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嘘と真実 1話 嘘と真実 2話 嘘と真実 3話 嘘と真実 4話 嘘と真実 5話 嘘と真実 6話 嘘と真実 7話 嘘と真実 8話 嘘と真実 9話 嘘と真実 10話 嘘と真実 11話 嘘と真実 11.5話 嘘と真実 12話 嘘と真実 13話
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【検索用 うそとひつし 登録タグ VOCALOID higma v flower う ヤヅキ 曲 曲あ】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:higma 作曲:higma 編曲:higma ベース:ヤヅキ 唄:v flower 曲紹介 曖昧な夜に嘘を吐いた 曲名:『嘘と羊』(うそとひつじ) higma氏の14作目。 1st Album「hue」収録曲。 沖石氏歌唱版も公開されている。 歌詞 (piaproより転載) バラバラに吐き出した感情は 未だ誰にも届かないようで 君の清純そうな顔だって 一皮剥けば醜かったんだ 響く救難信号 まだ純粋なエモーション いつの間にか崩れた世界では 夜の帳がよく似合うようだ 頬杖着いた30代 この世の全てが分かるようで 今や贅を尽くした代償か 見る影もなくなった甲斐性だ 踊る近代のモーション あととっちらかった衝動 今はかまってほしくはないけど 少し悲しくなったよ まだまだ夜は明けないから 羊の数を今でも数えていた あなたの顔なら二度と見たくないわ それでは時間が来たからさよならだ あんなに綺麗に思えていた世界の裏側で あんたの声は遠くに消えてもう聞こえなくなっていた 曖昧な夜の中で一人嘘を吐いていたな それでもどうか私の声があんたに届いてくれたらな つらつらと重なった感傷は ここのボタン一つで抹消で いつもきれいに見えた表面の その裏側はひどく残忍です こりゃ難解な世界だって いや単純な世界だって もうどっちつがずになっちゃって 少し虚しくなったよ まだまだ夜は明けないから 最低な気持ちのまま歌っていた あなたの顔なら二度と見たくないわ それでは皆々様方さよならだ あんなに綺麗な世界だって願っていたけれど 気づけば今日も自分の手のひらは汚れてしまっていた 曖昧な夜の中で一人嘘を吐いていたな それでもどうか私の声があんたに届いてくれたらな 愛想うまくなって もう関心さえもなくなって こんなはずないと また泣いて鳴いて夜を抱いて 救難信号が頭の中で響いても 未だにここで笑えてるよ あんなに綺麗に思えていた世界の裏側で あんたの声は遠くに消えてもう聞こえなくなっていた 曖昧な夜の中で一人嘘を吐いていたな それでもどうか私の声があんたに届いてくれたらな コメント 名前 コメント
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曲名 嘘と慟哭 BPM 171 難易度 かんたん ふつう むずかしい おに 裏譜面 ★2 ★4 ★4 ★8 作成者 作曲 ZUN×RD-Sounds(凋叶棕) 作詞 RD-Sounds 譜面作成 たつきん ジャンル バラエティ オート動画(TJAPlayer3) ダウンロード Download(uploader.jp) Download(box)
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嘘と未来と 嘘と未来と アーティスト 入野自由 発売日 2016年4月6日 レーベル Kiramune デイリー最高順位 2位(2016年4月6日) 週間最高順位 2位(2016年4月12日) 月間最高順位 15位(2016年4月) 年間最高順位 276位(2016年) 初動売上 4889 累計売上 5789 収録内容 曲名 タイアップ 視聴 1 嘘と未来と 2 朝焼け 3 I am I ランキング 週 月日 順位 変動 週/月間枚数 累計枚数 1 4/12 2 新 4889 4889 2 4/19 14 ↓ 652 5541 3 4/26 ↓ 248 5789 2016年4月 15 新 5789 5789 関連CD 僕の見つけたもの FREEDOM
