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会長「暇だな」 喜緑「暇ですね」 会長「暇だ」 喜緑「暇です」 会長「今日は暇か?一緒にどこか」 喜緑「忙しいです」 会長「そうか・・・暇だな」 喜緑「暇ですね」 会長「お茶をくれないか?」 喜緑「自分でやってください」 会長「あ、ああ・・・(今日の喜緑くんは冷たいな) 喜緑「ついでにわたしの分も煎れてもらえますか?」 会長「あ、ああ(・・・) 喜緑「ありがとうございます、ゴクリ゙・・・不味いですね」 会長「あ、ああすまない。ところでさっきから何を作ってるんだ?」 喜緑「なんだっていいじゃないですか」 会長「あ、ああそうだな(冷たい・・・なにがあったんだ・・・いつもの俺の喜緑くんに戻っておくれ!) 喜緑「それから、集中できないので話しかけないでもらえますか?」 会長「わかった(・・・もう駄目だ・・・心が折れちまった、今日はひたすらに黙って下校時刻を待とう) [キーンコーンカーンコーン] 会長「わたしは帰る・・・また明日会おう」 喜緑「やっとできました。はい会長」 会長「え?・・・なんだこれは」 喜緑「見てわからないですか?マフラーです」 会長「それはわかってるんだが、どうしてまた?」 喜緑「だって会長こんなに寒いのにマフラーも手袋もしてないから」 会長「から?」 喜緑「会長が風邪引いたら困ります。だから仕方なくわたしが編んでみました。はいどうぞ」 会長「・・・・・・グス」 喜緑「どうしたんですか?」 会長「あ、いやなんでもない」 喜緑「顔が赤いですけど、本当に風邪引いちゃいました?」 会長「あ、ああ引いたかもしれない、そうだきっと風邪だな」 喜緑「まったくそんな格好でいるからですよ。ちょっとしゃがんでください」 会長「え?ああ」 [グルグル] 喜緑「これで大丈夫です。暖かいですか?」 会長「・・・ああ、最高だ」 喜緑「それはよかったです。それじゃ帰りましょうか」 会長「ああ」 喜緑「次は手袋です。何色がいいですか?」 会長「何色でもいい」 喜緑「そういうのが一番困るんです」 会長「それじゃあ、黒」 喜緑「味気ないですね」 会長「でもまあきみが作ってくれるなら何色でもいいんだがな」 喜緑「だからそういうのが一番困るんです」 会長(言いたいことが全然伝わらん。でもまあいいか、マフラーが暖かいからな) 会長「校長、生徒会の予算を上げていただきたい」 校長「ほう、なんでまた」 会長「企業秘密で詳細は言えませんが、少なくとも生徒会書記のコスプレが見られるとだけ言っておきましょう」 校長「その話乗ろう」 会長「と、いうわけで今日から生徒会役員はこの衣装を着ることになった」 喜緑「一着しかないのはどうしてですか?」 会長「予算の関係上きみの衣装しか作れなかったのでな、だが品質の良さは保障しよう」 喜緑「この衣装を着用する意味を教えてもらえますか?」 会長「生徒会役員たるもの生徒諸君のために粉骨砕身しなければいけない。わかるな?」 喜緑「それはわかります。でもそれがどうしてメイド衣装なんですか?」 会長「生徒諸君に奉仕するのが生徒会役員だからだ」 喜緑「奉仕するからメイドさんですか?」 会長「そうだ」 喜緑「わかりました。着替えるので出て行ってもらえますか?」 会長「う、うっほう・・・望むところだ」 喜緑「どうぞ、終わりました」 [ガチャ] 会長「うううううほおう」 喜緑「はい?」 会長「失礼。そうだ、それでこそ我が北高の生徒会書記だ」 校長「これはいい・・・写真とっていい?」 会長「お客さん、一枚800円ですよ」 校長「2ショットは?」 会長「2000円になります」 校長「じゃあ6000円で三枚」 会長「まいどあ・・・」サラサラサラ 校長「どうし・・・」サラサラサラ 喜緑「いい加減にしてください(でもちょっと可愛いですね・・・たまにはいいかもしれません) 谷口「う、うっほおおおおおおお!!!トリプルAプラ・・・」サラサラサラ 喜緑「今日の食事当番を決めたいと思います」 長門「コクリ」 朝倉「多数決だけはなしよ」 喜緑「多数決が駄目ならなにで決めますか?」 朝倉「そうね、ぷよぷよなんてどう?」 長門「コクリ」 喜緑「お二人がそう言うのなら。どうやってやるんですか?」 朝倉「簡単だからやればわかると思うわ(勝った・・・このわたしが素人に負けるはずないもの) 朝倉「やっぱりわたしの勝ちみたいね」 喜緑「どうやらわたしの負けみたいです」 朝倉「もう諦めたら?」 喜緑「いえ、最後まで諦めません」 朝倉「往生際がわるいわね。いいわ、その心意気に敬意を表してもしそこから逆転できたらなんでも言うこと聞いてあげる」 喜緑「本当ですか?」 朝倉「約束してあげる、でもそのかわりわたしに勝てなかったら一ヶ月ご飯当番よろしくね」 喜緑「ふふふふふ、いいでしょう。聞きましたね長門さん?」 長門「イエス」 朝倉「なによ、そこからじゃもうどうにもできないでしょう?」 喜緑「よく見ていてくださいね」 朝倉「?」 [えいっ、ふぁいやー、あいすすとーむ、だいあきゅーと、ふれいんだむと、じゅげむ、ばよえーん、ばよえーん、ばよえーん ばよえーん、ばよえーん、ばよえーん、ばよえーん、ばよえーん、ばよえーん、ばよえーん、ばよえーん」 朝倉「ハワワワワワ」 長門「負け」 朝倉「ちょ、ちょっと、そんなの聞いてないわよ!?」 喜緑「なんのことですか?」 朝倉「めちゃくちゃ上手いじゃない、やったことないんじゃなかったの?」 喜緑「一度もやったことないとはいっていませんけど、ねえ長門さん?」 長門「言ってない」 朝倉「・・・いいわ。約束だもんなんでも聞く」 喜緑「そうですね・・・長門さん、なにかあります?」 長門「天蓋領域つぶして来い」 喜緑「それはいいですね、それじゃお願いします」 朝倉「それじゃちゃちゃっとつぶしてくるから次は有希と勝負よ!」 長門「逝ってらっしゃい」 朝倉「こら!あんた生意気なのよ!!」 天蓋領域「あん?」 朝倉「ハワワワワワ、助けて喜緑さん!」 長門「ばよえーん」 喜緑「もう少し積んでからのほうがいいですね」 長門「お腹すいた」 朝倉「そう」 長門「お腹すいた」 朝倉「だからなに?」 長門「なんか作って」 朝倉「自分でやったら?」 長門「やだ、お腹すいた」 朝倉「あっそう」 長門「お腹すいた?」 朝倉「すかない」 長門「チッ」 [ガチャ] 長門「シクシク」 喜緑「ただいま、どうしたんですか長門さん?」 長門「涼子がいじめた」 朝倉「はぁ!?何言ってるの?」 長門「怖いよー」 喜緑「ヨシヨシ、もう大丈夫ですからね。朝倉さんは夕ご飯抜きです」 朝倉「ちょっと待ってよ!わたしなにもして」 喜緑「長門さんは夕ご飯なにが食べたいですか?」 長門「カツカレー」 朝倉「この・・・猫被りやがって!」 長門「ビクッ」 [ガン!] 朝倉「イタっ!」 喜緑「いいかげんにしないとゲンコツですよ?」 朝倉「もうしてるじゃない!」 喜緑「なんですか?」 朝倉「・・・なんでもない」 長門(ヒヒヒ) 朝倉(覚えてなさい) 喜緑「どうして人間ごときにわたしがわかめ呼ばわりされなければいけないんですか?朝倉さん?」 朝倉「なあに喜緑さん」 喜緑「これからわかめって言った人間がいたら容赦なく刺し殺して構いません。いえお願いします」 朝倉「わかった頑張る」 部員A「部長そのわけめはどう」グサリ 部長「どうした?僕のわけめがどうか」グサリ 谷口「昨日振られちまったよ」 国木田「また告白したのかい?そんなに簡単に告白するから振られるんだよ」 谷口「まあ若気のいた」グサリ 国木田「谷口?だいじょう」空気だからグサリ 朝倉「いい調子いい調子。これなら喜緑さん褒めてくれるかな」 ??「わかめそば一つ」 朝倉「むむ?次はあそこね」 [スタタタ] 長門「なに?」 朝倉「あ、あの・・・ちょっとお仕事で」 長門「ナイフ?」 朝倉「あ、うんなんでもないの」 喜緑「ジーーー」 朝倉「ヒィ!わたしにはできないよー!」 喜緑「ジーーー」 朝倉「エエイ!」 [ガシャーン] 朝倉「ご、ごめんなさい長門さん!わたしもこんなことやりたく」 長門「お昼・・・」 朝倉「ハワワワワワ」 長門「消えろ」 [ヒュボ!!ヒラリ] 朝倉「ハワ!待って長門さん落ちつい」 長門「避けんな」 [シュバッ!!ヒラリ] 朝倉「ハワワ!?ごめんなさーい!!」スタタタタ 長門「待てこら」ダダダダ 喜緑「ふふ。いいストレス発散になりましたね」 朝倉「はぁはぁ・・・なんとか振り切れた」 喜緑「はぁはぁ言ってどうしたんですか?」 朝倉「今まで長門さんに追いかけられてたの、でもわたし頑張ったでしょう?」 喜緑「そうですね、よく頑張りました」ヨシヨシ 朝倉「またなにか用があったら言ってね」ニコニコ 喜緑「わかりまし、長門さーん、朝倉さんいましたよー」 朝倉「ハワ!?」 長門「そこにいたか」ダダダダダ 朝倉「ハワワ!!ごめんなさーい!!」スタタタタ 喜緑「もう飽きましたね。そうだ、生徒会室に行って会長いじりしましょ」 会長「ときに喜緑くん」 喜緑「なんでしょう会長」 会長「きみの髪の色は生徒会的にセーフなのか?」 喜緑「もちろんです」 会長「そうか、セーフなのか」 喜緑「なにか問題でも?」 会長「いや。たまには違う色に染めてもいいんじゃないか?」 喜緑「この色は駄目ですか?」 会長「いやそんなことはないが。ただ違う色の髪の喜緑くんも見てみたいなと思ってな」 喜緑「そうですか」 喜緑「突然ですがわたしに似合う髪の色を考えてください」 朝倉「なんで?」 長門「不可解」 喜緑「ちょっと気分を変えてみようと思いまして。何色がいいでしょうか」 朝倉「う~ん・・・むぅ~・・・」 長門「・・・・・・」 喜緑「・・・・・・」 朝倉「むむむぅ・・・くろ」 喜緑「黒ですか?」 朝倉「うん黒。だめ?」 喜緑「長門さんはどう思いますか?」 長門「いいんでない」 喜緑「それじゃ黒にしてみます。えい」 [ポン] 喜緑「どうですか?」 朝倉「とっても似合ってるよ」 長門「いいんでない」 喜緑「ありがとうございます。さ、夕ご飯の支度しましょうか」 朝倉「今日の喜緑さんなんか楽しそうね。なにかあったのかな?」 長門「さて」 翌日 会長「すまない遅くなっ・・・どちら様かな」 喜緑「え?」 会長「ここは関係者以外立ち入り禁止だが、何か用事でもあるのかな?」 喜緑「わたしですよ会長」 会長「ん?喜緑くんか?」 喜緑「そうです」 会長「どうしたんだねその髪は」 喜緑「似合ってますか?」 会長「誰だかわからなかったぞ」 喜緑「ガーン・・・そうですか」 会長「ん?元気がないがどうした」 喜緑「なんでもありません」 長門「そういうことか」 朝倉「ねぇ長門さん、覗き見なんて駄目だよー」 長門「見つからなければ問題ない」 朝倉「でも、よくないよー。喜緑さん怒るよー」 長門「黙って・・・シット」シャッ 朝倉「あれ?どこいくの?」 喜緑「なにをしているんですか?」 朝倉「ハワ!?喜緑さん!?」 喜緑「覗き見がどうとかわたしが怒るとか聞こえたんですが」 朝倉「そ、それは長門さんがしてたから」 喜緑「長門さん?どこにいるんですか?」 朝倉「さ、さっきまでここにいたの」 喜緑「わたしは朝倉さんの声しか聞いていませんけど?」 朝倉「で、でもホントに長門さんが」 喜緑「人のせいにするんですか?」 朝倉「ホントにいたの!」 喜緑「うそはいけません、そんな人にはお仕置きです」 朝倉「ハワワワワワワワ」 [バシュ!!] 喜緑「避けたら駄目じゃないですか」ヒュン!! 朝倉「ハワ!?避けないと死んじゃう!」ササッ 喜緑「なんで、ボシュ!人が、ドシュ!折角、マシュ!髪の、ホシュ!色を、ナシュ!変えたのに、ドン!」 朝倉「助けてー!!」 長門「ヒュウ、今日もまたギリギリだったぜ」 喜緑「前回の髪の色はちょっと失敗でした。もう一度考えてください」 朝倉(どうする長門さん) 長門(知らない) 喜緑「どうしたんですか?なにかいい案はないですか?」 朝倉(長門さん!) 長門(知らない) 喜緑「なにか言わないと二人とも夕ご飯抜きです」 朝倉「そ、それじゃ・・・青」 喜緑「青ですか、エイ」 [ポン] 喜緑「どうですか?」 朝倉「わあー似合ってる」 長門「いいと思う」 喜緑「そうですか?実はわたしも青なんてどうかなーって思ってたんです」 朝倉「とってもいいよ」 喜緑「ありがとうございます。じゃ、夕ご飯にしましょうか」 朝倉(今度は覗き見なんてしちゃ駄目だよ) 長門(さてね) 会長「フフフンフンフフフンフンフン・・・ん?」 喜緑「おはようございます会長」 会長「おはよう喜緑くん」 喜緑「いい天気ですね」 会長「ああそうだな」 喜緑「・・・ところで、なにか気づいたところはありませんか?」 会長「あの雲はコップに見えるな」 喜緑「そうじゃなくて」 会長「じゃあポットか?」 喜緑「もういいです」 会長「?」 長門「プ」 朝倉(笑っちゃ駄目だよ長門さん!) 長門(つい) 朝倉(でも喜緑さんかわいそう、長門さんは・・・あれ?長門さん?) 喜緑「今回は許しません」 朝倉「ハワワワ!?違うの」 喜緑「違いません」ガシュ! 朝倉「ヘルプー!!」 長門「ヒュウ、間一髪。あ、あの雲カレーに見える」 古泉「ですから、次は生徒を改造して世界征服をたくらんでいるというシナリオで」 会長「馬鹿馬鹿しい。そんなもんガキでも信じないぞ」 古泉「そうですか、三日間かけて出したアイデアだったんですが」 会長「出直して来い。じゃあな」 橘「あ、あの」 会長「・・・」 橘「あの!」 会長「なにか用か?」 橘「さっき古泉さんと話してましたよね?」 会長「ああ」 橘「あなたも機関の方なんですか?」 会長「いやちがうな、俺とあっちの利害関係が一致しているから協力してやってるだけだ」 橘「やった」 会長「は?」 橘「あ、なんでもないのです」 会長「ところで誰だお前は」 橘「あ、橘京子です。橘でも京子でもどっちでも好きなほうで呼んでください」 会長「橘ね。で、俺に何の用だ?」 橘「えっと、話すと長くなるから喫茶店でもいかないですか?」 会長「まあ暇だからな。付き合ってやる」 橘「ありがとうなのです」 [カランカラン] 会長「あ!」 橘「ん?」 喜緑「いらっしゃいませ、二名様ですか?」 橘「はい」 喜緑「それではあちらの席になります。ごゆっくりどうぞ」 会長「・・・」 橘「どうかしたんですか?」 会長「いや別に」 橘「そうですか。とりあえずコーヒーでいいですか?」 会長「ああ」 橘「すいませーん」 喜緑「はい」 橘「コーヒー二つお願いします」 喜緑「かしこりました」 橘「さっきからなにキョロキョロしてるんですか?」 会長「なんでもない」 橘「そうですか。じゃあ早速用件を言うのです」 橘「わかってもらえましたか?」 会長「ああ」 橘「なんかさっきからああしか言ってないのです」 会長「ああ」 橘「また。なんか今日は頭が働いていないみたいなので今度またゆっくり話しましょ。いいですか?」 会長「ああ」 橘「もう、まあいいのです。ここの御代はわたしが出しますから」 会長「ああ」 橘「じゃ、出ましょうか」 会長「ああ」 喜緑「お会計1200円になります」 橘「領収書もらえますか?」 喜緑「はい」 橘「ありがとうなのです。じゃ、いきましょうか」 会長「ああ」 喜緑「ありがとうございました」 橘「じゃあまた会いに行くのです」 会長「ああ」 橘「失礼します」 朝倉(今日の喜緑さん怖い) 長門(下手に触ると怪我するぜ) 喜緑「お二人ともどうしたんですか?そんなにすみっこでコソコソと」 朝倉「な、なんでもないの」 長門「ない」 喜緑「ふふ、あんまりコソコソしていると虫と間違えて潰してしまいますよ?」 朝倉「ハワワワワワ」 長門「涼子が今日の江美里はシワが多いって」 喜緑「なんですって?」 朝倉「言ってない!そんなこと言ってない!」 長門「いいやこの耳でしかと聞いた」 喜緑「あら?朝倉さん頭に虫がとまっていますよ」バシュ!! 朝倉「ハワワー!」 長門「ヒュウ、もう少しでこっちに火の粉が飛んでくるところだったぜ。お腹空いた、カレーでもチンしよ」 長門「今日は家事しなくていい」 喜緑「どうしてですか?」 長門「母の日と父の日の真ん中でお姉ちゃんの日」 喜緑「長門さん・・・」 長門「わたしが全部やるからお茶でも飲んでて」 喜緑「はい、それじゃお願いします」 長門「まずは洗濯」 [バサッバサッ、ジャー] 喜緑(ああ、そのシャツはネットに入れないと。あと色物は別に) 長門「完璧、次は掃除」 喜緑(仕方ありません) [ガチャ、テキパキテキパキ] 喜緑(これでよし。次はリビングですか) 長門「完璧、次はご飯」 喜緑(これは・・・ちょっと大変ですね) [パタパタ、フキフキ、ガー] 喜緑(ふぅ・・・う、なんですか?このニオイは) [シュワー、ジュウウ] 長門「おかしい、味の素は万能のはず」 喜緑(ホットケーキに味の素は冒険しすぎです長門さん。仕方ありません、エイ) [シュウウ] 喜緑(これでなんとか食べられるでしょう、ん、まだニオイますね) 長門「おーともない世界にーまーいおりたアイワズスノー♪」 喜緑(ノリノリで混ぜているあれは・・・カレー?・・・何を入れたらあのような色に、解析っ) 【水4リットル ジャガイモ1キロ ニンジン5本 タマネギ8個】 喜緑(ここまでは普通ですね、量が多すぎる気がしますが) 【鰯まるまる5匹 イカまんま5杯 鯛まんま1匹 板チョコ20枚】 喜緑(具にも問題がありすぎますが・・・一番の痛手はルーとチョコを勘違いしているところですね。これは早く手を打たないと) 長門「あとは煮込むだけ♪・・・!なにしてるの?」 喜緑「ギクギク、なんでもありません」 長門「今日はずっとお茶飲んでて」 喜緑「はい、でも」 長門「もう終わった。リビングでお茶」グイグイ 喜緑「わかりましたから(どうしましょう) 長門「そろそろ完成、待ってて」 喜緑「はい、(あれを煮込んだらどうなるのか・・・想像もつきません) 長門「はいどうぞ」 喜緑(こ、これは・・・カレー?だけならまだしもホットケーキにかけるとは・・・) 長門「どうしたの?」 喜緑「はいいただきます(せっかく長門さんがわたしのために作ってくれたんですから・・・覚悟を決めないと) 長門「?」 喜緑「いただきます」パクリ 長門どう?」 喜緑(こ、これは・・・鰯と鯛の内臓もごっちゃの出汁とチョコの甘みがあいまって・・・死) 長門「どう?」 喜緑「と、とてむおいしでふ(長門さんがわたしのために・・・耐えなければ) 長門「おかわりもある」 喜緑「い、いただきもふ(ここで命尽き果てようとも・・・) 長門「美味しかった?」 喜緑「・・・はい、ごちそうさま・・・でした(世界が白く見える・・・) 長門「実はデザートも」 喜緑「・・・いただきます(短い人生でしたが最後にとても幸せでした・・・) 朝倉「ただいまー!ご飯ご飯・・・喜緑さん!?どうしたの!!」 喜緑「ふふふ・・・赤い人が話しかけてきます」 朝倉「医者ー!!」 喜緑「お腹すきませんか?」 