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ゲーム概要(wikipedia) ヴィークル・キャヴァリアー ゲーム ヴィークル・キャヴァリアー
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ヴィークル・キャヴァリアー メーカー ヴァンガード 発売日 1996年2月16日 対応機種 PS.PSN"GA" ロボット物のアクションシューティング あ行 ゲームアーカイブス プレイステーション PR ヴィークル・キャヴァリアー
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今日 - 合計 - ヴィークル・キャヴァリアーの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 16時53分40秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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【TOP】【←prev】【PlayStation】【next→】 VEHIGLE CAVALIER タイトル VEHIGLE CAVALIER ヴィークル・キャヴァリアー 機種 プレイステーション 型番 SLPS-00232 ジャンル アクション 発売元 ヴァンガード 発売日 1996-2-16 価格 5800円(税別) 駿河屋で購入 プレイステーション
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基本情報 ロード/キャヴァリアー CL 1 ワークス:剣闘士 能力基本値修正(初期):筋力2,反射3 能力基本値修正(成長、特技等): レベル3以上の技能:重武器(3),騎乗(3) 能力値 筋力(14/6) 反射(15/7) 感覚(8/2) 知力(7/2) 精神(10/4) 共感(11/4) 副能力値 HP(40) MP(32) 行動値(11) 移動力(5) 天運(3) クラス特技 《王騎の印》1 (ルールブック2-P39) 《翻馬の印》1 (ルールブック2-P41) 《人騎連撃の印》1 (ルールブック2-P41) 《王騎誘引の印》1 (上級ルールブック-P60) 《王騎進化の印》1 (アドバンスフォース-P67) ワークス特技 《アクロバット》1 (ルールブック1-P168) 《武器熟練》1 (ルールブック1-P167) 魔法 《名称》 (参照ページ) 《名称》 (参照ページ) 武器 メイン:《ランス》 (ルールブック1-P182) サブ:《名称》 (参照ページ) その他:《名称》 (参照ページ) 防具 メイン:《豪華な衣服》 (ルールブック1-P184) サブ:《ブーツ》 (ルールブック1-P184) その他:《名称》 (参照ページ) 乗騎 《特殊乗騎:幻想馬》 (アドバンスフォース-P135) 解説等 回避は11+3D セイバーには打点で劣り、王騎奮迅の印と王騎疾駆の印による複数攻撃も アーチャーの散光+閃光刃に劣るので、回避重視でメイクしています。 王騎誘引の印でDFの負担を軽減します。 特にマスコンでDFが悉く被弾すると一気に士気崩壊に陥る恐れがあるので 致命傷になるであろう攻撃は引き付けて回避します。 命中:8+3D 打点:18+6D であり、特に光るものはありません。 一応ランスは衝撃属性にできるのである程度のダメージ割増しは見込めます。 基本情報 ロード/キャヴァリアー CL 3 ワークス:剣闘士 能力基本値修正(初期):筋力2,反射3 能力基本値修正(成長、特技等):筋力2,反射2,共感2 レベル3以上の技能:重武器(3),騎乗(3) 能力値 筋力(16/7) 反射(17/7) 感覚(8/2) 知力(7/2) 精神(10/4) 共感(13/5) 副能力値 HP(60) MP(54) 行動値(11) 移動力(5) 天運(3) クラス特技 《王騎の印》3 (ルールブック2-P39) 《翻馬の印》1 (ルールブック2-P41) 《人騎連撃の印》1 (ルールブック2-P41) 《王騎誘引の印》2 (上級ルールブック-P60) 《王騎疾駆の印》1 (アドバンスフォース-P66) 《王騎進化の印》1 (アドバンスフォース-P67) ワークス特技 《アクロバット》1 (ルールブック1-P168) 《武器熟練》1 (ルールブック1-P167) 《ロングスラスト》1 (アドバンスフォース-P131) 《精神修養》1 (ルールブック1-P177) 魔法 《名称》 (参照ページ) 《名称》 (参照ページ) 武器 メイン:《ランス》 (ルールブック1-P182) サブ:《名称》 (参照ページ) その他:《名称》 (参照ページ) 防具 メイン:《豪華な衣服》 (ルールブック1-P184) サブ:《ブーツ》 (ルールブック1-P184) その他:《名称》 (参照ページ) 乗騎 《特殊乗騎:幻想馬》 (アドバンスフォース-P135) 解説等 ダイスが増え、回避11+4Dです。 命中11+3D 打点は19+移動sq*2+6Dで、ロングスラスト使用で更に+2 ロングスラストは、特に移動に離脱が絡む場合 王騎疾駆の印を最高効率で使うのに役立ちます。 大体50前後の衝撃属性なので、ギリギリ及第点だと思います。 基本情報 ロード/キャヴァリアー CL 5 ワークス:剣闘士 能力基本値修正(初期):筋力2,反射3 能力基本値修正(成長、特技等):筋力4,反射4,共感4 レベル3以上の技能:重武器(3),騎乗(3) 能力値 筋力(18/8) 反射(19/8) 感覚(8/2) 知力(7/2) 精神(10/4) 共感(15/6) 副能力値 HP(80) MP(71) 行動値(11) 移動力(6) 天運(4) クラス特技 《王騎の印》3 (ルールブック2-P39) 《翻馬の印》3 (ルールブック2-P41) 《愛騎の印》1 (上級ルールブック-P60) 《人騎連撃の印》1 (ルールブック2-P41) 《王騎誘引の印》3 (上級ルールブック-P60) 《王騎疾駆の印》1 (アドバンスフォース-P66) 《王騎進化の印》1 (アドバンスフォース-P67) ワークス特技 《アクロバット》1 (ルールブック1-P168) 《武器熟練》1 (ルールブック1-P167) 《ロングスラスト》1 (アドバンスフォース-P131) 《精神修養》2 (ルールブック1-P177) 《天運上昇Ⅰ》1 (ルールブック1-P177) 魔法 《名称》 (参照ページ) 《名称》 (参照ページ) 武器 メイン:《ランス》 (ルールブック1-P182) サブ:《名称》 (参照ページ) その他:《名称》 (参照ページ) 防具 メイン:《豪華な衣服》 (ルールブック1-P184) サブ:《ブーツ》 (ルールブック1-P184) その他:《名称》 (参照ページ) 乗騎 《特殊乗騎:幻想馬》 (アドバンスフォース-P135) 解説等 翻馬の印のSLを上昇させ、回避15+4Dです。 打点を重視したい場合は愛騎の印等を上昇させればいいでしょう。 命中12+3D 打点は20+移動sq*2+7Dで、ロングスラスト使用で更に+2 打点の中途半端さは否めないので、 鬼回避による攻撃誘導でDFの士気管理を楽にしてあげましょう。
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キャヴァリアー Cavalier 多くの戦争屋は自身の武芸を磨き、戦闘技術を追求するが、そうではなく同様の努力を自身の大義に捧げることに向けようとするものもいる。これらの戦争屋はキャヴァリアーとして知られ、1つの目的に身を捧げ、何よりも重要視する。キャヴァリアーは騎乗しながらの戦闘に熟練し、ときに自軍の長い旗印をなびかせながら戦場を突撃する場面が見られる。キャヴァリアーの本当の力は理想への信念、誓約、気概から引き出される。 役割:キャヴァリアーは乗騎の才と戦闘の流れを支配する挑戦を使用し、戦場の司令官となる傾向がある。戦場にいないときは、キャヴァリアーは交渉と、必要ならごまかしで、自らの大義に従おうとする。キャヴァリアーは宮廷の陰謀に疎いわけではなく、繊細な社会的能力が試される場でも自身や立場を保つことができる。 属性:どれでも。 ヒット・ダイス:d10。 クラス技能 キャヴァリアーのクラス技能は以下の通り:〈威圧〉【魅】、〈騎乗〉【敏】、〈交渉〉【魅】、〈職能〉【判】、〈真意看破〉【判】、〈水泳〉【筋】、〈製作〉【知】、〈登攀〉【筋】、〈動物使い〉【魅】、〈はったり〉【魅】。 レベル毎の技能ランク:4+【知】修正値。 表:キャヴァリアー Table Cavalier レベル 基本攻撃ボーナス 頑健セーヴ 反応セーヴ 意志セーヴ 特殊能力 1 +1 +2 +0 +0 挑戦 1/日、乗騎、騎士団、戦術家 2 +2 +3 +0 +0 騎士団能力 3 +3 +3 +1 +1 キャヴァリアーの突撃 4 +4 +4 +1 +1 挑戦2/日、熟練の調教師 5 +5 +4 +1 +1 旗印 6 +6/+1 +5 +2 +2 ボーナス特技 7 +7/+2 +5 +2 +2 挑戦3/日 8 +8/+3 +6 +2 +2 騎士団能力 9 +9/+4 +6 +3 +3 上級戦術家 10 +10/+5 +7 +3 +3 挑戦4/日 11 +11/+6/+1 +7 +3 +3 力強き突撃 12 +12/+7/+2 +8 +4 +4 ボーナス特技、高度な挑戦 13 +13/+8/+3 +8 +4 +4 挑戦 5/日 14 +14/+9/+4 +9 +4 +4 上級旗印 15 +15/+10/+5 +9 +5 +5 騎士団能力 16 +16/+11/+6/+1 +10 +5 +5 挑戦 6/日 17 +17/+12/+7/+2 +10 +5 +5 達人戦術家 18 +18/+13/+8/+3 +11 +6 +6 ボーナス特技 19 +19/+14/+9/+4 +11 +6 +6 挑戦 7/日 20 +20/+15/+10/+5 +12 +6 +6 突撃の神髄 クラスの特徴 Class Features キャヴァリアーのクラスの特徴は以下の通り。 武器と防具の習熟:キャヴァリアーはすべての単純武器と軍用武器とすべての鎧(軽装鎧、中装鎧、重装鎧)と盾(タワー・シールドを除く)に習熟している。 挑戦(変則)/Challenge:1日に1回、キャヴァリアーは1体の敵に戦闘しろと挑戦できる。キャヴァリアーは即行アクションを使用して、視界内の1体の目標を選び挑戦することができる。挑戦の目標に攻撃するとき、キャヴァリアーの近接攻撃は追加のダメージを与える。この追加ダメージはキャヴァリアーのレベルに等しい。キャヴァリアーは1レベルの時点でこの能力を1日に1回使用でき、1レベルを超える3レベル毎に使用回数が追加で1回ずつ増加する。19レベルの時点で最大7回使用できるようになる。 敵への挑戦にはキャヴァリアーの集中力のほとんどを使わなければならない。キャヴァリアーは挑戦の目標以外からの攻撃に対するアーマー・クラスに-2のペナルティを受ける。 挑戦は目標が死ぬか気絶状態に陥るか、戦闘が終了するまで続く。それぞれのキャヴァリアーの挑戦にはキャヴァリアーの騎士団の項に記載されている別の効果も適用される。 乗騎(変則)/Mount:キャヴァリアーは自身を戦場に運んでくれる、誠実で忠実な助力を得る。