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此処は地獄の入り口・・・ 今日は - 人が地獄に行ったぞ・・・ 昨日は - 人が地獄に行った・・・ http //www4.atwiki.jp/yamazi/pages/1.html もどるなら此処へいけ
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Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 地獄世界・設定 地獄世界設定 地獄世界シェアに設定はありませんでした。 スレに投下された一つの作品から膨らみ、ここに至ります。 殿下と侍女長 ややえちゃんはお化けだぞ! 地獄百景 ミケとブチ 上へ
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⚠この記事は解釈違いや間違いが多分に含まれていると思います。見つけた際には教えていただけるとありがたいです。 地獄グルの歴史 ここでは地獄グルが結成された経緯と今の地獄グルの形に落ち着くまで何があったのかを時系列順にまとめていきたいと思う。 第1章「リアル人狼と赤司」 地獄グルを語るにおいて切っても切り落とせないのは人狼Zというアプリ内にて行われていたリアル人狼という遊びだろう。(多数のメディア化がされているリアル人狼とは別物でインスピレーション元) リアル人狼とは ここまで閲覧ありがとうございました。 この記事が良かったと思いましたら、ブックマーク登録とホーム画面追加をお願いします。 名前 コメント
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地獄グルとは? 誕生花軍のメンバーで構成された地獄のようなグループのことである。 メンバー(加入順) ひなり【加筆修正待ち】 つるさん カエル【加筆修正待ち】 貝さん 猫月セトロ 月希 ゆるり ファミキチ先輩 準レギュラー アニッキー 東【加筆修正待ち】 セトロ母【未完成】 地獄グルの簡易的な変遷(詳細【未完成】) 誕生花軍結成 ↓ 悪友グル結成(ひなり、つるさん、カエル) ↓ 貝さんが悪友グルに拉致られる ↓ 誕生花軍、事実上の活動停止 ↓ セトロさんが悪友グルに加入 ↓(ここら辺でファミキチ先輩) 悪友グルが諸事情で使われなくなる ↓ 月希さんを含め、地獄グル結成 ↓ ゆるり加入 地獄グル事件簿 後日更新 地獄グル内での最優先事項 セトロさんを偶像崇拝すること トリコのOP歌詞を覚えること Fate/GrandOrderのインストール My哺乳瓶の所持【𝑵𝑬𝑾】 地獄グル内での禁止事項 宗教と政治の話題 Fate/GrandOrderのアンインストール ✏️間違いや解釈違いなどがございましたら地獄グルのDMにて殺してください🔪 ここまで閲覧ありがとうございました。 この記事が良かったと思いましたら、ブックマーク登録とホーム画面に追加と射精管理をお願いします。 名前 コメント
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{Top 【シェア】みんなで世界を創るスレ【クロス】 地獄世界登場人物 地獄世界登場人物 【魔】魔族 【霊】幽霊 【鬼】鬼 【人】人間 【他】その他 【魔】閻魔大帝(えんまたいてい) 主な登場作品:地獄百景 伝承通りの風貌と強大な魔力を備える地獄界の絶対支配者。 【魔】閻魔殿下(えんまでんか) 主な登場作品:殿下と侍女長/ややえちゃんはお化けだぞ!/地獄百景 地獄の小学校に通う、閻魔大帝の後継者。父王と同じく強い魔力と年齢不相応な洞察力を持つが、ホビー関連の趣味はやはり小学生。『統括長官』として獄卒の指揮も執る。 【魔】侍女長(じじょちょう) 主な登場作品:殿下と侍女長/ややえちゃんはお化けだぞ!/地獄百景 本名不明。『夜魔族』(猫又)なる種族の一員で、変身能力を持つ。