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ボクと魔王 要約スレ2-7・10 7 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/04/20(木)16 45 48 ID 7QS7w/sn ボクと魔王 影の薄い主人公が、大昔の魔王の生まれ変わりという影の魔王の下僕にされる。 各地で勝手に魔王を名乗っている奴らを倒して力を取り戻すため強制的に旅立つ。 勇者や元魔王、王女を仲間にしての珍道中。だかあるダンジョンの仕掛けで主人公は世界から認識されなくなってしまう。 主人公は同じく世界から忘れられた人が住む町から聞いた方法で、再び認識されるようになる。 仲間と合流していくが王女が自分の執事に襲われ人形になってしまう。 実はこの世界は執事が娘のために用意した箱庭の世界、王女はいつのまにか行方知れずとなった娘の代わり。 主人公の影が薄い=執事の作った世界の分類(ルール)から自由 主人公達は執事を倒す。そして新しい世界が発見される(箱庭からの解放)そして忘れられた町から王女と同じ顔の少女が主人公の家へ。 おまけ 実体を得て主人公と別れた魔王、新世界を征服するため下僕を呼びにくる。 ちょっと長かった? 10 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/04/21(金)13 19 22 ID d2dmzynw 7 最後に魔王は「新世界を征服するため」ではなく「やはり主人公と一緒に居るほうが面白そう」だから 主人公の家に来るんじゃなかったっけ?
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ボクと魔王 登場人物 コメント 『ボクと魔王』は、2001年3月15日にソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)より発売されたPlayStation 2専用RPGである。開発はツェナワークス。PlayStation 2 the Best版は2002年8月1日発売。 登場人物 ハンテール:ルカ(少年) 影が薄いので ゲンガーorマーシャドー:スタンリーハイハットトリニダード14世 グレイシア:ロザリー 青(こおりタイプ)+使い手のシロナと雰囲気が似ているので マッギョ:グッテン・キスリング 表情が笑った際に似ている+黄(でんきタイプ) カプ・ブルル:ビッグブル・ザ・ブルドーザー オシャマリ:リンダ 分類が「アイドルポケモン」繋がり ゾロアーク:エプロス 幻影繋がり コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 草案 登場人物 パンプジンorゲンガー:スタンリーハイリットトリニダード14世 前者は雰囲気。後者はルカの影に乗り移ったので。NNはスタンで ペンドラー:ロザリー 使い手のオクニ同様傘を差しているので サンドパン:グッデン・キスリング ケンタロス:ビッグブル・ザ・ブルドーザー ドレディア:マルレイン マフォクシー:エプロス ピクシー:リンダ -- (ユリス) 2020-03-01 17 34 02 ハリテヤマ:ルカ(少年) -- (シャーロ) 2020-02-29 15 16 36
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ボクと魔王 要約スレ2-7・10 7 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/04/20(木)16 45 48 ID 7QS7w/sn ボクと魔王 影の薄い主人公が、大昔の魔王の生まれ変わりという影の魔王の下僕にされる。 各地で勝手に魔王を名乗っている奴らを倒して力を取り戻すため強制的に旅立つ。 勇者や元魔王、王女を仲間にしての珍道中。だかあるダンジョンの仕掛けで主人公は世界から認識されなくなってしまう。 主人公は同じく世界から忘れられた人が住む町から聞いた方法で、再び認識されるようになる。 仲間と合流していくが王女が自分の執事に襲われ人形になってしまう。 実はこの世界は執事が娘のために用意した箱庭の世界、王女はいつのまにか行方知れずとなった娘の代わり。 主人公の影が薄い=執事の作った世界の分類(ルール)から自由 主人公達は執事を倒す。そして新しい世界が発見される(箱庭からの解放)そして忘れられた町から王女と同じ顔の少女が主人公の家へ。 おまけ 実体を得て主人公と別れた魔王、新世界を征服するため下僕を呼びにくる。 ちょっと長かった? 10 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/04/21(金)13 19 22 ID d2dmzynw 7 最後に魔王は「新世界を征服するため」ではなく「やはり主人公と一緒に居るほうが面白そう」だから 主人公の家に来るんじゃなかったっけ?
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今日 - 合計 - ボクと魔王の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月12日 (金) 11時24分42秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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ボクと魔王 機種:PS2 作曲者:土井潤一、川谷吉和、村田利秋、梶川貴光、久米康隆、戸田和秋 開発元:ツェナワークス 発売元:SCE 発売年:2001 概要 PS2黎明期のRPG。 システム等に荒削りな面が目立つが、シナリオとサウンドの評価は非常に高い。 音楽はPeak A Soulのスタッフが作曲している。 サントラはamazon等を見るとやや高めの値段で取り引きされているが、作曲者のHPにて定価での購入が可能なので、そちらを利用するのも手である。 