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476 :名無しさん@ピンキー [sage] :2007/04/11(水) 16 16 42 ID lVF54DiY 「ヤンデレについて」 南條範夫 ヒロインの感情が極端にはしるところにヤンデレはうまれる。 問題が無く、日常生活が平穏に営まれているところにはヤンデレはあらわれない。 しかし、ひとたび問題が起こり、社会や世間、とりわけ人間関係がその問題を 和らげることができず、その状況の中で人間の感情が極端にはしる時、 あらわれてくるのはヤンデレだ。 ヒロインの感情が極端にはしる場合はさまざあって、例えば三角関係などもそうである。 私がヤンデレの女房などを小説にする場合には、三角関係を描くことになるが、男の、ヘタレの問題を 小説にする場合には、修羅場を描くことになる。私は、男の、ヘタレのことを多く小説に描いて いるので、「ヤンデレ」が当然多くなる。 ヒロインの感情がはっきりと判るのは、病んだ時である。 ヘタレ男も一応の優しさを示す。しかしそれはどこか的外れもの、かえってヒロインを傷つけるものになる。男の場合、ヘタレになる時 その本性、読者すら敵に回すウザサが出てくる。だから男の世界を現実につかみだすとすれば、それはヘタレだ。 今も、昔からもずっと、世界中のどこでもそうだ。歴史上の問題を何か一つつかんでみるとよい。 そこを突き詰めると必ずヒロインが病んでいくような状況があるだろう。 私は主にヤンデレ小説を書いて来たが、昔の社会というものにはヤンデレがあらわれやすい。 そこでは何もかも病んでいるのだ。戦国時代の武将達のように、対立を和らげる組織がないとことでは、 それぞれが敵対者、泥棒猫と直接にぶつからねばならない。自分が勝つか相手に殺されるかだ。 また一方で、今も、昔も人々は上のものに対しても仲間に対しても、普段は感情を抑えて生きていたから、 一旦それが破れると普段抑えていたものが、みなぶつかり合う。嫉妬、独占欲、変態性欲、狂気、様々なものが一気に噴出し、 感情は極端にはしる。ヤンデレになる。 人間はヤンデレなものである、などということではない。 何か問題が発生した時、それが対立に向かわないように取りまとめようとする人ももちろんいる。 穏やかで、ヤンデレが表面化してこない社会も、歴史上いくらもあった。ヤンデレが表面化しないように しっかり抑えるのが、そもそも恋愛物語の主人公の使命だともいえる。 しかし、問題のない物語、あってもその問題を受け入れ何も事を起こさない、マグロ、 というものは小説にならない。私はそうしたものに興味はない。 私が取り上げるのは、何か問題が生じた時、それを抑え和らげようとするのではなく、むしろ カンカンになってしまう人間、感情を極端にはしらせる、つまりヤンデレである。(談)
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「ヤンデレ」とは 「ある対象に対して社会通念上から病的とみなされるほど深い情念や執着を抱え込み、それを原動力として過激な求愛、排他、自傷、他傷など極端で異常な言動に駆られるキャラクター、もしくはその状態」のことであり 大きく分けて 「ある対象に好意、恋愛感情を持っているが、第三者が割り込む、介入や対象に届かない、通じないことへの煩悶によるストレスの蓄積が募り精神に異常を来たしたキャラクター、もしくは状態」 「トラウマやコンプレックス、フェチズム、思想など初めからなんらかの精神的な傷や執着があり、それがある対象に恋愛感情を持つことで浮き彫りになったり悪化して一種の暴走をするキャラクター、もしくは状態」 の2パターンに分けられる 他で定義される「ヤンデレ」 ■狭い意味では、精神的に病んだ状態にありつつ他のキャラクターに愛情を表現する様子をいう。厳密な精神医学理論の背景があるわけではなく、格段の医療知識に基づかないユーザー側のヒロイン分析法であることに注意。ツンデレとは違い、「病んでいる」「デレている」間の変化の意味はなく、愛情に相反して攻撃的な行動を取ってしまうアンビバレンス(両価性)を指す。正常な状態からヤンデレ化することを「闇化 (病み化)」「黒化」などともいう 。交際相手への愛情表現の異常な度合いがファンの間で好まれる。【ウィキペディアより抜粋】 ■ヤンデレとは、愛する人を想うあまり精神が病んでしまった人間のことを指すキャラ付け記号のことである。一見、普通のキャラクターのように見えるが、主人公(または、好意を抱いているキャラ)にはデレであり、話が進むにつれ、何らかの要因(主人公や他キャラへの嫉妬、精神的ショック)などにより、病んでしまう(ヤン)キャラクター、もしくはその状態を指す。【アンサイクロペディアより抜粋】 ■普段は優等生的なキャラクターに見えるが、主人公に惚れており(デレ)、ストーリーの進行に従って明らかになる何らかの事情*1により、精神的に病ん(ヤン)でしまう女性、もしくはその状態を指す。具体的には、主人公や対抗するヒロインに対して物理的行動を起こすなどが挙げられる。キャラクターの持つ背景設定が感情的な行動として強く表現され、そこが魅力となる。【はてなダイアリーより抜粋】 ■ある対象に対して社会通念上から病的とみなされるほど深い情念や執着を抱え込み、それを原動力として過激な求愛、排他、自傷、他傷など極端で異常な言動に駆られるキャラクター、もしくはその状態である【ヤンデレ大全より抜粋】
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433 :ヤンデレの薬 [sage] :2007/11/25(日) 21 36 33 ID gK1hC/nj 「ついに完成だ!」 怪しげな研究者が怪しげな研究室で何か薬を開発していた。 「ヤンデレの薬が!」 この科学者の名前は薬丸、ヤンデレが大好物でヤンデレ系作品で彼がやったり読んだことが無い作品は無い程だ。そんな彼はどんな人でも(女限定)ヤンデレにできる薬の研究をしていたすべては自分の欲望を満たす為に 「宮本君!」 名前を呼ぶとくるぶしまでとどく長いツインテールで背丈は158くらい、割とスレンダーな女の子が出てきた。 「なんですか教授」 「この薬を全国に散布してくれ」 薬瓶を彼女に渡す。 「わかりました」 434 :ヤンデレの薬 [sage] :2007/11/25(日) 21 38 42 ID gK1hC/nj 研究室を出た後彼女は考えていた 「彼氏と別れて気付いたのは良いけどこの想い教授にどう伝えよう、とにかく仕事頑張ってチャンスを探しましょう!」 ちなみに彼女はしっかりしているけどドジです。 「きゃ!?」 自分のツインテール踏んでこけました パリーン 「教授……」 「お、早かったね宮本くんぐ!?」 いきなり抱きつかれキスされました。 「私教授が好き!」 彼女は半泣きで自分の気持をうったえてきた。 「でも君には彼氏が」 「ずっと前にわかれましただから私のモノになってください」 「わかったこれからは君を真剣に愛そう!ぐッ?」 いきなり腹から激痛が走る 「アハハじゃあずっと私しか見れないようにしてあげます!他の女なんかに渡さない!」 ぐりぐりと包丁を動かす。 「みやもとく……」 薄れゆく意識の中で彼は思った、最高に幸せだ! 変態は死ぬまで変態だった。 彼女は血だらけだった、多分他の助手の女の子達も殺したのだろう 「さて、ホルマリンとか用意しなきゃね、教授待っててくださいねアハハハアハハハアッハハハハハハ」 研究室無いに響くのは彼女の悲しく狂った笑い声とスキップする音だけだった。
