約 771,270 件
https://w.atwiki.jp/soujidaisuki/pages/11.html
現在、paint_bbsプラグインはご利用いただけません。
https://w.atwiki.jp/soujidaisuki/pages/9.html
https://w.atwiki.jp/kurosaki/pages/11.html
おいでよ動物の森専用の場所です おいでよ動物の森の情報や好きな伽羅などを書いてください 自由にどうぞ 書く場合は全部消してから書いてください
https://w.atwiki.jp/soujidaisuki/pages/10.html
https://w.atwiki.jp/asianmystery/pages/86.html
2010年11月14日 「海外ミステリ」、または「翻訳ミステリ」と聞くと、多くの人はアメリカやイギリスなどの英語圏の推理小説や推理作家名を思い浮かべるだろう。あるいは、ポール・アルテなどのフランスの推理作家、『ミレニアム』のスティーグ・ラーソンなどのスウェーデンの推理作家を思い浮かべる人もいるかもしれない。日本語に由来する特異な筆名を持つボリス・アクーニンなどのロシアの推理作家を知っている人もいるだろう。いずれにしろ、日本で「海外ミステリ/翻訳ミステリ」と言えば、通常は欧米のミステリを指す(指していた)と言ってしまってもそんなに差し支えはないと思われる。(この場合の「米」は「北米」の意味である) 翻訳数から考えれば、「翻訳ミステリ」≒「欧米のミステリ」という傾向自体は今後も変わらないだろうが、近年は欧米以外の推理小説の紹介も少しずつなされるようになってきている。昨年(2009年)末刊行の原書房『2010 本格ミステリ・ベスト10』に収録されている「「海外本格」座談会」(参加:川井賢二、佳多山大地、横井司)は、副題が「長編ミステリの曙からアジア・南米の異色〈新本格〉まで」となっており、アルゼンチンの推理小説として、日本の新本格を彷彿とさせるというギジェルモ・マルティネスの『ルシアナ・Bの緩慢なる死』と、パブロ・デ・サンティスの『世界名探偵倶楽部』が話題にのぼっている。そしてその座談会でも取り上げられている、アジアの推理小説を日本に紹介する叢書として講談社が刊行を始めた叢書が、このページで紹介する〈アジア本格リーグ〉である。2009年9月に刊行が開始され、下記の6作品が紹介された。アジアの推理小説は今までほとんど邦訳がなされていなかったので、非常に画期的な叢書だと言えるだろう。 アジア本格リーグ 作家一覧 地域 筆名 性別 生年 創作に使用する言語 1 台湾 藍霄 (ランシャウ) 男性 1967年 - 中国語 2 タイ チャッタワーラック 男性 ? タイ語 3 韓国 李垠 (イウン) 男性 ? 韓国語 4 中国 水天一色 (すいてんいっしき) 女性 1981年 - 中国語 5 インドネシア S・マラ・Gd (エス・マラ・ゲーデー) 女性 ? インドネシア語 6 インド カルパナ・スワミナタン 女性 1956年 - 英語 アジア本格リーグ (2009年9月 - 2010年6月、全6巻) ※奥付けの表記は「アジア本格リーグ」、表紙や背表紙では「島田荘司選アジア本格リーグ」 発行 講談社 装幀 坂野公一 (welle design) 編集協力 藤原編集室 サイズ 四六判ソフトカバー 2010年、第10回本格ミステリ大賞 評論・研究部門 候補 (出版企画に対して) 候補作選定経過: 「本格ミステリ作家クラブ通信」第38号 2010.03.01 受賞作決定: 2010年度 第10回本格ミステリ大賞 結果 - 評論・研究部門は、谷口基『戦前戦後異端文学論』(新典社)が受賞した。 1 台湾 『アジア本格リーグ1 錯誤配置』 2009年9月10日 第1刷発行 藍霄(ランシャウ、男性、1967年 - ) 玉田誠 訳 316ページ ISBN:978-4-06-215759-9 定価:1800円(税別) 巻末解説:玉田誠「台湾の本格ミステリー事情」pp.307-315 原書:藍霄 『錯置體 Mislocation The Tapeworm Murder Case』 出版社:大塊文化、出版日:2004年8月1日 (原題の日本の漢字での表記:『錯置体』) 言語:中国語(繁体字) ISBN:978-986-760-063-9 推薦文:黄鈞浩(黃鈞浩)(→ネット書店の『錯置體』のページで読むことができる) 巻末解説:傅博(島崎博) 神経外科医の秦(チン)博士が探偵役を務める秦博士シリーズの長編1作目。