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メリアドール・ティンジェル[Meliadoul=Tingel]とは、ファイナルファンタジータクティクス及び にファイナルファンタジータクティクス獅子戦争に登場するキャラクター。 このwikiの女神。フードエンジェル。 [基本情報] 主人公のラムザより二つ年上の20歳。教皇フューネラルが再現した新生ソディアックブレイブの一人にして 聖石『サジタリウス』を所有する神殿騎士。ジョブはディバインナイト、固有アビリティは『剛剣』。 SWのジェダイの騎士にちょっと似てる緑のフードが特徴。上半身は鎧なのに足元はスカートでかわいい。超可愛い。 余談だが、彼女がフードを外すシーンはゲーム上に一切存在せず、萌えスレのSSでも良くネタにされている。 さらに彼女は一枚絵も存在せず(PS版発売時販売されたタロットにはどうでもいいジジイキャラであるシモン先生や 各召喚獣、武器のイラストまであるというのに!)、フードの中がどうなっているかはマジで謎。 ※顔グラを見る限りでは髪の毛を頭巾のようなもので押さえている所までは窺えるのだが……。 ラーグ&ゴルターナなんてどうでもいいので、メリアたんの全身イラをいっぺんでいいから拝んでみたいですスクエニさん。 誕生日はクリスマスイブ生まれの12月24日(磨羯の月2日)。ちなみに同じ神殿騎士のローファルとは 誕生日が一日違い。(ローファルは磨羯の月1日) 実父は神殿騎士団団長のヴォルマルフ。弟に同じ神殿騎士のイズルードがいる。 リオファネス城で戦死したイズルードの仇を討つため(メリアドールは弟を殺害したのがラムザであると 勘違いしている)、ラムザを追いかけている。後に和解し、父の正体を暴くためラムザに同行する。 [キャラ性能] いわゆる「敵だった時はめっちゃ強いのに、味方にした途端弱体化」の典型なキャラクター。 (剛剣はアイテムを装備していないモンスターには発動できない、メンテナンスをセットした 敵にも同様。そのため、モンスターが多く出るランダムバトルやルカヴィ戦に彼女は出撃させ辛い。 つか、それ以前に仲間になるのが遅すぎる)で、かの有名な黒本には「聖剣技と魔法剣には敵わない剛剣」 「メリアドールを戦闘に参加させる必要とメリットはない」とまで言われている。 エルムドアの件はともかく、俺達のメリアたんにその暴言は許さんぞファミ通……! しかし獅子戦争ではモンスターにも剛剣が当たるよう強化が行われたため、全国の一千万のメリアファンは 涙して喜んだと言う。まあ、メンテナンスには弱いままだし剛剣強化してるのは雷神も同じだけど。 だが案ずる事無かれ。メリアの一番の特徴は剛剣ではない。 それは、剣や騎士剣以外にも自動弓や槍が装備可能な事。これだけは、あのオルランドゥにも不可能な 彼女だけのメリットなのだ。 「うへー、敵メンテナンス持ちばっかじゃん。メリアじゃなくてシドとアグでいいや」 その気持ちは良くわかる。だが少しだけ待ってほしい。頼むから、メリアのサブアビリティに「ジャンプ」、 そしてサポートアビリティに「装備変更」をつけてメリアを出撃させてあげて欲しい。 見よ!バトルスタートと同時にセイブザクイーンをホーリーランスに持ち替え、軽々と敵に向かってジャンプを 繰り返すメリアドールの雄姿を!まるで剣でジャンプと言う荒業を繰り出していた弟の遺志を継ぐようじゃないか! さすがメリアたん!最強の名は揺るがないぜ!! ……え?ジャンプしてる間にシドとアグの聖剣技で全部片付いてた? うんまあ現実なんてそんなもんだよねー。
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ゲーム中のメリアドールの台詞をピックアップ。 登場遅い割には喋ってて驚きました。 その1・自治都市ベルべニア(初登場時) その2・ランベリー城地下墓地(メリアドールゲスト加入) その3・ルカヴィの謎(メリアドール正式加入) その4・貿易都市ドーター(vsクレティアン・PSP版新規追加エピソード) その5・聖ミュロンド寺院広間(ヴォルマルフと対決) その他(詠唱・ヘルプメッセージなど)
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ルカヴィの謎(メリアドール正式加入) メリアドール 「…この聖石にあんな秘密が隠されていたなんて…。“神器”といってもちょっと変わったクリスタルぐらいにしか 思っていなかったわ…。聖石を集めているのだって、“奇跡”を起こすためとは考えていなかったもの…。」 ラムザ 「きみもイズルードも知らされていなかった…。ウィーグラフでさえも自分がルカヴィになるまで 知らなかったぐらいだからね。…やっぱり、思ったとおりだ。教皇の謀略ですらヴォルマルフに利用されているんだ。」 メリアドール 「…奴らの狙いは何なの?」 ラムザ 「そこまではわからない…。リオファネス城の一件のようにその気になれば、ひとつの騎士団をせん滅させるほどの力を… 持っているにも拘わらず、その力を表立って行使しようとしない。それには何か理由があるはずだ。」 メリアドール 「…表立って行使できないだけじゃないのかしら?だって、伝説やおとぎ話に登場するルカヴィは もっともっと凶悪で誰も倒すことのできないバケモノよ。」 ラムザ 「確かにそのとおりだ…。奴らは伝説で語られているような“不死身の悪魔”というわけではないらしい…。」 メリアドール 「もともと伝説なんて些細なことが思いきり誇張されているものよ。ルカヴィも所詮はただのモンスター だったってことじゃないのかしら?」 ラムザ 「そうだと、いいんだけど…。」 (メリアドールが聖石を手渡す) メリアドール 「この聖石を預けるわ。その代わりに、私も一緒に行かせて。父がどうしてそうなったのか、知りたいのよ。 それに…」 ラムザ 「それに?」 メリアドール 「それに、聖石『カプリコーン』をなぜ、贈ったのか…なぜ、ダイスダーグ卿に贈ったのか、疑問だわ。」 ラムザ 「兄さんに? 何故だ?」
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ランベリー城地下墓地(メリアドールゲスト加入) (ラムザとザルエラが対峙している所にメリアドールが入って来る) メリアドール 「どういうこと!? 侯爵がバケモノにッ!??」 メリアドール 「これが…、これが聖石の力だというの? ラムザ 「僕の言ったことが本当だってこと、これでわかったろう!きみの弟のイズルードはその事実に気付き、奴らと戦って死んだんだ!」 メリアドール 「そんな…、そんなことって……!…父は、父・ヴォルマルフはそのことを知っているの?」 ラムザ 「それは……。」 ザルエラ 「フハハハハ。貴様がヴォルマルフの娘か!貴様もイズルード同様、我々に相応しくない“肉体”だったな…。 だが、貴様の父は相応しい“肉体”だったぞ…。」 メリアドール 「では、父は……!!」 ザルエラ 「そうだ、奴は闇の血族の一員。貴様の父ではないわ…。だが、些細なことだ、気にするな。 どうせ、貴様もラムザと一緒にここで死ぬのだからな!!」 メリアドール 「あなたの言っていたことは本当だったのね…。悪かったわ…。」 ラムザ 「いいんだ、メリアドール。それよりもイズルードの仇を討とう!」
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メリアドール「アグリアス!」 アグリアス「…メリアドール!?」 メリアドール「驚いた? フフフ…それは驚くでしょうね あんなことがあったのだから」 アグリアス「なぜ…」 メリアドール「私は今度こそ使えるディバインナイトになったの 獅子戦争で能力が修正された 見て! 剛剣でモンスターにもダメージを!」 アグリアス「そんな…そんなことは」 メリアドール「今度こそ胸を張って言えるわ 私はメリアドール、ラムザと聖アジョラに忠誠を誓う信仰の騎士 よろしくねアグリアス♪」 アグリアス「嘘だッ、貴公が使えるキャラになったなど…そんなこと」 メリアドール「なぜ?」 アグリアス「だって貴公は二線級キャラだったはずではないか… 影の薄いかわいそうな女… 聖剣技は中盤から一貫して戦闘の要になる優秀なアビリティ 貴公は…ホーリーナイトたる私とは違う」 メリアドール「…やっぱりそうなの 私のこと、ずっとそう思っていたんでしょう 自分より劣るかわいそうな控え要員だと」 アグリアス「それは…」 メリアドール「仲間として迎え入れたのも 公平な態度で接してくれたことも 私を哀れんでいただけ 上から見下ろして満足していたんでしょう!」 アグリアス「違う…」 メリアドール「自分が上だと… ラムザと共に戦うのは自分こそがふさわしいと そう思って私を笑っていただけなんでしょう!」 アグリアス「そんなことはない… 違う… 私は…」 メリアドール「うるさい! …嫌な女。少しばかり早くラムザと出会っただけなのに たまたま見せ場が多かったなのに… 私の存在なんて、あなたにとっては自分の引き立て役でしかなかった!」 アグリアス「違う! 私はせめて、貴公が分をわきまえて出過ぎることがないようにと思って…」 メリアドール「それが私を馬鹿にしていると言っているのよ! 