会長「少しな」 喜緑「そうですか」 会長「どうしてだ?」 喜緑「いえ別に」 会長「そうか」 喜緑「・・・確か今日家庭部はお休みなんですよね」 会長「ほう」 喜緑「それで調理実習の材料が余ってるみたいなんです」 会長「そうか」 喜緑「部長さんにもったいないから使ってくれない?って頼まれたんです」 会長「ほう」 喜緑「それで、お料理作ろうと思うんですけど、一人じゃ食べ切れないんです」 会長「そうか」 喜緑「余らせるくらいなら誰かに食べてもらったほうがいいですよね?」 会長「そうだな」 喜緑「仕方ないから会長に食べさせてあげてもいいですよ」 会長「んー」 喜緑「食べたく無いならいいんです、もったいないから作るだけですし」 会長「まあ腹も少し減ったしいいか。いただこう」 喜緑「仕方ないですね、それじゃいきましょう」 喜緑「参考までにききますけどなにか食べたいものはありますか?」 会長「そうだな・・・生姜焼き」 喜緑「偶然ですね、わたしも生姜焼きを作ろうと思っていたんです」 会長「そうか」 喜緑「他にはありますか?あくまでも参考にするだけですけど」 会長「うむ・・・とんかつとステーキとショートケーキとたこ焼きとプリン」 喜緑「またまた偶然ですね、ちょうどそれを作ろうと思っていたところです」 会長「材料はあるのか?」 喜緑「偶然にもあります。他にはなにかありますか?」 会長「そんなに食べられん」 喜緑「そうですか。それじゃ作りますから少し待っててください」 会長「ああ」 喜緑「できました」 会長「いい匂いだな、食べてもいいか?」 喜緑「どうぞ。でも別に会長のために作ったわけではないですけどね」 会長「ああ、いただきます」モグモグモグ 喜緑「・・・久しぶりに作ったから味はどうでしょうか、ちょっと気になります」 会長「美味いよ」 喜緑「別にきいていませんけど。ただの独り言ですし」 会長「非常に美味い」 喜緑「そうですか。これも食べます?余ったらもったいないですし」 会長「ああ」モグモグ 喜緑「失敗したかもしれません」 会長「いや美味いよ」 喜緑「そうですか、まだ料理ありますけどどうします?」 会長「食べよう」モグモグ [ガラ] 谷口「うい~っす!いい匂いがするなぁ。いただいてもいいですか?」 会長「ああかまわ」 喜緑[ギロリ] 谷口「し、失礼しましたー!」スタタタタ 会長「どうしたんだ急に?」 喜緑「さあ、変なものでも食べたんでしょう。お料理余らせるのもったいないのでどんどん食べてください」 朝倉「今日のご飯なんていうか貧相じゃない?」 喜緑「すいません。ちょっとした出費があったもので」 会長「数学の課題は明日までだったか?」 喜緑「そうです」 会長「もうやったか?」 喜緑「はい、まだやってないんですか?」 会長「忘れていたんだ。写させてくれ」 喜緑「駄目ですよそんなこと」 会長「ばれやしない」 喜緑「違います、そんなことしたら会長が覚えないじゃないですか」 会長「お母さんみたいなこと言わないでくれ。頼むこのままじゃ終わらん」 喜緑「駄目ったら駄目です」 会長「とほほほほ」 喜緑「そんなこと言ってる暇があったらやったらどうですか?」 会長「ふん、どうせ間に合わないならやる必要はない」 喜緑「そんなこと言わないでください、わからないところは教えてあげますから」 会長「・・・やればいいんだろうやれば」 喜緑「はい頑張ってください」 喜緑「はい、お茶です」 会長「ありがとう。えっと、ここなんだが」 喜緑「ここはこの公式を使うんです」 会長「そうか、なるほど」 喜緑「あ、ここの答え間違ってますね」 会長「うん?どこだ」 喜緑「ここです」 会長「間違ってるのか?完璧に解いたはずだが」 喜緑「えっと・・・ここで計算を間違えたんですね」 会長「あ・・・やり直しか」 喜緑「でも一回解いてるんですから今度はもっと早くできますよ」 会長「そうだな」 会長「やっと終わった」 喜緑「お疲れ様です」 会長「すまんな付き合わせてしまって」 喜緑「いえ、でも意外と早く終わりましたね」 会長「喜緑くんの教え方がよかったからな」 喜緑「ふふ、ありがとうございます」 会長「それじゃ帰るかとするか」 喜緑「はい」 教師「それじゃ出しておいた課題を提出してもらおうか」 会長(ノートノート・・・ない!?わたしとしたことがなんてミスを) 教師「どうした会長、まさかやってないとは言わないだろうな」 会長「やったんですが家に忘れました」 教師「廊下に立ってなさい」 喜緑「はぁ・・・」 喜緑「あら?こんにちは九曜さん」 九曜「――はぁい」 喜緑「お散歩ですか?」 九曜「――いえす」 喜緑「ところでどうしてそんなに髪の毛が多いんですか?」 九曜「――それはね・・・獲物を捕まえるためさ!!」ゴワ!! 喜緑「甘いです」ヒュン 九曜「――まだまだ」ゴシュシュシュ 喜緑「ファイガ!」バシュウウ 長門「楽しそう」 朝倉「あれでストレス発散してるのよ。ほっといてアイスでも食べよ」 喜緑「会長、値札がついてますよ」 会長「本当か?」 喜緑「うそでーす」 会長「まあ制服に値札がついてるはずもないな」 喜緑「・・・あ、コンタクト落としちゃいました」 会長「それは大変だ」 喜緑「うそでーす」 会長「コンタクトしてないもんな」 喜緑「・・・おなか空きました」 会長「なにか食べたらどうだ」 喜緑「うそでーす」 会長「あ、うん」 喜緑「・・・ちょっと会長さっきからリアクションが悪いですよ?なめてるんですか?」 会長「今やっと駅に攻撃が届いたところなんだ。あと少しで読み終わるから静かにしててくれないか?」 喜緑「せっかくわたしが遊んであげているのに、いいんですか?」 会長「静かにしててくれ」 喜緑「・・・」 喜緑「のどが渇いたからお茶を煎れたんだけど余っちゃって江美里困ったなー」チラ 会長「・・・・・・」 喜緑「あ、こんなところに駅前の有名店シェ田中のプリンが二つも。でも二つも食べたら太っちゃうから江美里困ったなー」チラ 会長「・・・・・・」 喜緑「暑いから着替えましょう。こっち見ちゃ駄目ですよ?」チラ 会長「・・・・・・」 喜緑(いい加減にしてください、もう) 会長「ふぅ、終わった」 喜緑「まったく、生徒会をなんだと思っているんですか?」 会長「今日はわたしときみ以外いないじゃないか」 喜緑「だからって、一人で暇を持て余すこっちの身にもなってください」 会長「すまなかったな」 喜緑「わかればいいんです。それじゃ帰りましょうか」 会長「ああ」 喜緑「その本わたしも読んでみたいです」 会長「それじゃ明日一巻から持ってくる」 喜緑「お願いします」 会長「そろそろ帰るか」 喜緑「はい」 会長「しかし日が落ちても暑いな」 喜緑「そうですね」 会長「それにこの長い坂のおかげで不快感倍増だ」 喜緑「楽しいじゃないですか」 会長「この坂がか?」 喜緑「会長と一緒に歩くのが」 会長「ん?それはどういう」 [ドーン!] 喜緑「わぁ、綺麗ですね」 会長「ああ、そういえば今日は花火大会だったな」 喜緑「わたし花火を見るの初めてです」 会長「本当か?それじゃ出店もいったことないのか」 喜緑「出店ってなんですか?」 会長「たこ焼きとかりんご飴とか売ってる屋台のことだ。あと金魚すくいとか射的とか」 喜緑「それは面白いんですか?」 会長「面白いな、日本の文化だ」 喜緑「いってみたいです」 会長「そうか、それじゃちょっと寄ってみるとしよう」 喜緑「会長あれはなんですか?」 会長「わた飴っていって砂糖を溶かして作るお菓子・・・って聞いてるのか?」 喜緑「二つください」 店員「はいまいど」 喜緑「はい会長」 会長「ありがとう」 喜緑「ハムハム・・・美味しいです」 会長「綿飴なんて久しぶりだな」パク 喜緑「すいません、あと二つください」 店員「まいどありっ。お姉さん可愛いから御代いは一つ分でいいよ」 喜緑「ありがとうございます」 会長「そんなに食べるのか?」 喜緑「お土産です、持っててください。あれはなんですか?」 会長「りんご飴だ」 喜緑「4つください」 店員「まいど」 喜緑「はい会長、二つはお土産ですから食べちゃ駄目ですよ」 会長「ああ、しかしそんなペースで食べたら太」 喜緑「あれはなんですか?」 会長「射的だ、だから人の話を」 喜緑「花火大会ってとっても楽しいんですね」 会長「それはなによりだ。ところでこの大量の荷物はどうするんだ?」 喜緑「運んでくれないんですか?」 会長「・・・まあ色々奢ってもらったしいいだろう」 喜緑「お願いします、また来ましょうね」 会長「花火大会は一年後だな」 喜緑「それは残念です」 会長「盆踊りなら八月にある」 喜緑「一緒にいきましょうね」 会長「ああ楽しみだな」 喜緑「ただいまー、遅くなりました」 朝倉「なにしてたの?お腹すいたー」 長門「それは?」 喜緑「お土産です」 朝倉「なにこの物体は」 喜緑「それはわた飴といって・・・」 長門「たまには変わったカレーが食べたい」 朝倉「変わったカレーねぇ・・・おでんカレーなんてどう?」 長門「やってみる価値はある。でもおでんカレーじゃなくてカレーおでん」 朝倉「別におでんカレーでいいじゃないの」 長門「よくない、カレーおでん」 朝倉「わかったわよ、それじゃ早速作ってみよっか」 長門「手伝う」 朝倉「これだけ煮込めば味もしみたでしょ」 長門「味見する」 朝倉「具はなにがいい?」 長門「大根と卵とはんぺんとこんにゃく」 朝倉「味見ってレベルじゃないわね、はいどうぞ」 長門「モグモグモグ・・・こ、これは」 朝倉「どうしたの?」 長門「食べてみて」 朝倉「モグモグ・・・美味しい・・・これすごいわ」 長門「商品化したら間違いなく売れる」 朝倉「コンビニにあったら間違いなく買うわねこのおでんカレー」 長門「違うカレーおでん」 朝倉「明日セ○ンに売り込みにいこ、確実に商品化ねおでんカレー。これでわたしも大金持ちよ」 長門「カレーおでん」 朝倉「考案したのも作ったのもわたしなんだから名前はわたしが付けるわ。おでんカレーよ」 長門「カレーおでん、それに作るキッカケはわたしの発言。だから利益の半分は貰う」 朝倉「寝言は寝て言って?」 長門「・・・」 [ベチャ] 朝倉「アツ!・・・なにするのよ!」 長門「わたしはなにもしていない、気づいたらガンモが宙を舞っていた」ベチャ 朝倉「あらこんにゃくって飛ぶのね、気をつけないと」ベチャ 長門「どうやらちくわも飛ぶみたい、気をつけて」ベチャ 朝倉「あら今度は」ベチャ 長門「に」ベチャ 朝倉「・・・・・・」 長門「・・・・・・」 [ガッシャーン!スババババ、パリーン!グシャ・・・] 朝倉「おでんカレー!」ヒュン 長門「カレーおでん」バシ 喜緑「ただいま、おそくな」ベチャ 朝倉「おでんカレーったらおでんカレー!」シュバ 長門「カレーおでんったらカレーおでん」ボシュ 喜緑「・・・」ベチャ、ベチャ [ガン!ガン!] 朝倉「イタッ!」 長門「ひゃ!」 喜緑「なにをしているんですか?わたしにわかるように説明してください」 朝倉「有希が最初に」 長門「悪いのは涼子」 朝倉「そっちが最初にガンモ投げてきたんでしょ!?」 長門「がめついそっちが悪い」 朝倉「なによ!喧嘩売ってるの!?」 長門「いくらでも売る」 [ガン!ガン!] 喜緑「もういいですから部屋を掃除してください。終わるまで夕飯は抜きです」 朝倉「わかったわよ」 長門「フン」 喜緑(あら?なんですかこれは、普通のカレーではないみたいですけど。パクリ・・・こ、これは・・・商品化したら大ヒット間違いなしです) 喜緑「これはカレーでんといってカレーでおでんを煮込んだものでして。是非御社で商品化を・・・」 会長「これはこれで・・・脳内花畑女も・・・ふふん」 喜緑「なにぶつぶつ言ってるんですか?」 会長「うお!い、いつのまに」 喜緑「けっこう前からいましたけど。それはなんですか?」 会長「は!!・・・なんでもない気にするな」 喜緑「会長はそういうのが好きなんですね」 会長「ち、違う!これは喜緑くんのが欲しくて買ったら残念なことにレアの涼宮ハルヒ体操服だっただけだ!本当はきみのが欲しくて」 喜緑「そうなんですか。言ってくれればいくらでも差し上げたのに」 会長「本当か!?」 喜緑「はい、今回ご紹介させていただく商品はこちら。涼宮ハルヒの憂鬱より喜緑江美里等身大フィギュア、造形師ミエリが命をかけて 細部まで再現したこの商品は全身230箇所の間接が稼動、どんなポーズも思いのままという優れもの!メーカー希望価格200万 円のところ今回10体限りの大サービス!なななんと19万8000円でもってけ泥棒!」 会長「10体ください」 ひぐらしの喜緑さん 喜緑「みーんみーん」 会長「それミンミンゼミだろ」 喜緑「は!・・・ボケてみたんです」カァァァ 会長「そうか」 [ピンポーン] 会長「誰だ?」 喜緑「わたしです、こんばんは会長」 会長「喜緑くん?どうしたんだね」 喜緑「お見舞いに来ました。開けてもらえますか?」 会長「ああ」 [ガチ、ガタン!] 喜緑「あら?どうしてチェーンロックなんてかけているんですか?」 会長「今外そうと思ったんだがこう引っ張られては外せないぞ」 [ガン!ガン!ガン!ガン!] 喜緑「開けてください開けてください開けてください開けてください開けてください開けてくだ さい」 会長「だからこれでは外せないぞ」 喜緑「・・・・まったく、少しくらいは驚いたりとか動揺したりとか引いたりとかしてください、 折角わたしが暇潰しのアトラクションを考えてきたのに」 会長「ああ、すまん」 喜緑「もういいです、はいこれ」 会長「なんだこれは?」 喜緑「お見舞いに手ぶらで行くのもなんだと思いましておはぎを作ってみました、でも一つだけはずれが」 会長「いま腹の具合が優れないんでな、遠慮しておこう」 喜緑「え、あのでも折角」 会長「う、すまんまた波がきたんでな、また学校で」 喜緑「あ」 [バタン] 喜緑「・・・」 朝倉「おかえり喜緑さん」 長門「お腹すいた」 喜緑「すいません今日はちょっと疲れたので先に休みます」カタ、スタスタ 長門「めずらしい」 朝倉「ほんとね、にしてもお腹すいたわ」 長門「これ良い匂いがする」 朝倉「クンクン、ほんとね、でも勝手に開けちゃ駄目だよ」 長門「モグモグ、美味い」 朝倉「ってもう食べてるし、わたし知らないからね」グゥゥ 長門「食べる?美味しい」 朝倉「う・・・じゃあ一個だけ、パク」 長門「しかし美味い」モグモグ 朝倉「痛!なにこれ」ペッ 長門「カプセル?」キュポッ 朝倉「紙?なんか書いてある?」 長門「今日の数学は新しい公式をやったので仕方ないですけど明日ノートを写させてあげます、だから明日は学校に来ないと駄目ですよ」 朝倉「これなに?喜緑さんが書いたのかな」 長門「さあどう・・・」シャ 朝倉「この展開は!!」 喜緑「あら」 朝倉「違うの!」 喜緑「違いません」 朝倉「アッー!『禁則事項』だけは!『禁則事項』だけはあああ!!!」 長門「まさかここであの伝説の『禁則事項』が見られるとは、ヒュウ♪長生きするもんだぜ」 [ピンポーン] 会長「ゴホ、誰だ?」 喜緑「わたしです、お見舞いにきました」 会長「ああ喜緑くんか、今開ける」 [ガチャ] 喜緑「今日も来ないなんてどういうつもりですか?」 会長「ゴホゴホゴホ、すまん風邪を抉らせたみたいでゴホゴホゴッホ」 喜緑「大丈夫ですか?」 会長「あまり大丈夫ではないな」 喜緑「ちゃんとご飯食べてますか?」 会長「あまり食欲がわかなゴホゴホゴホ」 喜緑「なんならわたしがなにか作りましょうか?なにか栄養のあるものを」 会長「いや、きみにうつすといけないからな。結構だ」 喜緑「わたしは平気です」 会長「わたしが平気じゃゲホゲホ」 喜緑「でも」 会長「すまん今日は帰ってくれ」 [バタン] 喜緑「・・・」 長門「こういうことだったのか」 朝倉「どうせまたわたしだけ置いて逃げるんでしょ?もう今回は」 長門「シット」 喜緑「・・・」スタスタ 朝倉「気づかなかった?あの喜緑さんが」 長門「明日はカレーが振るなこりゃ」 会長「夏だな喜緑くん」 喜緑「夏ですね会長」 会長「明日はプール開きだそうだ」 喜緑「知ってます、どうしてわざわざ?」 会長「いや水着を忘れたら大変だと思ってな」 喜緑「そんなドジじゃありません。会長こそ水着忘れたりしないでくださいね」 会長「ああまかせておけ」 会長(眠れない・・・ちょっと散歩をして気を静めてくるか) [ガチャ、バタン、スタスタ・・・] 会長(夜の散歩もたまにはいいな、夜風が妙に涼しいがそれもまた気持ち) 通行人「キャーーーーーー!!!」 会長「どうした?」 通行人「イヤー!!!変態いいいいいいいいい!!!」 会長「ちょっと待ってくれ、どこにも変態などいないが」 通行人「たすけてええええええええええええええええええ」 会長(・・・ッハ!!海パン一丁のままだ!!!) 通行人「追いかけてこないでええええ!!!」 会長「ちょっと待て!!、これは明日のプール開きに海パンを忘れないために履いていただけで、俺は決して変態などでは」 通行人「おまわりさあああん!!!」 会長「おい、誤解だと言ってるだろ!!交番は駄目だ!!!」 警官A「どうしま・・・至急応援を呼べ!!この人を頼む」 警官B「了解しました!本部本部」 警官A「待て!!!」 会長「違う誤解だ!!」 警官A「待ちやがれ!!!はぁはぁ・・・」 会長(なんとか振り切ったか・・・) [ウーウー] 会長(クソ!こっちにまで警官が・・・しかし絶対に捕まるわけにはいかない。俺にはやらねばならん使命があるんだ) 警官C「いたぞ!ブーメラン男発見!!!」 会長「うおおおおおおおおおお加速装置!!」 警官D「は、速い!!・・・人間の限界を超えている」 会長(はぁはぁ・・・お、いつの間にか学校まできてたのか・・・そうだ、学校なら絶対に見つ からないだろう、少し休むか」 ??「・・・う、・い・ょ・・会長?」 会長「あん?」 喜緑「なにしてるんですか?」 会長「おはよう喜緑くん・・・ってもう朝か!?」 喜緑「朝どころか三時間目ですよ、どうしてそんな格好で寝ているんですか?しかもこんなところで」 会長「まあ色々あって、って三時間目!?プールの時間じゃないか!どうしてブルマなんだ?」 喜緑「雨でプールは中止になりました」 会長「嘘だ!!」 喜緑「本当です」 会長「嘘だよ!!」 喜緑「本当です」 会長「燃えた・・・燃え尽きたぜ・・・まっしろにな・・・」ガク 岡部「おーいボールまだかー?」 喜緑「今持っていきます」 会長「ブルマも・・・いい」ガク 喜緑「会長」 会長「なんだね喜緑くん」 喜緑「今は夏休みですよね?」 会長「ああそうだが、どうかしたのか?」 喜緑「わたし達はどうして夏休みなのに毎日学校にいるんでしょう」 会長「わたしたちは生徒会の役員だ、言うなれば北高の頭脳なんだ。これはわかるな?」 喜緑「はいわかります」 会長「だからだ」 喜緑「だからの使い方を著しく間違っていますね。それになんで会計さんと副会長さんはいないんですか?」 会長「必要ないからだ」 喜緑「じゃあわたしも必要ないのでは?」 