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遮ることのない一本の線 何かを呪文の目標にするには、「目標までの遮ることのできない 一本の線」を引くことができなければならない。(PHBp204)したがって、術者と目標の間に、扉や壁などの「完全遮蔽」 がある場合、 呪文を発動することはできない。 視線を遮るが、遮蔽ではない物体もある。暗闇、濃霧、砂塵、雨や吹雪などは、"重度の隠蔽"ではあるが、しっかりした実体がないので、遮蔽ではない。 逆に、ガラス窓や、〈ウォール・オヴ・フォース〉などは、視線は通るが、しっかりとした実体を持つので、遮蔽である。 一部の占術は、この完全遮蔽のルールの例外である。完全遮蔽の向こう側であっても目標に取れる呪文は以下の通りである:〈メッセージ〉、〈ディテクト・マジック〉、〈ディテクト・イーヴル・アンド・グッド〉、〈ディテクト・ポイズン・アンド・ディジーズ〉、〈クレアヴォイアンス〉、〈スクライング〉、〈センディング〉、〈ドリーム〉、〈レアリーズ ・ テレパシック・ボンド〉、〈テレパシー〉。 見えている目標 一部の呪文は 「君から見えている目標」という記述がある。その場合、目標が不可視化していたり、“重度の隠蔽“(暗闇、霧、砂塵など)の中にいたり、君が盲目状態のときは、呪文が発動できない。 「君から見ることができる」という記述がない場合は、見えていなくても発動できるが、 目標の位置がわかっている必要はあるだろう。「位置が分かっている」というのが、「5フィート単位で正確に分かっている」必要があるのか、「大まかに分かっているだけでよい」のかは、卓による。 「角を回り込む」か否か 効果範囲が設定されている呪文の場合、範囲が角を回り込む場合と、回り込まない場合がある。自分の覚えている呪文がどちらなのかはあらかじめ確認しておこう。 角を回り込まない場合、障害物の後ろや、曲がり角の向こう側に隠れることで呪文を避けることができる。 呪文構成要素 呪文には「音声要素」 「動作要素」 「物質要素 」 の3つがある。 音声要素 「音声要素」のある呪文を発動するには、 発声が必要である。 したがって、水中、首を絞められている時、〈サイレンス〉内などでは発声できない。 構成要素が音声のみで、 動作も物質も必要ない呪文の場合、〈カウンタースペル〉(呪文の発動を視認する必要がある)できない可能性がある(DM次第)。 卓毎に判断すること。 動作要素 「動作要素」 のある呪文を発動するには、少なくとも片手を空ける必要がある。 動作要素と物質要素が両方必要呪文は、 物質要素を持っているのと同じ手で動作要素を行える (PHBp203) 逆に言えば、 動作要素のみ必要で、 物質要素が不要な呪文の場合、 ちゃんと手を空けなければいけない。 たとえば、右手にメイス、左手に聖印付のシールドを持っているクレリックが〈キュア・ウーンズ〉(音声、動作)を発動したい場合、いちどメイスをしまうか落とすかして、 手を空ける必要がある。 「武器を落とす」 行動のルール上の扱いによって、動作要素の重要性は変わる。いつでも好きな時に武器を手落とせるなら、動作要素のルールはあまり制約にならない。 一方、武器を落とす行動が「周囲の物体を扱う」 行動に含まれるならば、呪文発動のため、片手を常に空けておく必要があるだろう。 物質要素 「物質要素」 のある呪文を発動するには、指定された物質を手に持っている必要がある。 価格の書いていない物質の場合、「呪文構成要素ポーチ」 か「呪文の焦点具」で代用できる。ゲーム上大きな違いはないため、PCのイメージに合わせて決めてしまってよいだろう。 価格の書いてある物質の場合は代用できない。したがって、あらかじめ購入しておく必要があるうえに、発動する際は、片手を空けておく必要がある。 範囲に入るとダメージを受ける呪文の扱い 〈ムーンビーム〉など「そのクリーチャー自身のターンで効果範囲内に入るのが初めてか、その効果範囲内でターンを開始した時」にダメージが発生する呪文は、ダメージの発生タイミングが難しい。 たとえば、敵クリーチャーの立っている場所にこの呪文を発動したとしても、そのクリーチャーのターンが来るまではダメージは発生しない。なお、効果範囲に入ることは、自発的である必要はない。したがって、〈サンダーウェイヴ〉のような呪文でクリーチャーをそのエリアに押しやることは可能。ただし、ダメ―ジを受けるのは、ターンで最初にその範囲に入ったときだけであることに注意。出し入れしても、複数回ダメージを受けることはない。詳しくは、セージ・アドバイスのp19を参照のこと。
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第1回 復活の呪文検定試験 受験番号【 】 氏 名【 】 問1 DQ1の復活の呪文の長さは何文字か。 ア 16文字 イ 20文字 ウ 24文字 エ 28文字 問2 DQ2において、復活の呪文を聞けない場所は次のうちどこか。 ア デルコンダル イ ムーンペタ ウ ルプガナ エ ベラヌール 問3 レベル21の勇者「ま3ふや」が復活するDQ1の復活の呪文で、空欄Pに当てはまる氏名は次のどれか。 【P】 なかざわゆうこ それとやぐ ちなど ア ごとうまき イ つじのぞみ ウ かめいえり エ あべなつみ 問4 DQ1の復活の呪文「ふるいけや かわずとびこむ みずのおと ばしや」で復活する勇者の名前は何か。 ア 1ひえた イ 2ひえた ウ 3ひえた エ 4ひえた 問5 DQ1の復活の呪文のフラグには含まれないものは、次のうちどれか。 ア 「ロトの洞窟」にあるロトの石版を読んだか? イ 「死の首飾り」を入手したか? ウ ゴーレムを倒したか? エ 沼地の洞窟のドラゴンを倒したか? 問6 DQ2の復活の呪文のフラグに含まれているものは、次のうちどれか。 ア 竜王に会ったか? イ テパの水門を開いたか? ウ アンナの歌を聞いたか? エ 「船の財宝」を取ったか? 問7 DQ1において、復活の呪文を聞ける場所は何か所か。 ア 1か所 イ 2か所 ウ 3か所 エ 4か所 問8 DQ2の復活の呪文において、使われていない平仮名は次のうちどれか。 ア ざ行 イ だ行 ウ ば行 エ ぱ行 問9 DQ1の復活の呪文に格納されていない情報は次のうちどれか。 ア 経験値 イ ゴールド ウ 覚えた呪文 エ 「竜の鱗」装備フラグ 問10 次の文章は、ファミコン版DQ1の説明書にて「復活の呪文」を説明した項目である。 空欄A~Dにあてはまる語句を、それぞれの語群から選べ。ただし設問の都合上、一部文章を省略した箇所がある。 あなたの旅は、想像以上に長いものです。とても1日では、目的を達成することはできないでしょう。 ゲームを1度やめる場合は、ラダトームのお城まで戻り、【A】階にいる王様に会うようにしてください。 王様はあなたに、復活の呪文を教えてくれるはずです。その呪文を、紙にうつしてください。 そして、そのあと、ファミコンのスイッチを切っても、復活の呪文さえあれば、次の日また、そこから続きができます。 ゲームスタートで『【B】』を選び、復活の呪文を入れると、あなたは、前の日のままの状態が、 なにひとつかわらず、復活することができるのです。 しかも、王様はちゃんと、あなたの【C】を覚えていてくれるでしょう。 ただし、復活の呪文をうつし間違えると、続きができなくなってしまいます。 復活の呪文は1字も間違えないよう、なん度も確かめて、書きうつし、そして入力するようにしてください。 また、ゲームをやめるとき以外でも、王様に会いにいくことをおすすめします。 そして、復活の呪文を書きとっておけば、なにか取りかえしのつかないことになってしまったとき、 リセットして、復活の呪文をうつしたところから、冒険をやりなおすことができます。 少なくとも、【D】、王様に会いにいくようにしましょう。 A ア 2 イ 3 ウ 4 エ 地下1 B ア ぼうけんをつづける イ ふっかつのじゅもん ウ CONTINUE エ PASSWORD C ア 攻撃力や守備力 イ 敵に倒された回数 ウ レベル エ 名前 D ア 武器や防具を買い換えたときは イ 新しい洞窟にもぐる前は ウ てごわいボス敵に挑戦する前は エ レベルがあがったときは ◆解答と解説
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初心者おすすめ呪文ダメージを与える〈インフェステイション〉XGtE 〈クリエイト・ボンファイアー〉XGtE 〈シャレイリ〉 〈ソーン・ウィップ〉 〈プライマル・サヴェジリィ〉XGtE 〈フロストバイト〉XGtE 〈プロデュース・フレイム〉 〈ポイズン・スプレー〉 自分や味方を支援する(バフ)〈ガイダンス〉 〈マジック・ストーン〉XGtE 〈レジスタンス〉 その他〈ガスト〉XGtE 〈コントロール・フレイムズ〉XGtE 〈シェイプ・ウォーター〉XGtE 〈ドルイド・クラフト〉 〈メンディング〉 〈モールド・アース〉XGtE 初心者おすすめ呪文 光源としても使える攻撃呪文〈プロデュース・フレイム〉は1つの呪文で2種類の働きが出来る嬉しい呪文。 〈ソーン・ウィップ〉や〈フロストバイト〉(XGtE)は追加効果が非常に優秀なダメージ呪文。 ダメージを与えるなら、〈シャレイリ〉や〈プライマル・サヴェリジィ〉(XGtE)がおすすめ。 また非戦闘時には、〈ガイダンス〉は常に強力な補助であり、使えない状況がない。 ダメージを与える 〈インフェステイション〉XGtE クリーチャー1体に1d6の〔毒〕ダメージを与え、さらにランダムな方向に移動させる呪文。(ただし、機会攻撃は誘発しない) 移動方向がランダムなので、能動的に効果を活かしづらい。いっぽう〈ソーン・ウィップ〉ならば移動させる方向が決まっているので作戦が立てやすい。 ダメージ種別が〔毒〕である点、セーヴィング・スローが【耐久力】である点も評価を下げる。 なお〔毒〕に完全耐性があるクリーチャーであっても、移動する効果は受ける。 ロールプレイする時は、どんな昆虫が現れて攻撃するのか、臨場感たっぷりに描写してみよう。 〈クリエイト・ボンファイアー〉XGtE 【精神集中】 地面に焚き火を作り、範囲内に入ったり、ターンを終了したクリーチャーに1d6〔火〕ダメージを与える。 ただ闇雲に発動しても一度ダメージを与えただけで終わってしまう。 麻痺や拘束状態にして移動を封じたり、強制的に移動させる効果と組み合わせて、継続的にダメージを与える工夫をしよう。 味方が隣接することで、機会攻撃か〔火〕ダメージかの二択を迫ることもできる。 ダメージの発生するタイミングが、〈ムーンビーム〉などとは異なるので注意。 〈シャレイリ〉 木製武器を魔法の武器化する呪文。 攻撃ロールとダメージが【呪文発動能力】依存になり、ダメージ・ダイスは1d8になる。 【判断力】修正値が+3なら、ダメージの平均値は7.5と、初級呪文の中では最も高くなる。ただし、6レベルになっても強化がない点は欠点。(【呪文発動能力】上昇に伴い、命中とダメージは多少上昇するが。) 高レベル帯では単純なダメージ量は〈ポイズン・スプレー〉や〈プライマル・サヴェジリィ〉の方が高くなる。 胞子の円環の特徴である「人菌共生」によってダメージを増やすことができる。 特技「長柄の使い手」を使えばもう一度攻撃できる。この際、石突き攻撃のダメージ・ダイスは依然として1d4であることに注意。 〈ソーン・ウィップ〉 クリーチャー1体に1d6〔刺突〕ダメージを与え、さらに引き寄せる呪文。 味方と敵を引き離したり、敵を〈クラウド・オヴ・ダガーズ〉や〈ムーンビーム〉の範囲内に引き込むことができる。 また、味方を傷つけてしまうものの、拘束状態やつかまれた状態から救助するのにも使える。 〈プライマル・サヴェジリィ〉XGtE クリーチャー1体に1d10の〔酸〕ダメージを与える呪文。 1~5レベルではもっぱら〈シャレイリ〉の方がダメージが高くなるが、6レベル以上まであげるならば選択肢に入る。 演出する時は、どんな獣に変化して攻撃するのかカッコよく描写してみよう。 〈フロストバイト〉XGtE クリーチャー1体に1d6の〔冷気〕ダメージを与え、次の武器攻撃に不利を課す呪文。 当該ルールブックを導入している卓なら、習得可能な全クラスで有用といえる初級ダメージ呪文。 ダメージは低めだが、「武器攻撃の攻撃ロールに不利」というデメリットを、リソース消費なしに付与することができるという点で、非常に有用性が高い。 セーヴィング・スローを行わせる呪文なので、近接・遠隔両方の戦闘に対応できる上、遮蔽(他のクリーチャーや柵など)が目標との間にあって射撃があたりづらい状況であっても、目標が見えてさえいれば命中率に影響がない。 また、ドルイドの覚えられる初級ダメージ呪文の中では最も射程距離が長い。 短所は【耐久力】が高い相手には効きづらい点くらい。 〈プロデュース・フレイム〉 手のひらの上に炎を生み出す、光源と攻撃(1d8の〔火〕ダメージ)を兼ねる呪文。 炎はクリーチャーに投げつけるまで無害で自分の装備を阻害しないので、両手が塞がりやすいドルイドでも問題なく光源を確保できる。 炎は攻撃に使うと消えてしまうので、唯一の光源として使っている間の攻撃は敵味方の暗視の有無や行動順に注意する必要がある。 攻撃呪文としての性能は普通だが、ドルイドは初級呪文の枠が少ないため、2つの用途がある点が便利。 〈ポイズン・スプレー〉 10フィート以内のクリーチャー1体に、1d12の〔毒〕ダメージを与える呪文。 ダメージは大きいが、射程が短いのが欠点。また、ダメージ種別が[毒]である点、セーヴィング・スローが【耐久力】である点も評価を下げる。 自分や味方を支援する(バフ) 〈ガイダンス〉 【精神集中】 能力判定に1d4のボーナスを与える。 すべての能力判定に対するバフであり、非常に強力。実質的に、すべての能力判定の難易度を平均2.5下げているのと同じ効果がある。 精神集中を要するため他の呪文に集中しているときには使えないが、それ以外の状況では常に役に立つ。 〈マジック・ストーン〉XGtE 3個までの石を魔法の武器にする。 普通の攻撃を受け付けない敵(ライカンスロープなど)対策として有用。ファイターが退屈してダイス積み(※)を始める前に、この呪文を唱えて石を渡してあげよう。 (※)暇を持て余したTRPGプレイヤーが始める謎の遊び。使おうとして崩すとなぜか怒られる。 〈レジスタンス〉 【精神集中】 セーヴィング・スローに1d4ボーナスを与える。 〈ガイダンス〉と似ているが、性能的には劣る。なぜなら、能力判定は能動的に行う判定だが、セーヴィング・スローは受動的に行う判定であり、いつ発生するかわからないからである。 罠は大抵セーヴを要求してくるので、ダンジョン内の罠がありそうなところを強行突破せざるを得ないときなどに使えるかもしれない。 その他 〈ガスト〉XGtE 突風を起こして、物体やクリーチャーを押しやる呪文。 この呪文を使わなくても、突き飛ばしに成功すれば、クリーチャーを5フィート押しやったり、伏せ状態にすることができる。 直接触れたくないものを動かすとか、風を強くして帆船を早く進めたい時は役立つかもしれない。 〈コントロール・フレイムズ〉XGtE 火を燃え広げたり、消したり、明るくしたり、好きな形に変える呪文。 火を明るくする効果を使って、松明が照らす範囲を大きくするなどの用途が考えられる。 また、遠くから敵の持つ松明を消して視界を奪うことができる。 点火を行うことができないのが欠点である。 〈シェイプ・ウォーター〉XGtE 水を変化させる呪文。 ①水を任意の方向に5フィート移動させる。 ②水を単純な形に変形させ、動かす。 ③水の色や透明度を変える。 ④中にクリーチャーがいないなら凍らせる。 例えばこんな時に使おう。 水を文字に変えて、声を出さずに味方と会話する。 狭い通路を水で埋めて、障害物を作る。 水の鏡を作って浮遊させ、曲がり角の先の様子を見る。 水を濁らせて水中に身を隠す。 川を凍らせて渡る。 ドアや窓を凍らせて開けにくくする。 鍵穴に水を流し込んで凍らせ、鍵を破壊する。 ※非常に汎用性の高い呪文なので、君がプレイヤーならシナリオを台無しにしない範囲で使おう。 君がDMなら、プレイヤーの工夫をなるべくシナリオの展開に反映してあげよう。 〈ドルイド・クラフト〉 ①次の24時間の、現在地の天気を予測する。 ②即座に花を咲かせたり、発芽させる。 ③瞬間的で無害な感覚効果を作成する。 ④松明や蠟燭や焚火を着火する/消す。 〈プレスティディジテイション〉や〈ソーマタージー〉のドルイド版だが、その2つに比べるとあまり潰しが効かない。 どの効果もおしゃれでカッコいいので、積極的にロールプレイに活かしていこう。DMがインスピレーションをくれるかもしれない。 たとえばこんな時に使おう: ゴブリンのねぐらを襲撃する予定を立てているとき、雨天や荒天の日を狙って襲撃する。 狩りをするとき風向きを予測して、風下に移動する。(匂いを嗅ぎつけられにくくなる) 船で出港するとき、嵐のリスクを取り除く(DMが、船上で嵐に見舞われるシナリオを用意していたなら、間違いなく渋い顔をされる) すばらしくロマンチックな演出に満ちた愛の告白をする。 惜しくも死んでしまったNPCを悼んで花を咲かせる。 敵の松明を消して視界を奪う。 〈メンディング〉 壊れたものを修理する呪文。1フィートまでの破損しか治せず、発動には1分間を要する。 例えばこんな時に使おう: ラスト・モンスターの能力で錆びた武器を直す。 勝手に読んだ手紙に封をし直す。 窓を割って忍び込んだ部屋から脱出する時、窓ガラスを修理してから立ち去る。 戦闘中に〈シャター〉や〈ファイアーボール〉で破壊してしまった重要な物品を修理する。 アーティフィサーのマジック・アイテムを修理する。 〈モールド・アース〉XGtE 土を変化させる呪文。 ①5フィート四方の地面を掘削する。 ②5フィート以内の土や石に文字や絵を描いたり、色を付ける。 ③5フィート四方の地面を移動困難地形にしたり、移動困難地形から通常の地形にする。 1アクション(6秒)で5フィート四方の土を掘れるので、1時間あれば、深さ10フィート、長さ1500フィートの堀を建設できる。D D世界では、土木現場に呪文使いは引っ張りだこに違いない。 実際には、城や村を防衛するシーンよりも、悪党のアジトや怪物の迷宮を攻撃するシーンの方が圧倒的に多い。(「冒険者」なのだから仕方ない) 実際のシナリオで使うなら、狭い通路に落とし穴を作ったり、土を持ち上げてローグが隠れるための遮蔽物を作るなどの活用法があるかもしれない。
