約 117,586 件
https://w.atwiki.jp/lideldmiir/pages/13.html
人工言語の基礎がわかるコーナーです。 1 人工言語とは? 2 レトルト人工言語 3 言語と文化 4 言語の普及 5 人工言語のあゆみ 6 人工言語のこれから .
https://w.atwiki.jp/lideldmiir/pages/34.html
学問としての人工言語を論じています。非情に専門性の高い表現が出てきます。語調は論文体で統一しています。 人工言語の定義 人工言語と言語学 人工言語の類義語 人為性による人工言語の分類 先験と後験による分類 目的による分類 比較言語学的分類 類型的分類 黎明期(1) 黎明期(2) 黎明期(3) 普遍言語へ至る背景 普遍言語 架空言語・空想言語 普遍言語の成果 国際語・国際補助語 グローバル社会の人工言語 音韻論・音声 形態論・統語論 意味論 文字論 文化論 .
https://w.atwiki.jp/lideldmiir/pages/100.html
人工言語より一歩踏み込んだ説明をしています。内容的には重複するものがあります。 1 言語は文化と風土から切り離せない 2 アプリオリとアポステリオリ 3 人工と自然 4 文化と風土が言語を支える 5 文化と風土を持った人工言語 6 エスペラントと文化 7 人工文化と人工風土 8 文化と言語の組み合わせ 9 演出型のあゆみ 10 演出型のこれから
https://w.atwiki.jp/lideldmiir/pages/86.html
言語学では人工言語を扱うことがないため、言語学の術語(用語)は必ずしも人工言語用に適していません。 そこで、独自に人工言語事典を作りました。 「副詞」や「時制」などといった基本的な術語は言語学のものを使っています。 コンセプトとしては、「特に問題なければ言語学のものを使い、適宜オリジナルの術語を設ける」というスタンスです。 副詞など、言語学にあるものはここで言語学的な解説しても仕方ないので、人工言語における副詞の記述を施しました。 副詞とはそもそも何かということについては専門書やウィキペディアなどをご参考にされるとよいかと思われます。 また、純粋な術語だけでなく、語形を長くしないで効率をよくする方法というような読み物も項として扱いました。 そのため、辞典ではなく事典としました。人工言語事典の記事は「だ・である体」です。 説明中で用いている言語は主に日英のほか、アルカとエスペラントです。 私はアルカの作者なので、当然最も詳しく知っているこの言語を例に取ることが多いです。 アルカについてはこちらをご参照ください。人工言語アルカ なお、言語哲学に関しては筆者の主観や経験を元にしていることをあらかじめご承知ください。 以下は総目録になります。 画面左上部の検索窓からサイト内検索を行うこともできます。 ●総論 人工言語における成功 ●類型論 普及型 演出型 研究型 ●音声学・音韻論 ●統語論 ●形態論 ●意味論 ●文字論 ●言語制作 学習効率 語形を長くしないで効率をよくする方法 ●言語哲学 語彙爆発 名詞の時代 客観の時代
https://w.atwiki.jp/lideldmiir/pages/36.html