会長「この世に必要ない人間などいない」 喜緑「矛盾という言葉をご存知でしょうか」 会長「知っている。それでは今日の生徒会の活動予定を発表しよう」 喜緑「はぁ」 会長「現代の若者がどのようなところに行きどのように時間を使っているのかを調査しよ うと思う。なにか質問は?」 喜緑「意図はなんでしょう」 会長「知りたいからだ。それでは早速いこうか」 会長「今日はこの辺で解散するとしよう。いや実に有意義な一日だった」 喜緑「買い物をして映画を見てブラブラして食事をした一日がなぜ有意義なんですか?」 会長「楽しかったからだ。それでは明日の活動予定は」 喜緑「明日もあるんですか?」 会長「某ネズミ王国を調査しようと思う。なにか質問は?」 喜緑「少し遠くありませんか?」 会長「問題ない。今日は早く寝るつもりだ」 喜緑「そうですか」 会長「明日は駅前に7時に集合。遅刻したら罰ゲームがあるから遅刻するように」 喜緑「遅刻するようにって」 会長「ああ。それとおやつは300円まで、お弁当はわたしの分も作ってくるように。それではまた明日」 喜緑「ではまた明日」 朝倉「たっだいまー。いやー今日はいいグチが釣れたわ」 長門「おかえり」 朝倉「喜緑さんは?」 長門「キッチン」 朝倉「こんな時間に?もう12時よ」 朝倉「ただいま喜緑さん。なにしてるの?」 喜緑「おかえりなさい。少し料理の練習を」 朝倉「練習にしてはちょっと作りすぎじゃない?」 喜緑「レパートリーを増やそうと思いまして」 朝倉「ふーん、ちょっと食べていい?」 喜緑「駄目です」 朝倉「なんで?練習なんでしょ?」 喜緑「駄目なものは駄目です」 朝倉「ちょっとだけ」 喜緑「駄目ったら駄目です」 朝倉「今日の喜緑さんなんか変じゃない?」 長門「変って?」 朝倉「なんとなく」 長門「そう」 朝倉「まあいいわ。それより聞いてよ有希。今日すっごい大物逃がしちゃったのよ。あれは1メートルはあったわね。もう引きが違ったもの、だって竿が折れそうだったのよ?今度行った時は絶対吊り上げてみせるわ。そうだ、今度有希も一緒にいかない?今の季節だと・・・」 長門(タイカレーって鯛が入ってるのかな) [ガサガサガサ] 朝倉「ん・・・んう?喜緑さん?」 喜緑「あ、起きちゃいましたか」 朝倉「なにしてるの?こんな早い時間に」 喜緑「ちょっと出掛けるので準備を」 朝倉「もう準備してるの?いくらなんでも早いでしょ」 喜緑「わたしがどこに行くか知ってるんですか?」 朝倉「知ってるもなにも三人で行くんじゃない」 喜緑「なんのことですか?」 朝倉「どうしちゃったの?今日三人で海に行く約束してたじゃない」 喜緑「・・・あ」 朝倉「忘れてたの?」 喜緑「すっかり忘れてました」 朝倉「じゃあ何の準備?」 喜緑「えっと、ちょっと用事ができまして」 朝倉 「海は?」 喜緑「また今度にしましょう」 朝倉「わたしは別にいいけど、有希が怒るわよ?」 喜緑「その辺は朝倉さんにお任せします。それじゃ」 朝倉「ちょっと!・・・どうしろっていうのよ」 長門「むぅ・・・」 朝倉「おはよう有希、朝ごはんなに食べる?」 長門「納豆、江美里は?」 朝倉「さ、さあ。納豆ね、今用意するから」 長門「なんで江美里いないの?」 朝倉「多分トイレにでも行ってるんじゃない?」 [バサ、スタスタ、ガチャ] 長門「いない」 朝倉「お風呂だったかしら」 [スタスタ・・・] 長門「いない」 朝倉「ベランダに」 長門「いなかった」 朝倉「・・・掛けたわ」 長門「なに?」 朝倉「用事があるって出掛けたわ」 長門「いつ帰ってくるの?」 朝倉「ちょっとわからないわね」 長門「海は?」 朝倉「また今度」 長門「やだ」 朝倉(どうしたらいいの・・・) 喜緑「やっとつきましたね」 会長「ああ、ここが陰謀渦巻く夢の国ディ○ニーランド、なかなか大きいじゃないか」 喜緑「ただの夢の国でいいじゃないですか」 会長「時間がもったいない、まずはビッグ○ンダーマウンテンだ」 朝倉「ここも楽しいでしょ?」 長門「・・・」 朝倉「ほら、ミッ○ーがいるわよ。写真撮らない?」 [カポ] 中の人「あ!?」 子供「わああああああああああ」 長門「・・・」 朝倉「すいませんすいません!なにやってるの有希!!」 長門「・・・」 朝倉「なんとか言いなさい!」 長門「・・・」グス 朝倉「あ、泣かないで」 長門「・・・」 朝倉「ね、ほらせっかく千葉まで来たんだからなにかアトラクションで」 長門「あ!!」スタタタタ 朝倉「ちょっと、どこいくの!?」 [タックルホールド] 喜緑「あいた。長門さん?」 長門「・・・」ギュウウ 朝倉「喜緑さんなにやってるの?」 会長「なんだね君たちは」 喜緑「わたしの妹みたいなものです。お二人こそ、こんなところでなにしてるんですか?」 長門「涼子がいじめた」 喜緑「あらあら、駄目ですよ朝倉さん」ヨシヨシ 朝倉「いじめてなんかないわよ。で、なにやってるの?」 喜緑「生徒会の活動です」 会長「デートだ」 喜緑「デートなんですか?」 会長「そうだ」 喜緑「だそうです」 朝倉 「ふーん、海に行く約束破ってデート?」 喜緑「余計なこと言ってるとご飯抜きですよ?」 朝倉「ごめんなさい」 長門「海」 喜緑「え?」 長門「海いく」 喜緑「今からですか?」 長門「ん」 喜緑「いいですか?会長」 会長「わたしは構わないが」 喜緑「それじゃ行きましょうか」 喜緑「海もたまにはいいですね」 会長「そうだな」 長門「次あれ」 喜緑「はいはい」 会長「ほんとに姉妹みたいだな」 朝倉「ほんとに楽しいわねこの海・・・っておい!!ディズ○ーシーやんけ!海は海だけども」 長門「うみうみ」 喜緑「忘れ物ありませんね?水着はちゃんと持ちましたか?」 長門「持った」 喜緑「暑いからちゃんと帽子も被らないと駄目ですよ」 長門「大丈夫」 喜緑「ちゃんと日焼け止めも」 [ピンポーン] 朝倉「はーい」 [ガチャ] 会長「やあ、遅くなったかな」 朝倉「大丈夫」 喜緑「ハンカチとティッシュは持ちました?」 朝倉「いつまでやってるの?」 喜緑「じゃあいきましょうか」 喜緑「そういえば会長いくつなんですか?」 会長「17だが」 喜緑「どうして車の運転を?」 会長「免許は向こうで取ったんでな」 長門「海まだ?」 会長「あと20分てところだろう、なにか音楽でもかけようか?」 朝倉「いいわね、偶然にもわたしCD持ってるからかけてもらえる?」 会長「ああ」 『やらなくて後悔するよりも、や』 喜緑「これをかけてもらえますか?」 会長「ああ」 『Looking for a cure within the human raceEliminate the poor, how much longer will it takeBurning up the tents of the rank and fileExterminate their lives, 会長「メガデスはどうかと思うが」 喜緑「いいじゃないですか。じゃあ会長はなにをかけるつもりだったんですか?」 『駐車場の猫はあくびをしなーがらー』 喜緑「普通ですね」 会長「いいじゃないか」 朝倉「いいわね、こういうのも」 長門「窓開けて」 『この長い長い下り坂を君を自転車の後ろに乗せて ブレーキいっぱい握りしめて ゆっくりゆっくり下ってく』 会長「暑いな」 喜緑「夏ですからね」 朝倉「有希いこ・・・って早!」 長門「うみうみ」バシャーン 会長「飲み物でも買ってくるから一緒に遊んできたらどうだ?」 喜緑「それではお言葉に甘えて」 喜緑「右ですよ、もうちょと右」 朝倉「なんで追いかけてくるのよ!見えてるでしょ有希!!」 長門「見えてない」 会長「ふ」 長門「あそこまで競争」 朝倉「負けたら罰ゲームだからね」 喜緑「会長もですよ」 会長「それじゃあ少し本気でやろうか」 長門「ドン!」 朝倉「え!?なにこれちょっと足になにか」 喜緑「それじゃあ罰ゲームですね」 朝倉「ズルしたじゃない!」 長門「証拠」 喜緑「負け惜しみはいけません」 朝倉「うぅ」 喜緑「罰ゲームはどうしますか?」 長門「スイカ一個食べる」 喜緑「いいですね」 会長「すぐ買ってこよう」 朝倉「ううう・・・お腹が」 長門「ビーチバレー」 喜緑「ほら朝倉さんいつまで寝ているんですか?」 会長「2対2だな」 喜緑「会長わたしチーム対長門さん朝倉さんチームでいいですね」 朝倉「今度は負けないから」 朝倉「熱い!髪の毛焦げたじゃない!」 長門「気のせい」 朝倉「待てこの!」 長門「待てと言われて待つ奴はいない」 喜緑「火傷しないように」 会長「そろそろ帰るか」 喜緑「まだ線香花火が残ってます、これをやってから」 会長「ああ」 [ジュ] 会長「帰るか」 喜緑「・・・」 会長「どうした?」 喜緑「なんでもありません、そろそろ帰りますよー」 朝倉「はぁはぁ」 長門「もう帰るの?」 喜緑「ええもう遅いですから」 会長「また来ればいい、夏は長いからな」 喜緑「そうですね、また来ましょう」 長門「わかった」 朝倉「疲れた・・・」 長門「すぅzzzz」 朝倉「zzzんが」 喜緑「今日はありがとうございました」 会長「いや、わたしも楽しかったからお礼はいい」 喜緑「そうですか」 会長「・・・」 喜緑「・・・」 会長「着いたがどうする?」 喜緑「起こすのも可哀想ですね。わたしは長門さんをおんぶしますから会長は朝倉さんをお願いします」 会長「わかった」 長門「待て・・・zzz」 朝倉「もうわたしのライフは・・・ゼzzz」 喜緑「どうもありがとうございました」 会長「礼はいいと言ったろう」 喜緑「そうでしたね」 会長「それじゃそろそろ帰るとしよう」 喜緑「はい、また明日」 会長「明日?」 喜緑「生徒会役員に夏休みは無いんでしたよね?」 会長「ああそうだったな、また明日」 喜緑「はい」 会長「そうだ」 喜緑「はい?」 会長「今度は二人で行こうか」 喜緑「それは生徒会の活動ですか?」 会長「デートだ」 喜緑「そうですか、では明日」 会長「ああ」 朝倉(あの二人どういう関係なのかしら) 喜緑「ちょっと出掛けてきますね」 朝倉「いってらっしゃい」 長門「・・・」 喜緑「1,2,3,4、五つ数えてバスケットシューズが履けたよ~♪」 [ビチャ] 喜緑「・・・」 喜緑「なぜかわたしの靴が濡れていたんですけど誰か知りませんか?」 朝倉「濡れてた?なんで?」 長門「・・・」 喜緑「長門さん?」 長門「・・・知らない」 喜緑「そうですか。困りましたね、これでは夕ご飯の材料が買えません」 長門「あ・・・」 朝倉「大変ね、これじゃお腹空いて死んじゃうわ」 喜緑「仕方ないですね。今日は夕ご飯なしです」 長門「・・・なさい」 喜緑「お腹空きましたね」 朝倉「なんだか倒れそうだわ」 長門「・・めんなさい」 喜緑「なんですか?」 朝倉「なにか言った?」 長門「・・・ごめんなさい」 喜緑「謝るなら最初からやらなければいいんです」 長門「・・・」グス 朝倉「でもちゃんと謝ったんだから許してあげたら?」 喜緑「反省しましたか?」 長門「・・・」コク 喜緑「じゃあ許してあげます。でも罰として荷物持ちをしてもらいます。いいですね?」 長門「うん」 長門「これ」 喜緑「はい」 長門「これも」 喜緑「はい、いいですよ」 朝倉「そんなにお菓子ばっかり買ってどうするのよ、荷物も喜緑さんが持ってるし。ちょっと有希に甘いんじゃない?お菓子だけに」 喜緑「他に欲しいものはありますか?」 長門「あっち」 喜緑「はいはい」
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会長「暇だな」 喜緑「暇ですね」 会長「暇だ」 喜緑「暇です」 会長「今日は暇か?一緒にどこか」 喜緑「忙しいです」 会長「そうか・・・暇だな」 喜緑「暇ですね」 会長「お茶をくれないか?」 喜緑「自分でやってください」 会長「あ、ああ・・・(今日の喜緑くんは冷たいな) 喜緑「ついでにわたしの分も煎れてもらえますか?」 会長「あ、ああ(・・・) 喜緑「ありがとうございます、ゴクリ゙・・・不味いですね」 会長「あ、ああすまない。ところでさっきから何を作ってるんだ?」 喜緑「なんだっていいじゃないですか」 会長「あ、ああそうだな(冷たい・・・なにがあったんだ・・・いつもの俺の喜緑くんに戻っておくれ!) 喜緑「それから、集中できないので話しかけないでもらえますか?」 会長「わかった(・・・もう駄目だ・・・心が折れちまった、今日はひたすらに黙って下校時刻を待とう) [キーンコーンカーンコーン] 会長「わたしは帰る・・・また明日会おう」 喜緑「やっとできました。はい会長」 会長「え?・・・なんだこれは」 喜緑「見てわからないですか?マフラーです」 会長「それはわかってるんだが、どうしてまた?」 喜緑「だって会長こんなに寒いのにマフラーも手袋もしてないから」 会長「から?」 喜緑「会長が風邪引いたら困ります。だから仕方なくわたしが編んでみました。はいどうぞ」 会長「・・・・・・グス」 喜緑「どうしたんですか?」 会長「あ、いやなんでもない」 喜緑「顔が赤いですけど、本当に風邪引いちゃいました?」 会長「あ、ああ引いたかもしれない、そうだきっと風邪だな」 喜緑「まったくそんな格好でいるからですよ。ちょっとしゃがんでください」 会長「え?ああ」 [グルグル] 喜緑「これで大丈夫です。暖かいですか?」 会長「・・・ああ、最高だ」 喜緑「それはよかったです。それじゃ帰りましょうか」 会長「ああ」 喜緑「次は手袋です。何色がいいですか?」 会長「何色でもいい」 喜緑「そういうのが一番困るんです」 会長「それじゃあ、黒」 喜緑「味気ないですね」 会長「でもまあきみが作ってくれるなら何色でもいいんだがな」 喜緑「だからそういうのが一番困るんです」 会長(言いたいことが全然伝わらん。でもまあいいか、マフラーが暖かいからな) 会長「校長、生徒会の予算を上げていただきたい」 校長「ほう、なんでまた」 会長「企業秘密で詳細は言えませんが、少なくとも生徒会書記のコスプレが見られるとだけ言っておきましょう」 校長「その話乗ろう」 会長「と、いうわけで今日から生徒会役員はこの衣装を着ることになった」 喜緑「一着しかないのはどうしてですか?」 会長「予算の関係上きみの衣装しか作れなかったのでな、だが品質の良さは保障しよう」 喜緑「この衣装を着用する意味を教えてもらえますか?」 会長「生徒会役員たるもの生徒諸君のために粉骨砕身しなければいけない。わかるな?」 喜緑「それはわかります。でもそれがどうしてメイド衣装なんですか?」 会長「生徒諸君に奉仕するのが生徒会役員だからだ」 喜緑「奉仕するからメイドさんですか?」 会長「そうだ」 喜緑「わかりました。着替えるので出て行ってもらえますか?」 会長「う、うっほう・・・望むところだ」 喜緑「どうぞ、終わりました」 [ガチャ] 会長「うううううほおう」 喜緑「はい?」 会長「失礼。そうだ、それでこそ我が北高の生徒会書記だ」 校長「これはいい・・・写真とっていい?」 会長「お客さん、一枚800円ですよ」 校長「2ショットは?」 会長「2000円になります」 校長「じゃあ6000円で三枚」 会長「まいどあ・・・」サラサラサラ 校長「どうし・・・」サラサラサラ 喜緑「いい加減にしてください(でもちょっと可愛いですね・・・たまにはいいかもしれません) 谷口「う、うっほおおおおおおお!!!トリプルAプラ・・・」サラサラサラ 喜緑「今日の食事当番を決めたいと思います」 長門「コクリ」 朝倉「多数決だけはなしよ」 喜緑「多数決が駄目ならなにで決めますか?」 朝倉「そうね、ぷよぷよなんてどう?」 長門「コクリ」 喜緑「お二人がそう言うのなら。どうやってやるんですか?」 朝倉「簡単だからやればわかると思うわ(勝った・・・このわたしが素人に負けるはずないもの) 朝倉「やっぱりわたしの勝ちみたいね」 喜緑「どうやらわたしの負けみたいです」 朝倉「もう諦めたら?」 喜緑「いえ、最後まで諦めません」 朝倉「往生際がわるいわね。いいわ、その心意気に敬意を表してもしそこから逆転できたらなんでも言うこと聞いてあげる」 喜緑「本当ですか?」 朝倉「約束してあげる、でもそのかわりわたしに勝てなかったら一ヶ月ご飯当番よろしくね」 喜緑「ふふふふふ、いいでしょう。聞きましたね長門さん?」 長門「イエス」 朝倉「なによ、そこからじゃもうどうにもできないでしょう?」 喜緑「よく見ていてくださいね」 朝倉「?」 [えいっ、ふぁいやー、あいすすとーむ、だいあきゅーと、ふれいんだむと、じゅげむ、ばよえーん、ばよえーん、ばよえーん ばよえーん、ばよえーん、ばよえーん、ばよえーん、ばよえーん、ばよえーん、ばよえーん、ばよえーん」 朝倉「ハワワワワワ」 長門「負け」 朝倉「ちょ、ちょっと、そんなの聞いてないわよ!?」 喜緑「なんのことですか?」 朝倉「めちゃくちゃ上手いじゃない、やったことないんじゃなかったの?」 喜緑「一度もやったことないとはいっていませんけど、ねえ長門さん?」 長門「言ってない」 朝倉「・・・いいわ。約束だもんなんでも聞く」 喜緑「そうですね・・・長門さん、なにかあります?」 長門「天蓋領域つぶして来い」 喜緑「それはいいですね、それじゃお願いします」 朝倉「それじゃちゃちゃっとつぶしてくるから次は有希と勝負よ!」 長門「逝ってらっしゃい」 朝倉「こら!あんた生意気なのよ!!」 天蓋領域「あん?」 朝倉「ハワワワワワ、助けて喜緑さん!」 長門「ばよえーん」 喜緑「もう少し積んでからのほうがいいですね」 長門「お腹すいた」 朝倉「そう」 長門「お腹すいた」 朝倉「だからなに?」 長門「なんか作って」 朝倉「自分でやったら?」 長門「やだ、お腹すいた」 朝倉「あっそう」 長門「お腹すいた?」 朝倉「すかない」 長門「チッ」 [ガチャ] 長門「シクシク」 喜緑「ただいま、どうしたんですか長門さん?」 長門「涼子がいじめた」 朝倉「はぁ!?何言ってるの?」 長門「怖いよー」 喜緑「ヨシヨシ、もう大丈夫ですからね。朝倉さんは夕ご飯抜きです」 朝倉「ちょっと待ってよ!わたしなにもして」 喜緑「長門さんは夕ご飯なにが食べたいですか?」 長門「カツカレー」 朝倉「この・・・猫被りやがって!」 長門「ビクッ」 [ガン!] 朝倉「イタっ!」 喜緑「いいかげんにしないとゲンコツですよ?」 朝倉「もうしてるじゃない!」 喜緑「なんですか?」 朝倉「・・・なんでもない」 長門(ヒヒヒ) 朝倉(覚えてなさい) 喜緑「どうして人間ごときにわたしがわかめ呼ばわりされなければいけないんですか?朝倉さん?」 朝倉「なあに喜緑さん」 喜緑「これからわかめって言った人間がいたら容赦なく刺し殺して構いません。いえお願いします」 朝倉「わかった頑張る」 部員A「部長そのわけめはどう」グサリ 部長「どうした?僕のわけめがどうか」グサリ 谷口「昨日振られちまったよ」 国木田「また告白したのかい?そんなに簡単に告白するから振られるんだよ」 谷口「まあ若気のいた」グサリ 国木田「谷口?