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初心者おすすめ呪文ダメージを与える〈ヴィシャス・モッカリィ〉 〈サンダー・クラップ〉XGtE 自分や味方を支援する(バフ)〈トゥルー・ストライク〉 〈ブレード・ウォード〉 〈フレンズ〉 その他〈ダンシング・ライツ〉 〈プレスティディジテイション〉 〈マイナー・イリュージョン〉 〈メイジ・ハンド〉 〈メッセージ〉 〈メンディング〉 〈ライト〉 初心者おすすめ呪文 戦闘時は〈ヴィシャス・モッカリィ〉でダメージを与えつつ、敵の攻撃を妨害しよう。 ダンジョンの探索時は、〈メイジ・ハンド〉を先行させることで罠を回避できる。 また〈マイナー・イリュージョン〉は汎用的に使える陽動手段であり、戦いを避けたり、敵の注意を引くのに役立つ。 ダメージを与える 〈ヴィシャス・モッカリィ〉 クリーチャー1体に1d4の〔精神〕ダメージを与えた上に次の一回の攻撃に不利を付ける。 ウィザードなどが覚える、類似効果の〈フロスト・バイト〉と比べると、ダメージが低い代わりに判定が【判断力】セーヴになっている。(多くのクリーチャーは【耐久力】よりも【判断力】の方が低いため、この呪文の方が当たりやすい) また、ロールプレイが楽しい呪文でもある。君の考えたキレッキレの悪口を披露しよう。 〈サンダー・クラップ〉XGtE 自身の周囲5フィートのクリーチャーに【耐久力】セーヴを行わせ、失敗すると1d6の〔雷鳴〕ダメージを与える呪文。 敵に接近する可能性があるなら選択肢に入る。 自分や味方を支援する(バフ) 〈トゥルー・ストライク〉 【精神集中】 次の1回の攻撃に有利を得る。 2ターンあるなら、2回攻撃した方がよい。有利を得たいだけなら、他の味方に援護してもらうとか、相手を伏せ状態にした方がよい。 この呪文を活かすならば、相手を不意打ちする直前や、動かない物体(扉など)を確実に一撃で破壊したい場合などに使うとよい。 〈ブレード・ウォード〉 〔殴打〕〔斬撃〕〔刺突〕ダメージに対して、1ラウンドだけ抵抗を得る呪文。 戦闘中にダメージを受けたくないだけなら、回避アクションで十分。 この呪文を採用するなら、回避アクションがダメージを受ける確率を下げるのに対し、この呪文はダメージそのものを減らす点に注目したい。ダメージを受けた際の精神集中解除の判定の難易度を下げたい場合や、罠がかかっているかもしれない扉や宝箱を開ける場合などに役立つ可能性がある。 〈フレンズ〉 【精神集中】 相手を1分間だけ魅了する。呪文が終了すると相手はだまされていたことに気付く。 1分しか持続しない点には注意。呪文が終了すると相手はだまされていたことに気付く。 どれほどのことができるかは最終的にはDM判断になるが、ちょっとしたうわさ話を聞く、門番を説得してすばやく通り抜ける、敵の注意を一時的に惹きつけるなどの目的で使えると思われる。 バードは【魅力】が高いうえに取得できる技能も多いため、同じ呪文を覚える他のクラスよりも適性がある。 その他 〈ダンシング・ライツ〉 【精神集中】 小さな4つの光の球を自由に操る呪文。 光源が欲しいだけなら、〈ライト〉で十分。ランタンを持たせた〈メイジ・ハンド〉でも光源を得つつ手を空けることができるし、陽動なら〈マイナー・イリュージョン〉や〈プレスティディジテイション〉の方が潰しが効く。 いっぽう、この呪文の長所は射程が120フィートもある点で、長い通路の先を照らしたり、夜の野外で遠くの様子を知ることができる。もっぱら広い場所で役立つ呪文と言える。 ダークエルフは種族特徴としてこの呪文を覚えることができるので、〈ライト〉や、上記の呪文の代わりとして使うことができる。 〈プレスティディジテイション〉 ちょっとした手品のような効果がたくさん使える呪文。 ①火花、風、音楽、異臭などの瞬間的な感覚効果を引き起こす。 ②松明や焚火を瞬時に点ける/消す。 ③小さい物体を綺麗にする/汚す。 ④軽い物体を温める/冷やす/風味を付ける。 ⑤物体の表面に色、印、文字などを描く。 ⑥1ラウンドだけ存在するガラクタや幻影を生み出す。 例えばこんな時に使おう 酒場で手品を披露し、町の人々の信頼を得る。 幻影、感覚的効果、放火などによって敵の注意を引く。 あなたが扉を開けた瞬間、拍手とテーマソングを流す。 敵の持つ松明を消して、戦場を暗闇にする。 返り血をきれいにして、殺人の証拠を隠蔽する。 宿屋を立ち去る時、ベッドや床に落ちた髪の毛をきれいにして、〈スクライング〉(体の一部から持ち主の位置を占う呪文)をされるのを防ぐ。 寒い地域(暑い地域)で、カイロ(保冷剤)を作る。 ワインの風味を変えて、毒を盛ったことをバレにくくする。 トランプの柄を変えてイカサマをする。 国王の公印を偽造して、ニセの通行許可証を作る。 〈マイナー・イリュージョン〉 幻影や幻聴を作る呪文。 足音で敵の注意を逸らしたり、隠れ場所を作ったり、悪党の人相書きを視覚的に作成するのに使えるが、最大の利点は、視線を遮れること。 通路や、部屋の入り口に壁の幻を設置すれば、向こう側にいる限り、敵は君への遠隔攻撃に不利を受ける。また、見えているものしか目標にできない呪文を唱えられない。 自分のターンでは、①移動して幻影を通り抜ける ②敵に遠隔攻撃 ③残りの移動で幻影の向こう側に隠れる という動きを繰り返すことで、一方的に攻撃できる。 〈メイジ・ハンド〉 10ポンド(≒4.5kg)までの物体を運ぶことができる手を操る呪文。 直接触りたくないものを触るとき使おう。罠がありそうな扉、宝箱、レバーなど。ただし攻撃には使えない。 ダンジョンでの使用が多いと思われるが、シティ・アドベンチャーで敵の目を盗んでの荷物をこっそり盗み出すのに使うこともある。 〈メッセージ〉 味方同士でしか聞こえないささやき声で会話する呪文。 メタ的な話で恐縮だが、実際にはPLたちは同じ卓を囲んでいるので、1人のPLが知ったことは他のPLも即座に知ることができるのが現実であり、この呪文がなくても”なぜか”状況共有できてしまうことも多い。 もちろん、リアル志向の卓なら、ダンジョン内へ先行したローグに様子を聞いたり、衛兵と交渉中にいつ飛びかかるか仲間と相談するのに、この呪文が必要になるはずだ。 また、この呪文を使って、自分の位置を明らかにせずに敵と会話することもできる。和平交渉や、裏切りの打診などに役立つだろう。 〈メンディング〉 壊れたものを修理する呪文。1フィートまでの破損しか治せず、発動には1分間を要する。 例えばこんな時に使おう: ラスト・モンスターの能力で錆びた武器を直す。 勝手に読んだ手紙に封をし直す。 窓を割って忍び込んだ部屋から脱出する時、窓ガラスを修理してから立ち去る。 味方のウィザードが戦闘中に〈シャター〉や〈ファイアーボール〉で破壊してしまった重要な物品を修理する。 アーティフィサーのマジック・アイテムを修理する。 〈ライト〉 物体を1時間発光させる呪文。 一瞬で明かりが点けられると聞くとすごそうだが、冒険者は松明を1アクション(6秒)で点火できる超人なので、この呪文が特別すごいわけではない。 そういうわけで、光源が欲しいだけなら松明でよいのだが、あえてこの呪文を使うメリットは3つ。 手が空く:パーティ全員の両手が塞がっているという状況はよく発生する。 不要な時は隠しておける:最大の利点。ポケットに隠しておくとか、剣の刀身を光らせて鞘にしまっておくことで、戦いが始まるまでは敵の注意を引かずに済む。 雨や強風でも使える:実際のセッションで戦場が悪天候であることは少ないが、罠や呪文の影響で火が消えることはまれにある。松明の火が急に消えたときの保険として〈ライト〉を唱えておこう。 また、光は任意の色にすることができる。推しのアイドルがいる人はメンバーカラーにしよう。
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初心者おすすめ呪文ダメージを与える〈セイクリッド・フレイム〉 〈トウル・ザ・デッド〉XGtE 〈ワード・オヴ・レイディアンス〉XGtE HPや状態を回復する〈スペア・ザ・ダイイング〉 自分や味方を支援する(バフ)〈ガイダンス〉 〈レジスタンス〉 その他〈ソーマタージー〉 〈メンディング〉 〈ライト〉 初心者おすすめ呪文 ダメージを与えるなら、〈セイクリッド・フレイム〉や〈トウル・ザ・デッド〉(XGtE)がおすすめ。 非戦闘時には、〈ガイダンス〉は常に強力な補助であり、使えない状況がない。 また、パーティの中に暗視を持たない種族がいるなら、〈ライト〉は、松明を持つ手を塞ぐことなく光源を与えてくれる。 ダメージを与える 〈セイクリッド・フレイム〉 クリーチャー1体に1d8の〔光輝〕ダメージを与える呪文。 [光輝]は抵抗されにくいダメージ種別であり有用。また、判定が得意な相手が少ない【判断力】セーヴなのも良い。そのため、〈トウル・ザ・デッド〉を除けばクレリックの主力の攻撃手段となる。 PHBしか使えないレギュレーションや、宗教上の理由で死霊術を使いたくないプレイヤーはこの呪文を覚えよう。 目標は「遮蔽から利益を得ることができない」が、壁の向こう側にいる相手を攻撃できるわけではない。(「君から見えるクリーチャー」しか目標にできないため)あくまで、1/2遮蔽や3/4遮蔽による【敏捷力】セーヴのボーナスが付かない、という意味である。 ただし、透明な遮蔽物ならば視線が通るので、目標にすることができる。たとえばガラス窓や不可視の魔法のバリアなど。詳しくはこちらを参照。 〈トウル・ザ・デッド〉XGtE クリーチャー1体に1d8の〔死霊〕ダメージを与える呪文。 目標のHPが最大値以下なら、ダメージが1d12に増加する。 条件を満たした時のダメージは初級呪文の中では最大で、かつダメージ種別〔死霊〕は抵抗されにくいため非常に優秀。 〈ワード・オヴ・レイディアンス〉XGtE 周囲に1d6の〔光輝〕ダメージを与える呪文。 初級呪文唯一の範囲火力であり、しかも味方は目標から外すことができるので使いやすい。クレリックはACが高くなりやすく、敵陣に飛び込むこと自体はそれほどデメリットではない。 HPや状態を回復する 〈スペア・ザ・ダイイング〉 瀕死の味方を容体安定化させる呪文。 「治療用具」で全く同じ効果が得られる。 この呪文を射程30フィートかつ、ボーナス・アクションで唱えることができる「墓場の領域」のクレリック以外がこの呪文を覚える必要性はほとんどない。 道具を購入できない僻地での冒険や、大量の負傷兵を治療する必要があるシチュエーションでは有用かもしれない。 自分や味方を支援する(バフ) 〈ガイダンス〉 能力判定に1d4のボーナスを与える。 すべての能力判定に対するバフであり、非常に強力。実質的に、すべての能力判定の難易度を平均2.5下げているのと同じ効果がある。精神集中を要するため他の呪文に集中しているときには使えないが、それ以外の状況では常に役に立つ。 〈レジスタンス〉 セーヴィング・スローに1d4ボーナスを与える呪文。 〈ガイダンス〉と似ているが、性能的には劣る。なぜなら、能力判定は能動的に行う判定だが、セーヴィング・スローは受動的に行う判定であり、いつ発生するかわからないからである。 罠は大抵セーヴを要求してくるので、ダンジョン内の罠がありそうなところを強行突破せざるを得ないときなどに使えるかもしれない。 その他 〈ソーマタージー〉 いわゆる「神の奇跡」のような効果をたくさん使える呪文。 ①1分間、通常の3倍の音量で声が大きくなる。 ②炎を1分間、ちらつき、明るくし、暗くし、色を変える。 ③地面に1分間無害な震えを引き起こす。 ④雷鳴、鳴き声、ささやき声などの音を作り出す。 ⑤鍵のかかっていないドアや窓を瞬時に開ける/閉じる。 ⑥目の外観を1分間変更する。 例えばこんな時に使おう: 相手を威圧する。声量が上がったり、蝋燭の炎が一斉に消えたり、扉がバタンとしまったり、地震が起きたり。(威圧に有利が貰えるかも) 音を出して、〈サイレント・イメージ〉の欠点を補完する。 松明の光を明るくして、照らす範囲を大きくする。 松明の光を暗くして、敵の視界を奪う。 音や地響きを聞かせて、実際の兵力よりも多く見せかける。 〈メンディング〉 壊れたものを修理する呪文。1フィート(≒0.3m)立方までの破損しか治せず、発動には1分間を要する。 例えばこんな時に使おう: ラスト・モンスターの能力で錆びた武器を直す。 勝手に読んだ手紙に封をし直す。 窓を割って忍び込んだ部屋から脱出する時、窓ガラスを修理してから立ち去る。 戦闘中に〈シャター〉や〈ファイアーボール〉で破壊してしまった重要な物品を修理する。 アーティフィサーのマジック・アイテムを修理する。 〈ライト〉 物体を1時間発光させる呪文。 一瞬で明かりが点けられると聞くとすごそうだが、冒険者は松明を1アクション(6秒)で点火できる超人なので、この呪文が特別すごいわけではない。そういうわけで、光源が欲しいだけなら松明でよいのだが、あえてこの呪文を使うメリットは3つ。 ① 手が空く:パーティ全員の両手が塞がっているという状況はよく発生する。 ② 不要な時は隠しておける:最大の利点。ポケットに隠しておくとか、剣の刀身を光らせて鞘にしまっておくことで、戦いが始まるまでは敵の注意を引かずに済む。 ③ 雨や強風でも使える:実際のセッションで戦場が悪天候であることは少ないが、罠や呪文の影響で火が消えることはまれにある。松明の火が急に消えたときの保険としてこの呪文を唱えておこう。 また、光は任意の色にすることができる。推しのアイドルがいる人はメンバーカラーにしよう。
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初心者おすすめ呪文ダメージを与える〈アシッド・スプラッシュ〉 〈インフェステイション〉XGtE 〈クリエイト・ボンファイアー〉XGtE 〈グリーンフレイム・ブレード〉SCAG/TCoE 〈サンダー・クラップ〉XGtE 〈ショッキング・グラスプ〉 〈ソード・バースト〉SCAG/TCoE 〈チル・タッチ〉 〈ファイアー・ボルト〉 〈ブーミング・ブレード〉SCAG/TCoE 〈フロストバイト〉XGtE 〈ポイズン・スプレー〉 〈マインド・スリヴァー〉TCoE 〈ライトニング・ルアー〉SCAG/TCoE 〈レイ・オヴ・フロスト〉 自分や味方を支援する(バフ)〈トゥルー・ストライク〉 〈ブレード・ウォード〉 〈フレンズ〉 その他〈ガスト〉XGtE 〈コントロール・フレイムズ〉XGtE 〈シェイプ・ウォーター〉XGtE 〈ダンシング・ライツ〉 〈プレスティディジテイション〉 〈マイナー・イリュージョン〉 〈メイジ・ハンド〉 〈メッセージ〉 〈メンディング〉 〈モールド・アース〉XGtE 〈ライト〉 初心者おすすめ呪文 ダメージを与えるなら、〈ファイアー・ボルト〉がおすすめ。 〈フロストバイト〉は、ダメージの点では上記2つに劣るが、追加効果が優秀。 ダンジョンの探索時は、〈メイジ・ハンド〉を先行させることで罠を回避できる。 〈マイナー・イリュージョン〉は汎用的に使える陽動手段であり、戦いを避けたり、敵の注意を引くのに役立つ。 ダメージを与える 〈アシッド・スプラッシュ〉 お互いに5フィート以内にいるクリーチャー2体にそれぞれ1d6の〔酸〕ダメージを与える呪文。 両方当たれば初級呪文の中では最大級の累計ダメージとなるため、複数を攻撃する手段として有用。 他の複数攻撃である、〈サンダー・クラップ〉〈グリーンフレイム・ブレード〉〈ソード・バースト〉などはどれも敵に近づく必要があるのに対し、この呪文は遠隔から複数を攻撃することができる点も強みである。 〈インフェステイション〉XGtE クリーチャー1体に1d6の〔毒〕ダメージを与え、さらにランダムな方向に移動させる呪文。(ただし、機会攻撃は誘発しない) 移動方向がランダムなので、能動的に効果を活かしづらい。いっぽう〈ライトニング・ルアー〉ならば、決まった方向に移動させることが可能。 また、ダメージ種別が〔毒〕である点、セーヴィング・スローが【耐久力】である点も評価を下げる。 なお〔毒〕に完全耐性があるクリーチャーであっても、移動する効果は受ける。 ロールプレイする時は、どんな昆虫が現れて攻撃するのか、臨場感たっぷりに描写してみよう。 〈クリエイト・ボンファイアー〉XGtE 【精神集中】 地面に焚き火を作り、範囲内に入ったり、ターンを終了したクリーチャーに1d6[火]ダメージを与える。 ただ闇雲に発動しても一度ダメージを与えただけで終わってしまう。麻痺や拘束状態にして移動を封じたり、強制的に移動させる効果と組み合わせて、継続的にダメージを与える工夫をしよう。(ダメージの発生するタイミングが、〈クラウド・オヴ・ダガーズ〉や〈ムーンビーム〉とは異なるので注意) 味方が隣接することで、機会攻撃か[火]ダメージかの二択を迫ることもできる。 また、〈パイロテクニクス〉(XGtE)のための火を設置する用途でも使える。 〈グリーンフレイム・ブレード〉SCAG/TCoE 近接武器攻撃をヒットさせた目標の5フィート以内にいる別の目標にも【呪文発動能力】ポイントの[火]ダメージを与える呪文。 通常の武器攻撃の上位互換であるため、 武器攻撃を主体とするキャラクターなら有用だが、ソーサラーが近接攻撃を行うことはまれ。