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「ね~ぇ、かがみん(はむはむ)。面白いゲームがあるんだけどぉ(もみもみ)」 「誘うのは分かるが、そういう時はせめて耳元で囁くというレベルに留めてくれないか?」 「ど~してぇ(はむはむ もみもみ)」 「ここは学校、ここは教室。休み時間とはいえ、人をゲームに誘うに際して、耳を甘噛みしたり、胸をまさぐるというのいかがなものかと思うんだが」 「だっておいしそうなんだもん。現においしいし」 「私はいつから食品になったか教えてくれ」 「いいじゃないか、減るもんじゃないし」 「あんたにやられるとなんか減りそうなんだよ」 「ん~、つまり減るのが嫌だという事は、私に吸収されるのが嫌。つまりぺったんこのままの私が好き。そう解釈していいのカナ、カナ?」 「ちょ、顔近いから。息をかけるな、気色悪い事言うな、揉むな、噛むな」 「ぺろ~ん」 「舐めるのもダメ!」 「何もかも禁止されちゃうと、最後の手段を取らざるを得なくなるんだけどなぁ」 「わーたわーた。どつき合う……いやいや、付き合ってやるから」 「交際してくれる?」 「そうは言ってねー! 一緒にゲームしてやるから、服の中に手を突っ込みながら中を覗くのはやめてくれ」 「今日は黄色……」 「黄色ですね!」 「うおっ、みゆき!?」 「呼ばれて飛び出てじゃんじゃかじゃん、です」 「呼んでないし、曲が違うというのはこの際構わないが、それより教えてくれ。何で私の脚の間から顔を出してるの?」 「いけませんか?」 「眼鏡っ子を眼鏡ごと産んだ様な錯覚を味わうには、私はまだ若すぎるんだけど」 「私似のお子さんが欲しいということですね。わかります」 「私は分からない」 「おぎゃーと言った方がよかったですか?」 「言わなくて正解」 「正解ということは、愛の試練を乗り越えたと解釈してよろしいのですね? じゃあ結婚しましょう。印鑑はお持ちですか?」 「乗り越えてねーし、結婚しねーし、持ってねーよ。どういう論法だ」 「じゃあ今から作りに行きましょうか。印鑑とか子供とか。その後は役所までひとっ飛びです」 「ひとっ飛びって、何に乗っていく気だ?」 「私に、じゃダメでしょうか? 私としましては、出来ればかがみさんに乗りたいんですが」 「それ何の話?」 「結婚生活・夜の部における上下関係の話です」 「そんな話、始めた覚えないんだけど。それより最初の質問に答えてくれない?」 「何故私がかくも深くかがみさんを愛してやまないか、ですね?」 「何故私の脚の間から顔を出してこんな不埒な会話をしてるか、だよ」 「かがみさんの今日の下着を確認するためです。ちなみに黄色でした」 「何で?」 「こうしないと中が見えないからです。ちなみに黄色でした」 「何で?」 「透視能力はないもので。ちなみに黄色でした」 「何で?」 「スカートを脱がした方がよろしかったでしょうか? ちなみに黄色でした」 「そうじゃなくて、何で私の下着を確認する必要があるんだ?」 「知識欲と性欲を満たすためですが」 「知識欲は勉学に、性欲はせめて男に向けるようにして欲しい」 「じゃあ男になってください」 「なんですと!?」 「病院は紹介いたします。費用も負担いたします、一生。ついでに執刀も私が」 「医師免許持ってないだろ。ていうか一生ってどういう意味だ。それに、性別を変える気はない!」 「じゃあ私に男になれと言うんですね?」 「いや、それだといよいよ洒落にならないから、女のままでいい」 「わかりました。女としての全存在を賭け、かがみさんを愛します。さあ、指輪の交換を」 「何で準備してんだよ」 「用意が良いと褒められました」 「褒めてない!」 「けなされました……」 「けなしてもいない」 「これも愛なのですね。わかります」 「みゆきのMは別の意味のMだったのか」 「かがみさんの私という人間への理解が深まり、今この上ない喜びを感じています」 「ああいえばこう言うし……」 「ああいえば交友……こういう交友もあるのだよ、かがみん」 「だから揉むな、噛むな、まとわりついて腰を振るな!」 「お姉ちゃんたち、話はまとまった?」 「まとまってないわよ。絶好調決裂中。ていうか、そもそも交渉を始めた覚えさえないわ」 「要するに、こなちゃんのいうゲームの勝者が、お姉ちゃんを手に入れることが出来るんでしょ」 「どう要約すればそうなるんだ??」 「既定路線ですね」 「ガチだよ、ガチ」 「みゆき、そろそろどいて欲しいんだけど。いや、だからって私の脚を肩に乗せたまま立ち上がらないでほしい」 「おお、絶景」 「いい眺めです」 「黄色だぁ……昨日から知ってたけど」 「見るなぁ~!」 ……喋るわよ? 散々喋ってきたような気もするけど……。 どうもこんばんは、またはこんにちは。 皆様おなじみ、ゲームの景品に成り下がってしまった柊かがみです。 えーとまあ、見て来たとおりね。 私が柊かがみであるという事以上の何かを示せというなら、同級生や双子の妹にセクハラ……もとい深く愛されながら、楽しい学園生活を送っているといったところかしら。 どうしてこのような事になってしまったかといえば、聞くも涙、語るも涙。人によっては笑い話とも取れるだろうけど、張本人の私の口からはとても言えるようなことじゃないわ。 だいたいお察しの通りかとは思うけど、ツンデレと需要がどーたらこうたらって話になるらしいのね、これが。 ……どーしても気になるなら、加害側張本人にでも聞きなさいよ。別に聞いて欲しいわけでも、誰かに救いの手を差し伸べて欲しいわけでもないんだからね。 な、泣いてなんかないわよ! ……泣きたくはなるけど。 あ……ごめん。「聞くも涙、語るも涙」って言ったの私だわ。 まあとにかく、放課と同時に実行した逃亡計画も失敗に帰し、あの三人の襲撃を受けた私は、日下部と峰岸の奪回作戦も空しく拉致されて、こなたの家へと連行されたという次第……。 タイトル画面には、どこかで聞いたことのあるよな、ショスタコーヴィチの交響曲第七番第一楽章が威勢よくチーチーンブイブイと鳴っているけど……。 「『The Day of CancerⅢ bis』……『蟹座の日Ⅲ改』?」 「そういう意味なんだ」 「さすがお姉ちゃん」 そう言って抱きつこうとするこなたとつかさを、私は間一髪で回避すると、二人は抱き合うように衝突した。ニューヨーク沖でも似たような光景があったわね。 「おっと人違い」 「ごめんね、こなちゃん」 おいおいお二人さん。今抱き合ってただろ。フラグはどうした? 立ったんじゃないのか? 何であっさり離れる? 「知り合いの学校のコンピューター研究会が開発した、オリジナルなんだけど」 「蟹座というとかがみさんの星座ですね」 「そうだけど、何で抱き寄せる必要があるのかしら? それにつかさもそうなんだけど」 「まあ、そうでしたか」 「今あんたの頭の中で、それがどうでもいいこととして処理される音が聞こえたような気がするんだけど」 「さすがかがみさん。私の事は何でもお見通しですね。愛を感じます」 「つかさへの愛も感じさせて欲しい」 「ところで、蟹座と蠍座は同じ水象宮に属して、相性が大変良いそうですよ」 「つかさとの相性がばっちりってことね。よかったじゃない」 「それに、B型の女性には、O型のパートナーが望ましいとよく言われます」 「つかさとの相性がばっちりってことね。よかったじゃない」 「ではひとっ飛びという事で」 「どこへだ!? それに私は第二デークだから、獅子座が少し混じってるの。獅子座と蠍座って相性悪いんでしょ。よかったわ」 「人間、多少欠点があった方が可愛いものです」 「完璧超人のあんたが言うと、説得力抜群ね」 「かがみさんに褒められました」 「力一杯けなしたんだけど……」 「それより、かがみさんはショスターコーヴィチは何番がお好きなんですか?」 「全部聞いたわけじゃないけど、短めの6番とか12番とか」 「奇遇ですね。私もなんです」 「いや、あんた今決めただろ?」 「そんなことありません。一万年と二千年前から―」 「一万年と二千年前に、ショスタコーヴィチいないし」 「いえ、かがみさんを愛していると言おうとしたのですが」 「ああ、そうだと思った。あんた、縄文人並みに話が通じないもんね」 「恐れ入ります」 「だから褒めてないってば……。そんなことより、取説読ませてよ。なになに、この度は『The Day of CancerⅢ』を手に取っていただき……おい、肩の二人!」 「なんでしょう?」 「なあに?」 「取説は他にも三冊あるでしょうが。何で私の肩の上にあごを乗っけて、同じのを一緒に読む必要があるの?」 「かがみさんに頬ずりをしたいからですが」 「お姉ちゃんのほっぺとおしくらまんじゅう~」 「離れろ」 「死ねと言うのですね?」 「言ってねー」 「二人ともやめなよ。かがみが迷惑してるよ」 「膝の上に座ったお前が言うな!」 「どして?」 「重いんだよ。それにアホ毛が中途半端に邪魔で、取説が中途半端に読みにくい」 「あ、分かった。そんなこと言いながら、本当は私のお尻が触れることで濡れちゃうんでしょ?」 「だ、誰が濡れるかぁ~!」 「今フラグ挿さった?」 「挿さったって何だよ!? 立つ物じゃないのか?」 「泉さんでダメなら、私が代わりにかがみさんの膝に座りましょう」 「私の膝を潰す気か!? 目の前まっピンクで何も見えなくなるわ!」 「今、『まっピンク』という新しい言葉に愛を込めましたね?」 「込めるかぁ!」 「コメリカ・パーク(デトロイト・タイガース本拠地)に一緒に行きたい、と?」 「MLBネタはもういいから……。それに、込めたとすれば愛と真逆のモノだし」 「かがみさんから頂けるものであれば、何であれ感激です」 この女、やっぱりMか? 私にはそういう発想できん……。 あー、叫んだ叫んだ。くたくたになりながら三人をそれぞれのパソコンの前に座らせると、改めて取説を読み始めた。この四台のパソコン、そうじろうおじさんのノート型やら、モスボール保管(この用語の使い方として正しいの?)していた旧型機やらを引っ張り出して揃えた物で、私にはそうじろうおじさんの物が割り当てられた。 「Dドライブは覗かないであげてね」 「喜んで。無理矢理見せられるかと思ってたくらいだから」 「「むぅ、そういうプレイもありか……」」 プレイって?? それに今誰の声とユニゾンしたのかな? 廊下の方で男性の声が聞こえたけど?? まあいいや。取説取説。 ゲーム自体は……なんというか、涼宮某の「射手座の日」と、銀河某伝説を知っている人にはごく分かりやすいもので、プレイヤーは各々定数15000隻の宇宙艦隊を編成し、それを指揮して敵を殲滅セヨ、とのこと。 艦種は戦艦、高速戦艦、重巡航艦(火力重視)、軽巡航艦(機動力重視)、駆逐艦、宇宙空母から用途に合わせてバランスよく選びなさい、だって。ただ、フラグシップは戦艦か高速戦艦でなければならない。首都で査問にかけられたから、巡航艦で戻ってきたというのはナシということね。 艦隊は固体ではなく気体のようなもので、分艦隊として分けることも出来れば、敵の攻撃で分断されることもあるという、のっぴきならない存在。分断された場合、フラグシップがない方の集団は、ある方の集団と再合流するか、分艦隊として設定しない限り行動不能になる。 このフラグシップ……つまり旗艦は、このゲームでは特に重要な存在で、各陣営の最高指揮官である「総司令官」が座乗する「総旗艦」が撃沈されると即敗北。また各々の艦隊も、司令官が座乗する旗艦が撃沈されると、全滅とみなされてしまう。通常、旗艦の位置は秘匿されているけど、偵察によってとか、戦闘中に接近することで位置が特定される場合もあるので、それに攻撃を集中するもよし、旗艦を囮に使うもよし。 なお某鉄壁の様に、命運尽きた旗艦を捨て、他の艦に司令部を移して戦い続けるということは出来ない。 「フラグの重要性が分かったかね、かがみんや」 「フラグシップの重要性なら分かった」 これが布石というか、伏線だったんだけど、それはひとまず置いといて……。 戦闘はてっきりバトルロワイヤルで行われるのかと思っていたけど、大人の事情とやらで陣営は二つにしか分けられないらしい。だから私はつかさと組んで「銀河紫色帝国」、こなたとみゆきは「自由青桃同盟」という事になった。ネーミングには意見したいところ大なんだけど、面倒なんでやめた。私の名が使われなかっただけよしとしよう。 便宜上、私たちを帝国軍、こなたたちを同盟軍て呼ぶわよ。いいわね? それにしても青い桃とは。食欲をそそらない国号(?)もあったものね。 何故この組分けになったかというと……。 「つかさはかがみと同棲してるから―」 「姉妹が一緒に暮らすことを同棲とは言わん!」 「全てを失うかどうかを賭けてもらう。私とみゆきさんの分け前はもう決めてあるから、安心して」 「週3日ずつかがみさんを占有し、残る1日は共有する事になります」 「つまり3Pだね、3P」 「女子高生が冗談でも3Pとか言うな!」 「かがみも言った」 「泉さんは冗談で言ったのではありません!」 「なお悪いわ!」 「ぬを~!!」 「廊下の人も反応しない!」 「長期休みの間は、共有日を増やすという案も検討中です」 「ちょっと待て。私は週休0日か?」 「大丈夫だよお姉ちゃん。私がそうさせない」 「あんたも同じようなこと考えてるだろ?」 「うん!」 力一杯肯定しやがった! そんなわけで、仕方なく(うん、もう本当に仕方なく)艦隊編成に取り掛かった。用途に合わせてといっても、二個艦隊しかないから、片方を火力重視、片方を機動力重視とするくらいしか考えが浮かばない。 で、こんな艦隊になった。 かがみ艦隊 戦艦 4500隻(30%) 艦載機9万機(艦数×20) 重巡航艦 6000隻(40%) 艦載機4万8千機(同×8) 駆逐艦 3000隻(20%) 艦載機9千機(同×3) 宇宙空母 1500隻(10%) 艦載機15万機(同×100) 艦載機合計 29万7千機 つかさ艦隊 高速戦艦 4500隻(30%) 艦載機9万機(艦数×20) 軽巡航艦 6000隻(40%) 艦載機3万6千機(同×6) 駆逐艦 2250隻(15%) 艦載機6千750機(同×3) 宇宙空母 2250隻(15%) 艦載機22万5千機(同×100) 艦載機合計 35万7750機 まあなんというか、オーソドックスこの上ないわね……。 「じゃあ最後に命名式だね」 「命名式? 取説に載ってなかったけど」 「実はそこがbisの変更点なんだよね。聞いて驚け。なんと、旗艦に好きな名前がつけられるのだ~!!」 「まあ……!」 「すごーい!」 