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http //hayabusa5.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1394986844/ 姉帯豊音は孤独だった 県の中でも特に深い山奥にある豊音の村には子どもが少なく、 家の外へ遊びへ行こうとも幼少期の豊音には既に面白みというものは無かった ある日、豊音は自分と同年代の少年と出会った 都会から親の里帰りで連れてこられたというその少年と豊音が仲良くなるのにそう時間はかからなかった 豊音は自分が知り尽くした山へ少年を連れて遊び回った 少年と過ごした時間は、孤独感に苛まれていた豊音にとってとても貴重な宝物のように感じ、 夏休みの終わりが近づくほど、少年との別れを期した豊音は悲しんだ 少年と過ごす最後の日、豊音は涙で腫れた目を隠すために帽子を被った、彼に目を見られないように深く、深く それでは前を見れないだろう、と普段とは逆のように少年が豊音をエスコートすることになった、 雨雲が去った晴れ空の下を、自分が見つけた景色を見せようと胸を張る少年の歩いた後を、豊音がついて歩く 土の色が濃くなり、緑が増えていく。風の鳴る音が鳥のさえずりへと塗り替えられていく、これが最後になるのだと豊音は帽子を下げた 目的地が近づき少年は走り出した、豊音も彼の後ろを追って走った 少年の背を追って、夏の日差しに目を狭めた――瞬間 少年の悲鳴が聞こえ、反射的に手を伸ばす。しかし、指先は届かず、足を滑らせた少年の背は山の底へと消えて行った。 冷たい空気が背中から抜けていく、肌が粟立っていく、首の後ろが熱くなっていく 豊音はまた、孤独になった 少年は事故死した。貴女の責任ではないんだと少年の親は言って、村を去った 「姉帯の娘が都会の子を突き落とした」 少年の悲鳴を聞き付け、駆け付けた老婆が流した噂はねじ曲がって広まった 「姉帯の娘が背後から絞いた」 奇妙なまでに鬼気を帯びた赤眼のせいもあってか、豊音は故郷で「背向のトヨネ」と呼ばれるようになった 村の中を歩けば陰口を耳にする、目を向ければ怯えられる 豊音は外へ出ることを止めた 一人娘の気持ちを受け取った両親は、豊音へ新しいテレビを買い与えた 何も欲しがろうとしない豊音が麻雀に目を輝かせる様子を見て、両親は牌を買い与えた 豊音は孤独だった 昼間はテレビを見て、遠くから送られてくる宿題を片づけて、両親が帰ってくるとマットを広げ、牌の準備をして三麻を打つ ただそれだけをして過ごす外部から隔離された生活だったが―― 姉帯豊音は笑顔だった 和「……一応、書き終えました」 久「須賀君、これ届けてきてくれるかしら」 京太郎「和のサインなんて、そんなん和が届けた方がいいじゃないっすか?」 和「そうしたいのは山々なのですが、この後に取材が入っていまして……」 京太郎「なら仕方ねえ……か」 京太郎(つーわけで届けに行こうとしたけど……) 豊音「ふぇぇ……ここどこぉ……」ガクガク 京太郎「姉妹かっ!?」 豊音「えっ」ビクッ 豊音「…………」ガクガク 京太郎「…………」ジリッ 豊音「背が高い人!?ちょー怖いよー!」 京太郎「その言葉はそのままお返しします!」 豊音「金髪!?ちょー怖いよー!」 京太郎「宮守にも金髪の人がいましたよね!」 豊音「学ラン!ちょー怖いよー!」 京太郎「もうツッコまなくていいや……」 豊音「……ぐすっ」 京太郎(とりあえず泣き止ませたいけど……あ) 京太郎「あの、これ……」ススッ 豊音「姉帯豊音さんへ……!」 豊音「これ、原村さんのサイン!」 豊音「わぁ!わぁ!君のおかげでウルトラハッピーだよー!」パァァ 京太郎(気変わり早いなこの人) 豊音「けど、どうして君が原村さんのサインを?」 京太郎「あ、俺清澄高校の須賀京太郎って言います」 豊音「そっかー、ありがとねっ!」ニコッ 京太郎(姉帯さんかわいい) 京太郎「姉帯さんは迷子なんですか?」 豊音「……うん」 豊音「恥ずかしい話だけど、おトイレに行きたいんだけどどこに行けばいいかわからなくて……」 京太郎(咲と同レベルじゃねえか……) 京太郎「トイレならこっちですけど、付いていきましょうか?」 豊音「わわっ、そんなこと悪いよー」アワアワ 豊音「方向も教えてもらったし、私一人で大丈夫だよっ!」ギュッ 京太郎「それダメなパターンのやつですよ!」 豊音「それじゃあねー!」フリフリ タッタッ 京太郎(大丈夫かなぁ……) 豊音「うわぁ!」ドテッ 京太郎(大丈夫じゃないよなぁ……) 豊音「……ぐすっ」 京太郎(姉妹だなぁ……) 豊音「おトイレ待たせちゃってごめんねー」 京太郎「いえ、慣れてますから」 豊音「えっと、宮守の控室は……」 豊音「…………」 京太郎「姉帯さん?」 豊音「…………」ウルッ 京太郎(もう何も言うまい) 豊音「――――そこで暗炎龍がね!」キャッキャッ 京太郎「姉帯さん、着きましたよ」 豊音「本当だ!あっという間だったねー」 豊音「須賀くんには感謝してもしきれないくらいだよー!」 京太郎「そんな大したことしてないっすよ」 京太郎(泣き止ませて案内するとか咲にやってきたのとまるまる同じだもん) 京太郎「それじゃ、俺は帰りますね!」 豊音「ちょー感謝だよー!」フリフリ ピピピッ 京太郎(あとは宮守の人たちに任せよう) 京太郎(須賀ードワゴンはクールに去るぜ)ヴヴヴッ 京太郎「ん、メール?」ピッ 久『試合が終わって宮守と清澄のみんなでお茶してまーす!』 京太郎「…………」 京太郎「なんでやねん」 豊音「あれ?塞から電話?」ピッ 京太郎「ん?」 豊音「……うん……うん」 豊音「え、宮守と清澄のみんなでお茶してるの?私も行きたかったよー」 京太郎「なんでやねん」 久『P.S.そういうわけだから姉帯さんを見つけてたら連れてきて頂戴』 京太郎「なんでナチュラルに省かれてんだろ俺」 京太郎「……」チラッ 豊音(´;ω;`)ブワッ 豊音「ごめんね、私がここに来る前にメールに気づいていれば良かったのに……」 京太郎「いや、まさか会場の入り口で偶然会ってお茶することになってたなんて」 京太郎「姉帯さんのメールで事情が知れて良かったっすよ」 京太郎(精神的に死んじゃうところだったぜ) 京太郎「んで、喫茶店は……地図わかりにくいな」 豊音「東京はおっきいからね」 京太郎「経験者は語るってやつですね」 豊音「そうだねー……って違うよ!まだ迷ってないもん!」 京太郎(段々この人が咲っぽく見えてきた) 豊音「むぅー」プクー 豊音「須賀くん須賀くん」 京太郎「何ですか姉帯さん」 豊音「そこは『なんだい姉帯くん』でいいんだよー」 京太郎「何でしたっけそれ」 豊音「パペットマペットだよ、一回やってみたかったんだ!」 京太郎(懐かしいなオイ) 豊音「あとどのくらいかかりそうかな?」 京太郎「まだ歩きそうですね、あの人たちは疲れてないんだろうか」 豊音「そっかー……」グゥゥ 豊音「あっ」カァァ 京太郎「ちょっとコンビニに寄りましょうか」 豊音「うん!」 豊音「コンビニ!コンビニ!」 京太郎「あんまお腹埋めるとまずいんでパンひとつくらいですよ」 豊音「どれもおいしそうで迷っちゃうなー」 京太郎「コッペパンとか安定ですよ」 豊音「それもおいしそうだけどー……うーん……」 豊音「お好み焼きパンちょーおいしいよー!」 京太郎(選ぶのに10分もかかってた……) 京太郎「鰹節、口元についてますよ」 豊音「うわわっ、こっち?」フキフキ 京太郎「右です」 豊音「こっち?」フキフキ 京太郎「もうちょい下」 豊音「うーん……」フキフキ 京太郎「ここですよ」ヒョイ パクッ 豊音「……」カァァ 京太郎「どうかしました?」 豊音「す、少し恥ずかしかったかな……って」 京太郎「あっ……すんません」 豊音「こっちこそ、ごめんだよー……」カァァ 豊音(これ、これってよく考えたらテレビとかでよく見る間接キス、なのかな) 豊音(恥ずかしい……よー)カァァ 豊音(でもでも、口元なわけだからノーカンじゃないっかなー……) 豊音(やっぱり恥ずかしいかも!)カァァ 京太郎「……っと、ここかな?」 豊音「あっ!塞たちがいる!」 京太郎「咲……ぅゎ」 豊音「須賀くんも早く行こうよ!」 京太郎「いや、俺は……いいですよ」 豊音「なんで?」 京太郎「……どうせ、省かれてんですから」 53 名前:以下、転載禁止でVIPがお送りします[] 投稿日:2014/03/17(月) 03 29 44.86 ID DckyGLxh0 豊音「えっ!?そんなことないよー」 京太郎「ほら見てくださいよ、あそこの席、姉帯さんが座ったらもう空きが無いんですよ」 豊音「あ……本当だ」 豊音「でもでも!部長さんが頼んで一個椅子が運ばれてきたよ?」 京太郎「……子供用じゃないっすか」 豊音「……酷い!」 豊音「須賀くんは良い人なのに酷いよこんなこと!」 京太郎「姉帯さん……」 豊音「須賀くんも一緒に来て!私が部長さんを説得するよー!」ズンズン 京太郎「姉帯さん……」 豊音「うわっ」コケッ 京太郎「姉帯さん……」 京太郎「すみません、俺のために姉帯さんの席まで移動してもらって」 豊音「ぼっちは寂しいのはちょーわかるからね」 豊音「それに、須賀くんが目の前にいるから私は楽しいよ」ニコッ 京太郎「そうっすね、俺も同じっす」 豊音「えへへー」 豊音「おいしそうなケーキがいっぱいだよー」 京太郎「どれにするか迷いますね……」 豊音「こっちの苺のケーキとこっちのチーズケーキの耐え難い誘惑がー!」 京太郎「んじゃ、分け合いっこしません?」 豊音「分け合いっこ?」 京太郎「俺と姉帯さんでこれ頼んで半分こにするんすよ」 京太郎「それならどっちも楽しめますよ」 豊音「須賀くんちょー頭良いよー!」 豊音「なでなでしてあげるねー」ナデナデ 京太郎「そんな、犬じゃないんすから」 京太郎「どっちから食べましょうか?」 豊音「んー……こっち!」ズビシッ 京太郎「苺の方からでいいんですか?」 豊音「あぅ……やっぱりチーズの方!」ズビシッ 京太郎「本当に良いんですか?」 豊音「うぅ、どっちか迷うよー」ウルウル 豊音「はい、須賀くんあーん」 京太郎「あーん」パクッ 京太郎「これもおいしいっすね」ムシャムシャ 豊音「私の目に狂いは無かったんだよ、えっへん!」 豊音「須賀くんも、私にあーんして!」 京太郎「はい」 豊音「あーん」パクッ 豊音「やっぱりおいしいねー」 京太郎「ですねー」 豊音「こーゆーの憧れだったんだー」 京太郎「憧れ?」 豊音「うん、こうやってあーんして食べさせ合うのがね」 豊音「テレビで何回も見て、私もいつかはーって」 京太郎「その憧れの相手が俺で良かったんですか?」 豊音「勿論だよー」 豊音「って!須賀くんのことが好きってわけじゃないよ!」 豊音「あ、いや、好きだけど、それは違うって言うかな、え、えーっとぉ……」 豊音「そのぉ……ぐすっ」 京太郎「なんで泣きだすんすか……」 塞「トヨネーそろそろ帰るよー」 豊音「うんー!」 豊音「須賀くん、今日は本当にありがとうね」 京太郎「こちらこそ、ありがとうございました」 豊音「……なんだか、寂しいね」 京太郎「俺で良かったら、またいつでも付き合いますよ」 豊音「ええっ!そんなの須賀くんに悪いよー」 京太郎「俺もまた、姉帯さんとどこかに遊びに行きたいので、気にしないでください」 豊音「あっ、じゃあふるふるしようよ!」 京太郎「ふるふる?」 豊音「ラインの機能だよ!」 豊音「須賀くんもスマホ持ってるでしょ?」 豊音「ラインやってないの?」 京太郎「いや……俺ガラケーなんで」 豊音「ご、ごめんねー」 京太郎「謝る必要ナッシングっすから!むしろ傷つきますから!」 塞「それじゃあ今日はお疲れ様でしたー」 胡桃「ほらシロ立って歩く!」 白望「匍匐前進で十分……」 エイスリン「シロ、ゾウキン!」 白望「それ傷つくなぁ……」 久「私たちもさっさと帰りましょう」 まこ「今日は疲れたわい」 優希「早くタコスが食べたいじぇ!」 咲「楽しかったねー」 和「そうですね」 京太郎「俺も何だかんだで疲れましたよ」 久「……誰?」 京太郎「そんなんだから疲れるつってんですよ!」 豊音『須賀くん須賀くん!』 京太郎「なんだい姉帯くん」 豊音『おぉ!今回は正解だよー』 豊音『えへへ、嬉しいなぁ』 京太郎「それで、今日はどうしました?」 豊音『団体戦優勝おめでとうって言いたかったんだ!』 京太郎「ありがとうございます、って俺は何もしてませんけどね」 豊音『ううん、須賀くんのサポートあってこその結果だよ!』 豊音『須賀くんも自信持っていいんだよー?』 京太郎「……姉帯さん」 豊音『私たちは今日海水浴行って来たんだー』 京太郎「海水浴っスか」 豊音『永水の人たちとで、ちょー楽しかったなぁ』 豊音『そうそう、石戸さんのおっぱいなんて海に浮かんでて凄かったよ!』 京太郎(何その光景ちょー見たいよー) 豊音『――――それで、振り返……ったら狩宿さんが犬神家になってて……ね……』 京太郎「姉帯さん?」 豊音『んぅ……はっ!』 豊音『ご、ごめん!ちょっと寝てた!』 京太郎「疲れてそうですし、もう終わりにしましょうか?」 豊音『全然そんなことないよ!』 豊音『私、まだ須賀くんとお話ししていたい!』 豊音『須賀くんとお話しするの、なんだかすっごく楽しいから……』 京太郎「……明日から個人戦が始まるのに疲れ溜めたら駄目ですよ」 豊音『わかってるけど、でも……でも……っ』 京太郎「……はぁ」 京太郎「あと五分だけですよ」 豊音『あ、ぅ、うん!』 豊音『……うぅ、五分経っちゃたよぉ』 京太郎「それじゃ、明日頑張ってくださいね」 豊音『須賀くんも男子の個人戦頑張ってね!』 京太郎「えっ」 豊音『ちょー応援してるよー』 京太郎「…………」 豊音『須賀くん?』 京太郎「もっもちろん!優勝してきてやりますよ!わははは!」 豊音『二人で優勝できたらいいねー!』 京太郎「でっすねー!」 京太郎(現在進行形で心が抉られる!) 豊音『おやすみ、須賀くん』 京太郎「おやすみなさい」 豊音『…………』 京太郎「…………」 豊音『須賀くんが切っていいよー』 京太郎「いや、姉帯さんのタイミングでいいですよ」 豊音『ううん、須賀くんが切ってよ』 京太郎「いやいや、姉帯さんが切っていいっすよ」 豊音「ううん、須賀くんが」 京太郎「姉帯さんが」 豊音「須賀くんが!」 京太郎「姉帯さんが!」 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 京太郎(そんなこんなでさらに五分が経った) 豊音『すふー…………』 京太郎(すぐに寝ちまって、ほんと、見た目と中身が釣り合ってない人だよな) 京太郎(……よし、俺も寝よう) 京太郎「ほい、タコス」 優希「御苦労だったな犬、私の隣の席に座る権利をくれてやろう」 京太郎「取っといてくれたんだな、ありがとよ」 まこ「和も咲も頑張ってほしいのぅ」 久「あ、須賀君の愛しの彼女が映ってるわよ」 京太郎「姉帯さんはそんなんじゃないですってば」 塞「ほれ見たことか」 エイスリン「サビレタカンケイ!」 胡桃「あの一日でそんな関係に!?」 京太郎「違うって言ってますよね!?」 トシ「あの子、毎晩電話やらメールやらしていたわね」 塞「君、本当に豊音に何したのさ」 京太郎「何もしてませんよ」 塞「本当に?」 京太郎「本当に真剣にガチでマジっすよ」 エイスリン「ワルイヤツ、タイテイソウイウ!」 京太郎(誰だよこんな言葉覚えさせた人) 胡桃「よく言ったエイちゃん!」 京太郎(アンタかよ) 京太郎「俺はただ、道に迷ってた姉帯さんを喫茶店まで連れて行っただけっすよ」 京太郎「特に変なことは何もしてません」 塞「まーあの子人懐っこいもんね」 久「そういえば、咲ともすぐに仲良くなってたわね」 胡桃「トヨネの村、若い子がいなかったらしいから友達がいっぱい欲しいんだろうね」 塞「いやーでもウチの高校が仲の良い女子校で良かったよ」 塞「もし共学にでも行って恋愛のゴタゴタで豊音から友達が離れて行ったらすっごく悲しむと思う」 胡桃「ようやく作った友達に裏切られたら辛いだろうね」 京太郎「」ピクッ まこ「そうじゃのう」 エイスリン「トヨネ、ヒキコモリ?」 優希「有り得るじぇ」 京太郎「」ピクッ 京太郎(どどどどどうしよう!) 京太郎(適当に笑って冗談でしたーとか言おうと思ってたけどこれじゃ無理があるじゃあねぇか!) 豊音『ウソ……須賀くん、そんな人だったんだ』 豊音『……泣いてないよー』 豊音『私は大丈夫だよ……っ、須賀くんは原村さんの応援に行ってきて』 豊音『ぐすっ……』 京太郎(アカン) 京太郎「俺!雉打ち行って来ます!」ドヒューン エイスリン「キジウチ?」 久「男子のトイレよ」 エイスリン「Oh!」 エイスリン「キジウチ!キジウチ!キジウチ!」 胡桃「恥ずかしいからやめて!」 京太郎(とりあえず逃げ出してきたけどどうすりゃいいんだよ!) 京太郎(……夏みかんゼリー飲んで落ち着くか)チャリン 豊音「須賀くんだぁー!」ギュゥッ 京太郎「むぎゅぅっ!」 京太郎(背中に柔らかい弾力があるぜェ!) 豊音「須賀くん、忙しいのに応援に来てくれたんだね!」 京太郎「え、いやぁ、そのぉ……まぁ」 豊音「須賀くんが来てくれたんだから私も頑張らないと!」 豊音「ちょー嬉しいよ!」 京太郎「アハハ……アリガトウゴザイマス」 京太郎(言い出せねー!) 豊音「須賀くんは何飲んでるの?」 京太郎「夏みかんゼリーです、これは確か姉帯さんたちと同い年だったと思いますよ」 豊音「へぇー、おいしそうだね!」 京太郎「おいしいっすよ、一口要ります?」スッ 豊音「じゃあ一口だけ……」 豊音(これ飲んだら流石に間接キス……だよね) 豊音(…………)ジーッ 京太郎「さあ、グイッと」 豊音「や……やっぱりやめておくよー」 京太郎「えっ、これ美味しいですよ?」 豊音「そういうことじゃないんだけどー……」カァァ 豊音(これも憧れてたはずなのに……) 豊音(意識すると、ドキドキしちゃうよー) 京太郎「?」 ピンポーン 豊音「じゃあ、頑張ってね須賀くん!」 京太郎「あ……はい」 タッタッ… 京太郎(結局言えなかった……)ズーン 京太郎「やばいよ言いづらいよどうしよう」 京太郎「……部長の所に戻ろう」 京太郎「ただいま戻りました」 まこ「随分と長かったのぅ」 京太郎「姉帯さんと会っちゃいまして……」 まこ「結局誤解されたまんまだったんか」 京太郎「誤解……ってなぜそのことを」 優希「さっきお団子の人が京太郎も頑張ってーってな」 京太郎「あぁ……」 豊音「……」タン 憩「ロン、3900ですーぅ」 豊音「……はい」 豊音(うぅ、集中できない……) 京太郎『一口要ります?』 豊音(間接キスが頭から離れないよー!) 憩(姉帯さん、大丈夫かなぁ?) 豊音(どうして私、あんなに意識しちゃったんだろう) 豊音(須賀くんとすることに……胸がドキドキしちゃって) 豊音(なんでなんだろう……) 憩「ツモ、16000オールですーぅ」 豊音「えっ」 豊音(須賀くんのこと考えすぎて、荒川さんにしてやられちゃった) 豊音(……決勝戦、行けそうにないなー) 豊音(須賀くんに約束したのに……) 豊音「……ぐすっ」 京太郎(まさか宮守の人たち全員に誤解されてるとは……) 京太郎(姉帯さんがトんだのも、俺が変なプレッシャー与えちゃったからかもしんないし) 京太郎(マジどうしよ) 京太郎「はぁ……」 京太郎「はぁ……っ!?」 豊音「ぐすっ……」 京太郎(偶然てすげーなオイ) 豊音「須賀くん……」 京太郎(なんか呼ばれてるし) 京太郎「呼びました……?」 豊音「えっ」ビクッ 京太郎(デジャブを感じる……って、泣いてるじゃねえか) 豊音「須賀くん、どうして――ぐすっ」 京太郎(名前呼んでたってことは、やっぱ俺が関係してるってことなんだよな) 京太郎(……今度こそ、ちゃんと言うんだ) 京太郎「俺、ただの雑用なんすよ」 京太郎「個人戦なんて県予選で初戦敗退でした」 京太郎「ここに来たのはみんなの付き添いで……でも俺には、何もできないから」 京太郎「何もすることが無いから、雑用をしてただけなんですよ」 京太郎「それで姉帯さんに出会って、変な誤解をさせてしまって……」 豊音「全くもってそんなことないよ!」 豊音「勝手に誤解しちゃったのは私の方で、約束したのも、気にしてたのも私だもん!」 京太郎「元はと言えば、俺が姉帯さんの誤解を正さなかったから……」 豊音「もう、それ以上言ったらちょー怒るよ?」 京太郎「うぐっ……それはご勘弁で」 豊音「私は大丈夫なので、須賀くんも気にしなくていいよー」 豊音「須賀くんって、少しネガティブだよね」 京太郎「ネガティブ……」 豊音「でもでも、話してると楽しくて、頼もしくて、ちょーかっこいい」 豊音「私、頑張って来るから須賀くんは応援してくれると嬉しいな」 京太郎「……わかりました」 豊音「うんっ!」 ピンポーン 京太郎「もう行かなくちゃ……遠くからですけど、応援してます」 豊音「……ね、須賀くん」 京太郎「はい?」 豊音「おまじない、手伝ってくれるかな?」 京太郎「え―――――」 京太郎「もう行かなくちゃ……遠くからですけど、応援してます」 豊音(また、胸がドキドキしてるよー) 豊音(……さっきとほとんど同じ) 豊音(……私、須賀くんと離れたくないんだね) 豊音「……ね、須賀くん」 京太郎「はい?」 豊音「おまじない、手伝ってくれるかな?」 豊音(頑張るための、おまじない) 京太郎「え―――――」 豊音(これが、きっと――――) 豊音(恋をするって気持ちなんだねー) 京太郎「―――――っ!?」 豊音「じゃっ、じゃぁ、そういうことだから!」アセアセ 京太郎「え…………」 京太郎(……つまり、そういうことなのか?) 京太郎(そういうこと、なんだよな) 京太郎(……ファーストキス、奪われた) 京太郎(それからの姉帯さんの活躍は凄まじかった) 京太郎(並みいる全国の強豪をちぎっては投げ、またちぎっては投げる) 京太郎(その様相は、人喰いこそはしないもののまさに巨人だった) 京太郎(振り向けば遠ざかっているその背中を喩えて「背向の豊音」と呼ばれるようになった) 差出人:須賀くん 宛先:姉帯豊音 ―――――――――――――――――――――――――― 試合が終わった後で 20XX年8月1X日 ―――――――――――――――――――――――――― 伝えたいことがあるので、読んだら返事ください To 姉帯豊音 From 須賀京太郎 ―――――――――――――――――――――――――― Sub Re 試合が終わった後で ―――――――――――――――――――――――――― いいよー(^O^) どこに行けばいいのかな? 京太郎(そんなわけで二人っきりになったけど) 豊音「……」モジモジ 京太郎「……」 豊音「……」モジモジ 豊音(昼間は誤魔化しちゃったけど、ちゃんと言わないと……) 京太郎「……」 京太郎(こういうのって男の役目だもんな……) 京豊「「あのっ!」」 京太郎「……」 豊音「……」 ざわ…… ざわ…… ざわ…… ざわ…… 京太郎(くッ!) 京太郎(空気が、重い……ッ!) 豊音(須賀くんの表情……私、ダメだったのかな) 豊音(……そうだよね、私みたいなぽっと出のノッポ、略してのっぽ出な娘なんてイヤだよね) 京太郎(ここで怖気づいてどうする須賀京太郎!) 京太郎(姉帯さんの気持ちに応えるんだ!) 京太郎(いやぁ……でもいざ言うとなるとなぁ……) 京太郎(あっ、ソーダ) 京太郎「姉帯さん」 豊音「なっ、なにかな?」 京太郎「目、瞑ってくれませんか?」 豊音「うん……」 京太郎(何も、想いを伝える方法は言葉だけじゃないんだ) 京太郎(……多分、感づかれてるだろうけど) 京太郎(はぁ……つくづく、俺のチキン加減を思い知らされるぜ) 京太郎(麻雀も、恋愛も) 京太郎(焼き鳥だけに) 豊音(これって、よくテレビで見るチューの場面……だよね) 豊音(ということは、ダイジョーブなのかな) 豊音(……でも、何もしてこないよー?) 豊音(ということは、エスケープされたのかなー……)ジワッ 京太郎(なんでまたまた泣き出してんだよ……) 京太郎(まぁ……そういうところも、可愛くて) 京太郎(それで、俺はこの人を好きになったんだ) チュッ 京太郎「えっと、では、改めまして」 京太郎「俺は、貴女のことが……好きです」 豊音「―――うんっ!」 豊音「私も、須賀くんのこと大好きだよー」 某年3月16日 今年のこの日も、俺と姉帯さんは一緒に居た 「須賀くん須賀くん」 「なんだい姉帯くん」 「今年の誕生日プレゼントは何かなー?」 「帰って来てからのお楽しみですよ」 「そっか、ちょー楽しみだよー」 「楽しみにしすぎてプロ初のオープン戦でやらかさないようにしてくださいよ」 「わ、わかってるよー」 「というか、私が大会でいなくて成績がガタ落ちしてた須賀くんには言われたくないかなー」 「それはしょうがないというか……姉帯さんのことが好きなんですもん」 「あー言えばこー言うね、須賀くんは」 「須賀くん、今日もおまじない!」 「よく飽きませんね、ホント」 「心の中が幸せでいっぱいいっぱいになって気持ちいいんだよー」 「いっぱいいっぱいになったらダメでしょうが」 「ありゃ、そうだったねー」 つま先で身長差を埋めて、短く唇を繋げる 大事な試合の前の恒例行事になっているこの行為を終えると、姉帯さんはきまって――― _____ ... ´ ` .、 / \ / \ / l |∨ . ′ / /l | ‘, . | / / / l | ̄∨ | / / /´ / /x=ミ! |. ‘ | / / ≠ミ / /´ , , ,| | ‘ | / l / , ,,,/ / 〉 | | ‘ l / / / / | | | |/ /、_, // v ¬ 八 リ / / / }\/ `ニ゚ / ∨ 「それじゃ、頑張って来るよー」 / / / |/_≧=┬ ...イ l| |. / / / / /_〕 ̄] /l| |. / / / / /---=ニ二\/ / | | / / / / /ニ/ニニニニニニ∨\」 リ / / / / /ニ/二二二二二{ \/ / / / / / /ニニ/二二二二二/\/ /. / l / / /ニニニ{二二二二二/ニニ∨.. / | l /}二二二|二二ニニニニ/ニニニ、 / /| | /ニi二二二|二二二二/二二二} ――――と、笑顔になる その幸せそうな笑顔を見るたびに、俺が生きる意味を実感させられる ああ、俺は姉帯さんの笑顔を見るために生きているのだ、と思ってしまう そして、これからも俺はそのために生きていくんだろうな、とも思ってしまう ――――でも、今日からは少し違う 誕生日プレゼントの内容をまだ知らない姉帯さんを見送った後、 豊音さんとの新しい生活と豊音さんの笑顔を夢見て、俺は今夜の予行演習を始めた カン