この乗騎はドルイドの動物の相棒と同様に機能する。この際、キャヴァリアーのクラスを有効ドルイド・レベルとして用いる。このクリーチャーはキャヴァリアーが乗ることができ、乗騎として適切でなければならない。中型のキャヴァリアーはキャメルかホースを選択できる。小型のキャヴァリアーはポニーかウルフを、4レベルになればボアやドッグも選択できる。GMは適切な別の動物を、乗騎として適切であると認めてもいい。 キャヴァリアーは、自身の乗騎に乗る際、騎乗判定に防具による判定ペナルティを被らない。その乗騎は常に戦闘騎乗の訓練を受けており、《鎧習熟:軽装》をボーナス特技として持った状態でゲームを開始する。キャヴァリアーの乗騎は呪文共有の特殊能力を得ない。 キャヴァリアーとその乗騎の絆は強固であり、ともに段階的に互いの空気と動きを理解する。キャヴァリアーの乗騎が死んだ場合、キャヴァリアーは服喪期間の1週間の後、自身に仕える別の乗騎を探すことができる。この新しい乗騎はキャヴァリアーが新しいレベルを得るまでリンク、身かわし、忠誠、身かわし強化の特殊能力を獲得しない。 騎士団(変則)/Order:1レベルの時点で、キャヴァリアーはある特定の騎士団に加入しなければならない。騎士団はキャヴァリアーにいくつかのボーナス、クラス技能、特殊能力を与える。加えて、それぞれの騎士団はキャヴァリアーが従わなければならないいくつかの布告を有している。キャヴァリアーがそれらの布告を破った場合、24時間の間騎士団による挑戦の能力の利益を失う。布告を破る行為はGMの判断に従う。 キャヴァリアーは新しい大義に専念するための長い行程を約束するまでは、自身の騎士団を変えられない。騎士団の変更を選択したとき、即座に古い騎士団の利益をすべて失う。キャヴァリアーは新しい騎士団から利益を得ないまま、1レベルぶん完全に上昇するまでその布告に従わなければならない。一度達成したら、新しい騎士団からのすべての利益を得る。これらの騎士団の名前はキャンペーン・セッティングやGMの好みによって変化することに注意すること。 戦術家(変則)/Tactician:1レベルの時点で、キャヴァリアーはチームワーク特技1つをボーナス特技として得る。前提条件は満たしていなければならない。標準アクションにより、キャヴァリアーはこの特技を30フィート以内の自身の姿を見、声を聞くことのできるすべての仲間に与えることができる。仲間は3ラウンドに加えキャヴァリアーの持つ2レベル毎に1ラウンドの間その特技を使用できる。仲間がボーナス特技の前提条件を満たしている必要はない。キャヴァリアーはこの能力を1日に1レベルの時点で1回使用でき、5レベルの時点と以降5レベル毎に追加で1回ずつ使用回数が増加する。 キャヴァリアーの突撃(変則)/Cavalier's Charge:3レベルの時点で、キャヴァリアーは騎乗時に、より正確に突撃する方法を学ぶ。キャヴァリアーは騎乗しながら突撃するとき、近接攻撃に(通常の+2の代わりに)+4のボーナスを得る。加えて、キャヴァリアーは騎乗しながら突撃しているときACにペナルティを受けない。 熟練の調教師(変則)/Expert Trainer:4レベルの時点で、キャヴァリアーは乗騎をより早く卓越した技術で調教する方法を学ぶ。キャヴァリアーは自身に乗騎として仕える動物に対する〈動物使い〉に、キャヴァリアー・レベルの1/2のボーナスを得る。加えて、キャヴァリアーは乗騎に新しい芸を仕込むときにDCを+5することで、もともと必要だった調教期間を1週間につき1日縮めることができる。また、1体を超える追加の1体につきDCを+2することで、キャヴァリアーは1回に複数体を同時に調教できる。 旗印(変則)/Banner:5レベルの時点で、キャヴァリアーの旗印は仲間と相棒にとって鼓舞の象徴となる。キャヴァリアーの旗印がはっきりと見える限り、60フィート以内のすべての仲間は[恐怖]に対するセーヴィング・スローに+2の士気ボーナスと、突撃の一部として行う攻撃ロールに+1の士気ボーナスを得る。10レベルの時点と以降5レベル毎に、これらのボーナスは+1ずつ上昇する。この旗印が機能するには少なくともサイズが小型かそれ以上に大きくなければならず、キャヴァリアーかその乗騎が運んでいるか、どちらかが掲げていなければならない。 ボーナス特技/Bonus Feat:6レベルの時点および以降6レベル毎に、キャヴァリアーはボーナス特技1つを通常の成長に加えて獲得する。ボーナス特技は戦闘特技の一覧の中から選ばなければならない。前提条件は満たしていなければならない。 上級戦術家(変則)/Greater Tactician:9レベルの時点で、キャヴァリアーは追加のチームワーク特技1つをボーナス特技として得る。前提条件は満たしていなければならない。戦術家の能力を使用する際、キャヴァリアーは仲間に与える特技にこの特技を選択しても良い。戦術家の能力の使用は即行アクションになる。 力強き突撃(変則)/Mighty Charge:11レベルの時点で、キャヴァリアーは騎乗時に敵を打ちのめす突撃方法を身につける。騎乗時に突撃するとき、手に持つどの武器でもクリティカル可能域が倍になる。この上昇は、他の武器のクリティカル可能域を上昇させる効果と累積しない。加えて、キャヴァリアーは突撃攻撃が成功した場合、アクションを消費することなく、突き飛ばし、武器落とし、武器破壊、組みつきどれか1つの戦技を使用できる。このアクションを消費しない戦技は、機会攻撃を誘発しない。 高度な挑戦(変則)/Demanding Challenge:12レベルの時点で、キャヴァリアーが挑戦を宣言するとき、目標はキャヴァリアーの構えを脅威として注意を払わなければならない。キャヴァリアーの機会攻撃範囲内にいる限り、目標はキャヴァリアー以外からの攻撃に対するACに-2のペナルティを受ける。 上級旗印(変則)/Greater Banner:14レベルの時点で、キャヴァリアーの旗印は仲間を奮い立たせる。60フィート以内のすべての仲間は(強制)あるいは(魅惑)効果に対するセーヴィング・スローに+2の士気ボーナスを得る。加えて旗印が見える限り、キャヴァリアーが標準アクションを消費して空に旗をはためかすことにより、60フィート以内のすべての仲間は自身を目標とした1つの呪文か効果に対して再びセーヴを試みることができる。このセーヴは元と同じDCに対して行なう。セーヴを許さない呪文や効果に対してこの能力は効果を発揮しない。仲間1人がこの能力によるボーナスを1日に複数回得ることはできない。 達人戦術家(変則)/Master Tactician:17レベルの時点で、キャヴァリアーは追加のチームワーク特技1つをボーナス特技として得る。前提条件は満たしていなければならない。キャヴァリアーはこの特技を戦術家の能力を使用してすべての仲間に与えることができる。キャヴァリアーが戦術家の能力を使用するとき、自身が修得しているいずれか2つのチームワーク特技を与える。キャヴァリアーはボーナス特技として得た以外のチームワーク特技を選択できる。 突撃の神髄(変則)/Supreme Charge:20レベルの時点で、キャヴァリアーが騎乗中に突撃したとき、通常の2倍のダメージを与える(ランスを使用していた場合は3倍)。加えて、キャヴァリアーが騎乗中の突撃でクリティカル・ヒットを確定させた場合、目標は1d4ラウンドの間朦朧状態になる。意志セーヴに成功すれば、代わりに1d4ラウンドのよろめき状態になる。セーヴDCは10+キャヴァリアーの基本攻撃ボーナスに等しい。 キャヴァリアーの騎士団 Cavalier Orders 以下の騎士団はキャヴァリアーに最も一般的に選ばれるものである。これらの騎士団のメンバーはお互いに束縛される必要性はないが、特定の規範に帰属するキャヴァリアーたちで形成された組織はいくつかある。 コッカトリス騎士団 Order of the Cockatrice この騎士団に所属するキャヴァリアーは自身にのみ仕え、自身の更なる目標と名声のために働く。この騎士団のキャヴァリアーは自分勝手で自身の目標のみを意識する傾向がある。 布告:キャヴァリアーは自身の興味と目標をなによりも評価しなければならない。常に対等であるなら対価を払うことを受け入れ、得たなら報酬を払い、略奪品の分配でも公平に(あるいはそれ以上に)山分けしなければならない。キャヴァリアーは機会があればいつでも自身の名声、威信、権力を増さなければならない。 挑戦:挑戦を挑んでいる間、目標が敵として唯一機会攻撃範囲内に含めているクリーチャーである限り、コッカトリス騎士団のキャヴァリアーは挑戦の目標に対する近接ダメージ・ロールに+1の士気ボーナスを、(自身の乗騎を除いて)得る。このボーナスはキャヴァリアーの持つ4レベル毎に+1ずつ上昇する。 技能:コッカトリス騎士団のキャヴァリアーは〈鑑定〉【知】と〈芸能〉【魅】を自身のクラス技能リストに加える。加えて、コッカトリス騎士団のキャヴァリアーは、別のクリーチャーが士気をくじくために行う〈威圧〉判定に対するDCに自身の【魅力】修正値を(通常の【判断力】修正値に加えて)加える。 騎士団能力:コッカトリス騎士団に所属するキャヴァリアーは、レベル上昇に従って以下の能力を得る。 自慢屋(変則)/Braggart:2レベルの時点で、キャヴァリアーは標準アクションを消費して自身の功績と戦闘の腕前を自慢できるようになる。キャヴァリアーは《威圧演舞》をボーナス特技として得る。この能力を使用するために、キャヴァリアーは武器を手に持つ必要がない。キャヴァリアーは士気をくじかれた目標に対する近接攻撃ロールに+2の士気ボーナスを得る。 栄光の簒奪(変則)/Steal Glory:8レベルの時点で、キャヴァリアーは他のクリーチャーの成功した一撃の栄光を盗むことができる。キャヴァリアー自身でないクリーチャーがキャヴァリアーの機会攻撃範囲内にいる目標にクリティカル・ヒットを成功させた場合、キャヴァリアーは同じ目標に機会攻撃を行うことができる。 凱旋の瞬間(変則)/Moment of Triumph:15レベルの時点で、キャヴァリアーはフリー・アクションで凱旋の瞬間を宣言できる。1ラウンドの間、キャヴァリアーはすべての能力値判定、攻撃ロール、ダメージ・ロール、セーヴィング・スロー、技能判定に【魅力】修正値に等しい技量ボーナスを得る。ACにもこのボーナスは与えられる。加えて、キャヴァリアーのクリティカル・ヒットは自動的に確定する。キャヴァリアーはこの能力を1日に1回使用できる。 シールド騎士団 Order of the Shield シールド騎士団に連なるキャヴァリアーは単なる農民から高名な職人に至るまで、民衆を守ることに命を捧げる。これらのキャヴァリアーは流れの前に立ち、さまよう殺人鬼や飢えた怪物から無垢な人々を守る。 布告:キャヴァリアーは民衆の繁栄と生命を守り、彼らを傷つけ利用しようとする者からの強奪への盾とならなければならない。正当なら寄付しなければならず、必要なときに手助けしなければならない。キャヴァリアーは自身を守れない者に害や苦難を与えることになりうる行動をしてはならない。 挑戦:挑戦を挑んでいる間に挑戦の目標がキャヴァリアー自身以外を攻撃した場合、シールド騎士団のキャヴァリアーは挑戦の目標に対する攻撃ロールに+1の士気ボーナスを得る。このボーナスは1分間持続する。このボーナスはキャヴァリアーの持つ4レベル毎に+1ずつ上昇する。 