人工言語とは主に少人数の人間が比較的短期間で意図的に作った言語のことである。対して、英語や日本語のようにある民族によって長い時間をかけて非意図的に作られた言語を自然言語という。いずれも人間の言葉である点で共通している。 一方、『言語学大辞典第6巻』「自然言語と人工言語」の定義によれば、 「自然言語は、人間の各集団の間に自然発生的に形成されたもの」とあり、 「人工言語は、自然言語のもつ曖昧性(ambiguity)をとり除き、ある分野に限定して、その分野での必要と使用目的に合うように人工的に設計した言語」とある。 『言語学大辞典』の定義に従うと、人工言語はあまりに多義的である。数学用に作られた言語も人工言語に含まれ、コンピュータ言語も人工言語に含まれる。無論、国際補助語も人工言語に含まれる。しかし本論では理数的な目的で作られた言語は対象に含めず、人文的な目的で作られた言語のみを対象とする。 したがって本論で人工言語という場合、数学やコンピュータや記号論理学などの言語は含まない。厳密に言えば、これらを含んだものを広義の人工言語と称し、それを除いたものを狭義の人工言語と称する。本論では基本的に狭義の人工言語を無標とする。 人工言語の一般的な英訳はartificial languageだが、これも同じく理数系か人文系かを区別できない状況である。そこで最近ではartificial languageを特にplanned languageやconstructed langageと呼ぶようになった。尤も、plannedのほうは「言語案でしかなく実際には使われない」という問題を暗示するため、敏感な人はこの言葉を嫌う。constructedのほうはそういったニュアンスがないので、こちらの方が使われる。人工言語はconstructed languageを略したconlangという名で呼ばれる傾向にある。また、人工言語の作成者はconlangerと呼ばれる。
https://w.atwiki.jp/lideldmiir/pages/15.html
「小説やゲームやマンガに臨場感を与えるために人工言語や架空言語を作りたい。でも、言語学や語学の知識がないと作れないの?」 ――そんなことはありません!専門知識がなくても言語を作ることはできます。ここではその実例を紹介します。 『Final Fantasy X 』アルベド語 これは日本語を改造したものです。「オヤジ」は「トタギ」といいます。ア行→タ行、ヤ行→タ行、ザ行→ガ行にしているだけです。 仮名を規則的に入れ替えているだけで、最も簡単な人工言語です。 単語も文法も文字も音も全部日本語ですから短い時間で作れます。 発音も完全に日本語ですし、労力は最小限で済みます。 『Tales of Eternia 』メルニクス語 メルニクス語はメルディというキャラクターの言葉で、英語を改造したものです。 アルファベットのAからZまでの26文字に、それぞれ仮名1文字を充てています。 たとえばAは「エ」、Bは「ブ」、Yは「ヤ」、Eは「ン」、Sは「ス」。 したがって、Yes(はい)と言うときはヤンスと言います。 単語は全部英語なので、26文字の仮名対応表があれば何でも表現できます。 メルニクス語は独自の文字を持つので、アルベド語より人工言語としては精巧です。 なお、英語を基にしていますが、アルファベットを仮名に変換しているため、発音は日本語です。 『ICO』ヨルダ語 ヨルダ語という名称はゲーム中に出てきませんが、他に呼び方が思いつきませんでした。 ゲームではヨルダとクイーンの2人しか使いません。ヨルダ語も日本語が基になっています。 基本的に逆さ読みです。まず、「さよなら」をローマ字に変えて"sayonara"にします。それを逆さ読みにして"aranoyas"とします。 ただ、これで終わらないのがミソです。実際のヨルダ語は逆さにした言葉を更に短くしています。 "aranoyas"の間を削って"arn oys"と言っているようです。 どのように間を削るのかが不明である点と、そもそもヨルダ語の出番が恐ろしく少ないため、ヨルダ語は謎が多いです。 このように、日本語や英語などの慣れた言語を使って、簡単にレトルト人工言語を作れます。 ヨルダ語と似てますが、日本語の仮名を逆さ読みにするだけで人工言語を作ることもできます。 