私をあなたと互角の騎士と認めてくれてなかった!」 アグリアス「…しかし貴公は!」 メリアドール「あなたみたいな女が ラムザにふさわしいわけがない! 部隊の要は…私 父まで捨ててラムザの役に立とうと決意しているこの私… ルカヴィを倒してラムザに笑いかけてもらうの… 私を見つめてもらうの…」 (メリアドール、アグリアスに切りかかって髪をばっさりと切り落とす) アグリアス「? …あっ!」 メリアドール「あなただけがラムザに愛された?」 アグリアス「やめろ!」 メリアドール「信頼され 見つめられ 好意を寄せられてる? そんな幻想…打ち砕いてあげるわ! ラムザを支えるのは…」 (メリアドール、アグリアスのアーマーを破壊する) アグリアス「やめろーッ!!」 メリアドール「本当にふさわしいのは… 私よ!!」 (シャンタージュが木っ端微塵に砕け散る) アグリアス「ああぁ! ああぁぁぁぁぁ!! ラムザがくれたものなのに… ずっと大事にしようと思っていたのに… ああぁぁ…」 メリアドール「ウフフフフフ アハハハハハハハ!」 アグリアス「どうして…どうして……… 裏切り者のくせに…」 メリアドール「……なんですって?」 アグリアス「たまたま寝返っただけの… 姉キャラのくせに」 メリアドール「!」 アグリアス「補欠!!」 メリアドール「!!うおおおお!!! アグリアスぅ!!」 (鋭い剣の音) オルランドゥ「人には各々、分際があるというもの……」 メリアドール「雷神シド!」 オルランドゥ「聖剣技も剛剣もマスターし、なおかつ闇剣技も修めた ワシから見れば、そなたらなど二人まとめて未熟者よ 同類相食むのはやめるがいい…」 アグリアス「なんだとッ!? …うッ!」 (聖光爆裂破が二人を引き離す) アグリアス「メリアドール!!」 メリアドール「くっ…」 以上、ガ板より転載いたしました。
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自治都市ベルべニア(初登場時) メリアドール 「私の名はメリアドール!弟の仇を討たせてもらうわッ!!」 ラムザ 「弟の仇だって? 何のことだ?」 メリアドール 「シラを切るつもり!リオファネス城でおまえが殺したイズルードは私の弟ッ!! フューネラル教皇猊下の命令ではなく死んでいった弟のためにあなたを討つッ!!」 【メリアドールのHP80パーセント以下】 ラムザ 「待ってくれ! イズルードを…彼の命を奪ったのは僕じゃない!リオファネス城で何があったか 知っているんだろう? あれは人間の業ではない!イズルードはヤツに…ルカヴィに殺されたんだッ!!」 メリアドール 「ルカヴィですって? ルカヴィが現れて弟を殺したというのッ!?ハハハハ、これは傑作だわ! どうせなら、もうちょっとマシな嘘をついたらどうなの!!」 ラムザ 「きみもイズルードと同じだ。真実を知らされていない!きみたちは皆、悪しき者どもの手の上で踊っている 哀れな操り人形であることに気付いていない!聖石はただ“信仰”されるためだけのクリスタルではない!! 奇跡を喚ぶ“力”を持っている!その“力”は使う側によって違うが、少なくとも奴らは悪しき目的のために 利用している!目を覚ませ、メリアドール! きみはヴォルマルフにだまされている!!」 メリアドール 「そんな話を信じると思うの? ばかばかしい!ヴォルマルフは私の父よッ!!」 ラムザ 「!!」 【メリアドールのHP50パーセント以下】 メリアドール 「…弟は本気でこの腐りきった畏国を救おうと考えていた!たしかに私たちの計画は乱暴かもしれない…。 しかし“変革”には“痛み”が必要だ!“痛み”なくして真の“変革”などありえないわ!! 自分の背負った宿命すら全うできないおまえのような“甘ちゃん”にこの世界を変えられるものか!!」 ラムザ(次のターン) 「頼む、僕を信じてくれ! 彼の命を奪ったのは僕じゃない!戦うべき相手は僕じゃない!! ルカヴィは実在するんだ! 「きみは父親だと信じているその男はもう人間じゃない! ルカヴィに心と身体を奪われた悪魔なんだよ!」 メリアドール 「しつこいわよ、ラムザッ!」 ラムザ 「どうしたら信じてくれるんだ…!」 【メリアドール瀕死・戦闘不能時】 メリアドール 「く…、つ…、強い…! ウィーグラフがやられるわけね…! いいこと、おぼえておきなさい! 次に会うときこそ、おまえが死ぬときよ! いいわね!」
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貿易都市ドーター(VSクレティアン・PSP版新規追加エピソード) 男 「そうか……。エルムドア侯まで倒されたのか…。」 ラムザ 「誰だッ!」 魔道士風の男 「私は、クレティアン。ヴォルマルフ様に代わり、貴様を始末する。」 ラムザ 「…神殿騎士団か!アルマを返せッ!これは…ッ…!?くッ!!体が、動かない…!?」 クレティアン 「万が一にと罠を張っていたが……どうやら正解だったようだ……。それは私が編み出した時の魔法…。 貴様にはもったいないほどの高度な術だ。(※実際はただのストップです。クレティアン涙目w) どんなにあがいても無駄なこと……。貴様の精神力では到底抜け出すことはできまい。貴様の出番はもう終わりだ。 ここで死んでもらう。」 クレティアン 「!!」 女の声 「久しぶりね、クレティアン。」 クレティアン 「!?……ほう、これは驚いた……。いつの間に裏切ったんだ? 」 メリアドール 「裏切った? 裏切られたのは私やイズルードの方よ。私たちは利用されていただけ……。 あなたも利用していたのね、クレティアン! 」 クレティアン 「……だったら、どうする? 」 メリアドール 「罪の償いをしてもらう!あなたが相手でも手加減はしない!」 メリアドールAT時 メリアドール 「あなたは知っているの?聖石の秘密を…父が何をしようとしているのかを! 」 クレティアン 「偉大な事を成し遂げようとしている、とだけ言っておこう。…どのみち、おまえのような凡人には 理解できないことだ。 」 メリアドール !! 「あなたはすべてを知った上で協力するのッ!?いったい何のために?」 クレティアン 「ふっ……それはおまえには関係のないこと…。」 【メリアドール戦闘不能 】 メリアドール 「…こんな所で……死ぬわけには…。……イズルード……ごめんなさい……。」 【戦闘終了 】 クレティアン 「くッ…! これは想定外だ…。…まあいい、時間稼ぎにはなった。十分だろう。」 メリアドール 「待ちなさい、クレティアンッ!!父が…父がルカヴィだというのは本当なのッ!? 」 クレティアン 「…真実が知りたければ、自分自身の目で確かめることだ……。」 メリアドール 「……父さんは、本当に…?」
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1 名前が無い@ただの名無しのようだ 2007/10/11(木) 07 00 57 ID e3kjrqO+0 神殿騎士団の紅一点!メリーさんの萌えスレです。 初めての剛剣使いとして、プレイヤーを震撼させた彼女について語りましょう! 58 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2007/11/12(月) 20 07 17 ID NuMx6QES0 .メ・・・恵まれない子! .リ・・・理知的! .ア・・・頭の話タブー! .ド・・・父さんのことはご愁傷様! |・・・弟想い! .ル・・・るんるん♪剛剣! 71 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2007/11/28(水) 01 00 24 ID cEYyvFEoO イズルード14歳「姉さん、ちょっと付き合ってくれないかな?」 メリ『どうしたの?イズルード。剣の稽古なら付き合うわよ』 イズ「本に書いてあったことを試してみたいんだ」 メリ『何をするの?』 イズ「ちょっとそこのベッドの方を向いて」 メリ『??』 ガバッ! メリ『!?ちょっと!何するのよッ!イズルード!』 イズ「おおっ!これがヴァルゴか!美しいッ!」 メリ『や、やめなさい!イズルード!怒るわよ!』 イズ「大丈夫、本に書いてたことを試してみるだけだから」 メリ『自分が何をしてるか分かってるのッ!?』 イズ「壁を背にして背後から襲え、そう習ったろ?姉さん」 メリ『だ、ダメ…やめてイズル…』 END 74 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2007/11/28(水) 21 57 48 ID cEYyvFEoO イズ「姉さん、剛剣使えるなんてずるいよ 俺なんて名前だけの普通のナイトだよ?」 メリ「でもイズだって、女の私より活躍してるし人気あるじゃない なんだかずるいわ」 イズ「…それは、姉さんの影が薄いだけだろ?」 メリ「なんですって!!我に合見えし不幸を呪うがい」 イズ「うわっやばい!ジャンプ!」 メリ「あっ!ずるい!降りてきなさーい!」 78 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2007/12/04(火) 18 58 06 ID 5qUGI3InO メリ「ねー父さん!