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登録日:2015/12/21 Mon 17 59 14 更新日:2023/08/07 Mon 20 28 38NEW! 所要時間:約 13 分で読めます ▽タグ一覧 インド インド神話 シヴァ バラモン ヒンドゥー ヒンドゥー教 メソポタミア神話 ユダヤ教 ヨガ ヴィシュヌ 宗教 密教 梵我一如 苦行 ■ヒンドゥー教 「ヒンドゥー教」は主にインド、ネパール、スリランカ等の地域で信仰されているインド系民族を主体とする土着信仰や民話、及びそれらを母体として統合、思想化されると共に変遷して来た民族宗教の総称。 「ヒンドゥー」とはインダス川流域の人々(異教徒)を指す、隣国ペルシャや敵対していたイスラームからの蔑称であったが、インドを支配下に置いた大英帝国が同地に古来より根付く民間信仰に対する総称と取り決め、それが当地住民にも受け入れられた後に定着した呼び名である。 信徒数は約9億人に上ると見られ仏教をも凌ぐが、信仰地域や文明に与えた影響が局地的である事。 実際には様々な主神を抱いた別々の信仰の集合体であり、各々の信仰を派生とすら呼べない事から、三大宗教やそれに準じる思想としてはカウントされていない。 ※因みに、当該地域に根付いた信仰の便宜的な纏め程度の意味合いの為、インドの国教と云う訳でも無い。 【大まかな信仰の変化】 紀元前15世紀頃インダス文明末期に西トリスタンからアーリア人が流入。 同地の原住民を支配下に置き、数世紀を掛けて東へも版図を広げていった。 こうして根付いたのがアーリア人の遊牧民的家長制社会に原住民(ダーサ=隷民)を取り込んだヴァルナ(職業)であり、これが後にバラモン(僧)→クシャトリヤ(王、武士)→ヴァイシャ(平民、商工人)→シュードラ(隷民)からなるカースト制度となった。 最高位に置かれたバラモンは土着信仰と民族信仰が融合した神々の祭祀を司る事で絶大な権威を獲得していき、更にはその知識を自分達のみの秘伝とする事で地位と権力の維持を図った。 しかし、知識を複雑化させ過ぎた事から儀礼や祭祀の次第を文書化する必要に迫られてしまった。 こうして、前12世紀頃に編纂されたのが「リグ・ヴェーダ(知の聖典)」であり、ここから数世紀を掛けて4つの教典と種々の解説書が編纂された。 特に最後期の奥義書「ウパニシャッド」はインド哲学の完成型とも呼べる信仰と哲学的思考の集大成であり、仏教の影響等を受けつつ前5世紀~西暦10世紀以降もの長きに渡り編まれ、バラモン→ヒンドゥーに至る信仰の推移と宇宙論の完成を見る事が出来る。 ここから「ウパニシャッド」を「ヴェーダーンタ(最後の聖典)」と呼ぶ。 「バラモン教」と「ヒンドゥー教」の概要と成立経緯は以下に纏める。 バラモン教 「ヴェーダ教典」の成立以前から仏教やジャイナ教が誕生し、滅亡寸前に陥るまでの信仰形態。 バラモンのみが知識を独占し、それ以下の階層が支える社会が形成されていたが、社会全体が豊かになる中で実際の政治を司る王族が権威を獲得し、地位に固執し形骸化したバラモンが疎んじられる様になった。 前6世紀頃からバラモンに反発した多数のシュラマナ(沙門)が様々な階層より現れる。 大多数は只の反社会的な外道であったが、その内より“ブッダ”ゴータマ・スィッタルーダによる仏教と“ジナ”ニガンタ・ナッタプータによるジャイナ教が誕生。 両宗教が様々な階層の支持を獲得していった末にバラモンは衰退した。 ヒンドゥー教 元々は同じ宇宙論に根付いた仏教やジャイナ教の知識を吸収しつつ、西暦4~6世紀頃に掛けて正統派バラモンに根付いた哲学的思想が深められる。 特に「六派哲学」と呼ばれる6つの学派はその後のヒンドゥーの奥義の成立に強い影響を与え、それらの知識は逆に仏教やジャイナ教にも影響を与えている。 信仰の場に於いて特に強い影響を受けたのが大乗仏教で、大乗仏教がインド古来の神々(信仰)を取り込みつつ密教へと発展した様に、バラモンもまた以前は切り捨てていた土着信仰を取り込み民衆の支持を獲得。 峻厳な仏教やジャイナ教よりも俗的で、元々の民衆の生活に根付いた信仰であった為か広く受け入れられる様になり、それが現在に至っている。 ※仏教やジャイナ教はバラモンの改革派の位置付けとされる。 ※「バラモン教」「ヒンドゥー教」の区別も客観的な観点からの便宜的な 分け方である。 【神々】 元来はインダス文明の土着信仰とアーリア人の部族信仰が習合した自然神信仰(アスラやアディティヤ神群)。 ウパニシャッドが編まれる時代になると宇宙真理ブラフマン(梵)と、個体真理アートマン(我)の概念が導き出され、司法神ヴァルナに代わり、ブラフマンを人格化した創造神ブラフマーが最高位の神として定着した。 また、ここから導き出された最終目標“梵我一如”に代表される様な“相反する属性に共通する意味を見出し同一の物と見なす真理”はインド哲学の基本的な考え方となっていった。 滅亡寸前となったバラモンが仏教の影響を受けつつ、各地の土着信仰を吸収してヒンドゥーに変じていく中で信仰される神々の顔ぶれも変化していく。 特に暴風神ルドラを前身とするシヴァと、光明神ヴィシュヌは新たなる信仰の主役となり、後には嘗ての創造神ブラフマーを加えた三神一体(トリムールティ)の最高位の神としての地位を確立した。 更にシヴァとヴィシュヌは多数の神話や神々を自身に取り込む中で信仰を拡大し、現在は眷属の信仰をも纏めて信徒を二分化している。 【教理】 「ヒンドゥー」全体の最終目標とは、ウパニシャッドに基づく梵我一如(宇宙真理との合一)の成就により、輪廻(サンサーラ)からの解脱(モークシャ)により業(カルマ)から逃れる事である。 ただし、実際の信仰の場に於いては信仰する神々に帰依して遊行生活を営む行者よりも世俗に生活する一般信徒の方が多い為に、信仰的規範に則った理想的な生活(四柱期)の中で「三大目標」を実現して行く事が理想とされる。 