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ここでは番外編で議長スレ各期の主役と、その考察を乗せます。 ※議長スレでは全員が主人公ですが、ここではその歴代を振り返り特に輝いていた人間を暫定的に「主役」と称します。その時期のMVP的な扱いだと思っていただけるとわかりやすいかと。 第1期~第5期までは【各期主役(一期~五期)】へ 第6期以降は【各期主役(六期~)】へ 【歴代主役】 【主役への道~夢を旗印に~】 【歴代主役】 第一期:ギルバート・デュランダル(議長) 第二期:シン・アスカ 第三期:獅子王凱 第四期:衛宮士郎 第五期:ラクス・クライン 第六期:ゼクス・マーキス 第七期:アングマールの魔王(魔王様) 【主役への道~夢を旗印に~】 主役の分析 議長スレにおいて、あるキャラクターがいかなる経緯で主役になっていくのかを、ここでは検証してみたいと思う。 まずは全シリーズを通して共通点を考えてみよう。 「臨機応変にスレに対応できている」のは前提能力だろう。つまり、スレ状況に「うまく乗る」ことが出来ているのだ。 しかし、それだけでは足りない。「スレの流れに乗りながら自分の流れに引き込む」ことが大切なのだろう。 そのためには個人でいくら動いたところで流れは生まれない。 自分が出れる場所で確実に出て結果を出し、出ない場所ではまるっきり出ない。これが重要である。 設定を詰め込んで提示してもうまくはいかず、大抵スレの状況に応じて追加設定が組み込まれ、盛り上がりを見せることが多い。 スレの状況に対して盛り上がる展開を提示し、かつそれを自身で実行できるような行動をすべきであろう。 そうすることで他の人間との絡みも生まれ、大きな流れとなっていくのだ。 前半期に関してはスレの流れもまったりであり、行動力があるシンやまとめ役である議長にその流れが集まっていった。 第三期以降は人員の増加と共に上記の能力が高く求められるようになった。 第二に、彼らは組織の中でかなり高い地位にある人間が多いという点である。 議長、凱、ラクス、魔王様は組織の長であり、士郎もオーブの三大神に次ぐ地位にある。ゼクスも木帝時代は五虎将の一角を占めていた。これはどういうことか。 恐らくは必然的に注目が集まるということだろう。 彼らの一挙動は各組織に注目されるし、流れも生まれやすい。活躍すれば注目されるのは当然の流れだろう。 シンは例外だが、当時のシンは各組織のトップとタメ張れるほどの活躍と行動があったということだ。そして彼も、のちに「シンと愉快な仲間達」という一勢力を率いることになる。 恐らくこうした条件がうまく重なり、スレの流れがうまくいき俗に言う「いい展開」を作り出せる中心となった時に、はじめて主役級となるのだろう。 また、彼らには大抵ライバルフラグや決戦経験があることにも注目したい。 議長には負債や陛下などがいた。シンであれば当時は先行者や(薔薇乙女関連で)シロッコであり、凱であればDGガンダムやダイセイバー(士郎)との決戦。士郎は炒飯城に攻めてくる敵大将との決戦は幾度となく繰り広げたし、第六天魔王や間桐桜との戦いもある。凱との戦いもそうだろう。ゼクスにはキラやログナー、シロッコとの戦いがある。ラクスと魔王様に関しては大将戦も多いほか、ラクスはキラとの、魔王様はエクスカイザーやシャドームーンとの戦いも注目度が高い。 また、原作補正というものも多分にしてあるだろうと思われる。原作の活躍、名セリフなどがあると強いのだろう。 しかしながら議長スレにおいてそれは付随効果であり、必ずしも原作補正があるとも限らないし、逆にプラスになるどころかマイナスになる可能性も秘めている。さらに言えば、キャラ破壊が進んだ(原作と性格が全然違う)方が人気が出たりとこのあたりに関してはケースバイケースだろう。 主役になるためには 主役格となるためにどうすればいいのか、というのは各員の夢であろう。 簡単に言えば上記の条件を満たせばいいのだがそれが簡単ではないのだろう。 活躍自体はスレに参加している各人を注目すればかなり多くの場面で活躍している事をよく見る。 