シャンタージュ」 ヴォル「…なんの話だ?」 メリ「もうすぐ私の誕生日なのよ?私シャンタージュが欲しいなあ」 ヴォル「…なんの話だ?」 メリ「そんなに邪険にしなくったっていいじゃない… かわいい娘がおねだりしてるっていうのに」 イズ「うわーーん!父上ーー!」 ヴォル「どうした!息子よ!」 イズ「姉さんの剛剣の練習に付き合わされて、俺のプラチナソードが壊れたんだ! 新しいの買ってください父上!」 ヴォル「なんとかわいそうな我が息子よ! 仕方ない、このセイブザクィーンを使いなさい 本当はメリアドールの誕生日にあげるつもりだったんだが」 イズ「わぁ!念願の騎士剣を手に入れたぞ! ありがとうございます父上!」 メリ「父さん…」 ヴォル「あんまり弟をイジメるなよメリアドール。 ディナーにでも招待したいところだが、罰として今日は晩ご飯抜きだ」 メリ「父さん…、あなたは本当に父さんなの?」 81 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2007/12/06(木) 04 01 35 ID JLCngWDGO ヴォル「…もうそろそろ磨羯の月か、一年とは早いものだ」 メリ「ねー父さん、もうすぐ私のたんじょ」 ヴォル「そういえばもうじき誕生日だったな、ローファルの。 今度ディナーにでも招待してやらないとな」 メリ「ちょ、ちょっと父さん! 実の娘よりローファルの方が大事だっていうのッ!?」 ヴォル「そうカリカリするな、娘よ。 お前には、ワインよりも濃く灼熱の溶岩よりも熱い血を捧げよう」 メリ「ど、どういう意味よっ!?それ!」 ヴォル「そんなことよりローファルを呼んできてくれないか?」 メリ「…いくらなんでもあんまりだわ… ならせめて私の誕生日パーティーしましょうよ! ちょうどクリスマスシーズンだし!」 ヴォル「ウチは仏教だ」 メリ「神殿騎士なのに?」 ヴォル「そんなことよりローファルを呼んできてくれないか?」 メリ「もういいわ!頼んだ私がバカだったわッ! ……ねぇ父さん、どうして私にだけ冷たいの?本当にローファルの方が大事なの?」 ローファル「それを知りたくば私を倒して先に進むがいい もっとも、それはできぬ相談か!」 83 ① sage 2007/12/06(木) 17 23 58 ID JLCngWDGO イズ「姉さん、剣の特訓に付き合ってよ」 メリ「あら?イズの方から誘ってくるなんて珍しいわね」 イズ「セイブザクィーンの強さを体感してみたいんだ。てへっ」 メリ(く、悔しいッ!必ずへし折ってやる!) イズ「あと、俺メンテナンスを覚えたんだ! 今なら姉さんといい勝負ができると思うんだ」 メリ「…言ってくれるじゃない!いいわ、かかってきなさい」 イズ「おお!これが永久プロテスかッ!美しいッ!」 メリ(欲しい…、欲しいわ!あの剣!なんとか剣とイズのプライドを奪えないかしら… メンテナンスしてる相手から武器を手に入れるにはあれしかないッ) イズ「どうした姉さん?今日の俺はそう簡単にやられないぞ」 メリ「ねぇ、イズルード。ウチに来ない?」 イズ「??」 メリ「イズの軍は男ばっかりでつまらないでしょう? ウチの軍には召喚士や忍者の女の子がいるわよ。おいしいクッキーを焼いてあげるわ」 イズ「…なに勧誘しようとしてんの?ならばこっちから行くぞ!」 メリ「…なら仕方ない、この方法だけはとりたくなかったけど… 殺 し て で も 奪 い 取 る !」 イズ「うわっ!ちょっと待った姉さん!降参!!降参します!!」 ヴォル「何をやってるんだっ!」 84 ② sage 2007/12/06(木) 17 25 06 ID JLCngWDGO メリ「ッ!?父さん!」 ヴォル「また弟をイジメてるのかメリアドール! せっかく、木を密漁して騎士剣を買ってきてやったのにお預けだな! もちろんディナーにでも招待したいところだが、晩ご飯抜きだ」 メリ「そんなぁ…」 イズ「うわーん!父上ー!」 ヴォル「大丈夫か?イズルード!よしよしイズルードはかわいいなぁ」 メリ「やっぱりあなたは父さんじゃなかったのね…」 87 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2007/12/13(木) 03 06 00 ID uUJrVlQEO メリア「ハァ…」 ラムザ「どうしたの?」 メリア「昔をね…思い出していたわ」 ラムザ「…昔を?」 ラムザ「そんなことがあったんだ」 メリア「可笑しいでしょ」 ラムザ「ん…少し」 メリア「でもね…こんな思い出でも今は懐かしい」 ラムザ「…僕も」 メリア「?」 ラムザ「昔の僕は毎日を辛く感じていたんだ」 メリア「恵まれた家に産まれておきながら…」 ラムザ「何も知らない僕は兄さん達に対する引け目しか頭に無かった」 メリア「今は…懐かしい思い出?」 ラムザ「戻れるものなら」 メリア「……そう」 メリア「でも無い物はねだれない そうでしょラムザ?」 ラムザ「そうだね」 メリア「じゃあ私のセイブザクイーン返して」 ラムザ「ッ…あれはアグリアスさんが気に入っていて…」 メリア「返して!」 ラムザ「だからコレ…」 メリア「!?…これって、ラグナロク…」 ラムザ「誕生日おめでとう、メリアドール」 89 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2007/12/14(金) 13 27 33 ID IJkquD4hO アリ「最近、やたらとメリアドールの機嫌が良いわね」 ラヴ「なんでもラムザ様から誕生日プレゼントを頂いたとか」 アグ「……」 アリ「よろしいんですかアグリアス様?」 アグ「良くはないが…心配には及ばん」 アリ「?」 メリ「ねえラムザ!」 ガスッ メリ「ッ!?」 ドシャ アル「メリアドールさん大丈夫ですか!?」 ラム「泥だらけじゃないか」 アル「はしゃぎ過ぎですよメリアドールさん…」 メリ「…… アルマ」 アル「はい?」 メリ「なぜ今…私に足を掛けて転ばせるような真似をした」 ラム「…アルマがそんなことをする筈が無いじゃないか」 メリ「しかしラムザ! 確かにアルマは足を…」 アル「ひどい…メリアドールさん…」 ラム「待つんだアルマ!」 メリ「聞いてラムザ、あなたはアルマを誤解しているわ!」 ラム「アルマはメリアを本当の姉の様だと…僕もメリアを誤解していた!」 メリ「そん…な…ラムザ…」 アグ「フ…フフッ…アハッアハハハハハハハハハ!!」 アリ「……」 ラヴ「……」 90 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2007/12/15(土) 02 48 12 ID YlWgOAGTO メリ「ハァ…なんで私っていつもこうなのかなぁ……」 ビブ「……」 メリ「初対面がアレだったし…やっぱりみんなから嫌われてるのかな?」 ビブ「……」 メリ「ねぇビブロス?私って協調性ない?空気読めてない?」 ビブ「……」 メリ「…神殿騎士団の頃からそうだったの。 なんとなくハブられてるというか、まともに相手にされてないというか… 父さんは男好きだし… まぁ、結局私と弟は利用されてただけだから当然かもしれないけどね」 ビブ「……」 メリ「ねぇビブロス…、私たち友達だよね?ずっと友達でいてくれるよね?」 ビブ「……」 メリ「もう弟のように大事な人を失いたくない。 私があなたを守るわ!だからそばにいさせて…」 ビブ「……」 メリ「…ごめんね、変なこと言って。もう寝ましょう」 翌朝 メリ「ねぇラムザ、ビブロスしらない?」 ラムザ「ビブロスなら豚の養殖するのに邪魔だったから除名したよ」 メリ「………ハハハ……これは傑作だわ……」 92 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2007/12/15(土) 13 34 12 ID D0sn5mHbO メリ「何の用かしらアグリアス」 アグ「良ければ剣の稽古でも」 メリ「…かまわないけど、今の私は機嫌が悪い」 アグ(強がりも言えぬ程に叩いて立ち直れなくしてやろう) ガキンッ! アグ「得意の剛剣はどうしたのだ?」 メリ「非力なホーリーナイト相手に使うまでも無い!」 アグ「言ったなッ!!」 アル「…あるがままに」 アル「大変よ兄さん!」 ラム「どうしたんだいアルマ、そんなに慌てて?」 アル「向こうの森で爆発があったみたい」 ラム「ば…爆発!?」 ラヴ「ラムザ様、先程からアグリアス様の姿が見えないのですが」 アリ「そう言えばメリアドールの姿も見ないわ…」 ラム「まさか…」 メリ(…うぅ…あの爆発で私は死んだのかしら…) ビブ「……」 メリ(…ビブロス?) ラム「メリアドール、良かった目が覚めたんだね!」 メリ「ここは…」 ラム「二人とも命に別状がなくてよかったよ」 メリ「二人…ビブロスは?」 ラム「…?」 メリ「ビブロスが…庇ってくれたのよ…」 93 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2007/12/15(土) 17 00 51 ID YlWgOAGTO 敵話術士「これで終わりだ!