四柱期(アーシュラマ) ①学生期 入門して聖紐を授かり、師からヴェーダを学ぶ。 ②家長期 帰家式、結婚式を済ませて一家の主となり社会に奉仕する。 ③林住期 家長としての務めを果たした後に、一人、または妻と共に隠居し家督を譲る準備をする。 ④遊行期 世俗を離れ、行者となって解脱を目指して各地を放浪、或いは瞑想生活を送り聖地で生涯を終える。 三大目標(トリ・ヴァルガ) ①愛と性(カーマ) 「カーマスートラ」に語られる男女の愛の営みとしての交歓と秘儀。 ②実利(アルタ) 「アルタ・シャーストラ」に語られる世俗を治める政治と経済活動。 ③生活と法(ダルマ) 「マヌ法典」に語られる四柱期の節目の16の通過儀礼。 三大目標は理想的な四柱期の生活を送る事で当然の様に叶えられる。 つまりは“立派な大人”になりましょうと云う事である。 価値観が多様化し過ぎて結婚もしない人も増えた現代日本人辺りには耳が痛い話だが。 これらの何気ない生命活動にも神々の象徴化と一体化を目指すタントリズムにより意味付けが為され、人生その物が信仰の証とされるのである。 尚、ヒンドゥーでは牛がシヴァ信仰での聖獣である事や、仏教やジャイナ教とも共通する不殺生戒により菜食主義を基本とする。 【信仰形態】 全体的には二大神(シヴァ、ヴィシュヌ)へと帰依する多神教信仰なのだが、信仰上の位階が二大神に集約されているだけで、実際の信仰の場では個々の神々に応じた個々の信仰が捧げられ、またその形態も違っている。 神によってはカーリー女神の様な血を好み犠牲を求める神も居る。 前述の様に実態はシヴァ教とヴィシュヌ教とその他の小さな宗教の寄せ集めがヒンドゥーであり、土地が近いから便宜的に一纏めにされているだけである。 【教典】 全体に共通した世界観や思想が著された物。 ヴェーダ(聖典) バラモンからヒンドゥーに至る中で編纂され、宇宙観の解説として用いられて来たのが4つのヴェーダ。 ■リグ・ヴェーダ 神々への讃歌の集成。 勧請僧に帰属。 ■サーマ・ヴェーダ 歌詠の集成。 歌詠僧に帰属。 ■ヤジュル・ヴェーダ 祭詞の集成。 行祭僧に帰属。 ■アタルヴァ・ヴェーダ 呪法の集成。 祈祷僧に帰属。 ※ヴェーダは神々から直接的に人間に感得させられたと考えられる事から、天啓文学とも呼ばれる。 解説書 ■ブラーフマナ(祭儀書) ヴェーダに依る祭祀の説明文献。 ■アーラニヤカ(森林書) バラモン間で密かに受け継がれる教え。 ■ウパニシャッド(奥義書) 信仰上の神秘を哲学的に解き明かす。 バラモン依りの古ウパニシャッドと、ヒンドゥー依りの新ウパニシャッドがある。 叙事詩 古典民話等を下敷きに、ヒンドゥーの宇宙観を示した物語。 神々に豊かな人格を与え、帰属するべき神としての地位を確立させた。 ■マハーバーラタ パーンダヴァ王家とカウラヴァ王家による同族間戦争を主題とする。 ■ラーマーヤナ ラーマ王子と羅刹王ラーヴァナの戦いを描く。 ※上記2つを二大叙事詩と呼び、物語にして最良のヒンドゥー讃歌となっている。 インドの民が自分達の国を「バーラタ」と呼ぶのはここに由来する。 ■プラーナ(古譚) 古くから民衆に愛されて来た民話や神々の縁起物語。 【宇宙・空間】 ヒンドゥーでは宇宙は宇宙精神の生んだ原初の水の中に種を蒔く事で生じた巨大な宇宙卵の中にあると考える。 その卵の中に最初に顕れるのが創造神ブラフマーであり、ブラフマーは先の宇宙精神自体の変化である。 ブラフマーの一昼夜は2カルパ(劫)=86億4000万年と云う途方も無い長さであり、この一昼夜の内に宇宙卵が生じ、その内の世界は4種のユガ(時代)を経てブラフマーの眠りと共に消滅するのである。 4つのユガ ①クリタ・ユガ 172万8000年。 黄金の時代であり法(ダルマ)の神は4本足で歩く。 ②トレーター・ユガ 129万6000年。 法が1/4欠けてしまい、ダルマは3本足で歩く。 ③ドヴァーパラ・ユガ 86万4000年。 法が半分となり、ダルマは2本足で歩く。 ④カリ・ユガ 法の3/4が欠け、ダルマは1本足になってしまう。 ※カリ・ユガは仏教で云う末法と関連付けて語られる。 この4ユガを併せてマハーユガ(432万年)と呼び、これを1000回繰り返すと1カルパ(43億2000万年)となり、ブラフマーの昼が終わる。 そして、世界も消えた夜の期間が1カルパ続き、ブラフマーの時間で100年(311兆400億年)が経ってしまうと宇宙自体が消滅するのである。 ヴィシュヌ教ではこの創世神話が上書きされ、ブラフマーを生み出す原初神がヴィシュヌに置き換えられ、この311兆4000億年がヴィシュヌの1昼日(半日)に過ぎないと主張される。 三神一体説では宇宙真理ブラフマンは三大神として己を生み出し、己もまた己の宇宙に生まれ、三相を以て宇宙の創造→維持→破壊をすると考えられた。 この考え方は梵我一如と結びつき、解脱とは宇宙真理との一体化により、自らが次なるブラフマン(ブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァ)に生まれ変わる事だと解かれている。 【タントラ】 汎インド的な信仰精神を指す言葉であり「密教」などと訳される。 神々を信仰の場で図像化する行為や、神を直接的に感得する「成就(サーダナ)」までと、幅広い形態がある(タントリズム)。 汎インド的の言葉通り「仏教」もこうした影響化にある。 ヤントラ(図像)は宇宙や神を顕す抽象的図像、マントラ(真言)は音で顕される神秘的アプローチである。 創作でもよく使われる「オーム(a.u.m)」はそのまま創造(ブラフマー)、維持(ヴィシュヌ)、破壊(シヴァ)を顕す。 「オーム」は「唵(om)」として、仏教にも伝わり、此方では法身、報身、応身の仏の三相に対応すると説かれている。 密教の真言陀羅尼に於ける頭語として多く用いられており、結語に多く用いられる、吉祥、成就を願う「スヴァーハー」=「ソワカ」と共に決まりパターンの一つとなっている。 ※例 オン 仏尊の名前、属性 ソワカ 【ヨガ】 某格ゲーインド人の影響で神と合一する為の苦行と結びついている印象があるが、基本的には瞑想により古典ヨーガでは心身を浄める事、ハタ・ヨーガではチャクラを目覚めさせる事により神(最高意識)と一体化するサマーディ(三昧)に至る活動を指す。 元はサーンキヤ哲学と呼ばれるタントリズムとは別の思想から生まれたものが合流したらしい。 ダル○ムはハタ・ヨーガの究極的な達人をカリカチュアした姿である。 仏教でも密教や禅の修行の原型となった。 【シャクティ】 性力と訳される。 カーマスートラに説かれる男女の性交や、ヨガで言われるチャクラを拓く為の生命の原動力(クンダリニー=蛇、女神)を覚醒させる人間の根源的な力を指す。 特に女性性力を女神として顕し、男性性力との瞑想によるイメージの中での交合=神人合一=梵我一如の結実法の一つとなる。 シャクティは女神=シヴァ神妃(パールヴァティやその化身)に準えられ、男性性力をシヴァとして顕す。 ここからシヴァ夫妻の営み=そのまま最高境地の図像化としても顕される様になった。 ※これらの種々の要素は様々に絡み合いながら修行や信仰、生活にまで根付いている。 前述の様に形態も多様であり、それこそがヒンドゥーである。 追記修正は己のアートマンを覚醒させてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] なるほど、インド人の計算上手はこういう宗教の土台があるからなのね -- 名無しさん (2015-12-21 18 40 32) 弥勒菩薩のキチガイじみた年数もこんな下地があったんだな それに「4つのユガ」ってまんま末法思想に受け継がれてるし -- 名無しさん (2015-12-22 00 06 49) 宗教っつーか神様を便宜的に用意した哲学って感じなんだよな -- 名無しさん (2015-12-22 10 51 48) ヒンドゥー教にはアゴーリ派というガンジス川に流れる死体を喰らって神通力を得るというヒンドゥー教の中でも異端の信仰がある。当のアゴーリ派の人々は自分たちを他のヒンドゥー教徒と区別しないらしいが。歴史は約1,000年ほどらしい -- 名無しさん (2016-05-16 02 12 45) シャクティをヒロインの名前に採用したハゲ… -- 名無しさん (2016-05-16 05 39 09) 釈迦の最後の弟子はバラモンのズダッタという人物で、釈迦も彼が弟子になるのを予見していたとか(因みにこの時の釈迦は涅槃に入る寸前だった)。 -- 名無しさん (2017-01-30 02 25 35) エンドゥー教(ボソッ) -- 名無しさん (2019-08-19 14 50 47) 名前 コメント
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Index ヒンドゥー教 古代インドで信仰されていたバラモン教を前身とし、各地の土着信仰を取り入れ4世紀ごろ成立したインドの宗教。その後大乗仏教の影響を加えて5~10世紀にかけて発展していった。 インド神話も参照のこと カーリー ガネーシャ シヴァ ドゥルガー ヴィシュヌ ブラフマー サラスヴァティ 参考 広辞苑
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登録日:2015/11/18 Wed 09 57 39 更新日:2024/04/07 Sun 21 36 14NEW! 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 だいたいこいつのせい アニヲタ悪魔シリーズ アニヲタ神様シリーズ インド神話 トラブルメーカー ヒンドゥー ブラフマー リグ・ヴェーダ 三神一体 主神 仏教 宇宙 密教 梵天 神 釈迦 ■ブラフマー 「ブラフマー」はヒンドゥーの三大主神の一柱。 宇宙の始まりの時に姿を顕す事からスヴァヤンプー(自ら生まれた者)の異名を持つ。 三位一体では「創造」を司るが、信仰上の比率をヴィシュヌとシヴァに奪われている事もあってか、後にはその創造神話すらも二神に上書きされてしまっている。 三大主神の中では例外的にヒンドゥー以前のヴェーダ=バラモンの頃より尊崇されているが、実際には名ばかりの最高神(笑)であり、教義的にも最も神格が高いのに民衆、修行僧からの人気は低い。 俗的な(※エンタメ性溢れる)神話の方が人々に好まれている為か、せっかくの深奥で複雑な設定がさっぱりと活かされていないのも理由である。 仏教では梵天。 矢張り宇宙の創造神であるが、カルマ(業)の本質を見抜くと共に輪廻(サンサーラ)から脱け出す方法を見出した釈尊に頭を垂れ、その思想を万物に説き広めるように懇願した「梵天勧請」の説話で知られる。 【概要】 インド神話がヴェーダ=バラモンに至る中で生まれ、後に仏教的な概念をも取り入れて発展、ヒンドゥーに転じる中でも根底に流れ続けていた共通の概念にして、究極の目的たる古奥義(ウパニシャッド)の思想である“梵我一如”=同置の成就。 その“梵=ブラフマン=宇宙真理”を男神として人格化した神性である。 “梵”とは元々は祭祀の際に唱えられていた讃歌や呪文を指していたが、後に神話や英雄譚の解読から“それ”を生み出した物を探る哲学的考察へと思想が移る中で、人に神々の名や属性を齎したと考えられた宇宙的な感応、神的イメージの源泉とされる様になった。 対立する“我=アートマン=輪廻を越えて引き継がれる本性”とは、世界が繰り返されても変わらない根源的な生命の源とも呼ぶべき概念であり=“梵我一如”とは輪廻からの脱却の為に宇宙の真理を感得する為の行法=“梵”と“我”は本質を等しくする物であると悟り、業から逃れ“輪廻から抜ける事を目的とする行為”を指す。 ……つまり、ブラフマーとは、その行法の最終的な受け手となる神性なのである。 