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https://w.atwiki.jp/karirakenpedia/pages/309.html
rewrite re(再び)write(書く)であり、つまりは「書き直し」のことでる。 このページではライトノベル作法研究所におけるリライトについて語る。 普遍的な意味でのリライトは、あくまで上記に準じ、「書く前の文章が誰のものか」及び「誰がその文章を書き直すか」を指定しない。「作者が自分の作品を見つめなおして改稿する」こともリライトであるし、「批評人が他人の文章を『こうした方がいい』と書き直す」こともリライトである。 しかし、ライトノベル作法研究所、及びそのヲチ板においてリライトという言葉を使用した場合は、後者を指す場合が多い。 また、これを行うものをリライターと呼ぶ。 ライトノベル作法研究所におけるスラングとしての「リライト」 先に述べたが、ライトノベル作法研究所、及びそのヲチ板においてリライトという言葉を使用した場合は、「批評人が他人の文章を『こうした方がいい』と書き直す」ことを指すことが大半である。 ただし、こうして用いられる場合、この言葉には多かれ少なかれ侮蔑の意味が込められる。 ゆえに、同じく「批評人が他人の文章を『こうした方がいい』と書き直す」ということを行っても、その批評人に元の作品への敬意が感じられるなど、反感を誘発しない体裁が整えてあるものであれば、これを用いない。 あくまでここで使われる「リライト」という言葉は、これを行った批評人の態度や人間性を批判するためのものである。 すなわち、「けっ!へったくそな文章書いてやがんな。ほーらオレ様がもっといい文章書いてやんぜ、ありがたく受け取りやがれ」などという真意が透けて見えたりすると、使用されるのである。 実際のリライト ただ「書き直し」と言っても、それはピンからキリまである。 それらで「リライト」に該当するもの、しないものを、大雑把にだが分類する。 該当しないもの――誤字・誤用・誤変換の指摘 例えば 彼女はその釣りあがった相貌に殺意を込め、以上とも言える熱心さで男の後を追った。 という文章があったとする。 ここに含まれている明らかな日本語としての誤りを指摘し、 彼女はその釣りあがった双眸に殺意を込め、異常とも言える熱心さで男の後を追った。 と書き直して見せることは、リライトには該当しない。 本来の文章を尊重し、基本的な部分に改変を加えていないからである。 該当するもの――独自の改変 例えば同じく 彼女はその釣りあがった双眸に殺意を込め、異常とも言える熱心さで男の後を追った。 という文章があったとする。 これを「情報が少なくて物足りない」「もっと別の書き方もある」と述べ、 少女はその美しい顔に不釣合いな、ギラギラとした殺意の色を双眸に浮かべて、執拗に、執拗に、ひたすら執拗に、憎っくき男の追跡をした。 と書き直して見せることは、リライトに該当する。 本来の文章を尊重することなく、明らかな改変が加えられているからである。 これは前者と後者でどちらの文章が上手か下手かということを問題にはしない。 作品は、ただ一行の文章のみで作られるわけではない。前後、あるいは作品全体にとってその一行の役割というものがあり、その中でのバランスというものがある。批評人の自己満足でそれを勝手に改変したところで、それは「本来の作品」というものをないがしろにしているだけである。 例・Sour Grapesが初めて登場した際の書き込み Re 序章の批評・添削をお願いします (No.4557 への返信) - Sour Grapes 薫風は初夏の風、気候によりけりですがセーターは暑いかも。 麗らかは、空が晴れて、日が柔らかくのどかに照っているさま。どちらかと言えば春。それには少し風が強すぎるかも。 暖かい風が、撫でるように丘を吹き抜けていった。さわさわと草が擦れ合う音は、優しく穏やかな旋律を紡ぐ小さな音楽になる。 優しく撫でるように一陣の風が丘を吹きぬける。