死ね異端者!」 ラムザ「うわっ」 メリ「危ない!ラムザ! 地獄の鬼の首折る刃の空に舞う 無間地獄の百万由旬…冥界恐叫打!」 敵話術士「ウボァー」【ブラストガンを破壊!】 メリ「ラムザ、大丈夫?」 ラムザ「な、なんてことするんだ!せっかくのブラストガン持ちユニットだったのに!」 メリ「えっ?」 ラムザ「僕たちがなんでゲルミナスでハイキングしてると思ってるんだ!?」 メリ「…でも、ラムザが危なかったから…」 ムスタ「壊すんならシーフの帽子でいいじゃないかー!ホント頼むよー」 メリ「…悪かったわ…、以後気をつけます…」 ラムザ「…まったく、君には失望したよ。しばらくラファ達と一緒にお留守番だな」 【その日の夜】 メリ「…ハァ…、またやっちゃったわ… ねぇ、ビブロス?やっぱり私この仕事向いてないかなぁ?」 労働八号「リカイ フノウデス!リカイ フノウデス!!」 メリ「そうだったわ…もうビブロスはいないのね…」 95 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2007/12/22(土) 22 35 07 ID VxLLhnbzO ラム「メリアドール」 メリ「なに?」 ラム「なんでいつもフードかぶってるの?剃髪してるの?」 メリ「…ご想像にお任せするわ」 ラム「フードとったらいいじゃん」 メリ「神様に仕えてるって感じがしない?」 ラム「いや、怪しいだけだと思う。フードとっちゃおうよ!とらなきゃ除名するよ」 メリ「そ、そこまでするッ!? でもこれで浸透しちゃってるし今更恥ずかしいわ。高校デビューみたいで」 ラム「ただのイメチェンじゃん。フードとったらベッピンさんになると思うんだけどなぁ」 メリ「微妙に失礼ね。じゃあオルランドゥ伯もフードとってくれるなら考えてもいいわよ」 ラム「わかった。オルランドゥ伯のフードとったら、メリアフードもとるって事でOK?」 メリ「…わかった。約束するわ(…メリアフード?)」 次の日 メリ「ねぇ、オルランドゥ伯が見当たらないけど?」 ラム「融通のきかないオルランドゥ伯なら除名したよ」 メリ「…ははは、これは想定外だわ…」 97 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2007/12/23(日) 05 31 02 ID +sAiRFV9O メリ「うぅっ…痛っ…みんな、ひどいわ…寄ってたかって…」 ??「我と契約を結べ…」 メリ「!!誰ッ!?」 ??「我と契約を結べ…」 メリ「…サジタリウスが喋っているの?」 聖石「我と契約を結べ…さすれば汝の相談に乗ってしんぜよう…」 メリ「えっ、ホント?」 聖石「随分ヒドいケガをしてるようだがどうした?」 メリ「ラムザが、私のセイブザクィーンとシャンタージュを返してくれたの。すごく嬉しかったわ。 でも、それは私を的にJP稼ぎをしようって魂胆で、4人で寄ってたかって私を…」 聖石「……」 メリ「…戦闘後はちゃっかりセイブザクィーンとシャンタージュは剥ぎ取られたわ…」 聖石「……人間もいろいろ大変なんだな…。でも元気出せよ。いいことあるさ」 メリ「…いいことなんてないわ!みんな私を嫌ってるんだから…」 聖石「少なくとも我は汝のことを嫌ってはいない。 明日誕生日だろ?何かプレゼントあげるから元気出しなって」 メリ「ううっ…ありがとうサジタリウス…」 次の日 メリ「ねぇラムザ。私の聖石知らない?」 ラムザ「道具がかさばってきたから聖石はすべてバグロスの海に投げ捨てたよ。どうせ使わないし」 メリ「…ハハ…まぁこれは想定の範囲内だわ…」 99 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2007/12/23(日) 23 46 45 ID +sAiRFV9O ラファ「…こんばんはメリアドール」 メリ「…こんばんはラファ。珍しいわね、私に話しかけてくれるなんて」 ラファ「何か悩み事でもあるの?少しお話しましょ」 メリ「…ダメ」 ラファ「どうして?」 メリ「夜中に私と会話したら、次の日に除名されるっていう奇妙なジンクスがあるのよ」 ラファ「恐ろしい…けど関係ないよ。私も除名されるのかなぁ…。役に立ててないし…」 メリ「そんなことないわ」 ラファ「私はメリアドールみたいに強くないし…BRAVE31だし…だからいつも二軍」 メリ「私もろくなことがないわ…。私の信じたものは片っ端から消えていく…」 ラファ「…ラムザはFAITHを無視するちょっと危険な人なの」 メリ「どういうこと?」 ラファ「ううん、こっちの話」 メリ「でも、ラファもいろいろ悩んでたのね…」 ラファ「…お互い除名されないようにがんばりましょ」 メリ「…そうね、ありがとうラファ」 次の日 メリ「…ねぇラムザ、ラファが見当たらないんだけど、まさか…」 ラムザ「ラファなら儲け話に派遣したよ」 メリ「…そうなの?よかった…」 ラムザ「でもマラークは除名しちったww」 メリ「マジ?ちょーウケるんですけどー(壊)」
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メリアドール萌えスレ(1スレ) 1スレ1~100 1スレ101~190 1スレ191~260 1スレ261~320 1スレ321~380 1スレ381~440 1スレ441~500 1スレ501~570 1スレ571~650 1スレ651~730 1スレ731~800 1スレ801~890 1スレ891~978 メリアドール萌えスレ2 2スレ1~ メリアドール萌えスレ2 2スレ(実質3スレ)1~ 2スレ(実質3スレ)95~ 2スレ(実質3スレ)190~ 2スレ(実質3スレ)280~361 メリアドール萌えスレ4 4スレ1~74 4スレ76~ 4スレ160~ 4スレ250~ 4スレ340~ 4スレ430~447
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95 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2011/06/04(土) 00 07 35.15 ID ckHeKMNQO メリ「エルムドア侯爵がバケモノになるなんて…。あなたの言っていたことは本当だったのね…。悪かったわ…」 ラム「いいんだメリアドール。それよりこのランベリー城をラムメリー城に改名して、僕達の愛の巣にしよう!」 メリ「こんな死霊まみれの城は嫌よ」 ラム「死霊さんと仲良くなれるチャンスじゃないか。僕らは99年生きたって死霊になれないんだし。死霊さん達、別に居てくださって結構ですよ」 メリ「老衰以外なら死ぬでしょ」 ラム「うちの部隊はみんな暗黒騎士をマスターするほどやり込んでるから老衰以外でも実質死なないね。ただパーティーの平均年齢は80歳前後だがね」 メリ「戦時中とは思えない長寿国ね」 ラム「世界の恵まれない子供達も僕らを見てさっさと死ねって思ってるだろうな」 メリ「よく考えたら世界の恵まれない人達が死霊になってるかもしれないのに、私はさっき酷いことを言ってしまったわね…。悪かったわ…」 死霊「いいんだメリアドール。それよりその光のローブとフードを脱ごう!」 ラム「自分自身よりくだらない死霊をも大切にできる心こそ愛かもしれないな。そして僕はラムメリー城という愛の巣に改名するために役所に行ってこよう」 メリ「あれ? ここってまだ死の天使ザルエラの持ち家じゃないの?」 ラム「あれ? 死の天使ザルエラってもう死んだんじゃなかったっけ?」 ザルエラ「まだ戦闘中なんだよッ!」 96 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2011/06/08(水) 00 38 24.95 ID bM8MyVU7O メリ「強甲破点突き!」 ヴォル「うむ、いい感じだが腰つきをもっと若干大胆にエロく」 教皇「おやおや、まだ6歳の娘に剛剣を教え込むとは随分な子育てをしていらっしゃる」 ヴォル「邪魔するものはみんなぶっ壊す。それが我が家の家訓でしてね」 メリ「父さん、この人だれ?」 ヴォル「教皇猊下だ。偉い人だよ」 教皇「フードをかぶせているのも家訓かね?」 ヴォル「生まれた時から自然発生的につけてました。神のお導きか何かだと思ってつけさせてます」 教皇「まったく、神は何を考えておられるのだ」 メリ「きょうこうげいか突き? 何だか剛剣みたい」 ヴォル「字が違うよ。教皇猊下突いちゃダメだよ。面倒なことになるから」 メリ「ふーん。強甲破点突きー」 教皇「しかし、一生懸命練習してる姿はかわいいなぁ…。結婚したいなぁ…」 ヴォル「結婚や性倒錯はグレバドス教義的によろしくないのでは?」 教皇「聖職者のくせに小作りに勤しむ貴様がそれを言うか」 ヴォル「それは違う。娘は自然発生的に生まれたのだ。私もよくわからんが、なんか気持ちよくなったらできてたんだ。おそらく神のお導き…」 教皇「まったく、神は何考えてんだ!こんな可愛い娘をなぜこんな親父に…」 ヴォル「まぁ貴様みたいなチビデブハゲには絶対娘はやらんがな。お前は私のお嫁さんになるんだもんな、メリアドール」 メリ「二人ともさっきから練習の邪魔!変態恐叫打ッ!」 