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本編開始前のアバン アバン流殺法を使った戦闘やメラゾーマ、ベキラマなどの呪文も使える
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登録日:2011/05/31 Tue 20 13 31 更新日:2024/04/07 Sun 07 15 28NEW! 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 OKADA Vジャンプ アバン スピンオフ ダイの大冒険 ハドラー ブロキーナ マトリフ レイラ ロカ 三条陸 三条陸の本気 伝説の勇者の伝説 元祖 先代 前日譚 勇者アバンと獄炎の魔王 勇者アバンのパーティー 外伝 少年ジャンプ+ 漫画 芝田優作 集英社 …俺はおまえのあの光る剣に希望を見た! 偶然であれ 未完であれ 魔王をひるませた一撃であったことはたしかだ!! おれは…あの光を信じる!! かつて週刊少年ジャンプで連載されていた漫画「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」の外伝作品。 ●目次 【概要】 【人物紹介】勇者アバンのパーティー ハドラー魔王軍 その他の登場人物 【余談】 【概要】 2020年のアニメ放映に合わせて企画が始動した。 『ダイ大』は本編の外伝的なエピソードが描かれたのはせいぜい旧アニメの劇場版くらいで、連載終了から約24年にして初めての本格的な外伝作品とも言える作品である。 原作は本編と同じく三条陸が担当し、作画は芝田優作。彩色はイラストレーターのOKADAが担当。 2020年11月からVジャンプで掲載されており、2022年3月19日からはジャンプ+でも連載されている。 当初はVジャンプ連載ということもありそれほど注目されていなかったが、原作者である三条自身が手がけた丁寧なシナリオや、詳細に描かれていくアバン達の過去、本編ではチョイ役だった意外なキャラクターの再登場等で人気を集めていき、単行本第1巻が発売された際には全国各地で品切れが続出し、プレミア化する事態が発生するほどの人気を巻き起こした。 時系列はダイ大本編から10数年前、魔王ハドラーが世界を震撼させていた頃が舞台。 後に勇者の家庭教師となるアバンの、原作では断片的にしか描写されなかった在りし日の活躍を描く。 【人物紹介】 勇者アバンのパーティー 主人公であるダイが生まれる以前、地上の平和を脅かしていた魔王ハドラーと彼が率いた魔王軍を倒して平和を取り戻した者達である。 だが『勇者』というくくりが有名な一方で、意外にも彼ら自身の名前はあまり知られていなかったりする。 特にポップ達若い世代にはそれが顕著。 助っ人として参戦するも、当事者以外には知られていない者がさらに一人いる。そちらは後述。 ネタバレを含むので閲覧注意。 凍れる時間の秘法などの項目と合わせての閲覧を推奨するが、あちこちネタバレがあるので注意。 勇者アバン いけませんねえ…魔王さんとやら 女性を誘う時はもう少し優しく声をかけなければダメですよ 元祖勇者。ハドラーとの決着時17歳(実年齢は16歳)。 武芸や呪文の他、学者の家系の出であることから様々な知識に長けるやたら万能の人。 12歳の頃に城を抜け出していたカール王国王女・フローラと出会い、彼女を襲うモンスターを退治した。その功績と強さからフローラの要請を受けて騎士団に入るものの、伊達眼鏡をかけて自身の力を隠して昼行灯然としていた。現在にも通じるニコニコした風体で、当時の城仕えの女中にはモテていたっぽい。 そして数年後、ハドラーがカール城を襲った際に眼鏡を外しその本性を晒す。 なおハドラー打倒の旅に出る前、フローラからカールの守りという首飾りを託されている。 その交換として、後にアバンのしるしと呼ばれる貴石を一つ彼女に渡した。 ついでに「平和が戻った時に受け取りに来る」と約束として伊達眼鏡も預けている。 フローラからは好意を向けられており、それに気付いていないものの実は両想いだったり。 ハドラー軍団との戦いに身を投じるが、どう考えても人類のジリ貧は必至であり、「今すぐ魔王をどうにかしなければならない」と判断。 「凍れる時の秘法」でハドラーを封印しようとするが、技量が足りず、ハドラーのみならず自分まで封印に巻き込まれることになった。しかし、魔王軍はトップを失ったことで急激に弱体化し、人類は勢力を立て直す時間的猶予を得ることができた。 「凍れる時の秘法」は未完成であったため、約1年でハドラー共々封印から解放される。 さらに約1年後、完成した必殺剣を携え、再び終結した仲間と共に地底魔城の最終決戦に挑み平和を勝ち取った。 この際にバルトスとのやり取りも交わされ、さらにその後ヒュンケルとの出会いを果たすこととなる。 平和になった後、フローラから伊達眼鏡を返却されたものと思われるが、フローラが後に「勇者なんてものは事が終われば姿を消してしまうんだから」とアバンへの嫌味混じりの忠告をレオナにしているので、程なくヒュンケルを伴って姿を消したようである。 アバンの以後の顛末は個別項目を参照。 戦士ロカ おまえだけを犠牲にして勝つなんてまっぴらごめんだっ!!! 職業は『戦士』。 アバンとは母国であるカール王国の騎士団時代からの親友だった。 14歳という若さで騎士団長に任命されるが、これは本人の実力以外に、既に年長の騎士が全滅していたことにも起因する。既に10年以上も続いていた戦いは、やはり凄惨だったことがうかがえる。 とは言え、その鷹揚な人柄による求心力はアバン以上。 後に仲間のレイラとの間にマァムを授かった。 『ダイの大冒険』本編開始時点では既に亡くなっている人物だが、説明されていなかった死期と死因について本作では…。 地底魔城での最終決戦参加時には18歳。ん?ということはロカは16歳くらいの時にレイラを妊娠さs 詳細は個別項目を参照。 僧侶レイラ 私たちの…子供の事 まだ…ロカにも言ってなかったのに… ロモス国の近くにあるネイル村の教会で、神父である父親の手伝いをしている僧侶。 優しく包容力に溢れる女性で、美人でスタイルも良い。あとハレンチな恰好。さすがマァムの母親。 それが魅力的であったのか、女に興味なんて無い(と意地を張る)ロカも彼女に惹かれ、彼女もまたその想いに応えた。 両親の恋愛に情熱的だったらしいところは娘にはまるで受け継がれなかった。 戦闘では回復やサポートを担当。 村の男どもをボコボコにするなど、腕っぷしも強くハンマースピアも軽々と扱う。マァムの怪力は父だけでなく母からの遺伝でもあったようだ。 しかも娘とは違いバギ系の魔法が使えるので僧侶戦士としては娘の上位互換にすら見える。 地底魔城での最終決戦時は18歳。ロカと同い年。 詳細は個別項目を参照。 大魔道士マトリフ オレにゃあ泣く家族もいねぇ なるべくアバンをくたばらせないようにしてやるよ 女を泣かさねえのがオレの主義なんでな…!! 操る呪文の数は100を越えるともいわれる、世界最高と名高い魔法使い。 紆余曲折あってアバン一行に加わり、仲間の一人として戦い抜く。 なにぶん本編時点でも3桁手前の御老体なので、本作でも印象はほぼ変わらないが、トレードマークの帽子を脱ぐ場面がしばしばある。 一方で本作においては、若き日の知られざる過去や、この時代で出会っていた好敵手、そしてメドローア開発秘話と、見逃せないエピソードが目白押し。 詳細は個別項目を参照。 拳聖ブロキーナ もしかして…ワシって有名? 「武術の神様」、もしくは「拳聖」とも渾名される高名な武闘家。 本編においてはマトリフと並ぶ師匠キャラだが、マトリフとは異なり本作でも師匠キャラ寄りの一歩引いた立ち位置である。 おちゃらけた風貌は変わらないが、髪がフサフサで腰も曲がっておらず、こっちは結構本編までの間で老け込んでいたようだ。 アバン一行との初対面時には、山小屋に一人で住み人を襲わないように魔物を調教し餌付けする奇特な好々爺として、魔王軍と交戦し傷ついた彼らを歓待した。 その後、凍れる時間の秘法の一件でロカとレイラを一時的にパーティから外したアバンによって、2人の穴を埋めるべくスカウトされる。 ハドラーと徒手格闘で互角に戦い、アバンに攻撃の手を届かせない奮戦を見せた。 だがマトリフと同様にアバンがハドラーと共に凍った時間中に閉じ込められる姿をただ見ていることしかできない無力を味わう事に。 地底魔城での最終決戦では理由は不明だが不参加となっている。 本編での彼については個別項目を参照。 ハドラー魔王軍 魔王ハドラー 魔王軍を率いて世界を恐怖に陥れた魔王。本作のラスボス兼もう一人の主人公。 タイトルである『勇者アバンと獄炎の魔王』の獄炎の魔王は彼の事。 最も自信に溢れていた全盛期とも言える頃だけあり、物凄く生き生きと楽しそうにしている。 ガンガディア トロル一族でありながら高い知能を持つ異端児。 魔王軍の参謀的存在。 トロルという種族に強いコンプレックスを持っており、その払拭のため呪文を数多く学び体も鍛え上げ絞っている。 マトリフの因縁の相手であり何度も煮え湯を飲まされるものの、彼の頭脳明晰さには素直な憧れをこぼしている。 キギロ 人面樹の突然変異体。 タキシードをまとった長身の貴族といった風体。 「覇気も野心も無い」と自称しているが、その実出世欲は強い。 木々の体は硬軟自在であり特殊な樹液により火にも耐性を持つ、通常の人面樹との戦い方がまるで通用しない難敵。 一方で強さゆえに自信過剰なきらいがあり自身の能力をベラベラ話してしまいがち。 ブラス ハドラーの邪気により破壊衝動に目覚めた「きめんどうし」。 本編におけるダイの育ての親だが、当時はまだ邪悪なモンスターであった。 戦力確保のためデルムリン島に単身出向しており、戦線とはあまり関わりがない。 本編では主な描写が最初期なのもあって、アバンの顔すら知らないなどよく考えると不自然な点が多く、極力辻褄を合わせようという意図があると思われる。 バルトス 魔王軍最強の剣士。騎士道精神に満ちた「じごくのきし」。 ヒュンケルの育ての親で、本編でも本作にあたる時期の出来事が回想されている貴重な人物である。 最終決戦で初めてアバンと対峙したという当時の描写に合わせる都合上、それまでの出番は控えめ。 彼の腕はそれぞれ違う剣豪6人のものであり、腕ごとに得手とする技が全く異なる(*1)。 それらを駆使した変幻自在の太刀が最大の武器だが、死者の剣技に甘えることなく修練を重ね己の剣を磨き上げている。 その強さは魔王への門を守る最後の番人として不足ないものであり、魔王との戦いを控えたアバンも全力の剣で相手することを決断したほど。 その他の登場人物 ヒュンケル 当時5〜6歳ほど。バルトスの養子として地底魔城で暮らしている。 植物への水やり係など城内で小間使いを任されることもあるが、概ね不自由のない暮らしをしているのは本編の設定通り。 地底魔城の魔物達も、はいはいしていた赤ん坊の頃からヒュンケルに対して魔物なりに情をもって接してきたらしい。 ヒュンケルにとっては、父だけでなく地底魔城の魔物達は皆家族であり、魔王ハドラーは家族を守ってくれる存在だった。 ザボエラ 地上と思しき辺境にある密林の奥地に住む魔族の研究者。年齢は800歳ほど。 当時はハドラーの取引相手で、ハドラーはザボエラから度々彼から魔物などを購入していた。 技術力に加えてハドラーに比肩する魔力の持ち主で、ハドラーは度々配下に勧誘しており「世界征服すれば、世界の1/4くらいはくれてやる」と高く買っていた。 ザボエラ自身も「自分は所詮隠居の身」と口先では謙遜しつつも当然ながら内心は満更ではなかったが、自分を最大限高く見せるために敢えて取引相手という形をしばらく維持する気でいた。 この頃から既に出世欲と自己顕示欲は非常に強かった。 その持てる力を発揮すれば魔王ザボエラを名乗ってハドラー率いる魔王軍に対抗するのも不可能ではなかっただろうが、当人にはそんな野心や気概は欠片も無し。 あくまでも指揮統制等面倒事は打ち棄てつつ、他者の羨望や嫉妬を一身に浴びる地位のみを求めていた。 こうした性根と行動が禍して、実力は一目置かれつつもまるで敬意を払われていない。 ザムザは、父に手柄を横取りされていることや、保身の為の風除け扱いされる(*2)も含めて内心不満を抱いており、「この人は自分を高く見せること以外頭にない」と毒付いていた。 さらにそういった態度はハドラーの部下であるガンガディア達に対しても同様で、「ハドラーを救った恩人」と恩着せがましく上から目線で主張しまくった結果、ガンガディアからは「知性さえあればいいというものでもない」「全く憧れない…!」と酷評され、ガンガディアだけでなくバルトスからも滅茶苦茶に嫌われまくった。 ザムザ ザボエラの息子。 この頃から、超魔生物の研究に取り組んでおり、魔物の合成などに成功。 しかし、ハドラー相手にザボエラはそれを自分の手柄として話すのだった…。 ハドラーから「ある領域においては父ザボエラを完全に越えている」と解説される才覚と頭脳の持ち主だと明らかにされた。 だが、業績のほとんどをザボエラの手柄にされてしまっているため大成はしなかった模様。 クロコダイン 当時は在野で武者修行の最中にあったが、この時既に「獣王」の勇名は魔王軍にも知れ渡っていた。 鎧を着ておらず、顔つきもどことなく若々しい。 覇道の道を進むハドラーのことは尊敬しており、ザボエラからハドラー救出の依頼を受けやり遂げる。 依頼完了後は「自分は依頼を受けただけであり報酬も依頼人から受け取っている」と礼を受け取るどころか名前も名乗らず、ハドラーが封印されたことをきっかけに各地で腕に覚えのある魔物たちが動き出していることを忠告して去っていったが、その立ち振る舞いから獣王であると察したガンガディア達からは噂に違わぬ高潔な人柄を称賛されている。 ちなみにこの帰り際、お互いの名も知らないまま後に友となるヒュンケルと会話を交わしてもいる。 魔界の神 手傷を負ったハドラーに突如語りかけた謎の存在。 天地創造の後に地上から去ったとされる創造神に成り代わる新たな神を自称し、その名乗りに相応しい超常の力の片鱗を見せた。 その正体は、数千年を超える遥か太古より魔界を猛威を振るい「魔界の神」として君臨した存在であり、この時点では謎の男とともに「死の大地」に居を構えていた。 