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概要 ⅥとⅦ、モンスターズシリーズに登場する呪文。 薄い魔法の壁を張り【呪文反射】状態となって受けた呪文を反射するが、【マホカンタ】と違い一定条件で壁が消えてしまう。 名前の由来は文字通り魔法をターン(turn)させることからだろう。 DQシリーズでは魔法関係の呪文はほとんどマホ~で始まる。 恐らく当初はマホカンタの上位呪文として登場したものだと思われる。 マホカンタの「一旦壁を作ったら味方の呪文さえも受け付けない」という弱点を払拭し、簡単に反射を解除できるように調整した結果がこの呪文なのだと思われる。 そのためかⅥでは上級職専用、Ⅶに至ってはモンスターでのみ習得可能。 ……だが、あまりに微妙な性能により上級者ですら使いこなせておらず、今ではすっかりマホカンタの下位互換として認識されている。 実際モンスターズではマホカンタの下位種になっている。 追い打ちを掛けるようにⅧ以降は姿を消してしまった。 DQⅥ DQⅦ モンスターズシリーズ DQⅥ 【魔法戦士】★4で習得。【スフィーダのたて】を使用しても発動する。 本作では1度呪文を跳ね返すと消えるという1回のみのマホカンタ。イオナズンも跳ね返すがメラでも消える。 Ⅵではマホカンタを魔法使いが、マホターンを魔法戦士が覚えるのだが、どう考えてもマホカンタの方が使いやすい。 1回で消えることから回復や支援の邪魔にもなりにくい……と思いきや、その特性を活用するのは極めて困難。 味方の呪文を受けた後に再度敵の呪文を防ぐにはいちいち張り直さなければいけない。 補助呪文を掛けきってからマホカンタを使うなり、自給自足できるキャラがマホカンタを使うなりした方が効率的。 強いて使い道を見出すとしても、「先攻でマホターンを唱える→敵の呪文を跳ね返す→壁消える→遅い味方の呪文が掛かる」くらいしか見つからない。 初登場だからか、【しれんその3】、【ミラルゴ】、【デュラン】といったボスモンスターが使用する。 特にミラルゴは代表的なマホターン使いだが、ニフラムなどで壁を消しまくると2ターンに1度は唱え続ける。 彼はマホターンを使う器ではなかったということか。 試練その3やデュランもミラルゴほどではないが、実質無駄行動に近い。というよりタイマンではどう考えてもマホカンタの下位互換でしかない。 SFC版では一旦マホカンタが掛かると凍て付く波動でしか解除できなかったため、このあたりはバランス調整か。 DS版では、マホカンタが一定のターンで消えてしまうようになったが、マホターンは呪文を受けない限りは永続する。 そのため、必ずしもマホカンタの下位互換とは言えなくなった。 が、マホカンタが消えるほどの長い間呪文を唱えてこない相手にマホターンを唱える意味は限りなく薄いので、どちらにせよ使われることはほぼない。 DQⅦ 【ダークビショップ(職業)】★1、【にじくじゃく(職業)】★6で習得。【トルナードのたて】を使用しても発動する。 発動ターンのみ全ての呪文を跳ね返し、そのターンが終わると消滅するという1ターン限定のマホカンタとなっている。 モンスター職専用になってますますレア度が増した。 敵では【ウィングドラゴン】に【スライムエンペラー】、【マジックアーマー】、そして【ネリス】が使用してくる。 仕様が変更され、疾風突きのようにターンの最初に発動するようになったのだが、まるで知られていない。 実は【判断力】が最も優れたモンスターはこの先制効果を受けることができないのだ。 これは、判断力最高のモンスターは「ターン開始時に行動を決定する」のではなく「自分の番が回ってきた時に行動を決定する」ため。 判断力が普通以下のウィングドラゴンとスライムエンペラーは先制できるが、賢いマジックアーマーとネリスは先制効果を得られない。 判断力に優れているのが有利に働かない珍しいケースであるといえよう。 使うとマホカンタの効果がある【さざなみの剣】が冒険中盤で手に入ることも、この呪文にとっては逆風だろう。 モンスターズシリーズ 【あくまのカガミ】や【おおめだま】、【ガメゴン】などが習得。 マホカンタの完全下位互換で、レベルアップでマホカンタに成長する。 ジョーカーシリーズには登場していない。