技能:シールド騎士団のキャヴァリアーは〈知識:地域〉【知】と〈治療〉【判】を自身のクラス技能リストに加える。シールド騎士団のキャヴァリアーが〈治療〉技能を自身以外に対して使うとき、その判定にキャヴァリアー・レベルの1/2のボーナス(最低+1)を加える。 騎士団能力:シールド騎士団に所属するキャヴァリアーは、レベル上昇に従って以下の能力を得る。 決意(変則)/Resolute:2レベルの時点で、重装鎧を着ているときに近接攻撃あるいは遠隔攻撃でダメージを受けた場合、キャヴァリアーは1ポイントの致傷ダメージを1ポイントの非致傷ダメージに置き換えることができる。キャヴァリアーはこの能力をダメージを受けるたびに1回使用できる。この能力で能力値ダメージ、能力値吸収、エネルギー・ダメージを非致傷ダメージに置き換えることはできない。6レベルの時点および以降4レベル毎に、置き換えることのできるダメージ量は1ずつ上昇する。 潮止め(変則)/Stem the Tide:8レベルの時点で、キャヴァリアーは前提条件を満たしていなくても《足止め》をボーナス特技として得る。クリーチャーの移動を止めるための戦技判定の代わりに、キャヴァリアーは通常の攻撃を選択できる。その攻撃が命中しダメージを与えた場合、目標はキャヴァリアーが戦技判定に成功したかのように移動を終了する。 弱者の保護(変則)/Protect the Meek:15レベルの時点で、キャヴァリアーは敵を妨害するために移動できるようになる。割り込みアクションにより、キャヴァリアーは通常の移動速度(あるいは騎乗中なら乗騎の移動速度)で移動して1回の近接攻撃を行える。この移動は通常通り機会攻撃を誘発する。キャヴァリアーは敵に隣接したとき、移動を終了しなければならない。次のターン、キャヴァリアーはよろめき状態となり、この能力を1ラウンドの間使用することができなくなる。 スター騎士団 Order of the Star スター騎士団に連なるキャヴァリアーは信仰およびその同胞たちを守り仕えることに専念している。この騎士団に所属するキャヴァリアーは彼らが仕える宗教の教義と導きに多くの点において従おうとする。キャヴァリアーがこの騎士団に加盟するとき、仕えるべき1つの宗教を選択すること。 布告:キャヴァリアーは信仰を、そして司祭から一般人まで、その教えに従うものすべてを守るよう努めなければならない。キャヴァリアーは信仰の制限を固く守り、その大義を可能な限り広め、そして神の代理人に仕えなければならない。 挑戦:挑戦を挑んでいる間、挑戦の目標を機会攻撃範囲内に収めている限り、スター騎士団のキャヴァリアーはすべてのセーヴに+1の士気ボーナスを得る。このボーナスはキャヴァリアーの持つ4レベル毎に+1ずつ上昇する。 技能:スター騎士団のキャヴァリアーは〈知識:宗教〉【知】と〈治療〉【判】を自身のクラス技能のリストに加える。スター騎士団のキャヴァリアーは〈知識:宗教〉を未修得であっても、この技能で判定を行うことができる。この技能にランクを割り振っている場合、キャヴァリアーは選択した信仰に関する判定にキャヴァリアー・レベルの1/2(最低+1)のボーナスを得る。 騎士団能力:スター騎士団のキャヴァリアーはレベル上昇に従って以下の能力を得る。 使命感(変則)/Calling:2レベルの時点で、キャヴァリアーは標準アクションで短い祈りをし、自身の能力への信頼で自身を満たせる。その時点から1分間、キャヴァリアーは1回の能力値判定、攻撃ロール、セーヴ、技能判定のいずれかに【魅力】修正値に等しい技量ボーナスを得ることができる。キャヴァリアーはこのボーナスの使用をダイス・ロールを行なう前に宣言しなければならない。キャヴァリアーはこの能力を判定やロールそれぞれの種類に対して1回ずつ、最大で1日に4回使用できる。加えて、エネルギー放出や癒しの手の効果を決定する際、キャヴァリアーはパラディンあるいはクレリックのレベルに自身のキャヴァリアー・レベルの1/2を加える。 信仰のために(変則)/For the Faith:8レベルの時点で、キャヴァリアーは自身の信仰を呼び起こし、戦闘で自身を支えることができるようになる。フリー・アクションにより自身の神格の名を叫ぶことで、キャヴァリアーは1ラウンドの間攻撃ロールに自身の【魅力】修正値に等しい士気ボーナスを得る。加えて、30フィート以内にいるキャヴァリアーと信仰を同じくする仲間は、この半分に等しいボーナス(最低+1)を得る。キャヴァリアーはこの能力を1日に1回使用でき、12レベルの時点および以降4レベル毎に1日の使用回数が1回ずつ増加する。 応報(変則)/Retribution:15レベルの時点で、キャヴァリアーは自身の信仰の代理人を攻撃しようとしている者に応報を与えることができるようになる。いずれかの敵がキャヴァリアー、あるいはキャヴァリアーと同じ信仰に捧げキャヴァリアーに隣接している仲間に対して近接攻撃を成功させた場合、その敵はキャヴァリアーからの機会攻撃を誘発する。キャヴァリアーはその機会攻撃の攻撃ロールに+2の士気ボーナスを得る。その敵の攻撃がクリティカル・ヒットだった場合、キャヴァリアーはその敵が挑戦の目標であるかのように機会攻撃を行ってよい。キャヴァリアーはこの能力を1ラウンドに1回使用できる。 ソード騎士団 Order of the Sword ソード騎士団に連なるキャヴァリアーは人生を騎士道、名誉、勇猛、公平性に捧げる。この騎士団のキャヴァリアーは領主あるいは貴婦人への奉公を誓う傾向がある。すべての騎士団の中で、ソード騎士団はおそらく最も広範な目標と理想を持っている。 布告:キャヴァリアーは危機に面したとき勇気を見せ、自身を不当に扱ったものに慈悲を見せ、貧しく温順な者に寄付しなければならない。いかなる時もあらゆる意味で尊敬すべき人物であらねばならない。何よりも名誉を守らなければならず、名誉こそが仕えるべきものである。 挑戦:挑戦を挑んでいる間、自身の乗騎に騎乗しているならば、ソード騎士団のキャヴァリアーは挑戦の目標への攻撃ロールに+1の士気ボーナスを得る。このボーナスはキャヴァリアーの持つ4レベル毎に+1ずつ上昇する。 技能:ソード騎士団のキャヴァリアーは〈知識:貴族〉【知】と〈知識:宗教〉【知】を自身のクラス技能リストに加える。〈はったり〉に対する〈真意看破〉判定を行なうとき、キャヴァリアーはその判定にキャヴァリアー・レベルの1/2(最低+1)に等しい技量ボーナスを得る。 騎士団能力:ソード騎士団のキャヴァリアーは、レベル上昇に従って以下の能力を得る。 我が名誉により(変則)/By My Honor:2レベルの時点で、キャヴァリアーは属性を1つ選択する。その属性を維持している限り、キャヴァリアーは自分が選択するセーヴ1つに+2の士気ボーナスを得る。 騎乗体得(変則)/Mounted Mastery:8レベルの時点で、キャヴァリアーはどのクリーチャーに騎乗していようと、〈騎乗〉判定を使用しているとき鎧による判定ペナルティを無視する。騎乗して突撃を行なう際、突撃に対して待機されていた攻撃に対するACに、キャヴァリアーは+4の回避ボーナスを得る。騎乗時の突撃における攻撃では、キャヴァリアーは自身の【筋力】修正値に加え、乗騎の【筋力】修正値をダメージ・ロールに追加する。また、以下の内から1つをボーナス特技として得る:《駆け抜け攻撃》、《騎乗蹂躙》、《騎乗戦闘》、《技能熟練:騎乗》、《突き落とし》、《猛突撃》。前提条件を満たしていなければ、これらの特技は取得できない。 騎士の挑戦(変則)/Knight's Challenge:15レベルの時点で、1日に1回、キャヴァリアーは騎士の挑戦を行なえるようになる。これは通常の挑戦と同じように機能するが、目標に行なうすべての攻撃ロールとダメージ・ロールにキャヴァリアーの【魅】ボーナスを加える。加えて、騎士の挑戦の目標に対するクリティカル・ロールに+4の状況ボーナスを得る。 ドラゴン騎士団 Order of the Dragon ドラゴン騎士団に所属するキャヴァリアーたちは自身を似た考えを持つ同志との行動に専念し、ともに傭兵一行や小さな冒険グループを組む。これらのキャヴァリアーは忠誠と友情を信じ、仲間を守るためなら喜んで命を捧げる。 布告:キャヴァリアーは仲間に誠実でなければならず常にグループのさらなる目標のために働かなければならない。仲間を害から守り、不信を呼んだとき彼らの名誉を守らなければならない。 挑戦:挑戦を挑んでいる間、キャヴァリアーが目標を機会攻撃範囲内に含めている限り、ドラゴン騎士団のキャヴァリアーの仲間は目標に対する攻撃ロールに+1の状況ボーナスを得る。このボーナスはキャヴァリアーの持つ4レベル毎に+1ずつ上昇する。 技能:ドラゴン騎士団のキャヴァリアーは〈生存〉【判】と〈知覚〉【判】を自身のクラス技能リストに加える。加えて、ドラゴン騎士団のキャヴァリアーは仲間のために食料と水を探すためか悪天候から仲間を守るために行う〈生存〉判定に、キャヴァリアー・レベルの半分(最低+1)のボーナスを得る。 騎士団能力:ドラゴン騎士団に所属するキャヴァリアーは、レベル上昇に従って以下の能力を得る。 味方の援護(変則)/Aid Allies:2レベルの時点で、ドラゴン騎士団のキャヴァリアーが仲間を助けるために援護アクションをしたとき、その仲間はAC、攻撃ロール、セーヴィング・スロー、技能判定のいずれか1つに+3のボーナスを得る。8レベルの時点および以降6レベル毎に、このボーナスは+1ずつ上昇する。 戦術指揮(変則)/Strategy:8レベルの時点で、キャヴァリアーは標準アクションにより、30フィート以内の仲間全員(自身を含む)にいくつかの中から1つのボーナスを与えることができるようになる。仲間がこのボーナスを得るには、キャヴァリアーを見ることができるか聞くことができるかかしなければならない。キャヴァリアーは1ラウンドの間ACに+2の回避ボーナスを与えるか、1ラウンドの間攻撃ロールに+2の士気ボーナスを与えるか、1回だけ割り込みアクションでそれぞれの移動速度で移動する能力か、のいずれか1つを与えることができる。キャヴァリアーは範囲内のそれぞれの仲間に異なるボーナス1つを与えることができるが、仲間はこの能力の利益を1回の戦闘につき1回しか得られない。 一斉攻撃(変則)/Act as One:15レベルの時点で、キャヴァリアーは標準アクションを費やすことで移動速度までの移動と1回の近接攻撃を行うことができる。また、30フィート以内の仲間全ても割り込みアクションにより、移動速度まで移動し近接攻撃を1回行うことができる。移動の条件を満たしていれば、この移動と攻撃の代わりに突撃を行っても良い。この効果によるすべての攻撃は+2のボーナスを得(これは突撃からのボーナスと累積する)、この効果で行動した全てのキャラクターは、1ラウンドの間ACに+2の回避ボーナスを得る。キャヴァリアーはこの能力を1つの戦闘につき1回使用できる。 ライオン騎士団 Order of the Lion この騎士団に所属するキャヴァリアーは君主(王や女王や地方の将軍など)に対して誓いを立てている。この騎士団のキャヴァリアーは勇猛であり自らの大義に専念していて、領主とその領地の安全のためなら喜んでどこへでも足を運ぶ。 布告:そのキャヴァリアーはどのような代価を払ってでも自らの君主の命と土地を守らなければならない。質問なしに自らの君主の命令に従わなければならない。自らの領土の威信と権力を発展させるよう努力しなければならない。 