だが、ある時期から計画のために人間や他の魔界の住人に存在を悟られないよう活動していた故か、まだ343歳のハドラーはその存在を知らなかった(*3)。 声のみとはいえ地上で初めて自身の存在を明し、アバン戦でのケガの治療や旧神についての議論をするなど当時からハドラーには注目していた様子。 謎の男 魔界の神に仕える正体不明の男。 魔王軍の動向を監視している。 皆既日食の際には自身の体に「凍れる時間の秘法」をかける他、神の指示で秘法の解除法をガンガディアに伝えたりもした。 死神 ふらりと魔界の神の前に現れた道化師風の仮面の男。 地上の争いには関心が薄いらしく、勇者の戦いを「ローカルな対決」と呼んでいた。 トランプ占いが特技だが、当たりすぎるために興が冷めると魔界の神にはやや不評。 【余談】 企画会議の際は幻に終わった続編の「魔界編」を描く案も出ていたが、「新アニメからダイに触れることになる新しい読者へのネタバレにならないようにしたい」という三条の意見から、勇者アバンの若かりし頃を描くことになったという。 本作では、『ダイの大冒険』につながる描写の他にも、魔界につながっているらしい山なども登場しているが…? ノン!ノン!ノン!!何言ってるんですかみなさん!! 何もしなければまさに何もはじまらないでしょう? …追記・修正しかできないなら方法はひとつ…!! みなさん! 追記・修正しましょう!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 彼らの冒険も読んでみたい -- 名無しさん (2016-12-13 03 59 40) アバンはもとよりマトリフやブロキーナまでが老齢を押して参戦してくれたのに、なんで五体満足でまだまだ若いレイラは最後まで引退を決め込んだまま村から動かなかったんだろうな。実の娘が命がけで戦ってるのに……。 -- 名無しさん (2018-09-29 10 44 34) ↑戦線を離れて久しいし、役目はマァムと被るどころか銃での攻撃がある分マァムのが上っぽいし無理して参戦してもそれ程やくに立たないと思ったのかも。マトリフやブロキーナは凍れる時の決戦にも参戦してたことから、レイラやロカよりも数段上の実力だったぽいし(本編の活躍見ててもこの二人すごい強いし) -- 名無しさん (2018-10-17 01 19 26) ロカ以外は4人とも回復呪文が使える。かなり安定したパーティーだな。 -- 名無しさん (2019-01-17 00 34 59) 案外とハドラーは昔から強かったんだと思うな。そうでないとこの人達の強さが説明つかんし。 -- 名無しさん (2019-01-17 08 57 42) ↑4マァムが村にいない間、代わりに村を魔物から守るためじゃないか? 長老だけに村を守らせるわけにもいかないだろうし -- 名無しさん (2019-01-23 18 30 37) 老師のなにがすごいって、他のキャラがミストバーンにいくら攻撃してもノックバックすらできなかったっていうのに老師はミストバーンの身体を殴り飛ばせたということ。なお超魔ゾンビ戦では舐めプをした模様 -- 名無しさん (2019-01-23 20 56 43) 時間がとまっている以上攻撃の威力とかは関係なくて(そもそもいくら老師がすごくても単純な威力でオーラナックルを超えるパンチが打てるわけない)相手の体勢をうまく崩させるとかの技術面で優秀なんだろうな。超魔ゾンビは体勢を崩させても意味ない&デカすぎてさすがに難しいから成す術がなかった -- 名無しさん (2019-01-23 21 06 38) 一撃で決まっていたって口ぶりだと超魔ハドラーや肉体じたいは叡智があるがジジイの老バーンやダイやバランを含めて言ってるのならほんと凄いな… -- 名無しさん (2020-11-16 17 47 59) 実は盗賊…ってかくノ一でもあったレイラさん -- 名無しさん (2021-01-05 19 25 43) この項目からブロキーナ(ダイの大冒険)の項目を分離しました -- 名無しさん (2021-01-11 21 54 50) そりゃアバン先生を妬みで追い出したら、ロカ絶対黙ってないよな。いくら妻子がいる身でも。ジャンクみたいに関係者全員ぶん殴って王国から立ち去りそう -- 名無しさん (2021-01-23 00 01 14) アバンを追い出したのは愚かとしか言いようがないが、そうしないとこの作品が成立しないし、アバンがいてもバランに勝てたかと言うと…… -- 名無しさん (2021-01-23 00 47 34) 妄想で書くには胸糞悪すぎるから書かなかったんだけど、最悪ロカは謀殺されたんじゃないかとも思ってる。これならレイラがカールを避けてる理由もつくが、頼むから妄想であってほしい -- 名無しさん (2021-01-23 01 50 31) ↑×2 ホルキンスのようにめっちゃ優秀な剣士がいたから、二人残ってたら訓練とか教育でかなり底上げできてたかも、いや、バランには無理だな -- 名無しさん (2021-01-23 12 54 33) 獄炎の魔王1話のロカが好漢過ぎる。ロカが最終的にどれ位まで強くなるのかも楽しみだなぁ。 -- 名無しさん (2021-03-09 22 06 00) ポップのような大器晩成型を期待 まぁ死ぬんだけど -- 名無しさん (2021-03-09 23 07 02) 2巻読んで、かつて私が作ったドラクエ3の戦士もこんな感じで悩んでたりしたのかねぇ、とか思っちゃったよ。 -- 名無しさん (2021-07-02 19 13 54) ↑×5 同じこと考えてた アバン、マトリフ、バラン辺りのこと考えるとものすごくあり得そうだから困る -- 名無しさん (2021-07-02 19 30 16) ロカは、普通にヒュンケル見たく回復魔法が追い付かないぐらい体壊しただけだと思うけど。マトリフみたいに隠棲してたわけじゃなく普通に村に暮らしてたわけだし、静養してたと考えるのが自然かと -- 名無しさん (2021-07-02 19 46 43) ロカの人望をしっかり描写するところ上手いねぇ。ロカは原作だといまいち影薄かったけど丁寧な描写のおかげで素晴らしい存在感があるキャラに仕上がってる。 -- 名無しさん (2021-07-06 12 52 20) ロカはアバン先生が凍ってる間にネイル村でレイラの出産に立ち合い、その後ハドラー達との最終決戦で命を落としたんだと思ってた。 -- 名無しさん (2021-07-06 13 27 21) その流れでロカの死に責任を感じたアバン先生がカールの次期騎士団長を固辞してそのまま出奔って流れだったのかもね。 -- 名無しさん (2021-07-06 18 46 26) レイラはセクハラ対策を心得ていたみたいだが、娘には受け継がれなかったようだな -- 名無しさん (2021-08-06 16 18 03) マァムよりよっぽど若いレイラの方が母性溢れる性格と肝っ玉母さんっぷり発揮してるマトリフセクハラへの対応が強すぎる -- 名無しさん (2021-08-06 16 35 18) ↑2 つか教えておくべきだったと思う。大抵の若い娘さんはセクハラされたら固まるか悲鳴上げるかしかできん。 -- 名無しさん (2021-08-06 16 38 05) 外伝のロカがいい奴過ぎて、そりゃマトリフもいやな世の中と思うわね -- 名無しさん (2021-09-06 15 23 00) この項目を『勇者アバンと獄炎の魔王』の項目に編集しました -- 名無しさん (2022-04-26 16 17 30) この項目からロカ(ダイの大冒険)の項目を分離しました -- 名無しさん (2022-05-11 04 01 04) なんだかんだいってダイ大は味方サイドに死人が出なかったが、敵味方あわせて死が確定してるキャラが沢山いるのが見てて辛いよ。ガンガティアとかバーンの部下としてもやっていけるでしょ -- 名無しさん (2022-05-31 22 15 15) ロカは剣と格闘が出来るバトルマスターのような戦士、レイラは僧侶と盗賊で何気に二刀流で剣も扱えるしバギ系も斬撃のように切れ味がいい。この両親に比べて娘は不器用過ぎないか・・・ -- 名無しさん (2022-07-07 23 55 02) ↑×2 ガンガディアはあの当時としては強敵だけど、パワーはクロコダイン、魔力はザボエラ以下なのでそのままバーン軍に加えるには微妙 -- 名無しさん (2022-07-08 00 10 42) 強いて言えばハドラー親衛隊の隊長ぐらいだけどバルジ島でアークデーモン達と一緒に殺されそう -- 名無しさん (2022-07-08 00 21 53) ↑4 ダイ大本編と逆に、曲者度は高いのにステータスの数値が足りんのだろう。惜しいよなあ、Lvアップを積めばもっと強くて面倒な奴になれる器。 -- 名無しさん (2022-07-08 00 58 59) ↑5「なんだかんだ」の何パーセントくらいがヒュンケルなん? -- 名無しさん (2022-07-23 20 21 53) アバンがギラを収束させて撃てるとか、アストロン自分に使って攻撃防げるとか、豪破一刀使えるとか、ヒャダルコやバギが撃てるとか、いろいろと新情報が判明した作品でもあるな -- 名無しさん (2022-09-18 01 17 13) 新アニメダイ大が見事に完結した一方、こちらはウロド戦が決着というどえらい並行展開で脳が幸せ -- 名無しさん (2022-10-23 02 55 13) 最近一気読みしたけどメチャクチャ面白かった。三条先生の脚本力、やっぱ神がかってるわ -- 名無しさん (2023-01-07 00 02 25) 地上に強い魔物が居なさ過ぎるなとずっと疑問だったんだが、若い頃のアバン(とに粗方倒されてたんだな -- 名無しさん (2023-01-07 00 58 31) 地底魔城編で盛り上がりまくってたまらん。 -- 名無しさん (2023-09-10 22 37 27) ドラクエもダイの大冒険も未タッチのままジャンプ+で読んでるけど前提知識無しでも十分面白い。コメント欄の過去作ファンの感動や驚きの声も含めて楽しんでる作品。 -- 名無しさん (2023-10-06 00 50 53) なんでこの漫画の項目作成日が2011年なんだ、って思ったら勇者アバンのパーティの項目名が変更されたからか…ルール上は間違っていないとはいえ、この作成日は「勇者アバンと獄炎の魔王」の作成日としては矛盾にも程があるし、何かしら対処した方がいいと思うんだけど、どうだろうか。 -- 名無しさん (2023-10-11 21 36 06) こっちもアニメ化しないかな。ガンガディアは安元洋貴さん、キギロは吉野裕行さんで。 -- 名無しさん (2023-10-13 21 43 08) ↑3 ダイ大読め、読むんだ(必死) -- 名無しさん (2023-10-14 17 46 51) この項目からレイラ(ダイの大冒険)の項目の分離を提案します -- 名無しさん (2024-03-19 03 33 50) ブラスとバルトスの個別ページあるのにリンクされてない? -- 名無しさん (2024-03-27 10 50 38) 名前 コメント
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ポップと登場 マホカトールで結界を作成後、ガーゴイルと対戦 1日目・・・大地斬習得 2日目・・・大地斬マスター 3日目・・・ドラゴラムにて海波斬習得 ハドラーと対戦 対アバン(メガンテにて終結) ハドラーと対戦 対ダイ(竜闘気+未完成アバンストラッシュにて終結) ダイ・ポップ バルジ島を出る
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登録日:2012/06/26 Tue 10 04 05 更新日:2024/04/20 Sat 09 19 22NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 アバン アバンストラッシュ アバンテJr. アバン先生 アバン=デ=ジニュアール3世 オールラウンダー カール王国 コメント欄ログ化項目 ジャンプ二大家庭教師 スピンオフ主役 ダイの大冒険 チート ドラゴンクエスト メガンテ 万能の人 万能型の天才 伊達メガネ 先代勇者 先生 全ての始まり 切れ者 前作主人公 力なき正義は無力なり 勇者 勇者の家庭教師 勇者アバンと獄炎の魔王 勇者アバンのパーティー 勇者ダイのパーティー 勇者一行 器用万能 国王 学者 家庭教師 師匠 我らが先生 教師 文武両道 料理上手 昼行灯 櫻井孝宏 武芸百般 死んだと思ったら生きてた 漢 田中秀幸 能ある鷹は爪を隠す 自己犠牲の塊 自爆 親の仇 やっぱり修業で得た力というのは他人(ひと)のために使うものだと私は思います たぶん私の力はこの日のために… あなたたちを守るために神様からさずかったのでしょう… いつかあなたにも必ずわかる日がきます CV.田中秀幸(1991年版)/櫻井孝宏(2020年版) 『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』の登場人物。スピンオフの『勇者アバンと獄炎の魔王』では主役を務めている。 目次 【概要】 【人物】 【劇中の活躍】 【能力】弱点 使用技 装備 使用呪文 代表的な製作品 【主な人間関係】勇者アバンのパーティー アバンの使徒 【余談】 【概要】 主人公であるダイの師匠。「アバン=デ=ジニュアールⅢ世」が本名で、普段は「アバン」と略されている。 勇者育成業……ま、平たく言えば家庭教師ですな 自称『勇者の家庭教師』であり、弟子達からは「アバン先生」と呼ばれている。 年齢は31歳。 青の巻き毛と黒縁メガネが特徴的な男性。目立たないが、かなりの美形でもある。 その正体は、過去に魔王ハドラー率いる旧魔王軍を壊滅させた勇者。 彼の正体を知った上で自称を見直すと、『勇者の家庭教師』は勇者を育成する家庭教師であると共に、勇者であった家庭教師も意味する事になる。 怪しげに見える黒縁メガネは、実は度の入ってない伊達メガネ。 名前そのものはあまり広まっていないのか、弟子のポップや魔王軍の幹部だったブラスですら気がつかなかった。