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前話 次話 京太郎インタビューその6 全国大会の第一戦を難なくクリアした清澄高校。 敗退した高校には、来年頑張って欲しいと願う。 勝者インタビューの意味も兼ねて、SK君に取材していく。 まずは清澄高校の一回戦突破、おめでとうございます。 京太郎「ありがとうございます。でもいいんですか? 3連続跳満出して大活躍だった部長とか、優希や染谷先輩も他を寄せ付けない活躍だったし、そっちの方が良かったんじゃ」 そちらは他の記者に任せて、お前はこっちのインタビューに行けと言われまして。 京太郎「はあ」 ぶっちゃけちゃうと、こっちのインタビューの方が楽しみにしてる人多いくらいなんですよね。 京太郎「みんなもっと大会の方に集中したげて!? 頑張ってるんですから!」 とはいえ流石に白糸台などの有名校への取材には敵いませんが。 京太郎「清澄は人気なしですか……。でも、うちは絶対勝ち進んでみせるので、人気が無いなんて言ってられるのも今の内ですからね」 その意気です。 一回戦では、部長さんは特に気合が入っていたように見受けられましたね。 京太郎「そうですね。3年生の部長は最初で最後の大会ですから、みんなの中でも特にって感じで。実は今回他校をトバしてたのも、「よぅし! みんな見てなさい! 私の番で試合終わらせてあげるわ!」って控室で宣言してからですし」 自信たっぷりですね。 京太郎「あの時点で結構な点差ついてましたしね。でも自信って点で言えば、優希の奴なんかは「よっしゃあー!! このゆーき様の東一局で全てを終わらせてやるじぇー!!」とか言ってましたけど」 そうだったのですか。 京太郎「まぁご存知の通り、あいつの親番は東四局になったんですが」 親決めのサイコロを振った時点でズッコケてたのはそういう理由ですか。 京太郎「ちなみに出番の無かった和と咲も控室で若干ズッコケてました」 一年生のみなさんもやる気満々で、空回りしたんですね。 それで、前回から今に至るまでに面白エピソードはありましたか? 京太郎「俺のインタビューって、そういうの求められてるんです?」 だけというわけでもありませんが、メイン層ですね。 京太郎「あー……。面白じゃないんですけど、ちょっとしたハプニングみたいなのはありましたね」 というと? 京太郎「一回戦はその日の午後にやったんですけど、午前中はその準備って感じで。俺も大会中の食材の買い出しに出掛けてたんですよ」 一回戦でもう買い出しに? 京太郎「調理器具は準備してきたんですけど、食材は現地調達ですからね。部費はいくらか渡されて、レシート持ってきさえすれば後は俺にお任せと」 その道中になにかあったのですか? 京太郎「必要なものは買ってリュックに詰めた後、帰り際ですね。人通りの近くでオロオロしてる人を見掛けたんですよ」 誰だったのでしょうか? 京太郎「宮守高校の臼沢さんって言ってました」 宮守高校、というと。 京太郎「はい。うちと同じ日程で一回戦突破して、次にうちと当たる高校の一つですね」 となると、試合前に一人でオロオロしている所を見掛けたと。 京太郎「むしろ試合前だから余計焦ってたんでしょうね」 何があったのでしょうか? 京太郎「俺も何かあったのかなー、と思って声掛けてみたら、向こうも動画で俺の事知ってたみたいで驚いた後、ちょっと悩んでから「ねぇ! 君の能力を見込んでお願いがあるんだけど、聞いてもらえる!?」と」 能力? 京太郎「事情を聞いてみたら、どうやら試合会場に向かう途中で人混みに巻き込まれて、他の選手の人と散り散りになっちゃったみたいで」 あ、迷子捜索能力ですか。 京太郎「そうなりますね」 S君の事ですから引き受けたのだと思いますけど、時間はあったんですか? 京太郎「ええ。そもそも買ったものも緊急で必要なものじゃないですし、試合に間に合わなかったとしても俺が見逃すだけですから。それに、みんなは勝ってくれるって信じてますし」 成程。それで、その後は? 京太郎「とりあえずは連絡がつくか聞いてみたんですけど、試したけど全員繋がらないと」 みなさん携帯を落としてしまった? 京太郎「いえ、後で聞いた所、マナーモードのままにしてたり周りがうるさくて気付かなかったとか、充電切れてたりしてたみたいで」 それは不運ですね……。 京太郎「それで、まずは迷子になった人達がどういう人なのか聞いてみました」 とりあえず歩いて探すのではないのですか? 京太郎「その方が良い時もありますけど……、えーっと。迷子になると言っても、人によって大体パターンがあるんですよね。咲の場合、道分かんないけどとりあえず歩いてみるっていう一番困るパターンなんですけど」 ふむ。それで? 京太郎「人となりを聞いて、大体この辺りにいそうだなって当たりをつけていけば、探す分には早く見つけられるかな、と」 そして、臼沢さんに人となりを聞いて、当たりをつけてから探し始めたと。 京太郎「はい。それでまず見つかったのが、鹿倉さんですね」 どういう当たりをつけていたんですか? 京太郎「臼沢さんから聞いたところ、鹿倉さんは背は低いけどしっかり者で、部内の風紀委員みたいな人らしくて。そういう人なら、人混み掻き分けてみんなを探しに行きたいけど、身体が小さくて中々踏み出せなさそうだなと思って、大きい人通りに沿った部分で立ち往生してるんじゃないかな、と」 そこまで想定するんですか。 京太郎「ええ。で、まぁドンピシャだったみたいで、スクランブル交差点のとこの人の流れの手前で、右に左にウロウロしてたのが見つかりました」 ドンピシャですか、すごいですね。 京太郎「こう言っちゃ失礼ですけど、まー咲に比べたら素直にそこにいてくれたので、比較的といえば比較的簡単に」 京太郎「とりあえず一人確保して次ですね。エイスリンさんっていう、ニュージーランドの人を見つけようと」 その人はどんな方なのですか? 京太郎「全く話せない訳じゃないんですが、日本語を聞くのはともかく喋る方はあまり得意でなくて、常日頃ボードを持ち歩いてそこに絵を書いて意思疎通を図る人だそうです」 成程。そこからどういった考察を? 京太郎「人が多くて目立つ場所にいて、そのボードでHELPサインを出してる可能性が高いと考えました」 人が多くて目立つ場所……。 京太郎「セブンとかマックとかの全国どこにでもあるような施設の入口だったり、外国人でも知ってるような東京名物になりますね。この場合」 それで、実際どこにいたんですか? 京太郎「忠犬ハチ公像の前でした。あの辺りなら一番目立つ所ですね」 ちなみにどんなHELPサインでしたか? 京太郎「ボードに描いてたのはぴえんの顔文字でした」 京太郎「それで、残る二人ですが」 宮守高校ですと、確か小瀬川白望さんと、姉帯豊音さんですね。 京太郎「そうですね」 どちらから先に? 京太郎「そこでは、姉帯さんの方を先に、という話になりまして」 何故でしょうか? 京太郎「前二人は見つけやすい位置にいるという考察だったのですが、小瀬川さんの場合は先に他の人と合流しているかもと話してたので」 というと? 京太郎「小瀬川さんは普段ダルいダルいと面倒臭がる人だそうなんですが、結構スペックは高くて、大事な所では遺憾なく発揮するタイプらしくて。それなら俺が考える他の人の居場所にも小瀬川さんは当たりつけてて、探して見つけてる所かもって考えたんです」 成程。 京太郎「現実は最後見つけた時に公園のベンチでダル~んと座ってたんですが」 なんだか裏切られた気分です。 京太郎「いえ、まぁ一度探しに行ってたみたいなんですけど、当たりをつけた人が鹿倉さんで、既にこっちで回収してた後だったんですよね」 入れ違いだったと。 京太郎「小瀬川さんは「外してた……ダルい……」って言ってました」 それで、姉帯さんにはどういう当たりをつけていたのでしょう。 京太郎「えーと。聞いてた特徴として、姉帯さんはその時全身黒い服装で、長い黒髪で、俺よりも背の高い女性で」 それだけ特徴的であれば、すぐに見つけられたのでは? 京太郎「ところが本人的にそういう特徴、取り分け高身長をコンプレックスに思ってるらしいので、あまりそれらが目立つ振る舞いをしてないかもしれなかったんですよね。気の大きいタイプでもないそうなので」 となると……道端で座り込んでしまっている可能性が? 京太郎「そういう可能性もあったんですが、友達想いの優しい人だとも聞いたので、そういう事情を押して必死にみんなを探してる事も考えられたので、難しい所だったんです」 それで、実際にどうやって探したのでしょうか? 京太郎「えーと、ですね。当たりをつけるのが難しくて、向こうが目立てないなら、こっちが目立って歩けばいいって事になったんですよ」 というと? 京太郎「エイスリンさんの提案なんですけどね。俺が鹿倉さんを肩車して歩けばいいと」 肩車、ですか。 京太郎「人一人肩車して歩いてればそれだけで目立つし、人混みの多い所でも頭一つ抜ければ、同じく頭一つ抜けてる姉帯さんを見つけられる筈だとなったんですよ」 理屈の上ではそうですけど、年頃の女の子を肩車するのは憚られませんか? 京太郎「俺もそう思うんですけど「今は緊急事態だから無罪!」と鹿倉さん本人に強く言われまして、強行する流れに」 本人にそう言われたら、引き下がるしかありませんか。 京太郎「ですね。それで、臼沢さんが「胡桃と荷物を同時はキツイだろうし、こっちは私が持つよ」と言って、元々持ってたリュックを背負ってもらって。小瀬川さんは人口密度が高いのは嫌いそうだからと人通りの少ない場所を回りつつ、鹿倉さんが声を張り上げて探したんです」 それで、見つけられたと。 京太郎「ええ。どっちも目立ってたので割と早めに。人混みがそんなに無いところで見つけた時に、余程不安だったんでしょうね。姉帯さんがこっちに走ってきて飛びかかるように抱き着いてきまして」 あの身長の人が飛びかかってくるのは中々の恐怖では? 京太郎「それがあの人、見た目美人系なのに中身小動物系で、その時もえらい号泣して「わーん! 会いたかったよー!」って叫んでたので……。なんだか避ける気になれなかったんですよね。肩車してたからそもそも避けらんなかったですし」 成程。ですが、肩車して飛び掛かられたらS君も上の鹿倉さんも危険ではないでしょうか。 京太郎「ええ。鹿倉さんも「わっ、ちょっ、豊音、危なっ……!」って焦ってたんですが、あの人びっくりするぐらい軽かったので。俺が倒れないような姿勢取ったにしても、てんでバランス崩れなかったんですよ」 S君の足腰強過ぎる問題では? 京太郎「そうですかね。まぁ、どっちにしろ怪我が無くて良かったです」 ちなみに、姉帯さんとS君の身長差を考慮すると、S君が腰を落として抱き着かれた場合、ちょうどS君の顔の位置に姉帯さんの胸部が当たると思うのですが。 京太郎「なんでそんな気付かんくて良い事に気付いてそのまま言っちゃうんですか」 どうでした? 抱き着かれてみて。 京太郎「例によってノーコメントで」 その後、小瀬川さんを公園のベンチで発見して、見事ミッションコンプリートしたと。 京太郎「ええ。姉帯さんをあやすのに長くかかったり、小瀬川さんが「バテた……おんぶして……」とか言い出したりと、色々ありましたが、なんとか宮守のみなさんは合流出来てました」 時間は大丈夫でしたか? 京太郎「まーかなりギリギリだったので慌ただしくしてましたけど、向こうも一回戦突破したみたいなので、なんとか間に合ったんでしょうね」 S君も大変感謝されたんじゃないでしょうか。 京太郎「そうですね。荷物を返してもらった後、別れ際臼沢さんが「このお礼は絶対するからね! 絶対だよ!?」って言ってたので、今度会った時に改めて、という感じになるんでしょうか」 宮守の方達はどういう印象でしたか? 京太郎「全員3年の先輩なんですけど、みなさん可愛い人達って感じでしたね。雰囲気がフレンドリーというか、柔らかいというか」 では、最後に何か一言。 京太郎「夏バテ防止の為、水分補給はきちんとしましょう。スポドリに塩をちょっと入れるのがオススメです」 前話 次話
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http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1340951179/ 夏休み 京太郎宅 京太郎「あー。」 京太郎「夏休みなのにほんと何もねーなぁ」 京太郎「部活は部活でレベルが違いすぎるしなぁ」 京太郎「ほぼ優希のお守りだぞ...」 京太郎「健全な男子高校生の夏がこんなのでいいのだろうか」 京太郎「...よくねぇよな。」 京太郎「なんか旅行でも行きたい気分だぜ...」 京太郎「んー。どうするか」 <キョウタローゴハンヨー 京太郎「とりあえず何か食ってから考えるか」 京太郎「腹が減ってはなんとやらだな」 台所 京太郎「うぇ。またソーメンかよ…」 母「文句言うなら食べなくていいのよ?」 京太郎「ごめんごめん食うって!」 京太郎「頂きます」 母「はいはい。あ、ところで京太郎」 京太郎「ん?何?」ズルズル 母「あなたもう夏休みなのよね?」 京太郎「おう。そうだけどどうかしたの?」 母「いや、それがねぇウチのお爺ちゃんが倒れちゃったらしくてね」 京太郎「えっマジで!?爺ちゃん大丈夫なの?」 母「うん。全然ピンピンしてるらしいんだけどね」 母「お婆ちゃんを家に残してるのが心配でしょうがないらしいのよ」 京太郎「あー。婆ちゃんもいい年だもんねー」 母「それでね?親戚のだれかが婆ちゃんの家に行ってあげてくれないって話になってるのよ」 京太郎「ほうほう。まぁ誰かいてあげるべきだとは思うな」 母「でしょ!?そこでね京太郎。アンタちょっと行って来てくれない?」 京太郎「へっ?」 母「ほんの3日くらいでいいから。ね?お婆ちゃん心配でしょ?」 京太郎「いや、そりゃまぁね…」 京太郎(んー。どうせ家いてもアレだしなぁ久しぶりに婆ちゃんの顔見るのも悪くねーかな) 京太郎「よし。いいよ!ところで婆ちゃんの家って長野の何処なの?」 母「何言ってるのよ、お婆ちゃんの家は岩手よ?」 京太郎「へっ?い、岩手!?」 … …… ……… 出発当日 母「はい、これとこれとこれ。あとはお婆ちゃんによろしくね。」 母「結構田舎なところだからリフレッシュしてきなさいな」 京太郎「んー。久しぶりにすぎてわかんないんだけどなぁ」 京太郎「まぁしっかり遊んでくるよ」 京太郎「それじゃ行ってきます!」 母「はい。行ってらっしゃい。気をつけるのよー?」 京太郎「子供じゃないから大丈夫だってば!んじゃ行ってきます!」 移動中 京太郎「田舎かぁ…どんなとこなんだろ?」 京太郎「婆ちゃん家行ったのすごい小さい頃だったしなー」 京太郎「なんかこうかすかに覚えてるのは…爺ちゃんとカブトムシ取ったりしたことぐらいか」 京太郎「さて、ちょっと時間どれくらいかかるか調べてみるかなー」 京太郎「…」pipipi 京太郎「うへぇ…移動時間とんでもないな。」 京太郎「あ、そうだ。暇つぶし用に雑誌とか買うか…」 京太郎「おし、コンビニ…コンビニ…っと…あ、あった」 ウィーン <イラッシャイマセー 京太郎「あー冷房涼しいー」 京太郎「冷房考えた人にノーベル賞とかあげたほうがいいよホント」 京太郎「さて、何の雑誌にするか…」 「月刊麻雀の友 三尋木プロ特集&インタビュー」 「週間タコス 本場メキシコ風トルティーヤの作り方」 「本当にあった都市伝説&未確認生物100連発」 京太郎「麻雀部的にはここでサッと麻雀を選ぶべきなんだろうけど・・・」 京太郎「んー。せっかく休みだし麻雀からは離れたい…」 京太郎「タコスとかこれ週間で出す意味あんのか?優希が喜びそうだな」 京太郎「都市伝説…こういうオカルト本って絶対コンビニにあるよなぁ」 京太郎「河童のミイラ15連発!…なんだよ河童さんイジメられてたのかよコレ…」 京太郎「でも面白そうだしなぁ。これ買ってみるか…」 ウィーン <アリガトウゴザイマシター 京太郎「うへっ暑いなぁ…」 京太郎「まぁいいや雑誌やら買ったしあとは電車でのんびりすごせばいいだろ」 京太郎「えーっと…うん、乗り換えはあんまりないみたいだな。」 京太郎「んじゃ、いっちょ僕の夏休みしてきますかね」 京太郎「行くぜ岩手ー!」テクテク 駅 <〇〇ホーム電車が発車します。ご注意ください。 京太郎「おし、乗れた乗れた危ない…」ダダッ 京太郎「しかしガラガラだな…」 京太郎「大丈夫なのかこれ?まぁいいか一人旅らしいもんな」 京太郎「それに都合が良い。雑誌読もうっと」ゴソゴソ 「夏の怪談ランキングTOP10!」 アンケートで100人に聞いたアナタが一番怖い都市伝説は? 第一位「八尺様」 第二位「かしまさん」 第三位「ヒサルキ」 第四位「姦姦蛇螺」 第五位「リゾートバイト」 ……… …… … 京太郎「ほー。意外と沢山あるもんだなぁ」 京太郎「やっぱ夏はホラーがいいもんだな」 京太郎「どうせならやっぱ第一位から読むか…」 京太郎「は、はっしゃく?様でいいのか?怖そうだなこれ…」 京太郎「えーっと…どれどれ…」ペラペラ 「八尺様」 白いワンピースに白い帽子を着た長身の女性の妖 その行動は謎に包まれており、若い男を攫うという… 一人の男がその妖に魅入られた話をご紹介しよう。 京太郎「ワンピース…・帽子…」 京太郎「何か読んだ感じだけだと可愛いんじゃねーか?これ」 京太郎「うし。一気に読むか」 京太郎「えっと…」ペラペラ ……… …… … 京太郎「はぁーっ読み終えた」パタン 京太郎「………」 京太郎「……・こ。」 京太郎「怖っわ!!」 京太郎「なんだよこれやべぇな雑誌だと思って舐めてたわ…」 京太郎「うわぁ。しかも今から行く田舎なんかまんま八尺様の舞台みたいじゃん…」 京太郎「帰りてぇな…読むんじゃなかったわコレ…」 京太郎「あー。電車内誰もいねーし余計怖ぇーよぉ…」 京太郎「ぽぽぽって聞こえてきたら気絶できんぞ…」 京太郎「もう次の話読むのやめとこ・・・」 ツギハー○◯駅ー 京太郎「っと乗り換え乗り換え!」 京太郎「しかしだいぶ外が緑ばっかになってきたなぁ」 京太郎「着くのは夜だし早く着かねーかな」 京太郎「あー。起きてたらなんかさっきの怪談思い出してダメだ」 京太郎「少しだけ眠るか…どうせ終点駅だし…な…zzz」 …サンッ …キャクサンッ …オキャクサンッ! 京太郎「ん…なんだ…?」 車掌「なんだじゃありませんよ。着きましたよ終点駅」 京太郎「わっすいません!今降りますから!」ババッ 車掌「いやいや、ご乗車ありがとうございましたー」 <ホーホーホッホーホーホーホッホー <リンリンリンリン 京太郎「うわぁ…想像してたより田舎だな…」 京太郎「虫と鳥の声しかしないぞ」 京太郎「なんか不気味だし街灯も少ないし…」 京太郎「あーいかん。なんかまた八尺様思い出してきた…」ブルブル 京太郎「早く婆ちゃん家に向かおう」テクテク ???「…」ヒタヒタ 京太郎「さーて、婆ちゃん家はっと…」テクテク ???「…」ヒタヒタ 京太郎「えっと…地図によると」ガサッ ???「…」ヒタヒタ 京太郎「おお、あの丘をあがったとこか…」 京太郎「おし、婆ちゃん心配させても行けないし急ぐか」スタスタ ???「…」ヒタヒタ 京太郎「…」テクテク ???「…」ヒタヒタ 京太郎(うん) 京太郎(最初は気のせいだと思いたかったが。) 京太郎(何だ…?何かが後ろからきてる…)ゴクリ ???「…」ヒタヒタ 京太郎(間違いない…だんだん近づいてきてる!) ???「…」ヒタヒタ 京太郎(うわぁ。もうちょーこえーよぉ…なんなんだよぉ…) ???「…」ヒタヒタ 京太郎「うぅ…」ブルブル 京太郎(お、あんなとこにカーブミラーあれで見てみるか…?)チラッ ???「…」 京太郎(でかっ!なんだあれ!人か?ま、まさか…「八尺様」…) 京太郎(いや、いや落ち着け京太郎。そんなわけないじゃないか) 京太郎(そうだ次だ。次の曲がり角で待ちぶせて捕まえてやればいい) 京太郎(よし、覚悟を決めろよオレ…!) ???「…」テクテク ???「あれー?見失っちゃったよー?」キョロキョロ ???「うぅ…せっかく頑張って追いかけてたのにー」 ???「ここまがったのかなー?」テクテク 京太郎(今だっ) 京太郎「捕まえた!」ガシッ ???「ひゃんっ」/// 京太郎「…」 京太郎「…………ひゃんっ?」 ???「もー。せっかく財布落としたから渡そうと思ったのにー」 ???「ひどいよぉー」グスグス ???「なんでこんなことするのー?びっくりしたよぉー」グスッ 京太郎「うわっオレの財布!ってごめんなさい!失礼なことを…えっと…」 ???「うぅ・・・まぁいいよーわざとじゃないみたいだし」 姉帯「あ。私は姉帯…姉帯豊音だよー?」 京太郎「あ、えっと須賀京太郎って言います」 姉帯「京太郎君かーよろしくねー」 京太郎「あ、はいよろしくお願いします…?」 京太郎(なんだこの人黒ずくめで帽子だから性別も顔わからなかったけど) 京太郎(めちゃくちゃ美人じゃんか…) 姉帯「それでね。京太郎君にお願いがあるんだけどさー」 京太郎「は、はい?」 姉帯「そろそろ…て、手を離してくれないかなー?」/// 姉帯「結構恥ずかしいんだよー?」/// 京太郎「」バッ 京太郎「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい…」 姉帯「あはは。そんなに謝らなくていいよー」 姉帯「それじゃ私は帰るからこのへんでねー」テクテク 京太郎「あ、はい!財布ありがとうございました!」 京太郎「ってもういねぇ…。今の現実だよな…?」 京太郎「っと俺も婆ちゃん家行かないとだったもう近いかな・・・」 京太郎「姉帯さんかぁ…」 京太郎(綺麗な人だったなぁー)テクテク 姉帯「ふー。だいぶ歩いて疲れちゃったよー」 姉帯「わっ。もうこんな時間!」 姉帯「早く帰んないと志村動物園始まっちゃうよー」テクテク 姉帯「手…男の子の手ってゴツゴツしてるんだなー」 姉帯「また会えるかなー?」テクテク 次の日 婆「ほれ…起きなさい京太郎」 京太郎「ん…おはよう婆ちゃん…」 婆「はい、おはようさん。朝ごはんできてるから食べなさい」 京太郎「ん、ありがとう」 京太郎「おぉ。田舎料理って感じで美味そう…いただきますっ!」 朝食後 京太郎「ご馳走様でした。」 婆「はい、お粗末さまでした。」 婆「しかし大きくなったねぇ京太郎…」 京太郎「あはは。お婆ちゃんに会うの久しぶりだもんね」 京太郎「でも、まだまだ小さいよ?昨日なんかオレよりも大きい女の人に会ったし」 婆「あぁ…そりゃ姉帯のとこの娘さんだねぇ」 京太郎「えっ?婆ちゃん知ってるの?」 婆「知ってるとも。ここいらは子供が少ないからねぇ」 婆「たしか…すかうと?ちゅうのをされて都会の高校にいったはずじゃが」 婆「大方里帰りでもしとるんじゃろうて」 京太郎「へー。昨日ね、その姉帯さんにちょっと助けて貰っちゃってさ」 婆「そうかいそうかい。そりゃお礼しないとねぇ」 京太郎「そうだね。婆ちゃん姉帯の家教えてくれる?ちゃんと御礼言いたいんだ」 婆「それがいいねぇ。地図書いてやるからちょっと待ってな」 … 姉帯宅 京太郎「ここで…良いのか?婆ちゃん字達筆すぎるぜ…」 京太郎「えっと、ごめんくださーい」ピンポーン 姉帯「はーい」ガララッ 姉帯「あ、京太郎くんだー」 京太郎「お早うございます姉帯さん」 姉帯「お早うございますだねー。どうしたの?」 京太郎「いえ、昨日は助けて頂いたのに失礼な事をしちゃって」 京太郎「きちんと御礼をと思いまして。」 姉帯「えー。そんな気にしなくていいのにー。」 京太郎「いえ、それに手まで掴んじゃって…」 姉帯「あ、あー///まぁ立ち話もなんだし上がって行く?」 京太郎「いいんですか?」 姉帯「いいよー。私も帰省したのはいいけど特にすることもなくてねー」 京太郎「そうなんですか。なら、少しだけ」 姉帯「はーい。どうぞどうぞー」 姉帯「あ、お茶入れるから適当に座っててー」 京太郎「あ、はい。おかまいなくー」 京太郎(なんか勢いで家上がったけどいいのかこれ…) 京太郎(しかし姉帯さん明るいとこでみると綺麗だなー) 京太郎(こう、なんというか影のある女性というか) 京太郎(儚いと言う字が似合う女性というか) 京太郎(優希とかには出せない魅力だなあれは) 姉帯「はーい。おまたせー」 京太郎「あぁ、どうも!頂きます」 姉帯「どうぞどうぞー。私も何かつまもー」 京太郎「あーお茶美味しいです。暑かったからよけいに」 姉帯「そーだよねー。ホント暑くて昼に出歩くと倒れそうになるよ」 京太郎「ですねぇ、姉帯さんの服黒が多いから余計に暑そうですよ」 姉帯「そーなんだよねー。でもこれちょーかわいいーからなー」 姉帯「あ、もしかして似合ってないかな…?」 京太郎「あ、いやそんなことないです!背高くてモデルさんみたいですよ。」 京太郎(オレは自他共に認めるおっぱい信者だ) 京太郎(しかしそんな狂信者のオレが惹かれているもの…) 京太郎(それは「生足」!) 京太郎(一見背が高く高圧的な雰囲気を漂わせてはいるが) 京太郎(その実はおっとりとしているこのギャップ…) 京太郎(そして先程も述べた白くそれでいて長い足は素晴らしいの一言に尽きる…。) 京太郎(これは改宗をせざるをえないかもしれない…) 姉帯「あ、あはは。///ありがとうだけど褒めすぎだよー?」 姉帯「確かに大きいねとは良く言われるけどさ」 姉帯「そいうえば京太郎くんは何でこんな田舎に?」 姉帯「正直あんまり観光向きじゃないと思うけど」 京太郎「あぁ。ウチのお婆さんが一人になるのでその相手役です」 姉帯「そうなんだー。