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282 :ヤンデレウイルスβ ◆iIldyn3TfQ [sage] :2008/09/17(水) 06 09 56 ID RpGp5jFF TIPS 金城康二 保菌形態β 主人公 金城さとる 保菌形態α ヤンデレ好きのキ▲ガイ科学者。 金城篝 αの感染者。 佐藤亜麻 βの感染者。 ――――ヤンデレが傍にいて欲しいとは思ったのは何時だったろう? ヤンデレとは災厄だと理解したのは何時だったろうか?――――― 283 :ヤンデレウイルスβ ◆iIldyn3TfQ [sage] :2008/09/17(水) 06 10 53 ID RpGp5jFF 「私、出張で少し都内空けちゃうでしょう? ねぇ、康二君。お願い、お願いだから__ちょうだい?」 ちょ、スプラッタかよ。と思った。 けれども nicegayで、koolgayがこちとら売りだ。 え?koolgayは間違いだって? ひぐらし○なくころにを見てないのか?アンタ。 まぁ、いい。 とりあえず、目の前の女をどうにかするしかないんだろう? 目の前の女・・・佐藤亜麻という人物だ。 性別は女で勝気なタイプな癖にロングヘアーを靡かせる美女だ。 美女だと明言するのは負けを認めるようで吝かだ。 べ、別にす、好きじゃないんだからねっ。いや、何を言ってる俺。 「康二の腕か、足か、頭でもいいの。ちょうだい?」 「それは、できないよ。」とすぐさま返答する。 というか出血多量で死にますがな。 やはりあれかねぇー。 交際相手にバリバリのキャリアウーマンも考え物だ。 いや、その出来る女っていうのもソソる訳だが。 「やっぱり、あの女とっ!!」 「違うよ、亜麻」 羅刹女の如く、悲哀に歪んだ表情で康二を睨みつけて。 亜麻と呼ばれた女性は、嘘だっ!!と罵倒するかの勢いで口を啓いた。 いや、だから、ひぐらしかよ、とは意地でも言えない。 選択を間違えばDEADマンセーな人生が待ってる・・・いや死ぬじゃん。 「違うよ、君の事を愛している。覆しようのない事実だ」 「ならば、ちょうだいよっ!! 愛する人のためならそれぐらい安いでしょうっ!?」 道具じゃねぇんだから腕の一本や二本おいそれと渡せるかっての。 実はでもなくこの女性、留守中不安だから四肢を渡してと言ったのだ。 284 :ヤンデレウイルスβ ◆iIldyn3TfQ [sage] :2008/09/17(水) 06 12 22 ID RpGp5jFF 康二の内心。呆れと嫌気と焦燥が織り交ざった状態だった。 貌には出せば上手に出れない。 切り返すのがかったるく思いつつ行動。 喚く彼女を、抱きしめ、深く、甘い、接吻を交わす。 形だけの緩い拒絶を抑えて、彼女の胸を拭く越しに揉みしだくと接吻をより深めに。 「んっ、んっ、」 互いの唾を呑み合った所で、唇を離す。 糸が、銀糸の糸が、引き、亜麻も口惜しそうな声。眸がとろんと、していた。押し際だ。今の内なら軽く、落とせるだろう。 「愛している、愛している。 亜麻のことを愛しているともさ」 「んっ、」 康二は秘所を服の中からなぞり、優しく胸を抱きすくめた。 官能を楽しむように、自ら育てた女を味わうように。 「だからこそ、だよ」 蕩けるような、あるいは甘く塗りたくったような快感に悶える亜麻。 ある種のマインドコントロールを行うように、康二は重く囁いた。 「五体不満足で愛するよりも、五体不満足で愛されるよりも 俺の総てで亜麻の髪の一本から、唇、耳、肩、胸、背中、 膣口から、菊座、ふともも、ひざした、爪先までを、 亜麻の全てを、亜麻を愛でたいんだ」 びくっ、と震わせて亜麻は絶頂に達した亜麻。 ふと、俺の稚拙な愛撫では早過ぎるのかと思ったが甘言ばかりだからと、納得した。 女性ってどちらかというと自慰はイメージ重視で盛り上がらせる気があるから。 すぐさまハンカチを取り出して声を抑えさせると官能に愉悦に、歪んだ声を、布の中で、叫ぶ。 「――――ッ!!」 「気持ちよかったかい?なら俺としても幸いだ」 「康二?」 蕩けるように濃厚なイキ貌を浮かべる彼女へ、出来得る最高の笑顔を貼り付けて。 「解った?これが、僕が導いた答えだよ。亜麻」 「うん、んんっ、」 285 :ヤンデレウイルスβ ◆iIldyn3TfQ [sage] :2008/09/17(水) 06 14 05 ID RpGp5jFF 情事の余韻に浸る彼女を、後戯――抱擁や愛撫で満足させる。 打算的なことは悟られぬよう優しく、包むようになぞるようなタッチ。 いつもの勝気な印象とは違ってあちらの知識に疎い処、 オーガニゼーションに包まれた表情のギャップもそそられるのも確然。 だけども例の如く「うぅ、不完全燃焼だぁーー!」 彼女の支度を手伝いながら、ぽんっと玄関へと押していく。 「亜麻? 帰ってきたら、お帰りのエッチしようね」 にこやかに微笑んで、彼女を送り出す。 「むむむ、私は満足してないっ!!」 「それでもちゃんとこなすのがキャリアウーマン・・・亜麻だろ?」 「勿論よ、私を舐めないで」 「帰ってくるまで、自慰はしないこと」 お互いに燃えるしと囁き、彼女を待つタクシーへと送り出した。 その後、自らのマンションへ帰り登校の用意をした。既に重役出勤だが。 286 :ヤンデレウイルスβ ◆iIldyn3TfQ [sage] :2008/09/17(水) 06 14 40 ID RpGp5jFF 俺・・・金城康二が複数人と性交渉を至るには込入った事情がある。 早い話が陰謀だ。話は遠い昔、二十年以上前に遡る。 ある男が時代を先取りしすぎて、昼ドラの展開を見て、 あっ嫉妬されてみたいなぁとか吼えたキチ○イ科学者による。 つまりは、我が親父・・・金城悟がヤンデレウイルスを発明しやがったことが発端だ。 