「チルノは賢いなあ」リグルが褒めるとチルノは 「あたいってばさいきょーね!」と胸?を張っていばる。 「餡はお団子みたいに丸めてね!」とみすちーが補足する。 「ゆっ!みんな10アンパワーずつだよ!」4頭は丸めた餡子玉を掲げる。 「みんなの友情パワーだよ!ゆっくりうけとっていってね!!!」 チルノの合図と共に餡子玉を投げつけた。しかし・・・ 「ゲーッ!餡子玉が入らない!!」一同が驚く。 「そのとおり・・・私はみんなのパワーを受け取ることは出来ない・・・」 えーりん?は続ける。 「だって私はヤゴコロだもの」 元ネタはキン肉マンですw 名前 コメント
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道端でれいむが家族と物乞いをしているようだ。 「ゆゆ〜ん、ゆゆゆー!ゆっくりーぃしていってね〜♪」 「しゅごいよ!とってもゆっくちしたおうただよ!!」 「ゆっきゅりできりゅよ!」「ちょうだよ!」「ゆっきゅり!」 「こんなおうたをうたえるおか・・れいみゅにはゆっくりおかねをあげりゅよ!」 成体のれいむが1、大きめの子れいむが1、小さめで発音が怪しい子れいむが3。 親れいむが歌い、子れいむたちがサクラとしてツナ缶に紙切れを入れている。 紙切れは破れたチラシやレシートだが、どれも餡子色の文字で”いちまんえん”と書いてある。 「ゆ〜っくりー♪(チラッ)くりくりー♪(チラッ)」 「そこのおにーしゃん!このおか・・れいみゅはかぞくのためにおうたでおかねをあつめてるんだよ! えりゃいよね!しゅごいよね!れいみゅかんどーしたからおかねいれちゃったよ。 おにーしゃんもいれるよね!?こんなにゆっくりできるおうただもんね!」 親れいむは歌いながらチラチラチラチラチラチラチラチラ・・・・・期待に満ちた目でこちらを見る。 一番大きな子れいむはあからさまな集金。と これで気づかれてないと思える姿に少々悲しいものを感じる。 「君ら家族?・・へぇ、違うんだ。じゃあちょっとこっちで手伝ってくれるかな。お金無いから食べ物を用意するよ。」 サクラの子れいむを物陰に連れ込んだ俺は、両手で子れいむを持ち、親指を後頭部に当て、生卵を割る感覚で裏返した。 「ゆびゅ!!!!」 軽い抵抗感の後、カクンと親指が内側に沈み込む。。 そうして内側と外側が逆になった子れいむは生きたまま餡子玉となった。 「いやぁ、さっきはすばらしい歌をありがとう。君らにはこのお菓子をあげよう。」 「ありがとう!でも、さっきのれいむはどこにいったの?」 「君ら他人でしょ?何か関係あるの?ないよね?じゃあ俺は帰るから。」 「ゆぅ・・・」 餡子玉をツナ缶に入れて俺は先程とは別の電柱の影へ。 親れいむはあたりをキョロキョロしていたが、しばらくすると子れいむが餡子玉を食べ始める。 つられて親れいむも納得いかない顔で餡子玉に口をつける。 「「「むーしゃ、むーしゃ、しあわせー!!!」」」 震える餡子が面白いのか、普通ならすぐに食べきってしまうサイズの食べ物を少しずつ切り崩している。 やがて餡子が無くなり、震えが止まった餡子玉の中からへんなゆっくりが出てきた。 体は小さく、口の中に髪の毛が大量に詰まっている。 「ゆぎゃああああああ!なかからへんなゆっくりがでてきたあああああ!!!」 「りぇいみゅをびっきゅりさせりゅこは、ゆっくりちね!」 ろれつが回ってない子れいむはびっくりするのもそこそこに体当たりを始めた。 もはや完全に動きを止めた餡子玉は弾むことも無く簡単にひしゃげて口から中身を垂れ流す。 髪の毛の中に小さな赤いリボンが見えた。 「ゆぎゃ!おねぇちゃんのおりびょん!!」 「へんなこがおねぇちゃんをたべちゃったんだ!わりゅいこはちね!ゆっくりちね!」 「ゆわぁぁぁぁん・・・・ゆわぁぁぁぁぁん!!」 まだ小さい子れいむには難しかったかな。勘違いしている。 しかし親れいむは気づいてくれたようで、口の周りに付いた餡子もそのままに呆然と。 (ぺしっ、ぺしっ) 無言のまま、餡子玉を攻撃する子れいむ二匹を長く伸びた舌で払いのける親れいむ。 「いちゃいよ!なにすりゅの!」「そうだよ!おかあしゃんでもゆりゅさないよ!」 