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移転反対 議員 山田 洋子(市民クラブ) 佐々木 薫(新潟クラブ) 会派 新潟クラブ http //www.niigata-club.org/
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奈良県下で活動する政党、政治団体と県議会および各市町村議会内の会派のリストです。 政党 五十音順 維新政党・新風 幸福実現党 公明党 自由民主党 日本共産党 民主党 みんなの党 政治団体 会派 自治体五十音順 会派名 会派が属する自治体 なら元気クラブ 奈良県 凛翔 生駒市 もっとあります。
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■希望世界支援の超党派会派 「超党派」 国会や地方議会の議員が、政党の枠組みを超えて協力しあうこと。 ある政策上のテーマについて問題意識を共有する議員が、勉強会を開いたり、議案を 共同提案したりするもの。 国会議員の一部にそういった派閥があるようである。 ▲根拠ログ ただでさえ最近は一部の国会議員を中心とした希望世界支援の超党派会派という微妙なものが出来ている。 これと国益が合体したら、どんな魔物が出て来るか分かったものではない。 スルガさんの絶技より、ずっと怖い。 (スルガ編21話)
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目次 1.カトリックとプロテスタントのちがい 2.ローマ教皇の権力に対して反旗をひるがえしたルター 3.ルターの破門 4.聖書をドイツ語訳し、一般民衆のなかに解き放つ 5.ルターは、ミカエルの生命体の一部であった 6.カルビンと資本主義の精神 7.イエスは、この世とあの世の二分法を唱道した 8.ルターとカルビンの二人の人間を基点として宗教改革が起きた 9.ドイツ農民戦争、日本の一向一揆を導いたキリストの息吹 10.不敬事件と無教会派の創始 11.非戦論を掲げた現代のエレミヤ・内村鑑三 12.亡国の予言の適中 13.神理の伝道に妥協、迎合は許されぬ 14.信仰の名のもとに鉄の柱となれ 15.世の誤解、嘲笑を跳ね返してゆけ (一九八六年十二月九日の霊示) 1.カトリックとプロテスタントのちがい 内村鑑三です。今日は第二日目ということで、無教会派について、お話をしておきたいと思います。古代の聖霊が出ても、やはり身元証明という意味で、まずは、自分のことを語らねばならんでしょう。そこで、内村もまた、明治、大正、そして、昭和のはじめと、三つの時代を駆け技けた宗教家として、やはり自分の成してきたこと、自分の考えてきたことなどについて、皆様にお伝えする必要があろうと思っております。 まず、キリスト教の概観ということについて、お話を進めていきましょう。キリスト教とひとくちに言っても、カトリックの教え(カソリックとも言いますけれども)と、ルター、カルビン以降の新教、すなわちプロテスタントと、二つの教えがあります。 この二つは、どこがちがうか。カトリックのなかには、古い伝統的なキリスト教精神というのが流れております。現代のカトリックの信者たちを見ても、まあ、どちらかというと、穏健(おんけん)な方がたが多いですし、古い仕来(しきた)りというものを大変重んじる。そういうのが、カトリックであろうかと思います。一方、プロテスタントは、ルター、カルビンなどの若干戦闘的な姿勢ということも影響しておるのでしょうが、どちらかというと、改革、斬新なものの考え、新しい精神の息吹といったものを感じるのであります。 まあ、現代の目で、このカトリック、プロテスタントの二つを比較して見て、どうかというと、どちらも、どちらでありましょう。カトリックのほうが、古くからのキリスト教的な儀式や儀礼、そうしたものを重視するのに対して、プロテスタントでは、自分の良心と聖書、つまり、聖書中心主義ということをはっきりと打ち出したのであります。実際、ルター自身も、聖書のドイツ語訳というものを刊行いたしました。そして、その力に与(あず)かって、キリスト教が欧米圏に広がったことも、また事実であります。しかし、カトリック、プロテスタントともに、いずれにしても、決して本質において相矛盾するものではありません。 2.ローマ教皇の権力に対して反旗をひるがえしたルター マルチン・ルターは、どちらかというと、学問的色彩もかなり持っており、彼自身も、大学教授であったという事実があります。ドイツにおける神学関係の大学教授であったわけですが、日本で言えば、高野山大学、あるいは、他にもいろいろ仏教大学がありますが、そういうところの教授が、仏教の改革をやりはじめたことと同じだと言えます。私はくわしくは知りませんが、常識で考えてもそうしたところの教授が、原始仏教に戻れとか、仏典のほんとうの意味についてということで改革をはじめて、今の仏教のあり方はまちがっていると、こういうふうに公開状を出して、公開質問を出して、総本山に対して意見を述べれば、総攻撃を受けるのは、当然のことながら、必定(ひつじょう)であります。ルターも、ちょうどそういう羽目にあったわけです。 ルターは、千五、六百年代の方でありますけれども、もともとは、そういうことを意図はしておりませんでした。ただ、彼自身は学者としての自分の研究の結果、やはりキリスト教というものの本来の精神を失わないためにも、聖書中心主義でいくべきだ、とした。人間は、信仰と聖書のみに基づいて生きるべきであって、その信仰によって義とされるのである。教皇、ローマ教皇によって義とされるべきではない、と。こういうことを、ルターは言ったわけです。つまり、現世の権力に対して、ある意味では、反旗をひるがえしたわけであります。 そして、ウィッテンベルグ大学の扉に、かの有名な九十五ヵ条の公開質問状というのを掲げたのです。しかし、ルター自身は、これがそれほど大きな意味があるとは、当時、思っていなかった。自分の個人的な立場というものをはっきりさせるがために、そうした公開質問状を出したにすぎなかったわけです。ところが、この公開質問状は、本人が思っていた以上の大変な威力があった。だから、非常な騒動になりました。 ルターが、とくに攻撃の槍玉としてあげたのは、ローマ教皇、ローマ教皇庁に対してでした。ローマ教皇庁が、贖罪符(しょくざいふ)というか、免罪符(めんざいふ)というのを売り出して、お金集めをした。それで、お金儲けをして、サンピエトロ寺院というのを大改築しようとした。教会は、お金を持っておりませんから、改築しようとすれば、もちろん、お金集めをしなくてはならない。ですから、それはそれでいい。しかしそのために、献金すれば罪が許されるというような思想、ここに問題があるわけです。 仏教にも布施の思想というものはあります。ただし、布施をすれば罪が許されるというような考えは、問題があると思います。これと同じなのですが、当時の教皇庁も、免罪符を売りに出しました。そして、こういう免罪符というのがドイツにまで、売られて、これを買えば天国が近づく、と。あるいは、賽銭箱(さいせんばこ)にお金を投げ込み、チャリン、チャリンという音がすればするほど天国が近づくんだ、と。こういうまちがったことが、実にまことしやかに言われていたのであります。 ここに、いつの時代にもある宗教の問題点というのがあるんですね。宗教というのは、どうしてもだんだんに組織化してくるものです。そして、組織というのができてくると、そのなかで、さまぎまな人が生業(なりわい)を立てるようになるため、その生活費を出さなくてはならなくなる。あるいは、建物代、維持費、こうしたものを捻出(ねんしゅつ)しなくてはならなくなってくる。そういうことにおいて、本来の主旨とはちがったところで、エネルギーを注がねばならぬようになってしまうのです。 3.ルターの破門 当時、ルターは、この点を厳しく論難(ろんなん)しました。その結果、どうなったか。当然のことながら、破門されたわけです。当時は、教皇の力というのが非常に強くて、破門するという権力を持っておった。これをされると、宗教者のみならず、貴族でもふるえあがったほどです。また、教会に破門されるということは、もう地獄行きが必定となったのと同しでありました。そういうことで、ときの貴族たちでも、そうしたことは困るという時代であったわけで、ルターに破門するという書信が来たわけです。 しかし、ルターは、これを、諸人(もろびと)が見ている前で、火のなかに放り込んだ。焼き捨てたのです。そうして、やがて彼らは、結集していきます。このとき、もちろん、目に見えぬ力が働いておったのです。ちょうど今、あなた方は、新しい動きをはじめようとしておるけれども、天上界の指導を受けて、新たなはじまりが訪れるときには、本人たちの予期しないような大きな渦のなかに巻き込まれていくものです。そして、異常なエネルギー、エネルギーの渦というもののなかに巻き込まれていくこととなるのです。これが、ひとつの時代精神なのかもしれません。 ですから、ルターもまた、そうして、まず最初の闘いをはじめたのです。現代で言えば教祖となるのでしょうが、このルターを支持する勢力が、だんだん強くなりました。それと同時に、逆にルターの生命(いのち)を狙う勢力も強くなってきました。ルターは、ローマ教皇に呼び出しを受けたのですが、このときには、さすがのルターも、足がふるえたようです。バチカンのなかで捕まって、死刑にでもされたら、もう終わりです。しかし、ルターは、そこに呼び出されたのです。そして、尋問(じんもん)をされた。しかし、そのとき、ルターは、「信仰のみが人間を義とするのである」と言い放ったのであります。大教皇、教皇が、そういう人間を義とする力を持っていたと言われた時代に、ルターは、信仰のみが義であり、その根拠は聖書のみにあると明言した。聖書に基づく良心の自由ということを唱えたわけであります。周りの人間が、その言葉におどろいて、恐れ戦(おのの)いているなかを、ルターは、宮殿から出てきた。宮中のバチカンのなかの人たちは、あまりの発言にあっけにとられて、ルターを捕らえることができなかった。しばらくたって、追いかけて来たので、ルターは、それこそ、命からがら逃げて行きます。 4.聖書をドイツ語訳し、一般民衆のなかに解き放つ ルターが、バチカンから逃げてきた途中で、ドイツのある貴族が、ルターを襲います。もっとも、これは襲った振りをしただけですけれどもね。とにかく、襲った振りをして、ル夕ーに覆面をし、猿轡(さるぐつわ)をはめ、連れ去ります。つまり、実際のところは、ルターの命が危ないと察して、彼を保護しようとした人が、無理やり、彼を拉致(らち)したのです。そして、ワルトブルグ城でしたかね、そこヘルターは、連れて行かれます。外へ出ると命が危ないということで、その貴族の庇護(ひご)のもとで、一年近くでしょうかね、ルターは、そのなかで暮しをしていたわけです。その間に彼は、いろいろと心のなかを整理するとともに、矢継ぎ早に翻訳に取りかかったのです。 当時は、聖書というのはラテン語訳、こういうものしかなくて、これを読める一般人はおりませんでした。