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メダルオブオナーシリーズ 解説 Call of Dutyシリーズと双璧をなす、ミリタリーものFPSのシリーズ。 MOHと略される。 シリーズ一覧 それぞれ国内では未発売の機種あり PS2・Xbox・GC メダルオブオナー 史上最大の作戦 メダルオブオナー ライジングサン メダルオブオナー ヨーロッパ強襲 PS2・Wii メダルオブオナー ヴァンガード Xbox360・PS3 メダルオブオナー エアボーン メダルオブオナー? Wii・PSP メダルオブオナー ヒーローズ2? 関連リンク メダル オブ オナー インフォメーション
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メダルオブオナー ライジングサン キャンペーンモード あり マルチプレイモード あり オフラインマルチプレイ最大人数 GC版は最大4人。PS2版はマルチタップ使用で最大4人。 マルチプレイ時のBOTの有無 あり マルチプレイステージ数 9 マルチプレイルール数 2 Coop あり Coop最大人数 2人 オンラインマルチプレイ サービス終了 オンラインマルチプレイ最大人数 オンラインCoop なし コントローラ設定 よくある第二次世界大戦もののFPS。 オートエイムが弱めで移動しながらガンガン弾をあてていくのは技術を要する上、セーブできるポイントごとの間隔が割と長いため、初心者にはややつらいゲームとなっている。 自動回復ではなく体力制で、回復アイテムを持ち歩く事も出来ない。 武器は全て実在の銃器。 集弾性は武器次第。 基本的にはアイアンサイトを使って狙いながら撃つ。 PS2のFPSにしては珍しくBOTが使用可能で、かつ4人対戦が可能な貴重なFPS。 GC版は、ゲームボーイアドバンスと連携することが出来、アドバンスを接続するとその画面をレーダーとして利用できる。 Xbox版も存在するが、日本未発売。 PS2版操作方法 ボタン 対応する行動 備考 十字キー上下左右 左スティック上下左右 右スティック上下左右 左スティック押し込み(L3) 右スティック押し込み(R3) L1 L2 R1 R2 ○ × △ □ START SELECT GC版操作方法 ボタン 対応する行動 備考 十字キー上下左右 左スティック上下左右 Cスティック上下左右 Lトリガー(L) Rトリガー(R) Zボタン(Z) A B X Y START/PAUSE 関連リンク メダルオブオナーシリーズ(シリーズ解説) 公式サイト メダルオブオナーインフォメーション
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メダルオブオナー 史上最大の作戦 キャンペーンモード あり マルチプレイモード GC版、Xbox版 オフラインマルチプレイ最大人数 マルチプレイ時のBOTの有無 マルチプレイステージ数 マルチプレイルール数 Coop Coop最大人数 オンラインマルチプレイ オンラインマルチプレイ最大人数 オンラインCoop オンラインCoop最大人数 コントローラ設定 上下リバースあり PS2版、Xbox版(国内未発売)、GC版(国内未発売)が存在する。 GC版はオフラインマルチプレイに、Xbox版はオンラインマルチプレーに対応している。 PS2版操作方法 ボタン 対応する行動 備考 十字キー上下左右 上下で照準器倍率変更、左でコンディション表示の切り替え 左スティック上下左右 移動 右スティック上下左右 視点移動 左スティック押し込み(L3) 視点を中央へ戻す 右スティック押し込み(R3) 武器で殴る L1 照準/狙撃用照準器 L2 かがむ/かがむ解除 R1 射撃 R2 リロード ○ 武器変更(次) × アクション △ ジャンプ □ 武器変更(前) START ポーズ/任務確認 SELECT ヒント 関連リンク メダルオブオナーシリーズ(シリーズ解説)