挑戦:挑戦を挑んでいる間、ライオン騎士団のキャヴァリアーは挑戦の目標からの攻撃に対するACに+1の回避ボーナスを得る。このボーナスはキャヴァリアーの持つ4レベル毎に+1ずつ上昇する。 技能:ライオン騎士団のキャヴァリアーは〈知識:貴族〉【知】と〈知識:地域〉【知】を自身のクラス技能リストに加える。ライオン騎士団のキャヴァリアーは〈知識:貴族〉を未修得であっても、この技能で判定を行うことができる。その技能にランクを割り振っている場合、その判定が自分の君主に関するものである限り、キャヴァリアーはその判定にキャヴァリアー・レベルの1/2(最低+1)のボーナスを加える。 騎士団能力:ライオン騎士団に所属するキャヴァリアーは、レベル上昇に従って以下の能力を得る。 獅子吼(変則)/Lion's Call:2レベルの時点で、ライオン騎士団のキャヴァリアーは仲間を奮い立たせる能力を得る。標準アクションにより勇気づける演説をすることで、キャヴァリアーは60フィート以内のすべての仲間に、[恐怖]効果に対するセーヴィング・スローに【魅力】修正値に等しい技量ボーナスと攻撃ロールに+1の技量ボーナスを与えることができる。この効果はキャヴァリアー・レベルに等しいラウンドの間持続する。距離内の仲間が恐れ状態あるいは恐慌状態を引き起こす呪文や能力の状況下にある場合、それがセーヴ可能な効果ならば、その仲間は即座にもう1回その効果へのセーヴを行なえる。 王のために(変則)/For the King:8レベルの時点で、ライオン騎士団のキャヴァリアーは大声で仲間を呼び、勇気づけられるようになる。即行アクションで、キャヴァリアーは30フィート以内のすべての仲間の攻撃ロールとダメージ・ロールに【魅力】ボーナスに等しい技量ボーナスを与える。この効果は1ラウンドの間持続する。この能力は1回の戦闘につき1回だけ使用できる。 君主の盾(変則)/Shield of the Liege:15レベルの時点で、ライオン騎士団のキャヴァリアーは周囲の人を守ることができるようになる。キャヴァリアーに隣接する仲間はACに+2の盾ボーナスを得る。加えて、キャヴァリアーの間合い内にいるクリーチャーが攻撃したのであれば、割り込みアクションで自身に隣接するクリーチャーに行われた攻撃を自身へと移し替えることができる。この能力は攻撃ロールが振られる前に宣言しなければならない。その攻撃はそのクリーチャーが通常ならキャヴァリアーに攻撃が届かなかったり攻撃できなかったりしても、キャヴァリアーのACと防御に対して行われる。この攻撃の対象の移し替えの際、キャヴァリアーは遮蔽と視認困難によるボーナスを失う。
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キャヴァリアー Cavalier 出典 Advanced Player's Guide 164ページ PFS特記 キャヴァリアーは公式の神格、宗教、パンテオン、使用権を持つ組織、パスファインダー協会に忠誠を立てることができる。パスファインダー協会の布告と不義は以下の通り。 布告:重要な場所を探索し、発見したものを記録し、仲間のパスファインダーと協力せよ。 不義:探索、報告、協力をしない;冒険団長や十二人委員会の意志を拒む 君は乗騎として君に仕える強力な動物の相棒にまたがって戦場で戦うことに熟達して専門化した戦士である。君と乗騎は比類なきチームであり、戦場での強力な力として一体になる。君は自分が仕えるより大きな組織や君主、理念の名を掲げた戦旗を掲げるのかもしれないし、自分の名誉、声望、格式をより高めるために一人で戦っているのかもしれない。 キャヴァリアーの忠誠 Cavalier Pledges 多くのキャヴァリアーは、貴族や君主、騎士団や他の組織、特定の理想など、特定の組織や個人に奉仕することに忠誠を誓う。命令や理想への忠誠を持つキャヴァリアーはその布告を守らなければならず、その不義の制約を受ける。例えば、ドルイドの動物の円環への忠誠を持つキャヴァリアーはその不義に従い、アバダルの教会への忠誠を持つキャヴァリアーはその神格のクレリックと同じ基準に拘束される。もし君が明示された不義を持たない団体や大義に忠誠を誓うのであれば、GMと協力してその忠誠に関連する布告や不義を決定しなければならない。 忠誠を持つキャバリアーは、《キャヴァリアーの戦旗》など、その忠誠に関連する特定の能力への使用権を持つ。忠誠の不義を犯すと、アトーンの儀式の利益を受けるまで、それらの特技への使用権を失う。忠誠の主題の変更は、クラス能力の再訓練と同様に扱う。 《キャヴァリアーへの専念》 特技2 Cavalier Dedication アーキタイプ 専念 出典 Advanced Player's Guide 164ページ アーキタイプ キャヴァリアー 前提条件 〈自然〉もしくは〈社会〉の修得 君は君に乗騎として仕える若年の動物の相棒を得る。君はGMが決定した忠誠から得られる選択肢に加えて、動物の相棒に乗騎特殊能力を与えることを選択しても良い。君は自分より1段階以上サイズの大きい動物の相棒を選択しなければならない。しかし動物の相棒が通常は小型で始める場合、君はこの動物の中型版から開始できる(サイズ以外のデータは変わらない)。 特殊 君はキャヴァリアー・アーキタイプから別に特技を2つ以上得なければ別の専念特技を選択できない。この制約は君が忠誠した組織に関連する別の専念特技に対しては緩和される。例えば、君がヘルナイトの組織に忠誠を立てているなら、君はキャヴァリアー・アーキタイプの特技を先に取る必要なく、ヘルナイトの専念特技を選択して良い。 《キャヴァリアーの戦旗》 特技4 Cavalier's Banner アンコモン アーキタイプ 感情 精神 視覚 出典 Advanced Player's Guide 164ページ アーキタイプ キャヴァリアー 前提条件 《キャヴァリアーへの専念》 必要条件 君は特定の組織もしくは信念に奉仕するという忠誠を立てている(キャヴァリアーの忠誠サイドバーを参照)。 君は乗騎から忠誠を示す戦旗をはためかせ、味方の心を昂らせる。君と30フィート以内にいる全ての味方は、恐怖効果に対する意志セーヴと意志DCに+1の状況ボーナスを得る。戦旗が破壊されるか取り除かれるかすると、30フィート以内にいる全ての味方は恐れ状態1になる。 《キャヴァリアーの突撃》 [two-actions] 特技4 Cavalier's Charge アーキタイプ 卓越 出典 Advanced Player's Guide 164ページ アーキタイプ キャヴァリアー 前提条件 《キャヴァリアーへの専念》 必要条件 君は自分の乗騎に騎乗している。 君は乗騎に“歩行”を2回行うよう“動物に命令する”を行う。この移動の任意の地点で、君は間合い内にいるもしくは遠隔武器の最初の射程単位内にいる敵1体に“打撃”を1回行える。君はその攻撃ロールに+1の状況ボーナスを得る。 《印象的な乗騎》 特技4 Impressive Mount アーキタイプ 出典 Advanced Player's Guide 164ページ アーキタイプ キャヴァリアー 前提条件 《キャヴァリアーへの専念》 君は戦場の強力な力になるよう乗騎を訓練した。《キャヴァリアーへの専念》を通して得た乗騎は成体の動物の相棒になり、追加の拡張性を得る。遭遇の間、例え君が“動物に命令する”アクションをしなくても、君の動物の相棒は“歩行”あるいは“打撃”のために1アクションを使用できる。 《高速騎乗》 [one-action] 特技4 Quick Mount アーキタイプ 技能 出典 Advanced Player's Guide 164ページ アーキタイプ キャヴァリアー、Mammoth Lord 前提条件 《キャヴァリアーへの専念》;〈自然〉の熟練 必要条件 君は自分よりサイズが1段階以上大きいクリーチャーと隣接しており、そのクリーチャーが自分の乗騎になることに同意している。 君と乗騎は時を得るとすぐに行動に移す。君は乗騎に“騎乗”し、選択した行為を行わせるための“動物に命令する”を行う。 《乗騎防御》 [reaction] 特技6 Defend Mount アーキタイプ 出典 Advanced Player's Guide 164ページ アーキタイプ キャヴァリアー 前提条件 《キャヴァリアーへの専念》 トリガー 君が君の乗騎に騎乗している間に、敵が君の乗騎に対して攻撃ロールを行う。 君は攻撃したものと乗騎の間に自分を挟ませ、乗騎を危害から守る。トリガーとなった攻撃に対して、乗騎のACではなく自分のACを用いる。トリガーの攻撃が命中したら、乗騎の代わりに君が攻撃の効果を受ける。 《騎乗盾》 特技6 Mounted Shield アーキタイプ 出典 Advanced Player's Guide 164ページ アーキタイプ キャヴァリアー 前提条件 《キャヴァリアーへの専念》 君は自分と乗騎の両方を盾で守る方法を訓練した。君が騎乗中に“盾を掲げる”を使用すると、君と乗騎の両方がACに盾による状況ボーナスを得る。君が“盾防御”リアクションを持つ場合、君は騎乗している限り乗騎がダメージを受けるときにこのリアクションを使用できる。そうするなら“盾防御”の通常のルールに従うが、盾は君ではなく乗騎のダメージを防ぐ。 《信じがたき乗騎》 特技8 Incredible Mount アーキタイプ 出典 Advanced Player's Guide 165ページ アーキタイプ キャヴァリアー 前提条件 《印象的な乗騎》 君の世話と訓練により、乗騎は内なる可能性に気付いた。君が《キャヴァリアーへの専念》で得た乗騎は俊敏な動物の相棒または獰猛な動物の相棒(君が選択する)になり、相棒の種別に示された追加の能力を得る。 《蹂躙突撃》 [three-actions] 特技10 Trampling Charge アーキタイプ 卓越 出典 Advanced Player's Guide 165ページ アーキタイプ キャヴァリアー、Mammoth Lord* 前提条件 《キャヴァリアーへの専念》 必要条件 君が、脚を使った近接“打撃”(爪、鉤爪、蹄、など)を持つ乗騎に騎乗している。 * このアーキタイプはここに示されたものとは異なるレベルで《蹂躙突撃》を提供される。 君は乗騎をけしかけ、経路の敵を蹂躙する。君は乗騎に移動速度まで“歩行”(適切な移動種別があれば“穴掘り”、“登攀”、“飛行”、“水泳”でも良い)するように“動物に命令する”。この“歩行”では、経路にいる乗騎より1段階以上小さい敵の接敵面を複数通過しても良い。乗騎は接敵面を通過した各クリーチャーに脚による近接“打撃”に等しいダメージを与える。目標は乗騎の〈運動〉DCに対して基本反応セーヴを行う。大失敗の場合、クリーチャーは次の君のターンの終了時まで立ちすくみ状態になる。君はこの移動の間にクリーチャーに1回だけダメージを与えられる。 《突き落とし》 [one-action] 特技10 Unseat アーキタイプ 出典 Advanced Player's Guide 165ページ アーキタイプ キャヴァリアー 前提条件 《キャヴァリアーへの専念》 必要条件 君が自分の乗騎に騎乗しており、騎乗用武器を装備している。 君は敵をその乗騎から落とそうと試みる。騎乗している敵に対して近接“打撃”を1回行う。攻撃が命中したなら、敵の頑健DCに対して〈運動〉になる。 《乗騎専門化》 特技14 Specialized Mount アーキタイプ 出典 Advanced Player's Guide 165ページ アーキタイプ キャヴァリアー 前提条件 Incredible Mount 君は普通でない、あるいは極めて限定的な技を行えるように乗騎を訓練した。それにより乗騎は同種のものがまず持たない能力を得た。君の乗騎は君が選択した専門化を1つ得る。 特殊 君はこの特技を3回まで選択できる。そのたびに異なる専門化を1つ追加する。乗騎は専門化を4つ以上持てない。 《伝説の騎手》 特技20 Legendary Rider アーキタイプ 出典 Advanced Player's Guide 165ページ アーキタイプ キャヴァリアー、Mammoth Lord 前提条件 《キャヴァリアーへの専念》 君と乗騎は一心同体となって動き、苦労なく相手の仕草を読み取る。君が乗騎に騎乗している間、君は加速状態になる。君はこの追加アクションを“動物に命令する”技能アクションを使用して乗騎に命令するためだけに使用できる。