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・呪文反射(マホ系) 【マホターン】-【マホカンタ】 概要 1度だけ、攻撃・弱体呪文を跳ね返すバリアを味方1人に張る呪文。 スーパースターLV30で習得。消費MP3。 ver1.0~ スーパースターが実装されるまでは、【ベビーマジシャン】の専用呪文であり、 また性能も【マホカンタ】と完全に同一のものであった。 ver1.2~ スーパースターの実装と共に性能も今の物に変更。 過去作品では先制発動するものもあったのだが、詠唱時間はマホカンタとあまり変わらない程度に長い。 スーパースター自体LV42になるとマホカンタを覚えてしまうため、出番が若干奪われがち。 ただし、判断力が高いモンスターは、呪文反射バリアを張っている相手に対して基本的に呪文を使うのを避けて他の行動をしようとするので、 敵の呪文の詠唱にかぶせての呪文反射を狙うならこちらの方がいい場合もある。
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トルネコ2に登場する盾の技。 敵の魔法攻撃を無効にする、【魔法の盾】と同じ効果。 【マホターン】の名を冠しているものの、跳ね返したり使っているうちに消えたりはしない。 確実に回避できる分、ハラヘリ消費は5と多い方である。強いて言えば、腹が減るのが消える条件か。 習得方法は魔法攻撃を盾の能力等で防ぐこと。魔法の盾の他、印の盾とロトの盾でのみ習得可能。 【まほうみきり】の習得方法と違い、何かしらの手段で防がなければならないので注意。 魔法の盾がレア化したGBA版では、この技も習得確率が激減することで難易度を合わせている。
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坂上鷹文 来歴など 坂上智代の弟。武闘派の姉と違って頭脳派。 両親の離婚を思い留まらせるべくあえて交通事故に遭い、智代達に再起を促した。 かつては名の知れたランナーだったが、交通事故によりその道を断念した。現在はネットゲームに転向し、その道では有名なゲーマーとなっている。 能力『ゲームマスター』は、幽遊白書の魔界の扉編より。 「智代アフター」に登場する可南子とは恋人同士だが、交通事故以降は絶縁状態になっている。 キャラクターデータ BP:300 HP:250 アシスト 【SWORD BREAK】(キャパシティ 2) このターンのダメージを0にする (敵味方とも) 特殊 ゲームマスター 受けるダメージを常に半減 必殺技 マダンテ(消費:1) 気力を全て消費 気力を威力とするダメージ固定攻撃 直撃 必中 アスピル(消費:10) 最大50%の気力吸収 とんずら(消費:25) 先制 直撃 必中 スタン (先にヒットさせると、そのターン相手は行動不能) 交代する マホターン(消費:60) 反射1 (相手の必殺技を無効化し、その消費気力を威力とした固定ダメージを与える) マホカンタ(消費:100) 3ターンの反射効果 マホターンと重複する場合、マホカンタの効果が優先される ウル技(消費:100) フィールド効果(前衛で無くても継続) 攻撃値+5ターン継続 前衛のBPが600になる 効果発動中、ゲームマスターの効果は無効 効果終了時にペナルティ+10 基本戦術 メインは『マダンテ』による攻撃と、『マホカンタ』による反射ですね。鷹文は気力を吸収する『アスピル』が使えるので、相手の強力な技を封じるのに活用できます。 対ボスではBPを一定化する『ウル技』も便利。 また、この『ウル技』は、技性能はいいけどBPが低くてちょっと……というキャラをサポートする目的でも使えます。 ただ、基本的に本人のバトル能力はからっきしなので、危なくなったら自身のアシストや『とんずら』で交代してしまいましょう。 VS 基本は『マホターン』を使い。