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■内装/外装変速内装変速の特徴【○】停車中にギアを変更可能で、坂道発進や街中に強い 【○】メンテナンスが“殆ど”必要なく、車体や服が汚れ難い 【○】高耐久ハブを使えば、高アシスト比に対応可 【△】頑丈で消耗品も少ないが、一度壊れたら全交換 【×】漕ぎながらの変速は非推奨で、登坂中の変速が苦手 【×】重量とパワーロスが比較的大きい 【×】クイックレリースが付かず、後輪の取り外しが面倒 外装変速の特徴【○】漕ぎながら変速なので、加速中にペースを落とさず変速可能 【○】比較的軽量でパワーロスが少ない 【○】後輪の取り外し、タイヤ交換等が楽 【△】1回の部品交換代は安価だが、交換のスパンが短い 【×】停車中に変速できないので、急坂や街中で気を遣う 【×】変速機をぶつけた時にワイヤー調整が必要な事がある 【×】チェーン厚に制限があり、高アシスト比のモデルが無い 「内装か外装か」を選ぶ場合停止&発進の多い街中 急な傾斜の多い地域 後輪脱着の手間 アシストOFF域 ■内装/外装変速 普段の使い勝手に関わる変速機。大きくは2種類に分かれる。 内装…漕がずに変速(変速機はハブに内蔵) 外装…漕ぎながら変速(変速機は外部に露出) それぞれまさに“一長一短”で、好みの分かれる所になる。 内装変速の特徴 【○】停車中にギアを変更可能で、坂道発進や街中に強い 内装と外装で使い勝手に一番影響する違いとなる。内装変速の構造上、外装変速の様にチェーンを移動して架け替える必要が無く、ハブ内部の歯車の噛み合わせを変えて変速しているので、停車中にもギアを変更可能。なお、走行中にも変速は可能だが、漕ぎながら変速するよりは、漕ぐのを一旦止めて惰性走行中に変速して漕ぐのを再開する方が部品の負担は少ない。 例えばトップギア(一番重いギア)で停止しても、停車中に軽いギアに切り替えて軽快にスタートする事ができる。特に街中の様に信号等で停止する事が避けられない道を走る時ほど役に立つ。停止&発進回数が数十回を越える様な市街地走行がメインなら、内装変速が便利となる。 坂道を登る途中でトップギアのまま停止しても、スタートする時には停車中に軽いギアに切り替えていつでも最適なギアで発進できる。外装変速の場合は停車前にギアダウンする間の走行距離がある程度必要で、停止距離が伸び易いが、内装変速ならギアダウンを気にせずトップギアのまま即停車できるので、急坂登坂中でも余裕を持って運転に集中できる。 内装の弱点である重量や駆動ロスを電動アシストで相殺できるので、非電動の自転車に比べると内装変速のデメリットが目立たなくなり、停車中に変速できるメリットが強調される事になるので、内装変速と電動アシスト自転車の相性は比較的良い。 【○】メンテナンスが“殆ど”必要なく、車体や服が汚れ難い 変速用の可動部品がハブ内に密閉されているので、外的な衝撃が加わったり泥汚れや異物を挟み込んだりして調子が悪くなる可能性が減り、耐久性が非常に高い。密閉された内部にグリスを封入して潤滑させているので、メンテナンスフリー(メンテが殆ど要らず、壊れたら全交換が基本)を想定した設計になっている。 外装変速機の様に可動部品が外に露出していないので、可動部品を縁石等にぶつけてワイヤーの調整が狂う事が無く、ワイヤー調整の必要が殆ど無い。内装変速でもワイヤーは経年劣化で1年~数年経つと僅かに伸びて調整が狂う事はあるが、調整は変速機の付け根のネジを少し回せば数分で可能。 外装変速の様にチェーンを左右のギアに架け替える事が無いので、チェーン外れのトラブルが殆ど無い。非電動のママチャリだとチェーン引きの調整が不十分でチェーンが伸びて緩くなって外れる場合があるが、電動アシスト自転車の場合はアシストギアの下にテンショナーがあるので、ある程度のチェーンの伸びは相殺してくれる。 可動部分が露出してないので車体や服の裾が油で汚れ難い。内装変速の場合、チェーンの移動が無いのでチェーンカバーさえあれば汚れた油の飛び散る量は極少ない。 【○】高耐久ハブを使えば、高アシスト比に対応可 従来の内装・外装変速機では、電動のアシスト比率を上げ過ぎると長期間使った場合の部品の耐久性に不安があった。その為、旧基準時代は法定上の最大アシスト比が1:1でも実際は【1】:【0.7】程度で、新基準時代になっても最大アシスト比が1:2でも実際は【1】:【1.2】程度の車種が殆ど。 チェーンの架け替えの無い内装変速なら、太いチェーンを使ってチェーンの耐久性を上げる事ができる。それに2010年より登場した高耐久型内装3段変速ハブを組み合わせると、アシスト比1:2に近い高パワーに対応可能になる。 高耐久型ハブは、トップギアの3速が増速無しの等倍変速になっている。ペダルの回転が遊星ギアによる増速無しにダイレクトに後輪側に伝わるので、部品の負担や駆動ロスが少ない仕組みになっている。実際の使用では最も多用する事になる3速を等倍に設定した事で耐久性を上げている。 【△】頑丈で消耗品も少ないが、一度壊れたら全交換 短い期間で交換が必要な消耗品が殆ど無いので、メンテ代で細かい出費が出ないのは利点。ただしもちろん物理的な力の掛かる可動品なので永久に使える訳では無い。長期的なスパンでは磨耗したチェーン及びスプロケットの交換がいずれは必要になる。チェーンを架け替える事が無いので外装に比べると比較的チェーンの消耗は少ない。 内装ハブの構造自体は相当に頑丈なので、状況次第ではかなり長期間に渡って使える場合もある。実際、負荷の少ない非電動のママチャリなどは、15年位昔の内装3段が未だ現役で稼動している場合も見られる。電動アシスト自転車の場合は強いパワーで負荷が大きく掛かるので、普通の自転車よりは金属の磨耗等は早く進む。 トラブルの大半はワイヤーの伸びや錆による作動不良で、内装ハブ自体が壊れる事は稀だが、ワイヤー調整が狂っていてギアが中途半端に入った状態で、電動アシストの強い力を掛けるとギアを傷め易い。異状があった際にすぐ修理に出すか、面倒がって放置するかで寿命は変わる。大きなトラブルが無ければ10年など長期的に使え、少しずつ部品の磨耗とグリスの劣化が進んでいき、最終的には部品交換(ハブ丸ごと全交換)が必要な時期が来る。 もし内装ハブ本体が壊れたら丸ごと交換が基本の対応となる。特にスポーツ車に搭載されている内装8段ハブの中心部分は分解不可能なアッセンブリ構造なので壊れたら全交換で対応する。なお、個人の力で内装3段ハブの分解オーバーホールを行うのは非常に慣れた人でないと困難で、機械整備の経験が殆ど無い人が行うと却って調子が悪くなる(グリスの塗り過ぎで動作不良や組み付け手順間違いで偏磨耗等)可能性があるので、素直に自転車店に修理・交換依頼をした方が無難。長年使い込むと徐々にハブ内部のグリスが劣化して動きが鈍い感じになるが、オーバーホールして専用グリス(専用品以外のハブ内部への注油はグリスが溶け出すので厳禁)でグリスアップするとスムーズさがやや復活する。 【×】漕ぎながらの変速は非推奨で、登坂中の変速が苦手 内装変速は「漕がずに変速」できる代わりに、「漕ぎながら変速」は原則として行わない方が良い。走行中にギアチェンジする場合は、漕ぐのを一時的に止めて惰性走行状態にして変速を行う方がベターで、各部品への負担は少ない。漕ぎながら変速も一応可能だが、漕ぎながらペダルにトルクが掛かっている状態で変速すると、ハブ内部のギアの噛み合わせの変更がスムーズに行かず上手く変速できない場合がある。仮に上手く変速できたとしても、電動アシストの大きなトルクが掛かった状態で無理矢理ギアの噛み合わせを変えているので、部品の負担は大きくなるので非推奨。 平地や緩い坂程度なら、「走行中に一瞬だけペダルを止めて、カチッと変速してすぐ漕ぎ始める」という動作は一瞬で終わるのでそれ程気になる程ではない。だが登り坂の途中では、ペダルを漕ぐのを一時的に止めて変速しようとすると、漕ぐのを止めてる間に大きく失速して、変速後に再び漕ぎ出そうとしてもフラフラして危ない場合がある。まるで自動車教習所のマニュアルミッションで急な坂道で発進する時に、坂の途中でクラッチを切るとバックしてしまったりエンストしてしまい易い状態に似ている。 急な登り坂では、「惰性走行を行う余裕が無く、常にペダルにトルクが掛かっている状況」であり、「漕ぐのを一時的に止めて変速」が平地より難しい。特に漕ぎながら変速した場合、ギアを1速→2速→3速と上げていくシフトアップは上手く行っても、ギアを3速→2速→1速と下げる側のシフトダウンは上手く行かない事が多い。この為、坂道に高いギアで突入してしまうと、坂の途中でのギア変更が躊躇われる場合がある。急な坂道では、坂突入前に前もって低いギアに下げておく事が大事となる。内装変速は登り坂の途中での変速が苦手と覚えておきたい。 【×】重量とパワーロスが比較的大きい 内装3段ハブが約900g、内装8段ハブは約1600g。外装変速(ALTUS)のディレーラーが約300g、カセットスプロケ約350g、ハブ約400g。変速機・ハブ・スプロケにシフターも含めた総重量を比べると、合計総重量は外装7段より内装8段の方がやや重くなる。特に回転体であるハブの重量が重くなると、後輪が段差を乗り越えた時の衝撃が大きくなったり、漕ぎ出しが少し重ったるい感じになったりする。 ハブ内部で遊星歯車を使って変速する性質上、外装よりも僅かにパワーロスが大きくなる傾向にある。ただし体感できる程の差であるかは個人の感覚による所も大きい。海外の技術雑誌『HUMAN POWER』(IHPVA)の変速機効率計測記事では、内装と外装のパワーロスの違いはそこまで決定的な差ではない模様。 ■ダイナモメーター計測の駆動効率比較表(『HUMAN POWER』 2001 No52) 変速 出力 1速(0.73) 2速(1.0) 3速(1.36) 内装3段 80W 90.5% 93.5% 87.2% 内装3段 200W 93.2% 93.9% 87.2% 変速 出力 1速(0.63) 2速(0.74) 3速(0.84) 4速(1.0) 5速(1.15) 6速(1.34) 7速(1.55) 内装7段 80W 87.3% 88.7% 88.4% 93.0% 89.3% 86.0% 83.0% 内装7段 200W 89.7% 90.3% 91.3% 94.7% 91.0% 88.6% 85.3% 変速方式 出力 1速 2速 3速 4速 5速 6速 7速 8速 9速 外装9段 80W 93.1% 92.8% 89.4% 92.6% 90.0% 92.1% 91.7% 89.5% 91.5% 外装9段 200W 95.0% 94.5% 93.6% 94.2% 93.1% 94.2% 93.9% 93.6% 93.9% 内装変速は構造上、増速比が大きくなる程ロスが大きくなる傾向がある。例えば内装3段だと2速は変速比1.0倍(ペダル側1回転に対してタイヤ側も1回転の等倍)でロスが比較的少ないが、3速の変速比1.36倍増速(ペダル側1回転に対してタイヤ側が1.36回転)では駆動ロスが増している。内装7段なら4速が変速比1.0倍で最もロスが少なく、7速を漕いだ時は4速よりも抵抗が増える。 ただし、電動アシスト自転車の場合には、アシストで相殺して体感的な違いは殆ど分からない状態にしてカバーする事ができる。一方、万一のうっかり電池切れで電源OFFで走ると言った場合には、坂では車体重量がペダルを漕ぐ抵抗に直接響くので、僅かな重さや駆動ロスの差も影響し易くなる。 【×】クイックレリースが付かず、後輪の取り外しが面倒 内装の場合はハブに変速機を設ける関係上、後輪をクイックレリース(Quick Release)にはできずボルト留めとなる。後輪を外す際には必ず工具が必要で、クイックレリースの様に工具無しで素早く後輪を外せないので、タイヤ交換や車載等の際に影響してくる。 ローラーブレーキの付いた内装3段ママチャリの後輪取り外し作業の場合、ローラーブレーキ固定ボルトを外してから車軸ナットを外す必要があるので作業の手順が1つ増える。タイヤやチューブの交換は15分程で可能ではあるが、外装(特にクイックレリース)と比べると手間が多いのでメンテナンスがやや面倒。 ローラーブレーキの付いていない内装8段の場合、後輪を完全に外さないチューブ交換や、カセットジョイントを外さずにシフトワイヤーを外しての後輪外し作業なら手順が少なくて済む。うっかりカセットジョイント固定リングをずらしたまま気付かずにカセットジョイントを完全にバラしてしまうと厄介な事になる。 外装変速の特徴 【○】漕ぎながら変速なので、加速中にペースを落とさず変速可能 外装変速の場合、変速は常に漕ぎながら行う事になり、加速中にもペダルを漕ぐのを止める事無く変速できるのが利点。内装で走行中に変速する場合は、変速前に一瞬ペダルのトルクを抜いて変速操作を行うので、変速の際にスピードがダウンする時間が発生する。外装の方が停止状態からの加速時に素早く最高速に到達させ易い。 また、ある程度急な坂道を登りながらシフトアップする際にも役立つ。外装だと、漕ぎながらペダルのトルクを抜かずに変速できるので、車速を落とさずにスムーズにシフトアップし、登り坂でもペダル回転速度と車速を一定のペースに保って走行し易い。内装だとペダルを一瞬止めて変速する際に登り傾斜で速度が大きく減少し、重いギアに変えた後も車速が落ちているので更に加速が鈍る状態が起こり易い。 【○】比較的軽量でパワーロスが少ない 外装変速の「カセットスプロケ+リアディレーラー+ハブ」の合計重量と、内装変速の「リアスプロケ+変速機内蔵ハブ」の合計とを比べると、僅かながら外装の方が軽量になる。特に内装8段ハブは約1.5kg近くになるので、変速段数を増やしつつ車体を軽量に保つ場合には外装の方が軽量化し易い。電動アシストが加わるので普段は目立つ程の差は出ないが、アシストOFF域での坂道走行等では車体総重量が響いてくる。 内装に比べると駆動ロスがやや少ない傾向にある。チェーンとディレーラーを含む場合の理論上の駆動ロスは約98%で実車計測でも90%前後の駆動力伝達効率を持つ。特にトップギア等の増速比率が高いギア段数での駆動効率が内装に比べて高い。ただし、駆動ロスには変速方式の違いよりも、チェーン張力やスプロケ歯数等の影響が大きい模様。 【○】後輪の取り外し、タイヤ交換等が楽 後輪ハブと変速機が別々になっているので、後輪を外す際にシフトワイヤー脱着が必要無く、後輪車軸を留めている15mmボルトを外せば簡単に後輪を外せる。「外装+Vブレーキ」の車種は、「内装+ローラーブレーキ」の組み合わせの自転車に比べれば、タイヤ交換の作業手順は少なくて済むのでメンテが楽。 特にジェッターは、「前後ともクイックレリース式」のホイールで車輪の脱着に工具が必要無い。整備性が良いだけでなく、ミニバン等への車載時にも役立つ。オフタイムは「非クイックレリースの外装7段+ローラーブレーキ」でブレーキ固定ボルト脱着の手間が増えるが、折り畳み機能により車載やひっくり返してのメンテが楽な事でカバーしている。 なお、ジェッターの様なカセットスプロケ型なら8段以上の外装変速の多くはクイックレリース対応となるが、ハリヤやオフタイムに使われているボスフリー型の外装7段にはクイックレリース対応ハブが無い(若干マイナーだがカセットスプロケ型なら外装7段のクイックレリース対応品もある)。 【△】1回の部品交換代は安価だが、交換のスパンが短い 外装変速機は部品点数が多くチェーンの寿命も早めになるが、交換が必要な部品だけを個別に買い足す事で修理できるので、1回の部品交換代は安価になる。内装変速ハブが「滅多に壊れないが、壊れたらハブごと全部交換」になるのとは対照的。 外装は内装に比べるとチェーンの寿命が早く来る傾向にある。外装の場合はチェーンを左右にスライドさせて変速するので斜め方向に曲げる力が加わる。一方、内装の場合チェーンはずっと同じギアと噛み合ったまま常に一定の位置にある。チェーンは真っ直ぐ引っ張る方向への力には強いが、左右にねじる方向への力には弱い。特に電動アシスト機構の関係でクランク側スプロケに変速機を取り付けられず、リアスプロケ側のみ動かして変速するので、斜めにチェーンがかかっている状態になり易い。 変速した時や力一杯踏んだ時に、チェーンとスプロケの噛み合いがガリッとずれる「歯とび」が起こる様になったら交換時期。仮にチェーンを5000km毎に交換するなら、1万km毎(チェーン交換2回に1回位の割合)で前後のスプロケも同時に交換となる(片方だけ交換すると磨耗の具合が合わず負荷が1部品に集中する為)。 チェーンの消耗具合は脚力とメンテ状態で大きく個人差が出る。脚力の弱い人で5000km以上走っても大丈夫なケースもあれば、脚力の強い人がいつもアシスト強モードで力一杯踏んで大きな負荷をかける様な乗り方だと3000kmで交換が必要になる場合もある。またチェーンは油切れを起こすと寿命が早く縮む。こまめに注油やメンテを行う人とそうでない人では寿命もかなり変わってくる。 【×】停車中に変速できないので、急坂や街中で気を遣う 外装変速を使う上で一番影響が出るポイントとなる。外装変速は停車中にギアチェンジできない。もし停車中にギアを変えて発進するとガチャガチャと音がしてスムーズに発進できないばかりか、部品に大きな負担が掛かるので厳禁。その為、外装変速で走行する場合は、停車前にあらかじめギアを落としておく必要がある。 停車前に減速しつつギアを落とす為には、漕ぎながらギアダウンするので数m~10m程度の距離が必要となる。漕ぐのを速攻で止めてブレーキを掛けるだけで良い内装に比べると、どうしても急停止に必要な距離が伸びる傾向にある。この為、走行中は周囲の状況を良く掴み、「20m先の信号がもうすぐ黄色に変わるな」「横断歩道に子どもが居るから飛び出しに注意」等の停止が必要になる位置を事前予測しておき、ギアダウンしながら減速するのに必要な距離を余裕を持って確保する必要がある。 急な横断歩道飛び出し等で、安全上やむを得ずギアを落とす暇も無く急停止した場合に困る事がある。停車中に変速できないので、重いギアで停止すると発進も重いギアで漕ぐ事になる。平地や下り坂なら多少漕ぐのがもたつく程度で済むが、登り坂でトップギア発進するのは困難となる。ヨロヨロと物凄く遅い発進になったり、モーターが負荷に負けて異音がしたりギアや各部を傷めたりする。 非電動の軽量なロードバイク等なら、停車中でも車体後部を掴んで後輪を少し持ち上げてペダルを回せば、外装でも停車中にチェンジできる。しかし車重が重い電動アシスト自転車で停車中にギアチェンジするには、自転車を降りてスタンドを立ててペダルを回す…等とするしか無い。この為、急坂を登る際は、急な飛び出し等を警戒し、トップギアのまま急停車する状況を避ける様に漕ぐ必要がある。 外装変速が元々レース競技と共に進化してきた経緯もあり、「コーナーが連続する峠道」の様なコースを、加減速を微調整してスピードを落とさずに走行するのに最適な構造となっている。逆に競技走行ではこまめに完全停止する事は想定されないので、街中の様に停止せずに走行する事がほぼ不可能な場所では、漕がないとギアダウンできない外装は内装に比べるとやや不便になる。 【×】変速機をぶつけた時にワイヤー調整が必要な事がある 変速機のワイヤーは使う間に伸びてくるので微調整が必要だが、経年劣化によるワイヤー伸びの微調整は内装も外装も大差は無い。新品時から約1ヶ月以内に出る初期伸びの調整(必要ない事もある)と、数年経過した時に経年劣化で伸びたワイヤーの調整が1~2度必要になる事がある位で、普段は問題無く使える場合が殆ど。 外装の場合はそれに加え、後輪右側にあるディレーラー(変速機のアーム)をぶつけた時に、調整が必要になる。ぶつけさえしなければ、外装も殆どワイヤー調整は必要ないのだが、実際には変速機構が外に張り出す形で露出してるので結構ぶつける事態が発生し、結果的に内装よりもこまめに調整の機会が発生する事になる。 主なケースは、「ディレーラーをガードレールや縁石にぶつけて曲がる」「駐輪中に倒されて地面にディレーラーをぶつけて曲がる」「店の前の道路にはみ出して置かれた搬入物や歩道の植木にディレーラーをぶつける」等、日常生活で外的衝撃を受ける機会は結構潜んでいる。 しかし、調整自体はそれ程難しくなく、数分で終わるので、あまり機械に詳しくない人でも、外装変速機の調整方法に付いて書かれている参考サイトを見ながらドライバーでネジを調節すれば、十分自力で調整は可能。ただし、ディレーラーのアームが歪む程に大きく曲がった場合は、調整ネジだけでは解決できなくなるのでプロにアームの修理を依頼する方が良い。 ■外装変速調整の参考サイトの例 http //www.neostreet.co.jp/bicycle/Faq/p16.htm http //item.rakuten.co.jp/bebike/c/0000000352/ http //item.rakuten.co.jp/bebike/c/0000000353/ http //item.rakuten.co.jp/bebike/c/0000000283/ http //www.mujioutdoor.net/tech/activity/mtb/mtb_h2/mtb_h2_15/body.html http //taka-laboratory.hp.infoseek.co.jp/20091127-R-derailleur/20091127-R-derailleur.html 金属同士が触れ合う可動部品は、注油を怠り油切れ状態になると寿命を損ない易い。外装はディレーラーを始め可動パーツの大半が外部に露出しているので、各パーツを定期的にチェック&注油する事で寿命が変わってくる。内装は変速機構の殆どがハブ内の密閉された空間でグリスに浸っているので、チェーン以外のメンテ箇所が少なくて済む。 可動部が多い外装変速の場合、内装に比べて車体や服が油で汚れやすい。特にメンテ注油直後や、雨でチェーンが濡れた場合の走行では、リアのチェーンを架け替える可動部品周辺は鉄粉や汚れの混じった潤滑油が飛び散って、黒い墨汁の様な点々の染みが後輪周辺やズボンの裾に付く事がある。 スポーツ競技で使われながら技術進化してきた外装変速の場合には、「常に最適なセッティングをして最高の結果を出す」事を想定されているので、元々こまめに調整する事でベストの性能を発揮すると言う側面も持っている。その点は、レースに出る事を最初から想定していなくて、「なるべくメンテしなくて良い様に、とにかく頑丈に」と、日常生活用途に特化して進化してきた内装変速とは性格が異なる。 【×】チェーン厚に制限があり、高アシスト比のモデルが無い 外装変速機の後輪部分は多数のスプロケットが狭い間隔で重なり合っているので、チェーンの幅をスプロケの間隔よりも厚くする事ができない。アシスト比率を上げると、それに耐えられる分厚くて丈夫なチェーンが必要になるが、変速段数が増える程にスプロケットの間隔が狭くなるので、チェーンの厚みに制限が生じる。チェーンの規格には幾つかの種類があって、7段変速のハリヤでUGチェーン等が使われているが、仮に9速以上に変速段数を上げると、幅の狭いナローチェーンを使う事になる。 現時点で外装変速を採用するモデルには、ラクラクドライブや高耐久ハブ搭載車に相当する高アシスト比率(推定1:1.8程度)のモデルは無く、低いアシスト比率(推定1:1.2程度)のモデルのみとなっている。内装の場合は幅の厚い頑丈なチェーンを採用すればアシスト比を上げても耐えられる様にできるが、外装の場合は「変速段数を増やす」事と、「チェーンをアシスト比1:2に対応できるまで厚くする」事の両立が難しくなる。 「内装か外装か」を選ぶ場合 ママチャリタイプは殆どが内装変速を搭載しているので、内装か外装か悩むのは主にスポーツタイプや小径車(折り畳み)タイプを選ぶ際に起こる。電池容量やGD値と並び、使い勝手に大きく関わる部分なので、それぞれの長所・短所を考えて、自分の好みに合ったタイプを選ぶ事になる。 停止&発進の多い街中 停車中にギアチェンジできる内装変速が便利。外装変速でも停止前にギアを落とせば困る事は無いが、内装変速は停止前に今入ってるギアの段数を気にしなくて良いので、より気楽に運転できる。 急な傾斜の多い地域 内装と外装で得意な場面が異なる。 内装変速の得意な急斜面は、「坂の多い住宅地」等、停止回数が多い生活道路となる。狭い込み入った坂道の途中に十字路がある道に強い。トップギア停車しても1速で発進しなおせるので、登坂中に慌てる必要が無くなる点が長所。特にSPECを搭載していると低速ギアでも発進時に力強いので急坂と相性が良い。 ただし登りでペダルに力を加えている状態のままシフトアップするのは苦手で、変速の瞬間にペダルを漕ぐのを中断するので変速の度に減速する事になる。タイムを競う必要性の無い日常生活を前提として設計されているので、ワイドレシオなギア比も相まって峠道をスポーツ走行する様な用途には向かない。 外装変速の得意な急斜面は、「カーブの連続する峠道」等、停止回数の少ない道でのスポーツ走行となる。漕ぎながらこまめにシフトチェンジできるので、カーブ前の減速からカーブ終了後の立ち上がり加速等でシフトチェンジを駆使してペダルの回転ペースを一定に保ち易い。歩行者が居なくて停止する必要が殆ど無い道なら、ダウンヒルやヒルクライムの様なスポーツ走行ができる。 逆に多くの歩行者が行き交う生活道路にある急斜面は苦手。そもそも競技向けの変速構造なので、ちょくちょく完全停止を強いられる様な日常生活での走行とは相性が悪い。特に急傾斜の十字路で一時停止する際に、歩行者の飛び出し等でトップギアのまま緊急停止すると面倒な事になる。漕がないと変速できないのでトップギア発進するしか無いが、あまりに急傾斜だとそれもできずに、一旦自転車を降りてスタンド立てて変速するか、傾斜の無い方向へ逆走(or真横方向へ走行)して、ギアを落としてから再度登る羽目になる。 後輪脱着の手間 変速 後輪の構造 メンテナンスの楽さ 代表車種 外装8段 クイックレリース 後輪交換が最も簡単。工具要らずなので車載も楽。 ジェッター 外装6~7段 Vブレーキ 後輪交換が簡単。15mmナットを外すレンチがあればOK。 ハリヤ 外装7段 ローラーブレーキ ローラーブレーキ脱着の分だけ手間が増える。 オフタイム 内装8段 Vブレーキ カセットジョイントを弄らないなら交換は簡単。 リアスト、ブレイス 内装3段 ローラーブレーキ 後輪交換が最も面倒。シフトとブレーキ両方外す。 殆どのママチャリ アシストOFF域 電動アシストは内装変速のデメリットである重量増や駆動ロスを打ち消してくれるので、内装変速にとって電動アシストは相性の良いシステムとなる。停車中にも変速できて使い勝手が良く、パワー面でもデメリットが少なく、SPECがあればむしろ急坂では外装より有利な程。 反面、アシストOFF域ではインター8の重量増やトップギアでの遊星ギアの駆動ロスの大きさが僅かではあるが影響する。軽量な外装タイプと比べれば人力の負担が増える。これらの特性から「常時電源ONで使う」事を前提に、余裕の大容量バッテリーでアシストをガンガン効かせてパワー走行するのに向いている。 外装変速の場合は、本来有利になる筈の軽量さや駆動ロスの少なさが、電源ON域では電動アシストで相殺されてメリットとは言い難くなり、相対的に停車中に変速できないデメリットの分が目立ってややクセの強い使い勝手となる。 反面、軽量さとトップギア時の駆動ロスが少ない点から、電源OFF域やアシストOFF域では走行抵抗を僅かながら和らげてくれる。これらの特性から、アシストが必要ない場面では電源OFFして、余裕の大容量バッテリーと合わせてパワーよりも航続距離を稼ぐ様な燃費走行に向いている。
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最終更新日:2023.2.26 ●和泉チエン(IZUMI)で自転車用のステンレスチェーンを作らない理由 2022.7.3 ◆チェーンを触った後の手の汚れ落とし比較動画 2022.6.26 ◆[変速無し]シングルチェーン、6~8速チェーンの更新(値段更新・URL追加、等) 2021.7.25 ◆IZUMIチェーン(薄歯)の紹介と一部特殊な仕様【1/2×3/32】 2021.7.25 ◆IZUMIチェーン(厚歯)【1/2×1/8】 2021.07.11 ●SUMC(トライスポーツ扱い) 「6~8速用チェーンリンク」※■ミッシングリンク(3/32サイズ)(6・7・8速) 2021.06.27 更新:▼チェーン伸び点検工具、▼ミッシングリンク等工具、▼チェーン保持工具 2021.06.20 ◆【注意】「重いギア」を常用するのはチェーンの寿命も縮める、 2021.06.20 ●「チェーンが伸びる」状態の解説(ライトウェイ) 2021.06.06 ★洗浄方法(究極) [和泉チエン解説]、▲洗浄方法(NG) [和泉チエン解説] 2021.03.21 ●8速用「SUMC S82」(トライスポーツ扱い) 2021.02.28 ●チェーンは錆びたら素直に交換しましょう【追記3.7】 2021.02.07 ◆[チェーンカッター]シマノ「TL-CN28」は1/8(シングルチェーン)対応? 2021.01.10 ●IZUMI Vチェーンのレビュー記事 2020.12.13 ●電動アシスト 内装or変速なし対応「IZUMI ES410TG 130L」 2020.11.22 ●注油の頻度について、(11.23 URLタグ変更) 2020.11.15 ●切れたチェーンの原因 2020.10.04 ★IZUMIチェーン「ES410NP」(変速なし用)紹介など 2019.11.10 チェーンの掲載全メーカーチェックし修正・追加多数あり(KMC他)、 2019.11.10 新規掲載「YBN、D.I.D(大同工業)」、●チェーンは切れます ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼チェーン伸び点検工具(チェーンチェッカー)【更新:2023.12.29】 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/37.html#Checker ▼ピン抜き工具(チェーンカッター) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/37.html#Cutter ▼ミッシングリンク等工具【更新:2021.6.27】 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/37.html#ML_Tool ▼チェーン保持工具(チェーンキーパー)【更新:2023.12.29】 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/37.html#Keeper ▼防錆チェーンのデメリット関連 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/37.html#RB ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ■【1/2×3/32】・・薄歯用チェーン:外装6・7・8速用チェーン【更新:2022.6.26】 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/37.html#3_32 ■ミッシングリンク(3/32サイズ)(6・7・8速) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/37.html#ML_3_32 ============================================== ■【1/2×1/8】・・・厚歯用チェーン:内装・シングルスピード(変速なし)用チェーン【更新:2022.6.26】 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/37.html#1_8 ■ミッシングリンク(1/8サイズ):内装・シングルスピード(変速なし) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/37.html#ML_1_8 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆チェーンを触った後の手の汚れ落とし比較動画 www.youtube.com/watch?v=6_K3cOujufw 主に屋外で手を洗うことができない状況を考えると 短期的には、ウェットティッシュやメイク落としシート数枚を小分け袋に収めておくのがコスパは良いが 数年間も水分維持できるとは思えないので、 ★水なしで長期間使える「TIPTOP CLEAN-UP(クリーンナップ)」をオススメ。 www.g-style.ne.jp/item.php?brand_id=17 item_category_id=91 【ヨドバシ価格:約700円[+10%P]】 www.yodobashi.com/product/100000001003296010/ ★リンク数計算 https //web.archive.org/web/20161221233359/www.geocities.jp/jitensha_tanken/chain_link.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆【注意】「重いギア」を常用するのはチェーンの寿命も縮める (ある程度はチェーン注油されている前提でも) 重いギアを常用するのは「ゆっくり漕いで回転数も少ないのだから、摩耗は減る」と思うかもしれないが、 「強い負荷が長時間かかれば」掛かっているチェーンリングとスプロケの 「ギア歯から受ける力も増える」ので、 「軽めの力でスムーズに回転させるよりも悪影響がある」と考えておきたい。 ※もし「ほぼ進まない軽いギア」で「長時間走行」を続ければ さすがに摩耗は早くなるとは思うが、現実的な話ではないので考慮しない。 ※特に電動アシスト自転車で、「重いギアのまま使う」のは 「電装部品自体も小ギアも傷めやすくなる」ので全くオススメできない。 ●「チェーンが伸びる」状態の解説(ライトウェイ) www.riteway-jp.com/itemblog/カテゴリー-38589/2021/06/_kamata チェーン単品はBBBの物が少々と、 「各ブランドの完成車」の付属チェーンしか扱いがないはずなので、 ここまで細かく解説しているのは珍しい。 まだパーツ類が軒並み不足していることから、 スプロケの摩耗も考慮して「予防措置」という意味もあるのだろうか。 こうした情報も参考に、チェーン清掃&注油のメンテをする、 またはチェーン交換を行う重要性を知っておきたい。 ●【重要】チェーンは錆びたら交換 jitensyazamurai.com/db/archives/7672 結論からいうと、サビ落としは難しいですし、仮に落とせても意味がないので、できません。 新しいチェーンと交換してください。 要点だけ簡潔に言い換えると・・・ ▼錆落とし出来ない(しない)理由 ●表面部分の軽いものならクレンザー等で簡単にそぎ落とせても、内部が錆びていると取れにくい。 ●錆びた部分を削ぎ落せば、削れて形状が変わる。(虫歯治療で削るイメージに近い) ●脆くなっているので錆を落としたところで性能は低くなっている。 敢えて書いていないので補足しておくと「556で錆取りしても無意味」。 ▼錆び予防のために ★雨風を避けて保管し、雨天後はふき取り&注油が鉄則 ★汚れ落とし後の注油が必要だが面倒なら有料でも自転車店に行くこと 雨風を避けて保管、雨天後はふき取り清掃注油が基本で、 防錆ではない(黒では汚れが分かりにくいので)銀色のメッキチェーンを使い、 定期的な注油(ワコーズチェーンルブがオススメ)が望ましい。 ※銀色のメッキチェーン:国産のイズミチェーン(一般車のシングルスピード(変速なし)で 約1200円(シマノセールス経由) ※工賃別 錆が酷いまま使い続けると、 チェーンだけではなくチェーンリング(ペダル側のギア歯)と スプロケ(後輪のギア歯)もセットで交換しなければ チェーンだけ新品に交換してもギア歯に上手く噛みあわないことにもなるので とにかく注油が大事。 自分で清掃・注油するのも、店に行ってメンテナンスも面倒という人は ギア歯交換の自由度が低いのであまり薦めはしないが 値段が高くなったとしてもベルトドライブの自転車を買うことがベストな選択になる。 ●チェーンは錆びたら素直に交換しましょう twitter.com/ChainIzumi/status/1363754763133673472 (というか錆びる前に適切に注油を注しましょう) 和泉チエンからの真っ当な反応。 「錆びていても油注せば使えるから」と、 (工賃別)チェーン自体の約1000円~の費用をケチってもしょうがない。 当然、約6000円の装置を購入するのが先なわけがない。 最初から自転車自体を長く使おうという気がないなら、 完全ノーメンテで壊すのはその所有者の自由なので勝手にすればいいとは思うが、 チェーンは物理的に切れるような事態を引き起こすまで使うべきではない。 錆びたまま使えばスプロケ(後輪のギア歯)を削って修理費用がかかる。 そして、適正注油をしていても、切れる前に「伸びる(ピンが痩せる)」が、 錆びることで更に「鉄やすり状態」で削れやすくなる。 (追記)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 念のため書いておくと、一般車の外装6段や7段でありがちな 「スプロケ(後輪のギア歯)が錆まみれになっている状態」であれば、【ボスフリー自体も交換しましょう】。 (理由◆せっかく交換した新品のチェーン自体が"最初から削れやすくなってしまう"ため) 近年「防錆型のボスフリー」が発売されているので丁度良い交換機会。 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/163.html ※但し、一般車のチェーンリングはBB等との兼ね合いで、 「汎用品が使えるかどうかは現物合わせ」になるので、 錆落としで誤魔化すことを優先。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★洗浄方法(究極) [和泉チエン解説] note.com/izumichain/n/n5b822609b4f3 アルカリ性/酸性/水はご使用をお避け下さい。アルカリ性/酸性は鉄を脆くする為、水は内部に残り錆の原因になる為。 1:溶剤浸け込み5分【1回目】 2:ブラシで大まかな汚れ取り 3:溶剤浸け込み5分【2回目】 4:毛羽立ちのないワイプオールなどで水気をとり、ブロワーで水気を飛ばす 5:超音波洗浄機に水を張り、その中のカップに溶剤とチェーンを入れ10分 6:再度、毛羽立ちのないワイプオールなどで水気をとり、ブロワーで水気を飛ばす 7:チェーンオイルに浸け込み 8:毛羽立ちのないワイプオールなどで水気をとる ここまでするなら軽く工賃2000円は超えてくるので、 特に変速なし(シングルスピード)や8速までのような、 比較的安い2000円ほどのチェーンであれば、「新品を購入したほうが安い」となるので、 通常は、 ●チェーン専用のクリーナーを吹いて水気を飛ばしてから、 ワコーズチェーンルブのような水置換のチェーンオイルを塗布し、 「チェーンが伸びてきたら交換」というところ。 ▲洗浄方法(NG) [和泉チエン解説] note.com/izumichain/n/nf08ab0b79973 なぜ酸性アルカリ性はよくないのか チェーンを洗浄する際、中性をお選びください。 アルカリ性や酸性は使用を避けて頂きたいです。 どちらも鉄を脆くする作用が働きチェーンが割れてしまう危険がございます。 水素脆性、水素脆化と言われています。 水洗いがお勧め出来ない理由 もう一点、チェーンを水洗いされる事があるかと思います。 ただ水洗いは内部に入り込んだ水を追い出すのがとっても面倒です。 乾燥させればいいと思われるかもしれませんが内部にどれだけ水分が残っているかの確認が非常に難しいです。 更に洗剤で油分が抜けた鉄の表面に水が残り、注油しても水が油を弾いてしまい 油膜で鉄表面を保護出来ず、錆が発生しやすいです。 外から見れば問題はなさそうですが分解して内部を見ると錆が出てます。 ●要交換のチェーン ameblo.jp/schonkm/entry-12467283091.html 余程軽度の錆びで少しだけ削れば綺麗になる状態でない限りは 「錆びていれば交換」が鉄則。 割れている以前に、錆まみれの状態を放置し使い続けると チェーン落ちだけでなく、ギア歯が早く削れて修理費用が嵩むことになる。 錆びないようにチェーンオイルを適切に適宜塗布し使うことができないのであれば 「錆びかけたら毎回交換」するしかない。 ●注油の頻度について cs-shinwa.sblo.jp/article/188139137.html ※画像のような錆まみれチェーンであれば錆落とし処理ではなく即交換の案件。 ※状態が酷ければ前後のスプロケ(ギア歯)自体の交換が必要なこともある。 チェーンの状態を目視できる半面ケースやピストル型ケースであれば分かりやすい。 注油は東京の街中使用で恐らく屋外駐輪で約3か月を目安とある。 現実的には走行距離や走行場所や荷物体重など様々なケースがあるので 一概には言えないものの、 極論で言えば、国内で最も過酷な海風を受ける海岸沿いや、 飛び散った融雪剤がかかるような駐輪場所であれば 1ヶ月ですら厳しい可能性もあるので、 結局のところ、空気充填や不具合確認も含めて 夏場は2回、それ以外は毎月1回、(保険としては使えないTS点検を超える中身のある) 点検費用を払って、細かい調整やネジ締め、スポークの張りやグリスアップなどを適宜、、 定期的にメンテナンスを行うことが望ましい。 ●雨天走行後には注油 yama105011.exblog.jp/26130471/ 雨でチェーンの油分が消える前に、日を跨がずに 全体を乾いた布等で吹いて水置換性能を謳うチェーンオイルを吹いておくことが錆を発生させにくい。 一旦錆が出れば基本的な一般車用であれば大して高いものでもない(部品だけで約1500円)ので 錆取りではなく即交換を推奨する。 ●まともにチェーンのメンテすらしないという状況を覆すために スポーツ車のオーバーホール料金(GIANTストア) cyclist.sanspo.com/439852 キャンペーン記事を見て思ったのは・・・ giant-store.jp/maintenance/#service_title_02 簡単な点検で500円はまだ分かるとして、ストア購入者でも ネジ締めや変速などの調整とチェーン周りのクリーニングだけで2500円からでは 販売価格帯が違う「スポーツ車」ユーザー向けだから成り立つとして、 多数のママチャリユーザーの感覚からすれば頼もうと思う人は少ないはず。 CBあさひでチェーン掃除+注油でいくらかかるのかと思って調べたら www.cb-asahi.co.jp/lp/service/maintenance/price/ 「チェーン注油100円」とあるが洗浄については記載なし。 Y'sでは空気入れ+チェーン注油+調整で2100円からで洗浄の記載なし。 www.ysroad.co.jp/support/tech/overhaul/ こちらの個人店ではチェーン洗浄1000円表記あり sping.jp/?mode=f4 「ほぼ全員、不具合があったり壊れてから持ち込む客だけで、 細かくメンテしたい人は、その程度は店に頼まずに自分でやるから書く意味がない」というのと、 「1台の自転車を買い替えずに長く使ってもらうと困る」という思惑もあるのだろうか。 「わざわざ金がかかるようなことを一般車にまでするような人は稀」というのは 安物自転車の影響によって思考停止しているように思える。 「本来持つ快適な自転車の性能を維持する」というメリットについて 店側からの発信が足りない気がしてならない。 業界の発展のためだけでなく、先にある自転車への見方を変えるためにも 「完全ノーメンテ主義」の壁を崩すための方策が必要。 ●錆だらけのチェーンとラチェット不良 ameblo.jp/cycle-plus/entry-12215329913.html (ハブの項目に書いた内容とは別の観点から)原因はハブ自体の問題だったとしても、 「空気を入れる必要性を知らない、チェーンへのオイルの正しい塗布方法を知らない」 原因は(公的な教育面では現状全く期待できるはずもないので)家族もしくは自転車興味の世話焼きな親族知人を除けば 殆どの人は「買った店で教えてもらっていない」ことにもあるような気がする。 ブリヂストンの取扱い説明書にも注油箇所こそ書いてあっても 「556は使うべきではない」とか「塗布後に表面はふき取ること」といった踏み込んだ内容については書いていない。 ●チェーン自体の違い チェーンへの注油はしないことを前提に最近では高めの一般車であれば防錆チェーンが当たり前になりつつあっても、 コスト削減を重視する車種であれば使われるとも思えず。 (防錆チェーン自体も動きが渋くなるといった問題が起こらないわけでもない) ●業態の違い 薄利多売が至上命題の店で購入するということは説明も放棄しているというのは分かるとして、 値引きなしのような店であれば、納車前の整備だけしっかりすればそれでいいというものでもなく、 注油を自分でするかどうか確認したうえで自分で行うという場合は教えてあげていれば、 このようなことは起こりにくいと思える。 もちろん「購入時にそういう細かいところまで時間を割いて教えたところで、 客が実行するとは思えないので無駄でしかない」とか、 面倒そうなので特に注油自体を考えていないということであれば、それに伴う「後の修理割増リスク」についての説明から 店に定期的に訪れるようにアドバイスするべきだろうと思う。 ●チェーンのゆるみと修理費用 cs-shinwa.sblo.jp/article/185138832.html 内装か変速なしでは「チェーン引き」で調整が可能。 外装変速ではRDのバネが正常であれば、ある程度融通が利く。 ─BBのガタについて 調整不足による「チェーン暴れ」も少なからず影響があるとして、それ以外にも 「最初からBBのロックリング自体の緩みを放置」と、 大きな原因としては「転倒」も気を付ける必要がある。 ペダル片側に(ほぼ)全体重の負荷がかかる「ケンケン乗り」も避けるべきだろう。 一方で、サドルにどっかり座っている通常のママチャリスタイルでは ペダルにかかる負荷は少ない。(立ち漕ぎはハンドルや両ペダルに分散) ちなみにCBあさひではBBガタ調整やBB全交換のメニューはあるが、 www.cb-asahi.co.jp/lp/service/maintenance/price/ 店から修理を提案した上で「だったら買い替える」という人が多いのだろうか。 それとも、メニューにあるのは修理対応可能なことを知っている人向けでしかなく (一応は他のパーツの状態も見た上で)「買い替えたほうがいいですね」という案内しかしないとすれば残念。 ●一般車にありがちなチェーンが外れてしまう原因と、「本当に基本的な話」 cs-shinwa.sblo.jp/article/174724555.html 主な原因は注油(チェーン専用オイル)不足によるギア歯の摩耗やピン部分の劣化・変形(シングルや内装変速であればチェーン引き調整も) (外装変速の場合はディレーラー(変速器)[後ろであればRD(リアディレーラー)]の調整不足も) 「注油不足=チェーンのヤスリ化」 ネットや量販店、電気店などの投売りのお店で買われた方は そのまま何も説明を受けず売りつけられているはずです。 お客さんに知識がないの理由の一つとして 売る側にも問題があるのは事実です。 だから私は毎回、値段で探すのではなくて ちゃんとしたお店で買わないとダメだと書いているのです。 乗り物に対する極々基本的なこと。 「切符の選び方と買い方」と同程度の話だろうか。 同じように「日常的に使う物」として「どうやって買えばいいか」ということは教わったり調べたり覚える。 でも自転車は整備が必要なこと以前に 「空気を入れる必要すらない」 「1回買えば壊れるまで何もしなくてもOK」 と思い込み、整備もどきの方法として 「チェーンにもそれ以外にもいろんな箇所に普通の556を吹きまくっておけば解決!」 といった方法で自ら損壊を促し ↓ そして、壊れたら・・・ 「そんなことは聞いていない」または、 (店側で説明をしっかりしていたとしても)「聞かされた覚えがない」と言い放ち 挙句「いいから早く黙ってタダで修理しろ!」と無理難題を押し付けるようなことにもなる。 客は王でも神でもなく店は奴隷ということでもないだろう。 頑固店主を生み出した原因として (ちょっとした高級店気取りで選民主義思想や ほっとけば勝手に店に来る客が絶えなかったような時代を未だに引きずっている以外にも) こうした膿によって捻じ曲げて作り変えられてしまった不幸なケースもあるのだろう。 壊さないように使えば快適で使えるし、 何より壊れたら発生する「時間も費用もかからない」ので「倹約にもなる」。 その手間がとてつもなく手間と時間と費用がかかるようなことでもない。 別に隅々まで説明書を暗記するほど読み込めとは言わない。 (誤った解釈が載っていることもあるので逆に丸々鵜呑みにされてしまうのも困る) 日常的には ◆「タイヤに空気を(適正圧)充填する」 ◆「チェーンにチェーン専用オイルを使う」 ◆(ローラーブレーキであればシマノのローラーブレーキ専用グリスを"適正な少量"使う) ◆「(直射日光が当たり続ける環境であれば)カバーをかける」 他には ◆ブレーキがちゃんと効くかどうか ◆(基本的には夜間走行するのであれば)ライトが点灯するかどうか、後部の反射板は正常かどうか といった確認と ★「変な異音(ガタ)が発生していないか」をしっかり確認し、とにかく早めに相談! 1店での対応が不安であれば「(中古専門店を除く)量販店・個人店など異なる業種」で 3店舗以上をハシゴして確認するのも良い。 「終始生返事でやる気がない店」 「真摯に向き合う態度が一切なく常に見下した態度」 のような店はすぐに退店したほうが得策だろう。 そして何より 「しっかり聞き、それを実践すること」も重要 万が一 「安く済む」のが嫌いだったり、自転車店に貢献したくて仕方がないという理由だったとしても 「タイヤのランクを上げる」とか「(英式であれば)チューブを米式化する」とか 修理ではなく前向きな「変更」に費やすほうが遥かに得なことに気付くのはいつになるのか。 ●切れたチェーンの原因 kaden.watch.impress.co.jp/docs/column/ebike-everyday/1286200.html 切れたチェーンは、チェーンの所々が「渋い動き」でした。 ギアに沿って一応は曲がってはくれるものの、普通のチェーンと比べると曲がり方が硬いのです。 こういう硬さだと、チェーンが真っ直ぐに伸びずにギアに入っていくなどして、 部分的に異常な力がかかってしまい、それが破損につながったんじゃないでしょうか。 (最初から組み付けが正常だったのかは不明。その時点で問題があったとすれば論外) この場合は防錆チェーンではないようだが、 こういうこともあるので、元から渋い動きになりやすい防錆チェーン自体を薦めない。 特に強い力がかかる電動アシスト自転車であれば尚更。 「動きが渋くても錆まみれよりマシ」と言うかもしれないが、 「テキトーでも空気入れていればOK」のように、「適切ではない状態」で使い続けても、 結局はトラブルに見舞われる可能性を自ら上げていることになる。 さらに、切れたチェーンをよく見ると、とても汚い。 固まった油脂がたくさんこびりついていました。手入れをしていなかったんですね。 外装変速は駆動部のメンテナンスが重要。 内装変速やシングルスピード(変速なし)でもチェーン引きでの調整から 掃除から注油でも「伸び」が顕著になる前にチェーン自体を交換することが望ましい。 ●チェーンは切れます 「変速しない人」の犠牲で起こりやすい。 「チェーンカッターでの"ピン外し"」ではなく、物理的な切断。 「何のために変速があるのか」など考えたことすらないのだろう。 切り替えて使うことができない、しようと思わないなら 素直に「変速なしのママチャリかシングルスピード」だけ使うほうが故障も減るだろうに と思うが、ブレーキシューが摩耗しても店に行くことはないのだろう。 錆まみれのチェーンを見ると、ココアパウダーにホワイトチョコにビスケットあたりで偽装菓子が作れそうなほど。 star.ap.teacup.com/flatout/2472.html こちらでも同じような錆だらけチェーン画像あり。 ここまで錆びが進むと チェーンを交換してもギア歯と上手くかみ合わない可能性があるので 「ボスフリーも前ギアも交換しなければならない」ようにも見える。 「適切な注油の概念も皆無」ということで、空気入れの頻度や量も雑だったりすると、 今度はスポークが次々折れるようなことになって 全数取り替えの工賃を告げると文句を言い初め 「じゃあもう買い替えますか?」という定番コースが待っている。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●ミッシングリンク部分の破損 star.ap.teacup.com/flatout/2146.html プレート部分が割れているが、原因は不明。 製造不良でプレートにひびががあったとか、厚さが均等ではなかった? ●チェーン外れの原因色々 ・BBの椀の緩みでクランク軸~チェーンリングの揺れ 【外装変速】 ・稀にボスフリーのラチェットが固着 ・RDの調整不足 ・RDハンガーの曲がり(正爪用・逆爪用であればRDごと交換、直付けでスチール系フレームであれば曲げて戻す) ※アルミフレームでRD取り付け部分が一体型の場合は 金属特性により曲げ修正が厳しいので「本体ごと買い替えするしかなくなる」可能性大 【内装変速、変速なし】 ・チェーンの伸び(チェーンの張り調整で済むなら調整のみ) いずれの場合でも チェーンチェッカーで調べて交換推奨時期になっていればチェーン交換を推奨 (状態が酷ければスプロケとチェーンリングの交換も必要) ●注油しすぎれば動きが悪くなる blog.livedoor.jp/shokoucycle/archives/6134651.html タイヤの空気圧と同じで、何もしないよりは過度にすればいいというわけでもない。 掃除するのが面倒なら(汚れの度合いにもよるとして)半年おきくらいにチェーンを毎回交換してしまうのが手っ取り早い。 一般車向けのチェーンなら工賃別で1500円もせずに購入できる。 ▼防錆チェーンのデメリット関連 ▲防錆チェーンでもコマ部分は錆びる blog.livedoor.jp/shokoucycle/archives/13653780.html 錆びていたら錆落としよりも手っ取り早く交換するのが確実。 「錆びさせないように手入れを怠らない」ことが重要。 日頃のメンテナンスを怠れば快適な走行感を得ることはできない。 ▲防錆チェーンについて blog.livedoor.jp/shokoucycle/archives/6171769.html 自分自身、以前は錆びにくいということに利点を置いて使用した時期もあったが、 実際に使って行くと錆の前に動きの渋さのほうが気になって使うのを辞めた経験もあるだけに、 今では「適切な注油を小まめに行えば防錆チェーンは不要」という考え方に変わった。 どれくらいで錆が再発するのか実験中です。 上の写真は複数個所固まっていたチェーンを注油と清掃したものです。濡らしておいて放置しています。 実験として放置していても、 実際に駆動回転しオイルを飛ばしながら雨でオイルが流される状況は再現できないので参考程度。 実使用状況の再現のために毎日1時間くらい振り回しつつ週1,2回水しぶきを浴びせるのは結構手間。 ▲渋い動きの防錆チェーン bicycle-aaa.jugem.jp/?eid=918 やはりメッキチェーンで定期的なクリーニングとそれなりの品質のオイルを使うほうがよさそうだ。 ▲サビに強いが動きが硬くなる防錆チェーン(2) ameblo.jp/cycle-plus/entry-12309530847.html 適切に定期的な注油が出来るなら防錆チェーンである必要性はないと言える。 ▲動きが渋い防錆チェーン ameblo.jp/cycle-plus/entry-12216304569.html 趣があるという意味での渋いではなく、ぎこちないという意味での「渋い」。 KMC自体は有名なメーカーなのでKMC製品だからというよりは、 摩擦抵抗が大きくなる防錆処理を施していることに起因すると見ているが、実際どうなのかは分からない。 チェーン自体は↓にある「Z410RB」(E-BIKE用 130LINK防錆加工チェーン)。 mgc01.com/product-cat/ラストバスターチェーン/ 同じ防錆でも同社のEPTチェーンでは表面が滑らかになるような加工を施しているように見えるが 残念ながら外装の8~11速向けのみしかない。(外装用の薄歯向けチェーンは厚歯には適さない) ▼防錆ではないチェーンに交換は微妙? 小まめに注油するので防錆チェーンではなくメッキチェーンがいいということであれば、 同社製品であれば「HV410 NP」約900円、 オススメは日本製のIZUMIチェーン(シマノ扱い)「1/8 CPチェーン「Y9SC4410NPX」約1200円。 (他にはBBBなどもあるが補修品などの入手しやすさ重視のため省略) 電動アシストの場合、110リンク前後では足りないはずなので、どちらの場合でも2本買って繋いで使うことになってしまうが、 この場合2か所ともにクリップは微妙に思える。 しかし、厚歯向けチェーンでアンプルピンはなく(6~8速用のアンプルピンで繋ぐというのは違う気もする) 再利用するのも問題になるため、最初のZ410RB防錆チェーンの渋みを取りながら使うしかないのだろうか。 ▼チェーンオイル 渋みを無くすために記事内で使っていたチェーンオイルは ブリヂストン「Green Drive・生分解性高性能潤滑剤(GD-1)」掲載店での価格¥2380(税込)100ml 個人的にオススメしているチェーンオイルは各所での評価も高い ワコーズ「チェーンルブ(CHL)」 [A310] 約1700円 180ml 1700円でも結構な値段だと思うので、容量も少なくケミカルメーカーでもない商品に約2400円はなかなか薦めるのに勇気がいる。 容量・知名度から半額以下の1000円前後(もしくは約2400円であれば容量2.5倍以上)であれば 対抗品としてオススメできたかもしれないが・・・。 BSでもスポーツ自転車のANCHOR向けとして開発されたものなので当然といえば当然だが そもそもノーメンテナンスありきの使い方がほとんどのユーザーには過剰な品に思える。 ★IZUMIチェーン「ES410NP」(変速なし用)紹介など blog.goo.ne.jp/kino55crazy55/e/50ed0839de3a7281edb281b2884eea45 「泉 IZUMI 厚歯用チェーン」 一般車で「交換して使う人」は居ても、 市販のいわゆる「ママチャリ」に使われている車種は存在しないはず。 国産の三ヶ島ペダルさえ使われていないことからして、 後付するだけなのに「用意するのにもコストが嵩む」という理由で使われないのだと思われる。 注油を適切に行える人にとっては間違いのない選択。 正直シマノのKMC製?とされる変速なし用チェーンよりも こちらをオススメする。 何より「シマノ(セールス)自体が取扱っている」のだから何も心配することはない。 「防錆チェーン」に関しては、IZUMIではないが、 KMCの安物防錆を試しに使ってみて 「動きの渋さ」から使うべきではないと判断できたこと、 国内メーカーの電動アシスト自転車では初期装備が当たり前のような状況でも、 やはり動きに関してトラブルを起こしたという症例も上がっているだけに、 おすすめしない選択。 それでも、どうしても防錆チェーンを使いたいというのであれば、 「防錆コーティングしましたというのが丸分かりの表面がツヤ消し状態」 ではない「KMCのXチェーン」ならマシに思えるが、コストをかけてまで防錆にこだわるよりも 「チェーンオイルの種類」から「方法」と「頻度」を習得したほうが長期的には得になる。 ●和泉チエン(IZUMI)で自転車用のステンレスチェーンを作らない理由 twitter.com/ChainIzumi/status/1321370957857001472 ステンレスチェーンあるなら自転車にいいじゃないと思うじゃないですか。 ダメなんです、柔らかいので。 プレートをペンチでぐにゃっと曲げられる位柔いです。 NPはニッケルメッキで、防錆より意匠性がメインです。 結構綺麗ですよね。意外と売れてたりします。 TGはタフガードの略で防錆あります。 昔は電動自転車の完成品につけられてたそうで今は交換用で人気再燃してます。 ●「焼き入れできるステンレスは?」 クソ高いステンレス使って耐食性落ちるなら普通の鉄に油塗った方が良くね?となるので鉄が基本なりますね。 ●チェーンは早めに交換 star.ap.teacup.com/flatout/1903.html 高いものでもないのでチェーンチェッカーを購入して日頃からチェックしておくと楽。 適切な注油とふき取りも大切。 放置していればチェーンリングやスプロケも一緒に交換しなければならなくなり 補修費用が一気に増えることになりかねない。 ●各社廉価チェーンの錆び進行具合の比較 www.cycleshop203.net/koneta/koneta/bicyclechain.html 黄=和泉チエン シングル用 白=KMC Z410RB 黒=KMC Z410カラー(ブラック) 緑=KMC Z50 赤=KMC Z7 青=シマノ CN-HG71 この結果を見る限りでは (変速なし・内装変速のママチャリにも)シングルチェーンはIZUMI製が最適といえる。 (実使用環境では摩耗により早期に錆びが発生する可能性は高い) 錆びの早そうなKMCでも雨天後に注油すれば問題ないとして、 万全を期すなら、タイヤだけでなく、チェーンも新車の購入時に即交換してしまったほうが良い。 ■チェーンカバー━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●SUNNYWEEL・ユニバーサルチェーンガード(SW-CX111) ameblo.jp/cycle-plus/entry-12208577422.html ¥2,680(税込) チェーンリングの歯の横に取り付けるバッシュガードのようなものではなく、 上側に取り付けるチェーンカバー。 ピストル型チェーンカバーをBBに挟み込む金具なしで取り付けてしまおうというパーツ。 見た目より実用性が欲しい、むしろ見た目を一般車に近づけたいといったニーズには最適。 ●サニーホイール「ギアカバー・SW-719」 ameblo.jp/cycle-plus/entry-11431823878.html ●SKS チェーンボードハブ/チェーンユニバーサル バイクチェーンツール (46-48T フロントの最大のギヤの歯数) www.amazon.co.jp/dp/B0019HIZBO 他にもいろいろあるが・・・取り付けは大抵加工や工夫が必要なケースが多いようなので注意が必要。 ■チェーン━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今のところ9速以上は掲載していません。 ●チェーンの伸びはスプロケの摩耗に繋がる star.ap.teacup.com/flatout/1563.html 内装変速やシングル(変速なし)であればチェーン引きで調整するとか、 1コマ詰めるといった方法を採ることがあるとは思うが、 伸びているものを無理やり使い続けることはスプロケ交換も早めてしまうことになるので、 無理をせずにチェーンも早めに交換しておきたい。 ▼外装変速のチェーンをピンで固定する場合 https //web.archive.org/web/20181224143915/www.geocities.jp/taka_laboratory_3/20070530-bicycle-chain/bicycle-chain.html cycle.shimano.co.jp/publish/content/global_cycle/ja/jp/index/customer_center/faq_top/roadbike/chain/q1.html [要注意]「アンプルピン」「エンドピン」で接続されている場所のピンは交換しないこと。 ●チェーンの選び方 ●サイズについて https //web.archive.org/web/20160623123745/http //www.geocities.jp/jitensha_tanken/chain0.html#size ▼隣り合うピン中心間までの距離 1/ 2=12.700mm ▼上から見るプレート内側のローラー部分の幅(内リンク内幅:表2の[a]の幅) 1/ 8= 3.175mm(内装とシングル[変速なし]) 3/32= 2.381mm (外装5~8速) (9~11速はシマノでは2.2mm)※11速になればプレートも薄くなっている 5/64= 1.984mm(例:Taya 9・10速向け) www.cb-asahi.co.jp/html/size-chain.html ここでは8速以下のみ扱うので9~11速以上の商品は省略。 【6~8速の薄歯用】か【変速なし(シングルスピード)・内装変速の厚歯用】で選ぶ。 ▼【1/2×3/32】・・薄歯用チェーン(主に外装変速用) KMCの6-8速用チェーンもこのサイズ、またはシングルでも薄歯の場合。 「8速」・・・7/8段用チェーン 「7速」・・・7/8段用チェーン 「6速」・・・6速用と書いていなくても一般車には7/8段用チェーンなら流用できる。 ▼【1/2×1/8】・・・厚歯用チェーン(主に内装変速と変速なし[シングル]用) ●「前1/2はピッチで、後ろ1/8はチェーンの幅(インチサイズ)」 ●「厚歯の幅 > 薄歯の幅」 ○「チェーンの軸が中空なものは軽さ重視」 9速以上になれば薄くなるギア歯に対応するために「幅(厚み)」がより薄くなり そのぶん強度は落ち、チェーン寿命が短くなる。 ●シマノチェーン「HGとUG」の違い www.poppoya.net/bicycle/chain.html 「ユニグライド(UG)」という「アウタープレート」がふくらんだ構造で変速性は良かったようだ。 UGの後継品として「ハイパーグライド(HG)」が登場。 小ギヤから大ギヤに変速するときに、後ろのギヤの加工部分からしか変速できない代わりに ペダルを踏み込んだ状態でもスカっと変速できるようだ。 ■チェーン関連のシマノ解説一覧ページ www.facebook.com/media/set/?set=a.616869955038904 ↓ ■チェーンが伸びる www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=617839884941911 id=466183956774172 本当に「チェーンのプレート」が伸びている訳ではなく、 実際は「ピンの摩耗」及び「内プレートと一体化されたブッシュ穴」が「摩耗」して 隙間が大きくなり、「チェーン」が新品時の長さよりも長くなってしまうのです。 その原因は「走行距離が長い」のはもちろんのこと、 「定期的に注油をしない」「雨天走行後にメンテナンスしない」 「雨のかかる場所での駐輪」など主には「メンテナンス不足」や 剥き出しの状態で「水やドロ、ホコリ」の影響も受けた結果なのです。 このような状態の「チェーン」を継続して使うと、 最悪の場合変速時に「ピン」から「プレート」が外れてしまい 「チェーン切れ」を発生させ、思わぬアクシデントにつながることも! また、そんなアクシデントにつながらないまでも、「チェーンが摩耗」して 長さが伸びた結果、変速性能に影響がでたり、 伸びた「チェーン」と噛み合う「ギアの歯先の異常摩耗」を引き起こしたりすることがあるのです。 チェーンの「伸び(=摩耗)」を放置していたばっかりに、 「前後のギヤまで交換」しなければならない・・・といった不幸な?ことも起こしてしまう 「チェーン」は消耗品です。 ●チェーン伸びからくるチェーンケースからの異音 star.ap.teacup.com/flatout/2267.html (内装変速または変速なしの車種) チェーンケースのついている自転車で、クランクを反対に回すとシャリシャリいう時がありますよね。またはカタンカタンとか。 そんな時は上の写真のように、チェーンが伸びてケースに当たっています。 きちんと調整すれば音は消えますよ。 とはいえこんな時はチェーンが取替時期に来ているので取替えたほうがいいんですが・・・ ギヤも摩耗してきているので、あまり伸びているときはギヤ関係も取替時期かな。 伸びていればギア歯の摩耗を防ぐ意味でも調整するよりも交換を優先することが望ましい。 外装変速の場合はRDがある程度自動で調整してくれるが、 6~8速用でもやはり早めに交換したほうがいい。 ●なぜ変速数でチェーンが異なるのか www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=616874445038455 id=466183956774172 段数によって「チェーン」を使い分けているのは、 変速段数が増えれば増えるほど「車輪強度」の関係上 「ギヤとギヤの間隔を狭くする」必要があるため、 結果的に「チェーン」の幅も狭くする必要があるからです。 ここで問題となるのは、幅の狭い「チェーン」は基本的には 「プレート」と呼ばれる部品の厚みも薄くなり、 また「ローラー」と呼ばれる部品の幅も狭くなることで 「ピン」との接触面積が減少し、強度や耐久性の確保が難しくなること。 ★メンテは欠かせない 上の解説にもあるように、チェーンオイルをきちんと適度に塗布していれば 磨耗しにくく、音も静かなので日頃からメンテしておきたい。 (大量に付ければ飛び散るので全体的に少なめで表面は軽く拭く。556は潤滑用ではないので使わないこと。) ■注油を怠ると摩耗の進みが早い 結果的に →チェーンが「伸びた」状態になる →チェーンが外れやすくなる →立ち往生する可能性が高い →修理費用も時間も手間もかかる 週1か雨天後に軽く注油と掃除で長持ち。 基本的には高くても「ワコーズのチェーンクリーナー(CHA-C)」で汚れを落としてふき取ってから、 「ワコーズのチェーンルブ(CHL)」を塗布。 リンクのコマに少しづつ適切な注油と外側プレートを軽くふき取れば汚れにくい。 (雨天後にも最適で水と入れ替わりチェーンを潤滑させる性能があるので使いやすい。) あとはKMCかIZUMIのメッキチェーンに交換がベター。 「IZUMIの1/8(内装・シングル向け)チェーンはシマノでも扱いあり」 (2015.2.25現在掲載なし)cycle.shimano.co.jp/publish/content/global_cycle/ja/jp/index/ssj/ssj2014brand.html (2015.5.31 2015年版掲載)cycle.shimano.co.jp/content/sic-bike/ja/home/ssj-direct/brand-detail.html ↓2016 cycle.shimano.co.jp/content/sic-bike/ja/home/ssj-direct/ssj-2016brand.html ■各社の特徴 KMCは日本では数が限られているが本家では種類が多い。 国内ではマジックワンか東京サンエスの扱い。 海外通販可能であれば選べるが・・・そこまでして海外品を選ぶ理由もないような。 シマノへ下位チェーンも供給しているらしい。 IZUMIは国産でシマノの上位チェーンを作成するほどだが自社製品を購入できるルートも 商品名も分かりにくいのが難点。 BBBはミッシングリンクが使い捨て。 ×シマノ自体にはミッシングリングなし。→○ミッシングリンク付きも僅かに存在。 (▼シマノの「クイックリンク」(ミッシングリンク) TAYAは安さ優先。 一般車用で他に安い品もあるが、何となく省略。 ●KMCチェーンの日本代理店であるマジックワンの公式サイトが開設 mgc01.com/magic-one/ これでようやく扱い品目の全貌が確認できる。 ●チェーンケース 注油頻度は下がり、裾の巻き込みも防げるが、駐輪場でぶつけられて歪んでしまうと チェーンがケースに当たってカシャカシャと音がするようになる。 歪みは凹むのを承知でマイナスドライバーなどで無理やり押し曲げるか、 奥まったところであればチェーンケース戻し用の専用工具※を用いるなどの修正方法がある。 リアのスプロケにもよるが、歯数を増やしたり、チェーンリングを交換すると チェーンケースの加工が必要になることもある。(内装ハブで+2Tまでなら加工は不要のようだ) ※■HOZAN全ケース直し(約4000円) www.hozan.co.jp/cycle/catalog/C172.html www.hozan.co.jp/corp/g/g15172/ [追記] チェーンケースに歪みがなくてもカシャカシャ音が出ているとすれば、 チェーンが伸びて(摩耗)チェーン引きで調整出来ておらず、 全ケースであればケース内部で垂れ下がって擦れ、音が出ている状態。 チェーン引きで調整できるなら締めながら調整、調整範囲を超えていたら交換。 ※摩耗状態によっては、ギア歯(スプロケットやチェーンリング付きクランク)も交換する必要があるので注意。 外装であればRDごと、もしくはプーリー単体であればプーリーも交換。 ●チェーン引き 「締めこむ」=「リアハブ軸をエンドに近づける」=チェーンがピンと張る (チェーン引き自体通常は丸穴だが、内装3段用の片方は小判型の穴のものを使う。) 内装やシングルスピードのハブに取り付けられる。 適切な張りになっていなければ外れやすくなる。外れるようになったら要調整。 必要ないものとして外してしまうようなこともあるようだが必要なもの。 (車種やハブの種類によっては付けない場合もあるので注意) シングルや内装ハブではリアエンド幅にも影響。 ★外れたチェーンの直し方 手前に出しておいて、後ろギアにかける →進行方向にチェーンを伸ばしながら前ギア[クランク側]の下側にかける →前の中ほどまでかけてからクランクを逆回転 ■チェーン接続用部品 https //web.archive.org/web/20160623123745/http //www.geocities.jp/jitensha_tanken/chain0.html#master 「ミッシングリンク」「クイックリンク」「マスターリンク」など様々な呼び方がある ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ミッシングリンク等工具【更新:2021.6.27】 ───────────────────────────────────────── ▼[着脱兼用]【シングル(変速なし)や内装変速用チェーンにある"U字型"クリップ専用】 「小型のラジオペンチ」でも代用できるが、 専用品として「HOZANのチェーンプライヤー:P-220 or P-221」がある。 HOZAN チェーンプライヤー P-220【先端で挟む】 約1500円 HOZAN チェーンプライヤー P-221【先端と側面も可】 約1500円 www.hozan.co.jp/corp/g/g6220/ www.hozan.co.jp/corp/g/g6221/ www.hozan.co.jp/catalog/tools/P-220.html www.hozan.co.jp/catalog/tools/P-221.html ▼HOZAN チェーンプライヤー「P-220とP-221」の違い faq.hozan.co.jp/support/faq/detail?site=ZAWBTM42 category=14 id=1950 P-220は工具の先端のみ、P-221は先端と側面でクリップの着脱が可能です。 ★使い方動画「P-220・P-221」 www.youtube.com/watch?v=aYtsBuo7cZo ◆HOZAN「P220」使い方 blog.goo.ne.jp/kino55crazy55/e/ee7cde2b8d1cdea5baeded03023eba99 ───────────────────────────────────────── ▼着脱両方使える シマノ TL-CN10 クイックリンク ツール 品番:Y13022000 約4000円 トピーク(マルイ扱い) パワー リンク プロ 品番:TOL47600 約4000円 ペドロス(ライトウェイ扱い) プロチェーンリンクプライヤー 品番:115200 約2500円 パークツール(HOZAN扱い) MLP-1.2 マスターリンクプライヤー 約2200円 シマノプロ クイックリンクツール 品番:R20RTL0095X(PRTL0095) 約1800円 BBB(ライトウェイ扱い) リンクフィックス [BTL-77] 品番:102284 約1800円 グランジ(東京サンエス扱い) クイックチェーンリムーバー(恐らくバイクハンド製) 約1000円 バイクハンド(野口商会) マスターリンクツール YC-335CO 約1000円 バイクハンド(野口商会) マスターリンクツール コンパクト YC-335CO-S 約1000円 birzman(CBあさひ扱い) LINK PLIER 約900円 ▼外すだけ シマノプロ クイックリンクリムーバー 品番:R20RTL0052X 約2100円 KMC ミッシングリンク用リムーバー 約1500円 バズーカ 【B-347】 LINK OPENER 約800円 ▼付けるだけ KMC ミッシングコネクター 約1500円 ●シマノプロ www.pro-bikegear.com/jp/tools-maintenance/tools/quick-link-tool ●ペドロス(ライトウェイ扱い) www.riteway-jp.com/pa/pedros/product/プロチェーンリンクプライヤー/ ●トピーク topeak.jp/tool/tol47600.html ●パークツール www.hozan.co.jp/parktool/catalog/chain/MLP-1.2.html www.hozan.co.jp/corp/g/g17452/ ●KMC(トライスポーツ扱い) リムーバー(外すだけ) www.trisports.jp/products/2344/ コネクター(付けるだけ) www.trisports.jp/products/2337/ ●birzman(CBあさひ扱い) birzman.jp/tool-link-pliers.html ●野口商会(画像と商品名のみ) www.noguchi-shokai.co.jp/original.html ●[着脱兼用]バイクハンド マスターリンクツール YC-335CO blog.goo.ne.jp/kino55crazy55/e/2ce38f78a80cd695bb41bcb874eac204 ミッシングリンクを付け外しをする様子が画像で紹介されている。 他社への供給もしているようで色も形も同型のものを見かける。 この着脱工具以外にもBIKE HANDの工具は安くてもそれなりに使い勝手が良いのが一般用途に適している。 何が何でもパークツールで揃えないと気が済まない人は「MLP-1.2」。 シビアな精度が必要な箇所でもないので色味が譲れないというような自己満足の域を出ないが・・・。 ▲廃盤 パークツール マスターリンクプライヤー MLP-1C 約2000円 スーパーB 2in1 マスターリンクプライヤー TB-3323 約1100円 フォース ミッシングリンク外し 約1400円 野口商会 YC-335CO-MJ ミニリンクオープナー 約800円 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼チェーン伸び点検工具(チェーンチェッカー) 各社で値段も形状も様々。持っていなくてもある程度判断できるようだが、 高いものでもないので1本持っていても良いのではないだろうか。 完全に下まで落ちて嵌ればチェーン交換というのが大抵の共通仕様。 11速の場合0.5%の伸びで交換、10速以下では0.75%から交換推奨、1%の伸びがあれば即交換というのが目安。 細かく計測できる製品もあるが、1点確認でもシマノかKMCのチェーンメーカー準拠の製品で確認するのが良さそうに思える。 ───────────────────────────────────── パークツールにも記載があるが、シングルも書いているbirzmanを目安に。 ★チェーンの交換推奨時期 birzman.jp/tool-chain-wear-indicator2.html ◆シングル用チェーン → 1.0%の伸び ◆5~8速用チェーン → 0.8%の伸び ◆9・10速用チェーン → 0.7%の伸び ◆11・12速用チェーン → 0.5%の伸び ※但し、早めに交換しておくに越したことはない。 ───────────────────────────────────── ───────────────────────────────────── ▼「多点」で伸び具合の計測可 ■KMC デジタルチェーンチェッカー 約2.5~3.5万円 www.kmcchain.com/en/product/tools-checker-digital ■パークツール CC-2C(CC-2) チェーンチェッカー 4950円(税込) www.hozan.co.jp/parktool/catalog/chain/CC-2.html www.hozan.co.jp/corp/g/g15793/ 【計測:0.25%・0.5%・0.75%・1.0%伸び】 ■birzman(CBあさひ扱い)Chain Wear Indicator Ⅱ(2) 品番:70590000 3080円(税込) birzman.jp/tool-chain-wear-indicator2.html 【計測:0.5%・0.7%・0.8%・1.0%伸び】 ↑ 廃盤になったギザ SC-139G チェーンチェッカー[TOL20700]の同系統品。 移籍?で値段は約1000円値上がり。 ■KMC(代理店不明)チェーンチェッカー 約1800円(税込)■チェーン保持兼用 www.kmcchain.com/en/product/tools-checker www.amazon.co.jp/dp/B08PBZMHNP 【計測:0.2%・0.4%・0.6%・0.8%伸び】 ───────────────────────────────────── ───────────────────────────────────── ▼3点で計測可 ■birzman(CBあさひ扱い)Chain Wear Indicator I(1) 品番:75357000 1320円(税込) birzman.jp/tool-chain-wear-indicator.html ec.cb-asahi.co.jp/catalog/products/8CF3E917058B4693BEBA7DEB870075A1 【計測:0.5%・0.75%・1.0%伸び】 ───────────────────────────────────── ───────────────────────────────────── ■2点で計測可 ■パークツール CC-4 チェーンチェッカー 約2500円 ■5~12速チェーン対応【計測:0.5%・0.75%伸び】 www.hozan.co.jp/parktool/catalog/chain/CC-4.html www.hozan.co.jp/corp/g/g17720/ ★チェーンの交換推奨時期 ◆11速用・12速用 → 0.5%の伸び ◆5~10速用チェーン→ 0.75%の伸び ■パークツール CC-3.2 チェーンインジケーター 約1800円 ■11速対応 【計測:0.5%・0.75%伸び】 www.hozan.co.jp/parktool/catalog/chain/CC-3.2.html www.hozan.co.jp/corp/g/g17383/ ★チェーンの交換推奨時期 ◆11速用チェーン → 0.5%の伸び ◆シングル~10速用チェーン→ 0.75%の伸び ■ペドロス チェーンチェッカープラスII 品番 115220 3410円(税込) 【計測:0.5%・0.75%伸び】■チェーン保持兼用 ●ライトウェイによる解説動画 www.youtube.com/watch?v=aCOD5KW-7XM ■BBB マルチツール [BTL-125] 品番 102605 1100円(税込) 【計測:0.75%・1.0%伸び】 www.riteway-jp.com/pa/bbb/product/マルチツール-btl-125/ ■エイカー チェーンチェッカー ATL-2803 770円(税込) 【計測:0.75%・1.0%伸び】 www.actionsports.co.jp/product.php?genre_id=7 sub=7 ■バイクハンド(深谷産業扱い) YC-503 チェーンチェッカー 約600円 【計測:0.75%・1.0%伸び】 ●[伸びチェック工具]BIKE HAND バイクハンド チェーンチェッカー YC-503 blog.goo.ne.jp/kino55crazy55/e/08aa9242c95e52f6caf1e6ee216a388f 比較品として「VAR CH-04900」も登場しているが、YC-503でも性能に遜色はないようだ。 「自分の感覚を絶対視しない」という意味でも有用。何事も驕りは禁物。 他社からも同様の製品が出ているが、500円くらいから買えるので 送料無料狙いとか、別の物を買うときについでに買っておくと良いだろう。 ───────────────────────────────────── ───────────────────────────────────── ■1点計測のみ ■Cyclus(岩井商会) チェーンインジケーター #720114 10560円(税込) 【計測:不明】 www.iwaishokai.com/product/node/1544 ■シマノ TL-CN42 チェーン伸びチェッカー[Y12160000] 約3000円 ■6~11速用?【計測:約0.75%伸び】 ★「TL-CN42 と TL-CN41(旧品) の比較など」 chan-bike.com/simano-tl-cn42 ■トピーク(マルイ) チェーンフック&ウェアインジケーター チェーンツール[TOL23700] 1320円(税込) 【計測:約0.6%伸び?】 ■チェーン保持兼用 www.topeak.jp/tool/tol23700.html topeak.jp/products/chain-hook-wear-indicator/ cdn.topeak.com/storage/app/media/download/product-manual/Chain%20Hook%20 %20Wear%20Indicator/chainhookwearindicatorgb.pdf 「0.8mm以上の伸びで収まる」ので約0.6%の伸びと思われる。 (使用例) tamarider.blog.fc2.com/blog-entry-307.html ■KMC イージーチェーンチェッカー 約1000円 ■シングル(変速なし)~11速用 【計測:0.75%伸び?】 mgc01.com/product/902-2/ www.trisports.jp/products/2349/ www.ysroad.net/shopnews/detail.php?bid=308527 ec.cb-asahi.co.jp/catalog/products/2BF3877578DF4A068A2CFD5CAE97565D www.amazon.co.jp/dp/B006NY8MCA/ チェッカーが沈み込み始めたら、それはチェーンの消耗が75%を超えたことを意味します。 ■PWT チェーンチェッカー CC51 480円(税込) 【計測:不明】 pwt-gear.com/products/pwt-cc51 ───────────────────────────────────── ▲廃盤 ■ギザ SC-139G チェーンチェッカー[TOL20700] 約1400円 kamihagicycle.blog81.fc2.com/blog-category-4.html ysroad-shiki.com/itemblog/2014/12/post-1497.html 紹介記事が多い商品は非常に参考になる。比較的安くて伸びまで計測できるのだから使い勝手は良い。 但し、業務用であれば信頼性重視でパークツールを使って欲しいのは言うまでもない。 