収録曲(サウンドトラック順) 曲名 作・編曲者 補足 順位 Emotional Universe 梶川貴光 未使用曲 Opening Movie 川谷吉和 オープニング Theme of Tenell 村田利秋 テネルの街 Theme of Tenell R 村田利秋 テネルの街(室内) Theme of Madril 梶川貴光 マドリルの街 Theme of Madril R 梶川貴光 マドリルの街(室内) Theme of Lischero 久米康隆 リシェロの街 Theme of Lischero R 久米康隆 リシェロの街(室内) Theme of Highland Village 土井潤一 ハイランドの村 第3回49位町曲92位歴代172位 Theme of Highland Village R 土井潤一 ハイランドの村(室内) Theme of Triste 久米康隆 トリステ Forest of Willkur 梶川貴光 ウィルクの森 Islands of Wap-Wap 川谷吉和 ワプワプ島 Plain of Lumile 久米康隆 ルーミル平原 Pospos Snowfield 梶川貴光 ポスポス雪原 冬・雪・氷156位 Addashi Desert 梶川貴光 アダッシュ砂漠 Utopia Corridor 川谷吉和 Sewer Dungeon 川谷吉和 マドリル下水道 Ruins of Aqua 久米康隆 水の遺跡 Escapeless Abyss 川谷吉和 帰らずの奈落 Big Tree Hole 村田利秋 大樹のウロ Sealed Cave 村田利秋 閉ざされた洞窟 Deep Grave Pit 川谷吉和 深き墓穴 World Library 村田利秋 世界図書館 Out of Acknowledge 久米康隆 Home Sweet Home 久米康隆 愛しき我が家 at the Bar 土井潤一 バーにて Wirepuller Building 久米康隆 The Jingles 川谷吉和 Fight of the church basement 戸田和秋 Normal Battle 久米康隆 通常バトル Normal Battle (Disadvantage Ver.) 久米康隆 Evil King Battle 戸田和秋 対魔王バトル Evil King Battle (Disadvantage Ver.) 戸田和秋 Vampire Evil King Battle 土井潤一 対吸血魔王バトル 第3回568位RPGバトル365位 Vampire Evil King Battle (Disadvantage Ver.) 土井潤一 The Last Battle 村田利秋 ラスボス戦 The Last Battle (Disadvantage Ver.) 村田利秋 The Encounter 久米康隆 The Cellar 村田利秋 Shadow Contest 村田利秋 Stan's Theme 川谷吉和 スタンのテーマ The Nightmare 戸田和秋 幻影魔王のテーマ Gutten Kisling 土井潤一 グッテン・キスリング Melody from the box 土井潤一 古いオルゴール 第4回704位第5回782位 The President Evil King 川谷吉和 会長魔王 Moe-Moe 土井潤一 リンダの歌 萌え萌え~ Marlene's Theme 土井潤一 マルレインのテーマ at The Gear Tower 土井潤一 歯車タワーにて Baroque-Dowaruk 土井潤一 Belloune's Thema 村田利秋 ベーロンのテーマ Deko-Boko-Combi 戸田和秋 凸凹コンビ Dance with Merle 梶川貴光 Breakdown 戸田和秋 Afterwards... 梶川貴光 Festa de Tenell 村田利秋 テネルの祭 HigherBreath 土井潤一 エンディングテーマ歌 長沢ゆりか 第2回299位第2回ゲームソング377位2000年~2007年182位 The circus 村田利秋 サウンドトラック ボクと魔王 オリジナル・サウンド・トラック
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登録日:2009/07/30(木) 02 07 18 更新日:2024/03/09 Sat 22 01 47NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 PS2 RPG SCE ゲーム ソニー バカゲー ボクと魔王 メタ発言 世界一地味な神ゲー 人形劇 分類 勇者 図書館 地味すぎる良ゲー 影 歯車ラブ! 無限ループ 石ころ 箱庭 芝居 隠れた名作 魔王 『影とオバケのRPG』 SCEから発売されたRPG。ハードはPS2。開発元はZENER WORKS。 【目次】 【ストーリー】 【主なキャラクター】少年(ルカ)/なし/透明/16歳 スタン/魔王/赤?/不明 ロザリー/勇者/青/22歳 キスリング/学者/黄/45歳 ビッグブル/赤/忘れた リンダ/青/ひみつ エプロス/黄/不明 【その他のキャラクター】マルレイン ベーロン ジェームス ブロック 【ニセ魔王たち】 【ストーリー】 ある所に影の薄い「少年」がおりました。 大人しく、他人に舐められきった少年なのですが、 なんとか日々平凡な生活を送っていました。 そんな少年はひょんなことから、大魔王の生まれ代わり、 「スタン」を自分の影に住まわせることになってしまいます。 長い間封印されていたスタンは、 その間に失った魔力を取り戻す為、下僕である少年に旅に出るよう命じます。 地味な少年と影の魔王の珍道中は、いったいどのようなものになるのでしょうか。 【主なキャラクター】 少年(ルカ)/なし/透明/16歳 主人公。とにかく影が薄い。この物語では全ての人々が「分類」されているのだが世界で唯一彼だけが「分類」を持たず、 そのことが影の薄さを一層際立たせている。余談だが、作中で一番プロポーションが良いようだ。 ある意味において「世界の破壊者」といえる存在。 戦闘では高いステータス、相関相性を持たない透明属性、有用なスキルと最強の一角。武器は剣。 スタン/魔王/赤?/不明 かつての大魔王ゴーマの生まれ変わり。 本名はスタンリーハイトットトリニダード14世だが、本人でさえたまに間違える。 長期の封印で正体を失っており、少年の影に取り付くことで実体化している。 秀逸なデザインであり、彼のアスキーアートが存在している。 スタンは戦闘中操作が出来ない。 戦闘時に条件を満たすと「フライング魔王」や「スマッシュ魔王」といった攻撃を行う。 弱そうな外見に似合わず、どれも超強力。魔王の面目躍如か。 