その後『マホターン』の効果が続いているなら『マダンテ』狙いという行動パターンになっています。 『マホターン』は一般のカウンターと違い、必殺技の使用そのものに対するトラップなので直撃属性でも貫くことは不可能です。 そのため、攻撃技でなくとも回復技や補助技を使っても技を潰された挙句、ダメージを食らいます。 反面、通常攻撃や『必』カード以外で発動の技に関しては一切カウンターしません。 『マホターン』を解除したい場合は必要気力の低い技を使いましょう。 発動前に潰されてしまうので、椋の『ワイルドドロー』のようなデメリット技であっても構いません。 BPで勝っているキャラクターなら、そのまま通常攻撃でしばき倒してもいいでしょう。 ツッコミ等ご自由に もしキャラ追加がかなうなら、「智代アフター」から可南子・ともに参戦して欲しいものです。ところで「智代アフター」って、DNML緑で動作可能でしたっけ? 作者が未プレイのため、実現は難しそうです……。
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DQⅥ 【しれんその1】【しれんその2】と続いてきた試練軍団、力と技の最後の将。 【洗礼のほこら】で最後に戦うボスで、見た目は【ユニコーン】と同じである。 2段階ローテーションかつ完全2回行動で、一回目にルカナンで守備力を下げて二回目に攻撃という、2回行動の特権をフル活用した攻めを行う。 Ⅲの【がいこつけんし】を思い出した人も多いだろう。 頭が良く、極限まで下がっているとルカナンを使わずにしっかり2回攻撃してくる。 攻撃力も高く、守備力を下げられているとかなり危険。その上稲妻やマホターンまで使う強敵。 歴代のホルストック王は、こいつをはじめとする「魔王ムドーより強い試練」を、たった一人で本当に倒したのか疑問である。 コイツに勝てるのならムドーに対しても善戦できると思う。 やみくもに力押しで戦ってもまず勝てない強敵だが、戦法がいくつかある。 ①1人がスクルト係、もう一人が回復に加えてマホターンに対しニフラムを使う こいつは判断力が最高のため、ルカナンとマホターンのかけ直しを律儀に行うのだ。 こちらが4人健在ならば、後は手の空いた者が攻撃と回復をすればジリ貧に陥ってくれるのである。 スクルトはミレーユ、ニフラムは僧侶の1段階目ですぐ覚えられるので準備も簡単。 ②スクルトを2人(以上)が使ってルカナンの守備力低下を上回る戦法 2人が守備力を上げるのに専念するために、残り2人は守備力を上げている間は回復に回そう。 最高まで重ねがけ出来たら攻撃に回る。一人はスクルトを使い続けてルカナンを無効化しよう。 ①のマホターン解除も組み合わせられれば万全。ただし油断して稲妻で態勢を崩されないよう注意。 ③実は効くマホトーンをかけてルカナンを使わせないようにする戦法 これは一見ラクそうだが、マホターンを使うのでマホトーンを使うタイミングが難しく、マホトーン自体も効きづらい。 そして何より効いたとしても頭がいいのでルカナンを使わずに2回行動するのも欠点。 物理攻撃はともかく、稲妻の使用率が上がるのもまずい。 パーティ編成によっては封じる前より攻撃が激化していると感じることもあるだろう。あまりお勧めできない。 このように方法はいろいろあり、他の試練も頭を使えば簡単に倒せるようになっている。 力に頼らず頭脳で窮地を切り開く能力を試される、よくできた試練だ。 こうした「まともに戦うと強いが実は○○すれば楽勝」というボスはFFには多いが、DQではなかなか珍しい。 こうしてホルストック王は「賢いヤツほど誘導しやすい」事を学ぶのである。 ちなみに攻撃する場合は守備力はそれほど高くないが、回避率が高いことに注意しよう。 ボスも含めてデイン系への完全耐性が少ないⅥにおいて、数少ないデイン系無効の敵でもある。 炎系の攻撃も全般的に効きづらいが、ヒャド、吹雪系の攻撃は有効。バギ系もそこそこ効く。 いずれにせよ、スクルトを軸にこちらのペースに持ち込めばいずれは倒せる相手である。