matsu-log.seesaa.net/article/281294957.html ↑使い方が違うのでなければ製品不良? ■プロゴールド Pro Gold Chain Gauge 約2200円 ■BBB チェーンチェッカー BTL-51 バイクツール ■ペドロス チェーンチェッカープラス(チェーンキーパー機能付き)約1800円 (黒塗装) ■チェーン保持兼用 ■UNIOR ユニオール(ダートフリーク扱い) チェーンインジケーター 約1300円 ■スーパーB 2in1 チェーンチェッカー TB-3326 約1200円 ■COLOURY 簡易チェーンチェッカー CL-25CHK01 約800円 ■PWT チェーンチェッカー CC03 約500円 【計測:0.75%・1.0%伸び】} www.pwt-gear.com/shopdetail/000000000045/ ■ウィッパーマン(WIPPERMANN) CBあさひ扱い ChainGauge チェーンゲージ(0025170001)約1500円 【計測:不明】 www.connexchain.com/en/product/connex-chain-wear-indicator-1.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼チェーン保持工具(チェーンキーパー) チェーン交換時に引っかけて使う便利アイテム。針金ハンガーやクリップを曲げて作る方法もある。 現在では「チェーンチェッカー兼用」か「針金型」の2種類だけ。 メーカー 商品名・型番 値段 備考 ペドロス(ライトウェイ扱い) チェーンチェッカープラスII 品番 115220 3410円(税込) ■伸びチェック兼用 KMC(代理店不明) チェーンチェッカー(多点計測型) 約1800円(税込) ■伸びチェック兼用 birzman(CBあさひ扱い) Chain Wear Indicator I 1320円(税込) ■伸びチェック兼用 トピーク(マルイ扱い) チェーンフック&ウェアインジケーター チェーンツール[TOL23700] 約700円 ■伸びチェック兼用 スーパーB チェーンチェッカー&チェーンフック 品番 1151 約650円 ■伸びチェック兼用 メーカー 商品名・型番 値段 備考 BBB ハンディホック [BTL-121] 品番 102602 880円(税込) (バイクハンド同型) birzman(CBあさひ扱い) Chain Assembly Fixer 770円(税込) グランジ(東京サンエス) チェーンフッカー 660円(税込) (恐らくバイクハンド製) バイクハンド YC-207 チェーンフィキサー 約500円 スーパーB チェーンフック 品番 3311 約500円 ▲廃盤 ペドロス チェーンチェッカープラス 約1800円 ■伸びチェック兼用 スーパーB 2in1 チェーンチェッカー TB-3326 約1200円 ■伸びチェック兼用 ギザ(マルイ) SC-0513 チェーンフィクサー[TOL20900] 約800円 ■ステンレス イルミック [ILMIK] Tyokalu-CH チェーンフック 約700円 KENGINE(エヴァディオ扱い) チェーンアセンブリーフック 約400円 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ※金やカラーは剥がれやすい。銀+黒では汚れが分かりにくい。 ※一応6と7,8用を分けているが実用上問題なし。(何十年も前の古いスプロケ規格の場合問題が出る可能性はある) ━━━━━━外装6・7・8速用━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼6・7・8速用オススメ(ミッシングリンク付きのみ) ★6・7・8速用では数回使える専用のミッシングリンクのあるKMCがオススメ。 国産にこだわるならIZUMIチェーン。 ★KMC「Z8.3 SILVER」約1500円・・・注油を適切にするなら防錆ではないほうが回転抵抗は低くて良い。 ★KMC「X8 SILVER」約2200円 【旧:X8.99 NP】 ◆Xブリッジシェープ◆で強度増強? ▲KMC「X8EPT」約3000円・・・防錆でも動きが良さそうなチェーンに見えるが実力は不明。 ★IZUMI「3/32 CPチェーン」約2000円・・・国産チェーン。KMCよりは若干薄い? 内装・シングル用チェーンのようにシマノで扱いがないので販路が狭く入手性はイマイチだが、やはりコスパは良い。 ■KMC─────────────────────────── (6/7/8S対応) [銀]★「Z8.3 SILVER」 【旧:Z7NP】 mgc01.com/product/z7-np/ ★「X8 SILVER」 【旧:X8.99 NP】 ◆Xブリッジシェープ◆ mgc01.com/product/x8-99/ メンテナンスをマメに出来るなら防錆処理は無いほうがスムーズに動く分ストレス軽減。 ■「X8 GOLD」 mgc01.com/product/x8-gold/ (X8シルバーのゴールド版というだけ) [金] 「Z7 GOLD」 mgc01.com/product/z7-gold/ [黒+黒] 「Z7 BLACK」 mgc01.com/product/z7-black/ [黒+白] 「Z7 WHITE」 mgc01.com/product/z7-white/ [黒+桃] 「Z7 PINK」 mgc01.com/product/z7-pink/ [黒+黄緑] 「Z7 GREEN」 mgc01.com/product/z7-green/ [黒+赤] 「Z7 RED」 mgc01.com/product/z7-red/ ▲「X8EPT」 mgc01.com/product/x8ept/ (ラストバスターよりも上級防錆力の「EPTチェーン」) 画像を見た限り表面ザラザラというわけでもなさそう。防錆重視ならZ8.3RBよりこちらを買うべきだろう。 [▲防錆銀] 「Z8.3RB」 ▲売り文句とは逆に動きがイマイチなのでオススメしない mgc01.com/product/z8-3rb/ [灰]●「Z7 GRAY/BROWN」 【旧:Z50】 (一応6/7S用) mgc01.com/product/z50/ ───── ▼取扱:東京サンエス tsss.co.jp/web/sss_Vol28/ 【価格改訂】 tsss.co.jp/web/kakakukaitei/V28kakakukaitei12_20.pdf [金] 「X8 TI-GD」 4180円(税込) [銀] 「X8 SL」 3080円(税込) 【旧:X8.99】 [銀] 「Z8.3 SL」 2310円(税込) 116L ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ [灰] 「Z7」 1760円(税込) 【旧:Z50】 [▲防錆銀]「Z8.3RB」 2640円(税込) 116L ■IZUMIチェーン─────────────────────────── ◆IZUMIチェーン(薄歯)の紹介と一部特殊な仕様 note.com/izumichain/n/n5259865e7a04 IZUMI-V N(Narrowの略)とIZUMI-KAI Nは薄歯だが、変速無し(シングルスピード)専用。 (恐らくシマノとの都合上「5-6段」や「6速-7速用」と書くしかないと思われるが、8速まで問題なく使えるはず) ▼東京サンエス扱い tsss.co.jp/web/sss_Vol28/?pNo=132 tsss.co.jp/web/kakakukaitei/V28kakakukaitei12_20.pdf [銀]★IZUMI 「3/32 NPチェーン 410×116L」 2420円(税込) [グレー]●IZUMI 「3/32 BKチェーン(ツアー)410C」 1980円(税込) 114LINK ▼カスタムジャパン扱い [銀]★ES 1/2 × 3/32 S S 114L 品番:302437005 ★メッキ www.customjapan.net/shop/g/g302437005/ [銀]★ES 1/2 × 3/32 S S 116L 品番:302437006 ★メッキ www.customjapan.net/shop/g/g302437006/ [黒/銀]●ES 1/2 × 3/32 ブラック シルバー 116L www.customjapan.net/shop/g/g302437012/ [グレー]●ES 1/2 × 3/32 STD 114L 品番:302437003 www.customjapan.net/shop/g/g302437003/ [グレー]●ES 1/2 × 3/32 STD 116L 品番:302437004 www.customjapan.net/shop/g/g302437004/ [銀/グレー]●ES 1/2×3/32 CIC-800N シルバー シルバー 116 品番:302437013 www.customjapan.net/shop/g/g302437013/ 【ボスフリー向け?】※マルチプルフリー=ボスフリー 「6段・7段マルチフリー用インデックスシステム対応のチェーン」 ●野口商会で「CIC800N」扱い開始(2022年3月) noguchi1904.blog109.fc2.com/blog-entry-1443.html オープンプライス 野口コード:00026012 JAN:4589931950821 型番 CIC800N ALLNP 116 www.tk-online.jp/ チェーン 1/2×3/32 和泉 クリックインデックス対応 (130L) 約3000円 チェーン 1/2×3/32 和泉 ES Sメッキ 約2700円 (KMC 外装6~8速用 ミッシングリンク 対応) 世界最高のチェーンと言われる シマノ デュラエース ですが、 実はその製造は、大正五年創業の日本が誇るチェーン製造メーカー 【和泉チエン】 IZUMI CHAIN MFG が供給しています。 ■シマノ────────────────────────── 6/7/8段用 [銀]■CN-HG71 324g (114リンク)約3000円 2014年新発売 91の後継 bike.shimano.com/ja-JP/product/component/city---trekking-e-bike-e6100-series/CN-HG71.html ※チェーンピンは3本[Y04598010]で約650円 CN-M732 コネクティングピン(3個セット)【リンエイ品番:524-11221】 www.rinei-web.jp/product_detail/?cid=151 pid=1828 [黒]■CN-HG40 324g (118リンク)約1500円 KMC製?(クイックリンク:CN-UG51) bike.shimano.com/ja-JP/product/component/tourney/CN-HG40.html ▼廃盤 [灰]CN-HG70 335g (116リンク)約1700円 黒と銀の中間色? [銀]CN-HG91 335g 約2500円 銀/黒? [黒]CN-HG50 ???g (118リンク)約1500円 KMC製? [黒]CN-UG51 ???g 約1000円 KMC製? ●CN-HG71(6/7/8速用)が2018年5月から値上げ www.sagamicycle.com/2018/03/06/またまたシマノ値上げの季節がやってきました/ 他所情報も見ている限り全般的には小幅な値上がりのようなのでさほど心配でもないとして、 1点だけ気になるのはCN-HG71 が約40%の値上げ 約2000円→約3000円 値引き後の今の実売価格が1500円くらいなので、約2500円弱くらいになりそう。 それでも、前後まともなタイヤに交換することを考えるとそれほどでもないと思ってしまうが・・・ 製造しているであろうKMCの8速チェーンの価格も上がるのかどうかは気になっていたが、 目立った値上げはしていないようなので、 基本的には外装変速用チェーンであれば「KMC」を使うのが手軽。 ■YBN─────────────────────────── www.rinei-web.jp/products?maker_id=61 (1/2"×3/32") ※それぞれコネクター付属 ┗[銀]QL QUICK LOCK LINK 500円+税【リンエイ品番:109-44803】 www.rinei-web.jp/products/143 [(▲防錆)金]SLA-H8-Ti スーパーライトチタンコートチェーン 116L 約4400円+税 【リンエイ品番:127-00131】 www.rinei-web.jp/products/3929 [(▲防錆)銀]SLA-H8 CR スーパーライトチェーン 116L 約3300円+税 【リンエイ品番:127-00108】 www.rinei-web.jp/products/3930 Ni-PTFEテフロンコーティングを施すことで防錆の向上と摩擦抵抗を極限に抑え、 より静かで滑らかに動力を伝達する「SLA(Superior Lubricating Aid)」技術を採用 チタンコーティングにより非常に強力な耐錆力を実現し、3500kmから4500kmのチェーンライフを達成 よくあるつや消しの防錆とは違うようだが・・・ チェーンの値段的にも、ローメンテ推奨するつもりもないのでイマイチ。 [(▲防錆)銀]S50H RB アンチラストチェーン 116L 約2300円+税 【リンエイ品番:109-44611】 www.rinei-web.jp/products/128 [黒]S50 レギュラーチェーン 116L 約1300円+税【リンエイ品番:109-44601】 www.rinei-web.jp/products/129 (▲防錆)SLA-H8 マジックカラーチェーン 116L 約4400円+税 www.rinei-web.jp/products/3654 [赤]【リンエイ品番:127-00101】 [青]【リンエイ品番:127-00102】 [桃]【リンエイ品番:127-00103】 [黒]【リンエイ品番:127-00104】 [白]【リンエイ品番:127-00105】 [紫]【リンエイ品番:127-00106】 [緑]【リンエイ品番:127-00107】 Ni-PTFEテフロンコーティングを施すことで 防錆の向上と摩擦抵抗を極限に抑え、より静かで滑らかに動力を伝達する「SLA」技術を採用 よくあるつや消しの防錆とは違うようだが・・・ チェーンの値段的にも、ローメンテ推奨するつもりもないのでイマイチ。 ■TAYA─────────────────────────── www.iwaishokai.co.jp/list.php?mnfct_id=taya my.ebook5.net/IWAI_SHOKAI/catalog2021/# [7/8速] シルバーブラック TB-600 1848円(税込) www.iwaishokai.com/product/node/1961 [7/8速] シルバーシルバー OCTO 2061円(税込) [7/8速] シルバーブラック OCTO 1897円(税込) www.iwaishokai.com/product/node/1960 [5/6/7速] ブラック TB-50 1221円(税込) www.iwaishokai.com/product/node/1959 ■BBB─────────────────────────── www.riteway-jp.com/pa/bbb/chain.html#jump www.riteway-jp.com/pa/bbb/product-category/チェーン/ 7/8S用 [灰] パワーライン「BCH-80」320g 114リンク 1980円(税込) ┗【コネクトリンク】スマートリンクBCH-08 【品番:242073】 550円(税込) ▼廃盤 [銀] パワーライン「BCH-82」320g 114リンク 3400円+税 [銀/黒]パワーライン「BCH-81」320g 114リンク 2300円+税 ■KCM(加賀工業)─────────────────────────── 「KCM 475 (1/2×3/32)」[黒] 114L【リンエイ品番:521-10091】 www.rinei-web.jp/product_detail/?cid=150 pid=1844 www.rinei-web.jp/products/1844 ■ワイパーマン─────────────────────────── ●[wippermann]ワイパーマン CONNEX 808 chain 6~8Sチェーン 各社6・7・8速対応チェーン ec.cb-asahi.co.jp/catalog/products/915aee946b5942bbbc530c54b00675f5 約4500円 コネックスリンク(コネクトリンク)はチェーンの寿命が来るまで使用・着脱が可能(着脱の回数制限はありません。) ■SUMC─────────────────────────── ●8速用「SUMC S82」(トライスポーツ扱い)1320円(税込) www.trisports.jp/products/10335/ 116リンク ■ミッシングリンク(3/32サイズ)(6・7・8速)━━━━━━━━ ※他社製品との組み合わせは不適合になるケースもあるので、基本的には使用しているチェーンのメーカーと揃えること。 ▼KMC─────────────────────────── [銀]●CL571R Y-9207 7.1mm mgc01.com/product/cl571r-silver/ KMCの6-8スピードチェーン(Z92/Z82/Z72/Z51)及びスラムの7-8スピードチェーンに対応。 再利用:可(3回から5回まで) [銀]●CL573R Y-9208 7.3mm 約700円 ★KMC、shimano (HG)対応。HG91にも? 厚さぶん若干強度強いか mgc01.com/product/cl573r-silver/ シマノ・KMCの6-8スピードチェーン(X8/Z8/Z7/Z50/Z33)に対応。 再利用:可(3回から5回まで) ▼taya─────────────────────────── ● SC-23 SIGMA CONNECTOR 704円(税込) [銀] www.iwaishokai.co.jp/detail.php?mnfct_id=taya sn=959 www.iwaishokai.com/product/node/749 ■SUMC─────────────────────────── ◆6/7/8S チェーンリンク www.trisports.jp/products/10846/ 550円(税込) www.worldcycle.co.jp/shop/shopdetail.html?brandcode=000000059844 ▼シマノ─────────────────────────── の「クイックリンク」(ミッシングリンク) 「SM-UG51」 現行品の」「6/7/8速専用」チェーン「CN-HG71」にも使えるとして、 CN-HG71のマニュアル情報内[DM]に記載はあるが・・・「補修部品単品としては存在しない」 ★「CN-HG40」や「CN-HG71」に「アンプルピンタイプ」と「クイックリンク」のもの両方あり、 どちらか確認してから購入して欲しいとのこと。 ★ちなみに、リンク自体の使用は1回のみで再利用不可能な部品。 →じゃあアンプルピンでも同じかという話に。 ▼ワイパーマン─────────────────────────── ●【着脱の回数制限なし】ワイパーマン[wippermann] CONNEX 8SX link 8Sコネクトリンク ec.cb-asahi.co.jp/catalog/products/afbce3b1734d40d8851e968a72d728b8 約600円 コネックスリンク(コネクトリンク)はチェーンの寿命が来るまで使用・着脱が可能(着脱の回数制限はありません。) 但し、基本的にCBあさひでしか入手できないという酷さ。 (ワールドサイクル他での扱い終了) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━内装・シングルスピード(変速なし)━━━━━━━━━━━━ 1/2×1/8(厚歯)・・・一般車(内装・シングル)向き ※内装とは主に「内装3段、内装5段、他」のハブ(車輪軸)の内部に変速ギア付きのものを指す。 ※変速なし「いわゆるギア切り替えが最初からない安物ママチャリ」もこのサイズ ▼耐久性の高いチェーン 参考までに(錆びないという意味ではなくたぶん伸びにくいという意味での)絶対の耐久性重視であれば、 競輪向けの完全プロ仕様である「IZUMI Vチェーン」という選択肢もあるにはあるが・・・1本約5000円。 余程チェーン伸びが許せないとか見栄を張りたいという人でもなければ選ぶ人はいないだろう。 ▼シングル・内装用のチェーンクリップ(ジョイント)の向きなど https //web.archive.org/web/20180725044051/http //www.geocities.jp/taka_laboratory_3/20070616-City-Cycle-chain/City-Cycle-Chain.html ▼内装・変速なし(シングルスピード)用オススメ(ミッシングリンク付きのみ) ★「メッキチェーン」────────────────── ●IZUMI 1/8 CPチェーン 日本製 シマノ Y9SC4410NPX 1200円+税 マルイ CNL00400 1500円+税 東京サンエス 1590円+税 ●IZUMI(シングル・内装用)メッキチェーン 1/2×1/8-NP(410NP) シマノ品番:Y9SC4410NPX set.shimano.co.jp/bc_catalog/bg/#target/page_no=466 1200円+税 とりあえずこれを買って汚れないように小まめにメンテしていれば チェーン伸び(摩耗)もギア歯も早期に過剰に削れるようなことも抑えられる。 (書いていないがクリップ部分も[仕様変更がなければ]付属している) 「電動アシスト+業務用でハードに使う+チェーン交換を極力長持ちさせたい」 のであれば、【IZUMI-V】を奮発する方法もあるが、これを2本使うとなると 1.1万円+税でコスト的には微妙。 ●電動アシスト 内装or変速なし対応「IZUMI ES410TG 130L」※【日本製】 noguchi1904.blog109.fc2.com/blog-entry-1265.html www.amazon.co.jp/dp/B07JQ3QV16/ noguchi1904.blog109.fc2.com/blog-entry-1276.html twitter.com/noguchi_shokai/status/1349925592431411201 ▼110LであればBSでも扱いあり www.yodobashi.com/product/100000001001128676/ www.amazon.co.jp/dp/B01DVJCPFE ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■IZUMI─────────────────────────── ◆IZUMIチェーン(薄歯)の紹介と一部特殊な仕様 note.com/izumichain/n/n5259865e7a04 IZUMI-V N(Narrowの略)とIZUMI-KAI Nは薄歯だが、変速無し(シングルスピード)専用。 ◆既存のVチェーンとVナローの違い www.cyclowired.jp/news/node/316987 ※但し、これを安物の変速なし自転車につけても、 「安物自転車に付いている部品全体がコスト重視のため精度が低すぎて」 最高のチェーンの効果を打ち消し、性能を十分に発揮できず、恐らく「無駄」。 「性能向上を目的とするカスタム前提」であれば、 最低でも5万円くらいの車種が必要と考えておきたい。 イズミ IZUMI-KAI N 1/2×3/32 116L チェーン 約8800円[税込] www.worldcycle.co.jp/shop/shopdetail.html?brandcode=000000059331 シングルスピードのみ、変速対応不可。 1/2x3/32ですが変速対応不可です。 理由は接続部分のボルトナットが隣接するスプロケットに干渉する為です。 RDのプーリーも通らないと思います。 ↓ twitter.com/ChainIzumi/status/1415916819844538372 ※【-の溝があるボルトナット】が確認できる画像 ◆IZUMIチェーン(厚歯) note.com/izumichain/n/n585a57a1e58e こちらは普通に変速なし(シングルスピード含む)と内装変速向けのチェーン [黒/金]・・・「IZUMI-V」標準品に比べ3倍以上の耐久性を誇る ●IZUMI Vチェーンのレビュー記事 blog.goo.ne.jp/kino55crazy55/e/f53cd5da0960a180642c1c52b99a2d48 ブライドテストをしているわけでもないので、プラシーボ効果がないとは言えないが さすがに安物チェーンの数倍の価格だけのことはあるというところなのだろうか。 このチェーンの凄いところは、高額なスポーツ自転車に限らず、 1万円のような安物自転車の「変速なし自転車」にも使えるという点にある。 (内装変速自転車でも可) しかし、根本的にフレームが柔らかすぎるとか、諸々のパーツ群の精度などに難があるので、 マイナス面が多すぎてチェーンで走行性能が上がったところで、 効果を実感できるほどなのだろうかという疑問もある。 一般車のカスタムでいえば、 チェーンのカスタムとしては「防錆」や安物黒チェーンから 「メッキタイプのチェーン」に「適切な注油」を行うのが先とはいえ、 ライト、反射板、米式チューブ/タイヤ、リム/スポーク、グリップ、ペダル、 サドル、シートポスト、ステム、ハンドルなど一連の主要部品を交換完了後の、 「日泉ケーブル」の導入と近い、最終的なパーツ交換の終着点という位置づけ。 [銀/銀]★ (410NP)1/2 ×1/8 CPチェーン 約1300円 [シマノ品番:Y9SC4410NPX] (410NP)=メッキ[艶銀] ニッケルメッキチェーン 1/2×1/8 約1200円 110リンク [マルイ品番:CNL00400] 110L (東京サンエスでも扱いあり) ─ 「シマノ扱い」 [Y9SC4NJSTRX] (IZUMI-V)=[黒/金] トラックレーシングチェーン (1/2×1/8) 約5500円 106リンク [Y9SC4410NPX] (410NP)=メッキ[艶銀] ニッケルメッキチェーン 1/2×1/8 約1200円 110リンク ▲[Y9SC4410TGX] (410TG)=防錆[白銀] トリプルガードチェーン 1/2×1/8 約1400円 110リンク [Y9SC4410STX] (410)=(標準:黒) スタンダードチェーン 1/2×1/8 約1000円 110リンク ─ 「東京サンエス扱い」 tsss.co.jp/web/sss_Vol28/ [黒/金]「IZUMI-Vチェーン」 (1/2×1/8) オープン価格 106リンク [黒/黒/金]「JET BLACK チェーン BL」(1/2×1/8) 3300円(税込) 116リンク [黒/銀/金]「JET BLACK チェーン SL」(1/2×1/8) 3080円(税込) 116リンク [黒/金/金]「JET BLACK チェーン GD」(1/2×1/8) 3080円(税込) 116リンク [銀] 1/8 NPチェーン 410NP×106L (1/2×1/8) 1925円(税込) 106リンク [黒] 1/8 BKチェーン 410×106L (1/2×1/8) 1375円(税込) 106リンク ─ www.customjapan.net/maker/IZUMI www.customjapan.net/shop/goods/search.aspx?search=x tree=201610 keyword= filter1=521 icon=B0 [黒/金]IZUMI-V 1/2 × 1/8-106L [黒/金]ES 1/2 × 1/8 ブラック&ゴールド 116L [黒/銀]ES 1/2 × 1/8 ブラック&シルバー 116L [銀]ES 1/2 × 1/8 シルバー シルバー 96L または106L [黒]ES 1/2 × 1/8 STD 96L または106L ▲シマノ─────────────────────────── [▲防錆銀] 1/2 ×1/8 ▲CN-NX10 「ICNNX10C114I」 約900円 114リンク bike.shimano.com/ja-JP/product/component/nexus-c3000-int7/CN-NX10.html (※コネクティングピン付きだが、単品販売はないので失敗すれば余った部分から流用するしかない) それ以前に動きが渋い防錆チェーン自体をオススメしないので シマノ扱いの「防錆ではない」IZUMIチェーン(シマノ品番:Y9SC4410NPX)を使うことを強く推奨する。 ■KMC─────────────────────────── (1/2 x 1/8) [銀]「HV410」 約1000円 114LINK mgc01.com/product/hv410-np/ ▼シングルチェーン ー S1(Z410)シリーズ [銀] 「S1 SILVER」 112LINK 約1900円 mgc01.com/product/s1-silver/ (▲防錆銀)「S1(Z410)RB」 約1000円 【旧:Z410RB】・・・防錆だが動きは渋い mgc01.com/product/z410rb/ (▲防錆銀)「S1(Z410)RB E-BIKE用 130LINK」【旧:Z410RB E-BIKE用 130LINK】 mgc01.com/product/z410rb-e-bike用-130link/ 「金」「S1(Z410) GOLD」 112LINK 約1700円 mgc01.com/product/z410-gold/ 「黒+黒」「S1(Z410) BLACK」 112LINK 約1700円 mgc01.com/product/z410-black/ 「赤」「S1(Z410) RED」 112LINK 約1700円 mgc01.com/product/z410-red/ 「白」「S1(Z410) WHITE」 112LINK 約1700円 mgc01.com/product/z410-white/ 「銀+黒」「Z410 NP/BLACK」 112LINK 約1700円 mgc01.com/product/z410-npblack/ 「金+黒」「Z410 GOLD/BLACK」 112LINK 約1700円 mgc01.com/product/z410-goldblack/ 「青」「Z410 BLUE」 112LINK 約1700円 mgc01.com/product/z410-blue/ 「桃」「Z410 PINK」 112LINK 約1700円 mgc01.com/product/z410-pink/ 「多色」「Z410 RAINBOW」 112LINK 約4000円 mgc01.com/product/z410-rainbow/ 「黄緑」「Z410 GREEN」 (生産中止) 「黄」「Z410 YELLOW」 (生産中止) ▼シングルチェーン ー Z1 WIDE(Z510H)シリーズ・・・S1に比べプレートに厚みがある [銀] 「Z1 WIDE SILVER」 112LINK 約2700円 mgc01.com/product/z1-wide-silver/ [黒] 「Z1 WIDE BLACK」 112LINK 約2700円 mgc01.com/product/z1-wide-black/ 「桃+黒」 「Z510H PINK」116LINK 約2700円 mgc01.com/product/z510h-pink/ 「白+黒」 「Z510H WHITE」116LINK 約2700円 mgc01.com/product/z510h-white/ 「赤」「Z510H RED」 (生産中止) 「青」「Z510H BLUE」 (生産中止) ▼シングルチェーン ー K710SLシリーズ [銀] 「K1SL WIDE SILVER」 112LINK 約5000円 mgc01.com/product/【new】k1sl-wide-silver/ ミッシングリンクCL710 SILVER付き(ミッシングリンクの再利用不可。) [金] 「K1SL WIDE TI-GOLD」 112LINK 約5000円 mgc01.com/product/k710sl-ti-gold/ ミッシングリンクCL710 TI-GOLD付き(ミッシングリンクの再利用不可。) [白] 「K710SL WHITE」 112LINK 約4200円 mgc01.com/product/k710sl-white/ [桃] 「K710SL PINK」 112LINK 約4200円 mgc01.com/product/k710sl-pink/ [赤] 「K710SL RED」 112LINK 約4200円 mgc01.com/product/k710sl-red/ [水色]「K710SL LIGHT BLUE」 112LINK 約4200円 mgc01.com/product/k710sl-light-blue/ ▼【半コマ】HL1 WIDEシリーズ [銀]「HL1 WIDE SILVER」 約2500円 100LINK mgc01.com/product/【new】hl1-wide-silver/ [金]「HL1 WIDE GOLD」 約2500円 100LINK mgc01.com/product/【new】hl1-wide-gold/ [黒]「HL1 WIDE BLACK」 約2500円 100LINK mgc01.com/product/【new】hl1-wide-black/ ───── ▼取扱:東京サンエス tsss.co.jp/web/sss_Vol28/ [銀] 「Z1 eHX」 (ZL592-NP) 112LINK 2970円(税込) 「マジックワンで扱いなし」 電動アシスト用とあるが・・・そのわりにコマ数が少ないのは微妙。 (▲防錆銀)「S1RB」【旧:Z410RB】E-BIKE用:130LINK 2310円(税込) (▲防錆銀)「S1RB」【旧:Z410RB】 112LINK 1870円(税込) ■BBB─────────────────────────── www.riteway-jp.com/pa/bbb/chain.html www.riteway-jp.com/pa/bbb/product-category/チェーン/ BCH-011 1760円(税込) (銀)ニッケルメッキ 114リンク 353g (連結方式:スプリングリンク(BCH-01)) ┗「接続用」BCH-01 スプリングリンク(クリップ型) 330円(税込) BBB1速専用 参考重量:12g(1個) ▼廃盤 BCH-013 約7000円 ニッケルメッキ 専用コネクタ 軽量タイプ(耐久性低い?) BCH-01S スマートリンク(ミッシングリンク型)約500円 (POWERLINEに使用されている特殊リンク) BCH-010 約1100円 (灰)加工なし 114リンク 353g (連結方式:スプリングリンク(BCH-01)) ■YBN─────────────────────────── ( 1/2"×1/8")※それぞれコネクター付属 [(▲防錆)銀]S410H RB アンチラストチェーン 106L 2040円+税 【リンエイ品番:109-44711】 www.rinei-web.jp/products/130 [黒]S410 レギュラーチェーン 106L 1270円+税 【リンエイ品番:109-44701】 www.rinei-web.jp/products/131 ┗[黒]SPRING CLIP CL 150円+税 【リンエイ品番:109-44821】 www.rinei-web.jp/products/134 ※YBN製品推奨。(加賀工業KCM、大同工業D.I.Dの製品は不適合) ●MK747 シングル用カラーチェーン 102L 2440円+税 www.rinei-web.jp/products/145 [赤]【リンエイ品番:127-00001】 [青]【リンエイ品番:127-00002】 [桃]【リンエイ品番:127-00003】 [紫]【リンエイ品番:127-00004】 [白]【リンエイ品番:127-00005】 [黒]【リンエイ品番:127-00006】 [橙]【リンエイ品番:127-00007】 [黄]【リンエイ品番:127-00008】 [緑]【リンエイ品番:127-00009】 ┗MK747専用品:SPRING CLIP 747 200円+税 【リンエイ品番:127-00011】 www.rinei-web.jp/products/2982 (▲防錆)MK918 マジックカラーハーフリンクチェーン 102L 4180円+税 www.rinei-web.jp/products/138 [白]【リンエイ品番:109-44051】 [黒]【リンエイ品番:109-44052】 [桃]【リンエイ品番:109-44053】 [青]【リンエイ品番:109-44054】 [赤]【リンエイ品番:109-44055】 ┗QF918 QUICK FIX PIN 630円+税【リンエイ品番:109-44815】 [(▲防錆)黒]S512eRB アンチラストe-Bikeチェーン 130L 約3100円+税 【リンエイ品番:127-00041】 www.rinei-web.jp/products/3229 ■D.I.D(大同工業)─────────────────────────── www.did-daido.co.jp/jp/shouhin/sangyoukikai/dendou/tokuteichain/tokuteichain.html ↑情報量が少ないのでリンエイで確認↓ www.rinei-web.jp/product_list/?cid=150 (▲防錆銀)1/2×1/8 106L ハイガードチェーン 2000円+税【リンエイ品番:302-00015】 ┗[▲防錆銀]1/8 ハイガードチェーンジョイント 約250円+税【リンエイ品番:302-30000】 [黒]1/2×1/8 106L チェーン 1200円+税【リンエイ品番:302-00002】 ┗[黒]1/8 チェーンジョイント 約200円+税【リンエイ品番:302-30021】 ■TAYA─────────────────────────── www.iwaishokai.co.jp/list.php?mnfct_id=taya (シングルスピード) ▲(防錆)「410H-Teflon シングルスピード用テフロンチェーン」1960円(税込) [銀][黒][白][赤][黄][緑][灰][紫][青][橙] www.iwaishokai.com/product/node/1958 [金][銀]●taya「410H-CP シングルスピード用チェーン」 [金:1897円(税込)][銀:1771円(税込)] www.iwaishokai.com/product/node/1957 [灰]▲410H 一般車用チェーン(ハイガード)1/2×1/8 112L オープン価格 www.iwaishokai.com/product/node/1956 [黒]●410H 一般車用チェーン 1/2×1/8 112L オープン価格 www.iwaishokai.com/product/node/1955 ■KCM(加賀工業)─────────────────────────── 「KCM 410 (1/2×1/8)」・・・[黒] 106L 【リンエイ品番:521-10092】 www.rinei-web.jp/product_detail/?cid=150 pid=1843 「410N:CPチェーン (1/2×1/8)」[銀] ■ミッシングリンク(1/8サイズ):内装・シングルスピード(変速なし)━━━━━━━━ ※他社製品との組み合わせは不適合になるケースもあるので、基本的には使用しているチェーンのメーカーと揃えること。 ●[銀] 「イズミチェーン 1/8 ジョイント」 250円 www.natsukashi.jpn.com/ja/store/chains/izumi-lnk-cp-188 ─ 「東京サンエス扱い」 tsss.co.jp/web/sss_Vol28/ [銀]「イズミ 半コマ ピン CP:ES410NP-OL 半コマ ピン式 NP」352円(税込) [黒]「イズミ 半コマ ピン BK:IZM ES410-OL 半コマ ピン式 BK」319円(税込) ●[灰] KMC「Z410CL SPRING CLIP」 mgc01.com/product/z410cl-spring-clip/ Z410に使用可能なスプリングクリップ。 (東京サンエス:スプリングクリップ410用:182円[税込]) ●[灰]KMC「スナップオンリンク S1用」(東京サンエス扱い) 792円(税込) 【ハーフリンク】●[黒]KMC「HALF LINK 3/32 BK」 mgc01.com/product/half-link-332-bk/ 使用可能サイズ:3/32″。 【ハーフリンク】●[銀]D.I.D「半こま ねじ 1/8 CP」 600円+税【東京サンエス扱い】 tsss.co.jp/web/sss_Vol28/ ・[黒] KCM 410 ジョイント 約150円 【リンエイ品番:521-10001】 ・【BBB1速専用】[銀]BBB「BCH-01 スプリングリンク(クリップ型)」約300円 参考重量:12g(1個) www.riteway-jp.com/pa/bbb/product/スプリングリンク-bch-01/ ▼taya─────────────────────────── ●taya SC-33 SIGMA CONNECTOR 607円(税込) [黒/銀] www.iwaishokai.co.jp/detail.php?mnfct_id=taya sn=960 www.iwaishokai.com/product/node/749 ・チェーンジョイント ブリヂストン:F452003ブリヂストン チェーンジョイント TG1/8 F452003XXC P3257 「銀」 ・キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) オッフル チェーンジョイント単段伝動用 Y-2674「黒」 ・SAGISAKA(サギサカ) チェーンジョイント 10146「黒」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●チェーンカッター 【チェーン切り】カッターとあっても切断するのではなくピンを抜くために使う。 使用時には真っ直ぐピン先が当たるようにしないと ピンも工具もリンクも曲がる恐れがあるので要注意。 ◆1/8(シングル)チェーン兼用は意外に少ない 1/8専用の小型工具もあるが力を入れにくく使いにくい。 ───────────────────────────────── ・厚歯=1/8=シングル=変速なし対応 ・薄歯=3/32=7~10速対応とあっても、6速対応チェーンでも大抵使える ※11速対応は個々で異なるが考慮せず ───────────────────────────────── ●SAGISAKA(サギサカ) チェーン切工具 HG/UG兼用タイプ 30800 約1000円 ・1/8、3/32対応 ▲替えピン販売なし ●スーパーB チェーンカッター3360 約1000円 ・1/8チェーン、6/7/8/9/10速用 ▲替えピン販売なし ●グランジ チェーンカッター 約3000円 (東京サンエス扱い) www.yodobashi.com/0/pd/100000001001695632/ www.cycle-yoshida.com/sanesu/grunge/tool/9c_cutter_page.htm ysroad-ikebukuro.com/itemblog/2013/05/post-1098.html ・1/8、3/32対応 ・換えピン1個付 saas3.startialab.com/acti_books/1045173774/24361/index.html?pagecode=48 ◆替えピン販売あり 約350円 ●KMC チェーンカッター 約3000円 ・シングルから11速用まで対応 ・交換ピン1セット付き ▲換えピン販売なし ●スーパーB [SUPER B] ハンドルチェーンカッター 約3000円 ・3/32・3/16シングルチェーン、5~11速対応 約208g ▲換えピン販売なし ●TOPEAK オールスピード チェーンツール TOL38800 約3500円 www.cycle-yoshida.com/pc/syousai.php?MODE=0 SYOCODE=00635411 シングル用チェーンから12速多段用チェーンまで対応したマルチチェーンツール 同形品に見えるがシングル対応とは書いていない「tol31700」 www.topeak.jp/tool/tol31700.html 補修ピンあり www.topeak.jp/tool/rebuildkit.html ●Ice Toolz 「62B2」ガンメタ/黒/赤 1/2"×3/32"・1/2"×1/8"用 ・替えピン2本、ボール2個付属 約4000円 ▲替えピン販売なし 「62B3」ガンメタ/オレンジ 〃 JAN 4510676281345 www.icetoolz.com/ec99/ushop10074/GoodsDescr.asp?category_id=63 parent_id=50 prod_id=62B3 www.rinei-web.jp/product_detail/?cid=344 pid=3874 ・替えピン2本、ボール2個付属 約3000円 ▲替えピンは日本では購入不可? ●DAMSELFLY UNIVERSAL VERSION www.akiworld.co.jp/birzman/item-tool-damselfly_universal.html 厚歯、薄歯対応 約5500円 ▲替えピン販売なし [廃盤]●パークツール チェーンツール「CT-3.2」約6000円 www.hozan.co.jp/parktool/catalog/CT32.html ↓ [後継]●パークツール「CT-3.3」チェーンツール www.hozan.co.jp/corp/g/g17708/ ・1/8、3/32インチ対応 ◆交換ピンは約350円と安いので使用頻度が高いならメリットあり ◆チェーンツール CT-3.2 と CT-3.3 の違い faq.hozan.co.jp/support/faq/detail?site=ZAWBTM42 category=14 id=1754 CT-3.3への切り替わりの際、Sram RED eTap AXS 12Speed に対応 ●ホーザン チェーン切り「C-371」 約1万円 www.hozan.co.jp/cycle/catalog/C371.html www.hozan.co.jp/corp/g/g15371/ ・1/2-1/8、1/2-3/32 他対応 ◆C-371-1 替矢 約1300円 ●シマノ TL-CN34 チェーン切り「Y13098550」約1万円 ・6~11速対応 ・1/8チェーンにも対応 ▲Y13098551 スペアピン 10本 約3000円 ◆[チェーンカッター]TL-CN28は1/8(シングルチェーン)対応? www.rinei-web.jp/product_detail/?cid= pid=7065 シマノ6~11スピード(HG-EV/HG-X/HG/IG/UGチェーン)、1/2”×1/8”(CN-NX10)用 シマノカタログにはTL-CN28もTL-CN34も1/8(シングルチェーン)対応とは書いていない。 set.shimano.co.jp/bc_catalog/parts/#target/page_no=39 シマノで「イズミの1/8シングルチェーン」を扱っているのだから1/8対応かどうかくらい普通に書いてくれと言いたい。 ●ペドロス「トゥットチェーンツール」[102425] 約1.4万円 www.riteway-jp.com/pa/pedros/102425.html ・~11速用、3/32チェーン、1/8シングルチェーンも対応 ◆交換用:トゥットピン 2PCS 約1000円 【廃盤】●パークツール マスターメカニックチェーンツール「CT-4.3」約1万円 www.hozan.co.jp/parktool/catalog/CT43.html ・シングル、5~11speed用 ◆交換ピンセット約3000円 ●メーカー一覧 IZUMI www.izumichain.co.jp/product.html KMC mgc01.com/kmc/ シマノ [IZUMIを含む] set.shimano.co.jp/bc_catalog/ BBB www.riteway-jp.com/pa/bbb/product-category/チェーン/ TAYA(岩井商会扱い)www.iwaishokai.co.jp/list.php?mnfct_id=taya KCM(加賀工業)www.kcm.co.jp/product/motor/ ●東京サンエス扱い tsss.co.jp/web/sss_Vol26/「KMC・IZUMI・DIDの一部のみ」 ●リンエイ扱い「YBN・DID・KCM・(シマノも少々)」www.rinei-web.jp/products/?cid=33 lvl=3 ■ワイパーマン 2012年当時はカワムラサイクルサプライが代理店のようだったが、 2019年現在では(CB)あさひが代理店のようだ。 しかし値段のわりに未だにブランドページすらないという有様。 いくら商品が良くても販路も限られていて消費者としては迷惑な話。 そもそも廉価品がメインのあさひに高級パーツを並べて誰が喜ぶのかという。 情報参照しやすく販路の広がりも期待できるリンエイに扱って欲しい。 2019.06.30 KMC「Z8.3」追加 2019.06.09 ●要交換のチェーン 2019.02.24 ●チェーン伸びからくるチェーンケースからの異音 2019.02.03 ■バーズマン[birzman] Chain Wear Indicator2 2018.12.16 ●チェーンのゆるみと修理費用 2018.12.02 ▲防錆チェーンでもコマ部分は錆びる 2018.12.02 ●まともにチェーンのメンテすらしないという状況を覆すために 2018.11.11 ■ミッシングリンク等工具「シマノプロ クイックリンクツール」 2018.10.28 ●ワイパーマン CONNEX 808 CHAIN 各社6・7・8速対応チェーン 2018.10.28 ●【着脱の回数制限なし】ワイパーマン CONNEX 8SX link 8Sコネクトリンク 2018.09.30 ●ミッシングリンク部分の破損 2018.03.11 ●CN-HG71(6/7/8速用)が2018年5月から値上げ 2018.02.04 ●[着脱工具]バイクハンド マスターリンクツール YC-335CO 2018.02.04 ●[伸びチェック工具]BIKE HAND バイクハンド チェーンチェッカー YC-503 2018.01.21 ●チェーン外れの原因色々,他 2017.12.31 ●注油しすぎれば動きが悪くなる、▲防錆チェーンについて 2017.12.24 ●チェーンは早めに交換 2017.11.19 ●各社廉価チェーンの錆び進行具合の比較 2017.10.29 ●雨天走行後には注油 2017.09.16 ●【重要】チェーンは錆びたら交換 2017.09.10 ▲サビに強いが動きが硬くなる防錆チェーン(2) 2017.07.30 ■ミッシングリンク等工具「外すだけ」バイクハンド YC-335CO-S マスターリンクツール コンパクト 2017.03.26 ●TOPEAK オールスピード チェーンツール TOL38800 2016.12.11 ●チェーンの伸びはスプロケの摩耗に繋がる 2016.11.06 ▲動きが渋い防錆チェーン 2016.11.06 ●錆だらけのチェーンとラチェット不良 2016.10.16 ■チェーンカバー ●SUNNYWEEL・ユニバーサルチェーンガード(SW-CX111)他 2016.05.15 ●グランジ チェーンカッターの替えピン 2016.04.03 ●一般車にありがちなチェーンが外れてしまう原因と、「本当に基本的な話」 2016.03.06 ミッシングリンク等工具「野口商会 ミニリンクオープナー」 2016.01.31 リンク:HOZAN「P220」使い方、1/8用ミッシングリンク追加、微修正 2016.01.10 微修正のみ 2016.01.03 ミッシングリンク工具:HOZAN「P-220」追加 2015.12.05 内装・シングルスピード用一部修正追加 2015.11.15 KMC「日本代理店:マジックワン」のサイト開設「X8.99 NP」「X8EPT」追加 2015.11.15 スーパーBのチェーンカッター、イルミックのチェーンキーパーも追加 2015.10.25 シマノ シングル・内装用チェーン「CN-NX10」追加 2015.10.17 COLOURYのチェーンチェッカー追加 2015.10.03 微修正のみ 2015.09.27 ペドロスのチェーンカッター追加 2015.09.22 【新】チェーン伸び点検工具、【新】チェーン保持工具、[更新]ミッシングリンク工具 2015.07.30 微修正のみ 2015.07.02 アンプルピンでの注意点、シングル・内装用のチェーンクリップ(ジョイント)の向き 2015.04.16 チェーンカッター 2015.03.29 チェーンケースからの異音の対処部分の追加 2015.03.21 「1/8」「3/32」「5/64」の違い、taya製品を修正、シマノ「クイックリンク」、KCM追加 2015.02.21 ▲イマイチな防錆チェーン 2014.11.24 メンテ不足の実例 2014.10.31 メンテの必要性、チェーン引きの役割 2014.10.26 接続部品の種類 2014.10.18 UP
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/141.html
最終更新日:2024.1.28 更新●丸石トライアングルES[2024版] 2023.12.31 参考▲【12kg】TOTEM シティサイクル 24インチ「ETRTO 540 24×1-3/8」 〃 参考▲【14kg】TOTEM シティサイクル 24インチ(克里斯[クリス]24)「ETRTO 540 24×1-3/8」 〃 参考▲【15kg】TOTEM シティサイクル 26インチ(克里斯[クリス]26)「ETRTO 559 26×1.75」 2023.12.17 ◆【15.2kg】AVASTA「Astrid」約3.7万円 26×1.50(ETRTO 559[26HE]) ◆隠れた名車? 2022.12.11 ◆【約16.5kg】marie claire bike 「Avenue Junot」 700×35C(ETRTO 622)8.3万円(税込) (シナネン扱い) 〃 【復活】【14.7kg】丸石「トライアングル エス」TRC266M 26×1.50(ETRTO 559)、▲プルエイムは1.5万円値上げ… 2022.7.16 (価格確認:パスチャー、アルメイト等、一部車種の値上げ) 2022.5.15 ●BS「マークローザ7S」の値上げ 58000/57000円(税込)→66000円(税込)【2022.6.1~】 2022.2.13 【約13.9kg】▼KhodaaBloom(コーダーブルーム)[ホダカ]「Enaff 26」26×1.50【2.20追加】 2022.1.2 ◆丸石自転車「プルエイム」vs サカモトテクノ「アルメイト」徹底比較(追加:1.9 両立スタンド項目) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/141.html#PvsA ─────────────────────────────────────────────── このページでは「外装変速」で「17kg以下」の一般車(ママチャリ系)を掲載 ─────────────────────────────────────────────── ※分類上クロスバイク型の扱いはありますが、スポーツ自転車的なフレーム形状の車種は扱っていません。 (トップチュープが水平のような「ダイヤモンド形状のフレーム」) ■10~17kgの軽量な一般車 【条件】 ・トップチューブが斜め(もしくは無し)で、「後ろに荷物を積んでも乗りやすい」こと ・駆動効率重視で「外装変速のチェーン駆動」 ・前(ペダル側)変速なし ・両立(センター)スタンドが取り付け可 優先 ・泥除けがあること(オプション販売品込み) (リアキャリア取り付け必須) ───────────────────────────────────────────── (雑学情報としての超高額自転車や海外の状況を示す等での簡易紹介は除き) ◆「常識的に」海外販売流通品は非扱い 国内の輸入販売代理店(卸/問屋)が扱っていない品は、 個人輸入等で購入することは可能な車種であっても、 「補修部品が国内流通していない可能性」から、 初期不良時の対応や、返送手続きや送料等まで考慮すると 「最初から選択肢に含めるべきではない」という理由。 ───────────────────────────────────────────── 「(それほど重くない量の)買い物にも便利で移動も快適な自転車」 (適切な[変速調整も含む]メンテナンスも行い、軽快な走行感を得たい人向け) ◆変速の使い方(基本) 切り替えるタイミングとしては「減速時」が基本。 外装変速の場合、「停止後に変速操作をして切り替えるのは困難なので」 ある程度道路状況を「先読み」して切り替えるのがコツ。 そして特に「停止前」は(あとで楽に走り出すために)【ギアを"軽い方に"切り替えておく】こと。 ▼「それぞれのギアの役目」 重いギアから一切切り替えず常にガシガシ踏んで使うのは間違い。 一番重いギアは、左右に全く建物もないような見通しの良い長い直線道路で追い風のときに使うくらいで「本来はほぼ使わない」。 (下り坂で足を休めないように重いギアでスピードを出して漕ぎ続けると、ブレーキ時の空走距離が増すので危険!) 軽めの力でスイスイ進むことができるギアを選択するのが正解。 道路状況などに応じ、タイミングを見計らって「外装変速では漕ぎ続けながら」切り替え、最適なギアを選択すること。 最も軽いギアは基本的に「走り出し」に使う。他にも登坂時以外に、減速時や徐行や向かい風が強い場合など漕ぎが重いときに使う。 ★効果★「適切なギアを選択することで疲れにくく楽に進める」「ギア歯の偏摩耗を防いで長持ちする」 ◆チェーンへの注油を怠らないこと (雫が落ちるほどのベタベタな状態はNG。1コマづつ注油が原則。表面プレートは拭いておく) ●砂埃などが"目立つ前に"オイルを塗布したワイプオール等で小まめに拭いておくことが重要。 (普通のタオル等では繊維質が付着してしまう) ●チェーンクリーナーを使う際はタイヤ・リムなどに付着しないように注意。 ●酷い状態にならないように綺麗な状態に保っておくこと。 ●雨天後には水気を拭き取ってから、 「水置換のチェーン専用のオイル」(ワコーズのチェーンルブなど)を使うと良い。 ■一般車━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 軽快車・シティ車・シティコミューター・コミューター・アーバンなど。 ※正確に言えば「シティサイクル(=街乗り自転車)」の中にママチャリも含まれるとしても、 広く一般の人に街乗り自転車の代名詞として定着されてしまった呼び方ではないので ここでは「ママチャリ」をページタイトルに付しています。 ●値段だけで決めない 安い自転車は安い理由があるとして積極的に購入することをすすめない。 故障率の低さや長持ち度合いから結果的に得できると考えれば高くはないはず。 そして、割引率が低いとか定価販売であっても 「納車前整備」を具体的にどこまでやっているかをきちんと確かめてから店を決める。 店に届いた7部組を不具合も確認せずグリスアップもせず、雑に時間の短縮だけを得意とするような 漠然と組み立てて完成としている店は個人店・量販店関係なく避ける。 そういった店しか周囲に存在しない場合は、 店に(適正価格を調べた上で各所それぞれの工賃をケチらない前提で)細かい注文を逐一付けて、 それでも嫌な顔をせずやってくれそうな店を探すか、 自分で時間をかけて整備方法を理解した上で通販購入に踏み切るという手段を取るしかない。 「BB・ペダル軸・ステム・シートポスト・(ヘッドパーツ)」のグリスアップ有無を基準にする。 反対に、問題と思われる施行(チャイルドシート前後取り付けに対応していない車種に 前後ともチャイルドシートを取り付けて子供2人+大人1人の3人乗り前提の改造など)を受けるような店は避けるべきだろう。 (客の要望であっても、その組み付けが原因で事故が起こった場合に、 「店としては関係ない」という無責任なスタンスが垣間見えるのが理由) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 以前から注視してきたが評価されにくいジャンルのためか次々と消えてゆく傾向。 英式→米式チューブに交換するのはさほど難しくないほうでも、 ボスフリー→カセットは安易に交換できるとは言い切れない。 ユーザーから「ボスフリーは論外」という潮流が強まらない限りは、 ボスフリー車種を自助努力(作成依頼)でカセットハブに交換することになるが、 そんな状況が当たり前にならないように一般車系統にも普及するよう尽力しておきたい。 ◆ボスフリーは構造上【軸が弱い】 www.riteway-jp.com/itemblog/カテゴリー-14425/2017/11/_kamata カセットハブの方が幅が広いことが分かります。 つまり、玉押しの幅が違う=体重を支える幅が違う この幅が広い方が、重量をより安定して支えることができます。 ↓旧シマノFBにもあった情報の補完。 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/51.html#hub5 カセット化する場合でも様々な問題をクリアする必要があるため、 長く使うことを目的とするのであれば特に、値段を気にするよりも、 「最初からカセットスプロケ」の車種を選ぶことをオススメします。 ※このページで[★外8カセット★]と書いてある車種。 ●英式バルブのチューブは「米式バルブのチューブ」に交換推奨。 虫ゴムの劣化からの解放と空気圧の適正管理だけならだけならエアチェックアダプターでも良いが、 「米式バルブのチューブ」にすることで、バルブへのイタズラ防止だけでなく 部品を減らし故障リスクも減らしやすい。 →【米式チューブ一覧】 ※仏式チューブであれば、そのまま変更せずに使うことが望ましい。 米式バルブ(チューブ)に変更する場合は「リム交換」か「リム穴を削る(非推奨)」。 (口金の簡易変換ではガソリンスタンド等での空気入れが上手く噛みあわない不具合も報告されている) ◆基本的にライトは付属していないことが多い 中途半端な性能のライトが付属するくらいなら自分で買い揃えられるぶんむしろ得。 ◆両立スタンド搭載車種が少ないという問題 通常の両立スタンドでは一気に1.5kgほど重くなるのと 様々なフレームに合わせようとすると専用設計になってコストもかかるためかあまり使われない。 それでも、15kg付近の一般車メーカーのアルミ車種であれば、 アルミーユのようにアルミの両立スタンドを標準にすべきに思える。 他にもメンテ重視であれば600gほどの「センタースタンド」という方法もあるのだが、 無工夫ではチェーンステーへのダメージが気になるためか、 単に重要性に気付いていないのか使われることが少ない。 郊外に向けて遠距離走行用途ではなく、主に市街地周辺で使う場合は 倒れにくさ以外にも「駐輪場所の確保のためにも両立スタンドが欠かせない」という 「実用面」まで想定しているメーカーはほぼ居ないことが残念。 元々自転車利用者が少ない海外に企画設計全て任せているならまだしも、 企画そのものは日本から上げているのであれば、両立スタンドの軽視は問題。 「わざわざニッチな軽量S型系統の車種を選ぶくらいであれば、 色々自己責任の改造で取り付ければいいのでは?」という感覚なんだろうか。 ※当然のことだが、両立スタンドの有無とは無関係で、 【軽量自転車にチャイルドシートや過度に重量物を載せようと思わないこと】。 車種の選択肢がなかった大昔ならともかく、今では可搬性重視や子供乗せであれば 「前後が長く」「低重心」で「太幅タイヤ」が安定性には欠かせないことは知っておきたい。 ─────────────────────────────────── ★【10.6kg】ライトウェイ「pasture(パスチャー)」26×1.35 (ETRTO 559[26HE]) www.riteway-jp.com/bicycle/riteway/pasture 【パスチャー2020・2021・2022:仕様変更なし】 [★外8カセット★] [135mm] [M10] [アルミ] [前後Vブレーキ] 【前カゴ:(別売り)・荷台:(別売り) 】 ●GLOSS RED / グロスサクラレッド ●GLOSS BEIGE / グロスベージュ ●GLOSS DARK OLIVE / グロスダークオリーブ ●GLOSS NAVY / グロスネイビー 78320円(税込) 71280円[税込](64800円+税) ※2020年度は59800円+税だったので5000円の値上げ 380(145-160cm) 440(155-170cm) ※上限を記入していないメーカーも多いことからも、 適応身長は「あくまで目安」として考えたい。 ◆アルミフレーム ★ダブルウォールリム(ALEX DM-18) 559 ★スポーク材質:ステンレス(#14) ■FV=仏式バルブ ★前ハブ:SHIMANO HB-TX500 QR (100mm) ★後ハブ:SHIMANO FH-TX500 QR 135mm ※ナット留めにするのは比較的安価で楽。 ★スプロケ:SHIMANO CS-HG41 カセット (11-34T) ★ブレーキ:SHIMANO BR-T4000 Vブレーキ (★ブレーキレバー:SHIMANO BL-T4010) ★シフター:SHIMANO SL-M315 ★RD:SHIMANO ALTUS RD-M310 ★チェーン:(ニッケルメッキ仕様) ★アルミバルブキャップ 他メーカーでは軽視される細かいパーツにも気を使っているあたりも良い。 ■BB:SHIMANO UN26 (68-117.5mm)▲樹脂椀 シマノ製品とはいえ「樹脂椀」なので、耐久面で考えると金属椀のUN-300に交換しておきたいところか。 ■ステム:3D鍛造 アルミ合金 防錆ボルト ※ボルトがアルミで心配であればステム交換。 ■シートポスト:KALLOY アルミ合金 27.2mm径 300mm長 (27.2mm径は他メーカーの選択肢も多い) ▲片側スタンド(街中用途には不適) → 両立センタースタンド可(諸々の工夫は必要) ▲ペダル:wellgoは微妙なので「三ヶ島(MKS)」を。 ▲グリップ:「エルゴンGC1」はコストアップで難しいとしても、せめて「ボルト留め」にして欲しかった。 ▲RDハンガーは「別体」なので曲がった時に備えて購入しておきたい。 (最初から予備として付属していれば助かるのだが・・・) ▲タイヤ側面がカラー入り ▼559(26インチHE)は細めのタイヤ選択肢が少ないが・・・ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/68.html#35-559 交換する場合に絶対に同じ1.35でなければならない理由はないので、他のサイズを選択しても良い。 但し、サイズアップ時は泥除けなどの干渉に注意。 ▲泥除けは別売り ■(別売)泥除け「RITEWAY ダブルステーフルフェンダー」 www.riteway-jp.com/pa/365550.html www.riteway-jp.com/pa/shop/9888/ [品番:365552(黒)3600円+税 → 4950円(税込)] [品番:365553(銀)4100円+税 → 5500円(税込)] ■(別売)後荷台「RITEWAY オフセットリアキャリア」 www.riteway-jp.com/pa/020150.html www.riteway-jp.com/pa/shop/10025/ [品番:020150(黒)4900円+税 → 9900円(税込)] ※主にパニアバッグでの使用を想定 ↓ ▼よくある樹脂の後カゴ取り付けであれば他メーカー品から検討 www.gizaproducts.jp/products/carriers/top.html gizaproducts.jp/prd_cat/carrier/ ▼85点 (以下※点数はあくまで個人的な評価です) 2017版以前はジョイテックのハブでコストダウンしていたり、 2018,2019は大きめのサイズはトップチューブが水平に近いものに改悪されていたが、ようやく2020版で復活。 (リアキャリアの「上」に荷物を乗せた場合、トップチューブが斜めのほうが簡単にまたいで乗りやすい) 両立スタンド不備は惜しいが、値段から見て上記パーツ群を盛り込んでいるのは相当お買い得に見える。 全体としてはシマノパーツ満載で軽量S型では2020年現行品では最も優秀な車種と言っても過言ではないかもしれない。 互換性を心配する必要がない純正オプション品も充実しているので揃えやすい。 (両立センタースタンド・泥除け・リアキャリアを追加して+2.5kgになっても約13kg) ◆注意ポイントとしては 軽量型アルミフレームということを意識してあまり無茶な走行は避けるように心がけたいところ。 そしてアルミフォークのため、不注意でよく壁や高めの段差に衝突する人は、 (スチール系ではないので)フォークは曲がらず「ひび割れ→(最終的に)折れる」ということを覚悟しておく必要がある。 それが嫌なのであれば、適合するスチールフォークを探して交換、 もしくは最初からフォーク素材も「スチール系(ハイテン・クロモリ)」の車種のほうが良い。 ■パスチャー2020の掲載店 www.freewheel.jp/index.php?QBlog-20190822-1 www.freewheel.jp/index.php?QBlog-20200125-1 3196kintarou.com/sport/RITEWAY/2020/PASTURE.html (検索で出てくる車種情報は古くは2006年頃まであるが、仕様が異なるため確認時は注意) ■全国のRITEWAY(ライトウェイ)取扱店 www.riteway-jp.com/bicycle/riteway/store-info ━━━━━━━━━━ ◆タイヤは現状559だが、将来的には584(650B 27.5)に移行する可能性もあるのだろうか。 その前に700Cで【重要:S型フレームの】パスチャーを希望する。 ────────────────────────────────────── 【12.4kg】●ラレー「CLB-S」26×1.50 (ETRTO 559[26HE]) www.raleigh.jp/clb-s.html www.raleigh.jp/download.html www.raleigh.jp/pdf/2021_raleigh_catalog.pdf [★外8カセット★] [135mm] [M10] [クロモリ] [前後Vブレーキ] 【前カゴ:なし・荷台:なし 】 83600円(税込)←75900円[税込] ←74800円[税込](68000円+税)←65000円+税 ↑(2022年5月1日より価格改訂) www.raleigh.jp/webdir/18.html アラヤ(ラレー)2021版は軽量S型車種は 両立スタンド非搭載の「CLB-S」へグレードダウン。 ◆CLB-Sの両立センタースタンド「KS-RSM」対応可否 www.raleigh.jp/ks-rsm.html CLB-S 〇 ▲pdfカタログ14ページ【オプションパーツ適合表】は未修正(11.1現在) www.raleigh.jp/pdf/2021_raleigh_catalog.pdf ★実車の画像 【レッド:ダブルレッグセンタースタンド取り付け】 kurashicycle.jp/2021/10/24/raleigh_series/ 【グリーン】 toltcycle.com/2021/05/07/raleigh-raleighbikes-nara-clb/ ★重さ:12.4kg 本体色◆濃い赤、明るい緑 サイズ◆420 フレーム◆クロモリ フォーク◆ハイテン ヘッドセット◆TH-1150 (1インチ) BB◆シマノBB-UN101(シェル幅68mm 軸長122.5mm) ■樹脂椀 ハンドルバー◆アルミ 540mm ステム◆カロイ「KL-80」突き出し80mm 18度 高さ180mm クイルステム グリップ◆PVC ブラウン色 シフター◆シマノ「SL-RS45-RBA」★8速 ▲グリップシフター RD◆シマノ「ALTUS([直付] RD-M310:シルバー)」 (FD◆なし) クランクセット◆SAMOX「AF19-D44A-BG3」【44T】 (クランク長:170mm) スプロケ◆シマノ「CS-HG31 11-32T」★8速 チェーン◆シマノ「CN-HG40」 ペダル◆Wellgo「LU-962」アルミ ブレーキ◆シマノ「BR-R353」ミニVブレーキ ブレーキレバー◆テクトロ「TS-384A」3フィンガー 前ハブ◆シマノ「HB-TX500」32穴 OLD 100mm 後ハブ◆シマノ「FH-TX500」32穴 OLD 135mm スポーク◆#14 ステンレス リム◆SHINING RIMS「A-M6」26×1.50 32穴 ★ダブルウォールリム ▲英式バルブ www.shining-cycle.com/?q=product-type/atbmtbtrekking page=1 (559-16)475g ERD 534mm タイヤ◆CST「C-1698」26×1.50 ▲側面カラー入り サドル◆VELO シートポスト◆カロイ「SP-265」27.2mm径、長さ300mm ▲片側スタンド(街中用途には不適)→★両立センタースタンド交換可 泥除け★前後フルフェンダー ●気休め程度の上部チェーンガードあり ●適応身長(あくまで目安):154~164cm 【73点】 ラレー「TRM」26×1.50から中途半端にコストダウンした廉価品という印象。フレームカラーも微妙。 8速やダブルウォールリムは良いものの、 個人的には「タイヤ・チューブ・ペダル・グリップ・シフター」は即交換対象。 紛らわしいカタログ表記に惑わされたが両立センタースタンドの取り付けは可能。 しかし初期装備品ではないので前年度からは評価は下げざるを得ない。 ─────────────────────────────────── 【約13.9kg】▼KhodaaBloom[ホダカ]「Enaff 26」26×1.50(ETRTO 559) khodaa-bloom.com/bikes/enaf/enaf26/ ▼▼▼(2021年3月発売予定→)「2021年春以降発売予定」→2022年1月流通開始 64900円(税込) ← 61600円(税込)←44000円+税 →55000円(税込) ■車種記号 KB-21-012 ■サイズ:360mm(適応身長:145-165cm) ■重さ:約13.9kg(付属品含む) ■フレーム色:マットアイボリー(白色)、アッシュブルー(水色) ■フレーム素材:アルミ AL6061-EAST ■フォーク素材:スチール ■BB:スクエアテーパーBB 68mm-113mm 【◆カートリッジBB】 ■クランク:アルミ 45T 165mm チェーンガード付き ■チェーン:KMC Z51 ■RD:SHIMANO RD-FT35-SS 6S【正爪】 ■シフター:SHIMANO SL-RS36 6S ▲グリップ型シフター ■ギア:SHIMANO MF-TZ20 6S 14-28T(▲ボスフリー) ■ブレーキ本体:★SHIMANO BR-T4000(Vブレーキ) ■ブレーキレバー:TEKTRO ■ハンドルバー:アルミ 560mm φ25.4mm ■ハンドルステム:アルミ 60mm ■サドル:オリジナルサドル ■シートピラー:シートピラー アルミ φ27.2mm 350mm ■シートクランプ径:31.8mm ■ペダル:フラットペダル ■前ハブ:32H、OLD93mm、軸径5/16 ハブダイナモ 6V-0.8W ナット式 「中華Panasonic:NRH001」または「中華パナから社名変更:hapyson品番:YRH001」 hapyson.com/cycle/products/yrh001/index_jp.html (ハブダイナモ用ライト:NRS307) hapyson.com/cycle/products/nrs307/index_jp.html ★ハブダイナモの端子について kosunacycle.com/archives/5882 ■後ハブ:32H 130mm ナット式 (FormulaのFM-31-R?) ■リム:▲シングルウォール ■スポーク:前/後ともに#14 ◆ステンレス製 ■タイヤ:KENDA「K193」 26×1.5 黒▲側面茶色 ■チューブ:▲英式チューブ ■付属品:ベル、リフレクタ、フロントキャリア ■泥除け:スチール製 ■スタンド:▲片側スタンド 2020年は消えていたがまた復活という取扱が不安定な車種。 当初の予定から1年遅れでようやく流通開始を確認。 ハブダイナモ化や様々な値上げ要因から約1.2万円値上げ。 前カゴが必要であれば約2000円+工賃なので、実質1.5万円以上の値上げ。 それでも更に軽い車種よりは安い。 前カゴなしということもあり、2019年版の15.6kgより軽い約14kg。 適応身長が更に5cm低下(145-165cm)は目安なので気にしないとしても、 相変わらずのサイドスタンドが微妙。 純正オプションでカバーできていれば問題なかったが、設定なしは少々困る。 【65点】 ボスフリーより、「両立スタンド」を明確に提示できていないことを軽視しすぎている気がする。 軽さに関しては十分。オートライト化は個人的には微妙。 今後はパスチャー同様に700CのS型車種に期待。 ★タイヤが559(26インチHE)なので選択肢は多め。 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/68.html ※【幅:約37mm】~【幅:約40mm】あたりを参照 IRC「メトロ」、ビットリア「TOWNEE」、CSTタイヤ等、1本約2000円~(前後で4000円~)【工賃別】。 米式チューブ化する場合は前後で約2000円【工賃別】。 ※耐久重視であれば、重いがシュワルベ「マラソン&マラソンプラス」。 ※走行性特化であれば、「マラソンレーサー」、パナレーサー「リブモ」、サイズダウンで「コジャック」など。 ▼実車画像のあるサイト www.kohokutokyu-sc.com/shopblog/detail/?cd=006179 scd=000152 ysroad.co.jp/yokohama/2022/01/17/135104 www.ysroad.net/shopnews/detail.php?bid=590088 kosunacycle.com/archives/11376 www.cycle-eirin.com/blog/store/imadegawa/153882.html assist3.blog.fc2.com/blog-entry-1036.html samezu.seocycle.biz/2022/01/22/カメラを持って目黒川へ%E3%80%80コーダーブルーム%E3%80%80エ/ 安心して販売できる車種という見込みからか取扱掲載店が多い。 今の時代、「実店舗サイトへ車種画像を最低●枚以上掲載」で卸値割引とかあっても良いような気がする。 ────────────────────────────────────── 【14.7kg】丸石「トライアングルES(TRES266K)」 26×1.50(ETRTO 559) www.maruishi-cycle.com/2023/11/17/tres/ 43780円(税込) N14E(クールグレー)、BL22E(アクアブルー)、Y68E(イエローピスタチオ) 継続 ●アルミフレーム ★前ブレーキ:Wピポット ★後ブレーキ:Wピポット ・6段変速(防錆型ボスフリー) ★トリガー型シフター ・アルミドロヨケ ・アルミリム ・アルミクランク ◆タイヤ 26×1.50 ▲側面カラー ▲片側スタンド(街中用途には不適) (適応身長:146cm~) 後輪がハブブレーキではなく、キャリパーブレーキなので整備性が良い。 ◆仏式チューブ ▲基本的に「仏式→英式アダプターを付けて使うような人向けではない」ので要注意 ▼[重要]仏式チューブ運用が可能かどうか 「仏式にも対応している空気圧計付き空気入れ」を所有しているか、 持っていなければポンプを同時購入が出来て、 仏式バルブへの空気の入れ方を学ぶ意志がある人向け。 ※米式チューブが使えるリムへの交換という方法も費用をかければ一応できるが・・・ 少なくとも「▲リム穴を広げて無理やり英式チューブを使う用途の車種ではない」。 特に「変速を切り替えて使うことが考えにくい高齢者であれば"軽量な変速なし車種"」が 各社から販売されてるので、そちらを圧倒的にオススメします。(ハンドルバーが不満なら交換) ●カゴもなければ錠前やライトも付属していない 軽量重視車種の宿命とも言えるが、「追加できる予算を確保できる人向け」でもあるので、 「基本的には買うだけで済まそうと考える一般車ユーザー向けではない、"カスタム前提"」 ▲仏式チューブなのに、ボスフリーが解せない この組み合わせであれば「最低限7速カセット」か「基本的には8速カセット」であるべき車種。 値段最優先というわけでもなさそうなのに、なぜこうも妙に「ボスフリー信仰」を未だに続けるのか。 ↓ 恐らく「カセットスプロケの生産地が異なり部品流通コストの上乗せが必要のため」と予想できるが、 スポーツ自転車と一般車の中間を担う存在としての車種であれば、 そのぶんのコスト上乗せしてでても「スペックにこだわるべき」ではないだろうか。 反対に、安物自転車感覚のボスフリー搭載が優先であれば、 個人的には不要だが英式チューブのほうが好まれると思われるので、パーツ選択の方向性に疑問。 典型的ミヤタ車種のような中途半端感がある。 ●ディープリム・・・チューブはシュワルベの仏式ロング(60mm)「SV-EL13」など対応。 ※リング錠を取り付けたい場合は「リム組み換え」が基本? ↓ ●リム一覧のページ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/43.html 559(26HE)リム自体は珍しくないので組み換えハードルそのものは低い。 リム交換する場合は利便性重視で「米式穴のリム」+「米式チューブ」がオススメ。 ▼65点 仏式でボスフリーという意味不明な組み合わせだが、 S型フレームで「後ブレーキもキャリパー」という車種自体が珍しいので、 整備性重視であれば悪くはない。 カスタム素体として追加でリム組み換えなどをしても良さそうに思える。 【復活】【14.7kg】【2023版:TRC266M(トライアングル エス)】 26×1.50(ETRTO 559) www.maruishi-cycle.com/2022/11/28/trc266m/ オープン価格 (実売:約4.7万円) BL11E(エメラルドブルー) O51E(アプリコットオレンジ) Y68E(イエローピスタチオ) 継続 my.ebook5.net/maruishi/cycle/ タイヤが若干スリムになって復活。 【前カゴ:(別売り)・荷台:(別売り) 】 オープン価格 (実売:約4.7万円) BL11E(エメラルドブルー) O51E(アプリコットオレンジ) Y68E(イエローピスタチオ)継続 (2021.12.26) www.maruishi-cycle.com/2021/02/15/トライアングル-エス/ 実験的な意味しかなかった「ボスフリーで仏式バルブ」とかいう謎の組み合わせだっただけに 市場にも受け入れられなかったのはあるのだろうが、 これでまた外装17kg以下のラインナップが減った。 しかし、工場がまともに機能してたら継続してたのだろうか? それとも数年後650Bや700CでS型フレーム車種が出るのだろうか。 【2021版:TRC266Y】 ◆タイヤ 26×1.75 ▲側面カラー タイヤ規格は一般的な26インチWOではなく26インチHEの、 ステップクルーズにも使われている規格の太め幅タイヤ。 BL23E(ターコイズブルー) RD10E(バーミリオンレッド) Y68E(イエローピスタチオ) cs-shinwa.sblo.jp/article/188441248.html www.konscycle.com/blog/2021/04/25552/ samezu.seocycle.biz/2021/04/23/シンプルスタイル26インチサイクル%E3%80%80マルイシ/ todakouen.seocycle.biz/2021/02/27/丸石%E3%80%80トライアングル%E3%80%80エス/ ▼ボスフリーで前後キャリパーが共通の「TOKYOBIKE BISOU 26」が競合? (ハブやリムの銘柄はどちらも不明) 違いは・・・ 【丸石】 - 【TOKYOBIKE】 (6速・7速の段数自体の違いは、さほど考慮する必要はない) (TOKYOBIKEは防錆型ボスフリー7速に交換するなら、ハブごとカセットへの移行を考えたい) ▼比較項目 【丸石「トライアングル エス」】 【TOKYOBIKE「BISOU 26」】 ◆重さ 14.7kg 12.0kg ◆チューブ 仏式 英式 ◆フレーム材質 アルミ クロモリ ◆サイズ 1サイズのみ 2サイズ(S)(M) ◆タイヤ幅 47mm(1.75) 32mm(1.15) ◆価格 約4.7万円 約8.7万円 ◆泥除け 付属 別売5400円 ◆ハンドル ストレート プロムナード ◆両立スタンド化 不明 純正オプションあり ↑ ◆泥除けをステー込みで約700gとしても約2kgの差をどう見るか。 ◆英式→米式への変更は比較的容易 ◆「錆びにくいアルミ」か「破断しにくいクロモリ」か ◆値段に倍額近い差がある。 ◆画像を見る限り、恐らくトライアングルエスでも両立センタースタンドの取り付けはできそうに見える。 2022.12.11 まさかの復活掲載。1回廃盤にされると大抵はそのまま消えるので珍しい。 ────────────────────────────────────── ▼【14.8kg】●丸石自転車「プルエイム」27×1-3/8 (ETRTO 630[27WO]) my.ebook5.net/maruishi/cycle/ www.maruishi-cycle.com/2022/11/15/プルエイム-3/ 【2023版】65780円(59800円+税) 品番PMAP276Z 一気に1.5万円もの値上げへ・・・ SL01M(シャインシルバー) BL21M(インクブルー) H46E(グレイッシュミント) ↑ 【2022版】49280円(44800円+税) www.maruishi-cycle.com/2021/12/20/プルエイム-2/ (防錆のボスフリーに変更以外に目立った変更はなさそう) ●フレーム色 SL01M(シャインシルバー) BL21M(インクブルー) H64M(ブリティシュグリーン) ★14.8kg・・・一般車の中では比較的軽量 ▲外装6段・・・軸が弱いボスフリー ■ハブダイナモ ★前:ツーピボットキャリパーブレーキ ■後:ローラーブレーキ ■アルミフレーム ■アルミリム ■アルミブレーキレバー ■カートリッジBB ■シフター:SL-TX50-6R ■アルミシートポスト ■アルミハンドルバー ■アルミクランク ■樹脂ドロヨケ ■ワイヤー内蔵フレーム ■3年間盗難補償 ●ディンプル錠とあるが丸棒かどうかは不明 ●BAA・・・長期使用できるかどうかは初期整備と日々のメンテ次第 ▲片側スタンド(街中用途には不適)=「(他の自転車が多い)駐輪場で止めやすい」とは思えない ▲アルミカゴ・・・曲げ戻し不可 ▲書いていないが恐らくタイヤは「廉価品」、チューブは「英式」だろう。 ▲カセット化する場合は最低限として、 事前にフレームエンド幅を把握し適切なハブを選択することだが、 実際に取り付けてフレームに干渉するなどの問題から 最終的に取り付けを断念する覚悟も必要になる。 ▼51点 直接の比較候補はサカモトテクノ「アルメイト」になるが、 盗難補償がこちらでは明示されているのもポイント。 ▼【カスタム案】 ★スタンド → 「両立スタンド」は日常用途に於いては必須! (片側スタンドは場所をとって迷惑な上に風で非常に倒れやすい) ※ちなみにダブルレッグのスタンドは約600gだが、加工が必要かどうかなど現物合わせ ※子乗せ向けのような頑丈タイプではない)通常の両立スタンドでは約1.2kg ★前カゴ → 「樹脂カゴ」で、ある程度の曲がりに強い樹脂カゴに交換 ★グリップ → エルゴン ★ブレーキシュー → シマノR55C4 or パナソニックのサイレントシュー or BBBの青白シューなど ★チューブ → 自動車にも使われている信頼の高い規格「米式チューブ」で空気圧計測 (お試しで使う場合は初期装備と思われる英式にエアチェックアダプターで一時的な米式換装) ◆軽快感重視 → panaracer「パセラブラックス 27×1-1/8」(28mm幅) 【日本製】:1本単位 ◆耐久性重視 → panaracer「タフレックス 27×1-3/8」(37mm幅) 【日本製】[販路限定]:1本単位 リムを700Cに交換する場合は諸々のバランス重視で32C、クッション重視で35Cがオススメ。 ★車輪組み換え ・700Cのスポーツ自転車用ホイールに組み替えられるかどうかは【現物合わせ】 (少なくとも前輪は前フォーク軸受け幅が狭いので恐らく無理。後輪はフレーム干渉次第) ・一般車規格の軸径の前5/16,後3/8で「ハブ」交換がベター ・スポークはステンレス、ニップルは真鍮を指定 ★後輪 → FH-IM20ハブを使って「カセット軸&スプロケ」にグレードアップ (強度上昇とタイヤの選択肢を増やすために後輪だけ700Cのダブルウォールリムに交換してしまうのも有り) ★前輪 → 一般車向け5/16軸のノーマルハブで更なる軽量化 → ブロックダイナモ or バッテリーライト (前輪は700Cにしてしまうとブレーキシューの位置が異なるため初期装備品では届かなくなる可能性あり) (テクトロ900Aに交換しても届かないならオフセットブレーキシューの出番になるが、それでも無理なら諦めるしかない) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (カタログ外商品だった「プルーム」との微細な違いまでは分からないが、アルミパーツ多めで重量が同じ商品が通常カタログ入り) www.seocycle.co.jp/blog/20190330_1087736 ooizumigakuen.seocycle.biz/2019/07/22/ 【2021版】43800円[税込](39800円+税) www.millcool.jp/millcool/view_eBook.php?book_number=3410 pDirection= www.maruishi-cycle.com/2020/03/04/プルエイム/ (廃盤▲PN06P シェルピンク) ▽2021版実車画像 todakouen.seocycle.biz/2020/11/27/ ([納車前で仮止めなのか分からないが]ちょっと取り付け角度が微妙) haomicycle.shopinfo.jp/posts/11617221/ (本来はこちらにあるような位置) ↑↑↑ここまで10kg~15kg未満↑↑↑ ◆丸石自転車「プルエイム」vs サカモトテクノ「アルメイト」徹底比較 ※「プルエイム」は2024年1月時点で丸石サイトに未掲載。廃盤か一旦休止か分かりませんが まだ流通在庫があるようなので一応残しておきます。 ▼丸石自転車「プルエイム」 www.maruishi-cycle.com/2021/12/20/プルエイム-2/ www.maruishi-cycle.com/2022/11/15/プルエイム-3/ ▼サカモトテクノ「アルメイト」 www.sakamoto-techno.co.jp/cn3/cn15/pg192.html www.sakamoto-techno.co.jp/img/school/alumate_c.jpg [2024版]27-6ALVW-AMTR-AT www.cycle-yoshida.com/pc/syousai.php?MODE=0 SYOCODE=00662882 ▼共通項目 フレーム[材質] アルミ(ケーブル内蔵) 変速 外装6段:▲ボスフリー(★防錆形) 前ブレーキ ★アルミWピボットキャリパーブレーキ 後ブレーキ ローラーブレーキ(▲放熱フィンなし) ブレーキレバー アルミ ハンドルバー アルミ 前カゴ アルミ(▲曲げ戻し不可) ライト(前照灯) LEDオートライト カゴ下 BB カートリッジBB クランク アルミ リム アルミ チューブ ▲英式 タイヤ 27×1-3/8 スポーク本数 前後36本 BAA 有り 赤色反射板 ▲泥除け取付(交換しにくい) 項目 丸石自転車「プルエイム」 サカモトテクノ「アルメイト」 品番 PMAP276Z 27-6ALVW-AMTR-AT(2024版) 盗難補償 ★有り(3年間) ▲無し 重さ ★14.8kg 15.6kg 値段 【2023版】▲65780円(税込) ★54780円(税込) LEDオートライト カゴ下「一灯式」 カゴ下「二灯式」 フレーム形状 ダウンチューブ細め2本 ダウンチューブ太め1本 フレーム色 銀、紺、薄緑 黒、白、紺、カーキ、グレー 泥除け材質 樹脂 鉄製 チェーンカバー 樹脂 鉄製(フレーム同色塗装) シフター ◆トリガー型(グリップ選択肢 増) ▲グリップ型(グリップ選択肢 減) サークル錠 ◆ディンプルキー シリンダーキー 泥除けステー ステンレス? ステンレス ▲片側スタンド(材質) アルミ製 鉄製 別売:両立スタンド可否 可【正爪用両立スタンド/外装変速用】 純正品あり 【品番:W-2 27CP】昭和インダストリーズ製品? 適応身長目安 146cm~ 148cm~ 【総評】 大きな違いは「3年間盗難補償」と見て良さそう。 プルエイムが大幅値上げにより価格比較での優位性が消滅。 重さの差は「鉄製のスタンド&泥除け&チェーンカバー」と思われる。 フレーム形状とフレーム色は完全に好み次第。 「サークル錠」「シフター」は購入後でも交換は可能だが、 シフター交換は若干手間がかかるのでプルエイムのほうが有利。 ライトは灯数で気にしてもしょうがないのと、端子を確認の上で交換するのもあり。 ◆街中使用で片側スタンドは圧倒的に不便なので、購入時に即「両立スタンドへ交換」は必須! ※丸石のプルエイムも、一般車の正爪エンドなので、外装変速用の両立スタンドの取り付けは出来るようだ。 ◆昭和インダストリーズ www.showaind.co.jp/cp_products/w-2/ 【クロムメッキ:シルバー】 → 27型:W-2 27 CP ※サカモトテクノの純正オプションも同じ品番 【カチオンブラック】 → 27型:W-2 27 ED 「※素材はどちらも鉄製。ある程度重さが増えるのは已む無し」 ▼購入時にACA-2ではなく一気に米式チューブに交換する場合は、タイヤも交換推奨。 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/62.html ◆軽快感重視 → panaracer「パセラブラックス 27×1-1/8」(28mm幅) 【日本製】 ◆耐久性重視 → panaracer「タフレックス 27×1-3/8」(37mm幅) 【日本製】 ●チューブ:シュワルベ「AV(米式)-17番」(◆2本必要) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/50.html ●リムテープ:ゼファール「コットンリムテープ(13mm幅)」 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/27.html (1セットで2本ぶんあるので1セットでOK、厚巻きしたいなら2セット購入) ▼整備しにくさ等の理由からオートライトではないほうが良い場合 補修用の完組ホイールに交換するのは比較的安価(約3000円:工賃別)で簡単。 www.charishe.com/shop/shopdetail.html?brandcode=000000024728 www.amazon.co.jp/dp/B00HH2EKX2 (CBあさひではない)アサヒサイクル「アルミ27インチ フロントホイール XFT27」 (▲鉄スポーク・▲鉄ニップル) (※「★真鍮ニップル・★ステンレススポーク」で手組ホイールを依頼する場合 「"部品料金も別途必要"の工賃のみで」前後それぞれ約5000円~) ●ブロックダイナモライトにする場合:セパレート型 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/107.html ・パナソニック自転車「レギュラー」のブロックダイナモとリモコンレバーを実店舗から取寄せ ・「カゴ下取り付け可能なマグボーイ」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 参考紹介 ▲軽量ジャンルでもイマイチな車種 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ────────────────────────────────────────── ▲[11.9kg]一勝堂「ママチャリロード」700×28C(ETRTO 622) 兵庫の実店舗(自転車の一勝堂)でも、一応買えるようだが、 一般流通品ではなく、基本的にネット通販購入前提で、おすすめできない。 【個人的にはネット通販で自転車本体を買うことをお薦めしません】 ▼デメリット説明は別ページ↓ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/75.html#warning (クラウドファンディングからの重さ変更もあるので、改めてコンポ込み版の感想) store.shopping.yahoo.co.jp/isshoudou/yj-iss-mr001.html 約5万円 適応身長 約155cm~180cm(※165cm以上の方は別売りステムへの交換にて適応) ホイールサイズ 700C フレーム オリジナル専用設計700C 軽量アルミフレーム TT530mm FS430mm ハンドル オリジナルアルミドロップ W400mm クランプ径 25.4mm ステム アルミ 35mm 変速機 SHIMANO(シマノ) Tourney 14 Speed 変速レバー SHIMANO(シマノ) Tourney 14 Speed デュアルコントロールSTIレバー ブレーキ アルミキャリパーブレーキ クイックリリース式 ※補助ブレーキ付き ハブ クイックリリース式(前後) OLD [前 100mm][後:135mm] クランク アルミ 170mm 52/42T スプロケット SHIMANO(シマノ)ボスフリー TZ500-7 ホイール 700C アルミダブルウォール 40mm ディープリム タイヤ 700 x 28C(28-622) フレンチバルブ(仏式) 重量 約11.9kg(NET) 付属品 ペダル・反射板・簡易工具・取扱説明書 ●前後クイックハブ・・・生活用途で使う場合、「駐輪場での接触で緩む危険性」があるが、 これは「一応スポーツ用途」として考慮しないのだろう。 ●RDハンガー・・・ 別体のようだが、生産終了後に入手できる見込みはあるのだろうか・・・? 安物パーツを最初から考えていたのであれば、重くなっても(ハイテン)スチールのほうがマシ。 ●ディープリム・・・700Cならさほど心配する必要はないか。 ▲135mm・・・"ロード"なのにリアエンド135mm? ▲14speed・・・意味が分かっていれば、通常「2×7」と書く。 ▲Tourney・・・スポーツ自転車を気取るなら最低でもClarisを。 ▲ボスフリー・・・構造的な軸の弱さを無視しコスト重視。 ▼--点 「とりあえず形になっていればいい」という印象が強い。 「安物だらけ版」も売るとしても、パーツ全交換するなら最初からフレームセット買うだろうし、 (現状シマノ製品が供給不足という問題もあるが・・・) 「ハブ・ブレーキ・BB・RDなどを全てシマノ(Claris)」に統一していれば本気度が伺えたのだが、 ターニー版だけであれば、トータルでは「珍妙品」という感想。 ついでに・・・ ●ママチャリロードのフレームセットを宅配業者向けに思案? www.youtube.com/watch?v=d9AZS4U0C_A 「フレームセット売り」約2万円 item.rakuten.co.jp/isshoudou/zx-is-mr001frame/ www.qoo10.jp/gmkt.inc/goods/goods.aspx?goodscode=904549470 store.shopping.yahoo.co.jp/isshoudou/zx-is-mr001frame.html リアブレーキ取付穴の角度が甘く溶接されているとか、 BB位置が高すぎる。「ロード」なのにリアエンドが135mmという。 素体にするにしても、完全無塗装に2万円の価値があるのだろうかという・・・。 高身長であれば、最初から29erの一般車トラフィックベンティを軽量カスタムして使うほうが手っ取り早い。 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/177.html#tall そもそも、「軽量車種=走行性能重視」で体力消耗は抑えられるとしても、 用途が「荷物を運ぶ」わけで、「クッション性能を低くすることが適している」とは思えず。 それ以前に、軽量重視で後ろ荷物用途で、総額8万円以上払えるのであれば「パスチャー」を買えば済む話。 ↓ (オプション込み)9万円超も可能であれば、パナソニックの電動アシスト自転車「SW」もある。 ↓ 更なる積載安定重視での初期投資が可能ならば、 最初から自転車ではなく、普通に原付オートバイを使えば早いし絶対的に楽。 ※他にも、現状「各種S型軽量車種のメーカー在庫がない」としても、 それなりに軽いS型フレームの手頃な車種を見繕って、 あまり予算をかけずに「タイヤ・リム」を軽量にして「繋ぎ」に出来る。 ────────────────────────────────────────── ─────────────────────────────────── ▲【12.0kg】TOKYOBIKE「BISOU 26(ビズ)」26×1.15 (ETRTO 559[26HE]) tokyobike.com/product/tokyobike-bisou-26/ [▲外7ボスフリー] [135mm] [M10★] [クロモリ][前後キャリパー] 【前カゴ:なし・荷台:なし 】 74800円[税込](68000円+税)→79750円(税込)→86900円(税込)→84700円(税込) [2024.3.16更新]2000円値下げ程度なら両立スタンド仕様にでも変更したほうがマシ。 [2022.2.19更新]原材料高騰とはいえ、さすがに値上がり幅が度を越していてそろそろ擁護できない価格へ。 この価格でボスフリーは論外。 S(42cm) S(145~165cm) M(50cm) M(160cm~) ■泥除け[別売]5400円 ▲片側スタンド(街中用途には不適) ↓ ★両立センタースタンド交換可 「オープンダブルレッグスタンド」2800円+税→3630円(税込) tokyobike.com/product/opendoublelegstand/ ★メーカー純正リアキャリア tokyobike.com/product/wald-215/ ■クロモリ(スチール系)でRDハンガー手配の心配なし ▲英式バルブ(チューブ) 在庫状態も含む虫ゴム劣化速度から、基本的な空気圧管理を阻害する等の問題のある規格品。 ↓ 「米式バルブ(チューブ)+空気圧計(空気圧計付のポンプも含む)」を使うことで回避できる。 ▼米式チューブ一覧 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/50.html ▼空気圧計 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/112.html ▲スプロケ(ボスフリー) 7速用 14-34T (SHIMANO MF-TZ500-7S) tokyobike.com/product/tokyobike-gears/ ★軸径はM10のようだ。(クイック軸+ボスフリー) ▲側面カラー入りタイヤ タイヤ幅最大:26×1.50 (泥除け併用 26×1.25) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/68.html#32-559 ※インチではなく「32mm幅(以下)」のタイヤで確認したほうが確実で分かりやすい。 【日常用途であればパセラブラックスがオススメ】 ▼--点 今後改良版としてカセットスプロケ仕様への変更を期待したかったが・・・、 油圧ディスクブレーキでもなければ、カセットスプロケでもない車種で8.7万円は異常。 いくらなんでも値上がりしすぎて、さすがにもうコスパが良い車種とは言えない。(2022年2月) ●「トーキョーバイク」といえば、 全面的に「街乗り仕様に特化」のため、ガチガチの競技志向な店からは全く注目されない影響もあってか、 自転車店というより雑貨屋に近い店で扱っているイメージが強いので、購入後を考えて店選びは慎重に行いたい。 あとは勝手な思い込みで社名的に関西圏では避けられそうなイメージがあるが、 意外に?扱い店は少なくない。 ■直営店 tokyobike.com/our-store/ ■東京・大阪には直営のレンタルショップあり tokyobike.com/tokyobike-rentals/ ●Tokyo bike を試乗・購入できる店舗が福岡にも開店 tenjin.keizai.biz/headline/6960/ 店では展示と試乗の自転車を用意し、「トーキョーバイク」全モデルの試乗ができる 「20kg超え当たり前のママチャリ」との違いとして、 持ち上げたときと実際の走行時の重さの比較を是非とも試してみることをオススメ。 ●[東京(清澄白河)]旗艦店がオープン colocal.jp/news/142248.html 倉庫を改装して直営店とカフェと事務所が入る。 ■全国の取扱店 tokyobike.com/stockist/ 「トーキョーバイク」がレンタルバイク開始 1日1,500円 news.yahoo.co.jp/articles/ca4b6342079d9d3023867ba2d211e1e8afa7445a 少しでも販売数が伸びて、他メーカー(輸入代理店)に類を見ないほどの 尋常ではないペースで値上がりしてしまっている状況の 改善に繋がれば良いが、その前に「規格の見直し」も急務。 ─────────────────────────────────── ▲[12.1kg] ミヤタ「クォーツエクセルアルファ」 700×28C(ETRTO 622[700C]) 【2021年7月→9月→11月発売予定→12月:実際の流通確認】 www.miyatabike.com/miyata/lineup/quartz_xl/quartz_xl_alpha.html www.miyatabike.com/dbook/miyata_2021/book/#target/page_no=47 適応身長:150cm~ 車種略号:DQA771 65780円[税込](59800円+税) ←未発売 ↓[2021.11.21追記] 車種略号:DQA772 67100円[税込](本体価格 61,000円) 型番変更と値上げ。 車種名は「クォーツエクセル700C」で既存車種と区別しやすくしようとは思わなかったのだろうか。 軽量車種はスポーツ自転車ユーザーのクロスバイクとの比較も必要なわけで、 まともにスペック公開していないのも微妙。 ▼PFTフレーム(PETフルアルミフレーム) ▲ミヤタのPFTフレームについて plaza.rakuten.co.jp/ozepapa/diary/200709010000/ ▲ステンマックス報告書 www.hi-ho.ne.jp/basara/sutenmax.html 「現在では改善されていると思いたい」が、このような症例があったということは覚えておきたい。 ◆前後Vブレーキ ●カセットBB ◆アルミ「リム、ブレーキレバー」他 ※前フォークも「アルミ」 ◆ステンレス「スポーク」 ▲側面アメ色のタイヤ ▲英式チューブ ▲片側スタンド 外装7段の【修正】▲ボスフリー 【確定】RD-TY300(正爪) 肝心のRD爪取り付け場所は、一般車の外装変速車種と同じ形状の「フレームエンド」。 ↓ (参考画像:このような形状のフレームエンド) momomhf.doorblog.jp/archives/1672932.html (※ロードエンドでもストレートドロップエンドでもない) 実車ではRDが通常の一般車正爪RDの取り付け同様だったのは良しとしても、 以前と異なりボスフリーにスペックダウンしたのは カセットスプロケ自体の品不足も影響しているのだろうか。 前:軸径3/8 (ナット留め)、OLD 100mm ZK-201AF 後:軸径3/8 (ナット留め)、OLD 135mm ZK-202AR 前ハブが軸径5/16ではないようなので、探せば良質ハブで手組ホイールという選択肢もあるが、 そこまでする価値があるのかといえば微妙。 ▲そもそも詳細スペックが未記載という 値段的にも、扱い方にしても、一般車の延長線上で済む車種とは思えないが、 雑に素材紹介しかしていないような状態では・・・。 ▼--点 総合的に薦められるかといえば、やはり個人的にはまだ 「ミヤタのPETフレームへの疑念」が晴れないため、「イマイチ車種カテゴリ」からは脱せず。 その背景に、個人ではなく「店舗のサイト」で 「クオーツ(クォーツ)エクセル系の掲載が少ない」ということが 何かを物語っているように思えてならないのもある。 もし、後継機種として、「スチール系のハイテンやクロモリ」になり、 通常の溶接方法になるのであれば、薦めてみたくも使ってみたいとも思う。 (一応はフレーム内部を長期耐久性のある防錆液に浸すなどして防錆処理して欲しいのはあるが) 細かい見た目の出来や拘りの製法よりも「質実剛健で安全重視」のほうが良い。 ●ミヤタの謎なこだわり ちなみに「クオーツ」は別系統の呼び名として使われていて、 ミヤタ曰く「この車種の場合、ク"ォ"ーツ表記が正解」らしい。 しかし、そんな分かりにくい文字遊びより、シンプルに「700C」と付するほうが遥かに分かりやすく有益だろうに こういう妙な感覚も理解しかねる点でもあり・・・。 以前のミヤタプレミアムも含めて、どうにも「そうじゃないんだよなぁ」感が強い。 ▼2015年当時 26インチ(内装3段 or 変速なし) www.cycle-yoshida.com/pc/syousai.php?SYOCODE=00540007 クオーツ エクセル アルファ DQA6351 www.yodobashi.com/product/100000001002715965/ クオーツ エクセル アルファ DQA6051 www.yodobashi.com/product/100000001002715964/ 2013年当時は26インチS型フレームで一般車のフラグシップモデルだった。 「クオーツエクセルライト」 www.cycling-ex.com/2014/01/17_miyata_qel.html 26インチ・シングルスピードモデルで12.2kg、26インチ・3段変速モデルで12.7kg さらに遡り1999年には「クォーツエクセルα 9.9kg」が発売されていた。 www.miyatabike.com/130anniversary/ ─────────────────────────────────── ▲[12.4kg] ルイガノ「CITYROAM 8.0」26×1.50(ETRTO 559[26HE]) [CBあさひ扱い] www.louisgarneausports.com/cityroam8.0.html 「LGS-TR2」→「LGS-C8」→「CITYROAM 8.0」と名前が頻繁に変わる。 [★外7カセット] [OLD不明] [軸径不明] [アルミ] [前後Vブレーキ] 【前カゴ:なし・荷台:なし 】 [2024年3月確認]63800円(税込) [[2022年12月確認]75900円(税込)←2022年3月確認]63800円(税込)←53900円[税込] (370) 140~155cm (420) 150~165cm (470) 160~175cm ▲片側スタンド(街中用途には不適) ▲アルミフレームなのにRDはフレームに直付け?に見える (もしそうであればRD取り付け部分が歪めば廃車ほぼ確定) カセットハブの有効性を打ち消して余りある致命的なデメリット。 ▼--点 (アルミフレームに直付けRDのため評価なし) ついでに・・・ ■ルイガノのカナダの本社が倒産したようだがCBあさひには特に影響はなさそう。 bikenewsmag.com/2020/03/11/louis-garneau-in-quebec-filed-for-bankruptcy/ なおルイガノのカナダ本部が経営破綻しても、 アメリカや日本のルイガノにはあまり影響がないもよう。いわばライセンス商法やから。 よくある自動車メーカーの自転車のような「名義貸し」だから実質関係ないという。 ─────────────────────────────────── 参考【約13kg】▲KONA「coco」650×47B [27.5×1.75相当](650B) [ETRTO 584] www.konaworld.jp/coco.html ───────────────── ●2015版では12.8kg www.amazon.co.jp/dp/B073FGKFRH クロスバイク / 年式:2015年 / メーカー:Kona(コナ) / モデル名:Coco(ココ) / フレーム素材:アルミ / シートチューブ:520mm(実寸) / トップチューブ:(ホリゾンタル換算570)mm(実寸) / 重量:12.8kg / クランク:FSA TEMPO / 172.5mm / 変速レバー:SHIMANO SL-M390 / フロントディレイラー:- / リアディレイラー:SHIMANO ALIVIO / 9速 / ブレーキキャリパー:TEKTRO / ホイール:WTB / ステム:KONA / 70mm / ハンドル:KONA / 660mm / サドル:KONA ●2017版では12.39kg www.amazon.co.uk/dp/B071WN99RZ ─────────────────── 2022版▲105600円(税込) ←前年は94600円(税込) 2022版▲油圧ディスクブレーキ(Tektro HDM275 Hydraulic) ●「泥除けなし」 TOKYOBIKE「BISOU 26(ビズ)」は12.0kgで泥除けなし。 ライトウェイ「pasture(パスチャー)」も泥除けなしだが10.6kg。 ▲スペック表の650×47"C"表記問題 (記載に問題アリ:650×47Cとあるが571の太幅ではない) 「650C(ETRTO 571)」と勘違いする迷惑極わりない記述。 ※47Cの"C"を4.7"c"mの省略形のように誤って使っているタイヤメーカー自体の問題。 www.wtb.com/products/horizon 実際のタイヤ規格は650Cではなく、650×47B(650B×47)(ETRTO 584) ▼--点 ●廃業したアキコーポレーションから移管となったが 「エイアンドエフは自転車扱いが本業ではない」会社なので、 少なくとも10年くらいは自転車本体を買うに当たっては 対応に不安が残るので、どのみち薦めない。 ─────────────────────────────────── ▲【13.0kg】GIOS(ジオス)「LIEBE(リーベ)」26×1.50(ETRTO 559[26HE]) [ジョブサイクル扱い] www.job-cycles.com/gios/collection/detail/citycrossseries/liebe/ www.job-cycles.com/gios/collection/detail6.php?LIEBE-2 [▲外7ボスフリー] [135mm] [BC3/8] [アルミ][前後Vブレーキ] 【前カゴ:(ステー) ・荷台:- 】(400のみ) 46000円+税→46200円(税込)→50600円(税込)→53900円(税込)→56100円(税込) ※アルミフレームに変更がなければ「RDハンガー限界=廃棄」なので割高。 ■150~175cm ★泥除けあり ★チェーンカバー(半透明ピストル型) ◆フレーム色は「青・赤・白・薄茶色・水色」 ▲側面カラー入りタイヤ ▲片側スタンド(街中用途には不適) ▲ロゴの自己主張が強めで防犯面でイマイチのような気が。 (ノーブランド化の最終手段としては屋外向け塗料で上塗り?) ▲▲アルミフレームなのにRDはフレームに直付け RD取り付け部分が歪めば、ほぼ廃車確定。(アルミは曲げ戻しをすれば折れる) 「安いには理由がある」ということか。 ◆もし「RD部分だけスチール」のような工夫がされていればその限りではないが・・・。 mitsu-ri.net/articles/aluminum-Iron-welding 異種金属の溶接に費用をかけているなら安価で販売出来るとは思えず。 ▼--点 (アルミフレームに直付けRDのため評価なし) 改善策としてはフレーム形状そのままで「材質をハイテンにすればいいだけ」のような。 大幅なコストアップはかからないが重量がどの程度増すのかにもよって判断したい。 代理店側でRDハンガー部分を新たに設計→製造する必要も、RDハンガーを在庫し続ける必要もない。 ────────────────────────────────────────── 参考▲【12kg】TOTEM シティサイクル 24インチ「ETRTO 540 24×1-3/8」 item.rakuten.co.jp/kisei01/totemals/ ───────────────────────── ※通販で自転車購入は基本的にオススメしません。 ※通販は「各種工具」があり、「初期不良」も分かる「知識がある人向け」です。 ────────────────────────── 29800円(税込) スチールフレーム? ▲前後ディスクブレーキ(機械式) チューブ★米式(ゴム半覆われ軸) スタンド▲片側スタンド ・シフター:グリップシフター SHIMANO SF-RS35 6S ・RD:SHIMANO RD-TZ31 ・シートクランプ:クイックリリース型 ・タイヤ:CST CITY ・変速:▲ボスフリー7速 ・チェーンケース:ピストル型 ・前カゴなし・●前カゴ金具あり ・リアキャリア:あり ・後ろ反射板▲泥除けに付属(交換しにくい) ・前後泥除け●あり 適正身長:140cm~165cm▲低め ★初期搭載で「米式チューブ」は素晴らしいが ▲▲▲ディスクブレーキは雑多な自転車店での整備性の問題で難あり ────────────────────────────────────── 参考▲【14kg】TOTEM シティサイクル 24インチ(克里斯[クリス]24)「ETRTO 540 24×1-3/8」 参考▲【15kg】TOTEM シティサイクル 26インチ(克里斯[クリス]26)「ETRTO 559 26×1.75」 (TOTEM SHIMANO制6段変速 シティサイクル 24~26インチ ママチャリ) item.rakuten.co.jp/kisei01/totemkls/ 24 www.totemcycling.com/product/98.html 26 www.totemcycling.com/product/95.html ───────────────────────── ※通販で自転車購入は基本的にオススメしません。 ※通販は「各種工具」があり、「初期不良」も分かる「知識がある人向け」です。 ────────────────────────── 35800円(税込) アルミフレーム(6061 T6)[発明特許コード:ZL 2013 1 0519910.6] ブレーキ:◆前後Vブレーキ チューブ★米式(ゴム半覆われ軸) スタンド▲片側スタンド ブレーキレバー:◆アルミ ステム:◆アルミ ハンドルバー:◆アルミ リム:アルミ36H ・シートクランプ:クイックリリース型 ・タイヤ:不明 ・シフター:グリップシフター SHIMANO SF-RS35 6S ・チェーンリング:42T ・変速:▲ボスフリー6速 ・RD:SHIMANO RD-TY21(●直付け→▲▲▲RDハンガー別体なので入手性の問題あり) ・チェーンケース:ピストル型 ・前カゴあり ・リアキャリア:あり ・後ろ反射板▲泥除けに付属(交換しにくい) ・前後泥除け●ありだが・・・(▲画像を見る限り、後ろ泥除けが歪んでいる問題あり) 24インチ約12kg 26インチ約13kg 24インチ145cm~165cm 26インチ150cm~170cm ★初期搭載で「米式チューブ」は素晴らしいが ▲▲▲RDハンガー入手性の問題で難あり ────────────────────────────────────── ▲【14.5kg】エレクトラ「TOWNIE ORIGINAL 7D EQ (STEP THRU)」26×2.00(ETRTO 559) (electra.trekbikes.com/us/en_US/bikes/electra-bikes/townie/townie-original-7d-eq-step-thru/p/28073/) 適応身長(参考):150~183cm www.electrabike-jp.com/townie-original7DEQ-stepthru.html フレーム◆IGHTWEIGHT 6061-T6 ALUMINUM FRAME [蛍光黄、淡い緑、水色、明るめの青、濃いピンク系、黒、紫] 68200円(税込) ←63800円[税込] RD◆SHIMANO TX-35 7-SPEED ボスフリー▲W/MEGARANGE GEARING シフター◆SHIMANO REVO TWIST SHIFTER →グリップの選択肢UPで「SL-M315-7R」。[予備:SL-TX50-7R] チェーンリング(歯数)◆FORGED ALLOY CRANKSET W/44T CHAINRING DUAL GUARDS ブレーキ◆ALLOY LINER-PULL BRAKES:前後Vブレーキ →タイオガの舟を使ってBBBの青白シューや3色シューへ。 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/161.html リム◆DOUBLE-WALL ALLOY RIMS:アルミ・★ダブルウォールリム タイヤ◆26x2.0 SEMI-SLICK STREET TIRES:シュワルベ「ビッグアップル」50-559(ETRTO 559)26インチHE 前ハブ◆HUB DYNAMO POWERED SPANNINGA:ハブダイナモ ライト◆FRONT AND REAR LED LIGHTS:前後LEDライト 泥除け◆PAINTED ALLOY FENDERS:塗装アルミ泥除け バルブ★米式(チューブ) ▲片側スタンド(街中用途には不適) ◆両立スタンドの可否について item.rakuten.co.jp/lanai-makai/rainbow-double-reg-center-stand/ 【アジャスター式Wレッグセンタースタンド】 【レインボーダブルレッグセンタースタンド】 商品番号 RAINBOW DOUBLE REG CENTER STAND 対応ホイール径 : 24~29インチ 対応タイヤ幅:3.0インチ迄 ※3.5インチ以上のファットタイヤは干渉します。 重量:約850g 同じ代理店(レインボー)から出ている商品なので大丈夫のはずだが、 「7Dの純正品としては用意されていない」ので、現物合わせ。 「通学にも使える」と銘打っているであれば、 「日本版独自に純正で両立センタースタンドをオプション品で用意してもらいたい。 (タイヤが太いぶん左右のチェーンステー距離がワイドとはいえ 同系統の「GIZA(マルイ)ダブルレッグセンタースタンド」でも工夫すれば取り付けられる?) gizaproducts.jp/products/stands/ksc00900.html ▼--点 ボスフリーは頂けないが、標準で(軸長が短いのは気になるが)米式チューブ、タイヤでシュワルベが初期搭載だが、 両立スタンドは駐輪場のことを思えば最初から標準搭載にして欲しい。 ▲一応、軽量車種なので掲載は残しておきますが、あまりオススメしません。 ▲代理店の対応に少々難あり = 購入後のサポート体制への不安 (ミヤタにも近いが、どちらかといえばシンコーと似たような問題) ※具体的な内容は避けますが、「個人的には」信頼できそうにないと判断。 もっと深刻な状況になる前に気付かせてくれたので、"ある意味"助かりました。 ────────────────────────────────────── 参考:【13.3kg】▼marin「larkspur SE」27.5×2.35(ETRTO 584[650B]) marinbikesjapan.com/23cross-bikes/larkspur-se/ 95700円(税込) フレーム◆クロモリ Frame Series 2 Butted CrMo, 27.5” Wheels, Mixte Low-Step, Integrated Headset, Disc Brake, Kickstand Mount, Fender and Rack Mounts 前フォーク◆クロモリ Fork CrMo Steel, Curved Blade, Disc Specific, Fender and Rack Eyelets リム★アルミ・ダブルウォールリム Marin Aluminum Double Wall, 25mmDisc Specific スポークニップル★ステンレス 14g Stainless Steel タイヤ◆VEE TIRE CO. Speedster, 27.5×2.35 (650B) →交換タイヤ:シュワルベ「スーパーモト」27.5×2.40、タイオガ「FS100」27.5×2.30 など。 前後ハブ◆アルミ・32H Forged Aluminum Alloy, 32H 変速段数◆8段変速「シマノ」 シフトレバー●Shimao SL-315 スプロケ●Shimano CS-HG31 Altus 8-Speed, 11-32T RD●Shimano RD-M310 Altus8s ブレーキ種類:▲油圧ディスクブレーキ (※まともに整備できる店が限られるので要注意!) 前ブレーキ:Tektro HD-M275 Hydraulic, ?180mm Rotor 後ブレーキ:Tektro HD-M275 Hydraulic, ?160mm Rotor クランク◆アルミ・42T Forged Alloy w/ 42T Steel Narrow/Wide Chainring BB◆四角軸のカートリッジBB Sealed Cartridge Bearing, Square Taper 68/122.5mm チェーン◆KMC Z8.3 ハンドルバー◆アルミ Marin Alloy Sweeper ステム◆アルミ Marin Alloy, 31.8mm Clamp ヘッドセット◆FSA Orbit CE No.8B シートポスト◆アルミ Marin Alloy, 27.2mm 適正身長(参考) S(適正身長 152~163cm) M(適正身長 163~173cm) L(適正身長 173~180cm) ※仏式チューブ ▲片側スタンド(街中用途には不適) ◆両立スタンド可否は・・・ www.cycle-eirin.com/blog/brand_info/marin/161233.html 隙間だけ見ると恐らくGIZAダブルレッグセンタースタンドの取り付けはできるはずだが加工は必要かもしれない。 ◆リアキャリアと泥除け ダボ穴があるのでリアキャリアは付けられると思うが、フル泥除けは「タイヤのサイズダウンが必須」。 タイヤ変更から、この本体価格で更にオプション装備品を買い揃えるとなると、さすがに割高感が否めない。 ▼--点 「用途不一致の限界」 タイヤは太くても走行性能はスポーツ自転車としてそれなりに高いだろうというのは何となく理解できても、 非電アシで10万円目前の値段では生活自転車ユーザー向けとして薦めるのは厳しい。 そして「油圧ディスクブレーキ」という問題。 (「近隣に"本当に"腕の良い店があるのであれば」問題ないかもしれないが・・・) やはり、街乗り用としては「Vブレーキかキャリパーブレーキ仕様」が欲しいところ。 参考:▼【14.5kg】marin「larkspur 1」27.5×2.35(ETRTO 584[650B]) ※重さ実測値(www.cycle-eirin.com/blog/brand_info/marin/161233.html) チェーン●KMC X10 スプロケ◆SunRace 10-Speed, 11-51T Forged Alloy Crank, Steel Narrow Wide 38T Chainring Vee Tire, GPVee, 27.5×2.35″, Wire Bead, Puncture Protection, Mixed Terrain Ready 変速段数◆10段変速(マイクロシフト) MicroSHIFT Advent X 10-Speed Wide Range 更に、10速という必然性のなさから来るチェーンの耐久性が下がってしまうのがマイナス。 marinbikesjapan.com/cross-bikes/22larkspur-1/ 93500円[税込] ─────────────────────────────────── 参考:【約15.6kg】●cannondale「Adventure1」27.5×2.00(650B)[ETRTO 584] (重さ確認済み) www.cannondale.com/ja-jp/bikes/active/fitness/adventure/adventure-1-c32201u 90200円[税込?] BB◆四角軸 チェーン◆KMC「X8」 クランク◆Prowheel, 38T 後スプロケ◆microSHIFT 12-42T, 8速 RD◆microSHIFT「Acolyte」 シフター◆microSHIFT「Acolyte8速」 前フォーク▲サスペンション付き Suntour NEX-E25, 50mm travel, coil , custom crown, 1 1/8" steerer フレーム◆アルミ SmartForm C3 Alloy, SAVE, low-step thru, tapered head tube, Straightshot hidden cable routing, disc brakes, rack/fender mounts ヘッドパーツ◆Semi-Integrated, Tapered, 1-1/2"-1-1/8" 前後タイヤ◆Goodyear「Transit Tour, 27.5 x 2.0」(650B) 前ハブ◆Formula DC-1420, QR 後ハブ◆Formula DC-1422, QR リム◆ダブルウォールリム 32H Cannondale Disc, double wall w/eyelet, 32h スポーク◆ステンレス #14 Stainless steel, 14g ブレーキレバー◆テクトロの油圧用 Tektro hydraulic disc ブレーキ▲テクトロM275油圧ディスク Tektro M275 hydraulic disc, 160/160mm rotors グリップ◆Cannondale Dual-Density ハンドルバー◆6061アルミ Cannondale Riser, 6061 Alloy, 60mm rise, 15° back, 685mm サドル◆Cannondale Ergo Comfort シートポスト◆Suspension, 27.2 x 300mm ステム◆可変ステム Promax A-headset Adjustable, 31.8 ▲片側スタンド(街中用途には不適) 適応身長の目安:149~167cm ▼--点 ▲泥除けなし、▲片側スタンドは他でも似たような状態なのでともかく、 値段が9万円超えというのもあるが、 それ以上に、「▲そもそもこの前サス付きフォークの整備が可能かどうか」 「▲油圧ディスクブレーキの整備費用」を、 しっかりと理解できている人以外には到底薦められない車種。 ※コンポーネントがシマノではなくマイクロシフトになっているのは 2021年現在のシマノ側の供給体制の問題で 今後生産体制が整えばシマノに置き換わると思われる。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (最初から泥除け・リアキャリア付き車種)17.6kg●Adventure EQ www.cannondale.com/ja-jp/bikes/active/fitness/adventure/adventure-eq こちらも▲油圧ディスクブレーキなので注意。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ─────────────────────────────────── 参考:【約15.2kg】●cannondale「Adventure2」27.5×2.00(650B)[ETRTO 584] (重さ確認済み) www.cannondale.com/ja-jp/bikes/active/fitness/adventure/adventure-2-c32301u 68200円 → 77000円[税込?] BB◆四角軸 チェーン◆KMC「Z7」 クランク◆Prowheel, 38T 後スプロケ◆Sunrace, 11-34T, 7速 RD◆microSHIFT「M26S」 シフター◆microSHIFT「MS25」7速 前フォーク▲サスペンション付き Suntour NEX-E25, 50mm travel, coil , custom crown, 1 1/8" steerer フレーム◆アルミ SmartForm C3 Alloy, SAVE, low-step thru, tapered head tube, Straightshot hidden cable routing, disc brakes, rack/fender mounts ヘッドパーツ◆Semi-Integrated, Tapered, 1-1/2"-1-1/8" 前後タイヤ◆Goodyear「Transit Tour, 27.5 x 2.0」(650B) 前ハブ◆Formula DC-1420, QR 後ハブ◆Formula DC-27A, QR リム◆ダブルウォールリム 32H Cannondale Disc, double wall w/eyelet, 32h スポーク◆ステンレス #14 Stainless steel, 14g ブレーキレバー◆Tektro 4 finger ブレーキ▲テクトロ機械式ディスクブレーキ Tektro Mechanical Disc, 160/160mm rotors グリップ◆Cannondale Dual-Density ハンドルバー◆6061アルミ Cannondale Riser, 6061 Alloy, 60mm rise, 15° back, 685mm サドル◆Cannondale Ergo Comfort シートポスト◆Suspension, 27.2 x 300mm ステム◆6061 Alloy, 31.8, 8° ▲片側スタンド(街中用途には不適) 適応身長の目安:149~167cm ★実車画像 ysroad.co.jp/hiroshima/2021/09/05/127709 この形状であればダブルレッグセンタースタンドへの交換は容易と思われる。 ▼--点 ▲泥除けなし、▲片側スタンドは他でも似たような状態なのでともかく、 それ以上に、「▲そもそもこの前サス付きフォークの整備が可能かどうか」 「▲機械式のディスクブレーキのシビアな調整と整備頻度」を、 しっかりと理解できている人以外には到底薦められない車種。 ─────────────────────────────────── 参考●【16.7kg】27型ディバイド 外装6段 (ETRTO 630[27WO]) 2019.06.13~ 49800円(税込) → 54800円(税込) →59800円(税込)[2022.7月] www.olympic-corp.co.jp/cycle/original_bike#freepower cycleolympic.jp/products/divide ・外装6段 ・前カゴあり ・[耐パンク]タイヤ27(ETRTO 630) ・ハブダイナモライト ・アルミフレーム ・防錆型ボスフリー ・防錆チェーン? ▲前ブレーキ:シングルピボットキャリパー ●後ブレーキ:ローラーブレーキ ▲英式バルブ ▲フリーパワー 前 フリーパワー(36T) [ FG1- M36PP ] / 後 外装6段(14T-28T) ▲片側スタンド(街中用途には不適) ↓ 【交換案】 外す:フリーパワー・ハブダイナモ・英式チューブ・シングルピボットキャリパー・片側スタンド 付ける:普通のチェーンリング付きクランク・LEDブロックダイナモ・米式チューブ・ダブルピボットキャリパー・両立スタンド グリップシフターもトリガー型シフターに交換してグリップも通常サイズに変更したいところ。 ▼--点(20点以下) 改良型への素体にするにしてもフリーパワーが付属するのもあって「無駄に値段が高い」印象しかない。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼以下15kg~17kgまで ─────────────────────────────────── ◆【15.2kg】AVASTA「Astrid」約3.7万円 26×1.50(ETRTO 559[26HE]) ───────────────────────────── 【個人的にはネット通販で自転車本体を買うことをお薦めしません】 ▼デメリット説明は別ページ↓ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/75.html#warning ───────────────────────────── ◆隠れた名車? 以前サイクルヨーロッパに掲載のあったプジョーの「ルシック」っぽい作り。 何気なく調べてみると底知れない実力を持ち合わせてそうな隠れた名車の予感。 www.amazon.co.jp/dp/B0BWMQ9RYX/ 車種名くらい載せて欲しいものだが… ※動画のような「▲貧弱な工具」では必要トルクに達していない可能性大! 日本代理店サイト(memocycle)は現在更新停止中により掲載なし avastabikes-jp.com/collections/city-bike 海外本国サイトで車種名は「Astrid」と分かる(同一車種) avastabikes.com/products/ba5202 ※海外サイトでの重さ「13kgは誤記」であり15.2kgが正解と確認済み。 それでも雑多な一般車からすれば十分に軽い。 ◆素材:ハンテンスチール ★RDハンガー折れを心配する必要がないのが良い。 そして「★シートチューブに絞りがない」ので 値段の割に意外とまともな自転車かもしれない。 ◆ブレーキ:前後キャリパーブレーキ 「◆クイッリリースレバー式」整備重視で開放しやすいダイアコンペ「BRS202」同等の機構。 ノーメンテであれば壊れやすくなる箇所になってしまうとはいえるが、 単品では「テクトロ品でも約5000円(前後で1万円)」なので地味ながら豪華仕様。 しかも「◆枕頭ナット」でフォーク強度の担保も? この装備だけ見れば到底安物自転車とは呼べない。 それゆえにボスフリーが余りにも残念な仕様。 ◆ブレーキレバー:アルミ 安物の樹脂レバーにあらず。 ◆タイヤ:26×1.50(HE) 小汚くなる白ではなく黒タイヤを選んでおきたいが ETRTO 559且つ選択肢の多いボリュームゾーンなので何も気にせず即変更もあり。 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/68.html ★バルブ:「米式」最初からきっちり空気圧管理可能! 「空気圧計付ポンプがなければセットで購入」を強くオススメします。 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/46.html#RP ※米式→英式変換や英式チューブでの運用は考えないこと。 ●チェーンケースは上側だけなので状態確認と注油に便利。 ●前カゴ用の穴は前フォークにあるのでカゴステー等追加で取り付け。 ●ライト:電池式 ブロックダイナモを取り付けられるステーは存在しないので後付は難しい。 ということは必然的に ・VOLT800のような明るいバッテリーライト もしくは ・ハブダイナモの追加 が必要でも「元が3.7万円という安さ」なので 1万円以上追加になったとしても必要経費で済む。 ●シートクランプ:クイック型→ボルト留め型に変更することを推奨。 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/26.html ▲スタンド:センタースタンドは片側スタンドだが →★ダブルレッグへの変更は簡単そうな構造 ▲ボスフリー これが「8速」ならほぼ完璧だったがさすがに酷か。 ▲グリップシフターはグリップの選択肢が減るのでトリガー型へ変更を推奨。 【細かい工作精度の有無は分からないのでそれを無視すれば】 正直70点は超える点数をつけて良いほど。 最初から「★ダブルレッグスタンド」で「★カセットスプロケ(8速)」 ライトは「ハブダイナモ」か「付属なし」を2択できるようにして 反対にタイヤは黒だけの仕様で販売したほうが売れそう。 よくある構造的に弱く脆く不具合の最たる原因となる▲折りたたみ自転車 +▲柔いグニャグニャ前フォーク に不具合を起こしにくいように ▲ペラッペラのド貧弱シングルピボットブレーキを搭載しているような 安物自転車とは全く比較にならない。僅か+1.5万円で実際には何倍もの差がある。 このくらいの仕様を「5万円前後」の軽量な一般車として 国内の大手でも扱って欲しい。 「ママチャリは重い」とか思い込んでる大衆には 電アシほどではないにしても「相当軽い」と思ってもらえるはず。 新家はこのメーカーを新規で扱うべきだったのでは…? もしくはホダカあたり。 但し、完全ノーメンテで使うとか、積載重視の車種ではないので 勝手に子供乗せにするような使われ方をされてしまうとリスクが大きく、 「▲最初から前カゴついてない」とか 電アシを見れば一目瞭然で今やマイノリティ派の 「▲フルカバーチェーケース絶対」とか 「▲後輪軸のスタンドじゃないと嫌だ」とか 未だに「▲偏狭すぎる古臭い価値観」に捉われて迎合している 多くの代理店では扱いたくても扱えないか。 個人的には「★改良素体として大いにアリ!」でも 自転車店に持ち込んで整備してもらうことが前提であれば 「工賃をきっちり払えば歓迎してくれる店」を 「事前に相談の上で」自転車店に納車前整備を任せる形で 直接配送してもらうのが良いかもしれない。 下手に自分で組み付けて移動するのはおすすめしません。 特に「搭載ブレーキの詳しい種別」の意味と価値の違い (ダブルピボット+クイック+枕頭ナット)が まるで理解できないような自転車店での整備だけは 単に通販車種を持ち込まれたとしか見られず雑処理される可能性大のため 避けたほうがいいです。 最低でも、スポーツ自転車"も"一般車"も"両方扱う店から探しましょう。 (とりあえず、変なクランクを扱うところとか、緑の液体詰めるようなところは論外で) もし固着防止処理でアンチシーズコンパウンド等を店が持ってなければ 店が納車前整備される前にケミカル持ち込みで依頼するのも良いでしょう。 ─────────────────────────────────── ▼【15.6kg】サカモトテクノ「アルメイト」27×1-3/8(ETRTO 630[27WO]) www.sakamoto-techno.co.jp/cn3/cn15/pg192.html www.sakamoto-techno.co.jp/img/school/alumate_c.jpg (実車画像) blog.goo.ne.jp/cyclehouse-tomo/e/bddda0f9b85669d986b29d1beae09210 [▲外6ボスフリー] [OLD不明] [軸径不明] [アルミ] [前キャリパー後ローラーブレーキ] 【前カゴ:あり・荷台:なし】 37800円+税(41580円税込)→ 42680円[税込] →47300円(税込)[2022年5月] →51700円(税込)[2022年7月]→54780円(税込) [2023年3月確認] www.cycle-yoshida.com/pc/syousai.php?MODE=0 SYOCODE=00662882 ■品番:27-6ALVW-AMTR-AT(2024版) 27-6ALVW-WPANI AT ■フレーム色:ジュエルブルー(紺)、ブラック、ホワイト、マットカーキ、(2024新)マッハブラック ラベンダー(薄紫)、アクアグリーン(薄緑) (サカモトアルメイト限定カラー:銀[ポリッシュ]) todakouen.seocycle.biz/2021/02/19/サカモトテクノ%E3%80%80アルメイト%E3%80%80限定カラー%E3%80%80ポリ/ ●適正身長目安:148cm~ ★泥除けあり ★カートリッジBB ★RDは正爪(RDハンガーの心配なし) ■オートライト ★前:ツーピボットキャリパーブレーキ ↑ ●[2020.5.3の記事]初期装備がツーピボットキャリパーに変更されていた www.seocycle.co.jp/master.php?id=4726 ■ローラーブレーキ ■チェーンケースあり ◆ボスフリーだが防錆型? ■アルミフレーム ■アルミリム ■アルミバスケット ■アルミブレーキレバー ■アルミシートポスト ■アルミハンドルバー ■アルミクランク ■ワイヤー内蔵フレーム ◆オートライト(互換端子不明) ▲前カゴありだがアルミなので曲げ戻し不可 ▲グリップシフター ▲英式バルブ ▲片側スタンド(街中用途には不適) ↓ ※(別売)純正の「両立スタンドCP(鉄メッキ)」 【品番:W-2 27CP】 オープン価格 ▲シートチューブに絞りあり(安物自転車の特徴) ▲カセット化する場合は最低限として、 事前にフレームエンド幅を把握し適切なハブを選択することだが、 実際に取り付けてフレームに干渉するなどの問題から 最終的に取り付けを断念する覚悟も必要になる。 ▼50点 「前カゴ、泥除け、英式バルブ、正爪RD」の いわゆる「軽量型ママチャリ」という系統。(シティサイクルでは伝わりにくい) これ以降の一般車系の車種は、「両立アルミスタンド」に変更することから 改良を始めてみるべきだろうと思うが、強度的にあまり使いたくないのかもしれない。 しかし、軽量用途で使いたい人向けに別売りを購入できるようになっていると良いのだが・・・。 競合品で仕様が近いのは ●丸石自転車「プルエイム」外装6段:14.8kg(ETRTO 630:[27インチ]) 大きな違いは 丸石:ダウンチューブ(フレーム部分)が「細めの2本」で「トリガー型のシフター」、 サカモトテクノ:ダウンチューブ(フレーム部分)が「太い1本だけ」で「グリップ型のシフター」、 「反射板がシートステー部分なので交換しやすい」、「チェーンケースが半透明ではない」他。 両車とも「カゴ下のライト」「アルミカゴ」「カートリッジBB」など同系統は多い。 ●サカモトテクノ「アルメイト」実車画像 ameblo.jp/cycle-plus/entry-12826906269.html タイヤ「INNOVA」 ─────────────────────────────────── 【15.6kg~】▼ルイガノ「MULTIWAY」 26 → 26×1-3-8 [15.6kg] 420mm(145~165cm) シートポスト 27.2mm(300mm) 27 → 27×1-3-8 [15.9kg] 440mm(150~175cm) シートポスト 27.2mm(350mm) [▲外7ボスフリー] [135mm] [BC3/8] [アルミ] [前キャリ後ローラ] 【前カゴ:(ステーのみ) 荷台:- 】 [2024年3月確認]64900円(税込)←[2022年12月確認]70400円(税込)←[2022年3月確認]66000円(税込) ← 57200円[税込] www.louisgarneausports.com/multiway26.html www.louisgarneausports.com/multiway27.html ★シフター: SHIMANO SL-M310-7 (トリガー型なのでグリップ選択の自由度がある) ★ステンレススポーク ★カートリッジBB ★アルミブレーキレバー ◆アルミハンドルバー ◆アルミステム ◆アルミクランク ◆アルミシートポスト ◆アルミリム ◆前ハブ DH-C2100なので「ヒルモ」 (※必然的にJ2-A端子のためシマノ以外のライトの選択肢なし) ▲後ハブ RH-IM11なので「ボスフリー」 ▲カセット化する場合は最低限として、 事前にフレームエンド幅を把握し適切なハブを選択することだが、 実際に取り付けてフレームに干渉するなどの問題から 最終的に取り付けを断念する覚悟も必要になる。 ●RDは【正爪】なのでRDハンガー問題なし。(CITYROAM 8.0よりはこっちのほうがマシ) ▲片側スタンド(街中用途には不適) ↓ ▼別売りオプション品あり(前カゴもある) 両立スタンド:4620円(税込) 3685円+税 ▼45点 BSと同じくスペック表に色々記載してあるのは関心できるものの、 値段のわりにパーツ群に無名が多いので「その程度」と判断できる。 「どうしてもヒルモを初期装備しているのがいい」とか、 「CBあさひの扱う車種が良い」という人以外はわざわざ選んで買うほどでもない。 ─────────────────────────────────── 【15.9kg~】▼BS「マークローザ7S」 www.bscycle.co.jp/items/bicycle/greenlabel/markrosa/ フレームサイズ430mm●26×1-3/8 [15.9kg] MR67T2:57000円(税込) → 66000円(税込)[2022.6.1~] フレームサイズ450mm●27×1-3/8 [16.5kg] MR77T2:58000円(税込) → 66000円(税込)[2022.6.1~] MRK67T:46800円+税 MRK77T:47800円+税 [▲外7ボスフリー] [135mm] [BC3/8] [アルミ] [前キャパー後ローラーブレーキ]【前カゴ:(ステー)・荷台:- 】(スタッガード) ★盗難補償3年付き ★ツーピポッドキャリパーブレーキ ★リング錠(BSロック8):「丸棒型」で頑丈 ★泥除けの反射板がデザイン性のあるコンパクト型 ■オートライト(互換端子不明) ◆アルミブレーキレバー ◆アルミリム ◆アルミクランク ◆アルミシートポスト ◆アルミハンドルバー ▲外装7段 グリップシフト (マイクロシフトの記載消滅) ▲(丸石「プルエイム」、サカモトテクノ「アルメイト」と比べると)「チェーンカバーは小さい」。 ▲鉄スポーク ▲鉄泥除け ▲側面カラー入りタイヤ ▲英式チューブ ▲ボスフリー(シマノMF-TZ500 7段 歯数 14-28T) ↓ ▲カセット化する場合は最低限として、 事前にフレームエンド幅を把握し適切なハブを選択することだが、 実際に取り付けてフレームに干渉するなどの問題から 最終的に取り付けを断念する覚悟も必要になる。 ●BB スチール製 ボトムブラケット カップ コーンかカセットBBか分からない。 ▲片側スタンド(街中用途には不適) ↓ ▼別売りオプション品あり(前カゴやリアキャリアもある) (スチール製)両立スタンド:「NK27R.C」4972円(税込) ▼55点 ここまでくると正直あまり軽いほうでもない。 無頓着ユーザーがノーメンテでも、それなりに耐えるように余裕を持たせているのもあるのだろうか。 販路の多さのメリットもあるが、諸々の良し悪しが打ち消しあって微妙。 車種そのものより「一般車でもスペック表の記載が多い」ということは評価。 しかし、ビレッタユーティリティを落としてまで残す価値があったのか未だに疑問。 ●マークローザ7Sの簡易紹介と雑感 www.bscycle.co.jp/items/bicycle/greenlabel/markrosa/ ビレッタ(ユーティリティ)の終了によって S型(スタッガード)フレームの外装変速モデル自体がBSではこの車種に集約されたことになる。 (カタログ外モデルは種類の全体像や販路も分かりにくいとか、詳細スペックが不明でオススメしない) タイヤサイズが「27×1-3/8 or 26×1-3/8」なので補修品は手に入りやすいが、タイヤ幅の自由度は低い。 オートライト車種からブロックダイナモ化する場合、 ハブをノーマルハブに変更(車輪ごと変更したほうが早い)した上で、他にも多少手間がかかる。 前カゴを使わなければノーマルハブの車輪交換するだけで、 あとはVOLT800などの充電式ライトを取り付けるのが一番楽。 フレーム色がグレーアッシュ以外に付属するアメ色サイドのタイヤは微妙。 約16.5kgだが、前カゴもリアキャリアもなく、サイドスタンドなので、 前カゴとリアキャリアと(センターではない普通の)両立スタンドを取り付けると 約+3kgは加算されることになり、結局は普通のママチャリ並の20kg程度の重さになってしまう。 ─────────────────────────────────── ●【約16.5kg】服部産業「SIT26 6S SH(サイト)」26×1-3/8(ETRTO 590) osaka1947.exblog.jp/32146160/ 適正身長:145cm以上 サドル高さ:約740-860mm 重量:約16.5kg 希望小売価格:49500円[税込] (45000円+税) カラー:●パールホワイト ●L-グリーン ●マットブラック ●マットブルー フレーム:アルミスタッカード ヘッドパーツ:オーバーサイズ CP ドロヨケ:ステンレス ハンドルバー:アルミオールランダー(シルバー) ブレーキレバー:アルミ(ブラケット:シルバー) 前ブレーキ:アルミWピポッド 後ブレーキ:ローラーブレーキ リム:アルミ(ペイント) タイヤ:26×1-3/8 鍵:リングロック サドル:スポーツタイプ 鋲付き ▲片側スタンド(街中用途には不適) シフター:外装6段レボシフト(シマノ) 変速機:TYシリーズ ボスフリー(シマノ) ライト:LEDオートライト バスケット:角型部分籐風ワイヤー クランク:アルミ42T×165mm Wガード付き ▼45点 他社横並び一般車タイヤ車種も結構だが、 両立スタンド化すれば17kg超えになるということ以上に、 「700Cの一般車(S型フレーム)」は定番として復活継続すべき。 ●【約16.5kg】marie claire bike 「Avenue Junot」 700×35C(ETRTO 622) 8.3万円(税込) → 69300円(税込) (シナネン扱い) www.daisharin.co.jp/press/20221201/ 12月3日(土)より関東で展開する「ダイシャリン」の一部店舗にて先行発売 全店舗での発売開始は12月末からの予定 「marie claire bike(マリ・クレールバイク)」 「Avenue Junot(アヴニュー・ジュノ)」 読みにくい・覚えにくい名前にしているのは フランスの雑誌とのコラボなので仕方ない。 marie claire誌は フランスを代表する女性誌で、1937年に創刊され現在30カ国で出版されています。 現在ではファッションからインテリアまで、幅広いライセンス商品を展開しています。 全世代に向けたライフスタイルブランドで、毎シーズン、パリの専属デザインスタジオから、 「シンプル&ハイクオリティー」をコンセプトに最新のトレンドを取り入れ、 日本のマーケットに適したデザインが発信されています。 シナネンサイクルはMARIE CLAIRE JAPON株式会社とライセンス契約を締結し、 2021年2月より「マリ・クレールバイク」を販売しています。 [シナネン扱い] ※ダイシャリン店舗のみ受取対象商品 ec.daisharin.co.jp/products/marie-claire-avenue-junot20221203 貴重な700Cのママチャリ系ではあるが、 前カゴ取り付け、カラータイヤは交換で、スタンドはセンタースタンドに変更必須という以前に 基本ダイシャリンでしか買えないようなので、そこまで良いとは言えないが 待望の700Cの跨ぎやすいフレームの車種。 ★タイヤが700×35C 見た目重視のブラウンタイヤは残念ではあるが、 クッション重視というほどでもなく、 使い勝手の良いママチャリタイヤとほぼ同じ幅で馴染みやすい。 製品名◆マリ・クレールバイク アヴニュー・ジュノ カラー◆ブルー・グラシエ/ベージュ・ローズ/グリ・フラネル カタログ定価◆83000円(税込)※1 価格は発売時 タイヤカラー▲ブラウン 適正身長◆約152cm以上 重量★約16.5kg タイヤサイズ★700×35C フレーム★420㎜クロモリ×スチールフレーム (何処がクロモリか分からないが恐らくフレームがクロモリ/前フォークがスチール?) ブレーキ◆フロント:キャリパーブレーキ リヤ:ローラーブレーキ 変速機◆外装7段変速 ライト◆LEDオートライト ハンドル◆アルミ リム◆アルミ(ハイポリッシュ) カギ◆シリンダー錠 キャリヤ◆フロントキャリア カゴ◆なし※2 装着可能なバスケットの種類、価格については販売店へ サドル◆スポーツサドル チェーン◆7Sスチールチェーン スタンド◆アルミ センタースタンド ↑ 恐らくダブルレッグセンタースタンドにしやすい ★泥除け初期装備なので購入する必要がないのも良い。 既に廃盤の サイクルヨーロッパで扱いのあった「プジョー:Le Chic 700C(ルシック700C)」に似ている。 www.cycleurope.co.jp/peugeot/bikes/street/le_chic_700c.html こっちはペダルとフロントキャリア無しとはいえ「12.9kg」なので似て非なる物とは思うが…。 電動アシスト自転車はバッテリー供給継続問題や保証の面で 中小企業が後追いするのは「最も愚行」だけに、 こうした一般車を「目先の価格に捉われない価値」から 新たに提案する方向にシフトすることを高く評価したい。 タイヤ自体の選択肢も多いのだから 700Cリム自体も入手しやすいので他メーカーでも増やさない手はないはずだが 生活自転車への1円1銭の安さ至上主義に憑りつかれている消費者の影響もあって、 業界は外圧でもなければ動こうとしない。 海外のリムメーカーが完全にNoを突き付けるか 尋常ではないほど値上げを連続を続けていけば移行するしかなくなるのだから むしろ移行を促す意味でも世界的に見ればニッチなサイズのリムは 大幅に値上げされて欲しいのはある。 540は車椅子タイヤにも必要なので難しいとして、特に「590(26WO)と630(27WO)」。 ★ボスフリーからカセット化する場合 「OLD=オーバーロックナット寸法」は気にする必要あり。 例えばフレームエンドが126mmしかない「アルミフレーム」であれば 130mmのスポーツ系ハブを取り付けようとすると エンド幅を広げる必要があり、金属特性から"加工取り付け不可"。 ※小径車ではないスチール系フレーム(ハイテン/クロモリ含む)であれば、 ハブのために1回きりとしてエンドを広げて使う方法が使えなくもない。 ■【軸径の互換性】は前輪側と後輪側で異なる 後輪の場合はさほど気にする必要はなさそうだ。 今まで軸径の違いで互換性を気にしていたが・・・ https //www.jisc.go.jp/app/jis/general/GnrJISSearch.html JIS「D9301」60ページにある「フレーム体」(=後輪側)の 「つめ溝内幅」は「10mm」なので、 後ろハブの規格の「BC3/8(約9.5mm)・M10(10mm)」共に使える。 ●主なボスフリー軸径・・・BC3/8=「約9.5mm」 ●カセットフリー軸・・・M10=「10mm」 △つまり、カセットスプロケを簡単にポン付け交換できないため、 ↑ハブOLDとフレームのエンド幅は気にする必要はあるが、↓この部分は間違い。 ×10mm軸が収まるように「フレーム側を削る」という作業が必要になってしまう。 ※「FH-IM20」=BC3/8軸の貴重なカセット用のハブに組み替える方法もある (後ろブレーキも「キャリパー」「Vブレーキ」であれば、ローラーブレーキは取り付けずワッシャー等で調整) 「JISをそのまま信じるのであれば」「リアハブについては」軸径を気にする必要はない。 どちらにしても、カセット軸は構造上強くなるため、最初からカセットスプロケ車種の評価は高い。 そんな旧時代の遺物が何故未だに使われているのかと言えば、 「安い」「構造上壊れやすい」ために、「メーカーとしては都合が良い」からと思われる。 但し、一般車ハブをスポーツ系のハブに取り替える場合、 前輪の場合は注意が必要で 「前ホーク」(=前輪側)の「つめ溝内幅」には「8.5mm」もあり、 これはママチャリ等で一般的なBC5/16(=約8mm)用なので、 スポーツ車系のM9=9mmのハブのためには、 フォークの軸受け溝部分を削らないと、そのままでは使えない可能性大。 ※ついでに、同じページで確認することができる 前ハブに「BC3/8(約9.5mm)」と「M10」もあるが 「前ホーク」(=前輪側)の「つめ溝内幅」が「10mm」であれば、 後輪側と同じでどちらでも使える。 しかし、スペック表にここまで書いているメーカーは殆ど無いので 「交換予定であれば」各自で問い合わせて確認するしかない。 ■しかし、軸径といえば・・・、 まるで「米式バルブのゴム軸」は「英式のリム穴に通らない」ようなサイズ記入になっているが、 実際は「何ら加工することなく」JISリムに通るので、 JIS表記を必ずしも信用できるデータとして捉えていいものだろうかという疑問もある。 結局のところ 「自転車パーツは現物合わせ」というのが一番的確な答えなのだろう。 他にもカセット軸に交換する際には ■「フレームの内側に干渉する」かもしれないという別の問題も・・・ やはり様々なフレームが存在するため 「これも実際に取り付けてみないことには分からない」。 ─────────────────────────────────── 参考掲載 ▼[15.3kg]CBあさひ「イノベーションファクトリーCITY」26×1-3/8(ETRTO 590[26WO]) ec.cb-asahi.co.jp/catalog/products/BB28CA0444D6440CA8E95B5F1D5E6F07 [▲外6ボスフリー] [OLD不明] [軸径不明] [スチール] 【前カゴ:なし・荷台:なし 】 [2022年3月確認] 23980円(税込) ← 21980円(税込) ← 20980円(税込) ■ブロックダイナモ[LEDではない?](リモコンレバー付) ▲シングルキャリパー ▲バンドブレーキ ▲片側スタンド(街中用途には不適) ▼38点 ※【個人的には通販での自転車本体購入はお薦めしません】 基本的に「パーツの追加カスタム前提」であって、このまま使う用途には不向き。 そしてBBがカップ&コーンと思われるが、 CBあさひ実店舗で購入するとしても、(店側の納車前の初期整備として) グリスアップを頼んだ場合の追加料金も考慮しておく必要がある。 ─────────────────────────────────── 参考掲載 ▼[16.8kg]CBあさひ「オフィスプレス コミューター -L」700×38C(ETRTO 622[700C]) ec.cb-asahi.co.jp/catalog/products/7676D20540B44AFF9863C568C0F97817 [2022年3月確認] 47980円(税込) ← 44980円(税込) いつの間にか、掲載しているCBあさひ車種のこれだけ詳細スペック掲載。 どうやらボスフリーではなくカセットスプロケ?そして、重さは460mmでは1kgも軽いらしい。 しかし、どちらかのフレームサイズの部品だけが余程軽いか重いか、 もしくは余程精度の低い量りでも使用していなければ1kgも差は出ない気がするが、 全体的にフレーム自体が違うのだろうか。 [★外7カセット] [OLD不明] [軸径不明] [アルミ] 【前カゴ:(ステー) ・荷台:有り】 ■アルミフレーム ●スチールフォーク ■オートライト(ヒルモ)[J2-A端子] ◆前後Vブレーキ ■カートリッジBB(無名) ■タイヤ:700×38C ■泥除けあり(スチール) ■チェーンケースあり ▲ブレーキレバー PROMAX BL-46 ▲シフター MICRO SHIFT 7SPD ▲片側スタンド(街中用途には不適) ■重さ 15.9kg(460mm)、16.9kg(510mm) ●適正身長 165cm~(460mm)、175cm~(510mm) ★カセット:12-32T 参考:前3段の頃の仕様では同じ歯数で「CS-HG20-7」(カセットスプロケ)。 item.rakuten.co.jp/cyclemall/7200/ CS-HG20-7 12-32T ■ハンドルバースチール 幅 580mm, BACKSWEEP:30度 RISE 30度 ,BARBORE 25.4mm ■ステムL 180mm, EXT. 80mm, アルミ, MATT BLACK, BAR BORE 25.4mm ■グリップL 130mm, DOUBLE DENSITY ■クランク 長さ:170mm アルミ ┗チェーンリング 42T スチール 黒 ■チェーン1/2"x3/32"x112L ■前ハブ SHIMANO (スポーク適応)#14 36穴 OLD93mm 軸長150mm, アルミ 黒, 6V/0.9W, J2A端子 ■後ハブ JOYTECH 軸径 3/8 (スポーク適応)# 36穴 OLD135mm 軸長180mm,アルミ 黒, FOR 7-SPD, ★FOR CASSETE ★リムアルミ 700C, 14Gx36H, ★ダブルウォール ■スポークスチール 14G ■シートポストφ30.4mm 長さ300mm, アルミ ■シートクランプ 34.9mm アルミ ■リアキャリアあり(アルミ) ▼43点 ※【個人的には通販での自転車本体購入はお薦めしません】 700Cでヒルモ搭載とはいえ、さほど軽くもなく全体的にコスト重視という造り。 余程この車種でなければならない理由でもなければ、 予算追加で他の車種を選んだほうが結果的に得すると思われる。 ▲廃盤品───────────────── ▲2021版なし:アラヤ「PRM」、ラレー「TRM」消滅 araya-rinkai.jp/pdf/araya_2021.pdf www.raleigh.jp/pdf/2021_raleigh_catalog.pdf 売れ行きがイマイチだったとしても 両立スタンド車種は消すべきではないと思うが・・・。 ▲プジョー2021 S型フレーム車種消滅 www.cycleurope.co.jp/peugeot/index.html スポーツ自転車の2車種だけ。 ─────────────────────────────────── 【廃盤】▲【12.4kg】「プジョー CR11」650×28A (リム[ビード座]径はママチャリと同じ26インチWO[ETRTO 590]) www.cycleurope.co.jp/peugeot/bikes/road/cr11.html [サイクルヨーロッパ扱い] [★外8カセット] ◆クロモリフレーム ◆クロモリフォーク ★泥除けこそ付属しているが・・・ ▲スタンドなし(街中用途には不適) ▼--点 ▲価格が22万円+税のため、防犯/実用面で無理があるのと、 前3速はチェーンの「たすき掛け」で負荷を防止する上では意味があるとしても、 コストも増し調整に時間を要する面倒な機能という印象が強い。 ─────────────────────────────────── 【廃盤】▽【12.2kg※】プジョー「Paris a Velo 26(パリ ア ベロ)」26×1.25 (ETRTO 559[26HE]) [サイクルヨーロッパ扱い] www.cycleurope.co.jp/peugeot/bikes/street/paris_a_velo26.html [▲外6ボスフリー] [135mm] [BC3/8] [ハイテン] [前後キャリパー] 【前カゴ:なし・荷台:なし 】 55000円+税 (発売は2015年~) ▲適応身長が不明 ※12.2kgはペダルなしの重さ。(参考:樹脂ペダル左右で約400g) ■泥除けは汎用品を加工して取り付けるしかなさそう。 ▲カセット化する場合は最低限として、 事前にフレームエンド幅を把握し適切なハブを選択することだが、 実際に取り付けてフレームに干渉するなどの問題から 最終的に取り付けを断念する覚悟も必要になる。 ▲カラータイヤなので購入時に即交換推奨 (ETRTO 559=26HEサイズだが細めのタイヤは少ない) ▲片側スタンド(街中用途には不適) ▼62点 ボスフリーではあるがかなり軽量なので評価。 ハイテンなのでRDハンガーの心配も不要。 「純正の泥除けオプション品扱いが見当たらない」のと、559の細めタイヤの選択肢の少なさが若干難あり。 ─────────────────────────────────── 【廃盤】▼【12.9kg※】プジョー「le chic 700c(ルシック)」700×26C (ETRTO 622) [サイクルヨーロッパ扱い] www.cycleurope.co.jp/peugeot/bikes/street/le_chic_700c.html [▲外6ボスフリー] [135mm] [BC3/8] [ハイテン] [前後キャリパー] 【前カゴ:なし・荷台:なし 】 60000円+税 ▲適応身長が不明 ※12.9kgはペダルなしの重さ。(参考:樹脂ペダル左右で約400g) ★泥除けあり ▲カセット化する場合は最低限として、 事前にフレームエンド幅を把握し適切なハブを選択することだが、 実際に取り付けてフレームに干渉するなどの問題から 最終的に取り付けを断念する覚悟も必要になる。 ▲カラータイヤなので購入時に即交換推奨 (ETRTO 622=700Cサイズなので選択肢は多い) ▲片側スタンド(街中用途には不適) ■両立センタースタンドへの変更は台座がそのまま使えそう blog.goo.ne.jp/okacyc/e/034bbf5307211d6eb9429296a985a831 ▼70点 やや価格は高めでボスフリーだが、かなり軽量を評価。 ハイテン(スチール系)なのでRDハンガーの心配も不要。 泥除けも付属しているので問題なし。 700Cなのでタイヤ選択肢も多い。 ─────────────────────────────────── 【廃盤】★【13.4kg】ラレー「TRM」26×1.50(ETRTO 559[26HE]) [アラヤ扱い] www.raleigh.jp/trm.html [★外8カセット★] [135mm] [M10★] [クロモリ][前後ミニVブレーキ] 【前カゴ:なし・荷台:なし 】(420のみ) 76000円+税 ★両立センタースタンドが初期装備 ★泥除けあり ★OLDが前100mm,後135mmなのでカスタムしやすい ★ダブルウォールリム ★ステンレススポーク(#14) ■BB:SHIMANO BB-UN26-K (68-117mm) ■樹脂椀 シマノ製品とはいえ「樹脂椀」なので、耐久面で考えると金属椀のUN-300に交換しておきたいところか。 ■仏式バルブ ■12.7kgはペダルなしの重さ? ■QR軸だがナット留めに交換するのは比較的安価で簡単。 ▲タイヤをアメサイド→全黒に交換しておきたい。 (ETRTO 559=26HEサイズ。1.50であれば種類はわりと多い) ▲他のデメリットは「適応身長が低い(約147-164cm)」程度。 フレームサイズ的に高身長では狭くて乗りにくいという意味かもしれないが ミキスト系は強度的に低身長の人しか乗せたくないということなのだろうか。 ▼80点 両立センタースタンドが初期装備というのが最大のメリット。 値段的にも当然のカセットスプロケ。 559タイヤの選択肢が減りつつあるとはいえ、1.50は比較的豊富。 比較的値段が抑えられていることと、ハブダイナモが付属しないぶん良い。 ─────────────────────────────────── 【廃盤】★【13.8kg】ARAYA「PRM」700×32C(ETRTO 622) [アラヤ扱い] araya-rinkai.jp/prm_mixte.html [★外8カセット★] [135mm] [M10★] [クロモリ] [前後ミニVブレーキ] 【前カゴ:なし・荷台:なし 】(450のみ) 88000円+税 ★両立センタースタンドが初期装備 ★泥除けあり ★OLDが前100mm,後135mmなのでカスタムしやすい ★ダブルウォールリム ★ステンレススポーク(#14) ■仏式バルブ ■BB:SHIMANO BB-UN26-K (68-117.5mm)■樹脂椀 シマノ製品とはいえ「樹脂椀」なので、耐久面で考えると金属椀のUN-300に交換しておきたいところか。 ■13.2kgはペダルなしの重さ? ■ハブダイナモが不要であれば無駄機能になるが、 ※ノーマルハブホイールへの換装は楽なので即交換もあり。 ■QR軸だがナット留めに交換するのは比較的安価で簡単。 ▲タイヤをアメサイド→全黒、シフターをシマノのトリガー型に交換しておきたい ▲他のデメリットは「適応身長が低い(約147-162cm)」程度。 GIOS「LIEBE」を見ると実際は170超えでも問題なく使えそうな気するが、 もう1サイズ大きいフレームも用意して欲しいところ。 ■値段的には高く思えるが、 重量級の荷物を毎日運ぶとか荒っぽい使い方前提の学生でもなければ、 移動用途であれば軽量な自転車のほうが楽。 ▼78点 こちらも両立センタースタンドが初期装備というのが最大のメリット。 個人的にはハブダイナモよりもブロックダイナモやバッテリーライト派なので評価は下がるものの、 700Cでタイヤ選択肢も多く、カセットスプロケは素晴らしい。 適応身長の低さはステム変更や扱い方次第で克服できるのではと思われる。 全体的に優秀だがどうしても価格が障壁で違いに気付きにくい人には薦めにくい。 ─────────────────────────────────── (参考:安物自転車) 【廃盤】▲【14.6kg】デカスロン「TUC 120 ELOPS LF CN C1」 26×1.75(ETRTO 559[26HE]) www.decathlon.co.jp/collections/city-bikes/products/tuc-120-elops-lf-cn-c1 24900円 (税込) ■外装6段 ■フレーム色:パステルミントのみ ■フレーム素材:ハイテンスチール ■適応身長の目安 XS → 145~160cm S → 160~175cm M → 175~190cm ■アルミリム(シングルウォール) ■前後Vブレーキ(▲テクトロでもシマノでもない) ▲RD:B'TWIN(ビトウイン)(▲シマノではない) www.naturum.co.jp/special/btwin/about.asp?ref=rrsp ■泥除けあり ■ピストル型チェーンカバーあり ■リアキャリアあり ▲スチール:ハンドルバー、 ステム、シートポスト ▲片側スタンド(街中用途には不適) ★米式バルブ■規定空気圧(3.5~4.5Bar:350~450kpa) ☆泥除けが車軸共締めではなくフレームに直接ネジ留め ▲RDガードなし 荷台ありで14.6kgなのでそこそこ軽い。 値段のわりに最初から米式チューブや泥除け別留めで整備性重視も評価。 しかし、シマノ製品との互換性があればブレーキや変速関連は全て交換・・・ という以前に ▲「ほぼ通販(直販)専売」という問題 www.decathlon.co.jp/pages/store-finder 実店舗は千葉県と兵庫県のみ。 