(*1) 【人物】 性格は温厚で、ややひょうきんな一面も目立つが、その人柄から彼を慕う者は多い。 家庭教師としての腕も確かで、人の才覚を見出すのは抜群に上手い。 趣味は料理。腕前は王宮付きの料理当番の女性たちに味付けのコツを語れるほど。 また、新しい町や村に着くたびに住民全員に話しかけるように心掛けており、RPGにおけるプレイヤーの定番を再現しているといえる。 稀代の天才学者だったジニュアール1世の血を継ぐ学者の家系の産まれで、元々はカール王国所属の騎士だった。 両親を早くに亡くしたアバンは祖父であるジニュアール1世と執事ドリファンによって育てられた。 当時は王女だったフローラをモンスターから救った事がきっかけで、フローラに推薦されカール騎士団へ入団したものの、騎士団では味噌っ粕扱いを受けていた。 ジニュアール1世はその超抜した科学知識でもって天変地異を驚異的な精度で予測しカール国民を救ったが、突出し過ぎた技能は異能同然と受け止められて、ジニュアール一族は国民から気味悪がられて距離を取られていた。 アバンもまた、そのジニュアール家に生まれた者として、昼行燈に徹して騎士団の恥晒しの汚名を甘んじて受け入れていた。 それでも持前の人当たりの良さと要領の良さのお陰でカール王国時代は王宮勤めの女性たちからも人気が高く、フローラ王女にも密かに惚れられていたのだが、魔王ハドラーのカール城襲来を契機に状況は一転。 隠していた実力を発揮して魔王を辛くも一時的に撃退した直後に、魔王討伐の為の修行の旅に出た。そして見事ハドラー討伐した。 だが、姫に理由を語ることもなく、再びカール王国を去ることになる。 ただし、後に… 【劇中の活躍】 パプニカ王国からの依頼で、ダイの才能を磨くべく、弟子のポップと共にデルムリン島に上陸。 彼に7日で勇者になれるという『スペシャルハードコース』を課す。 しかし、スペシャルハードコースの特訓3日目。 ダイが海破斬を習得した時、ハドラーが島に上陸。 バーンに力を与えられたハドラーに追い詰められた(特訓のドラゴラムでMPを消費していたこともあるが)アバンは、ダイとポップにアストロンをかけ、卒業の証『アバンのしるし』を託す。 ポップ…ダイ…あとはたのみますよ… メ・ガ・ン・テ!! 自己犠牲呪文『メガンテ』を唱え、ハドラーを道連れに光の中へと消えていった―― 上記が起こるやいなや現実世界の読者からは批判の嵐が巻き起こった。 登場回数が少ないにも関わらずその後も読者人気は衰えしらずであった。 それは作中でも同じであり、以降も「アバンの書」を介してアバンの使徒のみならずアバンを直接は知らない仲間たちまで勇気づけ鼓舞するなど、退場してもその存在感は大きく精神的支柱となり彼らを支えて行った。 このように、絶大な影響力を持つ人物であり、彼の存在は死後も、登場人物の成長を促してきた。 クロコダインも、武人として一目会いたかったと敬意を表していた。 おやおや まだ編集中なのに そんな感動してもらっちゃこまりますよ これからもブリバリ追記・修正してくれないと それにふさわしいアニヲタになれませんからね! △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- 以下、ネタバレ 心配かけてまことに申し訳ありませんでしたが… ここにいる私は…幽霊でも…ニセモノでも…幻でもありません。無論他人の空似でも…!! 本物の… 私です!! 後半、ハドラーとの最終決戦の後にてまさかの復活。 過去フローラから貰っていた「カールのまもり」が、彼の命を救っていたのである。 しかし生還した後、ダイとポップの船出を物陰から見届けていたアバンは、自分がダイの成長の妨げになることを予期しており(*2)、いずれ大魔王バーンと相対するであろう彼らを助けるために「自分にしかない力」を求めることを決意。あえて自身の生存を隠したままデルムリン島からこっそり離脱し、カール王国にある破邪の洞窟で修行を開始。 バーンとの初戦を経た後のマァム含むパーティでも地下25階で苦戦するダンジョンをソロで150階まで踏破する廃プレイに邁進。 結果魔法力を増幅する破邪の秘法、二種類のフェザーを引っさげて戻ってきた。 卑劣なキルバーンの罠を破り、宿敵であり、友となったハドラーの最期を看取った後は、アバンの使徒のパーティーに復帰。 激しい死闘と老獪な騙し合いの末に狡猾なキルバーンを撃破。 そのままモシャスでキルバーンに扮してミストバーンから大魔王バーンの情報を掠め取ろうとしたり、マァムに取り憑いたミストバーンを追い払うなど要所要所で活躍を見せるが、最終決戦では戦いでカイザーフェニックスを受けて負傷したことでバーンの「瞳」に屈し前線を離脱することになる。 (*3) バーンパレスから脱出できた際は、ようやくフローラと再会。 …出来たが、どうやらフローラは「カールのまもり」の真の力を知らなかったようで、アバン死亡を信じ切ってしまっていた彼女は当然のように自分の隣に立っているアバンを見てその場で失神してしまった。そりゃそうだ。 バーン撃破後ダイを労っている最中には、フローラから「勇者なんてのはちゃんと捕まえておかないと、事が終わればさっさと居なくなってしまう」と釘を刺されて青ざめてしまい、さらにポップとクロコダインに「男として責任取れ」とおちょくられるという、これまでにない情けない姿を見せてしまう事に。残当。 最後の戦いの後は、本当にフローラに捕まったらしく、付け髭みたいな髭を生やし2人で玉座に並んで座っていることから、王配(女王の配偶者)になったと思われる。 彼がカール王国で指導していれば、超竜軍団を撃退出来ずとも、世に聞こえるカール騎士団員の犠牲を大きく抑えられたと惜しむ声もあったことと、これまでの功績を鑑みれば王様になってフローラ様の尻に敷かれても全く不思議ではない。 また、ハドラーを倒した10代の頃には若僧相手だからと妬みや軽視も買い易いが、加齢によってそれも多少なり軽減出来る。 当時の執政者達が寿命を迎えたか反省したか、時間が解決した部分もあるかも知れない。単にカール王国が壊滅した際に全滅して文句言えるヤツがいなくなった可能性ももちろん有り得る。 彼とフローラならば、王国の再興もそう遠くない未来に成し遂げられるだろう…。 【能力】 勇者の名に恥じない力を持ち、剣、槍、斧、弓、鎖(*4)、牙(*5)の全ての技と奥義を極めている。 「武芸百般」を自称しており、更に上記の6系統に対応する独自流派「アバン流殺法」の開祖。 特に必殺技であるアバンストラッシュは、作品の代名詞とも呼べる技であり、ダイに受け継がれて以降は、様々な派生技も完成した。 呪文も魔法使い顔負けのレパートリーを巧みに操り闘気技も使用できる。 賢者限定の呪文であるマホカトールを使える事から、彼の本来のクラス適性は賢者で、勇者呼ばわりはその業績からつけられた称号ではないかという考察もある。 劇中で登場した人物では魔法と闘気の両方を使える「人間」は彼とノヴァの二人だけである。 心理戦にも長けており、話術で相手のペースを乱したり精神的動揺を引きだして相手の隙を作ったり自分のペースに引き込む老獪な戦法も使いこなす。誰が言ったか「アバン流口殺法」。 おまけに魔弾銃を作り出すほど機械技術にも精通し(*6)、本来学者ゆえに古代の文献や伝承にも造詣が深く、家事万能で知識も豊富、作中で一番の頭脳明晰と文字通りの完璧超人。 アバンの使徒の証である「アバンのしるし」も、文字通り彼にしか精製できない代物。 シルバー及びゴールドフェザーも、彼の独自の発明品である。 なにこのチート 愛弟子のポップやヒュンケル曰く『あの人は特別製』『恐るべき達人』と讃えられている超人ではあるが、自身認めるとおり戦闘能力は大魔王に挑んだ中では決して高くはない方。 物語終盤ではダイやヒュンケルはおろか、ポップにすら劣る戦闘能力しか無い。 とは言え、ダイに修行をつけていた作中最初期の時点で、ゲーム的に表現したパラメータ上のレベルは36。 実戦を離れたとはいえ他所のシリーズでならラスボスに挑めるくらいの実力は維持している。 初期のハドラーに圧倒されメガンテでも倒すことはできなかったが、魔王時代のハドラーを倒した時から15年のブランクがある上にドラゴラムで魔法力を消耗した状態だった。 更に先述の修行によって鍛え直し、最終決戦時点における十分な脅威の一人であったキルバーンを倒してもいる。 要は単に、ダイ達や挑もうとしている大魔王バーンがアホみたいに強過ぎるだけである。それも、DQ的に言えばステータスの数値的な意味で(*7)。 そのため、最大破壊力ではダイやポップ(メドローアの存在)に一歩譲る。デタラメな力を持つ大魔王に有効打を与えるのはダイの役目、とレオナに語るシーンもある。 アバン自身は劇中登場人物の中でも最強クラスの実力者であり、現にマァムやクロコダインが耐えられなかったバーンの「瞳」に一度は耐えて見せた。 しかしアバンの最大の驚異(脅威)は 持ち前の聡明な頭脳と豊富な知識・経験 独自技術による新兵器や魔法のアイテムを個人の力で発案し開発・完成させられる技術力 数手先を見透かすかのような冷静沈着な判断力と洞察力 時と場合によっては敵味方問わず平然と欺き騙し抜けるダイにはない老獪さと冷徹さ 命の危機に直面しても揺るがず、マイペースに余裕を演じる底知れない演技力 有望な若者の才能を見出し、超一流の戦士に育て上げる人材育成力 「魔王を倒した勇者」としての圧倒的なカリスマ性及びずば抜けた統率力 などから来る戦闘力以外での多方面に渡る優れた才覚である。 魔王軍側からしてみればこんな奴を放っておけば何をしでかすか分かった物ではなく、単純なレベルやステータスの強弱だけでアバンの強さを表すのは不可能な、正しくワイルドカード(ジョーカー)的存在。 それ故にアバンの事をよく知らないミストバーンが「今更アバン如きが我々の脅威になるとは到底思えないのですが…」と大魔王バーンに語った際に、「たわけ!!」と怒られる羽目になってしまった。 これがミストバーンが大魔王バーンに怒られた唯一の場面というと、大魔王バーンのアバンに対する警戒心の高さがわかろうものである。 その底知れなさと総合的な実力はあの大魔王バーンでさえ、遥かに力が劣るはずの彼を「もっとも厄介な男」「何をしでかすか分からない地上随一のキレ者」と危険視し、竜の騎士であるバランより先に抹殺を命じていたことからも彼の存在感がうかがえるだろう。 最終決戦において瞳の中に彼を封じ込めた際にも「お前が真っ先にいなくなってくれて正直安心した」とまで言わせてしまう程である。 かつて彼の仲間であったマトリフは、「なんでもできるがなんにもできないのが勇者」だと勇者の器用貧乏さを指摘したが、アバンに関して言えばそれはあてはまらない。 一応以前パーティーを組んでいたロカやブロキーナ、マトリフは、それぞれの得意分野で当時のアバンをしのぐ実力者だったようだが、僧侶であるレイラは引退している事もあり、当時のアバンと比較してどの程度の実力だったのかは不明だが、たとえば剣の腕前ひとつをとってみても、ロカが死亡している本編の時間軸で純粋な人間でまず間違いなく彼よりも上だろうと思われるのはヒュンケルくらいのもの(*8)であり、器用貧乏どころか地上屈指の実力なのである。 わけても破邪系の呪文に関して言えば文句なしで地上最強の使い手であり、破邪の秘法を習得したことで、大魔王バーンの施した封印さえも打ち破るほどの力を見せている。 ポップの評したとおり、正しく勇者の中でも特別製の人物であり、「器用万能」とでもいうのがふさわしいだろう。 究極武器と超必殺技に恵まれなかったので最大破壊力で一歩譲った、というのが実情か。 逆に言うと当時すでにその道では有名人だったブロキーナ、マトリフと並んで得意分野ではアバンより実力が上とされるロカのヤバさである。 弱点 そんな彼の欠点は、自己犠牲の精神が強すぎること。 そして、独りで抱え込んで自己完結しがちな気質にある。 傑出しすぎた自分の力を自覚しているのか常に浮かべる笑顔の裏でどこか悲観的に物事を見ている節があり、「平和な世界では自身(勇者)の存在は害である」(*9)と考え表舞台から身を隠したり、実力的に敵わない相手には自己犠牲的な攻撃手段を取ることも厭わない傾向がある。 「自身があくまで先代の勇者であり、既に役目を終えた身である」という考えもそれに拍車をかけているのか、若い世代であるダイ達を助けるためなら自身の命を削り、時には犠牲にしようとすることにも躊躇がない。 彼が生きて行動しているだけで敵にプレッシャーを与える資質を持っている人物なのだが、 その現実を知ってか知らずか、自分の生死を軽く扱って行動していた側面が、かなりあるのだ。 また、親友のロカだけでなくレイラやマトリフとの出会いを通じて緩和されたものの、表向き人当たりは良くても出自故にどこか人間不信めいたきらいがある。 アバン当人の大概のことは独力でこなせる能力の高さ故に、本当に限界を迎えるまで他者に助けを求めずに何でも独りでこなそうとしてしまっていた。 カール王国から離れた経緯も、フローラ姫以外の王国重鎮がその能力故に疎んじて汚職の濡れ衣を着せて追い出しを図ったのも一因なのだが、アバンはそのことをフローラに打ち明けて助けを乞うことは決してしなかった。 良くも悪くも「典型的な勇者」らしい人物なのだが、最終話で再会したフローラにその事を上記の通り咎められる羽目になってしまった。 フローラの咎めはあくまで彼を愛する女性としての立場からのものであり、アバンがもし彼女の傍に留まって家庭教師業をしていなかったら世界は滅びていただろうから、より大きな視点から見れば批判を受けるようなものではないだろうが。 また、ハドラーからも最期に忠告された通り、どうしても非情になりきれず甘さが露呈する場面も多い。もちろんそれがアバンの魅力の一つでもあるのだが。 しかし、いつでも始末できたピロロを見逃したせいで、後々に大きな禍根を残してしまった件については、明確にこの甘さが招いた事態であると非難されても仕方ないかもしれない(*10)。 ただ、あそこでアバンが本気でピロロを殺そうとしていた場合、彼だけでも道連れにしようとピロロがその場で黒の核晶を起動させるなどの行動に出ていた可能性も高いので、結果論ではあるがベターな行動であったと言えなくもないだろう。 もしもアバンがこの時点で死んでいれば、その後のミストバーン戦に彼が駆けつけることもなくなり(*11)、もちろんバーン戦にも参戦できず、戦いの流れが大きく変わって、最悪ダイ一行は全滅していたかもしれないのだから。 