https://w.atwiki.jp/dq_dictionary_2han/pages/2567.html
DQⅥ 【フォーン城】のイベントに登場するキャラクター兼モンスター。 【ようじゅつし(Ⅵ)】や【あんこくまどう】、【ドグマ】の色違いである。 【魔術師の塔】に住む邪悪な魔術師。 数千年前に【イリカ】姫に恋をしたが、言うことを聞かないので呪いをかけ鏡の中に閉じ込めた。 以来気の遠くなるような長い時間をイリカ姫への求婚に費やしてきたというある意味すごい男。 イリカ姫はフォーン城秘宝の「カガミ姫」として長らく見世物にされていたが、ミラルゴ自身はその姿を魔術で隠しその存在が知られる事はなかった。 だが、主人公一行が【ラーのかがみ】にカガミ姫の鏡を写した所、イリカの背後に立つ彼の存在が露呈してしまう。 かくして夢の世界に潜んでいた彼は主人公一行の襲撃を受ける。 …のだが、このジジイかなり強い。 順当に進めていれば恐らく最初に出会う最上級呪文の使い手であり、【ベギラゴン】を唱えてくる。 この時点では強敵な【ランプのまじん】を呼んでくるのも痛く、その他にメラミ、マホターンを唱える。 HPも2400とかなり高めで、下手な魔王よりよっぽど強い。 ただし、コイツにはある重大な弱点がある。 彼の行動パターンは【2段階ローテーション】になっており、常に「マホターン→他の行動」の順番で行動する。 同時に状況判断能力が高いため、自分にかかったマホターンが残っている場合マホターンを飛ばして行動する。 逆に言えば、ミラルゴが【マホターン】を唱える度にこちらが何らかの呪文を唱えマホターンを解除してやれば、ミラルゴの行動は実質的に2ターンに1度だけになる。 これなら敵がいかに強力な呪文を唱えようと回復の余裕が十分にある。もはや敵ではないだろう。 マホターン解除のために唱える呪文は、反射されてもこちらが食らう可能性のないニフラムがよい。 ついでにランプの魔人はメダパニが効くので無力化して放置できる。 DQにしては珍しい、アタマを使うことで簡単に勝利できるボスである。 倒すと希に【ふしぎなきのみ】を落とす。 因みに、戦闘背景はSFC版では自宅の中、DS版では庭園に出た所が舞台となるが、 戦闘後はどちらも話しかけた時点での場所(ミラルゴの自宅の中)に戻る。 悪質なストーカー野郎だが、最期もイリカの名を呼びながら事切れる。 ある意味では純愛を貫いたやつなのかもしれない。 ところで、ミラルゴとは上の世界で戦う事から彼が上の世界の人物である事は間違いない。 彼に封印されたイリカ姫は、彼女を封印した鏡が下の世界にあり、下の世界の人物に彼女の姿が見え、また封印が解かれた後も透明にならなかったことから、彼女は元々下の世界の人物であったと思われる。 そして、下の世界に彼女と彼女を封印した鏡がある以上は、彼女を封印したミラルゴも一連の物語が後世に伝わるよりも前に存在したことになる。 それにも関らずミラルゴが上の世界にいるということが、かつて下の世界に実在したミラルゴや塔の執念や記憶の具現化なのか、 下の世界に実在したミラルゴが上の世界へと移動したのか、ミラルゴは元々夢の世界の人物で何らかの方法で下の世界のイリカを封印したのか、またはミラルゴの死後も語り継がれた物語の具現化の中で生き続けたということなのかは定かではない。 いずれにせよ、数千年に及ぶミラルゴの執着とイリカの辛抱たるや凄まじいばかりである。
https://w.atwiki.jp/dq_dictionary_2han/pages/232.html
概要 行動順 Ac1→(Ac2 or Ac3 or Ac4 or Ac5 or Ac6)→… モンスターの【行動パターン】の一つ。 Ac1とそれ以外の行動を交互に行う行動パターン。 Ac2~Ac6が選ばれる確率は、それぞれ等しいと言われている。 DQⅥの【ミラルゴ】のマホターン連発はこの行動パターンであるがゆえ。 Ac1にマホターンが割り当てられているので、マホターンを解くと、2ターンに1回はかけ直そうとするのだ。 他、DQⅥの【マッスルアニマル】が、必ず力を溜めてから攻撃してくるのも、【しれんその3】がしつこくルカナンを唱えてくるのも、この行動パターンだからである。 ちなみに、DQⅢの【デッドペッカー】や【がいこつけんし】も、同じようにルカナン→攻撃のパターンで攻めてくるが、こちらはただの完全ローテーションである。 当時は、まだ2段階ローテーションが存在しなかったのだ。