台湾ではほかに長編2作目『光與影 A Maze Murder Case(光と影)』(ネット書店リンク)、長編3作目『天人菊殺人事件』(ネット書店リンク)が刊行されている。 現在、藍霄の作品の邦訳は『錯誤配置』のみ。 2 タイ 『アジア本格リーグ2 二つの時計の謎』 2009年9月10日 第1刷発行 チャッタワーラック(男性、生年非公開) 宇戸清治 訳 286ページ ISBN:978-4-06-215760-5 定価:1700円(税別) 巻末解説:宇戸清治「タイ・ミステリーの過去と現在」pp.275-283 原題英文表記:"The Time for Dead" (講談社版奥付けより) 原書:จัตวาลักษณ์ 『กาลมรณะ Nanmeebooks Award C M Collection』 出版社:Nanmeebooks、出版年:2007年 (原題直訳:『死亡推定時刻』、原題発音『カーン・モーラナ』) 言語:タイ語 ISBN:9789748478135 その他リンク ナンミー・ブックス 著者紹介 ナンミー・ブックス 『二つの時計の謎』関連記事 - 日本語訳の刊行が決まったことを伝える記事 タイのネット書店 Googleブックス 『二つの時計の謎』は、それ以前に詩や短編小説などを本名で発表していた著者の初の書き下ろし長編作品。この作品でナンミー・ブックス出版社ミステリー大賞を受賞した。 現在、チャッタワーラックの作品の邦訳は『二つの時計の謎』のみ。 3 韓国 『アジア本格リーグ3 美術館の鼠』 2009年11月20日 第1刷発行 李垠(イウン、男性、生年非公開) きむふな 訳 238ページ ISBN:978-4-06-215900-5 定価:1600円(税別) 巻末解説:米津篤八「韓国ミステリー百年の現在」pp.231-237 原書:이은(李銀) 『미술관의 쥐』 出版社:위즈덤하우스(Wisdomhouse)、出版日:2007年10月12日 (原題の漢字ハングル混じり表記:『美術館의 쥐』) 言語:韓国語 ISBN:978-89-5913-265-2 その他リンク 韓国のネット書店アラジン 著者の長編3作目。なお、ペンネームの李垠という漢字表記は『수상한 미술관(不思議な美術館)』(2009年11月)(ネット書店リンク)から使用しており、それ以前は李銀という表記だった。 現在、李垠の作品の邦訳は『美術館の鼠』のみ。 4 中国 『アジア本格リーグ4 蝶の夢 乱神館記』 2009年11月20日 第1刷発行 水天一色(すいてんいっしき、女性、1981年 - ) ※奥付けでは「すいてんいっしき」、解説や著者紹介では「シュイティエンイースー」 大澤理子 訳 396ページ ISBN:978-4-06-215901-2 定価:2200円(税別) 巻末解説:池田智恵「発展途上の中国ミステリー」pp.383-394 原書:水天一色 『乱神馆记系列之蝶梦』 出版社:内蒙古人民出版社、出版年:2006年 (原題の日本の漢字での表記:『乱神館記系列之蝶夢』) 言語:中国語(簡体字) ISBN:9787204088256 その他リンク(中国のミステリ雑誌『歳月・推理』『推理世界』公式サイトより) 《乱神館記之蝶夢》已由日本講談社出版!(2009-12-24) - 『蝶夢』が日本で刊行されたことを伝える記事。 蝶夢——水天一色訪談(2010-2-25) - 中国のミステリ雑誌『歳月・推理』2010年3号に掲載された水天一色インタビュー 乱神館記シリーズの1作目。水天一色の最初の長編作品でもある。陰陽道に通じ、鬼神をも操ると噂される女性・離春(リーチュン)を探偵役とするシリーズ。乱神館というのは、彼女の暮らす館のことである。2010年11月現在、2作目は執筆されていない。 ほかの著書に、学生探偵・杜落寒(ドゥールオハン)が活躍する「杜公子シリーズ」の長編『校園惨劇(学校の惨劇)』、『盲人与狗(盲人と犬)』がある。 