また、〔火〕はあまり良いダメージ種別ではなく、抵抗されやすい。 〈サンダー・クラップ〉XGtE 自身の周囲5フィートのクリーチャーに【耐久力】セーヴを行わせ、失敗すると1d6の〔雷鳴〕ダメージを与える呪文。 ダメージ種別やセーヴィング・スローの種類を考えると〈ソード・バースト〉の方がおすすめ。 他の装備品などの関係で剣を持つことができない場合には、この呪文の採用も選択肢に入る。 〈ショッキング・グラスプ〉 クリーチャー1体に1d6の〔電撃〕ダメージを与える呪文。ヒットしたなら、相手は次のターンまでリアクションを行えない。 ダメージの期待値は4.5であり、 初級呪文としては平均的。 ただし〔電撃〕はあまり良いダメージ種別ではなく、抵抗されやすい。 近接距離でしか使えないため、 前衛クラスで使うのが望ましいが、ソーサラーが前衛で戦うことはまれ。 リアクションを行えない効果が発動すると、相手の待機アクションを無駄にしたり、〈カウンタースペル〉を封じて、ラウンドの間安全に呪文を通すことができる。一応、機会攻撃を防ぐこともできるが、離脱アクションを行った方が確実だろう。 金属鎧を着た目標には攻撃が有利になるが、どんなクリーチャーと遭遇するかはプレイヤーが関与できる問題ではないので運次第である。 セッション前のハンドアウトで、人型生物と戦うことが仄めかされているなら、習得呪文の選択肢に入るかもしれない。 〈ソード・バースト〉SCAG/TCoE 自身の周囲5フィート以内のクリーチャーは【敏捷力】セーヴを行い、失敗すると1d6の〔力場〕ダメージを受ける。 最も低コストな範囲攻撃である。ダメージ種別は〔力場〕であり、もっとも抵抗されにくい。 ただし、ソーサラーが近接攻撃を行うことはまれ。 〈チル・タッチ〉 クリーチャー1体に1d8の〔死霊〕ダメージを与える呪文。 ヒットすると、君の次のターン開始時までHP回復を封じる。アンデッドにヒットしたなら、次のターンまで術者に対して攻撃ロールに不利を受ける。 攻撃呪文が〈ファイアー・ボルト〉だけでは不安な人向け。〔火〕と〔死霊〕の呪文が両方あればたいていのモンスターの抵抗や完全耐性を避けることができる。 アンデッドにデバフを与える効果を持つが、アンデッドは大抵〔死霊〕に抵抗を持つので、相性は良くない。 〈ファイアー・ボルト〉 クリーチャー1体に1d10の〔火〕ダメージを与える呪文。 射程もダメージもトップクラス。PHBに限って言えば、最も使い勝手の良い攻撃呪文である。 ただし、君の【敏捷力】が高ければ、ライト・クロスボウ(1d8+【敏捷力】修正値)の方がダメージが高くなることもある。 〈ブーミング・ブレード〉SCAG/TCoE 武器で攻撃した相手が自分の意思で移動したなら1d6の〔雷鳴〕ダメージを与える呪文。 「普通の近接武器攻撃」の上位互換。 〈クラウド・オヴ・ダガーズ〉や〈ムーンビーム〉など、エリアに対してダメージが発生するタイプの攻撃と組み合わせれば、移動してもしなくてもダメージを与えることができる。 ただし、ソーサラーが近接攻撃を行うことはまれ。 〈フロストバイト〉XGtE クリーチャー1体に1d6の〔冷気〕ダメージを与え、次の武器攻撃に不利を課す呪文。 当該ルールブックを導入している卓なら、習得可能な全クラスで有用といえる初級ダメージ呪文。 ダメージは低めだが、極めて重いデメリットを、リソース消費なしに付与することができるという点で、非常に有用性が高い。 セーヴィング・スローを行わせる呪文なので、近接・遠隔両方の戦闘に対応できる上、遮蔽(他のクリーチャーや柵など)が目標との間にあって射撃があたりづらい状況であっても、目標が見えてさえいれば命中率に影響がない。 短所は【耐久力】が高い相手には効きづらい点くらい。 〈ポイズン・スプレー〉 10フィート以内のクリーチャー1体に、1d12の〔毒〕ダメージを与える呪文。 ダメージは大きいが、射程が短いのが欠点。また、ダメージ種別が[毒]である点、セーヴィング・スローが【耐久力】である点も評価を下げる。 〈マインド・スリヴァー〉TCoE クリーチャー1体に【知力】セーヴを行わせる。 失敗すると1d6の〔精神〕ダメージを与え、君の次のターン終了時までに目標が行う1回のセーヴに1d4のペナルティが付く。 ダメージを与えた上でセーヴィング・スローにペナルティを与える。 〈ホールド・パースン〉など、効果は強力だがセーヴに抵抗されると無駄撃ちになってしまう呪文の前にこれを使っておこう。 〔精神〕ダメージは抵抗されにくいので優秀。 【知力】 セーヴに習熟するクリーチャーは少ないので当たりやすい。また、遮蔽物があっても命中率に影響がない。 〈ライトニング・ルアー〉SCAG/TCoE クリーチャー1体を10フィート引き寄せ、その結果君の隣までやって来たなら1d8の〔電撃〕ダメージを与える呪文。 味方と敵を引き離したり、敵を〈クラウド・オヴ・ダガーズ〉や〈ムーンビーム〉などの範囲内に引きずり込むことができる。君の隣まで来ない限りはダメージが発生しないので、味方を、拘束状態やつかまれた状態から救助するのにも使える。 ただし、ソーサラーが敵を自分に近づけるのは危険であるため、使うことはまれ。 〈レイ・オヴ・フロスト〉 クリーチャー1体に1d8の〔冷気〕ダメージを与える呪文。ヒットしたなら、相手の移動速度にペナルティを与える。 PHBの初級呪文の中では、唯一〔冷気〕ダメージを与えることができる。XGtEが使えるなら〈フロストバイト〉の方がおすすめ。 この呪文をあえて採用するなら、移動速度が遅くなる点を活かしたい。近接攻撃手段しか持たない相手なら、常に距離を保ちながら遠隔攻撃することで、一方的に攻撃することができる。相手が範囲内に入るとダメージを受ける効果の中にいるなら、そこからの脱出を妨害するのにも使えるだろう。移動困難地形を作る効果と合わせればさらに脱出を困難にすることができる。 自分や味方を支援する(バフ) 〈トゥルー・ストライク〉 【精神集中】 次の1回の攻撃に有利を得る。 2ターンあるなら、2回攻撃した方がよい。有利を得たいだけなら、他の味方に援護してもらうとか、相手を伏せ状態にした方がよい。 この呪文を活かすならば、相手を不意打ちする直前や、動かない物体(扉など)を確実に一撃で破壊したい場合などに使うとよい。 〈ブレード・ウォード〉 〔殴打〕〔斬撃〕〔刺突〕ダメージに対して、1ラウンドだけ抵抗を得る呪文。 戦闘中にダメージを受けたくないだけなら、回避アクションで十分。 この呪文を採用するなら、回避アクションがダメージを受ける確率を下げるのに対し、この呪文はダメージそのものを減らす点に注目したい。 ダメージを受けた際の精神集中を維持するための【耐久力】セーヴの難易度を下げたい場合や、罠がかかっているかもしれない扉や宝箱を開ける場合などに役立つ可能性がある。 〈フレンズ〉 【精神集中】 相手を1分間だけ魅了する。呪文が終了すると相手はだまされていたことに気付く。 1分しか持続しない点には注意。 どれほどのことができるかは最終的にはDM判断になるが、ちょっとしたうわさ話を聞く、門番を説得してすばやく通り抜ける、敵の注意を一時的に惹きつけるなどの目的で使えると思われる。 ソーサラーは【魅力】が高くなりやすいので適性がある。 その他 〈ガスト〉XGtE 突風を起こして、物体やクリーチャーを押しやる呪文。 この呪文を使わなくても、突き飛ばしに成功すれば、クリーチャーを5フィート押しやったり、伏せ状態にすることができる。 この呪文を活かすならば、直接触れたくないものを動かすとか、風を強くして帆船を早く進めるなどの工夫が必要になるだろう。 "呪文高速化"で〈クラウド・オヴ・ダガーズ〉などの範囲内に入るとダメージを受ける呪文を発動し、この呪文を待機すれば、それ後のターンで相手が移動して効果範囲から逃れようとしたとき、リアクションでこの呪文を発動して、再び効果範囲内に引きずりこむことができる。 〈コントロール・フレイムズ〉XGtE 火を燃え広げたり、消したり、明るくしたり、好きな形に変える呪文。 火を明るくする効果を使って、松明が照らす範囲を大きくするなどの用途が考えられる。 また、遠くから敵の持つ松明を消して視界を奪うことができる。 点火を行うことができないのが欠点である。 〈シェイプ・ウォーター〉XGtE 水を変化させる呪文。 ①水を任意の方向に5フィート移動させる。 ②水を単純な形に変形させ、動かす。 ③水の色や透明度を変える。 ④中にクリーチャーがいないなら凍らせる。 例えばこんな時に使おう。 水を文字に変えて、声を出さずに味方と会話する。 狭い通路を水で埋めて、障害物を作る。 水の鏡を作って浮遊させ、曲がり角の先の様子を見る。 水を濁らせて水中に身を隠す。 川を凍らせて渡る。 ドアや窓を凍らせて開けにくくする。 鍵穴に水を流し込んで凍らせ、鍵を破壊する。 ※非常に汎用性の高い呪文なので、君がPLならシナリオを台無しにしない範囲で使おう。君がDMなら、PLの工夫をなるべくシナリオの展開に反映してあげよう。 〈ダンシング・ライツ〉 【精神集中】 小さな4つの光の球を自由に操る。 光源が欲しいだけなら、〈ライト〉で十分。ランタンを持たせた〈メイジ・ハンド〉でも光源を得つつ手を空けることができるし、陽動なら〈マイナー・イリュージョン〉や〈プレスティディジテイション〉の方が潰しが効く。 いっぽう、この呪文の長所は射程が120フィートもある点で、長い通路の先を照らしたり、夜の野外で遠くの様子を知ることができる。もっぱら広い場所で役立つ呪文と言える。 ダークエルフは種族特徴としてこの呪文を覚えることができるので、〈ライト〉や、上記の呪文の代わりとして使うことができる。 〈プレスティディジテイション〉 ちょっとした手品のような効果がたくさん使える呪文。 ①火花、風、音楽、異臭などの瞬間的な感覚効果を引き起こす。 ②松明や焚火を瞬時に点ける/消す。 ③小さい物体を綺麗にする/汚す。 ④軽い物体を温める/冷やす/風味を付ける。 ⑤物体の表面に色、印、文字などを描く。 ⑥1ラウンドだけ存在するガラクタや幻影を生み出す。 例えばこんな時に使おう 酒場で手品を披露し、町の人々の信頼を得る。 幻影、感覚的効果、放火などによって敵の注意を引く。 あなたが扉を開けた瞬間、拍手とテーマソングを流す。 敵の持つ松明を消して、戦場を暗闇にする。 返り血をきれいにして、殺人の証拠を隠蔽する。 宿屋を立ち去る時、ベッドや床に落ちた髪の毛をきれいにして、〈スクライング〉(体の一部から持ち主の位置を占う呪文)をされるのを防ぐ。 寒い地域(暑い地域)で、カイロ(保冷剤)を作る。 ワインの風味を変えて、毒を盛ったことをバレにくくする。 トランプの柄を変えてイカサマをする。 国王の公印を偽造して、ニセの通行許可証を作る。 〈マイナー・イリュージョン〉 幻影や幻聴を作る呪文。 足音で敵の注意を逸らしたり、隠れ場所を作ったり、悪党の人相書きを視覚的に作成するのに使えるが、最大の利点は、視線を遮れること。 通路や、部屋の入り口に壁の幻を設置すれば、向こう側にいる限り、敵は君への遠隔攻撃に不利を受ける。また、見えているものしか目標にできない呪文を唱えられない。 自分のターンでは、①移動して幻影を通り抜ける→②敵に遠隔攻撃→③残りの移動で幻影の向こう側に隠れる、という動きを繰り返すことで、一方的に攻撃できる可能性がある。 音が出せない〈サイレント・イメージ〉の補完としての使用もあり。 〈メイジ・ハンド〉 10ポンド(≒4.5kg)までの物体を運ぶことができる手を操る呪文。 直接触りたくないものを触るとき使おう。罠がありそうな扉、宝箱、レバーなど。ただし攻撃には使えない。 ダンジョンでの使用が多いと思われるが、シティ・アドベンチャーで敵の目を盗んでの荷物をこっそり盗み出すのに使うこともある。 〈メッセージ〉 味方同士でしか聞こえないささやき声で会話する呪文。 メタ的な話で恐縮だが、実際にはPLたちは同じ卓を囲んでいるので、1人のPCが知ったことは他のPCも即座に知ることができるのが現実であり、この呪文がなくても”なぜか”状況共有できてしまうことも多い。 もちろん、リアル志向の卓なら、ダンジョン内へ先行したローグに様子を聞いたり、衛兵と交渉中にいつ飛びかかるか仲間と相談するのに、この呪文が必要になるはずだ。 また、この呪文を使って、自分の位置を明らかにせずに敵と会話することもできる。和平交渉や、裏切りの打診などに役立つだろう。 〈メンディング〉 壊れたものを修理する呪文。1フィートまでの破損しか治せず、発動には1分間を要する。 例えばこんな時に使おう: ラスト・モンスターの能力で錆びた武器を直す。 勝手に読んだ手紙に封をし直す。 窓を割って忍び込んだ部屋から脱出する時、窓ガラスを修理してから立ち去る。 戦闘中に〈シャター〉や〈ファイアーボール〉で破壊してしまった重要な物品を修理する。 アーティフィサーのマジック・アイテムを修理する。 〈モールド・アース〉XGtE 土を変化させる呪文。 ①5フィート四方の地面を掘削する。 ②5フィート以内の土や石に文字や絵を描いたり、色を付ける。 ③5フィート四方の地面を移動困難地形にしたり、移動困難地形から通常の地形にする。 1アクション(6秒)で5フィート四方の土を掘れるので、1時間あれば、深さ10フィート、長さ1500フィートの堀を建設できる。 D D世界では、土木現場に呪文使いは引っ張りだこに違いない。 実際には、城や村を防衛するシーンよりも、悪党のアジトや怪物の迷宮を攻撃するシーンの方が圧倒的に多い。(「冒険者」なのだから仕方ない) 実際のシナリオで使うなら、狭い通路に落とし穴を作ったり、土を持ち上げてローグが隠れるための遮蔽物を作るなどの活用法があるかもしれない。 〈ライト〉 物体を1時間発光させる呪文。 一瞬で明かりが点けられると聞くとすごそうだが、冒険者は松明を1アクション(6秒)で点火できる超人なので、この呪文が特別すごいわけではない。 そういうわけで、光源が欲しいだけなら松明でよいのだが、あえてこの呪文を使うメリットは3つ。① 手が空く:パーティ全員の両手が塞がっているという状況はよく発生する。 ②不要な時は隠しておける:最大の利点。ポケットに隠しておくとか、剣の刀身を光らせて鞘にしまっておくことで、戦いが始まるまでは敵の注意を引かずに済む。 ③ 雨や強風でも使える:実際のセッションで戦場が悪天候であることは少ないが、罠や呪文の影響で火が消えることはまれにある。松明の火が急に消えたときの保険として〈ライト〉を唱えておこう。 また、光は任意の色にすることができる。推しのアイドルがいる人はメンバーカラーにしよう。
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おすすめ呪文ダメージを与える〈インフェステイション〉XGtE 〈エルドリッチ・ブラスト〉 〈クリエイト・ボンファイアー〉XGtE 〈グリーンフレイム・ブレード〉SCAG/TCoE 〈サンダー・クラップ〉XGtE 〈ソード・バースト〉SCAG/TCoE 〈チル・タッチ〉 〈トウル・ザ・デッド〉XGtE 〈ブーミング・ブレード〉SCAG/TCoE 〈フロストバイト〉XGtE 〈ポイズン・スプレー〉 〈マインド・スリヴァー〉TCoE 〈マジック・ストーン〉XGtE 〈ライトニング・ルアー〉SCAG/TCoE 自分や味方を支援する(バフ)〈トゥルー・ストライク〉 〈ブレード・ウォード〉 〈フレンズ〉 その他〈プレスティディジテイション〉 〈マイナー・イリュージョン〉 〈メイジ・ハンド〉 おすすめ呪文 〈エルドリッチ・ブラスト〉は必ず習得すべし。 ダンジョンの探索時は〈メイジ・ハンド〉を先行させることで罠を回避できる。 〈マイナー・イリュージョン〉は汎用的に使える陽動手段であり、戦いを避けたり、敵の注意を引くのに役立つ。 ダメージを与える 〈インフェステイション〉XGtE クリーチャー1体に1d6の〔毒〕ダメージを与え、さらにランダムな方向に移動させる呪文。(ただし、機会攻撃は誘発しない) 移動方向がランダムなので、能動的に効果を活かしづらい。いっぽう〈ライトニング・ルアー〉ならば、決まった方向にしか移動しないので、作戦が立てやすい。 また、ダメージ種別が〔毒〕である点、セーヴィング・スローが【耐久力】である点も評価を下げる。 なお〔毒〕に完全耐性があるクリーチャーであっても、移動する効果は受ける。 ロールプレイする時は、どんな昆虫が現れて攻撃するのか、臨場感たっぷりに描写してみよう。 〈エルドリッチ・ブラスト〉 クリーチャー1体に1d10の〔力場〕ダメージを与える呪文。 ウォーロック呪文は〈エルドリッチ・ブラスト〉と〈それ以外〉に分類されると言っても過言ではない。絶対覚えよう。 特に、妖術「苦悶の怪光線」を覚えればダメージの期待値がはね上がるため、非常に強力。 特殊な仕様の影響で呪文の使用回数が少なめなウォーロックにおいて、この初級呪文は物理職の攻撃アクション同様の意味を持つ。レベルが上がってくると下手な低レベル呪文より威力が高くなるので、呪文スロットは補助系の呪文に回してもいいだろう。 〈クリエイト・ボンファイアー〉XGtE 【精神集中】 地面に焚き火を作り、範囲内に入ったり、ターンを終了したクリーチャーに1d6[火]ダメージを与える。 ただ闇雲に発動しても一度ダメージを与えただけで終わってしまう。 麻痺や拘束状態にして移動を封じたり、強制的に移動させる効果と組み合わせて、継続的にダメージを与える工夫をしよう。 味方が隣接することで、機会攻撃か〔火〕ダメージかの二択を迫ることもできる。 しかし、習得数の少ないウォーロックがわざわざこの呪文を覚える価値があるかは疑義がある。 ダメージの発生するタイミングが、〈クラウド・オヴ・ダガーズ〉や〈ムーンビーム〉とは異なるので注意。 〈グリーンフレイム・ブレード〉SCAG/TCoE 近接武器攻撃をヒットさせた目標の5フィート以内にいる別の目標にも【呪文発動能力】ポイントの[火]ダメージを与える呪文。 