だいじょう」空気だからグサリ 朝倉「いい調子いい調子。これなら喜緑さん褒めてくれるかな」 ??「わかめそば一つ」 朝倉「むむ?次はあそこね」 [スタタタ] 長門「なに?」 朝倉「あ、あの・・・ちょっとお仕事で」 長門「ナイフ?」 朝倉「あ、うんなんでもないの」 喜緑「ジーーー」 朝倉「ヒィ!わたしにはできないよー!」 喜緑「ジーーー」 朝倉「エエイ!」 [ガシャーン] 朝倉「ご、ごめんなさい長門さん!わたしもこんなことやりたく」 長門「お昼・・・」 朝倉「ハワワワワワ」 長門「消えろ」 [ヒュボ!!ヒラリ] 朝倉「ハワ!待って長門さん落ちつい」 長門「避けんな」 [シュバッ!!ヒラリ] 朝倉「ハワワ!?ごめんなさーい!!」スタタタタ 長門「待てこら」ダダダダ 喜緑「ふふ。いいストレス発散になりましたね」 朝倉「はぁはぁ・・・なんとか振り切れた」 喜緑「はぁはぁ言ってどうしたんですか?」 朝倉「今まで長門さんに追いかけられてたの、でもわたし頑張ったでしょう?」 喜緑「そうですね、よく頑張りました」ヨシヨシ 朝倉「またなにか用があったら言ってね」ニコニコ 喜緑「わかりまし、長門さーん、朝倉さんいましたよー」 朝倉「ハワ!?」 長門「そこにいたか」ダダダダダ 朝倉「ハワワ!!ごめんなさーい!!」スタタタタ 喜緑「もう飽きましたね。そうだ、生徒会室に行って会長いじりしましょ」 会長「ときに喜緑くん」 喜緑「なんでしょう会長」 会長「きみの髪の色は生徒会的にセーフなのか?」 喜緑「もちろんです」 会長「そうか、セーフなのか」 喜緑「なにか問題でも?」 会長「いや。たまには違う色に染めてもいいんじゃないか?」 喜緑「この色は駄目ですか?」 会長「いやそんなことはないが。ただ違う色の髪の喜緑くんも見てみたいなと思ってな」 喜緑「そうですか」 喜緑「突然ですがわたしに似合う髪の色を考えてください」 朝倉「なんで?」 長門「不可解」 喜緑「ちょっと気分を変えてみようと思いまして。何色がいいでしょうか」 朝倉「う~ん・・・むぅ~・・・」 長門「・・・・・・」 喜緑「・・・・・・」 朝倉「むむむぅ・・・くろ」 喜緑「黒ですか?」 朝倉「うん黒。だめ?」 喜緑「長門さんはどう思いますか?」 長門「いいんでない」 喜緑「それじゃ黒にしてみます。えい」 [ポン] 喜緑「どうですか?」 朝倉「とっても似合ってるよ」 長門「いいんでない」 喜緑「ありがとうございます。さ、夕ご飯の支度しましょうか」 朝倉「今日の喜緑さんなんか楽しそうね。なにかあったのかな?」 長門「さて」 翌日 会長「すまない遅くなっ・・・どちら様かな」 喜緑「え?」 会長「ここは関係者以外立ち入り禁止だが、何か用事でもあるのかな?」 喜緑「わたしですよ会長」 会長「ん?喜緑くんか?」 喜緑「そうです」 会長「どうしたんだねその髪は」 喜緑「似合ってますか?」 会長「誰だかわからなかったぞ」 喜緑「ガーン・・・そうですか」 会長「ん?元気がないがどうした」 喜緑「なんでもありません」 長門「そういうことか」 朝倉「ねぇ長門さん、覗き見なんて駄目だよー」 長門「見つからなければ問題ない」 朝倉「でも、よくないよー。喜緑さん怒るよー」 長門「黙って・・・シット」シャッ 朝倉「あれ?どこいくの?」 喜緑「なにをしているんですか?」 朝倉「ハワ!?喜緑さん!?」 喜緑「覗き見がどうとかわたしが怒るとか聞こえたんですが」 朝倉「そ、それは長門さんがしてたから」 喜緑「長門さん?どこにいるんですか?」 朝倉「さ、さっきまでここにいたの」 喜緑「わたしは朝倉さんの声しか聞いていませんけど?」 朝倉「で、でもホントに長門さんが」 喜緑「人のせいにするんですか?」 朝倉「ホントにいたの!」 喜緑「うそはいけません、そんな人にはお仕置きです」 朝倉「ハワワワワワワワ」 [バシュ!!] 喜緑「避けたら駄目じゃないですか」ヒュン!! 朝倉「ハワ!?避けないと死んじゃう!」ササッ 喜緑「なんで、ボシュ!人が、ドシュ!折角、マシュ!髪の、ホシュ!色を、ナシュ!変えたのに、ドン!」 朝倉「助けてー!!」 長門「ヒュウ、今日もまたギリギリだったぜ」 喜緑「前回の髪の色はちょっと失敗でした。もう一度考えてください」 朝倉(どうする長門さん) 長門(知らない) 喜緑「どうしたんですか?なにかいい案はないですか?」 朝倉(長門さん!) 長門(知らない) 喜緑「なにか言わないと二人とも夕ご飯抜きです」 朝倉「そ、それじゃ・・・青」 喜緑「青ですか、エイ」 [ポン] 喜緑「どうですか?」 朝倉「わあー似合ってる」 長門「いいと思う」 喜緑「そうですか?実はわたしも青なんてどうかなーって思ってたんです」 朝倉「とってもいいよ」 喜緑「ありがとうございます。じゃ、夕ご飯にしましょうか」 朝倉(今度は覗き見なんてしちゃ駄目だよ) 長門(さてね) 会長「フフフンフンフフフンフンフン・・・ん?」 喜緑「おはようございます会長」 会長「おはよう喜緑くん」 喜緑「いい天気ですね」 会長「ああそうだな」 喜緑「・・・ところで、なにか気づいたところはありませんか?」 会長「あの雲はコップに見えるな」 喜緑「そうじゃなくて」 会長「じゃあポットか?」 喜緑「もういいです」 会長「?」 長門「プ」 朝倉(笑っちゃ駄目だよ長門さん!) 長門(つい) 朝倉(でも喜緑さんかわいそう、長門さんは・・・あれ?長門さん?) 喜緑「今回は許しません」 朝倉「ハワワワ!?違うの」 喜緑「違いません」ガシュ! 朝倉「ヘルプー!!」 長門「ヒュウ、間一髪。あ、あの雲カレーに見える」 古泉「ですから、次は生徒を改造して世界征服をたくらんでいるというシナリオで」 会長「馬鹿馬鹿しい。そんなもんガキでも信じないぞ」 古泉「そうですか、三日間かけて出したアイデアだったんですが」 会長「出直して来い。じゃあな」 橘「あ、あの」 会長「・・・」 橘「あの!」 会長「なにか用か?」 橘「さっき古泉さんと話してましたよね?」 会長「ああ」 橘「あなたも機関の方なんですか?」 会長「いやちがうな、俺とあっちの利害関係が一致しているから協力してやってるだけだ」 橘「やった」 会長「は?」 橘「あ、なんでもないのです」 会長「ところで誰だお前は」 橘「あ、橘京子です。橘でも京子でもどっちでも好きなほうで呼んでください」 会長「橘ね。で、俺に何の用だ?」 橘「えっと、話すと長くなるから喫茶店でもいかないですか?」 会長「まあ暇だからな。付き合ってやる」 橘「ありがとうなのです」 [カランカラン] 会長「あ!」 橘「ん?」 喜緑「いらっしゃいませ、二名様ですか?」 橘「はい」 喜緑「それではあちらの席になります。ごゆっくりどうぞ」 会長「・・・」 橘「どうかしたんですか?」 会長「いや別に」 橘「そうですか。とりあえずコーヒーでいいですか?」 会長「ああ」 橘「すいませーん」 喜緑「はい」 橘「コーヒー二つお願いします」 喜緑「かしこりました」 橘「さっきからなにキョロキョロしてるんですか?」 会長「なんでもない」 橘「そうですか。じゃあ早速用件を言うのです」 橘「わかってもらえましたか?」 会長「ああ」 橘「なんかさっきからああしか言ってないのです」 会長「ああ」 橘「また。なんか今日は頭が働いていないみたいなので今度またゆっくり話しましょ。いいですか?」 会長「ああ」 橘「もう、まあいいのです。ここの御代はわたしが出しますから」 会長「ああ」 橘「じゃ、出ましょうか」 会長「ああ」 喜緑「お会計1200円になります」 橘「領収書もらえますか?」 喜緑「はい」 橘「ありがとうなのです。じゃ、いきましょうか」 会長「ああ」 喜緑「ありがとうございました」 橘「じゃあまた会いに行くのです」 会長「ああ」 橘「失礼します」 朝倉(今日の喜緑さん怖い) 長門(下手に触ると怪我するぜ) 喜緑「お二人ともどうしたんですか?そんなにすみっこでコソコソと」 朝倉「な、なんでもないの」 長門「ない」 喜緑「ふふ、あんまりコソコソしていると虫と間違えて潰してしまいますよ?」 朝倉「ハワワワワワ」 長門「涼子が今日の江美里はシワが多いって」 喜緑「なんですって?」 朝倉「言ってない!そんなこと言ってない!」 長門「いいやこの耳でしかと聞いた」 喜緑「あら?朝倉さん頭に虫がとまっていますよ」バシュ!! 朝倉「ハワワー!」 長門「ヒュウ、もう少しでこっちに火の粉が飛んでくるところだったぜ。お腹空いた、カレーでもチンしよ」 長門「今日は家事しなくていい」 喜緑「どうしてですか?」 長門「母の日と父の日の真ん中でお姉ちゃんの日」 喜緑「長門さん・・・」 長門「わたしが全部やるからお茶でも飲んでて」 喜緑「はい、それじゃお願いします」 長門「まずは洗濯」 [バサッバサッ、ジャー] 喜緑(ああ、そのシャツはネットに入れないと。あと色物は別に) 長門「完璧、次は掃除」 喜緑(仕方ありません) [ガチャ、テキパキテキパキ] 喜緑(これでよし。次はリビングですか) 長門「完璧、次はご飯」 喜緑(これは・・・ちょっと大変ですね) [パタパタ、フキフキ、ガー] 喜緑(ふぅ・・・う、なんですか?このニオイは) [シュワー、ジュウウ] 長門「おかしい、味の素は万能のはず」 喜緑(ホットケーキに味の素は冒険しすぎです長門さん。仕方ありません、エイ) [シュウウ] 喜緑(これでなんとか食べられるでしょう、ん、まだニオイますね) 長門「おーともない世界にーまーいおりたアイワズスノー♪」 喜緑(ノリノリで混ぜているあれは・・・カレー?・・・何を入れたらあのような色に、解析っ) 【水4リットル ジャガイモ1キロ ニンジン5本 タマネギ8個】 喜緑(ここまでは普通ですね、量が多すぎる気がしますが) 【鰯まるまる5匹 イカまんま5杯 鯛まんま1匹 板チョコ20枚】 喜緑(具にも問題がありすぎますが・・・一番の痛手はルーとチョコを勘違いしているところですね。これは早く手を打たないと) 長門「あとは煮込むだけ♪・・・!なにしてるの?」 喜緑「ギクギク、なんでもありません」 長門「今日はずっとお茶飲んでて」 喜緑「はい、でも」 長門「もう終わった。リビングでお茶」グイグイ 喜緑「わかりましたから(どうしましょう) 長門「そろそろ完成、待ってて」 喜緑「はい、(あれを煮込んだらどうなるのか・・・想像もつきません) 長門「はいどうぞ」 喜緑(こ、これは・・・カレー?だけならまだしもホットケーキにかけるとは・・・) 長門「どうしたの?」 喜緑「はいいただきます(せっかく長門さんがわたしのために作ってくれたんですから・・・覚悟を決めないと) 長門「?」 喜緑「いただきます」パクリ 長門どう?」 喜緑(こ、これは・・・鰯と鯛の内臓もごっちゃの出汁とチョコの甘みがあいまって・・・死) 長門「どう?」 喜緑「と、とてむおいしでふ(長門さんがわたしのために・・・耐えなければ) 長門「おかわりもある」 喜緑「い、いただきもふ(ここで命尽き果てようとも・・・) 長門「美味しかった?」 喜緑「・・・はい、ごちそうさま・・・でした(世界が白く見える・・・) 長門「実はデザートも」 喜緑「・・・いただきます(短い人生でしたが最後にとても幸せでした・・・) 朝倉「ただいまー!ご飯ご飯・・・喜緑さん!?どうしたの!!」 喜緑「ふふふ・・・赤い人が話しかけてきます」 朝倉「医者ー!!」 喜緑「お腹すきませんか?」 会長「少しな」 喜緑「そうですか」 会長「どうしてだ?」 喜緑「いえ別に」 会長「そうか」 喜緑「・・・確か今日家庭部はお休みなんですよね」 会長「ほう」 喜緑「それで調理実習の材料が余ってるみたいなんです」 会長「そうか」 喜緑「部長さんにもったいないから使ってくれない?って頼まれたんです」 会長「ほう」 喜緑「それで、お料理作ろうと思うんですけど、一人じゃ食べ切れないんです」 会長「そうか」 喜緑「余らせるくらいなら誰かに食べてもらったほうがいいですよね?」 会長「そうだな」 喜緑「仕方ないから会長に食べさせてあげてもいいですよ」 会長「んー」 喜緑「食べたく無いならいいんです、もったいないから作るだけですし」 会長「まあ腹も少し減ったしいいか。いただこう」 喜緑「仕方ないですね、それじゃいきましょう」 喜緑「参考までにききますけどなにか食べたいものはありますか?」 会長「そうだな・・・生姜焼き」 喜緑「偶然ですね、わたしも生姜焼きを作ろうと思っていたんです」 会長「そうか」 喜緑「他にはありますか?あくまでも参考にするだけですけど」 会長「うむ・・・とんかつとステーキとショートケーキとたこ焼きとプリン」 喜緑「またまた偶然ですね、ちょうどそれを作ろうと思っていたところです」 会長「材料はあるのか?」 喜緑「偶然にもあります。他にはなにかありますか?」 会長「そんなに食べられん」 喜緑「そうですか。それじゃ作りますから少し待っててください」 会長「ああ」 喜緑「できました」 会長「いい匂いだな、食べてもいいか?」 喜緑「どうぞ。でも別に会長のために作ったわけではないですけどね」 会長「ああ、いただきます」モグモグモグ 喜緑「・・・久しぶりに作ったから味はどうでしょうか、ちょっと気になります」 会長「美味いよ」 喜緑「別にきいていませんけど。ただの独り言ですし」 会長「非常に美味い」 喜緑「そうですか。これも食べます?余ったらもったいないですし」 会長「ああ」モグモグ 喜緑「失敗したかもしれません」 会長「いや美味いよ」 喜緑「そうですか、まだ料理ありますけどどうします?」 会長「食べよう」モグモグ [ガラ] 谷口「うい~っす!いい匂いがするなぁ。いただいてもいいですか?」 会長「ああかまわ」 喜緑[ギロリ] 谷口「し、失礼しましたー!」スタタタタ 会長「どうしたんだ急に?」 喜緑「さあ、変なものでも食べたんでしょう。お料理余らせるのもったいないのでどんどん食べてください」 朝倉「今日のご飯なんていうか貧相じゃない?」 喜緑「すいません。ちょっとした出費があったもので」 会長「数学の課題は明日までだったか?」 喜緑「そうです」 会長「もうやったか?」 喜緑「はい、まだやってないんですか?」 会長「忘れていたんだ。写させてくれ」 喜緑「駄目ですよそんなこと」 会長「ばれやしない」 喜緑「違います、そんなことしたら会長が覚えないじゃないですか」 会長「お母さんみたいなこと言わないでくれ。頼むこのままじゃ終わらん」 喜緑「駄目ったら駄目です」 会長「とほほほほ」 喜緑「そんなこと言ってる暇があったらやったらどうですか?」 会長「ふん、どうせ間に合わないならやる必要はない」 喜緑「そんなこと言わないでください、わからないところは教えてあげますから」 会長「・・・やればいいんだろうやれば」 喜緑「はい頑張ってください」 喜緑「はい、お茶です」 会長「ありがとう。えっと、ここなんだが」 喜緑「ここはこの公式を使うんです」 会長「そうか、なるほど」 喜緑「あ、ここの答え間違ってますね」 会長「うん?どこだ」 喜緑「ここです」 会長「間違ってるのか?完璧に解いたはずだが」 喜緑「えっと・・・ここで計算を間違えたんですね」 会長「あ・・・やり直しか」 喜緑「でも一回解いてるんですから今度はもっと早くできますよ」 会長「そうだな」 会長「やっと終わった」 喜緑「お疲れ様です」 会長「すまんな付き合わせてしまって」 喜緑「いえ、でも意外と早く終わりましたね」 会長「喜緑くんの教え方がよかったからな」 喜緑「ふふ、ありがとうございます」 会長「それじゃ帰るかとするか」 喜緑「はい」 教師「それじゃ出しておいた課題を提出してもらおうか」 会長(ノートノート・・・ない!?わたしとしたことがなんてミスを) 教師「どうした会長、まさかやってないとは言わないだろうな」 会長「やったんですが家に忘れました」 教師「廊下に立ってなさい」 喜緑「はぁ・・・」 喜緑「あら?こんにちは九曜さん」 九曜「――はぁい」 喜緑「お散歩ですか?」 九曜「――いえす」 喜緑「ところでどうしてそんなに髪の毛が多いんですか?」 九曜「――それはね・・・獲物を捕まえるためさ!!」ゴワ!! 喜緑「甘いです」ヒュン 九曜「――まだまだ」ゴシュシュシュ 喜緑「ファイガ!」バシュウウ 長門「楽しそう」 朝倉「あれでストレス発散してるのよ。ほっといてアイスでも食べよ」 喜緑「会長、値札がついてますよ」 会長「本当か?」 喜緑「うそでーす」 会長「まあ制服に値札がついてるはずもないな」 喜緑「・・・あ、コンタクト落としちゃいました」 会長「それは大変だ」 喜緑「うそでーす」 会長「コンタクトしてないもんな」 喜緑「・・・おなか空きました」 会長「なにか食べたらどうだ」 喜緑「うそでーす」 会長「あ、うん」 喜緑「・・・ちょっと会長さっきからリアクションが悪いですよ?なめてるんですか?」 会長「今やっと駅に攻撃が届いたところなんだ。あと少しで読み終わるから静かにしててくれないか?」 喜緑「せっかくわたしが遊んであげているのに、いいんですか?」 会長「静かにしててくれ」 喜緑「・・・」 喜緑「のどが渇いたからお茶を煎れたんだけど余っちゃって江美里困ったなー」チラ 会長「・・・・・・」 喜緑「あ、こんなところに駅前の有名店シェ田中のプリンが二つも。でも二つも食べたら太っちゃうから江美里困ったなー」チラ 会長「・・・・・・」 喜緑「暑いから着替えましょう。こっち見ちゃ駄目ですよ?」チラ 会長「・・・・・・」 喜緑(いい加減にしてください、もう) 会長「ふぅ、終わった」 喜緑「まったく、生徒会をなんだと思っているんですか?」 会長「今日はわたしときみ以外いないじゃないか」 喜緑「だからって、一人で暇を持て余すこっちの身にもなってください」 会長「すまなかったな」 喜緑「わかればいいんです。それじゃ帰りましょうか」 会長「ああ」 喜緑「その本わたしも読んでみたいです」 会長「それじゃ明日一巻から持ってくる」 喜緑「お願いします」 会長「そろそろ帰るか」 喜緑「はい」 会長「しかし日が落ちても暑いな」 喜緑「そうですね」 会長「それにこの長い坂のおかげで不快感倍増だ」 喜緑「楽しいじゃないですか」 会長「この坂がか?」 喜緑「会長と一緒に歩くのが」 会長「ん?それはどういう」 [ドーン!] 喜緑「わぁ、綺麗ですね」 会長「ああ、そういえば今日は花火大会だったな」 喜緑「わたし花火を見るの初めてです」 会長「本当か?それじゃ出店もいったことないのか」 喜緑「出店ってなんですか?」 会長「たこ焼きとかりんご飴とか売ってる屋台のことだ。あと金魚すくいとか射的とか」 喜緑「それは面白いんですか?」 会長「面白いな、日本の文化だ」 喜緑「いってみたいです」 会長「そうか、それじゃちょっと寄ってみるとしよう」 喜緑「会長あれはなんですか?」 会長「わた飴っていって砂糖を溶かして作るお菓子・・・って聞いてるのか?」 