たとえば「君」は「ミキ」といった風に。「来い」は「イコ」になり、何となくヨルダ語を彷彿させます。 「デーモン」は「ンモーデ」。ンで始まる単語ができるので、ちょっとエキゾチックな感じが出せます。 『フォーチュンクエスト』の呪文 主人公の一人に魔法使いの少女ルーミィがいます。彼女が唱える呪文のいくつかは日本語の逆さ読みです。 「ヨメダヤチイゴウモテシタイタイデンロコガンサマルーダ」は敵を止めるストップの呪文です。 逆さ読みをすると意味を持った日本語になります。筆者は中1のとき、暗記してました(笑 ところで、ネタ元が日本語だとすぐにバレて面白くないというのであれば、ちょっとスパイスを効かせましょう。 メルニクス語と同じやり方でドイツ語のアルファベットに仮名を当てはめれば、ドイツ語を基にした人工言語が作れます。 辞書で単語や例文を引いてアルファベットに仮名を当てはめればいいので、ネタ元はフィンランド語でもノルウェー語でもOKです。 これらの言葉を知っている人はとても少ないので、すぐにネタ元が割れないという長所があります。 さぁどうでしょう。言語学を知らなくても人工言語は手軽に作ることができます。要はアイディア次第です。 しかし、ここでこんな批判が聞こえてきそうです。 「結局はどこかの言葉を使って暗号を作っているだけじゃないか。私の小説は異世界ファンタジーなんだ。 日本語が存在しない世界なのに日本語を元にした言語があるのはご都合主義で、それでは世界観が台無しだ」 なるほど、一理ありますね。いま紹介したレトルト人工言語は単語・音・文法・文字、これら全部が借り物です。 オリジナリティに欠けるというのは否めません。ではこの中で借り物を止めるとしたらどれでしょう。 一番簡単なのは文字です。メルニクス語がそうですが、独自の文字を作りましょう。 それだけで雰囲気はかなり出ますよ。この時点で人に見られても判読されなくなりますから、いかにも異世界の言葉です。 文字だけでは不十分ですか?そうしたら単語を適当にでっちあげてみましょう。 「ありがとう」とか「さよなら」とか、そういったよく使う言葉だけオリジナルで作ってしまうのです。 ヨルダ語も「ありがとう」はどうにも逆さ読みができず、「ノノモリ」と聞こえます。これ、もしかしたらオリジナルかもしれません。 よく使う単語は小説内で何度も出てきます。しかもそれが独自の文字で書かれたら、それだけで結構雰囲気が出ます。 一方、音と文法は言語学の知識がないと厳しいです。 特に音に関しては知識だけでなく発音の訓練も必要になってきます。 音も文法もオリジナルにしたいというのであれば、流石に言語学の知識が必要になってきます。 でも、始めはそこまでしなくても良いじゃないですか。言語を創るのは想像以上に難しい作業です。幅広い知識も必要になります。 まずはいくつかレトルト言語を作ってみましょう。 それで不満足を抱くようであれば、人工言語の更なる深遠を覗いてみればいいのです。 そのときは言語学や語学の知識も多少必要になってくるでしょう。また、エスペラントという伝統的な人工言語にも出会うでしょう。 オリジナリティを求め続けると、どこまで行くのでしょうか。 まず、単語・音・文法・文字のすべてがオリジナルというところに行き着きます。 そして最終的にはその世界の風土や文化までオリジナルで作ることになります。 ただ、それはすぐにできるものではないので、まずはレトルト人工言語を作ってみましょう。 そこで何か物足りないなと思えば徐々にステップアップしていけばいいのです。 自分の創りあげる世界にどの純度のオリジナリティを持たせるかは、作者である貴方次第です。 レトルトではダメとか、そういうことではありません。作者がどのレベルで納得できるかです。 .
