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いつも何度でも ◆yX/9K6uV4E ――かなしみは数えきれないけれど その向こうできっとあなたに会える ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 私――栗原ネネがアイドルになる切欠ってなんだったんだろう。 そう思った時、戻ってくるのは、いつも病室でした。 小さなテレビと、大きな熊のぬいぐるみ。 そして、窓から見える大きな桜の木。 それが、妹――あの子が見れる唯一の風景でした。 私は、そこであの子と一緒に居て。 あの子の思いを共有していました。 テレビを見て。 桜を見て。 歌を歌って。 あの子の世界はそれしかなかった。 それしかない世界を広げてあげたかった。 でも、思いつくことも無くて。 私はあの子の傍に居てあげる事しか、出来なかった。 治療は上手く、いかず。 苦しむ妹の手を、私は、握る事しかできなくて。 小さなてのひらは何処までも冷たくて。 私は何も出来なかった。 泣いた。 泣いて、泣いて。 何も出来ない私を呪った。 そんな私をあの子は慰めた。 それがまた、哀しくて。 私は泣きながら、笑った。 治療にはお金もかかって。 それを捻出するのに、両親はひたすら苦労して。 けれど、全く効果が見えず。 苦しむあの子を見て。 二人は、いがみ合ってしまった。 いがみ合う必要なんてないのに。 上手くいかないという焦りと。 いつになったらこの状況から抜け出せるのかという諦観。 大好きな人達が、今も愛し合ってあるのに。 喧嘩をしているのを見るのは、私も辛かった。 疲れた顔して、怒鳴りあう両親を見るのが、本当に哀しかった。 生活の苦難は、私にも降りかかって。 買いたいものも、買えず。 おしゃれするお金すら、無く。 何処にも連れて行ってもらうことは、無く。 行きたい学校にも当然行けることは無く。 結果、友達の話についてく事も、出来なくなって。 私は疎外感を味わいながら。 ただ、ひたすら我慢を強いられ続けて。 でも、妹は充分に、色んなものを与えられて。 ある時、私は思ってはいけない事を思ったんです。 羨ましい、ずるい。 あの子だけ愛されて。 あの子だけ見てもらえて。 あの子が居なければ、両親は、私は――――と。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「あったっ!」 私――大石泉は給湯室のゴミ箱に投げ捨てられていた瓶を見つける。 救護室で拝借したゴム手袋で、その瓶を注意深く取った。 まず、何の毒か理解しなければ。 そうすれば、的確な治療法がわかるはず。 私はラベルを見て。 「――――これは」 ぎりと歯噛みをする。 ……呼吸器不全を起こすそれは、明確な特効の解毒剤が無い。 けど、けれど。 まず、お湯に解けてるから大分薄れているはず。 そして、後は入れられてる量だ。 少なくとも、一瓶全部入れられている訳が無い。 何故ならば、一瓶全部入れられているなら―――― 「即死の筈。だから、まだ可能性はあるはず」 知ってるだけでも、まだ施せる治療法はあるはず。 やらなきゃ、私が、私自身の力で。 私がやらなきゃ、誰が救える? だから、だから! 力を、力を貸して。 さくら、亜子。 臆病だった私を、色んな世界に連れて行ってくれたよね。 私を信じて、色んな所に。 嬉しかった。 だから。 私は、自分を信じる。 さくらや亜子が凄いといってくれた自分を。 藍子さんがいったように。 さぁ、走ろう。 私が救わなくて、誰が救うの? 絶対に、絶望になんか―――― 負けない! ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ そう思ったら、私は、あの子のことを恨み始めてたまりませんでした。 あの子が楽しそうに笑うのが許せない。 何もしらずのうのうと愛に包まれているのが。 そう思ってしまいました。 最悪ですよね。 一番苦しかったのは、誰か考えれば解ったはずなのに。 それでも、子供だった私には解らずに。 冷たくしたり。 一緒に居る事をやめたりしました。 あの子は、哀しく微笑んで。 私は、その笑顔が、だいっきらいで。 一度だけ。 