宇宙真理の人格化である事から、宇宙の創造者にしてヴェーダをも生み出した最高神とされ、更に古代から語られていた宇宙を創造したとされる原人伝説もまたブラフマー神話に収斂していった。 ……が、この概念は余りにも深奥で掴みどころが無く、寧ろインドでは解脱の為に行っている“筈”の神との一体化を目指し“神秘体験をも伴う苦行こそが目的”となってしまっている為か、ゴールに相当するブラフマーはあくまでも理念上の存在として切り捨てられた結果、子供心を掴む様なウキウキとさせる神話も生まれず、さっぱりと人気が出なかった。 ……その所為か、叙事詩の時代にはシヴァやヴィシュヌに命令を与えて魔神退治をさせる役割だったのに(※哲学的概念が何やってんだって気もするがこれこそがインド神話である)、時代が進むと大乗仏教や密教の隆盛による仏教人気への対抗もあってか、土着信仰を取り込みつつ、ワクワクとさせる英雄譚により民衆の支持を獲得していったシヴァとヴィシュヌに人気は勿論、神格までもが逆転されてしまう事になってしまった※よっぽどの事でも無ければ戦隊ヒーロー物の司令官やロボットアニメの博士が主人公より人気が出る訳がないと云う事である……残当。 ヒンドゥーでは宇宙は広大な殻を持つ卵の中にあると考えられており、最初に生まれたブラフマーは、自らの都がある宇宙の中心たるメール山(須弥山)の頂きにて“思う”事で、卵の中を満たす原生物質から万物が創造され、人や神々までもが生まれる。 そして、ブラフマーの死により宇宙も終わるのだが、ブラフマーすらも永遠を生きる根源的な神から生まれ出る存在に過ぎず(※後に信者のゴリ推しにより根源的な神=ヴィシュヌとされた。寝ているヴィシュヌの臍の蓮華からブラフマーは勝手に出現しては消えるのを繰り返すらしい)、宇宙が死んでも次に生まれ出たブラフマーが新たな宇宙を創造し……と、無限とも呼ぶべき輪廻が繰り返されているとヒンドゥーでは語られているのである。 つまり、現在の梵我一如とは解脱の果てに自らがブラフマーとなる事を目指す行為であると解釈されたりもしている。 神妃は川と芸術の女神サラスヴァティー(仏教では弁才天)。 ブラフマー自身が己の内から生み出した女神だが、娘に一目惚れしたブラフマーは女神相手に視姦プレイを開始。 当然サラスヴァティーは変態ジジイから逃れようとしたが、逃げようとする度にブラフマーが頭を増やして視姦を続け、遂には五つにまで頭が増えてキモさが増し、逃げられないと悟った女神は諦めて父神の求婚を受け入れたと云う変態的な神話が残る。 ……後に口論からシヴァに首を切り落とされたブラフマーが五頭から四頭になるブラフマーdisの神話がある為、それと結びつけられて語られた神話かもしれない。 尚、最後に生じたのは天空を見据える第五の目であったとする神話もあり、恐らくは此方の方が原型であろう。 夫婦からは共に過ごした100年の末に人類の祖であるマヌが生まれたと云う。 ※根は共通していてもストイックに解脱のみを目指した仏教の方(※尚、仏教では諸行無常の境地からヒンドゥーで語られるレベルの“我”すら否定され得る)で重要な役割を与えられたり、神としての人気が出たのも当然なのかもしれない。 バラモンの秘儀からヒンドゥーに至った古代インド哲学ウパニシャッドでは、仏教を古代の唯物論者と共に“我”を否定する思想としてアスラ(=天には届かない神の敵)と見なしており、アスラ王ヴィローシャナとインドラの問答を描いた神話等にもその影響が見られる。 追い詰められたバラモンは後に敵である仏教の概念や方法論を取り込み教義を発展、集約していき、仏教を否定するべく仏教的な思想をも含んだヒンドゥーにリニューアルされて仏教を駆逐(吸収)する事に成功した。 思想に於いてはかなり共通した部分が多いものの、矢張り生活に根付いていた宗教感(神話大好き、苦行大好き)に“近い”ヒンドゥーの方がウケが良かったのであろう。 インドでは仏教の教理は余りにもストイック過ぎたのである。 ……しかし、相変わらず階級による差別が根付いているインドでは、近年に至り全ての階級に平等な思想として仏教への回帰も見られると云う。 【梵天】 仏教ではブラフマーを梵天と漢訳された。 前述の様に苦行の虚しさを悟り、瞑想の果てに業の本質を見抜いて輪廻からの脱却の方法を見出した釈迦に帰依し、万物の創造者でありながら仏の弟子となった。 また、仏教が実践思想から普遍的宗教(大乗仏教)へと姿を変えていく中で、釈尊が今生で悟りを開く以前から、過去生にて悟りの段階を一つ一つ積んで来たとする過去仏の思想が定着すると、梵天はその過去生をも含めた仏法の守護者であったとも考えられていった。 繰り返すが、仏教とバラモンは根本的には共通した思想を持つが立場から相容れる事は無い(※仏教は堕落したバラモンを否定する形で発生した思想であるが、体系的にはバラモンの改革派と位置付ける事も可能である)。 ……よって、成道者(仏陀)となった釈迦にバラモンの最高神である梵天が従うと云う構図は、仏教の優位と正当性を主張する上でも当然の帰結だったのだろう。 この説話を踏まえて、梵天は天部(※外教由来の神々)の最高神として仏教に於いて重要な地位を獲得する事になった。 同じく神々の王たる帝釈天(インドラ)と共に、釈迦如来や菩薩の脇侍として付けられ、天然自然の輪廻からの脱却を実現した仏法の守護者とされたのである。 ※ヒンドゥーに於ける落ち目コンビとか言わないように。 密教が伝来すると、十二天では上方の守護者とされた。 これはヒンドゥーでの設定を反映した物である。 【姿】 基本的には四面四臂で、ヴェーダ聖典や水壺を携えた姿をしている。 長く白い髭をトレードマークとする老人の姿とされるが、図像によっては若く美しい男神の姿でも描かれ鵞鳥に乗っている。 生まれてすぐに四方を見渡すべく四頭が生じたとされるが、前述の様に五頭だったのにシヴァに切り落とされてしまったと云うdis神話も残る。 