約 4,094,164 件
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/546.html
http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1391352993 はぁ…咲さん咲さん咲さん… 文学少女な咲さん可愛いです魔王な咲さん可愛いですおしっこ漏れそうな咲さん可愛いです シュルシュルキュピンなストレートヘアも、小動物みたいなクリクリした瞳も、私でも包めそうな赤ちゃんみたいな小顔も 全部全部可愛くて…あぁ、もう食べちゃいたいくらい なんでこんな可愛い子が普通に歩いているんですか こんなに可愛い咲さんを見たら誰だって好きになっちゃいますよ やっぱり私のお部屋に監禁して一杯可愛がって…いや、それは流石にダメですね 咲「ん?どうかした?」 和「あ、いえ…なんでもありません」 咲「そう?」 ふふ…本当は咲さんの顔に見とれていたんですけど でも、それは流石に言えないですよね だって、私達はまだ『まだ』【 ま だ 】お友達ですし これからはどうなるか分からないですけど、今はごくごく普通のお友達ですし まぁ、咲さんにとって一番の親友は私ですけどね、えぇ、間違いなく 咲「あ、でも、もし何か悩み事があるなら言ってね?」 ズッキューン あぁ、私の事を気にかけてくれるなんて咲さんってばもうマジ天使 可愛い…あぁ、その心配する顔を頬ずりしたい… おもいっきり私の匂いをマーキングして…私の咲さんだってすぐに分かるように 咲「…あ、京ちゃん」 京太郎「おう。咲。今日も和と一緒に登校か?」 …出ましたね、お邪魔虫 何いきなり天使な咲さんに話しかけてるんですか 咲さん穢れるんで止めてもらえませんか? と言うか近寄って来ないでください 咲さんが男臭くなっちゃうじゃないですか!! 咲「京ちゃんも一緒に行く?」 え…やめてくださいよ、咲さん 幾ら優しい咲さんでも言って良い事と悪い事がありますよ そんなのどう考えてもダメに決まってるじゃないですか こんなケダモノと一緒に登校なんて…ぜ、絶対、襲われちゃいますって! 京太郎「いや、悪い。実は俺、部長に頼まれてる事あってさ」 咲「…そうなんだ…」 あ゛? 何、咲さんの事悲しませてるんですか ふざけるのはその存在だけにしてください そこは咲さんの誘いに乗ってあげるべきでしょう それが出来ないならあなたに存在価値なんて無いんで死んでください 出来るだけ惨めに血をまき散らしながら死んでいってください 京太郎「あ…それで和に頼みがあるんだけど」 和「…なんですか?」 正直、光速で断りたい気分ですが、そんな事をしたら咲さんがもっと悲しみます 本当は反吐が出るくらい嫌いなのに当たり障りなく反応をしなければいけないなんて 視界に入れるだけでも…本当は嫌なくらいです まったく…なんでこんな男が世の中に存在しているんでしょう 世の中が咲さんだけならきっと素晴らしい世界になるのに 京太郎「今日の放課後さ、時間作ってくれないか?」 和「分かりました」 それってつまり咲さんを待たせろって事ですか 何言ってるんでしょうこの存在自体が無駄生物は 咲さんの前でなければ一瞬で断ってやるのに…くぅ… 京太郎「そ、そっか。ありがとうな」 …はぁ、何を勘違いしてるんでしょう、この類人猿 なんでちょっと優しくしただけで顔を赤らめてるんですかね 手なんてパタパタ振って落ち着きなくして…可愛いとでも思ってるんでしょうか 悪いけど、滑稽なだけですよ、それも吐き気を催すくらいに 京太郎「じゃ、じゃあ、また部活でな!」 咲「…うん。またね………京ちゃん最近、忙しそうだよね」 和「そうですね」 ぶっちゃけあんな男に興味ないんでどうでも良いです 出来れば過労死するまでこき使ってもらいたいくらいですけど なんでか知らないですけどやけに献身的ですしね、あの金髪不良男は 多分、咲さんに良い顔をしようとしてるんでしょう まったく…あんな浅ましい男が咲さんの幼馴染だなんて 咲さんの唯一無二の関係である幼馴染に相応しいのは私なのに…! 咲「…どうしたら京ちゃんのお仕事代わってあげられるかな…」 …あぁ、またこの目ですか どうしてそんな目であの男の事を語るんですか あんな男にそんな価値なんてないのに 人の胸ジロジロ見てくる最低のクズ野郎なのに なんで…咲さんはそんな…私よりもあいつの事を想って… ―― 和「…大丈夫ですよ、彼は男ですから」 咲「でも…」 えぇ、あの男は所詮、馬車馬のように働くのがお似合いなんです そしてそのまま過労死するまで働き続けてひっそりと社会から消えていってくれるのが一番です 咲さんが気にする事はありません それよりも咲さんはもっと女の子のことを考えるべきです 具体的には今、隣にいる世界で一番、咲さんの事を愛している女の子の事とか 和「それよりほら、早くしないと学校に遅れますよ」 咲「あっ…」 ふひひひっ勢いに任せて咲さんの手を握ってしまいました あぁ…やっぱり咲さんの手プニプニで可愛いです… まるで子どもみたいに体温高くて…ふあぁ…♪ もうこれだけでゴハン三杯は硬いですね! 夜の方も今日はこれだけでオッケーです 手一つでこんなにも私の事を満たしてくれるなんて…やっぱり咲さんは最高ですね!! 咲「ちょ、待ってよ、和ちゃん!」 ふふふ…必死に私に追いつこうとする咲さん可愛い でも、大丈夫ですよ、転んだらちゃんと傷口prprしてあげますからね 咲さんの血は私の中で永遠に私のモノとして生きていくんです あぁ、なんて素晴らしい…これこそ真の愛ですよね あんな男には、決してこんな愛し方は出来ません だから… ……… …… … 【放課後部室】 京太郎「…好きだ!付き合ってくれ!」 和「…はい?」 いきなり何を言ってるんでしょうこの類人猿は バカ過ぎて言葉を忘れてしまったんでしょうか 好きだとかそういう単語は猿が使っていい言葉ではないんですよ 例え猿マネでも不愉快です、撤回してください 和「…本当…ですか?」 京太郎「あ、当たり前だ!そうじゃなきゃ…告白なんてするもんか」 何を心外そうに言ってるんですか 所詮、男の好きなんて性欲混じりのものでしょうに そんなものが好きだなんてちゃんちゃらおかしいです 私が咲さんに向けるものはもっとピュアで綺麗なものなんですから 京太郎「それで…あの…」 しかし…どうしましょう このクズを振るのは簡単です と言うか意識しないと即座に振る言葉が出てきそうなくらいですし だけど、それに従ってしまうと…この男はきっと咲さんへと近寄るでしょう 優しい咲さんがそうやって悲しんでいる人を見過ごせないって知っているから… その弱味に漬け込んでこのケダモノはあんな事やこんな事をするつもりなのです 和「…許せない」 京太郎「え?」 和「あ、いえ、なんでもありません」 悲しい事に…えぇ、世の不条理を嘆きたくなるくらい悲しい事に咲さんはこの男の事を強く気にかけています このクズが強引に迫れば、嫌だと思いながらもきっと断る事は出来ないでしょう そうなると咲さんが穢されてしまいます 百合の花がポトリと堕ちて次にはピロートークのシーンが入っちゃいます ―― …とは言え、ここで告白を受け入れるなんて吐き気がします 何か当たり障りない方法はないでしょうか… せめて何かやり方でもあれば…ハッいや…待ってください とりあえず今ここで頷いて恋人同士になってから、咲さんに相談するのはどうでしょう? 無理矢理キスされてレイプされそうになったって咲さんに言うのです そうしたらきっと咲さんは同じ女である私に同情してくれるでしょう そして私が咲さんに綺麗にしてくださいって言って、咲さんもそれに応じてくれて…うへへへ 此処から先は良い子には見せられませんね… 京太郎「それで…返事はなしでも…」 和「良いですよ」 京太郎「え?」 何意外な顔をしてるんですか 自分から告白してきたくせに…なんて失礼な せめて勝算くらい作ってから告白してくださいよ ま、その程度の頭すらないんでしょうけど 京太郎「ほ、本当か!?」 和「えぇ。よろしくお願いします」 所詮は当て馬の役目ですけどね まぁ、それでも私の為に働けるんだからこのケダモノには幸せでしょう その後社会的に死ぬ事になるかもしれませんけど、私は知りません 精々、私と咲さんの未来の為に滑稽に踊ってください 京太郎「じゃあ、今月末空いてるか?」 和「今月末ですか?」 その辺りは咲さんと一緒に遊ぶ予定が入っています いや、まだその認識を咲さんを共有してはいませんがそれでも私の中では確定した未来です それを揺るがせる事は神様だって出来ません…本来なら 和「…大丈夫ですよ」 だけど、この男をとっとと社会的に抹殺する為には早い方が良いです と言うか男と恋人同士ってだけで吐き気を怖気が湧いてくるくらいですし 早く咲さんに清めてもらう為にも頷いておくべきでしょう 京太郎「じゃあ…遊園地行かないか?実はペアチケットもらってさ」 …ただのデートじゃなくて遊園地デート…ですって どれだけ準備が良いんですか…気持ち悪いくらいですよ と言うかそれ私が断ったらどうするつもりだったんですかアナタ もしかして傷心旅行と称して咲さんを…やっぱりこの男は咲さんに近づけてはいけない人種です 和「はい。お付き合いさせて貰いますね」 京太郎「~~~っ!」 …何震えるくらい嬉しそうな顔してるんですか 普段のバカ面がもっとバカに見えますよ いや、バカは所詮、バカでしたか だってもう今にも叫びだしそうになってますしね あぁ…やだ、こんな下らない男とデートなんて でも…少しだけ…ほんのすこしだけ我慢すれば… ―― 【遊園地デート】 京太郎「どう…かな?」 和「楽しいですよ」 遊園地に来たのなんて久しぶりだったんですけど…案外おもしろいものですね あ、勿論、そこのクズは一切、関係ありません と言うかこの男が一緒でなければ、もっと楽しかったはずなのに 咲さんと一緒と言わずともゆーきと一緒なら… 京太郎「そっか。楽しんでもらえたようで何よりだよ。っと、はい」 和「ありがとうございます」 …で、ここで飲み物ですか 変なものとか入ってないですよね…媚薬とか睡眠薬とか 男はケダモノだから警戒しなさいと父も言っていましたし… でも、もらったのに何も口をつけないのは不自然ですし…飲んだフリだけしておきましょう 京太郎「でも、もうアトラクションはほとんど制覇したな」 和「そうですね…」 まぁ、私が絶叫系とかホラー系に入れない所為なんですけど …仕方ないじゃないですか、怖いものは怖いです それでも咲さんが一緒なら役得目当てで頑張りますけど… 隣にいるのがこのケダモノなんですから気を緩められません 京太郎「今日は付き合ってくれてありがとな」 和「…お礼を言われるような事ではありません」 はなはだ不本意な事ではありますが、私と彼の利害が一致しただけですから お礼を言われるような事ではありません それにすぐにそういう事を言えない立場になるんですから 京太郎「そうだけど…まぁ、和は俺に興味ないと想ってたし」 和「それは…」 まぁ、まったく興味がなかった訳ではありません 私にとってこの何の取り柄もないバカは興味の対象です ただ、それは明らかにマイナス方向へと振りきったものですけれど 咲さんの優しさに漬け込んで周りをうろちょろする害虫みたいなものですし 京太郎「だから…本当はさ、すげー失礼だけど…振られるつもりで告白したんだ」 和「…本当に失礼ですね」 そうやって自己の感情を整理する行為は分かります だけど、そんな自己満足に付き合わされたと思うとそれだけで怖気を…うぅ まるで性欲のはけ口にされてるみたいですよ…気分が悪い 京太郎「ごめんな。まぁ…そういう訳で…嫌なら嫌で振ってくれても良いんだぞ」 和「…どうしてそういう事言うんですか」 私だって本当はそうしたいです だけど、それが出来ないからこうして付き合っているんじゃないですか まったく…本当に察しが悪い男 京太郎「だって、和全然楽しそうじゃないしな」 和「…そんな事ないですよ」 …と思ったらちゃんと人の顔は見えているんですね でも、そこまで分かってるのにどうして死んでくれないんでしょう 私がこの害虫に望むのはそれだけだって分からないんでしょうか? 京太郎「ま、俺の考えすぎなら良いんだけどな…」 和「えぇ。考えすぎです」 個人的にはその理由まで考えて欲しいところですけど でも、この男にそれだけの知能があるとは到底思えませんし 今日も人の胸をジロジロと見ていましたしね そんな猿に会話しようとしても無駄です ただ粛々とすりつぶしていけば… ―― ピンポンパンポーン 京太郎「あ、そろそろパレードが始まるな」 和「…みたいですね」 京太郎「折角だし見に行くか?アトラクションもほとんど乗り切ったしさ」 和「えぇ」 まぁ、どんなパレードかは知りませんけど でも、この男とこうしてベンチに二人で座っているよりは有意義なはずです どんなものでも思考や気分を紛らわせるだけの意味はあるんだってそう思わせて貰えますし 和「…わぁ」 ってエトペンのパレートじゃないですか わぁ…可愛い…ちょこちょこ歩いてる… やっぱりエトペンって素敵…咲さんほどじゃないけれど 周りも一杯キャラに囲まれて…とっても幸せそう 京太郎「…追いかけるか?」 あ、勝ち誇った顔をしてる… 多分…これが見せたくてこの遊園地を選んだんでしょう いや…まぁ、確かに嬉しかったですけどね サプライズにもなりましたし… 和「えぇ」 でも、ソレ以上に悔しいです こんな男にしてやられたなんて…でも、あんなに大きいエトペンが見れたのは嬉しくて… むぅ…なんですか、この気持ち… 私をこんな風にするなんて生意気な… 京太郎「よし。んじゃ行こうぜ」 和「はい」 ですけど…まぁ、エトペンに罪はないですしね パレードそのものも思ったより豪華で気合の入ったものですし 出来れば最初から最後まで見てみたい…なんて でも、それだとこの男と一緒の時間も増えるんですよね… 京太郎「…どうした?」 …でもサプライズパレードには変えられませんし… それに手すら握ってこない訳ですから 怯えているのか、或いは慎重なのかは分からないですけど… まぁ、でも、一緒にパレードを見るのに邪魔でない事は確かです パレードが終わるまでの時間くらいまでは一緒にいても良いかもしれません ま、どうせ遊園地の入り口で解散の予定ですし…それくらい先延ばしになっても… ―― ……… …… … 【三ヶ月後】 …おかしいです なんで三ヶ月経ってもキスどころか手を握っても来ないんですか いや、別にそれをされたい訳じゃないですけど…でも、そういうのなかったら別れられないじゃないですか… まったく…とっととあの男を排除して咲さんと幸せになる計画が… ―― せめて既成事実さえあれば社会的に抹殺出来るんですけど 父の力を借りれば合法的にそれが可能です ついでに塀の向こうへと送り込む事が出来るかもしれません その事が楽しみでずぅっと我慢してるのに何の手出しもしてこないなんて…あの男はヘタレか何かですか… 和「…はぁ、なんでキスしてくれないんでしょう…」 咲「えっ」 優希「えっ」 久「えっ」 まこ「えっ」 和「……えっ?」 あれ…もしかして私、口に出していました? え、ち、違うんです、それはそういう意味じゃなくて… って部長も囃し立てないでください! 咲さんもそんな泣きそうな目で見ないで…違うんです私は穢れた訳じゃ… 心はまだ咲さんのものですし、それに…あんな男の事なんて大っ嫌いなんですから 久「じゃあ、今日は部活を中止して和が須賀くんをどうやって誘惑するかを考えるわよ」 ちょっ!ま、待ってください!そんなの必要ないですから! それよりも咲さんを誘惑する方法を考えてくださいよ! タラシだって噂の部長なら何とか出来るでしょう! …あ、いや、やっぱり今のなしで 部長でも頭の中で咲さんに迫られる事思うと我慢出来ません 部長も部長で油断出来ないタイプですしね… 久「それでね、キスの時は…」 へ、へー…そういう風にするんですか いや、まったく興味ありませんけど…そういうのって二人で高めていくものだと思いますし? 腰砕けにしてもほら、何の意味もありませんし? だけど…後学の為に聞いておくのも良いですね えぇ、もしかしたら階段で転びそうになった咲さんを支えようとしてキスするシチュエーションがあるかもしれませんし …え?そんな確率なんてほとんどないって? 例え那由多の彼方でも、存在するなら私には十分すぎます 咲「……」チラッ ってはぅぅう!? 咲さんが私の事を見てます…! チラチラッって部長の話を聞きながら横目でなんて… これは絶対に誘ってますね…えぇ。