https://w.atwiki.jp/dq_dictionary_2han/pages/460.html
DQⅦ 【首長竜】の上位、【ケベナヒモス】の下位に当たるモンスターで、【やみのドラゴン】と同色。 火炎の息を吐くほか、必ず3匹で現れ、マホターンを唱えてくる。 呪文を使ったときに限って先制でマホターンをされるのはお約束である。 【炎の山】の下層にしか出ないが、【ゴールデンスライム】を狩っていると遭うため、 ゴルスラ狩りをした人なら覚えているハズ。 逆に言うとゴルスラ狩りをしなかった人は記憶の片隅にも残っていない程度の敵。
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概要 青い帽子に黄緑の肌の小さなあくま系魔法使い。【ポポラパの洞窟】?や【ミュルエルの森】深部に生息している。 下位種に【みならいあくま】上位種に【ひとつめピエロ】がいる。 ver1.0~ 使う呪文がヒャド,マホトラ,マホターンのみで、攻守も弱めなので レベル上げの対象として選ばれる事もあった。 ヒャドは時々暴走する事もあるが、大したダメージにはならない。 また、まほうの小ビンを落としていたのも狩りに選ばれていた原因の1つだろう。 この頃はスーパースターが未実装だったのでマホターンを唯一使えるモンスターでもあった。 この系統に共通して言えることだが、今作では、シンボルではゆっくり歩いてるだけなのに対して エンカウントしてみると、宙に浮かぶステッキがくるくる回っていきなりポッと音がすると共に本体が登場し、 2匹目以降は空を飛ぶ帽子から音がしたかと思いきや本体が出現するという、 ちょっとした手品のような登場は一見の価値あり。 ver1.1~ 【ポポラパの洞くつ】?のベビーマジシャンの最大出現数が2→3に引き上げられた。 また、マジカルハットをお供に連れていたり、マジカルハットのお供として出現する事も。 ひっそりとスーパースター出現に伴い、マホターンの効果が変更された。
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登録日:2012/06/03(日) 12 38 42 更新日:2024/04/03 Wed 16 12 20NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 DQ カウンター ドラクエ ドラゴンクエスト バーン マカラカーン マホカンタ マホステ マホターン リフレク 反射 呪文 呪文返し 大魔王バーン 大魔王バーン「覚えておくのだな…これがマホカンタだ」 手塚 まほうおばばAは バシルーラを となえた! ひかりのかべが じゅもんを はねかえした! まほうおばばAは とおくへ ふきとばされた! 「マホカンタ」とは、ゲーム『ドラゴンクエスト』シリーズに登場する呪文である。 【概要】 『ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ…』から登場した呪文。 対象者1人に対して、全ての呪文を跳ね返す光の壁を作り出す。 名前の由来は恐らく「魔法に対するカウンター攻撃」→「魔法カウンター」→「マホカンタ」。 効果は単純明快で、「マホカンタ状態で呪文を喰らった場合、その呪文の使用者にそのまま跳ね返す」。 その特性上、自分の呪文だけは跳ね返されない。 一部の作品では自分以外にも唱えることができるが、基本的には自分にしか掛けられない。 呪文攻撃主体の敵にはマジックバリア以上に有効な防御手段。ただし味方の呪文を跳ね返してしまう特性上、考えなしに使うと死を招く。 例えば呪文オンリーの敵ならこれで大丈夫だが、強力な打撃やブレスを織り交ぜてくる敵の場合、最初にマホカンタを使ってしまうとスクルトやフバーハが掛けられなくなる(ただし、フバーハは一部の作品では反射されない)。 