さわさわと揺れて音をだす草はまるでやさしい音色を紡ぐ楽器のようだ。 そんな麗らかな丘に、一つ影が落ちていた。 よく見るとそんな草原に一つの黒い影があった。 黒いハイネックのセーターと濃紺のスラックスを身につけた、髪の長い少年だった。大人びた雰囲気を持っているが、まだ少し外見に幼さが残っている。 黒いハイネックのシャツと濃紺のスラックスに身を包んだその人物は長髪を肩までたらした若い男だ。大人未満、少年以上、まだひげが柔らかい。 肩に掛かる髪を押さえていた腕を、風が止むのと同時に下ろした少年は、伸びをしてから丘の傾斜にゴロンと寝転んだ。空には太陽が白く輝き、大小様々な雲がビュンビュンと行き交う。 男は風がやむと髪が乱れるのを恐れるように押さえていた手を離した。そして暖かさを確認するように伸びをしたあと仰向けに寝る。彼の目にはまぶしい太陽と流れる様々な雲が映っていた。上空は風が強いのだろう。 「……いい天気ですねぇ」 のんびりと、男子にしては高い声で呟いた。誰に向けるでもなく放ったそれは、再び吹いた薫風に流れて消えた。 「良い天気ですねえ」 ゆっくりしたやや甲高い声のつぶやきは誰も聞くものとてなかった。いや彼は再び吹いたさわやかな風に呼びかけたのかもしれない。 [No.4566] 2009/01/07(Wed) 10 37 15 リライターの話題 リライトを行うものは、鍛錬投稿室の感想、添削用掲示板のレスの両方に出現する可能性がある。 しかし、より簡単に発見されるのは、添削用掲示板のレスであることが圧倒的に多い。これはアクセスが容易であり、また掲示板の目的が最初から「添削」であるため、他に埋もれにくいためである。鍛錬投稿室で行われても、作品投稿者以外は目にしない感想はザラにあるため、発見されにくい。 とはいえ、それは鍛錬投稿室の感想においてリライトが皆無であるということを意味しない。 詳細は過去のものとなってしまいここで詳しく述べることはかなわないが、鍛錬投稿室の感想欄にその作品の全文をリライトする狂人も、過去に存在する。 関連 リライター
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リライト 4コスト 呪文 闇文明 ■相手の手札を見る。その中から好きな枚数選び、 持ち主のマナゾーンに置く。そのあと、相手のマナゾーンから 選んだ枚数と同じ枚数のカードを選び、持ち主の手札に戻す。
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「リライト」 レベル:8 難易度(E→D→C→B→A→S→SS→SSS→Z) 評価:B++ 音域:☆☆☆ 音程:☆☆☆ 跳躍:☆☆ 高音:☆☆ 低音:☆☆ 早口:☆☆☆ 持久力:☆☆☆☆ 歌唱時間:☆☆☆ 逆詐称レベル(☆~☆☆☆☆☆:☆)
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名前 リライト 種族 ルカリオ 出身 グラーディア国? 性別 女 身長 118,2cm 体重 48,1kg 年齢 24歳 特性 精神力 職業 波動使い(格闘家) 武器 特になし pixivURL:http //www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium illust_id=3794018 「…女のルカリオがそんなに珍しいですか」 「百を守るために一を捨てるのは当然でしょう?」 「皆を傷つけると言うのならば…容赦はしません」 父親がマニューラせいなのか、目に睫毛のような模様を持つ、少し変わったルカリオ。 常に冷静沈着で、感情を表に出さない。そのため、何を考えているのかよくわからない。 自分のことよりも他人のことを優先し、危険を顧みず行動する。 幼少時に苛めをうけたせいで、他人に対してどう接すればいいのかわからなくなってしまっている。 冷めた態度を取るも、本当は仲良くなりたいと思っている…らしい。 物心ついたときから両親がおらず、シュカの家族と暮らしていた。 