誘惑してます そんないけない子は脳裏でちゅっちゅの刑ですよ、うへへへ… 京太郎「ただいまー」 久「おかえりなさい、色男さん」 京太郎「いきなりなんっすか…」 ってなんでこのタイミングで帰ってくるんですか… お陰で皆ニヤニヤしていますし…咲さんは悲しそうな顔をしてますし・・ うぅ…これも全部、このクズの所為です やっぱり早くこの男を抹消しないと…! 【半年後】 和「…はぁ」 京太郎「どうした?」 和「何でもありませんよ」 結局、手を繋ぐだけで半年ですか 普通の子ならどう考えてもぶちきれてますよこれ 私は別に須賀君の事なんて好きじゃないから良いんですけどね 須賀くんに付き合っている所為で貴重な時間が無駄になってますけど…まぁ、正直慣れましたし 和「あ、来週は咲さんとお出かけしますから」 京太郎「そっか。楽しんできてな」 和「はい」 まぁ何処に行くかはまだ決まってませんけどね でも、何処だって須賀君と手を繋いで下校するよりは楽しいはずです 最近は咲さんの方が気を遣って一緒に下校してくれなくなりましたしね 咲さん成分が不足してるんで一杯、補給してこないと 京太郎「んじゃ俺は雀荘でも行って練習するかな」 和「…また染谷部長のトコロですか」 京太郎「あぁ、この辺りじゃやっぱりあそこが一番良心的だし」 …いや、別に良いんですけどね でも、最近、入り浸り過ぎじゃないですか? 勿論、須賀君が麻雀の事を真剣に考えてるっていうのは知ってますけれど けれど、私と会えない週末ほとんど染谷部長のところってのはちょっとどうなんです? 和「…そうですか」 京太郎「ん?」 やっぱりここらで一度、しっかり言っておくべきでしょうか… いや、それよりももうちょっと須賀君と一緒に麻雀する時間を作るべきなのかもしれません とは言え、私が予定入っている日はいかんともしがたいですし… …そうですね、咲さんと出かけるついでに須賀君の教本を買ってくるのも良いかもしれませんね 咲さんも須賀君のためならって言えば喜んで付き合ってくれるでしょうし 京太郎「あの…和。もしかして…もしかしてだけどさ」 和「え?」 京太郎「嫉妬してくれてる…?」 和「ふぇ?」 ………は? 何を言ってるんでしょう須賀君は そんな事ある訳ないじゃないですか、まったく 私にとって須賀君はただの邪魔者なんですよ? こうして側に置いてるのだって、目的が達成さえていないからなんですから そもそもそんな嫉妬めいた感情を向けるほど私が心を許しているなんて咲さんだけです 和「な、ななななななな何を言ってるんですか!!そんなオカルトありえましぇん!」 えぇ あり得るはずがないんです 確かに…まぁ、最近、色々あって見直しましたけど この前、ゲームセンターで絡まれた時に助けてもらったのは格好良く見えなくもない事もなかった気がしますけど でも、だからって私が須賀君と染谷部長に嫉妬してるなんてオカルトどころかデマゴーグも良いトコロです 京太郎「そ、そっか。そうだよな」 和「そ、そうですよ…まったく…」 …で、なんでそんな顔にやけてるんですか 2828って…あぁ、もう気持ち悪い そういう顔するから須賀君なんて嫌いです 違うって言ってるのに絶対信じてなくて…もう嫌いったら嫌いです 京太郎「…ごめん。俺、今、すげー嬉しくて…バカみたいな顔してる…」 その点には心から同意しますよ まるであてもなく金脈掘り続けて、ようやく掘り当てた人みたいな…信じられない顔をして 夢みたいな目で明後日の方向見つめてるんですから しかも、頬を赤く染めて…どれだけ嬉しがってるんですか… やっぱり須賀君はバカですね、大馬鹿です 京太郎「その…アレだその…」 和「…えぇ、アレですね」 アレだなんて言われて分かるはずないでしょうに 私と須賀君は別に長年連れ添った夫婦でもなんでもないんですよ? ようやく出会って一年弱ってレベルなんですから それなのにアレだなんて言われて正確に意味を理解出来るはずないでしょう …ま、少しだけ指先に力が入ったのが分かりますけれどね 足の速度も緩めて…もうちょっと一緒に居たいんでしょう …ま、良いですけどね、私もちょっと疲れていますし 仕方ないから…付き合ってあげますよ 【ニ年後】 京太郎「うぅあー…」 和「…はぁ、またですか」 京太郎「…ごめんな」 一々、ごめんとか言わなくても良いんですよ まぁ、確かに咲さんとの時間を割いてここにいる訳ですけどね でも、須賀君がちゃんと大学に入れないと咲さんだって心配するじゃないですか だから、仕方なくですよ、仕方なく 和「・・まぁ、ちょっと休憩しましょうか」 あんまり詰め込んでも意味ないですし 糖分補給でもしたら気分も紛れるでしょう 丁度…えぇ、丁度、気まぐれで昨日、焼いたお茶菓子がありますし 須賀君の好きな紅茶と一緒に出してみますか 京太郎「…ありがとうな」 和「どういたしまして」 ま、このくらいでやる気を出してくれるなら安いものですよ 焼き菓子なんて準備さえしていれば大量に作れますし それに須賀君の紅茶好きは私が教えたものなんで…嗜好は一致してますから 自分の分を淹れるついでだと思えばあまり苦ではありません 京太郎「あ、そう言えば…これお弁当。今日も美味しかったよ」 和「それなら良かったです」 そのお弁当もあくまで自分の分のついでです 本当は咲さんに出したかったんですけど…咲さんは自分の分はちゃんと作ってきていますし その半面、須賀君はズボラで、学食ばっかりでしたからね そうなると自然自分の好きなモノを食べるんで栄養が偏りますし それで倒れてもらうと他のだれでもない咲さんが悲しむんですよ 京太郎「しかし、和は本当、凄いよな」 和「…何がですか?」 …いきなり何を言い出すんですか まぁ、須賀君よりも私の方が咲さんに相応しいでしょうね 私は今も咲さんに相応しい女になれるように努力してるんですから 私の夢は未だに咲さんのお嫁さんであり、その夢に向かって邁進し続けているのです 京太郎「家事万能で成績優秀、気立ても良いし…」 当然です だって、私の理想は咲さんが外で麻雀で稼いできて、私が家を護る事なんですから まさに完璧で隙のないその未来を実現する為には、それら全ては必要な要素です そのためにはどんな努力だって惜しみません 京太郎「その上、美人だしな」 和「…おだてたって何も出ませんよ」 須賀君はそのための実験台です どれだけ料理を作ってもそれを食べてくれる人がいなければ意味ありませんから その点、毎日、お弁当の細かく感想を言ってくれる彼はとても有難い存在です 今では彼の嗜好に合わせて料理をつくる事も容易いですけど…それでもそうやって聞かされるのはモチベーションになるんですから 和「…ほら、良いですから…とにかく食べてください」 京太郎「はは」 和「…まったく」 なんで笑ってるんですか? 別に…私の頬は赤くなんかなってないですよ 赤くなっているようにみえるのはただの錯覚です 光の加減とか暖房の入れすぎとかそういうので赤くなってるだけですから そんな風に幸せそうに笑わないでくださいよ…もう 見てるこっちが恥ずかしくなるじゃないですか 京太郎「さて…それじゃ可愛い和の為にも頑張りますか…!」 和「…えぇ。頑張ってください」 須賀君が私と同じ大学に来てくれないと私も困るんです だって、須賀くんを一人にしてしまうと咲さんが襲われてしまうかもしれないんですから いえ、かも、じゃなく、それは最早、確定した未来です 私と二年付き合っているうちに口も上手くなった彼は絶対に咲さんの事を狙うでしょう それを防ぐ為にも私と遠くの大学に行くのが一番です ―― …だって、ついこの前もキスされましね 二年付き合ってようやく須賀君は私にキスしてくれ…いや、したのです 二年間色んな人にアドバイスもらってそれっぽいムードを作ってくれたのに…ようやく けれど、私は呆然としてその証拠を掴むのを忘れてしまいました 結果、私はこうして須賀君と未だ付き合うしかなくって…本当は嫌なんですけれど…今もこうしているのです 京太郎「…和」 和「え…?ん…っ♥」チュッ 京太郎「へへ…もーらい」 和「も、もぉ…!」 今ではこんな風にちょっと隙を見せたらキスしてくるんですから まったく…やっぱり男なんて性欲ばかりの生き物なんですね こんな低俗な生き物を咲さんの側に置いておくなんて断じて出来ません やっぱり私が責任を持って処分するべきでしょう 今も証拠の写真を取れなかったままですしね ―― …それに…まぁ、今の時期は咲さんもデリケートですし こんな時期に幼馴染が強姦容疑で逮捕されたとなったら咲さんの人生も滅茶苦茶です それを防ぐ為には私がこうして我慢し続けるしかありません えぇ、こんな生活なんてもう真平ごめんですけれど…でも、しかたがないんです 咲さんの為を思うならばこれが一番正しい事なんですから 京太郎「…和、好きだぞ」 和「~~っ♪…知りません…!」 まったく…二年もキス出来なかったヘタレのくせに口だけは上手いんですから …いっそその口を塞いでしまいましょうか …奇遇な事に…いえ、奇妙な事に私の唇もなんとなくもの寂しいですし… でも、紅茶やクッキーて気分でもないですから……まぁたまには仕返ししても良いんじゃないでしょうか 和「…須賀君」 京太郎「ん?どうした?」 ……そう思って呼びかけてみた瞬間、恥ずかしさが沸き上がってくるのは何故なんでしょうか いや、こうして向き合うとどうしてもキスする事を意識してしまうというかなんと言うか… その…視線が自然と須賀君の唇に吸い寄せられてしまって… 和「……」 男の人の唇ってあんまりジロジロ見たことないですけど、須賀君のは綺麗ですよね ツヤツヤして色づきも良いし、ちょっと美味しそうにも見えるくらいです 触れた時の柔らかで包まれる感覚はその…ちょっとだけ気持ち良いですし… ドキってした瞬間、身体の中がトロォってしちゃって… 京太郎「…和?」 和「ハッ…い、いえ、なんでもないです…!」 わ、私何を考えているんでしょう… 男の人に自分からキスしようだなんて… い、いえ、仕返しはまだ良いんです アレは私の正当な報復であり、復讐であるのですから でも、その後に私は…しようじゃなくしたいってそう思って… 和「お、思ってません!思ってませんからね!」 京太郎「お、おう…」 そうです あんなのは気の迷い…何かの間違いに決まっています 私がキスしたいのは世の中でただ一人咲さんだけなんですから 私がちゃんと勉強を教えてあげなければ大学すら一緒に行けないような男の唇に心惹かれるなんてありえません 何かの陰謀に決まっています!!!! 【四年後】 京太郎「…ふぅ…」パチン 和「……」 京太郎「うぉあ!?」 …何驚いてるんですか ただ、一応、関係上はギリギリ、恋人である私が部屋で待っていただけですよ? それなのに驚くなんて…やっぱりやましい事があったんじゃないですか 京太郎「…電気もつけずに何をやってるんだよ和」 和「…別になんでもありません」 そもそも…こんな状況で電気なんてつけられる気になるはずないじゃないですか 女の人と一緒にお酒を飲みに行くだなんて…信じられません そんなのは全部私とすれば良いじゃないですか 私はあんまりお酒が強いとは言えないですけど…でも、京太郎君がそれをしたいなら付き合うくらいはしますし 京太郎「あー…やっぱり怒ってる?」 和「…怒ってませんよ」 …怒ってる訳ないじゃないですか そもそも私が京太郎君と付き合っているのは咲さんの為なんですよ? それなのにここで怒ったりしたらまるで私が嫉妬しているみたいじゃないですか だから、私はまったく怒ってません 怒ってるはずなんて欠片もないんです 京太郎「ごめん。どうしても先輩の誘いを断れなくってさ」 和「それはもう何度も聞きました」 分かってますよ、ゼミの集まりだって事くらい でも…そのゼミの中には女の人もいるじゃないですか いえ、それだけならともかくあの人目に見えて京太郎君を狙ってますよね? 私がいる前でも挑発するように彼にボディータッチしてきますし… 京太郎「…ごめん」 和「…はぁ」 …だから、怒っていないですってば 今までゼミの集まりを全部、断らせたのは嫌がる私の意思を尊重してくれているからだって分かっていますし そもそも京太郎君はああいうキャピキャピしたタイプは好きではない事くらい知ってますから だから…私はこの程度で怒ったり不安になったりしません …そもそもそんな風に不安になる理由なんて何処にもないんですけれど 和「…ギュってしてください」 京太郎「え?」 和「…それで許しますから、ギュってしてください」 …でも、それを一々口で説明してもきっと信じては貰えないですよね 京太郎君の頭の中じゃ私が嫉妬してるってストーリーが出来上がっているみたいですし それなら…えぇ、それなら…まぁ、今後の健全な付き合いの為にもそれに乗っかっていた方が良いでしょう 関係の改善に必要なのはお互いが意固地になる事ではなく、妥協点を探りあう事なんですから 京太郎「…ん」 和「ふあぁ…♪」 優しくてあったかい抱擁… これはいけないものです 世の中に存在しちゃいけない代物です だって、こうして抱きしめられるだけで何もかもが溶けていきそうなんですから 嫌な自分も…意固地な自分も何もかも消えて…ただの原村和になっていく… こんな抱擁…咲さんには絶対渡せません… こんなの咲さんが知ったら…絶対に虜になっちゃいますから 京太郎君抜きじゃ生きていけないようなダメな人にする訳にはいきません だから… 和「…良いですか。京太郎君は私の恋人なんですよ?」 京太郎「あぁ」 和「…こういう事して良いのは私だけです。咲さんにも…勿論、ソレ以外の人にもしちゃいけません」 京太郎「分かってるよ」 和「…言っときますけどあの人はもっとダメですよ?」 勿論、あの人が京太郎君の好みじゃない事くらい知ってますけれどね でも、京太郎君も男の人ですし…もしもって事がありうるかもしれません だから…その為にもちゃんと釘は指しておかないと 人の恋人にも色目を使うような女の人に京太郎君は渡せません 私は別に京太郎君がどうなろうと知った事じゃないですけど…でも、それで彼が身を崩すと咲さんが心配しますから 何よりあんな貞操観念の緩い人に任せたらすぐに別れる事だって考えられる訳ですし そうなったら私の管理下から放たれたケダモノが咲さんの身近に増えるのですから…私が身を持って彼を繋いでおかないと 京太郎「…大丈夫だよ、俺は和にゾッコンだからさ」 和「も、もお…誰もそんな事聞いてないですよ」 いきなり耳元でそんな風に囁くなんて卑怯です… お陰で私の背中…ゾクゾクしちゃったじゃないですか 何処か気持ち良くって身体の奥が火照るような寒気…そんなの咲さんと一緒にいてもなかったのに こんなに色んな事教えこむような人をやっぱり野放しにする訳にはいきません 大学でも…いえ、その先もしっかりと私が管理しておかないと 【六年後】 にしても…二人暮らしって色々と大変ですよね やる事が単純に二倍に増えるって訳じゃないですけど…でも、やっぱり増加する訳ですし 何より洗濯が一人だった頃とは比べ物にならないほど大変になってしまいました 京太郎君のパンツとかが毎日洗濯カゴに出るなんて…そんなのてんご…いえ、地獄じゃないですか しかも、匂いが染み付いているのが勿体な…いえ、臭くて私の服と一緒に洗えないくらいですし お陰で洗濯をする度に毎日葛藤するくらいなんですから…ホント大変です 京太郎「ただいまー」 和「あ、おかえりなさい♪」 …でも、こうやって帰ってきた京太郎君を迎えるのはそんなに嫌いじゃないです まるで新婚さんみたい…あ、いえ、勿論、相手は咲さんですけれど 京太郎君との結婚生活なんて考えただけでもゾクゾクとしちゃいます …勿論、それは怖気であって、決して興奮とかじゃないです 和「あ、カバン受け取りますね」 京太郎「うん。何時もありがとうな」 和「いえ…京太郎君の方こそ何時もお疲れ様です」 大学ももう半分を過ぎてそろそろ就活の時期に入りました そんな中、京太郎君は就活生としてあちこちを歩き回っています 今日もスーツ姿の彼はビシッと決まっていて…ちょっぴり…ほんのちょっとだけ格好良くなくもない気が… 京太郎「ん?」 和「な、なんでもないです…!」 …私って別にスーツフェチとかじゃなかったはずなんですけど… なんで毎日、帰ってくる京太郎君に見惚れて…い、いえ、違います… 別に見惚れてなんかいません アレはただ京太郎君がだらしないトコロがないかチェックしているだけです 一応恋人って立場ですし、だらしない姿をされると私も恥ずかしいからに決まってます 京太郎「あ、そうだ。和、例のところに就職決まったよ」 和「え?ほ、本当ですか!?」 