喜緑「二つください」 店員「はいまいど」 喜緑「はい会長」 会長「ありがとう」 喜緑「ハムハム・・・美味しいです」 会長「綿飴なんて久しぶりだな」パク 喜緑「すいません、あと二つください」 店員「まいどありっ。お姉さん可愛いから御代いは一つ分でいいよ」 喜緑「ありがとうございます」 会長「そんなに食べるのか?」 喜緑「お土産です、持っててください。あれはなんですか?」 会長「りんご飴だ」 喜緑「4つください」 店員「まいど」 喜緑「はい会長、二つはお土産ですから食べちゃ駄目ですよ」 会長「ああ、しかしそんなペースで食べたら太」 喜緑「あれはなんですか?」 会長「射的だ、だから人の話を」 喜緑「花火大会ってとっても楽しいんですね」 会長「それはなによりだ。ところでこの大量の荷物はどうするんだ?」 喜緑「運んでくれないんですか?」 会長「・・・まあ色々奢ってもらったしいいだろう」 喜緑「お願いします、また来ましょうね」 会長「花火大会は一年後だな」 喜緑「それは残念です」 会長「盆踊りなら八月にある」 喜緑「一緒にいきましょうね」 会長「ああ楽しみだな」 喜緑「ただいまー、遅くなりました」 朝倉「なにしてたの?お腹すいたー」 長門「それは?」 喜緑「お土産です」 朝倉「なにこの物体は」 喜緑「それはわた飴といって・・・」 長門「たまには変わったカレーが食べたい」 朝倉「変わったカレーねぇ・・・おでんカレーなんてどう?」 長門「やってみる価値はある。でもおでんカレーじゃなくてカレーおでん」 朝倉「別におでんカレーでいいじゃないの」 長門「よくない、カレーおでん」 朝倉「わかったわよ、それじゃ早速作ってみよっか」 長門「手伝う」 朝倉「これだけ煮込めば味もしみたでしょ」 長門「味見する」 朝倉「具はなにがいい?」 長門「大根と卵とはんぺんとこんにゃく」 朝倉「味見ってレベルじゃないわね、はいどうぞ」 長門「モグモグモグ・・・こ、これは」 朝倉「どうしたの?」 長門「食べてみて」 朝倉「モグモグ・・・美味しい・・・これすごいわ」 長門「商品化したら間違いなく売れる」 朝倉「コンビニにあったら間違いなく買うわねこのおでんカレー」 長門「違うカレーおでん」 朝倉「明日セ○ンに売り込みにいこ、確実に商品化ねおでんカレー。これでわたしも大金持ちよ」 長門「カレーおでん」 朝倉「考案したのも作ったのもわたしなんだから名前はわたしが付けるわ。おでんカレーよ」 長門「カレーおでん、それに作るキッカケはわたしの発言。だから利益の半分は貰う」 朝倉「寝言は寝て言って?」 長門「・・・」 [ベチャ] 朝倉「アツ!・・・なにするのよ!」 長門「わたしはなにもしていない、気づいたらガンモが宙を舞っていた」ベチャ 朝倉「あらこんにゃくって飛ぶのね、気をつけないと」ベチャ 長門「どうやらちくわも飛ぶみたい、気をつけて」ベチャ 朝倉「あら今度は」ベチャ 長門「に」ベチャ 朝倉「・・・・・・」 長門「・・・・・・」 [ガッシャーン!スババババ、パリーン!グシャ・・・] 朝倉「おでんカレー!」ヒュン 長門「カレーおでん」バシ 喜緑「ただいま、おそくな」ベチャ 朝倉「おでんカレーったらおでんカレー!」シュバ 長門「カレーおでんったらカレーおでん」ボシュ 喜緑「・・・」ベチャ、ベチャ [ガン!ガン!] 朝倉「イタッ!」 長門「ひゃ!」 喜緑「なにをしているんですか?わたしにわかるように説明してください」 朝倉「有希が最初に」 長門「悪いのは涼子」 朝倉「そっちが最初にガンモ投げてきたんでしょ!?」 長門「がめついそっちが悪い」 朝倉「なによ!喧嘩売ってるの!?」 長門「いくらでも売る」 [ガン!ガン!] 喜緑「もういいですから部屋を掃除してください。終わるまで夕飯は抜きです」 朝倉「わかったわよ」 長門「フン」 喜緑(あら?なんですかこれは、普通のカレーではないみたいですけど。パクリ・・・こ、これは・・・商品化したら大ヒット間違いなしです) 喜緑「これはカレーでんといってカレーでおでんを煮込んだものでして。是非御社で商品化を・・・」 会長「これはこれで・・・脳内花畑女も・・・ふふん」 喜緑「なにぶつぶつ言ってるんですか?」 会長「うお!い、いつのまに」 喜緑「けっこう前からいましたけど。それはなんですか?」 会長「は!!・・・なんでもない気にするな」 喜緑「会長はそういうのが好きなんですね」 会長「ち、違う!これは喜緑くんのが欲しくて買ったら残念なことにレアの涼宮ハルヒ体操服だっただけだ!本当はきみのが欲しくて」 喜緑「そうなんですか。言ってくれればいくらでも差し上げたのに」 会長「本当か!?」 喜緑「はい、今回ご紹介させていただく商品はこちら。涼宮ハルヒの憂鬱より喜緑江美里等身大フィギュア、造形師ミエリが命をかけて 細部まで再現したこの商品は全身230箇所の間接が稼動、どんなポーズも思いのままという優れもの!メーカー希望価格200万 円のところ今回10体限りの大サービス!なななんと19万8000円でもってけ泥棒!」 会長「10体ください」 ひぐらしの喜緑さん 喜緑「みーんみーん」 会長「それミンミンゼミだろ」 喜緑「は!・・・ボケてみたんです」カァァァ 会長「そうか」 [ピンポーン] 会長「誰だ?」 喜緑「わたしです、こんばんは会長」 会長「喜緑くん?どうしたんだね」 喜緑「お見舞いに来ました。開けてもらえますか?」 会長「ああ」 [ガチ、ガタン!] 喜緑「あら?どうしてチェーンロックなんてかけているんですか?」 会長「今外そうと思ったんだがこう引っ張られては外せないぞ」 [ガン!ガン!ガン!ガン!] 喜緑「開けてください開けてください開けてください開けてください開けてください開けてくだ さい」 会長「だからこれでは外せないぞ」 喜緑「・・・・まったく、少しくらいは驚いたりとか動揺したりとか引いたりとかしてください、 折角わたしが暇潰しのアトラクションを考えてきたのに」 会長「ああ、すまん」 喜緑「もういいです、はいこれ」 会長「なんだこれは?」 喜緑「お見舞いに手ぶらで行くのもなんだと思いましておはぎを作ってみました、でも一つだけはずれが」 会長「いま腹の具合が優れないんでな、遠慮しておこう」 喜緑「え、あのでも折角」 会長「う、すまんまた波がきたんでな、また学校で」 喜緑「あ」 [バタン] 喜緑「・・・」 朝倉「おかえり喜緑さん」 長門「お腹すいた」 喜緑「すいません今日はちょっと疲れたので先に休みます」カタ、スタスタ 長門「めずらしい」 朝倉「ほんとね、にしてもお腹すいたわ」 長門「これ良い匂いがする」 朝倉「クンクン、ほんとね、でも勝手に開けちゃ駄目だよ」 長門「モグモグ、美味い」 朝倉「ってもう食べてるし、わたし知らないからね」グゥゥ 長門「食べる?美味しい」 朝倉「う・・・じゃあ一個だけ、パク」 長門「しかし美味い」モグモグ 朝倉「痛!なにこれ」ペッ 長門「カプセル?」キュポッ 朝倉「紙?なんか書いてある?」 長門「今日の数学は新しい公式をやったので仕方ないですけど明日ノートを写させてあげます、だから明日は学校に来ないと駄目ですよ」 朝倉「これなに?喜緑さんが書いたのかな」 長門「さあどう・・・」シャ 朝倉「この展開は!!」 喜緑「あら」 朝倉「違うの!」 喜緑「違いません」 朝倉「アッー!『禁則事項』だけは!『禁則事項』だけはあああ!!!」 長門「まさかここであの伝説の『禁則事項』が見られるとは、ヒュウ♪長生きするもんだぜ」 [ピンポーン] 会長「ゴホ、誰だ?」 喜緑「わたしです、お見舞いにきました」 会長「ああ喜緑くんか、今開ける」 [ガチャ] 喜緑「今日も来ないなんてどういうつもりですか?」 会長「ゴホゴホゴホ、すまん風邪を抉らせたみたいでゴホゴホゴッホ」 喜緑「大丈夫ですか?」 会長「あまり大丈夫ではないな」 喜緑「ちゃんとご飯食べてますか?」 会長「あまり食欲がわかなゴホゴホゴホ」 喜緑「なんならわたしがなにか作りましょうか?なにか栄養のあるものを」 会長「いや、きみにうつすといけないからな。結構だ」 喜緑「わたしは平気です」 会長「わたしが平気じゃゲホゲホ」 喜緑「でも」 会長「すまん今日は帰ってくれ」 [バタン] 喜緑「・・・」 長門「こういうことだったのか」 朝倉「どうせまたわたしだけ置いて逃げるんでしょ?もう今回は」 長門「シット」 喜緑「・・・」スタスタ 朝倉「気づかなかった?あの喜緑さんが」 長門「明日はカレーが振るなこりゃ」 会長「夏だな喜緑くん」 喜緑「夏ですね会長」 会長「明日はプール開きだそうだ」 喜緑「知ってます、どうしてわざわざ?」 会長「いや水着を忘れたら大変だと思ってな」 喜緑「そんなドジじゃありません。会長こそ水着忘れたりしないでくださいね」 会長「ああまかせておけ」 会長(眠れない・・・ちょっと散歩をして気を静めてくるか) [ガチャ、バタン、スタスタ・・・] 会長(夜の散歩もたまにはいいな、夜風が妙に涼しいがそれもまた気持ち) 通行人「キャーーーーーー!!!」 会長「どうした?」 通行人「イヤー!!!変態いいいいいいいいい!!!」 会長「ちょっと待ってくれ、どこにも変態などいないが」 通行人「たすけてええええええええええええええええええ」 会長(・・・ッハ!!海パン一丁のままだ!!!) 通行人「追いかけてこないでええええ!!!」 会長「ちょっと待て!!、これは明日のプール開きに海パンを忘れないために履いていただけで、俺は決して変態などでは」 通行人「おまわりさあああん!!!」 会長「おい、誤解だと言ってるだろ!!交番は駄目だ!!!」 警官A「どうしま・・・至急応援を呼べ!!この人を頼む」 警官B「了解しました!本部本部」 警官A「待て!!!」 会長「違う誤解だ!!」 警官A「待ちやがれ!!!はぁはぁ・・・」 会長(なんとか振り切ったか・・・) [ウーウー] 会長(クソ!こっちにまで警官が・・・しかし絶対に捕まるわけにはいかない。俺にはやらねばならん使命があるんだ) 警官C「いたぞ!ブーメラン男発見!!!」 会長「うおおおおおおおおおお加速装置!!」 警官D「は、速い!!・・・人間の限界を超えている」 会長(はぁはぁ・・・お、いつの間にか学校まできてたのか・・・そうだ、学校なら絶対に見つ からないだろう、少し休むか」 ??「・・・う、・い・ょ・・会長?」 会長「あん?」 喜緑「なにしてるんですか?」 会長「おはよう喜緑くん・・・ってもう朝か!?」 喜緑「朝どころか三時間目ですよ、どうしてそんな格好で寝ているんですか?しかもこんなところで」 会長「まあ色々あって、って三時間目!?プールの時間じゃないか!どうしてブルマなんだ?」 喜緑「雨でプールは中止になりました」 会長「嘘だ!!」 喜緑「本当です」 会長「嘘だよ!!」 喜緑「本当です」 会長「燃えた・・・燃え尽きたぜ・・・まっしろにな・・・」ガク 岡部「おーいボールまだかー?」 喜緑「今持っていきます」 会長「ブルマも・・・いい」ガク 喜緑「会長」 会長「なんだね喜緑くん」 喜緑「今は夏休みですよね?」 会長「ああそうだが、どうかしたのか?」 喜緑「わたし達はどうして夏休みなのに毎日学校にいるんでしょう」 会長「わたしたちは生徒会の役員だ、言うなれば北高の頭脳なんだ。これはわかるな?」 喜緑「はいわかります」 会長「だからだ」 喜緑「だからの使い方を著しく間違っていますね。それになんで会計さんと副会長さんはいないんですか?」 会長「必要ないからだ」 喜緑「じゃあわたしも必要ないのでは?」 会長「この世に必要ない人間などいない」 喜緑「矛盾という言葉をご存知でしょうか」 会長「知っている。それでは今日の生徒会の活動予定を発表しよう」 喜緑「はぁ」 会長「現代の若者がどのようなところに行きどのように時間を使っているのかを調査しよ うと思う。なにか質問は?」 喜緑「意図はなんでしょう」 会長「知りたいからだ。それでは早速いこうか」 会長「今日はこの辺で解散するとしよう。いや実に有意義な一日だった」 喜緑「買い物をして映画を見てブラブラして食事をした一日がなぜ有意義なんですか?」 会長「楽しかったからだ。それでは明日の活動予定は」 喜緑「明日もあるんですか?」 会長「某ネズミ王国を調査しようと思う。なにか質問は?」 喜緑「少し遠くありませんか?」 会長「問題ない。今日は早く寝るつもりだ」 喜緑「そうですか」 会長「明日は駅前に7時に集合。遅刻したら罰ゲームがあるから遅刻するように」 喜緑「遅刻するようにって」 会長「ああ。それとおやつは300円まで、お弁当はわたしの分も作ってくるように。それではまた明日」 喜緑「ではまた明日」 朝倉「たっだいまー。いやー今日はいいグチが釣れたわ」 長門「おかえり」 朝倉「喜緑さんは?」 長門「キッチン」 朝倉「こんな時間に?もう12時よ」 朝倉「ただいま喜緑さん。なにしてるの?」 喜緑「おかえりなさい。少し料理の練習を」 朝倉「練習にしてはちょっと作りすぎじゃない?」 喜緑「レパートリーを増やそうと思いまして」 朝倉「ふーん、ちょっと食べていい?」 喜緑「駄目です」 朝倉「なんで?練習なんでしょ?」 喜緑「駄目なものは駄目です」 朝倉「ちょっとだけ」 喜緑「駄目ったら駄目です」 朝倉「今日の喜緑さんなんか変じゃない?」 長門「変って?」 朝倉「なんとなく」 長門「そう」 朝倉「まあいいわ。それより聞いてよ有希。今日すっごい大物逃がしちゃったのよ。あれは1メートルはあったわね。もう引きが違ったもの、だって竿が折れそうだったのよ?今度行った時は絶対吊り上げてみせるわ。そうだ、今度有希も一緒にいかない?今の季節だと・・・」 長門(タイカレーって鯛が入ってるのかな) [ガサガサガサ] 朝倉「ん・・・んう?喜緑さん?」 喜緑「あ、起きちゃいましたか」 朝倉「なにしてるの?こんな早い時間に」 喜緑「ちょっと出掛けるので準備を」 朝倉「もう準備してるの?いくらなんでも早いでしょ」 喜緑「わたしがどこに行くか知ってるんですか?」 朝倉「知ってるもなにも三人で行くんじゃない」 喜緑「なんのことですか?」 朝倉「どうしちゃったの?今日三人で海に行く約束してたじゃない」 喜緑「・・・あ」 朝倉「忘れてたの?」 喜緑「すっかり忘れてました」 朝倉「じゃあ何の準備?」 喜緑「えっと、ちょっと用事ができまして」 朝倉 「海は?」 喜緑「また今度にしましょう」 朝倉「わたしは別にいいけど、有希が怒るわよ?」 喜緑「その辺は朝倉さんにお任せします。それじゃ」 朝倉「ちょっと!・・・どうしろっていうのよ」 長門「むぅ・・・」 朝倉「おはよう有希、朝ごはんなに食べる?」 長門「納豆、江美里は?」 朝倉「さ、さあ。納豆ね、今用意するから」 長門「なんで江美里いないの?」 朝倉「多分トイレにでも行ってるんじゃない?」 [バサ、スタスタ、ガチャ] 長門「いない」 朝倉「お風呂だったかしら」 [スタスタ・・・] 長門「いない」 朝倉「ベランダに」 長門「いなかった」 朝倉「・・・掛けたわ」 長門「なに?」 朝倉「用事があるって出掛けたわ」 長門「いつ帰ってくるの?」 朝倉「ちょっとわからないわね」 長門「海は?」 朝倉「また今度」 長門「やだ」 朝倉(どうしたらいいの・・・) 喜緑「やっとつきましたね」 会長「ああ、ここが陰謀渦巻く夢の国ディ○ニーランド、なかなか大きいじゃないか」 喜緑「ただの夢の国でいいじゃないですか」 会長「時間がもったいない、まずはビッグ○ンダーマウンテンだ」 朝倉「ここも楽しいでしょ?」 長門「・・・」 朝倉「ほら、ミッ○ーがいるわよ。写真撮らない?」 [カポ] 中の人「あ!?」 子供「わああああああああああ」 長門「・・・」 朝倉「すいませんすいません!なにやってるの有希!!」 長門「・・・」 朝倉「なんとか言いなさい!」 長門「・・・」グス 朝倉「あ、泣かないで」 長門「・・・」 朝倉「ね、ほらせっかく千葉まで来たんだからなにかアトラクションで」 長門「あ!!」スタタタタ 朝倉「ちょっと、どこいくの!?」 [タックルホールド] 喜緑「あいた。長門さん?」 長門「・・・」ギュウウ 朝倉「喜緑さんなにやってるの?」 会長「なんだね君たちは」 喜緑「わたしの妹みたいなものです。お二人こそ、こんなところでなにしてるんですか?」 長門「涼子がいじめた」 喜緑「あらあら、駄目ですよ朝倉さん」ヨシヨシ 朝倉「いじめてなんかないわよ。で、なにやってるの?」 喜緑「生徒会の活動です」 会長「デートだ」 喜緑「デートなんですか?」 会長「そうだ」 喜緑「だそうです」 朝倉 「ふーん、海に行く約束破ってデート?」 喜緑「余計なこと言ってるとご飯抜きですよ?」 朝倉「ごめんなさい」 長門「海」 喜緑「え?」 長門「海いく」 喜緑「今からですか?」 長門「ん」 喜緑「いいですか?会長」 会長「わたしは構わないが」 喜緑「それじゃ行きましょうか」 喜緑「海もたまにはいいですね」 会長「そうだな」 長門「次あれ」 喜緑「はいはい」 会長「ほんとに姉妹みたいだな」 朝倉「ほんとに楽しいわねこの海・・・っておい!!ディズ○ーシーやんけ!海は海だけども」 長門「うみうみ」 喜緑「忘れ物ありませんね?水着はちゃんと持ちましたか?」 長門「持った」 喜緑「暑いからちゃんと帽子も被らないと駄目ですよ」 長門「大丈夫」 喜緑「ちゃんと日焼け止めも」 [ピンポーン] 朝倉「はーい」 [ガチャ] 会長「やあ、遅くなったかな」 朝倉「大丈夫」 喜緑「ハンカチとティッシュは持ちました?」 朝倉「いつまでやってるの?」 喜緑「じゃあいきましょうか」 喜緑「そういえば会長いくつなんですか?」 会長「17だが」 喜緑「どうして車の運転を?」 会長「免許は向こうで取ったんでな」 長門「海まだ?」 会長「あと20分てところだろう、なにか音楽でもかけようか?」 朝倉「いいわね、偶然にもわたしCD持ってるからかけてもらえる?」 会長「ああ」 『やらなくて後悔するよりも、や』 喜緑「これをかけてもらえますか?」 会長「ああ」 『Looking for a cure within the human raceEliminate the poor, how much longer will it takeBurning up the tents of the rank and fileExterminate their lives, 会長「メガデスはどうかと思うが」 喜緑「いいじゃないですか。じゃあ会長はなにをかけるつもりだったんですか?」 『駐車場の猫はあくびをしなーがらー』 喜緑「普通ですね」 会長「いいじゃないか」 朝倉「いいわね、こういうのも」 長門「窓開けて」 『この長い長い下り坂を君を自転車の後ろに乗せて ブレーキいっぱい握りしめて ゆっくりゆっくり下ってく』 会長「暑いな」 喜緑「夏ですからね」 朝倉「有希いこ・・・って早!」 長門「うみうみ」バシャーン 会長「飲み物でも買ってくるから一緒に遊んできたらどうだ?」 喜緑「それではお言葉に甘えて」 喜緑「右ですよ、もうちょと右」 朝倉「なんで追いかけてくるのよ!