一度だけですが―――――――― お姉ちゃん、大丈夫? ねぇ、お姉ちゃん、お話きくよ。わたし、えへへ。 と、無邪気に、笑うあの子が。 どうしても、許せなくて。 パチンと、強く叩いてしまいました。 あの子は泣いて、泣いて。 私も泣いて。 病室を飛び出しました。 そして、一人で公園でブランコをこいで。 初めて、夜遅く帰ったあの日。 妹の容態が、急変した事を、聞いたんです。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「お二人とも、ネネさんは!?」 「今、胃の中のもの全部吐き出させている所よ」 「意識はあるものの、あんまり話す元気はないみたいね」 はぁはぁと相変わらず肩で息をするネネさんがいて。 心の底から、助けなきゃと思う。 嘔吐する声が、救護室に響くが気にしない。 「引き続きお願いします!」 私は見向きもせず、薬品棚を空ける。 無数の薬品があったが、一つ一つ手にとって違うことを確認して。。 目的物を必死に探した。あるはず、あるはずなんだ。 だから、見つかって! 皆、頑張ってるんだから! 「…………あった!」 ただの、ビタミンE。 それに、ステロイド剤も一応。 無いかもしれなかったけど、ちゃんとした救護室でよかった。 後は……活性炭も見つかった。 そして 「下剤もある……よし!」 これで、大体揃ってる筈。 少なくとも最善は尽くせる。 救える筈なんだ! 「胃洗浄終わったわよ!」 「じゃあ、ネネさんをベットに!」 「解ったわ」 「まず……注射を……」 「私に任せて」 「出来るんですか?」 「私は大人よ?」 そう、ウィンクする川島さんが、たくましく見えた。 楓さんが首をかしげて。 「なんで、ビタミンE?」 「この毒は活性酸素によって、ひきおこるものなんです……それでビタミンEはそれを、減らす事ができるって」 「なるほど……少しでも頼るしかないのね」 「後活性炭も」 「解ったわ」 そして、私は下剤を取り出して。 「これも飲ませてください」 「げ、下剤?」 「腸の中のものも全部だします、なるべく消化させないんです」 「……大変ね」 「そうじゃなきゃ……助かりません!」 助けなきゃ。 救わなきゃ。 出来る限り。 頑張って。 「……ねぇ、此処までして、彼女を助けるの?」 「……どういうことです?」 「今……助かっても……毒物によっては、数週間後に、死ぬのもあるんでしょう?」 楓さんの言葉に、息が詰まる。 この毒薬もそういうもので。 確実な特効が無いということは……今助かっても、数週間後に死ぬかもしれない。 血液に致死じゃない量ぐらいが溶け込んだとしても。 いずれ、死んでしまう。 その可能性が極めて高い毒物だ……。 だから、そんな苦しんでまで、助ける必要あるの? ねぇ……どうなの? 私は………… そっと、彼女の手を触れた。 温かくて。 握り返した。 ――――うん! 「それでも、彼女は生きようとしているんです! 今、苦しくても、それでも精一杯、希望を持って、未来に!」 だから! 「彼女が諦めないなら! 私が、諦めるわけには、行かない! 彼女が私を信じてくれてるから! 私も彼女を信じる!」 必死に、私は、治療を続ける。 「希望は、此処にあるって!」 そう、 「私たちは……生きなきゃ、いけないんだ! だから、こんな所で、死んじゃ……駄目!」 死んじゃいけないの。 ネネさん、頑張って。 お願いだから。 「駄目……意識が…………」 「そんなこと無い! 私は、私は絶対、諦めない!」 生きて! 何度でも。何度でも言う。 「生きて、生きて、生きてっ!」 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 慌てて、病室に戻ると、呼吸器をつけて手術室にいくあの子が居ました。 辛そうに。哀しそうに。 そして、誰も居ない部屋で。 余りにも醜い私が鏡に映った時。 たまらず、鏡を割って。 私は、私を呪いました。 私はなんて、ちっぽけで。 私はなんて、愚かで。 こんなにも、妹を傷をつけてしまったって。 誰も、居ないベッドで、私は泣いていた。 その時、見つけたのです。 あの子の手紙を。 それは、両親への想い。 それは、両親への感謝。 それは、私への感謝。 それは、私への想い。 生んでくれたこと、愛してくれたことの感謝、祝福。 そして、私に、自分の分まで、幸せになって欲しい。 