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11 22 00 佐紀ちゃん連 [[コード]] 狼◆佐紀ちゃん連 __ ,,r‐ "~~´ ゙~ ‐-、, ,,r ´ ゙丶、 / , r、 \ / ...... / ヽ ........ヽ / / ヽ 、 ゙、 / / ヽ , i i / ヽ l l / ヽ | | / ━ ━ ヽ . ! . | | ;;; / ヽ ;;;..; | | ;;;; / ● ● |;;;; | | ;;l l;;;; | | ;|/// /// |;| 狼 に投票するよ _,,,r-┴、 ;;;;ヽ、 ノ;;; -‐-、 / 、 、 ヽヽ-,;;;゙ヽ、 ━━ ,,,イr/´/ ,r ゙ ヽ、  ̄ ̄\,,,ヽ、,,i、,,,i、ノ  ̄ ゙゙̄ ‐- ...,,,,,,,,,,,,,,,,,,.... -‐ ~  ̄(,,しL,/,,,r ~,,,-‐  ̄ ̄ ̄ ̄ [[ コード ]] § § ┌──┴───┴──┐ │ 狼◆佐紀ちゃん連 │ └─────────┘ ___ , ´ `  ̄` 、 / , /``" ヽ、 \ / / ハ /u l i ヘ |i | ! | lリ━ u ━ }_} ハリ 狼 に投票シマス!! |i | 从 ● ● l小N ル ル ノ //// ///l| ソ ,rr===============、 レルソ、 u ━ ノノ.゙.// / > 、 __, r_´ // / / \乂/ \ // / /_ , ヘヘヘ八 // / ,f´ ( UJJ__|___// /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ー──────────‐′ ̄ ̄ ̄
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ニックネームは? キャプテン、佐紀chan♥ 自分の名前の由来は? さ→おばあちゃんの名前の頭文字、き→お母さんの名前の頭文字"佐紀"って漢字は画数で決まってます。 家族構成は? 父、母、兄、私の4人です 趣味は? 音楽をきくこと♪♪ 自分の長所は? 明るい、おもしろい 自分の短所は? 怒りっぽい 自分の弱点は? くすぐり、ほめられるとどうしていいかわからなくなる…^□^; 自分の精神年齢は何歳? 15歳のままだと思います 自分の意外な一面は? しっかりしてると言われるけど、楽しくておもしろいことが大好き↑↑ 自分を動物に例えると? ハムスター? 口癖は? 「なんで?」 仕草 行動などの癖は? 誰かの二の腕をさわることです チャームポイントは? まつ毛 女の子でよかったことは? スカートがはけること 男の子だったらやってみたいことは? 坊主hairにしてみたい☆ハートの形とかにっ…↑↑ 好きな色は? 水色 好きな花は? 桜 好きな映画は? 見てないんですけど"シャーロットのおくりもの"が見てみたいですっ 好きな本は? 本はあんまり読まないです^□^; 好きなマンガは? 浦安鉄筋家族 好きなTV番組は? SMAP×SMAP 好きな言葉は? LOVE Peace 好きな季節は? 春 好きな食べ物は? アイスクリーム 嫌いな食べ物は? ピーマン 好きな香りは? 香水のSalvatore Ferragamo、グレープフルーツの香り 好きな曲は? 恋してるときはいつも…、ありがとう 好きな芸人orアーティストは? SMAPさん 好きな宝石は? ダイヤモンド お気に入りスポットは? 遊園地 お気に入りゲームは? Nintendo DS Lite 行ってみたい国は? アメリカ 世の中で一番怖いものは? おばけ 仲のいいタレントは? Hello!Projectの先輩方 特技は? 体が結構やわらかいです 得意料理は? ないです 得意なスポーツは? テニス 得意のダイエット法は? 毎日同じポーズをとるダイエット法です カラオケの18番は? 青いイナズマ 好きな科目は? 音楽♪ 苦手な科目は? 社会 授業中ついやってしまうことは? 手紙 書いちゃいます(汗 部活動は? してないです テスト勉強は何日前から準備する? 1週間前ぐらい? 暗記術は? 何回も書いたり、読んだりする 好きな学校行事は? 体育祭・文化祭・修学旅行 ありえないと思う校則は? スカート丈の長さ イジメ問題をどう思う? 最悪なことだし、してはいけないこと 50メートル走は何秒ですか? 9秒 朝一番にすることは? トイレに行く 夜寝る前にすることは? はみがき 平均睡眠時間は? 日によって違うんですけど、だいたい7時間 平均入浴時間は? 15分 日々の健康法は? ぐっすりねるZzz お小遣いはいくら? 決まってないです。 ペットは飼ってる?(種類 名前) 飼ってません よく見る夢は? 夢を見てないです(汗 常に持ち歩いている必携品は? 携帯・鏡・アメ・ガム・お財布・お菓子・ミュージックプレイヤー・笛 好きになるタイプの一番の条件は? 優しい人、おもしろい人 異性で許せないタイプは? うそをつく人、かっこつけてる人 人を好きになるとどうなる? おとなしくなる。 初恋は何歳? ヒミツです 理想のデートコースは? 遊園地に行って遊びたい(ハートの絵文字) 理想の結婚年齢は? 決めてません 携帯ストラップは? 今はつけてないです 着メロは? ダニエル・パウターさんのBAD DAY § 待ち受け画面は? ス○ンジボブ(アメリカのアニメキャラクター) メル友は何人くらい? 