ですから、特殊な大学教育を受けた知識人以外は、聖書を読むことができなかったので、牧師とか、そういう人の説だけを聞いて、それを信じていたわけです。しかし、ルターは、「これではいかん、神の教えは万人のものである」と考えた。また、万人のものである以上は、万人が読めるようなものでなければならないということで、まさに嵐のような激しさで、ワルトブルグ城内で、翻訳をはじめたわけです。あっという間でした。わずか教ヵ月だったと記憶しています。彼は、とにかく、ほんの教ヵ月で聖書を翻訳してしまったんです。そして、それを発行。 今まで特殊な権力者、あるいは、聖職者以外には読めなかった聖書が、一般人でも読めるようになったわけです、ドイツ語で。ですから、ルターの、その新しい教えというのが、燎原(りょうげん)の火のごとく燃えていったのです。この威力は相当なものでした。 このことからもわかるように、ルターの教えの新しさは何かというと、今まで権力者、聖職者の独占であったもの、手のなかにあったもの、そうした教えというものを一般民衆のために解き放ったという点にあります。これが最初です。聖書のドイツ語訳という貢献をした。はじめにこういう功徳があったわけです。 5.ルターは、ミカエルの生命体の一部であった それから後も、ルターは、つぎからつぎへとパンフレット、小冊子などを発行しました。当時は、印刷技術もさほど発達していなかったので、小冊子やブックレットと言いますか、簡単な書物ですけれども、そういうものを発行するといっても、一年間で数百部ほどしかなかった。わずか数百部です。全ドイツで、四百、五百部、この程度しか部数が発行されなかったのです。しかも、それらの半分近くまでは、ルターが書いたものでした。つまり、それほどまでに、彼は書きまくったわけです。そして、こうした小冊子が、人から人へと回覧されて、だんだんと読まれていった。このようにして、熱狂的なひとつの信仰の嵐というものが起きて来たのだと言えます。 キリスト教系の魂のなかに、ミカエル大天使長というのがおりますが、ルターというのは、このミカエルの生命体の一部なのです。ミカエルそのものではありませんけれども、その生命体の一部であったわけです。こういう人が地上に出た。そして、その周りにそうした嵐のごときものが起きてきた。これがルターの場合であったのです。 6.カルビンと資本主義の精神 ルターとほとんど時代を同じくして、カルビンという宗教改革者が出ました。彼はフランスに生まれたのですが、迫害され、スイスに逃げた。しかし、ジュネーブを拠点として、一大宗教国家までつくった人です。カルビンは、その時代において、厳密には、祭政一致とは言えませんが、宗教と政治とが一致したような教えをした人です。 ルターは、ある意味では、知識人としてのプライドを持って、行動しておりました。しかし、カルビンの場合には、ちょっとちがう。カリスマとしての威厳があったし、人びとから救世主的に奉(たてまつ)り上げられるようなものがあったと言えます。カルビンも宗教改革ということで、いろいろやったわけですが、内容的には、ルターと似たところがあります。カルビンもまた、「信仰」というものを中心に行なったわけです。 現在でも有名なカルビンの教えとしては、いわゆる「予定説」というのがあります。予定説とは、何か。端的に言うと、「人間は、運命づけられている」ということです。たとえば、ある人は、たとえ本人がどれだけ努力しようとも、地獄へ堕ちることが予定されている。しかし、ある人は、本人がのほほんと暮しておっても、天国が予定されている。このように、人間とうものには、すでに、天国、地獄が予定されているということです。それゆえに、人間は、それをどうすることもできないというわけです。 ただし、どうすることもできないし、それを知ることもできない以上は、自分は天国に招かれているのだということを信じつつ、一生懸命に努力して、神の栄光を、この地上で、この世俗のなかに現わしていくべきである、と。そうであろうと信じつつ生きるべきである、と。また、そうすることによって、天国行きが、ますます固まってくるんだ、と。こういうことを、カルビンは、人びとに説いた。すなわち、人びとにとって、生きがいというものが出てきたわけです。 ですから、ルターの教えというのが、先はども言ったように、キリスト教の民間、一般人への流布(るふ)というところに非常に力があったとすれば、カルビンの教えは、キリスト教の教えというものを、要するに世俗のなかに解き教ったと言えます。つまり、いわゆる経済生活ですね。経済や政治のなかに解き教ったというところに、その特徴があったのです。 後に、マックス・ウェーバーという社会学者が出て、カルビンたちの教えのことを、「資本主義精神のなかに流れる倫理的精神、つまり、プロテスタンティズムという流れが、資本主義を非常に押し進めた」というようなことを言っておるようでず。このカルビンの教えのなかにある、要するに、自分が行くのが「天国」か「地獄」かは、人間にはわからない。どちらに行くかは予定されているけれども、それがわからないのであるならば、自分は天国に招かれていると信じて、一生懸命努力して、神の栄光をこの地上に、この世俗のなかに顕(あら)わしていくべきだという教え。この教えのなかに、勤労している人びとに生きがいを与える思想が出てきたわけです。 7.イエスは、この世とあの世の二分法を唱道した ただ単に、イエス様の教えだけであれば、「生きがい」にあまり触れなかったところに問題があったでしょう。初期の原始仏教において、釈迦は、要するに、この世というのは不浄で、人間は汚れているから、あの世に行かねばならんと説いた。あるいはまた、この世には、いいことは何もないというような教えを説きました。原始のキリスト教の思想にも、これと似たようなところがあります。つまり、この世というものに、あまりいいイメージがない。神の国とは、あの世にあって、この世の国ではないということでした。 イエスも、これについては、何回か言っております。イエスを迫害し、謀反(むほん)の罪で死刑にしようとしている人たちが、罠(わな)に入れようとして、「お前はユダヤの王か」とイエスに問うています。イエスは、「しかり」と答えました。そこで、人びとは、また、問うた。「では、カイザルよりも、お前は偉いのか」と。カイザルとは、シーザーのことです。つまり、王位の象徴です。 「ときの皇帝よりも、お前は偉いというのか」と詰め寄った人たちに、イエスは、何と答えたか。「カイザルの国は、この世の国。私の国は神の国。この世の国ではない」と、イエスは、こう言ったのでした。 あるいは、また、カイザルに税金を納めるということに関して、イエスに罠をかけてきた人がいます。「皇帝に金を納めなければいかんということについて、どう思うか」という罠をかけられたのですが、そのときイエスは、言いました。「その硬貨には、一体だれの絵が描いてあるのか」と。質問者は、「カイザル、皇帝の肖像が刻んである」と答えました。 それに対して、「カイザルのものは、カイザルに。神のものは、神に」とイエスは言ったのでした。すなわち、イエスは、この世とあの世の二分法を唱道したわけです。 この二分法というのは、当時、イエスの生命(いのち)を守る、三十三年間という短い生命でしたけれども、その生命を守るという意味においては、多少の力はあったと言えます。しかし、それでは、この世における人間にとっては、一体何の生きがいがあるのか、これがわからなくなります。死後、あの世で永遠の生命を得るためだけに、人間は、この世で努力しているのか。こうした疑問が出てくるわけです。この世というものをどう見ればいいのか。このなかで、人間は、どう処していったらいいのか。その部分の教えが明確ではなかったのです。 8.ルターとカルビンの二人の人間を基点として宗教改革が起きた そこで、このカルビンが、キリスト教におけるこの世的な意義を強調しました。これによって、近代産業資本のなかに、ひとつのエートスが出てきたわけです。エートスとは、ドイツ語でいう持続する精神のことですが、こういう資本主義の精神というのが出てきたということです。すなわち、神の栄光を地上に持ち来たらすということですね。神の栄光をあの世の国に求めるのでなくて、地上に神の栄光を持ち来たらす。カルビンは、そのためにこそ、人間は生まれてくるのだと言いました。 これは、言葉こそちがえ、現在、あなた方が説く、この世を仏国土、ユートピアにしようとする「地上天国運動」と同じであります。この地上に神の栄光を現わさんとした。こういうことをカルビンは、言ったのです。カルビンも、七大天使のひとりです。 ルターとカルビンが成してきたことを、今一度、見てみましょう。ルターは、聖書というものを一般に普及させ、また、誤った世俗権力、世俗の教皇、ローマ教皇という権力に対して戦った。そして、カルビンは、一般庶民の間に、彼らの働きがいのなかにこそ神の栄光というものがあるのだということを教えた。こういう二つの教えが基礎となって、西洋の近代社会というのが出てきたのです。 そして、そうした宗教改革の流れは、受け継がれていきます。新教、プロテスタンティズムの息吹を受けて、イギリスが影響を受け、そこから、アメリカヘの移住、こういうことで、アメリカのほうにも、どんどん広がっていった。ルターとカルビン。この二人の人間を基点として、宗教改革が起きたわけです。 この二人以外にも、もちろん、いろいろな方が出ました。たとえば、ツウィングリ。彼も、宗教改革者ですが、まあ、そこそこの方でした。フス、こういう方も出ました。しかし、フスは、火刑に処せられて、逆さまにされ、火のなかで燃やされてしまいました。あるいはまた、イタリヤにはサボナローラという方が出た。この人も、最期は、焼き殺されましたけれども、光の天使です。イエス様と同じような苦しみを味わった方です。 このように、自分の生命を惜しいとしない方たちが、イタリヤ、スイス、フランス、ドイツにもいたのです。ルターやカルビンとばぼ同時期に、ヨーロッパ各地に出たのです。ですから、こういう動きを見逃してはならんと思います。 9.ドイツ農民戦争、日本の一向一揆を導いたキリストの息吹 ルターの頃にも、ドイツ農民戦争というのがありました。これも、ひとつの注目すべきことであるうと思います。農民戦争とは、つまり、農民一揆ですね。従来の領主勢力に対する、そういう農民の一揆というものが起きました。ルターは、この一揆に対しては、大変慎重な立場を取りました。しかし、その一揆の原動力となったものは何かと言えば、やはり新しいキリスト教の息吹であったわけです。すなわち、世俗的な権力を否定する教えというものが、一陣のエネルギーとなって、ドイツ農民戦争、こうしたものを起こしていったのです。 日本においても、同じことが言えます。千四百年代の後半でしたでしょうか、蓮如(れんにょ)という浄土真宗の中興の祖が出て、加賀百万石を舞台として、一向一揆が起きましたね。この精神的支柱となったのは、蓮如です。ですから、大体同じような時期に、同じような動きが出ていますね。そこで、この農民を一揆させた動きというのは何かを考えるに、それは、伝統的な専制権力に対する反乱というものでありました。さらに、その反乱の精神的基礎となったのは何かというと、キリスト教主義だったということです。 日本においても、他力門、いわゆる浄土門ですね、この真宗系統というのは、実は、キリスト教の流れを受けている教えであります。