何故か閻魔殿下の側近として、息の合ったボケツッコミを見せる。貧乳。夜魔族の語尾は共通して『~ニャ』 【魔】ミケ&ブチ 主な登場作品:ミケとブチ/ややえちゃんはお化けだぞ! 夜魔族の宮廷侍女。常にジャージ着用で狂言廻し漫才を行う二匹組。閻魔庁敷地内で土産物を扱う露店を出したりもしている。 【魔】チャナ 主な登場作品:地獄百景 夜魔族の一人。元宮廷侍女だが失業し、『慈仙洞』で保母をしている。蜂蜜色の三つ編みで巨乳。 【魔】リリベル 主な登場作品:やえちゃんはお化けだぞ!/地獄百景 大魔王ベリアルを父に、人間女性を母に生まれた半悪魔。父王の消滅後は正嫡である兄弟から冷遇され、ベリアル家の老僕ファウストに人間界で養育されていた。 その後狡猾な兄たちに利用され、仇敵である閻魔庁爆破を企むが失敗。現在は『我蛾妃の塔』に収監され判決を待っている。 『ややえちゃんはお化けだぞ!』では、主人公大賀美夜々重は彼女の特攻兵器『リリベルバス』にツアー客として乗り込み地獄界にたどり着いた。 外見は十六~七歳のハーフ美少女で、赤みがかった髪を持つ。悪魔体では側頭部に巻いた角、蝙蝠の羽根と細く長い尻尾を備える。 習った相手が悪かったのか、『~デス』というカタコト日本語で話し、口癖は『クソッタレ』。しかし最後まで忠節を尽くしたファウストや、獄中で出逢った付喪神『顎』への愛情は深い。 二人の献身により不遇な幼少期の屈折を克服したものの、なぜか『地獄百景』一応の主人公千丈髪怜角との相性は最悪。再登場時には激しい衝突が予想される。 【霊】大賀美夜々重(おおがみ ややえ) 主な登場作品:ややえちゃんはお化けだぞ!/地獄百景 元々は富裕な武家の一人娘で、数百年前に大きな未練を背負い、成仏できぬまま冥府と現世を彷徨っていた少女の幽霊。ある目的の為に地獄界を目指す。 【霊】高瀬剛(たかせ つよし) 主な登場作品:地獄百景 怜角に想いを寄せる元日本陸軍中尉。戦死してなお、先の大戦での部下『高瀬中隊』に慕われるエンジニア気質の好青年。地獄の交通業務を管理している。未だ軍服を着用。 【霊】郷見由希(さとみ ゆき) 主な登場作品:地獄百景 真と拓という双子の弟と共に交通事故で死んだ地獄の小学四年生。 【霊】リカルド 主な登場作品:地獄百景 三途の川の難破船レストラン『いすぱにあ』のウエイター。鷲鼻で長身の船幽霊。 【霊】ズシ 主な登場作品:地獄百景 平行宇宙『異形世界』から地獄界に迷い込んだ謎の魔道士。子供以外とあまり話さない折り紙付きの変人だが、恐るべき非凡な頭脳を持つ。いつもボサボサの髪に汚れた白衣。 【霊】高瀬小隊(たかせしょうたい) 主な登場作品:地獄百景 高瀬剛に付きまとう旧陸軍の亡霊小隊。仲間が天寿を全うし、小隊全員が揃うまで地獄を離れないと誓う迷惑な老人たち。 斎藤軍曹、高橋軍曹、岡野伍長、田宮上等兵、中村上等兵などが登場している。 【鬼】牛頭大将紫角(ごずたいしょう しかく) 主な登場作品:地獄百景 情に厚い獄卒隊の隊長。名の通り牛頭の巨漢で巨大化能力を持つ。 【鬼】蒼灯鬼聡角(そうとうき そうかく) 主な登場作品:地獄百景 獄卒隊副隊長。白髪で二本角の青鬼。霊体を瞬時に移動させる『移魂』の達人。妻は白梅の精『鬼寒梅』。 【鬼】慈仙洞嵐角(じせんどう らんかく) 主な登場作品:地獄百景 地獄の託児所『慈仙洞』を預かる逞しく長身の女鬼。怪力とテレポート能力を持つ豪放磊落な鬼。角は二本。 【鬼】千丈髪怜角(せんじょうはつ れいかく) 主な登場作品:地獄百景/ややえちゃんはお化けだぞ! 生前の人間名は『真樹村怜』長い黒髪を自在に操る、元過激派学生にして元妖怪のクールな女鬼。一本角の獄卒隊第801期隊員。 【鬼】茨木胡蝶角(いばらぎ こちょうかく) 主な登場作品:地獄百景 鬼の名家茨木一族の末娘。大人しく引っ込み思案だが芯は強く、読心能力を持つ。小柄で外跳ねのショートカット。一本角で獄卒隊第801期隊員。 【鬼】酒呑半角(しゅてん はんかく) 主な登場作品:地獄百景 茨木家と並ぶ名門、酒呑一族の鬼。重度のオタクでコスプレイヤー。