赤属性の技が多いため、本来の属性は赤だと思われる。 ロザリー/勇者/青/22歳 スタンを目の敵にしている女勇者。 以前スタンに「影が蛍光ピンクになる呪い」をかけられ、 「エリート勇者」から「お笑い系勇者」に転職しなければならなかったことがその原因。 面倒見がよく頭も回るが、怒りっぽい。スタンによるとタレ尻デブらしい。常に日傘をさしている。 勇者というだけあり全体的にステータスが高い。 魔法こそ苦手だが、手数が多く使いやすい。武器はレイピア。 キスリング/学者/黄/45歳 この世界でモンスターに当たる「オバケ」研究の権威。 勇者であるロザリーにくっついていけば未だ見ぬオバケに出会えるかもしれないと一行に同行する。 マッドな面もあるが、結構良識的。 完全な魔法タイプのキャラクター。 高い魔法攻撃力を誇り、ロザリーやビッグブルと違い攻撃魔法を有効に使える。 …が、今作は魔法の燃費が悪く使いにくいのでビッグブル加入後は二軍落ちしがち。 武器は学術書。装備の補正値は高いが本人が貧弱なのであまりメリットになっていない。 ビッグブル/赤/忘れた 暑苦しい筋肉ダルマの牛男(オバケ)。 自分を倒したスタンに惚れ込み、仲間になる。 単純ゆえ、正々堂々とした闘いを好む。夢は筋肉マン養成所を作ること。 高い攻撃力と体力をもつ直接攻撃キャラで、パーティで唯一の赤属性キャラ。 だが行動が鈍く、手数が少ない為それほど火力が有るわけではないのが難点か。 もっともプレイヤーからは消去法でルカ、ロザリーと共に主力として使われやすい。 武器は肉体。システム上は初期装備の「戦いの心得」のみ。 リンダ/青/ひみつ M.O.E.M.O.E!! 歌手を夢見て路上ライブをしている女の子。 音痴だった自分を元気付け、支えてくれた少年をコーチと呼ぶ。腹黒。 完全なサポートキャラ。 敵味方両方に作用する「歌」と、味方全体を回復する魔法を唯一覚える。 しかし強力な魔法は習得が遅いため普通に進めるとラスボス戦に間に合いにくく、裏ボスもいないので正直使えない。 道中でもルカが殴りながら回復も十全にこなせる万能キャラなのでわざわざリンダを主力にする意味があまりなかったりする。 マイクでぶん殴って戦う。 リンダちゃん萌え 物語の中盤、アイドル志望の女の子であるリンダが、 魔王の力を手に入れてソレを使い、町の人々を洗脳し、 無理やり自分のファンにする、という展開があるのだが―― そのとき、洗脳された人々は口々に叫ぶのである、 「リンダちゃん萌えーーー!!!」 正にオタ芸。丸々一つの町の人々が萌え萌え連呼している図は、我々アニヲタでもかるくビビるものがある。 ……と、もうお気づきであろう。このゲームの発売日は2001年3月15日。 そう、明らかに現在ほど『萌え』という単語が普及する以前のものである。 ゲームの開発期間やシナリオ執筆のタイミングを考えれば、さらにソレよりも前にこのネタは仕込まれたことになる。 開発スタッフはこの未来を予見していたのであろうか……? この『ボクと魔王』は、現在、諸説入り乱れている『萌え』の起源のナゾに迫る作品のひとつでもある。のかもしれない……。 エプロス/黄/不明 最後に仲間になる仮面紳士。 魔力に対して激しい知的好奇心を持っており、 その答えをもたらしてくれるかもしれない少年に同行する。 相手の弱体化に特化したサポートキャラ。 攻撃力は低く戦力としてはやや心許ない反面、直接攻撃と攻撃魔法に対しては全キャラ中トップの回避力を持つ。 固有技である魂縛りはキャンディ等一部のレアアイテム集めの際には非常に有用。 ラストダンジョンの雑魚戦はルカで瞬殺するかアイテム目当てで粘るかぐらいなのでその意味ではスタメン候補。 武器はトランプ。 【その他のキャラクター】 マルレイン 王女様。お転婆かつ高慢で、少年を召し使い扱いする。可愛い。 石ころ。子亀。 ベーロン マルレインの執事。怪しい。 親亀。 ジェームス スタンの執事。常に発情しており、ストライクゾーンは幼女から婆さんまで。 彼の中ではスタン<<超えられない壁<オムレツ<<<<<女の子のようだ。役立たず。 ブロック サーカス団の団長。スタンを「影の魔王」と呼ぶ不思議な人物。何かを知っているようだが……。 【ニセ魔王たち】 封印中のスタンの力を奪い、強大な力を手に入れた者達。 こいつらを倒すことで力を取り戻すことが出来る。 下水道魔王 水泡魔王 会長魔王 巨牛魔王 アイドル魔王 幻影魔王 吸血魔王 魔王たちとの戦闘では下水道の奥を目指していたという話を聞く機会があり、最終的にルカ一行もそこを目指すことになる。 この作品は、Playstation2早期に発売されたにも関わらず、美麗なグラフィックなことが特徴。 ヌルヌル動くキャラクターを見るのは楽しい。 魅力的なキャラクターやシナリオ、グラフィック、音楽、世界観辺りは高い評価を受けている。 だが、「レベルを上げて物理で殴ればいい」ゲームバランスとテンポの悪すぎる戦闘、単調な謎解きが致命的。 強制戦闘だけで適正レベルまで上がり、適正レベルだとボタン連打で終わる難易度で、しかもエンカウント率は高い。 ヌルすぎる&作業&テンポ悪いと三重苦。 ストーリーよりも戦闘に面白さを求めるユーザーにはオススメできない。 親亀と子亀に関してはコチラへどうぞ。 終盤の展開とネタバレ 実はこの世界は「分類の魔法」により外界から切り離された箱庭的小世界で、これまでの冒険もその管理者が意図的に創り上げた劇のようなもの。 これを踏まえると本作の登場キャラの人形風のグラフィックやCMでの人形が使われていること、単なる容量の都合かと思えたフィールドの狭さもスタッフの意図によるものかもしれない。 王女が大勢の兵士を連れていたと嘘をついたムカつくモブの存在、鉄道員が駅を使えない理由を忘れていたのも単なる嫌がらせやギャグだけでなくこういった世界のおかしさを示す役割があったのだろう。 リシェロ以降はあからさまに伏線的なセリフも多く、この物語が「ニセ魔王たちを倒しスタンが元の姿を取り戻しておしまい」ではないことはそれとなく察せられるようになっている。 また主人公のルカは喋らないとは言うものの何度か現れる選択肢で会話に加わるシーンが存在するが、これは単なるイベントの演出だけでなく他のキャラクターとの好感度に関わるものである。 終盤で見られるイベントの出来や特典にはかなり格差があるため、適当に選ぶと後悔することも。 相性イベントとそれによる特典 マルレイン マルレインを気に掛ける選択肢を多く選ぶのが条件。 