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ハナダジムを難なくトップ通過した出来杉は数枚の写真を見ながら考えていた (ライバルになりそうなのは…やっぱりしずかちゃんだろうな) 後半大事な局面で必ずぶつかるであろう最大のライバル 早めに潰して差を付けていた方がいいかもしれない 「…こっちから仕掛けてみてもいいかもな。 よし、行こうかリザード。」 そう言うと写真をしまって、元来た道へと歩き出した バッグにしまった写真の裏にはそれぞれこう書かれていた 【便利な金づる】 【将来負け組】 【脳みそきんにくん】 【俺のペットになってたら世界征服出来てた】 【しずかちゃんお風呂中!!part3】 レベル上げを済ませニビジムを突破したしずかは順調に進んでいた― しずか「やっと出口かぁ。無駄に長いのよ」 おつきみ山を出て空を見上げるときれいな月が出ている しずか「満月ね。星もきれいだわ さすが田舎」しずかは舌打ちをした。 (とりあえず今日は休もう) まだ先は長い。しずかはハナダの民宿に泊まることにした ポケモントレーナーのための民宿やホテルが各地にあるので、長期の旅でも支障がないようになっている そしてバッジの数によって泊まれる所のランクも上がるシステムだ しずかはポケモンセンターで泊まれそうな宿を捜した しずか「ごめんくださぁい。」 甘い声でしずかは入った そこは老夫婦がやっている民宿で普通の一軒家だ もちろんしずかはホテルが良かったのだがこの際文句は言うまい。 (しばらくの辛抱ね) しずかは話好きのお婆さんに愛想笑いを振りまき、適当にあしらった後で部屋に入った。 「話が長いのよ、あの婆さん。 ふぅ…」 今日はとにかく疲れた。一刻も早く癒さることにしよう 「まぁ、風呂の用意が出来てるだけあの婆さん救えるわね。」 しずかは三度の飯より好きなお風呂に入ることにした しずかは知らない そこで出来杉のコレクションが一枚増えることを カシャ 背後に気配を感じた しずか「のび太さん!?」 反射的にそう叫ぶと持っていた風呂桶を、入れていたお湯ごと投げつけた バシャーン! 逃げていった少年を確認しようとしたが暗かったため誰かまでは特定できなかった…しかし 「こんな所まで来て覗くなんて、もはや変態ね」 しずかには犯人がわかっていた しずか「あの出来損ないが。」 出来杉のガッツポーズと引き替えに、のび太にあらぬ疑いがかけらてしまった 一緒に忍び込ませたコラッタからの報告によると、もうすぐ契機が訪れるらしい… 後はポッポからの合図待ちだ ドキドキドキドキ 失敗は許されない。鼓動が高鳴っているのが自分でもわかる 出来杉「大丈夫、僕ならやれる。今までだってやってこれたじゃないか。」 出来杉はしずかちゃんのお風呂コレクションを見返しながら自分に言い聞かせた。 ポッポ「ポッポゥ」 ターゲットが風呂に入った合図だ! 数分ほど待ち、出来杉はタイミングを見計らっていた…そしてついにその時が来た チャンスは一度きり 窓の外からゆっくりとカメラを構え― カシャ 「のび太さん!?」 まずい気付かれた! 頭にお湯をかけられながら出来杉は必死に逃げた! まずいばれたか?作戦は完璧だったはずだなんだあの反射神経は?速すぎる僕がいっつもやっていたせいか?慣れてしまったのかどうしようもしばれていたら僕が今まで築き上げてきたものが崩れて落ちてしまう栄光の未来が無くなってしまう 出来杉はびしょ濡れになりながらも必死に走った! 今までの人生の中で一番走った! 出来杉「はぁ…はぁ…はぁ……」 どれ程走ったかはわからないくらい走って出来杉は草むらに腰を降ろした (どうしよう) 出来杉は考えていた のび太さんと叫んだところでは僕に気付いていなかった しかし後ろ姿を見られ、ばれた可能性はある ここでしずかちゃんと顔を合わせるのは不信感を持たれるかもしれないのでマズイ…というより恐くて会えない ―出来杉は【しずかちゃんアルバム2】を見ながら決断した 「しばらく隠れて先に行かせよう」 先に進むと追い付かれる可能性がある 万が一会って話し掛けられたらぼぼぼ僕は普通じゃいられない。 それよりも先に行かせた方が安全だ かくして策士出来杉は計画の変更を余儀なくされた その頃― コラッタとポッポは必死にご主人を捜していた ポッポ「ポッポゥ。ポッポゥ」 せつない声でポッポが鳴いている 主人とはぐれたのだ 短い間だったがポッポは、もうご主人のことが大好きになっていた ヒトカゲにやられそうな僕を助けてくれたご主人 どんな時にも臨機応変に対応するご主人 アルバムにどの順番で写真を入れるか考えているご主人 そんなご主人が大好きだったんだ! 絶対に見つけてみせる―とポッポは心に誓った そんなポッポは次の日、しずかのイーブイの糧となる もう12時を過ぎた。しかし出来杉は寝付けなかった。 枕下にしずかアルバム(通称しずアル)を敷いているにも関わらず、だ。 普段なら考えられないことである 【花田の八百屋】 出来杉がお世話になっている民宿だ その二階の部屋を出来杉は使わせてもらっている 出来杉はあの後自分の宿へ戻ったのだが― その時に気付いてしまったのだ 自分が泊まっている宿と、しずかちゃんの民宿がかなり近かったことに この辺りは入り組んでいるというのもあるが、しずかちゃんを追うことに夢中で出来杉は周りが見えていなかったのだ しかも宿を特定した後はすぐに風呂を覗ける裏口に潜んでいたから 出来杉が気付かないのも無理はなかった 出来杉「くそっ風呂のことしか頭になかった」 正直者の出来杉は頭を抱えた 本当は戻りたくなかったが荷物を全部置いているため戻らざるを得なかったのだ これでは鉢合わせの確率が高くなってしまう もちろんそんな偶然はなかなか起こらないだろう 出来杉が家の中にずっと居れるなら― そこに出来杉が寝付けない理由があった ポケモントレーナー達はたたで民宿に泊まらせてもらえる 代わりに何でもいいから、その家の人の手伝いをするのがルールとなっているのだ ただで甘やかしてはいけない。いい風習だろう しかし、それが出来杉を悩ませていた原因だった 出来杉は店番を頼まれたのだ。つまり外に出なければいけないのである それでは、しずかちゃんが民宿から出てきた時に気付かれてしまうかもしれない それだけは避けなければならなかった 「うーーーーん…」 いくら考えても結局完璧な答えは出なかった。 まぁ幸いしずかちゃんの民宿からここは、角度的に見えるかな?くらいなので店の影に隠れるようにすれば大丈夫だろう。 もし近くを通ってもその時だけ奥に行けば問題ない (意外と気にすることはないかな) 満足した出来杉の意識は薄れていった もちろん出来杉の考えは正しいであろう しかし世の中にアクシデントは付き物である 次の日宿代の代わりとしてお使いを頼まれたしずかちゃんが花田の八百屋を訪れるのだった かくして出来杉の第2Roundが始まった― しずか「それくらい喜んでしますよぅ。」 軽い物ばかりだが品目が20近く書かれたメモ紙とお金を渡されて、しずかはお婆さんにお使いを頼まれた。 サチコ「じゃあお願いしますね。」 しずか「はぁい。行ってきまーす。」 しずかはサチコに手を振って買い物に出かけた― 「ち、くそババアが。」しずかは舌打ちをした しずか「なあんで私がこんな面倒くさいことしなくちゃならないのよ。あんなボロ民宿、泊まってやるだけありがたいと思いなさいよ…金、持ち逃げしようかしら。」 と可愛らしい文句を言いながら買い物をして…いなかった しずか「ほら、イーブイ。あなたはこの町の外れのスーパーに行ってメモ紙に書いてある物を買ってくるのよ。難しいけどできるかなぁ?」 イーブイ「ブイ!」 しずか「そう、さすが私のイーブイ。普通のペッ…ポケモンとは一味違うわね。 私の自慢のポケモンよ」 そう言って頭を撫でた イーブイ「ブブイー」 イーブイはうれしそうだ (まあ普通の犬よりは使えるわね) 「じゃ、その間に私は残りの物を買うからね」 後は人参、白菜と玉葱だけですよ、しずかさん イーブイは何も知らずにうれしそうに駆けていった しずか「ふぅ…。しっかし、あの婆さんケチねぇ。 野菜は高いから八百屋で買ってきてなんて。たいしたもの作れやしないのに。ましてやあんな遠いスーパーなんて行ってられるかっつーの。」 しずかの毒舌はとどまる事を知らない。 「さっさと終わらせよ。ええっと花田の…八百屋…っと。あそこか。 …すみませーん。」 しずかが店に入った― 「…すみませーん。」 しずかは奥にいる少年に声をかけた 出来杉「はーい。いらっしゃjkvmぢg?kぎひでぶ」 目にも止まらぬ速さで少年は店の奥に走って行った― (ななななんあなんてことだ。ぼぼべ僕がどどどおわどをしてここにいることがわかったんだ?) 出来杉はパニくった 「おおをお落ち着けー考えろーいつもの自分を取り戻せー。」 出来杉はしずかが自分を訪ねて来た理由を考えた。そして― すぐに結論は出た (そうか、昨日僕の後をつけたんだ。そうだそうに違いない!僕を調べたんだ やっぱり僕がののの覗いたのがばれてしまったんだ) 焦りまくっていた出来杉がこの答えを出すのは仕方がないことだった 出来杉「終わりだ。もう終わりだー。僕の光り輝く未来へのレールが消えていく…」 出来杉の頭の中を今までの思い出が走馬灯のように駆けていった しずかは困っていた― 自分が声を掛けた途端奥にいた少年がさらに奥へと逃げていったのだ。姿はよくみえなかったが… しずか「あのーすみませーん?」 もう一度しずかは呼び掛けた。しかし返事はない (どっかで見たことある人だったわね。それにしても何をそんなに驚いてたのかしら?) と疑問に思いながら、しずかも考えていた (さては…)しずかが何かに気付いた― 「のび太さんね!」 そう、そう考えれば全て辻褄が合うのだ なぜ見覚えのある姿だったのか、なぜ自分を見て逃げたのか。 それならば話は早い しずか「待て、この変態!! 今日という今日は警察に突き出してやるんだから!」 出来杉はバッグを抱えて窓から飛び出した 涙を流しながら―
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「どう言うこと?」 「だからぁ。正直に言って欲しいんだ。『全ては僕に責任があります』って」 出来杉英才は諭すように言った。 「そ、そそそそそんなこと言えるわけないじゃないか!だいたい僕はやってないんだから!」 一方こちらはバカ日本代表野比のび太。パニくっている。既に負けそうだ ・・・ のび太はわけのわからないまま警察官に捕まり、署まで連行された。 そして久しぶりに会った出来杉にいきなり変態呼ばわりされたのだ パニックになるのもムリはないか。 「僕じゃないよ。だいたい何でそんなウソつくのさ! リザード(ヒトカゲ)は出来杉が始めにもらったポケモンだろ? 僕はリザードなんてもらってないし、アルバムを預かってもらう代わりに出来杉にやった覚えもない! 変態はどー考えても出来杉じゃないか!この変態マニア! しずかちゃんが知ったら幻滅するぞwww つーか言う!誰が言わなくても僕がばらす!出来杉が変態ヤローだってことをね!」 のび太はここぞとばかりに出来杉を馬鹿にした。 (こんガキャー調子に乗りくさりやがって……死ね!氏ねじゃなくて死ね! ――ハッ い、いや。何を慌てることがある。落ち着け落ち着くんだ出来杉英才。この糞メガネを蹴落とすまでの辛抱じゃないか) 内心ブチ切れていた出来杉は自らを律し、のび太を犯罪者にするための誘導尋問を開始した。 名付けて―― 『ピンクスパイダー出来杉蜘蛛の糸大作戦』 「ふぅ。ホントに…覚えていないのかい?」 「え?覚えてないって、何をさ」 出来杉はやれやれと言った表情を浮かべ話を続ける。 「君はね。催眠術で全てを忘れたんだよ。スリープを使ってね」 「ど、どういうことだよ!変態マニア」 (コイツ……殺す) 出来杉の眉間にしわができているのは気にしない。 「変態は君なんだけどね。まぁいいさ。今から話す真実を知れば本当の変態が誰かわかるさ」 「出来杉だってことがね」 「しつこいわ!!」 つい反応してしまいました (い、いけない。いけないぞー。ここで切れたら計画が台無しじゃないか) 「し、失礼。少し取り乱してしまったようだ。この際だからはっきり言っておく。 君なんだよ!この写真を撮ったのは。ドラえもんにカメラを出してもらったのさ!」 「何言ってんの?」 「いくら何でもこれだけの枚数をばれずに撮るのは人間業じゃない。君もそう思うだろ?」 (僕のは神業なんだよ) 「まぁ確かに。それはそうだけど」 「しかし変態の君はどうしてもしずかた……ちゃんの写真が欲しかったんだろうね」 「……それでドラえもんに?」 「そういうことになるね」 のび太は「ははぁん」と鼻で笑うと自信満々で出来杉に言い放った。 「じゃあドラえもんに聞いてみればいいさ!そしたら僕の無実が――」 「そこなんだよ!」 ここぞとばかりに出来杉はのび太の話に割り込んだ 「そこなんだよ、君のやらしいところは」 「何だと!」 食って掛かるのび太に「まぁまぁ。」と言って落ち着かせた後、出来杉はゆっくりと話し始めた。 「ドラえもんにも罪悪感はあったんだろうね。君のやっていることを僕に相談してきたのさ。 公言しないようにと釘を刺して」 「そ、そんなバカな話あるわけないじゃないか!」 出来杉は端に座って聞いている警察官の方を一瞥すると話を続けた。 「もちろん僕は止めたさ。そんな変態行為はやめさせた方がいいってね」 いけしゃあしゃあとコイツは 「ちょうどそんな時だった。このポケモン世界に来たのは」 「……」 のび太は無言で出来杉の話に耳を傾けている。 「ドラえもんは言ってたよ。君がカメラ小僧を卒業するいい機会だと。 しかし実際はどうだ!? こっちの世界でも君は夜な夜なしずかちゃんの元へ足を運び 持ち込んだカメラでしずかちゃんの裸体(通称しず裸ー)を撮りまくっているじゃないか!」 「そんなことはしてない!」 ついに今まで黙っていたのび太がたまらず口を開いた。 「まだそんな戯言を…まぁいい。話の続きだ。 ついに見兼ねたドラえもんは僕に言ったよ。今日こそ君を止めてみせるとね。 僕は物陰から様子を見守っていた。そして僕の目には―― 君がスリープを使い、ドラえもんに催眠術をかけている光景が飛び込んできたよ。 