優しいんだね。」 京太郎「姉帯さんは帰省中なんでしたっけ?祖母に聞きました。」 姉帯「そうだよー。高校の皆と離れたくなかったんだけどねー」 姉帯「少し実家が恋しくてさ」 京太郎「なるほど。確かに一人だと寂しいですもんね」 姉帯「ねー?でもいざ帰ってみるとすることなくてさー」 京太郎「仲良いんですねぇ」 姉帯「うん!皆良い子ばっかりなんだよー?」 姉帯「常にダルそうにしてる可愛い子とかー」 姉帯「パネルで会話する可愛い子とかー」 姉帯「充電してる可愛い子とかー」 姉帯「モノクルが似合う可愛い子とかー」 京太郎「た、楽しそう…ですね…」 姉帯「私ね、こんなとこに生まれたからあんまり友達とかと遊んだりしたことなくてさ」 姉帯「ほら。ここって子供少ないから。」 京太郎「あー。そうですね。」 姉帯「だから一人遊びとかTVとかばっかりでね」 姉帯「今の高校にスカウトされて沢山友達できてすごい楽しいの!」 姉帯「だから少し離れるだけでも寂しくて辛いんだよー」 京太郎「姉帯さん……」 姉帯「でもそんなだから今日は京太郎くんに会えて良かったよー」 京太郎「いや、自分もです。きちんと御礼したかったですし」 姉帯「それは良かったよ。何だか嬉しいなー」/// 姉帯「そういえばここには長くいるの?」 京太郎「いや、そうでもないんですよね部活とかありますし」 京太郎「明後日には帰っちゃいます」 姉帯「そうなのかー残念だね。」シュン 京太郎「あはは。姉帯さんみたいな人がいるなら1ヶ月でもいたいですよ」 姉帯「へっ?///あ、あー」ゴホンッ 姉帯「こらこらー。女の子からかっちゃだめだぞー?」 京太郎「あ、すいません…」 姉帯「いやっそ、そんなしょげなくてもいいよー」オロオロ 姉帯「!」 姉帯「そうだ。京太郎くん明日の夜は暇かな?」 姉帯「そうかそうかー。実は少し行ったところに蛍がいっぱいいるとこがあってねー」 姉帯「せっかくこんな田舎まで来たんだし見に行かない?」 京太郎「蛍ですかぁ…いいですね!ぜひお願いします」 姉帯「うんうん。じゃあ日曜の八時にウチまで来てくれるかなー?」 京太郎「わかりました。よろしくお願いしますね。」 姉帯「はーい。それじゃあ約束だねー」 … その夜 姉帯家 姉帯「うーん」 姉帯「どうしよぉ…」 姉帯「なんかノリで誘ったとはいえ男の子と二人きりだよねー」 姉帯「最近やっと年が近い人とも話せるようになったのに」 姉帯「いきなり男の子とかハードル高すぎるよー」グスッ 姉帯「服とかどうすればいいんだろー…」 姉帯「み、宮守女子の皆にでメールでアドバイスを…」 姉帯(…) 姉帯(シロちゃんは…ダルいって言われそうだし) 姉帯(胡桃ちゃんは…何かからかわれるかもだしなぁ…)グスッ 姉帯(塞ちゃんは…なんかモノクルとかオススメされそうだし) 姉帯(エイスリンちゃんに至ってはまだ上手くコミュニケーションできないし…) 姉帯「うぅ…どーしよー」シクシク 姉帯「ウチはパソコンも無いしなぁ…」 姉帯「!」 姉帯「そーだ。前買った雑誌が確かここらへんに…」ゴソゴソ 姉帯「あ、あった!よーしどれどれー」ペラペラ 「彼を落とす!夏のランジェリー大全集!」 姉帯「!」/// 姉帯「ち、違っ///これはまだ早いよぉー」/// 姉帯「えと、違うページ違うページ…」 「和の夏。日本の夏。」 「夏の花 浴衣」 姉帯「ん!浴衣かぁ…」 姉帯「たしかあったような気がする。」 姉帯「浴衣ならいいかな?雰囲気あるだろうし…失敗も無いだろし…」 姉帯「よーし。明日は早めに準備して着付けしよう…」 姉帯「頑張るよー!」 次の日夜八時 姉帯宅前 京太郎「ふー。間に合ったな。」 京太郎「えっと…まだ姉帯さんは出てきてないみたいだなぁ」 <ガララッ 京太郎「おっ姉帯さんこんば…」 京太郎「な、なんだ…と…?」 姉帯「えへへ///おまたせだよー!」 京太郎(浴衣!) 姉帯「へへー///に、似合うかなー?」クルリ 京太郎(素晴らしい…黒地に赤い椿の浴衣…) 京太郎(綺麗なボディラインと高い身長が合わさってすごく綺麗だ) 京太郎(さらに草履から見える生足…) 京太郎(両手でちょこんと持っている巾着袋…) 京太郎(すこし紅い頬…) 京太郎(可愛いと綺麗が同時に存在している…) 姉帯「き、京太郎くん?もしもーし」 京太郎「!」ハッ 京太郎「ごめんなさいあんまり綺麗で…」 姉帯「あはは。惑わしちゃったかなー?」 京太郎「はい。なんというか」 京太郎「ちょーかわいいです」 姉帯「そ、そんなことないよー?」/// 姉帯「でも悪い気はしないけどねー」 京太郎「それはなによりですよ。」 姉帯「ふふっ。そろそろ行こっか?ほたる、ほたるー♪」テクテク 京太郎「けっこう歩くんですか?」テクテク 姉帯「んー。そうでもないかな?」テクテク 姉帯「川なんだけどね。わりと有名なところらしいよー」 京太郎「それは期待できますね」 京太郎「しかしここは街灯少なくて怖いなぁ…」 姉帯「そうだねぇ。何かアレだね。初めて京太郎くんと会った時を思い出すよー」 京太郎「あー。ほんとすいません…」 姉帯「んーん。気にしてないよーそんな落ち込まないで?」 姉帯「………………むしろ嬉しかったし。」 京太郎「へっ?」 姉帯「!」/// 姉帯「な、なんでもないよ!///あ、ほたる見えてきたよー」 京太郎「おぉ!すげぇ!光の群れですね…これ」 姉帯「ねー?こんな田舎にもいい所は沢山あるんだよー」 姉帯「ちょっとぐるっと周ろっかー?」 京太郎「そうですね、行きましょうか」 … 京太郎「すごいなぁ…どの方角見ても蛍で明るい」 姉帯「綺麗だよねぇー」 姉帯「ここはね?私が育った村で私が一番好きな場所なんだよー」 京太郎「そうなんですか?」 姉帯「この蛍の優しい光は他じゃ見れないしね」 姉帯「だからこの蛍を京太郎くんに見せたかったんだー」 京太郎「えっ?オレなんかにですか?」 姉帯「うん。なんでだろうねー」 姉帯「私は京太郎くんに私の一番好きな物を知っていて欲しかったんだー」 京太郎「姉帯さん…」 姉帯「だって、京太郎くん明日には帰っちゃうんでしょ?」 京太郎「あ・・・」 姉帯「長野だって遠いしさ」 姉帯「もう逢えないかもしれなかいから。だから。」 姉帯「思い出…が欲しかったんだよー」 姉帯「ありがとね。今日は付き合って貰っちゃって…」 京太郎「……じゃないですか」 姉帯「えっ?」 京太郎「また作れば良いじゃないですか。思い出」 京太郎「来年も一緒に見ましょうよ。ここで、二人で。」 姉帯「でも…でもでも…こんなに遠いんだよ?」 姉帯「それに何もないしこんな…」 京太郎「姉帯さんがいるじゃないですか。」 京太郎「オレにはそれだけで充分ですよ。」 姉帯「ほんとに?」 京太郎「はい。」 姉帯「二人でだよ?」 京太郎「約束ですね。」 姉帯「また怖がらせるかもしれないんだよ?」 京太郎「そ、それは頑張って耐えます…」 京太郎「俺もまた蛍見たいですから。」 姉帯「そっかー。また二人で見てくれるのかー」 姉帯「そっかー………グスッ……ヒックッ」ポロポロ 京太郎「あ、姉帯さん!?」 姉帯「ヒックッ…ごめんねー…我慢しようとしたんだけどさー…グシュ」 姉帯「こんなの無理だよ。ちょーうれしいよー…グスッ」/// 京太郎「姉帯さん…」 姉帯「グスッ…私ってけっこう泣き虫なんだー」 姉帯「なんだか恥ずかしいよー」 京太郎「そんなことないです。可愛いですよ」 姉帯「うぅー。また涙止まらなくなるでしょー?…グスッ」/// 京太郎「ご、ごめんなさい」 姉帯「うー。…ヒックッ」 姉帯「いじわるぅー」ポロポロ ……… …… … 京太郎「…落ち着きました?」 姉帯「うぅ…ご、ごめんね?長いこと泣いちゃって…」 京太郎「いや、いいですよ役得です。」 姉帯「…いじわる。」 京太郎「あははっでも泣いてるトコ可愛かったですよ?」 姉帯「!」/// 姉帯「も、もう!先帰るよーっ!」タッ 京太郎「あ、姉帯さん草履で走ると危ないですよっ!」 姉帯「えっ?う、うわっ」ドシャ 京太郎「あちゃー」 姉帯「い、痛たい…」 京太郎「姉帯さん大丈夫ですか!?」 姉帯「ん。私は平気だけど草履がぁ…」 京太郎「あー鼻緒切れちゃってますね。」 姉帯「どうしよー裸足で帰ろうかなぁ」 京太郎「えっでも樹の枝とか危ないですよ?」 姉帯「そんなこと言ったってどうしよう…。」 京太郎「んー。んじゃ仕方ないですね。はいどうぞ」クルリ 姉帯「えっなんで後ろ向いたの?」 京太郎「いや、ほらオレがおんぶして姉帯さん連れて帰ります」 姉帯「えぇっ?」/// 姉帯「お、おんぶっ?」/// 姉帯「ダメダメっだめだよー私重いし大きいし…」 姉帯(それにさっきので汗かいちゃったし…うぅ。) 京太郎「いや、でも姉帯さんが裸足で帰って怪我でもしたら」 京太郎「オレが嫌なんで。それにオレ部活(雑用)で鍛えてますから」 姉帯「うぅ…。でも…でもー…」 京太郎「それともオレじゃ嫌ですか…?」 姉帯「い。嫌じゃないよっ!」 京太郎「よし、なら決まりですね!はいどうぞ」クルリ 姉帯「なんか上手くノセられた気がするよー?」 姉帯「うぅ…それじゃ失礼します…///」ギュッ 京太郎「よっしなんとかいけそうですね…」 京太郎(少しキツイがここでダメとか示しがつかないからな…) 京太郎「そんじゃ帰りますよー?」 姉帯「は、はい!お願いしますー」///ムニュ 京太郎「!」 姉帯「ど、どうしたのー?やっぱり重いー?」 京太郎「い、いや大丈夫ですっ!」テクテク 姉帯「うん。頑張ってねー京太郎くん」ギュッムニュ 京太郎(oh…) 京太郎(そうだよなぁ…そりゃそうだよ…) 京太郎(体が大きいんだそりゃ胸も比例して大きくなるはずだよなぁ) 京太郎(しかもアレだよな…浴衣って…確か下着…) 京太郎(ってことはこの柔らかい感触は…)ゴクリ 京太郎(い、いかん。平常心平常心。役だ麻雀の役を数えるんだ…大三元…三槓子…) 姉帯(京太郎くんすごいなー。私大きいのに…) 姉帯(でもやっぱり男の子だよね。背中おっきいやー)/// 姉帯「えへへ」///ギュッムニュ 京太郎() 姉帯宅 京太郎「つ、つきました…」 京太郎(た、耐えた…もう少しでオレの点棒が嶺上開花するところだった・・・) 姉帯「ありがとねー。結構快適だったよー」 京太郎「ははっそりゃよかったです…。」 姉帯「そろそろ良い時間だし帰らないとだねー」 京太郎「そうですね。あの…」 姉帯「んーん。大丈夫だよー私今日はいっぱい幸せだったから」 姉帯「もう泣いたりしないよー」 京太郎「そうですか。ならもう安心ですね」 姉帯「でもっ。わ、私ね。いっぱいメールするから」 姉帯「電話もするから…」 姉帯「いっぱいかまってくれないとまた泣いちゃうからねー?」 京太郎「わかりました。まかせてください」 姉帯「えへへ///よろしくねー?」 京太郎「わかってますって。大丈夫です!」 … 京太郎「そろそろ…帰りますか。」 姉帯「そうだね…あ、京太郎くんちょっとそこの石段上がってくれないかなー?」 京太郎「えっ。こうですか?」ヒョイッ 姉帯「うん。それでこっち向いて?」 京太郎「こうですか」クルッ 姉帯「んっ」チュッ 京太郎「っ」/// 姉帯「えへへー///ちょっと頑張ってみたー」 京太郎「あ、姉帯さんっ!」 姉帯「いじわるばっかりするからだよー?」 京太郎「いや、それは…まぁ…」 姉帯「ふふふ」/// 姉帯「ちょっと顔が熱いよー」/// 京太郎「無理なんかするからですよっ」 姉帯「えー嫌だったのー?」 姉帯「ショックだなー私の事嫌いなのかー」 京太郎「そんな訳ないじゃないですか!」 姉帯「じゃあどう思ってるのー?」ニヤニヤ 京太郎「ちょーかわいいーですよ!」 姉帯「そ、そんなことないよー」/// おわり
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こちらは、同じくアニキャラ個別内にある「京太郎×咲スレ」に投下されたSSなどを共有・保管させて頂いているページです→【咲-Saki-】京太郎×咲スレ7【ほっぺつんつん】 1-2スレ目 3スレ目 4-5スレ目 6スレ目 7スレ目 これ以降のSSは下のリンク参照 つ咲-Saki- 京太郎SSまとめ test -- (管理人) 2009-12-01 16 36 48 編集完了。リンク切れなどありましたら教えてください -- (管理人) 2009-12-02 17 36 31 いつもありがとうございます -- (名無し) 2009-12-02 19 26 42 「京×咲+良い嫁さんさなァのヤツ」 は誤字? -- (名無しさん) 2009-12-04 06 20 25 ごめんなさい。修正しときました -- (管理人) 2009-12-04 23 14 12 「大将戦」 みたいな本編再構成モノが見たいといってみるテスト -- (名無し) 2009-12-21 20 55 26 管理人いないの?もう3つぐらいSSたまってるけど -- (名無しさん) 2009-12-22 12 24 59 遅くなってすみません。最近多忙なため、ついつい後回しにしてしまいました。ちなみにこのページは誰でも編集できるので、私が更新遅れてる時はどなたか代わりに編集していただけると助かります -- (管理人) 2009-12-26 00 32 45 京咲さいこう -- (名無しさん) 2012-09-23 19 21 03 名前 コメント すべてのコメントを見る #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (京太郎×咲スレ共有SS)
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咲「うーん…3ピン」タンッ 優希「あ、それロンだじぇ!12000」 咲「あー、やっぱ東場じゃ優希には勝てないなー」 優希「フッフッフ…3マだろうが東場じゃ私の独壇場だじぇ」 京太郎「おい優希、ちったぁ手加減してくれよ…俺も参加くらいさせてくれっての!」 優希「犬は南場から頑張るんだな!」 咲「うーん、3年になってもなかなか東場じゃ優希には勝てないよー、はい」チャリ 優希「これでも結構必死だったりするんだじぇ、東場とはいえさすがに咲ちゃん相手に気を抜いたら勝てないじぇ、ほい3000バック」チャリ 俺達は3年生になった。 1年の時、俺達は全国優勝はできずにその年の冬に和は転校していった。 そして、春には部長が卒業した。 部員が4人になった。 俺達は2年になった。麻雀部には誰も入部しなかった。 次の年、染谷先輩は少し心残りじゃったが、ぬしらと麻雀ができて楽しかったと言って卒業して行った。 部員が3人になった。 今年、俺達が3年になった。今年も麻雀部には誰も入部しなかった。 部員は3人のままだ。 インターハイは個人戦では出るかもしれないが、3人ともそこまで乗り気ではない。 毎日、授業が終わったら部室でダベりながら3マをする毎日だった。 咲「あ、もうこんな時間か」 時計は17時を少し回っていた。 京太郎「じゃ、今日はこのへんでお開きにしますか」 優希「そうだな、あ、帰りにタコスでも食べていくじぇ!」 京太郎「太るぞ、そのぽんぽこのお腹がもっとぽんぽこりんになるぞ」 優希「うっ、そ、そうだな…」タジタジ 咲「ふふっ、さっ、帰ろっか二人共」 二人「おー」 外 京太郎「いやー、最近随分日が長くなったなー」 咲「だね、そろそろ夏が来るしね」 優希「だじぇ、また、あの熱い夏がっ!来るっ!!!」 京太郎「あー、そういえば二人共今年は個人戦どうすんの?」 咲「うーん、優希ちゃんはどうする?」 優希「私はみんなに合わせるつもりだじぇ」 京太郎「なんだよその人任せ」 優希「うーん、まぁ、もうそこまで魅力を感じていないからなインハイには…」 咲「うん…私もぶっちゃけ…」 京太郎「じゃ、今年は清澄高校はインハイ不参加ということでオーケー?」 二人「オーケー」 京太郎「どうしようもない麻雀部員達だなおい」 優希「そうか?まぁ、私は今のままで十分楽しいからそれでいいんだじぇ」 咲「私もそんな感じかな」 京太郎「そうだな、俺もそうだわ」 咲「だめだねー、私達」 京太郎「だな、ハハハッ」 こんなダラっとした日常が俺は結構好きだった。 毎日授業が終わったらグダグダ麻雀して。 笑っていられる。 咲と優希は特別な存在だった。 こうして毎日三人並んで帰る。 何も知らない俺は幸せだった。 数日後 部室 ガチャ 京太郎「おー、まだ優希だけか」 優希「おうっ、咲ちゃん先生に呼ばれて遅くなるだって」 京太郎「へー、そうなのか、よいしょ」カバン置く 優希「なんか飲むか?」パタパタ 京太郎「あー、麦茶ある?」 優希「麦茶?」ガチャ 優希「あー、ちょうど二人分くらいあるな」ヨイショ コポコポ 優希「ほい」差し出す 京太郎「あんがと」受け取る 優希「おう」イスに座る 京太郎「ゴクゴク、ぷはっ、あー、麦茶がうまい季節になってきたな」 優希「だな」ゴクゴク 京太郎「んー?そいやお前、少しふとっ」 優希「それ以上言ったらコロス」 京太郎「その発言だけで十分だ…お前、少しは気を使えよー、一応女の子だろ?」 優希「…。京太郎は…痩せてる子の方が好きか?そんでおっぱいが大きくて…」 京太郎「え?あー、まぁ、胸はある方が好きっちゃ好きだし、あんま太ってるのも痩せてるのも…」 京太郎「まぁ、丁度いいのが好きって、お前何を言わせる?」 優希「ほほう、じゃあ、私はその基準で言ったら恋愛対象外ってことか?」 京太郎「は?お前はー、まぁ、うーん…」 優希「悩みやがるのか」 京太郎「あー、って何でそんなこと聞く?」 優希「ん?あー、今後の参考までにな、他の男の好みもきっとそんなんだろーなーって思って」 京太郎「あー、まぁ、それは人によるからなんとも言えないと思うぞ?」 優希「そうか」 京太郎「そーゆーお前はどーゆー男が好みなんだ?」 優希「私か?そうだなー、優しくて料理が上手くて気が使えて身長が高くて一緒にいて楽しい奴が好きだな」 京太郎「ほー、そんな男なかなかいないと思うぞ。お前も結構理想高いな」 優希「そうか?案外いるもんだぞ?」 京太郎「そうなのか」 優希「そういえば京太郎、咲ちゃんとは幼なじみなんだよな?」 京太郎「ん、まぁ、そうだな、腐れ縁って感じだと思うが」 優希「京太郎は…咲ちゃんの事がその…好きだったりするか?女の子として…」 京太郎「は?突然何言い出すんだよ」 優希「どうなんだ?」ジトッ 京太郎「おいおい、何でそんな睨むようにこっち見るんだよ?」 京太郎「あいつとはただの幼なじみってだけだっつーの、それ以上でもそれ以下でもないよ」 優希「そうか…」 京太郎「そうだよ…」 優希「…」ジッ 京太郎「…。なんだよ…」 優希「なんでもなーい」スクッ 京太郎「変な奴だな…」 優希「はいはい、私は変な女だじぇ」ゴソゴソ 優希「あー、麦茶もうないじぇ、京太郎、後で買っておいてくれ」 京太郎「へいへい、いつまたっても俺が雑用ですかい」 優希「あー、じゃあ私が一緒に買いに行ってやるじぇ、ついでにタコスの材料を買って…」 京太郎「お前…痩せる気無いんだなマジで」 優希「っ…。分かったじぇ…ダイエットしてみるじぇ…」 京太郎「お?ホントにできるのか?」ニヤニヤ 優希「やってやるじぇ!そんで、京太郎を見返してやるじぇ!」 京太郎「ハハッ、頑張れよ!応援してるぞ」 優希「…。おう」 ガチャ 咲「やっほー、どうしたの二人共?随分楽しそうな声が外まで聞こえてきてたけど?」 京太郎「お、実は優希がダイエット始めるらしいぜ」 優希「ちょ!おまえっっ!!!」 咲「え?ホント優希ちゃん!?」 京太郎「これで後戻りできなくなったな?」 優希「うぅっ…今に見てろと…」 咲「あはは、優希ちゃん、無理しちゃだめだからね?」 1学期末 ガチャ 京太郎「あれ?優希一人か?」 優希「おう、咲ちゃん委員会の会議だって」 京太郎「そうか、あー、喉乾いた。」 優希「麦茶しか無いぞ?」 京太郎「むしろ麦茶がいい」 優希「だよな、やっぱ夏は麦茶だじぇ、ホレ」 京太郎「サンキュー」ゴクゴク 京太郎「ぷはっ、あー、生き返る」 優希「それにしても、暑いなー」うちわで京太郎扇いでやる 京太郎「あー、涼しいー」 優希「男って夏は大変だよなー、ズボンだし」 京太郎「やっぱスカートって涼しいのか?」 優希「そうだな、靴下も全部脱げばそれなりにな」スカートパタパタ 優希「うー、私は暑さに弱いんだじぇ…」上着パタパタ 京太郎「…。あれ?お前…痩せた?」 優希「お?そこに気づいたか犬よ」 京太郎「ああ、ぽんぽこのお腹が引っ込んでた」 優希「お?エッチだな京太郎、私の素肌を見て発情したか?」 京太郎「そういうのいいから」 優希「どうだ?私はやればできる女なんだぞ」エッヘン 京太郎「おみそれしました」ヘヘー 優希「どうだ?魅力倍増か?」ホレホレー 京太郎「ちょ、お前、やめろよ!」 優希「胸は…まぁ、あれだがかわいいだろー、どうだー?ほれほれ」 京太郎「おまっ、変なポーズやめろ」 優希「ふっ、犬は今日も私の魅力に釘付けか、私も罪な女だ」 京太郎「おい、いい加減にっ…見えるから…」あっち向き 咲「…。何やってるの?」 京太郎「うおっ!咲っ!?」 咲「何してんの二人共…」ジトー 優希「おっ、咲ちゃん。実はだな、私は見事に痩せたのだ!だから京太郎に見せびらかしてたのだ!」 咲「え?そうなの?」 優希「おう、ほれ」お腹見せる 京太郎「おまっ」横見る 咲「あっ、ホントだ引っ込んでる」 優希「私は血の滲むような努力をしたんだ…」遠い目 咲「すごいなー優希ちゃんはー有言実行しちゃうんだもん」 優希「だろー?」 京太郎「だから今見直してたところだ」 咲「そうなんだー」 京太郎「よし、じゃあ今日は優希のダイエット成功祝いとして東南戦10回な」 優希「おい、それは祝ってるのか?私を疲れさせたいのか?」 咲「身軽になった優希ちゃんに勝つのは難しそうだなー」棒 京太郎「ロン!9600」 優希「うへー」 咲「ロン!7700」 優希「あべしっ!」 京太郎「うーん、やっぱ10回戦くらいになると優希も弱っちくなるな…」 優希「うへー、8回戦くらいから東場も厳しくなってしまうじぇ…咲ちゃんはともかく、京太郎にも勝てないとは…」 咲「てゆうか京ちゃんも強くなったよねー」 京太郎「そうか?」 優希「たしかにそうだな、私だけじゃなく咲ちゃんからも何回か上がってるしな」 京太郎「まぁ、いつもこのメンバーでやってるからな、なんとなくわかるんだ癖とか」 咲「え、私、癖とかあるの?」 京太郎「あー、いや、決定的にあるってわけじゃなくてなんとなくわかるっていうか」 咲「へー」 優希「犬だから鼻が効くのか?」 京太郎「お前の場合は単純に打牌がヌルくなるだけだ」 京太郎「そしてそんな俺たちの熱血麻雀奮闘記は……」 京太郎「これからだ!!」 カン