終盤に夢を通じて助けを求められるのだが、ある人物を通じてルカ最強の防具「再会の服」が届けられる。 次点の「自然体の服」との防御力の差はさほど大きくないが、ルカはパーティから外せない上に攻撃力に関しては十分なため、防御面を強化してくれるのはありがく、何より回避率アップや状態異常耐性といった効果が優秀。 スタン 彼に率先して従ったり、悪そうな選択肢を多く選ぶのが条件。 スタンは悪の子分らしくなったルカを褒めるが、ジェームスは先輩の自分からすればまだまだと主張し、ルカは滝に打たれる修行をさせられる。 結果ルカは風邪をひいてしまうが、ジェームスの飲ませた怪しい薬により体調が回復し、ステータスがアップする。ジェームスはこれを勝手に「修行の成果」だと言い張りスタンにツッコまれた。 ルカの攻守が5ポイントアップするが、実用性で言えば上記の再会の服の方が嬉しい。 ロザリー ロザリーに味方するような選択肢を多く選ぶのが条件。 黒幕との遭遇を経て世界の真実に触れた彼女は、改めて「勇者」としての自分の存在について考えていた。 そして勇者以上に勇者らしい存在へと成長していったルカへの興味を示す。 ロザリーの話に感じ入ったトリステの武器屋から密かに彼女に「気高きレイピア」が手渡される。 ロザリーをパーティから外すプレイヤーは少ないと思われ、この武器も次点の「白バラのレイピア」より威力やステータス補正がかなり高いので価値は高い。 ルカの父 ノリの良い、強気な選択肢を多く選ぶのが条件。 実家に戻ると父が「占いでお前と相性が良いと言われた」と喜び、記念としてエプロスの最強武器「スペードのA」をくれる。 次点の武器との威力差という点では気高きレイピア以上なので、イベントの地味さに目を瞑った上でエプロスを主力とするなら。 ジュリア 沈黙(……)や弱気なセリフを多く選ぶのが条件。 彼女はルカの故郷テネルで暮らす幼馴染で、地味で尻に敷きやすそうな彼を気に入っていた。 冒険を通じて逞しくなったルカが好みから外れているらしい。 久しぶりに故郷に戻るとやはり占いのことを告げられる。 派手好きな兄がいたが、その兄を失ってしまったトラウマが現在に嗜好に繋がったことが判明する。 技に対する回避率が大きく上がるアクセサリ「フクロウの魔除け」が貰える。 これと下記の「白昼夢のリング」はアクセサリなので全キャラ装備可能。 ルカ・ロザリー・エプロス以外の強化を重視するか汎用性を求めるなら。 謎の女 ウィルクの森にいる妄想狂の電波女。顔グラすらアレなモブ。 話しかけるとやはり占いのことを言われ、攻撃に対する回避率が大きく上がる「白昼夢のリング」を渡される。 …しかし、イベントが酷すぎる。 なお、どのキャラと仲良くなろうがエンディングは変わらない。 追ぱ記ぷ・修ぽ正ぴおぱ願ぺいぱしぴまぷすぽ。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 「勇者と魔王は?」→「所詮この世の歯車です!」の会話で鳥肌立ったわ。 -- 名無しさん (2014-05-04 11 10 03) 始めた頃はあんまり気にならなかった色々な事が、世界観に関する伏線だだったり、色々な考察や想像の余地があったりと、シナリオは凄く面白い。 -- 名無しさん (2014-05-04 11 33 41) ラストダンジョンまで進めたけど カメラ視点が悪すぎてそこで投げた。 雑魚に必ず追いつかれるのもストレスが溜まった。 -- 名無しさん (2014-05-04 12 45 44) 出るのが早すぎた感は否めない、いかにも黎明期な作品。あとロザリー可愛いよロザリー。 -- 名無しさん (2014-06-18 19 54 01) ネタバレ注意喚起した上で終盤の展開についても説明したいが、どうまとめればいいのか・・・ -- 名無しさん (2015-03-19 18 04 17) 岩ガメと石コロの笑い話が本当に笑えない。それでも笑い話だから笑われてしまうというあたりが皮肉過ぎるわなー -- 名無しさん (2015-03-19 18 48 18) 最近この作品みたいな世界観・キャラのWEBノベルが沢山出てきてる辺りも、時代を先取りしすぎてる感がすごい -- 名無しさん (2016-02-24 23 02 52) これ下水道あたりからのネタバレとかどういう風に追記すべきだろうか -- 名無しさん (2016-07-05 16 21 10) ↑ネタバレ注意って但し書きして折り畳むしかないんじゃなかろうか -- 名無しさん (2018-01-03 21 28 14) ストーリー終盤の説明しようかとも思うけど、追記の仕方が難しそう -- 名無しさん (2018-02-17 21 04 48) ストーリーが凄く良かった -- 名無しさん (2023-10-21 11 56 02) Switchあたりでリマスターで良いから出ないかなぁ -- 名無しさん (2023-10-21 12 34 29) ps4でリメイクしてくれたら最高だったんだけどなぁ・・・名作だったなぁ -- 名無しさん (2023-10-21 13 26 29) 名前 コメント
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ボクと魔王 ◆mu0IJdYU3g 「ん~、悪くはないんだけどねぇ?」 「えと、どこかマズい部分が?」 「まあ、具体的に言うとさ。 正直、今の時代王道ファンタジーとか受けないんだよねぇ。 大体可愛いキャラ出てこないじゃん?これじゃあ読者は釣れないよ。」 「しょうがないじゃん、俺のパーティー男しか居なかったんだから。」 「なんか言った?」 「いえ、別に。」 「ま、とにかく、文章力は悪くないんだから書き直してきてよ。君には期待してるよ。」 ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ 「そうか、大変だったんだな。」 「ああ、まったく、世界を救った英雄だってのに、 元の世界に帰ったらだれも俺のことを認めやしねぇ。」 「で?書き直したのか?」 「んなことするわけねぇだろ。俺の自伝に嘘をついてどうする。」 ここは非情なるバトルロワイアル会場。ヨグスと名乗る旧神なのか宇宙人なのか分からない 謎の存在によって集められた30人の参加者が生き残りをかけて殺し合うコロッセウムである。 その辺境の川縁で二人の男が並んで座って釣りに勤しんでいた。 一人はごく普通の16歳くらいの少年。そして一人は黒い禍々しい鎧に身を包んだ大柄な男である。 その姿を見た人は十人中十人が彼を魔王と呼ぶだろう。