嬉しい…! やっと京太郎君の良さを分かってくれる企業がいたんですね…! まったく…何処も京太郎君の真面目さを理解せずにお祈りばっかりで… 彼には沢山良いトコロがあるのに…本当に見る目が無いです そんな企業ばっかりだから日本の景気が停滞しているんですよ、きっと グローバルだって言う前にもっと国内の優秀な人材を発掘する事に力を向ければ、京太郎君の良さにも気づけたはずなのに あ、いえ、あくまで一般論の…一般論の話ですけれどね 京太郎「あぁ…和が今日まで支えてくれたお陰だよ」 和「わ、私は何もやってませんよ」 …そもそもコネとは言え先に就職決まっちゃって正直気まずかったですし お祈りされる度に落ち込む京太郎君の為に出来る事なんてあんまりなかったですから 精々が家事をやったりとかそのくらいで…頑張ったのは京太郎君自身です 京太郎「でも、俺、和が励ましてくれなかったらここまでやれたか分からないよ」 和「…そんな事はないですよ」 京太郎君は私が知る中で誰よりも努力家で立派な人なんですから 私が励ましたりしなくても立派に成果を出す事が出来たでしょう …でも、そんな風に言われてあんまり悪い気はしません どうしても頬がにやけて…いえ、それよりも… 和「それより今日はお祝いしないといけませんね」 京太郎「お…楽しみだな」 和「えぇ。楽しみにしておいてくださいね」 今日は普通にゴハンを作るつもりでしたけど、奮発して高いモノにしましょう 仕送りしてもらっている以上、流石にお寿司とかを取ったりは出来ないですけど…でも、自分に出来る最高のご馳走を振る舞えるように 今から仕込めば、まだ夕飯時にはギリギリ間に合うはずです いえ、折角の記念日なのですし、間に合わさなければいけません 京太郎「でも、あんまり気張らなくても大丈夫だぞ。何時もの和の料理で十分ご馳走だからな」 和「ふふ…お世辞なんて言っても何も出ませんよ」 京太郎「本心だっての」 …まったく…そんな事言って そんなに私を喜ばせてどうするつもりなんですか? そんな優男みたいなセリフを言っても、京太郎君に靡いたりしないですよ 私の心はずっと咲さんのものなんですから 京太郎君と伽を共にするような関係になってもそれは変わりません 本当は別れたくって仕方ないですけど…でも、喘ぐ自分の姿を証拠としてビデオに撮るのが恥ずかしいだけです 実際、毎日沢山イかされて恥ずかしいセリフも一杯言っちゃってますし…まぁ、それはともかく 和「じゃあ、そのご馳走を作る為に買い物に付き合ってもらって良いですか?」 京太郎「勿論。荷物持ちはお任せあれってな」 本当はゆっくり休んで欲しいですけど、でも、ご馳走を作るとなれば材料だけでも大変な量になります 出来れば肉や魚はスーパーに並ぶような材料ではなく、ちゃんとしたお店で選びたいですし そうなると移動する事が多くなるので京太郎君と一緒の方が色々と都合が良いはずです それにまぁ…最近は京太郎君が就活で忙しくてデートらしいデートなんて出来なかったですし ほんのちょっとの距離ですけど…でも、こうして一緒に歩くのもデート…ですよね? 【十年後】 京太郎「お嬢さんを僕に下さい!!」 「…………」 和「…………」 重苦しい沈黙 そう感じるのはまさか自分がこのような場に居合わせる事になるなんて思っていなかったからでしょうか 幾らIPS技術が発達していくとは言え、女性同士の結婚なんてまだ社会的に認められる訳じゃありません だからこそ、私は実家の許可を得る事なく、咲さんと駆け落ちする事になると思っていたのです しかし、そんな私の未来は大きく変わり…私の横で頭を下げるのは最愛の女性ではなく、 当時はなんとも思っていなかった京太郎君でした 和「…お父さん」 とは言え、ここで何のフォローもしない訳にはいきません 父は厳格な人であり、また公平な人間でもあるのですから ここで全てを彼に任せてしまえば、父からお断りの言葉が出るでしょう 私をまだ嫁に出せるような人間ではないと私の方にダメ出しが来るはずです それは…私にとって決して許容出来るものではありませんでした 和「…私も京太郎君と結婚したい…です」 勿論、その言葉に嘘はありません ただ、そこにはごく一般的に言われている愛だの恋だのという感情はないのです 私は京太郎君を管理して縛り付けておきたいだけであり、それを彼が愛だと勘違いしているだけ 私達の関係はとても歪で、決して祝福されがたいものです とは言え、ここで結婚の許可が出なければ、京太郎君と咲さんが高校時代のようにまた急接近してしまうかもしれない それを防ぐ為にも私はこうして適齢期になった彼と共に頭を下げました 京太郎「お願いします!」 和「…お願いします」 「……」 けれど、それで父の目を誤魔化せるかは自信がありませんでした なにせ、父は業界でもやり手と噂であり、その目は多くの嘘を見破ってきたのです そんな父からしたら私の吐いた嘘なんて簡単に見破られるかもしれない そう思うと胸の動機が激しくなり…なんとも身体が落ち着かなくなります 「…頭をあげなさい」 京太郎「…はい」 けれども、顔をあげた京太郎君の顔に不安はありませんでした 真正面から父の顔を見据えて、視線は一瞬たりともブレる事はありません 仕事をしている時以上の威圧感すら感じさせる父に真っ向から向き合うその姿にちょっとだけ頼もしさを感じます この数年の間に社会に揉まれてより逞しくなった彼は、娘さえ怯むような父に対して立派な姿を見せていました 「須賀君は立派な男性だ。真面目で誠実で…将来性もある」 京太郎「ありがとうございます」 和「…お父さん」 …父の言葉に私は安堵しました 一時期はその軽そうな外見を嫌っていた父にも京太郎君の魅力が伝わったのでしょう なんだかんだで十年も娘と一緒に居るのですから、幾ら父が頑固と言っても評価を改めざるを得なかったのです …ま、まぁ、私は別にまったく京太郎君への評価を改めるつもりはないですけどね、えぇ こうして父に結婚の許可をもらいに来たのも彼からプロポーズされて仕方なく…仕方なくですし 「だが、娘はやれん」 和「…え?」 ……何を言っているんでしょう さっきまで京太郎君の事を持ち上げてくれたじゃないですか それとも…問題は私の方なんでしょうか…? やっぱり父は…さっきの私の嘘を見抜いて…? ち、違うんです…それは…ただ素直になれないだけで… ほ、本当は私だって…京太郎君の事を… 京太郎「僕に何が足りませんか?」 「…足りないものなんてない。君は今の時代には珍しいくらい素晴らしい相手だ。…だが、私はまだ君の事をよく知らない。だからこそ…」 そこで言葉を区切る父の顔は…微妙なものでした 晴れやかなようでもあり…諦めたようでもあり…嬉しそうなようでもあり 様々な感情が混ざり合ったその表情は、けれど、明るいものでした …でも、それはきっと私の事を父が愛してくれているからなのでしょう 愛して…そして今もまた祝福しようとしてくれているのです 「和との結婚を許可する前に君の事を良く知らないとな」 京太郎「お…お義父さん…」 「…まだ君に義父と呼ばれる筋合いはないはずだが?」 京太郎「す…すみません…!!」 そこでバッと頭を下げる辺り、どうしても最後まで締まらないと言うかなんというか まぁ、普段、私の前で見せる彼はこの姿が基本なんですけれど でも、お仕事の時の格好良い姿はもうちょっと見たかったな…なんて… いえ、別に…か、格好良いなんてちょこっとしか思ってないですけれどね 頼もしいとか…この人で良かったなんて絶対に思っていないです そんなオカルトなんてあり得ません 「…まったく…明日は休みなんだろう?」 京太郎「あ、はい。そうです」 「じゃあ、今日は朝まで付き合ってもらうぞ」 京太郎「はい。喜んで!」 喜んで、じゃないですよ、もう… ホント嬉しそうな顔しちゃって… そんなに私と結婚出来るのが嬉しいんですか? 言っときますけど、私はあんまり嬉しくないですからね …でも、既に父にも話を通してしまいましたし、逃げ場はないですよね …だから、仕方ないので…結婚してあげる事にしますよ 【十二年後】 和「くぅ…うぅぅ…」 京太郎「和…頑張れ…頑張れ…!」 頑張れって…簡単に言わないで下さい… これ…ホント死にそうなくらいにキツイんですから… もう何時間…この苦しみが続いているのか… 辛い…苦しい…でも… 「おぎゃああああ」 和「はー…はー……」 京太郎「大丈夫か、和」 大丈夫なはずないじゃないですか… 身体中汗びっしょりで気持ち悪いですし… 身体の節々が痛みで固まってろくに動けません… もう終わったはずなのに…脱力すら出来なくて… 女性ばっかりがこんなに苦しむなんて…不公平です… しかも、なんでこんな…アナタの為なんかに… 京太郎「…ありがとう。良く頑張ってくれたな」 和「あ…♪」 …まったく…それで帳消しのつもりですか そんな風に頬を撫でても全然嬉しくなんかないんですからね でも…見てるだけで何も出来なかったアナタも辛かった…でしょうし… それを紛らわせる為にも私を労いたいという気持ちは分かります …だから、まぁ、もうちょっとだけ…撫でても良いですよ そうやって撫でてくれると…少しずつ身体からも力が抜けていきますし… 「…もうよろしいですか?」 京太郎「あ…すみません」 和「……」 …いえ、別に良いですけどね 特に邪魔されたとかそんなの思っていないですし でも…もうちょっと空気読んでくれても良いんじゃないでしょうか 私は今、女性として一世一代の大仕事を終えたばかりなんですし… 一応、仮にも、対外的には…京太郎君は私の夫な訳ですよ そんな彼に労って貰う時間をこうして邪魔する必要が果たしてあるんでしょうか 私じゃなかったら絶対に怒っていたと思います …いえ、私だって彼女の腕に生まれたばかりの赤ん坊がいなかったら許せなかったでしょう 「元気な女の子ですよ」 和「……あぁっ」 …良かった ちゃんと生まれてくれたんですね ずっと辛くて苦しいのが続いていたから…もしかしたらと思っていたんですけど… でも…さっきからモゾモゾって動かして…とっても元気そう… これは京太郎君に似て結構ヤンチャな性格になっちゃうんじゃないでしょうか 目元とか特に京太郎君に似ていますし…ふふ… 「抱っこしますか?」 和「…はい」 ちょっと怖いですけど…でも、私は今日からお母さんになるんです 不安な気持ちはありますが…だからといって子どもを抱くのに躊躇なんてしていられません これからは子育てっていう文字通りの意味で人の人生を預かる仕事が待っているんですから 抱っこ一つで怖気づいてはいられませんし…何より… 京太郎「…ん?」 和「…いえ、何でもないですよ」 京太郎君が居れば何でも乗り越えられる…なんて別にそんな事を思った訳じゃないですけど でも…彼はこうして結婚して数年経っても献身的に私の事を支えてくれていますし 子育てだってきっと協力してくれるでしょう …いえ、寧ろ沢山、協力させるべきなのです 浮気しようなんて思わないくらいにしっかりと子育てを生活に食い込ませなければ… …別に私は浮気なんて怖くないですけど…でも、咲さんも幼馴染が浮気で離婚調停待ちとなると心労が著しいですし プロになって頑張っている咲さんが身を崩す源になりかねません 子どもが出来ればおいそれと離婚は出来ないと思いますけれど…念には念を入れなければ …意外とこの人モテますしね 【十五年後】 子育てと言うのは案外楽しい物でした 日に日に成長していく我が子を見るのが楽しくてついつい日記までつけているくらいです 恥ずかしくて夫にも見せるつもりはありませんが、読み返す度に光景が瞼の裏に蘇ってきました その度に顔がにやけてしまうのですから…どうやら自分でも思った以上に私は子煩悩であったみたいです 「ママー」 和「なぁに?」 「ママは夜のプロレスごっこをパパとしてるの?」 和「…はい?」 だからこそ、私はその言葉を最初信じられませんでした 少なくとも私はそんな淫らな隠語の類を娘に教えては居ません 夫も私に負けず劣らず子煩悩なタイプなので教えるはずはないでしょう まだ幼稚園にも言っていない娘がよそで変な知識を覚える事だってないはずです 和「…それ誰から聞いたの?」 「あのねあのね、ゆーきおねーちゃんが言ってたの」 和「…なんて?」 「パパとママはちゃんと仲良しで喧嘩とかしてないのかなーって」 ゆーき… 確かに彼女には色々と心配や迷惑を掛けてしまっています 咲さんとの事を相談していた彼女にとって私が夫と付き合う事になるだなんて思ってもみなかったでしょう ましてや結婚して子どもを作るなんて想像すらしてなかったはずです そんな彼女にとって私の真意が読めないのもある種、当然と言えるでしょう もしかしたらこの子も夫の子どもではないかもしれないと下手に事情を知っている分、不安に思っているのかもしれません …ゆーきは夫とも私とも仲が良かったですしね 「夜のプロレスごっこを一杯してたら安心なんだけどって言ってたよー」 でも、やっぱり、ギルティです これ完全に面白がって言ってますよね 高校の頃からまったく変わっていないあの顔でにやついている姿が浮かびましたよ そんなんだから未だに結婚出来ないんですよ ……流石に女子プロになって日本代表として活躍しているから、と言うのはオカルトじみていますし 「それで…プロレスごっこしてるの?」 和「ぅ…」 「ねぇ、ママー」 和「う…うぅぅ…」 …恨みますよ、ゆーき 貴女のお陰で娘に夫婦の性活を口走る羽目になったじゃないですか いえ…まぁ、娘に意味は分からないと理解しているんですけど…それでもですね… それでも…そういうのを口にするのはやっぱり恥ずかしいんですよ… 和「…し…して…るよ」 でも…こんな風に不安に見つめる娘の前で嘘はつけません… 実際、娘が寝てる度に二人目作る為に色々としてますし… 流石に大学時代のように毎日って訳じゃないですけど…でも、まぁ…お互いに余裕があれば…そんな雰囲気にですね… で、でも、別に私から誘ったりはしてないですよ!? そ、そもそも…夫の精力が強すぎて…ちゃんと処理してあげないと浮気されちゃいそうですし… 風俗とか利用されたら娘の教育にも悪いですし…仕方なく、仕方なくですから 「じゃあ、ママとパパは仲良しなの?」 和「…えぇ。仲良しよ」 「えへへ…やったぁ」 …はぁ、なんかすっごく疲れました… これも全部、ゆーきの所為です 今度家に寄った時には夫に頼んで激辛タコスを作ってもらいましょう きっと泣くくらいに喜んで食べてくれるはずです 京太郎「たっだいまー」 「あ、パパだぁっ」 …まったくさっきはあんな不安そうだったのに、今はもう元気いっぱいなんですから 子どものそういう切り替えの早さって本当に凄いですよね もう三年も一緒だと振り回されて疲れる事もありますけど…でも、その元気一杯な姿がとても微笑ましくて …こういうのがきっと母親になるっていう事なんですよね 京太郎「ただいま、和」 和「…はい。おかえりなさい、アナタ」 でも、こうして毎日、子どもと一緒に夫を出迎える辺り、私はまだまだ妻なんでしょう まぁ…出来るだけ良妻を演じておかないとこれまでの努力が全て水の泡になりかねませんし 咲さんの事もそうですが何よりまず娘の為にも離婚なんて出来ません そんな事になって娘が悲しむ姿を見ない為にも出来るだけ長く働いてもらわないと 既に色々な柵に囚われている私が夫を馬車馬のように使い捨てる訳にはいかないのです 和「今日もお疲れ様でした。ゴハンもお風呂も準備出来ていますよ」 「じゃあ、風呂から貰おうかな。でも、その前に…」 …なんですか、もう そんな風に手招きしちゃって… いえ、もう分かってますけどね、毎日やっている事ですし でも、この歳になってお帰りなさいのチューは流石にないんじゃないでしょうか お互いもう三十路越えてるんですよ? その辺、分かってます? こういうの普通はしないらしいですよ? 和「…はい。ちゅー」 京太郎「ふへへ…よーし。元気になってきたー!」 「あ、私もするー」 和「だーめ。パパはママだけなの」 …でも、そんなのでへそを曲げられたら困りますしね 仕方ないからやってあげますよ あ、言っておきますけど娘でもダメですよ絶対 毎日そんなのさせてロリコンになったら大変じゃないですか …別に娘に嫉妬なんてしてないですよ? えぇ、絶対に 【二十二年後】 「パパと一緒に服は洗わないで」 …ついに来ました これが反抗期って奴なのですね 私にはあまりありませんでしたけど…夫の活発な血を引く娘はそうはならなかったのでしょう これまでもその徴候がありましたが…ついに爆発してしまいました まぁ、それ自体は娘が順調に成長している証なので別に構いません 問題は…それに対してどう私達がリアクションを取るかです 雑誌などではこうした反応の一つ一つが子どもの人格形成に強く関わってくると言われていましたし…良く考えなければ 「パパってば加齢臭きついから不愉快なの。