お姉ちゃん、幸せになってね。 お姉ちゃんの笑顔、大好きだよ。 お姉ちゃんの、歌、大好き。 その言葉、でした。 それは、私を解放する、何よりの言葉でした。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「ねぇ、藍子ちゃん」 「なぁに?」 「わたしの贖罪、そして、わたしの想いを、今、頑張っている、大切な友達に、伝えるね」 「うん、傍で見てるよ」 わたしは、そうやって、救護室に入る。 そこには、ネネさんが居て。 だから、わたしは、歌う。 彼女にとって、祝福の歌を。 「呼んでいる胸のどこか奥で。 いつも心を踊る夢を見たい」 幾千億の想いを乗せて。 あの子に、届け。 「かなしみは、数え切れないけど その向こうで、きっと貴方にあえる」 貴方は。 生きなきゃ、駄目なんです。 貴方の歌を。 誰よりも、聞きたい人がいるのだから。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「果てしなく道は続いて見えるけれど この両手は光を抱ける」 それは、『アイドル』小日向美穂が歌う歌。 誰もが知っている歌。 誰もが聞いたこと有る歌。 「この歌……でも、どうしてこの歌を?」 「解らないわ……けど」 「凄く……胸に通る」 「生きている不思議 死んでいく不思議 花も風も街も みんな同じ」 でも、それは、栗原ネネの、心に。 きっと、届く。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ その言葉を見た時、私は、歌っていた。 あの子と見たアニメの曲を。 一緒に歌った曲を。 不思議と心の中に残る曲を。 素敵な歌だね。 素敵な歌詞だねって。 あのアニメの主人公のように、なりたいなってあの子がいって。 私はなれるよといった。 そうして、私は、あの子に生きて欲しいと。 強く願って。 その歌の通り。 閉じていく思い出の中に、忘れたくない、囁きがききました。 こなごなに砕かれた鏡の上にも、新しい景色が写っていました。 お姉ちゃんの歌を聞くと元気になるって。 だから、もっと、聞かせて。 そう言ってくれたから! ――――――私は、アイドルになったんだ! ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 「呼んでいる 胸の何処か奥で、いつも何度でも夢を描こう」 そして、小日向美穂の歌は、 高森藍子の歌声が重なって。 更に大石泉の歌声が重なって。 哀しみなんて、何処にもなくて。 其処にあるのは、優しさで。 何よりも、輝くもので。 希望があって。 何処までも、夢を描けて。 そして 「かなしみの数を言い尽くすより、同じくちびるで そっと 歌おう」 栗原ネネの歌が、重なったんです。 あの子に、届けたい歌を。 笑いながら。 何処までも。 私は元気でいるよと。 生きて、いるよと。 伝えるように。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 私の前に、希望をもつ人達が居ました。 皆、私が意識を取り戻したのに、泣いて、笑って。 私は嬉しくて。一緒に泣いてしまいました。 身体はまだ重い。 けれど、大丈夫。 私は、生きている。 救われたから。 ねえ―――― お姉ちゃん、頑張ってるよ。 私は、もう迷わない。 いつまでも、貴方が、望んだ私で居るから。 「輝くものはいつもここに 私のなかに見つけられたから」 【G-5・警察署/一日目 真夜中】 【大石泉】 【装備:なし】 【所持品:基本支給品一式x1、音楽CD『S(mile)ING!』、爆弾関連?の本x5冊、RPG-7、RPG-7の予備弾頭x1】 【状態:疲労、右足の膝より下に擦過傷(応急手当済み)】 【思考・行動】 基本方針:プロデューサーを助け親友らの下へ帰る。 1:救えた! 2:タイミングを見計らって図書館に行き、首輪爆弾に関する本を取ってくる。 3:夜が明けたら港に船を探しに行く。そして、学校も再調査する。 4:緊急病院にいる面々が合流してくるのを待つ。また、凛に話を聞いたものが来れば受け入れる。 5:悪役、すでに殺しあいにのっているアイドルには注意する。 6:行方の知れないかな子のことが気になる。 ※村松さくら、土屋亜子(共に未参加)とグループ(ニューウェーブ)を組んでいます。 【川島瑞樹】 【装備:H K P11水中ピストル(5/5)、婦警の制服】 【所持品:基本支給品一式×1、電動車椅子】 【状態:疲労、わき腹を弾丸が貫通・大量出血(手当済み)】 【思考・行動】 基本方針:プロデューサーを助けて島を脱出する。 0:よかったわね。 1:今は身体を休める。 2:日が開けたら港に船の確認をしにいく。(その時、車を出す?) 3:もう死ぬことは考えない。 4:この島では禁酒。 5:千川ちひろに会ったら、彼女の真意を確かめる。 ※千川ちひろとは呑み仲間兼親友です。 【高垣楓】 【装備:仕込みステッキ、ワルサーP38(6/8)】 【所持品:基本支給品一式×2、サーモスコープ、黒煙手榴弾x2、バナナ4房】 【状態:健康】 【思考・行動】 基本方針:アイドルとして、生きる。生き抜く。 0:うん、よかった。 1:アイドルとして生きる。歌鈴ちゃんや美羽ちゃん、そして誰のためにも。 2:まゆの思いを伝えるために生き残る。 3:……プロデューサーさんの為にちょっと探し物を、ね。 4:お酒は帰ってから……? 【矢口美羽】 【装備:歌鈴の巫女装束、鉄パイプ】 【所持品:基本支給品一式、ペットボトル入りしびれ薬、タウルス レイジングブル(1/6)】 【状態:健康 びしょぬれ】 【思考・行動】 基本方針:????? 0:うん。よかった 1:悪役って……。 【高森藍子】 【装備:ブリッツェン?】 【所持品:基本支給品一式×2、CDプレイヤー(大量の電池付き)、未確認支給品x0-1】 【状態:健康 びしょぬれ】 【思考・行動】 基本方針:殺し合いを止めて、皆が『アイドル』でいられるようにする。 0:希望は此処に。私は私の全てを誇る 1:絶対に、諦めない。 2:美穂と共に。 3:自分自身の為にも、愛梨ちゃんを止める。もし、悪役だとしても。 ※FLOWERSというグループを、姫川友紀、相葉夕美、矢口美羽と共に組んでいて、リーダーです。四人とも同じPプロデュースです。 また、ブリッツェンとある程度の信頼関係を持っているようです。 【栗原ネネ】 【装備:なし】 【所持品:基本支給品一式×1、携帯電話、未確認支給品x0-1】 【状態:憔悴】 【思考・行動】 基本方針:輝くものはいつもここに 私のなかに見つけられたから 0:輝くものはいつもここに 私のなかに見つけられたから ※毒を飲みましたが、治療により危機は脱しました。体力の消費、倦怠感はあるもの、健康です。(数週間、数ヶ月単位では不明です) 【日野茜】 【装備:竹箒】 【所持品:基本支給品一式x2、バタフライナイフ、44オートマグ(7/7)、44マグナム弾x14発、キャンディー袋】 【状態:健康 びしょぬれ】 【思考・行動】 基本方針:藍子を助けながら、自分らしく行動する! 0:やった! 1:川島さんの様子を見る。 2:できることがあればなんでもする! 3:迷ってる子は、強引にでも引っ張り込む! 4:熱血=ロック! 【小日向美穂】 【装備:防護メット、防刃ベスト】 【所持品:基本支給品一式×1、草刈鎌】 【状態:健康、ずぶ濡れ】 【思考・行動】 基本方針:恋する少女として、そして『アイドル』として、強く生きる。 0:輝くものはいつもここに 私のなかに見つけられたから。 1:藍子を理解、そして、アイドルとして共に居る。 2:悪役って……? 前:only my idol/First Step 投下順に読む 次:希望よ、花開け 前:only my idol/First Step 時系列順に読む 次:希望よ、花開け 前:only my idol/First Step 大石泉 次:希望よ、花開け 姫川友紀 川島瑞樹 高垣楓 矢口美羽 高森藍子 日野茜 栗原ネネ 小日向美穂 千川ちひろ ▲上へ戻る
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アーティスト:DREAMS COME TRUE レベル:9 登場回数:9(パイロット版第1回、第2回、第3回、レギュラー版第1回、第10回、第15回、第18回、FNS27時間テレビ、第26回) 挑戦結果 May J.:成功(パイロット版第1回) 丘みどり:失敗(パイロット版第2回) 丘みどり:成功(パイロット版第3回) 池田裕楽:失敗(レギュラー版第15回) 池田裕楽:成功(レギュラー版第26回)
