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作詞:DECO*27 作曲:DECO*27 編曲:kous 歌:初音ミク 翻譯:唐傘小僧 大掃除 堆落而起的灰塵 是從何處來的 無論怎麼打掃 也清除不干淨 漫溢而出的記憶 是從何處來的 無論怎麼清掃 也還是會想起來 這種事那種事都想忘記 又會回想起來莫非是因為心想著「想要忘卻」? 大掃除 想要去清除 大掃除 今天為止的 一切都近乎厭惡 似乎很多呢 大掃除 想要去擦拭 大掃除 今天往後的日子也 想要全部清掃乾淨 但抹布會變髒呢 飛揚而起的灰塵 將去往何處 清掃也清掃過了 但總覺得有些寂寞 垃圾一樣的記憶 也會這樣想嗎 但是置之不理的話 又會有些麻煩呢 爲了不再忘卻 而設計成這種形態 即便戴上口罩 也還是會打噴嚏 灰塵也好記憶也罷 怎樣都無所謂了 今晚就由我來解決吧 爲迎接明天而進行的大掃除 那期待相遇的未來 用我的雙手來保持潔淨 大掃除 想要去清除 大掃除 今天為止的 一切都近乎厭惡 再多也沒關係 大掃除 想要去擦拭 大掃除 今天往後的日子也 想要全部清掃乾淨 所以再見了、今天就將我扔掉哦 lalala... 全部清掃乾淨之後 有誰會記起我呢 翻譯:kyroslee (取用翻譯前請注意首頁的翻譯使用禮節, 並不要拿掉譯者的名字) 大掃除 飄落而堆積的塵埃 是從何處而來的呢 就算怎樣打掃 亦無法徹底除去呢 湧現的記憶 是從何處而來的呢 就算怎樣打掃 還是會不禁回想起來 不論是那事還是這事都想通通忘掉 大概是因為內心的那份感情才會不斷想起「想要忘掉」這事吧 大掃除 想要清除掉呢 大掃除 將至今天為止的一切 全都近乎令人嫌惡 好像有着很多呢 大掃除 想要拭抹乾淨呢 大掃除 今天以後的日子也 雖然全部都想要打掃乾淨 但抹布卻會變得骯髒的吧 不斷飄揚的塵埃 會往何處而去呢 雖然是打掃過了 但總覺得感到寂寞呢 就連記憶也好 看起來像是垃圾嗎 不過就那樣置諸不理 亦很麻煩啊 為了令人難以忘記 而擺設成這樣子 即使戴上口罩 還是會打噴嚏呢 那不管是塵埃也好記憶也好 是哪樣都沒關係啦 今晚就由我來收拾乾淨吧 為了迎接明天到來的大掃除 為了不讓這雙手 沾污想要遇見的未來 大掃除 想要清除掉呢 大掃除 將至今天為止的一切 全都近乎令人嫌惡 但有着再多都沒關係呢 大掃除 想要拭抹乾淨呢 大掃除 今天以後的日子也 全部都想要打掃乾淨 所以再見了,就在今天將我棄掉吧 lalala... 在一切都收拾乾淨之時 誰又會來將我...... 2013.12.28 修改一處
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【検索用 おおそうし 登録タグ 2013年 DECO*27 NexTone管理曲 VOCALOID kous お 初音ミク 曲 曲あ 殿堂入り】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:DECO*27 作曲:DECO*27 編曲:kous 唄:初音ミク 曲紹介 明日を迎えるための大掃除 曲名:『大掃除』(おおそうじ) キーボードを 佐伯ユウスケ氏 が演奏。アレンジを kous氏 が、動画を 森井ケンシロウ氏 が手掛ける。 4thフルアルバム『Conti New』に収録。 