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うそとしあわせ【登録タグ minzoo う 初音ミク 曲】 作詞:minzoo 作曲:minzoo 編曲:minzoo 唄:初音ミク 曲紹介 minzooさんの8曲目 歌詞 (ニコニコ動画より転載) まっすぐ そこ みえる わたりの先でさ それが 邪魔をしてるから 見えなかもね あ すぐ そこ 獲る 螺 から 延べ 袖が 邪魔をしてるから (奈落) 黄色い花咲く 小道を開くと 黄色い花束 小さく小さく揺れた ア ル 子 見 エ 名 モ 影 ヲ 待 ツ 理 ノ 火 身 ト 見 エ ル 十 言 イ 寝 ル 黄色い花咲く 小道を 流 悪 等 唖々 黄色い花束 小さく小さく見えた あぁ ねぇ 嘘と知らなくて 君を二度も捨てた あぁ僕はきっと遠く 消えたくなってもう一度 今を 嘘としあわせを 君を二度も捨てた あぁ僕はきっと遠く 消えたくなって貰えばいいさ まっすぐ そこ みえる わたりの先でさ それが 邪魔をしてるから 見えなかもね あ すぐ そこ 獲る 螺 から 延べ 袖が 邪魔をしてるから (奈落) 黄色い花咲く 小道を開くと 黄色い花束 小さく小さく揺れた ア ル 子 見 エ 名 モ 影 ヲ 待 ツ 理 ノ 火 身 リャ 見 エ ル 十 言 イ 寝 ル 黄色い花咲く 小道を 流 悪 等 唖々 黄色い花束 小さく小さく見えた あぁ ねぇ 嘘と知らなくて 君を二度も捨てた あぁ僕はきっと遠く 消えたくなってもう一度 今を 嘘としあわせを 君を二度も捨てた あぁ僕はきっと遠く 消えたくなって貰えばいいさ あぁ僕は きっと遠く β版歌詞 + 歌詞を表示する まっすぐ そこ みえる わたりの先でさ それが 邪魔をしてるから 見えなかもね あ すぐ そこ L 等 から 延べ 袖が 邪魔をしてるから 黄色い花咲く 小道を開くと 黄色い花束 小さく小さく見えた ア ル 子 見 エ 名 モ 影 ヲ 待 ツ 理 ノ 火 身 ト 見 エ ル 言 イ 寝 ル 黄色い花咲く 小道を 流 悪 等 黄色い花束 小さく小さく揺れた あぁ ねぇ 嘘と知らなくて 君を二度も捨てた あぁ僕はきっと遠く 消えたくなってもう一度 今を 嘘としあわせを 君を二度も捨てた あぁ僕はきっと遠く 消えたくなって貰えばいいさ まっすぐ そこ みえる わたりの先でさ それが 邪魔をしてるから 見えなかもね あ すぐ そこ L 等 から 延べ 袖が 邪魔をしてるから 黄色い花咲く 小道を開くと 黄色い花束 小さく小さく見えた ア ル 子 見 エ 名 モ 影 ヲ 待 ツ 理 ノ 火 身 リャ 見 エ ル 言 イ 寝 ル 黄色い花咲く 小道を 流 悪 等 黄色い花束 小さく小さく揺れた あぁ ねぇ 嘘と知らなくて 君を二度も捨てた あぁ僕はきっと遠く 消えたくなってもう一度 今を 嘘としあわせを 君を二度も捨てた あぁ僕はきっと遠く 消えたくなって貰えばいいさ あぁ僕は きっと遠く コメント 作製乙です。もっともっと評価されるべき。独特なリズムが最高です。 -- 名無しさん (2013-01-10 14 40 08) きれい -- 名無しさん (2013-01-10 17 50 11) 伸びてないのが理解不能 -- 名無しさん (2013-02-21 10 43 26) 名前 コメント
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『嘘と秘密』1 『嘘と秘密』2
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嘘と聖域 題名:嘘と聖域 原題:Legacy Of Lies (2020) 作者:ロバート・ベイリー Robert Bailey 訳者:吉野弘人訳 発行:小学館文庫 2023.2.12 初版 価格:¥1,080 マクマートリー教授シリーズ4部作の後を引き継いだのは、彼の教え子ポー・ヘインズだった。作中の弁護士稼業を引き継いだのではなく、シリーズ主人公を引き継いだという意味である。ポーはマクマートリーのラグビーと法律の教え子であるわけだが、マクマートリー・シリーズでは、ポー以外の教え子も数人(リック・ドレイク、レイレイことレイモンド・ピッカルー、パウエル・コンラッド、ウェイド・リッチーなどなど)副主人公として活躍していた。