【個人的にはネット通販で自転車本体を買うことをお薦めしません】 ▼デメリット説明は別ページ↓ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/75.html#warning ─────────────────────────────────── 【廃盤】▲【14.7kg】シュウィン「Traveler」700×38C [マルイ扱い] www.schwinn-jpn.com/20bikes/traveler_w.html [▲外7ボスフリー] [OLD不明] [軸径不明] [スチール] [14.7kg] [前後キャリパー] 【前カゴ:(ステー) ・荷台:なし 】 65000円+税(14-34Tなのでボスフリー7速[MF-TZ31]?) ■150~175cm ★泥除けあり ★米式チューブ ★ステンレススポーク(#14) ▲片側スタンド(街中用途には不適) ▲▲フレームのスタンド台座が斜め角度 両立センタースタンドに交換できなさそう。 store.shopping.yahoo.co.jp/qbei/ci-604371.html ▲シートポスト径は25.4mmで選択肢少なめ ▼--点 (両立センタースタンド取り付け不可のため評価なし) 元々両立スタンド化が困難なフレーム形状だっただけに廃盤も特に気にならず。 ─────────────────────────────────── 【廃盤】▲【15.35kg】アキボウ 「Downtown EX ST」700×35C(ETRTO 622[700C]) [▲外8ボスフリー?] [OLD不明] [軸径不明] [クロモリ] [前後Vブレーキ] 【前カゴ:-・荷台:有り 】 www.breezerbikes.jp/2021/product/downtown.html ▼2021版:仕様一部変更で継続。 64000円+税[70400円(税込)] → 59000円+税【64900円(税込)】に5000円値下げ。 ※適応身長(目安) XS(40cm) → 152~157cm S(46cm) → 155~163cm M(50cm) → 160~168cm (自転車店での紹介ページ) blog.livedoor.jp/wadacycle-news/archives/83448166.html www.breezerbikes.com/bikes/transportation/downtown/downtown-ex-st サイズ■ XS (40 cm), S (46 cm), M (50 cm), 【本国のみ:L (54 cm)あり】 カラー■ Unicorn silver, Brick red, Marine blue 【本国:Rhubarb red, Graphite】 フレーム■ Breezer chromoly steel, single water bottle mount フォーク■ Breezer chromoly クランク■ Forged 3-piece aluminum, 36T BB■ VP-BC73C cartridge-style ペダル■ VP, polished aluminum body, chromoly axle RD■ Shimano Altus, 8-Speed シフター■ Shimano Revo-Shift, 8-speed ギア歯■ Sunrace 13-34T, 8-speed チェーン■ KMC ホイール■ Breezer aluminum 36H hubs, Vera DPM16 aluminum double-wall GSW rims タイヤ■ Vera Citywide, 700 x 35c w/ Puncture Protection, reflective sidewall ブレーキ■ Breezer aluminum linear pull, stainless hardware ブレーキレバー■Aluminum, 4-finger ergonomic ヘッドセット■ FSA sealed, 1 1/8", threaded ハンドルバー■ Breezer North Road Steel, 25.4, 26mm rise, 570mm wide, 33(度 degree) sweep ステム■ Breezer Aluminum, 25.4, quill-style グリップ■ Breezer Perforated Comfort サドル■ Breezer Comfort シートポスト■ Breezer Aluminum, 27.2mm 泥除け■ Steel, stainless hardware リアキャリア■ Breezer tubular aluminum w/ spring clip その他■ chainguard, kickstand, bell 重さ■15.35kg ↑重さ情報は日本サイトにはなぜか未記載なので本国サイトを掲載。 ────────────────────────────── [アキボウ扱い] 自転車事業の多くをCBあさひに投げた形のアキボウだが、 2020年現在でもコミューター系の自転車を扱っていた。 ↑ 何故かアキコーポレーションと語頭で勘違いしてたので訂正。 「(CB)あさひ」と「アサヒ(サイクル)」のように「間違えそう」という箇所には気を付けていても、 今回のように明らかに違うのに思い込みが先行してしまうと このようなことになるという自戒を込めて間違い残し。 ●アキボウは現在でもダホンやFUJIなどを扱っている代理店 www.akibo.co.jp/import/ (※当然、アキコーポレーションとは全くの無関係) ●一方のアキコーポレーションは自転車事業の多くをCBあさひに投げ、残ったKONAの扱いも2020年9月30日で終了 www.akiworld.co.jp/ www.konaworld.jp/ (個人的には日本製バルブキャップの印象が強い)「エイアンドエフ」がKONAの後継代理店へ。 ────────────────────────────── ■「参考:店のレビュー」 caiendobikes.blogspot.com/2019/11/breezer-downtown.html ★リアキャリア(リフレクター)付き 一般車ジャンルではそこそこ軽量。(反面、重い荷物や子供乗せには不向き) ★泥除け付き ★ダブルウォールリムで丈夫。スポーク本数も36Hで問題なし。 ★ナット留めで街乗り使用には適している。 防犯よりもイタズラ防止や駐輪場での扱いを考えるとQR軸ではないほうが良い。 ★米式チューブが標準 ※雑多な自転車店で修理すれば英式チューブに交換される可能性大なので要警戒。 対応サイズの米式チューブは最低でも1本は常備しておきたい。 この太さなら高圧が必要ないのでこちらのほうが便利でしょう。 米式チューブは高圧にできないと思われがちですが、 大型トラック等にも使われている米式バルブはちゃんと高圧にも対応できます。 ※当然、大型車専用の米式ポンプが必要になる特殊な大型の米式バルブというわけでもない。 ■クロモリフレームにクロモリフォーク スチール系の上位という位置づけ。 錆には弱いが防錆処理を施しておくとか、雨天後走行に水抜きをすることで 大きな問題にはならない。(水没は論外なので想定しない) ■フレームカラー(2020,2021版) ・シルバー「実質[つや消し]グレー」 ・赤「実質ボルドー」 ・青「実質ネイビー」 ■RDハンガーはフレームに直付け クロモリフレームのため曲げ修正で対応というところか。 RDハンガー入手の心配をしなくていいのは楽。 ■前後Vブレーキ テクトロ製で悪くもないが、安心感を求めてシマノ製に即交換するのもあり。 各種ワイヤーやブレーキシューの同時交換も要検討。 ■ライトなし 中途半端なハブダイナモライトが付くよりはマシ。 街中使用だけならVOLT400。暗闇も走るなら800を買うだけ。 ■前カゴなし 最初からリアキャリアがあるので 「後ろカゴ」や「パニアバッグ」が定石になる。 ■「クロモリ」であればこのくらいの価格になるのも仕方ないが、 この値段で恐らくボスフリーなので、ちょっと感心しない。 ▲▲恐らく8速のボスフリー Sunrace 13-34T, 8-speed ↓ www.sunrace.com/en/products/detail/mfm56 MFM56 8CV:13-15-17-19-21-24-28-34 「8速なのにボスフリー」であれば恐ろしい罠。 ◆OLDが分からないが126でもクロモリなので広げるという荒業が使えなくもない。 ▲カセット化する場合は最低限として、 事前にフレームエンド幅を把握し適切なハブを選択することだが、 実際に取り付けてフレームに干渉するなどの問題から 最終的に取り付けを断念する覚悟も必要になる。 ▲反射ラインがあってもカラーサイドのタイヤ しかも「Puncture Protection=耐パンク」とあるので無駄に重い気もする。 但し700Cでタイヤは選び放題なので「購入時に交換すればいいだけ」でもある。 ▲レボシフト(グリップシフター) 泥詰まりには強めという特徴があっても、グリップの選択肢が狭くなるだけなので、 トリガー型のシフターに即交換しておきたいところ。 合わせてグリップも交換。 ●ハンドルバー:2020版はアルミ、2021版はスチール caiendobikes.blogspot.com/2019/11/breezer-downtown.html ハンドル周りは標準的なノースロードバー、なんと鉄製です。 ↓ www.breezerbikes.jp/2020/product/downtown.html#product_list2|spec_list3|geom_list2 Breezer North Road Aluminum, 25.4, 26mm rise, 590mm wide, 33 degree sweep 2020版は「アルミ製」 ↓ www.breezerbikes.jp/2021/product/downtown.html#product_list2|spec_list3 Breezer North Road Steel, 25.4, 26mm rise, 570mm wide, 33 degree sweep 2021版は「スチール製」で、幅も570mmに変更。 ▲片側スタンド(街中用途には不適) ダブルレッグセンタースタンドへの交換は必須。元々ある台座はそのまま使えそう。 ↓ ★両立センタースタンド取り付け可 blog.livedoor.jp/wadacycle-news/archives/81800414.html 購入時にはライト購入は不可欠で、両立センタースタンドにも換装しておきたい。 重そうなタイヤの他にも、シフターとグリップも交換すべきか。 劣化のタイミングで+数万円かけて 「ハブとカセットスプロケ」で手組ホイール、 もしくはカセットハブのホイールに交換がベストだが、 そこまでカスタムする価値があるかといえば微妙。 ■55 → 68点 ボスフリーがどうにも貧弱感強め。 コスト重視ならシングルウォールリムでいいだろうし中途半端。 しかし、2020年でS型フレームの外装変速17kg以下の上位から数車種消えたこともあり、 ボスフリーでも両立スタンド可能な車種のため、評価UP。 ▼2020版:64000円+税 www.breezerbikes.jp/2020/product/downtown.html#product_list2|spec_list3|geom_list2 www.breezerbikes.com/bikes/transportation/downtown/downtown-ex-step-through ─────────────────────────────────── 参考掲載 【廃盤】▼[16.5kg]池商「M-501 SHINY」26×1-3/8? [▲外6ボスフリー][スチール][OLD不明] [軸径不明] 【前カゴ:有・荷台:- 】約20000円 ikesho-n.jp/mypallas/products/products_list/category02/7.html ■ハブダイナモ ■泥除けあり ■チェーンケースあり ▲防犯性の低いプレスキーの馬蹄錠 ▲シングルキャリパー ▲バンドブレーキ ▲シマノレボシフト(グリップシフター) ▲側面カラー入りタイヤ ▲片側スタンド(街中用途には不適) ▼30点 ※【個人的には通販での自転車本体購入はお薦めしません】 甘く見てこれ。単に「ハブダイナモと外装6段変速がある」というだけ。 大して軽くもなければ、良さそうなパーツも見当たらない。 基本的に「大幅に手直しする前提」として、 「どういう商品か分かっている人」向け。 値段の安さで飛びつくような人には絶対的にお薦めできない。 グリスアップや振れ取りなど追加で実店舗に初期整備を頼めば まともに丁寧に手直しすると1万円以上は必要になってもおかしくない。 (そもそもフレームに期待できないのでカスタムする価値も低いが) 諸々のパーツを総取り替えで更に+4~5万円も想定できる。 ─────────────────────────────────── 【廃盤】【16kg~】▼塩野自転車「フィフスアベニュー」 ▼ [16kg]「27SRA-S-6-HD」27×1-3/8 45800円+税 ■オートライト ▼ [16.5kg]「27SR-S-6」27×1-3/8 34800円+税 ■ブロックダイナモ ▼ [16.5kg]「26SR-S-6」26×1-3/8 33800円+税 ■ブロックダイナモ ▼ [16.5kg]「27SR-S-6-HD」27×1-3/8 37800円+税 ■オートライト ▼ [16.5kg]「26SR-S-6-HD」26×1-3/8 36800円+税 ■オートライト shiono-bic.co.jp/ (関東・関西で別になっている特殊なカタログ) とりあえずカタログ確認が2度手間というのがどうにも。 (※「関東限定」「関西限定」があるならそれだけ個別ページを作れば済む) 個別に紹介する気もないとしても、せめて「種別ごとに分割」するくらいは出来るのでは。 (必要ないページまでDLさせられる時間が省略できる) しかし、知名度からして機能面で真っ向勝負するのではなく、 上記パーツを維持するとしても、(アフターケア皆無の通販投げ売りサイトは無視するとして) 実店舗での販売を意識して、少しは価格面で対抗できるように 「”LED”ブロックダイナモ」をメインにしたほうがいいような気もする。 (オートライトが必要な人には「ホイール組み換え対応」として、 オプションとして追加金額だけ記入で工夫する等) ◆日本国内組立を押し出すならアピールが全く足りない パナソニックの「シナモンJP」と比べるのはお門違いでも、 どこまで対抗できているレベルなのか分からないようでは・・・。 組立の様子を「個別の車種ごとに」箱詰めまで動画で公開するなど、 「他メーカーでは出来ていない情報公開で安心感を与えることができる」 というところまで考えて欲しい。 「既存の資材があっても活かしきれなければ勿体ない」 ─────────────────────────────────── 【廃盤】【15.1kg】▼服部産業 「サイトSS703 7S」 700×32C(ETRTO 622[700C]) [▲外7ボスフリー] [135mm] [BC3/8] [アルミ] [前キャリパー後ローラーブレーキ] 【前カゴ:有・荷台:- 】37500円+税 www.hattori-cycle.co.jp/product/lineup2-2/20-SS7037S.html osaka1947.exblog.jp/22667842/ ■アルミブレーキレバー(ダイアコンペ) ▲レボシフト(グリップシフター) ■RD:RD-TX35 ▲シングルキャリパーブレーキ ■ステンレスバスケット ■クランク:アルミ40T×165mm ■カセットBB ■リム アルミ700C-36H ■適正身長:155cm以上 ■地上高:約755-900mm(地面~サドル) ▲片側スタンド(街中用途には不適) ※フロントフォーク用の「ライト取付金具セット」もある。 (カゴ下に設置する場合は不要) ▲カセット化する場合は最低限として、 事前にフレームエンド幅を把握し適切なハブを選択することだが、 実際に取り付けてフレームに干渉するなどの問題から 最終的に取り付けを断念する覚悟も必要になる。 ▼52点 700Cの一般車は貴重。 ────────────────────────────────────── 【廃盤】▼【13.8kg】OPUS(オーアンドエム扱い)「Topolino1.0」26×2.0 (ETRTO 559) 【北海道限定】 www.oandm-co.com/2021catalog/oandm2021sports.pdf 60280円[税込] 適応身長:約158~172cm Mサイズ(470) ◆前後Vブレーキ ▲片側スタンド ▲外装7段ボスフリー(MF-TZ31の14-34T[メガレンジ]) スペック記載不足ではあるが、前後泥除け付きでこの軽さ。 ▼--点 ▲北海道でしか入手できないようだ www.oandm-co.com/tenpo/oandmtoriatukaiten.html 北海道のみは勿体ないが、「数量限定」から察するに、 恐らく本国で売れ残って倉庫に残っていたであろう2014版を 押し付けられた形なのだろう。 [海外の2015モデル] www.bicyclebluebook.com/value-guide/product/3058443/ フレーム素材:アルミ 前フォーク:クロモリ 前後ハブのメーカー:Formula タイヤ:Innova 26×2.0 ちなみに、OPUS本国サイトの現行車種には 「泥除けありのS型フレーム車種」でも普通に9速や10速がある。 www.opusbike.com/en/bikes/2-city-sport.html 日本のS型車種は未だにボスフリー全盛からして低グレード当たり前という現状なので、 各種もどき含む安物か、ベルトなどで無駄に高い通学車か、子供乗せ含む生活用の電アシか、 有象無象の小径か、クロスバイクか、10万円以上のロードバイク系だけで、 9割を超えると思われるだけに、いかに自転車後進国かというのを思い知らされる。 [BMXやMTBは適応環境を考えると実数としてはそれほど多くはないような] ─────────────────────────────────── 【廃盤】【16.5kg】▼O M(オーアンドエム)「アルミーナ AHAP276R」27×1-3/8(ETRTO 630[27WO]) 【北海道限定】 [▲外6ボスフリー] [OLD不明] [軸径不明] [アルミ] 【前カゴ:有 ・荷台:-】39800円+税 144cm~ www.oandm-co.com/ www.oandm-co.com/oandm/oandmcatalog.html www.oandm-co.com/2020catalog/schoolbusiness.pdf ■オートライト ★Wピボットキャリパーブレーキ ■ローラーブレーキ ■ステンレスバスケット ■チェーンケース有り ▲片側スタンド(街中用途には不適) ▲北海道でしか入手できないようだ www.oandm-co.com/tenpo/oandmtoriatukaiten.html ─────────────────────────────────── (参考:安物自転車) 廃盤▲【16.51kg】デカスロン「Elops 500」700×45(ETRTO 622[700C]) 27900円(税込) www.decathlon.co.jp/collections/city-bikes/products/elops-500-new-city-bike ■700C 44-622(700×45C)(商品画像で確認) ■外装6段 ■フレーム色:ボルドーのみ ■フレーム素材:ハイテンスチール ■アルミリム(シングルウォール) ■前後Vブレーキ(▲テクトロでもシマノでもない) ■RD:マイクロシフト(▲シマノではない) ■泥除けあり ■前カゴあり(▲安物スチールメッシュ) ■ピストル型チェーンカバーあり ■リアキャリアあり ■アルミ:ステム ▲スチール:ハンドルバー、 シートポスト ▲片側スタンド(街中用途には不適) ▲フレーム内蔵型ライト(=角度調整不可) ブロックダイナモ(タイヤ接触での発電) ■ステアリングバネあり ■ボルト止めエルゴ系グリップ ★米式バルブ■規定空気圧(3.5~4.5Bar:350~450kpa) ☆泥除けが車軸共締めではなくフレームに直接ネジ留め ▲RDガードなし 値段のわりに、700Cタイヤで最初から米式チューブや泥除け別留めで整備性重視なことは評価。 しかし、シマノ製品との互換性があればブレーキや変速関連は全て交換・・・ という以前に ▲「ほぼ通販(直販)専売」という問題。 www.decathlon.co.jp/pages/store-finder 実店舗は千葉県と兵庫県のみ。 【個人的にはネット通販で自転車本体を買うことをお薦めしません】 ▼デメリット説明は別ページ↓ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/75.html#warning ─────────────────────────────────── ─────────────────────────────────── 2021.12.26 廃盤▲丸石「トライアングル エス」、●丸石「プルエイム」2022版URLと新価格(TOKYOBIKEとGIOSも約5000円上昇) 〃 ▼ミヤタ「クォーツエクセルアルファ」の最終評価 2021.11.21 参考【約13kg】▲KONA「coco」650×47B [27.5×1.75相当](650B) [ETRTO 584] 2021.10.24 【廃盤】▲【15.35kg】アキボウ 「Downtown EX ST」 〃 【廃盤】▲【14.6kg】デカスロン「TUC 120 ELOPS LF CN C1」 〃 (BSマークローザ7s:税抜き価格自体が上昇、税込表記に変更、微修正) 2021.10.17 参考:【約15.2kg】●cannondale「Adventure2」27.5×2.00(650B)[ETRTO 584] 〃 参考:【約15.6kg】●cannondale「Adventure1」27.5×2.00(650B)[ETRTO 584] 2021.10.10 ▼【14.6kg】marin「larkspur 1」27.5×2.35(ETRTO 584[650B]) 〃 ▼【14.5kg】エレクトラ「TOWNIE ORIGINAL 7D EQ (STEP THRU)」26×2.00(ETRTO 559) 2021.9.26 (クッション重視から移動)▼【13.8kg】OPUS(オーアンドエム扱い)「Topolino1.0」26×2.0 (ETRTO 559) 〃 [参考掲載:▲[11.9kg]一勝堂「ママチャリロード」700×28C(ETRTO 622)] 2021.5.30 新●【14.7kg】丸石「トライアングル エス」TRC266Y 26×1.75(ETRTO 559) 〃 新●【約16.5kg】服部産業「SIT26 6S SH(サイト)」26×1-3/8(ETRTO 590) 〃 ▲廃盤【15.1kg】服部産業「サイトSS703 7S」 700×32C(ETRTO 622[700C]) 2021.5.9 税込表示を記入(未改訂は【olympic、ブリヂストン、O M】のみ) 〃 ▼塩野自転車(17kg以下のS型の外装変速で非小径車は消滅)、廃盤▼[16.5kg]池商「M-501 SHINY」 2021.5.2 微修正のみ 2020.12.13 ▲シュウィン「Traveler」消滅 11.29 (参考:安物自転車) ▲【14.6kg】デカスロン「TUC 120 ELOPS LF CN C1」26×1.75 〃 (参考:安物自転車) ▲【16.51kg】デカスロン「Elops 500」700×45 〃 CBあさひ「オフィスプレス」の詳細スペック掲載 11.22 ●BREEZER(アキボウ)2021更新確認 11.8 ▲[12.1kg] ミヤタ「クオーツエクセルアルファ」 700×28C 【2021年7月→9月→11月発売予定】 10.27、11,1 微修正 10.25 廃盤▲ラレー「TRM」、廃盤▲ARAYA「PRM」、廃盤▲プジョー「Paris a Velo 26・le chic 700c・CR11」 ──────────────────────────────────────── 2021版更新:ARAYA&ラレー、プジョー(サイクルヨーロッパ)、BREEZER(アキボウ)、シュウィン(マルイ) 2021版暫定:ライトウェイ 2021版の更新未確認:TOKYOBIKE、GIOS(JOB)、丸石自転車 (元々更新時期不明):服部、サカモトテクノ、BS(グリーンレーベル系)、CBあさひ ──────────────────────────────────────── 2020.9.6 ◆ラレー「CLB-S」65000円+税 (15kg以下と予想し先行掲載) 〃 【訂正】アキボウに関する内容 8.23 ●Tokyo bike を試乗・購入できる店舗が福岡にも開店 6.28 ●【15kg台?】追加 3.22 pastureとBISOU26の情報追加、約3万円以下の安物系自転車3種を最下部に参考掲載 3.20 一部修正 3.15 UP (2019.11.17 ●丸石自転車「プルエイム」外装6段:14.8kg(ETRTO 630:[27インチ])
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/143.html
最終更新日:2023.1.15 参考●【約14kg】THIRDBIKES(ホダカ)「SUPERSONIC SMART」700×32C 【トップチューブがほぼ水平なので後ろカゴ用途不可】 2022.08.27 ●雑記「内装変速で軽量な車種について」 〃 [廃盤]●【14.8kg】POLYGON「ZENITH ACTIVE」26×2.15(ETRTO 559) (新家工業扱い) 2022.5.15 ●BS「掲載3車種」の値上げ【2022.6.1~】 2022.1.13 全体修正 2021.11.21 ●アラヤ「polygonbikes」の日本サイト 2021.10.24 ●【14.8kg】POLYGON「ZENITH ACTIVE」26×2.15(ETRTO 559) 〃 BS車種の税別値上げ&税込に変更、▲微妙な車種を別枠として下部へ移動 2020.6.28 ●【15kg台?】追加 5.17 ●シマノの取説から見る「内装3段変速の正しい使い方」【2021.2.14 URL変更】 3.29 変速の使い方・チェーンカバーの解説、他若干の追加 3.22 UP ─────────────────────────────────────────────── このページでは「内装変速」で「17kg以下」の一般車(ママチャリ系)を掲載 ─────────────────────────────────────────────── 「(それほど重くない量の)買い物にも便利で移動も快適な自転車」 ────────────────────────────────── ●2022.08.27 雑記「内装変速で軽量な車種について」 「内装変速のハブ(車輪軸部分)自体が重い」という構造的な問題」を避けようがなく、 フレーム強度を確保しようとすると、軽めの車種でも17kg程度が標準となってしまうようで、 更に内装変速ハブ自体が外装変速の8速以下ハブ[+スプロケ]よりも高価のため、 「コスト面でも重荷になる」ことから、 残念ながら今後も各社とも積極的に投入する可能性は低い。 ●そのため、内装変速=「約5km圏内を目安の近所移動用」として、 「ローメンテ主義」「車重を気にせず使う車種」として割り切って考たほうが良さそうです。 やはり、ママチャリ系(S型フレーム等)でも、 変速ありで軽量な車種が必要であれば、「適切な整備が前提で」 スポーツ自転車と同様に「外装変速」が基本と考えたい。 ↓ ■ママチャリ(外装変速)17kg以下 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/141.html ────────────────────────────────── ◆内装変速 外装変速とは異なり、停止前に変速を軽くしておかないと切り替えるのは大変ということはないので、停止後に切り替えてもいい。 調整が比較的簡単でメンテナンスの頻度を下げられることが特長。 反面、メンテをする場合は結構な分解が必要になることと、その手間がかかるぶん高額になってしまう。 車軸部分のハブそのものが重く、駆動効率も外装変速や変速なしよりも劣る。 ●シマノの取説から見る「内装3段変速の正しい使い方」 si.shimano.com/#/ja/SI/6SJ0A si.shimano.com/api/publish/storage/pdf/ja/si/6SJ0A/SI-6SJ0A-001-JPN.pdf ■シフティングレバー(シフター)の使用法 レバーの位置・・・走行状況 1(I)・・・スタート時、砂利道やデコボコ道、登り坂、重い荷物を積んでいる時、 向かい風の時、ライト(ブロックダイナモ?)をつけた時 2(II)・・・平地を走る時 3(III)・・・速く走りたい時 ★「最も軽い状態」は本来メーカーの想定している用途で最多。 ■2は「常用」に使う。 ■3の最も重い状態では「速く走る場合」のみであって、 平地常用だったり「下り坂で漕ぎ続けるために使うものではない」ということが分かる。 ◆変速の使い方(基本) 切り替えるタイミングとしては外装変速と同じく「減速時」が基本とはいえ、使い方が少し異なる。 内装変速の場合、「停止後に変速操作をして切り替えてもさほど問題はない」が、 ある程度道路状況を「先読み」して切り替えたほうが良いのは同じ。 そして特に「停止前」は(あとで楽に走り出すために)【ギアを"軽い方に"切り替えておく】こと。 ▼「それぞれのギアの役目」 重いギアから一切切り替えず常にガシガシ踏んで使うのは間違い。 一番重いギアは、左右に全く建物もないような見通しの良い長い直線道路で追い風のときに使うくらいで「本来はほぼ使わない」。 (下り坂で足を休めないように重いギアでスピードを出して漕ぎ続けると、ブレーキ時の空走距離が増すので危険!) 軽めの力でスイスイ進むことができるギアを選択するのが正解。 道路状況などに応じ、タイミングを見計らって「内装変速では漕がずに」切り替え、最適なギアを選択すること。 最も軽いギアは基本的に「走り出し」に使う。他にも登坂時以外に、減速時や徐行や向かい風が強い場合など漕ぎが重いときに使う。 ★効果★「適切なギアを選択することで疲れにくく楽に進める」「ギア歯の偏摩耗を防いで長持ちする」 ●チェーンカバーの全面型(左右両側とも覆われている)を薦めない理由 【見えにくい=問題を発見しにくい】 ピストル型ケースや片側だけ隠れている半面ケースと違い、 全面ケースの場合「チェーンの状態がほぼ確認できない」。 そして、注油頻度は下げられても、隙間から雨粒や砂埃などは入ってくるため、 結果的にチェーンへの汚れは付着し、走行パフォーマンスとして 快適性はどうしても落ちて行くことに気付きにくいことが実は問題となる。 そのうえ、カバーを外すのに 強引にマイナスドライバーでロックリングを外さない場合は、専用工具も必要。 なので、ロングスカートを常用しなければならない人達を除けば、 「メンテの頻度を上げて快適性を維持するために」、 フルチェーンカバーの車種は避けることが望ましい。 ◆チェーンへの注油を怠らないこと 内装変速でも注油することでチェーンもギア歯も長持ちするので忘れないこと。 (雫が落ちるほどのベタベタな状態はNG。1コマづつ注油が原則。表面プレートは拭いておく) ●砂埃などが"目立つ前に"オイルを塗布したワイプオール等で小まめに拭いておくことが重要。 (普通のタオル等では繊維質が付着してしまう) ●チェーンクリーナーを使う際はタイヤ・リムなどに付着しないように注意。 ●酷い状態にならないように綺麗な状態に保っておくこと。 ●雨天後には水気を拭き取ってから、 「水置換のチェーン専用のオイル」(ワコーズのチェーンルブなど)を使うと良い。 ■ママチャリ系(内装変速)17kg以下━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 軽快車・シティ車・シティコミューター・コミューター・アーバンなど。 ※軽量な車種が少ないのでビーチクルーザー類も含めて紹介。 ※正確に言えば「シティサイクル(=街乗り自転車)」の中にママチャリも含まれるとしても、 広く一般の人に街乗り自転車の代名詞として定着されてしまった呼び方ではないので ここでは「ママチャリ」をページタイトルに付しています。 ───────────────────────────────────────────── ※「常識的に」(国内の輸入販売代理店(卸/問屋)が扱っていない)海外販売流通品は非扱い (雑学情報としての超高額自転車や海外の状況を示す等での簡易紹介は除く) 個人輸入等で購入することは可能な車種であっても、 「補修部品が国内流通していない可能性」から、 初期不良時の対応や、返送手続きや送料等まで考慮すると 「最初から選択肢に含めるべきではない」という理由。 ───────────────────────────────────────────── ●値段だけで決めない 安い自転車は安い理由があるとして積極的に購入することをすすめない。 故障率の低さや長持ち度合いから結果的に得できると考えれば高くはないはず。 そして、割引率が低いとか定価販売であっても 「納車前整備」を具体的にどこまでやっているかをきちんと確かめてから店を決める。 店に届いた7部組を不具合も確認せずグリスアップもせず、雑に時間の短縮だけを得意とするような 漠然と組み立てて完成としている店は個人店・量販店関係なく避ける。 そういった店しか周囲に存在しない場合は、 店に(適正価格を調べた上で各所それぞれの工賃をケチらない前提で)細かい注文を逐一付けて、 それでも嫌な顔をせずやってくれそうな店を探すか、 自分で時間をかけて整備方法を理解した上で通販購入に踏み切るという手段を取るしかない。 「BB・ペダル軸・ステム・シートポスト・(ヘッドパーツ)」のグリスアップ有無を基準にする。 反対に、問題と思われる施行(チャイルドシート前後取り付けに対応していない車種に 前後ともチャイルドシートを取り付けて子供2人+大人1人の3人乗り前提の改造など)を受けるような店は避けるべきだろう。 (客の要望であっても、その組み付けが原因で事故が起こった場合に、 「店としては関係ない」という無責任なスタンスが垣間見えるのが理由) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【条件】 ・トップチューブが斜めで後ろに荷物を積んでも乗りやすいこと ・駆動効率重視で「チェーン駆動」 ・変速なし ・両立スタンドが取り付け可 優先 ・泥除けがあること(オプション販売品込み) よくある装備としての「両立スタンド」「前カゴ」「ハブダイナモ」があると20kgを超えてくる車種が多く、 実際に17kg以下で絞り込むと「内装変速のハブ自体が重いため」 ビーチクルーザー・小径車・フルチェーンカバーを含めても本当に少ない。 ●英式バルブのチューブは「米式バルブのチューブ」に交換推奨。 虫ゴムの劣化からの解放と空気圧の適正管理だけならだけならエアチェックアダプターでも良いが、 「米式バルブのチューブ」にすることで、バルブへのイタヅラ防止だけでなく 部品点数を減らし故障リスクも減らしやすい。 →【米式チューブ一覧】 ◆両立スタンド搭載車種は多め しかし全面チェーンケースの車種も多いため、チェーン注油や交換のための整備性は劣る。 ※当然のことだが、両立スタンドの有無とは無関係で、 【軽量自転車にチャイルドシートや過度に重量物を載せようと思わないこと】。 車種の選択肢がなかった大昔ならともかく、今では可搬性重視や子供乗せであれば 「前後が長く」「低重心」で「太幅タイヤ」が安定性には欠かせないことは知っておきたい。 ────────────────────────────────────────── 【トップチューブがほぼ水平なので後ろカゴ用途不可】 参考●【約14kg】THIRDBIKES(ホダカ)「SUPERSONIC SMART」700×32C thirdbikes.com/products/supersonic-smart/ タイヤサイズ700 × 32C 適正身長160cm~ 変速段数内装3段 重量14.0kg 車種記号TB-22-003 フレームスチール フォークスチール BBセットカートリッジ クランクスチール 36T 170mm スプロケット内装用 16T シフターレボシフター ブレーキ前:ダブルピボットキャリパー 後:ローラー ハンドルアルミ φ 25.4 560mm ステムアルミ φ 25.4 80mm シートポストアルミ φ 27.2 300mm チューブ英式チューブ バルブ長48mm サドル最低地上高85cm 付属品バッテリーライト(乾電池式)、バッテリーテールライト、ペダル、ベル、 リフレクタ、キックスタンド 内装変速で軽量車種自体が稀なので参考紹介。 2023年1月時点で約4.7万円(税込)という安さも魅力だろうか。 ────────────────────────────────────────── ────────────────────────────────────────── 【14.5kg】Bless「SHO 3i」24×2.125 (2022年5月:在庫なし) [内3] [アルミ]【前カゴ:- ・荷台:- 】58000→66000円+税 www.blessbike.com/bless-bikes.html ★両立センタースタンド ■アルミフレーム ■上部チェーンケース ■アルミブレーキレバー ■前後ローラーブレーキ ■純正泥よけ別売り5000円+税 www.kyoto-katsumura.com/item/ドレスアップの大定番/ ■タイヤ24x2.125=507(24HE)の交換候補タイヤ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/65.html#50-507 若干サイズダウンになるが、 シュワルベ「ビッグアップル 11100302」24×2.00をお薦め。 (駐輪機を使う場合は他の1.75サイズまでダウン) ■リアキャリア取り付けが可能かどうかは「現物合わせ」 ●70点 以前は他のカラーも展開していたが、今では2色のみになってしまった。 もし売り切れ次第廃盤となってしまうようであれば惜しい。 ビーチクルーザーという車種自体一般的に知られていないため、 なかなか選んでもらえる機会がないことが残念。 最大の難点は取扱店の少なさだろうか www.blessbike.com/bless正規取扱店.html どうしてもネット購入に踏み切るしかない場合は、 「"購入前に"最寄りの自転車店で、持ち込みで整備対応可能かどうかを要相談」。 ────────────────────────────────────────── 【14.7kg】ルイガノ「MULTIWAY27.5」650×50B(27.5×2.00) [内7] [アルミ]【前カゴ:- ・荷台:- 】 72000円+税 → 88000円(税込) www.louisgarneausports.com/multiway27.5.html ■内装7段変速 ●タイヤ:IRC「INTEZZO インテッツオ」650X50B ■アルミフレーム ■アルミフロントフォーク ■アルミハンドルバー ★シフター:SHIMANO SL-7S50 「トリガー型」 ★ブレーキレバー:シマノ BL-C6010 ★前ブレーキ:シマノ BR-C3000-F ★後ブレーキ:シマノ BR-C3000-R ★カートリッジBB 122.5mm (68mm) ■クランク(歯数):ALLOY 42T (165mm) ■後スプロケ歯数:22T ■前ハブ:シマノDH-2R30AJ ナット式 36H (オートライト) ■後ハブ:シマノSG-C3001-7R ナット式 36H ■シートポスト:アルミ27.2mm(300mm) ★ステンレススポーク ◆仏式バルブ ▲チェーンケースなし ■適応身長目安:400mm(145~165cm), 450mm(155~175cm) ■純正泥除け別売り3800円+税 www.louisgarneausports.com/pdf/option-maltiway-ceries.pdf ▲片側スタンド → ★(両立スタンド)ダブルレッグセンタースタンド可! マスロード[MASSLOAD]CL-KA56 ダブルレッグスタンド 24-28インチ対応 ec.cb-asahi.co.jp/catalog/products/014EEFDA1C104FA69CF8A1D1FBF55FEF ↑ 同型品◆アジャスタブル ダブル レッグ センタースタンド CL-KA56 (GIZA・マルイ) gizaproducts.jp/products/stands/ksc00900.html ■リアキャリア取り付けが可能かどうかは「現物合わせ」 ●65点 タイヤ種別とフレーム形状的にはMTBに近いかもしれないが、内装変速で軽量な車種自体が稀なので紹介。 シマノブレーキレバーやステンレススポークはいいとして、 ハブダイナモや内装7段まで付いて15kg以下で強度は大丈夫か心配になってくる。 ◆マルチウェイ27.5実車の画像があるブログ www.c-spoke.co.jp/blog/tokaichiba/2021-03-31.html ───────────────────────────────────────────────── ▼ブリヂストンサイクル(BS) 【16.4kg】BS「エブリッジL」 E63LT1 26×1-3/8 39800円+税 → 47000円(税込) → 56000円(税込)[2022.6.1~] [内3] [アルミ]【前カゴ:有 ・荷台:-】 www.bscycle.co.jp/items/bicycle/ebridge/#anc02 (27は17.3kg) 【16.6kg】BS「マークローザ3S」 MR73T2 27×1-3/8 [内3] [アルミ]【前カゴ:(ステー) ・荷台:- 】 47800円+税 → 58000円(税込) → 66000円(税込)[2022.6.1~] www.bscycle.co.jp/items/bicycle/greenlabel/markrosa/#anc02 【16.7kg】BS「アルミーユ」 AU43T 24×1-3/8 [内3] [アルミ]【前カゴ:有 ・荷台:有】 48800円+税 → 57000円(税込) → 66000円(税込)[2022.6.1~] www.bscycle.co.jp/items/bicycle/alumiu/ ※26×1-3/8は17.5kg ────────────────────────────────────────── ▼アサヒサイクル(サイクルベースあさひではない) www.asahicycle.co.jp/ www.asahicycle.co.jp/degital_catalogue/ac_2023/index.html?pNo=12 【約16kg】アサヒサイクル「アスミックス20 AMS03A」20×1.75 71500円(税込) [内3] [アルミ]【前カゴ:有 ・荷台:有 】 ※オートライト TEU20Q 45000円+税 → 55000円(税込) 【約17kg】アサヒサイクル「アスミックス24 AMS43A」24×1-3/8 71500円(税込) [内3] [アルミ]【前カゴ:有 ・荷台:有 】 ※オートライト TELU4Q 45000円+税 → 55000円(税込) www.asahicycle.co.jp/degital_catalogue/ac_2022/#target/page_no=1 ───────────────────────────────────────────────── ▼ミヤタ 【16.8kg】ミヤタ「クオーツエクセルライト DQXU43L23」24×1-3/8 8万円(税込) [内3] [アルミ] [16.8kg]【前カゴ:有 ・荷台:有】 www.miyatabike.com/miyata/lineup/quartz_xl/quartz_xl.html ※26×1-3/8は17.3kg DQXU43L21 57800円+税 → 67100円(税込) ───────────────────────────────────────────────── ▲取扱店が北海道のみ www.oandm-co.com/tenpo/oandmtoriatukaiten.html O M(オーアンドエム)「アルミーナ」 [内3] [アルミ] 【前カゴ:有 ・荷台:-】 【15.6kg】「アルミーナ AHAP263S」 26×1-3/8 40800円+税 →48100円(税込) 【16.2kg】「アルミーナ AHAP273S」 27×1-3/8 41800円+税 →49280円(税込) 参考掲載:微妙な車種 ─────────────────────────────────────────────── (※参考掲載) ●【15kg台?】27型アミティ 内装3段 49800円(税込) 2019.06.13~ www.olympic-corp.co.jp/cycle/item/2originalbicycle/C-235_amitie www.olympic-corp.co.jp/cycle/original_bike#freepower ・内装3段 ・グリップシフター ・前カゴあり ・タイヤ27(ETRTO 630) ・ハブダイナモライト ・アルミフレーム ・防錆チェーン ▲前ブレーキ:シングルピボット ●後ブレーキ:ローラーブレーキ ▲カラータイヤ ▲英式バルブ ▲フリーパワー ▲片側スタンド ↓ 【交換案】 外す:フリーパワー・ハブダイナモ・英式チューブ・シングルピボット・カラータイヤ・片側スタンド 付ける:普通のチェーンリング付きクランク・LEDブロックダイナモ・米式チューブ・ダブルピボット・全黒タイヤ・両立スタンド グリップシフターもピアノタッチレバーに交換してグリップも通常サイズに変更したいところ。 ▼25点 内装3段の軽量車種は少ないので珍しさで若干加点。 しかしやはり、改良型への素体にするにしてもフリーパワーが付属するのもあって「無駄に値段が高い」印象。 ─────────────────────────────────────────────── ─────────────────────────────────────────────── (※参考掲載) (2022年5月現在在庫なし) 【15.2kg】Pelago「Brooklyn」700×35(37-622) jykkjapan.com/products/bicycles/pelago/bicycles/pelago-brooklyn/ ▲11万2000円 ■スチールフレーム ■前後スチール泥除け ■ブレーキレバー(テクトロ) ▲シマノ レボ(グリップ)シフター ■前:Tektro R559 ■後:ローラーブレーキ? ■ブルックスサドル ■チェーンリング44T(クランク 170 mm) ■後ギア 19T ★ダブルウォールリム 36H ■ハブ:Modus ■タイヤ:Schwalbe Delta Cruiser 622-37 ■ハンドルバー:スチール ■ステム:アルミ ■シートポスト径 27,2mm ▲片側スタンド (フレームにスタンド取り付け部分があるため両立センタースタンド不可?) ●---点 構造上、両立センタースタンド不可に思えるので評価なし。 値段に見合う価値があるかどうかも然ることながら、 変速なしと内装変速を同じページにまとめるとしても、 「違いが明確に分かるように」記載してもらいたい。 ●社名は似ているがで違う会社のようだ jykkjapan.com/products/trade 本社は神奈川県の「ジック・ジャパン株式会社」。 一方でいわゆる「自動車ブランド名の自転車」の輸入代理店は www.gic-bike.com/company/ 本社が大阪の「ジック株式会社」。 ─────────────────────────────────────────────── ▲廃盤品 [廃盤]【14.8kg】POLYGON「ZENITH ACTIVE」26×2.15(ETRTO 559) (新家工業扱い) 71500円(税込) www.polygonbikes.jp/bikes-zenith-active.html 適応身長は150cm~172cmくらいまで。 今や廃盤で貴重になってしまったアラヤのリムが使われている。 ◆◆◆最重要ポイントは、荷台がフレームに溶接されていること。 ボルト留めよりは接続強度が増す反面、 万が一「違法な2人乗り」をしてしまうと (アルミフレームのようなので)折れたり、溶接が外れてしまうと修正は不可で廃棄決定となる。 当然、両立スタンドを取り付けても「駐輪時に荷台の上に座るのも厳禁」。 そして、「内装ハブが海外仕様の内装3段」なので 補修部品はアラヤから仕入れる形になるのだろうか? 15kgという軽さこそメリットではあるが、 「注意点を理解できなければ」少々扱いにくい車種かもしれない。 www.cycle-yoshida.com/pc/syousai.php?MODE=0 SYOCODE=00654153 カラー クリーム サイズ S, M 変速 内装3段 ホイールサイズ 26インチHE(ETRTO 559) フレーム AL6 COMMUTER NEXUS フォーク HI-TEN STEEL RIGID FORK ヘッドセット EXTERNAL CAGED BEARING ID 34MM ステム ALLOY, 100MM ハンドル ALLOY, 610MM シフター SHIMANO NEXUS SL-3S41E ↑ ベルクランクの形状を見る限り、 日本型の内装3段ハブでは取り付け困難なシフター「SL-C2010-3」 bike.shimano.com/en-AU/product/component/nexus-inter3/SL-C2010-3.html に交換できそうだが・・・「日本未発売」なので海外通販必至か。 クランク アルミ製 44T クランク長:170mm BB カートリッジBB スプロケ シマノ 18T チェーン KMC Z-610RB ▲動きが渋いKMCの廉価版防錆チェーンなので、通常のメッキチェーンへの交換推奨 ペダル フラットペダル, NWL-496, アルミ製Y 前ブレーキ TEKTRO 837AL 後ブレーキ SHIMANO ROLLER BRAKE BR-IM31-R(放熱版なし?) ブレーキレバー TEKTRO CL-330TS リム ALLOY RIMS ハブ SHIMANO NEXUS-3 タイヤ SCHWALBE BIG BEN, 26×2.15 ▲シュワルベのビッグベンまではいいが、黒ではないタイヤは微妙。 サドル SELLE ROYAL ONDINA, STEEL RAIL シートポスト アルミ製, φ27.2mm 長さ300mm その他 FIXED STAY WITH WOOD DECK REAR CARRIER ◆リアキャリア標準装備 参考重量 14.8kg(Size M) ▲片側スタンドなので、S型車種なのに実用面を考えていないように見える。 www.carousell.sg/p/polygon-zenith-active-i3-with-polisport-guppy-1123957196/ ↑ しかし、画像を見る限り、ダブルレッグセンタースタンド化は出来そう。 ◆アジャスタブル ダブル レッグ センタースタンド CL-KA56 (GIZA・マルイ) gizaproducts.jp/products/stands/ksc00900.html ▼60点 貴重な内装3段の17kg以下車種ではあるが、懸念点もある。 せっかくなら「フル泥除け」「両立スタンド」「全黒タイヤ」を標準装備の日本独自のカスタム仕様にしてもいいような。 あと、チェーンケースはせめてピストル型ケースにして欲しい。 チェーンをIZUMI、ペダルを三ヶ島、ケーブルを日泉にするのはさすがに無理か・・・。 こう考えると、1から企画して使い勝手の良い車種を開発したほうが早いような・・・。 「ピアノタッチシフター」「フル泥除け」「両立スタンド」「全黒タイヤ」 「内装3段(日本仕様)」「ピストル型チェーンケース」 「IZUMIチェーン」「三ヶ島ペダル」「日泉ケーブル」「ネジ留めのグリップ」 タイヤはそのまま559か、584、622でタイヤ選択肢やリムの入手しやすさ=修理しやすさを重視。 シートポスト27.2mm径は継続。 ────────────────────────── ▼POLYGON BIKESについて 2014年から?日本で本格参入 www.cyclemode.net/2014/exhibitor/detail/144/ 日本版サイトのフェイスブック www.facebook.com/polygonbikesjapan/ 代理店としてはアラヤ工業、他1店の掲載のみ www.polygonbikes.com/dealers/ ●アラヤ「polygonbikes」の日本サイト www.polygonbikes.jp/ (海外版のページ:仕様が異なる) www.polygonbikes.com/product/urban/zenith-active-3-2018/ 参考:▼同メーカーにあるS型系フレーム車種 (1)外装変速「LOVINA」(▲重さ不明) www.polygonbikes.com/product/urban/lovina/ (2)外装変速でカゴ足がない「OOSTEN 26」(▲重さ不明) www.polygonbikes.com/product/urban/oosten-26/ ──────────────────────────
https://w.atwiki.jp/yokatamono/pages/293.html
変速機付きの自転車 864 :可愛い奥様:2005/09/02(金) 22 52 38 ID v2NoiRS0 だんなの乗っていた三段変速の自転車に乗ってみたら、 坂道がすごく楽だった!! 自転車を押して歩いたり、たちこぎするような坂でも、 大丈夫だったし、ずっと上り坂が続く場所でも楽にこげた。 そのうち電気自転車を買おうかな、と思っていたけど、これなら 電気じゃなくても坂道オッケー。 ただし、男性用なので、乗り降りがちょっと大変。 865 :可愛い奥様:2005/09/02(金) 23 13 54 ID aDgS/4ps 864 6段7段のママチャリもお勧め 866 :可愛い奥様:2005/09/02(金) 23 27 19 ID v2NoiRS0 865 おお、今はママチャリでも6段変速があるんですね~。 ぜひ買いたいです。 part2 http //human5.2ch.net/test/read.cgi/ms/1120106596/
https://w.atwiki.jp/0458250333/pages/83.html
歯車チェーンソー 刻み続ける歯車王朝産の武器 チェーンソーの刃部分が連なるハグルマになっているチェーンソー 自動で永遠に歯車型の連なる刃が回り続け痛みを与えながら斬るのに向いている
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/51.html
シマノFacebook[街乗り]抜粋2へ続きます https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/76.html 最終更新日:(2017.6.25 シマノ旧FBのURLは全て無効) 2015.7.20 2016.1.24微修正のみ 6.20 ハブダイナモライトの課題(ページ最下部) 4.16 チェーンガードの説明(チェーンケース(3)に追加) 3.29 追加「チェーンケースの違い」、微修正 3.24 一部加筆 3.21、22 復元・微修正のみ 3.17 微修正のみ 3.14 UP ◆シマノfacebook記事資料館 2017年5月に以下URL先の記事は全て消去されて確認できなくなりました 文字のみですが、こちらでは意味のある有益な情報として残しておきます。 www.facebook.com/ShimanoEntryParts 街乗りパーツサイトをまともに更新しない一方で、 貴重な資料類があっても個別確認がしにくいfacebookを1ページに一括表示し検索性を向上。 ※街乗り分類ではないと判断した記事は省略 まだシマノ製品で掲載されていない分類の内容としては ●ブレーキの「アウターケーブル」「インナーワイヤー」ロード系商品のワイヤーとは末端タイコの形が異なる。 ●内装のスプロケット(ギア歯)の違いの紹介(薄歯・厚歯)、歯数を2Tでも多くすることで軽く快適にできること、など) ●ブレーキシューの違い (キャリパーブレーキ用・Vブレーキ用) └キャリパー用のブレーキシューは静音性(6)で画像だけ www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=653988737993692 id=466183956774172 ●リムテープの重要な役割 ●BBの種類 └(中空の項目で軽く触れられているだけ) www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=610299719029261 id=466183956774172 ●シングルハブ 「チェーン」と「フレームの規格」の項目について出ているが、 いわゆる「安物のママチャリ」にも使われる シングルスピード(段数変更できるギアなし:非固定ギア)についての詳しい比較はない。 本来は「内装・外装」の項目で「シングル」も比較しておくべきだったような。 大分類 【街乗り自転車の選び方】 【街乗り自転車の選び方(天候編)】 【街乗り自転車の選び方(距離編)】 【静音性】 【自転車とメンテナンス】 【メンテナンス:自転車の消耗部品】 【ケミカル:油脂類:オイル・グリス】 【チェーン】 【ローラーブレーキ】 【正しい自転車の乗り方】 【フレームの規格】 【RD:リアディレーラー(後ろ変速機)】 【街乗り向けの外装変速】 【シフター(変速用レバー)】 【ダメージと保護】 【シフトケーブルとキャップ】 【インナーワイヤー】 【ハブ:ボスフリーとカセットスプロケット(外装変速のギア歯)の違い】 【変速数:歯数】 【スポーク】 【ライト】 【オートライト】 【オート変速自転車】 【チェーンケースの違い】 個別分類 【街乗り自転車の選び方】 1●広告の意図 2●アンケート結果 3●「地形・天候・距離」 4●地形から考える 5●内装3段と外装6段のギア比 6●細かい段数のメリット 7●外装の段数の違い 8●止まっていてもギアを変更できるのは内装 【街乗り自転車の選び方(天候編)】 1●雨と自転車 2●水分の影響 3●ハブダイナモとサビの影響 4●「1線式(J1端子)」と「2線式(J2端子)」 5●雨天に強いローラーブレーキ 6●雨の日のバンドブレーキとの比較:制動距離 7●ライト:ブロックダイナモvsハブダイナモ 8●まとめ 【街乗り自転車の選び方(距離編)】 1●走行距離で選ぶ 2●変速周りだけでいえば重量の差は少ない 3●力量変換は外装が優れる 4●内装 vs 外装 【静音性】 1●前書き 2●ハブダイナモとブロックダイナモのノイズの差 3●ブレーキの種類 4★インナーケーブルクイック式ローラーブレーキの利点 5●ブレーキレバーの工夫 6★ブレーキシューの違い 7●RDのプーリーとノイズ 8●シートチューブ角度とFDのノイズ 9●チェーンステーの長さとFDのノイズ 10★良い自転車の条件とは 【自転車とメンテナンス】 1★自転車はメンテンナンスが必要な乗り物 2●展開図と部品 3●契約3000店からも消耗補修部品を発注可能 4★購入後を見据えて自転車を選ぶ 5★適切な整備を欠かさないこと 【メンテナンス:自転車の消耗部品】 1●自転車の消耗品について 2●ブレーキ部品の摩耗 3★リムブレーキ(アルミのリム) 4●雨天後のメンテナンスが後のストレスを減らす 5●ビンディングシューズのクリートも消耗品 6●RDのプーリーも摩耗する 7●プーリー摩耗状態の比較(画像) 8★「チェーンが伸びる」とは? 9★★タイヤの空気圧 【ケミカル:油脂類:オイル・グリス】 1●前書き 2●内装ギア専用グリス・ギア一式を浸すオイル 3●メンテナンス:汚れ落としと脱脂材 4●チェーン専用オイル 5★★ローラーブレーキ専用グリス 6●シフトケーブル専用グリス 7●特殊な内装11段 8●油圧ディスクブレーキ用オイル 9★プレミアムグリス(旧デュラエースグリス) 【チェーン】 1●チェーンの役割 と種類 2●「シングル用」と「変速機用(外装変速機用)」の違い 3●変速機用チェーンの加工 4●ピンの重要性 5●段数の違いによるプレート厚の差(画像) 6●段数ごとのアンプルピンの違い 7★チェーンが伸びる? 8●伸びのチェック 9●錆の予防も重要 【ローラーブレーキ】 1●前書き 2●説明 3●内部構造 4★専用グリス開発秘話の1 5★汎用グリスは不適格(開発秘話の2) 6●「放熱フィン付のBR-IM31-R」 7●放熱版に溝付のBS版仕様「放熱フィン付のBR-IM31-R」 8●縦方向にも溝付のBS版仕様「放熱フィン付のBR-IM31-R」 9●大型フィンタイプ 10●ハイパータイプの構造の違い 【正しい自転車の乗り方】 1●美脚と自転車 2●脚を太くしない乗り方 3●サドルの高さ 4●ペダルの踏み位置 5●ペダルは軽く回転させること 6●適正位置とクルクル回転で脚を引き締める 【フレームの規格】 1●ハブの互換性 2★前輪のOLDの違い「93mmと100mm」(画像) 3★軸の長さの違い(画像) 4★軸の太さの違い(画像) 5★後輪のOLDの違い (一般車シングル120mmと内5の132mm) (画像) 6★「内5→内8、内8→内5と「回り止めワッシャー」の関係(画像) 7★内装ハブのOLDの違い 8●前輪ローラーブレーキへのハードル 9★フレームエンドの爪式「正爪・逆爪・直付け」(画像) 10●フレームエンドの厚みとRDの可動範囲(画像) 11●フレーム硬度とRDの関係 12●直付けRDの規定の多さ 13●角度と精度の重要性 14●まとめ 【RD:リアディレーラー(後ろ変速機)】 1●街乗り向け後変速機の紹介 2●他のRDとの違い 3●機能紹介 4●具体的なメリット(画像) 5●転倒時の回避機能(画像) 6●街乗りでのメリット 【街乗り向けの外装変速】 1●外装変速とは 2●ALIVIOのチェーンガード説明 3●ALIVIOの「タップファイヤー」シフターと「ラピッドファイヤープラス」の違い 4●後輪の大ギアの内側にある円盤の正体 5★街乗り向けRDの形状とケーブルの長さ「RD-FT55/RD-FT35」 6★街乗り向けRDの形状の意味「RD-FT55/RD-FT35」 7●幻の内装+外装の街乗り用ハブ 【シフター(変速用レバー)】 1●シフターとは 2●レバー型:ラピッドファイヤープラス 3●レバー型:EZファイヤー(プラス) 4●グリップ型:レボシフト 5●レバー型:サムシフター 6●レバー型:日本独自のピアノタッチシフター 7●まとめ 【ダメージと保護】 1●内装3段の部品保護用 2●外装変速のRD保護用 3●スポーツ自転車の場合 4●保護性能の違い 5●グリップ系シフターのデメリット 【シフトケーブルとキャップ】 1●役割 2●重要性 3★「巻線(SISアウター)」と「直線(SIS SPアウター)」の違い(画像) 4●ライナーの役割 5●シフトケーブル[SIS SP41]専用グリス 6●アウターキャップ 7●ノーズ付アウターキャップ 8●MTB向けラバーブーツ付キャップ 9●MTB向けラバーブーツ付キャップの構造(画像) 10●シール付きアウターキャップ 11●アウターも消耗品 【インナーワイヤー】 1●インナーワイヤーについて 2●シフトのインナーワイヤーの種類 3●種類の説明 4●高級ワイヤーの表面処理 5●2種の処理の違い(画像) 6●最高級ワイヤーは「新素材ポリマー」を巻きつけたタイプ 7●3種の処理の違い(画像) 8●特殊な高耐久ケーブル 【ハブ:ボスフリーとカセットスプロケット(外装変速のギア歯)の違い】 1●ハブとは 2★カセット vs ボスフリー 3●カセット vs ボスフリー:歯数設定の差 4●カセット vs ボスフリー:強度の差 5★カセット vs ボスフリー:強度の差2(図解) 6■ギア枚数増加とハブの強度確保の難題 7■ギア枚数増加とハブの強度確保の難題2 8●専用工具 【変速数:歯数】 1●ギア比について 2●ギアレンジでは「一般車もロードも差がない」(画像) 3●変速段数を増やすメリットは「丁度良い回転抵抗を選べる」こと 4●大ギアの用途 5●歯数の組み合わせの違い 6●歯組の種類 7●前ギア 8●ペダルの重さと後ろ車輪の大きさ 9●歯数の組み合わせの多さの理由 【スポーク】 1●スポークとは 2●種類 3●役割 4●かかる力の方向 5●ブレーキとの関係 6●ハブブレーキとスポーク 7●組み方 8★太さ 9●太さと本数との関係 10●形状の違い 11●強度のあるリム 12●想定重量 【ライト】 1●レンズ 2●反射板付レンズ 3●反射板付レンズの解説 4●光源 5●J2端子の場合 6●強制点灯 【オートライト】 1●ブロックダイナモ(リムダイナモ)とオートライト(ハブダイナモ)の違い 2●オートバイ・原付では昼間も点灯 3●左折巻き込み防止には昼間でも点灯が有効 4●LEDの設計寿命は2000時間以上(1日1時間で6年) 5●フィラメント式とLEDの違い 6●新ハブダイナモの案内のみ 7★「DH-2N30J比で走行抵抗1/2、重量=36%減、容積(大きさ)=42%減」 8★DH-C2100の内部構造図 9★「ハブの軽量化」と ▲「出力の低下」 10●光軸調整(角度は下向き5度) 11▲J2-A端子には既存端子との互換性なし 12●HILMO(ヒルモ)のまとめ 【オート変速自転車】 1●シマノの提案する「街乗り自転車」 2●内装8段+「モーターユニット」 3●オート変速 4●エアーサスペンション付 5●しかも電源いらずでフロントもローラブレーキでハブダイナモ 6●バッグのデザインも良く防犯機能あり 7●SHIMANO CYBER NEXUS(2007年)搭載車の試乗 【チェーンケースの違い】 1●前書き 2●デザインとチェーンケース 3●種類と違い 4●効果について 5●「全ケース」の特徴(1) 6●「全ケース」の特徴(2) 7●「ピストル型」の特徴(1) 8●「ピストル型」の特徴(2) 9●「半面全ケース」の特徴(1) 10●「半面全ケース」の特徴(2) 11●まとめ ━【街乗り自転車の選び方】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1●広告の意図 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=548766395182594 id=466183956774172 「自転車をテキトーに選ばないでください」・・・というチョット刺激的な表現には、 通学/通勤/お買い物用の街乗り自転車も使用状況や目的によって部品の機能や性能を選んでください!・・・ ということを消費者の方々に広く知って頂きたいという思いが込められています。 2●アンケート結果 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=548768221849078 id=466183956774172 「通学/通勤/お買い物」に使われる自転車を選ぶ際に、みなさんはどんなポイントをチェックして選ばれていますか? このグラフは、以前当社が「一般の消費者様を対象に行ったアンケート調査」を引用したものです。 「自転車を購入する際に重視するポイント」をお伺いしたところ、1位:デザイン、2位:耐久性、3位:価格という結果になりました。 どれも大事なコトなのですが、「自分の用途に合っているか」 「使う環境に合っているのか」といったポイントにフォーカスされていないことが、 結果的に「乗りにくい自転車」を選ばれることになっていないかと心配してしまうのです。 自転車部品の「機能」や「必要なメンテナンス」について知ることは、より良い「自転車ライフ」に必要不可欠のコトなんです! 3●「地形・天候・距離」 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=550702964988937 id=466183956774172 では、「使用用途」や「使用環境」の中から必要なチェックポイントを見つけ出すにはどうすれば良いのでしょうか? その合言葉は「チテキ=知的?!」ではないかとFacebook担当者(若手)は考えています。 「チテキ」とは「地形」「天候」「距離」の頭文字を取ったもの。 これらの「3つの状況」をちゃんと把握することで、ご自身の「使用目的」や「使用環境」にぴったりと合った 「部品選び=街乗り自転車選び」ができると考えているのです。 4●地形から考える www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=551119381613962 id=466183956774172 では、さっそく「地形」に関するお話をいたしましょう。 「街乗り自転車」は街中のフラットな道路、そして陸橋のアップダウン、 遠距離通学時のちょっとした峠道など「さまざまな状況の道」を走ります。 そんな「さまざまな状況の道」で「街乗り自転車」を快適に走らせてくれるのが 「変速機」と呼ばれる「ペダルを踏む力を一定にしやすい部品」なのです。 この「変速機」は品種やグレードによって「ペダルの踏む力を変えることのできる領域=ギヤ比/ギヤレシオ」が異なり、 186%や307%などと表されます*。 走る地形に合わせた「変速機」を選ぶことが、「街乗り自転車」を快適に走らせるための重要な要素となる・・・ と私たちは考えています。 *添付資料は内装変速機のギヤレシオを比較したものです。 5●内装3段と外装6段のギア比 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=551552444903989 id=466183956774172 さて最近、「通学/通勤/お買い物」に使われることの多い「シティー/軽快車」と呼ばれる多くの「街乗り自転車」に、 この「変速機」が装着されていること、ご存じでしょうか? それらの変速機の多くは、「むき出しの6段外装変速機」もしくは「カバーされた内装3段変速機」と呼ばれるタイプのものです。 ではこれらの変速機、 「変速段数の多い【6段のモノ】は【3段のモノ】よりも最大2倍軽く走れる=ギヤ比/ギヤレシオがワイド♪♪」 なんて思っていませんか? 答えは「NO!」なんです。 数多く販売されている「シティー/軽快車」と呼ばれる「街乗り自転車」の3段変速の「ギヤ比/ギヤレシオ」が186%なのに対して、 6段変速は200%。 「ギヤ比/ギヤレシオ」の差はたった14%しかなく、2倍軽く走れるということではなかったのです(@_@)。 *このグラフの%は変速機のみのギヤ比です。また、記載されている前ギヤ/後ろギヤの歯数は一般的に使われている歯数を示しています。 6●細かい段数のメリット www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=552738698118697 id=466183956774172 「軽くペダルが踏める差」が14%しかないのであれば、6段変速機なんていらないのでは?・・・ なんて考えているそこのアナタ!・・・ノンノン♪です。 街乗り自転車を心地よく使うキーポイントのひとつに「ペダルを踏む力を一定にすること」があります。 例えば、家で「かき氷」をガシガシ♪作っている時に、回しているハンドル部分の回転が急にむっちゃ重くなったイヤでしょぉ~! 「かき氷マシーン」のハンドル部分の回転が一定であることのココチよさ♪・・・が変速機にも当てはまるのです!・・・・・ う~む・・・ちょっとムリムリ、大分とムリムリ説明(-_-;) なら、こんな階段を模した図はどうだ! 段差が小さい=変化が小さい程、スムーズに階段を上がることができる!=スムーズにペダルを回せる、だから多段変速の方がココチ良いのだ! *後ろギヤの組み合わせが14-28Tの場合で変速機のみのギヤ比。 7●外装の段数の違い www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=553435474715686 id=466183956774172 ■ 階段の全体の高さは「トータルのギア比」 ■ 階段の数が「段数」 ■ 階段の一段ごとの高さが「歯数の変化」 なんてとらえ方をして頂くと良いかもしれません。 例えば、写真は街乗り自転車で良く使われている「6段変速のギア」とMTBで良く使われている ディオーレクラスの「10段変速のギア」の合体です。 歯の組み合わせは; 【10段】11-13-15-17-19-21-24-28-32-36T・・・328% 【6 段】 14-16-18 - 21-24-28T ・・・200% ■ 階段の全体の高さ=「トータルのギア比」・・・328% VS 200% = 1.64倍 ■ 階段の数が段数=「段数」・・・10段 VS 6段 = 1.67倍 ■ 階段の一段ごとの高さ=「歯数の変化」・・どちらも2T もしくは4T ということで、10段のギアは6段ギアよりも1.64倍も高いところへ行きやすい階段なのですが、 一段一段の高さはあまりかわらないコト、お解り頂けるかと思います。* 「街乗り自転車」を使う場所の地形・・・(陸橋や地下道なども忘れないでね!)を思い出して頂き、 さまざまな階段の種類の中から「階段選び」=「段数やギア比」をお選び頂くことが、 「ストレスの少ない自転車ライフ」につながる道だと私たちは考えています。 *自転車の走行性能は後ろギアだけで決まらず、前ギヤの歯数やタイヤサイズによって大きく変化します。 8●止まっていてもギアを変更できるのは内装 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=553854314673802 id=466183956774172 “陸橋や地下道なども忘れないでね!”・・・実はこの一言、変速機選びの重要なキーワードだってコト、ご存じでしたか? 「陸橋や地下道」・・・どちらも「坂道」なのですが、都市部でこれらを含む「坂道走行」している時に 横から急に車が出てきたり、路肩に駐車をしている車を避けるタイミングがうまく合わず「自転車を止めてしまうこと」はありませんか? そんな時に「■ 外装変速機=(チェーンを掛けかえて変速する)=(ペダルを回していないと変速できない)」タイプですと、 重いギアのままで発進しなければならないことも。 牛乳や野菜など多くの荷物を積んだ「お買い物帰り」ですと、「ふらつき発進」の原因にもなりかねません。 そんなことも起こり得る「街中走行」にピッタリなのが 「■ 内装変速機=(チェーンを掛けかえることなく変速できる)=(ペダルを回していなくても、止まっていても変速できる)」 なのです。 止まったままでもギアを軽い位置に変速することが可能だということは、 「信号で停止した時」にも「いつでも安定した発進」が可能ですね♪ ━【街乗り自転車の選び方(天候編)】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1●雨と自転車 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=554264051299495 id=466183956774172 本日からは、「天候」に関するお話です! 「街乗り自転車」購入時に最も考慮すべきポイント・・・それは、雨(水分・湿気)です。 「私、雨の日には自転車に乗らないから関係ないわ♪」・・・とおっしゃるアナタ、よ~く考えてみて下さい。 「雨上がりの濡れた道路を走ったコト」、ありませんか? 一口に雨(水分・湿気)による影響と言っても ■ 雨天時の走行 ■ 雨上がりの濡れた道路の走行 ■ 駅や学校などの屋根なしの駐輪場 ■ 雨が吹き込むと濡れてしまうご家庭での駐輪 ・・・など状況はさまざま。 ほとんどすべての「街乗り自転車」は雨(水分・湿気)の影響を受けると言っても過言ではありません。 雨(水分・湿気)の影響を考えて「街乗り自転車」を選ぶことが 「ストレスの少ない自転車ライフ」のための大事なポイントだと、私たちは考えています。 2●水分の影響 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=554714664587767 id=466183956774172 雨(水分・湿気)によって自転車部品が受ける影響は、 「① 部品から油分が奪われることによる作動不良」、 「② 部品の錆びによる性能劣化」、 「③ 水分のよる性能への影響」・・・の3つに大別できると担当者(若手)は考えます。 では①「油分が奪われることの多い部品」って具体的に何なんでしょうか? それは「外装変速機」です。 チェーンを架け替えて変速する外装変速機は「むき出し状態」。 雨が直接当たると、変速機や後ろギヤ、そしてチェーンから油分が流れてしまい、 スムーズに動かすことができず、確実な変速ができないことも。 自宅の「引き戸」も油分が切れてくると滑りが悪くなるのと同じく、 ギヤとチェーンも油分が流れてしまうと「作動不良=変速不良」を起しやすくなるのです。 「むき出し」の「外装変速機」って、雨(水分・湿気)が苦手だったんですね。 3●ハブダイナモとサビの影響 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=556025001123400 id=466183956774172 先週末は、雨(水分、湿気)によって自転車部品が受ける影響は、 3つのタイプ(①油分が奪われることによる作動不良、②錆びによる性能劣化、③性能への影響)があり、 外装変速機は①油分が奪われやすい部品の一つであるというお話をいたしました。 本日は②錆びによる性能劣化についてです。 あれ~、フロントライトが点かない!電球に異常はないのだけど・・・なんて経験はありませんか? シティー・軽快車と呼ばれる「街乗り自転車」において、錆による性能劣化の起きやすい部品の一つに 「ハブダイナモ式フロントライト」があります。 自転車のライトが点灯する仕組みは、ハブダイナモ(発電機)で作られた電気が ライトまで1本の電線を用いて送られ(電力側)、ライト点灯後に再びライトから「フロントフォーク」を経由して 電気が戻ってくる(接地=アース側)ことにより回路が形成されて、ライトが点灯します。 多くの「フロントライト」は「フロントフォーク」と呼ばれる前車輪を支える部品に溶接された「ステー」に取り付けられます。 でも、この取り付け部分が錆びると電気が流れず回路が形成されなくなり、ランプが点かなくなることがあるのです 4●「1線式(J1端子)」と「2線式(J2端子)」 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=556429611082939 id=466183956774172 それでは、すべての「ハブダイナモ式フロントライト」は、「錆による影響」を受けやすいのでしょうか?? 答えは「いいえ!」、「ハブダイナモ式フロントライト」には「錆びに強いタイプ」もすでに存在するのです。 それはライトに電気を供給するための配線、すなわち「電力側」と「接地・アース側」に それぞれ電線を使っているタイプ=「2線式」です。 このタイプは、「接地・アース側」にフロントフォークを使わず、 独立した「電線」を持たせているため、ライト取り付け部分の錆による影響を受けることなく 電気を安定的に流すことが可能=ライトが点灯しないというトラブルに対して大幅に強くなったのです。 錆びに弱い「1線式」と呼ばれるタイプのすべてのハブダイナモは、 数年前にすでに生産中止、シマノの「ハブダイナモ式フロントライト」はすべて2線式 また、すべての「フロントライト」の「発光部分」に「LED」を採用することにより、 長期間安定した光を出すことのできる「フロントライトシステム」をご提供しています。 ↑ しかし残念ながら交換用の「明るいハブダイナモライトは」ほぼ「未だに1線式」で遅れている。 シマノ製の明るいライトを出してくれればいいのだが、 「時速15kmで平均中心光度400cd超えてれば十分」として、「明るさを追及する必要はない」かのようなスタンスで明るさすら非公開。 その上今度は出力を落としたハブと専用とその端子のライトを新発売。 「とにかく明るさなんて基準クリアしてればいいからコストを下げろ」という完成車メーカーの文句でもあるのだろうか。 5●雨天に強いローラーブレーキ www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=556810447711522 id=466183956774172 本日は③雨(水分・湿気)による性能自体の低下についてのお話です。 雨(水分・湿気)によって性能に影響が出やすい代表的な部品に「ブレーキ」があります。 影響を受ける主な原因は二つ、■空気中の湿気による影響、■直接雨に濡れることによる影響です。 晴れた日には「ノイズ=キーキー音」もなく快適に使えていた「街乗り自転車」の「ブレーキ」が、 梅雨時や雨の降った後などに突然「キーキー」と音が鳴りだした(@@)ことってありませんか? 実は、ブレーキ力を発生させる「ライニング」と呼ばれる部品やその他の部品に 「湿気や水分が悪さ」をすることにより、音鳴りが発生しやすくなると言われています シマノのローラーブレーキは、「防雨シール機構」や「内部グリス充填」を行うことで、 「水や湿気の侵入」を極力は排除、また、湿気の影響をほとんど受けない「ブレーキ力発生部材」の採用により、 ほとんど「キーキー音」の発生させない「静かなブレーキ」を実現しているのです! 毎日乗る「街乗り自転車」は、静かで快適に走りたいものですね。 ↑ 安物自転車に多い「後輪のバンドブレーキ」は音鳴りを消す方法は特殊な加工を施すしかなく、 基本自転車屋では「サーボブレーキに交換してください」となる。 (ローラーブレーキのような雨天に強い「メタルリンクブレーキ」もある) バンドブレーキをローラーブレーキにするには「ハブ」と呼ばれる車輪軸筒を交換するか、 車輪ごとの交換が必要。ハブ組み換えやホイール交換費用は結構かかる(変速によっても異なる)。 6●雨の日のバンドブレーキとの比較:制動距離 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=557175371008363 id=466183956774172 昨日は、③雨(水分・湿気)による性能自体の低下のうち、「ブレーキの音鳴り=キーキー音」についてお話しました。 本日は、雨(水分・湿気)による性能自体の低下についてのお話です。 雨の日に「街乗り自転車」に乗っていてブレーキをかけたらスーッと進んでしまい、 思うように停まれなかったという経験はないでしょうか?? ブレーキは「シュー」や「ライニング」などと呼ばれるパーツによってブレーキ力を発生させ、 自転車のスピードをコントロールする部品です。 そこに「雨(水)が侵入」することにより「摩擦力」が発生しにくくなり、 ブレーキ力が十分に発揮できなくなってしまうと言われています。 シマノの「ローラーブレーキ」は、「防雨シール機構」や「内部グリス充填」により水や湿気のブレーキ内部への侵入を極力排除。 だから雨の日でも「安定した環境の中」で「摩擦力」を発揮させることができ、 晴れの日とほぼ同じような感覚で停止することができるのです!(=またまた自慢♪) 7●ライト:ブロックダイナモvsハブダイナモ www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=557617890964111 id=466183956774172 みなさん、「ブロックダイナモ」ってご存知ですか? 回転する部分を動いているタイヤに押し付けることで発電、その電気を一体型のライトに供給し前方を照らす 「自転車用ライト」のことです。 比較的安価なシティー・軽快車と呼ばれる「街乗り自転車」に装着されることの多いこの発電ライト、 「最大の敵」はタイヤに押し付けられた回転部分を滑らせる「水」や「ホコリ」なのです。 タイヤは「絶えず地面に接している」ため、路面の「ホコリ」や「雨上がりの水」などを拾ってしまいます。 これらによって回転部分が滑ってしまうと発電量が足らず、前方への照射が十分でなくなることも・・・(@@) 「水」や「ホコリ」の影響を極力受けにくいのが、前輪中央部の「ハブ」といわれる部品の中に 「発電機」が組み込まれた「ハブダイナモ」という製品です。 路面から高い位置にあり、またカバーで覆われた「耐雨構造」のため、 「水」や「埃」の影響を受けることなく「効率的な安定した発電」が可能なのです。 「雨具」を使って通学しなければならないこともある「通学自転車」に必要不可欠なアイテムだと思われませんか?! ↑ 一方で交換費用は ハブダイナモ:ハブの内部が錆びて+ライトの組み換え工賃別で7000円以上 ブロックダイナモ:明るいものでも2500円ほどで済む。 そして、明るさはUSB充電タイプのライトの明るさには到底及ばないが、 充電も毎回の取り外しも面倒で、値段も最低で1万円以上となり、本当に悩む。 8●まとめ www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=560528530673047 id=466183956774172 ■チェーンを脱線させる「外装変速機」やリムを挟み込むことによりブレーキ力を発生させる 「リムブレーキ」など「スポーツ自転車用に開発された部品」は、「軽量化のためにむき出し状態」になっており、 「雨やホコリの影響」を直接受けています。 → 「安定した性能を継続して発揮させる」ためには、 「チェック・調整・注油」などのこまめなメンテナンスを行うことを前提としております。 ■カバーされた中で変速やブレーキ力の発生を行う「内装変速機」や「ローラーブレーキ」など 「街乗り自転車用に開発された部品」は、「雨やホコリの影響」を直接受けることがほとんどありません。 → 「こまめなメンテナンス」を行うことなく、「安定した性能を継続して発揮させる」ことができるため、 「雨天・雨天後走行」などさまざまな環境下で行うことの多い「通学/通勤自転車/お買い物」など 「街乗り自転車」にぴったりの部品なのです。 「適材適所」=部品の能力や適性に応じてふさわしい自転車に装着すること・・・が 考えぬかれた街乗り自転車を選ぶことが、楽しい自転車ライフにつながる第一歩であると私たちは考えています。 ━【街乗り自転車の選び方(距離編)】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1●走行距離で選ぶ www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=561989510526949 id=466183956774172 普段みなさんは「街乗り自転車」でどれくらいの距離を走っていますか?? 「ちょっとそこまでお買い物♪」なら片道2~3km(おおよそ10分くらい)でしょうか? でも、郊外の通学用途では片道10km以上(30分以上)走ることも珍しくないんです。 また、「ポタリング」と呼ばれる「自転車散歩=散走」や「ホビーレース」ともなると、 一度に30kmも走ることも・・・。 「街乗り自転車」で10km以上距離を快適に走るための大事なポイントには 「駆動効率=ペダルを回す力/踏む力を後輪に伝える効率」や「自転車の重量」などがあります。 効率の良い、また重量の軽い駆動システム/変速システムが、 ストレスの少ない自転車ライフへの重要なポイントであるって、みなさんご存じでしたか? ↑ 坂道の頻度や距離。信号の多さや交通量なども考慮できる。 2●変速周りだけでいえば重量の差は少ない www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=562396643819569 id=466183956774172 では、「シティー/軽快車」と呼ばれる「街乗り自転車」によく使われている 「外装6段変速機=剥き出し」と「内装5段変速機=カバー付」の重量の差ってご存知ですか? 