https://w.atwiki.jp/lideldmiir/pages/16.html
人工言語とは 英語や日本語など、自然とできた言葉のことを、自然言語といいます。 逆に、誰かが意図的に作った言語を人工言語といいます。 「日本語だって日本人が作った言語だから人工言語じゃないの?」という疑問がよくあります。 民族単位で作った言語は人工言語にカウントしません。 「水という単語は「ミズ」と読むようにしよう」というような打ち合わせを、日本人はやったわけではありませんよね。 自然と民族が作っていったものは、除外されます。 どんなものがあるの? 一番有名なのはポーランドの眼科医ザメンホフが作ったエスペラントです。 人工言語は意外と多く存在します。前世紀で既に1000以上の人工言語がありました。 筆者が作っている人工言語アルカもその1つです。 何のために作るの? それは言語によって異なります。目的は様々ですが、いくつかに分類できます。 1:普及型:世界の共通語にしたい(エスペラントなど) 2:演出型:小説に雰囲気を出すため、異世界や異星人の言葉を作りたい(トールキンの『指輪物語』など) 3:計算型:コンピュータのプログラムに使う言語を作りたい(C言語など) 4:研究型:自然言語にない特徴を持った言語を作って、その言語が実用可能か調べたい(言語学の文献では、しばしば言語Lとして登場することがあります) 5:暗号型:暗号として使いたい(秘密の日記を書くとか) このうち、一番多いのは普及型です。一番有名なのも普及型です。 また今現在、一番数が増えているのは演出型です。ゲームや小説などの雰囲気を出すために作られる頻度が、前世紀に比べて増えています。 プログラム言語も人工言語? そうです。C言語とかBASICとか。いずれも人工言語です。 人工言語学では人工言語の歴史について説明していますが、ここを読むと、実はプログラム言語は人工言語史から生まれたものだと分かります。 人間用も機械用も、元は同じだったんです。 現在、人間用の人工言語とプログラム言語は、だいぶ内容や体裁に差が開いてきました。 なお、このサイトでは主に人間用の人工言語について説明しています。 身の回りの人工言語 このサイトに来ている皆さんは、エスペラントは確実に聞いたことがあると思います。 では、ほかに人工言語はどのようなものがあるのでしょう。実は意外とゲームなどで使われています。 ただし、あくまでゲームのスパイスなので、作り込みは深くないというのが共通の特徴です。 言うなれば、レトルト人工言語です。 .
https://w.atwiki.jp/lideldmiir/pages/38.html
人工言語はその背景によって多くの類義語を持つ。一緒くたに人工言語だと括れない面がある。 artificial languageやconstructed languageやplanned languageは自然言語に対するアンチテーゼとしての背景を持つ。 universal languageやworld languageは国際語としての立場を取るという背景を持つ。 auxiliary languageは少し控えめで、普及している自然言語の補助言語として機能させるという背景を持つ。 日本語の命名も同様である。国際語や国際補助語や世界語はその目的や機能から見た命名で、人工言語や人工語はその形態や発生から見た命名である。他にも普遍言語、国際共通語、世界共通語、人工国際語など様々な命名があるが、どれも人工言語に関した名称であることには変わらない。 このように、人工言語はどの観点で見るかによって細かく命名できる。つまり観点によって人工言語は様々な分類ができるということである。 次項の「類型論」では具体的に人工言語をいくつかの観点から分類する。
https://w.atwiki.jp/lideldmiir/pages/103.html