また回復呪文も反射してしまうので、自分でベホマが使えるようにしておくなり、あるいは道具や特技による回復を行う等工夫していきたい。 補助呪文と違って全体掛けは不可能、もちろんいてつくはどうにもしっかり打ち消される。 判断力の高い敵は、複数人の味方にマホカンタが掛かっていると(*1)呪文攻撃を控えるようになる。 全呪文反射とだけ聞くと確かに強力なのだが、上記のように無視できない欠点を内包している為、どちらかと言うと癖が強い上級者向けの呪文。 慣れないうちはマジックバリアの方が有効か。 なお反射した攻撃呪文は当然敵にダメージを与える為、防御だけでなく攻撃にも使える。 ただし敵は自分の攻撃属性に耐性を持っていることが多く、ダメージ効率はあまり良くない。 その為攻撃手段としては見なさない方が無難で、ダメージを受ければラッキー程度に考えておくのが吉。 一部のやり込みでは火力として使われることもあるが。 因みにミラーシールド・光のドレス等、一部の防具は自動で呪文を反射する能力が備わっている。 ただし発動はランダムである為信頼が置けない他、肝心な所で味方のベホマやフバーハ、さらにはザオリクも跳ね返したり等不利に働く局面も少なくない。 …とまあクセの強い呪文というイメージが強かったこの呪文だが、9にて「味方の呪文は跳ね返さない」という仕様に変更。 更に全員に覚えさせるべき盾スキルにこの呪文と同効果の「ミラーシールド」の技があるので、今までより使う機会は増えたと言えよう(だがミラーシールドは盾スキルを極めれば職業に関係なく使える上、燃費もマホカンタと同じ、さらに特技なのでマホトーンで封じられないという、マホカンタの完全上位互換なため、これを覚えるとマホカンタの存在意義が無くなってしまうという問題が…)。 更に反射した呪文もかなり敵に通りやすくなっており、高レベルの魔王のイオグランデなんかを総反射すると2000ダメージくらい受ける事も…。 余談だが、FC版3(リメイク版では修正されている)には、マホカンタを利用したバグ技が存在する。 マホカンタ状態の敵にホイミをかけて、跳ね返った呪文で回復すると、回復量が200程度に増加するのだ(ベホイミやベホマを跳ね返した場合は逆に回復量が大幅に落ちてしまう)。 またマホカンタ状態の敵にマホトラをかけた場合、自分にマホトラがかかって一度自分のMPが減少し、直後に回復するが、この時にMPの回復量が減少量を上回る事がある。 これを利用すれば、マホカンタを使う敵を利用してHPやMPを回復できる。 ただし、マホカンタのかかった味方にマホトラやホイミを唱えても回復量は変化しない。 またマホカンタ状態の敵にメガンテを使うとゲームがフリーズしてしまう。 モンスターズではJOKER2以降の作品に常時この状態になる特性『つねにマホカンタ』を持つモンスターが登場している。所持モンスターはゲマ、デスピサロ、エビルプリースト、ゾーマ、キラーマジンガ等原作で使っていたもしくは戦闘開始時からこの効果を持っていた者が多く、所謂『原作再現』である。 名前から見てわかる通り、自分に向けられた呪文を常時シャットアウトできるがその代償として最大HPが25%下がる。 これの対となる物理版に『つねにアタカンタ』(つねにアタックカンタ)が存在する。 ダイの大冒険では大魔王バーンが使用。 ポップのメドローア(当たれば即死の呪文)が放たれるのを見てから着弾前にマホカンタを使用して反射という極悪な使用法を披露した。 さらに真・大魔王バーンは魔法攻撃だけでなく物理攻撃さえも無力化してしまう超高速の掌圧「フェニックスウイング」も使用する。 また、マホカンタの効力を持つシャハルの鏡というオリジナルアイテムも登場。 【関連呪文/アイテム】 ◆天空の盾 使用時にマホカンタの効果。5では呪文と違い自分にしか使えないが、青年期中盤結婚と同時にルドマンから結婚祝いとして入手。 なお、ルーツとされる説のある6のスフィーダの盾はマホターンとなっている。 ◆さざなみの杖 3のみ登場。