見えてるでしょ有希!!」 長門「見えてない」 会長「ふ」 長門「あそこまで競争」 朝倉「負けたら罰ゲームだからね」 喜緑「会長もですよ」 会長「それじゃあ少し本気でやろうか」 長門「ドン!」 朝倉「え!?なにこれちょっと足になにか」 喜緑「それじゃあ罰ゲームですね」 朝倉「ズルしたじゃない!」 長門「証拠」 喜緑「負け惜しみはいけません」 朝倉「うぅ」 喜緑「罰ゲームはどうしますか?」 長門「スイカ一個食べる」 喜緑「いいですね」 会長「すぐ買ってこよう」 朝倉「ううう・・・お腹が」 長門「ビーチバレー」 喜緑「ほら朝倉さんいつまで寝ているんですか?」 会長「2対2だな」 喜緑「会長わたしチーム対長門さん朝倉さんチームでいいですね」 朝倉「今度は負けないから」 朝倉「熱い!髪の毛焦げたじゃない!」 長門「気のせい」 朝倉「待てこの!」 長門「待てと言われて待つ奴はいない」 喜緑「火傷しないように」 会長「そろそろ帰るか」 喜緑「まだ線香花火が残ってます、これをやってから」 会長「ああ」 [ジュ] 会長「帰るか」 喜緑「・・・」 会長「どうした?」 喜緑「なんでもありません、そろそろ帰りますよー」 朝倉「はぁはぁ」 長門「もう帰るの?」 喜緑「ええもう遅いですから」 会長「また来ればいい、夏は長いからな」 喜緑「そうですね、また来ましょう」 長門「わかった」 朝倉「疲れた・・・」 長門「すぅzzzz」 朝倉「zzzんが」 喜緑「今日はありがとうございました」 会長「いや、わたしも楽しかったからお礼はいい」 喜緑「そうですか」 会長「・・・」 喜緑「・・・」 会長「着いたがどうする?」 喜緑「起こすのも可哀想ですね。わたしは長門さんをおんぶしますから会長は朝倉さんをお願いします」 会長「わかった」 長門「待て・・・zzz」 朝倉「もうわたしのライフは・・・ゼzzz」 喜緑「どうもありがとうございました」 会長「礼はいいと言ったろう」 喜緑「そうでしたね」 会長「それじゃそろそろ帰るとしよう」 喜緑「はい、また明日」 会長「明日?」 喜緑「生徒会役員に夏休みは無いんでしたよね?」 会長「ああそうだったな、また明日」 喜緑「はい」 会長「そうだ」 喜緑「はい?」 会長「今度は二人で行こうか」 喜緑「それは生徒会の活動ですか?」 会長「デートだ」 喜緑「そうですか、では明日」 会長「ああ」 朝倉(あの二人どういう関係なのかしら) 喜緑「ちょっと出掛けてきますね」 朝倉「いってらっしゃい」 長門「・・・」 喜緑「1,2,3,4、五つ数えてバスケットシューズが履けたよ~♪」 [ビチャ] 喜緑「・・・」 喜緑「なぜかわたしの靴が濡れていたんですけど誰か知りませんか?」 朝倉「濡れてた?なんで?」 長門「・・・」 喜緑「長門さん?」 長門「・・・知らない」 喜緑「そうですか。困りましたね、これでは夕ご飯の材料が買えません」 長門「あ・・・」 朝倉「大変ね、これじゃお腹空いて死んじゃうわ」 喜緑「仕方ないですね。今日は夕ご飯なしです」 長門「・・・なさい」 喜緑「お腹空きましたね」 朝倉「なんだか倒れそうだわ」 長門「・・めんなさい」 喜緑「なんですか?」 朝倉「なにか言った?」 長門「・・・ごめんなさい」 喜緑「謝るなら最初からやらなければいいんです」 長門「・・・」グス 朝倉「でもちゃんと謝ったんだから許してあげたら?」 喜緑「反省しましたか?」 長門「・・・」コク 喜緑「じゃあ許してあげます。でも罰として荷物持ちをしてもらいます。いいですね?」 長門「うん」 長門「これ」 喜緑「はい」 長門「これも」 喜緑「はい、いいですよ」 朝倉「そんなにお菓子ばっかり買ってどうするのよ、荷物も喜緑さんが持ってるし。ちょっと有希に甘いんじゃない?お菓子だけに」 喜緑「他に欲しいものはありますか?」 長門「あっち」 喜緑「はいはい」
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_ ,.. --_- ... .ィ ‐ 7 ` .\ /ィ { .. .. ..ヽ .ヽ / /ィ / / ヽ \ .. .. l .. .i / / / / \__ ヽ . _ } .. .l! イ _{ //,zュ ´ ̄ーミ/刄. .} ハ __ /7ヽミV´ __ r _≦、ヽ ./ l ..| /‐  ̄´ / ハ「 |. ,z.弐ァ '乍 . |》}/-{ |. l 〃 / / ..} ヽ{ 《 トィ .| 辷ソ j!ルノ ! .ヽ { {_ _ .. イ / . ./ . {小 ゙ー ′ 、 ムイ { .. .. ` .ー-.、 `フ´ィ / ./ .. .. .. .ーヽ ー.. ' イ { ..\` .. ー ..、 .. . } ///}^. ィ / .. .. .. .. .. |介ァ..... _ . イヽ.\ .. .. } .. .} .} ./ 从ト、 {{ . .. /... .. .. .. ../ } ..}/ ,レ} 「ソ.. ̄} ソ ィイ リ_ ` .ー.、 ) ) { | .. .. / .. /「lフ .. / ..{ー-__ ‐ 7 / / ´メ 入ヽ . j!} く /フ ハ ヽ{ ../ .. イ ..j/ イ ヒ -- ー/ {/ {! l l/ V .∧j//′ {{ { ノ ノ/ ..//く .くヽヽ | j /〉ー {__.ノ .// . 〉 ヽ }. /{ ..{ ..{ ! .. .フ .ス、ヽ l l /// ヾ-‐ ノ / ノヽ{ 〉ヘ ..ヽV ./ヒ= ト ヽ l fTオ|.// }―イ ー ′ノノ ` ー ̄ ! \ Vj! レ' / ノ j| |  ̄ ト、 ヽV イ} ,ハ-、ハ j ト...┴rォ二 . .ーァ / l _r 、_ _. -' / rァ .7丁ト=>jァ--くl ! ○━・━・━・━・━・━・━・━□━・━・━・━…━・━・━・━☆━・━・━・━・━・━・━・━◇ 【喜緑江美里】 LV:? 特技 毒霧 ※最新のステ: ※最新の更新: ○━・━・━・━・━・━・━・━□━・━・━・━…━・━・━・━☆━・━・━・━・━・━・━・━◇ 初登場 2スレ241 ちなつに悪事を働かせていた張本人 戦闘力は桜と同程度(?) 2スレ以降、ずーっとチョイ役しか出番がなかったが、39スレで番外編とはいえ、 ひさしぶりに黒幕役の出番。みる限り、かなりノリノリである。 43スレで視聴者が引くレベルの熱演…なにごともほどほどが一番である。 『喜緑江美里は情報統合思念体(じょうほうとうごうしねんたい)。 我々「人間とモンスター」では・・・統合思念体は殺せない。』(慧音博士)
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「さぁ、チャゲチャは死んだが貴様はここまでこれるかな、スパイダーマン?」 遊戯はモニターを見ながら不敵に笑う。 その画面の中には階段を探して奔走するスパイダーマンの姿があった。 ★ 「階段が見つけられない男、スパイダーマ!」 上に上がる方法がないなどありえない。 そう考えたスパイダーマンは必死で辺りを探索している。 必ず何か仕掛けがあるはずだ。 そういう仕掛けは、階段がある場所と正反対の所に設置するのがダンジョンの常套手段だ。 という考えで、スパイダーマンは基地内を疾走する。 そうして暫く後、運良く巧妙に隠されたスイッチを見つけた。 探索しても何も見つからないという精神的疲労から壁を預けたら、なんと壁が回転したのだ。 これは怪しいと思いその隠し部屋を探索したところスイッチを見つけたというわけだ。 「偶然で隠しスイッチを見つける運のいい男、スパイダーマ!」 スパイダーマンは意気揚々とスイッチに手を伸ばした。 ★ 「なっ……どういう事だ喜緑、簡単に見つけられてしまったZE!」 スパイダーマンが隠し扉の中へ入っていくのを見た遊戯は、慌てて喜緑に詰め寄る。 「ええ、そうですね」 「何考えてやがる、あんな簡単な場所に仕掛けを作るなんて!」 遊戯は、涼しそうな顔で遊戯の問いを受け流す喜緑に苛立ちを感じていた。 「何かいけませんでしたか?」 「貴様、オレを馬鹿にしているのか!」 遊戯は憤怒の表情で喜緑に掴みかかる。 それに対して喜緑は嘲るように笑った。 「ええ、馬鹿にしていますよ……ねぇ皆さん」 「なっ……」 遊戯の顔が驚きの色に染まった。 「貴様ら……どういう事だ……!?」 遊戯の腹から刃が顔を見せていた。 それを為したのはデデデ大王。 「遊戯はここでお役御免だぞい」 「喜緑さんが今の地位では満足しないらしくてな、そろそろ傀儡の遊戯には 舞台を降りて貰おうと思ったわけじゃな」 「wwっうぇうぇうぇwwwww遊戯って最初対主催だったじゃんwwwwww 結局そんな奴信用できねーしなwwwwっうぇwっうぇwwwww」 「デデデ、老賢者、テラカス、貴様ら……!」 「wwっうぇwwwwwテラカオス化は喜緑さんでも出来るからお前いらねwwwwwww」 「く……そっ……」 遊戯は喜緑を睨みながら死んでいった。 「ホントに馬鹿でしたね。 あんな見つけやすいスイッチが上へ行く仕掛けなわけ無いじゃないですか」 遊戯の死体をつまらなそうに蹴りつけながら言った。 「そんな事より、これからは私が真の主催ですから、これからもよろしくお願いしますね?」 「「「「はい、喜緑さん!!!!!」」」」 ★ スパイダーマンは基地内を歩いていた。 その眼は殺気に満ちている。 なぜそうなったのだろうか。 結論から言うと、スイッチが原因だった。 スイッチを押した瞬間、部屋の四方からウィルスが部屋内に入ってきたのだ。 それは雛見沢症候群を発祥させるウイルス。 鷹野が喜緑に命じられて作った罠だった。 スパイダーマンはその罠にかかり雛見沢症候群にかかる。 これから彼はどうなってしまうのだろうか。 【二日目・10時30分/千葉県主催本拠】 【喜緑 江美里@ハルヒシリーズ】 [状態]健康 [装備]不明 [道具]支給品一式 [思考]基本:情報統合思念体の目的に従い、カオスロワを際限なく続く殺し合いの場にする 1:自分より目立つ長門や朝倉は死ね。特に朝倉。 2:対主催に対し業を煮やした場合、自国の軍隊を派遣させて対主催全滅。 【老賢者@誤爆スレ】 [状態]:健康 [装備]:不明 [道具]:不明 [思考]基本:喜緑さんに従いカオスロワを面白く主催。 【テラカス@カオスロワ5】 [状態]無気力、ニート、カス [装備]無し [道具]無し [思考]基本:喜緑さんに従う。 ※喜緑の情報改変によりテラカオスに戻れます 【デデデ大王@星のカービィ】 [状態]健康 [装備]不明 [道具]不明 [思考]基本:喜緑さんに従う。 【鷹野三四@ひぐらしのなく頃に】 [状態]健康 [装備]不明 [道具]不明 [思考]基本:喜緑さんに従う。 【スパイダーマン@東映版スパイダーマン】 [状態]:雛見沢症候群 [装備]:スパイダーブレスレット@東映版スパイダーマン [道具]:無し [思考]1:疑心暗鬼。 【武藤遊戯@遊☆戯☆王(テレ朝アニメver.) 死亡確認】
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喜緑信者 固定配信URL http //203.131.199.131 8090/kimidori.m3u だと思うよ^^ マイクの所持:あり 自己紹介 どーも栃木のご主人様です。 虐めてあげてね>w< 総アクセス数 - 本日のアクセス数 - 前日のアクセス数 -
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登録日:2009/08/12(水) 21 54 41 更新日:2022/02/01 Tue 18 23 26NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 fixed_mind わかめ キミドリさんとは無関係 ワカメ 事後処理 人間ごときには無理です 喜緑江美里 対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェース 涼宮ハルヒの憂鬱 白鳥由里 笑ってます演技で 追想 高校生 喜緑(きみどり)江美里(えみり)とは涼宮ハルヒシリーズの登場人物である。 CV 白鳥由里 出典:涼宮ハルヒの約束、ガイズウェア、バンダイナムコゲームス、2007年12月27日、(C)2006 谷川流・いとうのいぢ/SOS団(C)2007 NBGI 北高2→3年生で、同級生にあたる朝比奈みくるの隣のクラスの生徒。ただしみくるは話した事はなかったらしい。 北高生徒会役員で、執行部筆頭と書記を兼任。 行方不明になったコンピ研部長の捜索をSOS団に依頼した「悩み相談者第1号」。 コンピ研部長を彼氏と言っていたが、そんな事実はなかった。 その正体は長門有希や朝倉涼子と同じく、 情報統合思念体に造られた対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェース。 当然二人と同等の戦闘能力を持つ。 古泉は役割を「一度暴走を起こした長門の監視役」と推測している。 長門は地球のインターフェースたちの中で情報統合思念体の総意の代表だったが、後に長門からその役割を譲渡されているらしい。 朝倉と違い攻撃的ではないが、あくまで傍観者としての立場を貫いているため、キョンからはあまり快く思われてない。 彼女がどこの派閥に属しているかは現時点では確認されていないが、古泉の機関情報や朝倉の台詞からどうやら「穏健派」らしい。 出番は少ないが、キャラソンが発売されたこともある。 そのキャラソンによれば、どうも事後処理やらされている模様。 ■涼宮ハルヒの約束 出典:涼宮ハルヒの約束、ガイズウェア、バンダイナムコゲームス、2007年12月27日、(C)2006 谷川流・いとうのいぢ/SOS団(C)2007 NBGI やはり長門バッドエンドで登場する喜緑さんが印象的だろう。 ループから抜け出すためにハルヒに不信感を抱かせることになった長門。長門はSOS団に居続けることは出来なくなった。 そこで長門の代わりに喜緑さんがSOS団のメンバーとなる。勿論ハルヒから長門の記憶を消して。 映画の魔法使い役を喜緑さんが演じたことになっている。 キョンは目の前に現実を受け止める事は出来ないと苦悩しながらも、 長門のポジが似合っている喜緑さんを見ながら、いずれこの光景に慣れるという未来を想像して悲観する。 ■涼宮ハルヒの追想 出典:涼宮ハルヒの追想、ガイズウェア、バンダイナムコゲームス、2011年5月12日、(C)2009 Nagaru Tanigawa・Noizi Ito/SOS団 (C)2011 NBGI 消失世界によく似たこの追想世界では北高祭の実行委員として登場。 文化祭の起こるあらゆるトラブルに対応してくれる。 突然涼宮ハルヒが乗り込んできても、学校の電気がストップしてしまっても。 どうやら朝倉涼子とは知り合いらしい。 コンピ研部長氏は喜緑さんに苦手意識があるらしく、 作中長門・朝倉・喜緑さんのインターフェース三人衆にコテンパンにされた。 どのキャラにも見せ場がある追想なので、おそらく他の媒体よりも一番喋っている喜緑さんだろう。 以下無関係 キミドリさん 『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』の登場人物。 CV 白石稔 長門がキョンから貰った黄緑色の風船から作った犬のような人工生命体。 名前は体の色に因んで、と自分で名乗った。 大型犬になるのが夢。 見た目犬だが、喋ることができる。 丁寧な言葉遣いで基本的に真面目だが、かなりいい加減な面もある。 長門と一緒にあちゃくらさんをいじっているが、迷惑かけてる自覚はある。 元がゴム風船なので、たまにしぼんだり破裂したりしてしまうこともある。 また天然ゴム素材なので、当然水に流したり燃やそうとしたりしてはいけない。 体内の空気を自由に水素(もしくはヘリウムガス)に変化させ、宙に浮くことが出来る。 お祭りに行った際、その能力使って風船に擬態……できてない。 あちゃくらさん同様、猫が天敵。理由は爪で体に穴があくからである。 おやつは砂糖水の水風船。 「ゴムの~」 「超級覇王風船弾」 等のギリギリの技も使える。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] どうしても鬼緑江美里のイメージが出てくる… -- 名無しさん (2013-12-04 02 10 18) 名前 コメント