歌詞 降り積もるホコリは どこからやってくるのか 掃除しても掃除しても 無くならないんだ 溢れだす記憶は どこからやってくるのか 掃除しても掃除しても 思い出しちゃって あれやこれや忘れたい 思い出すのは「忘れたい」って気持ちのせいなのかな 大掃除 消したいんだ 大掃除 今日までを 全部嫌いに近いです 多そうだな 大掃除 拭いたいんだ 大掃除 今日からも 全部キレイにしたいけど 雑巾は汚れちゃうね 羽ばたいたホコリは どこへ行くのか 掃除したら掃除したで なんか寂しいな ゴミみたいな記憶も そう思えるのかな でも放置したら放置したで めんどくさいよな 忘れられないように 仕組まれたカタチ マスクをしても くしゃみが出るんだ それがホコリでも記憶でも どっちでもいいや 今夜僕は片付けるよ 明日を迎えるための大掃除 出会いたい未来を この手で汚さないように 大掃除 消したいんだ 大掃除 今日までを 全部嫌いに近いです 多くてもいいから 大掃除 拭いたいんだ 大掃除 今日からも 全部キレイにしたいから サヨナラ、今日で僕を捨てるよ lalala... 全部キレイにした時は 誰かが僕のことを コメント 追加乙!早いですねwww -- 名無しさん (2013-12-27 19 35 10) 乙ですww -- 名無しさん (2013-12-27 20 31 53) どういう曲かな? って思って聴いてみたら、 なんかいい雰囲気やった*^^* -- りんご味 (2013-12-28 20 33 00) 好き! -- ゴリラ (2013-12-29 20 24 13) 絵もかわいい!! -- 名無しさん (2013-12-29 23 11 32) 何故伸びない!! -- 名無しさん (2014-04-06 13 01 02) いい曲。かわいい -- 名無しさん (2014-04-06 13 19 45) 可愛い歌だなー -- 名無しさん (2014-04-22 16 39 47) いい。 -- 名無しさん (2014-08-03 02 04 28) 自分を変えようとしてる感じ? -- 名無しさん (2014-10-07 17 03 17) なんか… リヴァイ兵長みたい(殴 -- へーちょーなう! (2014-10-30 18 47 23) 自己解釈すると、涙が溢れました。泣きたいとき、聴きたい。 -- パスタになれない (2014-12-04 21 15 48) すごく好きな曲。あったかい気持ちになれます。 -- 通りすがりの名無し (2014-12-31 19 31 47) 降降り積もるになってますよー(-ω-;) -- 夏樹 (2015-01-01 21 31 42) 悲しいことあったけど、これ聞いたら、元気になった -- ヒト (2016-11-10 21 07 46) 名前 コメント
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610 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! [sage]:2009/01/01(木) 00 05 54.54 ID EkbsH6AO 【大掃除】 赤自室 赤「…めっちゃ寒い…」ブルッ… 赤「…なんで俺の部屋だけ暖房禁止なんだよ…日があたらなくて1番寒いとこなのに…」ぶつぶつ… ドンドン 赤「…ん?」 桃『赤いる~?入るわよ?』ガチャ 赤「………」 桃「あんたね…居るなら返事くらいなさいよ!…って寒いわね…ここ…」 赤「…あぁ…暖房無いしね…」 桃「ふぅん…大変ねぇ…なら…今からあたしの部屋に来ない?」 赤「…え?」 桃「暖房効いてるから暖かいわよ?」 赤「…いやでも……その…」 桃「…いいから来なさい!」グイッ 赤「…あ…ちょ、ちょっと……あぁぁ…」ズルズル… 611 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! [sage]:2009/01/01(木) 00 09 27.06 ID EkbsH6AO 【大掃除】② 桃「違うわ!そこじゃないの!もっとこっち…そこ!そこよ!」グイグイ 赤「はぁ…はぁ…ちょ、ちょ止め…押さないでくれ…!わかった!わかったから!」 桃「もう!ならさっさとやりなさいよ!?タンスの次はクローゼットよ!終わったら床掃除だから、しっかりやりなさいよ?」 