使用技 アバンストラッシュ 本家本元にしてアバン流における動の奥義。当時の全国の小学生が一度は真似した技。 最初はひのきの棒で披露し、ダイにその威力を伝えた。 元々はカール王国を襲ったハドラーに対し無我夢中で放った技で、これを安定して使用できるように開発したのがアバン流殺法であるらしい。 キルバーン戦では、ジャッジの鎌の残骸の棒というガラクタ同然の代物で槍版のアバンストラッシュを使用し、勝利している。 「大地を斬り海を斬り空を斬り、そして全てを斬る技」とも称され、下記のアバン流殺法の3つの技を全て会得して初めて完成する技。 アバン流殺法の3つの技を全て会得していなくてもアバンストラッシュ「らしき技」は撃つ事はできるが、その場合は威力の劣る不完全版にしかならない。 (とはいえ竜の紋章の力があればコンディションが万全ではないクロコダインを倒す程度の威力は発揮するので不完全なアバンストラッシュでも単純に大地斬や海破斬を放つより威力は上がるようだ) アバン流殺法が6つの系統の武器に存在する事からアバンストラッシュも全ての系統にあるはずだが、作中では剣によるアバンストラッシュしか登場していない。 剣によるアバンストラッシュは剣を逆手に持ち、上半身を捻って後ろから一気に前に振り抜く。 後に、同じ動作で闘気の刃を前方に飛ばす飛び道具の「A(アロー)タイプ」と、刀身を直接相手にぶつけて切り裂く「B(ブレイク)タイプ」の2パターンが存在する事が明らかになった。 この2タイプの使い分けはダイしか行っていないが、本家であり闘気技も会得しているアバンも当然使い分けはできると思われる。 しかしこれを交差させて放つアバンストラッシュX(クロス)は竜の騎士の身体能力だからこそ成せる技なので流石のアバンも使えないだろう。 武器に対応する全ての殺法 剣・槍・斧・弓・鎖・牙の6つの系統が存在し、それぞれに「大地の技」「海の技」「空の技」が存在する。 大地は形のある物をパワーで切り裂く技、海は形のないものをスピードで切り裂く技、空は目に見えないものを捉えて討つ技・ 剣はそれぞれ「大地斬」「海破斬」「空裂斬」、槍は「地雷閃」「海鳴閃」「虚空閃」という名前が判明している。 グランドクルス 十字状のものを媒介として闘気を放つ。 ただし大地に底が見えないほどの巨大な亀裂を入れるヒュンケルのものに比べると、せいぜいが身長の2~3倍程度の岩を破壊する程度の威力しかなく、本家でありながら威力で大幅に劣る。 これは闘気放出技でこんなバカげた威力を出して死なないヒュンケルの方が異常なのであって、普通は闘気放出技は自爆技になってしまう危険が高いために、「かなり小さめ」に放つのがコツであるため。 アバンがやってみせた技もそうやってかなりセーブされた状態で放たれたものである。 最大限に闘気を放出しながらも自爆にならず生き残るには類い稀なセンスが必要で、ヒュンケルにしかできない芸当。 バーンパレス心臓部からの脱出の際には「魔法でなく、かつ心臓部の壁を吹き飛ばすほどの大規模な技」としてグランドクルスが候補になったが、 「本家」として技を放つと名乗り出たアバンは、瀕死のヒュンケルに却下されている。 アバン自身は「軽くやってやりましょう」程度のノリで発言していたが、それがただの強がりで死の危険がある行為であるとヒュンケルにすぐバラされてしまった。 と言うか、「少なくとも技だけは確実に成功するオレがやるべきだ」とのヒュンケルの発言から、アバンでは心臓部の壁を破壊できずに終わってしかも死ぬという結末まであり得た模様。 あるいは、自己犠牲をいとわないアバンの性格からして、確実に心臓部の破壊を成功させるため自分の安全を度外視して威力を高めることだけに注力し、結果的に間違いなく死ぬだろうと彼のことをよく知るヒュンケルが見抜いていたか。 その後、どちらにも任せられないと判断したヒムが「オレもまた不死身だァーーーッ!!」と叫んでぶっ放した見様見真似グランドクルスは、 技そのものは心臓部の壁を吹っ飛ばして脱出路を開くに足る威力を出せたものの、彼のオリハルコン製のボディをもってしても多大な反動を受けて両腕が全壊・消失している。 なお、アバンがこの技を編み出すに至った経緯は勇者アバンと獄炎の魔王で描かれた。 剣を封じられ呪文も効かない相手に水中に沈められ、このままでは溺死を免れないという決死の状況に追い込まれた際に、闘気を最後の武器とすることに思い至って敵の鎖を交差させ、そこに全闘気を集中させて放っている。 この際に使用したのはヒュンケルと同じような高出力版であり、重厚な金属鎧でできた敵の体をはるか上空まで吹き飛ばした上に消滅させるほどの威力を見せた。 しかし、咄嗟に編み出した技だったために闘気の制御ができておらず、生命エネルギーを激しく放出したために体力が尽きて水中から浮上する力もなくなってしまい、ロカが駆けつけてくれなければ危うくそのまま溺死して相討ちとなるところだった。 おそらくはこの時の経験を踏まえて、アバンは自爆技にならない範囲に出力を抑えて放つという、ヒュンケルとは別方向に発展させる形で技として確立させたものと思われる。 無刀陣 アバン流究極奥義。 敢えて武器を手放し更には闘気をゼロに抑えた無防備状態で敵の最大攻撃を誘って受け流し、隙を晒した相手に必殺技を打ち込む捨て身のカウンター。 アバンストラッシュを動の奥義とするなら、こちらは静の奥義。 勇者時代は、この技とアバンストラッシュのコンビネーションでハドラーを打ち破った。 後にヒュンケルもバランとの戦いの際にこの技を記憶を頼りに使用している。 なお、この技の原形のようなカウンター攻撃が、勇者アバンと獄炎の魔王に登場した。 凍れる時の秘法から解放された直後に、状況が把握できていないところを間髪入れずに不意打ちで仕留めようと狙った刺客に斬りかかられた際に、かわす余裕がないと悟って咄嗟にダメージを最小に抑えるようにして受け流した上で、カウンターの海波斬を放って撃退している。 豪破一刀 カール騎士団正統の型の初撃。 元々はロカの必殺技だが、勇者アバンと獄炎の魔王のキラーマシンとの戦いでロカとの剣撃を合わせるために自身も使用した。 しかし昼行燈に徹していた頃は騎士団の修行をよくサボっていた為、ロカほどには威力、ないしは精度が高くないらしく、ロカが一撃でキラーマシンの頭部を両断して機能停止に追い込んだのに対して、アバンのそれは頭部を半壊させる程度に留まった(本人曰く、「大地斬なら負けなかった」とのこと。ロカは負け惜しみと捉えていたが)。 装備 色々特殊な道具を製作しているが、弟子たちが自分の力を活かせる専用の武器を求めていったのと逆を行くかのように武器に全く拘らない。 しかも劇中で彼が使用した武具は、後述のように基本ダイパーティの用いる武器のように特殊な逸話や伝説、大それた肩書き、特筆すべき特徴が存在しない所謂『無銘の武具』である。 自分の力を出せるなら市販品で問題ないようで、終盤参戦でメイン武装は鋼の剣という圧倒的ショボさ。まぁ、そもそもこれ以上の武器を調達する時間がなかったとしてもおかしくはないが。 これも途中で折れてしまったため、最終決戦中なのに目まぐるしく武器を変えていく。そもそもその気になれば素手でも戦える人であるけど おまけにこの時の服装も金属部が左肩の肩当てくらいしか見当たらず、大魔王との最終決戦だというのにかつてのハドラー戦よりも明らかに軽装だった。 さすがにポップみたいに旅人の服とかで参戦したという事はないと思われるのでパプニカの闘衣と同系統の防具とは思われるが、詳細は一切明かされていない。 彼はそのようなありきたりの武装でもって、キルバーンと対等に渡り合っている。 もしもアバンが鎧の魔剣などの、他のメンバーに引けを取らない強力な武器防具を装備できていたら、罠などは別として、純粋な剣の勝負では圧倒出来ていたはずである。 特筆すべき装備や武具は後半で持ってきた各種フェザーや、ラーハルトから一時的に借りた鎧の魔槍ぐらいのもの。 時にはただのガラクタでさえも一流の武器に化かしてしまう事もあり、アバンが敵に回った際の恐ろしさを感じさせてくれる。 そしてこんな危険人物を追い出したカール王国の大臣達の無能フヌケっぷり ただ、さすがに「勇者アバンと獄炎の魔王」では専用武具を手にして最終決戦に臨んでいる。 ※一覧 由緒正しき伝説の名剣(大嘘) 家庭教師時代、ガーゴイルと交戦するダイに貸し与えた剣。 「名剣ですよ」と吹き込んでいたが、本当は古道具屋で10Gの捨て値で買った中古品。ガーゴイルを真っ二つにし、海を割る事が出来たのはダイの力である。 大地斬の練習中に折れてしまったが、マホカトールの魔法陣を描くのに使用したり、ガーゴイルを海ごと断ち割ったりと、値段に見合わぬ活躍を見せた。 「弘法筆を選ばず」なアバン先生を現すエピソードだが、「もうちょっと良い値段の剣買おうよ」とか「一応真っ当な剣が10Gで買える古道具屋があるの?」とか突っ込みどころは多い。 そもそも、ひのきのぼうと大差のない価格の剣とか存在しているほうが珍しい バーンパレスに乗り込んだ際は普通の剣を身につけている。特に素材などには言及されていないが、決してなまくらと言うわけではないようでキルバーンとも互角に打ち合っている。しかし、キルバーンとの戦いで破損した後は異次元に放棄されてしまった。 ゴールドフェザー 復帰したアバンの新武器で金色の羽根。 主に投擲武器として、手裏剣のように投げて使用する。 魔法の威力を増幅する「輝石」を宝玉に使用しており、呪文や破邪の秘法と合わせて使うことで絶大な威力を発揮する。 作中では破邪の秘法に用いたほか、おそらく何らかの呪法が込められていると思われるキルバーンの投げたトランプを相殺したり、魔界のマグマ成分に引火したピロロのヒャド系呪文ではまったく歯が立たないほどの業火を一瞬で消し止めたりしている。 また、この武器自体の機能なのか何がしかの技なのか判然としないが、刺さった相手を短時間動けなくさせることができ、これは相当な実力者である上にまともな生命体ではないキルバーンに対しても有効だった。 シルバーフェザー ゴールドフェザーの兄弟武器でこちらは銀色の羽根。 魔力を蓄積する「聖石」を宝玉に使用しており、一枚だけでも並みの魔法使いならば二、三人魔法力を全回復できるとんでもない魔力を内蔵している。 そしてこれの魔力を全部使ってもなお全快できなかったポップがいかにチートであるかが分かるだろう。 そして、実はダイ達は大魔宮突入の際、回復アイテムを一切持参しなかったという非常にシャレにならないミスを犯している。(*12) もしもこのアイテムがなかったら、アバンが本当に死んでいたら… まず老人状態の大魔王バーンとの決戦時には、戦闘の真っ最中にフェザーで回復したお陰でダイは僅差で競り勝ったため、このアイテム抜きではダイの敗北は確定していた。 それどころか、ダイ達はバーンと戦うどころかキルバーンの『死の罠』で全滅していた可能性が非常に高い。 ミエールの眼鏡 破邪の洞窟で手に入れた眼鏡型装備アイテム。 装備することであらゆる罠を見破るという強力な効果を持つがデザインが致命的に悪趣味でダサいのが難点。 罠つぶしのハンマー ミエールの眼鏡とセットで取り出された、大きな木づちのような形をしたハンマー。正式名称は不明だったがアニメ版で名付けられた。 罠を潰すのに使われたが、何らかの魔法的な効果を持った逸品なのかただの木づちなのかは不明。 魔法の砂 ルラムーン草を材料にアバンが自ら調合した物で、名前はまだ決めていないらしい。 これを振りかけておけば、たとえ空間を隔てた場所だろうと相手をリリルーラで追跡できる、という代物。 キルバーン戦で使用し、ジャッジのメガンテに巻き込まれそうになった際、彼の身体に振りかける事で異空間からの脱出に成功した。 そのまま使ってしまったのではキルバーンに気付かれてしまうので、この砂を仕込んだ手袋をわざと斬らせてから手を素早く引っ込めるという手法で振りかけた。 カールのまもり かつてアバンがカール王国を旅立った際にフローラから贈られた物。 中央に宝玉の嵌まった逆三角形のペンダントで、炎か翼を思わせる切れ込みの装飾がある。 実は「所有者の危機に、一度だけ身代わりになる」という効果を持っていて、メガンテで命を散らしたはずのアバンが生きていたのは、カールのまもりの効果によるもの。 この効果はアバンに渡す時に説明されなかったようで、アバンもメガンテ後にペンダントが砕けた事で初めて効果を察したように語っている。 また、渡したフローラ本人もアバンが生き延びていた事を知らず、再会した時にはショックのあまり気絶している。 アバンに渡す際にあえて黙っている意味も無さそうなので、少なくともフローラが継承した時点では身代わりアイテムであることは失伝していたようだ。 外伝「勇者アバンと獄炎の魔王」ではフローラが地底魔城へ援軍に来た事に反応していたり、気絶したアバンに同じく気絶した仲間達と会話させていたりと割と多機能な模様。 鎧の魔槍 ミストバーンに憑りつかれたマァムを救うために空の技を撃つ必要があったためラーハルトから借りて使用。 アバンはおそらく素手でも空の技を撃てると思われるので、作中唯一の強い武具に頼った場面である。 アバンが鎧の魔槍の強さを把握していたのかは不明だし、槍自体を当てたわけではなく槍先から放った闘気を当てただけなので、実際には武器の強さはあまり関係なく単に素手では心もとないから何か武器がほしいと思って借りたというだけかもしれないが。 また、バーン戦の際には鎧に仕込まれている小型の剣をさりげなくラーハルトから渡されている。 ジャッジの鎌の残骸 ジャッジのメガンテに耐え抜いて異空間から生還した後に、折れてしまった剣の代わりにジャッジの残骸から鎌の柄の部分を取って、槍として使用。 即席の代用武器だが、これを用いたアバン流槍殺法でキルバーンを追い詰め、最後にはアバンストラッシュまで放って見事勝利している。 貝殻 外伝「勇者アバンと獄炎の魔王」でオトギリ姫に囚われたとき、壁面にあった貝殻を集束させたギラで溶断し、両拳につけて手甲のような即席武器にした。 聖剣、盾、鎧 外伝「勇者アバンと獄炎の魔王」で、魔王ハドラーとの最終決戦に挑む際にジュニアール家の執事であるドリファンから渡された。 フローラからの依頼を受けた彼がカール王家に伝わる秘宝を勇者アバンの装備として鍛え直したもので、ジュニアール家の紋章が刻まれている。 