オッサン二人「ウボァー」 98 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2011/06/12(日) 01 12 54.44 ID MUqvspnoO メリ「イズルードがオーボンヌ修道院から1ヶ月も帰ってこない…。何かあったのかしら…」 ヴォル「ウィーグラフも一緒だし、大丈夫だろ」 ウィ「ただいま」 ヴォル「おかえり」 メリ「なんであなたがティンジェル邸に帰ってくるのよ!っていうかイズルードは一緒じゃないの!?」 ウィ「うるさいな…。私はもうタイムカードを切ったんだ。仕事の話はやめにして先に飯にしてくれ」 メリ「だからなんでうちに住んでるのよ!」 ヴォル「イズルードはどうした?」 ウィ「奴なら逃げたよ」 メリ「…どこへ? イズルードが仕事を途中で投げ出して逃げるとは思えないけど」 ウィ「父は姉さんばかり贔屓するし、姉さんの料理はほうれん草とかピーマンとか緑黄色野菜ばかりで味気ないし、もうこんな家は嫌だ!って言って逃げたよ」 メリ「えっ、私達から逃げたの!?」 ウィ「退職届を預かってきた。奴の決意は本物だった。わかってやってくれ」 退職届『異端者の妹と禁断の恋に落ちました。わかってくれとはいいません。この世界で僕達が幸せになれる場所はないと思うので天国で一緒になります。さようなら』 メリ「……」 ヴォル「…マジかよ」 ウィ「もっと肉料理をメインにしておくべきだったな」 ヴォル「それはお前の願望だろ!」 メリ「父さん…、どうしよう…。イズルードが…イズルードが…」 ヴォル「クソッ!異端者ラムザめ!何てことをしやがるッ!」 ラム「なんでだよッ!」 100 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2011/06/15(水) 01 43 48.87 ID xgi82bIWO メリ「…イズルードが死んだ…?」 ヴォル「…ああ。残念だが、このゲームは人が簡単に死ぬからなぁ…」 メリ「そんなので納得できるわけないでしょ!仇討ちに行ってくる!」 ヴォル「待て!」 メリ「止めても無駄よ」 ヴォル「…これは私が若い頃から使っている愛剣だ。仇討ちに行くならこの剣で父の分まで異端者を…頼む…」 メリ「…わかったわ。父さんの想いも乗せて私はラムザを倒す!」 メリアドールはルーンブレイドを手に入れた メリ「ここが殺人現場のリオファネス城ね…。ここに異端者ラムザが…?」 マラ「ラムザならゼルテニア城に向かったぞ」 メリ「…誰?」 マラ「俺はマラーク。ラムザに恨みを持つ者さ」 メリ「ラムザに何かされたの?」 マラ「俺は奴に捨てられたのさ…。大事な妹だけを奪われてな…」 メリ「…そう。あなたも奴に家族を奪われたのね…」 マラ「…この剣は武器王バリンテンが最も大切にしていた剣だ。この剣で…俺から妹を奪ったあいつを…頼む…」 メリ「…わかったわ。あなたの想いも受け継いで私はラムザを討つ!」 メリアドールはルーンブレイドを手に入れた ラム「…ここがベルベニアか。閑静な住宅街だ…」 メリ「やっと会えたわねラムザ!教皇猊下から頂いた騎士剣ディフェンダーで弟の仇を討たせてもら…」 ラム「うっ…!ゴホッ…ゲホッ……ぐふっ…」 ムス「うわあ!ラムザが謎の奇病にかかって死んだああ!」 メリ「……」 104 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2011/06/19(日) 21 22 53.66 ID lBtk/WkbO ヴォル「今日は父の日か…。さて、娘は何をくれるのかな?」 ロー「残念でしたね」 ヴォル「それにしても父の日って母の日に比べてマイナーすぎやしないか? 母の日にはカーネーションみたいな定番イメージがあるというのに…」 ロー「そうですね。父の日がマイナーすぎるのが悪いんですよね」 ヴォル「…お前は私が娘に父の日を祝ってもらえないと思っているようだが、娘に限ってそれはないから。この日のために前もってお小遣いをあげたからな」 ロー「俗物すぎる統制者ですね…。お小遣いと言っても、どうせ700ギルぐらいなんでしょう?」 ヴォル「愛情は金額じゃないんだよ」 ロー「…まさかの図星ですか」 メリ「自分自身よりも大切なものができたとき、それが愛なのかもしれない…。父さん、今日は父の日だから最高のプレゼントを用意したのよ」 ヴォル「来たあああ!見たかローファル!これが愛だ!これが絆だああ!ははっ、一体何をくれるんだ? ははっ」 メリ「新しい家族よ」 ロー「お父さん、娘さんを僕にください」 ヴォル「……」 ヴォル「…こうして、父の日になぜか全てを失い、絶望した私は世界を滅ぼすことを決意したのだよ」 ラム「いやいや、お前ラスボスじゃないから」 110 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2011/06/24(金) 22 29 49.33 ID YP0J5tDiO 雷神「はぁはぁ…」 メリ「大丈夫ですかオルランドゥ監督。さすがのあなたも現役引退後は体力が落ちましたか?」 雷神「いやあ、引退して暇だから毎日毎日メリアたんの萌え絵を画像検索してはぁはぁしているのだよ。ネット上の君は意外とかぶってちゃんじゃないんだな」 メリ「…なんてコメントすればいいのかわからないわ…」 雷神「いやあ、今日は一日中家でネットして色んなメリアたんの萌え絵を見て幸せだった。机の上に用意されてる夕飯に手をつけられなかったぐらいだよ」 メリ「高齢で引きこもりでオタクとか最悪じゃないですか…。仕事してくださいよ」 雷神「なんと!この雷神シドの力、定年退職後までも使おうと言うのか!」 メリ「戦闘は私がやりますから。監督は剣聖として、私に剣のアドバイスやアビリティをください」 雷神「ペンは剣よりも強し、ということで今はペン聖を目指しています。いつか極上のメリア絵師になって世にフード・ムーブメント起こしてやっから楽しみにしろよな」 メリ「なぜこの人は除名されないんだろう…」 ラム「剣聖が描くメリア絵とか期待大すぎるだろ!がんばれ雷神!僕は投資にお金を惜しまないぞ!世のメリア好き絵師に幸あれ!」 雷神「ありがとうッ!金はいらんから生メリア舐めさせろ」 ラム「うるさい!高齢引きこもりオタク変態にやる生メリアはねえ!」 メリ「ダメだこの人達…。早くなんとかしないと…」 ※翌日、雷神は腱鞘炎で死んだ 122 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2011/06/28(火) 20 48 04.59 ID OgWU+5cfO メリ「あっついわね…」 ラム「フード脱げよフード脱げよフード脱げよフード脱げよフード脱げよフード脱げよフード脱げよ」 メリ「暑いしうるさいし最悪の労働環境だわ…」 ラム「サボってないで君もうりぼうの密猟するの手伝ってよ!あっ、また乙女のキッスかよクソが!メリアのキッスなら欲しいけどなクソが!」 メリ「…私達の旅の目的ってなんだっけ?」 ラム「そりゃ念願のワイルドボ…」 メリ「さよなら」 ラム「待て!どこに行く!?」 メリ「私は弟の仇疑惑がある父さんに会うのが目的だから抜けるわ。それじゃあね」 ラム「待て!ぶっちゃけイズルードを殺したのは僕だ!我々がイズルード殺し隊さ!どうも弟の仇でーす」 ※イズルード殺し隊とは、メリアに構ってもらうためなら仇敵にでもなるという色々と倒錯した武装勢力である メリ「あなたが父さんが悪いって言ったんじゃない」 ラム「イズルードの創造主であり、ハイパーメリアクリエイターでもあるヴォルマルフが悪い事をするわけないじゃないか」 イズ「いや、ぶっちゃけ父上に殺されたよ」 メリ「イズルード!生きてたのね…。よかった…」 ラム「なんでやねん!」 イズ「父上にルカヴィが取り憑いているのは真実だ。姉さん、二人でルカヴィを倒しに行こう!」 メリ「そうね!」 ラム「待てイズルード!僕に殺されろ!ヴォルマルフは無実だああ!」 イズ「うるさい!自殺するぞ!」 ラム「人に迷惑かけるなバカ!」 125 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2011/07/02(土) 07 29 04.27 ID gLlk1wnbO バル「メリアドール、俺はすごいものを作ってしまったぞ!」 メリ「何? また毒ガス爆弾でも作ったの?」 バル「違う。名付けて自動販売機っていうんだが、ここに100ギルを入れてみな」 メリ「年下に小銭をせびるつもり?」 バル「団長に似てケチな女だなまったく」 メリ「…わかったわよ。ここに入れればいいのね?」 バル「そう。それでランプが点いてるところを押してみな」 メリ「きゃっ!なんか液体が出てきた!」 バル「驚いたか。これはお金を入れれば自動で飲み物が出てくる機械だ。これがあれば人件費なしで大儲けできるぜ!」 メリ「…で?」 バル「…でって。これすごくない?」 メリ「これでどうやって弟の仇が討てるの? 毒ガスは出るの?」 バル「お前のフードの中は復讐心ばっかりか」 メリ「…はぁ、どうしてこんな人を仲間にしたのよ」 ヴォル「だって貧しい人を放っておけないだろ?」 バル「バカにするなよ!