「そんなに盛り上がることなのか?」 「分かってないようだね、かがみは。まあ、そこが可愛いんだけど」 「好きな、ですよ」 「好きな……」 三人から私の身に危険を及ぼすオーラが立ち上るが、とりあえず無視する。気にしていたら、若くして胃の病院の世話になりかねない。 それにしても好きな名前、か……。 ブリュンヒルト、バルバロッサ、ヒューベリオン、ユリシーズ、ベイオウルフ、トリスタン……。 旗艦に相応しい名前は思いつくけど、甲乙つけがたいし、それに元ネタがモロにあれというのもなんだかなあ……と感じたので、私は結局、自宅の池の住人の名前を拝借することにした。まあ私が名付けたんだしいいでしょ。元ネタはあるけど……。 「みんな、好きな人の名前はつけたかーい?」 「はい」 「つけたよ~」 「好きな人??」 明らかになった両軍の陣容は次の通り。 帝国軍 総司令官 柊かがみ 帝国軍第一艦隊 柊かがみ直率 総旗艦 戦艦「ぎょぴちゃん」 帝国軍第二艦隊 司令官 柊つかさ 旗艦 高速戦艦「かがみお姉ちゃん、大好き」 同盟軍 総司令官 泉こなた 同盟軍第一艦隊 泉こなた直率 総旗艦 戦艦「かがみ様激Love」 同盟軍第二艦隊 司令官 高良みゆき 旗艦 高速戦艦「かがみさん、愛してます」 「『好きな人』ね……。はいはい」 「いや~、みんなかがみに乗りたいという願望が表れてるね~」 「乗り心地は最高ですね。かがみさんご本人を除けば」 「お姉ちゃんを招待したくなるフネだね~」 「おや? かがみは表情がすぐれないね」 「主にあんたたち三人のせいよ」 「旗艦の艦名がお気に召しませんか?」 「あんたたちは気に入ってるみたいだけど?」 「『かがみさんに届け、私の想い』の方がよろしかったでしょうか?」 「じゃあ私は、『いのりお姉ちゃんよりもまつりお姉ちゃんよりもかがみおねえちゃんが大好き』にする」 「私のは『きょうちゃん激Love』のがフレンドリーだったカナ、カナ?」 某スペースオペラにも、旗艦に母親の名前をつけた元帥サンがいたけどさ……。 ああ、1500年後のみなさん、ついでに一万年と二千年前のみなさん、見てますか? 見ていたら笑ってください。人類とはかくも進歩のない生き物か、と……。 同盟軍の二提督は開戦に先立ち、ヒソヒソと作戦を討議した。何か手があるのだろう。二人はこの上なく真剣だ。論理的思考ではなく勘……というか、危険を察知する本能でそれが分かった。それでなくてもゲーム慣れしたこなたに、頭の切れるみゆき。用心に越したことはない。 対するこっちはつかさかあ……。多くは期待できないわね。とりあえず各個撃破を避けるために、まとまって行動することにした。 「私から離れないで」って言ったらつかさの奴、目を輝かせてたなあ。ついでに抱きついて片手をセーラー服、もう片方をスカートの中に入れてきて、首にキスまでしてきた。あーあ、「私の艦隊から」って言っとけばよかった。結果は同じだろうけど。 「それじゃ『かがみんを我らの手に作戦』、始まるザマスよ」 「行くでがんす」 「ふんがー! こっちは作戦名決めてないよ!」 「いや、作戦自体ないし」 「『お姉ちゃんは絶対に渡さないんだからね作戦』でいい?」 なんであんたがツンデレっぽいんだ? 「まあ、勇ましい感じがするからそれでいいんじゃない?」 私は疲れた声で答えた。 両軍が動き出す。私の艦隊も嫌々動き出す。 鉛筆削りの中でグルグルとだしが取れそうなほど私の戦意は削がれていたけど、ともあれここに戦いの火蓋は切って落とされた。 つづく コメントフォーム 名前 コメント 何故ここで「レニングラード市へ捧ぐ」がw -- 名無しさん (2008-05-03 18 40 44) みゆきさん危ないwww(思考的な意味で) -- 名無しさん (2008-05-03 12 38 30) みゆきさんのキャラいいな -- 名無しさん (2008-04-30 21 43 39)
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攻撃を受けてHPが0になった艦娘は轟沈となり、二度と戻らない ただし例外が3つあります。 1旗艦である 2疲労が無く、損傷が戦闘開始時に小破以下である(注意!夜戦は別戦闘と認識されている可能性アリなので夜戦開始時に中破以上だった場合はロストする) 3応急修理要員、応急修理女神を装備している
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登録日:2014/09/06 Sat 19 06 16 更新日:2024/03/03 Sun 19 59 34NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 ダメコン トラウマ ロスト 帰ろう、帰ればまた来られるから 悲劇 慢心、ダメ、ゼッタイ 沈没 繰り返してはならない 艦これ 艦隊これくしょん 轟沈 階級は落としても艦娘は落とすな 提督「今日こそ・・・今日こそキス島沖を越えるんだ・・・出撃!!」 提督「!くそっうずしおかよ・・・でも今度は南に行ってくれたか」 提督「アアッ畜生!またエリル級のせいで大破!!しかもお気に入りが!!でも・・・1隻だ・・・たったの1隻だ・・・」 提督「6隻の中からピンポイントに狙われる確率は高くないはず・・・轟沈なんてあるわけない、行くぞ!」 ~3分後~ 艦娘轟沈 L O S T 「ああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」 轟沈とは、艦船が敵の攻撃を受けて沈んだ際に使われる「沈没」の種類の一つであり、一撃で沈むことを表している。 そしてブラウザゲーム『艦隊これくしょん -艦これ-』においては、艦娘のロスト(消滅)を表した単語のことを指す。 概要 轟沈にまつわる知識 轟沈に至らしめる原因 轟沈対策 演習では… アニメ「いつかあの海で」では…。 余談 概要 基本的な知識は本作の項目を見ていただくとして、艦娘は残り耐久(HP)に応じて「小破→中破→大破」と損害状況が変化していく。 ダメージを受けすぎて艦娘が中破(大破)すると、DMMのお約束に漏れず服や艦装が破損し、あられもない姿が晒されてしまう。 ある意味で艦これの華(?)ともいえる要素である。 しかし、笑い事で済ませられるのも中破まで。 耐久が極めて低下、つまり大破した状態で耐久が0になるとその艦娘は沈没し、悲壮な台詞と共に消滅してしまう。 装備させていた物はまとめて消えるし、母港に帰投しても沈んだ艦娘は姿形も無くなっている。 そしてここからが重要なのだが、本作におけるキャラクターロストは非常に重く設定されており、轟沈した艦娘を復活させる手段は用意されていない。 現実では沈んだ艦船をサルベージして引き上げる技術が発達しているが、艦これでは哲学的な方向性やゲーム性の面から存在しない。 これは課金要素でも同様。金払って艦娘が救えるならとっくに誰もがお布施を投入している。 そのため、他のゲームと比べてキャラロストに伴う喪失感は非常に大きく、愛情こめて育てたお気に入りの艦娘ほど失った時のショックは想像を絶するものがある。 レベル上げに費やした時間が、優秀な装備が、場合によってはケッコン済みだったのが何もかも一瞬で・・・ 下手したらトラウマものの惨事。 また、轟沈時の台詞も悲痛なものばかりで、幼い外見の駆逐艦はその傾向が強い。 艦娘によっては冗談抜きにトラウマものである。なおトップクラスで辛いのは望月とも 調べても構わないが自己責任で。 消滅したらそれっきりであり、どんなに手塩をかけた艦娘であろうとなかろうと平等に消え、帰ってくることはない。 故に、いかなる場合でも轟沈は絶対に避けねばならない事態なのである。 轟沈にまつわる知識 ここで気になるのが具体的な轟沈条件や仕様についてだが、実は運営側から言及されたことは殆どない。 正確には 「ものすごく明確なルールはあるが、どこまでセーフでどこから危険かは、提督の皆さんで情報を共有して探ってもらって欲しい」 ・・・という方針に基づき、あえてユーザーに検証と模索を委ねているためである。 それから現在まで有志による轟沈報告・検証が行われ、必然的に少なくない犠牲が払われた結果、以下のような事が分かっている。 旗艦は決して轟沈しない 確定事項。 旗艦に配置された艦娘は大破こそすれど、敵の攻撃をいくら受けても残り1で留まり轟沈する事はない。 以前はこの仕様を悪用して旗艦大破のままオリョクルしまくるブラック提督が多発していたが、後のアップデートで旗艦が大破したら戦闘後に強制撤退するように変更された為、通常はあまり意味をなさない。 ただし2014年夏イベントで導入された新システム「連合艦隊」では、第2艦隊の旗艦にこの「旗艦は大破していても絶対に轟沈しない」仕様が適用されている可能性が非常に高い(報告が見つからない)。 その戦闘中で大破してから続けて轟沈することはない 戦闘中に大破した場合、少なくともその戦闘が終わるまでは旗艦と同じく絶対に沈まない。 昼戦で大破し、そのまま夜戦に突入した場合でも同様。 では、轟沈する条件とは何なのかと言うと・・・ 大破した状態で「出撃」「進撃」を行うと轟沈する もっとも重要。 前述の点は言い換えれば、「他の戦闘では轟沈する可能性がある」という事。 轟沈を招く最大にして唯一の条件とは、「大破艦を抱えた状態で進撃、あるいは入渠(=回復)せずに出撃すること」なのである。 ただ、大破した艦娘の戦闘能力は極端に低下しており、戦力としてはほぼ使い物にならない。 (例外として探照灯、照明弾などは発動する) 普通に考えれば、大破してもそのまま次の戦闘へ押し切るような選択には至らないはずだが・・・ なお、小破・中破での進撃は今のところ特に問題ない。 今のところ、というのはかつて「大破進撃以外の原因で轟沈した」という報告も検証中に寄せられたことがあったから。 しかし、いずれも再現による成功例が確認できなかった為、現在は大破進撃以外の要因で轟沈する可能性は「限りなくゼロである」と見られている。 故にこの条件は「轟沈の明確なルール」に最も近いものと言える。 なお、2015年冬イベントでは、無傷の艦娘が進撃したら大破しており、そのまま攻撃を受け轟沈という動画が流れ、一時騒然となった。 しかし、これは放送者の不正ツール使用が原因であると判明し、上記の検証を揺るがすことはなかった。 他面において、「不正ツールの使用も轟沈をもたらす一因である」ことも明らかとなったことになる。 多くの提督諸氏にとっては無関係と信じたいが、不正行為の誘惑に駆られた提督はこのことを思い出して自重されたい。 轟沈に至らしめる原因 ずばり、慢心である。 冒頭の提督はこれのせいで轟沈を引き起こしてしまった。 彼は「当たらなければどうということはない」「まさか1隻だけをピンポイントに狙うはずがない」と思い込み進撃を選んだが、その認識はハッキリ言って甘い。 味方が敵の大破艦を狙ってくれる事があるのと同じように、敵もまた弱りきった艦にトドメを刺さんと標的にする事だって有り得る。 大破した艦娘が狙われることなく、無事に戦闘を終えられる保証はどこにもないのだ。(*1) そんな事は十分理解している筈なのに、このような慢心を招いてしまう原因は色々ある。 キス島沖、サブ島のような高難度海域で進展しないことからの焦り・・・ 艦娘が大破している事に気付かず、あるいは操作ミスでうっかり「進撃」・・・ 装備させたと思ったはずのダメコン載せ忘れ、はたまた人(艦)違い・・・ そして、「自分は大丈夫」「当たるわけない」という根拠のない自信。 沈んでから気付いた時にはもう遅い。後に残るのは後悔と罪悪感だけである。 資源は尽きてもやがて回復するが、艦娘は沈んだら二度と復活しないからだ。 もちろん、個々のプレイスタイルやポリシーにとやかく口を出すつもりは無い。 しかし、轟沈によって失う物があまりに大きいのは紛れもない事実。 バケツ(高速修復剤)・資源と、愛情や時間をかけて育てた艦娘1人とでは価値の重みは雲泥の差である。 轟沈させて悲しみに暮れた提督も、未だ轟沈経験のない提督も、かつて日本海軍に実在した軍人「木村 昌福(きむら まさとみ)」少将が残したこの言葉だけは強く噛みしめて欲しい。 「帰ろう、帰ればまた来られるから」 轟沈対策 ここからは轟沈を防ぐうえで重要な対策を述べる。 旗艦に据える 最も簡単な方法。 ただし、前述したように現状では連合艦隊の第2艦隊でしか通用せず、通常の艦隊だと大破の時点で強制撤退させられるため意味がない。 しかもその連合艦隊すら「轟沈報告が出なかったから限りなく可能性が高い」というだけの事であり、本当に沈まないかどうかは未だ不明瞭である。今後仕様変更がないとも言えない、悪魔の証明なのである。 ダメコンを載せる メジャーで簡単な方法。 ダメコンには艦娘の轟沈を一度だけ防ぐ効果があり、「応急修理要員」は轟沈する手前ギリギリのラインまで耐久を回復させ、上位の「応急修理女神」は何と全回復。 応急修理女神はイベント報酬以外だと課金購入しか無いので、基本は応急修理要員を活用することになる。金にもの言わせて女神を買いまくる米帝提督もいるが 他の装備との兼ね合いで普段はなかなか載せにくいのだが、どうしても突破したい海域がある時に保険として1スロット割くだけの価値はある。 先の提督が過ちを犯したキス島沖は特にダメコンが光る海域。 また、2015年夏イベントで「補強増設」がLv30以上の艦娘につけられるようになった。課金アイテムだが、攻略報酬でもいくつかもらえる。 ダメコンはどうしても装備スロットを食ってしまうが、補強増設をつけるとダメコン専用スロットになってくれるので、そこにダメコンを乗せることができる。(*2)。 ケッコンカッコカリで指輪を贈る愛もいいが、自らの過ちから艦娘を守る愛もまた大切なことである。 ただ、それでも唯一の欠点としては必ず轟沈の演出を経てから復活するため、ものすごく心臓に悪い。 しかもダメコン発動の演出までちょっと時間がかかるため、一瞬「もしや積み忘れていたのでは……!?」とヒヤヒヤさせられる。 沈まないと理解しても、ある程度の覚悟はしておこう。 ちなみに、攻略wikiや動画の類で轟沈ゼリフを聞くことができるのは、ダメコンを使って轟沈させて復活させているものと思われる。 攻略wikiに載せるためだけに攻略報酬でしか手に入らない艦娘を轟沈させている訳ではない・・・はず。 艦隊司令部施設の使用 イベントで用いられる連合艦隊向けに、艦隊司令部施設という非常に便利なアイテムがある。 