赤「………」 桃「…あら?返事は?」 赤「……はい……しかし、なんで急に…」 桃「年末の大掃除よ!」 赤「………」 桃「キリキリ働くのよー!…あ!ほら、ベッドの下もしっかり掃除なさい!」 赤「……はぁ…(…たべかすだらけだな…クッキーとかの…)」チラッ 桃「…なによ?」 赤「…いや別に…」 桃「あらそう?それじゃ頑張んなさいよ?」ガチャ 赤「あ…桃………はぁ…」 赤「………」ぶぉ~(←掃除機) 桃『………』てくてく… 612 :A HAPPY NEW YEAR 2 0 0 9 ! [sage]:2009/01/01(木) 00 16 48.69 ID EkbsH6AO 【大掃除】③ …1時間後 赤「…やっと終わった…これからおせちも作らないといけないのに…」 ガチャ 桃「…終わったかしら?」 赤「あぁ…なんとかね」 桃「…なら…」つスイーツ 赤「…これは…ケーキ?」 桃「…お礼よ」 赤「なんの?」 桃「…いちいちうるさいわね!いいから有り難く食べなさいよ!」 赤「は、はい…」 桃「…まったく…」 赤「…いただきます…」パクリ 桃「………」 赤「…ん?…うまいな…これ…」もぐもぐ 桃「…当然でしょ。ここのお店のケーキは有名なのよ?…なかなか買えないんだから!」 赤「そうなのか?」パクリ 桃「そうよ!…せいぜい感謝なさい!」 赤「うん、ありがとな」むぐむぐ… 桃「…ふんッ」ぷいっ
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このページはこちらに移転しました 大掃除 作詞/26スレ10 大掃除をしていたら タンスの後ろから手紙が見つかった 7年前のキミからの手紙だった 7年間もタンスの後ろを掃除しなかったから ホコリで目が痛かったよ 手紙は読まずに捨てた 紙が黄ばんで読めないと思ったから どうせ読んでも7年前の出来事 キミもきっと忘れている (このページは旧wikiから転載されました)
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大掃除 【おおそうじ】 寮の行事のひとつ。階長と棟三役によるチェックがある。夏休み前、冬休み前、春休み前の年3回行われ、チェック期間は自室の大掃除が1週間、公共場の大掃除が2日間。 トップクラスで面倒な行事であり、1年生は理不尽レベルのチェックの厳しさに地獄を見る。机、棚、ロッカー、床を全て研磨するレベル。 運も必要で、チェックする時に埃が乗ったらアウト。 こんなものを1週間もやってたら精神的におかしくなるので自殺者が出る前に甘くすべきである。 特に清峰寮の大掃除は異様な厳しさを誇り、自室のチェック期間が2週間に延長されているほか数々の逸話を残している。
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大掃除 最近、ブログ更新度が落ちてる・・・・・・・ その理由: 勉強。 パワポケに熱中。 ツボツボの厳選 ツボツボの厳選むずすぎるwwwwww バトンでも、作ろうかな・・・・・・。 後、大掃除が大変。 その理由↓ 30.31日2日間スキー旅行。 という事です。(短)
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大掃除 作詞/26スレ10 大掃除をしていたら タンスの後ろから手紙が見つかった 7年前のキミからの手紙だった 7年間もタンスの後ろを掃除しなかったから ホコリで目が痛かったよ 手紙は読まずに捨てた 紙が黄ばんで読めないと思ったから どうせ読んでも7年前の出来事 キミもきっと忘れている