無駄な処に才能と時間(5年超)を費やして、作り上げたのだ。阿呆が。 親父は幾戦もの死亡フラグを乗り越えて今のお袋と結婚し、そしてヤンデレと付き合っている。 均衡状態であるので、大きな動きはないが、水面下の策謀は行われているらしい。 もっとも、ハーレム化しつつあるので、毒殺とかじゃなくて如何に寵愛されるかにだが。 物心付く前からサスペンスや昼ドラも真っ青な状況が繰り広げられていた。 当時は今より露骨なまでの戦線があっただけに危機回避能力と異性との話の機転に関してはフルパラメータになっている。 例え、これを知ったヒソカさんが「メモリの使い過ぎ☆」なんて言おうとも無理なのだ、なんです。なのですよ、の三段活用。 自らも成人までに発症しヤンデレ量産機になると知ったからには。 ヤンデレウイルス。俗世には憚らない病原菌である。 どのような科学的要素がヤンデレに発展するかは理解しがたい。 だが、俺と親父で恐らく決定要素らしきことはこのとおりだ。 ・青年~成人男性の年齢で潜伏から保菌者[ホスト]へなる。 ・第一保菌者からの男性への感染は無いこと。 ・保菌者から雌への感染圏は数メートル。 ・対象者は保菌者が無意識に好意を持つ女性へ。 ・感染した女性の場合、母子感染しかないこと。 ・保菌者→感染は一世代位までの年齢まで。 287 :ヤンデレウイルスβ ◆iIldyn3TfQ [sage] :2008/09/17(水) 06 15 51 ID RpGp5jFF つまり現状で感染しているのは親父、と母さん+α、俺+βである。 幼少のときに之の事実を聞かされた俺は幼心に乾坤一擲で殴ったね。 前歯が折れた糞親父を見てざまぁねぇや。と笑いまくってやったよ。 次の日、再生医療だぁとか言って数日後に元に戻っていやがったが。 天才なのか、ただのキチガ●なのかは良く理解しかねるが兎も角そういうことなのである。 思わず俺は幼馴染を詰[なじ]って、罵って嫌われてやったね。 うん。とりあえず凶暴になって俺にも近づかなくなったがな。 ホント秘密の日記に幼馴染への想いを書き綴って号泣したほどさ。 夜な夜な枕を眼から出る味噌汁で濡らしたほどさ。 もっとも、彼女は気づかずに暴力女となって、違う中学に通うようになって幸いだが。 彼女の流言によって男色の気があると噂が立ったのも事実だ。 諸君、違うのだよ。康二さんとしては幼馴染に発症されて刺されてDEAD ENDを回避したかっただけなんだ。 当時は異性との付き合いが解らぬし、 どのタイミングで発症するのかが知らなかったんだ。 まさか大学生になるまで一時的な対抗剤を盛られているとは夢にも思わんだ。チクショ。 俺の嫁が二次元だった青春を帰しやがれ。 残念ながら今現在、 結局のところは思い描いた想像図になっているのは確かだ。 イコール、修羅場絶賛公開中。 つまりは三角関係なんて目じゃないね☆ 288 :ヤンデレウイルスβ ◆iIldyn3TfQ [sage] :2008/09/17(水) 06 17 34 ID RpGp5jFF まぁ、そんな昔話はともかく、いま俺は一人暮らしをしている。 否、糞親父によってさせていられるのだ。 なんでも、困難に課せられて、なおヤンデレに挑む息子を見守りたいらしい。 その癖、息子のとばっちり受けたくないとかほざいていやがった。 被害を一番蒙ったのはどこの誰だと想っているんでせうか? あんたによる被害者はお・れ・だ。 俺が僕だったころ、ヤンデレ感染した女性に。 「息子、そうよ彼との愛の結晶なんて!!あんたさえいなければッ」 そう呟かれて、二次災害受けたのは記憶に新しい。トラウマだ。 もっとも手練手管によってヤンデレをいなしてた糞野郎の正室。 そこに収まったんのは現在のお袋である。 権謀術中を要し、それでも変わらないお淑やかは、ある種の恐怖だ。 桜・篝。それが吾が麗しの母上である。ああ、今は金城篝か。 外見、二十代後半から三十代前半の麗しい奥様ではあるが、 中身、実の肉親であるが・・・・・・思い出したくも無い。 「あらあら、康二さんどうしたの?」 なんて云われればそれは掘られた方がマシってぐらいの。 ごめん、といっても掘られたことないからわからないや。 最近、ワクチンを開発中とかキチガ_が電話越しで呟いていた。 ■チガイの事だ。むしろ既に開発済みである可能性が高い。 却ってヤンデレの効果を煽るような物を呑まされかねない。 結論。 むしろ、誰か僕にギ○スを恵んでください。 ルルーシェさんみたいに命令で全拒否してみせます。 いや、オレンズィのように・・・いや、ギア○にしか効かないですね、はい ヤンデレ化させていく体質なんて欲しくないとです。 金城康二已むに得ない状況で、遺憾なくヤンデレウイルス送信中。
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ヤンデレ天国 ブランド HOBiRECORDS ポータルサイト ヤンデレ天国ポータルサイト 価格 2,000円+税 【真誠学園シリーズ】 イラストレーター 京作 シナリオライター 福 第一弾 ヤンデレ天国~真誠学園高等部編~ 「姉ちゃんをどっかに閉じ込めちゃえば、携帯なんて必要ないよね?その方が姉ちゃんのためにも一番いいよね!」「血のつながってない偽物の家族なんて壊してやるよ!お前が俺しか見れないように……全部全部全部っ!俺がぶっ壊してやるよ!!」 あらすじ 主人公の女の子が「義弟の翔」と「学校の先輩・淳志」二人のヤンデレ男子に付きまとわ――好かれ過ぎて大変な1日を描いたストーリー。 キャスト 翔(CV.梶裕貴)淳志(CV.鳥海浩輔) 公式サイト 公式サイト(試聴有) ヤンデレ評価(ヤンデレとしてどうだったかをお教えください) 選択肢 投票数 投票 ☆5 41 ☆4 1 ☆3 1 ☆2 2 ☆1 2 第二弾 ヤンデレ天国~真誠学園付属病院編~ 「お前をこき使っていいのは俺だけだ。お前で遊んでいいのは俺だけ…。そう……俺だけだ……」「貴女を危険にさらす、全てのものを排除しましょう!フフフッ……それがいい。それがいいです!」 あらすじ 神経科の研修医として働き始めたばかりの主人公が、患者である栄と、主人公の指導担当である隆明、二人の男性に好かれ過ぎていくストーリー。 キャスト 栄(CV.前野智昭)隆明(CV.平川大輔) 公式サイト 公式サイト(試聴有) ヤンデレ評価(ヤンデレとしてどうだったかをお教えください) 選択肢 投票数 投票 ☆5 9 ☆4 1 ☆3 1 ☆2 1 ☆1 1 第三弾 ヤンデレ天国~真誠学園御家庭編~ 「どうして? 自分の子供が、何を考えてるか把握するためだよ。親としては当然のことだろう?」「あんな男、家族でも何でもないよ。戸籍上の……紙っぺらだけの存在じゃないか。