匂い移ったらもう着れないし」 …でも、一つだけ…えぇ、一つだけ言わせてもらえれば…そこまで言わなくても良いんじゃないでしょうか 確かに夫は昔に比べたら身体は衰えてきています お腹もぽっこり出てきてそろそろダイエットしなきゃね、なんて事後に話したりもしてますから だけど、加齢臭がきついと言われるほどじゃないですし、まだまだ同年代に比べれば顔も身体も若々しいです 少なくとも娘にそんな風に言われるほどじゃありません それは誰よりも夫と一緒にいる私が一番良く分かっています 京太郎「そっか…まぁ、俺ももうおっさんだししゃあないよな」 …だから、そんな風に諦めたように笑わなくっても良いんですよ アナタが私達の為に頑張ってくれているのはちゃんと理解していますから それは娘も同じはずですよ こうして反抗期になっても尚、アナタの事をパパと呼んでいるんですから ほんのちょっと反抗期を拗らせただけで、アナタへの感謝の気持ちは持ち合わせているはずです だって、私とアナタの子どもなのですから だからこそ…ここは厳し目に言っておかないと 和「じゃあ、これからは自分のものは自分でしなさい」 「え?」 和「洗濯も洗い物も料理も全部全部自分でやって自分のお金だけで生活しなさいって言ってるの」 「で、でも…」 和「何を驚いた顔をしているの?貴女が暮らしていけているのは誰のお陰?」 「それは…」 和「パパのお陰です」 勿論、私も専業主婦としてやる事は完璧にやっています しかし、だからと言って私だけでこの家は決して回りません 一家の大黒柱であり、家族のために毎日頑張ってくれている夫が居てくれているからこそです そんな夫をないがしろにするような発言は娘としても許せません いえ、娘だからこそ許す訳にはいかないのです 和「私が家事をしているのはそんなパパに報いる為。貴女たちの面倒を見ているのはそのついでよ」 …まぁ、実際は娘の為でもあるのですけれど。 なんだかんだ言いながら私も娘は大事ですしね ただ、娘の反省を促す為にもここはキツ目に言っておいた方が良いでしょう ここでなあなあにすると二人の間に禍根を残しかねませんし 和「だから、パパの事が不愉快ならわざわざ我慢してもらわなくて結構。自分のことは自分でやりなさい」 「~~~っ!」 反論出来なくて逃げちゃいましたか… その辺りもちゃんと教育しないといけませんね 今はまだ反抗期って事で許しもしますがずっとこれでは逃げ癖もついてしまいますし とは言え…今は反抗期でメンツも丸潰れになった訳ですし…後で改めて話をする事にしましょうか 京太郎「和…その…」 和「…何を微妙そうな顔してるんですか」 それより今はこの何とも言えない顔をしている夫を何とかしないと こういったアフターケアは長く働いて貰うためには必要な事ですし それにまぁ…今は娘と話をしても意固地にさせるだけでしょうから 和「私は当然の事を言っただけですよ。嘘じゃないです」 …まぁ、方便ではありましたけど でも、決してまるっきり嘘ばっかりではありません 一応、ほんのちょっぴり、欠片程度ではありますが、夫には感謝していますし 私が頑張る理由に夫を長く働かせる為と言うものがあるのも事実ですから 京太郎「和ぁ…!」 和「やん…もぉ…」 感極まっていきなり抱きつくとか子どもですか… 言っときますけど…ここからが大変なんですからね 本格的に反抗期が始まった以上、娘に対するリアクションが彼女の人格を左右するんですから アナタにももうちょっと頑張ってもらわないといけないんですよ? ……まぁ、それくらいはさっきの表情を見る限り、分かってるんでしょうけど 嬉しいようで、落ち込んでいるような…なんとも言えない微妙な顔は、反抗期の大変さを理解しているからでしょう 和「…大丈夫ですよ、あの子は私とアナタの子どもなんですから」 それに…まぁ、あんまり頼りにはしてないですけど、アナタもいますしね 今まで二人三脚でいろんなこと乗り越えてきたんですから…今回もきっと大丈夫です 少なくとも私は決して不安じゃないですよ これからが大変だとは思っていますけど…でも、あくまでそれだけです だから、これからもお父さん頑張ってくださいね、アナタ 【五十年後】 京太郎「ただいま」 和「はい。お帰りなさい」 まるで習慣のように夫からカバンを受け取りリビングへ けれど、それも今日で終わりです 夫は今日で定年退職となり、明日からは仕事がありません だから、私がこうして玄関で夫を出迎える事ももうないのです 和「…長らくお勤めお疲れ様でした」 京太郎「ありがとう」 それに一抹の寂しさは否定出来ません 私にとって玄関で夫を出迎える仕事は最早ルーチンワークのように組み込まれたものなのですから 夫が一国一城の主になり、子どもが巣立ち、孫が出来ても、それは決して変わりませんでした でも、私はもうこうして夫を迎える事はなく、家でのんびりと一緒に過ごす事が出来るのです 京太郎「和もお疲れ様な。今まで支えてくれて本当にありがとう」 和「いえ…私なんて大した事はしていませんよ」 私がやっていたのは専業主婦としては当然の事です こうして改まって感謝をされるような事はまったくしていません それよりも家族の為にこうしてずっと働いてくれていた彼に私の方こそ感謝をしなければいけません 私は外で働いたことがないので分かりませんが、それがどれだけ大変なのかは疲れた夫の姿を見て十二分に伝わっているのですから 時に一日中寝て過ごすくらい疲れる仕事を40年も務め上げてくれた事には感謝の言葉を捧げるべきでしょう 京太郎「でも、毎朝弁当作って帰りも俺を待ってくれてる奥さんなんて俺は和くらいしか知らないよ」 和「それは…」 しかし、それは専業主婦としてごくごく当然の事です 家事と言う分野だけで養ってもらっている立場なのですからそれくらいはやっておかなければ釣り合いがとれません それに夫だって休日などは家事を率先して手伝ってくれている訳ですから 少なくとも胸が張れるほど立派なものではないはずです 京太郎「だから…さ。これ受け取って欲しいんだけど…」 和「…え?」 これって…国内旅行のパンフレット? しかも、いくつか付箋が挟んでありますし…これってもしかして… 京太郎「今まで一杯苦労させたからさ、ちょっと旅行しないか?」 和「…苦労なんて…」 京太郎「俺がそう思ってるんだ。迷惑じゃなかったら着いてきて欲しい」 和「…もう」 …そんな風に言われたら断れないじゃないですか まぁ、多少、強引ではありますけれど…でも嫌じゃないですし それに…さっきさらっと見たところ奈良の松実館に付箋が挟んでありました 自分が行きたいからじゃなく私の事を思って言い出してくれているのはそれで十分分かります 和「じゃあ、ゴハンを食べながら話し合いをしましょうか」 京太郎「そうだな」 幸いにしてもう子どもたちもそれぞれの家庭を持っています 私達が二人で急に旅行に行く事になっても誰も困ったりはしないでしょう 夫の仕事も今日で終わりですし、極論、明日には旅行に出かける事が出来るのですから こうして旅行に行くなんてもう十何年ぶりですし…気持ちが高揚するのは否定出来ません 京太郎「そうだな。それに旅行の事じゃなくこれからも事も話し合わなきゃいけないし」 和「え?」 京太郎「これからは俺も暇になる訳だし…だからその…な」 …なんでそう言って視線を逸らすんですか まったく…変なところで恥ずかしがり屋なのは変わってないですね そんなところで区切られちゃ普通の人は分かりませんよ? 和「…デートとかしたいんですか?」 京太郎「ま、まぁ…子ども出来てからはあんまりそういうのなかったしさ」 …まぁ、なんだかんだでもう何十年の付き合いですし…私には十分に伝わってきてますけれど 夫婦としての期間だけでも子どもたちの年齢より遥かに長い付き合いなのです 今更、その程度の誤魔化しで真意を隠しきれる訳がありません それだけの長い間、ずっと一緒だったのですから嫌でも夫の言いたい事は分かってしまいます 京太郎「明日からはお互い暇が出来る訳だし…何か一緒の趣味とかも持ってみたいなって」 和「…ふふ」 京太郎「な、なんだよ…」 和「いいえ。なんでも」 こうしてもうおじいさんおばあさんになっても、まだこうして夫からアプローチがあるなんて ちょっとだけ…ほんの少しだけですけれど…幸せだと思いました この気持ちは忘れない内に日記帳に書き記しておきましょう 和「…アナタ」 京太郎「ん?」 和「…まだまだ思い出一杯作りましょうね」 京太郎「あったりまえだ。死ぬまでずっと一緒だからな」 …それは間違いですよ 私も夫を繋ぎ止めている間にもうおばあさんですしね 今更、誰かと結婚したりは出来ないですし 今から離婚したりすると娘たちにも心配や迷惑が掛かりますから …だから、死んでからも…お墓の下で一緒です 仕方なく…本当に仕方なくですけど… 和「これからも末永くよろしくお願いします、アナタ」 【七十年後】 京太郎「和ぁ…」 まったく…男の人が何をそんなに泣いてるんですか 子どもたちや孫までいるのに…みっともないですよ ほら、子どもたちも笑って…いえ、泣いています…ね 京太郎「死なないでくれ…頼む、置いて行かないでくれ…」 …仕方ないじゃないですか 私も生きたいです まだまだ…アナタと一緒にいたいです でも…ごめんなさい、もう…無理みたいです 本当…年は取りたくないですね まだまだアナタとやりたい事一杯あったのに… ちょっと身体壊したくらいで…こんなになるなんて… 京太郎「ダメなんだ…俺、和がいないと…俺…」 分かってますよ アナタがどれだけ私の事を想ってくれているかって事くらい 本当は心配です 私が死んだらすぐにボケちゃったりしないでしょうか ゴハンはちゃんと食べられるでしょうか もしかしたら私の後を追って死んじゃったりしないでしょうか… さっきからそんな事ばっかり浮かんで仕方がないです 和「はー…はー…」 本当は一人になんてさせたくありません もっとずっと…一緒にいたいです でも、もう意識も朦朧として…目の前がどんどん暗くなっていきます 泣いてるアナタの顔すら…もう朧げになって… これが…死ぬって事なんですか 和「…アナ……タ」 京太郎「…なんだ?」 …死にたくない そんな風に言えたらどれだけ楽でしょう でも、そんな事を言ったら…きっとアナタは私の後を追うはずです 昔から今までずっと変わらずに私の事を愛してくれているアナタならば だから…えぇ、だからこそ、それは言えません 夫が自殺なんて事になったら子どもや孫にも悪影響がありますし… 何より…私は自分で自分を傷つけるような事を夫にしてほしくないのです だからこそ…言いたい事があるのに…もう力が…出なくて… 呼吸器さえ外してもらえれば…まだ何とかなるかもしれないのに… 今はもうそれを訴える力すら私にはなくって… 京太郎「…なんだ?何が…言いたいんだ、和…」 仕方ない…ですね 本当は呼吸器を外して欲しいですけど…でも、きっと夫ならば大丈夫です こんな状態でも私の言いたいことは分かってくれるでしょう だから…私の身体に残った全ての力を込めて…本当に最後…ほんの1フレーズだけ… 和「――」 ア 和「――」 イ 和「――」 シ 和「――」 テ 和「――」 イ 和「――」 マ 和「――」 ス ピー ○月X日 今日、病院でガンを宣告されました どうやら私の身体はもうボロボロで余命は半年もないみたいです しかし、私はもう十分過ぎるほどに生きました コレ以上生きても夫や家族に迷惑を掛けるだけなら延命治療せずに寿命だと受け入れてしまおうと思います 勿論、怖いですけれど…でも、ほんの数年生きられるかどうかの為に何百万ものお金を払わせる訳にはいきません 私は十分、幸せに生きました こんなしわくちゃになってまで愛してくれる夫がいて、立派に育った子どもたちがいて、慕ってくれる孫たちもいる 幸せ過ぎるくらい幸せな人生で満たされた人生でした それは全部…夫のお陰です 夫はそんな事はないと言うかもしれません ですが、私がこうして人並み以上の幸せを手に入れる事が出来たのはやっぱり夫のお陰なのです 夫がいなかったら私はきっと道を踏み外して、誰も彼もを不幸にするしかなかったでしょう それを思いとどまらせてくれたのは夫で…本当に心から感謝しているんです あんまり口に出したりはしないですし…そもそも好きだなんて言った記憶はありませんけれど… でも、私は夫の事を心から愛しています 私をこんなに満たしてくれた夫の事を誰よりも深く愛しているんです 死ぬ間際になってようやく認める気になるなんてとても滑稽だと思いますけれど… でも、やっぱり私にとって一番、大事な人は…夫なんです だから…アナタ、もしこれを読んでいたら…どうか死ぬのだけは思いとどまって下さい 私はずっとずっと待っていますから、少しでも長く長生きをして下さい 私がいない世界に絶望なんてしたりせず、孫たちと穏やかな余生を送って下さい そして…それでも死ぬしかなかった時は…どうか私のところに来てください それから一杯、思い出話しをして欲しいんです 私がいなくなってからあんな事があったこんな事があったって沢山の思い出をアナタの口から聞かせて下さい それだけを楽しみに私はずっと待っていますから…どうかご自愛をお願いします 京太郎「~~~っ…」ポロポロ ―― 悪い。待たせたか ―― いいえ、大丈夫ですよ ―― …ごめんな ―― 謝ったりしないでください。私が望んだ事なんですから ―― …でもさ ―― 寧ろ、私は嬉しいんですよ、ちゃんと約束を守ってくれたんだって ―― …ま、和との最後の約束だったからな。破る訳にはいかないだろ ―― 勿論、思い出話も沢山ありますよね? ―― あぁ、勿論だ。幾らでもあるぞ ―― ふふ、楽しみです。あ、そうだ ―― ん? ―― …久しぶりに手、繋ぎませんか? ―― あぁ。…まるでデートみたいだな ―― …勿論、デートに決まってるじゃないですか ―― こんな場所なのにか? ―― アナタが一緒にいてくれるなら何処でもデートに決まってます ―― 和 ―― 愛していますよ、アナタ ―― あぁ、俺も愛してる、もう離したりするもんか ―― えぇ。これからはずっと一緒です、ずっと…ずっと… ピー
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/5761.html