ここでポーが主役を引き継いだのには、いろいろなわけがあったろう。 いずれにせよポーが主役となれば前シリーズで、二作目のサブ主人公を担ったポーの物語『白と黒のはざま』の強烈なインパクトが蘇る。そして本作は、『白と黒のはざま』の積み残しを引き取る物語とも言える。家庭を失って絶望のどん底で足掻いていたポー・ヘインズが、心身共に才気を果たすべく今一度、地の底から立ち上がる物語でもある。 『白と黒のはざま』の舞台となる町についてぼくはレビューでこう書いている。 「プラスキの現在の住人はKKK誕生の町であることを恥じているらしいが、今もなお残る差別感情は現在もアメリカ全体に影を落としてやまない。さらに白黒はっきりしない多くの人物たち。」 そしてこの構図を現在もそのまま継続する町を背景に、利権や政治腐敗に歪みつつある司法の裏の闇を抉り出すのが本書の醍醐味であるが、前半は、司法の場にすら出ようとしない過去に呑まれる主人公ポーが、闘いに目覚めるまでを描く。彼の手を引きずり上げるのは、鬼検事長のヘレン・エバンジェリン・ルイス。彼女自身が、本作では殺人の容疑者として被告席に立たされてしまうが、弁護士としてポーを指名するという逆転の構図で、新シリーズは驚愕のスタートダッシュを見せる。 前作で殺し屋ジムボーンによって破壊された(詳細は未読の方のため省略)ポー一家のその後と、司法の場へのカムバックに至る経緯で前半はほぼ終始する。また腐敗した町プラスキそのものも荒療治が必要なまでに病んでいるという要素も本書のミステリアスな部分を支える構図として重たい。 しかしポーが立ち直るに至る物語は、まるでスポ根ドラマそのもので、いつもの司法ミステリ要素プラス、アクションに加え、黒人主人公のポーでなければ表現できない根強い差別の歴史に彩られる南部の町そのものが印象的に描かれてゆく点で無視することができない。司法の欠陥をも鋭く突きつつ、作者は南部リーガル胸アツドラマをこの新たなシリーズ再出発作品とも言える本作に込めており、読みごたえは期待に違わず、たっぷりという印象。 旧シリーズを引き継いで、新たな地平でのアメフト・チームOBたちの再集合、再活躍が期待される新シリーズ、早速まずまずの手ごたえを感じる重厚な一作である。 (2023.4.4)
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704 :嘘と真実 7話 ◆Uw02HM2doE:2012/07/14(土) 02 14 18 ID 1T.A.a2U [1/5] ~ある犯人のプロローグ・3~ いくつもの偶然が重なり、この状況を作り出した。 ただの偶然か、はたまた天が味方をしているのか。 いずれにしろ、今を逃す手はないと思う。こんな機会、二度と来ないに違いなかった。 7話 「……ん?」 日曜日。それは誰にも平等に訪れる休息の日だ。 だからこそ俺は惰眠を貪ろうと意気込んで、昨夜ベッドに潜り込んだのだが―― 「すぅ……」 「……おいおい」 何故か隣には我が最愛の妹がすやすやと寝息を立てて寝ているのだった。 やはり弥生は可愛い……じゃなくて何でこんな状況になってるんだよ。 いやでも弥生は可愛いしな、って話を逸らすんじゃねぇよ、と一人問答をしていると弥生が目を覚ました。 「ふわぁ……」 「……おはよう、弥生」 「あ、おはようお兄ちゃん」 まだ眠たげに瞼を擦りながら穏やかな笑みをこちらに向ける弥生。 弥生はやっぱり可愛いなぁ。 ……ちなみに決して俺はシスコンではない。断じて、ない。 「……何かあったか?」 俺の質問に弥生は少し困った顔をする。 まあ、俺のベットに来た時点で大体は察しているのだが、自分で自覚しなければいつまでも治らないこともあるものだ。 「うん……。また……あの夢……見た…から……」 「そっか。よく言えたな、弥生」 震えながら言い切った弥生を優しく抱きしめる。弥生は無言で俺をギュッと抱きしめていた。 そんな弥生を見ながら俺は思う。 いつからだろうか、弥生が時々"異常"に俺を必要とするようになったのは。 元々仲が悪かったわけではないが、この状況は少なからず普通ではない。 まあ、思い返した所で理由は一つしか思いつかないのだが。 「……落ち着いたか?」 「うん。もう大丈夫。