僕や母さんのように、お前と同じ血を持っていない…!」 あらすじ 主人公は真誠学園高等部の2年生。優しい父親の元、双子の兄の直弘と一緒に暮らしている。いつまでも変わらない日常を過ごす――はずだった。修学旅行の朝。 突然、父親に呼び出される主人公。居間に行くと、そこには兄の姿もあった。そして、父親から聞いたのは――『修学旅行なんて行かなくていいから』――耳を疑う言葉だった…。 キャスト 元(CV.遊佐浩二)直弘(CV.松原大典) 公式サイト 公式サイト(試聴有) ヤンデレ評価(ヤンデレとしてどうだったかをお教えください) 選択肢 投票数 投票 ☆5 5 ☆4 0 ☆3 1 ☆2 1 ☆1 2 【華麗なるシリーズ】 イラストレーター 坂本あきら シナリオライター 福 第四弾 ヤンデレ天国~華麗なる三条家編~ 「姉様が……俺との約束を忘れるなんて……そんな事ないよね?」「貴女は私だけの主です……。他の誰にも渡しなどしない」 あらすじ 主人公・三条恵里菜は、幼馴染みである山科誠の誕生パーティーに呼ばれていた。中盤に差し掛かった頃、パーティーのメインイベントが始まる。それは…恵里菜と誠の『婚約発表』を報告する場でもあった。何も知らされていない恵里菜と執事の水無瀬は、互いに顔を見合わせる。そして、二人には内緒にしていたと、誠は笑顔で告げるのだった。翌日から誠との同棲生活が始まり、3人の関係は次第に変化してゆく。 キャスト 山科誠(CV.柿原徹也)水無瀬康紀(CV.森川智之) 公式サイト 公式サイト(試聴有) ヤンデレ評価(ヤンデレとしてどうだったかをお教えください) 選択肢 投票数 投票 ☆5 1 ☆4 0 ☆3 1 ☆2 3 ☆1 1 第五弾 ヤンデレ天国~華麗なる西園寺家編~ 「若狭と居ても、危険なだけだ。それより俺と居る方が断然、安全だと何故気づかない?」「ほら、誰にも触れて欲しくない部分ってあるじゃない? 僕の場合、それが部屋なだけ。だから――絶対に入らないでね?」 あらすじ 町外れにある古びた洋館。何時からそこに建ち、誰が住んでいるのか…。気味悪がった人々は一人も近づくことはない。ある日のこと。主人公は錆びついた門前に立ち、チャイムを押す。彼女を出迎えたのは、館の住人である双子の青年達だった。 キャスト 西園寺蘭(CV.櫻井孝宏)西園寺若狭(CV.羽多野渉) 公式サイト 公式サイト(試聴有) ヤンデレ評価(ヤンデレとしてどうだったかをお教えください) 選択肢 投票数 投票 ☆5 6 ☆4 0 ☆3 1 ☆2 1 ☆1 1 第六弾 ヤンデレ天国~華麗なる徳大寺家編~ 「お前に俺が居ないとダメなように、俺にはお前が必要なんだ……。だから、自由にはさせてやれない。俺以外の人間を頼るというなら、尚更ね……」「姉さんの傍にいられなくなるのなら、二人で、父さん達のところに行こうか? だって、その方が楽しいじゃない。こんな世の中にいても、つまらないでしょ?」 あらすじ シスコンな義兄と実弟の二人に囲まれ、日々、過剰なまでのアプローチに呆れていたある日のこと。呼び出された主人公は両親から見合い話を聞かされる。一度は断ったものの、本人の知らないところで両親が話を進めてしまう。納得のいかない義兄と実弟は、見合いを阻止しようと動き出すのだった。 キャスト 徳大寺克己(CV.間島淳司)徳大寺歩(CV.阿部敦) 公式サイト 公式サイト(試聴有) ヤンデレ評価(ヤンデレとしてどうだったかをお教えください) 選択肢 投票数 投票 ☆5 1 ☆4 0 ☆3 2 ☆2 1 ☆1 1 BLシリーズであるヤンデレ天国BLACKは第四弾まで発売中。
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こちらにはヤンデレかどうか疑問の上がったキャラクターたちを掲載します 戯言シリーズ(ざれごと-シリーズ)無桐 伊織(むとう いおり) ジャングルはいつもハレのちグゥダマ 涼宮ハルヒシリーズ(すずみや-ハルヒシリーズ)朝倉 涼子(あさくら りょうこ)
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ヨウ「なぁレイ。」 レイ「なんだ?ヨウラン。」 ヨウ「シンってツンデレだよな。」 レイ「ああ。見事なまでにツンデレだな。」 ヨウ「女の子達、ヤンデレになったりしないよな?」 レイ「!……ならないだろう。」 ヨウ「そうは思うけどよ、ツンデレの主人公ってヤンデレヒロインを作りやすいらしいじゃん。」 レイ「だからと言っても心配する必要はないだろう……恐らく。」 ヨウ「だけど、仮にそうなったとして考えてみろよ。」 レイ「……。」 (以下レイとヨウランの妄想。キャラ崩壊注意!) 1、ルナ「○○、シンを返してよ。返してくれなきゃ貴女を撃たなきゃいけないじゃない。」 2、なのは「○○、少し頭を冷やそうか。大丈夫リミッター解除してあるからきっと痛くないよ。」 3、フェイト「シンと○○は絶対に幸せにはならないと思う。だって私のほうがシンを愛しているから。」 4、○○「あのレイさん。メイリンさんやアビーさんから『泥棒猫』とか『別れろ』ってメールが沢山来るんです。」 5、スバル「あはははは!シンを返してくれないからだよ○○!だから堕ちちゃうんだよ!」 ティア「あははははは!だから言ったじゃん○○!ウィングロードが本物か気をつけなさいって!」 6、リィン「シン今日も私のことだけを見てくださいです。他の汚らしい女たちは見ないで欲しいです!」 7、マユ「お兄ちゃん、ねぇあの女誰なの!?誰ッ!?誰ッ!?答えてよっ!!」 8、ミーア「私以外の女の匂いがするわ…。臭い、臭い☆早く匂い落とさないとね、シン♪」 9、シグナム「シン、駄目じゃないか部屋から出たら。逃げ出すのなら足を貰うぞ?」 10、はやて「シン、私の気持ちを裏切るんか?………そうやったら私が生きてる意味ないやん。」 ヨウ「まずいな。かなり。」 レイ「あぁ、人数が多いから何人死ぬかわかったものじゃない。」 ヨウ「何とかして回避しないとな。」 レイ「全力を尽くそう。」 なのは「面白そうな話をしているね。」 はやて「私達もまぜてーな。」 レイ「!!ヨウラン逃げるぞ!」 なのは「なに言ってるの?ヨウランはいないじゃない。」 レイ「(;゚Д゚)!?」 はやて「ささ、向こうに行こか?『みんな』まってるでw」 レイ「!( ゚Д゚ )!」 ヤンデレヒロイン-01へ進む 一覧へ
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ヤンデレ世紀第一話 ヤンデレ世紀第二話 ヤンデレ世紀第三話 ヤンデレ世紀第四話 ヤンデレ世紀第五話