俺はこの自動販売機を平和利用して、貧しい平民でも平等に気軽にコーヒーが飲める世の中にしてやるんだ!」 メリ「この人ってこんなにポジティブな人だっけ?」 ヴォル「バイト先だけ明るいタイプの人なんだろ」 バル「お前らには絶対自動販売機利用させてやらねーからな!バーカ」 メリ「それじゃ平等じゃないでしょ。本当にみんなが平等に利用できるように剛剣でお金の投入口はブレイクしておくわね。これでみんながコーヒーブレイクできるわ」 バル「……」 129 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2011/07/06(水) 05 27 42.78 ID UuurWLSoO ヴォル「娘の帰りが遅いんだが、一体何かあったのだろうか…」 クレ「メリアドールならさっき警察に連行されましたよ」 ヴォル「…えっ?」 国家権力「暴行に器物損壊とはバカなことをしたな」 メリ「……」 国家権力「なんでそんなことしたんだ? ムシャクシャしたのか? 男とケンカでもしたのか? 親の教育が悪いのか?」 メリ「…大きなお世話よ」 ヴォル「娘を返してもらおうか。このクソゴミが」 国家権力「ダメだな。残念ながらおたくの娘さんは犯罪者なんだよ」 ヴォル「教皇猊下直任のディバインナイトを勾留してただで済むと思っているのか?」 国家権力「ディバインナイトってそんなに重要なポストなのか?」 メリ「…主任ぐらい?」 ヴォル「貴様達を異端者にするのは簡単なことなんだぞ?」 国家権力「…と言いますがね、教会の方からの通報なんですよね」 ヴォル「…なんだと?」 クレ「私の大事な大事なローブオブロードを破壊されました。慰謝料を請求します」 ヴォル「お前かよッ!」 メリ「私はただ通行人を相手に剛剣の練習をしていただけなのに…。どうしてこんなことに…」 クレ「名前で呼べ!」 メリ「…はぁ、私は一体どうなってしまうの? っていうか父さんのほうが剛剣乱用してるし、悪人顔なのに…」 弁護士「剛剣の慰謝料で30ギル、ローブオブロードの損害賠償で5ギル。まぁ35ギルぐらいが妥当でしょうね」 メリ「わかりました」 クレ「えっ…?」 137 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2011/07/10(日) 03 38 05.82 ID C0cHDkCUO メリ「ううっ…、イズルード…。どうしてあなたが死ななければならないの…?」 ロー「そうですね。私と勝負をしませんか? どちらが副団長に相応しいか剛剣で決めようではありませんか」 メリ「どんなタイミングで言うのよ!私は今そんな気分じゃない…。ほっといて…」 ロー「今の団長だと、引退後は個人の好みであなたに団長の地位を委ねそうなんですよね。だから実力を証明しつつ、素っ裸にしてやるからかかって来いよ」 クレ「私も混ぜてもらおう。騎士団を束ねるのが魔道士なんて斬新だ。しかも私は高学歴でイケメン。マスコミが食いつかないわけがない…ククク…」 メリ「…なぜ私達が戦わねばならないの? 今戦うべき相手は異端者でしょ?」 バル「弟のことは残念だったな。まぁ悲しみやフードは脱ぎ捨てて海水浴にでも行こうぜ!」 メリ「くっ…、3対1はキツいわね…」 バル「俺は敵じゃねえ!」 ヴォル「争ってる暇があるなら仕事をしろカスども」 ロー「ですよね。仕事ですよね。勿論、営業実績No.1の私が次期団長ですよね?」 ヴォル「いや、次はクレティアンにやってもらおうかと思っている。っていうか明日から頼むわ」 ロー「なっ…」 クレ「マジっすか!」 ヴォル「娘が団長だと悪い奴に狙われるかもしれないし、ローファルは量産型メリアだし、バルクは海水浴に行っちゃったし…」 クレ「…では早速、明日には異端者を華麗に狩って、神殿騎士団が実力派で高学歴でイケメンであることを世間にアピールしてきますよ…ククク…」 ※翌日、神殿騎士団は1ターンで瓦解した 142 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2011/07/14(木) 00 25 36.40 ID gTc6EcPzO イズ「殺す…」 メリ「!!」 イズ「全員…殺す…」 メリ「どういうこと!どうしてイズルードがここに!? 異端者に殺されたんじゃなかったの!?」 ヴォル「落ち着け。そいつは霊魂だ。この悪霊め!成敗してくれる!」 メリ「実の息子に言うセリフじゃないでしょ!」 イズ「ヴォルマルフ…殺す…」 メリ「…どうしてそんなに恨まれてるの?」 ヴォル「あいつにはお前用の騎士剣を発掘するためにダンジョン攻略をさせていたんだが、そこで死んだんだ…。異端者ラムザの手によってな…。だから私は別に悪くない」 ラム「無理矢理人のせいにすんなよ!」 メリ「そんなに危険で、社会の低辺みたいな仕事させられて、命まで落としたら恨まれて当然よ。どうしてそんなことさせたのよ?」 ヴォル「獅子は我が子を前人未踏のダンジョンに突き落とすものだ」 メリ「…あなたは獅子の皮をかぶった悪魔のような人ね」 イズ「あと五行以内に謝れば成仏してやる…」 メリ「父さん!謝って!今ならまだ間に合う!」 ヴォル「いや…、しかし…」 イズ「まだ二行しか進んでないけど文字数の都合で殺す…」 ヴォル「ちょ…」 ?「待て!その人達に手を出すのはこの私が許さん!」 イズ「低ファルか…」 低「ローファルだ!」 イズ「姉さんの皮をかぶった亜種め。お前は前から気に入らなかったんだ。殺す…」 低「…ここは私に任せて逃げてください」 メリ「何を言ってるのよ!我が家の問題にあなたを巻き込むわけには…」 低「この剣を託します…。どうか、あなたは逃げて、生きて我々の理想を果たしてください…」 メリ「ローファル…」 メリアドールはローファルからセイブザクィーンを受け継いだ イズ「やっぱダンジョン攻略いらなかったんじゃねえか!」 146 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2011/07/18(月) 03 49 49.95 ID 5pXfvCIuO ラム「大変だあ!オルランドゥ雷神が何者かに殺されたああ!誰か警察に連絡を!」 メリ「ははは!これは傑作だわ!あの人が殺されるわけないでしょう?」 ラム「…嘘みたいだろ、死んでるんだぜ、それ。…って言えないくらい惨殺されてるんだが…」 メリ「ははは!これは傑作だわ!」 ラム「殺されたのは、港区の異端者集団幹部のオルランドゥ雷神(99)。頸部が硬直してるから死亡推定時刻は今から2時間ぐらい前かな。その時間、君は何をしていた?」 メリ「…何よ。私を疑ってるの? 私がこの人に勝てるとでも?」 ラム「先制攻撃して武器を壊せれば君なら何とかなるだろう。それを裏付けるように、死体は武器を持っていない!っていうか何も装備していない!」 メリ「盗まれたんじゃないの? だってここの人達って、誰かさんを筆頭に人の装備をすぐ盗もうとする変態ばっかりだし」 変態「まだ根拠はあるぞ!裸体の死体の変態な物体を見て君は恥じらいを感じていない!それは君が数時間前に裸体の死体の変態な物体を既に見ていたからじゃないのか?」 メリ「私だってもう大人なのよ」 ラム「むっ!よく見たら現場に毛髪が一本落ちているぞ!被害者の髪質とは違う…。これは犯人の毛髪に違いない!」 メリ「じゃあ私は髪の毛ないから犯人じゃないわね」 ラム「…ま、待て!そう言われたら、君はハゲだから犯人じゃないね!誰がハゲよ!ハゲじゃないなら見せろよ!わかったわよバカ!って展開にならなくて困るだろうが!」 雷神「そうだそうだ!私は裸で死んだふりしてくれたら、なんとかメリアフードを脱ぐ展開にしてくれるってラムザと約束して、死後硬直までして待ってたんだぞ!」 警察「通報したのはあなたですか?」 メリ「はい。この現場をなんとかしてください」 警察「この変態め!公然猥褻で逮捕だ!」 雷神「えっ…」 152 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2011/07/23(土) 00 45 49.78 ID GqqvFPR1O メリ「私の名はメリアドール!弟の仇を討たせてもらうわ!」 ラム「……」 メリ「リオファネス城でお前が殺したイズルードは私の弟!」 ラムザは様子を見ている メリ「…何とか言いなさいよ」 ラムザは様子を見ている メリ「今時しゃべらない主人公とか流行らないから!」 ラムザはまごまごしている メリ「大人しくしてたって手加減はしない!行くわよ!」 ラムザはメリアドールの武器を盗もうとした。しかし避けられてしまった メリ「…ようやく動いたと思ったらどういうつもり?」 ラムザはメリアドールの服を盗もうとした。しかし避けられてしまった メリ「そんな攻撃が通じると思うの? バカバカしい」 ラムザはメリアドールの靴下を盗もうとした。しかし避けられてしまった ムス「ラムザ!さっきから何してんだよ!いくら女性と戦うのが嫌だからってその対応はないだろ!武器を棄てて話し合おう!だって俺達人間なんだから!」 メリ「何よ、このラムザよりラムザっぽい人は?」 ムス「俺の名前はムスタディオ・無難ザ。この物語の主人公さ!」 ラムザはムスタディオをやっつけた メリ「今度はこっちから行くわよラムザ!