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大掃除(天井エアコンフィルター) 約1.5時間で32個はきつい(+0.5~1時間必要) テンションをかけていないと上昇しない 電話があると離れた箇所で会話できるので便利 金型清掃部屋のエアガンを活用する 吹いたゴミを金網下に落とす マスクとかメガネがあるとなお良い 大きい脚立が必要(高いところで止まるときがある) 遠くから攻める方が良いかも
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大掃除前の昼食 2008年12月19日 (金) 2008/12/19 12 42 Canon EOS Kiss Digital X 今日は仕事が遅い時間からのスタートでしたので、 次女が大掃除のお手伝いに来てくれました。 いつもは甥君だけを連れてきますが、今日は姪ちゃんの幼稚園がお休みだったので二人一緒に。 鶏の唐揚げや厚焼き卵、かぶや白菜などの漬け物、水菜のお味噌汁、作りたてのいなり寿司。 いつもは油揚げを甘辛く煮てから半日ほど放置し、味を含ませるのですが、次女たちが来た時に火を止めて、煮上がったばかりのアッツアツの油揚げに、これまた炊き立てのご飯に寿司酢を混ぜたものを詰めて。 写真も湯気でくもっています…。 温かい稲荷寿司は初めて食べましたが、ふっくらジューシーで意外といけます。 手作りならではの美味しさ。 とにかく次女はお掃除や整理整頓の天才なので、今日は本当に助かりました。 帰宅した時のお部屋の空気が清々しい。 次女がこんなに優秀な主婦になるとは、子供の頃ま~ったく想像できませんでした。 沖幸子さんのお掃除術と似ています。次女もハウスクリーニングをお仕事にしたら良いのに、と思うほど、センスよく丁寧なお掃除をします。 素敵な旦那様のおかげですね。 今日のごはん かなえキッチン : ごはん日記 2008年12月
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十一課日常編:小話ソース「大掃除顛末」① 大掃除をしよう、とクエイルが決意したのは、十一課審問官となってから三ヶ月が過ぎてからだ。 正確には、配属初日から気になっていた。 山賊のアジト、あるいは所有者不明の貨物倉庫といった印象の十一課執務室は、明らかに不要な物が溢れていた。 平たく言えば、ゴミだらけだ。 床には酒瓶、紙袋、汚れたタオル、靴、上着。 壁際には、中身不明な木箱、酒樽、埃を被った本の山。 驚くべき事に、十一課の面々は、この劣悪な環境の中でも、平気で生活している。 課長であるフェルメノも含めてだ。 一応、女性であるのだから、室内環境には気を使いそうなものだが、全くの無頓着だ。 聖務の際も、酒樽や木箱に腰かけて指示を出す。 時折、壁に掛けられた武器のうち、気に入った物を手に取ると、ラデルやバノーリやスミリー、つまりクエイル以外の部下を相手に模擬戦に勤しむ。 いや、フェルメノの表情からすると`遊び’の一環なのだろう。 使った武器は、適当に放り投げておく。 刃のついた武器が、床に転がっている光景は、どうなのだろうか。 ある意味、十一課に一番馴染んでいるのが、フェルメノかもしれない。 クエイル自身、この三ヶ月、遊んでいた訳ではない。 むしろ、「暇が無いほど忙しかった」と言える。 就任早々、フェルメノは異端審議会への出席代行者にクエイルを指名した。 異端審問局の一課から十三課までの課長が出席する異端審議会は、定期的に開催されている。 そこで、各課の活動報告、十二教区の同行、異端に関する様々な議題が討論される。 だが、異端審問局課長は忙しい。 大きな事件に関われば、数ヶ月はかかりきりになるし、時には、自ら異端征伐の最前戦に赴く。 故に、通常の異端審議会であれば、代理の出席が認められている。 異端審議会に代理出席するのは、月に一、二回程だが、その都度、クエイルは自分の知識の無さを痛感させられる。 