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壁手マン ■性別 男性 ■学年 1年生 ■所持武器 ピンチ力 ■ステータス 攻撃力:4/防御力:0/体力:4/精神力:2/FS:20 ■FS名 なんか怖 ■特殊能力名 壁に手 ■特殊能力内容 隣接1マスの壁を「壁」に変身させる単発能力 「壁」 攻撃力:0/防御力:15/体力:15/精神力:0/FS:0 zoc有、DP有、変身ターン行動不可 女性で貧乳。 所持武器は「なし」、学年は「その他」 【GK注:召喚ではなく変身なので、制約:召喚したキャラのみに有効の対象外】 ■能力原理 話しかけると返事をしてくれる。もしかして女? ■希望発動率 100% ■(特殊能力の)1ターン目リスク * 1ターン目先手使用不可 ■キャラクター説明 壁にぶつぶつ言ってる人。なにかを見出しているのだろうか。Twitterがサービス終了した未来からきたのかもしれない。来るべき世界…
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释义 妹汁(或称某宅のW、手捧妹汁等杯具等)是野比大雄的生化危机吧小吧之一,野比大雄的生化危机QQ群群主之一。
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393 イラストに騙された名無しさん [sage] 2012/03/31(土) 22 28 35.53 [夜] ID YHw/RAz/ 妹が光の巨人になります 兄は好かれてますが馬鹿にもされてます 基本兄妹がいちぃちゃする話ではない
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妹活躍度(仮) その本の中で妹がどれだけ活躍しているかの目安になるかもしれない指標 お話がどれだけアレでもコレでも妹が活躍してるかどうかのみが評価対象 例えば本文が「俺は妹と結婚した。」だけの本があったなら明らかに☆5である とりあえず個別ページのタグ欄につけています 編集方法は編集したいページを開き上部バーの 編集→ページ編集から下のほうにある » タグ (,で区切って入力してください。例)aaa,bbb,ccc / このWIKIのタグ一覧はこちら) に追加or書き換え 目安 ☆5 明らかに優遇されメインヒロインである もう兄妹と夫婦は同じ意味 ☆4 メインヒロイン郡の一員である 妹は兄好きすぎるがライバル多し ☆3 出番は多いがおまけっぽい 妹メインの話が一回はある ちょっと兄かっこいいよねくらい ☆2 数巻に一回くらいはでてくる 兄には妹が居る ☆1 言われてみれば居た気がする妹 居たっけ ☆ 評価待ち誰か付けて
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妹キャラ まとめサイト ここは主に妹関連のアニメ、漫画、ゲーム(エロゲ含めて)、 ライトノベルのサイトです,すべて登場している妹キャラについて語れ 初めまして、彩人です。 個人的には以下のルールがあります: ①主に男性向けの作品。 ②男主人公の妹。 ③実妹、義妹、従妹、偽妹キャラ全般。 ※偽妹キャラについて、単純な‘お兄ちゃん’と呼ぶだけのキャラはアウトです、男主人公と互いの真の兄妹意識が重要。 ④妹キャラが他の男性に好意を持っている時に、妹キャラへの興味を失います。いや、むしろ祝福するべきだと思います。 ⑤主に純愛系(ハーレム含め)。凌辱系(特にネトラレ)が厳禁です。 ご理解いただけますと幸いです。 2023年エロげ妹キャラ投票イベント Hot!エロゲ妹キャラリストNew!アニメ妹キャラリストマンガ妹キャラリストラノべ妹キャラリスト2021年エロげ妹キャラ投票イベント
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内緒妹とは? 内緒妹とは、現在ニコニコ動画で活躍中の歌い手の一人。 出世作は「組曲『ニコニコ動画』 兄に内緒で歌ってみた。」 この動画と「組曲『ニコニコ動画』 兄にばれたけど歌ってみた。」の合計の再生数でミリオンを達成した。 それ以降は期間限定で動画をあげたり、あまり話題に上らない曲を歌ったりと「内緒」に活動している。 それに加えて動画の紹介文に自分の名前すら載せなかったり、マイリストも公開していないなどファンを困らせることもしばしば(シアワセうさぎ、重ねて歌ってみました。など) しかし11月に投稿されたどことなくなんとなく、歌ってみました。の紹介文にて初めて自ら「内緒妹」と名乗ると同時にプロフィールが公開され、その自己紹介にて妻になったとの報告がなされた。前よりはポジティブ(?)になった様に見える。 その後2ヶ月半ほど経ち、「夫に内緒で・・・」というタイトルの動画がいくつか投稿された。かつてこれほど短期間に投稿された例はないが、ファンとしては嬉しい限りである。 また旦那さんもニコニコ動画を見るらしく、歌い手の一人であるいさじとの組曲の合唱動画を閲覧し、「…お前に似てるな」といわれたようで、彼女本人も非常に心苦しい思いをしたようだ。かつては兄にばれてしまったのだがこの度はどうなるのだろうか? 勘繰られここから芋蔓式にまた再びバレてしまうのか?それとも内緒でいつづけるのか? 今後の展開や活動に期待しよう。 最近の活動としてはなつき名義でコミケに出品されている。 【C96】プチリズムEXtreme【クロスフェード】 http //nico.ms/sm35461771?cp_webto=share_others_androidapp ※同士よニコニコ大百科の記事も更新してくれたし(私はプレミアム会員ではないのでできない……) 歌の特徴 誰もが認めるアニメ声である。 組曲では高音から低音までさまざまな声を披露している。 歌はそこまでうまくないけど、それもまたかわいい。 この頃は落ち着いた曲で、そのかわいい声を帯びつつ大人っぽい歌い方をしており、 癒し系の綺麗な声質をみせている。
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サブ妹とメインヒロインな妹の境界線はかなり適当です。 この子はメインだ!と思えばメインの方へ移動させてください。 作品別ページは作品のネタバレを含んでいる場合がありますので、注意してください。 完結作品 刊行中の作品 サブ妹刊行中の作品 サブ妹完結作品 [部分編集] 完結作品 名前 タイトル 著者 出版社 巻数 備考 神倉涙珠 不堕落なルイシュ 森田季節/伊東ライフ MF文庫J 全2巻 実妹 桃井ヒナ ダブルアクセス[未作成] 樋口司/のりたま 全3巻 村田六花 もて?モテ! 長野聖樹/京極しん 全8巻 義妹 みど 嘘つきは妹にしておく[未作成] 清水マリコ/toi8 全1巻 義妹 須藤理亜 101番目の百物語[未作成] サイトウケンジ/涼香 全8巻 従妹 ハーレムEND 清水聖 失敗禁止!彼女のヒミツはもらさない! 真崎まさむね/さより 全2巻 ※正体不明 この中に1人、妹がいる![未作成] 田口一/CUTEG 全10+1巻 義妹 姫咲明日香 詠う少女の創楽譜 雨野智晴/たにはらなつき 全7巻 実妹 妹END トココ さよなら、いもうと。 新井輝/きゆづきさとこ 富士見ミステリー文庫 全1巻 実妹 新一樹 イキガミステイエス[未作成] 沖永融明/KEI 全1巻 実妹 イクミ 僕らA.I.[未作成] 川上亮/BUNBUN 全1巻 義妹 早川佳奈美 いもうとコンプレックス! -IC- 稲葉洋樹/代官山ゑびす 富士見ファンタジア文庫 全3巻 義妹 桧山夕姫 黄昏の刻 吉村夜/すみ兵 全5巻 実妹 妹END 桟敷原雫 クジラのソラ[未作成] 瀬尾つかさ/菊池政治 全4巻 妹目線 氷汐心愛 で・こ・つ・ん★ 野島けんじ/しゅがーピコラ GA文庫 全6巻 実妹 妹END 亜璃紗・K・サトクリフ あやかしマニアックス! 夏希のたね/犬洞あん 全5巻 実妹 鳥山ソラ 超妹大戦シスマゲドン[未作成] 古橋秀之/内藤隆 ファミ通文庫 全2巻 実妹 宮島七日 三月、七日。 森橋ビンゴ/世良シンヤ 全2巻 妹END アディリシア・グスタフ 100億の魔女語り[未作成] 竹岡葉月/中山みゆき 全5巻 実妹 孔瑞麗 鬼哭街[未作成] 虚淵玄/中央東口 スニーカー文庫 全2巻 マレア 魔法薬売りのマレア[未作成] ヤマグチノボル/TASA 全1巻 一条豊花 バイトでウィザード[未作成] 椎野美由貴/原田たけひと 全14巻 双子 斑鳩萌衣 MAZE☆爆熱時空[未作成] あかほりさとる/菅沼栄治 全9+2巻 実妹 野上メイ ACCESS 機械じかけの戦乙女[未作成] 泥士朗/安西真 全1巻 義妹 桐生京 妹ドラゴン 兄若ハゲ[未作成] 谷口シュンスケ/あき HJ文庫 全1巻 義妹 山階紗友 SAS スペシャル・アナスタシア・サービス[未作成] 鳥居羊/まったくモー助 全4巻 従妹で義妹 北岡みらい 魔法少女を忘れない[未作成] しなな泰之/越島 はぐ スーパーダッシュ文庫 全1巻 義妹 大友真雪 テルミナス Terminus―なよ竹荘に月が降る[未作成] 名取なずな/OKAMA 全1巻 義妹 阿良々木 火憐 偽物語 (〈物語〉シリーズ第3弾)[未作成] 西尾維新/VOFAN 講談社BOX 全2巻 阿良々木 月火 櫃内夜月 きみとぼくの壊れた世界 西尾維新/TAGRO 講談社ノベルズ 全1巻 実妹 須玉柚 Astral[未作成] 今田隆文/ともぞ 電撃文庫 全2巻 義妹 井崎由香 LAST KISS[未作成] 佐藤ケイ/高梨ひつじ 全1巻 義妹 静野緋美子 静野さんとこの蒼緋 (ふたご)[未作成] 水鏡希人/夕仁 全1巻 双子 浅羽夕子 イリヤの空、UFOの夏 秋山瑞人/駒都えーじ 全4巻 降旗かれん 想刻のペンデュラム[未作成] 鳥生浩司/石田 あきら 全4巻 双子 高坂桐乃 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 伏見つかさ/かんざきひろ 全12巻 実妹 妹END 桜咲小鈴 住めば都のコスモス荘[未作成] 阿智太郎/矢上裕 全6巻 偽妹 毬乃 絶対女王にゃー様[未作成] J・さいろー/しろ ガガガ文庫 全3巻 実妹 イモセ・クロハ 僕の妹は漢字が読める[未作成] かじいたかし/皆村春樹 HJ文庫 全5巻 義妹 イモセ・ミル 義妹 マコト・アマネコ 実妹 大鳥姫ノ花 妹がゾンビなんですけど! 伊東ちはや/6U☆ スマッシュ文庫 全4巻 実妹 川澄藍子 PSYCHE[未作成] 唐辺葉介/シライシユウコ 星海社文庫 全1巻 従姉妹 妄想 初音未来 千本桜[未作成] 原作 黒うさP/WhiteFlame,著,イラスト 一斗まる アスキー・メディアワークス 全1巻 義妹 [部分編集] 刊行中の作品 名前 タイトル 著者 出版社 巻数 備考 吉岡楓子 あるいは現在進行形の黒歴史 あわむら赤光/refeia GA文庫 ~10巻 実妹 日向今日子 女子モテな妹と受難な俺 夏緑/ぎん ガガガ文庫 ~7巻 実妹 司波深雪 魔法科高校の劣等生 佐島勤/石田可奈 電撃文庫 ~10巻 実妹 相葉真伊 妹ホーム[未作成] 柏葉空十郎/有河サトル 電撃文庫 ~2巻 サブリナ ふぁみまっ![未作成] 九辺ケンジ/鶴崎貴大 GA文庫 ~7巻 義妹 姫小路秋子 お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 鈴木大輔/閏月戈 MF文庫J ~8巻 義妹 桜あるみ 初体験にオススメな彼女[未作成] あさのハジメ/高苗京鈴 MF文庫J ~5巻 義妹 愛州マリア G.L.[未作成] 長野聖樹/切符 スーパーダッシュ文庫 ~3巻 義妹 ユエ / 篠田 結枝 ある朝、ヒーローの妹ができまして。 