50人くらいです メールは一日に何通くらいやりとりする? 日によって全然ちがいます 定番の普段着は? ジーパン、迷彩柄のズボン 得意のオシャレ着は? 特に無いです 自慢のアクセサリーは? お母さんにもらったぶたのピアス 定番のオシャレアイテムは? Bag 好きなブランド、メーカーは? MARY QUANT、GARCIA MARQUEZ、Samantha Vega こだわりのコスメ用品は? リップクリーム 芸能界へ入ったきっかけは? TVで歌ったりおどったりしているのを見て、自分もそんな風になりたいと思ったからです。 最初に好きになった有名人は? SMAPさん 会いたい有名人は? SMAPさん 会って印象深かった有名人は? たくさんいますが、バレーボール選手 一番緊張した仕事は? Berryz工房の最初の単独コンサート 一番思い出深い仕事は? コンサートでのソロダンス、沖縄に行かせてもらったこと 10代のうちに実現したい夢は? HAWAIIに行きたい☆ タレント以外で憧れの職業は? ダンサー 今一番ほしいものは? 犬 最近泣いたことは? ドラマを見て涙ぐみました。 最近笑ったことは? 千奈美の妹のムービーを見て笑いました。 最近ハマってることは? いちごにれん乳をかけて食べること 最近気になって仕方ないことは? Memberの部屋を見てみたい 最近の初体験は? わさびを食べた(泣 座右の銘は? 初心を忘れない 尊敬する歴史上の人物は? 聖徳太子 ストレス解消法は? 好きなアーティストさんの歌をきいたり、笑ったりすること^□^ 霊感はある? ないです 集めているものは? 500円玉 宝物は? Family、Friends、Member 3億円の宝くじがあたったら? 新しいお家がほしい☆ 明日地球が滅亡するとしたら? ジェットコースターに乗りまくる^□^ 無人島に持っていくとしたら? まぁさを連れていきます タイムマシンがあったら? 過去に戻る 神様がひとつ願いを叶えてくれるとしたら? 地球を平和にしてもらう
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2011/02/28 循環器内科上運天先生に講義して頂きました。 失神ガイドライン2009講義1 失神ガイドライン2009講義2 2011/02/26 失神の鑑別 神経調節性失神と悪性不整脈 悪性不整脈・・・12誘導心電図、心エコー、Holter心電図 神経調節性失神・・・起立試験(簡易起立試験/Tilt test) 2011/02/26 ┏ 神経調節性失神(立位不耐症) 診断はTilt testを行う。 アルコール過飲、脱水、不眠、疲労、血管拡張薬が病態を悪化。 治療としてはβブロッカーが有効。ティルトトレーニングも特に若年者 では有効。まずは、生活習慣の改善、失神を繰り返すようであれば βブロッカーの増量、血管拡張薬減量・中止を行う。
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L 失神 備考 Adams-Stokes症候群
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鑑別 頻度高い 血管迷走神経反射 起立性低血圧(急性出血、薬剤) 状況性(排便、排尿、咳での失神) ヤバイ 不整脈(2度/3度AVブロック、SSS、Vt、Vf、上室性頻拍) 心疾患(AMI、大動脈解離、AS、心タンポナーデ) 肺塞栓症 神経学的疾患(椎骨脳底動脈循環不全、てんかん、鎖骨下動脈盗血症候群) 覚え方 S situational Y vasovagal N neurogenic C cardiogenic O oxygen P psychiatric E everything else
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「何って、今更。わかんないの?」 チームおちんちんの若旦那・舞様は私の顔を掴んで左右に振った。何て乱暴な!・・・最高です。 「なっきぃを通じて、ベリキューが心も体も一心同体になる、そんな素敵な会だって聞いてるけど?」 佐紀ちゃんが妙に優しい手つきで、私の髪を撫でながら微笑む。 「な、何だってー!聞いてない!私そんな話了承した覚えない!」 「それだけじゃないよ。なっきぃの、やーらしぃー妄想を、みんなで実現させてあげる会パートⅡでもあるの。ケッケッケ」 「なっ・・・」 みんなチェシャ猫みたいな不気味な笑みを浮かべて、私の顔を覗き込んだり、体に触れてきたりする。 「知らなかったなぁ。なっきぃって、そんなキャラだったんだ?やらしぃのうwwwやらしいのぅwwwww」 「ギュフゥ・・・」 「あら、千奈美さんたら。なっきぃはことばぜめよりも、にくたいてきくつうにこうふんなさるのよ。」 「へー!いいこと聞いちゃったもんにー!じゃあちな猫が痒いとこも痒くないとこも引っかいてあげる!」 「ち、ちしゃとぉおおおおおお」 いたずらっ子モードの千聖は、肩を少しすくめてクフフと無邪気な笑い声を漏らした。そんな千聖を「ねぇねぇ、」と梨沙子が突っついて、私に見えるような位置で内緒話を始めた。 あの2人はまずい。普段はのんびり大人しめなコンビだけれど、一度いたずらっ子魂に火がつくと、誰よりもヤンチャになってしまう。お互いのごりっぱなおっぱいをくっつけ合って、私の顔を見ながらなにやら悪巧みをしている様子だ。 「さて、と!それじゃ、そろそろ始めますか!」 よく通る佐紀ちゃんの声が、打ちっぱなしの部屋に響く。 