これを旗艦に装備させておくと、1隻までの大破艦なら駆逐艦の護衛1隻をつけて撤収させ、そのまま進撃できるというアイテムなのだ。 …しかし、仕様に対しての理解が不十分なまま使った結果、却って轟沈を招いた提督諸氏もいるので、使うのであれば必ず仕様に注意するように。(*3) 慢心しない 何だかんだ言ったものの、これが一番重要。 慢心云々についてはうだうだと述べたので繰り返さないが、常に艦隊の確認と安全を怠らないように心がけることが特に大事である。 大破したら即撤退、どうしても超えたければダメコン、でも誰に装備したかはちゃんと忘れずに・・・これらを意識するだけでもだいぶ違う。 あとはプレイヤー自身の体調管理であろう。 気分が優れない、ひどい眠気に襲われているような時に出撃しては重大な操作ミスを犯す恐れがある。 うっかり手が滑って「進撃」など笑うに笑えない。 無理をせず、自分自身も休息を取って次に備えるのが一番である。 イベント海域のような、期間が定められた修羅場は特に。 ※世の中には、飼っているネコがキーボードで遊んで大破進撃→轟沈という悲劇を味わった提督も実在する。 なお慢心対策として、夜戦選択、進撃選択画面では、 「右側を選択すれば轟沈しない」と言うことを頭の片隅に置いておくと良い。 そもそも、何故こうも轟沈が発生してしまうかと言うと、 提督の慢心もそうだが、それ以上に各選択画面のボタンの並びが地味な原因でもある。 どういうことか解説すると、夜戦選択では―― 『追撃せず』『夜戦突入』 と言う並びなのに対し、進撃選択では―― 『進撃』『撤退』 と、『夜戦突入』『進撃』のボタンの並びが逆になっている。 この二つは一言で言えば「戦闘を継続する」と言う意味なので、 それが夜戦選択では右側にあるのに対し、進撃選択では左側にあると言うのは地味にややこしい。 「なんだそれくらいのことで」と思う提督らも多いと思うが、 例えば何時間もレベリングやレア掘り作業を繰り返していると、 集中力も薄れて気がつけばボタンを連打していることも多い。 そんな状態で、このボタン逆転仕様は地味ながら恐るべき罠に化ける(*4)。 右側を選択すれば夜戦で大破することはあっても進撃はしないので、轟沈することはまずない。 これを頭の片隅に置いておくだけでずいぶん違うので、覚えておいて損はない。 とにかく大破した艦娘が出たらカーソルを右に持っていく癖をつけておくだけでもだいぶ違うはずである。 ん、母港から大破状態で出撃してしまった? そんなん知らん。 なお、誤って大破進軍させてしまった場合、最終手段として「次のマスに到着する前にブラウザをリロードする」という手段もあるにはある。 撤退、あるいは攻略完了する前に接続が切られた場合、母港に強制送還されるという仕様を逆手に取った方法である。 ただ、「この方法は違反行為すれすれのグレーな行為であり、あまり頻繁にやると運営に悪質ユーザーと見なされ、アカウント停止処置がとられる」という噂がある(轟沈のルールと同様に運営から言及されていないので真偽は不明)ので、あまりやり過ぎないように。 演習では… ちなみに、艦娘同士の戦いとなる演習では、轟沈してもロストすることは無い。 というか仲間に殺されてたまるかという話ではある(轟沈しないわけではないので注意。詳しくは後述)。演習相手の艦娘は便宜上深海棲艦と同じ敵艦隊扱いであるため、耐久値を上回るダメージを与えれば当然撃沈されるが、沈めても相手の大切な艦娘がロストすることはないので安心して欲しい。 問題は此方が大破の状態で演習に挑んだ場合で、この状態で致命傷を負うと、実戦と同じように轟沈してしまう。しかも、演習では此方の艦娘が轟沈(もしくは相手の艦娘を撃沈)してもダメコンは発動せず、表記はHP1で大破のまま(*5)なため、一見すると見分けが付かない仕様となっているのだ。 どう見分けるのかと言うと、戦果報告である。 戦果報告で全艦撃沈したのにB勝利だった…という場合、よく見ると轟沈してしまった艦娘の取得EXPが0となっているはずである。 無論、大破の状態で演習に挑まなければこのようなことにはならないので、演習前の損害確認は怠らないようにしよう。 なお、2015冬イベント中にある条件を満たしてしまうと演習なのに本当に轟沈・撃沈が発生してしまう(アイコンが白黒になる撃沈表記)(*6)不具合が発生していた。心臓に悪いわ。 なお、史実には演習中の事故で沈没し、多数の犠牲が出た駆逐艦が複数いたりする(*7)ので、実は笑い事ではない…。 アニメ「いつかあの海で」では…。 史実におけるレイテ沖海戦から始まるのでなんとアニメ第一期主要メンバーの大半がいなくなっているという絶望的な状況から物語が開始する。 が、第1話冒頭から時系列上沈没しているはずの白露が重傷を負いながらも生還し、第7話でもやはり時系列上始まる前に沈んでいるはずの朧と漣が五体満足で元気にしているため、 物語開始前に退場済み艦娘もどこかで元気でやっている可能性は十分にあり得る。 本編中でも第1話でモブキャラとして登場していた艦娘達もその後全く登場しなくなるなど、過酷な描写が続く一方で 第4話で山城達が大破しつつもレイテ沖海戦を生還したものの、艦娘の力を失ったという描写で退役が描かれているため、退場=死亡とも言い切れず、 物語の裏で史実の轟沈エピソードを中破で乗り切った金剛と代わりに大破して退役した(つまり生きている)浦風の話題が出てくるなど、 実の所、轟沈については徹底的に明示を避けている。 ちなみに艦娘が全員轟沈したと言われる最終話だが、爆発に巻き込まれてフェードアウトというのが大半で実はぶっちゃけよくわからないという状態だったり。 互いに手を伸ばし合って爆発に巻き込まれるという悲しい最期を迎えたように見える涼月と冬月に至っては史実生還組だったりする。なのであの後涼月が迷子になりながらなんとか佐世保に帰ってきていた可能性もある 余談 TwitterなどのSNSには提督を兼業する著名人・企業公式アカウントの中の人などが割といるわけだが、やはりというか一部で悲しみを背負ってしまう方が少なくない。 特に有名なのは、漫画家の平野耕太氏が加賀を沈めてしまった「ヒラコーショック」だろうか。 その他にはタニタ公式アカウントの中の人も3度ぐらい轟沈の悲劇を叫んでいる。 艦娘を描いた絵師が自分の描いた艦娘を沈めちゃったという悲劇も報告されている。 慢心、ダメ、ゼッタイ。 なお、艦これ界隈では轟沈そのものが性質上かなり荒れやすい話題でもあるため、アニメ版が制作決定された時にも「作中での扱いは一体どうなるのか」と注目された事があった。 そして放送されてみると、第3話でとある艦娘の轟沈シーンが描かれ視聴者提督を阿鼻叫喚させる事態に。 (更に言えばその他多数の要因も絡み合って凄まじく荒れたのだが、ここでは詳細を省く) 何しろその艦娘、「小破」止まりだったにも関わらず敵の特攻で沈んだのである。 実は史実を鑑みれば真っ当な最期と言えるのだが、次は誰が犠牲になるのか提督達が戦々恐々することになったとか…(実際にはその艦娘だけが犠牲となった為、それはそれで批判を浴びる事になったのは言うまでもない)。 秋に公開が決定した劇場版でも「誰かが轟沈するのでは」という恐怖と懸念が提督達を覆っている。轟沈に恐怖しているのが艦娘ではなく提督ってどういうことだ。 「なお、轟沈の真意はその劇場版にて語られている。この為自分の嫁が公式に殺されたという点だけで叩くのはあまりよろしくない。叩くのはせめてその結末を見てからでも遅くはない。」 そしてほぼ100%提督の責任であるゲーム(ブラウザ版、Vita版、アーケード)とは違い、アニメでの轟沈の原因は実際に戦っている艦娘の慢心・油断によるものであり、油断していれば無傷からでも轟沈し得る世界観である事が明らかとなっている(*8)。 この為、艦隊の旗艦は僚艦喪失の責任を取らされたものの、提督は視聴者提督から烈火のように責め立てられるばかりで、劇中では全くのお咎めナシだった。 原作となるブラウザゲーム及び艦これ改・アーケード版艦これで「艦娘が油断したから轟沈した」など艦娘に指示を与え、操作する自分の存在を棚に上げる行為に他ならず、責任転嫁も甚だしいのだが、プレイヤーも轟沈ストッパーも存在しないアニメでは、その理屈は通用しなかったのである…。 ちなみに、アーケード版では轟沈した場合、作戦終了後に轟沈した艦娘に復活処置が施されるが、完全復活の場合は600GP(=200円)、それ以外はレベルダウンのペナルティを科せられて復活となり、仕様上完全ロストが不可能という事もあるがブラウザ版よりもかなりマイルドになった(それでもやはり慢心はいけない、いいね?)。 なお、アーケード版は戦闘後に大破艦がいる場合、進撃選択時に警告メッセージまで付けてくれる。 「多くの提督達には戦力的喪失等の痛手もあって忌み嫌われている轟沈であるが、やはりというべきか轟沈させる事自体を目的としている露悪趣味なプレイヤーも存在している。悪質なものになると「引退式と称して艦娘を故意に轟沈させていく(挙句の果てにその様子を運営に送りつける)」「気に入らない艦娘(特に、2016年以降登場するようになった連合国艦娘に多い)を公開処刑する」「レア艦娘を入手したらすぐに5-3や5-5で轟沈させる(勿論ダメコンも装備しない)」という物まで存在する。ライトユーザータイプと呼ばれるアンチ寄りのプレイヤーがファンや信者を煽る為の悪質な釣り目的で行う事がほとんどであるので、艦これを楽しみたい提督達は、そのような話題や動画を見かけても一切反応せずスルーする事を推奨する。 また、前述の露悪趣味からは離れるが、艦娘を轟沈させることで艦娘の所持している燃料と弾薬を回収することができるため、そちら目的で故意に轟沈させる場合も多い。 しかもこの方法、戦闘中にブラウザを更新して再接続することで燃料や弾薬を消費せずにダメージだけを受けることが可能なことも手伝い、どんな遠征でも敵わない圧倒的な時間効率を誇ってしまっている。 その効率を序盤から使える優秀な遠征になぞらえ、轟沈させるためによく利用される海域と合わせて「5-5海上護衛」と呼ぶことがあるため覚えておこう。 もちろん、前述の露悪趣味同様好ましい行為ではないため、攻略掲示板等で話題に挙げるのは避けるように。 なお、大型アップデートにより海域が刷新された現在では、上記の5-5のような「1マス目から大ダメージを受けることが可能な海域」が無くなり、効率が大幅に悪化したことで下火になっている。 誤大破進撃の際の轟沈防止のお守りとして付けられることの多いダメコンではあるが、大破した艦は戦力としては全く役に立たないため、上記の通りダメコンによってHPはおろか燃料弾薬を回復する仕様を積極的もしくは消極的に使用し、大破したままでいるならダメコン使って復活しろ=轟沈しろと願うプレイヤーもいる」 また、余談ながら海の向こうのライバル(?)ゲームではユニットロストこそないものの、「大破状態の船がいる状態で進軍すると全艦に対する信頼度ペナルティを受ける」というシステムは存在する。場合によってはユニットロストよりも重いペナルティである。あちらでは大破の条件ははっきりしており、大破警告も出る。AC版の大破警告も実はあっちが先駆けて実装していたものである。スタッフが提督時代に轟沈を経験したから・・・ではないと信じたい。 追記・修正はダメコン積んだのを確認してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2015-09-14 23 28 50) アニメじゃ如月は「彼女自身の慢心」で海に沈んでしまったんだよなぁ。提督もヌ級も誰も責められないから、神の視点にいる「そのような展開にした」脚本家に怒りの矛先が向く地獄絵図 -- 名無しさん (2015-09-15 00 01 28) ↑一発轟沈がある世界でろくに訓練せずに吹雪を実戦投入、旗艦決めで何回もギャグ描写でボコられるとかやる脚本が悪い -- 名無しさん (2015-11-17 10 55 42) 今日、大井さんが轟沈しました。 -- 名無しさん (2015-11-22 20 55 06) ↑×2、3 そもそも轟沈自体、使い方によっては面白くなるのにそれをしなかったからアニメは大きく傾いたよな。 -- 名無しさん (2015-11-22 21 36 07) ↑嫁を殺されるシーンを描かれるのを喜ぶ人は少ないだろう(いないとは言わんが)。如月の轟沈は視聴者に恐怖を与えたが、作中では轟沈に怯えていたのは吹雪と睦月だけ、戦訓にもなっちゃいないっていう(8話の敵機撃ち漏らし、11話での対空警戒を厳としない飛龍、たまたま後ろ向いて敵見つけた夕立) -- 名無しさん (2015-12-01 14 07 07) 艦これを始める際に真っ先に知るべき事は大破進軍だけはするなだと思うわ -- 名無しさん (2016-03-13 07 12 12) FEのロストみたいなものか・・・。カジュアルモード、実装しないかなぁ・・・? -- 名無しさん (2016-03-17 18 59 09) 大破進軍してしまっても、進軍先で陣形を選ぶまでにF5でリロードすればセーフ…ってのはルール上アウトな操作なのかな? 非常用に知っていて損はないと思うんだけど -- 名無しさん (2016-03-17 19 18 56) アニメで轟沈させるなら、主人公を庇ったり宿敵との相打ちとかバトル漫画でよくあるかっこいい死に方で轟沈してほしかったわ。大破もしてないのに唐突な轟沈はないわ本当に -- 名無しさん (2016-03-17 19 35 20) リアリティ重視だったんだろうが、艦これで駆逐艦が使い捨てのように投入されては沈められるリアリティなんていらねぇよ…。皆で生きて帰るのが艦これではなかったのか -- 名無しさん (2016-03-31 12 47 42) 最近登録したんだが確かチュートリアルで大破進撃が轟沈の条件だって明言されてたような… -- 名無しさん (2016-03-31 22 37 10) 今更だが対空警戒を厳とするのは飛龍じゃなくて蒼龍だな、飛龍が厳をしているのは索敵だ(アニメではそれすら怠っていたのだが) -- 名無しさん (2016-04-05 02 01 06) 昔、一度だけで3-4で大破進軍したことある・・・。無事生還したけどものすげぇ心臓に悪い。 -- 名無しさん (2016-04-05 23 32 16) ↑3 『今』は明言されてるだろうけど『初期』は本当に手探りだったんよ。レシピからなにか全てね。 -- 名無しさん (2016-04-05 23 33 24) ソシャゲで二度と使えなくなるやつって艦これ以外にあるか? -- 名無しさん (2016-04-05 23 48 37) アイオワを故意に(ここ大事)轟沈させた提督が相次いだ事は史実厨・実艦派としては誠に嘆かわしい事である -- 名無しさん (2016-05-31 17 00 09) 轟沈させた数でマップが厳しくなるとか今後ありそう -- (2016-10-19 02 58 12) 操作ミスは本当に怖いな。イムヤや鳳翔さんを轟沈させてしまった。 -- 名無しさん (2016-10-19 03 06 26) 16秋実装の山風(嵐じゃない)は望月に対抗できる激鬱轟沈ボイス -- 名無しさん (2016-11-29 18 15 09) 課金上等な米帝提督だけどダメコン装備忘れによる轟沈があるから怖すぎる -- 名無しさん (2016-12-09 00 21 56) キス島任務でダメコン使って攻略したが、長波さまの轟沈シーンはもうみたくない -- 名無しさん (2016-12-09 00 23 39) どこぞの774先生のエロ同人みたいな設定であればむしろ喜んで積極的に轟沈させてまわろうとする輩が相次ぐであろうなあ…… -- 名無しさん (2016-12-09 00 35 06) 帰ればまた来れるからというなら沈んでもまた育てればいいとも言えるよな -- 名無しさん (2017-01-16 16 05 18) ↑もちろん言えるし言ってもいい。所詮ゲームなんだし、轟沈前提も一向に構わないと思うよ。要はそれを他人を叩く棒にしなければいいのだ。 -- 名無しさん (2017-02-19 10 35 34) ライトユーザータイプ は、簡悔デブのユーザー煽りの中でも彼の世界が特によく見える単語だったなあ -- 名無しさん (2017-03-07 19 36 13) TRPG版の『轟沈』は無傷からでも起きるがサルベージは可能と綾がある -- 名無しさん (2017-03-07 20 40 02) ↑2 自分から見たらライトユーザータイプってのはプロデューサーに嫌がらせする連中の自称にしか見えんぞ。簡悔もそのデブさんの発言じゃないしな -- 名無しさん (2017-03-08 02 43 33) ページ末に隠れてる戦闘中にブラウザを再更新する辺りの下りには負荷をかけるために別のペナルティが存在することも明記した方がいい。泥戦艦ぐらいなら出撃2回2戦で轟沈させられるけど -- 名無しさん (2017-03-20 02 39 12) アズールレーンが流行ってるのを見る限り必要ない要素だったのかな? -- 名無しさん (2017-12-05 15 35 43) ↑アズレンはシステムがほぼ完全に別物だから比較対象としては不適切 -- 名無しさん (2017-12-05 15 56 18) まあプレイヤーにかかるストレス要素の一つではあると思う。それのおかげで楽しくなってる(ゴリ押しが通用しない)ってのはあるのだけどね -- 名無しさん (2017-12-05 16 44 23) ↑楽しさは欠片もないが、艦これが艦これたる切っても切り離せない重要な要素であることは確か -- 名無しさん (2018-08-07 14 49 20) アーケードで睦月轟沈させちまった時本気で「ごめん…」ってなったわ… -- 名無しさん (2018-11-01 20 31 14) だからこそ沈めてはいけない……つかこのゲームのシリアスさにかなり貢献している気がする -- 名無しさん (2019-10-09 23 14 48) 逆に言えばシリアスさが「理不尽」と切り捨てられるようになって好まれなくなってきたとも言える。悲壮感発言が「そんなもんいらねーよ」と炎上の原因になったようにね -- 名無しさん (2019-10-10 01 15 44) これこそ艦これ!って言って大事にするプレイングするのは大いにいい事だと思うけど、ゲーム攻略法として捨て艦採用した人の所にわざわざ乗り込んでギャーギャー言う人がいるのホントやめてほしいわ -- 名無しさん (2019-10-10 09 38 55) ようつべで松輪の轟沈ボイス聞いたが望月よりきつくトラウマレベルである -- 名無しさん (2019-12-14 09 16 23) ゲーム画面下の用語集「轟沈」についての説明で「大破状態で無理な進撃をして被弾すると轟沈の可能性も」との記載アリ。一応公式見解としてみていいのかな -- 名無しさん (2021-10-13 15 04 36) 最近5-5海上護衛してた連中がまとめて垢バン喰らったらしいな -- 名無しさん (2023-04-03 19 36 56) 初見の深海棲艦が夜戦でも行動するタイプだったってことを知らなかったから大破した艦がいたまま夜戦に入って「え?こいつ夜戦の時行動すんの?うわああああ……た、倒した。あ、危ねえ……」って時があった。心臓に悪かったなあ -- 名無しさん (2023-07-13 00 01 24) 今時キャラロストのシステムとか時代遅れ -- 名無しさん (2024-03-03 19 50 18) 名前 コメント
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「「本日天気晴朗なれども波高し……」」 同盟軍の二提督が演説を始める。出だしが同じだけど、こなたは某団長さんの真似だろうし、みゆきはガチで日露戦争のアレなんだろうな。それにしても疑問なのは、二人とも指揮下の艦隊に向けて演説しているはずなのに、何故か私の方に熱い視線を投げかけているということ。ああ、つかさもだ。こういう場合はどうしたらいいんだろう? とりあえず手でも振り返してみようかな……。 ……やめた。宇宙戦争そっちのけで襲われかねない。 さて、帝国軍は私の打撃艦隊が左、つかさの機動艦隊が右という位置取りで、マップ中央部を目指して目下航行中。そこへ先行した偵察艇から、同盟軍艦隊を発見という報告が入った。同時に、主力艦隊のレーダーも敵の偵察艇を探知したという報告が入る。彼我両軍とも同時に主力を発見、と。奇策を弄しようもないので、こうなるわよね。 同盟軍もこちらと同様、こなたの打撃艦隊が左、みゆきの機動艦隊が右に位置している。旗艦の艦名に圧倒されてうっかりしてたけど、旗艦の艦種からあちらも同じようなコンセプトで艦隊編成を行ったことが伺える。編成の仔細までは分からないけどね。 このままだと、マップ中央部で双方の打撃艦隊と機動艦隊が正対することになる。そこは特に障害物とかのない宙域なので、「かがみんを我らの手に作戦」は、それらを利用したものではないらしい。位置取りを替えて探りを入れてみようかなんて考えてみたけど、同じ部屋でテーブルを挟んで対戦しているのであまり意味はない。 そうこうしている内に、艦隊はマップ中央部に到達してしまう。主力艦隊のレーダーが同盟軍の艦影を捉える。 砲撃戦用意……。無意識に心の中で唱え、カーソルを「攻撃」コマンドに合わせる。 「砲撃戦用意!」 「砲撃戦用意」 敵はというとこなたがそれを声に出し、みゆきが復唱する。 「ラブラブビームの準備はいい?」 「ラブラブビーム、全砲門発射体制です」 すわ! 同盟軍の新兵器か!? 孔明の罠か? 「鬱積煩悩愛羅武勇ミサイルは?」 「鬱積煩悩愛羅武勇ミサイル、全ランチャーに装填済みです」 白い学ランのお化けを着たリーゼントの兄ちゃんが、改造バイクに乗って発射管から飛び出してきたら白旗を揚げよう……。私は固くそう誓った。それにしても敵将の会話が聞こえるというのも奇妙なものね。会話の内容はさらに奇妙だけど。 なんて考えている内にも両軍の距離は縮まり、やがて互いを艦砲射程のイエローゾーンからレッドゾーン内で捉えるに至る。その瞬間、つかさを除く三人が「攻撃」コマンドをクリックする乾いた音が鳴り、静かに戦闘の開始を告げた。 「撃て撃てーッ!! 敵の大将を愛の業火で焼いてやりなさーい!!」 訂正。全然静かじゃなかったわ。団長さん風に攻撃命令を出すこなたに……。 「この胸より愛を込めて……撃ち方始め!」 戦艦の装甲よりも厚そうな胸を揺らすみゆき。 二人とも微妙にズレた言い回しで、その上余計な一言と、私へのウィンクのおまけにつきだ。 「ファイエル!」 ネタにネタで応じる事の危険性は理解しているつもりだけど、一応帝国風ドイツ語で私も命じる。ついでに同盟軍のウィンク攻撃に、顰め面で反撃しとく。こら、睨まれて嬉しそうな顔をするな。 出遅れたつかさというと、愛するお姉ちゃんの真似をしたつもりらしい。 「ファブ●ーズ!?」 臭いを消したいのか? 「ファ」しか合ってない。 こうして戦闘はごく平凡な形で幕を上げた。 双方の打撃編成の第一艦隊と、機動編成の第二艦隊が向き合った格好での撃ち合う格好となっている。つまり、こちらから見て左では私(帝国軍第一/打撃編成)とみゆき(同盟軍第二/機動編成)、右ではつかさ(帝国軍第二/機動編成)とこなた(同盟軍第一/打撃編成)という形ね。 つかさの艦隊は動きはいいけど打たれ弱いので、腰を据えての撃ち合いとなると分が悪く、早くもこなた艦隊に対して劣勢に陥る。 「うえ~ん、お姉ちゃ~ん」 さっそく救援要請が来る。全くもう、宿題や忘れ物以外にもこんな世話もしなきゃならないのね……。 「あんたの艦隊は足が速いんだから、こなたの横に回るとか特色を生かした戦い方があるでしょ」 「お姉ちゃんから離れたくない~」 そんな事言って負けたら、そのお姉ちゃんがこなたやみゆきのものになっちゃうのよ……なんて言ったら、パニクるんだろうな。 「ほら、砲撃だけじゃなくて艦載機も出しなさいよ」 「うえ~~ん、ここ関東だよぉ! 負けたらお姉ちゃんと関西に駆け落ちするぅ~!」 訂正、もう十分パニクってたわ。 「見せつけてくれるじゃん」 黒いオーラを立ち上げながらこなたが言う。心なしか、こなた艦隊も勢いを増す。 「妬けてしまいますね」 みゆきの顔も、眼鏡レンズの反射光の奥に翳る。個人的には、うっとり嘗め回すような視線を送られる方がよっぽど怖いんだけどね。 こんな具合だったので、みゆき艦隊の奇妙な点に気付くのが遅れてしまった。異変の原因は司令官の言動が奇妙だからではなく、作戦によるものと思われる。というのも、防御に優れた台形陣を組み、最低限の反撃だけ行いながら、じっと私の艦隊の攻撃に耐えていた。艦隊までMなのか? 同じ機動編成の艦隊であるにも拘らず、つかさのとこと比べてあまりに損害が少ない。不審に思いカーソルを当て情報を引き出してみると、動力用のエネルギーをもシールドに回して、可能な限りの防御を行っていた。 私は、砲火を中央に集中できる凹形に陣形を組み替え、艦列を右に左にと振ってみゆきを挑発してみる。が、相手は乗ってこない。いや、こんな風に乗ってきやがった。 「ああ、かがみさんが私を挑発しています。誘ってますよ、性的な意味で」 「性的な意味はない!」 「分かる、分かるよみゆきさん。凹形陣て、形が何かに似ててエロいんだよね。性的な意味で」 「おま……それ……」 「うう、今から病院に駆け込んで、男性になってきてはだめでしょうか? 性的な意味で」 「それより、頭の修理をしてもらいなさいよ。ネジが数本と、鼻の栓が外れてるはずだから、アコーディオン工場かモノマネ教室に行ってつけてもらいなさい」 「かがみさん……」 みゆきの涙ぐんだ目が、こちらを見る。今のは言い過ぎか? 「なんてお優しい。私もう堪りません!」 そういう受け取り方をされると、本気で心配になってくる……。 「耐えるんだ、みゆきさん。ここで戦線を放棄したら、全てが無駄になってしまうよ。性的な意味で」 「より耐えているのは私の方だ……(泣)」 「煉獄の業火に焼かれている気分です。性的な意味で」 「なんか発言の最後に、『シャツも着ないで』って言わずにはいられない子供の会話みたいね」 「「「え!?」」」 三人が顔を上げ、私の方を見る。三人……そう、つかさも。どうしたんだろう? 「かがみさんがシャツも着ないで、上半身裸でいるのかと思ってしまいました」 「考えてみたらセーラー服だったね」 「な~んだ」 そして何事もなかったようにゲームに戻っていく三人。一体なんなんだ? 「その煩悩を、煉獄の炎で焼き清めなさいよ」 「かがみさんの愛の炎の中へであれば、この身を差し出します。今すぐ!!」 「ごめんね。生憎持ち合わせてないわ、それ」 「燃え上がる前の愛ならお持ちなのですね? わかります」 「ああ、まあね。全部やるから、さっさと燃やして灰にしちゃっていいわよ。それよりさ、煉獄ってなんだっけ? 非DQ的な意味で」 「煉獄とは、西暦1140年ごろまでに確立された、キリスト教世界における第三の死後の世界の概念で―」 あー、この方が鬱陶しくないわ。よし、今の内に艦載機を出してみゆき艦隊を叩こう。 「第三というのはもちろん、天国・地獄に次ぐ第三という意味で―あ、かがみさんの積極的なアプローチが!」 私の意図に気付くと、みゆきも艦載機を出してインターセプト(中間迎撃)する。 「続きはベッドの中で、愛の炎に焼かれながらお話しするという事でいかがでしょうか?」 艦載機を指揮しながら、こんな事を抜かす。こちらの攻撃隊はほとんど阻止されてしまったけど、みゆきは艦載機も含めそれ以上積極的に打って出ようとしなかった。 「それは無理ね。今の私の愛が届かなかった以上は……」 単なる買い言葉よ、これ。伝染したんじゃないんだからね。でもまあ、これほどの反応を引き出すとは予想外だったわ。 「そんな事はありません。しっかり届いてますよ。かくなる上は、司令官同士の一騎打ちでカタをつけましょう!」 「何で服を脱ぐんだ!? 相撲でもとるのか?」 「白兵戦になりますが、主に寝技を使わせていただきます。さあ、ベッドへ!」 私を食べ物と勘違いした犬のようにハッハッと息を弾ませながら、こなたのベッドをバンバン叩く。私は無視して、艦載機をこなた艦隊に振り向けた。 「ちょ、みゆきさん。それ私のベッド……おお、こっちにもキタッ。愛が届いた!」 「どこの軍隊が艦載機に愛を載せるんだ!?」 「私も加わっていいんだね? 白濁の白兵戦に」 「壮絶な感じがするな……」 「私も混ざる~!」 つかさも参戦表明。そのときは味方じゃなさそうね……。 でも、これではっきりしたことがある。みゆき艦隊の行動は、時間稼ぎだ。何のためかといえば一つしかない。今戦場で進行中の事象は、つかさ艦隊の崩壊だけなのだから。 ならばどうする? 目標をこなた艦隊に変更するか? いや、ダメだ。みゆきに横っ面を晒すことになる。