「れいむの・・・おちびちゃん・・・・おちびちゃんを・・・・れいむが・・・・」 親れいむが器用に舌を使って餡子玉の口から髪を引き出すと、餡子の無い饅頭皮は簡単に裏返った。 中から出てきたのは親れいむにとっては頼もしい長女。の皮。 妹れいむからすれば母親を助ける、とてもゆっくりした美しい姉。の皮。 「「「「ゆわああああああああああああああああああああああああああ!!!」」」」 いい悲鳴が聞けたので満足なので帰る。 というか、かなり大声を出されたので俺のせいと思われたら困るので退散だ。 駆けつけた近所の人がれいむたちをしこたま殴りつけてから30分後。 路上に餡子飛び散る暴行現場の中心で、 れいむ親子はいまだ皮だけのれいむの前で泣いていた。 「れいむがおちびちゃんのあんこ・・・たべちゃったから・・・あんこ・・・・なくなって・・・」 「おがぁざぁぁぁん」「ゆ゛わ゛ぁぁぁぁ」「おねぇぢゃんごべんだざいいぃぃ」 「あんこがあれば・・・・ゆっくりできるんじゃないかな・・・」 虚ろな目で皮を見つめていた親れいむは、薄く笑いながら子れいむとちゅっちゅして、 「ゆげぇ」 吐いた。自らの餡子を皮だけの子れいむに吐き出した。 餡子はうまく入らず、口の端からこぼれ落ちる。 こぼれた餡子を舌ですくっては口に押し込む。吐く、押し込む。吐く、押し込む。 泣いていた子れいむは親の狂行を見て絶句している。殴られている時よりも強い恐怖が表情を塗り固める。 「ゆげぇ。おちびちゃん、あんこがおくちからでてるよ。ゆっくりのみこんでね。ゆげぇ。」 そうして、空だった皮に餡子がみっちりと詰まる頃。それはプルプルと震えだした。 「!!!」 傷と吐き出した餡子で親れいむの中身は半分以上失われていた。 それでも、れいむは助かった自分の大事な子におかえりと言ってやるために精一杯の笑顔を作る。 「ゆっくりし「もっどゆっぐりじだがっだ・・・」」 濁った音でゆっくりの末期の声を発したそれは、穴という穴から餡子を噴出してしぼんでしまった。 笑顔が一転して剥がれ落ちた親れいむ。そこには悲しみも無く、絶望もない。 呆けた表情で後ろの子れいむへと向き直り、 「みんなもおねえちゃんのあんこをたべちゃったよね。ゆっくりぜんぶかえしてあげてね。」 <おわり>
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【元ネタ】史実 【CLASS】バーサーカー 【マスター】 【真名】成得臣 【性別】男性 【身長・体重】206cm・125kg 【属性】秩序・悪 【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷C 魔力D 幸運E 宝具C 【クラス別スキル】 狂化:D 筋力と耐久のパラメーターをランクアップさせるが、 生来の自尊心の強さと狭量さが強化されている。 【固有スキル】 軍略:E 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。 練度こそ上がるものの、兵の士気は極度に減少する。 蛮勇:A 怒りに身を任せ、大局を観ようとしない気質。 同ランクの勇猛効果に加え、格闘ダメージを勇猛以上に大幅に向上させるが、 視野が狭まり更なる失策に繋がる。 【宝具】 『窮鼠宰相、復讐を伺う(リジェクション・ジーユー)』 ランク:C~A 種別:対人(自身)宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人 敗北の雪辱に対する執念深さ。猫を噛み殺す窮鼠のごとき在り様。 戦闘に敗北した場合、その相手に対する憎悪を魔力に変換し、 再び相見えた際に強烈な殺意と共に発散。戦闘能力を増強する。 マスターとの関係が良好であった場合は、この宝具の効果は半減する。 【解説】 春秋戦国時代、楚の成王に仕えた将軍。字の子玉を以て通称される。 のちに春秋五覇となる晋の公子・重耳が亡命してきた際、 成王がその才を見抜いて厚遇した際、子玉もまたその才覚に危機感を覚え、 重耳を殺すように成王に進言したが聞き入れられず。 紀元前637年に数々の国を攻め滅ぼし、宋の襄公の主催する会盟に現れて襄公を 拉致して宋国内を荒らし回るなどして功を挙げ、子文に代わって令尹となった。 蔿賈などの一部の賢臣は、宋国攻めの練兵の際の苛烈さから 先行きを不安視されたが、成王の軍が中原深くに攻め込むにつれ、その不安は的中。 城濮の戦いで嘗て自分が殺すべきと進言した文公=重耳率いる晋軍に楚軍は敗退。 子玉は帰国後に敗戦の責を問われて死を賜ったが、 戦勝者である文公は、その死の報を聞くまでは子玉の執念深さを警戒し、 復讐戦を仕掛けてくるのではと、緊張の糸を緩めることはなかった。 これが「窮鼠猫を噛む」の故事の元となっている。
