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ブシドーブレード弐 機種:PS 作曲者:笹井隆司 開発元:ライトウェイト 発売元:スクウェア 発売年:1998年 概要 3D格闘ゲーム『ブシドーブレード』の続編。体力ゲージが存在せず、急所を突かれる即死という世紀末なルール。 音楽はスクウェア在籍時の笹井氏最後の作品であり、和風テクノ風だった前作に比べ和風プログレロックといった派手な曲が多い。 収録曲 曲名 ふりがな 補足 順位 屹立の刻 きつりつのとき オープニング曲 アレンジ版 禍根の来歴 かこんのらいれき 決戦の間 イントロ曲 取捨の仕儀 しゅしゃのしぎ セレクター曲 修羅妄執 しゅらもうしゅう 対刃の間 ステージ曲 御鏡之舞 みかがみのまい 対抗の間 鳴鏡館 演舞曲 燐察の燈 りんさんつのともしび 対抗の間 捨陰党 演舞曲 悠久の果て ゆうきゅうのはて 捨陰党エンディング曲 剣戟鳴動 けんげきめいどう 対刃の間 ステージ曲 第3回531位格闘ゲーム448位 手鞠 てまり 勝抜きの間 鳴鏡館 演舞曲 冬雷火 とうらいか 勝抜きの間 捨陰党 演舞曲 悪戯な血筋 いたずらなちすじ 鳴鏡エンディング曲 其の壱 暗影私闘 あんえいしとう 対刃の間 ステージ曲 守人 まもりびと 決戦の間 鳴鏡館 演舞曲 水軍 すいぐん 決戦の間 捨陰党 演舞曲 終息の朝 しゅうそくのあさ 鳴鏡エンディング曲 其の弐 屹立の刻 きつりつのとき オープニング曲 月影の仕儀 つきかげのしぎ モードセレクト曲 疾風の覇者 しっぷうのはしゃ 百斬の間 捨陰党 ステージ曲 神韻たる剣戯 しんいんたるけんぎ 百斬の間 鳴鏡心当流 ステージ曲 禁欲のリズム きんよくのりずむ 精進の間 練習曲 勇躍の士魂 ゆうやくのしこん 精進の間 模擬戦曲 時を奪へ ときをうばえ スタッフロール曲 スクエニ222位和風126位 争覇への動悸 そうはへのどうき メドレー 時を奪へ ときをうばえ スタッフロール曲 アレンジ版 サウンドトラック ブシドーブレード弐 オリジナル・サウンドトラック
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ブシドーブレード弐 ・背景ストーリー・基本ルール・武器・キャラクターの紹介:part61-239~247 ・風閂編:part61-276~278 ・御門編:part61-295~297 ・辰美編:part61-347~349 ・空蝉編:part61-359~361 ・蛍火編:part61-386~388 ・松虫編:part61-431~433 ・墨流編:part61-437~439 ・ナイトストーカー編:part61-446~449 ・サザンカ編:part61-453~455 ・源五郎編:part61-482~485(part62-47 誤記訂正) ・寒雲編:part62-48~51 ・嬢編:part62-125~128 ・千尋編:part62-375~377 ・五十八編:part63-72~73,75~76 ・ウタマル編:part63-203~205 ・本郷編:part64-163~166 ・トニー梅田編:part64-250~252,254 ・ハイウェイマン編:part64-255,257~259 239 :ブシドーブレード弐:2012/06/15(金) 18 16 17.05 ID YbOdegsPO ブシドーブレード弐 *大まかなストーリー* 古より瀬戸内海に浮かぶ神島(こうのしま)。 八百年前、この島に寄り添うように在った二つの武家は、国を二分する大きな戦を境に、袂を分けた。 片や、優勢な側に寝返って生き延びた鏡(かがみ)家。 片や、鏡家に裏切られ、敗軍と共に滅んだ須恵(すえ)家。 この禍根は、鏡家の子孫と須恵家の残党の間に深く刻まれ、両者はいつ果てるともない骨肉の争いを続けた。 やがて、鏡家は暗殺集団、鳴鏡心当流を組織、一方 須恵家の残党は、捨陰党(しゃいんとう)を結成、戦いは激しく、且つ秘密めいたものとなっていった。 そして今、長き因縁の戦いに終止符を打つべく、捨陰党は総動員で動き出した。 まずは、奪われた御神刀・夕霧を取り戻すため、鳴鏡の本部・鳴鏡館を目指す。 これを察知した鳴鏡は、急遽、兵(つわもの)を補強。 最後の決戦の火蓋が切って落とされた。 …まあ、分かりやすくいうと源平の戦いで平家側についていた鏡家と須恵家(この両家は元々親戚関係)。 平家の劣勢が明らかになった途端、鏡家が源氏側に寝返ってしまい、平家と共に須恵家滅亡。 それから100年後、須恵家の残党が踏鞴神社の存在を突き止める。 攻め入る前に、須恵家の象徴となる、無垢の太刀(一度も鞘から抜かれていない太刀)を用意しようと考えた。 怨念を封じている印などがあれば、その太刀で打ち破るため。 しかし、その太刀が完成する前に、計画が鏡家にバレてしまい、当時のリーダー(安芸十太郎)は直ぐ様引っ捕らえられ、斬首。 その完成した太刀は踏鞴(たたら)神社に引き取られ、「夕霧」と名付けられる。(名前の由来は十太郎の死後、入水自殺した十太郎の恋人・夕霧(OPで笛を吹いている女性)から。) その後、鏡家は鳴鏡心当流を、須恵家の残党は捨陰党をつくる。 そして今回、最終決戦を迎える。 240 :ブシドーブレード弐:2012/06/15(金) 18 20 23.90 ID YbOdegsPO *基本ルールと前作との変更点* ・攻撃は○ボタン(表の攻撃)と×ボタン(裏の攻撃)のみ(防御のボタンは無し) →攻撃は攻撃で返すのが防御。○か×さえ押してれば大体はガード出来る。 ・□ボタンで構え変更(3パターン)、△ボタンは使用しない(オプションで変更可) →ボタンを1回押すごとに構えが変わる。詳細は武器紹介にて。 ・武士道に反する戦いのルール廃止 →段差を登ってる最中に斬ってもOK ・柵のない場所等で6m以上の段差に設定されている高所から落ちると墜落死する。 →墜落死すると敗北。 ・からみ技による攻撃→体術を駆使した、密着状態でしか仕掛けることが出来ない異質の技。 一部のキャラが武器の構えの条件を満たさなければ出せない。 コマンドは全て「方向キー←×ボタン」で出る。 また、タイミング良く「○ボタン」を押すことで、からみ技から逃れる事が出来る。 241 :ブシドーブレード弐:2012/06/15(金) 18 27 33.79 ID YbOdegsPO *武器の紹介* *打刀* いわゆる純粋な日本刀。 長さと速さ、そして威力のバランスが良く、比較的間合いにこだわらずに戦う事が出来る。 斬る・払う・突くと多彩な攻撃が持ち味。 構え ・鳴→大上段/正眼/上八相/二刀流 ・捨→上段/下段正眼/右八相/居合 *ロングソード* 前作名、セイヨーブレード。 打刀に近い寸法を持つ、両刃の剣。 打刀より軽量な分、やや扱いやすくなっている。多少威力面で見劣りするが、豊富で素早い連続攻撃が魅力だ。 構え ・鳴→大上段/引手中段/高矢射/二刀流 ・捨→上段/中段/矢射/居合 *野太刀* 大きな反りと長大な刃を備えた、鳴鏡心当流に最も古くから伝わる武器の1つ。 速さこそ失われるものの、一撃の威力とリーチの長さは絶品と言える。 構え ・鳴→鳥居/下段/逆手右車 ・捨→崩し鳥居/引下段/逆手車 *ブロードソード* 前作名、騎士道ソード。 その重さ、そして巨大さから容易に想像がつくように、他を圧倒する脅威的な破壊力を誇る。 重さ故の攻撃の遅さに注意すれば、絶大な威力を発揮するだろう。 構え 鳴→十字留/裾囲/右車 捨→斜十字/下段裾囲/引手右車 *薙刀* 鳴鏡心当流専用武器。 その長いリーチを利用した突きは勿論、斬る・払うといった用途にも向く。 ただし、攻撃が遅い技が多く、接近戦は不得意となる。 構え 鳴→八相/脇構え/中段 *槍* 捨陰党専用武器。 全武器中最長の全長に加え、突き攻撃を得意とするため、非常に広い間合いで戦う事が出来る。 薙刀同様、接近された時の対処が課題。 構え 捨→清眼/上段/下段 242 :ブシドーブレード弐:2012/06/15(金) 18 36 47.57 ID YbOdegsPO 名前(フリガナ) 年齢/出身地/タイプ/サブウェポン 説明 *登場人物紹介~鳴鏡心当流~* 風閂(カンヌキ) 29歳/沖縄/パワー型/鉄扇(テッセン) 抗争後、単身渡米し、ニューヨークでその腕っ節の強さを利用し、用心棒等をしながら気ままに過ごしていた。 そこへ、御門から鳴鏡館の危機を知らされ、協力を要請された事により帰国。 新たな戦いにその身を投じる。 御門(ミカド) 23歳/京都/スピード型/合口(アイクチ) 抗争によって散り散りになった鳴鏡館を、殆ど1人で守り抜いてきた、踏鞴(たたら)神社の巫女。 巫女としての能力からか今回の捨陰党総攻撃を真っ先に察知し、去って行った仲間達を呼び寄せて手薄な鳴鏡館への襲撃に備えた、リーダー的存在である。 800年前からの両流派の因縁を深く知る、捨陰党内でも名を知られた人物の1人でもある。 辰美(タツミ) 17歳/広島/バランス型/小太刀(コダチ) 否応なく巻き込まれた抗争の中で自らの剣術の才能に目覚め、戦う事を楽しむようになった辰美。 全国の剣術道場を巡って道場破りを続けていた彼の元に、鳴鏡館危機の噂が届く。 彼は鳴鏡の一員として今回の戦いに臨むが、その戦いの中で、自らの出生の秘密へ近づいていくことになる。 空蝉(ウツセミ) 56歳/島根/パワー型/脇差し 鳴鏡随一の剣の達人。 その名と腕前は、捨陰党へも知られているという。 のんびりと温泉で湯治をしていたところを御門に呼び戻される。 引退を考えていたが、辰美が作戦に参加するとの話を聞き、彼を守る為に参戦することを決意。 辰美の出生の秘密を知っており、彼にこの戦いから手を引かせたいと考えている。 捨陰の総帥と戦った経験有り。 蛍火(ホタルビ) 26歳/ロシア/スピード型/セイヨーツルギ 抗争後は、米国で暗殺者として活動していたが、敬愛する空蝉と離れてしまった事を悔やみ、空しさを憶えていた。 そんな折り、空蝉から鳴鏡の危機を知らされ、急ぎ鳴鏡館に戻った。 今度こそ空蝉の傍から離れまいと、固く決心している。 続きます。 243 :ブシドーブレード弐:2012/06/15(金) 18 46 09.75 ID YbOdegsPO 続きです。 松虫(マツムシ) 45歳/宮城県・仙台/バランス型/長ドス 鳴鏡とは縁も所縁もない、ただのヤクザな浪人。 踏鞴神社の側を通った時、捨陰の刺客に襲われている踏鞴神社の巫女・静香(前作のキャラセレ画面の中央にいる三つ編みの女の子)を助け出す。 この事を知った鳴鏡の者が、松虫の腕を見込んで助太刀を依頼した。 やる気がなさそうに見えるが、渡世人として養った剣の腕前は確かで、風閂を始め鳴鏡の者達は、すまないと思いながらも彼の活躍に期待している。 墨流(スミナガシ) 32歳/アメリカ/パワー型/かんしゃく玉 最強の剣術を求めて来日した、巨漢のアメリカ人。 日本に来たのはいいものの、言葉が通じないまま道を尋ねる事すら出来ず(というか、目付きが悪くて逃げられる)、迷った挙げ句に行き倒れてしまう。 幸か不幸か倒れた場所が鳴鏡館の近くであり、御門に助けられ、そのまま鳴鏡館に入門し、日本剣術を学ぶ。 そんな折りに勃発した捨陰党との決戦に、御門への恩返しの念(と、それ以上の気持ち)を伝えるために参戦する。 ナイトストーカー 23歳/滋賀県・甲賀/スピード型/手裏剣 蛍火の後輩に当たる甲賀忍者。まだ修行中のため印可は下りていない。 蛍火の事を尊敬しており、今回の蛍火からの要請にも快く応じた。 元々、甲賀流と鳴鏡心当流は協力関係にあり、依頼には正義感を持って応じている。 蛍火から援護を任された辰美とは今回が初対面。 先走る辰美の姿を、数年前の自分を重ねているのか、兄のような気持ちで接している。 サザンカ 43歳/長崎県・平戸/パワー型/長針(ナガバリ) 奇妙な出で立ちで、強烈な個性を放つサザンカ。 自らを天才と称する程の自信家だが、それに見合うだけの腕前を持っている。 弱体化した鳴鏡に見切りをつけようとした矢先、捨陰党総攻撃の話を聞く。 この混乱に乗じて、自らが鳴鏡の次期師範代になろうと企み、戦いに参加。 御門に苦手意識を持っており、彼女の話が出ると、何故か口ごもってしまう。 続きます。 244 :ブシドーブレード弐:2012/06/15(金) 18 50 00.64 ID YbOdegsPO 続きです。 ホッキョク・ツバメ 44歳/朝鮮半島/銃 師範代の死により彼を信奉し、彼のために全てを尽くしてきたツバメの心には大きな穴が空く。 行くあても頼る人もない彼女にとっては、捨陰党の総攻撃など、今となってはどうてよいものであった。 そんな折り、ただでさえ手薄な鳴鏡館を憂い、御門がツバメを罵倒し、平手打ちを浴びせる。 小娘に馬鹿にされたツバメは、鳴鏡館の重鎮としての自分を再確認し、亡き師範代と自分のプライドのために参戦した。 (※ストーリーモードにツバメは使えません) 245 :ブシドーブレード弐:2012/06/15(金) 18 58 52.60 ID YbOdegsPO 名前(フリガナ) 年齢/出身地/タイプ/サブウェポン 説明 *登場人物紹介~捨陰党~* 源五郎(ゲンゴロウ) 57歳/広島/パワー型/小柄(コヅカ) 幼い頃から捨陰党で剣を学び、今では捨陰党のリーダー格になっている。 捨陰党党員としての使命感も非常に強く、積年の須恵家の恨みを晴らすという事の意義も熟知している。 内部抗争により弱体化した鳴鏡館の隙を見逃さず、率先して今回の総攻撃を計画、進言したのも彼。 人望も非常に厚く、現在は、多くの若き捨陰党党員達に、良き指導者として慕われている。 寒雲(カウン) 21歳/京都/バランス型/独鈷(トッコ) 源五郎の養子。 無口で無表情、感情を表に出さないのと同様に、その考え方もクールそのもので、両流派の因縁にも一切興味はない。 今回の戦いには、源五郎への恩返しの意味もあって参加。 剣の腕には絶対の自信を持っているが、捨陰党一の使い手と言われる今では、それもあながち自惚れではない。 嬢(ジョー) 18歳/東京/スピード型/十手 東京都出身の魚屋の娘。 幼馴染みが捨陰党に入門し、日進月歩で強くなっていく彼に刺激を受けて、捨陰党に入党。 嬢もまた、持ち前の身軽さを活かした戦法で、なかなかの腕前に成長した。 生来の素直で、何事をも疑わない性格から、捨陰党の教えを信奉し、鳴鏡館を「悪」だと思っている。 今回の戦いも「悪者退治」のつもりで参戦。 千尋(チヒロ) 13歳/広島/スピード型/カエル 捨陰党総帥の実子(男の娘)であり、若干13歳にしてすでに剣士としての才能を見せる天才。 プライドが高く、言動や技術、狡猾さなどは大人顔負け。 しかし、捨陰党の思いや、捨陰の血から自由になりたいと思いながら、逃げられない自分にジレンマを感じたりもしている。 それゆえ、性格が歪んでおり、介錯の際、笑ったりする。 五十八(イソハチ) 70歳/山口/バランス型/気合声「喝!」(キアイゴエ「カツ!」) 捨陰党に人生の全てを捧げてきた、源五郎の元師匠。 捨陰党からはすでに引退したが、宿敵鳴鏡との決戦の報を聞き、堪らず戦地へと割り込んでしまった。 普段は好々爺だが、何事にも厳格で頑固な性格。自分が年寄り扱いされる事を嫌い、年寄り扱いされると、烈火の如く怒り出す。 源五郎は五十八の体の事を考え本拠地の守りに就かせたはずだったが、勝手に戦いの場へ出てきてしまう。 続きます。 246 :ブシドーブレード弐:2012/06/15(金) 19 02 12.97 ID YbOdegsPO 続きです。 ウタマル 25歳/熊本県・不知火/バランス型/札(フダ) 九州でかなりの実力を誇った剣術家。 道場破り紛いの態度で捨陰の門を叩いたが、容易く寒雲に倒されて以来、捨陰党に勝手に居座ってしまった。 元来のめり込みやすい性格で、今では捨陰の教えに対しても疑問を抱かず、修行に励んでいる。 寒雲をライバル視しているが、根は気さくな九州男児なので、今では良い仲間だと思っている。 自信家で名誉欲も高く、今回の決戦ではぜひ手柄を立てたいと意気込んでいる。 本郷(ホンゴウ) 20歳/東京都/パワー型/斧 江戸前の寿司屋の息子で、嬢とは幼馴染み。 子供の頃から捨陰党に入門し、修行を続けている。 修行で自分が確実に強くなっている事が分かるため、結局辞めずに現在に至る。 鳴鏡の抗争時に辰美と刃を交え、敗北。そのため、辰美に強烈なライバル視意識を燃やしている。 今回の抗争もあまり関心が無いが、辰美と戦うためだけに参加する事を決意した。 トニー・梅田 35歳/神奈川県・横須賀/スピード型/ブーメラン ゆくゆくは独自の剣術体系を完成させるために現在は捨陰党に身を置く、地獄のダンシング・ジェントルマン。 これまでにも様々な剣術を学び、その風貌とは裏腹に、剣の腕前は相当なものだ。 捨陰党の気質が合わないのか、道場にはあまり顔を出さず、党内の人間もあまり知らないため余計な混乱を招いている。 今回の参戦の理由は単純に己の剣に磨きをかけるためと思われる。 ハイウェイマン 不明/不明/バランス型/レイピア 年齢や経歴、といったものが一切に謎に包まれている人物。 つい最近捨陰党に入門したばかりらしい。 いつも仮面で顔を隠しているのが特徴。 日本語が達者で、侍のような言い回しで喋るのだが、どうやら日本人ではないらしい。 腕が立つので捨陰党にとっては大きな戦力なのだが、鳴鏡との戦いの中で、ふと迷いのようなものを見せる事がある。 何処かで見た事のある姿、聞いた事のあるような声をしているが…? 続きます。 247 :ブシドーブレード弐:2012/06/15(金) 19 08 01.58 ID YbOdegsPO 続きです。 カッツェ 不明/ドイツ/銃 いつもクールに仕事をこなし、失敗などした事が無かった。 殺し屋として、人一倍自信を持っていた。 そんな彼のプライドを粉々に打ち砕いた、鳴鏡館の面々。 鳴鏡館内乱時、彼等の前に敗れ去ったカッツェは、命からがら日本を脱出。 生まれ故郷のドイツに帰り、修行を積む。 …そして1年。彼は捨陰に赴く。かつての雪辱を晴らすため。 今度こそ、鳴鏡の連中を、その手にした銃で撃ち抜くために…。 (※ストーリーモードでカッツェは使えません) 次からはストーリーモード・鳴鏡編です。 人数が多いのでかなり長くなります。 276 :ブシドーブレード弐:2012/06/19(火) 01 39 25.71 ID k7+qttITO *決戦の間・風閂* 鳴鏡館前、忍者が風閂の前に現れる。捨陰党の刺客だ。 7人程、斬り捌く。 何処からか声が響く。 御門「捨陰党は私達が手薄だと思って油断しているはず。今なら、逆に攻め込めるわ。」 辰美「あの島に捨陰党の本部があるのは分かってるんでしょ? …だったら、僕が行きます!」 風閂は呟いた。 「捨陰に関わる者、全て倒さなければ同じ事の繰り返しだな。完全に潰さねぇと…。俺がやってやるぜ!」 龍門棚、また捨陰党の刺客が現れる。 5人程、斬り捌くと妙なアフロがいる。(しかも、なんか踊ってる。) 風閂「捨陰党にも妙な奴がいたもんだな。」 トニー・梅田「ふぅん、俺はトニー。俺のリズムについてこれるかい?」 素早い攻撃をかわしつつ、斬りつける。 風閂「ったく、調子狂うぜ…!」 すると、蛍火がやって来た。 蛍火「この先、敵が固まっているようです。私が先に参りましょう。何かあった時は宜しくお願いします。」 風閂「しかし、意外だな。あんたが俺の手助けをしてくれるなんてな。」 蛍火「空蝉様のご命令です。」 風閂「冷てぇな…。もう少し優しく言ってくれても良いんじゃねぇの?」 蛍火「では…。」 そう言って去る蛍火。 (ここで蛍火にバトンタッチ。) 安志田川鉄橋下、刺客を6人程、始末。 軍服姿の老人がいる。 蛍火「何故、貴方のようなご老体が?」 五十八「老体じゃと!? ふざけるな!ワシは捨陰党の五十八だ! 知らぬとは、言わさんぞ!」 そう言って槍をブンブン振り回してきた。 とてもご老体とは思えない。 どうにか攻撃をかわして始末。 蛍火「後をお願い致します…。」 (ここで風閂にバトンタッチ。) 木材置き場、刺客を5人程、始末。 色白の男が来た。 風閂「青白い顔しやがって、それで剣が振れるのかよ!」 寒雲「試してみるか?この寒雲の腕がどれ程のものか…。」 見た以上にかなり強い! どうにか攻撃をかわし、始末。 寒雲「ふっ…、甘いな…。奴を仲間だと思っていると…。」 そう言って、風閂に胸ぐらを捕まれた状態で息絶える。 風閂「奴…!? 一体、何の事だ!?」 続きます。 277 :ブシドーブレード弐:2012/06/19(火) 01 44 09.44 ID k7+qttITO 続きです。 神望崎灯台、カッツェがいる。 風閂「よう、生きてたか。おめぇ、カッツェとかいったな?」 カッツェ「今度こそ、楽にしてあげましょう…。」 銃を連射しながらピョンピョン跳ね回るカッツェ。 巧いこと攻撃をかわしつつ斬りつける。 カッツェ「お前達が守っているのは、どうやら踏鞴神社…らしいな…。」 風閂「なっ、何だと!? 何故、それを!?」 踏鞴神社に慌てて戻る風閂。参道に松虫がいる。 松虫「よう、戻って来たか。」 風閂「ああ、松虫か。神社の事がバレてるらしい。一体、いつ気付かれてたんだ?」 松虫「そういや、俺がこの近くで女の子を助けた事あったっけな。」 風閂「そうか、あれもか。あれも捨陰党の奴等だったって事か。悪いな、鳴鏡と関係無いのに手伝って貰ってよ。人手が無いのは辛いぜ。」 松虫「人手が無いか…。お、お出ましのようだな…。しょうがねぇや、ここは俺がいってやるぜ! …そういや、坊やが行方不明だとか言ってたぜ。ヤバいんじゃねぇの?」 そう言って、去って行った。 風閂「辰美か!?辰美がか!? おい、ちょっと待てよ!」 (ここで松虫にバトンタッチ。) 踏鞴神社境内、刺客を6人程、始末。 ショートヘアの女の子が来た。 松虫「悪いけど、女の子と戦う趣味は無いんだよなぁ…。」 しゃがみこんだ状態で彼女を見上げる。 嬢「甘く見たら痛い目に遭うわよ。この、嬢の名前くらい聞いた事あるはずよ!」 素早い攻撃をかわしつつ斬りつけた。 松虫「後は…任せたぜ…。」 (また、風閂にバトンタッチ。) 須恵里(すえのさと)の蜜柑畑、刺客を4人程、始末。 総攻撃の計画の首謀者が来た。 風閂「コソコソと刺客を送り合うのはもう終わりだな。」 源五郎「ほう、戦い甲斐が有りそうな奴…。この並主(ならず)源五郎、全力で参ろう!」 …強い!どうにか力で押し切り、斬りつけた。 風閂「源五郎が出てきたか。…次で終わりだな!」 捨陰党本部・蛇恍院(しゃこういん)、捨陰党の総帥・柊 大納(ひいらぎ だいな)が待ち構えていた。 風閂「あんたが親玉か! お互い、そろそろ決着を付けねぇとな!」 大納「私が捨陰党総帥・柊大納。来るが良い!」 最後の戦いが始まった! 大納は頑丈な鎧を身に付けてるため、正面からの攻撃を受け付けない! どうにか隙を狙い背中を斬った。 続きます。 278 :ブシドーブレード弐:2012/06/19(火) 01 47 50.06 ID k7+qttITO 続きです。 *ED* 風閂の背後から辰美が現れる。 辰美「やりましたね、風閂さん…。」 風閂「よう、行方不明だって言ってたからどうしたかと思ったぜ! ここまで来てたんだな。悪いな、片付いちまったぜ。さ、帰るぞ。皆がおめぇの事、心配してたぞ。」 辰美「まだまだ帰れません。鳴鏡を守るためには捨陰の者を全て倒さなくてはなりません。」 風閂「その通りだ。そして、終わったじゃないか。」 辰美「僕は…僕は、今、風閂さんが倒した総帥の息子だったんです! 僕には捨陰党の血が流れてるんです!」 風閂「…何だと!?」 辰美「うわああああーっ!!」 辰美が斬りつけて来た! 風閂「辰美!」 すかさず斬る風閂。 倒れる辰美。 風閂「辰美…!」 辰美「これで…これで…本当に、終わりです…。」 風閂「辰美! …まだヒヨッコのおめぇが、そんな答えを出しやがって…! 相談するもんだぜ…! どんな血が流れていたとしても、おめぇは鳴鏡以外の何者でもねぇよ…! 安心しな…。」 以上です。次は御門です。 295 :ブシドーブレード弐:2012/06/19(火) 23 03 15.46 ID k7+qttITO *決戦の間・御門* 鳴鏡館前、捨陰党の刺客を7人程、始末。 何処からか声が響く。 風閂「捨陰に関わる者、全て倒さなければ同じ事の繰り返しだな。完全に潰さねぇと…。俺がやってやるぜ!」 辰美「あの島に捨陰党の本部があるのは分かってるんでしょ? …だったら、僕が行きます!」 御門が呟く。 「捨陰党は私達が手薄だと思って油断しているはず。今なら、逆に攻め込めるわ。」 背戸鉱山鉄道・駅跡、刺客を5人程、始末。 仮面の男を見てハッとする御門。 御門「貴方…本当に、捨陰の者?」 ハイウェイマン「ああ。安心してかかってくるが良い!」 攻撃を巧くかわし、始末。 御門「貴方を…こんな形で斬る事になるだなんて…!」 そこに墨流がやって来る。 墨流「コノ先、敵ガイル。」 御門「申し訳ないと思ってるわ、墨流。入門したての貴方まで。」 墨流「御門サンノ為、問題ナイ。」 御門「神和斎(かんなぎさい)先生は、怒っていらっしゃるでしょうね…。」 墨流「私、先ニ行ク。御門サン、守ル!」 そう言って、去って行った。 御門「待ちなさいっ!」 (ここから墨流にバトンタッチ) 安志田川鉄橋、刺客を6人程、始末。 奇抜な髪の男が来た。 墨流「御門サン、傷付ケル人、許サナイ!」 ウタマル「チッ、このウタマルがこんな地味な所で戦うとはな!」 どうにか攻撃をかわし、始末。 墨流「御門サン、頑張ッテ…。」 墨流は空を見上げ呟いた。 (ここで御門にバトンタッチ) 入安曇能舞台、刺客を5人程、始末。 寒雲が来た。 御門「貴方は、もしや…!?」 寒雲「お前のような女が何をしに来た…。」 どうにか攻撃をかわし、始末。 寒雲「ふっ…、甘いな…。奴を仲間だと思っていると…。」 御門「奴!? な、何を言ってるの、一体!?」 続きます。 296 :ブシドーブレード弐:2012/06/19(火) 23 06 33.88 ID k7+qttITO 続きです。 造船所跡、カッツェがいる。 御門「貴方!まだ、こんな所に!」 カッツェ「覚えててくれてたのかい…? 光栄だよ…。今度こそ、楽にしてあげましょう…!」 銃を撃ちながら跳ね回るカッツェを始末。 カッツェ「お前達が守っているのは、どうやら踏鞴神社…らしいな…。」 御門「何ですって!? まさか、神社が…!」 慌てて踏鞴神社に戻る御門。参道にサザンカがやって来た。 御門「何故、カッツェがそれを知っているの? あ、サザンカ!」 サザンカ「神社が危険だ!」 御門「ええ、さっき倒した男が妙な事を言ってたから…。」 サザンカ「ここは俺に任せろ。もうすぐ奴等が来る。」 御門「思ったより、敵が多いわ!」 サザンカ「そういえば、辰美が…。辰美の事を誰も見てないんだ。もしかすると…。」 御門「えっ、辰美君が…? 嘘…!」 サザンカ「取り乱すな! それより今は、目の前の事だけ考えろ。」 御門「そんな…辰美君も鳴鏡の大切な一員なのよ…!」 (ここでサザンカとバトンタッチ) 刺客を6人程、始末。 嬢が来た。 サザンカ「俺の腕に似つかわしければ良いんだがな…。」 嬢「この嬢に倒されるんだから、幸せに思ってよ!」 素早い攻撃をかわしつつ始末。 サザンカ「後は頼んだぞ…。」 (ここで御門にバトンタッチ) 蛇恍院墓地、刺客を6人程、始末。 源五郎が来た。 御門「今までとは、少し違うようね…。」 源五郎「御門か…。相手に不足は無いな。私は、並主源五郎だ。」 なかなか強い! どうにか攻撃をかわし始末。 御門「いよいよ捨陰党本部ね!」 蛇恍院、柊大納が待ち構えていた。 御門「貴方で最後ですね…! 長い間の戦いに今、終止符を打ちましょう!」 大納「私が捨陰党総帥・柊大納。 来るが良い!」 どうにか背中を狙い始末。 続きます。 297 :ブシドーブレード弐:2012/06/19(火) 23 12 51.59 ID k7+qttITO *ED* 辰美が現れる。 辰美「やりましたね、御門さん!」 御門「辰美君! 無事だったのね! 良かった…! もう安心して、長い長い戦いだったの…。私達の生まれる遥か昔からの…。これで終わったのよ!」 辰美「知ってます…。本当に長い戦い…。」 御門「知ってたの!? どうして? どうして辰美君が…?」 辰美「さっき知ったんです…。鳴鏡と捨陰の長い戦い…まだ終わってません…!」 御門「どうしたの…? 何を言ってるの…? さ、帰りましょう! 皆が貴方の事を心配してる…。」 辰美「僕は…僕は、今、御門さんが倒した総帥の息子だったんです! 僕には捨陰党の血が流れてるんです! 捨陰党の人間なんです!」 御門「そんな…!」 辰美が御門に斬りかかる。すかさず斬る御門。 倒れる辰美。 御門「辰美君…! 貴方だけは…こんな今は小さな芽に縛られていたなんて…なのに、貴方は…。貴方になら、私と鳴鏡館を立て直せると思っていたのに…。 貴方が…一番の犠牲者だったのね…。」泣き崩れる御門。 辰美「…これで、良いんです…。御門さん…これで…良いんです…。」 以上です。 次は辰美です。 279 台詞を聞くために録音しながらプレイ→録音したのを聞きながら文章を書いているので少し時間がかかります。 今回はたまたま夜中だっただけです。 347 :ブシドーブレード弐:2012/06/23(土) 20 06 43.81 ID NUeyxTInO *決戦の間・辰美* 鳴鏡館前、捨陰党の刺客を7人程、始末。 何処からか声が響く。 風閂「捨陰に関わる者、全て倒さなければ同じ事の繰り返しだな。完全に潰さねぇと…。俺がやってやるぜ!」 御門「捨陰党は私達が手薄だと思って油断しているはず。今なら、逆に攻め込めるわ。」 辰美が呟く。 「あの島に捨陰党の本部があるのは分かってるんでしょ? …だったら、僕が行きます!」 踏鞴神社参道、刺客を5人程、始末。 見覚えのある男が現れる。 辰美「君は…、本郷? 捨陰党の人だったのか!」 本郷「よう! 辰美! 今度は負けねぇぜ!」 どうにか攻撃をかわし、始末。 辰美「手薄になったからといって、鳴鏡が弱くなった訳じゃないよ。」 ナイトストーカー(以下、ナイス)が来た。 ナイス「この先、敵が多いようだ。手を貸そう。」 辰美「貴方は?」 ナイス「私はナイトストーカー。蛍火様の命を受けて、甲賀から参った者。」 辰美「一人で大丈夫です。」 ナイス「そう、粋がるな。お前を助ける。それが私の使命なんだ。もし、私に何かあったら、その時はお願いするとしよう。」 そう言って、去る。 辰美「待ってよ!」 (ここでナイス君にバトンタッチ) 明月庵竹林、刺客を6人程、始末。 嬢が来た。 ナイス「鳴鏡の敵は、我らの敵…!」 嬢「この嬢に倒されるんだから、幸せに思ってよ!」 素早い攻撃をかわし始末。 ナイス「辰美…無事に行ったか…。」 (ここで辰美にバトンタッチ) 産廃処理場予定地、カッツェがいた。 辰美「刀に拳銃で向かう…相変わらずだね…。」 カッツェ「坊や…このカッツェがすぐに眠らせてあげるよ…。」 跳ね回るカッツェをさっさと始末。 カッツェ「捨陰党には…切り札があるらしい…。せいぜい、気を付けな…。」 そう言って、息絶えるカッツェ。 辰美「切り札? 一体何の事だ?」 続きます。 348 :ブシドーブレード弐:2012/06/23(土) 20 09 36.68 ID NUeyxTInO 続きです。 蛇喰鼻(じゃくいばな)、刺客を5人程、始末。 一人の子供が現れた。 辰美「お前が戦うのか!?」 千尋「辰美さんでしょ? 私は千尋。覚えててね。」 子供とは思えないくらい強い。 どうにか攻撃をかわし、始末。 千尋「やっぱり強いね…兄さん…。」 辰美「兄さんだって!?」 辰美は船着き場に来ていた。 辰美「僕が兄さん…? どういう事なんだ…?」 考え込む辰美に空蝉が声をかける。 空蝉「どうした、辰美。」 辰美「あ、空蝉さん。さっき倒した敵が僕の事を兄さんと…。」 空蝉「そうか…辰美、もうこれ以上戦うな。お前は、剣を持つべきではなかったかもしれん。」 辰美「何故ですか!? 僕の事を筋が良いって褒めてくれたのも、真剣に稽古を就けてくれたのも嘘だったんですか!?」 空蝉「お前に…これ以上の罪を負わせたくない…。」 辰美「まさか…僕は…捨陰党の…?」 空蝉「言うな! ワシが先に行く。いいな。お前はここで剣を捨てろ。分かったな!」 (ここで空蝉にバトンタッチ) 刺客を6人程、始末。 寒雲が現れた。 空蝉「このワシ、誰だか知ってるのか?」 寒雲「空蝉…? 私は寒雲。貴方との太刀合わせ、光栄に思いますよ。」 どうにか攻撃を巧くかわし、始末。 空蝉「辰美! 行ってしまったのか…?」 (ここで辰美にバトンタッチ) 蛇恍院・楼門、刺客を4人程、始末。 源五郎が現れた。 辰美「捨陰党の者は、全て倒す!」 源五郎「私は源五郎。お前は…ん? まさか!?」 強い。どうにか攻撃をかわしつつ、始末。 辰美「次が最後! もう少しで皆の所へ帰れる!」 蛇恍院、総帥が待ち構えていた。 辰美「貴方で最後か! 鳴鏡として貴方達に止めを刺す!」 大納「鳴鏡…としてか…。ふふっ、かかって来るが良い!」 背中を狙い始末。 続きます。 349 :ブシドーブレード弐:2012/06/23(土) 20 17 07.61 ID NUeyxTInO 続きです。 *ED* 大納「強いな…辰美…。」 辰美「何故、僕の名前を?」 大納「皮肉だな…本当に強い息子だ…。」 辰美「息子…!? 僕の…父さん…!?」 大納「お前を最後の切り札と思っていた…。捨陰党に取り戻す事が出来たらな…。これで良いんだ…お前は鳴鏡として私を斬った…。 800年前と同じ事ようにまた、負けた…。私の…息子のお前が…この戦いに終止符を打ったんだ…。」 息絶える大納。 辰美「僕は…父親をこの手で斬ってしまったのか…。そして、きっと兄弟も…。だから空蝉さんは剣を捨てろと…。 でも…父さん、父さんの言う通り、僕達、親子がこの長い戦いを終わらせたんですね…。…終わらなくてはならない戦いだったんですね…。」 以上です。 次は空蝉です。 359 :ブシドーブレード弐:2012/06/29(金) 19 51 17.57 ID cVINJ71ZO *決戦の間・空蝉* 鳴鏡館前、捨陰党の刺客を7人程、始末。 何処からか声が響く。 御門「捨陰党は私達が手薄だと思って油断しているはず。今なら、逆に攻め込めるわ。」 辰美「あの島に捨陰党の本部があるのは分かってるんでしょ? …だったら、僕が行きます!」 空蝉が呟く。 「いや、ワシが行こう!」 背戸鉱山鉄道・駅跡、刺客を5人程、始末。 五十八が現れた。 空蝉「ほぉ、ご老体の登場か。これは楽しみ。」 五十八「人の事が言えるかっ!? これでもワシは捨陰党の五十八じゃ!!」 どうにか始末。 空蝉「ちいとは、体が解れたかの。」 安志田川鉄橋、刺客を6人程、始末。 嬢が現れた。 空蝉「ほう、今度は娘さんか。中々、幅広いのう。」 嬢「嫌だぁ、お腹出てるけど、強そうじゃん。」 素早い攻撃をかわし、始末。 空蝉「こうして若い者に戦いが受け継がれてきたのか…。」 造船所跡、刺客を5人程、始末。 ウタマルが現れた。 空蝉「その格好で、チョンマゲか。」 ウタマル「空蝉か! 良い奴に当たったぜ!」 巧く攻撃をかわし、始末。 空蝉「ワシを倒すのには、10年早いぞい。」 君ヶ浦、カッツェが現れた。 空蝉「お前は!?」 カッツェ「老けたねぇ~~。今度こそ、楽にしてあげましょう!」 さっさと始末。 カッツェ「お前ら…仲間が、仲間だと思うな…! お前らの中には、捨陰の血が…。」 空蝉「捨陰の血…? まさか!?」 空蝉「アイツ等に知られていたとは…。ん? 辰美か! …どうした?」 辰美「…さっき倒した敵が僕の事を兄さんと…。」 空蝉「うははははっ、何が兄さんじゃ、馬鹿馬鹿しい! それより、どうやら、また、鳴鏡館に捨陰の手の者が回ったらしい。」 辰美「えっ、大変だ! 行かなきゃ!」 空蝉「ああ、頼む。ワシはこのまま進むつもりだ。全て任せたぞ、辰美。」 辰美「はい! 僕に任せて下さい! あ、奴等、来ましたよ! ここだけは僕が戦います! それじゃ!」 そう言って、走り去る辰美。 空蝉「…辰美…すまぬ…。」 続きます。 360 :ブシドーブレード弐:2012/06/29(金) 19 53 01.34 ID cVINJ71ZO 続きです。 (ここから辰美にバトンタッチ) 船着き場、刺客を6人程、始末。 寒雲が現れた。 辰美「あんまり、ぐずぐずはしてられないんだよ!」 寒雲「私は、捨陰党の寒雲。…斬る…!」 どうにか攻撃をかわし、始末。 辰美「鳴鏡館に戻って、皆を助けます!」 (ここから空蝉にバトンタッチ) 蛇恍院・楼門、刺客を4人程、始末。 源五郎が現れた。 空蝉「ワシを…知っておるのか?」 源五郎「お主は、噂に高い空蝉か? 嬉しいぞ! ワシは源五郎だ。」 どうにか攻撃をかわし、始末。 空蝉「次で最後か…。ワシが決着をつけてやる!」 蛇恍院に足を踏み入れる空蝉。 空蝉「久しぶりだな…。今度こそ、お前を倒すぞ!」 奥からゆっくり現れる、大納。 大納「まんまと騙されたわ…! ワシの子がお前の手元にいたとはな…!」 背中を狙い始末。 続きます。 361 :ブシドーブレード弐:2012/06/29(金) 19 54 53.23 ID cVINJ71ZO *ED* 空蝉「お前を斬りに行った14年前、ちょうどその時、お前の女房は捨陰党を逃げ出そうとしていた。子供の辰美を抱いてな…。」 大納「そう…だったのか…。いつ殺されるか分からないからな…無理も無い…。」 空蝉「恐らくお前は、ワシ等が斬り殺してしまったと思ったじゃろうな。」 大納「亡骸も見付からず…恨んだものよ…。だが、生きていた…!」 空蝉「そう…ワシは幼い子供とその母親を斬る事は出来んかった。ワシに出来る事は、二人を斬った者として無事、彼等が生き延びるのを祈る事だけじゃった。 まさか、あの時の子供が鳴鏡の門下生になっていたとは…。」 大納「強くなった辰美…見てみたかった…。」 そう言って、大納は息を引き取った。 空蝉「辰美は、お前譲りだ。きっと、立派な剣士になる! 安心せい…。」 以上です。 次は蛍火です。 386 :ブシドーブレード弐:2012/07/01(日) 19 59 17.66 ID ujeeJND2O *決戦の間・蛍火* 鳴鏡館、捨陰の刺客を7人程、始末。 何処からか声が響く。 御門「捨陰党は私達が手薄だと思って油断しているはず。今なら、逆に攻め込めるわ。」 辰美「あの島に捨陰党の本部があるのは分かってるんでしょ? …だったら、僕が行きます!」 蛍火が呟く。 蛍火「私が参りましょう。探りを入れながら…。私の方が気爛れる可能性は低いでしょう。」 背戸鉱山鉄道・駅跡、刺客を5人程、始末。 ハイウェイマンが現れた。 蛍火「妙ね。捨陰党に貴方のような者を…居たかしら?」 ハイウェイマン「ああ、私はハイウェイマンと呼ばれている。」 どうにか始末。 蛍火「ハイウェイマン…。」 蛍火「この私が鳴鏡館に戻れるとは思ってませんでした…。再び空蝉様に会えるとも…。」 風閂が現れる。 風閂「よう、蛍火。おめぇは、もう戻って来ないかと思ったぜ。」 蛍火「風閂ですか。何をしに来たのです? 貴方は後から来るのではなかったのですか?」 風閂「相変わらず冷てぇな…。手を貸しに来たんだぜ。どうせアンタの事だ、一人で無理にでも片付けちまおうって思ってんじゃねぇのか?」 蛍火「私がそんな無謀な事を考えるとでも?」 風閂「やっぱり損した…。取り敢えず、ここだけでも手を貸すぜ。じゃあな!」 (ここから風閂にバトンタッチ) 安志田川鉄橋、刺客を6人程、始末。 五十八が現れた。 風閂「爺さんに八つ当たりは、ちょっと酷かな?」 五十八「なんじゃと!? ふざけるなっ!!」 ブチ切れて、野太刀を地面に投げつける。 五十八「この五十八、お前のようなヒヨッコには負けんわっ!!」 攻撃をかわし、どうにか始末。 風閂「無理すんなよ…蛍火。」 (ここから蛍火にバトンタッチ) 造船所跡、刺客を5人程、始末。 千尋が現れた。 蛍火「貴方…まさか、貴方が戦いに出るなんて…!」 千尋「私は千尋。でも、知ってるみたいだね。さすが、忍者。詳しいね。」 どうにか攻撃をかわし、始末。 蛍火「ここで捨陰党の跡継ぎを斬れるとは…。」 船着き場、カッツェがいる。 蛍火「消えなさい! 貴方の出る幕では無い。」 カッツェ「そうはいかない。このカッツェ、執念深くてね…。」 さっさと始末。 蛍火「無駄な時間を取ったわ。」 続きます。 387 :ブシドーブレード弐:2012/07/01(日) 20 00 03.98 ID ujeeJND2O 続きです。 蛍火「貴方にも無理をお願いしたわね。」 ナイス「構いません。蛍火さんのお役に立てるのなら。」 蛍火「相変わらずね。」 ナイス「簡単に人は変わりませんよ。でも、腕はかなり上がりました。お見せ致しましょう! では。」 (ここからナイトストーカーにバトンタッチ) 放置船甲板、刺客を6人程、始末。 寒雲が現れた。 ナイス「出来る限り、お相手しましょう。」 寒雲「忍者の素養はかなりと見える。この寒雲、全力でいきましょう。」 どうにか攻撃をかわし、始末。 ナイス「蛍火さん、後はお願いします…!」 (ここから蛍火にバトンタッチ) 須恵里・蜜柑畑、刺客を4人程、始末。 源五郎が現れた。 蛍火「そろそろ、最上級のお出ましのようですね。」 源五郎「只の忍者では無いようだが、この並主源五郎が先には行かせん!」 どうにか攻撃をかわし、始末。 蛍火「後は捨陰党本部を残すのみ…!」 蛇恍院、総帥が待ち構えている。 蛍火「貴方で最後ですね。鳴鏡館を守る為…斬ります!」 大納「私が捨陰党総帥・柊大納。来るが良い!」 背中を狙い始末。 続きます。 388 :ブシドーブレード弐:2012/07/01(日) 20 03 00.09 ID ujeeJND2O *ED* 総帥を始末後、鳴鏡館道場に戻って来た、蛍火。 早速、空蝉に報告。 蛍火「空蝉様、蛍火、只今、戻りました。」 空蝉「馬鹿者、戻りましたじゃ無いわ! 時間を取ってくれとは言ったが、先頭を切って乗り込めとは言っておらんぞ。」 蛍火「申し訳ございません…! しかし、皆様を守るには最もこれが効果的かと…。 決して、空蝉様のご命令に背くつもりでは…。」 空蝉「全く…。まぁ、お前の事だから信用はしておったが…。 ところで蛍火、ワシは鳴鏡館の出直しにもう一度、手を貸そうと思ってな、お前も一緒にやらんか?」 蛍火「はい! 空蝉様のご命令であれば!」 空蝉「フフフッ…まぁ、良い。もう無茶をするで無いぞ。と言っても、もう無茶をする事も無いがの…。」 蛍火「はい…。漸く、本当に終わりでございますね…。」 以上です。 次は松虫です。 431 :ブシドーブレード弐:2012/07/03(火) 11 28 54.63 ID Pa9JlClNO *決戦の間・松虫* 鳴鏡館前、刺客を7人程、始末。 何処からか声が響く。 御門「捨陰党は私達が手薄だと思って油断しているはず。今なら、逆に攻め込めるわ。」 風閂「捨陰に関わる者、全て倒さなければ同じ事の繰り返しだな。完全に潰さねぇと…。俺がやってやるぜ!」 松虫が呟く。 松虫「おいおい、えらい勢いだなぁ…。そんなんじゃ、上手くいくモンも、いかねぇぜ。力抜いたらどうだ?」 紫翠窟(しすいくつ)、刺客を5人程、始末。 ハイウェイマンが現れた。 松虫「お手柔らかに頼むぜ。」 ハイウェイマン「私はハイウェイマンと言われている。お主、逃げ回る!」 どうにか始末。 松虫「やれやれ…。」 松虫「おっと、お前、誰だ?」 墨流「私、墨流。御門サンノ味方。」 松虫「御門…? ああ、あの威勢の良いネェチャンか。じゃ、味方か…。いや、俺みたいにツイてないって感じだな。」 墨流「別二…嫌デハ無イ。」 松虫「そうかぁ~? 俺も、たまたまあの神社の女の子を助けたりしなきゃなぁ…。」 墨流「神社…? 御門サン…?」 松虫「違う違う、もっと若い女の子だ。…静香(すずか)って言ったっけな…。 いや、いくら俺でも女の子がむさ苦しい奴等に襲われちゃあな…助けるだろ? いやぁ、妙な事に足突っ込んじまったなぁ…。」 墨流「私ハ、御門サン二助ケラレル。ダカラ、助ケル。」 松虫「そりゃ、義理堅いこって。…おいおい!」 どうやら墨流は行ってしまったようだ。 (ここから墨流にバトンタッチ) 迷ひ橋、刺客を6人程、始末。 千尋が現れた。 墨流「御門サンノ敵、私ノ敵!」 千尋「ウフフ…。私は千尋。気を抜くと痛い目に遭うよ…!」 どうにか攻撃をかわし、始末。 墨流「松虫、後、任セル…。」 (ここから松虫にバトンタッチ) 豊羅ダム取水塔、刺客を6人程、始末。 ウタマルが現れた。 松虫「そんなに怖い顔すんなよ…なぁ?」 ウタマル「お前みたいなやる気の無い奴を見ると腹が立つぜ!」 どうにか始末。 松虫「ま、良い運動になるって事で…行ってやるか。」 続きます。 432 :ブシドーブレード弐:2012/07/03(火) 11 31 49.24 ID Pa9JlClNO 続きです。 蛇喰鼻、カッツェがいる。 松虫「アンタ…拳銃って…! そりゃ、あんまり卑怯じゃねぇの?」 カッツェ「私はカッツェ。楽にしてあげましょう…。」 さっさと始末。 カッツェ「お前達の…守っているのは、どうやら踏鞴神社…らしいな…うっ…!」 松虫「神社かよ…。一体、神社に何があるんだよ…?」 松虫は一度、踏鞴神社に戻って来た。 神社の前に風閂がいた。 風閂「松虫、戻って来たのか。」 松虫「一体、神社に何があるってんだよ? 巫女さんは襲われるわ、さっきの敵も変な事言ってやがったし。せめて、自分が何やってんのかくらい知りたいってモンだぜ。」 風閂「悪いな、教えられねぇ事もあるんだ…。兎に角、上手くいけば礼をするぜ。」 松虫「ふ~ん。あまり詮索はするなって事か…。」 風閂「兎に角、ここは俺が先に行く。何かあったら頼むぜ!」 風閂はそう言って、去って行った。 松虫「あ~あ、行っちまいやがった…。」 (ここから風閂にバトンタッチ) 踏鞴神社境内、刺客を6人程、始末。 嬢が現れた。 風閂「漸く腕の立つやつが登場か。」 嬢「来たわね! この捨陰党の嬢に敵うと思うの!?」 素早い攻撃をかわし始末。 風閂「松虫、宜しく頼むぜ…!」 (ここから松虫にバトンタッチ) 蛇恍院墓地、刺客を4人程、始末。 源五郎が現れた。 松虫「嫌だねぇ~強そうじゃねぇか。」 源五郎「私は捨陰党・並主源五郎。お手合わせ願おう。」 どうにか攻撃をかわし、始末。 松虫「そろそろ…仕上げといきたいモンだなぁ…。」 蛇恍院、捨陰党総帥が待ち構えている。 松虫「はぁ…アンタで、最後か?」 大納「私が捨陰党総帥・柊大納。来るが良い!」 背中を狙い始末。 続きます。 433 :ブシドーブレード弐:2012/07/03(火) 11 35 22.38 ID Pa9JlClNO *ED* 総帥を始末後、鳴鏡館道場に戻って来た、松虫。 道場には風閂が待っていた。 松虫「よう、終わったぜ。はぁ…本当、感謝してくれよなあ…。しかしよぉ、一体、神社に何があったんだ? よく分かんねぇまま手伝っちまったからなあ…。一応な、ま、詳しい事情ってヤツを聞いとこうかと思ってさ…。」 風閂「本当、助かったぜ。そうだな…ここまでやって貰って、何にも話さねぇってのもちょっとな。実はな…。」 松虫「いや、やっぱり辞めとくわ。いい、いい、余計な事聞いて、これ以上関わり合うのも面倒なこった…。」 風閂「そうか…。それにしても良い腕してんなあ。ここでやってみねぇか?」 松虫「あぁ? この俺が道場で修行だぁ? ハハハッ、冗談は無しだぜ! それに言ったろ? あんまり人と関わりたくないんでね…。 あ、礼はいいぜ。こんな道場にゃあ、叩いても大した金、出てきそうにねぇし、それによ、少しは楽しませて貰ったからな…。 …じゃあな。」 以上です。 次は墨流です。 437 :ブシドーブレード弐:2012/07/05(木) 16 48 24.51 ID K6mpW64iO *決戦の間・墨流* 鳴鏡館、捨陰の刺客を7人程、始末。 何処からか声が響く。 御門「捨陰党は私達が手薄だと思って油断しているはず。今なら、逆に攻め込めるわ。」 辰美「あの島に捨陰党の本部があるのは分かってるんでしょ? …だったら、僕が行きます!」 墨流が呟く。 墨流「御門サンガ行クナラ、私、行ク…!」 紫翠窟、刺客を5人程、始末。 五十八が現れた。 墨流「敵…!」 五十八「ワシは捨陰党の五十八! …と言っても、通じとるのか?」 どうにか始末。 墨流「大丈夫…。」 そこに松虫がやって来た。 松虫「おっと、お前、誰だ?」 墨流「私、墨流。御門サンノ味方。」 松虫「御門…? ああ、あの威勢の良いネェチャンか。じゃ、味方か…。いや、俺みたいにツイてないって感じだな。」 墨流「別二…嫌デハ無イ。」 松虫「そうかぁ~? 俺も、たまたまあの神社の女の子を助けたりしなきゃなぁ…。」 墨流「神社…? 御門サン…?」 松虫「違う違う、もっと若い女の子だ。…静香(すずか)って言ったっけな…。 いや、いくら俺でも女の子がむさ苦しい奴等に襲われちゃあな…助けるだろ? いやぁ、妙な事に足突っ込んじまったなぁ…。」 墨流「私ハ、御門サン二助ケラレタ。ダカラ、助ケル。」 松虫「そりゃ、義理堅いこって。…じゃ、先に行くぜ!」 (ここから松虫にバトンタッチ) 迷ひ橋下、刺客を6人程、始末。 千尋が現れた。 松虫「お手柔らかに頼むぜ。」 千尋「私は千尋。甘くみると痛い目に遭うよ?」 どうにか攻撃をかわし、始末。 松虫「後は…宜しくな。」 (ここから墨流にバトンタッチ) 迷ひ橋、刺客を5人程、始末。 本郷が現れた。 墨流し「先ニ行キタイ。オマエ、邪魔!」 刀を振り、威嚇をする。 それに思わず仰け反る本郷。 本郷「アンタ、鳴鏡か?」 どうにか始末。 墨流「島…捨陰党…ドコ?」 続きます。 438 :ブシドーブレード弐:2012/07/05(木) 16 50 46.34 ID K6mpW64iO 続きです。 龍門棚、カッツェがいた。 墨流「オマエ…卑怯!」 カッツェ「卑怯で結構!! カッツェは拳銃で戦うんだよ♪」 さっさと始末。 墨流「卑怯者ハ負ケル。」 そこに御門がやって来た。 墨流「コノ先、敵ガイル。」 御門「申し訳ないと思ってるわ、墨流。入門したての貴方まで。」 墨流「御門サンノ為、問題ナイ。」 御門「神和斎(かんなぎさい)先生は、怒っていらっしゃるでしょうね…。」 墨流「私、先ニ行ク。御門サン、守ル!」 そう言って、行こうとする墨流。 御門「待ちなさいっ! 私が行くわ!」 (ここから御門にバトンタッチ) 安志田川鉄橋下、刺客を6人程、始末。 ウタマルが現れた。 御門「ここから先、行かせる訳にはいけません…!」 ウタマル「このウタマルがこんな地味な所で戦うとはな!」 どうにか攻撃をかわし、始末。 御門「申し訳無いけど…後はお願いするわ。」 (ここから墨流にバトンタッチ) 須恵里・蜜柑畑、刺客を5人程、始末。 源五郎が現れた。 墨流「敵…!」 源五郎「私は源五郎という者。お主、鳴鏡の者ではないな? 早く去るが良い。」 どうにか攻撃をかわし、始末。 墨流「モウスグ…! モウスグ…!」 蛇恍院、捨陰党総帥が待ち構えている。 墨流「アナタ、最後! 鳴鏡館の敵! 私ノ敵!」 刀を振り、威嚇。 大納「私が捨陰党総帥・柊大納。来るが良い!」 背中を狙い始末。 続きます。 439 :ブシドーブレード弐:2012/07/05(木) 16 51 41.56 ID K6mpW64iO *ED* 総帥を始末後、鳴鏡館道場に戻って来た、墨流。 道場には御門が待っていた。 墨流「勝ッタ…! 勝ッタヨ、御門サン!」 大ハシャギで御門に駆け寄る。 御門「ありがとう! 貴方のお陰で本当に助かったわ!」 墨流「私、剣術ヲモット覚エタイ。鳴鏡デ私、頑張ル。」 御門「ええ、勿論よ! その為に貴方は日本に来たんですものね。今回のお詫びを兼ねて、確り稽古を就けてあげるわ!」 墨流「…オワビ…? ケイコ…?」 御門「あー、その前に日本語を勉強しましょう。山の中で迷って、道を尋ねる事も出来ないんじゃあ、また行き倒れてしまうわ。さ、勉強、勉強!」 墨流「勉強…? 勉強…。ソレ、多分、私、キライ…。キライ?スキ? ア、御門サンハスキ。」 以上です。 次はナイトストーカーです。 446 :ブシドーブレード弐:2012/07/08(日) 14 00 38.19 ID N4740S9bO *決戦の間・ナイトストーカー* 鳴鏡館前、刺客を7人程、始末。 何処からか声が響く。 御門「捨陰党は私達が手薄だと思って油断しているはず。今なら、逆に攻め込めるわ。」 風閂「捨陰に関わる者、全て倒さなければ同じ事の繰り返しだな。完全に潰さねぇと…。俺がやってやるぜ!」 ナイトストーカー(以下ナイス)が呟く。 ナイス「居場所を突き止めるなら、忍者が適任。私が参りましょう。」 龍門棚、刺客を5人程、始末。 トニー・梅田が現れた。 ナイス「捨陰党の者か? ならば斬る!」 トニー・梅田「Hey、そうだYo。捨陰党のトニーって知らない?」 素早い攻撃をかわし、始末。 ナイス「これが…捨陰党の者なのか?」 そこに辰美が来た。 辰美「追いついた! ハァハァハァ…僕も行きます!」 ナイス「止めておけ、皆が心配するぞ。皆、お前だけは危険に晒したくないんだ。」 辰美「大人しく待ってるのは性に合わない! それに僕は十分強いんだ!」 ナイス「…その自信、いつか身を滅ぼすぞ。気を付けるんだな。一度、甲賀に来るが良い。心の修行は、鳴鏡より厳しいかもしれないからな。」 辰美「冗談じゃない! 僕の戦い見てるといい! 今の言葉、訂正させてやる!」 そう言って、怒って去って行った。 ナイス「辰美! 無茶をするな!」 (ここから辰美にバトンタッチ) 明月庵竹林、刺客を6人程、始末。 嬢が現れた。 辰美「良かった…このまま雑魚ばかりかと思ったよ…。」 足を投げ出して座った状態で言った。 嬢「この嬢に倒されるんだから、幸せに思ってよ!」 素早い攻撃をかわしつつ始末。 辰美「じゃあ、僕は他の道から行こう。」 (ここからナイトストーカーにバトンタッチ) 安志田川鉄橋下、刺客を5人程、始末。 ナイス「鳴鏡の敵は、我らの敵!」 ウタマル「鳴鏡に付くとはなあ! 馬鹿だなぁ!」 どうにか攻撃をかわし、始末。 ナイス「これが捨陰党か…。意外に弱いな。」 木材置き場、カッツェが現れた。 ナイス「何!? お前も捨陰党か!?」 カッツェ「ちょっと違うなぁ~。ま、どっちでも良いや。このカッツェがすぐに楽にしてやるからな。」 さっさと始末。 ナイス「一体、お前は何者だ?」 続きます。 447 :ブシドーブレード弐:2012/07/08(日) 14 09 24.78 ID N4740S9bO 続きです。 そこに蛍火が来た。 蛍火「無事のようね。どうかした?」 ナイス「ご心配は無用です。」 蛍火「フッ、堅苦しくなったわね。」 ナイス「今は蛍火様に命を受け、今、蛍火様は私の主(あるじ)でございますから…。」 蛍火「そうね…。お互い忍者修行中という訳ではなかったわね。」 ナイス「ええ。」 蛍火「この戦いが終わったら、昔話でもしましょう…。この先の敵は強い。先に行くわ。」 (ここから蛍火にバトンタッチ) 放置船甲板、刺客を4人程、始末。 寒雲が現れた。 蛍火「貴方とならば、十分に戦えそうね…。」 寒雲「フン、お前ごときにこの寒雲の技…見切れるか?」 どうにか始末。 蛍火「後は任せたわ。」 (ここからナイトストーカーにバトンタッチ) 船着き場、刺客を4人程、始末。 源五郎が現れた。 ナイス「お前…出来るな…!」 源五郎「ほほう…。鳴鏡も中々、骨のある者を集めたな。」 どうにか始末。 ナイス「後は捨陰党本部を残すのみ!」 蛇恍院、捨陰党総帥が待ち構えている。 ナイス「お前で最後だな…! 鳴鏡に代わり、留めを刺す!」 大納「私が捨陰党総帥・柊大納。来るが良い!」 背中を狙い始末。 続きます。 448 :ブシドーブレード弐:2012/07/08(日) 14 11 06.08 ID N4740S9bO 続きです。 *ED* 総帥を始末後、鳴鏡館道場に戻って来た、ナイトストーカー。 道場には蛍火が待っていた。 ナイト「蛍火さん、只今、戻りました。」 蛍火「これで今回の任務は終了だわ。」 ナイト「やっと…昔話が出来ますね。」 蛍火「ええ、だけど、お願いした事以上の働きね。…というより、相変わらず突っ走るわね。ちょっと危なっかしいわ。」 ナイト「これでも腕は上がったんですよ。昔に比べたら。それに突っ走るのは、結構お互い様だと…。」 蛍火「私は計算の上で動いてるの! 無鉄砲じゃないわ!」 ナイス「それは私も同じです。…蛍火さんの怒った声、初めて聞きました…。」 蛍火「…そう…かしら…?」 ナイス「今度は、笑い声も聞きたいですね…。昔話はその時にしましょう。…では。」 ナイトストーカーは姿を消した。 蛍火「え?」 振り返る蛍火。 蛍火「…ウフフフ…相変わらずね。」 以上です。 次はサザンカです。 453 :ブシドーブレード弐:2012/07/11(水) 16 12 59.58 ID qbAG+QeiO *決戦の間・サザンカ* 鳴鏡館前、刺客を7人程、始末。 何処からか声が響く。 御門「捨陰党は私達が手薄だと思って油断しているはず。今なら、逆に攻め込めるわ。」 風閂「捨陰に関わる者、全て倒さなければ同じ事の繰り返しだな。完全に潰さねぇと…。俺がやってやるぜ!」 サザンカが呟く。 サザンカ「お前達には、任せておけんな。私が行こう。」 踏鞴神社参道、刺客を5人程、始末。 本郷が現れた。 サザンカ「俺の腕に似つかわしければ良いんだがな…。」 本郷「俺は本郷。鳴鏡にも変わり者がいたもんだなあ!」 攻撃をかわしつつ、始末。 サザンカ「手薄だと思って、侮っていたな。」 明月庵竹林、刺客を6人程、始末。 五十八が現れた。 サザンカ「ほう…。捨陰党も老い耄れたものよ。」 五十八「なんじゃと!? 怪しい奴め、ワシを五十八と知って刃を向けるか!?」 どうにか始末。 サザンカ「これでは捨陰党も知れたもんだな。」 産廃処理場予定地、刺客を5人程、始末。 寒雲が現れた。 サザンカ「気に入らないなあ…。その無表情さがな…。」 寒雲「この寒雲に笑えと言うのか…?」 攻撃をかわしつつ、どうにか始末。 サザンカ「フン!」 新ジャックビル屋上、カッツェが現れた。 サザンカ「節操の無い奴め。」 カッツェ「フッフ~ン♪ フフフ…このカッツェ、雇われて仕事をする。何が悪い?」 さっさと始末。 カッツェ「お前達の…守っているのは、どうやら踏鞴神社…らしいな…うっ…!」 サザンカ「何だと!? まさか、神社が…!?」 慌てて踏鞴神社に戻って来たサザンカ。 サザンカ「何故、カッツェが知っている?」そこに御門が現れた。 御門「サザンカ! 神社が!」 サザンカ「ああ、分かっている。もうすぐ奴等が来る。ここは俺に任せろ。」 御門「思ったより、敵が多いわ。皆は無事かしら…?」 サザンカ「だと良いがな…。鳴鏡館再建の時に門下生があまりに少ないのは心許ない。」 御門「貴方も鳴鏡を守りたいのね。安心したわ。」 サザンカ「ああ…。俺の道場にするからな。」 御門「何ですって!? 私が先に行ってあげるから、ちょっと頭を冷やしたら? 私は認めませんからね!」 続きます。 454 :ブシドーブレード弐:2012/07/11(水) 16 15 52.85 ID qbAG+QeiO 続きです。 (ここから御門にバトンタッチ) 踏鞴神社境内、刺客を6人程、始末。 嬢が現れた。 御門「やっぱり…まだ控えてたわね!」 嬢「この嬢に倒されるんだから、幸せに思ってよ!」 素早い攻撃をかわし始末。 御門「後は任せたわ…。」 (ここからサザンカにバトンタッチ) 蛇恍院・楼門、刺客を4人程、始末。 源五郎が現れた。 サザンカ「お前は確か…源五郎…。」 源五郎「ほう、サザンカか…。噂通りだ、すぐに分かったぞ。」 どうにか攻撃をかわし、始末。 サザンカ「次で最後か…。」 蛇恍院、捨陰党総帥が待ち構えている。 サザンカ「俺が鳴鏡の新しい師範代だ。お前が捨陰党の?」 大納「私が捨陰党総帥・柊大納。かかって来るが良い!」 背中を狙い始末。 続きます。 455 :ブシドーブレード弐:2012/07/11(水) 16 17 25.82 ID qbAG+QeiO 続きです。 *ED* 総帥を始末後、道場に戻って来たサザンカ。 サザンカ「長い間の宿敵、捨陰党はこれで消えた。鳴鏡も安泰だ。この道場も私の物…。」 それを聞いて笑う空蝉。 サザンカ「おお、空蝉。実は、次の師範代には俺がなってやろうと思ってな…。」 空蝉「ほう、お前がか? 大胆な事を考えるなあ。ま、もうちいと落ち着いたら鳴鏡館の行く末、皆で考えようではないか。」 サザンカ「捨陰党の本部まで叩き潰したのは俺だ。鳴鏡館を救ったのは俺なんだ。 俺が師範代になるのは考えなくても決まってるようなもんだろ? 誰にも文句は言わせんぞ。」 空蝉「そうかのう。御門は何と言うかのう? ハハハハ…。」 サザンカ「み、御門…!? う、空蝉、待て、御門にはお前から言ってくれないか!?」 御門の名を聞いたとたん、狼狽えまくるサザンカ。 空蝉「知らんな。おい、御門! サザンカが用があるらしいぞ! おい!」 御門を呼び出す空蝉。 サザンカ「空蝉! 頼む! おいっ!」 以上です。 次からはストーリーモード・捨陰党編です。 482 :ブシドーブレード弐:2012/07/15(日) 16 37 27.97 ID WuJ/38BhO *決戦の間・源五郎* 蛇恍院、何処からか総帥の声が響き渡る。 大納「須恵家が滅ぼされてからの長き戦い、今こそ終結の時を迎えた。 踏みにじられた我々の恨みを晴らすその使命に耐えられるか、どうか…お前の腕、見せてみろ!」 源五郎「私こそ、その使命、果してみせましょう。」 捨陰党の忍が現れた。 5人程、始末すると総帥の声がした。 大納「確かに、お前の腕、認めよう。鳴鏡館へ向かえ! 我々の太刀、夕霧を取り戻すのだ! 師範代の居ない鳴鏡など恐るるに足らん!」 源五郎「行くぞ!」 船着き場、鳴鏡の刺客を4人程、始末。 松虫が現れた。 源五郎「まだ、まともに戦える奴が残っていたとはな…。」 松虫「いやぁ、ただ引っ張り込まれただけだぜ。松虫ってんだけど、聞いた事ねぇだろ?」 どうにか始末。 源五郎「愚かな…。」 そこに五十八来た。 五十八「この辺りにも敵が来とるぞ。」 源五郎「五十八殿!? ど、どうして此処に?」 五十八「ご先祖からの使命! 鳴鏡討伐にワシが出ないでどうする!?」 源五郎「守りに着いて下さいと申し上げましたが?」 五十八「なんじゃと!? まだ若いモンには負けんわ! ほれ、来おった! ワシが行ってやろう!」 そう言って、去って行った。 源五郎「五十八殿! …無茶しないで下さいよ、全く…。」 (ここから五十八にバトンタッチ) 放置船甲板、刺客を5人程、始末。 辰美が現れた。 五十八「我らが恨み、このワシが晴らしてくれよう!」 辰美「何が恨みだか知らないけど、この辰美が相手をしてあげるよ。」 攻撃をかわしつつ、始末。 五十八「ま、後は任せる事にするか。」 (ここから源五郎にバトンタッチ) 豊羅ダム取水塔、ライフルを持ったホッキョク・ツバメ(以下ツバメ)がいた。 源五郎「中々、手強そうだな…。」 ツバメ「ホッキョク・ツバメという名前、聞いた事ある? …アタシの事よ!」 攻撃をかわしつつ、彼女にタックルし、始末。 ツバメ「夕霧で…お前達、捨陰党の怨念を解放しようというのか…?」 源五郎「怨念…怨念だと!? 我らの先祖の悲しみに暮れる魂をお前達は怨念と呼ぶか!?」 続きます。 483 :ブシドーブレード弐:2012/07/15(日) 16 40 00.75 ID WuJ/38BhO 続きです。 鳴鏡館道場、刺客を3人程、始末。 風閂が現れた。 源五郎「武士道を汚しているようなお前達にワシは倒せんぞ。」 風閂「何!? 夕霧は渡さん! この風閂がここを通さん!」 どうにか始末。 源五郎「漸く…我々の手に戻った…。我らの先祖が作らせた夕霧…。」 夕霧を手にし呟く。 復元天守の門前、千尋が来た。 千尋「夕霧、手に入れたんだね。あまり遅いから様子を見に来たよ。まだ、神社に本当の敵が残ってるんでしょ?」 源五郎「これは、千尋様。分かっております。神社、踏鞴神社でございますね。この夕霧で鏡家の末裔に留めを刺す事こそ、積年の使命…!」 千尋「800年も昔からの…気が遠くなる程、遠い話だね。」 源五郎「長い間の我々の思い、願いや恨みという言葉を超えた物になっているのです。捨陰の血がそれを伝え続けたのです。 跡継ぎの貴方にもしもの事があっては…。さ、早く!」 千尋「確かに私にもその血が流れている…。その血…私はちょっと窮屈なんだよ…。戦う事くらい、自由にさせて欲しいね。」 そう言って、去って行った。 源五郎「千尋様…。貴方には、血は重荷か…?」 (ここから千尋にバトンタッチ) 復元天守の屋根の上、刺客を5人程、始末。 御門が現れた。 千尋「あははは…。手加減は無用だよ。」 御門「子供…!? 私は御門という者。貴方、自分の意思で戦ってるの?」 素早い攻撃をかわし、始末。 千尋「弱すぎて飽きちゃった…。後は任せるよ…。」 (ここから源五郎にバトンタッチ) 迷ひ橋下、刺客を4人程、始末。 空蝉が現れた。 源五郎「ん? お前は…空蝉か? まだいたのか。」 空蝉「安心せい。お前を倒せばワシも隠居じゃ!」 攻撃をかわしつつ、どうにか始末。 源五郎「もうすぐ神社か…。」 踏鞴神社境内、踏鞴神社・神主、榊 玄鷹(さかき げんよう)が待ち構えている。 源五郎「貴様で最後か…。我らの思い、止めさせて貰おう!」 玄鷹「長い間、鳴鏡と共に守り続けてきた鏡家の血筋、終わらせる訳にはいかない!」 一刀両断しようと斬りかかると、ピュイッと瞬間移動して逃げられてしまった。再度、斬ろうとしても逃げられる。 何度か繰り返すと相手の逃げる距離が段々、短くなっている事に気付いた。 ギリギリまで間合いが縮まってから始末。 玄鷹「早く…お逃げ下さい…!」 源五郎「奥か!」 神社本殿に向かった。 続きます。 484 :ブシドーブレード弐:2012/07/15(日) 16 44 41.01 ID WuJ/38BhO 続きです。 踏鞴神社本殿、死装束を身に纏った女性がいた。 源五郎「ん? お前が…鏡家の末裔なのか?」 そう、彼女こそ鏡家の末裔、鏡 已綱(かがみ いづな)だ。 已綱「来ましたか…。」 源五郎「そうか…。お前がそうなのか…。同志、先祖の魂を悲しみから解放する時が来た。さあ、来るが良い!」 夕霧を手に迫るが、彼女は全く戦う意思が無い…。 已綱「そう…貴方達の目的は貴方達の夕霧で私を斬り、血を絶やす事…。800年前に私達の先祖、鏡家は同志であった須恵家を裏切り、滅ぼした…。 長い間、積み重ねられた須恵家の恨み、晴らす方法は一つしかないようです…。さ、鏡家の末裔の…この私をお斬りなさい…。」 彼女は何もして来ない…。 どうする…? 彼女を斬るか…? それとも、このまま本殿を去るか…? (このどちらかを選ぶとEDが変わります。) 続きます。 485 :ブシドーブレード弐:2012/07/15(日) 16 46 59.42 ID WuJ/38BhO *ED・斬る* 源五郎は彼女を斬った。 已綱「うっ…!」 断末魔を上げ、倒れる。 已綱「ひたすら…意味も無く、守り続けてきた鏡家の血も…今、私が絶える事で…全て、終わらせる事が…出来る…。」 彼女は息を引き取った。 源五郎「今、貴方のお陰で倒れて逝った者達の魂が救われた…。鏡家の末裔としての最期、見事であった…! 鏡家も伝えたかったであろう、真の武士道…心して我らが伝えよう…!」 *ED・本殿を去る* 源五郎は彼女を斬らずに、本殿を出た。 源五郎「須恵家に支えて者達が仇討ちの為に作らせたこの夕霧。これを手にし、その仇を目の前にしながら、私には斬る事が出来なかった…。 使命を果す事は出来なかった…。戦う意思の無い者を斬るのは捨陰党の、須恵家の真意とは思いたくない。 しかし、もう私は戻れまい…。すまんな、夕霧…。また、お前を捨陰の元に戻せないかもしれん…。」 以上です。 次は寒雲です。 48 :ブシドーブレード弐:2012/07/20(金) 19 17 54.76 ID tkASomhjO *決戦の間・寒雲* 蛇恍院、何処からか総帥の声が響き渡る。 大納「須恵家が滅ぼされてからの長き戦い、今こそ終結の時を迎えた。 踏みにじられた我々の恨みを晴らすその使命に耐えられるか、どうか…お前の腕、見せてみろ!」 寒雲「何を今更、試す?」 捨陰党の忍が現れた。 5人程、始末すると総帥の声がした。 大納「確かに、お前の腕、認めよう。鳴鏡館へ向かえ! 我々の太刀、夕霧を取り戻すのだ! 師範代の居ない鳴鏡など恐るるに足らん!」 寒雲「仕方ない、私が行くか…。」 船着き場、鳴鏡の刺客を4人程、始末。 墨流が現れた。 寒雲「鳴鏡の者では無いな? 斬られたくなければ…去れ。」 墨流「御門サン、墨流、名前、付ケテクレタ。私、鳴鏡…!」 攻撃をかわしつつ、始末。 寒雲「哀れな…。」 そこにハイウェイマン(以下、ハイ)が来た。 ハイ「寒雲、無事か!?」 寒雲「新参者が…何の用だ?」 ハイ「この先、敵が多い。手伝う!」 寒雲「ハイウェイマン、とか言ったな…お前が私を手伝う…? フッ…。」 ハイ「確かに新参者ではあるが、腕には自信がある!」 寒雲「フン、邪魔なだけだ。」 ハイ「そこまで言うのなら、証拠を見せよう!」 (ここからハイウェイマンにバトンタッチ) 新ジャックビル地下、刺客を5人程、始末。 辰美が現れた。 ハイ「いくぞ!」 辰美「僕がこの先は進ませ無い。 …! まさか!?」 どうにか攻撃をかわし、始末。 ハイ「後は…頼む!」 (ここから寒雲にバトンタッチ) 龍門トンネル跡、ホッキョク・ツバメがいた。 寒雲「斬られたくなければ…去れ。」 ツバメ「ホッキョク・ツバメという名前、聞いた事ある? …アタシの事よ!」 攻撃をかわしつつ、彼女にタックルし、始末。 ツバメ「夕霧で…お前達、捨陰党の怨念を解放しようというのか…?」 寒雲「怨念? 捨陰の心も鳴鏡が語ると、そこまで歪められるのか…。」 続きます。 49 :ブシドーブレード弐:2012/07/20(金) 19 20 26.58 ID tkASomhjO 続きです。 鳴鏡館道場、刺客を3人程、始末。 風閂が現れた。 寒雲「…斬る…!」 風閂「青白い顔しやがって、それで剣が振れるのかよ!」 どうにか始末。 寒雲「夕霧…仇討ちの為に作られた、太刀…か…。」 そこにウタマルが息を切らしながら来た。 ウタマル「ハァハァハァ…さすがだな…。ここまで来て、息一つ乱れてねぇな…。」 寒雲「ああ、ウタマルか。」 ウタマル「お、夕霧か! ちっきしょー!! また手柄取られたぜ!」 悔しがるウタマル。 寒雲「フン、この程度の事…。第一、まだ終わりでは無いはずだ。」 ウタマル「(少し息を切らしながら)ああ、確かに。敵の血筋を絶えさなければ、真の目的は果たせない。」 寒雲「積年の恨みを晴らす…か、恨みなど私には関係無いがな…。仕方あるまい…。」 ウタマル「…ようし! 取り敢えずここは、お前を手助けして恩を売っとくか! 先に行くぞ!」 (ここからウタマルにバトンタッチ) 踏鞴神社参道、刺客を5人程、始末。 松虫が現れた。 ウタマル「物足りないと思っていたんだよ!」 松虫「いやぁ、俺は松虫っていう、只の通りすがり…。物足りないかもしれねぇよ…?」 どうにか始末。 ウタマル「後は…宜しくな!」 (ここから寒雲にバトンタッチ) 迷ひ橋、刺客を4人程、始末。 御門が現れた。 寒雲「お前のような女が何をしに来た…?」 御門「私は鳴鏡の御門。私は…戦わなければならないの。」 素早い攻撃をかわし、始末。 寒雲「次で最後だ…!」 踏鞴神社境内、神主が待ち構えている。 寒雲「諦めた方が良い…。」 玄鷹「長い間、鳴鏡と共に守り続けてきた鏡家の血筋、終わらせる訳にはいかない!」 ギリギリまで間合いが縮まってから始末。 (かなり省略して書いてますが、実際やると結構大変ですw) 玄鷹「早く…お逃げ下さい…!」 寒雲「そうか、奥か…。」 神社本殿に向かった。 続きます。 50 :ブシドーブレード弐:2012/07/20(金) 19 21 27.12 ID tkASomhjO 続きです。 踏鞴神社本殿、死装束を身に纏った女性がいた。 寒雲「お前がそうなのか…?」 已綱「来ましたか…。」 寒雲「捨陰の使命により、お前を斬りに来た。」 夕霧を手に迫るが、彼女は全く戦う意思が無い…。 已綱「そう…貴方達の目的は貴方達の夕霧で私を斬り、血を絶やす事…。800年前に私達の先祖、鏡家は同志であった須恵家を裏切り、滅ぼした…。 長い間、積み重ねられた須恵家の恨み、晴らす方法は一つしかないようです…。 さ、鏡家の末裔の…この私をお斬りなさい…。」 彼女は何もして来ない…。 どうする…? 続きます。 51 :ブシドーブレード弐:2012/07/20(金) 19 26 33.93 ID tkASomhjO *ED・斬る* 寒雲は彼女を斬った。 已綱「うっ…!」 断末魔を上げ、倒れる。 已綱「ひたすら…意味も無く、守り続けてきた鏡家の血も…今、私が絶える事で…全て、終わらせる事が…出来る…。」 彼女は息を引き取った。 寒雲「鏡家の者は、鏡家の為に戦った。須恵の者は須恵家の為に戦った…それだけの事だったはずだ…。それが例え、相手を裏切る形となったとしても、恥じる事も、悔いる事も無いというのに…。 お前の運命(さだめ)は鏡家として、戦う事ではなかったのか? 何かを守る為に戦う…。その方が人として救われたかもしれないのに…。哀れだな…。」 *ED・本殿を去る* 寒雲は彼女を斬らずに、本殿を出た。 寒雲「妖刀・夕霧…か…。素晴らしい太刀ではあるが、只の太刀だ…。それが、大袈裟な呼び名を貰ったものだな…。 …妖刀か…。この寒雲が敵に情けをかけるとは、夕霧…お前に惑わされたのかもしれないな…フッ…。」 以上です。 次は嬢です。 125 :ブシドーブレード弐:2012/08/04(土) 03 24 34.56 ID dBsWVLMPO *決戦の間・嬢* 蛇恍院、何処からか総帥の声が響き渡る。 大納「須恵家が滅ぼされてからの長き戦い、今こそ終結の時を迎えた。 踏みにじられた我々の恨みを晴らすその使命に耐えられるか、どうか…お前の腕、見せてみろ!」 嬢「任せて!」 捨陰党の忍が現れた。 5人程、始末すると総帥の声がした。 大納「確かに、お前の腕、認めよう。鳴鏡館へ向かえ! 我々の太刀、夕霧を取り戻すのだ! 師範代の居ない鳴鏡など恐るるに足らん!」 嬢「行くわよ!」 船着き場、刺客を4人程、始末。 蛍火が現れた。 嬢「さぁ、行くわよ!」 蛍火「私は蛍火。鳴鏡の命の元、貴方を斬る…。」 素早い攻撃をかわし、始末。 嬢「あっさりしたモンね…。」 そこにトニー・梅田(以下トニー)が来た。 トニー「ハァ~イ! お手伝いに来たよん♪」 嬢「ア、アンタ、誰? 敵!?」 トニー「つれないねぇ、同じ仲間なのに…。」 嬢「本当にぃ~? お店が忙しくって、あんまり道場には行ってないけど…いつの間に入ったのよ?」 トニー「俺もあまり行かないからね。ノリが合わないからねぇ~。」 嬢「怪しいなぁ…。それに、あんまり稽古してない人に手伝って貰ってもねぇ…。」 トニー「安心して。腕は確かだからさ。信用して無いね~? 先に行って俺の腕、見せてあげるよ。」 (ここからトニー・梅田にバトンタッチ) 蛇喰鼻、刺客を5人程、始末。 辰美が現れた。 トニー「Hey、リズムが悪いと俺には勝って無いよ♪」 辰美「残念だね。僕がいる以上、先には進めないよ…。」 どうにか攻撃をかわし、始末。 トニー「俺の腕、信じてくれた?」 (ここから嬢にバトンタッチ) 鳴鏡館前、ホッキョク・ツバメが現れた。 嬢「さぁ、お次は誰?」 ツバメ「ホッキョク・ツバメという名前、聞いた事ある? …アタシの事よ!」 タックルして、始末。 ツバメ「夕霧で…お前達、捨陰党の怨念を解放しようというのか…?」 嬢「怨念…? 何言ってんのよ! ご先祖様の願いを叶えて、アンタ達、悪人を退治するだけよ!」 続きます。 126 :ブシドーブレード弐:2012/08/04(土) 03 27 04.75 ID dBsWVLMPO 続きです。 鳴鏡館道場、刺客を3人程、始末。 御門が現れた。 嬢「私がお相手よ! 夕霧は、私が貰うからね!」 御門「調子の良い娘ね…。この戦いの意味、知らないのなら、消えなさい!」 素早い攻撃をかわし、始末。 嬢「これで、OK…!」 そこに本郷が来た。 本郷「夕霧、手に入れたか。そんなに喜んでる場合じゃないぞ、まだ、終わってない!」 嬢「え? まだ、帰れないの?」 本郷「そうだ。先祖と同志の魂を悲しみから救ってくる事…!」 嬢「それが、次の仕事…? どうすればいいの?」 本郷「その夕霧、鏡家の末裔を倒す為に作られた物なんだ。 だから、その夕霧で鏡家の末裔を斬る…! それが、須恵家と捨陰党の望みだ、長い間のな…。」 嬢「末裔、か…。鳴鏡はその人を守っていたのね? 黒幕がいたって事か…何かよくありそうな話ね。」 本郷「本当に分かってんのか!? 全く頼りねぇなあ。俺が先に行ってやるよ。こっから先は今までみたいにいかないぜ!」 (ここから本郷にバトンタッチ) 紫翠窟、刺客を5人程、始末。 サザンカが現れた。 本郷「殺るかい?」 サザンカ「このサザンカが相手だ。しっかり戦えよ。」 どうにか攻撃をかわし、始末。 本郷「後は、宜しくな…!」 (ここから嬢にバトンタッチ) 迷ひ橋下、刺客を4人程、始末。 風閂が現れた。 嬢「ふ~ん…。強そうじゃん…! でも、負けないわよ!」 風閂「元気な女だな…。だか、それもここまでだ! この風閂が大人しくさせてやるぜ!」 どうにか攻撃をかわし、始末。 嬢「さ、次で最後ね!」 踏鞴神社境内、神主が待ち構えている。 嬢「さすがに今までとは違うわね…!」 玄鷹「長い間、鳴鏡と共に守り続けてきた鏡家の血筋、終わらせる訳にはいかない!」 ギリギリまで間合いが縮まってから始末。 玄鷹「は、早く…お逃げ下さい…!」 嬢「奥ね…!」 神社本殿に向かった。 続きます。 127 :ブシドーブレード弐:2012/08/04(土) 03 28 32.23 ID dBsWVLMPO 続きです。 踏鞴神社本殿、死装束を身に纏った女性がいた。 嬢「えっ…!? 貴方がそうなの!?」 已綱「来ましたか…。」 嬢「貴方…なの…? そ、そ、そうよ! 捨陰の同志と先祖の魂を悲しみから救う、その為に私は来たわ! さぁ、武器を取りなさいよ!」 夕霧を手に迫るが、彼女は全く戦う意思が無い…。 已綱「そう…貴方達の目的は貴方達の夕霧で私を斬り、血を絶やす事…。800年前に私達の先祖、鏡家は同志であった須恵家を裏切り、滅ぼした…。 長い間、積み重ねられた須恵家の恨み、晴らす方法は一つしかないようです…。さ、鏡家の末裔の…この私をお斬りなさい…。」 彼女は何もして来ない…。 どうする…? 続きます。 128 :ブシドーブレード弐:2012/08/04(土) 03 32 35.18 ID dBsWVLMPO 続きです。 *ED・斬る* 嬢は彼女を斬った。 已綱「うっ…!」 断末魔を上げ、倒れる。 已綱「ひたすら…意味も無く、守り続けてきた鏡家の血も…今、私が絶える事で…全て、終わらせる事が…出来る…。」 彼女は息を引き取った。 嬢「本当に、斬られてしまうなんて…。私…ただの…悪人の親玉だと思ってた…。悪人だった事には違いないのね? 少なくとも、昔の鏡家は…。 でも…貴方はそれを謝りたかったんだね…! でも貴方…、単純に謝る事の出来る立場じゃ無かった…それは私にも分かるの! …辛かったんだよね…。斬られる事を望んだ貴方の気持ち…少し、分かる気がするよ…。」 *ED・本殿を去る* 嬢は彼女を斬らずに、本殿を出た。 嬢「武器を持たない人を斬るのは、武士道じゃ無いわよ! うん、絶対! う~ん…でも、ちょっとヤバかったかな~…。どうしよう…怒られるかな…? カッコ良く戦って、斬っちゃった事にしとこうかな~? あ~…。」 以上です。 次は千尋です。 375 :ブシドーブレード弐:2012/09/05(水) 02 17 44.33 ID XmwmfvTkO 随分間が空いてしまってスミマセンm(__)m *決戦の間・千尋* 蛇恍院、何処からか総帥の声が響き渡る。 大納「須恵家が滅ぼされてからの長き戦い、今こそ終結の時を迎えた。 踏みにじられた我々の恨みを晴らすその使命に耐えられるか、どうか…お前の腕、見せてみろ!」 千尋「わざわざ、腕を試すの?」 捨陰党の忍が現れた。 5人程、始末すると総帥の声がした。 大納「確かに、お前の腕、認めよう。鳴鏡館へ向かえ! 我々の太刀、夕霧を取り戻すのだ! 師範代の居ない鳴鏡など恐るるに足らん!」 千尋「すぐに帰って来るからね…フフッ。」 君ヶ浦、刺客を4人程、始末。 蛍火が現れた。 千尋「ご苦労様。ここまで出向くなんてね…。」 蛍火「私は蛍火…。フフッ、跡継ぎ自ら登場ですか。」 素早い攻撃をかわし、始末。 千尋「子供だと思って、腕を見誤ったね…。」 蛇喰鼻、刺客を5人程、始末。 サザンカが現れた。 千尋「ねぇ、鳴鏡心当流って強いの?」 サザンカ「このサザンカにそれを聞くか。フッ、俺が教えてやろう!」 攻撃をかわしつつ、始末。 千尋「変な人。」 産廃処理場予定地、ホッキョク・ツバメが現れた。 千尋「おばさんも鳴鏡の人?」 ツバメ「このツバメが相手をする程では無いわね。お子様は帰んな!」 タックルして、始末。 ツバメ「夕霧で…お前達、捨陰党の怨念を解放しようというのか…?」 千尋「怨念?(倒れてるツバメを蹴りながら) …そっか、怨念が封印されてるって思ってるんだ…。」 鳴鏡館道場、刺客を3人程、始末。 風閂が現れた。 千尋「探し物してるんだけど、知らない?」 風閂「さあな…。子供のオモチャにしては物騒な物を持ってんな!」 どうにか攻撃をかわし、始末。 千尋「これが、夕霧…。でも、探してるのはこれだけじゃないんだ。」 そこに源五郎がやって来た。 続きます。 376 :ブシドーブレード弐:2012/09/05(水) 02 19 19.65 ID XmwmfvTkO 続きです。 源五郎「千尋様! ご無事ですか! 跡継ぎ自ら、こんな所まで…。もし、貴方様の身に何かあっては捨陰党は…。」 千尋「フフッ…嘘だね。私の事なんて心配しなくても良いはずだよ。本当の跡継ぎは…見つかったんでしょう? お前は、お父様に言われてお兄様を探しに来た…違うかい?」 源五郎「ご存じでしたか…。」 千尋「隠す必要無いのに…。お陰で私は自由だから。」 源五郎「千尋様…。千尋様も大切な血を引くお方です。