ありがとお兄ちゃん」 「よし、じゃあ俺はもう一眠り――」 「さ、せっかくの休日なんだから起きようねお兄ちゃん!」 弥生の明るい声と同時に俺が愛用している水色のタオルケットが無情にも奪い取られてしまう。可愛い顔して何たる悪行だ。 「休日だからこそ寝たいんだがな……」 「はい!お兄ちゃんも洗濯手伝って!」 「はーい……」 笑顔で手伝いを要求してくる弥生に仕方なく従い、俺は早朝から洗濯に励むのであった。 705 :嘘と真実 7話 ◆Uw02HM2doE:2012/07/14(土) 02 14 58 ID 1T.A.a2U [2/5] あれはまだ東京にいた時のことだったか、特に面白いこともなく惰性で毎日を過ごしていた。 少なくとも今のような充実した毎日は過ごせていなかったと思う。そして俺自身もそんな変わらない毎日を受け入れていた。 その時は変わらないことは平和な証だと思っていたし、今だって東京での日常が最悪だったなんて思ってはいない。 だから俺は、いつまでもこんな日常が続くんだろうな、なんて呑気に思っていたんだ。 「やっと終わった……」 「ご苦労様。今お昼作っちゃうね」 「おう……」 ソファーに倒れ込む俺を尻目に、弥生は台所に向かっていた。 家は両親が共働きの為、俺たち二人だけの時は弥生が家事をしている。 俺も力仕事は出来るが料理はからっきしなので弥生に任せてしまっている。 「適当にあるもので作っちゃうよ!」 「うぃっす……」 薄い桜色をしたエプロンを着けてせっせと料理をし始める弥生の姿は、中々様になっていた。 流石半年で6人に告白されることはあるなと、謎に感心してしまう。 「ふわぁ……」 本当によく立ち直ったものだ。 あの事件があってから、弥生はしばらく外は勿論のこと、自分の部屋からすら出られなくなっていたのに。 親父が転属の命を受けて引っ越してきたおかげでもあるが、一番は弥生の精神力か。 弥生は華奢だが打たれ強い。まだ一年も経っていないのにもう無かったことのように振る舞っているし、電車にもちゃんと一人で乗れる。 「お兄ちゃん!生姜入れちゃうよ!」 「はーい」 だからこそ心配でならない。今の生活を保つ為、弥生も無理をして気丈に振る舞っているのではないのか、と。 「もうすぐ出来るからコップとか運んで!」 「りょーかい」 ソファーから立ち上がり台所へ向かう。幸い無理をしているような様子は今の弥生からは微塵も感じられない。 白い山の中に所々、稜線のように緑や赤が走っている素麺、いや冷や麦を運びながら俺はあの時のことを思い返していた。 706 :嘘と真実 7話 ◆Uw02HM2doE:2012/07/14(土) 02 15 32 ID 1T.A.a2U [3/5] ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 「あ……お兄ちゃん……」 「弥生っ!大丈夫か弥生っ!」 たまたま当時通っていた学校が創立記念日で休みだったのが運が良かった。 いつもの時間に起きてしまい、もう一眠りしようとしていると、突然家の電話が鳴ったのだ。 訝しながら出てみると最寄りからは少し離れた駅からで弥生が痴漢に遭ったという話だった。 訳が分からず、とにかく弥生が心配で一目散に現場の駅に駆け付け、駅員室に通されると顔を真っ青にして弥生が震えながら座っていた。 「……うん、大丈夫。わざわざありがとね」 「大丈夫なわけねぇだろ!?」 すぐに壊れそうな作り笑いをして弥生は気丈に振る舞おうとしていたが、身体は小刻みに震えていた。 「大丈夫。犯人はもう捕まったみたいだし……大丈夫。大丈夫だよ」 「弥生……」 「学校にはお休みするって連絡済みだからもう帰ろう、お兄ちゃん。」 弥生は精一杯の笑顔でそう答えた。そんな弥生に、俺は頷きタクシーで一緒に家まで帰った。そして玄関に入った瞬間―― 「……もう、我慢しなくていいぞ」 「……う……ん……」 弥生は俺に抱き着いて、震えながら泣いた。 声にならない叫びが俺にも伝わってやり切れない気持ちになった。 本当は弥生だってその場で泣きたかっただろうに、一度泣いてしまったらしばらくはどうしようもなくなってしまうから。 だから弥生は必死に我慢したのだ。身体を震わせながらただ泣き続ける弥生を、俺は抱きしめることしか出来なかった。