ダメージは 【呪文発動能力】 に等しいため、能力値ダイスで良い目が出たときに習得すると良いのはもちろんのこと、 固定値やポイントバイであっても、固定ダメージが確約されるため有用。 通常の武器攻撃の上位互換であるため、 武器攻撃を主体とするキャラクターなら優先的に覚えたい。 特に攻撃回数が少なく、複数を攻撃する手段に乏しい低レベル帯で有用。 ただし〔火〕はあまり良いダメージ種別ではなく、抵抗されやすい。 「呪文の発動」の一部として近接武器攻撃を行っているだけで、「攻撃アクション」を行っているわけではない。したがって、 妖術の「血に飢えた剣」で2回攻撃することはできない。また、二刀流や 「長柄の使い手」で追撃することもできない。 ヘクスブレードは、武器攻撃のダメージにも〔火〕ダメージにも【魅力】を使うため、無駄がない。ただし、前述の通り、妖術「血に飢えた剣」との相性は悪い。 〈サンダー・クラップ〉XGtE 自身の周囲5フィートのクリーチャーに【耐久力】セーヴを行わせ、失敗すると1d6の〔雷鳴〕ダメージを与える呪文。 ダメージ種別や判定に使う相手の能力値を考えると〈ソード・バースト〉の方がおすすめ。 他の装備品などの関係で剣を持つことができない場合には、この呪文の採用も選択肢に入る。 〈ソード・バースト〉SCAG/TCoE 自身の周囲5フィート以内のクリーチャーは【敏捷力】セーヴを行い、失敗すると1d6の〔力場〕ダメージを受ける。 最も低コストな範囲攻撃である。 ダメージ種別は〔力場〕であり、もっとも抵抗されにくい。 へクスブレードなどの近接攻撃を行うクラスが、敵陣に突っ込んで使うのが一般的。 〈サンダー・クラップ〉とはほぼ同じ効果だが、ダメージ種別やセーヴィング・スローの種類で考えるならこちらの方が優秀。 〈チル・タッチ〉 クリーチャー1体に1d8の〔死霊〕ダメージを与える呪文。 ヒットすると、君の次のターン開始時までHP回復を封じる。 アンデッドにヒットしたなら、次の君のターン終了時まで、君に対する攻撃ロールに不利を受ける。 ウォーロックの攻撃呪文は〈エルドリッチ・ブラスト〉でほぼ用が足りるため、採用することはまれ。 アンデッドにデバフを与える効果を持つが、アンデッドは大抵〔死霊〕に抵抗を持つので、相性は良くない。 〈トウル・ザ・デッド〉XGtE クリーチャー1体に1d10の〔死霊〕ダメージを与える呪文。目標のHPが最大値以下なら、ダメージが1d12に増加する。 条件を満たした時のダメージは初級呪文の中では最大。ダメージ種別〔死霊〕も抵抗されにくいため優秀だが、ウォーロックの場合はもっと抵抗されにくい〔力場〕ダメージを与える〈エルドリッチ・ブラスト〉で用が足りる場合が多い。 〈ブーミング・ブレード〉SCAG/TCoE 武器で攻撃した相手が自分の意思で移動したなら1d6の〔雷鳴〕ダメージを与える呪文。 「普通の近接武器攻撃」の上位互換。近接攻撃を行う可能性があるならこの呪文を入れておこう。 〈クラウド・オヴ・ダガーズ〉や〈ムーンビーム〉など、エリアに対してダメージが発生するタイプの攻撃と組み合わせれば、移動してもしなくてもダメージを与えることができる。 〈フロストバイト〉XGtE クリーチャー1体に1d6の〔冷気〕ダメージを与え、次の武器攻撃に不利を課す呪文。 当該ルールブックを導入している卓なら、習得可能な全クラスで有用といえる初級ダメージ呪文。 ダメージは低めだが、「武器攻撃の攻撃ロールに不利」というデメリットを、リソース消費なしに付与することができるという点で、非常に有用性が高い。セーヴィング・スローを行わせる呪文なので、近接・遠隔両方の戦闘に対応できる上、遮蔽(他のクリーチャーや柵など)が目標との間にあって射撃があたりづらい状況であっても、目標が見えてさえいれば命中率に影響がない。 短所は【耐久力】が高い相手には効きづらい点くらい。 〈ポイズン・スプレー〉 10フィート以内のクリーチャー1体に、1d12の〔毒〕ダメージを与える呪文。 ダメージは大きいが、射程が短いのが欠点。また、ダメージ種別が〔毒〕である点、セーヴィング・スローが【耐久力】である点も評価を下げる。 〈マインド・スリヴァー〉TCoE クリーチャー1体に【知力】セーヴを行わせる。 失敗すると1d6の〔精神〕ダメージを与え、君の次のターン終了時までに目標が行う1回のセーヴに1d4のペナルティが付く。 ダメージを与えた上でセーヴィング・スローにペナルティを与える。 〈ホールド・パースン〉など、効果は強力だがセーヴに抵抗されると無駄撃ちになってしまう呪文の前にこれを使っておこう。 〔精神〕ダメージは抵抗されにくいので優秀。 【知力】 セーヴに習熟するクリーチャーは少ないので当たりやすい。また、遮蔽物があっても命中率に影響がない。 〈マジック・ストーン〉XGtE 3個までの石を魔法の武器にする。 普通の攻撃を受け付けない敵(ライカンスロープなど)対策として有用。 ファイターが退屈してダイス積み(※)を始める前に、この呪文を唱えて石を渡してあげよう。 (※)暇を持て余したTRPGプレイヤーが始める謎の遊び。使おうとして崩すとなぜか怒られる。 〈ライトニング・ルアー〉SCAG/TCoE クリーチャー1体を10フィート引き寄せ、その結果君の隣までやって来たなら1d8の〔電撃〕ダメージを与える呪文。 味方と敵を引き離したり、敵を〈クラウド・オヴ・ダガーズ〉や〈ムーンビーム〉の範囲内に押し込むことができる。 君の隣まで来ない限りはダメージが発生しないので、味方を、"拘束"状態や"つかまれた"状態から救助するのにも使える。 自分や味方を支援する(バフ) 〈トゥルー・ストライク〉 【精神集中】 次の1回の攻撃に有利を得る。 通常は、2ターンあるなら、2回攻撃した方が強い。有利を得たいだけなら、他の味方に援護してもらうとか、相手を伏せ状態にした方がよい。この呪文を活かすならば、相手を不意打ちする直前や、動かない物体(扉など)を確実に一撃で破壊したい場合などに使うとよい。 〈ブレード・ウォード〉 〔殴打〕〔斬撃〕〔刺突〕ダメージに対して、1ラウンドだけ抵抗を得る呪文。 戦闘中にダメージを受けたくないだけなら、回避アクションで十分。 この呪文を採用するなら、回避アクションがダメージを受ける確率を下げるのに対し、この呪文はダメージそのものを減らす点に注目したい。ダメージを受けた際の精神集中解除の判定の難易度を下げたい場合や、罠がかかっているかもしれない扉や宝箱を開ける場合などに役立つ可能性がある。 〈フレンズ〉 【精神集中】 相手を1分間だけ魅了する。呪文が終了すると相手はだまされていたことに気付く。 1分しか持続しない点には注意。 どれほどのことができるかは最終的にはDM判断になるが、ちょっとしたうわさ話を聞く、門番を説得してすばやく通り抜ける、敵の注意を一時的に惹きつけるなどの目的で使えると思われる。 ウォーロックは【魅力】が高くなりやすいため適性がある。 その他 〈プレスティディジテイション〉 ちょっとした手品のような効果がたくさん使える呪文。 ①火花、風、音楽、異臭などの瞬間的な感覚効果を引き起こす。 ②松明や焚火を瞬時に点ける/消す。 ③小さい物体を綺麗にする/汚す。 ④軽い物体を温める/冷やす/風味を付ける。 ⑤物体の表面に色、印、文字などを描く。 ⑥1ラウンドだけ存在するガラクタや幻影を生み出す。 例えばこんな時に使おう 酒場で手品を披露し、町の人々の信頼を得る。 幻影、感覚的効果、放火などによって敵の注意を引く。 あなたが扉を開けた瞬間、拍手とテーマソングを流す。 敵の持つ松明を消して、戦場を暗闇にする。 返り血をきれいにして、殺人の証拠を隠蔽する。 宿屋を立ち去る時、ベッドや床に落ちた髪の毛をきれいにして、〈スクライング〉(体の一部から持ち主の位置を占う呪文)をされるのを防ぐ。 寒い地域(暑い地域)で、カイロ(保冷剤)を作る。 ワインの風味を変えて、毒を盛ったことをバレにくくする。 トランプの柄を変えてイカサマをする。 国王の公印を偽造して、ニセの通行許可証を作る。 〈マイナー・イリュージョン〉 幻影や幻聴を作る呪文。 足音で敵の注意を逸らしたり、隠れ場所を作ったり、悪党の人相書きを視覚的に作成するのに使えるが、最大の利点は、視線を遮れること。 通路や、部屋の入り口に壁の幻を設置すれば、向こう側にいる限り、敵は君への遠隔攻撃に不利を受ける。また、見えているものしか目標にできない呪文を唱えられない。 自分のターンでは、①移動して幻影を通り抜ける ②敵に遠隔攻撃 ③残りの移動で幻影の向こう側に隠れる という動きを繰り返すことで、一方的に攻撃できる可能性がある。 〈メイジ・ハンド〉 10ポンド(≒4.5kg)までの物体を運ぶことができる手を操る呪文。 直接触りたくないものを触るとき使おう。罠がありそうな扉、宝箱、レバーなど。ただし攻撃には使えない。 ダンジョンでの使用が多いと思われるが、シティ・アドベンチャーで敵の目を盗んでの荷物をこっそり盗み出すのに使うこともある。
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おすすめ呪文ダメージを与える〈アシッド・スプラッシュ〉 〈インフェステイション〉XGtE 〈クリエイト・ボンファイアー〉XGtE 〈グリーンフレイム・ブレード〉SCAG/TCoE 〈サンダー・クラップ〉XGtE 〈ショッキング・グラスプ〉 〈ソード・バースト〉SCAG/TCoE 〈チル・タッチ〉 〈トウル・ザ・デッド〉XGtE 〈ファイアー・ボルト〉 〈ブーミング・ブレード〉SCAG/TCoE 〈フロストバイト〉XGtE 〈ポイズン・スプレー〉 〈マインド・スリヴァー〉TCoE 〈ライトニング・ルアー〉SCAG/TCoE 〈レイ・オヴ・フロスト〉 自分や味方を支援する(バフ)〈トゥルー・ストライク〉 〈ブレード・ウォード〉 〈フレンズ〉 その他〈ガスト〉XGtE 〈コントロール・フレイムズ〉XGtE 〈シェイプ・ウォーター〉XGtE 〈ダンシング・ライツ〉 〈プレスティディジテイション〉 〈マイナー・イリュージョン〉 〈メイジ・ハンド〉 〈メッセージ〉 〈メンディング〉 〈モールド・アース〉XGtE 〈ライト〉 おすすめ呪文 ダメージを与えるなら、〈ファイアー・ボルト〉がおすすめ。 ダンジョンの探索時は、〈メイジ・ハンド〉を先行させることで罠を回避できる。 〈マイナー・イリュージョン〉は汎用的に使える陽動手段であり、戦いを避けたり、敵の注意を引くのに役立つ。 「ザナサーの百科全書」(XGtE)が使えるなら、〈トウル・ザ・デッド〉や〈フロストバイト〉がおすすめ。 「ターシャの万物釜」(TCoE)が使えるなら、〈マインド・スリヴァー〉の追加効果が優秀。 ダメージを与える 〈アシッド・スプラッシュ〉 射程内のクリーチャー1体、または射程内にいてお互いに5フィート以内にいるクリーチャー2体を目標とする。 目標は【敏捷力】セーヴを行い、失敗すると1d6〔酸〕ダメージを受ける。 初級呪文では貴重な、同時に2体を攻撃できる呪文。 〈サンダー・クラップ〉〈グリーンフレイム・ブレード〉〈ソード・バースト〉なども複数攻撃が可能だが、どれも敵に近づく必要がある。一方、この呪文は遠隔から攻撃できる。 〈インフェステイション〉XGtE クリーチャー1体に1d6の〔毒〕ダメージを与え、さらにランダムな方向に移動させる呪文。(ただし、機会攻撃は誘発しない) 移動方向がランダムなので、能動的に効果を活かしづらい。敵を動かしたいなら〈ライトニング・ルアー〉がおすすめ。 ダメージ種別が〔毒〕である点、セーヴィング・スローが【耐久力】である点も評価を下げる。 〔毒〕に完全耐性があるクリーチャーであっても、移動する効果は受ける。 ロールプレイする時は、どんな昆虫が現れて攻撃するのか、臨場感たっぷりに描写してみよう。 〈クリエイト・ボンファイアー〉XGtE 【精神集中】 地面に焚き火を作り、範囲内に入ったり、ターンを終了したクリーチャーに1d6〔火〕ダメージを与える。 ただ闇雲に発動しても一度ダメージを与えただけで終わってしまう。 麻痺や拘束状態にして移動を封じたり、強制的に移動させる効果と組み合わせて、継続的にダメージを与える工夫をしよう。 味方が隣接することで、機会攻撃か〔火〕ダメージかの二択を迫ることもできる。 〈パイロテクニクス〉(XGtE)のための火を設置する用途でも使える。 ダメージの発生するタイミングが、〈クラウド・オヴ・ダガーズ〉や〈ムーンビーム〉とは異なるので注意。 〈グリーンフレイム・ブレード〉SCAG/TCoE 近接武器攻撃をヒットさせた目標の5フィート以内にいる別の目標にも【呪文発動能力】ポイントの[火]ダメージを与える呪文。 ダメージは 【呪文発動能力】 に等しいため、能力値ダイスで良い目が出たときに習得すると良いのはもちろんのこと、 固定値やポイントバイであっても、固定ダメージが確約されるため有用。 通常の武器攻撃の上位互換であるため、 武器攻撃を主体とするキャラクターなら優先的に覚えたい。 特に攻撃回数が少なく、 複数を攻撃する手段に乏しい低レベル帯で有用。 ただし〔火〕はあまり良いダメージ種別ではなく、抵抗されやすい。 「呪文の発動」の一部として近接武器攻撃を行っているだけで、「攻撃アクション」を行っているわけではない。したがって、 「追加攻撃」で2回攻撃することはできない。また、二刀流や 「長柄の使い手」で追撃することもできない。 アーケイン・トリックスターは、近接戦闘を行うつもりなら火力増強手段として選択肢に入る。特にローグは追加攻撃の特徴がないため、高レベルになっても使い出がある。 「ターシャの万物釜」で若干説明文が変わったが、ゲーム的な効果にほとんど変化はない。 〈サンダー・クラップ〉XGtE 自身の周囲5フィートのクリーチャーに【耐久力】セーヴを行わせ、失敗すると1d6の〔雷鳴〕ダメージを与える呪文。 ダメージ種別やセーヴィング・スローの種類を考えると〈ソード・バースト〉の方がおすすめ。 他の装備品などの関係で剣を持つことができない場合には、この呪文の採用も選択肢に入る。 〈ショッキング・グラスプ〉 クリーチャー1体に1d6の〔電撃〕ダメージを与える呪文。ヒットしたなら、相手は次のターンまでリアクションを行えない。 ダメージの期待値は4.5であり、 初級呪文としては平均的。 近接距離でしか使えないため前衛クラスで使うのが望ましいが、エルドリッチ・ナイトやブレードシンガーは軍用武器に習熟しているため、この呪文を唱えるより普通に武器攻撃した方が強い。 相手のリアクションを封じる効果があるが、機会攻撃されたくないなら離脱アクションをとった方が確実。リアクション封じの効果を活かすなら、相手の待機アクションを無駄にしたり、〈カウンタースペル〉を封じるのに使おう。 金属鎧を着た目標には攻撃が有利になるが、どんなクリーチャーと遭遇するかはPLが関与できる問題ではないので運次第である。 セッション前のハンドアウトで、人型生物と戦うことが仄めかされているなら習得してみてもよい。 〈ソード・バースト〉SCAG/TCoE 自身の周囲5フィート以内のクリーチャーは【敏捷力】セーヴを行い、失敗すると1d6の〔力場〕ダメージを受ける。 最も低コストな範囲攻撃である。 ダメージ種別は〔力場〕であり、もっとも抵抗されにくい。 ブレード・シンガーなどの近接攻撃を行うクラスが、敵陣に突っ込んで使うのが一般的。 〈サンダー・クラップ〉とはほぼ同じ効果だが、ダメージ種別やセーヴィング・スローの種類で考えるならこちらの方が優秀。 「ターシャの万物釜」で若干説明文が変わったが、ゲーム的な効果にほとんど変化はない。 〈チル・タッチ〉 クリーチャー1体に1d8の〔死霊〕ダメージを与える呪文。 ヒットすると、君の次のターン開始時まで、HP回復を封じる。アンデッドにヒットしたなら、次のターンまで術者に対して攻撃ロールに不利を受ける。 攻撃呪文が〈ファイアー・ボルト〉だけでは不安な人向け。〔火〕と〔死霊〕の呪文が両方あればたいていのモンスターの抵抗や完全耐性を避けることができる。 アンデッドにデバフを与える効果を持つが、アンデッドは大抵〔死霊〕に抵抗を持つので、相性は良くない。 〈トウル・ザ・デッド〉XGtE クリーチャー1体に1d8の〔死霊〕ダメージを与える呪文。目標のHPが最大値以下なら、ダメージが1d12に増加する。 条件を満たした時のダメージは初級呪文の中では最大。 また、ダメージ種別〔死霊〕は抵抗されにくいため優秀。〈ファイアー・ボルト〉とこの呪文があればたいていのクリーチャーの抵抗や完全耐性を避けることができる。 〈ファイアー・ボルト〉 クリーチャー1体に1d10の〔火〕ダメージを与える呪文。 射程もダメージもトップクラス。PHBに限って言えば、最も使い勝手の良い攻撃呪文である。 ただし、君の【敏捷力】が高ければ、ライト・クロスボウ(1d8+【敏捷力】修正値)の方がダメージが高くなることもある。 〈ブーミング・ブレード〉SCAG/TCoE 武器で攻撃した相手が自分の意思で移動したなら1d6の〔雷鳴〕ダメージを与える呪文。 「普通の近接武器攻撃」の上位互換。近接攻撃を行う可能性があるならこの呪文を入れておこう。 アーケイン・トリックスターはこの呪文で攻撃して「巧妙なアクション」で離脱することができる。 〈クラウド・オヴ・ダガーズ〉や〈ムーンビーム〉など、エリアに対してダメージが発生するタイプの攻撃と組み合わせれば、移動してもしなくてもダメージを与えることができる。 「ターシャの万物釜」で若干説明文が変わったが、ゲーム的な効果にほとんど変化はない。 〈フロストバイト〉XGtE クリーチャー1体に1d6の〔冷気〕ダメージを与え、次の武器攻撃に不利を課す呪文。 当該ルールブックを導入している卓なら、習得可能な全クラスで有用といえる初級ダメージ呪文。 ダメージは低めだが、「武器攻撃の攻撃ロールに不利」という効果は強力。 