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http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1343112345/ 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 15 45 45.79 ID 1LnFi1+X0 京太郎「そんなわけで共学になったばかりの宮守高校にやって来たのだ」 京太郎「早速麻雀部の見学に行ってみるか…」 麻雀部部室 京太郎「すみません、見学希望の者ですけれどもー」 部室にいたのは誰? 5 宮守メンバーでよろしく。無効安価は下で 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 15 47 32.52 ID kKt5IjqG0 エイスリン 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 16 03 30.89 ID 1LnFi1+X0 部屋の中にいたのは、まるで妖精のような金髪美少女だった。 京太郎(おお、外人さんだ。可愛い人だなぁ) 京太郎「あー、麻雀部に入部したいと思ってるんですけど、見学って出来ますか?」 エイスリン「……」カキカキ 腕で丸を作る人の絵 京太郎「…これは見学OKってことでいいんですかね」 エイスリン「ハイ!」コクコク 京太郎(よかった、日本語通じるみたいだ) 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 16 15 25.86 ID 1LnFi1+X0 京太郎「長野から転校してきた須賀京太郎です。よろしくお願いします!」 エイスリン「スガキョウタロー?」 京太郎「はい」 エイスリン「ワタシハAislinn Wishartデス、ヨロシク」 京太郎「エイスリンさんって呼べばいいですか?」 エイスリン「……」バッ さっきのOKっぽい絵を前に差し出す 京太郎「…了解です、エイスリンさん」 (なんでスケッチブックなんだろう?上手いけど) 22 名前: 18 いいなぁそれ[] 投稿日:2012/07/24(火) 16 26 47.24 ID 1LnFi1+X0 京太郎「他に何人くらい部員の方はいらっしゃるんですか?」 エイスリン「……」カキカキ ダルそうな子、小さい子、頭にお団子を乗せた子、大きい子の絵 京太郎「つまりあと4人いるってことですか?」 エイスリン「……」コクコク 京太郎(清澄と人数は同じなのか) 京太郎(しかし慣れてきたとはいえ会話のテンポが掴みづらいな) 京太郎(ここは何か話題を振ってみるか) 23 23 名前: 忍法帖【Lv=19,xxxPT】 [] 投稿日:2012/07/24(火) 16 27 30.62 ID ZSbwcuKi0 好きな食べ物とか 27 名前:好物とか適当や[] 投稿日:2012/07/24(火) 16 37 17.91 ID 1LnFi1+X0 京太郎(とりあえず無難なところで攻めてみるか) 京太郎「エイスリンさんの好きな食べ物って何ですか?」 エイスリン「……」カキカキ サンドイッチの絵 京太郎「サンドイッチ美味しいですよね。俺も好きですよ」 京太郎「サンドイッチとはちょっと違いますけど、前いた高校にはタコスが大好きな奴がいて、タコスが尽きると人間の形が保てないって言ってました」 エイスリン「……」クスクス 京太郎(笑った!超かわいい!) 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 16 42 13.19 ID 1LnFi1+X0 京太郎(うん、結構良い感じに会話できたな) タッタッタ 京太郎(お、足音だ) 京太郎(誰か来るのかな) 誰が来た? 30 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 16 42 44.65 ID 1LnFi1+X0 ごめん 33 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 16 43 43.16 ID Z+karbe70 塞ちゃん 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 16 55 44.48 ID 1LnFi1+X0 塞「遅くなっちゃってごめんね、エイスリンさん…」 塞「って男の子!?」 京太郎「は、はじめまして、見学希望の須賀京太郎です!」 (おお、お団子だ) 塞(ああ、そういえば何故か共学になったんだっけ…) 塞「コホン、麻雀部3年、臼沢塞です、よろしくね」 塞「部活のメンバーはあと3人いるんだけど、来るまで時少し時間がかかりそうなんだよね」 塞「だから部活開始はもうちょっと待っててくれるかな」 京太郎「はい、大丈夫です!」 42 名前: 38 そういうものとして読んでください[] 投稿日:2012/07/24(火) 17 03 28.73 ID 1LnFi1+X0 エイスリン「……」カキカキ 三麻の絵 塞「あー、三麻して待ってるのもいいかもね、どうする?須賀君」 京太郎(おお、いきなり牌に触れるのか。清澄では基本雑用だったから嬉しいな) 京太郎「じゃあよろしくお願いします!」 塞「おお、元気だね。じゃあはじめよっか。手加減はしないよ?」 エイスリン「ヨロシク!」 結果 43のコンマで判定 0~50 当然のラス 51~80 健闘して2位 81~99 まさかのトップ 内部で処理してる好感度に関わるよ 50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 17 13 10.40 ID 1LnFi1+X0 結果→ラス (好感度変動なし、以後は好感度変動について特にアナウンスしません) 京太郎(エイスリンさんの聴牌スピードについていける気がしなかったぜ…) 京太郎(塞先輩も要所でエイスリンさんを躱して点棒を拾ってたし) 京太郎「お疲れ様でした。先輩方強いですねー」 塞「ふふっ、ありがとう。でも須賀君もリーチまでは辿りつけてたしあと一歩だったと思うよ」 エイスリン「……」コクコク 京太郎(フォローが逆につらい…) 京太郎(俺も強くなりたいなぁ) 53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 17 22 09.50 ID 1LnFi1+X0 ダルイ…ソ-ユ-ノイイカラテンスウシンコク!チョーカワイイヨー 塞「あ、ちょうどみんな来たみたいだね」 胡桃「ただいま!」 姉帯「ただいまー、遅くなっちゃったよー。ごめんねー」 シロ「ただいま…」 姉帯「うわぁ、金髪のヤンキーさんがいるよー!?」 京太郎(ヤンキー!?) 胡桃「こらトヨネ!初対面の人に失礼でしょ!」 シロ(ダルい…) 57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 17 29 48.55 ID 1LnFi1+X0 京太郎「麻雀部の活動を見学しに来ました、1年の須賀京太郎です。よろしくお願いします!」 京太郎「あ、俺はヤンキーじゃないですよ」 姉帯「ご、ごめんねー。怒っちゃったよねー…。金髪の男の子なんてテレビでしか見たことがなかったんだよー」グスグス 京太郎「いえ、全然怒ってないですよ!」アセアセ (しかし背が高い人だな…2メートル近いんじゃないか?) 姉帯「ほんとー?」 京太郎「はい、本当です」 姉帯「よかったよー。3年の姉帯豊音だよー。よろしくねー」 64 名前:きっと揃って近くの大学に進学するからぼっちじゃないよー[] 投稿日:2012/07/24(火) 17 40 14.35 ID 1LnFi1+X0 京太郎(お、こっちは同級生かな?先輩ばっかりじゃなくてよかった) 胡桃「さっきはトヨネがごめんね、悪気はないから許してあげて?」 京太郎(先輩を呼び捨てか、フランクな部活なんだな) 胡桃「鹿倉胡桃!よろしく!」 京太郎「許すも何も最初から怒ってないよ」 京太郎「こちらこそよろしく!」 京太郎「いやー、先輩ばかりかと思ってたけど同級生がいてくれて良かったよ」 塞「えっ」 胡桃「」 67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 17 49 06.11 ID 1LnFi1+X0 京太郎「すみません、3年の先輩だったとは!」 胡桃「どうせ私はチビですよ!…ってウソウソ」 胡桃「年下に見られるのは慣れてるよ。お互い許しあっておあいこってことでいいよね!」 京太郎(良かった、いい人で…) 胡桃「ほらっ、シロも自己紹介!」 シロ(ダルい…) 72 名前: 68 すまんやめるわ[] 投稿日:2012/07/24(火) 17 54 38.34 ID 1LnFi1+X0 シロ「小瀬川白望…。3年…」 シロ「……終わり」 京太郎「よ、よろしくお願いします」 京太郎(なんだろうこのほっとけないオーラは) 京太郎(雑用魂が疼く…!) 自己紹介だけでこんなに手間取るとは思わんかった。SS書く人ってすげーな 88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 18 10 17.21 ID 1LnFi1+X0 ・地区予選開始までの14日、一日二回安価で行動 ・内部パラメーターに麻雀力と好感度がある ・特訓によって(京太郎も含めて)メンバーの麻雀力を上げられる。〇〇と特訓って書くと麻雀力上昇は二人だけど好感度も上がるかもしれない ・ある程度麻雀力を上げないと清澄にゴッ倒される ・好感度が低いと難易度の高い安価は失敗する確率が高い じゃあ童貞だけど続けます 94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 18 16 11.84 ID 1LnFi1+X0 あ、安価は自由だけどあんまりにも無理そうなのが来たら下にするよ 京太郎も個人戦に出ます 地区予選開始まであと14日 京太郎「大会までもうあまり日がないな」 京太郎「今日は何をしよう?」 95 95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 18 16 42.25 ID byx/9xc4O 姉帯さんと麻雀 101 名前: 92 あんたじゃないと思う。初SSだし…[] 投稿日:2012/07/24(火) 18 24 21.17 ID 1LnFi1+X0 京太郎「姉帯さん、麻雀の特訓に付き合ってもらえませんか?」 姉帯「特訓?いいよー。頑張ろーねー!」 姉帯「それにしても、この時期になって後輩が出来るなんてちょーうれしーよー!」 京太郎「そういえば全員3年生ですもんね」 (そうは見えない人もいるけど…) 姉帯「須賀君は人生初の部活の後輩だからねー。ビシビシしごいちゃうよー」 京太郎「ハハ、お手柔らかにお願いします…」 特訓成功判定 0~20 失敗 21~80 成功 81~99 大成功 101 104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 18 26 15.41 ID 1LnFi1+X0 すまん思いの外レスが付いてた 105 110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 18 32 36.11 ID 1LnFi1+X0 結果→失敗 姉帯「ごめんね、須賀くん…」 姉帯「走り込みって麻雀には関係ないよね…」 京太郎(そらそうよ) 京太郎「で、でも体力は付いた気がしますよ!」 京太郎「野球選手とか目指しちゃおうかな、ハハ」 姉帯「優しいね、ありがとー」クスッ 好感度アップ! (やっぱアナウンスすることにします) 麻雀力変動無し 112 午後は何をする? 112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 18 33 31.03 ID g0d4350F0 姉帯さんとブー麻雀 118 名前:すまんブー麻雀調べてたら時間掛かったわ[] 投稿日:2012/07/24(火) 18 43 28.47 ID 1LnFi1+X0 姉帯「今度こそ汚名返上で麻雀の特訓だよー」 姉帯「ブー麻雀の特訓をするねー」 京太郎「ブー麻雀?」 姉帯「うん、ブー麻雀っていうのはかくかくしかじかっていうルールだよー」 http //ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%BC%E9%BA%BB%E9%9B%80 京太郎「なるほど、決着が早いんですね」 姉帯「点数計算も鍛えられるルールなんだー」 特訓成功判定 0~20 失敗 21~80 成功 81~99 大成功 120 128 名前:コンマ運ないなぁ、ゴッ倒ルートか 117出来る範囲でがんばるよー[] 投稿日:2012/07/24(火) 18 48 47.24 ID 1LnFi1+X0 京太郎「初心者にはハードルが高いルールでしたね…」 姉帯「うう…、ごめんね、ごめんね須賀くん…」グス 京太郎「ああ、泣かないで下さい!特訓は上手く行かなかったけど豊音さんが俺のことを考えてくれてるのはすごく伝わりましたから!」 姉帯「グスッ、うん、ありがとー…」 好感度アップ! 麻雀力変動なし 130 名前:姉帯さんはきっと人教えるのに向いてないんやな[] 投稿日:2012/07/24(火) 18 51 43.07 ID 1LnFi1+X0 ミスって名前呼びさせてもた 128 豊根さん→姉帯先輩に変換よろしく 131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 18 52 36.70 ID 1LnFi1+X0 地区予選開始まであと13日 京太郎「麻雀はさっぱり上手くならないけど姉帯先輩とは少し仲良くなれた気がするぞ!」 京太郎「さて今日は何をしようかな」 133 133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 18 53 01.67 ID J4dRZFkP0 17歩 137 名前:シロが「ダルい…」としか言わない風潮[] 投稿日:2012/07/24(火) 18 57 11.01 ID 1LnFi1+X0 塞「今日は部内で17歩大会をやろう!」 京太郎「カイジに出てくるあれですね」 http //lenai.sakura.ne.jp/text/17.html エイスリン「……」カキカキ 札束の絵 胡桃「お金は賭けないよ!」 姉帯「でも負けたら罰ゲームとか面白いかもー」 シロ「ダルい…」 140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 19 01 33.21 ID 1LnFi1+X0 京太郎「結局優勝者が最下位に一つ命令を出来るルールになったぞ」 京太郎「ここは勝つしかない!」 特訓成功判定 0~30 最下位 31~80 その他 81~99 優勝 141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 19 02 09.95 ID 1LnFi1+X0 安価入れ忘れてた 144 149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 19 05 35.46 ID 1LnFi1+X0 わかりにくかったか。その他=2~5位な 大成功ではないけど麻雀力やや多めにアップって感じの位置づけ。続き書いてくる 155 名前: 153 (はちゃめちゃしても)ええんやで[] 投稿日:2012/07/24(火) 19 11 42.72 ID 1LnFi1+X0 京太郎(このルールならオカルトは関係ない。手作りと読みの勝負ならチャンスはあるはずだ!) …… 京太郎(決勝で負けはしたものの2位だったぞ!ちょっとは手作りが上手くなった気がする) 全体麻雀力アップ!京太郎麻雀力アップ! 罰ゲームはビリだった姉帯さんに優勝者シロが逆充電でした 午後は何をする? 157 157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 19 12 27.61 ID xKpxo2Fm0 プールに行こう 161 名前: 158 画像班はよ[] 投稿日:2012/07/24(火) 19 17 20.48 ID 1LnFi1+X0 京太郎「突然ですがプールに行きましょう!」 一同「え?」 京太郎「最近練習ばかりでしたし、リフレッシュも大事ですよ!」 成功判定 姉帯、エイスリン コンマ31~99 塞 コンマ41~99 シロ、胡桃 コンマ51~99 163で判定 168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 19 23 43.10 ID 1LnFi1+X0 判定→全員成功 姉帯「わー、みんなでプールかー。ちょー楽しそーだよー!」 塞「うん、たまには息抜きも必要よね」 エイスリン「プール イク!」 胡桃「こら、シロ!逃げないの!」 シロ(ダルい…) 塞「じゃあ一旦解散して、1時間後に市民プール前集合ね」 京太郎(みなぎってきた!) 172 名前:サンキュー 162 166[] 投稿日:2012/07/24(火) 19 30 19.68 ID 1LnFi1+X0 ちょいごめん、このシーン時間掛かりそうだわ ちくしょー、参考画像さえあればー 177 名前:地の文とかむりぽ[] 投稿日:2012/07/24(火) 19 46 28.83 ID 1LnFi1+X0 須賀京太郎は幸福の絶頂にいた 白いワンピース型の水着を着たエイスリンは控えめに言って天使であったし、 塞はバランスの取れた肢体をチャイナドレスを連想させる水着に包み、妖艶ささえ醸し出している。 胡桃とシロは学校指定の水着を着ているが、胡桃の姿はその手のマニアに大受けしそうな可愛らしさであり、 シロの方は意外と大きな胸がスク水で強調されてイケナイ気持ちになりそうだ。 しかしなんといっても圧巻なのは豊音だ。モデル並のスタイルに黒のビキニとパレオ、そりゃ弾道も上がるというものである。 京太郎「ここが天国か…」 ???「天国?」 誰に話しかけられた? 179 179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 19 47 26.71 ID z3OXEdMv0 エイスリン 186 名前:初SSやし大目に見てくれ もうやめるよ[] 投稿日:2012/07/24(火) 20 02 57.82 ID 1LnFi1+X0 エイスリン「テンゴク?」 どうやらエイスリンに独り言が聞かれてしまってたらしい。 流石にプールにまでスケッチブックは持ち込んでいないようだ。 京太郎「はい、エイスリンさんたちが綺麗で、幸せだなって」 エイスリン「…!…ワタシ、キレイ?」 京太郎「は、はい。天使みたいだなって思いました!」 エイスリン「~~~ッ!」タッタッタ 京太郎(あ、行っちゃった…。顔真っ赤で可愛かったなぁ先輩) その後部活の皆と合流し、日が暮れるまで遊んだのであった 全員の好感度アップ! エイスリンの好感度アップ! 190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 20 06 38.13 ID 1LnFi1+X0 地区予選開始まであと12日 京太郎「昨日は有意義な一日だったな!」 京太郎「今日は何をしよう?」 193 193 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 [sage] 投稿日:2012/07/24(火) 20 07 35.33 ID 751EHdYi0 麻雀 198 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 20 10 37.37 ID 1LnFi1+X0 京太郎「昨日遊んじゃった分、今日は部活で特訓だな!」 特訓成功判定 0~20 失敗 21~78 成功 79~99 大成功 199 208 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 20 20 26.73 ID 1LnFi1+X0 結果→成功 京太郎「リーチ!」 豊音「追っかけるしー」 京太郎「げっ!?」 塞「させない!」 モノクル 京太郎(臼沢先輩ありがとう…) 「ツモ!2000、4000!」 シロ(親被った…) 塞「今日はよかったね、須賀くん」 京太郎「結局3位でしたけどね」ハハ… 全体麻雀力アップ! 京太郎麻雀力アップ! 午後はなにをする? 212 212 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 20 21 28.03 ID xKpxo2Fm0 瞑想 218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 20 24 01.55 ID 1LnFi1+X0 京太郎(よし、午後は瞑想することで精神ポイントを獲得するとともに体力を回復するぞ!) 京太郎(ピンチ4とか欲しいしな!) 特訓成功判定 0~20 失敗 21~78 成功 79~99 大成功 220 231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 20 26 57.16 ID 1LnFi1+X0 判定→失敗 京太郎(邪念を捨てて自然と一体となる…) 京太郎(しかし昨日のエイスリンさんは可愛かったなぁ) 京太郎(他のメンバーの水着姿もすばらだった…) 京太郎(いかん鼻血が…) 麻雀力変動なし ごめんごはんたべたい 237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/24(火) 20 29 42.69 ID 1LnFi1+X0 地区予選開始まであと11日 京太郎「瞑想は失敗したがやはり牌に触れたら麻雀って上手くなるもんだな」 京太郎「今日は何をしよう」 239 239 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 20 30 17.00 ID H6ikdujw0 たまには雑用 247 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 20 33 23.42 ID 1LnFi1+X0 京太郎「いつもお世話になってる先輩たちにお礼がしたいな」 京太郎「大会前なのに俺の指導に時間使わせちゃってるし」 京太郎「よし、今日は雑用として頑張るか!」 飯食ってきます 落ちたら立て直すから保守はいらないよー 258 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 20 47 59.49 ID 1LnFi1+X0 パスタ食べながら書く。ペースは遅くなるかも。保守ありがと 京太郎「…というわけで今日は何でも言いつけて下さい!」 塞「そんなに気を使わなくても良いのに…」 姉帯「そうだよー?須賀君に教えることで基本を復習できてるしねー」 エイスリン「……」コクコク 京太郎「……」 京太郎「前にいた高校ではいつも雑用ばかりで、それはそれでやりがいがあったんですけど」 京太郎「こっちに来てから先輩たちに指導してもらえて、日々成長してることが実感出来て、本当に嬉しいんです」 京太郎「だから少しでも恩返しがしたいんです。俺に雑用させて下さい!」 胡桃「須賀君…」 266 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 20 56 36.77 ID 1LnFi1+X0 シロ「わかった、そこまで言うんならお願いする…」 塞「シロ!?」 シロ「私の注文は厳しいよ…?」 京太郎「はい、何でも言って下さい!」ニッコリ シロ「お腹減った」 京太郎「タコスとサンドイッチ作って来ました!皆さんも食べてみて下さい!」 エイスリン「……」パァァ 姉帯「何これちょー美味しいよー!」 シロ「喉かわいた」 京太郎「コーヒーと紅茶と緑茶入れて来ました」 胡桃「はや!」 塞「しかも美味しい…」 273 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 02 22.81 ID 1LnFi1+X0 シロ「ダルい」 京太郎「マッサージでもしましょうか?」 塞「せ、セクハラにならないかな…」 シロ「トイレ」 京太郎「そ、それはちょっと…」 胡桃「こら!」 シロ「…満足した」 京太郎「ありがとうございます!」 姉帯「あはは、今日の須賀君執事さんみたいだよー」 京太郎「師匠が本物の執事さんなんですよ」 京太郎(ハギヨシさん元気かなぁ) 280 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 07 31.91 ID 1LnFi1+X0 部員の好感度が上がった! シロの好感度が上がった! (雑用イベント初回ボーナス) 京太郎「先輩たちに満足してもらえてよかった!」 京太郎「さて午後は何をしようかな?」 282 282 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/24(火) 21 08 04.27 ID z3OXEdMv0 特訓するぞ!特訓するぞ!特訓するぞ! 290 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 11 37.96 ID 1LnFi1+X0 塞「さて、須賀君のお陰でモチベーションも上がったことだし」 塞「午後は特訓するぞ、特訓するぞ、特訓するぞ!」 エイスリン「……」カキカキ 尊師の絵 胡桃「やめなさい!」 特訓成功判定(モチベーションアップにより+10補正) 0~10 失敗 11~68 成功 69~99 大成功 293 308 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 17 06.39 ID 1LnFi1+X0 判定→大成功 シロ「ロン、3900…」「ツモ、3100、6100…」「ロン、8600…」 塞(見た目じゃ分かりにくいけどシロがやる気出してる!?) 京太郎「シロ先輩すごいなぁ。よーし、俺も負けてられないぜ!」 姉帯「うわあ、須賀君もすごいやる気だよー」 エイスリン「……」カキカキ 炎の絵 全体麻雀力がグーンとアップ! 京太郎の麻雀力がアップ! 316 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/24(火) 21 23 07.43 ID 1LnFi1+X0 トシさんは残り一週間で出すつもりでした (安価で出してくれても)ええんやで 地区予選開始まであと10日 京太郎「やっぱ俺雑用の才能があるのかもしれないな…」 京太郎「雑用したら麻雀の方まで調子が上がるとは…」 京太郎「さて、今日は何をしようかな」 319 318 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/24(火) 21 23 49.92 ID KRZae3Ip0 雑用しながら麻雀 319 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 23 58.83 ID H6ikdujw0 318 327 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 28 09.47 ID 1LnFi1+X0 京太郎「よし、今日も雑用をするぞ!」 …… 胡桃「ダメ!」 京太郎「え、どうしてですか?」 姉帯「だって、須賀君も個人戦に出るんでしょー?雑用ばかりじゃダメだよー」 京太郎「先輩…」ジーン 京太郎「じゃ、じゃあ一人だけお世話しながら特訓ってことで!」 胡桃「むぅ、それならまぁ…」 誰をお世話する? 329 329 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/24(火) 21 28 40.03 ID z3OXEdMv0 胡桃 344 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 33 55.92 ID 1LnFi1+X0 京太郎「じゃあ胡桃先輩に正心誠意お仕えするってことで」 胡桃「えぇ!?」 京太郎「俺の事考えて雑用禁止してくれたのが嬉しかったですから」ニッコリ 胡桃「うぅ…じゃあ、お願いするね!」 京太郎(あれ?ちょっと顔赤い?) 特訓成功判定 0~20 失敗 21~66 成功 67~99 大成功 346 362 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 39 40.63 ID 1LnFi1+X0 京太郎(どうしてこうなった…) 胡桃「充電!充電!」 エイスリン「……」ジトー 姉帯「わぁー!わぁー!」/// 京太郎(先輩方の視線が痛い…) 京太郎「あ、あの…胡桃先輩?