十分ご用心下さい。…ん? 敵が参りましたね…。下がっていて下さい!」 千尋「兄さん、必ず戻って貰います…!」 (ここから源五郎にバトンタッチ) 迷ひ橋、刺客を5人程、始末。 御門が現れた。 源五郎「御門か…。相手に不足は無いな…。」 御門「夕霧…お返し願いましょう!」 素早い攻撃をかわし、始末。 源五郎「千尋様…行ってしまわれたか…。」 (ここから千尋にバトンタッチ) 踏鞴神社参道、刺客を4人程、始末。 辰美が現れた。 千尋「辰美さん…でしょ? こっちに来ない? 鳴鏡にいるより強くなれるよ。」 辰美「何を言ってる! 僕に勝ってから言え!」 攻撃をかわしつつ、始末。 千尋「兄さん、貴方は殺さない…! 強くなりたい貴方には、捨陰党が似合うよ。」 踏鞴神社境内、神主が仁王立ちで待ち構えている。 千尋「貴方で最後だね。」 玄鷹「長い間、鳴鏡と共に守り続けてきた鏡家の血筋、終わらせる訳にはいかない!」 ギリギリまで間合いが縮まってから始末。 玄鷹「は、早く…お逃げ下さい…!」 千尋「奥なんだね。」 神社本殿に向かった。 踏鞴神社本殿、死装束を身に纏った女性がいた。 千尋「貴女がそうなの…?」 已綱「来ましたか…。」 千尋「長い間、戦い続けてきた…。時を掛け過ぎたものは、やり遂げ無いと決して終わらない。だから、ここまで来たよ…。」 しかし、彼女は全く戦う意思が無いようだ…。 已綱「そう…貴方達の目的は貴方達の夕霧で私を斬り、血を絶やす事…。800年前に私達の先祖、鏡家は同志であった須恵家を裏切り、滅ぼした…。 長い間、積み重ねられた須恵家の恨み、晴らす方法は一つしかないようです…。さ、鏡家の末裔の…この私をお斬りなさい…。」 彼女は何もして来ない…。 どうする…? 続きます。 377 :ブシドーブレード弐:2012/09/05(水) 02 23 30.06 ID XmwmfvTkO 続きです。 *ED・斬る* 千尋は彼女を斬った。 已綱「うっ…!」 断末魔を上げ、倒れる。 已綱「ひたすら…意味も無く、守り続けてきた鏡家の血も…今、私が絶える事で…全て、終わらせる事が…出来る…。」 彼女は息を引き取った。 千尋「貴女も自由になりたかったんだ…。僕も自由になる為にここまで来た。貴女は、自分の手を汚さなかったけれど、僕は沢山の人を傷付けてきた…。 でも、僕は間違っていたとは思わない。だって、これが精一杯だったから…。けれど、僕は貴女を斬った事を決して忘れない…。もう、誰も傷付け無いよ…!」 *ED・本殿を去る* 千尋は彼女を斬らずに、本殿を出た。 千尋「アハッ…、僕には斬れなかったよ…。鏡家の末裔を斬らなくては、捨陰党は運命から放たれる事は無い…そう信じてた…。でも、そんな事、関係無い気がするよ、今は…。 僕は兄さんを取り戻せただけで、十分だったんだよ。それだけで…十分、自由なんだ僕は…。」 以上です。 次は五十八です。 72 :ブシドーブレード弐[sage] : 投稿日:2012/09/18 23 06 22ID I3TSysZ8O[1/4回(携帯)] *決戦の間・五十八* 蛇恍院、何処からか総帥の声が響き渡る。 大納「須恵家が滅ぼされてからの長き戦い、今こそ終結の時を迎えた。 踏みにじられた我々の恨みを晴らすその使命に耐えられるか、どうか…お前の腕、見せてみろ!」 五十八「お任せを。」 捨陰党の忍が現れた。 5人程、始末すると総帥の声がした。 大納「確かに、お前の腕、認めよう。鳴鏡館へ向かえ! 我々の太刀、夕霧を取り戻すのだ! 師範代の居ない鳴鏡など恐るるに足らん!」 五十八「皆の者、安心せい。」 船着き場、刺客を4人程、始末。 墨流が現れた。 五十八「捨陰の恨みをワシが晴らす!」 墨流「私、墨流。御門サンガ名前、付ケテクレタ。」 攻撃をかわし、始末。 五十八「フン、この程度か!」 五十八「この辺りで鳴鏡の奴を見かけたような気がしたが…何処へ行きおった!? しかし、ワシの目の黒いうちに積年の恨みを果たす事が出来ようとは…嬉しい事よ…。 !? 誰じゃ!?」 本郷が来た。 本郷「よう、爺様! 引退したんじゃ無かったのかよ。」 五十八「本郷か。何を言っておる! こんな大事な時にこのワシが居なくてどうする!」 本郷「大丈夫かあ? 俺を教えていた時とは訳が違うぜ! 腕は認めるけどよ。」 五十八「何が認めるだ? フン、年寄り扱いしおって! あー、もっと厳しく躾るべきだったかのう。今からでも遅くは無いぞ!」 本郷「いくらでも相手になるぜ…が、どうやらお客さんらしいな…。行くぜ!」 そう言って駆け出す本郷とそれに着いてくる五十八。 (ここから本郷にバトンタッチ) ジャックビル屋上、刺客を5人程、始末。 御門が現れた。 本郷「行くぜ!」 御門「この御門がお相手です!」 素早い攻撃をかわし、始末。 本郷「後は、任せるぜ…!」 (ここから五十八にバトンタッチ) 産廃処理場予定地、ホッキョク・ツバメが現れた。 五十八「これはまた、随分と薹の立ったおなごじゃのう。」 ツバメ「フン、このツバメが爺様の相手とはねぇ!」 タックルして、始末。 ツバメ「夕霧で…お前達、捨陰党の怨念を解放しようというのか…?」 五十八「怨念? ふざけるな! ご先祖の鎮魂の為じゃ!」 続きます。 73 :ブシドーブレード弐[sage] : 投稿日:2012/09/18 23 08 52ID I3TSysZ8O[2/4回(携帯)] 続きです。 鳴鏡館道場、刺客を3人程、始末。 風閂が現れた。 五十八「夕霧はワシが頂く。」 風閂「取れるもんなら取ってみな。来なっ!」 攻撃をかわしつつ、始末。 「漸く…漸くじゃ…!」 そこに源五郎が来た。 源五郎「落ち着いてる暇はありませんよ!」 五十八「おお、源五郎! お前も来たか。流石にワシが鍛えた男は違うのう!」 源五郎「そんな呑気な事を…これ以上は五十八殿には危険です。後は私にお任せ下さい。」 五十八「これしきの事、何でも無いわ!」 源五郎「第一、神社に向かってる割りに方向が違いますよ…ん? そんな話をしている場合では無さそうですね…来ますよ。 私が戦う間、夕霧をお願いします!」 五十八「おい! どいつもコイツも年寄り扱いしおって…!」 (ここから源五郎にバトンタッチ) 迷ひ橋、刺客を5人程、始末。 辰美が現れた。 源五郎「ん? お前は…まさか!?」 辰美「悪いけど…夕霧、返して貰うよ!」 どうにか攻撃をかわし、始末。 源五郎「五十八殿…! 行ってしまわれたか、全く…。」 (ここから五十八にバトンタッチ) 踏鞴神社参道、刺客を4人程、始末。 空蝉が現れた。 五十八「空蝉とか言ったな…会ってみたいと思っておったぞ…!」 空蝉「おお、お主、お互いそろそろ最後の戦いにしたいものよの!」 どうにか攻撃をかわし、始末。 五十八「ん!? 神社へ急がねばっ…!」 続きます。 75 :ブシドーブレード弐[sage] : 投稿日:2012/09/18 23 10 22ID I3TSysZ8O[3/4回(携帯)] 続きです。 踏鞴神社境内、神主が待ち構えている。 五十八「我ら捨陰党の願い、遂げさせて貰おう!」 玄鷹「長い間、鳴鏡と共に守り続けてきた鏡家の血筋、終わらせる訳にはいかない!」 ギリギリまで間合いが縮まってから始末。 玄鷹「は、早く…お逃げ下さい…!」 五十八「奥か…!」 神社本殿に向かった。 踏鞴神社本殿、死装束を身に纏った女性がいた。 五十八「お主が、お主がそうなのか?」 已綱「来ましたか…。」 五十八「そうか…ここに来るまで長い時を掛けてしまったのう。覚悟するが良い! 須恵家の恨み、漸く晴らせるぞ!」 夕霧を手に迫るが、彼女は全く戦う意思が無い…。 已綱「そう…貴方達の目的は貴方達の夕霧で私を斬り、血を絶やす事…。800年前に私達の先祖、鏡家は同志であった須恵家を裏切り、滅ぼした…。 長い間、積み重ねられた須恵家の恨み、晴らす方法は一つしかないようです…。さ、鏡家の末裔の…この私をお斬りなさい…。」 彼女は何もして来ない…。 どうする…? 続きます。 76 :ブシドーブレード弐[sage] : 投稿日:2012/09/18 23 11 50ID I3TSysZ8O[4/4回(携帯)] 続きです。 *ED・斬る* 五十八は彼女を斬った。 已綱「うっ…!」 断末魔を上げ、倒れる。 已綱「ひたすら…意味も無く、守り続けてきた鏡家の血も…今、私が絶える事で…全て、終わらせる事が…出来る…。」 彼女は息を引き取った。 五十八「そう…か…。随分と昔から覚悟を決めておったようじゃのう…。ワシも随分と昔から、お主を斬る事しか考えておらんかった…。 ワシもそう遠くないうちにお主の所へ逝く事になるじゃろう。その時は、同志として語ろうぞ…!」 *ED・本殿を去る* 五十八は彼女を斬らずに、本殿を出た。 五十八「30年前のワシじゃったら、勢いに任せて斬っておったかも知れんのう…。しかしじゃ、捨陰党たる者、無抵抗の者を斬る等とは言語道断じゃ! これで良い、良かったのじゃあ…!」 以上です。 次はウタマルです。 203 :ブシドーブレード弐[sage] : 投稿日:2012/10/05 22 03 34ID FtB7DOP6O[1/3回(携帯)] *決戦の間・ウタマル* 蛇恍院、何処からか総帥の声が響き渡る。 大納「須恵家が滅ぼされてからの長き戦い、今こそ終結の時を迎えた。 踏みにじられた我々の恨みを晴らすその使命に耐えられるか、どうか…お前の腕、見せてみろ!」 ウタマル「おう! 見せてやるぜ!」 捨陰党の忍が現れた。 5人程、始末すると総帥の声がした。 大納「確かに、お前の腕、認めよう。鳴鏡館へ向かえ! 我々の太刀、夕霧を取り戻すのだ! 師範代の居ない鳴鏡など恐るるに足らん!」 ウタマル「俺様に任せな!」 新ジャックビル屋上、刺客を4人程、始末。 ナイトストーカーが現れた。 ウタマル「お前なんかに用は無いぜ!」 ナイトストーカー「私にはある…!」 素早い攻撃をかわし、始末。 ウタマル「冗談じゃねぇぜ、俺に敵う訳無いだろうが!」 造船所跡、刺客を5人程、始末。 蛍火が現れた。 ウタマル「ふ~ん…。イイ女じゃねぇか…。」 蛍火「私は蛍火…。女は捨てております。」 素早い攻撃をかわし、始末。 ウタマル「捨陰党にもこのくらいの美人が居りゃなぁ…。」 安志田川鉄橋下、ホッキョク・ツバメが現れた。 ウタマル「俺を倒すなら、刀で頼むぜ。」 ツバメ「フン、このツバメ、お前ごときに刀は使わないよ!」 タックルして、始末。 ツバメ「夕霧で…お前達、捨陰党の怨念を解放しようというのか…?」 ウタマル「ば、馬鹿野郎! な、何が怨念だあ!?」 鳴鏡館道場、刺客を3人程、始末。 御門が現れた。 ウタマル「なぁ、鳴鏡ってよぉ…結構、女居るんだな…。」 御門「ふざけている暇があるなら、武器を構えなさい!」 素早い攻撃をかわしつつ、始末。 ウタマル「これで手柄は俺のモンだ…!」 続きます。 204 :ブシドーブレード弐[sage] : 投稿日:2012/10/05 22 06 57ID FtB7DOP6O[2/3回(携帯)] 続きです。 そこに寒雲が来た。 寒雲「命令を伝えてに来た…。」 ウタマル「よう、寒雲、悪かったな。夕霧はこの俺が手に入れたぜ。いつもお前に出し抜かれてばかりだからよ、たまには俺の力を見せてやらないとな! 大体、この俺がちょっと本気を出しゃ、このくらい朝飯前って事よ! 何と言ってもこの俺は…!」 寒雲「聞けっ!」 話を遮る寒雲。 ウタマル「ん?」 寒雲「その夕霧で踏鞴神社に居る鏡家の末裔を斬り、敵の血を絶やす事…それが命令だ。まだ、浮かれるな、お前の悪い癖だ…行くぞ。」 そう言って出ていく寒雲。 ウタマル「何だよ、格好付けやがって! ちぇっ!」 (ここから寒雲にバトンタッチ) 踏鞴神社参道、刺客を5人程、始末。 松虫が現れた。 寒雲「…斬る…!」 松虫「こりゃ…本気でいくしか無さそうだな…。」 上手く攻撃をかわし、始末。 寒雲「ウタマル…行ったようだな…。」 (ここからウタマルにバトンタッチ) 紫翠窟、刺客を4人程、始末。 風閂が現れた。 ウタマル「鳴鏡の風閂か。お前を倒せば更に株が上がるぜ!」 風閂「思い上がるなよ、夕霧は返して貰うぜ。」 どうにか攻撃をかわし、始末。 ウタマル「へっ、最後まで突っ走るか!」 踏鞴神社境内、神主が待ち構えている。 ウタマル「アンタで最後か!」 玄鷹「長い間、鳴鏡と共に守り続けてきた鏡家の血筋、終わらせる訳にはいかない!」 ギリギリまで間合いが縮まってから始末。 玄鷹「は、早く…お逃げ下さい…!」 ウタマル「奥だな…。」 神社本殿に向かった。 踏鞴神社本殿、死装束を身に纏った女性がいた。 ウタマル「へぇ~、アンタがそうなのかよ?」 已綱「来ましたか…。」 ウタマル「アンタを斬りに来たぜ。取られた夕霧を取り返すだけじゃ、話は着かないんでね。」 夕霧を手に迫るが、彼女は全く戦う意思が無い…。 已綱「そう…貴方達の目的は貴方達の夕霧で私を斬り、血を絶やす事…。800年前に私達の先祖、鏡家は同志であった須恵家を裏切り、滅ぼした…。 長い間、積み重ねられた須恵家の恨み、晴らす方法は一つしかないようです…。さ、鏡家の末裔の…この私をお斬りなさい…。」 彼女は何もして来ない…。 どうする…? 続きます。 205 :ブシドーブレード弐[sage] : 投稿日:2012/10/05 22 09 45ID FtB7DOP6O[3/3回(携帯)] 続きです。 *ED・斬る* ウタマルは彼女を斬った。 已綱「うっ…!」 断末魔を上げ、倒れる。 已綱「ひたすら…意味も無く、守り続けてきた鏡家の血も…今、私が絶える事で…全て、終わらせる事が…出来る…。」 彼女は息を引き取った。 「どうやらこれで終わったらしいな…。でも、何だかよ…後味良いのか、悪いのか分かんねぇけど…。 ま、多分、こんな思いをする奴ももう居ねぇって事だし…こんな大仕事は、この俺くらいしか背負えねぇだろうしよ…!」 *ED・本殿を去る* ウタマルは彼女を斬らずに、本殿を出た。 ウタマル「せっかく手柄だと思ったんだけどなあ…。戦いもしない奴、斬ったってよぉ、誉められたもんじゃねぇぜ…。 まあ、寒雲なら斬ったかも知れねぇが…って事は俺様がここまで来て良かったって事かあ! 万事OK、OK、OK、It s all right!」 以上です。 次は本郷です。 163 ブシドーブレード:12/01(土)21 48ID T3g5VeWqO携(4)AAS *決戦の間・本郷* 蛇恍院、何処からか総帥の声が響き渡る。 大納「須恵家が滅ぼされてからの長き戦い、今こそ終結の時を迎えた。 踏みにじられた我々の恨みを晴らすその使命に耐えられるか、どうか…お前の腕、見せてみろ!」 本郷「やってやろうじゃねぇか!」 捨陰党の忍が現れた。 5人程、始末すると総帥の声がした。 大納「確かに、お前の腕、認めよう。鳴鏡館へ向かえ! 我々の太刀、夕霧を取り戻すのだ! 師範代の居ない鳴鏡など恐るるに足らん!」 本郷「ちょっくら、行って来るわ!」 船着き場、刺客を4人程、始末。 ナイトストーカーが現れた。 本郷「へぇ…忍者か…。」 ナイトストーカー「如何にも。私はナイトストーカーと呼ばれる者。鳴鏡に成り代わって、お前を倒す!」 素早い攻撃をかわし、始末。 本郷「とっとと行くとするか!」 本郷「やってやるとは言ったものの、気が乗らねぇな…。ま、辰美とは決着を付けないとな。その為にも行くか!」 そこに五十八がやって来た。 五十八「何をこんな所で油を売っておる!」 本郷「よぉ、爺様。何、そんな怖い顔してんだよ。」 五十八「お前こそ、こんな所で呑気にしている場合じゃ無かろう! 気になって追いかけてみれば、案の定!」 本郷「なぁ、ほっとけば消えちまいそうな敵にこんなにムキになってんのはどうしてなんだよ?」 五十八「我らの思いを愚弄するか! 全く、お前なんかに任せられんな! …ん? ちょうど良い、ワシの戦いを見て気合いを入れ直すんじゃ、この愚か者が!」 そう言って行ってしまった。 本郷「やれやれ…気を付けろよ、爺様!」 (ここから五十八にバトンタッチ) 新ジャックビル屋上、刺客を5人程、始末。 御門が現れた。 五十八「捨陰の恨みをワシが晴らす!」 御門「相手にとって不足は無いわ!」 素早い攻撃をかわし、始末。 五十八「修行が足りんのう。」 (ここから本郷にバトンタッチ) 安志田川鉄橋下、ホッキョク・ツバメが現れた。 本郷「ちょっと、苦手なタイプだな…。」 ツバメ「ホッキョク・ツバメという名前、聞いた事ある? …アタシの事よ!」 タックルして、始末。 ツバメ「夕霧で…お前達、捨陰党の怨念を解放しようというのか…?」 本郷「怨念? 今時、怨念か…。これは『弔い』だぜ!」 鳴鏡館道場、刺客を3人程、始末。 風閂が現れた。 本郷「お前は風閂だな!? お前なんかと戦ってる暇はねぇんだよ!」 続きます。 164 ブシドーブレード:12/01(土)21 50ID T3g5VeWqO携(4)AAS 続きです。 風閂「御挨拶だな…。これでもかなりの腕だぜ…?」 上手く攻撃をかわしつつ、始末。 本郷「まだ、先は長いな…。」 復元天守の門前、嬢が来ていた。 嬢「夕霧、手に入れたのね! 凄いじゃない! 皆、喜ぶよ。早く帰って報告しようよ!」 本郷「まだだ。」 嬢「えっ、何で? 何でまだなのよ?」 本郷「まだ、これで斬らなきゃならない者が居る。」 嬢「鳴鏡の者達? でも、それが今回の使命じゃ無かったはずよ。必要以上に人を斬る気なの…? そんな人とは思わなかったわ!」 本郷「そうじゃねぇよ! この夕霧で鳴鏡が守ってる者を、鏡家の末裔を斬る…! 捨陰党の長い間の使命なんだそうだ。」 嬢「血を…絶つって事なの…? なんだか…私には、重すぎるわ…。 ここだけは私が手伝うから、後は任せたわよ!」 (ここから嬢にバトンタッチ) 復元天守の屋根の上、刺客を5人程、始末。 サザンカが現れた。 嬢「あ、貴方、何者…?」 サザンカ「フン、私はサザンカ。聞いた事があるだろ?」 上手く攻撃をかわし、始末。 嬢「任せたわよ…!」 (ここから本郷にバトンタッチ) 紫翠窟、刺客を4人程、始末。 辰美が現れた。 本郷「久しぶりだな、辰美! 今度は負けねぇぜ!!」 辰美「何度戦っても同じだよ…フン!」 どうにか攻撃をかわし、始末。 本郷「さすがだな、辰美…。お前と戦えて良かったぜ…!」 続きます。 165 ブシドーブレード:12/01(土)21 55ID T3g5VeWqO携(4)AAS 続きです。 踏鞴神社境内、神主が待ち構えている。 本郷「これまで戦ってきた仲間の弔い…今からさせて貰うぜ! これで終わりだ!!」 玄鷹「長い間、鳴鏡と共に守り続けてきた鏡家の血筋、終わらせる訳にはいかない!」 ギリギリまで間合いが縮まってから始末。 玄鷹「は、早く…お逃げ下さい…!」 本郷「奥だな…!?」 神社本殿に向かった。 踏鞴神社本殿、死装束を身に纏った女性がいた。 本郷「アンタが…? アンタが…鏡家の末裔かい…?」 已綱「来ましたか…。」 本郷「ああ、来たぜ。アンタを斬らなきゃ、浮かばれねぇ奴らがいるんだよ! さぁ、かかって来な!!」 夕霧を手に迫るが、彼女は全く戦う意思が無い…。 已綱「そう…貴方達の目的は貴方達の夕霧で私を斬り、血を絶やす事…。800年前に私達の先祖、鏡家は同志であった須恵家を裏切り、滅ぼした…。 長い間、積み重ねられた須恵家の恨み、晴らす方法は一つしかないようです…。さ、鏡家の末裔の…この私をお斬りなさい…。」 彼女は何もして来ない…。 どうする…? 続きます。 166 ブシドーブレード:12/01(土)22 00ID T3g5VeWqO携(4)AAS 続きです。 *ED・斬る* 本郷は彼女を斬った。 已綱「うっ…!」 断末魔を上げ、倒れる。 已綱「ひたすら…意味も無く、守り続けてきた鏡家の血も…今、私が絶える事で…全て、終わらせる事が…出来る…。」 彼女は息を引き取った。 本郷「アンタ…本気で死にたかったのか…。初めて見たぜ、アンタみたいな奴。俺には考えられねぇ…。けど、アンタみたいに重い血を引いた者はそんな事、考えちまうのか…。悲しいモンだな…。」 *ED・本殿を去る* 本郷は彼女を斬らずに、本殿を出た。 本郷「なぁ、ご先祖さんよ…? 須恵家の恨み、晴れてねぇかもしれねぇけど、晴れた事にしといてくれよな…。戦おうとしねぇ奴なんてよ…腰抜けだぜ…! 俺に言わせりゃあ、もう斬る価値もねぇ…! もう十分だろ…な?」 以上です。 次はトニー・梅田です。 250 ブシドーブレード弐12/18(火)17 34ID Cr//IK1iO携(4)AAS *決戦の間・トニー梅田* 蛇恍院、何処からか総帥の声が響き渡る。 大納「須恵家が滅ぼされてからの長き戦い、今こそ終結の時を迎えた。 踏みにじられた我々の恨みを晴らすその使命に耐えられるか、どうか…お前の腕、見せてみろ!」 トニー・梅田(以下トニー)「俺に任せな♪」 捨陰党の忍が現れた。 5人程、始末すると総帥の声がした。 大納「確かに、お前の腕、認めよう。鳴鏡館へ向かえ! 我々の太刀、夕霧を取り戻すのだ! 師範代の居ない鳴鏡など恐るるに足らん!」 トニー「OK!」 君ヶ浦、刺客を4人程、始末。 墨流が現れた。 トニー「フゥ~怖い顔。笑って♪笑ってぇ♪」 墨流「…斬ル!」 上手く攻撃をかわし、始末。 トニー「ゆっくりオヤスミしてな♪」 そこに嬢がやって来た。 嬢「こんな所まで居たわね! 覚悟なさい!」 トニー「No!No! 俺は味方さ。」 嬢「貴方が!? そんな嘘、通用する訳無いでしょ!?」 トニー「君は魚屋の嬢。よく知ってるぜ。」 嬢「本当に捨陰党なの~? 鳴鏡にいるとも思えないけど。捨陰党にアンタみたいなのがいるってのも信じたくな~い…。」 トニー「こんなNiceでCoolな俺、信じられ無くても仕方ないねぇ♪ …おい、ったら!」 嬢「私よりお気楽な人がいるとは思わなかったわ…。ほら、お客さんだわ! 取り敢えずここは私が行くから。」 (ここから嬢にバトンタッチ) 神望崎灯台、刺客を5人程、始末。 辰美が現れた。 嬢「さぁ、行くわよ!」 辰美「君はここから先には行けないよ…!」 どうにか攻撃をかわし、始末。 嬢「あの人、行っちゃったの…? なんだかよく分かんない人…。」 (ここからトニー・梅田にバトンタッチ) 安志田川鉄橋下、ホッキョク・ツバメが現れた。 トニー「この俺も、そろそろ本気を出さないとヤバいかな?」 ツバメ「私はホッキョク・ツバメ…。フフン…お前、意外に出来るようだね!」 タックルして、始末。 ツバメ「夕霧で…お前達、捨陰党の怨念を解放しようというのか…?」 トニー「怨念? 怨念ねぇ…。別に…俺達は夕霧を取り返したいだけさ。」 続きます。 251 ブシドーブレード弐12/18(火)17 56ID Cr//IK1iO携(4)AAS 続きです。 鳴鏡館道場、刺客を3人程、始末。 御門が現れた。 トニー「夕霧を貰いに来たぜ。」 御門「私は鳴鏡の御門。貴方…何者?」 素早い攻撃をかわし、始末。 トニー「お前が夕霧…。((^3^)Chu♪)会いたかったぜ♪」 復元天守の門前、ハイウェイマンが来ていた。 ハイウェイマン(以下ハイ)「無事か!? 手を貸そう! ここから先は奴等も必死になっているはずだ。そう簡単には行かないぞ!」 トニー「後はこの夕霧を持って帰るだけ。問題ないだろ?」 ハイ「いや、踏鞴神社に行ってその夕霧で鏡家の末裔を斬らなければならない! それを伝えに来た。」 トニー「ふぅん、ま、確かに夕霧を取り戻すだけじゃ話は着かねぇよな…。」 ハイ「その通りだ。…くっ! 来たか!? 詳しい話は後でする! 待っていろ!」 トニー「そんなに焦るなよ~。行きゃいいんだろ?行きゃ。」 (ここからハイウェイマンにバトンタッチ) 復元天守の屋根の上、刺客を5人程、始末。 風閂が現れた。 ハイ「まさか、こんな所で会うとはな…。」 風閂「ふむ、聞いた事のある声だな…。」 上手く攻撃をかわし、始末。 ハイ「…ん? トニー!? 行ったか!?」 (ここからトニー・梅田にバトンタッチ) 迷ひ橋、刺客を4人程、始末。 空蝉が現れた。 トニー「へぇ、空蝉の爺様か。なら、もうすぐって事か。」 空蝉「お主、タダ者では無いな!?」 どうにか攻撃をかわし、始末。 トニー「タダ者じゃ無いぜぇ~♪ 意外に強いだろ?」 踏鞴神社境内、神主が待ち構えている。 トニー「さってと、お前が最後だな? 悪いが手加減しないぜ♪」 玄鷹「長い間、鳴鏡と共に守り続けてきた鏡家の血筋、終わらせる訳にはいかない!」 ギリギリまで間合いが縮まってから始末。 玄鷹「は、早く…お逃げ下さい…!」 トニー「奥にいるのか!?」 神社本殿に向かった。 踏鞴神社本殿、死装束を身に纏った女性がいた。 トニー「へぇ~…。」 已綱「来ましたか…。」 トニー「ああ…斬らなきゃなんない人が居てね…。」 彼女は全く戦う意思が無いようだ…。 続きます。 252 12/18(火)17 57ID Cr//IK1iO携(4)AAS 続きです。 已綱「そう…貴方達の目的は貴方達の夕霧で私を斬り、血を絶やす事…。800年前に私達の先祖、鏡家は同志であった須恵家を裏切り、滅ぼした…。 長い間、積み重ねられた須恵家の恨み、晴らす方法は一つしかないようです…。さ、鏡家の末裔の…この私をお斬りなさい…。」 彼女は何もして来ない…。 どうする…? 続きます。 254 ブシドーブレード弐12/18(火)18 04ID Cr//IK1iO携(4)AAS 続きです。 *ED・斬る* トニーは彼女を斬った。 已綱「うっ…!」 断末魔を上げ、倒れる。 已綱「ひたすら…意味も無く、守り続けてきた鏡家の血も…今、私が絶える事で…全て、終わらせる事が…出来る…。」 彼女は息を引き取った。 トニー「なんか、スッキリしねぇモンだな…。けど、確かにな…。これで終わらせられる…か。…もう、犠牲になる者は居なくて済むんだな…。」 *ED・本殿を去る* トニーは彼女を斬らずに、本殿を出た。 トニー「どんなに深い恨みがあったとしても、戦わない者を斬って恨みが晴れるとは思わないぜ。これはこれで良いじゃねぇか♪ 明日は明日の風が吹く、ってね♪」 以上です。 次はハイウェイマンです。 255 ブシドーブレード弐12/22(土)21 47ID Fno1upWtO携(4)AAS *決戦の間・ハイウェイマン* 蛇恍院、何処からか総帥の声が響き渡る。 大納「須恵家が滅ぼされてからの長き戦い、今こそ終結の時を迎えた。 踏みにじられた我々の恨みを晴らすその使命に耐えられるか、どうか…お前の腕、見せてみろ!」 ハイウェイマン(以下ハイ)「ははっ!」 捨陰党の忍が現れた。 5人程、始末すると総帥の声がした。 大納「確かに、お前の腕、認めよう。鳴鏡館へ向かえ! 我々の太刀、夕霧を取り戻すのだ! 師範代の居ない鳴鏡など恐るるに足らん!」 ハイ「御意!」 船着き場、刺客を4人程、始末。 御門が現れた。 ハイ「参る!」 御門「私は鳴鏡の御門。…えっ!!?」 素早い攻撃をかわし、始末。 ハイ「…すまない…。」 そこに寒雲が来た。 寒雲「怪我でもしたか?」 ハイ「いや、心配無用だ…。」 寒雲「こんな所に引きこもってるとはな。フン、何を考えている?」 ハイ「いや、別に…。」 寒雲「戦う気の無い者は去るがいい…。」 ハイ「何を言うかっ! こう見えても私は武士の道を求めている! 捨陰を主(あるじ)に選んだのは、私自身だ。 迷いは無い…!」 寒雲「フン、迷いか…。いいだろう…ここは私が行ってやる。その間に、迷いとやらを払っておくんだな…。」 (ここから寒雲にバトンタッチ) 新ジャックビル地下、刺客を5人程、始末。 辰美が現れた。 寒雲「斬られたくなけれは…去れ!」 辰美「この僕は斬られ無い…斬られるのは貴方だ!」 上手く攻撃をかわし、始末。 寒雲「ハイウェイマン…お前の武士道、見つかる事を祈るぞ…。」 (ここからハイウェイマンにバトンタッチ) 鳴鏡館前、ホッキョク・ツバメが現れた。 ハイ「忍者党はどうした!?」 ツバメ「詳しいわね…? …でも、刃物だけじゃ無いのよ!」 タックルして、始末。 ツバメ「夕霧で…お前達、捨陰党の怨念を解放しようというのか…?」 ハイ「怨念…? 怨念を解放すれば、捨陰の力は恐ろしい物となる…そう言われてきたんだが…。」 続きます。 257 ブシドーブレード弐12/22(土)22 03ID Fno1upWtO携(4)AAS 続きです。 鳴鏡館道場、刺客を3人程、始末。 風閂が現れた。 ハイ「やはり、お前がいたか! 夕霧、戴きに参った!」 風閂「…ん? 聞いた事のある声だな…。お前だけには渡さねぇぜ!」 攻撃をかわしつつ、始末。 ハイ「呪われた怨念…それを解き放すといわれてきた夕霧…。しかし、そうでは無い…! これは鏡家の末裔を斬る為に作られた物…。」 そこにトニー・梅田(以下トニー)が来ていた。 トニー「Hey! トニーが助けに来たぜ♪」 ハイ「助け、か…。私を本当に助けられるのは、一体何だろうな…?」 トニー「何の事言ってんだ? 俺は強いぜ♪ 十分、助けになるって、安心してなっ!」 ハイ「…フン!」 トニー「信用して無いね? ま、見てな!」 ハイ「何も背負って無い者…何も知らぬ者の強さか…。」 (ここからトニー・梅田にバトンタッチ) 迷ひ橋、刺客を5人程、始末。 ナイトストーカーが現れた。 トニー「よっ! 俺と戦ってみるかい?」 ナイトストーカー「私はナイトストーカーと呼ばれる者…いざっ!」 素早い攻撃をかわし、始末。 トニー「俺の強さ、分かってくれたか?」 (ここからハイウェイマンにバトンタッチ) 踏鞴神社参道、刺客を4人程、始末。 空蝉が現れた。 ハイ「空蝉殿! 長き戦い、終わらせに参りました!」 空蝉「お主…分かった、本気で参ろう!」 どうにか攻撃をかわし、始末。 ハイ「…空蝉殿…!」 踏鞴神社境内、神主が待ち構えている。 ハイ「この無益な戦い、ここで終わらせる為に来た!」 玄鷹「長い間、鳴鏡と共に守り続けてきた鏡家の血筋、終わらせる訳にはいかない!」 ギリギリまで間合いが縮まってから始末。 玄鷹「は、早く…お逃げ下さい…!」 ハイ「奥か!?」 神社本殿に向かった。 踏鞴神社本殿、死装束を身に纏った女性がいた。 ハイ「貴女が…?」 已綱「来ましたか…。」 ハイ「鳴鏡の真の主(あるじ)は貴女でしたか…。私は…貴女を斬りに参りました…!」 続きます。 258 ブシドーブレード弐12/22(土)22 06ID Fno1upWtO携(4)AAS 続きです。 彼女は全く戦う意思が無いようだ…。 已綱「そう…貴方達の目的は貴方達の夕霧で私を斬り、血を絶やす事…。800年前に私達の先祖、鏡家は同志であった須恵家を裏切り、滅ぼした…。 長い間、積み重ねられた須恵家の恨み、晴らす方法は一つしかないようです…。さ、鏡家の末裔の…この私をお斬りなさい…。」 彼女は何もして来ない…。 どうする…? 続きます。 259 ブシドーブレード弐12/22(土)22 14ID Fno1upWtO携(4)AAS 続きです。 *ED・斬る* ハイウェイマンは彼女を斬った。 已綱「うっ…!」 断末魔を上げ、倒れる。 已綱「ひたすら…意味も無く、守り続けてきた鏡家の血も…今、私が絶える事で…全て、終わらせる事が…出来る…。」 彼女は息を引き取った。 ハイ「偽られた鳴鏡よりも捨陰の思いを武士道と信じた時から、捨陰に身を寄せた…。しかし、鳴鏡の主(あるじ)である貴女は決して武士道を汚しているのでは無かった…! …見事な最期です…。かつて、鳴鏡に仕えていた私は、今…誇りに思います…!」 *ED・本殿を去る* ハイウェイマンは彼女を斬らずに、本殿を出た。 ハイ「…やはり、私には斬れぬ…! しかし…これで良いのかも知れん。私は…私自身の武士道を歩む事にしよう…!」 以上です。 これで全員終わりました~♪\(^o^)/
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ブシドーブレード弐 ・背景ストーリー・基本ルール・武器・キャラクターの紹介:part61-239~247 ・風閂編:part61-276~278 ・御門編:part61-295~297 ・辰美編:part61-347~349 ・空蝉編:part61-359~361 ・蛍火編:part61-386~388 ・松虫編:part61-431~433 ・墨流編:part61-437~439 ・ナイトストーカー編:part61-446~449 ・サザンカ編:part61-453~455 ・源五郎編:part61-482~485(part62-47 誤記訂正) ・寒雲編:part62-48~51 ・嬢編:part62-125~128 ・千尋編:part62-375~377 ・五十八編:part63-72~73,75~76 ・ウタマル編:part63-203~205 ・本郷編:part64-163~166 ・トニー梅田編:part64-250~252,254 ・ハイウェイマン編:part64-255,257~259 239 :ブシドーブレード弐:2012/06/15(金) 18 16 17.05 ID YbOdegsPO ブシドーブレード弐 *大まかなストーリー* 古より瀬戸内海に浮かぶ神島(こうのしま)。 八百年前、この島に寄り添うように在った二つの武家は、国を二分する大きな戦を境に、袂を分けた。 片や、優勢な側に寝返って生き延びた鏡(かがみ)家。 片や、鏡家に裏切られ、敗軍と共に滅んだ須恵(すえ)家。 この禍根は、鏡家の子孫と須恵家の残党の間に深く刻まれ、両者はいつ果てるともない骨肉の争いを続けた。 やがて、鏡家は暗殺集団、鳴鏡心当流を組織、一方 須恵家の残党は、捨陰党(しゃいんとう)を結成、戦いは激しく、且つ秘密めいたものとなっていった。 そして今、長き因縁の戦いに終止符を打つべく、捨陰党は総動員で動き出した。 まずは、奪われた御神刀・夕霧を取り戻すため、鳴鏡の本部・鳴鏡館を目指す。 これを察知した鳴鏡は、急遽、兵(つわもの)を補強。 最後の決戦の火蓋が切って落とされた。 …まあ、分かりやすくいうと源平の戦いで平家側についていた鏡家と須恵家(この両家は元々親戚関係)。 平家の劣勢が明らかになった途端、鏡家が源氏側に寝返ってしまい、平家と共に須恵家滅亡。 それから100年後、須恵家の残党が踏鞴神社の存在を突き止める。 攻め入る前に、須恵家の象徴となる、無垢の太刀(一度も鞘から抜かれていない太刀)を用意しようと考えた。 怨念を封じている印などがあれば、その太刀で打ち破るため。 しかし、その太刀が完成する前に、計画が鏡家にバレてしまい、当時のリーダー(安芸十太郎)は直ぐ様引っ捕らえられ、斬首。 その完成した太刀は踏鞴(たたら)神社に引き取られ、「夕霧」と名付けられる。(名前の由来は十太郎の死後、入水自殺した十太郎の恋人・夕霧(OPで笛を吹いている女性)から。) その後、鏡家は鳴鏡心当流を、須恵家の残党は捨陰党をつくる。 そして今回、最終決戦を迎える。 240 :ブシドーブレード弐:2012/06/15(金) 18 20 23.90 ID YbOdegsPO *基本ルールと前作との変更点* ・攻撃は○ボタン(表の攻撃)と×ボタン(裏の攻撃)のみ(防御のボタンは無し) →攻撃は攻撃で返すのが防御。○か×さえ押してれば大体はガード出来る。 ・□ボタンで構え変更(3パターン)、△ボタンは使用しない(オプションで変更可) →ボタンを1回押すごとに構えが変わる。詳細は武器紹介にて。 ・武士道に反する戦いのルール廃止 →段差を登ってる最中に斬ってもOK ・柵のない場所等で6m以上の段差に設定されている高所から落ちると墜落死する。 →墜落死すると敗北。 ・からみ技による攻撃→体術を駆使した、密着状態でしか仕掛けることが出来ない異質の技。 一部のキャラが武器の構えの条件を満たさなければ出せない。 コマンドは全て「方向キー←×ボタン」で出る。 また、タイミング良く「○ボタン」を押すことで、からみ技から逃れる事が出来る。 241 :ブシドーブレード弐:2012/06/15(金) 18 27 33.79 ID YbOdegsPO *武器の紹介* *打刀* いわゆる純粋な日本刀。 長さと速さ、そして威力のバランスが良く、比較的間合いにこだわらずに戦う事が出来る。 斬る・払う・突くと多彩な攻撃が持ち味。 構え ・鳴→大上段/正眼/上八相/二刀流 ・捨→上段/下段正眼/右八相/居合 *ロングソード* 前作名、セイヨーブレード。 打刀に近い寸法を持つ、両刃の剣。 打刀より軽量な分、やや扱いやすくなっている。多少威力面で見劣りするが、豊富で素早い連続攻撃が魅力だ。 構え ・鳴→大上段/引手中段/高矢射/二刀流 ・捨→上段/中段/矢射/居合 *野太刀* 大きな反りと長大な刃を備えた、鳴鏡心当流に最も古くから伝わる武器の1つ。 速さこそ失われるものの、一撃の威力とリーチの長さは絶品と言える。 構え ・鳴→鳥居/下段/逆手右車 ・捨→崩し鳥居/引下段/逆手車 *ブロードソード* 前作名、騎士道ソード。 その重さ、そして巨大さから容易に想像がつくように、他を圧倒する脅威的な破壊力を誇る。 重さ故の攻撃の遅さに注意すれば、絶大な威力を発揮するだろう。 構え 鳴→十字留/裾囲/右車 捨→斜十字/下段裾囲/引手右車 *薙刀* 鳴鏡心当流専用武器。 その長いリーチを利用した突きは勿論、斬る・払うといった用途にも向く。 ただし、攻撃が遅い技が多く、接近戦は不得意となる。 構え 鳴→八相/脇構え/中段 *槍* 捨陰党専用武器。 全武器中最長の全長に加え、突き攻撃を得意とするため、非常に広い間合いで戦う事が出来る。 薙刀同様、接近された時の対処が課題。 構え 捨→清眼/上段/下段 242 :ブシドーブレード弐:2012/06/15(金) 18 36 47.57 ID YbOdegsPO 名前(フリガナ) 年齢/出身地/タイプ/サブウェポン 説明 *登場人物紹介~鳴鏡心当流~* 風閂(カンヌキ) 29歳/沖縄/パワー型/鉄扇(テッセン) 抗争後、単身渡米し、ニューヨークでその腕っ節の強さを利用し、用心棒等をしながら気ままに過ごしていた。 そこへ、御門から鳴鏡館の危機を知らされ、協力を要請された事により帰国。 新たな戦いにその身を投じる。 御門(ミカド) 23歳/京都/スピード型/合口(アイクチ) 抗争によって散り散りになった鳴鏡館を、殆ど1人で守り抜いてきた、踏鞴(たたら)神社の巫女。 巫女としての能力からか今回の捨陰党総攻撃を真っ先に察知し、去って行った仲間達を呼び寄せて手薄な鳴鏡館への襲撃に備えた、リーダー的存在である。 800年前からの両流派の因縁を深く知る、捨陰党内でも名を知られた人物の1人でもある。 辰美(タツミ) 17歳/広島/バランス型/小太刀(コダチ) 否応なく巻き込まれた抗争の中で自らの剣術の才能に目覚め、戦う事を楽しむようになった辰美。 全国の剣術道場を巡って道場破りを続けていた彼の元に、鳴鏡館危機の噂が届く。 彼は鳴鏡の一員として今回の戦いに臨むが、その戦いの中で、自らの出生の秘密へ近づいていくことになる。 空蝉(ウツセミ) 56歳/島根/パワー型/脇差し 鳴鏡随一の剣の達人。 その名と腕前は、捨陰党へも知られているという。 のんびりと温泉で湯治をしていたところを御門に呼び戻される。 引退を考えていたが、辰美が作戦に参加するとの話を聞き、彼を守る為に参戦することを決意。 辰美の出生の秘密を知っており、彼にこの戦いから手を引かせたいと考えている。 捨陰の総帥と戦った経験有り。 蛍火(ホタルビ) 26歳/ロシア/スピード型/セイヨーツルギ 抗争後は、米国で暗殺者として活動していたが、敬愛する空蝉と離れてしまった事を悔やみ、空しさを憶えていた。 そんな折り、空蝉から鳴鏡の危機を知らされ、急ぎ鳴鏡館に戻った。 今度こそ空蝉の傍から離れまいと、固く決心している。 続きます。 243 :ブシドーブレード弐:2012/06/15(金) 18 46 09.75 ID YbOdegsPO 続きです。 松虫(マツムシ) 45歳/宮城県・仙台/バランス型/長ドス 鳴鏡とは縁も所縁もない、ただのヤクザな浪人。 踏鞴神社の側を通った時、捨陰の刺客に襲われている踏鞴神社の巫女・静香(前作のキャラセレ画面の中央にいる三つ編みの女の子)を助け出す。 この事を知った鳴鏡の者が、松虫の腕を見込んで助太刀を依頼した。 やる気がなさそうに見えるが、渡世人として養った剣の腕前は確かで、風閂を始め鳴鏡の者達は、すまないと思いながらも彼の活躍に期待している。 墨流(スミナガシ) 32歳/アメリカ/パワー型/かんしゃく玉 最強の剣術を求めて来日した、巨漢のアメリカ人。 日本に来たのはいいものの、言葉が通じないまま道を尋ねる事すら出来ず(というか、目付きが悪くて逃げられる)、迷った挙げ句に行き倒れてしまう。 幸か不幸か倒れた場所が鳴鏡館の近くであり、御門に助けられ、そのまま鳴鏡館に入門し、日本剣術を学ぶ。 そんな折りに勃発した捨陰党との決戦に、御門への恩返しの念(と、それ以上の気持ち)を伝えるために参戦する。 ナイトストーカー 23歳/滋賀県・甲賀/スピード型/手裏剣 蛍火の後輩に当たる甲賀忍者。まだ修行中のため印可は下りていない。 蛍火の事を尊敬しており、今回の蛍火からの要請にも快く応じた。 元々、甲賀流と鳴鏡心当流は協力関係にあり、依頼には正義感を持って応じている。 蛍火から援護を任された辰美とは今回が初対面。 先走る辰美の姿を、数年前の自分を重ねているのか、兄のような気持ちで接している。 