そのことと容姿のこと、ルカリオとしては珍しい女性ということから、学校で苛められていた。 唯一味方してくれたシュカに迷惑をかけまいと、血の滲むような努力を重ね、波動使いとしての才能を開花させる。 昔は泣き虫で気弱だったが、このことが原因で性格が大きく変わった。 自分のような者を出したくないという思いから、ギルドに入った。 依頼がないときは殆ど修行をしているので、ギルドにいることは少ない。 最近自分の強さがどこまで通じるのか挑戦したくなり、戦神のネフティに弟子入り志願兼腕試しを申し込む。 結果は軽くあしらわれたものの、波動解放と竜の波動に興味を持たれ、適当に修行の相手をしてもらえるようになった。 …後日、彼氏持ちという理由で修行がスパルタ化したらしい。
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リライト アニメ「鋼の錬金術師」第1期OP4 同アニメのテーマ曲はREFLEC BEAT colette -Spring-で登場したL Arc〜en〜CielのREADY STEADY GOに続いて2曲目となる GFDMV2にも同様にカバーで収録されている GITADORA版とはジャケットが異なる BASIC MEDIUM HARD Level 2 5 8 Objects 87 224 453 BPM 179 TIME Artist (ASIAN KUNG-FU GENERATION) Version colette -Autumn- 動画 攻略 [HARD]それなりに早いBPMで8分音符を打たなければならずロングノートの配置も厳しめ。またギター部分のリズムはやや不規則でノリだけで叩ききるのは難しい。Lv8では間違いなく難易度上位に入るだろう。 -- 名無しさん (2013-09-19 22 58 57) 【HARD】 曲を知っていても、Lv.8では上位曲。交互打ちとロングが多く、3topとの絡みや時折来る16分トリルもある。フルコン狙いは、何度か詰めればいい練習曲だと思います。 -- 名無しさん (2013-12-28 12 25 10) 名前 コメント ※攻略の際は、文頭に[BASIC] [MEDIUM] [HARD] [SPECIAL] のいずれかを置くと、どの譜面に関する情報かが分かりやすいです。 コメント(感想など) ジャケはリフレク新かな -- 名無しさん (2013-09-19 17 03 15) ギタドラのカバー音源とはちょっと違うような・・・? -- 名無しさん (2013-09-19 17 37 20) 今更すぐてもうね しかもカバー(笑) -- 名無しさん (2013-09-19 21 58 28) これアジカンだったのか -- 名無しさん (2013-09-19 22 14 22) 8としては難しいがリズム難でもなく、コンボカッターも無いので、自力譜面だと思った。 -- 名無しさん (2013-09-20 04 02 01) な ぜ 今 皿 … -- 名無しさん (2013-09-24 23 36 51) 名前 コメント ↑攻略と無関係の曲に対するコメントはこちらでお願いします。あまりにもかけ離れた内容は削除される場合があります。
https://w.atwiki.jp/hammerfairy/pages/203.html
○フェアリライト ショップ価格 30000G 紫水晶のような石。小さくて見失いやすい。 (妖精と取引可能) 妖精の石、とそのまんまの意味を持つ宝石。 フェアリーエメラルドと違って、 人間からも宝石と認定されている本物。 水を入れた容器に浸しておくと、 紫色の輝きを放ち、インテリアとして活躍してくれる。 茶色宝箱相当の妖精、イリスを雇う事が出来る。 わりと熱心に仕事してくる子だが、 やっぱり妖精なんで、変なものも持ってくる。
https://w.atwiki.jp/hammerfairy/pages/724.html