そんなことしたら艦隊はビームを、私はキスを浴びせられることになってしまう。ならば、同盟軍艦隊の間隙に突撃して突き崩すか? あわよくば後方に抜けて、つかさ艦隊と前後から挟撃もできる……もうこれしかない。 霧の中に光明を見つけたような気分で、その為の操作にかかろうとしたとき、作戦計画が根底から覆されてしまった。 「お、お姉ちゃ~~ん!」 情けないことこの上ないつかさの叫び声。こなた艦隊から痛撃を浴び続けたつかさ艦隊は、ついに戦闘継続が不可能なほど統制を乱し、再編成が必要となってしまった。 「みゆきさん、今だ!」 「はいっ!」 邪魔な妹を先に片付けたってことかしら? この時を待ちわびていたみゆき艦隊が、ついに動き出した。 「最終鬼畜萌え要素 高良・M、行け!」 これは何だろう。某疾風の「行け、バイエルライン!」と同じノリなのか? 「女は度胸です。泉さん、援護してください!」 みゆきはみゆきで、空飛ぶ女海賊みたいだし。 と、悠長に構えている場合じゃない。 カチカチ カタカタ…… マウスとキーボードを激しく操作する音。 みゆきはまず1500隻規模の分艦隊を二つ作り、私の艦隊の両脇から後方へ送ろうとする。その間に本隊は、台形陣から紡錘陣形に組み替える。こちらは中央部に放火を集中するため凹形陣をとっていたため、本隊をしたたか叩いたものの、分艦隊にはうまく応射できない。艦載機に攻撃させたものの、快速な敵分艦隊は、損害を出しながらそれを振り切ってしまった。 「かがみさん……いれますよ」 身の毛もよだつ一声とともに、みゆきの主力は突進した。 中央突破! みゆきはそのいきり立つ切っ先を、私の(艦隊の)一番奥深い場所目掛けて突き立てた。 非 性 的 な 意 味 で !! 艦列に楔が打ち込まれると、温存していた艦載機を放ち、一気に突き崩しにかかる。 「いや! やめて……らめぇ~~!」 嬌声じゃないわよ? 私はみゆき艦隊の先鋒に放火を集中するよう命じたものの、こなた艦隊からの援護射撃で右翼がうまく連動しない。さらに先の分艦隊たちが、後方から左翼に対して牽制射撃をかける。 「ああっ~~!!」 だから、嬌声じゃないってば。ちょっと中央突破されただけよ。それに「旗艦被弾」というアラートも表示された。 「尖頭形のモノで、かがみさんを真ん中から引き裂くことが出来ました」 みゆきは勝ち誇ったように言うけど、その主力艦隊は、突破時の勢いが強すぎて大きくオーバーランしてしまっている。二つの分艦隊はそれを追うように反転し、主力を追いかける。 ―あれ? でも、何かおかしい。みゆき艦隊の意図は中央突破・背面展開のはずだから、分艦隊は主力をその場で待てばいいはずだ。何で本隊を追いかけるのか? それに、何で分艦隊は二つなんだろう? 操作が大変になるだけなのに。 そんな疑問を感じはしたけど、私はそれを僥倖として態勢の立て直しを図った。というより、それどころじゃなかったんだけどね。 私の旗艦「ぎょぴちゃん」は、被弾による被害は少なかったものの、中央突破で分断された右側の集団に流されてしまっていた。だから、左側の集団が操作できなくなってる。幸い右集団はつかさ艦隊よりもよっぽど秩序を保っていたため、こなた艦隊に反撃しながら、スラスター(横とか前とか上とか下についた補助用エンジンとでも思って)を吹かして平行移動し、再合流を図る。 合流まであと少し。つかさ艦隊の再編完了もあと少し。みゆき艦隊は回頭を終え、こちらの背後に迫ってきている。 どうすればいい? どうすれば巻き返せる? その答えが出ない内に、多くのことが同時に起こった。 まずつかさ艦隊の再編成が完了した。 「お姉ちゃんの嫁、ふっか~~つ!」 誰があんたの婿だ? 分断されていた私の艦隊が再合流した。 「かがみが生き別れた左半身と再開したか……」 私は合体ロボットか何かだったのか? みゆき艦隊の背面展開が完了した。 「かがみさん、帰ってまいりました」 帰って来なくてもよし。再び旅立て。でもまあ、ここまでは三人の発言も含めて想定内。 そして想定外の出来事。それは私の艦隊の左側面と、つかさ艦隊の右側面にひょっこりと敵の小艦隊が姿を現した事だった。 「!!?」 「あれ~~!?」 つかさも事態の深刻さに気付き、素っ頓狂な声を上げる。私は声も出なかった。 いうまでもなくそれは、みゆきが先に後方へと突破させた分艦隊だった。私の艦隊の左翼への牽制射撃が終了すると、主力と合流すると見せかけて、戦場を大きく迂回して側面へと向かわせたというわけね。その暁回(ぎょうかい)運動をこちらのレーダーは捉えていたはずだけど、分断された左翼との再合流を焦る私は、全くそれに気付かなかった。 つかさ? さあ……? それ以前にレーダーの見方、分かるのかな? あるいはレーダーがどこに表示されているか、分かっているかどうか? ていうか、私以外のものが目に入ってるかどうか。 みゆき艦隊のオーバーランも不手際などではなく、分艦隊と足並みを揃える為のものだったのかもしれない。 とにかくここにきて、同盟軍の意図が前後挟撃ではなく、包囲殲滅だと分かった。 脱出路はまだあった。私の前方と、つかさの後方だ。私の艦隊は前進するだけでいいけど、つかさは後退するか、左転針→前進→右転針→前進と動いて私と同じところから脱出するかという、困難な道しか残ってなかった。そしてつかさなら、間違いなく後者を選ぶ。でも、同盟軍がそれを看過し座視するほどお人好しではないことも、また間違いなかった。 私にはまだチャンスがあった。艦隊に前進を命じればよかった。つかさを見捨てればよかった。……私には、それができなかった。 「みゆきさん!」 「はい!」 同盟軍は……なんだっけ? ああ、そうだ。「かがみんを我らの手に作戦」の仕上げにかかっていた。両艦隊とも右翼を右方向へ伸張し、こなたは私の前方を、みゆきはつかさの後方を遮断しようとしていた。 勝手に姉を婿認定し、勝手にその嫁に座に納まってしまうようなとんでもない妹だけど、それでも見捨てることはしないという姉としての心理をも、この一人っ子たちは見透かした上で、作戦に組み込んでしまったのだろうか? 躊躇って行動できずにいる私の目の前で、伸張を続けていたそれぞれの右翼が、側面に回っていたみゆきの分艦隊と連結し、同盟軍の包囲環が完成した。 「「艦列、うにょ~ん」」 同盟軍の二提督はそう言った。それは作戦成功を意味する符号だったのかもしれない。 負けたわね、完全に……。 私は溜息をつき、勝者の口上を待った。 「可愛がってあげるよぉ、袋のかがみちゃ~ん♪」 「やりました。ついに、ついに……かがみさんの緊縛に成功です!」 ……こんなところかしらね。まあ、負けることで本当にそうなっちゃうんだけど。 「―って、あれ?」 同盟軍の砲撃が止まっていた。これって何てバグ? それともエラー? 二人を見ると、何やら深刻な顔で悩んでいる様子だった。 「どうしたの?」 「大問題発生です」 「『だいもん』が大発生したんじゃないよ」 「知ってるわよ」 それって何て西部警察? 「かがみ自身と、かがみの名のついたつかさの旗艦、どっちを先に攻めようか迷っちゃってねー」 「フェルマーの最終定理も裸足で逃げ出す難問です」 数学の定理に足が生えてたら、私の方が逃げ出すわ。 「かがみの旗艦が『かがみの貞操』とかだったら、迷うことはなかったんだけどねー」 「アホか!」 でもこれはチャンスだった。私に見とれているつかさの肩を叩き、「お尻も叩いて」という願いを無視して艦隊行動の指示を出す。 「半円陣を組んで右舷90度回頭。急いで」 「う、うん……。うげんて?」 「右よ、右! 早く!」 叫びながら私も「陣形」メニューから半円陣を選択し、つかさとは反対に左舷90度回頭を命じる。そしてつかさ艦隊と背中を合わせる格好で円陣を形成する。 「♪ わ~い お姉ちゃんと合体だ~ ぷ~ぷかっぷ~」 「合体」ってこの場合、「釣りバ●日誌」的な意味なんだろうな。例によって無視して、射撃命令を出す。 「ファイエル!」 「ファ●リーズ!」 包囲環全体に対して砲火を浴びせる。 「やっぱりかがみ自身を先にモノにしてだね……」 「降伏後に旗艦を鹵獲(ろかく)、ですね」 同盟軍も基本方針が決まったらしい。私の艦隊に対して特に砲火が集中された。しかしながらこちらはわずかに先手を打てたおかげで、同盟軍の艦列に綻びを生じさせることに成功した。 「つかさ、脱出よ」 「どうやって?」 「そっちはそっちでうまくやりなさい」 私は艦隊を紡錘陣に組み直し、さっきのお返しとばかりに同盟軍の艦列の綻び、こなた艦隊とみゆき艦隊の連結部目掛けて突進した。 「ふぁ~。かがみ、らめぇ~。裂けちゃおうよぉ!」 「かがみさん、すご……あぁ! は、激しすぎます」 「変な事言うな! 変な声出すな!」 いくばくかの押し合いの後、私の艦隊は包囲環を食い破ることに成功した。その直前、こなたの総旗艦「かがみ様激Love」の位置が判明したという報告も入った。 一方……。 「おねえちゃ~ん! 待ってぇ~!」 つかさ艦隊は脱出に失敗した。私の艦隊の脱出時に包囲環全体が揺らいだけど、突進力に劣る半円陣のまま中でもたもたしていた。 みゆきの中央突破時と同様、私の艦隊も勢いがつきすぎてオーバーランしたけど、これによって十分な間合いを取ることが出来たので、反転させる。そして状況を分析し、作戦を立てる。 まず、同盟軍はどうするだろうか? ここはこのまま包囲環を維持し、つかさ艦隊を各個撃破してから私に向かってくるだろう。壊れた人為にそぐわない精緻な作戦立案と、巧妙な艦隊運動で以ってせっかく作り上げた包囲環だ。みすみす手放すことはない。 帝国軍の状況はどうか? 黒井先生の授業にも出てきたオルレアンの篭城軍のように、ジャンヌ・ダルクとなった私の、外からの攻撃に呼応して動くことをつかさに期待するのは難しい。ならば外から同盟軍に出血を強い、つかさ艦隊を捨て石にして、その全滅までに同盟軍に対して数的優勢を確立するよりない。 ついさっき躊躇って実行できなかった事の、正にその結果というべき状況に置かれたわけだけど、こうなった以上背に腹は替えられない。お腹の肉を背中に回しても、太っていることには変わりはない(胸に回せたらなあ……)。 ならばどうするか? 同盟軍のどこに出血を強いるか? 答え=こなたの総旗艦を撃つ! この間約0.7秒。今チャンネルをテレ玉(テレビ埼玉)に合わせ、「埼玉銘菓十万石まん●ゅう」のCMを見たら、「うまい! うますぎる!」というナレーションが、「早い! 早すぎる!」とでも聞こえただろう。 私の頭はそれくらい冴えていた。 ま た は 壊 れ て い た !! そんなわけで、こなた艦隊の後方宙域へ進路を取る私の艦隊。総旗艦「かがみ様激Love」を討ち取るのが先か、つかさ艦隊が全滅するのが先か? たとえ「かがみ様激Love」を討てなくても、つかさ艦隊が全滅した時点で数的優勢を確保できれば、その後の消耗戦で勝利できる。 ……そう思ってたんだけど。 「かがみん、待て~」 「お待ちくださ~い」 同盟軍の奴ら、あっさりと包囲を解きやがった。こっちに向かってくる。何だろうこれ。浜辺で戯れるバカップルのノリ? 「お姉ちゃ~ん!」 つかさも向かってくる。 同盟軍との距離が縮まり、たちまち砲戦となる。同盟軍の砲火が私の艦隊に殺到する。私もこなたの総旗艦目掛けて応射する。 「はあ、やっと追いついた」 到着したつかさ艦隊に、光背からこなた艦隊を叩かせようとすると、 「お姉ちゃんの隣に行きたいんだけど、ダメ?」 「そんな事してみなさい。姉妹の縁を切って、こなたの嫁になるから」 この一言は凄まじい効果を発揮した。 「あぶあひ!」 こなたが鼻血を吹いて倒れた。お株を奪ったわね。 「ああ、総司令官が昏倒されました。メディッーク!」 お株を奪われたみゆきが、衛生兵を呼ぶ。 「いるわけないでしょ」 いや、いた。そうじろうおじさんだ。こなたの鼻にティッシュを詰めると、そそくさと帰っていった。ティッシュを抱えて廊下で何をしていた? つかさに対しても効果覿面で、その艦隊はこなた艦隊の背後に猛攻を加えている。 「お姉ちゃんは私の嫁……おねえちゃんは私の嫁……」 何か唱えている。これは、「くたばれカイザー!」「ジーク・カイザー」のノリなのか? みゆき艦隊が前進し、総司令官と私の間に割って入ろうとするけど、こなた艦隊が前進してそれを阻止する。そういや、団長さんの艦隊もキョ●とガチの間に割って入ってたっけ。味方同士でも火花が散るのは、どこも同じなのね。 両軍とも第一艦隊の艦数が激減し、この狂乱の宴も終焉が近い。 「旗艦被弾」というアラートは、もう数え切れないほど出た。こなたも同じだろう。 割って入ることを諦めたみゆき艦隊が側撃を加えてきたが、背後を取られないよう後退し、こなた艦隊との砲戦を続行する。 もはや総力戦。ショスタコーヴィチでいえば七番の第一楽章より、五番の第四楽章の方がふさわしい状況だ。 全艦、ありったけのビームとミサイルを敵に叩きつけろ!! 最後まで立っていられるのはこなたか、私か……? かくて日は暮れ つかさ功成りて (私の)万骨は枯る 「やったぁ~」 帝国軍勝利という旨が表示されるや、つかさは飛び上がって私に抱きつき、そのままこなたのベッドに押し倒した。これは起こしに行った時の反応によく似ていて(引きずり込まれるか押し倒されるかの違いだ)、不本意ながら慣れてしまっていたため、難なく脱出できた。 同盟軍の二人ときたら、助けもせずにうな垂れていた。無理もない。もうあんたたちのものじゃないんだもんね。 「私たちの負けです」 「うん……」 冷静に考えれば、最終局面において、帝国軍の方がはるかに有利だった。こなたの同盟軍第一艦隊は、序盤でつかさの帝国軍第二艦隊と本気で砲戦を行い、私の帝国軍第一艦隊よりも消耗していたし、みゆきの同盟軍第二艦隊が側面攻撃にとどまったのに対し、つかさ艦隊はこなた艦隊の背後を取っていた。こなたの総旗艦「かがみ様激Love」が爆沈した時点で、艦隊の艦数は40隻を切っていたけど、私の方はまだ500隻いた。消耗の差がそれだけ出ていたということになる。勝利は当然の帰結とも言える。でも最初15000隻いたんだから、生存率は3%強。ははは、大した味方殺しね。 「ですがつかささん。これだけははっきり申し上げておかなければなりません」 うん、まあ、つけ上げるといけないから言ってあげて。私はベッドに腰掛け、二人を睥睨するように見る。 「私たちは、かがみさんの魅力に負けたのです」 ズベッ 「かがみが可愛いから、追いかけずにいられなかったんだよねー」 イタタたた……。 「お顔の愛らしさは言うに及ばず、逃走時のあのお尻!」 