測ってみましょう♪ ■「むき出しの外装変速」は「シティー・軽快車」によく使われている、 外装6段変速機、6段後ギヤ(14-28T)、ハブ、そしてメカガードと呼ばれる転倒時における変速機のダメージを軽減するパーツ・・・の4点で計測 =1,182g * ■「カバーされた内装変速機」は、 内装5段変速機、ギヤ、カセットジョイントと呼ばれるワイヤーを取り付けるパーツ・・・の3点で計測 =1,373g* そうなんです、内装変速機は重い!・・・と思われがちですが、 「191gの重量差」=私のアンドロイド系スマホと同じ重量・・・しかなったのです。 確かにもっと価格の高い「アルミ」や「カーボンファイバー」「チタン」といった軽量材を多用した 「競技用の変速機」との比較ですとその差はもっと広がりますが、 「シティー・軽快車」といった「街乗り自転車」に使われている変速機の材料の多くが「鉄」です。 その結果、重量差はぐっと縮まっていたのですね♪ * 共にローラーブレーキ仕様で測定。ハブナット・ワッシャーなど除いた重量です。 * これらの重量は簡易的に測定した重量であり、 計測する構成部品が異なりますと同じ商品が同じ重量にはならないこともあります。 * 改良などで重量が変化することもあり、おおよその目安としてご覧ください。 3●力量変換は外装が優れる www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=563115757080991 id=466183956774172 さて、快適に走るためのもうひとつのポイント、「駆動効率=ペダルを回す力/踏む力を後輪に伝える効率」って 外装変速機と内装変速機では差があるのでしょうか? 実は、同じ条件で計測することが難しくなかなか断定することができないのです。 ■例えば、外装変速機の後ろギヤの位置によってチェーンはねじれますが、そのねじれによる効率の変化。 ■例えば、内装変速機の内部ギヤの組合せによる効率の変化。 ■例えば、内装変速機の内部ギヤ軸にベアリングを入れることによる効率の変化。 などちょっと「専門的」になってしまいましたが、評価するには奥深くまた結構デリケートなのです。 ただ、一般的には、「内装変速機」よりも「外装変速機」の方が効率良く 「ペダルの回す力/踏む力」を後車輪伝えることができると言われ、 「プロのレースシーン」ではほぼ100%「外装変速機」が使われているのです。 4●内装 vs 外装 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=563657007026866 id=466183956774172 「通学/通勤/お買い物」といった普段の足に使われることの多い街乗り自転車を購入する時に、 少し冷静になって「使う様々なシーンを振り返る!」ことが、ストレスの少ない自転車ライフへの重要なポイントになるコト、 お分かり頂けましたでしょうか? 最後に、当社が「春の通学車シーズン」に自転車ショップ様の店頭で配布させて頂いた 「小冊子」の中から、内装/外装変速機のそれぞれの得手不得手をまとめた「変速機チェック表」をお届けしたいと思います*。 ↑ メンテナンスや操作やトラブルリカバリー含め、 店に任せるのも含めて「サクサク快適に走りたい」「マメな人」は断然「外装」 「多少重くてもいいから」「チェーンへの注油頻度を下げたいなら”フルカバーケースの”内装」というのが分かりやすいかもしれない。 内装でもギア比変更の相談を受けてくれるような店が近くにあればいいが、 なければそのうち電アシを売りつけられるかもしれない。 ━【静音性】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1●前書き www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=650446978347868 id=466183956774172 「ノイズが聞こえず静かに走れる」・・・この性能は自転車部品に求められる「ストレスフリー性能」の要素の一つなのです。 特に石畳の道路を走ることの多い欧州市場では、機能や耐久性、メンテナンス性などと同じく、 自転車を選ぶ重要な要素の一つにも上げられる「ノイズレス」。 2●ハブダイナモとブロックダイナモのノイズの差 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=651027368289829 id=466183956774172 「ハブダイナモ」という前車輪の中心部ハブに組み込まれた発電機は、 発電効率が良いためライトが点灯してもペダルに重みをほとんど感じず、 多くの皆さんに受け入れられた「街乗りベストセラー部品」であるってご存じですか? この製品は発電機を「ハブ」に組み込むことによる「高効率発電」のメリット以外に、 大幅なノイズの低減というメリットもあったのです。 それまでの「街乗り自転車」の主流であった「ブロックダイナモ」と呼ばれる「ライトと発電機」を組み合わせたタイプは、 「発電機部分のローラー」をバネの力でタイヤに押し付け回転させるため、 発電時に「グルグルグル・・・」という独特の「ノイズ」が発生することがありました。 一方「ハブダイナモ」は、何かと何かを接して発電させるのではなく 「車輪の回転を直接発電に使える」ため、「ブロックダイナモ」のように 「ノイズ」が発生することもほとんどなく、また「泥や埃を侵入させない密閉構造」という特徴もあり 長期間の使用でも回転抵抗や「ノイズ」がほとんど増えないことも特徴。 「ハブダイナモ」は点灯しても車輪の回転が重くなりにくい発電機としてのメリットが注目されがちですが、 実はほとんど「ノイズレス」という長所も合わせ持った製品だったのです。 ↑ 一方で、車輪自体が増量、ハブのグリスアップが困難という意味でメンテナンス性は低いのも特徴。 ブロックダイナモに比べて明るいライトを使いやすいハブもあり、一長一短。 3●ブレーキの種類 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=651527221573177 id=466183956774172 「いやなキーキー音!」・・・「街乗り自転車」でも「レース用自転車」でも ブレーキをかける時に発生する「キーキー音」はライダーに大きな「ストレス」を与えてしまいます。 ブレーキの基本原理は、「モノ」と「モノ」を擦らせて(=摩擦現象)「運動エネルギー」を 「熱エネルギー」に変換することで、「減速」もしくは「停止」させています。 摩擦を起こす「モノ」と「モノ」にはさまざまな組み合わせがあります。 ■<リムブレーキ>=「鉄リム」「アルミリム」「ステンレスリム」「カーボンリム」と「ブレーキシュー」 ■<ディスクブレーキ>「鉄ローター」「ステンレスローター」と「パッド」 ■<ハブブレーキ>=「シュー」「ライナー」と「ドラム」 など非常に「多くの種類」と「異なった材料/材質」を擦りあわせて「熱エネルギー」に変換させるのが「ブレーキ」なのです。 この「モノ」と「モノ」の摩擦がいつも「安定した変化の少ない中」で行われればコントロールしやすいのですが、 実際には「雨/雪/気温/湿度/ドロ/水/ホコリetc」といった様々な要因が刻々と変化する中で行われています。 さらに「ブレーキ自身が発する熱」も加わるという「混沌」とした状況の中で 「いつでもどこでも安定した確実な制動力」を確保するのは「難解な数式を解くより難しい」のです=言い過ぎ!? そんな様々に「変化する要因」をできるだけ受けずに「安定した状態」を確保するために、 ブレーキ力を発生させる部分を「密閉構造」にし、 さらに内部に「特殊グリース」を充填したのが「街乗り自転車」の定番!?「ローラーブレーキ」です。 「安定した状態」の確保は、雨天時の「ブレーキ力の低下」を抑えるだけでなく 「いやなキーキー音(=ノイズの発生)」をほとんど抑え込むことを実現、 ライダーの「ストレスフリー」に大きく貢献することができたのです。 4★インナーケーブルクイック式ローラーブレーキの利点 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=651960971529802 id=466183956774172 「ローラーブレーキ」はこれらの工夫で制動時の「いやなキーキー音」がほとんどしなくなり、 静かなブレーキを実現させましたが、静かになればなるほど「他のノイズ」が気になってきたのです。 例えば「ブレーキを作動」させるためには「手の入力」を伝える「ブレーキケーブル」が必要ですが、 「写真左の製品」はその「ケーブル固定ボルト」が浮いた状態にあるためデコボコ道、 例えば欧州における石畳の道などでは「ブレーキ本体に接触」し、「カタカタ音」を発生させることがありました。 ということで、開発されたのが「写真右の製品」です。 「ケーブル固定ボルト」を「ブレーキ本体に密着」させ浮いた状態を解消させることで、 どんな石畳でも「カタカタ音」を発生させることがなくなり、また一歩「ストレスフリー」の野望に近づいたのです! ↑ それ以上にケーブル付け外しが便利になるというメリットもあるが、日本の一般車にはほぼ採用されない。 5●ブレーキレバーの工夫 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=653471104712122 id=466183956774172 ハンドル近辺から聞こえる「カチカチ音」・・・それは、 握ったブレーキレバーが戻る勢いで干渉部分から発生する音だったのです。 ブレーキレバーとブレーキ本体は手の入力を伝えるワイヤーで繋がれているため、 握られたブレーキレバーは放すとブレーキ本体のバネの力に引っ張られて勢いよく戻り、 レバーが戻りきるところで金属同士がぶつかる「カチカチ音」が発生します。 そこで生まれたのが「バンパーストッパー」という機能。 レバー根本の干渉部分にラバー素材の「音鳴り防止ゴム」を取り付けることにより 「カチカチ音」を鳴りにくくし、さらに「ストレスフリー」性能を向上させることができたのです。 6★ブレーキシューの違い www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=653988737993692 id=466183956774172 ■「ハブブレーキ」 =ローラーブレーキ/ディスクブレーキ/コースターブレーキなど と ■「リムブレーキ」 =キャリパーブレーキ/Vブレーキ/カンチブレーキなど の二つに大別できる「自転車用ブレーキ」ですが、 前者は「モノ」と「モノ」を当社で設計/材料の選定まで決めることができるのに対して、 後者は、「モノ(=ブレーキシュー)」は当社で選定できますが、 もう一つの「モノ(=リム)」は設計や表面処理、そして材料など当社で決めることができないのです(完組ホイールを除く)。 その上、「リム」は絶えず地面に近いところにあり、 「泥や埃、水」などといったさまざまな外的要因にさらされ、 これらが「摩擦を起こす(=ブレーキ力を発生させる)」段階で「制動力」や「ノイズ」に影響を与えているのです。 そこで、制動力を確保しつつノイズの発生が少ない「ストレスフリー」のブレーキの供給に向けて、 「目的」や「用途」などに応じて「さまざまな種類のブレーキシュー」をご用意しているのです*。 7●RDのプーリーとノイズ www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=654507971275102 id=466183956774172 後ろ外装変速機には、変速の際に「チェーンをギヤからギヤへ誘導するプーリー」と 「チェーンのたるみを取るのプーリー」の2種類の「プーリー(=小さなギヤ形状のモノ)」が装着されているのですが、 「プーリー」にも「ノイズ抑制」や「耐摩耗性向上」のための工夫がされているってご存知でしょうか。 「プーリー」の「ノイズ発生」や「摩耗」を増やしたり早める要因の一つに「回転数の多さ」があります。 例えば「街乗り自転車」の一般的な36Tの前ギヤが一回転すると、 一般的な変速機の11Tの「プーリー」は前ギヤの3倍以上回転することになります。 一分間の一般的なペダル回転数(=60回転)から、一秒当たりのプーリーの回転数を計算すると、 ■一分間に回される前ギヤの回数=60回転 ■一分間のプーリーの回転数:36T/11T×60回転=約196回転 ■一秒間のプーリーの回転数:196.3回転÷60秒=約3.3回転 ・・・なんと変速機の「プーリー」は一秒間に3.3回転もしているのです! この回転数を抑えると「ノイズ低減」や「耐摩耗性UP」に貢献するぞ!・・・と開発されたのが、13/15Tの歯を持つ大きなプーリー=「メガプーリー」です。 15Tの場合ですと ■一分間のプーリーの回転数 36T/15T×60回転=144回転 ■一秒間のプーリーの回転数・・・144回転÷60秒=2.4回転 1秒当たり約0.9回少なく回転することになり、「ノイズ抑制」や「耐摩耗性の向上」に貢献することができたのです。 8●シートチューブ角度とFDのノイズ www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=654967687895797 id=466183956774172 9●チェーンステーの長さとFDのノイズ www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=655387227853843 id=466183956774172 10★良い自転車の条件とは 「良い自転車」・・・使われる方/使い方によって様々な解釈がありますが、 すべての自転車に共通して言えることは「良い部品」だけではなく、 それを装着する「良いフレーム」、また自転車にする「良い組み立て」の三位一体となることが必要不可欠なのです。 そのためには「自転車メーカー様」や「販売店様」との「コラボレーション」が欠かせません。 シマノでは、「良いフレーム」のために自転車メーカー様との「技術交流」や「技術情報発信」はもちろんのこと、 「良い組み立て」のために、販売店様向けに「技術講習会」も世界各国で実施しています。 例えば日本の場合、「一般街乗り自転車」を中心とする販売店様他に向けての 「技術講習会」は昨年1年で約80回実施し延べ1,100名様にご参加いただきました スポーツ系販売店様に向けての技術講習会も今年1/2月に全国で延べ17回実施し、 1,300名を超える方々にご参加頂き「組み立ての重要ポイント」などご説明させて頂きました。 みなさんがお乗りになっている「街乗り自転車」って一見簡単に作られていそうに見えますが、 実は多くに方々の「様々な経験・知識」や「講習」を通じて高められた「技術」によって作られていたのですね! 「楽しいストレスフリーの自転車ライフ」を楽しむために 「自転車を購入するお店」や「点検するお店」にも是非ともこだわってみてください! ━【自転車とメンテナンス】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1★自転車はメンテンナンスが必要な乗り物 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=600514406674459 id=466183956774172 「街乗り自転車」を購入して以来、「ほったらかし」ってこと、ないでしょうか? チェーンやブレーキのゴム、ブレーキや変速機を動かすワイヤーやタイヤなど、 自転車には多くの「消耗部品」=使っている内に擦り減ったり劣化する部品のこと・・・が使われています。 定期的な点検・交換などをせずに放置しておくと、本来の機能を維持できなくなるだけでなく、重大な事故につながる可能性も。 自転車は車と異なり、一定の年月ごとに行われる「車検制度」がありません。 だからこそ専門の知識を持った自転車整備士などの方々に定期的な点検してもらうことが大事なのです。 2●展開図と部品 自転車部品に使われている「ネジ」や「ナット」、そして「ブレーキシュー」などの 「スモールパーツ」と呼ばれる部品は、「分解すると機能を維持できないユニット」、 もしくは、「部品価格が製品価格と近くなってしまうもの*」以外、できる限り供給できるようにしています。 自転車ショップ様が消耗部品を発注される際に参考にされるのが、 「展開図」と呼ばれる「スモールパーツ」を図式化したイラストです。 展開図の各部品には番号が割り振ってあり、修理に必要な部品の名称や発注番号が簡単に解るようになっているのです。 3●契約3000店からも消耗補修部品を発注可能 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=601482899910943 id=466183956774172 4★購入後を見据えて自転車を選ぶ www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=602908953101671 id=466183956774172 自転車には必ず「消耗による部品交換」や「転倒などによる予期せぬ破損」などが発生します。 自転車の購入に際しては、「補修部品/スモールパーツの入手が容易に可能かどうか?」 といったポイントにも注意をはらうことが、長期間に渡る楽しい自転車ライフにつながると私どもは考えています。 ↑ 「8,500種類を、3,000店舗で。」とはいうものの、 在庫が極端に少なく「欠品」が多いのはどうにかならないのだろうか。 5★適切な整備を欠かさないこと www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=603059116419988 id=466183956774172 購入してから「ほったらかし」にされることもある「街乗り自転車」ですが、 ご存知の通り、自転車も道路を走る「軽車両の仲間」であり、何より大切な命を乗せて走る乗り物です。 毎日安心して自転車に乗るためには、「定期的な点検」と「消耗部品の交換」により 不具合を「未然に防ぐ」ことが大切です。 「車検制度」のある自動車では当たり前になっている「定期的な点検」というアクションが 自転車でも当たり前になれば、自転車はもっと安全に快適に乗れるはずですね! ↑ 「全部自転車屋に任せておけばいい」というわけにもいかないのが困るところでもある。 「バック広げ工具を勝手に使いフレームを歪ませる」 「556を(交換時に緩ませるための一時的な使用ではなく)ベアリングの潤滑代わりに使う」ような店も・・・。 ━【メンテナンス:自転車の消耗部品】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1●自転車の消耗品について www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=657165044342728 id=466183956774172 「タイヤ」や「ブレーキシュー」などをはじめとして、多くの自転車部品も「減る」「消耗する」と言っても過言ではありません。 2●ブレーキ部品の摩耗 自転車部品が「摩耗」する主な原因は、「モノ」と「モノ」が接したり押し付けられたりして 「すり減る」ことによりますが、その中でも「すり減りやすい」部品の一つにブレーキがあります。 ブレーキに第一義的に求められることは「制動力」ですが、それ以外にも ■「ブレーキシュー」が擦り減りにくい「耐摩耗性」 ■いやなキーキー音がしにくい「静粛性」 ■雨天時に性能がダウンしない「安定性」 ■長い下り坂でも性能が変化しにくい「耐フェード性(=熱によるブレーキ力の低下)」 などが求められています。 (以下ディスクブレーキ「レジン」「メタル」パッドの解説) 3★リムブレーキ(アルミのリム) 「モノ」と「モノ」を擦らせて(=摩擦現象)「運動エネルギー」を「熱エネルギー」に変換することで、 「減速」もしくは「停止」させている「ブレーキ」ですが、 「リムブレーキ」の「モノ」のひとつである「リム(=車輪の金属部分の枠)」は擦り減ったりするのでしょうか? 「リムブレーキ」の「リム」はいつも地面近くにあるため路面の「泥」や「ホコリ」、「水」などの影響を絶えず受けています。 特に「雨天時走行」では、水と一緒に小さな「砂粒」などが巻き上げられ、リム表面に付着することも! そんな状態でブレーキをかけると、「アルミリム」の場合は 「ブレーキシュー」と「リム」の間にはさまった「砂粒」で「リム表面」が削れてしまう・・・なんてことも発生。 その砂粒が「シュー」の中にめり込んで外れにくくなると、 ずっと削れる状態になる恐れもあるため、「リムブレーキ」は特に 雨天/雨上がり走行後にはメンテナンスすることが街乗り自転車を長持ちさせる秘訣のひとつとなります。 また、もうひとつの「モノ」である「シュー」が擦り減って交換する時に、 種類を間違い「リム」との相性が悪い場合、 「リム表面」が削られ最悪の場合穴が開いてしまうという危険なことも発生する「ブレーキシュー」、 専門店での交換を強くお勧めいたします。 ↑ 反面、一般自転車にもある「ステンレスリム」については、 アルミリムほど削れて汚れるといったことはほぼなく、綺麗さを維持しやすい。 デメリットは何といっても「重い」こと。しかも車輪外周の重さのため単に1kg増えただけではない 鉄ゲタ状態になるのがイマイチ。 4●雨天後のメンテナンスが後のストレスを減らす www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=658778957514670 id=466183956774172 実は、自転車のむき出しの「リムブレーキ」、 特に制動力が求められる「スポーツ用のリムブレーキ」も同じようにシューがすり減る時に発生する 粉で真っ黒に汚れてしまうことがあるのです。 特に雨天時走行時は、「シュー」の一部の黒い削りカスと泥などが混じり合って 「リム」や「タイヤ」そして「ブレーキ本体」などに付着し、車輪周りを真っ黒に汚してしまいます。 雨天走行後にはそのままにしないで濡れてる間にサッと汚れを拭いてあげるだけで、 綺麗になるだけでなくイヤ音鳴りの可能性が減ることも。 少しのメンテナンスがノイズの少ない「ストレスフリー」の自転車ライフにつながるのかもしれませんね! 5●ビンディングシューズのクリートも消耗品 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=660119490713950 id=466183956774172 6●RDのプーリーも摩耗する www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=660550637337502 id=466183956774172 外装変速機には「プーリー」と呼ばれるチェーンを引っ張ったり 隣のギヤに移動させるなどの仕事をしている部品がありますがこの部品も摩耗すること、ご存じですか? 一般的にこの「プーリー」という部品は樹脂でできており 鉄製の「チェーン」と絶えず接触していますが、樹脂製「プーリー」の方が柔らかいため減りやすいのです。 この「プーリー」の摩耗で問題となるのが、歯の位置によって摩耗の進行度合が異なってしまうこと。 チェーンは幅の「広いプレート」と「狭いプレート」の2種類のプレート部分が 交互に繋がってできていますが、「プーリー」の歯数が「偶数」だとすると、 ある歯は幅の「広いプレート」とばかり噛み合い、また別の歯は間隔の「狭いプレート」とばかり噛み合うことになります。 結果、歯ごとにかみ合うプレートがいつも一緒になり、摩耗状態にバラつきが出てしまうのです。 こういった問題を発生させないために「プーリー」の歯数は11Tや13Tなど 「奇数」を採用、1つの歯が必ずチェーンの2種類のプレートと交互に噛み合うことで 偏摩の進行具合を均一にし、寿命を長くする工夫をしています。 7●プーリー摩耗状態の比較(画像) www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=660974477295118 id=466183956774172 それでは、「プーリー」は実際にどのように摩耗していくのでしょうか。 こちらの「プーリー」は歯数が11Tであり、均等に摩耗しているものの歯先が鋭く尖っているのが分かります。 特徴的なのは、油でベトベトになった「プーリー」に細かい砂利や泥が付着し、摩耗を早める原因になってしまっていること。 「樹脂製のプーリーは鉄製のチェーンに比べて柔らかい」・・・というのは 確かにプーリーが摩耗しやすい要因の一つですが、 通勤通学に使われることの多い「街乗り自転車」の実際の使用環境では、 道路を走る際に前輪のタイヤ部分等が巻き上げる砂や泥、雨水などがチェーンに付着、 それらがプーリーに移動してさらに摩耗が進行しやすくなるのです。 「むき出し」「シンプル構造」なので軽量そして駆動効率も良いという「外装変速機」ですが、 「むき出しならではの弱点」もあるのですね。 (画像で比較) 8★「チェーンが伸びる」とは? www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=661470700578829 id=466183956774172 「チェーンが伸びる」という表現を聞いたことがあるでしょうか? 街を走っている自転車を見ているとチェーンが「伸びて」チェーンケースに擦り、 「にぎやかな音♪」をたてて走っている自転車を見かけることがありませんか? 実はこの「伸びる」という表現をした現象はチェーンが伸びたのではなく、内部の「摩耗」によるものだったのです。 チェーンの構造は間隔の広い2枚の「外プレート」と 間隔の狭い2枚の「内プレート」が交互に繋がることにより成り立ちますが、 「内プレート」は「外プレート」に固定された「ピン」が貫通する形で組み立てられています。 「摩耗」が発生するのは、「ピン」とピンが通っている「内プレートの穴」部分。 この「ピン」や「穴」がすり減ることで結果的にチェーンの全長が長くなり、「伸び」たように見えていたのです。 この「摩耗」を低減させチェーンを長持ちさせるためには 日頃のメンテナンス=「注油」を行うことは当たり前ですが、実はその「注油の質」も大切なのです。 「オイル(=油)」には当社だけでも「インナー用グリース」から 「Alfine11段用オイル」など目的に応じて様な種類の専用品を開発しています。 自転車チェーン用の「オイル」も注油する種類を間違えますと かえって砂や泥などが付着しやすくなり、結果的に「摩耗」を加速させることも。 様々な添加剤を加えることによって「最適チューン」をされた 自転車チェーン専用の「オイル」を注油することが、チェーンの長持ちの秘訣なのです。 9★★タイヤの空気圧 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=661938020532097 id=466183956774172 これまで、自転車に乗ることによって「摩耗するパーツ」のお話をしてきましたが、 実は自転車に乗らなくても「減る」ものがあるってコトご存じでしたか?・・・それはタイヤの「空気」なんです。 「風船」が時間の経過とともにしぼんでしまうのと同様に、 自転車のタイヤも中に入っている「チューブ」の目に見えない小さな穴から自然と空気が抜けていくため減っていくのです。 「タイヤ」に空気が入っているかどうかは、「リム」と呼ばれる車輪の金属部分に 「人差し指と中指」をフックさせてから親指でタイヤを押さえ、 「凹み感覚」で「どんな感じかなぁ~?」・・・とチェックされる方が多いと思います。 でも、最近「街乗り自転車」でよく採用されている 「パンクしにくいタイヤ(=地面に接する部分のゴムを分厚くしているタイプ)」ですと、 この方法ではなかなか凹みにくく空気が入っているかどうかが?なことも。 そこで、正しい「空気量」を確認する方法をご紹介! それは空気圧を測ることのできる「空気圧計付き空気入れ」というモノで、 タイヤ横に表記されている「適正空気圧」と同じ「空気」を入れるだけ♪ 適正にコントロールされた空気圧の自転車は、「タイヤ」と「路面」との抵抗が減り、とにかく軽快に走れるようになります! また、パンクの多くを占めるタイヤの空気が足らないことによる 「車輪の金属部分(=リム)」と例えば「歩道と車道の少しの段差の角」の間にチューブが挟み込まれ、 パンクしてしまうこと(=専門用語で「リム打ち」と言います。)も大幅に減少! 「街乗り自転車」はもちろん、特にタイヤが細く空気がたくさん入らない「ロードバイク」や 「クロスバイク」用タイヤでは、この「空気圧管理」が「ストレスフリー」の自転車ライフには必要不可欠です。 少し高額な「空気圧計付空気入れ」ですが、 空気を入れる「バルブの部分」と「空気入れ」がしっかりと固定されるため、驚くほど楽に空気が入れることのできるメリットも♪ 春の通学自転車を購入するシーズンですが、お父さんお母さん是非とも空気圧管理をしてあげて下さいね! 追記:通称ママチャリと言われるシティー/軽快車に採用されていることの多い 空気を入れるバルブ(英式)は、 米式に変換するアダプター(例:”エアーチェックアダプター”/パナソニック ポリテクノロジー様製)を 装着しないと、空気圧を測定できません。 ↑ 英式穴とほぼ互換性のある米式チューブに交換するのも良い。 ━【ケミカル:油脂類:オイル・グリス】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1●前書き www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=662361837156382 id=466183956774172 実は自転車も使用される「部品」ごとに「環境」「熱」「気温」などに 様々な要因を考慮して使われる「オイル」や「グリース」が異なるのです。 使い方や使う種類を間違ってしまうと耐久性が落ちるどころか、機能が大幅に低下してしまうことも! 2●内装ギア専用グリス・ギア一式を浸すオイル www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=663793567013209 id=466183956774172 後ろ車輪の中心部の「ハブ」と言われるカバーされた中に「変速機構」が入っている「内装変速機」は 水や泥・ホコリの影響をほとんど受けないため、「長期間メンテナンスフリー*」を実現した変速機です。 この「内装変速機」は欧州・・・特にドイツで毎年数十万台もの内装8段変速機付自転車が販売されています。 走行距離が多いドイツでは内部機構の「歯車」や「軸」といった小さな部品への「グリース塗布」を専門店でよく行われていますが、 奥の方にある部品には「グリース」が届きにくいため、 塗布後エアーガンで空気と共に奥にまで「グリース」を届けるという工夫をされていました。 ただ時間がかかり効率が悪いためこの方式の改善を専門店様から要望され、そこで開発したのがこの「ディッピング方式」です。 円筒状のケースの中に新規開発した「専用オイル」を満たし、 その中に「ハブ」から「内装変速機構部分」のみを取り出し「オイル」の中に浸すことで 簡単に隅々にまで潤滑オイルを届けることが可能となりました。 実は日本の街乗り「通学自転車」も地域によっては片道15kmを走ることは珍しくありません。 この走行距離は往復で30km、週に150km、月に600km、年間8,000km、中高6年間で50,000km近くを走行する計算になります。 日本でも長距離を走ることの多い通学車にとっても「オイルディッピング式メンテナンス」は 性能の維持や摩耗の減少に持に有効な手段なのです。 *2年間5,000kmごとのグリスアップ/注油を推奨。 3●メンテナンス:汚れ落としと脱脂材 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=664689996923566 id=466183956774172 さて、弊社にはさまざま製品に用いる様々な「油脂類(=グレース/オイルなど)」を製品生産時に使用していますが、 当然これらを塗布したり充填する部品には「ホコリやゴミ」などが付いていません。 そのため、社内性能基準を満たすために開発された「油脂類」を「塗布や充填」した部品で組み立てられた製品は、 想定通りの性能を発揮することが可能です。 ところが、長年使用した製品には「ゴミ」や「ホコリ/ドロ/水分」、 また時には「サビ」などが発生し、摺動部分や回転部分に付着しています。 こういった状態でオイルやグリースを「塗布/充填」しますと、 これらのモノが混ざり合って、油脂類が本来の性能を発揮できないばかりか、 かえって部品に傷をつけたり摩耗を早めるたりする原因になることも。 そんなことを起こさないためにご用意しているのが「ディグリーザー(=脱脂材)」です。 当社で使用している「グリース」や「オイル」の成分に合わせてているだけでなく、 「シールなどゴム/樹脂系部品」を傷めないような配合をした「ディグリーザー(=脱脂材)」で 効率良く古い油脂類を取り除いてから、新たにグリースやオイルを塗布/充填することが、 「摩耗」を減らし「寿命を延ばす」大事な工程です。 これらの「脱脂作業」で部品をキレイにすることで早期に「傷を発見」することもでき、 結果的に寿命を延ばしすことができるというメリットもあります。 「グリース」や「オイル」の成分を把握しているからこそ作れる 効率の良い「ディグリーザー(=脱脂材)」を使って、製品寿命を延ばしてみませんか? ※これらの一連の作業には専門知識が必要です。専門店でメンテナンスを行われることを強くお勧めいたします。 ↑ どの部分にどのように使えば問題がないのか 適切に把握できていない店や個人に任せるのは油切れを進めるだけでかえって逆効果。 チェーンオイルだけでなく、脱脂に関しても付け過ぎないことは重要。 4●チェーン専用オイル www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=666626760063223 id=466183956774172 古い油脂類を取り除いた後へ塗布する油脂類・・・「チェーン」に注油する「オイル」を例にとりますと、 「使われる自転車」や「使われる環境(泥・ホコリ・水分など走る環境)」に応じて種類を分けてご用意しています。 もちろん1種類で様々な環境に対応できれば良いのですが残念ながらそのようなオールマイティーな「オイル」はなく、 「ドライ用」と「ウェット用」に分けています。 「ドライ用のオイル」は「広い使用温度範囲」「低摩擦性」「低粘着性」といった特性をもつ 「フッ素樹脂PTFE」をベースに様々な配合を行い、「チェーン」の摺動/回転部を潤滑して異音を大幅に低減、磨耗を減らす潤滑剤です。 「ウェット用のオイル」は潤滑効果はもちろんのこと、「防錆性」、「耐腐食性」を持たせ 製品の耐久性をアップ、悪条件下での使用でも高い粘性により効果を維持します もちろん「シールなどゴム/樹脂系部品」に付着しても傷めないような配合をしており、安心してお使いできるオイルです。 これらは「スポーツ用自転車向け」に開発されていますが、 とくに「ウェット用のオイル」は「街乗り自転車」・・・「雨天や雨上がりの道」を走ることも多い 「通学自転車」にも安心してご使用頂くことができます。 少しこだわって選ぶだけで、「低摩擦性」を得られるのはもちろんのこと、 「メンテナンス期間」を延ばすことができたり「耐久性をアップ」させることのできる「チェーンオイル」、 ↑ 性能はともかく、こういう常備すべきチェーンオイルすら長期欠品を起こすことがあるので 常用する場合は注意しておきたい。個人的にはワコーズを薦める。 5★★ローラーブレーキ専用グリス www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=667042126688353 id=466183956774172 「街乗り用の通学用自転車」が最も数多く販売される春のシーズンですが、 多くの自転車には雨の影響をほとんど受けずいつも安定したブレーキ力を発揮できると同時に、 「いやなキーキー音!」がほとんど発生しない「ローラーブレーキ」が装着されています。 この「ローラーブレーキ」の内部にたっぷりと入っている「グリース」は 「ブレーキ機構部分を滑らせる」のと同時に「ブレーキシュー部分では滑らせにくい」という、 「相反する要求」を満たしながら高温にも耐えれるスペシャルなモノなのです! ローラーブレーキの性能を維持する根幹とも言えるこの「グリース」ですが、 サイクルショーなどでブースに説明要員として対応させて頂きますと ■「市販のモリブデングリスを使っているのですが・・・」 ■「エンジンオイルは高熱に耐えれるので使えますよね?」 ■「スプレータイプのオイルを入れていますが大丈夫ですよね?」・・・といった様々なお問い合わせを頂きます。 これらの質問には「使えません!」とお答えしつつ、「ローラーブレーキ専用グリース」の特殊性をご説明申し上げています。 自転車が命を預かるものであるかぎり、ブレーキは最も重要な部品のひとつです。 是非とも性能/品質の要である「純正ローラーブレーキ用グリース」のご使用を強くお願いいたします。 ↓ 具体的にはローラーブレーキの「4」と「5」の内容で確認 4★専用グリス開発秘話の1 http //www60.atwiki.jp/longmemo2/pages/51.html#rb4 5★汎用グリスは不適格(開発秘話の2) http //www60.atwiki.jp/longmemo2/pages/51.html#rb5 6●シフトケーブル専用グリス www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=667522456640320 id=466183956774172 自転車の「変速機」は「変速レバー」を動かすことで作動しますが、 「変速レバー」の「動かし量」を決められた変速機の「動き量」に変える要は、 変速レバーと変速機構をつなぐ「シフトケーブル(=アウターケーシング/インナーワイヤー)」です。 「縮みにくいアウターケーシング」と「伸びにくいインナーワイヤー」の組合せが、 「動かし量」を決められた「動き量」に正確に変えてくれるのです。 昨今、水分などの侵入機会を減らす目的で 「アウターケーシング」の端面を少なくする(=使う本数を少なくする)自転車が増えています。 具体的には、「変速レバー」から「変速機」までを 一本の「シフトケーブル」でつなぐ「フルアウタータイプ」の自転車が増えているのです。 「フルアウタータイプ」は長くなるため「インナー/アウターケーブル」の接触面積が増え、 またポジションによっては曲がりがきついため操作力が重くなりがちです。 このような「フルアウタータイプ」をスムーズに動かすためには、 高性能「グリース(=マヨネーズ状の油)」の塗布が必要不可欠なのです。 「シフトケーブル用グリース」には「インナーワイヤー」を長期間なめらかに滑らす 「潤滑性」と外部から侵入することもある水分に対しての「耐水性」、 また、アウターケーシングの内側を覆っている樹脂製ストロー形状のライナーに影響を与えない「樹脂低攻撃性」など 様々な要求項目があります。 これらの要求項目満たしているのが「SISSP41グリース」と呼ばれる専用品です。 数々の過酷なレースシーンで確認されたその安定した性能は、 競技/スポーツ用製品のみならず一般街乗り自転車でも優れたパフォーマンスを発揮します。 中級クラス以上の「スポーツ自転車」や「内装変速機付自転車」の 「シフトケーブル」内に塗布されているこの「グリース」、すでに滑らかさを体感して頂いているのかもしれませんね?!* *専門店でお使い頂いている「ロール巻」と呼ばれる長いアウターケーシング以外の すべてのシマノ製アウター系シングには、「SHIMANO」の刻印が打たれています。 ↑ シマノでは「潤滑性」と「耐水性」目的で使われる。 しかし、BBBのテフロンコーティングインナーの場合は逆に使わなないほうが良いらしい。 7●特殊な内装11段 唯一「グリース」を使わない内装変速機・・・それが「Alfine11段」なのです。 「グリース」を用いますとどうしてもその「粘性」から「内部抵抗が増える傾向」がありますが、 欧州市場のスポーツ車用に開発された「Alfine11段」は「グリース」を使わず 「車のミッション」同様オイルを注入することで駆動効率の改善を行っています。 8●油圧ディスクブレーキ用オイル www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=668374316555134 id=466183956774172 9★プレミアムグリス(旧デュラエースグリス) www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=670299656362600 id=466183956774172 その高い性能により当社工場で数多くのさまざまな製品に使われると共に、 専門店様から定番中の「定番グリース」と高い評価を頂いているのが、「プレミアムグリース(デュラエースグリース)」です。 「高い潤滑性/防錆性」はもちろんのこと「耐水性」はより高い性能を誇っており、 手に付着しますと石鹸程度ではなかなか取れず、「ディグリーザー(=脱脂材)」も 量を多くして使わなければいけないほどの耐水性を誇っております。 車とは違って、絶えず「泥」や「ホコリ」、「雨水」にさらされる剥き出しの部品が多い自転車にぴったりの「グリース」なのです。 さまざま方から多くのご要望を頂き、パッケージも専門店様向け「大容量タイプ」から 「グリースガン」が使えるタイプなどいろいろとご用意いたしております。(中略) 「オイル/グリース」に求められる要求項目は「使われる部品」や 「環境」によって「潤滑性」以外に「耐水性」や「耐高温性」「樹脂/ゴムへの低攻撃性」など様々です。 使う種類、使い方を間違えますと機能が確保できないところ危険な目に合うことも。 多くのノウハウを持たれる専門店様での点検/整備をお勧めいたします。 ━【チェーン】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1●チェーンの役割 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=614066711985895 id=466183956774172 「チェーン」は「ペダルを踏む力(踏力)」を後車輪に伝え、自転車を前に進めるための無くてはならない大切な部品なんです。 例えば、「変速機付自転車」ですと体重70kgの人が上り坂で「立ち漕ぎ」をした場合、 前後ギヤの組合わせ次第ではペダルから伝えられる「踏力」は力を増強させた上で、 チェーンを介して後車輪に伝えられ、前進する力へと変換されます。 「チェーン」には「とてつもない力がかかる」こと、容易にご想像いただけると思います。 そんな厳しい環境に置かれるチェーンには、「シングル用」と「変速機用」の2種類あるってご存知でしょうか? (画像のCN-NX01「通称アーモンドチェーン」は終了品) 2●「シングル用」と「変速機用(外装変速機用)」の違い www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=614549831937583 id=466183956774172 「シングル用」と「変速機用(外装変速機用)」のチェーンで大きく異なるポイントは、 「変速機用」のチェーンは変速するたびにチェーンが隣のギヤに「掛け替わる」という点です。 「シングル用」であれば、チェーンは常に決められたギヤに掛かった状態ですが、 「変速機用」のチェーンは頻繁に隣のギヤに行ったり来たりと、「移動」を繰り返すという特徴があります。 そのため、「変速機用チェーン」にはこの「掛け替え」をスムーズにするための様々な工夫が盛り込まれているのです。 3●変速機用チェーンの加工 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=615006945225205 id=466183956774172 「変速機用チェーン」の特長は、「大小のギヤ」を行ったり来たりさせるために、 一番外側にある「プレート」と呼ばれる部品には「ギヤの歯先形状」とマッチングさせ 「変速性能を向上」させるためのデザインが施されています。 写真のチェーンの青く着色された部分には「面取り」という「角(かど)の形状を変更させる加工」が施され、 「前ギヤ」や「後ろギヤ」、「異なる大きさのギヤ」など様々な形状のギヤに触れた時に、 「時にはスムーズに」「時には引っ掛かり良く動くように」と 多くの「要求要素」に対応できるようデザインされているのです。 「変速性能」は「ギヤ形状」「チェーン形状」「変速機の動作」など関連する部品の 「形状」や「動き」の集大成であり、チェーンの「面取り形状」はスムーズな「ストレスフリー変速」を実現させるための 「要技術」のひとつでもあるのです。 4●ピンの重要性 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=616367048422528 id=466183956774172 それでは、「プレート」同士をつないでいる「ピン」にはどのような工夫があるのでしょうか? 滑らかで「ストレスフリー」な変速性能を確保するために、 シマノの外装変速システムは前後共に決められたギヤの歯=「変速ポイント」でのみ変速させています。 「前ギヤ変速ポイント」では「ペダルの踏力」がかかり「ピーン」とチェーンが張った状態で、 「グギっっ!(=ヘンな表現!)」と横方向にチェーンに曲がる力がかかるのです。 その際に重要なのは、プレート同士をつなぐ「ピン」と呼ばれる部品の性能です。 すなわち大きな力がかかった時に、「ピン」から「プレート」が外れないような 「保持させる力」が十分なければ、「ピン」から「プレート」が外れ思わぬダメージにつながることも・・・。 そこで、このようなダメージを少しでも減らすために、「ピン」の「保持力」を強化し、 「ペダルの踏力」がかかっている状態でも安心して変速できるように設計/製造されているのです。 こんな過酷な状態にあるチェーンは街乗り自転車用からレース用まですべて消耗品、定期的な点検や交換を強くお勧めいたします*。 5●段数の違いによるプレート厚の差(画像) www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=616874445038455 id=466183956774172 シマノの後ろ外装変速機用のギヤの場合、6段から11段まであり、 大別しますと「チェーン」も「6/7/8段変速用」と「9段用」、「10段用」、「11段用」と それぞれの段数に合わせ4種類に分かれています。 段数によって「チェーン」を使い分けているのは、変速段数が増えれば増えるほど 「車輪強度」の関係上「ギヤとギヤの間隔を狭くする」必要があるため、結果的に「チェーン」の幅も狭くする必要があるからです。 ここで問題となるのは、幅の狭い「チェーン」は基本的には「プレート」と呼ばれる部品の厚みも薄くなり、 また「ローラー」と呼ばれる部品の幅も狭くなることで「ピン」との接触面積が減少し、強度や耐久性の確保が難しくなること。 「多段化」は「乗り手の踏力」に適した「ギヤ」を選びやすくできる反面、 上り坂でも「ペダルを踏み込みながらパチっという音と共に変速できる性能」の確保はもちろんのこと、 「チェーン強度/耐久性」や「変速機の雑音」などさまざまな問題が増えるため、想像以上に難しいことなのです。 (画像で変速別のチェーン幅の画像) 6●段数ごとのアンプルピンの違い www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=617329984992901 id=466183956774172 レース/スポーツ用途で自転車に乗る方は、常に変速性能をベストな状態に保つために、 「ピン」を抜いてチェーンを切り離し、「メンテナンス/清掃」して 再びつなぎ直すという作業を行うことがあるのですが、その時使用するピンに 「アンプルピン」と呼ばれる「チェーン」を繋ぎ直すためのピンがあります。 「アンプルピン」は、「チェーン」に収まる本体部分とチェーンを繋いだ後に 折って取り除く先端部分とに分かれており、チェーン幅に合わせて4種類が用意されているのですが、 小さい部品のため「部品番号」等を記載できず見分けるのが大変です。 そこでシマノでは4種類の異なる「アンプルピン」の区別をつけるために、 先端部分の形状や色を変えて見分けがつくように設計/製造しているのです。 ↑ ピンは同じ場所に繰り返し使うのではなく、交換ごとに場所は変更する。 下側位置のときにアウタープレートの後輪側を付け替える。 7★チェーンが伸びる? www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=617839884941911 id=466183956774172 自転車点検時に、「コレはチェーンが伸びているね!」・・・といった表現を自転車屋さんで聞かれた方もいらっしゃるかと思います。 「チェーンが伸びる」という表現をされていますが本当に「チェーンのプレート」が伸びている訳ではなく、 実際は「ピンの摩耗」及び「内プレートと一体化されたブッシュ穴」が「摩耗」して隙間が大きくなり、 「チェーン」が新品時の長さよりも長くなってしまうのです。 その原因は「走行距離が長い」のはもちろんのこと、「定期的に注油をしない」 「雨天走行後にメンテナンスしない」「雨のかかる場所での駐輪」など 主には「メンテナンス不足」や剥き出しの状態で「水やドロ、ホコリ」の影響も受けた結果なのです。 このような状態の「チェーン」を継続して使うと、最悪の場合 変速時に「ピン」から「プレート」が外れてしまい「チェーン切れ」を発生させ、思わぬアクシデントにつながることも! また、そんなアクシデントにつながらないまでも、「チェーンが摩耗」して長さが伸びた結果、 変速性能に影響がでたり、写真のように伸びた「チェーン」と噛み合う「ギアの歯先の異常摩耗」を 引き起こしたりすることがあるのです。 チェーンの「伸び(=摩耗)」を放置していたばっかりに、「前後のギヤまで交換」しなければならない・・・ といった不幸な?ことも起こしてしまう「チェーン」は消耗品です。 (メンテナンスの項目にも重複内容あり) 8●伸びのチェック www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=618261971566369 id=466183956774172 では、どうやって「チェーンの伸び(=摩耗)」をチェックすればよいのでしょうか? 昔からチェックの方法として行われていたのが、「前ギヤの一番大きなギヤ」にかかっている「チェーン」を指で引っ張って、 ギヤ先が見えれば「チェーン」が伸びている(=摩耗している)という判断方法でした。 このやり方ですと、「チェーンが伸びている(=摩耗している)」のか、 「前ギヤの歯先が摩耗している」のかどちらなのかが?ですので、 当社では「チェーンの伸び」を簡単に判断できるような測定工具(Model TL-CN42)を開発/販売しているのです。 この工具の最大の特長は、「バネ性を持たせチェーンを外に広げる機構を持たせること」で、 「チェーンにペダル踏力がかかった近い状態」を再現しながら「伸び(=摩耗)」をチェックできること。 図のように「ピン位置」を一方向に揃えることが可能で、より走行状態に近い再現が可能なのです。 実際の使い方は、左の部分が「チェーン」に入ってしまうとチェーンが伸びて(=摩耗している)いる状態で交換時期にあります。 挿入できない状態ですとまだ使用可能といったジャッジが簡単にできるのです。 この工具を使って定期的にチェーンの「伸び(=摩耗)」をチェックしておくと、 「前後のギヤまで交換」しなければならない・・・といった不幸なことも大幅に減少するかもしれませんね。 9●錆の予防も重要 「伸び」の他にもう一つ、性能低下/摩耗促進の要因として「サビ」があります。 隣り合うギヤに「チェーン」が「移動」することによって変速する外装変速機は、 いくら「チェーン」の「プレート」を移動に最適な形状に形成してあっても、 「チェーン」のそれぞれの部品がスムーズに動かないと移動しにくくなることは、容易にご想像いただけると思います。 ━【ローラーブレーキ】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1●前書き www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=529962247063009 id=466183956774172 自転車のブレーキにとって最も手強い相手の一つに水やホコリ、ドロなどがあるってご存知ですか? 晴天時にはちゃんと効いてくれていたブレーキが、雨天や雨上がりの走行時に制動距離が伸びたり、 ブレーキをかけると嫌な「キーキー音」が鳴ったりする原因の一つ・・・実はこれらなのです。 2●説明 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=529915077067726 id=466183956774172 「だったら、水やホコリ、ドロがかからないようにすればイイじゃないですか♪♪」・・・と考え、 ブレーキ全体を耐水カバーで覆い、パッキン(シール)を用いて水を入りにくくし、 「安定した環境」でブレーキの力を引き出すようにしたのが「シマノローラーブレーキ」なのです。 また、「より高いレベルの安定した環境」を作るために、 耐水カバー内に特殊グリース(油でできたマヨネーズ状のモノ)を充填した上で、 摩耗の少ない金属同士を接触させブレーキ力を出す構造を開発。 これらの様々な工夫で、耐久性が高く、嫌な「キーキー音」もほとんど出ることのない 長期間メンテナンスフリーの街乗り自転車用ブレーキを、完成させることができたのです。 3●内部構造 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=529917570400810 id=466183956774172 さてこの街乗り自転車に最適な(=自画自賛♪)ブレーキをなぜ「ローラーブレーキ」と呼ぶのか、ご存じですか? それは、内部の構造からきているのです。 ローラーブレーキの作動原理はブレーキレバーを引くと、ブレーキケーブルを介して ①カムと呼ばれる部品が回転し、 ②ローラーが回転しながら外側に押し出される。 ③ブレーキシューが外に広がって、ブレーキ力を発生させる。 ・・・というものです。そうですね、②の「ローラー」から「ローラーブレーキ」という名前がついたのです。 これらのカム、ローラーそしてシューもすべて金属製。 ちょっと重量は重くなっちゃったんですが、各部品に摩耗に強い金属を採用することで、 寿命も長く、街乗り自転車を決める最も大事な要素の一つ、「長期間メンテナンスフリー」を実現できたのでした! 4★専用グリス開発秘話の1 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=529979620394605 id=466183956774172 でもこのローラーブレーキ、内部機構の設計以外にも、開発に際しもっと難解なことがあったのです。 その難解なコトのひとつが耐水カバー内に充填した「特殊グリース」(油でできたマヨネーズ状のモノ)でした。 「グリース」って馴染みのない方も多いかと思いますが、 一般的に「潤滑材」と呼ばれる「モノとモノの摩擦減らすための油脂類」です。 ええーっ!そんなモンを「摩擦を発生させることでブレーキ力を出す」 ブレーキの中に入れたんですか~(@@)・・・と思われるかも知れませんが、まさにその通り。 実は市販されている様々なグリースを入れテストしましたが、 まったく目指す性能が出ず、苦難の道を歩むことになったのです。 5★汎用グリスは不適格(開発秘話の2) www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=532420023483898 id=466183956774172 そのグリースに必要な性能をおさらいしますと 1)ブレーキ力を発生させる時には滑りにくく、内部の機構を動かす時には滑りやすい性能を持つこと 2)ブレーキ力は摩擦により発生しますが同時に熱も発生します。 ブレーキをかけながら長い下り坂を下ると、ローラーブレーキの内部温度は200度近くにもなります。 また、冬季には気温が零下の環境でも使えなければなりません。それらの激しい温度変化に耐えること 3)ブレーキを発生させるときに金属同士を接触させますが、いやな「キーキー音」を出す成分を含まないこと でした。 いくら探してもそんな「都合の良いグリース」は世の中に存在しませんでしたので、 「なければ、作ってしまおう!」=当社の得意技♪・・・と工夫を凝らして開発したのが、 この内部の部品に「ネチョネチョ♪♪」と纏わりつく「ローラーブレーキ専用グリース」たったのです。 でも、こんなに苦労を重ねて開発した専用グリースなのに、「“ローラーブレーキ用グリース”の色は 市販の“モリブデングリース”と同じだから、成分も一緒では?」・・・・な~んておっしゃる方もいらっしゃいますが、 その成分と性能は似て非なるもの。 決して誤用しないで下さいね、みなさん! モリブデンは色が似ているだけで性質が異なる。 安く済ませようとして不具合を招きかねない。自転車屋で500円もあれば充填してもらえる。 ローラーブレーキでは様子を見ずにブレーキごと交換しようとする自転車屋はあまり信用できない。 (バンドブレーキやサーボブレーキであれば交換が普通) 6●「放熱フィン付のBR-IM31-R」 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=532773776781856 id=466183956774172 でも長い下り坂を長時間下ると摩擦により内部温度が上がりすぎ、 外部にグリースが流出しいやな「キーキー音」が発生することも。 そこで、開発されたのが「デラックスバージョン(=昭和のヒビキ♪)」の「冷却フィン付」の「ローラーブレーキ」です。 「冷却フィン」(=写真の奥に見える円盤状のモノ)を備えることでブレーキ力発生時の摩擦熱を空気中に放出し、 内部温度を一定に保つと同時に高熱によるグリースの劣化も防いでくれます。 放熱フィンすらないものは安全意識の低いコスト優先の自転車。 7●放熱版に溝付のBS版仕様「放熱フィン付のBR-IM31-R」 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=532775000115067 id=466183956774172 8●縦方向にも溝付のBS版仕様「放熱フィン付のBR-IM31-R」 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=532776333448267 id=466183956774172 9●大型フィンタイプ www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=532781796781054 id=466183956774172 実はスポーツ走行をされるユーザーもいらっしゃり、 フィンには「でっかいサイズ仕様」や「複雑表面積拡大仕様」など一層の「工夫」をしたタイプもあるのです。 スポーツ走行もこなすことのできるタイプとして開発されたこちらのローラーブレーキには、 直系150mmの大型フィンが装着されています。 表面積と空気流入量を増やすために特殊な形状も持ったこのローラーブレーキ、 アルプスの峠から下ってもきちんと性能を維持できるようにと開発されたのです。 10●ハイパータイプの構造の違い www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=532846020107965 id=466183956774172 ローラーブレーキ内にあるブレーキシューのデザインを 「平ら型」=写真左側から「V字型」=写真右側にすることにより摩擦を発生させる面積を拡大。 日本のシティー車など街乗り用自転車に採用されている「スタンダードタイプ(写真左側)」と比較すると、 なんと制動力は150%**! メカニカルディスクブレーキなみのブレーキ力を持ちスポーツ走行にも十分対応するのです! **NR-IM41/31を指標として1に設定、BR-IM81との比較。 傾度6%、重量(自転車と乗り手) 100kg、速度 25km/h。2012年3月29日時点のデータ。 ━【正しい自転車の乗り方】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1●美脚と自転車 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=595897720469461 id=466183956774172 2●脚を太くしない乗り方 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=596349693757597 id=466183956774172 では、具体的に「街乗り自転車」でどのようにすれば「引き締まったキレイな足」になるのでしょうか? それは ①サドルは「高く」 ②ペダルは「つま先で」 ③ペダルは「クルクル」・・・の「三つを実践」すること。 「街乗り自転車」を足がベタっと地面に着くような姿勢で自転車にのっている方々をご覧になるかと思いますが、 このようなポジションで乗っていると、 主に「太ももの表側の筋肉」を使っていて疲れるだけでなく ヒザ関節にも負担がかかりやすくなります。 サドルを少し高くセッティングすることで、「おしり」、 「太ももの裏側」や「ふくらはぎ」など、「足全体の筋肉」を使い「引き締める」ことができるのですって♪ 3●サドルの高さ www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=596894350369798 id=466183956774172 では具体的に「サドルを高く」するとは、どういったことなのでしょうか? それは、サドルをまたがった時につま先が地面に着く程度の高さに調整すること。 もし、サドルが高くて怖いと感じる場合には、まずは少し低めに設定し徐々に高さを上げていきましょう。 でも。サドルについているピラー(棒)についている上限ライン以上には上げないでください。 また、停止をする時にはサドルから降りて止まるようにしましょう。 このようにサドルを上げ自転車に乗るだけで、「足全体の筋肉を効果的に使う」ことができるようになるのです。 4●ペダルの踏み位置 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=597427580316475 id=466183956774172 具体的には「親指の行け根付近」あたりなんです。 この位置は、前回ご紹介したペダルの高さを適切に位置合わせできていれば、 自然と「土踏まず」でペダルを踏むのではなく、「足の親指の付け根あたり」にペダルがくるようになるのです。 言い換えれば「足の付け根あたり」にペダルがこないのは、サドルの高さが合っていない・・・とも言えるかもしれません。 このポジションで踏むことにより、「おしり」、「太ももの裏側」や「ふくらはぎ」など、 「足全体の筋肉」を使って自転車に乗れるんですよ~♪ 5●ペダルは軽く回転させること www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=597953566930543 id=466183956774172 今回は③ペダルは「クルクル」・・・の具体的な内容のご紹介です。 「ペダルをクルクル回す」・・・なんとなくわかる表現ですが、では具体的には?って感じではないでしょうか? 数値で言いますとおおよそ1分間に約70回転前後、言い換えれば、 「1秒間1回転“強”」が目安です。 普通にペダルの回転数を意識せずにこいだ場合、おおよそ50~60回転/分と言われていますので、 少し早めの回転を心掛けると良いのかもしれません。 このすこし早めにペダルをこぐことで、「おしり」、「太ももの裏側」や 「ふくらはぎ」など、「足全体の筋肉」を使って自転車に乗れるようになり、引き締まった足につながるのです♪ 6●適正位置とクルクル回転で脚を引き締める www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=600013520057881 id=466183956774172 では、「乗車中の筋肉の動きがより活動する」・・・っていったいどのように検証したのでしょうか? それは「骨格を動かす筋肉の動き」を「活動電位」として記録した「筋電図」が、 サドルの高い場合と低い場合でどのように変化したかを調べることで検証したのです。 このグラフを見ますと、「高いサドル位置で自転車に乗る」ことで、 「お尻」の筋肉や「太もも裏側」の筋肉が活発に活動しているコトがお解りになるかと思います。 また、「太ももの前側」の筋肉もサドル位置が低い場合とほぼ同等の動き、 また、「太ももの前/外側」の筋肉も同等とは言えないものの活発に活動しているコト、お解り頂けます。 そうなんです、「サドルを少し高くセッティングする」ことで、 「おしり」、「太ももの裏側」や「ふくらはぎ」など、「足全体の筋肉」を使い「引き締める」ことにつながっていたのです。 ━【フレームの規格】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1●ハブの互換性 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=779707488755149 id=466183956774172 自転車ってISO/JIS/DINなど決まった規格があり互換性があるものが多いコト、ご存じでしたか? 例えば、スポーツ車の前輪の「ハブ(=車輪の中央部の部品)」という部品を、 発電機内蔵の「ハブダイナモ」に交換するときもフロントフォークの「玉間(たまかん)」が同じであれば装着可能。 でも、「スポーツ用自転車の規格」と「一般車の規格」には互換性がないことも多いのです。 2★前輪のOLDの違い「93mmと100mm」 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=780721365320428 id=466183956774172 スポーツ/トレッキング用の自転車の「ハブ(=車輪中央部の部品)」のは玉間、 特殊なものを除くと100mmに統一されており、アップグレードをするときには選択肢が増え非常に便利です。 ところが日本市場の「一般車(=いわゆるママチャリ)」の玉間は93mm、 世界中でスポーツ用の自転車に年間数百万台も販売されている一「ハブダイナモ」を そのままでは取り付けることができないのです。 3★軸の長さの違い(画像) www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=781592611899970 id=466183956774172 玉間以外に「軸の出代」も「スポーツ/トレッキング用」と「日本市場の一般車」では異なるのです。 その背景は、「泥除け」や「キャリア/前カゴ」取り付け方法が異なるためなのです。 日本市場向け一般車では、このハブ軸に「泥除け」や「キャリア/前カゴ」の「ステー(足)」を取り付けるため、 「軸の出代」が長くなっていますが、 トレッキング車では「フロントフォーク(車体の一部)」に取り付けるため、長い軸が必要ないのです。 4★軸の太さの違い(画像) www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=782623521796879 id=466183956774172 「スポーツ/トレッキング用自転車」には「M9x1」という規格・・・直径が約9mmの物が使われていますが、 日本市場の「一般車」 には「BC-5/16」という規格・・・直径約8mmの物が使われているのです。 例えば、「一般車」にスポーツ/トレッキング用」のハブダイナモを取り付けようとしても、 「フロントフォーク」の軸が収まる部分でひっかかってしまう可能性が大きいのです。 5★後輪のOLDの違い (一般車シングル120mmと内5の132mm)(画像) www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=783459701713261 id=466183956774172 後ろ車輪のアップグレード、例えばキーキー音がほとんどしない「シングルローラーブレーキ」を 「内装5段変速機付ローラーブレーキ」にアップグレードしたいと考えた場合、可能なのでしょうか? 実は「玉間/OLD(=車輪が装着される部分の車体の内側の距離)」がシングルの場合120mmに対して、 内装5段は132mmと異なるため、アップグレードをしようと思っても、車輪が「フレーム(=車体)」に収まらないのです。 ハイエンドを除くスポーツ/トレッキングの「玉間/OLD」は「ロード/フラットバーロード系」が概ね130mm、 「マウンテンバイク/クロスバイク系」が概ね135mmに統一されているのに対して 「一般車(=いわゆるママチャリ系)」の「玉間」には様々な仕様が存在し、 そのことがアップグレードをしにくくする要因にもなっているのです。 6★「内5→内8、内8→内5と「回り止めワッシャー」の関係(画像) www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=783570611702170 id=466183956774172 「玉間/OLD(=車輪が装着される部分の車体の内側の距離)」が同じであれば 「内装5段変速機」を取りつけることは可能なのでしょうか? 実は「内装変速機」を変速させるためには、「後ろ車輪」の中央部の「ハブ」とよばれる部品の 「軸」を「車体」に固定することが必要です。 固定の方法は「回り止めワッシャー」という部品を用いて行いますが、 その「ワッシャー」はフレームのエンドのスリットの角度によって異なり、また左右でも異なるのです。 このスリットの角度次第によっては、「内装5段変速機」へのアップグレードを行うことができないのです。 「一般車(=いわゆるママチャリ)」のアップグレードってなかなか難しいのですね! (画像内でエンド溝の角度の違い) 7★内装ハブのOLDの違い www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=784492978276600 id=466183956774172 同じ内装変速機搭載車であれば、変速段数が異なっても玉間は同じなのでしょうか。 実は内装3段変速機の「玉間」=120mmに対し、内装5段変速機と内装11段変速機はそれぞれ132mmと135mm。 同じ内装変速機でも「玉間/OLD」が異なるものがあり、変速段数と「玉間/OLD」には緩い相関関係があるのです。 8●前輪ローラーブレーキへのハードル www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=785921111467120 id=466183956774172 「一般街乗り自転車(=いわゆるママチャリ)の「安心・安全」を支えるブレーキもまたさまざまな種類が存在しますが、 ブレーキの種類/性能によっては「フレーム(=車体)」の規格の違いによりアップグレードができない場合があります。 例えば、「一般街乗り用自転車」の前用ブレーキとして多く採用されている「キャリパーブレーキ」を 「フロントローラーブレーキ」に変更をしようと思いますと、 ■EN European Norm・・・(European Standards:欧州規格) などの規格に適合した「フロントフォーク」であることが求められます。 また、アームを取り付けるための「台座(=車体に溶接されて部品)」も必要となります。 9★フレームエンドの爪式「正爪・逆爪・直付け」(画像) www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=786402814752283 id=466183956774172 昨今「一般街乗り用自転車」の3台の内2台*に「内装変速機」や「外装変速機」が装着されていますが、 「外装変速機」をアップグレードする時の難しさになっているのが変速機を取り付けるフレームの形状/規格なのです。 これらの自転車によくご採用頂いているのが「Tourney」と呼ばれるエントリーシリーズの変速機ですが、 車種によって異なるデザインのフレームに対応するために、写 真のように3種類の「ブラケット(=変速機をフレームに取り付ける部品)」をご用意しています。 でも、上位機種の製品仕様はほとんどが「直付」であるため、 「正爪」や「逆爪」などの規格を使用しているフレームの場合、変速機のアップグレードが難しくなるのです。 10●フレームエンドの厚みとRDの可動範囲(画像) www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=786867231372508 id=466183956774172 ブラケット付の変速機は、それぞれの「フレームエンド(=車体の変速機が取りつく部分の名称)」の 形状が一緒で取りつけることができれば性能を発揮することができるのでしょうか? 実は、「フレームエンド」の厚みが規定サイズよりも厚いと 変速機の「ストローク(=変速機が小さなスプロケットから大きなスプロケットまで動く範囲)」の起点が 「フレーム」の外側方向に移動するため、大きなスプロケット側で変速不良を起こしてしまうといったことも発生するのです! 変速機には必ず「ストローク」が決められており、その「動き量*」によって何段スピードに対応するかが決まってくるのですが、 そもそもの起点が設定範囲外ですと正しく変速できないのです。 アップフレードを行う前には取り付ける自転車のフレーム規格がこれらの範囲内にはいっているかどうかの確認も大切なコトのです。 11●フレーム硬度とRDの関係 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=786936368032261 id=466183956774172 「フレームエンド/ドロップアウト」と呼ばれる部品は「厚み」だけが重要なのでしょうか? 実は、「硬さ」も大事なのです。 「フレームエンド/ドロップアウト」の硬さが十分でないと 「ハブ」の「オーバーロックナット(=フレームエンドに接触するナット部分)」が 写真のように食い込んで変形させてしまうのです。 その結果、変速機のブラケット部分が正規のポジションに取りつかず、変速性能に影響を与えることも。 シマノでは「HRB(=工業材料の硬さを表す尺度の一つ)」という指標を使い、 これらの問題が発生しないように世界中の完成車メーカー様に「最低硬度」の情報提供を行っているのです。 (窪んだエンドの画像) 12●直付けRDの規定の多さ www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=786937851365446 id=466183956774172 3種類の「フレームエンド/ドロップアウト」形状の内、 最も「規定項目」の多いものが「直付け/ダイレクトアタッチメント」と呼ばれるこのタイプなのです。 これらの規定項目を満たしていないと、 「ガイドプーリー」と呼ばれるチェーンを脱線させる「ガイド」と 「スプロケット(=いわゆるギヤ)」の間隔が狂ったり脱線させるスタートの位置が異なったりし、 変速性能に影響を耐えるのです。 13●角度と精度の重要性 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=786939891365242 id=466183956774172 さまざまな「規定項目」が前ギヤ方向から見て存在すること、お解りいただけたかと思いますが、 それ以外にも自転車後方からみた「規定項目」も存在するのです。 特に後方からみた「ネジ装着部分の角度/精度」・・・ 具体的には「直角/90度±1度」は変速性能に大きな影響与える項目であり、 自転車の転倒時に一番ダメージを受けやすいのもこの「フレームエンド/ドロップアウト」なのです。 どんなにグレードが高い変速機でも、この角度/精度が規定範囲内に入っていないと 最適な変速性能を発揮することが出来ません。 14●まとめ www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=790371614355403 id=466183956774172 「折角時間をかけて貯めたお金で買った部品が、十分に性能を発揮しない!」なんて残念な結果にならいためにも、 アップグレードは「車体」のチェックができ「互換性の知識」を豊富に持たれた専門店で行うことが、 楽しい自転車ライフにつながる近道かと考えています。 ↓ 互換性を理解できないうちにアップグレードしたいと思うのは無謀とは思うが、 一般車のボスフリーハブや内装スプロケの変更等の交換する意味がある部分については 完成車メーカーの案内も足りない。 どんな自転車でも前後ギアの歯数や1回転で進む距離くらいは最低限書いて欲しい。 しかし、一番の理由としては勝手に交換されて不具合が出ることを問題視し、 買い替えや電動アシストへの乗り換えを促せないから公表したくないのだろう。 ━【RD:リアディレーラー(後ろ変速機)】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1●街乗り向け後変速機の紹介 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=569207749805125 id=466183956774172 今回から「シティー/軽快車」と呼ばれる「エントリー街乗り自転車」の「後変速機」の様々な工夫をご紹介いたします。 こちらのちょっとレトロな感じのキレイなメッキを施された「Tourney」というシリーズ名を持つ「外装変速機」、 当社では入門編シリーズに属する変速機です。 モデル#:RD-FT55と呼ばれ、なんと2014年向けの「出来立てホヤホヤ♪」の「新製品」! この変速機は「ミニベロ(=小型の/ミニ、自転車/ベロというフランス語だそうです。)」や 「折り畳み自転車」と呼ばれる「小径自転車」に使えるよう開発された変速機なのですが、 一般的な「街乗り自転車」にとっても様々な利点を持つ変速機なのです。 2●他のRDとの違い www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=569597419766158 id=466183956774172 「小径自転車」に普通の変速機を取り付けた場合、「プーリー」と呼ばれている 「チェーンを引っ張る役目やチェーンを移動させる役目する部品」を支える「ケージ」と呼ぶ部分が地面にヒットしたり、 タイヤに接触してしまうことがあります。 例えば「MTB」で使われているような「長いプーリー間隔」を持つ「ケージ=(2つのプーリーを保持する部品)」の 外装変速機を見ると、16インチといった小さな車輪を持つ「小径自転車」には使えないこと、お解りいただけるかと思います。 そこで、この様な「小径車輪」の自転車に外装変速機が使えるようにと開発されたのが、 当社で一番短い!?「ケージ」をもつRD-FT55なのです。 この開発により「16インチ*という小さな車輪」に「外装変速機」をつけても 「ケージ」が地面やタイヤに接触してしまう問題がなくなったのです♪ *タイヤ幅には制限があります。 3●機能紹介 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=570033366389230 id=466183956774172 「折り畳み自転車」は持ち運びの時、「車体」を折りたたむことがありますが、 外装変速機用を動かすための「アウターケーシング(=ワイヤーを挿入するたチューブ状のモノ)」と呼ばれる部品が 他の部品とひっかかったりし、折れ曲がることがありました。 折れ曲がっちゃうと、変速レバーの操作が重くなってしまうのです! そこで開発したのが、「外装変速機の後部」の方に取り付けられた「ホイールタイプ・ケーブルガイド」という「機構」です。 この「ホイールタイプ・ケーブルガイド」は赤い線のように外装変速機を動かすワイヤーを「くるり」と回すことで、 「アウターケーシング」の長さを短くでき、引っかかりによる折れ曲がりを大幅に減少させたのでした♪ 4●具体的なメリット(画像) www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=570460016346565 id=466183956774172 ■左が外装変速機の標準的なアウターケーシングの配線=おおよそ300mmの長さになります。 ■右側が「ホイールタイプ・ケーブルガイド」を装着し、アウターケーシングを短くできた配線=おおよそ170mmの長さになります。 なんと「ホイールタイプ・ケーブルガイド」を装着するとアウターケーシングが130mm/44%も短くなったのです♪ アウターケーシングが短くなるメリットは、例えば他の部品や隣の自転車のスタンドなどに引っ掛かりにくくなるだけでなく、 外装変速機を動かす「ワイヤー」と「アウターケーシング(チューブ状のモノ)」の間の 「抵抗を受ける部分も短くなる」ため、「変速レバーの操作力」も「約20%軽くなる」というメリットも生まれたのです♪ 5●転倒時の回避機能(画像) www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=570869796305587 id=466183956774172 でも、「ホイールタイプ・ケーブルガイド」って「外装変速機」から飛び出しているので、 転倒時に何かに当たって壊れやすいんんじゃぁ~ないですか(- -)・・・ですって? ノンノンっ♪・・・そんなアクシデントが起こることも想定して、シマノの開発陣はこんなすごい設計をしちゃってるんです。 なんと、転倒して「ホイールタイプ・ケーブルガイド」が力を受けると、 「ヒンジ部分」が折れ曲がり力を逃がすことでダメージを最小限にしているのです。 また、ヒンジ部分には「スプリングも内蔵」、折れ曲がったあとに自動的に復帰もしちゃうのですよ~。 勝つための機材として「軽量」や「整備性」などを求められるプロレース自転車用の部品と異なり、 通学/通勤に使われる「街乗り自転車用部品」に求められる重要な要素は「安全」「安心」「安定」の「AAA」、 長期間に渡って「安定」した性能を発揮させるための努力を惜しまないのがシマノの開発陣なのです。 6●街乗りでのメリット www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=572609376131629 id=466183956774172 実はこの「工夫の嵐の小径車用変速機♪」は、小径車はもちろんのこと、実は街乗りシティー車/軽快車にぴったりに変速機なのです。 この変速機を使用した「街乗り自転車」は、例えば学校や駅などで駐輪時に、 外装変速機を動かす「アウターケーシング」と呼ばれる「ケーブルを挿入したチューブ状のモノ」が駐輪台と引っかかったり、 隣の自転車のスタンドにひっかかって折れ曲がる・・・なんてことが激減しちゃうのです。 街乗り自転車を購入されるときには、価格や色、デザインだけでなく、 部品もチェックするコトが「ストレスフリーの自転車ライフ」への第一歩かもしれませんね! ━【街乗り向けの外装変速】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1●外装変速とは www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=677057359020163 id=466183956774172 外装変速機=「むき出しの変速機」は 主に「レース/競技用」として進化を遂げた変速機であるというお話をこれまで何度かしてきましたが、 実は外装変速機には「街乗り専用仕様」も存在するということ、ご存知でしょうか。 例えば「マウンテンバイクレース」や「ロードレース」など 0.1秒を争う過酷な環境下で使用される自転車部品には、 その目的に応じた「機能」や「性能」が付与されるのと同様、 「街乗り仕様の外装変速機」には街乗りに特化したさまざまな工夫が施されているのです。 2●ALIVIOのチェーンガード説明 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=677623405630225 id=466183956774172 「街乗り仕様」の外装変速部品には具体的にどのような仕様があるのでしょうか。 例えば、「2015年モデル」のスポーツ自転車向けに開発された中級クラスの「Alivio(=アリビオ)」シリーズ、 これまでは「マウンテンバイク用」の仕様のみでしたが、今年から「街乗り用」の仕様も追加されています。 「街中の散走」や「郊外のサイクリング」に適した「トレッキングバイク」と呼ばれるカテゴリーに向けたこの製品は、 さまざまな工夫がされています。 例えば「前ギヤ」に予め装着された「チェーンガード」です。 自転車で街中を走る時には「ピチピチのレース用」の服ではなく、「普段着」で、また時には「オシャレ着」で乗りたいものです。 しかし「レース」や「競技用」の外装変速機に使われる前ギヤは「ギヤ」と「チェーン」がむき出しになっており、 ズボンの裾が「ギヤ」に引っかかり割けてしまったり、チェーンの油で汚してしまう恐れがあるのです。 樹脂製の「チェーンガード」はそんなズボンの巻き込みを抑えるために開発されました。 大きな前ギヤの外側につけることで普段着のパンツ/ズボンを汚すことなく自転車に乗れるよう工夫されているのです*。 この単純なドーナッツの様な形状の「チェーンガード」、実はズボンを引っかけて壊してしまうと、 「前変速機」を壊してしまったり、時には前ギヤが動かなくなったりすることも。 そんなことが出来るだけ起こらないようにするため、 吟味した引っ張りに強い「樹脂材料」を使い、なおかつ必ず「ネジで大きなギヤに固定」している「チェーンガード」 3●ALIVIOの「タップファイヤー」シフターと「ラピッドファイヤープラス」の違い www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=678083682250864 id=466183956774172 「変速レバー」には「タップファイヤー」タイプと呼ばれるタイプを採用し、 「ギヤを軽く/重く」する操作のどちらも「親指の押す」操作のみで行えるのです。 マウンテンバイクのレースやスポーツバイク用には「ラピッドファイヤープラス」タイプと呼ばれる変速レバーが一般的ですが、 こちらは親指の「押す」操作と人差し指の「引く」操作で「ギヤを軽く/重く」するため、 変速時にもきっちりとハンドルグリップを握った状態で行うことができます。 ただ、引く用のレバーは乗車状態からは見えず、一般街乗りライダーにはわかりにくいことも・・・。 一方で「タップファイヤー」タイプの「親指のみ」での操作は、 両手をハンドルグリップを軽く握る/添えている状態で最も操作しやすく、 また「押す」だけというシンプルな操作は「大きな段数表示」とも相まって、 世界中の一般街乗りライダーに親近感を持って受け入れて頂いているのです。 4●後輪の大ギアの内側にある円盤の正体 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=678581915534374 id=466183956774172 「Tourney(=ターニー)」という「街乗り自手車」系の最もエントリーグレードのシリーズの 後ろギヤには、「外装変速機」ならではのトラブルを防ぐ工夫が施されています*。 むき出しの「後ろ外装変速機」はチェーンをギヤからギヤへ脱線させ 他のギヤに掛けかえることによって変速を行いますが、 時には転倒などで変速機を装着している車体が変形したり、 長期間の使用によって「変速機の動き幅」の調整がずれたりすることがあります。 