完結済み作品、1スレ目が立った年 長編・まとめにした物もこのページにリンクして下さい 2012年久「須賀君、奈良まで遠征に行って来て頂戴」 京太郎「ええっ!?」 2013年京太郎「福路美穂子を一日好きに出来る券?」 咲「京ちゃん」 京太郎「もつものと、もたざるもの」 京太郎桃子の話 優希「京太郎は私の婿だじぇ!」京太郎「はい?」 ゆみ「私は君が欲しい!」京太郎「!?」 京太郎「誕生日?」咲「前夜!」 【京牌】京太郎「紅生姜のない牛丼屋」 京太郎「お菓子作りを極めた結果wwwww」 京太郎「夏だ! 休暇だ!!」 咲「青春だー!!!」 京太郎「俺がマネージャー?」爽「打倒はやりん!」 染谷先輩が可愛すぎて辛い 京太郎「合同合宿ですか?」 健夜「せめて思い出に須賀る」 京太郎「俺はあなたが欲しい!」ゆみ「黙れ」 2014年【咲―Saki―】和「咲さんから須賀君を引き剥がしたい」 【咲―Sski―】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」【永水】 京太郎「牌のおねえさんフォーエバー」 咲「マホが…なんだって?」 京太郎「タコスメトラーYU-KI」 優希「京太郎をとったな、のどちゃん!!」和「彼は私を選んだんです」久「体だけはね」 【咲―Saki―】咲「京ちゃんの妹になりたかったな」 霞「笑っていいホモ?」 京太郎「嶺の上に咲く花」 京太郎「明るい」咲「家族計画」 京太郎「世の中上手くいかない」【閲覧注意・R-18】 京太郎「咲SS」咲「あらかると」照「ブラック」 京太郎「麻雀教室?」ハギヨシ「マンツーマンです♪」 京太郎「辞めるわ、麻雀部」 咲「京ちゃんって好きな人いるの?」 【咲SS】京太郎「これが……神の一手?」アカギ「ククク……」 竹井久「一雀士に一体『須賀京太郎』」 吏人「長野のライトウィング」 京太郎「東京のライトウィング」 咲‐Saki‐】京太郎「あまりのおいしさに口が勝手に…!」 咲「京ちゃんをコンクリート詰めにして泉に沈めてから三年が経ちました」 【咲 -saki-】内木一太「あれは……」 京太郎「俺がハンドボールをやめた理由」 藤田靖子「アナルと雪の女王」 耕介「咲-saki-?」瞬斗「そういうギャルゲだ」 京太郎「え、インハイで印象に残った子?」咲「うん」 京太郎「麻雀インターハイって美少女多いよな」 京太郎「あー犬が欲しいなー」 京太郎「癖になってんだ。便意我慢して対局するの」 久「須賀くん、オカルトを身につけるのよ!」 京太郎「和に告白しようとしたらとんでもないことになった」 京太郎「虹の見方を覚えてますか?」 京太郎「うーん……」和「須賀くん?」 京太郎「清澄高校麻雀部員共」 京太郎「白糸台生活?」【エロあり】 京太郎「まおゆう?」 京太郎「新入部員が」ムロ「私だけ!?」 すこやん「デリヘル」恒子「え?」 京太郎「最近寒くなりましたね」パチッ久「そうね」パチッ 咲「ねぇ、今日は何の日か知ってる?」 咲「京ちゃんが麻雀部!?……勉強しなきゃ」 ゆみ「麻雀に興味があるのか?」京太郎「え?」 咲「京ちゃんは不良」 咲「いつになったら抱いてくれるの?」京太郎「だかねーよ」 咲「牌が行方不明?」 2015年【咲エロ】由暉子「外に出すって言ったのに……」京太郎「ユキおこプンプン丸?」 【咲-Saki-】 京太郎「トキ姉起きろー」 怜「んー………」 久「大吉ちょうだい」まこ「自分のがあるじゃろ」 【咲-saki-】咲「ハンドボールを辞めた京ちゃんは」 京太郎「またこんなとこで本読んでんのか」 【咲-Saki-】京太郎「カピが鹿になった」 理沙「京太郎!」プンスコ 京太郎「わかりました」 【咲SS】京太郎「神の一手は俺が決める!」アカギ「クク……やってみろ」【アカギ】 健夜「きょーたろーくーん」 京太郎「はいはい、なんですか?」 京太郎「Do-Dai」 【咲-saki】久「須賀くん、出来ちゃったみたい」 【咲】煌「優希に差し入れのお礼をしなければ」 京太郎「ゆうきの一歩」 京太郎「夏祭りだ」 咲「夏祭りだね」 咲-Saki-学園伝奇 京太郎「彼女の恋人」 咲「京ちゃん……そのリンゴ飴おいしい?」 【咲-saki-】男たちの麻雀 - 誠子「釣れないなぁ…」京太郎「お隣宜しいですか?」 【咲】京太郎「世話焼きな先輩」美穂子「気になる後輩」 【咲SS】京太郎「今日ははやりさんの誕生日か...」 淡「雲の切れ間に」京太郎「星が瞬く」 京太郎「朝起きたらカピが女の子になってた……」 京太郎「宮守高校!」葵「麻雀部!」白望「ダル…」 【咲-Saki-】京太郎「小ネタ?」ネリー「日和!」 京太郎「和にマック奢ったらドハマリした」 咲「嶺上開花」 京太郎「In the sky」 京太郎「和の胸囲98cm…!? 嘘だろっ!?」 【咲SS】京太郎「今日は竜華さんの誕生日か......」【京太郎SS】 京太郎「プリクラを覚えたい?」美穂子「ええ」 咲「くっ、殺せ」京太郎「何言ってるんだ咲!」 久「須賀君をメスにするわ」京太郎「は?」 咲「山!」 京太郎「山?」 咲「私は魔王じゃない」 咲「京咲」京太郎「ハニーシロップ」 京太郎「私は、瑞原はやりです☆」 京太郎「ちくしょう、俺をコケにしやがって・・・」 京太郎「辞めるか、麻雀」 「『須賀京太郎』とは、あなたのそうぞう上の存在に過ぎないのではないでしょうか」 京太郎「高遠原の学園祭?」 京太郎「偶然が重なって運命の人」 2016年京太郎「うおおお!日本一周旅行のチケット当たったぞー!!」 京太郎「誕生日だ!」久「接待麻雀をしましょう」 京太郎「おいでませ!」宥「松実館」 【咲-Saki-】久「須賀くんって弱いわねー」 【咲】モモ「あなたへの依存」【京桃】 京太郎「男子が混ざったっていいじゃないか」県内編 咏「迫り来る怒涛の火力だからね~」 京太郎(強引なだけでは?) 京太郎「優希のお腹はぷにぷにだな~」優希「や、やめるじぇ~」 京太郎「一日一万回、感謝のツモ切り」 京太郎「ムロもコーヒー?」 ムロ「はい」 京太郎「うわぁ。また負けたー!」【咲】 「銀色の妖華」【咲-Saki-】 憧「嫌いだ」 京太郎「嫌いだ」 2017年京太郎「え?足を舐めろって?」 京太郎「誕生日…かぁ」 京太郎「チンコって知ってるか?」 久「須賀くんの誕生日よ!」まこ「ほうじゃのう」 京太郎「許婚が金髪」 【咲-Saki-】京太郎「そんなオカルトありえません」【SS】 京太郎「清澄高校麻雀部黎明」【咲】 京太郎「彼女欲しいなー」 はやりん「私の少年」京太郎「ヒェッ・・・」 理沙「アルノ!」 京太郎「ヒェッ・・・」 晴絵「なぜ笑うんだい?」京太郎「ヒェッ・・・」 健夜「りんご!一緒に食べられるね!」京太郎「ヒェッ・・・」 京太郎「3年目の浮気くらい大目に見ろよ」 2018年【咲-Saki-】京太郎と咲が付き合っていたらの話 2019年京太郎「すこや姉さん、きちゃった」すこやん「京くん!」 2021年咲「京ちゃん、咲の連載が始まって15年なんだって」 京太郎「はっ?」 京太郎「臨海高校!」智葉「麻雀部!」 京太郎「死んでも生きる」良子「死んでも一緒」 2012年 久「須賀君、奈良まで遠征に行って来て頂戴」 京太郎「ええっ!?」 久「須賀君、奈良まで遠征に行って来て頂戴」 京太郎「ええっ!?」 2013年 京太郎「福路美穂子を一日好きに出来る券?」 京太郎「福路美穂子を一日好きに出来る券?」 咲「京ちゃん」 咲「京ちゃん」 京太郎「もつものと、もたざるもの」 京太郎「もつものと、もたざるもの」 京太郎桃子の話 京太郎桃子の話 優希「京太郎は私の婿だじぇ!」京太郎「はい?」 優希「京太郎は私の婿だじぇ!」京太郎「はい?」 ゆみ「私は君が欲しい!」京太郎「!?」 ゆみ「私は君が欲しい!」京太郎「!?」 京太郎「誕生日?」咲「前夜!」 京太郎「誕生日?」咲「前夜!」 【京牌】京太郎「紅生姜のない牛丼屋」 【京牌】京太郎「紅生姜のない牛丼屋」 京太郎「お菓子作りを極めた結果wwwww」 京太郎「お菓子作りを極めた結果wwwww」 京太郎「夏だ! 休暇だ!!」 咲「青春だー!!!」 - 京太郎「夏だ! 休暇だ!!」 咲「青春だー!!!」 京太郎「夏だ! 休暇だ!!」 咲「青春だー!!!」 京太郎「秋になっても!!」 咲「青い春ー!!!」 京太郎「季節は秋でも!!」 咲「心は春だー!!!」 京太郎「冬を越えれば!!」 咲「春が来るぞー!!! 京太郎「高校最後の!!」 咲「春が来た!!!」 京太郎「俺がマネージャー?」爽「打倒はやりん!」 【咲SS】京太郎「俺がマネージャー?」爽「打倒はやりん!」【有珠山※R‐18】 京太郎「俺がマネージャー?」爽「打倒はやりん!」まとめ 染谷先輩が可愛すぎて辛い 染谷先輩が可愛すぎて辛い 京太郎「合同合宿ですか?」 京太郎「合同合宿ですか?」 健夜「せめて思い出に須賀る」 健夜「せめて思い出に須賀る」まとめ 京太郎「俺はあなたが欲しい!」ゆみ「黙れ」 京太郎「俺はあなたが欲しい!」ゆみ「黙れ」 2014年 【咲―Saki―】和「咲さんから須賀君を引き剥がしたい」 【咲―Saki―】和「咲さんから須賀君を引き剥がしたい」 【咲―Sski―】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」【永水】 - 【咲―Sski―】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」【永水】 【咲―Sski―】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」【永水】 【咲―Saki―】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」春「そのに」ポリポリ【永水】 【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」小蒔「その3ですね!」【永水】 【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」初美「その4なのですよー」【永水】 【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」巴「その5ね」【永水】 【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」霞「その6よ」【永水】 【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」明星「その7まで来ましたね」【永水】 【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」湧「そん8っ」【永水】 【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」春「一周回ってその9?」【永水】 【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」小蒔「大台突入の10です!」【永水】 【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」初美「11に来たのですよー」【永水】 【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」巴「12まで来ちゃったのね【永水】 【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」霞「13ですって」【永水】 京太郎「牌のおねえさんフォーエバー」 京太郎「牌のおねえさんフォーエバー」 咲「マホが…なんだって?」 咲「マホが…なんだって?」 咲「マホが…なんだって?」まとめ 京太郎「タコスメトラーYU-KI」 京太郎「タコスメトラーYU-KI」 優希「京太郎をとったな、のどちゃん!!」和「彼は私を選んだんです」久「体だけはね」 優希「京太郎をとったな、のどちゃん!!」和「彼は私を選んだんです」久「体だけはね」 優希「京太郎をとったな、のどちゃん!!」和「彼は私を選んだんです」久「体だけはね」まとめ 【咲―Saki―】咲「京ちゃんの妹になりたかったな」 【咲―Saki―】咲「京ちゃんの妹になりたかったな」 咲「京ちゃんの妹になりたかったな」まとめ 霞「笑っていいホモ?」 霞「笑っていいホモ?」 京太郎「嶺の上に咲く花」 京太郎「嶺の上に咲く花」 京太郎「明るい」咲「家族計画」 京太郎「明るい」咲「家族計画」 京太郎「世の中上手くいかない」【閲覧注意・R-18】 京太郎「世の中上手くいかない」【閲覧注意・R-18】 京太郎「咲SS」咲「あらかると」照「ブラック」 京太郎「咲SS」咲「あらかると」照「ブラック」 京太郎「麻雀教室?」ハギヨシ「マンツーマンです♪」 京太郎「麻雀教室?」ハギヨシ「マンツーマンです♪」 京太郎「辞めるわ、麻雀部」 京太郎「辞めるわ、麻雀部」 咲「京ちゃんって好きな人いるの?」 咲「京ちゃんって好きな人いるの?」 【咲SS】京太郎「これが……神の一手?」アカギ「ククク……」 【咲SS】京太郎「これが……神の一手?」アカギ「ククク……」【アカギ】 竹井久「一雀士に一体『須賀京太郎』」 竹井久「一雀士に一体『須賀京太郎』」 吏人「長野のライトウィング」 京太郎「東京のライトウィング」 吏人「長野のライトウィング」 京太郎「東京のライトウィング」 咲‐Saki‐】京太郎「あまりのおいしさに口が勝手に…!」 【咲‐Saki‐】京太郎「あまりのおいしさに口が勝手に…!」 咲「京ちゃんをコンクリート詰めにして泉に沈めてから三年が経ちました」 咲「京ちゃんをコンクリート詰めにして泉に沈めてから三年が経ちました」 【咲 -saki-】内木一太「あれは……」 【咲 -saki-】内木一太「あれは……」 京太郎「俺がハンドボールをやめた理由」 京太郎「俺がハンドボールをやめた理由」 藤田靖子「アナルと雪の女王」 藤田靖子「アナルと雪の女王」 耕介「咲-saki-?」瞬斗「そういうギャルゲだ」 耕介「咲-saki-?」瞬斗「そういうギャルゲだ」 京太郎「え、インハイで印象に残った子?」咲「うん」 京太郎「え、インハイで印象に残った子?」咲「うん」 京太郎「麻雀インターハイって美少女多いよな」 京太郎「麻雀インターハイって美少女多いよな」 京太郎「あー犬が欲しいなー」 京太郎「あー犬が欲しいなー」 京太郎「癖になってんだ。便意我慢して対局するの」 京太郎「癖になってんだ。便意我慢して対局するの」 久「須賀くん、オカルトを身につけるのよ!」 久「須賀くん、オカルトを身につけるのよ!」 京太郎「和に告白しようとしたらとんでもないことになった」 京太郎「和に告白しようとしたらとんでもないことになった」 京太郎「虹の見方を覚えてますか?」 京太郎「虹の見方を覚えてますか?」 京太郎「うーん……」和「須賀くん?」 京太郎「うーん……」和「須賀くん?」 京太郎「清澄高校麻雀部員共」 - 京太郎「清澄高校麻雀部員共」 まとめwiki 京太郎「清澄高校麻雀部員共」 京太郎「清澄高校麻雀部員共」咲「2本挿し!」 京太郎「清澄高校麻雀部員共」和「人の体に口3つ」 京太郎「清澄高校麻雀部員共」優希「4つん這いで待機だじぇ!」 京太郎「清澄高校麻雀部員共」まこ「5万円。コミコミじゃ」 京太郎「清澄高校麻雀部員共」久「6は英語でー?ほらほら、○ックス」 京太郎「清澄高校麻雀部員共」透華「7曲りシップス…あら、左曲りですの?」 京太郎「清澄高校麻雀部員共」憧「8股のオロチ…サイテー」 京太郎「清澄高校麻雀部員共」玄「マン10怖い!おもちも怖いよ!」 京太郎「清澄高校麻雀部員共」霞「9ン2といったところかしらね」 京太郎「清澄高校麻雀部員共」恭子「11バック?11人分受け入れるんか…」 京太郎「清澄高校麻雀部員共」白望「12回出すまでは延長戦…」 京太郎「清澄高校麻雀部員共」竜華「13をとうさんって読むと背徳的な気がせーへん?」 京太郎「清澄高校麻雀部員共」由暉子「14マツって鳥の漢字、いいですよね」 氏家卜全作品のノリで進む本編、番外編もあり 京太郎「白糸台生活?」【エロあり】 - 京太郎「白糸台生活?」【エロあり】 京太郎「白糸台生活?」【エロあり】 京太郎「プロ雀士のマネージャー生活?」【エロあり】 京太郎「まおゆう?」 京太郎「まおゆう?」 京太郎「新入部員が」ムロ「私だけ!?」 - 京太郎「新入部員が」ムロ「私だけ!?」 京太郎「新入部員が」ムロ「私だけ!?」 京太郎「新入部員が」ムロ「私だけ!?」 2スレ目 京太郎「新入部員が」ムロ「私だけ!?」3スレ目 すこやん「デリヘル」恒子「え?」 すこやん「デリヘル」恒子「え?」 京太郎「最近寒くなりましたね」パチッ久「そうね」パチッ 京太郎「最近寒くなりましたね」パチッ久「そうね」パチッ 咲「ねぇ、今日は何の日か知ってる?」 咲「ねぇ、今日は何の日か知ってる?」 咲「京ちゃんが麻雀部!?……勉強しなきゃ」 咲「京ちゃんが麻雀部!?……勉強しなきゃ」 ゆみ「麻雀に興味があるのか?」京太郎「え?」 ゆみ「麻雀に興味があるのか?」京太郎「え?」 咲「京ちゃんは不良」 咲「京ちゃんは不良」 咲「いつになったら抱いてくれるの?」京太郎「だかねーよ」 咲「いつになったら抱いてくれるの?」京太郎「だかねーよ」 咲「牌が行方不明?」 咲「牌が行方不明?」 咲「牌が行方不明?」まとめ 2015年 【咲エロ】由暉子「外に出すって言ったのに……」京太郎「ユキおこプンプン丸?」 由暉子「外に出すって言ったのに……」京太郎「ユキおこプンプン丸?」まとめ 【咲-Saki-】 京太郎「トキ姉起きろー」 怜「んー………」 【咲-Saki-】 京太郎「トキ姉起きろー」 怜「んー………」 京太郎「トキ姉起きろー」 怜「んー………」まとめ 久「大吉ちょうだい」まこ「自分のがあるじゃろ」 久「大吉ちょうだい」まこ「自分のがあるじゃろ」 久「大吉ちょうだい」まこ「自分のがあるじゃろ」まとめ 【咲-saki-】咲「ハンドボールを辞めた京ちゃんは」 【咲-saki-】咲「ハンドボールを辞めた京ちゃんは」 京太郎「またこんなとこで本読んでんのか」 京太郎「またこんなとこで本読んでんのか」 【咲-Saki-】京太郎「カピが鹿になった」 【咲-Saki-】京太郎「カピが鹿になった」 理沙「京太郎!」プンスコ 京太郎「わかりました」 理沙「京太郎!」プンスコ 京太郎「わかりました」まとめ 【咲SS】京太郎「神の一手は俺が決める!」アカギ「クク……やってみろ」【アカギ】 【咲SS】京太郎「神の一手は俺が決める!」