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戦場の軍旗 Battle Standards 一部の騎士は、特殊な戦術で味方を鼓舞し指揮する。キャヴァリアーあるいはサムライは旗印のクラス特徴終えると、以下の戦場の軍旗のいずれかを選択できる。その利益は旗印と上級旗印のクラス特徴と置き換えるものである。戦闘の軍旗は特に明記されていない限り、旗印または上級旗印として機能する。アーキタイプを介して旗印または上級旗印を置き換えるキャヴァリアーあるいはサムライは、以下の例外を除いて戦場の軍旗を選択できない:旗手のキャヴァリアーは1レベルの時点で戦場の軍旗を選択でき、その効果は旗手の旗印として増加させる。 快速の軍旗(変則) Fleet Standard 出典 Chronicle of Legends 4ページ この旗印はジニンのサムライの間で一般的である。この軍旗の利益を得る味方は、5フィート地上移動速度を増加させ、少なくとも10フィート移動したラウンド中ACに+1の回避ボーナスを得る。この地上移動速度は強化ボーナスである。10レベル以降、5レベル毎に、移動速度のボーナスは5フィート増加する。14レベルの時点で、旗印の利益を得ている味方は、ファイアーボールやブレス攻撃など範囲を目標とする効果に対する反応セーヴィング・スローに+2の士気ボーナスを得る。キャヴァリアーあるいはサムライがこの軍旗を振ると、60フィート以内の各味方は割り込みアクションとして移動速度まで移動できる。 ジンクスの軍旗(変則) Jinx Standard 出典 Chronicle of Legends 4ページ この厳しいフェチはヤドヴィガのキャヴァリアーの間で一般的である。この軍旗の利益を受ける味方は、呪文抵抗を克服するための術者レベル判定に+1のボーナスを得、呪術と発動する死霊術、心術呪文のDCに+1のボーナスを得る。10レベルの時点と以降5レベル毎に、術者レベル判定のボーナスは1ずつ増加する。14レベルの時点で、旗印の利益を得ている味方は、ヒット・ポイント・ダメージを与える呪文や効果に対するセーヴィング・スローに+2の士気ボーナスを得る。キャヴァリアーあるいはサムライがこの軍旗を振ると、60フィート以内のキャヴァリアーあるいはサムライの【魅力】修正値に等しい数の味方は(最小1体)、割り込みアクションとして敵の士気をくじくために〈威圧〉判定を試みることができる。 ならず者の軍旗(変則) Knave Standard 出典 Chronicle of Legends 4ページ ならず者の軍旗は河川諸王国のキャヴァリアーの間で一般的である、この軍旗の利益を受ける味方は移動によって誘発する機会攻撃に対するACに+2のボーナスを得、挟撃からの利益を受ける攻撃ロールに+1の士気ボーナスを得る。10レベルの時点と以降5レベル毎に、ACへのボーナスが1ずつ増加する、14レベルの時点で、旗印の利益を受けている味方は急所攻撃+1d6を得る;これは他の急所攻撃の源と累積する。キャヴァリアーあるいはサムライがこの軍旗を振ると、60フィート以内のキャヴァリアーあるいはサムライの【魅力】修正値に等しい数の味方は(最小1体)、割り込みアクションとして機会攻撃範囲内にいる敵に対してフェイントを試みることができる。 頑固の軍旗(変則) Stalwart Standard 出典 Chronicle of Legends 4ページ この旗印はクラッゴダンのドワーフの防衛者の間で一般的である。この軍旗の利益を受ける味方は、CMDに+2の士気ボーナスを得、味方を機会攻撃範囲に収めるクリーチャーへの攻撃ロールに+1の士気ボーナスを得る。10レベルの時点と以降5レベル毎にCMDへのボーナスは+1ずつ増加する。14レベルの時点で、旗印の利益を受けている味方は戦技判定で影響を与えるクリーチャーを決定する目的でサイズが1段階大きいものとして扱われる。キャヴァリアーあるいはサムライがこの軍旗を振ると、60フィート以内の味方は割り込みアクションとして、機会攻撃を引き起こすことなく、また、移動困難な地形を無視して、最大10フィート移動できる
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キャヴァリアー Cavalier 重装甲かつよく武装した跨乗する力強い突撃者であるキャヴァリアーは戦場の元帥であり、敵の計略を乱すために部隊を指揮することと自身が戦闘に加入することの両方が可能である。単に戦うための戦いには興味を持たないキャヴァリアーは、名誉を守るか、君主に仕えるか、理想または知的原則を支持するか、あるいは隠された何かと秘密を守るために戦う。 キャヴァリアーの騎士団 Cavalier Orders 一部のキャヴァリアーはその仲間、周囲の一般の民、君主、あるいは自分自身にさえ自らを捧げるが、まだ他に、平和や、特定の場所または聖遺物、あるいは記された知識の保存などといった、より抽象的な概念を防御あるいは擁護することによりそう呼ばれることを見出した者もいる。 シール騎士団 Order of the Seal シール騎士団のキャヴァリアーたちは秘密主義の騎士団であり、各々が特定の物体(危険な魔法のアイテムのような)、場所(失われた寺院)、あるいは秘密(ある農民が実は王家の最後の子孫であること)の保護を担う。このようなキャヴァリアーたちは古の伝統の守護者か、あるいは隠された重要な秘密をもつ支配者の従者であり、時にはそのような騎士団が適切に守り保存すべき秘密を探しだす。 布告:キャヴァリアーは宣誓したすべての義務を守らねばならない:健康、名誉、素晴らしき人生。その義務が場所である場合には侵入者を防ぐ必要がある。それがものである場合には盗人からの安全を保たねばならない──そして、持ち去られた場合にはそのアイテムを正当な場所に復元せねばならない。 挑戦:シール騎士団のキャヴァリアーは、挑戦の目標に対する全力攻撃アクションを行うときはいつでもフリーの突き飛ばしか足払いの戦技を1回行うことができる。このフリーの戦技は機会攻撃を誘発しない。 技能:シール騎士団のキャヴァリアーは〈言語学〉【知】と〈装置無力化〉【敏】を自身のクラス技能リストに加える。キャヴァリアーは自身の宣誓した義務に関する情報を隠蔽するための〈はったり〉を使用するたびに、自身のキャヴァリアー・レベルの1/2に等しい技量ボーナスを得る(最低+1)。 騎士団能力:シール騎士団に所属するキャヴァリアーはレベルが上昇するのに従い以下の能力を得る。 番人(変則)/Keeper:2レベルの時点で、1日に1回、キャヴァリアーは場所1つか、自身が守ると宣誓した秘密1つを選択せねばならない。場所を選択した場合、キャヴァリアーは自身の義務を直接守るときの攻撃ロールに+2士気ボーナスを得る。秘密を選択した場合、キャヴァリアーは自身の義務についての情報を明かそうとすることに抵抗するセーヴィング・スローと対抗判定に+2士気ボーナスを得る。キャヴァリアーは守るべき新しい物体、場所、あるいは秘密を選択するまでこれらのボーナスを得る。 動かざること山のごとし(変則)/I Shall Not Be Moved:8レベルの時点で、キャヴァリアーは物理的な弱点を克服するために、自らの献身を引き出すことができる。キャヴァリアーは5フィート・ステップを超える移動をしないとき、次の自身のターンまで突き飛ばし、蹴散らし、位置ずらし、および足払いの戦技に対する CMD に+2回避ボーナスを得る。 驚異的強襲(変則)/Staggering Assault:15レベルの時点で、キャヴァリアーは相手に土を踏ませることなく後ろに追いやることができる。全ラウンド・アクションにより、キャヴァリアーは自身の最も高い攻撃ボーナスで単一の攻撃を行うことができる。攻撃が命中した場合、その攻撃は通常のダメージを与え、さらにキャヴァリアーはその目標に対する突き飛ばしを試みることができる。キャヴァリアーは突き飛ばしの戦技判定に最初の攻撃が与えたダメージの半分に等しいボーナスを得る。 トウム騎士団 Order of the Tome 知識は真実と力の双方の足がかりである。この騎士団の人員は知識の保存に専念している。ほとんどのものはどのような犠牲を払っても記された知識を守るだろうが、存在を許されるには危険すぎる知識のようなものもあると考え、それらを破壊を求めているメンバーもいる。 布告:トウム騎士団のキャヴァリアーはどのような犠牲を払っても記された知識(または、少なくとも承認された知識)を守らねばならない。一部のものはまた禁じられた知識の破壊に専念し、その破壊の追求に同様に熱心である。これらのキャヴァリアーのほとんどは、将来の世代にその英知による利益を保証するものとして、書かれた作品を保存することは一個の生命、さらには自分自身よりも重要であると信じている。 挑戦:トウム騎士団のキャヴァリアーが挑戦に挑むときは、その挑戦の対象により発動された呪文または擬似呪文能力に対するすべてのセーヴィング・スローに対して+2のボーナスと、その挑戦の対象に関わるすべての〈真意看破〉および〈はったり〉判定に対して+2のボーナスを得る。 技能:トウム騎士団のキャヴァリアーは〈言語学〉、〈知識:神秘学〉、および〈知識:宗教〉を自身のクラス技能リストに加える。さらに、キャヴァリアーは〈言語学〉を未修得でも使用できる。〈言語学〉のランクを有する場合、キャヴァリアーはその判定に自身のキャヴァリアー・レベルの1/2に等しいボーナスを得る(最低+1)。 騎士団能力:トウム騎士団に所属するキャヴァリアーはレベルが上昇するのに従い以下の能力を得る。 専門知識(変則)/Specialized Knowledge:2レベルの時点で、トウム騎士団のキャヴァリアーは〈知識:神秘学〉か〈知識:宗教〉のいずれかを選択する。キャヴァリアーは未修得でも選択した技能判定を行うことができる。技能を選択した後で変更することはできない。キャヴァリアーが選択した技能のランクを有している場合、書物、学術書、巻物、あるいはその他の形態の何らかの記された知識に関する限り、その判定に自身のキャヴァリアー・レベルの1/2に等しいボーナスを得る(最低+1)。 力強い知識(変則)/Powerful Knowledge:8レベルの時点で、キャヴァリアーは自身のキャヴァリアー・レベル-4の術者レベルを有しているかのように巻物を読み、巻物から秘術または信仰呪文を発動する能力を得る。