クエイルにしても、三ヶ月前までは、知識と理論を重んじる第五課に在籍しており、それなりの知識は把握しているつもりだが、各課課長の存在感の前では紙一 枚程の薄さだった。 課長の発言には、知識はもちろんの事、実績と経験に裏付けされた重みがあり、クエイルはその重みに耐えるだけで精一杯だ。 たとえば、一つの異端事件の案件がある。 異端審問局としては、迅速な異端の排除が最大の目的だが、同時に異端により孤立し逼迫する地元住民がいる。 七課課長イルドルフは道義性を説き、異端討伐と住民救出の同時進行を提案する。 対して、八課課長ライナス・バルグが秩序維持の観点から、異端討伐を最優先すべきと反論する。 三課課長ロイドリッツは、対象地の気候・地形及び交通手段から救出にかかる時間を逆算し、イルドルフ課長をなだめる。 五課課長ケステ・ジャイムは、類似した異端事件における過去の判例から、ライナス課長の性急さを諫める。 九課課長ヒュー・ベルガーは、智神学の観点から、ライナス課長を支持し、十課課長ローフェルマルスも、異端審問局設立銘文を引用し、討伐優先に賛同する。 十二課課長マティラ・クラインは、異端討伐の際には、新AFの実戦使用を願い出る。 各課長の訴えは、主義・主張が一貫している。 時折、クエイルの知識外の法令や判例、AFや異端に関する専門用語が飛び交う。 発言はしたい。 クエイル自身も、一異端審問官として、異端と対峙する最前戦に何度も足を運んでいる。 異端者の手に掛かり、生ける屍となった村人達も見たこともある。 あの時はどうすることも出来ず、屍を処理することしか出来なかった。 この異端審議会での決断により、救える人がいるかもしれない。 誤った選択をすれば、犠牲になる人が増えるかもしれない。 前線に赴く全ての異端審問官と、アスガルド半島に暮らす全ての人々の命運に携わる、すれが異端審問局である事を痛感する。 だが、自分の知識に自信がないから、発言を躊躇する。 特に、沈黙を以て座す一課課長アダスタと、静かに見守る二課課長アディール・ノウの前では、その圧倒的存在感の前に押しつぶされそうになる。 異端審議会終了後、毎回クエイルは自分の知識の無さを恥じる。 実戦経験や討伐実績では、遠く及ばない事は分かりきっている。 しかし、知りうる知識ですら、圧倒的に足りていない。 現に、かつての上司であるケステ・ジャイムは、異端審問官としての経歴はないが、堂々と他の課長と渡り合っている。 クエイルは、この三ヶ月の間、殆どの時間を書物を読みあさるのに費やした。 さて、大掃除である。 きっかけは、些細な事であった。 空は快晴。 半徹夜明けの、正午前。 十一課がかつて関わった聖務を調べようと、埃を被った書物を取ろうとした際、片隅に小さな黒い塊を発見した。 クェイルが実家に居た頃、何度も見た事がある。 「・・・ネズミの糞?」 少なからず、驚いた。 法王庁にもネズミがいるとは。 しかも、糞の乾燥状態から見ると、まだ新しい。 「・・・これは、良くない」 二日前に読み終えた最新の医学誌の中で、ネズミが疫病の媒体となるとの記述があった。 神聖暦57年に、半島北西部で猛威を振るった赤斑病も、大量発生したネズミが媒介となったらしい。 「法王庁から疫病発生・・・。原因は十一課・・・」 頭に浮かんだ最悪の事態を振り払うと、クェイルは決意する。 午後は、予定を変更して大掃除をしよう。 クェイル流大掃除のコツその1:床が見える状態にする 散らかり放題荒れ放題の十一課執務室は、まずここから始める必要があった。 床を埋め尽くす、雑貨やゴミ(おそらく)を中庭に移動させる。 中身が入っているであろう木箱や酒樽は、室内の移動になるので後回しにする。 「おお、なんだ!」 マスク、手袋、前掛け代わりのボロコートを着込んだクェイルが何度も往復し、ようやく床が半分ほど見え始めた頃、ラデルが声を掛けた。 「大掃除です」 「ふーん」 紙袋に入った大量の揚チキンを抱えたラデルは、関心なさそうに相槌を打つ。 