「お尻だねー」 「あれを見せ付けられて、追いかけずにいられましょうか!? あれを見てしまったら最後。何人たりとも心が猟犬となり、ウサギを追って野を越え、山を越え、海をも越えて、心の翼は夜空を駆け抜け、かがみさんを求める切ない慟哭は天を裂き、やがて宇宙の果てまで……あの、大丈夫ですか?」 あんたこそ大丈夫か? 「うん……そのお尻をちょっと打っただけ。それに、頭がちょっと痛いかな……」 来るぞ、来るぞ……。 「それは大変です! すぐに治療しないと。さあ、脱いでください!」 「私のベッドに横になって」 ワキワキする二人の手が、しかし急に止まる。 「そうでしたね……」 「もう私たちのものじゃないんだよね……」 はあ……と肩を落とす二人。つかさは抱きついてチュッチュしながら、 「お医者さんごっこ~」 なんていってる。ほう、医学部志望か。がんばれ~。 パソコンは、戦闘結果と一緒にそれぞれの旗艦の状態もモニターしていた。 つかさの旗艦「かがみお姉ちゃん、大好き」は特に変化はない。 総司令官の戦死で降伏したみゆきの旗艦「かがみさん、愛してます」は、宇宙空間にありえないくらい巨大な白旗を掲げていた。 こなたの旗艦は、ない。つかさ艦隊と私の艦隊の砲撃が同時に着弾して轟沈し、原子に還元したのだろう。虚空を映し出していた。 そして私の― 「ぎょぴちゃん……」 私の旗艦「ぎょぴちゃん」は、度重なる被弾により破孔が生じ、外部に突き出た機器は千切れ飛び、装甲版が歪んだり溶けたりで、原型を保っていなかった。武装はあらかた潰され、機関部にも被弾していた。これは人間で言うと片足が折られたに等しい。 こんなになるまで戦ってくれたんだね…… そう思うと鼻の奥がツンとして、胸に熱いものがこみ上げてきた。 そして私は悟った。この戦いの勝者はつかさじゃない。もちろん白旗を上げたみゆきでもなく、旗艦とともに原子に還元したこなたでもなく、まして私ですらない。 「お姉ちゃん……?」 抱きつく体をやんわりと引き離すと、つかさは不思議そうな顔をした。 「行かなきゃ。この戦いの勝者の元へ」 「え? ええ? ここに……」 「『ぎょぴちゃん』を見て。私の旗艦の」 「あー、ボロボロ~」 「この戦いはね、私を乗せたぎょぴちゃんがこんなになるまで頑張ってくれたから勝てたの。よってこの戦いの勝者は、ぎょぴちゃんとします」 「「「えー」」」 「私はぎょぴちゃんのものになりました」 「「「え~~~!!」」」 最大音量の抗議×3。 私はキレるべきだった。 私はキレた。 「い い わ ね ?」 鬱積したものを全て解き放つと、何か黒い物が出た。ゴゴゴゴって地鳴りもする。 「「「ひぃっ!」」」 恐怖におののいた三人が飛び上がる。みゆきなどは、窓を開けてそこから逃走しようとしていた。つかさが腰に、こなたが足にしがみつかなかったら思いを遂げたことだろう。 「異論はないようね。じゃ」 廊下で腰を抜かしていたそうじろうおじさんにも一礼すると、私は颯爽と泉家を後にした。 勝者の待つ我が家に向けて。 次の休日。 今年初めて半袖を着た私は、弁当とお菓子(別物かって? 当然!)と金魚鉢を抱えて、近くの公園へと出かけた。 休日の公園は人出が多く、家族連れ、恋人連れ、友人連れ、動物連れにあと何だか分からないけどとにかく来ている人までいて、ずいぶん賑やかだった。動物連れの人には犬はもとより、籠に小鳥を入れて連れてきてる人、猫を散歩している人までいた。話には聞いたことあるけど、本当にいるのね……。 その猫を一睨みして追っ払うと(猫だけよ。人の方には愛想笑いして……あ、小鳥の人の方へ行っちゃった。気をつけて~)、金魚鉢を池のほとりの置いてみる。エサでももらえると思った鯉が寄ってきたけど、これは失敗だった。ぎょぴちゃんはかなりビビッていた。井の中の蛙、池の中の金魚……いや、いいんだけどね。 ベンチに移動して、弁当を食べる。ぎょぴちゃんの分もちゃんと持ってきてあって、一緒にランチ。桜の頃は過ぎていたけど、それに続く花たちで公園はむしろその頃よりも華やいでいた。ちょっと虫もいるというが難点ね。 晴天に恵まれた陽気は、ベンチに横になって暁を覚えずと洒落込みたいほどだったけど、猫が近くにいるとあってはうかうか寝ていられない。寝相は良いほうだけど、金魚鉢を倒す危険性も否定できない。 膝枕もしてもらえないし、ね……。 ふと、他の犬や小鳥や猫、家族や恋人を連れた人、あと何だか分からない人たちから見て、私がどう見えるかということに興味がわいた。 金魚を連れて散歩に来ている、ちょっと変わった女の子? 残念。ほとんどハズレ。「女の子」という点しか合ってない。 金魚とデートをしている、ごく普通の女の子。これが正解。 そう、デートよ。で・い・と。だってあの戦いの結果、私はぎょぴちゃんのものになったのだから。 ところで膝枕といえば、私は気付いていた。頼めば喜んでやってくれそうな人、むしろ泣きながら土下座してさせてくれと言いそうな人の存在に。 お菓子をつまみながら、暁を覚えない程度に目を閉じて、耳を澄ませてみましょう。 赤く咲き誇るツツジの茂みのそのまた奥。私を付け狙う雌狼が三頭。頭隠してアホ毛隠さず……。 「むぅ……かがみへの愛を艦名にこめ、フラグシップにフラグを立てたつもりだったけど……」 「かがみさんご本人は、ぎょぴちゃんフラグを立ててたんですね……」 「どんだけー」 「男性より、金魚になりたくなってきました……」 「じゃあ私は金魚鉢になる」 「いや、二人ともそんなことより、かがみを見てみなよ」 「……イイ」 「……イイ」 「……イイねー」 「ぎょぴちゃんに微笑みかけるかがみさん……」 「ぎょぴちゃんに話しかけるかがみん……」 「ぎょぴちゃんを抱えて歩くお姉ちゃん……」 「「「眼福(だなー/ですねー/だねー)」」」 そこ! ツツジの中の三人! そういうことはもっと小声で言うように。ていうか、逮捕されない内に家に帰りなさい。 あー、いやいや。相手にしたら負けだ。気にかけてもいけない。 心頭滅却……色即是空……いやいや、これ仏教の教えだわ。私は神社の娘だし……落ち着け落ち着け。 まあ、とにかく。私はぎょぴちゃんとセットということが認められたみたい。ぎょぴちゃんと一緒の限り、私は安泰かつ平穏ということだ。 だからお願い。 ぎょぴちゃん、長生きしてね。 おわり コメントフォーム 名前 コメント ぎょぴちゃんendかwww -- 名無しさん (2009-10-06 16 10 15) 銀英伝好きの自分には最高でした。 -- 名無しさん (2009-10-04 17 41 10) ギャグのテンポが良すぎるwwしかしみゆき無敵だなw -- 名無しさん (2009-06-10 12 32 54) まさかのぎょぴちゃんフラグ‥‥ -- 名無しさん (2008-12-26 18 05 21) これはもっと評価されるべき。性的な意味で -- 名無しさん (2008-08-01 09 18 56) ぎょぴちゃん・・・orz -- みみなし (2008-05-04 21 08 10)
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潜水艦轟沈す 潜水艦轟沈す [DVD]
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エルドラドゲート 第1巻第1話 「めざめよ、ゴメス!」 第2話 「カナンへの試練」 第3話 「泥棒娘ラディア」 第2巻第4話 「獣人バドの嘆き」 第5話 「勇剣士エリシン」 第6話 「よみがえるアインたち」 第3巻第7話 「水没の都へ」 第8話 「思い出すパメラ」 第4巻第9話 「ミーマのいそがしい一日」 第10話 「食べろ、マンマ!」 第11話 「聖騎士ギギ」 第5巻第12話 「モンスターハンターソフィ」 第13話 「亡霊の街」 第14話 「浮遊大陸ガムランダル」 第6巻第15話 「ガブリ抹殺計画」 第16話 「12人の鬼神たち」 第7巻 第1巻 対応機種 ドリームキャスト 発売日 2000年10月10日 開発 カプコン 発売 カプコン 第1話 「めざめよ、ゴメス!」 キャラクターデザイン 天野喜孝 脚本 フラグシップ 杉村升 いしぜきひでゆき 音楽 辻邦博 企画 松江一樹 遠藤充 大和浩之 倉田俊彦 山本吉行 田中淳一 うぐいす 坂口貴一 土田祐土 プログラム 吉岡敏 土屋和弘 高橋純 多田英樹 矢高達司 眞延厚司 樫本明広 片岡正樹 梅津貴行 オブジェクトデザイン 西尾仁志 (フラグシップ) 岩城未奈 小川潤一郎 佐々木幸子 浜田章次 大橋松風 藤内亜希子 川西純平 門植友和 仲晃照 土居恵 在間佳美 田中真一 横山和香 スクロールデザイン 立古智恵子 藤崎淳子 山元雄司 植田佳久 塩原信一 古川千鶴 BUPPO 西村千晶 瀬戸良香 田中吉嗣 岸本泰明 藤原友美 ロゴデザイン 鵜飼敏 大野幸太郎 内田裕美子 ミュージックディレクター 堀山俊彦 サウンドデザイン 内海秀明 パブリシティ 人見一枝 芥川貴子 伊加井努 川野毅 北原隆 小林康浩 佐藤貴之 中嶋浩二 端麻衣子 南出直人 スペシャルサンクス 友澤眞 川上朝幸 apple z 西山奈緒美 松本幸太郎 妖薙勇侠 林真司 岡本義郎 猶原淑子 弓手一良 AUGEN ALL CAPCOM STAFF ディレクター ばんぶう プロデューサー 竹下博信 ゼネラルプロデューサー 三並達也 制作 ㈱カプコン 第2話 「カナンへの試練」 以下の他は第1話と共通 脚本 フラグシップ 上原正三 杉村升 酒井直行 第3話 「泥棒娘ラディア」 以下の他は第1話と共通 脚本 フラグシップ 宮城季詩子 第2巻 対応機種 ドリームキャスト 発売日 2000年12月12日 開発 カプコン 発売 カプコン 第4話 「獣人バドの嘆き」 キャラクターデザイン 天野喜孝 脚本 フラグシップ 曽田博久 イベントディレクター 辻理 音楽 辻邦博 企画 松江一樹 遠藤充 大和浩之 倉田俊彦 山本吉行 田中淳一 うぐいす 坂口貴一 土田祐土 プログラム 吉岡敏 土屋和弘 高橋純 多田英樹 矢高達司 眞延厚司 樫本明広 片岡正樹 梅津貴行 オブジェクトデザイン 西尾仁志 (フラグシップ) 岩城未奈 小川潤一郎 佐々木幸子 浜田章次 大橋松風 門植友和 仲晃照 土居恵 在間佳美 スクロールデザイン 立古智恵子 藤崎淳子 山元雄司 植田佳久 塩原信一 古川千鶴 BUPPO 西村千晶 瀬戸良香 田中吉嗣 岸本泰明 藤原友美 ロゴデザイン 鵜飼敏 大野幸太郎 内田裕美子 ミュージックディレクター 堀山俊彦 サウンドデザイン 内海秀明 パブリシティ 人見一枝 芥川貴子 伊加井努 川野毅 北原隆 小林康浩 佐藤貴之 中嶋浩二 端麻衣子 南出直人 スペシャルサンクス 友澤眞 川上朝幸 apple z 西山奈緒美 松本幸太郎 藤内亜季 川西純平 田中真一 横山和香 林真司 岡本義郎 照屋裕 尾崎奈都子 葉月 米倉美幸 金子賢太郎 弓手一良 AUGEN 豊永みづほ ALL CAPCOM STAFF ディレクター ばんぶう プロデューサー 竹下博信 ゼネラルプロデューサー 三並達也 エグゼクティブプロデューサー 岡本吉起 AND YOU 制作 ㈱カプコン 第5話 「勇剣士エリシン」 第4話と共通 第6話 「よみがえるアインたち」 以下の他は第4話と共通 脚本 宮城季詩子 杉村升 第3巻 対応機種 ドリームキャスト 発売日 2001年2月2日 開発 カプコン 発売 カプコン 第7話 「水没の都へ」 キャラクターデザイン 天野喜孝 脚本 フラグシップ いしぜきひでゆき イベントディレクター 辻理 音楽 辻邦博 企画 松江一樹 遠藤充 大和浩之 倉田俊彦 土田祐土 山本吉行 うぐいす 坂口貴一 プログラム 吉岡敏 土屋和弘 高橋純 多田英樹 矢高達司 眞延厚司 樫本明広 片岡正樹 梅津貴行 オブジェクトデザイン 西尾仁志 (フラグシップ) 岩城未奈 小川潤一郎 佐々木幸子 浜田章次 大橋松風 土居恵 門植友和 在間佳美 スクロールデザイン 立古智恵子 藤崎淳子 山元雄司 植田佳久 塩原信一 古川千鶴 アリ・マー BUPPO 西村千晶 瀬戸良香 田中吉嗣 岸本泰明 藤原友美 ロゴデザイン 鵜飼敏 大野幸太郎 内田裕美子 ミュージックディレクター 堀山俊彦 サウンドデザイン 梶野俊夫 藤谷淳子 内海秀明 パブリシティ 人見一枝 芥川貴子 伊加井努 川野毅 北原隆 小林康浩 佐藤貴之 中嶋浩二 南出直人 西口幸一 石田義則 スペシャルサンクス 弓手一良 金子賢太郎 AUGEN 友澤眞 川上朝幸 apple z 西山奈緒美 松本幸太郎 仲晃照 田中淳一 林真司 照屋裕 蒲田晃秀 岩木央昌 葉月 米倉美幸 ALL CAPCOM STAFF 特別出演 古田佳野子 (セーシュ) 岡村鉄兵 (テツ) ディレクター ばんぶう プロデューサー 竹下博信 ゼネラルプロデューサー 三並達也 エグゼクティブプロデューサー 岡本吉起 制作 ㈱カプコン 第8話 「思い出すパメラ」 以下の他は第7話と共通 脚本 フラグシップ 神戸一彦 杉村升 特別出演 倉重佳寿也 (カズヤ) 第4巻 対応機種 ドリームキャスト 発売日 2001年4月12日 開発 カプコン 発売 カプコン 第9話 「ミーマのいそがしい一日」 キャラクターデザイン 天野喜孝 脚本 フラグシップ いしぜきひでゆき 杉村升 イベントディレクター 辻理 音楽 辻邦博 企画 松江一樹 遠藤充 大和浩之 倉田俊彦 土田祐土 うぐいす 坂口貴一 プログラム 吉岡敏 土屋和弘 高橋純 多田英樹 矢高達司 眞延厚司 樫本明広 片岡正樹 梅津貴行 オブジェクトデザイン 西尾仁志 (フラグシップ) 岩城未奈 小川潤一郎 佐々木幸子 浜田章次 大橋松風 土居恵 門植友和 在間佳美 スクロールデザイン 立古智恵子 藤崎淳子 山元雄司 植田佳久 塩原信一 古川千鶴 アリ・マー BUPPO 西村千晶 田中吉嗣 瀬戸良香 岸本泰明 藤原友美 ロゴデザイン 鵜飼敏 大野幸太郎 内田裕美子 ミュージックディレクター 堀山俊彦 サウンドデザイン 梶野俊夫 藤谷淳子 パブリシティ 人見一枝 芥川貴子 伊加井努 川野毅 北原隆 小林康浩 佐藤貴之 中嶋浩二 南出直人 西口幸一 石田義則 萩原良輔 スペシャルサンクス 弓手一良 金子賢太郎 AUGEN 友澤眞 川上朝幸 apple z 西山奈緒美 松本幸太郎 仲晃照 田中淳一 内海秀明 山本吉行 林真司 照屋裕 岩木央昌 葉月 ALL CAPCOM STAFF ディレクター ばんぶう プロデューサー 竹下博信 ゼネラルプロデューサー 三並達也 エグゼクティブプロデューサー 岡本吉起 制作 ㈱カプコン 第10話 「食べろ、マンマ!」 