それくらい魔王的な姿をしていた。 「で?なんで魚釣ってんだよ、魔王?」 「んん?いや、まずは腹ごしらえだろう、常識的に考えて。」 期待通り鎧の男を魔王と呼んだ少年、篠田勇の答えに生返事をした魔王は 手ごたえを感じた釣り糸を一気に引き上げる。なかなかの大物が掛かっていた。 「おぉ、お見事。」 「よし。こんなものだろう。お前も食うか?勇者よ。」 「その名前で呼ぶんじゃねーよ。大体なんでそんな慣れなれしいんだ? 俺はお前を一回殺したんだぞ。殺し合いはしなくていいのかよ?」 「ふむ、そのことか。勇者よ、ワシがあの程度で死ぬと思うか? ちょっと眠くなったから100年くらい眠ろうと思っただけじゃ。」 「なにっ。」 「それに、なんでワシが誰かに命令されて殺し合わなきゃならんのだ。 ヨグスだか何だか知らんがワシを侮辱したことを後悔させてくれるわ。」 「……ははっ。まいったな。」 「どうした?」 「いや、ここに連れてこられたときさ、正直ちょっと嬉しかったんだよね。 また嫌な現実から解放されて好き放題暴れられるんだってさ。 初っ端で会ったお前があんまりにもやる気ないんで頭が覚めちまったけどさ。 俺は勇者なんかじゃねーよ。現実じゃただのモブキャラさ。」 「まあ、そう言うな。いままで会った奴じゃお前が一番勇者っぽかったぞ、篠田勇。」 「え?」 「いや、人間どもがしょっちゅう誰か召喚してくるんだがすぐ寝返ってワシの軍門に下ったり 人間も魔物も関係なく殺しまくる基地外だったり碌な奴が居なかったからな。 篠田みたいな王道的な勇者は逆に珍しい……ん、どうした篠田?泣いてるのか?」 「……うるせーよ。」 ▽ ▼ ▽ ▼ ▽ ▼ 「おら、焼けたぞ。」 基本支給品に入っていたピーナツバターを燃料にしてこんがりと焼けた魚を 葉っぱで作った皿に乗せて魔王に渡す。 「おお、旨そうだな。城の食堂で食う料理と違って 外見からして素材の味が滲み出ておるわ。」 「冒険中は結構サバイバルしてたからな。大ガエルとか結構旨かったぞ、特に太股。」 「うむ、我々の命を食いつなぐ生命すべてに感謝せねばならぬな。さっそくいただこう。」 両手を合わせてお祈りを済ませた魔王はぱきんと割り箸を割り器用に魚の身を骨から分ける。 (すごい、魔王の奴、あんな上手に魚を食べるんだ。) 魔族の王に恥じぬよう徹底した礼儀作法を心得ているのだろう。 食い終えた魚は散らばり放題な自分と違い綺麗に骨だけが残っていた。 そういえば魔王を倒せと王様から指令を受けていたが、俺はこの男の何を知っているんだろう? 「ふう。ごちそうさま。さて、これからどうする篠田?」 「ああ、そうだな、取り敢えず主催者に対抗するなら仲間を増やさないとな。 それに首輪もどうにかしないと。」 「仲間、か……ぬぅ!?」 魔王がこちらを凝視して険しい顔をする。 「どうした?」 「伏せろ!」 「なに?――うわぁぁぁ!」 突然、魔王が飛びかかって覆いかぶさってきた次の瞬間、激しい爆発音が鳴り、 二人で数メートル吹き飛ばされた。 「……ぐぉぉぉ!!」 「おい大丈夫か魔王!?」 「うー、むふっふっふ。命中したと思ったんだけどなぁー?」 「誰だ!?」 背中を吹き飛ばされ項垂れる魔王の背中越しにこちらに近づいてくる手榴弾を持った少女。 振り向いてその姿を見た魔王は叫んだ。 「お……お前は……藍葉水萌!!」 「知ってるのか、魔王!?」 「ああ、奴はお主が来る直前に召喚された勇者だ。 奴は強かった。私の部下の四天王も八大将軍も守護天使も全員奴一人に惨殺された。」 「え?そんなのいたの?じゃあ、お前の城に全然人がいなかったのって……。」 「代わりのいい人材が見つからなかくてな。あの時期は城の管理とか 地方のモンスター指揮とか資金の計算とか全部ワシ一人でやってたんじゃ。」 「うわぁ、大変だったんだな。」 「話し込んでるところ悪いんだけど、邪魔しないでくださらない? そいつ魔王でしょ?前は殺し損ねちゃったしせっかくだから今ここで死んでもらおうと思ってるんだけど? 私の最終目標からすれば過程に過ぎないけれどほら、勇者が魔王を倒すのは義務みたいなもんじゃないですか?」 隠れ気味の前髪から、すべての生き物を見下すような視線を向けられゾッとする。 異世界から途中で退場させられた勇者。ヤバいことはよく分かる。 「……勇者?お前が?ワシにはただの快楽殺人者にしか見えなかったがね。」 「私はあんたみたいな中途半端な悪人と違って生き物すべてを平等に扱っているのよ。 人間も魔物も、みんな平等に私に殺されるべきだわ。そうすれば世界は平和になるのよ。」 電波なことを言いながら徐々に近づいてくる。 篠田は魔王をどけて藍葉の前に立ちはだかった。 「……何をしている篠田、早く逃げろ!」 「わりぃな魔王。今そんな気分じゃないんだわ。」 「んむー?何あんた?すごく邪魔なんですけどー?」 「嫌だって言ったら?」 「こうするのっ。」 篠田と藍葉は同時に背中に隠していた支給品の西洋剣を片手で抜き、刀身をぶつけた。 火花を散らしながら鍔釣り合いを繰り広げる二人。しかし徐々に篠田が押されていく。 「な、なんて握力だっ!」 「んふぅー。そういやモンスター殺しまくってたら途中から成長しなくなっちゃってさー。 まーその頃には大抵のヤツは一発で死ぬようになってたけどねー。」 「パラメーターの上昇が限界まで来てたんじゃねーの?つまり俗に言うレベル99ってヤツ?」 「あーなるほどー?で、君も勇者みたいだけどレベルいくつくらいで魔王倒したのー?」 「……36くらいかな?」 「あははは!君、戦闘で逃げすぎだよー。」 「まぁね。」 こいつみたいなパワープレイヤーは俺のような低レベルクリア派とは相性が最悪に悪い。 力量差は歴然。このまま戦っても仕方がないだろう。だから。 「今回も逃げさせてもらうよ。」 「え?」 空いてる片手をポケットに入れ、もう一つの支給品、フラッシュグレネードを放り投げ目を瞑った。 「うわぁ!まぶしっ!」 強烈な光を突然浴び、体を丸める藍葉。 数秒悶えてようやく視覚が戻った時は既に二人の姿は無かった。 拍子抜けした藍葉その場に座り込み、にやりと笑う。 「きひひ、勇者の面汚しぃめぇ、逃ぃがさないよぉっ。」 【一日目・深夜/E-4 川縁】 【藍葉水萌】 【状態】健康 【装備】フランベルジュ(西洋剣) 【スキル】なし 【所持品】基本支給品、不明スキルカード1~2(未確認)、手榴弾×4 【思考】 1.世界平和の為すべての参加者に平等な死を与える 2.魔王と篠田勇を殺す 「……ぐぬぅ。」 「おい大丈夫か魔王!?」 