「まあ、この人数一気にじゃ、餌にありつけない個体も出てくるだろうし、順番こでね」 え、餌って私のことか!個体って、動物園か!突っ込みポイントはいっぱいあるのに、みんなは黙ってうんうんうなずいている。 「黒チームのみんなは、いろいろ準備とかあると思うし、先に私たちでいいかな?なっきぃ、どう?」 「よくない!どっちもよくない!さっさとこの手かせを外し・・・・」 ギャーギャーわめく私の前髪を、舞ちゃんがギュッと引っ張った。 「あのね、キャップはどっちが先がいいのか聞いただけだよ。やめてほしいかどうかなんて聞いてないんだよ、なっきぃ?わかるかな?」 「ギュフゥ・・・」 さすが、殺戮ピエロ。獲物を前に、わくわくを隠せないライオン、と言ったところだろうか。舞ちゃんは千聖を独占しているときはいつも幸せそうな顔をしてるけど、そういうのとはまた違う、本能的な笑顔。ゾッとしてキュンとする。 「・・・ピ、ピンクの、皆様が、先でいいで、す」 「そう、いい子。最初からそうやって素直に答えればいいんだよ。ちしゃと、ゆっくり可愛がってあげてね?」 「えぇ、ウフフ」 私を挟んで、2人は指を絡ませあってイチャイチャしている。く・・・狂っとる。 おっぱい暴発寸前の子犬顔美少女と、泣く子も黙るブリザード・アイの貧・・・超スレンダー子悪魔おちんちん美少女。まるで妖精みたいなちさまいコンビは、ついこないだまでは私のきゃわゆい妹分だったはずなのに。 「なっきぃ失礼しまーす!」 「うわっ!」 とっても複雑な気持ちでそのやりとりに見入っていると、いきなり椅子がひっくり返された。目の前にももちゃんの股間。 「ウフフ」 「ヒー!!!」 それは拷問のように、ゆっくり近づいてくる。 「キュフ、やめる、キュフ、ケロ、・・・キュフゥ・・・」 ああ、神様仏様。早貴は悪い子でした。罰が当たったのですね。これは連日連夜、エロいことばっか考えて、パソコンのモニターに映る“あなたは18歳以上ですか?”のYESボタンをクリックしまくった報いなのでしょう。 「ウフフ、早貴さん、こういうのはいかがかしら」 「千聖、もっとこう、××に××××」 「ああああああ」 ふんわり白天使の梨沙子と、にっこり褐色天使の千聖が、その手にものすごくよく動く棒状の何かを持って、じりじり近づいてきた。そ、そんな、あんたたち、そげなもんどこで手に入れたん!?さすがのおなっきぃもまだそこまではっ・・・ 「なっきぃ、どう?×××?」 「あはは、××が×××だねー!うける!」 「ひぎぃ!」 乙女の柔らかい無数の手が、私の体を縦横無尽に這い回る。雅様や舞様は、的確に急所を突いてきたり(武術的な意味で)して、私は二つの意味で地獄に堕とされかかっていた。 おまけに黒チームは高みの見物とばかりに、周りからヤジを飛ばしてきたりする。 なんだっけ、こういうAV、あった気がする。レズ・・・レズごうも・・・ 「なっきぃ。」 その時、みんなの後ろで微笑を浮かべていた佐紀ちゃんが、そっと歩み寄ってきた。示し合わせたかのように、みんなが道を開ける。 「さ・・・佐紀ちゃん、何持って・・・グエッ」 ちしゃりしゃのとはまた違う、円盤状の何かを手にした佐紀ちゃんは、いきなり私のおなかに馬乗りになった。小柄な佐紀ちゃんとはいえ、これはなかなかキツイ。 「私ね、なっきぃのために、がんばって作ってきちゃった。新作。」 「え?え?何?・・・うひゃ!」 いきなり、背後から目をふさがれた。 「大人しくしてなさい、なっきぃ。」 雅ちゃんの冷たい声と、手。震え上がりながらもその感触に酔いしれていると、今度は顎を強く掴まれた。反射的に開いた唇に、何か異質な感触を覚える。 「・・・!?辛っ!何これ、辛っ!何か舌痺れっ」 「みや、もういいよん。」 「あーい」 軽快なやり取りの後、唐突に視界に光が戻る。スプーンを持って満足げに笑う佐紀ちゃんと目が合う。 「な、何今の・・・」 「知りたい?それはぁ・・・・佐紀の新作、ジャングル豚キムチチャーハンでーす!」 うっわぁ!と憐れみのような恐怖のような声が回りから響き渡る。 「うっそ、何入れたの佐紀ちゃん!めっちゃ舌痺れてるんだけど!」 「えー、何か、赤みが足りなかったからぁ、ケチャップとかよくわからん赤い粉末とか」 「ひどい!味見は!?」 「するわけないじゃん怖いもん」 「ションナ!」 何て、何てひどいことを!私は口の中に残るえぐえぐした後味と戦いながら、なみだ目で佐紀ちゃんを睨みつけた。 「お気に召さなかったの?」 「あ、あたりまえでしょ!もう!」 「ウフフ、じゃあ次の一品いこうか、はい、キャップ♪」 律儀にウエイトレス風カチューシャをつけたももちゃんが、佐紀ちゃんの手の上で水平に保たれたジャングル豚キムチチャーハンのお皿を取り替えた。 「ちょ、まだあるの!?もういいって!」 「はぁ?いいかどうかはなっきぃが決めるんじゃないから」 「す、すみません、舞様」 この余興の間に、ピンクチームの集うコロニーに移動してきていた舞ちゃ・・いえいえ、舞様は、どこから持ってきたのか、王様の座る椅子みたいなのにふんぞり返って、唇を片側だけ吊り上げて笑っていた。 よくみれば傍らに千聖を侍らせて、片手で顎の下を撫でながら、背後から回した手ではたわわに実ったちさπをむにゅむにゅ揉みしだいている。 「アン、ウフフ」 「ちしゃとはかわいいでしゅね。なっきぃも見習うべきだと思うなぁ。・・・ちしゃと、いつものやるでしゅ」 「はい、舞さん」 千聖はにっこり笑って、舞ちゃんの足元にひざまずき、そこからにょきにょきチャンピョンしている物体に唇を・・・ 「らめえええええええ!」 “はぎわらまい、しょうがくいちねんせいでしゅ” あぁ・・・7年前、舌ったらずにはにかんで自己紹介をしていた美少女が、こんなに立派なおちんちん伯爵に成長してしまうとは、一体誰が想像できたでしょうか。素晴ら・・・由々しき事態ですよ、これは! 「もう、なっきぃ、舞ちゃんの方ばっか見てないで?今からもっといい物食べさせてあげるんだから」 鼻息も荒くその光景に見入っていると、強引に頭を掴まれて、佐紀ちゃんの方へ向き直らされた。 「次はねー、ふっふっふ。」 なんだか、醤油のいい香りがする。和食?それなら、奇をてらわなければいくら佐紀ちゃんとはいえ、大丈夫なんじゃないか。 そんな風に考えながら、差し出された深めのお皿を見た私は、瞬時に絶望を覚えた。 「こ、れ、は」 「エントリーナンバー002、ジャングル海鮮ドーン!でーす!」 自分の体から、血の気が引いていくのがわかる。 かかか海鮮丼って、あんた、佐紀コック長に生もの扱わせたらアカンやろが!! 「大体なんなのそれ!緑色のソースかかってるんだけど!」 「これ?これはわさびと柚子胡椒と青汁と・・・あれ、そういえばお刺身冷蔵庫に入れておいたっけ。千奈美ぃ?」 「無理ー!まだ死にたくないー!!!」 「コラッおとなしくしろ!」 火事場の馬鹿力というやつだろうか、私はせまりくる佐紀ちゃんの手から逃れようと、ものすごい勢いで体を捻った。 そんな滑稽なバトルをずっと繰り広げていると、だんだんダレて来ていた黒チームから、一際大きな影がニュッと現れ、ずんずんと私のほうへ近づいてきた。 「うーもう我慢できん!なかさきちゃん!!!」 「え・・・何!何が!」 「キャプテンとなかさきちゃんのちたいで、ついにこんなになってしまったの!」 「ぎゃあああああ!」 もう、アレだ。受話器とか言ってる場合じゃない。もはやバナナボート。サーブボード。抱き枕。 友理奈ちゃんが「よっこいしょ」と持ち上げているそれは、下手をすれば私の身長より大きい・・・・ 「じゃ、いくよ、なかさきちゃん。」 「はぁ!?いや、無理無理無理無理無理無理」 「なっきぃ、上のお口は佐紀のジャングル海鮮丼で塞いであ・げ・る」 「無理いいいいい!!誰か、お助けをーーーーー!!!!」 「・・・貴さん、早貴さん」 「う・・うぅ・・・は、入らないよぅ・・・」 「早貴さん?どうなさったの?」 「・・・・はっ!」 体を強い力で揺すられて、気が付くと、心配そうな顔をした千聖が私を見下ろしていた。 「こ、ここは?おちんちんは?」 「おち・・・まあ、何をおっしゃるの、早貴さんたら。」 千聖は顔を真っ赤にして、涙目でオロオロし出した。・・・そう、そうだよね、お嬢様の千聖はこうじゃないと。 「ここはホテルで、今はコンサートツアーの最中よ、早貴さん」 「そっ・・・か、・・・夢、だったのか・・・・・ギュフゥ・・・」 いくらベリキューニーマスターの私とはいえ、あそこまですさまじいシチュエーションでは気持ちよくなれない。エスカレートする私の妄想に、理性がストップをかけたのかもしれない。私には、まだおちんちん的な妄想は無理なようです、はい。 でも、ここまで私を恐怖のどん底に陥れたんだから、友理奈ちゃんには文句のひとつも言ってやりたい気分だ。理不尽なのはわかってるけど! 「キュフフ・・・」 「あ、あの、早貴さん?どんな夢を見ていらしたのかしら?何か、千聖がにょきにょきちゃんぴょんとか・・・」 「ああ!なんでもないの、ゆ、夢ってさ、まゃくりゃくがなくてしりめつゅるぇちゅだよにぇ!」 「え?え?めちゅれちゅ??」 私の顔を覗き込んでくる、あまりにも純粋な瞳。あわてた私はちさ舞美ばりのカミカミで、さらに千聖を困惑させてしまった。 「・・・ごめんごめん、寝起きでボケッとしてるだけだから。」 「そうですか。・・・・あの、それでは、私少しだけ御暇させていただいていいかしら?」 「おいとま?」 時計を見ると、23時半。 変な時間に寝て、変な時間に起きたらしい。うなされる私に付き添っていたせいで、誰かとの約束を反故にさせてしまったのかもしれない。 「いいよ。夜遅いから、静かにね。」 「はい、ありがとうございます。」 「・・・・ちなみに、どちらまで?」 いそいそと準備を始める背中に声をかけると、千聖は困ったような顔で笑いながら、「・・・えりかさんのところへ」と答えた。 「千聖ぉ」 「あの、大丈夫ですから!そんな、すぐ、えと・・・30分ぐらいで戻ります。」 「30分もイチャイチャギシギシ」 「違うの、もう、違うんです。早貴さんの、意地悪!」 千聖はおぼつかない足取りでドアを開けると、よたよたと逃げていってしまった。 まったく、えりこちゃんてば!今日もまた、千聖にやらしーことを教えるつもりなんだろう。たとえば・・・・あ、ヤバイ、ちょっとムラムラしてきた。 「んー・・・・」 夢の中では友理奈ちゃんにブチ壊しにされたとはいえ、それ以外のところでは十分興奮させていただいたから、十分下ごしらえ(?)はできている。今日は、うめちさなきニーだな。 「キュフ、キュフ、キュフフン♪」 30分とか言ってたけど、多分1時間は戻ってこないだろう。こうなったら、私もじっくり楽しませてもらおうっと。 数時間後、一向に戻ってこない千聖を待ちわびた私が、件の夢についてしたためた随筆を間違えて舞ちゃんに送りつけ、えげつない脅しをかけられたことは、また別のお話。 前へ TOP コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