以下の他は第9話と共通 脚本 フラグシップ 上原正三 曽田博久 杉村升 第11話 「聖騎士ギギ」 以下の他は第9話と共通 脚本 フラグシップ 酒井直行 杉村升 第5巻 対応機種 ドリームキャスト 発売日 2001年6月6日 開発 カプコン 発売 カプコン 第12話 「モンスターハンターソフィ」 以下の他は第9話と共通 脚本 フラグシップ 吉川次郎 杉村升 スペシャルサンクス 弓手一良 金子賢太郎 AUGEN 友澤眞 川上朝幸 apple z 西山奈緒美 松本幸太郎 仲晃照 田中淳一 内海秀明 山本吉行 林真司 照屋裕 岩木央昌 葉月 協力 ㈱ブロッコリー ALL CAPCOM STAFF 第13話 「亡霊の街」 以下の他は第12話と共通 脚本 フラグシップ 鷲山京子 曽田博久 杉村升 スペシャルサンクス 弓手一良 金子賢太郎 AUGEN 友澤眞 川上朝幸 apple z 西山奈緒美 松本幸太郎 仲晃照 田中淳一 内海秀明 山本吉行 林真司 照屋裕 葉月 奥野裕之 ALL CAPCOM STAFF 第14話 「浮遊大陸ガムランダル」 以下の他は第13話と共通 脚本 フラグシップ 宮下準一 曽田博久 第6巻 対応機種 ドリームキャスト 発売日 2001年8月8日 開発 カプコン 発売 カプコン 第15話 「ガブリ抹殺計画」 キャラクターデザイン 天野喜孝 脚本 フラグシップ 酒井直行 杉村升 曽田博久 イベントディレクター 辻理 音楽 辻邦博 企画 松江一樹 遠藤充 大和浩之 倉田俊彦 土田祐土 うぐいす プログラム 吉岡敏 土屋和弘 高橋純 多田英樹 矢高達司 眞延厚司 樫本明広 片岡正樹 梅津貴行 オブジェクトデザイン 西尾仁志 (フラグシップ) 岩城未奈 小川潤一郎 佐々木幸子 浜田章次 大橋松風 土居恵 門植友和 在間佳美 スクロールデザイン 立古智恵子 藤崎淳子 山元雄司 植田佳久 塩原信一 古川千鶴 アリ・マー BUPPO 西村千晶 田中吉嗣 瀬戸良香 岸本泰明 藤原友美 ロゴデザイン 鵜飼敏 大野幸太郎 内田裕美子 ミュージックディレクター 堀山俊彦 サウンドデザイン 梶野俊夫 藤谷淳子 パブリシティ 人見一枝 芥川貴子 伊加井努 川野毅 北原隆 小林康浩 佐藤貴之 中嶋浩二 南出直人 西口幸一 石田義則 萩原良輔 スペシャルサンクス 弓手一良 金子賢太郎 AUGEN 友澤眞 川上朝幸 apple z 西山奈緒美 松本幸太郎 仲晃照 田中淳一 内海秀明 山本吉行 坂口貴一 林真司 照屋裕 葉月 森崇 歳森聰 ALL CAPCOM STAFF ディレクター ばんぶう プロデューサー 竹下博信 ゼネラルプロデューサー 三並達也 エグゼクティブプロデューサー 岡本吉起 制作 ㈱カプコン 第16話 「12人の鬼神たち」 以下の他は第15話と共通 脚本 フラグシップ 酒井直行 杉村升 曽田博久 第7巻 対応機種 ドリームキャスト 発売日 2001年10月10日 開発 カプコン 発売 カプコン
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ピッグシップ とは、【メイド イン ワリオ】の乗り物。 プロフィール 作品別 元ネタ推測 関連キャラクター コメント プロフィール ピッグシップ 他言語 別名義 【オインカー】? 分類 UFO 初登場 【メイド イン ワリオ】 【オービュロン】が所有する【ブタ】型のUFO。一つだけではなく2号機と思わしき同型の挺も確認されている。 作品別 【メイド イン ワリオ】 オービュロンが乗っている。本作では非常に大きい。この時点では名称不明。 【まわるメイドインワリオ】 前作とは異なるタイプが登場。2号機だろうか。 【さわるメイドインワリオ】 本作で名称が判明した。 新しいおたからを入手するとここに収納される。タッチでおたからを持ってくれば、しまうことも可能。 【超おどる メイド イン ワリオ】 本作では【オインカー】?に名前が変更されている。 言葉は喋らないが、自我があり、テレパシーを使える。 元々あるピッグシップとは別の機体の名前なのか、ピッグシップの正式名称であるのかは不明。 元ネタ推測 Pig+シップ Oink-Oink(豚の鳴き声)+Car(車) 関連キャラクター 【オービュロン】 【オインカー】? コメント 名前 全てのコメントを見る?
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フラグシステム 青フラグ 赤フラグ グレーフラグ ライトグレーフラグ ダークブルーフラグ 黄フラグ 緑フラグ オレンジフラグ ダークイエローフラグ フラグシステムを利用した行為(初心者注意) 青フラグ 通常状態 赤フラグ 青ネームの殺人カウントが5に達すると赤フラグになる 殺人カウントとは別にstatuslosカウントがあり 殺人カウント1毎にstatuslosカウントも1増える statuslosカウントが5以上の状態で死亡すると ステータスロスのペナルティを受ける /murdercountで確認可能 statuslosカウントはゲーム内時間4時間毎に1減少する このフラグは全てのプレイヤーに見えます グレーフラグ 家の侵入行為 青ネームからのルート行為 青ネームからの盗み行為 青ペットへの攻撃 盗まれたアイテムのルート行為(盗人が灰色場合でも) ガード圏内(町)の中で騎乗中に人を轢く(相手が転げるとアウト) このフラグは全てのプレイヤーに見えます ライトグレーフラグ 赤フラグ/グレーフラグを攻撃した場合。 敵対プレイヤーからのみライトグレーフラグに見える 赤フラグ/グレーフラグを攻撃された場合。 敵対プレイヤーがライトグレーフラグに見える このフラグは敵対しているプレイヤー以外には見えません ダークブルーフラグ 青フラグのかばんの覗き/盗み(未遂)の際に発生 盗もうとしたプレイヤーから攻撃又はプッシュされるとグレーフラグに変更される ※プッシュは右左クリック同時押し このフラグは敵対しているプレイヤー以外には見えません 黄フラグ ゲームプレイ時間8時間未満のアカウントは他のプレイヤーからの攻撃が無効になる 犯罪行為をすると一時的に解除される このフラグは全てのプレイヤーに見えます 緑フラグ ギルドフラグ 味方の表示 ギルド間での犯罪行為にはフラグ発生しない ※仕様変更があり現在は緑フレーム内の通常フラグ表示 オレンジフラグ ギルドフラグ 敵ギルドの表示 ※仕様変更があり現在はオレンジフレーム内の通常フラグ表示 ダークイエローフラグ 住宅など非生物オブジェクトの表示 フラグシステムを利用した行為(初心者注意) 1)狩りなどをしてMOBに攻撃している際にわざと攻撃を食らい反撃してくる この際自分が灰色になってしまう為、あわてて町の中に入ってしまうとガードを呼ばれてしまうので注意 2)赤ネームと対峙した際に赤ネームがpetを連れている場合は注意 petに最初にこちらが攻撃してしまうと灰色フラグになり赤ネームは ペナルティなしで反撃することが可能になる 3)キャラクターの名前を「Pig」や「Springbok」という風にMOBの名前をつけている人がいるので攻撃しないように
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登録日:2016/02/08 (月) 12 14 12 更新日:2024/02/08 Thu 12 35 32NEW! 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 たこ焼き ヲ級 正規空母 深海棲艦 空母 空母ヲ級 艦これ 艦隊これくしょん 空母ヲ級は、艦隊これくしょん -艦これ-に登場する敵勢力、深海棲艦のうちの一種。 艦種は正規空母。 空母だけあって艦載機の運用に特化している。 鬼・姫級を除く通常深海棲艦の中では、正規空母として唯一の深海棲艦であり、 航空戦力を有するのはこの空母ヲ級と、小型版の軽空母ヌ級、哨戒機を搭載している重巡ネ級flagship、あと何かがトチ狂っている戦艦レ級のみ。 容姿 大型艦だけあってほぼ女性の人間体を形成。表情は無表情で、見ようによってはどこか儚げな印象。 白いタイツのような衣服とマント・手袋をしており、両手で杖をついている。 人間体をとる深海棲艦には他にも重巡や戦艦などがいるが、他の艦種はゴツい兵装で身を覆っているのに対し、 ヲ級は頭部以外は衣服と杖のみで、本体の姿が目立つからか、二次創作では深海棲艦の中でずば抜けた人気を誇っている。 最近は個性的な鬼・姫級が多数登場したために、だんだん影が薄くなっている感もあるけど 人間体の頭の上には、目と口がついた、怪物の頭部のような帽子が乗っているのが大きな特徴。 これはヌ級とも共通したデザインのため、ヲ級はヌ級の成長体ではないかという説があり、更にはこちらが本体ではないかという説も。 アニメなどでは、艦載機はこの頭部の口から出ていく描写がされていた。 他にも、頭部から触手のようなものが数本伸びていたり、横には砲身が付属している。砲は自衛用の対空砲だろうか? 一方で操る艦載機は、深海棲艦側の基本タイプは機械と昆虫を混ぜたような見た目をしている。 さらに最近ではこれを上回る性能の、異形の艦載機も出現しているが……詳細は後述。 ゲームでの概要 空母であることから、砲撃戦に入る前に航空戦で先制攻撃を仕掛けてくる。 制空状態と、対空砲火による迎撃で攻撃機の数を減らしてダメージを抑えることもできるが、 これが甘いか、もしくは念入りに対処しても迎撃率は基本ランダムのため、 運が悪いとこちらが何もしない間に甚大な被害を受けてしまう。 さらに、弾着観測射撃システムの導入後は、こちらが航空優勢以上の制空権で水上艦の砲撃を強化できるようになったが、 その分敵にヲ級が出てくると、それに応じて一定以上の艦戦を動員しないとこれを阻止されるようになり、 逆に敵側に航空優勢を取られてしまうと向こうから弾着連撃を受けてしまう。 制空値の高いヲ級が出てくる度に、提督諸氏は空母の編成と装備に頭を悩ませる。 また砲撃戦では、その威力の計算式が空母系艦種は優遇されているため、 素の火力値が一見大したことない(というかeliteまでは0)ヲ級であっても、大ダメージを叩きだすことがしばしば。 ただし対空迎撃時に攻撃機のスロット搭載数を0にすれば、砲撃時の装備分の威力上昇を下げることができ、 さらに全攻撃機を全滅させることができれば、攻撃そのものが不可能となり、無行動でその分他の艦の攻撃順を遅れさせられる。 逆に言えば、全スロットに1ずつでも攻撃機が残っていれば、いかに多く対空迎撃できたとしても、砲撃戦威力は全く減少しない。 防御面は、戦艦に次ぐレベルの高い耐久と装甲であり、 こちらの巡洋艦でも簡単に無力化できた軽空母ヌ級とは違い、倒すにはそれなりの火力が必要。 しかしその分、これまた空母の特徴として、中破・大破まで追い込めば砲撃戦では攻撃ができなくなる。 なお、艦娘の空母のデフォルトの射程は、駆逐艦と同じ短に設定されているが、 空母ヲ級(およびヌ級)は敵駆逐艦よりさらに優先度が低く設定されているようで、一巡目では必ず最後に攻撃する。 敵側の場合、登場する際は旗艦に配置、 ないし空母が複数いるなら2番目・3番目となり、かつ輪形陣であることが多いのも特徴。 輪形陣はかばう確率が上昇するため、旗艦をスナイプする可能性は低いが、 その分一巡目で中大破まで追い込むのに成功すれば、二巡目で攻撃を早めにスキップし、こちらの2番目の艦の砲撃を安全に叩きこめる。 また輪形陣は砲撃や雷撃の威力・命中補正があまりない(雷撃は特に大きく弱体化する)ため、 航空戦さえ乗り切ってしまえば、他のマスより癒しになることも。 一方、輪形陣は対空にボーナスがあるのと、当然ながらヲ級も艦載機で迎撃するために、こちらの航空機も多く撃墜される。 これが道中で続くと、後の戦闘で艦戦の数が足りなくなって制空権が取れなかったり、 攻撃機が全滅してこちらの空母が置き物になるといった事態が起きる。 同時に補給でのボーキサイトの消費も増大してしまう。 潜水艦隊の場合、ヲ級自身は対潜攻撃をしないものの、輪形陣の対潜補正ボーナスは単横陣ほどではなくともそこそこあるため、 開幕雷撃で駆逐軽巡を潰し損ねると大ダメージの危険があるが、逆に対潜攻撃艦を先に排除できれば一方的な攻撃が可能。 詳細 空母ヲ級(ノーマル) 耐久 85 火力 0 雷装 0 対空 30 装甲 40 制空値 10 (*1) 初登場は1-4ボス。 ここに初到達の段階では自戦力に空母がいることはあまりない上、各艦の装甲と対空の改修もほぼされてない。 開幕早々、一方的に爆撃が直撃して自艦隊がボロボロに、というのは誰しも経験したことだろう。 その後も南西諸島海域で出現するが、2-2から既にelite級が出始め、 無印のものと遭遇するのは1-4、2-1、2-3、2-4のみとなっている。 もっとも2-3などではオリョクルでのい号作戦の標的になるので、馴染みが薄いわけではないが。 艦これ2期では2-1以降は提督レベルが高いとelite以上しかでなくなるため、1-4でしかノーマル個体が出なくなってしまった。 空母ヲ級elite 耐久 88 火力 0 雷装 0 対空 40 装甲 55 制空値 27 初登場は2-2ボスだが、出てくるのは3パターンのうちの1つ。 2-3ボスでも出てくるのは3分の1なので、本格的に相対するのは2-4以降になるだろう。 無印と比べて装備した艦載機がグレードアップし、 制空値が増しているので、こちらも空母の艦戦の運用を強く意識する必要がある。 艦これ2期ではノーマルでの記載通り、2-1から登場するようになり見る機会が増えた。 空母ヲ級flagship 耐久 96 火力 25 雷装 0 対空 50 装甲 80 制空値 28 初登場は2-4道中。 パターンによるとはいえ出現マスは割と多いのだが、 行った時点でクリアがほぼ不可能な北西ルートと、南東ルートの外れマスが主であり、 2-4でまともに戦う意味のある場所はボス前北分岐ぐらい。 eliteと比べて装備は変わらないものの、基本ステータスが底上げされており、 特に装甲が増加。戦艦や空母の一撃でないとなかなか撃沈してくれない。 またフラグシップ以降、空母でありながら大破していなければ、夜戦でも攻撃を行う。 