餅月望/黒田bb スーパーダッシュ文庫 ~2巻 義妹 篠田 キャスティア 義妹 篠田 凛 義妹 篠田 フローラ 義妹 北嶌沙綾 期間限定いもうと 長岡マキ子/Anmi 富士見ファンタジア文庫 ~2巻 義妹 三堂綺理 実妹 已已巳己心穏 デッドエンドラプソディ 草薙絡/田中将賀 講談社ラノベ文庫 ~2巻 実妹 月島あかり ウルトラマン妹 小林雄次/水瀬凛 スマッシュ文庫 ~1巻 赤羽アオイ 妹がスーパー戦隊に就職しました 大橋崇行/ぐらしおん スマッシュ文庫 ~1巻 藤色佐奈 イモート・オブ・ザ・リング 乙鳥形奈/塩原信一 スマッシュ文庫 ~1巻 実妹 妹はラノベの女神ちゃん[未作成] 酒井直行/鍋島テツヒロ スマッシュ文庫 ~1巻 妹設定 二宮レイン あくまでも、妹が欲しいんです。 水無瀬さんご/犬洞あん 一迅社文庫 ~1巻 義妹 二宮カイン ミカリン 反抗期の妹を魔王の力で支配してみた。 日日日/焔すばる GA文庫 ~2巻 義妹 藤本晶 妹は僕に手を出すなっ! 木緒なち/久坂宗次 GA文庫 ~2巻 義妹 シズカ・ルビンシュテイン 義妹 柏木 デシ子 伝説兄妹![未作成] おかもと(仮)/YAZA このライトノベルがすごい!文庫 ~3巻 義妹 真山アカネ 妹トラップ! 外道な兄と使われ妖怪[未作成] 友野詳/西脇ゆぅり KCG文庫 ~1巻 小衣ひなた 覚えてないけど、キミが好き 比嘉智康/希望つばめ 一迅社文庫 ~2巻 義妹 桐ヶ谷直葉 ソードアート・オンライン[未作成] 川原礫/abec 電撃文庫 ~13巻 従妹で義妹 白崎リリス おれと一乃のゲーム同好会活動日誌 葉村哲/ほんたにかなえ MF文庫J ~9巻 義妹 ハーレム 一ノ瀬亜夢 俺が彼女に迫られて、妹が怒ってる?[未作成] 野島けんじ/武藤此史 MF文庫J ~2巻 実妹 西園寺夕鶴 東京皇帝☆北条恋歌 竹井10日/要河オルカ スニーカー文庫 ~10巻 実妹 五河琴里 デート・ア・ライブ 橘公司/つなこ 富士見ファンタジア文庫 ~7巻 義妹 崇宮真那 実妹 アカリ・アキュラ 棺姫のチャイカ[未作成] 榊一郎/なまにくATK 富士見ファンタジア文庫 ~5巻 義妹 柊木耶宵 この部室は帰宅しない部が占拠しました。 おかざき登/ぺこ MF文庫J ~5巻 実妹 鷺宮理央 俺のリアルとネトゲがラブコメに侵蝕され始めてヤバイ[未作成] 藤谷ある/三嶋くろね HJ文庫 ~7巻 実妹 御堂永遠 妹が魔女で困ってます 星家なこ/なちゅらるとん MF文庫J ~1巻 実妹詐欺 影村純 義妹 白天院瑠璃 義妹 カリン うさぎロボ 佐藤了/しゅがすく ファミ通文庫 ~3巻 義妹 篠原真奈 実妹 降三世千世里 JSが俺を取り合って大変なことになっています[未作成] 糸緒思惟/小路あゆむ 一迅社文庫 ~5巻 実妹 ユアナ 最近の妹ブームはどうやら俺のおかげらしいですよ[未作成] 藍上ゆう/生煮え 一迅社文庫 ~1巻 義妹 今野美帆 実妹 白 ノーゲーム・ノーライフ 榎宮 祐 MF文庫J ~4巻 義妹 花村雪伽 七星降霊学園のアクマ 田口仙年堂/夕仁 スニーカー文庫 ~1巻 実妹 月詠鎖々美 ささみさん@がんばらない 日日日/左 ガガガ文庫 ~9巻 義妹 妹目線 楠木メイ アウトスタンディングス -常識ハズレな奴ら-[未作成] 在原竹広/shri HJ文庫 ~1巻 妹目線 ミシェル・コーレイ ダブルバインド[未作成] 榊一郎/さらちよみ C☆NOVELSファンタジア ~1巻 妹目線 義妹 ミュリ・チェイサー 勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。 左京潤/戌角柾 富士見ファンタジア文庫 ~4巻 杏樹明華 エンジェル・フォール![未作成] 五月蓬/がおう アルファポリス ~2巻 実妹 WEB版 空木恵連/エレン 幼なじみと妹が俺の妄想で邪気眼デイドリーム 久遠くおん/多門結之 HJ文庫 ~1巻 偽妹 高崎春奈 学校を出よう![未作成] 谷川流/蒼魚真青 電撃文庫 ~6巻 実妹 幽霊 高崎若菜 実妹 法鷹エーリエ 放課後ランダムダンジョン[未作成] 瀬尾つかさ/CH@R 一迅社文庫 ~1巻 実妹 うずみ ぷりるん。~特殊相対性幸福論序説~[未作成] 十文字青/ま@や 一迅社文庫 ~1巻 義妹 春海円香 犬とハサミは使いよう[未作成] 更伊俊介/鍋島テツヒロ ファミ通文庫 ~5巻 実妹 リィズ・ホーエンシュタイン シュヴァルツェスマーケン[未作成] 吉宗鋼紀 内田弘樹/CARNELIAN ファミ通文庫 ~4巻 義妹 須唐座有理 も女会の不適切な日常[未作成] 海冬レイジ/赤坂アカ ファミ通文庫 ~3巻 従妹で義妹 暁凪沙 ストライク・ザ・ブラッド[未作成] 三雲岳斗/マニャ子 電撃文庫 ~7巻 実妹 浮原一縷 誰もが恐れるあの委員長が、ぼくの専属メイドになるようです。[未作成] おかゆまさき/osa 電撃文庫 ~2巻 実妹 峰部朱乃 アーク・ブラッド A.D.5000のアダム[未作成] 榊一郎/倉嶋丈康 C☆NOVELSファンタジア ~1巻 実妹 リコ クロス×レガリア 三田誠/ゆーげん スニーカー文庫 ~3巻 義妹 成瀬澪 新妹魔王の契約者 上栖綴人/大熊猫介 スニーカー文庫 ~3巻 義妹 成瀬万理亜 義妹 小早川栞 リア充は爆発しろ、ガチで![未作成] 天姫あめ/nyanya VA文庫 ~2巻 偽妹 柚崎柑那 ごーいんぐ?ほーみんぐ! 霧鳴篤明/COMTA 講談社ラノベ文庫 ~1巻 実妹 天木杏梨花 魔王と勇者の兄妹カンケイ 黒羽朽葉/百円ライター 電撃文庫 ~1巻 実妹 遠藤ユカ BEATLESS[未作成] 長谷敏司/redjuice 角川書店 全1巻 御薗皐月 森羅万象を統べる者 水月紗鳥/有河サトル MF文庫J ~3巻 従妹で実妹 嵐城サツキ 聖剣使いの禁呪詠唱 あわむら赤光/refeia GA文庫 ~3巻 前世で実妹 御厨凛 チェリッシュ![未作成] 三木なずな/しゅがすく スーパーダッシュ文庫 ~1巻 実妹 夕霧飛鳥 フレースヴェルグ・イクシード[未作成] 七烏未奏/むつみまさと MF文庫J ~2巻 義妹 九重響 クライシス・ギア 三上康明/白井鋭利 スーパーダッシュ文庫 ~1巻 実妹 笹森幾夜 我が妹は吸血鬼である 小鹿野君則/zpolice 電撃文庫 ~1巻 実妹 月代香恋 ストレンジ・ムーン[未作成] 渡瀬草一郎/桑島黎音 電撃文庫 ~1巻 義妹 千弦 幻國戦記 CROW 五代ゆう/山本ヤマト GA文庫 ~2巻 米田なごの 8番目のカフェテリアガール 石原宙/029 スーパーダッシュ文庫 ~1巻 実妹 [部分編集] サブ妹刊行中の作品 名前 タイトル 著者 出版社 巻数 備考 汐 美幸 パンツブレイカー 神尾 丈治/丸ちゃん。 一迅社文庫 ~2巻 実妹 続刊不明 ジーフォース / 遠山 金女 緋弾のアリア[未作成] 赤松中学/こぶいち MF文庫J ~13巻 遺伝子上異母妹 初登場が9巻末と遅め 一片 恋 いもうとがかり 月見草平/pun2 MF文庫J ~2巻 義妹 神田優子 さくら荘のペットな彼女[未作成] 鴨志田一/溝口ケージ 電撃文庫 ~8巻 ユスハ イスノキオーバーロード[未作成] 貴島吉志/AKIRA 一迅社文庫 ~1巻 纊樫ユメ だから少女はおもいでをたべる[未作成] 七烏未奏/Rけん 一迅社文庫 ~1巻 実妹 幽霊 綺羅星結奈 悪魔をむにゅむにゅする理由[未作成] 鏡裕之/黒川いづみ HJ文庫 ~2巻 従妹 豊條流奈 魔女にタッチ![未作成] 鏡裕之/くりから HJ文庫 全3巻 義妹 桐野雫 激辛! 夏風高校カレー部(いもうと付)[未作成] 神楽坂淳/きみひら ゆうき スーパーダッシュ文庫 ~1巻 義妹 伊波緋香里 俺の彼女は飼主様、妹はご主人様[未作成] マナベスグル/Bou 富士見ファンタジア文庫 ~2巻 サブ兄妹 高炎寺乃々 ここから脱出たければ恋しあえっ 竹井10日/かれい スニーカー文庫 ~2巻 実妹 柏田あかり おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ![未作成] 村上凛/あなぽん 富士見ファンタジア文庫 ~4巻 実妹 宵原わらび ベッドルームで召し上がれ[未作成] 鈴木鈴/しゅがすく 電撃文庫 ~2巻 実妹 貫井くるみ 天使の3P! 蒼山サグ/てぃんくる 電撃文庫 ~1巻 実妹 山田雫 BIG-4[未作成] 大楽絢太/ワダアルコ 富士見ファンタジア文庫 ~3巻 実妹 南条なずな つきツキ![未作成] 後藤祐迅/梱枝りこ MF文庫J ~7巻 実妹 倉須 芽々子 @HOME[未作成] 藤原祐/山根真人 電撃文庫 ~3巻 義妹 倉須 耶衣 義妹 羽瀬川小鳩 僕は友達が少ない[未作成] 平坂読/ブリキ MF文庫J ~8巻 実妹 比企谷小町 やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。[未作成] 渡航/ぽんかん8 ガガガ文庫 ~5巻 実妹 雛谷琴音 絶対服従カノジョ。[未作成] 春日秋人/樹人 富士見ファンタジア文庫 ~2巻 実妹 深栖佳也子 ふぁみぷれっくす[未作成] 築地俊彦/河原恵 ファミ通文庫 ~3巻 実妹 八重樫莉奈 ココロコネクト[未作成] 庵田定夏/白身魚 ファミ通文庫 ~8巻 実妹 原田 祈 やがて魔剱のアリスベル[未作成] 赤松中学/閏月戈 電撃文庫 ~3巻 義妹 西園寺 夕鶴 東京皇帝☆北条恋歌 竹井10日/要河オルカ 角川スニーカー文庫 ~10巻 園部藍 アルカナオンライン[未作成] 猿野十三 アルファポリス ~1巻 実妹 八木本二美 しゅらばら![未作成] 岸杯也/プリンプリン MF文庫J ~6巻 実妹 ローズマリー・アークロスト ブレイブレイド[未作成] あやめゆう/しばの番茶 C☆NOVELSファンタジア ~1巻 愛内華凪 彼女たちのメシがマズい100の理由[未作成] 高野小鹿/たいしょう田中 スニーカー文庫 ~1巻 実妹 御門神奈 リア王! 若桜拓海/モノリノ HJ文庫 ~1巻 実妹 富樫樟葉 中二病でも恋がしたい![未作成] 虎虎/逢坂望美 KAエスマ文庫 ~2巻 実妹 富樫夢葉 実妹 藤井琴子 初恋マジカルブリッツ[未作成] あすか正太/天広直人 スーパーダッシュ文庫 ~15巻 義妹 鳳凰沢美兎 はぐれ勇者の鬼畜美学[未作成] 上栖綴人/卵の黄身 HJ文庫 ~10巻 偽妹 箱庭ゆらぎ 俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している[未作成] 春日部タケル/ユキヲ スニーカー文庫 ~3巻 偽妹 久住愛美 魔王なオレと不死姫の指輪 柑橘ゆすら/しゅがすく HJ文庫 ~2巻 実妹 井口杏子 ラブコメ圏外[未作成] 内堀優一/かわいそうな子 HJ文庫 ~1巻 実妹 塔堂シエラ XIII番の魔符詠姫[未作成] 手島史詞/桐野霞 一迅社文庫 ~2巻 実妹 キリエ 煉獄姫[未作成] 藤原祐/kaya8 電撃文庫 ~5巻 実妹 レキュリィ 実妹 七條菜々菜 ある日、神様がスマホにおわしまして 雨野智晴/かんなぎれい GA文庫 ~2巻 実妹 しきもんつかいはヒミツの柊さん[未作成] 桂木 たづみ/パセリ GA文庫 ~1巻 実妹 小早川千歌 裏ギリ少女 川崎 中/TEL‐O 角川スニーカー文庫 ~1巻 双子実妹 小早川菜々千 双子実妹 僕の欲望は手に負えない[未作成] 天音 マサキ/〆鯖 コハダ 角川スニーカー文庫 ~1巻 妹の描写なし ハンドレッド 箕崎 准/大熊猫介 GA文庫 ~2巻 工鳴深彩 英知学園のアンダーハート 根岸和哉/Hisasi 富士見書房 ~2巻 神谷綾花 サイコメ 水城水城/生煮え ファミ通文庫 ~2巻 守部今日子 バロックナイト 葉村哲/ほんたにかなえ MF文庫J ~3巻 [部分編集] サブ妹完結作品 