ですから、蓮如も、過去世においては、イエスの弟子のひとりだった人です。こういう蓮如のような人が出て来て、中世において、一般庶民の解放ということで努力している。また、ヨーロッパにおいても、さまざまな人が出て、庶民の解放、農奴制からの解放といった問題に関して努力しておる。 こうして見てくると、すでにおわかりのように、大体十四、五、六世紀、中世の時代において、教会の威力、既成勢力、あるいは、領主の権力と闘うためのクリスチャニズムというのが、洋の東西を問わす出てきておるわけです。これは、ひとつの新しい時代に対する息吹であったと、私は思います。つまり、新しい民主主義時代が出てくる前の、これは先触れなのです。前触れなのです。 このように、根底からのひとつの運動というものがあってはじめて、つぎに、もっと理論的なものが出てきて、民主主義的なものが出てくるということであったわけです。ですから、中世における運動があったからこそ、近代になってまた、いろいろな人が出て来たということです。 10.不敬事件と無教会派の創始 先ほども申しましたが、私は、無教会派というのを日本ではしめた人間です。無教会派とは、教会をなくすという意味ではありません。教会を否定するという意味ではありません。つまり、これは、教会のない人びとの集まりであったのです。では、なぜ教会がないか。私は、教会からも破門された人間だったからです。 私は、不敬事件を起こしたのです。天皇に対する不敬があった、と。要するに、敬礼をしなかったという、まあ、現在から見ると、馬鹿馬鹿しい話です。昭和の現代においては、そんなことで怒る人はひとりもいないでしょう。もちろん、天皇陛下に対してあいさつしなければ、失礼です。しかし、そうではなかった。天皇陛下の詔勅(しょうちょく)、詔勅(みことのり)に対して頭を下げなかったということで、私は一高の教授を追放されたわけです。 当時、天皇といえば、まさに、かつてのローマ教皇のような、そういう立場にあるわけです。しかし、私は、クリスチャンとしての立場からしても、日本の天皇というものに頭を下げることはできない。これは、良心の自由である、と。私は、こういうことを守ったわけです。ところが、私の態度に対する世間の風あたりやマスコミの批判は、大変に強かった。たとえば、「あの内村鑑三とかいうのは、国賊である」と、ずいぶん攻撃を受けました。私の自宅は、石を投げられましたね。窓ガラスが割れた。……いろんなことがありました。 その頃、私は重い病気にかかっていたのですが、病気が癒(い)えたときに、私は、新聞によって、自分が懲戒免職になっていることを知りました。その後、まず、私の妻が亡くなった。私にとっては、つらい事件でありました。そして、あいついで、私の子供たちも亡くなっていきました。私は、傷心の思いでおりました。そういうときにまた、教会からも追放されたわけです。 明治初期の教会というものは、天皇制国家のなかに育(はぐく)まれておったわけですから、天皇制を批判するような教会というのは、その存在を許されなかったのです。ですから、「内村鑑三は、国賊である」という論調にのって、教会までもが、私をクリスチャンとして認めてくれない。こういうことでありました。 11.非戦論を掲げた現代のエレミヤ・内村鑑三 そこで、私は、フィレンツェを追放されたダンテのごとく、諸国を放浪したわけであります。東京を追われ、九州に、中国地方に、そして、大阪にと諸国を転々としました。そうした後、万朝報(よろずちょうほう)というところに、何とか論説委員として、拾い上げられて、英文欄などの主筆などをやりながら、生業(なりわい)を立てておったわけです。 ところがまた、その万執報の職をも辞さねばならぬ状況になりました。なぜか。日清、日露の両戦争のためであります。つまり、私はクリスチャンの立場から言っても、こうした戦争に対して、断固として反対した。それが原因です。 戦争は、どう考えても、神の国において、「義」とされる行為ではない。あり得ない。そこで、私は、「戦争は、まちかっている」とはっきりと言ったのです。非戦論です。しかし、そういうことを固持することは、ただ単に私だけでなく、万朝報自体の立場を危うくするものでした。ですから、私は、やむなく、そこを辞したわけであります。とはいえ、残念ながら、時局は私の思ったとおりには歩まずに、やはり戦争へ、戦争へと赴きました。 日清戦争の勝利、そして、日露戦争の勝利。人びとは、その勝利に酔いました。しかし、私は神の使徒として、こうした勝利はにせものの勝利であり、一体何になるのか。こういった勝利に酔っている民は、やがて亡国の民と変わっていくであろう。こうした勝利に酔いしれている日本は、やがて亡国の憂目(うれきめ)を見るであろう、と思った。現代のエレミヤとして、私は、それを預言したわけであります。戦争で勝ったとか、領土をもらったとか、そんなことは、一体何になるか、この地上でそんなことをして、一体何になるのか、と。私は、それを訴えかけたのであります。 12.亡国の予言の適中 しかし、人びとは、私の意見に耳をかそうとはしませんでした。日清、日露の景気、市事的成功ということに、ただ酔いしれておった。そして、そうした自惚(うぬぼ)れのままに、明治から大正に入り、昭和へとつながってきた。その自惚れの気持ちが、昭和初期のファシズムの動き、こうした軍事独裁への動きとなっていったのです。 日本は、だんだんに帝国主義となり、満蒙を抑(おさ)える。韓国を抑え、中国を抑え、やがては、東南アジアも抑えようとしている。まさに、帝国主義的な拡張主義路線をたどっていったのですが、その後の結果はというと、あなたたちの知るとおりです。日本は徹底的な打撃を受け、かつて私が不敬事件を犯したといって免職までされた、あの天皇陛下が、今度は、敗戦国民の前で、「人間宣言」をしなくてはならぬ羽目にまでなってしまった。こういうあわれな立場に陥(おちい)ったのです。このことは、あなたたちの記憶せるとおりです。 なぜそうなったのか。つまり、戦争の勝利に酔いしれておって、負けた国に対する同情もなく、負けた国民に対する愛情もなく、神の子平等という思想もなく、宗教の思想もなかった。ただ、優劣、優れているとか、強いとか、偉いとか、こういう思想だけでもって、自らが擬似一流国のような気になって、日本という国全体が、いばってしまった。ところが、これが見事につまずいた。まさに、私の予言どおりです。 この浮かれている民たちは、やがて国を滅ばすであろうという私の予言どおり、彼らは国を滅ばしたわけです。すなわち、怖れを知らなかったからです。馬鹿な神国日本の思想を振りかざして、やがて神風が吹くとか、何とかかんとか言って、神風特攻隊などをやったのは、歴史が記しているとおりでありましょう。 私は、こうした姿を天上界から見ておって、涙を禁じ得ませんでした。馬鹿な国民たちよ、と。しかし、そうは言っても、我が非力さをも、私は嘆きました。「なぜ私は、こうした民を目覚めさせることができなかったのか」と。私は、こういうことをずいぶん悔いました。 私と同じことを、私の弟子である矢内原忠雄もまた、やったようです。第二次大戦期において、彼もまた、戦争反対という論陣を張りました。しかし、その結果、東京帝国大学教授の職を辞さねばならないような羽目となった。しかし、敗戦、そして、戦後ということで、状況が一転すると、彼は英雄となって、また東京大学に迎えられて、今度は総長となった。 世の人びとの心というのは、このように、振り子のように揺れ動くものです。しかし、私たちは、世の人びとに迎合するような動きはできません。世の人びとの心というものは、まるで風見鶏のように、風向きが変われば、どちらへでも変わっていく。しかし、私たちは、彼らの意見に迎合するというよりは、やはり神の心、イエス・キリストの心と一体となって従っていくのが筋であろうと思っております。 13.神理の伝道に妥協、迎合は許されぬ 私においてもそうであるし、矢内原に対しても、そうであるけれども、ほんとうの正しさとは何か、ほんとうの真理にそった人間の行動とは何かというと、これは、妥協するのではなくて、切に訴えねばならぬ、ということだと思います。 これは、あなた方にとっても、同じことが言えます。これから、政治においても、経済においても、あるいは、神理の伝道においても、さまざまなまちがった教え、まちがった考え方というものが、あなた方の行く手をふさぐようになっていくでしょう。しかし、どんなときにおいても、そういうものに迎合したり、妥協したりしてはならない。たとえその時代においては、そうするのがよいように見えても、一時代過ぎ去ったならば、そうした妥協は、何にもならなかったということがわかるはずです。そういうことに、人間は気づくでしょう。 とはいえ、時代というのは、その人を見殺しにする場合もあるのです。実際、私のように、非戦論の論陣を張ったために国賊扱いをされたり、天皇に不敬罪を犯したことで国賊扱いをされた人間もおります。しかし、百年経ったらどうなるか。たとえば、天皇の詔勅に今、頭を下げてごらんなさい。笑いものです。 かつて、古代のユダヤにおいて、神理が説かれました。そのとき、ヤーヴュ、エホバの一神教に対して、昔のまちがったバアル信仰、偶像信仰のことですが、そういうまちがったものが出た。しかし、それに対して、エリアが、立って闘った。それと同じように、私たちもまた、そういう偶像に対して、闘わねばならなかったのです。だからこそ、私は、天皇という偶像、詔勅というような偶像、こういうものと闘ったわけです。 あれから、百年ほど経ちました。内村鑑三を笑う人はどこにいますか。だれも私を笑わないでしょう。もちろん、当時は、ずいぶんといろいろに言われました。内村鑑三は、馬鹿な男だ。詔勅に対して、皆んながするように頭を下げる、それだけのことをすればいいのに。それさえしないで、名誉ある一高の教師という肩書を剥奪され、クビになった。こんな馬鹿な人間がいる。国中が戦争へ、戦争へと言っているときに非戦論を唱えて、せっかく名声を博していた万朝報の英文主筆も辞職しなければいけなくなった。馬鹿な男だ。と、ずいぶんたくさんの批難を受けたわけです。処世術が下手だということでね。しかし、ただ上手に世を渡っていくことが、私たちの使命ではなかったのです。 14.信仰の名のもとに鉄の柱となれ あなた方が、神理を説くにあたっても、おそらくあなた方を嘲笑(あざわら)う人がたくさんいるはずです。そんなことは、まだ言わないほうがいいとか、ね。しかし、そうした声に従ってしまったならば、後の世において、あなた方は、きっと後悔をすることになるはずです。現在の生きている人間の意見に従って、言説に振り回されて、気持ちのいい人生を送るよりは、あるいは、何百年、何千年の間に、自分の良心の悔いをひきずるよりは、そうした声を否定し去り、たとえこの世的に苦しみを受けたとしても、敢然(かんぜん)と立ち上がることが必要なのではないでしょうか。人間は、やはり強くなければいけない。神理のもとに、強くなければいけないと思うのです。 神は、我らを信仰の名のもとにおいて、鉄の柱とし給うたのです。あなた方自身、ひとりひとりが鉄の柱となり、青銅の扉となり、壁となるような、こういう人生、勇ましい人生を、生きねばならんと私は思います。それが、後世の人びとにとっての最大の贈りものであるからです。 15.世の誤解、嘲笑を跳ね返してゆけ 内村鑑三が、ピョッコリと頭をさげて、何となく一高教師をやりながら、かたや聖書の翻訳をして、細々と生きておったとして、一体それが何になりますか。「戦争反対を言おうとしても、世の中からつまみものにされるから、まあ、今はひそかにして、とにかく自分の言論の自由を守るためには、ある程度同調しておいたほうがいい」と。もし、こういう考えで、内村鑑三が生きながらえたとしたら、一体、何の意味がありますか。 人間というものは、悲しみと苦痛、そして、人びとの批難のなかにおいて、その人のほんとうの真価というものが問われるのです。ですから、ほんとうのもの、時代を超えたほんとうの神理というものが説かれるとき、いつも世の誤解を受け、批難を受け、嘲笑を受ける。こうしたことは、やむを得ないことなのです。これを跳ね返していけるだけの強い人間でなければいけないのです。私は、そう思います。 たとえ笑われたとしても、実は、今、笑っている人間こそが、やがては、猿のように笑われるのだということに気づかねばならない。そうした人間の意向に左右されてはならんのです。たとえ何を言われようとも、どんな誤解を受けようとも、どんな嘲笑を受けようとも、神は、最後には、あなた方というものと一緒にいてくださるのです。ですから、その心を強く伝えていくこと、訴えていくことだと思います。