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229 :ツンデレ+ヤンデレ ◆AW8HpW0FVA [sage] :2009/02/21(土) 14 35 13 ID hawjO/d/ 「暇だな…」 多くの生徒が惰眠と、喪失感を味わう五月。 世界史の授業中に窓の外を眺めながら、幸斗(ゆきと)は呟いた。 授業がつまらない。 いっそのこと、インフルエンザが流行って、学級閉鎖になればいいのにと考えてしまう程だ。 聞こえてくるのは板書の音と、書き取り音だけしか聞こえなかった。 「川原、1077年に北イタリアで起こった出来事はなんだ?」 世界史の教諭は、僕が授業に参加していないことに腹を立てたらしく、いきなりあててきた。 幸斗はかったるそうに首だけ教諭に向けた。 「…カノッサの屈辱…。ハインリヒ4世とグレゴリウス7世が聖職叙任権で対立して、 ハインリヒ4世が結果的に土下座する羽目になった事件…。…これでいいですか?」 「…正解だ…」 「…先生…今中国史をやってるんですよね…。 なんでいきなりヨーロッパ史が出てくるんですか?」 教諭は幸斗の問いに答えず、ばつが悪そうに再び板書に取り掛かった。 幸斗は再び窓の外を眺め、暇だな、と呟いた。 230 :ツンデレ+ヤンデレ ◆AW8HpW0FVA [sage] :2009/02/21(土) 14 36 31 ID hawjO/d/ 退屈な午前の授業が終わり、昼休みになった。 多くの生徒が、学食や購買に向かう中、幸斗は弁当を食べていた。 「幸斗、一緒に食べようぜ」 中学校からの親友である翔太が机をくっつけてきた。 別段断る理由もないので幸斗は頷いた。 頭の良い幸斗と、頭の悪い翔太という妙な組み合わせだが、二人は意外なほど釣り合っていた。 幸斗曰く「気張らなくていいから楽」らしいのだ。 「所でさ、弁当なんて持ってきていいのか?今日だって来るだろ、あの人」 雑談の合間に、翔太はおかしみを込めて言った。それと同時に、教室のドアが勢いよく開かれた。 教室にいた生徒は驚いてそちらの方を見て、またか、という様な顔をした。 入ってきたのは、ツリ目・金髪(地毛)・ツインテールという、 これでもかというくらいツンデレを自己主張した美少女だった。 一空間では、「ツンデレは貧乳であるべきか巨乳であるべきか」という論争をしていたが、 それは無視した。 「幸斗、き…今日、お弁当作り過ぎて余っちゃったから、あんたにあげるわ。 べ…別に、あんたのために作ったんじゃないからね」 見た目だけでなく、性格までも典型的なツンデレであった。 教室の一空間だけが、いつもの様にお祭り騒ぎになった。しかし、幸斗はそれを無視した。 「あの…、七尾(ななお)さん。僕、ずっと前から言ってますよね? 弁当は自分で作るからいらないって」 幸斗はうんざりする様に言った。すると七尾は顔を赤くして、 「あんたねぇ、私がせっかくお弁当を分けてあげるって言ってるのよ! 男だったらつべこべ言わずに食べなさい!」 と、言った。ついでに、一空間からも非難の声が上がるが、幸斗は無視した。 「あんなの全部食べられるわけないじゃないですか!」 七尾の弁当は確かに美味しかった。だが、余った割りに、異様に量が多いのだ。 残そうしたり、誰かに分けようとすると、七尾は急に泣きそうな顔になるので、 幸斗は意地でも七尾の弁当を完食しなければならない。 弁当を食べ終わった頃には、幸斗は机に突っ伏して、うめき声しか上げられない。 七尾は帰り際にいつも、「いつもこんなことがあるとは思わないでね。 き…今日は偶然なんだからね!」という捨て台詞を吐いて出て行くのだ。 ちなみに、その捨て台詞が履行されたことは一度もない。 「なに女々しいこと言ってんのよ!これくらいなんともないでしょ!」 「あんなのを毎日食べてたら、僕が死んじゃいますよ!」 今日こそははっきり言わないと、この負の連鎖が続いて身が持たない。 幸斗はいつもより厳しく言った。 間近で見ている翔太や、一空間の住民達はへらへらしながらこの論争を楽しんで見ていた。 「い…いいわよ。分かったわよ! せっかく私が好意でお弁当をあげてやってるのに、 食べないって言うなら、もうお弁当が余っても、あんたには絶対あげないんだからね!」 七尾は顔を真っ赤にし、目に涙を浮かばせながら教室から出て行った。 「あ~ぁ、石川さん泣かせちゃったよ。いいのか、追わなくて?」 「いいんだよ。まったく…」 幸斗は冷えたご飯を口に運んだ。 一空間では「ツンデレが貧乳だろうが巨乳だろうが、両方とも愛するのが真のツンデラーだ」 という結論が出ていたが、そんなことはどうでもいいことだった。 231 :ツンデレ+ヤンデレ ◆AW8HpW0FVA [sage] :2009/02/21(土) 14 37 12 ID hawjO/d/ 幸斗が七尾と出会ったのは本当に偶然だった。 高校が始まる前日に、暇潰しで東京に遊びに行っていた時、 路地裏で彼女がチンピラに絡まれているのを助けたのがきっかけだった。 だが、幸斗が声を掛けると、彼女はいきなり顔を真っ赤にし、 「なに勝手なことしてんのよ!」 と怒鳴って、どこかに行ってしまった。 その時はなんとも思わなかったが、まさか同じ高校の入学者だとは思わなかった。 まるで漫画の様な展開だが、現実世界でもその様なことが起こるものなのだと、 世界の広さを痛感した15の春だった。 232 :ツンデレ+ヤンデレ ◆AW8HpW0FVA [sage] :2009/02/21(土) 14 37 58 ID hawjO/d/ 「さすがにあれは言い過ぎたかな…」 下駄箱で靴に履き替えた幸斗はそう思った。 あの弁当には、あの時の感謝の意が込められているのは間違いない。 だが、彼女には節度というものがない。 それが彼女なりの感謝の仕方なのだろうが、それではこっちの身が持たない。 「本当にもう少し弁当の量が減ってくれれば、喜んで食べるんだけどな…」 「それ、本気で言ってるの?」 「えぇ、本気…って、うわぁ!な…七尾さん。いつからそこにいたんですか!?」 いつの間にか七尾が背後に立っていたので、幸斗は心臓が止まるかと思った。 「あんたが間抜け面でブツブツ呟いてた時からよ それに、人を幽霊みたいに失礼ね」 なぜか胸を強調するかの様に腕を組み、見下す様な目付きで言ってきた。 「…で、なにか用ですか?」 「き…今日、私と一緒に帰りなさい」 さっきの見下す様な目付きから一転、急に顔を真っ赤にして言った。 「あの…いつも思うんですけど、あなたの家、隣のアパートなんだから、 一緒に帰る必要ないんじゃ…」 幸斗がそう言うと、七尾が目に涙を溜め、無言で睨みつけてきた。 「わ…分かりましたよ…。