セーヴィング・スローを行わせる呪文なので、近接・遠隔両方の戦闘に対応できる上、遮蔽(他のクリーチャーや柵など)が目標との間にあって射撃があたりづらい状況であっても、目標が見えてさえいれば命中率に影響がない。 短所は【耐久力】が高い相手には効きづらい点くらい。 〈ポイズン・スプレー〉 10フィート以内のクリーチャー1体に、1d12の〔毒〕ダメージを与える呪文。 ダメージは大きいが、射程が短いのが欠点。また、ダメージ種別が〔毒〕である点、セーヴィング・スローが【耐久力】である点も評価を下げる。 〈マインド・スリヴァー〉TCoE クリーチャー1体に【知力】セーヴを行わせる。 失敗すると1d6の〔精神〕ダメージを与え、君の次のターン終了時までに目標が行う1回のセーヴに1d4のペナルティが付く。 ダメージを与えた上でセーヴィング・スローにペナルティを与える。 〈ホールド・パースン〉など、効果は強力だがセーヴに抵抗されると無駄撃ちになってしまう呪文の前にこれを使っておこう。 〔精神〕ダメージは抵抗されにくいので優秀。 【知力】 セーヴに習熟するクリーチャーは少ないので当たりやすい。また、遮蔽物があっても命中率に影響がない。 〈ライトニング・ルアー〉SCAG/TCoE クリーチャー1体を10フィート引き寄せ、その結果君の隣までやって来たなら1d8の〔電撃〕ダメージを与える呪文。 味方と敵を引き離したり、敵を〈クラウド・オヴ・ダガーズ〉や〈ムーンビーム〉の範囲内に押し込むことができる。 君の隣まで来ない限りはダメージが発生しないので、味方を、"拘束"状態や"つかまれた"状態から救助するのにも使える。 また、エルドリッチ・ナイトやブレードシンガー(TCoE)なら、この呪文で引き寄せた後、追加で武器攻撃ができる。 「ターシャの万物釜」で若干説明文が変わったが、ゲーム的な効果にほとんど変化はない。 〈レイ・オヴ・フロスト〉 クリーチャー1体に1d8の〔冷気〕ダメージを与える。ヒットしたなら、相手の移動速度-10フィート。 PHBの初級呪文の中では、唯一〔冷気〕ダメージを与えることができる。「ザナサーの百科全書」が使えるなら〈フロストバイト〉の方がおすすめ。 ヒットすれば移動速度が遅くなる効果がある。近接攻撃手段しか持たない相手なら、常に距離を保ちながら遠隔攻撃することで、一方的に攻撃することができる。相手が範囲内に入るとダメージを受ける効果の中にいるなら、そこからの脱出を妨害するのにも使えるだろう。移動困難地形を作る効果と合わせればさらに脱出を困難にすることができる。 自分や味方を支援する(バフ) 〈トゥルー・ストライク〉 【精神集中】 次の1回の攻撃に有利を得る。 2ターンあるなら、2回攻撃した方がよい。有利を得たいだけなら、他の味方に援護してもらうとか、相手を伏せ状態にした方がよい。 動かない物体(扉や宝箱、魔法の装置など)を確実に一撃で破壊したい場合には使えるかもしれない。 〈ブレード・ウォード〉 〔殴打〕〔斬撃〕〔刺突〕ダメージに対して、1ラウンドだけ抵抗を得る呪文。 戦闘中にダメージを受けたくないだけなら、回避アクションで十分。 ダメージを受けた際の精神集中を維持するための【耐久力】セーヴの難易度を下げたい場合や、罠がかかっているかもしれない扉や宝箱を開ける場合などに役立つかもしれない。 〈フレンズ〉 【精神集中】 相手を1分間だけ魅了する。呪文が終了すると相手はだまされていたことに気付く。 情報収集パートでNPCから効率的に情報を集めたり、門番を説得してすばやく通り抜けたり、仲間がやましいことをしている時、人々の注意を一時的に惹きつけたりすることができる。 ウィザードでも使えないことはないが、【魅力】の高いウォーロックやソーサラー向け。 その他 〈ガスト〉XGtE 突風を起こして、物体やクリーチャーを押しやる呪文。 この呪文を使わなくても、突き飛ばしに成功すれば、クリーチャーを5フィート押しやったり、伏せ状態にすることができる。 直接触れたくないものを動かすとか、風を強くして帆船を早く進めたい時は役立つかもしれない。 〈コントロール・フレイムズ〉XGtE 火を燃え広げたり、消したり、明るくしたり、好きな形に変える呪文。 火を明るくする効果を使って、松明が照らす範囲を大きくすることができる。遠くから敵の持つ松明を消して視界を奪うこともできる。 点火を行うことができないのが欠点である。 〈シェイプ・ウォーター〉XGtE 水を変化させる呪文。 ①水を任意の方向に5フィート移動させる。 ②水を単純な形に変形させ、動かす。 ③水の色や透明度を変える。 ④中にクリーチャーがいないなら凍らせる。 例えばこんな時に使おう。 水を文字に変えて、声を出さずに味方と会話する。 狭い通路を水で埋めて、障害物を作る。 水の鏡を作って浮遊させ、曲がり角の先の様子を見る。 水を濁らせて水中に身を隠す。 川を凍らせて渡る。 ドアや窓を凍らせて開けにくくする。 鍵穴に水を流し込んで凍らせ、鍵を破壊する。 ※非常に汎用性の高い呪文なので、君がPLならシナリオを台無しにしない範囲で使おう。 君がDMなら、PLの工夫にはなるべく応えてあげよう。 〈ダンシング・ライツ〉 【精神集中】 小さな4つの光の球を自由に操る。 光源が欲しいだけなら、〈ライト〉で十分。ランタンを持たせた〈メイジ・ハンド〉でも光源を得つつ手を空けることができるし、陽動なら〈マイナー・イリュージョン〉や〈プレスティディジテイション〉の方が潰しが効く。 射程が120フィートもあるので、長い通路の先を照らしたり、夜の野外で遠くの様子を知ることができる。広い場所なら役立つだろう。 ダークエルフは種族特徴としてこの呪文を覚えることができるので、〈ライト〉や、上記の呪文の代わりとして使うことができる。 〈プレスティディジテイション〉 ちょっとした手品のような効果がたくさん使える呪文。 ①火花、風、音楽、異臭などの瞬間的な感覚効果を引き起こす。 ②松明や焚火を瞬時に点ける/消す。 ③小さい物体を綺麗にする/汚す。 ④軽い物体を温める/冷やす/風味を付ける。 ⑤物体の表面に色、印、文字などを描く。 ⑥1ラウンドだけ存在するガラクタや幻影を生み出す。 例えばこんな時に使おう 酒場で手品を披露し、町の人々の信頼を得る。 幻影、感覚的効果、放火などによって敵の注意を引く。 あなたが扉を開けた瞬間、拍手とテーマソングを流す。 敵の持つ松明を消して、戦場を暗闇にする。 返り血をきれいにして、殺人の証拠を隠蔽する。 宿屋を立ち去る時、ベッドや床に落ちた髪の毛をきれいにして、〈スクライング〉(体の一部から持ち主の位置を占う呪文)をされるのを防ぐ。 寒い地域(暑い地域)で、カイロ(保冷剤)を作る。 ワインの風味を変えて、毒を盛ったことをバレにくくする。 トランプの柄を変えてイカサマをする。 国王の公印を偽造して、ニセの通行許可証を作る。 〈マイナー・イリュージョン〉 幻影や幻聴を作る呪文。 足音で敵の注意を逸らしたり、隠れ場所を作ったり、悪党の人相書きを視覚的に作成するのに使える。 戦闘中は、通路や、部屋の入り口に壁の幻を設置すれば、敵からの視線を遮ることができる。これにより、遠隔攻撃に不利を付けたり、見えているものしか目標にできない呪文を封じることができる。 ①移動して幻影を通り抜ける ②敵に遠隔攻撃 ③残りの移動で幻影の向こう側に隠れる というチキン戦法も可能。 音が出せない〈サイレント・イメージ〉の補完としての使用もありだ。 〈メイジ・ハンド〉 10ポンド(≒4.5kg)までの物体を運ぶことができる手を操る呪文。 直接触りたくないものを触るとき使おう。罠がありそうな扉、宝箱、レバーなど。ただし攻撃には使えない。 ダンジョンでの使用が多いと思われるが、シティ・アドベンチャーで敵の目を盗んでの荷物をこっそり盗み出すのに使うこともある。 〈メッセージ〉 味方同士でしか聞こえないささやき声で会話する呪文。 メタ的な話で恐縮だが、実際にはPLたちは同じ卓を囲んでいるので、1人のPLが知ったことは他のPLも即座に知ることができるのが現実であり、この呪文がなくても”なぜか”状況共有できてしまうことも多い。。 もちろん、リアル志向の卓なら、そうはいかない。ダンジョン内へ先行したローグと話はできないし、衛兵と交渉中にいつ飛びかかるか仲間と相談することはできない。そんなとき、この呪文が必要になるはずだ。 自分の位置を明らかにせずに敵と会話することもできる。和平交渉や、裏切りの打診などに役立つだろう。 〈メンディング〉 壊れたものを修理する呪文。1フィートまでの破損しか治せず、発動には1分間を要する。 例えばこんな時に使おう: ラスト・モンスターの能力で錆びた武器を直す。 勝手に読んだ手紙に封をし直す。 窓を割って忍び込んだ部屋から脱出する時、窓ガラスを修理してから立ち去る。 戦闘中に〈シャター〉や〈ファイアーボール〉で破壊してしまった重要な物品を修理する。 〈モールド・アース〉XGtE 土を変化させる呪文。 ①5フィート四方の地面を掘削する。 ②5フィート以内の土や石に文字や絵を描いたり、色を付ける。 ③5フィート四方の地面を移動困難地形にしたり、移動困難地形から通常の地形にする。 1アクション(6秒)で5フィート四方の土を掘れるので、1時間あれば、深さ10フィート、長さ1500フィートの堀を建設できる。D D世界では、土木現場に呪文使いは引っ張りだこに違いない。 城や村を防衛するシーンなどでは役立つだろう。 攻めるときに使うなら、狭い通路に落とし穴を作ったり、土を持ち上げてローグが隠れるための遮蔽物を作ったりすることができる。 〈ライト〉 物体を1時間発光させる呪文。 一瞬で明かりが点けられると聞くとすごそうだが、冒険者は松明を1アクション(6秒)で点火できる超人なので、この呪文が特別すごいわけではない。そういうわけで、光源が欲しいだけなら松明でよいのだが、あえてこの呪文を使うメリットは3つ。 ① 手が空く:パーティ全員の両手が塞がっているという状況はよく発生する。 ② 不要な時は隠しておける:最大の利点。ポケットに隠しておくとか、剣の刀身を光らせて鞘にしまっておくことで、戦いが始まるまでは敵の注意を引かずに済む。 ③ 雨や強風でも使える:実際のセッションで戦場が悪天候であることは少ないが、罠や呪文の影響で火が消えることはまれにある。松明の火が急に消えたときの保険として〈ライト〉を唱えておこう。 光は任意の色にすることができる。推しのアイドルがいる人はメンバーカラーにしよう。
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初心者おすすめ呪文ダメージを与える〈アシッド・スプラッシュ〉 〈クリエイト・ボンファイアー〉XGtE 〈グリーンフレイム・ブレード〉TCoE 〈サンダー・クラップ〉XGtE 〈ショッキング・グラスプ〉 〈ソード・バースト〉TCoE 〈ソーン・ウィップ〉 〈ファイアー・ボルト〉 〈ブーミング・ブレード〉TCoE 〈ポイズン・スプレー〉 〈ライトニング・ルアー〉TCoE 〈レイ・オヴ・フロスト〉 〈フロストバイト〉XGtE HPや状態を回復する〈スペア・ザ・ダイイング〉 自分や味方を支援する(バフ)〈ガイダンス〉 〈マジック・ストーン〉XGtE 〈レジスタンス〉 その他〈ダンシング・ライツ〉 〈プレスティディジテイション〉 〈メイジ・ハンド〉 〈メッセージ〉 〈メンディング〉 〈ライト〉 初心者おすすめ呪文 〈メンディング〉は人造クリーチャーの回復呪文として使えるため、そういったクリーチャーを呼び出す予定があるなら大変有用。 ダメージ目的なら〈ファイアー・ボルト〉が一番安定しているが、〈フロストバイト〉XGtEの妨害効果や〈レイ・オヴ・フロスト〉の移動阻害も魅力的。 非戦闘時には、〈ガイダンス〉は常に強力な補助であり、使えない状況がない。〈メイジ・ハンド〉もダンジョン探索時に嬉しい状況が多いはずだ。 ダメージを与える 〈アシッド・スプラッシュ〉 射程内のクリーチャー1体、または射程内にいてお互いに5フィート以内にいるクリーチャー2体を目標とする。 目標は【敏捷力】セーヴを行い、失敗すると1d6〔酸〕ダメージを受ける。 両方当たれば初級呪文の中では最大級の累計ダメージとなるため、複数を攻撃する手段として有用。 他の複数攻撃である、〈サンダー・クラップ〉などはどれも敵に近づく必要があるのに対し、この呪文は遠隔から複数を攻撃することができる点も強みである。 〈クリエイト・ボンファイアー〉XGtE 地面に焚き火を作り、範囲内に入ったり、ターンを終了したクリーチャーに1d6〔火〕ダメージを与える呪文。 ただ闇雲に発動しても一度ダメージを与えただけで終わってしまう。 麻痺や拘束状態にして移動を封じたり、強制的に移動させる効果と組み合わせて、継続的にダメージを与える工夫をしよう。 味方が隣接することで、機会攻撃か〔火〕ダメージかの二択を迫ることもできる。 また、〈パイロテクニクス〉(XGtE)のための火を設置する用途でも使える。 ダメージの発生するタイミングが、〈クラウド・オヴ・ダガーズ〉や〈ムーンビーム〉とは異なるので注意。 〈グリーンフレイム・ブレード〉TCoE 近接武器攻撃をヒットさせた目標の5フィート以内にいる別の目標にも【呪文発動能力】ポイントの[火]ダメージを与える呪文。 ダメージは 【呪文発動能力】 に等しいため、能力値ダイスで良い目が出たときに習得すると良いのはもちろんのこと、 固定値やポイントバイであっても、固定ダメージが確約されるため有用。 通常の武器攻撃の上位互換であるため、 武器攻撃を主体とするキャラクターなら優先的に覚えたい。 特に攻撃回数が少なく、 複数を攻撃する手段に乏しい低レベル帯で有用。 ただし〔火〕はあまり良いダメージ種別ではなく、抵抗されやすい。 「呪文の発動」の一部として近接武器攻撃を行っているだけで、「攻撃アクション」を行っているわけではない。したがって、 「追加攻撃」で2回攻撃することはできない。また、二刀流や 「長柄の使い手」で追撃することもできない。 〈サンダー・クラップ〉XGtE 自身の周囲5フィートのクリーチャーに【耐久力】セーヴを行わせ、失敗すると1d6の〔雷鳴〕ダメージを与える呪文。 射程は短いが、範囲攻撃ではあるので、少人数セッション等で、アーティフィサーが前衛を担当する場合には有用性があるかもしれない。 〈ショッキング・グラスプ〉 クリーチャー1体に1d6の〔電撃〕ダメージを与える呪文。ヒットしたなら、相手は次のターンまでリアクションを行えない。 ダメージの期待値は4.5であり、 初級呪文としては平均的。ただし〔電撃〕はあまり良いダメージ種別ではなく、抵抗されやすい。 近接距離でしか使えないため、 前衛クラスで使うのが望ましいが、 バトル・スミスは軍用武器に習熟しているため、 ダメージだけを見れば、 武器攻撃を行った方が強い。低レベル帯で前衛をするならありかもしれない。 リアクションを行えない効果が発動すると、相手の待機アクションを無駄にしたり、〈カウンタースペル〉を封じて、ラウンドの間安全に呪文を通すことができる。一応、機会攻撃を防ぐこともできるが、離脱アクションを行った方が確実だろう。 金属鎧を着た目標には攻撃が有利になるが、どんなクリーチャーと遭遇するかはプレイヤーが関与できる問題ではないので運次第である。 セッション前のハンドアウトで、人型生物と戦うことが仄めかされているなら、習得呪文の選択肢に入るかもしれない。 〈ソード・バースト〉TCoE 自身の周囲5フィート以内のクリーチャーは【敏捷力】セーヴを行い、失敗すると1d6の〔力場〕ダメージを受ける。 最も低コストな範囲攻撃である。 ダメージ種別は〔力場〕であり、もっとも抵抗されにくい。 アーマラーなどの近接攻撃を行うクラスが、敵陣に突っ込んで使うのが一般的。 〈サンダー・クラップ〉とはほぼ同じ効果だが、ダメージ種別やセーヴィング・スローの種類で考えるならこちらの方が優秀。 〈ソーン・ウィップ〉 クリーチャー1体に1d6〔刺突〕ダメージを与え、さらに引き寄せる呪文。 味方と敵を引き離したり、敵を〈クラウド・オヴ・ダガーズ〉や〈ムーンビーム〉の範囲内に引き込むことができる。残念ながらアーティフィサーの呪文リストにこの手の継続ダメージ呪文はほとんどないのでコンボ用と言える。 また、味方を傷つけてしまうものの、拘束状態やつかまれた状態から救助するのにも使える。 〈ファイアー・ボルト〉 クリーチャー1体に1d10の〔火〕ダメージを与える呪文。 射程もダメージもトップクラス。PHBに限って言えば、最も使い勝手の良い攻撃呪文である。 ただし、君の【敏捷力】が高ければ、ライト・クロスボウ(1d8+【敏捷力】修正値)の方がダメージが高くなることもある。アーティフィサーには銃器もあるので、お金があるなら購入も視野に入れよう。 〈ブーミング・ブレード〉TCoE 武器で攻撃した相手が自分の意思で移動したなら1d6の〔雷鳴〕ダメージを与える呪文。 「普通の近接武器攻撃」の上位互換。近接攻撃を行う可能性があるならこの呪文を入れておこう。 〈クラウド・オヴ・ダガーズ〉や〈ムーンビーム〉など、エリアに対してダメージが発生するタイプの攻撃と組み合わせれば、移動してもしなくてもダメージを与えることができる。 〈ポイズン・スプレー〉 10フィート以内のクリーチャー1体に、1d12の〔毒〕ダメージを与える呪文。 ダメージは大きいが、射程が短いのが欠点。また、ダメージ種別が〔毒〕である点、セーヴィング・スローが【耐久力】である点も評価を下げる。 〈ライトニング・ルアー〉TCoE クリーチャー1体を10フィート引き寄せ、その結果君の隣までやって来たなら1d8の〔電撃〕ダメージを与える呪文。 味方と敵を引き離したり、敵を〈クラウド・オヴ・ダガーズ〉や〈ムーンビーム〉の範囲内に押し込むことができる。 君の隣まで来ない限りはダメージが発生しないので、味方を、拘束状態やつかまれた状態から救助するのにも使える。 〈レイ・オヴ・フロスト〉 クリーチャー1体に1d8の〔冷気〕ダメージを与える呪文。