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214 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2010/07/12(月) 17 47 36.47 0 佐紀ちゃんは薄ら笑いを浮かべながら、Sモード入った顔で続ける。 「確かー、私とどっちがお客さん怖がらせられるか勝負するんだっけ?」 「そ、そうだよっ」 「あーそう、へー。ほほー?」 む、むかつくんですけど! まるで子供を相手にしてるかのような、余裕綽々のその笑顔。 そう、話は今朝のクラス会議にさかのぼる。 幽霊の衣装合わせが終わった佐紀ちゃんと私のことを、クラスメートが「チビッ子専属」とか言ってからかってきたのがきっかけで、私と佐紀ちゃんの間で、超くだらないバトルが勃発した。 要するに、「どっちが怖いお化けか、きっちり決着つけよう(z)!」というわけ。 私も大概だけど、佐紀ちゃんも結構ムキになるタイプなもんだから、どちらも引き下がらずに火花を散らして今に至るというわけだ。 「そーやってバカにするけどねー、もぉだって少しは驚かすことできたんだからねっ」 「へー、じゃあ何人?」 ――うっ。 こうやって自己申告を促してくるってことは、私が数を改ざんするタイプの人間じゃないって信頼してくれてるんだとは思うけど。その点は嬉しいけど。でもね、でもね、だけど。 「・・・・・・・ふ、ふたりれす」 「え?何?聞こえない(AA略)」 「っ、ふ、2人だっつったの!聞こえた!?」 215 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2010/07/12(月) 17 47 47.50 0 “ちょっとー、もも喋ってないで真面目にやってよねー” 思わず声を荒げると、受付係から注意の声が入ってしまった。 「ふ・た・り?ヌホホwwwそうでござるかww2人とはwwwオゥフw」 そんな私の決まり悪そうな顔を見て、佐紀ちゃんは何とも気持ち悪い笑いを浮かべた。 「あーはいはい、しかもそのうち一人はくまいちょーだからね。一応軍団構成員だし、それ省いたら実質一人(赤子)だけですよ、もぉの猫娘で泣いてくれた人は!」 でも、私が井戸の裏から飛び出した時のくまいちょーのリアクションはなかなかすごいものだった。 どひゃーとか言って、新種の虫みたいな動きで逃げてったっけ。パンツ丸出しで。 あの反応、佐紀ちゃんにも見せてやりたかった!そしたらこんな風にバカにされることもなかったかもしれないのに! 「そ、そんな笑うならねぇ、佐紀ちゃんはどうなの!?そんな座敷わらしで、怖がる人なんていたわけ?」 「ふっふっふ」 佐紀ちゃんは不敵に笑うと、私の目の前に開いた右手を突き出してきた。 「・・・5人。一応、不意打ちで高校生カップルとかも驚かせたよん。ちびっ子だけじゃなくってね」 「うっそ、何で!?多くない?」 「あら、佐紀さんは驚かせ方がお上手なのよ。千聖もさっき、本当の幽霊かと思ってびっくりしてしまったの」 「くっそー・・・負けたぁ」 千聖の証言もあることだし、何より佐紀ちゃんがこういうことで見栄を張らないっていうのは、私もよく知っている。 一気にモチベーションが下がった私は、唇を尖らせて壁によりかかった。 「ちょっとー、職務放棄すんなよぉ」 「だぁってぇ」 216 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2010/07/12(月) 17 47 57.48 0 一応姉的存在だし、千聖の前ではかっこつけときたい気持ちはあるんだけど・・・こうも大差(もぉにとっては!)をつけられてしまうと、なかなかきっついものがある。 「しょうがないなあ、桃はぁ」 んで、私がこういう状況になると、佐紀ちゃんは妙に優しくて親切になったりするもんだから、何かズルズルと甘ったれてしまう。 「じゃあさ、とりあえず、作戦立てよっか」 「作戦?」 「もう少し怖がられたいんでしょ?だったら、ももの店番の間、協力するよ」 「ウフフ、それなら千聖も。」 「しゃきたぁ~ん・・・ちしゃとぉ~・・・」 もー、何ていうか、嬉しいんだけど。嬉しいんだけど、自分の小ささとか、同じ状況だったら私はこうはできないだろうなとか、そういうこと考えると妙に落ち込む。 「ま、気にすんな。私は敗者には優しいんだよ。さ、そんなことより作戦考えよっ!もう次のお客さんからはちゃんと対応しないと」 「ウフフ・・・佐紀さん、桃子さん。実はアイデアがあるのだけれど」 そんな私に、あえて気づかないふりをしてくれてるんだろう。2人が会議を始めつつ、さりげに私に話を振ってくる。 「んー、そうだね、それ面白そう!じゃあまず千聖お嬢様がさぁ・・・桃はどう思う?」 「え!えーと、うん、それいいと思う。でさ、もぉと佐紀ちゃんはぁ・・・」 さすが、こんな扱いにくい女と友達やってくれてるだけあって、2人の対応は大人だ。自然に輪に混ぜてくれて、どうにか私のしょうもないヘソ曲げも、収まってきたようだ。 まったく、私ももーちょい大人にならないとな・・・。 217 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2010/07/12(月) 17 48 06.93 0 ――数分後。 「準備、いい?お客さん来るよ」 「ええ」 今度のターゲットは、家族連れだろうか。楽しげな声が聞こえてくる。 そして、通路から小さな男の子と女の子がひょっこり頭を出した途端、千聖が若干うわずった声で、「きゃ・・・きゃー!たすけてー!」と叫んで飛び出した。 「えっ」 思わず立ちとまるちびっこ達。 