アカギ「クク……やってみろ」【アカギ】 健夜「きょーたろーくーん」 京太郎「はいはい、なんですか?」 - 健夜「きょーたろーくーん」 京太郎「はいはい、なんですか?」 健夜「きょーたろーくーん」 京太郎「はいはい、なんですか?」 健夜「きょーたろーくーん」 京太郎「はいはい、なんですか?」 その2? 京太郎「Do-Dai」 京太郎「Do-Dai」 京太郎「Do-Dai」まとめ 【咲-saki】久「須賀くん、出来ちゃったみたい」 【咲-saki】久「須賀くん、出来ちゃったみたい」 【咲】煌「優希に差し入れのお礼をしなければ」 【咲】煌「優希に差し入れのお礼をしなければ」 京太郎「ゆうきの一歩」 京太郎「ゆうきの一歩」 京太郎「夏祭りだ」 咲「夏祭りだね」 京太郎「夏祭りだ」 咲「夏祭りだね」 京太郎「夏祭りだ」 咲「夏祭りだね」まとめ 咲-Saki-学園伝奇 咲-Saki-学園伝奇 京太郎「彼女の恋人」 京太郎「彼女の恋人」 咲「京ちゃん……そのリンゴ飴おいしい?」 咲「京ちゃん……そのリンゴ飴おいしい?」 【咲-saki-】男たちの麻雀 - 【咲-saki-】男たちの麻雀 - 誠子「釣れないなぁ…」京太郎「お隣宜しいですか?」 誠子「釣れないなぁ…」京太郎「お隣宜しいですか?」 【咲】京太郎「世話焼きな先輩」美穂子「気になる後輩」 【咲】京太郎「世話焼きな先輩」美穂子「気になる後輩」 【咲SS】京太郎「今日ははやりさんの誕生日か...」 【咲SS】京太郎「今日ははやりさんの誕生日か...」 【咲SS】京太郎「今日ははやりさんの誕生日か...」まとめ 淡「雲の切れ間に」京太郎「星が瞬く」 淡「雲の切れ間に」京太郎「星が瞬く」 京太郎「朝起きたらカピが女の子になってた……」 京太郎「朝起きたらカピが女の子になってた……」 京太郎「宮守高校!」葵「麻雀部!」白望「ダル…」 - 京太郎「宮守高校!」葵「麻雀部!」白望「ダル…」 京太郎「宮守高校!」葵「麻雀部!」白望「ダル…」 京太郎「宮守高校!」葵「麻雀部!」咲「まさかの2!」 京太郎「宮守高校!」葵「麻雀部!」穏乃「3で最後?」 京太郎「宮守高校!」葵「麻雀部!」トシ「4で本当に最後だよ」 【咲-Saki-】京太郎「小ネタ?」ネリー「日和!」 - 【咲-Saki-】京太郎「小ネタ?」ネリー「日和!」 【咲-Saki-】京太郎「小ネタ?」ネリー「日和!」 【咲-Saki-】京太郎「小ネタ」怜「日和!」2【たまにR-18】 【咲-Saki-】京太郎「小ネタ」姫子「日和!」3【たまにR-18】 京太郎「和にマック奢ったらドハマリした」 京太郎「和にマック奢ったらドハマリした」 京太郎「和にマック奢ったらドハマリした」まとめ 咲「嶺上開花」 京太郎「In the sky」 咲「嶺上開花」 京太郎「In the sky」 京太郎「和の胸囲98cm…!? 嘘だろっ!?」 京太郎「和の胸囲98cm…!? 嘘だろっ!?」 京太郎「和の胸囲98cm…!? 嘘だろっ!?」まとめ 【咲SS】京太郎「今日は竜華さんの誕生日か......」【京太郎SS】 【咲SS】京太郎「今日は竜華さんの誕生日か......」【京太郎SS】 京太郎「今日は竜華さんの誕生日か......」まとめ 京太郎「プリクラを覚えたい?」美穂子「ええ」 京太郎「プリクラを覚えたい?」美穂子「ええ」 咲「くっ、殺せ」京太郎「何言ってるんだ咲!」 咲「くっ、殺せ」京太郎「何言ってるんだ咲!」 久「須賀君をメスにするわ」京太郎「は?」 久「須賀君をメスにするわ」京太郎「は?」 咲「山!」 京太郎「山?」 咲「山!」 京太郎「山?」 咲「山!」 京太郎「山?」まとめ 咲「私は魔王じゃない」 咲「私は魔王じゃない」 咲「京咲」京太郎「ハニーシロップ」 咲「京咲」京太郎「ハニーシロップ」 京太郎「私は、瑞原はやりです☆」 京太郎「私は、瑞原はやりです☆」 京太郎「ちくしょう、俺をコケにしやがって・・・」 京太郎「ちくしょう、俺をコケにしやがって・・・」 京太郎「辞めるか、麻雀」 京太郎「辞めるか、麻雀」 「『須賀京太郎』とは、あなたのそうぞう上の存在に過ぎないのではないでしょうか」 「『須賀京太郎』とは、あなたのそうぞう上の存在に過ぎないのではないでしょうか」 京太郎「高遠原の学園祭?」 京太郎「高遠原の学園祭?」 京太郎「偶然が重なって運命の人」 - 京太郎「偶然が重なって運命の人」 京太郎「偶然が重なって運命の人」 京太郎「偶然が重なって運命の人、それから」 京太郎「最初で最後の恋人」 2016年 京太郎「うおおお!日本一周旅行のチケット当たったぞー!!」 - 京太郎「うおおお!日本一周旅行のチケット当たったぞー!!」 京太郎「うおおお!日本一周旅行のチケット当たったぞー!!」 京太郎「日本一周?いえいえ岩手旅行ですよ!」 京太郎「岩手って意外と観光しやすくね?マジで」 京太郎「岩手には海があるのか、いいなー」 京太郎「サンキュー岩手!フォーエバー岩手!!」 京太郎「誕生日だ!」久「接待麻雀をしましょう」 京太郎「誕生日だ!」久「接待麻雀をしましょう」 京太郎「おいでませ!」宥「松実館」 - 京太郎「おいでませ!」宥「松実館」 京太郎「おいでませ!」宥「松実館」 京太郎「おいでませ!」宥「松実館」玄「GX!」 【咲-Saki-】久「須賀くんって弱いわねー」 【咲-Saki-】久「須賀くんって弱いわねー」 【咲】モモ「あなたへの依存」【京桃】 【咲】モモ「あなたへの依存」【京桃】 京太郎「男子が混ざったっていいじゃないか」県内編 - 京太郎「男子が混ざったっていいじゃないか」県内編 京太郎「男子が混ざったっていいじゃないか」県内編 京太郎「男子が混ざったっていいじゃないか」全国編 京太郎「男子が混ざったっていいじゃないか」エピローグ 咏「迫り来る怒涛の火力だからね~」 京太郎(強引なだけでは?) 咏「迫り来る怒涛の火力だからね~」 京太郎(強引なだけでは?) 京太郎「優希のお腹はぷにぷにだな~」優希「や、やめるじぇ~」 京太郎「優希のお腹はぷにぷにだな~」優希「や、やめるじぇ~」 京太郎「一日一万回、感謝のツモ切り」 京太郎「一日一万回、感謝のツモ切り」 京太郎「ムロもコーヒー?」 ムロ「はい」 京太郎「ムロもコーヒー?」 ムロ「はい」 京太郎「うわぁ。また負けたー!」【咲】 京太郎「うわぁ。また負けたー!」【咲】 「銀色の妖華」【咲-Saki-】 「銀色の妖華」【咲-Saki-】 憧「嫌いだ」 京太郎「嫌いだ」 憧「嫌いだ」 京太郎「嫌いだ」 2017年 京太郎「え?足を舐めろって?」 京太郎「え?足を舐めろって?」 京太郎「誕生日…かぁ」 京太郎「誕生日…かぁ」 京太郎「チンコって知ってるか?」 京太郎「チンコって知ってるか?」 久「須賀くんの誕生日よ!」まこ「ほうじゃのう」 久「須賀くんの誕生日よ!」まこ「ほうじゃのう」 京太郎「許婚が金髪」 京太郎「許婚が金髪」 【咲-Saki-】京太郎「そんなオカルトありえません」【SS】 【咲-Saki-】京太郎「そんなオカルトありえません」【SS】 京太郎「清澄高校麻雀部黎明」【咲】 - 京太郎「清澄高校麻雀部黎明」【咲】 京太郎「清澄高校麻雀部黎明」【咲】 久「清澄高校の端緒」【咲】 【咲】和「puppy love」【京太郎】 京太郎「彼女欲しいなー」 京太郎「彼女欲しいなー」 はやりん「私の少年」京太郎「ヒェッ・・・」 はやりん「私の少年」京太郎「ヒェッ・・・」 理沙「アルノ!」 京太郎「ヒェッ・・・」 理沙「アルノ!」 京太郎「ヒェッ・・・」 晴絵「なぜ笑うんだい?」京太郎「ヒェッ・・・」 晴絵「なぜ笑うんだい?」京太郎「ヒェッ・・・」 健夜「りんご!一緒に食べられるね!」京太郎「ヒェッ・・・」 健夜「りんご!一緒に食べられるね!」京太郎「ヒェッ・・・」 京太郎「3年目の浮気くらい大目に見ろよ」 京太郎「3年目の浮気くらい大目に見ろよ」 2018年 【咲-Saki-】京太郎と咲が付き合っていたらの話 【咲-Saki-】京太郎と咲が付き合っていたらの話 2019年 京太郎「すこや姉さん、きちゃった」すこやん「京くん!」 京太郎「すこや姉さん、きちゃった」すこやん「京くん!」 2021年 咲「京ちゃん、咲の連載が始まって15年なんだって」 京太郎「はっ?」 咲「京ちゃん、咲の連載が始まって15年なんだって」 京太郎「はっ?」 京太郎「臨海高校!」智葉「麻雀部!」 - 京太郎「臨海高校!」智葉「麻雀部!」 京太郎「臨海高校!」智葉「麻雀部!」 京太郎「臨海高校!」智葉「麻雀部!」明華「その2!」 京太郎「死んでも生きる」良子「死んでも一緒」 京太郎「死んでも生きる」良子「死んでも一緒」
https://w.atwiki.jp/carwax/pages/84.html
コーティングを剥がしたい 901:名無しさん@そうだドライブへ行こう :2005/09/19(月) 12 22 59 自分の車は現在3回程コーティング(クリスタルガード1)をしています。 先日洗車場で、シュアのブラックを施工してる車の艶を見てビックリして 自分もシュアブラックにしたいと思ったのですが、先ずコーティングを剥がす 作業があるのを忘れてました・・・ そこでお訊きしたいのですがコーティングを剥がすコンパウンドで、お勧めは有りますか? コーティングを剥がすのと同時に洗車傷なども消せると助かります。 因みに、コンパウンド掛けは初めてです。 後、何故か家にウイルソンの超微粒子コンパウンドというのが有りましたが これでも良いのでしょうか? 判り辛い文章になってしまいましたが、よろしくお願いします。 902:名無しさん@そうだドライブへ行こう :2005/09/19(月) 12 28 55 901 クリスタルガードワンは、ブラックレーベルより劣るのですか。1度使ってみようかと思っていたんですがね。ブラックレーベル買ってみようかな? 903:名無しさん@そうだドライブへ行こう :2005/09/19(月) 13 07 43 901 コンパウンド使っても、結構しつこいし、失敗したら悲惨です。 とりあえず失敗のないスピリットあたりで、下地作りは終わりにして CG1は完全にはがれてないですがBlackを上に塗ってしまいましょう。 2ヶ月もすれば勝手にコーティング落ちるし。上塗りだとBlackの定着悪いかもしれないが それ以外特別悪い作用はないので、踏ん切り付けて塗っちゃいましょう。
https://w.atwiki.jp/tv-drama/pages/269.html
恋がしたい恋がしたい恋がしたい(こいがしたいこいがしたいこいがしたい)は、2001年7月8日 - 9月16日にTBS系で日曜日21 00~21 54(東芝日曜劇場)に放送されたテレビドラマである。 略称は「恋恋恋」や「恋×3」。 あらすじ 孤独感を内に秘め「恋をしたい!」と心から願う、世代も職業もまったく違う男女7人の恋愛模様を描いている。 赤井涼介(渡部篤郎)は、結婚式前に婚約者が行方不明になってしまい、落ち込んでいた。牛丼屋に来ていた赤井は、牛丼を食べている永島蜜柑(菅野美穂)に、ある赤い靴を渡す。それを受け取った蜜柑は、それを運命的に感じて…。 出演者 藤木孝、半海一晃、林和義、岩橋道子、久保内亜紀、中田優子、今橋かつよ、澤口夏奈子、賀屋直子、宮西乃愛、武田滋裕、富永研司、不破まり花、竹原美和、広重玲子、水澤真子、てらだちなつ、野仲功、五森大輔、中村泰三、矢沢幸治、金澤江美、鈴木のり、横須賀まりこ、斉藤静香、安達香代子、本田清澄、松本じゅん、西村大介、市瀬理都子、高島優子、武川修三、森みつえ、浅倉里美、田島知佳、瑞沢恵美、竹内文子、田中啓三、森喜行、牧原一茂、友松タケホ、村上栄、渡辺健一、白木隆史、熊谷圭、下村彰宏、大滝竜二、伊方勝、清水邦彦、本城雄太郎、森山米次、植村りんこ、藤扇里、島邑みか、しのへけい子、辻義人
https://w.atwiki.jp/nepenthes-du/
ここはオンラインゲーム「cross gate」内で5鯖闘技場を活動場所とするギルド「先生、Duがしたいです…」のギルドwikiです。 9/16 一般外来様にお知らせですとも 毎週日曜日に行われている日曜Duの運行スタイルが変わりました。 運行委員による参加者の指名からのPT編成 ↓ 参加者によるマイクからの各自のPTメンツの募集によるPT編成 詳しくは日曜Duルールをどうぞ! 先Dギルドの催し開催!その名も・・ 「土曜ワイド 流血のかくれんぼ」!! 開催は9/8土曜日! 当日受付は、9/8日の19:30~20:20まで、 1サバ東広場にて! 尚、催しの説明を添えつつ下記HPからも事前受付を行っております。 どーしどし参加どうぞでございますよ! ↓ [[「土曜ワイド 流血のかくれんぼ」 http //happytown.orahoo.com/sensei-dugasitaidesu/ ]] 8/27お知らせですとも 催しの最後のツメ&リハーサルをします。 つきましては、 9/1土曜日の19時5サバ闘技場マイク付近 にて集会を行いますので、ギルメン各位参加お願いします! 団体での協力が必要となりますので、お願いしますよ~ ] ~お知らせかもです~ イベント用HP作ってみました、メンバー掲示板の中のクエスト用スレッドにアドレスを書いておきます。まだ何もないですが、決まったことからどんどん書いていくのでよろしくお願いします。(蒼賀) 8/6 お知らせですとも 8/11日の土曜日、21時から5闘技場にて先Dギルド主催で行う予定のクエストに関する集会を行いたいと思います。 ギルメン各位、出来る限り進んで参加をお願いしますですよっ 7/22 お知らせですとも 7/28日の土曜日、21時より5サバ闘技場で 草69Du&ぷち販売会をします。 皆さん、ぜひきてくださいね^^ 7/16 お知らせですとも 現在メンバー掲示板にて、先Dギルド主催のクエスト&販売会についてのスレッドが進行中でございます。ギルメン各位、こちらのスレッドを参照の上、意見と参加意思の表示に関する書き込みをお願いしますですよ^^ 6/24 お知らせですとも 紳士の推挙により、東雲さんがギルメンに加入されました。 皆さんご存知の方だと思います^^ どうぞ仲良くしてくださいね~ 尚、メンバー専用掲示板に更新が入りました。 メンバー専用掲示板ページ内に、 ラコルーニャさんがスレッド式の掲示板を設置してくれたので、長文になりそうな事項や発言はこちらを活用しましょう^^ BY 紳士 6/23 お知らせですとも 6/30の土曜日の22時に、イベントに関する集会を予定しております。 各位、掲示板(「何か提案」のスレッドです)を参照の上是非参加ください^^ 場所:5サバ闘技場マイク付近 時間:22時 お題目:イベントについて 追伸:ギルメン各位にこの旨のメールを出させていただきましたが、そちらのほうでは集合は23時としていました。が、草Duの妨げにならぬよう、1時間ほど早めさせて頂きました。^^; 修正とお詫びを。 BY 紳士 6/11 お知らせですとも 先Dギルド主催の何かしらの催しについて(ぉ と、いったスレッドを掲示板にて立ち上げました。 ご意見や案をどうぞ^^ 尚、ギルドメンバーに犀さんが追加されました。 BY 紳士 5/13 お知らせですとも メンバー専用掲示板について メニュー欄にメンバー専用の掲示板・・もどき(ぇ を作成しておいてみました。使ってみてくださいマスィーン BY 紳士 5/11 お知らせですとも 日曜Duルールに 【70レベルキャラの参加について】 と 【マスター職】に関する事項を追加いたしました。 参加者各位参照くださいませ。 BY 紳士 お知らせですとも 夜の帳に咲く麗しき華たる紳士から。 日曜Du運行マニュアルをメンバー項目にUPいたしました。 ちょーー・・っと長いですが、目を通して、こちらを参考に、日曜Duを運行して参りましょう^^ ~溜まり場について~ 投票を計算して参りました結果、 ファンブルグ城下町1サバ東銀行裏路地スペース に決定いたしました。 活用方法は様々だと思いますので、皆で有意義に使用しましょう。 ※お詫び※ ハイ・・紳士思いっきり間違えて3月一杯!とか言ってますね・・ ニュアンスで理解して頂けたようで幸いでしたが、4月一杯!の間違いでした。申し訳ありませんでしたm(__;m BY紳士 ギルドについて 主な活動 週末に行われているDuに積極的に参加、および各種Duイベントの開催。 メンバ 現在メンバーの募集はギルドメンバーの推薦によってのみ募集しております。 関連リンク