現在、水天一色の作品の邦訳は『蝶の夢』のみ。 5 インドネシア 『アジア本格リーグ5 殺意の架け橋』 2010年3月10日 第1刷発行 S・マラ・Gd(エス・マラ・ゲーデー、女性、生年非公開) 柏村彰夫 訳 (柏村彰夫、岩田真由子、森山幹弘 共訳、訳文調整:柏村彰夫) 396ページ ISBN:978-4-06-215943-2 定価:2200円(税別) 巻末解説:柏村彰夫「インドネシアの推理小説」pp.387-395 原書:S. Mara Gd "Misteri Rubrik Kontak Hati" 出版社:Gramedia Pustaka Utama、出版年:1993年 (原題直訳:『心のコンタクト欄の謎』、『殺意の架け橋』というタイトルは島田荘司の発案による) 言語:インドネシア語 ISBN:978-979-22-2679-9 その他リンク インドネシアのネット書店 Googleブックス コサシ警察大尉(警部)と、元泥棒の刑事ゴザリのシリーズ、20作目。コサシとゴザリシリーズは、著者のデビュー作『消えた光の謎』(1985)から『妨げられたメロディの謎』(2008)まで30長編が刊行されている。 解説では特に触れられていないが、筆名の由来はおそらく宝石の「エメラルド」を意味する"Smaragd"(ドイツ語)。 現在、S・マラ・Gdの作品の邦訳は『殺意の架け橋』のみ。 6 インド 『アジア本格リーグ6 第三面の殺人』 2010年6月23日 第1刷発行 カルパナ・スワミナタン(女性、1956年 - ) 波多野健 訳 364ページ ISBN:978-4-06-215942-5 定価:2200円(税別) 巻末解説:波多野健「インドの本格ミステリーの歴史と現在」pp.351-362 原書:Kalpana Swaminathan "The Page 3 Murders" 出版社:Roli Books、出版年月:2006年2月 言語:英語 ISBN:978-8186939192 その他リンク Amazon.co.jp "The Page 3 Murders" 元刑事の女性ラッリが探偵役を務めるシリーズの一作。この作品以前にシリーズ最初の著書として短編集"Cryptic death and other stories"(謎めいた死)(Googleブックスリンク)が刊行されており、『第三面の殺人』はシリーズ初の長編作品。シリーズ2作目の長編"The Gardener's Song"(園丁の歌)も刊行されている。 現在、カルパナ・スワミナタンの作品の邦訳は『第三面の殺人』のみ。 関連文献 「各国から届いた挑戦状! 日本発・本格ミステリー、アジアからの逆襲」講談社文芸X出版部 蓬田勝(『本格ミステリー・ワールド2010』南雲堂、2009年12月、pp.31-32) 「「アジア本格リーグ」とは」(『ジャーロ』No.40、2010年11月、pp.102-103) リンク 翻訳ミステリー大賞シンジケート2009-10-02 講談社今月の新刊 - 『錯誤配置』、『二つの時計の謎』の紹介 2009-11-22 講談社 11月の新刊 - 『美術館の鼠』、『蝶の夢』の紹介 2010-03-18 講談社 3月の新刊 - 『殺意の架け橋』の紹介 2010-01-26 円堂都司昭の読んだアジア・ミステリー5作 - 円堂都司昭氏による、アジア本格リーグ1~4と『コリアン・ミステリ 韓国推理小説傑作選』の書評。
https://w.atwiki.jp/sentasisi/pages/5.html
https://w.atwiki.jp/asianmystery/pages/176.html