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道端でれいむが家族と物乞いをしているようだ。 「ゆゆ?ん、ゆゆゆー!ゆっくりーぃしていってね?♪」 「しゅごいよ!とってもゆっくちしたおうただよ!!」 「ゆっきゅりできりゅよ!」「ちょうだよ!」「ゆっきゅり!」 「こんなおうたをうたえるおか・・れいみゅにはゆっくりおかねをあげりゅよ!」 成体のれいむが1、大きめの子れいむが1、小さめで発音が怪しい子れいむが3。 親れいむが歌い、子れいむたちがサクラとしてツナ缶に紙切れを入れている。 紙切れは破れたチラシやレシートだが、どれも餡子色の文字で”いちまんえん”と書いてある。 「ゆ?っくりー♪(チラッ)くりくりー♪(チラッ)」 「そこのおにーしゃん!このおか・・れいみゅはかぞくのためにおうたでおかねをあつめてるんだよ! えりゃいよね!しゅごいよね!れいみゅかんどーしたからおかねいれちゃったよ。 おにーしゃんもいれるよね!?こんなにゆっくりできるおうただもんね!」 親れいむは歌いながらチラチラチラチラチラチラチラチラ・・・・・期待に満ちた目でこちらを見る。 一番大きな子れいむはあからさまな集金。と これで気づかれてないと思える姿に少々悲しいものを感じる。 「君ら家族?・・へぇ、違うんだ。じゃあちょっとこっちで手伝ってくれるかな。お金無いから食べ物を用意するよ。」 サクラの子れいむを物陰に連れ込んだ俺は、両手で子れいむを持ち、親指を後頭部に当て、生卵を割る感覚で裏返した。 「ゆびゅ!!!!」 軽い抵抗感の後、カクンと親指が内側に沈み込む。。 そうして内側と外側が逆になった子れいむは生きたまま餡子玉となった。 「いやぁ、さっきはすばらしい歌をありがとう。君らにはこのお菓子をあげよう。」 「ありがとう!でも、さっきのれいむはどこにいったの?」 「君ら他人でしょ?何か関係あるの?ないよね?じゃあ俺は帰るから。」 「ゆぅ・・・」 餡子玉をツナ缶に入れて俺は先程とは別の電柱の影へ。 親れいむはあたりをキョロキョロしていたが、しばらくすると子れいむが餡子玉を食べ始める。 つられて親れいむも納得いかない顔で餡子玉に口をつける。 「「「むーしゃ、むーしゃ、しあわせー!!!」」」 震える餡子が面白いのか、普通ならすぐに食べきってしまうサイズの食べ物を少しずつ切り崩している。 やがて餡子が無くなり、震えが止まった餡子玉の中からへんなゆっくりが出てきた。 体は小さく、口の中に髪の毛が大量に詰まっている。 「ゆぎゃああああああ!なかからへんなゆっくりがでてきたあああああ!!!」 「りぇいみゅをびっきゅりさせりゅこは、ゆっくりちね!」 ろれつが回ってない子れいむはびっくりするのもそこそこに体当たりを始めた。 もはや完全に動きを止めた餡子玉は弾むことも無く簡単にひしゃげて口から中身を垂れ流す。 髪の毛の中に小さな赤いリボンが見えた。 「ゆぎゃ!おねぇちゃんのおりびょん!!」 「へんなこがおねぇちゃんをたべちゃったんだ!わりゅいこはちね!ゆっくりちね!」 「ゆわぁぁぁぁん・・・・ゆわぁぁぁぁぁん!!」 まだ小さい子れいむには難しかったかな。勘違いしている。 しかし親れいむは気づいてくれたようで、口の周りに付いた餡子もそのままに呆然と。 (ぺしっ、ぺしっ) 無言のまま、餡子玉を攻撃する子れいむ二匹を長く伸びた舌で払いのける親れいむ。 「いちゃいよ!なにすりゅの!」「そうだよ!おかあしゃんでもゆりゅさないよ!」 