名前 タイトル 著者 出版社 巻数 備考 武原舞花 円環少女[未作成] 長谷敏司/深遊 スニーカー文庫 全13巻 実妹 遠見由衣 RIGHT×LIGHT[未作成] ツカサ/近衛乙嗣 ガガガ文庫 全12巻 ディミトリアス・ハディード ホルス・マスター[未作成] 嬉野秋彦/此路あゆみ ファミ通文庫 全16巻 豊條流奈 魔女にタッチ![未作成] 鏡裕之/くりから HJ文庫 全3巻 義妹 神堂貴理 神なる姫のイノセンス[未作成] 鏡遊/鶴崎貴大 MF文庫J 全5巻 双子 青野和音 パラケルススの娘 五代ゆう/岸田メル 全10巻 義妹 もえみちゃん一号 ロボット妹[未作成] 佐藤ケイ/さがのあおい 電撃文庫 全1巻 星弓 美智乃 世界平和は一家団欒のあとに[未作成] 橋本和也/さめだ小判 全10巻 実妹 星弓 軋奈 双子 故人 苑宮和葉 アスラクライン[未作成] 三雲岳斗/和狸ナオ 全14巻 義妹 龍守陽子 タツモリ家の食卓 古橋秀之/前嶋重機 全3巻 実妹 杉崎 林檎 生徒会の一存[未作成] 葵せきな/狗神煌 富士見ファンタジア文庫 全17巻 義妹 パシフィカ・カスール スクラップド・プリンセス[未作成] 榊一郎/安曇雪伸 全13巻 義妹 エフェメラ・クルツ ルナル・サーガ[未作成] 友野詳/西村博之 スニーカー文庫 全8巻 実妹 双子 リィーナ ロードス島伝説[未作成] 水野良/山田章博 全6巻 義妹 セス・ナイトロード トリニティ・ブラッド[未作成] 吉田直/THORES柴本 全12巻 実妹 笠木香音 放課後の魔術師[未作成] 土屋つかさ/ふゆの春秋 全7巻 偽妹 魔術兵器 坂町紅羽 まよチキ![未作成] あさのハジメ/菊池政治 MF文庫J 全12巻 実妹 日比野秋葉 ANGEL+DIVE[未作成] 十文字青/青稀シン 一迅社文庫 全3巻 実妹
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蔵妹市のデータ 市の情報 所属 中部箱日本>筑摩県>蔵妹市 人口 120万人 面積 8000×13000ブロック 市の指定物 市の木 トウヒ 市の花 ポピー 市の鳥 鴨 市役所所在地 蔵妹市 中央区 本郷町 1-1 市内は以下の6区に分かれています。 中央区 瑞波区 北区 西区 緑区 港区
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妹「野球しようよ」 元スレ 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 17 10 00.73 ID K/S/Fyi30 俺「昨日の試合すごかったな」 妹「ホームランに始まってホームランに終わるって感じだったよね」 俺「それは、言っちゃダメ」 妹「なんで?」 俺「ダメったらダメ」 6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 17 14 00.93 ID K/S/Fyi30 俺「新庄と清原が一緒に解説したらしい」 妹「色々とハジけてたね」 俺「あれくらいせんと視聴率稼げないんだろうな」 妹「野球は野球場でやるものなのにね」 俺「そうだな」 9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 17 22 19.93 ID K/S/Fyi30 俺「盗塁ってかっこいいよな」 妹「そうだね」 俺「あの投手との駆け引きがなんともいえないんだよなぁ」 妹「それもそうだけど、レフト前ヒットで一塁ランナーが三塁まで進む走塁が好きだな」 俺「あー」 12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 17 27 13.82 ID K/S/Fyi30 俺「このプロ野球チップスカード、いつのだろうな?」 妹「2000年くらいじゃない?」 俺「なんでわかるのさ?」 妹「ソックスの履き方で」 俺「時代を感じるよなぁ」 14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 17 35 25.51 ID K/S/Fyi30 姉「ねぇ」 俺「ん?」 姉「ギダって何?」 俺「ギダ? あぁ、犠打ね。犠牲バントの事だよ」 姉「へぇ」 16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 17 37 57.16 ID K/S/Fyi30 俺「ドラッグバント、セーフティーバント、プッシュバント。一口にバントと言っても色々なやり方があるんだよ」 姉「へー、じゃあこのパソコンは?」 俺「ブロードバンド」 姉「……」ニヤニヤ 俺「言わせといてそのドヤ顔やめてくれ……」 20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 17 42 26.33 ID K/S/Fyi30 俺「今年もドラフト終わったなー」 姉「ドラフトってアレでしょ? 車の」 俺「そりゃドリフト」 姉「8時だよ」 俺「そりゃドリフ」 姉「世界三台珍味」 俺「ひょっとしてワザとやってねぇか?」 23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 17 48 19.58 ID K/S/Fyi30 姉「あたし野球なんかわかんないもん」 俺「そうかい」 姉「盗んだり刺したり殺したりするスポーツって事くらいしか知らないわ」 俺「それ何のネタだっけ」 姉「あん?」 26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 18 02 29.48 ID K/S/Fyi30 俺「引退したらムービースターになるって言った選手が居るらしい」 妹「ムービースターというよりエンターテイナーね」 俺「でもカッコイイんだよなぁ」 妹「だね」 俺「だなぁ」 27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 18 08 57.59 ID K/S/Fyi30 ブン ブン 妹「はぁ、はぁ」 ブン ブン 俺「素振りですか」 妹「高校になって対戦投手のレベルが急に上がった気がするの」 俺「中には卒業したらプロに入るやつも居るしな」 妹「あたし、負けたくないの」 ブン ブン 28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 18 14 54.73 ID K/S/Fyi30 俺「左打席の時な、右肩の開きが早いからなるべく最後まで肩は閉じてろ」 妹「うん」 俺「あと、右打席の時は右肘の使い方を意識した方がいい、その方がヘッドが早く出るからな」 妹「うん、こんな感じ?」 俺「もっとこう。肘をこうやって押し出すカンジでな」 姉「いつも言おうと思ってたけど、くっつきすぎでしょアンタ達。スキンシップにも程ってもんが」 妹「そう?」 姉「そうよ、あんたも一応女の子なんだからね」 29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 18 18 34.62 ID K/S/Fyi30 俺「ん? ひょっとして背伸びた?」 妹「えへへ、気づいた?」 俺「う~む……」 妹「?」 俺「ここは成長ナシ、か」 妹「お兄ちゃん!」 30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 18 24 21.05 ID K/S/Fyi30 姉「で、どうなのよ。社会人になった感想は」 俺「ん~……、意外とこんなものなのかなって」 姉「あん?」 俺「得意先行って頭下げて、会社帰って頭下げて、熱くなる事もなく一日が終わって、気がついたらヘトヘトだよ」 姉「それがサラリーマンって生き物よ」 俺「さいでっか」 31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 18 26 05.04 ID K/S/Fyi30 俺「なんか、こう。もっと熱くなれるものがあればとは思うけど」 姉「そんなアンタに社会人の先輩から一つ素敵なアドバイスをしてあげるわ」 俺「なんだよ」 姉「仕事してる時はあくまで違う自分で居なさい、その方が楽だから」 俺「そんなものかねぇ……」 姉「皆そうやって生きてるのよ」 俺「生き難い世の中だこって」 33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 18 30 01.09 ID K/S/Fyi30 姉「あたしだって好き好んで銀行員なんかやってないわよ。出勤すりゃお局様からは小言攻撃、残業だって多いし、しんどい事の方が多いわよ。でも生きていくためにはしょうがないのよ」 俺「しょうがない、ね」 姉「毎日毎日電卓叩いてお札数えて、たまーに’あたしはそんな事の為に生まれてきたんじゃない!’って思うけどね。でもどこかで妥協しなきゃ仕事なんかやってらんないわよ」 俺「妥協、ね」 姉「まー、あんたにもそのうちわかるわよ」 俺「さよか」 34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 18 33 07.16 ID K/S/Fyi30 妹「あ、お兄ちゃん。おはよー」 俺「はよー」 妹「あのね、今日って早く帰ってくる?」 俺「たぶんな、今日は定時で帰れるはず」 妹「じゃあ……またスイング見てくれない? 試合も近いしさ」 俺「おう、いいぞ」 妹「やったあ! じゃあ待ってるね!」 俺「おう。それじゃあイッテキマス」 妹「いってらっしゃ~い!」 35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 18 35 54.08 ID K/S/Fyi30 俺「ちわっす」 先輩「おー、どうよ俺くん。営業の仕事はもう慣れた?」 俺「いや、まだまだですよ」 先輩「ははは。うちの会社これでもマシな方なのに辞めていく人が多くて困ってたんだよねぇ。俺くんが来てくれて助かったよ。まったく最近の若いヤツは根性が足りないというか──」 俺「はぁ……」 37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 18 38 09.21 ID K/S/Fyi30 俺「後は日報書いて終わり、と」 先輩「俺くん今日もう終わり?」 俺「そうっす」 先輩「いいねぇいいねぇ。じゃあこの後ちょっと一杯やってく?」 俺「今日はちょっと……」 先輩「ん? なんかあるの?」 俺「あ、いや。ご一緒します」 先輩「ははは、だよねぇ。ここじゃ先輩のお誘いは断らないのが長くやってくコツだからね? 覚えておくといいよ?」 38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 18 41 48.27 ID K/S/Fyi30 先輩「おねーさん、生ビール二つね」 店員「ありやとやしたー」 先輩「はい、カンパーイ。おつかれさまー」 俺「お疲れ様です」 先輩「ぷはー! ったくさー、毎日毎日やってらんないよなぁ。あ、そういえば今日の部長なんか機嫌悪かったでしょ? あれって昨日奥さんにキャバクラ通いバレたらしいよ、あとね係長が──」 俺「はぁ……、そうなんですか」 俺「(6時、か)」 40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 18 43 57.00 ID K/S/Fyi30 先輩「そういえば俺くんって昔野球やってたんでしょ?」 俺「まぁ、一応」 先輩「やっぱり~? なんかそんな気してたんだよね。モサいっていうか、いかにも野球部ってカンジじゃん?」 