○フェアリライト ショップ価格 30000G 紫水晶のような石。小さくて見失いやすい。 (妖精と取引可能) 妖精の石、とそのまんまの意味を持つ宝石。 フェアリーエメラルドと違って、 人間からも宝石と認定されている本物。 水を入れた容器に浸しておくと、 紫色の輝きを放ち、インテリアとして活躍してくれる。 茶色宝箱相当の妖精、イリスを雇う事ができる。 わりと熱心に仕事してくれる子だが、 やっぱり妖精なんで、変なものも持ってくる。
https://w.atwiki.jp/genshikenss/pages/111.html
リライト 【投稿日 2006/01/08】 カテゴリー-笹荻 ある秋の午後、荻上はいつものように無表情な佇まいで駅前に立っている。 しかし今日は眼鏡だし筆頭ではない。上はTシャツの上にキャミソールで 下は今日は膝までのタイトなスカートだ。なにかよそ行きなのか? 通りの向こうに視線を遣ると、固かった表情がぱっとほころぶ。 この微笑を受ける人物は、そう、笹原だ。 ヘッドフォンを外しながらとててっと数歩前進する荻上に笹原も小走りで駆け寄る。 笹原「あ、お待たせ。いつから待ってたの?」 荻上「いえ、待ってませんから」 笹原「じゃあ切符買おうか」 荻上「はいっ」 そして車内で並んで座る二人。 笹原『うわ…ちょっと触れてる。なんか照れるな… 今更だけど』 笹原「それにしても、今日は髪も下ろしてるし、眼鏡なんだね」 荻上「ええ、後ろの席の人に髪が邪魔になったらいけないので」 「それに今日はむしろ眼鏡でしょう!アジケンは眼鏡がトレードマークですし!(笑)」 笹原「ははは、そうだね(笑)」 そう、今日は二人でASIAN KENG-PO GENERATION(通称アジケン)のライブに向かっている。 荻上「でも、ライブって実は初めてなんですよね」 笹原「いや、俺も実は初めてで…… でも良い席なんて幸運だったよ」 笹原は、財布からチケットを2枚取り出す。その番号は[C列19番][C列20番]だった。 荻上「そうですよ!すごいですね!C列って前から3列目ですよね」 今日はかなり荻上のテンションは高い。まあ笹原と付き合いだしてから 前よりはテンションが高くなっている。二人とも悪く言えば「うかれバカ」だ。 笹原「いやー、俺もまさかここまでハマるとは思ってなかったけど…CD貸してくれてありがとうね」 荻上「いえ、とんでもないです。あっ!ライブDVD返してなくてスミマセンっ」 笹原「はは…また今度でいいって。予習はばっちりだね」 荻上「ええ、もう他のお客さんと一緒に飛んだり跳ねたり、拳を突き上げたりしますよ!」もうジャンプで! そんな荻上の横顔を嬉しそうに眺める笹原だった。 笹原『就職活動中にチケット取った甲斐があったよ…』 そして電車を乗り継いで渋谷へ。 街に出るとちょっと居心地が悪い二人だが、出来立てカップルの二人に恐いものは無い。 荻上「ちょっと開場まで時間ありますね。席も指定ですし…」 と、笹原を眼鏡越しに見上げる。良い上目遣いだ。 笹原「うん、そうだね…あ、タワーレコードに寄ってみようか」 笹原『うーん可愛い……』 二人とも浮かれているのに奥手なので手を繋いだりはしていない。 荻上「ここは初めてですけど、ビルまるごとなんてでっかいですね」 邦楽をちらっと見た後は、アニメ関連コーナーを物色する二人。 しばし別行動だが同じ階だし、笹原は荻上を見失わないようにしている。 荻上は掘り出し物を発見したようで、いそいそとレジに並ぶ。 笹原「あ、これ使ってよ」 ポイントカードを差し出すが 荻上「ありがとうございます……ってこれいっぱいじゃないですか」 笹原「うん、3千円分だからね」 荻上「ええーっ そんな悪いですよ ……ありがとうございます。このお返しは必ず」 遠慮しようと思ったが、笹原の笑顔押しに負ける荻上だった。 しばしスタバで休憩する二人。 後輩だからとお盆を運ぼうとする荻上と、レディーファースト的に荻上を エスコートしようとするので笹原もお盆を運ぼうとする。まだぎこちない。 笹原は緊張のせいか熱く感じてアイスソイラテのラージを飲んでいる。 そろそろホールに向かう時間が迫っている。 