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メダルオブオナー ヨーロッパ強襲 キャンペーンモード あり マルチプレイモード あり オフラインマルチプレイ最大人数 4人 マルチプレイ時のBOTの有無 なし マルチプレイステージ数 マルチプレイルール数 Coop Coop最大人数 オンラインマルチプレイ なし コントローラ設定 Xbox版も存在するが日本未発売。 今回は自分に従ってくる分隊がいる(3名ほどで構成される) しかし指示は移動先を指定することしか出来ないうえ、かなりAIが酷いという問題がある。 基本的にこの分隊で上手く行動することを想定して作られてるのか、主人公の体力が低めに設定されている。 そのためかなり突撃しにくく、遮蔽物からの撃ちあいが基本的な流れとなる。 また敵が落とすアイテム(弾薬や体力回復)は時間で消えてしまう為、遮蔽物からの撃ち合いではなかなかアイテムが回収できないという難しさもある。 上に挙げた様な要因により、難易度は結構高いと思われる。 マップは戦場がほとんどで、敵味方が入り乱れる事が多く、戦場の雰囲気がよく出てると思う。 PS2版操作方法 ボタン 対応する行動 備考 十字キー上下左右 ↑アドレナリン使用 ↓医療キットを自分に使う アドレナリン=満タンで使用、一部を除き銃弾無限・リロードなし・攻撃力アップ・時間がスローになる 左スティック上下左右 自キャラ移動 右スティック上下左右 視点移動 左スティック押し込み(L3) チームメンバーを呼び戻す 右スティック押し込み(R3) 白兵戦攻撃 L1 照準・スコープモード L2 チームメンバーの移動先決定 R1 射撃/手榴弾を投げる(長押しで遠くに投げる) R2 武器と手榴弾を切り替える ○ 武器1と2を切り替える メニューの決定 × リロード/装備中の武器と落ちている武器を切り替える/仕掛けの起動/手榴弾装備時にピンを外す/チームメンバーに照準を合わせ医療キット使用 メニューのキャンセル △ 立つ・ジャンプ セーブの上書き/プロファイルの更新 □ しゃがむ/伏せる コントローラ設定 START ポーズメニューの表示 SELECT マップ画面の表示 GC版操作方法 ボタン 対応する行動 備考 十字キー上下左右 左スティック上下左右 Cスティック上下左右 Lトリガー(L) Rトリガー(R) Zボタン(Z) A B X Y START/PAUSE 関連リンク メダルオブオナーシリーズ(シリーズ解説)
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ゲーム名 キャンペーンモード あり マルチプレイモード 2 オフラインマルチプレイ最大人数 4 マルチプレイ時のBOTの有無 なし マルチプレイステージ数 マルチプレイルール数 Coop なし Coop最大人数 なし オンラインマルチプレイ なし オンラインマルチプレイ最大人数 なし オンラインCoop なし オンラインCoop最大人数 なし コントローラ設定 Wii版も存在するが日本では未発売。 関連リンク メダルオブオナーシリーズ(シリーズ解説)
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ゲーム名 キャンペーンモード あり マルチプレイモード あり オフラインマルチプレイ最大人数 マルチプレイ時のBOTの有無 マルチプレイステージ数 マルチプレイルール数 Coop Coop最大人数 オンラインマルチプレイ オンラインマルチプレイ最大人数 12人 オンラインCoop オンラインCoop最大人数 コントローラ設定 上下リバースあり。感度調節あり。 パラシュートによる自由降下からミッションが始まり、落ちた地点からはじめる。 そのために攻略の自由度が比較的高いのが特徴。 PS3版操作方法 ボタン 対応する行動 備考 十字キー上下左右 左スティック上下左右 右スティック上下左右 左スティック押し込み(L3) 右スティック押し込み(R3) L1 L2 R1 R2 ○ × △ □ START SELECT 傾き検知 Xbox360版操作方法 ボタン 対応する行動 備考 十字キー上下左右 上下でズーム。 左スティック上下左右 移動 右スティック上下左右 視点移動 左スティック押し込み ダッシュ 右スティック押し込み 近接攻撃 Lボタン(LB) Lトリガー(LT) アイアンサイトを覗く Rボタン(RB) グレネードを選ぶ Rトリガー(RT) 射撃 A リロード/スイッチなどのアクション B 武器変更 X しゃがみ Y ジャンプ START ポーズ BACK デフォルトのもの。 他にも数パターンから選ぶことが出来る。 XがリロードやアクションになるようなほかのFPSに近い操作も選択可能。 関連リンク 公式サイト メダルオブオナーシリーズ(シリーズ解説)