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2006年8月30日現在 北海道 自民党・道民会議 55人 民主党・道民連合 36人 フロンティア 7人 公明党 6人 共産党 4人 青森 自民党 29人 新政会 7人 公明・健政会 4人 社民・農県民連合 3人 共産党 2人 無所属 2人 岩手 民主・県民会議 24人 自由民主クラブ 15人 政和・社民クラブ 6人 公明党 1人 共産党 1人 無所属 2人 宮城 自民党・県民会議 25人 フロンティアみやぎ 9人 民主フォーラム 7人 社民党県議団 6人 公明・21世紀クラブ 4人 無所属の会 3人 共産党宮城県会議員団 2人 無所属 4人 秋田 自民党 18人 みらい21 10人 新生会 5人 社民党 4人 民主党・無所属クラブ 3人 いぶき 2人 共産党 1人 公明党 1人 緑風21 1人 山形 自民党 27人 山形21世紀の会 10人 自由の会・県政・公明クラブ 6人 共産党 1人 福島 自民党福島県議会議員会 33人 福島県議会県民連合 15人 公明党福島県議会議員団 3人 共産党福島県議会議員団 2人 改進の会 1人 無所属 2人 茨城(2006年12月10日選挙実施) 自民党 46人 → 48人 自民県政クラブ 7人 → 5人 民主清新クラブ(民主党) 5人 → 6人 公明党 3人 → 4人 共産党 2人 → 2人 無所属 2人 → × 栃木 自民党 37人 県民ネット21 7人 公明党 3人 新生クラブ 3人 群馬 自民党 39人 フォーラム群馬 6人 共産党県議団 2人 公明党 1人 県民の会 1人 無所属の会 1人 オンリーワン県政 1人 埼玉 埼玉県議会自民党県議団 62人 埼玉県議会公明党議員団 10人 地方主権の会 6人 共産党埼玉県議会議員団 4人 民主党議員団 4人 無所属 5人 千葉 自民党千葉県議会議員会 63人 民主党千葉県議会議員団 12人 公明党千葉県議会議員団 7人 共産党千葉県議会議員団 4人 社民・県民連合千葉県議会議員団 3人 市民ネット・無所属市民の会 3人 水と緑の会 1人 神奈川 自民党 42人 民主党・かながわクラブ 28人 県政・県民 13人 公明党 11人 共産党 4人 神奈川ネット 3人 市民の党 2人 社民党 1人 山百合クラブ 1人 神奈川 1人 山梨 自民党政和会 27人 フォーラム政新 6人 公明党 2人 共産党 2人 無所属の会 1人 東京 自民党 49人 民主党 34人 公明党 22人 共産党 13人 生活者ネットワーク 3人 改革110番 1人 自治市民’93 1人 市民の党 1人 民主フォーラム 1人 新潟 自民党 39人 新潟県を発展させるみらいの会 6人 社会民主県民連合 6人 無所属の会 3人 公明党 2人 共産党 1人 無所属 3人 富山 自民党 34人 社民党 5人 新・県民会議 4人 公明党 1人 共産党 1人 石川 自民党石川県議会議員協議会 29人 新進石川議員会 8人 スクラム喜望 4人 民主クラブ 2人 公明党 1人 共産党 1人 政心会 1人 福井 自民党新政会 28人 県民連合 7人 公明党 1人 共産党 1人 長野 自民党県議団 9人 県民クラブ・公明 9人 緑のフォーラム 8人 志昂会 6人 共産党 6人 県民協働・無所属ネット 6人 緑新会 5人 政信会 4人 あおぞら 3人 トライアルしなの 2人 岐阜 県政自民クラブ 36人 県政民主党 7人 岐阜県議会公明党 2人 共産党 1人 無所属 3人 静岡 自民党 41人 平成21 17人 公明党 7人 KEN-MIN 5人 共産党 3人 民主党・無所属クラブ 2人 無所属 2人 愛知 自民党 61人 民主党 29人 公明党 7人 ボランティアネットまごころ愛知 1人 県政長東クラブ 1人 県政高輝会 1人 三重 新政みえ 20人 自民・無所属・公明議員団 18人 未来塾 5人 自民党青雲会県議団 1人 滋賀 自民党・湖翔クラブ 28人 民主党・県民ネットワーク 13人 共産党滋賀県議会議員団 2人 公明党 1人 無所属 3人 京都 自民党京都府議会議員団 26人 民主党・府民連合 14人 共産党京都府議会議員団 12人 公明党京都府議会議員団 6人 京都府議会新政会 4人 大阪 自民党 42人 民主党・無所属ネット 25人 公明党 23人 共産党 10人 府民ネット大阪 8人 社民党 1人 富田林市民クラブ 1人 兵庫 自民党 47人 ひょうご・県民連合 19人 公明党 11人 共産党 8人 21世紀クラブ 2人 無所属 4人 奈良 自民党 26人 新創NARA 6人 民主党 4人 県民クラブ 3人 共産党 3人 無所属 2人 和歌山 自民党 25人 新生わかやま 5人 共産党 4人 公明党 4人 県民クラブ 3人 県政21 1人 環境平和の会 1人 民主党 1人 鳥取 会派「清風」 13人 自民党 11人 会派「信」 6人 住民連合 2人 公明党 2人 社民党 1人 えがりて 1人 きずな 1人 無所属 1人 島根 自民党議員連盟 29人 せいふう会 3人 県政クラブ 3人 無所属 2人 岡山 自民党 38人 民主・県民クラブ 6人 公明党 5人 共産党 3人 広島 自民党広島県議会議員会 27人 自民党広島県議会刷新議員会 14人 広島県議会民主県政会 10人 公明党 6人 自民党広島県議会良政議員会 4人 県民同志会 2人 自民党広島県議会広政議員会 2人 広島県議会県政会 1人 広島県議会如水会 1人 共産党 1人 山口 自民党 34人 民主・連合の会 4人 公明党 4人 新政クラブ 2人 共産党 2人 社民党 1人 みどりのクラブ 1人 無所属の会 1人 県政の会 1人 徳島 自民党・新政会 9人 自民党・交友会 7人 新風21 6人 「改革・一新」県政会 5人 共産党 4人 自民党・明政会 4人 県民ネットワーク・夢 2人 公明党 2人 無所属 1人 香川 自民党香川県議会議員会 29人 香川県議会社民党・県民連合 7人 けんみんねっと 5人 公明党議員会 1人 共産党香川県議会議員団 1人 愛媛 自民党 33人 民主党 4人 公明党・新政クラブ 3人 社民党 3人 愛媛県議会共産党議員団 1人 県政改革クラブ 1人 県民ネットワークの会 1人 環境市民 1人 愛レイバー大五クラブ 1人 高知 自民党 16人 県政会 7人 共産党と緑心会 6人 新21県政会 5人 県民クラブ 4人 公明党 3人 福岡 自民党県議団 38人 福岡県政クラブ 13人 緑友会・新風 12人 公明党 11人 自民党議員団 7人 共産党 4人 佐賀 自民党 32人 県民ネットワーク 5人 公明党 1人 市民リベラルの会 1人 長崎 自民党 27人 改革21 13人 新風クラブ 4人 公明党 3人 県民党 2人 共産党 1人 熊本 自民党 39人 県民クラブ 5人 公明党 3人 共産党 1人 新社会党 1人 無所属 4人 大分 自民党 29人 社会県民クラブ 6人 新政みらい 4人 県政クラブ 3人 公明党 3人 共産党 1人 宮崎 自民党 32人 社民党 4人 公明党 3人 民主党 3人 鹿児島 自民党 43人 社民・無所属連合 5人 公明党 3人 自由連合 1人 共産党 1人 無所属 1人 沖縄 自民党 16人 護憲ネットワーク 9人 公明県民会議 6人 社大・結連合 5人 県民の会 4人 維新の会 3人 共産党 3人 無所属 1人
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※虐待分?皆無です ※ゆっくりが電化製品を使います ※胴付きがでます 「おお、激写激写」 ピロリン、という撮影する音が路地裏で鳴る。 胴付きゆっくりでも使える。を触れ込みにたくさんのアイテムが発売されている現代。 この胴付ききめぇ丸が使っているのもそのシリーズのデジタルカメラだ。 機能はカメラ付き携帯のカメラにも満たない玩具のようなものだが、 シンプルな構造は多少賢い個体であれば十分使いこなせる。 まず、赤いスイッチを押し、電源を入れる。 画面に被写体を捕え、大きな黒いボタンをゆっくり押していく。 画面の真ん中にある十字のマークが赤から緑に変われば、大きな黒いボタンを押しきる。 ピロリンと音がしたら撮影終了。赤いスイッチを押して電源を切る。 きめぇ丸の持っているのは上位タイプでズームとオートのフラッシュ機能がある。 きめぇ丸が撮影したのはゆっくりれいむだ。 「おお、笑顔笑顔」 ゆっくりれいむは急に何かよく分からないものを向けられ、ピロリンと音を鳴らされた揚句、 笑顔を強要される事に少しムカッとしている。 「きめぇまるはゆっくりできないの?ゆっくりしていってね!!」 「おお、失礼失礼・・・れいむ、笑顔笑顔」 ピロリン、きめぇ丸はまたシャッターを切る。 謝ったくせに、注意した事をやめないきめぇ丸にれいむはとうとう怒り出した。 「きめぇ丸はゆっくりできないんだね!さっさとどっかにいってね!!」 「お、おお、拒否?拒否?・・・清く正しくきめぇ丸でした」 トボトボときめぇ丸はれいむのいる方は逆に方に歩き出す。 テーテッテテーテテテテーテテー、きめぇ丸が首からぶら下げている携帯電話が鳴る。 きめぇ丸はカメラをポーチにいれ、電話を取る。 ゆっくりには耳が無いので、トランシーバーのように持ってしゃべるのがゆっくりのスタイルだ。 ゆっくり用携帯電話、ボタンはごく少なく、ダイヤルボタンも見えない。 小さな液晶画面には「おねえさん」とだけ表示される。 緑に光っているボタンを押すと電話を受ける。 「清く正しくきめぇ丸です」 「あ、きめぇ丸、あたしだけどお昼食べるから合流しない?」 「おお、お昼お昼。