サザンカ 43歳/長崎県・平戸/パワー型/長針(ナガバリ) 奇妙な出で立ちで、強烈な個性を放つサザンカ。 自らを天才と称する程の自信家だが、それに見合うだけの腕前を持っている。 弱体化した鳴鏡に見切りをつけようとした矢先、捨陰党総攻撃の話を聞く。 この混乱に乗じて、自らが鳴鏡の次期師範代になろうと企み、戦いに参加。 御門に苦手意識を持っており、彼女の話が出ると、何故か口ごもってしまう。 続きます。 244 :ブシドーブレード弐:2012/06/15(金) 18 50 00.64 ID YbOdegsPO 続きです。 ホッキョク・ツバメ 44歳/朝鮮半島/銃 師範代の死により彼を信奉し、彼のために全てを尽くしてきたツバメの心には大きな穴が空く。 行くあても頼る人もない彼女にとっては、捨陰党の総攻撃など、今となってはどうてよいものであった。 そんな折り、ただでさえ手薄な鳴鏡館を憂い、御門がツバメを罵倒し、平手打ちを浴びせる。 小娘に馬鹿にされたツバメは、鳴鏡館の重鎮としての自分を再確認し、亡き師範代と自分のプライドのために参戦した。 (※ストーリーモードにツバメは使えません) 245 :ブシドーブレード弐:2012/06/15(金) 18 58 52.60 ID YbOdegsPO 名前(フリガナ) 年齢/出身地/タイプ/サブウェポン 説明 *登場人物紹介~捨陰党~* 源五郎(ゲンゴロウ) 57歳/広島/パワー型/小柄(コヅカ) 幼い頃から捨陰党で剣を学び、今では捨陰党のリーダー格になっている。 捨陰党党員としての使命感も非常に強く、積年の須恵家の恨みを晴らすという事の意義も熟知している。 内部抗争により弱体化した鳴鏡館の隙を見逃さず、率先して今回の総攻撃を計画、進言したのも彼。 人望も非常に厚く、現在は、多くの若き捨陰党党員達に、良き指導者として慕われている。 寒雲(カウン) 21歳/京都/バランス型/独鈷(トッコ) 源五郎の養子。 無口で無表情、感情を表に出さないのと同様に、その考え方もクールそのもので、両流派の因縁にも一切興味はない。 今回の戦いには、源五郎への恩返しの意味もあって参加。 剣の腕には絶対の自信を持っているが、捨陰党一の使い手と言われる今では、それもあながち自惚れではない。 嬢(ジョー) 18歳/東京/スピード型/十手 東京都出身の魚屋の娘。 幼馴染みが捨陰党に入門し、日進月歩で強くなっていく彼に刺激を受けて、捨陰党に入党。 嬢もまた、持ち前の身軽さを活かした戦法で、なかなかの腕前に成長した。 生来の素直で、何事をも疑わない性格から、捨陰党の教えを信奉し、鳴鏡館を「悪」だと思っている。 今回の戦いも「悪者退治」のつもりで参戦。 千尋(チヒロ) 13歳/広島/スピード型/カエル 捨陰党総帥の実子(男の娘)であり、若干13歳にしてすでに剣士としての才能を見せる天才。 プライドが高く、言動や技術、狡猾さなどは大人顔負け。 しかし、捨陰党の思いや、捨陰の血から自由になりたいと思いながら、逃げられない自分にジレンマを感じたりもしている。 それゆえ、性格が歪んでおり、介錯の際、笑ったりする。 五十八(イソハチ) 70歳/山口/バランス型/気合声「喝!」(キアイゴエ「カツ!」) 捨陰党に人生の全てを捧げてきた、源五郎の元師匠。 捨陰党からはすでに引退したが、宿敵鳴鏡との決戦の報を聞き、堪らず戦地へと割り込んでしまった。 普段は好々爺だが、何事にも厳格で頑固な性格。自分が年寄り扱いされる事を嫌い、年寄り扱いされると、烈火の如く怒り出す。 源五郎は五十八の体の事を考え本拠地の守りに就かせたはずだったが、勝手に戦いの場へ出てきてしまう。 続きます。 246 :ブシドーブレード弐:2012/06/15(金) 19 02 12.97 ID YbOdegsPO 続きです。 ウタマル 25歳/熊本県・不知火/バランス型/札(フダ) 九州でかなりの実力を誇った剣術家。 道場破り紛いの態度で捨陰の門を叩いたが、容易く寒雲に倒されて以来、捨陰党に勝手に居座ってしまった。 元来のめり込みやすい性格で、今では捨陰の教えに対しても疑問を抱かず、修行に励んでいる。 寒雲をライバル視しているが、根は気さくな九州男児なので、今では良い仲間だと思っている。 自信家で名誉欲も高く、今回の決戦ではぜひ手柄を立てたいと意気込んでいる。 本郷(ホンゴウ) 20歳/東京都/パワー型/斧 江戸前の寿司屋の息子で、嬢とは幼馴染み。 子供の頃から捨陰党に入門し、修行を続けている。 修行で自分が確実に強くなっている事が分かるため、結局辞めずに現在に至る。 鳴鏡の抗争時に辰美と刃を交え、敗北。そのため、辰美に強烈なライバル視意識を燃やしている。 今回の抗争もあまり関心が無いが、辰美と戦うためだけに参加する事を決意した。 トニー・梅田 35歳/神奈川県・横須賀/スピード型/ブーメラン ゆくゆくは独自の剣術体系を完成させるために現在は捨陰党に身を置く、地獄のダンシング・ジェントルマン。 これまでにも様々な剣術を学び、その風貌とは裏腹に、剣の腕前は相当なものだ。 捨陰党の気質が合わないのか、道場にはあまり顔を出さず、党内の人間もあまり知らないため余計な混乱を招いている。 今回の参戦の理由は単純に己の剣に磨きをかけるためと思われる。 ハイウェイマン 不明/不明/バランス型/レイピア 年齢や経歴、といったものが一切に謎に包まれている人物。 つい最近捨陰党に入門したばかりらしい。 いつも仮面で顔を隠しているのが特徴。 日本語が達者で、侍のような言い回しで喋るのだが、どうやら日本人ではないらしい。 腕が立つので捨陰党にとっては大きな戦力なのだが、鳴鏡との戦いの中で、ふと迷いのようなものを見せる事がある。 何処かで見た事のある姿、聞いた事のあるような声をしているが…? 続きます。 247 :ブシドーブレード弐:2012/06/15(金) 19 08 01.58 ID YbOdegsPO 続きです。 カッツェ 不明/ドイツ/銃 いつもクールに仕事をこなし、失敗などした事が無かった。 殺し屋として、人一倍自信を持っていた。 そんな彼のプライドを粉々に打ち砕いた、鳴鏡館の面々。 鳴鏡館内乱時、彼等の前に敗れ去ったカッツェは、命からがら日本を脱出。 生まれ故郷のドイツに帰り、修行を積む。 …そして1年。彼は捨陰に赴く。かつての雪辱を晴らすため。 今度こそ、鳴鏡の連中を、その手にした銃で撃ち抜くために…。 (※ストーリーモードでカッツェは使えません) 次からはストーリーモード・鳴鏡編です。 人数が多いのでかなり長くなります。 276 :ブシドーブレード弐:2012/06/19(火) 01 39 25.71 ID k7+qttITO *決戦の間・風閂* 鳴鏡館前、忍者が風閂の前に現れる。捨陰党の刺客だ。 7人程、斬り捌く。 何処からか声が響く。 御門「捨陰党は私達が手薄だと思って油断しているはず。今なら、逆に攻め込めるわ。」 辰美「あの島に捨陰党の本部があるのは分かってるんでしょ? …だったら、僕が行きます!」 風閂は呟いた。 「捨陰に関わる者、全て倒さなければ同じ事の繰り返しだな。完全に潰さねぇと…。俺がやってやるぜ!」 龍門棚、また捨陰党の刺客が現れる。 5人程、斬り捌くと妙なアフロがいる。(しかも、なんか踊ってる。) 風閂「捨陰党にも妙な奴がいたもんだな。」 トニー・梅田「ふぅん、俺はトニー。俺のリズムについてこれるかい?」 素早い攻撃をかわしつつ、斬りつける。 風閂「ったく、調子狂うぜ…!」 すると、蛍火がやって来た。 蛍火「この先、敵が固まっているようです。私が先に参りましょう。何かあった時は宜しくお願いします。」 風閂「しかし、意外だな。あんたが俺の手助けをしてくれるなんてな。」 蛍火「空蝉様のご命令です。」 風閂「冷てぇな…。もう少し優しく言ってくれても良いんじゃねぇの?」 蛍火「では…。」 そう言って去る蛍火。 (ここで蛍火にバトンタッチ。) 安志田川鉄橋下、刺客を6人程、始末。 軍服姿の老人がいる。 蛍火「何故、貴方のようなご老体が?」 五十八「老体じゃと!? ふざけるな!ワシは捨陰党の五十八だ! 知らぬとは、言わさんぞ!」 そう言って槍をブンブン振り回してきた。 とてもご老体とは思えない。 どうにか攻撃をかわして始末。 蛍火「後をお願い致します…。」 (ここで風閂にバトンタッチ。) 木材置き場、刺客を5人程、始末。 色白の男が来た。 風閂「青白い顔しやがって、それで剣が振れるのかよ!」 寒雲「試してみるか?この寒雲の腕がどれ程のものか…。」 見た以上にかなり強い! どうにか攻撃をかわし、始末。 寒雲「ふっ…、甘いな…。奴を仲間だと思っていると…。」 そう言って、風閂に胸ぐらを捕まれた状態で息絶える。 風閂「奴…!? 一体、何の事だ!?」 続きます。 277 :ブシドーブレード弐:2012/06/19(火) 01 44 09.44 ID k7+qttITO 続きです。 神望崎灯台、カッツェがいる。 風閂「よう、生きてたか。おめぇ、カッツェとかいったな?」 カッツェ「今度こそ、楽にしてあげましょう…。」 銃を連射しながらピョンピョン跳ね回るカッツェ。 巧いこと攻撃をかわしつつ斬りつける。 カッツェ「お前達が守っているのは、どうやら踏鞴神社…らしいな…。」 風閂「なっ、何だと!? 何故、それを!?」 踏鞴神社に慌てて戻る風閂。参道に松虫がいる。 松虫「よう、戻って来たか。」 風閂「ああ、松虫か。神社の事がバレてるらしい。一体、いつ気付かれてたんだ?」 松虫「そういや、俺がこの近くで女の子を助けた事あったっけな。」 風閂「そうか、あれもか。あれも捨陰党の奴等だったって事か。悪いな、鳴鏡と関係無いのに手伝って貰ってよ。人手が無いのは辛いぜ。」 松虫「人手が無いか…。お、お出ましのようだな…。しょうがねぇや、ここは俺がいってやるぜ! …そういや、坊やが行方不明だとか言ってたぜ。ヤバいんじゃねぇの?」 そう言って、去って行った。 風閂「辰美か!?辰美がか!? おい、ちょっと待てよ!」 (ここで松虫にバトンタッチ。) 踏鞴神社境内、刺客を6人程、始末。 ショートヘアの女の子が来た。 松虫「悪いけど、女の子と戦う趣味は無いんだよなぁ…。」 しゃがみこんだ状態で彼女を見上げる。 嬢「甘く見たら痛い目に遭うわよ。この、嬢の名前くらい聞いた事あるはずよ!」 素早い攻撃をかわしつつ斬りつけた。 松虫「後は…任せたぜ…。」 (また、風閂にバトンタッチ。) 須恵里(すえのさと)の蜜柑畑、刺客を4人程、始末。 総攻撃の計画の首謀者が来た。 風閂「コソコソと刺客を送り合うのはもう終わりだな。」 源五郎「ほう、戦い甲斐が有りそうな奴…。この並主(ならず)源五郎、全力で参ろう!」 …強い!どうにか力で押し切り、斬りつけた。 風閂「源五郎が出てきたか。…次で終わりだな!」 捨陰党本部・蛇恍院(しゃこういん)、捨陰党の総帥・柊 大納(ひいらぎ だいな)が待ち構えていた。 風閂「あんたが親玉か! お互い、そろそろ決着を付けねぇとな!」 大納「私が捨陰党総帥・柊大納。来るが良い!」 最後の戦いが始まった! 大納は頑丈な鎧を身に付けてるため、正面からの攻撃を受け付けない! どうにか隙を狙い背中を斬った。 続きます。 278 :ブシドーブレード弐:2012/06/19(火) 01 47 50.06 ID k7+qttITO 続きです。 *ED* 風閂の背後から辰美が現れる。 辰美「やりましたね、風閂さん…。」 風閂「よう、行方不明だって言ってたからどうしたかと思ったぜ! ここまで来てたんだな。悪いな、片付いちまったぜ。さ、帰るぞ。皆がおめぇの事、心配してたぞ。」 辰美「まだまだ帰れません。鳴鏡を守るためには捨陰の者を全て倒さなくてはなりません。」 風閂「その通りだ。そして、終わったじゃないか。」 辰美「僕は…僕は、今、風閂さんが倒した総帥の息子だったんです! 僕には捨陰党の血が流れてるんです!」 風閂「…何だと!?」 辰美「うわああああーっ!!」 辰美が斬りつけて来た! 風閂「辰美!」 すかさず斬る風閂。 倒れる辰美。 風閂「辰美…!」 辰美「これで…これで…本当に、終わりです…。」 風閂「辰美! …まだヒヨッコのおめぇが、そんな答えを出しやがって…! 相談するもんだぜ…! どんな血が流れていたとしても、おめぇは鳴鏡以外の何者でもねぇよ…! 安心しな…。」 以上です。次は御門です。 295 :ブシドーブレード弐:2012/06/19(火) 23 03 15.46 ID k7+qttITO *決戦の間・御門* 鳴鏡館前、捨陰党の刺客を7人程、始末。 何処からか声が響く。 風閂「捨陰に関わる者、全て倒さなければ同じ事の繰り返しだな。完全に潰さねぇと…。俺がやってやるぜ!」 辰美「あの島に捨陰党の本部があるのは分かってるんでしょ? …だったら、僕が行きます!」 御門が呟く。 「捨陰党は私達が手薄だと思って油断しているはず。今なら、逆に攻め込めるわ。」 背戸鉱山鉄道・駅跡、刺客を5人程、始末。 仮面の男を見てハッとする御門。 御門「貴方…本当に、捨陰の者?」 ハイウェイマン「ああ。安心してかかってくるが良い!」 攻撃を巧くかわし、始末。 御門「貴方を…こんな形で斬る事になるだなんて…!」 そこに墨流がやって来る。 墨流「コノ先、敵ガイル。」 御門「申し訳ないと思ってるわ、墨流。入門したての貴方まで。」 墨流「御門サンノ為、問題ナイ。」 御門「神和斎(かんなぎさい)先生は、怒っていらっしゃるでしょうね…。」 墨流「私、先ニ行ク。御門サン、守ル!」 そう言って、去って行った。 御門「待ちなさいっ!」 (ここから墨流にバトンタッチ) 安志田川鉄橋、刺客を6人程、始末。 奇抜な髪の男が来た。 墨流「御門サン、傷付ケル人、許サナイ!」 ウタマル「チッ、このウタマルがこんな地味な所で戦うとはな!」 どうにか攻撃をかわし、始末。 墨流「御門サン、頑張ッテ…。」 墨流は空を見上げ呟いた。 (ここで御門にバトンタッチ) 入安曇能舞台、刺客を5人程、始末。 寒雲が来た。 御門「貴方は、もしや…!?」 寒雲「お前のような女が何をしに来た…。」 どうにか攻撃をかわし、始末。 寒雲「ふっ…、甘いな…。奴を仲間だと思っていると…。」 御門「奴!? な、何を言ってるの、一体!?」 続きます。 296 :ブシドーブレード弐:2012/06/19(火) 23 06 33.88 ID k7+qttITO 続きです。 造船所跡、カッツェがいる。 御門「貴方!まだ、こんな所に!」 カッツェ「覚えててくれてたのかい…? 光栄だよ…。今度こそ、楽にしてあげましょう…!」 銃を撃ちながら跳ね回るカッツェを始末。 カッツェ「お前達が守っているのは、どうやら踏鞴神社…らしいな…。」 御門「何ですって!? まさか、神社が…!」 慌てて踏鞴神社に戻る御門。参道にサザンカがやって来た。 御門「何故、カッツェがそれを知っているの? あ、サザンカ!」 サザンカ「神社が危険だ!」 御門「ええ、さっき倒した男が妙な事を言ってたから…。」 サザンカ「ここは俺に任せろ。もうすぐ奴等が来る。」 御門「思ったより、敵が多いわ!」 サザンカ「そういえば、辰美が…。辰美の事を誰も見てないんだ。もしかすると…。」 御門「えっ、辰美君が…? 嘘…!」 サザンカ「取り乱すな! それより今は、目の前の事だけ考えろ。」 御門「そんな…辰美君も鳴鏡の大切な一員なのよ…!」 (ここでサザンカとバトンタッチ) 刺客を6人程、始末。 嬢が来た。 サザンカ「俺の腕に似つかわしければ良いんだがな…。」 嬢「この嬢に倒されるんだから、幸せに思ってよ!」 素早い攻撃をかわしつつ始末。 サザンカ「後は頼んだぞ…。」 (ここで御門にバトンタッチ) 蛇恍院墓地、刺客を6人程、始末。 源五郎が来た。 御門「今までとは、少し違うようね…。」 源五郎「御門か…。相手に不足は無いな。私は、並主源五郎だ。」 なかなか強い! どうにか攻撃をかわし始末。 御門「いよいよ捨陰党本部ね!」 蛇恍院、柊大納が待ち構えていた。 御門「貴方で最後ですね…! 長い間の戦いに今、終止符を打ちましょう!」 大納「私が捨陰党総帥・柊大納。 来るが良い!」 どうにか背中を狙い始末。 続きます。 297 :ブシドーブレード弐:2012/06/19(火) 23 12 51.59 ID k7+qttITO *ED* 辰美が現れる。 辰美「やりましたね、御門さん!」 御門「辰美君! 無事だったのね! 良かった…! もう安心して、長い長い戦いだったの…。私達の生まれる遥か昔からの…。これで終わったのよ!」 辰美「知ってます…。本当に長い戦い…。」 御門「知ってたの!? どうして? どうして辰美君が…?」 辰美「さっき知ったんです…。鳴鏡と捨陰の長い戦い…まだ終わってません…!」 御門「どうしたの…? 何を言ってるの…? さ、帰りましょう! 皆が貴方の事を心配してる…。」 辰美「僕は…僕は、今、御門さんが倒した総帥の息子だったんです! 僕には捨陰党の血が流れてるんです! 捨陰党の人間なんです!」 御門「そんな…!」 辰美が御門に斬りかかる。すかさず斬る御門。 倒れる辰美。 御門「辰美君…! 貴方だけは…こんな今は小さな芽に縛られていたなんて…なのに、貴方は…。貴方になら、私と鳴鏡館を立て直せると思っていたのに…。 貴方が…一番の犠牲者だったのね…。」泣き崩れる御門。 辰美「…これで、良いんです…。御門さん…これで…良いんです…。」 以上です。 次は辰美です。 279 台詞を聞くために録音しながらプレイ→録音したのを聞きながら文章を書いているので少し時間がかかります。 今回はたまたま夜中だっただけです。 347 :ブシドーブレード弐:2012/06/23(土) 20 06 43.81 ID NUeyxTInO *決戦の間・辰美* 鳴鏡館前、捨陰党の刺客を7人程、始末。 何処からか声が響く。 風閂「捨陰に関わる者、全て倒さなければ同じ事の繰り返しだな。完全に潰さねぇと…。俺がやってやるぜ!」 御門「捨陰党は私達が手薄だと思って油断しているはず。今なら、逆に攻め込めるわ。」 辰美が呟く。 「あの島に捨陰党の本部があるのは分かってるんでしょ? …だったら、僕が行きます!」 踏鞴神社参道、刺客を5人程、始末。 見覚えのある男が現れる。 辰美「君は…、本郷? 捨陰党の人だったのか!」 本郷「よう! 辰美! 今度は負けねぇぜ!」 どうにか攻撃をかわし、始末。 辰美「手薄になったからといって、鳴鏡が弱くなった訳じゃないよ。」 ナイトストーカー(以下、ナイス)が来た。 ナイス「この先、敵が多いようだ。手を貸そう。」 辰美「貴方は?」 ナイス「私はナイトストーカー。蛍火様の命を受けて、甲賀から参った者。」 辰美「一人で大丈夫です。」 ナイス「そう、粋がるな。お前を助ける。それが私の使命なんだ。もし、私に何かあったら、その時はお願いするとしよう。」 そう言って、去る。 辰美「待ってよ!」 (ここでナイス君にバトンタッチ) 明月庵竹林、刺客を6人程、始末。 嬢が来た。 ナイス「鳴鏡の敵は、我らの敵…!」 嬢「この嬢に倒されるんだから、幸せに思ってよ!」 素早い攻撃をかわし始末。 ナイス「辰美…無事に行ったか…。」 (ここで辰美にバトンタッチ) 産廃処理場予定地、カッツェがいた。 辰美「刀に拳銃で向かう…相変わらずだね…。」 カッツェ「坊や…このカッツェがすぐに眠らせてあげるよ…。」 跳ね回るカッツェをさっさと始末。 カッツェ「捨陰党には…切り札があるらしい…。せいぜい、気を付けな…。」 そう言って、息絶えるカッツェ。 辰美「切り札? 一体何の事だ?」 続きます。 348 :ブシドーブレード弐:2012/06/23(土) 20 09 36.68 ID NUeyxTInO 続きです。 蛇喰鼻(じゃくいばな)、刺客を5人程、始末。 一人の子供が現れた。 辰美「お前が戦うのか!?」 千尋「辰美さんでしょ? 私は千尋。覚えててね。」 子供とは思えないくらい強い。 どうにか攻撃をかわし、始末。 千尋「やっぱり強いね…兄さん…。」 辰美「兄さんだって!?」 辰美は船着き場に来ていた。 辰美「僕が兄さん…? どういう事なんだ…?」 考え込む辰美に空蝉が声をかける。 空蝉「どうした、辰美。」 辰美「あ、空蝉さん。さっき倒した敵が僕の事を兄さんと…。」 空蝉「そうか…辰美、もうこれ以上戦うな。お前は、剣を持つべきではなかったかもしれん。」 辰美「何故ですか!? 僕の事を筋が良いって褒めてくれたのも、真剣に稽古を就けてくれたのも嘘だったんですか!?」 空蝉「お前に…これ以上の罪を負わせたくない…。」 辰美「まさか…僕は…捨陰党の…?」 空蝉「言うな! ワシが先に行く。いいな。お前はここで剣を捨てろ。分かったな!」 (ここで空蝉にバトンタッチ) 刺客を6人程、始末。 寒雲が現れた。 空蝉「このワシ、誰だか知ってるのか?」 寒雲「空蝉…? 私は寒雲。貴方との太刀合わせ、光栄に思いますよ。」 どうにか攻撃を巧くかわし、始末。 空蝉「辰美! 行ってしまったのか…?」 (ここで辰美にバトンタッチ) 蛇恍院・楼門、刺客を4人程、始末。 源五郎が現れた。 辰美「捨陰党の者は、全て倒す!」 源五郎「私は源五郎。お前は…ん? まさか!?」 強い。どうにか攻撃をかわしつつ、始末。 辰美「次が最後! もう少しで皆の所へ帰れる!」 蛇恍院、総帥が待ち構えていた。 辰美「貴方で最後か! 鳴鏡として貴方達に止めを刺す!」 大納「鳴鏡…としてか…。ふふっ、かかって来るが良い!」 背中を狙い始末。 続きます。 349 :ブシドーブレード弐:2012/06/23(土) 20 17 07.61 ID NUeyxTInO 続きです。 *ED* 大納「強いな…辰美…。」 辰美「何故、僕の名前を?」 大納「皮肉だな…本当に強い息子だ…。」 辰美「息子…!? 僕の…父さん…!?」 大納「お前を最後の切り札と思っていた…。捨陰党に取り戻す事が出来たらな…。これで良いんだ…お前は鳴鏡として私を斬った…。 800年前と同じ事ようにまた、負けた…。私の…息子のお前が…この戦いに終止符を打ったんだ…。」 息絶える大納。 辰美「僕は…父親をこの手で斬ってしまったのか…。そして、きっと兄弟も…。だから空蝉さんは剣を捨てろと…。 でも…父さん、父さんの言う通り、僕達、親子がこの長い戦いを終わらせたんですね…。…終わらなくてはならない戦いだったんですね…。」 以上です。 次は空蝉です。 359 :ブシドーブレード弐:2012/06/29(金) 19 51 17.57 ID cVINJ71ZO *決戦の間・空蝉* 鳴鏡館前、捨陰党の刺客を7人程、始末。 何処からか声が響く。 御門「捨陰党は私達が手薄だと思って油断しているはず。今なら、逆に攻め込めるわ。」 辰美「あの島に捨陰党の本部があるのは分かってるんでしょ? …だったら、僕が行きます!」 空蝉が呟く。 「いや、ワシが行こう!」 背戸鉱山鉄道・駅跡、刺客を5人程、始末。 五十八が現れた。 空蝉「ほぉ、ご老体の登場か。これは楽しみ。」 五十八「人の事が言えるかっ!? これでもワシは捨陰党の五十八じゃ!!」 どうにか始末。 空蝉「ちいとは、体が解れたかの。」 安志田川鉄橋、刺客を6人程、始末。 嬢が現れた。 空蝉「ほう、今度は娘さんか。中々、幅広いのう。」 嬢「嫌だぁ、お腹出てるけど、強そうじゃん。」 素早い攻撃をかわし、始末。 空蝉「こうして若い者に戦いが受け継がれてきたのか…。」 造船所跡、刺客を5人程、始末。 ウタマルが現れた。 空蝉「その格好で、チョンマゲか。」 ウタマル「空蝉か! 良い奴に当たったぜ!」 巧く攻撃をかわし、始末。 空蝉「ワシを倒すのには、10年早いぞい。」 君ヶ浦、カッツェが現れた。 空蝉「お前は!?」 カッツェ「老けたねぇ~~。今度こそ、楽にしてあげましょう!」 さっさと始末。 カッツェ「お前ら…仲間が、仲間だと思うな…! お前らの中には、捨陰の血が…。」 空蝉「捨陰の血…? まさか!?」 空蝉「アイツ等に知られていたとは…。ん? 辰美か! …どうした?」 辰美「…さっき倒した敵が僕の事を兄さんと…。」 空蝉「うははははっ、何が兄さんじゃ、馬鹿馬鹿しい! それより、どうやら、また、鳴鏡館に捨陰の手の者が回ったらしい。」 辰美「えっ、大変だ! 行かなきゃ!」 空蝉「ああ、頼む。ワシはこのまま進むつもりだ。全て任せたぞ、辰美。」 辰美「はい! 僕に任せて下さい! あ、奴等、来ましたよ! ここだけは僕が戦います! それじゃ!」 そう言って、走り去る辰美。 空蝉「…辰美…すまぬ…。」 続きます。 360 :ブシドーブレード弐:2012/06/29(金) 19 53 01.34 ID cVINJ71ZO 続きです。 (ここから辰美にバトンタッチ) 船着き場、刺客を6人程、始末。 寒雲が現れた。 辰美「あんまり、ぐずぐずはしてられないんだよ!」 寒雲「私は、捨陰党の寒雲。…斬る…!」 どうにか攻撃をかわし、始末。 辰美「鳴鏡館に戻って、皆を助けます!」 (ここから空蝉にバトンタッチ) 蛇恍院・楼門、刺客を4人程、始末。 源五郎が現れた。 空蝉「ワシを…知っておるのか?」 源五郎「お主は、噂に高い空蝉か? 嬉しいぞ! ワシは源五郎だ。」 どうにか攻撃をかわし、始末。 空蝉「次で最後か…。ワシが決着をつけてやる!」 蛇恍院に足を踏み入れる空蝉。 空蝉「久しぶりだな…。今度こそ、お前を倒すぞ!」 奥からゆっくり現れる、大納。 大納「まんまと騙されたわ…! ワシの子がお前の手元にいたとはな…!」 背中を狙い始末。 続きます。 361 :ブシドーブレード弐:2012/06/29(金) 19 54 53.23 ID cVINJ71ZO *ED* 空蝉「お前を斬りに行った14年前、ちょうどその時、お前の女房は捨陰党を逃げ出そうとしていた。子供の辰美を抱いてな…。」 大納「そう…だったのか…。いつ殺されるか分からないからな…無理も無い…。」 空蝉「恐らくお前は、ワシ等が斬り殺してしまったと思ったじゃろうな。」 大納「亡骸も見付からず…恨んだものよ…。だが、生きていた…!」 空蝉「そう…ワシは幼い子供とその母親を斬る事は出来んかった。ワシに出来る事は、二人を斬った者として無事、彼等が生き延びるのを祈る事だけじゃった。 まさか、あの時の子供が鳴鏡の門下生になっていたとは…。」 大納「強くなった辰美…見てみたかった…。」 そう言って、大納は息を引き取った。 空蝉「辰美は、お前譲りだ。きっと、立派な剣士になる! 安心せい…。」 以上です。 次は蛍火です。 386 :ブシドーブレード弐:2012/07/01(日) 19 59 17.66 ID ujeeJND2O *決戦の間・蛍火* 鳴鏡館、捨陰の刺客を7人程、始末。 何処からか声が響く。 御門「捨陰党は私達が手薄だと思って油断しているはず。今なら、逆に攻め込めるわ。」 辰美「あの島に捨陰党の本部があるのは分かってるんでしょ? …だったら、僕が行きます!」 蛍火が呟く。 蛍火「私が参りましょう。探りを入れながら…。私の方が気爛れる可能性は低いでしょう。」 背戸鉱山鉄道・駅跡、刺客を5人程、始末。 ハイウェイマンが現れた。 蛍火「妙ね。捨陰党に貴方のような者を…居たかしら?」 ハイウェイマン「ああ、私はハイウェイマンと呼ばれている。」 どうにか始末。 蛍火「ハイウェイマン…。」 蛍火「この私が鳴鏡館に戻れるとは思ってませんでした…。再び空蝉様に会えるとも…。」 風閂が現れる。 風閂「よう、蛍火。おめぇは、もう戻って来ないかと思ったぜ。」 蛍火「風閂ですか。何をしに来たのです? 貴方は後から来るのではなかったのですか?」 風閂「相変わらず冷てぇな…。手を貸しに来たんだぜ。どうせアンタの事だ、一人で無理にでも片付けちまおうって思ってんじゃねぇのか?」 蛍火「私がそんな無謀な事を考えるとでも?」 風閂「やっぱり損した…。取り敢えず、ここだけでも手を貸すぜ。じゃあな!」 (ここから風閂にバトンタッチ) 安志田川鉄橋、刺客を6人程、始末。 五十八が現れた。 風閂「爺さんに八つ当たりは、ちょっと酷かな?」 五十八「なんじゃと!? ふざけるなっ!!」 ブチ切れて、野太刀を地面に投げつける。 五十八「この五十八、お前のようなヒヨッコには負けんわっ!!」 攻撃をかわし、どうにか始末。 風閂「無理すんなよ…蛍火。」 (ここから蛍火にバトンタッチ) 造船所跡、刺客を5人程、始末。 千尋が現れた。 蛍火「貴方…まさか、貴方が戦いに出るなんて…!」 千尋「私は千尋。でも、知ってるみたいだね。さすが、忍者。詳しいね。」 どうにか攻撃をかわし、始末。 蛍火「ここで捨陰党の跡継ぎを斬れるとは…。」 船着き場、カッツェがいる。 蛍火「消えなさい! 貴方の出る幕では無い。」 カッツェ「そうはいかない。このカッツェ、執念深くてね…。」 さっさと始末。 蛍火「無駄な時間を取ったわ。」 続きます。 387 :ブシドーブレード弐:2012/07/01(日) 20 00 03.98 ID ujeeJND2O 続きです。 蛍火「貴方にも無理をお願いしたわね。」 ナイス「構いません。蛍火さんのお役に立てるのなら。」 蛍火「相変わらずね。」 ナイス「簡単に人は変わりませんよ。でも、腕はかなり上がりました。お見せ致しましょう! では。」 (ここからナイトストーカーにバトンタッチ) 放置船甲板、刺客を6人程、始末。 寒雲が現れた。 ナイス「出来る限り、お相手しましょう。」 寒雲「忍者の素養はかなりと見える。この寒雲、全力でいきましょう。」 どうにか攻撃をかわし、始末。 ナイス「蛍火さん、後はお願いします…!」 (ここから蛍火にバトンタッチ) 須恵里・蜜柑畑、刺客を4人程、始末。 源五郎が現れた。 蛍火「そろそろ、最上級のお出ましのようですね。」 源五郎「只の忍者では無いようだが、この並主源五郎が先には行かせん!」 どうにか攻撃をかわし、始末。 蛍火「後は捨陰党本部を残すのみ…!」 蛇恍院、総帥が待ち構えている。 蛍火「貴方で最後ですね。鳴鏡館を守る為…斬ります!」 大納「私が捨陰党総帥・柊大納。来るが良い!」 背中を狙い始末。 続きます。 388 :ブシドーブレード弐:2012/07/01(日) 20 03 00.09 ID ujeeJND2O *ED* 総帥を始末後、鳴鏡館道場に戻って来た、蛍火。 早速、空蝉に報告。 蛍火「空蝉様、蛍火、只今、戻りました。」 空蝉「馬鹿者、戻りましたじゃ無いわ! 時間を取ってくれとは言ったが、先頭を切って乗り込めとは言っておらんぞ。」 蛍火「申し訳ございません…! しかし、皆様を守るには最もこれが効果的かと…。 決して、空蝉様のご命令に背くつもりでは…。」 空蝉「全く…。まぁ、お前の事だから信用はしておったが…。 ところで蛍火、ワシは鳴鏡館の出直しにもう一度、手を貸そうと思ってな、お前も一緒にやらんか?」 蛍火「はい! 空蝉様のご命令であれば!」 空蝉「フフフッ…まぁ、良い。もう無茶をするで無いぞ。と言っても、もう無茶をする事も無いがの…。」 蛍火「はい…。漸く、本当に終わりでございますね…。」 以上です。 次は松虫です。 431 :ブシドーブレード弐:2012/07/03(火) 11 28 54.63 ID Pa9JlClNO *決戦の間・松虫* 鳴鏡館前、刺客を7人程、始末。 何処からか声が響く。 御門「捨陰党は私達が手薄だと思って油断しているはず。今なら、逆に攻め込めるわ。」 風閂「捨陰に関わる者、全て倒さなければ同じ事の繰り返しだな。完全に潰さねぇと…。俺がやってやるぜ!」 松虫が呟く。 松虫「おいおい、えらい勢いだなぁ…。そんなんじゃ、上手くいくモンも、いかねぇぜ。力抜いたらどうだ?」 紫翠窟(しすいくつ)、刺客を5人程、始末。 ハイウェイマンが現れた。 松虫「お手柔らかに頼むぜ。」 ハイウェイマン「私はハイウェイマンと言われている。お主、逃げ回る!」 どうにか始末。 松虫「やれやれ…。」 松虫「おっと、お前、誰だ?」 墨流「私、墨流。御門サンノ味方。」 松虫「御門…? ああ、あの威勢の良いネェチャンか。じゃ、味方か…。いや、俺みたいにツイてないって感じだな。」 墨流「別二…嫌デハ無イ。」 松虫「そうかぁ~? 俺も、たまたまあの神社の女の子を助けたりしなきゃなぁ…。」 墨流「神社…? 御門サン…?」 松虫「違う違う、もっと若い女の子だ。…静香(すずか)って言ったっけな…。 いや、いくら俺でも女の子がむさ苦しい奴等に襲われちゃあな…助けるだろ? いやぁ、妙な事に足突っ込んじまったなぁ…。」 墨流「私ハ、御門サン二助ケラレル。ダカラ、助ケル。」 松虫「そりゃ、義理堅いこって。…おいおい!」 どうやら墨流は行ってしまったようだ。 (ここから墨流にバトンタッチ) 迷ひ橋、刺客を6人程、始末。 千尋が現れた。 墨流「御門サンノ敵、私ノ敵!」 千尋「ウフフ…。私は千尋。気を抜くと痛い目に遭うよ…!」 どうにか攻撃をかわし、始末。 墨流「松虫、後、任セル…。」 (ここから松虫にバトンタッチ) 豊羅ダム取水塔、刺客を6人程、始末。 ウタマルが現れた。 松虫「そんなに怖い顔すんなよ…なぁ?」 ウタマル「お前みたいなやる気の無い奴を見ると腹が立つぜ!」 どうにか始末。 松虫「ま、良い運動になるって事で…行ってやるか。」 続きます。 432 :ブシドーブレード弐:2012/07/03(火) 11 31 49.24 ID Pa9JlClNO 続きです。 蛇喰鼻、カッツェがいる。 松虫「アンタ…拳銃って…! そりゃ、あんまり卑怯じゃねぇの?」 カッツェ「私はカッツェ。楽にしてあげましょう…。」 さっさと始末。 カッツェ「お前達の…守っているのは、どうやら踏鞴神社…らしいな…うっ…!」 松虫「神社かよ…。一体、神社に何があるんだよ…?」 松虫は一度、踏鞴神社に戻って来た。 神社の前に風閂がいた。 風閂「松虫、戻って来たのか。」 松虫「一体、神社に何があるってんだよ? 巫女さんは襲われるわ、さっきの敵も変な事言ってやがったし。せめて、自分が何やってんのかくらい知りたいってモンだぜ。」 風閂「悪いな、教えられねぇ事もあるんだ…。兎に角、上手くいけば礼をするぜ。」 松虫「ふ~ん。あまり詮索はするなって事か…。」 風閂「兎に角、ここは俺が先に行く。何かあったら頼むぜ!」 風閂はそう言って、去って行った。 松虫「あ~あ、行っちまいやがった…。」 (ここから風閂にバトンタッチ) 踏鞴神社境内、刺客を6人程、始末。 嬢が現れた。 風閂「漸く腕の立つやつが登場か。」 嬢「来たわね! この捨陰党の嬢に敵うと思うの!?」 素早い攻撃をかわし始末。 風閂「松虫、宜しく頼むぜ…!」 (ここから松虫にバトンタッチ) 蛇恍院墓地、刺客を4人程、始末。 源五郎が現れた。 松虫「嫌だねぇ~強そうじゃねぇか。」 源五郎「私は捨陰党・並主源五郎。お手合わせ願おう。」 どうにか攻撃をかわし、始末。 松虫「そろそろ…仕上げといきたいモンだなぁ…。」 蛇恍院、捨陰党総帥が待ち構えている。 松虫「はぁ…アンタで、最後か?」 大納「私が捨陰党総帥・柊大納。来るが良い!」 背中を狙い始末。 続きます。 433 :ブシドーブレード弐:2012/07/03(火) 11 35 22.38 ID Pa9JlClNO *ED* 総帥を始末後、鳴鏡館道場に戻って来た、松虫。 道場には風閂が待っていた。 松虫「よう、終わったぜ。はぁ…本当、感謝してくれよなあ…。しかしよぉ、一体、神社に何があったんだ? よく分かんねぇまま手伝っちまったからなあ…。一応な、ま、詳しい事情ってヤツを聞いとこうかと思ってさ…。」 風閂「本当、助かったぜ。そうだな…ここまでやって貰って、何にも話さねぇってのもちょっとな。実はな…。」 松虫「いや、やっぱり辞めとくわ。いい、いい、余計な事聞いて、これ以上関わり合うのも面倒なこった…。」 風閂「そうか…。それにしても良い腕してんなあ。ここでやってみねぇか?」 松虫「あぁ? この俺が道場で修行だぁ? ハハハッ、冗談は無しだぜ! それに言ったろ? あんまり人と関わりたくないんでね…。 あ、礼はいいぜ。こんな道場にゃあ、叩いても大した金、出てきそうにねぇし、それによ、少しは楽しませて貰ったからな…。 …じゃあな。」 以上です。 次は墨流です。 437 :ブシドーブレード弐:2012/07/05(木) 16 48 24.51 ID K6mpW64iO *決戦の間・墨流* 鳴鏡館、捨陰の刺客を7人程、始末。 何処からか声が響く。 御門「捨陰党は私達が手薄だと思って油断しているはず。今なら、逆に攻め込めるわ。」 辰美「あの島に捨陰党の本部があるのは分かってるんでしょ? …だったら、僕が行きます!」 墨流が呟く。 墨流「御門サンガ行クナラ、私、行ク…!」 紫翠窟、刺客を5人程、始末。 五十八が現れた。 墨流「敵…!」 五十八「ワシは捨陰党の五十八! …と言っても、通じとるのか?」 どうにか始末。 墨流「大丈夫…。」 そこに松虫がやって来た。 松虫「おっと、お前、誰だ?」 墨流「私、墨流。御門サンノ味方。」 松虫「御門…? ああ、あの威勢の良いネェチャンか。じゃ、味方か…。いや、俺みたいにツイてないって感じだな。」 墨流「別二…嫌デハ無イ。」 松虫「そうかぁ~? 俺も、たまたまあの神社の女の子を助けたりしなきゃなぁ…。」 墨流「神社…? 御門サン…?」 松虫「違う違う、もっと若い女の子だ。…静香(すずか)って言ったっけな…。 いや、いくら俺でも女の子がむさ苦しい奴等に襲われちゃあな…助けるだろ? いやぁ、妙な事に足突っ込んじまったなぁ…。」 墨流「私ハ、御門サン二助ケラレタ。ダカラ、助ケル。」 松虫「そりゃ、義理堅いこって。…じゃ、先に行くぜ!」 (ここから松虫にバトンタッチ) 迷ひ橋下、刺客を6人程、始末。 千尋が現れた。 松虫「お手柔らかに頼むぜ。」 千尋「私は千尋。甘くみると痛い目に遭うよ?」 どうにか攻撃をかわし、始末。 松虫「後は…宜しくな。」 (ここから墨流にバトンタッチ) 迷ひ橋、刺客を5人程、始末。 本郷が現れた。 墨流し「先ニ行キタイ。オマエ、邪魔!」 刀を振り、威嚇をする。 それに思わず仰け反る本郷。 本郷「アンタ、鳴鏡か?」 どうにか始末。 墨流「島…捨陰党…ドコ?」 続きます。 438 :ブシドーブレード弐:2012/07/05(木) 16 50 46.34 ID K6mpW64iO 続きです。 龍門棚、カッツェがいた。 墨流「オマエ…卑怯!」 カッツェ「卑怯で結構!! カッツェは拳銃で戦うんだよ♪」 さっさと始末。 墨流「卑怯者ハ負ケル。」 そこに御門がやって来た。 墨流「コノ先、敵ガイル。」 御門「申し訳ないと思ってるわ、墨流。入門したての貴方まで。」 墨流「御門サンノ為、問題ナイ。」 御門「神和斎(かんなぎさい)先生は、怒っていらっしゃるでしょうね…。」 墨流「私、先ニ行ク。御門サン、守ル!」 そう言って、行こうとする墨流。 御門「待ちなさいっ! 私が行くわ!」 (ここから御門にバトンタッチ) 安志田川鉄橋下、刺客を6人程、始末。 ウタマルが現れた。 御門「ここから先、行かせる訳にはいけません…!」 ウタマル「このウタマルがこんな地味な所で戦うとはな!」 どうにか攻撃をかわし、始末。 御門「申し訳無いけど…後はお願いするわ。」 (ここから墨流にバトンタッチ) 須恵里・蜜柑畑、刺客を5人程、始末。 源五郎が現れた。 墨流「敵…!」 源五郎「私は源五郎という者。お主、鳴鏡の者ではないな? 早く去るが良い。」 どうにか攻撃をかわし、始末。 墨流「モウスグ…! モウスグ…!」 蛇恍院、捨陰党総帥が待ち構えている。 墨流「アナタ、最後! 鳴鏡館の敵! 私ノ敵!」 刀を振り、威嚇。 大納「私が捨陰党総帥・柊大納。来るが良い!」 背中を狙い始末。 続きます。 439 :ブシドーブレード弐:2012/07/05(木) 16 51 41.56 ID K6mpW64iO *ED* 総帥を始末後、鳴鏡館道場に戻って来た、墨流。 道場には御門が待っていた。 墨流「勝ッタ…! 勝ッタヨ、御門サン!」 大ハシャギで御門に駆け寄る。 御門「ありがとう! 貴方のお陰で本当に助かったわ!」 墨流「私、剣術ヲモット覚エタイ。鳴鏡デ私、頑張ル。」 御門「ええ、勿論よ! その為に貴方は日本に来たんですものね。今回のお詫びを兼ねて、確り稽古を就けてあげるわ!」 墨流「…オワビ…? ケイコ…?」 御門「あー、その前に日本語を勉強しましょう。山の中で迷って、道を尋ねる事も出来ないんじゃあ、また行き倒れてしまうわ。さ、勉強、勉強!」 墨流「勉強…? 勉強…。ソレ、多分、私、キライ…。キライ?スキ? ア、御門サンハスキ。」 以上です。 次はナイトストーカーです。 446 :ブシドーブレード弐:2012/07/08(日) 14 00 38.19 ID N4740S9bO *決戦の間・ナイトストーカー* 鳴鏡館前、刺客を7人程、始末。 何処からか声が響く。 御門「捨陰党は私達が手薄だと思って油断しているはず。今なら、逆に攻め込めるわ。」 風閂「捨陰に関わる者、全て倒さなければ同じ事の繰り返しだな。完全に潰さねぇと…。俺がやってやるぜ!」 ナイトストーカー(以下ナイス)が呟く。 ナイス「居場所を突き止めるなら、忍者が適任。私が参りましょう。」 龍門棚、刺客を5人程、始末。 トニー・梅田が現れた。 ナイス「捨陰党の者か? ならば斬る!」 トニー・梅田「Hey、そうだYo。捨陰党のトニーって知らない?」 素早い攻撃をかわし、始末。 ナイス「これが…捨陰党の者なのか?」 そこに辰美が来た。 辰美「追いついた! ハァハァハァ…僕も行きます!」 