ただダメージ計算上、空母はむしろ夜戦の方が昼戦より攻撃力が大幅に減るため、 ヲ級程度ならば夜戦で警戒する必要はない。 艦これ2期でもflagshipは2-4からの登場だが、1期と違いボス前に必ず出るようになった。 新型艦載機 2014年夏イベント以降に実装の海域では、従来の敵艦載機と見た目と性能がまったく異なる、 新型艦載機を搭載したフラグシップヲ級が出現するようになった。 この艦載機は、白く丸い生物が口を開け、猫耳のようなものが生えているデザインで、 提督からはたこ焼きなどのあだ名がつけられている。……護衛要塞と紛らわしいけど どうやって飛んでいるのか謎な形だが、その性能は従来の敵艦載機を遥かに上回る。 ヲ級本体のステータスは通常のフラグシップと変わりないが、この装備強化の影響で攻撃力・制空値が激増。 制空値は84と、なんと普通のフラグシップの3倍。 また今まで3スロットしかなかったのが4スロットになり、 艦攻を2スロット分積むようになったので、砲撃戦火力は余計に破壊力が向上している。 ただしこの4スロット目は搭載数がかなり少ないらしく、ここに限れば航空戦で枯らせるのもそう難しくない。 通常海域では6-1に登場するボス旗艦のヲ級がこの個体であり、EO海域を除くとここでようやく姿を見せる。 艦これ2期では5-1でボスマスでランダムで登場するようになり、5-1を含め南方海域で姿を現すように。 5-1では空母を入れると逸れる可能性があるため、優勢を取るために水上戦闘機がないと非常にキツイ制空値を要求されるハメになる。 余談だが、ゲーム中ではこの艦載機についてあまり詳しい情報は分からないが、 内部データを解析すると、それぞれ深海猫艦戦、深海地獄艦爆、深海復讐艦攻と名付けられているらしい。 いずれも太平洋戦争で日本軍が対峙した米軍の航空機である、 F6Fヘルキャット、SB2Cヘルダイバー、TBF/TBMアヴェンジャーがモチーフであると見られている。 その数値はこちらが開発できる艦載機でも上位である、烈風、彗星一二型甲、流星改の、さらに上位互換の性能を持つ。 2015年夏イベントからは、この艦載機が赤いオーラを纏ったさらなる上位版を搭載したヲ級も登場。 制空値103と後述のヲ級改と同等まで上昇している。 なお、艦載機全てが赤オーラのものと、攻撃機が赤オーラと通常のたこ焼きと混じっているパターンがある。 艦これ1期までは赤オーラタコヤキのflagshipは6-5のボス随伴のものくらいしか姿をみせなかった。 しかし2期からは5-4の上ルートの道中2戦目に赤オーラタコヤキのflagshipが登場。 輪形陣を組んでいるがそれでもそれなりの確率で当ててくるため、1マス目の単縦陣カ級elite、3マス目のタ級flagsipと並んで道中事故量産要員として猛威を振るっている。 空母ヲ級改flagship 耐久 160 火力 40 雷装 0 対空 90 装甲 120 制空値 102 5-5実装と共に出現するようになった、ヲ級の強化形態。 その5-5ではレ級のインパクトにもってかれてしまったが 以降、通常海域では拡張作戦(○-5)や中部海域以降の高難度マップで登場する。 リ級・ル級の改と同じように、黄色のオーラだが、片目が青い炎のような残光を引いている。 艦これ2期では5-2のボスマスで空母棲鬼とのランダムでボス旗艦として登場する。 改flagshipはここで初めて見ることが多いだろう。 たこ焼き機ほどではないが、通常のフラグシップまでの機体よりも艦戦と艦攻が強化されている。 制空値がさらに増加して、熟練度実装前まではこいつ1隻に対して、 正規空母1隻では3スロット分に普通の烈風を積んでも、航空優勢まで足りないレベル。 航空戦でのダメージも、艦攻4スロット目の搭載数が他スロットと同じレベルまで増強しているようで、 手数が増えたことで大ダメージを受けやすい。 一番の特徴は、耐久と装甲が超強化され、下手な姫クラスほどの堅牢さを誇る。 昼戦では重巡以下はまともなダメージを期待できず、戦艦の砲撃を平気で耐えることも。 中破に持っていくのすら苦労するので、昼戦撃沈はかなり困難。 もはや「普通の敵」として見るにはオーバースペックで、 通常艦隊では戦艦や正規空母などの大型艦を複数用意しなければ対抗するのは難しいが、 イベントの連合艦隊だと手数が大幅に増える関係で、ヲ級改でもポンポン配置される傾向にある。 登場したのが新型艦載機実装前だったからか、ヲ級改は長らく通常艦載機のもののみだったが、 フラグシップに赤オーラ版が出現するようになった2015年夏イベントからは、 新型艦載機搭載版が出現するようになった。もちろん赤バージョンもあるよ! 航空戦、砲撃戦共に、当たりどころが悪いと大和型すら仕留める威力になっており、もうプチ空母棲鬼といった様子。 制空値は赤たこ焼きで132、優勢には198。熟練度による制空値プラス込みでも厳しい。 2016年秋イベントである 「発令!艦隊作戦第三法」 では、モチーフがドーリットル空襲であったこともあり、凄まじい猛威を振るうことになった。 ステージ道中の空襲戦や基地空襲、E2のボスでは、難易度丙であってもヲ級改が登場。甲に至ってはE3、E4、E5のボスマスにて随伴として2隻編成。 E5の道中で3隻編成が登場…と1隻でもただでさえ高い制空力が2倍または3倍と恐ろしい事になっている。 特にE4ボスマス、E5の道中マスでは開幕航空戦で触接され、大型艦ですら一撃必殺大破…という恐怖を味わわなかった提督はいないだろう。(*2) …まあ過去には 空母おばさんが随伴艦として2隻出てくるイベント もあったけどな! 空母ヲ級改Ⅱflagship 弱 強 耐久 380 500 火力 66 88 雷装 0 0 対空 90 110 装甲 120 160 制空値 180 197 2022年夏/初秋イベント 「大規模反攻上陸!トーチ作戦!」 で登場したヲ級改flagshipの更なる強化型。 見た目はヲ級改flagshipと同じだが中身はまるで別物。 ネ級改以来となるステータスが難易度によって異なる雑魚敵でもある。 まず中間棲姫と同じくスロット数が5に増えた。 これにより制空値が更に上昇。 装備している艦載機も、黒アメ艦戦、黒アメ艦爆、黒アメ艦攻、鳥型艦攻、夜間整備員と、ヲ級改時代から一新。 鳥型艦攻による射程の超長化、黒アメ艦載機と夜間整備員による夜襲カットイン習得と、攻撃手段も凶悪化。 ステータスも強個体の耐久はあのネ級改を上回る500と中破にするのも一苦労。 結果としてはヌ級改やヌ級Ⅱどころか通常の空母棲姫すら上回る危険な雑魚敵となってしまった。 二次創作など 前述の通り、深海棲艦の中では随一の人気を誇る彼女。 時に味方艦娘ではなくヲ級に憧れる提督もいるようで、 敵艦隊のアイドルなんてあだ名されている。 本当のアイドルは那珂ちゃんなんだからね!> サセヌ、サセヌワ!> ……とにかく、深海棲艦の代表的な1人であり、公式グッズ展開も多く、 ファミリーマートとのコラボでの採用、ヴァイスシュヴァルツでのカード化、コンプティーク表紙を飾るなどなど。 ゲーム中では通常種の敵であるため、当然ながらボイスもなく、空母であることと立ち絵以外には公式設定は(公式媒体での設定や発言はあるが)皆無。 それ故に、作品ごとに好き勝手な独自設定がなされている。 しれっと鹵獲されて仲間になったり、深海側の日常生活を描かれていたり、もちろん艦娘といつも通り戦うものも。 言葉が話せる設定の場合、セリフは他の鬼・姫級と同じようにカタカナでの片言喋りが一般的だが、 ヲ級の場合どういうわけか、「ヲッ」という口癖(あるいは鳴き声)が付け加えられていることが多い。 また、上述のように公式媒体で喋っていた際に普通に喋っているため特にカタカナで喋っていないということもある。 シリアスでは、通常種の中では空母という重要な艦種から、強敵に描かれることも少なくない。 また、轟沈した艦娘が深海棲艦に生まれ変わるという設定から、艦娘が帽子本体によって洗脳もしくは制御され、 ヲ級となってかつての仲間と敵対するという展開も。 『ファミリーマートとのコラボイベント』 ヲ…と鳴いている一方で、他の深海棲艦で代表されるようなカタカナではなく平仮名や漢字も交えかなり普通に喋っている。 「今日は暴れるのやーめたっ」という発言があり案外明るいキャラなのかもしれない。 『TVアニメ版』 OPを始めとして複数登場。作中描写からするに脅威がゲーム以上に増している様子。 特に中盤に吹雪が眼に損傷を負わせて撤退させたヲ級フラグシップが、後にヲ級改と化し、 隻眼のヲ級と呼ばれる因縁の相手となる。 flagship(旗艦)だけあってかリーダーを務めてると思わしき描写がある。 暗号を察知する、手薄となっていた鎮守府を急襲し、見事全壊させるという戦果を上げているなど知略にも優れる。 MI作戦でも襲来し、なぜか飛行場姫もとい中間棲姫の再生能力に関係していると目されたが、 肝心の決着シーンは吹雪が魚雷を発射したら画面外で退場。夕立が「空母、撃沈したっぽーい!」と報告して終了。 恐らくライバルポジションだろうになんと不憫な……。 一応DVD版では、魚雷が直撃するシーンが一瞬だけ追加された。 なお、何故かこいつが如月の髪飾りを落としたが、何の関係があったのかは不明。 『劇場版』 主に回想場面で登場。なお、隻眼ヲ級は如月とは本当に何の関係もなかった かつて加賀が轟沈してしまった際に深海棲艦化してヲ級になり、さらに艦娘側と交戦して轟沈した末に艦娘に戻っていた事が明かされた。 『水雷戦隊クロニクル』 第五話冒頭に登場しているが本格的な登場は第六話のヲ級elite。 ゲームの1-4にあたると思われる鎮守府海域に出現しており、 この海域でのelite(精鋭と表記されている場面がある)の存在はイレギュラーである。 なお、天龍が戦いの中でeliteと気付いたがゲームのように目やオーラなど外見での差異はあるのかは不明(外見に違いはないのかヲ級が戦いの中でeliteに変異したのかは作中では語られていない)。 定番の「ヲッ」以外にも「ギィ」「ギッ」「あ゛ァア」など怪物じみた鳴き声が増え、 戦闘では瞳孔がほぼ開きっぱなしだったり、電の防盾を腕力で剥がそうとする、 艦載機の発進は他の媒体同様帽子の部分から出しているが吐き出すかのように出しているなどまるでクリーチャーのような行動が見られる。 一方で、他の深海棲艦の指揮を執ってる、迎撃用に艦載機を残す、撃沈されたふりをして背後から奇襲するなど高い知性も見せている。 杖は前述の指揮に使っているようなシーンがあり、また、天龍型二人が武器を使ったためか近接戦で使用。 互角以上に渡り合っており立派な武器である。 天龍型と第六駆逐隊の弾薬をすべて使わせるものの深手を負い、最後には天龍の刀に貫かれ撃沈した。 電の考えに触れたのもあってか激闘を繰り広げた天龍は思うところがあったらしく、杖を持ってきてしまい、 それを沈める際には「またな」と声をかけている。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] アンソロのづほとヲ級の触手がぬちゅぬちょした話はその絵が話題になったけど話自体は最後は救われてて好きだったな -- 名無しさん (2016-02-08 15 32 43) 得物持ち深海はこいつだけだけど絶対格闘戦はできないよね。とはいえ絡ませやすそうではあるからfigmaとかで出してもらいたい筆頭 -- 名無しさん (2016-02-08 16 01 17) ヲっちゃん可愛い -- 名無しさん (2016-02-08 16 18 00) 深海棲艦側の主人公といえる立ち位置 -- 名無しさん (2016-02-08 17 30 56) アニメの隻眼ヲ級とか実質ライバル的立ち位置だったしね。どうやって決着つけたかって?察しろ -- 名無しさん (2016-02-08 21 49 31) ほっぽちゃん登場までは、よくヲ級幼生体が二次創作に出てたもんだ。 -- 名無しさん (2016-02-09 02 38 46) 鎮守府に居候しているネタだと大体提督に好意を持っている -- 名無しさん (2016-02-09 20 27 10) いつになったら鹵獲システムが実装されるんだ…え、無理? -- 名無しさん (2016-02-18 18 24 29) イベント恒例、今回のヘイト集め担当は間違いなくこいつ。硬い、攻撃が痛い、何回も出て来る、と三拍子揃ってるからな。 -- 名無しさん (2016-12-06 12 24 47) 空母のバリエーションが増えないおかげで嫌でも見ることになるからな -- 名無しさん (2016-12-08 00 15 35) 今後出るとしたら、震電を上回る辛子テレサ艦戦を積んだミッドウェイ級すら上回る『雑魚』になりそう・・・もう雑魚とは呼べんなこんなのw -- 名無しさん (2016-12-08 01 09 14) 深海の過労死候補ナンバー1だよな -- 名無しさん (2017-03-05 23 27 50) ヌ級もそうだが頭部パーツ(帽子?)にどうやってあの機数の艦載機を隠し持っているのか。艦娘側は矢やヒトガタから変化していたが、アーケードで見る限り離島ちゃんとかも変身とかのプロセスなしにワサワサ湧いてきていたよね -- 名無しさん (2018-07-19 16 02 00) 名前 コメント
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図鑑No 0001~|0051~|0101~|0151~|0201~|0251~|0301~|0351~|0401~ ※エネミーのマジックスキルは個人的な印象です。 パイレーツキングシップ #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (e_0426_1.png) 図鑑No 名前 属性 タイプ 移動 0426 パイレーツキングシップ 水 ため 地上 マジックスキル 防御力+魔法防御力+クリティカル攻撃 主な出現クエスト ポートロイヤル 152-7 パイレーツオブデストロイ 説明 船長のペンペルキングが乗った新たな海賊船。 過去の船は突如覚醒したコボルトの攻撃により、撃沈。 新たに作ったパイレーツキングシップでコボルトへの復讐を企んでいるようだ。 攻撃方法 近距離→遠距離(多段ヒット)の順に攻撃。 備考 動作確認用。 まとまりすぎて個別は無理っぽいので3体まとめて。 近距離(水柱3本) 遠距離(碇打ち下ろしの多段ヒット?)の2パターン。