戦闘結果に関しては今の主役の人々より勝率が高い人間もいるだろう。 では何が足りないのか?恐らくはスレでの「巻き込み方」であろう。スレ全体がその人間を注目するかどうか、にかかっている。 そのためにどうすればいいのか、というのが上記条件を満たすことなのだろう。 「1、他者と盛り上がるための臨機応変な対応」「2、出るべき場所で出て結果を出す」そして「3、組織内で一目置かれる存在となること」 が重要だと考えられる。 特に、この三番目。組織内で一目置かれる存在になるというのは存外に重要な要素である。 主役格と呼ばれる人たちは総じてスレで高い地位にいることで影響力が強くなっている。 もし、主役級になるためにはやはり一つの組織での貢献度が問題になってくるのだろう。士郎など一番顕著だ。 彼は店員から城主まで上り詰め、そこからオーブ軍内で指揮代行を執ることで彼の注目度を上げていった。 その意味では組織のトップやそれに順ずる地位になればいいのか、ということだが単純にそういうことでもないようである。 スレの流れ上熱い展開になりえるような組織性も必要なのだろう。 その上で前半二つの条件を満たすことを幾度となく行うことによって主役としての認知がされていくのだと思われる。 ライバルフラグというのは後から必然的についてくるもので、無理に追いかける必要はないと考えられる。 また、「影の主役」と呼ばれ愛されるものもいた 彼らは決してスレ内では表に立って(劇場に例えるならば)見得をきろうとはしない。だが、時にその存在間は主役を圧倒したり、主役が立っていない時期をもたせたりするほどである。 議長スレは2007年10月8日に3周年、10月24日に400スレを迎えた。最近の傾向を挙げて締めようと思う。 実際、最近のスレにおいてはそういう人物を見つけることには事欠かない。まだスレの方向性が曖昧だったころは際立ったキャラクターが目立っていた。しかし、最近ではすべてのキャラクターがカオスの名の下に自分の立場を判断し、立ち回る傾向が強いのがその原因だろうと考えられる。
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主役 ◆SP/JeyPn5I 「いやいや……この度はとんだ災難でしたねぇ……」 やや不快に感じる湿り気が充満したレストルームで、男はただ一人鏡に向けてそう言葉を発した。 もちろんそれは誰かに聞かせるためという訳ではない。 間抜けにも殺し合いなどというものに巻き込まれてしまった不運な自分に対する皮肉だ。 鏡に映るのは、栗色の髪の毛を丁寧になでつけ黒縁の丸眼鏡をかけた恵比須顔の男。 着込んだ上物のスーツとネクタイはピシっとしており、一見すればどこかのエリート銀行員という感じだった。 一見すれば……ということは、つまり彼の正体は銀行員ではない。 仕事の内容的には似てなくもないが、正しくは彼はニューヨークに縄張りを持つギャングの一員だった。 しかし、マフィアではない。マフィアではなくその組織は”カモッラ”という。 一般人からしてみればどちらでもよさそうなものだが、これを間違うと彼は不機嫌になるので気をつけねばならないだろう。 そして、そのカモッラの一つである組織の名前は――マルティージョ・ファミリー。 鏡の前の男はそこで久しく”出納係(コンタユオーロ)”を勤めている者だ。 ファミリーに出入りする金の流れを管理、監視すると……やはり、銀行員と仕事は似ているかもしれなかった。 「……ったく、なんでこんな目に会うんだ?」 一つ嘆息すると、男は伊達でしかない眼鏡を外し懐へと仕舞った。 ネクタイを引き抜き丸めてポケットにつっこむと、シャツの襟を開き、手ぐしを通して整えられていた髪を下ろす。 そして鏡の前の男の印象が一変する。銀行員のような男から――…… 実際の年齢よりも若く、少年という形容が相応しい童顔。 ほどほどにアグレッシブそうで、かつ癖のない風貌。 ギラつくというほどではなく、適度に意思が強そうで前向きな表情。 ……――主人公……っぽい男へと。 ◆ ◆ ◆ 「あそこにいたラッドって……”あの”ラッド・ルッソだよなぁ……」 近くに放置されていた鞄の中身を検めながら、少年――フィーロ・プロシェンツォは浮かんだ考えを言葉としてこぼす。 「――義手もしてないってことは……あの”刑務所”……少なくともあの前。いや、”列車”より以前なのか。 なんでか……なんて今は考えてもしょうがないんだろうけど厄介な話だな。 あいつは俺のこと知らないだろうし……――と!」 鞄の中から出てきた一枚の紙の中に、自分とラッド・ルッソ、そして他にも知った名前を見つけてフィーロは目を丸くした。 「クレアもいるのか、頼もしいんだか恐ろしいんだか……そもそも”いつ”のクレアかってのが分からないが……。 それに、エルマーとクリストファー……、グラハムってのはラッドの弟分だっけか?」 フィーロは壁にもたれかかり盛大に大きな溜息を吐き出す。 「よりにもよって、どうしてこんなに厄介な連中ばっか集められてんだよ……」 ――いや、殺し合いなのだから当たり前なのか? そう、やれやれと首を振りながら名簿を仕舞うとフィーロは鞄から帽子を一つ取り出した。 先の丸い漆黒の山高帽で、ワンポイントなのか派手な鳥の羽根がついている。 だがそれよりもこの帽子の奇異な点と言うと…… 「これで戦えって? 俺は大道芸人か何かかよ!?」 帽子のつばの部分を捻るとそこから刃が飛び出してくるというところだった。 仕込まれた何枚かの刃は湾曲しており、最後まで捻ると船の尾についているプロペラの形となる。 フィーロの脳内にはある事情によって膨大な武道や兵器の情報が詰まっていたが、これは初めて見るものだった。 まぁ、ないよりかはましかと……そうフィーロがその帽子を被った時、階下から二発の銃声が耳に届く。 ◆ ◆ ◆ レストルームより飛び出し、廊下に出たところでそこが病院の中だと知るとフィーロは慎重に静かな廊下を走った。 手近な階段まで一息でたどり着くと下を覗き込み、また慎重に音を立てないようにそこを降りてゆく。 「(別に誰かにどうこうされるような人間は知り合いにはいないし、赤の他人にも興味はないが……)」 かと言って己の敵となりうる人間を放置するわけにもいかないとフィーロは銃声のした場所へと近づいてゆく。 四階ほど下り一階につくと、リノリウムの床で靴底が音を立てないようより慎重にゆっくりと廊下を進みその場所を探る。 「(……もう終わった後って感じか)」 特徴的な生臭さを鼻でとらえるとフィーロは進む足を速め、そしてその現場へと辿りついた。 床に倒れている金髪の少年は、年若くしてギャングスターとなったという点がフィーロと通じていたのだが、 それを知る由もない故にフィーロはそれをただの死体として検める。 「(さっきの銃声でってのは間違いないか……にしても随分と至近距離だったんだな)」 仰向けに倒れた少年の頭に銃創は二箇所あり、その内の一つである右目の銃創はその周囲に火傷が見られた。 これは銃口から噴出したガスや火薬が原因で起こるもので、つまり彼は文字通り目の前に銃を突きつけられて死んだということになる。 「騙まし討ち……か?」 とりあえず”犯人”の気配が近くにないことを確認するとフィーロは懐から一つの虫眼鏡を取り出した。 普通のよりもややレンズが大き目で持ち手にダイヤルのついたそれを少年の死体へと向けると、探偵の様に覗き込む。 ほどなくして、そこに床に倒れた少年の”生前の姿”が映し出された。 「冗談かと思ったら本物か……、進んだ科学は魔術と見分けがつかないっていうけど本当だな」 ”タイム虫めがね”――それがその道具の名前だった。 付属の説明書によると”覗いた場所の過去が映し出される”というもので、それは今真実だと確認された。 未来が見えるというほど都合はよくないが、しかしこういう誰かを殺した誰かを知るには都合がいい。 だが、しかし――…… 「…………? …………”いきなり撃たれて、いきなり死んだぞ”?」 撃たれた少年は死ぬ間際に金色の人形の様なものを隣に出していた。 それは驚くべきことだったが、それよりも驚いたのは銃を撃った者……いや、銃すら見えなかったことである。 虫眼鏡を左右に振りそこらの”過去”を見渡してみるが、しかしそこにそれらしい姿は映らない。 