いただきます」 「じゃあ、現代地メールしてよ迎えに行くから、よろしくね」 「おお、把握把握」 赤く光っているボタンを押す。これで電話を切るだ。 きめぇ丸はお姉さんに現在地を報告するため、メールを打つ。 まず、大きく1と書かれたボタンを押す、これでお姉さんの電話番号と携帯アドレスが呼び出される。 次に、緑色のボタンを押してしまうと電話をかけてしまう事になるので、 数字の下にある。パラボナアンテナの描かれたボタンを押す。 これでGPSが現在地を読み取り、お姉さんの携帯にきめぇ丸の位置が送信される。 さらにきめぇ丸はもう一度、1を押し、パラボナアンテナボタンの隣にあるマイクボタンを押す。 そして、ピーという音が鳴ると携帯に話し始める。 「清く正しくきめぇ丸です。豆かんがたべたいです。おお贅沢贅沢」 伝言を登録すると、マイクボタンをもう一度押す。 これでお姉さんにはさっき言った音声がメールで送信される。 待ち時間の間、きめぇ丸は今度2のボタンを押す、液晶には「れみりゃ」と表示され、 緑のボタンを押し、電話をかける。 「おでんわありがとぉ~れみりゃだどぉ~」 「清く正しくきめぇ丸です」 「でも、れみりゃはいまおるすだどぉ~、またかけてほしいどぉ~。ピーッ」 「お、おお、不在不在」 せっかく、友人に電話をして暇を潰そうとしたのに、きめぇ丸の目論見はダメになってしまう。 仕方ないのでお姉さんが来るまで別の事をしようとポーチからICレコーダーを取り出す。 これもボタンが少なくシンプルな構造だ。赤いボタンを押せば録音。 再生にはお姉さんが持っているノートパソコンが必要なので、これ単体に再生機能はない。 キョロキョロ辺りを見回すきめぇ丸、そこに1匹のゆっくりまりさがやってくる。 「どうも、清く正しくきめぇ丸です」 「ゆ?ゆっくりしていってね!」 きめぇ丸はICレコーダーの録音ボタンを押す。 「おお、把握把握。まりさはゆっくりしていますね」 「そうだよ。まりさはとてもゆっくりできるんだよ!!」 それからしばらくきめぇ丸はまりさとの何気ない会話を録音する。 「じゃあ、まりさはそろそろごはんをさがしにいくんだぜ」 「まりさ、写真写真、すこしまってください」 ICレコーダーを止め、ポーチにしまう、代わりにデジカメを取り出す。 「ゆ?なにそれ?」 「清く正しいかめらです」 「ゆ?」 無論、まりさにカメラなんて言っても分かるわけがない。 「おお、説明説明」 そう言ってきめぇ丸は試しに犬の糞を撮影する。 「見てください。あそこにあるものをここに写す。把握?把握?」 「ゆー・・・うん、すごいね!」 「まりさを撮影してもよろしいですか」 「うん、ゆっくりやっててね!!」 「おお、快諾快諾」 ピロリン、きめぇ丸はまりさを撮影する。 「みせてみせて」 きめぇ丸はデジカメの画面をまりさに見せる。 「ゆ?これ、まりさ?」 「そうです」 まりさはあまり納得いかなかった。自分はもっとスマートで綺麗なゆっくりだと思っていたのに、 写っているのはでっぷりとして頬の汚れたゆっくりまりさだった。 「ま、まりさはこんなんじゃないよ。こわれてるんだね!!」 「清く正しいかめらはこわれてません」 「ゆ!ちがうよ!!そんなのまりさじゃないよ!!」 「おお、困惑困惑」 「ちがうよね!まりさもっときれいなゆっくりだよね!!」 「お、おお・・・同意同意」 まりさの勢いに押し切られ、そう答えるきめぇ丸。 満足したのかまりさは路地裏の奥の方へ行ってしまう。 「お、おお・・・汚く誤った大人の世界です」 きめぇ丸はまりさの背中にそんな言葉を送った。 しばらくすると、お姉さんがやってくる。きめぇ丸はお姉さんと合流し、ある甘味処に行く。 営業中という看板の下には「ゆっくりと同席できます」の文字。 まだまだこういったお店は少ないが、携帯で検索をかければ何件かヒットするようになった。 今まではきめぇ丸がコンビニの前で待って、公園で食べる事が多かったが、 最近では外食もしやすくなった。 「この煮込み雑炊をひとつください」 「あ、ごめんなさいそれ来月からなんですよ」 「じゃ・・・この煮込み雑煮を」 「ですからごめんなさい、お雑煮も来月からなんですよ」. ガーンだ。結局、お姉さんはコンビニで何かを買うことにして自分ときめぇ丸の分の豆かんを頼んだ。 「恨むわよ、きめぇ丸。あたし、お腹空いてたのに・・・」 「おお、立腹立腹」 お姉さんとの仕事の話をする。お姉さんはゆっくり関連雑誌、週刊「ゆスキー」の記者で、 『都会派きめぇ丸』というコーナーを担当している。そこに出てくるのはお姉さんを同居しているきめぇ丸だ。 都会で楽しめるゆっくり関連施設やゆっくり用家電、時には他のゆっくりとの対談なんかもする。 「これ食べたらゆっくり対応コンビニの取材に行くからね」 「おお、把握把握」 「そのために~、あんたの携帯、新しくしたんだからね~」 きめぇ丸の携帯にはもう電話とメール以外にもう一つの機能があった。 それはお財布携帯としての機能だ。会計時、機会にタッチし、円マークのボタンを押すとお会計ができてしまうのだ。 使う度に飼い主にメールが行くようになっており、飼い主は自分の携帯からお財布機能を停止させる事もできる。 限度額は予め決めておけ、今のきめぇ丸は1日の限度額は500円に設定してある。 一週間前に説明をした時、きめぇ丸は昨日の使い方の復習よりも「清く正しくきめぇ丸です。おねえさん、お金が枯渇枯渇」と限度額を引き上げて貰う為の文句を考えていた。 コンビニの取材は難なく終わる。 低い戸棚にはゆっくりが好む商品が置かれている事は評価できたが、 警備員に捕食種のゆっくりふらんを巡回させているのは若干やりすぎだろう。 お姉さんはイケメンの店員に「可愛いですね」と言わたと有頂天だったが、イケメン店員はきめぇ丸の方を見ていた。 勿論、きめぇ丸は限度額アップのためにお姉さんに伝えなかった。 ひとまず、お姉さんときめぇ丸は会社に戻り、お姉さんは記事の作成。 きめぇ丸は同僚のてんこ、れみりゃと別室でゆっくり用家電を試していた。 てんこは「ゆスキー」ではなく月刊「雷撃虐兄」の『裏・都会派てんこ』というコーナーを担当しているゆっくりてんこだ。 お姉さんのコーナーを丸パクリしていると思われがちだが、ペンネームこそ違え、お姉さんが書いているのだから問題はない。 「きめぇ丸、おねえさんとお食事にいったそうですね。汚い汚い」 「こら、てんこ。そん時、お前は俺の弁当勝手に食って、俺に説教されてるトコだっただろ」 てんこはお兄さんに怒られ、にんまり笑う。 このお兄さんはゆっくり家電クロスレビューなんてのを書いてるお兄さんで、 きめぇ丸が食事の前に電話したれみりゃの飼い主だ。 自分の飼ってるれみりゃ、それにお姉さんの飼ってるきめぇ丸、てんこに家電を使わせ、その感想をまとめて点数をつけさせたりする。 もちろん、メーカーからお金なんて一切貰っていない。 お金を貰いレビューの点数を弄れば最初は売れるだろうが、だんだんレビューの信用が落ち、ひいては雑誌、出版社の信用が落ちる。 それに「あのメーカーはお金を渡している」なんてネットで噂になるのもメーカーとしては避けたい。 そのため、お兄さんはお金を受け取らず、公平にレビューをまとめる。 「おねえさんはあまり怒らないから、てんこはおにいさんが怒ってほしいのです。おお、熱愛熱愛」 「はぁ・・・てんこにモテるぐらいならお前達の飼い主にモテてーよ」 「れみりゃはおにいざんが、だい好きだどぉ~」 「わたしは嫌いです。おにいさんは怒るから嫌いです。怒られるの嫌いです」 お兄さんの言葉にれみりゃとてんこが答える。 「おお、両手に花、清く正しく交際してあげてください」 「お前はどっからそんな言葉覚えるんだ」 そんなやり取りをしながら、今日は『ゆっくりに持たせたい!防犯ブザー特集!!』という事で、 いろんなメーカーの防犯ブザーが用意された。 部屋に置かれた大きな水槽には朝、お兄さんがその辺で捕まえてきた野生のゆっくりまりさやれいむが入っている。 「まずは紅魔社の防犯ブザーだ。よし、鳴らしてみるぞ」 お兄さんがブザーの先についている紐を引く。 『う~、れみりゃだどぉ~』 もう一度引く。 『れみりゃだどぉ~、たべちゃうぞぉ~』 「うん、紅魔社は毎回れみりゃバカだな」 紅魔社というのはゆっくりれみりゃ専門店から始まったメーカーで 他にゆっくりふらん、ゆっくりめいりん、ゆっくりぱちゅりーなんかのアイテムを生産している。 お兄さんは社長と一度会った事があるが、れみりゃをお嬢様と呼ぶちょっとぶっ飛んだメイド服のお姉さんだった。 毎回、真面目なのかどうなのか疑問に感じるようなアイテムが多い。 そんなので儲かるのか?とよく聞かれるが、ゆっくりれみりゃファンの狂信的な支持を得て今日まで経営を続けていられる。 れみりゃバカだと言ったお兄さんも僅かな給料で紅魔社の株を買い。毎月、れみりゃ用の服が一着付いてくる「月刊わたしのおじょうさま」を定期購読している。 ゆっくりは「れみりゃだぁ!!ゆっくりできない!!!」と大騒ぎだった。 しかし、きめぇ丸とてんこが布でれみりゃを隠し、お兄さんが防犯ブザーの紐を引くと。 「ゆ?れみりゃ?」「どこ?いないよ?」「ゆっくりできないね」「れみりゃはさっさとどこかにいってね」と、 反応はイマイチだった。そういうわけで、れみりゃには目を見えるように穴を開けた紙袋を被せた。 「もう紅魔社はこういうマジメなアイテムに手を出すなよ。株価下がる・・・」 「おお、恐慌恐慌」 「おにいさん、無様だな。おにいさん」 「れみりゃのあたらしいぼうしだどぉ~」 3匹がそれぞれの反応を見せた後。次の防犯ブザーの検証に移る。 「次はエタニティ社の防犯ブザーか、何々・・・まりさ用?これは期待できそうだ」 お兄さんは防犯ブザーのボタンを押す。 『ピーーーーーーーーッ』 「ゆぎぃいい!!!!」 小さな電子を音と共に水槽の中のゆっくりまりさが悲鳴を上げる。 「ゆぎゃあぁあああ!!!ゆっく、ゆうっくりぎゃぁぁああ!!!」 「なにぃいいい、これぇゆぐぃぃいいい!!!!」 「ゆ、ゆぎぃ、ゆぐっ、ゆっぐぅぎゃああ!!!」 「お、おお、絶大絶大」 「じぶんの手を汚さずに、さすがお兄さん汚い汚い」 「お~、なんだどぉ~?まりさゆっくりできないどぉ~?」 3匹ともその威力に感心していた。 水槽の中では絶叫するまりさ種と心配する他の種達で大混乱になっている。 お兄さんがボタンから指を離す。 「さ、さすがエタニティ社・・・」 エタニティ社は薬品産業、医療技術、宇宙開発事業などを行っている大企業だが、 何故かこのゆっくり関連の産業にも、とても熱心に参入してきているメーカー。 高い技術力で優れたアイテムを開発するが、おの防犯ブザーもだが、たまに強力すぎる商品が販売され後に回収になる事が多い。 「これも回収・・・かな」 そう言ってお兄さんは防犯ブザーをテーブルに置き、次のを用意しようとする。 『ピーーーーーーーーッ』 振り返ると、れみりゃが楽しそうにボタンを押している。 「うっう~、きれいなねいろだどぉ~」 そう言いながら踊りだす。お兄さんはとっさにれみりゃの紙袋を外し、携帯でムービーを撮る。 「きめぇ丸、カメラだ。この可愛い姿を撮れ!!」 渋々、きめぇ丸はポーチからカメラを取り出し、れみりゃを撮影する。 その間もまりさの絶叫が続く。 「ゆっぐりできなぁいいぃいい!!!!」 「われりゅぅううう!!!!!!」 