俺「そっすか」 先輩「ははは。あ、別に悪口とかじゃないから落ち込まないでね? 野球は昔から興味ないんだよねぇ、野球なんかオッサンがスポーツ新聞で読むもんでしょ?」 俺「まぁ、そっすね」 先輩「それにさー、見たいドラマが始まるのが遅くなるのが許せないっていうか、まぁそんあカンジなんだよねー」 俺「そうですか」 42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 18 51 02.92 ID K/S/Fyi30 先輩「くそー、しゃかいがぜんぶわるいんだー」 俺「ちょっと先輩大丈夫っすか? 飲みすぎですよ」 先輩「らいじょーぶ、らいじょーぶらって」 俺「タクシー拾いますから、ちょっと座っててください」 先輩「ひゃーい」 俺「もう11時か……」 43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 18 52 27.82 ID K/S/Fyi30 俺「ただいま~」 母「おかえりなさい、随分遅かったのね」 俺「妹は?」 母「もう寝ちゃったよ、明日も早いんだってさ」 俺「そっか……」 母「何か食べる?」 俺「いや、食べてきたから今日はもう寝るよ」 母「そう」 44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 18 54 19.67 ID K/S/Fyi30 俺「はぁ」 俺「寝て起きたら明日も会社か」 俺「社会人は大変だなぁ」 俺「妥協……、ね」 俺「はぁ、寝よ」 俺「おやすみ……」 48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 19 05 54.18 ID K/S/Fyi30 俺「そういえば、そろそろ夏の地方予選か」 妹「うん」 俺「高校の公式戦じゃ、お前はベンチ入りできないんだよな」 妹「……うん」 俺「応援行くよ、今度の日曜だっけ?」 妹「○×野球場」 俺「わかったよ」 49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 19 12 07.57 ID K/S/Fyi30 俺「そうか、もうそんな季節か……」 父「そうだなぁ、今年も甲子園の季節がやってくるな」 俺「とーさん。居たのか」 父「ふははははは、とーさんは時と場所を選ばずに参上する正義の味方なのだ!」 俺「正義の味方て」 父「はっはっは。まぁ、それは置いといて、だ」 俺「あん?」 父「仕事も良いがたまには生き抜きも必要だぞ? 最近お前の帰りが遅いもんでな、妹がすこぶる不機嫌でとーさんは正直いってツラい!」 51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 19 16 39.70 ID K/S/Fyi30 俺「なぁ、とーさん」 父「うむ。何だね明智少年、ついに白状する気になったか? カツ丼食べるか?」 俺「いらん」 父「いらんって、とーさんハッキリ言われると傷ついちゃうぞ、ぷんぷん」 俺「可愛くないからそれ」 父「そうか」 俺「そうだよ」 53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 19 23 58.94 ID K/S/Fyi30 俺「社会人って結構シンドいんだな」 父「ん」 俺「まだ野球の練習のシンドさの方がいくらかマシだったよ」 父「そうか」 俺「とーさんって、結構スゴイ大人なんだなって思った。ちゃんと家族養ってさ、毎日愚痴も言わずに働いてさ」 父「はっはっは。何だ何だ、褒めても何も出ないぞ?」 54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 19 33 00.32 ID K/S/Fyi30 俺「けっこう俺もツラいんだわ。色々と」 父「だろうな、痩せたもんなお前」 俺「妹からスリムになったって言われたよ」 父「はっはっは、そうかそうか」 56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 19 36 00.99 ID K/S/Fyi30 父「前にお前を月見草に例えた事があったな」 俺「そうだな」 父「知ってるか? 月見草ってのはな、冬は雪の下でじっと絶えて、夏の日照りの中でも枯れないんだぞ?」 俺「……?」 父「しぶとさがお前のウリだろう? 追い込まれてもファールで粘って粘って良いボールをはじき返すんだ」 57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 19 40 54.89 ID K/S/Fyi30 父「あの夏のお前はどこに行った? 怪我して全部忘れてしまったか?」 俺「そっか、……月見草か」 父「ん」 俺「なんか元気でたよ。ありがと、とーさん」 父「そうか、元気でたか」 俺「うん、ありがとう」 父「なに、気にするな。それにこんな時くらい父親らしくありたいからな、はっはっは」 俺「一言余計だよ」 父「気にするな明智少年、はっはっは」 58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 19 49 47.62 ID K/S/Fyi30 俺「今年で引退する監督居るらしい」 妹「最後は敵味方関係なく胴上げされてたね」 俺「それが野球の良さだよ」 妹「ちょっとウルウルしちゃった」 俺「ドラマだよなぁ」 妹「だねぇ」 59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 19 55 49.68 ID K/S/Fyi30 TV『今シーズン7勝に終わった○○選手はアメリカで~~』 俺「お~、この選手もついにメス入れるのか」 姉「何を入れるって?」 俺「メスだよ」 姉「この人オスでしょ?」 俺「ヒジにはメスを入れるんだよ」 姉「それって、つまりふたn」 俺「まてまてまて、何をどう聞いたらそうなるんだ」 60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 19 58 42.49 ID K/S/Fyi30 姉「改めて野球について勉強してみようと思うの」 俺「急に何だよ」 姉「というワケで教えなさいよ」 俺「まぁ、いいけど」 姉「今度のデートが野球観戦なのよ」 俺「あ、そ」 61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 20 00 51.56 ID K/S/Fyi30 姉「なるほど、その’せりーぐ’と’ぱりーぐ’っていうのに分かれてるのね」 俺「そうそう」 姉「ふーん、サッカーと一緒なのね」 俺「あん?」 姉「どっちがJ2なの?」 俺「あん?」 63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 20 09 32.56 ID K/S/Fyi30 俺「というわけで、妹の試合を見に来ました」 妹「あ、お兄ちゃん。来てくれたんだ!」 俺「おう、試合13時からだろ?」 妹「うん」 俺「先にスタンド行ってるからな、しっかり応援しような」 妹「……うん」 俺「なんだなんだ、元気ないな」 妹「やっぱり、試合に出れないのは、ちょっと悔しいっていうか……」 俺「うむ、その分だけ試合に出てる選手を応援しようじゃないか。な?」 妹「うん」 66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 20 38 12.68 ID K/S/Fyi30 ワーワー 俺「う~ん、高校野球って感じの雰囲気だなぁ。懐かしい」 俺「ついこの間まで俺もそっち側に居たんだよなぁ」 俺「野球、か……うん。いいもんだよな」 俺「にしても、随分部員が少ないんだなぁ」 おじさん「あんたも△△高校の応援かな?」 俺「あ、そうです」 おじさん「そうかいそうかい、最近まで△△高校も強かったんだがここ三・四年でサッパリ弱くなっちまってね」 俺「そうなんですか?」 おじさん「なんでも廃部が検討されてるとかって聞くね、まぁそんな事にはならないとは思うんだけどね?」 俺「廃部って……」 おじさん「あ、ごめんね変な事言って。これあくまで噂だからさ」 67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 20 46 58.04 ID K/S/Fyi30 審判「プレイボール!」 俺「お、始まりましたね」 おじさん「そうだねぇ」 妹「がんばれ~!」 68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 20 50 06.52 ID K/S/Fyi30 審判「フォアボール!」 俺「また四球か。ちょっと球数も多いし流れが悪いなぁ」 おじさん「さっきの外野のエラーから調子崩したみたいだね、あの投手」 俺「エラーは良いんだけど、その後ですよ。さっき誰もカバーに行ってなかったでしょ?」 おじさん「ほう?」 俺「例えばピッチャーが一塁牽制した時はセカンドとライトがダッシュでカバーに入るとか、ショートゴロだったらキャッチャーはファーストのバックアップに入るとか、そんな基本的な事ができてない気がしますね」 おじさん「う~ん、よく見てるね」 俺「あ、すみません。クセみたいなもんで」 おじさん「良い目だ」 70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 20 58 42.89 ID K/S/Fyi30 カキーン おじさん「おぉ、よく打ったね今のボール」 俺「そうですね、ちょっと泳がされましたけど。気持ちでもっていったって感じのヒットでしたね」 おじさん「さあ、反撃開始だよ」 俺「この試合初めて出したランナーですからね、ノーアウトだし攻めていきたいですね」 おじさん「君だったら、次の打者にどんなサインを送るんだろうね?」 俺「ヒッティングですね」 おじさん「ほう? 定石のバントではなくて?」 俺「まだ回が若いですからね、ノせてあげると高校生くらいだと試合中に爆発する事もあるんですよ」 おじさん「爆発、ね」 俺「毎年甲子園に出るようなチームには一人くらい居るでしょ? 地方大会の打率が五割とか六割とか残す選手が、そういう事ですよ」 71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 21 06 28.77 ID K/S/Fyi30 コツン おじさん「バントだったね」 俺「ま、ここは手堅くという事でしょうね」 おじさん「一死献上で得点圏、それも良い作戦と思うけどね?」 俺「投手ってのは、アウトを取ってる限り気持ちよく投げられるんですよ」 おじさん「ほう?」 俺「バントってのは投げる側からすると楽なんです、アウト一つもらえるわけですからね」 72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 21 08 59.95 ID K/S/Fyi30 おじさん「ふむふむ」 俺「打たれるって事ほど投手にとって気持ち悪い事はない、ましてや今日初めて打たれた安打だ。ここでバントはむしろ相手に立ち直る機会を与えているようなものです、多少無理してもヒッティングですよここは」 おじさん「う~ん、そうかなあ」 審判「ットラックアウト! チェンジ!」 おじさん「あらま、この回も0点か」 俺「ま、ここで話してても野球をやるのは選手なんですけどね」 73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 21 13 15.32 ID K/S/Fyi30 審判「ゲームセット!」 