キャヴァリアーは巻物を解読するためにリード・マジックを発動する必要はなく、〈呪文学〉の代わりに〈言語学〉技能を使用してすべての巻物を解読することができる。キャヴァリアーが発動できるのがいずれの種類の呪文であるのかは、専門知識で選択した〈知識〉技能に基づく。〈知識:神秘学〉を選択していた場合には、キャヴァリアーは巻物から秘術呪文を発動できる。〈知識:宗教〉を選択していた場合には、キャヴァリアーは巻物から信仰呪文を発動できる。さらに、キャヴァリアーは巻物から発動できる呪文のレベルを決定する目的において、能力値に+1のボーナスを得る。このボーナスは10レベルの時点とその後の5レベルごとに+1ずつ増加する(最大で20レベル時に+4)。ボーナスを獲得する能力値はキャヴァリアーの“専門知識”能力の選択に依存する。〈知識:神秘学〉を選択していた場合には、キャヴァリアーは【知力】にボーナスを得る。〈知識:宗教〉を選択していた場合には、キャヴァリアーは【判断力】にボーナスを得る。 防御の知識(変則)/Defensive Knowledge:15レベルの時点で、トウム騎士団のキャヴァリアーは近くの味方に自身のキャヴァリアーの挑戦の恩恵をいくつか与えることができる。キャヴァリアーに隣接しているとき、味方はキャヴァリアーの挑戦の対象により発動された呪文または擬似呪文能力に対するすべてのセーヴィング・スローに+2ボーナスを得る。加えて割り込みアクションにより、1日にキャヴァリアーの【知力】修正値または【判断力】修正値に等しい回数まで(最低1)、キャヴァリアーは自身に隣接する味方の、自身の挑戦の対象により発動された呪文または擬似呪文能力に対して失敗した単一のセーヴィング・スローを再ロールさせることができる。この再ロールを得るためには、味方はキャヴァリアーを見聞きすることができなければならない。キャヴァリアーがこの能力を1日に何回使用できるかを決定する能力値は、キャヴァリアーが専門知識において選択した〈知識〉技能に依存する。〈知識:神秘学〉を選択していた場合には、この能力を1日に使用できる回数は【知力】に基づく。〈知識:宗教〉を選択していた場合には【判断力】に基づく。 ブルー・ローズ騎士団 Order of the Blue Rose ブルー・ローズ騎士団のキャヴァリアーは遍歴の地に平和を満たすために自身を捧げる。熟練の兵であり外交術の達人でもあるこれらのキャヴァリアーは知恵、忍耐、そして理解を勧めるが、侵略者、暴君、あるいは悪の簒奪者を撃退するために武器を取る必要性もまた理解している。目指す最終目標としての平和を誠心誠意信じているが、青薔薇のキャヴァリアーは第一に戦士であり、自らを守るために武器を取ることのできない、取ろうとしない人々の守護者としての役割を受け入れている。 布告:キャヴァリアーは不必要な暴力を防ぎ、開戦せず戦うことを望みもしなかった人々とその土地を戦争から保護しなければならない。最小の流血で衝突を止めるすべを求め、知性あるクリーチャーの間に生じた意見の不一致を平和的に解決することを奨励し、そして戦闘によって開いた傷を修復せねばならない。必要な場合は仲間から投降した捕虜を保護し、慈悲を与えねばならない。 挑戦:ブルー・ローズ騎士団のキャヴァリアーが挑戦を挑む時、その目標が、キャヴァリアーが(申し出に標準アクションを使用することで)降伏の機会を提供した知性を持つクリーチャーである場合、その挑戦の目標に対する攻撃ロールに対して+1の士気ボーナスを得る。このボーナスはキャヴァリアーが4レベルを獲得するごとに+1ずつ増加する(最大で17レベル時に+5)。 技能:ブルー・ローズ騎士団のキャヴァリアーは〈知識:貴族〉【知】と〈知識:歴史〉【知】を自身のクラス技能リストに加える。ブルー・ローズ騎士団のキャヴァリアーは自身を含まない両当事者間の争いを仲裁するために〈交渉〉を使用するたびに、その判定に自身のキャヴァリアー・レベルの1/2に等しいボーナスを得る(最低+1)。 騎士団能力:ブルー・ローズ騎士団に所属するキャヴァリアーはレベルが上昇するのに従い以下の能力を得る。 剣の平(変則)/Flat of the Blade:2レベルの時点で、ブルー・ローズ騎士団のキャヴァリアーは敵を生け捕りにするために自身の攻撃を緩和する能力を獲得する。キャヴァリアーはもはや致傷武器による攻撃で非致傷ダメージを与える際に-4のペナルティを被らない。非致傷ダメージを与える際、キャヴァリアーはダメージ・ロールに+2のボーナスを得る。この能力を使用するとき、キャヴァリアーは目標を殺すことなく制圧することを試みなければならない;この能力を使用した後で、致傷ダメージを与えるか味方が目標を殺すことを許した場合、布告を破ったものと見なされる。 内なる平安(変則)/Inner Peace:8レベルの時点で、キャヴァリアーはままならぬ世界の只中で自身の平穏と中心を保たねばならないことを学ぶ。1日に1回、割り込みアクションにより、キャヴァリアーは単一の要素(攻撃、呪文、あるいは効果1つ)からのキャヴァリアー・レベル+自身の【魅力】修正値に等しいダメージを無視できる。キャヴァリアーはヒット・ポイントのダメージしかこの方法で無視することはできない。キャヴァリアーは12レベルおよびその後の4レベルごとに、追加で1日に1回この能力を使用できる(最大で20レベル時に1日に4回)。 剣の盾(変則)/Shield of Blades:15レベルの時点で、キャヴァリアーは周囲の差し迫った暴力への鍛えあげられた感覚を得る。防御専念アクションを行うとき、キャヴァリアーは自身の守りを周囲に広げることができ、隣接するすべての味方のACに対して+2の状況ボーナスを与える。加えて、防御専念アクションを行なっている間、割り込みアクションにより、キャヴァリアーは攻撃者の元の攻撃ロールに対抗して攻撃ロールを行うことにより、攻撃をそらすことを試みることができる。成功した場合、その攻撃はそらされてダメージを与えない。 キャヴァリアー・アーキタイプ Cavalier Archetypes 以下は新しいキャヴァリアー・アーキタイプである。特記ない限り、いかなる騎士団のキャヴァリアーもこれらのアーキタイプを取得することができる。 旗手(アーキタイプ) Standard Bearer 全てのキャヴァリアーがその敵に直接対峙して正面から騎乗突撃を率いて先陣を切ることに満足しているわけではない。一部は戦線から離れて立つことを好み、その旗は戦場に明るく輝いて部隊を勝利に導く。旗手は騎士団、主君、あるいは自身の家の旗を用いて自身の味方の精神を高揚させ、迫り来る破滅の敵に警告する。 旗印(変則)/Banner:1レベルの時点で、旗手は旗印の能力を獲得する。この能力は[恐怖]効果に対するセーヴィング・スローと突撃の一部として行われる攻撃ロールへの士気ボーナスを5レベルの時点とその後の5レベルごとに増加することを除き、標準のキャヴァリアーの旗印の能力と同様である。この能力は標準のキャヴァリアーの乗騎の能力と置き換える。 乗騎(変則)/Mount:5レベルの時点で、旗手は忠実かつ信頼できる乗騎の奉仕を獲得する。この乗騎は標準のキャヴァリアーの乗騎とすべての点で同様である。この能力は標準のキャヴァリアーの旗印の能力と置き換える。 慰藉の旗印(変則)/Banner of Solace:11レベルの時点で、旗手の旗印は周囲の者にとってのより一層強力な守護と直感の象徴になる。1日に1回、旗印が示されている間、旗手は全ラウンド・アクションとして空を切ってそれを振り、60フィート以内のすべての味方にキャヴァリアー・レベルの1/2に等しい一時的ヒット・ポイントと、次のダメージ・ロールに対して+2の士気ボーナスを与えることができる。15レベルの時点およびその後の4レベルごとに、このボーナスは+1ずつ増加する(最大で19レベル時に+4)。一時的ヒット・ポイントは10分間か枯渇するまでの、いずれか先に起こるほうまで持続する。この能力は力強き突撃と置き換える。 荘厳なる槍旗(変則)/Awesome Pennon:20レベルの時点で、旗手は味方の強力な集結点になり、その敵を滅ぼす。その旗印が見えている限り、60フィート以内の旗手の味方は攻撃ロールへの+1士気ボーナス、[恐怖]効果に対する完全耐性、および[精神作用]効果に対するセーヴィング・スローに対して+3の士気ボーナスを得る。この能力は突撃の神髄と置き換える。 儀仗兵(アーキタイプ) Honor Guard ある種のキャヴァリアーは高度な戦闘員としてはそれほど訓練されていないが、忠実な衛兵として自ら選んだ義務への脅威に直面し、確固たる守護者として立ちはだかる。これらの儀仗兵は時には単なる装飾として儀式的にその役割を務めるが、驚くべき数の致命的な敵に対応することができ、その君主が危険を察知するはるか以前に脅威を取り除くことを可能とする。儀仗兵になるためには、常に危険な状況に身を置いて、いつでも即座に自身の生命を投げ出すことをいとわないことである。 宣誓の守り(変則)/Sworn Defense:1レベルの時点で、儀仗兵は挑戦を挑む度に、挑戦の持続時間中の自身の被保護者として、味方1体を選択できる。儀仗兵がこの被保護者に隣接している限り、儀仗兵はアーマー・クラスに-1のペナルティを負い、被保護者はACに+1の回避ボーナスを得る。この能力は挑戦の能力を修正する。 迎撃(変則)/Intercept:3レベルの時点で、儀仗兵は敵の攻撃をよりうまく妨害する術を学ぶ。儀仗兵はボーナス特技として、たとえ前提条件を満たしていなくても《ボディガード》(『Advanced Player s Guide』151P)を得る。加えて、儀仗兵が味方1体のアーマー・クラスを増加させる援護アクションを使用するときには、その援護アクションによってアーマー・クラスに与えられるボーナスを+1増加させる。この能力はキャヴァリアーの突撃と置き換える。 庇護の突撃(変則)/Warding Charge:11レベルの時点で、儀仗兵は自身の挑戦の目標から被保護者を守るために、戦場を駆け抜けることができる。儀仗兵の挑戦の目標が被保護者に対する攻撃を行うたびに、儀仗兵は自身の移動速度まで移動し、割り込みアクションとしてその挑戦の目標に対する1回の近接攻撃を行うことができる。この移動が条件を満たす場合、この移動と攻撃を突撃として行うことができる。この能力は力強き突撃と置き換える。 守勢の挑戦(変則)/Defensive Challenge:12レベルの時点で、儀仗兵が挑戦を宣言するたびに、目標は儀仗兵とその迎撃攻撃に特別な注意を払わねばならない。目標はキャヴァリアーの機会攻撃範囲内にいる限り、儀仗兵以外に対する攻撃ロールに-2のペナルティを負う。この能力は高度な挑戦と置き換える。 獣の騎手(アーキタイプ) Beast Rider キャヴァリアーはその騎士団への献身や戦場での技量によってのみならず、その乗騎との特別な関係によってもまた定義される。単純に馬に熟練しているか、あるいはよく訓練された騎士である一部のキャヴァリアーは最も完璧な乗騎、より強く結ばれる絆、より力強く、そしてより特殊のクリーチャーを常に追求しており、獣の騎手はそのことに人生を費やす。 防具の習熟:獣の騎手は軽装および中装鎧、ならびに盾(タワー・シールドを除く)に習熟している。 