身の盾なるは…」 ラム「あけ…」 ラムザはメリアドールの服を盗もうとした メリ「ちょっと!今何か言おうとしたでしょ!何よ!」 ラムザは様子を見ている メリ「どうしても話したくないのならアドレスを教えなさい!メール送るから!」 ラムザは自身の携帯電話にメール機能がついていないことを心の底から悔しがっているッッッ!!!!! メリ「……」 ラム「……」 メリアドールはラムザにやまびこ草を与えた ラム「…うーん、このまま女子を殴らない主義を保ちながら、武器を奪うフリして下着を盗みつつ、何とか寝技に持ち込めないものか…。あとアドレスを…」 メリ「声に出てるわよ」 154 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2011/07/25(月) 22 35 11.03 ID TIe14sEmO メリ「我々と一緒に神の国をつくりませんか?」 バル「…なんだ? 尼僧が逆ナンか? 俺は無宗教だ。他をあたってくれ」 メリ「あなたは反貴族意識が強すぎてブラックリストに載っているとか。我々も理想は同じです。あなたも聖アジョラ、聖母メリアと共にアガペーを広めていきませんか?」 バル「あんた…、もしかして俺に惚れたのか?」 メリ「……そうですね、はい。あなたのモンタージュ写真を見た時からエロスを感じていました」 バル「ほう、俺のどういう所に煩悩が湧き出したんだ?」 メリ「…はい、今月はホワイトナイトを連れてきたローファルに営業成績で負けているため、一人でも多く教徒を増やさないと私が困るので、あなたにエロスを感じます」 バル「言いたいことはわかるが、神殿騎士団って剛剣で片っ端から物を破壊し尽くして涅槃を目指す危険な集団なんだろ?」 メリ「仲間になれば、今ならメンテナンス完備です!しかも敵のシーフの帽子を壊すサービス付き!」 バル「壊し屋が個性を壊して物を壊れないようにして、しかもサービス付きだと? 何という慈愛…。菩薩でもそこまでできねえよ…」 メリ「仲間にならない場合は剛剣で装備ごと肉体をグチャグチャに切り刻んで父さんの餌にしてくれるわ」 バル「フードプロセッサーかお前は。羅刹でもそこまでしねえよ…」 メリ「とにかく、仲間を集めないと困るんです。どうか私のメシアになってください」 バル「合縁奇縁一蓮托生…。まぁ、これも何かの縁だ。仲間になってやるよ」 翌朝 メリ「あれ? 昨日の私の営業成績は?」 ヴォル「奴なら今日除名しようと思ったんだが、宗教が違うとか言って逃げたよ。それより今日は外食な。お前何気に私の誕生日スルーしただろ!ディナーにでも招待しろよ親不孝者!」 メリ「あの男!無宗教って言ってたのにッ!」 157 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2011/07/29(金) 00 46 19.36 ID O8ePWqNSO ヴォル「メリアドール、コーヒーを入れてくれないか? 砂糖は20個で」 イズ「俺は紅茶。蜂蜜たっぷりね」 メリ「…相変わらず甘党一家ね」 ヴォル「何か茶菓子はないのか?」 メリ「チャーハンなら用意できるけど?」 イズ「じゃあラーメンと餃子も」 ヴォル「いやぁ、いつもありがとうな。女手一つで我々を育ててくれて助かるよ。本当によくできた娘だ」 イズ「俺も姉さんの弟で幸せだよ。よく神殿騎士の同期に羨望されるもん。剣技も使えないくせに、父親が有権者で、姉が美人で、あれこれされやがって畜生ッ!って」 メリ「…二人とも、そろそろ言わせて。ねえ、ちゃんとしようよ」 ヴォル「なら私も言わせてもらおう!私は炊事も洗濯もできない!」 イズ「炊事も洗濯も剛剣もできない!」 メリ「私だって仕事してるんだから、家事は分担すべきよ」 ヴォル「私はお前には危険な仕事を辞めてほしいんだがな…。愛と平和を祈るシスターになって平凡に生きてほしかった」 メリ「私だってイズルードにそう思うわ」 イズ「俺だってなれるならシスターになりたいさ」 ヴォル「私はお前を惨たらしい戦争になんて巻き込みたくないんだ!主婦みたいなことをさせてるのもそういう想いからなんだ!わかってくれ…」 メリ「…父さんが私のことを想ってくれているのはわかるわ。でも私には私の信念があるから…」 ヴォル「…ああ、そうだな。そろそろ私はお前の愛と砂糖が入ったコーヒーが飲みたい」 イズ「早く姉さんの愛が入った手料理…じゃない、手茶菓子を食して愛を感じたい」 メリ「…わかったわ。用意するからちょっと待ってて」 メリ「…いつも通り、父さんから指令を預かって来たわ。コーヒーと紅茶と砂糖20個とチャーハンとラーメンと餃子と香水とリボンを大至急よろしくって」 ロー「…いつも思うんだけどさ、それ本当にヴォルマルフ様からの指令っすか?」 166 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2011/08/03(水) 18 28 29.24 ID QCy/7guzO ガチャガチャ イズ「ちっ、鍵か…」 メリ「…こんな夜更けに何やってんの?」 イズ「…姉さんの部屋に忍び込んでフードでも漁ろうと思ったんだが、鍵がかかっていてね」 メリ「ここ、父さんの部屋の前なんだけど」 イズ「あっ、部屋間違えた…」 クレ「だから凡人なんだよ、お前は」 メリ「…今、人の声がしなかった?」 イズ「いや、別に。それより姉さんこそ父上の部屋に何しに来たの?」 メリ「父さんが大量の騎士剣を隠し持ってるってタレコミ情報があったから確かめに来たのよ。寝てる隙に」 クレ「泥棒一家め。人の部屋に勝手に入るなんて最低だぞ!たとえ家族でも見られたくないことってあるだろ!鬼!悪魔!でも凡人!」 メリ「ねえ、やっぱり何か声が聞こえない? クレ「」って何の声?」 イズ「クレアオーディエンスってやつじゃないかな?」 クレ「クレティアンだ!」 メリ「こんな鍵、剛剣でGOよ!」 イズ「おお、剛剣超便利…。ってなんだこの部屋は!部屋一面に姉さんの萌え画像が張り巡らせているじゃないか!」 メリ「な、なんて部屋なの…。こんな部屋今すぐ剛剣でデリートして…」 クレ「やめろ!絵師さんがどんな気持ちでお前を描いたのか考えろ!鬼!悪魔!統制者の娘!(※ネタバレ注意)」 ヴォル「お前達、こんな所で一体何をしているんだ!」 メリ「父さんこそ何よこの部屋は!娘に欲情するなんて父親とは思えない…」 ヴォル「欲情するのはお前が可愛いから悪いんだろが。っていうかここは私の部屋ではないだろ」 イズ「えっ?」 ヴォル「だってここはクレティアンの家だぞ? それに私の部屋には萌え画像はないが、お前がいるじゃないか…」 メリ「あっ、家間違えた…」 イズ「あいつ、姉さんの萌え画像なんて集めてやがったのか…。いいぞもっとやれ」 メリ「…で、父さんはなぜこんな所にいるわけ?」 ヴォル「トイレ借りるついでにトイレットペーパーでも持って帰ろうと思ってな」 クレ「いい加減出てけよ!」 172 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2011/08/07(日) 04 17 20.76 ID wXCf4np/O メリ「…最近、夜眠るのが怖いのよ…。そのまま起きれそうもない気がして…」 ラム「やらせろよ」 メリ「いきなりどうして?」 ラム「眠るのが怖いなら添い寝してやるぜ!って全国のメリ萌え達は一度は妄想しただろうよ」 メリ「最近、夜眠るのが怖いのよ…。そのまま襲われそうな気がして…」 ラム「僕は紳士だからきちんと合意を求めているじゃないか。チキンかけて強引にベッドインするベイオウーフとは違うんだ」 メリ「強引にするならスリプルでいいんじゃないの?」 ラム「ブレイブ操作で精神的に追い詰めて強引にするのがベイオウーフ流だ。僕は紳士だから、そんな強引なベイオウーフはしないぞ」 メリ「どっちみち精神が不安定な時を狙うなんてベイオウーフすぎるわ」 ベイ「…俺、何か悪いことしたか?」 メリ「…とにかく、私はもう戦えない…。離脱させて…」 ラム「離脱してどうするの?」 メリ「もう死にたくなってきた…。仇討ちも大切だけど、あの世でイズルードに会いたい…」 居ず(姉さんは俺の分まで生きルード…。でも、本当は俺も姉さんに会いたいよぉ…) ラム「低ブレイブ=鬱ではないと思うけどな。そう言うならディープダンジョンに行くといい。あそこは今流行りの他殺の名所だ」 メリ「自殺の名所じゃなくて?」 ラム「野良アパンダや野良蛇遣座が殺してくれる他殺スポットさ。低ブレイブならレアアイテム拾えるし、他殺なら生命保険もおりるから便利だよ」 メリ「じゃあそこに行ってみるわ」 ラム「…これで、彼女が倒れたところで体とフードとレアアイテムと保険金を回収すれば完璧だ」 ベイ「それはいくらなんでもベイオウーフすぎるだろ…」 洞窟にて ラム「…さて、メリアは無事他殺自殺できたのだろうか?」 メリ「強甲破点突き!」 蛇遣座「ウボァー」 メリ「そこで拾った騎士剣と獅子戦争で強化された剛剣が強い強い!はぁ…最高に気持ちいいッ!この調子で一人でオーボンヌに攻め込んで仇を討ってくるから待っててねイズルード!」 ラム「ちょ、なぜか勇者すぎる!」 居ず「蛇遣もっとがんばれコラ!」 