俺「負けちゃいましたね」 おじさん「今年も初戦敗退かぁ、高校野球は厳しいなぁ」 俺「惜しかったですよ」 おじさん「実はね」 俺「?」 おじさん「この高校三年前から監督が不在なんだよ」 俺「はぁ」 おじさん「野球を教えられる人が居なくてね、今は新任の人が顧問をやってるらしいんだが」 俺「そうなんですか」 おじさん「……ま、次も応援に来てあげてね」 俺「はい、そうします」 おじさん「それじゃあ、また」 74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 21 17 39.26 ID K/S/Fyi30 俺「よう、惜しかったな」 妹「……うん」 俺「その涙があれば立ち直れるさ」 妹「お兄ちゃん、あのね」 俺「うん?」 妹「あたし、何もできないのが……」 妹「やっぱり……、くやしいよ……」 75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 21 19 50.29 ID K/S/Fyi30 妹「同じ野球部員なのに、ベンチにも入れなくて、スタンドから応援してるしかなくて」 妹「あたし、ずっと……ずっとこんな……」 俺「妹……」 76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 21 27 10.06 ID K/S/Fyi30 俺「それでもその道を選んだのはお前だろう」 俺「そこでやれるだけの事をやるしかないよ」 俺「お前はお前だ」 俺「とか、言えるわけないしなぁ……あの時何て言葉をかけたらよかったんだよ」 78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 21 32 48.58 ID K/S/Fyi30 ピ TV『H●K杯フィギアスケート』 ピ TV『一番面白くない芸能人はダレだ?!』 ピ TV『この件に対し容疑者は「後悔はしていない、だが今は反省しいてる」と述べており~』 ブチン 妹「あー、今日移動日か」 79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 21 38 46.08 ID K/S/Fyi30 妹「試合には出られないし、部員はやる気ないし」 妹「野球……楽しくないなぁ」 妹「あ、学校いかなきゃ」 妹「こんな時に期末テストとか嫌になっちゃうなぁ……」 妹「いってきまーす」 80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 21 42 51.17 ID K/S/Fyi30 母「あら? 妹ったらお弁当忘れてるわ」 俺「あいつが忘れ物とか珍しいこともあるもんだな」 母「ちょっと届けてくれない? あなた今日お仕事お休みでしょ?」 俺「あぁ、いいよ」 母「それと」 俺「?」 母「これ、差し入れにスポーツドリンクとバナナとプロテインを人数分」 俺「って、こんなに持っていけるか!」 81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 21 48 10.00 ID K/S/Fyi30 妹「おはよー」 クラスメイト「おはよー」 妹「テスト嫌だねー、勉強してきた?」 クラスメイト「ぜんっぜん」 妹「あはは、だと思った」 先生「い……妹ちゃん! 聞いて! 大変っ! 大変なの!」 妹「ちょ、ちょっと先生、どうしたの?!」 先生「教頭が、ハゲてて……! あ、そうじゃなくて……」 妹「先生落ち着いて。深呼吸、ハイ吸って~、吐いて~」 先生「ヒ・ヒ・フゥ~、ヒ・ヒ・フゥ~」 妹「それ何か違う気が……」 83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 21 51 05.73 ID K/S/Fyi30 妹「それで先生、どうしたの?」 先生「朝の会議でね、教頭先生から言われたの。野球部は廃部だって」 妹「なあんだ、廃部かぁ~」 先生「うん」 妹「え?」 妹「廃部?!」 84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 21 55 05.91 ID K/S/Fyi30 妹「ちょっと! 廃部ってどういう事ですか」 教頭「何だね君は」 妹「野球部の者なんですけど」 教頭「ふん、あぁあのクズの野球部か」 妹「なんですって?!」 先生「ちょ、ちょっと妹ちゃん落ち着いて……」 妹「先生はこんな事言われて悔しくないんですか!」 先生「それはそうだけど……」 教頭「まぁこれは決まった事だからな」 85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 21 59 13.48 ID K/S/Fyi30 教頭「あのね、学校だって慈善事業やってるんじゃないんだよ? 専用野球場の維持だけでも年数百万円かかるんだからね? おまけに弱い。勝てば知名度もあがるが、こんなに弱いんじゃ話にならない」 妹「それは……」 教頭「この間の地方予選も一回戦で負けたって話じゃないか、しかも無名の公立高校に」 妹「う……」 86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 22 01 15.02 ID K/S/Fyi30 教頭「うちみたいな私立が公立高校に負けるとはとんだ笑い話だよ、よくも学校の名前に泥を塗ってくれたよ」 先生「でも、子供達は悪くありません……」 教頭「先生は黙っていてください」 先生「はうぅ……」 88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 22 06 45.61 ID K/S/Fyi30 妹「そんな……廃部だなんて……」 教頭「まぁ私も鬼ではありません、結果さえ出してくれれば良いのですよ」 先生「け、結果とは?」 教頭「今年中にそれらしい結果を残さない場合は、廃部という事です。大きい大会で上位に入るとかね、まぁ無理だと思いますが、ははは」 89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 22 09 52.22 ID K/S/Fyi30 妹「三年生が抜けた今に通達するなんて……やり方が汚いですね」 先生「ごめんね、わたしの立場が弱くて……それに野球もよくわかんないのに野球部の顧問だなんて……ごめんね」 妹「謝らないでよ先生、大丈夫。勝てばいいんだよ」 先生「でも……だめだったら……」 妹「マイナス思考発言禁止!」 先生「はうぅ……」 90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 22 19 20.93 ID K/S/Fyi30 先生「どうしようどうしよう、先生どうしたらいいの?」 妹「先生が落ち着かないでどうするんですか!」 先生「ごめんね……でも先生野球の事はよくわからないし……」 妹「でかい大会って言ったら一番近いのは秋季大会か……あと二ヶ月しかないじゃない」 先生「で、でも二ヶ月あれば」 妹「(二ヶ月で三年生の抜けたチームで勝ち上がる……?)」 妹「(厳しい……うちはタダでさえ選手層が薄いのに……)」 妹「(ああ……こんな時あたしが試合に出場できれば……!)」 俺「お、居た居た。おーい妹、弁当忘れてたぞー」 91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 22 23 52.64 ID K/S/Fyi30 妹「お兄ちゃん?! どうして学校に?」 俺「あん? お前が弁当忘れてたからだよ」 妹「あ……、ありがと」 俺「こんにちは、顧問の先生ですよね? こいつの兄の俺です」 先生「こ、こんにちは」 俺「それからこれ、差し入れにスポーツドリンクとバナナとプロテインを人数分です。よかったらどうぞ」 先生「あ、ありがとうございます……?」 俺「?」 先生「ひ、ひょっとして、俺くん?」 俺「あん?」 93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 22 30 49.51 ID K/S/Fyi30 先生「覚えてない? ほら、高校の時一緒のクラスだった……」 俺「ひょっとして、委員長?」 先生「わぁ、覚えててくれたんだ」 俺「お前、学校の先生してたのか。はっはっは、久しぶりだなぁ」 先生「うん、今年採用されたんだ」 俺「そうかそうか。じゃ、がんばれよ」 先生「も、もう帰っちゃうの?」 俺「弁当届けにきただけだし、用事はもう済んだよ。それよりお前ら時間は良いのか?」 キーンコーンカーンコーン 先生・妹「あ」 94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 22 36 51.93 ID K/S/Fyi30 Prrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr 俺「ん、誰だろ?」 先輩『おい! お前今どこに居る?』 俺「△△高校ですけど」 先輩『△△高校? まぁいい、今すぐ会社こい』 俺「え? でも今日休みのはずじゃ」 先輩『取引先から仕様変更の通達が来たんだよ、対応に追われてるからお前手伝え』 俺「でもそれ先輩の仕事じゃ」 先輩『つべこべ言うな。この前の飲み、オゴっただろ?』 俺「はぁ……わかりました」 俺「この前のタクシー代俺出したのにな……」 99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 22 49 55.82 ID K/S/Fyi30 俺「ったく、自分の仕事くらい自分で捌けよな」 おじさん「おや? また会いましたね」 俺「この間のおじさんじゃないですか、こんにちは」 おじさん「ほっほ、いい日和だね。夏というのに蒸し暑くなく、日照りが心地良い」 俺「そうですね。お散歩ですか?」 おじさん「ん~、そうだね。家は近いよ」 俺「そうなんですか、この辺りはいいですね緑が多くて。おっと、俺仕事行かなきゃいけないんでした」 おじさん「急ぎかね?」 俺「けっこう急ぎみたいですね」 おじさん「ほっほ、そうかね。君とは一度じっくり話をしてみたいと思ってたんだよ。また会えるかな?」 俺「あ、じゃあこれ俺の携帯番号なんで、いつでも掛けてください」 おじさん「あいわかった」 俺「それじゃあ、そろそろ行きますね」 100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 22 54 24.94 ID K/S/Fyi30 先輩「お前来るの遅いよ!」 俺「すいませんっす」 先輩「これ百ページ今から目を通して資料作り直せ、明日までな」 俺「明日って、そんな急に」 先輩「あん? できなきゃ俺かお前がクビなんだよ、わかるか? わかるよな」 俺「元々俺の仕事じゃないんですが……」 先輩「何か言ったか? 俺はちょっと休憩するけどお前ちゃんと進めとけよ」 俺「はぁ……」 101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 22 58 50.17 ID K/S/Fyi30 俺「お……終わったあぁ……」 俺「もう終電無いな……」 俺「先輩、先輩。起きてください」 先輩「……ン、終わった?」 俺「終わりましたよ、メールに添付しましたからチェックしてください」 先輩「いやー、サンキューサンキュー。優秀な後輩が居て助かるわマジで、じゃあ帰るからカギよろしくね~ん」 俺「はぁ……」 102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 23 02 47.93 ID K/S/Fyi30 俺「ただいま~」 姉「ねぇ、ちょっとアンタ。