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たちあがれなんどでも【登録タグ た もわもわP 初音ミク 曲】 作詞:もわもわP 作曲:もわもわP 編曲:もわもわP 唄:初音ミク 曲紹介 ミクさんが歌う、戦士の心得。 歌詞 (ピアプロより転載) 暗黒が世の中を支配する 俺たちの未来を破壊する 絶望を前にお前の中の 戦士の魂が目を覚ます 嘆き悲しむひまがあるならば 汗と埃にまみれ戦え 立ち上がれ 何度でも 怒りと涙がどんなにあふれても 立ち上がれ 何度でも 名誉と栄光は戦う者の手に 勝てないことがわかっていても 戦わねばならぬことがある お前は小さな勇気を胸に 戦いの場へ赴いていく やがてお前は強大な敵に 不平ひとつ言わず向き合う 立ち上がれ 何度でも 血を吐き肉が裂け骨が砕けても 立ち上がれ 何度でも 立つんだという心の声杖にして いつだって胸を張り生きてゆけ 潰されることのないように 人生という名の戦場に 勝者はない でも敗者はある すべてから逃げ出してただ人に 踏みつけられる敗者になりたいか 立ち上がれ 何度でも 世界中がお前の敵であろうと 立ち上がれ 何度でも 命の尽き果てるその瞬間まで 立ち上がれ 何度でも まだ戦える まだまだ戦える 立ち上がれ 何度でも まだ戦える まだまだ戦える… コメント 名前 コメント
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律子メール「チャンスは何度でも。」 取得条件:ランクBの営業「ランクアップ」でパーフェクトを取る お疲れさまです、プロデューサー。 日本を代表するアイドル```、らしい、律子です。 「チャンスは何度でも巡ってくる」 なんて、プロデューサーらしい、能天気な言葉ですね。 でも、その能天気さが、私にはとってもありがたいです。 結局、あせっても、今の忙しさが解消されるわけではないしね。 それなら、華麗にこなして、来るべきチャンスに備えることにしましょう! そのためには、今までと同じように、レッスン&営業! プロデューサー、ナイスなスケジューリング、よろしくお願いしますね! 律子メール一覧に戻る トップページに戻る
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その日、柊かがみは一人涙にくれていた。悲しみでも苦しみでもない、ある不吉な感情がかがみを支配して、涙が止まらなくなったのであった。 事の発端は、ある一本の電話からだった。それは、かがみが最も大切で最も好きな泉こなたからのものだった。携帯電話の受信表示画面を見て、心が躍る。泉こなたというその4文字の言葉。かがみを最も元気にしてくれる魔法の言葉である。 「もしもしー、こなたー?」 「やぁやぁかがみん、元気にしてるかね?」 「昨日会ったばかりだろ。」 いつものように、鋭い突っ込みを入れる。最近はつっこむことが快感となるくらい。受話器の向こうで、こなたが続ける。 「今日はかがみんに言いたいことがあってね・・・。」 「なぁに?」 「かがみん・・・大っ嫌い。」 思いも寄らなかった言葉に、思わず「はぁ!?」と声が出る。無理もない。自分が一番大好きな人にいきなり大っ嫌いと言われたら、誰だって信じたくないだろう。でももしかしたら聞き間違えかもしれないから、もう一回聞き直す。 「あ、あんた、今なんていったの!?」 「大っ嫌いって言ったんだよ。」 ピッ。 かがみはすぐに電話を切る。もう何がなんだかわからなくなって、携帯電話を放り投げる。床に落ちた携帯電話は、こなたからの着信を表すバイブレータで何回もふるえていた。 かがみはベッドにうつぶせになる。顔を枕で覆って、それっきり。目頭の熱を感じる。床に落ちた携帯電話は未だ鳴り続けている。うそだ。これはきっと悪い夢だ。 時計を見ると、まだ朝の10時。目覚めてそんなに時が経っていないのに、もう一度悪い夢を見るなんて。 昨日まですぐそばにあったぬくもり。そのぬくもりが自分の手からスルリと逃げていったような気がして、ますますこなたへの思いが膨らんでゆく。 「うっ・・・うっ・・・こなたぁ・・・。」 