その結果「チェーン」が「最も大きな後ろギヤ」を乗り越えて「ギヤ」と「スポーク」の間に挟まり傷つけたり、 また車輪を急にストップさせたりすることもあるのです。 このトラブルを防ぐ目的で「ハブ」装着されるのが「チェーンプロテクター」と呼ばれる「円盤状の部品」です*。 最も大きな「後ろギヤ」から「チェーン」が脱落しもスポークに接触させない役割を果たすこの部品、 脱落時の大きな力がかかっても上手に力を逃がしながら壊れたりしない「デザイン」と、 吟味された「樹脂材料」が採用され、万が一のトラブルを防ぐ縁の下の力持ち♪なのです。 「Tourney(=ターニー)」シリーズのボスフリータイプの後ろギヤには チェーンプロテクターを装着しているタイプと 装着されていないタイプをご用意しています。 装着されていないタイプには別体式のチェーンプロテクターをご用意しています。 5★街乗り向けRDの形状とケーブルの長さ「RD-FT55/RD-FT35」 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=680150192044213 id=466183956774172 一般の方々のために開発されたのが「後ろ変速機」を動かすための「鉄のワイヤー」を通す 「アウターケーシング」というストロー状のモノの「長さを短く」でき、 なおかつ「直線的に引く」ことのできる工夫、「ホイールタイプケーブルガイドプーリー」です*。 「アウターケーシング」を短くまた直線的に引くことによるメリットとは「接触面積が減り抵抗を減らせる」こと、及び「曲がり」が極端に減り抵抗が減らせることです。 共に「変速レバー」の操作力が軽くなることに繋がります。 また、「アウターケーシング」が短くなることのメリットは 駐輪場などで隣の自転車と引っかかり、 「根元から折れ曲がる(=抵抗が増え操作が重くなったり変速できなくなることも!)」可能性を 減少させることができ、長期間安定して使うことができるのです♪ 「Tourney(=ターニー)」シリーズの「RD-FT55/RD-FT35」に装着されています。 6★街乗り向けRDの形状の意味「RD-FT55/RD-FT35」 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=680713671987865 id=466183956774172 「ホイールタイプケーブルガイドプーリー」、変速機から突き出ていますが 自転車が転倒してダメージを受けても問題ないのでしょうか? 実はこの「ホイールタイプケーブルガイドプーリー」を支える部分は 「ヒンジ形状(=蝶番)」になっており、転倒時に曲がることでのダメージを逃がす構造になっています。 曲がったあと「ヒンジ部分」つけられた「リターンスプリング」で 自動的に元の位置に復帰する優れモノ。 「街乗り自転車部品」の開発において、「転倒」によるダメージを最小限にし 長期間安定した性能を維持するのかは、いつも真っ先に考えるべきテーマの一つなのです。 7●幻の内装+外装の街乗り用ハブ www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=681305428595356 id=466183956774172 「街乗り自転車」に多く採用されている「外装変速機」付き自転車の一番の問題点は、 停止時に変速できないというポイントです。 「サイクリングロード」や「郊外」での走行と異なり、 街中での走行は「信号機」や「一旦停止」が多いため「ストップ&ゴー」を繰り返すという特徴があります。 「レース・スポーツ自転車用」に進化した「外装変速機」は ペダルを回しながら変速することを前提としているため、 いつでも軽いスタートを切るためには、赤信号のたびに減速しながらペダルを回してギヤを軽くし、 次の走り出しに備えておくという少々難しい操作を必要とするのです。 そんな外装変速機の弱点を克服した究極の「街乗り仕様」外装変速機が、 かつて存在していたということ、ご存知でしょうか。 「Nexave C530 Intego(=ネクサーブ C530 インテゴ)」という 外装8段変速と内装3段変速を組み合わせた変速機は、 「内装変速機」の「停止時変速可能」という長所と「外装変速機」の「効率の良さ」とを組み合わせた 正に「良いとこどり」の変速機! 突然の赤信号で停まっても、停まったまま内装変速機を変速させることで、 難しい操作も必要なく、誰でも軽いスタートを切ることができるのです。 ━【シフター(変速用レバー)】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1●シフターとは www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=572881639437736 id=466183956774172 「シフター」(=変速操作をするためのレバー)についてのお話です。 「シフター」にもさまざまな形状のものがあるってご存知でしょうか?? 取り付けられたワイヤーを正確に巻き取る/送り出すことによりワイヤーの引きを調節し、 その先につながれている変速機を確実に動かす役割を担うシフター。 たくさんある自転車部品の中でも、直接手で触れる数少ない部品の一つであり、 手で触れる=乗り手のストレスない自転車操作に大きく影響することから、 用途やシーン、乗り手のことを考えて数多くの製品が開発されています。 2●レバー型:ラピッドファイヤープラス www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=573374786055088 id=466183956774172 マウンテンバイクなどのスポーツ車に多く使われている「ラピッドファイヤープラス」と呼ばれるタイプのシフターは、 ハンドルバーの下側に位置する2本のレバーを親指で押し(軽いギアに変速)、 人差し指で引く(重いギアに変速)ことにより変速が可能なシフターです。 自転車でデコボコした山道や林道などを走行する・・・というシーンでシフターに求められるのは、 「変速しながらグリップ(=ハンドルの握る部分)をしっかり握れるかどうか」。 変速操作中にグリップが握りにくいのでは、悪路でバランスを崩しかねません。 「ラピッドファイヤープラス」シフターなら、グリップを握った状態から 親指と人差し指を少し動かすだけで変速可能なので、変速操作中も「グリップをしっかり握れる」 =デコボコ道でも安心して変速操作ができる!!というワケなのです。 「操作中のグリップの握りやすさ」が特長の「ラピッドファイヤープラス」シフターは、 ALIVIO(アリビオ)やACERA(アセラ)などのミドルエントリークラスのモデルから より上級者用のモデルまで幅広いシマノ製シフターに展開されています。 3●レバー型:EZファイヤー(プラス) www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=573378436054723 id=466183956774172 「ラピッドファイヤープラス」シフターの初心者向けバージョンである「EZファイヤープラス」と呼ばれるタイプのシフターです。 初心者向けのシフターに求められる性能は、変速操作に慣れていなくても操作できるかという「操作の分かりやすさ」にあります。 「ラピッドファイヤープラス」シフターが初心者にとって難しいと感じられるのは、 2本のレバーがハンドルバーの下側にあり、人差し指で操作するレバーは「目視」できないという点にありました。 それなら「レバーを上側に持ってこよう♪」・・・という発想のもと開発されたのが「EZファイヤー」シフター。 人差し指で操作するレバーがハンドルバーより上側にくるように設計されているので、 レバーを直接見ることができ、初心者にも分かりやすい操作性をご提供しています。 シマノ開発陣の優しい心意気!?がつまった「EZファイヤーシフター」は、 ALTUS(アルタス)やTourney(ターニー)といったエントリークラスのモデルで採用され、 多くのエントリーライダー向け自転車に採用されています。 4●グリップ型:レボシフト www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=576276569098243 id=466183956774172 「レボシフト」の名前は、「レボルバー」と呼ばれる「拳銃の弾が挿入される回転部分」に由来するもの。 シフター(変速レバー)のグリップ部分を手前/向こう側に回すことにより変速することが可能で、 初心者の方も操作方法を簡単に理解することがきます。 また、子供から大人、女性や男性のさまざまな「手の大きさ」を考慮して、 「レボシフト」の握り部分の直径は、①全体的に径の細いもの=女性/子供用、 ②太い部分と細い部分の2段階に分かれているもの=大人/女性・子供兼用、などいろいろな形状が開発されています。 手にフィットするグリップ径は、結果として操作感の軽さをも生み出し、 よりストレスなく街乗り自転車を走らせることにつながっているのです。 内装変速機用、外装変速機用、LEDポジションライトが内蔵されたモノなど 様々な仕様を持つ「レボシフト」・・・一度お店で見て下さいね♪ 5●レバー型:サムシフター www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=576714765721090 id=466183956774172 本日は「サムシフター」と呼ばれるシンプルな形状のシフターのお話です。 「サムシフター」の「サム」とは、英語で「親指」を意味する”Thumb”からきており、 主に親指と人差し指を使って1本のレバーを操作するタイプの変速レバーです。 構造がシンプルで価格もお買い得なので、世界中のエントリーレベルの「街乗り自転車」に何百万台と使って頂いています。 ただ、親指でレバーを押した後、再びレバーを人差し指で引き戻す操作が必要。 「手の小さな方や指の短い方には操作がしにくい」という問題がありました。 この問題点を改善すべく開発されたのが「サムシフター」の進化系である「サムシフタープラス」なのです。 親指でレバーを押す操作はそのままで、人差し指でレバーを引き戻す操作の代わりに、「親指で押すボタン」を追加。 「親指で押す操作」で「ギアを重くする」ことも「ギアを軽くする」ことも可能になり、使い勝手が格段に向上しました♪♪ 6●レバー型:日本独自のピアノタッチシフター www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=577166815675885 id=466183956774172 街乗り自転車の中でも「軽快車」と呼ばれる自転車によく使われる「ピアノタッチシフター」という変速レバーのご紹介です。 「軽快車」のハンドルの特徴は、ハンドルの握る部分が手前に湾曲していること。 まっすぐな形状のハンドルバーとは握り方が異なるため、これまでご紹介してきた変速レバーでは操作がしにくく、 専用の変速レバーを開発する必要がありました。 そこで生まれたのが、「ピアノタッチシフター」。 「ピアノタッチ」という名前はピアノの鍵盤を押すような感覚で変速できることに由来しています。 「ピアノタッチシフター」の操作方法は「サムシフタープラス」同様、 変速レバーを引き戻す操作が必要なく、親指でプッシュすることにより操作可能なシンプルなもの。 ちなみに、「軽快車」は日本にしかない独自の街乗り自転車であり、 「ピアノタッチシフター」もまた、日本でしか見ることのできない変速レバーなんです。 7●まとめ www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=577602905632276 id=466183956774172 今回ご紹介した「変速レバー」は、生産しているモノのごく一部だけ。 スポーツ自転車用のものも含めると、もっと多くの種類の変速レバーを作っています。 自転車が使われる用途やシーン、乗り手の自転車操作の熟練度、乗り手の手の大きさや指の長さなど、 さまざまな場合や状況を想定し、「ストレスフリー」を目指してさまざまなタイプの「変速レバー」を製造しているのです。 ━【ダメージと保護】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1●内装3段の部品保護用 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=592639220795311 id=466183956774172 こちらの写真のグレーの部品・・・何の部品かお解りでしょうか? 実はこれ、後輪の中心部にある内装3段変速機を動かす「ベルクランク」と呼ばれる部品を保護するカバーです。 表面に無数の傷がついていますが、これらの傷は自転車が転倒したり、駐輪場での出し入れの際についたのです。 学校や駅の駐輪場などに駐輪する機会が多い街乗り自転車は、知らない間に倒されたりし、 ダメージを受けることも少なくありません。 たとえば、この傷だらけのベルクランクカバー、厚みや形状、また材質などを吟味して、 転倒時のダメージをできるだけ軽減するように設計されていますが、すべての衝撃から逃れるのは難しく、 時にはトラブルの原因の一つにもなっているのです。 2●外装変速のRD保護用 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=593049907420909 id=466183956774172 内装変速機と同様、外装変速機を採用した街乗り自転車にも転倒時の衝撃から部品を守るために 「メカガード」という部品が装着されています。 「カバーされている」内装変速機に対し、外装変速機はもともとレース用に開発された 「むき出し」の変速機であるため、「メカガード」を装着して変速機全体をダメージから守る必要があります。 表面には多数の傷がついており、転倒や接触によるダメージを防いでいることがお解りいただけると思いますが、 実は「メカガード」は万全ではなく、当たり方によっては変速機にダメージが及んでしまうこともあるのです。 外装変速機は転倒時のダメージで調整が狂いやすく、うまく変速できなくなることも多いため、 外装変速機を搭載した街乗り自転車ではメカガードはとても重要な部品の一つになっています。 3●スポーツ自転車の場合 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=593508757375024 id=466183956774172 では、「メカガード」が取り付けられることの少ないスポーツ自転車では、どういった工夫がされているのでしょうか? スポーツ自転車の一部の「車体の変速機取り付け部分」にはMTBレースから生まれたものと言われている、 「脱着式エンド」と呼ばれるタイプのものがあります。 これは、変速機を取り付ける部分だけが脱着可能です。 変速機に衝撃があった場合、この脱着部分が曲がることで衝撃を吸収し、 高価なMTBの車体のダメージを最小限にするというものです。 ただ、最近は「街乗りエントリースポーツ車」にも採用されており、 軽い転倒などで知らない間に「脱着式エンド」が歪み、変速性能に影響を与えてしまっていることも。 変速調整がうまくいかない場合、この部分に曲がっていないかの確認を忘れないでくださいね。 街乗り自転車とスポーツ用自転車・・・自転車も用途が変わると部品の取り付け方に対する考えまで変わるんですね! 4●保護性能の違い www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=593957650663468 id=466183956774172 では、内装変速機の耐衝撃性はどんなものなのでしょうか? 「内装変速機」は「変速機構」がカバーされているため転倒時のダメージに非常に強い構造になっています。 そんな内装変速機には、変速機を動かす部品の違いにより耐衝撃性は二つに分けることができます。 内装3段変速機が変速機を動かす「ベルクランク」と呼ばれる 部品が車体の外側にあるのに対して、5段以上の内装変速機*(5/7/8/11段)では、 変速機を動かす「カセットジョイント」という部品を車体の内側に収めることにより、 転倒によるダメージをより受けにくい設計になっているのです。 衝撃に強い順番は、 外装変速機<内装3段変速機<内装5/7/8/11段変速機 ・・・となります。 駅や学校に駐輪し知らぬ間に転倒していた・・・といったことも起こり得る 「通学/通勤自転車」に「内装変速機」が年間100万台以上採用されている理由の一つに、 「長期間メンテナンスフリー」や「止まっていても変速可能」と言った特長以外に 「転倒時の衝撃にも強い」といったこともあったのですね。 *電動アシスト自転車に使われている内装3段変速機でも、一部カセットジョイントを採用しているものがあります。 5●グリップ系シフターのデメリット www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=594534740605759 id=466183956774172 転倒によるダメージは、実は変速機だけでなく変速レバーにも影響を与えることがあるってご存知でしょうか?? ハンドルバーの両端は、転倒時に衝撃を受けやすい場所の一つですが、 転倒してハンドルグリップが地面と接触すると、接触時の力によってグリップがハンドルの中央部へと押し込まれます。 その結果、転倒して奥へ押し込まれたハンドルグリップが「レボシフター」の回転部分と干渉すると、 摩擦抵抗が大きくなり操作が重たくなってしまうのです。 知らない間に駐輪場で転倒させられていた場合、「何もしてないのに突然変速操作が重たくなった!」 なんて感じてしまうかもしれません。 そんな場合は、この部分のチェックを! 自転車が2輪である限り、走行中/駐輪中の転倒は必ず起こり得る現象です。 ━【シフトケーブルとキャップ】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1●役割 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=579585105434056 id=466183956774172 この「アウターケーシング」や「インナーワイヤー」、 実は「手で動かした力」を「変速機の動く力」に正しく変換するという非常に重要なポジションの部品なのです。 この部品が正しく仕事をしてくれないと、「変速機が正確に動かない」、 時には「チャラチャラチャラ」と雑音を発してしまったりする・・・ってご存知でしたか? 2●重要性 「変速レバー」を動かし、「後変速機」を動かす・・・という動作には、 「アウターケーシング(=ストローの様なモノ)」と呼ばれている部品を経由して力が伝わっていますが、 左右から大きな力がかかりこの部品が「圧縮」すると、「変速レバー」と「後変速機」の動き量が変化し、正確に動かなくなるのです。 高価な「変速レバー」や「後変速機」をお使い頂いていても、 これらをつなぐアウターケーシングの性能が確かでないと、 「パチっ」・・・と変速レバーを動かしても「チャラチャラチャラ」音が残ってしまったりする原因の一つはコレ! また「アウターケーシング」は、「圧縮」に強いだけでなく車体やハンドルに沿わせるために適度な「しなり」も必要なんです。 3★「巻線(SISアウター)」と「直線(SIS SPアウター)」の違い(画像) www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=580410892018144 id=466183956774172 長い間、「変速レバー」を押す指の力を「変速機」に伝える「アウターケーシング」は 鉄線を「らせん状」に巻いた「SISアウター」呼ばれるタイプでした。 このタイプは街乗り自転車など日常使いには問題なく使えますが、 「MTBレース」のように変速頻度が高く、泥や埃だらけの過酷な中で「激しい使い方をする場合」には 時として十分な性能を確保できないこともありました。 ということで誕生したのが、「鉄でできた固い棒状の鉄線(=解りにくい表現)」を 17本束ねた「SIS-SPアウター」でした。 この「SIS-SPアウター」は変速機を操作するときに発生する圧縮力に「高いレベルで耐える」ことが可能で、 MTBやロードなど激しい変速操作が絶えず行われるレースシーンで安定した変速性能を確保することができたのです。 [Y60098501] SP40 ロードシフトケーブルセットのアウターは「巻線」は覚えておきたい。 4●ライナーの役割 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=580785601980673 id=466183956774172 実はこの「SIS-SP41アウターケーシング」の中には「ライナー」呼ばれる「ストローの様なチューブ」が入っています。 この「チューブ」を入れている目的は、この中を絶えず行き来する「インナーワイヤー」と呼ばれる「ケーブル」を より「スムーズに動かす」ため。 この「チューブ」に求められるコトは; ■ケーブルには絶えず大きな力がかかっており、その力により変形しないか? ■インナーワイヤーとのコスレにより、摩耗が少ないか? ■内部には、よりスムーズに滑らすための特殊な潤滑グリスが入れられているが、その油分/成分に侵されることはないのか? ■炎天下で放置された場合、熱により変形変性しないのか? ■均一に成型できるのか? などなど多岐にわたっているのです。 このチューブを開発するにあたって、「これらの条件」を満たすための「樹脂材料選定」や 「成型方法の確立」は容易ではなく、作ってはテストを行いまた作り直す、 目途がついたモノはレースシーンで実際に試す・・・の繰り返し/試行錯誤の連続でした。 5●シフトケーブル[SIS SP41]専用グリス www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=582054371853796 id=466183956774172 この要求項目の中には ■内部には、よりスムーズに滑らすための「専用特殊グリス」が入れられているが、その油分/成分に侵されることはないのか? なんてことがありました。 実はこのSIS-SP41という「アウターケーシング」の「ライナー」の中には 変速ケーブルをスムーズに動かすための「滑りが良く」また、「炎天下」や「寒い場所」などに放置されても 「安定した性能を発揮=ここがミソなのですよ!」 できる「専用特殊グリス=SIS SP41グリス」が開発され、一部分ではなく、なんと全面的に充填されているのです。 これにより様々なコンディション下で、長期間に渡り安定して滑らかにインナーケーブルを動かすことが可能なのです。 6●アウターキャップ www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=582490285143538 id=466183956774172 「変速レバー」と「フレーム」にはそれぞれ「アウター受け」と呼ばれる部分があり、 そこに挿入される「アウターキャップ」は、「ロード」や「MTB」、 「街乗り自転車」など車種や使われ方に応じて開発され、さまざまな「機能」を持っています。 例えば「水を入りにくく」したり、 「アウター受けの精度があまり良くなくても変速性能に影響を与えにくい工夫」をしたりと 様々な種類を持つ「アウターキャップ」・・・、明日からそんな「こだわりの数々」をご紹介して行きたいと思います。 7●ノーズ付アウターキャップ www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=582954991763734 id=466183956774172 さて、最初にご紹介する「こだわり機能」は、通称「ノーズキャップ」と呼ばれている「アウターキャップ」です。 自転車の「車体=フレーム」には各種部品を取り付けるための部品が溶接されており、 その一つに「アウターケーシング」の「アウターキャップ」を支える「アウターストッパー」と呼ばれる部品があります。 写真のこの部品は「インナーワイヤー」が通る部分が中心に開いていますが、 時にはずれて開いていたりメーカー様にお願いしている直径ではないため、「ガサガサ」と動いてしまったりすることもあるのです。 そんな場合には、「インナーワイヤー」が「アウターストッパー」に擦れて 「スムーズに動きにくく」、操作/変速性能に影響を与えてしまうことも。 そこで開発されたのが、通称「ノーズキャップ」と呼ばれるタイプの「アウターキャップ」です。 「“角”の様なパイプの部分」の中を「インナーワイヤー」が通ることで、 「インナーワイヤー」と「アウターストッパー」が直接触れないようにし、 この部分の「摩擦抵抗を低減」させ変速性能への影響を最小にしているのです。 8●MTB向けラバーブーツ付キャップ www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=583418208384079 id=466183956774172 じつは通称「ノーズキャップ」と呼ばれている「アウターキャップ」には MTB用に「ラバーブーツ付ノーズキャップ」という仕様もあるのです。 MTBレースでは、「変速レバー」のインナーケーブルの 配線ルートによっては、 「雨水や泥水」などが「アウターケーシング内」に入り変速性能に影響を与えることも。 そこで開発されたのが、通称「ノーズキャップ」の先端に「ラバーブーツ」と呼ばれる 「ゴム系のブーツ」を装着することで、水の侵入をできる限り防ごうとするタイプなのです。 もちろん、材質も摩耗が少なく、温度変化も考慮されたモノを選別し、長期間安定した変速性能に貢献! 9●MTB向けラバーブーツ付キャップの構造(画像) www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=583868861672347 id=466183956774172 実はこのMTB用スペシャル仕様、実は通称「ノーズキャップ」の中にとんでもない工夫がされているのです。 こちらが通称「シールキャップ」を縦割りにした写真です(中略) 内部には小さな黒いドーナツ状のもが見えますが、これが「シール」と言って外部からの水の侵入を防ぐための部品なんです。 このドーナツ状の「シール」と、先日ご紹介した「ラバーキャップ」のダブルで 「アウターケーシング」内に水や泥が侵入しにくいようにし、 また以前ご紹介した「特殊専用グリス」を「アウターケーシング」全体に充填することで、 「長期間に渡る性能維持」を可能にしているのです。*! 10●シール付きアウターキャップ www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=585250908200809 id=466183956774172 実は「ディオーレ」よ呼ばれるグレード以上の「街乗り用自転車部品」には、 「ノーズ」のない「シール付アウターキャップ」をご用意しているのです。(中略) 「シール」は水やほこりの侵入を防ぐという「プラス面」の働きと、 抵抗を増やしてしまうという「マイナス面」を合わせ持ちます。 そこで「インナーワイヤー」の表面と「シール」との抵抗を少なくし、 軽い操作力を少しでも維持するために、「シールの接触面」を「薄く設計」し作られていることがお解り頂けると思います。 欧州市場では「街乗り自転車」でも雨天走行は当たり前。 そんな結構タフな環境の「街乗り自転車市場」で高い評価を受けている 「シール付アウターキャップ」は、梅雨時や雨の日も走ることの多い日本の「通学自転車」にぴったりの機能なのかもしれませんね! 11●アウターも消耗品 特に日本市場で販売されている「シティー」や「軽快車」とよばれる 通称ママチャリ:「街乗り自転車」に使われている外装変速機の「アウターケーシング」は 「変速レバー」から「後変速機」まで1本でつながっている「フルアウター」タイプと呼ばれるもの。 「アウターケーシング」は長ければ長いほど、「操作時の圧縮」による縮みが起きる可能性が高くなるため、 クオリティーの高いモノを使うことが長期間安定した軽い操作を得ることができる要のひとつ。 「変速調整がうまく行かなったら、シマノのアウターに代えろ!」・・・と言って頂くほど、 一部では熱烈なファンを持つシマノの「アウターケーシング」ですが、 実は「ブレーキシュー」や「プーリー」、「チェーン」と同様の消耗品です。 「グリスアップ」や「定期的な交換」をすることで、「スムーズで軽い変速操作」を「長期間」に渡って楽しんで頂けます。 ━【インナーワイヤー】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1●インナーワイヤーについて www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=603820276343872 id=466183956774172 自転車には、例えば「変速レバー」と「後変速機」をつなぐ「アウターケーシング」や 「インナーワイヤー」と言ったどちらかというと「日陰の道を歩く」・・・的な部品もあり、 以前「アウターケーシング」のお話をいたしました。 今回はもう一方の「日陰の道を歩く」部品「インナーワイヤー」=「手で動かした力」を 「変速機の動く力」に正しく変換するという非常に重要なポジション!のお話・・・ 2●シフトのインナーワイヤーの種類 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=604232796302620 id=466183956774172 自転車の変速機の作動回数・・・例えば「街乗り自転車」ですと走行状況にもよりますが、 家から学校まで行くまでに動かす回数は20回以下ではないでしょうか? しかし、「ロードレーサー」と呼ばれる競技用自転車で一日200kmを超える距離を走る場合、 何百回ではきかないほど「変速機」を動かします。 もし、「変速レバー」と「後変速機」を動かす「インナーワイヤー(鉄線)」が スムーズに動かず「ごりごり」といった感じで動いた場合、手の負担が非常に大きくなることがお解り頂けると思います。 そこでシマノでは「インナーワイヤー(鉄線」」がスムーズに動くように、 「目的」や「使用グレード」に応じて様々な「材質」と「表面加工」を施した「インナーワイヤー(鉄線)」を開発、使い分けています。 その結果、写真のように様々な変速機用の「インナーワイヤー」が存在するのです。 3●種類の説明 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=604707289588504 id=466183956774172 さてその「種類」ですが、主材として「ステンレス」と「鉄」を使用、 表面処理として「ポリマーコーティング処理」や「表面なめらか処理」などをおこなっています。 「ステンレス鋼」の採用は、雨天走行や雨のかかる場所での駐輪などを想定してサビの防止のために採用。 そしてインナーワイヤーをスムーズに動かすために「ポリマーコーティング」や 通称「表面滑らか処理」を変速回数の多いプロのライダーやアマチュアレーサー向け部品に採用していのでする。 ↑ 内装3段で両端にキャップが付いてアウターとセットになっているものは、 長さが選択できるだけでインナーワイヤーは「スチール」しかない。動きが悪くなってきていたら シフターだけでなく、メンテルーブなどを使用して潤滑を上げる。 外装の場合は最低でもステンレスワイヤーにしておくべきだろう。 4●高級ワイヤーの表面処理 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=606569626068937 id=466183956774172 では「インナーワイヤー」の表面処理って、また、「表面なめらか処理」って具体的にどういう処理なのでしょうか? 「インナーワイヤー」は「丸い金属線」を複数束ねて作っていますが、丸い線を束ねた表面は凸凹になってしまいます。 その凸凹が「アウターケーシング」の「ライナー」との間で抵抗になり、レバーの動きを重くしてしまいます。 そこで、凸凹部分の凸を少し削ることで表面を滑らかにし、抵抗を減らそうと考え、このような加工を行っているのです。 それがこの通称「表面なめらか処理」、高級グレードコンポに標準装備されています。 5●2種の処理の違い(画像) www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=607082392684327 id=466183956774172 「加工をしていないモノ」の表面に凸が残っているのに対して 「加工をしたモノ」は凸部分に平らな面が見てとれ、スムーズになっていることお解り頂けると思います。 6●最高級ワイヤーは「新素材ポリマー」を巻きつけたタイプ www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=607597015966198 id=466183956774172 7●3種の処理の違い(画像) www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=608134162579150 id=466183956774172 左側から、この加工を行ったモノ、そして、 最も標準的な鉄のインナーワイヤー、そして 高級品に使われるステンレス線を束ね、通称「滑らか加工」を行ったものとなります。 特にこの「新素材ポリマー」をまきつけたモノは、指で触って頂くだけで違いが分かって頂ける優れモノ! 8●特殊な高耐久ケーブル www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=608485562544010 id=466183956774172 知能を持った電動内装変速機「Alfine Di2」用の電線「e-tube」です。 この「e-tube」と呼ばれる電線は、 ■前後の変速機を動かすための「電力供給」としての役割 ■操作指令となる「電気信号」を送る役割 ■それぞれの部品を動かす「ファームウエア」と呼ばれるソフト更新情報を届ける役割 の三つを一本の電線で兼ねているのです。 以前の製品はそれぞれの役割を持つ別々の電線がありましたが、最新形のものは同じ線の上で二つの役割を兼ねれる優れもの。 電線ですので、伸びたり縮んだりすることもなく、 水や泥にも強いのももう一つの大きな特徴、長期間のメンテナンスフリーを実現しているのです。 ━【ハブ:ボスフリーとカセットスプロケット(外装変速のギア歯)の違い】━━━ 1●ハブとは www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=636191883106711 id=466183956774172 「ハブ/ギヤ」は後車輪の中央部にあって「ペダルの踏力」を ギヤやスポークなどを経由してリム/タイヤに伝えたり、ペダルを止めた時に車輪を空転させたりする部品の名称です。 ↑ 前の車輪でもハブという。 2★カセット vs ボスフリー www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=636751493050750 id=466183956774172 それでは、車輪の中心部分「ハブ」はそこに取り付けられる「ギア」の構造の違いから ■「フリーハブ/カセット」システム ■「ノーマルハブ/ボスフリー」システム と2種類に大別できるのです。 前者は「軽量化」「強度アップ」、また「ギヤ比(=ペダルを一回転させると、後車輪が何回回転するかを示した数値)」を 大きく取れるため、「レース」や「サイクリング」などを目的とするスポーツ用自転車に多く採用されています。 後者は比較的価格が安いため、「通勤通学」や「お買い物」目的などの「街乗り自転車」に多く採用されています。 両者の構造の一番の違いは、「フリー機構」と呼ばれる「ペダルを止めても車輪が空転し自転車が 惰性で進むようにするための機構」が「ハブ」と「ギア」のどちら側に組み込まれているかという点です。 「フリーハブ/カセット」システムでは、「ハブ」に「フリー機構」が組み込まれているのに対し、 「ノーマルハブ/ボスフリー」システムでは、「ギア」の中心部に「フリー機構」が組み込まれています。 この「フリー機構」の箇所の違いが、性能/機能上大きな違いを生みだすのです。 3●カセット vs ボスフリー:歯数設定の差 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=637249863000913 id=466183956774172 「ハブ」に「フリー機構」を組み込んだ「フリーハブ/カセット」のメリットは、 「フリー機構」を「コンパクトに設計」できるため、取り付けるギヤの内側の径も小さくできる =小さいギヤ(=ペダルを踏んだときに重たくなるギヤ)の取り付けが可能になることです。 その結果、「ノーマルハブ/ボスフリー」構造の最小ギヤは歯数が14T*なのに対して、 「フリーハブ/カセット」構造の「カプレオ(capreo)」**というシリーズでは、 なんと「最小ギヤ歯数:9T」という小さなギヤも取り付けが可能なのです。 *現在入手可能なボスフリーの最少ギヤ **カプレオ(capreo)は小径車専用の部品です。その他の車種にはご使用にならないでください。 4●カセット vs ボスフリー:強度の差 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=637696159622950 id=466183956774172 本日は、「フリーハブ」と「ノーマルハブ」の構造の違いをご紹介します。 「ハブ」の重要な仕事の一つに「ライダー」や「車体」、 タイヤ/リム/スポークを除く「その他部品」の重量を支えることがあります。 総重量は時には100kgを超えることもあり、地面からの細かい振動や時には穴にはまった時の大きな衝撃を受けながら、 その重量を前後の「ハブ」のそれぞれ2か所にある「ベアリング」という部品を介して「軸」で支えています。 この2か所にある「ベアリングの位置」が「フリーハブ/カセット」と「ノーマルハブ/ボスフリー」では大きく異なっており、 それが「車輪強度」正確には車輪の中心にある「軸強度」の違いにつながっているって・・・ご存じでした?! 5★カセット vs ボスフリー:強度の差2(図解) それでは、「ベアリング」の位置は「ハブ」の「性能/機能」にどのような違いをもたらすのでしょうか。 例えば、「細い丸太(=軸)」に100kgの荷重がかかったとします。 1) 支えの台の幅が広い(=フリーハブ) 2) 支えの台の幅が狭い(=ノーマルハブ) の2種類がありどちらの「細い丸太(=軸)」が折れやすいかというと2)の「支えの台の幅の狭い」方が折れやすくなります。 「かかる荷重」が真ん中に近ければ近いほど「細い丸太(=軸)」が折れやすくなること、お解り頂けるかと思います。 実際の自転車の「ハブ」の「軸/ベアリング」には、100kgの荷重が「そぉ~っと♪」かかっている訳ではありません。 例えば写真の様な「石畳」を50km/h以上のスピードで駆け抜けていくこともある「ロードレース」の世界では、 100kgの荷重が「どかんどかん!」と「軸/ベアリング」にかかっているのです。 そのため強度が重要視されるレースの世界では、100%と言っても過言ではないほど採用率が高いのが この「フリーハブ/カセット」タイプなのです。 とっても過酷な環境にある「ハブ」、少しでも強度を改善するためにさまざまな工夫がされていたのですね♪ ↓ 一般車では大抵外装ではボスフリー。 「安いから」「(補修完組ホイールが入手しやすいので)交換しやすい」などの理由で使われる。 2万円もしないような自転車ならともかく、5万円近くする自転車にボスフリーをわざと使うのはメーカー側の怠慢に思えて仕方がない。 6■ギア枚数増加とハブの強度確保の難題 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=639880032737896 id=466183956774172 7■ギア枚数増加とハブの強度確保の難題2 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=640320699360496 id=466183956774172 スプロケットのスパイダーアームには一部チタンを使用。生産数の少なさだけでなく素材の値段もあって高くなる。 8●専用工具 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=641271242598775 id=466183956774172 さて、「フリーハブ」や「ノーマルハブ」にそれぞれの「ギヤ」を確実に取り付けるためには、「工具」が必要不可欠です。 これらを取り付ける「工具」は実は「専用設計品」で、プロの販売店様で長期間お使い頂けるように堅牢な作りになっています。 工具は「ボスフリー用」と「カセットギヤ用」を別々にご用意。 「カセットギヤ用」は主にレースのために開発され車輪を簡単に車体に付けたり外したりできる 「ワンタッチ式(=クイックレリーズ式/中空軸)」ハブ用と、 「ナット」で車体に取り付ける「ナット式(中実軸)」ハブ用をそれぞれご用意することで より確実に取り付けができ、また安定した性能が長持ちさせることが出来るよう心掛けています。 自転車の部品って、部品そのものを開発するだけではなく、 それを「できるだけ簡単に、確実に」取り付けるための工具まで開発されていたのです。 ━【変速数:歯数】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1●ギア比について www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=670761906316375 id=466183956774172 「坂道をラクラク登れる♪」とか 「スピードを出しやすい!」などは 変速段数とは比例せず、実は変速機の「ギヤレンジ」や 前後の「スプロケット比」という別の要素が関係してくるのです。 2●ギアレンジでは「一般車もロードも差がない」(画像) www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=671219162937316 id=466183956774172 「ギヤレンジ」とは変速操作によって どれだけ「ペダルを踏む脚の力(=踏力)」を変化させることができるかの範囲を示した値であり、 「186%」や「206%」などパーセントで表すその数値は、 値が大きいほど「踏力」を変化させる性能が優れているという意味になります。 例えば、「街乗り自転車」の外装6段変速機には「ターニーシリーズ」が良く使われていますが、 その「ギヤレンジ」は200%*となります。 これは「ペダル踏力」を後ろ車輪側で200%変化させることができるという意味になります。 それでは、変速段数が多い変速機の「ギヤレンジ」は外装6段変速機と比べてどうでしょうか。 「ロードバイク」などの「レース用自転車」に使われる後ろ変速機には 11段変速のものがありますが、ある種類の「ギヤレンジ」は約208%**。 両者の「ギヤレンジ(=ペダルを踏む脚の力を変化させることができるかの範囲)」には ほとんど差がなく、「変速段数」と「ギヤレンジ」は比例しない =変速段数が多いほど坂道を登りやすいとは限らないということ、お解りいただけるかと思います。 外装6段変速機のギヤレンジは、14-28Tで計算。 後ろ11段変速の外装変速機のギヤレンジは、12-25Tで計算。 (画像でも解説) 3●変速段数を増やすメリットは「丁度良い回転抵抗を選べる」こと www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=671680342891198 id=466183956774172 自転車のペダルから感じる重さは、そのときの「地形」や「向かい風の強さ」、 「積んでいる荷物の量」また「足の疲れ具合」など、さまざまな要因によって絶えず変化しています。 そんなとき、自分にとって「心地の良いペダルの重さ(=リズミカルな回転!?)」に調節できたら、 楽に楽しく自転車に乗っていられると思いませんか? 「車の運転席の背もたれの角度を調節」で言うと、 変速段数は、「何段階にきめ細やかに調節可能か」を表した数という風に考えるとご理解いただきやすいかもしれません。 同じ「ギヤレンジ」でも「変速段数」が多いと、「変速する度に変化するペダルの重さ」を 「きめ細やかに調整」でき、「心地の良いペダル(=リズミカルな回転)」を得やすいのです。 すなわち、「6段の14-28Tの組合わせ」より 「11段の11-25Tの組合わせ」の方が ずっと「心地の良いペダル(=リズミカルな回転)」を得やすかったのですね♪ 4●大ギアの用途 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=672098829516016 id=466183956774172 同じ変速段数で「ギヤレンジ」が異なるものはあるのでしょうか? 写真の右の一番大きいギヤ「ローギヤ(=ギヤペダルの重さを最も軽く感じるギヤ)」が 34Tと非常に大きいことがお解りいただけますか? 「ギヤレンジ」という言葉と「大きい」という意味の「メガ」を組み合わせ 【メガレンジ】と呼ばれているこちらのギヤは、変速段数はそのままで 28Tの「ローギヤ」を34Tと非常に大きくすることで、 「街中の陸橋」や「駅の2Fの駐輪場」、「急な登り坂」などでも 自転車を降りずに走り切れるようにと考えられた製品なのです。 走るのがたとえ街中であっても、「ギヤを思いっきり軽くしたい場面」はあるものです。 ここぞという場面のための「Emergency low gear(=非常用の低いギヤ)」としても 飛び抜けてペダルを軽くできるギヤを用意しておく・・・、 そんな発想から生まれたこの「メガレンジ」、 なんと世界中で毎年100万台以上の「街乗り自転車」に採用されているのです。 5●歯数の組み合わせの違い みなさんの「エンジン(≒ペダルを踏む力=踏力)」が異なるのはもちろんのこと、 乗る自転車のタイプ、また主に乗られる地形なども異なっています。 そんなさまざまな条件下で「効率良くペダル踏力を引き出す」ために、さまざまな「段数」と「歯組」をご用意しているのです。 これらの選択肢は「自転車メーカー様」や「専門店様」が車種や用途、 またタイヤの大きさ、幅などを考慮に入れ決定され、 みなさんが普段乗られる「街乗り自転車」のギヤとなってお届けされているのです。 例えばレース用自転車ですと「地形によってギヤを交換する」といったことも ごく一般的に行われているため、写真のように同じ「11段ギヤ」でも 「11-25T」、「11-28T」などさまざまな組み合わせをご用意しています。 6●歯組の種類 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=673721509353748 id=466183956774172 「ロードバイク系」の「後ろギヤ」でなんと約34種類!・・・ 「マウンテンバイク系」で約18種類!、合わせて約52種類もの異なる歯組があることが分かりました*! この52種類には「ギヤの材質」や「表面仕上げ」などが異なるものもある 7●前ギア www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=674274719298427 id=466183956774172 実際の自転車のペダルの重さを決めるのは後ろギヤの大きさだけなのでしょうか。 自転車には必ず「前ギヤ」があり、「ペダルを踏む力(=踏力)」は 必ずこの「前ギヤ」を介して「後ろギヤ」に伝えられます。 「前ギヤ」の大きさが異なると、後ろギヤとの「大きさの比」も変わるため、 自転車のペダルの重さにはこの「前ギヤ」の大きさも関係しているのです。 8●ペダルの重さと後ろ車輪の大きさ www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=674279055964660 id=466183956774172 でも実は、自転車のペダルの重さにはもう一つ関係してくる要素があるってご存知でしょうか。 それは、「後車輪」の大きさです。 「後車輪」は「後ろギヤ」と共に回転することによって「前ギヤ」からチェーン経由で届けられた 「ペダルの踏力(=ペダルを踏む力)」を地面に伝えますが、 その「後車輪大きさ」によって同じペダルの回転数でも進む距離が変わります。 9●歯数の組み合わせの多さの理由 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=676577095734856 id=466183956774172 それは自転車が「用途」や「目的」、また「使われる方々の性別・体型」などに応じて 「様々なカテゴリー」や「種類」がある上、それぞれのメーカー様によっていろいろな「特長(=味付け!?)」が 付加されているからなのです。 例えば「自転車の乗り味」に大きな影響を与える「車体」は、 各寸法や角度、材料、厚み、品質との兼ね合いなどメーカー様によって異なり、 これらが「各ブランドの特長」を生み出す一因となっています。 その「車体」に装着される「車輪径」や「タイヤサイズ」に応じて「駆動系の段数」、 そして「前ギヤ/後ギヤの歯組(=ギヤの組合わせ)」なども決められています。 シマノは自転車パーツを作る会社ですので、世界中の自転車メーカー様に 「レース用」「スポーツ用」「街乗り用」 また「使われる方々の性別・体型」とさまざまな「用途」や「設定されたライダー」に応じた 「駆動系のギヤ」をご用意した結果、こんなに多くの組み合わせが生まれることになったのです。 自転車を購入する時にカタログをご覧になる方も多いかと思いますが、 そのカタログには写真のような「仕様情報」が掲載されていることが多く、 おおよそのペダルの重さをイメージすることができます。 みなさんも自転車購入時に「カラー」や「デザイン」だけでなく、 こういった「仕様」をチェックすることで、 「ご自身の乗り方」や「乗られる場所」にあった「ベストパートナーの街乗り自転車」と出会えるのかもしれませんね! ※内装変速とシングルでも(ハブによっては)歯数を変更できる。 ━【【スポーク】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1●スポークとは www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=692142874178278 id=466183956774172 ペダルを踏む力「踏力」は「前ギヤ」「チェーン」「後ギヤ/ハブ」、 そして「スポーク」「リム」、最後に「タイヤ」に伝わり、自転車が前方に進む力に変換されます。 これらの部品の多くは「金属の塊!」「鉄の塊!」「ゴムの塊!」って感じで力強いイメージがあるのですが、 そんなの中で最も頼りなく見えるのが、細~い金属線の「スポーク」なのです。 でもこのスポーク、ペダル踏力を伝えるだけでなく様々な「仕事」をしているのです。 2●種類 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=692661754126390 id=466183956774172 「スポーク」ですが昔は木製であったこと、ご存知でしたか? 写真の木製の「スポーク」は「自転車の原型」と言われた 1800年代の「ドライジーネ」と呼ばれるタイプの自転車に使われているものですが、 この自転車にはペダルがなく足で地面を蹴って進む仕組みだったため、 この「木製スポーク」は「ペダル踏力」を伝えるという役割はなくライダーや自転車の重量を支えるためのものでした。 その後「スポーク」に「ペダル踏力」を伝えるという役割が加わり、 また産業の発展と供に材料も金属製のものに変化しましたがそれ以外の素材が使われることも。 「幼児車」では「樹脂タイプ」、 レース用の「ロードバイク」では「カーボン製」や「アルミ製」なども存在し、 「スポーク」は時代の発展や自転車の用途に合わせて変化しているのです。 高価なチタンスポークも存在する。 3●役割 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=693170227408876 id=466183956774172 スポークの役割はと言いますと「車輪を形成する部品」、 「ライダーや自転車の重量を支える部品」・・・などのイメージがあるかと思います。 実は、これら以外に ■チェーン経由で届けられた「ペダルを踏む力(=踏力)」を「リム(=車輪外側の金属部分)」や「タイヤ」経由で地面に伝える仕事 ■車輪中央部の「ハブ」で発生させた制動力=ブレーキの力を地面に伝える仕事 ■地面からの衝撃を上手に逃がす仕事 などを担っているってご存知でしたか? 4●かかる力の方向 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=694576467268252 id=466183956774172 それではペダルを「踏む力(=ペダル踏力)」を 「リム(=車輪外周の金属部分)」や「タイヤ」に伝える時、 「スポーク」はどのように機能しているのでしょうか。 「ペダル」→「前ギヤ」→「チェーン」→「後ろギヤ」と伝達された「ペダルを踏むチカラ(=踏力)」は 「後ろハブ」を回転させます。 では「後ろハブ」から「リム」→「タイヤ」までどんな形で「踏力」は伝わるのか、ご存じですか? 写真の「後ろハブ」に取り付けられた「スポーク」には、「ハブの回転」に対して 「後ろ方向に伸びる」ように取り付けられた「スポーク」と 「前方向に伸びる」ように取り付けられた「スポーク」の2種類があります。 「後ろ方向に伸びる」「スポーク」は、「後ハブ」が回転すると同時に、「リムを引っ張る役目」を果たします。 「前方向に延びる」「スポーク」は「後ハブ」が回転すると同時に、「リムを押す役目」を果たします。 そうなんです、実は「後車輪」に張られた「スポーク」はどれも同じ働き方をするのではなく、 「張る方向」で役目が異なっていたのです。 5●ブレーキとの関係 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=695084030550829 id=466183956774172 「ブレーキ」を使った場合、「ブレーキ力」がどのように「リム/タイヤ」に伝わるかご存じですか? 「ブレーキ」は大きく分けて ■「リムブレーキ」=車輪の外周部の「リム」で「ブレーキ力」を発生させる・・・キャリパーブレーキ/Vブレーキなど ■「ハブブレーキ」=車輪の中心部(=ハブ)でブレーキ力を発生させる・・・ディスクブレーキ/ローラーブレーキ/コースターブレーキ/ドラムブレーキなど の2種類のタイプがあります。 前者は「ブレーキ力」を「リム部分」で発生させ、その力は「スポーク」を経由することなく ダイレクトに「タイヤ」を経由して地面に届けられます。 それに対して後者は「ブレーキ力」を「ハブ部分」で発生させ、 その力は「スポーク」を経由して「リム/タイヤ」、そして地面に届けられるのです。 「リムブレーキ」の場合、「後ハブ」が「スポーク」経由で 「タイヤ」に伝えるのは“駆動力”のみ、「ハブブレーキ」の場合には、それにプラスして“制動力”も伝える必要があるのです。 6●ハブブレーキとスポーク www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=695543207171578 id=466183956774172 「ハブブレーキ」タイプの自転車の後車輪では、 どのようなスポークの組み方で「駆動力」と「制動力」の両方を伝えているのでしょうか。 その答えはスポークの「役割分担」にありました。 ハブには「刀の鍔(つば)」に形状が似ていることから 「ハブつば」と呼ばれる円柱部分から飛びだした「スポークの取り付け箇所」が左右に二か所あます。 左側の「つば」近辺には「ハブブレーキ」が、 右側の「つば」近辺には「ギヤ」が装着されますが、 それぞれの「つば」近くから発生する力・・・ 「制動力」と「駆動力」を伝えやすいそれぞれのスポークの組み方を行っているのです。 7●組み方 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=695552053837360 id=466183956774172 それでは、左右のスポークの組み方はどう異なっているのでしょうか。 「スポーク」の「ハブつば」への組み込みは 「■ツバの内側から外側に向けて取り付けられたスポーク」 「★ツバの外側から内側に向けて取り付けられたスポーク」 の2種類の方法があります。 一般的に「駆動力」や「制動力」を効率良く伝えつつ車輪の剛性が高くなるとされるのは 「■ツバの内側から外側に向けて取り付けられたスポーク」と言われています。 また、力の伝達はスポークが「リムを押す」よりも「リムを引っ張る」方が効率良くなると考えられているため、 「リム/タイヤ」に伝える「制動力」や「駆動力」は 主に「リムを前方向に/後ろ方向に引っ張る」かたちになるように組み込まれます*。 そこで「ハブブレーキ」タイプの自転車の後車輪のスポークは、 「駆動側」を主に伝えることを役割とする「右側のハブつば」では、 「前方向にリムを引っ張る」ように後方に向かってスポークが組まれます。、 また、「制動力」を主に伝えること役割する「左側のハブつば」では、 「後ろ方向にリムを引っ張る」ように前方に向かってスポークが組まれているのです。 このようにスポークを組むことで、車輪「左側のつば」では主に「制動力」を効率良く、 車輪「右側のつば」では主に「駆動力」を効率良く伝達する「役割分担」が可能になったのです。 スポークの組み方はハブ/リム/スポークの形状、材質、重量などで異なり、諸説があります。 ここでは、もっとも基本的な考え方をご紹介しています。 車輪のスポークの組み方には諸説があります。自転車によっては、必ずしもこのような組み方になっていません。 8★太さ www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=696495017076397 id=466183956774172 この様に「リム」を「引っ張る」、また「押す」ことも多い「スポーク」は 車種やグレードによって材質やサイズ、形状などが異なっていること、ご存じですか? 例えば、太さですが「番手(=ばんて)」で表されており 「14番スポーク」「13番スポーク」などのように呼び分けられています。 「番手」は数字が小さくなるほどスポークの直径は増え太くなり、 一般的な「街乗り自転車」には「14番スポーク」や「13番スポーク」などの太さ約2mm前後のものが多く使われています。 「スポーク」は太くすれば当然強度はUPし折れにくくなりますが、 路面からの衝撃を吸収しにくくなり乗り心地に影響が出たり、 時には「スポーク」で地面からの衝撃を吸収できずに「ハブ」や「車体」にまで影響が及ぶことも! 「スポーク折れ」はなるべく起こってほしくないものですが、 「折れる/切れる」ことでその他の部品を守る役割も果たしているとも言われているのです。 9●太さと本数との関係 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=697877363604829 id=466183956774172 それでは車輪の「強度」や「剛性」、また「ショックの吸収度合」などはスポークの太さだけで決まるのでしょか? 実は自転車の使用目的や車輪の大きさ、積載荷重などによって使用するスポークの本数を変えているのです。 一般的には車輪中央部の「ハブ」に開けられた「スポーク」を通す穴の数は左右18穴づつ、 あわせて36穴が空いており、36本のスポークが使われています。 しかし運搬車ではこの穴数が40穴になったり、 一般的なレース用では32穴、 また特殊な短距離でスピードを争うものでは、28穴や24穴なども使われます。 このように自転車の車輪に使われている「スポーク」は「太さ」だけでなく 「本数」を変えることで、重量と強度、また駆動/制動力の伝達などそれぞれの目的のための最適化をはかっているのです。 10●形状の違い www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=698476206878278 id=466183956774172 実はこの「スポーク」、その断面は一般的には「〇=円形」が多いのですが、 「レース/競技用」では空気抵抗を減らすために一部分を押しつぶし「板状」にしているのです。 「ロードレース」では「一般街乗り自転車」と異なり50km/hで走ることも珍しくありませんが、 その時の車輪の回転数は1秒間に約7回、1分間には400回前後回転します。 そんな高速で回転する自転車の車輪は、スポーク形状次第で空気を大きくかき乱し、加速や速度維持に影響することも。 そこで、写真のような「エアロスポーク」と呼ばれる空気抵抗を乱すことの少ない形状の「スポーク」が開発されているのです。 11●強度のあるリム www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=698962143496351 id=466183956774172 一般的に車輪の回転のスムーズさは外周にある「リム」や「タイヤ」の重量が大きく影響をしていると言われています。 そのためスムーズな回転を実現するために重量の軽いリムが必要ですが、強度的に弱くなりがちで。 特にリムとスポークが結合される部分には大きな力がかかり、最悪の場合壊れることも。 これらのことを防ぐために、「リム」重量は軽いままに 「スポーク」との結合部分のみの強度を強化するタイプの「リム」が開発され、スムーズな回転に一役買っているのです。 12●想定重量 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=699416243450941 id=466183956774172 「サスペンション」を装着し、なおかつ空気量の多い「タイヤ」も採用することで さまざまな衝撃や振動を吸収しやすい車やオートバイと異なり、 これらを持たない「街乗り自転車」は地面や歩道との段差などを走るときに発生する衝撃を直接「車輪」で受けることになります。 「スポーク」にはこれらの「衝撃を吸収する能力」だけでなく 「ペダル踏力(=駆動力)」や「制動力(=ハブブレーキの場合)」を 「リムやタイヤ」に効率良く伝える機能にプラスして、軽快に走るための軽量化も求められています。 そんな「スポーク」を含め自転車には 「想定重量(=ライダーの体重+自転車の自重)」が決められ、 さまざまな「試験」が行われていますが、 その重量を超えてしまうことの多い「街乗り自転車」での 「大人の二人乗り」はスポークの寿命を著しく低下させ、大きな事故につながることも! ━【ライト】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1●レンズ www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=564314343627799 id=466183956774172 今回から「シティー/軽快車」と呼ばれる「街乗り自転車」の「フロントライト」の様々な工夫をご紹介いたします。 “SHIMANO NEXUS LED”・・・と記載されたこのライト、前輪の中心にある「ハブ」と言われる部品の中に内蔵された 「効率の良い発電機」の電気を使って点灯します。 このスッキリとしたデザインの「純白のライト」の前方にある「カットグラス」のように キラキラ輝いて見える部分・・・そうです、レンズです。 レンズとは、発光した光をコントロールして上手に前方を照射するのがお仕事、 でもこのレンズは光を反射するという機能も合わせもっているのです(@@)! 2●反射板付レンズ www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=565987943460439 id=466183956774172 真ん中の透明部分がLEDの光をコントロールして、「日本工業規格(JIS)」に適合させ、 前方を効率よく照射するためのレンズです。 そのまわりにある「正三角形の集合体」に見える部分が「クルマの前照灯」の光を反射し、 ドライバーに「自転車の存在をアピール」する「リフレクター」と呼ばれる機能を持っているのです。* 単純に「プラスチックカバー」の様に見えるかもしれませんが、 実は「高度な光コントロール技術」を駆使した「ハイブリッドレンズ」だったのです! *ライトの仕様により、リフレクター機能がないものもあります。 3●反射板付レンズの解説 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=566457746746792 id=466183956774172 このレンズ、アップでよ~く見ますと、前回「正三角形の集合体」と表現していたモノが、 見る角度によって様々な「顔」を見せ、 実は「三つの面が合わさったモノ(=コーナーリフレクターと呼ばれています。)の集合体」であったことがお解り頂けるかと思います。 この「コーナーリフレクター」は「前方の様々な方向から照射される光」を 「照射方向に反射する」(=専門用語で「再帰性反射」と言うそうです。)という高度な「技♪」を発揮し、 街乗り自転車の「被視認性」を高めているのです。 例えばデジカメが「一定の温度や湿度の中」で使われることが多いのに対して、 街乗り自転車に使われているリフレクター(反射板)は猛暑日に屋根なし駐輪場に置かれ(=高温)、 夕立にあった後(=湿度)といった非常に厳しい環境下でも性能を発揮させることのできる「安定性」が求められており、 それを実現しているのがシマノのハイブリッドレンズなのです! 4●光源 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=567091850016715 id=466183956774172 では、今日は前方を照射するためのライトの「光源」のお話です。 以前当社は、「光源」として電球の中で「フィラメント」を発光させる「キセノン球」というタイプの電球を使用していました。 このタイプのライトは、前の車輪の中央部に発電機を内蔵した「ハブダイナモ」で作った 「交流の電気」をそのまま電球の「フィラメント」に流すため、 1)下り坂でスピードがアップする 2)車輪の回転数が増える 3)発電量/電流値が増える 4)過電流が流れ、フィラメントが切れる といったことが発生し、夜間フロントライトが点かなくなる「主な原因の一つ」でした。 そこで、当社は「安定した前方照射」を確保するため4年ほど前に「キセノン球」タイプを全廃。 ハブダイナモで作った「交流電気」を「直流」に変える過程で「過電流を制御」することができ、 長期間安定して光る「LED光源」にすべて変更したのです。 「LEDは明るいから♪」・・・と言われる方も多いのですが、毎日使う「通学/通勤などの街乗り自転車」にとっての 第一のメリットは「数千時間は発光する」ともいわれる「安定した光の確保」ができるコトだったんです。 5●J2端子の場合 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=567507736641793 id=466183956774172 しかしながら、LED自体が長期間発光してくれても、そのLEDに電気を供給する電気回路が安定していないと 通学の帰宅途中に「当然ライトが突然点かなくなった!」なんてことになりかねません。 シマノの「ハブダイナモシステム」は、電気の通り道である「電力側」と「アース側」を 「別々の電線を道いて回路を形成=(2線式と呼ばれています。)」しています。 フロントフォークを「アース側」として使わないことで、 ライト取り付け部分の「サビによる回路形成不全」の影響はまったくなく、「長期間安定した光の確保」ができるのです。 6●強制点灯 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=567878673271366 id=466183956774172 今日は、もう一つの機能のご紹介・・・それは「強制点灯機能」です。 前輪の中央部分に発電機を内蔵したハブダイナモは、効率よく発電できるため ライト点灯時/発電時の抵抗が少ないのと同時に、「光センサ」を組み合わせることで、自動点灯=オートライト化が可能なのです。 (entry-parts.shimano.co.jp/user_data/technology/bright.php) この「明るい/暗い」を判断するのがランプ本体内に設置された「光センサ」と言われる「電子部品」です。 この「光センサ」の問題点は、例えば昼間の時間帯に「霧」が発生・・・ライトを点けて被視認性をアップさせたいな! ・・・と思った時に「光センサ」が光に反応してライトがONにならないコト。 そんな時にお使い頂けるのが、「ライトの底面」に設置された「強制点灯スイッチ」です。 このスイッチを「ON」にするとフロントライトが点灯、明るい時間帯に「霧」が発生したような状態でも 自転車の存在を「ドライバーにアピール」することができるのです。 また、「霧」が出ていないような状態でもONにすることにより、 オートバイのような「デイライト」としての使い方も可能かもしれませんね♪ ━【オートライト】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1●ブロックダイナモ(リムダイナモ)とオートライト(ハブダイナモ)の違い www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=763935066999058 id=466183956774172 「オートライト」の原理は、前車輪の「ハブ(=中心部の部品)」の軸に 「コイル」と「磁石」を組み込み、「いつでも電気を発電できる/使える状態」の中で 「ライト」の中に組み込まれた「光センサ」が暗くなったことを感知し 「スイッチオン!」=「ライト」点灯!・・・前方を照らすというものです。 「ブロックダイナモライト」と呼ばれる発電機を「タイヤ」に押し付けて発電するタイプの 「ライト」に「光センサ」を組み込んでも同じ機能が得られないのは、 「いつでも電気を発電出来る/使える状態」にないから。 2●オートバイ・原付では昼間も点灯 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=763870777005487 id=466183956774172 「昼間のライト点灯」、同じ二輪車の仲間である「オートバイ/スクーター」では 1998年に「道路運送車両法の保安基準」において「走行時に消灯できない構造であること」が定められ、 これ以降のすべての新車は「昼間点灯」が実践されているのです。 さて「昼間のライト点灯」のメリット・・・それはドライバーからの「被視認性の向上」です。 自動車と「対向する場合」はもちろんのこと、 「並走する場合」でも車の左折時におけるドライバーからの「被視認性向上」に威力を発揮するのです。 3●左折巻き込み防止には昼間でも点灯が有効 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=763873057005259 id=466183956774172 ドライバーの方々は自転車の「昼間のライト点灯」をどのようにとらえているのでしょうか? 当社の調査*からわかったことは、 50%以上の多くのドライバーが「左折時に自転車を巻き込みそうになったことがある!」、 約70%のドライバー**が「昼間のライト点灯は必要だ」と考えておられることでした。 (画像内にデータ) 4●LEDの設計寿命は2000時間以上(1日1時間で6年) www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=763876567004908 id=466183956774172 具体的にシマノ製オートライトの「昼間点灯!」はどのようにすれば行えるのでしょうか? 実は3年程前に「日本工業規格(JIS)」の自転車用ランプの規格が改正され、 オートライトに「手動で強制的に点灯できる機能」の装着が求められてから、 すべてのシマノのライトにはスライド式の「ON/OFF」スイッチが取り付けられています。 このスイッチを「ON」にすると「光センサ」が覆われ暗くなったと判断、「昼間点灯」が可能になるのです。 年間100万台以上の「一般車=いわゆるママチャリ」にご採用頂いているシマノのオートライトは、 3年前にすべてのモデルの「光源」を「フィラメント」を持たない寿命の長いLEDに変更し、その設計寿命も2,000時間以上。 例えば、 「■1時間/日」 「■5時間/週」 「■20時間/月」 「■240時間/年」 「■1500時間/6年(=中/高等学校6年間の通学に相当)」・・・といった長期間のご使用頂いても、 問題のない品質を実現しています。 もし今お乗りの貴方の自転車に【シマノ製強制点灯スイッチ付LEDハブダイナモシステム】が装着されていれば、 強制点灯スイッチをONにすることで今日から「昼間点灯」=「ドライバーからの被視認性アップ*」が実現可能なのです。 ↑ シマノのオートライトそのものはJISをクリアしていても、あまり明るくないという評判のため、 (耐久性を無視すれば)丸善のオートライトを薦める。 5●フィラメント式とLEDの違い www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=765454896847075 id=466183956774172 【シマノ製強制点灯スイッチ付LEDハブダイナモシステム】という風に「LED」と明記したことに意味はあるのでしょうか? 実は「昼間のライト点灯」を安定的に行えるようになったのは、 ライトの発光部分が従来の「フィラメント(電球式)」から「LED」に変わったことで寿命が延び 過電流にも強くなったからなのです。 「フィラメント(電球式)」タイプのライトは、ハブダイナモで発電する「交流電流」をそのまま 「フィラメント」に流していますが、スピードの上昇に応じて車輪の回転もアップ、 それに伴い電流値が上昇し「フィラメント」が「溶断(=玉切れ)」していたのです。 それに対して「LED」タイプのライトは、ハブダイナモで発電した「交流電流」を 電子部品で「直流」に変換し使用していますが、 「直流電流」に変換する段階で電子部品が「リミッター(制限装置)」の役目も果たし 過電流を防止しているため、スピードの変化に強く長期間安定して発光することができるのです。 「新車で買ってすぐなのに電球が切れちゃった・・・。」・・・といった現象は、 走る環境に下り坂が多く車輪の回転数がアップしがち、 電流値が上昇したことが原因だった・・・という可能性が高いと考えられます。 そんな環境でご利用の場合には「LEDライト仕様のハブダイナモ」のご使用をお勧めいたします。 6●新ハブダイナモの案内のみ www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=766581566734408 id=466183956774172 ハブダイナモの特徴は前輪の「ハブ(=車輪の中心部にある部品)」の中に発電機を内蔵しているため、 「ブロックダイナモ」のようにバネの力で回転部分をタイヤに押し付ける必要がなく効率よく発電できること。・・・とはいえ、 発電時に多少とはいえ車輪回転が重くなり、 片道10kmといった「長距離通勤/通学」する方々の足の負担が増えることには変わりがありません。 7★「DH-2N30J比で走行抵抗1/2、重量=36%減、容積(大きさ)=42%減」 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=766576380068260 id=466183956774172 具体的な新製品は「DH/LPC2100 ネクサス ハブダイナモシステム:ヒルモ仕様」です。 この製品の一番のメリットは、過去数年で数百万台以上の 「一般車(=いわゆるママチャリ)」にご採用頂いたベストセラーモデル 「DH-2N30J」の「オフ」の時の足の負荷/負担で「オン=点灯」できること。 発電抵抗を1/2にすることに成功し、「昼間点灯」を行ってもライダーの足の負担増がなく、 夜間走行時も従来品*と比較して発電抵抗が半分になるのです。 そして重量=36%減*、容積(大きさ)=42%減*と軽量化/小型化にも成功しています。 8★DH-C2100の内部構造図(写真のDH-2N30JはDH-C2100の間違い) www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=766576960068202 id=466183956774172 これらが達成できた背景には、 ■ライトに採用している「高輝度1W LED」にベストマッチングの出力(0.9W)を採用したこと、 ■ドイツの高級トレッキング市場に多く採用されている「スポーツ車用ハブダイナモ」の技術、 具体的には発電効率が非常に優れている「積層構造の発電ユニット」、 そして軽量「アルミ線コイル」を採用したことにあるのです。 (画像) 9★「ハブの軽量化」と ▲「出力の低下」 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=770237463035485 id=466183956774172 出力を「2.4W」から「0.9W」へと少なくしたこと、 また発電効率が非常に優れている「積層構造の発電ユニット」、 そして軽量「アルミ線コイル」などを採用した結果、 従来品*との比較で「重量で36%/280g」、そして「体積で42%/85cm3」も小さく軽くなったのです。 昼間のライト点灯時の発電抵抗を大幅に減らすと同時に、 重量や体積も減らした「DH-C2100」は「一般車・・・いわゆるママチャリ」向けに設計/開発されています (画像:DH-2N30Jとの比較) 10●光軸調整(角度は下向き5度) www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=770370329688865 id=466183956774172 例えばライトが1mほど前方を照射するような「光軸調整」になっていると、 「昼間のライト点灯」を実施しても「ドライバーに対する被視認性(=見つけられやすさ)向上」といった 効果を得ることは難しくなります。 そこで1Wの「高輝度LED」を採用した「ヒルモタイプライト」のブラケットには 「水平ライン」が設けられ、このラインを地面と平行になるように調整すると 「光軸」が5度下方向に向くように設計されているのです。 「光軸」が5度下向くことで「昼間のライト点灯」時に安定した 「被視認性のアップ効果」を期待できると共に、 夜間時にはライトに装着された「JIS/日本工業規格」に適合した 「反射板/リフレクター」が、車やオートバイから照射された光を きっちりと反射できるベストポジションを得ることが可能なのです。 ↑ 明るく地面を照らす用途というよりは、 主に「ポジションライト」としての役割に特化していると見るべきだろう。 ●角度5度についてはこちらも参考になる(リアの反射板だが・・・) zitensyaya.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/post-00a5.html 角度を再調整してあげましょう。進行方向に対して垂直にするのが正しい角度になります。 誤差は5度までは許容範囲です。 11▲J2-A端子には既存端子との互換性なし www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=771755896216975 id=466183956774172 「ヒルモ仕様(昼夜常時点灯タイプ)」のライト「DH-C2100/2101」は 6V-0.9Wの「DH-C2100」とセットでお使い頂くことを前提に設計/開発されていますが、 このライトを既存の6V-2.4Wの「ハブダイナモ」と組み合わせて使うとどうなるのでしょうか? 実は高速域において「過電流」が流れ電子回路が壊れてしまう可能性が高いのです。 そこで、「ヒルモ仕様」の「ハブダイナモ」と「ライト」をつなぐコネクター部分を 端子名「J2-A」として新設計、 「LP-C2100/2101」と既存の「6V-2.4Wハブダイナモ」と 物理的に組み合わせ出来なくすることで、電子回路を保護しているのです。 ↑ 新しいライトは既存のハブでは強すぎて使えないとすれば、 反対に既存の「6V-2.4Wのライト」を この新しい「6V-0.9Wのハブ」に加工して接続したとしても・・・、 出力が低すぎて暗く使い物にならないはず。 12●HILMO(ヒルモ)のまとめ www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=772250686167496 id=466183956774172 ■ 発電効率の良いハブダイナモの登場 ■ ライトのLED化による耐久性の向上 など技術の進歩により、 10年前と比べると「脚への負担が少なく昼間のライト点灯」を行うことのできる自転車は非常に増えています。 もちろん「昼間のライト点灯」ですべての交通事故が無くなる訳ではありませんが、 今後ますます「自転車は車道が原則、歩道は例外」が求められことを考えると、 「昼間のライト点灯」を行うことで 少しでもドライバーからの「被視認性(=見つけられやすさ)」の向上を図ることが大事だと考えています。 既存製品は勿論のこと、間もなく登場いたします新製品「ヒルモタイプ*」のダイナモシステムも 「昼間のライト点灯=(見つけられやすさの向上)」を高いレベルで満足させるものではありません。 シマノは今後も研究を続け、より一段高いレベルの「明るい負担の少ないハブダイナモシステム」を 開発/上市することで街乗り自転車の安全走行により一層貢献できればと考えています。 ↑ 「暗いが負担の少ないハブダイナモ」というのが今回の新商品という位置づけだろう。 「ハブダイナモ用ライト」に関してはシマノは正直後手の一団だと思う。 BSのアルベルト用ライトなどの基幹商品と共にカンデラ数を公表しない方針からもそれは明らか。 壊れやすいのを除けば、一般車向けでは丸善がトップ、 その下をミヤタが細かく仕様変更で追随、 パナがその下で、 BSとシマノは最下位タイといったところ。 (一方で、耐久性では真逆になる可能性は高い) (スポーツ車(欧州の一般車)向けまで含めれば、ブッシュ&ミューラーが相手にならないほどの格上になる) 一般車向けでは明るさ性能よりも単純な軽さや安さを求める消費者が多いのも 今回のような商品を開発した別の理由かもしれない。 無灯火を減らすという目的からすれば「漕ぎが軽い」というのは確かに大きなメリットではあるが・・・。 一方で、ブロックダイナモでは「YSDが最上位」で「丸善が次点」、 パナもBSも実用の明るさ配光で考えれば下位。 とりあえず、そろそろフィラメント電球の漕ぐと重くなる安物は 無灯火推進になってしまっているので廃盤にすべきだと思う。 「バッテリー式」は極端にデカいハンディライトも含めるなら、 積載制限以内であればほぼ上限なしだが・・・、購入しやすさだけでいえばCAYEYEだろうか。 「エネループのような一般的な充電池や単3単4のような乾電池を使う小型のもの」は どれも大して明るくないのでオススメはしない。 追記: 乾電池式のものでも、ブロックダイナモや一般車用ハブダイナモライトの明るいものに 匹敵するほどのそれなりに明るいものも無くはないが、 そういうものではランタイムの短さと、 やはり買い物などで停車することが多ければ取り外しが手間になる。 前照灯JIS基準にすら満たないないようなものであれば長時間使えるが、 そうなれば街灯のある場所で灯火ポジションライトとしてもほぼ役に立たないと見るべきだろう。 全体的にバッテリーライトは種類こそ多いが 「明るい→高い」か「安い→暗い」 他には段差移動があれば光軸が変更しやすく、3-5度下向きに照らす適正角度からズレやすいのも 地味に街乗りでは使いにくい理由。 「安めの充電式は劣化すればメーカー純正の内部セルがないので交換できず使い捨て」など、 結局ハブダイナモやブロックダイナモも含めどれも決め手に欠ける。 付け外しと値段を気にしないのであれば抵抗感を一切気にせず済むバッテリーライトを 電池切れに備えて複数用意し、しっかり固定して使いたいところではあるが・・・。 ━【オート変速自転車】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1●シマノの提案する「街乗り自転車」 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=586149201444313 id=466183956774172 東京南青山の「ライフ・クリエーション・スペースOVE」にある特殊な自転車の紹介。 www.ove-web.com/info/wish.html 2●内装8段+「モーターユニット」 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=586554684737098 id=466183956774172 3●オート変速 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=587080758017824 id=466183956774172 じつはこの「モーターユニット」は、後ろ車輪を支える「チェーンステー」の中に内蔵された 「オートマチック制御ユニット」からの指示を受けて動き、 スピードに応じて内装8段を自動で変速するための部品のひとつだったのです。 スタート時にはギヤが軽いポジションにありスムーズに発進可能、 スピードが増すごとにギヤが重くなり軽快に走ることができるのです。 自転車にも「オートマチック変速システム」が存在したのですね 4●エアーサスペンション付 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=589396371119596 id=466183956774172 この「オートマチック制御ユニット」、実は「内装8段変速機」の変速を自動でコントロールするだけではなく、 「エアーサスペンション」の固さもスピードに応じてコントロールしていたのです(@_@)。 「ペダルの踏む力」をきっちりと伝えたい発進時には「サスペンション」を固くし、 通常走行時には柔らかくすることで、地面からの振動を減らしちゃう この「オートマチックエアーサスペンション」まで付いたこの「提案自転車」からも、 シマノ開発陣のこだわりを感じて頂けると思いますっ♪ 5●しかも電源いらずでフロントもローラブレーキでハブダイナモ www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=589945337731366 id=466183956774172 「モーターユニット」を動かすとなると当然電気が要ります。 例えば、「ロードレース」用の「電動変速機システムDi2」も電源として「リチウムイオン電池」を搭載しているのですが、 この「提案自転車」のシステムは電池いらず♪乾電池もボタン電池もリチウムイオン電池も必要ないのです! 太陽電池でも搭載しているのですかって? いえいえ、実は「モーター」を動かす電気は前の車輪の中央部にある発電機を内蔵した 「ハブダイナモ」で自ら作りいったん電子部品に貯め、その電気を「内装8段変速機」の駆動用モーター、 「エアーサスペンション」の駆動用モーター、「フロントライト」に使っていたのです。 なんと「電池いらず」・・・環境に優しく、お財布にも優しい自動変速/自動制御サスペンションだったのです(@_@)! また、この「ハブダイナモ」には雨の時にもブレーキ力が変わりにくく、長期間メンテナンスフリーを実現し、 また余分なブレーキ力をカットできるモジュレーターを内蔵した=長い!