https://w.atwiki.jp/mtgflavortext/pages/217.html
敵がかつて騎乗していたが、今ではその囁きすら残されていない。 Where an enemy once rode, not even a whisper remains. タルキール覇王譚 【M TG Wiki】 名前
https://w.atwiki.jp/carwax/pages/170.html
ウィンドウに貼ったシールを剥がしたい 528:名無しさん@そうだドライブへ行こう :2005/06/18(土) 18 32 38 すいません、流れぶった切らせていただきます。 今、車のウィンドウに貼ったシール(3年程度経過)が ヒビ割れしてきており、はがそうとステッカーはがしを買ったのですが ガリガリとなるだけで、全然剥がれてくれません。 これを使ったら、ズル剥けだよ。っていうのを教えていただけませんでしょうか? よろしくお願いいたします。 529:名無しさん@そうだドライブへ行こう :2005/06/18(土) 18 33 25 ちなみに、プライバシーガラスのウィンドウ部です。 ガラス面は傷をつけないでいたいのです。 530:名無しさん@そうだドライブへ行こう :2005/06/18(土) 19 21 14 528 水に浸したティッシュをつけてしばらく放置、そのあとウェットティッシュで 両脇からゴシゴシ。カッターの刃とか恐くて使えないよ(´・ω・`) 天気よかったのでひさびさ洗車。泡→拭取→WAX→拭取で力尽きガラコさぼった。 今の時期でこうだし、夏場は洗車機にしようかな・・・(´-ω-`) 531:名無しさん@そうだドライブへ行こう :2005/06/18(土) 19 27 29 528ステッカー剥がしを丁寧に縁に塗って10分程放置。 今度は薄いカッターの刃だけを用いて両手を使って慎重に削ぐ感じでやればいいよ。 ポイントは新品の刃を使う事。時間掛かっても慌てるな!少し剥がしたら剥がし液をまた塗って〜…って感じでやるべし! あ、剥がしたら油膜取りとかでちゃんと拭きましょ☆ 532:名無しさん@そうだドライブへ行こう :2005/06/18(土) 19 32 50 カッターの刃以外はダメでしょうか・・・? たぶんガラスを傷だらけにすると思います・・・ 533:名無しさん@そうだドライブへ行こう :2005/06/18(土) 19 37 18 524濡らしたティッシュを糞のトコに置いてしばらく放置。糞が軟らかくなったら拭き取ればいいよ。 鳥の糞が付くって事はたまにあるから、いつでもすぐ拭き取れるように漏れはフクピカとかを車のグローブボックスに入れてます。 534:名無しさん@そうだドライブへ行こう :2005/06/18(土) 19 44 25 532刃は硝子に対して立てるんじゃなくて、ステッカーを削ぎ取る感じなんだけど…。 ならステッカー剥がし液を塗ったらしばらく放置して、フィルム貼りに使うやや硬いプラスチックのヘラを使ってみたら?時間は刃よりかかるかもだけど。 536:名無しさん@そうだドライブへ行こう :2005/06/18(土) 19 57 43 532 シールはがしのコツhttp //www.kis.gr.jp/page/seal.html 538:532 :2005/06/18(土) 20 57 05 みなさん、アドバイスありがとうございます。 シールはがし液についてきたヘラは柔らかかったので、硬いヘラを探してみます。 また、サイトまで御紹介いただいてありがとうございます。 参考にして、トライしていきます。 ほんとにありがとうございます。
https://w.atwiki.jp/vipsaki/pages/17.html
咲さんかわいい杯 1/5 20:00~ チーム戦 1.2回戦 東風戦 3回戦 東南戦 倍P有り。お年玉も有るよ 最大40人最少12人、明日19:00からここで安価で募集 http //tenhou.net/0/?C93602612 ※ 主催初心者なので普通のちゃんぽんに変更の可能性有ります ● 主催の練習がてら同じ場所で今日の17:00~19:00ぐらいでちゃんぽんやります。 ちゃんぽん ■C9360通算得点ランキング(2戦以上) 順位 通算得点 平均得点 対戦 1位/2位/3位/4位 平均順位 プレーヤ名 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 1 104.0 26.00 4 2/ 1/ 1/ 0 1.75 特級射手☆菫 2 104.0 52.00 2 2/ 0/ 0/ 0 1.00 koyomin 3 101.0 33.67 3 2/ 0/ 0/ 1 2.00 銀行 4 90.0 15.00 6 2/ 2/ 2/ 0 2.00 SSすみれ 5 59.0 8.43 7 1/ 5/ 1/ 0 2.00 すばらきらめ 6 56.0 28.00 2 1/ 1/ 0/ 0 1.50 fomyutam 7 52.0 17.33 3 1/ 2/ 0/ 0 1.67 鉄板娘 8 49.0 24.50 2 1/ 1/ 0/ 0 1.50 麻雀職犬 9 36.0 7.20 5 2/ 0/ 2/ 1 2.40 Hisa-T 10 26.0 3.25 8 3/ 0/ 4/ 1 2.38 hizihizi 11 21.0 3.50 6 2/ 1/ 2/ 1 2.33 はっちゃそ 12 -8.0 -0.89 9 2/ 2/ 4/ 1 2.44 りぶろむ 13 -19.0 -3.80 5 2/ 0/ 0/ 3 2.80 宮永菫 14 -27.0 -13.50 2 0/ 1/ 0/ 1 3.00 tobakusi 15 -32.0 -16.00 2 0/ 1/ 0/ 1 3.00 メゲルーワ 16 -32.0 -16.00 2 0/ 1/ 0/ 1 3.00 一発逆転 17 -37.0 -6.17 6 1/ 2/ 2/ 1 2.50 覇王咲様かわいい 18 -59.0 -9.83 6 1/ 1/ 1/ 3 3.00 ニワカ音頭 19 -69.0 -34.50 2 0/ 0/ 0/ 2 4.00 AKO 20 -77.0 -12.83 6 1/ 1/ 1/ 3 3.00 ステゴマ 21 -78.0 -13.00 6 0/ 2/ 3/ 1 2.83 あらかわやすな 22 -93.0 -46.50 2 0/ 0/ 0/ 2 4.00 あこあこ 23 -126.0 -21.00 6 0/ 2/ 1/ 3 3.17 小学100年生 決勝戦牌譜 01/04 | 牌譜 | 般南喰赤速 | http //tenhou.net/0/?log=2013010419gm-0049-19360-eba12601 tw=2 3位 SSすみれ(-20.0) すばらきらめ(-35.0) 特級射手☆菫(+12.0) 銀行(+43.0) 団体戦 ※赤字は倍ポイント 優勝 風越 MVP 渋谷のお茶
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/3437.html
http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1359986476/ 和「私はまだまだ満足できてませんよ」 京太郎「ごめん」 優「犬ぐらいの早さがちょうどいいじぇ」 和「それは優希も早いからです」 咲「私も京ちゃんは早漏だと思う」 京太郎「これでも我慢してるほうなんだぜ」 咲「でも京ちゃんの早さで満足できるのは優希ちゃんだけなんだよ」 和「1日1回ずつなんですからしっかりしてください」 久「あらどうしたの?」 咲「部長、京ちゃんって早漏だと思いませんか?」 和「部長も満足できてませんよね」 久「たしかに須賀君の早漏は問題ね」 京太郎「部長までそんなこと・・・」 久「早漏対策にいい病院を知ってるから須賀君にはそこに行ってもらおうかしら」 咲「でもその間の私たちの性欲処理はどうするんですか?」 久「我慢しなさい。早漏が治ったら満足できるまでやれるわよ」 和「仕方ないですね。ここは我慢しましょう」 京太郎「ここが荒川クリニックか」 憩「どうされましたか?」 京太郎「すいません今日からお世話になる予定の須賀京太郎っていうんですけど」 憩「え~と須賀京太郎君ね。話はきいとりますよ」 憩「須賀君の担当は私、荒川憩がさせてもらいますね」 京太郎「よろしくお願いします」 憩「さっそくですがこちらの部屋にどうぞ」 憩「それじゃあ脱いでください」 京太郎「え?」 憩「実戦で鍛えていくのが1番ですよ」 京太郎「わかりました」ポロン 憩「おーこれはなかなか。っとそういえばチン長測るの忘れとりました。」 京太郎「ああ。病院でまず測りますよね。」カチャカチャ 憩「ちょっとはかんといて下さいよ。測れないじゃ無いですか。」 京太郎「いや、流石に丸出しで身長測るのはチョット・・・」 憩「身長じゃなくてチン長ですよ。大きさで対策が変わってきますから。」 京太郎「なるほど。」ボロン 憩「では失礼して・・・通常時が長さ7.4センチ、太さ3.1センチですか。」 憩「ほな次は勃起時の大きさといきましょか。」シコシコ 京太郎「うっ(流石に上手い!)」ドピ 憩「おっと。これで逝きそうになるんですね。こら重症ですわ。」 京太郎「そうですか・・・」シュン 憩「おっと、まだ萎えんといて下さいよ。」 憩「勃起時は長さ19センチ、太さ4.6センチですね。」カキカキ 京太郎「(なんか恥ずかしいな。女の子が胸の大きさ比べられるのもこんな感じなんだろうな。今度から咲には気を使おう。)」 憩「おまたせしました。ほな実践いきましょか。」 京太郎「はい!」ビンビン 憩「最初は症状を診る意味もあるので普段通りでエエですからね。」 京太郎「分かりました。」ビンビン 憩「まずは手コキから。」シコシコ 京太郎「ハァハァ(さっきから生殺し気味だったからもうヤバイぞ!)」ドピュ 憩「1分29秒ですね。まぁさっきイキかけで止めちゃいましたからこんなもんですよ。」 京太郎「すいません。」 憩「謝らんといてくださいよ。これから頑張って行きましょ。」 憩「次はフェラいきますよ。」 京太郎「え?ちょっ!まだ逝ったばっかで・・・」 憩「あー普段から連続でスルことが多いと伺っとるんで、それに合わせてやらせてもらうんで。」ペロペロ 京太郎「部長ー(泣)」ドピュ 憩「えー。58秒。追記ペロペロのみと。」 京太郎「あふぃ!」 憩「いふぃふょうひゅぱひゅぱもひゃりまふね。(一応チュパチュパもやりますね。)」 京太郎「あー!」ドピュ 憩「38秒。追記チュパチュパのみと。」 京太郎「まだやるんですか?」 憩「いや、とりあえずエエですわ。お疲れ様です。」 憩「えー診察の結果、須賀君は重度の早漏だと分かりました。」 京太郎「やっぱりそうですか。」シュン 憩「原因は恐らく仮性包茎に加えて膨張率が大きい為にペニス、とりわけ亀頭部が敏感な為と考えられます。」 京太郎「クソ!やっぱり包茎はダメなのか・・・」 憩「そんなに落ち込まないでも大丈夫ですよ。包茎でもキチンと綺麗に洗っていれば問題ありませんから。」 京太郎「いいですよ。そんな慰めは。」 憩「いえいえ、綺麗にしてさえいれば包茎の方を好む方は結構いらっしゃいますよ。」 京太郎「ホントですか、」ガタッ 憩「ええ。非勃起時に皮を弄ぶのは中々楽しいですし、勃起時にカリの下で少し余っている皮がいい刺激になる事も多々ありますから。」 京太郎「そうなんですか。」 憩「それに須賀君はペニスが大きいですから自慢してもいいと思いますよ。」 京太郎「そんなぁ。」テレテレ 憩「ほな本題の治療ですが、とりあえず我慢する練習をしましょう。自慰をする時は逝きそうになったら止めて下さい。」 京太郎「ネットとかでよく見るやつですね。」 憩「それですわ。とりあえず寸止め十回してから射精するようにしましょう。」 京太郎「はい。」 憩「それだけやったら病院来た意味あらへんでしょう?」 京太郎「たしかにそうですね。」 憩「そこでこれです!」ジャン 京太郎「オナホですか?」 憩「そうですが、これは当院特製の症状に合わせたオナホです!」 憩「これは患者さんの射精タイムから最適な気持ちよさを選んだものです。」 京太郎「最適な気持ちよさですか?」 憩「はい。ちなみに市販のオナホを使ったことは?」 京太郎「興味はあったんですが、無いです。」 憩「実はですね。オナホの方が本物より早く逝ってしまう事が多々あるんですよ。」 京太郎「そ、そんなに良いんですか!?」 憩「刺激だけを追求して作られてますし、腰を使うより手の方が速度や動きを調整しやすいですからね。」 京太郎「なるほど。」 憩「というわけで早漏治療には市販のオナホは向かないので、適度に性能を落とした物を当院では処方してるんですわ。」 京太郎「なるほど。で俺はそれを使って寸止めオナニーすればいい訳ですね?」 憩「そうです。注意としては寸止めオナニーはやりすぎると体に悪いのでオナニー自体を一日2回までにしてください。」 京太郎「分かりました。」 憩「では今日はこの位で。お疲れさんでした。」 京太郎「え?入院とかじゃないんですか?」 憩「オナニーするのに入院もなにもありませんよ。」ケラケラ 京太郎「てっきり入院して治療するのかと・・・」 憩「そんなに入院したかったんですか?」 京太郎「いや、そういう訳じゃないですけど・・・」 憩「なんか心配でもあるんですか?」 京太郎「いや、帰ったらまたセックスする流れになりそうなんで、治るまで会いたくないなと思って。」 憩「なるほど。それじゃあ即効性のある対策として薬と極厚コンドーム処方しますわ。」 京太郎「薬もあるんですか?」 憩「根本治療にならないですし、須賀君ほど重症だと訓練が必須になるんですけどね。多少マシになりますよ。」 京太郎「そうなんですか。」 憩「須賀君は高校生でお金あんまりないでしょうから、このリドカインの塗り薬出しておきますね」 憩「これを行為の前にペニスに塗って30分くらいおいたら洗い流してください」 憩「塗りっぱなしだとコンドームを痛める可能性がありますから。」 京太郎「はい。」 憩「輸入物のスプレータイプも試供品だけ差し上げますね。」 京太郎「ありがとうございます!」 憩「塗り薬とちがって海外物なんで体に合わないかもしてないので、なんかあったら使うの辞めてくださいね。」 京太郎「塗り薬は国産なんですか?」 憩「普通に他の病気とかで使うのなんで国産の厚生省お墨付きですよ。」 京太郎「へー。」 憩「あっ。でも保険外なんでお会計は覚悟してくださいね。」 京太郎「・・・はい。」 京太郎「ふぅ。かなりの出費だったな。明日からはとりあえず薬と極厚コンドーム持って学校行こう。」 キンクリ 二週間後 京太郎「憩さーん。」(´Д⊂ヽウェェェン 憩「今日はどうしました?薬とオナホは一ヶ月分だしといたと思ったんやけど。」 京太郎「薬とコンドームはよく効きました。ありがとうございます。」 憩「そら良かったですわ。それじゃあこんなに早くどうしたんです?」 京太郎「それがですね。セックスしてる時に相手がまだ逝ってないから我慢するために動くの止めたらメチャクチャ怒られたんですよ。」 憩「あーなるほど。」 京太郎「おかげでより長持ちするようになったのに・・・」シクシク 憩「須賀君、勘違いしたらイカンですよ。早漏を治すのはパートナーに気持ちよくなってもらうためでしょう?」 京太郎「はい。」 憩「途中でそんなんしたら須賀君もクールダウンするけど、パートナーもクールダウンしてまうや無いですか。」 京太郎「うっ確かに。」 憩「それじゃあパートナーも気持ちよくなれなくて本末転倒ですよ。」 京太郎「そうですね・・・」 憩「まぁ若いうちはしょうがないですよ。因みにプレイの流れはどんなんです?」 京太郎「前戯はしっかりやる方だと思います。胸を弄りながら手マンしたり、クンニして濡らしてから入れてます。」 憩「69とかはしないんですか?」 京太郎「一応するんですが、俺が早すぎるんで俺が責められるのは少ないですね。」 憩「なるほど。須賀君の病状からは仕方ないですね。でもパートナーから奉仕を受けるのは辞めないでくださいね。」 京太郎「なんでですか?」 憩「須賀君がパートナーを愛撫して興奮するようにパートナーも須賀君を愛撫して興奮するからですよ。」 京太郎「そうなんですね。『キタネーチンコフェラするの嫌だわ。』とかは都市伝説なんですね!」 憩「いえ、実際にそういう人も居るので気をつけてくださいね。」 