かがみの涙で枕が水分を吸って重くなる。泣けば泣くほど心が重くなっていくのは私と同じだわね、と思いながらもとまらない涙を枕に移してゆく。 たった少しでも、永遠のように感じる時間。出来ることなら、このままこの街を離れてどこかに行ってしまいたい。こなたに嫌われたら、もうこの街にいる意味などないのだから。 ようやく、床で鳴っていた携帯電話が止まった。かがみはそっとそれを手に取り、携帯電話の電源を切る。これで私たちはもうおしまいね。あきらめと、喪失感。それだけの思いで、電源ボタンを長押しした。 その数分後、かがみの部屋をノックする音が聞こえてきた。叩いた主は、つかさ。一番良い相談相手で、今までつかさに助けられた点も多い。 「お姉ちゃん、こなちゃんから電話・・・」 「今ちょっと出られないって言って!」 かがみは、つっけんどんに答えてつかさを返す。今は部屋の中にも、心の中にも誰にも足を踏み入れて欲しくない。じぶんだけの世界。ほんの数分前まではかがみとこなた、2人だった世界には今はかがみしかいない。 目に入ってくるのは、枕と、壁。壁をキャンパスにして、とろけそうな心の筆でこなたを描き出す。かがみの描いたこなたは、駅で会うときのように、笑顔で手を振りながら自分の方に走ってくる姿だった。 一通り描き終わると、すっとそれが消えてゆく。消えながら、こなたの言った最後の言葉が頭の中で響く。 「かがみん・・・大っ嫌い。」 何度脳内再生をしても、大っ嫌いが大好きに変わることはない。たった一言が、これだけ人を落ち込ませて悩ませるものだろうか。 ある作家は小説の中で「言葉は最大の武器だ」と人物に言わせていたが、まさに今のかがみは、その武器で打ちのめされたような状態。動きもなく、かがみの部屋の中だけ時間が止まったようだった。 「お姉ちゃん、こなちゃんからなんだけど・・・。」 つかさがノックもせずに部屋に入ってきた。悲しそうにリボンがくたっと垂れているところを見ると、相当かがみを心配しているらしい。 かがみは最初、さっきと同じように出てってと声を荒らげるが、つかさの悲しそうな表情を見て、すこし張りつめていた心の糸がほぐれていくような感じになった。 「こなた、何かいってたの?」 「それがね、お姉ちゃんが急に電話に出なくなるからって、心配してた。お姉ちゃん、こなちゃんと何かあったの?」 「な、何もないわよ。」 「お姉ちゃん、顔に全部出てるよ。」 鋭い。さすが小さい頃から一緒にいた姉妹だと思った。つかさには何も隠せないかもしれない。隠そうとしてもすぐにばれてしまいそうな気がして、自然と視線が下がる。 「こなちゃん、私が電話を切るときに、何か言いかけてたんだけど、なんていうか、のどに何かがつまっていて出ないと言うか・・・。」 「結局言わずにさよならしたんでしょ。」 「そうなんだけど、きっとこなちゃんもお姉ちゃんに伝えたいことがあるんじゃないかと思って・・・。」 「それならさっき聞いたわ。」 「えっ?そ、そうなんだ。」 同じ事を今更二度聞くこともない。こなたが私を嫌っていること。それをつかさに見抜かれないために、かがみがとった苦肉の策であった。 きまりわるそうに部屋を出ていくつかさ。また、部屋の中にはかがみ一人。小さいからだでも、大きすぎる存在。いかにもそれはこなただった。大きすぎて、私の中におさまらない存在。 一方のつかさは、明らかにかがみの様子がおかしいことに気づいていた。絶対うそをついている・・・予想は確信のものへと変換される。つかさは、もう少し姉の様子を見守っていようと決意したのだった。 先ほどと比べると、かがみの心理状態は徐々に安定に向かってきた。涙でぼやけていた視界も回復し、巣くっていた腫瘍も小さくなっているように思える。 気分転換に、とでも本棚からラノベを取り出して読み出す。1ページ、2ページ・・・。ページをおうごとに、抑まっていた感情が徐々にまた近づいてくる。遠くに行きかけたものがまた戻って来るというのは不気味なもので、一種のメランコリーとさえ感じる。 かがみは、本を閉じた。これ以上自分が何かに支配されるのが怖い。そして、堕ちてゆく自分が怖いから。 外は雨が降っていた。心の雨・・・そんなものかしら、今の私の心は。電話がかかってきたときには晴れ渡っていた空も、一瞬にして荒れた天気に早変わり。 知らない間に、かがみは睡眠に入っていた。