175 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2011/08/10(水) 03 59 42.93 ID ofuRW3u0O メリ「今年は夏祭りあるの?」 ヴォル「ああ。戦時中で自粛ムードの中、グレバドス教会はあえて夏祭りするぞ!」 バル「花火なら用意できてるぜ!」 メリ「打ち上げ花火に毒ガス仕込んで撒き散らすつもりじゃないでしょうね?」 バル「それじゃ自分もくらうだろ」 ヴォル「夏祭りと言えば屋台だな。おいクレティアン」 クレ「一通りのB級グルメは用意しましたよ」 ヴォル「さすがはB級騎士だな」 メリ「綿菓子の中に毒ガスとか入ってないでしょうね?」 バル「入らねえよ」 ヴォル「的屋的な店はないのか?」 ウィ「金になる魚すくいならありますよ」 メリ「毒沼で金魚すくいとか言わないでしょうね?」 バル「金魚元気にしてるだろ」 ヴォル「夏祭りといえば浴衣だな。おいローファル!メリア用にエロい浴衣だ!男は死ね!」 ロー「娘さんならフードつきの浴衣ぐらい持ってるでしょ? なんだかんだでフード姿が一番エロいんですよね」 一方その頃 雷神「…教会陣営が我々を争わせて面白がっているらしい。ここは一旦休戦して、奴らを叩こうじゃないか」 次兄「ふっ、我々北天と南天騎士団が連合を組めば、神殿騎士団ごとき2秒で解体できるだろう。ところで、なんであいつら浴衣姿でフードなんだ?」 長兄「あの官僚みたいな紫のオッサンがボスだ。まずは奴を倒すぞ」 ヴォル「あと夏祭りっていえば何かあったっけ? おい教皇」 教皇「楽しいビンゴ大会もあるよ」 クレ「それは慰安旅行だろ」 メリ「まさか賞品は毒ガスとか言わないでしょうね?」 バル「ああそうさ毒ガスだよ!」 次兄「…なんか能天気で平和な連中だな。これじゃ今から戦争をしかけようとしている我々がバカみたいじゃないか…」 長兄「戦で人を殺し、平和を手にしたところで、私は奴らのようにバカバカしくもハッピーになれるのだろうか? 我々は目指すものを間違っていたのかもしれない…」 雷神「…ふっ、ようやく欲にまみれた戦争の愚かさに気づいたようだな。戦争は誰も幸せになんかしないさ。さぁ、さっさと講和して母国に帰省ラッシュしよう。そして、愛にすべてを…」 こうして世界は平和になった 180 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2011/08/14(日) 04 22 20.25 ID WpT6FivVO メリ「イズルードがお盆すぎて泣きそう…」 ヴォル「お盆なんだからイズルードみたいな若霊より先祖に想いを馳せてやれよ。って、よく考えたらティンジェル家に先祖の公式設定はないのか。じゃあ父親でいいか。父親を想え」 メリ「死んでから言ってよ」 ヴォル「いつまでも死んだやつのことを考えていても仕方ないだろ」 メリ「それはお盆に言うべき言葉じゃないでしょ」 ラム「想いがあればなんでもできる!」 ヴォル「…誰だお前は?」 ラム「いやいや、あなたに殺された息子イズルードですよ」 メリ「…イズルード…なの?」 ヴォル「騙されるな。イズルードは死んだんだ。だって私が殺…、異端者ラムザに殺されたんだからな」 ラム「確かに僕はヴォ…、ラムザに殺されましたが、お盆休みですので肉体を借りて現世に帰省してみました」 ヴォル「…信じられんな。じゃあ問題。お前の姉の名前を言ってみろ」 ラム「メリアドール」 ヴォル「この世で最も美しいフード女優の名前は?」 ラム「メリアドール」 ヴォル「好きなメリアドールランキングベスト3を言ってみろ」 ラム「1メリアドール、2メリアドール、3メリアドール」 ヴォル「お、お前はイズルード!どうしてここに…」 メリ「イズルード…帰って来てくれたのね…」 ラム「ところで姉さんこそどうしてこんな城の地下まで来たの? ここは私有地だよ?」 メリ「ラムザを追って城の地下まで来たら、なぜか墓地っぽいところに行き着いたから、ついでにお盆参りでもしようと思って」 ラム「なんだ僕に惚れて追って来たのか。やっぱり人気者だなぁ、僕は。ところで妹知らない?」 メリ「お、お前はやっぱり異端者ラムザ!弟に成りすますなんて卑怯な!今日こそ弟の仇を討たせてもらう!」 ヴォル「落ち着けメリアドール!ラムザにはまだ利用価値が…ない!ここは我々、神殿騎士団で協力して倒そう。異端者め、聖典聖石渡してとっとと死にやがれ!」 ラム「くっ…。100対1とは卑怯なッ!」 エル「ククク…。ここに貴様の妹などいるものか!ここにいるのは…ほぅら、死霊ばかりさ…。って誰も聞いちゃいねぇ…」 イズ(死霊……か…) 186 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2011/08/16(火) 03 31 51.62 ID J9ewS0oQO イグーロス城入口 ロー「では私はダイスダーグ卿に閲覧してきます。あなたは城の外で待っていてください」 メリ「謁見でしょ。行ってらっしゃい」 次兄「誰だ貴様は!ここで何をしているッ!」 ※父の死のゴタゴタでザルバッグは気が立っています メリ「こんにちは。私の名はメリアドール。ダイスダーグ卿に我々ゾディアックブレイ部に加わってもらいたくて参りました」 次兄「何ぃ!知っているぞ!貴様が悪名高きディバインナイ都、メリア道ルか!団長ヴォルマル府と同じく、剛県を使う淫乱破壊魔らしいな!」 ※ザルバッグは混乱しています メリ「あなたも剛剣を使うの?」 次兄「私は聖騎士ザルバッグ!破壊魔だが淫乱ではない」 メリ「まさか聖剣技を…」 次兄「いや、破壊魔剣…」 メリ「あらら…」 次兄「なぜだ? なぜ兄上なんだ? 北天騎士団の団長は私だぞ? なぜザルバッグ・ベオルブをゾディアッグ・ブレイブに誘わないッ!?」 メリ「猊下の考えはわからないけれど、きっとあれよ。あなたと違ってダイスダーグ卿は剛剣どころか聖剣技まで使える真の破壊魔だからよ」 次兄「なんだとッ!反論できないのが悔しいッ!」 メリ「ダイスダーグ様のほうがお強いだろうし…、ダイスダーグさんは頭脳明晰だし…、ダイスダーグは…」 次兄「…だが兄上は、英雄と呼ばれるような男じゃない…。兄上は……ゲスだ…」 ※父の死の真実を知ったザルバッグは情緒不安定になっています メリ「…あなたも剛剣を覚えればきっと教会も認めてくれるわ。父さんに話してみるからおいで、淫乱」 メリ「…というわけで、彼も仲間に入れてあげて」 ヴォル「そんなことよりこっち向け!私からではお前のエロい下半身がよく見えないんだよ! 182の絵だ!こっち向け!」 次兄「剛剣を盗んだら北天騎士団に戻るが、それまでよろしく頼む」 ヴォル「…まぁ、どっちみち闇の眷属にするつもりだったし、別にいいけどな。剛剣よりデジョン覚えたらローファル以上の待遇にしてやってもいいぞ。メリアはこっち向け!」 クレ「ヴォルマルフ様、大変です!ローファルが裏切って北天騎士団の団長に就任したとの報せが!」 次兄「…えっ?」 ヴォル「マイナスじゃねえか!」 188 名前が無い@ただの名無しのようだ sage 2011/08/19(金) 00 17 54.73 ID 7nOGpdysO 雷神「さてオルランードゥ聖典でも書くか」 メリ「何か言いました?」 雷神「すべてが終わったら、我々の物語を書籍化しよう思ってな」 メリ「そういうのは主役であるラムザが書くべきなのでは?」 雷神「ラムザが書いたら、愛憎と肉欲に傾倒した官能小説になって、本屋でエナビア記とかウイユヴェールとかと同じコーナーに置かれてしまう…。我々の半生を官能扱いされたくないだろう?」 メリ「どっちも官能小説じゃないから」 雷神「それに私は実力・教養・社会的立場があり、世間にも信用されている。同じことを書いてもラムザが書くより私の方が信憑性があるだろう」 メリ「…謀反の容疑をかけられて、あっさり捕まって、あっさり暗殺されて。あんまり世間にはいいイメージなさそうですが」 雷神「私は剣聖だぞ? 筆記試験に通れば誰でもなれるホーリーナイトやディバインナイトとはわけが違うんだ」 メリ「剣聖なんて自称すれば誰でもなれる気がするけど…」 雷神「なら君は全ての剣技を使えるのかな? ホーリーナイト(笑)。ディバインナイト(笑)。ウイユヴェールに出てきたニヒルな空手家のほうがまだ強いわ」 メリ「そんなキャラいないから!」 雷神「剣剛メリアドールは弟と民衆のために悪魔に立ち向かい、ばっさばっさと破壊し、その年のノーベル平和賞とベストフーディスト賞を受賞した英雄である、と歴史捏造しておくから心配するな」 メリ「それはよろしくお願いします」 雷神「とりあえずジャンルは全然違うがウイユヴェールとエナビア記がライバルだな。今流行ってるだけの成年コミックと官能小説に売り上げで負けるわけにはいかんからな」 メリ「応援はしますけど、その二冊をきちんと読んでからライバル視してくださいね」 雷神「悪魔に立ち向かった剣聖と従者達の半生記、オルランードゥ聖典はそのうち発売予定です。乞うご期待!」 1ヶ月後 メリ「ペン聖の書いた本が出たと聞いてブックオフに来たけど…。ウイユヴェール、エナビア記、オルランードゥ聖典…。なによ、あれだけ言っといて全部同じコーナーに並んでるんじゃない」 雷神「あいうえお順考えたやつ死ね!」