一緒に帰りましょう…」 無言の圧力に耐え切れず、仕方なく承諾してしまった。 「まったく…、一緒に帰りたかったら最初からそう言えばいいのに…」 どこか仕方なさそうに七尾は言ったが、本当に仕方がないのは僕の方だ、と幸斗は言いたかった。 次の日になって、七尾が再び弁当を持ってきた。 どうゆう訳か、弁当の量が適量であったのに驚いた。 一空間では「ツンデレのデレ期はどんな時が一番萌えるか?」という論争をしていたが、 そんなことは本当にどうでもいいことだったので、幸斗は無視した。 233 :ツンデレ+ヤンデレ ◆AW8HpW0FVA [sage] :2009/02/21(土) 14 38 43 ID hawjO/d/ これといった祝日も行事もない、せいぜい7月までのつなぎ的存在な6月。 昼休みに、七尾がいつもの様に弁当を持ってきた。ただ、いつもとは違っていた。 「今日から、私もここで食べるわ」 そう言うなり、空いている机を幸斗の机にくっつけた。 昼食は、幸斗、七尾、翔太とにぎやかなものとなった。 「そういえばさ、あんた、彼女とかいるの?」 七尾が箸で幸斗を指した。 「いませんけど…、なにか…?」 「やっぱりね。あんたみたいな奴に女がいるはずないか」 「それ、地味に傷付きます…」 幸斗はアスパラの肉巻きを口に入れた。 「そう言う石川さんにはいるんですか、彼氏?」 隣から翔太が口を出してきた。 「私に見合うような男はこの学校にはいないわ」 「やっぱり…」 幸斗と翔太の答えがシンクロした。 こんなわがままで一言多い女を彼女にしたら、彼氏の方は心労で倒れてしまいそうだ。 こういうのを「地雷女」と言うのだろうか。 「あの~、もう一つ聞きたいんですけど、なんでいつも幸斗に弁当持ってくるんですか?」 翔太はやはり気になっていたようだ。 自分の目の前で繰り広げられる、ギャルゲー、もしくはエロゲ的展開を。 「前から言ってるでしょ。作りすぎて余ったから、仕方なくこいつにあげてるって」 「それって毎日の様に起こることですか? それに、なんでよりによってあげるのが幸斗なんですか?」 「そ…それは、知らない奴にあげたら、そいつが盛って襲い掛かってくるかも知れないじゃない」 「つまり、石川さんは幸斗のことをだいぶ前から知っていたと…」 「そ…そう言うことになるわね…」 「ふ~ん…」 翔太はどこか納得したらしく、再び自分の弁当に口を付け始めた。 その後、三人は雑談をしながら昼食を楽しんだ。 七尾は帰り際、いつもの捨て台詞を吐いて、教室を後にした。 七尾が出て行ったのを見届けると、翔太が近付いてきた。 「幸斗、お前も大変だな」 「はぁ?なにがだ?」 「いずれ、分かるさ…」 翔太が気になることを言って、教室から出て行ってしまった。 幸斗は翔太の言っている意味が分からなかった。 一空間では「二人きりの時にデレるのは最高。 たまに人前でデレるのは至高」といつだったかの論争の結論を出していた。 まだやってたのかよ。今回は無視できなかった。 234 :ツンデレ+ヤンデレ ◆AW8HpW0FVA [sage] :2009/02/21(土) 14 39 26 ID hawjO/d/ 高校生にとって一番うざったい期末考査と、夏休みが重なる心情的に少し微妙な七月。 幸斗はとある決心をした。告白である。 相手はクラスメートの中山美優。 某地雷女と違い、彼女は優しいし、おしとやかだ。 容姿では劣るが、それでも美人のランクに入る。 こういう女性を彼女に出来れば皆に自慢できる。 それに、夏休みになればどこにでも遊びに行ける。 既にテスト前一週間で、皆、部活を休んで勉学に励んでいる。 ここでやり損ねると、約一ヶ月も家でむなしく過ごさなければならない。 それだけは死んでも嫌だ。 急がば回れ、と言う言葉があるが、そんな甘っちょろいことは言ってられない。 幸斗は美優に放課後に屋上に来てくれ、と言った。 周りから歓声が上がった。皆、この言葉の意味を理解している様だ。 たぶん彼女は来るだろう。律儀だし。 放課後の屋上は、夕焼けで赤く染まっている。 まさに告白には最高のシチュエーションだ。 階段を駆け上る音が聞こえる。振り向くと、やはり美優さんだった。 「遅れてすいません」 「いえ、僕も今来た所です」 とりあえず社交辞令を述べた。 「で…、わざわざここに呼び出して、なんの御用ですか?」 胸の辺りが急に熱くなる。早くこの熱を吐き出したくなった。 「あなたのことが好きです。付き合ってください」 ハッキリと言った。後は彼女の答えを待つだけである。 「………」 美優が沈黙した。これって、断られる空気ではないだろうか。幸斗は緊張した。 「…私なんかで…いいんですか?」 返ってきたのは、肯定と疑問の入り混じる返答だった。 「それはどういう意味で?」 「幸斗さんは、石川さんと付き合っているんじゃないんですか?」 どうやら、彼女は誤解しているようだ。 「いえ、彼女とは付き合ってはいませんよ」 「ですけど、石川さん。毎日の様にお弁当を作ってきて、 あなたと親しそうに話してるじゃないですか?」 「あぁ…あれ彼女なりの恩返しですよ」 「恩返し?」 「えぇ、以前彼女が困っている所を助けてあげたことがあるんです。 たぶん、それの恩返しです」 「本当なんですか?」 彼女はまだ少し疑っているようだ。まぁ、当然だろう。 「本当です。それに僕は彼女に恋愛感情なんて抱いていません。 僕はあなたみたいな優しくて、おしとやかな女性が好きなんです」 ここまで言えば、彼女も納得してくれるだろう。 彼女はまた少し考える素振りをしだした。 「分かりました。お願いします」 どうやら、納得してくれたようだ。 幸斗は心の中でガッツポーズをした。 235 :ツンデレ+ヤンデレ ◆AW8HpW0FVA [sage] :2009/02/21(土) 14 40 20 ID hawjO/d/ 次の日の昼休み、幸斗は七尾、翔太が来た所で、昨日のことを告げた。 「幸斗、お前、美優さんと付き合うのか!? 俺はてっきり、石川さんと付き合うもんだと思ってたぜ!」 「だから、そんなんじゃないって言ってただろ。 僕と七尾さんはあくまで友達。そうですよね、七尾さん?」 「そ……そう…よ…。わ…私達は…あくまで…友…達…よ…」 途切れ途切れの物言いからは、動揺がひしひしと伝わってきた。 よっぽど、僕に彼女が出来たことがショックだったんだろう。 「それから七尾さん。明日から弁当作ってこなくていいから」 「えっ…!どう…して…!?」 「明日からは美優さんが弁当を作ってくれるって言うから。今までありがとう。七尾さん」 「えぇ…。私もこれから早起きしなくて清々…するわ…」 「夏休みに入ったら、美優さんを誘って、海とか山とかに行くことを考えてるんだ。 あぁ~、今から楽しみだな~」 二人は幸斗の惚気話を黙々と聞いていた。 