そのタイミングで、今度は私と佐紀ちゃんがニューッと現れて、逃げ惑う千聖を追い掛け回す。 「あーれー、呪われてしまうわー!」 「待て待てー!猫の恨みは根深いにゃーん」 「うーらーめーしーやー・・・とりついてやるー」 「こ、このオバケめ!退治してやる!」 「いてててて」 千聖の演技力(?)のおかげか、あっけに取られていたチビッ子たちは、いきなり私と佐紀ちゃんに突進してきた。 「こら、耳を引っ張るんじゃにゃい!」 「たすけてぇ~幽霊よぉ~」 「千聖、煽るな!」 「桃子、どうしたゴブボェ」 「「「「「ギャーッ!!!」」」」」 218 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2010/07/12(月) 17 48 22.64 0 すると、いきなりお隣の“マジ怖ゾーン(R15)”から、杭とか斧とかいろんな物が体中に突き刺さった血塗れまいみぃが現れて、更にカオス状態。 「待って待って僕たちゲホッ、お姉ちゃんは怖くないガフッゴフッよー」 「舞美は児童閲覧禁止だから!速やかにグロコーナーへお戻り!血糊を吐き散らすんじゃない!」 「ひどーい、佐紀ったらグボァ」 「ウフフ、舞美さんたら。どんどんバージョンアップしていくのね」 「ちょっと、なにやってんの!!!舞美に佐紀まで!」 ――結局、騒ぎに気づいた受付の子たちからこっぴどく叱られた私たちは、早々にオバケ係を降ろされるハメになってしまった。 「・・・あーあ、生徒会幹部だってのに、くっだらないことで怒られちった」 「でも、楽しかったんでしょー?」 ふっふっふ。 私たちは目を合わせて、悪代官のように笑い合う。 「あれ、そういえば千聖はー?」 私たちがお叱りを受けている間に、どうやら千聖はどこかに行ってしまったようだった。 「んー、もしかしたら体育館じゃない?ほら、まだちょっと早いけどさ。午後から・・・」 「「ダンス部!」」 219 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2010/07/12(月) 17 48 39.51 0 今日はやたらと気が合うようで、またも私と佐紀ちゃんの声が揃う。 佐紀ちゃんはもちろん、風紀いんちょーさんも確かダンス部。千聖がチェックしていないはずがない。 「てか、行かなくていいの?佐紀ちゃん出演者でしょ?」 「んー、・・・まあ大丈夫でしょ。散々練習したし」 もものお相手してたら、遅くなっちゃったよーなんていいながら、佐紀ちゃんは小走りに去っていった。 「・・・よーし、そんなら見に行くか」 全く、1日目からハプニングだらけだ。 ま、こんな学園祭も悪くないけどね。 「ウフフ」 すっかり千聖の癖が移ってしまったウフフ笑いが、唇を滑るのが心地いい。 講演を見た後は、ちゃんと佐紀ちゃんに言おう。 “お疲れ様”と、今いいそびれちゃった“ありがとう”を。 私は背筋を伸ばすと、体育館に向かってゆっくり歩き出した。 戻る TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
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846. 名無し募集中。。。 2009/07/17(金) 20 59 58.06 0 次の日、目が覚めると隣に桃子ちゃんの姿はなく手紙が1枚だけ残されていた 昨日はありがとう。 佐紀ちゃんと色んなお話できて 相談も聞いてもらえて 桃の次の次に優しい佐紀ちゃんが1日だけ大好きになりました。 またどこかで会えたらお泊りさせてね(ハート) 可愛い可愛いピーチ姫より 「桃の次の次に優しいって…」 私はその手紙を読み笑う なんだか不思議な子でどこか変な子だったけど 一緒にいて寂しさも抱えた子なんだなって思った でもそれを他人は見せない そんな芯の強い子 最後に小さく書いてあった「PS:佐紀ちゃんに会えて良かったです」という一文に 「私も会えて良かった」と言葉で返した
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「もう、なっきぃ、舞ちゃんの方ばっか見てないで?今からもっといい物食べさせてあげるんだから」 鼻息も荒くその光景に見入っていると、強引に頭を掴まれて、佐紀ちゃんの方へ向き直らされた。 「次はねー、ふっふっふ。」 なんだか、醤油のいい香りがする。和食?それなら、奇をてらわなければいくら佐紀ちゃんとはいえ、大丈夫なんじゃないか。 そんな風に考えながら、差し出された深めのお皿を見た私は、瞬時に絶望を覚えた。 「こ、れ、は」 「エントリーナンバー002、ジャングル海鮮ドーン!でーす!」 自分の体から、血の気が引いていくのがわかる。 かかか海鮮丼って、あんた、佐紀コック長に生もの扱わせたらアカンやろが!! 「大体なんなのそれ!緑色のソースかかってるんだけど!」 「これ?これはわさびと柚子胡椒と青汁と・・・あれ、そういえばお刺身冷蔵庫に入れておいたっけ。千奈美ぃ?」 「無理ー!まだ死にたくないー!!!」 「コラッおとなしくしろ!」 火事場の馬鹿力というやつだろうか、私はせまりくる佐紀ちゃんの手から逃れようと、ものすごい勢いで体を捻った。 そんな滑稽なバトルをずっと繰り広げていると、だんだんダレて来ていた黒チームから、一際大きな影がニュッと現れ、ずんずんと私のほうへ近づいてきた。 「うーもう我慢できん!なかさきちゃん!!!」 「え・・・何!何が!」 「キャプテンとなかさきちゃんのちたいで、ついにこんなになってしまったの!」 