荻上「トイレ行って来まス」 笹原「うん、待ってるよ」 笹原『そうだね、会場じゃすごい混んでるかも知れないしね』 そして渋谷の街を歩く二人だが… 荻上「会場ってどこなんでしょうね……」 笹原「あ、なんかそれっぽい人たちが歩いていくよ。たぶんあっちが会場じゃない?」 こういうイベントの際は、それっぽい人についていくのが定石だ。 時間が迫っている時にしか使えない技ではあるし、間違った集会に向かうこともあるが。 荻上「なんか普通の人がいっぱいですね」 笹原「いや、あの辺は深いファンの一群っぽいよ」 そんな会話をしつつ、黒服のイベントスタッフに促されて並び始める。 荻上「整理番号あるのに並ばされるのって、どうなんですかね」 笹原「ん、まーねぇ。でも早めに入るなら仕方ないんじゃない」 とかいう会話をしているうちに、開場した。 スタッフ「カメラや録音機器は預からせていただきまーす。鞄を開けておいてくださーい」 会場に入ると、映画館のような扉を開けてホール内へ。 椅子に書いてある番号を探し始めると、ほとんど最前列で真ん中の方だ。通路脇の席だった。 笹原「うわっ近いな!」 荻上「すご……」わくわく しかし席を確認すると、荻上は笹原のシャツの裾を引っ張ってきた。 荻上「笹原さんっ、グッズ売ってましたよ!早く並ばないと!」 笹原「ああ、そうね。行こうか」 今日の荻上の脳内テンションレベルは、コミフェスでの買い物時に近いのかも知れない…。 長い行列の後に、ツアーグッズを物色する荻上。 荻上「ツアーパンフに、缶バッジに、リストバンドに…Tシャツは…うーん」 笹原「ツアーのよりアジケンのTシャツが良さそうね」 荻上「そうですね!でも…財布が(汗)」 笹原「アジケンTシャツのホワイトLとブラックS1枚ずつ下さい」 いきなり二人分買う笹原。今日はちょっと強気なのか? 荻上「…っ!ありがとうございマス」 笹原「なにげにペアルックになるね(笑)」 白い肌が綺麗な荻上の顔に、首筋に、さっと桜色が差す。 席に戻ると意外と空席が目立ったが、開演時間が迫るといっぱいに詰まり始める。 荻上「うわーーすごいお客さんの数……」 振り返ると確かに壮観な長めだ。2階席、3階席まで人がいる。 掛かっていた謎の音楽が止まり、いよいよ開演だ。 暗い舞台にアジケンのメンバーが立ち、楽器を構えているのがわかる。 ドラムのスティックを打ち鳴らす合図からギターが響き始める。 1stフルアルバムの1曲目だからいかにもOP曲という感じで 周りの観客もイントロから総立ち。そして縦ノリに揺れ始めて右手を突き上げる。 笹原『うわっこれは想像以上だ…!』 荻上の方を見ると、荻上もちょっと呆気に撮られ気味のようで笹原と視線が合う。 もう周りは音の渦に包まれている。笹原はそんな荻上の耳元に口を寄せると 笹原「せっかくだし乗っていかないとね!」 そして笑顔で荻上を見たまま、周りの観客と同じく右手を突き上げて縦に跳ね始める。 はっきりいってそんなにリズム感はよく無さそうだ…。 荻上「ふふっ」 そんな笹原を見て荻上もふっきれたようだ。小さな体のぶん大きく跳ねている。 これで2時間持つのだろうか? しかし「閃光バック」「Re;Fw;」「未来の欠片」とノリの良い曲で次々と進む。 もちろん笹原も好きな曲なのでだんだんと恍惚としてくる。 これはこれでコミフェスとは違う方法で、頭のてっぺんから何か開き始める。 荻上も楽しんでいるのかと思ったら…何か様子がおかしい。 笹原『なんだ…?荻上さんの向こうの男の動きが…変だ!』 なにやらオーバーアクションで席のエリアからはみ出して踊っている。 そしてリズムは全く合ってないし、ロボットか幽霊かというような様子だ。 それが気になるようで、荻上は集中しきれないようである。 なにより荻上は背が低いので、前の男性の背が高くてあまり前が見えない。 笹原「荻上さん、変わろう」 またしても荻上に耳打ちすると、席を入れ替わった。 少し通路にはみ出ると、荻上にも真っ直ぐ部隊がよく見える。 なんといっても前から3列目だし。 「∞ハングライダー」「君という華」と、荻上の好きな曲が続く。 時々笹原も荻上の方を見るが、だんだん集中してきたようだ。 