泣き疲れとでも言うのだろうか。湿って冷たくなった枕によりかかって、スースーと寝息を立てる。 かがみが見ていた夢・・・それは、こなたと出会ってからの高校での思い出が一本にまとめられたVTRのようなものだった。一緒に夏祭りに行ったこと。黒井先生やみゆきさん達と車で海に海水浴をしに行ったこと。花火大会。 いつも私の隣にはあいつがいた。あいつがいなかったら、こんなに楽しい学校生活は送れなかったかもしれない。私とあいつは、クラスが違えど二人三脚。いや、それ以上の関係だったかもしれない。 「こなた・・・。絶対に離れないから・・・むにゃむにゃ」 かがみから知らない間に寝言が発せられる。できることなら、その寝言をこなたのもとまで届けたいくらい、切なくて甘い寝言。 しかし、その寝言を密かに聞いていた人がいた。そう、つかさである。かがみの様子が気になってずっと小さく開けたドアの隙間からかがみのことを見ていたつかさは、自分の携帯を使ってこなたにメールを打つ。 「お姉ちゃんは、こなちゃんと離れたくないそうです、と。」 メールを打つときはいつも敬語になってしまう、と前々から言っていたつかさが、敬語でこなたにかがみの素直な気持ちを伝える。悩んでいるのはかがみだけではない。 つかさだって、かがみのこういう面は今まで見たこともなかったし、見ていて気持ちのいいものではない。一刻も早くいつものかがみが戻ってきてほしいと願いながら、送信ボタンを力一杯押した。 心臓の鼓動が早くなる。お姉ちゃんはきっと、心のどこかでまだこなたを愛しているはずだ、というつかさの心理が、自然と行動に表れる。 「(今のお姉ちゃんを救えるのは私しかいない。)」 自然と、携帯電話を持つ手に力が入る。その瞬間、バイブレータが細かく振動する。メールが来た合図だ。画面を開いて、内容を見る。そこには、たった一行の言葉。 「すぐ行くから待ってて。」 それを確認したつかさは、黙って携帯電話を閉じる。つかさはもう黙っていることに決めた。後は時間の成り行きに任せるだけだな、と。 一方のかがみは、まだ夢の中にいた。教室でいっしょにお弁当を食べながら楽しく雑談をしたこと。黒井先生の前で「だらしなさは担任に似た」といい気まずい空気をつくってしまったこと。印象に残っているものはよりはっきりと、頭の中を流れていく。 大嫌いといわれても、やっぱり私はあいつが好きだ。嫌われたって、辛抱強く付き合っていけば必ず実を結ぶ。さっきは、ショックが大きすぎて自分からあいつをシャットアウトしてしまったけど、私の正直な気持ちを伝えられれば、向こうも気が変わるかもしれない。 かがみは目を覚ました。体を起こして、一回伸びをする。大分寝たような気がするなぁと思いながら、床に起きっぱなしの携帯電話を手に取る。電源を入れると、そこには不在着信4件の表示。ため息を一回つき、携帯電話を閉じる。 「こなた・・・私のところに戻ってきてくれればいいのにな。」 「戻ってきたよ、かがみん。」 小さく開いたドアの向こうで声がする。とっさに振り返ると、視線の先には小さいからだのこなたがいた。その奧には恥ずかしそうにするつかさ。 「こ、こなた、どうしてここに・・・。」 「私がかがみんのピンチに駆けつけないわけないじゃん。」 「だ、誰がピンチなのよ・・・。」 「かがみん。」 「何?」 「・・・私が本当にかがみを嫌いになったと思う?」 「そう、言ってたじゃない。さっき、電話の向こうで。」 「今日は、何月何日?」 「何よ突然。4月1日じゃ・・・え?ちょっとあんた、もしかして・・・。」 「かがみん、見事に引っかかったねぇ。」 「だ、だましたのね!」 「かがみん、エイプリルフールの日に、私が大っ嫌いっていった意味、わかった?」 「こなた・・・。」 かがみの目には涙が湛えていた。うれしさとよくわからない感情が入り交じって、それが涙となって出てきたような感じだ。 かがみは、目の前のこなたを力一杯抱きしめる。子供のように、堰を切ったように泣きじゃくりながらこなたを抱きしめる。 「き、きついよ、潰されそうだよ、かがみん。」 「こなたなんか、大っ嫌いなんだからああ!!!うっ・・・うっ・・・うわあああああ・・・・。」 「か、が、み・・・。」 再開を喜ぶ二人から少し距離を置いたところで、つかさは今の二人にもっとも似合うであろう歌を口ずさんでいた。 「呼んでいる 胸のどこか奧で いつも心躍る 夢を見たい かなしみは 数え切れないけれど その向こうできっと あなたに会える・・・」(いつも何度でも/木村弓)
