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登録日:2017/04/13 (木) 16 01 38 更新日:2024/02/25 Sun 23 36 16NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 2枚組 IFルート Live2D PSP もうこれが本編でいいよ ガイズウェア キャラゲー ゲーム バンダイナムコ ブロック崩し 人生相談 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 俺妹 続編 衝撃のED 長いタイトル 「俺の妹がこんなに可愛いわけがないポータブルが続くわけがない」とは、 ライトノベル原作のアニメ「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」を題材にしたアドベンチャーゲームである。 基本的には前作「俺の妹がこんなに可愛いわけがないポータブル」の続編であり、主人公、高坂京介の視点となって会話を進めていく。 前作未プレイの為に前作のリファイン版のディスクも同梱されているという豪華セットとなっている。 このゲーム最大の特徴は前作で攻略したヒロイン達との「その後」を体験できるというものである。 原作がまだ終了していない中でこの発想はある意味凄い。 もう既に両想いである為か難易度はそれほど高くはなく、どのルートもほぼ一本道である。 これをヌルゲーとするかは人それぞれであろう。 おまけ要素として定番のブロック崩しと、京介の父、大介がヒロイン達に説教するというミニコーナーもある。 更に、本作はCGコメントが2種類ある。 ヒロイン一覧(ネタバレ注意) 高坂桐乃 ご存じ妹兼メインヒロイン。彼女のルートは前作のIFルート(義妹ルート)からの繋がりとなっている。 前作で血が繋がってないとわかったことで晴れて交際を始めた2人。本作ではそれを皆に認めてもらうために奔走する。 しかし、周囲には実の兄妹と思われたままなので、交際を認めてもらうのは至難の業。 その過酷さは「あのあやせが最初のボスキャラ」と言えばわかっていただけるだろうか。 メインヒロインルートだけありほぼ全キャラが登場するのも特徴。 黒猫(五更瑠璃) ご存じ千葉の堕天聖。デレた影響か厨二要素は薄め。 付き合いたての初々しいラブコメが見られる。二人の妹もルートでは大活躍。 また、おまけ要素として闇に堕ちた(グレてゲーセン通いしてただけだが)、闇猫ルートもある。 新垣あやせ ご存じラブリーマイエンジェルあやせたん。 付き合い始めたことで角が取れており、「ラブリーマイエンジェル」っぷりを見せてくれるが、 ふとした事でBAD直行なのは前作と同じ。 田村麻奈実 ご存じおばあちゃん系幼馴染。 基本的に付き合ってから間もない時間軸の他ルートと異なり、このルートだけは京介たちが大学に入ってから、と少し遠い未来の話となっている。 最大の特徴は麻奈実の眼鏡を取るかどうかを選べる事であり、彼女のイメージがガラッと変わってくる。 お陰でCGも眼鏡有り・無しの2種類が存在するため、ギャラリーコンプリートを目指す京介くんたちのラスボスにもなりうる。 沙織・バジーナ(槇島沙織) ご存じバジーナ。本作ではいつものオタクスタイルではなく、本来の性格であるお嬢様スタイルの出番が多い。 京介と共に、突如帰国した、長年対立していた姉との和解に挑む。 今まで世話を焼いてきた桐乃と黒猫から祝福されるシーンは涙腺崩壊。 来栖加奈子 ご存じかなかなちゃん。特技はメルルのコスプレ。 自分の言動や容姿が原因で周囲に京介の恋人と認められない現実と向き合い、周囲に認めてもらうべく奮闘する。 専用EDテーマがある等結構優遇されている。 赤城瀬菜 京介の親友の妹。美少女だが腐女子。 彼女は『続くわけがない』からの追加ヒロインのため、付き合う前から話が始まる。 同じゲー研の活動を通してお互いが気になっていく二人だったが、その眼前に超絶シスコンの親友というラスボスが立ちはだかる…! まぁ、瀬菜はそんな2人でBL妄想して楽しんでましたが。 他にも黒猫の妹達や高坂家の両親等お馴染みのキャラクターの他、沙織と加奈子の姉がアニメ2期に先駆けて登場している。 以下、最大級のネタバレ、未プレイの方注意! そして、各ヒロイン達とのEDでは京介とヒロインのその後が描かれているのだが、その内容は……。 『瀬菜以外のヒロインとは結婚し、子供が生まれている』 という衝撃的な物である。後に『僕は友達が少ない』等、EDでヒロインとの間に子供が生まれているラノベ原作ADVゲームは出てきているが、 ほとんど全てのヒロインEDで子供が生まれているというのは中々に冒険していると言っていいかも知れない。 なお、桐乃は自分以外のルートでは京介とヒロインの間に生まれた、桐乃にとって姪にあたる娘を溺愛する叔母として登場するが、 加奈子ルート以外では、様々な理由で姪っ子から苦手にされていたり、邪険にされていたりする。哀れ。 ちなみに、唯一子供が生まれていない瀬菜ルートのみ結婚もしていないが、交際そのものは順調な様子。(*1) 桐乃ルート 遼介・優乃の兄妹が生まれている。夫婦ともに仕事をしており、子供には色々苦労させていることを申し訳なく思っている模様。 遼介は見た目は父親似だが、妹に偉そうに接するところは母親に似ている。ややファザコン気味。 優乃は見た目も性格も、無論隠れブラコンな所も母親似。完全に生き写しである。 ちなみに遼介には、大正時代みたいな服を着ている憧れの女性(遼介は「先生」と呼んでいる(*2))がいるらしい。 黒猫ルート 瑠璃に似た容姿の娘が生まれているのは同じだが、通ったルートによって性格はかなり異なる。 通常ルートの娘は「悠璃(ゆうり)」。大人しい性格で、母親のような厨二病要素は皆無。未来日記なる物をしたためるやや夢見がちな女の子という程度に留まっている。近々お姉ちゃんになる模様。 闇猫ルートの娘は「璃(り)乃(の)」。学生時代の母親の如く厨二病を患っており、ゴスロリ衣装に身を包み闇っぽい発言が多いが打たれ弱く泣き虫。かなりのファザコンで、実母である瑠璃と京介を取り合っている。 なお、娘たちにとっては「叔母」にあたる瑠璃の妹たちも成長した姿で登場。姉夫婦とは懇意にしているようで、日向は桐乃とも仲良くなっている様子。(日向は彼女を「キリ姉」と呼んでいる) 日向は見た目も言動もそのまま成長したような感じだが、珠希は常に和服を着ており、基本的に敬語で話す落ち着いた女性に成長している。 ちなみに珠希は、璃乃の言動から察するに、瑠璃の影響を受けすぎて一時期厨二病になっていたと思われる。今では黒歴史となっている模様。 なお、常に和服を着ていることから、珠希が桐乃ルートのEDで遼介が言うところの「先生」の可能性もある。 ちなみにスピンオフ作品「俺の後輩がこんなに可愛いわけがない」や「黒猫IF」ではこの2人の子供が双子の姉妹として同じ世界に存在している。