急いで僕が駆け付けた時にはもう遅かった。 そして僕にこのアルバムとリザードを託すと、止める間もなく君は自分に催眠術を……」 そう言うと出来杉はたまらず目を瞑る。友人のした行為を思い出したくないとでも言うように。 「しょ、証拠は!?僕がスリープに催眠術をかけられたって証拠はあるのかよ!」 (証拠を求めてる時点で自分の不利を認めてるようなものだよパープリンのび太) 出来杉は勝ちを確信したのか口の端は自然と吊り上がっている。 「スリープに記憶を奪われてる奴に証拠と言われてもな……まぁいい。 聞くけどのび太君。君は今まで夜の9時以降の記憶はあるのかい?」 のび太はしばらく考え言った。 「いや……ないよ」 「ほらみろ!スリープに根こそぎ記憶を奪われてるじゃないか! 自分が覚えてないことこそが立派な証拠だ!」 「そ、そそそそんなはずはないよ!ちょっと待ってよ!今落ち着いて思い出すから」 のび太は、ない頭を振り絞って考えた―― (落ち着けーーのび太。お前はそんな変態じゃない大丈夫。ゆっくり考えれば思い出すに決まってるさ。 いや思い出してくれ、頼む!出来杉の言うことがウソだと証明すらりんだ!) のび太はテンパっている。そんなのび太を見ながら出来杉は確信していた。 (コイツ…本物、いやモノホンのバカだ。 どうやって自分が寝てる時の記憶を思い出すんだ?夢の話でもしちゃうかw) 出来杉は必死に笑いをこらえている。 「ど…ぶふっ…どうぞ。ゆ、ゆっくり考えるといいよ」 出来杉は鼻をヒクヒクさせながら言った。 「くそっ!」 のび太は必死に思い出そうとしている。 (寝ながら考えたら思い出すんじゃねえのwww) 出来杉の目からは涙が零れ落ちていた。 (落ち着いて思い出すんだ、のび太……あ!あれは――いや、ビーダマンは夕方だ。 じ、じゃあ!――いや、ポケモンは7時だ。 ハッ!今度こそ――ダメだ。しんちゃんは7時半だ。僕らの後だ) ホントにてめえはアニメばっかだな。 そして考えること5分。のび太の中で結論が出た。 「記憶は……ない」 そう話すのび太の顔は蒼白としている。 「ちなみに言っておこうか。 しずかちゃんに聞いたところによると彼女、普段は夜の9時半にお風呂に入っているそうだよ。 そして君には9時以降の記憶はない。それがどう言うことか君にもわかるよね、変態マニア君?」 「そんな……まさか、本当に?」 (本当な訳ねえだろw だいたい体操服編とか、どう考えても昼に撮った写真ばっかじゃねえかwwwwwww) しかし自分が犯人かもしれないとテンパっているのび太がそんなことに気付くはずはなかった。 いや、そこは気付こう 「これでわかったろ?自分が真犯人だと言うことがね! 正直に言っちゃえよ。『僕がやりました』ってさ。楽になるぜ?」 「そ、そんな……」 出来杉の巧みな話術により のび太は徐々に自分がやったかもしれないという思いに駆られていた―― この子バカだから 「催眠術で覚えてないからって身に覚えがないとは言わせないぞ!」 (ホントに……ないのに) 確かに。確かに今までしずかちゃんのあられもない姿は何度も覗いてきた。 そしてその姿を思い出しながら ドラえもんが寝ている横で右手を上下に高速移動させたりもした(何度か気付かれた) しかし―― (いくらなんでもそんなこと……いや、自分が覚えてないだけで実はやっぱりやっていたのか? 確かにそんなアルバムあればと思ったことはあるし) あるんだ (出来杉のいう通り催眠術で記憶を無くしているだけなのか?) のび太が葛藤している姿を出来杉は静かに眺めている。 (そろそろ――かな) 出来杉が決めにかかった。 「いい加減にしろ!」 急に大きな声を出した出来杉にのび太はもちろん、周りで聞いていた警官も驚いていた。 「素直に自供すればいいのさ!やったんだろ? ドラえもんを使ってなんたらカメラみたいなものを出してもらってさ! そしてこのアルバムで毎日抜いてたんだろ!? ついでにドラーモンの小説も抜くとき使ったんだろ!? わざわざバーボンスレでエロ小説がどこに投下してあるのか聞いてさ!」 「そそそそそそれは今関係ないじゃないか!」 のび太は咄嗟に反応してしまった。 (な、なななななんで出来杉がそんなこと知ってるんだ!? 僕がわざわざエロパロ板にまで顔を出してることをなんで――まさか!?) のび太が出来杉の方を見ると黙って出来杉は頷いていた。 「僕も仲間だからね」 「出来杉ぃ!」 がしっ 二人は右手を堅く握り合った。 右手のつながりは……深い。 ※作者は―― しししししてないですよ? 「さすが出来杉だよ!あの素晴らしさがわかるなんてね」 「何を言うんだい、のび太君こそ!」 二人はアルバムのことを忘れ、しばらく小説話に花を咲かせた。 今まで意気消沈していたのび太が拳を振り上げて熱弁を奮う! 「まさかジョーイさんに手を出すなんてね!おいしく戴いたよ!……ウッ!」 「ああ。これからあそこのポケモンセンターに入る時ドキドキするよな」 「うん。普通に仕事してるけどその体はもう(ry」 ――盛り上がってきた。 スパイダー出来杉は獲物がかかるのをじっと待っている。ついでにズボンも盛り上がってきた。 「あの小説を読んだ後、僕は興奮しながらリラに挑んだよ」 「そんなの大したことないさ。僕なんてあの小説のおかげで6回は始めからやり直したよ!」 「ジム戦がやりたくて、だろ?」 「さすが出来杉。わかってるねぇ」 信者のび太はニヤリと笑った。 「いやいや、やっぱりのび太君には適わないな。同じドラーモンフェチとして尊敬するよ」 「よ、よせやぃ恥ずかしい」 「だから君がこんなアルバムを作って毎晩楽しんでいるとしても何ら恥じることはないのさ」 「そ、そうかな……え?」 (かかった!) 「大丈夫さ!君に何があっても僕は君の友達さ!」 「で、出来杉。いや、僕は……」 「それに少年法の壁もある!すぐに出れるって。心配しなくてもいいんだよ!」 (そ、そうなの?) 出来杉はクライマックスへ向けて突っ走った―― 「何をそんなに悩むんだい?」 「だって。捕まったらずっとここにいけなくちゃいけないし……」 「バカだなぁ、のび太は。いざとなればドラえもんでどうにでもなるじゃないか!」 「それは…そうだけど」 「だろ?」 「でも……」 「ま、まだ何かあるのかい?」 (も、もう作者のギャグの引き出しは限界だよ?) 「でも……しずかちゃんに嫌われるじゃん」 「なんだ、そんなことかよ」 (あぁ良かった) 出来杉は任せろと言わんばかりに自分の胸をドンッと叩いた。 「何のために僕が…友達がいるんだよ!しずかちゃんには僕からしっかり言っておくさ。 催眠術でパープリンだったんだって。のび太君の意志じゃないんだって!嘘ついて誤解は解いておくから!」 「出来杉ぃ……」 パープリンのび太は出来杉の優しさに涙した。 そして―― ついにのび太が重い台詞を発した。 「お巡りさん。どうやら僕が……やったみたいです」 (はい、消えたw) ライバル……いや、ただのバカを一人消した出来杉はニヤリと笑った。 ・・・ 「それじゃアイツの事よろしくお願いします。」 出来杉は署の出入口に来ていた。 「いやいや、すまんかったね。君を疑ったりして」 「気にしないで下さい。誤解は解けましたし。それでいいですよ。 そんなことよりものび太の方が心配です。今回の事も自分の意志じゃないみたいだし。 普段は凄いイイ奴なんです。どうか……どうか罪を軽くしてあげて下さい!」 「まぁ…私にそんな権限はないが君の言ったことはしっかりと考慮しよう」 「ありがとうございます!」 警察官はしばらく考え―― 「そうだ!何ならノビタ君の証言台に君が立つかね!?」 「それはめんどいんでいいっすわ」 「あ、それはいいんや…」 警察官は無意味に少し興奮した自分が恥ずかしかった。 「それでは。お仕事頑張って下さい」 出来杉は一礼すると警察署に背を向けて歩き出す。 隣には涙を流して喜んでいるリザードがいた。 リザードが出来杉を見ると目が合ったように感じた―― (やっぱりご主人様は僕のこと大事にしてくれてるんだね。え、何? うん、僕もご主人様のこと大好きだよ!) (ネガは――残ってるな) やはり噛み合っていなかった。 写真家出来杉の旅はまだ終わらない・・・
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「どう言うこと?」 「だからぁ。正直に言って欲しいんだ。『全ては僕に責任があります』って」 出来杉英才は諭すように言った。 「そ、そそそそそんなこと言えるわけないじゃないか! だいたい僕はやってないんだから!」 一方こちらはバカ日本代表野比のび太。パニくっている。既に負けそうだ… のび太はわけのわからないまま警察官に捕まり、署まで連行された。 そして久しぶりに会った出来杉にいきなり変態呼ばわりされたのだ パニックになるのもムリはないか。 「僕じゃないよ。だいたい何でそんなウソつくのさ! リザード(ヒトカゲ)は出来杉が始めにもらったポケモンだろ? 僕はリザードなんてもらってないし、アルバムを預かってもらう代わりに 出来杉にやった覚えもない! 変態はどー考えても出来杉じゃないか!この変態マニア! しずかちゃんが知ったら幻滅するぞwww つーか言う!誰が言わなくても僕がばらす!出来杉が変態ヤローだってことをね!」 のび太はここぞとばかりに出来杉を馬鹿にした。 (こんガキャー調子に乗りくさりやがって……死ね!氏ねじゃなくて死ね! ――ハッ い、いや。何を慌てることがある。落ち着け落ち着くんだ出来杉英才。 この糞メガネを蹴落とすまでの辛抱じゃないか) 内心ブチ切れていた出来杉は自らを律し、のび太を犯罪者にするための 誘導尋問を開始した。 名付けて―― 『ピンクスパイダー出来杉蜘蛛の糸大作戦』 「ふぅ。ホントに…覚えていないのかい?」 「え?覚えてないって、何をさ」 出来杉はやれやれと言った表情を浮かべ話を続ける。 「君はね。催眠術で全てを忘れたんだよ。スリープを使ってね」 「ど、どういうことだよ!変態マニア」 (コイツ……殺す) 出来杉の眉間にしわができているのは気にしない。 「変態は君なんだけどね。まぁいいさ。今から話す真実を知れば 本当の変態が誰かわかるさ」 「出来杉だってことがね」 「しつこいわ!!」 つい反応してしまいました (い、いけない。いけないぞー。ここで切れたら計画が台無しじゃないか) 「し、失礼。少し取り乱してしまったようだ。この際だからはっきり言っておく。 君なんだよ!この写真を撮ったのは。ドラえもんにカメラを出してもらったのさ!」 「何言ってんの?」 「いくら何でもこれだけの枚数をばれずに撮るのは人間業じゃない。 君もそう思うだろ?」 (僕のは神業なんだよ) 「まぁ確かに。それはそうだけど」 「しかし変態の君はどうしてもしずかた……ちゃんの写真が欲しかったんだろうね」 「……それでドラえもんに?」 「そういうことになるね」 のび太は「ははぁん」と鼻で笑うと自信満々で出来杉に言い放った。 「じゃあドラえもんに聞いてみればいいさ!そしたら僕の無実が――」 「そこなんだよ!」 ここぞとばかりに出来杉はのび太の話に割り込んだ 「そこなんだよ、君のやらしいところは」 「何だと!」 食って掛かるのび太に「まぁまぁ。」と言って落ち着かせた後、 出来杉はゆっくりと話し始めた。 「ドラえもんにも罪悪感はあったんだろうね。君のやっていることを 僕に相談してきたのさ。公言しないようにと釘を刺して」 「そ、そんなバカな話あるわけないじゃないか!」 出来杉は端に座って聞いている警察官の方を一瞥すると話を続けた。 「もちろん僕は止めたさ。そんな変態行為はやめさせた方がいいってね」 いけしゃあしゃあとコイツは 「ちょうどそんな時だった。このポケモン世界に来たのは」 「……」 のび太は無言で出来杉の話に耳を傾けている。 「ドラえもんは言ってたよ。君がカメラ小僧を卒業するいい機会だと。 しかし実際はどうだ!? こっちの世界でも君は夜な夜なしずかちゃんの元へ足を運び 持ち込んだカメラでしずかちゃんの裸体(通称しず裸ー)を 撮りまくっているじゃないか!」 「そんなことはしてない!」 ついに今まで黙っていたのび太がたまらず口を開いた。 「まだそんな戯言を…まぁいい。話の続きだ。 ついに見兼ねたドラえもんは僕に言ったよ。今日こそ君を止めてみせるとね。 僕は物陰から様子を見守っていた。そして僕の目には―― 君がスリープを使い、ドラえもんに催眠術をかけている光景が飛び込んできたよ。 急いで僕が駆け付けた時にはもう遅かった。 そして僕にこのアルバムとリザードを託すと、止める間もなく君は自分に催眠術を……」 そう言うと出来杉はたまらず目を瞑る。友人のした行為を 思い出したくないとでも言うように。 「しょ、証拠は!?僕がスリープに催眠術をかけられたって証拠はあるのかよ!」 (証拠を求めてる時点で自分の不利を認めてるようなものだよパープリンのび太) 出来杉は勝ちを確信したのか口の端は自然と吊り上がっている。 「スリープに記憶を奪われてる奴に証拠と言われてもな……まぁいい。 聞くけどのび太君。君は今まで夜の9時以降の記憶はあるのかい?」 のび太はしばらく考え言った。 「いや……ないよ」 「ほらみろ!スリープに根こそぎ記憶を奪われてるじゃないか! 自分が覚えてないことこそが立派な証拠だ!」 「そ、そそそそんなはずはないよ!ちょっと待ってよ!今落ち着いて思い出すから」 のび太は、ない頭を振り絞って考えた―― (落ち着けーーのび太。お前はそんな変態じゃない大丈夫。 ゆっくり考えれば思い出すに決まってるさ。 いや思い出してくれ、頼む!出来杉の言うことがウソだと証明すらりんだ!) のび太はテンパっている。そんなのび太を見ながら出来杉は確信していた。 (コイツ…本物、いやモノホンのバカだ。 どうやって自分が寝てる時の記憶を思い出すんだ?夢の話でもしちゃうかw) 出来杉は必死に笑いをこらえている。 「ど…ぶふっ…どうぞ。ゆ、ゆっくり考えるといいよ」 出来杉は鼻をヒクヒクさせながら言った。 「くそっ!」 のび太は必死に思い出そうとしている。 (寝ながら考えたら思い出すんじゃねえのwww) 出来杉の目からは涙が零れ落ちていた。 (落ち着いて思い出すんだ、のび太……あ!あれは――いや、ビーダマンは夕方だ。 