当然その容姿はころころ変わる。獄卒隊第801期隊員。二本角。 【鬼】黒弦鐵角(こくげん てっかく) 主な登場作品:地獄百景 獄卒隊第801期隊員。漆黒の体に無数の棘をもつ。 【鬼】六腕山茶角(ろくわん さざんかく) 主な登場作品:地獄百景 獄卒隊員の一人。 【鬼】風輪彩角(ふうりん さいかく) 主な登場作品:地獄百景 獄卒隊員の一人。 【人】桐嶋祐樹(きりしま ゆうき) 主な登場作品:ややえちゃんはお化けだぞ! 大賀美夜々重と共に地獄界へ飛び込む羽目になった、平凡でいささかシニカルな十六歳の高校生。 【人】華菱葵(はなびし あおい) 主な登場作品:ややえちゃんはお化けだぞ! 大賀美夜々重の友人。漆黒のドレスを纏い、汚れたウサギのぬいぐるみを抱いた謎の美少女。死体保存その他怪しげな技に長けた『厳格たる閻魔裁判が見逃した汚点』。 【人】ファウスト 主な登場作品:ややえちゃんはお化けだぞ!/地獄百景 『リリベルバス』の運転手を務めていた、リリベリの忠実な老僕。もとは老ベリアル王の執事であったが、彼の魂もまたベリアル一族の『私有財産』であった。 【魔】我蛾妃(ががひ) 主な登場作品:地獄百景 長らく『我蛾妃の塔』に幽閉されていた、凶悪で強力、かつ妖艶な女妖。策に破れ肉体は無間地獄へと消滅した。 【他】鬼寒梅(おそめ) 主な登場作品:地獄百景 白梅の精。関西弁で勝ち気な蒼灯鬼聡角の愛妻。 【他】顎(あぎと) 主な登場作品:地獄百景 我蛾妃の拘束に使用されていた閻魔庁の備品。形状は巨大な五本爪の掌で、我蛾妃消滅後、付喪神(つくもがみ)として魂を備える。その後は悪魔リリベルに対し使用された。愛称『おさがり』。 【人】権左(ごんざ) 主な登場作品:地獄百景 『鬼寒梅の村』を襲った野盗。 上へ
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名前 地獄 読み どらごにへる 使徒 ~始祖姫(メロディア・ホワイトグレル、ナレイアラ・シストラバス、アーファリム・ラグナアーツ) 出来事 人とドラゴンの戦い。対流連合発足。 備考 世界がドラゴンに支配されていた時代。 人はドラゴンに殺されるだけであり、使徒は始祖姫を除き、その存在は知れ渡っていなかった。 キメラ、ガーゴイル等の絶滅した魔獣が存在していた。 始祖姫がドラゴンを滅ぼしたことにより終わる。
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ミッション12:地獄の月面世界 原作:大空魔竜ガイキング ミッション概要 ガイキングが月面で危機に陥っている。 速やかに支援に向かうのだ! 作戦情報 フィールド:宇宙 作戦難易度:★★★★ 参加機体数:最大4機 強制出撃:ガイキング 成功報酬 資金報酬:32500G GP報酬:150GP 格納庫(初回のみ):ガイキング 勝利条件 1.敵の全滅 敗北条件 1.自軍の全滅→ガイキングの撃墜 2.敵が防衛ポイントへ侵入→(ガイキング出撃後消滅) EX条件 1.9ターン以内にクリア 2.戦闘被害0でクリア 3.回復行動を行わずにクリア 4.20機以上撃墜してクリア 5.ガイキングがノーダメージ 6.EN消費0でクリア 7.ムゲ戦艦の撃墜 8.3ターン以内にクリア 9.8ターン以内にムゲ戦艦を撃墜
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地獄 サタンが管理している空間で、第四のセフィロトの空間をねじ曲げたところに作っている。主に悪魔達の住処と魂の罪を償う所から形成されている。 荒くれ者が多いが、上下関係がハッキリしているため結構治安は良い。 裁判時には被告の罪を掲示する事が義務付けられている。