(*3) あやせルート あやせに見た目も性格もそっくりな娘「ちとせ」が生まれている。お父さんの事は結婚したいほど大好き。 ただし、母親と違って桐乃をかなり嫌っており、授業参観にも乗り込んでくる等何かと構ってくる叔母を邪険にしている。 あやせ曰く、幼少期は構ってくれる桐乃に懐いていたそうだが、桐乃がそれなりに長く外国に行っている間にその頃のことを忘れ、 見た目が派手でやたらと父親に近い桐乃を「父親の浮気相手」のようなものと誤解し、警戒しているらしい。 250万は犠牲となったのだ……。 麻奈実ルート 双子の娘「菜緒と美緒」が生まれている。 別段性格に問題があるわけでも、家庭環境に問題があるわけでもない、ごくごく普通の一般家庭となっている。 地味だが物凄く収まりがいい雰囲気なのは幼馴染カップル故か。 沙織ルート 沙織に似た娘「朋佳(ともか)」が生まれている。沙織の娘というよりバジーナの娘と言ったほうがしっくりくるほどの高いコミュ力を5歳なのだが集合絵を見る限り母親同様長身にして備えている。 元々お嬢様である沙織のために奮闘したのか、京介はとある会社の若社長をしているとか。京介まさかの逆玉である。 なお、バジーナの象徴であったぐるぐる眼鏡の行方は不明らしい。 加奈子ルート 加奈子そっくりな容姿と、無邪気な性格を持った娘「かなみ」が生まれている。 母親がコスプレをしていたメルルの新シリーズと、よく遊んでくれる「桐乃おばちゃん」が大好き。まあ桐乃は「おばちゃん」呼ばわりされることは嫌がっているが。 加奈子は専業主婦として家事全般をこなす、家族思いな良妻賢母に成長しており、口調も落ち着いた大人の女性になっているが、思わぬ事態(娘にかつてメルルのコスプレをしていたことを知られた)にはかつての粗暴な口調になることもある。 余談だが巨乳美人に成長したブリジット(CV 茅野愛衣)の姿も拝める。どうやら、忙しい合間を縫ってちょくちょく友人夫妻やその愛娘に会いに来ているようだ。 ちなみに、前作の初回限定版付属の特別小冊子では、この京介と加奈子の家庭の様子を描いた小説が掲載されている。 なお、全CGコンプで出現する最後のCGはヒロインとその娘たちの全員集合絵。京介爆発しろ。 追記・修正は人生相談を受けてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 原作・アニメ版の終わりがアレだったために相対的にこちらの評価が更に上がることに… -- 名無しさん (2017-04-13 22 34 36) 実はディスクの数字が逆になっているミスが・・・最初焦った -- 名無しさん (2017-04-13 23 32 13) ↑ あれは初期生産版だけで次の出荷時には修正されてる。 -- 名無しさん (2017-04-14 00 14 43) ブロック崩しはまどマギとのコラボだったな、あやせはさやかの方が合っている気もするがまさかQBだった -- 名無しさん (2017-04-14 00 45 03) 加奈子の短編のために買ったようなものだがゲーム自体もファンゲームだけじゃなくなかなか攻めたものだったしおもしろかったな -- 名無しさん (2017-04-14 08 26 19) たしか一部ストーリーは原作者監修だったはず。 まあ、本編は桐乃との関係を編集と揉めてたって話もあるから原作者がちゃんとした桐乃をやりたかったって話もあるけど。 -- 名無しさん (2017-04-14 11 32 08) 大介おじいちゃんは孫を溺愛してるに違いない -- 名無しさん (2017-04-14 19 05 47) 隠しで珠希ちゃん腹ボテENDもあったな、ごっこ遊びだったけど -- 名無しさん (2017-04-14 21 03 58) 噂で聞いたんだが加奈子が砂浜に首下埋められるスチルがあるって? -- 名無しさん (2023-10-12 23 12 41) 名前 コメント
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「俺の妹がこんなに可愛いわけがない ポータブル」テーマ曲 SECRET×2/D.Noriyuki Nachiko http //www.nicovideo.jp/watch/nm11155775
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俺の妹がこんなに可愛いわけがない(9) book_bunko_img09.png 著者/伏見つかさ イラスト/かんざきひろ 定価 578円 今度の『俺の妹』は“それぞれの視点”で描かれる特別編! さらには意外なコラボも!? あのルリ姉に──好きな人ぉ? どーせ脳内彼氏でしょ? (8)巻の顛末を黒猫の妹・日向の視点から描いた『あたしの姉が電波で乙女で聖なる天使』。腐女子の妹を「世界一可愛い」と豪語する、もうひとつの“残念な兄妹”の物語『俺の妹はこんなに可愛い』。いくつもの“顔”を持つ沙織・バジーナの“ルーツ”に迫る『カメレオンドーター』。桐乃に“トラウマ”を植えつけた瀬菜の恐るべき行動とは?『突撃 乙女ロード!』。お兄さんが彼女と別れたのって、もしかして……私のせい? あやせのフクザツな乙女心と、加奈子のライブ楽屋裏の一幕『過ちのダークエンジェル』。ほか『真夜中のガールズトーク』『妹のウエディングドレス』2本を収録! さらにはアニメOP主題歌を担当した「ClariS」とのコラボが実現! 原作の主題歌『nexus』の発売や、作中に「ClariS」の二人が登場するなど驚き満載の特別編!!
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俺の妹がこんなに可愛いわけがない(10) book_bunko_img10.png 著者 伏見つかさ イラスト/作画 かんざきひろ 価格 本体590円 + 税30円 好評発売中(2012年4月10日発売) ISBN 978-4-04-886519-7 判型 A6判 ページ数 360 黒猫vsあやせ!? 意外な組み合せに注目な人気シリーズ最新刊! あのバカがしばらく一人暮らしをすることになった。受験勉強に集中するためってのと、あとひとつ、お母さんが最近あたしと京介の仲がよすぎることを変に疑ってるらしい……。あたしと京介がそんな関係に──なんて、あるわけないじゃん! で、まあ、責任の一端は、ちょっとだけあたしに……あるみたいだし、あいつもどうせコンビニのお弁当とかばっか食べそうだし、仕方ないから、あたしが面倒見てあげようかと思ったんだけど……。 ちょっとあんたたち、なに勝手に京介の家で引越し祝いパーティ開こうとしてんの!? 発案者の地味子はいいとして、黒いのに沙織に、あやせに……加奈子まで! ていうか、あんたたち知り合いだったの!? えっ? 地味子と仲直り? そんなのあとあと! あーもー、ひなちゃんは言うこと聞かないし! こんなんじゃ京介が勉強に集中できないじゃん!