じ、じゃあ!――いや、ポケモンは7時だ。 ハッ!今度こそ――ダメだ。しんちゃんは7時半だ。僕らの後だ) ホントにてめえはアニメばっかだな。 そして考えること5分。のび太の中で結論が出た。 「記憶は……ない」 そう話すのび太の顔は蒼白としている。 「ちなみに言っておこうか。 しずかちゃんに聞いたところによると彼女、普段は夜の9時半にお風呂に入っているそうだよ。 そして君には9時以降の記憶はない。それがどう言うことか君にもわかるよね、 変態マニア君?」 「そんな……まさか、本当に?」 (本当な訳ねえだろw だいたい体操服編とか、どう考えても昼に撮った写真ばっかじゃねえかwwwwwww) しかし自分が犯人かもしれないとテンパっているのび太が そんなことに気付くはずはなかった。 いや、そこは気付こう 「これでわかったろ?自分が真犯人だと言うことがね! 正直に言っちゃえよ。『僕がやりました』ってさ。楽になるぜ?」 「そ、そんな……」 出来杉の巧みな話術により のび太は徐々に自分がやったかもしれないという思いに駆られていた―― この子バカだから 「催眠術で覚えてないからって身に覚えがないとは言わせないぞ!」 (ホントに……ないのに) 確かに。確かに今までしずかちゃんのあられもない姿は何度も覗いてきた。 そしてその姿を思い出しながら ドラえもんが寝ている横で右手を上下に高速移動させたりもした(何度か気付かれた) しかし―― (いくらなんでもそんなこと……いや、自分が覚えてないだけで 実はやっぱりやっていたのか? 確かにそんなアルバムあればと思ったことはあるし) あるんだ (出来杉のいう通り催眠術で記憶を無くしているだけなのか?) のび太が葛藤している姿を出来杉は静かに眺めている。 (そろそろ――かな) 出来杉が決めにかかった。 「いい加減にしろ!」 急に大きな声を出した出来杉にのび太はもちろん、 周りで聞いていた警官も驚いていた。 「素直に自供すればいいのさ!やったんだろ? ドラえもんを使ってなんたらカメラみたいなものを出してもらってさ! そしてこのアルバムで毎日抜いてたんだろ!? ついでにドラーモンの小説も抜くとき使ったんだろ!? わざわざバーボンスレでエロ小説がどこに投下してあるのか聞いてさ!」 「そそそそそそれは今関係ないじゃないか!」 のび太は咄嗟に反応してしまった。 (な、なななななんで出来杉がそんなこと知ってるんだ!? 僕がわざわざエロパロ板にまで顔を出してることをなんで――まさか!?) のび太が出来杉の方を見ると黙って出来杉は頷いていた。 「僕も仲間だからね」 「出来杉ぃ!」 がしっ 二人は右手を堅く握り合った。 右手のつながりは……深い。 ※作者は―― しししししてないですよ? 「さすが出来杉だよ!あの素晴らしさがわかるなんてね」 「何を言うんだい、のび太君こそ!」 二人はアルバムのことを忘れ、しばらく小説話に花を咲かせた。 今まで意気消沈していたのび太が拳を振り上げて熱弁を奮う! 「まさかジョーイさんに手を出すなんてね!おいしく戴いたよ!……ウッ!」 「ああ。これからあそこのポケモンセンターに入る時ドキドキするよな」 「うん。普通に仕事してるけどその体はもう(ry」 ――盛り上がってきた。 スパイダー出来杉は獲物がかかるのをじっと待っている。 ついでにズボンも盛り上がってきた。 「あの小説を読んだ後、僕は興奮しながらリラに挑んだよ」 「そんなの大したことないさ。僕なんてあの小説のおかげで 6回は始めからやり直したよ!」 「ジム戦がやりたくて、だろ?」 「さすが出来杉。わかってるねぇ」 信者のび太はニヤリと笑った。 「いやいや、やっぱりのび太君には適わないな。同じドラーモンフェチとして尊敬するよ」 「よ、よせやぃ恥ずかしい」 「だから君がこんなアルバムを作って毎晩楽しんでいるとしても、 何ら恥じることはないのさ」 「そ、そうかな……え?」 (かかった!) 「大丈夫さ!君に何があっても僕は君の友達さ!」 「で、出来杉。いや、僕は……」 「それに少年法の壁もある!すぐに出れるって。心配しなくてもいいんだよ!」 (そ、そうなの?) 出来杉はクライマックスへ向けて突っ走った―― 「何をそんなに悩むんだい?」 「だって。捕まったらずっとここにいけなくちゃいけないし……」 「バカだなぁ、のび太は。いざとなればドラえもんでどうにでもなるじゃないか!」 「それは…そうだけど」 「だろ?」 「でも……」 「ま、まだ何かあるのかい?」 (も、もう作者のギャグの引き出しは限界だよ?) 「でも……しずかちゃんに嫌われるじゃん」 「なんだ、そんなことかよ」 (あぁ良かった) 出来杉は任せろと言わんばかりに自分の胸をドンッと叩いた。 「何のために僕が…友達がいるんだよ!しずかちゃんには僕からしっかり言っておくさ。 催眠術でパープリンだったんだって。のび太君の意志じゃないんだって! 嘘ついて誤解は解いておくから!」 「出来杉ぃ……」 パープリンのび太は出来杉の優しさに涙した。 そして―― ついにのび太が重い台詞を発した。 「お巡りさん。どうやら僕が……やったみたいです」 (はい、消えたw) ライバル……いや、ただのバカを一人消した出来杉はニヤリと笑った。 …… 「それじゃアイツの事よろしくお願いします。」 出来杉は署の出入口に来ていた。 「いやいや、すまんかったね。君を疑ったりして」 「気にしないで下さい。誤解は解けましたし。それでいいですよ。 そんなことよりものび太の方が心配です。今回の事も自分の意志じゃないみたいだし。 普段は凄いイイ奴なんです。どうか……どうか罪を軽くしてあげて下さい!」 「まぁ…私にそんな権限はないが君の言ったことはしっかりと考慮しよう」 「ありがとうございます!」 警察官はしばらく考え―― 「そうだ!何ならノビタ君の証言台に君が立つかね!?」 「それはめんどいんでいいっすわ」 「あ、それはいいんや…」 警察官は無意味に少し興奮した自分が恥ずかしかった。 「それでは。お仕事頑張って下さい」 出来杉は一礼すると警察署に背を向けて歩き出す。 隣には涙を流して喜んでいるリザードがいた。 リザードが出来杉を見ると目が合ったように感じた―― (やっぱりご主人様は僕のこと大事にしてくれてるんだね。え、何? うん、僕もご主人様のこと大好きだよ!) (ネガは――残ってるな) やはり噛み合っていなかった。 写真家出来杉の旅はまだ終わらない・・・
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今日はクリスマス。 出来杉は降る雪を見ながら考えていた (今日くらいは――) しずか「待ちなさい!この変態!」 「う、ヴわぁああん」 出来杉は泣きながら逃げていた。 (な、な、なんでそんなに追ってくるんだよ。襲ったわけじゃない。ただ写真を撮っただけじゃなひか!) それも犯罪だけどな。 何がいけなかったんだろうか。自分はただ欲望に忠実に生きただけなのに だからそれが犯罪なんだって。 あれからどれだけ走ったかわからない。 後ろを振り向くともう追っ手の姿はなかった。どうやら逃げ切ったらしい (よか…っ……た………) 気付くと出来杉は真っ白な地面にもたれ掛かっていた―― ぽっ 「んっ、んーー?」 (僕の眠りを妨げるのは誰だい?) 永遠の眠りにつくとこだった出来杉は目を開けた するとそこにはリザードがいた。尾っぽの火で暖めてくれているのだ。 心配そうに出来杉を見ているリザード。 (リザード……そうだよな。諦めちゃダメだよな) 出来杉は震える体を起こして次の行動を考える。 まずこの冬を乗り越えねばならない。 何をすればいいか。考えに考えた末の結論が出た。 マッチ売りならぬリザード売りの出来杉の誕生だった―― 「リ、リザード。リザードはいりませんか?」 しかし目の前を通る人たちはちらりと見るだけで笑って過ぎていく。 (やっぱり……ダメなのかな) 出来杉は茫然としながらリザードの尾を眺めていた。すると 尾の向こうに景色が見えてきた (こ、これは!!) 出来杉はリザードの尾に目を集中させた リザードの尾の火から見えてきた景色では 出来杉としずかはアルバムを見ながら楽しく会話しているところだった。 「うふふふ。やっだーー出来杉さんったら。」 「おいおい。こんな簡単な問題間違っちゃダメじゃないか。しずかちゃんらしくもない! 右の写真こそが体育会の日に撮ったお風呂写真じゃないか。それが証拠に――ほら」 そう言って出来杉は2枚の写真をしずかに見せる 「左と違って右の写真のお尻には少しアザがあるだろ?」 「ええ。でもそれがどうかしたの?」 「これはね。君が体育会の時ピラミッドで倒れて 尻餅をついた時のアザなんだよ。よって体育会の日のお風呂写真は右…となるんだ」 「すごいわ、出来杉さん!でもよくアザができてるなんてことがわかったわね?」 「ああ。あの日大玉転がしの時にぺろーんとお尻を触ったら君が少し痛がっていたもんでね。 もしかして――と思ってその日お風呂写真を撮ったら案の定さ。」 「すごい推理力ね、出来杉さん!私そんなちょっとHで素敵な出来杉さんが大ーー好き」 「あはははは。困ったちゃんだなぁ。 正解しないとご褒美はあげないって言っただろ。次の問題に正解してからだよ」 「もおぅぅ。出来杉さんったら厳しいんだからあ」 「甘えたってダメだよ、しずかちゃん。次はこれさ!」 そう言うと出来杉は1枚の写真をしずかに見せた。 「これはある君の記念日に撮ったお風呂写真です! さあ、何の記念日でしょう?」 ここで景色が途切れた―― 「リ、リザード!もっとだ!もっと僕に続きを見せるんだ!」 出来杉はリザード売りなんてことを忘れ、続きをせがんだ。凄い形相だ もうあれだ、般若だ。般若出来杉だ 「……」 リザードは黙って尾の火を強めた―― 「えーー?何の記念日なのかしら」 しずかは考えていた。 しかし一向に答えは出てこない。 「……君にはがっかりだよ。しずかちゃん。そんなんじゃ僕の被写体は勤まらないよ?」 「そんな!出来杉さん、私を見捨てないで。お願いだから……」 泣くしずかのお尻を――じゃない、髪を撫でながら出来杉は言った。 「じゃあヒントだ、しずかちゃん。写真の左下にある排水溝の所を見てごらん。 何かが見えてくるはずだよ」 出来杉が指差す排水溝には赤い、粒のようなものが一つだけあった。 「これ――が?」 しずかは怪訝そうな顔をする。 「ふぅ。これは大ヒントだったのに…… IQサプリならぬIQお風呂でいったら98くらいのレベルだよ?仕方ない。じゃあ――」 出来杉は大ヒントを出した。 「8月5日。ここまで言えば君にもわかるかな?」 「そう、その日は君が―― と答えの前に解説をしようか。」 焦らすように名探偵出来杉は言った 「まずこの日の君の食事、ここにヒントが隠されている。」 出来杉は続けた 「そう、この日は普段とは違う食事が出たんだ。そのご飯つぶが君のほっぺにでも付いていたんだろうね それが体を洗っている時に落ちたんだ」 「まさか!?」 しずかが赤い粒の正体に気付いたようだ 「そう、その食事とは―― お赤飯だったんだ!」 しずかの頬が赤くなる。 「もう、わかるよね?ご飯が赤飯に変わる特別な日―― その日は君の『げっ…あの日記念日』だったのさ! たまたま撮りに行った日がそんな特別な日だったなんてね。僕もついてるぜぃ!」 自信満々に出来杉は言った。しかし 「違うの――違うのよ!」 しずかが口を開いた。 「確かに私に初めてあの日がきた時に出た食事は赤飯だった。 ママには恥ずかしいから止めてって言ったのに……」 「ほら、やっぱりそうじゃないか」 「違うのよ出来杉さん。私の初あの日は…… 8月2日なのよ!」 「何だって!?」 なんつーー会話してんだコイツらは 驚いている出来杉をよそにしずかは続けた。 「痛かった。とても痛くてあの日はお風呂どころじゃなかったの……それでも体は流したけどね」 「くっ」 出来杉は唇を噛んだ 「恐らくそのご飯つぶはパパかママのでしょうね。 それが排水溝に引っ掛かっていたの。」 (しまった……) 「残念ね、出来杉さん。8月2日にお風呂を覗いたら―― 私のピーーがピーーで血がピーーーーーーだったのにね! がっかり、あなたにはがっかりよ出来杉さん!」 「くそぅ」 (ぼ、ぼくのしずかお風呂プロファイリングに誤りがあるなんて――) 「そんな私のあの日もわからない出来杉さんになんて興味はないわ。 さようなら、出来杉さん」 そう言うとしずかは背を向けた 出来杉は必死だった! 「待ってくれ、しずかちゃん!8月2日だね? もう僕の頭に完全にインプットされたよ! 今度からは絶対間違えないさ。絶対間違えないから! あれ、しずかちゃん?しずかちゃぁわーーーん!」 そこで景色は途切れた 出来杉はただ膝をついて涙を流していた。 「そうか、8月5日じゃなかったのか。僕もまだまだ甘い……な」 だからそれはアンタの妄想だって そして―― 写真の裏の5日の部分を2日に書き替えている出来杉の後ろから声がした 「この服は間違いありません。少女の証言と一致します」 出来杉が振り向くとそこには警官がいた。 「ノビノビタ……あなたを逮捕します」 リザード売りの出来杉はクリスマスの夜 静かにお縄についた―― 出来杉は事情聴取を受けていた―― 「だぁかぁらあ。僕はノビノビタじゃないんですってば!人違いですよ、ひーとーちーがーいーー」 「じゃあこのアルバムはなんなんだ!」 警察官は怒鳴りつけていた。 しかし出来杉は自信満々で切り返す 「それはのび太本人から僕が預かってたんです。というより 『僕は今疑われている。だから中身は見ないで黙ってこれを預かっててくれ』 ってのび太に念を押されて渡されたんですよ。ムリヤリね でもまさかアイツがこんな変態まがいのことをしてたなんてねぇ……友人として恥ずかしいですよ」 もう出来杉は自分を取り戻していたのだ。 (どうやらしずかちゃんは僕のことをのび太と間違えているみたいだ。 これを利用しない手は無い……な) 「なんならしずかちゃん本人に聞いてみて下さいよ」 「…いや、その少女はノビノビタの顔すら見たくないそうだ。彼女は来んよ」 「そりゃそうだよ。こんな写真撮るようなカスの顔なんて見たいわけないよな」 (ぼぼぼぼ僕はカスじゃない。