ナイス「止めておけ、皆が心配するぞ。皆、お前だけは危険に晒したくないんだ。」 辰美「大人しく待ってるのは性に合わない! それに僕は十分強いんだ!」 ナイス「…その自信、いつか身を滅ぼすぞ。気を付けるんだな。一度、甲賀に来るが良い。心の修行は、鳴鏡より厳しいかもしれないからな。」 辰美「冗談じゃない! 僕の戦い見てるといい! 今の言葉、訂正させてやる!」 そう言って、怒って去って行った。 ナイス「辰美! 無茶をするな!」 (ここから辰美にバトンタッチ) 明月庵竹林、刺客を6人程、始末。 嬢が現れた。 辰美「良かった…このまま雑魚ばかりかと思ったよ…。」 足を投げ出して座った状態で言った。 嬢「この嬢に倒されるんだから、幸せに思ってよ!」 素早い攻撃をかわしつつ始末。 辰美「じゃあ、僕は他の道から行こう。」 (ここからナイトストーカーにバトンタッチ) 安志田川鉄橋下、刺客を5人程、始末。 ナイス「鳴鏡の敵は、我らの敵!」 ウタマル「鳴鏡に付くとはなあ! 馬鹿だなぁ!」 どうにか攻撃をかわし、始末。 ナイス「これが捨陰党か…。意外に弱いな。」 木材置き場、カッツェが現れた。 ナイス「何!? お前も捨陰党か!?」 カッツェ「ちょっと違うなぁ~。ま、どっちでも良いや。このカッツェがすぐに楽にしてやるからな。」 さっさと始末。 ナイス「一体、お前は何者だ?」 続きます。 447 :ブシドーブレード弐:2012/07/08(日) 14 09 24.78 ID N4740S9bO 続きです。 そこに蛍火が来た。 蛍火「無事のようね。どうかした?」 ナイス「ご心配は無用です。」 蛍火「フッ、堅苦しくなったわね。」 ナイス「今は蛍火様に命を受け、今、蛍火様は私の主(あるじ)でございますから…。」 蛍火「そうね…。お互い忍者修行中という訳ではなかったわね。」 ナイス「ええ。」 蛍火「この戦いが終わったら、昔話でもしましょう…。この先の敵は強い。先に行くわ。」 (ここから蛍火にバトンタッチ) 放置船甲板、刺客を4人程、始末。 寒雲が現れた。 蛍火「貴方とならば、十分に戦えそうね…。」 寒雲「フン、お前ごときにこの寒雲の技…見切れるか?」 どうにか始末。 蛍火「後は任せたわ。」 (ここからナイトストーカーにバトンタッチ) 船着き場、刺客を4人程、始末。 源五郎が現れた。 ナイス「お前…出来るな…!」 源五郎「ほほう…。鳴鏡も中々、骨のある者を集めたな。」 どうにか始末。 ナイス「後は捨陰党本部を残すのみ!」 蛇恍院、捨陰党総帥が待ち構えている。 ナイス「お前で最後だな…! 鳴鏡に代わり、留めを刺す!」 大納「私が捨陰党総帥・柊大納。来るが良い!」 背中を狙い始末。 続きます。 448 :ブシドーブレード弐:2012/07/08(日) 14 11 06.08 ID N4740S9bO 続きです。 *ED* 総帥を始末後、鳴鏡館道場に戻って来た、ナイトストーカー。 道場には蛍火が待っていた。 ナイト「蛍火さん、只今、戻りました。」 蛍火「これで今回の任務は終了だわ。」 ナイト「やっと…昔話が出来ますね。」 蛍火「ええ、だけど、お願いした事以上の働きね。…というより、相変わらず突っ走るわね。ちょっと危なっかしいわ。」 ナイト「これでも腕は上がったんですよ。昔に比べたら。それに突っ走るのは、結構お互い様だと…。」 蛍火「私は計算の上で動いてるの! 無鉄砲じゃないわ!」 ナイス「それは私も同じです。…蛍火さんの怒った声、初めて聞きました…。」 蛍火「…そう…かしら…?」 ナイス「今度は、笑い声も聞きたいですね…。昔話はその時にしましょう。…では。」 ナイトストーカーは姿を消した。 蛍火「え?」 振り返る蛍火。 蛍火「…ウフフフ…相変わらずね。」 以上です。 次はサザンカです。 453 :ブシドーブレード弐:2012/07/11(水) 16 12 59.58 ID qbAG+QeiO *決戦の間・サザンカ* 鳴鏡館前、刺客を7人程、始末。 何処からか声が響く。 御門「捨陰党は私達が手薄だと思って油断しているはず。今なら、逆に攻め込めるわ。」 風閂「捨陰に関わる者、全て倒さなければ同じ事の繰り返しだな。完全に潰さねぇと…。俺がやってやるぜ!」 サザンカが呟く。 サザンカ「お前達には、任せておけんな。私が行こう。」 踏鞴神社参道、刺客を5人程、始末。 本郷が現れた。 サザンカ「俺の腕に似つかわしければ良いんだがな…。」 本郷「俺は本郷。鳴鏡にも変わり者がいたもんだなあ!」 攻撃をかわしつつ、始末。 サザンカ「手薄だと思って、侮っていたな。」 明月庵竹林、刺客を6人程、始末。 五十八が現れた。 サザンカ「ほう…。捨陰党も老い耄れたものよ。」 五十八「なんじゃと!? 怪しい奴め、ワシを五十八と知って刃を向けるか!?」 どうにか始末。 サザンカ「これでは捨陰党も知れたもんだな。」 産廃処理場予定地、刺客を5人程、始末。 寒雲が現れた。 サザンカ「気に入らないなあ…。その無表情さがな…。」 寒雲「この寒雲に笑えと言うのか…?」 攻撃をかわしつつ、どうにか始末。 サザンカ「フン!」 新ジャックビル屋上、カッツェが現れた。 サザンカ「節操の無い奴め。」 カッツェ「フッフ~ン♪ フフフ…このカッツェ、雇われて仕事をする。何が悪い?」 さっさと始末。 カッツェ「お前達の…守っているのは、どうやら踏鞴神社…らしいな…うっ…!」 サザンカ「何だと!? まさか、神社が…!?」 慌てて踏鞴神社に戻って来たサザンカ。 サザンカ「何故、カッツェが知っている?」そこに御門が現れた。 御門「サザンカ! 神社が!」 サザンカ「ああ、分かっている。もうすぐ奴等が来る。ここは俺に任せろ。」 御門「思ったより、敵が多いわ。皆は無事かしら…?」 サザンカ「だと良いがな…。鳴鏡館再建の時に門下生があまりに少ないのは心許ない。」 御門「貴方も鳴鏡を守りたいのね。安心したわ。」 サザンカ「ああ…。俺の道場にするからな。」 御門「何ですって!? 私が先に行ってあげるから、ちょっと頭を冷やしたら? 私は認めませんからね!」 続きます。 454 :ブシドーブレード弐:2012/07/11(水) 16 15 52.85 ID qbAG+QeiO 続きです。 (ここから御門にバトンタッチ) 踏鞴神社境内、刺客を6人程、始末。 嬢が現れた。 御門「やっぱり…まだ控えてたわね!」 嬢「この嬢に倒されるんだから、幸せに思ってよ!」 素早い攻撃をかわし始末。 御門「後は任せたわ…。」 (ここからサザンカにバトンタッチ) 蛇恍院・楼門、刺客を4人程、始末。 源五郎が現れた。 サザンカ「お前は確か…源五郎…。」 源五郎「ほう、サザンカか…。噂通りだ、すぐに分かったぞ。」 どうにか攻撃をかわし、始末。 サザンカ「次で最後か…。」 蛇恍院、捨陰党総帥が待ち構えている。 サザンカ「俺が鳴鏡の新しい師範代だ。お前が捨陰党の?」 大納「私が捨陰党総帥・柊大納。かかって来るが良い!」 背中を狙い始末。 続きます。 455 :ブシドーブレード弐:2012/07/11(水) 16 17 25.82 ID qbAG+QeiO 続きです。 *ED* 総帥を始末後、道場に戻って来たサザンカ。 サザンカ「長い間の宿敵、捨陰党はこれで消えた。鳴鏡も安泰だ。この道場も私の物…。」 それを聞いて笑う空蝉。 サザンカ「おお、空蝉。実は、次の師範代には俺がなってやろうと思ってな…。」 空蝉「ほう、お前がか? 大胆な事を考えるなあ。ま、もうちいと落ち着いたら鳴鏡館の行く末、皆で考えようではないか。」 サザンカ「捨陰党の本部まで叩き潰したのは俺だ。鳴鏡館を救ったのは俺なんだ。 俺が師範代になるのは考えなくても決まってるようなもんだろ? 誰にも文句は言わせんぞ。」 空蝉「そうかのう。御門は何と言うかのう? ハハハハ…。」 サザンカ「み、御門…!? う、空蝉、待て、御門にはお前から言ってくれないか!?」 御門の名を聞いたとたん、狼狽えまくるサザンカ。 空蝉「知らんな。おい、御門! サザンカが用があるらしいぞ! おい!」 御門を呼び出す空蝉。 サザンカ「空蝉! 頼む! おいっ!」 以上です。 次からはストーリーモード・捨陰党編です。 482 :ブシドーブレード弐:2012/07/15(日) 16 37 27.97 ID WuJ/38BhO *決戦の間・源五郎* 蛇恍院、何処からか総帥の声が響き渡る。 大納「須恵家が滅ぼされてからの長き戦い、今こそ終結の時を迎えた。 踏みにじられた我々の恨みを晴らすその使命に耐えられるか、どうか…お前の腕、見せてみろ!」 源五郎「私こそ、その使命、果してみせましょう。」 捨陰党の忍が現れた。 5人程、始末すると総帥の声がした。 大納「確かに、お前の腕、認めよう。鳴鏡館へ向かえ! 我々の太刀、夕霧を取り戻すのだ! 師範代の居ない鳴鏡など恐るるに足らん!」 源五郎「行くぞ!」 船着き場、鳴鏡の刺客を4人程、始末。 松虫が現れた。 源五郎「まだ、まともに戦える奴が残っていたとはな…。」 松虫「いやぁ、ただ引っ張り込まれただけだぜ。松虫ってんだけど、聞いた事ねぇだろ?」 どうにか始末。 源五郎「愚かな…。」 そこに五十八来た。 五十八「この辺りにも敵が来とるぞ。」 源五郎「五十八殿!? ど、どうして此処に?」 五十八「ご先祖からの使命! 鳴鏡討伐にワシが出ないでどうする!?」 源五郎「守りに着いて下さいと申し上げましたが?」 五十八「なんじゃと!? まだ若いモンには負けんわ! ほれ、来おった! ワシが行ってやろう!」 そう言って、去って行った。 源五郎「五十八殿! …無茶しないで下さいよ、全く…。」 (ここから五十八にバトンタッチ) 放置船甲板、刺客を5人程、始末。 辰美が現れた。 五十八「我らが恨み、このワシが晴らしてくれよう!」 辰美「何が恨みだか知らないけど、この辰美が相手をしてあげるよ。」 攻撃をかわしつつ、始末。 五十八「ま、後は任せる事にするか。」 (ここから源五郎にバトンタッチ) 豊羅ダム取水塔、ライフルを持ったホッキョク・ツバメ(以下ツバメ)がいた。 源五郎「中々、手強そうだな…。」 ツバメ「ホッキョク・ツバメという名前、聞いた事ある? …アタシの事よ!」 攻撃をかわしつつ、彼女にタックルし、始末。 ツバメ「夕霧で…お前達、捨陰党の怨念を解放しようというのか…?」 源五郎「怨念…怨念だと!? 我らの先祖の悲しみに暮れる魂をお前達は怨念と呼ぶか!?」 続きます。 483 :ブシドーブレード弐:2012/07/15(日) 16 40 00.75 ID WuJ/38BhO 続きです。 鳴鏡館道場、刺客を3人程、始末。 風閂が現れた。 源五郎「武士道を汚しているようなお前達にワシは倒せんぞ。」 風閂「何!? 夕霧は渡さん! この風閂がここを通さん!」 どうにか始末。 源五郎「漸く…我々の手に戻った…。我らの先祖が作らせた夕霧…。」 夕霧を手にし呟く。 復元天守の門前、千尋が来た。 千尋「夕霧、手に入れたんだね。あまり遅いから様子を見に来たよ。まだ、神社に本当の敵が残ってるんでしょ?」 源五郎「これは、千尋様。分かっております。神社、踏鞴神社でございますね。この夕霧で鏡家の末裔に留めを刺す事こそ、積年の使命…!」 千尋「800年も昔からの…気が遠くなる程、遠い話だね。」 源五郎「長い間の我々の思い、願いや恨みという言葉を超えた物になっているのです。捨陰の血がそれを伝え続けたのです。 跡継ぎの貴方にもしもの事があっては…。さ、早く!」 千尋「確かに私にもその血が流れている…。その血…私はちょっと窮屈なんだよ…。戦う事くらい、自由にさせて欲しいね。」 そう言って、去って行った。 源五郎「千尋様…。貴方には、血は重荷か…?」 (ここから千尋にバトンタッチ) 復元天守の屋根の上、刺客を5人程、始末。 御門が現れた。 千尋「あははは…。手加減は無用だよ。」 御門「子供…!? 私は御門という者。貴方、自分の意思で戦ってるの?」 素早い攻撃をかわし、始末。 千尋「弱すぎて飽きちゃった…。後は任せるよ…。」 (ここから源五郎にバトンタッチ) 迷ひ橋下、刺客を4人程、始末。 空蝉が現れた。 源五郎「ん? お前は…空蝉か? まだいたのか。」 空蝉「安心せい。お前を倒せばワシも隠居じゃ!」 攻撃をかわしつつ、どうにか始末。 源五郎「もうすぐ神社か…。」 踏鞴神社境内、踏鞴神社・神主、榊 玄鷹(さかき げんよう)が待ち構えている。 源五郎「貴様で最後か…。我らの思い、止めさせて貰おう!」 玄鷹「長い間、鳴鏡と共に守り続けてきた鏡家の血筋、終わらせる訳にはいかない!」 一刀両断しようと斬りかかると、ピュイッと瞬間移動して逃げられてしまった。再度、斬ろうとしても逃げられる。 何度か繰り返すと相手の逃げる距離が段々、短くなっている事に気付いた。 ギリギリまで間合いが縮まってから始末。 玄鷹「早く…お逃げ下さい…!」 源五郎「奥か!」 神社本殿に向かった。 続きます。 484 :ブシドーブレード弐:2012/07/15(日) 16 44 41.01 ID WuJ/38BhO 続きです。 踏鞴神社本殿、死装束を身に纏った女性がいた。 源五郎「ん? お前が…鏡家の末裔なのか?」 そう、彼女こそ鏡家の末裔、鏡 已綱(かがみ いづな)だ。 已綱「来ましたか…。」 源五郎「そうか…。お前がそうなのか…。同志、先祖の魂を悲しみから解放する時が来た。さあ、来るが良い!」 夕霧を手に迫るが、彼女は全く戦う意思が無い…。 已綱「そう…貴方達の目的は貴方達の夕霧で私を斬り、血を絶やす事…。800年前に私達の先祖、鏡家は同志であった須恵家を裏切り、滅ぼした…。 長い間、積み重ねられた須恵家の恨み、晴らす方法は一つしかないようです…。さ、鏡家の末裔の…この私をお斬りなさい…。」 彼女は何もして来ない…。 どうする…? 彼女を斬るか…? それとも、このまま本殿を去るか…? (このどちらかを選ぶとEDが変わります。) 続きます。 485 :ブシドーブレード弐:2012/07/15(日) 16 46 59.42 ID WuJ/38BhO *ED・斬る* 源五郎は彼女を斬った。 已綱「うっ…!」 断末魔を上げ、倒れる。 已綱「ひたすら…意味も無く、守り続けてきた鏡家の血も…今、私が絶える事で…全て、終わらせる事が…出来る…。」 彼女は息を引き取った。 源五郎「今、貴方のお陰で倒れて逝った者達の魂が救われた…。鏡家の末裔としての最期、見事であった…! 鏡家も伝えたかったであろう、真の武士道…心して我らが伝えよう…!」 *ED・本殿を去る* 源五郎は彼女を斬らずに、本殿を出た。 源五郎「須恵家に支えて者達が仇討ちの為に作らせたこの夕霧。これを手にし、その仇を目の前にしながら、私には斬る事が出来なかった…。 使命を果す事は出来なかった…。戦う意思の無い者を斬るのは捨陰党の、須恵家の真意とは思いたくない。 しかし、もう私は戻れまい…。すまんな、夕霧…。また、お前を捨陰の元に戻せないかもしれん…。」 以上です。 次は寒雲です。 48 :ブシドーブレード弐:2012/07/20(金) 19 17 54.76 ID tkASomhjO *決戦の間・寒雲* 蛇恍院、何処からか総帥の声が響き渡る。 大納「須恵家が滅ぼされてからの長き戦い、今こそ終結の時を迎えた。 踏みにじられた我々の恨みを晴らすその使命に耐えられるか、どうか…お前の腕、見せてみろ!」 寒雲「何を今更、試す?」 捨陰党の忍が現れた。 5人程、始末すると総帥の声がした。 大納「確かに、お前の腕、認めよう。鳴鏡館へ向かえ! 我々の太刀、夕霧を取り戻すのだ! 師範代の居ない鳴鏡など恐るるに足らん!」 寒雲「仕方ない、私が行くか…。」 船着き場、鳴鏡の刺客を4人程、始末。 墨流が現れた。 寒雲「鳴鏡の者では無いな? 斬られたくなければ…去れ。」 墨流「御門サン、墨流、名前、付ケテクレタ。私、鳴鏡…!」 攻撃をかわしつつ、始末。 寒雲「哀れな…。」 そこにハイウェイマン(以下、ハイ)が来た。 ハイ「寒雲、無事か!?」 寒雲「新参者が…何の用だ?」 ハイ「この先、敵が多い。手伝う!」 寒雲「ハイウェイマン、とか言ったな…お前が私を手伝う…? フッ…。」 ハイ「確かに新参者ではあるが、腕には自信がある!」 寒雲「フン、邪魔なだけだ。」 ハイ「そこまで言うのなら、証拠を見せよう!」 (ここからハイウェイマンにバトンタッチ) 新ジャックビル地下、刺客を5人程、始末。 辰美が現れた。 ハイ「いくぞ!」 辰美「僕がこの先は進ませ無い。 …! まさか!?」 どうにか攻撃をかわし、始末。 ハイ「後は…頼む!」 (ここから寒雲にバトンタッチ) 龍門トンネル跡、ホッキョク・ツバメがいた。 寒雲「斬られたくなければ…去れ。」 ツバメ「ホッキョク・ツバメという名前、聞いた事ある? …アタシの事よ!」 攻撃をかわしつつ、彼女にタックルし、始末。 ツバメ「夕霧で…お前達、捨陰党の怨念を解放しようというのか…?」 寒雲「怨念? 捨陰の心も鳴鏡が語ると、そこまで歪められるのか…。」 続きます。 49 :ブシドーブレード弐:2012/07/20(金) 19 20 26.58 ID tkASomhjO 続きです。 鳴鏡館道場、刺客を3人程、始末。 風閂が現れた。 寒雲「…斬る…!」 風閂「青白い顔しやがって、それで剣が振れるのかよ!」 どうにか始末。 寒雲「夕霧…仇討ちの為に作られた、太刀…か…。」 そこにウタマルが息を切らしながら来た。 ウタマル「ハァハァハァ…さすがだな…。ここまで来て、息一つ乱れてねぇな…。」 寒雲「ああ、ウタマルか。」 ウタマル「お、夕霧か! ちっきしょー!! また手柄取られたぜ!」 悔しがるウタマル。 寒雲「フン、この程度の事…。第一、まだ終わりでは無いはずだ。」 ウタマル「(少し息を切らしながら)ああ、確かに。敵の血筋を絶えさなければ、真の目的は果たせない。」 寒雲「積年の恨みを晴らす…か、恨みなど私には関係無いがな…。仕方あるまい…。」 ウタマル「…ようし! 取り敢えずここは、お前を手助けして恩を売っとくか! 先に行くぞ!」 (ここからウタマルにバトンタッチ) 踏鞴神社参道、刺客を5人程、始末。 松虫が現れた。 ウタマル「物足りないと思っていたんだよ!」 松虫「いやぁ、俺は松虫っていう、只の通りすがり…。物足りないかもしれねぇよ…?」 どうにか始末。 ウタマル「後は…宜しくな!」 (ここから寒雲にバトンタッチ) 迷ひ橋、刺客を4人程、始末。 御門が現れた。 寒雲「お前のような女が何をしに来た…?」 御門「私は鳴鏡の御門。私は…戦わなければならないの。」 素早い攻撃をかわし、始末。 寒雲「次で最後だ…!」 踏鞴神社境内、神主が待ち構えている。 寒雲「諦めた方が良い…。」 玄鷹「長い間、鳴鏡と共に守り続けてきた鏡家の血筋、終わらせる訳にはいかない!」 ギリギリまで間合いが縮まってから始末。 (かなり省略して書いてますが、実際やると結構大変ですw) 玄鷹「早く…お逃げ下さい…!」 寒雲「そうか、奥か…。」 神社本殿に向かった。 続きます。 50 :ブシドーブレード弐:2012/07/20(金) 19 21 27.12 ID tkASomhjO 続きです。 踏鞴神社本殿、死装束を身に纏った女性がいた。 寒雲「お前がそうなのか…?」 已綱「来ましたか…。」 寒雲「捨陰の使命により、お前を斬りに来た。」 夕霧を手に迫るが、彼女は全く戦う意思が無い…。 已綱「そう…貴方達の目的は貴方達の夕霧で私を斬り、血を絶やす事…。800年前に私達の先祖、鏡家は同志であった須恵家を裏切り、滅ぼした…。 長い間、積み重ねられた須恵家の恨み、晴らす方法は一つしかないようです…。 さ、鏡家の末裔の…この私をお斬りなさい…。」 彼女は何もして来ない…。 どうする…? 続きます。 51 :ブシドーブレード弐:2012/07/20(金) 19 26 33.93 ID tkASomhjO *ED・斬る* 寒雲は彼女を斬った。 已綱「うっ…!」 断末魔を上げ、倒れる。 已綱「ひたすら…意味も無く、守り続けてきた鏡家の血も…今、私が絶える事で…全て、終わらせる事が…出来る…。」 彼女は息を引き取った。 寒雲「鏡家の者は、鏡家の為に戦った。須恵の者は須恵家の為に戦った…それだけの事だったはずだ…。それが例え、相手を裏切る形となったとしても、恥じる事も、悔いる事も無いというのに…。 お前の運命(さだめ)は鏡家として、戦う事ではなかったのか? 何かを守る為に戦う…。その方が人として救われたかもしれないのに…。哀れだな…。」 *ED・本殿を去る* 寒雲は彼女を斬らずに、本殿を出た。 寒雲「妖刀・夕霧…か…。素晴らしい太刀ではあるが、只の太刀だ…。それが、大袈裟な呼び名を貰ったものだな…。 …妖刀か…。この寒雲が敵に情けをかけるとは、夕霧…お前に惑わされたのかもしれないな…フッ…。」 以上です。 次は嬢です。 125 :ブシドーブレード弐:2012/08/04(土) 03 24 34.56 ID dBsWVLMPO *決戦の間・嬢* 蛇恍院、何処からか総帥の声が響き渡る。 大納「須恵家が滅ぼされてからの長き戦い、今こそ終結の時を迎えた。 踏みにじられた我々の恨みを晴らすその使命に耐えられるか、どうか…お前の腕、見せてみろ!」 嬢「任せて!」 捨陰党の忍が現れた。 5人程、始末すると総帥の声がした。 大納「確かに、お前の腕、認めよう。鳴鏡館へ向かえ! 我々の太刀、夕霧を取り戻すのだ! 師範代の居ない鳴鏡など恐るるに足らん!」 嬢「行くわよ!」 船着き場、刺客を4人程、始末。 蛍火が現れた。 嬢「さぁ、行くわよ!」 蛍火「私は蛍火。鳴鏡の命の元、貴方を斬る…。」 素早い攻撃をかわし、始末。 嬢「あっさりしたモンね…。」 そこにトニー・梅田(以下トニー)が来た。 トニー「ハァ~イ! お手伝いに来たよん♪」 嬢「ア、アンタ、誰? 敵!?」 トニー「つれないねぇ、同じ仲間なのに…。」 嬢「本当にぃ~? お店が忙しくって、あんまり道場には行ってないけど…いつの間に入ったのよ?」 トニー「俺もあまり行かないからね。ノリが合わないからねぇ~。」 嬢「怪しいなぁ…。それに、あんまり稽古してない人に手伝って貰ってもねぇ…。」 トニー「安心して。腕は確かだからさ。信用して無いね~? 先に行って俺の腕、見せてあげるよ。」 (ここからトニー・梅田にバトンタッチ) 蛇喰鼻、刺客を5人程、始末。 辰美が現れた。 トニー「Hey、リズムが悪いと俺には勝って無いよ♪」 辰美「残念だね。僕がいる以上、先には進めないよ…。」 どうにか攻撃をかわし、始末。 トニー「俺の腕、信じてくれた?」 (ここから嬢にバトンタッチ) 鳴鏡館前、ホッキョク・ツバメが現れた。 嬢「さぁ、お次は誰?」 ツバメ「ホッキョク・ツバメという名前、聞いた事ある? …アタシの事よ!」 タックルして、始末。 ツバメ「夕霧で…お前達、捨陰党の怨念を解放しようというのか…?」 嬢「怨念…? 何言ってんのよ! ご先祖様の願いを叶えて、アンタ達、悪人を退治するだけよ!」 続きます。 126 :ブシドーブレード弐:2012/08/04(土) 03 27 04.75 ID dBsWVLMPO 続きです。 鳴鏡館道場、刺客を3人程、始末。 御門が現れた。 嬢「私がお相手よ! 夕霧は、私が貰うからね!」 御門「調子の良い娘ね…。この戦いの意味、知らないのなら、消えなさい!」 素早い攻撃をかわし、始末。 嬢「これで、OK…!」 そこに本郷が来た。 本郷「夕霧、手に入れたか。そんなに喜んでる場合じゃないぞ、まだ、終わってない!」 嬢「え? まだ、帰れないの?」 本郷「そうだ。先祖と同志の魂を悲しみから救ってくる事…!」 嬢「それが、次の仕事…? どうすればいいの?」 本郷「その夕霧、鏡家の末裔を倒す為に作られた物なんだ。 だから、その夕霧で鏡家の末裔を斬る…! それが、須恵家と捨陰党の望みだ、長い間のな…。」 嬢「末裔、か…。鳴鏡はその人を守っていたのね? 黒幕がいたって事か…何かよくありそうな話ね。」 本郷「本当に分かってんのか!? 全く頼りねぇなあ。俺が先に行ってやるよ。こっから先は今までみたいにいかないぜ!」 (ここから本郷にバトンタッチ) 紫翠窟、刺客を5人程、始末。 サザンカが現れた。 本郷「殺るかい?」 サザンカ「このサザンカが相手だ。しっかり戦えよ。」 どうにか攻撃をかわし、始末。 本郷「後は、宜しくな…!」 (ここから嬢にバトンタッチ) 迷ひ橋下、刺客を4人程、始末。 風閂が現れた。 嬢「ふ~ん…。強そうじゃん…! でも、負けないわよ!」 風閂「元気な女だな…。だか、それもここまでだ! この風閂が大人しくさせてやるぜ!」 どうにか攻撃をかわし、始末。 嬢「さ、次で最後ね!」 踏鞴神社境内、神主が待ち構えている。 嬢「さすがに今までとは違うわね…!」 玄鷹「長い間、鳴鏡と共に守り続けてきた鏡家の血筋、終わらせる訳にはいかない!」 ギリギリまで間合いが縮まってから始末。 玄鷹「は、早く…お逃げ下さい…!」 嬢「奥ね…!」 神社本殿に向かった。 続きます。 127 :ブシドーブレード弐:2012/08/04(土) 03 28 32.23 ID dBsWVLMPO 続きです。 踏鞴神社本殿、死装束を身に纏った女性がいた。 嬢「えっ…!? 貴方がそうなの!?」 已綱「来ましたか…。」 嬢「貴方…なの…? そ、そ、そうよ! 捨陰の同志と先祖の魂を悲しみから救う、その為に私は来たわ! さぁ、武器を取りなさいよ!」 夕霧を手に迫るが、彼女は全く戦う意思が無い…。 已綱「そう…貴方達の目的は貴方達の夕霧で私を斬り、血を絶やす事…。800年前に私達の先祖、鏡家は同志であった須恵家を裏切り、滅ぼした…。 長い間、積み重ねられた須恵家の恨み、晴らす方法は一つしかないようです…。さ、鏡家の末裔の…この私をお斬りなさい…。」 彼女は何もして来ない…。 どうする…? 続きます。 128 :ブシドーブレード弐:2012/08/04(土) 03 32 35.18 ID dBsWVLMPO 続きです。 *ED・斬る* 嬢は彼女を斬った。 已綱「うっ…!」 断末魔を上げ、倒れる。 已綱「ひたすら…意味も無く、守り続けてきた鏡家の血も…今、私が絶える事で…全て、終わらせる事が…出来る…。」 彼女は息を引き取った。 嬢「本当に、斬られてしまうなんて…。私…ただの…悪人の親玉だと思ってた…。悪人だった事には違いないのね? 少なくとも、昔の鏡家は…。 でも…貴方はそれを謝りたかったんだね…! でも貴方…、単純に謝る事の出来る立場じゃ無かった…それは私にも分かるの! …辛かったんだよね…。斬られる事を望んだ貴方の気持ち…少し、分かる気がするよ…。」 *ED・本殿を去る* 嬢は彼女を斬らずに、本殿を出た。 嬢「武器を持たない人を斬るのは、武士道じゃ無いわよ! うん、絶対! う~ん…でも、ちょっとヤバかったかな~…。どうしよう…怒られるかな…? カッコ良く戦って、斬っちゃった事にしとこうかな~? あ~…。」 以上です。 次は千尋です。 375 :ブシドーブレード弐:2012/09/05(水) 02 17 44.33 ID XmwmfvTkO 随分間が空いてしまってスミマセンm(__)m *決戦の間・千尋* 蛇恍院、何処からか総帥の声が響き渡る。 大納「須恵家が滅ぼされてからの長き戦い、今こそ終結の時を迎えた。 踏みにじられた我々の恨みを晴らすその使命に耐えられるか、どうか…お前の腕、見せてみろ!」 千尋「わざわざ、腕を試すの?」 捨陰党の忍が現れた。 5人程、始末すると総帥の声がした。 大納「確かに、お前の腕、認めよう。鳴鏡館へ向かえ! 我々の太刀、夕霧を取り戻すのだ! 師範代の居ない鳴鏡など恐るるに足らん!」 千尋「すぐに帰って来るからね…フフッ。」 君ヶ浦、刺客を4人程、始末。 蛍火が現れた。 千尋「ご苦労様。ここまで出向くなんてね…。」 蛍火「私は蛍火…。フフッ、跡継ぎ自ら登場ですか。」 素早い攻撃をかわし、始末。 千尋「子供だと思って、腕を見誤ったね…。」 蛇喰鼻、刺客を5人程、始末。 サザンカが現れた。 千尋「ねぇ、鳴鏡心当流って強いの?」 サザンカ「このサザンカにそれを聞くか。フッ、俺が教えてやろう!」 攻撃をかわしつつ、始末。 千尋「変な人。」 産廃処理場予定地、ホッキョク・ツバメが現れた。 千尋「おばさんも鳴鏡の人?」 ツバメ「このツバメが相手をする程では無いわね。お子様は帰んな!」 タックルして、始末。 ツバメ「夕霧で…お前達、捨陰党の怨念を解放しようというのか…?」 千尋「怨念?(倒れてるツバメを蹴りながら) …そっか、怨念が封印されてるって思ってるんだ…。」 鳴鏡館道場、刺客を3人程、始末。 風閂が現れた。 千尋「探し物してるんだけど、知らない?」 風閂「さあな…。子供のオモチャにしては物騒な物を持ってんな!」 どうにか攻撃をかわし、始末。 千尋「これが、夕霧…。でも、探してるのはこれだけじゃないんだ。」 そこに源五郎がやって来た。 続きます。 376 :ブシドーブレード弐:2012/09/05(水) 02 19 19.65 ID XmwmfvTkO 続きです。 源五郎「千尋様! ご無事ですか! 跡継ぎ自ら、こんな所まで…。もし、貴方様の身に何かあっては捨陰党は…。」 千尋「フフッ…嘘だね。私の事なんて心配しなくても良いはずだよ。本当の跡継ぎは…見つかったんでしょう? お前は、お父様に言われてお兄様を探しに来た…違うかい?」 源五郎「ご存じでしたか…。」 千尋「隠す必要無いのに…。お陰で私は自由だから。」 源五郎「千尋様…。千尋様も大切な血を引くお方です。十分ご用心下さい。…ん? 敵が参りましたね…。下がっていて下さい!」 千尋「兄さん、必ず戻って貰います…!」 (ここから源五郎にバトンタッチ) 迷ひ橋、刺客を5人程、始末。 御門が現れた。 源五郎「御門か…。相手に不足は無いな…。」 御門「夕霧…お返し願いましょう!」 素早い攻撃をかわし、始末。 源五郎「千尋様…行ってしまわれたか…。」 (ここから千尋にバトンタッチ) 踏鞴神社参道、刺客を4人程、始末。 辰美が現れた。 千尋「辰美さん…でしょ? こっちに来ない? 鳴鏡にいるより強くなれるよ。」 辰美「何を言ってる! 僕に勝ってから言え!」 攻撃をかわしつつ、始末。 千尋「兄さん、貴方は殺さない…! 強くなりたい貴方には、捨陰党が似合うよ。」 踏鞴神社境内、神主が仁王立ちで待ち構えている。 千尋「貴方で最後だね。」 玄鷹「長い間、鳴鏡と共に守り続けてきた鏡家の血筋、終わらせる訳にはいかない!」 ギリギリまで間合いが縮まってから始末。 玄鷹「は、早く…お逃げ下さい…!」 千尋「奥なんだね。」 神社本殿に向かった。 踏鞴神社本殿、死装束を身に纏った女性がいた。 千尋「貴女がそうなの…?」 已綱「来ましたか…。」 千尋「長い間、戦い続けてきた…。時を掛け過ぎたものは、やり遂げ無いと決して終わらない。だから、ここまで来たよ…。」 しかし、彼女は全く戦う意思が無いようだ…。 已綱「そう…貴方達の目的は貴方達の夕霧で私を斬り、血を絶やす事…。800年前に私達の先祖、鏡家は同志であった須恵家を裏切り、滅ぼした…。 長い間、積み重ねられた須恵家の恨み、晴らす方法は一つしかないようです…。さ、鏡家の末裔の…この私をお斬りなさい…。」 彼女は何もして来ない…。 どうする…? 続きます。 377 :ブシドーブレード弐:2012/09/05(水) 02 23 30.06 ID XmwmfvTkO 続きです。 *ED・斬る* 千尋は彼女を斬った。 已綱「うっ…!」 断末魔を上げ、倒れる。 已綱「ひたすら…意味も無く、守り続けてきた鏡家の血も…今、私が絶える事で…全て、終わらせる事が…出来る…。」 彼女は息を引き取った。 千尋「貴女も自由になりたかったんだ…。僕も自由になる為にここまで来た。貴女は、自分の手を汚さなかったけれど、僕は沢山の人を傷付けてきた…。 でも、僕は間違っていたとは思わない。だって、これが精一杯だったから…。けれど、僕は貴女を斬った事を決して忘れない…。もう、誰も傷付け無いよ…!」 *ED・本殿を去る* 千尋は彼女を斬らずに、本殿を出た。 千尋「アハッ…、僕には斬れなかったよ…。鏡家の末裔を斬らなくては、捨陰党は運命から放たれる事は無い…そう信じてた…。でも、そんな事、関係無い気がするよ、今は…。 僕は兄さんを取り戻せただけで、十分だったんだよ。それだけで…十分、自由なんだ僕は…。」 以上です。 次は五十八です。 72 :ブシドーブレード弐[sage] : 投稿日:2012/09/18 23 06 22ID I3TSysZ8O[1/4回(携帯)] *決戦の間・五十八* 蛇恍院、何処からか総帥の声が響き渡る。 大納「須恵家が滅ぼされてからの長き戦い、今こそ終結の時を迎えた。 踏みにじられた我々の恨みを晴らすその使命に耐えられるか、どうか…お前の腕、見せてみろ!」 五十八「お任せを。」 捨陰党の忍が現れた。 5人程、始末すると総帥の声がした。 大納「確かに、お前の腕、認めよう。鳴鏡館へ向かえ! 我々の太刀、夕霧を取り戻すのだ! 師範代の居ない鳴鏡など恐るるに足らん!」 五十八「皆の者、安心せい。」 船着き場、刺客を4人程、始末。 墨流が現れた。 五十八「捨陰の恨みをワシが晴らす!」 墨流「私、墨流。御門サンガ名前、付ケテクレタ。」 攻撃をかわし、始末。 五十八「フン、この程度か!」 五十八「この辺りで鳴鏡の奴を見かけたような気がしたが…何処へ行きおった!? しかし、ワシの目の黒いうちに積年の恨みを果たす事が出来ようとは…嬉しい事よ…。 !? 誰じゃ!?」 本郷が来た。 本郷「よう、爺様! 引退したんじゃ無かったのかよ。」 五十八「本郷か。何を言っておる! こんな大事な時にこのワシが居なくてどうする!」 本郷「大丈夫かあ? 俺を教えていた時とは訳が違うぜ! 腕は認めるけどよ。」 五十八「何が認めるだ? フン、年寄り扱いしおって! あー、もっと厳しく躾るべきだったかのう。今からでも遅くは無いぞ!」 本郷「いくらでも相手になるぜ…が、どうやらお客さんらしいな…。行くぜ!」 そう言って駆け出す本郷とそれに着いてくる五十八。 (ここから本郷にバトンタッチ) ジャックビル屋上、刺客を5人程、始末。 御門が現れた。 本郷「行くぜ!」 御門「この御門がお相手です!」 素早い攻撃をかわし、始末。 本郷「後は、任せるぜ…!」 (ここから五十八にバトンタッチ) 産廃処理場予定地、ホッキョク・ツバメが現れた。 五十八「これはまた、随分と薹の立ったおなごじゃのう。」 ツバメ「フン、このツバメが爺様の相手とはねぇ!」 タックルして、始末。 ツバメ「夕霧で…お前達、捨陰党の怨念を解放しようというのか…?」 五十八「怨念? ふざけるな! ご先祖の鎮魂の為じゃ!」 続きます。 73 :ブシドーブレード弐[sage] : 投稿日:2012/09/18 23 08 52ID I3TSysZ8O[2/4回(携帯)] 続きです。 鳴鏡館道場、刺客を3人程、始末。 風閂が現れた。 五十八「夕霧はワシが頂く。」 風閂「取れるもんなら取ってみな。来なっ!」 攻撃をかわしつつ、始末。 「漸く…漸くじゃ…!」 そこに源五郎が来た。 源五郎「落ち着いてる暇はありませんよ!」 五十八「おお、源五郎! お前も来たか。流石にワシが鍛えた男は違うのう!」 源五郎「そんな呑気な事を…これ以上は五十八殿には危険です。後は私にお任せ下さい。」 五十八「これしきの事、何でも無いわ!」 源五郎「第一、神社に向かってる割りに方向が違いますよ…ん? そんな話をしている場合では無さそうですね…来ますよ。 私が戦う間、夕霧をお願いします!」 五十八「おい! どいつもコイツも年寄り扱いしおって…!」 (ここから源五郎にバトンタッチ) 迷ひ橋、刺客を5人程、始末。 辰美が現れた。 源五郎「ん? お前は…まさか!?」 辰美「悪いけど…夕霧、返して貰うよ!」 どうにか攻撃をかわし、始末。 源五郎「五十八殿…! 行ってしまわれたか、全く…。」 (ここから五十八にバトンタッチ) 踏鞴神社参道、刺客を4人程、始末。 空蝉が現れた。 五十八「空蝉とか言ったな…会ってみたいと思っておったぞ…!」 空蝉「おお、お主、お互いそろそろ最後の戦いにしたいものよの!」 どうにか攻撃をかわし、始末。 五十八「ん!? 神社へ急がねばっ…!」 続きます。 75 :ブシドーブレード弐[sage] : 投稿日:2012/09/18 23 10 22ID I3TSysZ8O[3/4回(携帯)] 続きです。 踏鞴神社境内、神主が待ち構えている。 五十八「我ら捨陰党の願い、遂げさせて貰おう!」 玄鷹「長い間、鳴鏡と共に守り続けてきた鏡家の血筋、終わらせる訳にはいかない!」 ギリギリまで間合いが縮まってから始末。 玄鷹「は、早く…お逃げ下さい…!」 五十八「奥か…!」 神社本殿に向かった。 踏鞴神社本殿、死装束を身に纏った女性がいた。 五十八「お主が、お主がそうなのか?」 已綱「来ましたか…。」 五十八「そうか…ここに来るまで長い時を掛けてしまったのう。覚悟するが良い! 須恵家の恨み、漸く晴らせるぞ!」 夕霧を手に迫るが、彼女は全く戦う意思が無い…。 已綱「そう…貴方達の目的は貴方達の夕霧で私を斬り、血を絶やす事…。800年前に私達の先祖、鏡家は同志であった須恵家を裏切り、滅ぼした…。 長い間、積み重ねられた須恵家の恨み、晴らす方法は一つしかないようです…。さ、鏡家の末裔の…この私をお斬りなさい…。」 彼女は何もして来ない…。 どうする…? 続きます。 76 :ブシドーブレード弐[sage] : 投稿日:2012/09/18 23 11 50ID I3TSysZ8O[4/4回(携帯)] 続きです。 *ED・斬る* 五十八は彼女を斬った。 已綱「うっ…!」 断末魔を上げ、倒れる。 已綱「ひたすら…意味も無く、守り続けてきた鏡家の血も…今、私が絶える事で…全て、終わらせる事が…出来る…。」 彼女は息を引き取った。 五十八「そう…か…。随分と昔から覚悟を決めておったようじゃのう…。ワシも随分と昔から、お主を斬る事しか考えておらんかった…。 ワシもそう遠くないうちにお主の所へ逝く事になるじゃろう。その時は、同志として語ろうぞ…!」 *ED・本殿を去る* 五十八は彼女を斬らずに、本殿を出た。 五十八「30年前のワシじゃったら、勢いに任せて斬っておったかも知れんのう…。しかしじゃ、捨陰党たる者、無抵抗の者を斬る等とは言語道断じゃ! これで良い、良かったのじゃあ…!」 以上です。 次はウタマルです。 203 :ブシドーブレード弐[sage] : 投稿日:2012/10/05 22 03 34ID FtB7DOP6O[1/3回(携帯)] *決戦の間・ウタマル* 蛇恍院、何処からか総帥の声が響き渡る。 大納「須恵家が滅ぼされてからの長き戦い、今こそ終結の時を迎えた。 踏みにじられた我々の恨みを晴らすその使命に耐えられるか、どうか…お前の腕、見せてみろ!」 ウタマル「おう! 見せてやるぜ!」 捨陰党の忍が現れた。 5人程、始末すると総帥の声がした。 大納「確かに、お前の腕、認めよう。鳴鏡館へ向かえ! 我々の太刀、夕霧を取り戻すのだ! 師範代の居ない鳴鏡など恐るるに足らん!」 ウタマル「俺様に任せな!」 新ジャックビル屋上、刺客を4人程、始末。 ナイトストーカーが現れた。 ウタマル「お前なんかに用は無いぜ!」 ナイトストーカー「私にはある…!」 素早い攻撃をかわし、始末。 ウタマル「冗談じゃねぇぜ、俺に敵う訳無いだろうが!」 造船所跡、刺客を5人程、始末。 蛍火が現れた。 ウタマル「ふ~ん…。イイ女じゃねぇか…。」 蛍火「私は蛍火…。女は捨てております。」 素早い攻撃をかわし、始末。 ウタマル「捨陰党にもこのくらいの美人が居りゃなぁ…。」 安志田川鉄橋下、ホッキョク・ツバメが現れた。 ウタマル「俺を倒すなら、刀で頼むぜ。」 ツバメ「フン、このツバメ、お前ごときに刀は使わないよ!」 タックルして、始末。 ツバメ「夕霧で…お前達、捨陰党の怨念を解放しようというのか…?」 ウタマル「ば、馬鹿野郎! な、何が怨念だあ!?」 鳴鏡館道場、刺客を3人程、始末。 御門が現れた。 ウタマル「なぁ、鳴鏡ってよぉ…結構、女居るんだな…。」 御門「ふざけている暇があるなら、武器を構えなさい!」 素早い攻撃をかわしつつ、始末。 ウタマル「これで手柄は俺のモンだ…!」 続きます。 204 :ブシドーブレード弐[sage] : 投稿日:2012/10/05 22 06 57ID FtB7DOP6O[2/3回(携帯)] 続きです。 そこに寒雲が来た。 寒雲「命令を伝えてに来た…。」 ウタマル「よう、寒雲、悪かったな。夕霧はこの俺が手に入れたぜ。いつもお前に出し抜かれてばかりだからよ、たまには俺の力を見せてやらないとな! 大体、この俺がちょっと本気を出しゃ、このくらい朝飯前って事よ! 何と言ってもこの俺は…!」 寒雲「聞けっ!」 話を遮る寒雲。 ウタマル「ん?」 寒雲「その夕霧で踏鞴神社に居る鏡家の末裔を斬り、敵の血を絶やす事…それが命令だ。まだ、浮かれるな、お前の悪い癖だ…行くぞ。」 そう言って出ていく寒雲。 ウタマル「何だよ、格好付けやがって! ちぇっ!」 (ここから寒雲にバトンタッチ) 踏鞴神社参道、刺客を5人程、始末。 松虫が現れた。 寒雲「…斬る…!」 松虫「こりゃ…本気でいくしか無さそうだな…。」 上手く攻撃をかわし、始末。 寒雲「ウタマル…行ったようだな…。」 (ここからウタマルにバトンタッチ) 紫翠窟、刺客を4人程、始末。 