特殊乗騎(変則)/Exotic Mount:1レベルの時点で、獣の騎手は乗騎として乗ることのできる強力かつ忠実な相棒との絆を形成する。この乗騎は獣の騎手のレベルを有効ドルイド・レベルとして使用してドルイドの動物の相棒と同様に機能する。乗騎として選択する動物は獣の騎手を運ぶのに十分な大きさでなければならない(小型キャラクターであれば中型または大型、中型キャラクターであれば大型または超大型)。 獣の騎手は自身の乗騎に騎乗している間、〈騎乗〉判定に防具による判定ペナルティを受けない。乗騎は常に戦闘訓練済みと見なし、ボーナス特技として《持久力》を得た状態でプレイを始める。獣の騎手の乗騎は呪文共有の特殊能力を獲得しない。 レベルが増加するたびに、獣の騎手は自身の増大した力により適している、より優れた新しい乗騎を選ぶことを選択できる。 小型サイズの獣の騎手は1レベルの時点でウルフかポニーの乗騎を選択できる。4レベルの時点で、小型の獣の騎手はまたアルシノイテリウム、アロサウルス、アンキロサウルス、エレファント、オーロックス、グリプトドン、ジャイアント・スナッピング・タートル、ティラノサウルス、トリケラトプス、バイソン、ヒポポタマス、ブラキオサウルス、ボア、マストドン、メガロセロス、ライディング・ドッグを選択できる。7レベルの時点で、小型の獣の騎手はまたディノサウルス(ディノニクス、ヴェロキラプトル)を選択できる。 中型の獣の騎手は1レベルの時点でキャメルかホースの乗騎を選択できる。4レベルの時点で、中型の獣の騎手はまたアロサウルス、アンキロサウルス、アルシノイテリウム、エレファント、オーロックス、グリプトドン、ジャイアント・スナッピング・タートル、タイガー、ティラノサウルス、トリケラトプス、バイソン、ヒポポタマス、ブラキオサウルス、マストドン、メガロセロス、ライオンを乗騎として選択できる。GM の承認を得られるなら、さらなる乗騎を使用できるとしてもよい。 加えて7レベル以上の中型の獣の騎手は、7レベルの時点で中型サイズの動物の相棒として通常使用可能ないずれかのクリーチャー(ベアのような)を、自然のサイズが大型か超大型のクリーチャーとして選択できる。このような乗騎のための一般データを生成するには、以下の修正を適用する:サイズ大型;能力値【筋】+2、【敏】-2、【耐】+2。乗騎の肉体攻撃の各ダメージのダイスを1段階ずつ大きくすること。獣の騎手は自身の重量に耐えられない、脚が4本より少ない、あるいは飛行移動速度を持つ乗騎を選択することはできない(GM は特定の環境下で水泳移動速度をもつ乗騎を認めてもよいが)。 特技または能力により乗騎が蹄攻撃を行うことができる場合はいつでも、代わりに爪、叩きつけ、あるいは他の類似の攻撃を行うことができる。 この能力は標準のキャヴァリアーの乗騎と熟練の調教師の能力と置き換える。 使者(アーキタイプ) Emissary 大胆な指揮官と突撃隊から威勢のいい騎士と制止不能の騎手まで、キャヴァリアーは戦場で多くの役割を果たす。一部のキャヴァリアーは、しかしながら騎乗突撃の荒々しい力よりも速度と機動力に重点を置く。徒または鞍上で、使者は鋭い槍、抜き身の剣、あるいは降伏条件とともに、通常は最初に会敵する。 防具の習熟:使者は重装鎧に習熟していない。 ボーナス特技:使者はボーナス特技を得るときに、戦闘特技リストのものに加え《快速》、《持久力》、《疾走》を選択することができる。 鞍上の立ち居(変則)/In or Out of the Saddle:1レベルの時点で、使者はボーナス特技として《騎乗戦闘》を得る。加えて、使者は中装鎧を着用しながら通常の移動速度で移動できる。この能力は戦術家と置き換える。 戦場の俊敏さ(変則)/Battlefield Agility:5レベルの時点で、使者は戦闘で自身を取り巻く脅威により多くの注意を払い、その忠実な馬とこの認識を共有する術を学ぶ。使者とその乗騎はともにボーナス特技として《強行突破》を得る。この能力は旗印と置き換える。 騎乗する軽業(変則)/Mounted Acrobatics:9レベルの時点で、使者は馬に飛び乗り、あるいは降りることにさらに熟練し、襲歩で馬をさばきながらその片側にぶら下がりさえする。使者はボーナス特技として、たとえ前提条件を満たしていなくても《曲乗り》を得る。使者は中装鎧を着用しているときでもこの特技を使用することができる。この能力は上級戦術家と置き換える。 騎乗する苦行僧(変則)/Mounted Dervish:14レベルの時点で、使者は戦場において恐るべき機動力をもつ敵になる。使者はボーナス特技として、たとえ前提条件を満たしていなくても《騎乗する殺戮者》を得る。加えて、騎乗して突撃アクションを行うたびに、使者はその乗騎の移動速度に10フィートを加える。この能力は上級旗印と置き換える。 不規則突撃(変則)/Erratic Charge:20レベルの時点で、使者は戦線を乗り越えて打撃し、その後目にも留まらぬ速さで離脱する術を学ぶ。騎乗して突撃アクションを行うたびに、使者は最初に10フィートを移動してから近接攻撃を行うことができる。この最初の攻撃は突撃ではないが、通常の近接攻撃であり、その移動はそのラウンドに移動可能な距離の合計に算入する。この攻撃を行った後で、使者は依然として突撃の目標に到達する直線上を移動しなければならず、突撃が終了するまでその攻撃の攻撃ロールに-5のペナルティを被る。この能力は突撃の神髄と置き換える。(第3刷) 重騎兵(アーキタイプ) Gendarme 重騎兵は突撃の高揚感──その兜のつばに裂かれながら吹きつける風、斜に構えた長槍の感触、一点に集中した武器の力が金属を貫いて敵を穿つ前にその鎧があげる満足のいく叫び──のためになすほどには、戦術的な精密さの子細は気にかけない。 ボーナス特技:重騎兵は他のすべての能力のほとんどを排除して騎乗する恐怖として鍛え上げられる。重騎兵は1レベル、5レベル、および以降の3レベルごとにボーナス特技を得るが、これらのボーナス特技は以下のリストから選ばなければならない:《一撃離脱》、《駆け抜け攻撃》、《騎乗戦闘》、《強打》、《突き落とし》、《突き飛ばし強化》、《猛突撃》。重騎兵がすでにリストの特技をすべて選択していた場合、その後の重騎兵は戦闘特技として記載されている特技からボーナス特技を選択してよい。この能力は戦術家、上級戦術家、達人戦術家、および標準のキャヴァリアーのボーナス特技の選択と置き換える。 貫通突撃(変則)/Transfixing Charge:20レベルの時点で、重騎兵は騎乗戦闘の典型を体現する。騎乗しながら突撃攻撃を行うたび、重騎兵は通常の3倍のダメージを与える(ランスを使用している場合は4倍);このダメージは《猛突撃》特技とランスを使用することによるすべての増加を含む。加えて、重騎兵が騎乗しながら行った突撃攻撃でクリティカル・ヒットを確定させた場合、その攻撃は振るっている武器の最大ダメージを与える。武器の特性、魔法の効果、狙いの正確さに基づくボーナス、またはその他の増加による追加のダメージは通常通りロールする。この能力は突撃の神髄と置き換える。 戦略家(アーキタイプ) Strategist 一部のキャヴァリアーは戦場で部隊を指揮するための卓越した能力を培うことを生涯の使命とし、勝利を得るために騎士団の味方のチームワークを向上させる超自然的な技術と戦術的洞察力を兼ね備えている。このような戦略家は彼らがともに戦う者たちの長所と短所の学び取ることに体得しており、最も絶好な瞬間にそれらの観測結果を活かす。最高の戦略家はまた敵の持つ恐るべき能力とそれらの長所のいくつかに対抗するときに、同様にして敵の長所と短所を判断するのにも長けている。 戦術家(変則)/Tactician:1レベルの時点で1日に1回、加えて5レベルとその後の4レベルごとに追加で1日に1回使用できることを除き、キャヴァリアーのクラス特徴と同様である(最大で17レベルの時点で1日に5回)。 訓練教官(変則)/Drill Instructor:4レベルの時点で、戦略家は分隊戦闘の機微を仲間の冒険者に訓練する術を学ぶ。10分間と自身の挑戦能力の使用回数を1回費やすことにより、戦略家は戦術家能力と同様に最大4人の味方に自身の取得しているチームワーク特技の使用を与えることができる。戦術家と同様に、味方は与えられる特技の前提条件を満たしている必要はないが、彼らはこの特技の使用を10分に加えキャヴァリアーの有する2レベルごとに1分の間、キャヴァリアーが味方から見聞きできる状態である限り保持する。キャヴァリアーが気絶状態に陥るか、見ることも聞くこともできなくなった場合、味方は条件が解消されるまで与えられた特技の利益を失う。この能力は熟練の調教師と置き換える。 戦術的優位(変則)/Tactical Advantage:14レベルの時点で、自身の戦術家能力を使用して味方にチームワーク特技を与えるたびに、戦略家はその特技を与える前か後にフリー・アクションにより自身の移動速度まで移動できる。この移動は通常通り機会攻撃を誘発する。この能力は上級旗印と置き換える。 戦略的覇権(変則)/Strategic Supremacy:18レベルの時点で、戦略家は味方の能力を強化するのみならず、敵のチームワークさえ破壊する能力を得る。戦術家の能力を使用するたび、戦略家は味方にチームワーク特技の使用を与える代わりに、30フィート以内の敵に適用されているチームワーク特技1つの効果を打ち消すことを選択できる。この能力はキャヴァリアーの18レベルのボーナス特技と置き換える。 マスケット銃兵(アーキタイプ) Musketeer 一部のキャヴァリアーはその主人より高価で強力な変わり種──火器の管理と使用を託されている。魔法の援護なしに衝撃的なまでの破壊をもたらす可能性を持つこれらのマスケット銃兵は、自身の部隊の前進を導き、その敵が武装して突撃を準備できるずっと前に壊滅的な斉射を放つ。 武器と防具の習熟:マスケット銃兵は重装鎧の習熟を獲得しない。マスケット銃兵はすべての単純および軍用武器、および火器に習熟している。キャヴァリアーのレベルは《武器開眼》のような特定の火器を選択する特技の前提条件を満たす目的においてファイター・レベルと累積する。 賜与の火器(変則)/Gifted Firearm:1レベルの時点で、マスケット銃兵は自身の騎士団から火器1つ(ピストル1丁またはマスケット1丁のいずれか)を授けられる。この武器はキャヴァリアーの責務の象徴であり、その才能の多くの焦点でもある。マスケット銃兵はこの武器を売ることはできない。マスケット銃兵はまた《銃匠》特技を得る。 8レベルの開始時、マスケット銃兵は自身の賜与の火器を振るっているときに、自身に集中することができる。標準アクションにより、マスケット銃兵はキャヴァリアー・レベルにつき1分の間、自身に集中していくつかの利益を得ることができる。マスケット銃兵はこの能力を1日に2回、加えて8レベルを超える4レベルごとに追加で1日に1回使用することができ、20レベル時に合計で1日に5回となる。 8レベルの時点で、キャヴァリアーは《クリティカル強化》特技の利益を獲得する。11レベルの時点で、キャヴァリアーは自身の武器の不発確率を1減少でき(最小1)、さらに17レベルの時点で、マスケット銃兵は自身の武器の射程単位を2倍にできる。武器の不発確率の減少と射程単位の増加は、リライアブルおよびディスタンス魔法の武器特殊能力が与える同種の効果と累積しない。