流石にこれは…」 胡桃「正心誠意仕えてくれるんでしょ?」 京太郎「ぐぬぬ…」 胡桃(先輩をドキッとさせた罰だよ!) 胡桃の好感度がグーンと上がった! 全体麻雀力が上がった! 366 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 41 49.66 ID 1LnFi1+X0 京太郎(胡桃先輩いい匂いがしたな…) 京太郎(いかんいかん、気を取り直して午後何をするか決めよう!) 369 369 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 42 35.75 ID XE//k9Fq0 エイスリンと特訓 384 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 45 58.70 ID 1LnFi1+X0 京太郎「エイスリンさん、午後の特訓に付き合ってもらえませんか?」 エイスリン「!……」カキカキ 腕で丸を作る人の絵 京太郎「やった!」 0~20 失敗 21~67 成功 68~99 大成功 385 400 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 49 17.56 ID 1LnFi1+X0 判定→失敗 京太郎(流石に絵だけじゃ教わるのに限界があったか…) エイスリン「……」カキカキ ペコペコしてる人の絵 京太郎「ああ、エイスリンさんは悪くないから!謝らないで下さい!」 エイスリンの好感度アップ! 麻雀力変動なし 行動選択安価はもうちょっと遠目の方がいいのか 405 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 51 59.68 ID 1LnFi1+X0 地区予選開始まであと9日 京太郎「さて、予選開始までいよいよ10日を切ってしまった」 京太郎「頑張らないとな!」 京太郎「さて、何をしようかな」 409 409 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 52 22.00 ID I1fLQFGp0 シロとだらだら 418 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 54 39.91 ID 1LnFi1+X0 京太郎「よし、シロ先輩とダラダラしよう!」 難易度極低 0~7 失敗 8~67 成功 68~99 大成功 420 420 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 54 56.33 ID XE//k9Fq0 こい! 430 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 59 43.79 ID 1LnFi1+X0 判定→成功 京太郎「シロ先輩、ダラダラしましょう!」 シロ(なんであんなに意欲的にダラダラしたがってるんだろう…) シロ「いいけど…」 京太郎「じゃあお茶入れてきますね!」 シロ(ダラダラ…?) 京太郎「こうしてると落ち着きますねー」 シロ「……そうだね…」 存分にダラダラした! シロの好感度がグーンと上がった! 434 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 02 22.95 ID 1LnFi1+X0 京太郎「いやー、ダラダラしたなー」 京太郎「シロ先輩といるとすごく落ち着けるな!」 京太郎「午後は何をしよう?」 438 438 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/24(火) 22 02 58.71 ID z3OXEdMv0 塞と特訓 443 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 06 44.52 ID 1LnFi1+X0 京太郎「塞先輩、特訓お願いしていいですか?」 塞「え?私?もちろんいいけれども」 京太郎「ありがとうございます!いや、最近塞先輩とあんまり喋れてない気がしたんで…」 塞「それは描写されてないだけだよ!?」 京太郎(描写?) 成功判定 0-20 失敗 21-77 成功 78-99 大成功 445 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 07 24.77 ID 1LnFi1+X0 すまん 447 458 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 11 52.74 ID 1LnFi1+X0 判定→成功 京太郎「塞先輩って教え方上手いですよね」 塞「トシ先生の一番弟子だからね。自称だけど」フフ 京太郎「トシ先生って顧問の先生ですよね?まだ一度も会えてないですよ」 塞「今は出張中だからねー。もうすぐ戻ってくるけど。すっごく麻雀が強い素敵な人だよ」 京太郎「へぇ、早く会ってみたいなー」 塞の麻雀力アップ! 京太郎の麻雀力アップ! 塞の好感度アップ! 459 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 14 37.83 ID 1LnFi1+X0 地区予選開始まであと8日 京太郎「いやー、昨日は久々に塞さんと話せた気がするぞ!」 ←気のせい 京太郎「さて、今日は何をしようかな!」 462 462 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 15 15.22 ID I1fLQFGp0 みんなで特訓 トシが指導 479 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 21 46.69 ID 1LnFi1+X0 もうちょっと妙な安価も多くなると覚悟してたんだが、難易度のバランスミスったかもしれんな 塞「さて、今日も特訓しよう!」 姉帯「みんなで特訓だー」 エイスリン「オー!」 ???「おや、盛り上がってるねぇ」 胡桃「あ、トシ先生!おかえりなさい!」 シロ「おかえりなさい…」 京太郎(あの人が昨日塞先輩が言ってたトシ先生かー) 488 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 29 02.44 ID 1LnFi1+X0 妙な安価しろってことじゃないからね。ヌルゲーになっても怒らないでねってことや トシ「それで…、君が新入部員の須賀君?」 京太郎「はい。新入部員の須賀京太郎です!ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします!」 トシ「ハハ、礼儀正しくて元気な子だねぇ。こちらこそよろしく」 トシ(麻雀力はそれほどでもないけれど…高い潜在能力は感じるね) トシ「じゃあ久々に皆の指導をしようかね」 胡桃「やった!」 成功判定(トシさん初回イベントに付き判定+15) 0-5 失敗 6-65 成功 66-99 大成功 489 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 29 34.46 ID 1LnFi1+X0 またやらかした 493 510 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 34 42.12 ID 1LnFi1+X0 判定→大成功 京太郎(なんだこの人…) 京太郎(圧倒的な強さもあるけれども、それ以上に指導のひとつひとつが的確だ…) 京太郎(この人がウチの顧問なのか…。確かに全国も夢じゃない!) トシ「さて、ちょっとした用事があるから、今日はこれくらいにしておこうかねぇ」 一同「ありがとうございました!」 全体麻雀力がグーンと上がった! 513 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 36 18.82 ID 1LnFi1+X0 京太郎「いやー、すごい人だったな…」 京太郎「さて、午後はどうしよう?」 516 516 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 投稿日:2012/07/24(火) 22 36 46.61 ID xzwHrf+60 能力開発 524 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 40 41.23 ID 1LnFi1+X0 京太郎(実はさっきトシさんに、麻雀力が大幅に上昇する潜在能力解放法を教わったんだよな) 京太郎(リスクも高いらしいけど…どうしよう?) 527 やる?やらない? やらない場合は通常特訓。キャラ指定特訓も可 527 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 40 55.83 ID aljJS13s0 やる 534 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 42 51.94 ID 1LnFi1+X0 能力開発 難易度高 0-36 失敗 37-76 成功 77-99 大成功 536 552 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 48 05.06 ID 1LnFi1+X0 京太郎「えーと、ここに電極を挿せばよかったんだっけ?」 京太郎「これでスイッチオン!」 京太郎「って痛い痛い痛いぎゃああああああああああああああああ」 ……… ……… 京太郎「はっ、意識を失っていた…」 京太郎「身体も動かないだと…」 京太郎「くそっ、失敗か…」 麻雀力が下がった… 次の半日行動不能になります 568 名前: 559 そのアイデア頂こう[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 53 37.54 ID 1LnFi1+X0 地区予選開始まであと7日 京太郎「かろうじて体調不良で遅れる旨の連絡は出来たけれど、まだほとんど身体が動かないぞ…」 京太郎「これは午前は休みだな…」 ピンポーン 京太郎「ん?誰か来たのか?」 571 571 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/24(火) 22 53 57.26 ID 1uwAVojc0 咲 593 名前:夏休み期間のつもりだから全然OK[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 58 44.49 ID 1LnFi1+X0 京太郎「親は…留守か…」 京太郎「はーい」ズルズル (身体が重い…) ガチャ 咲「京ちゃん、久しぶり!来ちゃった!」テヘ 京太郎「さ、咲!?」 608 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 23 05 38.18 ID 1LnFi1+X0 咲「って京ちゃん大丈夫?今にも死にそうな顔してるよ!?」 京太郎「ああ…昨日ちょっとな…。すまないけど肩貸してくれないか…?」 咲「う、うん!」 (京ちゃんの匂いだぁ♪) ……… 京太郎「それでわざわざ俺に会いに来てくれたのか…。嬉しいよ」 咲「あはは、タイミングは悪かったみたいだけどね…」シュン 京太郎「そんなことないって!体調悪い時って人恋しくなるもんじゃん?」 京太郎「咲が来てくれて嬉しいよ」ニッコリ 咲(恋しいって言った!今私のこと恋しいって言ったよ!) 622 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 23 11 16.26 ID 1LnFi1+X0 京太郎「それで、いつまでこっちにいられるんだ?清澄ももうすぐ地区予選だろ?」 咲「うん、ホントはもっと早く来る予定だったんだけど、電車に乗り間違えちゃって…」 咲「明日にはもう帰らないと行けないんだ…」 京太郎(それでお土産が大阪名物たこ焼きクッキーなのか) 京太郎「まぁ、じゃあ今日は家でゆっくりしていけよ」 京太郎「俺は午後から部活に行こうと思ってるんだけどな。良かったら一緒に来るか?」 咲「部活?」 京太郎「ああ、こっちの高校にも麻雀部があったんだ。結構俺も強くなったんだぜ?」 咲「ふーん…」 627 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 23 13 14.14 ID 1LnFi1+X0 京太郎「いやー、幼馴染っていいものだな!」 京太郎「咲の看病のお陰で体調もマシになったぞ!」 京太郎「さて午後はどうしようかな」 630 630 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/24(火) 23 13 37.31 ID z3OXEdMv0 姉帯さんと特訓 643 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 23 20 07.69 ID 1LnFi1+X0 京太郎「じゃあ俺は部活に行くけど咲はどうするんだ?」 咲「…行くよ」ニコォ 京太郎「お、おう。じゃあ一緒に出るか!」 (なんだこのプレッシャー…) ……… 部室 京太郎「というわけで長野からわざわざ来てくれた幼馴染です」 咲「宮永咲です。よろしくお願いします」ニコニコ 姉帯「咲ちゃんって言うんだー。よろしくねー」 (宮永って確かチャンピオンも…偶然?) 京太郎「あれ、今日は豊音先輩だけなんですか?」 豊音「そうだよー。今日は自主練なんだってー」 京太郎「じゃあ特訓お願いしても良いですか?」 豊音「もちろん!まかせてよー!」 650 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 23 26 04.05 ID 1LnFi1+X0 豊音「じゃあ折角だし三麻でもやろうかー」 咲「いいですね!」ニコニコ 京太郎「よろしくお願いします!」 (豊音パワーアップイベント前なので、力関係は原作ママです) 難易度 激高 0-12 大失敗 13-72 失敗 73-92 成功 93-99 大成功 654 677 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 23 33 34.54 ID 1LnFi1+X0 判定→失敗 イメージ:カン、もいっこカン、もいっこカン、もいっこカン… 姉帯「そ、そんなー…」グス (まるで歯が立たないなんて…) 京太郎「咲…」 咲「どうしたの京ちゃん?」クスクス 京太郎「い、いや…」 (今日の咲の打ち筋…鬼気迫ってたな…) 咲「ほら、麻雀なら私が教えて上げるから、家に帰ろ?」グイグイ 京太郎「お、おい咲!すみません、豊音先輩!失礼します!」 --- 姉帯「………」 (やっぱり宮永ってあの…) 姉帯「強くならなきゃだよー」グス 好感度変動なし 麻雀力変動なし 693 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 23 41 11.55 ID 1LnFi1+X0 京太郎「咲!どうしてあんな…」 咲「え?私は普通に麻雀を打っただけだよ?」 咲「おかしな京ちゃんだなぁ」クスクス 京太郎「………」 (あんな力を誇示するような麻雀…どうして…) 咲「ね、あんな先輩より私の方がずっと麻雀強いでしょ?」 咲「だ、だからさ、強くなりたいなら私が麻雀教えて上げるよ!」 咲「ネット麻雀でチャットしながらさ、楽しいよ?」/// 京太郎「………」 (まさか…俺のせいなのか?) 京太郎「俺はさ、あの先輩たちと本気で全国目指してるんだ」 咲「!?」 707 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 23 48 18.64 ID 1LnFi1+X0 京太郎「だから…、だから清澄とは敵同士だ」 咲「……嘘」 咲「京ちゃんが私の…敵?」 京太郎「……ああ」 咲「京ちゃん、その冗談全然面白くないよ?」アハハ 京太郎「………」 咲「そっか…。そうなんだ…」 咲「…私長野に帰るね、特訓しなきゃ」 京太郎「お、おい」 咲「次会う時は敵同士だね、京ちゃん」ニッコリ タッタッタ 京太郎(あっちは駅じゃないんだが…) 京太郎(大変なことになった気がするな…) 723 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 23 52 46.08 ID 1LnFi1+X0 魔王化なんてさせるつもりじゃなかったのに,、お前らの期待に応えようとした結果がこれだよ 地方予選開始まであと6日 京太郎「咲のやつメールに返信もしてこないし大丈夫かな…」 京太郎「まぁいい、昨日はあまり練習にならなかったし、切り替えていこう!」 京太郎「さて、何をしようかな」 727 727 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/24(火) 23 53 19.59 ID z3OXEdMv0 皆で特訓するぞ! 737 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 23 57 09.21 ID 1LnFi1+X0 京太郎「今日も今日とて特訓だ!」 京太郎「豊音先輩、昨日はごめんなさい!一人残していく形になっちゃって…」 姉帯「ううん、全然いいよー。折角来てくれた幼馴染なんだもんねー」 姉帯「それにしても咲ちゃん強くて驚いたよー。私も頑張らなきゃだねー」 京太郎「はい、特訓頑張りましょう!」 成功判定 0-19 失敗 20-72 成功 73-99 大成功 741 760 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/25(水) 00 03 38.74 ID /+DEBc+k0 判定→大成功 姉帯「ポン、ポン、ポン、ポン」 姉帯「一人ぼっちじゃないよー」 姉帯「ツモ、6000オールだよー」 塞「塞ぎきれない…!?」 京太郎(姉帯さん、今日は全開だなー) 京太郎(よし、俺も全力だ!) 全体麻雀力がグーンと上がった! 午後は何をする? 764 764 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/25(水) 00 04 28.70 ID za0SfA9S0 全員でだらだら 785 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/25(水) 00 07 58.02 ID hOj0ZdmS0 全員でダラダラ 難易度低 0-9 失敗 10-69 成功 70-99 大成功 787 800 名前:正直に言うとここまで続くとは思ってなかった。どうしよ[] 投稿日:2012/07/25(水) 00 13 39.49 ID hOj0ZdmS0 判定→成功 京太郎「午前中の特訓で燃え尽きたぜ…真っ白にな…」 京太郎「というわけで午後は全員でダラダラしましょう!」 シロ「異議なし…」 塞「シロの反応はやっ!…全員って私達も?」 京太郎「もちろんです!」 姉帯「みんなでダラダラっではじめてかもー」ワクワク エイスリン「……」コクコク 塞「ちょ、ちょっと胡桃!なんとか言ってやってよ!」 胡桃「……」 胡桃「めっ」 塞「oh…」 (胡桃の注意がゆるくなってる…) 825 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/25(水) 00 18 16.81 ID hOj0ZdmS0 805 そこはご都合主義ってことで とりあえず次スレ立てるにしても2はつけないことにするよ 流れ早くて焦るし 京太郎(さて、お茶を入れてダラダラしているのはいいのだが) 京太郎(ちょっとした刺激は欲しいな) 京太郎(誰かと話でもしようかな) 828 828 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/25(水) 00 18 28.83 ID mPWnnxWQ0 姉帯さん 848 名前: 843 ぶっちゃけそこにインスパイアされとる[] 投稿日:2012/07/25(水) 00 25 24.64 ID hOj0ZdmS0 京太郎(よし、豊音先輩と話をしよう) 京太郎「豊音せんぱーい」 姉帯「ん?どうしたのー?」 京太郎「いえ、改めて昨日のことを謝ろうと思いまして…」 姉帯「あはは、本当に須賀くんは気を使えるいい子だねー」ヨシヨシ 京太郎(な、撫でられてるだと…?) 京太郎(男としては複雑な気分だが、年上のスタイル抜群なおねぇさんに甘やかされる感覚、すばらだ!) 京太郎「ちょっと先輩、やめてくださいよ!」 姉帯「あ、ごめんねー。嫌だったよねー」シュン 858 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/25(水) 00 32 02.08 ID hOj0ZdmS0 京太郎「いえ、嫌なわけ無いじゃないですか!でもその、恥ずかしいんで…」 一同「……」ジー 姉帯「あ、あははー。みんなに見られてたみたいだねー」テレ 胡桃「こら!トヨネ!須賀君!」 胡桃「風紀を乱しちゃダメ!」 姉帯、京太郎「ごめんねー」「すみません…」 シロの好感度アップ! 姉帯さんの好感度アップ! 870 名前: 868 YES[sage] 投稿日:2012/07/25(水) 00 36 18.22 ID hOj0ZdmS0 スレタイは参考にさせてもらうやで 地方予選開始まであと5日 京太郎「結局あの後怒られたり冷やかされたり散々な目にあったな…」 京太郎「でもあの撫でられる感覚は癖になりそうだ…」 京太郎「機会があったらまた撫でて欲しいかもしれん」 京太郎「さて、今日は何をしようかな!」 873 873 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/25(水) 00 36 47.94 ID oUOEBuAE0 姉帯さんと麻雀と添い寝でお昼寝 885 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/25(水) 00 41 18.09 ID hOj0ZdmS0 麻雀で添い寝でお昼寝ってどういうことなの…。シチュが浮かばないんでちょっと休憩 落ちたらまたVIPに立てると思います。SS速報で好感度、麻雀力引き継ぎで1からってのも面白いかもしれんけど SS書くってこんな労力かかるとはしらなかった。これからはもっと書いてる人に敬意を払って読むことにするわ 902 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/25(水) 00 48 36.06 ID hOj0ZdmS0 SS速報だとリスペクトしてるスレと被りまくるから悩むなー。俺もあっちのスレ追いかけないといけないし しかしVIPでパートスレとして叩かれるのもつらいんだよな。メンタル弱いから 何にせよ立てるなら明日の夜になるとおもいますです 914 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/25(水) 00 59 34.94 ID hOj0ZdmS0 911 SS速報はhtml化されて落ちても残るんじゃねー?知らんけど 人気のSSはWIKI作られたりするやで 919 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/25(水) 01 13 19.40 ID hOj0ZdmS0 すまん、このスレ1から見直してたけど信じられんくらいミスが多いわ やっぱりSS速報で好感度、雀力引き継ぎで1からやることにします。安価取ってくれたみんなすまんな 麻雀から添い寝の流れも必ず挟むから許してくれ… 927 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/25(水) 01 21 59.85 ID hOj0ZdmS0 925 そういう意見があるのも当然だよな。ホント申し訳ない 言い訳になるけど、最初はこんなに伸びるとは思ってなかったんや。初SSだったし そのせいで序盤かなり適当に進めてしまったのが痛かった。 SS速報移るからにはクオリティも上げていきたいと思うから許してくれ