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喜緑「会長、タバコは少し控えたほうがいいと思います」 会長「な!?どうしてわかったんだ?ファブリーズしたのに・・」 [バリバリバリ] 会長「お、お前は!?」 ??「わたしは、コスの天使!!あと月の戦士!!あと、あと・・」 会長「思いつかないならもういい、あまり無理するな喜緑くん」 喜緑「・・・うるさいうるさいうるさい」 喜緑「最近わたしのことデコだのワカメだのいってる人がいるみたいですけど わたしが本気をだしたらこんな星すぐに潰せるんですよ?一回本気出しましょうか?」 会長「どうした喜緑君、なにかあったのか?」 喜緑「いえ、先日コンサートにいったんですけど、ふざけたガンダムオタクのせいで時間がなくて、 なんのために行ったのかわからないまま帰らされたんです」 会長「それじゃあ俺だけのために歌ってくれるか?」 喜緑「198000円になります」 会長「カードで」 喜緑「ほらほら長門さん、いつまでも本を読んでないでお風呂に入ってください」 長門「・・・うるさい」 喜緑「・・・・はやくしないと夕飯抜きですよ?」 長門「ごめんなさい、今いく」 喜緑「はあ、今日は一本もマッチが売れません、まったく人間のくせにマッチくらい買ってくださいよ 人間の分際で・・・寒い、一本火をつけてみましょう」 [シュ] 会長「やあわたしはマッチの精だよ」 喜緑「あなたの存在は近藤まさひこの所為なんですか?」 会長「いやいや、マッチの精霊ってことだ、君はマッチが売れなくて困ってるな?」 喜緑「いえ別に」 会長「え?だって売れないと生活できないだろう?」 喜緑「いえ、わたしは趣味でマッチを売っているだけですから」 会長「まじで?じゃあわたしはなんのために出てきたんだ」 喜緑「知りません、それにしても精霊ですか・・・珍しいですね、ちょっと解剖させてください」 会長「ち、ちょっと・・・・アッ---!!!」 喜緑「今日は生徒会の親睦会、人間ごときと休日まで一緒にすごすなんて・・・疲れますね」 会長「すまん待ったか?」 喜緑「はい待ちました、会長の分際でわたしを待たせるなんていい度胸ですね」 会長「そ、そこまで言わなくても」 喜緑「ところで他の人はどうしたんですか?」 会長「実は・・・誰もこないんだ」 喜緑「さようなら」 会長「そんなツンツンな喜緑君も・・・いい」 喜緑「あのセガールって言う人の声かっこいいですね」 会長「ふっ、あれは吹き替えといって、本当に喋っているのは大塚明男さんだ」 喜緑「し、知ってましたよそれくらい」 会長「ふふん」 喜緑「今日の議題は会長のめがねのデザインについてです・・・って何で誰もいないんですか?いじめですか?」 [ガラ] 会長「ハッピバースデーえーみりーんハッピバースデーえーみりーんハッピバースデーディアえみりーん ハッピバースデートゥーユー」 喜緑「会長・・・・」 会長「おめでとう、歳の数だけ包ませました」 喜緑「1,2,3、・・・18本?一応わたし17歳って設定なんですけど」 会長「この一本は来年も一緒に祝おうって意味だ」 喜緑「・・・まあいいですよ、薔薇をくれたお礼です」 会長「なあ喜緑君、明日うち両親が出掛けて誰もいないんだ」 喜緑「え?・・・」 会長「弁当を作ってきてくれないか?」 喜緑「お、お弁当ですか・・・」 会長「おや?何を考えていたのかな?」 喜緑「・・・そんなことを言うと作ってきてあげませんよ」 会長「なにも言っていないが」 喜緑「うぐぅ」 会長「うん、美味い」 喜緑「当たり前です、もし人間ごときがまずいなんて言ったら宇宙空間へ放り出します」 会長「そうか、喜緑君はいいお嫁さんになれそうだな」 喜緑「そ、そんなこと言ったってなにも出ませんよ」 会長「この弁当だけで充分だ」 喜緑(もう、なんでわたしが人間ごときと二人で帰らないといけないんですか) 会長「どうした?」 喜緑(それもこんなひょろメガネと) 会長「わたしの顔になんかついてるかな?」 喜緑「いえ別に」 会長「そうか・・・お?雨だ、傘持ってるか喜緑君」 喜緑「ありますけど」 会長「入れてくれ」 喜緑「・・・仕方ないですね」 会長「助かるよ」 喜緑「ちょっと会長、狭いですよ。これでは濡れてしまいます」 会長「ああすまん」 キョン「なあ、長門腕相撲しないか?」 長門「なぜ?」 キョン「暇だから」 長門「そう」 ガシ] 古泉「ではいきますよ、レディ、GO!」 [ズガン!ボキ!] キョン「ぎやあああああああああああああああああああああああ」 長門「ふっ、雑魚め」 キョン「痛いよぅ、ぅぅぅ」 [ガチャ] 喜緑「長門さんなにしてるんですか?そんなことをしちゃダメですよ」 長門「・・・うっさいワカメ女」 喜緑「まったく、そういうことを言ったら駄目って何回言ったらわかるんですか?」 キョン「うぅ、喜緑さん、俺の仇を討って・・・」 喜緑「わたしはそんな馬鹿なことするほど子供じゃありませんから」 長門「ふっ、チキンワカメめ」 喜緑「ぷっちーん、いいでしょうわたしの恐ろしさを教えてあげます」 [ガシ] 古泉「では、レディ、GO!」 [ズガアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!」 その日、兵庫を震度8の地震が襲った・・・ 喜緑「ねえ長門さん、あなたのキャラソン暗すぎないですか?」 長門「腹黒ワカメに言われたくない」 喜緑「もう、どうしてそんなに機嫌悪いんですか、なにかありました?」 長門「・・・・わたしのプリン食べた」 喜緑「プリン?食べてないですよ」 長門「嘘つくなワカメが」 喜緑「・・・もう一回言ったら許しませんよ?」 長門「わ・か・め・お・ん・な」 喜緑「反省してください」 [チュドーン!!ズガ-ン!!バッコーン!!!] 朝倉(い、言えない、あたしが食べたなんて) 長門「あなた、最近妙に人気が出てきてるみたい」 喜緑「そうなんですか、ところでいつになったら名前で呼んでくれるんですか?」 長門「・・・ワカメ」 喜緑「それじゃ某アニメのパンツ見えてる娘になっちゃいますから、江美里ですよえ・み・り」 長門「喜緑」 喜緑「ま、今日のところはいいとしましょう、夕飯なに食べたいですか?」 長門「カレー」 喜緑「ふふ、長門さんはホントにカレー好きですね、じゃあちょっと待っててください」 [ガチャ] 朝倉「ただいまー」 喜緑「おかえりなさい」 朝倉「あれ?またカレーなの?一昨日もカレーだったじゃない」 喜緑「ふふっいいじゃないですか」 朝倉「ん?なにかいいことでもあったの?」 喜緑「秘密です」 [ガチャ] 喜緑「どうぞ入ってください」 会長「邪魔するぞ」 長門「・・・誰?」 喜緑「な、長門さん!?SOS団はどうしたんですか?」 長門「今日は休み、誰?」 会長「わたしは喜緑くんの友人だ、今日は本を借りるためにきたんだが迷惑かな?」 長門「・・・・迷惑」 喜緑「長門さん!どうしてそんなこと言うんですか?」 長門「・・・だって」 会長「今日のところは退散するとしよう、ではまた」 喜緑「どうもすいません、じゃあ学校で」 [バタン] 喜緑「どうしてあんなことを言ったのか説明してください」 長門「だって・・・」 喜緑「だってじゃわかりません」 長門「・・・江美里がわたしのこと邪魔だと思うんじゃないかと思って」 喜緑「長門さん・・・わたしが長門さんのことを邪魔に思うわけがないでしょう?」 長門「・・・ヒック」 [ギュ] 喜緑「初めて名前で呼んでくれましたね」 長門「・・・大好き」 喜緑「ふふふ、今日はなにが食べたいですか?」 長門「・・・カレー」 喜緑「ふふ、それじゃ美味しいカレー作りますからちょっと待っててくださいね」 長門「手伝う」 喜緑「じゃ、一緒に作りましょっか」 [ガチャ] 朝倉「ただいまー」 喜緑「はいお帰りなさい」 朝倉「またカレーなの?って有希が手伝ってるなんて珍しいわね、なんかあったの?」 長門「ひみつ」 喜緑「秘密です」 朝倉「今から名前であいうえお作文大会するから」 喜緑「するからって・・・まあいいでしょう、長門さんはどうします?」 長門「やる」 朝倉「じゃあわたしから 愛らしくて 才色兼備で 雲さえ散らす ラブリーガール」 長門「自分大好きか」 朝倉「文句あるの?」 喜緑「ほらほら喧嘩しないでください」 長門「・・・じゃあ次わたし NASAが 頑張っても 解けない美しさ」 朝倉「ぷっ・・・いいんじゃないですか?」 長門「・・・・・・・・」 喜緑「じゃあ次はわたしですね 気をつけても 身からあふれ出てしまう どうしようもない 理性と美貌と教養と優しさと美しさと可愛さとちょっとドジっ娘なところとたまにみせる油断した表情と全人類を骨抜きにする微笑み」 喜緑「綺麗で 見惚れてしまう どこからみても 理知的なわたし」 会長「喜緑君?今は会議中なんだがいきなりなんだ」 喜緑「すいません、て二人しかいないじゃないですか」 会長「それはそうだがさっきのはなんだ?ずいぶんと自分を褒め称えていたようだが」 喜緑「この前自分の名前であいうえお作文っていうのをやったんですけど、その時にちょっと失敗しちゃいまして、 新しいのを考えてたんです」 会長「ほう、今のは成功だったのかね」 喜緑「うーん、今のじゃわたしの魅力がうまく伝わらないと思うんですよね」 会長「・・・そうか」 喜緑「そうだ、会長のやつも考えてあげましょうか?」 会長「遠慮しておく」 喜緑「借りたら借りっぱなし 一回じゃ覚えない 知的ぶった 様子の 海がめ」 会長「勝手に考えてくれるな・・・って海がめ?」 喜緑「途中で考えるの面倒になっちゃいました」 会長(勝手にやっといてそれはないぜだろう) 喜緑「貝かな? いや 蝶かな? ヨーダかもしれない 海がめ」 会長「またあいうえお作文か・・・ってまったく意味がわからないんだが」 喜緑「人間ごときには無理です」 会長「え?」 喜緑「なにも言ってませんよ?でも会長って考えづらいですよね、ホント。空気を読んで欲しいです」 会長「いやわたしにもちゃんと名前はあるぞ、よく聞きたまえわたしの名前は」 喜緑「なんか今日は飽きちゃったんで帰ります、それじゃまた明日」 会長(・・・あんなキャラだったか?最近違う気がする) 喜緑「今日の議題は会長のあいうえお作文についてです」 会長「言いたいことが二つある」 喜緑「はい会長くん」 会長「会長くん・・・まあいいだろう、まずどうしていつも生徒会室にわたしときみしかいないのか、それとなんだこの議題は」 喜緑「それは会長に人望がないからです、じゃあ他になにか議題あるんですか?」 会長「・・・今さらっとひどいこと言った?聞き違いか?」 喜緑「聞き違いじゃありません、他に質問は?」 会長「・・・ありません」 喜緑「それじゃあなにか意見はありますか?」 会長「まず会長で考えないでわたしの本名で考えたらいいんじゃないか?」 喜緑「却下、他には?」 会長「・・・それじゃあ喜緑君はどう思ってるんだ?」 喜緑「そうですねえ・・・どうでもいいです」 会長「・・・じゃあなんで議題にしたんだ?」 喜緑「暇だったからです、あ、もうこんな時間ですか、いい暇つぶしになりましたね。それではまた明日」 会長(どこまで自分勝手なんだ・・・そんなところも可愛いが) 喜緑「昨日うちで考えてきたんですけど、最後の『う』が厄介なんですよね」 会長「そうか」 喜緑「ちゃんと聞いてますか?人の話を聞けないとろくな大人になりませんよ?」 会長(きみだけには言われたくないがな) 喜緑「で、いくつか候補を考えてきたんです『海がめ』『牛』『ウミウシ』『浮き輪』『ウクライナ』どれがいいですか?」 会長「・・・どういう理由でこの5つを選んだんだ?」 喜緑「それは言えません、さあ選んでください」 会長「撰ばないといけないのか?」 喜緑「いけません」 会長「・・・じゃあ浮き輪」 喜緑「賢くて イケてる 知的な 要注目な 浮き輪」 会長「絶対いま考えただろう。卑怯じゃないか?それにどれ入れてもわたしに関係ないじゃないか」 喜緑「子供みたいなこと言わないでください、それではまた明日」
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喜緑「あら?最近このスレでわたしの名前をよく見ますね」 会長「おい喜緑君、学校のパソコンで2ちゃんねるはどうかと思うぞ」 喜緑「いいじゃないですか、海外のエロサイトばっかり見てる誰かさんよりは」 会長「だ、誰のことかな?」 喜緑「とぼけるんですか?校長先生に言っちゃいますよ?」 会長「すまん!校長だけは!!校長だけは!!」 喜緑「それじゃ明日までに6630円持ってきてください」 会長「脅迫!?まあでもそれくらいなら、なにか買うのか?」 喜緑「am●zonでガンダム無双買うんです」 会長「ガ、ガンダム無双」 喜緑「会長、今時女の子を君付けで呼ぶのはどうなんでしょうね」 会長「じゃあなんて呼んだらいいんだ?」 喜緑「そうですねえ・・・喜緑様?」 会長「よ、喜んで」 喜緑「それじゃあ今度の全校集会で『書記は喜緑様です』となんの脈絡もなく言ってみまし ょうか」 会長「人前で様はちょっと・・・」 喜緑「あれ?逆らうんですか?会長が先週の水曜にやったことばらしちゃいますよ?」 会長「な、あれは喜緑様がやれって言ったんじゃ」 喜緑「えっと全クラスのテレビに映像流すのはどうやるんでしたっけ」 全校集会 会長「今年の学校行事は今までのように決まったことをやるだけではなく、どんどん新しいことを取り入れていこうと 考えている、書記は喜緑様、まず手始めに・・・」 体育館「ざわざわ・・・・喜緑様?・・・今変なこと言ったよな」 会長(・・・・なんだこの快感は・・・新世界だ) 会長(この前は新世界を見て異様に興奮してしまったがこのままだとわたしの人生がめちゃくちゃに なってしまうまう。もうあんなワカメ女に付き合ってられるか!今日からは自由な高校生活を満喫するんだ!) [ギュ] 会長「暗い!誰だ!?」 喜緑「か・い・ちょ・う、ふふっだーれだ?」 会長「き、喜緑様!?」 喜緑「正解です、ふふふ、きのうの全校集会は面白かったですね。ところでこそこそ靴を持って非常口 でなにをしてるんですか?」 会長「そ、それは・・・(どどどどうする、これは自由への逃走なんだ!なんて言ったら大惨事間違いなしだ・・・ と、とりあえずここは無難な言い訳を)き、今日はちょっと体調が悪くて、病院にいくんだ」 喜緑「ふーん、病院ですか。どうして非常口から?」 会長「あ、あの、それはえっと・・・」 喜緑「どうしたんですか?随分と焦ってるみたいですけど」 会長「あ、焦ってなど、絶対焦ってなどいないぞ」 喜緑「・・・・」 会長「い、痛い!目が痛い!!メガネが痛い!!」 喜緑「気のせいじゃないですか?」 会長「気のせいなわけないだろ!離せ!」 喜緑「離しちゃっていいんですか?」 会長(なぜだ・・そう言われると離さないでほしいと思ってしまうのはなぜなんだ!?それに背中の感触が 最高すぎて目の痛みもなんか快感に変わってきてしまった!!わたしはもう元の世界には戻れないのか!?誰か助けてくれ!!!) 喜緑「どうなんですか?」 会長「離さないでください」 喜緑「暇ですねえ・・・そうだ、会長ちょっと肩揉んでください」 会長「わかった」 [モミモミ] 喜緑「まあまあ上手ですね」 会長「それよかった、おばあちゃんの肩揉みで鍛えた甲斐があったよ」 喜緑「それじゃあ今度はわたしが」 [プス] 会長「え?ちょっとなにをしてるんだ?」 喜緑「針治療ですけどなにか?」 会長「なにか?じゃない!危ないだろ!!!」 喜緑「口の利き方がなっていませんね」 [ブス!] 会長「痛い!でも気持ちいい!なんだこれは!?」 喜緑「もっとして欲しいですか?」 会長「どんどん!」 [ブス!ブス!ブス!] 会長「あがああ!!限界!!そろそろ限界だ!!」 [ブス!ブス!!」 喜緑「・・・会長?あらあらやりすぎてしまいましたね、でも幸せそうな顔で失神してるから気にしない気にしない」 会長「・・・っは!あぶないあぶない、三途の川をバタフライで泳いで帰ってきたのは人類で俺だけだろうな」 喜緑「お帰りなさい、次はこんなものをどうです?」 [ポタ] 会長「あっつい!今度はなんだ?」 喜緑「オーソドックスにロウソクです」 会長「うっほうそうきたか!でも普通そういう専用のを使うんじゃないのか?」 喜緑「知りません」 [ポタポタポタ] 会長「あちゃあちゃあちゃ!!これ火傷するって!火傷する!!」 喜緑「なんででしょう、今すっごい楽しいです」 会長「あっつ!奇遇だな!わたしもすっごい、あっちい!!楽しい!」 [ガチャ] 喜緑「会長、今日は忙しいんで帰りますから、それじゃ」 会長「え?ちょ、ちょっと!」 [バタン] 会長(理由も言わないで、なんかあったのか?・・・尾行しちゃおっ♪) [タタタタッ] 会長(お、いたいた、なんかいけないことしてるみたいでドキドキするな・・・やや!? 誰だあの男!!俺の喜緑様 に気安く話し掛けやがって!・・・あれ?なんで一緒に歩いてくんだ?・・・ま、まさか!! あの男と待ち合わせを・・・・いやいやいやまだそう決め付けるのは早いってものさ、もう少し追跡してみるか) 一時間後 会長(あの野郎!!喜緑様と楽しそうにコーヒーなんて飲みやがって!喜緑様も喜緑様だ!俺がいるのになんで あんなアホそうな野郎と!・・・いやただ単に昔からの知り合いとかそんな感じに違い ない、もう少し様子をみるか) さらに一時間後 会長(・・・・ぅう・・・寒い、心が寒い・・・もう帰ろう・・いつの間にか喜緑様もいなくなってるし・・・) 喜緑「ストーカーは犯罪ですよ?」 会長「喜緑様!?いつの間に!?」 [ドッキリ大成功] 会長「な、なんだそのプラカードは!?」 喜緑「見てわかんないんですか?ドッキリですよドッキリ」 会長「ドッキリ?・・・なんでわたしが尾行するってわかったんだ?」 喜緑「会長がストーキングするってことくらい誰にだってわかります」 会長「・・・あの男は?」 喜緑「もちろん仕掛け人です」 会長(はぁ・・・よかった) 喜緑「よかったとか思ってるんですか?」 会長「お、思ってない」 喜緑「ふーん、わたしと彼が楽しそうに話してるの見てどう思いました?」 会長「別に何も思ってない」 喜緑「頭にきました?それとも悲しかった?」 会長「・・・・」 喜緑「無言ですか、せっかく慰めてあげようと思ったのに、それじゃ」 会長「ま、待て!悲しかった!すごい悲しかった!」 喜緑「ふふふ、最初からそう言えばいいのに・・・それじゃ喫茶店で罰ゲームです」 会長「な、なんでドッキリ仕掛けられた上に罰ゲーム!?」 喜緑「嫌ならいいです」 会長「嫌じゃありません、喜んで」 喜緑(ふっ完全にわたしの虜ですね、人間ごとき懐柔するなんてわけないです) 会長「さあ!早く罰ゲームを!!」 喜緑(・・・・これはやりすぎましたね) 喜緑「明日は卒業式ですけど送辞はちゃんとできますか?」 会長「ふっふっふ、楽しみにしていたまえ」 「在校生代表、会長」 会長「送辞、思えばわたしが入学してはや二年が経とうとしている、でも最初の一年半は なんだかとっても意味のないことに思える。なぜならそのことの生活には彼女がいなかっ た、わたしを攻めてくれる人がいなかった。だが生徒会選挙の後に彼女と出会ってから わたしの生活は一変した。」 会場「ザワザワ・・・あいつ大丈夫か?・・・クレイジーだ」 会長「彼女は気付いたらわたしの隣にいて、気付いたらわたしを脅迫してきた。だがなぜ か抵抗する気にはならなかった、むしろもっと攻めてほしかった。どうしてか?最初はわからなかったとも、だがわたしはいろいろと経験した、知識を得た、今なら断言できる。わたしはドMだ。 男なんてみんなドMだ。この言葉を卒業生に送りたい。在校生代表、会長 PS喜緑様、最近かまってくれないのはどうしてだ? 放置プレイか?こうしている間にもわたしの興奮は抑えきれないものになっていり、今日もも生徒会室で待っているぞ。会長より愛を込めて」 会場「いいぞー!!ヒューヒュー!!会長!会長!会長!・・・・」 喜緑(・・・だめだこの学校)