大丈夫、出来杉英才は特別なんだ) 出来杉が持論を展開していたその時、警察官はある疑問をぶつけた。 「だいたい『中身は見ないように言われた』と君は言ったが、 ウチの警官は君がアルバムを『見ている時に』捕まえたそうなんだが?」 「あぼーん」 (ししししまったーー墓穴掘っちゃったあぁぁぁ! いや、考えろ考えるんだ出来杉。お前ならできるお前なら必ずや突破口を開けるはずだ!) ここから出来杉『怒濤の嘘八百祭り』が始まった―― 「そりゃー仕方ないですよお巡りさん。見るなって言われたら見たくなるのが人の性 まさかあんな素晴ら……もとい変態写真で満載だとは思いませんでしたけど」 「ふむ。」 警察官はどこか腑に落ちないといった様子だったが筋の通った発言に納得していた。 やはりノビノビタではないというのが効いているのか (お、マジ?いける、いけるぞ出来杉。切り抜けるんだ! お前はこんなところで朽ち果てる男じゃねえんだ。世界にはばたく男なんだぞ!) 出来杉が密かにガッツポーズをしているその時だった。女性警官が入ってきたのは―― 「花田の八百屋の主人から証言がとれました。あの日泊まっていたのはこの男だそうです」 女性警官はそう言って『出来杉英才』の写真を見せた。 「ぷげら」 「やはりあの時逃げたのは君だったんだね?」 警察官は確かめるように訊いた。 (ぐおえうおおぉぉぉおおお落ち着けえぇ。ダメだ、ここで認めたらアウトだ) 出来杉は頭をフル回転させた。 「ちちちが…だあかあらーー あの時は既に中身を見た後だったから子供心にヤバいと思って逃げ出しちゃったんです。 そっか。今思えばそれが誤解を生んだ始まりだったんですね…… くそぅ!あの時僕が正直にしずかちゃんに伝えていればこんなことにはならなかったんだ!」 出来杉は大げさに両手を机に叩きつけた―― 「こ、こらこら。落ち着きなさい。私たちも疑ってかかってるわけじゃないんだ。 ただ参考人として訊いてるだけなんだから」 「あ、すみません。取り乱してしまって。気を付けます……」 そう言うと出来杉は落ち着きを取り戻した。 (くくくく。憎いねー出来杉君。自分の才能が憎い。 よ、この千両役者!) 役者出来杉は話を続けた。 「確かに…確かに逃げた僕はいけなかった。それは認めます。 でも、お巡りさん!これだけは聞いてください。僕は彼女…しずかちゃんのことが好きなんだ! 自分の好きな子にあんなことがばれたら…たとえ勘違いでも生きていけませんよ! その……実際中の写真も少し見てるし」 「……確かに。それはそうかもしれんな」 (納得すんなよwこのおっさんDQNすぎ) 完全に出来杉ペースになりつつあったその時 ゴルダックを引き連れた警官が入ってきた。 (今度はなんだよ、ウゼェ) 「その出来杉氏の所持ポケモン『リザード』からゴルダックが話を聞いた結果―― 全面的に容疑を認めました。」 (りりりりリザーードーーーーーーーーーー) 「これは……重要な証言になるよ?」 出来杉の思考回路はショート寸前。 「今すぐぅ会いたいぃーよ…… じゃない!こ、ここここれは何かの間違いです。僕ははめられたんですよ!」 セーラー出来杉はリザードを見ている。そしてリザードも潤んだ瞳で出来杉に答えた。 (ごめんね、ご主人様……僕ウソつけないんだ。それだけはわかってよぅ) (んだとぉ?『捕まりやがってこの哀れな変態が』だと!? ポケモンの分際で…この俺を哀れむのか!) 残念ながら二人のアイコンタクトは全く噛み合っていなかった。 そして―― 「……そのリザードはね。のび太からもらったんですよ」 (ぉおおぅ?出来杉さーーん!?) 主人のびっくり発言に驚いているリザードを尻目に出来杉は続けた。 「のび太が『アルバムを預かってくれるなら』とそのリザードをくれたんです。 まさかこんな時のために渡されていたとはね。通りで虫が良すぎると思いましたよ。」 「……」 警察官は少し考えて隣の署員に言った。 「君。リザードのポケモンIDを調べてくれたまえ」 (そうきたか――) しかし出来杉はいたって落ち着いていた リザードは涙で明日が見えなかった 「意味ないと思いますけどねぇ。のび太のことだからリザードは改造ポケだと思いますけど」 (くっくっくっ……ムダムダーーー! この世界にドラえもんのアイテムで来た僕らにIDなんてあるわけないじゃないか。 おかげで自演し放題だよ。 このポケモン板のようにね!) 荒らし厨…いや、荒らし消タネン出来杉は笑っていた。 そして30分ほどして結果が出た。リザードのIDはオール0 改造IDだ。 「参ったなぁ……PAR厨かよ」 警察官は腕組みをした。 目の前にいる少年が一番怪しいのは確かだ。確かだが…… やはりノビノビタは気になる しばらく考えていると―― 「あのぅ……」 出来杉が口を開いた。 「すみませんがのび太をここに呼んで頂けませんか?それで二人で話したいんです。 もちろんお巡りさんは僕らの会話を聞いてくれて構わないんで。それから判断すればいいじゃないですか」 「ふむ…」 確かにそれが一番早いかもしれない そして出来杉の発言により、祝初出演 『変態出来杉VSなんで僕が呼ばれたの?のび太』世紀の元日決戦が幕を開けた――
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【名前】 出来杉 英才(ひでとし) 【性別】 男 【年齢】 いつもは少年だが、変装しているのか、本当に少年で大人びているだけなのかは不明。よって年齢も不明 【職業】 USSの部隊長兼、スパイ 【口調】 紳士的で、ドラえもんのような性格だが情を見せたり、ドラえもんをポンコツロボットと言ったりする 【体格】 身長160程。スマートだが、格闘技は強い 【好き】 マグナム・自分のサムライエッジ・スパイ活動・きちんと成り立ち、完璧で計算通りの計画・のび太達 【嫌い】 ドラえもんの性格、無茶苦茶な計画 【信念】 特に無い 【服装】 アニメやマンガ、のびハザと同じ 【備考】 初出は山奥 飛行場にあった研究資料の奪還と、ドラえもんに恥をかかせた人物の殺害を言われていた。但し後者に対しては本人はやる気が全く無かった模様 山奥では、タケコプターを使い、逃走 数多くの格闘術を扱い、銃の扱いも手慣れている。本人は量産型タイラントを瞬殺出来ると話す ドラえもんよりはまだマシな性格で、非常に冷静沈着。部下からの人望も厚い 【使用銃火器&兵器&乗り物】 「ベレッタM92FS サムライエッジ Dカスタム」 KENDO製ベレッタM92FSのカスタム品 出来杉はさらにカスタムを加え、ジャミングの減少や命中精度の高上を実現している。クリティカルヒット率も高い 「コルト・アナコンダ」 44.マグナムを使用するリボルバー拳銃 山奥にて、出来杉の所持品 「デザートイーグル」 44.マグナムモデルで、シルバーで、グリップは木製モデル 山奥にて所持 発砲は無し
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出来杉 ◆zK1NnKGOB. 【出来杉】 【出来杉 クリスマス編】 【出来杉 元旦決戦編】
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「出来すぎちゃったのがあるからぁ。うん、出来杉君がいるからぁ」 概要 茄子の配布の際にて。 この人とは格が違う。 関連項目
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1 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 00 10 34 20XX年。現在社会人三年目の僕は、今日もスーツを着て車のハンドルを握る。 ドラえもんが未来に帰ってもう10年が過ぎようとしているが、相変わらず車は地上を走っている。タイムマシンや不思議な道具はもちろん、知能を持ったネコ型ロボットが 発明される予兆などはまるで感じられない。 中学で人並の努力を覚え、無事中堅高校に進学した僕を見て、彼は自分の役務が完遂した事をさとったらしい。主人であるセワシのもとへと帰っていった。 3 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00 12 48 その後の僕は高校でもそれなりの成績をキープし、推薦で私立大学に進学。卒業後は業界では大手と呼ばれる製薬会社に入社した。僕の仕事は薬の営業、いわゆるMRだ。 MRとは営業要素よりも医者の機嫌取り要素が強い仕事で、ストレスや自分のプライドと戦わなければならない大変な仕事である。 が、僕自身にはどうも「高慢な人間に気に入られる素質」があるらしく、そこそこの評価と世間的には「高給」と言われる額の給与をもらいながら毎日頑張っている。 このぶんならセワシのお年玉が50円になるなんて事はないだろう。ドラえもんの当初の目的は達成されたといえよう。 ドラえもんが変えた未来とやらが、少しずつ現実に近づいているのだなとあらためて感じた。 4 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00 14 28 そう、「しずかちゃんと結婚する」という部分以外は。 小学校時代の仲間とはそれなりに連絡をとりあい、卒業後も仲のよい友達関係を続けてきた。 ジャイアンは同じ公立中学を卒業した後、商業高校に進学。卒業後は家業の剛田商店を継ぎ、若旦那として仕事をしている。 スネオは小学校卒業と同時に私立中学に進学し、そのまま大学までエスカレーター進学。 大学は僕が推薦で入学した所と同じ大学だったので、在学中は同じサークルに参加したりと一緒にいる事が多かった。 現在は父親のコネで某広告代理店に入社し、仕事はそこそこにコンパでブイブイいわせているとの噂だ。 しかし、しずかちゃんだけは中学で女子高に進学して以来、一度も連絡もとっていなければ姿も見ていない。 もちろん今どこで何をしているのかなど、知るわけもない。 5 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00 15 05 ドラえもんが描いた未来通りになるのなら、僕らはどんなロマンチックな再会を果たすのだろうという期待。 もう一方で「未来は簡単に変わる。もしかしたらしずかちゃんと結婚するという未来はかわってしまったのかもしれない」という不安。 毎日のように考えていたそんな事も、最近は仕事の忙しさから忘れがちになっていった。 9 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00 18 34 僕の起床時間は毎朝5時半。買い置きしてある菓子パンとコーヒー牛乳をほおばり、「社員寮」というのは名ばかりの、会社に借り上げられた綺麗なマンションをあとにする。 朝一で卸や特約店との打ち合わせを終了させ、昼前から市内の大病院に向かう。 上司の話では、「今日面会予定の医師はかなり有望な若手医師で、その医師の信頼を得られるかどうかが今後その病院内でのわが社の立場の鍵になる」との事らしい。 医局の前で一時間待った後、「この仕事は失敗できない。」と自分に言い聞かせドアをあけた。 10 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00 21 44 「野・・・比・・・くん?」 端正で凛々しい顔立ち、自信に満ちた瞳、胸につけられたバッチの「出来杉英才」という文字を読む前に、僕は彼が誰であるのかを理解した。 のび「出来杉くん!?君、医者になっていたのかい?」 出来「野比くんこそMRになっていたんだね。昔の友人とこんな所で再会するなんて思ってもいなかったよ!一緒に医療に貢献できるなんて嬉しいな」 懐かしさにひたる時間もほどほどに、僕は自社の新薬の説明を開始した。真剣に聞く出来杉。 「(出来杉のやつ、そんな優秀な医者になっていたのか)」 12 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00 22 54 仕事の話を終え医局を出る間際、出来杉が僕に声をかけた。 出来「それにしても本当に再会できて嬉しいよ。今度一度お酒でも飲みながら話さないか。」 のび「ああもちろんさ!たっぷり接待させていただくよ!」 その週末、僕と出来杉は街の外れの繁華街にあるバーで酒を飲んだ。 日頃は飲めないような高い酒とその肴にたくさんの思い出話。これが会社の経費から出てしまうなんて、何だか罪悪感を感じてしまう。 3時間ほど飲んで店を出ようという空気になった時、不意に出来杉が口をひらいた。 14 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00 25 30 出来「野比君、よければもう一件寄っていかないかい?といってももう酒は充分だがね」 のび「え?お酒を飲まないなら一体どこへいくんだい?」 出来「おいおいおいwwwwwwwそんなもん風俗にきまってまんがな~ムヒョヒョヒョヒョおおおぉぉぉ」 酔いと少しの好奇心から、僕は風俗へ足を運ぶ事を承諾した。出来杉の豹変ぶりに少しばかり狼狽しながらも。 二人は「ペロペロ倶楽部」という名のヘルスの中へと足を踏み入れた。 出来「おいおいどうしたんだいのび太っち~緊張してるじゃないか!!もしやどどど童貞なのかい!??そうなのかい!?どっちなんだい!!!!どっち!!!」 16 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00 27 35 きんに君の真似がウゼぇ。 というか僕は別に童貞じゃない。一応経験人数は二人だ。 童貞は高校生の時に当時中学生のジャイ子に誘われるがままに捨てたし、 今の会社の研修時にも一度酒の勢いで同期の女の子とトイレでヤッた事はある。 出来「あああもうチンコビンビンだよはぁはぁはぁ。じゃあのび太っち、また後でね!」 こんな奴が医療界の将来を担っていると考えると少し悲しくもなる。とか考えながら、それぞれ別の部屋へと入っていった。 そう、この後知る事になる悲しい事実などほんの少しも予想しないまま。 17 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00 29 50 「あけみで~す、どうぞよろしくおねがいしま~す」 そう言って現れた女性は、まぎれもなく僕の初恋の人だった。 