あの場を脱出した二人は建物に隠れながら移動する。 肩を支えて歩く魔王はいかにも苦しそうである。 以前戦ったとき勇者の固有魔法の雷を何発くらってもびくともしなかった耐久力が 今は見る影もない。あまりにも強すぎる参加者は制限がかかるということか。 「心配すんな、すぐ手当てするところを探そうぜ。近くに病院があった筈だし。」 「す…すまんな…。」 魔王が弱気につぶやく。 「気にすんなよ。俺たちは仲間だろ。」 熱い視線を向ける篠田に応えるように、魔王は少し微笑みながら呟いた。 「仲間か、そうだな、それも悪くないな。」 【一日目・深夜/F-4】 【篠田勇】 【状態】疲労(小) 【装備】エストック(西洋剣) 【スキル】なし 【所持品】基本支給品、不明スキルカード1~2(未確認)、フラッシュグレネード×4 【思考】 1.殺し合いを潰す為仲間を増やす 2.魔王を病院に連れていく 【魔王】 【状態】疲労(大)、背中に火傷 【装備】なし 【スキル】なし 【所持品】基本支給品、不明スキルカード1~2(未確認)、釣り竿 【思考】 1.ヨグスに立ち向かう為仲間を増やす 2.傷の手当て 02 嵐のような愛を込めて 時系列順 04 ヒストリー・オブ・バイオレンス 02 嵐のような愛を込めて 投下順 04 ヒストリー・オブ・バイオレンス 藍葉水萌 22 蛮勇引力 篠田勇 22 蛮勇引力 魔王 22 蛮勇引力
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ボクと魔王 【ぼくとまおう】 ジャンル RPG 対応機種 プレイステーション2 発売元 ソニー・コンピュータエンタテインメント 開発元 ツェナワークス 発売日 2001年3月15日 定価 5,800円 廉価版 PlayStation2 the Best 2002年8月1日/3,000円 判定 良作 ポイント 魅力的な世界観奥深いストーリー個性的な登場人物粗の多いシステム面 概要 あらすじ 特徴・評価点 問題点 総評 余談 概要 PS2初期に発売されたRPG。製作は1995年の「LitleMaster」以来6年ぶりの新作となるZENER WORKS。 海外では『Okage Shadow King』というタイトルで発売されている。(*1) あらすじ 何処にでもいる地味で平凡な少年ルカは、ある日ひょんな事から父が何処かで拾ってきた怪しげな壷から復活した魔王スタンに自分の影を乗っ取られてしまう。 スタンの手下にされてしまったルカは、嫌々ながらもしかたなく彼の力を取り戻す旅に同行させられることになる。 スタン曰く、今世界には魔王の力を手に入れて魔王の名を語る偽魔王が大量に存在するらしい。そんな彼らを倒して力を奪い返そうというのだ。 事の重大さを全く理解していない家族たちに見送られ、少年と魔王の奇妙な物語が始まった。 特徴・評価点 奇妙で独特な世界観 『MOTHER』などに見られるような、一見して平和な舞台ととぼけたキャラクター達。 本来「正義の勇者」と「悪の魔王」とは世界に一人ずつというのがお約束であるが、「勇者大学」を出てしっかり勇者という職業資格を得た勇者達による「勇者協同組合」が存在していたり、あちこちの村や町で突然「魔王」が現れるおかしなもの。 そんな中主人公は片田舎のただの少年。そこに自称「大魔王」の転生体がいきなり現れ部下(仲間)にされ、更にとある事情でエリート勇者からお笑い勇者に転落してしまった女性が新たな同行者に…という破天荒さ。 のちに加わるのも人の話を聞かず理論を勝手に展開する変人学者、元魔王の魔族達等まともなメンバーではない。 人形劇のようなデザインのキャラクター達のかけあいは、時に滑稽で笑え、時にハッとさせられる。 こういった独特のテイストはオバケ達(従来のRPGで言うモンスター)にもよく現れており、名前からして既にちょっとおかしな奴らが多い。 「元気なカエル」「野生のウシ」はまだ普通な方で、ゲームが進むと「平和主義のカバ」「逆恨みのミイラ」「寒々しいワニ」……等など、名前だけでも楽しい個性的な面子が次々と出てくる。 名前だけでなくしっかり技でも個性を持たせており、前述の「元気なカエル」は、後述のテンションを上昇させる技を多用してくるほか、「油断ならぬヘビ」という敵は、複数種の状態異常技を使ってくるなど、名の通り油断ならぬ敵だったりする。 モブキャラクターもそれぞれ個性的な肩書を持ち、また一度会話を終えても章が進むと台詞が変わったりと非常に作りこまれている。本編に全く関係ないイベントも多く、とにかく寄り道が楽しい。 町やフィールドは数こそ少ないものの、全て特徴がありなおかつかなり広い。特にフィールドは行く必要のないような場所にまで行ける。「人の気配がしない雪原」、「砂漠にそびえるタワー」など、幻想的な光景も多い。音楽やグラフィックもマッチしている。 ただし後述のエンカウントの問題点により、じっくりと眺めるのが難しい。 奥深いストーリー ネタバレになるため詳細は省くが、「勇者とは何か」「魔王とは何か」「世界(物語)とは何か」等、実に深い問いかけをしてくる物語である。 前半はストーリーやキャラクター、世界観共に非常にコミカルに描かれ、軽快な音楽も相まって軽い調子で物語が進んでいくが、物語が進むにつれて陰鬱で暗い展開に変わり始め、クライマックスは非常に重いテーマをもって描かれる。 それまでのファンタジーRPGから少しずれたような奇妙な世界観と、一見取るに足らない物や人物にさえ周到にしくまれた伏線がプレイした者を魅了し、ヒットこそしなかったものの、未だに世界中で根強いファンを持つ隠れた良作。 主人公の地味さすら理由があるという設定はある種、「ファンタジー」「RPG」のお約束というものを上手く逆手に取り、作中に設定として組み込んだといったところ。 BGMの評価も高い。 実は戦闘中に主人公の体力が大きく低下すると、BGMが危機感の迫る曲に変化する仕掛けがある。通常の雑魚敵からボス敵まで、それぞれでパターンが用意されており、かなり凝って作られている。 しかし、音楽が変化する条件が「主人公の体力が残り1割を切る事」であるため、そのまま倒されてしまう事も少なくなく、ゲーム中にじっくり聴ける機会を作りづらいのが難点。 後述のシステム面のテンポの問題はあるものの、目立ったバグは皆無。フィールドやダンジョンに確実に設置されている全回復機能付きのセーブポイントのおかげで育成を進めやすく、ボス戦の前にはスタンがあらかじめ警告のセリフを出して教えてくれるなど、RPGとしては親切で丁寧な仕上がりで纏まっている。 