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 707 :嘘と真実 7話 ◆Uw02HM2doE:2012/07/14(土) 02 16 08 ID 1T.A.a2U [4/5] 「この芸人も消えちゃうのかな」 食後の昼下がり。 俺はリビングで弥生をテレビを見る。弥生は一生懸命にワイルドさを伝える芸人に無慈悲な一言を呟く。 「おいおい、それは言っちゃいけないんだぜぇ?」 「…………」 「痛っ!?無言でつねるな!」 「無言でつねっちゃうんだぜぇ、ワイルドだろう?」 「…………」 「いたぁ!?ちょっと急にデコピンしないでよお兄ちゃん!」 「あ、暴れるな!テレビが見えん!」 あの事件から弥生は確かに立ち直ったのかもしれない。 でも確かに深い傷痕を残したのは事実だ。でなければ今俺の膝の上に弥生が乗っかったりはしていないのだから。 「うがぁ!」 「俺が悪かった!だから落ち着け!」 しばらくまともに男と話せなかった弥生の為に、毎日部屋の扉越しに話し掛けたりした。 最初はふさぎ込んでいた弥生も、環境の変化も重なって何とかまともに会話することが出来るようになった。 「……じゃあ、いつものお願い」 「……弥生、そろそろ止めないと――」 「お兄ちゃん……」 泣きそうな顔で俺を見つめる弥生。 それはまるであの時の表情のようで、俺には無視することなんで出来やしない。 俺が干渉し過ぎたからか。立ち直りはしたものの、弥生はたまに俺を異常に求めてしまう。 ベットに入って来たり膝の上に座ったり。そして―― 「……目、つむれ」 「うん……」 目をつむった弥生にそっと口づけをする。 それに応えるように弥生は俺を軽く抱きしめる。向かい合ってキスをする兄妹。 これが……これがあの事件が引き起こした異常な日常だ。果たして弥生は本当に立ち直ったのだろうか。 俺には、弥生があの事件を忘れられないからこそ、俺に依存してしまっているようにしか思えない。 だからこそ、俺が弥生を拒んだりしたら……そう考えると、どうしても断れないのだった。 「お兄ちゃん……もう一回……」 「やよ……んっ」 いつか弥生は立ち直ることが出来るのだろうか。 708 :嘘と真実 7話 ◆Uw02HM2doE:2012/07/14(土) 02 16 40 ID 1T.A.a2U [5/5] 夜も更け、ようやく一日が終わる。わたしはベットに腰掛けながら窓の外を覗く。 そこには真っ暗な闇が広がっていた。 「……お兄ちゃん」 昔からだった。不安なことがあったりすると無意識にそう言ってしまう。 それを聞いたお兄ちゃんは、必ずわたしを助けてくれた。あの時だってそうだ。 お兄ちゃんはわたしの為にわざわざ駅まで来てくれた。その後ふさぎ込んでしまったわたしに、毎回話し掛けてくれた。 今、わたしがこうやって生活出来るのはお兄ちゃんのおかげなんだ。 「…………」 だから、不安で仕方ない。 お兄ちゃんと離れてしまうのが不安で仕方ないんだ。 まだわたしはあの事件を完全には忘れられずにいる。いけないと思っても、お兄ちゃんを頼ってしまう。 ……依存してしまう。でも、もしお兄ちゃんに……お兄ちゃんに恋人が出来たら……。 「わたしを……見てくれるのかな……」 きっと見てくれないに違いない。そうしたらわたしはどうなってしまうのだろう。 わたしは……あの悪夢に耐えられるのだろうか。 「……自分のこと、ばっかり」 呟きながら自覚する。わたしは本当に自分勝手なんだ。 お兄ちゃんに恋人が出来ることは、妹のわたしからしたら喜ばしいことのはずなのに。 「……考えるのは、止めよう」 ……たまにこうなってしまう。お兄ちゃんに甘えていると考えちゃいけないことを考えてしまう。頭がぐるぐるするのだ。 「……お兄ちゃんと話してから寝よう」 こういう時はお兄ちゃんと少し話せばすぐに落ち着く。思い立ったわたしは部屋を出てお兄ちゃんの部屋へ向かう。 扉が少し開いていて中からお兄ちゃんの声が聞こえてきた。覗いて見ると電話で誰かと話しているようだった。 「あー、なるほど。でも辻本さんの言う通りかもな……」 「……っ」 楽しそうに話すお兄ちゃんを見ていたら、何故か切なくなってその場を離れてしまった。 部屋に戻り、ベットに飛び込む。 「……辻本……さん」 何だろう。頭がぐるぐるする。あんな楽しそうに話すお兄ちゃん、久しぶりに見た。 ――頭がぐるぐるぐるぐるする。 わたしには絶対にしない、あんな笑顔を。 ――ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる。 もう寝よう。大丈夫、今夜はぐっすり眠れるはずだから。