「ゆぎゃぁあ!!・・・ゆぎゃぁあ!!!もっどゆっぐりじだぎゃあぁ!!」 5分ほどれみりゃが踊ると、まりさ種は殆ど絶命していた。 「あーあ、ちょっと、虐兄のデスクいって、まりさ種貰ってくるわ」 お兄さんはそう言って部屋を出た。まりさ種を水槽に補充し、検証が再開される。 「じゃあ、次はジレイ堂のおりんりんベル」 こうしてお兄さんときめぇ丸達の防犯ベル検証は進んでいく。 「おーい、きめぇ丸、てんこ帰るよー」 お兄さんとの検証を終え、別室で遊んでいた2匹をお姉さんが迎えに行く。 「おねえさん、うるさい」 いきなりてんこにそう注意される。 「ん?」 てんこは眠っているきめぇ丸を指差す。 「ああ、寝ちゃったか。しゃーないね」 お姉さんは右手に持っていたバッグの紐を調節しリュックにすると、 右手できめぇ丸を抱き、左手でてんこと手を繋ぎ家路に着く。 「おねえさん、てんこもカメラが欲しいです」 「ん?じゃあ、週末買いに行こうか」 「さすが、おねえさん優しい優しい」 ~あとがき~ 携帯電話とか胴付きなら使えるかなーという妄想から生まれました。 ちょっと勢いで書いたんでパロも多めです。書いてたイメージとしてはプロの虐待お兄さんやドロワの千夜先生の世界観で書いてます。 次回「裏・都会派てんこ」!はあるかな?ないかな?ある!!・・・・ウサ ~登場した雑誌~ 『週刊ゆスキー』 ゆっくり関連商品を紹介する雑誌、紹介されているのは生活雑貨などがメインで、 ゆっくり用家電はまだページが少な目、『都会派きめぇ丸』の他に『まりさだもんね!』『だってレイなんだみょん』がある。 『月刊雷撃虐兄』 虐待お兄さん御用達の雑誌、虐待グッズの紹介などがメインで、 てんこがゆっくり用家電を悪用する『裏・都会派てんこ』の他にふらんが虐待グッズを使う『虐待ゆフランサン』がある。 特典として、ゆっくりの求愛の声が収録されたCDが付いており、野良ゆっくりを集めるのに重宝する。 『月刊わたしのおじょうさま』 毎月、一着れみりゃ用(他の胴付きもサイズ的に合うが背中に穴が空いているので羽のない個体は注意)が付いてくる。 れみりゃの写真や漫画などが掲載されている100%れみりゃ雑誌、2冊買って、余分にでた1着を自分なりに改造するのが通。 by118
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※虐待分?皆無です ※ゆっくりが電化製品を使います ※胴付きがでます 「おお、激写激写」 ピロリン、という撮影する音が路地裏で鳴る。 胴付きゆっくりでも使える。を触れ込みにたくさんのアイテムが発売されている現代。 この胴付ききめぇ丸が使っているのもそのシリーズのデジタルカメラだ。 機能はカメラ付き携帯のカメラにも満たない玩具のようなものだが、 シンプルな構造は多少賢い個体であれば十分使いこなせる。 まず、赤いスイッチを押し、電源を入れる。 画面に被写体を捕え、大きな黒いボタンをゆっくり押していく。 画面の真ん中にある十字のマークが赤から緑に変われば、大きな黒いボタンを押しきる。 ピロリンと音がしたら撮影終了。赤いスイッチを押して電源を切る。 きめぇ丸の持っているのは上位タイプでズームとオートのフラッシュ機能がある。 きめぇ丸が撮影したのはゆっくりれいむだ。 「おお、笑顔笑顔」 ゆっくりれいむは急に何かよく分からないものを向けられ、ピロリンと音を鳴らされた揚句、 笑顔を強要される事に少しムカッとしている。 「きめぇまるはゆっくりできないの?ゆっくりしていってね!!」 「おお、失礼失礼・・・れいむ、笑顔笑顔」 ピロリン、きめぇ丸はまたシャッターを切る。 謝ったくせに、注意した事をやめないきめぇ丸にれいむはとうとう怒り出した。 「きめぇ丸はゆっくりできないんだね!さっさとどっかにいってね!!」 「お、おお、拒否?拒否?・・・清く正しくきめぇ丸でした」 トボトボときめぇ丸はれいむのいる方は逆に方に歩き出す。 テーテッテテーテテテテーテテー、きめぇ丸が首からぶら下げている携帯電話が鳴る。 きめぇ丸はカメラをポーチにいれ、電話を取る。 ゆっくりには耳が無いので、トランシーバーのように持ってしゃべるのがゆっくりのスタイルだ。 ゆっくり用携帯電話、ボタンはごく少なく、ダイヤルボタンも見えない。 小さな液晶画面には「おねえさん」とだけ表示される。 緑に光っているボタンを押すと電話を受ける。 「清く正しくきめぇ丸です」 「あ、きめぇ丸、あたしだけどお昼食べるから合流しない?」 「おお、お昼お昼。いただきます」 「じゃあ、現代地メールしてよ迎えに行くから、よろしくね」 「おお、把握把握」 赤く光っているボタンを押す。これで電話を切るだ。 きめぇ丸はお姉さんに現在地を報告するため、メールを打つ。 まず、大きく1と書かれたボタンを押す、これでお姉さんの電話番号と携帯アドレスが呼び出される。 次に、緑色のボタンを押してしまうと電話をかけてしまう事になるので、 数字の下にある。パラボナアンテナの描かれたボタンを押す。 これでGPSが現在地を読み取り、お姉さんの携帯にきめぇ丸の位置が送信される。 さらにきめぇ丸はもう一度、1を押し、パラボナアンテナボタンの隣にあるマイクボタンを押す。 そして、ピーという音が鳴ると携帯に話し始める。 「清く正しくきめぇ丸です。豆かんがたべたいです。おお贅沢贅沢」 伝言を登録すると、マイクボタンをもう一度押す。 これでお姉さんにはさっき言った音声がメールで送信される。 待ち時間の間、きめぇ丸は今度2のボタンを押す、液晶には「れみりゃ」と表示され、 緑のボタンを押し、電話をかける。 「おでんわありがとぉ~れみりゃだどぉ~」 「清く正しくきめぇ丸です」 「でも、れみりゃはいまおるすだどぉ~、またかけてほしいどぉ~。ピーッ」 「お、おお、不在不在」 せっかく、友人に電話をして暇を潰そうとしたのに、きめぇ丸の目論見はダメになってしまう。 仕方ないのでお姉さんが来るまで別の事をしようとポーチからICレコーダーを取り出す。 これもボタンが少なくシンプルな構造だ。赤いボタンを押せば録音。 再生にはお姉さんが持っているノートパソコンが必要なので、これ単体に再生機能はない。 キョロキョロ辺りを見回すきめぇ丸、そこに1匹のゆっくりまりさがやってくる。 「どうも、清く正しくきめぇ丸です」 「ゆ?ゆっくりしていってね!」 きめぇ丸はICレコーダーの録音ボタンを押す。 「おお、把握把握。まりさはゆっくりしていますね」 「そうだよ。まりさはとてもゆっくりできるんだよ!!」 それからしばらくきめぇ丸はまりさとの何気ない会話を録音する。 「じゃあ、まりさはそろそろごはんをさがしにいくんだぜ」 「まりさ、写真写真、すこしまってください」 ICレコーダーを止め、ポーチにしまう、代わりにデジカメを取り出す。 「ゆ?なにそれ?」 「清く正しいかめらです」 「ゆ?」 無論、まりさにカメラなんて言っても分かるわけがない。 「おお、説明説明」 そう言ってきめぇ丸は試しに犬の糞を撮影する。 「見てください。あそこにあるものをここに写す。把握?把握?」 「ゆー・・・うん、すごいね!」 「まりさを撮影してもよろしいですか」 「うん、ゆっくりやっててね!!」 「おお、快諾快諾」 ピロリン、きめぇ丸はまりさを撮影する。 「みせてみせて」 きめぇ丸はデジカメの画面をまりさに見せる。 「ゆ?これ、まりさ?」 「そうです」 まりさはあまり納得いかなかった。自分はもっとスマートで綺麗なゆっくりだと思っていたのに、 写っているのはでっぷりとして頬の汚れたゆっくりまりさだった。 「ま、まりさはこんなんじゃないよ。こわれてるんだね!!」 「清く正しいかめらはこわれてません」 「ゆ!ちがうよ!!そんなのまりさじゃないよ!!」 「おお、困惑困惑」 「ちがうよね!まりさもっときれいなゆっくりだよね!!」 「お、おお・・・同意同意」 まりさの勢いに押し切られ、そう答えるきめぇ丸。 満足したのかまりさは路地裏の奥の方へ行ってしまう。 「お、おお・・・汚く誤った大人の世界です」 きめぇ丸はまりさの背中にそんな言葉を送った。 しばらくすると、お姉さんがやってくる。きめぇ丸はお姉さんと合流し、ある甘味処に行く。 営業中という看板の下には「ゆっくりと同席できます」の文字。 まだまだこういったお店は少ないが、携帯で検索をかければ何件かヒットするようになった。 今まではきめぇ丸がコンビニの前で待って、公園で食べる事が多かったが、 最近では外食もしやすくなった。 「この煮込み雑炊をひとつください」 「あ、ごめんなさいそれ来月からなんですよ」 「じゃ・・・この煮込み雑煮を」 「ですからごめんなさい、お雑煮も来月からなんですよ」. ガーンだ。結局、お姉さんはコンビニで何かを買うことにして自分ときめぇ丸の分の豆かんを頼んだ。 「恨むわよ、きめぇ丸。あたし、お腹空いてたのに・・・」 「おお、立腹立腹」 お姉さんとの仕事の話をする。お姉さんはゆっくり関連雑誌、週刊「ゆスキー」の記者で、 『都会派きめぇ丸』というコーナーを担当している。そこに出てくるのはお姉さんを同居しているきめぇ丸だ。 都会で楽しめるゆっくり関連施設やゆっくり用家電、時には他のゆっくりとの対談なんかもする。 「これ食べたらゆっくり対応コンビニの取材に行くからね」 「おお、把握把握」 「そのために~、あんたの携帯、新しくしたんだからね~」 きめぇ丸の携帯にはもう電話とメール以外にもう一つの機能があった。 それはお財布携帯としての機能だ。会計時、機会にタッチし、円マークのボタンを押すとお会計ができてしまうのだ。 使う度に飼い主にメールが行くようになっており、飼い主は自分の携帯からお財布機能を停止させる事もできる。 限度額は予め決めておけ、今のきめぇ丸は1日の限度額は500円に設定してある。 一週間前に説明をした時、きめぇ丸は昨日の使い方の復習よりも「清く正しくきめぇ丸です。おねえさん、お金が枯渇枯渇」と限度額を引き上げて貰う為の文句を考えていた。 コンビニの取材は難なく終わる。 低い戸棚にはゆっくりが好む商品が置かれている事は評価できたが、 警備員に捕食種のゆっくりふらんを巡回させているのは若干やりすぎだろう。 お姉さんはイケメンの店員に「可愛いですね」と言わたと有頂天だったが、イケメン店員はきめぇ丸の方を見ていた。 勿論、きめぇ丸は限度額アップのためにお姉さんに伝えなかった。 ひとまず、お姉さんときめぇ丸は会社に戻り、お姉さんは記事の作成。 きめぇ丸は同僚のてんこ、れみりゃと別室でゆっくり用家電を試していた。 てんこは「ゆスキー」ではなく月刊「雷撃虐兄」の『裏・都会派てんこ』というコーナーを担当しているゆっくりてんこだ。 お姉さんのコーナーを丸パクリしていると思われがちだが、ペンネームこそ違え、お姉さんが書いているのだから問題はない。 「きめぇ丸、おねえさんとお食事にいったそうですね。汚い汚い」 「こら、てんこ。そん時、お前は俺の弁当勝手に食って、俺に説教されてるトコだっただろ」 てんこはお兄さんに怒られ、にんまり笑う。 このお兄さんはゆっくり家電クロスレビューなんてのを書いてるお兄さんで、 きめぇ丸が食事の前に電話したれみりゃの飼い主だ。 自分の飼ってるれみりゃ、それにお姉さんの飼ってるきめぇ丸、てんこに家電を使わせ、その感想をまとめて点数をつけさせたりする。 