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http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1388042098/ ガチャ 京太郎「すいませんっ掃除当番で少し遅れました!………ってあれ……?」 尭深「………」ズズズ 京太郎「えっと…渋谷先輩だけですか…?」 尭深「…うん」ズズズ 京太郎「………今日部活休み…とかじゃないですよね……?」 尭深「…うん」 京太郎「で、ですよね!…みんな遅いですね……」 尭深「…うん」 京太郎「皆何か用事でもあるんですかね……」 尭深「………」 京太郎「…………」 京太郎(き、気まずい!………やっぱり渋谷先輩と話すのは少し苦手だなぁ…) 京太郎(顔はムチャクチャかわいいんだけどなぁ……それにおもちも……)チラッ 尭深「……須賀くん…」 京太郎「は、はい!!」ビクッ 京太郎(や、やべ……胸見てたのばれたか……?) 尭深「須賀くんもお茶………飲む……?」 京太郎「あ……お、お茶ですね!はい……っていいですよ!自分で入れますから!」 尭深「……須賀くんは私のお茶じゃ…いや……?」 京太郎「い、嫌なわけないじゃないですか!そうじゃなくて先輩に煎れてもらうなんて……って意味で…」 尭深「私が煎れたいだけ……だから……」 京太郎「で、でも………」 尭深「だめ……?」 京太郎「うっ…………」 京太郎「……………わかりました……じゃあお願いします…」 尭深「……うん」 尭深「はい………」コト 京太郎「あ、ありがとうございます!……凄いいい香りですね……もしかして茶葉変えました?」 尭深「うん……あたらしいの買ってみたの……」 京太郎「そうなんですか!じゃあ戴きますね」 尭深「どうぞ……」 京太郎「…………」ズズズ 尭深「……………どう…かな……?」 京太郎「………うん!凄く美味しいですよ!」 尭深「…!」パァァ 尭深「よかった………」ニコ 京太郎「っ!」 京太郎(か、かわいい……) 尭深「………?須賀くん?どうかしたの……?」 京太郎「…はっ!な、何でもないですよ!ハハハ…」 尭深「でもよかった……須賀くんに美味しいって言ってもらえて……」 京太郎「そ、そんな!俺こそこんな美味しいお茶が飲めて嬉しいですよ!!」 尭深「どうしても最初に須賀くんに飲んでもらいたかったんだ……」 京太郎「え………?」 尭深「……………あ…///」 京太郎「えっと………それh ガチャッ 淡「すいません!遅くなりました!決して追試験をうけてたわけじゃ………って、あれ?タカミとキョータローだけ?」 尭深「………」 京太郎「………」 淡「???……どうかしたの?二人とも黙りこんじゃって…?」 京太郎「な、なんでもねぇよ……あと先輩たちならまだ来てないぞ…」 淡「なんだぁ……慌ててきて損したよ……スミレったらホントに時間に厳しいんだもーん」 京太郎「…それより淡、お前また追試受けてたのか?」 淡「…ち、違うよ!私がそんなバカなはず無いじゃん!」 京太郎「はいはい、そうですねー あわいちゃんはお利口さんでちゅもんねー」 淡「むー!そうやってバカにしてー!大体キョータローだって馬鹿じゃん!」プンスコ 京太郎「おれはだれかさんと違って赤点とったりしないからな~」 淡「ムキーー!なんなのさっきから!麻雀弱いくせに!」 京太郎「ぐっ………お、俺はまだ始めたばっかりだから……」 淡「始めたばっかりっていってももう5ヶ月はたつじゃーん!私が始めてそのくらいの頃にはもっと打ててたもんねー!」 京太郎「う、うるせーペタンコ!お前の場合取った栄養が全部雀力に吸収されてるだけだろ!」 淡「…っ!そ、そやって胸ばっか見て!変態!!スケベ!!近寄らないで!!」 京太郎「心配せずともお前みたいなちっぱいには浴場しねーよ」 淡「なっ……!……う、うるさいうるさい!キョータローなんかこうしてやるー!」バッ ゴクゴク ブーーッ 京太郎「っうわぁぁあ!!きったね…!」 淡「あははは!ばーかばーか!」 京太郎「てめー!なにすんだこの……!」ダッ 淡「あははは!捕まえてみろー!」ダダダダ 京太郎「待てこのやろー!」ダダダダ 淡「またないよーだ!あはははh…あっ!」ガッ 京太郎「おわっ!」 ドスーン 淡「いたた………………っ!///」 京太郎「………………」ムニュ 淡「……………」 京太郎「わわわ!ご、ごめん!」バッ 淡「…………///」 京太郎「その……わ、わざとじゃないんだ……すまん …」 淡「べ、べつに…!私だって悪かったし……」 淡「それに……そんな悪いきはしなかったし……」ボソッ 京太郎「……え?」 淡「……!な、なんでもない!!私トイレいってくる!!」ダッ ガチャ 京太郎「お、おい!淡!」 京太郎「どうしたんだあいつ………って絶対俺のせいだよな……ハァ……」 尭深「………」ズズズ ガチャ 菫「すまない……クラスの用事で遅くなった……」 京太郎「あ、 弘世先輩……こんにちわ」ペコッ 菫「うむ……それよりさっき淡の奴が走ってでていったのは…」 京太郎「あ……じ、じつは………」 説明中--- 菫「ハァ………まったくお前らは何を考えてるんだ……」 京太郎「す、すみません……」 菫「別にイチャイチャするのは構わんが、そういうのは外でやってくれ…」 京太郎「え!?そんなイチャイチャだなんて!あいつとはそんなんじゃ無いですよ!」 京太郎「だいたいあいつが俺のことそんな風に見てるとは思えないし……」 菫「…………」 尭深「…………」 京太郎「……え?えっと……」 菫「ハァ……これは淡にも少し同情するな…」 尭深「………」コク 京太郎「え……?え?」 菫「あぁ、それと今日は照は休みだ……どうやら熱が出たらしい……」 京太郎「え!?大丈夫なんですか!」 菫「まぁそこまで大したことはないみたいなんだが……しかしどうやらあいつの家に今ちょうど親がいないらしくて1人らしいんだ」 京太郎「それは大変ですね…」 菫「そこでだ……須賀には照の家にいって様子を見てきてもらいたいんだ…」 京太郎「え!?おれがですか!?」 菫「あぁ…本当は私が行くべきなんだがもう大会も近いし我々レギュラーは抜けられなくてな……」 京太郎「で、でも!勝手にオンナノヒトの家に上がり込むのは……」 菫「大丈夫だ……照の了承はとってある……」 京太郎「で、ですが……」 菫「頼む須賀……お前にしかたのめないんだ……」 京太郎「う…………わ、分かりました……行きます…」 菫「ありがとう!じゃあこのプリントとノートのコピーも渡しといてくれ……あとこれがあいつの家の住所だ…」 須賀「わかりました、じゃあ行ってきますね!」 菫「頼んだ」 廊下---- 京太郎「えーっと…照さんの家は………うお、割りと遠いんだな……毎朝まよったりしてないのかな……」 淡「あ……キョータロー……」 京太郎「おお、淡か」 淡「どこいくの……?」 京太郎「ああ、照先輩のお見舞いに行くんだよ……」 淡「え……?なんで京太郎が…?」 京太郎「なんか大会前だからレギュラー陣は忙しいみたいでな……」 淡「…………」 京太郎「じゃ、俺はいくから……お前もはやく部室もどれよ」 淡「…………」ギュ 京太郎「え………?」 淡「わたしも……いく………」 京太郎「は?…でもお前…練習は……」 淡「私はスッゴク強いから大丈夫!なんたって高校百年生だし!」 京太郎「………でもなぁ………」 淡「お願い……キョータロー……」ギュ 京太郎「うっ………」 京太郎(ど、どうすればいいんだ……) 京太郎「よし淡!お前の家を教えてくれ!!てか連れてって!」 淡「えぇぇ!?な、なんで私の家……?」 京太郎「いいから!!」 淡「う、うん………」 淡「ここが私の家だよ」 京太郎「おぉ………これは………!」 京太郎(普通のマンションだ…) 淡「で……どうするの……?」 京太郎「そうだった!淡!今家に誰かいるか!?」 淡「え………今はだれもいないと思うけど……」 京太郎「よし入るぞ!」グイッ 淡「わわ…!引っ張らないでよ!」 ガチャ 京太郎「おぉ…ここが淡の家か……」 淡「うん………」 京太郎「淡の部屋はどこだ!?」 淡「え!?……………あそこの扉だけど……」 京太郎「お邪魔しまーす」ガチャ 淡「ちょっと!!ま、まって!!」 京太郎「おぉぉここが淡の部屋かぁ……割と片付いてるんだなぁ……」 淡「…………あんまり………見ないでよ…」 京太郎「じゃあ淡!ここ座って!!」ポンポン 淡「え………?ってそこ私のベッドじゃん!!」 京太郎「まぁまぁ」 淡「……………はいっ!これでいい?」スッ 京太郎「…………あわい……」グイッ 淡「きゃぁ!」ボスンッ 京太郎「……………」 淡「きょ、キョータロー……?」 京太郎「……………」スッ ペロッ 淡「ひゃぁ///きょ、キョータロー!なにやって……!」 京太郎「…………」ペロペロ 淡「ひにゃぁ///そ、首っ舐めちゃらめ………んっ!」 京太郎「はぁ…はぁ……あわいぃ……」モゾモゾ 淡「や、やめて……お願い……グスッ…」 京太郎「うぉおおおおぉぉ!!」ガバッ 淡「うっ……グスン……うぅ………恐いよぉキョータロー……やだよぉ……」ポロポロ 京太郎「……っ!」ピタッ 淡「ぐすっ……キョータローは…優しくないけど…優しくて…」 淡「頼りにならないけど…頼りになって……」 淡「かっこよくないけど………かっこよくて………ぐすん…」 淡「こんなキョータロー………やだよぉ……」ポロポロ 京太郎「…………あ、あわい………」 京太郎(しまった!泣かせてしまった……!お、俺はどうすれば……) 京太郎(そうだ!こんなときはお菓子を……!)ゴソゴソ 京太郎「淡……ごめんな………俺どうにかしてたよ……お菓子食うか?」スッ 淡「……グスン………うん……」ガサガサ 京太郎「これ一昨日出たばっかりの新作のチョコみたいだぞ!」 淡「……………」モグモグ 京太郎「どうだ……?」 淡「………美味しい……」モグモグ 京太郎「そ、そうか…!よかった!」 淡「……………」モグモグ 京太郎「……………」 淡「………ねぇキョータロー……」 京太郎「お、おう、なんだ……?」 淡「………どうして……こんなことしたの……?」 京太郎「そ、それは……だな………」 京太郎「愛し照」 淡「………え?」 京太郎「お前が好きなんだ……それでこんなことを……」 淡「……え?………なにいって…」 京太郎「愛してるぞ……淡……」 淡「……っ!///」 京太郎「でもホントごめんな怖い思いさせて………もうしないk 淡「わたしも!」 京太郎「……………?」 淡「わたしも……キョータローのこと好き……だもん……」 淡「さっきはちょっと怖かったから……でも京太郎に………その………されるの別に嫌じゃないよ……?」 京太郎「あ、あわい……」 淡「だから…………その………」モジモジ 淡「続き………してもいいよ……?///」 菫「たく……須賀のやつ遅すぎるだろ……淡もかえって来ないし………亦野は行方不明らしいし………」プルルル 菫「…あ、照か?須賀はまだそこにいるn……え?まだ来てない?」 菫「何を考えてるんだあいつら………!」ワナワナ 尭深「…………」ズズズ 淡「きょうたろー………」ギュ 須賀「淡………」ギュ 完
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ステータス 保有技能 装備 アイテム フォームシフト現在格納可能な相手 ネクサスシフト効果 制約 追加能力 登録人数 ネクサスシフト時最終ステータス ヒーローシフト効果 制約 参加人数 ヒーローシフト時最終ステータス 『TTT(光)』使用時の注意 ネクサス・ジュネッスシフト効果 制約 格納時獲得補正・各固有シフト 真・ヒーローシフト効果 制約 アマートルシフト効果 制約 クライマックスシフト・アルゲントゥムノアステータス 保有技能 ステータス HP:660 ATK:35 DEF:35 保有技能 『比翼の鳥』 人一人にして人に非ず。翼片翼にて翼に非ず。 人物を指定し、己の中に格納する能力。 格納した人物に応じた能力と補正を得る。 『TTT(光)』 The Templehero T。 寺生まれのTさん。この世のありとあらゆる理不尽の天敵。 絶望を絶つ者。どこかの誰かの希望の具現。 心を照らし、絆を紡ぎ、希望を繋ぐ者。 ヒーローシフト中、MAXHPを100減少させる事で以下の能力を使用可能。 戦闘中、指定した技能を【封印】する。 都市伝説による効果を指定。指定した効果を無効化する。 自分のMAXHPの数値分、指定した人物のHPを回復する。 装備 E:『腕輪:Nexus?』【防具】 ATK補正+15 DEF補正+15 E:『真・ルーベライズ』 効果:死亡・ゲームオーバーを無効にし、所有者をHP1で復活させる。 E 『ジャイアントキリング』 効果:巨大な存在に対する戦闘論理。特定の都市伝説との戦闘時に判定値+10。 E 『死超』 効果:発動ターン、相手攻撃サイド確定時にそのターン受けるはずだったダメージに自身のATKを+し、相手のHPダメージとする。一戦闘一回 【真・ヒーローシフト中効果】 効果:発動ターンの行動判定敗北時、それを勝利扱いに。一戦闘一回 『真・オモイヤリ』【聖遺物】 ATK補正+30 DEF補正+30 ヒーローシフト中、行動判定で勝利する事で何かしらの「奇跡」を行使する。 『シュクジュ・ヘキ』【盾】 ATK補正+5 DEF補正+20 【国広一】を格納中、ターン終了時にそのターンに受けたダメージの1/4を回復する。 『カタキウチ・ツラヌキ』【遠隔武装】 ATK補正+25 【鶴田姫子】を格納中、判定コンマが75以上の時『リザベーション・バースト』を発動する。 『フクツ・ゼシキ』【靴】 自身のATK、DEFを+5、判定値を+3する。 【高鴨穏乃】を格納して経過したターン数、この補正は重ねがけされる。 『ハリコノトラ』【針】 自身のATKを0に減少させ、その減少させた分の数値をDEFに加える。 『ヒトノワ』【遠隔武装】 効果発動宣言ターン、自身のHPを1まで減少させ減少させた分の数値をATKに加える。 アイテム なし フォームシフト 指定した人物を格納し、その人物の能力と補正を得る 戦闘における京太郎の基本スタイル 現在格納可能な相手 園城寺怜 高鴨穏乃 国広一 鶴田姫子 松実宥 ネクサスシフト 現状フォームシフト対象に指定できる全員を格納し、その能力と補正を全て得る また以下の効果と制約、さらに追加効果がある。一部効果は投下時に決定された『登録人数』が影響する 効果 発動時HP全回復+自身へのマイナス効果打ち消し フォームシフト対象全員分の固有技能とステータス補正 登録人数×5のHP+補正 登録人数と同数のATK+補正 登録人数と同数のDEF+補正 登録人数一桁に応じた追加能力 初回限定、仲間全員のパワーアップ。以後強化は継続 制約 武器は選択不可。腕輪が武器扱いとなる 一ターンしか持続できない 一戦闘一回のみしか使用できない(戦闘が切り替われば再度使用できる) 追加能力 五回のみ、ネクサスシフトの維持可能時間を「一ターンのみ」から「一日」に変更できる。残り0回 登録人数 74人 ネクサスシフト時最終ステータス HP 1230 ATK 264 DEF 244 ヒーローシフト 京太郎が「寺生まれのTさん」化する 非常に強力だが使いどころが限られており、かつ非常にリスクが高い また以下の効果と制約がある。一部効果は投下時に決定された『参加人数』が影響する 効果 保有技能『TTT(光)』の能力が使用可能になる 参加人数×2のMAXHP+補正 参加人数/2のATK+補正 参加人数/2のDEF+補正 制約 既に誰かを格納した戦闘中は使用不可能 発動後、その戦闘中は比翼の鳥が使用不可となる 参加人数 126人 ヒーローシフト時最終ステータス HP 912 ATK 98 DEF 98 『TTT(光)』使用時の注意 技能を封印する場合、封印する技能の名前が判明していなければならない 『???』など名前が隠れている場合でも指定できるが、効果が薄れる可能性アリ HP回復効果を使用する場合、対象が何かしらの干渉を無効する技能を持っていないか確認する ネクサス・ジュネッスシフト 既存の五人の仲間に加え、五人の魔物を格納するネクサスシフトのバリエーション ネクサスよりも強力だがそれ以上に扱いづらく、使いどころが難しい 効果 既存のネクサスシフトの効果 五人の魔物が各固有シフトを持ち、うち任意の二つを選択して使用可能 制約 ネクサス・ジュネッスシフト解除後は『HP1』となる また、使用回数に制限がある保有技能のストックが全て0になる 既存のネクサスシフトと合わせ、一戦闘一回のみしか使用できない 格納時獲得補正・各固有シフト + 大星淡 大星淡 『ホシガミシフト』 MAXHP+500 ATK+300 DEF+300 判定値+10 + 天江衣 天江衣 『アマルコライトシフト』 HP+ATK+DEFの合計値が100以下の対象を強制的に戦闘不能にする。 自身の判定値を+20する。 + 神代小蒔 神代小蒔 『ヴァルゴシフト』 MAXHP、ATK、DEF、それぞれを+100する。自身の判定値を+15する。 戦闘時敵対する【対抗神話】以外の都市伝説一体につき一回、上記の補正を重ねがけする。 + 姉帯豊音 姉帯豊音 『ブラックシフト』 ATK+150 DEF+150 自身の判定値を+20する。 戦闘中発生した能力によるダメージを全て任意で無効化出来る。 一戦闘に一度のみ、その戦闘中に無効化したダメージ総量を指定した対象に与える事が出来る。 + 三尋木咏 三尋木咏 『クレアツィオシフト』 保有する武器を好きなだけ装備する事が出来る。 なお、その際武器の+補正は全て二倍となる。 真・ヒーローシフト 京太郎、黒、士栗の力を合わせた真のヒーローシフト。全てを対等にする最弱無敵の力。 ヒーローシフト展開中に上書きする形で使用し、使用後は特殊な戦闘処理となる。 効果 戦闘中は戦闘参加者のステータスが完全に拮抗し、ステータスが『HP ■■■』のみになる。 行動判定に勝利する度に、相手の■が一つ減る。相手の■が無くなれば勝利となる。 制約 保有技能も完全に無効化されるため、食いしばり系スキルなども無効となる。 アイテムは使用できるが、回復アイテムは回復量にかかわらず■一つ分しか回復しない。 アマートルシフト 怜と照を同時に格納するネクサス・ジュネッスシフトの派生。 相反する二人が組み合わさり、爆発的な力を生み出す。 効果 園城寺怜の補正及び保有技能を得る 宮永照が参戦可能になる + 宮永照 宮永照 MAXHP+200/毎ターンHP100回復 ATK、DEFそれぞれ+200/毎ターンそれぞれ+100 判定値補正+30/毎ターン+5 制約 5ターン経過すると宮永照の格納が解除される ネクサスシフトの派生のため武器使用不可 クライマックスシフト・アルゲントゥムノア ステータス HP:測定不能 ATK:測定不能 DEF:測定不能 保有技能 『友誼の方舟/フレンドシップ』 善。光。一人でないが故の最強。 判定値+補正測定不能。 同格の能力以外の、あらゆる概念を無視する事が出来る。 この物語の主人公。都市伝説からりつべ市の人々を守る高校生。 街を襲う都市伝説が現れる度に調査を行いその対処をすることを仕事としており、物語の中で数多くの人々を救ってきた。 人当りの良い性格と面倒見のよさからか非常に顔が広く、その交友関係は他校や警察の人間にまで及ぶ。またそれら友人知人から大きな信頼を寄せられており、彼と直接の面識がなかった者にまで知らず感謝されていたこともあった。 一人ではまともに戦うことができない彼にとってそのコミュニティの輪は唯一無二の武器であり守るべき対象でもあり、彼の心の支えでもある。 保有する都市伝説は『寺生まれのTさん』。あらゆる都市伝説の天敵であり、最強の対抗神話。 物語中盤まで自分の都市伝説を自覚しておらず、他者を格納する能力はその片鱗。第十六話にて黒フードの記憶を遡り自らの能力を自覚し、本来の能力に目覚めた。 素のステータスは贔屓目に見ても高いとは言えないが、『比翼の鳥』により指定した人物を格納することでその能力を使用することができる。言い換えれば他人を武器や防具のように装備する能力で、状況に合わせて格納する人物を変えることで様々な敵に対応できる。 ネクサスシフトは基本的に一戦闘一回のみの切り札。大きな判定値補正とATK・DEF補正、更に格納相手全員の保有技能を得られるが、逆を言えばネクサス使用ターンにすかされたり防御に回られたら折角の切り札を無駄にしてしまうことになる。地味に強力なのがHP全回復効果であり、長期戦や連戦では回復アイテム的なものとして扱ってもいいだろう。 追加能力は強力の一言。大抵の敵は圧倒できるだろうが使用回数が限られているため、地力で倒せる相手に使うべきではない。使用するのは特定のイベント戦か、もしくは探索パートで失敗するなどであまりに不利な状況に陥った時のみか。なお一日ネクサスを使用した場合、その日の間は戦闘開始毎にHPが全回復する。 またネクサスシフト時と通常時の間では、使用に制限がある保有技能の回数は共有されない。つまり擬似的に『リザベーション・バースト』や『不倒不屈』が規定回数以上使えると言うことである。 ヒーローシフトは怜たちを格納できるような戦闘では基本的に使用しない、というかできない。京太郎が一人で戦うことを強いられる場面で初めて選択肢に入る。 相手の保有技能を封印する・効果を無効化する能力はある種のバランスブレイカー。しかしその代償である最大HP減少のリスクが高すぎるため、そうそう気軽に使えるものではない。おそらく使用が許容できる回数は一~二回だろうか。使いすぎによっては詰む可能性も高い。 また、ヒーローシフト状態の時のみに発揮される『真・オモイヤリ』の追加効果がある。行動判定に勝利することでダメージ無効やATK補正など、京太郎側に有利な『奇跡』を発生させる。しかし奇跡の内容はランダムであり、必ずしもその状況で有効なものが発動するとは限らないため過信は禁物。 ネクサス・ジュネッスシフトはネクサスシフトの拡張強化版。本来のネクサスシフトの能力に加え五人の魔物(淡、衣、小蒔、豊音、咏)の各固有シフトを使用できる。ただし1ターンに使用できるシフトは二つのみ。 淡のホシガミシフトは純粋なステータス強化。高打点や防御力が欲しい場合は彼女のシフトが有用となる。ただし判定値補正は+10と他のシフトに比べ劣るので注意。 衣のアマルコライトシフトは雑魚敵を一掃することが可能な特殊な能力。一部の敵にはとても有効だが、その反面限定的過ぎるため出番は少ないだろう。 小蒔のヴァルゴシフトは淡と同じステータス強化系だが、敵の数が多ければ多いほどその力を増す。敵が複数体いる場合は彼女の出番。 豊音のブラックシフトはステータス強化に加え効果ダメージを無効することが可能。さらに戦闘中無効にしたダメージを相手に与えるという『リザベーション・バースト』と似た系統の能力を持つ。 咏のクレアツィオシフトは一言でいえば武器特化。全ての武器を装備し、その補正を倍にする。各武器の効果の恩恵を受けられ、それらを戦略に組み込むことを可能にする。 ただしジュネッスシフト解除後はHPが1となり、あらゆる保有技能のストックが強制的に0になる。そのため『確実に倒しきれる』という確信を得た時にのみこのジュネッスシフトを使用しよう。万が一倒しきれなかった場合は、ほぼ勝機は消えうせたと考えていい。
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京太郎「熱出てるし、学校いけねぇし、和のおっぱい見れないし」 京太郎「嗚呼、しんどい」 京太郎「カワイコちゃんが看病しに来てくれないかなー」 京太郎「……暇つぶしに考えてみるか」 京太郎「……いや、逆に俺がカワイコちゃんの看病をしに行くって言うのも……」 咲「京ちゃん、風邪引いたんだって?」 京太郎「咲か……?」 咲「京ちゃんは風邪なんて引かないものだと思ってたよ」 京太郎「どういう意味だよ……」 咲「まぁまぁ、今日は私がつきっきりで看病してあげるからさ」 京太郎「……悪いな」 咲「大丈夫だって!私におまかせあれ」 京太郎「どうしよう……不安だ……」 咲「なにかいった?」 京太郎「別に」 咲「ふーん……」 和「お粥ができましたよ、須賀君」 京太郎「和が食べさせてくれたら嬉しいな」キリッ 和「もう、須賀君ったら♪」 キャッキャウフフ 咲(見舞いに来たのはいいけど……) 京太郎「でへへ……」 咲(なんで寝ながらにやけてるんだろ) ピンポーン 京太郎「ん……まさか部員の誰かが来てくれたのか…?」 京太郎「はーい…」 竜華「きたでー!」 京太郎「誰だ!?」 竜華「うちは清水谷竜華や。はじめまして」 京太郎「は、はあ…」 竜華「たまたま近くを通りかかったら、なんや情けない声が聞こえて来たから来てみたんや」 京太郎(喋り方からして関西だよな……たまたまって) 霞「破ァ!!」 京太郎「治った…!」 小蒔「……!」 …… 小蒔「はぁー!」 京太郎「……」 小蒔「はぁーっ!」 京太郎「……」 小蒔「治せません……」ウルウル 京太郎(かわいい) はやり「風邪引いちゃったの?」 京太郎「はやねぇ来てたんだ……」 はやり「昔から季節の変わり目には風邪をひいてるよね?」 京太郎「はやねぇと違ってデリケートなんだよ」 はやり「そんなことをいう子は看病してあげないぞ☆」 京太郎「え?」 はやり「おじさんもおばさんもいないからわざわざ看病しに来てあげたのになぁ……」 京太郎「そ、そうなの……?」 はやり「だけど口の悪い子の看病はしてあげたくないなぁ……」 京太郎「ご、ごめんなさい……」 はやり「じゃあ許してあげる☆」 はやり「熱は……うん、ちょっと高いね☆」ピト 京太郎「は、はやねぇ……?」/// はやり「昔から熱を測るときはこうしてたよね?」 京太郎(か、顔が近い……)/// はやり「なんだかすごい汗だね」 はやり「自分で着替えられる?なんだったら昔みたいに着替えさせてあげるけど……」 京太郎「そ、そこまではいいよ」/// はやり「だったらいいけど……」 はやり「じゃあ……」 京太郎「な、なんでベッドに入ってくるの……?」 はやり「昔はおねぇちゃんに抱きついて一緒に寝てたでしょ?」 京太郎「そ、そんな昔のこと……」/// はやり「今でも京くんは私のかわいい弟だもん☆」 京太郎「……ありがとう」 はやり「やっと素直になったね☆」 はやり「やっぱり京くんは素直な方がかわいいよ☆」 京太郎「………」/// カンッ