のび「しずか・・・・・ちゃん?」 しずか「・・・・・・・」 のび「しずかちゃん!どうしてこんなところで!」 しずか「・・・・・・・人違いよ」 のび「そんなわけがない!僕が君を見間違うわけが・・・うっ!」 言い終わる前に彼女はぼくのズボンを下ろし、ペニスにかぶりついた。 のび「違う!僕はこんな事を望んでいるんじゃない!」 と言いながらも僕の意に反してペニスは硬くなっていく。 無言で凄い勢いでペニスをしゃぶり続ける憧れの初恋の女の子。 一分もたたないうちに、彼女の口の中に大量の精液を放出してしまった。 のび「はぁはぁはぁ・・・・」 しず「のび太さん・・・もうここには来ないで。私はもうあなたの知っている源静香じゃないの。」 のび「そんな!僕h しず「帰ってって言ってるの!今すぐ帰って!!!」 ものすごい剣幕と勢いに押され、僕は言われるがまま部屋の外へと出てしまった。 19 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00 30 25 あれから一週間。どうしても仕事に集中できない日々が続いた。 一生懸命医薬品のこと、患者のこと、思考を仕事にシフトしようとしてもしずかちゃんの事が頭から離れない。 なぜあんなところであんな仕事を。 今日は出来杉の病院を訪ねる日だ。彼に相談する事にしよう。 20 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00 32 42 僕は出来杉に全てを話した。 出来「な、なんてこったい・・・あああのしししししずかちゃんがふふふ風俗嬢だなんて・・・。はぁはぁはぁはぁはぁはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」 出来杉は突如ズボンを下ろし、自分のペニスを高速でしごき始めた。 のび「というわけなんだ・・・僕はしずかちゃんと話をして、もし何か困っているなら力になりたいと考えている。どうすれば・・・」 出来「はぁはぁはぁはぁああああああああああっーーーーー!」 だめだこいつ、早くなんとかしないと。 21 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00 34 23 さらに一週間後。僕は再び出来杉の病院を訪れた。出来杉はやけに上機嫌だった。 出来「やあ野比君。君が来るのを心待ちにしていたよ!」 のび「どうしたんだい、今日はやけに機嫌がいいじゃないか。」 出来「実は一昨日例のぺろぺろ倶楽部に行ってさ。しずかちゃんを指名したんだ。」 のび「な、なんだってーーーー!?」 出来「君が風俗嬢をやっている事を皆にバラすって脅したらなんと本番ヤり放題!!!3回も中出ししちゃったぜうひゃひゃひゃひゃ~~~!」 のび「・・・・・」 出来「大丈夫大丈夫!君に聞いたなんて事は言ってないからさ安心しなよひぁっひぁっひぁっ!!」 22 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00 36 06 この職について3年。色んな医師に色んな理不尽な仕打ちも受けたし、 罵倒や侮辱もうけた。しかし、その時とは比べ物にならないくらいの殺意が僕の中に芽生えた。 拳をかたく握る。 しかし今の僕は野比のび太ではなく、大手製薬会社○○の代表としてこの病院にきている。 こんなダメ人間な僕を採用し評価し続けてくれた会社に対して、その恩をあだで返すわけにはいかない。 僕は無言で医局を出ようとした。 出来「そうそう、君の会社の新薬、使わせてもらう事にするよ。 今後の医療に欠かせない素晴らしい薬だと思う。それに君のおかげで初恋の女の子とセックス出来るなんて素晴らしい思いをする事ができたんだ。 この恩を忘れやしないよ。うちの病院の他の課の先生にも、君の会社の薬を採用するように働きかけておくよ。」 24 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00 38 32 出来杉の働きかけのおかげだろうか。僕の営業成績は現在エリア内でトップらしい。 上司の話では、今年のボーナスは去年とは比べ物にならない額が出るから楽しみにしていろ、との事だ。 もちろん嬉しい。こんなに嬉しい事はない。が、僕の心は未だ晴れないままであった。 午後10時、今日の仕事を終え帰宅した僕は、携帯を手にある友人へ電話をかけた。 のび「もしもし、久しぶりだね。まだ起きてるかい?」 スネ夫「ああ起きてるぜ!今日はコンパもないからね。」 のび「少し相談したい事があるんだけど・・・」 スネ「おうなんでも話せよ!もしよかったらザギンあたりでシーメーしながら話さねぇ?もちろん奢るぜ!何せ俺の月給は50万だからな!!」 のび「いや、明日は早いし今から東京へ行くのは不可能だからやめておくよ」 そして僕は全てを話した。 25 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00 40 03 スネ「これは人づてに聞いた話なんだけど・・・」 スネ「しずかちゃんは高校を卒業してから家出をしたらしい。 のび「家出だって!?」 スネ「高校までは優等生だったんだけどさ…音大の受験に失敗したらしいんだ。 バイオリニストになるのが夢で音大を目指してたらしいけどほら、しずかちゃんの残念な音楽センスはお前も知ってるだろ?」 のび「ああ」 スネ「自暴自棄になって夜遊びをするようになって、親からもほぼ勘当状態だったらしくてさ。受験失敗から一年も経たないうちに家に帰らなくなって、 それ以降ずっと行方がわかっていなかったらしい。」 のび「そうだったのか・・・それで風俗で・・・」 スネ「ところでのび太。」 のび「?」 スネ「しずかちゃんの働いている店と源氏名を教えてくれ!!ちょっくら抜いてもらう事にするよ。」 僕は無言で電話を切った。 26 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00 41 40 スネ夫との電話から2週間。僕は未だしずかちゃんのもとに足を運べないでいた。 何度か店の前までは行ったものの、勇気が出ずその一歩を踏み出せずにいた。 自己嫌悪に陥る最中、僕の足はある場所へ向かった。 剛田商店。 古ぼけた看板の店先では、大柄で優しい顔をした男が店番をしていた。 その男に、かつての粗暴だった面影はない。今や近所で評判の剛田商店の若旦那、ジャイアンだ。 ジャイ「おう!のび太じゃないか!珍しいな。どうした?」 のび「実は相談があるんだ。」 ジャイ「あと15分で閉店だ。少しあがって待っていてくれ。」 28 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00 43 45 仕事を終えたジャイアンに僕は全てを打ち明け相談をした。 しずかちゃんの事。本当は彼女をむかえに行きたいという事。その勇気がないという事。 そして高校生の頃、ジャイ子とセックスをしてしまったという事実もついでに打ち明けた。 ジャイ「そうだったのか・・・。相変わらずハッキリしない野郎だが、お前の熱意はわかった。 お前に勇気がないというのなら、俺が背中を押してやる。」 のび「ジャイアン・・・」 ジャイ「だが、ジャイ子をもてあそんだぶんの責任はとってもらうからな。」 のび「じゃ、ジャイアン!?」 ジャイ「服を脱いで四つんばいになれ。」 のび「アッーーーーーーーーー!!!!!!!」
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737 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [sage] 投稿日:2005/11/20(日) 11 24 32 ID 7EEHaHC/0 『自分の特徴』 ・性別:[22] ・年齢:[男] ・顔の特徴:[のび太] ・性交渉経験:[ある] ・相手との関係:[高校時代の後輩] ・相手に送るメールの方向性など:[クオリティ高ければなんでも] 『相手の特徴』 ・ニックネーム:[スネ美] ・性別:[女] ・年齢:[21] ・顔の特徴:[ブスではないがピザ] ・性交渉経験:[彼氏もち] 『その他』 ・長文OKか:[OK] ・写メネタOKか:[NG] ・タゲに対する自分の思い:[友達] ・勇者との仲の良さ:[たまにメールするくらい] 俺「起きてる?」 タゲ「寝てます(-_-)zzz」 ここからお願い 745 740 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [sage] 投稿日:2005/11/20(日) 11 25 14 ID 7EEHaHC/0 すいません。かぶったんで 750 で 750 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/20(日) 11 26 39 ID bR952qjL0 この夢遊病が 758 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [sage] 投稿日:2005/11/20(日) 11 30 36 ID 7EEHaHC/0 まずはジャブですか… 750 送信 772 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [sage] 投稿日:2005/11/20(日) 11 35 07 ID 7EEHaHC/0 750 そんな器用なこと出来ません(-_-)zzz クオリティ低い…もっと高いのお願い 790 785 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/20(日) 11 40 52 ID uudAkyt20 この間、彼氏が他の女と歩いてるところ 見たんだが、報告いる? 786 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/20(日) 11 41 06 ID uudAkyt20 この間、彼氏が他の女と歩いてるところ 見たんだが、報告いる? 787 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/20(日) 11 41 19 ID uudAkyt20 この間、彼氏が他の女と歩いてるところ 見たんだが、報告いる? 788 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/20(日) 11 41 24 ID Pokg0tHH0 この間、彼氏が他の女と歩いてるところ 見たんだが、報告いる? 789 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/20(日) 11 41 31 ID uudAkyt20 この間、彼氏が他の女と歩いてるところ 見たんだが、報告いる? 790 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/20(日) 11 41 32 ID LWnIxze50 とりあえずいまからDIO倒しに行こうか 792 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [sage] 投稿日:2005/11/20(日) 11 45 55 ID 7EEHaHC/0 785-789 必死だな(ワラ 790 送った 796 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [sage] 投稿日:2005/11/20(日) 11 46 41 ID 7EEHaHC/0 ちなみにタゲの彼氏は通っていた高校の先生だがなwwwww 799 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [sage] 投稿日:2005/11/20(日) 11 49 13 ID 7EEHaHC/0 790 だが断る うはwwwwwそういやこいつ漫研だったwwwww 810 810 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/20(日) 11 55 53 ID LWnIxze50 じゃぁジャンケンしようぜ!三回勝負なッ! 823 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [sage] 投稿日:2005/11/20(日) 11 58 52 ID 7EEHaHC/0 810 送信 安価なら↓ 829 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [sage] 投稿日:2005/11/20(日) 12 04 45 ID 7EEHaHC/0 810 暇なんですか?日曜なのに? 暇じゃなきゃこんなことしない 840 JOJOばかりだなwwww 840 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/20(日) 12 08 50 ID LWnIxze50 ヒマだからお前にメールしてんだよ、このド低脳がぁーッ! 852 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [sage] 投稿日:2005/11/20(日) 12 12 42 ID 7EEHaHC/0 840 送信 以下安価 タゲの実家のすぐ近くだよ。 住所教えるから行ってみたら? 