盾はドラゴンのブレスをも無傷で弾くことができ、ガンガディアとの一騎打ちに臨むマトリフにアバンが託して彼の命を救ったが、その戦いで全壊し失われている。 とはいえ、魔王ハドラーと互角の腕力を誇るガンガディアがドラゴラムを用いることでさらに強化したパワーによる猛攻を幾度となく防ぐなど相当な強度があることがうかがえ、この盾がなければマトリフの勝利はあり得なかった。 剣は巨大ドラゴンフライの体を真っ二つに斬り裂くほどの切れ味を誇る。 使用呪文 勇者でありながら攻撃、回復、補助の全てをオールマイティに使いこなせる 挙句は魔法使いしか使えないドラゴラムや、賢者にしか使えないマホカトールといった、本来勇者のジョブでは専門外であるはずの呪文すらも素知らぬ顔で使用可能。 呪法に関しても優れた知識を有しており、本人の性格から好んでいないがやろうと思えば魔族顔負けの呪法も使える様子。 ※一覧 メラゾーマ 若き日のアバンがハドラーとの初戦で使用した。 ハドラーには片手で簡単に弾かれてしまい、ダメージを与えることはできなかった。 「勇者アバンと獄炎の魔王」では、まだ刀殺法が完成していなかった頃の主要な攻撃手段の一つとしてたびたび使用している。 マホカトール 本作のオリジナル呪文。 光の五芒星の魔法円を地面に描くことで円内の邪悪な力を祓い清める。 魔法円はそのまま聖なる結界となって残り、外部からの邪悪な力の侵入を阻む。 本来は賢者の呪文だが、アバンはカール王国近郊にある「破邪の洞窟」の15階で習得した。 アバンには破邪呪文に対する類稀な適性があり、正式に習得していなかったとはいえ対クロコダイン戦の時点のポップがマジカルブースターの補助を得た上でMPを放出しきってようやくブラス一人を囲える程度の範囲にしか発動できなかったこの呪文による結界を、デルムリン島全域を囲むほどの広範囲に張り巡らせることができる。 ドラゴラム ダイに海波斬を修得させる為に使用。 使用者が眼鏡を掛けたアバンだった為か、眼鏡を掛けたドラゴンという変わった姿になっている。 通常であればドラゴンに変化すると知性が大きく後退して非常に雑な戦い方になるらしいが、 アバンはやはり特別性なのか、彼の場合は理性を完璧に保ったままドラゴンになる。 なお、この呪文は旧魔王軍の幹部であったガンガディアからマトリフを介してアバンに託された呪文書から習得したものであり、彼とは「眼鏡を掛けたドラゴンになる」「理性を保ったまま変身できる」という点が共通している。 その呪文書には下位呪文である「ドラ(腕が竜化し腕力が強化される)」「ドゴラム(腕に加えて頭部も竜化しブレスを吐ける)」も記載されていたため、それらも習得しているのではないかと思われるが、実際に使用された描写はない。 ベギラマ デルムリン島に襲撃してきたハドラーとの対決で使用。 直撃させたが、ギラとイオの呪文を得意とし、それらに対する高い耐性を備えているハドラーには通用しなかった。 「勇者アバンと獄炎の魔王」では、まだ刀殺法が完成していなかった頃の主要な攻撃手段の一つとしてたびたび使用している。 アストロン デルムリン島に襲撃してきたハドラーとの対決で使用。 強化復活したハドラーに対して、修行で消耗したまま挑むことになったアバンは勝つことは出来ないと悟りメガンテでの相打ちを狙う。 その際、決死の戦いと大爆発に巻き込まないようダイ達に足止めと保護を兼ねアストロンをかけた。 任意のタイミングで解除することもできるようで、「勇者アバンと獄炎の魔王」では自分自身にかけることで、戦闘中に敵の攻撃を防ぐ防御手段として用いていた。 キギロ曰く「レアな呪文」らしい。 メガンテ 前述の通りハドラーを道連れにすべく使用した。 アバンは死を覚悟していたものの、身代わりアイテムの「カールのまもり」を所持していたため、死なずに済んだ。 後にポップが使用した際に語られた所によると、メガンテの呪文は「使うだけなら」魔法が使える人間なら誰でも簡単にできるらしい。 ただ、神の祝福を受けた僧侶でないものが使うと、肉体が粉々に砕け散って蘇生不能になる。 トラマナ 毒の沼地やバリアー等の害のある領域の影響を遮断する呪文。 「破邪の秘法」で威力を極大化する事でキルバーンの「◇の9(ダイヤ・ナイン)」を打ち破った。 アバカム 鍵のかかっている扉を開ける呪文。 「破邪の秘法」とセットで使用する事で大魔王バーンの超魔力で閉ざされたバーンパレスの正門を開いた。 リリルーラ 先行させたパーティーに追いついた時と、異空間に置き去りにされたアバンが異空間から帰還する際にキルバーンを目印に使用した。 ダイ大世界でのルーラは高速飛翔なのだが、このリリルーラはそれとは違う地形無視のテレポート。 本来は仲間とはぐれた時などに使う「合流呪文」だが(*13)、アバンはある種の粉薬を使って「狙った敵に空間を超えて追いつく」という極悪な応用を披露してみせた。 モシャス キルバーンとの対決を制したアバンだったが、ダイ達の所に駆けつけようとするとミストバーンが重要な話をしているところだったので、モシャスでキルバーンに化けてあたかも「決闘はキルバーンの勝利であり、彼だけが戻ってきた」事を装う事で、ミストバーンからより深く情報を聞き出そうと目論む。 最初のうちはマァム達だけでなくミストバーンさえもそれがキルバーンだと信じていた様だったが、アバンが「キルバーンだけが使う呼び名」を失念してミストバーンのことを「ミスト」ではなく「ミストバーン」と呼んだ為にミストバーンに偽者である事を見破られて失敗した。 凍れる時間の秘法 大魔王が愛用している古代の秘術。 皆既日食の力を利用し、相手の時間を止める。レベル不足で不完全だったとはいえ、人間の身でこれを操れたのは流石の一言。 ハドラーの一度目の討伐で使用したが、アバン自身も巻き込まれてしまった上、1年ほどで効力が消滅してしまった。 なお、「勇者アバンと獄炎の魔王」で描かれた詳細によると、1年ほどで効力が切れたのは自然にそうなったのではなく、バーンの命令によって介入したミストバーンから知識を得た当時のハドラーの重臣ガンガディアが秘法の解除儀式を取り行ったからであり、本来ならばもっと長く効果が持続していたようだ。 破邪の秘法 破邪の洞窟での再修行の末に会得したアバン先生最大の術。 それ自体が威力ある呪文なのではなく、呪文の持つ破邪の力を最大限に増幅・強化する術。 その力はバーンの超魔力で封じられたバーンパレスの正門の扉を『アバカム』で解放するなど、通常の呪文ではあり得ない威力を引き出す程。 ただし発動の前準備として、アバンのしるしの原料にもなる「輝石」を五芒星の頂点に5ヶ所配置しなければならない為速攻性が低く、 加えて他の呪文とセット運用が大前提の為、使い手の発想に大きく依存する所があるなど難点もチラホラある。 鏡通信呪法 対象の鏡に血文字でメッセージを送る、魔族が使用する呪法。 ウロド荒野にて決闘を申し込む際、初めてハドラーと対峙した際にフローラにした時の意趣返しも兼ねて使用した。 ちなみにハドラーにピンポイントに送るには本人の血が必要になるらしいが、アバンはサババでハドラーを斬った時の返り血を「こんなこともあろうかと」と言わんばかりに保管していた。 こんな事もあろうかと思わんでしょ普通…!! バギ 外伝「勇者アバンと獄炎の魔王」にて使用。 レイラのバギマと力を合わせることでかろうじてながらハドラーのイオナズンを凌ぎきるなど、主として防御的な用途に用いていた。 ヒャダルコ 外伝「勇者アバンと獄炎の魔王」にて使用。 ハドラーのメラゾーマによる炎を消し止めようとしたが、彼の使う地獄の炎には力及ばず、消火しきれなかった。 旧アニメの劇場版「起ちあがれ!!アバンの使徒」でも使用。ポップがマジカルブースターを持ち出し暴発させてしまったメラミの炎を消火した。 ギラ 外伝「勇者アバンと獄炎の魔王」にて使用。 本編でのポップのように集束させて放つことができ、それによって貝殻を溶断することで、両拳につける手甲のような即席武器を作った。 etc… 代表的な製作品 魔弾銃 アバンが「銃」についてのうわさと書物だけで作り上げてしまった武器。 弾丸に呪文をこめて装填することで遠距離に発射し、命中した対象にその呪文効果を発動し攻撃する。 高い汎用性が最大の売りで、補助呪文や回復呪文を装填すれば撃ち抜いた対象にその効果を与えられる便利武器。 弾数は10発。一度発射すると魔法の弾丸に詰められた呪文はなくなるが、呪文を詰め直せば何度でも弾丸を再利用できる。 ただし、魔法そのものを封じ込められる状況下に置かれると、魔弾銃も起動せず無力化されてしまう点が弱点となる。また1つの弾丸に複数の呪文を詰めてしまうと負荷に耐えきれず銃そのものが破損してしまう。 総じて極めて精巧に作られたワンオフ品であり、真空の斧すら修復したバダックをして「これを作った者は天才じゃよ」と言わしめ、構造がまったく判らず終いのまま修理できなかったトンデモ武器。 なお弾丸の素材には魔法力を蓄積する力がある「聖石」という宝玉が使われており、後のフェザー系アイテム作成の礎になったと考えられる。 また、新アニメ版ではハドラーとの初対決時に試作品の魔弾銃を使用している(使用した銃はすぐに壊れてしまった)。 余談であるが、作中に「本物の銃」は最後まで登場しなかった。 進んだ技術を有している大国ベンガーナにも、大砲を備えた戦車部隊はあっても銃はないようだし、魔族が使っている様子もない。 そのくせ、ロモスの片田舎に住んでいた幼いころのマァムでさえ、魔弾銃を見ただけでそれが銃=武器だとわかったようなのだが……。 一体、本物の銃は世界のどこに存在しているのだろうか? 一応、公式本によると「機械科学のレベルが低くて小型化ができない」から大砲があっても銃が普及していない理由とされている。 今後の発展具合はともかくとして、ダイ大当時の銃はそれこそよほどの職人でなければ作れない高価なワンオフ品で、軍隊に配備できる代物ではないことがうかがえる。 じゃあなんで片田舎に住んでた子供の頃のマァムが見ただけで分かったんだという話だが、たまたま何かの縁で見聞きしたことがあったのかもしれない。 なお本家ドラクエのほうでもボウガンは別として現在なお銃系統の武器はほとんど登場しない。 ライバルのFFのほうが早いシリーズから銃どころかミサイルやはどうほうなんて登場させたのとは対照的である。 アバンのしるし アバンが教え子たちに卒業の証として贈る青く透き通った涙滴形のペンダント。 『輝聖石』という貴重な石を磨き上げて呪法で凝縮したもの。 錬成方法はジニュアール家に代々伝わっているもので、その製法はアバンしか知らない。 完成させるには時間がかかるが、呪文の効果を増幅させる「輝石」と、魔法力を蓄積する「聖石」の特性を併せ持ち、聖なる力を高めて邪を退け、敵から受けるダメージをある程度減らし、持ち主の力を高める効果がある超一級品のアイテム。 ヒュンケルがチェーン部分でラーハルトの槍を受け止めていたり、チェーン部分も含めて地味に耐久性も高い。 アバンの書 アバンが後世のために記した手書きの本。 世界にこれ一冊しかなく、アバンの母国であるカール王国の図書館で宝箱に入れられ保管されていたが、カール王国が壊滅した後にマトリフによって回収され、ダイたちに手渡された。 武芸について記された「地の章」 闘気の技や呪文について記された「海の章」 心について記された「空の章」 の三章からなる。 この書にはアバン流殺法の極意も記されており、ヒュンケルはそれをもとにアバン流槍殺法の修行を行った 【主な人間関係】 フローラ カール王国の女王でアバンの想い人。 フローラの存在は自己犠牲の精神が強いアバンにとって唯一にして最大の未練でもあったようで、新アニメではハドラーにメガンテを仕掛ける直前に在りし日のフローラの姿がフラッシュバックしてメガンテを躊躇しかけている。(*14) ハドラー 長年戦い続けた宿敵だったが、ハドラー自身もアバンからは多くのものを学び取り、ダイ達に「アバンの使徒の何たるか」を逆に教えている。 元来、横暴で部下を平気で身代わりに使う残酷な魔王であったハドラーが、後にあそこまでの武人となれたのは、彼へのライバル意識があったからこそと言っても過言ではない。 アバンが散ってからも度々対峙することになる彼の弟子達との闘いは、その後ろにいるアバンとの闘いでもあった。 度重なる死闘で肉体は強化されてゆき、死への階段を一歩一歩上りながらも、その精神は武人へと変化。 キルバーンの罠にはまり、心が折れかかったポップにアバンの使徒のなんたるかを大喝して立ち直らせ、誰よりもアバンの使徒にこだわって見せた。 今際にアバンの弟子を庇いあまつさえ涙をみせ、そしてその散り際は追い求めた宿敵アバンの腕の中であった。 彼はそのことに人間の神に感謝まで示し、消えていったのである。 そして死した後も、彼は灰となってアバンの命を何度も救った。 残忍な魔王としてではなく、誇りある武人として最後を遂げたハドラーの生き様は、ある意味アバンの影響力を物語るものだったと言えるのかもしれない。 キルバーン キルバーンの脅威から仲間たちを守るため、挑発の意味をこめて仮面を半壊させキルバーンを「怒らせる」ことにより、自らオトリとなる。 また、キルバーンに武人の心を踏みにじられ続けたハドラーの無念を晴らしたい思いもあり、仮面を割った一撃は「ハドラーへの手向け」と称している。 余談だが、キルバーンに変装した際は、キルバーンとまともに話したのはこの対決の最中くらいなのに、キルバーンと長年親しかったミストバーンが一時は本物だと完璧に信じ込むほど精度の高い外見・人格両面の模倣に成功するという地味に訳の分からないことをしている。 多分アバンが愛称の呼び間違いという初歩的なミス(*15)をしなかったら、そのままミストバーンから何かしらの情報を引き出せていたであろう。 なんなんだこの人…!!旧アニメで声が同じだったからってやりたい放題である ジニュアール1世 アバンの祖父にあたる人物。 アバンと同じく知識が豊富で、その知識を国の役に立てようとしたものの、地震や竜巻などの天変地異を言い当てる様子に人々から気味悪がられてしまい、迫害されてしまう。 アバンが自身の能力を無暗にひけらかしたりしないのは、そういった事情があったからこそのようだ。 勇者アバンのパーティー 主人公であるダイが生まれる以前、地上の平和を脅かしていた魔王ハドラーと彼が率いた魔王軍を倒して平和を取り戻した者達。 