特に七尾はなにかの感情を押し殺すように黙って聞いていた。 一空間では「ツンデレとヤンデレの相性について」論争していた。 こいつ等暇だな。幸斗はそう思った。 236 :ツンデレ+ヤンデレ ◆AW8HpW0FVA [sage] :2009/02/21(土) 14 41 15 ID hawjO/d/ 遂にテスト期間に入った。 テストが始まるまで、多くの生徒が教科書やノートを見ている。所謂悪あがきだ。 幸斗はさっさと始まってほしかった。 こうゆう時に限って、教諭はゆっくりとしている。もっとはきはき動けないのだろうか? プリントと問題が配られる。 面倒臭い…。それが幸斗の感想だった。 スピーカーから、いつもと違った音楽が流れた。テスト開始の合図だ。 初め、と言う教諭の一言で、皆テストに取り掛かった。 幸斗は机に突っ伏していた。 「98…95…100…100…99…か…」 終業式の日に、国語、数学、理科、社会、英語と順にテストが返された。 別にテストの点など、どうでもいい。 翔太は五教科全てヤバイ点を取って、夏休みの補習が確定していた。 横で翔太がさめざめと泣いていたが、幸斗はそれを無視した。 幸斗の頭の中では、夏休みに美優とどこに行こうかという考えでいっぱいだった。 すると、美優が幸斗の所にやって来た。 「あっ、美優さん。どうしましたか?」 「ひっ…あ…あの…幸斗…さん…」 なぜか怯えたような声を出した。どうしたんだ? 「あ…あの……私…別れて…ほしいんです…」 「はぁ…はぁ!?」 まったく予測できない言葉に幸斗は大いに動揺した。 「美優さん。僕、あなたになにかしましたか!?昨日だって一緒に帰ったじゃないですか!? いったい、どうして!?」 「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい…」 彼女はただそう呟くだけだった。 一空間で、なにやらまたブツブツと論争していたが、 幸斗にはそれを無視する余裕も、突っ込みをする余裕もなかった。 237 :ツンデレ+ヤンデレ ◆AW8HpW0FVA [sage] :2009/02/21(土) 14 41 51 ID hawjO/d/ 「最悪だ…」 幸斗は机に突っ伏して、さめざめと泣いていた。 よりにもよって夏休み直前。そんな時に別れを切り出された。 美優はただ、ごめんなさい、と呟くだけでまったく話にならない。 分かったといった瞬間、彼女は逃げるようにして教室から出て行った。 そこまで嫌われていたとは思わなかった。 今は動きたくない。幸斗はしばらく机に突っ伏していた。既に教室には誰もいなくなっていた。 「ぶざまねぇ~、幸斗」 七尾の声である。それも随分と嬉しそうである。 「七尾さん…。今はしゃべりかけないでください…。すっごくへこんでるんで…」 「数週間前まではあんなにへらへら気持ち悪いくらい笑ってたのに、 その落差を見ると、笑いが止まらないわね」 言葉に哀れみも容赦ない。生粋のSだな、この人。幸斗はそう思った。 「まったく、いつまで泣いてんのよ。男でしょ、あんた」 「だったら、少しぐらい慰めてくださいよ」 「慰めてほしいの?慰めてほしいんだ?そんな年して…。あっ…あっはははは…」 この人にこんなこと言うんじゃなかった。幸斗は非常に後悔した。 「いいわよ、慰めてあげるわ。私の家に来たら、好きなだけねぇ…」 七尾の慰めるは、まったくといっていい程、いい予感がしなかった。 「いや…いいです。もう少し、こうしています。心配してくれて感謝します」 「あんたねぇ…。いつまで、あの女のこと引きずってんのよ!? あの女はあんたのこと捨てたんでしょ!?だったらあんたもあの女のこと忘れなさいよ!」 「………」 もう、ほっといてほしかった。 なにも言わない幸斗に、七尾は痺れを切らしたようだ。 「あぁ~、もう!決めたわ!私、なにがなんでもあんたを慰めてあげるわ!来なさい!」 と、言うなり、幸斗の手を取って引きずる様に教室から出ようとした。 そのため危うく転びそうになった。 「な…七尾さん。分かりました。一人で歩けますから。だから、手を離してください」 そう言って、やっと幸斗の手は開放された。 「まったく…分かればいいのよ」 七尾は顔を赤くしながら言った。 こうして、幸斗は七尾の家に強制的に連れて行かれた。 「お茶入れるから待ってなさい」 そう言って、七尾は台所に向かった。 幸斗はリビングのソファーに座っていた。 女性の部屋に入るのは初めてだ。 もう少ししたら、美優さんの家に上がれたかもしれないのに…。 それを思い出すと、再びへこんでしまった。 「あんたねぇ…まだ落ち込んでんの?」 七尾がトレーに紅茶や茶菓子を載せてやってきた。 「しつこいと、誰にももてないわよ」 「いいですよ別に…。今年の夏は家で寝て過ごしますから…」 幸斗はそう言いながら紅茶を啜った。 「美味しいかしら、それ?」 「えぇ…、美味し…」 そこから先、言葉が紡がれることはなかった。 「あら…、ずいぶんと早く効くのね」 七尾がにやにや笑いながら言った。 なぜだか身体がだるい。それに、しゃべるのも面倒臭くなってきた。 七尾が近寄ってきた。 七尾が幸斗の隣に来た辺りで、幸斗の意識が途切れてしまった。 238 :ツンデレ+ヤンデレ ◆AW8HpW0FVA [sage] :2009/02/21(土) 14 43 07 ID hawjO/d/ 目が覚めると、裸の七尾が幸斗の陰茎を扱いていた。 「気持ちいかしら…。幸斗」 七尾が幸斗の陰茎を扱きながら言った。 身体が動かない。よく見ると、両手足をベッドに縛り付けられていた。 「な…なにを…してる…んっ…ですか…」 「なにって、見ての通り、慰めてあげてるんじゃない」 七尾は扱くのを止めずに言った。むしろ、扱く手付きが速くなった。 「や…止めて…ください…。こんな…度の…過ぎた悪ふざけは…」 幸斗は下半身から来る快感に耐えながら言った。 「あんたねぇ…、ここまでしてるってのに、まだ悪ふざけだって言ってるの? まったく、あんたって本当に鈍感ね」 七尾の扱く手付きが更に速くなった。もう既に我慢の限界である。 「あんたのことが…好きだからやってるのよ」 七尾がそう言ったのと同時に、幸斗の陰茎から精子が吐き出された。 「あらあら、こんなにたくさん出して…。そんなに溜まってたのかしら?」 七尾はそう言いながら、手に付いた精子を丁寧に舐めた。 「そんな、この学校に好きな人はいないって言ってたじゃないですか!」 「あんなの嘘に決まってるじゃない。私はあんたのことが好きだったのよ。 私のことを助けてくれた時から…ずっとね」 「でも…いくらなんでも別れてすぐにこんなことをするなん…うぐっ…」 幸斗がなにかを言おうとするが、七尾は胸を幸斗に押し付けて口を塞いでしまった。 