「大掃除すると、何か得するのか?」 「仕事の効率及び、衛生面、労務管理面で得をしますよ」 クェイルは手を休めずに答える。 「誰が?」 「フェルメノ課長を筆頭に、十一課の全員がです」 「よく分からねえが・・・」 ラデルはチキンを頬張りながら、呟く。 「こんな事、今まで誰もやった事ないからな。 誰もやらない事をやるヤツは、偉いヤツなんだろう」 ラデルの喜怒哀楽には裏表が無い。 怒っている時は、本気で怒っているし、腹が減ったと言えば、それ以外の事は考えていない。 一見、近寄りがたい強面の風貌だが、付き合ってしまえばいいやつだ。 事実、クェイルも十一課の中では、ラデルが最も話やすい。 「まあ、頑張れよ。飯でも食ってな」 紙袋の一部を割くと、取り出したチキンを無造作に置く。 「そんな、悪いですよ」 「いいって、気にするな」 ラデルは笑いながら、去っていく。 「・・・・短気で単純だけど、気を使ってくれるんだな」 また、ラデルの新しい一面を発見した。 やはり大掃除を始めて良かった。 「んっ?」 チキンを取ろうとして、磨いたばかりの床に、食べたばかりのチキンの骨が落ちている事を発見した。 おそらく、悪気はないのだろう。 「・・・ただし、致命的なまでにデリカシーがないな」 クエイル流大掃除のコツその2:物の仕訳をする。 一度中庭に運び出した物を、「いる物」「いらない物」「いるかいらないか分からない物」に仕訳する。 収納場所には限りがある。 思い切った整理が必要だった。 「いらない物」は、空の空き瓶、穴の空いた靴、擦り切れたシャツなど。生活系のゴミが中心だ。 「いる物」は、十一課の過去の執務記録、剣武教本、使われていないランタン、野外装備など。課としての備品等が中心だ。 「いるかいらないか分からない物」は、判断が難しい。とりあえず個人の私物らしいものを放り込んでおく。 「ああ、これは懐かしいな」 大掃除を開始してから三時間が経過した頃、スミリーがふうらりとやってきた。 神父服の襟を立て、前髪をカチューシャで纏めていおり、近づけばコロンの香りがした。 スミリーは、「いるかいらないか分からない物」の中から腕時計を取り出した。 「壁際に挟まっていましたよ」 腕時計の損傷は激しかった。 文字盤には傷が生じ、ベルトの金具も傷んでいる。 それでも針は動いていたので、捨てずに「いるかいらないか分からない物」に分類しておいたのだが。 「この時計の製造元、分かるかい?」 「さあ、服飾品は詳しくないので・・・」 精巧な作りをしているので、名のあるブランドかもしれない。 洒落者のスミリーは、ベルトの一本から靴の一足まで、気を使う。 「クリスタル・パレスって聞いたことあるかい?」 「クリスタル・パレス?あの、クリスタル・パレスですか?」 ブランドに疎いクエイルも、その名は聞いたことがあった。 元は人工戦人形の匠が設立した時計ブランドで、百年動くと言われる精密さと、同じ重さの宝石に匹敵すると言われる精巧かつ緻密なデザインが有名だ。 当然値段も高く、一級品であれば、大貴族でなければ手に入らない。 「裏にシリアルナンバーが刻まれているだろう。正真正銘のクリスタルパレスさ」 「ははあ」 クエイルはただ頷くしか出来ない。 しかし、言われてみれば、秒針から文字の一つに至るまで、精巧な彫り物が施されている。 しかも光の角度によって、繊細に色を変え、それでいて文字盤の見え方は常に最適を計算されている。 芸術品としての価値だけでも、相当なものだろう。 「新人の頃、十年ローンで買った」 「それは、高かったでしょう?」 「・・・クエイル君は、槍の弱点を知っているかい?」 「え?超至近からの攻撃ですか?」 突然の質問に対して、クエイルは戸惑いながらも答える。 確か、スミリーは槍型AFを使っていた。 「その通り。新人の頃、俺は至近戦闘が苦手でね。お守り代わりに、この時計を付けていたのさ。