だが『勇者』というくくりが有名な一方で、意外にも彼ら自身の名前はあまり知られていなかったりする。 2020年のアニメ放映に合わせてVジャンプで『勇者アバンと獄炎の魔王』の連載が開始。 これまで謎に包まれていた彼らの冒険譚が語られている。 ロカ 勇者アバンのパーティーの第1号となった人物でマァムの父親。 元はカール王国騎士団の団長で、当時表向き人当たりが良くても深層心理で心を閉ざしていたアバンにとって、唯一と言って良い親友だった。 性格はアバンと正反対ながらも面倒見のいい彼は、昼行燈を演じるアバンにも積極的に構い続けたことで胸襟を開いて接せられる関係を築けた。 娘であるマァムにも受け継がれた尋常ならざる膂力の持ち主で、ちょっとした鉄の盾程度なら拳で粉砕してしまう。 この膂力はロカを騎士団長の座にまで導いてくれたものの、単なるメリットとは呼べなかった。 適当に剣を振るうだけで他の剣士を圧倒してしまう過剰な怪力は、苦労して技量を磨き上げる機会をも奪ってしまったために、剣技は歴代騎士団長に比べると未熟なまま。 アバンと旅に出た直後は、万能選手のアバンと自分を比べて苦悩していた。 本編の時代には既に故人となっているが、死亡した時期や死因については記述されていない。 初登場は13巻に掲載された読み切り短編「勇者アバン」。また、33巻にもブロキーナ老師の回想シーンとして少しだけ登場している。 レイラ 元勇者アバンのパーティーの一人でマァムの母親。 経緯については不明であるがロカと恋仲にあり、アバンが凍れる時の秘法でハドラーを封印する事を提案した時には、既にマァムを身篭っている状態だった。 それを察したアバンはパーティーを一時解散しており、アバンとハドラーが共に時間凍結している間にマァムを出産した。 ハドラー撃破後は現役を引退しており、夫の死後は女手一つでマァムを育て上げた。 本編でうかがえる姿はいかにも温厚で絵に描いた女僧侶といった感じであったが、「勇者アバンと獄炎の魔王」で判明したその素性は… マトリフ 元勇者アバンのパーティーの一人。 ヨミカイン魔導図書館での一件を経てパーティ入りした賢者…いや大魔導士。 当時から表面上こそひねくれたちょい悪い親父的な言動をしていたようだが、上記のロカとレイラの離脱期にも彼らに負担を掛けないようにと人一倍奮闘してアバンを支えており、その実秘めていた仲間への思い入れの強さが見て取れる。(*16) アバンの方も冷静な判断力と多くの呪文を使いこなす彼のことは殊更に信頼していたようで、最終決戦では多くの戦いを経て成長したポップの姿に彼の影を重ね合わせていた。 ブロキーナ 元勇者アバンのパーティーの一人。厳密には一時的な助っ人といったところか。 元々は武術の神である彼に師事して体術を学ぶつもりだったが、老師の助言で大地斬が完成したため、その必要がなくなりそのまま次の目的地へ旅立つことになった。 その後は凍れる時の秘法を使うための決戦で参戦。 奥義である閃華裂光拳を用いてもハドラーを倒すまでには至らず「やはり魔王は強い」と認めながらも、彼を自分との勝負だけに集中させ釘づけにしておくことで、アバンが秘法を用いるまでの足止めをすることに成功した。 アバンの使徒 勇者アバンの弟子であるダイ、ポップ、マァム、ヒュンケルら4人を指す。後にレオナもこの中に加わっている。 最初にこの呼称を使ったのは意外にもクロコダインであり、クロコダインとの初戦時に、ダイがアバン流刀殺法を使いアバンは自分の先生だと名乗ったことから名付けられた。 以降は敵味方を問わずこの名前が使われるようになり、本人たちもそう名乗るようになった。 ヒュンケル 一番弟子。 「あなたにとって…オレはなんですか?」とのヒュンケルの問いに、「…決まってるでしょう…誇りです…!」と答えた。 彼の養父であるバルトスの遺言に従い、彼を立派な戦士にすべく鍛えるが、バルトスの命を奪ったのは間接的であっても自分であるという負い目があったためか、バルトスとの間に起きた出来事を一切ヒュンケルに明かさなかった。 これにより内心ではアバンを慕いながらも憎しみを捨てきれなかったヒュンケルはアバンに仇討ちを挑んでしまい、既に手加減して勝てる相手でもなかったのでアバンも本気で応戦せざるをえず、結果川に落とされたヒュンケルはミストバーンに拾われて魔王軍へ流れ着き、不死騎士団を率いてパプニカを攻め滅ぼすという偶然も重なったとはいえヒュンケルの将来に大きな影を落とす大ポカをしてしまった。(*17) 結果として、勇者であるアバンがヒュンケルに真相を明かす勇気を持てなかったために最悪の結末を招いたというのは皮肉としか言いようがないだろう。 ヒュンケルに言い訳をしたくはないアバンの気持ちもわからなくはないし、当時のヒュンケルが素直に話を聞いてくれたかは微妙かもしれないが、アバンを信じてヒュンケルを託したバルトスは怒ってもいいと思う。 なお、原作では川に落としたヒュンケルの捜索をあっさり諦めているというツッコミどころがあったが、新旧両アニメではアバンも即座に川に飛び込み、必死にヒュンケルを探す様子が描かれた。 マァム パーティーの仲間だったレイラとロカの娘。 彼女には回復呪文、防御呪文、武道を教え、卒業の日に『アバンのしるし』と『魔弾銃』をプレゼントした。 銃なんて使えないと言うマァムに対してアバンはその優しさを愛しみつつも「優しさだけでは必ずしも他人を守れない時もある。正義無き力が無力であるのと同時に力なき正義もまた無力」と教えた。 ポップ ランカークス村を訪れた際に弟子入りを志願され、主に攻撃呪文を教えていたが、真剣に授業を受けようとしない彼に頭を悩ませていた。 これに関してはアバンの指導方針と当時のポップの性格の相性が悪かった面もあり、後に師匠としてマトリフがスパルタ指導をしたおかげで一人前の大魔導師へと成長を遂げた。 とはいえ、ほんの一年ほどの修行期間でずぶの素人をメラゾーマが使えるまでの魔法使いにしたのだから、おそらくはポップ自身の才能もあっただろうが、アバンの指導力の高さがうかがえる。 後にバーンパレスにて再会した際は、策略面での自分の後継者と認めていた。 ちなみにマァムの卒業からポップの弟子入りまで4年ほど時間が空いているが、この間何をしていたかは不明。 ダイ 師事したのはわずか三日間だったが、ダイに剣術と勇者としての心構えを教えた。 レオナ 大魔宮にて「全ての戦いを勇者のためにせよ」という言葉と、呪法のトラップの壊し方を教える。 ちなみに師事期間は約一時間。 【余談】 ちなみに「アバン」という名前の由来は、「アバンタイトル」(ドラマやアニメなどで、オープニングの前に行われる簡単なあらすじ紹介)から。 ダイの「前の」勇者という意味でつけられた。 長ったらしいフルネームは、当時小学生に人気だったアバンテJr.(ミニ四駆)をフランス語っぽくしたもの。 なお、微妙なツッコミどころとして、貴族の「◯世」というのは同名の人物を区別するためのものなので、本来フルネーム・家名の後につくものではない。 仮にジニュアール家の当主の名前が代々アバンだとしても「アバン3世」となるべきだし、3代目というだけで名前が異なるなら「アバン=デ=ジニュアール」で十分である。 よく「アバンの復活が唐突」という指摘もあるが、作者の三条陸氏によれば「キルバーンの登場から既に復活を決めていた」そうである。 勿論、女性読者からの支持もそれに後押しさせただろう。 「敵のジョーカーに勝てるのは味方のジョーカーだけ」であり、実際にキルバーンの罠を破り、彼に勝つ事が出来たのはアバンただ一人であった。 1991年のアニメ版ではアバン役の田中氏はナレーションも兼ねているほか、前述のようにキルバーンも担当している。時には魔王軍の悪魔の目玉役なども担当してハドラーに敬語を使って喋る場面もあった。 2020年の新アニメでもアバン役の櫻井氏がナレーションを兼ねている。キルバーンや悪魔の目玉役の声優はさすがに違う ナレーションの方はインタビューによれば、「吟遊詩人のような感じでやってくれ」とディレクションが入ったとの事。 よろしいっ! では… この項目に追記を…!! あ 修正でも結構ですよ!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ 出来ることが多いから、戦闘力の高い弟子の多いパーティの穴を埋める役割でめっちゃ活躍してる。 -- (名無しさん) 2022-08-29 09 55 52 *11の回復アイテムの説明!き、奇跡の泉の水を忘れないで…! -- (名無しさん) 2022-10-16 14 26 06 まさか黒の結晶すら解読し安全に分解したのだろうかこの人…!?(新アニメ最終回で「各地の黒の結晶は解除されたけど〜」の台詞が追加された) -- (名無しさん) 2022-10-22 12 07 34 最終回で行方不明になったダイもリリルーラで追えるのではこの人 -- (名無しさん) 2022-10-24 22 06 24 外伝最新話より。凍れる時間の秘法使ってフローラ様を泣かせてた。若い時分にあんだけ泣いてりゃ成人して訃報聞いても泣けないな。まぁ思いっきり気絶したけど。 -- (名無しさん) 2022-10-24 23 26 05 大魔王バーンからはダイ大本編以前からマークされていたのが明らかとなったな…。 -- (名無しさん) 2022-11-22 15 12 40 ダイが最強の勇者だとするならアバン先生は最高の勇者だと思う -- (名無しさん) 2022-11-27 20 10 58 中の人がやらかしちゃったし、今後何かしら出るとしてもCVは変更確定だろうな・・・ -- (名無しさん) 2022-11-27 20 16 56 アバンストラッシュABの使い分け、最初から読み返すとアバン先生もやっていたりする(足止めて放つ時と突進斬り) -- (名無しさん) 2022-12-31 10 05 43 元々が学者の家系だけあって、新技術を開発したり閃くのが得意なのが最大の強みだと思う。ダイの技は大体がアバンの技の模倣や改良だし -- (名無しさん) 2022-12-31 19 08 31 牙における大地の技、海の技、空の技ってどんなんだろう? -- (名無しさん) 2022-12-31 21 51 36 普通にナックルからパワーかスピードか闘気でしょう。弓の方が予想できない。矢を射って放つのか弓の方を振り回すのか。 -- (名無しさん) 2023-05-17 00 25 29 得意分野では弟子たちに劣る器用貧乏なんだけど。この人の場合は破邪の秘宝とかあって、まだまだ底がしれない感じ。 -- (名無しさん) 2023-05-17 01 32 13 力至上主義のバーンからするとバランは竜の騎士で戦いの遺伝子持ちと強い理由がわかりやすいからな。 ただの人間なのに格上に通用する対抗手段用意してくる達人のアバンの方向性のが不気味すぎて自分の物差しで計れないもっとも怖いやつなのだろう。 現にアバンの発想(メガンテ、無刀陣)を弟子が真似したときは、戦いの遺伝子持ちのバランですら負け筋が生まれたことにビビってた。 バーンの主な敗因も、アバンは警戒してたけど同じタイプに成長したポップのほうを侮ったせいだしな。 -- (名無しさん) 2023-07-23 20 18 50 バーンとは違う意味で「何を握っても強い」タイプ。もしロン・ベルクが色んな武器の性能を引き出すアバンを見たらどう思うんだろう -- (名無しさん) 2023-08-07 06 47 06 ↑バーンはある意味バグめいた魔力で強引に最強武器に仕立ててるだけだからな。こっちは武器の持つ性能を十全に引き出しきってくれる最高のテスターだからむしろ嬉々としてやる気出しそう。 -- (名無しさん) 2023-08-27 19 50 38 ↑ でも「こいつ何でもAランクに取り扱うけど、適性Sがどのジャンルかわかんねぇ」って困りそう。 -- (名無しさん) 2023-09-10 23 16 48 言うてアバンって武器を選ばないけど選べる状況なら真っ先に剣を選ぶから結局剣を渡すんじゃないかな -- (名無しさん) 2023-09-10 23 25 00 この人ならどたまかなづちも真価を発揮できるか? -- (名無しさん) 2023-09-11 11 38 01 ロン・ベルクが魔弾銃に興味を持ってアバンと改良型を作る、なんてこともあったりして -- (名無しさん) 2023-09-14 12 19 17 創造力とか失われた技術とかそういうものを武器にするタイプ。別にアバンを恐れたのはバーンが特別ってわけでもない。ジニュアール家は祖父の代で気象予測などの飛びぬけた研究技術から、周囲の人間には異質の存在として恐れられてる。言ってしまえば中世の魔女狩りの一歩手前だろう。アイディアによって予測不能の事態を巻き起こすというのは力がどうこうとかそれ以前の恐怖だろう。 -- (名無しさん) 2023-09-30 11 18 03 大魔宮を脱出した時の描写からしてルーラも使えるんじゃないかな。ポップがヒムを助けてアバンが残り全員を……やっぱチートだわこの人 -- (名無しさん) 2023-10-07 06 12 13 そりゃリリルーラが使えるんだからルーラも使えるでしょう。というか獄炎で契約してるシーンあるよ。その時点ではレベル不足か何かでまだ使えなかったみたいだけど、本編までの間には当然使えるようになったでしょうね -- (名無しさん) 2023-10-07 09 13 38 実質ラストバトルで使った武器が「ほぼゴミな棒きれ」って……伝説の武器とか使ったらどうなっちゃうんだろう? -- (名無しさん) 2023-10-11 21 51 16 ↑バーンとは違う意味で「なにを使っても強くなっちゃう」タイプなんじゃないかな。そりゃ伝説の武器のほうがいいだろうけど達人すぎて普通の武器でも遜色ないからあえて必要ないと -- (名無しさん) 2023-10-11 22 22 28 バトル面ではヒュンケルらに劣るとされている以上、おそらく期待はできないと思う。柔は剛を制すって言葉のようにアバンストラッシュなどテクニックで戦い抜くタイプだが、それにも限界はあるからな。ある程度の工夫をすることで性能を引き出しても例えばアバンの魔力でバーンのカイザーフェニックスを放てるかと言えばまず無理だろうし -- (名無しさん) 2023-10-11 23 29 22 アニポケのフリード見ると真っ先にこいつが思い浮かぶわ -- (名無しさん) 2023-10-25 15 00 31 アニメ初見勢がcv櫻井で怪しむ→旧アニメのcv田中秀彦の時点で怪しかった→そもそもアバン先生は胡散臭いと言われてたの好き。うん、勇者の家庭教師なんて確かに胡散臭いよね。 -- (名無しさん) 2023-10-31 15 37 03 ↑4ロン・ベルクと顔を合わせたらどんな反応するんだろうな…白けるか武器を上手く扱えていると喜ぶのか… -- (名無しさん) 2023-11-05 12 44 59 ↑ロン・ベルクがバーンを嫌ったのは何を使っても一流だけど、光魔の杖で満足しちゃったのが大きいからな。実際に魔界最強となって反論できなかったからね。アバンは発明家だから逆に気が合うだろうな -- (名無しさん) 2023-11-05 19 19 17 名前 コメント すべてのコメントを見る