妹に何かした?」 俺「あん?」 姉「今日帰ってくるなり機嫌悪くて、とーさん縮こまっちゃってるの。何か知らない?」 俺「さあ? 知らないけど」 姉「ウソついてないでしょうね?」 俺「ウソついてどうするんだよ」 姉「……それもそうね」 104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 23 09 38.65 ID K/S/Fyi30 妹「ねぇお兄ちゃん」 俺「あん?」 妹「あの……その……」 妹「やっぱり何でもない!」 父「……ガーン」 俺「いや。ショック受けるポイントおかしいだろ、とーさん」 105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 23 11 49.65 ID K/S/Fyi30 父「息子よ……」 俺「何だよ」 父「娘という生き物はかくも難しいものなのか……」 俺「幾つになっても俺もねーちゃんも妹も、とーさんの子供だよ」 父「そうか」 俺「そうだよ」 106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 23 15 31.61 ID K/S/Fyi30 俺「でも確かにちょっと変だったな妹」 父「何か知らないか?」 俺「う~ん、そういわれても本当に何も知らないからなあ」 父「お月様かな」 俺「親に言われて嫌な台詞ナンバー1だなそれ」 父「ガーン」 107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 23 23 27.84 ID K/S/Fyi30 俺「(どうしてこうなった)」 女A「ねぇ~俺さんってどんな女性が好みなの?」 先輩「あ~、だめだめ。こいつ童貞だから」 女B「ギャハハ、マジ? うける~」 先輩「それよりさ~、君のそのネックレスかわいいね、どこの?」 俺「はぁ……、なんで俺こんなとこ居るんだろ」 108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 23 25 23.89 ID K/S/Fyi30 先輩『お前、今夜空いてるか?』 俺『え?』 先輩『合コンだよ、急に男が一人来れないってんでお前を誘ってるんだ、ありがたく思えよ? ちなみに相手は現役の先生だから』 俺『俺は別に、』 先輩『来るよな?』 俺『はい……』 先輩『よしよし、素直でよろしい』 109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 23 29 01.88 ID K/S/Fyi30 先生「すみませ~ん、後れました」 女A「おそいよ~」 先生「ごめんなさい、ちょっと練習が……。俺くん?」 俺「委員長……」 先生「奇遇だね、こんなところで会うなんて」 先輩「ひゅー、美人じゃん。何々? 二人は知り合いなわけ?」 先生「高校の時のクラスメイトなんです」 先輩「へ~、そうなんだ」 111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 23 31 38.68 ID K/S/Fyi30 ヒソヒソ 先生「ねぇ、二人で抜け出さない?」 俺「え?」 先生「どうせ断れなくて仕方なく参加したんでしょ? わたしも同じだから」 俺「じゃあ、……うん」 先生「えへ、じゃあ決まりね」 ヒソヒソ 113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 23 37 16.18 ID K/S/Fyi30 先生「それにしてもびっくりしたなぁ、妹ちゃんのお兄さんが俺くんだったなんて。苗字が同じだったからもしやとは思ってたけど」 俺「俺こそびっくりだよ。まさか委員長が先生になってるなんてな、まぁ昔から言ってたよな’先生になりたい’って。よかったじゃないか、夢が叶って」 先生「うん……そうなんだけどね」 俺「元気ないな、どうした?」 先生「妹ちゃんから、何か聞いてない?」 俺「いんや、何も」 先生「そう……、実はね──」 115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 23 43 30.13 ID K/S/Fyi30 先生「──」 俺「そんな事になってたのか」 先生「わたしもうどうしたらいいかわからなくて……、今日もさっきまで練習してたんだけどね」 俺「こんな時、何て言っていいかわからんが。その、元気だせよ。委員長がそんなんだったら部員の皆も安心できないだろ?」 先生「……うん」 俺「それにしても廃部、か。だからあいつ──」 117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 23 51 31.77 ID K/S/Fyi30 先生「妹ちゃん、一人で責任感じちゃってね。なんとかチームを纏めようとしてくれてるんだけど、なかなか上手くいかないのよ……」 俺「う~ん、なるほどね。そういう事だったのか」 先生「俺くん……」 俺「悪いが仕事があるんでね、コーチの引き受けは難しいな」 先生「……だよね」 俺「しかし」 先生「え」 俺「休日なら暇してるからな、その時くらいなら引き受けてもかまわん」 先生「俺くん!」 俺「ちょ、抱きつくなって。く、苦しい……」 118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/06(金) 23 57 57.17 ID K/S/Fyi30 先生「というわけで今日から野球を教えてくれる事になった俺さんです」 俺「ども、よろしく」 部員「ちゃーっす」 妹「お、お兄ちゃん……なんで?」 俺「あー、今日から君らに野球を教える事になりました俺です。昔ちょっと野球やってたんでそこらの人よりは詳しいと思います」 俺「とりあえず今日は皆の動きを見せてもらおうと思います、怪我しない範囲で頑張りましょう」 部員「ほんとに大丈夫なの、この人……?」ヒソヒソ 少年「……」 123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 00 04 10.45 ID 7TQhvk2x0 部員「ノックいくぞー!」 カキーン 部員「次セカンドゲッツー!」 カキーン 部員「ライトいくぞー!」 カキーン 俺「う~ん、この練習風景。懐かしいなぁ」 124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 00 06 25.64 ID 7TQhvk2x0 先生「俺くん、お茶どうぞ」 俺「ありがとございます、先生」 先生「俺くんに先生って呼ばれるの変な感じ」 俺「ここで委員長って呼ぶほうがおかしくないか?」 先生「うふ、それもそうね」 125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 00 10 12.84 ID 7TQhvk2x0 部員A「なぁ」 部員B「何だよ」 部員A「あの人野球やれる様に見える?」 部員B「いんや、そうは見えないけど……」 部員A「ちょっと試してみようか」 部員B「試すって何を」 部員A「流れ弾に見せかけて俺さんに向かって全力投球」 部員B「ちょ、ちょっと。辞めようよそんな事」 部員A「あぁああああ! 手が滑ったあぁぁあああ!」 126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 00 13 13.65 ID 7TQhvk2x0 ビュン! 俺「っ」 俺「委員長! 危ない!」 先生「え?」 ドサッ 先生「え? え? 俺くん? なんでわたしの上に、え? 襲われてるわたし?」 俺「ボケてる場合か、怪我は無いか? 頭とか打ってない?」 先生「え、あ。うん……」 127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 00 15 53.57 ID 7TQhvk2x0 部員B「あわわわわ、た、大変だぁ」 部員A「あら~……、違うトコ行っちゃった」 少年「おいお前、くだらねぇ事してんじゃねぇぞ」 部員B「し、し~らないっと」 部員A「な、なんだよ少年」 少年「……ち」 部員A「舌打ちされた……、俺先輩なのに……」 128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 00 19 01.27 ID 7TQhvk2x0 俺「おい!」 部員A「は、はい!」 俺「さっき投げたのお前か?」 部員A「はい! 自分です!」 俺「そうか……お前か……」 部員A「(な、殴られる……)」ゴクリ 129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 00 20 44.11 ID 7TQhvk2x0 俺「良い肩してるなお前! ちょっとびっくりしたぞ」 部員A「え?」 俺「どこだポジション? センターか? それともキャッチャーか?」 部員A「えっと、センターです」 俺「そうかそうか、その肩があればかなりの武器になる。いやー、いいもん見せてもらったよ」 部員A「はは、……褒められちゃった」 130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 00 23 10.66 ID 7TQhvk2x0 部員B「なんだか凄い事になってるなぁ」 妹「……」 部員B「ひ?!」 妹「なんでおにいちゃん先生といちゃいちゃしてるの……ゆるせない……」 部員B「こっちも凄い事になってる……」 132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 00 33 54.33 ID 7TQhvk2x0 俺「それじゃあ今日はこれくらいにしておこう、各自ストレッチを怠らないようにな」 部員「したっ!」 俺「お疲れ様」 先生「チームの印象はどうですか、カントク」 俺「監督は辞めてくれよ。どうもこうも、バランスが悪いってのが印象かな」 先生「バランス?」 俺「まぁ、磨けば光りそうなのがチラホラ居たよ。逆に言えばどうやら指導者次第でこのチームは化けそうだ」 先生「うふ、期待していいのね?」 俺「最善は尽くすよ」 133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 00 37 02.52 ID 7TQhvk2x0 俺「それじゃあ、俺もそろそろ帰るよ」 先生「わたしは、明日の小テスト作ってから帰るね」 俺「大変だな、先生」 先生「じゃあね、俺くん」 俺「うん、またな」 先生「俺くんかぁ……」 先生「ちょっと会わない間に大人の男になってたなぁ……」 先生「俺くん、かぁ……」 先生「はっ、何考えてるのわたし」 先生「俺くん、かぁ……彼女とか居るのかな」 137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 01 03 58.07 ID 7TQhvk2x0 先生「さ~て、ちゃっちゃとテスト作って帰りますか」 おじさん「おや、居残りかね」 先生「お父様」 おじさん「こらこら、学校でお父様と呼ぶのは辞めなさい」 先生「すみません、理事長」 おじさん「野球部の監督の事なんだが」 先生「はい?」 おじさん「ふさわしい人材が見つかったから、明日紹介しようと思う」 先生「あ、その件はもう……」 おじさん「うん? 何かね?」 