「れいむの・・・おちびちゃん・・・・おちびちゃんを・・・・れいむが・・・・」 親れいむが器用に舌を使って餡子玉の口から髪を引き出すと、餡子の無い饅頭皮は簡単に裏返った。 中から出てきたのは親れいむにとっては頼もしい長女。の皮。 妹れいむからすれば母親を助ける、とてもゆっくりした美しい姉。の皮。 「「「「ゆわああああああああああああああああああああああああああ!!!」」」」 いい悲鳴が聞けたので満足なので帰る。 というか、かなり大声を出されたので俺のせいと思われたら困るので退散だ。 駆けつけた近所の人がれいむたちをしこたま殴りつけてから30分後。 路上に餡子飛び散る暴行現場の中心で、 れいむ親子はいまだ皮だけのれいむの前で泣いていた。 「れいむがおちびちゃんのあんこ・・・たべちゃったから・・・あんこ・・・・なくなって・・・」 「おがぁざぁぁぁん」「ゆ゛わ゛ぁぁぁぁ」「おねぇぢゃんごべんだざいいぃぃ」 「あんこがあれば・・・・ゆっくりできるんじゃないかな・・・」 虚ろな目で皮を見つめていた親れいむは、薄く笑いながら子れいむとちゅっちゅして、 「ゆげぇ」 吐いた。自らの餡子を皮だけの子れいむに吐き出した。 餡子はうまく入らず、口の端からこぼれ落ちる。 こぼれた餡子を舌ですくっては口に押し込む。吐く、押し込む。吐く、押し込む。 泣いていた子れいむは親の狂行を見て絶句している。殴られている時よりも強い恐怖が表情を塗り固める。 「ゆげぇ。おちびちゃん、あんこがおくちからでてるよ。ゆっくりのみこんでね。ゆげぇ。」 そうして、空だった皮に餡子がみっちりと詰まる頃。それはプルプルと震えだした。 「!!!」 傷と吐き出した餡子で親れいむの中身は半分以上失われていた。 それでも、れいむは助かった自分の大事な子におかえりと言ってやるために精一杯の笑顔を作る。 「ゆっくりし「もっどゆっぐりじだがっだ・・・」」 濁った音でゆっくりの末期の声を発したそれは、穴という穴から餡子を噴出してしぼんでしまった。 笑顔が一転して剥がれ落ちた親れいむ。そこには悲しみも無く、絶望もない。 呆けた表情で後ろの子れいむへと向き直り、 「みんなもおねえちゃんのあんこをたべちゃったよね。ゆっくりぜんぶかえしてあげてね。」 <おわり>
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道端でれいむが家族と物乞いをしているようだ。 「ゆゆ〜ん、ゆゆゆー!ゆっくりーぃしていってね〜♪」 「しゅごいよ!とってもゆっくちしたおうただよ!!」 「ゆっきゅりできりゅよ!」「ちょうだよ!」「ゆっきゅり!」 「こんなおうたをうたえるおか・・れいみゅにはゆっくりおかねをあげりゅよ!」 成体のれいむが1、大きめの子れいむが1、小さめで発音が怪しい子れいむが3。 親れいむが歌い、子れいむたちがサクラとしてツナ缶に紙切れを入れている。 紙切れは破れたチラシやレシートだが、どれも餡子色の文字で”いちまんえん”と書いてある。 「ゆ〜っくりー♪(チラッ)くりくりー♪(チラッ)」 「そこのおにーしゃん!このおか・・れいみゅはかぞくのためにおうたでおかねをあつめてるんだよ! えりゃいよね!しゅごいよね!れいみゅかんどーしたからおかねいれちゃったよ。 おにーしゃんもいれるよね!?こんなにゆっくりできるおうただもんね!」 親れいむは歌いながらチラチラチラチラチラチラチラチラ・・・・・期待に満ちた目でこちらを見る。 一番大きな子れいむはあからさまな集金。と これで気づかれてないと思える姿に少々悲しいものを感じる。 「君ら家族?・・へぇ、違うんだ。じゃあちょっとこっちで手伝ってくれるかな。お金無いから食べ物を用意するよ。」 サクラの子れいむを物陰に連れ込んだ俺は、両手で子れいむを持ち、親指を後頭部に当て、生卵を割る感覚で裏返した。 「ゆびゅ!!!!」 軽い抵抗感の後、カクンと親指が内側に沈み込む。。 そうして内側と外側が逆になった子れいむは生きたまま餡子玉となった。 「いやぁ、さっきはすばらしい歌をありがとう。君らにはこのお菓子をあげよう。」 「ありがとう!でも、さっきのれいむはどこにいったの?」 「君ら他人でしょ?何か関係あるの?ないよね?じゃあ俺は帰るから。」 