「ぎゃあああああ!」 もう、アレだ。受話器とか言ってる場合じゃない。もはやバナナボート。サーブボード。抱き枕。 友理奈ちゃんが「よっこいしょ」と持ち上げているそれは、下手をすれば私の身長より大きい・・・・ 「じゃ、いくよ、なかさきちゃん。」 「はぁ!?いや、無理無理無理無理無理無理」 「なっきぃ、上のお口は佐紀のジャングル海鮮丼で塞いであ・げ・る」 「無理いいいいい!!誰か、お助けをーーーーー!!!!」 「・・・貴さん、早貴さん」 「う・・うぅ・・・は、入らないよぅ・・・」 「早貴さん?どうなさったの?」 「・・・・はっ!」 体を強い力で揺すられて、気が付くと、心配そうな顔をした千聖が私を見下ろしていた。 「こ、ここは?おちんちんは?」 「おち・・・まあ、何をおっしゃるの、早貴さんたら。」 千聖は顔を真っ赤にして、涙目でオロオロし出した。・・・そう、そうだよね、お嬢様の千聖はこうじゃないと。 「ここはホテルで、今はコンサートツアーの最中よ、早貴さん」 「そっ・・・か、・・・夢、だったのか・・・・・ギュフゥ・・・」 いくらベリキューニーマスターの私とはいえ、あそこまですさまじいシチュエーションでは気持ちよくなれない。エスカレートする私の妄想に、理性がストップをかけたのかもしれない。私には、まだおちんちん的な妄想は無理なようです、はい。 でも、ここまで私を恐怖のどん底に陥れたんだから、友理奈ちゃんには文句のひとつも言ってやりたい気分だ。理不尽なのはわかってるけど! 「キュフフ・・・」 「あ、あの、早貴さん?どんな夢を見ていらしたのかしら?何か、千聖がにょきにょきちゃんぴょんとか・・・」 「ああ!なんでもないの、ゆ、夢ってさ、まゃくりゃくがなくてしりめつゅるぇちゅだよにぇ!」 「え?え?めちゅれちゅ??」 私の顔を覗き込んでくる、あまりにも純粋な瞳。あわてた私はちさ舞美ばりのカミカミで、さらに千聖を困惑させてしまった。 「・・・ごめんごめん、寝起きでボケッとしてるだけだから。」 「そうですか。・・・・あの、それでは、私少しだけ御暇させていただいていいかしら?」 「おいとま?」 時計を見ると、23時半。 変な時間に寝て、変な時間に起きたらしい。うなされる私に付き添っていたせいで、誰かとの約束を反故にさせてしまったのかもしれない。 「いいよ。夜遅いから、静かにね。」 「はい、ありがとうございます。」 「・・・・ちなみに、どちらまで?」 いそいそと準備を始める背中に声をかけると、千聖は困ったような顔で笑いながら、「・・・えりかさんのところへ」と答えた。 「千聖ぉ」 「あの、大丈夫ですから!そんな、すぐ、えと・・・30分ぐらいで戻ります。」 「30分もイチャイチャギシギシ」 「違うの、もう、違うんです。早貴さんの、意地悪!」 千聖はおぼつかない足取りでドアを開けると、よたよたと逃げていってしまった。 まったく、えりこちゃんてば!今日もまた、千聖にやらしーことを教えるつもりなんだろう。たとえば・・・・あ、ヤバイ、ちょっとムラムラしてきた。 「んー・・・・」 夢の中では友理奈ちゃんにブチ壊しにされたとはいえ、それ以外のところでは十分興奮させていただいたから、十分下ごしらえ(?)はできている。今日は、うめちさなきニーだな。 「キュフ、キュフ、キュフフン♪」 30分とか言ってたけど、多分1時間は戻ってこないだろう。こうなったら、私もじっくり楽しませてもらおうっと。 数時間後、一向に戻ってこない千聖を待ちわびた私が、件の夢についてしたためた随筆を間違えて舞ちゃんに送りつけ、えげつない脅しをかけられたことは、また別のお話。 次へ TOP
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前へ 佐紀ちゃんは薄ら笑いを浮かべながら、Sモード入った顔で続ける。 「確かー、私とどっちがお客さん怖がらせられるか勝負するんだっけ?」 「そ、そうだよっ」 「あーそう、へー。ほほー?」 む、むかつくんですけど! まるで子供を相手にしてるかのような、余裕綽々のその笑顔。 そう、話は今朝のクラス会議にさかのぼる。 幽霊の衣装合わせが終わった佐紀ちゃんと私のことを、クラスメートが「チビッ子専属」とか言ってからかってきたのがきっかけで、私と佐紀ちゃんの間で、超くだらないバトルが勃発した。 要するに、「どっちが怖いお化けか、きっちり決着つけよう(z)!」というわけ。 私も大概だけど、佐紀ちゃんも結構ムキになるタイプなもんだから、どちらも引き下がらずに火花を散らして今に至るというわけだ。 「そーやってバカにするけどねー、もぉだって少しは驚かすことできたんだからねっ」 「へー、じゃあ何人?」 ――うっ。 こうやって自己申告を促してくるってことは、私が数を改ざんするタイプの人間じゃないって信頼してくれてるんだとは思うけど。その点は嬉しいけど。でもね、でもね、だけど。 「・・・・・・・ふ、ふたりれす」 「え?何?聞こえない(AA略)」 「っ、ふ、2人だっつったの!聞こえた!?」 “ちょっとー、もも喋ってないで真面目にやってよねー” 思わず声を荒げると、受付係から注意の声が入ってしまった。 「ふ・た・り?ヌホホwwwそうでござるかww2人とはwwwオゥフw」 そんな私の決まり悪そうな顔を見て、佐紀ちゃんは何とも気持ち悪い笑いを浮かべた。 「あーはいはい、しかもそのうち一人はくまいちょーだからね。一応軍団構成員だし、それ省いたら実質一人(赤子)だけですよ、もぉの猫娘で泣いてくれた人は!」 