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「天国か地獄」 エンターキーを押したはずだ。 マイクのスイッチも入れてゲームとPCも繋いで。 俺、高山信哉は今からゲーム『アラクタシアの逆転3DS』を実況プレイしようとしていたはずだ。 なのにエンターキーを指で押した姿勢のまま、俺はいつのまにか別の場所にいた。 銀のタイル張りの床、ローマ建築みたいな太い柱と高い壁の部屋。 たくさんの人やら人じゃないなんかやらがひしめく広い広い部屋に。 「え」 どう見ても妖怪みたいな容姿のヤツ。 なんか人間味を感じないというか人形じゃんってヤツ。 どころかそもそも機械じゃねアレみたいなヤツ。 いろいろいる。 仮装パーティー? いやそれにしちゃ異形すぎる。 まるでゲームの中にでも入っちまったみたいだ。なにこれ……発狂しそうになるぜ。 比較的まともに人間に見えるヤツも、それは人の形をしてるってだけで、 見るからに犯罪者です! 殺すの大好き! な顔してるヤツとか、 もう分かるだろフツーの人間とは違いますよぼくたちわたしたち! なオーラが出てるやつが大量に居る。 俺は普通の大学生、単位落とすか落とさないかの瀬戸際で一夜漬けするような普通の大学生なわけで、 ああいう方々とはお知り合いでもないし一生関わらないやつのはずなんですけどね? いったいぜんたいどうなってるっていうんだ。 「……えーっと。あのすいません、ここどこか分かる? 俺ゲームやろうとしてたはずなんだけど。 しかもソードアートオンライン的なやつじゃなくて普通のRPGなんだけど。協力プレイとか無いヤツ!」 「知らない……でも、頬をつねればここが現実かどうかは分かる……。……。痛い……」 「そ、そうっすか……」 パニックになったときは現状確認。これRPGとかの鉄則。 ということで俺はすぐ隣にいた黒髪ロングセーラー服のJKに話しかけてみました。 JKに話しかけるなんて普段の俺なら緊張しすぎてムリというか逃げ出すところだけど、 なんかこの子ネガティブオーラ出てたし、同類かなと思ったんだ。……でもちょっと電波っぽいぞこれ。 「わたし……斉藤花子。あなたは」 「えっ た、高山信哉って言いますが」 「そう。タカヤマシンヤ……あれを見て」 「?」 眼鏡をかけた黒髪ロングJKは片手で頬をつねった体勢のままもう片方の手で壁の方を指さす。 それは「飛ばされてきた」俺が一番最初に向いていたほうの壁で、根拠はないがたぶん正面の壁だ。 壁には大きく力強い筆文字で、「閻」の一文字が刻まれている。 「閻」。パッとこの文字だけ書かれていても、いまいち何を指してるのだかハッキリしない漢字だ。 「あれは中国の黒古書に記されている閻魔の紋章と一致している。つまり、ここは閻魔に関係ある場所」 そう思って見上げていたら、隣のJKがいきなり俺に答えをぶちかましてきた。 「閻」は「閻魔」の「閻」。言われてみればそんな漢字だった気がする。 中国の黒古書が何なのかは知らないけど。むしろ知りたくないですけれど。 てか、閻魔かあ。 閻魔ねえ。 ……え。 ……ん? ……ま、待て待てまーてちょっと待って。 「閻魔」に関係ある場所で部屋の中ってことは、よもやここは「閻魔の間」みたいな奴なんです? 「そう考えていいと思う」 ってことはですよ? そこに「連れてこられてる」ってことは? 「そうね。つまり。……“私たちは、死んだのかも、しれないわね”」 【――ようこそ。閻魔の間へ】 その時だった。 俺や黒髪ロングJKのようにざわつきながら現状を確認していた部屋の面々は、 天井から熟年男性声優ボイス並みに渋い「声」が降ってくるのを聞いた。 呆気にとられる。横を見ればJKも口を軽く開けて上を向いていた。少しかわいい図。 「声」は部屋を響かせるほどの低いしわがれた声で、俺たちに向けて言い放った。 【突然だが、これから貴様たちには「半分になるまで」殺し合いをしてもらう】 「な……」 「にぃ!?」 俺とJK、それに部屋に集められた人間人外モンスター全てに動揺が走る。 いきなり閻魔の間に連れてこられたかと思ったら、殺し合い? 死んだんじゃないの俺たち? というか半分になるまでってナンデ? そんな絶えない疑問符を見透かしたかのように、「声」は続けた。 【――くわしい説明は、説明役を用意したので、そいつに任せる】 投げやりだった! 