862 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [sage] 投稿日:2005/11/20(日) 12 16 41 ID 7EEHaHC/0 840 のび太さんってJOJO好きでしたっけ? あたしも今日は暇なんですよ(*^ー゚) 863 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [sage] 投稿日:2005/11/20(日) 12 17 02 ID 7EEHaHC/0 あんか忘れた 875 875 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/20(日) 12 20 57 ID Gr5/vJM80 この間、彼氏が他の男と歩いてるところ 見たんだが、報告いる? 881 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [sage] 投稿日:2005/11/20(日) 12 24 03 ID 7EEHaHC/0 875 送信 一瞬他の女って打ちそうになったぜ あぶねえ 897 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [sage] 投稿日:2005/11/20(日) 12 31 11 ID 7EEHaHC/0 875 えー、どこでみたんですか? ただ帰りに飲みに行ってたとかですか? 何だよ。勘違いしなかった 805 898 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/20(日) 12 32 05 ID Gr5/vJM80 897 再安 899 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/20(日) 12 32 10 ID uudAkyt20 897 安価は905だよな 904 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [sage] 投稿日:2005/11/20(日) 12 33 47 ID 7EEHaHC/0 898-899 ごめん 905で 905 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/20(日) 12 33 53 ID rnsyQq9B0 いちいち追求すんなよwお前に彼氏がいるだけでも奇跡なんだから 普通ならお前なんかお得意の漫画で妄想しときゃよかったものを まぁお似合いだけどなwブサイクコンビw 914 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [sage] 投稿日:2005/11/20(日) 12 36 50 ID 7EEHaHC/0 905 こんなん送ったことねえよ どきどきだ 送信 あんかなら↓ 927 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [sage] 投稿日:2005/11/20(日) 12 40 33 ID 7EEHaHC/0 905 追求するなって…自分から報告するって言ったじゃないですか 可愛くないのは自分でも分かってますよー そんなに怒ってない……のか? 940 933 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [sage] 投稿日:2005/11/20(日) 12 42 01 ID 7EEHaHC/0 こいつ文章へたくそだなぁ… 自分って言葉で2人のこと差してる…… あんかなら↓ 940 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/20(日) 12 42 51 ID rnsyQq9B0 じゃあ整形するか死ねよ 944 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [sage] 投稿日:2005/11/20(日) 12 44 42 ID 7EEHaHC/0 940 これはもう即死かもわからんね 送信 955 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [sage] 投稿日:2005/11/20(日) 12 49 59 ID 7EEHaHC/0 940 ひどい 一言でした。返信してくれただけ良かった… ということで 965たのんだ 965 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/20(日) 12 51 43 ID uudAkyt20 冗談 実は君のこと好きなんだ 977 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [sage] 投稿日:2005/11/20(日) 12 54 40 ID 7EEHaHC/0 965 ここで苺? メール拒否されてなきゃ良いけど… 送信 あんかなら↓ 15 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [] 投稿日:2005/11/20(日) 13 05 20 ID 7EEHaHC/0 ここでいいのか? 前すれ 965 私も好きです なわけないじゃないですか。 皆にこんなメールしてるんですか? たいしてこたえてねえwwww 良かったwwww 40 安価なら↓ 41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/20(日) 13 12 24 ID rnsyQq9B0 デブスをからかうのは楽しいからな これくらいしか利用価値ないし 44 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [] 投稿日:2005/11/20(日) 13 14 00 ID 7EEHaHC/0 これは 41なんだよな? 47 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [] 投稿日:2005/11/20(日) 13 16 34 ID 7EEHaHC/0 41 送信した 流石に即死だろうな 49 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [] 投稿日:2005/11/20(日) 13 23 46 ID 7EEHaHC/0 OTL..... タゲが高校時代の知り合いに報告しやがった… 53 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [] 投稿日:2005/11/20(日) 13 26 12 ID 7EEHaHC/0 でんわちゅ 55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/20(日) 13 26 32 ID Gr5/vJM80 53 安価ああああああああああああああああああああああ 58 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [] 投稿日:2005/11/20(日) 13 28 07 ID 7EEHaHC/0 電話オワタ びっくりした。 報告したほうがいいよな 55 ごめん。時間無かった 67 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [] 投稿日:2005/11/20(日) 13 41 23 ID 7EEHaHC/0 41を送った直後くらいに、高校のときの同級生(女)から電話。 ちなみに、こいつはスネ美と同じ大学で同じ学部。 漏れ、こいつ、スネ美は高校の生徒会で同じだった。 んで、何の気なしに出てみたら、開口一番 「あんた暇だからってスネ美に変なメール送ってるでしょ」 これにあせって、知らないよ見たいな事を言ったら、相手ぶちきれ。 さっき送った『彼氏がいるだけ奇跡』や『整形するか市ね』のメール転送されて持ってるらしい。 どうもスネ美が他にもこんなメールしてるのか確認するためにこいつに送ったらしい。 で、いいわけして電話を無理やり切って 49書き込み 69 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [] 投稿日:2005/11/20(日) 13 42 06 ID 7EEHaHC/0 そしたら直後にまた電話。41のメールが来たらしく、さっきより切れてる。 そこでテンパっちゃって「うっさいブス市ね!」って言って電話切った。 そして他にも生徒会のやつら数人からメールが来ている件について 怖くて見れません。そして電話がめっちゃ来てます。 どうしたらいいんだ… 78 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [] 投稿日:2005/11/20(日) 13 44 52 ID 7EEHaHC/0 そして誰からメール着てるか確認しようにも、電話がなりっぱなしでムリな件 出たほうが良いのか?? 87 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [] 投稿日:2005/11/20(日) 13 47 58 ID 7EEHaHC/0 ちなみに電話はさっきの同級生からね。 出るんなら相手のスペック書いたほうが良いかな? ってこいつずーっと電話してるよ… 102 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [] 投稿日:2005/11/20(日) 13 56 19 ID 7EEHaHC/0 なんかさっきまでの焦りがなくなってきた。 どんなあんかが来ても今ならできる木がする… 電話がうるさすぎるので出るわ 110 115 120 でいい? 98 乙です 110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/20(日) 13 57 58 ID rdzevMW00 電話とって、まず最初に 「フォ――――――――――――――ー!」 長さは息が続く限り 続き 115よろ。 115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/20(日) 13 58 54 ID DFo8h13W0 おまえが好きなんだ。 それ以外どうでもいい。 120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/20(日) 13 59 37 ID rcqwdY6o0 [バンザイ」を熱唱 126 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [] 投稿日:2005/11/20(日) 14 02 02 ID 7EEHaHC/0 電話は同級生ね。スペックさらす スペック 『相手の特徴』 ・ニックネーム:[しずか] ・性別:[♀] ・年齢:[22] ・顔の特徴:[顔は可愛いがきつい] ・性交渉経験:[多分有る] 125 了解。留守電のメッセージ件数が限界を超えた件について 行って来ます 140 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [] 投稿日:2005/11/20(日) 14 07 00 ID 7EEHaHC/0 おとこでた 142 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [] 投稿日:2005/11/20(日) 14 07 46 ID 7EEHaHC/0 まだはなしてる 168 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [] 投稿日:2005/11/20(日) 14 15 21 ID 7EEHaHC/0 電話終わった… 安価なら↓ 185 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [] 投稿日:2005/11/20(日) 14 27 22 ID 7EEHaHC/0 じゃあ報告 電話でてすぐに 110をしようと思って、息を吸ってから電話に出る。 俺「フォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」 思いのほかテンションがあがってたらしく思ったよりでかい声を出す。 ちなみにコレに反応して隣の住人が壁を叩いてきたww で、限界まで声を出して息継ぎしてたら電話口から声が 「お前、何やってんの?」 どうみても男の声でした。 197 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [sage] 投稿日:2005/11/20(日) 14 35 55 ID 7EEHaHC/0 声の主は高校時代の友人でありしずかの彼氏。 生徒会とは関係ないのでスネ実との接点はなし。 以下出来杉とする。 出「お前何やってんの?」 俺「あ?え?」 出来杉はしずかと一緒にいたらしく状況は把握していて、俺を注意してくれと頼まれたらいい。 『うっさいブス視ね』が聞いたらしく出来杉でも手がつけられないらしい しばらく説教されるも、適当に相槌打ってたらいきなりしずかに変わる。 し「あんたね、ふざけてるんじゃくぁwせdrftgyふじこlp;@:」 その後かなり俺を罵倒する言葉の嵐 以下抜粋 「自分の顔を見てから人のことブスって言いなさいよ。この馬面!」 「あんたから真面目をとったらキモイしか残らないんだから!」 「スネ美だってあんたが先輩だから我慢してるんだからね。高校時代からキモかったっていってたんだから!」 漏れは死んだほうがよろしいんでしょうか? 