先生「いえ、何でもないです」 おじさん「ふふ、楽しみにしてなさい」 138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 01 06 11.18 ID 7TQhvk2x0 妹「……」 俺「なんだよ」 妹「どうしてお兄ちゃんがコーチやってるの?」 俺「あぁ、委員長に頼まれてな」 妹「委員長って先生の事?」 俺「そうだけど」 妹「……あたしが頼もうとしてたのに……」 俺「ん? どうした?」 妹「なんでもない、寝る」 俺「……反抗期か?」 140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 01 13 55.22 ID 7TQhvk2x0 俺「えー、今日から本格的にポジションに別れてもらう」 俺「アップが終わったら内野と外野はノックから始めて、バッテリーは俺と一緒に打ち合わせ。午前中はこれで行こう」 部員「はい! ランニングいくぞ!」 部員A「っせー! いっちに!」 先生「ふさわしい人材……か」 俺「あん?」 先生「いや、こっちの話」 146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 01 34 26.42 ID 7TQhvk2x0 先生「あのね、俺くん実は──」 俺「そっか。監督さん見つかったのか」 先生「うん、お父様に言われて。……ごめんね?」 俺「何で謝るんだよ、むしろ良かったさ。この年くらいの子達は臨時コーチなんかじゃなくてちゃんとした指導者に見てもらうのが一番だからさ」 先生「はうぅ……」 俺「困った時に出るその癖、昔から変わってないな」 先生「そ、そうかな」 147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 01 37 51.29 ID 7TQhvk2x0 俺「よーし、じゃあバッテリーちょっと集まってくれ」 部員B「っす。キャッチャーの部員Bです、どもよろしく」 俺「おう、部員Bだな? よろしく」 少年「……ちーっす、ピッチャーやってます」 俺「なんだなんだ、クールな感じだな? よろしくな」 妹「はい! ピッチャーの妹です!」 俺「おう、よろしく」 148 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 01 51 01.95 ID 7TQhvk2x0 俺「バッテリーはチームを支える柱みたいなもんだ。どんなビハインドの場面でも絶対に諦める事は許されない、特に投手の枚数が少ないチームならなおさらだ」 部員B「はい!」 俺「あと二ヶ月で結果を出す為には色々な方法が考えられるが。簡単な方法が二つある、一つ目は正攻法で攻める事、二つ目はウラをかく事だ」 妹「ウラ?」 俺「そうだ、例えば二球続けて同じコースに同じ球種を投げたとしよう。そしたらバッターは何と考える?」 妹「もう一度同じ球は無い」 俺「正解だ、だがその逆も然り。だからこそ、その前の打席が持つ意味合いが増えてくる」 部員B「前の打席?」 149 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 01 51 42.95 ID 7TQhvk2x0 俺「そうだ、バッターってのは何を安打したのかは意外と覚えてないが’自分が打ち取られたボール’ってのは不思議と目に焼きついてるもんだ、それを利用する」 部員B「というと?」 俺「それを打席の中でチラつかせるんだ。少なくとも一試合に三回は打席に立つわけだからな、配球の中にその匂いを残すんだ’ほら、次はこのボールを投げるぞ’ってな。そこに迷いが生じる。その迷いが大きければ大きいほど凡打になる確率は自然と上がる」 部員B「ほうほう」 俺「それを可能にするには打者との対決を一打席で完結させない事だ。捕手は配球を覚え、投手はそこに良いボールを投げ込む。一朝一夕にできるもんじゃないがとにかく’一打席で完結させない’事を頭に入れてくれ、まずはそこからスタートだ」 部員B「はい!」 俺「うん、良い返事だ」 151 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 02 01 21.90 ID 7TQhvk2x0 俺「それじゃあ、ちょっと投げ込みしてみようか。球筋も見てみたいし」 少年「……ちーっす」 先生「すごいのね」 俺「あん?」 先生「俺くんの言ってる事、半分もわからなかった」 俺「別に普通だよ。俺だって学校の先生をやれと言われてもできない、それだけの話だろ?」 先生「そうかな」 俺「そうだよ、誰だって不得意な面があれば得意な面もある。それを補っていくのがチーム、だろ?」 先生「え……」 俺「むかし怪我して自暴自棄になってたころ、委員長が教えてくれたじゃないか」 先生「そ、そうだっけ」 俺「そうだよ」 152 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 02 04 26.62 ID 7TQhvk2x0 少年「……」 バシン 俺「ナイスボール、良いストレートだ」 少年「……」 俺「ん?」 少年「そ、っすか」 俺「……?」 153 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 02 06 16.44 ID 7TQhvk2x0 妹「いくよ、カーブ」 部員B「へい」 妹「っ!」 バシン 俺「おぉ、曲がるようになってる」 妹「へへーん、どんなもんよ?」 俺「ちょっと見ない間に成長したな」 妹「えへへ」 154 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 02 15 59.12 ID 7TQhvk2x0 俺「よーし、じゃあちょっと全員集まってくれ」 部員「集合!」 俺「いま全員で何人居るんだっけ?」 部員「18人です」 俺「よーしじゃあ9人に分かれて紅白戦をやろう。チームはキャプテンと相談してこっちで分けるから勝敗は関係なく気楽にやってくれ、普段の動きを見てみたい」 部員C「気楽にって……」ヒソヒソ 部員D「やる気あるのかなあのコーチ……」ヒソヒソ 155 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 02 19 08.43 ID 7TQhvk2x0 Prrrrrrrrrrrrrrrrrr... 俺「また先輩からか……。悪い、ちょっと電話だ、適当に休憩しといてくれ」 部員「はい」 俺「もしもし──」 部員C「何喋ってんだろうな?」ヒソヒソ 部員D「さあ」ヒソヒソ 部員C「ちょっと聞きにいってみる?」ヒソヒソ 部員D「おい、辞めようよそういうの」ヒソヒソ 部員C「って言ってノリ気じゃんよ」ヒソヒソ 部員D「あ、バレた?」ヒソヒソ 156 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 02 21 23.73 ID 7TQhvk2x0 先輩『おい、お前今どこに居る?』 俺「何ですか?」 先輩『今すぐ会社こい』 俺「またですか?」 先輩『おう、ちなみに拒否権ないからな』 俺「はぁ……」 先輩『先輩には従っとくべきだよ? 後々後悔するのはお前だからな』 157 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 02 25 26.33 ID 7TQhvk2x0 部員C「なんか仕事の話みたいだな」ヒソヒソ 部員D「そうだね」ヒソヒソ 部員C「そういやコーチって働いてるんだっけ」ヒソヒソ 部員D「らしいね、俺たちより仕事の方が大事なんじゃない? 大人ってそういう生き物じゃん?」ヒソヒソ 部員C「どうせ俺らの事なんて思ってないんだろうな」ヒソヒソ 部員D「どうせコーチも先生目当てなんでしょ? 美人だし」ヒソヒソ 部員C「美人だよな……先生」ヒソヒソ 部員D「だよなぁ……」ヒソヒソ 俺「バカ言わんでください。俺はいま子供達に野球を教えてるんです」 部員C・D「?!」 162 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 02 31 29.74 ID 7TQhvk2x0 俺「じゃあそういうわけですから失礼します」 ブツン Prrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr... 先輩『この会社で先輩の命令拒否する意味わかる? 部長とかにチクるよ?』 163 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 02 33 20.28 ID 7TQhvk2x0 俺「そんなもんクソくらえですよ」 ブツン Prrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr... 先輩『たぶんお前、クビだから。もう来なくていいよ』 俺「しつこいな、アンタも」 ブツン 164 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 02 36 47.93 ID 7TQhvk2x0 Prrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr... 俺「あのなあ! 俺はいま子供達に野球を──」 おじさん『おや? そうかね?』 俺「あん?」 168 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 03 02 19.79 ID 7TQhvk2x0 おじさん「──という事で、今日から正式に君たち野球部の監督をしてもらう事になった俺くんだ」 俺「えー、えーっと……おじさん? イマイチ展開に付いていけないと言うか」 おじさん「あぁ。そういえば自己紹介がまだだったね。私はこの△△高校の理事をしてる者だ。これから末永く頼むよ俺くん」 俺「り……りじぃ?!」 先生「ちょっと、お父様?!」 おじさん「こらこら、学校でお父様は辞めなさい」 169 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 03 04 01.35 ID 7TQhvk2x0 先生「理事長……その、話にあった監督というのは俺くんの事ですか?」 おじさん「うむ、その通りだ。彼はまだ若いが非常に良い目をしていたのでな」 先生「あの、実は──」 おじさん「──はっはっは、そういう事だったのか。既に臨時コーチを引き受けていたとは、やはり私の目に狂いは無かったのだな」 170 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 03 09 42.52 ID 7TQhvk2x0 俺「えぇっと……そういうワケでコーチから監督になりました。よろしく」 部員「はい!」 俺「じゃあ、とりあえず紅白戦いってみようか」 部員「はい!」 部員C「なぁ……」 部員D「うん……」 部員C「とりあえず、あの人に付いていってみようと思うんだけど」 部員D「奇遇だね、同じ事言おうとしてたよ」 部員C「あんなの聞かされてやる気でないのは男じゃないよな」 部員D「うん」 171 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 03 12 14.73 ID 7TQhvk2x0 先生「なんか、色々びっくりしちゃった」 俺「たぶん俺が一番驚いてるよ、実はまだちょっとドッキリの線を疑ってる」 先生「お父様はユーモアのある人だけど、その手のジョークは好きじゃないわ」 俺「それにしても、なんで理事長の娘が顧問やってる部活が廃部に追い込まれてるんだよ……」 先生「色々居るのよ、利権とか権力とかが好きな人がね」 俺「どこにでも居るんだなそういう輩」 先生「そうねぇ」 201 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 15 20 17.68 ID 7TQhvk2x0 俺「そんなこんなで紅白戦が終わりました」 妹「完封しちゃった」 俺「う~ん、拙攻マニアには堪らない展開でしたな。