風閂が現れた。 ウタマル「鳴鏡の風閂か。お前を倒せば更に株が上がるぜ!」 風閂「思い上がるなよ、夕霧は返して貰うぜ。」 どうにか攻撃をかわし、始末。 ウタマル「へっ、最後まで突っ走るか!」 踏鞴神社境内、神主が待ち構えている。 ウタマル「アンタで最後か!」 玄鷹「長い間、鳴鏡と共に守り続けてきた鏡家の血筋、終わらせる訳にはいかない!」 ギリギリまで間合いが縮まってから始末。 玄鷹「は、早く…お逃げ下さい…!」 ウタマル「奥だな…。」 神社本殿に向かった。 踏鞴神社本殿、死装束を身に纏った女性がいた。 ウタマル「へぇ~、アンタがそうなのかよ?」 已綱「来ましたか…。」 ウタマル「アンタを斬りに来たぜ。取られた夕霧を取り返すだけじゃ、話は着かないんでね。」 夕霧を手に迫るが、彼女は全く戦う意思が無い…。 已綱「そう…貴方達の目的は貴方達の夕霧で私を斬り、血を絶やす事…。800年前に私達の先祖、鏡家は同志であった須恵家を裏切り、滅ぼした…。 長い間、積み重ねられた須恵家の恨み、晴らす方法は一つしかないようです…。さ、鏡家の末裔の…この私をお斬りなさい…。」 彼女は何もして来ない…。 どうする…? 続きます。 205 :ブシドーブレード弐[sage] : 投稿日:2012/10/05 22 09 45ID FtB7DOP6O[3/3回(携帯)] 続きです。 *ED・斬る* ウタマルは彼女を斬った。 已綱「うっ…!」 断末魔を上げ、倒れる。 已綱「ひたすら…意味も無く、守り続けてきた鏡家の血も…今、私が絶える事で…全て、終わらせる事が…出来る…。」 彼女は息を引き取った。 「どうやらこれで終わったらしいな…。でも、何だかよ…後味良いのか、悪いのか分かんねぇけど…。 ま、多分、こんな思いをする奴ももう居ねぇって事だし…こんな大仕事は、この俺くらいしか背負えねぇだろうしよ…!」 *ED・本殿を去る* ウタマルは彼女を斬らずに、本殿を出た。 ウタマル「せっかく手柄だと思ったんだけどなあ…。戦いもしない奴、斬ったってよぉ、誉められたもんじゃねぇぜ…。 まあ、寒雲なら斬ったかも知れねぇが…って事は俺様がここまで来て良かったって事かあ! 万事OK、OK、OK、It s all right!」 以上です。 次は本郷です。 163 ブシドーブレード:12/01(土)21 48ID T3g5VeWqO携(4)AAS *決戦の間・本郷* 蛇恍院、何処からか総帥の声が響き渡る。 大納「須恵家が滅ぼされてからの長き戦い、今こそ終結の時を迎えた。 踏みにじられた我々の恨みを晴らすその使命に耐えられるか、どうか…お前の腕、見せてみろ!」 本郷「やってやろうじゃねぇか!」 捨陰党の忍が現れた。 5人程、始末すると総帥の声がした。 大納「確かに、お前の腕、認めよう。鳴鏡館へ向かえ! 我々の太刀、夕霧を取り戻すのだ! 師範代の居ない鳴鏡など恐るるに足らん!」 本郷「ちょっくら、行って来るわ!」 船着き場、刺客を4人程、始末。 ナイトストーカーが現れた。 本郷「へぇ…忍者か…。」 ナイトストーカー「如何にも。私はナイトストーカーと呼ばれる者。鳴鏡に成り代わって、お前を倒す!」 素早い攻撃をかわし、始末。 本郷「とっとと行くとするか!」 本郷「やってやるとは言ったものの、気が乗らねぇな…。ま、辰美とは決着を付けないとな。その為にも行くか!」 そこに五十八がやって来た。 五十八「何をこんな所で油を売っておる!」 本郷「よぉ、爺様。何、そんな怖い顔してんだよ。」 五十八「お前こそ、こんな所で呑気にしている場合じゃ無かろう! 気になって追いかけてみれば、案の定!」 本郷「なぁ、ほっとけば消えちまいそうな敵にこんなにムキになってんのはどうしてなんだよ?」 五十八「我らの思いを愚弄するか! 全く、お前なんかに任せられんな! …ん? ちょうど良い、ワシの戦いを見て気合いを入れ直すんじゃ、この愚か者が!」 そう言って行ってしまった。 本郷「やれやれ…気を付けろよ、爺様!」 (ここから五十八にバトンタッチ) 新ジャックビル屋上、刺客を5人程、始末。 御門が現れた。 五十八「捨陰の恨みをワシが晴らす!」 御門「相手にとって不足は無いわ!」 素早い攻撃をかわし、始末。 五十八「修行が足りんのう。」 (ここから本郷にバトンタッチ) 安志田川鉄橋下、ホッキョク・ツバメが現れた。 本郷「ちょっと、苦手なタイプだな…。」 ツバメ「ホッキョク・ツバメという名前、聞いた事ある? …アタシの事よ!」 タックルして、始末。 ツバメ「夕霧で…お前達、捨陰党の怨念を解放しようというのか…?」 本郷「怨念? 今時、怨念か…。これは『弔い』だぜ!」 鳴鏡館道場、刺客を3人程、始末。 風閂が現れた。 本郷「お前は風閂だな!? お前なんかと戦ってる暇はねぇんだよ!」 続きます。 164 ブシドーブレード:12/01(土)21 50ID T3g5VeWqO携(4)AAS 続きです。 風閂「御挨拶だな…。これでもかなりの腕だぜ…?」 上手く攻撃をかわしつつ、始末。 本郷「まだ、先は長いな…。」 復元天守の門前、嬢が来ていた。 嬢「夕霧、手に入れたのね! 凄いじゃない! 皆、喜ぶよ。早く帰って報告しようよ!」 本郷「まだだ。」 嬢「えっ、何で? 何でまだなのよ?」 本郷「まだ、これで斬らなきゃならない者が居る。」 嬢「鳴鏡の者達? でも、それが今回の使命じゃ無かったはずよ。必要以上に人を斬る気なの…? そんな人とは思わなかったわ!」 本郷「そうじゃねぇよ! この夕霧で鳴鏡が守ってる者を、鏡家の末裔を斬る…! 捨陰党の長い間の使命なんだそうだ。」 嬢「血を…絶つって事なの…? なんだか…私には、重すぎるわ…。 ここだけは私が手伝うから、後は任せたわよ!」 (ここから嬢にバトンタッチ) 復元天守の屋根の上、刺客を5人程、始末。 サザンカが現れた。 嬢「あ、貴方、何者…?」 サザンカ「フン、私はサザンカ。聞いた事があるだろ?」 上手く攻撃をかわし、始末。 嬢「任せたわよ…!」 (ここから本郷にバトンタッチ) 紫翠窟、刺客を4人程、始末。 辰美が現れた。 本郷「久しぶりだな、辰美! 今度は負けねぇぜ!!」 辰美「何度戦っても同じだよ…フン!」 どうにか攻撃をかわし、始末。 本郷「さすがだな、辰美…。お前と戦えて良かったぜ…!」 続きます。 165 ブシドーブレード:12/01(土)21 55ID T3g5VeWqO携(4)AAS 続きです。 踏鞴神社境内、神主が待ち構えている。 本郷「これまで戦ってきた仲間の弔い…今からさせて貰うぜ! これで終わりだ!!」 玄鷹「長い間、鳴鏡と共に守り続けてきた鏡家の血筋、終わらせる訳にはいかない!」 ギリギリまで間合いが縮まってから始末。 玄鷹「は、早く…お逃げ下さい…!」 本郷「奥だな…!?」 神社本殿に向かった。 踏鞴神社本殿、死装束を身に纏った女性がいた。 本郷「アンタが…? アンタが…鏡家の末裔かい…?」 已綱「来ましたか…。」 本郷「ああ、来たぜ。アンタを斬らなきゃ、浮かばれねぇ奴らがいるんだよ! さぁ、かかって来な!!」 夕霧を手に迫るが、彼女は全く戦う意思が無い…。 已綱「そう…貴方達の目的は貴方達の夕霧で私を斬り、血を絶やす事…。800年前に私達の先祖、鏡家は同志であった須恵家を裏切り、滅ぼした…。 長い間、積み重ねられた須恵家の恨み、晴らす方法は一つしかないようです…。さ、鏡家の末裔の…この私をお斬りなさい…。」 彼女は何もして来ない…。 どうする…? 続きます。 166 ブシドーブレード:12/01(土)22 00ID T3g5VeWqO携(4)AAS 続きです。 *ED・斬る* 本郷は彼女を斬った。 已綱「うっ…!」 断末魔を上げ、倒れる。 已綱「ひたすら…意味も無く、守り続けてきた鏡家の血も…今、私が絶える事で…全て、終わらせる事が…出来る…。」 彼女は息を引き取った。 本郷「アンタ…本気で死にたかったのか…。初めて見たぜ、アンタみたいな奴。俺には考えられねぇ…。けど、アンタみたいに重い血を引いた者はそんな事、考えちまうのか…。悲しいモンだな…。」 *ED・本殿を去る* 本郷は彼女を斬らずに、本殿を出た。 本郷「なぁ、ご先祖さんよ…? 須恵家の恨み、晴れてねぇかもしれねぇけど、晴れた事にしといてくれよな…。戦おうとしねぇ奴なんてよ…腰抜けだぜ…! 俺に言わせりゃあ、もう斬る価値もねぇ…! もう十分だろ…な?」 以上です。 次はトニー・梅田です。 250 ブシドーブレード弐12/18(火)17 34ID Cr//IK1iO携(4)AAS *決戦の間・トニー梅田* 蛇恍院、何処からか総帥の声が響き渡る。 大納「須恵家が滅ぼされてからの長き戦い、今こそ終結の時を迎えた。 踏みにじられた我々の恨みを晴らすその使命に耐えられるか、どうか…お前の腕、見せてみろ!」 トニー・梅田(以下トニー)「俺に任せな♪」 捨陰党の忍が現れた。 5人程、始末すると総帥の声がした。 大納「確かに、お前の腕、認めよう。鳴鏡館へ向かえ! 我々の太刀、夕霧を取り戻すのだ! 師範代の居ない鳴鏡など恐るるに足らん!」 トニー「OK!」 君ヶ浦、刺客を4人程、始末。 墨流が現れた。 トニー「フゥ~怖い顔。笑って♪笑ってぇ♪」 墨流「…斬ル!」 上手く攻撃をかわし、始末。 トニー「ゆっくりオヤスミしてな♪」 そこに嬢がやって来た。 嬢「こんな所まで居たわね! 覚悟なさい!」 トニー「No!No! 俺は味方さ。」 嬢「貴方が!? そんな嘘、通用する訳無いでしょ!?」 トニー「君は魚屋の嬢。よく知ってるぜ。」 嬢「本当に捨陰党なの~? 鳴鏡にいるとも思えないけど。捨陰党にアンタみたいなのがいるってのも信じたくな~い…。」 トニー「こんなNiceでCoolな俺、信じられ無くても仕方ないねぇ♪ …おい、ったら!」 嬢「私よりお気楽な人がいるとは思わなかったわ…。ほら、お客さんだわ! 取り敢えずここは私が行くから。」 (ここから嬢にバトンタッチ) 神望崎灯台、刺客を5人程、始末。 辰美が現れた。 嬢「さぁ、行くわよ!」 辰美「君はここから先には行けないよ…!」 どうにか攻撃をかわし、始末。 嬢「あの人、行っちゃったの…? なんだかよく分かんない人…。」 (ここからトニー・梅田にバトンタッチ) 安志田川鉄橋下、ホッキョク・ツバメが現れた。 トニー「この俺も、そろそろ本気を出さないとヤバいかな?」 ツバメ「私はホッキョク・ツバメ…。フフン…お前、意外に出来るようだね!」 タックルして、始末。 ツバメ「夕霧で…お前達、捨陰党の怨念を解放しようというのか…?」 トニー「怨念? 怨念ねぇ…。別に…俺達は夕霧を取り返したいだけさ。」 続きます。 251 ブシドーブレード弐12/18(火)17 56ID Cr//IK1iO携(4)AAS 続きです。 鳴鏡館道場、刺客を3人程、始末。 御門が現れた。 トニー「夕霧を貰いに来たぜ。」 御門「私は鳴鏡の御門。貴方…何者?」 素早い攻撃をかわし、始末。 トニー「お前が夕霧…。((^3^)Chu♪)会いたかったぜ♪」 復元天守の門前、ハイウェイマンが来ていた。 ハイウェイマン(以下ハイ)「無事か!? 手を貸そう! ここから先は奴等も必死になっているはずだ。そう簡単には行かないぞ!」 トニー「後はこの夕霧を持って帰るだけ。問題ないだろ?」 ハイ「いや、踏鞴神社に行ってその夕霧で鏡家の末裔を斬らなければならない! それを伝えに来た。」 トニー「ふぅん、ま、確かに夕霧を取り戻すだけじゃ話は着かねぇよな…。」 ハイ「その通りだ。…くっ! 来たか!? 詳しい話は後でする! 待っていろ!」 トニー「そんなに焦るなよ~。行きゃいいんだろ?行きゃ。」 (ここからハイウェイマンにバトンタッチ) 復元天守の屋根の上、刺客を5人程、始末。 風閂が現れた。 ハイ「まさか、こんな所で会うとはな…。」 風閂「ふむ、聞いた事のある声だな…。」 上手く攻撃をかわし、始末。 ハイ「…ん? トニー!? 行ったか!?」 (ここからトニー・梅田にバトンタッチ) 迷ひ橋、刺客を4人程、始末。 空蝉が現れた。 トニー「へぇ、空蝉の爺様か。なら、もうすぐって事か。」 空蝉「お主、タダ者では無いな!?」 どうにか攻撃をかわし、始末。 トニー「タダ者じゃ無いぜぇ~♪ 意外に強いだろ?」 踏鞴神社境内、神主が待ち構えている。 トニー「さってと、お前が最後だな? 悪いが手加減しないぜ♪」 玄鷹「長い間、鳴鏡と共に守り続けてきた鏡家の血筋、終わらせる訳にはいかない!」 ギリギリまで間合いが縮まってから始末。 玄鷹「は、早く…お逃げ下さい…!」 トニー「奥にいるのか!?」 神社本殿に向かった。 踏鞴神社本殿、死装束を身に纏った女性がいた。 トニー「へぇ~…。」 已綱「来ましたか…。」 トニー「ああ…斬らなきゃなんない人が居てね…。」 彼女は全く戦う意思が無いようだ…。 続きます。 252 12/18(火)17 57ID Cr//IK1iO携(4)AAS 続きです。 已綱「そう…貴方達の目的は貴方達の夕霧で私を斬り、血を絶やす事…。800年前に私達の先祖、鏡家は同志であった須恵家を裏切り、滅ぼした…。 長い間、積み重ねられた須恵家の恨み、晴らす方法は一つしかないようです…。さ、鏡家の末裔の…この私をお斬りなさい…。」 彼女は何もして来ない…。 どうする…? 続きます。 254 ブシドーブレード弐12/18(火)18 04ID Cr//IK1iO携(4)AAS 続きです。 *ED・斬る* トニーは彼女を斬った。 已綱「うっ…!」 断末魔を上げ、倒れる。 已綱「ひたすら…意味も無く、守り続けてきた鏡家の血も…今、私が絶える事で…全て、終わらせる事が…出来る…。」 彼女は息を引き取った。 トニー「なんか、スッキリしねぇモンだな…。けど、確かにな…。これで終わらせられる…か。…もう、犠牲になる者は居なくて済むんだな…。」 *ED・本殿を去る* トニーは彼女を斬らずに、本殿を出た。 トニー「どんなに深い恨みがあったとしても、戦わない者を斬って恨みが晴れるとは思わないぜ。これはこれで良いじゃねぇか♪ 明日は明日の風が吹く、ってね♪」 以上です。 次はハイウェイマンです。 255 ブシドーブレード弐12/22(土)21 47ID Fno1upWtO携(4)AAS *決戦の間・ハイウェイマン* 蛇恍院、何処からか総帥の声が響き渡る。 大納「須恵家が滅ぼされてからの長き戦い、今こそ終結の時を迎えた。 踏みにじられた我々の恨みを晴らすその使命に耐えられるか、どうか…お前の腕、見せてみろ!」 ハイウェイマン(以下ハイ)「ははっ!」 捨陰党の忍が現れた。 5人程、始末すると総帥の声がした。 大納「確かに、お前の腕、認めよう。鳴鏡館へ向かえ! 我々の太刀、夕霧を取り戻すのだ! 師範代の居ない鳴鏡など恐るるに足らん!」 ハイ「御意!」 船着き場、刺客を4人程、始末。 御門が現れた。 ハイ「参る!」 御門「私は鳴鏡の御門。…えっ!!?」 素早い攻撃をかわし、始末。 ハイ「…すまない…。」 そこに寒雲が来た。 寒雲「怪我でもしたか?」 ハイ「いや、心配無用だ…。」 寒雲「こんな所に引きこもってるとはな。フン、何を考えている?」 ハイ「いや、別に…。」 寒雲「戦う気の無い者は去るがいい…。」 ハイ「何を言うかっ! こう見えても私は武士の道を求めている! 捨陰を主(あるじ)に選んだのは、私自身だ。 迷いは無い…!」 寒雲「フン、迷いか…。いいだろう…ここは私が行ってやる。その間に、迷いとやらを払っておくんだな…。」 (ここから寒雲にバトンタッチ) 新ジャックビル地下、刺客を5人程、始末。 辰美が現れた。 寒雲「斬られたくなけれは…去れ!」 辰美「この僕は斬られ無い…斬られるのは貴方だ!」 上手く攻撃をかわし、始末。 寒雲「ハイウェイマン…お前の武士道、見つかる事を祈るぞ…。」 (ここからハイウェイマンにバトンタッチ) 鳴鏡館前、ホッキョク・ツバメが現れた。 ハイ「忍者党はどうした!?」 ツバメ「詳しいわね…? …でも、刃物だけじゃ無いのよ!」 タックルして、始末。 ツバメ「夕霧で…お前達、捨陰党の怨念を解放しようというのか…?」 ハイ「怨念…? 怨念を解放すれば、捨陰の力は恐ろしい物となる…そう言われてきたんだが…。」 続きます。 257 ブシドーブレード弐12/22(土)22 03ID Fno1upWtO携(4)AAS 続きです。 鳴鏡館道場、刺客を3人程、始末。 風閂が現れた。 ハイ「やはり、お前がいたか! 夕霧、戴きに参った!」 風閂「…ん? 聞いた事のある声だな…。お前だけには渡さねぇぜ!」 攻撃をかわしつつ、始末。 ハイ「呪われた怨念…それを解き放すといわれてきた夕霧…。しかし、そうでは無い…! これは鏡家の末裔を斬る為に作られた物…。」 そこにトニー・梅田(以下トニー)が来ていた。 トニー「Hey! トニーが助けに来たぜ♪」 ハイ「助け、か…。私を本当に助けられるのは、一体何だろうな…?」 トニー「何の事言ってんだ? 俺は強いぜ♪ 十分、助けになるって、安心してなっ!」 ハイ「…フン!」 トニー「信用して無いね? ま、見てな!」 ハイ「何も背負って無い者…何も知らぬ者の強さか…。」 (ここからトニー・梅田にバトンタッチ) 迷ひ橋、刺客を5人程、始末。 ナイトストーカーが現れた。 トニー「よっ! 俺と戦ってみるかい?」 ナイトストーカー「私はナイトストーカーと呼ばれる者…いざっ!」 素早い攻撃をかわし、始末。 トニー「俺の強さ、分かってくれたか?」 (ここからハイウェイマンにバトンタッチ) 踏鞴神社参道、刺客を4人程、始末。 空蝉が現れた。 ハイ「空蝉殿! 長き戦い、終わらせに参りました!」 空蝉「お主…分かった、本気で参ろう!」 どうにか攻撃をかわし、始末。 ハイ「…空蝉殿…!」 踏鞴神社境内、神主が待ち構えている。 ハイ「この無益な戦い、ここで終わらせる為に来た!」 玄鷹「長い間、鳴鏡と共に守り続けてきた鏡家の血筋、終わらせる訳にはいかない!」 ギリギリまで間合いが縮まってから始末。 玄鷹「は、早く…お逃げ下さい…!」 ハイ「奥か!?」 神社本殿に向かった。 踏鞴神社本殿、死装束を身に纏った女性がいた。 ハイ「貴女が…?」 已綱「来ましたか…。」 ハイ「鳴鏡の真の主(あるじ)は貴女でしたか…。私は…貴女を斬りに参りました…!」 続きます。 258 ブシドーブレード弐12/22(土)22 06ID Fno1upWtO携(4)AAS 続きです。 彼女は全く戦う意思が無いようだ…。 已綱「そう…貴方達の目的は貴方達の夕霧で私を斬り、血を絶やす事…。800年前に私達の先祖、鏡家は同志であった須恵家を裏切り、滅ぼした…。 長い間、積み重ねられた須恵家の恨み、晴らす方法は一つしかないようです…。さ、鏡家の末裔の…この私をお斬りなさい…。」 彼女は何もして来ない…。 どうする…? 続きます。 259 ブシドーブレード弐12/22(土)22 14ID Fno1upWtO携(4)AAS 続きです。 *ED・斬る* ハイウェイマンは彼女を斬った。 已綱「うっ…!」 断末魔を上げ、倒れる。 已綱「ひたすら…意味も無く、守り続けてきた鏡家の血も…今、私が絶える事で…全て、終わらせる事が…出来る…。」 彼女は息を引き取った。 ハイ「偽られた鳴鏡よりも捨陰の思いを武士道と信じた時から、捨陰に身を寄せた…。しかし、鳴鏡の主(あるじ)である貴女は決して武士道を汚しているのでは無かった…! …見事な最期です…。かつて、鳴鏡に仕えていた私は、今…誇りに思います…!」 *ED・本殿を去る* ハイウェイマンは彼女を斬らずに、本殿を出た。 ハイ「…やはり、私には斬れぬ…! しかし…これで良いのかも知れん。私は…私自身の武士道を歩む事にしよう…!」 以上です。 これで全員終わりました~♪\(^o^)/
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登録日:2014/06/28 Sat 20 09 07 更新日:2022/09/03 Sat 03 32 35NEW! 所要時間:約 ? 分で読めます ▽タグ一覧 PS ※舞台は1990年代です ゲーム スクウェア ブシドーブレード ブシドーブレード弐 プレイステーション 一撃必殺 和ゲー 和風ゲー 格闘? 武器格闘 真剣勝負 色モノ率高し ブシドーブレード弐とは1998年にスクウェア(現スクウェア・エニックス)が発売したゲームである。ジャンルは武器格闘(当時)、和風格闘(現在の公式HP)。 前作に関してはブシドーブレードを参照のこと。 基本的には前作と同様一撃必殺の真剣勝負だが、変更点も多い。 【主な変更点】 攻撃 これまで△・○・×でそれぞれ上段・中段・下段だった攻撃ボタンを○・×で表(相手に振り下ろす・斬り上げる・突きなど)・裏(相手の横側に対しての攻撃)に変更。 キャラクターと武器の組み合わせ(あとキャラによってはサブウエポンの有無や左手の使用可能)によっては、←+×で投げ技の『からみ技』が使用可能。当然一撃必殺。 防御 壱ではどんな攻撃も□ボタンで防御、あとはキャラのパワーや武器重量で有利に防御できるかどうかが決まったが、今作では攻撃同士がぶつかると遅く出したほうが防御をする形となり、相手と異なるボタンを押すと有利防御となり、同じボタンだと不利防御となる。不利防御は(武器の重量やキャラのパワーにもよるが)大きく体勢を崩してしまい、相手から追撃を受けやすくなったり段差から落とされてしまったりする。 構え 前作ではR1・R2で重心を上げ下げすることで構えを変更していたが、今作では□ボタンで構えを変更する。 負傷 基本的には前作同様致命傷ではないダメージを受けるとパワーダウンしたり、左腕を斬られると左腕を使用した技が使えなくなるが、脚を斬られるとスピードが遅くなる程度で、片膝をつくようなことはない。 サブウエポン ツバメとカッツェを除いた使用可能キャラ全員が固有のものを所持しており、連射可能なもの、使い捨てのもの、所持していれば二刀流の構えが使用できるもの、一撃必殺のものや特定の相手にのみ絶大な効果があるものなど多様になった。 段差 今作では登れない段差から転落すると敗北してしまう。ただし一部ステージで条件を満たすと死亡しないバグがあり決着がつかなくなることも 武士道 前作では武士道に反する行動をとると一定地点から先に進めなくなったが、今作ではどのような卑怯な手段を使用しても問題なくゲームが進行する。これに伴い、敵キャラが口上を述べることがなくなり、開始直後から気が抜けなくなった(ただしCPUが開幕と同時にこちらが死亡するような行動を仕掛けてくることは稀) 【武器】 捨陰党専用の槍が登場したが、前作の9種類から6種類に減った。薙刀は鳴鏡専用武器のため、1人のキャラが扱える武器は5種類。今作で選択できない武器はキャラクターのサブウエポンとして存在。金槌?気にするな! 打刀 現在主流となっている日本刀。軽量級でリーチの短い、特徴がなく扱いやすい武器。ただし苦手としているキャラも割といるので注意。 野太刀 リーチが長い重量武器。振り回しているだけで脅威だが、ブロードソード程ではないが隙が大きく扱いづらい。 ブロードソード 前作で言う騎士道ソード。今作における最重量武器。 ロングソード 前作で言うセイヨーブレード。今作における最軽量武器。そのうえ体を守る構えが正眼くらいしかない(それでも身体を引いた構えなので心もとない)ので早めに決着をつけたい。 薙刀 鳴鏡専用の長物。その名の通り凪払う攻撃が得意だが中段の構えでは突きが強力。どの構えも接近されにくい。あとこれでラスボスを倒すのは慣れがないとなかなか辛い。 槍 捨陰専用の長物。突きがメインになるのでリーチは長いが単調になり見切られやすい。それを差し引いても強力な武器ではあるが。 【キャラクター】 前作のほとんどの登場人物は続投している。最初に使用可能なのは風閂・辰美・御門・源五郎・寒雲・ジョーの6人。この6人はストーリーモード(決戦の間)では衣装が変わる。 他のキャラクターは決戦の間で特定のステージだけ操作キャラと交代し、生存すれば使用可能(死亡したときは代わりに操作キャラでそのステージをクリアすることになる) ◇鳴鏡心当流 実は前作に登場した暗殺組織・陰は、古くから続く鏡家の末裔を捨陰党から守るために組織された(つまり本来のターゲットは捨陰の要人)。 風閂(カンヌキ) サブウエポン・鉄扇:特別な効果はないがその重量により有利防御でもある程度防御が崩れる。 パワー型。前作の事件の後米国で武者修行をしていた。 重量武器が得意だが、打刀やロングソードでも戦えないということはない。また、たいていの武器で何らかのからみ技が可能。 蛍火(ホタルビ) サブウエポン・セイヨーツルギ:前作に登場した武器。即死可能、ロングソードを選択した場合二刀流が可能。 スピード型。風閂のサポートキャラクター。ロシア人忍者。こちらも米国で暗殺者として活動していたが、敬愛する空蝉の要請で鳴鏡に。 忍者のため動きが速く、軽量武器を選択した場合は刀の振りも速い。ブロードソードだとからみ技が使用可能。 松虫(マツムシ) サブウエポン・長ドス:即死可能、打刀時二刀流可能。 バランス型。風閂のサポートキャラクター。本来は無関係だった渡世人だが、なりゆきで葛城鈴香(前作でキャラクターセレクトのときにいた巫女)を捨陰党の刺客から助けてしまったために抗争に巻き込まれてしまった。 打刀が得意で二刀流も可能。重量のある武器はあまり得意ではない。 御門(ミカド) サブウエポン・合口:2つ所持しており2連射が可能。 前作のバランス型からスピード型になった。鳴鏡の危機に伴い戦力集めに奔走(主に前作のキャラクターを招集)した。 得意武器は変わらず薙刀。スピード型になったせいか前作ではそこそこ使えたはずの野太刀が苦手になってしまった。 墨流(スミナガシ) サブウエポン・かんしゃく玉:2つ所持している。ガード不能だが使い捨て。 パワー型。御門のサポートキャラクター。日本の剣術を学ぶために単身来日するも、言葉がわからず困っているところを御門に助けられ恩を返すために参戦。おそらく方向音痴(決戦の間のステージ移動がバラバラ) どの武器もまあまあ使いこなす。上記の経歴を考えると日本刀を装備させてやりたいところ。野太刀やロングソードにはからみ技がある。 サザンカ サブウエポン・長針:連射可能。ガード不能。ただし細いので拾いづらい。 パワー型。御門のサポートキャラクター。前作の中ボスの一人。師範代の座を狙っているため御門の要請にすぐに応じた。 得意武器は薙刀。他の武器も割と使いこなし、からみ技も持っている。 竹科辰美(タケシナ タツミ) サブウエポン・小太刀:即死可能、打刀時二刀流可能。 前作のスピード型からバランス型に成長した。前作の事件の後は道場破りを繰り返していたが、鳴鏡の危機に駆け付けた。武者修行のためか他のキャラクターと比べても遜色ない実力に成長している。前作で空蝉が言った「血は争えない」という言葉が気になるが・・・ 野太刀が得意だが、打刀の二刀流はかなり強力。ただし打刀の他の構えはあまり得意ではないので注意。 ナイトストーカー サブウエポン・手裏剣:5つ所持しており、2連射可能。 スピード型。辰美のサポートキャラクター。甲賀流の忍者で、蛍火の弟弟子。いまだ修行中の身、とのこと。 性能的には蛍火と似たような感じだが、からみ技は野太刀で使用可能。勝抜の間や対刃の間でうっかり(あるいはわざと)バク転で転落死させるのは誰もが通る道。 空蝉(ウツセミ) サブウエポン・脇差:即死可能、打刀時二刀流可能。 パワー型。辰美のサポートキャラ。前作後すでに隠居の身だったが、辰美が参戦することを聞きつけて戻ってきた。 野太刀や打刀といった日本刀が得意。 ホッキョク・ツバメ 武器・ライフル:装弾数10 対刃の間・対抗の間以外ではCPU専用キャラ。前作の事件でハンザキ(前作のラスボス)が死亡して自暴自棄になっていたが御門の一喝で復活、鳴鏡を守るため忍者刀からライフルに持ち替えて戦う。 ライフルが大きいため正面からの攻撃が当たりづらい。また立った状態からの銃撃は素早く撃てるが、しゃがんだ状態(最大3連撃)ではやや出が遅い。対抗の間では竹刀(性能は各武器準拠)で戦うが、正直そっちのほうが強い気がする。 ◇捨陰党 かつて鏡家と同じく平家につかえていたが、鏡家が源氏に寝返ったことを恨みに思った須恵家の残党が組織した(須恵家そのものは壇ノ浦の戦いで断絶している) 前作でハンザキが使用した太刀・夕霧も彼らが恨みを晴らすために作らせたもの。 並主源五郎(ナラズ ゲンゴロウ) サブウエポン・小柄:2つ所持、2連射可能 パワー型。捨陰党の古株で、純粋に須恵家の恨みを晴らすために戦う。 空蝉と同じく日本刀を得意とし、打刀だと居合も可能。 本宮五十八(モトミヤ イソハチ) サブウエポン・喝!:2回使用可能、防御不可、命中すると武器を落とす。3回以上使用すると咳き込んで隙だらけに。 バランス型。源五郎のサポートキャラ。源五郎や本郷の師匠に当たる人で、既に捨陰党を引退していたが、周囲の反対を押し切って参戦。 老兵然とした格好だが意外にも打刀が苦手。得意武器は野太刀で、使用するとからみ技で年齢を感じさせない機敏な動きを見せてくれる。 柊千尋(ヒイラギ チヒロ) サブウエポン・蛙:ガード不能、特定キャラにヒットした場合、その場に座り込み隙だらけになる。 一応スピード型。源五郎のサポートキャラ。捨陰党総帥の息子。ストーリー中、自分以外の跡取りの存在を仄めかすが・・・ とにかく弱キャラ。ほとんどの武器が人並み以下で、得意武器のロングソードすら一応扱えるという程度。ただその可憐な容姿・それに似合わぬ生意気っぷり・そしてサブウエポン蛙の存在などから一部で高い人気を誇る。 並主寒雲(ナラズ カウン) サブウエポン・独鈷:即死可能。 バランス型。無表情な修験者。源五郎の養子で恩を返すために参戦した。 捨陰でも屈指の実力者でほとんどの武器に専用技があり、特に槍を持たせると強い。源五郎と同じく打刀で居合可能。 ハイウェイマン サブウエポン・レイピア:前作に登場した武器。即死可能、ロングソードで二刀流可能。 バランス型。寒雲のサポートキャラ。謎の男。金髪碧眼で仮面をつけた紳士だが、その言動はどこか武士然としている。一体何者なんだ… 捨陰党に所属しているが、なぜかロングソードで二刀流が使用可能。 ウタマル サブウエポン・花札:2つ所持、2連射可能 バランス型。寒雲のサポートキャラ。以前道場破りをしたときに寒雲に敗北、そのまま捨陰党の門下生になった。 ほとんどの武器は使いこなせる。中でもロングソードでは、全キャラで唯一直刀での居合が使用可能。 琴村嬢(コトムラ ジョー) サブウエポン・十手:特定のからみ技を使用可能 スピード型。魚屋の娘で、東京道場の門下生だがあまり道場には顔を出していないらしい。 得意武器はロングソード。軽業師のような専用技を持つ。江戸っ娘らしく(?)十手を使用した独特のからみ技を持つが、発生条件やタイミングはなかなかシビア。 トニー・梅田(トニー ウメダ) サブウエポン・ブーメラン:2つ所持、やや横方向に投げ、弧を描いて戻ってくる。戻ってきたブーメランに当たると自分もダメージを受ける。 スピード型。ジョーのサポートキャラだが、こちらも東京道場所属であまり顔を出していないため今回が初対面。かなりの才能を持った剣士だが一見するとそうとは思えないほどファンキー。っていうかアフロにグラサン。一部プレイヤーの間ではトニーの勝ちポーズでいかに芸術的に転落させるかが競われているとか。 鳴鏡の忍者に匹敵するほど足が速い。基本は軽量級の武器が得意だが、野太刀などにも専用技がある。 本郷武尊(ホンゴウ タケル) サブウエポン・斧:一撃必殺可能 パワー型。ジョーのサポートキャラクター。寿司屋の息子でジョーの幼馴染。跡を継ぐのが夢だが、実はある事情から絶望的。前作で辰美に敗れ、雪辱ののため参戦。 鳴鏡の風閂に匹敵するからみ技の専門家。たいていの武器は使いこなせるがやはり重量武器か。 シュバルツ・カッツェ 武器・リボルバー:装弾数10、弾切れになるとマガジンを交換する。・・・リボルバー? 対刃の間・対抗の間以外では(ry。前作の事件での敗北を恥とし、その雪辱のために参戦。他の捨陰党のメンバーと協力しているのかは不明。 ツバメとは逆に、しゃがんだ状態の三連射が速く撃てる。対抗の間では竹刀を使うが、なぜか大体の武器は平均以上に使える。 【ゲームモード】 精進の間・対抗の間・百斬の間ではサブウエポン・からみ技・降参は使用不能(サブウエポンを使用した二刀流の構えは使用できる) 決戦の間 ストーリーモード。基本的に最初に雑魚敵である忍者数名と戦い、ステージの最後に使用可能なキャラと戦う。武器の組み合わせは固定。 上記のように、特定のステージではサポートキャラと交代する。コンティニュー可能だが、サポートキャラがやられると強制的にメインキャラに交代してしまう。 ちなみに雑魚忍者のサブウエポンは使い捨てだが即死(鳴鏡忍者は吹き矢、捨陰忍者は拳銃)なので油断は禁物。 勝抜の間 通常の格闘ゲームでいう、アーケードモードといったところか。自キャラ以外で現時点で使用可能なキャラクターと戦う。 精進の間 プラクティスモード。雑魚忍者に竹刀を持たせて戦うモードと指定したキャラ・武器の組み合わせに対して真剣勝負をするモードがある。 対刃の間 対戦モード。 対抗の間 対戦モード。1Pと2Pがそれぞれ鳴鏡館と捨陰党を選択し、竹刀を使った3~5人の団体戦を行う。順番と武器・キャラの組み合わせは自由だが同じ武器・キャラは1回しか使えない。 連結の間 対戦モード。通信ケーブルを使用して行う、オウンビュー(一人称視点)専用モード。専用ステージ・武家屋敷は相手の姿が見えない状態からスタートする(どの方向にいるのかはL1を押さずに軽く移動すればわかる)。おそらく、ほとんどの人がプレイすらしたことがないモード。 百斬の間 100人斬りに挑戦するモード。コンティニュー可能だがペナルティとして秒数が追加されてしまう。15分以内にクリアすれば自勢力の銃使いが使用可能。ノーコンティニューでクリアすると・・・ 支度の間 オプション。血しぶきの有無やモノクロ・カラーの選択などもできる。 須江家が滅ぼされてからの長き戦い、今こそ終結のときを迎えた 踏みにじられた我々の恨みを晴らすその使命に耐えられるかどうか 追記・修正してみよ! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 友人内で流行ってた。二刀流はロマン。でも打刀の走り裏攻撃や槍が一番強かった気がする・・・ -- 名無しさん (2014-06-29 21 26 45) 確かバカ殿様いたよな、隠しキャラか何かで -- 名無しさん (2017-05-04 14 12 44) 初心者はバカゲーとしてゲラゲラ笑ってプレイできるけど、極めようと思ったらブロッキング的な防御とかかなりシビアなんだよな…キャッチフレーズで「独走する一撃の美学に追随者なし」とあったが、本当に先鋭化し過ぎて付いていく人がいなかった、ある意味新し過ぎたゲームだと思う -- 名無しさん (2022-08-12 22 15 17) 銃弾を刀で防ぐのは絶対やるよね -- 名無しさん (2022-09-03 03 32 35) 名前 コメント