・・・ フロント「ローラーブレーキ」も搭載されているのです♪ 6●バッグのデザインも良く防犯機能あり www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=590515264341040 id=466183956774172 ワンランク上の「普段使いの街乗り自転車」として提案されているこの自転車、 フロントバスケットにもさまざまなこだわりがあります。 お取り外し可能な「フロントバック」は上部にジッパーを付け、「ひったくり盗」から中身を守り、 また、バッグのデザインを際立たせる「シンプルなキャリア」など 7●SHIMANO CYBER NEXUS(2007年)搭載車の試乗 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=591086270950606 id=466183956774172 実はこの提案自転車に組み込まれている「電動オートマチック内装8段変速/電動サスペンシステム」は、 2007年モデル用製品「SHIMANO CYBER NEXUS」として実際に完成車に装着され販売されていたのです。 この「提案車自体」にお乗り頂くことはできませんが、南青山OVEでの週末イベント 「散走」に用いられているミニベロに「電動内装8段変速機」が組み込まれており、 「オートマチック変速」を体感して頂くことが可能です。 週末のひと時を、散歩感覚で気ままに自転車を愉しんでみませんか? www.ove-web.com/sanso/index2.html ↓ しかしオート変速は現在日本では競技向け自転車には販売されているが、高級な一般車や電動アシストには導入されない。 「修理が大変」という理由が大きいとはいえ、 「変速の意味を(安物自転車しか乗ったことがない層に対して)理解してもらうような広域な機会がないから」もある。 www.interq.or.jp/jupiter/ktbk37/fat3.htm 後付も可能。なぜ廃盤にしてしまったのか・・・ ━【チェーンケースの違い】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1●前書き www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=827347647324466 id=466183956774172 2●デザインとチェーンケース www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=827480147311216 id=466183956774172 3年ほど前に当社で「通学自転車を選ぶときの重視するポイント」というアンケートを消費者の方々に行ったところ、 ■1位:「価格の安さ」=72.1% ■2位:「デザイン」=66.4% ■3位:「耐久性」=49.6% と答えられています。 (画像参照) この「チェーンケース」と呼ばれる「チェーン」をカバーする部品も みなさんが重要視される「自転車のデザイン」に大きく影響を与える部品なのですが、 実は形状によって機能的に大きな差があり 「チェーン」の耐久性にも影響を与えているのです! 3●種類と違い www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=827917647267466 id=466183956774172 「チェーンケース」の大別すると ■全ケース =「チェーン」「前ギヤ板」及び「フリーホイール(=後ろギヤ)」の全部を覆うもの。 ■半ケース =全ケースの裏側に当たる部分を欠くもの。 ■ピストル型 =主としてチェーンの上部及びギヤクランクとチェーンとの かみ合い開始部から 90 度以上覆うもの。 ■チェーンガード =「前ギヤ板」の外側面を覆うもの。 *呼び名は決まったものではありません。 と4種類に分けることが可能です。 「チェーンケース」と呼ばれる部品の役割は ■パンツ/ズボンの裾がチェーンに絡んで汚したり破れたりを防止する。 ■雨からチェーンを守る。 ■前後輪のタイヤが巻き上げた水/ホコリ、そして泥などをチェーンに付着させない。 数多くありますが「チェーンケース」の種類によってはこれらの一部のみ対応できるものもあるのです。 ↓ 以下シマノ製品ではないにも関わらず、チェーンケースの説明が続くが、 なぜか「チェーンガード」の説明は最後までない。 一般車のように多くを覆う必要がない理由の説明があっても良かったのでは。 ↓ ●チェーンガードの説明 www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=858768437515720 id=466183956774172 「チェーンガード」と呼ばれる部品で、 「パンツ(=ズボン←おじさん世代はこちらの呼び方の方がしっくりくるのです。)」の裾を 前ギヤやチェーンに絡ませないように防御する部品なのです。 この部品は廉価自転車の場合、ただ引っ掛けて固定しているだけのモノも多いのですが、 当社の「チェーンガード」は裏側からネジで強固にギヤに取り付けられているのです。 思いもよらない強い力で引っ張られることの多いこの「チェーンガード」、 耐候性に優れた樹脂素材の選択は勿論のこと、 こういった細かい部分のこだわりが長期間に渡って安定した性能を発揮し、 ストレスフリーな自転車ライフを楽しむことができるのです。 4●効果について www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=828375223888375 id=466183956774172 さて、「チェーンケース」に求められる機能には、 ■前後輪のタイヤが巻き上げた水/ホコリや泥をチェーンに付着させない。 ・・・ということもありますが、どういった経路でこれらがチェーンに付着するのでしょうか? 走行時にタイヤは絶えず地面と接し、路面の水やホコリそして泥などを巻き上げます。 これらが直接チェーンにかかることもありますし、ダウンチューブと言われる車体の一部の当たり、 跳ね返ってチェーンを汚したりもするのです。 また屋根のない駅前の駐輪場などでは直接雨が当たったり、路面に当たったしずくなどがかかることもあり、 「上下左右」と様々な方向から飛んで来るこれらを防ぐ機能が「チェーンケース」には望まれているのです。 5●「全ケース」の特徴(1) www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=828845923841305 id=466183956774172 さて、それぞれの「チェーンケース」の特徴をご紹介していきましょう。 機能的には「チェーンケースの王様!」と言っても過言ではない「全ケース」の「前ギヤ」部分の最大の特徴は、 どんな方向から水分や泥、ホコリが飛んできてもチェーンにまで(ほとんど)到達させない構造なのです。 また、「■パンツ/ズボンの裾がチェーンに絡んで汚したり破れたりを防止する。」・・・機能も 完全にチェーンを完全に覆うこの構造から非常に高いレベルで実現することが可能なのです♪ 大事なパンプスなどを履いて自転車に乗る時も「チェーン」がカバーされているため傷を付ける可能性が低く、 女性の方々にもぴったりなのが「全ケースタイプ」の「チェーンケース」なのかもしれませんね! 6●「全ケース」の特徴(2) www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=828848667174364 id=466183956774172 さてこの「チェーンケース」の「後ギヤ」付近はどんな構造になっているのでしょうか? 全ケースの「後ギヤ」側は「前ギヤ」側同様に「表/上/下側」がカバーされていますが、 車体へ固定する必要があるため裏側に穴があいているのです! この穴から「水分や泥、ホコリ」などが入ってしまう可能性がありますが、 むき出しの状態よりはずっと良い条件を作ることができるのがこの「全ケース」です。 この穴から入った水はどうなるの?・・・と心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、 「全チェーンケース」下部に「水抜き穴」が設けられており、外部に排出する構造になっているのです。 ★メリット 「注油頻度が少なくて済む」 「衣服を巻き込みにくい」 「汚れが付着しにくい」 ▲デメリット 「チェーンがケースに擦り、異音が出やすい」 「歪みが出た場合、修正に手間がかかる」 「チェーンへの注油や洗浄が面倒」 「チェーン交換がしにくい」 ↓ 「整備をあまりしない使い方の場合」「主にスカートを履く女性向け」 7●「ピストル型」の特徴(1) www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=830859953639902 id=466183956774172 さて「ピストル型チェーンケース」はどういった特徴があるのでしょうか? 「全ケース」は①雨/泥そしてホコリを防ぐ、また②ズボンの裾を「チェーン」に絡みつかせない目的だけを考えると ベストの「チェーンケース」と言っても過言ではありませんが、一番の問題はデザイン的に「重く見える」こと。 そこで②に重点を置いた「ピストル型」の「チェーンケース」が開発され、 スッキリとしたデザインの「一般車(=いわゆるママチャリ)」が実現したのです。 8●「ピストル型」の特徴(2) www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=831279523597945 id=466183956774172 「ピストル型」のチェーンケースの「後ろギヤ」部分はどうなっているのでしょうか? 写真のようにギヤが剥き出しで雨やホコリ、泥を防ぐ構造になっていません。 そのために、シングルギヤの場合には「錆止めタイプのチェーン」と組わされることも多いのです。 ただこの剥き出しタイプは外装変速機多段ギヤとの相性が良いため、このタイプの一般車に多く使われているのです。 ★メリット 「チェーンがケースに擦る異音は出にくい」 「歪みが出た場合でも修正は自分でも直しやすい」 「チェーンへの注油や洗浄が簡単」 「チェーン交換がしやすい」 ▲デメリット 「注油頻度は多くなる」 「衣服を巻き込みやすい」 「汚れが付着しやすい」 ↓ 「手間をかけて整備をする使い方向き」 9●「半面全ケース」の特徴(1) www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=832133676845863 id=466183956774172 「半ケース型(=半面全ケースと呼ばれることも)」は 見た目がチェーンをほとんどすべて覆うことのできる「全ケース型」に見えますが、 「ピストル型」の仲間にはいる「チェーンケース」です。 「半ケース型」の最大の特徴はペダルが回転するどの場所でも「ズボンの裾」が汚れにくいこと。 「ピストル型」の写真のようにな剥き出しの「チェーン」で汚れる部分が存在しないのです。 ただ裏側を見るとチェーンがむき出し。 「チェーンケース」を使わないよりはずっと雨(水)や泥、ホコリの付着が少ないのですが 「全ケース」と比較するとその効果は落ちるのです。 ★メリット 「注油頻度は中間」 「衣服を巻き込みにくい」※長いスカートや裾が極端に広い場合 「汚れの付きやすさは中間」 「歪みが出た場合、修正はさほど手間でもない」 ▲デメリット 「チェーンがケースに擦る異音の出やすさも中間」 「チェーンへの注油や洗浄は多少面倒」 「チェーン交換がしにくい」 ↓ 「中途半端な性能」「チェーンが暴れると音も出やすく、チェーン洗浄もしにくい」 10●「半面全ケース」の特徴(2) www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=832494333476464 id=466183956774172 「半ケース型」の「チェーンケース」は後ろギヤ部分は「ピストル型」のように剥き出しではなく、 上部から後方にかけてカバーされているため、雨ざらしの駐輪時などで防雨の効果を発揮してくれます。 ただカバーされていることで、外装変速機用の多段ギヤは使えなくなります。 「後ろギヤ」部分の「雨/泥そしてホコリ」に対する強さは ■ 全ケース > 半ケース > ピストル型 11●まとめ www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=834616123264285 id=466183956774172 雨天走行後の注油など「チェーン」に対する「メンテナンス」を望めないのであれば、 カバーされた「全ケース型」のチェーンケースを装着した、 もしくは「チェーン」を使用していない「ベルト式」を採用した「街乗り自転車」が通学/通勤用にはベストの選択! ベルトでも凍結や泥での歯飛び防止のためにも掃除は必要であり、 異音や交換時の費用の高さなどデメリットがちゃんとあるので必ずしも正しい選択となるわけではない。 そしてメンテナンスが”少なくて済む”を”しないでも済む”という曲解を生み、 「ブレーキシューの劣化」「ワイヤーの劣化」他、故障や不具合にも気付かず、 使いにくさを覚えながらも直そうとせず、思わぬ事故を誘発することにもなりかねないと考えると、 「メンテナンスが少なくていい」ということが、 果たして本当にユーザー目線なのだろうかという気もするが、心配しすぎだろうか。 個人的には「ピストル型」「チェーン」「裾が広いものを着ないか裾バンドを使う」として、 自分では作業できないのであれば、月1で信頼できる店で注油や空気圧チェックに限らず、 目視・触診でも異常がないかという定期点検を受けることが最善の選択に思える。 ハブダイナモライトの課題 【何かを照らすのがライト!・・・だけでなく役割は広がっているのです♪】その13 のコメント欄 (M9軸のE2端子のスポーツ向けハブダイナモの「ハブ」については、紹介出来たところで E2端子向けの「シマノ製ライト」は日本だけ?ないので、言及を避けたのだろう) ↓ (ロードバイクでは常用スピードの都合上) 広角/遠方への照射が望まれますが、 その点はもっと頑張る必要があると考えております。Facebook担当者 と、現状の問題点は把握しているようだ。 バッテリーライトに比べて、ハブダイナモのライト性能は大手のほうが遅れている印象は否めない。 ハブやフォーク付近に取り付けてしまうとハイビーム・ロービームの切り替えすらできない。 (そもそも大半がハイビームでも地面付近を照らすことができるような構造でもないが・・・) ↓ ハブの性能に対して、ライト自体の性能が追い付いていないのが問題。 2.4Wハブに1.0WライトではLED化の時点で多くが熱で無駄に消費されている(その14)ということは、 2.4W発電できるハブではまだ明るさに変換できる余力があるLEDライトを作ることが出来る? ↓ 明るくて省電力のLEDチップの開発が進めば進むほど、ハブの小型化と明るさを両立できるとしても、 個人的な希望では小型化よりも先に「明るさ」を重視した製品を出してほしいと思うが、 消費者や店やメーカーの要求では「明るさよりも価格や軽さのほうが重要」と考えられているからこそ ヒルモが発売され、 値段を気にしないとしても「(非乾電池型)バッテリー充電ライト」の性能に 追いつくには単に配光範囲上方カットやヒートシンクの大型アルミ化や LEDチップを置き換えるだけでは済まないからこそ 市販化が遅れていると考えるべきか。
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/138.html
最終更新日:2024.3.17 ●学校指定でハンドル種別と変速機種別が内装3段に指定(一部外装6段可) 2024.3.3 ●通学自転車を早めに購入できない理由 〃 ●愛媛(中予地区)の通学自転車規定と車種依存しない方法 2024.2.18 ▲[業界の闇]通学自転車にベルトを薦めてしまう理由 2023.9.10 ●[栃木]地方なのに自転車事故が多い理由は通学自転車? 〃 ●[茨城県かすみがうら市]対象は3校のみで月額1650円 2023.9.3●[茨城県かすみがうら市]通学自転車のシェアリング 2023.3.26 ◆ママチャリのガチ勢がオススメする3つのポイントを参考に【全体解説】 〃 ●[愛媛]通学自転車規定(2023年:令和5年度) 2022.10.23 ◆[高知]通学自転車でママチャリが忌避される理由 2022.2.27 ●[愛媛]通学自転車規定:前年度からの変更点など 2021.11.28 ◆街灯なし区間のある片道10km以上の"走破性重視"で考えてみる ──────────────────────────────────────────── 最初に、通販での自転車本体購入のデメリットについて一読しておくことをお薦めします https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/75.html#warning ──────────────────────────────────────────── 2021.5.30 ●禁止規定の謎解き 2021.2.14 ●[愛媛]2021年度の通学自転車の規定 2020.12.6 ▼ローカル通学自転車ネタ3選の根幹に潜む問題点 2.16 ●[愛媛]通学車規定から見える傾向 1.26 ●"メーカー目線の"通学自転車選び 一般車(ママチャリ)の選び方から移動 2019.3.24 ●通学自転車の選び方(別の店) 3.3 ●[滋賀]通学自転車に荷台の学校規則と全般的な選び方 2.24 ●通学自転車にリアキャリアの謎 2.17 ●通学自転車の規定から見る傾向 2018.3.18 ●通学用の自転車で注意すべきポイント 2.11 ●通学車の選び方いろいろ ───────────────────────────────────── 自転車全般に関する内容は一般車(ママチャリ)の選び方をご確認ください。 ───────────────────────────────────── ■通学自転車─────────────────────────────────────── メーカー・店は自社自店にとって都合の良い内容を優先的に告知するため、 「実用的な目線が足りていない傾向が強い」ので補足する意味でページを作成。 ●通学車の選び方いろいろ prestigebike.hamazo.tv/e7855147.html 一番大事な確認ポイントは何を置いても「校則」に尽きる。 ●車種(電動アシスト・MTB・小径・小径折りたたみ)の可否 ●フレームの形状 ●車体の色 ●変速機の有無 それぞれに制限があるかどうかが重要。 ハンドル・スタンド・リアキャリア・リフレクターは大抵追加交換できるので優先度は下げてもいい。 ●通学用の自転車で注意すべきポイント prestigebike.hamazo.tv/e7901547.html (商圏の校則を把握した上での地域内ユーザーに向けての記事と思われるため 他地域での校則での制限については書かれていないが、下記項目の制限がないと仮定した場合) 【1】変速 変速については購入後に気軽に変更するというわけにもいかないので慎重に選びたい。 元々外装変速に手馴れていて、注油や調整などの基本的な点が理解できているのであれば 使ってもさほど問題ないとして、 あまり知らないし学ぶ気もないのであれば内装変速のほうがトラブルには遭い難い。 (反面、3段では段数の少なさ、5段では標準の後ろの歯数の問題もあり、 ダイレクト感に欠けるため軽快さはどうしても劣る) 【2】リム ●アルミリムにも色々あって安物とそうでないものでは差がある。 (シングルウォールリム、ダブルウォールリム等) 「雨天時にはステンレスリムよりは止まりやすい」ものの、 「リムが削れやすい・汚れやすい、削ったリムのアルミ片をブレーキシューが挟みやすい」などの弱点もある。 ●ステンレスリムは「アルミより頑丈」だが、「雨天時に止まりにくくなる」のが最大の弱点。 ●スポークの場合 施錠したまま走行するような無茶な行動をしないことや、 傘を挟むような危険な使い方をしない(折りたたみの傘を常備すればいいだけ)とか、 キャリアの積載制限~条例での積載制限を超えて荷物を積まないとか、 違反になる普通自転車への2人乗りのような常識的ではない使い方をしないとか、 「毎月1回”適正な”空気を入れるという癖」などを守れば、 早々スポークにダメージは来ない。 【3】ノーパンクタイヤ これに関しては使い方でカバーできる話でもないので極力避けることを薦める。 中にはダブルウォールリムを使ったノーパンクタイヤというのもあるようなので それなりに対策はしているようでも、構造上衝撃吸収力はどうしても劣るので 毎日5kmや10km乗り続けるようなケースでも日常的に使い続けて快適かどうかといえば疑問。 さすがに耐えきれなくなって通常タイヤに交換しようとしても 受け付けてくれる店を探すまで苦労しそうなところも含めて微妙。 詳しい情報はノーパンクタイヤのページへ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/70.html ▼通学用を見据えて買う場合 校則規定が厳しいかそうでないか、 スタンドを両立にするのはよくあるとしても、色やハンドル形状に限らず変速数まで縛るところもあれば、 スポーツ系自転車でも可という全く異なるケースもあるので気を付けておくべきだろう。 ●通学自転車を早めに購入できない理由 「どうしてもっと早く買いに来なかったんだ」という意見を稀に見かけることもあるが・・・ 公立の中学への進学を決めていて自転車通学の範囲であれば 数か月前どころか1年前でも購入できても 受験で合格し通える学校が自転車通学の範囲と最終的に決定するのが 3月末で、更に引っ越しなどもあれば4月どころか 5月以降となってしまう場合もあることから「買えるわけがない」。 つまり、電車通学しか認められない距離なのに通学特化自転車を買っても無駄。 どう考えても移動用としてはクロスバイクを買ったほうが良いし 校則に無関係となれば電アシのほうがメリットが高い場合もある。 子供乗せにしても引っ越しを一通り終えてから 通園できるエリアの付近で自転車を購入となれば遅くなって当たり前。 だからこそ、こうした彷徨える人々の受け皿として 必然的に店として出来ることはあるのに、 新車を売るか修理しか頭になければその機会を失うのだが 目の前にある知恵の実が異様に遠いどころか 認識すらできない者達に支配されているのがこの業界の問題。 ◆ママチャリのガチ勢がオススメする3つのポイントを参考に【全体解説】 www.youtube.com/watch?v=GpRi-K7XkCA フレームは▽の所謂「ダイヤモンド型フレーム」と比較すれば雲泥の差があるとしても 「湾曲R型」「直線S型」には、 S型のほうが構造的に比較的強いとは思うものの、そこまで差があるほどでは・・・ 【1】●ハンドル形状 カマキリというか「セミアップハンドル」は、上体が起きているので風の抵抗はあっても 手の角度的には楽だったりするので一長一短。 フラットバーは余程短距離でもない限り、エルゴン系グリップへの交換は必須。 そして「エンドバー」を取り付けることで、手首を休ませることは出来るが・・・ 通勤はもちろん自由でも、通学自転車に取り付けるのは恐らく許されないはずなので、 間をとって角度5度上げ程度のライザーバーが使いやすいように思う。 (ライザーバーでもエルゴン系グリップがあったほうが良い) 【2】●チェーン vs ベルト 「"快適に"使いたい」「そのための"軽い"メンテは当たり前」のガチ勢であれば当然チェーン。 ベルトにも種類があるのでカーボンベルトであれば駆動効率がマシでも、個人的にもチェーン一択。 理由は「新車時でも交換時でも値段の安さ」と「交換しやすさ(取り寄せになるケースが皆無に等しい)」と 「全体の整備しやすさ」にある。 ●ベルトはローメンテであるために「重要な空気圧管理まで疎かにされかねない」ことを懸念する。 【3】●外装(6段[7段]~)か内装(3段)か 6段の効果はスピード感より、 「脚を疲れにくく(+太くなりにくく)できる」「適切な状態」の維持しやすさにある。 反面、市販車の6段にはボスフリー特有の軸の弱さ問題があるので・・・ 個人的には「8段カセット」がチェーンの値段も含め最も優れている規格と認識しているが ブレーキがローラーブレーキではなくなってしまうことをどう思うかということになる。 ※7段にはボスフリーもカセットもある。 カセットハブは希少になっているので、いつ消えてもおかしくなさそうでもあるが、 「7段カセット化」は[OLD問題がなければ]有効なカスタム可。 ※内装5段は「元々の設定が重いほう(高速化)に振りすぎの異常設定」で、 しかも当然値段も高くなりハブ自体も重くなるのでスプロケ交換してまで運用する価値があるかといえば微妙。 ※内装7や8や11は日常用途車種向けの価格ではなく 日本メーカー(企画)の搭載車では消滅したはずで、 やはり「値段・重量」の問題からわざわざカスタム換装するような人も極めて稀。 ●【カゴ】 大型前かごは、5kg以上のような重さを載せてしまうと「ハンドリングが不安定になる」のと、 「混雑駐輪場からの自転車の取り出しにくさ」を考えると・・・ 特に通学の場合、後ろ荷台に(配達用途でも大人気らしい)「フィックスキャッチ」を勧める。 ★一番大切な「ブレーキ」 に関して触れないのは気になるところ 「基本バンドブレーキ(サーボ/メタルリンクへ換装可能)」は、「その時点でオススメできない」 という意味であれば分からなくもないが・・・ 「外装6段」を勧めているのでバンドブレーキの車種を警戒する必要がある。 ↓ ※晴天時利用だけであれば「サーボブレ-キ」、雨天時走行も多いなら「メタルリンクブレーキ」へ換装なので 「通学用途であればメタルリンクブレーキが適正」。 ※ローラーブレーキの場合はテコ比が正しくない「樹脂の安物ブレーキレバー」も警戒。 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/30.html ◆タイヤの規格 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/71.html 基本は26インチWO(ETRTO 590)、27インチWO(630)が多いとして、 走行路や体重によっては 「古いMTB規格の26インチHE(559)」「近年増えてきている(650B)27.5×1.95」や 「ステップクルーズが代表の700C」「トラフィックベンティ独占の29er」のような車種もあるが タイヤ交換時の価格だけでなく店での扱いがあって取り寄せか持ち込み可かどうかも 予め知っておく必要がある。 ●「通学」に限定するならば・・・ (個人的には整備性やシマノのライト性能の不明瞭さから否定的でも) 「オートライト」は必須というか法的拘束力は無くても全国共通の校則で義務化すべきと思うほど。 ↑ ※街灯のない場所での必要な明るさを考えると バッテリーライトの「VOLT800一択」ではあるが、値段もネックではあるが、 荷物に遮られないにようにするために取り付け場所をカゴ下にする場合、 ライトホルダーを工夫する必要がある。 「身長・体重・走行距離・校則規定」など、一概に「これが正しい」とは言えないものの、 どの車種を選ぶべきかも確かに大切だが「どの店で買うか」も、じっくりと考えて欲しい。 ※とりあえず「チューブに詰め込む各種液剤とノーパンクタイヤ」は不要。 ※ワイヤー錠ではなくチェーンロック推奨。リング錠もプレス型ではなく丸棒型へ。 ※虫ゴムも購入後即「英式 シュワルベ英式コア」または「米式 エアチェックアダプター」への交換と、 空気圧計付きのポンプ、米式であれば単独空気圧計も買っておくと長持ち利用に貢献するのでオススメ。 ※チェーンオイルはワコーズチェーンルブがオススメ。 ↑ ※走行距離にもよるがチェーンはオイル以外は1年ごとに交換したほうが早いかもしれない。 ※タイヤだけでなく、ブレーキシューも適宜交換。 ★「どの自転車を買うか」 →★★★「どの店で買うか」 →そして肝心の「買った後にどのように運用するか」(空気入れや適性な注油方法など) 日常的に使うからこそ、しっかり相談できることが重要なのだが… いかんせん「売ることばかりしか頭にないような店」も少なくない印象なので、 そうした店に頼らずに済む有効的な対策の必要があるとは常々思う。 ※通販で自転車本体は僻地等での"使い捨て用途"でもなければ基本的に「論外」。 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/75.html ◆街灯なし区間のある片道10km以上の"走破性重視"で考えてみる (※「電動アシスト車は校則で不許可 or 家計的に購入運用できない場合」) ▼▼基本的に購入推奨▼▼ ★空気圧計付ポンプ 約2500円~ (※樹脂製や無名メーカー品はNG) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/46.html#RP もしくは ★「英式クリップが外せる」米式対応の空気入れの場合は「空気圧計」のみ購入でも可 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/112.html ★積載用「フィックスキャッチ」・・・スクールバッグを積む場合 www.showaind.co.jp/fix/ ★車種変更せず【最小限のカスタムのみ】 ★ACA-2(エアチェックアダプター) 約650円 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/147.html ◆◆車種変更せず【タイヤ交換】◆◆ ★米式チューブへの変更を推奨(※この場合はACA-2不要) そして、各サイズから「軽めのタイヤ」を選択。 ↑ ※「重さを書いていないタイヤ」は最初から薦めない。 ※極端に軽いタイヤは「かなり耐久性が低くなってしまうため」日常用途には不適。 「米式チューブ」:前後2本で約2000円(工賃別) 「リムテープ」の同時交換も行う。(コットンリムテープや高圧対応など) ※タイヤを軽量型にすると耐摩耗性は低くなるので、 早ければ2か月~遅くても半年ごとに交換する必要も出てくるが、 そのために必要な工具を購入し交換方法も理解しておくか、 店への定期訪問時に交換時期を決めておく。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼車種選び ◆「外装変速」を必ず選択 ※(注油や変速調整など)日常メンテを自分でしっかりと理解/習得・実行・継続する前提 ▲ハブ自体の[重量][駆動効率][部品の値段][ギア選択の狭さ]の問題から 「ベルトドライブ」及び「内装変速」を除外 ▲風速/勾配などに応じて切り替えできない「変速無し」も除外 ◆フレーム形状・タイヤ種別◆ ※「S型フレーム」車種・・・リアキャリアにバッグを取り付けても跨ぎやすい ↓ ★丸石自転車「プルエイム」がオススメ (14.8kg) www.maruishi-cycle.com/2021/12/20/プルエイム-2/ (フレーム耐久性と走破性重視) ◆前輪をノーマルハブに変更(軽量化&整備性の重視)約2700円(交換→-600g?) www.monotaro.com/p/5089/4393/ ◆増設「リアキャリア(約+1kg)」「両立スタンド(交換→約+500g)」 タイヤをパナレーサー「パセラブラックス 27×1-1/8」=28mm幅へ変更。(500g)(前後交換→-200g?) ●増設「フィックスキャッチ(+1.45kg)」 ◆米式チューブ化、コットンリムテープの装着 ↓ ◆想定:約17kg未満に収まるはず。 (両立スタンドに変更、リアキャリア&フィックスキャッチ増設込み) ▲「リアキャリア」「両立スタンド」が標準装備の場合:21kg超え[27インチ] 例:「フォーメーション シティ」 www.maruishi-cycle.com/2021/12/20/フォーメーション-シティ-2/ ◆体重が70kg以上などの重い場合は「タイヤが太め」の車種を選択 【ETRTO 559(26インチHE)、ETRTO 584(650B:27.5インチWO)、ETRTO 622(700C)】の「40mm幅~」 ↓ ■クッション重視のママチャリ系 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/177.html ━━━━━━━━━ ※規格としてはMTB系の「ETRTO 559(26インチHE)」のライトウェイ「パスチャー」もあるが、 「タイヤ径が小さめ」で「軽量特化」のため、通学用途で酷使するには不向き。 ※「パニアバッグ」が校則でOKであれば「700Cの▽型フレーム」車種という選択 700Cタイヤの最大の利点として「★様々なタイヤが選び放題」のため、 ★「軽めのタイヤ」で「走行性重視」にもしやすいが・・・、 ▲▽型フレームのリアキャリア上にスクールバッグ取り付けでは跨ぎにくく、 ▲「700C+S型フレーム+軽量車種」では「諸々微妙な車種しかない」という問題と、 ▲両立スタンドが標準やオプションで取り付けできる可能性が低く、 ▲一般的な後輪用の両立スタンドが取り付けにくい。 ※両立センタースタンドは通学用途としては不利と判断。 ▲フル泥除けも必須となると、やはり車種の選択肢が少ない。 ━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆積載◆ 校則で「リアキャリアは必須」=前カゴへの積載は極力避ける。 「空気抵抗が増す」のも大きな理由だが、 そもそも前カゴは重い荷物を積載することを想定しておらず基本「5kg」まで。 ◆ブレーキ◆ ▲(機械式・油圧式)ディスクブレーキは手間やコスパが悪すぎるので除外。 キャリパーでもVでもブレーキシューをBBBの青白か3色シューに交換しておきたい。 ローラーブレーキの場合はインナーケーブルクイックリリース型から 余程の急坂でもなければ「BR-C3000-R」とブレーキレバーを「BL-C6010」へ交換推奨。 ※インナーワイヤーがステンレス製でなければ、ステンレス製に交換。 ※後ろがバンドブレーキであれば自転車本体購入時にサーボブレーキに交換を推奨するが、 そもそもバンドブレーキ搭載されているような車種自体の各パーツや精度の問題から薦めない。 ◆ライト◆【充電式ライトをオススメ】 ▲長距離であれば「LEDでもブロックダイナモでは厳しい」ので除外。 ▲乾電池式は街灯の無い場所での走行には不向きなので除外。 ▲ヒルモでは明るさなどに不安、旧型ハブダイナモ(2.4W)は重さがネック。 ↓ ◆ヒルモ(0.9W)と旧型ハブダイナモ(2.4W)のライトの比較 jitensya-genki.com/2019/03/05/hilmo/ ▲「ヒルモの狭い照射範囲」が明らかに。 「走行感も重さも旧型より軽い」反面、明るさは犠牲になってしまうようだ。 街灯の無い場所を走行するのであれば、ヒルモでの運用は少々厳しいかもしれない。 ↓ ●「充電式ライト」 街頭の無い場所を走行するのであれば「VOLT800」あたりが必須。 www.cateye.com/jp/products/headlights/HL-EL471RC/ ↑ ※ゆるふわーくすの防眩シェードの取り付けを推奨 www.amazon.co.jp/dp/B086ZCDZYM ★メリット「明るい」・「ハブの重量増なし・走行負荷増加なし・整備阻害要因なし」 ▲デメリット「毎回付け外しが必須」「充電必須」 ※基本的に、前カゴに荷物を高く載せないこと。 ハンドルバーの上に増設する方法もある。 www.minoura.jp/japan/accessory/lightholder/sgs-300.html ★「クイック軸」の場合は車軸にライトの取り付け可能 www.riteway-jp.com/pa/kcnc/product/ライトアダプター-light-adapter/ ●学校指定でハンドル種別と変速機種別が内装3段に指定(一部外装6段可) twitter.com/MS758/status/1767047920623448371 MTB系も含むスポーツ自転車方面に詳しい方々には理解しがたい感覚かもしれませんが・・・ 賄賂というより、イジメや破損トラブル時の問題から 基本的に「高額(スポーツ)自転車を通学に使わせたくない」というだけかと。 あと、この場合「アルベルト、アルベルトロイヤルが内装5段のため校則違反になる」ので 組合としてはむしろ内3指定されると困ることは間違いないのが注目すべきポイント。 (わざわざ他のアルミーユベルトの内装3段一式を取り寄せ ダウングレードまでしてアルベルトという人は多分誰も居ないでしょうし) どちらかといえば、ガタの出やすさや安全上の観点から「価格下限」を設定と、 整備面での融通や価格面での優位性を考えると 「通販での自転車本体購入禁止」を校則で設定することのほうが重要のような気はします。 しかし・・・「セミアップ・内装3段」の他に、 書かれていないが規定されているであろう「後ろ荷台・両立スタンド」まで 条件をクリアすればいいということであれば、 【完全オーダーメイドのクロモリフレーム】に 【左右非対称エアロカーボンリム、1本1万円以上のロード系タイヤ、本革のグリップ、サドルなど】 高額部品を組み込むことは問題ないことになるので穴だらけではある。 ◆それ以前に校則無関係の有益なカスタムとして 最初に「空気入れ講座」など徹底した上で、店が納車前整備の時点で タイヤの選択肢を増やせるようにリムをMAVICのダブルウォールの700Cアルミリムを勧め それが金銭的に無理でも、とりあえず(エアチェックアダプターでは目につきやすそうなので) チューブは米式チューブへの交換と空気圧計付きポンプも合わせて購入することを強く推奨します。 余裕があればブレーキシューもBBBの青白に。 (ダブルピボットではないキャリパーブレーキの車種はそもそも最初から勧めない) ▲[業界の闇]通学自転車にベルトを薦めてしまう理由 「周りがベルト車だからチェーンではイジメられる」という同調圧力があれば仕方ないが むしろベルト車を買えない家庭の人達のほうが ハングリー精神や体力的な強さからイジメられるとは思えないし、 親近感を覚えられるという意味ではベルト車の選択は むしろ金余り感を自慢しているようにも見えて逆効果。 ▼走行効率 (雨天後に(556ではない)水置換チェーンオイルの塗布の実行や 定期的な店での整備など適切に行うつもりであれば) 「★チェーン駆動のほうがエネルギー効率が良く”走行性能は高い”」 (※同じ走行距離でもチェーン駆動のほうがより少ないエネルギーで走行できる) 量販個人問わず雑多な店員には この基本すら知らず説明も出来ないからこそ消費者は簡単に「騙される」。 自転車業界を腐敗させている原因は 知識の無い店員がいるためというのは間違いないとしても そうした基本説明の無さがまかり通っているこの業界に風穴を開けようとしても 既得権益者達には厄介がられてしまうので、 自分で情報収集出来ない人達はこれからも騙され続けてしまいますが 「それはもう諦めてください」としか言いようがない。 情報収集がそんなに面倒なら一応金さえ払えば解決できるので、それで良いのでしょう。 通学用の自転車を購入するまでの動画を見ていると・・・ 何店舗が巡って最終的に量販で買ったという動画での店員の説明で 「ノーパンクタイヤをお薦めしない」は確かに正解でも チェーンではなくベルト駆動を薦められて買ってしまったようで 業界の酷さを垣間見たというか、 チェーンに該当する箇所以外の 「全体的なメンテナンス」など一切させるつもりがないというのがよく分かる。 「皆さん忙しいですから完全ノーメンテで壊して買い替えましょう」が本音で、 良くて 「空気を入れましょう(米式等での適切空気圧管理ではなく触診)」 としか言わないのだろうから、本当に終わってる。 災害使用でも酷道でもないのに ノーパンクタイヤに有用性があると思い込んでいるなら 「空気圧管理を周知実行させる絶好のチャンス」なのに、 店員からは当然のようにエアチェックアダプターを薦めることもなければ 空気圧計付きポンプすら薦められている様子もなし。 「当日受け取りするつもりがなかったが即日で受け取って車に乗せて帰った」 店頭に並べている車両に関して9割まで整備仕上げ出来ているかどうかは店によると思うが 30分ほどで手渡せる状態になっているとは考えにくい。 購入の決め手となった理由は不明でも 値段について触れていたことから量販店を選んでしまった理由はやはり 「購入時の安さに釣られてしまった」と考えられる。 個人店でも虫ゴムの問題すら切り出せず、エアチェックアダプターの存在すら まともに把握している店員が多いとも思えないが… 居たとして、量販に選び負けされるのは 「説明力が絶望的」で「値段高くて口喧しいだけ」にしか思えないからだろう。 (ホイール組できるとか「修理時に得する」ことくらい説明できないようでは・・・) 整備士の試験に「口頭での自転車販売ではなく”整備”を促すための接客技術の専門資格」を 新規で必須にすべきに思える。 結果として多くが不合格になれば「販売は不可で下請け修理や整備専門」の資格にするなど。 最終的にはロクにメンテナンスせずに使い、修理時になって量販では整備できず、 割高工賃になって個人店に持ち込んで後悔するという お決まりのパターンが目に浮かぶ。 26(車種的にWO)と27を比べてこれから身長が伸びるだろうと27を買うのも・・・ 別に26でもタイヤの安定性や摩耗度が「若干」違うとはいえ、 そこまで大差があるわけでもないので、小さめを選んで ステムやシートポストの延伸や交換でどうにかなることなど 知る由もない消費者にしてみれば、大は小を兼ねるように勘違いしてしまうのも無理はない。 整備は「自転車全体」で必要なので、 ベルト駆動であれば自転車そのものが頑丈になるわけでもない。 確かにベルトドライブであれば高級自転車の部類になるだけに 貧弱な2万円自転車と比べれば簡単に壊れやすい自転車ではないが、 そういうガチガチのフレームが必要なほど余程ガタイの良い体格であれば まず「(デラックスではない)ステップクルーズ」のような 26HEや700でも太めの幅のタイヤが装着されている車種を選ぶことで 衝撃を軽減させるほうがフレームの強度で支えるよりも有用に思える。 タイヤに極端な安物は無いが、そのぶん大切に空気圧管理を徹底することを薦めやすいのもある。 やはりまだまだ「眠っている商材」は多い。 一方で、別動画のチェーンケースの説明で 「全ケースは値段は安いが整備の時に手間がかかる」という 説明があるのは良かった。 電アシで存在しなくて何も問題になってないのだから さっさと全ケースは業界上げて消せばいいものを・・・ 「部品点数も減らせて工場での工程も減らせる」 「整備しやすい」 また「整備しなければチェーンに不具合も出やすい」ため講座やメンテ案内商材など、 どの面からも有益な改善。 何なら「ピストル型ケースだけ付属」にして店で取付させれば 完成車メーカーは更に数円安くできるだろうし。 ●[栃木]地方なのに自転車事故が多い理由は通学自転車? trafficnews.jp/post/127937 「中学生の通学時自転車事故 加害者(一当)割合ランキング」で 栃木は一当割合が55.88%と全国ワースト、 高校生の同調査では一当割合が45.07%で東京に次ぐ全国ワースト2位でした。 日常で自転車を使用する割合が高い中高生だから高くなることは必然でも、 「約半数もいる」と見るか、「半数しかいない」と見るか。 自転車の安全利用促進委員会は、「免許取得の際に交通ルールを学ぶ自動車と異なり、 自転車は法律や交通ルール、安全な乗り方、事故の防ぎ方を学ぶ機会が多くありません」とし、 自転車の安全利用推進が喫緊の課題であるとしています。 ↑ しかし、その重要な教育機会を「年中行事」としての「スタントマンショー」「講演会」で済ませ 「ヘルメット着用で事故を"起こさないように"出来る」と 本気で妄信している困った人達がいる限りは、何も状況が変わることはない。 ●[茨城県かすみがうら市]対象は3校のみで月額1650円 news.yahoo.co.jp/articles/7cc2ab444b7068dc123cfec013e1a9a49fddf700 3校に自転車通学する全ての生徒を貸与の対象とする。 車両は変速機付きの軽快車、導入台数は170台を想定する。 費用は1台当たり月額1650円、2024~29年度の6年間で約2千万円を見込む。 市は本年度から、通学用自転車の購入補助制度を開始し、購入額の半額(上限3万円)を助成。 この助成により既に自転車を持っている在学生は、貸与の対象外とした。 貸与を受けず、自ら別の自転車を購入するのも可能としている。 「故障等による整備費用は別途」とは書いていないが、その費用込みなら安い。 「各自で別途」であれば安物変速付き自転車を分割購入するのと差はあまりないどころか 2期目では前使用者の扱いによっては整備が行き届かずトラブルの可能性もある。 ●[茨城県かすみがうら市]通学自転車のシェアリング news.yahoo.co.jp/articles/4f2014d2ad1e2e6f08dca1ae046588f360270dbc 通学自転車シェアリング 中学生らに無償貸与へ 茨城・かすみがうら 茨城県かすみがうら市は2024年度から、市立中学校と、 義務教育学校後期課程の生徒を対象に、通学用の自転車を無償貸与する。 宮嶋謙市長が31日、記者会見で発表した。市は「全国でも珍しい取り組み」としている。 市が新たにスタートさせる6カ年の「通学用自転車シェアリング事業」で、 総事業費2047万6500円。自転車通学者の保護者の経済的負担軽減を図るのが狙い。 対象は、24年度から自転車通学を始める生徒のうち、市の貸与を希望する全生徒。 ただし、無料のスクールバスで通う生徒や、23年度のみ実施の市の自転車購入補助金 (1人当たり上限3万円)利用者は対象外となる。 市は初年度、最大170台の貸与を見込んでいる。 事業では、1台の自転車を6年間で2人の生徒が使う想定。 それぞれの生徒の卒業時に返却してもらい、市が再整備した上で再び新入生に貸す。 「1台の自転車を6年間で2人」つまり、3年づつ使用ということは後半3年間使う人は 「前使用者による不具合に見舞われる可能性が高くなる」? 車種次第でもあるが、BS車種は相当値上がりしているのもあって PBブランドでお茶を濁してくるとすれば、 安物自転車では「BBシェル部」に「構造的な問題」を抱えている可能性が高く 3年以上の使用に耐えられるのか疑問。 まさか、耐久性も考慮し本当の意味でのコスパ重視で 「170台全てシナモンJP」という発想が湧くとは思えない。 しかし、家賃の違いで可処分所得の差はあれど、 田舎だからと自転車本体が安く買えるわけもないので 昨今の最低ランクの自転車価格にも高騰の波が押し寄せていることへの対策は 今後は避けて通れない道なのかもしれない。 ●禁止規定の謎解き ▼外装変速の禁止 「過去に学校の駐輪場に停めていて風で転倒や接触するなどでRDが故障した事例がある」とか、 「適切な整備がされていなければチェーントラブルが起きやすい」、 「そのトラブルを防ぐための整備にお金や時間が必要になることを懸念している」と予想。 万が一「整備できるので」と、1人だけ特例で認めてしまうと、 「なぜ俺は私はダメなんだ」と、整備スキルも工具もなければ、費用をかける気もない 面倒な人達が出てくることが分かりきっているので、 一律で禁止しているのだろう。 また、近年の「外装変速といえば、ネット通販での粗悪な安物自転車」を想定するので、 その安易な購入で起こる「不具合を防止したい」という意図があっても不思議ではない。 ついでに、変速が必要で内装変速から探そうとしても、軽い車種自体が少ない。 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/143.html クルーザーだったり、量販車だったり、非電動でスポーツ自転車でもないのに値段が10万円超えというのもあり、 20や24の小径車も省くと、それなりに軽い程度の「マークローザ3S」くらいしかない。 ▼ハンドルは「セミアップかオールランダー」限定 一文字のストレートハンドルは道交法違反になる長いMTB用ハンドル防止のため? カマキリのアップハンドルは「ヤンキー化防止」は分かる、 ドロップハンドルはロードバイクのような「視界が低くなる=狭くなる」 「速度が出しやすいポジション」を禁止するためと思われる。 ▼前カゴが絶対必要 実のところは何も考えていない「慣習以外の理由はない」だろう。 「操舵性能が落ちるので重くなるメインのカバン乗せは禁止」という話があっても 「体操服袋など」を入れる用途で禁止されているとは思えない。 「緩衝材になる」という理由づけに少々無理があるのは、 「アルミ・ステンレス製」は壊れたら危険だから「厳禁」で、 「樹脂・スチールメッシュ」に限定しているのかといえば、そうでもなさそうな点。 ▼荷台が絶対必要 本来「部活動で大きいカバンを乗せる必要がある人だけ」荷台を取り付ければいいものを、 デジタル化が叫ばれて久しいこの時代に、 未だに時代錯誤で無駄極まりない「置き勉禁止」の慣習から、 「後ろに大きいメインのカバンを乗せる」には必須とされるのだろう。 ▼両立スタンドが必須 「駐輪場での場所をより多く確保するため」 「倒れにくくするため=故障リスクを減らし学校への理不尽なクレームを減らすため」 これは着けているのが当然であり、 逆にこれに反対する考え方が全く理解できない。 ※「街中で片側スタンドの自転車が絡まっている光景を一度も見たことがない」、 「実際に遭遇して困ったことがない」 「両立スタンドと比べて場所を広く"奪っている"と言う感覚が理解できない」という奇特な人を除く。 どうしても片側スタンドを使いたくてしょうがない人は、 学校周辺に土地を買って、1台だけ停められる駐輪場を確保して 「倒れても他の自転車への影響が一切ない状況を作れるのであれば」、 片側スタンドでも自由にどうぞと言えるが、現実的ではない。 ◆大きめのスポーツバッグや学生カバンに対応するリアキャリア 後ろの荷台が必須でも不安定な状態になる場合もあるようなので、その際に便利そうな物を紹介。 ★昭和インダストリーズ「フィックスキャッチ CZ-01」 www.showaind.co.jp/fix/ 縦46cm×幅30.6cm×高さ6cm 1.45kg スチール 色は黒・銀・白・青で色味としても通学用途に対応。 まさしく通学用途にも適しているとの紹介。 通学カバンをゴム紐で取り付けている画像もある。 「リアキャリア拡幅のための"浅い枠"」で「ただの骨組」なのでダサいも何もない。 ちょっとリアキャリアが大きいというだけ。 但し、「駐輪場で幅をとる」などの理由から、却下されてしまう可能性がなくもないので (紙や針金などで再現するとして)各学校に確認する必要があるかもしれない。 詳しい情報はカゴ(バスケット)のページへ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/79.html#fix ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆[高知]通学自転車でママチャリが忌避される理由 tver.jp/episodes/ept0aoktec 月曜から夜ふかし日本の大大大問題 秋の全国一斉調査スペシャル 日テレ 10月17日(月)放送分 10月24日(月)21 59 終了予定 (該当内容は3分52秒から6分6秒まで) ●「高知県の高校生の自転車にはある共通点が」 みなさん「(女子)クロスバイクです」全員これ?「(女子)(笑)当たり前ですね」 「(男子)ロードバイク(11~12万円) と クロスバイク(6万円)」 「(男子)MTB派とクロスバイク派とロードバイク派に分かれてます」 「(女性)ママチャリで学校なんか行けんで」「(女性)恥ずかしすぎて 無理無理」 「(女子)ママチャリとか田舎っぽい。(うんうん) ママチャリ(で通学する人)おらん気がする」 「(女子)(ママチャリで通学する人)見たことない」 【高知の高校生ママチャリを異様にダサいと思ってる問題】 ●自転車屋さんに話を聞いてみた(Cycling shopヤマネ) 「高知は森林率が日本で一番高いはずなんですね。」 「上ったり下ったりがあるんで、ママチャリと言われている自転車よりは、」 「変速機がついていて切り替えのできるクロスバイクに乗られている高校生は多いと思います」 1:高知県 森林率83.8% 2:岐阜県 森林率81.2% 3:長野県 森林率78.8% (出典:林野庁統計情報平成29年3月31日現在) ─森林率が日本一の高知県。その通学路はアップダウンも激しく険しい道のり 「40kmぐらい先のとこから毎日通ってくる子もいました」 40kmですか? 「うん、1日にたぶん80kmは絶対走ってる」 ─さらに電車やバスの本数も少なく長時間の自転車通学も多いという そんな中調査を続けていると… お兄さんこれママチャリ? 「(男子)はいそうですママチャリです」 ─初めてママチャリ高校生を発見 「(男子)これ1万円です 僕の誇りの愛車です」 ギアはあるんですか? 「(男子)ギアはないです」ほんとだ「これだけです」 (ご家庭の事情かと思いきや・・・大きく裏切られることになる) ロードバイクは乗らないんですか? 「(男子 選手)僕自転車競技やってて」 「(連れの男子)賞 総ナメしてます 高知県1位」 「(男子 選手)県大会はまあ1位」 お兄さん高知1位? 「(男子 選手)はい」「(連れの男子)スゴイです」 ─そうこちらの(高校生)は「高知の高校生で自転車が一番速い男」 「(連れの男子)これ(ママチャリ)でも全然ですね。かなわない(笑) めちゃめちゃ速いっす」 「(男子 選手)ママチャリ最強です。僕やったらまぁママチャリで問題ないっすね。はい」 「(連れの男子)ママチャリが認められた唯一の存在」 「(男子 選手)はいそういう事です」 ●「電動アシスト」という選択肢もあるが・・・、 学校側でバッテリーの充電や故障リスクなどの諸問題から禁止にしている可能性と、 サドルベタ下げ理論と同じで、 「効率を求めること自体がカッコ悪い」という感覚なのだろうと思う。 あとは「デザインがダサい車種が多すぎる」というのもありそう。 ●こういう地域であればこそ 「駅から自宅圏内のちょい乗りなんで空気圧テキトーでOK」と考えにくいことから、 各種メンテの実行継続に始まり、 空気圧計での管理を徹底できる素地から、 タイヤの比較や選択を積極的に行う価値はあると言える。 以前には秋田県等もあったが、色々な切り口から全都道府県制覇出来そうな気もする。 ▼ローカル通学自転車ネタ3選の根幹に潜む問題点 ●[秋田]あずき色の自転車が人気の謎 news.livedoor.com/article/detail/9242490/ blog.livedoor.jp/trike_shop/archives/1924904.html ●[愛媛]何故か愛媛だけ異常に人気のあるロココ withnews.jp/article/f0171229003qq000000000000000G00110601qq000016427A dogoehime.com/lifestyle/lococo/ チェーン駆動でも、両立スタンドとリアキャリアの純正品を付ければ8万円近いので、 如何に汎用スチール系スタンドとリアキャリアへ防錆処理を自前で行うなど、 値段をいかに抑えるかが腕の見せ所なのだろう。 しかし、大柄や運動部等でクッション性能重視なら 「ステップクルーズ(スタンダード)」26HEか700Cや、最近増えてきているという27.5×1.95車種を、 反対に、非スカートで体重が軽く荷物もさほど多くないのであれば、軽量な走行性重視で 変速の使い方を理解できてトラブル対処も可能なら「パスチャー」、 変速無しなら「TOKYO BIKE LITE」を使えば遥かに楽に通学できる。 ●[佐賀]安物ママチャリで色が多彩 withnews.jp/article/f0170319000qq000000000000000G00110601qq000014879A さすがに、板金塗装屋に頼んで塗装剥がしから[金/銀/銅]色のメッキや PASの一部車種にも使われていたマジョーラに再塗装するほどの極め人はいないとは思うが、 全再塗装ではなくフレームの一部に「イラスト、ストライプ・格子・水玉の模様」など、 手軽にオンリーワンに優位性を持たせるための方策はある。 ────────────────────────── とはいえ、いずれも典型的な「同調圧力」と呼べるもの。 過去の妙な流儀に従って同一の狭い価値観を共有することに意義を見出し、 「無駄や理不尽を理解させる」ことを「社会勉強の1つで仕方がない」で片づけるのだろう。 年齢からして「体力浪費量」を後回しにされるのかもしれないが、 「効率や利便性」を無視するのは頂けない。 購入時に米式チューブに変更するとか、 日頃のメンテに手間がかかっても走行性特化で仏穴リムにラテックスチューブに軽量タイヤを付けるとか 「具体的な効果を実感できるカスタム」方面に向かえばと思うが、 もっと自転車に対する考え方そのものが大きく変化しない限りは無理な話か。 しかし、予算や用途に応じて適切に車種案内ができる店が少ない以前に、 自転車店自体が「信用できない」=「信頼を築けていない」からこそ、 「ほとんど聞き入れる気がない」というのが実情に思える。 (店が完成車販売に拘る影響で[ノルマと戦うためにも]扱う車種が狭くなっていることもある) 「どのような車種を」「どのような管理運用方法で使うのか」 子供乗せ車の時点で親を取り込み、その先の幼児・子供車の段階で 「自転車は日常定期的にメンテ(ハンドル・サドルの高さ調整も含む)」が必要ということを 理解してもらうための「機会」を提供できていないのだから、当然といえば当然の結果。 ▲[福井県]サドルは低いのが当たり前 www.asahi.com/articles/ASJD55WW6JD5PGJB00T.html こういう地域でこそクルーザーやチョッパーを売り込めばいいように思うが・・・ ★[愛知県常滑市]サドルは高いのが常識 www.nagoyatv.com/dode/program-corner/tokusyu_wed/arayuru/entry-25015.html 謎文化ではなく、これが「疲れにくさ」のためには本来普通なわけで。 ●愛媛(中予地区)の通学自転車規定と車種依存しない方法 tobesaikuru.livedoor.blog/archives/23939736.html 「電アシ可」の学校が増えてきているようだ。 但し…非純正バッテリーで爆発事故のニュースもあり、 許可を「ヤマハ・BS・パナ」に限定し「バッテリーは必ず純正品であること」としても 殻割で再利用しているような「似非純正品」の危険性まで考えると やはり「電アシ不可」とする学校側の姿勢を支持する。 そもそも、タブレット中心で教科書などを多く運ばせるような無駄なことは辞めて 「置き勉」を推奨する形に移行すれば、 部活動の荷物のために必要な場合を除けば「後ろ荷台すら不要」。 (むしろ荷台があることで違法2人乗りを助長する懸念がある) 価格上限を設定しないのは・・・ 円安誘導で自転車価格が事実上青天井になっているような状況のため 特に「アルベルト」のような車種がある以上は設定できないのではと思われる。 クロスバイクのようなスポーツ自転車を許可しないのは 昔のロードバイク禁止に至った経緯のような、 ロクに交通教育ができないのに、速度を上げて走行しやすい車種を許可することは 「リスクが高い」と判断しているのだろう。 ノーメンテ走行での走行時のトラブル時でも、 速いほどヘルメット着用ごときでは補いきれないほど 重症事故になってしまう確率が高くなることも考えられる。 基本的に直立姿勢のハイポジションのママチャリで速度を上げて走れるとしても 「全体的に速度抑制させる」という意味ではスポーツ自転車禁止にしているのは分かる。 そういう意味では、 「速度抑制のためにノーパンクタイヤ・耐パンクタイヤ推奨」も有り。 もし「メンテ徹底遂行」「徐行一時停止の完全順守」のような 模範的な走行が出来る生徒しかないような「奇跡」でもあれば 電アシでもクロスバイクでも自由に薦めて良いと思うが、 現実的には不可能に近いことから厳しいことが分かる。 あと、別にクロスバイクや電アシが不可でも・・・ パスチャーのようなS型の一般車に紛れられる軽量自転車とか、 英式であれば米式化で空気圧管理を徹底、ギア比を変更、軽量タイヤに変更 後輪リムを700C化するなど、公道での速度UPなど薦めないが、 制限内でカスタムを試みることは十分に可能なので 車種制限に大した窮屈さは覚えない。 ●[愛媛]通学自転車規定(2023年:令和5年度) tobesaikuru.livedoor.blog/archives/19106571.html ・両立スタンドはほぼ必須でも、後ろ荷台は必須ではない学校も。 ・サイドカゴ不可は網カゴ市販品自体が存在しないようなものだが「パニア(サイド)"バッグ"」ならそう書くべき。 ・ヘルメット・防犯登録はその他ではなく表に「要・不要」とすればいいだけのような。 ・スポーツ自転車可、電動アシスト自転車可も散見される。 ・しかし相変わらずオートライト必須の動きは鈍い。 ヘルメットや保険とは比較にならないほど後回しでいいのだろうか。 「交換しやすさ(互換性不要)」で考えるとブロックダイナモ有利であることは間違いないが・・・。 ●[愛媛]通学自転車規定:前年度からの変更点 tobesaikuru.livedoor.blog/archives/13503074.html 「自動点灯(オートライト)がのぞましい」と 「電動アシスト自転車は要相談」がそれぞれ1校増えただけ。 ◆「価格上限を設定しない」理由は、アルベルトを選べなくなると困る?のもあるとして、 近年価格上昇率がハイペースすぎて、毎年検討し設定するのが面倒という理由もありそう。 ◆スポーツ自転車の場合、大概片側スタンドになるため、禁止するのは当然。 (「絡まりやすい」「倒れやすい」「駐輪場で場所をとるから」など) 更に、「エントリークラスであっても、盗難に繋がる可能性」 「速度を上げやすくなることで、重大事故(加害/被害)誘発に繋がりかねないので速度重視で走行させたくない」 という思惑もありそう。 ●スポーツ自転車まで許可をしている他県の場合 放任主義で「事故時は学校側に一切の責任がないものとする」と予め取り決めているとか、 そもそも「人口も生徒も減少していて、駐輪場問題が発生しないからOK」とか、 教科書持ち歩き禁止で「置き勉」が許可されていて、 タブレットと学校のサーバーだけで学習を行うような特定の学校だけのような気がする。 ●[愛媛]2021年度の通学自転車の規定 tobesaikuru.livedoor.blog/archives/9151097.html 前年度と比較してみると、 自動点灯(オートライト)が追加されているところや、 「原則的」が「必ず」になっていたり、 前カゴ・後ろ荷台必須とは書いていなかった学校に規定追加されていたり、 山間部では電動アシスト許可の項目が消えていたり、 それぞれ変更に至った経緯が何かあったのだろうかと考える。 個人的には「防犯登録必須とは"書いていない"」学校を評価。 防犯力を高めるためには、不具合も起きるようなWロック機能の推奨ではなく、 「2か所施錠必須(軽量錠や全てのワイヤーロック不可)」に変更すべきと断言する。 ●[愛媛]通学車規定から見える傾向 (下記「●通学自転車の規定から見る傾向」の2020年度版) 令和2年(2020年)年度 中予地区高校通学自転車規定 tobesaikuru.livedoor.blog/archives/5770820.html ◆全ての学校で両立スタンドが必要 駐輪場に置ける数を増やすためと安定性確保のために必須というのは分かる。 極端にスポーツ車寄りでセンタースタンドすら取り付けられない場合を除き、 大抵は後付できるのでサイドスタンドだからといって敬遠する必要はない。 ◆電アシ 不可と明記していたり、山間部では可になっていたり様々。 特に書いていない学校は「要確認」といったところか。 ◆ハンドル イーグルというのはたぶんカマキリのことだろう。 速度が出しやすくなり視界も狭くなるドロップを禁止というのも分かる。 ◆リアキャリア 「無い物は不可」という規定が多い。 未だに無駄に教科書を毎日持ち運びさせる学校が多いのだろうか。 むしろ逆に原則禁止で部活動のスポーツバッグが必要な人だけに許可制にしたほうが、 違法の2人乗りを助長せずに済むと思うのだが。 ◆サイドカゴ不可 今時使う人は少ないというか、そもそも市場自体にほとんど残っていないような。 一体何十年前の時世で決めているのかという。 「つけっぱなしでは駐輪場で場所をとってしまう、 外しても置く場所がないのでパニアバッグ禁止」というなら分かるが。 ◆24インチ未満禁止 使用可能な最小タイヤサイズは24HEの「ETRTO 507」になる。 強度面で問題の出やすい折りたたみ自転車を使わせないためでもあるのだろう。 ◆ロードバイクよりもマウンテンバイク禁止のほうが目立つのは ドロップハンドル禁止で必然的にロードバイクが禁止できるからか。 高額車で盗難云々に繋がるのを避けたいのもあるだろうし、 反対に安物MTBの屑サスペンションで事故を起こされたくないというのもあるはず。 ◆指摘がない車種 フラットバーのランドナーっぽいクロスバイクや、 ビーチクルーザーでも両立スタンド・リアキャリア・前カゴがあれば問題なさそうに見える。 タンデムや子供乗せも禁止されていないようだが、さすがに使いたがる人がいるとは思えない。 ◆泥除け・オートライト 泥除け必須と書いていないところもあるのが意外。 やはり基本的にクロスバイクでも両立スタンド・リアキャリア・前カゴでOKということなのだろうか。 オートライトを必須にしないとしても、 LEDブロックダイナモくらいは必須にしたほうがいいのではと思うが、存在自体を知らない可能性大。 ◆細かい点 一部学校で派手な色に赤や黄はまだ分かるとして、「青」が入っているのはよくわからない。 自動車では青色の車体の事故率が高めなので願掛け的に避けさせたいという意図があるとも思えず。 黄は蛍光色も含めて夜間目立ちやすいという意味ではむしろ規制しないほうが良いとは思う。 規定するのであれば最初から「黒・白・銀色以外は禁止とする」のほうが早いが、 そうするとそれらの色がない人気の車種が選べないことで困るため、 結局はこれも「実際は要相談」ということになるのだろう。 ▼ハブ(変速の有無)・リムの種類などの細かい規定なし 例えば後輪を外装ボスフリー6段→カセット8段やディスクブレーキの軽量リム、 軽量タイヤにラテックス仏式チューブにカスタムしていても気付ける教師もいないと思われるので、 (軽量パーツゆえのデメリットを自分で理解できているのであれば)自由ということだろう。 ●"メーカー目線の"通学自転車選び prestigebike.hamazo.tv/e8699365.html 実際の用途に適した内容とは言い難いので参考になりそうでならない。 ツッコミどころは多数。 ■パンク対策 購入時のタイヤの硬さを覚えておきましょう 通販や雑整備な店で買った人は最初から適正空気圧入ってるとでも・・・? 「パンクに強いタイヤ」よりは、 まず「米式化」や「空気圧測定できるポンプ」のほうが先。 ▲空気圧サインが分かる空気ミハル君だが・・・ リムに取り付けている内部構造上全くお薦めできない。 ameblo.jp/cycle-plus/entry-12165293747.html 指定空気圧まで充填しても消えないこともあるようなので困りもの。 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/88.html#miharu むしろ付いていないリムに交換した上で、 パッと見て状態を確認したいなら 「ACA-2-G」(エアチェックアダプターの色判別できるキャップ付)をおすすめするが、 まずは 「空気入れの習慣化」ができるかどうかが肝。 ■盗難対策 ワイヤー錠では防犯性は低い。 それなりの防犯を求めるのであれば「(重さ1kg以上の)U字錠」は必須! ▲ダブルロック 絶賛リコール中の一発二錠の「改良版」として、 心配ないことをアピールしたいのかもしれないが、 はっきり言って通常用途では「無駄機能」に他ならない。 メーカー的には本体価格を上げられるので旨味のある機能。 ■ソーラーテールライト 意外な「クセ物」としてデメリットを紹介。 「機能的には夜間に他車などに存在を知らせる便利なもの」だが、 その裏に、 「他の多くの人が通学車に付けていない機能」を付けていると 「目立つ」ので「トラブルの元」になって「違う意味で危険」。 基本的におすすめしない。 ■ソーラーテールライト・ダブルロック・ベルトドライブ 図には「高機能」のような紹介をしているが、 多数の人達には「不必要な装備」と言わざるを得ない。 「機能は多ければ多いほど,複雑であればあるほど壊れる箇所が増える」 当たり前の話だが、これが抜け落ちて 「多機能で高価格なものであれば壊れにくいという"幻想"」を持っている 無知な消費者が多い気がしてならない。 米式チューブやコットンリムテープやカートリッジBBや ハブのグリスアップなど、 「一見して分かりにくいが「実用的な部品」や「適切な整備」こそ最も重要。 分かりやすい箇所だけアピールできればそれでいいというのでは本末転倒。 ■オートライト これに関しては「学校が義務化すべき」なのだが、 激安屑自転車であっても、点灯すれば重さがダイレクトに増える従来の豆電球型ライトを廃し、 近年の「点灯しても従来品より明らかに抵抗感が少ない"LEDブロックダイナモライト"」に 約2500円ほどで交換すればいいだけなのだが、 オートライト車種を売りたいがために、 それを意地でも紹介しないとしか思えない完成車販売メーカーにも問題がある。 ■チェーン外れ対策 チェーンチェッカーを付属してもユーザーが使ってくれるとは限らないので、 快適な走行のために 【毎月1回は店に行ってチェーンの[掃除+注油+伸びチェック]しよう!】が正解。 ベルトにすれば済むとかいう安易な話でもない。(ベルトの場合"歯飛びすることもある") ■ブレーキ関連 下り坂でのスピードの出し過ぎに注意 問題のスマートコントロールブレーキを紹介していないのは良心なのだろうか。 モーターブレーキ以前に、 【適正にブレーキを維持できるようにするための初期調整】から 「ブレーキレバーの質」から「ブレーキ本体の交換」まで 幅広く対応できる側面があるが、素人整備を避けたいためか紹介なし。 乗る前チェックの項目には書いていても、 どのような状態が適正か分からないようでは、 「完全に握りきった状態で5割くらいブレーキが効くのが正常」という勘違いをされる恐れもある。 ■ブレーキ・ライト・ハンドル等 要するに「後付や交換が容易な箇所は」【追加費用は必要になるが】さほど気にする必要なし。 (フレーム色も「板金塗装」が容易な環境であれば塗り替えは自由だが、 防犯(という名目のシール貼り付け)登録時の書類の内容と異なると面倒) メーカーとしては「自社の自転車が売れればそれでいい」のであって、 真の意味でユーザーに寄り添った「実用的な提案」が出来るはずもない。 だからこそ「相談できる人(最低限の接客マナーと幅広い商品知識と技術があるまともな店)」が重要になる。 ↓ ※但し、相談するだけして目先の安さで通販購入してしまうと・・・ 初期整備に限らず、後々の整備も断られたり、工賃でも損することになるので、 身内に"一般車の"整備に慣れている人がいる場合や、余程近隣に店がない場合を除いて、 買う業態は【実店舗】を圧倒的にオススメします。 ↓ 詳しいデメリットは「▲通販で自転車本体」のページにて https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/75.html ●通学自転車の選び方(別の店) prestigebike.hamazo.tv/e8376674.html 通学にお奨めできないのは外装チェンジです。6段変速とか付いていると、 より快適に走るのではないかな~?と、思いがちですが、 外装チェンジは、チェーン外れるかも!というリスクが高いです。 チェンジの度にチェーンが移動します。 うまくギアにかみ合わなかったら、チェーンがはずれます。そうなると走行不可能です。 それと、外装チェンジはこのディレイラーが、重要な役目を果たしています。 駐輪時に自転車が転倒したり、どこかにぶつかったりして、このディレイラーが、損傷を受けるとオーマイガー!! チェンジがうまく変わるかは、ここの微調整が必要なんですよね~。 悲しいことに、安物自転車の象徴としてでもあるためか、ここでも外装6段への批判。 「定期的なメンテナンスや"常識的な使い方"」を 丁寧に教えてもらえないことが前提になっているため、 それを買うような客層も「学ぶ気が一切ない」と判断され、 ノーメンテでも壊れにくいことが正義という感覚に陥っているのが現状。 「日常メンテの重要性」と「正しい使い方」が理解できる素地が出来上がっていれば ノーメンテ主義に迎合しなければならないような情けない姿勢で臨むこともなかったはず。 逆に言えば慣れ親しむことができる自転車がこんな有様なので、 細かいメンテが出来なければ性能維持できないスポーツ自転車の人口が増える可能性は 限りなく低いことの証明とも言える。 内装チェンジでも、点検しないで、チェーンが伸びてくると外れることがありますので、ご注意ください。 その点、ベルトはほぼほぼ外れるというトラブルはありません。 チェーンに比べると注油の手間がかからないので便利ですが、 「その代わりに歯数変更が困難で、めったに壊れませんが もし修理になればチェーンタイプよりも高額になりますのでご注意を。」 と書いておきたい。 ●自動点灯 この部分の説明が物足りないのは まだ「学校規定でオートライトが指定されていないから」に尽きるのだろう。 「オートライトではありませんが、 昔ながらのブロックダイナモでも最近のものは明るくて抵抗感が低めの物もありますよ」 とあれば興味を持たれてもっと宣伝になったはず。勿体ない。 ※「ノーパンクタイヤ」「パンクしにくいタイヤ」「ハンドルロック」については それぞれ別ページに掲載。 ●[滋賀]通学自転車に荷台の学校規則と全般的な選び方 jitensyazamurai.com/db/archives/11086 下記は聞いたことがあります。 キャリア(荷台)がついていないと不可 滋賀でも謎の荷台規則があるようだ。明確な理由が本当にあるのだろうか。 昔からの慣例で何の疑問も持たずに継続しているだけという気がする。 ドロップハンドル不可 空気抵抗を低減させないことで速度抑制する観点から見て妥当。 自転車は銀色であること 自転車の色の違いでイジメになりかねないから? 購入は◯◯自転車店であること これはシンプルに癒着に思えるが「整備がしっかり出来る店であれば」分からなくもない。 ■メンテ 自分で勉強するとか、店に任せる(毎月整備点検予約し絶対に訪問する)気があるなら それなりに安物自転車でも活躍できなくはない。 「ギリギリ自転車通学可能な短距離であれば、安物でも構わない」と言いたいが・・・ 各種全調整から錆びないようにグリスアップ等の手間暇をかけるなどの 「まともな状態に仕上げる作業」に工賃を支払う気があるなら、 「最初からそれなりの車種買ったほうが安くなりますよ」とアドバイスする。 ■ライトについて 書いてないのが意外。 (ブロックダイナモでも抵抗軽めで安く良い点も多いものの) 個人的には「通学自転車オートライト義務化」を推奨しているので オートライト車種をお薦めする。 ハブのグリスアップのしにくさはあるが、それ以上に無灯火撲滅のために必要。 簡易的に後付する部品もあるが耐久性面で疑問があるので、 もしオートライト機構を後付するのであれば車輪ごと組み換え、 又はハブの組み換え(手組)で対応してほしいところ。 ■「盗難補償」について 断然「3年」(またはそれよりも長い)補償があるものを選ぶことをお薦めする。 「カギの管理」についても「覚書」として「取扱説明書」に挟んでおくと良いかもしれない。 そういう補償のある自転車は作りというか個々の部品群が 「安物自転車よりはまとも」という点から見ても 結果的に「メーカー品」を買ったほうが得というケースが多いと考える。 (でもスマートコントロールブレーキだけは通常のツーピボットキャリパーへの組み替えを推奨) とりあえず「米式化(エアチェックアダプター購入)」に500円ほど出す気がなければ (その他のメンテ作業のやる気にも期待できないので) 「(300kpa基準で)毎月の来店時の空気入れや各種点検は怠らないことが」重要。 ●通学自転車の規定から見る傾向 tobesaikuru.livedoor.blog/archives/2500450.html 小径車は基本的に不安定だから不可、高額な車種は破損や盗難の問題。 両立スタンドは駐輪場で倒れにくくするためと、多く駐輪できるようにするために妥当。 空気抵抗を下げスピードを出しやすくなり視野も下がるドロップハンドルや 印象が悪いカマキリ系のアップハンドル不可は分かる。 しかし「後荷台がないものは不可」というのは 2人乗りを助長するような側面もあると思われるのでよく分からない。 前カゴに入らず後ろ荷台に固定しなければならないような 無駄に大きい鞄が義務化されているようなことでもなければ不要。 後ろに固定したほうが車体がふらつかずに安定するという理屈は分かるとして、 荷紐が外れて車輪に巻き込む危険性も考慮すると微妙。 高校で前カゴに収まりきらないほど大量の教科書を毎日持ち運べということではないだろうし、 (大量の教科書を運ばせるような状態そのものが異常) 部活動のバッグが必要なら個別に許可すればいいだけの話なので 「基本的には不可」にしたほうが良いような。(無論ハブステップも見かけ次第没収) むしろ無灯火撲滅のために「オートライト」だけは 「望ましい」ではなく「義務化」すべきに思える。 ●通学自転車にリアキャリアの謎 prestigebike.hamazo.tv/e8356205.html サイドスタンドは安定しないだけでなく、無駄に駐輪スペースをとることで邪魔になるので 元々20kg前後な車体が少しは軽くできるのと、 メーカー的には販売価格を抑えることができる以外の利点はないと言える。 リアキャリアにつきましては、高校では特に強制ではないようです。 このキャリアの本来の目的は、荷物を載せることです。 大昔、通学鞄を、このキャリアに縛っていた時代もありましたが、 今はそんな光景は見かけなくなりましたね~。 ですが、自転車が転倒した時にガードの役目を果たすということで、お勧めしています。 自転車が倒れた時に、ダイレクトにドロヨケやリフレクターがあたらないので、 自転車が軽傷で済みます。 二人乗りのためにリアキャリアがあるのではありませんよ~。 倒れたときに地面に接するのは・・・ ・ペダルの側面 ・ハンドルグリップ(形状によってはカゴや角度的にはブレーキレバーも) なので、リアキャリアがドロヨケやリフレクターの保護になるのだろうか・・・? ペダルを避けるような形で縁石を跨いで転倒したとしても ハブ軸とチェーンステーやシートステー部分が受けるはず。 しかし、たまに見かける泥除けが歪んでドロヨケのリフレクターが割れているようなケースは 後ろ荷重で角度が悪い形で転倒して損傷したということになるのだろうか。 泥除けだけが歪んでいるのは駐輪場で乱雑な扱いを受けた結果のような気もする。
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外装変速機のリアスプロケ変更種類毎の作業の違い カセットフリー型 ボスフリー型ボスフリー互換品 カプレオ化 外装変速機のリアスプロケ変更 種類毎の作業の違い 内装変速同様、ギア比変更は主に後輪側のスプロケット交換によって行われるが、外装の場合は車種によって交換の手間と難易度が大きく変わる。 SPECは搭載されていないので、SPSずらしに該当する変更は不可能。内装変速におけるリアスプロケ交換にあたる改良のみ可能となる。この為、改良の限界上限はSPSを搭載するリアルストリームやブレイスには及ばない。 カセットフリー型 主にジェッターが該当する。一般的なクロスバイクやロードバイクと同じ「カセットスプロケ」を搭載しているので交換は容易。カセットスプロケ部分を外して、違う歯数のカセットスプロケに変更すれば良い。 純正品は2010年型ジェッターは「13T-23T」、2009年型は「13T-26T」なので、トップギアの歯数が小さいタイプに替える事になる。 なお、ノーマルが8速なので同じ8速のカセットスプロケのみ互換性がある。9速や10速の場合は変速機自体も交換になり、出費が大きい。これは、変速の段数が増えるとスプロケの間隔が狭くなるので、8速用の変速機では9速や10速のスプロケ幅と合わない為。 交換が非常に容易なのでライトチューンに適しているが、SPSが無く大径タイヤ初期装備の為改良幅は狭い。フロントスプロケ交換は投資額が大きくなり費用対効果の面で検討を要する。 ■ジェッター8速(ティアグラ)用カセットスプロケ http //www.cb-asahi.co.jp/image/shimano/cs/cs-hg50-8.html http //www.cycle-yoshida.com/parts/old/sproket/cs_hg8s_page.htm ■カセットスプロケットの外し方 http //www.cb-asahi.co.jp/html/size/sproke.html ボスフリー型 ハリヤ、オフタイム等の車種は「ボスフリー型」という少し旧式のリアスプロケ採用。これは、スプロケ側にワンウェイクラッチが付いている少し古い型の自転車でよく見られた方式の部品。現在では量販店での激安自転車等に採用される程度で、スポーツ車では殆ど見かけなくなった形式。 ボスフリー互換品 ボスフリー型でギア比を高く出来る互換スプロケ「MF-HG50-7」は製造中止品の為価格が高騰し易く、費用対効果の面でやや割高感がある。最近は台湾製のMF-HG50-7の互換品が登場してそちらの方が入手し易い場合もある。 ■DNP製MF-HG50-7互換スプロケ(11T-28T) http //gearstation.sakura.ne.jp/GS2homepage/sprocket/sprocket.html http //yoshiyuno.cart.fc2.com/?ca=10 カプレオ化 ボスフリー互換品の安定した部品入手が不安定な事やボスフリーの耐久性に難がある事等から、どうせお金をかけるならボスフリー型の後輪ハブを一般的なカセットフリー型に交換するという改良が主流となっている。 ■ボスフリー型スプロケ説明 http //taka-laboratory.hp.infoseek.co.jp/20070613-freewheel/freewheel.html ボスフリーをやめて現在主流の形式であるカセットフリーにしてしまえば、容易に入手可能な汎用パーツでギア比の選択肢も広くメンテナンス性も上がる。費用は掛かるが後々の拡張性が高い。 一番簡単なのは、後輪をゴッソリ丸ごと別のホイールに交換してしまう事。ノーマルは7段変速なので、部品の入手性も考慮すると同時に変速機も交換して現在主流の8段以上の変速機にする方が良い。 特に、「カプレオ」と呼ばれる9段変速のコンポーネンツが人気が高い。これは元々タイヤの小さな小径車向けにギア比を究極まで高める為に設計されたもので、普通のカセットスプロケが最小11Tなのに対し、カプレオは9T。この為カプレオ化すると非常にハイギアードな構成が可能になる。 ■カプレオ http //cycle.shimano.co.jp/publish/content/global_cycle/ja/jp/index/products/smallbike/capreo.html http //www.cycle-yoshida.com/shimano/capreo_menu.htm 元々は20インチ等の小径車用のハブなので、カプレオのハブが付いた26インチタイヤがそのまま売られている訳ではない(耐久性の面から小径車以外に付ける事を推奨していない為)。 そこでカプレオ化する場合は、カプレオのハブを元に26インチもしくは700Cのリムとスポークを組みつけて、ホイールを組む作業が必要になる。なお、ホイール作成自体は公道走行の是非に関係ないので、店に依頼も可能。 ■ホイール手組みに挑戦 http //pinehead.at.webry.info/200807/article_1.html カプレオ化した場合、変速機一式もカプレオ対応の物に全交換となる。 どうせ交換するならと、外径の小さい26インチタイヤから、外径の大きい700Cタイヤにカプレオを積む場合もあるが、外装変速のリアエンドは内装変速のリアストやブレイスと違って前後に動かせるチェーン引きが無い。この為、サイズ的にギリギリで細いタイヤ以外は付けられなくなるので、交換時はサイズ計測を慎重に。