(第3刷) 最後に、20レベルの時点で、このような集中をしている間、マスケット銃兵は飛び交う銃火を招くことができる。キャヴァリアーは自身の1日の挑戦の使用回数を1回消費することにより、自身の火器による全力攻撃を行うことができる。マスケット銃兵は自身の火器の通常の装填時間を無視するが、依然として各攻撃を完遂するのに十分な量の火薬とブリットを消費する。 マスケット銃兵の賜与の火器が破壊されている場合、キャヴァリアーは交換用の武器が製作されるまでの30日間この能力を失う。この30日の期間中、マスケット銃兵は武器およびダメージ・ロールに-1ペナルティを負う。この能力は通常のキャヴァリアーの乗騎の能力と置き換える。 即行火薬(変則)/Swift Powder:4レベルの時点で、マスケット銃兵はボーナス特技として《高速装填:マスケット》または《高速装填:ピストル》を得る。14レベルの時点で、挑戦を挑むたびにマスケット銃兵はフリー・アクションにより振るっている火器1つに装填できる。この能力は熟練の調教師と置き換える。 誘引騎兵(アーキタイプ) Luring Cavalier 戦略と戦術の完成を研究するものは、戦場を選択することにより圧倒的多数の味方すらしのぐことのできる優勢を得られることを知っている。誘引騎兵はその目的の達成に役立つ特殊な種別のキャヴァリアーである。一般に、誘引騎兵は自身に向けて敵をおびき寄せるためにボウあるいはその他の遠隔武器を使用し、しかるのち自身の望む場所に敵を配置するための戦略的後退を行う。 遠隔挑戦(変則)/Far Challenge:1日に1回、誘引騎兵は即行アクションとして自身の遠隔挑戦能力を使用することができる。そうする際、誘引騎兵は挑戦のため視界内にいる1体の目標を選択する。自身の挑戦の目標に対して行うたびに、誘引騎兵の遠隔攻撃は追加ダメージを与える。この追加ダメージは誘引騎兵のレベルに等しい。誘導騎兵は1レベルの時点でこの能力を1日に1回、加えて1レベルを超える3レベルごとに追加で1日に1回使用でき、19レベルの時点で最大の1日に7回となる。さらに1日に1回、誘引騎兵は自身の遠隔挑戦能力の使用回数1回を費やして、その遠隔攻撃の潜在的な追加ダメージを2倍にすることができる。誘引騎兵は攻撃ロールを行う前に自身の挑戦の使用回数1回を費やして、攻撃が成功したときにキャヴァリアー・レベル分の追加ダメージの代わりにキャヴァリアー・レベルの2倍の追加ダメージを与えることを選択できる。攻撃に失敗した場合、この挑戦の使用は無駄になる。 敵への挑戦は繊細な欺瞞と戦略を必要とする。キャヴァリアーは自身が脆い目標であるように見せかけなければならない。遠隔挑戦の対象は誘引騎兵に対する攻撃ロールに+4ボーナスを得る。 この挑戦の効果は目標が死亡状態または気絶状態になるまで、目標が誘引騎兵への近接攻撃を命中させるまで、あるいは戦闘が終了するまで維持される。この挑戦が目標が誘引騎兵への近接攻撃を命中させたことにより終了した場合、この挑戦は通常のキャヴァリアーの挑戦の効果に変更され、誘引騎兵は自身の有する騎士団の利益も獲得する。遠隔挑戦は挑戦能力と置き換える。 慎重な照準(変則)/Careful Aim:3レベルの時点で、自身の最大の基本攻撃ボーナスを使用して遠隔攻撃を行う際、誘引騎兵は最大3射程単位を遠ざかるまでの射撃へのペナルティを無視することができる。火器を使用している場合、誘引騎兵は最大で2射程単位を遠ざかるまで接触 AC を目標にすることができる。この効果はキャヴァリアーへのペナルティなしで遠くから遠隔攻撃を行うことができる効果、あるいは最初の射程単位を超えた火器により接触 AC を目標にできる効果と累積する。この能力はキャヴァリアーの突撃と置き換える。 苛立たしい照準(変則)/Infuriating Aim:11レベルの時点で、誘引騎兵は自身の最大の基本攻撃ボーナスを使用した遠隔攻撃が、遠隔挑戦の目標に対するクリティカル・ヒットを確定させたとき、目標を1ラウンドの間激昂させることができる。激昂している間、目標は自身のターンをキャヴァリアーに近づくための移動に費やし、移動、疾走、あるいは突撃アクション(挑戦されたクリーチャーが選択する)しか行うことができない。これは[精神作用]効果である。この能力は力強き突撃と置き換える。 多彩な挑戦(変則)/Versatile Challenge:12レベルの時点で、誘引騎兵は自身の挑戦の使用回数1回を費やして、遠隔挑戦あるいは通常のキャヴァリアーの挑戦の利益を獲得することができる。誘引騎兵は挑戦の目標が視線内にいる限り、即行アクションにより影響下の相手への挑戦の種類を変更することさえできる。この能力は高度な挑戦と置き換える。(第3刷) 照準の神髄(変則)/Supreme Aim:20レベルの時点で、誘引騎兵は全ての遠隔攻撃に慎重な照準のボーナスと苛立たしい照準の効果を獲得する。この能力は突撃の神髄と置き換える。
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キャヴァリアー Cavalier 全てのキャヴァリアーは大義のために戦う。しかしその大義は戦士が用いる戦闘形式と同じように様々だ。以下に示す二例は、キャヴァリアーという様式の多様性と武術訓練の多様性を示すものだ。 キャヴァリアーの騎士団 Cavalier Order 何よりも深い荒野には、昔のままの土地の動植物に力を注ぐキャヴァリアーがいる。 ビースト騎士団 Order of the Beast ビースト騎士団に所属するキャヴァリアーはあらゆる形態の自然のために戦う。このキャヴァリアーは動物は何より忠実な仲間となると、森の中のクリーチャーをより近しい存在であると信じている。 布告:ビースト騎士団のキャヴァリアーは自然――動物や魔獣を含む――を文明の侵略や害をなすために探す者達から守るために戦わなければならない。なだめ静める試みに失敗した場合にのみ、激昂した動物や魔獣を殺しても良い。 挑戦:ビースト騎士団のキャヴァリアーが挑戦を行う際、キャヴァリアーが目標を機会攻撃範囲に収めているならば、その乗騎は挑戦の目標に対する近接攻撃ロールに+1の状況ボーナスを得る。このボーナスは4キャヴァリアー・レベル毎に1ずつ増加する。 クラス技能:ビースト騎士団のキャヴァリアーは〈生存〉と〈知識:自然〉をクラス技能の一覧に加える。ビースト騎士団のキャヴァリアーが追跡のために〈生存〉判定を行う際、この判定にキャヴァリアー・レベルの半分(最低1)に等しいボーナスを得る。 騎士団能力:ビースト騎士団のキャヴァリアーは、レベルが上昇するに従い以下の能力を得る。 野生動物との共感(変則)/Wild Empathy:2レベルの時点で、キャヴァリアーは動物の態度を改善することができるようになる。この能力はドルイドの同名の能力と同様に機能する。キャヴァリアーはこの能力を使用する際、有効ドルイド・レベルとして自身のレベルを用いる。 野生乗騎変身(超常)/Wild Mount Shape:8レベルの時点で、ビースト騎士団のキャヴァリアーは1日1回、自分の乗騎を異なる中型もしくは大型の動物に変身させ、元に戻す能力を得る。新しい形態として、ビースト騎士団のキャヴァリアーは動物種別に属する全てのクリーチャーを選択することができる。この能力はビースト・シェイプIIと同様に機能するが、以降の点が異なる。この効果はキャヴァリアー・レベルごとに1時間が経過するか、キャヴァリアーが元の乗騎の姿に戻すまで持続する。乗騎の姿を変える(異なる動物の姿へ、及び元の姿に)には、キャヴァリアーは標準アクションとして乗騎に接触しなければならない。このアクションは機会攻撃を誘発しない。選択した姿はキャヴァリアーがよく知っている動物のものでなければならない。乗騎はサイズを変えることはないが、ビースト・シェイプIIに記載された、大型の動物に対するボーナスを受ける(ペナルティは受けない)。 10レベルの時点と以後4レベルごとに、キャヴァリアーはこの能力を1日に追加で1回使用できるようになる(最大で18レベルの時点の1日4回)。 15レベルの時点で、キャヴァリアーは野生乗騎変身を使用して、乗騎を中型もしくは大型の竜に変化させることができるようになる。この姿を取らせる場合、キャヴァリアーの野生乗騎変身はフォーム・オヴ・ザ・ドラゴンIと同様に機能する。ただし、上述の例外がある。 凶暴なる突撃(変則)/Ferocious Charge:15レベルの時点で、キャヴァリアーは自然の怒りを体現する。キャヴァリアーがクリーチャー1体に突撃を行う際、フリー・アクションとして、その敵の士気をくじくために〈威圧〉判定を行うことができる。この判定に成功すれば、目標は恐れ状態となる。 キャヴァリアーのアーキタイプ Cavalier Archetype 以下に示すのは新しいキャヴァリアーのアーキタイプである。どの騎士団のキャヴァリアーであってもこのアーキタイプを選択することができる。ただし騎乗戦闘の力を高める騎士団には適さないだろう。 大胆な英雄(アーキタイプ) Daring Champion 多くのキャヴァリアーは古い戦闘形態における英雄である。しかし若い者、ずっと大胆なキャヴァリアーの中には、より軽い鎧に影響を受けた武術様式とよりきらびやかなスワッシュバックラーの様式を、キャヴァリアーの騎士団が持つ献身と融合させるものもいる。 武器と防具の習熟:大胆な英雄は全ての単純武器と軍用武器、軽装鎧と中装鎧、バックラーに習熟している。これはキャヴァリアーの武器と防具の習熟と置き換える。 英雄の妙技(変則)/Champion s Finesse:1レベルの時点で、大胆な英雄は軽い武器もしくは片手武器に属する刺突近接武器を使用する際、《武器の妙技》特技の利益を得る。また、大胆な英雄は戦闘特技の前提条件を考慮する際、【知力】の代わりに【魅力】を使用することができる。大胆な英雄は特技の前提条件を考慮する際、《武器の妙技》特技を有している者と見なされる。この能力は乗騎と置き換える。 俊敏(変則)/Nimble:3レベルの時点で、大胆な英雄は軽装鎧を身につけているか鎧を身につけておらず、かつ軽荷重までの荷物しか所持していない間、ACに+1の回避ボーナスを得る。大胆な英雄がACへの【敏捷力】ボーナスを失うような状況では、それが何であれこの回避ボーナスも同時に失われる。このボーナスは3レベルを超える4レベルごとに1ずつ増加する(最大で19レベルの時点の+5)。この能力はキャヴァリアーの突撃を置き換える。 心意気と発露(変則)/Panache and Deeds:4レベルの時点で、大胆な英雄はスワッシュバックラーの心意気クラス特徴と、以下のスワッシュバックラーの発露を得る:回避の心意気、野送り、精密打撃、スワッシュバックラーのイニシアチブ。この能力は熟練の調教師を置き換える。(更新) 上級発露(変則)/Advanced Deeds:11レベルの時点で、大胆な英雄は以下のスワッシュバックラーの発露を得る:高度フェイント、部位狙い、繊細なる刀術、朧の防御。この能力は力強き突撃と置き換える。 英雄武器体得(変則)/Champion s Weapon Mastery:20レベルの時点で、大胆な英雄は軽い武器もしくは片手武器に属する刺突近接武器を用いてクリティカル可能域をロールしたなら、そのクリティカルは自動的に確定するようになる。また、この武器のクリティカル倍率は1だけ増加する(×2は×3になる、など)。この能力は突撃の神髄を置き換える。