仏教では中国を経由した姿である唐衣を纏い、手に巻物を持った姿が伝えられていたが、密教ではインド由来の四面四臂で鵞鳥に乗る、ヒンドゥー本来の異形の姿も伝えられている。 【真言】 ■ノウマク サマンダボダナン ハラジャハタエイ ソワカ(大咒) ■オン ボラカンマネイ ソワカ(小咒) 【種字】 ■モウ(金剛界) ■バラ(胎蔵界) 【余談】 二大叙事詩やプラーナに代表されるヒンドゥー神話にて、苦行に応じて神々の敵となる魔王(羅刹王ラーヴァナ、水牛の阿修羅マヒシャースラ、魔神ヒラニヤカシプ……etc.)にもついつい祝福を与えてしまう事で知られる。 しかも、その祝福の内容が“神々に負けない”等のチートコード級の物の為に当然のように神々は窮地に陥る定期となっている。……おい、オッサン。 まあ、世界の創造主なのだから公平である事は正しいのだが。 【主な登場作品】 ◆ゲーム『女神転生』シリーズ このシリーズにおいても不遇で登場作品自体が少ない。 シヴァとヴィシュヌがほぼ全シリーズ皆勤賞にして「最強クラスの仲魔」という称号を譲らないので扱いの差は天と地と言っていい。 シヴァの「破壊」やヴィシュヌの「維持」に比べてブラフマーの「万物の創造」はゲーム的に活用しづらいの(唯一神と敵対するのがお約束のメガテンで造物主は二柱もいらない)というメタ的な理由もあるのかもしれないが。 女神転生2では魔神として登場。だがレベルは39とぶっちぎりの最下位で実用性も皆無。 (参考までにヴィシュヌが55、シヴァが63、ゼウスとルシファーが99) 真2など一部の作品では「ブラフマーストラ」という名を冠した武器が登場している。手に入れるのは手間がかかるが、最強の銃なので面目は保たれていると言える。 そんな中、破格の扱いを受けているのが『デジタルデビルサーガ アバタール・チューナー2』。 原典に即した「世界を司る最高位の神」として登場しており、主人公たちは彼との「対話」を試みる。 原案小説「クォンタム・デビル・サーガ」においては「神」は「神」として扱われブラフマーという神名は登場しない。アートマ(悪魔化能力)としてシヴァ、ヴィシュヌ、ルシファーが登場したにもかかわらず彼だけ未登場というまさかの裏切りを受けてしまった。 追記修正は宇宙を生んでからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ロボアニメのたとえ解り易いw -- 名無しさん (2015-11-18 11 46 06) サイボーグ009(昭和カラー)のネオブラックゴーストの首領3兄弟の長男の名がブラフマーだったな(後の2人はビシュヌとシヴァ)。 -- 名無しさん (2015-11-18 14 04 50) 天空戦記シュラトではヴィシュヌと協力してシヴァを封印した主人公とライバルキャラの前世。 -- 名無しさん (2015-11-18 14 06 23) 庶民の信仰をほとんどヴィシュヌとシヴァに取られたために、苦行を行う相手に恩恵を与えることでしか信仰を得ることができなかった。例えラーヴァナのような神々の敵を作り出すことになったとしても -- (2015-11-18 21 51 41) ベターマンで知った -- 名無しさん (2017-10-23 21 13 57) 神さま、それはマッチポンプというのでh(禁 -- 名無しさん (2018-10-26 21 49 31) ブラフマーストラってインド英雄達が敵味方問わずポンポン使ってる気がするけど、イメージ的にはこの神の力を借り受けて放つ攻撃、って感じていいのかね -- 名無しさん (2019-03-17 07 56 32) ↑神話の中だとしょっちゅう神々同士でシャッフル同盟拳みたいなの使ってるからね。 -- 名無しさん (2019-03-17 08 04 07) ペルソナシリーズでも、なんか変なデザインから始まり後のシリーズでは登場しないという、何とも不憫な立ち位置だよな。 -- 名無しさん (2019-03-17 10 00 34) つまりブラフマーはアイオトでありセブンスドラゴンだった…!? -- 名無しさん (2019-03-17 11 23 18) ブラフマー本人より、ブラフマーの力を借りた必殺技のブラフマーストラの方が存在感あると言うか…最上級だと宇宙消滅できるレベルってヤバすぎる -- 名無しさん (2022-11-26 16 00 23) 名前 コメント
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【作品属性】脳内+パロディ+前作流用 【作品名】宗教大戦(仮題) 【共通設定・世界観】全宇宙全次元全階層が宗教によって対立したら・・・なんて感じの話。 小宗力:別に匂いは消さない。1小宗力がハツカネズミの平均的な力くらい。 大宗力:体の匂いの力では無い。1大宗力で全階層全宇宙全次元を破壊可能。何小宗力が1大宗力になるかは不明。 大宗防御:1大宗防御は全階層全宇宙全次元を破壊可能な攻撃と同等の防御。小宗防御もある。 【作者より】小宗力・小宗防御のキャラは面倒だから出さないけど、これを利用してキャラを作りたければ作れ。 でも大宗力・大宗防御の利用は許しませんよ。 【備考】過激派教徒にIP掘られて襲撃されたらどうしよう・・・(*1))ガクガクブルブル 【名前】ヒンドゥー教の真の神 【属性】神 【大きさ】不明、常時不可視である。 【攻撃力】3億以上の神々を従える。それぞれ10億×10億大宗力である。 自身は無限大である。 【防御力】3億以上の神々を従える。それぞれ10億×10億大宗防御である。 自身は無限大である。 【素早さ】無限大。常時不可視である。 【特殊能力】ブラフマーはあらゆる設定の創造、ヴィシュヌはあらゆる設定の維持、シヴァはあらゆる設定の破壊を行う。 自身は常時ないし任意で、あらゆるものに対し全能。ヒンドゥー教徒が書いたテンプレは無効とすることが出来る。 【長所】所詮民族宗教に近いレベルなのに神最強 【短所】設定変える言うても所詮能力依存 380 名前:格無しさん 投稿日:2006/06/12(月) 00 50 05~381 名前:格無しさん 投稿日:2006/06/12(月) 00 50 24 ヒンドゥー教の真の神・・・「あらゆる」設定を創造、維持、破壊するので相殺。他の能力は同上。 TIS>ヒンドゥー教の真の神>ヤハウェ(アッラー)>釈迦如来>天照大神 イエス>モーセ>ムハンマド>マトリクス・キャリバー 393 ◆rrvPPkQ0sA 2017/10/25(水) 23 32 48.23ID arRy5PeU ヒンドゥー教の真の神、ヤハウェ(アッラー)、釈迦如来、天照大神再考察 こいつら全員真の全能だわ。 あらゆる全ての宇宙で常時全能と同列