人工言語のあゆみ もともと人工言語は、共通語として作られてきました。 中世ヨーロッパではラテン語が共通語になっていました。 しかし徐々に各国の国語が強くなってきたため、ラテン語は共通語でなくなっていきました。 共通語がないと困るので、西洋人は共通語を開発することにしました。 しかしどれも鳴かず飛ばずで、流行りませんでした。 そうこうしているうちにフランスが力を付け、フランス語が共通語になりました。こうなったらもう人工言語は要りません。 1866年に、当時の権威のパリ言語学会は、人工言語に関する論文を受け取らないと決めました。これにより、人工言語ブームは終了しました。 実はエスペラントができる前が人工言語の一番のブームだったというのは驚かれることでしょう。 それでも、共通語があれば人々は分かり合えるようになるだろうという夢は消えませんでした。 その結果エスペラントが作られました。最初の出版は1887年です。 20世紀になると航空技術と通信技術が発達し、世界は狭くなります。 また、アメリカが一番の大国になり、歴史の中心がヨーロッパでなくなります。 20世紀後半では日本を筆頭に、アジア各国が力を付けてきました。 これにより、世界の中心は「アメリカ+ヨーロッパ+アジア」になりました。 エスペラントはヨーロッパ語を元に作られているため、アジアが力を付けるにつれ、人類にとって平等な言語ではないと批判されるようになりました。 ヨーロッパが権威を失い、英語が共通語になったため、エスペラントの人気は陰りました。 フランス語が共通語になったときもそうでしたが、自然言語から共通語が出ると、とたんに人工言語は冷める傾向にあります。 詳しく歴史を知りたい方は、人工言語学の「黎明期」以降をご参照ください。
https://w.atwiki.jp/lideldmiir/pages/37.html
人工言語は言語学の対象ではない。これは言語学の常識であるとともに暗黙の了解でもある。美しい国語や正しい日本語について論じることがないのと同じで、人工言語について論じることは通常ない。 ただ、それはあくまで現代の言語学においてである。言語学にも潮流やパラダイムがあるので、別に人工言語を論じてはならないという決まりが立てられているわけではない。強いて言語学の中でこれは論じないようにしようと合意を受けたのは言語の起源である。言語の起源は1866年のパリ言語学会で関連記事を掲載しない措置を受けた。だがこのようなことは稀である。(注:周知のとおり、このとき「普遍言語」も拒絶されているが、この皮肉に対する説明は本論の通時論で展開される) 言語に優劣はないというのは現代言語学の常識であるが、この常識は通時的に見ることができる。かつて西洋が世界の中心だった時代は西洋思想がはびこっていたため、屈折語は最も優れた言語で中国語のような言語は文法を持たないとか、日本語には文法が存在しないとか、日本語は非論理的な言語だといった主張がまことしやかに囁かれていた。現在の言語学に言語の優劣を問うと示し合わせたかのように声を合わせて否定するのは、かつての言語差別への大きな反動が関与している。このように、言語学は潮流があり、パラダイムもある。言語学は確固とした不動の存在ではなく、そのことは言語学者自身が痛感している。したがって人工言語が言語学の対象にならないという常識も確固不動のものではない。 そもそも人工言語と自然言語の違いは人為性であり、殆どの人工言語は自然言語と同じく言語学の分析対象となる音韻・文法・文字などを持つ。自然言語を分析する手法はそのまま人工言語に応用することができる。しかし完全に同じ手法ではない。人工言語と自然言語は同一物ではないので、分析には異なったアプローチが必要である。 本論は人工言語学を提唱する。今までの言語学を自然言語学と位置づける。両者を合わせたものが言語学になる。ただし、自然言語学は無標なので普段はこちらを言語学と呼ぶ。人工言語学は自然言語学と平行関係にあり、言語学の下位概念である。したがって術語や研究アプローチは共通する部分が多い。ゆえに本論では逐一言語学の概説書のような術語の説明はしない。その代わり、人工言語学にあって自然言語学にない概念を打ち立てたり説明したりする。 人工言語学にも音韻論や統語論や類型論がある。基本的に自然言語学と同じだが、分野によってはかなり異なる場合がある。たとえば人工言語は自然言語と違って「なぜ作られたか」という理由がある。それは意図された言語の目的や機能であり、自然言語にはない概念である。したがって人工言語学で類型論を述べる場合は屈折語や膠着語といった文法的な類型だけでなく、人工言語の機能分類や目的分類などに基づいた類型を述べる必要性がある。このように、人工言語学は自然言語学と趣を異にするので、本論は自然言語学との差異について重点的に述べる。 尚、本論は日常言語学に対比される人工言語学を意味しないので注意すること。ヴィトゲンシュタインに代表される人工言語学派は本論とは関係がない。尚、人工言語学派の考えを本論の人工言語学に当てはめると、概ね研究型人工言語に相当する。 いずれにせよ人工言語が言語学の対象にならないのであれば、誰かが対象にしてくれるのを待つしかないが、筆者はそこまで気長ではない。