「≪はーいチューモクちゅうもく、注目ゥ!!! 説明役の参上だあっ!≫」 「うおおっ!?」 と。いきなり部屋の一画がスポットライトで照らされ、マイクとアンプで増幅されたキンキン声が部屋を震わせた。 一斉に部屋の中のヤツらはそっちを向く。すると空中になんか浮いていた。 悪魔っぽい羽根。 どぎついピンクのツインテール。 なんというか青っぽい肌。そして――そのまんまなイメージの大鎌(デスサイズ)。 「≪どーもみなさん初めましてぇ! 閻魔大王ちゃんから説明役として派遣されてきました、 死神ちゃんです! 三度の飯よりケーキが好き! でも命を刈り取るのはもっと好き! でもでもさらーに好きなのは……下々の者どもが、命を奪い合う姿だよぉ。……なぁんてね!≫」 きゃはは、と笑ってその死神は空中で一回転した。 なんだこのあざといの。 ブリーチにでも出てきそうな死神だな、と俺が目を瞬かせていると、隣のJKは目を飛び出させていた。 「死神――エレキシュガル!?」 「え、知っているのかJK!?」 「エレキシュガルは冥界の女神で死を操れるの。メソポタミアの神話では悪い神として、 他人の夫を寝取ったり、妹を殺したり、とにかくひどいやつとして描かれているわ。 そして魔術同盟の先月号では、その容姿はピンクの萌えツインテだという話だったのよ……!」 「いや、ちょっとさすがにそれはデマなんじゃ……」 「≪おお! すごいねそこの黒髪JKちゃん! あたしの名前当てるなんて! でも言いにくいだろうから死神ちゃんでいいよ! じゃあ、説明するよ。オーープン!≫」 「えっ正解なのかよ!?」 俺のツッコミは空を切り、ツインテ死神ちゃんは説明を開始する合図を出した。 ういーん……と、 天井から音を立てて白いスクリーンが降りてきて、そこにスポットライトが映る。 するとパワーポインターで作られたと思われるスライドショーが映し出された。 何? 説明ってパワーポインターでやるの? もうツッコミ追いつかないよ? 「≪ではまず! こちらのグラフをご拝見くださぁい≫」 パッとグラフが映し出される。円形グラフと折れ線グラフ。 折れ線グラフは右にいくほどにどんどん上昇していて、円形グラフは9割ほどが赤、1割が青だ。 赤いところには「地獄行き」青い所には「天国行き」。 「≪はい! この折れ線グラフは、冥界に送られてくる魂の数を年度順に表したもの。 そして円グラフのほうは、死んだ魂の中で、地獄に行く魂と天国に行く魂の割合でーす。 分かります? 年々送られてくる魂の数は増える一方! でもそのほとんどは地獄行き!≫」 パッと次のスライドに移る。大きく「95%」の文字。 「≪それでも受け入れてはきたけれど――現時点でもう地獄の魂許容量(キャパシティ)は95%! このままじゃ10年後にはキャパ越えしちゃうの。地獄って有限だから、新しく作るわけにもいかないし。 それに魂が多すぎて裁きも大変。……だからここらで、もっと単純明快なやり方にしようとなりました!≫」 パッと次のスライドに移った。 今度はオーソドックスな中見出しとと説明文のページだ。 「一斉に裁きます制度」の見出しタイトルのあとに数個の説明が書かれている。 おそらくもっとも重要なのは、ここなのだろう。全てに傍線が引いてあった。 ≪一斉に裁きます制度≫ ひとつ。”裁かれる運命の魂”を、人間、妖怪、人外問わずに各セカイから集める。 ひとつ。そいつらに首輪を付けて殺し合わせる。場所は地獄の一画に作った特設会場。 ひとつ。あわれ脱落した=死んだ半分の魂は、裁きとか無しで即刻まとめて地獄行き。 ひとつ。生き残った半分の魂は現世に戻して、種族寿命まで生きたあとに、天国行きとする。 「一斉に……裁く……?」 「半分は地獄行きで、半分は天国行き……だと……?」 「≪はい。これが――新しい閻魔大王ちゃんの裁き方。生前の善行も悪行もかんけいなーい。 一斉に競い合って、殺し合って……“強い魂”だけが天国に行くべきだ! ということよん。 ん、武器はあげます。食料も少々。ただあんまり長引かせたくないので――1日を目安で。 