もちろん、メーカーからお金なんて一切貰っていない。 お金を貰いレビューの点数を弄れば最初は売れるだろうが、だんだんレビューの信用が落ち、ひいては雑誌、出版社の信用が落ちる。 それに「あのメーカーはお金を渡している」なんてネットで噂になるのもメーカーとしては避けたい。 そのため、お兄さんはお金を受け取らず、公平にレビューをまとめる。 「おねえさんはあまり怒らないから、てんこはおにいさんが怒ってほしいのです。おお、熱愛熱愛」 「はぁ・・・てんこにモテるぐらいならお前達の飼い主にモテてーよ」 「れみりゃはおにいざんが、だい好きだどぉ~」 「わたしは嫌いです。おにいさんは怒るから嫌いです。怒られるの嫌いです」 お兄さんの言葉にれみりゃとてんこが答える。 「おお、両手に花、清く正しく交際してあげてください」 「お前はどっからそんな言葉覚えるんだ」 そんなやり取りをしながら、今日は『ゆっくりに持たせたい!防犯ブザー特集!!』という事で、 いろんなメーカーの防犯ブザーが用意された。 部屋に置かれた大きな水槽には朝、お兄さんがその辺で捕まえてきた野生のゆっくりまりさやれいむが入っている。 「まずは紅魔社の防犯ブザーだ。よし、鳴らしてみるぞ」 お兄さんがブザーの先についている紐を引く。 『う~、れみりゃだどぉ~』 もう一度引く。 『れみりゃだどぉ~、たべちゃうぞぉ~』 「うん、紅魔社は毎回れみりゃバカだな」 紅魔社というのはゆっくりれみりゃ専門店から始まったメーカーで 他にゆっくりふらん、ゆっくりめいりん、ゆっくりぱちゅりーなんかのアイテムを生産している。 お兄さんは社長と一度会った事があるが、れみりゃをお嬢様と呼ぶちょっとぶっ飛んだメイド服のお姉さんだった。 毎回、真面目なのかどうなのか疑問に感じるようなアイテムが多い。 そんなので儲かるのか?とよく聞かれるが、ゆっくりれみりゃファンの狂信的な支持を得て今日まで経営を続けていられる。 れみりゃバカだと言ったお兄さんも僅かな給料で紅魔社の株を買い。毎月、れみりゃ用の服が一着付いてくる「月刊わたしのおじょうさま」を定期購読している。 ゆっくりは「れみりゃだぁ!!ゆっくりできない!!!」と大騒ぎだった。 しかし、きめぇ丸とてんこが布でれみりゃを隠し、お兄さんが防犯ブザーの紐を引くと。 「ゆ?れみりゃ?」「どこ?いないよ?」「ゆっくりできないね」「れみりゃはさっさとどこかにいってね」と、 反応はイマイチだった。そういうわけで、れみりゃには目を見えるように穴を開けた紙袋を被せた。 「もう紅魔社はこういうマジメなアイテムに手を出すなよ。株価下がる・・・」 「おお、恐慌恐慌」 「おにいさん、無様だな。おにいさん」 「れみりゃのあたらしいぼうしだどぉ~」 3匹がそれぞれの反応を見せた後。次の防犯ブザーの検証に移る。 「次はエタニティ社の防犯ブザーか、何々・・・まりさ用?これは期待できそうだ」 お兄さんは防犯ブザーのボタンを押す。 『ピーーーーーーーーッ』 「ゆぎぃいい!!!!」 小さな電子を音と共に水槽の中のゆっくりまりさが悲鳴を上げる。 「ゆぎゃあぁあああ!!!ゆっく、ゆうっくりぎゃぁぁああ!!!」 「なにぃいいい、これぇゆぐぃぃいいい!!!!」 「ゆ、ゆぎぃ、ゆぐっ、ゆっぐぅぎゃああ!!!」 「お、おお、絶大絶大」 「じぶんの手を汚さずに、さすがお兄さん汚い汚い」 「お~、なんだどぉ~?まりさゆっくりできないどぉ~?」 3匹ともその威力に感心していた。 水槽の中では絶叫するまりさ種と心配する他の種達で大混乱になっている。 お兄さんがボタンから指を離す。 「さ、さすがエタニティ社・・・」 エタニティ社は薬品産業、医療技術、宇宙開発事業などを行っている大企業だが、 何故かこのゆっくり関連の産業にも、とても熱心に参入してきているメーカー。 高い技術力で優れたアイテムを開発するが、おの防犯ブザーもだが、たまに強力すぎる商品が販売され後に回収になる事が多い。 「これも回収・・・かな」 そう言ってお兄さんは防犯ブザーをテーブルに置き、次のを用意しようとする。 『ピーーーーーーーーッ』 振り返ると、れみりゃが楽しそうにボタンを押している。 「うっう~、きれいなねいろだどぉ~」 そう言いながら踊りだす。お兄さんはとっさにれみりゃの紙袋を外し、携帯でムービーを撮る。 「きめぇ丸、カメラだ。この可愛い姿を撮れ!!」 渋々、きめぇ丸はポーチからカメラを取り出し、れみりゃを撮影する。 その間もまりさの絶叫が続く。 「ゆっぐりできなぁいいぃいい!!!!」 「われりゅぅううう!!!!!!」 「ゆぎゃぁあ!!・・・ゆぎゃぁあ!!!もっどゆっぐりじだぎゃあぁ!!」 5分ほどれみりゃが踊ると、まりさ種は殆ど絶命していた。 「あーあ、ちょっと、虐兄のデスクいって、まりさ種貰ってくるわ」 お兄さんはそう言って部屋を出た。まりさ種を水槽に補充し、検証が再開される。 「じゃあ、次はジレイ堂のおりんりんベル」 こうしてお兄さんときめぇ丸達の防犯ベル検証は進んでいく。 「おーい、きめぇ丸、てんこ帰るよー」 お兄さんとの検証を終え、別室で遊んでいた2匹をお姉さんが迎えに行く。 「おねえさん、うるさい」 いきなりてんこにそう注意される。 「ん?」 てんこは眠っているきめぇ丸を指差す。 「ああ、寝ちゃったか。しゃーないね」 お姉さんは右手に持っていたバッグの紐を調節しリュックにすると、 右手できめぇ丸を抱き、左手でてんこと手を繋ぎ家路に着く。 「おねえさん、てんこもカメラが欲しいです」 「ん?じゃあ、週末買いに行こうか」 「さすが、おねえさん優しい優しい」 ~あとがき~ 携帯電話とか胴付きなら使えるかなーという妄想から生まれました。 ちょっと勢いで書いたんでパロも多めです。書いてたイメージとしてはプロの虐待お兄さんやドロワの千夜先生の世界観で書いてます。 次回「裏・都会派てんこ」!はあるかな?ないかな?ある!!・・・・ウサ ~登場した雑誌~ 『週刊ゆスキー』 ゆっくり関連商品を紹介する雑誌、紹介されているのは生活雑貨などがメインで、 ゆっくり用家電はまだページが少な目、『都会派きめぇ丸』の他に『まりさだもんね!』『だってレイなんだみょん』がある。 『月刊雷撃虐兄』 虐待お兄さん御用達の雑誌、虐待グッズの紹介などがメインで、 てんこがゆっくり用家電を悪用する『裏・都会派てんこ』の他にふらんが虐待グッズを使う『虐待ゆフランサン』がある。 特典として、ゆっくりの求愛の声が収録されたCDが付いており、野良ゆっくりを集めるのに重宝する。 『月刊わたしのおじょうさま』 毎月、一着れみりゃ用(他の胴付きもサイズ的に合うが背中に穴が空いているので羽のない個体は注意)が付いてくる。 れみりゃの写真や漫画などが掲載されている100%れみりゃ雑誌、2冊買って、余分にでた1着を自分なりに改造するのが通。 by118
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※虐待分?皆無です ※ゆっくりが電化製品を使います ※胴付きがでます 「おお、激写激写」 ピロリン、という撮影する音が路地裏で鳴る。 胴付きゆっくりでも使える。を触れ込みにたくさんのアイテムが発売されている現代。 この胴付ききめぇ丸が使っているのもそのシリーズのデジタルカメラだ。 機能はカメラ付き携帯のカメラにも満たない玩具のようなものだが、 シンプルな構造は多少賢い個体であれば十分使いこなせる。 まず、赤いスイッチを押し、電源を入れる。 画面に被写体を捕え、大きな黒いボタンをゆっくり押していく。 画面の真ん中にある十字のマークが赤から緑に変われば、大きな黒いボタンを押しきる。 ピロリンと音がしたら撮影終了。赤いスイッチを押して電源を切る。 きめぇ丸の持っているのは上位タイプでズームとオートのフラッシュ機能がある。 きめぇ丸が撮影したのはゆっくりれいむだ。 「おお、笑顔笑顔」 ゆっくりれいむは急に何かよく分からないものを向けられ、ピロリンと音を鳴らされた揚句、 笑顔を強要される事に少しムカッとしている。 「きめぇまるはゆっくりできないの?ゆっくりしていってね!!」 「おお、失礼失礼・・・れいむ、笑顔笑顔」 ピロリン、きめぇ丸はまたシャッターを切る。 謝ったくせに、注意した事をやめないきめぇ丸にれいむはとうとう怒り出した。 「きめぇ丸はゆっくりできないんだね!さっさとどっかにいってね!!」 「お、おお、拒否?拒否?・・・清く正しくきめぇ丸でした」 トボトボときめぇ丸はれいむのいる方は逆に方に歩き出す。 テーテッテテーテテテテーテテー、きめぇ丸が首からぶら下げている携帯電話が鳴る。 きめぇ丸はカメラをポーチにいれ、電話を取る。 ゆっくりには耳が無いので、トランシーバーのように持ってしゃべるのがゆっくりのスタイルだ。 ゆっくり用携帯電話、ボタンはごく少なく、ダイヤルボタンも見えない。 小さな液晶画面には「おねえさん」とだけ表示される。 緑に光っているボタンを押すと電話を受ける。 「清く正しくきめぇ丸です」 「あ、きめぇ丸、あたしだけどお昼食べるから合流しない?」 「おお、お昼お昼。いただきます」 「じゃあ、現代地メールしてよ迎えに行くから、よろしくね」 「おお、把握把握」 赤く光っているボタンを押す。これで電話を切るだ。 きめぇ丸はお姉さんに現在地を報告するため、メールを打つ。 まず、大きく1と書かれたボタンを押す、これでお姉さんの電話番号と携帯アドレスが呼び出される。 次に、緑色のボタンを押してしまうと電話をかけてしまう事になるので、 数字の下にある。パラボナアンテナの描かれたボタンを押す。 これでGPSが現在地を読み取り、お姉さんの携帯にきめぇ丸の位置が送信される。 さらにきめぇ丸はもう一度、1を押し、パラボナアンテナボタンの隣にあるマイクボタンを押す。 そして、ピーという音が鳴ると携帯に話し始める。 「清く正しくきめぇ丸です。豆かんがたべたいです。おお贅沢贅沢」 伝言を登録すると、マイクボタンをもう一度押す。 これでお姉さんにはさっき言った音声がメールで送信される。 待ち時間の間、きめぇ丸は今度2のボタンを押す、液晶には「れみりゃ」と表示され、 緑のボタンを押し、電話をかける。 「おでんわありがとぉ~れみりゃだどぉ~」 「清く正しくきめぇ丸です」 「でも、れみりゃはいまおるすだどぉ~、またかけてほしいどぉ~。ピーッ」 「お、おお、不在不在」 せっかく、友人に電話をして暇を潰そうとしたのに、きめぇ丸の目論見はダメになってしまう。 仕方ないのでお姉さんが来るまで別の事をしようとポーチからICレコーダーを取り出す。 これもボタンが少なくシンプルな構造だ。赤いボタンを押せば録音。 再生にはお姉さんが持っているノートパソコンが必要なので、これ単体に再生機能はない。 キョロキョロ辺りを見回すきめぇ丸、そこに1匹のゆっくりまりさがやってくる。 「どうも、清く正しくきめぇ丸です」 「ゆ?ゆっくりしていってね!」 きめぇ丸はICレコーダーの録音ボタンを押す。 「おお、把握把握。まりさはゆっくりしていますね」 「そうだよ。まりさはとてもゆっくりできるんだよ!!」 それからしばらくきめぇ丸はまりさとの何気ない会話を録音する。 「じゃあ、まりさはそろそろごはんをさがしにいくんだぜ」 「まりさ、写真写真、すこしまってください」 ICレコーダーを止め、ポーチにしまう、代わりにデジカメを取り出す。 