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【ゲーム】メダルオブオナー(PS2) 【作者名】kuru、しそ 【完成度】完結(2008/08/06~2008/08/13) 【動画数】3 【part1へのリンク】 【マイリストへのリンク】http //www.nicovideo.jp/mylist/7904844 【備考】 名前 コメント
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メダルオブオナーシリーズリンク 機種 タイトル 概要 判定 PS Medal of Honor 『メダル・オブ・オナー』シリーズ1作目。開発は映画製作会社のDreamworksとマイクロソフトの合弁企業であるDreamworks Interactive(*1)が担当。 Medal of Honor Underground シリーズ唯一の女性主役の作品。フランスの女性レジスタンスがパリ等を舞台にナチスへ孤独な戦いに挑む。 Win メダル・オブ・オナー アライドアサルト 血のオマハビーチ、狼の巣のUボート基地、凍てつくアルデンヌの森…舞台は劇的でドラマチックな戦場。戦争映画の様な演出の作風が花開いたシリーズ3作目。シリーズ初の日本語版が出たのも本作。 良 Win メダル・オブ・オナー アライドアサルト リロード 上記の拡張パック。 メダル・オブ・オナー アライドアサルト リロード2nd PS2 メダル・オブ・オナー 史上最大の作戦 1作目と2作目を手掛けたEA Los AngelesによるCS機専用作品。舞台は第二次大戦のヨーロッパ戦線。ノルマンディー上陸作戦、マーケットガーデン作戦を経て、ドイツ国防軍との戦いが展開される。 PS2/GC メダル・オブ・オナー ライジングサン 舞台は太平洋戦争。主人公はフィリピンやビルマを舞台に日本軍の隠し黄金を追う。 良 GBA メダル・オブ・オナー アドバンス シリーズ唯一の見下ろし型アクションシューティング。やや難易度が高い。 なし Win メダル・オブ・オナー パシフィックアサルト タラワ、マキン環礁、ガダルカナル…若き海兵達は太平洋の絶海と密林の地獄で何を見るのか。ランボースタイルだった既存作品に比べるとNPCとの共闘が重視される。 PS2/GC メダル・オブ・オナー ヨーロッパ強襲 既存作品からチーム戦術をシステムに組み込んでより深化させた作品。だがそのシステムが…。 PSP メダル・オブ・オナー ヒーローズ 携帯機向けFPSとしては初の作品。雰囲気は再現しているが、劣化した部分も多い。 PS2 メダル・オブ・オナー ヴァンガード ヨーロッパ強襲のシステムをより進化改善させた作品。 PS3/360/Win メダル・オブ・オナー エアボーン 空挺部隊を主題にしたややオープンワールド風味の作品。空挺部隊の命知らず達が空から舞い降りる。 Wii/PSP メダル・オブ・オナー ヒーローズ2 ドイツの核ロケット破壊の任を帯び、単身ヨーロッパを駆け巡る。グラフィックは悪くないものの、単調な敵出現スクリプトと遅すぎる移動速度が難点。 PS3/360/Win メダル・オブ・オナー 現代のアフガン舞台にした特殊部隊たちの過酷な戦場を描く作品。マルチプレイは『バトルフィールド』シリーズのDICEが担当。予約特典で『BF3』ベータテスト参加権付属。 なし メダル・オブ・オナー ウォーファイター 上記の続編。見るべき点もあったが『CoD』に勝てず。本作で初代から続くデベロッパーはスタジオを閉鎖。 なし Win Medal of Honor Above and Beyond VR専用タイトル。8年ぶりの『メダル・オブ・オナー』シリーズ作品。開発はかつて『Allied Assault』制作スタッフが立ち上げたRespawn Entertainmentというまさかの展開に。