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最終更新日:2023.2.26 ●同じケミカルでも「グリス」と「サラサラな潤滑剤等」は異なる 2022.7.31 ★チェーン洗浄には中性を 2021.03.14 ●間違った注油方法で汚れの塊になってしまった例 2020.11.01 ●HOZANのアンチシーズコンパウンド「ASC-1」の実力 2020.06.07 ◆タイヤがはめにくいときに使う工具「パークツール PTS-1 タイヤシーター」 2020.05.30 ▲チェーンへ一気に注油することをオススメしない2つの理由 2020.05.03 ●タイヤの洗浄、●グリス・オイルも用法用量を守って正しく使うこと 2020.02.23 ●自転車チェーンの潤滑油として556が不適切な理由 2019.10.20 ●タイヤ取付時の便利ケミカル類(&工具) 2019.09.15 ●ラスペネの新型缶 2019.03.03 ●スプレーオイルの誤った使い方で起こる状況 2018.05.20 ●洗浄・注油サービスの意義 2018.05.06 ●556の使い方の問題 2017.06.25 ●定期的なグリスアップを怠ると起こる悲劇 2017.06.11 ●錆取り剤の注意点 2017.06.04 ●家庭での注油メンテナンスの前に 2017.05.21 ●酷いとしか言いようがない使い方(556) 2017.04.23 洗浄剤系に「●マット塗装の汚れ落とし」を追加 2017.01.15 ●ローラーブレーキグリス用の隙間ノズル(1.22 販売店の感想を追記) 2016.10.02 ●シリコンスプレー×タイヤ=?(タイヤの滑りを良くするために使うケミカル)(10.9追記) 2016.09.25 ●ワコーズ「フォーミングマルチクリーナー」(FMC)A402 380ml 2016.09.11 ●注油をする必要性について 2016.09.04 ◆ワコーズの洗浄剤で自転車クリーニング 2016.08.21 ★各種オイルの防錆性能の比較実験、●自転車メンテにはワイプオール 2016.08.21 ●ワコーズのブレーキ&パーツクリーナーの違い 2016.08.14 オススメのグリスの最安値調べ、●ワコーズ「パーツディグリーザー」 2016.08.07 UP [メンテ・パーツ交換より移設] 2016.07.17 ●556で本当に大丈夫なんだろうか 2016.04.03 ●壊しかねない使い方(556) ▼チェーンオイル・グリスなど━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「ケミカル類」では分かりにくい場合もあると思ったので、あえて「チェーンオイル・グリス」とした。 個人の日常的なメンテナンスの状態が一目瞭然で分かると共に、店の技術レベルの指標にもなる非常に重要な項目。 ▼チェーンの手入れについて ローメンテナンスでチェーンを錆びさせたくないならサビ除け塗装が施されたものを使うこと。(反面、動きは渋くなる傾向) 軽快な動作を維持するにするためには、(特に雨天走行後)水置換タイプのチェーンオイルを付け忘れないこと。 片手はキッチンペーパーなどでチェーンの下部分を覆いながら、もう片方でオイルを塗布する。 ●塗布する場所は「プレートの間に挟まれたローラー部分」 ●液ダレが止まらない状態は付けすぎ ●プレート表面は錆び避けで薄く付いているだけで十分なので、キッチンペーパーなどでふき取っておく ふき取りが甘すぎると埃や汚れを早期に呼び込むことになる。 ●同じケミカルでも「グリス」と「サラサラな潤滑剤等」は異なる cs-shinwa.sblo.jp/article/190182694.html 「スプレーグリス」というのもあるが、その場合は粘度が高いので違う。 回転部分の性能を上げる(改善する)には 1:ハブナットを緩め車輪を外しロックナットも緩める 2:古いグリスを除去・洗浄 3:新しいグリスを充填 4:適切な玉当たりの調整 5:車輪を戻す 前輪であれば軸に共締めされてる部品が少ないので比較的簡単でも、 ▲電動アシスト自転車の前輪モーターハブであれば簡単なグリスアップは困難。 ▲「ハブダイナモ(オートライト用ハブ)」でもハンダ付けされていて古いグリスの除去には手間がかかる。 ↓ そのため「普通の車輪」+「(LED)ブロックダイナモ」のほうが 圧倒的に整備性が高い。 ★チェーン洗浄には中性を twitter.com/ChainIzumi/status/1552122854610714625 フォロワーさんはもう既にご存知だと思うのですが チェーン洗浄は中性を使いましょう。 シマノ、スラム、KMC、カンパも説明書に書いてますので 「和泉チエンだけ」が言ってる訳ではありません。 ちな椿本、大同など他チェーンメーカーも言ってます。 ↓ ★各社の注意書き twitter.com/ChainIzumi/status/1410057868011728899 (ヘルメット関連の例えは蛇足) ↓ twitter.com/ChainIzumi/status/1552452822150840320 「アルカリ性は大丈夫!メーカーは嘘つき! もしくは安物のスクラップ材使ってるから脆性が起こるんだ!」と言っているとある伝手から聞きまして。 モーターサイクル含め他チェーンメーカーもNGと言ってるのに なぜ大丈夫だと思うのだろう…。 ↓ ▲「メーカーページでは中性・アルカリ性を判別できなかった」ので探したところ ↓ [資料]★中性とアルカリ性のチェーンクリーナー ★15のチェーンクリーナーpH測定 hillclimb-jitetu.com/blogs/maintenance/chaincleaener-ph 丁度良い記事を発見! 液性pHの範囲 酸性pH 3.0 弱酸性3.0 ≦ pH 6.0 中性6.0 ≦ pH ≦ 8.0 弱アルカリ性8.0 pH ≦ 11.0 アルカリ性11.0 pH ◆pH6【中性】(弱酸性寄り) ヴィプロス グゥーキンアルファ KURE CRC チェーンクリーナー KURE チェーンクリーナージェット EVERS Plus チェーンクリーナー エバーズ チェーンクリーナー ヤマハ ヤマルーブ スーパーチェーンクリーナー AZ MCC-002バイク用 チェーンクリーナー パワーゾル ↑ 実際には問題にならない範囲とは思うものの「弱酸性寄り」 ★pH7【中性】(ザ・中性) DID チェーンクリーナー WAKO’S パーツディグリーザー WAKO’S チェーンクリーナー ヴィプロス グゥーキンアルファ ↑ チェーンメーカーDIDのチェーンクリーナーはさすがに中性。 ワコーズはチェーンクリーナーだけでなく「ディグリーザーも中性」。 (●WAKO’S チェーンクリーナーの使用例) hillclimb-jitetu.com/blogs/maintenance/wakos-chaincleaner ◆pH8【中性】(弱アルカリ性寄り) ぺドロス ディグリーザー オレンジピールズ ↑ 以外と少なく1種類のみ ●pH10【分類では弱アルカリ性】 AZ 自転車用チェーンディグリーザー 高浸透 ●ワコーズ「マルチフォーミングクリーナー」も弱アルカリ性 www.cyclowired.jp/lifenews/node/159077 フォーミングマルチクリーナーのベースとなったのは、 ワコーズが従来からラインナップしていた泡タイプのガラスクリーナーだ。 これにPH値の調整を行うなど改良を加えたことで、ガラスクリーナーと比較し 樹脂パーツなどにダメージを与えにくい、自転車洗浄に特化した 弱アルカリ性の洗浄剤として販売に至ったという。 ▲▲▲pH12【アルカリ性】▲▲▲ AZ 自転車用チェーンディグリーザー MOTOWN チェーンデグリーザー ▲「アルカリ性」は安価で、多くの石油系とは異なり ゴム・樹脂にも使えることが利点とされるが・・・実際にはチェーンには避けたほうが賢明。 ▲チェーンへ一気に注油することをオススメしない2つの理由 ●1:ワコーズのチェーンオイルなどであれば「1本1000円以上するケミカルの無駄消費」。 ●2:ミシン油のような安いケミカルに限らず、過剰注油により「飛び散りを誘発」してしまう。 「確実に損をする」「結局後で手間がかかるだけ」なので絶対にマネをするのはやめましょう。 ※「飛び散ったら脱脂すればいいだけ」とは考えないこと。 「ブレーキシューの劣化促進になってしまうため」やっぱり得しません。 「そもそも飛び散らせないように使う」のがポイント。 ↓ ■正解のチェーン注油方法は「急いては事を仕損じる」ということで、 【時間をかけることを面倒と思わない忍耐力を身につけること】が大前提。 ※「時短整備しかできない=雑注油≒バック拡げを躊躇なく使うような整備しかできない店には頼まない」こと。 ↓ もし「時間をかけて注油するのが面倒」であれば、 ママチャリ向けの内装・シングルや外装変速6~8速チェーンは安いほうなので、 マメなメンテを心がけるわりには、 「チェーン掃除もせず」「雑注油で油を飛び散らせる」くらいなら 「錆が少しでも出てきたらチェーンごと交換」が適切。 (しかし水置換性能のあるワコーズのチェーンオイルを適切に使っていれば普通は錆びない) ↓ ★基本的な方法は (汚れが酷ければチェーンを外し、大きめの密閉できるケースなどに入れチェーンクリーナーを入れて振る) (↑すぐに注油する場合はドライヤーの送風などで水気を飛ばす) キッチンペーパーやワイプオールなどの布きれのようなものでチェーンを覆いつつ、 【時間をかけてリンクの間に1コマづつ丁寧に】、 【飛び散らせないように極少量づつ使いましょう】。 つまり 「整備を丁寧に行う」=「自転車も丁寧に扱う」と学んでおきたい。 ●間違った注油方法で汚れの塊になってしまった例 cs-shinwa.sblo.jp/article/188473562.html 軸を綺麗に保ちたいなら「ハブ毛」を付ければ済む。 「全く注油せずに錆まみれにすること」も、 「不必要な場所に注油をすること」も、 「過剰に注油すること」も間違い。 ▼固着しやすい部分には固着防止剤 ・ステム(ハンドルポスト)の軸 ・シートポスト(シートピラー・サドルポスト)の軸 ・ペダルの取り付け部分 ・BB部分(クランクの根本)のねじ 万能グリスで十分といえば十分だが、固着すると厄介極まりないので本当に注意したい箇所。 ASC-1 アンチシーズコンパウンド、スレッドコンパウンドなどの固着防止剤で確実に防ぐのもあり。 ●HOZANのアンチシーズコンパウンド「ASC-1」の実力 blog.goo.ne.jp/kino55crazy55/e/8ca2132edc12a61b3afe915a66775394 この商品 使用後相当時間が経過していても変質していませんでした 今までは多用して来なかったのですが、これからはもう少し積極的に使っても良いかも分りません 個人的にもオススメしている固着防止剤。 代表的な固着箇所である「ステム」「シートポスト」「ペダルの取り付けネジ」「BB椀」に使うのが定番。 全ての自転車店でこういうまともなケミカルが当たり前のように使われていれば 固着というものは余程の過酷な環境でもない限り無縁な話になると思うのだが、 大概ユーザーの使い方の問題が先にくるとはいえ、 「壊れないと困る」という志の低い店やメーカー(輸入代理店)が多いようではありえない話。 (もしASC-1ではなくてもグリスが滑らない程度に少量塗布されていることが"普通の"処理) ▼前後ハブとヘッドパーツ(前フォークの上下ベアリング部分)・BB(カップ&コーン)にはグリスを入れること 特に新車納車前に、言わなければグリス追加をしないような店であれば、追加料金を支払ってでもグリス追加は必須。 そのための技術どころか工具すら持っていない店では後々を考えると買わないほうが得策。 ●注油をする必要性について cs-shinwa.sblo.jp/article/176763847.html 自分で(556ではない自転車用のチェーンオイルを)注油する気がないなら 「店に定期的に訪問すればいいだけ」なのだが、 説明書があってもなくても「自転車を快適に乗るために日常的にすべきことは何か」という 思考そのものが欠落している人が確実に居るというのは、タイヤの空気圧不足の自転車を見ても明らか。 安物自転車でも各所への手入れを「丁寧にすれば」早々に錆びるというものでもないだろう。 でも「壊れたら買い替えたほうが早いし安い」と思い込んでいるなら いつまで経っても「ほとんどの期間で快適ではない自転車」を乗り続けることになる。 それでも「自分は間違いのない選択をしている」と言い張るのであればそれは自由。 大半の人は(まともに整備された自転車の違いとその価値について正確に理解できていないために) 「日常的に」手入れすべきだと思うだけの「動機付けがない」か、 気付いていても「訪問しやすい信頼できる店」もないというのが現状か。 ●タイヤの洗浄 www.qbei.jp/info/bicycle-maintenance/5142 さすがに毎回完全クリーンな状態にするのは現実的ではないので、 室内に持ち込む場合に最も気にしたいのは 色々な雑菌が最も多い「路面」と考えると、 タイヤは特に綺麗にしておきたいところ。 大抵は直射日光や熱で一網打尽に出来ていそうな気はするものの、 夜間走行などを考慮するとやはり綺麗にしておきたいところ。 かといって、フォーミングマルチクリーナーを 数回で1300円ぶん使い切ってしまうのも微妙なので・・・、 ▼乾燥汚れ 【1】予め屋外の迷惑にならない場所でブラシを使い殆どの汚れをブラシで落とす 【2】中性洗剤を水で薄めておいたボトルを用意 【3】ワイプオールなどに噴霧して2枚(2回)に分けて拭き取る ※慎重になるならこの後にフォーミングマルチクリーナー付きのワイプオールなどで予備拭き ※溝なしの完全スリックタイヤであれば【2】→【3】→※だけで十分かもしれない。 ▼雨天時の汚れ 【1】水気を使い捨てタオルなどでふき取ってから 【2】→【3】→※の手順で良さそう。 ▲除菌アルコール等は「ゴム」への攻撃性があるので使用を避ける ●グリス・オイルも用法用量を守って正しく使うこと cs-shinwa.sblo.jp/article/187435938.html 「大丈夫だろうか?」と疑いの目を持つことで状態を継続して確認することが必要。 妙な自信を持っていて「まあチャリなんだし油とかテキトーでいいや」という人は トラブルを引き起こしやすくなる。 「グリスやオイルの適所適量を理解できていないのであれば店に任せよう」と言いたいが、 店に任せて普通の556をオイル代わりに使われるケースがなくもないらしいので難しい。 ●定期的なグリスアップを怠ると起こる悲劇 ameblo.jp/cycle-plus/entry-12282441721.html ameblo.jp/cycle-plus/entry-12284842979.html 最初から水が入り込みやすい隙間がある妙な形状のシートポスト自体に難ありに思えるが 装着時にグリスを一切塗布していないまま長年放置してきて固着した可能性が高い。 サイズ違いのポストを無理やり差し込んで使うと似たようなことになってしまう可能性もあるので注意。 どちらにしろ、簡単に外せなくなるとこうした手間も時間もかかるような方法でしか外せなくなる。 ドリル(回転ヤスリ)で穴を広げ、ノコを入れて短冊状に分轄 と文字だけでは簡単そうに見えても 実際の作業の手間を考えると個人的には余程の利益でもなければ頼まれたとしても断りたい。 工賃については書かないとは思うが、単にシートポスト交換というわけでもないので、 この作業の時間工賃を考慮するとボランティア感覚でも1万円以上、 賃料が高いような場所であればそれ以上かかると言われても不思議ではない。 雑多な店では「(例えば)工賃は最大でも5000円までしか支払えない」と 言い張るような客からは(面倒な割に儲からない=赤字として)受けない作業だろう。 屋内保管であれば最低でも年1回、屋外保管であれば半年に1回は シートポスト、ステム、ペダル、出来ればBB椀も外して ネジ溝に薄くグリスを塗っておかないと後々交換や整備をしようと思ったときに 非常に困ったことになる。 ●自転車チェーンの潤滑油として556が不適切な理由 mitubosi.site/archives/87 揮発性成分が入っているため、油なのにすぐ蒸発するのです 手に入れやすいために誤った使用方法が後を絶たないのだろうと思う。 KUREにも「自転車チェーン専用のスプレー」があるので どうしてもKURE製品が良ければそちらを使うことをお薦め。 ※単にケチりたいだけなら「ミシン油」のほうがマシ。 AZ製品も安いので値段重視であれば検討候補。 ※合わせて、マメにチェーン掃除もすることをお薦めします。 ●556で本当に大丈夫なんだろうか jitensyazamurai.com/db/archives/2409 1.チェーンに「クレ5●6」は使わないで! 「チェーンに注油とかしてくださいね」って言うと、「クレ5●6でいいですよね?」って話がよく、 ホントによくよくあります。クレ55●って便利なんですよ。でも自転車にはNGです。 どうしてダメかっていうと、この手は揮発性で成分が長持ちしないから。 そして、力がかかる場所やよくよく動かす場所にはあまり向いていないからです。 屋外で使うものには不向きって話もあります。だからドアの蝶番とかにはいいんですよね。 ものすごくこまめにケアするならアリなのかもしれません。 でもやっぱ現実的じゃない。 自転車のチェーンやいろんな部分に使う油って、適度な粘度があって、 長く効果を発揮してくれるようになってます。だから、専門のものを使うほうがいいんです。 ●オイルに556は使うべからず クレ556は使わない方が良い 付けるとその後すぐにさびる www.asyura2.com/10/yoi1/msg/219.html ダメ、絶対!自転車チェーンにKURE556 tentohmushi21.com/1297.html チェーンとスプロケに関しては1回錆びまみれになってしまったら 錆を落として使うよりも、新品を購入して (強度的にもチェーンリングの摩耗度合いの軽減のためにも) 今度はきちんとチェーンオイルを使用して錆させないように丁寧に扱うほうが良い。 tai-atari.net/2008/01/_kure_556.html web.archive.org/web/20120606083358/http //tai-atari.net/2008/01/_kure_556.html 錆を溶かすがすぐに乾いて結局また錆びる。 (固着部分の取り外しに一時的に使う場合を除き) チェーン潤滑用として 「556は揮発性が高いので使うべきではない」といってもなかなか理解してもらえないかもしれない。 ゴム樹脂侵食などについては省略し、 「見た目で消えやすさだけを極端に表現する場合」 ↓ 蒸発しやすい「水」を「556」 蒸発しにくい「油」を「チェーンオイル」とすればどうだろうか。 洗濯物を通常は油で洗うようなことはしないということの反対で、 チェーンに水のように消え去る液体を使うことが正しいと言えるだろうか? 効果が消えないように注し続ける? そんなことをするくらいなら最初からチェーン用オイルを使うべき。 また、付けすぎも飛び散りがあるのでドロドロにしないようにきちんと 「表面をふき取る」のは「どの油でも必要」なこと。 ▼「自転車屋で556を使われた」 「普通の556」●成分 鉱物油、防錆剤、石油系溶剤 「スーパー556」●成分 鉱物油、防錆剤、フッ素樹脂(PTFE)、石油系溶剤 ねじを緩めるときに少量だけ使うことは問題ないが、 もしかすると「同じKUREでもデザインが似ている"チェーンオイルの"スプレー缶」だったという 見間違いもあるかもしれない。 「チェーンルブ」●成分 鉱物油、防錆剤、有機モリブデン www.kure.com/product/detail.php?item_id=26 「スーパーチェーンルブ」●成分 合成油、潤滑添加剤(●フッ素樹脂(PTFE)と高純度有機モリブデン配合) www.kure.com/product/detail.php?item_id=27 これらは分類ではオートバイカテゴリだが、当然チェーン専用。 www.kure.com/use/ Q.雨の日にも自転車に乗ります。ずっと快調に乗り続けるためには、どんなところに注意すればいいですか? A.雨の日に乗った後は、チェーンやペダルの回転部分、ブレーキレバーの支点などに5-56をシュッ。 さらに、スポーク、ハンドルなどのメッキ部分にも時々シュッとして、ウエスで拭きのばしておくと、 サビを防いで、いつまでも快適に乗り続けられます。 うーん・・・、スポークに使うということは 「吹き付け方法を誤れば」前輪のリムに付着してしまう危険性、 後輪のハブブレーキ(バンド/サーボ他)にも悪影響が出かねないのだが・・・ その判断がよく分かっていない人に出来るのだろうか。 ゴム樹脂部分を侵食するということについてはこのページでは一切触れられていないのも不親切。 www.kure.com/faq/556/#556 Q ゴム、プラスチック、樹脂への使用は可能でしょうか。 A 劣化や変色の恐れがあるため、金属以外のものへはお使いにならないでください。 Q プラスチックに使用できる潤滑剤はありますか? A プラスチックの潤滑には、5-56 無香性、5-56 ペンタイプ、シリコンスプレー、 ドライファストルブ、速乾潤滑スプレー、シリコン グリースメイト、多用途すべり剤がご使用いただけます。 Q 塗装面への使用は可能でしょうか。 A 塗装に対し悪影響を起こす恐れがあるため、お使いいただけません。 www.kure.com/product/detail.php?item_id=7 画像ではスプロケ部分に当て布もなく直接噴射。 そもそも錆を抑えるためには頻繁に付け直すという使い方をする必要があると思うが、 そこまで手がかけられるくらいなら、 まともな専用品(チェーンルブ・スーパーチェーンルブも含む)を買って使えばいいだけの話のような。 なぜ サビを防いで、いつまでも快適に乗り続けられます。 と書いているのか理解に苦しむ。 少なくとも「いつまでも」という表現は優良誤認に該当しないのだろうか? 「(頻繁に適切な量をゴム樹脂部分にかかることがないように塗布しふき取ることで) 普通の556」でも快適に乗り続けられます。」ならまだ分かる。 こういう紹介方法にも問題があるということで、 KUREではなく「他社の自転車専用オイル」を使うことを強く薦める。 ●壊しかねない使い方(556) cs-shinwa.sblo.jp/article/174487082.html ペダルを「外すときに」錆を溶かして緩ませるために、車体のほうの軸ではなく「ペダル本体の付け根」に 「一時的に使う」といったような使い方ならまだしも、油膜維持を目的とした潤滑目的では使うべきではない。 ◆「ワコーズ チェーンルブ」と他の比較 cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=11647 forum=83 この場合では、ワコーズ汚れはつきやすいが落ちにくいので、より一般車向け。 飛び散り防止は「適切な量を少しづつ使う」「表面をふきとる」といったことが重要。 面倒だからとキッチンペーパーなどでの抑えもなく、一気に噴霧すれば、 量が無駄なだけでなくリムやフレームも汚れるだけで時間短縮以外のデメリットが多すぎる。 ●AZでも買いやすい部類もあるにはある。 www.az-oil.jp/ ikuzecia.blog.fc2.com/blog-entry-262.html ●100均の万能オイル bikepottering.blog72.fc2.com/blog-entry-65.html 1600円どうしても出せないなら、せめてKUREのチェーンルブ(800円)。 しかし、すぐ使い切るから高いと思っている人の中で 殺虫剤のような長時間押し続けて噴霧するような使い方を考えているとすれば間違い。 細かくリンク内部に浸透するように使うのが正解。 チェーンの隙間の空気中に散布しても意味がないどころか、 紙などで覆っていてもリムなどに放出分が触れてしまう恐れもあり何もいいことがない。 そして、リンクプレート表面についたものは適度にふき取らなければ汚れを付きやすくするだけ。 ●シリコンスプレー×タイヤ=?(タイヤの滑りを良くするために使うケミカル) (追記10.9) ビード上げのためにリムとタイヤの間にシリコンスプレーを使用することは避けること。 ↓ ●IRCのタイヤ解説 www.irc-tire.com/ja/bc/faq/ シリコン系のケミカル剤、ワックス等がタイヤ表面に付着しますと早期にタイヤクラックが入ったり、 タイヤ劣化を促進してしまいますので絶対に使用しないでください。 ↓ ●IRCチューブレスタイヤの場合は石鹸水を使用 www.cyclowired.jp/microsite/node/196305 ↓ ▼ビードワックス各種も念のため掲載 ●シュワルベ「イージーフィット EASY FIT」1000円+税 irodoriworld.com/archives/6905 タイヤのビードに塗布して使う、いわゆるビードワックスと呼ばれるものです。 自転車タイヤ用とすれば、シュワルベが『イージーフィット』という商品名で販売しています。 石鹸水での代用も提案。 www.g-style.ne.jp/item.php?brand_id=16 item_category_id=98 ●マルニ「ビードワックス W-109」約700円 www.maruni-ind.co.jp/products/index.php?act=detail mid=1 page=1 sid=44 ysroad-shinjuku-beginnerkan.com/itemblog/2013/09/post-1026.html ●AZ(エーゼット) BCR-001 自転車用 ビードクリーム 10g BG041 約700円 www.az-oil.jp/azo209.cgi?seicd=BG041 www.amazon.co.jp/dp/B00OTDHMQO (追記10.9) 一概にシリコン配合を謳っているスプレーといっても、 必ず影響があるというものでもなく、影響が少ないものもあり、 特に「ゴム攻撃性」に関する記載がなくても、(運がよければ?)影響が出ない場合もあるかもしれない。 金属でもアルミ製だからといって全て同じわけでもない(6061や7075など)のと同じで、 「シリコンスプレー全てがゴム攻撃性があるというわけでもない」ということも 知っておかなければならない事例か。違いを知る重要性に改めて気付かされる。 ●オートバイのタイヤにワコーズのシリコーンルブリカントを使っている例 www.ne.jp/asahi/wao/top/acc/acc_nanka/nanka05.html 「タイヤの「走行面に使うのは危険」でも、タイヤ「サイドの艶出しには使用」している」とある。 ※【注意】自転車タイヤに艶出し目的で使用しないこと。 ●『問題はシリコンを含有させる液剤の成分であって、シリコンの問題ではありません』 シリコンスプレーの違いが具体的な差として表れた実例(オートバイ) www.meiseik.com/05_diary/silicon_lub.html ダストシールがヒビ割れしています。 『いつもシリコンで磨いてるんですけど』 というオーナーさん。 『おかしいですね~?』 と私。 お店のバイクは全部同じシリコンスプレーを使っていて、4年を経過した自分のW650も含めて、 こんな風にシールが劣化した車両は1台もありません。 続けて話を聞くと・ 『安いけど、ホームセンターで買った "シリコンスプレー"』を使ってるんですけどねぇ』 って、、、^^; それですよ、それ! この画像はすでに10年以上使い続けたZZR400(K)のフォーク。 こちらはWAKO’Sを使い続けた物です。 一体どういった成分がゴムを劣化させるのか詳しい事は解りませんが、 シリコン自体はゴムやプラスチックに対しても全く無害な物質です、人体に入っても大丈夫。 ケミカルの営業さんに聞きました。 『問題はシリコンを含有させる液剤の成分であって、シリコンの問題ではありません』 ということ。 石油の一種にシリコンを含ませてスプレーするわけですが、その石油の質が違うのだそうです。 説明にしても、表記にしても専門家でない限り、ゴム類に対して悪影響があるかどうかなど解らないわけですから、 実績のある物を使うしかないですね。 少なくても○○○というシリコンスプレーはNGという結果報告でした。 詳しくはお店でないとお話できません・・・ ^^; やはりここでも安心のワコーズ。「性能がないのに値段を盛って高くしているわけではない」といったところか。 一方で、今でも556を何十年以上自転車のあらゆる場所に噴き掛けているような店もどこかにあって、 それに気づかずにあらゆる場所の劣化が早まってしまうような買い替え工作が横行していたとしても ユーザー自身がそういう異常に気付かなければ「壊れやすいのが常識」と思い込んで、 最終的に「安価な自転車こそ正義」という結論にたどり着いてしまっているケースも 中にはあるかと思うと切なくなる。 ●家庭での注油メンテナンスの前に 購入時にグリスやシリコンスプレーで防御することもそれなりに意味があるとはいえ ・なるべく雨ざらしになるような場所に駐輪しない ・雨天時に使用し帰宅した際には1分程度の時間でも構わないので車体全体の水気を拭き取る ・長時間駐輪時にはカバーをかける (・帰宅後のチェーンにも水置換のワコーズチェーンルブを推奨) 日々のこういった手間を惜しまなければ早々に錆びさせるようなことにもなりにくい。 何もしなければやがて早期に錆びてやがて性能は落ちる。 ベルトドライブや高級な電動アシストだったら何もしなくていいとは (早く買い替えたい客、買い替えてもらいたいメーカーや店を除けば)言えない。 ●タイヤ取付時の便利ケミカル類(&工具) ■シュワルベ「イージーフィット」50ml 1000円+税 www.g-style.ne.jp/item.php?brand_id=16 item_category_id=98 kosunacycle.com/archives/1270 タイヤビードに少し押し付けると、先端のスポンジの中から水溶性のビードワックスが出てくるので タイヤに「ぐる~と一周」塗布します。 片側が終ったら反対側も同じようにタイヤ装着前に塗布してください。 この時、イージーフィットの水溶性ビードワックスが塗布された箇所は、 素手だと手も滑りやすくなりますので注意してください。作業用手袋等があれば使用してください。 asibinaa.com/?p=1796 こちらの商品はタイヤ交換をしやすくする『ビードワックス』という種類の用品なのですが、 従来の商品が基本的に『油性』なのに対し、こちらは『石鹸水』に近い『水溶性』が特徴で、 『油性』と違って乾けばタイヤがすべりにくくなります。(まあ、油性でも滑った事はないんですけどね…) その油性と思われる種類のものは・・・ ●マルニ「ビードワックス W-109 40g」約600円 www.maruni-ind.co.jp/products/bicycle/bicycle_sport_cycle/ ●AZ「自転車用ビードクリーム BG041 10g」420円+税 www.az-oil.jp/azo209.cgi?seicd=BG041 ●AZ「自転車用ビードクリーム BG043 50g」600円+税 www.az-oil.jp/azo209.cgi?seicd=BG043 参考:重複部分も含むタイヤ解説ページの情報 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/49.html#id_ea898944 そして、この工具と併せて使えば(タイヤ径とリム径の互換性に問題がなければ) 恐らく全て取り付けが可能になるはず。 ↓ (タイヤ解説より) ●タイヤがどうしても嵌めにくいときに使う工具 ・東京サンエス扱い「グランジ [GRUNGE]タイヤインストール」約1000円 www.amazon.co.jp/dp/B00AQBKA9O/ ・BIKEHAND(バイクハンド)「YC-3126 タイヤセットペンチ」約1000円 www.amazon.co.jp/dp/B008CV35ZQ ・PWT「タイヤペンチ TC26」約1000円 www.amazon.co.jp/dp/B00ZWO5MAW/ ・ライトウェイ扱い「BBB イージータイヤ [BTL-78] [102267]」1500円+税 ww.riteway-jp.com/pa/bbb/product/イージータイヤ-btl-78/ 上記4種は同じと思われるので販売時に一番安いものを選ぶだけ。 ・モトクロスインターナショナル扱い「KOOL STOP「TIRE BEAD JAC」2376円(税込) ride2rock.jp/products/bike.php?id=24105 他では見ない特殊な形状だが値段的に微妙。 ・「パークツール PTS-1 タイヤシーター」9700円+税 www.hozan.co.jp/parktool/catalog/tube_tire/PTS-1.html www.rinei-web.jp/product_detail/?cid= pid=6504 安い店でも7500円以上はするので、余程頻繁に使うような店でもなければ過剰工具。 基本的にはシングルウォールリムの場合、構造を理解し「中央の溝に落とす」状態を理解できていれば 隙間を作ることができるので不要。 (「中央の溝に落とす」の意味が分からないような段階では自分で作業をすることを薦めない。) 落とし込む場所がないようなダブルウォールリムや、 タイヤの柔軟性が乏しく相性がイマイチの場合には使うようなケースもあると思われるが、 「チューブを挟み込んでしまう恐れ」もあり、なるべくなら使わずに嵌め込むほうが良い。 ◆ワコーズの洗浄剤で自転車クリーニング(チェーンクリーナーなど) www.beckon.jp/20150707/9614/ (フォーミングマルチクリーナーの解説) サドル(本革除く)やバーテープ、タイヤ、ホイールまでぜーんぶ使えます。 他社のガラスクリーナー系は大概シリコン入りだけど、ノンシリコンタイプの為、タイヤやブレーキに 使っても滑りません。 ホイールは、ブレーキカスもとれ、リムもきれいになります。 こちらも、チェーンクリーナーと一緒で水洗いやすすぎの必要が無く、ふき取るだけでOK。 室内で使えるのでオススメ。高い気はしても便利で良い商品なので払う価値があると思える。 ↓ ●ワコーズ「フォーミングマルチクリーナー」(FMC)A402 380ml 定価1000円+税 ワーサイでは1058円税込(+送料) www.worldcycle.co.jp/item/wak-j-a402.html www.konscycle.com/blog/blog.php?id=2285 ▼主に使う箇所の紹介 「フレーム、キャリパー(及びV・カンチ)ブレーキ、タイヤ、リム、グリップ、サドル、リアディレーラー、ボトルケージ」 何といっても「水なし洗浄も可能」というのが最大の特長。 ▼苦手な部分はチェーンのような汚れが多い場所 チェーンはやはり専用のワコーズ チェーンクリーナーを使うべきだろう。 ysroad-osaka.com/itemblog/2015/04/wakos-fmc.html 先にチェーンクリーナーでチェーンをある程度綺麗にしてから マルチクリーナーの泡で残りの汚れを浮き出させる順番になっている。 ●自転車メンテにはワイプオール jitetsuu.com/blog-entry-108/ escape.poo.tokyo/use-wypalll-bicycle-maintenance/ 古いシャツの切れ端のようなものが大量にあるとは限らない。 キッチンペーパーのようなものでも構わないが専用品があると便利。 「破れにくく毛羽立ちにくい」というのが特徴。 参考:「X70:50枚入り」amazonで710円 www.amazon.co.jp/dp/B001EHK01M ●ワコーズ「パーツディグリーザー」(V461)300ml 1600円+税 www.wako-chemical.co.jp/corporate/news/press160810.html www.cycle-yoshida.com/pc/syousai.php?MODE=0 SYOCODE=00633685 ameblo.jp/bexisoya/entry-12187884720.html 2016年8月発売 低臭なので室内作業にも適している。 カップやトレイに移してから刷毛で塗ってから水で洗い流す。 防錆成分ありのようだが、水洗いしたあとは当然チェーンには注油。 生分解性なので下水に流すことも可能。 ●ワコーズのブレーキ&パーツクリーナーの違い escape.poo.tokyo/wakos-parts-cleaner-bc/ BC-SJ、BC-8、BC-2、BC-9、CHA-C、FMC ▼オススメのオイル・グリス一覧━━━━━━━━━━━━━ [洗浄:チェーン] ★ワコーズ「チェーンクリーナー(CHA-C)」 [A179] 約1600円 (330ml) ★ゴム非侵食 www.wako-chemical.co.jp/products/recommendation/CHA-C.html [洗浄:全体] ★レスポ RESPO「オールマイティ ALMIGHTY」パーツクリーナー 1980円(税込) (420ml) www.cog.inc/product/respo-almighty-spray ★ゴム非侵食 catalog.diatechproducts.com/shop/g/g07-7501000000/ [固着防止] ★パークツール「ASC-1 アンチシーズコンパウンド」約1200円 113g └最初に先端中央を爪楊枝などで穴を開ける [潤滑:チェーン] ★ワコーズ「チェーンルブ(CHL)」 [A310] 約1700円 180ml www.wako-chemical.co.jp/products/recommendation/CHL.html [潤滑:ハブ・BB] ★シマノ プレミアムグリス「Y04110200」 100g 約1500円 ( → グリスガン向け (R2LCGRS125X) 約1500円 + (シマノ グリスガン[R2LCGRSGUNX] 約2000円) ◆シマノ「プレミアムグリース」は旧品の「デュラエースグリス」が同じ成分で名称が変わっただけ。 [潤滑:内装ハブ] ★シマノ 内装ハブ用グリス (Y04120800) 約1300円 100g [潤滑:シフト] ★シマノ SIS-SP41専用グリス(Y04180000) 約1900円 50g ※シフトケーブル向け M-SYSTEMはプレミアムグリス? [潤滑:ワイヤー] ★ワコーズ「メンテルーブ(MTL)」 [A334] 約1700円 (220ml) ※ 前モデル(A333)から、主成分を変更し、第1石油類から第2石油類処方になり容量も増量されました。 [保護] ★ワコーズ「シリコーンルブリカント(SL)」 [A230] 約1700円(420ml) シリコーン系潤滑スプレー ◆【樹脂・ゴム・金属】の保護・潤滑・撥水 ローラーブレーキ専用 ★シマノ ローラーブレーキグリス(Y04120400) 約1300円 100g 割高:約800円 10g ●ローラーブレーキグリス用の隙間ノズル 「ブリヂストン・ローラーブレーキ用グリースノズルセット(GN-ROL)」 ameblo.jp/cycle-plus/entry-12236838193.html www.katayama-cycle.com/40_1740.html 約3000円 「100均で売ってそうな樹脂製ノズルだけで3000円」 www.yodobashi.com/p/pd/100000001002919821/ ヨドバシで4000円超え。 一ケタ間違っている気すらするが、業務用途で大量に作らないからこういう値段になってしまうのだろう。 それよりも、初期計画段階でこういったものを使わずに済むようなフレーム設計しないのは何故? まさかこんなパーツまで売り込むためにわざわざ使いにくくしたとは思いたくはないが・・・。 www.jbpi.or.jp/statistics/internal-monthly-report/?action=multidatabase_action_main_filedownload download_flag=1 upload_id=1435 metadata_id=110 ローラーブレーキのグリスを注入することを考えたフレーム作りを、 今後各社して欲しい(注入する商品は販売されましたが不便)。 ちなみに、ブリヂストンのローラーブレーキグリス100g(A827004)専用になっているが www.yodobashi.com/p/pd/100000001001128782/(約2000円) ↑わざわざ割高なものを買う必要はなく、 ↓シマノ SHIMANO Y04120400 [ローラーブレーキグリス100g チューブ] www.yodobashi.com/p/pd/100000001001146726/(約1200円) を買えば済む話。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 最安値調べ ヨド・モノタロウ・アマ・ワーサイ・楽天 ・色々買わない、1品のみ買うなら扱いがあればヨド。 ・まとめ買い前提ならワーサイ。 ・amazonは送料無料条件の有無を確認する必要あり。 ・楽天は個別に安いものがあっても単品バラで買うことになれば割高。 ・モノタロウは特にメリットなし (価格は常に変動します。特にamazonは変動が激しいので注意) 頻繁にチェックして全て更新する予定もないので、以下の掲載価格はあくまで参考値として活用ください。 [洗浄:チェーン] ★ワコーズ「チェーンクリーナー(CHA-C)」 [A179] 約1600円 (330ml) ゴム非侵食 ★ワーサイ 1285税込(総額で税込5400円未満は送料626円) www.worldcycle.co.jp/item/3113.html ヨド:終売 モノタロウ:終売 www.monotaro.com/g/01018219/?t.q=CHA-C アマ 1899税込:送料無料、他 www.amazon.co.jp/dp/B002TUONUM/ 楽天 1296税込~ [洗浄:全体] ★RESPO「ALMIGHTY」パーツクリーナー 約1600円 (420ml) ゴム非侵食 ★ワーサイ 1620税込(総額で税込5400円未満は送料626円) www.worldcycle.co.jp/item/7991.html ヨド:なし モノタロウ:なし アマ 1620税込 www.amazon.co.jp/dp/B005X332UE/ ★楽天(PALMY)1500税込 item.rakuten.co.jp/palmy/887744/ [固着防止] ★パークツール「ASC-1 アンチシーズコンパウンド」約1200円 113g ★楽天 (工具屋のプロ)1048税込(総額で税込5400円未満は送料540円~) item.rakuten.co.jp/mutsuura/10122613/ ★ワーサイ:1088税込(総額で税込5400円未満は送料626円) www.worldcycle.co.jp/item/60650.html ★ヨド:1390税込(10%Pアリ)送料無料 www.yodobashi.com/p/pd/100000001002894847/ モノタロウ:1393税込 ihc.monotaro.com/item/C35522365/ アマ 1264税込 www.amazon.co.jp/dp/B00142ZVJ8/ [潤滑:チェーン] ★ワコーズ「チェーンルブ(CHL)」 [A310] 約1700円 180ml ★ワーサイ 1441税込(総額で税込5400円未満は送料626円) www.worldcycle.co.jp/item/48067.html ヨド:終売 モノタロウ:1728税込 ihc.monotaro.com/item/C01041906/ アマ:1901税込(10.2確認時、ショップ販売で送料無料では1600円台もある) www.amazon.co.jp/dp/B0060F3XS0/ 楽天(フォレストア):1361税込(送料750円) [潤滑:ハブ・BB] ★シマノ プレミアムグリス「Y04110200」 100g 約1500円 ★楽天(バイシクルラボ):1252税込(総額で税込5400円未満は送料500円~) ★ワーサイ 1333税込(総額で税込5400円未満は送料626円) www.worldcycle.co.jp/item/8607.html ★ヨド:1500税込(10%Pアリ) www.yodobashi.com/p/pd/100000001001146734/ モノタロウ 1501税込 ihc.monotaro.com/item/C38412105/ アマ:1364税込 www.amazon.co.jp/dp/B001XE15WO/ (グリスガン向け (R2LCGRS125X) 約1500円 + (シマノ グリスガン[R2LCGRSGUNX] 約2000円) ★ワーサイ:1497税込(総額で税込5400円未満は送料626円) www.worldcycle.co.jp/item/46035.html アマ:2068税込(送料無料) www.amazon.co.jp/dp/B00B708K6I/ 楽天(ちゃりんこ王国)1270円税込(送料680円~)item.rakuten.co.jp/chari-o/r2lcgrs125x/ ヨド:なし・モノタロウ:なし [潤滑:内装ハブ] ★シマノ 内装ハブ用グリス (Y04120800) 約1300円 100g ★ヨド:1220税込(10%Pアリ)www.yodobashi.com/p/pd/100000001001146735/ モノタロウ:1257税込 www.monotaro.com/p/1963/6645/?t.q=Y04120800 アマ:1109税込 www.amazon.co.jp/dp/B00B709EBS/ ワーサイ 1264円税込(総額で税込5400円未満は送料626円) www.worldcycle.co.jp/item/47956.html 楽天(パーツダイレクト)1000円税込(送料648円~)item.rakuten.co.jp/partsdirect/307020463/ [潤滑:シフト] ★シマノ SIS-SP41専用グリス(Y04180000) 約1900円 50g ※シフトケーブル向け ★ワーサイ 1624税込(総額で税込5400円未満は送料626円)www.worldcycle.co.jp/item/8631.html ★ヨド:1830税込(10%Pアリ)www.yodobashi.com/p/pd/100000001001146737/ モノタロウ:1825税込 ihc.monotaro.com/item/C38412114/ アマ 1934税込 www.amazon.co.jp/dp/B001NMTIKW/ 楽天(ザ・パワフル)1433税込(総額で税込8000円未満は送料600円~) [潤滑:ワイヤー] ★ワコーズ「メンテルーブ(MTL)」 [A334] 約1700円 (220ml) ★ワーサイ 1486税込(総額で税込5400円未満は送料626円) www.worldcycle.co.jp/item/99162.html ヨド:なし モノタロウ:1728税込 www.monotaro.com/g/01018205/ アマ:1713税込 www.amazon.co.jp/dp/B00LEBUBNK/ 楽天(日本オアシス)1456税込(送料750円~)item.rakuten.co.jp/oasis-japan/10000421/ [保護] ★ワコーズ「シリコーンルブリカント(SL)」 [A230] 約1700円(420ml) ★ワーサイ 1351税込(総額で税込5400円未満は送料626円) www.worldcycle.co.jp/item/23300.html ヨド:なし モノタロウ:1728税込 www.monotaro.com/g/01018210/ アマ:1713税込 www.amazon.co.jp/dp/B0025R69EC/ 楽天(日本オアシス)1296税込(送料750円~)item.rakuten.co.jp/oasis-japan/10000234/ ローラーブレーキ専用 ★シマノ ローラーブレーキグリス(Y04120400) 約1300円 100g 割高:約800円 10g ★ヨド:1250(10%Pアリ)www.yodobashi.com/p/pd/100000001001146726/ モノタロウ:1014税込 ihc.monotaro.com/item/C36799393/ アマ:1136税込 www.amazon.co.jp/dp/B001XDZLK2/ ワーサイ 1331税込(総額で税込5400円未満は送料626円) www.worldcycle.co.jp/item/48630.html 楽天(アリス・サイクル)917税込(総額で税別1万円未満は送料540円~)item.rakuten.co.jp/aris/shy04120400/ ▲オススメしないチェーンオイル 556は当然として、フィニッシュラインの「セラミック ワックス チェーン ルーブ」は 確かに汚れにくいが、「冬(低温)になると固まる」ので全く使えない。 ●シマノグリスであれば容器の形状が色々あるが以下に分類 www.cycle-yoshida.com/pc/syouhin_list.php?INIT=0 MCODE= GCODE=007 BCODE=016 CCODE=005 ・プレミアムグリス(万能)(旧:デュラグリス) ・ローラーブレーキ専用 ・内装ハブ専用 ・フリーボディ専用(外装後輪ハブ) ■【シマノ公式】ローラーブレーキに市販の汎用グリスは使えません www.facebook.com/ShimanoEntryParts/photos/a.667593879966511.1073741852.466183956774172/667042126688353/ 「市販のモリブデングリスを使っているのですが・・・」 「エンジンオイルは高熱に耐えれるので使えますよね?」 「スプレータイプのオイルを入れていますが大丈夫ですよね?」 ・・・といった様々なお問い合わせを頂きます。 これらの質問には「使えません!」とお答えしつつ、「ローラーブレーキ専用グリース」の特殊性をご説明申し上げています。 www.facebook.com/ShimanoEntryParts/photos/a.567098046682762.1073741831.466183956774172/532420023483898/?type=3 theater 1)ブレーキ力を発生させる時には滑りにくく、内部の機構を動かす時には滑りやすい性能を持つこと 2)ブレーキ力は摩擦により発生しますが同時に熱も発生します。ブレーキをかけながら長い下り坂を下ると、ローラーブレーキの内部温度は200度近くにもなります。 また、冬季には気温が零下の環境でも使えなければなりません。それらの激しい温度変化に耐えること 3)ブレーキを発生させるときに金属同士を接触させますが、いやな「キーキー音」を出す成分を含まないこと いくら探してもそんな「都合の良いグリース」は世の中に存在しませんでしたので、 という経緯から開発されたグリス。 ●556は基本的に使うべきではない bbs.kakaku.com/bbs/K0000626292/SortID=17883568/ 【なぜCRC-556などの万能オイルを使うのがいけないのか】からの解説を確認。 さび落としで一時的に使うといった限定した用途であれば使えないこともないが、 そもそも錆びないように手入れするということが重要。 ※このページ下部にも掲載(メンテナンス・パーツ交換と同じ内容) 556を付けるよりは100均で売っているような万能オイルのほうが遥かにマシ。 bikepottering.blog72.fc2.com/blog-entry-65.html 情報が書いてあるページは色々ある。読み比べて自分にとって最適なものを探すのも自転車の楽しみ方の1つ ■ハブ・ペダル・ヘッドパーツなどの「ベアリング玉が回転するところ」のグリスアップ 街乗り用途で一般車も含むという使い方で 内装ハブやステンレスリムに重いタイヤ、フルチェーンケースなどの方向性で耐久性重視であれば 粘度が高くて回転抵抗が増しても耐水性が高いほうが良いという見方もできる。 スポーツ車であれば最低でも半年に1回はフルメンテナンスすることが前提として 後輪は粘度が低いフリーボディ専用を使うなどで使い分ける。 手組ホイールの場合も高めのハブでハブシールなどがあれば 流れ出にくいため粘度を下げて回転抵抗を下げることも可能だろう。 ●様々なAZグリースの考察 roku000.com/1500/ ●ウェット系かドライ系か bike.ewarrant.net/?eid=1072 粘度の高いグリスの方が長持ちするしシール性が高いので、 メンテ頻度が少ない人は粘度の高いグリスの方が良いそうで、 メンテ頻度が多い人は粘度が少ないグリスでも良いそうです。 チェーンオイルの場合メンテ頻度が低く・雨天走行が多い人は抵抗は大きくなるがウェット系、 メンテ頻度が高く・雨天走行が少ない人は抵抗の小さいドライ系を使いますが、グリスも同じ運用をした方が良いそうです。 ★防錆対策としての比較 blog.goo.ne.jp/maple_syrup_with_my_angel/e/7432582de4ca6807e30e8cd193737c85 ▼オイル類 呉工業製「KURE 5-56」1ml当たりの価格:約1.56円 呉工業製「KURE 3-36」1ml当たりの価格:約3.88円 株式会社エーゼット製「Z45オイル」1ml当たりの価格:1.2円 株式会社エーゼット製「極圧 グリーススプレー」1ml当たりの価格:約1.42円 株式会社エーゼット製「長期防錆オイル」1ml当たりの価格:12.6円 www.az-oil.jp/azo209.cgi?seicd=L14805 大澤ワックス株式会社製「ちょっとオイル サビ止めオイル」1ml当たりの価格:6.5円 ▼グリス類 株式会社エーゼット製「モリブデングリース」1g当たりの価格:7.35円 TRI-FLOW社製「Synthetic Grease」1g当たりの価格:約19.76円 Molyslip社製「COPASLIP」1g当たりの価格:21円 に 「100円ショップの中国製カッターナイフの刃」を使って塩水を吹きかけて実験 ↓ ★ベストは「エーゼット 長期防錆オイル」とMolyslip社製「COPASLIP」 Molyslip社製「COPASLIP」はダメージ塗装にも使えそうだ。 ▲ワーストは「ちょっとオイル サビ止め」という名の錆び促進剤 しかしながら、実際はゴム・塗装類への影響も考えると、飛び散ることも考慮し チェーンやワイヤーに対してはベストとは言いにくい。 目立たないナット類に薄く塗っておくという使い方では良さそうには思う。 ★各種オイルの防錆性能の比較実験 広告を兼ねているような雑誌では絶対に出来ないであろう、とても見応えのある比較実験。 「オイルなんて何でもいい」と思っている人こそ是非とも見てもらいたい。 cetus4.blog47.fc2.com/blog-category-82.html serowcustom.com/blog-category-82.html 注)潤滑性能、浸透性能などはまったく考慮していません、防錆性能のみです 今回も拭いたりしてない状態で行いましたので塗布後にウエスで拭くなどすると違いがでる可能性あり あくまで防錆性能の比較テストとして密閉状態でのテストとして。 先に結論から言えば ワコーズのメンテルーブとチェーンルブは自転車メンテナンスでも必須どころか、 自転車店に置いていなければこの店大丈夫なのかと不安になる程。 そして、 それらよりも高い値段のものが防錆は優秀というわけでもないのが面白いところ。 (スズキ機工 LSベルハンマー 420ml 約3600円) (ナスカルブ 70ml 約2500円) 第2回目が比較点数等から一番分かりやすい気もしたので紹介。 cetus4.blog47.fc2.com/blog-entry-670.html https //web.archive.org/web/20170722223003/cetus4.blog47.fc2.com/blog-entry-670.html serowcustom.com/blog-entry-670.html ▼KURE 01.KURE 5-56 02.KURE 5-56 無香性 03.KURE スーパーチェーンルブ 04.KURE スーパー 5-56 05.KURE 2-26 06.KURE 3-36 07.KURE 6-66 08.KURE シリコンルブスプレー 09.KURE シリコングリースメイト ▼AZ 10.AZ スーパーオイルスプレー PRO 11.AZ 潤滑防錆浸透スプレー 極圧・水置換 KM-001 12.AZ 潤滑防錆浸透スプレー 超極圧・水置換 CKM-001 13.AZ オイルスプレー Z-45 14.AZ 滑るグリーン シリコンスプレー 15.AZ 長期防錆オイル 16.AZ チェーンルブ ロングライフ ▼WAKOS 17.WAKOS ラスペネ 18.WAKOS ラスペネ業務用 19.WAKOS チェーンルブ 20.WAKOS メンテルーブ(旧缶) 21.WAKOS メンテルーブ(新缶) 22.WAKOS シリコーンルブリカント 23.WAKOS フッソオイル105 24.WAKOS トリプルアール15W-50 ▼その他 25.YAMALUBE スーパー防錆潤滑浸透剤 26.YAMALUBE プレミアムシンセティック10W-40 27.YAMALUBE フォークオイル G-10 28.タイホーコーザイ クリンビュー601K48 29.コロンブス アメダス 30.プロスタッフ 防錆潤滑剤 無香性 31.プロスタッフ シリコンスプレー 32.Holts トップオイル 33.BOLL 錆止めオイル 34.GA チェーンソーオイル 35.サラダ油 36.なにも無し むしろ強化版のはずの「KURE スーパーチェーンルブ」のほうが「塩水噴霧から2日半経過」で脱落。 (塩水噴霧から20日経過) 5ー56の防錆性能については他の「水置換のみ」の防錆潤滑スプレー類と同等のようである 「556に全く防錆性がないわけではない」が、過度な期待は禁物。 「安いオイル」でも「メンテナンスの回数を増やす」のであれば、わざわざ高いものを買う必要がないという言い方もできるが、 「ワコーズチェーンルブ」の防錆性はさすがというべきか。 チェーンにはこれ以外の選択肢は必要ないんじゃないのかと思うほど。 この中で最も性能の高い「メンテルーブ」は内3の一体型ワイヤーにも最適に思える。 流石に若干値が張るだけのことはある。 但し、実使用上では 雨天後に流れ落ちることを考えると、ワコーズチェーンルブなら走行前に塗布しておけば 雨天後でも放置していてもいいということにはならないので、 錆させたくないなら「雨天後のふき取り、注油」は欠かさないこと。 そして、自分でチェーンオイルを買って整備しないのであれば、 錆びにくいようなオイルを選んで塗布してくれる親切な店が多いとは思えないので、 尚更、店選びの基準として「使用しているチェーンオイルの種類」もしっかり確認しておきたい。 ★ケミカル解説 www.sai-men.com/kemikaru.htm ▼ケミカルの比較(ワイヤー潤滑) www.sai-men.com/bakaken_kemikaruhikaku.htm ケミカルの攻撃性についての調査 ▼チェーンオイルの比較 ikuzecia.blog.fc2.com/blog-entry-98.html 汚れにくさ セラミックワックス>ドライ、1ステップ>ワコーズのチェーンルブ>PTFEルブ>メンテルブ>ウエット オイルの持ちは逆で ウエット>メンテルブ>PTFEルブ>ワコーズのチェーンルブ>1ステップ、ドライ>ワックス チェーンルブとメンテルーブの比較ではメンテルーブのほうが粘度が高い ▼グリスの比較:使い分け pudong-tangqiao.at.webry.info/200907/article_7.html テフロン、フッ素グリスなどについても記載 ikuzecia.blog.fc2.com/blog-entry-620.html ▼ホームセンター周りで揃えられるグリスの解説 www.geocities.jp/taka_laboratory/20050725-grease/grease.html archive.fo/6n0mD ■WAKO's チェーンルブ・チェーンクリーナーで手入れをする www.seocycle.co.jp/blog/20100702_7746/ Respo ALMIGHTYでの手入れも。 ◆シマノのPTFEチェーンオイル vs タクリーノチェーンオイル www.tacurino-products.com/ tyakka.blog53.fc2.com/blog-entry-1515.html タクリーノは粘度が低いので飛び散りやすい欠点があるようだ。 ◆グリスの種類 【透明淡黄色か褐色】万能グリース・・・リチウムグリース 【透明または白色】シリコングリース・・・ゴムやプラスチックにも使用できる 【緑色がかった黒色】モリブデングリース・・・固体潤滑剤に二硫化モリブデン粉末を配合(二硫化のゴム攻撃性が高い) ●[第1石油類/第2石油類]とは zukai-kikenbutu.com/kikenbutu/4-sekiyurui.html 危険度は、引火点の低い第1石油類が最も高く、以下第2、第3、第4の順になります。 それぞれの定義は、次の様になります。 第1石油類 | 1気圧において引火点が21℃未満のもの。 第2石油類 | 1気圧において引火点が21℃以上70℃未満のもの。 ●グリスもチェーンオイルも種類は様々 雨天時走行が多い少ないなどの使用状況に応じて使い分けるというのが正しいとは思うが・・・、 メーカーが内容について公開していないことが多く、代替品はこれという決めつけは難しい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■チェーン用 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ シマノ◆PTFE LUBE [R2LCDRY100X] 約900円 100ml ▲水置換なし? ※売り切れ後に何か月も再入荷しないということもあるので常用には不向き。 ワコーズ ◆チェーンオイル(CHO)[A330] 約1700円 180ml フッソ樹脂配合・耐荷重・耐磨耗・低摩擦・防錆。▲水置換なし ワコーズ ★チェーンルブ(CHL) [A310] 約1700円 180ml 2010年3~6月くらいから発売? www.wako-chemical.co.jp/products/recommendation/CHL.html ◆フッソ樹脂配合で、酷使されるチェーンの求められる性能を高次元で実現した、 ハーフウェットタイプのチェーン防塵潤滑剤。薄いクリアーな皮膜は砂や塵が付着しにくく、 【水置換性】を有しているので金属表面に付着している水分を追い出し、防塵・潤滑皮膜を形成。 lolo9591.blogspot.jp/search/label/ケミカルレポート ◆呉工業 ・チェーンルブ ドライ・・・冬固まりそう? ★チェーンルブ セミウェット 200ml 約1400円マルキン自転車経由なのでホムセンでは扱いなし? 2013年3月頃発売 自転車専用の黒缶は「水置換性」がある。(ドライ・セミウェットともに) ysroad-koshigaya.com/itemblog/2013/10/made-for-speed-1.html www.kure.com/speed/products/product_02.html 粘度が非常に低いので汚れは付着しにくいが、流れ落ちやすいような気がするがどのみち雨天後には注油が欠かせない。 ↓ 低粘度=飛び散るのであまり実用的ではない? www.cb-asahi.co.jp/item/79/71/item100000017179.html ドライとセミウェットはどう違うの? .ドライは、非常に滑らかでサラサラしています。洗浄後に注油し、乾燥後に再度注油することでその力を発揮します。 汚れなども付着しにくく比較してクリーンですが、その分雨などで落ちやすく、よりこまめな注油が必要となります。 セミウェットは粘性が強く、悪天候時などでも落ちにくいため比較して長めの使用が可能です。 油切れの状態や汚れも見てわかりやすいため、ビギナーの方にもオススメです。 両者をケースに注油しに傾けて比較してみると、ドライはすぐに下に垂れしてまいますが、 セミウェットは傾けて数秒経っても垂れておりません。 「防汚性(付着性)」には優れていてもゴム攻撃性の有無が不明なので使いにくいか。 ナスカルブ 水置換性あり コスパでいえばシマノだが 水置換性(水分を金属パーツから追い出し金属と吸着する)と ゴム非侵食※から ワコーズのチェーンルブが最良。 商品ページにはゴム非侵食とは書いていないが、通販サイトでは www.amazon.co.jp/dp/B0060F3XS0/ ■チェーンに使用する樹脂・金属・ゴムに対応した処方の為、 シールチェーン・ノンシールチェーンを問わず安心して使用できます。 とある。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ワイヤー向け ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★シマノ SIS-SP41専用グリス(Y04180000) 約1900円 50g ワコーズ メンテルーブ(MTL) [A333] 約1700円(180ml)【ワイヤー・ヒンジ】 ◆フッソ樹脂を配合した、100%化学合成スプレーオイル。 耐摩耗性・防塵性・浸透性・低温特性に優れ、パーツの摩耗、錆、破損を長期間防ぎます。 チェーン・ケーブル類ドライブトレイン等に最適です。 ↓ ★[潤滑:ワイヤー]★ワコーズ メンテルーブ (MTL) [A334] 約1700円 (220ml) 2014~ 耐磨耗、耐加重、浸透性に優れ、リンク・ケーブルの作動性を向上させます。 強力な防錆力で、金属をさびから守ります。 優れた耐水、耐塩水性で、雨天走行の自転車はもちろん、釣具のリールなどにも最適です。 [水置換性]により、洗車、雨天走行後でもしっかりと潤滑することができます。 逆さでもスプレーできるので、入り組んだ箇所も楽に作業ができます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■グリス(防錆・固着防止) BB/ハブ/ペダル/ステム/ハンドル/シートポスト ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ [潤滑:ハブ・BB]★シマノ プレミアムグリス (Y04110200) 約1600円 100g 旧名:DURA-ACE グリス 石鹸カルシウム系 └[潤滑:ハブ・BB]★シマノ プレミアムグリス (R2LCGRS125X) 約1600円 125ml (シマノ グリスガン[R2LCGRSGUNX] 約1900円) [潤滑:内装ハブ]★シマノ 内装ハブ用グリス (Y04120800) 約1300円 100g [潤滑:ブレーキ]★シマノ ローラーブレーキグリス(Y04120400) 約1300円 100g 割高:約800円 10g スーパールブ 多目的グリス 85g (SUPER LUBE SyntheticGrease)約1300円 テフロン系 www.super-lube.jp/ フィニッシュライン プレミアムテフロングリース 100g 約1000円 テフロン系 フィニッシュライン セラミック グリース 60g 約1000円 セラミック+テフロン セラミックグリースは超微粒子セラミック、テフロンフッ素ポリマー、 毒性の無い合成オイルを配合したベアリング潤滑向け セラミックとテフロン粒子でコートされたベアリングは摩擦や熱の発生が少なくより静かにスムーズに。 ワコーズ【ジョイント部・ヒンジ】 耐水・耐磨耗・耐熱・耐薬品 ウレア系グリーススプレー(VG)[A160] 約1800円(300ml) ワコーズ【ドアヒンジ・ベアリンググリース】 耐水・耐磨耗 リチウム系グリーススプレー(SPG)[A161] 約1500円(300ml) ホーザン C-13 リカグリース 190ml 約1700円 Li-Ca パークツール PPL-1 ポリリューブ1000 113g 約700円 ポリ-ユリアベースのグリース。熱変化や耐水効果。 モーガンブルー カルシウムグリース 200cc 約1500円 カルシウム系でプレミアムグリスと同等? ホワイトライトニング クリスタル クリアー グリス 100g 約700円 無色、無臭、無害の生物分解性クリスタルグリス。 雨や泥の中を走行しても耐えられる防水性能を持っています。 ■ガスケット、シール、カーボン等を傷めません。 ペドロス バイオグリス チューブ 3oz 約1000円 微生物に分解される高粘度、耐久性グリス。 joniy.at.webry.info/201006/article_3.html 抵抗は少ないが耐水性は低いようだ。 モトレックス バイクグリス2000 100g \1700 優れた防水性、耐圧性。 高い耐酸化性、耐劣化性。ハブに最適です。 モトレックス ホワイトグリス628 100g \1700 高い耐劣化性。 ▼固着防止 ・スレッドコンパウンド(THC)[A250]エアゾール(約3000円:300ml) [V170]チューブ(約2000円:100g) 銅粉を主成分とした微粉末金属粒子なので黄銅色 超耐熱潤滑剤・焼付き防止剤グリース チタンやアルミなどの柔らかいネジのカジリつきを防止。 ・・・・・・フィニッシュラインのアッセンブリルーブも同じだが茶褐色は錆の色に近く塗布時期が分からないのが問題 ・フィニッシュライン アッセンブリルーブ 22.5ml×3本 \500 [焼きつき防止] ・モーガンブルー アクアプルーフペースト 200cc \2500 ★パークツール ASC-1 アンチシーズコンパウンド 113g 約1200円 金属同士が擦れあうときに発生する焼付きと呼ばれる金属結合の防止剤。 ボトムブラケットやペダルネジ、ヘッドカップの圧入部、シートポスト、ステムなど 金属同士が強く擦れあう部分に塗布して使用してください。また防錆にも優れています。 スチールやアルミ、チタン製のフレームや部品などに最適です。 review.rakuten.co.jp/item/1/214078_10000601/1.1/ >グリスよりも色移りがするようで、アルミのシートポストにはしっかりと銀色の跡が付きました。 銀ではないシートポストはグリスにすべきかもしれない。 ▼カーボン向け フィニッシュライン ファイバーグリップ 50g 約1000円 タックス カーボン アッセンブリー コンパウンド 80g 約1500円 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■コーティング材 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ワコーズ◆【ガラス・樹脂・ゴム・本革】の保護・潤滑・撥水・耐磨耗・耐熱・耐荷重 フッソオイル 105(FSO)[A105] 約4000円(180ml) 航空宇宙分野に欠かせない新素材「フッソ油」(Dupont社製 Kryitox105)のエアゾール化に成功。 あらゆる素材を侵さず、又溶剤・薬品等にも侵されない他の油では得られない 「耐過重性、耐熱、耐摩耗、低熱、撥水揮発性を長時間」維持します。 SLにはない油にも浸透し防御性も高いく最強のようだが他溶剤との相性がイマイチで意外と使いどころが難しいようだ。 (解説ページより) www.sai-men.com/kemikaru.htm ワコーズ◆【樹脂・ゴム・金属】の保護・潤滑・撥水 「シリコーンルブリカント(SL)」[A230] 約1700円(420ml) www.wako-chemical.co.jp/global-image/units/upfiles/402-1-20160622160114.pdf シリコーン系潤滑スプレー 樹脂やゴム及び金属部品保護艶出し・滑走・潤滑・撥水・離型性に優れた効果を発揮するシリコーンオイル潤滑スプレーです。 ●シリコン系のケミカルへの注意 www.irc-tire.com/ja/bc/faq/ タイヤ保管で何か気をつける点がありますか? シリコン系のケミカル剤、ワックス等がタイヤ表面に付着しますと 早期にタイヤクラックが入ったり、タイヤ劣化を促進してしまいますので絶対に使用しないでください。 ワコーズ◆バリアスコート[A141] 約3000円(300ml) www.wako-chemical.co.jp/products/recommendation/VAC.html オートバイ・自動車のボディやホイール・レンズ類・スクリーン類・ヘルメット・シールド等 (ミラーシールド加工等の特殊コーティングしているものを除く)、金属・樹脂塗装面の洗浄・保護・コート 持続性は高そうだがコスパは悪い lantur.seesaa.net/article/97121454.html 水玉後が残りやすいようだ エバーズプラス+◆ポリシュ&ワックス 300ml (品番:PS-4) 約1000円 ●汚れ落とし効果、つや出し効果のあるポリシュ&ワックスです。 ●特殊シンコン粒子の採用で、塗装面ゴム、プラスチック、ビニールを保護し、金属の防錆効果とつやを持続します。 ●コーティング性と撥水性があるので、汚れがつきにくく、水をはじきます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■洗浄剤系 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆【錆落とし(556の強力版)】 ◆ラスペネC(RP-C)[A121] 約2000円(350ml) 強力な浸透性と防塵性を有するフッソ樹脂配合の浸透防錆潤滑剤。 【水置換性】 を有し水にぬれた状態でも効果を発揮します。 噴射剤にCO2を使用、内容量を極限まで増大した業務用タイプ、遠距離や狭い場所でも容易に噴射出来ます。 360°全ての角度で噴射可能な特殊バルブと折りたたみノズルで最後まで快適に使用できます。 ▲持続性は低い・樹脂攻撃性が強い ●ラスペネの新型缶 www.cycle-yoshida.com/pc/syousai.php?MODE=0 SYOCODE=00646088 WAKOS RP-C ラスペネC 業務用浸透防錆潤滑剤 350ml(A122) 約2000円 使いやすく手にフィットするFP(フォームパターン)缶を採用、 凸凹した胴部は、軍手着用時でも滑りにくく持ち易くなっています。 ★チェーンクリーナー(CHA-C) [A179] 約1600円(330ml) www.wako-chemical.co.jp/products/recommendation/CHA-C.html 非乾燥・水溶性・防錆性能あり、ゴムを侵食しない ◆ブレーキ&パーツクリーナー9 (BC-9) [A189] 約1600円(650ml) 速乾性・ゴムへの影響は少しはあるので注意 ◆ブレーキ&パーツクリーナー スーパージャンボ (BC-SJ) [A180] 約1600円(840ml) ※ゴム・プラスチック・塗装面には使用厳禁 ◆ブレーキ&パーツクリーナー8 (BC-8) [A188] 定価\1575(650ml) 中乾性 ※ゴム・プラスチック・塗装面には使用厳禁 ◆ブレーキ&パーツクリーナー2 (BC-2) [A182] 約1600円(480ml) 第2石油類のため引火性が低い ※ゴム・プラスチック・塗装面には使用厳禁 ★ RESPO ALMIGHTY パーツクリーナー 約1600円 (420ml) www.diatechproducts.com/respo/almighty.html ゴム・樹脂・シール類・塗装面を侵食しない www.seocycle.co.jp/blog/20091017_2980/ ●マット塗装の汚れ落とし star.ap.teacup.com/flatout/1657.html ・ワコーズ「バリアスコート」300mlで1本約3000円 一般車ユーザーであれば値段に躊躇するところかもしれない。 ・ヤマルーブ マットカラー専用クリーナー(300ml) 約2700円 www.ysgear.co.jp/Products/Detail/top/cat/0/item/907934010200 本来のクリーナー専用品としてはこれになるのだろう。 ・ヤマルーブ マットカラー専用クリーナー(50ml)約1600円 www.ysgear.co.jp/Products/Detail/top/cat/0/item/907934010100 容量が少ないので割高。 ・日直商会 FRAME CLEANER for MATT(マットフレーム専用クリーナー)(150ml)約2600円 www.cyclowired.jp/lifenews/node/185518 成分:ケイ酸ナトリウム、非イオン界面活性剤、水 容量:150ml 付属品:スポンジ、ゴム手袋 こちらも割高。 速度域が違うとはいえ、自動車ではマットカラーのものが普通ではないように、 こういう汚れ落としにも専用品を使わなければ落としにくいようなフレーム塗装を あまり増やさないで欲しいと思ってしまう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ メンテナンス・パーツ交換より ●チェーンオイルと556について ●556で本当に大丈夫なんだろうか cycleserviceo.blog.fc2.com/blog-entry-70.html 「556でいいんですよね?」 と聞かれましたので、「それで大丈夫です。 油吹いた後は拭いといて下さい。」 とお伝えしました。 詳しい経緯が分からないので。聞いてはいるが否定は求めず同意だけを求めた質問だった可能性もあるとして、 今回の原因が錆びによるものとするなら、とても錆びないような頻度で556を使うとは思えないが・・・。 ↑ jitensyazamurai.com/db/archives/2409 1.チェーンに「クレ5●6」は使わないで! 「チェーンに注油とかしてくださいね」って言うと、「クレ5●6でいいですよね?」って話がよく、 ホントによくよくあります。クレ55●って便利なんですよ。でも自転車にはNGです。 どうしてダメかっていうと、この手は揮発性で成分が長持ちしないから。 そして、力がかかる場所やよくよく動かす場所にはあまり向いていないからです。 屋外で使うものには不向きって話もあります。だからドアの蝶番とかにはいいんですよね。 ものすごくこまめにケアするならアリなのかもしれません。 でもやっぱ現実的じゃない。 自転車のチェーンやいろんな部分に使う油って、適度な粘度があって、 長く効果を発揮してくれるようになってます。だから、専門のものを使うほうがいいんです。 ●オイルに556は使うべからず クレ556は使わない方が良い 付けるとその後すぐにさびる www.asyura2.com/10/yoi1/msg/219.html ダメ、絶対!自転車チェーンにKURE556 tentohmushi21.com/1297.html チェーンとスプロケに関しては1回錆びまみれになってしまったら 錆を落として使うよりも、新品を購入して (強度的にもチェーンリングの摩耗度合いの軽減のためにも) 今度はきちんとチェーンオイルを使用して錆させないように丁寧に扱うほうが良い。 tai-atari.net/2008/01/_kure_556.html(リンク切れ) ↓(webアーカイブで確認) web.archive.org/web/20120606083358/http //tai-atari.net/2008/01/_kure_556.html 錆を溶かすがすぐに乾いて結局また錆びる。 (固着部分の取り外しに一時的に使う場合を除き) チェーン潤滑用として 「556は揮発性が高いので使うべきではない」といってもなかなか理解してもらえないかもしれない。 ゴム樹脂侵食などについては省略し、 「見た目で消えやすさだけを極端に表現する場合」 ↓ 蒸発しやすい「水」を「556」 蒸発しにくい「油」を「チェーンオイル」とすればどうだろうか。 洗濯物を通常は油で洗うようなことはしないということの反対で、 チェーンに水のように消え去る液体を使うことが正しいと言えるだろうか? 効果が消えないように注し続ける? そんなことをするくらいなら最初からチェーン用オイルを使うべき。 また、付けすぎも飛び散りがあるのでドロドロにしないようにきちんと 「表面をふき取る」のは「どの油でも必要」なこと。 ▼「自転車屋で556を使われた」 「普通の556」●成分 鉱物油、防錆剤、石油系溶剤 「スーパー556」●成分 鉱物油、防錆剤、フッ素樹脂(PTFE)、石油系溶剤 ねじを緩めるときに少量だけ使うことは問題ないが、 もしかすると「同じKUREでもデザインが似ている"チェーンオイルの"スプレー缶」だったという 見間違いもあるかもしれない。 「チェーンルブ」●成分 鉱物油、防錆剤、有機モリブデン www.kure.com/product/detail.php?item_id=26 「スーパーチェーンルブ」●成分 合成油、潤滑添加剤(●フッ素樹脂(PTFE)と高純度有機モリブデン配合) www.kure.com/product/detail.php?item_id=27 これらは分類ではオートバイカテゴリだが、当然チェーン専用。 www.kure.com/use/ Q.雨の日にも自転車に乗ります。ずっと快調に乗り続けるためには、どんなところに注意すればいいですか? A.雨の日に乗った後は、チェーンやペダルの回転部分、ブレーキレバーの支点などに5-56をシュッ。 さらに、スポーク、ハンドルなどのメッキ部分にも時々シュッとして、ウエスで拭きのばしておくと、 サビを防いで、いつまでも快適に乗り続けられます。 うーん・・・、スポークに使うということは 「吹き付け方法を誤れば」前輪のリムに付着してしまう危険性、 後輪のハブブレーキ(バンド/サーボ他)にも悪影響が出かねないのだが・・・ その判断がよく分かっていない人に出来るのだろうか。 ゴム樹脂部分を侵食するということについてはこのページでは一切触れられていないのも不親切。 www.kure.com/faq/556/#556 Q ゴム、プラスチック、樹脂への使用は可能でしょうか。 A 劣化や変色の恐れがあるため、金属以外のものへはお使いにならないでください。 Q プラスチックに使用できる潤滑剤はありますか? A プラスチックの潤滑には、5-56 無香性、5-56 ペンタイプ、シリコンスプレー、 ドライファストルブ、速乾潤滑スプレー、シリコン グリースメイト、多用途すべり剤がご使用いただけます。 Q 塗装面への使用は可能でしょうか。 A 塗装に対し悪影響を起こす恐れがあるため、お使いいただけません。 www.kure.com/product/detail.php?item_id=7 画像ではスプロケ部分に当て布もなく直接噴射。 そもそも錆を抑えるためには頻繁に付け直すという使い方をする必要があると思うが、 そこまで手がかけられるくらいなら、 まともな専用品(チェーンルブ・スーパーチェーンルブも含む)を買って使えばいいだけの話のような。 なぜ サビを防いで、いつまでも快適に乗り続けられます。 と書いているのか理解に苦しむ。 少なくとも「いつまでも」という表現は優良誤認に該当しないのだろうか? 「(頻繁に適切な量をゴム樹脂部分にかかることがないように塗布しふき取ることで) 普通の556」でも快適に乗り続けられます。」ならまだ分かる。 チェーンには「自転車専用品」があるのにロクにまともな宣伝をしないのだから話にならない。 ●壊しかねない使い方(556) cs-shinwa.sblo.jp/article/174487082.html ペダルを「外すときに」錆を溶かして緩ませるために、車体のほうの軸ではなく「ペダル本体の付け根」に 「一時的に使う」といったような使い方ならまだしも、油膜維持を目的とした潤滑目的では使うべきではない。 チェーンには「専用品」が発売されているのだが・・・。 ●556の使い方の問題 cycle-keymart.com/?p=165 チェーンがサビサビになったときに鳴る音だとすぐにわかったので、チェーンに注油。 この時点でチェーン交換事例にも関わらず注油で済ませるのはまずどうなんだろうと・・・。 「錆びていたら即交換」がまず大前提。 いや、既に赤錆だらけになるまで使っていることで スプロケ(後のギア歯)とチェーンリング(ペダル側のギア歯)も 交換しなければならないケースと判断して錆取りだけで済ませた? そして、 お客様にはチェーンのサビ対策に、クレのCRC5-56もオススメしておきました。 車体の後ろ側からペダルを後ろに回しながらかけると楽チンですよ~と簡単に使い方を説明してから帰還しました。 ハブ内部に浸透して潤滑のためのグリスを流し出す恐れがあるため、これはちょっと避けたほうがいい例として紹介。 556は固着した部分の錆びを落として一時的に使うべきものであって、継続的に使用すべきケミカルとは言えない。 サビ予防は「チェーンが錆びていない状態」で「錆びないように使う」 ↓ 具体的には ↓ 「野ざらしにならないようななるべくカバーをかける」 「晴天が続けば月1回くらい。雨天後は適量を(556ではなく)”チェーン専用のケミカル[ワコーズチェーンルブ等]”注油する」 (ギア歯を長持ちさせるためには「汚れを落としてから」注油するというのもポイント) ◆「ワコーズ チェーンルブ」と他の比較 cbnanashi.net/cycle/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=11647 forum=83 この場合では、ワコーズ汚れはつきやすいが落ちにくいので、より一般車向け。 飛び散り防止は「適切な量を少しづつ使う」「表面をふきとる」といったことが重要。 面倒だからとキッチンペーパーなどでの抑えもなく、一気に噴霧すれば、 量が無駄なだけでなくリムやフレームも汚れるだけで時間短縮以外のデメリットが多すぎる。 ●AZでも買いやすい部類もあるにはある。 www.az-oil.jp/ ikuzecia.blog.fc2.com/blog-entry-262.html ●100均の万能オイル bikepottering.blog72.fc2.com/blog-entry-65.html 1600円どうしても出せないなら、せめてAZのオイル。 しかし、すぐ使い切るから高いと思っている人の中で 殺虫剤のような長時間押し続けて噴霧するような使い方を考えているとすれば間違い。 細かくリンク内部に浸透するように使うのが正解。 チェーンの隙間の空気中に散布しても意味がないどころか、 紙などで覆っていてもリムなどに放出分が触れてしまう恐れもあり何もいいことがない。 そして、リンクプレート表面についたものは適度にふき取らなければ汚れを付きやすくするだけ。 ●酷いとしか言いようがない使い方 www.youtube.com/watch?v=fLEAdIlkRc4 自転車(の錆び)は害虫か?と思えるほど呆れて笑えてくるほどの酷すぎる使い方。 556をチェーンに使うこと自体「全 く 薦 め な い」が、 せめて他の部分にかからないように 当て布(ワイプオールやメカタオルがなくても、キッチンペーパーやタオルなどの布きれなど)で 覆いながら極微量づつ使うのが筋でしょう。 一応離して噴射しているが・・・明らかにタイヤにかかって劣化を促進させたり、 BB内部にまで浸透してしまう恐れが高いような使い方。 もはや「間接的とはいえ準自転車破壊動画」と等しい行為。 呉製品そのものへの信頼性を失いかねないと思われるが・・・。 (逆に「自転車の早期劣化から新車販売を促す」という意味では効果的かもしれないが、 まともな感覚の自転車店の人が見れば同じような感想になるはず。) というか、ここまで錆びてたら(鈍感ではない普通の感覚の人であれば) 見た目のさび落としで誤魔化して使うようなことは絶対せずに、 「ちゃんとチェーンを新品に交換しましょう」。 ※後輪のスプロケット(歯車)、一体型チェーンリング(ペダル軸のクランクの歯車)も 削れていれば同時に交換を推奨。 後輪ブレーキ部分の内部まで錆びが進行してまともに停止できないなら当然交換。 2万円もしない自転車だから交換するより同じようなものに買い直すという人は (車種そのものは全く薦めませんが)ご自由にどうぞ。 そもそも、「雨天後には水滴を拭き取る」「信頼できる店」に週1で通い、 「空気入れのついでに(自転車専用のオイルの)注油を頼むだけ」で 錆落としのようなものを使う場面はほぼない。 ●錆取り剤の注意点 star.ap.teacup.com/flatout/1713.html 例の酷い使い方のCMの悪影響から出た被害者でなければいいのだが・・・。 車軸の球のグリス(油)まで洗い流すということは、実質壊しているようなもの。 手入れを怠ったツケを取り戻そうとして、どれだけ錆だけとっても ギア歯もチェーンも金属そのものがヤスリ状態になって削れて痩せてしまっている状態のため 錆が発生している時点で基本的には交換が望ましい。 「錆びさせないように使う」ことが大切であり、 錆びてからその都度錆を落としていては遅い。 ●洗浄・注油サービスの意義 cyclist.sanspo.com/398568 MTBイベントの直接的な記事内容とは関係なく表題の「洗浄・注油」を考える。 (表題にはサービスとはあるが無料奉仕を呼び掛けているわけではなく、商材の1つとしての提案) 高価なパーツや高価なチェーンオイルより、チェーンの掃除のほうが100倍効果があります。 blog.worldcycle.co.jp/20140715/11729/ これはスポーツ車向けの記事としても、 一般車(ママチャリ等)でも日常的に整備が行き届いているものは、 そうではないノーメンテ主義の塊のような半壊車と比較すれば 雲泥の差があることは明白でも、 そうするだけの時間も費用もかける価値がないと思い込んでいる人が多いのだろう。 街中を走っている錆びだらけのチェーンは交換前提なので手遅れとしても、 まともに空気も入ってなさそうな、さほど手入れをしてない自転車に対して、 (空気を入れ)「洗浄・注油する」という最低限の日常メンテナンスを施すことで どのような変化を得られることができるのかという体験を通じて 潜在的なユーザーを呼び起こすきっかけになると考える。 新車販売や壊れたら修理するだけが自転車店の仕事とは思えない。 歯石除去のような「故障を予防するための施策」を 「分かりやすく」アピールすることで集客することができるはずだが、 なぜかそういう方向性での客集めを見かけない。 せいぜいTSマーク更新での年1回点検整備を推奨しているくらい。 ●スプレーオイルの誤った使い方で起こる状況 cs-shinwa.sblo.jp/article/185595143.html サイクルショップシンワではユーザー自身がご自分で注油をすることを奨めていません。 理由は、油の使い方が解らない方が多く良くしようとしてるつもりで不具合を招いている事が殆どだからです。 最も代表的なのは、チェーンにスプレー油です。 チェーンに限らず、スプレー油を自転車にかけたがる人はいまだに沢山いるようですが 基本的に自転車にスプレー油は使えません。 具体的に「何か」を書いていないのがまた誤解を招きやすいところなので はっきり「よく見かける代表的なものは556」と書けばいいのではないだろうか。 他にも「(樹脂に攻撃性のある)パーツクリーナー」であれば、「タイヤを早期劣化させる大きな原因」となる。 スプレー式でもワコーズチェーンルブ等の専用品は存在するわけで、 それらを「適切な使い方ができるとしても」否定しているとすればありえない話。 (単に「自店で扱いがないから否定したいだけ」という安直な理由であって欲しくはないが・・・) スプレーは目で見えない範囲まで噴射されています。よくよく考えて頂くとわかるのですが チェーンの向こう側やチェーンの周りのパーツにまで全てその油が付着することになります。 そもそも スプレー式の場合は「周囲に飛散しないように布などで覆うのが常識」という補足をしない理由がよく分からない。 「殺虫剤のように一気に噴霧するようなものでもない」という説明も必要だろう。 ユーザー自身が注油することを推奨していないとしても、 同様に「ボトル+ノズル式でも注油しすぎればチェーンの回転で同じように飛散する」という注意喚起も足りない。