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http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1348835148/ http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1348918191/ 俺は須賀京太郎(29歳)。22歳の時に妻と離婚してから7年間女とは無縁の生活を送ってきた。 長野には居づらかったので上京したはいいけどいまいちぱっとしない20代の最後の年を送っていた。 そんな20代最後の夏に俺のモテキは突如としてやってきた。 とある日 PURUUUU 京太郎「ん?電話か?…。って、マジかよ…」 着信 宮永咲 京太郎「…。なんかでたくねー」 それもそのはず、女房と別れた原因の女であるからだ。 しかも別れさせておいて数ヶ月もしないうちに別れを告げられたもんだから俺が若干のを持っていたとしても不思議じゃないだろう? 京太郎「…。はぁ。」 ピッ 京太郎「はい、須賀です」 咲「あ?京ちゃん?ひさしぶりー!」 京太郎「…。」 咲「なによー?久しぶりだってのに元気ないわね」 京太郎「なんだよ、なんか用か?てか、お前よく俺に電話なんか出来るな…」 咲「なーにー?まだあの時のこと引きずってるわけ?小さいわねー京ちゃんはー」 京太郎「はぁ?お前人の家庭壊しておいて…その上直ぐに俺を捨てて行きやがって…」 京太郎「お前俺が今までどんな気持ちで生きてきたかわかってるのか!?」 咲「…。」 京太郎「お前のせいで…俺は…」 咲「ごめん、なさい」 京太郎「え?」 咲「ごめんなさい、本当にごめんなさい。私…どうかしてた…」 京太郎「どうかしてたって、どっちの意味でだよ…」 咲「…。多分京ちゃんが思っている意味の両方の意味…」 京太郎「…。はぁ…。わかったよ、俺の負けだ。くっそー、なんで俺はこう人が良いんだかなー」 咲「許してく…れるの?」 京太郎「過ぎたことなんだから仕方ないだろ…今更どうこうって話でもないし」 咲「京ちゃんは優しいね…」グス… 京太郎「…。で、要件はなんだ?まさか俺に謝りたくて電話したわけじゃないだろうし」 咲「実はね…今、東京にいるんだ…」 京太郎「あー、そうなんだ」 咲「でね…その…今夜会えないかなって…」 京太郎「あぁん?」 その日の夜 JR王子駅 京太郎「…。なんでこうなった…」 結局俺は咲の願いを断れなかった。 それにしても…。7年か…。 別れたと言え中学からの腐れ縁だ、アラサー手前の同級生がどうなっているかは多少興味がある。 ましてや何度も抱いた女だけにだ…。 咲「京ちゃん?」 京太郎「え?あ、え?咲、か?」 咲「京ちゃん久しぶりだねー」ニコ なんかすっごい美人が俺の後ろに立っていた。 京太郎「め、メガネかわいいじゃん、それに、髪も伸ばしたんだ…」 目の前の咲は俺の知ってる咲では無かった。 少し茶色がかった肩甲骨まである髪。 赤い太縁のメガネ。 スレンダーな体。 小奇麗なスカート。 化粧は薄めだが元がいいのか十分すぎるほど魅力的な女性になっていた。 京太郎「咲…しばらく見ない間に美人になったな…」 咲「ええ?それじゃ昔は美人じゃなかったみたいじゃないよ!」 京太郎「はは、それもそうだな…」 咲「京ちゃんは…うん、なんか変わってないなーって感じかな」 京太郎「それは、喜ぶところなのか?」 咲「んー?わかんない」ニコ うわっ、こいつ、なんだこの魔性のほほ笑みみたいなのは… 咲「京ちゃん、今日は私のわがままを聞いて下さり、ありがとう御座います」ペコリ 京太郎「え?ああ、いや、別にいいんだけどさ…」 やばいよ、やばいよこれ!咲のやつなんかむっちゃ可愛いじゃんかよおおおおお! 京太郎「で?今日はどんな要件だ?あってから話すって言ってたが」 咲「ん?まぁ、それはこのあと、とりあえず飲みに行きましょうよ!」 京太郎「ん、まぁ、いいけどさ…」 咲「どうする?お店入る?」 京太郎「んー。飲むって分かってれば赤羽集合にしたんだけどなー王子じゃ大した店ないし」 咲「そぉ?じゃあ、京ちゃんの家で飲もうか?」 京太郎「あー、そうすっかな、じゃあとりあえず行くか」 おいおい、なんかいいように咲のペースに巻き込まれてる気がするぞ。 どうすんだよ!こいつに関わったってろくなことにはならないぞ絶対。 そもそも何なんだよこいつは!いきなり会いたいとか言って強引に来やがって。 なんだ?欲求不満とかなのか?俺に何を求めようとしてるんだこの腐れビッチが! だいたいこいつは俺の家庭を奪った張本人じゃねーか! 何いけしゃーしゃーと会いに来てるんだよ!恥の心ってもんがねーのかこいつにはよー!!! 咲「京ちゃん、どうかした?なんか怖い顔してるけど…やっぱり迷惑だったカナ?」 京太郎「え?いや、違うよ、ちょっと仕事の事思い出してて…」 咲「へー、」 京太郎家 咲「おじゃましまーす、うわー、物がいっぱいある…」 京太郎「ああ、悪いな、汚いところで」 咲「ううん、いいのよ」 咲「よっと」ベットにドサー 咲「ふーん。。。京ちゃんの匂いだぁ」マクラクンカクンカ 京太郎「お、おい、何やってるんだよ…」 咲「ん、でもちょっと加齢臭的な匂いが…」 京太郎「うっさいわ!こちとら来年30なんだよ!」 咲「あはは、そうだねー確かに」 咲「じゃ、とりあえずカンパーイ」 京太郎「おう。」 咲「コクコク、ぷはー。はぁー30かぁー」遠い目 京太郎「なに遠い目してるんだよ」 咲「だって、30だよさんじゅー?ついこないだハタチになったって思ったのになー」 京太郎「まぁ、それはそうだな…。俺なんて、まだまだ子供だなって思うし」 咲「それは、私だってそうよ。」 咲「私って何時まで経っても子供だなーって最近すごく思うの。子供のまま30になって40になっちゃうんだろーなーって。」 咲「子供だからさ、私。子供なんだ…」 京太郎「…」 京太郎「なんか、意味有りげに連呼するな?子供って」 咲「うん、でもちょっと待って、もう少し飲んでから…もうちょっと気持ちよくなってから言うから」 京太郎「…。おう、」グビッ あーあー、めんどくせーなー女ってのは。 なんでこー自分を悲劇のヒロイン気取りにしたがるかなー。 世の中お前より不幸な他人はいくらでもいるっつーの! 絶対今の俺のほうが不幸だっつーの! 数時間後 京太郎「…」グビ 咲「…」コクコク なんか急に喋らなくなった。うーん、気まずい。 京太郎「テレビでも見るか」 咲「あ、うん。」 ピッ テレビ「さーて!今日も牌のおねーさんが今注目の雀士にゃんに突撃インタビューだよ☆」 京咲「あ、」 牌のおねーさん、和(のどっち)が現れた。 京太郎「はは、和、頑張ってるみたいだな…」 咲「…。」 京太郎「そういえば、咲俺と別れた後は和と暮らしてたんだよな…」 咲「…。うん…。」 おっとなんだ?このびみゅぉぉぉおおおうな反応は。 京太郎「今も、そうなのか?」 咲「…。いちおう…」 あー、これだなー。 そーかー、俺はそんなくっだらねー理由の相談を受けるためにここに降臨してるのかー。 うっわー、だりぃ。 どうせ勝手に喧嘩して盛り上がって最終的にモトサヤなんだろ?まじうっぜーわこいつ。 京太郎「で、なんかの悩みっては和との関係についての事なんだろ?」 咲「…。うん、まぁそうだね」 京太郎「おまえさー、どうせ喧嘩だろ?つまんねー痴話喧嘩してそれで俺に相談したいってことだろ?そうだろ?」 咲「うーん、似てるけど違うかな」 京太郎「じゃあ、どんな話なんだよ?」 咲「あのさ、京ちゃん、女の子同士が結婚するってどう思う?」 京太郎「え?」 咲「和ちゃんにね、言われたの、結婚しようって…」 京太郎「え?え?」 咲「ISP細胞があるから子供だってできるって言うの…」 京太郎「ああ、そう…。」 咲「おかしいよね?」 京太郎「う、うん、おかしいとは、まぁ、思うわな普通は…」 いや、知ってたよ!知ってたけどさー。ねぇー? 京太郎「お前はそれでいいのか?」 咲「う…んー。まぁ、それは別にいいんだけどさ…」 いいんだ!? 京太郎「じゃ、じゃあいいんじゃね?結婚すれば」 咲「だめよ!」 京太郎「ええっ?」 どっちだよっ!めんでくせーなー 京太郎「ん?結婚しても別にいいけどダメなの?日本語おかしくね?」 咲「だって私、男が好きなんだもん!!!!」若干オオゴエ 京太郎「…。お、おう。」 咲「だって!女の子同士でエッチなことしたって所詮は手マンだけよ!て!ま!ん!」 京太郎「て、てまん!?ですか?」 咲「そうよ!手マンよ!あ、まぁお互い擦りあわせたりするけどさ!」 京太郎「コスリアワセル!?」裏声 咲「だめじゃん!」 京太郎「だめなんだ」 咲「やっぱとろっとろの精子を注いでもらいたいのよ!」 京太郎「え?天膳?伊賀の者!?」 咲「あ、京ちゃんバジリスク読むんだ」 京太郎「全巻もってるよ。ってちげーよ!その話じゃねーよ!」 咲「だから、抱いて?」テヘッ うわーでーたー。でましたーその言葉。 京太郎「おまえな…ウムッ…」 ああああ、やばい唇奪われたよ。しかもベロチューだよ! 咲「んっ、むっっ、はぁっ」チュッチュ 咲「きょーちゃん、ここに溜まったもの私に一杯注いで…?」サワサワ えーっ、脱ぎだしちゃったよこの子、てかまだそのネタ引っ張るのかよ 咲「どう?あの頃と体つき変わってないでしょ?そりゃまぁちょっとは張りとかないかもしれないけど…」 咲「オトナの色気は出てると思うんだけどな…」下を見る …。ガーターっすか…。 咲「ね?キモチイイコトしよ?」 咲「きょーちゃん…」 テレビ「はい☆それでは今日のゲスト片岡優希プロです☆」 優希「いよっしゃー!のどちゃん久しぶりだじぇ!今日は宜しくだじぇ!」 京咲「あ、」 のどっち「はい、よろしくお願いしますね☆それはそうと片岡プロ、その喋り方はどうしたんですか?」 優希「え?あ、申し訳ありません。つい。昔を懐かしんでしまって」 のどっち「テレビの前のみんなの中にはご存じの方もいらっしゃるでしょうが、私と片岡プロは中学高校と同級生なんですよー☆」 優希「ええ、この語尾にだじぇってつけるのが私の口癖だったんですよ」 優希「やはり、年をとってから言うのは少し恥ずかしかったですね」苦笑い のどっち「それを言ったら私だって、未だに牌のおねーさんだからね☆」 京太郎「優希…」 咲「…。」 のどっち「さて、片岡プロ。今日の特集は片岡プロの半生についてお伺いしたいと思います☆」 のどっち「片岡プロ、これまで人生を振り返ってどうでしょうか?」 優希「そうですね、まぁ、月並みな言葉で恐縮ですが、生きるってことは大変なんだなーって思います。」 優希「皆さん、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、私はドラフト組ではありません。トライアウトからここまで来ました」 優希「高校を卒業して直ぐに結婚して、子供もできました。そして21で離婚して子供を育てる手段としてプロを目指しました」 優希「プロになる前もプロになってからもいっぱい泣きました」 優希「でも、今まで頑張ってこれたのは…子供がいたから…この子を立派に育てるんだ!」 優希「って思いで今まで頑張って来ましたし、今後も頑張って行きたいと思っています」 優希「でも、あっという間でした。私もプロ6年目で来年30歳ですよ。ホント、あっという間でしたよ」 優希「私の好きな言葉…というかHysteric Blueのカクテルって曲の歌詞なんですが」 優希「1日をこんなに長く感じるのに、1年がこんなに早く過ぎてしまう」 優希「1年をこんなに早く感じるのに、一生をどんなにうまく生きれるでしょう」 優希「という歌詞が曲の最後にあるんですけど、ホントそのとおりなんですよ」 ピッ! 咲「京ちゃん…」 京太郎「…。」声には出さないが涙が止めどもなく出てる。 咲「京ちゃん…ごめんなさい」 京太郎「ん、ああ、いや、いいんだ。」ゴシゴシ 京太郎「あいつも大変そうだけど、俺解いた時より生き生きしてる気もするし、な」 咲「京ちゃん…。」 京太郎「…。咲。」 咲「ん?なぁに?」 京太郎「忘れさせてくれ」 咲「うん、」 京太郎「ありがとう」 咲「うん。」 咲「んんっ!ああっ!」 あー。 咲「きょーちゃん!きょーちゃん!あああっ!」 俺って。 咲「出して!中でっ!んぁっ!んんっ!」 クズだなぁ。 咲「きょーちゃん!いやぁっ!」 こんなクズ死んでしまえばいいのに。 事後 咲「ねー、きょーちゃん」 京太郎「ん?」 咲「子供できたら、認知してくれる?」 京太郎「和はどうするんだ?」 咲「んー、どうでもいいかな」 京太郎「お前…最低だな」 咲「きょーちゃんだって結構最低だと思うよ」 京太郎「…。そうかもな」 京太郎のモテキ 第1章 二人のクズ 終わり。 明治神宮 京太郎「編集長も人使い荒いよなー、なーにが明治神宮に鹿児島から偉い巫女さんが来るからカメラに納めて来いだよ」 京太郎「あれ?あれは確か…」 チョエー(なんか演舞とかでよく聞くあの曲) 京太郎「ああ、思い出した。永水の人たちだ」 チョエー 京太郎「うわー、皆さん凄い美人になってるよ。元から美人揃いだけど」 京太郎「あ、先鋒の人、なんか神々しいなー」パシャパs 京太郎「うわー、なんかカッコいいなー」パシャパシャ 小蒔「そこのあなた」 京太郎「え?俺?」 小蒔「そう、あなた」 京太郎「な、なんでしょうか?」 小蒔「あなたから何やら邪気を感じます」 京太郎「じゃ、邪気ですか?」 小蒔「そう、邪気」 京太郎「えっと、えっと…」 小蒔「取り除かないと、アンタ死ぬわよ」 ええー?何そのどっかの占い師みたいな決め言葉 巴「あ、姫様!」 小蒔さんが舞台を降りこちらに向かってきた 小蒔「さぁ、こやつに巣食う邪気よ、姿を現せ」 ビュルルルルル 京太郎「え?なに?この風?」 ビュルルルルル 京太郎「え?え?なにこれ?なにこれ?」 ビュルルルルル うおっ!何も見えない! あ!誰かが手を掴んで。 小蒔「こちらに」 京太郎「え?うわぁー!」 ダッシュ 京太郎「え?ちょっと!小蒔さん!?」 小蒔「ごめんない!京太郎さん!あなたの中に邪気なんかいませんよ!」 京太郎「えっ?じゃあ、なんで今ダッシュしてるんですかっ!?それは邪気とは関係ないと思いますけど!」 小蒔「訳はあとで話します!今はとにかく走ってくだい!」 あー。これぜったい面倒なことに巻き込まれたぞ…。 原宿駅前 小蒔「はぁ、はぁ、ここまで来ればもう大丈夫です」 京太郎「はぁはぁ、小蒔さん、これは一体どうゆうことですか?」 小蒔「あら?私の事をご存知なんですか?京太郎さん」 京太郎「そりゃもう、俺が高1の時お世話になりましたから…って小蒔さんこそなんで俺の名前を?」 小蒔「企業秘密です」 京太郎「ああ、そうですか…」 小蒔「京太郎さん、ごめんなさい、あなたを利用させてもらいました」 京太郎「ええっ?面倒事はごめんですよ…」 小蒔「ごめんなさい、もう絶対面倒な事になってます。今頃、マネージャーが大騒ぎしてると思います」 京太郎「マネージャー?」 その頃明治神宮 マネージャー「小蒔ちゃん、逃げちゃったね」 初美「毎度のことですが探すこっちの身にもなってほしいですよー」 春(ポリポリ) 巴「霞マネージャー、どうしますか。さすがに都内で逃げられたら探すのは厳しいですよ」 霞「うーん、そーねぇ。」 巴「姫様は方向音痴ですからヘタしたら日本から出ていってしまうかもしれませんし…」 霞「それは多分大丈夫だと思うけどね…昔なじみの顔に会えて嬉しかっただけだと思うし」 初美「昔なじみですかー?」 霞「そ、小蒔ちゃんが連行した人って清澄の男の子ですもの、まぁ、保護者がいれば悪いようにはならないでしょ」 原宿駅前 京太郎「え?逃げたんですか?」 小蒔「はい…」 京太郎「なんで逃げる必要があるんですか!?」 小蒔「もう、嫌なんです」 京太郎「嫌って何がですか?」 小蒔「京太郎さんが知らない前提で話しますが、私は霧島神境の姫巫女なんです」 小蒔「小さなころから事あるごとに除霊だ降臨だって大人たちにこき使われてきたんですよ!」 京太郎「はぁ」 小蒔「嫌なんです、本当にもう嫌なんです!毎日毎日同じ事の繰り返し」 小蒔「今日だって折角東京に来たのに演舞の儀式が終わったら鹿児島にとんぼ返りなんですよ!」 小蒔「人をなんだと思ってるんですか!」プンプン 小蒔「だから逃げました」キッパリ 京太郎「はぁ、そうですか…。」 小蒔「京太郎さん、ご迷惑をお掛けして、大変申し訳ありません」ペコリ 京太郎「あ、いや、そんなかしこまらなくても…」 京太郎「…。そういえば、なんで俺を使って逃げたんですか?」 小蒔「えっ?」 京太郎「逃げるだけなら別に俺を使わなくても実際余裕なんじゃなかったんですか?なんか変なかぜおこししてましたし」 小蒔「そ、それは…あの、…ぇと」 京太郎「?」 小蒔「男の子とデートしてみたかったからです////」 京太郎「えっ?」 小蒔「わ、私、先程も言ったようにずっとずーっと姫巫女としての責務を果たしてきたので…その…男の子と遊んだことがないんです…」 京太郎「そうなんですか!?」 小蒔「はい///」 京太郎「なんで赤くなってるんですか?」 小蒔「ふぇっ////いえ、決して、そのようなことは////] いや、小蒔さん、あなた今むっちゃ赤いですよ…。 かわいいですけど。 京太郎「うーん、事情は…。つまり、俺と遊びたいと?」 小蒔「はい/////」 うーん、ますます赤くなった。この人全く男に耐性がないんだな。。。 京太郎「うーん、」 小蒔「あの、ご迷惑でしたら、私、その…」悲しそうな顔 小蒔「そうですよね…こんな、もう30にもなって全くの世間知らずの処女なんて…」 京太郎「しょっ!!!?いや!小蒔さん!そーゆー問題じゃなくて…」 小蒔(ウルウル) 京太郎「わかりました!今日は俺が小蒔さんをエスコートしますよ」 小蒔「本当ですか!?」パァァァ 京太郎「ええ、でも、俺に大したことなんて出来ませんよ?ふつうのコトしか」 小蒔「いいんです。私はフツウに憧れてるんです」 京太郎「わかりました。とりあえず、その巫女服はここでは絶対に普通じゃないんで服を買いに行きましょう」 小蒔「はい!」パァァァ 京太郎「小蒔さん、すっごいうれしそうな笑顔ですね」 小蒔「はい!凄い嬉しいんですもう!」 京太郎「服か…。原宿だし都合はいいんだけど…小蒔さん、見つかったらまずいんですよね?」 小蒔「あ、はい、見つかったら連れ戻されてしまいます」 京太郎「そうですよね…じゃあ、このまま原宿にいるのは危険か、よし!小蒔さん移動しましょう!」 小蒔「わかりました。どこに行くんですか?」 京太郎「マイホームタウンです!」 小蒔「?」 その頃。明治神宮 霞「うーん、大丈夫だとは思うけど一応探しましょうか?」 初美「探すといっても、どこを探すんですかー?」 霞「そーねー4手に分かれて探しましょうか?」 巴「そうですね、さすがにもうこの辺にいるとは考えにくいですし」 春(ポリポリ) 霞「そーねー、じゃあ私は千葉方面、初美ちゃんが八王子方面、巴ちゃんが埼玉方面」 霞「春ちゃんが神奈川方面を探すってことにしましょうか?」 初美「え?でもそれ範囲広すぎじゃないですかー?」 春「大丈夫、これがあれば」 初美「?」 春「ペケポカン!姫様はっけんきー!」ドラエもん声 春「これは姫様発見器と言って姫様が半径5キロ以内にいるとその方角を教えてくれる優れものなんだ」ドラエもん声 霞「ね?これならいけそうでしょ?」 巴「そうですね、これならすぐに見つかるでしょう」 初美「そ、そうかなー?そもそもこれどうゆう原理なのですかー?」 霞「さぁ?昨日秋葉原で作ってもらったばかりだからよく知らないわ」 初美(じゃあ、効果があるかも分からないじゃないですかー) 巴「まぁ、とにかく探しましょうか?」 一同「エイエイオー」 大宮 京太郎「ビバ!マイホームタウン!」 小蒔「うわー、ここも人がいっぱいです」キラキラ 京太郎「とりあえず、ここなら安心だろうし、服も買えますよ」 小蒔「はい!」キラキラ 服屋 店員「イラッシャイマセー」 小蒔「京太郎さん!この服どうですか?ちょっと着てみます!」着てみた 小蒔「どうですか?」 うおおおお!かわいい!(要脳内補完) 京太郎「小蒔さん!すっごいかわいいですよ!」 夕方 京太郎「さーて、小蒔さんどうします?まだ帰らなくても大丈夫ですか?」 小蒔「え?はい、大丈夫です。」 京太郎「じゃあ、お酒でも飲みに行きますか?」 小蒔「お酒ですか?」 京太郎「あれ?飲めませんか?」 小蒔「いえ、今まで2回くらいしか飲んだことないんですけど…是非行きたいです!」 京太郎「よし!じゃあ行きますか!」 赤羽 京太郎「小蒔さん立ち飲み屋って行ったことあ…るわけないですよね?」 小蒔「たちのみや?」 京太郎「ええ、椅子がないんですよ」 小蒔「そうなんですか?疲れたりしないんですか?」 京太郎「ん、いや、そうでも無いですよ」 京太郎「まぁ、客層はかなり平均年齢高いってのと椅子がないって以外はそのへんの居酒屋と変わらないですね」 小蒔「なんだか面白そうですね」 京太郎「うん、雰囲気が好きなんですよ」 ガラッ オヤジ「エラッシャイ!」 ガヤガヤ 小蒔「うわー、すごーい」キラキラ 京太郎「気に入って貰えました?」 小蒔「はい、とっても!」ニコニコキラキラ 京太郎「えーと、何飲みます?」 小蒔「私、焼酎がいいです」 京太郎「おお、なんかカッコイイ!」 小蒔「え?そうですか?」 京太郎「いきなり焼酎頼む女の子なんて見た事無いですよ」 小蒔「あ、そうなんですか…女の子らしくないですか?」 京太郎「いやぁ、小蒔さんみたいに綺麗な女性がいきなり焼酎っていうギャップも俺はいいと思いますよ。ギャップ萌えってやつですよ」 小蒔「そうですか…」 オヤジ「あい!焼酎とビールお待ちー!」 京太郎「じゃあ!乾杯!」 小蒔「かんぱーい」 ごくごく 京太郎「ップハァー!このために生きてるんだなぁ~!」 小蒔「すみませーん!焼酎おかわりくださーい!」 京太郎「えええっ!?」 小蒔「えっ?」 オヤジ「あい!焼酎お待ち!」 小蒔「ありがとうございます」グビッ 小蒔「すみませーん!焼酎おかわりクダサーイ!」 京太郎「…。すげぇ…」 オヤジ「お嬢ちゃんいい飲みっぷりだね!あいよ焼酎!」 小蒔「えへへ、そうですか?」グビッ 小蒔「おじさーん!もう一杯ちょうだーい!」 オヤジ「あいよー!」 京太郎「小蒔さん、凄いっすね…」 小蒔「え?そうれふか?」グビッ 京太郎「え?もう酔ってます?」 小蒔「よってないれすよ?京太郎君変なこといいますねー」プンプン うわー、俺地雷踏んじゃったよ絶対。 その頃 巴「おおっと!レーダーに反応が!近いですよ!」 車内アナウンス「次はーあかばねーあかばねー」 巴「あ、矢印が一気に180度回転した!ってことは、ここね!」 てくてく 巴「こっちか…」 巴「あれ?この辺って…」 巴「このお店か…」 ガラッ オヤジ「エラッシャイ!」 小蒔「きょーたろーくーん」ケタケタ 京太郎「は、はい、なんでしょうか?」 小蒔「わたしねー、きょうたろうくんのことすきになっちゃったみたいなんだー」 京太郎「えっ?」 小蒔「きょうはーすっごいたのしかったんだよー、こんなにたのしかったのなんてさいきんなかったんだよー」 腕に抱きつかれた 胸が!胸が!腕が幸せな感じに! 小蒔「すき?」 京太郎「あの、小蒔さん、やっぱり酔ってますよね?しかも相当…」 小蒔「えー?はい、わたし酔ってますよー」 小蒔「でも、この気持ちは嘘ではないですよ?」 あれ?いきなり雰囲気が 小蒔「あなたと一緒なら、私この先の人生も生きていけそうです」 ガラッ 巴「…。」 小蒔「あー。ともえちゃんだぁー」 京太郎「あ、どうも、お世話になってます」 巴「え、あ、こちらこそ、姫様がご迷惑をお掛けしているみたいで…」 小蒔「とーもーえーちゃーんもーいっしょにおさけのみましょーよー」ケラケラ 巴「あの、京太郎さん、この人どのくらい飲みました?」 京太郎「えっと、焼酎を13リットル程…」 巴「やっぱり…」ガックシ 京太郎「すみません、こんなに凄いものとは知らずに…」 巴「いや、いいんです。それに大丈夫ですよ、この人いくら飲んでも粗相はしないんで」 京太郎「そうなんですか…?」 巴「はぁ、すいません。私にも焼酎を」 オヤジ「あいよ!お待ち!」 京太郎「じゃあ、とりあえず乾杯」 小蒔「カンパーイ」 巴「乾杯」 グビグビ 巴「あのー焼酎おかわりいただけますか?」 オヤジ「あいよ!」 お前もかよおおおおおおおおおお!!!! 京太郎「あの、鹿児島って水の代わりに焼酎飲んでるんですか?」 巴「いえ、単純に私達の家系がお酒に強いだけです」 京太郎「あ、そうなんですか…」 小蒔「とーもーえーちゃーんわたしのきょうたろうをとらないでー」 巴「え?私の?」 京太郎「あの、実はさっき告白されまして…」 巴「ええっ!?」 小蒔「ともえちゃーん!わたしねー、きょうたろうとけっこんしたいんだー」 巴「えええええっ!?」 京太郎「だそうですが…」 巴「え?待って、本気なんですか?京太郎さん」 京太郎「いや、俺は特に何も言ってないです、小蒔さんが酔っ払って一方的に言われてるだけです」コゴエ 小蒔「きょうたろうー」ウルウル 巴「えっ!?姫様!?」 小蒔「ともえちゃぁぁん、きょうたろーをとらないでー」グビグビウルウル 巴「いや、取りませんから」グビッ 小蒔「やったぁ」ニコ 巴「はいはい、さぁ、姫様、それ飲んだら帰りますよ。」 小蒔「ええぇー、やらー」 巴「みんな心配してますから」 小蒔「ふえー」涙目 京太郎「あのー」 巴「?」 京太郎「もう電車動いてないですよ…」 巴「え?」 京太郎「もう、終電終わってる時間ですよ…」 巴「…。やっちまった…」ッガックシ 小蒔「やったー、おとまりしよー」 巴「お泊りですか…京太郎さん、このあたりHOTELはありますか?」 京太郎「まーあることはありますが…」 巴「そうですか、じゃあ仕方がないですね、姫様、今日はお泊りです」 小蒔「わーい」 京太郎「それじゃ、もう行きますか?」 小蒔「えー、やだー」 巴「…。姫様もこう言ってることですからもうしばらく飲みましょうか?」 京太郎「そうですね」 よっしゃ!巴ちゃんと飲める!姫様GJ! 1時間後 巴「そーなんですよ!姫様ったら事あるごとに逃げ出すんですから!」 京太郎「へー」 小蒔「にげてないれすよー、おさんぽですー」ケラケラ 巴「毎度毎度かぜおこしの術使って逃げてるじゃないですか」 あれって術なんだ… 巴「まったく、探す方の身にもなってくださいよ…」 京太郎「ははっ、皆さん大変なんですね」 巴「はい、全くですよ」クグビグビ 小蒔「はうー」 巴「すみません、おかわりです」 オヤジ「あいよー!」 さらに1時間 巴「あー、もう飲めないわー」 小蒔「ともえちゃん、おさけ弱くなったねー」 巴「歳ですよもう」 京太郎「じゃあ、そろそろ行きますか?」 小蒔ねーむーいー」 巴「そうですね、行きましょうか」 外 京太郎「この辺がHOTEL街なんで、それじゃあ、今日は楽しかったです、またいつか機会があったら…」 小蒔「えー?