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プロローグ 世界が悲鳴をあげはじめた・・・! 燃える城を背に、魔物を引き連れて悠然と進むのは、魔王ハドラーだった。 魔王襲来!! ハドラーが倒れた兵士の背中を踏みつける。 兵士「がはッ!!」 ハドラー「・・・つまらんなァ。紙のように国が燃える。少しはオレを楽しませてくれる人間はいないのか?」 兵士「・・・・・なめるなよ魔王っ・・・・・・・」 ハドラー「?」 兵士「おまえたち化け物の思い通りになるものか。いつの日か必ず世界を救う勇者が現れる・・・・!そう!・・・・・勇者が!!」 ハドラー「勇者?」 ハドラーがメラを放ち、兵士を焼き尽くした。 ハドラー「フハハハ!勇者か、たしかにな!今より全世界を制圧するこの魔王ハドラーと我が軍団に・・・・人間の分際で刃向かってくる奴がいるとすれば・・・・・そいつは「勇気ある者」に違いないだろうさ!」」 「愚かな無謀の「勇気」だがな!ハハハハハ!!!」 竜と魔の力が大地を焦がすとき人々が勇者の誕生を待ち望んでいた・・・・! 果たして勇者はどこに? どこにいるのだろうか!? カール城。 アバン「・・・・・・私を呼ぶ声がする」 「どうやら出番のようですね。さて・・・・それでは!」 これが・・・・ アバン「お料理を始めましょうかあ!!」 勇者っ?? 第1話 勇者誕生 かつて強大な力を持つ魔王の軍勢が全世界を征服せんとしていた時代―――――― その侵略の前に大きく立ちはだかった王国があっった。 それが屈強の騎士団を抱えるカール王国だった!! 「おおっフローラさまだっ!!」 「いつ見ても凜々しくて美しい・・・!!」 フローラ「皆の者よく聞きなさい!いかに魔王軍が世界を蹂躙し街を焼こうとも人間には団結する力があります!この私も戦いましょう!我が栄光のカール騎士団と共に・・・・!!」 人々「なんと勇ましい!」 「俺たちも戦おう!」 「姫さまばんざーい!!」 病症の国王に代わり国を支える王女フローラの雄姿は`希望の女神`そのものであった――――― フローラ「フウ・・・・・」 重臣「おつかれさまでした姫」 フローラ「いえあなたたちこそご苦労でした。騎士団の皆さんも・・・・」 重臣「ムッ!?騎士団といえばまたもあやつがおりませんな!」 騎士(・・・・・・バン!!!) フローラ「フフッ・・・・・まあ、相変わらずね」 騎士団長ロカ「自分がつれてきますっ!!姫さまの公式行事をサボるとは・・・・ふざけるにも程があるっ!!!」 フローラ「あっいいのですよロカ」 ロカ「よかないです。とっちめてやります!あいつのいる場所は決まってるんだ!!」 調理場。 アバン「ん~~~~~っ!イマイチですねぇ~このスープは・・・惜しい感じです」 女性「そんなあ、せっかくアバンさまのために作ったのにィ~!」 アバン「これは味付けが足りないんですよ。パデギア草の茎をチョイと混ぜると味がしまりますよ。それにパデギアは病気やケガによく効くし栄養も満点なんです!」 女性たち「さすがあ。アバンさまって物知りィ~」 「ねえねえ。今度はあたしのを食べてみてぇ♡」 その場に怒り心頭のロカが乗り込んできた。 アバン「お・・・おやロカじゃないですか。どうしたんです?」 ロカ「しらばっくれんじゃねえっ!!!」 ロカはアバンを引き連れていった。 女性「ああ~~~~ん!アバンさま~っ!!!」 ロカ「まったくどういうつもりなんだよ!!姫さまの護衛をすっぽかしてお料理教師たあっ!!」 アバン「ボディーカードならカール騎士団最強の君がいればいいじゃないですか。私は城のお食事でも強化していた方がよっぽど国のために役立ちますよ」 ロカ「はあっ・・・はあっ・・・もう返す言葉もねえ。我が友ながらカール騎士団に選ばれたんだか・・・・」 アバン「勉強ができるからでしょ?ジュニアール家は代々学者の家系ですからね」 ロカ「言っとくがな!今は戦いの時代なんだぜ! 魔王がおれたちの国を狙ってるんだ!!女の子を喜ばす程度の知識なんていくらっても意味はねえぞ!」 アバン「そんな言い方は女性に失礼ですよ。あなただっていつかは結婚して奥さんの世話になるんですから」 ロカ「ヘン!おれは一生剣に生きるんだ!女の子なんか絶対に好きになるもんか!」 アバン「いいんですか?そんなこと宣言すると後悔しますよ」 ロカ「誰が!もしそんなことがあったら裸で国中走りまわってやらぁ!!」 「とにかく!!公式行事はサボるなよ!あと剣くらいいつも持っとけ!いくら弱っちいお前でも素振りくらいはできんだろ!」 ロカがその場を離れた。 アバン「わかってますよロカ・・・・君の言う通り・・・・」 「戦いが近いようだ」 フローラ「キャアアア―――――――ッ!!!」 ロカ「どうしました姫!」 フローラの前の鏡に、奇妙な文字が浮かんでいた。 ロカ「!?こっ・・・・これは一体!!??」 フローラ「着替えをしていたら・・・突然血の文字が・・・・!!」 ロカ「一体なんの文字だ!?」 アバン「魔族の文字ですよ」 ロカ「アバン!本当かっ!!?」 アバン「鏡を使った通信呪文のひとつです」 「文字にはこう書かれています」 「`今宵姫をいただきに参上する。魔界の神へのいけにえとするために・・・魔王!!!`」 騎士たち「なッ、なんだとオッ!?」 「まっ、魔王が姫をッ!!?」 「大変だッ!!」 「守りを・・・守りを固めねばあッ!!!」 フローラ「・・・バン!」 アバン「コクッ」 ロカ「・・・・・!!?」 夜。 ロカ「さ・・・さあ魔王め!来るなら来やがれ!」 フローラ「・・・ロカ、アバンはどうしたのです?」 ロカ「アバン!!?・・・あああいつなら大事な用とかぬかして森へ行きましたよ!!」 フローラ「森へ・・・・?」 ロカ「あんな腰抜けいなくても関係ありません!我々が必ず姫をお守りします!!」 フローラ「・・・・・」 ロカ(・・・アバンのバカヤロー!いくら腕に自信がないからってまさか逃げ出しやがるとは・・・!!てめえとの仲も今日これまでだ!) アバン「♫」 城の空に、黒い光が浮かんだ。 騎士たち「あっ、あれを見ろッ!!」 「な・・・なんだッ!?」あの光はッ・・・・・!!?」 光の中からハドラーが現れた。 騎士たち「ま・・・魔王だあ~~~~ッ!!」 「全員構え~いいッ!!!」 ハドラー「ゴミめが・・・・・・!!ゆけ・・・!我が配下の怪物軍団よ!!」 「デルパッ!!!」 魔法の筒から放たれたモンスター達が、騎士たちに襲いかかる。 騎士たち「うわああああッ!!!」 「くっ・・・くそおッ!!!」 「ぐああっ!!!」 騎士たち「モ・・・怪物の軍団だッ!!!」 「なにッ!!?ど、どこからそんな奴らが!!_ 「! あ・・・あああ・・・」 ハドラーを乗せたドラゴンが壁を突き破ってきた。 騎士「うわああああツ!!!」 ロカたち「おッ・・・・おのれイッ!!!」 ロカたちがハドラーに向かって行くも、ハドラーの呪文に弾き飛ばされた。 ロカ「ぐうっ・・・・・なんて・・・・力だッ・・・・・!!」 騎士「うううっ・・・・・」 フローラ「・・・・・!!」 ハドラー「フローラ姫よ。おまえの身柄もらい受けに来てやったぞ。この魔王自らがな。ククククッ・・・・」 フローラ「魔王よ。おまえの企みは読めています」 「魔界の神に捧げるいけにえというのはただの名目・・・私を奪い去り国民に無力を痛感させ世界征服を早めるというのが真の目的でしょう!!!」 ハドラー「・・・さすがまだ少女とはいえ一国を預かる姫。ならば話が早い。我が下にひざまずくがいい!」 フローラ「断ります!!」 ハドラー「・・・フッ。ではこの場で殺してやってもよいぞ!!」 ロカ「ひ・・・姫ッ!!!」 ハドラー「さあッ!!どちらがよいのだ!!!早く決めるがいいッ!!」 アバン「いけませんねぇ・・・・・・」 そこへやって来たのはアバンだっった。 フローラ・ロカ「「・・・・アバン!!」」 ハドラー「なんだァ貴様ぁ!!?」 アバン「・・・魔王さんとやら、女性を誘うときはもう少し優しく声をかけなければダメですよ」 ハドラー「ふざけたことを抜かすなッ」 ドラゴン「グワァン!!」 向かってくるドラゴンにアバンは小袋を投げた。 ドラゴン「?」 その袋から出た粉を吸うとドラゴンは暴れ出した。 ドラゴン「グワアアッ!!!」 ハドラー「!?な・・・なんだ急に竜が凶暴にッ・・・・!!貴様何を・・・!!?」 アバン「なあに・・・ちょっと`毒蛾の粉`をかけてやったんですよ」 フローラ「毒蛾の粉!!?」 アバン「私が調合した特製の秘薬ですよ。これをかけると怪物たちは正気を失って同士討ちを始めるんです」 騎士「おおっ!外でも怪物どもが仲間割れを・・・・!!」 アバン「外の連中にもふりかけてやりました。これであなたの怪物軍団ももう役に立たないわけですね」 ロカ(そうか!森には毒蛾を探しに行ってたわけか!!あの野郎~~~~っ!!) ハドラー「ぬううううッ!!!」」 ハドラーは肘打ちでドラゴンを倒した。 「!!!」 ハドラー「貴様~ッ!!こざかしい猿知恵でこのオレを愚弄しおって!!許さんぞッ!!!」 アバン「・・・・許さない・・・・ですって?」 ハドラー(なっ・・・なんだ!!?)こんなひ弱そうな男から・・・闘気が・・・!!?」 アバン「許さないのはこっちのほうだ・・・魔王ッ!!!」 フローラ(・・・見たことがあるわ!!あのアバンの顔・・・!!・・・あれは3年前私がひとりで城を抜け出したとき・・・) フローラ「きゃああ」 マンイーターがフローラを襲っていた。 そこへ駆けつけたアバンが一刀でマンイーターを切り裂いた。 フローラ(森で怪物に襲われたところを救ってくれたのがアバンだった・・・・私は彼を騎士団へと推薦した。なのには彼は急に伊達メガネをかけて武術など全くできないようなフリをして始めた) アバン(申し訳ありません姫・・・有事の際にはすべての力を振るい姫とカール王国のために戦います。どうかその時までは・・・) フローラ(・・・わかりました。あなたのことは私の胸の内だけに) フローラ(その時が今来たのですね・・・・アバン!!) ハドラー「愚か者めがッ!!まさかこのオレに戦いを挑もうというのではあるまいなッ!!!」 アバン「戦いは望まん。だが、自らの野望のために平気で人を傷つけようとする外道を見て黙っていらるほど・・・」 アバンが伊達メガネを外した。 アバン「この私はお人好しではないッ!!!」 フローラ・ロカ「「!!」」 ハドラー「ほざくなあ――――――ッ!!!」 ハドラーが右手からメラを放ったが、 アバンもメラを放ち、相殺した。 ハドラー「こ・・・こいつ・・・!!」 ロカ「じゅ・・・呪文を使いやがった!!」 アバン「ベギラマ―――――ッ!!!!」 アバンのベギラマがハドラーに炸裂した。 ハドラー「ムゥウッ!!?」 (人間のくせにかなり高度な呪文を使いおるッ・・・・!!) 「カァァ――――――ッ!!!」 ハドラーの呪文の連射をアバンはかいぐぐっていく。 騎士たち「す・・・すごい。アバンの奴があんなに強かったなんて・・・・!!」 「がんばれアバン!!」 アバン「おおおッ」 アバンの飛び蹴りがハドラーを吹き飛ばした。 アバン「とどめだッ!!メラゾーマ!!!」 アバンがメラゾーマを放ったが、ハドラーにかき消された。 アバン「くっ!!?」 ハドラー「なかなかやるがしょせんは人間の力・・・!魔王の呪文に比べれば・・・」 「まだまだ幼稚!!」 ハドラーは両手から巨大なイオを出した。 アバン(イ・・・極大爆裂呪文(イオナズン)!?いかん!!あんなものすごい呪文を使えるとは・・・!?だめだ!!今避けたら姫に当たる!!) フローラ「・・・アバン!!」 ハドラー「フンッ!!自ら死を選んだか!?」 アバン「・・・・!!!」 ハドラー「では死ねィッ!!!」 その時、ロカの一撃がハドラーの左手を切り落とした。 ハドラー「この・・・・・ゴミが―――――ッ!!!」 ハドラーが右手のイオをロカの背中に当てた。 アバン「ロカ~~~~~ッ!!!」 「ロカッ!!」 ロカ「・・・へへへッ・・・や、やってやったぜアバン・・・・」 アバン「・・・!」 ロカはアバンの方に剣を伸ばした。 ロカ「・・・片腕じゃ・・あの呪文はできねえだ・・・ろ・・・」 ハドラー「こうなればイオラで充分!まとめて灰にしてやるわッ!!!」 アバン「よくも・・・よくも私の友を・・・・!」 アバンはロカの剣を手に取った。 アバン「許さぁんッ!!」 ハドラー「イオラ~~~~~ッ!!!!」 ハドラーのイオラが放たれた。 アバン「うおおおおおお!」 アバンの構えた剣に光が宿った。 そして、アバンは剣を振り抜き―――――後の奥義、アバンストラッシュの原型となる一撃を放った。 ハドラー「なっ・・・なにィッ!!なんだ!!?この閃光はぁッ!!?」 「おおおおお!!!!」 アバンの一撃はハドラーを飲み込み、城の壁を貫いた。 その中からハドラーの姿が消えた。 騎士たち「アバンが魔王を倒したあっ!!!」 「やったぞ!!」 ロカ「や・・・やった・・・・!!」 アバン「いや・・・魔王はまだ生きています・・・!」 フローラ「!?」 アバン「奴が本当に死んだのならこの手も灰と化すはず・・・まだ生きている証拠です」 ハドラーの左手に付いた髑髏の指輪が喋り始めた。 ハドラー「ハッハッハッハ!!よく見抜いたな!!今日のところはまず退いておいてやろう。だがあのくらいの力ではオレは倒せん!絶対になッ!!フハハハハハッ!!」 アバンはハドラーの左手を焼いた。 アバン(たしかに・・・今の私の力では魔王には勝てない・・・・!) 翌朝、アバンは城から旅立っていた。 あの伊達メガネはフローラに預けられていた。 フローラ「これはあなたの平和の証・・・・魔王を倒し世界を救うその日まで私が責任を持ってあずかります」 アバン「なるべく早く帰ってきますよ」 「・・・・では!」 アバン「・・・・!ロカ!」 アバンの前にロカが来ていた。 ロカ「おれも行くぞアバン!魔王の野郎にたっぷり礼をしてやらなきゃ気が収まらねえからな!」 アバン「勝てるとは限りませんよ魔王には・・・」 ロカ「・・・おれはおまえのあの光る剣に希望を見た!」 アバン「あれは咄嗟に・・・・」 ロカ「偶然であれ未完であれ魔王をひるませた一撃であったことはたしかだ!!」 「おれは・・・あの光を信じる!!」 アバン「・・・・・!さあ!行きますよ!!」 ロカ「あっおいっ、ちょっと待て!「行く」ってどこにだよ!?アバン!おーいっ」 地底魔城。 帰ってきたハドラーは玉座で傷を癒やしていた。 ?「ハドラー様の腕を落とすとは・・・」 「なかなかの相手がいたようですな」 ハドラー「・・・・この傷をつけた奴はさほどでもない。だが・・・面白そうな男が現れたぞ!魔物を束ねるおまえたちの力、見せてもらう日が近いようだ!」 デストロール ガンガディア 亜人面樹 キギロ 鬼面道士 ブラス 地獄の騎士 バルトス その4体がハドラーの元に来ていた。 彼らを初めとする様々な敵が待ち構える中、アバンとロカの旅は始まった―――― 続く