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俺の妹がこんなに可愛いわけがない(11) book_bunko_img11.png 著者/伏見つかさイラスト/かんざきひろ 定価 620円 TVアニメ第2期製作決定! 大人気ドラマチックコメディ、待望の第11弾! 「あの頃のあたし───お、お兄ちゃんっ子だったの」 引っ越し祝いパーティの場で交わされた“約束”を果たすため、田村家を訪れた俺と桐乃。話し合いは、やがてそれぞれの過去話になっていって…… 「仕方ないことなんかなぁ、この世に一個だってねーんだよ!」「学校に行ったら負けだと思っている」「その謎のペットボトルは……まさか……おまえ禁断の行為を……!」 『凄いお兄ちゃん』なんて、最初からいなかったんだよ」「そんなことで、お兄ちゃんを嫌いになるわけないじゃん」 「だから。あたしは、あんたのことが嫌いになったんだよ」 兄妹冷戦の真相が、ついに明かされる。重要エピソード満載の最新刊!!
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この記事では「俺の妹がこんなに可愛いわけがない ポータブル」とその続編「俺の妹がこんなに可愛いわけがないポータブルが続くわけがない」を取り扱います。判定はどちらも「良作」です。 俺の妹がこんなに可愛いわけがない ポータブル 概要 ストーリー システム 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 俺の妹がこんなに可愛いわけがないポータブルが続くわけがない 概要(続) 特徴(続) 評価点(続) 賛否両論点(続) 問題点(続) 総評(続) 余談(続) 俺の妹がこんなに可愛いわけがない ポータブル 【おれのいもうとがこんなにかわいいわけがない ぽーたぶる】 ジャンル 相談奮闘Liveアドベンチャー 対応機種 プレイステーション・ポータブル メディア UMD 1枚 発売元 バンダイナムコゲームス 開発元 ガイズウェア 発売日 2011年1月27日 レーティング CERO:B(12才以上対象) 定価 通常版:6,804円限定版:11,004円 判定 良作 ポイント ファン満足の高品質キャラゲーあやせ優遇 電撃文庫シリーズリンク 概要 伏見つかさ箸のライトノベル『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』を原作としたアドベンチャーゲーム。本作の設定は原作小説の設定とTVアニメの設定をそれぞれ継承しているため、原作ともアニメとも違うパラレルな世界観となっている。 本作の特徴として、株式会社サイバーノイズが開発したLive2Dという画像技術を採用することで、2Dのイラストの特徴を損ねず「ぬるぬる動く」立体表現に成功していることが挙げられる。 ただしLive2Dが使用されるのは2SHOT会話シーンのみで、通常の会話パートでは2Dのイラストが使用されている。 ストーリー 原作6~7巻の時間軸でのオリジナルストーリー。 原作同様、京介(主人公)視点でストーリーが展開する。 桐乃、黒猫、沙織とシスカリの大会に参加する共通パート1、麻奈実・赤城ら同級生と京都に修学旅行に行く共通パート2、 修学旅行帰還後、各ヒロインから人生相談を受ける個別パートから構成される。 システム ゲームの基本的な流れとしては、キャラの顔見せ的な位置づけの共通パートと各キャラごとの個別パートに分かれており、共通パートの進め方によって個別パートに進めるキャラが決定する。 本作の特徴的なシステムとして、O.R.Eと2SHOT会話が挙げられる。 O.R.Eは「Order Record Effect」システムの略称で、通常の会話シーンで手に入るレコードを特定のシーンで使用することで物語が分岐するシステムのこと。レコードは後述の2SHOT会話を成功させていないと入手できないものもあり、特定のレコードがないとベストエンディングを迎えられないキャラもいる。 2SHOT会話はLive2Dで描かれたぬるぬる動くキャラと一対一で(例外もあり)会話するモード。会話はオートで進行し、要所でツッコミを入れるかどうか選択することができる。会話の流れに沿って正しくツッコミを入れる(または入れない)とルートが分岐してレコードやCGが入手できたり、エンディングに影響したりする。 評価点 原作者である伏見つかさ氏が全面監修を行なっているため、原作読者がプレイしても全く違和感を感じないシナリオとなっている。 あやせ編、加奈子編、共通パート・黒猫編の一部にいたっては伏見つかさ氏の完全書き下ろしシナリオである。 そのため上記シナリオ内では原作(当時7巻まで刊行)に先駆けて一部設定や展開が披露された。また、黒猫の妹である日向・珠希に明確なキャラ付けがされたのは本作が初(ただしまだ名前はついていなかった)。 上記以外のシナリオでも、桐乃のセリフを全て直す等、伏見つかさ氏が細かなチェックを入れている。 Live2Dの採用により、原作のイメージを損なわず、ぬるぬる動く立体表現を実現している。 ゲームへの採用は本作が初となる。 全編フルボイス仕様で、主要キャラはもちろん、ほとんど出番のないブリジット・ロック等も新規ボイスを収録している。ただし地の文である京介の心の声にはボイスがついていない。 イベントCGの総数は差分なしで90枚近くあり、アルバムモードで鑑賞できる。さらにその全てのCGに対して、キャラの掛け合いコメントがついている。もちろんフルボイス。 フローチャート、バックログ、スキップ、CG鑑賞モード、クイックセーブ、オートセーブとおよそアドベンチャーゲームに必要な機能は全て揃っている。 メディアインストールを行えばロード時間もほぼ皆無。ノーストレスでプレイできる。周回プレイ前提のゲームなのでこのストレスの無さは嬉しい。 エンディングテーマソングは、アニメのエンディング曲同様ニコニコ動画での一般応募曲から選ばれたものが採用されている。アニメファンには嬉しい配慮。 エンディング曲は桐乃役の声優竹達彩奈氏が歌っているが、氏のゲフンゲフンな歌唱力もあって中毒性の高い曲となっている(作中でも電波ソング扱いされている)。 オープニング曲もアニメ同様、ClariSが歌う「irony」が採用されている。また、オープニングアニメはゲーム仕様の特別版となっている。 