`クリスタル・パレスを付けたこの手首を落とされてたまる か’ってね」 スミリーは時計を見つめながら、懐かしそうに笑った。 普段から口数は少なくないスミリーだが、こうして自分の過去、それも未熟だった頃を語るのは初め てだった。 大掃除を始めたのがきっかけで、また一つ、仲間の新たな一面を見つけた。 「そうだ、クエイル君への十一課編入祝いがまだだったな。せっかくだから受け取ってくれ」 そう言うと、スミリーはクエイルの手に、クリスタル・パレスを握らせる。 「えっ、受け取れませんよ。こんな貴重な・・・」 「いいんだ。そもそも、無くしたと思っていた物だ。 それに、至近戦闘で、今の俺に手傷を負わせる事はできないさ。つまり、俺には既にお守りは不要という訳だ。 だが、君には必要だろ?」 スミリーは、自分の言葉大仰に頷きながら、クエイルの腕にクリスタル・パレスを装着する。 「ははっ、似合っている」 スミリーは自然な笑みを浮かべた。 クエイルは思う。 スミリーが普段見せる芝居じみた言動や、洒落た服装は、素の自分を見せない為の照れ隠しなのではないか。 本来のスミリーは、慎重で、繊細で、そして少しだけ優しい。 だが、異端審問官である以上、奇抜で狡猾な自分である必要がある。 そう思うと、クエイルはスミリーに少しだけ親近感を覚えた。 折角の好意を、無碍に断るのも悪い気がする。 「ありがとうございます。使わせてもらいます」 「ん、ああ、まあ、そういう事だから」 礼を言うクエイルに対して、気恥ずかしくなったのか、スミリーはよそよそしく執務室を出ていく。 「それと・・・」 出ていく間際、スミリーは振り返って言った。 「それ、まだ三年ローンが残っているから。 ロンバルディア中央銀行のクリスタル・パレスの口座に毎月振り込んでおいてくれ」 「はい?」 「しばらく滞納していたからなあ。残高は、銀行頭取に直接確認してくれ」 「はい!?」 やられた、と思った時にはもう遅かった。 その後、月末が過ぎるまで、スミリーはクエイルの前に姿を見せることはなかった。 クエイル流大掃除のコツその3:収納する場所を確保する 収納場所がなければ、無秩序に並んだり、床置きになる原因となり、結局はすぐに散らかってしまう。 収納棚や、収納箱を物の使用頻度に応じて、効率よく配置する事が重要となる。 「せいっ!」 クエイルが、収納に手を着けられたのは、夕方になってからだ。 既に、日は陰り、風も冷たくなる。 執務室に雑然と積まれた樽や木箱を移動させ、収納場所を確保する。 「ん、なんだろ、これ?」 クエイルが`それ’に気づいたのは、木箱の一つを動かした時だ。 木箱の表面に、ナイフのようなもので、文字がびっしりと彫り込まれている。 「古ミッドガルド文字みたいだけど・・・」 目を凝らし、良く見ようと木箱を一度降ろす。 「それ以上、触るな」 威圧的な声が、クエイルの背後から突き刺さる。 「・・・バノーリさん」 差し込む夕日を浴びながら、バノーリが近づく。 立ち尽くすクェイルを押しのけると、木箱の上に腰を下ろす。 「その箱にそれ以上触れるな、近づくな、何も見るな」 静かな、だが鋭い眼光がクェイルを射抜く。 クェイルの大掃除は、これから一ヶ月の間、中断することになる。 「十一課日常編」解説 小話「ソース」なので、導入だけ適当にうp。 毎回、日常のちょっとした事がきっかけで、クェイルが十一課のメンバーとケンカをしたり、親睦を深めたり、事件に巻き込まれたり、解決したりします。 ライトノベルによくある、長編に対する短編(単行本に三話くらい収録)のノリで。 「大掃除顛末」その後 木箱は、先代十一課課長が残したもの。 バノーリにとっては、数少ない先代との繋がりが形として残っているもの。 最後はフェルメノが適当にまとめる。 先代十一課課長は、十一課日常編の横軸として、この後もちまちまと出てきて、掘り下げられていく、予定。