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メダル・オブ・オナー (2010) 【めだるおぶおなー】 ジャンル FPS 対応機種 プレイステーション3Xbox 360Windows XP~7 発売元 エレクトロニック・アーツ 開発元 シングル Danger Close Gamesマルチ DICE 発売日 2010年10月21日 定価 【PS3/360】7,665円【Win】6,980円 廉価版 EA BEST HITS2011年10月13日/2,980円(税別) レーティング CERO D(17才以上対象) 判定 なし ポイント 現代が舞台の新生『MoH』 メダルオブオナーシリーズ 概要 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 その後の展開 2010年現在、この戦場は実在する。 概要 『メダル・オブ・オナー』シリーズの1作。 海外ソフトのシリーズ初代作品『Medal of Honor(*1)』と同じタイトルではあるが、ここでは2010年に発売されたものを指す。 舞台を第二次世界大戦から現代へと移し、「Tier 1」と言われる米軍の中でも精鋭の兵士達による実際にあった戦いを描く。 マルチプレイの開発は、『バトルフィールド』シリーズで有名なEA DICEが担当している。 アフガニスタンの危険な戦場での特殊任務に身を置くTier 1オペレータ達。 彼ら真の愛国者達の知られざる戦いが今語られる。 特徴 開発元とゲームエンジンはシングルキャンペーンとマルチプレイで異なる。 シングルキャンペーンの開発元はDanger Close(旧:EA Los Angeles)(*2)、マルチプレイの開発元はEA Digital Illusions CEとなっており、シングルゲームエンジンにはUnreal Engine 3を使用、マルチプレイのゲームエンジンにはEA DICEが開発したFrostbite Engineを使用している(*3)。 舞台は第二次世界大戦の時代から現代のアフガニスタンへと移った。 評価点 グラフィックの美麗さ ライバルの『Call of Duty』シリーズと比べても高品質。アフガンの光景が美麗かつリアルに再現されている。 シングルプレイ 実際の特殊部隊の体験談をもとに作られており、ライバルの『CoD』シリーズのようにシネマチックな展開ではなく淡々としていながらも戦場の緊迫感をひしひしと感じさせるリアルさがある。 ストーリーのベースとなったのはSEALsが関わったアナコンダ作戦の一部であるタクルガルの戦いである。 Tier 1の主人公オペレーター「ラビット」のモデルはタクルガルの戦いで奮戦したネイル・C・ロバート。 ゲームデザイン 当時のFPSとしては普通の部類にはなるが、操作性や日本語訳等は非の打ち所がない及第点の出来。 アシスト機能や味方NPCからの弾薬の補給システム等、細部でライトユーザーにも配慮がされている。 カジュアル寄りゲームながらも銃を打つ感触や反動はしっかりと撃ってる感じが出ている。 銃声などはシリーズを通して好評なサンプリングのため、リアルで安っぽい音ではない。 ダッシュからのスライディングやプローン(覗き込み動作)など、操作が複雑化されるためにカジュアル作品では削除されがちな動作など細かい動作が使いやすく実装されている 賛否両論点 旧作とはあまりにもかけ離れた作風 シングルプレイのストーリー面でも引き合いにだされる『CoD MW』シリーズと比較して、地味目でインパクトがない。 旧作シリーズ同様に一本道展開であるものの、そちらは起伏のある戦争映画的な展開であるのに対して、こちらは海外のノンフィクションドラマやドキュメンタリー的な展開なので淡々と進む都合上、場面場面でやらされている感が強い。BGMも『CoD』のようにテンポの激しい映画音楽的なBGMが全く採用されない点も場面場面の盛り上がりを感じさせない点を助長させる。 舞台も一貫して、煤けたアフガンの山岳地帯がひたすら続くために変化に乏しく感じられてしまう。山での戦いが多いので尚更である。 本作は、戦場におけるリアルな一兵士の視点を目指した作品として作られた。特殊作戦という性質上日のあたらず、対テロという明快かつ大きな最終目標がない非正規戦闘を描いた事による弊害が生じている。よく言えば硬派だが、悪く言えば地味。 基本的にどこそこに敵テロリストの集団がいるので掃討しろ、味方が危ないから支援しろというのを繰り返すので、物語全体の起承転結がわかりにくい。サスペンス要素やテロを指揮していた指揮官との追跡や攻防などのストーリー展開を加えていれば盛り上がるのだが。 ただリアルさを重視しただけというだけあって、あまりにも現実離れしたような突飛すぎる展開等はなく、臨場感や緊迫感などはあるのでストーリー自体は決して低質なわけではない。 