「ゆ?なにそれ?」 「清く正しいかめらです」 「ゆ?」 無論、まりさにカメラなんて言っても分かるわけがない。 「おお、説明説明」 そう言ってきめぇ丸は試しに犬の糞を撮影する。 「見てください。あそこにあるものをここに写す。把握?把握?」 「ゆー・・・うん、すごいね!」 「まりさを撮影してもよろしいですか」 「うん、ゆっくりやっててね!!」 「おお、快諾快諾」 ピロリン、きめぇ丸はまりさを撮影する。 「みせてみせて」 きめぇ丸はデジカメの画面をまりさに見せる。 「ゆ?これ、まりさ?」 「そうです」 まりさはあまり納得いかなかった。自分はもっとスマートで綺麗なゆっくりだと思っていたのに、 写っているのはでっぷりとして頬の汚れたゆっくりまりさだった。 「ま、まりさはこんなんじゃないよ。こわれてるんだね!!」 「清く正しいかめらはこわれてません」 「ゆ!ちがうよ!!そんなのまりさじゃないよ!!」 「おお、困惑困惑」 「ちがうよね!まりさもっときれいなゆっくりだよね!!」 「お、おお・・・同意同意」 まりさの勢いに押し切られ、そう答えるきめぇ丸。 満足したのかまりさは路地裏の奥の方へ行ってしまう。 「お、おお・・・汚く誤った大人の世界です」 きめぇ丸はまりさの背中にそんな言葉を送った。 しばらくすると、お姉さんがやってくる。きめぇ丸はお姉さんと合流し、ある甘味処に行く。 営業中という看板の下には「ゆっくりと同席できます」の文字。 まだまだこういったお店は少ないが、携帯で検索をかければ何件かヒットするようになった。 今まではきめぇ丸がコンビニの前で待って、公園で食べる事が多かったが、 最近では外食もしやすくなった。 「この煮込み雑炊をひとつください」 「あ、ごめんなさいそれ来月からなんですよ」 「じゃ・・・この煮込み雑煮を」 「ですからごめんなさい、お雑煮も来月からなんですよ」. ガーンだ。結局、お姉さんはコンビニで何かを買うことにして自分ときめぇ丸の分の豆かんを頼んだ。 「恨むわよ、きめぇ丸。あたし、お腹空いてたのに・・・」 「おお、立腹立腹」 お姉さんとの仕事の話をする。お姉さんはゆっくり関連雑誌、週刊「ゆスキー」の記者で、 『都会派きめぇ丸』というコーナーを担当している。そこに出てくるのはお姉さんを同居しているきめぇ丸だ。 都会で楽しめるゆっくり関連施設やゆっくり用家電、時には他のゆっくりとの対談なんかもする。 「これ食べたらゆっくり対応コンビニの取材に行くからね」 「おお、把握把握」 「そのために~、あんたの携帯、新しくしたんだからね~」 きめぇ丸の携帯にはもう電話とメール以外にもう一つの機能があった。 それはお財布携帯としての機能だ。会計時、機会にタッチし、円マークのボタンを押すとお会計ができてしまうのだ。 使う度に飼い主にメールが行くようになっており、飼い主は自分の携帯からお財布機能を停止させる事もできる。 限度額は予め決めておけ、今のきめぇ丸は1日の限度額は500円に設定してある。 一週間前に説明をした時、きめぇ丸は昨日の使い方の復習よりも「清く正しくきめぇ丸です。おねえさん、お金が枯渇枯渇」と限度額を引き上げて貰う為の文句を考えていた。 コンビニの取材は難なく終わる。 低い戸棚にはゆっくりが好む商品が置かれている事は評価できたが、 警備員に捕食種のゆっくりふらんを巡回させているのは若干やりすぎだろう。 お姉さんはイケメンの店員に「可愛いですね」と言わたと有頂天だったが、イケメン店員はきめぇ丸の方を見ていた。 勿論、きめぇ丸は限度額アップのためにお姉さんに伝えなかった。 ひとまず、お姉さんときめぇ丸は会社に戻り、お姉さんは記事の作成。 きめぇ丸は同僚のてんこ、れみりゃと別室でゆっくり用家電を試していた。 てんこは「ゆスキー」ではなく月刊「雷撃虐兄」の『裏・都会派てんこ』というコーナーを担当しているゆっくりてんこだ。 お姉さんのコーナーを丸パクリしていると思われがちだが、ペンネームこそ違え、お姉さんが書いているのだから問題はない。 「きめぇ丸、おねえさんとお食事にいったそうですね。汚い汚い」 「こら、てんこ。そん時、お前は俺の弁当勝手に食って、俺に説教されてるトコだっただろ」 てんこはお兄さんに怒られ、にんまり笑う。 このお兄さんはゆっくり家電クロスレビューなんてのを書いてるお兄さんで、 きめぇ丸が食事の前に電話したれみりゃの飼い主だ。 自分の飼ってるれみりゃ、それにお姉さんの飼ってるきめぇ丸、てんこに家電を使わせ、その感想をまとめて点数をつけさせたりする。 もちろん、メーカーからお金なんて一切貰っていない。 お金を貰いレビューの点数を弄れば最初は売れるだろうが、だんだんレビューの信用が落ち、ひいては雑誌、出版社の信用が落ちる。 それに「あのメーカーはお金を渡している」なんてネットで噂になるのもメーカーとしては避けたい。 そのため、お兄さんはお金を受け取らず、公平にレビューをまとめる。 「おねえさんはあまり怒らないから、てんこはおにいさんが怒ってほしいのです。おお、熱愛熱愛」 「はぁ・・・てんこにモテるぐらいならお前達の飼い主にモテてーよ」 「れみりゃはおにいざんが、だい好きだどぉ~」 「わたしは嫌いです。おにいさんは怒るから嫌いです。怒られるの嫌いです」 お兄さんの言葉にれみりゃとてんこが答える。 「おお、両手に花、清く正しく交際してあげてください」 「お前はどっからそんな言葉覚えるんだ」 そんなやり取りをしながら、今日は『ゆっくりに持たせたい!防犯ブザー特集!!』という事で、 いろんなメーカーの防犯ブザーが用意された。 部屋に置かれた大きな水槽には朝、お兄さんがその辺で捕まえてきた野生のゆっくりまりさやれいむが入っている。 「まずは紅魔社の防犯ブザーだ。よし、鳴らしてみるぞ」 お兄さんがブザーの先についている紐を引く。 『う~、れみりゃだどぉ~』 もう一度引く。 『れみりゃだどぉ~、たべちゃうぞぉ~』 「うん、紅魔社は毎回れみりゃバカだな」 紅魔社というのはゆっくりれみりゃ専門店から始まったメーカーで 他にゆっくりふらん、ゆっくりめいりん、ゆっくりぱちゅりーなんかのアイテムを生産している。 お兄さんは社長と一度会った事があるが、れみりゃをお嬢様と呼ぶちょっとぶっ飛んだメイド服のお姉さんだった。 毎回、真面目なのかどうなのか疑問に感じるようなアイテムが多い。 そんなので儲かるのか?とよく聞かれるが、ゆっくりれみりゃファンの狂信的な支持を得て今日まで経営を続けていられる。 れみりゃバカだと言ったお兄さんも僅かな給料で紅魔社の株を買い。毎月、れみりゃ用の服が一着付いてくる「月刊わたしのおじょうさま」を定期購読している。 ゆっくりは「れみりゃだぁ!!ゆっくりできない!!!」と大騒ぎだった。 しかし、きめぇ丸とてんこが布でれみりゃを隠し、お兄さんが防犯ブザーの紐を引くと。 「ゆ?れみりゃ?」「どこ?いないよ?」「ゆっくりできないね」「れみりゃはさっさとどこかにいってね」と、 反応はイマイチだった。そういうわけで、れみりゃには目を見えるように穴を開けた紙袋を被せた。 「もう紅魔社はこういうマジメなアイテムに手を出すなよ。株価下がる・・・」 「おお、恐慌恐慌」 「おにいさん、無様だな。おにいさん」 「れみりゃのあたらしいぼうしだどぉ~」 3匹がそれぞれの反応を見せた後。次の防犯ブザーの検証に移る。 「次はエタニティ社の防犯ブザーか、何々・・・まりさ用?これは期待できそうだ」 お兄さんは防犯ブザーのボタンを押す。 『ピーーーーーーーーッ』 「ゆぎぃいい!!!!」 小さな電子を音と共に水槽の中のゆっくりまりさが悲鳴を上げる。 「ゆぎゃあぁあああ!!!ゆっく、ゆうっくりぎゃぁぁああ!!!」 「なにぃいいい、これぇゆぐぃぃいいい!!!!」 「ゆ、ゆぎぃ、ゆぐっ、ゆっぐぅぎゃああ!!!」 「お、おお、絶大絶大」 「じぶんの手を汚さずに、さすがお兄さん汚い汚い」 「お~、なんだどぉ~?まりさゆっくりできないどぉ~?」 3匹ともその威力に感心していた。 水槽の中では絶叫するまりさ種と心配する他の種達で大混乱になっている。 お兄さんがボタンから指を離す。 「さ、さすがエタニティ社・・・」 エタニティ社は薬品産業、医療技術、宇宙開発事業などを行っている大企業だが、 何故かこのゆっくり関連の産業にも、とても熱心に参入してきているメーカー。 高い技術力で優れたアイテムを開発するが、おの防犯ブザーもだが、たまに強力すぎる商品が販売され後に回収になる事が多い。 「これも回収・・・かな」 そう言ってお兄さんは防犯ブザーをテーブルに置き、次のを用意しようとする。 『ピーーーーーーーーッ』 振り返ると、れみりゃが楽しそうにボタンを押している。 「うっう~、きれいなねいろだどぉ~」 そう言いながら踊りだす。お兄さんはとっさにれみりゃの紙袋を外し、携帯でムービーを撮る。 「きめぇ丸、カメラだ。この可愛い姿を撮れ!!」 渋々、きめぇ丸はポーチからカメラを取り出し、れみりゃを撮影する。 その間もまりさの絶叫が続く。 「ゆっぐりできなぁいいぃいい!!!!」 「われりゅぅううう!!!!!!」 「ゆぎゃぁあ!!・・・ゆぎゃぁあ!!!もっどゆっぐりじだぎゃあぁ!!」 5分ほどれみりゃが踊ると、まりさ種は殆ど絶命していた。 「あーあ、ちょっと、虐兄のデスクいって、まりさ種貰ってくるわ」 お兄さんはそう言って部屋を出た。まりさ種を水槽に補充し、検証が再開される。 「じゃあ、次はジレイ堂のおりんりんベル」 こうしてお兄さんときめぇ丸達の防犯ベル検証は進んでいく。 「おーい、きめぇ丸、てんこ帰るよー」 お兄さんとの検証を終え、別室で遊んでいた2匹をお姉さんが迎えに行く。 「おねえさん、うるさい」 いきなりてんこにそう注意される。 「ん?」 てんこは眠っているきめぇ丸を指差す。 「ああ、寝ちゃったか。しゃーないね」 お姉さんは右手に持っていたバッグの紐を調節しリュックにすると、 右手できめぇ丸を抱き、左手でてんこと手を繋ぎ家路に着く。 「おねえさん、てんこもカメラが欲しいです」 「ん?じゃあ、週末買いに行こうか」 「さすが、おねえさん優しい優しい」 ~あとがき~ 携帯電話とか胴付きなら使えるかなーという妄想から生まれました。 ちょっと勢いで書いたんでパロも多めです。書いてたイメージとしてはプロの虐待お兄さんやドロワの千夜先生の世界観で書いてます。 次回「裏・都会派てんこ」!はあるかな?ないかな?ある!!・・・・ウサ ~登場した雑誌~ 『週刊ゆスキー』 ゆっくり関連商品を紹介する雑誌、紹介されているのは生活雑貨などがメインで、 ゆっくり用家電はまだページが少な目、『都会派きめぇ丸』の他に『まりさだもんね!』『だってレイなんだみょん』がある。 『月刊雷撃虐兄』 虐待お兄さん御用達の雑誌、虐待グッズの紹介などがメインで、 てんこがゆっくり用家電を悪用する『裏・都会派てんこ』の他にふらんが虐待グッズを使う『虐待ゆフランサン』がある。 特典として、ゆっくりの求愛の声が収録されたCDが付いており、野良ゆっくりを集めるのに重宝する。 『月刊わたしのおじょうさま』 毎月、一着れみりゃ用(他の胴付きもサイズ的に合うが背中に穴が空いているので羽のない個体は注意)が付いてくる。 れみりゃの写真や漫画などが掲載されている100%れみりゃ雑誌、2冊買って、余分にでた1着を自分なりに改造するのが通。 by118