でも、私が井戸の裏から飛び出した時のくまいちょーのリアクションはなかなかすごいものだった。 どひゃーとか言って、新種の虫みたいな動きで逃げてったっけ。パンツ丸出しで。 あの反応、佐紀ちゃんにも見せてやりたかった!そしたらこんな風にバカにされることもなかったかもしれないのに! 「そ、そんな笑うならねぇ、佐紀ちゃんはどうなの!?そんな座敷わらしで、怖がる人なんていたわけ?」 「ふっふっふ」 佐紀ちゃんは不敵に笑うと、私の目の前に開いた右手を突き出してきた。 「・・・5人。一応、不意打ちで高校生カップルとかも驚かせたよん。ちびっ子だけじゃなくってね」 「うっそ、何で!?多くない?」 「あら、佐紀さんは驚かせ方がお上手なのよ。千聖もさっき、本当の幽霊かと思ってびっくりしてしまったの」 「くっそー・・・負けたぁ」 千聖の証言もあることだし、何より佐紀ちゃんがこういうことで見栄を張らないっていうのは、私もよく知っている。 一気にモチベーションが下がった私は、唇を尖らせて壁によりかかった。 「ちょっとー、職務放棄すんなよぉ」 「だぁってぇ」 一応姉的存在だし、千聖の前ではかっこつけときたい気持ちはあるんだけど・・・こうも大差(もぉにとっては!)をつけられてしまうと、なかなかきっついものがある。 「しょうがないなあ、桃はぁ」 んで、私がこういう状況になると、佐紀ちゃんは妙に優しくて親切になったりするもんだから、何かズルズルと甘ったれてしまう。 「じゃあさ、とりあえず、作戦立てよっか」 「作戦?」 「もう少し怖がられたいんでしょ?だったら、ももの店番の間、協力するよ」 「ウフフ、それなら千聖も。」 「しゃきたぁ~ん・・・ちしゃとぉ~・・・」 もー、何ていうか、嬉しいんだけど。嬉しいんだけど、自分の小ささとか、同じ状況だったら私はこうはできないだろうなとか、そういうこと考えると妙に落ち込む。 「ま、気にすんな。私は敗者には優しいんだよ。さ、そんなことより作戦考えよっ!もう次のお客さんからはちゃんと対応しないと」 「ウフフ・・・佐紀さん、桃子さん。実はアイデアがあるのだけれど」 そんな私に、あえて気づかないふりをしてくれてるんだろう。2人が会議を始めつつ、さりげに私に話を振ってくる。 「んー、そうだね、それ面白そう!じゃあまず千聖お嬢様がさぁ・・・桃はどう思う?」 「え!えーと、うん、それいいと思う。でさ、もぉと佐紀ちゃんはぁ・・・」 さすが、こんな扱いにくい女と友達やってくれてるだけあって、2人の対応は大人だ。自然に輪に混ぜてくれて、どうにか私のしょうもないヘソ曲げも、収まってきたようだ。 まったく、私ももーちょい大人にならないとな・・・。 ――数分後。 「準備、いい?お客さん来るよ」 「ええ」 今度のターゲットは、家族連れだろうか。楽しげな声が聞こえてくる。 そして、通路から小さな男の子と女の子がひょっこり頭を出した途端、千聖が若干うわずった声で、「きゃ・・・きゃー!たすけてー!」と叫んで飛び出した。 「えっ」 思わず立ちとまるちびっこ達。 そのタイミングで、今度は私と佐紀ちゃんがニューッと現れて、逃げ惑う千聖を追い掛け回す。 「あーれー、呪われてしまうわー!」 「待て待てー!猫の恨みは根深いにゃーん」 「うーらーめーしーやー・・・とりついてやるー」 「こ、このオバケめ!退治してやる!」 「いてててて」 千聖の演技力(?)のおかげか、あっけに取られていたチビッ子たちは、いきなり私と佐紀ちゃんに突進してきた。 「こら、耳を引っ張るんじゃにゃい!」 「たすけてぇ~幽霊よぉ~」 「千聖、煽るな!」 「桃子、どうしたゴブボェ」 「「「「「ギャーッ!!!」」」」」 すると、いきなりお隣の“マジ怖ゾーン(R15)”から、杭とか斧とかいろんな物が体中に突き刺さった血塗れまいみぃが現れて、更にカオス状態。 「待って待って僕たちゲホッ、お姉ちゃんは怖くないガフッゴフッよー」 「舞美は児童閲覧禁止だから!速やかにグロコーナーへお戻り!血糊を吐き散らすんじゃない!」 「ひどーい、佐紀ったらグボァ」 「ウフフ、舞美さんたら。どんどんバージョンアップしていくのね」 「ちょっと、なにやってんの!!!舞美に佐紀まで!」 ――結局、騒ぎに気づいた受付の子たちからこっぴどく叱られた私たちは、早々にオバケ係を降ろされるハメになってしまった。 「・・・あーあ、生徒会幹部だってのに、くっだらないことで怒られちった」 「でも、楽しかったんでしょー?」 ふっふっふ。 私たちは目を合わせて、悪代官のように笑い合う。 「あれ、そういえば千聖はー?」 私たちがお叱りを受けている間に、どうやら千聖はどこかに行ってしまったようだった。 「んー、もしかしたら体育館じゃない?ほら、まだちょっと早いけどさ。午後から・・・」 「「ダンス部!」」 今日はやたらと気が合うようで、またも私と佐紀ちゃんの声が揃う。 佐紀ちゃんはもちろん、風紀いんちょーさんも確かダンス部。千聖がチェックしていないはずがない。 「てか、行かなくていいの?佐紀ちゃん出演者でしょ?」 「んー、・・・まあ大丈夫でしょ。散々練習したし」 もものお相手してたら、遅くなっちゃったよーなんていいながら、佐紀ちゃんは小走りに去っていった。 「・・・よーし、そんなら見に行くか」 全く、1日目からハプニングだらけだ。 ま、こんな学園祭も悪くないけどね。 「ウフフ」 すっかり千聖の癖が移ってしまったウフフ笑いが、唇を滑るのが心地いい。 公演を見た後は、ちゃんと佐紀ちゃんに言おう。 “お疲れ様”と、今いいそびれちゃった“ありがとう”を。 私は背筋を伸ばすと、体育館に向かってゆっくり歩き出した。 次へ TOP