https://w.atwiki.jp/ressenrowa/pages/78.html
【名前】ガンガディア 【性別】男性 【出典】ドラゴンクエスト ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王 【スタンス】マーダー 魔王ハドラー軍の幹部の一人であり ボストロールというモンスターの変異個体であるデストロールと呼ばれる種族。 幻レベルで珍しい個体であり、力のみならず深い知恵や魔法も求める まさに文武両道のモンスターである。 だがコンプレックスに触れる言葉を吐かれると怒りやすい辺り 煽り耐性はそこまでないと思われる。 追跡表 006 レインボーは空だけじゃない、胸にもかかるぜ 把握手段 Vジャンプで連載中の漫画「ドラゴンクエスト ダイの大冒険 勇者アバンと獄炎の魔王」
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登録日:2024/03/31 Sun 10 36 29 更新日:2024/04/19 Fri 15 59 29NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 ぴちぴちスーツ ダイの大冒険 ナイスバディ ハレンチな格好 レイラ ロカの嫁 上村典子 僧侶 勇者アバンと獄炎の魔王 勇者アバンのパーティー 勇者一行 対魔忍ではない 小松未可子 影女 折笠愛 未亡人 母親 産休 盗賊 経産婦 美乳 美尻 美脚 肉食系女子 私たちの…子供の事 まだ…ロカにも言ってなかったのに… レイラは『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』の登場人物。 CV:上村典子(1991年版)/折笠愛(2020年版)、小松未可子(若い頃、マァムと兼役) 【概要】 【人物】 【戦闘能力】武器 防具 使用魔法 【来歴】勇者アバンと獄炎の魔王 ダイの大冒険 【概要】 勇者アバンのパーティーの一人。職業は『僧侶』。 本編の15年前にアバンと共に魔王ハドラー率いる(旧)魔王軍を相手に戦い世界に平和を齎した人物。 勇者ダイのパーティーのメンバーであるマァムの母親で、同じく勇者アバンのパーティーのメンバーだったロカと結婚した。 【人物】 優しく包容力に溢れる女性で、美人でスタイルも良い。あとハレンチな恰好。さすがマァムの母親。 普段は猫を被っているが根は意外とお転婆で気の強い性格。 ロカと交際した時も日頃から「絶対女なんか好きにならない、そんな事があったら国中裸で走り回ってやる」と公言していた奥手なロカに自分からアタックし、若くしてマァムを身ごもるなど恋愛にも積極的。 両親の恋愛に情熱的だったらしいところは娘にはまるで受け継がれなかった。 娘のマァム同様ナイスバディなお色気要員でもあるが、無頓着に色気を振り撒きセクハラを受けては鉄拳制裁していた娘に対し、レイラはマトリフのセクハラ発言にも顔色一つ変えず口八丁で軽くあしらったりと、セクシーな衣装を気にせず着込む一方できっちりとしている。覗かれる隙も見せずに着替え一瞬で終わらせられる事も含めて、「オープンなように見えて結構ガードが固い」とはマトリフの評。(*1)娘にもセクハラ対策を教えておけば良かったのに。 地底魔城の番人グランナードに対しては、彼の凶暴さと短気さを見抜いて、挑発することで足止めに成功するなど、口が回るところはアバンと同様。言葉で敵のいたい所をついて動揺させてしまうところは娘にも受け継がれた。アバン流口殺法 【戦闘能力】 戦闘では主に回復やサポートを担当。 マァムとは違いバギ系の魔法が使えるので僧侶としては娘の上位互換と言える。 また外伝漫画『勇者アバンと獄炎の魔王』では、若い頃村の男どもをボコボコにするなど、腕っぷしも強くハンマースピアも軽々と扱う。マァムの怪力は父だけでなく母からの遺伝でもあったようだ。 以下『勇者アバンと獄炎の魔王』のネタバレ注意! これから「ハレンチな格好」になるからあまりジロジロ見ないでください それと… 私の服を拾っといて 影女 髪をしばり、盗賊やくノ一を思わせる軽装となったレイラのもう一つの姿。バストもヒップもタイツぴっちりで大変ハレンチ。 大幅な変身に見えて、実の所は髪をしばって外套その他の外部装備を脱いだだけ。DQ3の時点で話題になった「一皮むいたら全身タイツ」という当時の女僧侶の大胆なデザインがそのまま活かされている。 ネイル村の近くの森で魔物が狂暴になっていく中、腕自慢の村人たちが制止も聞かずに魔物退治に向かい返り討ちにあうという事が何度も起きたため、自らが盗賊に成りすまし森の調査をしつつ村人や迷い込んだ旅人を追い払うようにしていた。 二振りの短刀を自在に操り、僧侶とは思えない素早さを発揮するが、 それは影女になっている間、ピオリムが不完全な状態で発動している為(普段はピオリムを使う事は出来ない様子)。 アバンたちが旅立つ際、村の皆に正体を明かし、娘の意を汲んだ僧侶である父により「勇者が世界に平和を取り戻すその日まで追放」されることでアバンたちの仲間に加わった。 なお、娘さんもこの事実は知らなかったようで、特別番外編漫画でレイラの脱衣からの影女変身を知った時は 「……え?えええええっ!?」 と、顔を真っ赤にして驚愕していた。 メルル「マァムさんもあまり人のことはいえないのでは」 まあ、事情があったとはいえ必要悪として盗賊まがいのことをしていたということを優しい心の持ち主であった娘に話すのは躊躇われたのだろうと思われる。 武器 ハンマースピア 矛が装備された鉄の鎚。 『ダイの大冒険』の時代には娘のマァムに譲られており、母娘二代に渡り使用された。 鋼鉄の剣 鋼鉄を鍛えて製造された剣。 主にロカのものを一時的に使用して危機を切り抜けた。 聖なるナイフ 邪悪を退ける純銀製の刀身を持つ短剣。 軽量のため、身体能力に優れないものでも扱えるのが特徴。 影女に変装した際の主武装。 檜の棒 檜を棒状に加工したもの。 木こりの家に世話になった際にお借りして、ロカと共に鍛錬に打ち込んだ。 聖なる杖 父から贈られた神の祝福を受けた杖。 先端に魔法石が填め込まれていて、攻撃呪文の威力や回復呪文の回復力を増幅させる効果を持つ。 パワーナックル 手にはめる事で拳による打撃力を上げる鋼鉄製の武器。 金属製の棘の細工が施されているのが特徴。 魔王との決戦前に父から「影女」へ追加で贈られた物。 この世界では僧侶は刃物の使用は御法度であり、僧侶が使うべき武器でないためナイショとの事。 防具 旅人の服 冒険に挑む旅人のために作られた丈夫な服。 黒頭巾 頭と顔を包む頭巾。黒い生地で製作されているため、闇夜でもその身を隠すことができる。 黒装束 闇夜に溶け込む黒い生地で製作された衣服。レイラの身体能力を活かせるようフィットするように施されている。 ロカ曰く「眼のやり場に困る」との事で、それ故かロカからは不評。 あぶない水着デンジャラス・スイムウェア 女性用の水着。 海中探査に挑む際にマトリフから渡された。 絹のローブ 厳選された絹糸を用いて製作されたローブ。 ギュータで修行に打ち込む時に身に纏った。 シルクのヴェール 絹の細糸で製作された薄い布で上半身をゆったりと覆う花嫁用のためのヴェール。 華やかな装飾が施されており、ネイル村での結婚式の時に使用した。 布の服 一般的に普及している衣服。 レイラのために胸元が開けやすいように細工が施されている。 使用魔法 べホイミ、ベホマ 回復呪文。 生体組織を活性化させて傷の治療ができる呪文。 バギマ 真空呪文。 真空の刃を巻き起こす攻撃呪文。複数合わせる事で爆発の範囲を抑え込むことができる。 ギュータで修行したことで更に磨きがかかり、パワーを調整することでより鋭く斬り裂けるようになった。 キアリー 解毒呪文。 体内に入った毒を中和する呪文。 ただし複数仕込まれた毒は、解毒することが難しい模様。 ピオラ、ピオリム 加速呪文。 身体能力を強化し、素早く動けるようにする呪文。 本作ではピオリムこそ一般的に存在しているが、下位呪文にあたるピオラは古代呪文とされており、現在では使い手は殆どいない。 レイラも呪文契約自体は幼少期に済ませていたものの、意識的な発動は不可能で、当初は影女に変身するときのみ無意識に使用していた。 この事に気づいたアバンの推測と助言によって、魔導図書館で呪文契約を行い正式に習得した。 なお、上述の通りこの作品ではピオリム系の呪文の恩恵を受けると髪と目が赤くなるらしく、レイラの髪と瞳の色が変わるのはこの呪文の影響と説明されている。 レミーラ 灯明呪文。 光を灯して周囲を明るくする呪文。 松明やカンテラのように片手を妨げないが、光量や持続時間が術者の魔法量に依存するのが欠点。 【来歴】 勇者アバンと獄炎の魔王 ロモス王国の近くにあるネイル村の教会で神父である父親の手伝いをして暮らしていた。 しかし、魔王討伐の旅の途中でネイル村を訪れた勇者アバンと後に夫となるロカと出会った事で「【自分なら役に立てる】と解っているのに……見て見ぬふりは、できません」と半ば押しかける形でパーティーに参加。 持ち前の身体能力を初め回復呪文や攻撃呪文でアバンとロカを支えた。 戦いの日々の中でロカと恋仲になり、マァムを身籠ったため、ウロド平原での決戦では夫婦揃ってパーティーから外された。 その際にマトリフから「惚れた女性の手も握れない奴かと思ったが、見直した。だから、後悔しないように その手は絶対に離すなよ!」というロカへの伝言を預かり、決闘の地へ向かうアバン達を見送った。 決戦後、ロカと共に故郷のネイル村に帰還し、実家の教会で結婚式を挙げ、ロカと正式に結婚。 娘のマァムを出産し親子三人で平和な時を過ごすが、そんな穏やかな日々も長くは続かず約一年ほどで『凍れる時間の秘法』による封印が解除され魔王が復活してしまう。 マトリフから魔王復活の知らせを受けたレイラは、ロカと共にブロキーナのアドバイスを受け取った上で、勇者アバンのパーティーに合流した。 地底魔城の決戦ではロカからアバンの回復と補助を頼まれアバンの護衛をしつつ地底魔城の奥部へと突き進む。 そして魔王軍の幹部であるキギロを足止めすべくロカが離脱した直後、地獄門へと続く一本道でハドラーが禁呪法で生み出した岩石の怪物(グランナード)と遭遇。 グランナードを手強いと判断したレイラは、アバンを先に行かせたうえでバギマで道を塞ぎ、グランナードの相手を一人で引き受けた。 アバン様、どうか御武運を!!! ダイの大冒険 魔王ハドラーとの戦いが終わってからは故郷のネイル村で静かに暮らし、マァムを現在まで育て上げた。 なおパーティーが一時解散される際には、自分と気絶したロカの二人を置いていくアバンから「戦火の中で生まれた子だからこそ、優しい名前を」と願いを託されている。 その願いが叶ってか、マァムは勇ましさの中に慈愛をたたえた女性となっている。 しかしロカを喪い、女手一つでマァムを育てなければならなかった苦労からか、本編時点ではアバンと同年代、フローラより数歳年上には見えないくらい老けてしまっている。新アニメでも老け顔なのは変わらなかった 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] グランナード戦でウォーズマン張りに頭をガンガンメリケンでどついていくのが面白かった -- 名無しさん (2024-03-31 19 47 24) フレイザードの女だからといって手を緩めない性格と触るだけで致命傷になりかねない体質はグランナード対レイラの教訓が反映されているんだろうか -- 名無しさん (2024-03-31 19 53 08) 対魔忍 -- 名無しさん (2024-04-02 21 42 01) ↑寝取られや、望まぬロストバージンとかの要素がないから厳密には違うと思うが、若いころのあのかっこみりゃなぁ -- @パーティⅡ (2024-04-03 10 29 25) 純粋僧侶かと思いきや、盗賊+武闘家要素も混じってるハイスペックぶり。ベホマを使えるし娘より活躍してないかい? -- 名無しさん (2024-04-03 19 01 22) まぁレイラがザムザに有効打を与えたりアルビナスを倒せるとは思えんが、当時の他の仲間にさほど見劣りしてなかったったことだよな。ダイ世代は格差が激しすぎる。 -- 名無しさん (2024-04-03 19 15 28) マァムと違い敵に対して割と容赦が無いよな -- 名無しさん (2024-04-04 00 35 49) レイラの父親ってダイの大冒険の時代には何をしてるんだろ?ロカと同じくお亡くなりになってるのかな? -- 名無しさん (2024-04-06 05 15 43) 名前 コメント
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