ミニゲームとして、脱衣ブロック崩しが収録されている。本編とは全く関連がないため、息抜きや気分転換に最適。 同じ電撃文庫のライトノベル『とある魔術の禁書目録』とのコラボ企画となっており、本作のヒロイン達が『とある魔術の禁書目録』のキャラのコスプレをしたCGがブロック崩しの背景となっている。 賛否両論点 + (ネタバレあり) あやせシナリオの優遇。 原作者が書き下ろしているあやせシナリオが他のキャラのシナリオと比べて非常に密度の濃い内容となっている。 原作では京介視点で物語が進むため、ヒロインたち、特に桐乃の内面描写が京介の主観でしか語られておらず原作者以外がキャラ同士の絡みを描くのが難しかったようで、あやせシナリオ以外では他のキャラがあまり絡んでこないシナリオがほとんどとなっている。 これに対してあやせシナリオではほぼ全てのキャラがシナリオに絡んでくる。加奈子にいたっては登場するのはあやせシナリオとあやせシナリオから派生する加奈子シナリオのみ。 また、基本的に他のキャラのシナリオでは京介とヒロインが恋人同士となり終了なのだが、あやせだけは恋人となったあと桐乃と対決するシーンが描かれている。また、EDも他のキャラと一線を画している。 このように本来正ヒロインであるはずの桐乃や黒猫を食ってしまっており、本作の実質的なヒロインとでも言うべき扱いとなっている。 フォローしておくと他のシナリオも原作者の監修がなされているため原作との違和感もなく水準以上の出来である。 問題点 2SHOT会話のツッコミの成否がわかりづらい。 成功・失敗の判定がプレイヤーには明確に示されないため、表情や仕草からしか成否を判定する術がない。表情や仕草の変化は非常に微妙なので判断が難しい。 1度EDを迎えれば、オプションから2SHOT弾幕という機能が選べるようになる。これをONにするとツッコミを行った後にニコニコ動画のコメントのように画面上を文章が流れる。これが成功時と失敗時とで別の文章になるため、成功か失敗かが明確にわかるようになる。ただどっちが成功のコメントなのか微妙にわかりづらい。 一部EDの難易度が高い。 特に某キャラのルートは複数回見ないとEDに辿りつけず、コンプリートの大敵となっている。 とはいえやり直しも容易なシステムだし、基本的には虱潰しにルートを埋めていけばコンプリートはそれほど難しくはない。 総評 キャラゲーに強いガイズウェアの面目躍如と言える、質の高いキャラゲー。 また、原作者による全面監修、シナリオの書き下ろしにより、キャラの行動や言動・地の文までも違和感を全く感じない原作ファンも満足の出来となっている。 原作8巻、10巻のプロトタイプとも言える展開や、まだ原作で発生していないイベントを見ることができるので、原作ファンには是非プレイして欲しい。 余談 2012年5月17日に、本作の続編とリファイン版がセットになった『俺の妹がこんなに可愛いわけがないポータブルが続くわけがない』が発売された。詳細は後述 作中で桐乃、黒猫、沙織、京介が『GOD EATER BURST』をプレイするムービーが流れる。同メーカー、同ハードで発売日も近いため宣伝も兼ねていると思われるが、各キャラの特徴を活かした楽しいムービーとなっている。 なお開発スタッフはこのムービー撮影のために10時間近くプレイするなどかなり苦労したようだ。 俺の妹がこんなに可愛いわけがないポータブルが続くわけがない 【おれのいもうとがこんなにかわいいわけがないぽーたぶるがつづくわけがない】 ジャンル 恋愛奮闘Liveアドベンチャー 対応機種 プレイステーション・ポータブル メディア UMD 2枚組 発売元 バンダイナムコゲームス 開発元 ガイズウェア 発売日 2012年5月17日 レーティング CERO:C(15才以上対象) 定価 通常版:6,280円限定版:7,330円 判定 良作 概要(続) 『俺の妹がこんなに可愛いわけがないポータブル』の続編。UMD2枚組構成となっており、前作のリファイン版と続編の2つのソフトが収録されている。 特徴(続) 俺妹P続のテーマはイチャラブで、基本的に前作のエンディングで京介とヒロインが恋人同士となった後の話となっている。また、前作同様隠しシナリオも存在する。 前作のヒロイン5人(桐乃、黒猫、沙織、あやせ、麻奈実)に加えて、前作では隠しシナリオ扱いだった加奈子と、瀬菜のシナリオが追加されている。 システムやグラフィックは基本的に前作とほぼ変りない。 OPテーマは前作・アニメと同様「irony」が、EDテーマには「nexus」が採用されている。どちらも歌うのはClariS。ちなみに「nexus」は原作小説のテーマソングでもある。 先述したように前作が丸々一本付属されている。しかも一部CGが書き直し&追加、わかりづらかった2SHOT会話の成否判定の改善、前作ではボイスがついていなかった京介の心の声(地の文)にもボイス追加、瀬奈が登場するシーンやEDの追加、といった改善が行われたリファイン版となっている。 評価点(続) 前作同様原作者である伏見つかさ氏が全面監修を行なっているため、相変わらずシナリオの出来が良い。 伏見つかさ氏の書き下ろしシナリオは桐乃編、加奈子編、沙織編、闇猫編、共通パート、隠しシナリオ。なんと前作の2倍以上の量を書き下ろしているとのこと。 これまた前作同様、上記シナリオ内では原作(当時10巻まで刊行)に先駆けて一部設定や展開が披露されている。 新規キャラの追加 メインキャラとして加奈子と瀬奈が追加され、Live2D用のグラフィックも用意されている。また、麻奈実と沙織のLive2D用グラフィックも描き直されている。 来栖彼方、槇島香織がアニメに先駆けてボイス付きで登場。立ち絵も用意されている。この2人は原作ではほとんど登場していないため、原作よりも掘り下げられた描写がなされている。 日向、珠希に立ち絵が追加されている。また立ち絵こそ無いが、三浦、真壁、フェイト、麻奈実の祖父母が新たにボイス付きで登場。 イベントCGの総数は差分なしで70枚近く。今作でもアルバムモードでの鑑賞時全てのCGにキャラの掛け合いコメントがついている。さらに今作では1枚のCGに対して2種類のコメントが収録されている。これに合わせてリファイン版も全てのCGに新規コメントが追加され、従来のものと合わせて2種類のコメントが楽しめるようになっている。 