レアすぎてまず使われない。 ◆さざなみの剣 7のみ登場。自分にしか掛けられないが、PS版では何故か味方が仁王立ちしている時に使うとそちらに対象が変わる。 リメイク版では対象を選べる。 ◆マホステ マホカンタと似ているが、反射するのではなく「呪文の効果を一切受け付けない」。 跳ね返す方が強いからマホカンタの下位互換に見えるかも知れないが、こちらは勇者が使えるので任意で使いやすく、しかもマホカンタと違って自分以外に使用可能なので、むしろこちらの方が使いやすい。 また敵にかけると、AIがそれに反応して敵に呪文を使わなくなるので、クリフトのザキやミネアのラリホーの無駄遣いを防いだり、ブライにバイキルトを使わせたりできる。 敵のマホカンタで反射された呪文は自分のマホカンタでは反射できないが、マホステは反射された呪文も無効化できるのも特徴。 だが5ではマホカンタが自分以外に使用可能となった事や、「めいれいさせろ」が追加された事の影響でリストラされてしまった。 ちなみにリメイク版ではターン経過で効果が切れるようになった(これはマホカンタも同様)。また敵にかける事ができなくなった上に、マホカンタが自分以外に使用可能になったため、存在価値が低下している。 そして、長い時を経て10で再登場した。マホカンタと同様に味方からの呪文には影響なし。 しかし「かけられるのは自分のみ(マホカンタは自分以外に使用可能)」「無効化できるのは1回だけ」という仕様で、ほとんど役に立たないと言われることに。 のちに上方修正され、マホカンタよりも大幅に詠唱時間(使用から効果を発揮するまでの時間)が短縮され、さらに効果時間内なら何度でも無効化できるようになり実用的なレベルとなった。 相手にマホカンタがかかっていると呪文の使用を止める頭の良い敵であっても、マホステがかかっている相手には呪文を使おうとするため、無駄行動を誘発できるというメリットも。 11では敵専用呪文。キングスライムや、パンドラボックスなどが使用する。 ◆マホターン 6と10では1回魔法を跳ね返すと消滅するマホカンタ。 7では1ターン限定のマホカンタ。 どちらの作品でも使い勝手は微妙なので影は薄い。 一応メリットとして、6では「マホターン発動→敵の呪文跳ね返す→マホターン消える→味方の呪文が掛かる」といった用途が使えないこともない。 あとDS版ではマホカンタと違って自然消滅しない。 また7では先制効果がついている模様。 どちらかと言うと、敵が使う場合にマホカンタでは少し強すぎるので代わりにマホターン……という風にバランス調整として登場することが多い。 6の場合ニフラム等の反射されても困らないような呪文をかけてよく消されるが。 ミラルゴはマホターン(最優先)→他の攻撃という行動パターン上、二フラム等で逐一消してやると2ターンに1回しか攻撃してこなくなる。 【別ゲーの似た効果の魔法】 ◆リフレク 『ファイナルファンタジー』シリーズ版のマホカンタ。 ただし、実際は細かい所で仕様が色々と異なる為、全く違う運用方法が求められる。 どちらかというとこの魔法からではなく、召喚魔法やアクセサリで範囲や時間を補って使うのが主流となる。 ◆マカラカーン 女神転生版のマホカンタ。 発動した1ターンの間全ての魔法を反射し、味方にかける魔法は反射しない。 この魔法を所持しているのは速さが低い悪魔が多い。その為継承せず普通に使った場合、敵の魔法をくらった後にマカラカーンという虚しいことになるので注意。 とは言え、その問題をクリアすれば物理攻撃反射の「テトラカーン」と併用するとあまりにも便利な魔法であり 速さを大きく強化できるソウルハッカーズやペルソナ2ではこの魔法が猛威を振るった。 これ以降の作品だと仲魔やペルソナを自由に育てられるというシステムとのバランスの問題から、消費MPがかなり重くなった上、 ボス相手に使用すると反応して発狂モードに突入したりと使い勝手が大きく下がった。 また、万能相性の魔法攻撃に対しても役に立たない。 ◆ミラール 『エストポリス伝記』版のマホカンタ。 手に入るのは中盤、エルフのジュリナが加入してからだが、その性能は非常に優秀。 