次の曲は「君の町迄」で、笹原のお気に入りの一曲なのだが…。 ふっと視界の端の荻上にまたしても異変が。 荻上「ぐすっ……」 笹原『えっ…荻上さん……』 歌が響いてくる。 ♪切なさだけ… 悲しみだけで 君の町迄 跳べりゃいい… 何故か荻上が涙ぐんでいる。やがて涙もこぼれ始めた。 笹原『この曲を聴くと俺は……春から先の、離ればなれ生活の事を考えちゃうんだけど…』 それは荻上も一緒なのではないだろうか。 荻上は舞台の上をじっと見たまま、涙をこぼしている。 その様子を見つつ一瞬考え込んでしまった笹原だが、荻上に寄り添って 笹原「これ、使ってよ」 と、おずおずとハンカチを渡す。この辺がまだまだ不慣れな感じだ。 ハンカチに気付くと、荻上は笹原の方に向いて会釈して受け取った。 そして眼鏡をちょっと持ち上げると涙を拭う。 ものすごく間近で荻上の顔を見る。ステージからのライトで照らされている。 ちょっと口紅はしているが他は化粧もしていなから、化粧崩れなんかは無い。 睫毛の先に涙の雫が光っている。 そして前を向いたまま右手でハンカチを構えると、左手は寄り添う笹原の手をとる。 曲はサビにかかって周りも盛り上がってきている。 ♪隣に居る 冴えない君もいつか 僕らを救う未来の翅になる… 笹原『俺はこの先、どれだけ荻上さんを支えられるんだろうか』 笹原も前を向いてステージ上を見遣る。 しかし右手には荻上の汗ばんで冷たい手の感触。 なんて小さくて儚くて、大切な――――。 やがて曲が終わり、次は「振動角」で二人とも大好きだし、観客も イントロから爆発したような盛り上がりだ。 荻上も手を離して跳ね始める。 笹原『うーん、少し勿体無いけど(苦笑)』 安心して笹原もまた集中……出来ない! 笹原『ええっ、こんな時に……腹痛が!?』 直前にスタバで飲んだ大量のアイスドリンクが悪かったのだろうか? 軽い波だったのが、曲が終わる頃には大波になってきた。 アルバムの流れのままに曲は「再書き込み」でライブはさらに盛り上がっていく。 荻上も、ハレガンのOP曲として、アジケンを聴き始めたきっかけだし もう夢中な様子だ。 笹原『うわー、今、どいてもらってトイレには行けない……!!』 この曲が終わるまで笹原の腸は持っていてくれるだろうか。 嫌な冷や汗が笹原の額から、手のひらから、猛烈に流れ始める。 本当だったら笹原も今頃は恍惚とした幸福な時間を過ごしているはずだが 今やまさに生き地獄。こんなに4分ぐらいの曲が長く感じたことは無かった。 笹原『不用意に動いたら、何もかもが終わる……!!』 頭の中で最短距離を計画しながら、さりげなく、ぎこちなく、次の曲が始まるやいなや、 通路を後ろへ…横へ、全力小走りする笹原の姿があった。 笹原『南無さん!!』 ギリギリセーフだった。まさかこのあとノーパンや濡れズボンで過ごすわけにいかない。 やがて不気味にいい笑顔の成年が、客席へと帰還していった。 笹原『ああ、やっぱり荻上さんは可愛いなぁ。周りの女の子と比べ物にならないよ』 危機を乗り切って変な思考回路が働いている。 まあ、そんなこんなでMCに笑ったりしつつ、ライブは終演した。 「みんな、ありがとう!」 アジケンのメンバーが去っていく。 荻上「終わったみたいですね…凄い良かったです」 とか言っていると周りがリズムよく手拍子をしている。アンコールだ。 笹原「なんか、まだ終わらないみたいだね?」 荻上「アンコールってこういう風にやるんですか…!」 そんな会話をしつつも、笹原は後ろの席の男性客が自分達のカップルっぷりに ムカついているのに気付いていた。が、仕方ないといえば仕方ない…。 笹原『俺も、ほんとだったらあっち側だったんだよなぁ(苦笑)』 アンコール3曲も終わり、客席に明かりがつく。今度こそ本当に終わった。 荻上「もう、へとへとですよ…でもすごい良かったです!ありがとうございました」 と言いながら笹原のハンカチで額の汗をぬぐう。 笹原「またそれ、そのまま返してね」 荻上「あっ、スミマセン。けど、洗って返しますから!」 