あんまり殺し合いが進まないようでしたら、ランダムにテキトーに首輪爆発させて半分まで減らすんで≫」 補足的にしれっと恐ろしいことを死神ちゃんが言うと、またスライドが切り替わり―― 「≪あ、そうそう。こんなところに連れてこられたって時点でもう分かってると思うんですけど≫」 ――。 そこに映し出されていたのは。 俺とJKがさっき推測したことと、違うようでほぼ同じ文言だった。 「≪みなさんは本来、明日あたりには死ぬ予定だった魂たちなんで、帰りたいとか考えないように!≫」 そのスライドのタイトルは「魂の寿命について」。 ポップな文体で書かれている事実を一言一句間違えず読み上げるのならこんな感じだ。 魂の寿命は現世に生まれた瞬間に決まっている。 たとえ種族――人間やら吸血鬼やらの種族的な肉体寿命がいつだろうと、 寿命10年の魂しか持っていない器は10年しか生きられずに、不慮の事故やら急病で死ぬのだ。 一度死んで妖怪になった場合や、幽霊になった場合。 あるいは不老不死じみた存在になったと気取っていようが、 結局は魂の寿命に従って生かされているだけで、魂の寿命を迎えた瞬間、なんらかの方法で死ぬ。 君たちは明日死んで裁かれる運命だった魂である。 君は、アイスを買いに行く途中にトラックに撥ねられて死ぬはずだった。 君は、ストーブの消し忘れによる火災に巻き込まれて死ぬはずだった。 君は、突然現れた除霊師に勝つことが出来ずに死ぬはずだった。 君は、配線が急にショートして壊れて。君は心停止して。君は明日死ぬ。君は、 あした 死ぬ。 「いやだ」 「……JKちゃん?」 ふざけた文言だと俺は思う。 いきなり殺し合えって時点でふざけてるのに、 閻魔大王だとか死神だとか魂の寿命がどうとか、やっぱり到底現実味のない話だ。 ノーもイエスも言いようがない。 でも隣の黒髪JKちゃんがスライドを見てぽつり呟いたのは明確な拒否の言葉だった。 いやだ、と。少し俯いている彼女のメガネは光の角度で曇って見えない。 ……そして。あれ? なんか、雰囲気が。 ――ヤバイ空気が流れていらっしゃる、ような? 「いやだ……死にたく、ない。まだ死にたくない」 「お、おい」 「死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない!!!」 「おおお、落ちつけって!!」 「死ぬなんて――まだわたし、いっぱいお買い物もしたいし、お化粧もしたいし、 オカルトスポットめぐりだって降霊実験だってミステリーサークル作りだってやってないのに 幸せいっぱい感じたいのにそんな急に明日死ぬ予定だったなんて言われても ふざけてるわ」 一息に言いきって。 JKは俺のほうにバネじみた鋭い動きで首を向けた。 ようやくメガネの奥の瞳が見える。 極限まで開かれたその瞳は紅く血走っていた。 「……わたしは殺すわ。タカヤマシンヤ」 「じぇ、JK」 「殺して生き残る。そうしてようやく過ごしやすくなってきたわたしの人生を謳歌する。 簡単よ。なにも最後の一人になるまで殺す必要はない。半分になるまで殺せばいいんだから。 報復以外で殺すのは初めてだけれど――きっとわたし上手くできるって信じてるわ」 「おま。お前……」 「わたしの名前は斉藤花子よ」 「……!」 「覚えておきなさい。 そしてその名を見かけたらすぐに逃げるがいいわ。わたしはもう止まらない。 でも、人から話しかけられること、あんまりなかったから……あなただけは見逃してあげても、いい」 目を合わせられた。斉藤花子は口元を上げて笑った。 殺気だった目に魅入られて、俺は目を逸らすことが難しくなった。 俺は普通の大学生、単位落とすか落とさないかの瀬戸際で一夜漬けするような普通の大学生で、 だから目の前のなんかかっ飛んでる黒髪JKとおんなじような思考回路はちょっと無理だ。 でも、少しだけ共感はできた。 明日死ぬって言われて死にたくないって思うのは。 どんなやつだろうとなんだろーと、わりと共通するんだなとか。 いや、んな呑気なこと言ってる場合じゃないのは、そりゃあ分かっているんだけどさ。 