https://w.atwiki.jp/saikyoumousou5/pages/890.html
【作品属性】脳内+パロディ+前作流用 【作品名】宗教大戦(仮題) 【共通設定・世界観】全宇宙全次元全階層が宗教によって対立したら・・・なんて感じの話。 小宗力:別に匂いは消さない。1小宗力がハツカネズミの平均的な力くらい。 大宗力:体の匂いの力では無い。1大宗力で全階層全宇宙全次元を破壊可能。何小宗力が1大宗力になるかは不明。 大宗防御:1大宗防御は全階層全宇宙全次元を破壊可能な攻撃と同等の防御。小宗防御もある。 【作者より】小宗力・小宗防御のキャラは面倒だから出さないけど、これを利用してキャラを作りたければ作れ。 でも大宗力・大宗防御の利用は許しませんよ。 【備考】過激派教徒にIP掘られて襲撃されたらどうしよう・・・(*1))ガクガクブルブル 【名前】ヒンドゥー教の真の神 【属性】神 【大きさ】不明、常時不可視である。 【攻撃力】3億以上の神々を従える。それぞれ10億×10億大宗力である。 自身は無限大である。 【防御力】3億以上の神々を従える。それぞれ10億×10億大宗防御である。 自身は無限大である。 【素早さ】無限大。常時不可視である。 【特殊能力】ブラフマーはあらゆる設定の創造、ヴィシュヌはあらゆる設定の維持、シヴァはあらゆる設定の破壊を行う。 自身は常時ないし任意で、あらゆるものに対し全能。ヒンドゥー教徒が書いたテンプレは無効とすることが出来る。 【長所】所詮民族宗教に近いレベルなのに神最強 【短所】設定変える言うても所詮能力依存 ◆考察記録--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 380 名前:格無しさん 投稿日:2006/06/12(月) 00 50 05~381 名前:格無しさん 投稿日:2006/06/12(月) 00 50 24 ヒンドゥー教の真の神・・・「あらゆる」設定を創造、維持、破壊するので相殺。他の能力は同上。 TIS>ヒンドゥー教の真の神>ヤハウェ(アッラー)>釈迦如来>天照大神 イエス>モーセ>ムハンマド>マトリクス・キャリバー 393 ◆rrvPPkQ0sA 2017/10/25(水) 23 32 48.23ID arRy5PeU ヒンドゥー教の真の神、ヤハウェ(アッラー)、釈迦如来、天照大神再考察 こいつら全員真の全能だわ。 あらゆる全ての宇宙で常時全能と同列
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インド・ヒンドゥー教 ブラフマー <Brahma> (1)宇宙の根本原理または時間、もしくは宇宙の創造主とされるヒンドゥーの神であると、リグ・ヴェーダ?には記される。 ブラフマーは生まれるとすぐ四方を見渡し、すぐ四つの顔を得た。彼の周囲の水波をみてもわからず「蓮の上にいる自分は誰だろうか」「蓮はどこから生えているのだろうか」「おそらく下に何かあるの、そうにちがいない」と考え、水に飛び込んだ。蓮の茎をつたい水中に入り込んだが、なにも見いだす事は出来なかった。そこでブラフマーは瞑想して蓮の上に座し、ついに自己の内部に大蛇が横たわっているのをみた。かくしてブラフマーはヴィシュヌを讃え、世界創造を開始した。 また宇宙を『ブラフマーンダ(梵卵)』とも呼ぶ。 仏教の神としても、釈迦に法を説く事を懇願している。 仏教では梵天と呼ばれる。 参考 ちくま学芸文庫 上村勝彦 インド神話
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ブラフマン(Brahman)は、ヒンドゥー教またはインド哲学における宇宙の根本原理。自己の中心であるアートマンは、ブラフマンと同一(等価)であるとされる(梵我一如)。 サンスクリットの「力」を意味する単語から来ている。 特に、物質世界を変える儀式や犠牲(生贄)の力を意味する。 そこから、単語の2つ目の意味が出てくる。 2つ目の意味はヒンドゥー教の最高のカースト、ブラフミン(Brahmins)であり、彼らは上述のような力を持っているとされる。 神聖な書物であるウパニシャッドにあるように、ヒンドゥー教のヴェーダーンタ学派(Vedantic)の思想によれば、この単語が指しているのは、外界に存在する全ての物と全ての活動の背後にあって、究極で不変の現実である。それは純粋な存在と意識そのものであり、ある意味では「世界の魂」とも呼べるものである。 ブラフマンは宇宙の源である。 神聖な知性として見なされ、個々人の魂を含む全ての存在に浸透している。それゆえに、多くのヒンドゥーの神々は1つのブラフマンの現われである。 初期の宗教的な文書、ヴェーダ群の中では、全ての神々は、ブラフマンから発生したと見なされる。 Great indeed are the Gods who have sprung out of Brahman. - Atharva Veda 偉大な事実は、ブラフマンの中から湧き出て来た神々である。 - アタルヴァ・ヴェーダ ウパニシャッドの哲学者は、ブラフマン:世界の魂は、アートマン(atman、真我):人類の内なるエッセンスと同一であるとする。 ヒンドゥーの神々の体系では、ブラフマンはブラフマーと同一のものと見なされる。 ブラフマー(創造者)は三神一体(Trimurti)の神々の1つであり、ヴィシュヌ(保持者)と、シヴァ(破壊者)とは本来同一とされている。 ブラフマンは物質的宇宙の全体の背後にあるため、理性により提供される道具だけを使ってそれを説明しようとすると、人間の精神はすくんでしまう。 ブラフマンは感覚を超えており、精神を超えており、知恵と知性を超えており、想像を超えている。 関連項目 ブラフモ・サマージ 梵天 wikipediaより Related wikipedia/アートマン wikipedia/ウパニシャッド wikipedia/サンスクリット wikipedia/ブラーフマナ Tags インド ヒンズー教 思想構造 Memo 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/skygaleon_s/pages/207.html
◆基本情報◆ レアリティ:SR コスト:6 属性:緑 配置:中列・後列 制限:なし 能力:なし→(Lv10~)光壁1→(Lv20~)光壁2・治癒1→(Lv30~)光壁3・治癒2 分類:男性 進化前:なし 進化先:SR+ブラフマー 限界突破回数:10回 ◆カードイラスト◆ +画像を表示 イラストレーター/だん ◆ステータス◆ LV 1 10 20 30 40 HP 120 133 150 165 180 AT 48 53 60 66 72 AG 15 15 15 15 15 限界突破 LV 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 HP AT AG ◆カード説明◆ 宇宙の根本原理であり、創造と再生を司っている三大神の一人。五つの顔と四本の腕を持っていたがシヴァに切り落とされたため四つの顔となっている。ブラフマーストラはいかなる敵も倒すと言われている。 ◆ダンジョンアビリティ◆ 動物特攻+20% 動物系モンスターに+20%のダメージを加算する。 ◆行動◆ 特技:ブラフマーストラ(ゲージ:7) 範囲内の敵を戦闘不能にする 発動確率:100% 効果1属性:無 効果1範囲:絶対 攻撃範囲 ■□□ ■□□ ■□□ (lv40~) 攻撃範囲 ■□□ ■■□ ■□□ 前列:怒りの表情 範囲内の敵に2回、AT×0.8のダメージを与える (Lv35~) 範囲内の敵に2回、AT×0.85のダメージを与える 発動確率:100% 効果1属性:緑 効果1範囲:相対 攻撃範囲 クリティカル率 効果係数 (Lv35~) □□□ 60% ×0.80 ×0.85 ■■■ 30% ×0.96 ×1.02 □□□ 10% ×1.20 ×1.30 効果2属性:緑 効果2範囲:相対 攻撃範囲 クリティカル率 効果係数 (Lv35~) □□□ 60% ×0.80 ×0.85 ■■■ 30% ×0.96 ×1.02 □□□ 10% ×1.20 ×1.30 中列:宇宙の意思 範囲内の緑属性の味方のATとAGを10アップする(2ターン) (lv25~) 範囲内の緑属性の味方のATとAGを15アップする(2ターン) 発動確率:100% 効果1属性:無 効果1範囲:相対 攻撃範囲 クリティカル率 効果係数 □■□ 100% ×1.00 ■●■ □■□ 後列:優しい表情 味方全体にかかっている効果を打ち消す 発動確率:100% 効果1属性:無 効果1範囲:絶対 攻撃範囲 クリティカル率 効果係数 ■■■ 100% ×1.00 ■■■ ■■■ 考察 天空時代からお馴染み、前列配置制限ありの緑のおじいちゃん。 前列の突進攻撃2連撃は係数が高く、相手のデッキのカード配置が多い列に当たった時の破壊力は抜群。 黒属性に大打撃はもちろん、赤属性以外にもかなりの痛手を与えるだろう。 赤の少ない環境や、トーナメントの読みで刺さるとかなり活躍できるだろう。 難点はやはり初期の前列配置制限とAGの低さか。 後列:味方の全ての効果を打消し(味方全体) 関連カード 第2弾 インダス 輪廻転生 コメント Lv35で前列係数8.5に上昇確認 -- 2013-10-12 12 41 53 11/27 光壁3(LV30→20) 治癒2(LV25→20) -- 2013-11-28 07 48 46 ↑の変更はEX021ブラフマーでした、失礼しました -- 2013-11-28 07 51 49 Lv42で前列係数0.85なりました。Lv40の時点では0.8です。 -- 2014-04-05 23 14 46 相性のいい前衛なんかない? -- 2014-04-23 23 07 03 ↑ベルフェゴールなんてどう? -- 2014-05-24 10 16 58 コメント すべてのコメントを見る
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番号:A121 レアリティ:★★★★ コスト:6 属性:緑 分類:男性 識別:A121 配置:後○中○前× 能力:威光・治癒 ステータス LV 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 HP 150 153 156 159 162 165 168 171 174 180 AT 50 51 52 53 54 55 56 57 57 60 AG 16 16 16 16 16 16 16 16 16 16 カード説明 三大神の一人で、世界を含めた宇宙の創造と再生を司っている。四つの顔と四つの腕を持っていたがシヴァに切り落とされて三つの顔となっている。彼のもつブラフマーストラはどんな敵でも倒すと言う。 