「ゆぅ・・・」 餡子玉をツナ缶に入れて俺は先程とは別の電柱の影へ。 親れいむはあたりをキョロキョロしていたが、しばらくすると子れいむが餡子玉を食べ始める。 つられて親れいむも納得いかない顔で餡子玉に口をつける。 「「「むーしゃ、むーしゃ、しあわせー!!!」」」 震える餡子が面白いのか、普通ならすぐに食べきってしまうサイズの食べ物を少しずつ切り崩している。 やがて餡子が無くなり、震えが止まった餡子玉の中からへんなゆっくりが出てきた。 体は小さく、口の中に髪の毛が大量に詰まっている。 「ゆぎゃああああああ!なかからへんなゆっくりがでてきたあああああ!!!」 「りぇいみゅをびっきゅりさせりゅこは、ゆっくりちね!」 ろれつが回ってない子れいむはびっくりするのもそこそこに体当たりを始めた。 もはや完全に動きを止めた餡子玉は弾むことも無く簡単にひしゃげて口から中身を垂れ流す。 髪の毛の中に小さな赤いリボンが見えた。 「ゆぎゃ!おねぇちゃんのおりびょん!!」 「へんなこがおねぇちゃんをたべちゃったんだ!わりゅいこはちね!ゆっくりちね!」 「ゆわぁぁぁぁん・・・・ゆわぁぁぁぁぁん!!」 まだ小さい子れいむには難しかったかな。勘違いしている。 しかし親れいむは気づいてくれたようで、口の周りに付いた餡子もそのままに呆然と。 (ぺしっ、ぺしっ) 無言のまま、餡子玉を攻撃する子れいむ二匹を長く伸びた舌で払いのける親れいむ。 「いちゃいよ!なにすりゅの!」「そうだよ!おかあしゃんでもゆりゅさないよ!」 「れいむの・・・おちびちゃん・・・・おちびちゃんを・・・・れいむが・・・・」 親れいむが器用に舌を使って餡子玉の口から髪を引き出すと、餡子の無い饅頭皮は簡単に裏返った。 中から出てきたのは親れいむにとっては頼もしい長女。の皮。 妹れいむからすれば母親を助ける、とてもゆっくりした美しい姉。の皮。 「「「「ゆわああああああああああああああああああああああああああ!!!」」」」 いい悲鳴が聞けたので満足なので帰る。 というか、かなり大声を出されたので俺のせいと思われたら困るので退散だ。 駆けつけた近所の人がれいむたちをしこたま殴りつけてから30分後。 路上に餡子飛び散る暴行現場の中心で、 れいむ親子はいまだ皮だけのれいむの前で泣いていた。 「れいむがおちびちゃんのあんこ・・・たべちゃったから・・・あんこ・・・・なくなって・・・」 「おがぁざぁぁぁん」「ゆ゛わ゛ぁぁぁぁ」「おねぇぢゃんごべんだざいいぃぃ」 「あんこがあれば・・・・ゆっくりできるんじゃないかな・・・」 虚ろな目で皮を見つめていた親れいむは、薄く笑いながら子れいむとちゅっちゅして、 「ゆげぇ」 吐いた。自らの餡子を皮だけの子れいむに吐き出した。 餡子はうまく入らず、口の端からこぼれ落ちる。 こぼれた餡子を舌ですくっては口に押し込む。吐く、押し込む。吐く、押し込む。 泣いていた子れいむは親の狂行を見て絶句している。殴られている時よりも強い恐怖が表情を塗り固める。 「ゆげぇ。おちびちゃん、あんこがおくちからでてるよ。ゆっくりのみこんでね。ゆげぇ。」 そうして、空だった皮に餡子がみっちりと詰まる頃。それはプルプルと震えだした。 「!!!」 傷と吐き出した餡子で親れいむの中身は半分以上失われていた。 それでも、れいむは助かった自分の大事な子におかえりと言ってやるために精一杯の笑顔を作る。 「ゆっくりし「もっどゆっぐりじだがっだ・・・」」 濁った音でゆっくりの末期の声を発したそれは、穴という穴から餡子を噴出してしぼんでしまった。 笑顔が一転して剥がれ落ちた親れいむ。そこには悲しみも無く、絶望もない。 呆けた表情で後ろの子れいむへと向き直り、 「みんなもおねえちゃんのあんこをたべちゃったよね。ゆっくりぜんぶかえしてあげてね。」 <おわり>
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サイシギョク(崔子玉) サイフクンの別名。
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リィゥズーユー(劉子玉) 中国百二十聖人の一。 記念日は7/9。