全体攻撃は大半が魔法なので強力な攻撃を粗方防げる、味方の魔法は跳ね返さない、消費MPは僅か、数ターン必ず持続と至れり尽くせり。 特にボスキラーとして性能が高く、ラスボスの連戦はミラールを味方に順番に掛けていけば殆どの敵を完封できる。 主人公が回復魔法を使えるので、ジュリナがミラール役になっても回復がおろそかにならないのも有難い。 雑魚には普通に殴った方が早いことも多いのと、入手がやや遅いのが難点だが、結構なバランスブレイカーである。 追記・修正は敵の呪文を跳ね返してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] FC版のⅢではこれを使ったMP回復という裏技があったんだよな。 -- 名無しさん (2013-11-30 16 25 28) IVでは天空の盾を使っても同様の効果。唱えられるのはあのブライ爺さんだけなもんだから、勇者も使えるのは重宝する。 -- 名無しさん (2014-04-17 19 36 40) ペル2で猛威とか馬鹿じゃないの?範囲が単体なのにさ。ランダム要素が絡む事を差し引いてもペル1でなら猛威をふるえるけど。 -- 名無しさん (2014-11-20 17 30 31) 便利だがⅣからの「カン!」という効果音はどうなんだ? -- 名無しさん (2014-11-20 17 47 51) ↑2ペルソナ2は罪と罰の二作あるからどっちか片方のこと言ってるんじゃないの やってないからわからんけど -- 名無しさん (2014-11-20 22 11 19) FC4のマホステは実は味方よりもボスにかけるのが有効。クリフトさんのザキ防止。たぶん、パーティーにいないけど、エスターク戦でのミネアのラリホー防止にも。(さらにブライにバイキルトを使わせやすくする上級技も)。マーニャとデイン系が涙目だけど、アリーナとライアンの物理攻撃で問題なし。どうしてもマーニャがかわいそうなら、ピサロ戦では賢者の石を持たせておこう。 -- 名無しさん (2016-08-13 23 46 19) 魔法使い系同士がタイマンで戦うとお互いがマホカンタを張ってしまうから攻撃魔法勝負にはならないというネタがあったな。 -- 名無しさん (2018-03-07 21 32 27) 9では全員でミラーシールド張ったり高難易度ボスへの1人だけがミラーシールドにおうだち戦法も有効 高レベルミルドのイオグランデ反射すると笑うようなダメージが出る -- 名無しさん (2018-03-12 15 14 24) 慣れると、たまに最初からマホカンタしてたり、ときどきマホカンタする奴等のほうが事故死率高かったりする -- 名無しさん (2018-03-12 19 51 27) リフレクは困ったことに全身に掛かっているためかたとえ自分自身にケアルを掛けてもきっちり反射されて相手側に掛かってしまう -- 名無しさん (2018-04-22 19 33 14) Ⅲのネクロゴンドの洞くつにて、MPが切れかかったときによくこの裏技でしのいでたなぁ。懐かしい思い出 -- 名無しさん (2019-03-09 11 59 43) マハラカーンとマホカンタが共演する日が来てしまった クラウドもマテリア持ってきてれば… -- 名無しさん (2019-08-03 16 16 03) そういえば、3では、自分がマホカンタ状態で、これまたマホカンタしてる敵に魔法撃ったらどうなるんだろ? -- 名無しさん (2020-11-22 16 44 29) ドラクエで”マジックバリア”が初めて出てきたとき「ちょっとダサいな、マバーハの方がらしくない?」「せやな」と友人とやり取りしたもんである -- 名無しさん (2020-11-22 20 08 41) ソウラだと杖(見た目銃)の内側に張って放つ魔法の威力を高めてた -- 名無しさん (2020-11-22 22 05 33) 「覚えておくのだな、これがマホカンタだ」の圧倒的余裕の強者感 -- 名無しさん (2023-10-14 21 47 59) 名前 コメント