「≪はい、そろそろ現状は確認できましたか? スタンス、決めれましたかぁ?≫」 それでも死神の声にいざなわれ、俺は花子ちゃんから無理やり目線を外す。 周りには花子と同じように殺す覚悟を決めたヤツ、俺みたいにどうしたらいいか分からないヤツ、 それとまだ主催側の言うことの真偽を確かめているっぽい冷静派に分かれているみたいだった。 「≪それでは今からもう一度、みなさんの意識をシャットダウンしたあと首輪を付けて会場に送りまぁす。 首輪はコレです! 外そうとしたりあんまりゲームの進行を邪魔するようなことしたら、こうですよん?≫」 改めて正面を向けば、会場の動揺なんざいざ知らず、死神ちゃんは進行を続けていた。 どこからか鉄製の首輪を取り出して、その首輪を高く放り投げている。 って――嫌な予感、ヤベ、と手で顔を覆い隠すが早いか、 首輪は大きな音を立てて 爆発して ものすごい光が会場を覆った――――――――――――。 「≪はい、不意打ちですいませんが、これで説明は終了でーす。それではよい殺陣を≫」 っておい。 もしかして俺、……ここで気絶? 【さて】 【改めて、今回のゲームの主催たる閻魔・慟哭王から言葉を贈ろう】 【今から君たちが送られる会場は地獄の一画にあるとある島だ】 【マグマの海が煮えたぎる過酷な環境だが、内地の気温だけは適温にしておいた】 【さらに、貴様たちの多くに馴染みのある現代風の街も「青」と「赤」の二か所に用意した】 【手は出来うる限り尽くしたつもりだ――経過の報告も定時に行う。その他詳しいことは鞄に同封する紙を見よ】 【だから安心して貴様たちの手で。生き残る半分を決するとよい】 【――生きる権利を奪い合うための、裁き合いを始めるがよい】 ≪バトルロワイアル 開始≫ SSリンク 前話 次話 骨の看護婦と標本の医者の歪んだ目的 このSSの登場人物 高山信哉 斉藤花子 エレキシュガル 慟哭王 本編SS目次へもどる トップページへ
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西とも3年 川紀高校入試問題 数学 ①沙座江さんの家の卓袱台の面積を求めなさい ただし円周率は3.2とする(20点) ②マクドナルドの看板は何故「M」なのか証明しなさい(10点) ③沙座江さんの家に沙舞チャンが来る確率を求めなさい(30点) ④(1)ドナルドの靴のサイズは犯バーガー何個分か答えなさい(20点) (2)ドナルドの靴のサイズは何センチか答えなさい(20点) ⑤マクドナルドの店内に5286人客がいます そこにドナルドが現れて「ランランルー☆」をして1492人 笑い死にさせました 残りは何人ですか。記号で答えなさい(10点) A4129人 B1129人 C3794人 D5286人 E0人 ⑥DORAEMANに出てくるNOBETAがテストで100点を取る確率を求めなさい(10点) 満点120 西智3年 川紀高校入試問題 社会 公民分野 ①沙座江さんの家に沙舞ちゃんが来るのか答えなさい(20点) ②下の資料は沙座江さんが終わる時邪ン剣のセリフです(各10点) 資料↓ 来週もまた見てくださいね( )!フフフフフ (1)( )に当てはまる語を書きなさい (2)沙座江さんに邪ン剣に勝ったことがあるか答えなさい 歴史分野 ③ドナルド=マクドナルドは地球を滅したことがある 何で滅したか答えなさい(20点) ④DORAEMANはいつNOBETAの城へやってきたか 次なかから記号で選んで答えなさい(20点) ア、1129年 イ、4129年 ウ、2410年 エ、どれも違う その他 ⑤魔素雄さん生年月日を答えよ(2点) 地理分野 ⑥ドナルドについて答えよ 聖ドナルド惑星は第([ア])惑星である 聖ドナル惑星はドナルドと(マ[イ]) 所々で「ランランルー☆」と 「びゃぁ゛ぁ゛うまぁ゛ひぃ゛ぃ゛ぃ゛」と聞こえる [ア]と[イ]に入る言葉を答えよ(各30点) その他 ⑦ドナルドの足は犯バーガー4個分である ドナルドの足の成長を2000年単位で答えよ(18点) 満点160