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脇役は何度でも蘇るべし アビリティカード 装備コスト N4 維持コスト なし 装備条件 斉藤 本来の装備コスト+N1を支払うことでセメタリーにある名前に超肉体原則と付く アビリティカードを装備出来る。 このカードを装備した斉藤の効果はセメタリーに送られた時 セメタリーから次のターン自分の場に出すと言う効果に変わる。 このアビリティがセメタリーにある時ノード2を支払うことで装備できる。 この効果は斉藤が装備した時にこのカードがセメタリーに送られた時に発動できる。
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♪何度でも 作曲 作詞
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原曲・木村弓 作詞・覚和歌子 作曲編曲・木村弓 ジブリ映画『千と千尋の神隠し』ED曲。 【登録タグ 2001年の楽曲 J-POP アニソン ジブリ 千と千尋の神隠し 映画主題歌 木村弓】 カバーした声優 島本須美 巽悠衣子
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66. 名称:彼は立ち上がるわよ、何度でも。あなたが来るまで、何度でも。 タイミング:アタック宣言フェイズ開始時 能力:行動済みのセットを1枚選び未行動状態にする。バトルフェイズ終了時まで選んだセットの螺旋力の合計を+3000する。 Q.行動済みのセットがいなければ、使えませんか? A.はい。行動済みのセットがなければ、使うことは出来ません。
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そこは、どこかの屋根裏みたいな、暗い一室で。 アスカは窓際のベッドに横になっていた。 「ドイツではこんな部屋に住んでいたのよ」とアスカはちょっと笑って言う。 「まるでゲシュタポから身を隠すユダヤ人みたいじゃない?」 そう言うとアスカは今度は自嘲気味に、鼻でふっ、と笑う。 僕は、何も答えられない。 話したいことはたくさんあった。 謝りたいこと、アスカに訊きたいこともたくさんあった。 でもそれは、壁の向こう側に置き忘れてしまったように、 僕の頭の中に浮かんでこない。 ただ、目の前にいるアスカ(幾分やつれているように見える)が、 僕の胸の中でいっぱいになる。 その姿で溺れそうになるくらい、アスカは僕の心の中をぱんぱんに膨らませ、 それ自体で僕を抱きしめ、愛撫し、そして非難する。 「私の気持ち、考えたこと、ある?」 ゆっくりと、一言一言を噛みしめるかのように、アスカは言う。 「アスカは、僕の気持ちを、考えたことはあるの?」 自分でも驚くくらい、予期しない発言。横に別のシンジがいて、 そいつが喋ったかのような感覚。 意外にもアスカはにっこりと微笑み、言った。 「あたしたちは、もう元には戻れないのね…。」 「そんなことない!」 これは僕の魂をかけて、誓って言える言葉だ。今度は確かに僕が言った。 「アスカの気持ちに、どれだけ気づかなかったか、 僕はここ数週間で君に教えられた。 なんていうか、とにかく僕は間違っていた。だから…」 アスカは僕の言葉を途中で遮るように、首を振る。 「いいえ、間違っていたのは、あたし。それに気づかなかったのが、シンジ。」 溜め息をついてから、彼女は枕元からヴァージニアスリムを取り出し、 これもゆっくりとした動作で、火を付ける。 アスカが煙草?信じられない。 「ドイツに来てから、吸うようになったの。おかしいでしょ?」 自虐的に、それでいて彼女の目は残酷なほど僕を鋭く射通す。 「や、やめなよ、アスカ…。」 僕は一歩、彼女に近づく。 「来ないで!」 突然、アスカの豹変したようなヒステリックな声に、 僕のカラダは金縛りに遭う。 「アスカ…」 彼女は、泣いている。涙も見せずに、心の奥底で、泣いている。 それだけは、はっきりと分かった。 そう、分かったんだ。そう思っていた。