問題点 システム面での粗が多く、ストレスが溜まり易い要素が多く目に付く。 戦闘面 魔法・特技を問わず詠唱モーションが毎回挿入されるため、テンポが今ひとつ。 キャラクター性能に関して パーティメンバーはそれぞれ能力の差別化ができているが、序盤から加入するルカとロザリーの2人がかなり高性能なため、他のメンバーが結果的に割を食う格好になりやすい。 顕著なのが同じく序盤の加入メンバーであるキスリング。いわゆる魔法使いタイプのキャラクターであり、状態異常にある程度耐性を持つ他、習得する技が有用なものが多い。しかし魔力を除く殆どの能力が低く成長率も悪いなど、強さが能力値に表れないタイプである事が大きな足枷になっている。特にHPが低く簡単に倒されやすい事が致命的。 中盤以降に加入するキャラクターもレベルこそ高めなものの、加入直後は全員特技を1つしか覚えていない状態。そのため出来る事がどうしても単調になりがちで、やや不遇。 一方でロザリーは魔法に対する回避力と状態異常への耐性が無いため、こちらも可視化されない部分を弱体化させる事でバランスを取っている。能力値が低いキャラも、武器や防具の付与効果に弱点を補えるものが揃っている事が多い。 敵専用の特技「○○盗み」 所持金から表記分のお金をかすめ盗って逃げるというものだが、序盤の『百盗み』からどんどん桁が増えていき、最終的には十万盗みというまったくもってシャレにならない極悪技へと変貌する。 やられる前にやってしまえばよいだけの話なのだが、繰り出されたが最後たちまち金欠と化してしまう理不尽な目に。何より普通にプレイしてもお金が貯まり難いため盗まれた分の金額を容易にフォローしきれない事も手伝って、余計に理不尽さが際立っている幸いなのは十万盗みを使うオバケがラストダンジョンでエンカウントする「絶望のゴーレム」しかいないことだろう。ここまで来るとルカの最高威力の技「友情インフェルノ」も解禁されるためこれで一掃するか、「同時攻撃」で一気にゴーレムを片付けてしまえば問題にはならない。 オバケのAIは「テンション」という内部パラメータがあり、値の上下で攻撃性が変動するようになっている。更にテンションもオバケごとの性格で上下の仕方が違うなど、なかなか細かい作りではあるのだが……。 基本的にオバケは魔法・特技以外で無駄に1ターン過ごす行動というものが無い為、何のスキルも持たないオバケには死にシステムと化している面がある。そもそも普通に戦っていて攻撃性の変遷を実感できることもあまり無い。 一方でボスキャラはデフォルトのAIにかなり恵まれておらず、場合によってはロクに攻撃してこないままバトル終了なんて事もザラ。ラスボス戦でも普通に起こり得るのが痛い。 状態異常や呪いといったバッドステータスに重ねがけの概念があるが、戦闘は基本短時間のため機能する機会が少ない。 戦闘終了後も治癒しない呪いがあるため、油断できた要素ではない。が、これらを防いだり解除できるアイテムが入手しやすいバランスのため、よほど油断しなければ強力な呪いにかかることはそうそうない。 「麻痺」は最大まで重ねがけされるとほぼ戦闘不能同然の状態に追い込まれるなど、システム自体はしっかりと組まれているだけに惜しいところ。 ルカの特技の一つ「オーバードライブ」を使用すると、効果を受けたキャラクターはオーバードライブの効果と引き換えに「バースト」という全体攻撃のコマンドが使用できるようになるのだが、ゲーム内外で説明がされない。説明書にも記載されていないため、初見のプレイヤーには戸惑う要素となり得る。 フィールド面 見栄えするギミックが非常に乏しく、一見何かありそうなところも、その実本当に何もないことがままある。 シンボルエンカウント方式であるにもかかわらず、避け切れないほど大量のシンボルが発生する。 敵が一定時間出なくなるアイテム・魔法等もなく、フィールド移動はほぼ確実に戦闘しなければならない。最早ランダムエンカウント方式と全く変わらない。 後ろから触れられると不意打ちで先制攻撃される。しかも敵シンボルは時間経過により問答無用で沸く。カメラワークの劣悪さも拍車をかけており、狭い部屋に入って道も敵シンボルも視認出来ない状況でなかなか出られずエンカウント地獄にあうのはよくある話。 出現の仕方には法則があり、プレイヤーの操作である程度敵シンボルを回避する事はできるのだが、戦闘せずにフィールドの移動を続けると敵シンボルの移動速度はどんどん速くなっていってしまう。最終的にプレイヤーの移動速度を遥かに上回る速さにまでなるため、ずっと逃げ続けるといった事は事実上不可能。 救済というべきか、戦闘自体はごく一部の状態を除き「逃げる」コマンドが100%成功する仕様になっている(*2)。テンポの問題で若干面倒ではあるが。 フィールド内に散在しているあるアイテム(小さなメダルみたいなもの)を集めるというサブイベントが、上記のエンカウントの厳しさにより非常に面倒になってしまっている。クリア必須イベントではないものの、最強武器入手に必要なため、延々とフィールドを歩き回されたプレイヤーも多い。 敵シンボルは画面の奥側にしか出現しないため、主人公の進行方向を手前側にすればエンカウントを避けられる。このテクニックを使えば戦闘なしでフィールドを横断することも可能。 ダンジョン 基本的にほぼ全てのダンジョンで「特定の固定シンボルオバケを倒す」「封鎖されている部分を解放するための魔法陣を探す」という二つをこなしていくため作業感が強い。 一応、「落とし穴を上手く使う」、「明らかに不自然なマップの謎を解く」などがダンジョン毎にあったりするため、完全に同じという訳ではない。 マップは自動的にマッピングされるが、一度ダンジョンから出ると消えてしまう。 カメラワーク まだまだ視点移動というシステムが浸透していなかった時代とはいえ、カメラワークは良くない。 視点が主人公の背後からかなり離れた位置にあることが多く、しかも壁に引っかかるため、死角の多い洞窟などでは移動自体が困難になる。 プレイヤーの方である程度カメラを移動させられるものの、ゲーム側で収まりの良いポイントへと矯正されてしまう。 シナリオ面 序盤のシナリオにて、プレイヤーの選びたくない(と思われる)選択を強制されるので、そうしたシナリオ展開が嫌いな人は、そこで拒否反応があるかもしれない。 選択肢を選んでも一言どころか一言一句相手のセリフが変わらないことも多い。 ただし何も変わらないように見えて、後述の相性イベントに影響する選択肢が67個も存在するため、選択肢が全く無意味という訳ではない。 