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ブシドーブレード弐 【ぶしどーぶれーど2】 ジャンル アクション 対応機種 プレイステーション 発売元 スクウェア 開発元 ライトウェイト 発売日 1998年3月12日 定価 5,800円(税抜) 廉価版 レジェンダリーヒッツ 2007年1月25日/1,500円(税抜) 配信 ゲームアーカイブス 2008年12月10日/628円 判定 バカゲー ポイント 前作よりもボリュームは遥かにグレードアップ良くも悪くも万人向けなゲーム性に『魅せる』要素は大きく低下 ブシドーブレードシリーズ無印 / 弐 概要 本作の特徴 新システム 前作から変更されたシステム 評価点 問題点 総評 概要 一撃必殺・一撃死の真剣勝負が話題になったスクウェアの3Dチャンバラ格闘アクション『ブシドーブレード』の第2作目。 本作の特徴 本作では『鳴鏡館』とは別の流派である『捨陰党』という道場が登場する。ストーリーモードではこの二つの流派の抗争がメインになり、数百年に渡る因縁に決着をつけるべくそれぞれに属する人物達が死闘を繰り広げる。 前作ではわずか6名+1名と使用できるキャラが少なかったが本作では各流派ごとに10名近くものキャラクターに分かれて所属しており、隠しキャラも含めれば20人以上と非常に多くなった。 流派ごとに使用する武器の形状や構えも若干異なるといった部分でも差別化がなされているのも特徴。 さらに鳴鏡館では長物の武器として『薙刀』を、捨陰党は『槍』を扱うが、この二種に至っては完全に個別の武器で、モーションや技が完全に異なり流派の違いが明確化されている。 決戦の間 いわゆるストーリーモードで、二つの流派のキャラを1人選んで物語が進行する。それぞれの勢力に合わせて登場する敵やストーリー展開が異なる。 基本は1つのステージでまず4~5人程度の雑魚忍者が登場し、それらを倒すと敵流派のプレイアブルキャラが現れ、それを倒すと次のステージに進む。 ストーリー中盤と最終ステージでは例外として雑魚忍者戦が省略され、直接ボスと対決する。中盤のボスは刀ではなく銃を使い、鳴鏡館側ではあのカッツェと対戦する。 登場人物達は主人公以外にも決戦の舞台となる各地で戦っているという設定で、ある程度ストーリーを進めると操作キャラごとに決められた別のキャラが助っ人として現れ一時的に交代して操作することになる。 交代した助っ人キャラのステージをノーミスでクリアすることでそのキャラがプレイアブルキャラとして解放され、以後ストーリーを含めて他のモードでも使用可能になる。 逆にやられてしまった場合は本来のキャラと即座に交代し、残念ながらそのプレイでの助っ人キャラは死亡してしまうので使用解禁はされなくなる(*1)。 前作と異なりストーリーは完全な一本道で、戦い方やダメージなどは一切影響しない。 たとえ武士道に反する行いをしたとしてもだ。 とはいえ、忍者以外は対戦前に短い会話イベントを挟んでから戦闘が開始されるので、前作のように前口上中に斬り殺すといったことは不可能だが。 ただし、ノーミスでクリアすると最後にキャラクターが演舞を行うおまけ演出が入るのでやり込みの達成感自体はある。 例外として捨陰党側のストーリーのみ最後の最後で分岐が存在し、無抵抗の相手を殺すか否かによってエンディングが変化する。 勝抜の間 プレイアブルキャラのみと連続で勝ち抜きが行える一種のボスラッシュモード。 登場する相手はその時点で使用が解禁されているキャラのみとなる。 カッツェといった銃を使う隠しキャラはもちろん、全キャラを解放すると最後にはバカ殿様がボスとして待ち受けている。 精進の間 いわゆる練習モードで、忍者かプレイアブルキャラを相手に操作を練習できる。 忍者の行動はこちらでいつでも変更可能で、単純攻撃しかさせなかったりと色々な設定ができる。 プレイアブルキャラは通常のCPU戦とほぼ同じだが勝っても負けても演出などが入らず即座に再戦が開始されるので、スムーズに鍛錬を行うことができる。 対刃の間 2P対戦モードで、決戦の間で使われた各ステージを選び文字通りの真剣勝負が行える。 隠しキャラは基本的にこのモードでのみ使用可能。銃使いの中ボス・カッツェに加えて軍用ライフル持ちのキャラ(*2)も登場。なので拳銃vsライフルといった対戦もできたりする。 お前ら剣で戦え。 対抗の間 こちらも対戦モードだが対刃の間とは異なり各流派に分かれ、3~5人の団体戦を行う。 真剣勝負ではなく現実の剣道の試合とほぼ同じになっており、試合場の中で竹刀を使って勝負をする。先鋒から大将戦までと試合ごとに勝負をするキャラクターの順番も決められる。 各キャラクターが1勝負で2本先取することで勝利した側に点数が入り、総合して点数が多い側が最終的に勝者となる。 ただし制限時間もあるため、場合によっては引き分けになる。 キャラクターが転倒したり、攻撃に怯んで場外に出たりすると仕切り直しになる。 ただし、ダッシュなどで故意に場外に出たりすると反則となり、2回行うとその勝負は相手の勝ちになる。 銃使いであるカッツェとツバメもこのモードに限り、竹刀を持って戦うことができる。しかもそれなりに強い。 連結の間 通信対戦モードで、前作同様オウンビュー専用の対戦モード。 本作ではどのモードも通常視点かオウンビュー視点を選ぶことが可能だが、このモードのみ例外。 前作同様、迷路ステージの武家屋敷の他にも様々なステージで対戦ができる。 百斬の間 前作と同じチャンバラモードで、打刀のみで100人の敵との連戦を行う。ゲーム開始時は解放されていない隠しモード。 本作ではタイムアタックの要素が追加されており、速くクリアしたりノーミスでクリアすれば各流派に合わせた隠しキャラの使用が解禁される。 新システム サブウェポンの種類と効果が増加 前作のサブウェポンは相手にダメージを与えて動きを鈍くするか防御されても体勢を崩すといった効果しかなかったが、本作ではサブウェポンの種類も含めて極めて多彩な効果になった。 手裏剣のような小型の飛び道具は連射可能になったり、防御不可能な花火玉、 急所に当たれば即死する 強力な手斧や小太刀、果ては特定キャラに特効がある カエル や キャラクター自身による気合い声 (*3)といったおかしなものまでと実に様々。 ストーリーモードに出てくる雑魚忍者さえサブウェポンを使うようになったので油断はできない。流派によって違いもあり、鳴鏡館側は吹き矢を、捨陰党側は拳銃を使う。当然、クリーンヒットすれば即死である。 二刀流と居合い キャラによっては武器の組み合わせによって特殊な構えを行うことができる。ただし、左腕を負傷しているとサブウェポン同様に使用不能になる。 二刀流は所持しているサブウェポンを使って両手に武器を持ち、連続技に特化した攻撃が行える。 居合いは剣を鞘に納め、非常に発生が速い一撃を繰り出せる。ただし、攻撃後に構え直すモーションが入り、隙が非常に大きいのが欠点。 これらの特殊構えも基本的に流派によって分かれており、一部の例外を除き鳴鏡館は二刀流、捨陰党が居合いとなる。 からみ技 体術を利用したいわゆる投げ技で、相手に隣接してコマンドを入力すると発動。成功すると敵を一撃で倒せる。 技の内容は様々で、例えば打刀のからみ技では相手に蹴りを入れて怯ませた所へ斬り下ろすという連続攻撃を行う。 技を受けた側は怯み切る前に回避コマンドを行うと反撃アクションを取り、攻撃を回避することができる。 上記の打刀のからみ技の場合、振り下ろされた攻撃を真剣白刃取りして受け止め、逆に相手を転ばせるというアクションを行う。 どのキャラでも使えるという訳ではなく、これもまた武器とキャラ、そして構えの組み合わせによって発動できる技が決まっている。 風閂のようなパワー型のキャラが得意とする傾向にあるが、一部のキャラが得意としている武器を使うことでも発動ができる。 一見、関連性のないキャラと武器の組み合わせもあるので色々と試して探してみよう。中には 「お前がそんなことできるのか!?」 というような技を使うキャラもいるので驚かされることも。 起き上がり・段差登り攻撃の追加 倒れている状態からその場で起き上がったり、段差を登り終えた直後に攻撃ボタンを押すとその場で即座に攻撃を行えるようになった。 スピード型のキャラは動作終了時にジャンプしながら頭上から斬りかかるというアクロバティックな動きをするものもいる。 なお、上記モードのうち決戦・勝抜・対刃の間以外ではサブウェポンとからみ技を使うことができない。 前作から変更されたシステム 攻撃は○ボタンによる表攻撃、×ボタンによる裏攻撃という二種類に分かれ、△ボタンは使用されなくなった。 表攻撃は突きや振り下ろしなど相手の軸に合わせた攻撃を、裏攻撃は切り払いなど軸に対して横側から攻撃する。 防御コマンドが廃止され、上記の表裏攻撃に統合されている。 相手の攻撃に合わせてタイミングよく自分も攻撃を繰り出すことで防御をするようになったが、有利防御と不利防御とさらに種類が分かれるようになっている。 相手の表攻撃に対して裏攻撃で防御に成功すると青いエフェクトが発生しノーダメージで体勢も崩れないが、表攻撃同士で防御に成功すると緑のエフェクトの不利防御となってしまい、体勢を崩して隙を晒してしまう。 キャラクター同士のパワー性能や武器の組み合わせによってある程度変化があり、例えばパワー型の風閂がスピード型の御門の攻撃を不利防御しても体勢が崩れにくい。 逆に上記の御門が風閂の攻撃を不利防御してしまうと大きく吹き飛ばされ、通常よりも大きく態勢を崩してしまう。 攻撃のタイミングさえ合えばどんな不安定な体勢からであっても防御が可能。前作では立ち止まった状態でなければ防御できなかったが、本作では場合によっては走りながらや起き上がりながらでも相手の攻撃を防げる。 前作では防御不能だったカッツェの銃撃さえも防御できるようになったのは現実的にも凄い芸当である。 防御ではない武器同士の接触による武器弾きが起こった場合は両プレイヤー共に軽く怯むようになっており、仕切り直しとなる。 本作では武器弾きの最中にさらに攻撃ボタンを入力することで重ね技という追撃が行えるようになり、武器弾きが連続で起これば場合によっては途切れるまで連続攻撃も可能。 本作ではキャラクター性能によって明確にモーションが大きく変化するようになった。 風閂のようなパワー型のキャラはダッシュ攻撃の振り下ろし時は立ち止まるが、バランス型の辰美やスピード型の御門などは動きを止めずに振り回しながら走り続けられる。 蛍火やトニー梅田といったスピード特化のキャラは走りやジャンプのモーションも忍者のようなものになっており、特に身構えながらのダッシュ切り払いは非常に隙が少なく立て続けに攻撃できるので強力。 構えの操作が変更され、□ボタンで3つの構えを順番にループするようになった。 打刀の場合、中段構え→八相の構え→上段構え→中段~といった具合に切り替わる。戦闘開始時の初期の構えはキャラごとに異なっている。 キャラによっては通常設定されている構えと入れ替わって上記の二刀流や居合いになる者もいる。 左手を負傷するなどした場合、その構えは使えなくなり2つの構えのみに減ってしまう。 R2ボタン1つでその場ですぐしゃがめるようになり、サブウェポンや目潰し、ジャンプが発動がしやすくなった。 これにより相手の打点の高い攻撃をかわす手段にも使えたり、地面に落ちているサブウェポンも拾いやすくなった。 前作では倒れている相手をジャンプ急降下で追撃するコマンド技が相手が倒れている場合に限りR1ボタンのみで発動するようになった。 薙刀と槍の場合は急降下ではなく倒れている相手に向けて小さくジャンプしながら武器を薙ぎ払うというものになる。 相手が倒れていない場合にR1を押すと頭上に武器を振るう対空攻撃を行う。 槍と薙刀の場合は対空攻撃ができず、その場でジャンプするのみ。 前作は壁際や障害物の近く武器を振るうと武器が当たって攻撃が中断してしまったが、本作では壁際でも問題なく武器が振るえるようになった。 なので壁際に陣取って相手の攻撃をやり過ごすという手段は使えなくなっている。 ただし、フィールド内に設置されている木や石灯籠などに当たった場合は、前作と同じく弾かれてしまう。 鍔迫り合いは攻撃同士のぶつかり合いだけでなく、ダッシュで相手の武器の接触判定にぶつかったりすることでも発生するようになった。 前作と違いボタン連打で勝っていると相手の体勢を2段階まで崩させて後方へ押し込むようになった。 これを利用して位置を調整し、相手を段差から突き落とすといった戦術も行える。 ダメージによる負傷のペナルティが緩和された。 左腕を斬られるとサブウェポンなどが使えなくなるのはそのままだが、本作では足を斬られても立ち上がれなくなることはなくなり、通常通りに戦い続けることができる。 この仕様の変化により、前作では足を斬られると即降参したカッツェも降参しなくなった。 ダメージの蓄積による動作速度の低下も前作に比べて緩やかであり、極端に動きが悪くなることはなくなっている。 前作ではオープンワールドのようなステージ構成が多かったことから橋の上といった高所から落ちてもダメージを受けたり死ぬことはなかったが、本作ではよじ登れないほど高い場所から落ちるとそのまま墜落死してしまう。 CPU戦では防御が固くて中々倒せない敵を上手く誘い込んで突き落とすということも可能。 この仕様から崖ステージでの対戦はかなり熱く、逃げる対戦相手を突き落とそうとしてうっかり自分がダイブしてしまうのはお約束。 評価点 シンプルで分かりやすくなったゲーム性 前作はジャンプやしゃがみ1つ行うためにも複雑な操作が必要だったが、本作ではボタン1つで発動できるようになったりとシンプルな操作性になったため、初心者でも分かりやすくなった。 技を繰り出すコマンド入力も複雑なものが減り、すぐに技を出しやすくなっているのも初心者には優しい点。 ストーリーモードも前作は全体像がよく分からず意味不明なところがあったが、流派対決がメインとなったこともあってシンプルで分かりやすい構成になったので内容が理解しやすくなった。 真のエンディングの到達条件が複雑だった前作と違い、完全な一本道になった分、難しいことは考えずに遊べるようになったのは好ましいところ。 個性豊かなキャラクター 前作から実に3倍近くの数に増えたキャラクター達は個性的でユニーク。 本格的な忍者や古風ヤクザのような和風キャラから片言の日本語を話すアメリカ人、果ては旧日本軍の軍服を着たおじいちゃんから アフロダンサー と前作以上に武士道に似合わない珍妙な連中ばかり。 勝利モーションもキャラクター個別に用意されており、これもまたキャラの設定や雰囲気に合ったものばかり。中にはバク転やダンスを踊りながら移動するキャラもおり、これで崖から落ちて失敗して死んでしまえばそれはもう、爆笑ものである。 さらに隠しキャラのバカ殿様に至っては非常に有名なあの人物の踊りまで行う始末。 ストーリーモードではこれらのキャラクター達が前作以上にイベントで喋りまくり、寸劇も笑えるものが多いので必見。 助っ人キャラが死亡してしまった際のイベントも様々で、仲間の死を悼み涙する人物もいる。あまり見たくないイベントであるが、こういったところからも登場人物の人間関係が推測できたりする。 キャラクターの増加から声優の数も大幅増加。キャラのイメージに合った人選により違和感なくブシドーブレードの世界に溶け込んでいる。 見違えるほどにパワーアップし豊富になったボリューム 前作はプレイアブルキャラの少なさからストーリーから対戦にかけて不足していたボリュームがとても充実し、20人近くのキャラクター達を使って戦うのは非常に楽しい。 アーケードモードのような雰囲気で戦闘後に短い会話ぐらいしかなかった前作と違い、ストーリーモードは内容が非常に濃くなりイベントを見て楽しむ要素が増加した。 キャラは多いがそれぞれエンディングがあり、前作ではムービーだったがこちらではイベントも含めてポリゴン寸劇になっている。悲劇的なもの、後味の悪いものからギャグっぽい内容まで様々である。 前作ではあまり役に立たなかったサブウェポンも効果が千差万別になったことから非常に有用な攻撃手段と化したことで、頼もしい存在となったのは嬉しい点である。 殺傷力の高いサブウェポンを投げ合うといった対戦も中々楽しく、遊びの幅を広げることに成功している。 二刀流や居合いといった構えはもちろん、からみ技や各キャラクターが個別の技も前作同様に『魅せる』要素が満点。 1人プレイでもストーリーやチャンバラモード以外でもボスラッシュモードで遊べるので飽きにくい。 2人対戦もガチの真剣勝負から本格的な剣道試合と様々な形式で遊べる上、対戦ステージも起伏に富んだステージが多くなり、全面的な内容充実が図られているのは続編としては目覚ましいほどの進化ぶりである。 問題点 ストーリー面 ストーリーや登場人物に関しては前作からの正統な続編というよりは『 前作をモチーフにリブートした 』という側面が強く、前作から続けてプレイしていると所々に矛盾が散見される。前作では影も形も無かった捨陰党の登場によって、前作のストーリーや設定を完全に無視している点が多い。 前作のエンディングでは「 真の敵がどこかにいるのか? 」ということを暗示し、多くの謎を残すような終わり方が多かったが本作ではあらすじであっさりと捨陰党が黒幕で水面下で争い続けていたと何の脈絡もなく説明されており呆気なくなってしまっている。 前作で真相を求めて旅に出たはずの御門が相変わらず鳴鏡館に留まっていたり、真の敵の存在を察した空蝉が最初から真相を知っていたどころか以前からラスボスやある人物の出生に関わっていたりと本作のストーリーを成立させるためにキャラクターの行動も大きく食い違ってしまっている。 捨陰党に鳴鏡館と二つの流派対決がメインになったため、風閂の故郷をブラックロータスが何故滅ぼしたのかという謎も明かされないまま放置されてしまっている。 加えて、前作で隠しボスながら一部エンディングにも登場して強い存在感を放っていた謎の鎧武者・キンダチが未登場となっており、結局何者だったのかという謎も完全にスルーされている。 前作の空蝉の真のエンディングは本作の伏線を匂わせる内容になっているが、この時点では当然捨陰党の設定などなく前作ラスボスとの関係ありという風にも解釈できてしまう。やはり捨陰党とそれに関連するストーリー自体がとってつけたような設定になってしまっており、それによって前作と噛み合わないどころかストーリーを否定してしまっているのが問題。 前作の時点で続編の構想はあった様子だが各キャラのエンディングはそれぞれで完結できるようなものに仕上がっているため、ストーリー全体の方向性が定まっていなかったことが見て取れる。 もっとも、前作のストーリーはかなり説明不足で断片的だったということもあるため、本作で設定を練り直すためには仕方がなかったことも考えられるが……。 キャラクター面 前作から続役している登場人物は本作のストーリーやゲーム性に合わせてか全体的に前作とは著しく異なるキャラクター像や設定に改変されてしまっている。 蛍火はクールビューティな女性だったが本作ではやけに冷たいオバさんっぽい雰囲気になってしまっている。 サザンカは渋みのあるキャラ付けがされていたのが本作ではコスチュームも含めてコミカルなキャラに改変されている。ライバル視し敵対していた御門とも何故かかなり親しくなっているのも違和感が大きい。 銃使いのカッツェも同様に暗殺者らしいキザでクールなキャラ付けがやけにコミカルな言動になっておりこちらもまた違和感が強い。 特に顕著なのが隠しボスとしても登場した本郷。20代半ばで二枚目系なキャラ付けだったが本作では捨陰党のキャラと関連付けるためか年齢が20歳に下げられ性格も脳筋系なものに変えられてしまった。 ちなみに、前作では刀を持って正々堂々と戦っていたホッキョク・ツバメが突然ライフル使いになっているが、これは鳴鏡館を捨陰党から確実に守るための行動である。なので、戦闘スタイルは大幅に変化したものの、設定に関しては他のキャラほど変化している訳ではない。 本作から新登場のキャラクター達の声優は違和感ない演技で馴染んでいるが、前作から続役のキャラクター達の演技は全体的に棒読み気味で前作と比べて違和感が強い。 ストーリーモードのイベント中はそうでもないが、問題は勝負中。声優が変更された風閂や本郷、サザンカなどはともかく、蛍火や空蝉、辰美(*4)などは前作は攻撃の掛け声に真剣勝負らしい迫力があったが本作では本来のキャラクター像に合ってない演技になってしまっている。 続役とは微妙に違うがチャンバラモードに出てくる雑魚忍者の印象的だった断末魔「後はまかせた!」の演技も同様に棒読み気味で迫力がない。 各流派のラスボスは通常のキャラとは著しく仕様が異なり、それぞれが特殊能力を持っているがユーザーからは賛否両論。 鳴鏡館側のラスボス・柊大納は 強固な鎧を装備しており正面から攻撃してもノーダメージでガードされてしまう 。このため、側面や背中から斬る必要がある。 特に薙刀は殺傷判定のない柄の当たり判定が無駄に大きく、先端が急所に当たる前に鎧に当たって防がれてしまうのでこれで倒すのは極めて難しい。この武器しか得意武器がない御門はラスボス戦まではかなり有利に進められるが、最後に至って中々敵にトドメがさせないために苦戦する。 あまりに特殊な戦闘のためか、敵のCPUは何もせず突っ立っているだけの時間が多い。戦闘開始と同時に相手を飛び越えて背後から斬りかかればあっという間に倒せたりする。それでも、初見で弱点を見抜くのは難しいし、正面から戦っているとかなりの猛攻を仕掛けてくるが。 捨陰党側のラスボス・榊玄鷹は 攻撃を当てると瞬間移動で回避し、移動後の隙を狙わないと倒せない。 この特性により一太刀では決して倒せず、連続攻撃を使う必要がある。使用するごとに移動距離が短くなるので、攻撃を繰り返していればいずれ倒せる分、鳴鏡館側のラスボスよりは対処がしやすい。 これらの敵との戦いは真剣勝負というより作業に近く、倒すための手段が限定されており自由度が低いのが大きなマイナス点。 当然と言うべきかこの2人は完全にCPU専用のキャラでプレイヤーは使用できない。 システム面 相変わらず同キャラ対戦はできない。流派の違いによって似通った性能のキャラはいるものの、サブウェポンや得意武器の違いはあるのでやはりどうしても性能に差が出てしまう。 例外として隠しキャラのバカ殿様は流派ごとに2人おり、それぞれ姿形こそ微妙に違うが全く同じ性能で、この2名を使うことで疑似的な同キャラ対戦は可能。 上記のように操作性が簡略化されシンプルになった反面、攻撃ボタンやコマンドが減ったことから必然的に使用できる技のバリエーションが大きく減少してしまった。 使用できる技も全体的に単調なものが多く、各キャラ専用技以外は前作ほど『魅せる』ような面白さが減ってしまったのは残念な点である。 銃使いのカッツェですら前作ではバク宙しながら射撃したりと色々なモーションで『魅せる』技を使っていたのに、今作では連射か単発速射、ダッシュ射撃(走りながらと立ち止まり)の4種類しか技のバリエーションがない。ライフル使いのツバメに至ってはほぼノーモーションで単発射撃をするのでこれもまた面白味に欠ける。 さらに使用できる武器の数も前作の基本8種類が6種類(打刀・ロングソード・野太刀・ブロードソード・薙刀・槍)に減り、長物は流派ごとに使用できるものが違うので実質5種類しか使えない。 前作のセイヨーツルギ、レイピアは特定のキャラのサブウェポンとなり二刀流で使ったりするが、金槌は完全にリストラされてしまった(*5)。 ついでに言うと、槍と薙刀以外の武器は打刀とロングソード、野太刀とブロードソードでそれぞれ構えや技のモーションが似ていたりほぼ共通しているものが多いことから尚更バリエーションが少なくなってしまっている。 なので各流派が使える実質的な武器の数は軽量剣・重量剣・長物とたったの3種類だけとなってしまい、武器を使える人間が大勢増えたのに実質的な技を決定する真のキャラクターである武器が減ってしまったのでは本末転倒も甚だしい。 防御が攻撃と統合されたことによってむしろ前作よりも複雑で扱い辛い要素になってしまっている。 前作も1ボタンで防御は可能で防御モーション中はあらゆる攻撃を受け止めることができたが、本作の防御は各攻撃ごとにタイミングが異なるので今一判別し難い。 なので防御をしたつもりが防御できておらず斬り殺されたり、攻撃をしたと思ったら逆に不利防御になっていたといったアクシデントも起きやすい。 そもそも全く使用しない△ボタンが完全に浮いてしまっており、これに防御ボタンを割り当てても問題なかったと思われるが……。 専用の防御モーションが無くなったことは防御ミスの僅かな隙を狙えなくなったということでもある。敵AIはかなり的確に防御を成功させてくるため、怯ませた所に追撃を仕掛けようとすると不利防御ながらもピンポイントで行うので非常にガードが固く中々倒せない。 また、前作同様にパワー差があると有利防御に成功してもパワーが無いキャラが怯んでしまうが、本作では受け身を取れなくなったためにパワーのあるキャラに押されると一方的な試合になりやすくなってしまっている。 上記のように本作では武器同士が接触するとプレイヤーが体勢を崩して仕切り直しになるが、本作では前作よりも武器弾きが発生する頻度が非常に高い。 前作は武器に攻撃を当てて相手を怯ませ隙を作るなどの駆け引きが行えたが、本作では攻撃を仕掛けた側も何故か怯んで技が中断されてしまう。 武器を振った後ならまだしも武器を振りかぶろうとして接触しても発生するようになったので至近距離で戦っていると武器弾きばかりが起きて乱戦になりやすい。 前作と違い相手がどんな状態であろうと武器同士が触れれば磁石にでもなっているかのごとく弾かれるため、予期せぬアクシデントが起きやすい。 例えばパワーキャラがスピードキャラを不利防御で大きく怯ませた所へ追撃を仕掛けた所、怯んでいる相手の武器に当たって何故かこちらが怯み、その間に体勢を整えた相手の反撃でやられてしまうという理不尽な事態も起こり得る。 リーチが長く攻撃判定の大きい武器ほど武器弾きが発生しやすい。それは武器の個性を表わし防御が固いことを意味するが、はっきり言ってただ邪魔なだけでしかない。 このため、せっかく派手で迫力のある連続技を発動しても相手の武器に当たって中断してしまうのでほぼ死に技と化してしまい、『魅せる』要素が激減してしまう要因と化している。 武器弾きとは違うが鍔迫り合いも仕様の変更から発生頻度が高く意図せず鍔迫り合いに持ち込んでしまい時間をロスするなど、チャンバラモードなどでは深刻な問題である。 さらに鍔迫り合いもボタン連打勝負のみに単純化されてしまったのも駆け引きの楽しさが減ってしまった。 連続技がほぼ死に技と化したのと同じく、あっても使われないような死に要素が多い。 通常時の対空攻撃はそもそも本作がジャンプ自体を積極的に行うようなゲームじゃないので、かなり持て余してしまっている。 薙刀と槍はただその場でジャンプするだけなので、ますます使い道が薄い。ただ隙を作るだけである。特殊構えは居合いは使用自体が不可能だが、二刀流時はジャンプすらせずその場でピクリと体を動かすのみで全く意味がない。 一応、捨陰党の雑魚忍者はジャンプを多用する傾向があるので、対空攻撃でバタバタと倒していくことも可能である。逆に言えば、そこぐらいでしか活用する場面がないのだが…。 戦略性の低下 片腕へのダメージによるペナルティを狙う要素は前作からそのままだが、上記のように足や速度へのダメージが希薄になったため、片腕と必殺以外でダメージを与える意味がほぼなくなってしまった。 足を狙う攻撃を行ってもそれだけでは相手を一撃で倒すことはできない上に転倒への専用追撃も遅く、武器によってはとどめも刺せなかったりするので、結局すぐ相手が立ち上がってしまうために意味がなくなっている。 サブウェポンも防御不能やガード崩し能力があるものならまだしも、特殊効果を持たない飛び道具はどれだけ当ててダメージを与えても勝負にほぼ影響しないため、このタイプのサブウェポンは使用する意義が薄れている。 特殊構えは個性こそあるが、逆に言えば本来使える構えの1つを潰してしまっているためその構えで有用な技が使えなくなってしまう。 例えば辰美は打刀の中段構えが使えなくなるため、リーチの長い突きを出すことができない。 腕を負傷したり武器を投げ捨てて二刀流などができなくなっても通常の構えを行おうとしないため、その場合は特殊構えが使えること自体が完全なデメリットになってしまう。 からみ技は強力ではあるが使われる側にとってはかなり初見殺しな要素が大きい。 回避コマンドの入力受け付け時間が非常に短いため、不意に発動され咄嗟に反応しても既に間に合わなくなっている場合がほとんど。 これらからみ技を多く使えるパワー型のキャラが結果的に有利に戦え、ストーリーモードもスムーズに進められるためからみ技が使えないキャラとの格差や難易度の差が大きい。 捨陰党専用武器である槍が異常に強く、これにより捨陰党側のキャラの方が優遇されている傾向がある。 槍は基本的に必ず正面に突き出すように構え、構え変更をしても高さを変えるだけなので接触判定の大きさから対戦相手のリーチ外から一方的に攻撃がしやすい。 技も隙の少ない突きがメインでしかも発生や攻撃速度も速い。上記の死に技と化した連続技も槍に限っては例外で、接触判定の押し出しからピンポイントで相手の急所を狙うのでかなり強力。 特にこの武器を一番得意とする寒雲はまさに鬼に金棒も同然であり、凄まじく強い。 鳴鏡館側の薙刀は武器のリーチ自体は長いが上や後ろに構えたり攻撃モーションに薙ぎ払いが多い都合上、槍よりも使い辛く大きな性能差が出ている。 敵AIは前作よりもかなり賢くなっており、全体的に手強くなっているがこれもまた賛否両論な出来栄え。 本作ではあまり積極的に攻撃してこないので隙を狙って攻め辛くなった上、こちらの攻撃に合わせて超反応で確実に軸や距離をずらしたりほぼ的確に防御したり攻撃の隙を狙ってくるようになったため、前作よりもかなり機械的で面白味が薄い。 崖の近くに追いやられたりすると崖から急いで離れたり、相手が段差の上にいるとすぐ登らずある程度距離を離すまでその場で待つなどCPUとしては正しい動きなのだが、やはりパターン気味で面白くない。 使用解禁のためにノーミスをしなければならない助っ人キャラ操作時は雑魚忍者でもそれなりに強いAI相手に通常以上に気が抜けない立ち回りを強いられてしまうので、気楽なプレイはし難い。 前作は文字通りのリアルな真剣勝負をモチーフにしていたが、本作では剣道などの現実的な試合をモチーフにしたゲーム性を目指していることが見受けられる。 足を負傷しても立ち上がれるようになったり仕切り直しになる頻度の多さもキャラクターやユーザー同士の力量差で一方的な試合展開にならないように工夫をしていることが見て取れるが、これが逆に中々勝負が決まらないストレス要素と化してしまっているのだ。 敵は賢くなったが、それ故に中々攻撃が当たらなかったり攻撃が中断しやすいといった要素から確実に攻撃を当てられるタイミングが限定されてしまうのである。 これら防御の固さや武器弾きの多さは本作最大の欠点とも言われ、特にタイムアタックがあるチャンバラモードではかなり邪魔になってしまい時間を大幅に浪費しやすい。 オウンビューモードは操作キャラの体の部位がワイヤーフレームで描かれるようになり頭部なども表示されるようになったが、それで間合いがわかりやすくなったということはなく、単純に画面が見辛くなってしまっている。 グラフィック・演出面 前作はエンディングでハイエンドモデルのCGムービーが使われていたが、本作は起動時のオープニングにしかムービーが用意されていない。 ストーリーモードのイベントはまだしもエンディングもポリゴンの寸劇で済まされてしまうので、前作よりも今一達成感が薄い。 本作はプレイアブルキャラが多いことからも個別のムービーを用意することができなかったことが覗える。キャラクターの大幅増加による数少ない弊害でもある。 前作はムービーで使われるリアルな造形のモデルをベースに実際に操作するキャラのポリゴンが作られており、ローポリながらかなりリアルに作り込まれていた(*6)。 本作のキャラグラフィックはマンガチックなイラストを元に作られているが全体的に前作よりも劣化気味でポリゴンが若干粗くなっている。(*7) 本作は全体的に演出が普通のゲームらしい簡素なものになっているものが多く、前作のリアルな雰囲気が弱くなってしまっている。 攻撃が当たりダメージを与えた時のエフェクトはあまり斬撃らしいものではない。効果音もまた同じで「ドンッ」というものであまり斬った感じがしない。 前作は武器ごとに武器を振る効果音や命中音さえも個別に異なっていたので違う武器を使っているという雰囲気作りに貢献していたが本作ではそれがない。 カッツェやツバメの銃撃なども同様であり、前作はかなりリアルな銃撃音だったが本作は「パンッ」と軽い音でありリアリティに欠ける。 攻撃命中時のエフェクトもオレンジ色の輪が表示されるというものであり、いまいち斬撃という感じがしない。死亡時の血しぶきも蛍光色が混ざっているせいで前作程のリアリティがない。 前作は武器の動きにも残像のエフェクトがついており、武器の軌道が分かりやすかったり武器を振る雰囲気を演出していたが、これも無くなってしまった。 キャラクターの移動や構えも前作は武器とキャラの組み合わせ次第で大きく姿勢を変えたり、バク転や側転をしたりと色々な動きで楽しませてくれたが、本作は通常移動同様のすり足でしか動いてくれないのでこれもまた淡泊すぎる。 やはり本作は上記のように剣道をモチーフにしてしまっているのが原因だと思われる。 やられた時のモーションも武器と構えで様々だったが、本作は武器に関係なく構えのみで変わり3種類だけになってしまったのも味気ない。 対戦ステージは多く増えたが、全体的にステージ構成がダブっているものが多くあまり変わり映えがない。 前作では強風が吹き荒れ移動に変化が起こるステージなどがあったが本作ではステージの地形や環境を演出に活かしきれているとは言えず、ビルの屋上といったステージがあっても風が吹いているような演出もなく、単なる風景の違いの楽しみくらいしかない。 特に城の頂上ステージは移動できる範囲が前後しかないため、相手を寄せ付けない槍が極めて強く独壇場になってしまう。 前作にも登場したステージとよく似た場所も多数あるが、全体的に狭くなってしまったのであまり動き回ることができなくなっており、せっかくのフリーラーニングシステムを殺してしまっている。 前作は武士道に反する卑怯な行為(挨拶中や段差を登っている時に攻撃するなど)をすると強制ゲームオーバーになるというペナルティがあり、賛否はあれど独自の世界観を演出するのに買っていたが本作ではそれが無くなり、完全にルール無用となった。 段差を登ろうとする敵を斬り殺そうが、背後から斬りかかろうが、崖から突き落とそうが何をしても許される。 本作は流派対決がメインとなり、なりふり構わなくなったということでもあるかもしれないが、それにしたってさすがに武士道を否定するような行いが果たして許されるものだろうか? 捨陰党側の最終局面では 無抵抗の人間を殺す という、完全に武士の道に反する究極の選択を迫られる。 実際、ゲーム中で銃という卑怯な戦いをするカッツェがその点を突っ込まれると「 卑怯で結構! 」と開き直るし、ツバメも「 お前ごときに刀なんか使えるか 」と同様に吐き捨てている。 そもそもラスボス自体が超能力を使ったり、完全武装しているのも正々堂々とは言えない。 前作のBGMは和風テクノが多く使われており本格的な時代劇らしい雰囲気が強かったが、本作ではいわゆるゲームらしい派手な和風ロックがメインとなっており、あまり世界観に溶け込んでいるとは言えず真剣勝負の緊迫感を薄めている(*8)。 ストーリーモードは前作同様、基本BGMは使われず環境音のみだが前作ほどリアルな雰囲気はない。 イベントで使われるBGMも前作は神秘的な要素や謎めいた雰囲気を強く演出していたが、本作はポリゴン寸劇のみとなった影響か悲劇的なシーンで流れるBGMも演出の安っぽさもあってあまり表現しきれているとは言えない。 総評 元々万人受けがし辛い独特のゲーム性だった前作から一転して万人受けを目指したことによりゲームの充実性が増し、多くのユーザーにも遊びやすい作品に進化した。 しかし、良くも悪くもシステマティックな作りとなったことで前作で賛否はありつつも独自の世界観やゲーム性を成立させたプリミティブな面白さは薄れてしまった印象が強く、改変されたシステムや新要素も『ブシドーブレード』という作品には今一つ噛み合わなかった。 システムや雰囲気、ストーリーも含めて『前作の流れに沿って作って欲しかった』と惜しむ声が多いことからも、万人受け狙いを重視し過ぎて『ブシドーブレード』という作品の持ち味を削いで昇華しきれず無難なゲームになってしまったのは残念な点である。 ブシドーブレードシリーズは本作で終了してしまったが、開発チームは後に元気と組んで『剣豪』シリーズを手掛けている。
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1の改悪版。 技や間合いの読み合いが薄くなっている。 個人的にレイピアとゾロ衣装が無くなってるのが最悪。 シナリオも1の同窓会みたいで面白くない。 -- (名無しさん) 2008-12-18 10 27 40 ブシドーブレードというより、後発の剣豪シリーズに近い感覚。 演出面では強化版と言えるけれど、システム面ではやや劣化版。 R2L2が無い分、PSPでは操作に関しても劣化と言わざるをえないはず。 -- (名無しさん) 2009-01-07 01 05 00 単純な格ゲーより、 K-1やUFCなどのリアル格闘技をゲーム化したもののほうがより好きって人ならば普通に1より面白い。 前後へのステップが1より使いやすいので、攻撃をかわす楽しさはこちらのほうが上。 どちらがより現実的な動きかを考えても、1より2が上なので、 ゲーム的な格闘より、タイミング重視のリアル志向なら2を選ぼう。 -- (名無しさん) 2010-01-12 13 54 28 カッツェがただの変態みたいになっててマジでショック受けたゲーム。 死にな~♪(右上がり)じゃねえよ! 死になッ…!だろうが! でも100人切りは面白い。あと2刀流もいい。 でもカッツェはry -- (名無しさん) 2010-09-09 00 24 40
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ブシドーブレード 鳴鏡館 コメント 1997年3月14日に発売されたプレイステーション用対戦型格闘ゲーム。開発はライトウェイト、発売元はスクウェア(現スクウェア・エニックス)。販売本数約39万本。デジキューブ初のコンビニ専売ソフト。2008年11月26日よりゲームアーカイブスで配信されている。 続編として1998年3月12日にブシドーブレード弐が発売された。 鳴鏡館 サザンドラ:サザンカ 名前ネタ コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 草案 鳴鏡館 アギルダー:蛍火 キリキザン:竹科辰美 ラティアス:御門 エルレイド:黒蓮 ヌケニン:空蝉 カモネギ:風閂 テッカニン:ナイトストーカー シュバルゴ:墨流 ドラピオン:ホッキョク・ツバメ アーマルド:ハンザキ ドサイドン:榊玄鷹 某ジムリーダーの名前から 捨陰党 ゴチルゼル:琴村嬢 スピアー:並主寒雲 ミズゴロウ;並主源五郎 ルカリオ:ハイウェイマン 『ポケモン不思議のダンジョン空の探検隊』で記憶喪失だったので。 ジーランス:本宮五十八 ガラガラ:トニー梅田 ホネブーメラン必須 キルリア:柊千尋 ニョロトノとダブルバトル推奨 ギルガルド:柊大納 タイプははがね・かくとうで -- (ユリス) 2016-01-02 22 56 50
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ブシドーブレード 機種:PS 作曲者:細江慎治、佐宗綾子、相原隆行 開発元:ライトウェイト 発売元:スクウェア 発売年:1997年 概要 相手の急所を攻撃すると一撃で倒せるという、斬新なシステムの格闘ゲーム。 発売当時はデジキューブ初のコンビニ専売用ソフトであった。 武士道に反する行動をとって敵を倒し続けるとバッドエンド一直線や、 他にもシュールなシステムを積んでおり、全体的にややバカゲーに近い。 BGMはアリカサウンドチームが担当。 1998年に続編『ブシドーブレード弐』が発売。 収録曲 曲名 作・編曲者 補足 順位 武士道演舞 細江慎治 武士道前説 細江慎治 武士道解説 細江慎治 風閂 終演 細江慎治 蛍火 終演 細江慎治 空蝉 終演 細江慎治 御門 終演 細江慎治佐宗綾子 辰美 終演 細江慎治 黒蓮 終演 細江慎治 風閂 真・終演 細江慎治 蛍火 真・終演 細江慎治 空蝉 真・終演 細江慎治 御門 真・終演 細江慎治 辰美 真・終演 細江慎治 黒蓮 真・終演 細江慎治 製作者之巻 細江慎治 武士道予告編 相原隆行 橙のともしび 佐宗綾子 天守閣を目指す者達 佐宗綾子 忍たる陰 佐宗綾子 追い風のやうに 佐宗綾子 武士の道に外れし者 百人抜き 相原隆行 サウンドトラック DRIVING EMOTION TYPE-S / BUSHIDO BLADE Original Soundtrack サウンドトラックは『DRIVING EMOTION TYPE-S』とカップリング。