更に過去へと遡ってみるが、しかしやはり少年一人だけだ。 なにやら呟いているようだったが、しょせん虫眼鏡なので音までは伝わることもなく彼が何を口にしたのかはわからない。 ――犯人の手がかりは、虫眼鏡の中には一切映らなかった。 ◆ ◆ ◆ 「見えない殺人者がいる――ってことか」 厄介だな、とこぼすとフィーロは虫眼鏡を懐に戻し、とりあえずは裏口へと向けて進み始めた。 何らかの道具を使ったのか、それとも殺人者本来の能力なのか、またはトリック殺人なのか……? それが何なのかは不明だが、近くにいるということならば移動すれば離れられるだろうとフィーロは歩く。 「”INVISIBLE MURDER” ……まるでホラー映画だな。けど、”21世紀”じゃあ時代遅れだぜ」 過去でもなく未来でもない現代――”2002年から呼び出されたフィーロ・プロシェンツォ”は扉を潜り夜の中へと出る。 狂騒の夜に主人公の物語が始まる。 ――”大騒ぎ(バッカーノ!)”が今から始まる。 【E-5/病院・裏口の外/深夜】 【フィーロ・プロシェンツォ@BACCANO!】 [状態]:健康、不死者 [装備]:スピードワゴンの帽子@ジョジョの奇妙な冒険 [道具]:支給品一式、タイム虫めがね@ドラえもん [思考・状況] 1:とりあえず”見えない殺人者?”から離れる。 2:殺し合いを積極的にするつもりはないが、降りかかる火の粉は容赦なく払いのける。 ※タイム虫めがねは過去しか見れません。また、音声は聞こえません。 時系列順で読む Back 一方通行 Next 思い出の中で 投下順で読む Back 一方通行 Next 思い出の中で GAME START フィーロ・プロシェンツォ 死-Death-
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主役 ◆SP/JeyPn5I 「いやいや……この度はとんだ災難でしたねぇ……」 やや不快に感じる湿り気が充満したレストルームで、男はただ一人鏡に向けてそう言葉を発した。 もちろんそれは誰かに聞かせるためという訳ではない。 間抜けにも殺し合いなどというものに巻き込まれてしまった不運な自分に対する皮肉だ。 鏡に映るのは、栗色の髪の毛を丁寧になでつけ黒縁の丸眼鏡をかけた恵比須顔の男。 着込んだ上物のスーツとネクタイはピシっとしており、一見すればどこかのエリート銀行員という感じだった。 一見すれば……ということは、つまり彼の正体は銀行員ではない。 仕事の内容的には似てなくもないが、正しくは彼はニューヨークに縄張りを持つギャングの一員だった。 しかし、マフィアではない。マフィアではなくその組織は”カモッラ”という。 一般人からしてみればどちらでもよさそうなものだが、これを間違うと彼は不機嫌になるので気をつけねばならないだろう。 そして、そのカモッラの一つである組織の名前は――マルティージョ・ファミリー。 鏡の前の男はそこで久しく”出納係(コンタユオーロ)”を勤めている者だ。 ファミリーに出入りする金の流れを管理、監視すると……やはり、銀行員と仕事は似ているかもしれなかった。 「……ったく、なんでこんな目に会うんだ?」 一つ嘆息すると、男は伊達でしかない眼鏡を外し懐へと仕舞った。 ネクタイを引き抜き丸めてポケットにつっこむと、シャツの襟を開き、手ぐしを通して整えられていた髪を下ろす。 そして鏡の前の男の印象が一変する。銀行員のような男から――…… 実際の年齢よりも若く、少年という形容が相応しい童顔。 ほどほどにアグレッシブそうで、かつ癖のない風貌。 ギラつくというほどではなく、適度に意思が強そうで前向きな表情。 ……――主人公……っぽい男へと。 ◆ ◆ ◆ 「あそこにいたラッドって……”あの”ラッド・ルッソだよなぁ……」 近くに放置されていた鞄の中身を検めながら、少年――フィーロ・プロシェンツォは浮かんだ考えを言葉としてこぼす。 「――義手もしてないってことは……あの”刑務所”……少なくともあの前。いや、”列車”より以前なのか。 なんでか……なんて今は考えてもしょうがないんだろうけど厄介な話だな。 