2012年1月10日 【東アジア】 中国 「中国ミステリ史 参考文献 - 中国推理小説120年の歴史」参照 台湾 「台湾ミステリ史 参考文献 - 台湾推理小説100年の歴史」参照 香港・マカオ 韓国 「韓国ミステリ史 参考文献 - 韓国推理小説100年の歴史」参照 モンゴル 「アジア理解講座1997年度第1期「モンゴル文学を味わう」報告書」第8章:民主化と社会不安の狭間で―4人の作家を中心に(海野未来雄) 第9章:モダニズム文学の隆盛と大衆文学(海野未来雄) 海野未来雄「ミステリー・ブーム続くモンゴル文芸界」(『しにか』1994年11月号、p.110-113) 芝山豊「モンゴル最初のミステリー小説の謎」(毎日新聞大阪版、1994年11月18日付け夕刊、11面)ダシドルジン・ナツァグドルジ(1906-1937)という作家が1930年にポオの「黄金虫」を意識して書いた「黒い岩」という小説がモンゴル最初のミステリ小説だという。 【東南アジア】 タイ 宇戸清治(2009)「タイ・ミステリーの過去と現在」 (チャッタワーラック『アジア本格リーグ2 二つの時計の謎』講談社、2009年9月)pp.275-283 平松秀樹(2011)「東南アジアにおける日本文学」(日本比較文学会編『越境する言の葉――世界と出会う日本文学』彩流社、2011年6月)横溝正史や赤川次郎の人気について少々言及あり 以下、参考になりそうな文献(未見)『立命館言語文化研究』21巻3号(2010年1月)特集「国際ワークショップ 東南アジアとの通路―日本文学・文化研究理論を考える―」 吉岡みねこ「タイにおける日本文学の受容」(『海燕』1995年2月号) Namthip Methasate「タイにおける日本文学受容と研究―その変遷と展望」(『日本近代文学』第76集、2007年5月) インドネシア 柏村彰夫(2010)「インドネシアの推理小説」 (S・マラ・Gd『アジア本格リーグ5 殺意の架け橋』講談社、2010年3月)pp.387-395 (マレーシア・インドネシア) ミャンマー 南田みどり(2010)「日本占領期におけるビルマ文学」(pdf) 高橋ゆり「ミャンマー・ミステリ事情 ドイルも知らなかった「ホームズ」熱帯事件録とその後」『ハヤカワミステリマガジン』2012年2月号 「ミャンマーのホームズ、《名探偵サンシャー》シリーズの邦訳一覧」(2012年2月23日) カンボジア ペン・セタリン「カンボジアにおける日本文学の受容」(『日本文學誌要』第73号、2006年3月)※未見 フィリピン 島田一男「世界の四隅」(『探偵作家クラブ会報』第27号、1949年8月、pp.2-3) シンガポールベトナムマレーシア その他 不明:ラオス、カンボジア、ブルネイ、東ティモール 【南アジア】 インド 【中央アジア】 不明 【西アジア】 トルコ イスラエル
https://w.atwiki.jp/soujidaisuki/pages/16.html
https://w.atwiki.jp/asianmystery/pages/104.html
2011年1月24日 ミステリと同じくジャンル小説である「SF」では、韓国・中国・台湾の作品がどれほど翻訳されているのか、また日本とどのような交流があるのか、興味があったので簡単にまとめた。 きっかけ → Togetter:アジアSF界の交流(日本SF、中国SF、韓国SF、台湾SF) 韓国SF 韓国SFメモ (時々更新) 韓国SFに関するネット上の2つの基本文献について (2011年1月28日) 中国SF 中国SFメモ (時々更新) 中国のSFの賞「星空賞」、翻訳小説部門で日本の小説が受賞! (2011年1月19日) 【Togetter】第2回星空賞(中国のSF賞)、小林泰三「人獣細工」受賞なるか? (2011年8月27日) 2010年に中国で刊行された日本SF一覧 (2011年8月29日) 台湾SF 未作成 日本の作品の海外刊行について 英訳された日本のSF・ファンタジー・ホラー小説、ライトノベル (2012年10月19日) Amazon内のリスト 「Haikasoru」 日本SF・ファンタジーの英訳レーベル 1 「Haikasoru」 日本SF・ファンタジーの英訳レーベル 2 「Haikasoru」 日本SF・ファンタジーの英訳レーベル 3 最新の出版状況 各地で刊行されているSF小説の一覧(新しいものから順に)。オリジナル・翻訳の両方を含む。 外部リンク:韓国ネット書店アラジン (>SF小説) 外部リンク:中国Amazon (>科幻小説) 外部リンク:台湾ネット書店 博客来網路書店 (>科幻/奇幻小説)
https://w.atwiki.jp/wiki13_cocktail/pages/325.html
タイガーベビー ラクーン フェイクベア モンキー ウルフ 森の主