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喜緑「あら?最近このスレでわたしの名前をよく見ますね」 会長「おい喜緑君、学校のパソコンで2ちゃんねるはどうかと思うぞ」 喜緑「いいじゃないですか、海外のエロサイトばっかり見てる誰かさんよりは」 会長「だ、誰のことかな?」 喜緑「とぼけるんですか?校長先生に言っちゃいますよ?」 会長「すまん!校長だけは!!校長だけは!!」 喜緑「それじゃ明日までに6630円持ってきてください」 会長「脅迫!?まあでもそれくらいなら、なにか買うのか?」 喜緑「am●zonでガンダム無双買うんです」 会長「ガ、ガンダム無双」 喜緑「会長、今時女の子を君付けで呼ぶのはどうなんでしょうね」 会長「じゃあなんて呼んだらいいんだ?」 喜緑「そうですねえ・・・喜緑様?」 会長「よ、喜んで」 喜緑「それじゃあ今度の全校集会で『書記は喜緑様です』となんの脈絡もなく言ってみまし ょうか」 会長「人前で様はちょっと・・・」 喜緑「あれ?逆らうんですか?会長が先週の水曜にやったことばらしちゃいますよ?」 会長「な、あれは喜緑様がやれって言ったんじゃ」 喜緑「えっと全クラスのテレビに映像流すのはどうやるんでしたっけ」 全校集会 会長「今年の学校行事は今までのように決まったことをやるだけではなく、どんどん新しいことを取り入れていこうと 考えている、書記は喜緑様、まず手始めに・・・」 体育館「ざわざわ・・・・喜緑様?・・・今変なこと言ったよな」 会長(・・・・なんだこの快感は・・・新世界だ) 会長(この前は新世界を見て異様に興奮してしまったがこのままだとわたしの人生がめちゃくちゃに なってしまうまう。もうあんなワカメ女に付き合ってられるか!今日からは自由な高校生活を満喫するんだ!) [ギュ] 会長「暗い!誰だ!?」 喜緑「か・い・ちょ・う、ふふっだーれだ?」 会長「き、喜緑様!?」 喜緑「正解です、ふふふ、きのうの全校集会は面白かったですね。ところでこそこそ靴を持って非常口 でなにをしてるんですか?」 会長「そ、それは・・・(どどどどうする、これは自由への逃走なんだ!なんて言ったら大惨事間違いなしだ・・・ と、とりあえずここは無難な言い訳を)き、今日はちょっと体調が悪くて、病院にいくんだ」 喜緑「ふーん、病院ですか。どうして非常口から?」 会長「あ、あの、それはえっと・・・」 喜緑「どうしたんですか?随分と焦ってるみたいですけど」 会長「あ、焦ってなど、絶対焦ってなどいないぞ」 喜緑「・・・・」 会長「い、痛い!目が痛い!!メガネが痛い!!」 喜緑「気のせいじゃないですか?」 会長「気のせいなわけないだろ!離せ!」 喜緑「離しちゃっていいんですか?」 会長(なぜだ・・そう言われると離さないでほしいと思ってしまうのはなぜなんだ!?それに背中の感触が 最高すぎて目の痛みもなんか快感に変わってきてしまった!!わたしはもう元の世界には戻れないのか!?誰か助けてくれ!!!) 喜緑「どうなんですか?」 会長「離さないでください」 喜緑「暇ですねえ・・・そうだ、会長ちょっと肩揉んでください」 会長「わかった」 [モミモミ] 喜緑「まあまあ上手ですね」 会長「それよかった、おばあちゃんの肩揉みで鍛えた甲斐があったよ」 喜緑「それじゃあ今度はわたしが」 [プス] 会長「え?ちょっとなにをしてるんだ?」 喜緑「針治療ですけどなにか?」 会長「なにか?じゃない!危ないだろ!!!」 喜緑「口の利き方がなっていませんね」 [ブス!] 会長「痛い!でも気持ちいい!なんだこれは!?」 喜緑「もっとして欲しいですか?」 会長「どんどん!」 [ブス!ブス!ブス!] 会長「あがああ!!限界!!そろそろ限界だ!!」 [ブス!ブス!!」 喜緑「・・・会長?あらあらやりすぎてしまいましたね、でも幸せそうな顔で失神してるから気にしない気にしない」 会長「・・・っは!あぶないあぶない、三途の川をバタフライで泳いで帰ってきたのは人類で俺だけだろうな」 喜緑「お帰りなさい、次はこんなものをどうです?」 [ポタ] 会長「あっつい!今度はなんだ?」 喜緑「オーソドックスにロウソクです」 会長「うっほうそうきたか!でも普通そういう専用のを使うんじゃないのか?」 喜緑「知りません」 [ポタポタポタ] 会長「あちゃあちゃあちゃ!!これ火傷するって!火傷する!!」 喜緑「なんででしょう、今すっごい楽しいです」 会長「あっつ!奇遇だな!わたしもすっごい、あっちい!!楽しい!」 [ガチャ] 喜緑「会長、今日は忙しいんで帰りますから、それじゃ」 会長「え?ちょ、ちょっと!」 [バタン] 会長(理由も言わないで、なんかあったのか?・・・尾行しちゃおっ♪) [タタタタッ] 会長(お、いたいた、なんかいけないことしてるみたいでドキドキするな・・・やや!? 誰だあの男!!俺の喜緑様 に気安く話し掛けやがって!・・・あれ?なんで一緒に歩いてくんだ?・・・ま、まさか!! あの男と待ち合わせを・・・・いやいやいやまだそう決め付けるのは早いってものさ、もう少し追跡してみるか) 一時間後 会長(あの野郎!!喜緑様と楽しそうにコーヒーなんて飲みやがって!喜緑様も喜緑様だ!俺がいるのになんで あんなアホそうな野郎と!・・・いやただ単に昔からの知り合いとかそんな感じに違い ない、もう少し様子をみるか) さらに一時間後 会長(・・・・ぅう・・・寒い、心が寒い・・・もう帰ろう・・いつの間にか喜緑様もいなくなってるし・・・) 喜緑「ストーカーは犯罪ですよ?」 会長「喜緑様!?いつの間に!?」 [ドッキリ大成功] 会長「な、なんだそのプラカードは!?」 喜緑「見てわかんないんですか?ドッキリですよドッキリ」 会長「ドッキリ?・・・なんでわたしが尾行するってわかったんだ?」 喜緑「会長がストーキングするってことくらい誰にだってわかります」 会長「・・・あの男は?」 喜緑「もちろん仕掛け人です」 会長(はぁ・・・よかった) 喜緑「よかったとか思ってるんですか?」 会長「お、思ってない」 喜緑「ふーん、わたしと彼が楽しそうに話してるの見てどう思いました?」 会長「別に何も思ってない」 喜緑「頭にきました?それとも悲しかった?」 会長「・・・・」 喜緑「無言ですか、せっかく慰めてあげようと思ったのに、それじゃ」 会長「ま、待て!悲しかった!すごい悲しかった!」 喜緑「ふふふ、最初からそう言えばいいのに・・・それじゃ喫茶店で罰ゲームです」 会長「な、なんでドッキリ仕掛けられた上に罰ゲーム!?」 喜緑「嫌ならいいです」 会長「嫌じゃありません、喜んで」 喜緑(ふっ完全にわたしの虜ですね、人間ごとき懐柔するなんてわけないです) 会長「さあ!早く罰ゲームを!!」 喜緑(・・・・これはやりすぎましたね) 喜緑「明日は卒業式ですけど送辞はちゃんとできますか?」 会長「ふっふっふ、楽しみにしていたまえ」 「在校生代表、会長」 会長「送辞、思えばわたしが入学してはや二年が経とうとしている、でも最初の一年半は なんだかとっても意味のないことに思える。なぜならそのことの生活には彼女がいなかっ た、わたしを攻めてくれる人がいなかった。だが生徒会選挙の後に彼女と出会ってから わたしの生活は一変した。」 会場「ザワザワ・・・あいつ大丈夫か?・・・クレイジーだ」 会長「彼女は気付いたらわたしの隣にいて、気付いたらわたしを脅迫してきた。だがなぜ か抵抗する気にはならなかった、むしろもっと攻めてほしかった。どうしてか?最初はわからなかったとも、だがわたしはいろいろと経験した、知識を得た、今なら断言できる。わたしはドMだ。 男なんてみんなドMだ。この言葉を卒業生に送りたい。在校生代表、会長 PS喜緑様、最近かまってくれないのはどうしてだ? 放置プレイか?こうしている間にもわたしの興奮は抑えきれないものになっていり、今日もも生徒会室で待っているぞ。会長より愛を込めて」 会場「いいぞー!!ヒューヒュー!!会長!会長!会長!・・・・」 喜緑(・・・だめだこの学校)
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喜緑「会長、タバコは少し控えたほうがいいと思います」 会長「な!?どうしてわかったんだ?ファブリーズしたのに・・」 [バリバリバリ] 会長「お、お前は!?」 ??「わたしは、コスの天使!!あと月の戦士!!あと、あと・・」 会長「思いつかないならもういい、あまり無理するな喜緑くん」 喜緑「・・・うるさいうるさいうるさい」 喜緑「最近わたしのことデコだのワカメだのいってる人がいるみたいですけど わたしが本気をだしたらこんな星すぐに潰せるんですよ?一回本気出しましょうか?」 会長「どうした喜緑君、なにかあったのか?」 喜緑「いえ、先日コンサートにいったんですけど、ふざけたガンダムオタクのせいで時間がなくて、 なんのために行ったのかわからないまま帰らされたんです」 会長「それじゃあ俺だけのために歌ってくれるか?」 喜緑「198000円になります」 会長「カードで」 喜緑「ほらほら長門さん、いつまでも本を読んでないでお風呂に入ってください」 長門「・・・うるさい」 喜緑「・・・・はやくしないと夕飯抜きですよ?」 長門「ごめんなさい、今いく」 喜緑「はあ、今日は一本もマッチが売れません、まったく人間のくせにマッチくらい買ってくださいよ 人間の分際で・・・寒い、一本火をつけてみましょう」 [シュ] 会長「やあわたしはマッチの精だよ」 喜緑「あなたの存在は近藤まさひこの所為なんですか?」 会長「いやいや、マッチの精霊ってことだ、君はマッチが売れなくて困ってるな?」 喜緑「いえ別に」 会長「え?だって売れないと生活できないだろう?」 喜緑「いえ、わたしは趣味でマッチを売っているだけですから」 会長「まじで?じゃあわたしはなんのために出てきたんだ」 喜緑「知りません、それにしても精霊ですか・・・珍しいですね、ちょっと解剖させてください」 会長「ち、ちょっと・・・・アッ---!!!」 喜緑「今日は生徒会の親睦会、人間ごときと休日まで一緒にすごすなんて・・・疲れますね」 会長「すまん待ったか?」 喜緑「はい待ちました、会長の分際でわたしを待たせるなんていい度胸ですね」 会長「そ、そこまで言わなくても」 喜緑「ところで他の人はどうしたんですか?」 会長「実は・・・誰もこないんだ」 喜緑「さようなら」 会長「そんなツンツンな喜緑君も・・・いい」 喜緑「あのセガールって言う人の声かっこいいですね」 会長「ふっ、あれは吹き替えといって、本当に喋っているのは大塚明男さんだ」 喜緑「し、知ってましたよそれくらい」 会長「ふふん」 喜緑「今日の議題は会長のめがねのデザインについてです・・・って何で誰もいないんですか?いじめですか?」 [ガラ] 会長「ハッピバースデーえーみりーんハッピバースデーえーみりーんハッピバースデーディアえみりーん ハッピバースデートゥーユー」 喜緑「会長・・・・」 会長「おめでとう、歳の数だけ包ませました」 喜緑「1,2,3、・・・18本?一応わたし17歳って設定なんですけど」 会長「この一本は来年も一緒に祝おうって意味だ」 喜緑「・・・まあいいですよ、薔薇をくれたお礼です」 会長「なあ喜緑君、明日うち両親が出掛けて誰もいないんだ」 喜緑「え?・・・」 会長「弁当を作ってきてくれないか?」 喜緑「お、お弁当ですか・・・」 会長「おや?何を考えていたのかな?」 喜緑「・・・そんなことを言うと作ってきてあげませんよ」 会長「なにも言っていないが」 喜緑「うぐぅ」 会長「うん、美味い」 喜緑「当たり前です、もし人間ごときがまずいなんて言ったら宇宙空間へ放り出します」 会長「そうか、喜緑君はいいお嫁さんになれそうだな」 喜緑「そ、そんなこと言ったってなにも出ませんよ」 会長「この弁当だけで充分だ」 喜緑(もう、なんでわたしが人間ごときと二人で帰らないといけないんですか) 会長「どうした?」 喜緑(それもこんなひょろメガネと) 会長「わたしの顔になんかついてるかな?」 喜緑「いえ別に」 会長「そうか・・・お?雨だ、傘持ってるか喜緑君」 喜緑「ありますけど」 会長「入れてくれ」 喜緑「・・・仕方ないですね」 会長「助かるよ」 喜緑「ちょっと会長、狭いですよ。これでは濡れてしまいます」 会長「ああすまん」 キョン「なあ、長門腕相撲しないか?」 長門「なぜ?」 キョン「暇だから」 長門「そう」 ガシ] 古泉「ではいきますよ、レディ、GO!」 [ズガン!ボキ!] キョン「ぎやあああああああああああああああああああああああ」 長門「ふっ、雑魚め」 キョン「痛いよぅ、ぅぅぅ」 [ガチャ] 喜緑「長門さんなにしてるんですか?そんなことをしちゃダメですよ」 長門「・・・うっさいワカメ女」 喜緑「まったく、そういうことを言ったら駄目って何回言ったらわかるんですか?」 キョン「うぅ、喜緑さん、俺の仇を討って・・・」 喜緑「わたしはそんな馬鹿なことするほど子供じゃありませんから」 長門「ふっ、チキンワカメめ」 喜緑「ぷっちーん、いいでしょうわたしの恐ろしさを教えてあげます」 [ガシ] 古泉「では、レディ、GO!」 [ズガアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!」 その日、兵庫を震度8の地震が襲った・・・ 喜緑「ねえ長門さん、あなたのキャラソン暗すぎないですか?」 長門「腹黒ワカメに言われたくない」 喜緑「もう、どうしてそんなに機嫌悪いんですか、なにかありました?」 長門「・・・・わたしのプリン食べた」 喜緑「プリン?食べてないですよ」 長門「嘘つくなワカメが」 喜緑「・・・もう一回言ったら許しませんよ?」 長門「わ・か・め・お・ん・な」 喜緑「反省してください」 [チュドーン!!ズガ-ン!!バッコーン!!!] 朝倉(い、言えない、あたしが食べたなんて) 長門「あなた、最近妙に人気が出てきてるみたい」 喜緑「そうなんですか、ところでいつになったら名前で呼んでくれるんですか?」 長門「・・・ワカメ」 喜緑「それじゃ某アニメのパンツ見えてる娘になっちゃいますから、江美里ですよえ・み・り」 長門「喜緑」 喜緑「ま、今日のところはいいとしましょう、夕飯なに食べたいですか?」 長門「カレー」 喜緑「ふふ、長門さんはホントにカレー好きですね、じゃあちょっと待っててください」 [ガチャ] 朝倉「ただいまー」 喜緑「おかえりなさい」 朝倉「あれ?またカレーなの?一昨日もカレーだったじゃない」 喜緑「ふふっいいじゃないですか」 朝倉「ん?なにかいいことでもあったの?」 喜緑「秘密です」 [ガチャ] 喜緑「どうぞ入ってください」 会長「邪魔するぞ」 長門「・・・誰?」 喜緑「な、長門さん!?SOS団はどうしたんですか?」 長門「今日は休み、誰?」 会長「わたしは喜緑くんの友人だ、今日は本を借りるためにきたんだが迷惑かな?」 長門「・・・・迷惑」 喜緑「長門さん!どうしてそんなこと言うんですか?」 長門「・・・だって」 会長「今日のところは退散するとしよう、ではまた」 喜緑「どうもすいません、じゃあ学校で」 [バタン] 喜緑「どうしてあんなことを言ったのか説明してください」 長門「だって・・・」 喜緑「だってじゃわかりません」 長門「・・・江美里がわたしのこと邪魔だと思うんじゃないかと思って」 喜緑「長門さん・・・わたしが長門さんのことを邪魔に思うわけがないでしょう?」 長門「・・・ヒック」 [ギュ] 喜緑「初めて名前で呼んでくれましたね」 長門「・・・大好き」 喜緑「ふふふ、今日はなにが食べたいですか?」 長門「・・・カレー」 喜緑「ふふ、それじゃ美味しいカレー作りますからちょっと待っててくださいね」 長門「手伝う」 喜緑「じゃ、一緒に作りましょっか」 [ガチャ] 朝倉「ただいまー」 喜緑「はいお帰りなさい」 朝倉「またカレーなの?って有希が手伝ってるなんて珍しいわね、なんかあったの?」 長門「ひみつ」 喜緑「秘密です」 朝倉「今から名前であいうえお作文大会するから」 喜緑「するからって・・・まあいいでしょう、長門さんはどうします?」 長門「やる」 朝倉「じゃあわたしから 愛らしくて 才色兼備で 雲さえ散らす ラブリーガール」 長門「自分大好きか」 朝倉「文句あるの?」 喜緑「ほらほら喧嘩しないでください」 長門「・・・じゃあ次わたし NASAが 頑張っても 解けない美しさ」 朝倉「ぷっ・・・いいんじゃないですか?」 長門「・・・・・・・・」 喜緑「じゃあ次はわたしですね 気をつけても 身からあふれ出てしまう どうしようもない 理性と美貌と教養と優しさと美しさと可愛さとちょっとドジっ娘なところとたまにみせる油断した表情と全人類を骨抜きにする微笑み」 喜緑「綺麗で 見惚れてしまう どこからみても 理知的なわたし」 会長「喜緑君?今は会議中なんだがいきなりなんだ」 喜緑「すいません、て二人しかいないじゃないですか」 会長「それはそうだがさっきのはなんだ?ずいぶんと自分を褒め称えていたようだが」 喜緑「この前自分の名前であいうえお作文っていうのをやったんですけど、その時にちょっと失敗しちゃいまして、 新しいのを考えてたんです」 会長「ほう、今のは成功だったのかね」 喜緑「うーん、今のじゃわたしの魅力がうまく伝わらないと思うんですよね」 会長「・・・そうか」 喜緑「そうだ、会長のやつも考えてあげましょうか?」 会長「遠慮しておく」 喜緑「借りたら借りっぱなし 一回じゃ覚えない 知的ぶった 様子の 海がめ」 会長「勝手に考えてくれるな・・・って海がめ?」 喜緑「途中で考えるの面倒になっちゃいました」 会長(勝手にやっといてそれはないぜだろう) 喜緑「貝かな? いや 蝶かな? ヨーダかもしれない 海がめ」 会長「またあいうえお作文か・・・ってまったく意味がわからないんだが」 喜緑「人間ごときには無理です」 会長「え?」 喜緑「なにも言ってませんよ?でも会長って考えづらいですよね、ホント。空気を読んで欲しいです」 会長「いやわたしにもちゃんと名前はあるぞ、よく聞きたまえわたしの名前は」 喜緑「なんか今日は飽きちゃったんで帰ります、それじゃまた明日」 会長(・・・あんなキャラだったか?最近違う気がする) 喜緑「今日の議題は会長のあいうえお作文についてです」 会長「言いたいことが二つある」 喜緑「はい会長くん」 会長「会長くん・・・まあいいだろう、まずどうしていつも生徒会室にわたしときみしかいないのか、それとなんだこの議題は」 喜緑「それは会長に人望がないからです、じゃあ他になにか議題あるんですか?」 会長「・・・今さらっとひどいこと言った?聞き違いか?」 喜緑「聞き違いじゃありません、他に質問は?」 会長「・・・ありません」 喜緑「それじゃあなにか意見はありますか?」 会長「まず会長で考えないでわたしの本名で考えたらいいんじゃないか?」 喜緑「却下、他には?」 会長「・・・それじゃあ喜緑君はどう思ってるんだ?」 喜緑「そうですねえ・・・どうでもいいです」 会長「・・・じゃあなんで議題にしたんだ?」 喜緑「暇だったからです、あ、もうこんな時間ですか、いい暇つぶしになりましたね。それではまた明日」 会長(どこまで自分勝手なんだ・・・そんなところも可愛いが) 喜緑「昨日うちで考えてきたんですけど、最後の『う』が厄介なんですよね」 会長「そうか」 喜緑「ちゃんと聞いてますか?人の話を聞けないとろくな大人になりませんよ?」 会長(きみだけには言われたくないがな) 喜緑「で、いくつか候補を考えてきたんです『海がめ』『牛』『ウミウシ』『浮き輪』『ウクライナ』どれがいいですか?」 会長「・・・どういう理由でこの5つを選んだんだ?」 喜緑「それは言えません、さあ選んでください」 会長「撰ばないといけないのか?」 喜緑「いけません」 会長「・・・じゃあ浮き輪」 喜緑「賢くて イケてる 知的な 要注目な 浮き輪」 会長「絶対いま考えただろう。卑怯じゃないか?それにどれ入れてもわたしに関係ないじゃないか」 喜緑「子供みたいなこと言わないでください、それではまた明日」