大きくて、肌理の細かい、真っ白い胸が幸斗の顔を圧迫した。 「あの女のことはどうでもいいの。私はあの女の様に途中であんたのことを見捨てたりはしない。 あんたのためだったら、どんなに恥ずかしいことだってしてあげるから、 私の駄目な所、全部直すから、だから…だからお願い…。私のこと…抱いて…」 七尾が泣いている。抱きしめられて顔は見えないが、声が涙ぐんでた。 なんだか自分が馬鹿らしくなってきた。 自分のことを慕ってくれる子がこんな近くにいるのに、今まで気付かなかったことにだ。 そう言えば以前に、翔太が「お前も大変だな」とか言っていた。 翔太はこのことを予期していたのではないだろうか。 だとすると、翔太は予知能力者であろうか?馬鹿の癖に…。 そんなことを考えている内に、七尾がゆっくりと離れて行った。 思った通り七尾は泣いていた。 涙が頬を伝い、胸の谷間に溜まって池を作っていた。 彼女を元気付けたい。幸斗は自分の頭をフルに使って考えた。 「ありがとう…。僕も…あなたのことが…好きです…。 今まで気付かなくて…ごめん…なさい…」 出てきた言葉はなんの飾り気もない言葉だったが、七尾は喜んでくれたようだ。 七尾が再び抱きついてきた。顔がまた胸に圧迫された。 239 :ツンデレ+ヤンデレ ◆AW8HpW0FVA [sage] :2009/02/21(土) 14 43 45 ID hawjO/d/ しばらくして、幸斗は両手足の縛めを解かれた。 解かれた手で、幸斗は七尾の胸を揉んだり、吸ったりしていた。 柔らかくて、胸が手の形にたゆんだ。 「幸斗…さっき…から…胸ばっかり…。まるで…赤…ちゃん…みたい…」 七尾は顔を赤くしながら言ったが、まんざらでもない様だ。 「ねぇ幸斗…今度はこっちも舐めてぇ…」 そう言って、七尾はお尻を幸斗に向けてきた。 七尾の女性器がすぐ目の前にあった。 幸斗はひたすらそれを舐めた。 奥から、次から次へと愛液が湧き出てきて、幸斗は溺れそうになった。 七尾も幸斗の陰茎を舐めていた。お互いそろそろ限界になってきた。 「ねぇ…幸斗…。最後はこっちに…ね」 そう言って、七尾は幸斗の陰茎を自分の膣口にあてがい、一気に腰を落とした。 その瞬間、七尾の中のなにかが切れる音がした。結合部からは血が流れてきた。 七尾は処女だったのだ。 「な…七尾さん!だ…大丈夫ですか?」 「つっ…ちょっと…痛いけど…大丈夫…。動くね…」 七尾はそう言うなり、腰を動かし始めた。 快感が波の様に押し寄せてきた。 それに、彼女の裸体が、匂いが、矯正が、そして下半身から来る快感が、 幸斗の理性を溶かしていった。 もう限界だった。幸斗は七尾の中に精子を吐き出した。 精子は逆流し、彼女の膣から溢れ出ていた。 「幸斗…愛してるわ…」 「僕も愛してます…。七尾さん…」 そう言って、繋がったまま二人はゆっくりと口付けをした。 明日から、七尾と一緒に夏休みを過ごせると思うと、幸斗は嬉しくてたまらなかった。
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409 :ヤンデレの扉 ◆ZUUeTAYj76 [sage] :2008/03/21(金) 18 32 49 ID uy+ZxvCh この病院には「暗黙の了解」があった 『404号室に入る患者とは関ってはならない』 けれど私は、その4階の端にぽつりとある個室が気になっていた まるで他の患者から隔離されているその病室 入るのは毎回女性で、大体1ヶ月周期で入れ替わる患者 なぜ気になるのか自分でよく分からない だからこそ、会いたかった、あって話をしてみたかった ――チャンスは意外と早く訪れた その日、私は夜勤だった 突然の搬送、近くで大規模な玉突き事故があったようだ スタッフは皆その対処におわれ、私もそうするハズだった 私が向かったのは404号室 ダレも居ない4階、きっとチャンスは今しかない 鍵を空け、私は404号室に入った 「いらっしゃい、なにも無いけれど、ゆっくりしていって」 直後、暗闇の中から声をかけられた 儚げな少女の声、暗くて姿は見えない でも間違いない、この病室の主だ 410 :ヤンデレの扉 ◆ZUUeTAYj76 [sage] :2008/03/21(金) 18 33 34 ID uy+ZxvCh 「私に、会いに来たのでしょ? 違う?」 「あなたと、一度でいいからお話したくて」 「だったら、そんな所に立ってないで、座ってください」 私は暗闇にぼんやり浮かぶパイプ椅子に座った 「なにか悩みがあるのね、たとえば、恋……とか」 ……! 「うふふ、図星ね。彼と上手く言ってないみたいね」 「そうだけど、どうして、どうして分かるの?」 「だってあなた、そっくりなんですもの、私に」 そして私は話した、自分のこと、彼のこと、二人の関係 彼との付き合いが上手くいっていないこと どうすればいいのか分からなくなっていることを 彼女はそれを全て聴いてくれた そして私に語りかける、当然のことを言うように 「好きにすればいいのよ 彼の幸せのために貴女の幸せのために 二人の幸せのためなら彼だって喜んでくれるわ だって貴女達は愛し合っているのでしょう? 愛し合う二人が幸せになるのは当然のことじゃない、ねぇ? 幸せになるために思い浮かぶことの全てをしてあげるの 少し手荒な手段をとっても彼なら許してくれるわ、 だって貴女を愛しているから。貴女も、彼を愛しているから。 今は拒絶していても、きっと将来感謝されるわ 貴女に愛されてよかったって、幸せだって うふふ、私の彼もよく泣きながら……あ、惚気てごめんなさいね」 411 :ヤンデレの扉 ◆ZUUeTAYj76 [sage] :2008/03/21(金) 18 35 49 ID uy+ZxvCh すぅっ、と心のモヤが晴れていくのを感じた きっと私は迷っていたのだ、 今ならきっと何だって出来る、彼のために それを感じたのか、彼女は満足そうに頷き言った 「さあ、早く行動に移したほうがいいわよ、邪魔が入る前に、ね そうそう、お礼を言うの、忘れていたわ」 お礼を言わなければならないのは私のほうなのに 「開けてくれて、ありがとう」 「……あ」 気づいたとき、彼女は病室から消えていた 彼女がどうなったのかは分からない、きっと恋人と幸せにしているのだろう あれから、私は病院を辞めて彼に会いに行った 彼は酷く驚いていたけれど会いにきてくれたのを喜んでいたんだと思う 「これからはずっと一緒に居られるからね」 そういうと、彼は泣きながら何度も謝った ああそっか、自分のせいで仕事をやめたと勘違いしているんだ 自分を責めないで、私は自分の意思で仕事を辞めたんだから さあ、一緒に幸せになりましょう