って、そうじゃなくて……貧打にも程があるぞこりゃ」 妹「控えには野球経験ない子も多いから」 俺「野球は経験でやるもんじゃないよ。……とは言いつつ、こりゃちょっと骨が折れそうだな」 202 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 15 22 05.81 ID 7TQhvk2x0 俺「ところで、今までスタメンはどうやって選んでたんだ?」 妹「えっと……三年生ばかり試合に出てたかな」 俺「サインは?」 妹「前のキャプテンが色々やってたみたいだけど」 俺「ふむ、なるほど」 204 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 15 27 35.24 ID 7TQhvk2x0 俺「よーしじゃあ皆聞いてくれ」 部員「はい!」 俺「これから数ヶ月で勝てるチーム作りをしなくちゃいけない、それは皆がわかってると思う」 部員「はい!」 俺「そのためには圧倒的に時間が足りない、だからこれからは」 俺「打撃練習だけやっていく事にする」 205 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 15 35 19.53 ID 7TQhvk2x0 部員「え、でもそれじゃあ」 俺「この中に外野フライを処理できない者はいるか?」 シーン…… 俺「じゃあ、ゴロをさばけない者は?」 シーン…… 俺「よし、大丈夫そうだな」 俺「守備はちょっとした気づきで劇的に変わる、例えば野手同士のカバーリングとかな。誰かのミスを全員でカバーし合う事を前提に動いていけばそれで充分だ」 俺「極端な話、守備はゲッツーを取れる程度の能力があればそれ以上は望まない。幸い皆はその能力を持ち合わせているようだ」 206 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 15 39 43.65 ID 7TQhvk2x0 俺「それに、打撃練習やってる方が楽しいだろ?」 部員「は、はい!」 部員C「打撃、かぁ」 部員D「な、なんかやってみようかなあ……」 部員C「け、結構考えてるんだなぁ。コーチ」 部員D「もうコーチじゃなくて監督だよ」 部員C「あ、そうか」 208 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 15 44 39.97 ID 7TQhvk2x0 俺「もちろん打撃練習中にも守備にはついてもらう、そこでは守備の練習だ」 俺「そこまで細かい野球ができるとは思ってない、だからミスは怒らないが怠慢プレーは許さない」 部員「はい!」 俺「まぁ、堅苦しい話はこれくらいにして。楽しくやっていこうよ、な?」 部員「はい!」 209 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 15 57 01.11 ID 7TQhvk2x0 俺・妹「ただいま~」 母「あらあら、二人ともドロドロじゃない。早くお風呂はいっちゃって」 俺・妹「は~い」 俺「一緒に入るか?」 妹「お兄ちゃん!」 210 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 15 58 52.76 ID 7TQhvk2x0 妹「ん……」 妹「なんだろう、この気持ち」 妹「先生とお兄ちゃんが喋ってるトコみるの」 妹「ちょっと、嫌だなぁ……」 妹「何考えてるんだろう、廃部になるかもしれないのに……」 妹「はぁ……寝よ」 211 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 16 02 34.94 ID 7TQhvk2x0 父「おう、おかえり。お前△△高校の監督を引き受けたらしいな」 俺「え? もう知ってるの? 今からそれ言おうとしてたのに」 父「はっはっは、父さんの情報網をバカにしちゃいけないよ?」 俺「ストーカーか」 父「失礼な! 父さんはスカートなど穿かん! ぷんぷん!」 俺「どう聞き間違えたらそうなるんだよ……」 父「はっはっは」 212 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 16 07 22.17 ID 7TQhvk2x0 父「で、どうなんだ。チームは」 俺「どうにもこうにも、全部これからだよ」 父「ほほう?」 俺「皆が皆ダイヤの原石に見える、どう教えていくかで変わるんだなって思ったらちょっと怖い」 父「そうか……、お前は良い指導者になるよ」 俺「あん?」 父「野球の光と闇を知ってるからな」 213 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 16 11 52.19 ID 7TQhvk2x0 父「ところで最近腰の調子はどうだ?」 俺「ん、悪くないよ」 父「そうかそうか、あの河川敷の時から病院通ってるもんな」 俺「そうだな、あの少年との勝負以来……? 少年?」 父「どうかしたか?」 俺「あれ……? あいつ、ひょっとしてあの時のあいつか?」 214 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 16 17 20.44 ID 7TQhvk2x0 少年「何すか? 人の顔ジロジロと見て」 俺「なぁ、俺とお前勝負した事あるだろ?」 少年「人違いすよ」 俺「そうか? にしちゃフォームといい、球筋といいソックリなんだがなあ」 少年「……」 俺「それにしても背伸びたな~、だからわからなかったのか。声も低くなったな? いや~ちょっと見ない間に成長したなあ」 少年「……ち」 215 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 16 21 06.86 ID 7TQhvk2x0 少年「あぁそうだよ、あの時あんたに負けたのが僕だ」 俺「おぉ、やっぱり」 少年「……ち」 俺「いやぁ、投手がお前だとわかって俺ちょっと安心したわ」 少年「え?」 俺「頼むよ、このチームのエースはお前しか居ないからな」 217 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 16 26 42.57 ID 7TQhvk2x0 少年「……エース?」 俺「あぁ! 頼むぞ」 少年「……ち」 俺「素直じゃないなあ」 219 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 16 32 14.86 ID 7TQhvk2x0 部員A「っしゃあ! ピッチャーこい!」 カキーン カキーン 俺「おぉ、ナイスバッティング」 部員A「へへ? そうすか?」 俺「うん。でもお前低めのボール苦手だろ?」 部員A「え? なんでわかるんですか?」 俺「打席で構える時バットを寝かせてるからな、もう少しバットを立ててみろ、スムーズにヘッドが出るから」 カキーン 部員A「ほ……本当だ」 俺「よしよし、良い感じだ」 221 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 16 45 04.21 ID 7TQhvk2x0 俺「そんなこんなで秋季大会の組み合わせ抽選の日がやってきました」 妹「いってきま~す!」 先生「いってらしゃ~い」 少年「なんで僕まで……」 俺「いいからいいから、はやく車乗れよ」 222 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 16 48 46.71 ID 7TQhvk2x0 俺「じゃあ俺は申し込み済ませるから、適当に席座っとけ」 妹「は~い」 少年「……っす」 妹「ねぇ、どこと当たるんだろうね」 少年「別に、どこでも」 妹「ねぇ、なんかこんなトコ来るとワクワクしない?」 少年「……しない」 妹「そう? あ~楽しみだなぁ。でも強いとこ当たるのは嫌だなあ。夏の甲子園出場校とかさ。こんな事言ってると当たっちゃったりするかもね、あはは」 224 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 16 51 54.52 ID 7TQhvk2x0 『△△高校、6番です』 俺「なん……だと……」 妹「あら」 少年「緒戦で、夏の甲子園出場校と当たるのか」 俺「……はっはっは。いいじゃないか、最初からクライマックスだ」 少年「あそこと対戦か……」 妹「ねぇ、少年。なんか顔色悪いよ、大丈夫?」 少年「大丈夫……」 225 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 17 00 25.50 ID 7TQhvk2x0 俺「じゃあ車回してくるから、ちょっと待ってろ」 妹「は~い」 少年「……」 妹「ねぇ、さっきからどうしたの? 何か変だよ?」 少年「あの高校は……、本当だったら僕が行くはずの高校だったんだ」 妹「え?」 226 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/11/07(土) 17 05 46.59 ID 7TQhvk2x0 俺「ということで緒戦の相手は夏の甲子園出場校に決まりました」 先生「なあんだ、甲子園出場校か。強いところに当たったらどうしようかと思ってたの」 先生「え?」 先生「えぇぇぇぇぇええええ?!」 先生「どどどどどど、どうしよう俺くん! そこってめちゃくちゃ強いとこじゃないの?!」 俺「落ち着け委員長、どうするもこうするも 。勝つしかないだろう」 先生「はうぅ……」
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エロマンガ先生 妹と開かずの間 著者/伏見つかさ イラスト/かんざきひろ エロマンガ先生? そんな恥ずかしい名前の人、しらない。 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』のコンビが贈る、新シリーズ登場! 高校生兼ラノベ作家の俺・和泉マサムネには、引きこもりの妹がいる。 和泉紗霧。 一年前に妹になったあいつは、まったく部屋から出てこない。今日も床をドンドンして、俺に食事を用意させやがる。 こんな関係『兄妹』じゃないぜ。なんとか自発的に部屋から出てきてもらいたい。俺たちは二人きりの『家族』なんだから――。 俺の相棒・担当イラストレーターの『エロマンガ先生』は、すっげーえろい絵を描く頼りになるヤツだ。会ったことないしたぶんキモオタだろうけど、いつも感謝してる! ……のだが、衝撃の事実が俺を襲う。 『エロマンガ先生』は、俺の妹だった! 一つ屋根の下でずっと引きこもっている可愛い妹が、あの、えっちなイラストを描いていた!? そして俺達兄妹の関係に、超売れっ子美少女作家のライバルも加わって、大変動が起こる! 新たなる兄妹ラブコメディ! 145 イラストに騙された名無しさん [sage] 2013/12/11(水) 05 17 19.43 ID iiqQi/I/ (略) エロマンガ先生は義妹枠の義兄妹ラブコメで義妹枠イケる人は普通に楽しめると思う まぁ早くもチョロインが配置されてるから俺妹がダメだった人にはおすすめしないけど、個人的には続きも読みたいと思った (略) 関連リンク 公式 俺の妹がこんなに可愛いわけがない