199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/20(日) 14 37 32 ID znhJggPa0 197 ツンデレしずか 200 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/20(日) 14 37 35 ID DFo8h13W0 197 おまえは今泣いていい・・・ 202 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/20(日) 14 37 54 ID 6I2eFM/o0 そうか・・・顔が伸び太なのな 211 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [sage] 投稿日:2005/11/20(日) 14 41 54 ID 7EEHaHC/0 本当はすぐにでもきりたかったが、まだ安価が残ってた&一言言ってやらなきゃ気がすまない との思いから、暫く黙って聞いていた。 相手が一息ついたときに 115 しずか( ゚д゚)ポカーン 漏れ追撃で「バンザイ」を歌いだす 「ばんざーい。君を好きでよかったー」 再び壁を叩かれるものの無視してでかい声で歌いまくる。 しずかが何か言ってるが無視。 覚えてるところだけ歌い終わったので「市ね!この淫乱!」 と叫んで電話切る&即着信拒否 こんな感じですが、これからどうしよう? ちなみにスネ美からメール着てた。 212 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/20(日) 14 42 57 ID tAmE2tmn0 211 安価だせ。 ・・・・・隣の人に。 213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/20(日) 14 43 25 ID DFo8h13W0 211 おまえ捨て台詞好きだなwww 214 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/20(日) 14 44 20 ID VltGDLaG0 211 馬面は、助けてくれる ドラえもんいないの? 216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/20(日) 14 44 38 ID Y3xL4Euc0 211 ふむ、で、内容と安価は? 217 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [sage] 投稿日:2005/11/20(日) 14 44 46 ID 7EEHaHC/0 今、チャイムなったので穴からのぞいたら隣の兄ちゃんでした。 どうみてもドビ職です。本当にありがとうございました。 行動安価 220 220 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/20(日) 14 45 33 ID tAmE2tmn0 一緒に飲む 225 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [sage] 投稿日:2005/11/20(日) 14 46 42 ID 7EEHaHC/0 220 了解 ドアをどんどん叩いてる。 生き帰れたら報告する 263 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [sage] 投稿日:2005/11/20(日) 14 58 53 ID 7EEHaHC/0 ただいま 安価なら↓ 318 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [sage] 投稿日:2005/11/20(日) 15 15 14 ID 7EEHaHC/0 報告 相手:隣の兄ちゃん 安価: 220 一緒に飲むということだったので、冷蔵庫をチェック。 酒類は無く、オレンジジュースしかなかったので、それをコップについで玄関へ。 ドアを開けたら兄ちゃんかなり切れてる 「お前、日曜日の昼間からうるさいんだよ!近所迷惑だろ!」 かなり低いドスの聞いた声。でも頭は寝癖。起こしたっぽい。 俺「はぁ…」 兄ちゃん「はあじゃねぇよ!てめぇは誤り方もしらねえのかよ!」 多分俺どうにかしてた。ってかもうどうでもよくなってたっぽい。 俺「…そんなことより一緒に飲みません?」 とオレンジシュースのコップを差し出す。 兄ちゃん切れてコップを奪って地面に叩きつける。砕けるコップ。 「てめぇ!俺をなめてんじゃねぇよ!!死にてえのか!!あぁ!!」 胸ぐらを捕まれるも、不思議と怖くなかった。というか変な高揚感を感じてる。 と、兄ちゃんの声とコップの割れる音に心配した逆隣の住人が出てくる。リーマンぽい人。 で、胸ぐらつかんでるところを見て驚いてる。 兄ちゃんは胸ぐらつかんでいた手を離して、俺の家のドアを蹴って隣の家に帰っていった。 リーマンもすぐに部屋に戻ったみたい。 俺は砕けたコップの破片を拾ったりして部屋に戻ると携帯が壊れるくらいメール着てた。 安価なら↓ 325 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/20(日) 15 18 04 ID Y3xL4Euc0 320 志村ー二つ前のレスの人がどうしようもなくなってるw 342 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [sage] 投稿日:2005/11/20(日) 15 24 01 ID 7EEHaHC/0 このなんともいえない高揚感はやばい。 抜け出さないと癖になりそう。 メールはスネ美から3通。しずかから20通。 其の他高校の生徒会の同級生や後輩の女子3人から1通ずつきてた。 スネ美 「人をからかって面白いんですか?」 おそらく 41への返信 「しずかさんにもやってるんですか?」 「他の人にもやってるのか聞いてみます」 しずかは「電話でろ」と「他のやつにも伝える絶対許さない」って言う脅しばっかり。 他の三人からは 「スネ美に何したんですか?よくわからないんですけど?」 みたいな感じのメールですた。 さて、自体が大きくなってるんだがどうしたらいいだろう。 という割には全然恐怖を感じてない俺ガイル 325 どうしようもなくなってるはずなのにもものすご冷静なんだが とりあえず誰に何をすればいいか教えてプリーズ 355 355 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/20(日) 15 27 52 ID qToE4vUR0 全員に 『ごめん、僕の家の犬に携帯盗られちゃって・・・。 僕の雌犬ちゃんもおしりに棒突っ込んで謝ってるから許してくれないかな?』 って送る。 370 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [sage] 投稿日:2005/11/20(日) 15 31 58 ID 7EEHaHC/0 なあ、どうして他の勇者はフラグとか立つんだ? 漏れには全然気配すらないんだが さらに 355だろ? 別にフラグ立たせたいとは言わないけどさ、 今まで築き上げてきた信用が一気に崩れるって凄いよな。 まあ全員大学違うから構わないといえば構わないけどさ… でも絶対同窓会とかいけないよな 355 送信した 380 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/20(日) 15 33 36 ID VltGDLaG0 370 でもおまい真面目なだけが取り柄のキモイ馬面まで 言われて、付き合っていきたいのか? 381 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/20(日) 15 33 39 ID qToE4vUR0 370 ペット同然にあつかっている野良犬に携帯取られて その犬がなにかの事故で痛い目を見て必死で謝ってるんですよ? 382 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/20(日) 15 33 41 ID Dd5ju2t00 370 だってお前タゲのこと好きじゃなさそうなんだもん。 401 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [sage] 投稿日:2005/11/20(日) 15 38 35 ID 7EEHaHC/0 380 本音がわかった今なら別にそうは思わない。というか他の女共もそうだが 持ち上げて落とすとかあったじゃん…もういいけどさ 381 把握した。それなら大丈夫かもな…ってねーよwwwwww 382 タゲというか、最近は別に好きになるという感覚が無い。 ひどい降られ方したからな。そのときもやさしいだけの能無しとしわれたっけ、そういえば。 安価なら↓ 403 名前:ギブソン ◆9pQWLJT77I [sage] 投稿日:2005/11/20(日) 15 38 47 ID kg2iSzXF0 お前らも口ほどに無い奴だな! 404 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [sage] 投稿日:2005/11/20(日) 15 39 24 ID 7EEHaHC/0 403 とりあえず帰ってくれないか?話はそれからだ 430 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/20(日) 15 46 18 ID VltGDLaG0 のび太はさぁー高校時代の友人関係切って 新しく友達なり彼女なり作ったほうがよくないか? その連中、おまえのこと友達だと思ってないと 思うんだが・・・。 431 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [sage] 投稿日:2005/11/20(日) 15 46 41 ID 7EEHaHC/0 355 返信来た しずかとスネ美が同じ内容だった。合流したっぽい。 「しね。今からお前の家行くから。謝っても許さないからな」 他の三人では一人しか返事が来なかった。 こいつも後輩。しかも妹の友達.でめっちゃいい娘。 「なんかの罰ゲームですか??しずか先輩から電話来たんですけど、ひどいこと言ったって本当ですか?」 さて、どうしたら良いかな? 445 445 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/20(日) 15 51 20 ID 8A5rkrCj0 となりのお兄さんの家に逃げ込む。 440 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [sage] 投稿日:2005/11/20(日) 15 50 40 ID 7EEHaHC/0 430 高校時代のやつらとはメールするくらい。ただ生徒会連中は何かあるたびにあってた といっても男子だけ。 女子は同学年にしずかだけ、彼女は生徒会男子との交流はあんまりない。 俺とは普通に話してたし、結構話してたんだけどねぇ… 後輩の女子は…仲は良かったはずなんだけどねぇ… 大学に友達はいるからいいさ。彼女いないけど。 でも高校関係から漏れて大学関係まで浸透するのはいやだ 安価なら↓ 472 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [sage] 投稿日:2005/11/20(日) 15 59 34 ID 7EEHaHC/0 445 修羅場か… というか、安価が実行できない可能性が高い上にクオリティが下がる結果になると思うのだが… あと、今更ネタバレしても面白くない。 というより、しずかからいろいろ聞いてあの女をどうにかしてやらないと気がすまない。 445は隣の兄ちゃんの部屋に助けてって言いながらドアを叩くくらいでいいよな? 追加でしずかとスネ美がやってきたときの行動安価 480 482 485 488 490 480 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/20(日) 16 02 12 ID rdzevMW00 第一声 「お前の親と大学に連絡しといたから。」 482 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/20(日) 16 02 12 ID rnsyQq9B0 お前らこんな暇つぶしに付き合ってくれて ありがとう。本当暇人ですねwせいぜいピエロみたいに 楽しませてくださいwお前らの負け犬の遠吠え楽しみにしてるw といえ 485 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/20(日) 16 02 15 ID VltGDLaG0 俺のどこがキモイんだと言ってキレル 488 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/20(日) 16 02 24 ID qToE4vUR0 HGのマネをしながら出迎える。 そして「雌犬にな・ら・な・い・か?」 と耳元で甘く言う。 490 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/20(日) 16 02 26 ID PWfxho8M0 全裸でジャンピング土下座 525 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [sage] 投稿日:2005/11/20(日) 16 09 04 ID 7EEHaHC/0 480 482 485 488 490 つまり 全裸でHGのまねしながらドア開けて 「お前の親と大学に連絡しといたから」 といいながらジャンピング土下座、すぐさま耳元で甘く「雌犬にならないか?」 とささやいてからどこがキモいんだ!とキレ、 482を捨て台詞に隣の兄ちゃんの部屋へ逃げるのか… できるだけやってみるよ… 538 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [sage] 投稿日:2005/11/20(日) 16 12 49 ID 7EEHaHC/0 とりあえず脱いだ。 