きょうたろー帰っちゃうのー?」 巴「姫様、京太郎さんを困らせてはいけませんよ」 小蒔「きょうたろう、おねがい、今日だけは一緒にいて」 巴(え?ここで寝るんですか) 京太郎「あー、でもやっぱりご迷惑じゃ…」 巴「…。大丈夫ですよ、京太郎さんがいたほうが姫様も安心するでしょうから」 京太郎「あー、それじゃー行きますかHOTELに…」 巴「はい、」 HOTEL 巴「…。何故にラブホをチョイスしたんですか?///」 京太郎「いや、安いから…」 小蒔「わーい、えっちなことしよー」 巴「姫様!はしたないですよ!」 小蒔「えー、もうー、巴ちゃんったら私達もさんじゅーだよー?そろそろこどもほしいじゃーん」 巴「え、まぁ、それはそうですけど…」 ん?これは…どんな流れだ… 小蒔「だから、三人で子作りしましょー」 京巴「えっ?」 京巴「子作り!?」 小蒔「よいしょ」服を脱ぐ 巴「姫様!はしたないです!」京太郎に覆いかぶさって隠す 京太郎「うおっ!」巴「きゃっ!」 勢いで巴さんにマウントポジションを取られた。 巴「あ、すみません!すみません!姫様!ダメです!」 小蒔「あー、ともえちゃんにとられちゃうよー」 京太郎「うおっ!」 横から唇を奪われた 小蒔「ハムッ」 京太郎「んんっ!」 小蒔「ともえちゃんも…」 巴「あ、ひめさ…んっ」 巴「ぷはっ!姫様!?」 小蒔「あー、ともえちゃんときすしちゃった、えへへ」 巴「あ、あ…」カァ 小蒔「ともえちゃんもいっしょにきもちいことしよーよー」 京太郎「あの…」 巴「京太郎さん申し訳ありません!姫様完全に酔っ払っているみたいで…」 小蒔「よっぱらってないれすーさーきょうたろーさんにんでこずくりしましょー」 京太郎「え!?あの、小蒔さん!?」 小蒔「はじめてだから…わたしもともえちゃんも…」 巴「ちょ!姫様!」 京太郎「そうなんですか?」 巴「え、ええ、男の人とそのような事になったことは…ない、です。」 あー、なんかたってきた…。 こんな美人二人と…。 3Pか…ゴクリ…。 巴「私に経験ないのは今は関係ないでしょう!姫様!」 小蒔「あーもーめんどくさいなー」ガシッ 巴「え?ひ、姫様!?」 小蒔「さー、きょうたろー、ともえちゃんにいのちのせいをそそぎましょうねー」 京太郎「…。」巴を見つめる 巴(あ、やばい、この人、目付きが…) 京太郎「いいんですか…?」 巴「いいわk!ウムッ!」 小蒔「最初は巴ちゃんに譲りますよー私は横で見てますから」ニコニコ 京太郎「…。小蒔さん…いいんですか?本当に…」 小蒔「ええ、いい加減私達にも子孫が必要ですから私は姫として分家を守る義務もありますから」 巴「んーんー!!!(寝やがった…しかもたちの悪いのが降りてきてる!)」 京太郎「…。巴さん。すみません。俺もう我慢できません」 巴「んー!んー!(嫌!イヤッ!いやああああ!)」 巴「ンー!ンー!(やばい!やばいよ!ああ、胸…触らないで!)」 巴「んんんん!(誰か!助けて!」涙目 京太郎「…。」胸を揉む。 京太郎「巴さん…小ぶりですけど形がいいですね…綺麗です」 巴「ンー!ンー!(あ、やばい。ちょっとキモチイイ) 小蒔「んー?これじゃいまいち盛り上がりに欠けますねー」 京太郎「あのタオルで縛りますか…」 小蒔「あ、それいいですね。私も楽しみたいので」 巴(え?し、縛る!?) 京太郎「よーし、両手をベットに括りつけたぞ、小蒔さんもう離していいですよ」 小蒔「はーい」ぱっ 巴「ぷはっ!ちょ!姫様!京太郎さん!止めてください!」 小蒔「巴ちゃん。お願い。これも一族のためなの…」 巴「えっ?」 小蒔「一族の長としてのお願い、このままだと、一族の血が途絶えてしまうから…」 巴「姫様…」 巴「…。わかりました…。京太郎さん…。好きにしてください…」 小蒔「だそうです」ニコッ 京太郎「…。ええ、好きにさせてもらいます。」ペロッ 巴「ヒウッ!」耳をなめられつつ胸を揉まれる 京太郎「どうですか?巴さん」 巴「あっ!んんっ!(息が…耳に…)」 京太郎「下は…」 巴「あああっ!」 京太郎「あー、凄い濡れてますね…」 巴「あの…その、私…そろそろ…」 京太郎「入れて欲しいんですか?」ニヤニヤ 巴「あの…優しくしてください…」 京太郎「はい」ズッ 巴「あああっ!痛い!痛イイ! 京太郎「少し我慢してください、じきなれると思うんで…」 巴「あっ!あっ!んっ!」 京太郎「はあっ!はあっ!」 小蒔「うわー、初めて見るけど凄い…」 巴「あっ!あっ!」 小蒔「中に…出しますよ…?」 巴「えっ!?んんっ!」 京太郎「いくっんっ!」 いのちのせいがでた 巴「ああああっ!」 京太郎「ふぅ…」 巴「…。」 小蒔「凄かったです///] 小蒔「それじゃあ次は私ですね」ニコ 京太郎「ええ」 ?「そこまでです!」 京小「えっ!?」 霞「見つけましたよ姫様」ゴゴゴゴ 小蒔「あ、か、霞ちゃん…」 巴「マネージャー」ボー 霞「姫様、今回は少しお痛が過ぎたようですね…」 小蒔「あれーかすみちゃんだー」パッ 霞「はぁ、一番悪いのが降りてたみたいですね…」 霞「さ、二人共、帰りますよ」 京太郎「あの…」 霞「ああ、あなた…もし、巴ちゃんが妊娠してたら責任はとってもらいますからね」 巴「はは、私、はは…」 京太郎「あ、はい、あの…」 霞「さ、帰りましょう。二人共」 第二章 処女を守った女と処女をドブに捨てた女 おわり。 怪人「グエッヘッヘー!どーしたー?のどっち?そんなものか?」 のどっち「くっ!仕方ありません!シーサンプトー!」 怪人「ぐはぁ!」 のどっち「地球の平和は私が守る!」 …。 監督「はいおっけー!」 のどっち「ふぅ…」 怪人「お疲れ様でーす」 のどっち「あ、お疲れ様です」 監督「いやーお疲れさん、これで最後ってのが惜しいよホント」 のどっち「監督さん、長い間ありがとうございました。」ペコ 監督「うん、原村プロもありがとう。ごめんね、俺の実力が足りなかったせいで番組終わることになっちゃって…」 のどっち「いえそんな…」 監督「本業も頑張ってな」 のどっち「はい…」 私は原村和(29歳) 肩書きはプロ雀士 牌のお姉さんのどっち そして宮永咲のフィアンセ だった。 和「はぁ…」 先日私のフィアンセ、咲が家を出ていった。 同棲を始めて7年立つ。 先日改めて告白をした。 一緒に咲のお姉さんがいる海外で暮らそうという話もした。 咲はそうだねといっただけだった。 そしてそれから2日経ったら咲は家に帰らなくなった。 電話をしても出なかった。 私は途方に暮れた。 何もする気が起きなかった。 でも、生きるためには働かなくてはならない。 だから今日も魔法雀士のどっちの撮影を終えた。 最終回の。 池田「おーい!はらむらー!」 和「あ、池田さん。お疲れ様です」 池田「おー、おつかれー、どうした?元気ないな?魔法雀士のどっちの最終回おもしろかたぞー」 和「ありがとうございます。実は最近少し私生活が…」 池田「そうなのか…お前もお前で大変なんだな。元気だせよ!今度メシおごっちゃるから!」ウインク☆ 和「あ、ありがとうございます、その時はお言葉に甘えますね」 池田「おおう!じゃ、私これから決勝だから!」 和「はい、頑張ってください」 プロ雀士になってもう10年。 初めの目的はタイトルを獲得して世間に認められて咲と一緒になることだった。 3年目にタイトル制覇をして咲と一緒になった。 それからのプロ人生ははっきりって惰性の人生だった。 私は30を目前にして一人になってしまった。 咲が本当は私と一緒になることなんて望んでいないことは一緒に暮らしていて気づいていた。 それでも私には意地があった。 だって、私の人生の半分近くを捧げたんですもの。 それが、全て無意味だったなんて。 そんなの。悲しすぎる。 PURUUUU 和「はい…はい、わかりました…ご迷惑おかけします…はい、それでは…」 プッ 私はプロ雀士を辞める。 悲しい人生を終わらせ。虚しい人生を始める為に。 和「あーあ。なんかもー疲れちゃった…」 和「はぁ、飲みにでも行きますか…」 赤羽 最近よく行く立ち飲み屋。 一人でも気軽に入れるし、なによりお客さんがおっさんおばさんばかりだから気が楽だからだ。 まぁ、もう私もおばさんだけどね。 ガラッ オヤジ「エラッシャイ!」 和「えーと、ビールお願いします」 オヤジ「あいよ!」 ?「あれ?ひょっとして和?」 和「え?」 京太郎「よう」 和「あら、須賀君じゃない?どうしたのこんなところで」 京太郎「いや、俺王子に住んでててさ、ここよく来るんだわ」 和「そうなの?私十条なのよ、こんな近くに居たなんてね、世間って狭いわね」 京太郎「だな、てか、お前こそ何一人で立ち飲みなんか着てるんだよ」 和「最近よく来るんだ。一人でさ」 京太郎「そうなのか…。ところで最近どうよ?仕事の方は?」 和「え…。うーん、それがね、辞めることにしたの」 京太郎「ほぇ?な、なんでだよ?お前結構いいところまで行ってるんだろ?」 和「うん、そうなんだけどさ、なんかもうどうでも良くなっちゃってさー」 京太郎「そう、なんか…まぁ、和の人生だから、好きにすればいいとは思うけどさ…。プロって大変だろうし…」 和「ふふ、まぁね、牌のおねーさんだって最近は痛いだけのおばさんだし」 京太郎「うーん、知り合いとしては、確かに少し痛いかな…」 和「あはは、そうだよね、うん、もうさ、どうでもいいんだー」セノビー 京太郎「…。まぁ、あれだ、折角の再開だし、今日は一緒に飲んでもいいかな?」 和「ええ、勿論」 京太郎「じゃあ、乾杯」 和「乾杯」 京太郎「ごくごく、プフゥ。…。なぁ、ところでちょっと聞きたいんだけどさ」 和「何?」 京太郎「こないださ、テレビで見たんだけど…」 和「あ、もしかして優希?」 京太郎「ああ…あいつ、実際のところどんな感じだった?」 和「うーん、あんま変わってはいなかったかな。元気な感じなのはいつも通りだし。まぁ、営業用の顔だったかもしれないけどね」 京太郎「そっか…」 和「あなたも…まぁ、どんな理由があったかは私は知りませんが、離婚なんて決してほめられることじゃないですよ?」 和「ましてや子供がいるってのに」 京太郎「ん、そこを突かれると…言い返せないかな。優希には申し訳ないとは思ってるよ今でも、」 和「詮索はしませんがね、私だって聖人君子みたいな生き方しているわけじゃありませんから」 京太郎「悪いね。そっかー、あいつも頑張ってるんだなー」遠い目 和「…。ねぇ須賀君」 京太郎「ん?」 和「私の悩みも聞いてくれる?」 京太郎「ああ、いいぞ。」 和「あの…女の子同士の恋愛ってどう思いますか?」 京太郎「ん、あー、咲とのことか?」 和「え?知ってるの?」 京太郎「まぁ、な、一応、話には聞いてる」 和「だ、誰から聞いたんですか!?」//// 京太郎「本人」 和「もう、あのひとったら…あの、何か変なこと言ってませんでしたか?」 京太郎「あー、言っていいかわからないけど…その、結構生々しい話は…聞いた」 和「えええええっ!/////」 和「ど、どんな話ですか!?」 京太郎「あー、それは…言えないかな…」 和「いいから!私が許可します!」 京太郎「あー、その…手マンがどうとか…擦りあわせてるとか…」コゴエ 和「//////」 京太郎「あー、だから言いたくなかったんだよ…」 和「それ聞いたのって最近ですか?」 京太郎「えっ!?んっと、えーと、結構前の…話かな?」 和「あ、そうですか…えっとその時はどんな状況で話を聞いたんですか…?」 京太郎「ん、ああ、まぁこれでも腐れ縁だからな、たまには電話したりしてたんだよ…」 和「そ、うですか…最近はどうです?」 京太郎「最近かー、ここ1年くらいは連絡とったりはしてないけど…」 和「そうですか…」 京太郎「…。和、まだ咲と付き合ってるのか?」 和「いえ…、最近はついに愛想をつかされたようで…」 京太郎「そうか…なんというか…悲しいな友達同士の縁が切れちまうなんてさ…」 和「ええ、でも、仕方がないのかもしれません、こうなるってことは最初から…わかっていたんですから…」 京太郎「…。そうか。」 和「ええ、いい夢を見させてもらいましたよ…やっぱり、女の子同士が結ばれるなんてありえないものなんですよ」 京太郎「そうか…」 和「須賀君、私ね、頑張ったんだよ、これでもさ」 和「今日は…愚痴聞いてもらっていいかな…?」悲しそうな顔 京太郎「…。ああ、いいぞ、辛いことは誰かに聞いてもらうだけで楽になるかもだからな、ちゃんと聞いて慰めてやるよ」 和「ありがと」ニコ 和の話を聞いた。 インターハイでの約束の話。 プロになった理由。 咲が和のもとに来た話。 それからの生活の話。 そして、再度告白して咲がいなくなってしまった話。 京太郎「うーん、結構、凄い話を聞いてしまったなー。」 和「ふふ、おかしい女でしょ私?10年以上もこだわってきたのにね、結局願いは叶わなかったわ」 京太郎「ひょっとして、咲のことが仕事辞める原因か?」 和「うーん、まぁそれもあるわね、あの人がいないのにやってる意味はないって思いはあるわ」 和「それに、いい加減嫌なのよね、牌のおねーさんも、痛いだけだし、もう、賞味期限切れの女だもん」 京太郎「和…」肩寄せ 和「あ、」 京太郎「お前は、頑張った。俺が認めるよ、」頭なでなで 和「…。ありがとう」 数時間後 和「今日は、話聞いてくれてありがとう」 京太郎「ああ、」 和「また、一緒に飲みたいね」 京太郎「そうだな、是非」 和「うん、じゃあ、またね」 そう言って和は去っていった。 京太郎「…。恋愛って、めんどくさいよな、ホント」 京太郎「はぁ、」 プルルル 京太郎「ん、あ、咲か、もしもし」 咲「あ、京ちゃん?今から会える?」 京太郎「ん、ああ、大丈夫だよ、今赤羽だけど、どうしたらいい?」 咲「あ、ホント?私今新都心なんだー。ねぇ、映画みたいから新都心まで来てもらっていいかな? 京太郎「お、わかったーいくわー」 咲「はーい、じゃあ、まってるねー」ガチャ 京太郎「…。和、ごめんな」 さいたま新都心 咲「あ、京ちゃーん!」 京太郎「よう」 咲「ごめんね、いきなり。あ、お酒臭い?まーた飲んでたの?」 京太郎「まぁな、調度良かったよ、暇だっだし」 咲「ぷぅー、私は暇つぶしですか、そうですか」 京太郎「いや、誘ったのは咲だろ?」 咲「えへへ、そうでした」ニコ 京太郎「映画だろ?何見るんだ?」 咲「んとね、恋愛映画!」 京太郎「おう、そうか、じゃ、行くか」 咲「うん!」 しばらくしてさいたま新都心 和「ふう、久しぶりだなここも、さて、何を見ようかしら…」 和「…!?え?あ、れわ…」 遠くに京太郎と咲がいた 和「え、ええ?なんで?どうして?」 和「なんで、あの二人が、ここに…」 和「!?手をつないでる…」 和「…。」 映画館 咲「これ見たかったのよねー」 京太郎「お、人あんまいないなこの時間だと」 咲「まぁ、平日だしねー」 京太郎「…。」 咲「ん?どうしたの京ちゃん?」 京太郎「いや、寒いかもだから掛けるもの借りようかなって」 咲「あ、そうだね」 京太郎「おう」 遠く 和「…。」 映画始まってしばらく 咲「…。」 京太郎『…。」スッ 咲「!?」 京太郎「…」フトモモさわさわ 咲「ちょっと、京ちゃん/////」コゴエ 京太郎「…」内側攻め 咲「んっ、ダメだってきょうちゃん、」コゴエ 京太郎「大丈夫、毛布で見えないからさ」さわさわ 咲「だめ、だよ、声、出ちゃうじゃ、ない、んっ」 京太郎「我慢」さわさわ 咲「ふぅっ、んんっ!」 30分 咲「はぁ、はぁ…」 京太郎「咲は、焦らされるの好きだもんな」フトモモさわさわ 咲「はぁ、はぁ、もう、我慢出来ないよぉ…ね、え、触って…」 京太郎「んー?触ってるじゃん?」ニヤニヤ 咲「ち、がう、もっと付け根の方…」 京太郎「付け根?いいの?映画館だよここ?」 咲「はぁ、もう我慢出来ないのぉ…」 京太郎「…。」穴に指を入れる 咲「んんんんっ、んんんんんっ!!!」ビクビク 京太郎「え?なに?イっちゃったの?」強めに 咲「はぁ!んぁぁぁぁっ!」ちょっとオオゴエ 京太郎「だめだよ、咲、気づかれちゃうよ?」ニヤニヤ 咲「もう、だめ…京ちゃん…」 二人の後ろの方 和「…。」 和「…。」ツー 和「…。殺してやる…。」 映画終わり 咲「もう!京ちゃんのせいで全然映画見てなかったよ!」プンプン 京太郎「そんな俺好みの格好で来る咲が悪いんだよ、あと、咲が可愛いのが悪い」 咲「もう」//// 京太郎「このあと、うち来る?てか、続きしたい」 咲「…。うん」 京太郎「よし、帰ろうか」 遠く 和「…。」 京太郎家 ガチャ 咲「ただいまー」 京太郎「おかえりー」ギュッ 咲「キャッ!」ベットにドサッ! 京太郎「咲、ハムッ」」 咲「んっ」チュッチュ 京太郎「咲、咲」 咲「んー、きょーちゃーん」 ピンポーン 咲「誰か来たよ?」 京太郎「なんだよ、こんな時に…」ドテドテ 京太郎「はーい、どちら様ー?」 ??「宅配便でーす」 京太郎「あ、はいはーい」ガチャ 和「こんばんわ」ニコ 京太郎「和!?」 咲「えっ!?」 和(ニコ)バチバチ! 京太郎「ぐあっ!」どさっ! 咲「京ちゃん!!!!」 和(ダッシュ) 咲{!?」 和「ごめんなさい、少し寝てもらいます」バチバチ 咲「んぁえっ!?」ドサ 和「…。うふふ…」 京太郎「んっ…」 和「あら?起きましたか?」 京太郎「!?和!あ、咲!?」 咲「」 京太郎「おい!咲!咲!」 咲「ん…きょうちゃん…!?」 和「…」冷たい目 咲「ひぃっ!!!」 和「おはよう、咲」 咲「和…ちゃん…」 和(ニコニコ) 和「さぁて、どっちが悪い子なのかな☆」 京咲「!?」 和「世界の平和を脅かす悪い子は許さないぞ☆」 和「ウフフフ、アハハハハハ!」 和「クククククゥ~!!!☆」 和「さーて、どっちから、ころして、あげましょうか☆」 咲「ヒィ!あ、和ちゃん。何行ってるの!?ころすって…」 京太郎「そうだよ…怖いこと言うなよ…」 和「こわいー?あー、こわいわねー、だって、これから二人共しんじゃうもんねー☆」 咲「いやよ!何行ってるのよ!和!」 京太郎「何でこんなこと…」 和「なんで?何ででしょうねー?ウフフ、あなたさっき飲み屋で私の話し聞いてた?」 和「私の思い知ってるわよね?」 和「さっき、映画館で、何してた?」 和「…。アハハ、私、バカだなー、こんな男に何話してるんだろう☆」 和「もういいやー、めんどくさいし、しんじゃえ☆」トテトテ 和「あー、この部屋、包丁もないのかー☆」 和「あ、ダンベルがある☆」 和「うーん、ちょっと、おもいかなー☆」 和「あ、そっか、そうだよねー、原型もわからないほど、殴れば、いいんだ☆」 和「そうだー、そうだよねー、アハハハ!」 和「これで、忘れられる、もんね☆」 和「ウフ、ウフフフフッ☆」トテトテ 和「さー、どっちが、いいかなー☆」 和「咲ちゃん?須賀君?選ばせてあげる☆」 咲「なに、言ってるのよ…和ちゃん…」 京太郎「…。ごめん、和…」 咲「!?」 京太郎「咲、すまん、お前に合う前に、俺、和と飲んでたんだ…」 咲「え?」 京太郎「和から、お前の話、聞いた」 咲「そう、なの…」 和「ウフフー、それを聞いた後に、あなた、よく、あんな所で、あんなこと出来るね☆」 和「きーめた!」 和「そんなにシたいんだったら、いくらでもさせてあげるよ☆」 咲「え?」 京太郎「なにを…」 和「エッチな事に決まってるじゃないですかー☆」 和「どうしたの?早くヤリなよ?☆」 和「あー、縛られてちゃ、無理だよね☆」ドゴォ! 咲「ぐぇっ!」腹に蹴りが入る 京太郎「咲!」 咲「ゴホッ!ゴホッ!和ちゃん…やめて…ゴホッ!」 和「んー?なにかなー?こんなのいつものことじゃない☆」 咲「だから…逃げたのよ…」ウルウル 京太郎「えっ!?」 咲「二人のときだって、あなた、いつも私に暴力ばかり…もう、嫌だったのよ…」泣き出す 京太郎「なんだって!?」 咲「いつもそうだったのよ…、きまってのどっち言葉で殴ったり、蹴ったり…もう、いやぁ…」 京太郎「本当なのか…和…」 和「んんー?聞き分けの無い子にはお仕置きが必要だもん☆」 和「そう、お仕置きだよ☆」 和「でもでもー、最後には、ちゃんとご褒美あげるの☆」 和「今回のご褒美はね☆」 和「気持よくなりながらー地獄逝き☆」 和「あ、須賀君もね」ブンッ! 京太郎「あがっ!!!」ドンッ! ダンベルで殴られた。 咲「京ちゃん!!!」 嘘だろ…。マジかよ!ホントに殺されちゃうよ…! 血が…。口切れた…。 ヤバイヤバイヤバイ。 和「さーて、お仕置き終わり☆」 和「ご褒美の時間ですよ☆」スルスル 和「さー、咲。あなたは自由に動けるわー☆」 和「この男とシたいんでしょ?早く始めて☆」 和「あ、余計なことしたら、わかってるよね?☆」 咲(ガクガク) 京太郎「あ、っのっ!和!」 和「なあに?☆」 京太郎「俺、お前とシたい!」 和「?」 京太郎「どうせ死ぬならさ!初めての感触を感じて死にたいんだ!いいだろ!和!」 和「んー?何言ってるのかな?この男☆」 和「なんで、私が、あなたと、しなきゃ、いけないの☆」 京太郎「俺は、どうなっても、どんなふうにしてもいい、だから咲は…助けてやってくれ!」 京太郎「俺が悪いんだ!俺が無理やり咲を誘ったんだ!」 京太郎「お前らが付き合ってるのは知ってた!俺が勝手に咲を自分のものにしたかったんだ!だから…咲は悪くないんだ…」 和「本当…?」 京太郎「本当だ!俺が…その、無理やり、レイプしたんだ…」 和「レイプ?」 京太郎「ああ、そうだ…」 咲「京ちゃん…」 和「レイプした?お前が咲をレイプしたァッ!!!?」 京太郎「ああ…。そうだ…。」 和「アハ、アハハハ!そうか!そうだったんだー!じゃあ、お前はご褒美なしに殺してあげる」 和「さき、ごめんね、しらなかったの、まっててね、すぐに、おわるから、おわったら、またいっしょにくらしましょう…」 京太郎「…。」 これで、咲は、助かるかもしれない。 あれ?俺、死にたくは無かったのに。 自分犠牲にして咲を助けようとしてるのか。 はは、なんだかなー。下手だなー。 まぁ。いいか、こんなクズ。どうなっても。 和「じゃあ、さようなら」ダンベル振りかぶり 咲「だめっ!」ガシッ! 和「なぁに?じゃましないでよ?」 咲「だめ!だめっ!そんなの!だめっ!」 和「うるさい!」ブンッ! 咲「キャッ!」 和「こいつがしねば、もとどおり、なるから、だいじょうぶだから」 咲「だめなの…。聞いて、和ちゃん、私ね、妊娠したの…」 京和「え?」 咲「昨日ね、分かったの…だから…この子を親なしにしたくないの…」 和「?」 和「にんしん?おや?咲?おや?咲?親なし?こ、ども?」 和「あー、あー!あああああああああああああああっ!」 京咲「!?」 和「何言ってる!?何言ってるの!?ねぇ!何言ってるのよ!妊娠っ!え?なになに?あなた何言ってるの?ねぇ!」 咲「だから…。もう、止めてよ…うぇっ!ぁあぁあぁっぁっっ…」 和「あ、…。あぁ…」 京太郎「咲…。」 和「…。」トテトテ 咲「和ぁっ…もう、ゆるしてよぉ…」 和「許さない」ドゴ 咲「グゥッ!」腹に蹴り 和「許さない、許さない、許さない、許さない 和「絶対に許さない」腹に何度も蹴り 咲「うっ!グッぅ!ゲェっ!」 和「絶対!絶対!絶対!」蹴り 咲「やべでっ!ぐぅっ!やねでっ!」 京太郎「咲!咲ぃ!やめろ和!やめろおおおおお!やめてくれえええええええ!!!!」 咲「グッ!ぐぅっ!あぅえっ…!」 和「はぁ、はぁ、はぁ、しんじゃえ…」 咲「ごほっ!ぼほっ!」吐血 京太郎「咲!咲!おい!和!咲が血を吐いてるじゃないか!お前!咲のこと愛してるんじゃないのか!?何でそんな事するんだよ!」 和「うるさいですよ」 京太郎「うるせーじゃねーよ!このクソアマ!でめぇ何してんだよ!頭おかしいんじゃねーのかよおお!」 和「頭がおかしいのはお前だ」 和「私は今、咲を助けてるの、こんな、ろくでもない男のガキを産ませない為に」 京太郎「狂ってる…。」 和「狂ってなんかいないですよ?」 京太郎「子供には…罪はないだろう…しんじゃうだろ…あんなことしたら…」 和「だいじょうぶ、私が、かわりに、産むから…」 京太郎「えっ?」 和「1引く1足す1は1でしょ?これで大丈夫じゃない?」 京太郎「お前…何言ってるんだよ…わっかんねーよ!」 和「こういうことよ」スルスル 数が服を脱ぎだした。 和「私が、あなたの、子供を、代わりに、産むの」 京太郎「あ、ああ…」 和「さぁ、早く済ませましょう…早く、勃てて」 京太郎「勃つわけねーだろ…」 和「じゃあ、無理やり、立たせるハムッ!」 和が俺のペニスを舐め始めた。 勃った。 案外簡単に。 和「入れるから」ヌゥ 京太郎「んっ」 凄いすんなり入った。 和、相当濡れている。 和「さぁ、楽しんで。最後だから」上下運動 京太郎「おぅっんぁ!」ユサユサ 和「んっ!んっ!んぁ!」ユレユレ 京太郎「こ、こんなこと、なんで!」 和「んっ!んっ!はぁ!」 ガシッ! 京太郎「!?」 和が首を閉め始めた。 京太郎「んっ!んんっ!ぐぅっ!」 和「はぁはあ!どう?気持ちいでしょ?あなたはこのまま首を絞められて死ぬの」 京太郎「!?」 和「気持ちいわよー?首を絞められながら逝くのって…」 和「あ、でも普通は落とすだけだけどね、こうやって喉をつぶしながらだと気持ちいいいのかは知らないけどね」クスクス え?え? 和「ふふふ、さようなら、心配しなくても、あなたの子は育ててあげるからね」 あー、意識が…。なく、なる…。 …。 ……。 ………。 京太郎「…。ここは…。」 刑事「気が付かれましたか?ここは病院です」 京太郎「あの、どちら様、ですか?」 刑事「警視庁の刑事です」 京太郎「刑事…。!?あのっ!咲は!?和はっ!?」 刑事「…。実はですね…。」 その後、俺は刑事からいろいろな話を聞いた。 異常な物音で通報が入ったらしかった。 警察が来た時には咲も和も俺の部屋にはいなかったらしい。 俺はベットに縛られて下半身丸出しで気絶していたそうだ。 刑事にありのままを話した。 刑事は、わかりました。とだけ言って部屋を出ていった。 あの二人がどうなったかは、捜査するとのことだ。 あの精神状況の和に連れ去られた咲。 血を吐いていた。 咲は…無事だろうか…。 今の俺にはどうすることもできないが、願わくば、最善の結末が訪れる事を祈る…。 第三章 浮気は身を滅ぼす 終わり。