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【検索用 うそとみらい 登録タグ 2023年 UTAU う うわべ 曲 曲あ 足立レイ】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞ショート版 フル版 コメント 作詞:うわべ 作曲:うわべ 編曲:うわべ 唄:足立レイ 曲紹介 曲名:『嘘と未来』(うそとみらい) うわべ氏の三作目。 『無色透名祭II』参加楽曲。後にフル版が本人のアカウントから投稿された。 歌詞 ショート版 (動画より書き起こし) 嘘ばかりだね。 異世界は続く。 未だ嫌な 音は鳴り響く。 力尽きて、 沈む、 諍いの眼。 明日、月に溺れていた。 何れ知るのさ。 未来に遺した言葉。 意味の性を。 今、月に溺れていた。 今は届くのだろう? シラを切るのでしょう? フル版 (動画より書き起こし) 嘘ばかりだね 異世界は続く 未だ嫌な 音は鳴り響く 力尽きて 沈む 諍いの眼 明日 月に溺れていた 何れ知るのさ 未来に遺した言葉 意味の性を 今 月に溺れていた 今は届くのだろう? シラをきるのでしょう? 過去ばかりだ 消えた意味 凍てつく言葉の 探し求めた先の 嫌なことも 声が聞こえたなら 水に流されて 廃れて 力尽きた 記憶 諍いの眼 昨日 月に溺れたまま 何れ死ぬのさ 未来に託した言葉 忌みの性を 今 月に呑まれていた 君も来るのだろう? 明日はあるのだろう? これからも 見損なった日のこと 何を見て 何を知って 何を思うか? 嘲りと様を 今 目に焼き付けていた それをしたとて 未来に残せぬ業火 人を選ぶ 耳にも通せぬ声が 響き渡り続く 明日を知らずまま コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
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嘘と接吻/ yozaquar feat.ぁゅ ( 試聴・採用コメント ) 「夏だ!休みだ! 自由研究オリジナル楽曲コンテスト」の第6回配信楽曲。 ?plugin=ref serial=1223?plugin=ref serial=1223?plugin=ref serial=1223 Lv CHAIN 譜面属性 BPM TIME Version Genre Illustrator Effect NOVICE 03 0966 215 II27 FLOOR pen TAKUYA ADVANCED 09 1214 EXHAUST 13 1628 +難易度投票 NOVICE 選択肢 投票数 投票 詐称 0 強 0 中 1 弱 0 逆詐称 0 ADVANCED 選択肢 投票数 投票 詐称 0 強 1 中 0 弱 0 逆詐称 0 EXHAUST 選択肢 投票数 投票 詐称 1 強 4 中 0 弱 0 逆詐称 0 攻略・解説 譜面・楽曲の攻略についてはこちらへどうぞ 見辛さ解消の為に改行や文頭の編集、不適切なコメントを削除することがあります [NOV]は2014/07/01時点で、Lv3でのチェイン数最多。その分アナログ・ロングが多め -- 名無しさん (2014-07-24 21 01 13) 名前 コメント ※文頭に[ bgcolor(#aaf){NOV}]、[ bgcolor(#ffa){ADV}]、[ bgcolor(#faa){EXH}]をコピー ペーストすると見やすくなります コメント 楽曲やイラストなどのコメントについてはこちらへどうぞ 何気にチェイン数が13では圧倒的 -- (名無しさん) 2014-03-20 06 46 03 ADVも1214CHAINと3/24時点でLV9最多タイ(はなむけADVと同CHAIN) -- (名無しさん) 2014-03-24 12 59 43 適した速度より気持ち速めにするとサビ辺りの疾走感が気持ちいい -- (名無しさん) 2015-07-14 19 28 01 名前 コメント すべてのコメントを見る