今作でもミニゲームとして脱衣ブロック崩しが収録されている。やはり本編とは全く関連がないので、息抜きや気分転換にどうぞ。 今作は『魔法少女まどか☆マギカ』とのコラボ企画となっている。 2SHOT会話の成否判定の改善 前作では2SHOT会話でのツッコミの成否が表情や仕草からか、2周目以降の2SHOT弾幕で判定するしか術がなかったため判断が難しいという問題があったが、今作ではツッコミ選択時に「Good」か「Bad」が表示されるため、成否判定が明確になった。この仕様はリファイン版にも適用されている。 前作のリファイン版が付属 地の文である京介の心の声にもボイスがついたため、完全なフルボイス仕様となった。 一部CGが描き直され、あやせのハイキックCGが追加されている。 瀬奈が登場するシーンや、新規ED等オリジナル版からの追加シーンがある。 賛否両論点(続) + (ネタバレあり) 前作同様キャラごとのシナリオ密度に差がある。 原作者書き下ろしの桐乃編と加奈子編はほぼ全てのキャラが絡んでくる密度の濃い話になっている。これに対して麻奈実編、黒猫編は登場キャラも少なく若干寂しい。 加奈子編は特に力が入っており、EDの演出も他のキャラとは違う凝りよう。 とはいえ全てのシナリオが高水準なのは前作通りなので、気にならない人は気にならない点ではある。 問題点(続) 続編のボリュームが前作と比べて少ない。 ボリュームは前作の1.8倍と公称されているので、続編が前作の0.8倍のボリュームであるということは事前に公表されてはいた。 前作のリファイン版を付けることでボリュームを補っているが、前作をプレイ済みの人にとっては若干お得感が下がって感じる。 続編には京介の心の声にボイスがついていない。 前作リファイン版にはついているのでこちらにもつけて欲しかったという声も。京介役の中村悠一氏の仕事量が大変なことになりそうだが。 なんと2枚組のUMDのディスク番号を間違えて発売してしまうという冗談のようなミスを犯している。 本来はDisc1が前作リファイン版で、Disc2が続編のはずが、中身が逆の状態で発売されてしまった。 説明書の記載と食い違っているだけで、ゲームの進行に全く影響は無い。 総評(続) 好評だった前作の素材をそのままにシナリオを引き継いで作成された正当な続編といえる作品。 シナリオの書き下ろし量が増えているなど前作よりさらに原作者の介入度合いが増しており、もはや原作者自身による番外編として楽しめる。 前作のリファイン版についても数多くの改善がなされているため、今からプレイするならこちらの方がお勧めである。 余談(続) この世界観での続編はないと公式で明言されている。
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俺の妹がこんなに可愛いわけがない(12)最終巻 book_bunko_img15.png 著者/伏見つかさイラスト/かんざきひろ 定価 662円 TVアニメ第2期製作決定! TVアニメ2期、絶賛放送中! “人生相談”から始まった兄妹の物語もついにフィナーレ! やれやれ……俺が長々と語ってきたこの物語にも、そろそろ終わりが見えてきたようだ。まあんなこと言っても、物語ってのはたいがいラスト付近が一番キツいもんで、俺の高校生活最後の数ヶ月は、そりゃもう大変なことになる。まさしくクライマックスってやつだ。そんなの、平穏を愛する俺の人生にはいらねーのにな。けど、まあ、やってみるさ。地に足つけない、嵐のような人生も、なってみりゃあ面白い。手ぇ抜くのはもったいないし――俺が始めた物語には、俺自身がケリを付けるべきだろう。 ……ここまで付き合ってくれて、ありがとうな。いや、マジでさ。あと少しだから、最後まで見届けてくれると嬉しい。エロゲーから始まった、俺と妹の物語を。
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■ゲーム業界初の新技術を搭載! 2Dのキャラクターが“ぬるぬる”動く! ! 2Dの独特の形状や画風を保ったまま、3Dとは全く異なる方法で「視点移動」や「動き」を表現する独自開発の映像技術、それが「Live2D」です。 この新技術「Live2D」をアドベンチャーの会話システムと組み合わせたのが、 「O.(俺の)I.(妹がこんなに)U.(動くわけがない)」システム! キャラクターの表情の切り替え時やポーズの切り替えはシームレス! アニメの様に連続して変化していくリアルでダイナミックな動きを実現しキャラクターに命を吹き込む! サンプル
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book_bunko_img04.png ISBN978-4-04-867934-3 本体価格:550円 発売日:平成21年8月10日 帯の推薦コメント ”彼女さん”(『放課後プレイ』) 「さ、はやく『私の兄貴がこんなに格好いいわけがない』の執筆作業にもどんのよ。…は・や・く。お願い」 あらすじ 「人生相談、次で最後だから」京介がそう桐乃に告げられてから既に数日が経過していたが、肝心の相談内容について桐乃は一向に知らせてくることがなかった。 そうした中、京介は、意外な人物から突然相談を受けることになる。桐乃の親友であるあやせが、陸上で好成績を収めたお祝いとして桐乃に贈るプレゼントを何にするかについて、相談に乗って欲しいというのだ。 夏の事件以来あやせのことを忌避していた京介であったが、彼女の可愛さと桐乃を想う心にほだされて、相談を受けることになる。 沙織や黒猫の意見を聞き、京介は、コスプレ大会の優勝賞品であるメルルの特製フィギュアがプレゼントとして最適であると考えた。 全裸に近い衣装を着てコスプレ大会に出場し、優勝賞品をゲットすべし。その大胆な計画を明かした京介は、当然のこととしてあやせに罵倒され蹴り飛ばされた。 だが、結局計画は実行され、あやせの策謀によりコスプレ大会に出場させられた加奈子の尊い犠牲の下、彼等は桐乃のプレゼントを手に入れることに成功する。 この事件を通じ、京介は、今までクソ生意気な小娘に過ぎないと想っていた加奈子の長所を知ると共に、あやせの底知れぬ恐ろしさを再認識したのであった。 こうしてプレゼント騒動も一段落したある日、京介は、親のいない自宅に麻奈実を連れ込んでいた。 