笹原「いや遠慮しなくていいから」 荻上「……それは恥ずかしいですから」 と、荻上のポーチにハンカチは仕舞われていった。 笹原『あーあ勿体無い』 さすがにそれは下心が、というか変態っぽいので笹原も自重すべきだろう。 荻上「それにしても、着替え持ってくれば良かったですね」 笹原「うん、そうだね。こんなに汗かくなんて」 二人とも、汗でTシャツはべったり張り付いている。これは風邪を引きそうだ。 笹原「今日買ったアジケンTシャツ着ようか?上にもシャツ羽織るし」 荻上「そうですね」 期せずしてウレシ恥ずかし、ペアルックになる二人だった。 ホールのトイレから出たところで長らく待っていると、着替えた荻上が出てきた。 少しはにかんでいる。笹原はニヤケが止められない。 笹原「待っているあいだにアンケート書いちゃったけど、荻上さんも今から書く?」 荻上「私は絵も添えたいですし、あとから郵送します」 笹原「ん、じゃあ出よっか」 笹原『うーん、たぶん荻上さん、アジケンで同人誌作りそうな気がするなぁ(笑)』 もう夜の9時を回っている。 笹原『このあと食事とかだよな。一応奮発して1万円ぐらい資金分配してるけど』 笹原「お腹すかない?食事して帰ろうか?」 荻上「はい」 ライブも終わり落ち着いたのか返事は素っ気無くなった荻上だが、 一瞬口元がニマっと弛んだのが笹原にも分かった。 しかし金曜の夜である。カップルで入るような、今まで無縁と思っていた系統の料理店も 色気の無い居酒屋でも、どこも満席だ。 笹原『時間ばかりが過ぎていく……ごめん荻上さん』 焦ってきた笹原に、荻上が声を掛ける。 荻上「……もう帰りませんか?」 笹原『えーーーっ…せっかくのデートが……』 ものすごい勢いでガッカリ沈んでいく笹原。 荻上「あっ、いえあの。そこのお店で珍しいものでも買って帰って部屋で食べませんか?」 顔を上げた笹原が、荻上の指差す方を見ると輸入食材のショップが有った。 荻上「今日は料理は出来ませんけど、うちに来て貰って食べましょう。…ライブDVDも返しますし」 みるみるうちに笹原の顔が明るくなった。 あまりに嬉しそうなので荻上は何故か恥ずかしそうだ。 いや、たぶん嬉しそうな笹原を見て照れているんだろう。 店舗に入ると生パスタセットなんかを見ていた二人だが、やがて インド・タイあたりのカレーのレトルトを物色し始めた。 荻上「トースターで焼くだけのナンも有りましたよ」 笹原「辛いのは大丈夫?」 荻上「激辛のじゃなければ。でもダルカリーとか豆のが柔らかい味で好きですね」 笹原「タンドリーチキンとかシシカバブーとかのレトルトも買おうか」 この二人の幸せな時間はあと半年までなんだろうか。 しかし二人の不器用さがかえって心配無用な気にさせてくれる。 初秋の夜風は冷たくなってくるが、笹原と荻上の春は続いていく。
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爆裂リライト C 火 (3) クリーチャー:フレイム・コマンド 5000- ■スピードアタッカー ■このクリーチャーのパワーは、自分のシールド1枚につき-1000される。 作者:翠猫 DMAE-08「フォービドゥン・アウェイク」収録のフレイム・コマンド。 3コストでパワー5000のスピードアタッカー。ただしデメリットで自分のシールド1枚につきパワーが-1000される為、バトルゾーンに出せるのはシールドが1枚減ってから。 名前の由来はそのまんま「リライト」。 フレーバーテキスト 最大の危機にこそ、闘争本能は目覚める。 関連エキスパンション DMAE-08「フォービドゥン・アウェイク」 評価 名前 コメント
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データ・リライト 水 SR コスト5 呪文 ■この呪文を唱えたターンから、クリーチャーのパワーが+されているとき、代わりにその分を−し、パワーが−されているとき、代わりにその分を+する。 (F)肉体のデータを書き換えることにより、強敵の抹殺を可能にした。 作者:プッチ 評価 名前 コメント -