旧シリーズではプレイヤー単独でナチスの潜水艦基地に単独で潜入に破壊工作を行って大立ち回りを行いながら脱出したり、少ない味方たちでジャングルの四方からバンザイ突撃でなだれ込んでくる日本兵達をなぎ倒す等、「戦場の英雄」というテイストで描かれていた。 これは本来、最初期の『CoD』シリーズが目指していた方向性である。「一兵士」としてのリアルな戦場を描写したいがために立ち上げられた『CoD』が近年ではヒーロー然としたキャラクター描写に変わっているのに対し、「戦場の英雄」を描いていた本作の方が「一兵士」の物語になっているのは何とも皮肉な巡り合わせである(*4)。 本物の戦場描写という点ではコンセプトに偽りはないが、それをカジュアルテイストのゲームでやってしまっているので、ライト層には訴求できず、リアルさを求めるコア層に対しては期待はずれというチグハグな形になってしまっている。 NPCの挙動 味方AIは優秀で、強制進行場面を除けば大体において敵を一掃してくれる。というかイベント以外で大体死なないので、敵の数が多すぎたり難しい場面は任せて良いくらい。 一方で敵AIがお粗末で、棒立ちだったり数に任せて突撃してくる動く的だったりとあまり手強さを感じない。 Tier 1モード シングルプレイを早くクリアして高スコアを目指すモード。 シングルの会話などが省略され、ひたすらステージの敵を排除して進むのでサクサクと進み、純粋に銃撃のみを遊ぶことができる。 後述する様に一部に強制進行などの展開があるのとボリューム自体がそれほど多くないのでそれほどやりがいがあるかと言われれば疑問点がつく。人によっては蛇足ではないかとの感想もある。 問題点 シングルプレイ 少ないボリューム。半日もあればクリアできてしまう。 細かいバグもやや多い 途中のステージで敵機関銃手を倒す小目標があるが、その敵が死なないバグが高い確率で発生する。チェックポイントまで辿り着いたら自動セーブされる仕組みになっており、発生した場合ミッションを一からやり直す羽目になる。 過剰なスクリプト演出 旧作もスクリプトを多用しているものの、映画的な演出としての一環として効果的に使われていた。 本作の場合は事ある毎に特定の操作を要求される場面がある為に作業感が強い。 字幕がない。日本語吹き替え音声はあるが、同社の『バトルフィールド』シリーズですらシングルにはあるのだから、やはり字幕くらいつけてもよいのではないか? マルチプレイ エンジンが異なっているのもあるが、根本的にBFBCシリーズからの使いまわしである。 銃器のモデリング、一部リロードモーションは完全に使いまわされている。 シングルプレイヤーではAKの種類が拘られている上に残弾数によってボルトの動く音が変わる、1ステージしか登場しないM4のショートモデルをわざわざ作るレベルの細かい作り込みがされていたり、撃ち切らない状態でリロードすると薬室に1発入るといったリアル要素が存在するが、こちらはBF1942レベルで銃器の種類や兵科は少ない上に銃声も合成音とリアル要素は完全に撤廃されている。登場する銃器の中にはBFBCのMP443を流用して塗装のテクスチャを貼っただけの物をTariqという別の銃と言い張るなど、フルプライスのゲームの割に低予算で作られたBF1943と同レベルの流用を行っている。 ただし、BFBCと比べるとすれば銃器モデリングの左右反転がない、拳銃のスライドが最後まで後退してきちんと薬莢が出るといった点はリアル要素として評価できる。 マップは少し走るだけで端にいける程狭い。チームデスマッチでは混戦になりがちで復活した瞬間に無防備な所を敵に突かれるのもしばしば。更に悪い事にリスポン地点固定ゆえに待ち伏せを受けやすい。 また視界が開けたマップが多いので初期はスナイパーが猛威を振るった。開けた地形には迂闊に出ることが出来ない。 これを受けてアップグレードで武器の命中率が全体的に下がった。しかし敵を殺し辛くなってしまう弊害が生じた。 練られていないマルチルール Team Assault。チームデスマッチのことである。マップの狭さが災いして、有利な地形を集団で占領すると、篭り有利な事と併せて敵は的のような状態となる。地形破壊が同じFrostByteを使った『BF』シリーズ程ない分それが顕著。 Combat Missionモード。攻撃側と守備側に分かれ、攻撃側は目標を達成することで試合を進行させ、守備側は敵を食い止め目標・陣地を守るのが目的。