だが、京介が親がいなくとも妹はいるということを忘れていたため、麻奈実は桐乃と鉢合わせをすることになってしまう。 麻奈実のことは別に嫌ってないと言っていた癖に、その顔を一目見るなり敵愾心を露わにした桐乃は、まるで小姑の嫁いびりのごとく麻奈実に嫌がらせを繰り広げた。 だが、それらの嫌がらせはことごとく空回りして、麻奈実に軽く流されてしまった。 業を煮やした桐乃は、京介の部屋にエロ本をぶちまけ妹もののエロゲーを起動させておくとうトラップを設置した。 しかしそのトラップは、麻奈実ではなく京介の精神に深い傷を負わせることになったのであった。 桐乃のトラップの傷が癒えぬまま、鬱々と毎日を過ごしていた京介であったが、沙織から桐乃の小説出版祝いをすると言って呼び出された。 なにやら妙な雰囲気のうちパーティーは始まったのだが、桐乃と黒猫からの度重なる嫌がらせのような仕打ちをうけ、遂に忍耐力の限界に達した京介は一人立ち去ろうとする。 しかし、皆に必死で呼び止められた京介は、そこで桐乃からプレゼントと、謝罪と、そして感謝の言葉を受け取る。 そう、そもそもこのパーティーは、桐乃のためのパーティーではなく、京介を元気づけるためのものだったのだ。 真相を知った京介は、桐乃からの感謝を感じ、不覚にも涙を流してしまうのであった。 そしてある日、京介は桐乃に呼び出される。いよいよ「最後の人生相談」を受けるときがやってきたのだ。 だがその相談内容というのは、真夜販売に並んでエロゲーを買ってきて欲しいという、見ようによっては拍子抜けするようなものだった。 桐乃の願いを聞き、首尾良くエロゲーを手に入れた京介であったが、終電を乗り過ごしてしまう。 その日のうちに帰ることを諦めて桐乃に連絡をした京介であったが、電話口での桐乃の様子から、その日絶対に帰らなければならない何かを感じ取る。 そして京介は、男気溢れるオタクの協力を受け、痛チャリを飛ばし一路家へと駆け戻るのであった。 汗だくになりながら帰宅した京介は、桐乃の求めに応じて一緒にエロゲーをクリアした後、彼女から押し入れの奥にしまわれていた大切なものを見せられる。 こうして京介が桐乃とゆったりとした時間を過ごし、今まで知らなかった彼女の新たな一面を知った次の日、桐乃は、京介に一言も告げずにアメリカに旅立った。 桐乃が陸上選手としての可能性を求めて飛び立った後、新学期となり3年となった京介は、新入生の中に意外な顔を見つける。 「おはようございます、先輩」 そこには、真新しい制服に身を包んだ黒猫の姿があった。
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http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1257382677/739-746 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第028回 木曜の夜、俺は自室のPCでネット検索をしながら桐乃が来るのを待っていた。 明日の祝日から三連休だ。今晩から日曜日の夕方まで加奈子は我が家で過ごすことになっている。本来加奈子は多忙らしく、こんな機会はなかなか無いと桐乃は言っていた。 桐乃に事前に与えた指示は三つ。一つ目は加奈子を桐乃のベッドに寝かせ、桐乃は床に敷いた布団で狸寝入りをして加奈子が寝込むのを待つこと。拘束する為にはベッドの方が都合がいい。動きさえ封じてしまえば存分に好きなことが出来る。 二つ目は酒に興味が出るように会話を誘導して実際に飲ませ、酔わせた上で眠らせること。これは拘束している間に目を覚ました場合を考え、前もって抵抗する力と意識を弱めておく為だ。その後も協力してもらう予定の桐乃には、一緒に飲む振りをしてろと命じてある。 三つ目は栄養剤などと理由を付け、予め避妊薬を飲ませておくこと。ちなみに桐乃にも麻奈実にも毎日薬を飲むように言いつけてある。調教が上手くいけば、加奈子にも先々そうさせるつもりだ。但し、月に一週間ほどは薬を飲まずに生理期間を作る必要があるらしい。 そういう訳でネット上のアダルトサイトや淫具の通信販売サイトなどを見ながら、加奈子の調教計画を見直していると、待望のノックの音がした。 「入っていいぞ」 言葉を受けてドアが開き、パジャマを着た桐乃が姿を見せた。 「寝たみたい。多分、大丈夫」 「じゃあ、始めるか」 俺はパジャマと下着を脱いで全裸になると、クローゼットからバッグを取り出した。中には必要な品々が入っている。 「お前も裸になって付いて来い」 「うん、判った」 微笑みながら服を脱いでいく桐乃の顔には、親友を罠に嵌めたことに対する罪悪感の陰はない。俺に犯されるのが加奈子の為だと本気で思っているようだ。しかし途中で気が変わられても困る。念の為にもう一押ししておくか。 「その前に、まずお前を可愛がってやる。ドアの鍵を閉めて、ベッドの上で四つん這いになれ」 桐乃は嬉しそうに笑って扉を閉めて鍵をかけ、指示通りに尻を差し出してきた。見れば、もう秘所を濡らしている。 「じゃあ、挨拶からだ」 「うんっ。桐乃の濡れ濡れオマンコに、勃起オチンポ入れて、好きなだけオチンポ汁出してくださいっ」 俺は薄く笑いながら、陰茎を桐乃の膣口に押し当てた。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第029回 「ふえっ? あにこれ? え? 桐乃? あにこれっ?」 ベッドの上で全裸に剥かれた加奈子が、その傍に同じく全裸で立つ俺と桐乃を見比べて声を上げた。俺の勃起した陰茎に怯えることも忘れているようだ。両手足首に付けた手錠を通してべッドの支柱へと繋がれ、仰向けになって大の字に固定され、薄い胸も無毛に近い秘所も丸見えになっている。幼い身体つきだろうとは思っていたが、背が低いこともあり、見た目は小学生と変わらない。普段はツインテールにしている髪を下ろしているので、幾分大人しそうにも見える。準備も終わったことだし、このまま少しは怯えた顔を楽しむのもいいだろう。 「大丈夫だよ、あたしも最初は怖かったけど、今は気持ちいいだけだから」 「ちょっ、あに言ってんのよ、桐乃っ。加奈子をどうする気っ?」 「犯すに決まってんだろが。徹底的にな」 俺は剥き出しになっている加奈子の平らな胸に触れてみた。小さ過ぎて難しいが、七〇というところか。 「ひゃっ、ちょっとっ、胸さわんないでよっ!」 「ちょっと我慢すれば、後でちゃんと大切にしてくれるから。