行動 特技:ブラフマーストラ(ゲージ:8) 範囲内の敵を全て、戦闘不能にする 発動確率:100% 効果1属性:無 効果1範囲:絶対 攻撃範囲 ■□□ ■□□ ■□□ 前列:怒りの表情 範囲内の敵にランダムでATのダメージを3回与える 発動確率:100% 効果1属性:緑 効果1範囲:相対 攻撃範囲 クリティカル率 効果係数 □□□ 60% ×1.0 ■■■ 30% ×1.2 □□□ 10% ×1.5 中列:宇宙の意思 緑属性の味方全員のATを20アップする(2ターン) 発動確率:100% 効果1属性:無 効果1範囲:絶対 攻撃範囲 クリティカル率 効果係数 ■■■ 60% ×1.0 ■■■ 30% ×1.2 ■■■ 10% ×1.5 後列:優しい表情 味方全体にかかっている効果を打ち消す 発動確率:100% 効果1属性:無 効果1範囲:絶対 攻撃範囲 クリティカル率 効果係数 ■■■ 100% ×1.0 ■■■ ■■■ 考察 第3弾の顔ともいえる三最高神の1人であり創造と再生を司る偉大な神である。 錬成に必要なリグウェーダにはエメラルドを必要とし、それまではほぼ意味のなかった宝石の必要性を確立させた。 このカードの台頭により後に緑威光といわれるデッキを確立し、スカイガレオンの戦いを一新させた功労者である。 このカードの特徴はなんといっても緑属性唯一の威光持ち、初期は後中列配置であるといえる。 特技:敵前列を即死 ゲージは8と非常に長いが、発動時に範囲にいる敵は無条件で死ぬ、SRマアトの前列のみの特技と思ってもらってよい。 このカードは大抵威光デッキに使われるため相手にゲージを増やされない限りお互いに消耗したところで発動するため、 ややありがたみは薄い気もする。 しかし復活の祈り直後や前列シヴァ、オーラ発動したラクシュミなどの敵のような条件によっては「詰み」の状態を打開 できるため、使い方によっては非常に強力な特技にもなってくれる。 前列:突進範囲の敵からランダムに3回緑属性の連続攻撃 珍しいタイプのランダム攻撃、係数は高く命中すると強力だが、ランダム攻撃ゆえに当たらない場合もある。 相対の範囲攻撃だが、サイドアタックは発生するため詰みにはならないので安心しよう。 なお狙った場所に一度も当たらない確率は29.6296・・・%である。 中列:緑属性限定の全体強化 威光に組み込まれるほぼ全てのブラフマーの初期位置。 AT依存ではなく20固定でありクリティカルも出るため敵のAT減少攻撃も関係なし。 上昇値も前述のとおり高いので色単一デッキに組み込むには非常に強力である。 SRフレイヤの出現により過度のAT上昇が裏目に出る場合もあるので注意されたし。 後列:味方全体の打ち消し 威光に組み込まれるブラフマーはここに置かれることはないだろう。 SRサラスヴァティ、SRフレイは敵味方両方打ち消しなので、自軍のみに打ち消したい場合に使う。 SRサタンにはAGの関係では効果があるように思えるが、SRサタンを軸とするデッキはR麒麟 などのAG加速用カードがほぼ入っているため、自身もAGを上昇させるかこのカードより遅いアタッカーを組み込み 打ち消した後に攻勢を仕掛けるという使い方もある。 しかし鈍足フルアタや鈍足セミフルアタなどはデッキテンプレにもなくあまり例を見ないためここでは提唱のみとしておく。 関連ページ 【第3弾】神秘のインダス ブラフマーの書 Rアートマブー EX/LEブラフマー
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番号:E021 レアリティ:★★★★★ コスト:7 属性:緑 分類:男性 識別:A121 配置:全て 能力:治癒・躍神・神盾・魂縛 使用制限:1枚制限 ステータス LV 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 HP 160 163 166 169 172 176 179 182 185 192 AT 50 51 52 53 54 55 56 57 58 60 AG 20 20 20 20 20 20 20 20 20 20 カード説明 宇宙の根本原理であり、創造と再生を司っている三大神の一人。五つの顔と四本の腕を持っていたがシヴァに切り落とされたため四つの顔となっている。ブラフマーストラはいかなる敵も倒すと言われている。 行動 特技:ブラフマーストラ(ゲージ:5) 範囲内の敵を戦闘不能にする 発動確率:100% 効果1属性:無 効果1範囲:絶対 範囲 ■□□ ■□□ ■□□ 前列:修羅の形相 敵全体の中で一番HPの低いキャラに4回、AT×0.5のダメージを与え、自身のゲージを1(クリティカルLv2の時は2)減らして特技の発動を早める 発動確率:100% 効果1属性:緑 効果1範囲:絶対 範囲 クリティカル率 効果係数 ■■■ 75% ×0.50 ■■■ 20% ×0.75 ■■■ 5% ×1.00 効果2属性:無 効果2範囲:相対 範囲 クリティカル率 効果係数 □□□ 75% ×0.50 □●□ 20% ×0.75 □□□ 5% ×1.00 中列:怒りの面構え 範囲内の生存している敵にランダムでAT×0.45のダメージを4回与える 発動確率:100% 効果1属性:緑 効果1範囲:絶対 範囲 クリティカル率 効果係数 ■■■ 75% ×0.45 ■■■ 20% ×0.70 ■■■ 5% ×0.90 後列:幸福の微笑み 緑属性の味方全員のATとAGをAT×0.25アップする(3ターン) 発動確率:100% 効果1属性:無 効果1範囲:絶対 範囲 クリティカル率 効果係数 ■■■ 75% ×0.25 ■■■ 15% ×0.40 ■■■ 10% ×0.50 考察 簡単な総評 特技:? 特技スキルの評価 前列:効果分類 スキル解説 中列:効果分類 スキル解説 後列:効果分類 スキル解説 関連ページ 【第2弾】エターナル SRブラフマー EX/LEブラフマー