ヒットしたなら、相手の移動速度にペナルティを与える。 PHBの初級呪文の中では、唯一〔冷気〕ダメージを与えることができる。XGtEが使えるなら〈フロストバイト〉の方がおすすめ。 この呪文をあえて採用するなら、移動速度が遅くなる点を活かしたい。近接攻撃手段しか持たない相手なら、常に距離を保ちながら遠隔攻撃することで、一方的に攻撃することができる。相手が範囲内に入るとダメージを受ける効果の中にいるなら、そこからの脱出を妨害するのにも使えるだろう。移動困難地形を作る効果と合わせればさらに脱出を困難にすることができる。 〈フロストバイト〉XGtE クリーチャー1体に1d6の〔冷気〕ダメージを与え、次の武器攻撃に不利を課す呪文。 当該ルールブックを導入している卓なら、習得可能な全クラスで有用といえる初級ダメージ呪文。 ダメージは低めだが、「武器攻撃の攻撃ロールに不利」というデメリットを、リソース消費なしに付与することができるという点で、非常に有用性が高い。セーヴィング・スローを行わせる呪文なので、近接・遠隔両方の戦闘に対応できる上、遮蔽(他のクリーチャーや柵など)が目標との間にあって射撃があたりづらい状況であっても、目標が見えてさえいれば命中率に影響がない。 短所は【耐久力】が高い相手には効きづらい点くらい。 HPや状態を回復する 〈スペア・ザ・ダイイング〉 瀕死の味方を容体安定化させる呪文。 「治療用具」で全く同じ効果が得られる。 この呪文を射程30フィートかつ、ボーナス・アクションで唱えることができる「墓場の領域」のクレリック以外がこの呪文を覚える必要性はほとんどない。 道具を購入できない僻地での冒険や、大量の負傷兵を治療する必要があるシチュエーションでは有用かもしれない。 自分や味方を支援する(バフ) 〈ガイダンス〉 能力判定に1d4のボーナスを与える。 すべての能力判定に対するバフであり、非常に強力。実質的に、すべての能力判定の難易度を平均2.5下げているのと同じ効果がある。精神集中を要するため他の呪文に集中しているときには使えないが、それ以外の状況では常に役に立つ。 〈マジック・ストーン〉XGtE 3個までの石を魔法の武器にする。 普通の攻撃を受け付けない敵(ライカンスロープなど)対策として有用。ファイターが退屈してダイス積み(※)を始める前に、この呪文を唱えて石を渡してあげよう。 (※)暇を持て余したTRPGプレイヤーが始める謎の遊び。使おうとして崩すとなぜか怒られる。 〈レジスタンス〉 セーヴィング・スローに1d4ボーナスを与える呪文。 〈ガイダンス〉と似ているが、性能的には劣る。なぜなら、能力判定は能動的に行う判定だが、セーヴィング・スローは受動的に行う判定であり、いつ発生するかわからないからである。 罠は大抵セーヴを要求してくるので、ダンジョン内の罠がありそうなところを強行突破せざるを得ないときなどに使えるかもしれない。 その他 〈ダンシング・ライツ〉 小さな4つの光の球を自由に操る呪文。要精神集中。 光源が欲しいだけなら、〈ライト〉で十分。ランタンを持たせた〈メイジ・ハンド〉でも光源を得つつ手を空けることができるし、陽動なら〈マイナー・イリュージョン〉や〈プレスティディジテイション〉の方が潰しが効く。 いっぽう、この呪文の長所は射程が120フィートもある点で、長い通路の先を照らしたり、夜の野外で遠くの様子を知ることができる。もっぱら広い場所で役立つ呪文と言える。 ダークエルフは種族特徴としてこの呪文を覚えることができるので、〈ライト〉や、上記の呪文の代わりとして使うことができる。 〈プレスティディジテイション〉 ちょっとした手品のような効果がたくさん使える呪文。 ①火花、風、音楽、異臭などの瞬間的な感覚効果を引き起こす。 ②松明や焚火を瞬時に点ける/消す。 ③小さい物体を綺麗にする/汚す。 ④軽い物体を温める/冷やす/風味を付ける。 ⑤物体の表面に色、印、文字などを描く。 ⑥1ラウンドだけ存在するガラクタや幻影を生み出す。 例えばこんな時に使おう 酒場で手品を披露し、町の人々の信頼を得る。 幻影、感覚的効果、放火などによって敵の注意を引く。 あなたが扉を開けた瞬間、拍手とテーマソングを流す。 敵の持つ松明を消して、戦場を暗闇にする。 返り血をきれいにして、殺人の証拠を隠蔽する。 宿屋を立ち去る時、ベッドや床に落ちた髪の毛をきれいにして、〈スクライング〉(体の一部から持ち主の位置を占う呪文)をされるのを防ぐ。 寒い地域(暑い地域)で、カイロ(保冷剤)を作る。 ワインの風味を変えて、毒を盛ったことをバレにくくする。 トランプの柄を変えてイカサマをする。 国王の公印を偽造して、ニセの通行許可証を作る。 〈メイジ・ハンド〉 10ポンド(≒4.5kg)までの物体を運ぶことができる手を操る呪文。 直接触りたくないものを触るとき使おう。罠がありそうな扉、宝箱、レバーなど。ただし攻撃には使えない。 ダンジョンでの使用が多いと思われるが、シティ・アドベンチャーで敵の目を盗んでの荷物をこっそり盗み出すのに使うこともある。 〈メッセージ〉 味方同士でしか聞こえないささやき声で会話する呪文。 メタ的な話で恐縮だが、実際にはプレイヤーたちは同じ卓を囲んでいるので、1人のPLが知ったことは他のPLも即座に知ることができるのが現実であり、この呪文がなくても”なぜか”状況共有できてしまうことも多い。 もちろん、リアル志向の卓なら、ダンジョン内へ先行したローグに様子を聞いたり、衛兵と交渉中にいつ飛びかかるか仲間と相談するのに、この呪文が必要になるはずだ。 また、この呪文を使って、自分の位置を明らかにせずに敵と会話することもできる。和平交渉や、裏切りの打診などに役立つだろう。 〈メンディング〉 壊れたものを修理する呪文。1フィートまでの破損しか治せず、発動には1分間を要する。 例えばこんな時に使おう: ラスト・モンスターの能力で錆びた武器を直す。 勝手に読んだ手紙に封をし直す。 窓を割って忍び込んだ部屋から脱出する時、窓ガラスを修理してから立ち去る。 戦闘中に〈シャター〉や〈ファイアーボール〉で破壊してしまった重要な物品を修理する。 アーティフィサーのマジック・アイテムを修理する。特にバトルスミスのサブクラスで作られるスチール・ディフェンダーや、「魔具化式」でホムンクルスを召喚した際にはこの呪文でHPを回復するので、これらを召喚する際にはほぼ必須と言ってよい。 〈ライト〉 物体を1時間発光させる呪文。 一瞬で明かりが点けられると聞くとすごそうだが、冒険者は松明を1アクション(6秒)で点火できる超人なので、この呪文が特別すごいわけではない。そういうわけで、光源が欲しいだけなら松明でよいのだが、あえてこの呪文を使うメリットは3つ。① 手が空く:パーティ全員の両手が塞がっているという状況はよく発生する。 ② 不要な時は隠しておける:最大の利点。ポケットに隠しておくとか、剣の刀身を光らせて鞘にしまっておくことで、戦いが始まるまでは敵の注意を引かずに済む。 ③ 雨や強風でも使える:実際のセッションで戦場が悪天候であることは少ないが、罠や呪文の影響で火が消えることはまれにある。松明の火が急に消えたときの保険として〈ライト〉を唱えておこう。 また、光は任意の色にすることができる。推しのアイドルがいる人はメンバーカラーにしよう。
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この用語集について復活の呪文スレでの造語 復活の呪文に関する用語・情報処理用語 復活の呪文スレならびにFFDQ板に関する用語・ネットスラングなど 《あ》あしゅ【亜種】 あんごうかキー【暗号化キー】 いちにちいちじゅもん【一日一呪文】 うつくしい【美しい】 エフミ【エフミ】 エンカウントりつ0じゅもん【エンカウント率0呪文】 おだい【お題】 おまじない【お呪い】 《か》かりOK【仮OK】 かりしえん【仮支援】 ぎょう【行】 きりばん【キリ番】 きれい【綺麗】 クリアふのう【クリア不能】 けんさくもじ【検索文字】 こうりつ【効率】 ごしちごちょう【五七五調】 これどうよ?【これどうよ?】 ごろあわせけんさく【語呂合わせ検索】 ごろあわせふっかつのじゅもん【語呂合わせ復活の呪文】 《さ》ししゅワード【死守ワード】 しゅつりょくか【出力可】 シルゴンハーゲン【シルゴンハーゲン】 そっきょう【即興】 《た》だい2のスペース【第2のスペース】 だくおん【濁音】 ただす【正す】追加検索法 任意の位置検索法 だん【段】 チェックサム【チェックサム】 ツール【ツール】 テンプレ【テンプレ】 ドラコ【ドラコ】 《な》なんじゅもん【難呪文】 ねつぞう【捏造】 《は》はっけん【発見】 はんだくおん【半濁音】 ビット【ビット】 ビットそうさがたなんじゅもん【ビット操作型難呪文】経験値指定 所持金指定 勇者名指定 ひビットそうさがたなんじゅもん【非ビット操作型難呪文】回文 逆入力 固有名詞羅列 ハイブリッド呪文 ふっかつさい【復活祭】 ふっかつのじゅもん【復活の呪文】 ふっかつのたま【復活の玉】 フラグ【フラグ】 ほうげん【方言】 《ま》まちのひとびと【街の人々】 まとめサイト【まとめサイト】 む【む】 《や》やくそうとかぎ【薬草と鍵】 よげん【予言】 よっち【よっち】 よみかえ【読み替え】 《ら》ラスト2もじ【ラスト2文字】 ラブソングさがして【Love Song探して】 ラブソングをさがせ【ラブソングを探せ】 ラルス16せい【ラルス16世】 れつ【列】 《わ》ワイルドカード【ワイルドカード】 《英数》dq1pswd.exe【dq1pswd.exe】 dq1pw2ch.exe【dq1pw2ch.exe】 dq2fj.exe【dq2fj.exe】 FJM-LS.exe【FJM-LS.exe】 GFJ64【GFJ64】 この用語集について この用語集には、以下の用語を収録している。 復活の呪文スレでの造語 おもに呪文捏造に関係する、対象を簡潔に表現するために生み出された専門用語について説明している。 復活の呪文に関する用語・情報処理用語 語呂合わせ復活の呪文に限らず、一般の復活の呪文ならびに復活の呪文に関連した項目についても説明している。 うち情報処理用語については、基本的な説明は IT用語辞典 e-Words より引用し、さらに復活の呪文という視点からの説明や、復活の呪文内での使われ方などを追記した。 復活の呪文スレならびにFFDQ板に関する用語・ネットスラングなど 本スレの慣習・通例・歴史や、スレに登場するFF・ドラクエ板マスコットキャラなどについて説明している。 《あ》 あしゅ【亜種】 既存の作品をアレンジして、原作と同じテーマでつくりだされた復活の呪文。 この用語を使ったときは、特に原作の「おまじない」の部分を変更していない呪文を指すことが多い。 用例 「亜種呪文の同時投下は多くても2つまでだな」 関連 【お呪い】 あんごうかキー【暗号化キー】 データの暗号化を行う際に、暗号方式の定めた計算手順に与えるパラメータのこと。 (「IT用語辞典 e-Words」より) 復活の呪文を聞くたびに変化する隠しパラメータ。 ファミコン版DQ1および2の発売当時は、復活の呪文の写し間違いに備えるため、異なる復活の呪文をいくつか書き留めておくことが常套手段であった。 暗号化キーは同じ状態で異なる復活の呪文を生成するために利用されている。 これは経験値やアイテム等とともに復活の呪文に記録されるので、それが変化する(王様等に話しかける)たびに復活の呪文も変わる。 しかし暗号化キーは復活後に利用されることはなく、ゲームのセーブデータとしては全くの無駄なものである。 異なる復活の呪文を生成するための縁の下の力持ちのような存在だ。 いちにちいちじゅもん【一日一呪文】 呪文スレ内でいつの間にか始まり、住人たちの間に広まっていったキャンペーン。 1日に1作品以上の投下を何日続けられるか、その記録に挑戦するというもの。 たくさんの呪文を作ったときにそれをストックしておき、スレに投下がなかった日の日付が変わる直前に投下したり、 休日に遠くへ出かけるときなどには、家を出る前に早朝から呪文を投下したりと、住人たちが一致協力していたようだ。 一日一呪文は3本のスレをまたぎ、369日間(2008年5月27日~2009年5月30日)という記録を達成した。 うつくしい【美しい】 語呂が美しい事。または、お呪いの一種。 用例 「今回の呪文は、なかなか美しい仕上がりになった」 関連 【綺麗】、【お呪い】 エフミ【エフミ】 「第3回2ちゃんねる全板人気トーナメント」のFF・ドラクエ板選対員により生み出された、当板のマスコットキャラのひとり。 トーナメント終了後は、相方のドラコとともに復活の呪文スレで新たな人生(?)を送っている。 “ボン・キュッ・ボン”というほどでもないだろうが、ドラコよりはボディのプロポーションが良いらしいw ちなみに、DQ1の復活の呪文では「えふみ??」が、おまじないとして適用できるため、彼女の名を入れた復活の呪文は、かなり捏造しやすくなっているようだ。 興味のわいた人は、試しに捏造してみてはいかがだろうか? 用例 「エフミたん(*´д`*)ハァハァ」 関連 【ドラコ】、【お呪い】 エンカウントりつ0じゅもん【エンカウント率0呪文】 (DQ2)チェックサム上で特殊な条件を満たすことにより、ゲーム中にモンスターと遭遇(エンカウント)しなくなる復活の呪文。 ただし遭遇しなくなるのは通常戦闘のモンスターのみで、イベント戦闘ではフリーズしてしまう。 この呪文については、制作者の堀井雄二氏がファミコン版DQ2発売当時のラジオ番組「オールナイトニッポン」にゲスト出演したときに、すでにその存在を語っている。 dq2fj.exe では「入力画面」タブ内の「エンカウント率0発動」ボタンを押すことでこの呪文を出力することができる。 関連 【dq2fj.exe】 おだい【お題】 スレ内イベントの旧名称。 関連 【復活祭】 おまじない【お呪い】 (DQ1)復活の呪文の捏造時に、エラーチェックが厳しいために作りにくいとされる13~17文字目に流用できるワード。 スレ住人の手により「つまらない」「おもしろい」「おめでたい」「うつくしい」など多数発見されてきた。 ちなみに、この「おまじない」という単語そのものも、おまじないになっているのだw 用例 「おまじないを使えば捏造しやすくなるが、似たような文章になりやすい」 関連 【仮OK】、【薬草と鍵】 《か》 かりOK【仮OK】 (DQ1)アイテム・薬草・鍵の判定がOKで、チェックサムのみ合っていない状態。 (DQ2)現在地・名前・経験値・アイテムの判定がOKで、チェックサムのみ合っていない状態。 この状態になると、語呂合わせ検索機能が使えるようになる。 用例 「仮OKまでたどり着くのも大変だが、そこから先の文字の選び取りも長い」 関連 【お呪い】、【薬草と鍵】、【ラスト2文字】、【検索文字】、【語呂合わせ検索】、【チェックサム】 かりしえん【仮支援】 FJM-LS.exe の呪文の文字入力ウィンドウで、その時点で不正になる文字を色分け表示する機能。 仮OK状態への到達を支援するための機能である。 dq2fj.exe の「〇文字目 1文字チェック」機能に近いが、FJM-LS.exe では新しい文字に変えたときに、現在地・名前・経験値・アイテムなどがどのように変化するかも併せて表示する。 関連 【FJM-LS.exe】、【仮OK】 ぎょう【行】 DQ2の復活の呪文での上からの区切り。 1行目:ゆうて いみや おうきむ 2行目:こうほ りいゆ うじとり 3行目:やまあ きらぺ ぺぺぺぺ 4行目:ぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺぺ 5行目:ぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺぺ ぺぺ 関連 【列】 きりばん【キリ番】 「キリの良い番号」の略で、ウェブサイト上にあるアクセスカウンタが、キリの良い数字であることをいう。 (Wikipedia「キリバン」より) 復活の呪文スレでは、レス番が「100の倍数」「ぞろ目の3桁」(777など)がキリ番とされており、レスがキリ番にあたるときは、そのレス番にちなむ呪文を捏造・投下するのが半ば慣習化している。 2ちゃんではおなじみのズザーAAなどを用いることも。 ただし、こんな時に限って書き込むタイミングが被ってしまい、キリ番ゲットに失敗した例もあるw また4代目スレの1本目は、板全体におよんだ荒らし被害を受けて途中でdat落ちし、その他の2代目以降のスレは、777レス以前に容量500KB達成によりスレが終了している。 ちなみに、現在までに専用の呪文が作られたキリ番は以下の通り。 初代スレ 100,200,400,500,600,700,777 2代目スレ 101(ゲット失敗),200-201(ゲット失敗),300,400,500,600,700 3代目スレ 100,200,300,500,600,700 4代目スレ(1本目) 100,200 4代目スレ(2本目) 100,200,300,400,500 5代目スレ 100,200,333 きれい【綺麗】 (1)語呂が綺麗である事。 (2)ゲーム的に矛盾の無い勇者名・装備・道具・フラグの組み合わせであり、実際のプレイでも再現可能な状態であること。こうした語呂合わせ復活の呪文はとても珍しく、捏造はかなり難しい。 ◆綺麗の詳細説明 用例 「綺麗な呪文を作れると気持ちがいい」 関連 【美しい】 クリアふのう【クリア不能】 どうやってもクリアできない条件を備えた復活の呪文。 (DQ1の場合) まず、虹の雫を持っていない事が条件。 そして太陽の石と雨雲の杖(銀の竪琴)とロトの印の三点セットを入手できないほど重要アイテムを持っている事。 (雨雲の杖を持たず銀の竪琴を重複して持つ場合、銀の竪琴を渡し宝箱を取らず外に出る事で減らせる事に注意) 虹の雫を入手できなければ魔の島に辿り着く事はできず、いつまでたってもクリアはできない。 (DQ2の場合) ムーンブルクの王女がいない事が条件のひとつ。(アバカムで脱出できる可能性がある) 復活場所がラダトーム、ベラヌール、デルコンダルの場合、金のカギか船を所持していないと脱出不能ではまる。 さらに、復活場所がロンダルキアの場合は、上記条件の他に牢屋の鍵を所持していないと脱出不能ではまる。 用例 「DQ2ではクリア不能の呪文は評価が低いが、逆にDQ1でのクリア不能の呪文捏造はハイレベルだ」 けんさくもじ【検索文字】 (DQ1)仮OKの状態で、dq1pw2ch.exe(新ツール)の「語呂合わせ検索」機能で補った最後の文字のこと。 dq1pswd.exeにおける「ラスト2文字」とほぼ同義語だが、こちらは検索できる文字数に制限がない。 ただし、あまり多くの文字を検索しようとするとツールの動作が鈍くなるため、多くても3文字ぐらいまでが現実的だろう。 関連 【仮OK】、【ラスト2文字】、【語呂合わせ検索】 こうりつ【効率】 (DQ2)復活の呪文の文字数についての効率。 DQ2は18文字~52文字まで可変であり、捏造された場合は同じステータスでも文字数違いが発生する。 入力する復活の呪文の長さAと、王様などに通常教えてもらう同等ステータスになる復活の呪文の長さBにより、B÷Aのパーセント表示で表現される。 例えば、呪文Aが28文字で構成されているとして、これを FJM-LS.exe 上で「解析」して「作成」したときに、ツールが出力した呪文Bが30文字であれば、30÷28で、約107.1パーセントの効率となる。 このように効率は100.0%を超えることがあるが、これはデータの末尾が0で、かつ、チェックサムが通る時である。 完璧主義の王様は無駄を嫌うばかりではなく、省略し過ぎも嫌うようだ。 効率の数字は大きいほど良いとされるが、そのぶん語呂合わせの難易度は高くなる。 用例 「DQ2は文章として区切りのいいところまで文字を追加できるが、そのぶん効率が下がってしまう」 ごしちごちょう【五七五調】 (DQ1)復活の呪文の文章の切れ目と同じく「5文字・7文字・5文字・3文字」のフォーマットで文章をつくること。 またはこのフォーマットでつくりだされた復活の呪文。 捏造の難易度はやや高めだが、なんといっても見た目が美しく、完成度が高く感じられる。 用例 「この呪文は読みやすい五七五調になっている」 これどうよ?【これどうよ?】 DQ1用復活の呪文捏造ツールの公開元。 関連 【dq1pw2ch.exe】 ごろあわせけんさく【語呂合わせ検索】 実際に通じる復活の呪文の文字列になるように、仮OKの状態で復活の呪文内の任意の位置に適用できる文字をツールに検索させること。 DQ1のツールでは、検索したい位置に「?」や「*」などの記号を用いる。 dq1pswd.exe では2文字以内、また dq1pw2ch.exe でもツールの動作上3文字までが推奨されていて、助詞や接続詞を探すことが多く、2文字を検索させた場合であれば10個前後の呪文が見つかる。 この候補から、日本語として意味の通る文章になっている復活の呪文を選び、完成とする。 また、DQ2のツールである FJM-LS.exe では、正す機能で同様の検索が可能。 関連 【仮OK】、【ラスト2文字】、【検索文字】、【ワイルドカード】、【正す】 ごろあわせふっかつのじゅもん【語呂合わせ復活の呪文】 復活の呪文捏造プログラムによって得られた、意味をもつ文章になっている復活の呪文を通常のゲーム中で得られる復活の呪文と区別するため、こう呼ぶことが多い。 特にDQ1の語呂合わせ復活の呪文は、捏造が簡単すぎず難しすぎずの程良いバランスで、また捏造プログラムも動作が軽くて使いやすいことから、多くの作品が存在する。 関連 【復活の呪文】 《さ》 ししゅワード【死守ワード】 語呂合わせ復活の呪文を捏造するさいに「この言葉は絶対に残す」と、あらかじめ決めておくキーワード。 これが長いと、当然、呪文の完成は難しくなる。 用例 「死守ワードは呪文のテーマともいえるキーワードだ」 しゅつりょくか【出力可】 (DQ2)実際のゲーム内でも、王様などに同じ呪文を喋らせる(出力)ことが可能な語呂合わせ復活の呪文のこと。 DQ2の復活の呪文はDQ1とは仕様が異なり、暗号化キーに頼らずに「同じ状態でありながら異なる復活の呪文」を捏造できる。 2chでは半角スペースを連続でいくら書き込んでも一文字分しか表示されないように、同じ状態を表すために、より文字数が多くて無駄のある復活の呪文が捏造できてしまう。 しかし王様などのゲーム内のキャラは、そういった無駄の多い復活の呪文を喋らない。 復活の呪文内にどれくらい無駄があるのかは、捏造ツール上で「効率」を調べると分かる。 DQ2で「出力可」にするには、効率100.0%(=王様と同じ文字数)を狙うと良いが、効率100.0%だからといって出力可というわけではなく、他にいくつかの条件を満たす必要がある。 なお、DQ1では文字数が固定なのでこういった細工をする余地がない。 アイテムの(なし)を上手に並べ替えると「同じ状態でありながら異なる復活の呪文」を作れるように見えるが、内部では(なし)の位置も区別しているので同じ状態として扱われない。 よって暗号化キーによる変化しか出ないため、常に出力可となる。 ◆出力可の詳細説明 用例 「出力可を意識して作るのはかなり難しい」 関連 【効率】 シルゴンハーゲン【シルゴンハーゲン】 DQ2復活の呪文捏造プログラムの作者。よっち氏と並び「神」と称される方だろう。 関連 【dq2fj.exe】 そっきょう【即興】 本来は、感じた事をその場で詩や音楽として作ること。 語呂合わせ復活の呪文においてはその場で捏造する事を意味する。 時事ネタや返レスの復活の呪文などは即興だろう。 用例 「即興での投下があるとスレが盛り上がる」 《た》 だい2のスペース【第2のスペース】 (DQ2)復活の呪文内だけに存在し、ゲームの進行上では使用されない特殊なスペース(空白)コード。 ツール上では「!」の記号で表示される。 この第2のスペースは、復活の呪文を入力して通った後、通常のスペースに置き換えられてしまう。 そのため、主人公の名前に第2のスペースが含まれていると、出力可を妨げる要因の一つとなる。 関連 【出力可】 だくおん【濁音】 かつて復活の呪文を書き写してきた多くの人たちを苦しめた存在w DQ1は「だぢづでど」が使えるので、助詞の「だ」や「で」により語呂合わせが容易。 DQ2になり「だ行」は半濁音の「ぱ行」に変えられた。 関連 【半濁音】 ただす【正す】 FJM-LS.exe において、チェックサムに合致するように語呂合わせ検索を行うこと。 仮OK状態での使用が基本だが、設定を変更することで使用条件(自由度)を緩和することもできる。 正す機能には、以下の2つの方法がある。 追加検索法 呪文の末尾に最大4文字までの可変で文字を追加するという、このツール独自の検索方法。 見つかる文字列の個数が多く、語尾不正のエラーも無視できるために使いやすいが、常に効率が100%を下回ってしまうという欠点も持ち合わせている。 任意の位置検索法 DQ1のツールのように、呪文の文章中の任意の位置を最大4文字まで指定して検索する方法。 合計4文字以内であれば「1文字・2文字・1文字」などといった組み合わせも可能。 指定方法は独自で、DQ1のツールのように呪文中にワイルドカードを使用する方式ではないことに注意。 関連 【FJM-LS.exe】、【語呂合わせ検索】 だん【段】 DQ1の復活の呪文での区切り。 1段目(5文字):ふるいけや 2段目(7文字):かわずとびこむ 3段目(5文字):みずのおと 4段目(3文字):ばしや dq1pswd.exe の「解析/作成」ウィンドウ内では、段間は半角スペース2個で表されるが 本スレでは、この段間は全角スペース1個やスラッシュ記号(/)などを入れて区切るのが通例となっている。 チェックサム【チェックサム】 データを送受信する際の誤り検出方法の一つ。 (「IT用語辞典 e-Words」より) 簡単に説明すれば、その復活の呪文が正しいものかどうか判定すること。 この判定に引っかかってしまうと「じゅもんが ちがいます」となるw 復活の呪文内には、主人公の名前や持ち物などのデータとともに、判定用データが埋め込まれている。 ちなみに、DQ1・DQ2とも、正しい復活の呪文の判定はこのチェックサムの照合のみで行われている。 そのため、チェックサムさえ合えば、アイテムやフラグなどの整合性がとれていなくてもその復活の呪文は通ってしまう。 語呂合わせ復活の呪文において、ゴーレムを倒していないのにメルキドでしか買えない装備を持っていたり、ローレシアの王子ひとりだけなのに船や紋章を持っていたりするのは、このためである。 ◆チェックサムの詳細説明 ツール【ツール】 道具という意味の英単語。ユーザが何かの作業をするときに助けとなる機能を提供するソフトウェアなどのこと。 (「IT用語辞典 e-Words」より) 復活の呪文スレにおいては、その発見に使うプログラム dq1pswd.exe dq1pw2ch.exe dq2fj.exe FJM-LS.exe などを指し、このうち復活の呪文スレ住人により開発された dq1pw2ch.exe を「新ツール」、FJM-LS.exe を「ラブさが」と呼んで区別することもある。 これらのプログラムは、以下の機能を備えている。使用方法は各プログラムにより異なる。 復活の呪文の作成機能名前、経験値、所持金、持ち物などのステータスと各種フラグを入力もしくは選択し、任意の状態の復活の呪文を作成する機能。なお、通常のプレイでは出現することのない次のような呪文を作成することもできる。(DQ1)勇者名に数字や記号を含む呪文(DQ2)本来は1つずつしか装備できない武器・鎧・盾・兜をいくつも同時に装備した呪文 復活の呪文の解析機能復活の呪文を入力すると、それがゲーム上で使用可能な呪文であれば、名前、経験値、所持金、持ち物などのステータスと各種フラグを表示する機能。 語呂合わせ検索機能復活の呪文の任意の位置に適用できる文字を検索し、その候補を一覧表示する機能。検索後、解析機能を使いステータスやフラグを確認する。 関連 【dq1pswd.exe】、【dq1pw2ch.exe】、【dq2fj.exe】、【FJM-LS.exe】 テンプレ【テンプレ】 (1)続き物のスレッドが立つたびに、スレ冒頭に数レスにわたって貼られる定型文。 復活の呪文スレでは、おもに以下の内容が貼られる。 関連するスレッド(前スレ・過去スレ・関連スレ)へのリンク 関連するサイト(まとめwiki・まとめサイト・ニコニコ動画・ツール配布元)へのリンク 呪文の投下とスレ内イベント「復活祭」について 専門用語解説(当ページより、スレでも特に使用頻度の高い用語を精選) エフミとドラコによるスレ投下時のお願い 女僧侶たんによる復活の呪文講義 (2)あるスレッドのために類型化されたコピペやAAなどのパターン。 復活の呪文スレでは、以下のパターンが一般的。 (DQ1の例) 「ふるいけや/かわずとびこむ/みずのおと/ばしや」 (古池や 蛙飛び込む 水の音 バシャ!) 勇者:4ひえた(レベル10) (DQ2の例) ゆうて いみや おうきむ こうほ りいゆ うじとり やまあ きらぺ ぺぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺぺ ぺぺ (ゆう帝、ミヤ王、キム皇、堀井雄二、鳥山明 ぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺ) ローレシア王子:もょもと(レベル48) 現在地:サマルトリア 効率:34.6% クリア可 本スレへの投稿時には、以下の内容をすべて記述することが望ましい。 呪文の原文(DQ1の場合は段間をスラッシュ記号(/)もしくは全角スペースで区切る) 括弧書きでその読み 勇者やローレシア王子の名前とレベル。DQ2で仲間がいる場合は彼らの名前とレベルも併記。 DQ2の場合、現在地・呪文の効率・クリアの可否といった諸情報 実際の投稿では、この後に呪文に関する説明文や捏造時の感想などを書くのが通例になっている。 呪文スレ発祥のツールである dq1pw2ch.exe や FJM-LS.exe では、復活の呪文の完成時に「コピペ」ボタンを押すことで上記の投下用テンプレが自動的に出力される。 関連 【復活祭】、【エフミ】、【ドラコ】、【dq1pw2ch.exe】、【FJM-LS.exe】 ドラコ【ドラコ】 「第3回2ちゃんねる全板人気トーナメント」のFF・ドラクエ板選対員により生み出された、当板のマスコットキャラのひとり。 トーナメント終了後は、相方のエフミとともに復活の呪文スレで新たな人生(?)を送っている。 AAのベースとなったキャラは、DQ5王女(主人公の娘)であるらしい。 ドラコの設定のひとつに俳句を詠むことが趣味とあるためか、本スレでは「ドラコたんに俳句を詠ませようプロジェクト」なるものも盛り上がっている。 これは、DQ1での呪文捏造において (1)五七五調で作成 (2)呪文の末尾3文字を「どらこ」で固定 (3)季語を入れる というルールがあり、(1)と(2)が当てはまると川柳に、すべて当てはまると俳句となる。 また、食べることが大好き、転じて料理を作ることも趣味という設定ができあがっており、スレには「ドラコたんのレパートリーを増やそうプロジェクト」も存在する。 用例 「ドラコは俺の嫁」 関連 【エフミ】、【五七五調】 《な》 なんじゅもん【難呪文】 (DQ1)高度な知識や通常では考えられないような手間が要求されるため、特にハイレベルとされる語呂合わせ復活の呪文の総称。 その性質と捏造方法により、さらに「ビット操作型」と「非ビット操作型」に分類される。 この分野は、これまでどのサイトやスレッドでも研究されていないようで、また当呪文スレでも新しい分野なので、今後、さらなる研究によるテクニックの洗練が求められるだろう。 用例 「難呪文は麻雀でいう役満のようなもの。狙うと難しいが、運が良ければ意外とあっさり作れたりする」 関連 【ビット操作型難呪文】、【非ビット操作型難呪文】 ねつぞう【捏造】 ないことをあるようにいつわってつくること。でっちあげ(ること)。(以上、国語辞典より) 言葉の意味をそのまま捉えると、ゲームで通じない呪文をでっちあげるように思えるが、そうではなく、本スレにおいてはツールを使用して復活の呪文を生成する事を指す。 各種ステータスから生成する場合と、語呂合わせ機能により生成する場合のふたつがあるが、スレの特性上、後者を指す場合が多い。 この用語は、よっち氏のサイトで当時から使われており、正規のプレイで得られる復活の呪文に対して、ツールを使用してチート的に作成した復活の呪文を強調した感じだったのだろう。 本来はあまり良い意味で使われる言葉ではないが、捏造とはいえ、決して反社会的な行為を行っているわけではないw 用例 「復活の呪文スレでは、今でもその捏造の研究が続けられている」 《は》 はっけん【発見】 過去スレ「【新】ふっかつのじゅもん【発見】」にて、復活の呪文を作成/捏造する事の呼称。 語呂合わせ復活の呪文は、兆をはるかに超える文字の組み合わせから偶然意味のある文字列を見つけ出す行為だと考えれば、作成でも捏造でもなく、確かに「発見」と呼ぶほうが正しいのかもしれない。 はんだくおん【半濁音】 かつて復活の呪文を書き写してきた多くの人たちを苦しめた存在w 復活の呪文における読み替え無しの「ぱぴぷぺぽ」表記はDQ2の特権。 関連 【濁音】 ビット【ビット】 コンピュータが扱う情報の最小単位。「binary digit」を略したものが語源と言われる。 (「IT用語辞典 e-Words」より) 1ビットとは2種類の状態を区別することができる情報量である。 例えば、DQ1の復活の呪文におけるフラグ「せんしのゆびわを装備したか」「ドラゴンを倒したか」などは、いずれもYES/NO(2種類)で表現できるので、それぞれの情報量は1ビットである。 アイテム(16種類)や所持ゴールド(0~65535)などの1ビットで表現できない大きな情報は、我々が桁数の大きい数値を使うのと同じように、ビット数を増やすことであらわしている。 例えば2ビットを使用すると2^2=4種類、3ビットで2^3=8種類の状態を区別することができる。 このようにビット数は2進数の桁数と言い換えることもできる。 したがってアイテムは4ビット、ゴールドは16ビットとなる。 復活の呪文で記憶されているデータをすべて足し合わせると120ビットとなる。 これは2進数なら120桁であるが、復活の呪文で入力できる文字(あ~ぼ)は64種類あるため、1文字で6ビット分になる。よって20文字で120ビットとなり記憶しているデータ量と一致する。 なおファミコン版DQ1のROMカートリッジは512kビットで復活の呪文85,334文字分。DQ2はその2倍である。 ビットそうさがたなんじゅもん【ビット操作型難呪文】 (DQ1)難呪文の一種。 通常の語呂合わせ復活の呪文では、ほとんどの場合に成り行き任せとなってしまいがちな、勇者名・経験値・所持金などのパラメータも任意に指定した語呂合わせ復活の呪文。 ビット操作型難呪文を捏造するには、 復活の呪文の何文字目を変えるとどの項目が変わるかといった、呪文のシステム内部にかなり立ち入った知識が必要。 特にプログラミングの経験があると理解が早いだろう。 また、呪文の文章よりもパラメータ項目のほうを重視するため、捏造中に死守ワードが変わりがちだが、後述するようにこの難呪文の場合、呪文のテーマは勇者名として表現することが多い。 これまでに本スレに投下されたビット操作型難呪文には、以下のような種類がある。 経験値指定 勇者の経験値が最大値の65,535(レベル30)になっている。 所持金指定 勇者の所持金が最大値の65,535になっている。 