安心して、加奈子」 「あァ? さっきから桐乃、あに言ってんのよッ! 早くこれ取りなよッ!」 うっとりとした表情の桐乃とは対照的に、加奈子は眉間に皺を寄せて叫び出した。当然の反応だ。他の部屋ならともかく、桐乃の部屋はリフォーム時に防音工事もしたらしいので、少々騒がれても問題はない。が、耳障りな声ではある。精神を嬲る為にも封じた方がいいと思い、俺は加奈子の口にギャグボールを咬ませてやった。ついでにローションも容器から直接秘所に垂らしてやる。 「んむぐっ、もごっ、ぐももっ、んぐむおっ、んんんもっ」 「さて、取り敢えずはこれでよし、と。じゃあ入れるか。桐乃は胸でも揉んでやれ」 「うんっ。任せて加奈子っ、気持ちよくしたげるからね」 「んむぐもっ、むんむごごももっ!」 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第030回-1 俺が考えた加奈子の調教計画はこうだ。まずは調教可能時間の確認。金曜の0時から始め、日曜日の十八時に帰らせるとして計六十六時間。予め予備時間を六時間だけ差し引いて残りを四段階に等分する。途中、時間が足らなければ予備時間を充て、余るようなら必要な段階へ回す。当然、全ての行為は録画しておく。 まずは第一段階として金曜の0時から十五時までは延々と犯す。泣こうが痛がろうが何だろうが休まずに犯して全て中出ししてやる。加奈子は避妊薬を呑まされたことを知らない為、妊娠することに怯えるに違いない。そうなるように言葉でも詰り尽す。俺が休んでいる間は桐乃にバイブ調教をさせておく。 段階に関わらず食事は与えるが、桐乃から聞いた話では加奈子は食べ物の好き嫌いが多いとのことで、その嫌いなものばかりを無理矢理食べさせる。栄養剤と称して避妊薬も呑ませておく。大便は桐乃に付き添わせてトイレに行かせるが、小便は桐乃の部屋でさせ、その都度別のカメラで動画に撮って直後に本人に見せてやる。睡眠に関しては決して第四段階まで眠らせない。眠ろうとすれば叩き、鼻穴に小便を注ぎ込み、陰核を捻り上げてやる。気絶した時も同様だ。 以降、第二段階として金曜の十五時から土曜の六時までは一度も性交せずに愛撫だけを与える。乳首、陰核、Gスポット、尿道口、肛門の五箇所、一箇所に付き約三時間かけて、他の場所も交えながら桐乃と交代で休みなく執拗に愛撫し続ける。両耳はヘッドホンで塞ぎ、エロゲやAVから抽出した淫語交じりの喘ぎ声だけをずっと聞かせてやる。性感を開発し、淫語に対する抵抗感をなくすことが目的だ。 心には妊娠という恐怖を、貧弱な肉体には快楽を覚えさせた後、第三段階として土曜の六時から二十一時の間は淫具による調教を行う。膣にも尿道にも尻穴にもバイブを入れ、乳首と陰核にはローターを付け、全身にローションを塗った上で、前段階と同じく愛撫を続け、時に放置しておく。それまで一度も睡眠を取らせずに朦朧とした意識下での愛撫と放置だ。快感を覚え込まされた身体が反応しない訳がない。更には様々な媒体から抽出した罵声と嘲笑の音声ファイルを、ヘッドホンを通して大音量で間断なく聞かせておく。生まれてきたことを悔やむような、そんな精神状態にさせることが狙いだ。 そして第四段階、土曜の二十一時から日曜の十二時までは一転、思い切り優しくしてやる。当初は恐怖だけで隷属させようと思っていたのだが、緩急使い分けた方が短期集中の調教には向いていると考えたからだ。抱き上げて髪を撫で、耳元で愛情溢れる言葉を囁き、風呂場で身体を洗ってやり、大好物ばかりを食べさせ、抱き締めたまま安らかに眠らせてやる。そうして壊れかかった心を懐かせた後、総決算としての性交を加奈子が帰る時間、日曜の十八時まで行う。多少は時間の変動を考慮するが、基本的にはこの流れだ。そして日曜日の夕方、その目論見はどうやら正しかったとの結論を得た。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第030回-2 「んはああっ……お兄ちゃあん……あふくあっ……お兄ちゃあん……」 以前は侮蔑した口調で「桐乃のお兄さん」と俺のことを呼んでいた加奈子は、優しくしてやってから甘えるように「お兄ちゃん」と呼ぶようになった。拘束をされず自由に逃げられる状態で、俺に正常位で貫かれていても嫌がる素振りは全くない。それどころか、恍惚感に満ちた表情で自ら俺の唇にキスをしてくる始末だ。特に様々なことを教え込んではいないものの、半ば堕ちたと言っていいだろう。貧弱な身体も見慣れればそれなりに愛らしい。素直に甘えてくるのならば、桐乃に言った通り大切に扱ってやってもいい。ちなみに桐乃は俺と加奈子の性交を見ながら、同じベッドの上で飽きることなく自慰を続けている。 「ほら、加奈子、どこが気持ちいい? 何て言うんだ?」 「ひうふあっ……オマンコぉ……んくああっ……加奈子のオマンコぉ……くふはあっ……オマンコが気持ちいいのぉ……あはふあっ……加奈子のオマンコが気持ちいいのぉ……」 恥ずかし気もなく加奈子は淫語を口にし、全く揺れることのない薄く平らな乳房の先を勃起させ、今では愛液もそれなりに溢れさせるようになった。そんな様子を見ていると、俺もどんどん昂ぶってくる。見た目は幼女相手の淫行という背徳感が心地いい。 「加奈子、そろそろ出すぞ。どこに欲しい?」 「んくんくぁ……オマンコの奥うぅ……ひうふあっ……奥に出してえぇ……あひふあっ……赤ちゃん産みたいのおぉ……はひふあっ……お兄ちゃんの赤ちゃん産むのおぉ……」 毎日呑ませている避妊薬のことは既に加奈子に伝えてある。妊娠などしないことは理解している筈なのだが、その危機感を高めてやった為に、今ではその不安を楽しみたいのかもしれない。それなら合わせてやるべきか。 「じゃあ妊娠しながらお前もイけ、おらっ」 「んっくひあっ……きたあっ……あひふあはっ……赤ちゃんきたよおっ……あふっくひぁ……赤ちゃんとイくのおおぉ……イっ……くぅ……イくうっ……オマンコイくうううううっ!」 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第031回 月曜日から二日間、俺は風邪を引いて寝込んでしまった。加奈子の調教で無理が祟ったのは明らかだ。幸いたいしたことはなかったものの、桐乃を見直すいい機会だった。桐乃は自分も学校を休み、俺の介抱をしてくれたのだ。