そもそも主人公は「影が薄い」という設定であるため、これはこれで設定通りと言えなくもない。 シナリオ面でも未完成と思われる点が散見される。 特にサーカス団長、幻影魔王あたりのキャラクターはもう少し掘り下げて欲しかったという声がある。 ゲーム中盤でとあるイベントが起こるのだが、ひどい「孤独」「寂寥感」に襲われる。ストーリーを進めるためには新しい町を訪れなければいけないが、そのヒントもほとんどない。 入口まではそれ以前に訪れることも可能なので、印象に残っていたプレイヤーもいる。総当たりでも大きく時間を食われるほどではない。 むしろこの時点では、敵と戦闘することすら無くなるため、前述の「アイテムを集めるサブイベント」に走るにはちょうどいい機会であったりする。 最終ダンジョンの難解過ぎる迷路ぶり 最終ダンジョンでは前述のエンカウントに耐えながら暗く細い通路を歩き回らなければならず、この苦痛からゲームを投げてしまいかねない挫折ポイントと化している。 この面については謎解きではなく、「ひたすら鍵を探し集めて扉を開けていく」進め方になるため、複雑な思考は全く必要ない。問題は本作屈指の広さの迷路状のダンジョンを、隅々までひたすら走り回らないといけないところにある。所々にアイテムが点在しているため、それらを集める楽しみがなくはない。しかし総当たりしか攻略法がないとも言えるため、どうしても時間を費やすことになる。 発売当時はネット普及も間もない時代であり、ゲーム自体の知名度の低さもあってまだまだ攻略情報自体が十分に伝播していなかったため、尚のこと辛いものがあった。 その他 「相性イベント」 所謂恋愛イベント的なものがあるのだが、キャラ数が少し少なめな上におかしな人選。 「メインヒロインの王女マルレイン」「仲間の女勇者ロザリー」「大魔王スタン」等はパーティーメンバーということもありまだ分かるが、「かつて主人公が地味な感じ(好み)じゃなくなったからと振った村の幼馴染ジュリア」「主人公の父」「道端でおかしな言動をとる謎の女」等後半は良く分からない。謎の女に至っては主人公らと何一つ接点がない。「他のパーティメンバーとの相性イベントも欲しかった」という声は少なからず存在する。 とはいえ、ジュリアとのイベントはシナリオ中では触れられる事のない彼女の背景が垣間見える貴重なイベントで、彼女がかつての主人公を気に入っていた理由の補完にもなっているため、一見の価値はある。 最も相性の良い相手からはスタンを除いてこのイベント限定のレアアイテムを受け取れるが、1周のプレイで1人のイベントしか起こせないため、他の相手からのアイテムは入手できず、事実上アイテムのコンプリートが不可能なのは少し残念なところ。 総評 PS2初期作品としては間違いなく意欲作。シナリオはとてつもなく深い。キャラクター達の魅力も高い。言ってしまえばキャラゲーだがそれで魅せられた人も多く、根強い二次創作活動等を続けている人たちがいる事もそれを証明している。 だがゲームシステム面ではやはり作り込みが甘いといわざるを得ず、安易に人に奨められる内容ではない。当時の水準を考慮してもとにかくストレスが溜まる。 世界観やシナリオ、キャラクターの魅力で見せているだけに、ゲーム周りの出来の粗さが惜しまれる。 余談 ストーリー中、これでもかと「萌え」という単語が出てくるイベントがある。今となっては珍しくもない単語ではあるが、当時はまだ「萌え」という言葉自体がまず出てこない時代であり、そこに「台詞」・「雰囲気」・「BGM」を使って「萌え」が全方位から押し寄せて来るため、当時のプレイヤーならばまず間違いなく呆気にとられる。本作以降のゲームであろうと、ここまで「萌え」という単語が出て来るゲームはそうそうない。 加えて、アイドルファン達が揃いの法被を着て一緒に歌を歌っていたりと、もはや時代の先取りか予言染みたシーンすらある。 ステータスを上げる事ができるアイテムを敵から入手できる事があり、ドーピングが出来る。これらのアイテムは敵からの入手によっていくらでも稼げるため、ステータスをカンストさせる事も一応可能だったりする。前述の性能差の問題点も、これでキャラクターごとの弱点を少しは補うことが可能である。 ゲーム内の通常プレイでこれらのステータスがカンストすることはないが、システム上では能力値が3桁のステータスは上限値「999」、2桁のステータスなら上限値「99」と定められている。 どういうわけか「シナリオライターが死亡したためリメイクは無理だろう」という話が広まっているが、メインシナリオを手掛けた横弥真彦氏は2019年現在でも存命である。 サブライターの根本晃氏が2002年に亡くなっているため、そこで情報の錯綜が起きた可能性がある。 サウンドトラックCD、一部キャラクターのスタンドフィギュア等も発売されている(後者は現在販売停止)。 Amazon等ではサントラがプレミア化しており高額で取引されているが、実は作曲グループのホームページで定価販売されている。購入する場合はそちらを利用するといいだろう。 防御力と回避率が非常に高く、通常攻撃など攻撃力を参照して威力を計算する攻撃でダメージを与えることが困難なボスが存在する。 強力な耐性を持つ一方で、通常通りダメージを与えられる魔法による攻撃が非常に有効で、こちらを軸にして戦うのが本来のセオリーとなっているのだが、「指定した相手の防御力を下げる」技と「ラッキーヒット(*3)の発生率を上げる」技を駆使することで通常攻撃でも倒すことが可能であり、攻略本でやり込みプレイとして紹介されていた。 海外版の『Okage Shadow King』は2016年3月にPS4移植版が北米・欧州地域にてDL配信されている。主な違いはグラフィックがフルHDにアップスケールレンダリングされている他、Shareplay、リモートプレイ、セカンドスクリーン等PS4の独自機能に対応している。残念ながら日本での配信予定は未だに無い。
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ハリーがニコニコ動画で実況プレイ動画をアップしているゲーム。 ゲーム自体は名作(だと思う。やったことないけど)ではあるが、如何せん本人の実況スキルが低いので再生数は伸びない。 ちなみに、part1のコメントの5割近くがガンダムのものなので、適当にひとつNGユーザー設定すると一気にコメントが非表示になる。 http //www.nicovideo.jp/watch/sm9119113