早い話が『BFBC』シリーズで導入されたラッシュモードとほぼ同じである。基本守りが有利なのもラッシュモードと一緒と欠点すらも同様。 一部マップでは乗り物が登場する時点でもはや『BF』ではないかという声も上がっている。 シングルとマルチプレイの操作体系が別物。シングルで出来たスライディングなどが出来ず、体を傾けての覗き込みのコマンドも使えない。ゲームエンジンが違うことに起因する。 『COD』のキルストリーク(連続キル)の代わりに敵を倒すと支援ポイントを入手でき、量に応じてUAVやミサイルなどの支援を呼べる。弊害としてポイントさえあれば呼び放題なので、負けてる方はムザムザ敵に支援ポイントを献上して更に殺されるという悲惨な状況になりがち。 シングル同様新鮮味がない。『BF』や『CoD』に掘り尽くされたネタの再活用に過ぎないとしか感じられない。 マルチの総評としては完全に劣化BFBCとしか言えず、こちらをわざわざプレイするなら人口の多いあちらをプレイする方がいいとしか言いようがない。なお、次作の『メダル・オブ・オナー ウォーファイター』ではリアル要素も含めて大幅に改善されることとなった。 総評 特筆すべき評価点がないものの、総合的には及第点といった出来ではある。 操作のしやすさやグラフィック等で、光る点はあるものの、今までのメダルオブオナーシリーズとは毛色が違いすぎる上に、内容の中途半端さも否めない。 対抗馬の『CoD MW』シリーズと比較しても、シングルやマルチの出来で見劣りし、グラフィックだけが辛うじて勝っている程度ではあるが、実際の戦場でのシチュエーションを主観で体感できるといった点は評価できる。 余談 マルチプレイでプレイヤーがターリバーン兵に扮してアメリカ兵を殺害できることから米軍や遺族、関係国から批判を受けた。 米軍の要請で基地内のゲームショップでは販売を禁止する要請が出された。ちなみに『CoD MW3』等は普通に販売されている。 時期的に『バトルフィールド3』の当初の発売予定と近いことから、DICEが関わっていることで叩き台として作られたのではという声も上がっていた。 予約限定のリミテッド版(海外限定)には『BF3』のベータテスト参加権が同梱されていた。『BF3』のベータテストを釣り餌にした売り方も旧来のファンから反感を買っている。 海外PS3のTier 1 Edition(欧州版)と北米の限定版にのみ『Medal of Honor Frontline(邦題 『メダル・オブ・オナー 史上最大の作戦』)』のHDリマスター版が同梱されている。 その後の展開 後にシングル開発元のDanger Closeは次作である『メダル・オブ・オナー ウォーファイター』発売の翌年にスタジオが閉鎖されてしまい、Danger Closeの開発部門にいたメンバーは、新しく立ち上げられたEA DICEのロサンゼルス支部(EA DICE Los Angels)へそのまま移籍し、『バトルフィールド4』及び『バトルフィールド1』の開発に携わっている。 『ウォーファイター』以降は長らく途絶えていた『メダル・オブ・オナー』シリーズだが、2019年9月にVR専用タイトルである『Medal of Honor Above and Beyond』が発表、2020年12月10日に発売された。 開発は『Titanfall』や『Apex Legends』で知られるRespawn Entertainmentで、『CoD MW』シリーズを開発するInfinity Wardの元スタッフによって立ち上げられた会社である。創設者の経歴をさらに辿ると『Medal of Honor Allied Assault』を開発した「2015,inc」にたどり着く。 この「シリーズの名を上げた開発チームの元幹部メンバーが立ち上げたRespawn Entertainmentが『メダル・オブ・オナー』をリスポーンさせる」というドラマチックな展開は、世界中のシリーズファンを歓喜させた。
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09/05/06 ~ 09/06/20 後輩のERUと協力実況プレイ動画。 2人とも本名を言ってしまい、よく ピー の音が入っている。 難易度は最高難易度の特務兵。 動画 目標!『喋りながら後輩とメダルオブオナーRSをクリア!』 【完結】 名前 コメント