あいつは俺のこと知らないだろうし……――と!」 鞄の中から出てきた一枚の紙の中に、自分とラッド・ルッソ、そして他にも知った名前を見つけてフィーロは目を丸くした。 「クレアもいるのか、頼もしいんだか恐ろしいんだか……そもそも”いつ”のクレアかってのが分からないが……。 それに、エルマーとクリストファー……、グラハムってのはラッドの弟分だっけか?」 フィーロは壁にもたれかかり盛大に大きな溜息を吐き出す。 「よりにもよって、どうしてこんなに厄介な連中ばっか集められてんだよ……」 ――いや、殺し合いなのだから当たり前なのか? そう、やれやれと首を振りながら名簿を仕舞うとフィーロは鞄から帽子を一つ取り出した。 先の丸い漆黒の山高帽で、ワンポイントなのか派手な鳥の羽根がついている。 だがそれよりもこの帽子の奇異な点と言うと…… 「これで戦えって? 俺は大道芸人か何かかよ!?」 帽子のつばの部分を捻るとそこから刃が飛び出してくるというところだった。 仕込まれた何枚かの刃は湾曲しており、最後まで捻ると船の尾についているプロペラの形となる。 フィーロの脳内にはある事情によって膨大な武道や兵器の情報が詰まっていたが、これは初めて見るものだった。 まぁ、ないよりかはましかと……そうフィーロがその帽子を被った時、階下から二発の銃声が耳に届く。 ◆ ◆ ◆ レストルームより飛び出し、廊下に出たところでそこが病院の中だと知るとフィーロは慎重に静かな廊下を走った。 手近な階段まで一息でたどり着くと下を覗き込み、また慎重に音を立てないようにそこを降りてゆく。 「(別に誰かにどうこうされるような人間は知り合いにはいないし、赤の他人にも興味はないが……)」 かと言って己の敵となりうる人間を放置するわけにもいかないとフィーロは銃声のした場所へと近づいてゆく。 四階ほど下り一階につくと、リノリウムの床で靴底が音を立てないようより慎重にゆっくりと廊下を進みその場所を探る。 「(……もう終わった後って感じか)」 特徴的な生臭さを鼻でとらえるとフィーロは進む足を速め、そしてその現場へと辿りついた。 床に倒れている金髪の少年は、年若くしてギャングスターとなったという点がフィーロと通じていたのだが、 それを知る由もない故にフィーロはそれをただの死体として検める。 「(さっきの銃声でってのは間違いないか……にしても随分と至近距離だったんだな)」 仰向けに倒れた少年の頭に銃創は二箇所あり、その内の一つである右目の銃創はその周囲に火傷が見られた。 これは銃口から噴出したガスや火薬が原因で起こるもので、つまり彼は文字通り目の前に銃を突きつけられて死んだということになる。 「騙まし討ち……か?」 とりあえず”犯人”の気配が近くにないことを確認するとフィーロは懐から一つの虫眼鏡を取り出した。 普通のよりもややレンズが大き目で持ち手にダイヤルのついたそれを少年の死体へと向けると、探偵の様に覗き込む。 ほどなくして、そこに床に倒れた少年の”生前の姿”が映し出された。 「冗談かと思ったら本物か……、進んだ科学は魔術と見分けがつかないっていうけど本当だな」 ”タイム虫めがね”――それがその道具の名前だった。 付属の説明書によると”覗いた場所の過去が映し出される”というもので、それは今真実だと確認された。 未来が見えるというほど都合はよくないが、しかしこういう誰かを殺した誰かを知るには都合がいい。 だが、しかし――…… 「…………? …………”いきなり撃たれて、いきなり死んだぞ”?」 撃たれた少年は死ぬ間際に金色の人形の様なものを隣に出していた。 それは驚くべきことだったが、それよりも驚いたのは銃を撃った者……いや、銃すら見えなかったことである。 虫眼鏡を左右に振りそこらの”過去”を見渡してみるが、しかしそこにそれらしい姿は映らない。 更に過去へと遡ってみるが、しかしやはり少年一人だけだ。 なにやら呟いているようだったが、しょせん虫眼鏡なので音までは伝わることもなく彼が何を口にしたのかはわからない。 ――犯人の手がかりは、虫眼鏡の中には一切映らなかった。 ◆ ◆ ◆ 「見えない殺人者がいる――ってことか」 厄介だな、とこぼすとフィーロは虫眼鏡を懐に戻し、とりあえずは裏口へと向けて進み始めた。 何らかの道具を使ったのか、それとも殺人者本来の能力なのか、またはトリック殺人なのか……? それが何なのかは不明だが、近くにいるということならば移動すれば離れられるだろうとフィーロは歩く。 「”INVISIBLE MURDER” ……まるでホラー映画だな。けど、”21世紀”じゃあ時代遅れだぜ」 過去でもなく未来でもない現代――”2002年から呼び出されたフィーロ・プロシェンツォ”は扉を潜り夜の中へと出る。 狂騒の夜に主人公の物語が始まる。 ――”大騒ぎ(バッカーノ!)”が今から始まる。 【E-5/病院・裏口の外/深夜】 【フィーロ・プロシェンツォ@BACCANO!】 [状態]:健康、不死者 [装備]:スピードワゴンの帽子@ジョジョの奇妙な冒険 [道具]:支給品一式、タイム虫めがね@ドラえもん [思考・状況] 1:とりあえず”見えない殺人者?”から離れる。 2:殺し合いを積極的にするつもりはないが、降りかかる火の粉は容赦なく払いのける。 ※タイム虫めがねは過去しか見れません。また、音声は聞こえません。 時系列順で読む Back 一方通行 Next 思い出の中で 投下順で読む Back 一方通行 Next 思い出の中で GAME START フィーロ・プロシェンツォ 死-Death-
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主役のお出まし No.1486 星 最大HP 最大ATK 最大DEF コスト アニメ 3 120 39 152 5 PS 怒属性から受けるダメージを10%減少、ボスエネミー以外を優先して攻撃する(10%) +限界突破時のステータス 凸数 最大HP 最大ATK 最大DEF PS 0凸 1凸 2凸 3凸 4凸 5凸 星 最大HP 最大ATK 最大DEF PS 3 主役のお出まし 120 39 152 怒属性から受けるダメージを10%減少、ボスエネミー以外を優先して攻撃する(10%) [[]] 相性のいいカード シンフォギアカード 星 属性 カード名 最大HP 最大ATK 最大DEF 最大SPD 最大CTR 最大CTD スキル [[]] [[]] メモリアカード 星 カード名 最大HP 最大ATK 最大DEF スキル [[]] [[]] メモリアカード
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229 名前: NPCさん 2006/09/20(水) 02 41 59 ID ??? 昔、PC1ではなくPC3を主役に見立てたシナリオでセッションしたら 「何で俺がPC3なんかが主役なんだよっ! おかしいだろこのシナリオ」 ってマジギレされたことがある。 しかも5,6回。 284 名前: NPCさん 2006/09/20(水) 03 15 45 ID ??? 先輩(PC3)「じゃあ俺、お前の剣の師匠やるから敬えよ」 俺「え、あの、俺魔法使いキャラやろうと思ったんスけど」 先輩「はあ? PC1が戦士系やらなくてどうすんだよ。ウォーリアやれウォーリア」 俺「いや、でも今回やりたいロールプレイが」 先輩「そんなの知るか。お前PC1なんだろ? 主人公なんだからもっと俺達に合わせろよな」 っていうことならあった。 スレ113
https://w.atwiki.jp/gundamfamily/pages/4028.html
193 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/04/24(土) 14 12 21 ID ??? シン「……これ、やるよ」 劉備「これは牛乳?」 シン「店のだけどさ、奢るよ」 劉備「は、はぁ?」 シン「元気だせよ」 劉備「え?う、うん」 シン「あんまり気にすんなよ」 劉備「え?」 シン「時間とか関係ないから」 劉備「時間?」 シン「俺は知ってるからさ」 劉備(何を!?) シン(例え一度も登場しなくたってお前が主役だからな!)