京太郎「はい。」 憩「で、挿入してからはどうですか?」 京太郎「割とガンガンついちゃう感じですね。相手もそれで感じてくれてるみたいなんで、つい頑張っちゃいます。」 憩「うーん。若いし悪くないと思うんですが、途中で止めないで続けられるようにもう少し変化をつけましょう。」 京太郎「変化ですか?」 憩「はい。須賀君の場合、亀頭が刺激に弱いので入り口を浅く突くなどの深さでの変化は向かないと思います」 京太郎「なので深く挿入した状態でのの字を描くように腰を動かすのをオススメします。」 京太郎「なるほど。」 憩「須賀君は巨根なので奥まで刺激しやすいですし、根元の太さで入り口をグニグニするのは効くと思いますよ」 憩「前戯を面倒臭がるタイプでも無いようですし、コレをやりながら胸を愛撫したりキスすると効果的でしょう。」 京太郎「キスですか?」 憩「はい。ディープキスでも首筋やおでこでもキスは女性にとって極上の愛撫になり得ますから。」 京太郎「勉強になります。」 憩「あと須賀君は体が大きいですから対面座位で抱くようにしたり、駅弁なんかもお勧めですね」 憩「但し深く挿入し過ぎて須賀君にも刺激が強すぎるのでまだ早いかもしれません。」 京太郎「ふむふむ。」 憩「あと前戯を長くして挿入前に出来上がった状態にしてしまうのも手ですね」 憩「須賀君の病状は変わりませんがパートナーが逝き易くなれば相対的に問題は解決しますから。」 京太郎「ありがとうございます!早速試してみます。」 憩「そうしてみてくださいね。」 京太郎「あっそうだ。コンドーム無くなったのでもらえませんか?」 憩「なんやて?あ、すみません。随分早いですね。」 京太郎「ま、まぁ・・・」 憩「市販でも極厚ってありますから無くなったらそちらでもいいんですよ?」 京太郎「いや、近場だと黒いのしかなくて評判悪いんで。その点ココのはピンクなので。」 憩「なるほど。確かに黒いの気持ち悪いんで当院ではピンクとか緑にしてるんですよ。気に入ってもらえて良かったですわ。」 京太郎「オナホもいい感じだしホントいい病院ですね。」 憩「そう言ってもらえると嬉しいですわ。」 憩「褒めてもろたお礼に個人的に一つアドバイスや。恥ずかしいかもしれへんが久にテク教えてもらえばええと思うよ。」 京太郎「部長にですか?」 憩「久は手、口、ペニバン、どれをとっても女殺しやで。落とした女は数知れずや。」 京太郎「意外・・・では無いですね。」 憩「せやろ?まぁ頑張ってーな。ほなお大事にどうぞ。」 京太郎「ありがとうございました。」 京太郎「その後、俺の性活は改善していった」 京太郎「優希以外も逝かせられるようになったし、セックスへの満足度が上がったせいか皆が優しくなった気がする。」 京太郎「そのせいでデートが増えて出費も大変な事になってきたのは悩ましいところだ。」 京太郎「唯一の問題は部長にテクを教えてもらう過程で俺自身が掘られてしまって、癖になっちまった事だ。」 京太郎「今日も部長に掘られながら一年生トリオと電車ゴッコの予定だ。」 京太郎「咲はそうでもないが、最近は優希と和はペニバンにハマって俺を掘ったり咲を犯したりしている」 京太郎「俺の負担が減ったような変わらないような微妙な感じた。」 京太郎「何が言いたいかと言うと、俺がこんなに幸せな性活を送れているのは荒川クリニックのお陰だ。」 京太郎「性のことで悩んでる奴は恥ずかしがらずに荒川クリニックへ行こうぜ!」 憩「体験談としては悪くないんやけど、元からハーレムなのが微妙なとこやな。」 久「まぁ、いいんじゃない?面白いし。」 憩「せやな。でも初心者向けにして間口を広げたいっちゅうのもあるんやけどなぁ。」 久「勘違いした童貞がいっぱい来たらどうすんのよ。」 憩「それもそやな。これでいこ!」 荒川クリニック体験談 カン 憩「なんや遅漏の方がおるみたいやから軽くアドバイスや。ただし個人的意見やからあんま当てにすんなや。」 憩「手でイケるのにオナホでイケんのは手で強く擦り過ぎなんやと思うわ。あんま強く握るのはヤメや。」 憩「あとオナホでイケんからってすぐ手でやるのやめて、オナホで出来るだけ頑張って刺激に慣れたらエエと思うわ。」 憩「毎日手でオナるまえにオナホでオナるとええんちゃうかな。」 憩「知り合いに初体験から暫くイケんかったけど、何回かやってたらイケるようになったヤツがおるわ。」 憩「上でも書いてるけど、相性や物によるけどオナホは強力やで。」 憩「知り合いがパートナーにオナホで扱いてもろた時にパートナーに突っ込んだ時とか」 憩「フェラした時とは比べ物にならん位はよ逝ってもーて修羅場ったらしいわ。」 憩「せやから本番でイケるかはまた別かも知れへんけど、やらんよりはましやと思うで。」 憩「手でやる時も先っぽにローション入れたコンドームつけると優しく扱いても」 憩「コンドームの亀頭んとこが擦れて亀頭責めみたいになってイキやすいで。」 憩「ただし抜くとチンコベトベトなるからチンコから色々垂れんように気をつけて拭きや。ほなな。」 憩「真面目ついでにオマケや。ケツに入れたペニバンやチンコ、指なんかはしっかり洗ったり消毒してからオメコ触りや」 憩「性病はもちろんやけど、一等なりやすいんは膀胱炎や。これシャレにならへんから気いつけや。」 憩「殺菌ローションは少なくとも日本じゃみーひんな。」 憩「電動じゃあらへんのは洗剤つけてよー洗えばええし、電動のはアルコール吹きつけて」 憩「ティッシュで拭くのを二回ほど繰り返したらええで。」 憩「因みに『びーえる』やエロ漫画で風呂場で石鹸つこてケツに突っ込むのあるけどな。」 憩「あれケツの方が染みる事があるさかいやめときや。」 憩「まぁ直径はノギスやろな。ただ荒川クリニックではメジャーを使って円周の方を測っとるで。」
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/8310.html
和「ふっふっふっ…待ちに待った時が来ました!今までのフラグ積み上げが無駄骨でなかった事の証の為に、今度の休日に!須賀君をデートに誘います!」 和「合同合宿にて須賀君のお土産を忘れなかったのも、須賀君にお弁当を分けたのも、常に須賀君に労いの言葉をかけ続けたのも……全ては須賀君と結ばれる為!」 和「咲さんも須賀君を狙っているみたいですが……残念ながら須賀君だけは譲れません!須賀君の初めてのキスの相手は咲さんではない!この原村和ですっ!」ウォー! 和「……ゴホン!さてと、はしゃぐのも程々にしてそろそろ須賀君を誘わないといけませんね。彼は一体どこに………」 京太郎「ああ……だな………それで……」 和「ふふ…見える、見えます!私の目の前に須賀君がいます!須賀く────!」 京太郎「じゃあ今度の休日にこっちに来るんだな。久しぶりのデートだから本当に楽しみだよ。うんうん、分かってる分かってる…」 和「………え?」ピタッ 京太郎「それじゃあ休日に会おうぜ。お前が楽しめるようにしっかりとセッティングしておくよ……またな、愛しのお姫様」ピッ… 和「なん………だと?」 京太郎「砕け散った夢を~♪明日の果てに~♪」タッタッタッ…… 和「……………」ポツーン… 和「あ…ああああ……!」グニャア~ 和「セッティングですと……!?須賀君……愛しのお姫様ですと………!?私ではない他の誰か……!別の女の子とデートですと……?」 『久しぶりのデートだから本当に楽しみだよ』 ダヨー…… ダヨー…… ョー…… 和「バーカ………!あり得ますかそんな事…………!私の須賀君が他の泥棒猫に奪われるなんて事………!」ワナワナ… 優希「頑張っちゃった頑張った我々~♪……お!あそこにいるのは…」 和「一体どこの飢えたオオカミが須賀君を奪いやがったんでしょうか。そもそもオオカミなら私ことわっちがいるというのに。いや、きっと須賀君は騙されているんです。須賀君は優しいですからね、きっとそこに漬け込んで須賀君を籠絡したに違いありません。 それに須賀君は私に好意を抱いていたじゃあないですか。私の胸を何処かの組織の勧誘よろしく、ちらちら見てた時期もありましたし。私も須賀君の熱い視線を感じる度にメチャクチャ興奮したのは誰にも言えませんが。 いや、思い返せば最近の須賀君は私の胸をチラ見しなくなりました。ひょっとしたら須賀君を誘惑した女性は私と同じ大きな胸の持ち主である可能性も…? 最早、一刻の猶予もありません。私の可愛い須賀君を穢らわしい獣から守らないと。そうです、須賀君はこの私、原村和に管理運営されて初めて真の幸福を得られるんです。 他の女の子では須賀君は幸せになれないんです。咲さんであろうと優希であろうと私と須賀君の幸せの邪魔は許されません。ましてや私の知らない赤の他人などには………」ブツブツ 優希「のどちゃーん!何をブツブツ言ってるんだじぇ~?」ヒョイッ 和「…………」ピタッ 優希「のどちゃん?」 和「優希………次の休日ですが予定は空いてますか?」ドドドドドドドドド…… 優希「タコっ!?」ビクッ 和「少し私に付き合って欲しいのですが構いませんね!!!!」ゴアアアアアアッ!!! 優希「ひいいいっ!のどちゃんの全身から炎が激しく燃え盛っているじぇぇぇぇぇ!」 この日、長野の最高気温の記録が更新されたという。 なんやかんやで京太郎のデートの日 京太郎「久しぶりのデートで少し緊張するぜ…」ワクワク 和「…………須賀君。待ってて下さいね。貴方を誘惑する卑劣な女の子は私が制裁を与えてあげますから…!」 優希「それにしても犬に彼女ねえ……ヘタレの癖して中々やるじぇ」 和「違います!」クワッ! 優希「ひっ!」 和「須賀君の彼女はァァァァ!この原村和ただ一人ィィィィィィィィ!」ゴゴゴゴ… 優希「うんうん!分かってるじぇ!京太郎はのどちゃんの嫁だじょ!」 和「フゥゥゥゥゥ~……!例え親友である貴女であっても須賀君は渡しませんからね!」 優希「し、心配しなくても大丈夫だじょ!京太郎は良い友人だが、恋愛感情とかそういうのはないんだじぇ!だから、喜んで京太郎はのどちゃんに譲るんだじょ!」アセアセ… 和「譲る……?」ギロッ 優希「ひいっ!?」ビクッ! 和「私の前で自分のものみてーに!!須賀君を譲るなんて口にすんじゃねーって ばよ!!」ゴオオオオオッ!!! 優希「にゃあああああっ!もう!今ののどちゃん凄くめんどくさいじょー!!!」 京太郎「さてと…そろそろかな」タッタッタッ…… 優希「あっ!京太郎が移動するじょ!」アセアセ 和「きましたか…須賀君を弄ぶ悪女が……!」 優希(早くいつもののどちゃんに戻ってほしいんだじぇ) タッタッタッ……… 優希「あっ、見つけたじぇのどちゃん!ん……?京太郎の他にもう一人いるじょ……」 おもちの大きな少女「久しぶりです、京太郎さん」 京太郎「ああ!北海道からこっちまで大変だったろ?」 和「あ…………あれは有珠山の……!」 由暉子「いえ、こうして京太郎さんに会えただけでも凄く嬉しいです。連休の間、よろしくお願いしますね」ニコッ 優希「えーと…確か…」 和「真屋由暉子ォ…………!」ギリリリ……バキッ! 優希「ひいいっ!?双眼鏡が粉々になったじょ!」 和「ふ……ふふ……!まさか彼女が須賀君を毒牙にかけていたなんて……なるほど……!戦いはすでに……全国大会で対峙した時から始まっていた訳ですね……!やはり彼女とはヤり合う運命にあった…!」フルフルニィィ…… 優希(のどちゃんの顔がテレビではお見せ出来ない事になってるじぇ…!)ガタガタ 京太郎「よし!立ち話もなんだろうし何処かゆっくり出来る場所に行こうぜユキ。この近くに新しく出来たお洒落なカフェがあるんだ」 由暉子「はい。では……」スッ… 京太郎「おお?」 和「な……!あの女……自分から須賀君の指に手を………!」 優希「ほほう…!見た目の割りには中々に大胆な娘だじぇ……」 京太郎「は、はは……今日は随分と積極的だなユキ?」ドキドキ… 由暉子「くすっ……そうですか?」 タッタッタッ…… 優希「うーむ……京太郎め、あの小娘にリードされてる感があるじぇ……なあのどちゃ………」 和「追いましょうか優希………!あの二人を……!」ラララララ……! ズシン……! ズシン……! 優希「ひいっ!のどちゃんの足跡から黒い炎が上がってるじぇぇぇぇぇ!」ガタガタガタガタガタガタ…… 【カフェ コロ・センセー】 触手だらけの店員「ヌルフフフ……どうぞごゆっくり~!」ニヤニヤ… 京太郎「そしたらカピーが興奮しちゃってさ、大変だったよ!」 由暉子「ふふ、カピーちゃんは本当に元気な子ですね」 イチャイチャ アハハ ウフフ 和「ああ、これは許されませんね。私の前であんなイチャイチャして下さりやがって。私がちょっと隙を見せた間に須賀君をかすめ取るだなんて卑劣極まりません。 彼女には後でたらふく制裁を与える必要がありますね。あの卑しい胸を使って須賀君を籠絡したに違いありませんもの。 例えばわざと須賀君の股間にジュースをこぼして手の代わりに胸を擦り付けたり、一緒にお風呂に入りその無駄に大きな胸で須賀君の身体を入念に洗ったりしたりして。全くいやらしいにもほどがあります。まさに懲役ものですよ。 ああ、想像しただけでもヘドをぶちまけてしまいそうです。私の可愛い須賀君に不埒な真似をするなんてこいつはメチャ許さんよなあっ!って気分になります。 須賀君も須賀君です。あんな胸に釣られてしまうなんて油断し過ぎです。どうせだったら私の胸を揉んでくれれば良かったのに。私はいつでもウェルカムだったんですよ須賀君? 部活の時だって二人きりになった時に須賀君の前で屈んで谷間を見せたり、須賀君がPCの前にいる時もPCを見るふりをしてさりげなく胸を押し付けたりしたのになんで野獣と化して襲わないんですか。 私は須賀君を、草食男子に育てた覚えはありません。それは女の子を食べ散らかす低俗な肉食系よりは遥かにマシですが、あまりに遠慮しすぎると女の子をヤキモキさせてしまうものだと知っています? 早く私の思いに気が付いて下さい須賀君。あんな男の心を弄ぶ小悪魔の誘惑をふりきって私の所に帰ってきて下さい。 私のお腹に須賀君の子供が宿ると信じて……私の胸の中にワンチャンダイブ!次の世代に希望を繋げましょう。ね、そうしましょう須賀君。だから早く私に振り向いて……」ブツブツ…… 優希「ダメだじぇ…こののどちゃん……早く何とかしないと……!」ガタガタ… 由暉子「京太郎さん。口元にクリームがついてますよ」フキフキ… 京太郎「あっ、悪いユキ。ありがとな…」 和「……周囲に彼女アピールしつつ、須賀君の好感度UP………!なるほど…一石二鳥って訳ですか…!流石は須賀君を虜にした小悪魔……なんて狡猾な真似を…!」ピキピキ…! 優希「のどちゃん……少し休んだ方が…」 和「大丈夫ですよ優希……」ニコッ 優希「ホッ………」 和「私はいたって正気ですから………!」ジョーリジョーリ 優希「包丁を研ぎながら言っても説得力ないんですけど!?」 京太郎「さてと……そろそろ店を出ようか?」 由暉子「はい、そうしましょう。……私も早く京太郎さんの部屋でゆっくりしたいです」 和「…………はい?」 優希「ど、どうしたのどちゃん?」 和「今、あの泥棒猫はなんて言いやがりました?」ブルブル… 優希「なにって…」 和「須賀君の部屋でゆっくりしたいって言いやがりましたねぇ、須賀君の部屋って!」クワッ! 優希「ヒッ!?」 和「それはつまり………!『須賀君の部屋でゆっくりしたいです→ゆっくりした後で須賀君を食べたいです→今夜は寝かせませんからねウフフ→うぬの精力はその程度か!』……って事なんですよ優希…!」バーン! 優希「話が飛躍し過ぎだじぇ…」 和「ううう……!まさかそんな関係にまで発展してたなんて……!どうして……!どうしてあの泥棒猫なんですかぁ…!抱くのなら私にしてくれれば良かったのにぃ…!あんまりですぅ……!」ボロボロ… 優希「の、のどちゃん…?」 和「もう駄目ですおしまいです…!もう自分の感情を抑えられません!あの女は地獄すら生ぬるい!」ゴゴゴゴ… 優希「ちょっ!?何をするつもりなんだじぇ!?いつの間にかレンガみたいな石鹸を手にして!早まった事は止めるじょのどちゃん!」 和「ハァ…ハァ…!あの女を潰しますからね…!あの女を潰して私も────!」 優希「フンッ!」ドゴォッ! 和「タコス!?」バタッ… 一般客「オッ、ナイスボディブロー」 優希「ふう……危ない所だったじぇ……取りあえず他の客の迷惑になるから早くのどちゃんを別の場所に運ばないと……今日は本当に疲れるじょ……はぁ……」ズリズリ… 和「るるるるる……」ピクピク… 京太郎「あっちの方がなんか騒がしいけどなんかあったのかな…?」 由暉子「さあ…………?」 後半へ、続く(キー○ン山田風に)