勇者名指定 勇者が、意味のある(単語になっている、もしくはキャラ名としてあり得る) 名前になっている。 この名前が、そのまま呪文のテーマとなっている場合がほとんどである。 関連 【難呪文】、【非ビット操作型難呪文】 ひビットそうさがたなんじゅもん【非ビット操作型難呪文】 (DQ1)難呪文の一種。 捏造に数日単位といった長時間を要することもあり、発見には運の要素も大いに絡む語呂合わせ復活の呪文。 とにかく片っ端から数多くのパターン(語呂合わせ検索)を試す手間と根気が必要で、同じ意味を持つ情報セキュリティ用語から「ブルートフォースアタック(BFA)型」とも、 また、後述するハイブリッド呪文の最初の作品にちなんで「掘り当てる型」とも呼ばれる。 これまでに本スレに投下された非ビット操作型難呪文には、以下のような種類がある。 回文 復活の呪文が、上から読んでも下から読んでも同じ文章になっている。 逆入力 ある呪文Aとその文章を逆から書いた呪文A の2つがあり、その両方が通じる。 固有名詞羅列 野球選手やプロレスラーの名前のみを羅列した語呂合わせ復活の呪文は、古くから知られている。 並立助詞や接続詞を含まず、語呂合わせ検索でこれらを補えないという縛りがある。 ハイブリッド呪文 同一の20文字の呪文がDQ1・DQ2の両方で通じ、かつ文章が語呂合わせになっている。 その性質上、呪文の文章中にダ行・パ行が使えないという縛りがある。 関連 【難呪文】、【ビット操作型難呪文】 ふっかつさい【復活祭】 スレ内イベント。 各人があらかじめ与えられたテーマをもとに呪文をつくり、指定された日に一斉に投下する。 Youlil暇人選対 ◆sqDQ8pFFw.氏により、こう命名された。 関連 【お題】 ふっかつのじゅもん【復活の呪文】 ファミコン版DQ1・DQ2での、ゲーム再開のためのパスワードの呼び名。 長さは、DQ1では20文字の固定、DQ2では18~52文字の可変で構成され、主人公の名前、経験値、所持金、持ち物、各種フラグ、暗号化キー、現在地(DQ2)などの情報が格納されている。 DQ2では、持ち物の数を減らすことで呪文の長さを短くすることができる。 ゲーム中、同じ状態で聞ける復活の呪文は、DQ1は8種類、DQ2は16種類である。 なお、以下の情報は復活の呪文には格納されていない。 レベル(経験値より算出) 現在のHP・MP・状態異常(再開時には全回復。DQ2では死者がいた場合、蘇生代金が引かれた状態で復活) 力・素早さ・最大HP・最大MP(固定値のためレベルより算出。DQ1では名前より成長パターンを算出) 取得した宝箱(建物やダンジョンに入り直せば何度でも取れる。中身が既に持つ重要アイテムなら空っぽ) (DQ2)仲間の名前(主人公の名前より算出) 復活の呪文で使用されるひらがなは、以下のとおりである。 DQ1・DQ2共通=あ行・か行・さ行・た行・な行・は行・ま行・や行・ら行・わ・が行・ざ行・ば行(59文字) DQ1のみ=だ行(5文字) DQ2のみ=ぱ行(5文字) DQ1合計:59+5=64 DQ2合計:59+5=64 DQ1とDQ2では文字の構成が若干異なるが、文字の合計数は64文字で共通である。 どちらも「を」・「ん」・「ー」(音引き)・「っ」(促音)・「ゃ・ゅ・ょ」(拗音)などは使用されない。 ゲーム中で得られる復活の呪文は、無意味なひらがな文字の羅列であるが (例:DQ1「ぞぢどせよ らはつづでびぼ うめしひほ ちたぜ」 勇者:ろと(レベル30)) 復活の呪文捏造プログラムを使用すれば、意味をもつ文章になっている復活の呪文を発見できる場合がある。 なお、復活の呪文の総数はDQ1で64^20で約1.32澗(兆の上の上の上の上の上の上の単位)個存在する。 そのうち、正しいものは約1/2500だけとはいえ、その数は約5溝(兆の上の上の上の上の上)個にもなる。 このとんでもない数が予言のような呪文や厳しい条件を満たす難呪文を発見することができる理由である。 用例 「かつては復活の呪文の書き取りに苦しんだが、今は復活の呪文の捏造を楽しんでいる」 関連 【語呂合わせ復活の呪文】、【フラグ】、【暗号化キー】 ふっかつのたま【復活の玉】 (DQ2)どこにいても復活の呪文を聞くことができ、しかも何度でも使えるという、とても便利なアイテム。はぐれメタルが稀に持っている。 上記の効果はよく知られているが、他にエンカウント率0状態の解除にも使えるため、この状態中にボスキャラとの戦闘になった場合のフリーズを回避できる。 そのため、ボスの手前までモンスターに遭遇することなく進み、ボス戦直前でこのアイテムを使うと実用的。 エンカウント率0呪文を作成するときは、仲間の誰かにこのアイテムを持たせておくといいだろう。 なお、DQ5にも同名のアイテムが登場するが、こちらは消耗品で、所持者のHPが0になると自動的にHP満タンで生き返るという全く別の効果になっている。 関連 【エンカウント率0呪文】 フラグ【フラグ】 条件判定処理が実行された際に、その結果をデータとして保存しておく領域。 (「IT用語辞典 e-Words」より) その条件を満たすときは「フラグが立つ」と表現される。 RPGなどのゲームでは、プレイヤー(主人公)の各種状態や、「あるモンスターを倒したか?」「ある人物に会ったか?」など、イベントの進行状況が格納されることが多い。 アイテムやゴールドなどと違って目に見えるものではないので分かりづらいが、ゲーム進行においては超重要。 DQ1・DQ2のフラグには、復活の呪文に埋め込まれているものと、そうでないものがある。 例えば、DQ1では「ゴーレムを倒したか?」というフラグが復活の呪文内に埋め込まれているため、 ゴーレムを一度でも倒すとこのフラグが立ち、以後はその勇者の冒険中には二度とゴーレムは登場しない。 ちなみに、DQ2でアトラス・バズズ・ベリアルを倒しても、ゲームを再開すると何度でも蘇るのは、彼らを倒したフラグが復活の呪文の中には用意されていないからである。 なお、復活の呪文捏造プログラムでは、フラグを任意に操作することも可能で、 「沼地の洞窟のドラゴンを倒していないのに『王女の愛』を持っている」など、実際のゲームでは有り得ない状況を作り出すこともできる。 ほうげん【方言】 (1)ある地方におこなわれる言葉の全体。(2)標準語とちがう、なまりのある言葉(以上、国語辞典より) 語呂合わせ復活の呪文ではラスト2文字に偶然補われることが多いため、見かけることが多い。 例:本スレの700レス到達を祝って 「ななひやく れすとうたつす ながいすれ よかよ」(700レス到達す。長いスレ、良かよ!) 勇者:3ほさの(レベル13) ※最後の「よか」が博多弁で「良い」の意味 用例 「苦し紛れだが、今回は方言風の表現になってしまった」 《ま》 まちのひとびと【街の人々】 DQ1の街や村、また復活の呪文入力時に流れるBGMでもある。 呪文スレ住人にとっては、後者のほうでより強く記憶に残っていることだろう。 また、ルーラという女性デュオが歌うボーカル版が、CDアルバム「ドラゴンクエストのうた」に収録されている。 余談ながら、この曲はリメイク版DQ3でも聞くことができ、アレフガルドの街や村のBGMになっている。 関連 【Love Song探して】 まとめサイト【まとめサイト】 本スレでは、「語呂合わせ復活の呪文 保管庫」(http //dqhukkatsu.web.fc2.com/)のことを指す。 2008年4月13日開設。 3代目スレ146までに投稿された語呂合わせ復活の呪文が項目別に分類され、キャプチャ画像・各種ステータスつきで掲載されている。 また、当wikiのコンテンツのほとんどは、まとめサイトより転載したものである。 む【む】 「ん」の文字が使えない語呂合わせ復活の呪文では、発音の近いこの文字を「ん」と読み替えることがある。 (例:かばん(カバン)→「かばむ」) しかし、できるだけこれには頼らず、可能ならば単語そのものを言い替えるほうがスマートだろう。 (例:かばん→ばつぐ(バッグ)) 稀に、同じく発音の近い「ぬ」や、カタカナ表記の場合「ン」と「ソ」の形が似ているために「そ」を「ん」と読み替えることもある。 関連 【読み替え】 《や》 やくそうとかぎ【薬草と鍵】 (DQ1)多くの呪文作者を苦しめる、13~17文字目の判定部分。しかし、ここをクリアすれば完成は目の前。 ある程度の難しさがないと、語呂合わせ復活の呪文のありがたみがないからね。 関連 【お呪い】、【仮OK】 よげん【予言】 話題性の高い時事ネタや、ファミコン版DQ1・DQ2の発売当時には登場していなかった物やサービスなどをテーマにした語呂合わせ復活の呪文が発見された場合、 ブログやニュースサイトなどでこのように呼ばれ、その呪文が一気に巷間に広まることがある。 しかし、語呂合わせ復活の呪文は予言でも予知でもなく、もちろん、特定の意味を持った文字列が復活の呪文として通じるように、あらかじめプログラミングされているわけでもない。 だがDQ1・DQ2とも20年以上も前に発売されたゲームであり、その復活の呪文さえ正しく入力すれば、当時でも正常に動作していたはずなので、あたかも当時から予言されていたかのように思えてしまうのだろう。 用例 「これは復活の呪文によって20数年前から予言されていた!」 よっち【よっち】 DQ1復活の呪文捏造プログラム(dq1pswd.exe)の作者。 復活の呪文を語呂合わせして文章を組み立てるというこの言葉遊びは、よっち氏が生み出したと言っても過言ではない。 まさに語呂合わせ復活の呪文の第一人者と言えるだろう。 関連 【dq1pswd.exe】 よみかえ【読み替え】 語呂合わせ復活の呪文では、以下の二種類の読み替えが行われることがある。 (1)復活の呪文で使用できない文字を読み替える場合 すべてのひらがなを使用できない語呂合わせ復活の呪文では、さまざまな読み替えが行われてきた。 なかでも代表的な読み替えは「ん」→「む」であろう。 また、「を」は「お」、「っ」(促音)は「つ」、「ゃ・ゅ・ょ」(拗音)はそれぞれ「や・ゆ・よ」に読み替える。 ツールの中には、これらの文字が文字ボックスに入力された場合に自動的に復活の呪文で使用可能な文字に変換する機能を備えたものもある。 他にも、「ー」(音引き)は直前のかなの母音に読み替えることが多いが、このときに「お」を「う」に読み替えることがある。 例えば、「コーヒー」を読みに従ってひらがなに直すと「こおひい」となるが、チェックサムが通らない場合には、これを「こうひい」とすることがある。 (2)既存の文字どうしを読み替える場合 希望の文字でチェックサムが通らない場合には、 「へ」→「え」、「は」→「わ」、「じ」←→「ぢ」、「ず」←→「づ」など、同音の文字間で読み替えることがある。 語呂合わせ復活の呪文を鑑賞するには、これらの文字に瞬時に脳内変換できるような慣れも必要である。 用例 「この呪文は読み替えが苦しいので、あまり完成度が高いとはいえない」 関連 【む】 《ら》 ラスト2もじ【ラスト2文字】 (DQ1)仮OKの状態で、dq1pswd.exeの「語呂合わせ」機能で補った最後の2文字のこと。助詞をこれにすると呪文が完成しやすい。 慣れてくると、他人の作品でもラスト2文字の見当がつくようになる。 関連 【仮OK】、【検索文字】、【語呂合わせ検索】 ラブソングさがして【Love Song探して】 DQ2の復活の呪文入力時、もしくはペルポイにいる歌姫アンナに話しかけたときに流れるBGM。 このアンナとは、ボーカル版を歌っている牧野アンナのことである。 また、ルーラという女性デュオにも同一のメロディでのボーカル版があり、CDアルバム「ドラゴンクエストのうた」にも収録されているが、曲名が「薔薇ふる空」となっており、歌詞も異なっている。 関連 【街の人々】 ラブソングをさがせ【ラブソングを探せ】 本スレの住人により開発された、復活の呪文捏造ツール。この名称から連想されるようにDQ2用である。通称「ラブさが」。 関連 【FJM-LS.exe】、【Love Song探して】 ラルス16せい【ラルス16世】 勇者に復活の呪文を教えてくれる、DQ1のラダトーム国王。ローラという娘がいる。 れつ【列】 DQ2の復活の呪文での左からの区切り。 1列目 2列目 3列目 4列目 : : : : ゆうて いみや おうきむ こうほ りいゆ うじとり やまあ きらぺ ぺぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺぺ ぺぺ 関連 【行】 《わ》 ワイルドカード【ワイルドカード】 ファイル名やディレクトリ名を指定するときに使う、「任意の文字」を意味する特殊文字。 「*」が任意の長さの任意の文字を、「?」が任意の1文字を意味する。 (「IT用語辞典 e-Words」より) DQ1の復活の呪文ツールでは、語呂合わせ検索を行うときにこれらの記号を用いる。 dq1pswd.exe では全角「?」のみ、dq1pw2ch.exe では「?」と「*」が全角・半角に両対応している。 ただし dq1pw2ch.exe では「?」と「*」のどちらも「任意の1文字」を意味する。 関連 【語呂合わせ検索】、【dq1pswd.exe】、【dq1pw2ch.exe】 《英数》 dq1pswd.exe【dq1pswd.exe】 dq1pswd.exe : DRAGON QUEST 復活の呪文 解析/作成プログラム よっち氏によるDQ1用復活の呪文捏造ツール。フリーソフト。1998年公開。 復活の呪文ツールのなかでは最も公開が早く、多くの語呂合わせ復活の呪文はこのツールにより発見された。 呪文捏造のための必要最小限の機能が備わっておりツールの動作も軽く、さらに対応OSも多いため入門用ツールとしてピッタリである。 このツールの配布元は http //www.imasy.or.jp/~yotti/dq-passwd.html である。 関連 【よっち】 dq1pw2ch.exe【dq1pw2ch.exe】 dq1pw2ch.exe : DQ1 password tool 2ch (ドラゴンクエスト 復活の呪文 発見/捏造ツール) 新ツール。本スレの住人により開発された、DQ1用復活の呪文捏造ツール。フリーソフト。2008年公開。 復活の呪文の解析ロジックは、すでに公表されている dq1pswd.exe のソースコードを参考にしているそうだが、この dq1pswd.exe からさらに、復活の呪文スレ用に特化した捏造ツールとして機能や使い勝手を高めている。 以下に挙げる機能は dq1pswd.exe には実装されていない、このツールのオリジナルの仕様である。 語呂合わせ機能を使用する場合、検索文字数が無制限(ただし、増やしすぎると動作が重くなる。ちなみに、dq1pswd.exe では2文字まで) スレ投下用にさまざまなテンプレが選べる、コピペ機能 呪文が完成した状態でないと上記のコピペ機能が使えない、誤爆防止機能 入力文字の自動置換機能(「ん」→「む」など) このツールの配布元は http //koredouyo.s355.xrea.com/ となっている。 なお、JavaScript による動作ですぐに試せるweb版も上記サイトで公開されている。 (ただし、web版では語呂合わせ機能は使えない) 関連 【これどうよ?】、【よっち】、【dq1pswd.exe】 dq2fj.exe【dq2fj.exe】 dq2fj.exe : ドラゴンクエスト2 復活の呪文 生成・変更プログラム シルゴンハーゲン氏が Visual Basic 6.0 (VB6) で開発した、DQ2用復活の呪文捏造ツール。フリーソフト。2002年公開。 このツールの配布元は http //www.geocities.co.jp/Playtown/1075/ であり、 上記のサイトでは、ローレシアの王子・サマルトリアの王子・ムーンブルクの王女のイラストつきの「ノーマル版」と、これらの表示のない「簡易版」の二種類に加え、 それぞれのVB6ソースリストも公開・配布されている。 関連 【シルゴンハーゲン】 FJM-LS.exe【FJM-LS.exe】 FJM-LS.exe : 復活の呪文作成ツール ~ラブソングを探せ~ 本スレの住人により開発された、DQ2用復活の呪文捏造ツール。フリーソフト。2011年公開。 復活の呪文の解析ロジックは、すでに公表されている dq2fj.exe のソースコードならびにシルゴンハーゲン氏のサイトに掲載されているコンテンツを参考にしているが、 この dq2fj.exe からさらに、復活の呪文スレ用に特化した捏造ツールとして機能や使い勝手を高めている。 以下に挙げる機能は dq2fj.exe には実装されていない、このツールのオリジナルの仕様である。 編集した呪文を作り置きできる、ストック機能 スレ投下用のテンプレを備えた、コピペ機能 呪文が完成した状態でないと上記のコピペ機能が使えない、誤爆防止機能 入力文字の自動置換機能(「ん」→「む」など) 検索した結果をCSVファイルとして出力する機能 このツールは、当wiki内の オリジナルツール ページにて配布中である。 なお、このツールは VisualBasic.NET でプログラムされているため、WindowsXP 以前のバージョンでの実行には「.NET Framework 1.1」が必要。 関連 【ラブソングを探せ】、【仮支援】、【正す】、【シルゴンハーゲン】、【dq2fj.exe】 GFJ64【GFJ64】 かの「AKB48」に端を発して一時期流行した“アルファベット3文字+2桁の数字”で、語呂合わせ復活の呪文を表現してみたもの。 「GFJ」は「語呂合わせ復活の呪文」(Goroawase Fukkatsu no Jumon)をヘボン式ローマ字で綴ったときの単語の頭文字を取ったもので、 「64」は、復活の呪文に使用されているひらがなの数である。DQ1・DQ2とも64文字を使用している。