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【TOP】【←prev】【GAME BOY】【next→】 主役戦隊 アイレムファイター タイトル 主役戦隊 アイレムファイター 機種 ゲームボーイ 型番 DMG-IFJ ジャンル カードバトル 発売元 アイレム 発売日 1993-7-30 価格 3800円(税込) 駿河屋で購入 ゲームボーイ
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車田作品において「リングにかけろ」に端を発する五人の主役の系譜は形を変えながらも、ほぼ以下の通りに分類される。 センターポジションには漫画タイトルの熱血漢(1)が配されることが多い。 次いでライバルの一匹狼タイプ(2)、カワイイ子タイプ(3)、クールガイタイプ(4)、中華タイプ(5)などで構成される。■五人の主役 作品名 1 2 3 4 5 リングにかけろ 高嶺 竜二 剣崎 順 河井 武士 香取 石松 志那虎 一城 風魔の小次郎 小次郎 竜魔(飛鳥 武蔵) 霧風(伊達 総司) 小龍(死牙馬) 劉邦(竜魔) 聖闘士星矢 星矢 一輝 瞬 氷河 紫龍 SILENT KNIGHT翔 翔 — 紫鈴 涼 皇虎 B T-X 高宮 鉄兵 鳳 華蓮 北斗 ロン リングにかけろ2 剣崎 麟童 影道 嵐 河井 響 大村 竜童 志那虎 伊織 ※「リングにかけろ」においては、五人モデル初期のためか(1)と(4)に例外が見られる。※「SILENT KNIGHT翔」は(2)のポジションが空席だが、連載がNEVER ENDしなければいずれ登場したものと思われる。 聖闘士星矢 1 (ジャンプコミックスDIGITAL) 風魔の小次郎 1 (集英社文庫―コミック版) リングにかけろ1 1 (ジャンプコミックスDIGITAL) リングにかけろ2 1 (ジャンプ・コミックスデラックス)
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すべては、サトシからはじまった。 紀元前からラジオをしていたといわれ、2007年の4月あたりにvipで最も栄えた伝説の人物。 宇宙のはじまりであるビックバンをラジオで実況していたとの噂もある。 既に帰らぬ人となってしまったが、現在ラジオをしている者のほとんどはサトシに憧れたヤツラである。 サトシ 「正式に言うと、俺の名前はry もうサトシでいいよ。もう。」 『俺もPIGになったものだな…』←『素でBIGと打ち間違えた』本人談 固定配信URL http //203.131.199.131 8010/satosi.m3u マイクの所持:あり 自己紹介 垂れ流しマスターを目指し、パロパロタウンを旅立った少年。皆から愛され、隙あらばケツを狙われるほどの人気者。 G大っ嫌い。何の前振りもなく突然垂れ流しスレを立てては、類稀なるDJセンスで曲を流しまくっている。ただスレの名前が特殊なので、見つけられるようになるには慣れが必要。 某電器企業と提携しているように見えるが、実は何の関係もない。 谷口とクリリンとポケモンが大好き。そこに痺れる! 憧れるぅ!! 3試合5谷口は当たり前、3試合8谷口も 待望の10スレを突破しているが、未だに自分で1000げとは出来ていない。いつか出来る日が来ることを祈るばかりである。 夜明け頃になるとリスナーが眠くなるような音源を多く流し、ラリホーの効果を狙ってくる。だがそこで寝たら負け。死なない程度に頑張ろう。 たまに曲で遊んだりしますが生暖かく見守ってくれれば幸いです ●1000 司会(山口県) sage お前ら大好き DATE:2007/04/07(土) 08 56 09.93 ID g7UQXRGj0 ゲットできました^^ 一言 ファミマのコーラグミうめぇwwwwwwwwwww 総アクセス数 - 本日のアクセス数 - 前日のアクセス数 -
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今日 - 合計 - 主役戦隊アイレムファイターの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 16時30分20秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して