食事を作るのは以前から俺と交代制でやっていたとは言え、身体を拭き、添い寝をし、食べたいものがあれば買ってきてくれた。以前の桐乃だったら絶対に考えられないことだ。聞けば、モデルの仕事も休んだと言う。調子が狂うことに、そんな桐乃に対して俺は本当に愛情を抱いてしまっていた。だが、以前にも思ったように、今更全てをなかったことになどする気はない。尽くしてくれた分以上に快楽と精液をくれてやるのが俺なりの愛情表現だ。 二日目の夕方、俺の注文した苺ゼリーを買いに桐乃がコンビニに出かけている時、チャイムの音がした。パジャマの上からカーディガンを羽織り、玄関の扉を開けると、桐乃の友人が立っていた。加奈子同様に何度か見たことのある、明るく人当たりのいい黒髪の美少女だった。 「あ、お兄さん、こんにちはーっ! お風邪大丈夫ですか? 寝てらしたんですか?」 「えっと、桐乃に用かな? 今、出かけてんだけど。すぐ戻ると思うから、入って待ってる?」 「あ、そうなんですか。ご、ご迷惑でしたか?」 本当に申し訳なさそうに少女が言った。 「いや、特に迷惑なんてことはねえけど」 「昨日も今日も学校休んでて、お兄さんの看病ってメールは貰ってたんですけど。前にも二日間休んでたんで、ちょっと心配になって……。たまたま用があって、近くまで来たので寄ってみただけです。すぐに帰ります」 「もう俺も具合がいいし、桐乃も明日には学校に行けると思うから。桐乃のこと、これからもよろしくな」 「もちろんですっ! わたしたち、親友ですからっ! あっ、そうだっ!」 少女は制服のポケットから携帯電話を取り出し、俺の前へと突き付けてきた。 「具合がよろしいんでしたら、せっかくの機会ですから、アドレス交換しましょう。電話番号とメールの」 「俺と?」 「はいっ! あ、ごめんなさい! 申し遅れました、わたし、新垣あやせと言います」 そう言ってあやせは屈託なく笑った。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第032回 翌日の放課後、俺は桐乃と待ち合わせて近隣の都市の繁華街へと出かけた。看病の礼に何か買ってやろうと言ってやると、桐乃ははしゃいだ調子で俺の腕を取り、それならば服が欲しいと言ってきた。桐乃用の服ならば既に何着も購入してあるのだが、まだ当人には内緒にしてある。自室のクローゼットの奥に隠してあるそれらは、全て日常着られるような服ではなかったからだ。俺は頷いて店の選択を桐乃に任せた。 桐乃に連れていかれたのは行き付けらしい小奇麗なブティックだった。裾にフリルの付いた黒のワンピースを買ってやると、桐乃は店名ロゴの入ったビニール袋を嬉しそうに強く抱きしめた。たいした金額ではないし、モデルをしている桐乃の収入ならば幾らでも買えそうなものだが、俺に買ってもらったことを素直に喜んでいるようだった。そんな桐乃の姿に俺は胸が熱くなり、同時に陰茎もたぎり始め、足早に店を出て近場のデパートへと向かった。 人目を盗んでデパートの男性用トイレの中に桐乃を連れ込むと、俺は個室の中でズボンとパンツを下げた。 「桐乃、口」 「うんっ」 はにかみながら屈み込み、桐乃は陰茎に舌を丁寧に這わせていく。 「んれっ、ろれっ、あはっ、ちょっと今日は臭いがキツいかも、んおろっ、んちゅっ、でも久し振り、んらっ、ぺおっ、前より味が濃くなったみたい、んれろっ、んぷれおっ」 夢中になって臭いと味を確かめるのも理解できなくはない。加奈子の調教中、そして風邪をひいていた間、桐乃はずっとお預けを喰らったままだったからだ。 「もういいぞ、今度はケツ」 「うんっ、ちょっと待って」 手早くショーツを膝まで下ろし、桐乃はセーラー服のスカートを捲くって尻を向けてきた。俺は一物に手を添え、亀頭を桐乃の尻穴へと押し当てた。 「えっ? そ、そっち?」 「少ししか入れねえから安心しろ。中にザーメン出すだけだ」 初の尻穴性交に怯える桐乃に優しく言ってやり、俺はそのまま自慰を始めた。桐乃も感じているのか、小振りな尻を上下左右に動かしている。そんな様子を楽しんでいると、ブティックから我慢していただけに、すぐに限界がやって来た。亀頭の半分ほどを強引に尻穴に入れ、直腸に精を放ってやる。 「ひやああっ、ちょっと痛いっ、はうあっ、やだ熱いのがぁっ、んんくっ、染みるうっ」 痛いと口にしながらも桐乃は切なげに息を吐き、排泄器官で精液を受け止め続けた。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第033回 デパートから出て他の買い物を済ませ、自宅に戻った時には夜になっていた。この間、桐乃は尻から漏れ出した粘液をショーツの中に受け止め続けたままだ。時々気持ち悪そうな顔をしてスカートの中に手を入れていたが、特に文句を言ってくることはなかった。 いつものように二人で食事をして風呂に入った後、俺は数日振りに桐乃を抱いてやることにした。が、桐乃は珍しく条件を付けてきた。聞いてみると、先日の加奈子のように動けない状態にしてくれと言う。買ってやったゲームの効果もあるのだろうが、どうやら間近で見せられた加奈子の拘束が羨ましかったらしい。俺が了承して加奈子同様にベッドに拘束してやると、それだけで桐乃は愛液を垂らし始めた。被虐性を高めるいい機会だと思い、俺はその状態で桐乃を放置し、自慰を始めた。 そして十数分後。 「桐乃、出そうだ。どこにかけて欲しい?」 「中ぁ、中に出してよぉ、オマンコの中ぁ。なんで、なんで入れてくんないのよぉ?」 当初はうっとりした顔で俺の自慰を見つめていたのだが、途中で我慢できなくなったのか、桐乃は切なそうに身体をくねらせながら延々と性交を求め続けてきた。デパートの中でお預けを喰ったせいもあり、少しだけ以前の小生意気な口調に戻っている。とは言え、そんな桐乃を焦らすのも面白い。 「まずは臭いな、おら」 そう言って俺は桐乃の鼻穴に亀頭を当てて性液を注入した。次いでもう片方の穴にも注ぎこんでやる。 「んかはぁ、かはっ、ぶもごもっ、くはぁ、んびぶげもっ、んあはぁ、もぼべもばっ」 「ほら、味も楽しめ」 桐乃は鼻呼吸を粘液で阻害され、大きく口を開けて喘いでいた。そこに未だ射精中の陰茎を挿し込んでやる。 「ごぶっ、んごぶっ、もげごぼっ、んべもぶばっ、げぶげもぶっ、もべもごばっ」 「お前、明日は学校休め。俺も風邪をぶり返したってことにして休むから。このまま可愛がってやる」 目を見開いて苦しそうに精液を飲み下しながらも、すぐに桐乃は頷いた。