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ブシドーブレード ・基本設定・武器・キャラクター・舞台の紹介など:part61-161~166 ・風閂編:part61-170,171 ・内部紛争の原因について:part61-172 ・空蝉編:part61-175,176 ・真EDについて:part61-178 ・黒蓮編:part61-185 ・御門編:part61-189 ・辰美編:part61-190,191 ・蛍火編:part61-194 161 :ブレードブレード:2012/06/01(金) 16 55 08.18 ID KhFIW1HtO ブシドーブレード1 説明書から引用 追われる者は、剣をとれ。 中国産地の懐深くに、一軒の古びた道場が佇む。「鳴鏡館(めいきょうかん)」。 室町時代より五百年余の歴史を有し、「鳴鏡心当流(なるかがみしんとうりゅう)」の奥義をいまに伝える道場である。 この「鳴鏡館」は、裏で密かに、「陰(かげ)」と呼ばれる暗殺集団を組織していた。 修行者の内の何名かは「陰」のメンバーであり、そして、彼等が「陰」であることは、他の修行者も知らぬほどの秘密の事柄であった。 ある日、「陰」の他のメンバーたちを刺客として放った。 昨日までの仲間に追われる身となった抜け人の、必死の逃亡劇が始まる。 それは、かつて「陰陽の迷ひ城」と呼ばれた広大な城跡を舞台に、同じ「鳴鏡心当流」の修行者同士が繰り広げる凄絶な戦いであった。 162 :ブレードブレード:2012/06/01(金) 17 07 50.96 ID KhFIW1HtO このゲームの基本ルール *6人のキャラクタと8種類の武器を自由に組み合わせて戦う格闘ゲーム *体力ゲージや時間制限はなく、頭・胸・腹部の急所に深く攻撃を与えることで勝負の決着がつく、一撃必殺システム(少々格ゲーが下手でも案外やれる) 後で続き書きます。 163 :ブシドーブレード:2012/06/01(金) 18 20 55.92 ID KhFIW1HtO *武器紹介* 名前と特長だけ書きます。 ・打刀(うちかたな) 特長 基本的に両手で使う武器だが、時には片手でも可能。間合いをとっても、懐に入っても対処できる。 ただし、技の出だしは遅い部類にはいる。 ・野太刀(のだち) 特長 両手で扱う。持っている位置から剣先までの長さが、全武器中最も広く、最大の間合いを持つ武器。 しかし、振り出し、戻りともに遅いため、隙の多い武器と言える。 ・セイヨーブレード 特長 片手で扱う武器。技の出だし、終りともに隙がなく長さもあるため、初心者にも扱いやすい武器である。 ・セイヨーツルギ 特長 最も短い武器。片手で扱い、技の出だし終りともに隙がなく、動きに無駄がない。 多少威力が落ちるのと、間合いが狭いのが欠点。 ・騎士道(きしどう)ソード 特長 金槌についで重く、両手で扱う。構えてから振り出すまでに遅い傾向がある。 両刃を活かした攻撃を得意とする。 ・金槌(かなづち) 特長 大変重いため、両手で扱う。威力があるがさばきに時間がかかるため、扱いにくい武器と言える。 ・ナギナタ 特長 全武器の中で最も長いので、振り出し、戻りともに時間がかかる。突くこともできるが、曲刀のため、叩き切るのが本来の使い方。中・長距離で威力あり。 ・レイピア 特長 最も軽い武器。基本的に刺突の攻撃が中心になるため、剣の長さのの割に間合いを保てる。 その形状から相手の攻撃をさばききれない欠点をもつ。 次、キャラクタ紹介。 164 :ブシドーブレード:2012/06/01(金) 19 17 08.35 ID KhFIW1HtO *キャラクタ紹介* ・風閂(かんぬき) 28歳/男/琉球出身 逆立ったヘアスタイルが目立つ。頑強。 目に見えぬ糸で相手を絡ませて息の根を止める「かんぬき」という秘術にかかったかのように、彼の目の前に立った敵が身動き出来なくなることからこの名がついた。 6人の中で最大級のパワーをもつ。 サブウェポンは鉄扇。 ・空蝉(うつせみ) 55歳/男/島根出身 白髪混じりのオールバック。6人の中で最も年上。熟練した巧みな剣さばきで、対戦した者は陽炎を相手にしているようだと噂される。 年齢の割りにパワーがある。 サブウェポンは小柄(こづか)。 ・黒蓮(ブラック・ロータス) 36歳/男/アイルランド出身 均整の取れた肉体を持つ。パワー、スピードともにバランス良く備わっている。 彼と戦った敵はブラック・ロータス(黒い蓮=夢楽樹)の実を食べたかのように、この世の苦を忘れて、静かに死ぬことからこの名がついた。 髭、胸毛など体毛が濃いため、単に「ヒゲ」とも呼ばれている。 武士のような喋り方をする。 サブウェポンは短剣(ショートソード)。 ・御門(みかど) 22歳/女/京都出身 長い黒髪がトレードマーク。「鳴鏡心当流」の修行者だが、本来の職業は巫女なので、神が降臨する門=御門の名で呼ばれる。 6人の中では最も小柄だが、鍛えられたバランスの良さをもつ。 サブウェポンは合口(アイクチ)。 ・辰美(たつみ) 16歳/男/広島出身 成長過程にあるので体つきは華奢。 本来「陰」のメンバーではなかったのだが、あるきっかけで「陰」の騒動に巻き込まれてしまう。パワーはあまり期待出来ないが、スピードはそこそこある。 サブウェポンはなく、他人のを拾わない限り、使えない。 ・蛍火(ほたるび) 25歳/女/ロシア出身 ウェーブのかかった金髪と金色の瞳が、まるで闇夜に浮かぶ蛍のようだとして、この名がついた。上背がある割りには、見掛けほどパワーはない。 ただし、忍者の経験があり、素早い身のこなしをする。 サブウェポンは手裏剣。 次はストーリーと主な舞台 165 :ブシドーブレード:2012/06/01(金) 19 33 49.62 ID KhFIW1HtO *陰陽の迷ひ城跡* ストーリーモードの主な舞台。広大な城跡ワールド。 脱走したプレイヤーキャラクタは昨日までの仲間(CPU)に追われながら「八尋の通り」からこの城跡に逃げ込み、抜け道があるとされる「天守閣跡」を目指す。 武士道に反する戦い方(相手が構える前に斬る、段差を登ってる最中に斬る等)をすると、正しく最後まで進めないという初見に優しくないシステム付き。 次から風閂のストーリー本編とED 170 :ブシドーブレード:2012/06/03(日) 15 14 39.78 ID JIRyjCRuO *ストーリーモード・風閂編* EDは2種類あります。 *ストーリー* 鳴鏡心当流・鳴鏡館が暗殺集団「陰」である事を知る者は、その秘密を守るため、世に出る事を許されない。 しかし、掟を破った一人が追っ手を振り切りながら城跡に入った。唯一の抜け道「天守閣」を目指すため…。 「『陰』が、俺の故郷で一族者共を皆殺しにしていたとはな…。 ふん!琉球武士を舐めるなよ!」 「陰」の中で武を学んでいた彼は、ハンザキ(鳴鏡心当流の師範代)の命で黒蓮が自分の故郷で虐殺を働いた事実を知り逃亡した。 「覚悟っ!!」雪の降る中、忍の蛍火に追いかけられながら八尋の通りを駆け抜け迷ひ橋を渡り、段差を登る。 「来な…!」挑発しながら、青竹が生え聳える翠の廻廊をジグザグに走る。 追手門を抜け松の段を駆け上がり、粟積櫓跡の奥の天守閣跡へ走る。 天守閣跡にはバリケードで囲まれた大きな穴があった。 「(ここが抜け道か…。)」 穴は稲生洞窟と繋がっていた。 後を追って蛍火が来た。 「仕方ねえ…!」 彼女の素早い攻撃をかわし斬りつけた。 「ロシアの姐さんよぉ、悪く思うなよ。」 その場を立ち去ろうとした瞬間、御門が後を追って来た。 「それでは、お覚悟を…!」 彼女は薙刀を振り回して来た。 どうにかかわし斬りつけた。倒れた彼女を見て呟く風閂。 「俺達は…何のために鳴鏡館に入ったんだ?」 夜のヘリポート。カッツェというドイツ人の殺し屋がいた。 「楽しにしてあげましょう…。」 不気味に笑い、銃口を向けてきた。(銃は武士道に反しないのか?w) 「死になっ!」バキュン! 間一髪のところで避けたが、奴は飛び回りながら銃を打ち放ってくる。巧くかわしながら隙を狙って斬った。 「言え!誰に頼まれた!?」 「…ハンザキ…。」「ハンザキ…!? やはり、師範代の差し金か!」 夕暮れの妹背の浦。白塗りの顔の不気味な男がいた。鳴鏡館幹部のサザンカだ。 「やれやれ、俺が出てくるとはな…。」 白眉という両端に刃の付いた特殊な薙刀を振り回して来た。海の水で目潰しをし、怯んだところを斬りつけた。 「嘘だ…!」という断末魔を叫び倒れるサザンカ。 「世話ンなったな…。」 続きます。 171 :ブシドーブレード:2012/06/03(日) 15 20 00.96 ID JIRyjCRuO ストーリーモード風閂編の続きです。 鳴鏡館裏、鳴鏡館幹部のホッキョクツバメがいた。 「身の程知らずね…。」彼女は忍者刀『流星』を構えると、いきなり高麗独楽という回転攻撃を仕掛けてきた。どうにかかわし、鉄扇を投げつけ、怯んだところを斬り付けた。 「勿体ねぇな…。」 倒れている彼女を見て呟いた。 鳴鏡館道場、師範代のハンザキが独座している。 「むはっはっはっはっはっはっ…お前の武器は仲間の血を吸って汚れきっておるぞ。それでワシを倒せるのか?」 そう言って立ち上がり、襲い掛かってきた。 隙がなく、近付けない。脚を斬り、怯んだところを斬った。 *ノーマルED* 「呪われた太刀『夕霧』か…コイツのせいで師範代が狂ったのか? お、まだ、息があるか!? おい、教えろ! 何故、黒蓮に俺の故郷で一族皆殺しをさせた? おい!」 ハンザキを抱き抱える。 「教える訳には…いかんな…。」そう言ってハンザキは息を引き取った。 「おい!師範代! …畜生…!どうしてこんな事になっちまったんだ…!」 落胆する中、ある言葉が頭を過った。 『お前の剣には虚無の心が無い。』 「空蝉がそう言ってたな。…畜生、力が…湧いてこねぇ…。」 晴れ渡った空を見上げて呟く。 「空が…青い…。琉球の空を思い出すなあ…。リュウキュウムラサキでも飛んできそうだぜ…。」 *真ED* ―アメリカ・New York.― 風閂は武者修行のため渡米していた。 「ひぃ~!!」 慌てて走り去る悪党共。それを刀片手に見てる風閂。先程の悪党共の被害に遭っていた女性に優しく話しかける。 「大丈夫か?」 その声に見上げる女性。 「あ、貴方は、一体…。」 「俺の事は…忘れな。」 「えっ…。」 「フッ、アンタとは住む世界が違い過ぎるぜ。」立ち去る風閂。 「待って…私…。」 立ち上がる女性。 彼は振り返り言った。 「あばよ。」 以上です。次は空蝉のストーリーとEDです。 172 :ブシドーブレード:2012/06/03(日) 18 01 13.06 ID JIRyjCRuO *今回の内部紛争の原因について* ハンザキは夕霧の怨念に取り憑かれていたのです。ツバメも操られていました。 主人公を追ってくる仲間たちも操られていた可能性があり。 ハンザキは死の間際、自分に取り憑いた怨念を抱え込んで、自らの命と共に怨念を消し去りました。 鳴鏡の悲劇は、道場を繁栄させたいと願うハンザキの思いと夕霧の怨念(弐で明らかになる、あるものを再興させたいという強い思い)が共鳴して、ハンザキが夕霧を抜いたことで始まり、そのハンザキが悲劇に幕を下ろしたのです。 175 :ブシドーブレード:2012/06/04(月) 16 52 56.92 ID cvJ2aOYmO *ストーリーモード・空蝉編* 冒頭のナレーション(鳴鏡心当流・鳴鏡館が云々)部分と天守閣跡に向かうシーン(と一部のシーンと台詞)は今回から省略。 かつて鳴鏡館でハンザキと共に修行していた空蝉。「陰」の中でもかなりの実力者でもあった。 ある時、彼と確執のあった師範代・ハンザキの異変の原因に気付いた。 「全ては妖刀・夕霧の怨念のためか。このままでは奴に斬られるのを待ってる様なものじゃ。斬りに行くか、それとも抜けるか…。」彼は抜ける方を選んだ。 「本気でいきます!」辰美に追われながら天守閣跡に向かうが、結局、稲生洞窟で戦う羽目に。 倒した後、辰美を抱き上げて「『陰』ではないお前が何故、追って来た?」と呟く。 その後、黒蓮が来て「いざ、尋常に勝負!」また戦う羽目に。 「これでは同士討ちだ。こうして逃げておっても埒があかん。」と思い、ハンザキを斬りに行く事に。 カッツェ「楽に(ry」 夜のヘリポートにて、見知らぬ銃使い登場。さっさと斬り捨てる。 「鳴鏡以外の暗殺者…。奴の差し金か!飛び道具とは卑怯な!」 夕暮れの妹背の浦にて、鳴鏡館幹部のサザンカ登場。 「やれやれ(ry」 こいつもさっさと斬り捨てる。 「時間の無駄だ!」 鳴鏡館裏にて、鳴鏡館幹部のホッキョクツバメ登場。 「身の程(ry」 またしてもさっさと斬り捨て。 「お前達に構っていられねぇ!」 鳴鏡館道場、ハンザキが独座している。 「ふはっはっはっはっはっはっ…お前の武器は(ry」 さっさと斬り捨てて終了。 *ノーマルED* 「呪われた太刀、夕霧…ハンザキ、お前を狂わせたのもやはりコイツのせいか? これで、全て終わりか…。」 そう言って血塗れで倒れているハンザキに近づく。 「うぐっ…終わっては、おらん…!」顔を上げて、こちらを睨むハンザキ。 「! まだ、息があったか!」 …様子が変だ。咄嗟に懐から小柄(コヅカ)を取り出す。 「…か、『陰』が鳴鏡と共に生まれ、共に500年続いてきた。易々これで終わる訳は…無い…!」 そう言いながら徐に起き上がる。その姿は怨霊のようだった。(つか、このシーン、マジでホラーですw)が、すぐに倒れた。 「どういう事だ?ハンザキ!…死んだか…。 500年も前から『陰』があった…。ハンザキの言う事が確かならば…もしや、まだ、真の敵がいるという事か!」 夕暮れの空が彼を見つめていた。 続きます。 176 :ブシドーブレード:2012/06/04(月) 16 55 58.92 ID cvJ2aOYmO 続きです。 *真ED* ―温泉にて。― 空蝉は温泉に湯治に来ていた。 「ぶぁ~~~っ、あぁ~…。」 「ふん、アイツも腕を上げおったわい。 ちと、血の気が多すぎるかのぉ。技に走るのもまた若さ故か…。」 水面に辰美の姿が映る。 「血は争えんなあ…。」 以上です。 風閂編と変わらない点が多く、省略しまくったらちょっと手抜きにな感じになっちゃいました。orz 178 :ブシドーブレード:2012/06/04(月) 17 49 55.15 ID cvJ2aOYmO 今更ですが、真EDについて。 真EDの出し方 *難易度は難 *自力で天守閣跡まで行く *ノーダメ ノーコンテニュー(段差を後ろから転落するのもダメージにカウントされるおそれあり) この条件を満たすとハンザキに勝利後、通常の勝利デモになり、次の戦いに進み、真のボスと戦える。(ここまできたらダメージもコンテニューもOK) *真のボス* キンダチ 正体不明の鎧武者。平清盛の弟、平経盛(たいらのつねもり)の子、平敦盛(たいらのあつもり)の生まれ変わりで、夕霧の製作を依頼した安芸十郎太という若者らしい。 使うのは夕霧ではなく、大太刀と呼ばれる謎の赤い三支刀。空蝉、御門、蛍火のラスボスです。 ホンゴウ 辰美と黒蓮のラスボス。長髪で登り竜の刺繍の学ランにサラシ、鉄下駄という姿で、長ドスを使う。 日本各地を巡り道場破りをしている男。 黒蓮 風閂のみ。セイヨーブレードを持って傷だらけで登場。 普通の黒蓮より賢くなっている本気の黒蓮。 185 :ブシドーブレード:2012/06/05(火) 14 14 33.13 ID L/oF+XqGO *ストーリーモード・黒蓮* 武士道を学ぶべく「陰」に所属する黒蓮。 だが「陰」の変質を目の当たりにし、師範代のハンザキと対峙する。 「武士道には古来、忠義なる絶対の心得がある。しかし、主君が道を外した時、如何にする? 忠義を捨てるのもまた武士道か…。拙者、参る!」 「それでは、お覚悟を…!」御門に追われながら天守閣跡に向かう→結局、稲生洞窟で戦う。 「女性は斬りたくない!」 手で目を閉じさせながら言う。 「本気でいきます!」 辰美とも戦う。 「忠義を捨てた拙者が何を恐れてる? ふははははは…!」 カッツェ「楽(ry 」 さっさと始末。 「知らない顔だな。」 「ハンザキ…。」 「ハンザキ!? やはり、彼の命令か!」 サザンカ「俺が(ry」 華麗に始末。 「ふん!役不足だ!」ツバメ「身の(ry」 さっさと始末。 「くっ…、遣り切れんっ…!」 ハンザキ「ふはは(ry」 これも難なく始末して終了。 *ノーマルED* ハンザキの亡骸を見る黒蓮。 「終わった…。『陰』も…拙者の武士道も…。」 そう言って祠の前に跪く。 「拙者、黒蓮は武士としてこの10年生きて参った。 それが、この様な結末を迎えようとは。 だが、これも拙者が授かった運命(さだめ)。 最期まで武士として立派に振る舞いたい…。」 傍に置いた小刀を手にする。 「This is the 武士道…!」 武士道の文字をバックに切腹。 *真ED* ―Two weeks after in Ireland.― 「馬鹿ねぇ…。自ら命を断つなんて。 最後の最期のまでキザなんだから。」 黒蓮の写真を手にする恋人。 「そして、私も待ち続けた馬鹿な女…。」 「愛してた…ジェームズ…。」 以上です。 物凄い手抜きでサーセンorz てか、真EDの写真キザ過ぎw 189 :ブシドーブレード:2012/06/06(水) 16 55 31.77 ID jcNVv+hgO *ストーリーモード・御門* 「陰」に所属する踏鞴(たたら)神社の巫女・御門。鳴鏡館に漂う不穏な念を感じ取り、武器を手にする。 「感じる…。死霊が泣く声が…。 このまま念を放っておく訳にはいかない。誰かが止めねば…。」 「来な…。」風閂に追われながら天守閣跡に向かう。→結局、戦う。 「何故、風閂が私を斬りに?」 「覚悟っ!」蛍火とも戦う。→「貴女を斬りたくなかった…。師範代の命令なのね。逃げているのは間違いだった…仲間同士で斬り合うなんて…。」 カッツェ「ら(ry」 →さっさと始末。 「誰に言われて此処に?」「ハンザキ…。」「ハンザキ…!? 彼も操られているのね!」 サザンカ「やれ(ry」 →苦戦しつつも始末。 「強い…!さすがに格が違う…!」 ツバメ「身(ry」 →さっさと始末。 「貴女が出てきたという事は、彼が近くにいるのね!」 ハンザキ「ふは(ry」 →始末。 *ノーマルED* ドサッ…! 血塗れで倒れるハンザキ。 「呪われた太刀・夕霧…。でも、この太刀のせいではない…。」 そう言い切る御門。 「何…!? やはり…お前には…気付かれたか…!」 そう言って、そのまま息を引き取った。 祠に跪く御門。 「神和斎(かんなぎさい)先生、私が迂闊でした。師範代が操られていたなんて…。このままでは、踏鞴神社も潰されてしまう。必ず『陰』を立て直し、仇を討ちます。見ていて下さい…!」 彼女の背後に謎の鎧武者・キンダチが現れる。その鎧武者は大太刀振り上げた。その時、彼女が振り返る。 誰も居ない背後…。 「(今、アイツ等がいた…!アイツ等が…!)」 *真ED* 橋の上を歩く着物姿の御門。 見習いの巫女・静香の声が甦る。 『御門さん、行ってしまうの? 大丈夫だよね?帰ってくるよね?』 彼女に貰った御守りを握りしめる。 「(大丈夫…。死にに行く訳じゃないわ…。 運命は決まってなんかいない…!)」 以上です。 手抜き酷くてサーセンorz 次は辰美のストーリーとEDです。 190 :ブシドーブレード:2012/06/07(木) 17 44 01.80 ID DTh/m/63O *ストーリーモード・辰美* 空蝉に稽古を付けてもらっている双樹高校の2年生。友人の失踪事件を独自に調査するうちに、「陰」の存在を知ってしまい、追われる身となる。 「鳴鏡館が暗殺集団を組織しているなんて…。秘密を知った以上、僕にも刺客が来る。どうしたらいいんだ…!?」 「いざ、尋常に勝負!」 黒蓮に追われながら天守閣跡に向かう→結局、戦う。 「初めて…人を斬った…。」 「来な…」風閂とも戦う。 「僕は逃げずに立ち向かうべきだったでしょうか?」 息も絶え絶えに答える風閂。 「お前の…選んだ道を…信じろ…。」 「もう、逃げるのは止めます!」 カッツェ「ら(ry」 さっさと始末。 「誰に頼まれた?」「ハンザキ…。」「ハンザキ…? ひょっとして、師範代の事か!?」 サザンカ「や(ry」 これもさっさと始末。 「口ほどにも無いじゃないか!」 ツバメ「身(ry」 早々と始末。 「後は…師範代をこの手で…!」 ハンザキ「ふ(ry」 始末。 続きます。 191 :ブシドーブレード:2012/06/07(木) 17 47 26.56 ID DTh/m/63O 続きです。 *ノーマルED* 「勝った…!とうとう、師範代にまで勝ったんだ…! 初めて人を斬ってからそんなに経ってないのに何だか数年分くらい強くなった気がする…。」 そう言って床に刺さった刀を抜く。 「剣術は力じゃない…! まだ…。」 「いつも言われてた事が、やっと分かってきた…。」 刀を構え、振る。 「強いんだ…!僕は強いんだ…!」 後ろを振り返り、倒れているハンザキを見る。 「悪いね、僕は殺されたくなかっただけなのに、アンタ達のお陰で斬る事の楽しさを知ってしまったから…。」 辰美はそう言って鳴鏡館道場を走り去って行った。 *真ED* ―それから1年…― 辰美は道場破りをしまくっていた。 「帰れ!餓鬼の冗談に構う程、暇では無い!」 そう言って木刀を突き付ける男。 辰美は刀を抜き言った。 「僕は、ただ…強くなりたい…それだけなのに…。悪く思わないでよ…!」 不気味な笑みを浮かべた。 以上です。 相変わらず手抜きでサーセンorz 次で最後。蛍火のストーリーとEDです。 194 :ブシドーブレード:2012/06/08(金) 16 58 09.59 ID LJWHYtjbO *ストーリーモード・蛍火* 元KGB工作員。その身軽さを生かして忍者の修行をし、「陰」の一員となる。父親のように慕っていた空蝉と師範代の確執を知り、彼の代わりに師範代を斬るため「陰」を抜ける。 「空蝉様の行動は私には分かる。しかし、空蝉様と彼が戦えば良くて相討ち。そんな事はさせられない…!」 「それでは、お覚悟を…!」御門に追われながら天守閣跡に向かう。 →結局、戦う。「御門…御免なさい…。」 「それでは、参る!」 空蝉とも戦う。 「さすがだな…。これなら任せられる。」「急所は外しておきました…。ご無事で…。」 カッツェ「(ry」 さっさと始末。 「誰に頼まれたの!?」「ハンザキ…。」「ハンザキ…。とうとう、師範代が本性を現しましたね!」その後、喉笛斬る。 サザンカ「(ry」 さっさと始末。 「後、何人出てくるの!?」 ツバメ「(ry」 さっさと始末。 「御免なさい…手加減出来なかった…。」(空蝉の時は手加減してたやんw) ハンザキ「(ry」 始末。 *ノーマルED* 「…元々、殺人マシーンのようなお前には…迷いなど無かったか…。 甘く…見すぎた…!」 息を引き取るハンザキ。 「殺人マシーン…。その力も『陰』が無くなった今…、もう必要無い…。 空蝉様、これで良かったのですね…? でももう帰る所は無い…。 また私は…独りになってしまった…。」 *真ED* ―One year after in New York City.― とあるホテルの一室。 彼女は米国で暗殺者として活動していた。 「もう、私の生きる道はこれしか無いのです…。どんなに辛くても…。」 以上です。 酷い手抜きでサーセンorz 次からはブシドーブレード弐のストーリーとEDを書く予定。
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ブシドーブレード ・基本設定・武器・キャラクター・舞台の紹介など:part61-161~166 ・風閂編:part61-170,171 ・内部紛争の原因について:part61-172 ・空蝉編:part61-175,176 ・真EDについて:part61-178 ・黒蓮編:part61-185 ・御門編:part61-189 ・辰美編:part61-190,191 ・蛍火編:part61-194 161 :ブレードブレード:2012/06/01(金) 16 55 08.18 ID KhFIW1HtO ブシドーブレード1 説明書から引用 追われる者は、剣をとれ。 中国産地の懐深くに、一軒の古びた道場が佇む。「鳴鏡館(めいきょうかん)」。 室町時代より五百年余の歴史を有し、「鳴鏡心当流(なるかがみしんとうりゅう)」の奥義をいまに伝える道場である。 この「鳴鏡館」は、裏で密かに、「陰(かげ)」と呼ばれる暗殺集団を組織していた。 修行者の内の何名かは「陰」のメンバーであり、そして、彼等が「陰」であることは、他の修行者も知らぬほどの秘密の事柄であった。 ある日、「陰」の他のメンバーたちを刺客として放った。 昨日までの仲間に追われる身となった抜け人の、必死の逃亡劇が始まる。 それは、かつて「陰陽の迷ひ城」と呼ばれた広大な城跡を舞台に、同じ「鳴鏡心当流」の修行者同士が繰り広げる凄絶な戦いであった。 162 :ブレードブレード:2012/06/01(金) 17 07 50.96 ID KhFIW1HtO このゲームの基本ルール *6人のキャラクタと8種類の武器を自由に組み合わせて戦う格闘ゲーム *体力ゲージや時間制限はなく、頭・胸・腹部の急所に深く攻撃を与えることで勝負の決着がつく、一撃必殺システム(少々格ゲーが下手でも案外やれる) 後で続き書きます。 163 :ブシドーブレード:2012/06/01(金) 18 20 55.92 ID KhFIW1HtO *武器紹介* 名前と特長だけ書きます。 ・打刀(うちかたな) 特長 基本的に両手で使う武器だが、時には片手でも可能。間合いをとっても、懐に入っても対処できる。 ただし、技の出だしは遅い部類にはいる。 ・野太刀(のだち) 特長 両手で扱う。持っている位置から剣先までの長さが、全武器中最も広く、最大の間合いを持つ武器。 しかし、振り出し、戻りともに遅いため、隙の多い武器と言える。 ・セイヨーブレード 特長 片手で扱う武器。技の出だし、終りともに隙がなく長さもあるため、初心者にも扱いやすい武器である。 ・セイヨーツルギ 特長 最も短い武器。片手で扱い、技の出だし終りともに隙がなく、動きに無駄がない。 多少威力が落ちるのと、間合いが狭いのが欠点。 ・騎士道(きしどう)ソード 特長 金槌についで重く、両手で扱う。構えてから振り出すまでに遅い傾向がある。 両刃を活かした攻撃を得意とする。 ・金槌(かなづち) 特長 大変重いため、両手で扱う。威力があるがさばきに時間がかかるため、扱いにくい武器と言える。 ・ナギナタ 特長 全武器の中で最も長いので、振り出し、戻りともに時間がかかる。突くこともできるが、曲刀のため、叩き切るのが本来の使い方。中・長距離で威力あり。 ・レイピア 特長 最も軽い武器。基本的に刺突の攻撃が中心になるため、剣の長さのの割に間合いを保てる。 その形状から相手の攻撃をさばききれない欠点をもつ。 次、キャラクタ紹介。 164 :ブシドーブレード:2012/06/01(金) 19 17 08.35 ID KhFIW1HtO *キャラクタ紹介* ・風閂(かんぬき) 28歳/男/琉球出身 逆立ったヘアスタイルが目立つ。頑強。 目に見えぬ糸で相手を絡ませて息の根を止める「かんぬき」という秘術にかかったかのように、彼の目の前に立った敵が身動き出来なくなることからこの名がついた。 6人の中で最大級のパワーをもつ。 サブウェポンは鉄扇。 ・空蝉(うつせみ) 55歳/男/島根出身 白髪混じりのオールバック。6人の中で最も年上。熟練した巧みな剣さばきで、対戦した者は陽炎を相手にしているようだと噂される。 年齢の割りにパワーがある。 サブウェポンは小柄(こづか)。 ・黒蓮(ブラック・ロータス) 36歳/男/アイルランド出身 均整の取れた肉体を持つ。パワー、スピードともにバランス良く備わっている。 彼と戦った敵はブラック・ロータス(黒い蓮=夢楽樹)の実を食べたかのように、この世の苦を忘れて、静かに死ぬことからこの名がついた。 髭、胸毛など体毛が濃いため、単に「ヒゲ」とも呼ばれている。 武士のような喋り方をする。 サブウェポンは短剣(ショートソード)。 ・御門(みかど) 22歳/女/京都出身 長い黒髪がトレードマーク。「鳴鏡心当流」の修行者だが、本来の職業は巫女なので、神が降臨する門=御門の名で呼ばれる。 6人の中では最も小柄だが、鍛えられたバランスの良さをもつ。 サブウェポンは合口(アイクチ)。 ・辰美(たつみ) 16歳/男/広島出身 成長過程にあるので体つきは華奢。 本来「陰」のメンバーではなかったのだが、あるきっかけで「陰」の騒動に巻き込まれてしまう。パワーはあまり期待出来ないが、スピードはそこそこある。 サブウェポンはなく、他人のを拾わない限り、使えない。 ・蛍火(ほたるび) 25歳/女/ロシア出身 ウェーブのかかった金髪と金色の瞳が、まるで闇夜に浮かぶ蛍のようだとして、この名がついた。上背がある割りには、見掛けほどパワーはない。 ただし、忍者の経験があり、素早い身のこなしをする。 サブウェポンは手裏剣。 次はストーリーと主な舞台 165 :ブシドーブレード:2012/06/01(金) 19 33 49.62 ID KhFIW1HtO *陰陽の迷ひ城跡* ストーリーモードの主な舞台。広大な城跡ワールド。 脱走したプレイヤーキャラクタは昨日までの仲間(CPU)に追われながら「八尋の通り」からこの城跡に逃げ込み、抜け道があるとされる「天守閣跡」を目指す。 武士道に反する戦い方(相手が構える前に斬る、段差を登ってる最中に斬る等)をすると、正しく最後まで進めないという初見に優しくないシステム付き。 次から風閂のストーリー本編とED 170 :ブシドーブレード:2012/06/03(日) 15 14 39.78 ID JIRyjCRuO *ストーリーモード・風閂編* EDは2種類あります。 *ストーリー* 鳴鏡心当流・鳴鏡館が暗殺集団「陰」である事を知る者は、その秘密を守るため、世に出る事を許されない。 しかし、掟を破った一人が追っ手を振り切りながら城跡に入った。唯一の抜け道「天守閣」を目指すため…。 「『陰』が、俺の故郷で一族者共を皆殺しにしていたとはな…。 ふん!琉球武士を舐めるなよ!」 「陰」の中で武を学んでいた彼は、ハンザキ(鳴鏡心当流の師範代)の命で黒蓮が自分の故郷で虐殺を働いた事実を知り逃亡した。 「覚悟っ!!」雪の降る中、忍の蛍火に追いかけられながら八尋の通りを駆け抜け迷ひ橋を渡り、段差を登る。 「来な…!」挑発しながら、青竹が生え聳える翠の廻廊をジグザグに走る。 追手門を抜け松の段を駆け上がり、粟積櫓跡の奥の天守閣跡へ走る。 天守閣跡にはバリケードで囲まれた大きな穴があった。 「(ここが抜け道か…。)」 穴は稲生洞窟と繋がっていた。 後を追って蛍火が来た。 「仕方ねえ…!」 彼女の素早い攻撃をかわし斬りつけた。 「ロシアの姐さんよぉ、悪く思うなよ。」 その場を立ち去ろうとした瞬間、御門が後を追って来た。 「それでは、お覚悟を…!」 彼女は薙刀を振り回して来た。 どうにかかわし斬りつけた。倒れた彼女を見て呟く風閂。 「俺達は…何のために鳴鏡館に入ったんだ?」 夜のヘリポート。カッツェというドイツ人の殺し屋がいた。 「楽しにしてあげましょう…。」 不気味に笑い、銃口を向けてきた。(銃は武士道に反しないのか?w) 「死になっ!」バキュン! 間一髪のところで避けたが、奴は飛び回りながら銃を打ち放ってくる。巧くかわしながら隙を狙って斬った。 「言え!誰に頼まれた!?」 「…ハンザキ…。」「ハンザキ…!? やはり、師範代の差し金か!」 夕暮れの妹背の浦。白塗りの顔の不気味な男がいた。鳴鏡館幹部のサザンカだ。 「やれやれ、俺が出てくるとはな…。」 白眉という両端に刃の付いた特殊な薙刀を振り回して来た。海の水で目潰しをし、怯んだところを斬りつけた。 「嘘だ…!」という断末魔を叫び倒れるサザンカ。 「世話ンなったな…。」 続きます。 171 :ブシドーブレード:2012/06/03(日) 15 20 00.96 ID JIRyjCRuO ストーリーモード風閂編の続きです。 鳴鏡館裏、鳴鏡館幹部のホッキョクツバメがいた。 「身の程知らずね…。」彼女は忍者刀『流星』を構えると、いきなり高麗独楽という回転攻撃を仕掛けてきた。どうにかかわし、鉄扇を投げつけ、怯んだところを斬り付けた。 「勿体ねぇな…。」 倒れている彼女を見て呟いた。 鳴鏡館道場、師範代のハンザキが独座している。 「むはっはっはっはっはっはっ…お前の武器は仲間の血を吸って汚れきっておるぞ。それでワシを倒せるのか?」 そう言って立ち上がり、襲い掛かってきた。 隙がなく、近付けない。脚を斬り、怯んだところを斬った。 *ノーマルED* 「呪われた太刀『夕霧』か…コイツのせいで師範代が狂ったのか? お、まだ、息があるか!? おい、教えろ! 何故、黒蓮に俺の故郷で一族皆殺しをさせた? おい!」 ハンザキを抱き抱える。 「教える訳には…いかんな…。」そう言ってハンザキは息を引き取った。 「おい!師範代! …畜生…!どうしてこんな事になっちまったんだ…!」 落胆する中、ある言葉が頭を過った。 『お前の剣には虚無の心が無い。』 「空蝉がそう言ってたな。…畜生、力が…湧いてこねぇ…。」 晴れ渡った空を見上げて呟く。 「空が…青い…。琉球の空を思い出すなあ…。リュウキュウムラサキでも飛んできそうだぜ…。」 *真ED* ―アメリカ・New York.― 風閂は武者修行のため渡米していた。 「ひぃ~!!」 慌てて走り去る悪党共。それを刀片手に見てる風閂。先程の悪党共の被害に遭っていた女性に優しく話しかける。 「大丈夫か?」 その声に見上げる女性。 「あ、貴方は、一体…。」 「俺の事は…忘れな。」 「えっ…。」 「フッ、アンタとは住む世界が違い過ぎるぜ。」立ち去る風閂。 「待って…私…。」 立ち上がる女性。 彼は振り返り言った。 「あばよ。」 以上です。次は空蝉のストーリーとEDです。 172 :ブシドーブレード:2012/06/03(日) 18 01 13.06 ID JIRyjCRuO *今回の内部紛争の原因について* ハンザキは夕霧の怨念に取り憑かれていたのです。ツバメも操られていました。 主人公を追ってくる仲間たちも操られていた可能性があり。 ハンザキは死の間際、自分に取り憑いた怨念を抱え込んで、自らの命と共に怨念を消し去りました。 鳴鏡の悲劇は、道場を繁栄させたいと願うハンザキの思いと夕霧の怨念(弐で明らかになる、あるものを再興させたいという強い思い)が共鳴して、ハンザキが夕霧を抜いたことで始まり、そのハンザキが悲劇に幕を下ろしたのです。 175 :ブシドーブレード:2012/06/04(月) 16 52 56.92 ID cvJ2aOYmO *ストーリーモード・空蝉編* 冒頭のナレーション(鳴鏡心当流・鳴鏡館が云々)部分と天守閣跡に向かうシーン(と一部のシーンと台詞)は今回から省略。 かつて鳴鏡館でハンザキと共に修行していた空蝉。「陰」の中でもかなりの実力者でもあった。 ある時、彼と確執のあった師範代・ハンザキの異変の原因に気付いた。 「全ては妖刀・夕霧の怨念のためか。このままでは奴に斬られるのを待ってる様なものじゃ。斬りに行くか、それとも抜けるか…。」彼は抜ける方を選んだ。 「本気でいきます!」辰美に追われながら天守閣跡に向かうが、結局、稲生洞窟で戦う羽目に。 倒した後、辰美を抱き上げて「『陰』ではないお前が何故、追って来た?」と呟く。 その後、黒蓮が来て「いざ、尋常に勝負!」また戦う羽目に。 「これでは同士討ちだ。こうして逃げておっても埒があかん。」と思い、ハンザキを斬りに行く事に。 カッツェ「楽に(ry」 夜のヘリポートにて、見知らぬ銃使い登場。さっさと斬り捨てる。 「鳴鏡以外の暗殺者…。奴の差し金か!飛び道具とは卑怯な!」 夕暮れの妹背の浦にて、鳴鏡館幹部のサザンカ登場。 「やれやれ(ry」 こいつもさっさと斬り捨てる。 「時間の無駄だ!」 鳴鏡館裏にて、鳴鏡館幹部のホッキョクツバメ登場。 「身の程(ry」 またしてもさっさと斬り捨て。 「お前達に構っていられねぇ!」 鳴鏡館道場、ハンザキが独座している。 「ふはっはっはっはっはっはっ…お前の武器は(ry」 さっさと斬り捨てて終了。 *ノーマルED* 「呪われた太刀、夕霧…ハンザキ、お前を狂わせたのもやはりコイツのせいか? これで、全て終わりか…。」 そう言って血塗れで倒れているハンザキに近づく。 「うぐっ…終わっては、おらん…!」顔を上げて、こちらを睨むハンザキ。 「! まだ、息があったか!」 …様子が変だ。咄嗟に懐から小柄(コヅカ)を取り出す。 「…か、『陰』が鳴鏡と共に生まれ、共に500年続いてきた。易々これで終わる訳は…無い…!」 そう言いながら徐に起き上がる。その姿は怨霊のようだった。(つか、このシーン、マジでホラーですw)が、すぐに倒れた。 「どういう事だ?ハンザキ!…死んだか…。 500年も前から『陰』があった…。ハンザキの言う事が確かならば…もしや、まだ、真の敵がいるという事か!」 夕暮れの空が彼を見つめていた。 続きます。 176 :ブシドーブレード:2012/06/04(月) 16 55 58.92 ID cvJ2aOYmO 続きです。 *真ED* ―温泉にて。― 空蝉は温泉に湯治に来ていた。 「ぶぁ~~~っ、あぁ~…。」 「ふん、アイツも腕を上げおったわい。 ちと、血の気が多すぎるかのぉ。技に走るのもまた若さ故か…。」 水面に辰美の姿が映る。 「血は争えんなあ…。」 以上です。 風閂編と変わらない点が多く、省略しまくったらちょっと手抜きにな感じになっちゃいました。orz 178 :ブシドーブレード:2012/06/04(月) 17 49 55.15 ID cvJ2aOYmO 今更ですが、真EDについて。 真EDの出し方 *難易度は難 *自力で天守閣跡まで行く *ノーダメ ノーコンテニュー(段差を後ろから転落するのもダメージにカウントされるおそれあり) この条件を満たすとハンザキに勝利後、通常の勝利デモになり、次の戦いに進み、真のボスと戦える。(ここまできたらダメージもコンテニューもOK) *真のボス* キンダチ 正体不明の鎧武者。平清盛の弟、平経盛(たいらのつねもり)の子、平敦盛(たいらのあつもり)の生まれ変わりで、夕霧の製作を依頼した安芸十郎太という若者らしい。 使うのは夕霧ではなく、大太刀と呼ばれる謎の赤い三支刀。空蝉、御門、蛍火のラスボスです。 ホンゴウ 辰美と黒蓮のラスボス。長髪で登り竜の刺繍の学ランにサラシ、鉄下駄という姿で、長ドスを使う。 日本各地を巡り道場破りをしている男。 黒蓮 風閂のみ。セイヨーブレードを持って傷だらけで登場。 普通の黒蓮より賢くなっている本気の黒蓮。 185 :ブシドーブレード:2012/06/05(火) 14 14 33.13 ID L/oF+XqGO *ストーリーモード・黒蓮* 武士道を学ぶべく「陰」に所属する黒蓮。 だが「陰」の変質を目の当たりにし、師範代のハンザキと対峙する。 「武士道には古来、忠義なる絶対の心得がある。しかし、主君が道を外した時、如何にする? 忠義を捨てるのもまた武士道か…。拙者、参る!」 「それでは、お覚悟を…!」御門に追われながら天守閣跡に向かう→結局、稲生洞窟で戦う。 「女性は斬りたくない!」 手で目を閉じさせながら言う。 「本気でいきます!」 辰美とも戦う。 「忠義を捨てた拙者が何を恐れてる? ふははははは…!」 カッツェ「楽(ry 」 さっさと始末。 「知らない顔だな。」 「ハンザキ…。」 「ハンザキ!? やはり、彼の命令か!」 サザンカ「俺が(ry」 華麗に始末。 「ふん!役不足だ!」ツバメ「身の(ry」 さっさと始末。 「くっ…、遣り切れんっ…!」 ハンザキ「ふはは(ry」 これも難なく始末して終了。 *ノーマルED* ハンザキの亡骸を見る黒蓮。 「終わった…。『陰』も…拙者の武士道も…。」 そう言って祠の前に跪く。 「拙者、黒蓮は武士としてこの10年生きて参った。 それが、この様な結末を迎えようとは。 だが、これも拙者が授かった運命(さだめ)。 最期まで武士として立派に振る舞いたい…。」 傍に置いた小刀を手にする。 「This is the 武士道…!」 武士道の文字をバックに切腹。 *真ED* ―Two weeks after in Ireland.― 「馬鹿ねぇ…。自ら命を断つなんて。 最後の最期のまでキザなんだから。」 黒蓮の写真を手にする恋人。 「そして、私も待ち続けた馬鹿な女…。」 「愛してた…ジェームズ…。」 以上です。 物凄い手抜きでサーセンorz てか、真EDの写真キザ過ぎw 189 :ブシドーブレード:2012/06/06(水) 16 55 31.77 ID jcNVv+hgO *ストーリーモード・御門* 「陰」に所属する踏鞴(たたら)神社の巫女・御門。鳴鏡館に漂う不穏な念を感じ取り、武器を手にする。 「感じる…。死霊が泣く声が…。 このまま念を放っておく訳にはいかない。誰かが止めねば…。」 「来な…。」風閂に追われながら天守閣跡に向かう。→結局、戦う。 「何故、風閂が私を斬りに?」 「覚悟っ!」蛍火とも戦う。→「貴女を斬りたくなかった…。師範代の命令なのね。逃げているのは間違いだった…仲間同士で斬り合うなんて…。」 カッツェ「ら(ry」 →さっさと始末。 「誰に言われて此処に?」「ハンザキ…。」「ハンザキ…!? 彼も操られているのね!」 サザンカ「やれ(ry」 →苦戦しつつも始末。 「強い…!さすがに格が違う…!」 ツバメ「身(ry」 →さっさと始末。 「貴女が出てきたという事は、彼が近くにいるのね!」 ハンザキ「ふは(ry」 →始末。 *ノーマルED* ドサッ…! 血塗れで倒れるハンザキ。 「呪われた太刀・夕霧…。でも、この太刀のせいではない…。」 そう言い切る御門。 「何…!? やはり…お前には…気付かれたか…!」 そう言って、そのまま息を引き取った。 祠に跪く御門。 「神和斎(かんなぎさい)先生、私が迂闊でした。師範代が操られていたなんて…。このままでは、踏鞴神社も潰されてしまう。必ず『陰』を立て直し、仇を討ちます。見ていて下さい…!」 彼女の背後に謎の鎧武者・キンダチが現れる。その鎧武者は大太刀振り上げた。その時、彼女が振り返る。 誰も居ない背後…。 「(今、アイツ等がいた…!アイツ等が…!)」 *真ED* 橋の上を歩く着物姿の御門。 見習いの巫女・静香の声が甦る。 『御門さん、行ってしまうの? 大丈夫だよね?帰ってくるよね?』 彼女に貰った御守りを握りしめる。 「(大丈夫…。死にに行く訳じゃないわ…。 運命は決まってなんかいない…!)」 以上です。 手抜き酷くてサーセンorz 次は辰美のストーリーとEDです。 190 :ブシドーブレード:2012/06/07(木) 17 44 01.80 ID DTh/m/63O *ストーリーモード・辰美* 空蝉に稽古を付けてもらっている双樹高校の2年生。友人の失踪事件を独自に調査するうちに、「陰」の存在を知ってしまい、追われる身となる。 「鳴鏡館が暗殺集団を組織しているなんて…。秘密を知った以上、僕にも刺客が来る。どうしたらいいんだ…!?」 「いざ、尋常に勝負!」 黒蓮に追われながら天守閣跡に向かう→結局、戦う。 「初めて…人を斬った…。」 「来な…」風閂とも戦う。 「僕は逃げずに立ち向かうべきだったでしょうか?」 息も絶え絶えに答える風閂。 「お前の…選んだ道を…信じろ…。」 「もう、逃げるのは止めます!」 カッツェ「ら(ry」 さっさと始末。 「誰に頼まれた?」「ハンザキ…。」「ハンザキ…? ひょっとして、師範代の事か!?」 サザンカ「や(ry」 これもさっさと始末。 「口ほどにも無いじゃないか!」 ツバメ「身(ry」 早々と始末。 「後は…師範代をこの手で…!」 ハンザキ「ふ(ry」 始末。 続きます。 191 :ブシドーブレード:2012/06/07(木) 17 47 26.56 ID DTh/m/63O 続きです。 *ノーマルED* 「勝った…!とうとう、師範代にまで勝ったんだ…! 初めて人を斬ってからそんなに経ってないのに何だか数年分くらい強くなった気がする…。」 そう言って床に刺さった刀を抜く。 「剣術は力じゃない…! まだ…。」 「いつも言われてた事が、やっと分かってきた…。」 刀を構え、振る。 「強いんだ…!僕は強いんだ…!」 後ろを振り返り、倒れているハンザキを見る。 「悪いね、僕は殺されたくなかっただけなのに、アンタ達のお陰で斬る事の楽しさを知ってしまったから…。」 辰美はそう言って鳴鏡館道場を走り去って行った。 *真ED* ―それから1年…― 辰美は道場破りをしまくっていた。 「帰れ!餓鬼の冗談に構う程、暇では無い!」 そう言って木刀を突き付ける男。 辰美は刀を抜き言った。 「僕は、ただ…強くなりたい…それだけなのに…。悪く思わないでよ…!」 不気味な笑みを浮かべた。 以上です。 相変わらず手抜きでサーセンorz 次で最後。蛍火のストーリーとEDです。 194 :ブシドーブレード:2012/06/08(金) 16 58 09.59 ID LJWHYtjbO *ストーリーモード・蛍火* 元KGB工作員。その身軽さを生かして忍者の修行をし、「陰」の一員となる。父親のように慕っていた空蝉と師範代の確執を知り、彼の代わりに師範代を斬るため「陰」を抜ける。 「空蝉様の行動は私には分かる。しかし、空蝉様と彼が戦えば良くて相討ち。そんな事はさせられない…!」 「それでは、お覚悟を…!」御門に追われながら天守閣跡に向かう。 →結局、戦う。「御門…御免なさい…。」 「それでは、参る!」 空蝉とも戦う。 「さすがだな…。これなら任せられる。」「急所は外しておきました…。ご無事で…。」 カッツェ「(ry」 さっさと始末。 「誰に頼まれたの!?」「ハンザキ…。」「ハンザキ…。とうとう、師範代が本性を現しましたね!」その後、喉笛斬る。 サザンカ「(ry」 さっさと始末。 「後、何人出てくるの!?」 ツバメ「(ry」 さっさと始末。 「御免なさい…手加減出来なかった…。」(空蝉の時は手加減してたやんw) ハンザキ「(ry」 始末。 *ノーマルED* 「…元々、殺人マシーンのようなお前には…迷いなど無かったか…。 甘く…見すぎた…!」 息を引き取るハンザキ。 「殺人マシーン…。その力も『陰』が無くなった今…、もう必要無い…。 空蝉様、これで良かったのですね…? でももう帰る所は無い…。 また私は…独りになってしまった…。」 *真ED* ―One year after in New York City.― とあるホテルの一室。 彼女は米国で暗殺者として活動していた。 「もう、私の生きる道はこれしか無いのです…。どんなに辛くても…。」 以上です。 酷い手抜きでサーセンorz 次からはブシドーブレード弐のストーリーとEDを書く予定。