なぜか漲ってるんだが。あそこが これは死を目前にすると種としての本能が云々なのか…… 逮捕だけはされないようにしたい。だが安価を無視するのもいやだ というか普通ならもっと冷静なんだろうけど、全裸で出迎えるくらいなんでもない気がするのはどうしてだろう。 ビキニ型の海パンはいたらダメか? 561 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [sage] 投稿日:2005/11/20(日) 16 17 20 ID 7EEHaHC/0 とりあえず、彼氏とかきてたら生きて帰れないかもしれない。 そう思うのだが、変な高揚感が。 これはやばいかもしれない。 とりあえず、現状の写真撮ったのだが、どこかアップするところ無いかい? 595 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/20(日) 16 30 04 ID PhApVymv0 のび太画像まだ? 613 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [sage] 投稿日:2005/11/20(日) 16 36 27 ID 7EEHaHC/0 595 http //h.pic.to/3pdtz 後悔はしない 安価なら↓ 616 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/20(日) 16 37 57 ID PWfxho8M0 613 なんか20年前ぐらい前の写真みたいだなw 617 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/20(日) 16 37 58 ID xZYPVHwo0 ちょwwwwktkr いや、お前少しは後悔しといた方がいいぞ 安価なら下 619 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/20(日) 16 39 18 ID lHbKCe7l0 613 あーこれは真面目君が無理してるって感じやね 620 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/20(日) 16 39 34 ID 9q4Z5q/Q0 613 遺言はしかとうけたまった 華々しく散ってこいw 621 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [sage] 投稿日:2005/11/20(日) 16 40 25 ID 7EEHaHC/0 ちなみに、しずかからメール着てた 「逃げても無駄だからな。絶対許さないからな」 「わかった。寒いから早く来て」と勝手に返信してしまった。すまん。 639 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [sage] 投稿日:2005/11/20(日) 16 45 13 ID 7EEHaHC/0 616 携帯古いからな。 ん?画質じゃなくて別のものか? 617 普段なら絶対こんなことしない。というか出来ない。 軽い気持ちで勇者になったけど、まさかこんな高揚感を得られるとは 619 やね。普段の俺を知ってるやつがみたら驚くわな。 さっきから必死にHGのまねを練習してるんだが、上手くいかないんだ。 こつを教えてくれ 620 隣の兄ちゃんの部屋に行くのがきついな。 だが、俺は、クオリティの壁を越えてやる そろそろ来る頃だな。コンビニに行って酒とか買って着たい気分だが、今は全裸。 しかもいつくるか分からないから変に外出できない。ツラス 656 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [sage] 投稿日:2005/11/20(日) 16 50 28 ID 7EEHaHC/0 来たらしい。どう見ても男です。 ドアをがんがん叩いてます。 それでは行って来ます(゚д゚)ゝ 105 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [] 投稿日:2005/11/20(日) 19 31 13 ID 7EEHaHC/0 ちょっと大変なことになった(´・ω・`)ショボーン 141 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [sage] 投稿日:2005/11/20(日) 19 38 58 ID 7EEHaHC/0 まだいろいろ方着いてないのだが、ちょっとだけでも報告しようと思う。 ちなみにすぐに外出しなければならないので詳しい報告はその後になると思う。 とりあえず、安価は「雌犬にならないか」以外はクリアした。 その代わり、前歯が一本折れた。 まあ、察してくれ。 あと、隣の兄ちゃんはいいやつだった。リーマンは見てみぬ振りされた。 人生って、一日で簡単に変わるんだな。 169 名前:のび太 ◆6Z.Y706knk [sage] 投稿日:2005/11/20(日) 19 43 57 ID 7EEHaHC/0 まあ、詳しい報告は帰ったら必ずやるからちょっと待っててくれ。 ってか、昼間の過疎がうそのようだな。 じゃあ、今からドアの向こう呼んでる人たちと話し合いに言ってくるわ(・ω・)ノシ のび太2
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103 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/12(木) 01 11 18 気がつくと僕は、病院のベッドの上にいた。 僕が目を開けると同時に、パパとママが歓喜の声をあげる。 よかった、僕は生きている。 まだ脇腹に痛みは残るし体に力も入らないが、間違いなく生きている。 思えば社会人になってから、両親と会ったのは初めてかもしれない。 年末年始も盆休みも、接待やら学会やらで帰る事が出来なかったから。 半日両親とのんびりした時間を過ごした後、僕はナースコールを押し、やってきたナースに告げた。 「出来杉先生を呼んできてくれ。」 106 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/12(木) 01 17 11 出来「野比君、調子はどうだい」 のび「まだ痛むけどこの通り、生きているよ。」 出来「本当に君を死なせなくてよかった。ほんというとかなり難しい手術だったんだ。」 のび「出来杉くん・・・・・・本当にありがとう。」 出来「僕は自分の使命を全うしたまでさ。しかし、本当に医者になってよかった。 大切な友人の命を救う事が出来たんだから、こんなに嬉しい事はないよ。」 のび「出来杉くん・・・」 出来「野比くん、また完治したら一緒に飲みにいこう。楽しみにしているよ。」 のび「ああ!!」 出来「そして2次会はもちろん・・・・・・ぐへへへへへへたまりまへんなぁ!! むひょひょひょひょひょひょひょ!!!!!!」 のび「・・・・・・」 出来「風俗!!セックス!!風俗!!セックス!!」 だめだこいつ、早くなんとかしないと。 108 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/12(木) 01 21 07 出来「なぁ野比君・・・・おちついて聞いてくれるか?」 のび「なんだい?」 出来「君の病室にはテレビがないからきっとまだ知らないと思うんだが…落ち着いて聞いてほしい。」 のび「どうしたっていうんだよ?」 出来「しずかちゃんが・・・・・・・・死んだんだ。」 116 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/12(木) 01 30 30 「20XX年6月11日深夜、都内の歓楽街で女性と男性を指したとして、源○○容疑者(61)が逮捕された。 被害者は容疑者の娘である風俗店勤務、源静香(25)と製薬会社勤務、野比のび太(25)。 源容疑者は静香さんの勤務する風俗店の前で待ち伏せし、持っていた刺身包丁で腹部を刺した後、 近くのタクシー乗り場でタクシー待ちをする野比さんを刺した模様。 源容疑者は「汚れた娘と、口の軽い不届き者を始末してやった。後悔はしていない。」と供述している。 被害者の二人は共に都内の病院に搬送され、野比さんは命に別状はないが、しずかさんは今朝未明亡くなった。」 はっきり覚えてはいないが、出来杉に連れられて行った医局のテレビで、 だいたいこんな内容のニュースを聞いた。 意識が遠のいていく感覚がした。 119 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/12(木) 01 35 09 その後の僕は色んな取材を受けた。 しずかちゃんとの関係や過去の事など。マスコミ共は面白がって根掘り葉掘り聞いては脚色して報道する。 ただ、そんな事はどうでもいい。マスゴミ共が何を騒ぎ立てようが、僕は何も感じなかった。 最愛の人を失ったショックが、僕の感覚を麻痺させていった。 126 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/12(木) 01 44 11 ~30年後~ ジャイ「いいこと思いついた。今日の特売品はジャンボフランクにしよう。」 のび「えええ~またかい兄貴!週に三回はソーセージセールをやっているじゃないか!」 ジャイ「今日のソーセージは一味違うんだ!見てくれ、こいつをどうおもう?」 のび「すごく・・・おおきいです。」 ジャイ「そうだろう!これは完売間違いなしだ!!」 55歳になった僕は、大型スーパーマーケットに成長した剛田商店の専務として働いている。 30歳でジャイ子と結婚した僕は、40歳で会社を退職し、家業を手伝う事にした。 今ではたくさんの子供に恵まれ、毎日を幸せに過ごしている。 20代の時は毎日が悲しくて地獄のようだったが、悲しみは時と共に薄れていくという事を身をもって実感した。 128 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/12(木) 01 47 56 しかし、時折こんな事が頭をよぎる。 「ドラえもんが僕に見せた未来は一体何だったのだろう。」 しずかちゃんのいる未来。環境保護庁で働く未来。そしてドラえもんのいる未来。 ドラえもんとはそもそも、幼い事に見た幻だったのかもしれない。 そんな事すら考えた。 133 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/12(木) 01 54 47 タイムマシンや不思議な道具なんて開発される気配すらない。 やはりドラえもんとの日々は僕の妄想だった。僕の考えはそう固まっていた。 そんな中、ある日の新聞でこんな見出しが目に入った。 「SONYが人口知能の開発に成功。ロボット工学に革命」 138 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/12(木) 02 02 34 5年後、僕は60歳になった。もう立派なじいさんだ。 SONYの快挙によって、各メーカーはこぞって知能を持ったロボットの開発に着手。 完成させては発売を開始した。 僕も事あるごとに新作ロボットをチェックする中で、東芝のカタログに「猫型ロボット、近日発売予定!」という文字をみつけた。 僕は即座に予約をした。価格は僕がMR時代から貯めた全財産を持ってして買えるギリギリの価格。 それでも僕は迷わず購入を決意した。 ジャイ子は泣きながら僕にデンプシーロールをくらわせたし、子供は呆れて口もきいてくれなくなった。 しかし僕は後悔していない。 143 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/12(木) 02 09 48 猫型ロボットの発売直前。 長女に子供が生まれた。小さい頃の僕にそっくりな男の子だ。 何の打ち合わせもしていないが、長女は孫に「セワシ」と名前をつけた。 セワシよ、ロボットの購入に全財産を使ってしまった僕は、君にお年玉をあげられないかもしれない。 あげれるとしたら多分50円くらいだ。ただ、そのロボットはきっと君にとって欠かせない存在になるだろう。 君が大きくなったら、きっと色んな不思議な道具やタイムマシンが発明されていると思う。 どうかその猫型のロボットを、過去へと送ってやってくれないか。 きっとそこには、馬鹿で怠け者でどうしうようもない少年がいる。 そいつはそのロボットによってまともな人間へと成長する。 そして、ひょっとするとそのロボットが過去を変える事によって、一人の女性が死ななくてすむかもしれない。 158 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/12(木) 02 18 06 過去をかえたところで、きっと僕のいるこの世界は変わらない。 ただもう一つの未来ができるというだけ。それはなんとなくわかる。 だって、今僕がいるこの時代はドラえもんに見せてもらったものとは大きく変わっているのだから。 でも、もうひとつ別の未来ができるとしたら、しずかちゃんが幸せで過ごしている未来がいい。 別に僕と結婚しなくてもいい。 ただお父さんを凶行に駆り立てるような事もなく、彼女が笑って過ごせるような未来がいいなぁ。 そんな事を考えていると、東芝から電話がかかってきた。 東「お客様、まことに申し訳ないのですが、注文されていたネコ型ロボットの納期が遅れてしまいます。」 のび「何故ですか?」 東「倉庫に置いているとネズミが耳をかじってしまったらしくて・・・耳が欠品してしまったんですよ。色も黄色から青に変色してしまって。」 のび「ふふふ・・・」 東「どうされましたか?」 のび「僕は耳のないデザインの方が好きだし、色も青が好みです。そうかそのまま売っていただけませんか。」 ~のび太君が社会人になったようです~ 完